は変わる
たとえば喫茶店でひとり、コーヒーを飲んでいるとします。
まったく同じ状況だったとしても、その場をどう過ごすかで、大きく幸福度が変わるのですよ。
目をつむってコーヒーの説明書きを読みながら、おいしいと思うことに集中して味わうか、仕事のことを考えながら「来週あの仕事があっていやだな。そういえば上司が……」と考えて飲むか。
両者ともに、同じコーヒーを飲んでいる状況に変わりはありません。
でもその状況を、幸せに思う人と思わない人がいる。
幸福度の差は、幸せへの感度によって決まるように思うのです。
とはいえ、筆者も毎日毎日を幸せに思っているかと言われれば、これまた難しいところ。
でも「幸せを探す」意識を、持つのと持たないのでは、少し気持ちの持ち方も違ってくるはずです。
■ 幸せを多く感じる人のメリット
幸せへの感度が高いと、ほんの小さな出来事でも幸せになれるもの。
「空がきれい幸せ」「電車が空いてて幸せ」「○○さんが笑顔で挨拶してくれて幸せ」誰かになにかをされたときにも、自然と幸せになれれば、相手への感謝もしやすくなります。「ありがとう」と感謝されれば、大抵の人は嬉しいですよね。