2018年3月14日 19:00
元キャバ嬢の告白…「金払うからイイ?」しつこいお客との意外な結末 #7
“体の相性をはかる癖” を卒業して、本気で私を愛してくれる人がいい! と彼と交際したのは良いけれど、だんだんウンザリしてきたんですよね。ケンカする度に「俺はJがいないと、生きていけなんだ」と夜中の道路に飛び出して座り込んで泣き出したり、私が仕事で忙しくてかまってあげる時間が少なくなると、まるで子供のように下唇をブーっと突き出しながら「なんで、かまってくれないの!」と赤ちゃんモードになったり。
「よしよし、大丈夫だよ」と大きな子供をあやすような毎日に、正直嫌気がさしてきたんです。私のことをどんな時も一番に考えてくれて、愛してくれるのは良いけれど、ここまでくると「苦しい」。彼の仕事は、夜のカウンターバーを経営する傍ら、接客もしていましたが、集客がうまく行かないと、単発で結婚式の牧師をするなど、収入に波があり、正直パートナーとしてちょっと心配なのが本音でもありましたね。
その頃私は、児童養護施設に勤めていたんですが、精神的にしんどいことが多くて、転職を考えていたんですよ。20代がそろそろ終わろうとしているのに、今の彼は結婚を考えられないし、私は仕事を変えたい。
沈んだ気持ちにキリをつけるためにも、彼にはお別れを告げて同棲を解消し、仕事もやめる決断をしました。