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今回は、編集部に寄せられたお悩み、「わが子が他の子をいじめていた。その時、母親がすべきことは?」について、花まる学習会の高濱正伸さんにお話を伺いました。■いじめはなくならない――わが子が他の子をいじめていた。母親にとっては衝撃的です。どう考えればいいんでしょうか?この話は、脳の進化の過程、とりわけ「原始脳」についての知識があると、理解が早いです。人間は、理性だけで割り切れるほど、単純な生き物ではありません。【原始脳】大脳辺縁系とも呼ばれ、動物として生きるための必要な機能を担う。感情が生まれる中枢であり、情動と密接に関係する部位と言われています――「いじめの話」と脳の話はどう結びつくんですか?人間を理解する前提として、「原始脳が司っている『人間らしい感情』は、全員が持っているものなんだ」と、知っておくことが大切です。お母さんが、子どもを「心の底から愛している!」と感じるのも、この部分の脳です。一方で、怒ったら「自分でもどうしてここまでオーバーヒートしてしまうんだろう?」と、理性で制御がきかない状態になってしまう。それも、「原始脳だから」と捉えれば、納得できるわけです。――感情は「原始脳に由来する」ということですか?はい。それで私が言いたいのは、「いじめはなくなりません」ということです。なぜなら動物としての人間は、残酷な生き物だからです。そこを「ないこと」にせずに、まずは認める。その上で、心のバランスをコントロールする。この二段階のステップが必要です。つまり、いじめについては「絶対にあってはならないものだ」と言い出す人がいますが、「いや、いや。普通にあるでしょ」という話です。「絶対にいじめちゃいけないのはわかっているけれど、どうしてだか腹が立つ」とか、「言っていることはわかるんだけど、なんかイラッとする」とか…。「生きていればそういうことの連続で、それが自然なことである」という人間理解が必要です。――「『いじめたい』」いう感情があることは人間としては自然だ」ということですか?こういった負の感情を飼い慣らしながら生きていくのは、大人だって難しいですよね…。だからこそ、お母さん方に考えて欲しいのは、「いじめている側の子の根底にあるのは何か?」ということです。――いじめている側の根底にあるのは、何なんですか?不足や不安です。「自分が認められていない」「欲求が満たされていない」という時に、人は他者をいじめたくなります。世の中に、満たされてる人、満たされない人がいるのは、当然です。お金持ちの人、そうではない人がいるのと同じで、必ずアンバランスになっています。 不満に思っている側は中傷したくなるし、いじめたくなるし、満足している人を嫌な目に遭わせたくなってしまうのです。「社会で生きていく」というのは、そういったことをどうかいくぐっていくのか? という話なんです。■もし子どもがいじめをしている側だったら?――いじめている側の親になった時は、どうすればいいのでしょうか?「わが子が加害者である」という事実は、とてもショックです。けれども、その勢いのまま子どもを叱ってしまわずに、一呼吸置いて考えてみて欲しいのです。「この子に何が足りていなかったのかな?」と。親御さん自身で、問いを持って欲しいと思います。――「この子に何が足りていなかったのかな?」という問いとはどうすればいいですか?特効薬は、「1対1で、親が向き合うこと」です。親も忙しいですから、子どもを理解する時間が少なくなってしまっていたのかもしれません。子どもが本当に欲しいのは、ぎゅーっと抱きしめて、「あなたさえいれば、お母さんは何もいらない」と言ってもらう時間です。もしくは、「うん、うん、そうだよね、お母さんもそう思うよ」と、親にしっかりと話を聴いてもらう時間です。いじめている子は、結局、根本的なところの愛が足りないだけなんです。――「根本的なところの愛」ですか?はい。その前段として、「母親である自分自身が、大丈夫なのかな?」というモニタリングがすごく大切です。お母さんは、わが子がいじめっ子だと聞けば「子どものいじめを止めなければ!」と思いますが、「その根本は、あなたの不安から始まっています」と、言いたい時もあります。――何だか、耳が痛くなってきました。親はいつも不安なので…大丈夫です。完璧な人なんていませんから。ただ、周囲に対して、「これ以上は、言っちゃいけない」「ここは、引かなきゃいけない」とコントロールができる程度には、自分をモニタリングできる余力は残しておいたほうがいいですね。――正直言えば「余力なんて、ありません!」という場合も多いと思いますが、どうすればいいでしょうか?働くお母さんからの相談で一番多いのは、「時間がない」ということです。「子育ても仕事も、どっちつかずで中途半端になってしまい、自己嫌悪を感じている」という声もよく聞きます。そんな時、私がよくお伝えするのは、「(1)人との比較」「(2)やらされ感」「(3)コンプレックス」は、3悪なんですよということです。――働くお母さんが持ってしまう自己嫌悪をどうすればいいですか?働くお母さんは、自分を専業主婦のお母さんと無意識に比較していませんか? そんなお母さんたちに言いたいのは、「専業主婦と働く主婦は、スポーツの種別が違うんだ」ということです。サッカーをやっている人が、「あっちは野球バットがあっていいな!」なんて言っても、意味がないでしょう? 「あなたは、サッカーをやっているんですよね?」と。「共働き」という種目でベストを尽くせばいいだけです。専業主婦のお母さんや自分の母親世代と比較してもしょうがない。――「仕事と家庭の両立」は幻想だと私も思います。でもどうモニタリングすればいいでしょうか?働くお母さんなりの「安心できる自分」をどうモニタリングするかは、「今日の私、何だかイライラしている。どうしてかな?」と、あくまで「自分の安心」を中心に考えることです。うまくやれているように見える人と比較をしない。自分自身をちゃんと見る。それがもっとも大切なポイントです。また、仮に他者から嫌なことを言われたら、「この人、心に穴があるのだろうな、可哀そうに」と思いながら、こなしていく力を持つ。嫌な上司に対しても「哀れだな」と思えば、腹も立たなくなるじゃないですか。――「お母さんを楽にするには、どうしたらいいんだろう?」と、記事を書きながら、いつも思います。お母さんが大変だから、子どもに「とばっちり」が行ってしまうのではないかと…解決の基本は、シンプルです。子どもと話をたくさんする。その子との二人の時間を楽しむだけで充分です。それだけで、子どもは動物的に嬉しいのです。「解決策をちゃんと出そう」などと思うと、苦しくなります。もし、「子どもと会話ができない」と思うのであれば、「指示命令だけになっていないかな? 対話やコミュニケーションできていたかな?」と振り返ればいいんです。――「子どもと話をたくさんする」でいいんですか?自分の心持ちだけの話なんです。そして、今、子どもと対話やコミュニケーションができていない大人が多いのは、あなた自身の問題でもないのです。正直なところ、教育の仕組みに大きな穴があると思っています。端的にいえば、評価基準にさらされ続けている教育です。偏差値、いい大学、いい会社、高い年収といった数値指標ばかりを見せられているのです。――「教育の評価基準がそもそもおかしい」ということですか?そうです。他人の尺度で評価するのではなく、自分の軸を持つ。自分の選んだ道が正解です。子どもたちには、自分の幸せを自分の心で決められる人になって欲しいです。そのためには、親がそういう メンタリティを獲得する必要があるんです。だからこそ、まずは大人が自分の決めた場所で面白がることから始めてみませんか?いかがでしたか? 筆者は、高濱先生の取材を「高濱先生浴」と呼んでいます。高濱先生の肯定的で前向きな言葉や思考を浴びると、ものすごく元気になります。私自身、「自分の決めた場所で面白がること」から始めてみようと思います!■今回お話を伺った高濱 正伸先生の著書 『どんな時代でも幸せをつかめる大人にする つぶさない子育て』 高濱 正伸 (著)/ PHP研究所(1,540円(税込))子どもの人生の選択肢を増やしてあげたい。あの時、子どもに「あれをやらせておけばよかった」と後悔したくない。そんな深い親の愛が時に暴走してしまうことがある…。「どうしてできない!?」と子どもを責めたり、「そんな点数じゃ、○○中学なんて入れないぞ!」と脅してしまったり…。それで、子どもがつぶれては本末転倒です。そんなお母さん、お父さんたちに意識して欲しいのが「伸ばすよりも、つぶさない子育て」。子どもとの適切な距離感がわかり、子育て不安が軽くなる1冊です。高濱 正伸(たかはま まさのぶ)先生1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。武蔵野美術大学客員教授。環太平洋大学(IPU)特任教授。
2024年01月17日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。「私のことをちゃんと見てほしい」と伝える志乃は、「いつも私じゃない私を見られている気がしていた」と正直な気持ちを伝えることに。「すっかりお姉さんでしょ」と笑いかけると、母親は志乃の顔を見つめ、「こんなにお姉さんになったのね」としみじみ口にするのでした。■あらためて感じる娘の成長 ■「大丈夫」って言われたら勇気が湧くわが子の成長を無視して、心配ばかりしていた過去の自分を反省する母親。すると志乃は母親に対して、心配するかわりに「大丈夫」と言って欲しいと伝えるのでした。なぜなら、母親に「大丈夫」と言われると勇気が湧くからと。やさしくて強くて、尊敬できるママを誇りに思うと口にする娘。そんなわが子を見つめていた母親は、次の瞬間…!次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月16日こんにちは。渋谷です。何かしら作るのが好きな長女・みったん。学校であれやこれや作ってはプレゼントしてくれます。この日は毛糸で人形を作ってきてくれたのですが…長男・ゆっくんの分も作ってきたみったん。「ゆっくんにもプレゼントしたい!」と言いますが、止める私。その理由は…長男・ゆっくんはもらったおもちゃを半日で壊してしまうほどのクラッシャー。親としては、せっかく頑張って作ったものを弟に壊される娘の悲しい顔は見たくないのです。「それでも!」とみったんが言うので、本人が言うなら…と思ったら案の定。毛糸の人形は見るも無残な姿に…「だから言ったでしょ!」とみったんの方を見ると…めちゃくちゃ虚無顔であさっての方を向き、遠い目でひたすら牛乳を飲んでいたのでした。現実逃避するなー!そんなことがあってもクラッシャーゆっくんに工作をプレゼントするみったん。姉の愛は我々が思うより深いようです。
2024年01月16日前回、「『心を強くする経験』は、これからの子育てを考える時、一番のキーワードになります」と、花まる学習会の高濱正伸さんに教えていただきました。そのためには、「『そういうこともある!』と、『事件にしない』という形で、親が子どもに状況を提示してあげる必要があります」とも。では、最近増えている不登校は、どのように考えればいいですか? 引き続きお話しを伺いました。■不登校と言っても実態はさまざまある――最近、不登校が増えていることについては、どうお考えですか?「不登校」と一言で言っても、その実態はさまざまです。じつは、「学校が『つまらない場所』だから行きたくない」という子も一定数います。そういった子は、大人になって自立さえできれば、不登校でも問題はないと思います。――「不登校だからダメ」と一概には言えない?もちろんです。ただ、長期の引きこもりの人たちの履歴を見ると、不登校からスタートしている場合も多いので、「入口の対応」という意味では「不登校であるという状態」をどう扱うかは大切です。長期化すると、「外に出るのが怖い」とか「朝晩逆転」といったことに繋がることもありますから。――不登校については、何から考え始めたらいいのでしょうか。一言で言えば、愛です。ラポールです。【ラポール】ラポールとは、フランス語で「橋を架ける」という意味。心が通い合い、互いに信頼し合い、相手を受け入れている状態のこと。今の学校の先生の中には、子どもとの信頼関係が築けていない人もいます。そんな先生のことを、子どもはどう見ているのか?「この人は、授業をやらないとお給料がもらえない人。この人が困るから、黙って授業を聞くしかない」といった目で見ている可能性もあります。先生に悪気がないのはわかります。でも、「そこに、【ラポール】~子どもとの信頼関係~があるのか?」という話です。■今の学校は古い⁉――先生と信頼関係が築けないお子さんにはどんな特徴がありますか?知能が高かったり、才能がある子ほど、ラポールに敏感です。今、そういった子たちが、学校の中に居場所を見つけられないという現実があります。――学校に居場所がない子どもはどうすればいいんでしょうか?私は、この現実を受けて、花まるエレメンタリースクールというフリースクールをつくりました。昨年が一年目で、今は二年目なんですが、手ごたえを感じています。――フリースクルーでの手ごたえとは?昨年からいる(1年目からいる)24人が、先輩面するんです。「俺も暴れていたから、わかるよ」みたいなことを言う(笑)。大人に言われるより、「自分もそうだった」という先輩(そう言っても子どもですが…)の言葉を届けることができることが大きいんです。そういった仕組みを作ることが大事だったんです。「現状の学校に収まりきらないタイプの不登校」に対しては、花まるエレメンタリースクールの教育実践を通して、ひとつの答えが出ました。――どんな答えですか?子どもが心から安心できる居場所を作ればいいのです。要は、「仕組み」の問題なんです。この話も何度もしていますが、今の学校がもう古いんです。先生一人一人には、絶対に悪い人はいないんです。■日本の教育は、何が問題か?高濱先生は、いまの日本の教育の問題点として、「粒のそろった兵隊を作る教育」なところと挙げています。そして高濱さんは、「上の言うことを忠実に聞く兵隊を作るのではなく、これからの教育では『自走する人間』を育てていく必要があるんです」と、言います。■居場所を見つけられない子どもに届く言葉とは――居場所に辿り着けてないご家庭は、どうしたらいいでしょうか?「子どもを癒やすのは何か?」という話です。それは、「大丈夫。あなたは、私の子どもなんだから、絶対に大丈夫」という親の言葉です。この言葉が、効きます。私は本当に、たくさんのいろいろなタイプの親子を見てきました。だからこそ、言えるのです。「あなたは、大丈夫。母さんの子どもだから、大丈夫」という言葉が、もっとも子どもの心に響くのです。子どもは親から「大丈夫!」と言われたいし、その言葉を信じたいのです。毎日、家庭でしっかりと愛情を与えていれば、少々、外でつらいこと、嫌なことがあっても耐えることができます。前話の話にも通じますが、多少の試練は、心の免疫をつけるために必要です。親元にいる時に、心の免疫をつけてあげる、と考えてみてはどうでしょうか?■子どもが不登校になったとき母親がしてはいけないこと――お母さん自身が、子どもに対して「あなたは、大丈夫」と言い切れるエネルギーがない場合もあると思うのです。その時は、どうすれば良いですか?そんな時は、お母さんが孤立しているのです。「孤立した母」というのは、現代の社会が抱える問題です。この問題の解決策として言えることは、「繋がりを持ちましょう」ということです。子育てとまったく関係のない、趣味のサークルに入るのでもいいし、パートに出るのでもいいし、大学時代の友達に会うのでもいい…。繋がりをいくつか作ったなかで、誰か一人でいいから、心を開いて話ができる人、居場所を、お母さん自身が確保するのがもっとも大事です。お母さん自身も、正解が欲しいわけではないでしょう? 「うん、うん、そうだよね」と話を聞いてもらって、安心したいのです。――お母さん自身の居場所を、まずは確保するのですねそうです。昔は、隣近所にそういう人がいたかもしれません。けれども、今は「自分で意識して、居場所を確保しないとならない時代なんだ」と、お母さんがしっかりと踏まえておくことが大切です。子どもが不登校の時、「私がちゃんとしなければ!」と、一人で抱え込んでしまう人がいます。大切なのは、一人で頑張ることではありません。人と繋がり、自分自身の居場所をまずは見つけて欲しいです。――キーワードは「繋がり」ですねはい。居場所は、専門的な相談場所でもいいし、気のおけない友だちとカフェで喋るといった時間(心の置き場)でもいいのです。とにかく、誰かと繋がって、孤立をしないようにする。子どもは、そんな母を見て、安心するのです。「お母さん、楽しそう!」と思うと、子どもも、なんとかなりそうな気がしてくるものですよ。――子どもが、「なんとかなりそうな気がしてくる」って大事ですね私の経験から言わせてもらえば、14歳までに自己肯定感に穴ぼこができなければ、大体のことは大丈夫です。14歳は、昔の元服です。人が育つ本質は、そう変わらないのです。不登校で多少、勉強が遅れていたとしても、自己肯定感さえあって、「やっぱり俺、ちゃんとやるわ!」と本人が言い出せば、大丈夫です。――高濱先生に「大丈夫」と言っていただけると、何だか安心します。「あの問題児が!?」と、いい意味で裏切られる子とたくさん出会ってきました。別人になりますからね(笑)。嘆き悩んでいたお母さん方が、「本当に『大丈夫』でした」とおっしゃる例も、たくさん見てきました。大学に入るのが1~2年遅れたとしても、そんなのたいした話ではありません。■高濱先生は三浪四留!?高濱先生は、東京大学に入るまでに三浪していて、大学に入ってからは四回留年しています。二浪した人からは、「自分が、『人生、回り道した』などと言っていて、お恥ずかしい限りです。すいませんでした」と、謝られるとか…。高濱先生のお話を聞いていると、自分の悩みが小さく感じられます……。次回は、編集部に寄せられたお悩み、「わが子が他の子をいじめていた。その時、母親がすべきことは?」について、高濱先生にお話しして頂きます。■今回お話を伺った高濱 正伸先生の著書 『どんな時代でも幸せをつかめる大人にする つぶさない子育て』 高濱 正伸 (著)/ PHP研究所(1,540円(税込))子どもの人生の選択肢を増やしてあげたい。あの時、子どもに「あれをやらせておけばよかった」と後悔したくない。そんな深い親の愛が時に暴走してしまうことがある…。「どうしてできない!?」と子どもを責めたり、「そんな点数じゃ、○○中学なんて入れないぞ!」と脅してしまったり…。それで、子どもがつぶれては本末転倒です。そんなお母さん、お父さんたちに意識して欲しいのが「伸ばすよりも、つぶさない子育て」。子どもとの適切な距離感がわかり、子育て不安が軽くなる1冊です。高濱 正伸(たかはま まさのぶ)先生1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。武蔵野美術大学客員教授。環太平洋大学(IPU)特任教授。
2024年01月16日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。「子どもの私は消えないよ」と口にする志乃は、「私の中に流れるものは一滴も残らず私に必要もの」だと母親に伝えます。過去の辛い思い出も今思えばすべて必要なことだったのだと。■最後に志乃が訴えたかったこと… ■すっかり成長したわが子を前に…志乃から何を言われるかと、不安な表情を見せる母親。志乃は真っ直ぐな瞳で、「私をちゃんと見てほしい」と訴えるのでした。大人になった今の私をちゃんと見てほしいと。そんな娘を見て、「そうかもしれない」と笑いながら、わが子の成長をしみじみと感じ入るのでした。そして常軌を脱した自分の過保護ぶりをあらためて振り返ることに。そして志乃が心配性な母親にした最後のお願いとは?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月15日冬は寒いので、暖房費や電気代がかかってしまい、何とか節約したいところですね。とはいえ、暖房をつけないわけにもいかず、毎日、どのように節約できるか思案中です。私ひとりであれば、服を着込んで暖房を節約することも可能なのですが、子どもたちがいると、なかなかそれも難しいです。■寒いと朝がつらい!寒さでなかなか布団から出られず、家を出る時間がギリギリになってしまい、朝ご飯も適当になってしまいます。夏だと涼しく感じる気温でも、冬だと寒く感じてしまう。娘が行った後は、なるべく節電モードで節約。 ■無理せず節約していきたいたくさん着込んで、掃除や洗濯をしていれば、暑くなってくるものです。節約も無理しすぎず、寒い冬を乗り越えていきたいです。
2024年01月15日毎年我が家では、クリスマスケーキをお気に入りのケーキ店で購入しています。しかし、物価の値上がりもあり、今年のケーキの値段は税込みで5000円超え……。年々高くなるなあと思い、今年は思い立って手作りにしてみました。あまり料理が得意ではない私なのですが、実はケーキは小学生の頃から大学生の頃くらいまで、結構作っていたのです。祖母に教えてもらったレシピのケーキが本当においしくて、あまり甘いものが得意ではない人も、このケーキは完食してしまうくらいなのです。久しぶり(約20年ぶり……!)にケーキを作ってみようと思い立ったのですが、気付けばハンドミキサーを捨ててしまっていました……。スポンジケーキは、卵の泡立てが本当に要なのですが……まあ、離乳食のときに使ったハンドブレンダーでいけるかなと思ったのが運の尽き。いつまで経っても泡立ちません。そりゃそうです。ブレンダーは粉砕するのであって、泡立てるものではありませんから。やっとそのことに気付き、手動の泡だて器も断捨離してしまい無かったため、ネットで代用案がないか検索。菜箸を束ね、輪ゴムで止めれば簡易泡だて器になるとのことでした。結果、ダメでした。おとなしく手動の泡だて器を買ってきて、なんとか泡立ち、事なきを得ました。泡立てるのはめちゃくちゃ大変でしたが、ケーキの味は本当においしかったです。とはいえ、時間といらない焦りで七転八倒だった今回。5000円超えのケーキと比べると、どちらが良かったのか、正直わかりませんでした。しかし、準備がきちんとできている人ならば、確実にコスパは良いと思うので、手作りにも是非挑戦してみてくださいね。デコレーションを子どもに任せると、楽しんでやってくれてその辺も手作りの良さを感じました。
2024年01月15日こんにちは、かたくりこです。わが家の姉妹・長女こむぎ(7歳)と次女きなこ(5歳)の日常をお届けする「こむぎときなこ」の、第62回です。今回は、わが家の最近の「休日の過ごし方」をご紹介したいと思います!物価高騰にともない、わが家でも生活費が前年の1.2〜1.5倍ほどになっています。毎月予算オーバーしてしまうので、これはマズイ…と家計を見直してみると「休日の食費とレジャー費」に、かなりお金がかかっていることがわかりました。家族4人で休日にお出かけして外食したら、それだけあっという間に1万円ほど飛んでしまいますもんね…。ということで、まずは休日の食費を抑えるべく、お昼ごはんは家で食べるか、おにぎりを持っていくことに。夜ごはんも家に帰ってきてから食べます。遊びに行く先も、入場料などがかからない公園です。幸い私が住んでいる大阪府には、巨大な都市公園や森林公園がいくつもあるので、公園めぐりをしています。たまには旅行に行きたい気持ちもありますが、価格が落ち着くまで、もうしばらく待とうと思っています。
2024年01月15日世の中がすごいスピードで変化している今、「何を道標にして、子育てをすればいいのかな?」と、悩むことはありませんか?「子育ての最終的な目的は、たったひとつ。経済的、社会的、精神的に自立した『自分でメシを食っていける大人』にすること」と、30年言い続けている花まる学習会の高濱正伸さんにお話を伺いました。高濱 正伸(たかはま まさのぶ)さん花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長・算数オリンピック委員会理事。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。■攻撃的な子どもが増えている⁉――高濱先生のご著書『つぶさない子育て』というタイトル、衝撃的でした。高濱先生は、最近は、どんなことに関心をお持ちですか?先日、『傷つきやすいアメリカの大学生たち 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』(グレッグ・ルキアノフ著 ジョナサン・ハイト著/西川由紀子 訳)という本を読みました。本の内容は、ざっくりとこんな感じです。■『傷つきやすいアメリカの大学生たち: 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』とはアメリカの20代で、自殺、うつ病、精神疾患が増えている。一方で、大学教授のちょっとした発言に対して、言葉狩りのような吊るし上げをした挙句に辞職に追い込んだりする、攻撃的で他罰的な子が量産されてる……。このような 状況が、なぜ起こっているのか? それを学術的に調べた本――一体、子育ての現場で何が起きているのでしょう?一言で言えば、「トラブル回避に重きを置く子育ては危険だ」ということです。母親は、「心配する生き物」です。母親一人「だけ」が子育てのすべてを担うと、トラブル回避の子育てになってしまうのは当たり前のことです。――「心配する生き物」である母親は何が危険なのですか?私は30年間ずっとこの話を講演でし続けています。「怪我をしないように」「傷つかないように」「喧嘩をして欲しくない」というような子育てをしていると、本当に危険です。――トラブル回避は、そこまで危険なことなのですか?はい。保育園、幼稚園、小学校では、さまざまな人間関係を築きます。もちろん、仲良しの友だちとの楽しい時間も大切です。けれども、「嫌な目にあった」とか「ちょっと価値観が合わない人がいる」といった時にどうするのか?この本の言葉を借りれば、「心の免疫」をつけるために保育園、幼稚園、小学校に通っているという時期は非常に重要です。トラブルを回避することで、大切な時代に心の免疫がつかないまま大人になってしまう子がいるのです。――心の免疫がつかないとはどういうことですか?要するに、無菌主義、除菌主義、喧嘩をさせない、いじめは絶対にあってはいけない…そのように考え始めることが、危ないんです。たとえば、雪合戦で投げられた雪玉の中に石が入っていて、子どもが怪我をしたとします。その子の親御さんが学校に申し立てをすると、校長は保護者を一同に集めて、「今後、子どもたちには雪を一切触らせないと会議で決めました」と報告をするということが起こります。たしかに、そうすれば「雪合戦での怪我」はなくなります。けれども重要なことは「雪合戦で怪我をしないこと」なのでしょうか?私が危惧しているのは、「怪我をしないように」とトラブル回避をすることで、「雪合戦をすることで得るさまざまな経験」がすべて除去されてしまうことです。――確かに今の日本の教育現場では、そういう話が起こりえそうですねこうして話すと、あたかも笑い話のように聞こえますが、日本でもずっと前からこのような状態なんです。私は、「教育の目的はそこなんですか?」と、講演会で訴えているのです。 ■社会全体がトラブル回避の思考回路に陥っている――このご時世、「子どもを預かる立場」だと慎重にならざるを得ないのではないでしょうか?預かる側に悪気はありません。「何かあったら、訴えられてしまう」という思考回路に陥るのは当然です。ただ、「トラブルが起こらないこと」が最優先項目になった教育の先に何があるのか? ということを、一度考えてみて欲しいのです。日本だけではなくアメリカでもそうなら、世界全体がトラブル回避の思考回路に陥っている可能性も考えられます。――そんな時代、保護者はどうしたらいいですか?まず、「今の世の中は、トラブル回避に進みがちだ」と知っておくことです。そんな時代に子育てをしているのだから、「子どもの心を強くする経験をさせる」ということを、保護者は強く意識していかないといけません。「心を強くする経験」は、これからの子育てを考える時、一番のキーワードになります。もう少し具体的に言えば、「事件化しない」ということです。――「事件化しない」とは?何か困ったこと、嫌なことがあったとしても、「そういうこともある!」と「事件にしない」という形で、親が子どもに状況を提示してあげる必要があります。周りを見渡してみても、強くてめげない人の基礎には、「いちいち事件化しない姿勢」「いろいろなことがあるけれど、乗り越えてきた」という経験が必ずあるものなのです。初っ端から高濱先生のお話は、心に響きます……。次回は、母親にとっては事件中の事件、最近、増えている不登校についてお話ししていただきます。■今回お話を伺った高濱 正伸先生の著書 『どんな時代でも幸せをつかめる大人にする つぶさない子育て』 高濱 正伸 (著)/ PHP研究所(1,540円(税込))子どもの人生の選択肢を増やしてあげたい。あの時、子どもに「あれをやらせておけばよかった」と後悔したくない。そんな深い親の愛が時に暴走してしまうことがある…。「どうしてできない!?」と子どもを責めたり、「そんな点数じゃ、○○中学なんて入れないぞ!」と脅してしまったり…。それで、子どもがつぶれては本末転倒です。そんなお母さん、お父さんたちに意識して欲しいのが「伸ばすよりも、つぶさない子育て」。子どもとの適切な距離感がわかり、子育て不安が軽くなる1冊です。高濱 正伸(たかはま まさのぶ)先生1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。武蔵野美術大学客員教授。環太平洋大学(IPU)特任教授。
2024年01月15日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。「ママが守ってた小さな女の子はもういないのね」と話す母親の言葉を耳にした瞬間、これまでの記憶がどっと溢れてきた志乃。母親のことで悩み苦しんだ過去もあるけれど、あの時の大切な思い出とともに、小さな志乃が心の片隅にいることを感じるのでした。■志乃の中にいる小さな女の子は… ■私の一番大切なところで生きてる「子どもの私は消えないよ」と母親に伝える志乃は、これまでの辛い体験も自分にとってすべて必要なことだったのだと感じるのでした。そして、「母親が守ってくれた小さな女の子は、一番大切なところで生きている」——そう口にする志乃が真剣な面持ちで母親に告げた言葉とは…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月14日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。反省する母親の姿に笑いが止まらない志乃。そしてこれからの恋愛の行く末について宣言したのち、「最後は素敵な人を連れてくるから信じて待ってて」と伝えるのでした。そんな娘を見て、母親はすっかり大人になったことをつくづく感じるのでした。■母親の言葉を聞いた志乃は… ■あの頃の自分を振り返り…「ママが守ってた小さな女の子はもういないのね」——母親の言葉を聞いた瞬間、溢れ出すこれまでの記憶。母親のことで悩んだり悲しんだり、苦しんだこともあるけれど…。大切な思い出をたくさん詰め込んだ幼き自分は消えてしまうのだろうか?思いめぐらせる内に志乃の心に湧いてきた思いとは?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月13日■机のサイズも問題なかった 前回 の続きです。「のまめに机を買ってあげるなら、こまめにも必要なのでは?」と思ったけど、こまめはいらないらしいです。過去に作業部屋の写真アップしてたはずなんだけど……見つからず……。私の作業部屋、それはそれは、きれいなお部屋だったんですよ(過去形)。けど、その部屋にクーラーを設置しておらず、夏場だけリビングに移動……のつもりが、そのままリビングに居座ってしまって、作業部屋はただの物置と化していたの(汗)。そのパソコンを置く机が、まさにのまめの理想とする白い机だったんですね。(次週に続く)
2024年01月13日次女が学校の選択授業で「苔玉」を作ってきましたまだ苔はなく、これからどんどん生えてくるらしいです。以前から「苔玉ってかわいいな~」と思っていた私はわくわく!次女も張り切ってお世話をしていたのですが…たまには日光にあててあげようと、ベランダに出したまま一晩忘れたらしい!その後きちんとお水をあげると持ち直してきましたが…なんだか明らかにもとからあった植物と見た目がちがうものがにょっきり生えてきて…そのあとも高さだけはある、謎の植物がにょきにょき生えてくる。これって…一体なんなんだ~~~!?実物の写真がこちらです!ちなみにクラスメイトの苔玉にはちゃんと苔が生えているそうです。お世話の仕方をしっかり調べなおして、苔がちゃんと生えてくるのかチャレンジしたいと思います~!
2024年01月13日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。小学6年生にもなると、スマホを持っている子が半数以上になります。とあるママ友とのランチでスマホ問題について話したのですが…最近のスマホ事情はよくわからないかーちゃん。今の子はそういうので出会っているの!? と驚きを隠せませんでした。よくよく調べてみると、そのチャットルームは、同じ趣味や関心を持っている人たちと交流できる空間のようで、承認制と誰でも参加できるものがあるようです。匿名なので本当の年齢も性別もわかりません。SNSのコミュニティみたいなものなので使い方によってはとても便利なツール。ですが…別のママ友は…画像を盗用されてしまうケースが身近に!!男子は割と自分の自撮りを設定することは少ないですがそれでも気をつける必要があります。昔からネット上で交流できるものはありましたが、現代は昔よりも気軽に参加でき、プロフィール画像一つで住んでいる地域を特定できたり、画像事態を盗用されたり…便利な分個々で危機感を持ちながら利用しないと危険です。さらに中学生になると…一番注意しなければいけないプライベートな画像の拡散。身近なところで起きていることにびっくりしました。しかし、思春期だと要求を断れなかったり軽い気持ちで送ってしまったり…なかなか親が介入できない部分でもあるので防ぐのも難しい…今我が家はスマホに触れる時間を19時までに設定、アプリごとに使用時間を設定など、制限をかけているので余計なやり取りは少ないですが、この先制限を外していく中で、当事者でなくても軽いノリで拡散…という形で加害者になってしまう可能性はゼロではありません。そうならないために、スマホの使い方、ネットの恐ろしさを今一度親子で考えていかなければいけない。ネットリテラシー教育は必須だと改めて感じたお話でした。皆さん! スマホを持たせる際はぜひ親子でしっかり話し合ってくださいね!
2024年01月13日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。母親に心配されるたび、「私はダメな子」と言われているようで傷ついたと話す志乃。母親に悪気がなかったことが今ならわかるけれど、自分の気持ちを伝えておきたかった告げるのでした。すると彼氏の素行調査をしたことを「やりすぎた」と心から反省する母親。そんな姿に志乃は思わず、笑いがこぼれ…。■母親の姿に笑いが止まらない…! ■自分の意思を語る娘に母親は…自分の行動を深く反省する母親を見て、なぜか笑いが止まらない志乃。そして、これからも心配させる人と付き合うだろうこと、だけど最後には素敵な人を連れてくるから信じて待っていてほしいことを母親に伝えるのでした。自分の意思を語る娘の姿を見て、わが子の成長をつくづく感じるとともに、あの頃守り続けた小さな女の子がもういないことに寂しさを覚えるのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月12日こんにちは!おにぎり2525です。皆さん、新年明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします~■2024年の目標は?■超シンプルな息子の目標!身長も体重も標準より上なので、もう少し緩やかでもママは大丈夫!!毎年服のサイズアウトで、買い替えが大変なんです!!(笑)とりあえず身長は伸びても、体重は増えないように管理を気をつけたいです。
2024年01月12日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。どんなにいい子でいても、母親が幸せそうじゃなくて悔しかったと過去を振り返る志乃。しかし今の母親を見ているうちに、言いたいことがすべて弾けてしまったように感じるのでした。しかし一つだけ、どうしても伝えておきたいことがあり…。■志乃が母親にされて嫌だったこと ■母親の過去の行動にチクチク…母親が自分を心配するたびに、自分は「ダメな子」と言われているようで傷ついていたと話す志乃。母親にそんなつもりがなかったことが今ならわかるけれど、娘の自分が何を感じていたのか、知ってほしかったと伝えます。娘が心配のあまり、彼氏の素行調査までしたことに「さすがにやりすぎた」と深く反省する母親。そんな姿を見た娘が笑いながら宣言したこととは…!?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月11日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。自分はダメな母親だと話す姿を見て、しっくりこない面持ちで母親を見つめる志乃。彼女にとって母親は「ダメ」ではなく、むしろ完璧で、やさしくて、いつもニコニコしていた存在。しかしその張り詰めた笑顔が志乃を悲しい気持ちにさせていたのでした。■母親が幸せそうじゃなくて… ■言いたかったことが弾けて消えた人生を諦め、幸せそうに見えない母親に対して、悔しさを感じていた志乃。しかし以前と比べ、大きく変化した母親の姿を見て、言いたかったことがすべて弾けて消えてしまうことに。ただ最後にひとつだけ、母親にどうしても伝えたいことがあったのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月10日夫の実家でお世話になりながら私立中学に通う長男が、冬休みのため帰宅した翌日にまさかのインフルエンザに!その後、時間差で立て続けに体調不良者が出ました。長女の中学受験が目前だったこともあり、これ以上感染者が出るのをなんとしても食い止めたかった私は【感染防止鬼ババ】と化し、家事全般や隔離チームの世話、徹底した消毒・室温・湿度管理などすべての事に全力投球で挑みました。そして…無事に隔離期間が終わった途端、ピンピンに張り続けていた糸が見事にプッツリ切れてしまいました。同時に思考もかなり鈍くなって、スーパーに買い出しに行った際、なぜか目的のモノを買わず子どものお菓子だけ大量に買って帰宅したときは流石にヤバいと思いました(笑)幸いみんなすっかり元気になりましたが、気が付けば冬休みも残り数日!隔離期間中はみんな、口うるさい鬼ババにも協力してくれたし、せめて残りの冬休みは怒ることなく穏やかに過ごそう…と決意していると、何やら長男がモジモジしながら話しかけてきました。『あのさ…さっきヤバいことに気が付いたんやけど…怒らん?』と言う長男。【怒らず】を決意したところだし、穏やかに話を聞こうと思ったら…決意した瞬間に怒られネタを投下してきた長男(笑)中学校の終業式の日。夫の実家からお弁当を持って学校に行き、部活をしてからこちらの家に帰ってきた長男。その日のうちに弁当箱を出し忘れ、次の日にはインフルエンザで寝込むことになったので弁当箱の事などすっかり忘れてしまっていたそう。正月休みが終わって、今年最初の部活に参加するべくバッグを開けた瞬間に弁当箱を見つけて、血の気が引いたそうです(笑)【怒らず】の決意を秒で破って一発雷を落とした後、今回は大目に見てちゃんと洗ってあげました。(こういう時はいつも自分で洗わせるんですが、かなりの日数が経過していたので)何かとハードな年明けとなりましたが、今年も一年、家族の健康を祈りつつ頑張っていきたいと思います!
2024年01月10日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。母親宛てに大学案内が届いた謎が解けた志乃は、大学に行きたくても行けない時代があったことを知るのでした。そして母親に対して抱いていた自身の偏見を恥ずかしく感じます。一方母親は志乃に対して、「自分が諦めたことを全部やってあげよう」と思っていたものの、それが独りよがりだったと話すのでした。■初めて知った娘の本心に… ■志乃の心を悲しませたのは…自身のことを「ダメな母親」と話す姿にしっくりこない面持ちで見つめる志乃。彼女にとって母親は「ダメ」ではなく、むしろ完璧で、やさしくて、いつもニコニコしていた存在でした。しかしその張りつめた笑顔が志乃を悲しい気持ちにさせていたことに気づくのでした。今までフタをしていた自身の感情を知る志乃。今の母親を見て、彼女が感じたこととは?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月09日私が子どものころは「外国のお祭り」という程度の知名度しかなかったハロウィンやイースターも、今や一大イベントと化し、季節になると町はそれ一色。日本人ってこんなにお祭り好きだっけ?ってくらい、最近はみんなイベントで盛り上がっていますよね。そういう私も、子どもができてから、メリハリのある毎日にしたくて、イベントごとにはできる限り乗っかるようになりました。体はしんどかったけど、色んなイベントを通して季節を感じたかったし、満足しています。ほぼ専業主婦だったからこそできたこれらのこと…今だったら無理だなぁ…とかなんとか思っていたら… しかも、100均とか300均とか(値段はもう少しするけど)コスパ最高なお店でもいっぱい売ってる。「今、赤ちゃんがおったらなーーーー!こんな可愛い服着せて、こんな可愛いお写真とれるのになーーーーー!」って、お店に行く度に真剣に羨ましく思ってしまいます。
2024年01月09日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。幸せの基準が「怒鳴られない・殴られない」ことだと話す母親に驚く志乃。子ども時代はそういうことが日常にあり、しつけが厳しく、女は大学に行かせてもらえなかったと、母親は笑いながら話すのでした。■大学に行きたくても行けなかった母親… ■誰よりも幸せな女の子に…大学に行きたくても行けなかった母親の過去を聞いて、これまで自分が抱いていた母親への偏見を恥じる志乃。一方母親は、志乃に対して「自分が諦めたことを全部与えよう」と決意したと話します。しかし今となってみれば、それは独りよがりだったと反省するのでした。そんな母親に対して、志乃は自身でも気づいていなかった感情に触れることになるのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月08日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。最近は近所の人と集まってラジオ体操をしていると話す母親。自分よりも年上の人がさまざまなチャレンジをする自由な姿に驚いたと話すのでした。それでも自分の人生は不幸だと思ったことがないと告げ、「怒鳴られない、殴られない、それだけで十分幸せだった」と語る母親に志乃は衝撃を受けるのでした。■母親が語る“幸せの基準”に志乃は… ■どんな子ども時代だったのだろう現代では考えられない“幸せの基準“に驚く志乃に対して、母親は「子どもの頃は日常にそういう事があった」と、当時を振り返るように語ります。初めて耳にする母親の子ども時代の話に興味をひかれた志乃は、「殴られてたってこと?」と問うと、母親は「昔はしつけが厳しかったこと」「女が大学に行かせてもらえなかった」と告げるのでした。今まで志乃が知り得なかった本心を母親は語り始めます。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月07日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。志乃は母親宛てに届いた大学案内についてたずねると、母親は話題を変えるかのように、志乃を外へ連れ出します。母親の様子に違和感を覚えながらも、コーヒーと栗羊羹の組み合わせを勧められるまま食べると、その美味しさに感動する志乃。すると母親は最近の変化を語り始めるのでした。■娘が驚く母親の変化… ■自分とは違う、自由な生き方に…最近は近所の人と集まってラジオ体操をしているという母親。自分よりも年上でありながらも、さまざまなことにチャレンジする彼女たちの姿に、自分とは違う生き方に驚いたと話すのでした。しかし、自分の人生は不幸だと思っていないと志乃に語るものの、その基準に志乃は衝撃を受けるのでした。そして初めて母親の子ども時代について話を聞くことに…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月06日■リビング学習から、自室学習へクリスマスに棚を購入した娘たち。その勢いで「子ども部屋模様替え計画」が進んでいます。そうだよね、学習机欲しいよね。「きょうだい(のまめ)が買うなら、わたしも欲しい!」ってならないところが、こまめらしいんだよな(汗)。こまめの部屋なくなっちゃうよ?? いいの??わが家は子ども部屋が2部屋あるんだけど、もともとは「1部屋を寝室にして、もう1部屋を双子2人で使おう」って話になってたの。しかしその部屋に机を置くとなると、だいぶ狭くなってしまう。とりあえずこまめは「今まで通りリビングで勉強する」というので、のまめの机だけ設置することになりました。(次週に続く)
2024年01月06日こんにちは、モンズースーです。これは息子が宿題をやっていたときの話です。■うぐいすのフンの石鹸を使っていた子がいた「カメラのフィルム」も「写メ」も確かに今は使っていませんが、子どもが昔のこととして学習するレベルのものになっていたとは…。私も年を取ったのだな、と不思議な気分でした。私が子どもの頃、私の住んでいる地域よりさらに田舎に住んでいた子が、「うぐいすのフンの石鹸」というようなものを使っていました。シャンプーだったのか洗顔だったのかよく覚えていないのですが、その子の家庭では当たり前のように使われていて、小学校の高学年になるまで、ほかの子が「うぐいすのフンの石鹸」を使っていないことを知らなかったそうです。 ■美容効果もある!?フンと聞くときれいとは真逆なイメージですが、うぐいすのフンにはいろいろな美容効果があるようです。そういえば「うぐいすのフンの石鹸」を使っていた子は、思春期でも肌が荒れておらず、きれいだったかも…。とはいえ、「うぐいすのフンの石鹸」は宿題のテーマとは少し違う気がしたので、学校に提出する今は使わなくなった言葉は、「下駄箱」にしました。今の子は「くつばこ」と教わるそうです。確かに「ゲタ」は入れたことはありませんが、私の時代は「下駄箱」だったので、違和感が…どの年代で修正されたのかな。
2024年01月06日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。久しぶりに会った母親のTシャツ姿に珍しさを感じていると、「公園で体操していた」と話す母親に驚く志乃。そしてポストで見つけた母親宛ての大学案内を手渡すと…。明らかに動揺する母親の姿を目の当たりにするのでした。■志乃の問いに母親は… ■母親の様子に違和感をおぼえながら…大学案内が届いた理由を母親にたずねる志乃。すると母親は黙り込み、話題を変えるかのように志乃を外に連れ出します。明らかに様子がおかしい母親を不審に思いながら、勧められるまま栗羊羹とコーヒーを口にする志乃。あまりの美味しさに感動をおぼえていると…。母親は最近の変化を語り始めるのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月05日どうもこんにちは、のばらです!今年も我が家のゆるい日常にお付き合いいただければ幸いでございます。早速ですが先日ね、夫が仕事だったので私と子どもたちで外食をしたのですがその時息子が放った言葉の衝撃がすごかったので聞いてくれませんか。それは注文を済ませお料理が運ばれてくるのを待っている間の出来事。末っ子モモが私と長女サク、次女カエの顔をじっくりと見つめ言いました。ふと思いつき母は誰に似てるのか聞いてみました。私はてっきりじぃじかばぁばに似てるものだとばかり思っていたのですが…敵は本能寺にあり。なんかもうある意味光栄です。弟の発言を聞いて笑っていた次女ですがキミは母似だということを忘れてはいけない…。
2024年01月05日こんにちは、もりりんパパです。そして、明けましておめでとうございます!まずはご挨拶を申し上げます。明けましておめでとうございますというわけで、2024年もどうぞ宜しくお願い致します。それでは本編です。進学準備は2年生の夏から始まったそして2023年4月 高校3年生思っていた以上に早い…そして6月そして何よりも驚いたのが…※この時に学資保険を活用するかかなり悩みましたが、どうにか踏ん張りました。入学は2024年の4月。なのでもう少し後だろうと思っていた受験や合格発表、そして入学金などの支払い。それらがまさか2023年の秋にほとんど完了してしまうとは思ってもいませんでした。完全に僕が油断していたのですが、どれもこれもめちゃくちゃ早いタイミングで求められます。危なかったです、間に合って良かった…。で、これらと並行して受験の準備も行ったわけです。推薦や受験対策・そして当日などなど…その辺の流れはまた次回にでも描けたらと思います!それではまたどうぞ宜しくお願い致します。
2024年01月05日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。母親からあれ以来ぶりに、メールを受け取った志乃。何気ない風に送られたメールだったけれど、母親の緊張を感じたのでした。このまま何も無かったことにはできないと思い、志乃は母親と話をするために実家に向かうのでした。■久々に母親と対面した志乃は… ■郵便物を母親に手渡すと…久しぶりに会った母親はTシャツを身につけ、いつもは違う格好で帰宅。不思議に思いながら、母親を見つめる志乃に「公園で体操をしていた」と話すのでした。これまでのイメージとは異なる母親の姿に戸惑う志乃。思い出したように、先ほどポストで見つけた母親宛ての大学案内を手渡すと…。母親は明らかに動揺した姿を見せるのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月04日モチコの親バカ&ツッコミ育児
距離感ゼロの義母
育児に遅れと混乱が生じてる !!