『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが『The Mountains Between Us(原題)』への出演を交渉している。チャールズ・マーティンが書いた小説が原作で、相手役は『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。その他の情報本作は、飛行機が山に墜落し、生き残った医師(ハナム)とライター(パイク)が、ケガに苦しみながらも山を降りて行く物語だ。監督は『パラダイス・ナウ』のハニ・アブ・アサド。パイクが現在妊娠中で、ハナムは来年前半にガイ・リッチー監督の『King Arthur(原題)』の撮影が入っているため、撮影開始は来年後半になる見込みだ。パイクは、現在北米公開中の『ゴーン・ガール』で絶賛を浴びており、来年のオスカーに候補入りするのではと噂されている。ハナムの次回作は、ギレルモ・デル・トロ監督と再びコンビを組む『Crimson Peak(原題)』。でジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストンと共演する。文:猿渡由紀
2014年11月20日現在北米公開中の『ゴーン・ガール』の興収が、先週末に1億3600万ドルに達し、デヴィッド・フィンチャー監督のキャリアで最高記録を築き上げた。これまでの週末興収記録でのフィンチャー監督の最大ヒット作は、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の1億2750万ドルだった。『ゴーン・ガール』は北米公開から5週間たつが、今もトップ5内に君臨しており、これからもまだ数字が伸びることが予測される。同作品はまた、フィンチャー監督のキャリアで最高の公開初週末記録(3750万ドル)も記録。2位は『パニック・ルーム』の3000万ドル。本作は一般受けだけでなく、批評家受けも良く、rottentomatoes.comによると、88%の批評家が褒めており、これからのアワードシーズンでの健闘も期待される。日本では12月12日(金)より公開される。文:猿渡由紀
2014年11月04日ベン・アフレックを主演に迎え、映画界随一の鬼才デヴィッド・フィンチャーが仕掛ける最新作『ゴーン・ガール』。全米で10月3日(現地時間)より公開され、フィンチャー監督作品において過去最高のオープニング記録で大ヒットスタートを切った本作から、彼“らしい”緊張感が充満する、本作を時系列に追った特別映像が解禁となった。物語のきっかけは、結婚5周年の記念日。誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)の夫婦の日常が破綻する。エイミーが、忽然と姿を消したのだ。部屋は荒らされ、キッチンには争った形跡が。また、血痕を拭いた跡も発見される。警察の捜査の手は、当然のごとくニックにも及ぶが…。フィンチャー監督の研ぎ澄まされた演出により、幸福な結婚生活を送っていたかに思えたある夫婦のイメージが、もろくも崩れ去り、彼らの不協和音がひしひしと伝わってくる本作。今回到着した映像では、60秒という短い時間の中で、エイミーが失踪してから3時間後、6時間後…と、畳み掛けるように時間軸の経過とともに、刻一刻と異様な雰囲気がじわりじわりと充満していく様が収められている。その中で描き出されるのは、次々に明らかになる不可解な事実。妻のことを何も知らないニックの隠された私生活がメディアによって暴かれ、窮地に立たされたニックは弁護士を雇い、無責任に拡散するSNSや彼を犯人と決め付ける世論への対応を図ろうとする。一方、エイミーが遺した物の中には、彼女が書き溜めていた日記からも新事実が暴かれる。「あなたは、愛する伴侶のことをどれだけ知っていますか?」という本作のメッセージが物語るように、不確かな結婚生活や社会生活を送っているように見える夫・ニックを演じたベンは、「ニックとの接点を見つけて役になりきった。彼はごく普通の男という設定だ。良い人になろうとしているが、うまくいくときもあれば、失敗することもある。だから、人から妻を殺したと考えられてしまうんだ」と、自身の演じた役柄について分析する。また、妻のエイミーを演じたロザムンド・パイクもまた「エイミーは、驚かせてくれるキャラクターよ。この映画で私が見せるものが、何か新しいものであることを望んでいるわ」と、含みを持たせながら本作について語る。先日開催されたニューヨーク映画祭のオープニングを飾ったプレミア上映では、異例の追加上映の措置が取られるなど、早くもアカデミー賞の有力候補と目されている本作。長い時間を共に過ごしてきたはずのパートナーの、知られざる秘密が次々と暴かれていく衝撃の展開を、あなたもここから目撃してみて。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』(12月12日公開)の特別映像が15日、公開された。本作は、5回目の結婚記念日に、妻が突如姿を消した事件の謎を解いていくサイコロジカル・スリラー。夫のニック役は、監督作『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレック、妻エイミー役は、『アウトロー』の英国女優ロザムンド・パイクが演じる。全米では10月3日より公開され、フィンチャー監督作品において過去最高のオープニング成績を記録し、全米1位の大ヒットスタートを切った。公開された特別映像は、エイミーが失踪してから3時間後、6時間後…と時間を追って展開され、次々と不可解な真実が明らかに。暴走するメディアによってニックの隠された私生活が暴かれていき、ニックは弁護士を雇い、SNSや世論への対応を図る。そして、エイミーが残した宝探しのヒントの中に、彼女の日記があり、パートナーの知られざる秘密が次々と明かされていく。「ニックとの接点を見つけて役になりきった」というベン・アフレックは、「彼はごく普通の男という設定だ。良い人になろうとしているが、うまくいく時もあれば、失敗することもある。だから人から妻を殺したと考えられてしまうんだ」と自身の演じた役柄について分析する。一方、エイミー役のロザムンド・パイクも、「エイミーは驚かせてくれるキャラクターよ。この映画で私が見せるものが、何か新しいものであることを望んでいるわ」と語っている。(C)2014 Twentieth Century Fox
2014年10月15日全米で大ヒットを記録しているデイヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』の最新映像が公開になった。様々な情報が交錯するストーリーを時系列に並べた作品の入門にピッタリの映像だ。『ゴーン・ガール』特別映像本作は、アメリカだけで600万冊を売り上げたギリアン・フリンの同名小説を、ベン・アフレック、ロザムンド・パイクらをキャストに迎えて映画化したもの。物語は、結婚5年目を迎え、誰もが幸福だと思っていた妻エイミーが突然、姿を消したことから始まる。夫ニックが妻の失踪を知った3時間後、彼は警察の取調べを受けるが、彼は妻の血液型すら答えることができない。6時間後、町では集会が開かれ、ニックは「心当たりも隠し事もありません」と宣言するが、24時間後に警察は彼らの家で犯人だと思われる人物が大量の血を拭いていたことを発見する。疑惑の目は次第にニックに集まり、警察は彼の自白を待ち、マスコミは彼を犯人に仕立て上げるべく報道をヒートアップさせる。それから36時間が経ち、4日が経ち……とエイミーが見つからないまま時間は過ぎていき、町の人々も警察もマスコミもニックを追いつめていくが、彼は無実を訴え続ける。そして映像の最後に警官のひとりが失踪したエイミーの日記の一部を読み上げる。「この男に本当に殺される」映像はニックとエイミーだけでなく様々な人物が登場する。町の人気者だったエイミーを知る者は多く、彼女に対して愛情や一方的な憎悪を抱いている人物がいたとしてもおかしくはない。またニックを追いつめていく警察とマスコミは“疑いのない証拠”を捜し求める一方で、イメージや印象を巧みに操作して彼を追いつめていく。本作では様々な人物と謎が入り組んだドラマが展開するが、映画は原作小説とは異なる結末が用意されているという。『ゴーン・ガール』12月12日(金)全国ロードショー
2014年10月15日アドビ システムズは6日、デヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』が、メジャーハリウッド長編作品として初めて、全編「Premiere Pro CC」で編集されたと発表した。編集を行ったのは、これまで2度のアカデミー賞を受賞した米国映画編集者協会(ACE)のカーク・バクスター氏。ポストプロダクション担当会社が、従来の「Final Cut Pro」からPremiere Pro CCに移行した理由は、Premiere Pro CCと「After Effects CC」との高い連携能力や、複数の編集およびVFX担当者が同時に作品の編集作業に携われる点にあったという。また、Premiere Pro CCでは6Kファイルを再生し、リアルタイムでのVFXレビューを行うことが可能。そこで、6K対応映画の制作スケジュールの中でPremiere Proを活用し、素早く効果的な編集作業が行えるように、ストレージシステムも設計されていた。なお、同作は、アメリカで600万冊以上を売り上げたベストセラー小説を映画化した作品で、幸福の絶頂にいるはずの夫婦をめぐるサイコロジカル・スリラー。夫のニックは監督作『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレック、妻のエイミーは『アウトロー』の英国女優ロザムンド・パイクが演じている。
2014年10月06日『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』(12月12日公開)が、米ニューヨークで現地時間26日(日本時間27日)に行われたニューヨーク映画祭で、オープニング作品としてワールドプレミアを実施した。本作は、5回目の結婚記念日に、妻が突如姿を消した事件の謎を解いていくサイコロジカル・スリラー。ニューヨーク映画祭では、多くのメディアやファンが詰めかける中、デヴィッド・フィンチャー監督、夫ニック役のベン・アフレック、妻エイミー役のロザムンド・パイクらが姿を現した。また、上映会は、1,000人キャパの会場のチケットが即完売したため、2度の上映を行い、さらに、300人キャパの会場でも3回上映を行うという異例の措置がとられた。上映後には、「『ゴーン・ガール』は、精密に作られたスリラーと各誌絶賛」(LA TIMES)、「『ゴーン・ガール』がNY映画祭開幕早々に閃光を放つ」(Reuters)など、オンライン上で作品を絶賛するニュースが掲載され、「『ゴーン・ガール』NY映画祭を開幕、さっそくオスカーへ直行」(DEADLINE)、「デヴィッド・フィンチャーが『ゴーン・ガール』でオスカーに爆弾投下」(HITFIX)など、早くもアカデミー賞の呼び声も高まっている。デヴィッド・フィンチャー監督は「ストーリーが持っているパワーに驚いている。ギリアンが明らかにしてみせたのは、自分がどういう人物に見られたいかだけではなく、どういう人と一緒にいると思われたいかについても自己愛的な投影があるということだった」と、ギリアン・フリンの原作小説についてコメント。ベン・アフレックは「この作品の魅力はデヴィッドにある。彼はいつだって『これはこうするんだ』と言うけど、結局、役者が本当にやりたいと要求すればするほど実現する。それがすごくて、俺は心から尊敬できた」と監督への信頼を語り、ロザムンド・パイクは「このキャラクターは複雑で、中にいくつもの層を抱えている。女優として、私がずっと演じてみたいと感じてきたものを持ち合わせているのが、この役なの」と演じた役の魅力を語った。(C)2014 Twentieth Century Fox
2014年09月29日『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデイヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』のワールドプレミアが現地時間26日に行われた。プレミアはニューヨーク映画祭のオープニングも兼ねており、会場には主演のベン・アフレックをはじめ、ロザムンド・パイク、フィンチャー監督らが登場。チケットは即完売で、急きょ追加上映が3回行われるなど、大きな注目を集めた。その他の写真本作は、アメリカだけで600万冊を売り上げたギリアン・フリンの同名小説を映画化したもの。結婚5年目を迎え、誰もが幸福だと思っていた妻エイミーが突然、姿を消したことから、事件の容疑者として人々の注目を集めながら妻の捜索を続ける夫ニックの姿と、夫婦の間の秘密を描き出いていく。プレミアはリンカーンセンター内のAlice Tully Hallで行われ、1000席ほどの会場で2回の上映を予定していたが、チケットは即完売。さらに300席ほどの会場で追加上映が組まれたが、これらも完売した。会場に姿を見せたフィンチャー監督は「ストーリーが持っているパワーに驚いている。ギリアン(・フリン)が明らかにしてみせたのは、自分がどういう人物に見られたいかだけではなく、どういう人と一緒にいると思われたいかについても自己愛的な投影があるということだった」と語り、アフレックは「この作品の魅力はデヴィッド(・フィンチャー監督)にある。リスペクトできる監督とでなければ、演技はしたくないと思った。監督のカットの一言で安心でき、演技を終えられる。彼はいつだって『これはこうするんだ』と言うけど、結局、役者が本当にやりたいと要求すればするほど実現する。それがすごくて、俺は心から尊敬できた」とコメントした。上映後のレビューも好調で、「デヴィッド・フィンチャーが『ゴーン・ガール』でオスカーに爆弾投下」「『ゴーン・ガール』NY映画祭を開幕、さっそくオスカーへ直行」などの見出しがオンラインに登場している。『ゴーン・ガール』12月12日(金)全国ロードショー
2014年09月29日東洋経済新報社は12日、2011年5月期から2012年4月期までの有価証券報告書に記載されている役員報酬総額についての調査結果を発表した。1億円以上の役員報酬を得ている、いわゆる1億円プレーヤーは366人で、2011年の調査に比べて7人増加したことがわかったという。同調査では、1億円プレーヤー366人のうち現役役員312人を対象として、役員報酬額が多い順にランキングを作成。トップは前年の調査時と同様、「日産自動車」のカルロス・ゴーン会長兼社長だったという。2位は「メガネトップ」の冨澤昌三会長で、5億7,200万円の役員退職慰労金を含めて、7億3,500万円の役員報酬を得ている。一方、2011年に2位だった「ソニー」のハワード・ストリンガー取締役は、役員報酬額が4億6,600万円と、前年役員報酬総額に比べて4億1,600万円減少し、順位は6位に下がった。1億円以上の高額報酬を得ている役員の数を会社ごとに見ると、1億円プレーヤーが最も多いのは「ファナック」の14人。続いて2位は、2011年にトップだった「大塚ホールディングス」で10人、3位は「日産自動車」、「キヤノン」、「三菱商事」の6人となっている。また、高額役員数の増減を見ると、「高額報酬役員が増えた会社」では、「ファナック」が2011年の6人から14人と8人増加し、ここでも1位となった。反対に、「高額報酬役員が減った会社」では、「日本板硝子」のほか、「トヨタ自動車」や「ソニー」、「野村ホールディングス」で減少が目立っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日