「『HAMLET-ハムレット-』で主演を務めた菊池さんの評価がすごく高まっていますね。すでに来年の舞台の噂も出ていますし、ジャニーズで舞台に定評のある岡本健一さん(50)や森田剛さん(40)、生田斗真さん(35)の後に続くんじゃないかと言われています」(テレビ局関係者)19年、初の主演舞台『HAMLET-ハムレット-』が大好評となったSexy Zoneの菊池風磨(24)。挑んだのはシェイクスピア舞台の王道作品だった。「演出家の森新太郎氏(43)は芸術選奨新人賞や読売演劇大賞などを受賞し、厳しいことでも知られています。そのため当初は『菊池くんは大丈夫だろうか』と心配の声も上がっていました」(スポーツ紙記者)初日公演が台風で延期になるなどアクシデントもあったが、座長としての役割をまっとう。季節の果物や限定のスイーツを差し入れするなど、気遣いも見せていたという。「同じグループのメンバーからは『ハムレットは羨ましい!』と言われていたようですが、本人は相当なプレッシャーがあったようです。その反動か、打ち上げでは大盛り上がり。森さんと熱く演劇論をかわしていたと聞きました」(舞台関係者)ジャニーズ事務所としても2020年は、次世代の活躍が期待されている。「ジャニー喜多川さん(享年87)がミュージカル志向ということもあって、事務所の中でも舞台に対するウエイトは大きい。世間的には音楽番組も減っていくなか、ドラマや映画の主演は他事務所を含めての争奪戦となっています。また、司会者の枠もライバルは多いですからね。ここで結果を出した菊池さんには大きなアドバンテージがあるといえるでしょう」(芸能関係者)また今後の菊池を考える上で、モデルケースになりそうなのが生田斗真や風間俊介(36)だという。「生田さんは劇団☆新感線の常連役者ですし、生粋の舞台役者といった印象です。風間さんも舞台経験が豊富ですし、『朝顔』(フジテレビ系)で演じたような“主演をたてる演技”がピカイチ。2人ともジャニーズとしては異質の“グループに属さない俳優”ですが、しっかりと結果を残しています。今後は菊池さんが“グループに属しながら舞台でも活動する”というパイオニアになるかもしれませんね」(前同・芸能関係者)
2019年12月27日「あの番組以降、最近の中居さんは雑談でも自らのことを“古い地図”と言って、周囲の人たちをざわつかせています」(番組制作関係者)あの番組とは、中居正広(47)の冠番組『中居くん決めて!』(TBS系)11月18日放送での発言だった。「キンプリ・高橋海人くんがゲスト出演したときでした。女性アイドルが『初めてジャニーズの方に(会う)!』とテンションが上がるのを見て、中居さんもジャニーズなのに、そう認識されなかったことを『俺、“古い地図”じゃないんだよ!』と言い放ったんです」(テレビ局関係者)“古い地図”とは、元SMAPの稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の“新しい地図”にかけた言葉だろう。“古い地図”発言の真意はどこにあるのか――。「確かにこの1年、中居さんは新規のCM出演依頼については断ることが多かったと聞いています。というのも、CMは年間契約のスポンサーが多いのですが、中居さんはいろいろな選択肢を考えていたようです」(広告代理店関係者)ジャニーズ屈指の人気者となった中居にとって、’19年で最も大きかった出来事は、ジャニー喜多川氏(享年87)の逝去にほかならない。6月18日、くも膜下出血で倒れてから約3週間の闘病生活中、24時間態勢で所属タレントの誰かが病床を見守っていたという。「病室内には中居さんが自ら作ったジャニーズの音楽のプレーリスト(演奏曲)と滝沢(秀明)さんの編集映像が流れていたそうです。中居さんはジャニーさんが気づいて目覚めてくれるように、大好きだった焼き肉を焼こうと、タレとお肉とホットプレートを用意してきたのですが、病院に断られたといいます。結局、焼き肉弁当をみんなで食べたそうです。中居さんの連日の看病のかいなく天国に旅立たれ、悲嘆にくれていました」(音楽関係者)ジャニーさんの死をきっかけに、中居自身に変化が見られるようになったと話すのは、別の音楽関係者だ。「SMAP解散後、中居さんがステージで踊ったのは、’18年1月31日。中居さんがプロデュースしたKis-My-Ft2の『舞祭組』のコンサートにサプライズ出演したのが最後でした。彼は以前からKis-My-Ft2には特別に目をかけており、ライブの演出のアドバイスなどもしていました。ハッキリと『SMAPを超えるグループになれ!』とも言っていましたね。ジャニーさんが亡くなったことで、より後輩に“ジャニーズ愛”を伝える姿勢に変わりました。彼らのきょうだいまで連れて福島に旅行に行ったり、自宅に招いたり。“古い地図”と自虐的に言ったのも“後輩たちが自分を超えていってほしい”という意識の現れだと思います」中居は’20年、「ジャニーズの“古い地図”はもう捨てないと!」という新たな決意で臨むというのだ。ジャニーさんとの永別を経て、ジャニーズの後輩たちのためにも彼は前に歩を進める――。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月18日ジャニーズアイドルから、事務所の副社長へと就任した滝沢秀明(37)。そんな彼が“えっちゃん先生”と呼び慕う振付師の女性がいる。川崎悦子さん(63)だ。20代の頃、一世風靡セピアの振付を生み出し、一気にスターダムに駆け上がった川崎さん。その後、桑田佳祐(63)やMr.Childrenなどのコンサート、舞台の振付でも活躍。全国的ヒットとなったCMでの“武富士ダンス”も川崎さんも創作した。そして『Endless SHOCK』や『滝沢歌舞伎』といったジャニーズの舞台にも関わるように。滝沢との初仕事は2009年の『新春 滝沢革命』だった。もともと、亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)が川崎さんを“えっちゃん”と呼んでいたことから、滝沢は“先生”を付けて“えっちゃん先生”と呼ぶように。2018年限りで、芸能活動を引退し、プロデュース業に集中することになった滝沢。今年1月、川崎さんが『滝沢歌舞伎ZERO』で再会したときは、名刺を持ちスーツ姿だった。「滝沢くんは、こだわりも情熱もあって、Sっ気もある(笑)。私が『(出演者に)これ以上、躍らせると死んじゃいます』と言っても『大丈夫です。もっとキツい振りをお願いします』って言うんです」若いころの情熱はそのままに、的確な指示を出す滝沢の手腕に、驚かされたと笑う川崎さん。だが、そんな彼女のここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。彼女のダンス人生は、4歳のころからのバレエに始まる。「父は企業の重役のハイヤーの運転手で、家は裕福ではありませんでした」バレエは経済的な負担が大きく、母親が辞めさせようとしたこともあったが、先生が月謝無料の特待生扱いにして、引き止めてくれた。彼女は、友達を集めて歌ったり踊ったりするのも大好きだった。しかし、これがトラブルの元になってしまう。小学校高学年になると、クラスで総スカンを食らった。「興味のない同級生も無理矢理付き合わせたので、迷惑な話ですよね。五年生のときかな、女の子に締め出されて、男子経由で『バカ』『死ね』と手紙が来ました。体育館裏に呼び出されて、『裁判』にかけられたこともありました」それでも学校を休まず、親にも相談しなかった。プライドが許さなかった。テレビでミュージカル「雨に唄えば」を見て衝撃を受けたのは、高校の頃だという。女優になりたいーー。強い意志と夢が生まれた。「歌って、踊って、演じる。ミュージカル三昧で過ごせたら最高だと考えるようになりました」川崎さんは女優を目指し、オーディションを受けまくった。高校卒業後は堅実な親の縁故で就職。だが頭はいつもオーディションでいっぱい。コネになればと大物俳優の付き人を1カ月間つとめたため、社内に居場所がなくなってしまう。次に就職した東京現像所も2年でクビになった。怒った父からは勘当同然で実家を追い出され、小劇場の多い下北沢で一人暮らしを始めた。三畳一間で、家賃は1万6千円。「でも、貧乏暮しが辛いなんてまったく思っていませんでした」そんなとき、転機が訪れる。オーディションの足しになればと、得意だったダンスを練習していたときのこと。訪ねたダンススタジオで『ウチで教えない?』と逆スカウトを受けたのだ。「オーディションはことごとく落ちましたが、その時知り合ったダンス仲間が役者の集団の振付をやらないかと誘ってくれたんです」それが劇男一世風靡の前身、劇男零心会だった。その後に始まる振付師としてのキャリアをスタート。タレントと信頼関係を作り、27歳のころにはダンススタジオも開設。振付師という職業が世間に認知されていなかったなか、川崎さんは自分の道を歩み続けたのだ。振り返って、川崎さんはこう語る。「私自身、楽しいことをやり続けてきただけ。道を切り開こうとか、振付師の評価を上げたいなんて、全然思いませんでした。ただ踊り続けていたら、ここまできたの(笑)」拠点のダンススタジオ『ビートニックスタジオ』には意味が込められている。ビートニックとは、50年代のアメリカで起こった、保守的な価値に縛られない新しい若者文化のこと。「古いものを守るより、新しいものを吸収したい。だって、挑戦する方が楽しいから」夢に描いた女優の道をたどった一本道。行きついた先は、目指した風景と少し違ったが、川崎悦子にしかできない仕事を、いまも求められている。
2019年12月09日今年4月、新橋演舞場で『滝沢歌舞伎ZERO』の最終通し稽古が行われていた。舞台に立つジャニーズJr.のダンスを、プロデューサーの滝沢秀明(37)とともに真剣な眼差しで見つめるのは、振付師でダンサー、舞台演出も手がける川崎悦子さん(63)だ。ジャニーズ事務所の仕事を、20年近くも手がけている。稽古が白熱してきたころ、ふらっと小柄な男性が入ってきた。生前のジャニー喜多川(享年87)さんだった。振付師が職業として認知されていなかった時代から活躍してきた川崎さん。一世風靡セピアのダンスでスターダムに駆け上がり、Mr.Childrenや渡辺美里(53)、桑田佳祐(63)などのコンサートの振付や、多くの舞台、ドラマでのダンスの振付を担当してきたプロフェッショナル。それでも、ジャニーズという“大ブランド”での振付は大きなプレッシャーになるという。「新しい振付をジャニーさんに披露するときは毎回ドキドキ。反応がすごく気になるんです」ジャニーさんの姿に気が付いた川崎さん。会うのが久しぶりだったため、「覚えていらっしゃいますか?川崎悦子です」と冗談交じりに挨拶をすると、ジャニーさんは「おーっ!えっちゃん!」と声を弾ませた。「すごくお元気だったんです。その日ジャニーさんは、演出サポートをしている先生と別の作品の打ち合わせもされていたのですが、私にも『えっちゃんも、そう思うだろう?』って、意見を求められて……」担当外の作品に首をつっこむのがはばかられ答えに窮していると、ジャニーさんは優しい眼差しで彼女を見つめ、そっと言った。「えっちゃんの振りは、いつ見ても、本当に男っぽくてかっこいいよね」川崎さんの背骨に電気が走った。「ジャニーさんには、『すごくいいよ』と言われたことはありましたが、こんなにハッキリ褒められたのはあの時が初めてで……」振付師という仕事の先駆者として、活躍の場を自ら開拓していった川崎さん。そんな彼女にとっても、稀代のプロデューサーからの褒め言葉は特別なもので、大きな自信を与えたのだ。ジャニーさんが倒れたのは、その2カ月ほど後のこと。7月9日に逝去したジャニーさんから、もう、「えっちゃん」と呼ばれることはない。手放しの賛辞が川崎さんへの遺言となった。「最後に大きな勲章を贈っていただいたように思っています」そう話す川崎さんの目元には、光るものがあった。ジャニーさん亡きあとの舞台『DREAM BOYS』の振付にも関わった川崎さん。演出に携わった堂本光一(40)とはこんなやり取りがあったという。「光一くんは、過去の上映映像を見て、一部、振付を変更したかったようでした。そのシーンは、ジャニーさんのオーダーで作って、すごく気に入ってくださった部分。そのことを彼に伝え『ここを生かしてここを変えよう』と、やりとりを重ね、アレンジしました」偉大な先人が残した作品に、若い世代が新たな発想を加えて、次の世代に残していく。生き物のように進化する表現の世界に、川崎さんは身を置き続けているーー。
2019年12月09日来年1月22日にCDデビューが決定しているジャニーズJr.グループ・SixTONESのデビューシングルを、X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が手がけると発表された。ジャニー喜多川元社長(享年87)の生前、まだデビューが決まっていなかったSixTONESのオリジナル楽曲制作を滝沢秀明氏(37)が依頼。YOSHIKIがこれを快諾したことをきっかけに、デビュー決定後に改めて再オファーしたという。YOSHIKIがジャニーズグループに楽曲提供することは、今回のSixTONESが初。新たな試みに対し、YOSHIKIはこうコメントを残している。「あまりにも自分のスケジュールが過密だったため、安易に引き受けると後々ご迷惑をかけると思い、お断りするつもりでお会いしましたが、滝沢さんの熱心な思いを打たれ、また『SixTONES』が海外でのJ-Popのイメージを一新させる可能性を秘めたグループだと確信したので、楽曲提供およびプロデュースを引き受けさせていただきました」また、楽曲には意識して“YOSHIKIメロディ”も取り入れたとも語っている。11月19日に東京国際フォーラムで行われたSixTONESのコンサートツアーで、メンバーの口から報告を聞いたファンはSNS上に驚きと歓喜の声をあげている。《まさかのYOSHIKIでびっくりした!期待しかない》《人選のセンスが良すぎる。ストの可能性がまた広がった~!》《発表してくれた時のメンバーみんなが誇らしげにしてて感動しちゃった。デビューが本当に楽しみ》デビューシングルの情報以外にも、単独ファンクラブの発足や来年のコンサートツアーの詳細も発表したSixTONES。GLAYのデビュー曲や松田聖子(57)のシングルなども制作した名プロデューサー・YOSHIKIの力が加わった華々しいデビューに、今から期待が止まらない。
2019年11月20日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが16日、オフィシャルブログを通じ、Kis-My-Ft2の紅白初出場を祝福した。キスマイは、今年大みそかの『第70回NHK紅白歌合戦』に出場することが決まり、14日の発表会見で、「令和初の紅白ということで7人で力を合わせて、(ジャニー喜多川)社長に感謝を込めながら頑張っていきたい」と意気込みを語っていた。伊達は「紅白おめでとう」と題した記事で、「念願の、いや悲願の初出場!」「良かったぁー本当に」と喜び、「メンバーみんなから、喜びのメールが届きました」と直接報告があったことも明かした。「曲もCMで使用されたり、大規模なコンサートやバラエティーでも大活躍だもんね」と振り返り、「一緒に番組やらせて貰ってますが、メンバー7人、本当に気持ちの良い兄ちゃん達です」と人柄も絶賛。「きたやん、たいちゃん、横尾くん、たまちゃん、せんちゃん、にか、宮田くん」「おめでとうさん!」とそれぞれに祝福のメッセージを送っている。サンドウィッチマンとキスマイは、テレビ朝日系『10万円でできるかな』(毎週月曜20:00~)で共演中。伊達は、7月27日放送のラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)にゲスト出演した際にも、「キスマイって、いつもプレゼントをくれるんですよ。しかも、ちゃんとメンバーが選んで買いに行ってる」「たまにキスマイが違う芸人と絡んでると嫉妬するんだよ。俺らのとき、こんな笑顔見たことないなって」とメンバー愛を伝えていた。
2019年11月16日残すところあと2カ月となった、令和初のNHK紅白歌合戦。超厳戒態勢で行われる出場者選考会議の様子を総力取材!11月下旬の出場者発表に先駆けて、どこよりも早い内定者リストを公開する。平成を代表する“復活組”も今年の大きな目玉だという。「今年デビュー25周年を迎えたGLAYは8月のライブで『今年こそ紅白』とアピールするなどやる気まんまん。『HOWEVER』や『誘惑』といった過去の代表曲を披露するそうです。また、朝ドラ『まんぷく』で主題歌を担当するも昨年は欠場したDREAMS COME TRUEの6年ぶりとなる出場も噂されています」(NHK関係者)豪華出演陣のなかでトリ候補と目されるのが、紅組は来年デビュー40周年の松田聖子(57)。白組は“おげんさん”や『いだてん』で同局の貢献度も高い星野源(38)が有力視されているという。19年を振り返るうえで忘れてはならないのが、7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)。SMAPや嵐など日本を代表するアイドルを見出してきた“ジャニーさん”を悼む、特別企画が計画されているという。ある芸能レポーターはこう語る。「ジャニーズ事務所の副社長にも就任した滝沢秀明さん(37)主導で追悼企画が進められていると聞いています。ジャニーさんが生前可愛がっていた来年1月に同時デビューするSix TONESとSnowManの2組もそこでパフォーマンスするはず。『紅白』当日にはカウントダウンコンサートもあるので、前半の山場に持ってくるのではないでしょうか」SNSで大きな反響を呼んだドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で主演を務めた田中圭(35)も特別枠での出場が噂されている。「昨年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレイクし、“あな番”の劇中歌で歌手デビューした田中さんに熱烈オファーしているようです」(日本テレビ関係者)田中圭の快進撃は、一体どこまで続くのか――。
2019年11月08日舞台『虎者 ーNINJAPANー』の公開ゲネプロが2日に東京・サンシャイン劇場で行われ、ジャニーズJr.のグループ・Travis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)が出席、初日を迎えた意気込みを語った。同舞台は、同グループにとって初の単独公演。故・ジャニー喜多川さんが企画・構成を行い、滝沢秀明が構成・演出を引き継いだ。公演は1部が舞台、2部がショータイムとなっており、セリフではなくダンスで感情を表現、壁で行うウォールトランポリンにプロジェクションマッピングを組み合わせるなど、新たな技術を取り入れたパフォーマンスを見せていく。このたび初日を迎え、「すがすがしいです」と笑顔を見せた宮近は、「新しいパフォーマンスだとか、僕らのダンスという武器も研ぎ澄ませて。結構ハードな稽古を重ねてきたので。やっと初日かと。それでも早いくらいなんですけど、とりあえず稽古が終わった。あとはお客さんに僕らのパワーをぶつけるだけなので。気合いが入っています」と晴れやかな顔。10月にはオースティン・マホーンの日本公演にもゲスト出演を果たし、松倉は「オースティンさんの期間も稽古をやってたよね」、松田は「リハーサルの日も、午前中が『虎者』で、午後がオースティンとか」と振り返る。宮近は「体がわけわからなくなった。昼が洋楽、夜は舞台で。まあ、楽しい人生ですよね」としみじみした。今回の構成・演出を務めた滝沢から言われたことについて質問された七五三掛が「稽古の時に主演の立ち方とか、そういうことを最初に教えてもらいました」と切り出すと、松田も「稽古中はピザをおごってもらいました。さっきもゲネプロが終わって、集まって『どうでしたか?』と聞いたら、『うん、良かった。でもTravis Japanなら、もうちょっといける』と熱く言ってもらったので頑張ります」とコメント。さらに吉澤が「僕らはお芝居をやったことがなかったんですが、滝沢さんが直接指導してくれて。ちゃんとアドバイスをくれる頼りになる"社長さん"でした」と続けて笑わせると、川島も「初主演舞台ということで、滝沢さんが監修。第二幕があの屋良朝幸くんの構成で、隅から隅までどうみせるか。一個一個丁寧にやっているので、本当に楽しかったです」と付け加えた。本作の見どころについては「僕がうれしいのは『千年メドレー』ですね」と語った宮近。「千年メドレー」といえば、舞台『PLAYZONE』で少年隊の東山紀之が披露し、その後も多くの後輩たちが披露してきたというが、「歴史に残るメドレーで。ジャニーズの歴史をより直に引き継いでいる感じがして。また僕たちも更新して、千年後もできるようなメドレーになれば。そういう気持ちも込めて」と意気込んでみせる。また松倉は「僕が作詞で、如恵留が作曲をした曲。初挑戦ですごい楽しい部分もあったし、難しい部分もあった。自分的にも、いいのができちゃった」と見どころに自信満々。七五三掛は「(中村)海人と2人で『愛されるより愛したい』をやって。アカペラで始まるんですけど、1カ月間の稽古でも空き時間があったらスタジオに籠もって2人で練習したりとかして、計30時間くらいやったんです」と説明し、周囲は「そんなにしたの?」「ちょっと盛ったよね?」と疑うも、宮近が「まあまあ、どうだっていいじゃんそんなこと」とうまい具合に場を収める。「2人の絆ができた」とはにかむ七五三掛に、中村は「じゃあ、ハグしとく?」と提案し、川島から「自分から言うタイプなの!? 周りがはやし立てるやつだよ!?」とつっこまれつつも、2人は熱いハグを交わした。「最後の曲が見どころ」だと続けた中村は、「『Together Now』という僕たちの新しいバラード曲です。僕たちはバラード曲は持っていないけど、心に染みる曲が欲しいなと思っていたんです。滝沢さんと舞台をやる時に『どんな曲がいい?』と言われて、満場一致で『舞台で心に染みるバラードが欲しいです』と言ったんです」と述懐。「聞いた話だと、今年の5月ごろ、ジャニーさんもその曲に耳を通していたらしくて。ジャニーさんの思いもこもった曲なんです。絶対見てくれてるんですよ。たぶん、ここらへんにいる」と付け加えた。改めて初の単独主演に、中村は「『虎者』が決まってから、みんなが言いたいことを言えるようになって、絆が深まった。YouTubeの収録が終わった後に『もっと会話をこうしよう』と反省したりとか。閑也だったら、『もっと俺に一発ギャグを振ってくれ』とか」とまさかのキラーパスで、吉澤は「言ってねえ!!」と驚愕。中村はなおも「『俺はコメディタイガーなんだからもっと一発ギャグをくれ』って」と気持ちを代弁しつつ、「今、閑也があんまり喋ってる印象がないので」と吉澤に振った理由を明かす。結局「カーニバル」という一発ギャグをすることになった吉澤は「俺は強い。このパンチ、見えますか? シュッシュッシュッシュッシュシュシュシュッシュッ! シュッシュッシュッ! シュッシュッシュッシュッシュッシュッ! カーニバ〜ル!!」と披露し、いい感じに爆笑を呼ぶも「いろいろ段取り間違えたしもう!!」と反省。メンバーは「痛い痛い!」と騒然となるが、宮近は「でも、このパンチでキラキラしてたから、素敵だったよ」と称え、川島が「Travis Japanの絆も深まってたし、しーくん(吉澤)の傷も深まってました」とまとめた。最後に宮近が「初めての舞台、ファンの人と一緒に盛り上げていきたいですし、これからも成長していくためのステップだと思うので、よろしくお願いします」とメッセージを送った。
2019年11月03日映画『ブラック校則』(11月1日公開)の公開初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、佐藤勝利(Sexy Zone)、高橋海人(King & Prince)、モトーラ世理奈、星田英利、菅原伸太郎監督が登場した。同作は、漫画『セトウツミ』で知られ今作で脚本デビューする此元和津也によるオリジナル作。髪形、服装、行動に至るまで厳しすぎる“ブラック校則”のもとで、最低の青春を送る高校2年生の小野田創楽(佐藤)と、正反対の親友・月岡中弥(高橋)は、気になる女子生徒・希央(モトーラ世理奈)のためにブラック校則を潰すことを決意する。11月1日の劇場公開に先がけ、現在日本テレビにて連続ドラマ、Huluでもオリジナルドラマが放送・配信されている。「この映画を観てもらって、少しでも、この国の生きづらい世の中に生きているみなさんの後押しになればと思っています」と同作について熱く語った佐藤。「海人もそうだと思うんですけど、ジャニーさんの生前、この映画を撮るという報告はできていて。ただ僕が『映画とドラマに主演する』と言った後、全然信じてもらえなかったと。『You、ほんとにやるの?』と、ずーっと言われていて」と故・ジャニー喜多川さんの反応を明かす。「完成する前に亡くなってしまったけど、報告はできてたので、そういう作品は僕にとっては最後。だから大事な作品でもあるし、世の中に響けばいいなと思っています」と心境を吐露した。一方、街中で公開ポスターを見るたびに「『本当に映画に出るんだ』と思ってすごい嬉しかった」という高橋。「初心者みたいですいません」と謝りながら、「みんなにどう感じてもらえるのか不安だったんですけど、みんながパチパチしてくれてよかった」と観客の拍手に感謝する。またモトーラは「本当にあっという間で、もう公開かという感じで、ついこないだまで撮影をしていたので……。来年になっても……」と独特の間で話し、「遅送り機能で(スローに)聞いてるのか、くらい」(佐藤)、「『モトーラの間』と、僕の中では(呼んでいる)。これに圧倒されちゃうんですよ。皆さん気をつけてください。気づいたらやられちゃいますから!」(高橋)とつっこまれつつ、「忘れないでほしいってこと、言いたかった」と主張した。イベントには、ブラックな先生役の星田がサプライズ登場し、星田の声が聞こえた瞬間、佐藤と高橋はキョロキョロして驚く。「なんだお前ら!!」と悪態をつきながら登場した星田だが、「思いの外反応がなくて、動揺してる」と胸を押さえ、佐藤は「びっくりしすぎて」とフォロー。星田は、佐藤について「俺がおにぎりを食べてるときに、楽屋が図書館みたいなとこだったから、本を1冊持ってきて、ずっと卑弥呼の話するの。卑弥呼は食すすまん!」、高橋について「夜の学校でトイレ行けないねん! ずっと『誰か行きたくね? 行きたくね?』と言ってて、葵(揚)くんが『なんだ、行けないの?』って一緒に行ってくれてた」と続々とエピソードを披露した。さらに、脚本を担当した此元が3人を描いた漫画が披露され、その場で実際に演技することに。佐藤は「役作りでちょっと時間ください。いつも1日くらい考えるからな……」と戸惑い、高橋はマイクなしで始めてしまうなど動揺を見せる。無事に演じ切ったものの、高橋は「(ファンが)うちわとか持ってきてくれて、ホームな環境でこんだけアウェイ感じたの初めてだわ……」と苦笑していた。
2019年11月01日「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ。たとえば、King&Princeの『シンデレラガール』もね……」数台のモニターに囲まれるように置かれたキーボードを前に、編曲家・船山基紀さん(68)は語り始めた。今、ジャニーズで最も旬な“キンプリ”のデビュー曲も、船山さんの編曲だ。「元の曲が、とってもいいですよね。作曲家(河田総一郎)の作品はコンピューターで作ったものだったから、それをスタジオミュージシャンで録り直しました。スパイスとして入れたのが、生のストリングス(弦楽器による演奏)。途中からヒュルルンと入ってくる。派手に、楽しく、そしてキングとプリンスだから、ノーブルな感じも出したくてね」手がけた曲を聴きながら、船山さんは満足そうに髭を触った。編曲とは、作曲家が作ったメロディーを、どんな楽器の編成で演奏し、どんなハーモニーやリズムで色付けするかをアレンジする作業だ。曲全体のイメージを作り上げるのが編曲家ともいえる。だから、同じ曲でも編曲が違うだけで、ヒットするか、しないか、大きく左右される。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を象徴する楽曲のアレンジを手掛けてきた。これまで2,700曲もの編曲を手がけ、編曲家部門のシングルの総売上げは、小室哲哉(60)に次いで2位。そのうちの265曲はジャニーズ関連の楽曲になる。ジャニーズ事務所の仕事を最初に手がけたのは、1970年代後半からだった。「ジャニー喜多川さん(享年87)に始めて会ったときのことは強烈に覚えています。’79年、レコーディングの現場にいらしてね。羽織っていた毛皮のコートが極楽鳥みたいな、レインボーカラーなの。今でもあの色は刷り込まれていますよ」当時のジャニーズは冬の時代だった。’75年3月限りで、郷ひろみ(63)が別の事務所に移籍。’78年にはフォーリーブスが解散している。’79年、ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の生徒役に、田原俊彦(58)、近藤真彦(55)、野村義男(54)が抜擢され、「たのきんトリオ」として人気が出たのをきっかけに、翌年、田原が歌手デビュー。ジャニーズがひさびさに生んだスター候補だった。船山さんは、2枚目のシングルを担当した。「メリー喜多川さん(92)がトシ(田原)を連れて、スタジオにいらしてね。トシが緊張しているのがありありとわかった。皆の期待が凄かった。事務所の命運が、19歳のトシの肩に全部かかっているみたいな……」それが『ハッとして! Good』。船山さん自身、3本の指に入ると自負する作品に仕上がった。この曲は、オリコン初登場で第1位を獲得。田原は、その年のレコード大賞最優秀新人賞に輝き、ジャニーズ初の快挙をなし遂げる。以降、ジャニーズから編曲の依頼が次々とくるようになる。「ジャニーさんは、バンドだけじゃダメで、ストリングスにブラスセッション(金管楽器)も入れるのを好んだ。ラスベガスの華やかさを求めたんです。僕も、ジャズなどを通して、そういう世界は大好きだった。アメリカへの憧れのようなものを共有していたから、僕の手掛けるアレンジがジャニーさんの心に刺さったんじゃないかな」すでに、時代のトップアレンジャーとして活躍していた船山さんは、オリコンの年間売り上げランキング編曲家部門で1、2位の常連。だが、’82年、突如、拠点を米国・ロサンゼルスに移す。「ロスでアレンジの修行がしたい」。それが、体のいい“言い訳”だと見破ったのが、ジャニーさんだ。「『船山くん、ジャニーズみたいなアイドルの仕事が嫌で、ロスにきちゃったんでしょ』。ロスを訪れたジャニーさんと会食したとき、いきなりそう言われたんです。その瞬間、冷や汗がダラ~ッと出た。仕事を毎日、目茶苦茶にやって、これじゃ壊れる、と。まぁ、逃げたようなもんでした(苦笑)」夜22時から打ち合わせ、朝は5時起きで、6~9時、9時~12時の間に1曲ずつアレンジし、午後はレコーディング。そんな生活をずっと続けていた。ジャニーさんは、焦る船山さんを見て、してやったりとニヤニヤ。ご機嫌になって、アメリカ軍時代の話までしてくれた。「『僕ね、鉄砲の訓練していたの。僕はね、CIAだったんだよ(笑)』とおっしゃって。でも、要は、軍の情報部所属の語学将校として、通訳で朝鮮戦争に行っていたんだって。その後、日本に戻ったという話でした」ロスで生まれたジャニーさん。父親は高野山真言宗米国別院の僧侶だった。船山さんが帰国すると、すぐにまたジャニーズからオファーがきた。’85年には、少年隊のデビュー曲『仮面舞踏会』の編曲を担当。「『ニューヨークで修行させている男の子が3人いる。逸材だから、絶対に売らなきゃいけない』というジャニーさんからのプレッシャーがかかっていた。『前に、ぎょっとするものをつけてくれ』と言われてね。これやったら、誰も文句は言えないだろうという5拍子のイントロをつけたんです。あり得ないから、みんないいか悪いかも判断できない。でも、ジャニーさんがすごく気に入ってくださって。斬新なものはいつも面白がってくれる」その後も、田原の『抱きしめてTONIGHT』や、SMAPのデビュー曲『CAN’t Stop!! LOVING』、KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』、TOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』、近年はキンプリの『シンデレラガール』やSexy Zoneの『カラクリだらけのテンダネス』……。時代が変わっても多くのジャニーズの楽曲を手掛けてきた。「新しいブームが起きるたびに、いろんな仕事が断ち切られたけど、ジャニーズの仕事はずっとある。そこで出会った仲間も大勢いる。私の編曲家人生において、ジャニーズ音楽は大きな柱です」10月10日、これまでの編曲家人生を振り返って『ヒット曲の料理人編曲家船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版した。’20年、船山さんは編曲家人世45年を迎えるが、もうすでに次の仕事にとりかかっているという。時代を彩ってきた編曲家は走り続ける。(取材:岡野誠)
2019年10月17日「お別れ会の随所に、ジャニー喜多川さんが好きな銀のテープやパーン!という派手な演出があったよね」ジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会をそう振り返るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩った多くの曲のアレンジを手掛けてきた。編曲した曲は2,700曲以上を数え、編曲家部門のシングルの総売上げは小室哲哉(60)に次いで日本2位だ。船山さんはジャニーズの楽曲の編曲も多く手掛けている。田原俊彦(58)の『ハッとして!Good』や『抱きしめてTONIGHT』、少年隊の『仮面舞踏会』、SMAPのデビュー曲『CAN’t Stop!! LOVING』、KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』、TOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』、近年はKing&Princeの『シンデレラガール』やSexy Zoneの『カラクリだらけのテンダネス』などなど、その数およそ265曲にのぼる。7月9日に帰らぬ人となってしまったジャニーさん。9月4日に東京ドームでお別れの会が行われ、業界関係者向けの午前の会に、船山さんも参列した。「僕の席のまわりには、一緒に曲を作ってきたディレクター陣や、森浩美(作詞家)とか馬飼野康二(作曲家、編曲家)とか作家連中が集められていました。なんかイメージ的にアメリカのような形になるんじゃないかとか思っていたけど、普通に位牌が置いてあって。よくよく考えたら、ジャニーさんの家はもともとお寺さんなんだなぁとか、ふとそんなことを思ったり……」父は高野山真言宗米国別院の僧侶で、米国・ロサンゼルスで生まれたジャニーさん。朝鮮戦争のときは、米軍で通訳として働いていた経験もある。その生い立ちもあって、ニューヨークのブロードウェイやラスベガスのショービジネスへの造詣が深かった。愛した音楽もまた、そういうものだった。「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ」船山さんは、そんな要求に常に応えてきたと自負している。「僕のアレンジの特徴も、無理矢理“派手”なんですよ(笑)。昔は、レコードに針を落としたでしょ。その5秒が勝負なわけ。そこで『えっ!?』と、思わせたい。100点満点じゃダメ。それを110にも120にもして『これ何~すごい』というところまでいかないと。僕は、どんな歌でも、舞台の上で映える感じや、歌った瞬間の驚きを目指してきました。だから、ジャニーさんの目に止まり、今もジャニーズの仕事ができるんじゃないかと思うんです」40年間にわたり、ジャニーズの楽曲に携わってきた船山さん。’00年に堂本光一(40)主演の舞台『SHOCK』に参加した時は、ジャニーさんが納得するまで、10回くらい曲を書き直しさせられたことも。そんな経験を通じて、ジャニーさんの仕事に対する厳しさに触れてきた。また、同時に優しさにも……。「人にご飯ご馳走するのが、本当に好きな人でね。現場にはよく焼き肉弁当などの差し入れを『重い、重い』と言いながら、ジャニーさん自ら、両手に下げて持ってきていた。それも晩年まで、全部、自分で買いに行っていたそうだよ。ディレクターが夜、自宅に打ち合わせに行けば、『YOU、お腹空いてない?』って、ステーキ焼いてくれたという話も聞きました」船山さんが、他の事務所のタレントの仕事をしようと、ジャニーズを辞めたアイドルの仕事をしようと、ジャニーさんは頓着しなかった。「ジャニーズで良いものを作れば、それでいいって考え方。タレントだけじゃなく、スタッフの才能を見抜く力も抜群だった。一生懸命、作ってきたものを鼻先で突き返すようなことは絶対にしない。悪く言う人はいないよ。皆が尊敬してるから」お別れの会で、船山さんはジャニーさんの遺影に手を合わせ、感謝の思いを伝えた。スライドでは、ジャニーさんの全人生が流された。「子どものころにメリーさんと撮った写真、軍隊時代、野球チームのジャニーズ、数年前の誕生会で、マッチや中居くん、大勢のタレントに囲まれた元気な姿もあったな」NHKの「思い出のメロディー」で仕事を共にしたばかりの東山紀之(53)を会場で見つけた。声をかけようとしたが、思い止まった。「泣いていたんだよね、東が。後ろ向いて、涙を拭っていた……。ジャニーさんの魂は、ジャニーズのみんなに叩き込まれている。教え子たちがみんなで送ってくれる。いいよね、ああいう人生って」’20年、編曲家人生45周年を迎える船山さん。10月10日に、著書『ヒット曲の料理人編曲家船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版した。もう、人生を振り返る時期に来ていると思いきや、夢が尽きることはない。「コンピューターが発達したおかげで、作家が孤立している。1人で何でもできるようになったから、昔、皆でスタジオに集まって音源を作ったときのように、“ハプニング”や“驚き”が、生まれにくくなっていると思う」コンピューターの発展は音楽に新たな可能性ももたらしたが、コンピューターの性能に音楽が制限もされるようにもなったという。「だから、今こそ、原点に戻るというか、新しい形の音楽を人間の力でやりたいなと。音楽って12音の組み合わせだから、限りはありますよ。だけど、そこに音符で表すことができない魂を込められたら……。それが人間力だと思うんだよね」ジャニーさんが求めた驚きを、誰も経験したことのない感動を、船山さんはこれからも、追い求めていく――。(取材:岡野誠)
2019年10月17日「『SHOCK』が始まったとき、舞台はジャニーさんの道楽とかいう人もいました。当時は、CDが売れなかったら、舞台に客が入ってくれない。だから、CDを一生懸命売っていた。でも、だんだんと逆になっていった。いまは舞台を楽しむためにCDを買う。CDが売れない時代になっても、(堂本)光一くんの舞台は即完売ですよ。本当にジャニー(喜多川)さんの先を見通す目はすごい」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)や沢田研二(71)、C-C-BやWinkなど、時代を彩ってきた多くのアーティストの楽曲の編曲を手掛けてきた。編曲した曲は2,700曲以上を数え、編曲家部門のシングルの総売上げは小室哲哉(60)に次いで日本2位。今も、ヒットメーカーとして、トップを走り続ける船山さんは、10月10日にこれまでの編曲家人生を振り返って、『ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版したばかり。そんな日本を代表する編曲家の船山さんは、’00年、堂本光一(40)主演の舞台『SHOCK』が始まったときから、編曲に加えて、作曲でも同舞台に関わってきた。『SHOCK』は故・ジャニー喜多川さん(享年87歳)の肝いりで始まった舞台だ。込めた思いは、「Show must go on(何があってもショーは続けなければいけない)」。「もちろん、そういうコンセプトはあります。でも、それ以上に、ジャニーさんは、ラスベガスやブロードウェイのショーのようなマーケットを日本に作りたかった、ということだと思うんですよ。それが、ジャニーさんのいちばん好きなものでしたから」自分自身だけではなく、ときには所属タレントも渡米させて、本場ラスベガスやニューヨークのブロードウェイの最新のショーを見学させていたというジャニーさん。それだけに、舞台に対するこだわりは並々ならぬものだった。「もうね、ジャニーさんが『こういうのやりたい』というのは伝わっていて。しびれるくらい曲の書き直しさせられてね。最初の時すごかった…。いやぁ…何回くらいやったんだろう。10回くらいやり取りしたんじゃないかな」KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』などを含む、およそ265曲ものジャニーズの楽曲の編曲を手掛けてきた船山さん。それでも、「あれほど書き直させられたことは最初で最後だ」と笑う。本場ラスベガスやブロードウェイのような華やかさに、和太鼓や殺陣など、日本固有の演出を取り入れたジャニーさんの夢が詰まった舞台『SHOCK』は、ジャニーズファンのみならず、多くの人から熱狂と共に受け入れられた。「YOU、最悪だよ!」。9月に行われたお別れの会で、堂本光一はジャニーさんに事あるごとにそう言われたと振り返ったが、半世紀近く年の離れたこの愛弟子の才能を、誰よりも買っていたのもまたジャニーさんだった。’05年にジャニーさんは『SHOCK』の演出を光一に任せるという決断する。名前と内容を一新した『Endless SHOCK』が始まった。「『Endless SHOCK』は光一くんのものですよ。ここでこうしたいとか、ここで階段落ちをみせるとかを、全部光一くんが決めている。もちろん、ジャニーさんが作り上げたいちばん最初の『SHOCK』があってのことですけど、’05年以降の舞台を作り上げているのは、完全に堂本光一です」もちろん、光一のこだわりは船山さんが手がける楽曲にも及ぶ。「『Endless SHOCK』になってから、光一くんから直接注文がきますよ。彼は自分で作曲もして、すごく良い曲を書く。コンピューターで作ったメロディに、自分の歌を入れたデモテープを作ってくる。編曲に関してのリクエストは『こういう場面で使いたいから、こういうアレンジをしてください』みたいな形で具体的なイメージを伝えてくる。本当に素晴らしい才能です。ジャニーさんとは指示の出し方が違いますね。ジャニーさんは『ここは派手に』とかもっと直観的。でも、それがことごとく的を射ているのが、すごいところなんだけどね(笑)」ジャニーさんの舞台は、「3分に1回観客を驚かす」というのが信条だった。「それはもう、叩き込まれていますね。舞台を観てもらえばわかります。“何もなかったら嫌だ”、“絶対驚かしてやる”、“ビックリしてもらう”、“喜んでもらう”。ジュニア時代から何十年、エンターテイナーとしての心得がジャニーさんから叩き込まれている。だから、これほど、愛される舞台ができるのだと思います」ジャニーさんは晩年も、劇場に足を運び、愛弟子が作り上げた舞台を嬉しそうに眺めていたという。’19年3月、『SHOCK』は1700回公演を達成。国内のミュージカルとしては単独主演の最多記録を更新中だ。さらに、光一は、King&Princeの岸優太(24)が主演を務め、ジャニーズの若手が中心となった舞台『DREAM BOYS』(9月3日~27、日帝国劇場)での演技指導も担当。すでに、ジャニーさんの遺志を後輩たちに伝える仕事に取り組んでいる。「ラスベガスやブロードウェイ以上のショーを日本で作りたい」。そんなジャニーさんの夢は堂本光一を通じて、多くのタレントに引き継がれていこうとしている。――Show will go on.(取材:岡野誠)
2019年10月17日ジャニー喜多川さん(享年・87)の急逝から3カ月。今年も10月7日から29日まで『ジャニーズ伝説』が東京・日生劇場にて開催される。座長を務めるA.B.C-Zの戸塚祥太(32)、橋本良亮(26)、河合郁人(31)、五関晃一(34)、塚田僚一(32)と、初代ジャニーズのあおい輝彦(71)に、ジャニーさんとの思い出を語り尽くしてもらったーー。あおい「ジャニーさんと最後にお会いしたのは、ちょうど『ジャニーズ伝説2018』の製作発表のとき。いろいろ話をしたんだけど、ジャニーさんの記憶力はすごい。僕が忘れているようなことでも、すごく細かく覚えていて。ジャニーさんに会うと、一瞬で野球少年だったころに戻っちゃう。僕にとっては、あのころからずっと変わらない、優しい兄貴を亡くしたような感覚なんだよ」戸塚「僕らにとっては“お父さん”みたいな存在だったけど、あおいさんにとっては“兄貴”なんですね」あおい「よく『“さん付け”しないで、ジャニーって呼んで』って言われてたけど、さすがに呼び捨てにはできなかった。今思うと、1回呼んでみたかったけどね。ジャニー!(笑)」■命名センスが独特すぎる!河合「これまであおいさんに伺ったお話のなかで、ジャニーズって名前を付けたのが、実はジャニーさん本人じゃないというのが、とくに印象に残っています」橋本「ジャニーズの名付け親って、実はあおいさんですもんね?」あおい「らしいんだけどね。僕はぜんぜん覚えてないんだよ(笑)。ジャニーさんはちょっとふざけて、“ヘターズ”とか“エラーズ”とかって言ってたよ(笑)」戸塚「あおいさんのおかげで、“ヘターズ事務所”にならずにすんだんですね。助かりました(笑)」あおい「それにしてもジャニーさんは命名の天才だよね。光GENJIとか嵐とかさ。全部おもしろい!」河合「僕たちのグループ名はステージ上で発表されたんですよ。もともと、橋本以外の4人がA.B.C.ってグループで活動してたんですけど、ジャニーさんが『ちょっと橋本入って歌ってみよう』って、そうしたら、バックの画面に『A.B.C-Z』って出たんです。この“Z”は何だろう?って思ってたら、ジャニーさんが『これが君たちのグループ名だよ』って」あおい「ジャニーさん、“Z”の発音にすごいこだわってたよね。『“ジー”じゃなくて“ズィー”だ』って」河合「いまだに自分たちでも正しく発音できないです(笑)」塚田「名前といえば、あおいさんも、名字をひらがなにしたのって、ジャニーさんの提案なんですよね?」あおい「そうなんだよ!今は選挙ポスターとかでよく見るけどさ(笑)。当時は画期的なことだったと思う。ジャニーさんは『大きな映画のタイトルバックに載る名前だ』って言ってくれたんだけど、そのあと実際、『二百三高地』や『犬神家の一族』などの大作映画に出させてもらって。予知能力でもあったのかなって思うよね(笑)」塚田「ジャニーさんなら、未来が見えてもおかしくないかも(笑)」■昔から演出力がすごかったあおい「ジャニーさん亡き後、昔の映像がたくさん流れてたでしょ。それで、当時の自分の姿を見ると、すごいリラックスしてるんだよね。“教えられたことをロボットみたいにやらされてる”って感じじゃなくて、のびのびとしてる。だから、やりたいようにやらせてもらってたんだなって、改めて感じたね」戸塚「当時のジャニーズの人気ぶりは、ほんとにすごかったんですよね」あおい「それも、ジャニーさんの演出力があってこそ。でもさ、当時は何の実績もなかったのに、プロデューサー相手に押し通しちゃうんだから本当にすごいよね(笑)。日劇ウエスタンカーニバルで『アイ・ラブ・パリス』を歌ったときも『なんで“ウエスタン”カーニバルで“パリ”なんだ!?』って、文句言われてたんだよ(笑)」五関「ジャニーさんって、昔からこだわりがすごかったんですね(笑)」河合「今ふと思い出したんですけど、僕がレッスン生のとき、下に着るTシャツを忘れたことがあって。裸にパーカを着て、前を閉めて踊ってたら、たまたま見に来てたジャニーさんに『それ前開けて、はだけてやりなよ。そのほうがカッコいいよ!』って声をかけられたんです。それも一種の演出ですよね。それで顔を覚えてもらったんですけど、もしあの日Tシャツを忘れてなかったら、僕はここにいなかったと思います(笑)」
2019年10月17日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは11月14日(木)開幕の「ユニバーサル・クリスタル・クリスマス」を盛り上げるため「関ジャニ∞」が「クリスタル・クリスマス・アンバサダー」に就任することを発表した。ツアー動員数1,000万人を超え、これまで数多くのファンを元気に輝かせてきた関ジャニ∞は、USJが掲げるまったく新しいクリスマスのコンセプト“クリスタルの輝きで全てのゲストを心から輝かせる”に賛同。そして、「ユニバーサル・クリスタル・クリスマス」と関ジャニ∞は、<今年新たにスタートを切る>という部分で共通点も。また、イベント期間限定で関ジャニ∞とのコラボレーション企画も予定され、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが仕掛ける完全刷新のクリスマスに、早くも期待が高まる。■「関ジャニ∞」コメント「去年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開業以来初のクリスマス・アンバサダーに就任しました。新しくなったユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクリスマスのテーマは、クリスタルの輝きで女性たちを心から輝かせる。関ジャニ∞も、エンターテイメントで人々を輝かせたいという思いで、がんばってきました。たくさんの人々を輝かせたい、とのユニバーサル・スタジオ・ジャパンの想いに賛同しました」(横山裕さん)「まるでランウェイを歩いているかのように主役になった気分になれる、全く新しいクリスマスです」(丸山隆平さん)「今年のクリスマスはゲストの皆さんが主役です。ユニバーサル・クリスタル・クリスマスで、ぜひ、新しい自分に出会ってください!」(村上信五さん)ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのシーズナル・イベント「ユニバーサル・クリスタル・クリスマス」は、2019年11月14日(木)~2020年1月13日(月・祝)の期間開催。ユニバのきらめくクリスマスが待ちきれない。(text:cinemacafe.net)
2019年10月16日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が、10日に放送されたラジオ特番『Youたち25年もやってたの!?KinKi Kids どんなもんヤ!四半世紀スペシャル』(文化放送/20:00~22:00)に生出演。ジャニー喜多川さんへの思いを語ったほか、サプライズ報告も飛び出した。この日の記念特番で、放送25周年を迎えた『KinKi Kids どんなもんヤ!』。番組では、光一が酔っぱらったまま出演した爆笑回や、番組の初ゲストとした登場した事務所先輩・佐藤アツヒロとのトーク回など、リスナーから寄せられた過去の貴重な音源を紹介。2人は当日の思い出を振り返りつつ、熱いトークを繰り広げた。番組後半では、ジャニーさんとの思い出にも言及。ジャニーさんについて語った過去のダイジェスト音源が流れると、光一は、「当時は、ジャニーさんがいなくなるとは思ってなかったから。でもスタンスは今も変わらないですけどね。何かあれば、ジャニーさんのマネが出てきちゃうし。だからどれだけ愛される人だったのか伝わるんじゃないかなと思います」としみじみ。続けて、光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』において、「ステージに立ってると、近くでジャニーさんを感じたりとかね。一緒に作り上げてきた舞台だったので、色んな複雑な気持ちになりました。それだけ、我々の心の中でまだ生きてる」と話すと、剛も、「ジャニーさんが好きだったものを、最近よく食べるようになったな。食べたいものが思いつかないとき、ウナギ食べようかな、お肉食べようかなって」と、ジャニーさんが亡くなってからの変化を明かした。そして生放送残り2分となったところに、「失礼します!エンディングのギリギリですみません!」と、事務所の後輩グループ・ジャニーズWESTが乱入。残り10秒で、光一が、「俺、最後の最後でぶっこむからな」と宣言した後、「KinKi Kids、ドームライブやります!」「言ったらアカンって言われたけど言ったった。さよなら!」と驚きの報告で締めくくり、ジャニーズWESTも、「まじっすか!?スタッフさん総立ちしましたよ」とあっけにとられていた。
2019年10月11日9月28日、TOKIOのリーダー・城島茂(48)がファンクラブ向け会員サイトで結婚を発表した。婚姻届は同日、代理人を通じて提出。挙式・披露宴は未定だという。お相手は、24歳年下のグラビアタレント・菊池梨沙(24)。バングラデシュ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ美女だ。17年6月に交際が報じられてから2年、念願のゴールに至った。さらにもう1つ、ビッグニュースがあった。菊池が妊娠しているというのだ。現在、妊娠4カ月で出産は来年3月ごろの予定。同日に城島は自身のレギュラー番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で「現在、お相手のおなかの中には子どもがいます」と宣言。その後にはテレビ朝日で単独会見を開催し、結婚までの経緯を説明。菊池との出会いは4年前の秋で、今年1月に彼女の両親へ挨拶。その際、散歩中に「結婚してください」と正式にプロポーズしたと明かしている。交際報道当初から、結婚が噂されてきた城島と菊池。18年3月、本誌は2人の同棲生活をスクープしている。「もともと城島さんは都内に単身者用のマンションを購入していましたが、2人で暮らすには手狭だと感じたようです。そこで急きょ用意したのが、別の新居でした。90平方メートルの3LDKで、家賃は月45万円!購入すれば軽く億を超える豪華マンションです。交際が報じられた直後の17年9月に建てられた物件で、当時からすでに“結婚後の生活”を見据えていたのでしょう」(芸能関係者)実際、城島と菊池は連日のようにこの“愛の巣”から仲よく出かけていた。3月初旬のある日には、都内の自動車販売店で“試乗デート”を楽しんでいた。また別の日には、都内のオープンカフェで1時間近くランチを堪能。店を後にして小道に入ると、すぐに手をつなぐ。そして2人の左手薬指には、おそろいの指輪が。シルバーのプレーンなデザインがきらりと光っていた。「新居には、城島さんのお母さんが何度も訪れていました。このときからすでに“親公認の仲”だったのです。菊池さんは、お義母さんのことをとても慕っています。彼女の運転する車で送っていくこともありましたし、逆にお義母さんのいるところまで駆けつけることもありました。そんな菊池さんに、城島さんは感謝していたといいます。彼は女手一つで育てられたため、お母さんへの思いは人一倍強い。しかし彼女の熱心な姿を見ているうちに、『この人ならお袋のことを任せられる』と考えたようです」(前出・芸能関係者)城島は現在48歳で、母親も高齢。結婚すれば、将来的に夫だけでなく義母の介護も視野に入れなければならない。にもかかわらず24歳にして献身的な姿勢で義母を支える菊池。そんな姿に、城島の心はどんどん傾いていったという。だが“秒読み態勢”に入っていたものの、なかなかゴールインとはならなかった。「城島さんは交際発覚当初から『彼女と結婚したい!』と伝えていました。彼女もその“約束”を信じて、じっと待ち続けることを選んだのです。しかし昨年4月、山口達也さん(47)が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されていたことが発覚。リーダーの城島さんは関係各所に奔走することになりました。そして今年7月には、ジャニー喜多川さん(享年87)がこの世を去ってしまいました。城島さんのショックは大きく、何も考えられない状態だったといいます。結婚は遠のくかと思われていました……」(前出・芸能関係者)そんななか、菊池のおなかに命が宿っていることがわかったのだ。城島は“ケジメ”をつけることを決断した。「子どもを授かったと知った城島さんは、『これで俺もついにパパになるんか~!』と感無量の様子だったといいます。『久しぶりに明るいリーダーを見た!』と周囲も歓迎ムードだと聞きました」(別の芸能関係者)
2019年10月02日KinKi Kidsの堂本光一が、16日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30)に出演。帝国劇場で27日まで公演中の舞台『DREAM BOYS』で、メインアクトを務めるKing & Princeの岸優太と神宮寺勇太について語った。『DREAM BOYS』は、今年7月に亡くなったジャニー喜多川さんが、作・構成・演出を手掛けた作品。今回の公演で、演技指導を担当している光一は、「ヤツらはすごく頑張ってる」と稽古の様子を明かし、自身が座長を務めるミュージカル『Endless SHOCK』で共演した岸について、「本当に努力の子。『あそこができてないから、ちゃんと練習した方がいいよ』って言うと、本当に延々と練習するタイプ。そこは今も変わってない」と分析した。続けて、「岸の良いところは、恥を見せても構わないというところ。全員が恥を共有して、失敗したところを乗り越えて良い作品にすることが、稽古場の醍醐味。ちゃんと自分を裸にして、自分に足りないところを感じながら、成長させることができるのが、彼の最大の武器だなと思います」と、役者として大絶賛。また、「器用な子」だと称した神宮寺についても、「教えたことを踏まえて表現していこうと、器用に乗っけていける。こういう子が成長したら、どこまで成長するんだろうと、末恐ろしい気がしてますね」と期待を寄せた。今回の公演では、岸と神宮寺のほか、ジャニーズJr.内のグループ・HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍に所属するメンバーが多数出演しているが、光一は、「もうちょっと大人の感情を出した方がいいんじゃないかと思って、演技指導をしていった。でも、ちょっと難しいみたいで、『俺、上手くできねぇ……』みたいな顔になるのよ」と指導中のエピソードを披露。「それがかわいくて! 『大丈夫。自信を持ってやれ。頑張れ』って。俺、(本番を見たら)泣いちゃうんじゃないかな。コイツら頑張ったなぁって」と、後輩たちの頑張りに“親心”をのぞかせていた。
2019年09月17日氣志團・綾小路翔が9月15日、「氣志團万博2019〜房総ロックンロール最高びんびん物語〜」の2日目でジャニーズメドレーを歌唱。その愛溢れるパフォーマンスが、ネットで大きな話題を呼んでいる。「氣志團万博」には同日、田原俊彦(58)と稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が出演。その共演はジャニーズファンから注目を集めていた。各メディアによると元SMAPメンバー3人の直後にフェスの大トリとして登場した氣志團は、「スペシャルメドレー」としてジャニーズの楽曲を10曲以上も披露。綾小路は光GENJIの「パラダイス銀河」や少年隊「仮面舞踏会」といった往年のヒットナンバーから、NEWS「チャンカパーナ」や嵐「Love so sweet」といった近年の楽曲も歌唱。さらにSMAP「俺たちに明日はある」でメドレーを結ぶと、ステージのモニターには「Thank you Johnny」と7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)への追悼メッセージが映し出されたという。Twitterでは《ジャニーズメドレーやってくれて、号泣した。ジャニーさん、ここにもジャニーさんを愛した人がいますよ!愛されちゃってるよ!翔やん、ありがとう!!》《翔やんのリスペクトの気持ちがひしひしと伝わってきました きっとジャニーさんも喜んでると思います!!》《溢れる愛が伝わってきて胸が一杯になりました 有り難う翔やん!!》と綾小路のジャニーズ愛を讃える声が上がっている。氣志團きってのジャニーズファンである綾小路。12年2月、音楽誌のインタビューで、“光GENJIに夢中になるがあまり、小学生の頃、ジャニーズに入所することを志した”と明かしている。しかし溺愛してくれた母親は突如ビンタをし、「お母さんはアンタのこと超カッコイイと思うし、超タイプ。でも、世間的にはそうでもないの!」と号泣。綾小路は「そこがこの今のサングラス人生に繋がっていくとこでもあるんですけどね」とも話している。「ミュージシャンになってからもジャニーズへの憧れは変わらずで、昨年8月に出演した『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)では嵐とNEWSのファンクラブに入っていると明かしていました。ジャニーズメンバーのパフォーマンスはもちろん、その礼儀正しさといった“イケメンぶり”も綾小路さんが特に惹かれる理由のようです。SNSでもその愛をたびたび爆発させており、15年6月にはTwitterで《彼等にずっと夢を貰い続けています。胸の中の乙女が発動中》ともつづっていました」(音楽関係者)綾小路はファンというだけでなく、タッキー&翼には「TINY PIRATES」「愛し尽くす 2016」という2曲を提供したこともある。そして昨年9月にタッキー&翼が解散となった際、《翼くん、早く元気になって下さい。滝沢くん、想像を遥かに超える世界に僕らを連れて行って下さい。お二人をずっと応援しています》とTwitterに投稿している。また今年1月に嵐が活動休止を発表した際には《嵐は最高だ。どんな時にだって、何度だって惚れ直させてくれる、熱くて強くてしなやかで聡明なスーパー・グレイト・ハイパー・ボーイフレンド達》とツイートし、功績を讃えていた。「綾小路さんがエールを送るのは、そうして分岐点に立ったメンバーだけではありません。NEWS・小山慶一郎さん(35)は昨年6月に未成年女性に飲酒を強要したと報じられ一時、活動自粛となりましたが、その際に綾小路さんは小山さんを家に招いたそうです。綾小路さんの奥さんも小山さんを心配していて、料理を振る舞って励ましたと聞きます。家族ぐるみでメンバーを思いやる姿は、メンバーやファンからも信頼が厚いです」(前出・音楽関係者)入所できなかったものの、ジャニーズを陰から支え続けている綾小路。天国のジャニーさんも、いまやファミリーの“特別会員”として認めているかも!?
2019年09月16日Kis-My-Ft2の横尾渉と千賀健永が、11日深夜に放送されたラジオ番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送/毎週水曜24:05~24:30)に出演。7月に亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川さん(享年87)の忘れられない思い出を語った。横尾は、ジャニーさんと自身の兄のエピソードを披露。ジャニーズ事務所に入所する前、保護者として横尾に付き添った兄に、ジャニーさんが「君も受けなさい」と声をかけたが、「僕はやりたいことを決めているので、弟に託したい。弟を見守っててください」と断ったという。ジャニーさんは、「じゃあ、僕はずっと弟の面倒を見てあげるよ」と答えたそうで、横尾は、「お兄ちゃんとの約束を叶えてくれてありがとうございます」「それでずっと(ジャニーズに)いさせてくれて……」と感謝した。そして、「元々、ジャニーズに入るのは僕じゃなかったんですよ。お兄ちゃんなんです」と振り返った横尾は、「ちょいちょい、ジャニーさんに言われてたのが、『お兄ちゃんの方を入れたかった』って。多分、歌ができてないのがバレてたんでしょうね」と自虐気味に苦笑い。Kis-My-Ft2としてデビューしたとき、とても喜んでいたという兄についても、「不思議なお兄ちゃんです。周りから“仏”って言われてます」と明かすと、千賀は、「横尾さんと真逆じゃん!」と即座にツッコんでいた。一方の千賀は、ジャニーさんの感性について言及。ジャニーズJr.のころ、リハーサル室に置いてあった飴を手づかみでたくさん取った子供に、ジャニーさんが、「ユー、最高だね!」と褒めたそう。「この感性ってすごい。自分を際立たせる何かを持ってる子、自分を持ってる子を、ジャニーさんは好きなんだなと。確かに今考えると、『自分だけのものを大事にしなさい』ということをすごく学んだから」と話しつつ、「本当にエンターテインメントを生み出すために生まれてきた人だよね」とジャニーさんを懐かしんでいた。
2019年09月13日嵐・大野智(38)が9月11日から放送されるマクドナルドの新CM「笑顔のためにできること、ぜんぶ。」篇に出演すると発表された。ソロCMということもあり、大きな反響を呼んでいる。10月から消費税率10%への引き上げや軽減税率制度が予定されているが、マクドナルドは店内での食事もテイクアウトも税込価格を同一にする。これに伴い、一部の商品の税込価格が10円値上げに。そのいっぽうで7割の商品は、現在の税込価格から変化はないという。CMで大野はそういった内容のナレーションの流れるなかで、マクドナルドの店内に着席し袖をまくる。笑顔を見せてポテトをかじった後、「頼むぜ、マック!」といってハンバーガーを頬張る。嵐として01年にもマクドナルドのCMに出演している大野。しかし今回はソロでの起用ということもあり、Twitterでは「大野くん」がトレンド入り。さらに喜ぶ声が上がっている。《ああ嬉しい。個人のお仕事。個人のCM。受けてくれて本当に嬉しい。笑顔にさせてくれてありがとうございます》《マック食べてるだけでこんな可愛いってどうゆう事ですかー》《嵐5人でマクドナルドのCMやってたね!それから15年以上経ってまたメンバーを起用していただけてすごく嬉しいなぁ》また「ZIP!」(日本テレビ系)や「めざましテレビ」(フジテレビ系)では、大野がメイキング映像の中でマクドナルドにちなんだジャニー喜多川さん(享年87)との思い出を回想するシーンも放映された。大野はJr.時代にジャニーさんが、数え切れない程の商品をマクドナルドで買ってきて「ほら!食べて!」とレッスン場に差し入れしてくれたエピソードを披露。続けて大野は「レッスンの合間にみんな頬張って食べて、またすぐレッスンに戻るみたいな光景がしょっちゅうでしたね」「1人1個とか決まってなかったから食べ放題だったので、すごい光景でした」と明かしていた。そのためネットではこんな声も上がっている。《ジャニーさん豪快…!(そして落ち着いた優しい話し方今回もとても素敵大野くん)》《ジャニーさんとの思い出を語る大野くん いいな~大切な思い出》《大野くんのジャニーさんの話は、その温かい場面が目に浮かんで素敵です》
2019年09月11日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、8日に放送されたTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日曜13:00~17:00)にて、芸能活動を引退したジャニーズ事務所の滝沢秀明氏について語った。4日、東京ドームにて執り行われたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に参列した爆笑問題の2人。太田は「始まりからして、VTRが昔の映像から流れていくっていう。あの演出もやっぱりタッキーがやってるんでしょ。あれはやっぱりすごいよね。滝沢の演出っていうのは」と評し、「完全に引き継いでる感じはしたね。出てこないんだから。タッキーは顔を見せない」と語った。田中裕二が「タッキーはどっかにいたんだろうけど。逆に(今井)翼くんは会ったけど、タッキーは会ってないんですよ。そういえばタッキーはいなかったね」と言うと、太田は「いなかったね。だから前に出ないっていう、ジャニーさんのあれをきっちり継いでるんだね、きっとね。偉いよね」と話していた。
2019年09月10日9月4日、くも膜下出血のため亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会が、東京ドームで行われた。参列したファンは芸能界史上最多の8万8千人。午前11時からの「関係者の部」にはジャニーズ事務所所属の現役タレントだけでなく、著名人、OBらも招待され、“ジャニーさんの子供たち”総勢約200人が“育ての親”を偲んだ。とりわけ会場で注目を集めていたのが、中居正広(47)と木村拓哉(46)の2人だった。「2人が公の席で顔を合わせたのは、約2年9カ月ぶりでした。16年12月8日に収録された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回以来のことで、当日は東京・お台場のフジテレビには、多くのファンやマスコミが集まりました。収録中も中居さんと木村さんが会話をすることはなく、視線を交わすこともありませんでした。収録後もメンバーからの挨拶はなく、集合写真を撮って、淡々と終わりました。以来、中居さんと木村さんはプライベートでも一度も会うことがなかったと聞いています」(テレビ局関係者)9月4日のお別れの会では近藤真彦(55)が事務所を代表して挨拶。中居と木村も最前列中央に立っていた。しかし、隣同士ではなく、5人の先輩たちが2人を隔てていた。この日、東京ドームに所属タレントたちが集まり始めたのは、朝9時前後からだった。「滝沢(秀明)社長が演出するセレモニーのリハーサルが9時半から約20分行われました。11時から始まる『関係者の部』までの間、タレントたちは大きな控室で、本番までの間を過ごしていたんです。木村さんと中居さんが来ることは事前にわかっていたので、SMAP解散以来、久しぶりに顔を合わせることになる2人を迎えることに現場は少なからず緊張感が漂っていました」(イベント関係者)控室に先に現れたのは、木村だった。「木村さんは、ずっと嵐の二宮和也さんに話しかけていましたね。2人は去年公開の映画『検察側の罪人』で共演して以来、木村さんが自宅に二宮さんを招くほどの仲。20分は話し込んでいましたね。実は中居さんはリハーサルには参加せず、本番10分ほど前になって会場入りしたんです」(前出・イベント関係者)中居が駆け付けた際、2人の対面を周囲は固唾をのんで見守っていたという。「中居さんは会場入りして、東山さんや岡本健一さんと言葉を交わしていました。でも、木村さんとは直接、話していた様子はありませんでした。会場にいたタレントがあまりに多すぎましたからね。その後の会見やOBの前には顔を出していません。『献花後はすぐに会場を出ます』と事前に申し出ていたそうです」(音楽関係者)一部では2人は“目も合わせなかった”という報道もあった。前出の音楽関係者は言う。「確執報道もあったようですが、“2人がまったく目も合わせなかった”ということはありません。実際、2人は軽く挨拶はしていました。確かに、解散騒動時は本当にいろいろなことがありましたが、もう大人ですから。ジャニーさんの遺影を前に、あえてそんな露骨なことはしませんよ」2人を知る仕事関係者によると、それがSMAP時代からの2人の“スタイル”だそう。「実は中居さんと木村さんは、SMAP時代から、楽屋裏ではほとんど会話をしていないんです。若いころはSMAPの方向性を巡り、2人で熱く語り合ってケンカしたこともありましたが、現在は中居さんはバラエティMC業、木村さんは俳優業と、お互いに違う道を歩んでいることを理解し合っています。積極的に会話をしないことこそ、長年の同僚である2人の自然な関係なんです」木村との2年半ぶりの再会で、苦楽をともにしたSMAP時代の思い出もよみがえったことだろう。
2019年09月10日人気バンド・氣志團が主催する、毎年恒例の音楽フェス「氣志團万博2019」が14日と15日、千葉・袖ケ浦海浜公園で開催される。両日のタイムテーブルの中で注目すべきが15日の夕方。2つあるステージの片方に午後5時10分から同50分まで田原俊彦(58)が出演予定。続けて同じステージに午後6時半から7時10分まで元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が出演予定。2組に続く大トリを氣志團が同じステージでつとめる。主催者の綾小路翔(43)は9日、TOKYOMX「5時に夢中!」にゲストとして生出演。共演者から元SMAPの歌唱曲を聞かれ、「オリジナル曲がありまして。ほかにもいくつか、いろんなこと考えて下さってるようなので、もしかしたらこのイベントしかできないようなことが起きるんじゃないかな、と思っております」とサプライズ企画の可能性を示唆したのだ。「『氣志團万博』でしかできないような企画が実現するのではないでしょうか。おそらく、トシちゃんと3人がジャニーズ時代・退所後に同じステージに立つのは初めてでは。3人が田原のバックダンサーをつとめたり、ともにジャニー喜多川社長の家族葬とお別れ会に出席していないため、ジャニーさんの思い出話を語りあうなど、かなり実現が難しいような企画も期待されます」(芸能記者)当日は田原と3人のファンが大挙して会場を訪れそうだ。
2019年09月09日関西ジャニーズJr.のユニット・Aぇ! groupが8日、滋賀・ひこね市文化プラザ グランドホールにて『僕らAぇ! groupって言いますねん』関西凱旋公演の千秋楽を迎えた。同グループは2月に結成が発表された新ユニットで、正門良規・末澤誠也・草間リチャード敬太・小島健・福本大晴・佐野晶哉の6人が所属する。関ジャニ∞の横山裕が企画・演出を手掛け、東京グローブ座にて公演が行われたあと、地元・関西での凱旋公演ツアーを行った。舞台は「楽屋」。普段の6人の素顔が垣間見えるような楽屋トークから、オリジナル曲「Firebird」をキレキレのダンスでパフォーマンスする冒頭シーンで一気に観るものを惹きつけた。その後、「冠番組の企画を考える設定」でタップ、一発ギャグ、マジック、空耳英会話、令和をテーマにしたミュージカルと、各々が持つ特技や持ちネタを存分に披露し、芝居仕立ての展開でメンバーやグループの個性を見せていく。「特技披露」を本筋としつつ、回を重ねて作品が成長した千秋楽では、メンバー同士のアドリブの嵐。メンバーの素の一面が見られたり、思わぬ展開になったりで、会場は大爆笑。ダンスや歌などのスキルを持ちながら、彼らの「笑いに対する瞬発力」の高さを見せた。東京公演では韓流スターっぽいユニットが登場し、笑いを取りながらも確実な歌唱力で見事なハーモニーを披露したが、本作では正門、福本、佐野による「BTC(僕たち・とにかく・カレー)」というグループで、インド風の楽曲「スパイシーLOVE」をインド風舞踊で華麗に魅せた。ラストには小島が作詞、佐野が作曲した「神様のバカヤロー」をバンドで披露。骨太なロックアレンジの楽曲に乗せて熱い想いを込めた歌詞を聴かせた。正門(ギター)、末澤(ボーカル)、草間(サックス)、小島(キーボード)、福本(ベース)、佐野(ドラム)それぞれソロパートでも魅力を発揮した。ラストには、プロデューサー役の横山裕(声のみ出演)が「君たちは才能の塊」と、6人の個性を伝える。福本は「気持ちを奮い立たせ、どんな状況でも飛び込んでいくメンタルオバケ」、佐野は「多大なる才能を持つ。劇団四季で鍛えた舞台映えするたたずまい、高いポテンシャル」、末澤は「生まれ持った華をもつ存在。歌やダンス、芝居でリードする存在」、小島は「自然と人が集まってくる。ピュアなのに熱い、不思議な魅力を持つ」、草間は「個性が大渋滞。歌やダンス、バラエティなどで自己プロデュースに優れ、観るものを惹きつける」、正門は「一歩下がって、個性の強いメンバーをまとめる存在」と紹介される。エンドロールが流れた後、ツアーTシャツを着て再登場した6人。そしてバンドスタイルで「Firebird」をもう一度。「声出せんのかー?」とあおる末澤に、観客の声もヒートアップ。サビでは一緒に手をあげてリズムをとり、テンションは最高潮に。この一曲だけで、すでに数曲やったかと思えるほどの盛り上がりを見せた。ラストは新曲「ボクブルース」(作詞:小島 作曲:佐野)を初披露。ボーカルの末澤がアコースティックギターを持つ姿に観客が沸く。今のAぇ! groupの熱い気持ちが詰まったバラードに、観客は静かに聞き入った。横山が「こんなグループを作りたい」とジャニー喜多川社長に直々に伝えて結成されたというAぇ! group。結成から約半年で、オリジナル曲3曲のうち2曲がメンバーによる作詞作曲という才能を見せた。
2019年09月09日舞台『少年たちTo be!』の公開ゲネプロが6日、東京・日生劇場で行われ、ジャニーズJr.のユニット・SixTONESのジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎、田中樹、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が取材に応じた。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させた舞台。Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなどこれまでに若手ジャニーズが出演し、刑務所を脱獄をした少年たちが世間の波と戦い葛藤する。今回は1幕が芝居、2幕がSHOW TIMEとなり、Snow Manが「Cry out」、SixTONESが「RAM-PAM-PAM」と新曲を披露した。ジェシーは「今年はちょっと変わった形で皆さんにお届けしたんですけど、ジャニーさんの思いがより伝わったんじゃないかな。僕たちのリアルさも伝えながら、より大人の僕たちを見せられたんじゃないかなと思います」と同作について語る。松村は「ジャニーさんの肉声を使わせていただいたのも初めての試み」と明かし、「打ち合わせしてたとき、『このタイミングで!』とみんなボロ泣きで」(ジェシー)、「うつむきながら」(田中)、「久しぶりにジャニーさんの声聞くと安心感が出ますよね。ほっとするというか」(森本)と、故・ジャニー喜多川さんを偲んだ。1幕の芝居ではそれぞれが思いを吐露する場面もあるが、田中は「自分たちのことを手紙に書いて脚本家さんに渡すという、今までにない台本の作り方をしている」と明かす。最後に読む手紙は日替わりとなり、公開ゲネプロでは田中が読み上げたが、高地は「来るお客さんは、誰に当たるのかという楽しみもあります」、佐久間は「なるべくネタバレはされたくないですね。僕たちの言葉で伝えたいので。ここにきてきいてもらいたいですね」と推奨した。さらに岩本は「脱獄して塀の中から外に出るというのと、僕たちがデビューして新しい世界に行くというのもリンクしてますし、もともとあったジャニーさんの言葉や先輩方が築き上げてきた歴史プラスアルファ、今の時代を生きているSnow ManとSixTONESだからこそできるセリフ、この時代に生きてる俺らしかできない作品になっている。こんな形で5年目を迎えるとは全く思ってなかったので、もしかしたら社長はここまで見えてたのかなという気はしています」としみじみしていた。1月にSnow Manに加入した向井は「Snow Manの一員として立つのは初めてで緊張もしましたけど、初日から1カ月間ありますので、レベルもアップしていけたら」、ラウールは「自分がここに立てるのは嬉しい」、目黒は「憧れの場所だったので、今回こうして出れて嬉しいのと、今までジャニーさんに人間としてもアイドルとしても育ててもらって、そういう部分をしっかり2幕で出せればいいな」と意気込む。またジェシーは「ジャニーさんは本当はチビちゃんたち、後輩にやらせたかったのか、『Youたちは卒業だよ』と言ってたんですけど、『映画 少年たち』を見て、『やっぱりSnow ManとSixTONESだよ』と言ってたと聞いた」と明かす。京本は「楽屋でモニターで毎日見ててくれたので、今年はそこに写真を置いてまして。入るときも『おはよう』と言いますし、今までと変わらず見ててくれるんだと信じて全うしようと思っています」と語った。SixTONESの新曲では、6人がパンツをグイグイ見せつけてくる振り付けも話題に。ジェシーは「見せパンを振りとして見せるという。ちょっとセクシーな感じ」と説明する。さらに同作で伝統となっている"桶ダンス"では全裸に見えるような場面もあるが、松村が「ふだんこんなこと言わない」と言うくらい田中の気合いが入っているようで、田中は「最初のところで肘を張ってほしい。見えるようで見えないというジレンマを」とこだわりポイントを挙げた。この"桶ダンス"には、16歳で最年少のラウールも「すっごい楽しいですね、マジで」と目を輝かせる。高地が「これだけ背がおっきいけど、脱ぐと16歳の体」と紹介すると、ラウールは「乳首の色素が薄いんです。それがすごい16歳で。みんながすごい色素濃いから……」と爆弾発言。周囲から「年齢じゃないから!」とつっこまれ、高地も「俺は、ぽっこりおなかのことを言いたかったの!」と驚くと、ラウールは「胃下垂なので」と説明した。2幕では2グループが互いの曲を歌う演出もあり、渡辺は「この2グループだからやる意味がある。僕ら以外のグループの曲を他のグループがやっても違うかな。『少年たち』があっての2グループの出会いがあると思うので、グッと来るシーンになればいいな」と期待。マジックを担当する阿部は「ショーの途中で急にマジックが始まったりするのもジャニーズの舞台ならでは。受けづけているのかなって思ってます」と分析した。2020年に同時デビューが発表された2組だが、ジェシーは「いやもう、バチバチですよ」と言うものの、田中は「もちろん戦ってはいきたいんですけど、今まで一緒に高め合ってきたので、切磋琢磨して相乗効果になれば」と心境を明かす。岩本も「戦友ですよね」と頷き、「悩み事を相談したこともある」というジェシーに、宮舘が「2人で泣いたこともあります」と同意。ジェシーは「仕事とか、デビューできないねとか、そういうこと話しながらいろいろ」と振り返った。深澤は「2グループが一緒にものをつくるというきっかけをくれたのがジャニーさんだったので、世界の広い中で巡り会わせられるのがすごいなと思いましたし、2グループで頑張って新たな1ページを刻めたら」と意気込んだ。
2019年09月07日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、その素顔に迫り、サブMCを上白石萌歌が担当するトーク番組「A-Studio」の9月6日(金)今夜オンエア回に、「King & Prince」平野紫耀がゲスト出演、「SixTONES」森本慎太郎が語る平野さんの素顔にも注目。1997年1月生まれ、愛知県名古屋市出身で現在22歳の平野さんは2018年「King & Prince」としてCDデビュー、これまでに自身が出演したドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season」の主題歌となったデビュー曲「シンデレラガール」をはじめ、「Memorial」「君を待ってる」といったシングルとグループ名を冠したアルバム「King & Prince」をリリース。また俳優としても「ジャニーズ銀座」や「DREAM BOYS」などの舞台で演技を磨き、「花のち晴れ」のほか映画『honey』や『ういらぶ。』などの映画にも出演。バラエティでみせる天然ぶりも話題だ。今回は鶴瓶さんが、平野さんとは「ジャニーズJr.」時代からプライベートでも親しくしているという友人の「SixTONES」森本慎太郎に極秘取材。森本さんに会ったと言われてもその「森本」が親友だとは気づかず、「森本…? 誰ですか…?」とさっそくド天然ぶりを発揮する平野さんに鶴瓶さんもビックリ。平野さんから東京駅に呼び出され、いきなり新幹線で平野さん地元・名古屋に連れて行かれたという森本さん。森本さんを待っていた予想外の展開とは…!?また幼なじみの小学校からの親友も登場し、突然電話で「俺、電子レンジ持ってたっけ?」と聞かれたというエピソードなど平野さんの日常が明かされていく。また番組が「King & Prince」メンバーにアンケートを取ったところ、高橋海人が「絵が致命的に下手」と解答したことから、急きょ鶴瓶さんの似顔絵を描くことになった平野さん。スタジオが驚愕したその“画伯”ぶりも注目。さらにジャニー喜多川氏との出会いや、今夏「音楽の日」出演時に歌詞の一部を変更して送ったジャニーさんへのメッセージに込めた想いなども語られる。平野さんの主演最新作となる『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は9月6日(金)本日より全国東宝系にて公開。ヒロイン役の橋本環奈はじめ、佐野勇斗、池間夏海、浅川梨奈、ゆうたろう、堀田真由、高嶋政宏、佐藤二朗ら豪華メンバーの共演も見どころだ。鶴瓶さんを悶絶させた平野さんの個性あふれる爆笑トークが繰り広げられる「A-Studio」は9月6日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月06日草なぎ剛(45)が9月4日、大阪市内で主演映画「台風家族」の舞台あいさつに登壇した。同日にはジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会が都内で開かれていたなか、草なぎはジャニーさんへの思いを吐露。ネットで大きな反響を呼んでいる。ジャニーさんが亡くなった今年7月、草なぎは香取慎吾(42)や稲垣吾郎(45)と連名で「どんな時でも背中を押してくれたジャニーさん、ありがとうございました。心からご冥福をお祈りします」と追悼コメントを発表していた。香取は7月に東京五輪の関連イベントに出演した際、ジャニーさんについて「SMAPを生んでくれた方……。自分のアイドルとしての生き方をたくさん教えていただき、感謝しています」とコメント。8月には稲垣も自身の主演舞台にちなんで「今日の初日を、ジャニーさんもきっと観てくれて見守ってくれるんじゃないかな」と思いを馳せていた。各メディアによると4日、草なぎは「たくさんのことを学んだ」とコメント。「感謝の気持ちを忘れず、これからもジャニーさんからの教えを胸に抱いてエンターテインメントの世界を歩んでいきたいと思います」と思いを告白。続けて「この映画もめちゃくちゃエンターテインメントになっています。ダンスを踊るシーンがあるんですけど……」と目に涙をためながらも、「“YOU、やっちゃいなよ”精神で、その場で考えて踊ってます」と笑顔で明かしたという。『Oggi』17年12月号に掲載された連載「絶対的好感論」の最終回でも、「僕をここまで育ててくれた事務所や、ジャニー(喜多川)さんにはすごく感謝しているんだ」と明かしていた草なぎ。涙を堪えながら感謝の気持ちを明かした姿に、ネットではエールが上がっている。《いつも明るく、おどけた表情で話してるけど、心の中はいろんな思いがいっぱいいっぱい詰まっているんだと思います。それが今日はこぼれ出てしまったんですね》《舞台挨拶の任務を全うすることで、草なぎさんはジャニーさんへの気持ちを示したということ。思いは故人に伝わっただろう》《いろんな想いを抱いていることと思いますが、初心を忘れずに邁進されていることが伝わります。これからも、いいお芝居をたくさん観せて頂きたいです》91年にCDデビューしたSMAP。16年末に惜しまれつつ解散し、3人は17年6月にジャニーズ退所を発表。当時、ジャニーさんは異例の形で3人を送り出していた。「ジャニーさんは、最後まで3人のことを応援していました。そしてSMAPについて『(S)すばらしい、(M)MEMORIES、(A)ありがとう、(P)POWER』と表現したのです。この言葉に、3人はいたく感動していたといいます。草なぎさんが言葉を詰まらせたのも、それだけジャニーさんへの感謝の思いが強かったのでしょう」ジャニーさんから贈られたものは、それぞれの胸に刻まれているようだ。
2019年09月05日アイドルグループ・関ジャニ∞(エイト)の錦戸亮(34)が9月末日で所属するジャニーズ事務所を退所すると、9月5日にファンクラブの公式サイトで発表された。錦戸は《僕、錦戸亮は9月末日をもちまして、21年間終お世話になりましたジャニーズ事務所を退所させて頂く運びとなりました》と報告。今後について《僕なりの形で、僕なりのエンターテイメントとは何なのかを、改めて考え、これからも発信し、恩返しをできるように努めていきたいと思います》とつづっている。錦戸は3日まで関ジャニの東京ドーム公演に参加しており、4日にはジャニー喜多川社長(享年87)のお別れ会にも出席していた。文章では最後に《ジャニーさん、心からありがとう》と感謝の言葉をよせていた。発表されるとネット上はたちまち大混乱に。ツイッターのトレンドの国内ランキングでは「錦戸くん」「錦戸亮」「関ジャニ∞」「脱退」など関連ワードが上位を独占。世界ランキングでも「亮ちゃん」「錦戸くん」がトップ10入りするほどの反響が巻き起こった。これまでも一部でグループ脱退の可能性が報じられていた。だが脱退にとどまらず、ジャニーズ事務所を退所することになった錦戸。突然の発表にファンからは悲鳴が上がっている。《退所が現実になっちゃったんだね》《嘘って言って》《メンバーに囲まれてわちゃわちゃしてる錦戸亮が大好きだったのに》《退所するのはほんとにショック》吹き荒れる“錦戸ロス”。今後、本人の口から直接思いが語られるのだろうか。
2019年09月05日9月4日に東京ドームで開催されたジャニー喜多川さん(享年87)のお別れ会。午前11時からの「関係者の部」に引き続き、午後2時から一般ファンが参列できる「一般の部」が開催。8万8,000人が駆けつけた。一部スポーツ紙によると、東京ドームにある2カ所の入場口には長蛇の列。21番ゲートにはドーム2周分(約1.5キロ)、22番ゲートには白山通りなど周辺の道路に続く約1.6キロの行列ができたという。中には入場まで約3時間待ちのファンも。入場の最終受付は午後8時の予定だったが、安全面を考慮して急遽1時間繰り上げて午後7時になったという。「参列者はジャニーさんへのメッセージカードを渡され、そこにメッセージを書き込んで祭壇に用意されたボックスへ投入する形式でした。長時間並ぶことになったものの、不満を漏らす参列者はほとんどいませんでした。それだけファンにとっても、ジャニーさんの存在は大きかったのでしょう」(お別れ会を取材した記者)退場時には、7月の家族葬で撮影された祭壇の写真がプリントされたポストカードが配布されたという。だが、ごく一部の不謹慎過ぎる参列者がネット上で大バッシングを浴びることになっている。「お別れ会が開催中にもかかわらず、フリマアプリに複数のポストカードが出品されていたのです。中には1万円以上で取引されたものもありました。ネット上では“転売するなんてジャニーさんに失礼”“不謹慎すぎる”などと批判が殺到していました」(前出・お別れ会を取材した記者)結局は通報した人も相次いだことから、夜までにはすべての商品が取り下げられたという。
2019年09月05日9月4日、ジャニー喜多川さん「お別れの会」が東京ドームで開かれました。第一部は関係者のみで執り行われ、近藤真彦さんをはじめとするジャニーズ所属タレントや、郷ひろみさんなど元所属タレント達も参列しました。お別れの会を終え、取材に応じた嵐メンバーはジャニーさんの思い出を語りました。相葉さんは入所前の出来事として、「オーディションのとき、椅子を並べているおじさんがいて。並べ終わったら『どうも私がジャニーです』って始まって。え!社長こんなこともするんだってすごいビックリしたのを覚えています」と、ジャニーさんの飾らない人柄が伺えるエピソードを披露。これに反応したのが櫻井さん。「椅子並べて『私はジャニーです』って僕のときもそうだったんだけど、みんなに毎回やってたのかな?」と疑問を投げかけると、松本さん、二宮さんも、「演出なんじゃない?」(松本)「『そこで挨拶できない人間はダメだ』みたいなこと言ってなかった?」(二宮)「オーディションが始まってた」(松本)と、和やかなムードで振り返りました。またジャニーさんから教わったこととして、大野さんはこんなエピソードも。「根本的なことを全部教わった気がする。挨拶から……。僕は結構引っ込み思案だったので、レッスン終わって帰るとき誰にも見られないように帰っていた記憶があって。ジャニーさん、そういうのを見過ごさなくて、『なんでお疲れさまですって言わないんだ』と言われたのを思い出しました」さらに櫻井さんは、「ジュニアのときは真ん中にいるタイプではなかったんですけど、何の曲ですごく褒めてくれたことがあって。その直後から雑誌に取材いただいたりとか、ジュニアの曲ですけど、真ん中の方で歌わせてもらったりとか。努力していれば、誰かが見てくれているんだっていうのを実感できた最初の人かもしれない」と、今に通ずる原点を。そして二宮さんは、「これからジャニーズに入ろうとしてくれてる人たちが、ジャニーさんにもう会えない状況の中で、僕らが受けた愛情や仕事に関してのしつけ、一般教養みたいなものを伝えていかなきゃいけない」と、ジャニーさんの意思を継ぐ者としての責任感を。松本さんは、「ジャニーさんがこれからやりたかったことを、自分たちもその道をジャニーさんの思いと一緒に歩けたらいいなって思います。まだまだやりたかったことは沢山あると思いますし」と、未来に向けてジャニーズとしてどう歩んでいくかを語りました。ジャニーさんから教わったことを胸に、今後のジャニーズ事務所を支えていく意思を感じられる前向きなコメントには勇気をもらいます。所属タレントだけでなくファンも、ジャニーさんの代名詞でもある「Show must go on」精神で、これからもジャニーズを応援していきたいですね。
2019年09月05日