藤ヶ谷太輔が稀代のプレイボーイに扮するミュージカル『ドン・ジュアン』の東京公演が10月21日にTBS赤坂ACTシアターで開幕した。作品は2004年にカナダで初演され、世界各国で上演されているフレンチミュージカルの人気作で、藤ヶ谷は2019年に本作でミュージカル初出演。大評判を得た公演の、2年ぶりの再演である。今回は、ヒロイン・マリア役に、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で今回が退団後初ミュージカル出演となる真彩希帆が扮するなど新キャストも加わった布陣で上演。大阪公演を経た充実のカンパニーが熱いステージを繰り広げる。物語はスペイン、セビリアが舞台。あらゆる女性を魅了し、放蕩の限りを尽くす男、ドン・ジュアンが今宵も女性を毒牙にかけている。しかしその女が騎士団長の愛娘だったことから、娘を汚された騎士団長が激怒。決闘の末、ドン・ジュアンは騎士団長を殺してしまう。その時以来、ドン・ジュアンは騎士団長の亡霊に悩まされていくことになる……。情熱と哀愁が覆う舞台だ。誰もが愛を求め、すれ違う。登場人物たちの愛への渇望を表現するかのような情熱的なスパニッシュサウンドに、床を打ち鳴らす靴音も胸を打つフラメンコの踊り。女性ダンサーが身にまとう赤いドレスも鮮烈な印象を残す。幻想感と、土を感じさせるリアルさが交互に襲い、独特の中毒性があるミュージカルだ。その情熱の物語の中で、藤ヶ谷太輔のドン・ジュアンは強烈な閃光を放つ。“あらゆる女を魅了する”という設定に違和感のない色男であるのはもちろんのこと、欲望のまま遊んでいるようでいて、どこか心に空いた穴を埋めようともがいているような切なさがある。何よりも佇まいと存在感がいい。主役でありながら冒頭15分近く歌も台詞もなく、ダンスとその存在感だけで観客の視線を掴み続けるのは並大抵のことではない。野生動物のような荒々しさは、繊細な真実の姿を傷つけないための防衛本能か。……そんなことを考えているうちに、ドン・ジュアンの魅力にすでにとりつかれている。ドン・ジュアンを取り巻くキャラクターも粒ぞろいだ。ドン・ジュアンの友人ドン・カルロ役の上口耕平は、ダンスに歌に大活躍しつつ、欲望や本能に走る登場人物たちに引っ張られがちな物語に、理性的な視点を加える。コスチュームの似合うスタイルの良さも魅力的だ。マリアの婚約者ラファエル役の平間壮一は前半と後半でガラリと違う表情を見せ、クライマックスの決闘シーンでは圧巻の立ち回り。騎士団長役は吉野圭吾。ドン・ジュアンの運命を操るかのような存在感を、鮮やかなフラメンコのステップとともに出せるのはこの人くらいだろう。ドン・ジュアンの厳格な父を演じる鶴見辰吾もさすがの存在感で、物語に重みを出している。自らこそをドン・ジュアンの妻だと信じるエルヴィラ役の天翔愛は初々しいからこその狂気が見てとれたし、日本を代表するバレエダンサーである上野水香も妖しい芳香と素晴らしい踊りで魅了した。ドン・ジュアンのかつての女イザベラ役の春野寿美礼のベルベットヴォイスは、このミュージカルの情熱の音楽をひときわ輝かせる。そして、真彩希帆扮するマリアには、陽の光を感じさせる健康的な清らかさがある。刹那的に生きるドン・ジュアンとは対照的に、真彩のマリアは、地に足をつけ日常を生きている。マリアはドン・ジュアンに“真実の愛”を気付かせる女性だが、その“真実の愛”とは日常そのものなのではないかと思わせる存在感だ。常に毛を逆立てているようなドン・ジュアンにとってマリアは、彼女の前では深呼吸ができるような相手であることが、お互いの表情から伝わってくる。宝塚屈指の歌姫と呼ばれた、美しい歌声も健在だ。初日直前の取材会で、藤ヶ谷は「みんなで命を削っているエネルギーを感じてもらえれば」と語り、演出の生田大和は「2年間の時を経て、奥行きと深みを増した公演」と自信を見せた。生き急ぐかのように疾走するドン・ジュアンの生涯と、その中で見つけた真実の愛。短いからこそ強烈な光を放つ藤ヶ谷ドン・ジュアンの人生を、その目に焼き付けてほしい。ミュージカル『ドン・ジュアン』東京公演初日取材会より公演は11月6日(土)まで、同劇場にて上演中。取材・撮影・文:平野祥恵ミュージカル『ドン・ジュアン』会場:東京・TBS赤坂ACTシアター[作詞・作曲]フェリックス・グレイ[潤色・演出]生田大和(宝塚歌劇団)[出演]藤ヶ谷太輔/真彩希帆/平間壮一/上口耕平/天翔愛/吉野圭吾/上野水香(東京バレエ団)/春野寿美礼/鶴見辰吾/他
2021年10月23日2019年に藤ヶ谷太輔が初ミュージカルにして主演を務め、大評判を得たミュージカル『ドン・ジュアン』が2年ぶりに帰ってくる。作品は2004年にカナダで初演され、世界各国で上演されているフレンチミュージカルの人気作で、日本では2016年に宝塚歌劇団雪組が初演。耳に残る印象的な楽曲と、稀代のプレイボーイ、ドン・ジュアンを軸にした情熱の物語が鮮烈な印象を残すミュージカルだ。今回、刹那的な快楽を求めていたドン・ジュアンに真実の愛を気付かせるきっかけとなるヒロイン・マリアを演じるのが、真彩希帆。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役として数々のヒロインを演じ、惜しまれつつ今年4月に退団をした真彩は、今作が退団後初のミュージカル出演となる。王道ヒロインからコミカルな役まで自然に演じる演技力、そして特にその抜きんでた歌唱力でファンを魅了、今後のミュージカル界での活躍も期待される真彩。本作にかける意気込みを聞いた。宝塚版とは全く違う、その変化も楽しい――公式サイトに、『ドン・ジュアン』は観客として見ていたとコメントを寄せていますね。ご覧になったのは雪組版ですか? それとも2019年の藤ヶ谷さん主演版ですか?望海風斗さんが主演された、2016年の雪組公演です。純粋に作品と音楽が面白かったです。同時に、演じる俳優ひとりひとりのエネルギーがとても必要な作品だなとも感じました。フラメンコも情熱的で! でもミュージカルでフラメンコを踏む作品って、なかなかない。宝塚時代も、スパニッシュはあってもフラメンコはほとんどありませんので。そんなところも面白いなと思いました。――真彩さんも観たという宝塚版と、今作っていらっしゃる梅田芸術劇場制作バージョン、同じ『ドン・ジュアン』でもけっこう違うところがあるとか。どんなところが違いますか?本当に違うんですよ……! 演じる俳優が違うから違うものになるというのは当然のこと、台詞も違うし、歌も違う。演出は同じく生田大和先生ですが、たぶん生田先生って、演じる役者によって「この人が演じるこのキャラクターには、こうだ」「この台詞を言わせたい」と考え方が変わるんだなと思います。稽古場でもどんどん変更が入るので、その変化も楽しいです! ですから、宝塚バージョンを観ていて、今回のバージョンを初めて観る方は、まったく新しいものを観るつもりで来てくださっていいと思います。私としても、新しい作品に挑戦している意識で日々過ごしています。「プレッシャーはあるけれど、戸惑いはありません」――すでにお稽古が始まっているとのこと。どんなカンパニーですか?もう、最高です! 明るいし、楽しいし、いい人ばかり(笑)。皆さん温かくて、人間味あって。私は今回の再演からこのカンパニーに入ったのですが、主演の藤ヶ谷さんも、ラファエル役の平間壮一さんも、ドン・カルロ役の上口耕平さんも、昔からの友人かのように接してくれます。アンサンブルの方々も気さくに私のことを「なっちゃん」(※真彩さんの愛称)と呼んでくださって。私と同じく今回初参加の天翔愛ちゃんも可愛くて、可愛くて! 宝塚の下級生とお話しているみたいな感覚になります。だけどみんな、舞台に対する熱が高く、稽古に入るとビシっと切り替わるところがカッコいい。稽古を見ているだけで自然と拍手しちゃいますし、自分も頑張らなきゃと思います。とてもエネルギーをもらえる現場です。――真彩さんにとっては、宝塚退団後、初めての舞台。プレッシャーや戸惑いなどはありませんでしたか。うーん……。舞台という仕事に関わっていると、毎日無意識のうちに緊張しています。そういう意味でプレッシャーは常に感じていますが“宝塚の外でも果たして自分は受け入れてもらのだろうか”という心配は正直なところあまりしていませんでした。なぜかというと、一緒に仕事をする人のことも、観てくださるお客さまのことも、意地悪な人はいないと信じているからですかね(笑)。私は、私を見て「いい役者だな」「この人の舞台を見たい」と喜んでくれるお客さまのために舞台に立っているので、プレッシャーを感じるのは、与えられた仕事に自分が値しているかという、自分自身に対してだけです。それは宝塚にいても、外の世界に出ても同じ。なので、プレッシャーはあるけれど、戸惑いはありません。――演出の生田大和さんは、真彩さんたちのトップコンビお披露目公演である『ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』(2017年)の演出も手掛けていたりと、真彩さんにとっても縁のある方だと思います。こんなところを期待している、などお話されたりはしました?生田先生に「期待してる」なんて言われたことないです(笑)! 宝塚にいた私より、外部の皆さんの方がずっと仲が良さそうで(笑) すごく皆さんと先生はフランクに喋っていますからね……。どうしても私はまだ“宝塚の先生”として接してしまいますので。でもそうですね、宝塚の頃からとても信頼できる先生です! とても優しくて、悩んでいたり、困っていたり、体調を崩したりするとすぐに気付いて、とても心配をし、支えてくださる。私にとっては恩師でもあり、恩人でもあり……。その恩をどうやってお返ししていこうかと常に考えています。言葉で何かを言われたりはしていませんが、私は生田先生をとても信頼していますし、逆に、真彩希帆という役者を信頼してもらえていたら嬉しいなと思います。ドン・ジュアンとマリアの関係性は、情熱的な一目ぼれではない――演じるマリアは、どんな女性ですか。私が観た『ドン・ジュアン』のマリア像からずいぶん変わって、一筋縄ではいかなくなっています(笑)。でも、より人間らしくなっている。今思っているのは、マリアという女性は常に自分の心、自分の感じるものに素直でありたい人。そして「それは本当に自分が望んでいることか」と自分の心に問うているような人なのではないかと感じています。マリアは元々ラファエルの婚約者で、ラファエルも嫌な人ではなく、一緒に暮らすのも悪くない相手。でも「本当にこの人なのだろうか?」という気持ちもある。そんな時にドン・ジュアンに出会うんですね。――はい。マリアは、自分のパーソナルスペースが狭い人間だと思うんです。自分の大切にしている場所、例えば心の中や、仕事場だったり簡単に人に入ってきてほしくない。それなのに違和感なく、その境界をいつの間にか超えてきたドン・ジュアンに心惹かれる。興味が湧く。彫刻以外のことで初めてのめり込み、愛して、ともに生きることを望んでいく……ということじゃないかと捉えています。情熱の物語ですが、ドン・ジュアンとマリアの関係性は、情熱的な一目ぼれとかではなく、もっと素朴なものと思います。――そのドン・ジュアンを演じる藤ヶ谷太輔さんは、稽古場で見ていてどんな俳優さんですか?とても人間的魅力に溢れた方です。人に対して非常に丁寧で、物腰が柔らかい。そういう方だからこそ、アンサンブルの皆さんやスタッフさんに愛されているんだなと思いましたし、私自身、緊張せずに稽古場にいられるのは、やっぱり藤ヶ谷さんが座長として、穏やかに温かくいてくださるからなんだなと思います。そして藤ヶ谷さんご自身は芸事に真面目に向き合っていて、その姿を皆さんに見せているからこそ、みんなが彼に自然とついていく。すごく素敵な座長です。ミュージカル『ドン・ジュアン』メインビジュアル――とてもよい環境で作品に臨んでいるようで、本番がより楽しみなりました。ちなみに、4月に歌劇団を退団後、少しは休めましたか?とてもゆっくりとした時間を過ごせました。退団公演の時から、しばらくは自分を見つめ直す時間だなと意識していましたので、そんな時間になりました。でもこの間、ラジオドラマのお仕事をしたり、ザ・テレビジョンさんのお仕事で色々な方にインタビューしたり(連載「真彩希帆の知りたい!芸の道」)、多くの人とお会いする機会があったので、「外の世界に出てきたな!!」という気持ちにはなってきています。――そのザ・テレビジョンの連載でも、真彩さんご自身がミュージカルを大好きだとありましたが、ご自身を見つめ直す時間で、舞台、ミュージカルに対する思いを新たにしたりしましたか?はい、一番好きなところだなと改めて思いましたし、その場所に戻って来れて嬉しいです。宝塚を辞めたあとって、自由じゃないですか。何をしてもいいし、舞台に立たなくても、それはその人の自由。でも自分は何をやりたいのかと本気で考えた時、やっぱり私は新妻聖子さんの舞台を見て、ミュージカルの舞台に立ちたいという夢をもらった、その夢を改めて思い出したんです。今回の『ドン・ジュアン』も、子どもの頃に目指したいと思った世界に、また一歩近づいたなという気持ちで臨んでいます。退団しても変わらない望海さんとの関係――そしてやはりファンとしては、望海風斗さんがかつて主演した作品に、真彩さんが出演するというのは非常に気になるところです。『ドン・ジュアン』に出演するということについて、望海さんにはご報告されましたか?しました、もちろんです! 一番にご報告しましたよ! 「『ドン・ジュアン』やるんだ!」と仰ってすごく喜んでくださいました。望海さんとは、退団したからといって関係性は変わらないだろうねというお話をずっとしていて。本当に濃密に、一緒に色々なことを経験し、様々な感情や気持ちを共有してきた相手ですので、困ったことが起きたら今もよく相談させていただいています。もちろん外の世界に出た今、自分の身に起きるすべてのことをお話するのは違うとは思いますが、望海さんとは「齢をとってから、一緒にお茶したり、どこかに旅行にいったりできる関係になりたいね」とよく話しています。人生の中で、真剣な話も他愛ない話もできる方ができたというのは、自分にとって本当にありがたいことだなと思っています。――素敵なお話をありがとうございます。最後に、劇場に行くのも悩まれる方もいる時代です。複雑な思いを抱いて、それでも『ドン・ジュアン』を楽しみにしているお客さまへメッセージを。本当にありがたいです。私は宝塚で公演していた時に、何回か緊急事態宣言の影響などで公演が休止した経験があります。「明日から公演が出来ない」となった時の、客席にいらした皆さまのお顔も、そして再開した時のお客さまのお顔も、忘れられません。私たちの職業は、誰か伝える相手がいてこそのもの。今回、チケットを取ってくださった方には、劇場にいる時間は心から楽しんでいただきたいですし、そのために私たちは初日に向けて精いっぱい精進していきます。また様々な事情で来られない方も、けっして私はこの作品限りで終わりではありませんので。心を寄せていただけたら、その気持ちがあれば、舞台芸術は続いていくと信じています。いつか直接お会いできる日のために、お互い頑張りすぎず、心も体も大切に、毎日を過ごしましょう!取材・文:平野祥恵撮影:川野結李歌ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント真彩希帆さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ミュージカル『ドン・ジュアン』【大阪公演】2021年10月7日(木)~2021年10月17日(日)会場:梅田芸術劇場メインホール【東京公演】2021年10月21日(木)~2021年11月6日(土)会場:TBS赤坂ACTシアター
2021年10月04日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が出演するミュージカル『ドン・ジュアン』が再演されることが23日、発表された。藤ヶ谷が初めてミュージカルに挑み、主演を務めた同作は、2019年8月~10月にTBS赤坂ACTシアターほかにて上演。タイトルロールである稀代のプレイボーイを大胆に、かつ繊細に表現し高評価のうち幕を下ろした。今作では、貴族の生まれでありながら、快楽を求め続けて悪徳の限りを尽くしていた主人公、ドン・ジュアンが、真実の愛によっていかに変貌していったのか、その変わりゆくさまが軸に描かれる。前回、官能的な世界観を見事に体現してみせた藤ヶ谷。今回の再演では、作品の中で人物の変化、愛に溺れてゆくさまをみせる新たな挑戦となりそうだ。ヒロインのマリアを演じるのは、元宝塚歌劇団トップ娘役で、 今年4月に歌劇団を退団後、同作が初の舞台出演となる真彩希帆。そして、潤色・演出は前回に引き続き、生田大和氏が務める。大阪公演は、梅田芸術劇場メインホールにて10月7日から17日。東京公演は、TBS赤坂ACTシアターにて10月21日から11月6日。○■藤ヶ谷太輔コメント2年ぶりの再演が決まって、ものすごく嬉しかったです。前回は、演出の生田さんからいただいた「無謀かもしれないけれど、僕と冒険に出てみませんか」という言葉に惹かれて、お答えしたところから始まりました。 僕はこの『ドン・ジュアン』が初めてのミュージカルだったので、最初は楽譜もほとんど読めず、歌稽古では楽譜の読み方から始まりましたし、フラメンコもフェンシングも初めての経験でした。今思うとよくキャスティングしてくださったな、と思うのですが(笑)。ミュージカルで、自分の心がこんなにも動くとは思ってもみませんでした。自然に涙が出てきたり、怒ったり……20数曲、ライブよりも多いような曲数に苦戦もしましたが、その苦しみがドン・ジュアンの苦しみにも通じるところがあったのかも、とも思います。僕はこの『ドン・ジュアン』で、生田さんはじめ、スタッフの皆さんやカンパニーの皆さんからミュージカルの楽しさや難しさというものを教えていただきました。今またこの作品に再会して、また新たな冒険に出られるのかと思うとワクワクします。カンパニーみんなで愛をもって良い作品を創って届けたいと思っています。是非楽しみにしていてください。
2021年06月23日ミュージカル『ドン・ジュアン』が10月7日(木)から17日(日)に梅田芸術劇場 メインホールにて、さらに10月21日(木)から11月6日(土)にTBS赤坂ACTシアターにて、上演されることが決定した。本作は藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が初めてミュージカルに挑み、主演を務めたミュージカルである。2019年8月~10月にTBS赤坂ACTシアター他にて上演、タイトルロールである稀代のプレイボーイを大胆に、かつ繊細に表現し高評価のうち幕を下ろした。今秋、待望の再演が決定した。本作はモリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイの作曲の情熱溢れる名曲でミュージカル化したもの。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年には宝塚歌劇で日本初上演された際も話題を呼んだ。物語の舞台はスペインのアンダルシア。毎夜、欲望の赴くままに女と酒を求め続けて放蕩の限りを尽くす色男・ドン・ジュアン。そんな稀代の色男がいつしか、「真実の愛」によって変貌していく。貴族の生まれでありながら、快楽を求め続けて悪徳の限りを尽くしていた主人公ドン・ジュアンが、真実の愛によっていかに変貌していったのか、その変わりゆく様を軸に描く。前回は官能的な世界観を見事に体現してみせた藤ヶ谷だが、この再演では作品の中で人物の変化を、愛に溺れてゆく様をみせていくという。ヒロインのマリアは元宝塚歌劇団トップ娘役で、2021年4月に歌劇団を退団後、本作が初の舞台出演となる真彩希帆が務める。凛とした佇まいと抜きん出た歌唱力で華と実力を兼ね備えた真彩。フラメンコをベースにした情熱の楽曲を流麗に歌い上げてくれるだろう。潤色・演出は生田大和が続投。前回は初めての外部作品の演出として、ダイナミックな演出と人物の機微を細やかに描き出す気鋭の演出家である。新たな切り口で彩られる情熱の物語に期待したい。ドン・ジュアン役:藤ヶ谷太輔・コメント2年ぶりの再演が決まって、ものすごく嬉しかったです。前回は、演出の生田さんからいただいた「無謀かもしれないけれど、僕と冒険に出てみませんか」という言葉に惹かれて、お答えしたところから始まりました。僕はこの『ドン・ジュアン』が初めてのミュージカルだったので、最初は楽譜もほとんど読めず、歌稽古では楽譜の読み方から始まりましたし、フラメンコもフェンシングも初めての経験でした。今思うとよくキャスティングしてくださったな、と思うのですが(笑)。ミュージカルで、自分の心がこんなにも動くとは思ってもみませんでした。自然に涙が出てきたり、怒ったり……20数曲、ライブよりも多いような曲数に苦戦もしましたが、その苦しみがドン・ジュアンの苦しみにも通じるところがあったのかも、とも思います。僕はこの『ドン・ジュアン』で、生田さんはじめ、スタッフの皆さんやカンパニーの皆さんからミュージカルの楽しさや難しさというものを教えていただきました。今またこの作品に再会して、また新たな冒険に出られるのかと思うとワクワクします。カンパニーみんなで愛をもって良い作品を創って届けたいと思っています。是非楽しみにしていてください。マリア役:真彩希帆・コメント『ドン・ジュアン』は観客として拝見していて、まさか演者として関わらせていただけるとは思ってもいなかったので、お話をいただいてびっくりしましたが、とても嬉しく光栄です。マリアは彫刻家という仕事に対して誇りを持ち、猪突猛進なところがあると感じますが、私も芸事に対してそういう部分があるので、お稽古で私とマリアの繋がるところを見つけていくのも楽しみです。マリアとして息づくことができればいいなと思っています。宝塚を卒業して初めての舞台になりますが、新たな世界に出ても、皆さんと話し合ってひとつの作品を創っていく、というワクワク感が一番の楽しみだということは、これまでと変わりません。藤ヶ谷さんとは初めてご一緒させていただきますが、直接お会いして物事に真摯に向き合われる方だと感じました。役としてどんなお話ができるか、そして男性とのデュエットも初めてなので、それもすごく楽しみにしています。年齢や性別も関係なしに魂でぶつかり合えるのがミュージカルだと思っています。お客様に楽しんでいただけるよう、ひとつひとつ丁寧に、創っていきたいと思っています。潤色 / 演出:生田大和・コメントあの男が帰ってくる。藤ヶ谷太輔の演じるドン・ジュアンともう一度巡り会える。その報せがどれだけの喜びだった事か!2年の時を経て、再び相見えるドン・ジュアン、そして彼を取り巻くセビリアの人々。新たなキャストたちと共に、更なる進化を求めて稽古に取り組む日を、今からとても心待ちにしております。何かが、変わり始めている——スペイン・セビリア。赤い大地の上に立ち、そして生きている人々の、愛と呪いの狭間で繰り広げられる情熱の物語が、皆様の心にいつまでも残る舞台となるようキャストの皆様、そしてスタッフ一同と共に歩んでまいります。どうぞご期待ください。■公演情報ミュージカル『ドン・ジュアン』作詞・作曲:フェリックス・グレイ潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)出演:藤ヶ谷太輔、真彩希帆、鶴見辰吾ほか<大阪公演>10月7日(木)~17日(日)会場:梅田芸術劇場 メインホール<東京公演>10月21日(木)~11月6日(土)会場:TBS赤坂ACTシアター料金:S席13,500円 / A席9,500円(税込・未就学児入場不可・営利目的の転売禁止)チケット一般発売:9月11日(土)<プレイガイド>チケットぴあ: イープラス: ローソンチケット:
2021年06月23日国内の近代美術館のなかでも、優れた20世紀美術コレクションに定評のある横浜美術館、富山県美術館、愛知県美術館が協働する展覧会『トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館20世紀西洋美術コレクション』展が横浜美術館にて11月14日(土)に開幕。2021年2月28日(日)まで開催される。来年3月から約2年間の長期休館に入る横浜美術館にとっては休館前の最後の展覧会だ。トライアローグとは、3者による鼎談(話し合い)を意味する言葉。この展覧会は3館のそれぞれのコレクションを用いて20世紀の美術を概観するもので、3館の担当学芸員が濃密な議論を重ね、ラインナップが構成されていった。このタイトルにちなみ、「3」をキーワードに、3章立て、30年区切りで展開されていく。横浜美術館第1章「1900sーー アートの地殻変動」は1900年から1930年前後にかけての美術を概観していくもの。印象派やポスト印象派などが新しい表現方法を提示した18世紀後半の芸術家たちの地ならしを受け、この時代はフォービズムにキュビズム、表現主義、抽象絵画にダダや構成主義など新しい表現が同時多発的に噴出する激動の時代だった。展示されている作品もバラエティ豊かで濃密な時代であったことが伺える。第1章「1900sーーアートの地殻変動」展示風景展覧会は、美術の流れを概観できるだけでなく、随所に「Artist in Focus」と題された各館の収蔵品を並べるコーナーも展開されている。すべてフェルナン・レジェの作品 左から《緑の背景のコンポジション(葉のあるコンポジション)》1931 愛知県美術館、《コンポジション》1931 横浜美術館、《インク壺のあるコンポジション》1938 富山県美術館たとえば、レジェのコーナーでは3館の所蔵によるレジェの作品をそれぞれ鑑賞できる。同じ年に描かれた愛知県美術館、横浜美術館の作品にくらべ、7年後に描かれた富山県美術館の作品は輪郭線が太くなっていることがわかる。このほか、ピカソやクレー、エルンストなどの作品が並べられ、見比べられるようになっており、作家の画風の変遷だけでなく、各美術館の審美眼などにも想いを馳せることができる。第2章「1930s——アートの磁場転換」 展示風景続く第2章「1930s——アートの磁場転換」では、美術のみならず、映画や文学など芸術全般に大きな渦を巻き起こしたシュルレアリスムからスタートし、1960年代までを俯瞰する。すべてジュアン・ミロの作品 左から《花と蝶》1922-23 横浜美術館、《パイプを吸う男》1925 富山県美術館、《絵画》1925 愛知県美術館第2章「1930sーーアートの磁場転換」 展示風景第2章もまた激動の30年だ。この期間に、第二次世界大戦が勃発。その影響により多くの芸術家たちがヨーロッパからアメリカへと渡り、結果、戦後の美術シーンの中心地はヨーロッパからアメリカへとなっていく。シュルレアリスム作品が多くあった展示室から、サム・フランシスやルーチョ・フォンタナらの作品のある展示室へ移動した瞬間、雰囲気がガラリと変わり驚かされる。通常の美術展では、1945年前後を区切りとして扱うものが多いなか、あえて戦前と戦後を一緒のくくりで扱うことで、美術の大きなながれが見えてくる。第3章「1960sーー アートの多元化」 展示風景そして、最終章である第3章「1960sーー アートの多元化」では、より多様化していく美術のあり方を紹介する。美術作品の表現や考え方がどんどん多様化し、展示場所もギャラリーや美術館を飛び出し、壮大なものに発展していく。3館の収蔵品だけで、約90年の美術の流れを学び取ることができる刺激的な展覧会。現在、海外美術館から作品を借り入れることが難しい状況において、国内の名品を持ち寄るという新しい形の展覧会の作り方は、今後の大きな指針となりそうだ。長期休館に入る横浜美術館に、ぜひ刺激をもらいにいこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館20世紀西洋美術コレクション』展11月14日(土)~2021年2月28日(日)、横浜美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式HPを参照。
2020年11月20日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、19日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)に出演。舞台やミュージカルの公演中、自身に課している”我慢”を明かした。番組内で、自身が主演を務めたミュージカル『ドン・ジュアン』の楽屋の様子を明かした藤ヶ谷。「7人の時の楽屋はみんなのものですから、自分用にカスタマイズしませんけど、舞台の時は一人で使わせていただいてるので、薄暗いですね。電気を点けるのはメイクする時だけ」と言い、「あとは、自分が落ち着く香りのキャンドルを焚いて、自分の部屋に近い感じにしてる」とこだわりを語った。また、楽屋にはスピーカーを持ち込み、「本番までは、テンションを上げるために、音楽をガンガンかけている」そう。さらに、舞台やミュージカルの公演中は、自分へのご褒美を用意しているそうで、「大好きな安室(奈美恵)さんの曲を我慢して、千秋楽の日だけ聴く。もちろん聴きたいけど、なんか我慢を作って。千秋楽は、スピーカーでガンガン安室さんの曲をかけて歌って踊ってやりました」と明かしていた。
2019年10月21日男も女も魅了する希代のプレイボーイ。TBS赤坂ACTシアターで9月18日(水)まで上演されているミュージカル『ドン・ジュアン』でこの難役に挑戦しているのは、初ミュージカルとなるKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔だ。【チケット情報はこちら】舞台はスペイン。荒野にあらわれる人たちが語る、誰もがその魅力に囚われるドン・ジュアン。フラメンコの調べに乗せて、口々に彼について語られる。藤ヶ谷が共演者を「ミュージカルの百戦錬磨の方々なので」と言うように、どっしりと重く、情熱的なスペインの風を吹かせる歌とダンス。それぞれが魅力を放つ登場人物達が惹かれるドン・ジュアンとは……?待望と、こんなに期待させていいの?という少しの不安が高まる。その不安を打ち破るように、登場したドン・ジュアンはじっくりたぐり寄せるように観客を惹きつけていく。なめらかなしぐさから滲む色気。細身の身体から出る太い声が、やり場のない苛立ちを地鳴りのように響かせる。そして、歌は叫びのようにぐっと惹き付ける。藤ヶ谷は「J-POPと歌い方が違うので苦労している」そうだが、率直に生への思いを表現する。女を抱いては捨てる冷酷な男。けれど藤ヶ谷本人は「女性を乱雑に扱えなかった」と振り返る。「でもやらないと相手の女性もリアクションがとれないから」と、周囲と相談しながら役を作ってきた。身勝手なドン・ジュアンの一方、同世代の男性達の誠実な生き方が対比する。ミュージカル経験の豊富なふたり……上口耕平の幅広いダンスと伸びやかな歌声、平間壮一の身体能力と安定し力強い歌が、ミュージカル初挑戦の藤ヶ谷のエネルギー溢れる個性をより立たせる。3人それぞれの“愛”の貫き方が違うのも面白い。また、ドン・ジュアンをめぐる女達……蓮佛美沙子、恒松祐里、春野寿美礼らも、確かな歌唱力と異なる個性でさまざまな愛を表現する。そして物語を強く率いていく亡霊役の吉野圭吾。その“愛の呪い”により、ドン・ジュアンは愛に翻弄されていく……。愛は誰かを愛しく思い、幸せに満たされるだけではない。嫉妬、不安、憎しみ、独占欲、許しなどいろんな感情が絡み合う。今まで知らなかった感情を知っていくドン・ジュアン。愛とはいったい何なのか。さまざまな愛が交差するなか、身勝手に生きてきた彼なりの、愛への答えとは……。本作は同じく生田大和演出で宝塚歌劇団でも上演されているが、さらに脚色も加わり本カンパニーならではの舞台となり、愛と生き方を問いかける。取材/河野桃子
2019年09月02日シュウ ウエムラ(shu uemura)から、「ポケモン」とコラボレーションした2019年ホリデーコレクション「シュウ ウエムラ×ポケモン コレクション」が登場。第1弾と第2弾共に10月25日より予約を開始し、第1弾を11月1日、第2弾を11月15日に限定発売。なお、一部アイテムは、10月18日より公式オンライン及び一部店舗限定にて先行発売される。©2019 Pokémon.2019年のホリデーシーズン、シュウ ウエムラは世界中の人を魅了し続けている「ポケモン」とタッグを組み、大人気のピカチュウと電撃コラボレーションを展開。その名も“ピカシュウ”。メイクアップとシュウ ウエムラが大好きなピカシュウは、まばゆい金色の姿に、ハート形の稲妻のしっぽを持った愛くるしい姿で登場する。「ピカシュウ アイ パレット - サンダー ショック」(8,000円)©2019 Pokémon.ピカシュウにインスパイアされた刺激的なカラーラインアップと、エレクトリックなパッケージが引き寄せて離さないアイパレットは3種類。「ピカシュウ アイ パレット - サンダー ショック」(8,000円)は、トレンドの愛らしいレッド、シックなベリーニュアンス、カミナリをイメージした遊び心いっぱいのイエローまで、限定の10色と既存の2色の12色が一つになったアイパレット。エッジを効かせた魅力的でショッキングな眼差しを演出する。「ピカシュウ アイ パレット - ミシカル パープル」(7,400円)©2019 Pokémon.限定7色と既存の2色の9色がセットになったアイパレット「ピカシュウ アイ パレット ブリック ブラスト」(7,500円)は、ファッショナブルなオレンジに、フェスティブなゴールドとブロンズまで、レトロなレンガカラーがホリデー仕様にレベルアップ。同じく9色がセットされた「ピカシュウ アイ パレット ミシカル パープル」(7,500円)は、クールシェードとマッチするライブベリーやミステリアスなパープルカラーなど、秘めたる大胆さを備えたカラーがそろう。3種の「アイパレット」はいずれも11月1日限定発売。「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド」A RD 163 フレイム スローアー(3,300円)©2019 Pokémon.「ルージュ アンリミテッド」には、アイコニックな3つのテクスチャーから、遊び心の中にも強くボールドさを秘めたカラーバリエーションが登場。リッチなテクスチャーの「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド」(3,300円)は、炎のようなボールドカラーが一段と鮮やかにスパークし、刺激的でエネルギッシュな表情をつくる2色がラインアップ。「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド マット」(3,300円)には、刺激的でエネルギッシュな表情に遊び心の中にも主張する冒険カラー2色、「ルージュ アンリミテッド ラッカーシャイン」(3,300円)には、こなれ感溢れる、フェミニンカラー2色が登場。いずれも11月1日限定発売。「キャッチ・エム・オール ピカシュウ ミニ リップ コフレ」(6,500円)©2019 Pokémon.持ち歩きに最適な、トラベルサイズのミニリップ「キャッチ・エム・オール ピカシュウ ミニ リップ コフレ」(6,500円)は、ブランド初のミニサイズのリップセット。「ルージュアンリミテッド マット」から心くすぐられる人気カラーをゲットできるこのアイテムは、公式オンライン及び一部店舗限定で発売。公式オンラインでは、10月18日から発売する。「アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」(450mL 1万1,500円)©2019 Pokémon.スキンケアアイテムも充実。ベストセラーアイテム「アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」(150mL 4,600円、450mL 1万1,500円)は、ピカシュウをフィーチャーした遊び心満載のデザインを施した限定ボトルが11月1日発売。メイク映えするリップへ導く、リムーブ・ピール・モイスチャーの3in1ティントリップリムーバー「リセット ティントリップ リムーバー」(3,200円)も限定パッケージで11月15日発売。気持ちまでリセットして、ビューティバトルに挑んで。「リセットティントリップリムーバー」(3,200円)©2019 Pokémon.大人気のクレンジングオイルがトラベルサイズになった「キャッチ・エム・オールピカシュウ クレンジング オイル キット」(4,200円)は、公式オンライン及び一部店舗限定で発売。「アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」、「A/O+P.M. クリア ユース ラディアント クレンジング オイル」、「フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル サクラの香り」、「ブランクロマ ライト&ポリッシュ クレンジング オイル」の50mLボトルがセットになっている。公式オンラインでは10月18日より発売となる。「ピカシュウ グローオン デュオ パレット」コーラル スパーク(4,900円)©2019 Pokémon.ピカシュウのアイコニックな頬からインスピレーションを受けた2色セットのブラッシュパレット「ピカシュウ グローオン デュオ パレット」(4,900円)は、11月15日限定発売。ナチュラルな血色感溢れるコーラルとピーチ系のチークで、まるでビームを放つようにフレッシュに光り輝く肌へ導いてくれる。「ハード フォーミュラ」シール ブラウン(2,600円)©2019 Pokémon.ブランドを象徴するロングセラー、なぎなた状のアイブローペンシル「ハード フォーミュラ」(2,600円)も限定パッケージで11月1日より登場。パーフェクトなアイブロールックで、冒険のスポットライトを独り占めして。この他、「ペダル 55 ファンデーション ブラシ」(6,000円)が11月1日に、「ピカシュウ プレミアム ブラシ セット」(6,500円)、「キャッチ・エム・オール・ピカシュウ プレミアム メイクアップ ボックス」(2万8,000円)、「エレクトリック ゴールド ピカシュウ プレミアム アイラッシュカーラー」(2,000円)が11月15日に限定パッケージで発売する。
2019年09月01日アイドルグループ・Kis-My-Ft2のメンバーで俳優の藤ヶ谷太輔が30日、都内で開催されたミュージカル『ドン・ジュアン』の公開ゲネプロ・囲み取材に出席した。本作は、スペインのセビリアを舞台に、多くの女性を魅了しながら愛を貪る主人公ドン・ジュアン(藤ヶ谷)の姿を描き出す。この日はドン・ジュアンと恋に落ちる彫刻家のマリアを演じる蓮佛美沙子、ドン・ジュアンの父であるドン・ルイ・テノリオ役の鶴見辰吾、そして潤色・演出を務める生田大和も登場した。本作で初めてミュージカルに挑む藤ヶ谷は、蓮佛とのラブシーンについて聞かれると「何度か共演は、以前にしているんですけど、これだけ濃い時間を一緒に過ごすっていうのはないので。いい思い出というか。マリアとしていてくれる」と楽しんでいる様子。これを受けた蓮佛も「すごく楽しいです。たぶん見てくださっている方は、『キャー!』っていう気持ちになられると思うんですけど、実際こっちは必死というか。楽しみながら、位置とか見せ方とか、すごく考えちゃってて。その中で、ベッドシーンとかは、すごくお互いが『愛している!』というシーンなので、その気持ちを込めて大事に、楽しくやってます」と笑顔で明かした。本作では、稽古以外の面でも共演者と過ごす時間が多いそうで、藤ヶ谷はスイカ割を自らの提案で行ったことも報告。夏は稽古漬けだったとしたうえで「僕らのキーワードとして『夏を取り戻せ!』というのがあるので、何かなあと思って、スイカ割りとかやったら盛り上がるんだろうなあと思って。お店を貸し切って。スイカを二玉買って、スイカ割りをやったんですけど、めちゃめちゃ楽しかったです!」と白い歯を見せていた。
2019年08月30日シュウ ウエムラ(shu uemura)の人気リップ「ルージュ アンリミテッド」に新テクスチャーが登場。「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド」全10色と「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド マット」全23色が9月18日に発売。また同シリーズの既存アイテムも、リニューアルしたパッケージで同日発売となる。今回新たに仲間入りする「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド」(3,300円)全10色と、「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド マット」(3,300円)全23色は、纏った人の存在感を際立たせる新テクスチャー。「ルージュ アンリミテッド アンプリファイド」RD163(3,300円)高度なピグメント技術を用いて、日本で開発された透明感のある色味を与えるピグメントを配合。そしてそれぞれに、ピグメントを効果的に分散させるフォーミュラを使用した。「アンプリファイド」はクッションオイルを、「アンプリファイドマツト」はプレートシェープフィラーを用いてピグメントをあらかじめ分散。たっぷりのピグメントがフォーミュラの中に散らばっていることでカラーがなめらかに広がり、ひと塗りで見たままの美発色を叶えることを可能にした。また日本のツバキの種子から抽出したツバキオイルを配合し、心地よく潤いのある唇へと導いてくれる。新作の発売に合わせ、既存アイテムも含めた同シリーズのパッケージがリニューアル。シンプルさと華美さの象徴であり、日本の美学における唯一無二の色である“黒”、アーティストリーの象徴、そして時代を超える不動の強さを備える“赤”、純白の象徴で、アーティストリーを表現するキャンパスであり無を意味する“白”という、インスピレーションの源である3つのキーカラーと、まるで重厚な建築物のごとく無駄のないデザインによって、ブランドの長年の思いが集約された。新しい2つのテクスチャーと、サテンのような艶と発色の絶妙バランスの王道ルージュ「ルージュアンリミテッド」(3,300円)全56色、乾燥しにくさを追求したベルベットマット「ルージュアンリミテツド マット」(3,300円)全46色、程よい艶で唇の質感を活かす、軽やかな透明感「ルージュアンリミテッド シアーシャイン」(3,300円)全7色を合わせて全155色にもなる豊富なラインアップとなる同シリーズ。新作2種と、パッケージをリニューアルした既存アイテムは、9月18日より発売となる。
2019年08月22日笑福亭鶴瓶と女優・上白石萌歌が関係者への徹底取材からゲストの素顔に迫っていくトーク番組「A-Studio」。その8月9日(金)今夜オンエア回に、「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔が登場。藤ヶ谷さんが“人生を変えてくれたジャニーさん”への想いを語ってくれる。1998年、小学5年生の時にジャニーズ事務所に入所した藤ヶ谷さんは、2005年に北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、玉森裕太、二階堂高嗣と「Kis-My-Ft2」を結成。事務所の先輩・光GENJIからローラースケートパフォーマンスを受け継ぎ、6年後の2011年、「Everybody Go」でCDデビューを果たす。同時に「美男ですね」「ビギナーズ!」『信長協奏曲』などのドラマや映画で俳優としても活躍。この春から放送された「ミラー・ツインズ」では一方は警察官、一方は犯罪者という双子を一人二役で演じ分け、常に成長し続けている。そんな藤ヶ谷さんは、実はジャニーズ事務所のオーディションに一度落ちていたという。しかしある出来事がきっかけで一転合格扱いとなったそう。驚きのその理由とは!?そして11歳で「ジャニーズJr.」となるも「Kis-My-Ft2」のメジャーCDデビューは24歳の時。苦節13年で手にしたメジャーデビューにいたるまでの苦悩とその後の活躍を、一番近くで見守ってきた両親と2人の弟に極秘取材。デビュー直後の東京ドームコンサートを見た厳格な父からの言葉に藤ヶ谷さんも思わず涙。また藤ヶ谷さんの家族すら知らない間に事務所へ履歴書を送っていたという伯母にも取材。その事実を藤ヶ谷さんが30歳になってから初告白したという伯母が語る真相とは!?そのほかにも大学時代からの友人、親友たちにも極秘取材。親友が語る旅行時の(秘)エピソードから見える藤ヶ谷さんの“天然”な一面は必見。プライベートでもよく遊ぶという「Kis-My-Ft2」横尾渉からは、メンバー想いな素顔が明かされる。苦楽を共にしてきた仲間が語る素顔や、中居正広が伝授したというバラエティ番組での“秘策”のほか、本番組収録前々日に逝去したジャニー氏への想いも語ってくれる。「滝沢歌舞伎」でのジャニー氏による驚きの演出と嬉しかったある一言とは!?藤ヶ谷さんは、8月30日(金)~9月18日(水)までの期間、TBS赤坂ACTシアターで上演されるミュージカル「ドン・ジュアン」で、ミュージカル初出演にして単独主演を務める。同作はモリエールの戯曲やモーツァルト作のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」などで知られる“ドン・ジュアン伝説”をミュージカル化。世界で大好評を博し、2016年、宝塚歌劇で日本初上演された作品となり、今回は「ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛―」で宝塚大劇場デビューを果たした生田大和が潤色・演出を手掛ける。「A-Studio」は8月9日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年08月09日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、6日に放送されたラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)で、“初恋の人”と公言する元歌手の安室奈美恵さんへの思いを語った。主演ドラマ『ミラー・ツインズ』の撮影、Kis-My-Ft2のライブツアー、最新シングル「HANDS UP」のPR、主演ミュージカル『ドン・ジュアン』の舞台稽古など、最近多忙を極めている藤ヶ谷。下半期の7月に入り、「毎年夏は、父や弟2人、友達も混ぜて男6人くらいで沖縄に行くんですけど。癒されに沖縄に行きたいですね……」と、疲れた様子で現在の願いを明かした。沖縄といえば、藤ヶ谷が大ファンの安室さんの出身地でもあるため、「安室奈美恵さんが吸った空気を吸いたいですね~」と含み笑いしつつ、「これを聞いてる方は、ヤバっ!キモっ!って思ったでしょ? でもやっぱりさ、人を好きになるってそういうことでしょ? こういう思いになるでしょ?」とたたみかけるように弁明。続けて、「私も人間ですから。ファンのみなさまだって、『ここに藤ヶ谷くんが来たんだ』とか『これに触ったんだ』とかさ。生きる活力になるわけよ」とファンに同調しながら発言への理解を求めた。安室さんへの愛を爆発させる藤ヶ谷だが、そんな気持ちを分かってくれるのは、メンバーの宮田俊哉だけだという。ある音楽番組の収録中には、宮田が「大好きな水樹奈々さんのスタジオが隣かも!会えるかも!」と大興奮しながら念入りに前髪をセットしていたことを明かし、「実際にお会いしたら、緊張しながらも会話してるのよ。俺は、安室さんに会ったことがないから、いいなぁって」とうらやましそうに吐露。「大好きな憧れの人に会えて、しかも話せて、自分の気持ちを言える。俺も会いたいんですよ。安室さんに会いたくて……」と切実な願いを打ち明けていた。
2019年07月07日展覧会「奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月)までの期間、札幌芸術の森美術館にて開催される。古代に遡る豊かな歴史と、19世紀に産業革命を経験したことによる経済的・文化的な先進性をあわせ持つスペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、グルメ、スポーツなど、今もなお、あらゆる面で人々を魅了する世界有数の国際都市だ。「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」では、そんなバルセロナという都市の近代化が進んだ19世紀後半、イルダフォンス・サルダーの都市計画から、1888年のバルセロナ万国博覧会開催、1936年から1939年にかけてのスペイン内戦に至るまでの約80年間にフォーカスを当てる。会場では、現在のバルセロナの景観を形作った建築家アントニ・ガウディをはじめ、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリらによる絵画、彫刻、家具、宝飾品、図面、映像資料、写真などの作品約150点を展示。当時のカタルーニャに花開いた芸術の精華を紹介していく。また、チケットでは、2020年冬に札幌芸術の森美術館で開催される、アルフォンス・ミュシャの展覧会「みんなのミュシャ」とのセット券も用意。是非この貴重な機会に、世界的な芸術家たちの作品をまとめて楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月)開館時間:9:45~17:00(最終入館16:30)会場:札幌芸術の森美術館住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75<観覧料>・当日券一般 1,300円/高校・大学生 800円/小・中学生 500円・前売り券一般 1,200円/高校・大学生 700円/小・中学生 400円・図録付きチケット 4,440円販売期間:6月15日(土)10:00~8月20日(火)23:59販売場所:※ローソンチケットのみ(Lコード:92484)・「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」×「みんなのミュシャ」セット券 2,200円販売期間:6月15日(土)10:00~9月13日(金)23:59販売場所:ローソンチケットのみ(Lコード:11514)※価格は全て税込み。※小学生未満無料。※前売り券はローソンチケット(Lコード:11514)、チケットぴあ(Pコード:769-797)、セブンチケット、道新プレイガイド、札幌市民交流プラザチケットセンター、教文プレイガイド、札幌芸術の森美術館で購入可能。※図録は9月1日(日)以降、ローソン購入店店頭にて受け取り可能。【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090
2019年06月20日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔主演のミュージカル『ドン・ジュアン』全キャストが11日、明らかになった。同作はモリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイ作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化した作品。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年に宝塚歌劇で日本初上演された際も大きな話題を呼んだ。女と酒、そして快楽を求め続け、数多の女達を魅了するセクシーな色男ドン・ジュアンを演じる藤ヶ谷。ドン・ジュアンを取り巻く女性の中には全く対照的な2人の女性が登場し、ドン・ジュアンが一瞬にして恋に落ちるヒロイン・マリアを蓮佛美沙子が演じる。彫刻家であり、過去に囚われず今を生きる「現在的」な女性であるマリアも、婚約者がいるにも関わらす、ドン・ジュアンに惹かれていってしまう。一方、マリアとは正反対に「古典的」な女性であるエルヴィラをオーディションで勝ち取ったのは同作が初舞台となる恒松祐里。ドン・ジュアンに「娶るから」と拐かされ修道院を出てきた娘で、過去の愛の言葉を信じ切り、物語後半では屈折していく。そしてドン・ジュアンの父であるドン・ルイ・テノリオ役に鶴見辰吾、マリアの婚約者ラファエル役に平間壮一、語り部的な役割も担うドン・ジュアンの親友カルロ役に上口耕平が決定。さらに娘をドン・ジュアンに寝取られ決闘の上殺される騎士団長(亡霊)役の吉野圭吾、ドン・ジュアンを囲む女の一人である“アンダルシアの美女”役の大石裕香、ドン・ジュアンのかつての女であり、今は彼を見守る年上の女性イザベル役の春野寿美礼が出演する。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて8月30日~9月18日。愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて10月1日~5日。
2019年06月11日シュウ ウエムラ(shu uemura)から 、「nobara コレクション」が6月1日より数量限定で発売される。「nobara コレクション」は、過酷な自然環境の中でも、生き生きと美しく咲くノバラからインスピレーションを受け誕生した、生命感溢れるコレクション。涼しげにそよぐピンクや、日差しを浴びる暖かいレンガ色など、愛らしくも力強い旬なカラーが勢揃い。トータルでメイクが仕上げられるよう、リップ、アイシャドウ、チークの全13アイテムが登場。本コレクションで、初夏を彩るワントーンメイクを完成することができる。唇に軽やかにフィットし、鮮やかに発色する「ルージュ アンリミテッド」と「ルージュアンリミテッドマット」(各3,200円)は、今年のトレンドカラーとなる、レトロ感漂う“くすみブリックカラー”全8色(内、限定6色)が登場。大胆で華やかな印象ながらも、レトロ感漂うくすんだブリックカラーが、花のように愛らしく、明るくモダンな印象の唇へと導いてくれる。特におすすめカラーの、ピンクブリック「M RD177」と、レッドブリック「M RD171」は、一塗りで今年らしい表情に。ふんわりと頬に溶け込んでエフォートレスな美しさをもたらすチークカラー「グローオン F」(各2,500円)には、ヘルシーで、生き生きとした表情を作る限定2色が、 見たままの美しい発色で、目元に華やかさをプラスする「プレスド アイシャドー」(各2,000円)には、夏の日差しに映えるような限定3色がラインアップする。
2019年05月27日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、ミュージカル『ドン・ジュアン』に主演することが25日、わかった。同作はモリエールの戯曲であり、モーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などでヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイ作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化した作品。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年に宝塚歌劇で日本初上演された際も大きな話題を呼んだ。スペインを舞台に、女と酒、そして快楽を求め続け、数多の女達を魅了するセクシーな色男ドン・ジュアン(藤ヶ谷)と、彼を取り囲む女たちや厳格な父親との関係性を、よりイマジネーションを膨らませた、新たな『ドン・ジュアン』として描いていく。主演の藤ヶ谷は、稀代のプレイボーイの大胆さと、真実の愛をめぐる生き様を描く、官能的な世界観に挑む。潤色・演出は、宝塚歌劇団に所属し、同作の日本初演も手がけた演出家、生田大和が務める。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて8月30日~9月18日。愛知公演は刈谷市総合文化センターアイリス 大ホールにて10月1日~5日。○藤ヶ谷太輔 コメント出演のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。ミュージカルに初めて挑戦させていただくので、今から緊張していますが、とにかく全力でやるしかない! という思いでいっぱいです。ミュージカルでは歌い方も普段と違いますし、今回フラメンコにも挑戦します。さらに殺陣もあります。やることもいっぱいです!演じるのは、ものすごく色気のあるプレイボーイなので、プレッシャーもありますが、とにかく稽古を積んで、女性にモテたいと思います(笑)。ドン・ジュアンの色気は、その生き様にも表れていて、生き様の変化もこの作品の鍵になってくると思いますので、そこも背負って演じられればと思います。官能的な世界観で、切ない真実の愛を、ぜひ感じてください。○生田大和 コメント愛に生き、そして愛に呪われた男、ドン・ジュアン。初めて藤ヶ谷さんにお会いした時、そこには私の求める新たなミュージカル・スター、新たなドン・ジュアンがいました。フランス発のミュージカル『ドン・ジュアン』。情熱的な楽曲の数々と官能的なダンス、フラメンコに彩られたこの作品の主人公に藤ヶ谷さんを迎えられた事は大きな喜びです!この作品が果たしてどのような旅路を往くのか。「ドン・ジュアン」藤ヶ谷さんと共に往く冒険を私自身とても楽しみにしております。藤ヶ谷さん、そして多彩な出演者の皆様と共に、生と死、そして愛に彩られたスペイン・セビリアへと皆様をお連れ致します。
2019年04月25日「奇蹟の芸術都市 バルセロナ展」が、2020年2月8日(土)から4月5日(日)まで東京ステーションギャラリーにて開催。尚、東京ステーションギャラリーは2020年3月31日(火)まで臨時休館。今後も開催予定に変更が生じる場合は、公式サイトにて発表。「奇蹟の芸術都市 バルセロナ展」では、スペイン・カタルーニャ自治州の州都であるバルセロナの芸術文化に着目。バルセロナの近代化を促進させた、1859年の都市計画の誕生から、1936年から1939年のスペイン内戦に至るまでの約80年間を辿る。アントニ・ガウディ、ドゥメナク・イ・ ムンタネー、プッチ・イ・カダファルクといった建築家をはじめ、ラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョル、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリら、カタルーニャが育んだ巨匠の作品が集結。絵画を中心に、彫刻・家具・宝飾品・図面など、多様なジャンルの作品約150点を通して、当時のカタルーニャに花開いた芸術文化を体感することができる。国際都市としての、バルセロナの好調な経済を背景に、優雅な生活を満喫するブルジョワたちのオファーにより生み出されたのが、アントニ・ガウディ、ドゥメナク・イ・ムンタネー、プッチ・イ・カダファルクといった建築家による、華やかで独創的な建築。絵画や、建築装飾、家具調度類、宝飾品からは、贅沢なブルジョワの生活の様子が見て取れる。また、キュビスム、シュールレアリスムの流入から、スペイン内戦勃発に至る時期の芸術動向も注目したいポイント。サルバドール・ダリ《ヴィーナスと水兵(サルバット=パパサイットへのオマージュ)》や、ジュアン・ミロ《赤い扇》、ル・コルビュジエ《無題(バルセロナ陥落)》といった作品を通して、当時のアートの潮流に迫る。【詳細】奇蹟の芸術都市 バルセロナ展・東京ステーションギャラリー会期:2020年2月8日(土)~4月5日(日)※2020年3月31日(火)まで、東京ステーションギャラリーは臨時休館。※既に購入済みのチケット払い戻しを実施。詳細は東京ステーションギャラリー公式サイトにて告知。住所:東京都千代田区丸の内1-9-1※札幌芸術の森美術館での展示後、一部作品の入れ替えあり。
2019年03月04日もうすぐハロウィン♪シュウウエムラのルージュアンリミテッドのリップを使用したリップメイクをご紹介します。今年のハロウィンメイクは、リップでハロウィンカラー主張してみてはいかがですか?このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2017年10月18日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)から「2017 アペロ コレクション」が登場。2017年5月1日(月)から6月30日(金)までの期間限定で、ジャン=ポール・エヴァンのイートインスペース“バー ア ショコラ”をはじめとする全ブティックおよびオンラインブティックにて展開する。イートインスペース“バー ア ショコラ”では、格別なアペロを演出するドリンクとして、シャンパーニュ「レミ・ルロワ」と、アラン・ミリアのマンダリンとぶどうジュースを用いたノンアルコールカクテル、ガーナ産カカオを使用したショコラ グラッセを用意。好きなドリンクとセットで楽しめる、フロマージュとショコラのボンボン ショコラのほかに、今年は香ばしいシュー生地と焼けたチーズが食欲をそそるグジェールが新登場する。また、持ち帰りできるアペロ コレクションも。ショコラとアラン・ミリアのジュースの詰め合わせ「コフレ フレシュール」を月替りで展開。さらにフロマージュのボンボン ショコラを各種1個ずつ詰め合わせた「ボワットゥ ショコラ ア ペリティフ 4個入」がカジュアルなサイズとして登場。自宅や出掛け先でもアペロを楽しめるコレクションになっている。【商品詳細】2017 アペロ コレクション・ムニュ ショコラ アペリティフ 1,458円(税込)〜・ムニュ グジェール 1,458円(税込)〜・ボワットゥ ショコラ アペリティフ 4個入 1,696円(税込)、8個入 3,251円(税込) ※8個入りは期間以降、週末のみ販売。・コフレ フレシュール メ 5,962円(税込) ※2017年5月1日(月)〜31日(水)の期間発売。・コフレ フレシュール ジュアン 5,962円(税込) ※6月1日(木)〜30日(金)の期間発売。発売時期:2017年5月1日(月)〜6月30日(金)※一部商品はなくなり次第終了。取り扱い店舗:ジャン=ポール・エヴァン 伊勢丹新宿本店、東京ミッドタウン店、三越銀座店、表参道ヒルズ店、三越札幌店、三越仙台店、伊勢丹浦和店、京都店、三越広島店、岩田屋本店、チョコレート バー 丸の内店
2017年05月05日エルメス(HERMES)祇園店(京都府京都市祇園町南側570-8)では、3月3日、装い新たに新イベントがスタートする。16年11月より9ヶ月間限定でオープンしているエルメス祇園店は、京都・祇園の町を舞台として時節に合わせた変化に富んだ提案をしており、4回目のイベントとなる今回はシルクにフォーカス。誕生以来世代を超えて愛されているカレ、上質なカシミアシルク素材が人気のカレ・ジュアンや、アクセサリー感覚で楽しめるツイリー、ストールのようにさらりと楽しめるマキシ・ツイリー・カットなど、多彩なスカーフコレクションがバリエーション豊かに登場する。日本の伝統技術にインスピレーションを得た立体格子状の内装となっている店内はスケートパークに様変わりし、1階中央にはスケートランプが出現する。そこではマキシ・ツイリー・カット柄のスケートボードが流れるように動いていく光のインスタレーションが楽しめる。また、店内2階はスケートパーク風の空間に変化し、ここではマキシ・ツイリー・カットを身に纏う女の子たちがスケートボードを楽しんでいる動画コーナーや、スケートランプを模したフォトブースが設置される。スケートボードに乗っているように風を受けながら撮影された画像は、プリントやスマートフォンで楽しむことができる。さらに、エルメス祇園店及びオンラインブティックでは、エルメスのルーツである馬の世界と、幾何学模様などの現代的なモチーフをあしらったマキシ・ツイリー・カットの全3柄(《ネクタイのエクスリブリス》、《馬のカヴァルカドゥール》、《鞭・ブロック》/各4万2,000円)が先行販売される。本イベントの期間は3月29日までの予定。
2017年02月23日1月21日公開の映画『沈黙-サイレンス-』のジャパンプレミアが17日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、マーティン・スコセッシ監督、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮が出席した。アメリカが世界に代表する巨匠・マーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔とも言われる遠藤周作の『沈黙』を長い年月をかけて映画化した本作。公開を間近に控えたこの日、再来日したスコセッシ監督が窪塚洋介ら日本人キャストとともに豪華なジャパンプレミアに登場した。窪塚ら日本人キャストとの再会となったスコセッシ監督は「こうやって東京で一同に再会できるのは感慨深いものがあります。これまで2年間編集してきましたが、ずっと皆さんとお付き合いした感覚なので、私にとっては昨日会ったばかりのようです。お馴染みの顔になっていますね」と笑顔。日本人キャストたちの演技については「本当に皆さん素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。皆さんの頑張りや力、深みを見せてもらいました」と賛辞を惜しまなかった。そのスコセッシ監督との作業を問われた窪塚は「こんな極東のどこの馬の骨とも分からない俺に、毎日どれだけ敬意を払ってくれたことか。毎日夢の中で仕事をしているみたいでした。監督が僕らを本当に乗せてくれるので最高に良い芝居ができたし、改めて偉大な監督だと思いました」と感謝しきり。また、加瀬扮する隠れキリシタン・ジュアンの妻・モニカを演じた小松菜奈に、ジュアンが死ぬシーンを2度求めたというスコセッシ監督は「モニカが激しくリアクションするシーンで、彼女の芝居にびっくりして、もう1回お願いするのが痛々しかったです。でももう1回お願いしたら、激しい演技を見せてくれたので見ものでしたね」と褒めち、夫役の加瀬も「小松さんは普段ダルそうなのに、芝居に入ると200%の力が出ます。そのシーンも倒れちゃうぐらい力を出し切っていましたが、次の日も全く同じぐらいの力でやるので、普段パワーを蓄えているのかなと思いました」と小松の豹変振りに驚嘆していた。映画『沈黙-サイレンス-』は、1月21日より全国公開。
2017年01月18日パリを訪れるなら、一度は足を踏み入れてみたい場所を巡るツアーレポート。旅の最終日は、パリの中心でもあるヴァンドーム広場でハイジュエラーメゾンを巡ります。■ヴァン クリーフ&アーペルの心髄であるアトリエへルイ14世の時代に作られたヴァンドーム広場。周囲を歴史ある建物に囲まれ、美しい八角形を浮かび上がらせたこの広場は、世界的なハイジュエリーの中心地でもあります。数あるジュエラーの中でも、その卓越したクラフツマンシップと芸術性で知られるヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)。今回特別に入室が許された、メゾンの心髄でもあるアトリエと、2月にオープンしたばかりの新しいサロン訪問の様子をお届けします。パリ、ヴァンドーム広場22~24番地のファサードまず初めに訪れたのは、メゾンの中枢とも言えるアトリエです。約40名のマンドール(黄金の手)と呼ばれる職人がここで日々、ジュエリー制作を行っており、その手から生み出される芸術品は、世界中の人々を魅了し続けています。2年計画で全面改築を行ったというアトリエは、360平方メートルの広々とした空間で、パリの空の下、ワンフロアにすべての作業場が集まっています。ジュエリー制作には自然光が大切なこと、またメゾンの命であり魂であるジュエリーを生み出す職人に敬意を表し、建物で一番高い位置にアトリエが作られたそう。大きく広げられたガラス屋根から差し込む光の中、一つひとつの作業が進められます。ヴァン クリーフ&アーペルのアトリエジュエリー制作の模様デザイン、石留め、研磨など、制作工程によってわけられた作業場を巡り、ミステリーセッティングやジップネックレスなど、メゾンの代名詞とも言える卓越した技巧を目の当たりに。独創的なハイジュエラーの不変の創造性を可能にするのは、職人一人ひとりの高い技術力と情熱であることを再認識しました。■ヴァンドーム広場の新たなデスティネーション職人技に触れた後は、ヴァンドーム広場20番地の新しいサロンへ。ドアを開くと、落ち着いた色調の室内、静謐で洗練された空間に、マンドール達によって生み出された数々のコレクションが並んでいます。エッフェル塔やプラザ・アテネのレストランなども手がけたジュアン・マンク・エージェンシーによる空間は、天井に木の葉の刺繍、蝶や鳥のレリーフが飾られ、落ち着いた隠れ家のような印象。パリの石灰岩で作られた階段が2つのフロアを繋ぎ、現代の作品に加えてヘリテージピース、など歴代のコレクションの展示を見ることも可能です。ヴァンドーム広場22番地のサロン制作工程から実際に完成した作品まで、過去のアーカイブから最新のクリエーションまでを一堂に体感し、伝統と革新の融合によって不変の美を追求するメゾンの姿勢こそが、世代を超えて数多くの女性を優雅に、華やかに輝かせるのだと感じた一行。独創性溢れるハイジュエラーの世界を心行くまで堪能したのでした。次回は、愛と感性のジュエラー、ショーメ(CHAUMET)を訪ねます。
2016年07月16日東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート(千葉県浦安市)はこのほど、Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキ氏プロデュースの部屋がブライズルームとして利用できる「"SWEET NIGHT WEDDING"プラン」と、同客室で特別にアレンジしたスペシャルケーキ付「プロポーズ宿泊プラン」の販売を開始した。○キャンドルに包まれた挙式と、夜景を眺めながらのパーティー「"SWEET NIGHT WEDDING"プラン」は、Q-pot.のデザイナー・ワカマツ タダアキ氏プロデュースの"とろけるほど甘い"コラボルームをブライズルームとして使用。Q-pot CAFE.のショコラと香り豊かな紅茶でくつろぎながら花嫁の支度を整えたのち、開放感あふれるアトリウムロビーにある「アクアヴェルデ」にて挙式する。キャンドルや光の演出が施された幻想的な挙式は、トワイライトタイムから夜にかけて行われる。その後、夜景が一望できる最上階のパーティー会場「ジュアン」にて、最上級のおもてなしと料理を堪能することができるというもの。パーティーの余韻を残したままQ-pot.SWEET ROOMに宿泊できる。料金は30名で58万円、1名追加ごとに1万5,000円(税別・サービス料込)。○甘い空間と、甘いスペシャルケーキでプロポーズ「プロポーズ宿泊プラン」では、同コラボルームに宿泊。希望のプロポーズメッセージを添えた同ルーム限定のスペシャルケーキ(1ホール)が用意されており、世界一SWEETなプロポーズができるというもの。コラボルームは、何もかもがチョコレートに包まれ、身も心もとろけてしまうほど極上な時を堪能することができる「ビターチョコレート・リビングルーム」と、女性の夢を叶えてくれるガーリーでスウィートな空間の「ホイップ& ストロベリー・ベッドルーム」の2種類となっている。料金は、1名1泊朝食付き5万7,474円~で、朝食なしでは5万4,974円~(税込み・サービス料込)。
2015年05月22日今年オープン3年目を迎える東急シアターオーブが企画する“ワールド・ミュージカル・コンサート・シリーズ”の第1回、「フレンチ・ミュージカル・コンサート 2014」が10月17日(金)から3日間、同劇場で開催される。「フレンチ・ミュージカル・コンサート 2014」チケット情報毎回コンサートのテーマを掲げ、そのテーマに沿った珠玉のミュージカルナンバーで構成するという同シリーズ。記念すべき第1回は「フランス」をテーマに取り上げる。『ノートルダム・ド・パリ』『ロミオ&ジュリエット』『ロックオペラ モーツァルト』など人気フレンチ・ミュージカルから珠玉のナンバーを美しいフランス語で披露。加えて、フランスを舞台にした名作『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』などのヒットナンバーも堪能できる。キャストにはフレンチ・ミュージカルを代表する実力派がずらり。『レ・ミゼラブル』世界版で主役のジャン・バルジャンを演じたロベール・マリアン、2013年『ノートルダム・ド・パリ』来日公演に出演したマット・ローランなど世界で活躍するスターが顔を揃える。本公演のプロデュースにも携わるマットは、稽古後の取材に答えて「今回のメンバーは全員がフレンチ・ミュージカルでつながっていて、たとえば『ノートルダム・ド・パリ』のワールドツアーやフランス版、ケベック版などで共演をしています。その経験のおかげで絶妙な連携ができていると思う」と公演をPR。2013年の来日公演を「同じ言語をしゃべらないのに、音楽を通じて、感動を伝えられたことがすばらしかった」と振り返りながら、「日本の皆さんが自分たちのことをあたたかく受け入れてくれているので、ファンの皆さんに会うのも本当に本当に楽しみです」とファンへメッセージを贈った。また本公演には日本人キャストもゲスト出演。鈴木綜馬、今井清隆、山本耕史が日替わりで登場する。公演初日の17日(金)に登場する鈴木は「昨年、ロベールとマットに『シラノ』を観て頂き、僕も『ノートルダム・ド・パリ』を楽しませて頂いた時には、まさか一緒の舞台に立てる日が来るとは想像もしていませんでした。素敵なご縁に心から感謝いたします」とコメントを寄せている。公演は10月17日(金)から19日(日)まで。公演前日まで当日引換券を販売中。■以下のミュージカルより楽曲を披露(五十音順)<フレンチ・ミュージカル>十戒スターマニア太陽王ドン・ジュアンノートルダム・ド・パリ星の王子様ランボーロックオペラ・モーツァルトロミオ&ジュリエット<フランスゆかりのミュージカル>オペラ座の怪人三銃士レ・ミゼラブル
2014年10月16日「シュウウエムラ」秋の新シリーズこの秋はレトロ&クラシカルなファッションがトレンド感たっぷりな様相。メイクアップにも、そんなスタイルにぴったりなアイテムを取り入れたい。人気コスメブランド「shu uemura(シュウウエムラ)」から、「ヴィンテージパステルコレクション」シリーズが30日、発売開始だ。ヴィンテージと銘打つだけあり、時代や流行に左右されない普遍の美しさをカラーで表現。リップとアイシャドウに仕上げている。もちろん、単なるクラシカルヴィンテージではなく、モードなエッセンスが生きているところがポイント。さりげない流行感が大人スイートな可愛らしさ、センスの良さを演出してくれる。リップもアイシャドウも多彩なラインナップ☆「ルージュアンリミテッド」ヴィンテージパステルコレクションは、オレンジ系のカラーを中心に、あたたかみのある新色5色が登場。内1色は限定なので、ぜひ早めにチェックして。また「ルージュアンリミテッドシュプリームマット」はマットな質感が、まさにクラシカルメイクの象徴的イメージにぴったり。旬顔の演出力抜群な限定色3色で発売されるそうだ。アイシャドウは「プレスドアイシャドー(レフィル)」で新色13色が追加。好きな色をチョイスして、自分だけのアイシャドウパレットを作ることができるので、好みのカラーを取り入れて今年顔のメイクに挑戦してみて。元の記事を読む
2011年09月24日みなさん、こんにちは!東京の春の陽気を楽しんでいますか?こちらではここ数週間、音楽界の最も有名なポップスターの一人、プリンスが“パープル旋風”(紫色は彼のイメージカラーとして知られる)を巻き起こしています。先日、プリンスは人気コメディアン、ジョージ・ロペスがMCを務めるTV番組「The George Lopez Show」に出演した際、満員御礼のライヴ・ツアー「Welcome 2 America」を21日間にわたり、L.A.で続行することを発表しました。ファンのみなさんは既にご存知かと思いますが、N.Y.で行われた同ツアーで大成功を収めたプリンス。多くのファンやセレブリティたちが、この天才パフォーマーのライヴに押し寄せましたが、遂にL.A.にも彼はマジックを届けにきたのです!もちろん、私も先週2日にわたり生のパフォーマンスを目の当たりにしてきたのですが、それは言うまでもなく素晴らしく、ファン全員が彼に感服しきりでした。70年代後半にミュージックシーンに登場して以来、R&Bとポップ・ミュージック界両方で強烈な存在感を放ってきたプリンス。世界中で何百万枚ものアルバムを売り上げ、いまもトップミュージシャンとして堂々と君臨しています。ちなみに、私が初めて彼の歌声を聴いたのは10歳のときですが、いまだに当時のことを憶えてます。その日は1979年、日曜日の午後のこと、家族と一緒にボーリングに行った帰り、家に急いで大好きなラジオ番組「Casey Kasem’s American Top 40」をつけると、彼のヒットシングル「I Wanna Be Your Lover」が流れてきたのです。その瞬間から、すっかり彼の音楽に恋してしまった私。その後も「1999」や「Purple Rain」、「Diamonds and Pearls」などのベストセラーアルバムはもちろん、インディペンダント色の強い「Musicology」や「Emancipation」なども大好きです。さらに、私は二度にわたり本人にインタビューする機会に恵まれたのですが、それはもう忘れられない体験になりました。だから言うまでもなく、今回のライヴでももちろん、彼の往年のヒット曲や新譜を聴けて、とてもエキサイティングな時間を過ごすことができました。彼は期待を裏切りません!ライヴではまず初めに、以前私も一緒に仕事をしたことがある、30年以上も“プリンスファミリー”の一員であるシーラ・Eがオープニング・アクトとして登場。シーラは、過去の代表曲と共に、最新アルバム「Now and Forever」に収録されている新曲を披露してくれました。このアルバムは、彼女が最近始めた「The E Family」という家族プロジェクトによるもので、このプロジェクトはその名の通り、彼女の父親であり、伝説的パーカッショニストのピート・エスコベート、兄弟のピーター・マイケルとジュアンで結成されました。彼らの奏でる音楽も見事で、シーラと家族の競演を見れたのは素晴らしい体験でした。でも、それよりも嬉しかったのは、彼女が再び“プリンス・ファミリー”の一員として戻ってきてくれたことでした。もし、プリンスの歴史をご存知なら分かると思いますが、プリンスとシーラの間には長年にわたる隔絶があり、2人は口もきくことなく、共演を拒否し続けていました。だから今回2人が再共演したというのはとても大きなニュースなんです。2日間にわたるライヴを通して、シーラはプリンスのバンドの一員として、ドラムとパーカッションを演奏。さらに休憩時には、大ヒットシングル「Glamorous Life」を披露してくれました。とにかくサプライズが多かったライヴでしたが、もちろん一番の収穫はプリンスの名曲をたくさん聴くことができたこと。さらに、ステージ上にはプリンスの大ファンである人気歌手、アリシア・キースまでも登場し、数年前にカバーした楽曲「How Come U Don’t Call Me Anymore」を披露してくれたのも驚きでした。プリンスの新曲もいくつか聴くことが出来たので、近々、新アルバムが発表されるのではないかとワクワクしています!ところで、彼が「Welcome 2 America」のL.A.会場に選んだのは、イングルウッドの「The Forum」と呼ばれる老舗アリーナ。ここではかつてジェームス・ブラウンやマイケル・ジャクソンなどの大御所がコンサートを行ったり、「Staples Center」が建つ以前は地元バスケットチーム「レイカーズ」のホームグラウンドでもありましたが、時が流れ、最近では会場として使われることが少なくなりました。そんな中、プリンスが“真の音楽を再び人々に届けるため”同アリーナを買うことを検討しているとの噂が浮上しました。彼は近年の音楽の傾向を危惧しているようで、ケシャのような若手ポップスターたちの音楽に多い、オートチューンによるものではない、生きた音楽を伝えたいと考えているみたいなのです。そこで「The Forum」を買収し、“真の音楽”を伝えるいろんなアーティストたちを集めて音楽を届けていきたいと考えているようです。とっても素晴らしいアイディアですが、いまの経済状況を考えると、リスクも大きそうですね…。でも、個人的には、こんなビッグプロジェクトを果たせるのは、音楽ビジネス界からも音楽ファンからも崇拝されているプリンスだけだと思います。とにかく、L.A.でのツアーはまだまだ続くので、私はあと何回か行ってきます!みなさんももし来月、L.A.でプリンスのショーを見る機会があれば、ぜひ行ってみてください!これは一見の価値ありです。ちなみに、一番最近のショーではチャカ・カーンが登場し、歌を披露したそうですよ。次はどんなゲストが登場するのでしょうか?楽しみですね!(text:Lisle Wilkerson)(英語原文)HI everyone! I hope you are enjoying the spring weather in Tokyo!The past two weeks have been a crazy whirlwind of Purple as one of the biggest popstars in music, Prince has taken over the city!He was recently on "The George Lopez Show", which is hosted by very popular comedian George Lopez, and the superstar announced on the show that he was going to be doing his sold-out "Welcome 2 America" tour for TWENTY ONE days in Los Angeles!!!! If you are a Prince fan or music lover, you probably know that Prince recently had a very successful first part of the tour in New York City, where fans and celebrities alike came out to watch one of the most talented performers in music today. And now he has brought the magic to LA!!! So I decided to go to his shows last week (I went on BOTH 4/21 & 4/22) and it was AMAZING to see him doing what he does best.. pleasing his adoring fans.Prince has been a huge presence in both r&b and pop music ever since he came out on the music scene in the late 70’s. And he has sold millions of recordsworldwide, and continues to be one of the best entertainers/music makers in the world.In fact, I still remember the first time I actually heard Prince was when I was about 10 years old, and it was on a Sunday afternoon in 1979.I had just finished doing bowling with my family, and I rushed home to turn on my favorite radio show, "Casey Kasem’s American Top 40", and I heard Prince sing his hit single "I Wanna Be Your Lover", and I was totally mesmerized!! And it has really been a love affair with his music since then.I have loved his best-selling albums such as "1999", "Purple Rain", "Diamonds and Pearls", and have also loved his more independent albums such as "Musicology", "Emancipation",etc. I have also had the chance to interview and work with Prince twice, and I will say that it was absolutely an experience to remember.So needless to say that I was totally excited about the chance to see him perform his old hits as well as hear some of his new music.And he absolutely didn’t disappoint!!! First Sheila E, who I have worked with before and who has been a BIG part of the "Prince family" for over 30 years, was the opening act.She performed some of her old hits as well as performing some new music from her latest project/album called "Now and Forever". It is actually a family project that she recently started called "The E Family", which has Sheila teaming up with her dad, the legendary percussionist Pete Escovedo, as well as her talented two brothers Peter Michael and Juan. They sounded amazing and it was so wonderful seeing her play with her family.But even better than that, it was wonderful to see Sheila E back together again with the Prince family.Because if you know your Prince history, for many years, Prince and Sheila E were not on speaking terms and refused to work together, so this was a VERY big deal for them to be back together again making music together.And all throughout both shows, Sheila E was playing drums and percussions for Prince’s band. And at one break during Prince’s show, Sheila even came out and did her big hit "Glamorous Life".But of course, the highlight of the night was just being able to see Prince performing a lot of his old hits....and one night he even had pop superstar Alicia Keys (who is a huge Prince fan) come on the stage and sing the song "Why Don’t You Call Me Anymore", which is a song that Alicia actually covered a few years ago. And he also performed some new songs, so I am hoping that SOON he will be announcing the release info for his new album!!Now the venue that he is using for his LA leg of the "Welcome 2 America" tour is a very old venue in the area of Inglewood, called The Forum. It was used by such big names as James Brown, Michael Jackson and the Lakers used to play there before the Staples Center was built. However it is not really used much anymore. So rumors have it that Prince is thinking about buying The forum and using it to "bring back real music to the people".It seems that he thinks that the current state of music is a disaster, and he wants people to be able to get music that isn’t auto-tuned hits like the current popstars such as Ke$ha, etc.So he is looking at buying the venue and booking various artists to come play there who "represent real music". Good idea? COULD be...but it is also definitely a big risk. Especially with the current economic situation. But I do believe that if ANYONE can do something like this, it is Prince, because he is so well respected in the business and also by the music buying public. SO...there are still a few shows left with Prince at The Forum here in LA, and I am determined to go back to see him at least a couple times!!Readers, if you do get a chance to come see a Prince show in LA in the next month, take advantage of it! I guarantee you that it will be worth your while! I just heard that at his LAST show, Chaka Khan made a guest appearance and performed a couple songs!!! Who is NEXT???!!!? Can’t wait to find out!!!© Rex Features/AFLO
2011年04月30日