ジェニファー・アニストンが、イラク戦争を扱う『The Yellow Birds』に出演することになった。原作は、2012年に出版された同名小説。物語は、ふたりの若い軍人と、彼らの面倒を見る年上の軍人を描くもの。その他の情報年上の軍人の役はベネディクト・カンバーバッチが演じるはずだったが、彼は降板し、代わりにジャック・ヒューストンがキャストされた。アニストンの役は、若い軍人の母親。監督はアレキサンダー・ムーアズ。アニストンは現在、コメディ『Mother’s Day』を撮影中。共演はジュリア・ロバーツ、ケイト・ハドソン、ヒラリー・ダフ。ヒューストンは、来年2月北米公開予定の『ベン・ハー』で主役を演じる。文:猿渡由紀
2015年10月07日バーツ ビーズ(BURT'S BEES)が10月28日、伊勢丹新宿本館地下2階のビューティアポセカリー/バーツビーズにて2種類の限定アイテムを先行発売する。「BEE MERRY ホリデーキット」(4,050円)は、ホリデーシーズンに合わせた限定デザインのパッケージで包んだ、ベストセラーの定番アイテムをセットにしたもの。クリスマスらしいケースに、ペパーミント、バニラ、グレープフルーツ、ザクロ、マンゴーの5種のフレーバーのリップクリームと、スペシャルケアとしても使えるコンディショニングリップバームが入っている。保湿成分のミツロウが唇に潤いを与え、柔らかくなめらかな唇へと導いてくれる。また「BEE MERRY バス&ボディ ホリデーキット」(5,800円)は、シトラス&ジンジャーの香りが特徴のボディウォッシュや、ボディローション、バオバブ油がなめらかでスムースな手肌に仕上げてくれるハンドクリームをセットに。さらに、レモン果皮油が潤いを与えるキューティクルバームのミニサイズ、肌のキメを整えつつたっぷり潤いを与えてくれる化粧水のお試しサイズも付いた限定キットとなっている。
2015年09月24日リカルド ティッシがアーティスティック・ディレクターとして就任し10周年を迎える今シーズン、ジバンシィ(Givenchy)はパリを飛び出しNYファッションウィークでランウェイを行った。ニューヨークはデザイナーにとってアメリカンドリームの象徴であり、アメリカは創業者ユベール・ド・ジバンシィがオードリー・ヘップバーンなど数多くの映画衣装を手掛けるなど、両氏にとって深いつながりがある土地。そして、9月11日という世界中の人にとって忘れられない日に行われたショーでは、リカルドの壮大な愛が込められた、スピリチュアルな世界が繰り広げられた。会場はトライベッカのハドソン川沿いに建てられた巨大な野外ステージ。ジュリア・ロバーツを始めとする多くのセレブリティ、有名デザイナーや業界関係者、学生や近隣の住民など、駆けつけた多数のゲストを擁した。会場内にはリサイクル素材を用いた6つの小屋が建てられ、間を抜けるようにランウェイが長く続く。小屋の上には、リカルドが数々のプロジェクトを行うマリーナ・アブラモヴィッチと共同で作り上げた普遍的テーマ(愛、平和、自由、精神性など)を象徴するパフォーマンスが終始行われていた。コレクションはリカルドの原点回帰とも、継続の一部とも呼べるべき果てしないコントラストの世界。色は白と黒。シンプルとコンプレックス。マスキュリンとフェミニン。厳格さと繊細さといった対比は、タキシードディテールとランジェリーを融合させたスタイルからも読み取れる。そして、オートクチュールメゾンとしての技術を惜しみなく注ぎ込んだドレスは、ハンドステッチで刺繍されたスパンコールやビーズ、真珠やビジューなど豪華な装飾が施され圧巻の一言。壮大なスペクタクルショーに美しい華を添えた。
2015年09月14日ジョージ朝倉の同名人気コミックスを原作とした田口トモロヲ監督作品『ピース オブ ケイク』。9月5日(土)より公開されるこの作品に登場する劇団「めばち娘」が、なんと実際に旗揚げされる。作・演出を手がけるのは、若手注目劇団・劇団鹿殺しの丸尾丸一郎。この“前例なき舞台化” は、映画内の劇団シーンに協力したことから始まったという。劇団めばち娘『ツチノコの嫁入り』チケット情報田口「まず、劇団というもののリアリティは映画できちんと出したかったんです。しかもその劇団『めばち娘』は、主人公の志乃がいずれ生業にしていく大切なシチュエーション。なので現在進行形で旬な劇団さんに造形を頼みたいな、と」そこで抜擢されたのが丸尾。原作に描かれている舞台シーンは断片的な場面のみなので、俳優が演技をしやすいように大まかに前後のシーンを考えて欲しい、というのが田口のオーダーだったのだが……。田口「そしたらメチャクチャたくさん書いてきたんですよ。そこまでは望んでないのに(笑)」丸尾「劇団の細かい設定まで(笑)。ジョージ先生のもともとの画と設定がすごく面白かったので、僕自身新鮮な気持ちで作業出来ましたね」しかも、そこで丸尾が出してきたストーリーが……丸尾「『ツチノコの人類に対する復讐劇』。アナルからツチノコが入って、ツチノコの思いと共鳴した人間の中に入って人間に復讐していく、という話です」田口「変でしょ?(笑)でもそこまで壮大に想像力を働かせてくれたことが嬉しかった」丸尾「すごく楽しく書けたんで、何かしらこれを舞台にできないか……と思っていたんです。そうしたらプロデューサーの方から、じゃあ公開に合わせて実際に舞台化をしませんか、というお話をいただいて」田口「これこそ奇跡の展開ですよね。もしくは無茶でしょ、と(笑)」劇団公演、プロデュース公演と立て続けに作品が続く丸尾。田口監督が言うように“旬”な若手演劇人である彼にとって、この作品は“単なる企画物”ではない。丸尾「劇団も旗揚げ10年を超えて、劇団公演でも外部作品でも“丁寧なもの”を求められることが多くなって、このへんで一度『衝動のみ』に立ち返らないといけないな、と。そういう意味では、自分の殻をこの舞台で一度壊したい。プレッシャーはもちろんありますけど、あえてそこは考えないで“ザ・アバンギャルド、ザ・バカ”に突っ走りたいなと」そう語る丸尾を見る田口監督も、なんだか楽しそうな表情だ。田口「実は映画を観て、ジョージ朝倉さんが『めばち娘』の物語をスピンオフで書いてくださったんです。映像化したものがそういう形で広がりを持ってきている、それはすごく嬉しい事で。だからこの舞台化も、若干不安はありつつも(笑)楽しみにしています」9月17日(木)から27日(日)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて上演。チケット発売中。取材・文:川口有紀
2015年09月04日女優の内田有紀が11日、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一と共に、映画『アントマン』(9月19日公開)の日本語版声優お披露目イベントに出席した。本作は、仕事も家族も失った崖っぷち男スコット・ラングが、身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"になり、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む物語。声優初挑戦の内田は、アントマンを厳しく指導し、一緒に闘う女性ホープの吹き替えを務め、実写声優初挑戦の小杉は、主人公スコットの親友ルイスの声を担当する。内田は「小さいころから外国の映画を見て、日本の女優さんの声を聞いて育ってきた。ジュリア・ロバーツといえば戸田恵子さんみたいに憧れていた」と吹き替え声優への憧れを語り、「やれると聞いた時、うれしいなぁと思って」と笑顔。「なんとか映画を壊さないように頑張ろうと思っていっぱい練習した」と振り返ると、小杉が「初めてとは思わなかった」と絶賛した。その後2人は、大きな角砂糖のオブジェを交互に引き、オブジェに書かれたお題についてトークを展開した。"気になる人"というお題を引いた内田は「そりゃいますよ、もう39歳ですし」と答え、「その人は、ある目標を持って頑張っているような人なんです。夢に向かって頑張るんだけど、空回りしちゃったり失敗したりしている人です。私はその彼を応援したいんです」と説明。「実はちょっと気になることがあるんです…身長が1.5cmしかないんです」と続けると、「それアントマンですやん!」と小杉がツッコみ、MCが「ちょいちょい出てくる夫婦漫才なんなんですか」と言うと、小杉は「こんな幸せないですよ」とうれしそうな表情を見せた。最後に内田は「『アントマン』は、仕事も家庭も失って、仕事として1.5cmのヒーローになるというところがすごくおもしろい設定。バトルシーンも1.5cmのサイズで繰り広げられる迫力があるんですけど、なんともチャーミングでかわいらしい映像が後半の方に盛りだくさんになっています」とアピール。「家族全員、女性同士でも楽しめること間違いなしなので、ぜひ劇場で見てください」と呼びかけた。(C)Marvel 2015
2015年08月11日ブルーベル・ジャパンは10月1日より、東京都新宿区・伊勢丹新宿店「ビューティアポセカリー」にて、「バーツビーズ」の販売をスタートする。○アメリカ発、ハチミツコスメのパイオニア「バーツビーズ」が販売開始「バーツビーズ」は1984年の登場以来、30年以上愛され続けているアメリカ発のナチュラルコスメブランド。養蜂家であるバート・シャビッツが、ハチミツを作る過程で出るミツロウを利用してキャンドルを制作したことがきっかけとなり、誕生した。その後、19世紀に書かれたレシピをもとに作られた「ビーズワックス リップバーム」がベストセラーとなり、現在ではフェイスケア、リップバーム、ボディケア、ヘアケアアイテムなど自然由来のパーソナルケア製品を世に送り出している。大自然が秘める不思議な力、さまざまな植物をブレンドして、すばらしい物質を生み出すことができるミツバチから着想を得て、肌の自然な営みと調和しながらスキンケア効果を発揮する成分を厳選して使用し、製品開発を実施。全製品は、香りやテクスチャーについても自然からの最高の恵みを採用し、使うたびにユーザーが心地よい体験を味わってほしいと考えているという。今回は、同ブランドのベストセラーであるリップバームを始め、ボディ&ヘアケア、フェイスケアアイテムなど幅広いラインアップで登場。10月1日より伊勢丹新宿店本館地下2階=ビューティアポセカリー にて販売をスタートし、順次販売チャンネルの拡大を予定している。
2015年08月08日伊勢丹新宿店から再スタートハチミツコスメの先駆けとして知られる「バーツビーズ」。多くのファンがありながらも一旦は日本の市場から撤退していたのだが、伊勢丹新宿店ビューティアポセカリーにおいて2015年10月1日から販売開始することが発表された。人気のリップバームはもちろん、フェイスからボディ、ヘアケアまで幅広いスキンケアラインナップを携えての再上陸に根強い「バーツビーズ」ファンから黄色い悲鳴が上がっている。世紀を超えた不動の人気米国で「バーツビーズ」が誕生したのは1984年。養蜂家バート・シャビッツ氏がミツロウからキャンドルを作ったことがきっかけで設立されたブランドだ。ミツロウはハチミツを採取した後のミツバチの巣から取れるロウ。ハチミツのような甘い香りが特徴で保湿や抗菌性、防水性に優れている。肌や唇をしっとりとやわらかくする効果があるため、リップバームの原料によく用いられる。同ブランドから販売されている「ビーズワックス リップバーム」は爆発的大ヒット商品だ。19世紀に書かれたレシピをもとに作られているのだが、時を経た現在でも多くのファンの唇を潤し続ける。「バーツビーズ」のこだわりは大いなる自然の力と効果を発揮する成分との調和だ。肌への優しさのみ、化粧品の効果のみに目を向けるのではなくどちらも調和がとれた製品が魅力のブランドだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・ブルーベル・ジャパン株式会社プレスリリース(PR TIMES)
2015年08月05日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店・嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■『DRESSING FOR THE DARK』ケイト・ヤング(KATE YOUNG)トップスタイリスト、ケイト・ヤングによる、映画やパーティで女優たちが着こなした象徴的なイブニングドレスを紹介した一冊。エリザベス・テイラーの白いシルクのコットンドレスから、ジュリア・ロバーツの真っ赤なガウン、キーラ・ナイトレイの華奢なエメラルドグリーンのドレス、デコルテや手足を美しく見せるニコール・キッドマンのブラックドレス、グレース・ケリーの愛らしいピンクのクチュールドレス、ナタリー・ポートマンが着るメタリックで透け感のあるドレス、はたまたキリリとしたタキシードスタイルや、レースや刺繍の施された優雅なナイトガウンまで、女性たちを美しく際立たせるドレスの数々を写真豊富にガイドしている。フォーマル、セクシー、フェミニン、豪華…様々なスタイル実例とセレブリティ達の言葉が満載。夏の夜のパーティの参考にしてみてはいかがだろうか。【書籍情報】『DRESSING FOR THE DARK』編者:KATE YOUNG出版社:ASSOULINE社言語:英語ソフトカバー/143ページ/280×195×20mm発刊:2014年価格:7,880円■編集部からのお知らせ青山に店舗を構えて50年を迎える嶋田洋書が、9月23日に閉店することが発表されました。それに伴い、毎週火曜日に連載しておりました【嶋田洋書オススメBOOK】は今回を以て終了します。これまでのご愛読、誠にありがとうございました。なお、嶋田洋書では、閉店当日まで50日間にわたる「完全閉店セール」が開催される。
2015年07月28日巨匠フランシス・F・コッポラの孫にして、ソフィア・コッポラの姪にあたるジア・コッポラの監督デビュー作で、ジェームズ・フランコやエマ・ロバーツらが出演した『パロアルト・ストーリー』。唯一無二の個性を放つ作品や新進気鋭の製作陣によるエッジの効いた作品などを紹介する「カリコレ2015」にて、最多動員を記録した本作が、7月25日(土)よりレイトショーにて再上映されることになり、ジアが思わず涙する貴重なクランクアップ時の映像が到着した。内気で繊細な少女エイプリル(エマ・ロバーツ)は、学校で誰もが認める美人の優等生。しかし彼女は将来の夢を描けず、進路に悩み、クラブでは女子サッカーチームのフォワードを任されているが、練習に身が入らなかった。あるとき、エイプリルはサッカー・コーチであるミスターB(ジェームズ・フランコ)と、教え子とコーチという関係にありながら、危うい関係を結んでしまう。また、エイプリルと同じ学校に通う少年テディ(ジャック・キルマー)は内向的な性格のアーティスト。エイプリルに惹かれているが、自分に自信がなく思いを伝えることができない。テディは常識外れの行動で、常にまわりを驚かす少年フレッド(ナット・ウルフ)と仲がよく、2人で夜中のドライブなどで憂鬱さを晴らしている。テディはある事件がきっかけで自分を見つめなおす時間ができ、得意な絵を描くことで失った自信を取り戻していく。そんな彼と久しぶりに再会したエイプリルは、初めて向かい合ってゆっくり話ができたことがきっかけで、次第に彼の胸を知ることになり、いつしか2人は心を寄せ合うようになっていく…。本作は、2010年にジェームズ・フランコが発表した彼の故郷パロアルトを舞台にした短編小説集をもとに、ジュリア・ロバーツの姪でエリック・ロバーツの愛娘にあたるエマ、『バットマン フォーエバー』『ヒート』のヴァル・キルマーの息子ジャックという芸能一家の新星たちが出演する青春群像劇。ジェームズ自身や、ヴァルも出演を果たしている。今回届いたのは、ジェームスへの感謝の意味を込めて制作されたという、撮影のメイキングとクランクアップ時の様子を収めた特別映像。ジアは「本当の家族の様な現場だった」とコメント、「いつの間にか終わってすごく寂しかった」とその気持ちをふり返っている。一方、フレッド役を演じた『きっと、星のせいじゃない。』『ハッピーエンドが書けるまで』のナット・ウルフは、ラストシーンの撮影後、「終わるなんて、嫌だ」とジアにハグして号泣し、「人生最高の瞬間だ」と感無量の様子。これにはジアも思わず涙していた。原作、プロデューサー、出演を務めたジェームズも、「本当に、監督に相応しい人だった」とジアとのタッグには大満足の様子。さらに、映像のラストは、ジェームズの“次世代への多大なる支援に感謝する”という、ジアからのコメントで締めくくられている。『パロアルト・ストーリー』は7月25日(土)より新宿シネマカリテにてレイトショー2週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日巨匠フランシス・F・コッポラの孫にして、ソフィア・コッポラの姪にあたるジア・コッポラが初めて長編監督を務めた映画『パロアルト・ストーリー』の貴重なクランクアップ映像が到着した。女優ジュリア・ロバーツの姪エマ・ロバーツを始め、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマーの息子であるジャック・キルマー、ミュージシャンとしても活躍する俳優ナット・ウルフなど次世代俳優たちが顔を揃えたことでも話題を集めた本作。物語は、俳優のジェームズ・フランコが発表した『パロアルト・ストーリーズ』(’10年)を基に、進路に悩む中で所属するサッカーチームのコーチ(ジェームズ・フランコ)と関係を結んでしまう優等生の少女・エイプリル(エマ・ロバーツ)と、彼女の同級生の内向的なアーティストのテディ(ジャック・キルマー)が次第に惹かれ合っていく様を描いた青春群像劇だ。今年6月に新宿シネマカリテで行われた特集上映「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」内の1本として限定公開され、同イベントで最多観客動員数を記録した本作。その盛況ぶりからか、すでに7月25日より再上映されることが決定している。今回届いた映像で、初めて長編映画の監督を体験したジアは、クランクアップを迎えた時の気持ちについて「終わった時はすごく悲しかった」とふり返っている。そのクランクアップの様子はモノクロ映像で収められているのだが、一つの作品を撮り終えた興奮で誰もが歓喜している姿からは、感情という色を感じることができるはずだ。さらに、原作・プロデューサー・主演を務めたジェームズ・フランコは、「本当に監督に、相応しい人だった」とジアとのタッグに大満足の様子。また映像の最後には、ジアからジェームズへ向けた「次世代への多大なる支援に感謝する」というコメントで締めくくられている。『パロアルト・ストーリー』は7月25日より新宿シネマカリテにて2週間限定レイトショー。
2015年07月21日ランコムの80周年を記念するパーティーが7月7日(現地時間)、フランスの劇場カジノ・ド・パリで開催された。パーティーには世界中から1,200人以上の招待客が集まった。会場には、バラの生花からできたアーチなど「ランコムがあればこそ、人生は美しい」というコピーを表現するようなゴージャスな演出が施された。当日はゲストとして、ジュリア・ロバーツ、ペネロペ・クルス、ケイト・ウィンスレット、ルピタ・ニョンゴ、リリー・コリンズ、アルマ・ホドロフスキー、ダリア・ウェーボーイというブランドを体現する7人のミューズに、パリジャン・ミューズであるカロリーヌ・ド・メグレ、そしてランコムのメイクアップ・クリエイティブ・ディレクターに就任したリサ・エルドリッジも出席した。司会を担当したのは、14年間にわたって「ランコム」のミューズを務めた女優イザベラ・ロッセリーニ。娘のエレットラ・ロッセリーニもあわせて親子で同ブランドのミューズを務めたことに触れて、「ランコムというブランドが、自分にとってはただのキャンペーンミューズを務めたブランドではなく、人生に渡り共感し続けてきたブランドである」とスピーチ。「ランコムの『すべての女性を美しくする』というミッションは、時代を超えて女性を幸せに導いている」と語った。パーティーのクライマックスでは、パフォーマーのカイリー・ミノーグによるダンスナンバーのプライベートライブも行われた。パーティーのテーマである“WOW”にかけて、自身の代表曲「WOW」をゲストとともに熱唱した。
2015年07月11日『オーシャンズ11』『ベスト・キッド〈1984年〉』などで知られる名プロデューサー、ジェリー・ワイントローブが、米西海岸時間6日に、カリフォルニア州パーム・スプリングスで亡くなった。77歳だった。その他の情報ワイントローブはニューヨークの労働者階級出身。タレントのマネージメントで成功後、映画の製作に乗り出し、『ナッシュビル』『クルージング』『ダイナー』などをプロデュースした。1984年の『ベスト・キッド』は3つ続編が作られ、2010年のリメイク版で再びヒット。1961年からリメイク権を保持していた『オーシャンズ11』も、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツらの新キャストでリメイクし、全世界で4億5000万ドルを稼ぐ大成功となった。近年は、マイケル・ダグラス、マット・デイモン主演の『恋するリヴェラーチェ』をプロデュース。同作品でダグラスはエミー賞に輝いている。妻ジェーン・モーガンとは1964年に結婚。夫妻は離婚をしていないが、ワイントローブはここ20年間、スーザン・イーキンスと事実婚状態にあった。ワイントローブとモーガンの間には、4人の子供がいる。文:猿渡由紀
2015年07月07日ジョージ・クルーニー夫妻が7月4日のアメリカ独立記念日を、イタリアのコモ湖にある別荘で過ごした。「People.com」によると、ジョージはイタリア北部のコモ湖にある別荘で妻のアマルさんとともに、ジュリア・ロバーツ&ダニー・モダー夫妻を始め10人ほどの招待客を迎えて、独立記念日を祝ったという。夜にはみんなでボートに乗り、湖上から花火を楽しんだ。ジョージとアマルさんは先週水曜日(現地時間)にはロバート・デ・ニーロ夫妻とディナーに出かけた。デ・ニーロ夫妻も近隣に滞在中で、ジョージとロバートでランチをともにしているのも目撃されている。ジョージは2日にはミラノで行なわれた「TOTO」の公演にも出かけ、バンドがヒット曲「アフリカ」を演奏中に突然ステージに上がり、観客を大喜びさせた。9月に結婚1周年を控え、リラックスした夏休みを満喫中のようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月07日人類は長い年月をかけて進化してきました。現在の人類は、その進化の最新型ですよね。しかし、それでも完璧とはいえないようで、医師のアリス・ロバーツ氏は、「ときにそれは、つぎはぎの布やガタガタする機械のようですらある」と語っています。いったい、なぜ完璧とはいえないのでしょうか?ロバーツ氏がイギリスの新聞『The Guardian』Web版に、いますぐ体中を検査したくなるような医学的コメントを投稿したのでご紹介します。■人体は背骨のつくりに問題あり!ロバーツ氏によると、特に問題があるのは背骨だそうです。「完璧に見えるが、実際は壊れるようにできているとしか思えない」とまでいっているのですから驚きです。背骨は33の部品からできています。腰に近い部分はつながっており、5つは仙骨、4つは尾てい骨をつくっています。仙骨より上の24の骨は分かれていて、それぞれが軟骨でつながっています。この軟骨はクッションの役割をしており、椎間板と呼ばれます。椎間板は薄い層が何層も重なった構造。ちょうど玉ねぎのような感じです。中心はゼリー状になっていて、より衝撃を吸収しやすくなっています。ただ、完璧なのは若い間だけなのだそう。■加齢によって椎間板が痩せる!年をとると当然、椎間板も老化します。中心のゼリー状の部分が乾燥し、小さくなってしまうのです。衝撃を吸収する力が弱くなった骨には、次第に小さなヒビが入ってきます。それがやがて小さな穴になり、ゼリー状の部分が飛び出てしまいます。これは“シュモール結節”と呼ばれる状態です。症状がない場合もありますが、痛みを伴うことも少なくありません。■健康維持のために早めに検査をロバーツ氏は、5月に全身のMRI検査を受けました。「自身の体を一度すべてチェックしてみたい」と思ったからだそうです。およそ2時間の検査が終わると、腰椎のあたりの椎間板が割れていることがわかりました。「“なるほど!”とすっきりしました。なぜなら4年ほど前から、腰痛に悩まされていたからです。子どもを抱いたり持ち上げたりしていたからだと思いますが、それが腰にいいはずはありません。原因がはっきりわかりました。検査で悪いところを自覚したおかげで、重いものを持つような無理はしなくなりました」とロバーツ氏は言います。666人の健康な人を集めると、659人は体のどこかに異常があるというデータもあります。人体は完璧ではありません。どこかに不調が出るようにできているのです。みなさんも早目に検査を受けて、健康に過ごしましょう!(文/和洲太郎)【参考】※The human body is marvellous – but it doesn’t have a lifetime guarantee-The Guardian
2015年07月01日ジバンシィ(GIVENCHY)がヴェルサーチ(VERSACE)のクリエイティブディレクター、ドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)の出演する、15-16AWシーズンの広告を公開。ドナテラ・ヴェルサーチは今シーズンの女性アイコンのひとりとして起用された。ジバンシィは過去にジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)など女優や、同ビジュアルのスタイリングも手がけるCarine Roitfeld(カリーヌ・ロワトフェルド)を起用した事はあるが、他メゾンのデザイナーを採用したのは初めて。同ブランドは、今回のドナテラ・ヴェルサーチの出演の理由について「強く、独立心の高い、ユニークなカリスマ性のある女性は、ジバンシィ・コードと強く共鳴している」と述べている。ビジュアルのアーティスティックディレクターはクリエイティブディレクターでもあるリカルド ティッシ(Riccardo Tisci)、写真家はマート・アラスとマーカス・ピゴット(Mert Alas & Marcus Piggott)、また、エムエムパリス(M/M Paris)も製作メンバーに入っている。
2015年06月25日イタリアのリゾート地を舞台に、80年代の大ヒット曲に乗せて贈るラブミュージカル『踊るアイラブユー♪』。本作を始め、音楽好きも、ラブコメ好きも夏に楽しめるオススメの映画をピックアップしてみた。まず本作は、ブーツ型に例えられるイタリア半島の“かかと”、リゾート地プーリアが舞台。恋に慎重なテイラーは、3年前に別れた恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディが突然の結婚宣言。彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレだった…という王道の三角関係を描くミュージカル。いち早く映画を観賞したマスコミ関係者からは、「80’sの洋楽ファンなら思わず体が動き出す、ポップ・チューンが彩る甘酸っぱいラブストーリー。キャストによる有名な音楽PVのコスプレをチェックするのも楽しい」「キラキラの80’sポップスと、イケメンすぎるイタリア人男に女性ホルモンが踊り出す!ヒロインの恋心にシンクロしたトキメキがとまらない!!」といった声が続出している。また、クライマックス近くで歌われる「ロクセット」の「愛のぬくもり」は、リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツ共演『プリティ・ウーマン』の挿入歌であったり、シンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」が流れる独身女子会には80年代の歌姫が“コスプレ”で勢揃いしたりと聴きどころ・見どころも満載だ。リゾート地での結婚式といえば、エーゲ海の小島を舞台にした『マンマ・ミーア!』(’08)は、シングル・アルバムあわせて全世界 2億5千枚枚を売り上げた「ABBA」の名曲に乗せて繰り広げられるハート・フルムービー。結婚式を間近に控える20歳のソフィ(アマンダ・セイフライド)。母子家庭で育ったソフィの願いは、父親とバージンロードを歩くこと。母親ドナ(メリル・ストリープ)の日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3 人に招待状を出すのだが…。夢見る結婚式に胸を高鳴らせる、ソフィ役のアマンダ・セイフライドが可憐でキュートだ。また、恋を信じる男の子と恋を信じない女の子のビタースウィートな 500 日を描いた『(500)日のサマー』(’09)も、シーンに合った音楽が印象的。建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日、秘書として入社してきたキュートなサマー(ズーイー・デシャネル)にひと目惚れ。好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった2人。だが、トムは運命の恋を夢見る男の子、一方、サマーは真実の愛なんて信じない女の子。2人の間には、どこまでも相容れないグレーゾーンが広がっていて…。『50回目のファースト・キス』(’04)もまた、常夏のハワイを舞台にした、ちょっぴり切なくも、ピュアで温かいラブストーリー。“昨日のことをすべて忘れてしまう”記憶障害に陥ったルーシー(ドリュー・バリモア)。行きつけのカフェで朝食を取っていると、男が声をかけてきた。シーライフ・パークで動物たちの面倒を見る獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)だ。ルーシーの大好きなワッフルや海洋生物について話すうちに意気投合した 2人は、翌朝もカフェで一緒に朝食を食べようと約束するが、翌日会った彼女は彼のことを覚えていなかった…。偶然出会った男女の軽妙な会話のやりとりといえば、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(‘95)も思い浮かぶ。男性、女性それぞれのリアルでありながらロマンティックな会話劇が胸に響く本作は、その後の『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』という3部作につながっていく。欧州鉄道で出逢ったジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)。2人は意気投合して列車を途中下車し、朝日が差すまでウィーンの街を歩き続ける。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていき…。いずれも、“脳内恋愛ホルモン”が刺激され。恋愛モードにひたれる作品ばかり。素敵な夏の恋を映画でも楽しんでみて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月25日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「鉄火トロロ丼」を含めた全4品。トロロ丼に冷や奴。サッとできて便利なメニュー! 鉄火トロロ丼 マグロと相性がいいトロロをたっぷりとかけて。 薬味たっぷり冷や奴 ネギ、ショウガ、ミョウガをたっぷりとのせて。 キャベツの昆布和え キャベツをはじめ、野菜をたっぷり使ったヘルシーな一品。 もち麩とモヤシの赤だし 食感の異なるもち麩とモヤシが入った赤だし。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2015年06月20日「ジュリアン デイヴィッド(JULIEN DAVID)」とボードライディングスポーツのリーディングカンパニー、「クイックシルバー(QUICKSILIVER)」が初コラボレーション。「ジュリアン デイヴィッド クイックシルバー(JULIEN DAVID QUIKSILVER)」のポップアップショップが、6月18日まで東京・銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)でオープンしている。ショップでは、同コラボブランドの15SSカプセルコレクションのインスタレーションを展示。リサイクルファブリックなどの最新技術を駆使したボードショーツ(2万6,000円)を始め、ラッシュガードやTシャツなどのアイテムを販売している。「クイックシルバー」にとってボードショーツは、高い機能性と斬新なアートワークを結びつけたブランドのアイコニックなアイテム。デザイナーのジュリアン・デイヴィッド(Julien David)は、40年に渡る「クイックシルバー」のサーフィンに対するアイディアやノウハウ、哲学の蓄積を反映させるため、このボードショーツにフォーカスした。ジュリアン・デイヴィッドは、「クイックシルバーの洋服と共に育ち、カリフォルニアのライフスタイルに憧れた僕にとって、世界中の誰もが知っているサーフウェアブランドとコラボレートできる事をとても光栄に思っている」と語っている。
2015年06月04日映画やブランドのイメージフィルムなども手がけるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の姪ジア・コッポラ(Gia Coppola)が、長編監督デビューを飾る映画『パロアルト・ストーリー』。このほど、ジアの実母が撮影したという貴重なメイキング映像が到着した。女優ジュリア・ロバーツ(Julia Fiona Roberts)の姪のエマ・ロバーツ(Emma Roberts)を始め、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマー(Val Kilmer)の息子のジャック・キルマー( Jack Kilmer)、ミュージシャンとしても活躍する俳優ナット・ウルフ(Nathaniel Wolff)など次世代を期待される俳優たちが顔を揃えた本作。物語は、俳優のジェームズ・フランコ(James Franco)が手掛けた小説を原作に、内気で繊細な少女・エイプリルと彼女を取り巻くティーンたちを描いた青春群像劇が展開する。撮影当初、ジア・コッポラ率いる製作陣は大きな問題を抱えていたとのこと。主役のエマ・ロバーツが撮影初日に参加できなくなり、初日にして撮影中止の可能性も浮上していたという。今回到着した映像には、不安の中で揺れ動くジアの表情や舞台裏が収められている。しかし、エマ・ロバーツの強い要望もあり、撮影スケジュールを変更して撮影は続行。彼女を筆頭に、10代・20代の同世代の俳優たちが多かったこともあり、撮影時は共同生活をしながら進められたようで、映像の中には、夜更かしをするジャック・キルマーの姿やナット・ウルフが即興でピアノを弾き、現場を盛り上げる和気藹々とした雰囲気が収められている。映画『パロアルト・ストーリー』は、新宿シネマカリテで行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(開催:5月16日~6月26日)で、6月6日から限定公開。
2015年06月02日松山ケンイチが『うさぎドロップ』の気鋭SABU監督と再タッグを組み、大野いと、伊勢谷友介、田口浩正、玉城ティナらと共演する『天の茶助』が6月27日(土)より公開となる。このほど、伊勢谷さんが劇中で演じる彦村ジョーの本編映像がシネマカフェにて解禁。『ゴースト』『タイタニック』など、恋愛映画の金字塔のパロディを熱演していることが分かった!天界――。そこでは大勢の脚本家たちが、白装束で巻紙に向かい、地上で生きる人々の“人生のシナリオ”を書いている。人間たちは、彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのだ。その天界でお茶汲みを担当している茶助(松山ケンイチ)は、とある脚本家が担当するユリ(大野いと)に好意を抱く。ところが、ユリが死ぬ運命にあることを知った茶助は、彼女を救いたい一心で天界を抜け出し、地上に降り立つことに…。本作は、独特の作風を有し、国内外の映画祭で高く評価され続けるSABU監督の最新作。名匠・北野武を擁するオフィス北野が制作を担当し、第65回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にも出品された。また、舞台となった沖縄ゆかりの祭事、祭礼が地元エキストラの全面協力により見事に再現され、クライマックスのダイナミックな映像表現も見どころの1つとなっている。今回、SABU組初参加となった伊勢谷さんは、天界の脚本家が書いたシナリオにより、ホームレスボクサーからラーメン屋に転身する、壮絶な人生を歩む男・彦村ジョーを熱演。届いた映像には、スター女優・朝倉美雨(橘美緒)とともに、ジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラント共演の名作『ノッティングヒルの恋人』で“街角でぶつかり、相手に飲み物をかけてしまう”シーンや、『ゴースト/ニューヨークの幻』を思い起こさせる“ろくろを回す”シーン、あの『タイタニック』で“豪華客船の先端に立ち海を眺める”シーンと、有名恋愛映画のパロディとも思える姿を次々披露している。笑いと涙、愛とスリルの人間ドラマが弾けるファンタジー・エンタテインメント。伊勢谷さんのイケメン(!?)演技にも注目してみて。『天の茶助』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月24日●大作というプレッシャーを自分なりに克服2015年オープニング成績で洋画1位の大ヒットスタートを切った、ディズニーの実写映画『シンデレラ』(公開中)。短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』の同時上映も話題の本作でシンデレラを演じているのは、オーディションで役を射止めた女優リリー・ジェームズだ。ケネス・ブラナー監督をはじめ、継母役のアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットらも「心が美しく、見た目も美しい」「自制心、集中力、奥深さがあるとともに、非常に陽気な面も持ち合わせています」などと絶賛。本作をきっかけに活躍が期待される彼女に、ディズニー大作主演という大役にどのように挑んだか語ってもらった。――ディズニーの名作アニメを実写化した『シンデレラ』。変身シーンなどCGを組み合わせて見事に描いていましたが、演じる難しさはありましたか?実はCGはあまり使ってないんですよ。カボチャが馬車になるのはCGですけど、戻るシーンなんかはハーネスをつけてクルクル回ったり実際にやっていたんです。カボチャが小さくなるのも、実際に小さくなるようなものを作って反応しているので、存在していたんです。トカゲのような男の人もいましたし(笑)。実際にないものは想像力でカバーしていましたけど。ネズミとのやりとりは想像力です!――『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツさんや、『プリティ・プリンセス』のアン・ハサウェイさんなど、ディズニー映画をきかっけに、世界的女優へと羽ばたいた女優が多くいます。今回シンデレラ役に大抜擢され、そういった先輩女優たちを意識しましたか?撮影中に『プリティ・ウーマン』を見たんです。これってまさにシンデレラストーリーじゃないって! でも今回、大作というのを考えすぎると緊張するので、監督のケネス・ブラナーからいろんなアドバイスをもらうなどストーリーに集中することによって、「自分が主役をやっているんだ」「ディズニーの大作なんだ」と思わないように心がけていました。そして、プロデューサーの方たちもサポートしてくれ、みんなが優しかったんです。白いバラの花束を贈ってくださったこともありました。現場がとても平和で、前向きな雰囲気で、みんなが仲良かったので、大作というイメージではなく親しい仲間で作っているという感じでした。――撮影中に『プリティ・ウーマン』を見ようと思ったのはなぜですか?大好きなんです! ジュリア・ロバーツが一番好きな女優の1人なので、『プリティ・ウーマン』は何回も見ているんです。もう100回くらい。そのほかにも、ケイト・ブランシェットやヘレナ・ボナム=カーター、メグ・ライアンなど、みなさんの初期の頃の作品をたくさん見たんです。私は今回が初めての大役なので、彼女たちが私の年齢だった時代の映画を全部見てみたんです。勉強になると思って。――どういったことが勉強になりましたか?みんな若々しくて新鮮で、ナイーブなところがあったりして、最初から大女優なわけじゃないんですよね。スタートがあるということで、それを見て自分も自信がついたというのがありましたし、「私は今メリル・ストリープじゃないのよ」って思うことができました(笑)。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.●継母役ケイト・ブランシェットから学んだもの――こういう女優になりたいという目標はありますか?ケイト・ブランシェットは憧れの女優であり目標です。この映画に入る前にも舞台を見に行ったんですが、動物的な魅力と響き渡るような声、そういった舞台での演技と、非常に微妙な映画での演技、両方を使い分けられる彼女のようになりたいと思っています。――本作では、ケイト・ブランシェットさん演じる継母との共演シーンがとても見応えがありました!あまりにも継母役を素晴らしく見事に演じていたので、私はただ反応するだけでよかったです。そこにいるだけで彼女が全部仕事をしてくれるというくらい(笑)。そして、本当に深みのある演技だったので、最後に「許す」という言葉が自然に出てきましたね。彼女のいろんな考えや気持ちがよく伝わってきました。――ケイト・ブランシェットさんから何かアドバイスはありましたか?言葉でのアドバイスは特になかったんですが、彼女はすごく私をサポートしてくれたり、見ているだけで勉強になりました。――どういったことが勉強になりましたか?すごくおもしろい方でユーモアのセンスが抜群なんです。仕事に関しては自分に厳しいんですけど、仕事じゃない時は軽やかで楽しい方で、温かい方なんです。ケネス監督もそうで、聞く耳をもって一生懸命聞いてくれる、そういう姿勢がとても素晴らしいと思いました。――この映画にはとても夢が詰まっていますが、どのようにこの作品を楽しんでもらいたいですか?おとぎ話なので、現実というのは必ずしも優しいからといっていいことが起きるわけではないかもしれません。でも、この映画にはすごく魔法がたくさんあって、皮肉がない。希望に満ちていて夢がある。子供には夢を与えたいですし、大人もロマンチックな気持ちになってほしい。映画を見ている1時間半はそういうものを信じたいですし、希望を持ちたい、ハッピーな気持ちになりたい! そんな風に楽しんでもらいたいです。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月05日巨匠フランシス・F・コッポラ監督の孫娘にして、第67回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『SOMEWHERE』などで知られ、ファッショニスタでもあるソフィア・コッポラ監督の姪ジア・コッポラが長編監督デビューを飾る『パロアルト・ストーリー』(原題『Palo Alto』)。6月6日より新宿シネマカリテで上映されることが決定し、このほど、ジア・コッポラ監督のコメントと本作の予告編映像が到着した。本作で主人公となる少女・エイプリルを演じるのは、ジュリア・ロバーツの姪で、12年にスマッシュヒットを記録した『セレステ&ジェシー』など話題作に出演し、注目を集めている若手女優エマ・ロバーツ。さらに、「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして活躍し、俳優ヴァル・キルマーの息子で今回が映画初出演となるジャック・キルマーがナイーヴな少年を好演しているのも見どころとなる。また、本作の原作である小説を手掛けたジェームズ・フランコがエイプリルと関係を持ってしまう男としても出演。彼の小説についてジア・コッポラ監督は、「ここまで若者がリアルに描かれていて、私自身が気に入った小説には出逢ったことがなかった」と語っている。また、ノンクレジットだがF.F.コッポラも声の出演で少しだけ本作に参加。さらに、音楽界の注目プロデューサーでありながらブラッド・オレンジとしても活躍しているデヴ・ハインズが本人名義での新曲を2曲書き下ろしたほか計4曲を提供。ソフィア・コッポラの映画音楽はインディーズの流行を取り入れた選曲で知られるが、姪のジアもそのセンスの良さを感じさせるみずみずしいサウンドに仕上がっており、今回到着した予告編映像でも若者たちの葛藤を抱えながら煌めく青春ワンシーンを見事に表現している。映画『パロアルト・ストーリー』は、新宿シネマカリテで行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(開催:5月16日~6月26日)で、6月6日から限定公開。
2015年05月03日これまで多くの名女優を輩出してきたディズニーの実写映画。4月25日に公開が迫った『シンデレラ』で主演を務めるリリー・ジェームズも、監督や共演者からその実力を絶賛されており、早くも今後の活躍に期待が集まっている。ディズニーの実写映画に出演したことをきっかけに、世界を代表する実力派へ変貌を遂げた女優といえば、『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツや『プリティ・プリンセス』のアン・ハサウェイ。さらに、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス、『パイレーツ』シリーズのキーラ・ナイトレイ、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカも、大作はもちろん、実力が試される難しい役柄もこなし、映画の賞レースをにぎわすまでに成長している。今回公開される『シンデレラ』でシンデレラを演じるリリー・ジェームズは、オーディションで主演を射止めたまさに"シンデレラガール"。「シンデレラのことを、誰もが応援し、好きになり、味方につくように描かなければならない」と考えていたケネス・ブラナー監督は、オーディションで役柄のセリフを発したリリーは、「機知があり、賢く鋭敏でありながらも冷たくはなく、目がキラキラしていて、心が美しく、見た目も美しい」という、生来的に人から好かれるための全ての要素を持っていたと振り返る。彼女を絶賛するのは監督だけではない。シンデレラの継母役を演じるアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットは「素晴らしい自制心、集中力、奥深さがあるとともに、非常に陽気な面も持ち合わせています」と"心の広さ"を評価し、その上でシンデレラ役は「彼女にとってぴったり」と語る。また、魔法使い役のヘレナ・ボナム=カーターは「愛情を感じなければ、夢をかなえてあげようなどと思わないわけだけれど、あれほどかわいらしいリリーを好きになれない理由などないといった感じだったわ」と、リリーの魅力によって素直に役に入ることができたという。そして、王子役のリチャード・マッデンは、シンデレラの役柄について、困難に耐えながらほほ笑みを絶やさず、自分を憎む人々にも優しく接するという難しい演技が要求されると分析し、「リリーは実に優雅に美しく淡々と、あらゆるプレッシャーを気にかけることなくやってのけた」と称賛。「あの見事な舞踏会用ドレスさえも、やすやすと快適そうに着こなしていたよ」と、いかに彼女にとってシンデレラが当たり役であるかを象徴するエピソードも明かした。リリーは、今月7・8日に来日予定。スクリーンの中からはもちろん、東京・六本木で行われる舞踏会を再現したジャパン・プレミアでも、魅力を振りまいてくれるに違いない。(C)2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月02日2月21日、フランス発、世界的なコスメブランド「ランコム(Lancôme)」がブランド創設80周年を迎えた。これを記念、ランコムの歴史を物語るアーティスティックなムービーがYoutubeにて公開された。動画には、1935年のランコムの創業から貫かれた、創業者アルマン プティジャンの美学「La vie est belle人生は美しい」というブランドステートメントとともに、ランコム流の美しさが謳われ、80年に渡って展開されてきたブランドを代表するフレグランス、スキンケア製品、メイクアップ製品と歴代ランコムのミューズ6名らが登場。さらに6名のランコムミューズは、ランコム80周年の祝福の言葉を寄せた。■ジュリア・ロバーツ「ランコム ウーマンは、優雅で時を超えた存在。美しく、力を持つ女性たちです」■ケイト・ウィンスレット「ランコムのミューズを務めた女性たちを見ると、その美しさはより深く、感情のレベルにまで浸透してきます。単に見かけが美しいというのとはまったく違うのです」■ペネロペ・クルス「ランコムは、全女性に捧げられたオマージュのような存在です」■ルピタ・ニョンゴ「ランコムは、あらゆるバックグラウンドを持つ美しさを称賛しています。ランコムのミューズは皆それぞれ、見た目の美しさをはるかに超えた魅力を持つ女性です」■リリー・コリンズ「ランコムは気品とエレガンス、優雅さ。そしてさらに、内面からにじみ出る美しさを象徴しています」■アルマ・ホドロフスキー「私にとって、ランコムとはすなわち繊細さです。ランコムは洗練されたイメージを持つブランドです。また、最高級できわめてパリらしい面を持っています」全国のランコムカウンターではランコム流のフレンチ ビューティを紹介しており、スタイルやシチュエーションによって選べる8種類のメイクパターン“エフォートレス フレンチシック”を体験することができる。(text:Miwa Ogata)
2015年02月24日●オスカーに輝くのはどの作品?2月23日、世界最高峰の映画の祭典、アカデミー賞が2月23日(日本時間)、米・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。果たして最高の栄誉はどの作品に与えられるのか? WOWOWプライムでは当日朝9時から「生中継!第87回アカデミー賞授賞式WOWOWプライム」を完全独占生中継。今回はその放送を記念し、すでに発表されているノミネート作品から主要賞を大予想すると共に、映画の祭典を隅々まで楽しむコツを伝授しよう。○主要6部門のノミネート作品をピックアップ!!オスカーに輝くのはどの作品?まず第87回アカデミー作品賞ノミネート作品はコチラ。○作品賞ノミネート作品『アメリカン・スナイパー』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『6才のボクが、大人になるまで。』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』『セルマ(原題)』『博士と彼女のセオリー』『セッション』映画界最高の栄誉とも言うべき作品賞。前哨戦では、6歳の少年とその家族の12年を追ったヒューマン・ドラマ『6才のボクが、大人になるまで。』がほぼ独走状態。主人公を含む家族4人を同じ俳優が12年間演じるという、前人未到とも言うべき演出が評価され、ゴールデン・グローブ賞最多3部門を受賞したほか、今回のアカデミー賞では主要6部門にノミネートされており、作品賞の大本命と言える。だがここにきて、対抗馬に『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が急浮上。というのも、前哨戦の中でもとりわけアカデミー賞作品賞とのマッチングが多いアメリカ製作者組合(PGA)賞で、作品賞を制したのが『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』なのだ。実力派俳優たちの見事なアンサンブル、最初から最後までワンカットで撮られたかのような流麗なカメラワークに興奮必至の120分。撮影賞は確実だと思われるが、作品賞受賞なるか!? こうしたアートハウス系作品が有力視される中、全米ボックスオフィスで記録的な興行収入をあげたクリント・イーストウッド監督の戦争映画『アメリカン・スナイパー』が大穴か。○監督賞ノミネートアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)ベネット・ミラー(『フォックスキャッチャー』)ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)モルテン・ティルドゥム(『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』)『21グラム』『バベル』などのシリアス路線から一転、ファンタジーかつコメディに挑戦したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの“新境地"も特筆ポイントだが、やはり大本命は『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター。代表作『ビフォア』シリーズ3部作では、1組の男女の恋を9年ごとに同じ俳優で撮影したが、本作は同じ俳優に12年間同じ役を演じさせ、少しずつ撮りためた映像を1作品にまとめるという離れワザをやってのけた。監督賞とは“その年にハリウッドで最も認められた監督に与えられる賞"だが、リンクレイターの1年、いや12年間の挑戦は映画史に残る偉業として評価されるはずだ。○主演男優賞ノミネートスティーヴ・カレル(『フォックスキャッチャー』)ブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』)ベネディクト・カンバーバッチ(『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』)マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)俳優賞のポイントとして、オスカー会員は“実在の人物"を演じた俳優を評価する傾向にある。しかも肉体改造や特殊メイクなど、役柄本人とのギャップが大きければ大きいほど、だ。ノミネート5人のうち、実在の人物を演じたのはマイケル・キートン以外の4人。中でも、車いすの天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士を演じたイケメン俳優エディ・レッドメインの渾身の演技は鳥肌モノだ。ALSが発症し、身体の自由が奪われていく過程を繊細に演じ、最後に見せる“瞳"の演技には涙腺を刺激される。オスカー受賞は確実かと思われるが、もうひとりの有力候補とされるのがマイケル・キートンだ。かつてヒーロー映画で一世を風靡した冴えない中年俳優という役どころは、ティム・バートン版『バットマン』で主演するも賞レースとは無縁だったキートン本人のキャリアを連想させる。つまり自分をセルフパロディしたような役で、役作りをこえた妙なリアリティがある。若手レッドメインの初オスカーか、それとも中年キートンの復活か、注目したい。○主演女優賞ノミネートマリオン・コティヤール(『サンドラの週末』)フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)リース・ウィザースプーン(『ワイルド(原題)』)マリオン・コティヤールやリース・ウィザースプーンなどオスカー女優もノミネートされる中、最有力候補は『アリスのままで』で若年性アルツハイマーを患った50歳の言語学者の葛藤を体現したジュリアン・ムーア。「これまでのキャリアで最高の演技である」とメディアの評価も高く、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)ほか映画賞レースを席巻中。12年ぶり5回目のノミネートで、ついに念願のオスカーに王手!?あえて対抗馬をあげるなら、映画史に残るファムファタールを怪演した『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク。作品賞ノミネートからもれてしまったのが衝撃なのだが、その分、作品の支持票がパイクに集中すれば、大ドンデン返しもあり得るかも。5人のうち唯一の“悪役"というのも有利なポイントか。○助演男優賞ノミネートロバート・デュヴァル(『ジャッジ 裁かれる判事』)イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)エドワード・ノートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)J・K・シモンズ(『セッション』)中年俳優を脅かすワガママな実力派俳優を演じたエドワード・ノートンや、父親になりきれない父親を演じたイーサン・ホークなど演技派が出揃った助演男優賞。台風の目となるのが『セッション』のJ・K・シモンズだ。シモンズは名門音楽大学の伝説の鬼教師として、ジャズドラマーを目指す主人公に狂気のレッスンを行うのだが、その圧倒的な凄味たるや! 見たらトラウマ必至のモンスターを演じたシモンズの一人勝ちか!?○助演女優賞ノミネートパトリシア・アークェット(『6才のボクが、大人になるまで。』)ローラ・ダーン(『ワイルド(原題)』)キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』)エマ・ストーン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)オスカー常連メリル・ストリープや勢いにのっているエマ・ストーンも注目だが、前哨戦で快進撃を続ける『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットに死角なし。子育てに疲れたシングルマザーが、大学で教鞭を取り、自立していく12年間を演じたアークエット。キャリアアップの一方で私生活では男運がなく難儀する母親にどこか共感してしまうのは、彼女の演技力(と見事な体型の変化!)によるところが大きい。●お楽しみは授賞式の演出にも?○賞の行方だけじゃない!お楽しみは授賞式の演出にあり!【その1】パフォーマンスを楽しもうアカデミー賞授賞式は、ひとつのエンターテイメントショーとしても楽しめるお祭り。そのパフォーマンスは、ひとえに司会者の存在感が大きい。第81回ではブロードウェイ俳優としても活躍するヒュー・ジャックマンが冒頭から歌い踊り、会場から大喝采を浴びた。また、第86回ではエレン・デジェネレスの注文により、会場に突然宅配ピザ屋が乱入。ブラッド・ピットにジュリア・ロバーツ、メリル・ストリープといった蒼々たる俳優たちが自撮りで記念撮影をし、TwitterにアップされたRT数は世界記録にもなった。そして気になる第87回の司会は、舞台経験も豊富で、トニー賞授賞式の司会を4度経験している俳優ニール・パトリック・ハリス。巧みな進行で定評のある彼の司会により、笑いあり歌ありの楽しい授賞式になりそうだ。ちなみに『ゴーン・ガール』ではロザムンド・パイク演じる妻の元カレを演じたニール。ぜひ舞台上で“戦慄の共演"を見てみたい。【その2】生中継ならではのハプニングも!生中継ゆえのハプニングもつきもののアカデミー賞授賞式では、過去に様々な“事件"が起きている。第85回、『世界にひとつのプレイブック』で主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスがステージに上がろうとしたところ、階段でドレスに足を取られてコケるハプニングが。すかさず手を差し伸べたヒュー・ジャックマンの紳士ぶりも含め、微笑ましい一場面となった。そして感動的なスピーチの瞬間にも数々のドラマが。例えば第74回、『チョコレート』で主演女優賞を受賞し、感極まるハル・ベリー。その姿に感動したのか、プレゼンターのエイドリアン・ブロディがなぜかベリーに突然のキス! 果たして今年はどんな事件が起こるのか? すべての映画人にとっての憧れの舞台だからこそのハプニングは、感動と笑いを誘うこと間違いナシだ。いかがだっただろうか? ハプニング込みで楽しめてしまう第87回アカデミー賞。「生中継! 第87回アカデミー賞授賞式WOWOWプライム」は、2015年2月23日(月曜9:00~[同時通訳] ※字幕版は同日21:00~)放送だ。日本のスタジオで案内役を務めるのは、9回目の出演となるフリーキャスターのジョン・カビラと出産後2年ぶりに当番組に復帰する高島彩。さらに現地でのレッドカーペットの中継を人気俳優の斎藤工がナビゲート。俳優業のみならず、映画雑誌のコラム執筆やWOWOWの映画情報番組「映画工房」にレギュラー出演するなど生粋のシネフィルとしても知られる斎藤からどんな興奮のコメントが飛び出すかも大いに期待したいところだ。ぜひ歴史的瞬間を見逃さないでほしい。なお、特設サイトも用意されているのでチェックしよう!
2015年02月13日物価上昇も変わらぬ安さここ数年で、物価が1.5倍ほど上昇したバンコク。例えば屋台のクイッティアオ(米麺)が1杯25バーツ(約90円)だったのが、今や35-40バーツ(約130円-約140円)が当たり前になってきている、といった感じだ。もちろんそれに比例して最低賃金も上昇し、平均所得も増えている。そんなバンコクにあって、未だにたった30バーツ(約110円)で食べ放題という驚異的な安さを維持しているおかず屋台がある。ウライおばさんの食べ放題オカズ屋台仕組みはいたってシンプル。入口にいるおじさんに30バーツ(約110円)を支払い、お金と引き換えにスプーンとフォークが渡される。ここから先は全て食べ放題。近くに積まれているお皿にご飯を盛って、おかずを物色してみよう。種類が豊富でしかも旨い見ていただくとわかるとおり、そこら辺の屋台と比べても清潔感がある。おかずは、食欲をそそるおいしそうなメニューが約8種類ほど。その脇には、グリーンカレーやゲーンソムなどといったカレー類、煮込めば煮込むほどおいしさが増すジャップチャーイなどのクリアスープなど汁物が3-4種類。更にはデザートまで用意されているという豪華っぷりだ。お昼どきともなると満席になり、朝から夕方までお客さんが途絶えることなく訪れるおかげで、おかずの回転率も良く、いつでも出来立てのものを食べることが出来る仕組みになっている。これだけ安い値段で食べさせてもらっている以上、適量を盛ること、食べ残しを出さないよう気をつけること、ゴミやお皿は自分で下げること、は守ってあげて欲しい。タクシー運転手の憩いの場もともとは収入の比較的低いタクシー運転手の口コミで有名となった同店。あまりの安さにテレビにも出演するほどになった。でも当人、そんな評判はどこ吹く風。入口のおじさんは寡黙だが、その日その日をしっかりと生きている力強さを感じた。旅上級者へおすすめとは言え、タイ初心者には衛生面が気になる人もいるだろう。筆者はタイ在住10年だがお腹が普通の人よりも弱い。普段から衛生面に気をつけて生活しているが、ここの屋台でお腹を壊したことは一度もない。屋台で一番気をつけたいのはお水。テーブルの上に置いてある無料のものではなく、販売されている飲料水にするだけで大分違うので、お水にはしっかりお金をかけよう。場所は少し分かりづらいものの、意外とバンコクの中心部に位置するマッカサン周辺。普段出会えない庶民の味を思う存分堪能してみるのも、旅の良い思い出になるのでは?※上記の日本円表記は、2015年2月4日現在の為替レートに準じます。
2015年02月04日ジュリア・ロバーツが、ドキュメンタリー映画『Batkid Begins: The Wish Heard Around the World(原題)』にもとづく映画『Batkid(原題)』に主演することになった。プロデューサーも兼任する。その他の情報オリジナルのドキュメンタリー映画は、「1日だけバットマンになりたい」という夢をもつ5歳の男の子マイルス・スコット君をめぐって起こった一大現象を描くもの。白血病を患っているマイルス君を応援するためにサンフランシスコで行われたイベントには2万5000人が集まったばかりか、ソーシャルメディアを通じて、世界中の人が参加することになった。ドキュメンタリー版を監督したデイナ・ナックマンは、「ジュリア・ロバーツと彼女のチームが私の映画を観て、感動してくれたことを光栄に思います。彼女たちは、マイルスのためのイベントが国境を超えた動きになっていった様子を、できるかぎり多くの観客に観てもらうため、大きな貢献をしてくれる」とコメントを発表している。ロバーツの次回作は、ニコール・キッドマンと共演する犯罪ドラマ『The Secret in Their Eyes(原題)』。文:猿渡由紀
2015年01月26日ダッソー・システムズは1月23日、SOLIDWORKSブランドのCEOにジャン・パオロ・バッシ氏が就任したと発表した。バッシ氏は2011年に入社して以来、SOLIDWORKSのリサーチ&開発担当バイス・プレジデントとして、SOLIDWORKS Mechanical ConceptualおよびSOLIDWORKS Industrial Conceptualの開発を指揮した。なお、前CEOのベルトラン・シコ氏は同社のバリューソリューション・チャネル担当バイス・プレジデント(セールス)に就任した。
2015年01月23日ファッション広告初出演となるジュリア・ロバーツのキャンペーンビジュアルを公開した「ジバンシィ(GIVENCHY)」だが、定番のジバンシィギャングを採用したビジュアルも新たに発表した。モデルのイマン・ハマム、ミカエラ・アルカニャラズ、ステラ・ルチア、アレッシオ・ポッツィがアメリカンバイカーのようにロサンゼルスの森林でバイクと佇む。リカルド・ティッシクリエーティブディレクションの下、パワフル、センシュアルで自信に溢れた男女のジバンシィビジュアルが生み出された。撮影はマート&マーカス(Mert and Marcus)が担当した。
2014年12月24日「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、15SSキャンペーンビジュアルを公開した。撮影はマート&マーカス(Mert and Marcus)。今シーズンは、ジュリア・ロバーツがミューズに起用された。彼女がファッション広告に登場するのは初となる。ボクシージャケット、クラシックレースシャツ、そしてタキシードドレスといったジバンシィのシグネチャーピースをエレガントに着こなし、ブランドのモダニティー、強さや永遠の美を体現する。
2014年12月15日