全世界で3,500万枚のセールスを誇る、R&B/ヒップホップ界のカリスマ、スヌープ・ドッグの13枚目のアルバム。DAFT PUNKの『Random Access Memories』のプロデュース以来、快進撃の続くファレル・ウィリアムスがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加、今までになくオシャレな仕上がりとなりました。 ファレル自身、自分のアルバムである『GIRL』よりも良い、と太鼓判を押す今作は、どの作品もスヌープとファレルのコラボレーションで制作されています。このアルバムにはファレル以外にも、スティービー・ワンダー、グウェン・ステファニー、T.I.、チャーリー・ウィルソンほか業界大注目のアーティストが多数フィーチャリングで参加するなど、豪華ゲストがたくさん。 R&B/ヒップホップとポップスのおいしいところをガッチリ融合させたアルバムで、新たな魅力を開花させたスヌープ・ドッグ。超ベテランでありながら、新機軸に挑戦したサウンドを提供する姿勢にアッパレです。 リリース情報: 『BUSH/Snoop Dog』 (2015.5.20発売/¥2200(tax out)/SICP4434)
2015年05月10日iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBooksでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しんじゃいましょう。レンタルや電子書籍未体験の方も、お得に楽しめる注目の作品でぜひ試してみてください!○100円で! 今週の映画今週の映画『シングルマン』の監督は、1990年代から2000年代中盤にかけてグッチやイヴ・サン=ローランのクリエイティブディレクターとして活躍したファッションデザイナー トム・フォード。世界的に有名なデザイナーだけに、華やかでファッショナブルな映画、と思いきや、淡々とした日常の中で絶望に生きる一人の男性の心情を描いた作品です。コリン・ファース演じる主人公の大学教授はゲイですが、セクシャルマイノリティーをテーマにした話ではありません。ごく日常的な一日の中で、小さな出来事ひとつで心が揺れたり、また戻ったりする表現が丁寧に積み重ねられ、大事件もアクションもない物語だからこそ俳優の演技が見る者を引き込みます。主人公の衣装はトム・フォード自身のデザインによるものですが、むしろ脱ぎ捨てられるためのものに見えることにも監督の意図を感じます。(作品紹介)<< その日は、ジョージ(コリン・ファース)にとって特別な一日だった。16年間、共に暮らしたパートナーが、交通事故で亡くなってから8カ月。「愛する者がいない人生に意味はあるのか?」日に日に深くなる悲しみを自らの手で終わらせようと決意したのだ。ところが、今日が人生最後の日だと決めて世界を眺めると、ほんの少しずつ違って見えたのだった―。監督は、グッチ、イヴ・サン=ローランを牽引した、現代を代表するカリスマ・ファッションデザイナー トム・フォード。09年度賞レースにて、初監督作でありながら、20の映画賞で14部門受賞、24部門ノミネートという栄誉に輝いた。主人公ジョージには、本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたコリン・ファース。かつての恋人で良き友人チャーリーにはジュリアン・ムーア というハリウッドを代表する2人のスターが、孤独と悲しみの慟哭、そして静かな幸福までを自身の人生の一幕を披露するかのようなリアルな演技で見事に演じ切る。日々のささやかな瞬間にこそ人生の素晴らしさがあることを、美を創り出す天才であるフォードが、計算尽くした奇跡の映像美で描いた感動作である。つながり作品『イングリッシュ・ペイシェント』や『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ、そしてアカデミー主演男優賞受賞の『英国王のスピーチ』と、素晴らしい演技で実力派俳優として知られるコリン・ファース。4月11日公開のウディ・アレン監督最新作『マジック・イン・ムーンライト』では、アヤシイ占い師と恋に落ちる天才マジシャンを演じます。また、夏に公開予定の『キングスマン』は英・米などですでに大ヒット中。こちらも楽しみです。○無料で! 今週のブック魔術士オーフェンといえば、90年代を代表するライトノベルシリーズのひとつ(当時はライトノベルでなくファンタジー小説などと呼ばれていました)。累計1000万部を超える大ヒットで、マンガ化、アニメ化、ドラマCDといったメディアミックスも多く、未読でも名前は知っているという方も多いでしょう。今週のブックは、その長編シリーズ全20巻を全10巻に再編集した「新装版」の電子書籍版第1巻。当時の文庫本2冊分のボリュームで、刊行時のイラストも収録されているのがファンにはうれしいポイントです。また、短編集の『魔術士オーフェン しゃべる無謀編(ドラマCDなし)』や、2011年から始まった新シリーズもiBooksで発売中です。(作品紹介)<< 累計1,000万部突破の大ヒット・ライトノベル「魔術士オーフェンはぐれ旅」第一部・第二部の長編シリーズ全20巻を全10巻に再編集。つながり作品愛蔵版や全集など、手元に置いておきたい作品ほど紙より電子書籍にしたいもの。保管する場所や劣化を気にすることなく、持ち歩くのも簡単で、価格もお買い得。また、超長編作品を一冊にまとめた「合本版」ができるも電子書籍ならではの利点です。シリーズをコンプリートしたいファンの方には、一気に全巻分が手に入る『【合本版1-10巻】魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版』がおススメです!
2015年04月08日4月1日、伊勢丹新宿店メンズ館8階イセタンメンズレジデンスにて、同店と縁のある、とある有名人のバースデーパーティーが開催された。彼の名は、チャーリー・ヴァイス(CHALIE VICE)。会場となったフロアの馴染み客にとっては聞き覚えがある名前に違いない。しかし、パーティーがスタートするやハプニング発生。なんと開始時刻を迎えたのに主役のチャーリーが到着していないのだ。そこで機転を利かせた司会者がチャーリーの遅刻を詫びつつ、本人不在のまま、三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長の大西洋に乾杯の音頭を促すことに。マイクを受け取った大西社長は、「私がチャーリーに出会ったのは4年半ほど前のことでした」とチャーリーとの慣れ染めを簡単に説明したのち、おもむろにグラスを掲げ、「乾杯!」と一言。これによって、とにもかくにもパーティはスタートした。そして、主役不在のまま「チャーリーおめでとう」の言葉が会場を飛び交う中、欠席者からも数多くのお祝いメッセージが届いていると司会者が紹介。会場壁面に貼られたメッセージカードには、放送作家で脚本家の小山薫堂、音楽家・千住明、BEAMS代表取締役社長・設楽洋、amadana代表取締役社長・熊本浩志、と錚々たる面々の手書き文字が躍っている。ゲストらがその豪華っぷりに見惚れていると、司会者は続けて、出席者にマイクを回し始めた。先ずそれを受け取ったのは、リリカ(Lirica)バイクの青柳哲也だ。実は青柳はチャーリーが最近、同社が展開しているパーソナルモビリティーのヤイクバイク(YikeBike)(60万円)とイタリアの自転車モンタンテ(montante)をいたく気にいっていることから、「いつも乗ってくれてありがとう」の気持ちとともにお祝いに駆け付けたのだ。ちなみにヤイクバイクとは、ニュージーランドのベンチャー企業が開発した、持ち運びできる折りたたみ式電動コミューター。かつて一世風靡したセグウェイの10分の1程度の重量という驚きの商品なのである。続いては、アパレルブランド「チェリーサンバースト(Cherry Sunburst)」のデザイナー・島田芳直にバトンタッチ。島田がチャーリーへのお祝いのメッセージと共に披露したのは、「実際に自分がほしいと思うもの」にこだわってものづくりをしている同ブランドのアイコン的存在「ギターハンガー」(7万円)だ。個人の思い出のギターを使って作ることも可能なのだとか。また、世にも珍しい真っ黒なお水「77ブラックウォーター(77BLACK WATER)」を持ってお祝いに駆け付けたゲストもいた。高濃度・高純度・高機能フルボ酸・フミン酸を含む飲料だけに、旅好きで常にあちこち飛び回っているチャーリーの健康維持にも役立っているのかもしれない。さらに、気仙沼ニッティングの代表・御手洗瑞子は、同社が展開するニット製品の中には、チャーリーとの出会いによって生まれた色のものもあることを明かし、「チャーリーは無茶ぶりする傾向がある人。でも彼に頼まれたら断ることはできないですからね」と笑顔を見せた。また、チャーリーがこよなく愛する日本酒を通じて縁が繋がったという、“×SAKEプランナー”の木村光は、「つい2・3ヶ月前にもチャーリーと朝まで飲んだ」とカミングアウト。会場を大いに沸かせた。チャーリーのために最後に登壇したのは、マジシャンのゴー(GO!)。まさか、ゴーの凄腕によってチャーリーが瞬時に会場に到着するとか。と期待に胸を膨らませたゲストがいたかどうかはさておき、マジシャン特有のミステリアスな雰囲気を持つ彼の登場によって、会場は一気にヒートアップ。ゲスト一同、目の前で繰り広げられる奇跡に大喝采の繰り返し。隠されたタネを見付けてやろうと必死に目を凝らしていた大西社長もチャーリーの分まで目一杯手を叩いて鬼才を褒め称えていた。このパーティーで紹介されたアイテムは、会場となった同館8階のチャーリー・ヴァイスのサロンで実際に触れることができるほか、チャーリー・ヴァイス公式サイトでも手に入れることができるという。パーティ終盤には、「エスコヤマ(eS KOYAMA)」オーナー・パティシエ、小山進から届いたバースデーケーキが披露され、ゴージャスな盛り付けにゲスト一同がこぞって撮影を楽しむ一幕があったが、その段階に至ってもやはり肝心の主役は不在のまま。ゲストたちは「次の機会にはぜひ会いたいものだ」と残念な気持ちをこぼしてはいたが、案外、おいしい料理やケーキで十分に満足できたためか、全員ニコニコ笑顔で帰路についていた。
2015年04月06日『007/慰めの報酬』ではボンドガールに抜擢され、『タイタンの戦い』『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』ではファンタジー大作のヒロイン、さらに『アンコール!!』では音楽教師を演じ、ますます注目度を増すジェマ・アータートン。この度、彼女の主演最新作『Gemma Bovery』の邦題が『ボヴァリー夫人とパン屋』に決定、7月上旬に公開されることが分かった。パリから故郷、ノルマンディーの美しい村に戻り、父親のパン屋を継いだマルタン(ファブリス・ルキーニ)。毎日の単調な生活の中で、文学だけが想像の友、とりわけ、ぼろぼろになるまで読みふけっているのは、ここノルマンディーを舞台にしたフロベールの「ボヴァリー夫人」。そんなある日、隣の農場にイギリス人のチャーリー(ジェイソン・フレミング)とジェマ・ボヴァリー(ジェマ・アータートン)夫妻が引っ越してくる。マルタンは、自分の作ったパン・ド・カンパーニュを官能的に頬張るジェマに魅了され、日々、彼女から目が離せない。ところがジェマが年下の男と不倫するのを目撃したマルタンは、このままではジェマが“ボヴァリー夫人と同じ運命を辿るのではないか?”と、頭の中で小説と現実が入り交じった妄想が膨らみ――。イギリスの小説家サマセット・モームが“世界の10大小説”の一つに挙げたギュスターヴ・フローベールの最高傑作「ボヴァリー夫人」をテーマに、『ドライ・クリーニング』『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌが映画化した本作。キャストには、ジェマを始め、『屋根裏部屋のマリアたち』『危険なプロット』などのフランスの俳優ファブリス・ルキーニ、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』のイギリス俳優ジェイソン・フレミング、さらに“時代 の寵児”ともいえるカナダの若き天才、グザヴィエ・ドランの監督作『マイ・マザー』に出演するニール・シュナイダーらが集結している。小説と現実が入り混じる世界を、ちょっぴりユーモラスに、そしてちょっぴり官能的に描く本作。素朴で美しい四季折々の風景と、スクリーンから香り立つ本場フランスパンの数々も見どころだ。『ボヴァリー夫人とパン屋』は、7月上旬よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日諸星和己、DA PUMPのISSA、175RのSHOGO、山崎裕太によるエンターテインメントミュージカル『4BLOCKS』が間もなく開幕する。河原雅彦の演出の下、ラストスパートをかける白熱の稽古場に潜入した。ミュージカル『4BLOCKS』チケット情報ハンク(諸星)、ルード(ISSA)、ウッディ(山崎)、チャーリー(SHOGO)の4兄弟は少年時代、父親のプロデュースの下、グループ“4BLOCKS”として活躍していた。しかし、人気絶頂のある日、父に解散を宣告され、音楽業界から追放されてしまう。それから15年。どん底の日々を送る彼らに、父の訃報と遺言が届く。父の遺産を得るため、父から課されたグループ再結成のためのミッションをこなしていく彼らを待っているものとは……?この日の稽古は、クライマックス近く、再会した4兄弟が初めて一緒にコンテストに出場する場面で始まった。彼らの前に歌い踊るのは、若手グループThe Hills。今回、音楽も手がけている諸星がThe Hillsのメンバー達に、新たに増えた曲について「実際にはもっと分かり易くするから大丈夫」と説明するひとコマも。そしてコンテストはいよいよ4BLOCKSの出番に。詳しい内容は本番で確かめていただきたいが、兄弟達がひとり、またひとりと歌い出し、ハーモニーを奏でていく場面は必聴だ。この舞台の大きな魅力は歌と踊りだが、演出の河原は、よりリアルな表現を求める。「普通はそこ、もっと焦るよね?」「歌い出すのは前からにして」「リズムを取るのはここから取り始めて」。言葉や動きに細かいニュアンスを作る河原の指示を得て、出演者達の演技には血が通い、自然発生的に感情が沸き起こる芝居になっていった。反目し合い、あるいは、それを為すすべなく傍観していた兄弟それぞれが、わだかまりを解き、状況をしっかりと受け入れ、前を向く――。 失地回復し、その先に何を見出すかというテーマは、私達の誰もが人生において直面するものだ。この舞台で4BLOCKS達がどんなことを感じ、発見し、導き出すのか、注目したい。公演は4月3日(金)から12日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2015年03月27日アカデミー賞「助演女優賞」ノミネートのメリル・ストリープ、授賞式で司会のニール・パトリック・ハリスと華麗なるパフォーマンスを繰り広げたアナ・ケンドリックなど、豪華キャストの競演で贈るディズニー最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。このほど、本作で「赤ずきん」のオオカミ役を演じるジョニー・デップが力強い美声と遠吠え(!)を披露する本編の歌唱シーンと、日本のファンに向けたコメントが収録された特別映像が、日本限定で解禁となった。本作は、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、誰もが知るおとぎ話の「めでたし、めでたし」の“その先”を描く、“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。映像の冒頭で、ジョニーは「とても楽しい作品。その世界を皆さんに体験していただけたらと思う」と、日本のファンに向け本作をアピール。届いた本編映像では、ジョニー扮するオオカミが赤ずきんを足止めし、あの手この手で彼女を道草に誘っていく。オオカミは、摘んだ花を手渡し魅惑的なウインクまで披露するが、その目的はもちろん、先回りしておばあさんを食べること…。音楽活動も行うジョニーだけあり、囁くようなセクシーなかすれ声から、低く力強い歌声までを使い分ける彼の美声は、さすが。映像の最後には、本物のオオカミ“顔負け”の、渾身の遠吠えまでも披露する。ジョニーは「歌うこと自体が僕にとっては大きなチャレンジだった。なんせ僕は歌手じゃないからね(笑)」と謙遜するが、本作は自身の大ヒット作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来、7年ぶりのミュージカル映画出演となる。変幻自在のコスチューム・プレイヤーとして、その独特の立ち振舞や演技で日本でも大人気のジョニーは、ディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じた “キャプテン・ジャック・スパロウ”でその地位を築き、最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』では新キャラにも挑戦。先日製作開始が発表された『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テイルズ』(原題)でも、彼は“当たり役”ジャック・スパロウにキャスティングされている。また、彼の演じるオオカミと対等に渡り合う赤ずきんを演じたのが、新星のリラ・クロフォード。映画初出演にして、メリル、ジョニーら豪華俳優陣たちを相手に、一歩も引かぬ堂々とした姿を見せる彼女に、ジョニーは「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とその演技を絶賛。リラは、映画公開の直前3月4日(水)にはメリルとともに来日を控えており、ジョニーをも唸らせた彼女が日本のファンの前でどんな姿を見せてくれるのかにも注目だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日ファッション界で活躍する3人のフォトグラファーによるエキシビション「Fashion Photography in a New Light」展が、2月26日から3月29日まで六本木の「イマコンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)」で開催される。“ファッションと身体”を特集とした写真雑誌『IMA vol.11』の発売を記念した同エキシビション。特集で取り上げた新進気鋭の写真家の中から、奥山由之、チャーリー・エングマン(Charlie Engman)、ロビ・ロドリゲス(Robi Rodriguez)の3人の作品が展示される。奥山由之は様々な雑誌で活躍する若手写真家で、アナログ手法によって独特のローファイ感覚を写真に定着。混沌とした現在の東京が持つ時代感覚を体現している。同展ではそんな彼の作品から、代表作の一つとされる「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とコラボレーションしたアーカイブ作品をラインアップする。一方、チャーリー・エングマンは、『ヴォーグ(VOGUE)』などのファッション誌で活躍する、アイデアと身体性を生かしたファッションシューティングが魅力の写真家。海外誌のエディトリアルワークから生まれた大胆な身体表現を展開する。また、ロビ・ロドリゲスは、『The Gentlewoman』や『Pop』などのモード誌で活動しながら、ハイブランドのファッションイメージを再定義する新鋭。「Ladies Night」シリーズではショーのフロントに労働階級のお年寄りや中年の女性を座らせることで、ファッション業界の理想と現実を表現。矛盾を含むファッションの側面をシニカルかつユーモラスに写し出している。【イベント情報】IMA vol.11 刊行記念「Fashion Photography in a New Light」展会場::IMA WALL(IMA CONCEPT STORE内)住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル3階会期:2月26日から3月29日時間:11:00から22:00休館日:不定休料金:無料
2015年02月23日ユアン・マクレガーが、『American Pastoral(原題)』で監督デビューを果たすことになった。主演も兼任する。ほかに、ジェニファー・コネリー、ダコタ・ファニングの出演が決まっている。その他の情報原作は、フィリップ・ロスによるピューリッツァー賞を受賞した小説。主人公は高校時代に大活躍したスポーツ選手。美人の女性と結婚し、父のビジネスも引き継いで、順調な生活を送っていたが、べトナム戦争時に娘が政治テロの行動に出て、彼の人生は大きく変わる。撮影は、今年9月、ピッツバーグでスタートする予定。マクレガーの最新作は、現在公開中の『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。この後は、今年9月北米公開予定のウエスタン『Jane Got a Gun(原題)』、ドン・チードルが監督、主演する『Miles Ahead(原題)』、スリラー映画『Our Kind of Traitor(原題)』などが控えている。文:猿渡由紀
2015年02月19日俳優の平田広明が、ジョニー・デップが主演を務めるアドベンチャー大作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語版で主人公チャーリーの声を演じている。約20年に渡ってデップの声を演じ続けてきた平田が語る本作の注目ポイントとは?その他の写真本作は、美術商のチャーリーが、英国諜報機関MI5の依頼を受け、盗まれたゴヤの幻の名画を捜索するも、その絵画に世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことから、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていく様を描く。平田はアニメーションはもちろん、外国の映画の吹き替えも多く務め、マット・デイモンやジュード・ロウの声も演じているが、『エド・ウッド』以来、約20年間、デップの声を演じてきた。しかし、平田は「ハリウッド作品を吹き替えるのは難しいですけど、ジョニー・デップを演じるのは特に難しい」と言う。「収録の時に思ったのは、シーンが変わるたびにそのシーンの持っているテンポが変わるんです。テンポが変われば雰囲気も変わりますし、声を入れながら『こんなにも難しかったんだ』と改めて思いました。最初に声を演じた『エド・ウッド』で少し風変わりなお芝居をしていたんですけど、基本的には『ドンファン』のように影のあるセクシーな役が多かったんです。ただ『パイレーツ・オブ・カリビアン』あたりから、この人はどれだけ引き出しを持っているんだろう?と毎回驚かされます」。平田が語る通り、デップは大スターになったあとも様々な役どころに挑んでいる。「最近は特に変わった役が多いですが、新たなキャラクターに次々と挑めるのは素敵なことですよね。モルデカイは彼の努力とは関係ないところでいろんなトラブルが解決していくというジョニー・デップが演じてきたこれまでのパターンと共通する部分があり面白くてハラハラドキドキできます。更に『まだ開けていない引き出しがあったの!?』と思わせる新しい側面もあります。あくまでも僕の憶測ですが、モルデカイの役はチャップリンを意識した部分があるんじゃないのかな。ジョニー・デップは演技をしっかりと作り込む人ですから、映画を観ながら彼の色々な魅力を見つけ出せると思います」。「長く続けられる役に出会えることは、俳優として糧になりますし、価値のあること」という平田にとって、デップは特別な存在なようだ。「演じている時は大変ですが、日本語版としてちゃんと成立するものができた時にはすごく達成感があります。ジョニー・デップの吹き替えを20年もやらせて頂いているので、これからも見届けていきたいです」。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』公開中
2015年02月12日iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBookstoreでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しんじゃいましょう。お手軽価格&無料で利用できるので、レンタルや電子書籍未体験の方もこの機会に試してみては。関連作品やコンテンツ利用時に便利な機能・使い方のコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。○100円で! 今週の映画ラッセ・ハルストレム監督の『ギルバート・グレイプ』や『サイダーハウス・ルール』はよく"心温まる作品"と紹介されますが、優しいだけでなく苦さも切なさもたっぷり含んでいます。今週の映画『ショコラ』は、タイトルからしてほろ苦そうなハルストレム監督の作品です。ジャケットは恋愛映画のようですが、社会・規則・血縁など、自分を縛るものとどう関わっていくのか、監督らしいテーマがチョコレートを媒介に描かれます。何かを変える力があってもおかしくないほど、本当においしいチョコレートは人の心を動かすものです。小さな町でチョコレートショップを開くヴィアンヌにジュリエット・ビノシュ、その町にやってくるロマの青年ルーにジョニー・デップという、華やかかつ実力派のキャストも見所です。(作品紹介)<< フランスの小さな町に謎めいたヴィアンヌが娘とともにやって来た。伝統と規律を守り、日々静かに生活を送るその町で母娘はチョコレート・ショップを開店する。見たこともないおいしそうなチョコレートで溢れた店、人々は自分の好みにピタリとあわせて勧められ、すっかりチョコレートの虜になる。おいしいチョコレートとヴィアンヌの不思議な魅力が閉ざされた人々の心を解き放つ。だがそれが古き伝統を守ろうとする町の指導者の反感をかってしまう。つながり作品超絶イケメンでありながら、次々に個性的な役をこなすジョニー・デップ。海賊、変人工場長、ヴァンパイア、謎のヒーローなど、そろそろ素顔を忘れてしまいそうだと思ったら、昨年はスーパーコンピュータにインストールされるという人外ぶり。現在公開中の『チャーリー・モルデカイ』では怪しい美術商、3月公開の『イントゥ・ザ・ウッズ』ではオオカミと、個性的すぎる役柄が続いています。○無料で! 今週のブック女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本と韓国だけ、などと揶揄して言われることもあるバレンタインデーですが、それがどうした! もらってうれしい、食べておいしいものを贈って悪いことなんてひとつもありません。楽しいことに敏感な10代女子の間では、みんなで贈り合う"友チョコ"がメインイベントになっている様子。みんなで楽しむなら、やっぱり手づくりスイーツが盛り上がりますよね。今週のブックは、それにピッタリな『ヤミーさんのチョコスイーツ』です。簡単・おいしいレシピで人気のブログ『ヤミーさんの3 STEP COOKING』の作者・ヤミーさんによる、オーブンなし・時間なしでもOKの簡単チョコレートレシピを40種以上も収録。ラッピング方法も参考になります!(作品紹介)<< 超簡単だけどちょこっと自慢できるチョコレートのお菓子レシピがいっぱい!】累計1000万アクセスの超人気ブログ「ヤミーさんの3 STEP COOKING」シリーズ。超簡単だけど、おいしくてオシャレな、彼にも友達にもちょこっと自慢できるチョコレートのお菓子レシピがいっぱい!の1冊です。アイディアあふれる「おもしろスイーツ」やあっという間に完成の「超簡単スイーツ」、おなじみでも作り方は簡単な「定番スイーツ」まで、どれもオーブンを一切使わないレシピで、さらに道具がなくても時間がなくても完成する、驚きのお菓子レシピばかりです。かわいいラッピングのアイディアも満載ですつながり作品レシピ本は"読む"ための本でもあります。ビジネス書や実用書だけでなく、ファンタジーや時代小説を読むように、想像の世界を広げてくれるものだからです。普通の人には作れなさそうなレシピを見て、それを作る職人の技と魂、できあがった一品に思いを馳せれば、重厚な物語一冊を読んだかのような充実感が得られるはずです。簡単・おいしいだけでないレシピ本も、ぜひ読んでみてください。
2015年02月11日ジョニー・デップが7日(現地時間)、バハマ諸島に所有するプライベート・アイランドでアンバー・ハードと挙式した。51歳のジョニーと28歳のアンバーは3日(現地時間)にロサンゼルスの自宅で人前結婚式を行なったが、今回は親族や友人たちを招待し、11年前に購入したバハマ諸島のプライベート・アイランド「リトル・ホールズ・ポンド・ケイ」で2回目の結婚式を挙げた。「People.com」が掲載した空撮画像には、砂浜に設置した白い花で飾られたテントの下で近いの言葉を交わすジョニーとアンバーが映っている。ジョニーの傍らには白いタキシードに蝶ネクタイ、黒いズボンで父親と同じ装いの息子・ジャックとおぼしき少年の姿も。アンバーは白のドレスとベールの伝統的なウエディングドレス。「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のドレス着用という事前情報もあったが、現時点では詳細は不明。式には『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』などでジョニーと共演しているポール・ベタニー、ジョニーと元パートナーのヴァネッサ・パラディの間に生まれた娘のリリー・ローズと息子のジャックも出席したと言われている。2人は2011年に『ラム・ダイアリー』で共演し、2012年から交際がスタート。23歳という年齢差を感じさせない仲むつまじさで、2013年暮れに婚約した。ジョニーは20代で1度離婚を経験していて、アンバーはこれが初婚。ジョニーは今週中に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影のためにオーストラリア行きを予定していて、アンバーも現在ロンドンで新作を撮影中という多忙なスケジュールの合間を縫っての挙式となった。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月10日ハリウッドの一流監督ダニー・ボイル、スティーヴン・ソダーバーグ、ウディ・アレン、リドリー・スコット、ロマン・ポランスキーら多くの巨匠たちの作品に出演する、イギリスが誇る名優ユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』でヘロイン中毒の男を演じブレイクして以来、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ・ワン=ケノービから、『ムーラン・ルージュ』のクリスチャンなど幅広い役をこなし、演劇とチャリティへの貢献が認められチャールズ皇太子から大英帝国勲章(OBE)を授与されるなど、公私ともに尊敬される人格者である彼の素顔に迫った。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、ジョニー演じるモルデカイの大学の同窓生でポエムが得意な刑事・マーランド役を好演しているが、彼はグウィネス・パルトロウ扮するモルデカイの妻・ジョアンナにゾッコン。「大学時代に恋に落ちてから大人になっても一方的に愛し続けてる。ロマンチストだよ」と笑顔を見せながら自身の役柄を語るユアン。また、本作ではジョニーと初共演!これにはイギリスの名優も興奮したようで「ずっと共演したかった!」と熱くなる。「共演はすごく楽しかった、彼にがっかりすることなんてなかったよ。彼の演技で大いに笑わされた。ジョニーは最高の俳優だよ。(人としても)寛大で面白い人だし、一緒に楽しい時を過ごしたよ」と大絶賛した。本作の演技プランも綿密に作り上げたようで、「この役で大切なのはトーンだと思う。茶番劇になりすぎると観客は離れてしまう。すごく微妙なラインなんだ。だからギリギリまでコメディー色を押し広げるけど、広げすぎないことが難しかった。さもないとただのバカげた映画になってしまう。バカげていたとしても、それなりの理由でバカげた物にしないといけない。何よりジョニーやグウィネスと演技すれば、コメディーのトーンや雰囲気はすぐに分かる」と、いかにも彼らしい。さらに、イギリス人の彼が関心したのは、主要キャストと監督の技量だという。「監督もジョニーもグウィネスもジェフ・ゴールドブラムもアメリカ人なのに、作品はイギリスの感じがすごくある。(この映画の)舞台はイギリスしか考えられない。アメリカじゃだめなんだ。すごく面白くて、本当にイギリスっぽいコメディーだよ」と大満足の作品となった様子。仕事に真面目、いつも笑顔で謙虚な印象がある彼は、ミニシアター系からハリウッド大作まで出演オファーが絶えず、映画関係者や老若男女のファンに愛され続けている。そんなユアンは『スター・ウォーズ』新シリーズ、うわさに上がる『トレインスポッティング』の続編など、次回作出演のうわさをメディアが書立てるが彼自身はクールだ。「(『スター・ウォーズ』は)まだ、オファーされないから分からないよ。でも、新シリーズの時代のストーリーではオビ=ワンは死んでるはずだよ(笑)。いつかはオビ=ワン・ケノービの1人で過ごした荒れ地での生活(エピソード3と4の間)を作りたいんだ。良いストーリーになると思うよ」と、質問に嫌な顔1つせず、楽しそうに答える。愛妻家で明るい性格、チャリティにも積極的、家族も大事にする彼に趣味を訊ねると「いまでもバイクが大好きだよ(笑)。毎日乗ってるし、何台も持ってる。70年初期からのモト・グッツィ(イタリアのバイク)をずっとコレクションしてる。夢中になりすぎてるから、そのうち心理学者が僕を研究に来るかもね(笑)。子どもと一緒じゃないときの移動は、必ずバイクだね。いまは予定はないけど、南アメリカを縦断するのが夢なんだ。いつかやるよ」と語った。最後に、「今作で久々に再共演したグウィネス(ジョアンナ役)とのシーンはすごく面白いよ。ジョニー(チャーリー・モルデカイ役)がアメリカへ行った後の自宅での軽く誘惑されるシーンは楽しかったね」と印象的なシーンを話すユアン。彼自身も、真面目に、そして楽しんで撮影した『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。この作品で、名優の新たな一面を見られるだろう。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月09日最も権威ある米国の音楽賞として名高い「グラミー賞(Grammy Awards)」。2月8日(現地時間)、第57回グラミー賞の結果が発表された。まずは気になる主要4部門をご紹介。ぽちゃカワ”と注目を集めるメーガン・トレイナーの「All About That Bass」、シーアの「Chandelier」、テイラー・スウィフト「Shake It Off」、イギー・アゼリア&チャーリーXCXの「Fancy」とヒット曲大混戦の中、「最優秀レコード賞」に輝いたのは、切ないメロディーが印象的なサム・スミス「Stay With Me」が受賞した。さらに「最優秀楽曲賞」、「最優秀新人賞」でもサム・スミスが受賞。若干22歳の新人ならがら、“男性版アデル”とも称される実力派で、多くのメディアが彼の受賞を予想していた。これにより「最優秀レコード」「最優秀楽曲」「最優秀新人賞」で3冠を獲得、さらに「コールドプレイ」、マイリー・サイラス、アリアナ・グランデ、ケイティー・ペリー、エド・シーランなど有名どころのポップアーティストたちがノミネートされていた「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」も受賞し、計4冠を達成した。そして「最優秀アルバム賞」に輝いたのは、ベックの「Morning Phase」。ビヨンセ、エド・シーラン、サム・スミス、ファレル・ウィリアムスと多彩なジャンルのアーティストのアルバムがノミネートされる中、キャリア20年のベテランアーティスト・BECK (ベック)が受賞。その他の部門では、「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」、「最優秀ミュージック・ビデオ賞」のいずれも、昨年「Happy」が大ヒットしたファレル・ウィリアムスが受賞。「最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム」には、トニー・ベネット&レディー・ガガのコラボ作品「Cheek To Cheek」が。ポップのイメージが強かったガガの大胆なジャズ転向が話題になったのは記憶に新しい。「最優秀ラップ・アルバム」にエミネムの「The Marshall Mathers LP2」。「最優秀ラップ・ソング」、「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」には、いずれもケンドリック・ラマー。「最優秀R&B」ソング、「最優秀R&Bパフォーマンス賞」にビヨンセ Featuring Jay-Zの「Drunk In Love」が輝いた。また、「最優秀サウンドトラック賞」「最優秀ヴィジュアルメディア楽曲賞」には、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などを抑え、社会現象となった『アナと雪の女王』の「Let It Go」が堂々の受賞となった。昨年、「最優秀アルバム賞」を逃したテイラー・スウィフトは今年、主要2部門含む3部門にノミネートされながらどの栄冠に輝くこともなく残念な結果となった。総評して、今年のグラミー賞はまさに“サム・スミスの年”だったというべきだろう。来る2月18日(水)には、東京キネマ倶楽部でのショーケース・ライブ、5月7日(木)には新木場STUDIO COASTで来日公演を控えており、どれもチケットは1分で即完売となっていた。グラミー賞受賞を受け日本でも大きな注目を集めていきそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年02月09日俳優ジョニー・デップの主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』が、ついに6日公開を迎えた。これまでも作品によってさまざまな役になりきってきたジョニー・デップだが、本作では、変わり者の"ちょびヒゲ"美術商を演じている。当たり役になるのではと期待されている、この新キャラ。それは、彼が過去に演じた名キャラの共通点を持っているからだ。シリアスな役柄からエキセントリックな役まで、華麗なまでに演じ分けるジョニー・デップ。彼を一躍有名にした『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック・スパロウは、自由を好み、プライドが高く、女好きだがすぐ振られ、危険が迫れば一目散に逃げてしまうという奇想天外なキャラを名演。その後、『チャーリーとチョコレート工場』の白肌に甲高い声が特徴の変人、ウィリー・ウォンカというキャラに恵まれ、『アリス・イン・ワンダーランド』では、多重人格でイカれているマッド・ハッター、『ダーク・シャドウ』では、なりたくもないヴァンパイアにされるバーナバス・コリンズと、見事なカメレオン俳優ぶり発揮してきた。そんな過去の人気キャラクターには、共通点がある。それは、「ドジ」「臆病」「愛嬌」。『ジュラシック・パーク』『スパイダーマン』などの脚本を手がけ、監督としては『シークレット ウィンドウ』でもジョニー・デップとタッグを組んだデヴィッド・コープは、「ジョニーにドジで臆病だが愛嬌のあるキャラクターを演じさせたら右に出るものはいないよ」と語る。デヴィッド・コープはまた、「人々は彼を『エキセントリックな役を好み、変人を演じるのを好むと』いうけれど、彼は一瞬たりともそんな事は考えていないだろうね。ジョニーはそういう役に敬意を持って、リアルな人間として創りあげる事ができる唯一の俳優なんだ」といい、「ここ15年から20年で、彼はこういう役を自分のものとして確立したように見える」と分析。続けて、「まぁ実際奇妙だからね(笑)」と彼の過去のキャラクターを振り返る。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』でジョニー・デップが演じる、超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商、チャーリー・モルデカイも、「ドジ」「臆病」「愛嬌」が当てはまるキャラクター。美術の知識を武器に怪しい美術品を売りつけては浪費にいそしむ、借金まみれのセレブで、口ひげをこよなく愛する。さらに、プライドが高く頑固で、美的センスに自信を持ち、人をからかって楽しんでいるが、危険が迫ると真っ先に逃げる臆病者。この新キャラは、まさに当たり役になりそうだ。(C)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月07日世界最高峰の音楽賞「第57回グラミー賞」の授賞式が、いよいよ2月9日(日本時間)に開催される。今回、大本命と言われているのが、主要4部門を含む最多6部門にノミネートされている英国出身アーティストのサム・スミス。授賞式を前に、彼の魅力や輝かしい実績を紹介しよう!○世界で最も権威ある音楽賞のひとつ、グラミー賞グラミー賞といえば、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と並んで、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつ。"アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績をたたえ、業界全体の振興と支援を目的とする賞"として創設され、世界最高峰の音楽の賞に発展し、グラミー賞ならではの華やかなパフォーマンスも毎年話題になっている。受賞部門は、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門をはじめとする78カテゴリー。ちなみに昨年の最優秀レコード賞は、ダフト・パンクfeaturingファレル・ウィリアムス&ナイル・ロジャースの「Get Lucky」、最優秀アルバム賞は「Random Access Memories」とダフト・パンクが5部門で選出されたのも記憶に新しいところ。弱冠17歳の女性シンガー、ロードの最優秀楽曲賞受賞も話題となった。歴代の受賞者一覧を見ても、「ああ! あの曲か!」とうなってしまう洋楽史に残る楽曲ぞろいだ。今年のノミネートもすでに出そろっており、最優秀レコード賞は、イギー・アゼリアの「ファンシー feat.チャーリーXCX」、シーアの「シャンデリア」、サム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー~そばにいてほしい」、テイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」、メーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース」が競い合う。その中の1人、サム・スミスは、最優秀レコード賞のみならず主要4部門、さらに最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞と、最多6部門にノミネートされている。○2010年代が誇る"声力"No.1アーティストに注目!最有力のサム・スミスは、ソウルフルな歌声と泣ける歌詞で多くの人の心をつかんでいる、22歳のシンガーソングライター。エイミー・ワインハウスやレディー・ガガ、ビヨンセなどに音楽的な影響を受けているという彼が名を挙げたのは、2012年10月に発売されたディスクロージャーのシングル「Latch」にゲストとして参加したあたりから。その後、2013年5月に発売されたノーティー・ボーイのシングル「La La La」に参加し、同曲は全英1位を獲得。2014年のデビュー・アルバムは発売からわずか4カ月で250万枚を突破し世界中で称賛の嵐を受け、さらには"男性版アデル"とまで称される2010年代が誇る"声力"No.1アーティストである。グラミー賞主要4部門すべてでノミネートされたのは、バリバリの新世代男性アーティストとして34年ぶり、そして英国の男性アーティストとしては史上初の快挙。そんな彼は、プライベートでは、昨年、ゲイであることを公表。自身Instagramで、付き合っていた男性と映画『タイタニック』のように船首でポーズする2ショットを公開するなど、お茶目な一面も披露している。2015年2月、5月には待望の来日公演も決定。日本でもブレイク必至だ!なお、MTVでは、注目アーティストのライブを放送する「MTV BRAND NEW LIVE」の2月7日放送回(21:00~21:30)にて、サム・スミスを紹介。2014年1月にロンドンのイズリントン・アセンブリー・ホールにて開催した、「マネー・オン・マイ・マインド」 や 「ラッチ」を披露したライブの模様を放送する。また、同日18:00~21:00には、グラミー賞の歴代受賞アーティストをミュージックビデオで振り返る「歴代グラミー賞受賞者特集」も放送する。MTV『MTV BRAND NEW LIVE:サム・スミス』放送スケジュール【初回放送】2/7(土)21:00~21:30【リピート放送】2/9(月)22:30~23:00、2/19(木)21:00~21:30、2/25(水)22:30~23:00MTV『歴代グラミー賞受賞者特集』放送スケジュール【初回放送】2/7(土)18:00~21:00【リピート放送】2/15(日)18:00~21:00、2/26(木)21:00~24:00
2015年02月06日イギリスの女性誌「GLAMOUR」が毎年恒例の「世界一セクシーな男性」特集を組み、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナンが1位に選ばれた。モデルからキャリアをスタートさせ、キーラ・ナイトレイの恋人としても知られていたが、俳優としてはやや伸び悩み気味だった。今回チャーリー・ハナムの代役として起用された『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で大ブレイクを果たした。トップを争い、2位に甘んじたのはベネディクト・カンバーバッチ、3位はトム・ヒドルストン。4位はロバート・パティンソン、5位は昨年第1位だったヘンリー・カビル、6位は『ダイバージェント』のテオ・ジェームズ、7位は「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズ、8位はジェイミー・キャンベル・バウワーといった若手がランクインした。世界一セクシーな男性特集はアメリカの「People」誌が有名だが、選ばれる男性の好みが違うところが興味深い。読者8万人による投票結果はイギリス人の人気がやはり高く、トップ10内でイギリス人でないのは9位のジャレッド・レトと10位のファレル・ウィリアムスだけ。ちなみに昨年「People」誌でNo.1に選ばれたクリス・ヘムズワースは13位(弟・リアムは11位)。3日にアンバー・ハードと結婚したジョニー・デップは12位、ブラッドリー・クーパーは29位、レオナルド・ディカプリオは45位、ライアン・ゴズリングは47位という結果になった。トップ30は以下の通り1位ジェイミー・ドーナン2位ベネディクト・カンバーバッチ3位トム・ヒドルストン4位ロバート・パティンソン5位ヘンリー・カビル6位テオ・ジェームズ7位ハリー・スタイルズ(ワン・ダイレクション)8位ジェイミー・キャンベル・バウアー9位ジャレッド・レト10位ファレル・ウィリアムス11位リアム・ヘムズワース12位ジョニー・デップ13位クリス・ヘムズワース14位イアン・サマーホルダー15位チャーリー・ハナム16位リチャード・アーミティッジ17位ゼイン・マリク(ワン・ダイレクション)18位アレックス・ターナー(アークティック・モンキーズ)19位デヴィッド・ガンディ(モデル)20位オーランド・ブルーム21位マット・ボマー22位ナイアル・ホラン(ワン・ダイレクション)23位イドリス・エルバ24位マイケル・ファスベンダー25位アレクサンダー・スカルスガード26位ザック・エフロン27位クリス・マーティン28位ポール・ウェズレイ29位ブラッドリー・クーパー30位クリス・エヴァンス(text:Yuki Tominaga)
2015年02月06日先日、来日を果たし日本中を騒がせたハリウッド俳優ジョニー・デップが、女優で婚約者のアンバー・ハードとついに結婚したと、米「ピープル」誌を始め海外のWEBメディア各誌が報じている。51歳のジョニーと28歳のアンバー、実に23歳差の“年の差婚”だ。先月末、自身の新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』を引っさげて来日した際にも、常にジョニーの左隣で微笑んでいたアンバー。その美貌も去ることながら、来日直後の空港ではナチュラルメイクで登場しそのキュートさで、またレッドカーペットではバッチリメイクにワインレッドのドレスでゴージャスな魅力を見せつけ、男女問わずメロメロにし、「あの美女は誰だ!?」と一躍日本での知名度をあげた。米「ピープル」誌が報じたところによると、ジョニーはバハマに所有しているプライベートアイランドにて、今週末にでも挙式するのではないかと報じられていたが、予定を前倒ししてL.A.の自宅にて挙式を行ったとのこと。さらに、今週末の2月7日、または8日(ともに現地時間)に、ジョニーは自身が所有するバハマのプライベートアイランドにて挙式も行われる予定とのこと。週末のジョニー“夫妻”の動向にも、注目が集まりそうだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月05日俳優のジョニー・デップと女優のアンバー・ハードが結婚したと、このたび米ピープル誌が報じた。バハマに所有しているプライベートアイランドにて、今週末にでも挙式するのではないかと報じられていた2人だが、予定を前倒ししてロサンゼルスの自宅にて挙式を行ったと、出席した関係者の談話をもとに報じている。また、米報道によると、今週末の2月7日または8日に、バハマのプライベートアイランドにて、挙式も行われる予定だという。先月26日には、ジョニー・デップの主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)のPRのため、そろって来日。27日夜に行われたジャパンプレミアにも2人で出席し、手をつないでラブラブぶりを披露していた。ジョニー・デップとアンバー・ハードは、映画『ラム・ダイアリー』の共演がきっかけで交際に発展した。(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月05日米「People」誌が2013年に発表した「最も美しい人」で1位を獲得したグウィネス・パルトロウ。オスカー女優であり、大ヒットシリーズ『アイアンマン』のヒロインさながらに、プライベートでも美しく、聡明な彼女は、最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』でも、ジョニー・デップ演じる主人公の妻ジョアンナ役で洗練されたクールな英国美女のお見本を示している。そんな“最強”のアラフォー女子の美の秘訣に迫った。『アイアンマン』シリーズのペッパー・ポッツ役で、日本でも注目を集めたグウィネス。彼女はキャリアの早い段階で絶賛された『渇いた愛のゆくえ/フレッシュ・アンド・ボーン』や、ジェーン・オースティン原作の主演作『Emma エマ』、ブラッド・ピットの妻役を演じた『セブン』、鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督作『ハードエイト』、アルフォンソ・キュアロン監督が文豪ディケンズに挑んだ『大いなる遺産』など、高評価を得た作品に出演してきた実力派だ1998年には『恋におちたシェイクスピア』で見せたヴァイオラ・デ・レセップス役でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞。その後も『リプリー』などで好演を見せ、最近では海外ドラマ「glee/グリー」でその美声を披露し、人気キャラを確立させた。本作で演じたのは、“ちょびヒゲ”に誇りを持つ落ちぶれた英国貴族チャーリー・モルデカイの美人妻で、実は“ヒゲアレルギー”の持ち主。「ジョアンナはエレガントで魅力にあふれた人。私自身、長いことイギリスで暮らして人生のかなりの部分を過ごしたから、気まぐれな英国貴族は大好きなの。貴族の多くは巨大なカントリー・ハウスを所有していて、しかも文無し。これは本当にある現実の話よ。ジョアンナとチャーリーがそういう状態で、おもしろいと思ったわ」と、この役に惹かれた理由を屈託なく明かす。そんな本作について「おもしろい強盗映画だけど、ある意味、男女の関係を描いていると思う」と説明する彼女は、心がなごむほど愛想よく、熱っぽく話し始めた。「お互いに愛し合っている2人が登場する映画では、2人が克服しなければならない障害が付き物よ。誰でも、結婚に関しては“問題”を抱え、それは難題だけど、本作では“ちょびヒゲ”が難題なの」。ジョニーとは本作が初共演とは思えないほど息が合っていたが、「本当に楽しかったわ。彼はとてもユーモアがあって、ふざけている感じがする人なの。子どもみたいなところがあるわ」と楽しそうにエピソードを話すグウィネス。また、彼女が演じた、グレイス・ケリー風の典型的な英国美女の役柄も楽しんだ様子で、「彼女のスタイルは大好きだったわ。ロスのシークエンスでは、私はステキなステラ・マッカートニーの肩ひものない黒いワンピースをずっと着ているの。ルース・マイヤーズ(イギリスの衣装デザイナー)と、『Emma エマ』以来、900万年ぶりに(笑)協力したけれど、彼女はとても独創的な人よ。ルースと一緒に組めてうれしかった」と、ファッションリーダーでもある彼女も、本作のスタイリングにはとても満足しているようだ。世界でも指折りの美しいそのスタイルを維持するため、彼女は日々どんな生活を送っているのだろうか?「毎日のスケジュールはこんな感じよ。同じ時間に起きて、子どもに学校へ行く支度をさせ、お弁当を作り、車で学校へ送って行く。週に5日間はジムで1時間半のトレーニング。シャワーを浴びて、普通の服に着替える。仕事をして、バスで帰って来る子どもたちを迎えに行く。映画の撮影をしているときには、もっとずっと複雑なスケジュールになるわ」。しかも、ロンドンからロスに引っ越しをした際、「毎日、きちんとした服を着ると自分に約束したの。アグやルルレモン(トレーニング・ウェア)にスウェット・パンツ姿で1日を過ごすのはとても簡単だから」と、オシャレでいるための努力を話す。トレーニングの後にも「ダメよ。毎日、ジムのあとは本当の服を着るわ」と自分を律しているという。週5日間のトレーニングはかなりハードそうだが、スタイルを維持するためには必要なことだそうで、「私はたくさん食べるし、食べないやり方は好きじゃないから。(維持するために)サラダだけで済ませる人もいるけれど、私はそういうのは、やりたくない」と強い意志を見せる。ちなみに、不躾ながら、アラフォーとなったいまのルックスに満足しているかと尋ねてみると、「ええ、しているわ。以前は違ったけれど、いまは自分の欠点とかシワも良いところと同じように喜んで受け入れている。自分にはとても満足しているの」と優しく答えてくれた。女優業のほかにビジネスを手がけ、しかも家族のために時間を使うことを優先。さらに料理は、料理本を出版するほどの実力の持ち主でもある。「料理というのは互いを育て、愛情を示すことだわ。私は、女性(それに男性)が自分の家庭を食べ物や食べ物の匂いで育て、くつろげる家にするものだと信じている」というこだわりも、男心をくすぐるのかもしれない。最後に、本作への思いについては「世界はいま現在、とてもつらい時期にいる。多くのおそろしい残虐行為が横行している中、何もかも忘れるために、ある意味、元気をもらえるし、楽しくて軽い作品を観るのは悪くないことだと思う。エンターテインメントのすばらしいところだと思うわ」と話すグウィネス。ジョニーに、ユアン・マクレガーに、本作ではプライベートさながらのモテ女を演じている彼女から、“愛される秘訣”のヒントを見つけてみて。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月05日ベネディクト・カンバーバッチが降板した『The Lost City of Z(原題)』の主役に、『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムが決まった。20年代に消息を絶ったイギリス人探検家パーシー・フォーセットについてのノンフィクション本の映画化で、ブラッド・ピットがプロデューサーを務める。ほかにロバート・パティンソン、シエナ・ミラーの出演が決まっている。カンバーバッチは、マーベルの『Doctor Strange(原題)』とスケジュールが重なったため、降板をやむなくされた。監督は『エヴァの告白』のジェームズ・グレイ。ハナムの次回作は、ギレルモ・デル・トロ監督のホラー映画『Crimson Peak』。話題作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主演に決まっていたが、撮影開始直前に降板し、代わりにジェイミー・ドーナンが決まっている。文:猿渡由紀
2015年02月04日シリアスな役柄から一風変わった役柄まで幅広くこなす、世界一のカメレオン俳優ジョニー・デップ。先日の“やり直し”来日記者会見では、お茶目な“ジョニデ”節で心配する報道陣を和ませてくれたが、その彼の最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、さらに独特なキャラクターづくりに磨きをかけ、主演だけではなく、プロデューサーとして関わるほどの思い入れを見せている。「10年前に本当に素晴らしい原作を読んだんだ。本を読んでいて初めて大笑いしたよ」とジョニーは言う。彼が本作で演じた、“ちょびヒゲ”の怪しい美術商(アートディーラー)、チャーリー・モルデカイという新たなキャラクターについて聞いてみた。「チャーリー・モルデカイは英国貴族なんだ。でも相続した巨大な屋敷と広大な敷地の管理費が賄えなくて、汲々としている。彼は貴族ではあるけれどお金は使い果たしてしまっているんだ。創造性も芸術性も天才的で、純粋だけど、特にお金が絡むとちょびっとズル賢くなる」。そんな主人公にすぐに惹かれたというジョニー。確かに、彼の演じたチャーリー・モルデカイは、貴族らしくプライドが高く頑固で、美的センスに絶対の自信を持ち、その一面、人をからかっては楽しみ、美術の知識を武器に怪しい美術品を言葉巧みに売りつけては浪費に勤しむ、いわば“堕ちた”セレブ。まさに彼の得意とする“人をくったような態度だが、愛嬌ある嫌われ者”を見せてくれる。だが、なぜこのタイミングでこの役を選んだのだろうか。「(前作の)『トランセンデンス』は何と言うかリアリステックな映画で…一切ジョークなしだったから」と、シリアスな表情を見せたかと思うと一転、「その感じの後にチャーリーのような役で爆発できたのはとても楽しかった」と笑顔を見せる。これまで、海賊やチャコレートの天才、帽子屋など、キャリアの中で目立つ独創的なキャラクターは、彼に言わせれば「こういうキャラクターを演じるのが好きかどうかと聞かれても、よく分からないな」という。どんなキャラクターにも平等に敬意を払ってその人格になりきるため、「どんなキャラクターを演じるにせよ、真実が関わる。目の奥で起きてることには何らかの真実がないとダメなんだよ」と、彼なりのやり方を表現する。天才カメレオン俳優の役作りには彼独特の手法があるらしい。「昔にさかのぼってみると、誰かにこう演じろと言われても、そんなことはできなかった」と、過去をふり返るジョニー。「でも、(本作の)デヴィッド(・コープ)やティム(・バートン)のような監督は、俳優を信用してくれるんだ。思うままに演じるというのは、サイコロを振るようなものだ。面白くなるかもしれないし、ひどいことになるかもしれない。でも信用して役作りを任せてくれるよ」と語り、彼らのような監督が現在の“ジョニー・デップ”を作ったことを明かす。「こんな役をいつかやることになるとは思っていたんだ。いままでにやったことがないような役だからね」と、ジョニーは、新たに世に送り出すチャーリー・モルデカイを語る。「洗練されたドタバタ劇というのも初めてだった。ピーター・セラーズのピンク・パンサー映画のようなものだね」と、かつてないスリリングなコメディに自信をのぞかせた。そんなチャーリー・モルデカイの最大のチャームポイントは、“ちょびヒゲ”。ジョニーは、このヒゲについて「ヒゲというのは非常に雄弁だ。チャーリー・モルデカイのヒゲは“なんでもあり”ということのメッセージなんだ(笑)」と独特な言葉で、そのこだわりと役割を話す。その言葉通り、劇中でもヒゲに対するこだわりは尋常でない。彼の愛する妻のジョアンナ(グウィネス・パルトロウ)は、何と“ヒゲ”アレルギー。夫にヒゲを剃るよう頼むのだが、彼はどうしても剃ることができない。「だって無理なんだ。ヒゲは彼の威厳であり、地位であり、代々続いてきた貴族としての位の象徴なんだ。ヒゲはチャーリーのプライドなんだ。ヒゲがあって初めて完全なる男だという気持ちになれる」と力説するジョニー。しかし、すぐに「(モルデカイに比べて)僕の本物のひげがどんなに貧相か分かるでしょ?(笑)僕自身のひげは、この通り、ショボい。精一杯、生やして、これだからね」と、ユーモラスな一面は相変わらずだ。そんな新しい“当たり役”を生み出したジョニーは、本作の撮影をふり返り「とにかく楽しかった」と笑顔を見せる。彼自身も楽しみながら創りあげた『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。彼の新境地が、さらに楽しみになってきた。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月03日来日記者会見をドタキャンした翌日、ジョニー・デップが“やり直し会見”で放った発言は大きな話題を集めた。「朝起きたら、吸血怪獣チュパカブラに襲われてね」。一度はドタキャンを食らわせた報道陣を前に、ジョークを飛ばせるお茶目さがジョニーの魅力だ。1年6か月ぶり11度目の来日を果たしたジョニーがPRしたのは、うさんくさい美術商を演じるアクションコメディ『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。主人公のトレードマークは“ちょびヒゲ”で、会見でも「これを付けると現場で誰かが笑っちゃって、何度もNGが出たよ」と上機嫌。ジョニー本人が原作との出会いから10年以上、映画化を熱望していた企画で、グウィネス・パルトロウ、ユアン・マクレガーら共演者も豪華だ。そんな本作を皮切りに、2015年はディズニーが放つミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(全米では公開中)、女優デビューする娘と共演する『Yoga Hosers』(原題)、ギャラ減額を求められ、一度は降板した『Black Mass』(原題)と4本もの出演作が公開を控えている。実生活では女優のアンバー・ハードと婚約中で、まさに公私ともに絶好調…と言いたいところだが、本国アメリカでは「超A級スター」に対し、冷ややかな視線が注がれ始めている。その理由は『ローン・レンジャー』『トランセンデンス』『ラム・ダイアリー』など近年の主演作が軒並み、期待を裏切る興行成績に終わっているからだ。注目すべきは盟友ティム・バートン監督とタッグを組んだ『ダーク・シャドウ』が本国では低調だったのに対し、日本を含めた海外マーケットで、好調だったという点。会見でもジョニーは「日本のファンはいつも温かい」と感謝を述べたが、彼の今後を左右するのは、我ら日本人なのかも…。ファンにとっては『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice in Wonderland: Through the Looking Glass』(原題)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)と今後も楽しみは尽きないだけに、俳優キャリアの正念場である2015年こそ、ジョニーが真の輝きを取り戻す復活劇に期待したい。「映画がコケたのは、チュパカブラのせい」なんてジョーク、笑えない。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月30日先日、11度目の来日を果たしたジョニー・デップ。体調不良により会見を延期するなどファンにも不安な声があがったなか、1月27日(火)に都内で開催された主演作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のレッド・カーペットには、婚約者アンバー・ハードと手をつないで登場。集まった約1,500人のファンに元気な姿を見せていた。ファンからの大きな拍手で迎えられ登場したジョニーは、「変なキャラクターばかり演じている私を応援してくださって、本当に感謝しています。みなさんが映画を観てくださるからこそ、私が映画に出ることができるのです。ですからみなさんは、“ファン”というよりも“ボス”ですね!」と笑顔で挨拶をした。今回行われたジャパンプレミアには、海賊ジャック・スパロウ、帽子屋マッドハッタ―、悪霊ハンター・トントなど、ジョニー・デップの日本語吹き替え版声優を実に20年にも渡って演じ続けてきた超人気声優・平田広明さんも参加。なんと今回が初対面だという平田さん。自身が演じてきたジョニーとの20年越しの対面に感激しきりだった。平田さんは「チャーリー・モルデカイはいままでの作品の中でも一番演じるのに苦労した作品のひとつです」と収録をふり返りつつ「奇抜な格好なほど声をあてるのも大変なのですが、いままでとは全く異なるキャラクター像を感じました。実際に演技もされるとなると、さらに大変だったのではないですか?」との質問に、ジョニーは「ナルシストで胡散臭いキャラクターを演じるのは本当楽しかった。キャラクターを演じるのが楽しくて、セリフをどんどん増やしながら演じました」とキャラクター作りの秘話を披露していた。最後に平田さんから“ヒゲつき”の花束が贈呈され、ジョニーは大喜び。「8年がかりで完成したとても大事な映画です。普通なら“愛の結晶”とか言うんでしょうけど、これは“狂気の結晶”ですね。それぐらい本気で楽しんで撮影しました。これから映画を観られるみなさん、おむつは用意してきましたか?(笑)面白すぎて漏らさないようにね!」と茶目っ気たっぷりにPRした。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月29日来日中の俳優ジョニー・デップが28日、体調不良のため日程を1日変更して仕切り直しとなった主演映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)の来日記者会見に出席し、ジョークを連発して報道陣を笑わせた。会見冒頭で「本当に申し訳なかった。インフルエンザが残っていたという感じで、体調が悪く」と前日のドタキャンを謝罪し、「でも、それが本当の理由ではなくて、"チュパカブラ"という珍獣に朝、襲撃されて」と笑いを誘ったジョニー・デップ。前夜のジャパンプレミアも振り返り、「日本での歓迎ぶりは優しくて温かくて、いつも夢のような体験をさせてもらう。ほかの国では体験できない温かいもの」と感謝した。そして、「大半のシーンで笑わずにはいられないというくらい吹き出してしまう」と本作のおもしろさに自信を見せ、「ごきげんよう! みなさんからできるだけお金をだましとってやろう。宝石も美術も!」と主人公チャーリー・モルデカイになりきって笑わせた。また、「毎回、だれも見たこともない新しいものをつくるんだという気持ち」と役作りに対する思いを伝え、今回のモルデカイについては「小説で描かれているイメージとは違うものにしたかった」とコメント。続けて、「見栄っ張りでナルシストという部分は生かしたかったので、ちょび髭は大事。生え際は茶色なのに金髪に染めているところに、見栄が出ている。隙っ歯も大事だった」と語った。昨日、アンバー・ハードと一緒に日本食を食べに行ったことも明かし、「今までで最高のレストランで、伝統的な和食をいただいたが、今朝は起きてチュパカブラがいなかったので安心した」と再びチュパカブラを登場させた。さらに、「昨日はチュパカブラに洋服を破られ、裸だった。裸で闘うのって難しい」と続け、最後に「この映画の場合、入り口で大人用のおむつを配ったらいい。笑いすぎてアクシデントになるといけないから」と提案。終始笑いの絶えない爆笑会見となった。デップは26日、婚約者のアンバー・ハードを伴って来日。27日正午より都内ホテルで会見が予定されたが、体調不良で中止となった。同日夜に開催されたジャパンプレミア レッドカーペットセレモニーには、ハードと共に約1時間遅れで登場し、笑顔でファンサービス。そして深夜に、会見のやり直しを配給会社が発表した。(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月28日前日に体調不良を理由に会見をキャンセルしたジョニー・デップが1月28日に都内で“やり直し会見”に臨み、主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』をアピール。冒頭、「昨日はせっかく集まっていただいたのに、会見を開けず申し訳ない」と報道陣にあいさつし、「インフルエンザが完治していなかったようだ」と釈明した。その他の写真今回、デップは1年6カ月ぶり11度目の来日を前にベルリン、ロンドン、ロスで開催されたプレミアに出席しており、関係者によると「度重なる長距離飛行による疲労ため体調を崩した」という。デップ本人は「今は回復している」とし、「昨晩のジャパンプレミアにはたくさんのファンが来てくれて、本当に夢のような時間を過ごすことができた。みんな、本当に優しくて暖かい」と感謝を述べた。映画は“ちょびヒゲ”がトレードマークの美術商のチャーリーが、世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたゴヤの名画をめぐって、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていくアクション大作。「やっぱり役になりきるために、ヒゲは重要だったよ。でも、僕のヒゲを見ると現場の誰かが必ず笑い出してしまって、15~20テイク撮ることもザラだったよ」とデップ。コミカルな演技に関しては、「チャップリンやバスター・キートンといった無声映画のスターに影響を受けた」と話した。今回の来日では女優で婚約者のアンバー・ハードの同伴も話題を集めており、「昨晩、一緒にフグを食べたよ。最初は不安な気持ちもあったけど、見ての通り、僕は元気。アンバーも生きているよ」と二人で日本を満喫している様子。会見の終了時刻を過ぎても、「昨日の分も質問に答えるよ」と自ら“延長”を申し出て、熱心に記者からの質問に応えていた。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』2月6日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年01月28日『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』を引っさげ来日中のジョニー・デップが1月28日(水)、都内で“やり直し会見”を実施し、「まず、昨日のお詫びをさせてください」と先日の“会見ドタキャン”を謝罪した。当初、前日の1月27日(火)に行うはずだった会見が、ジョニーの「体調不良」を理由に急遽中止に…。現在は「もう回復している」(ジョニー)と言い、「どうやらインフルエンザが完治していなかったみたいなんだ」と釈明していた。が、そこは奇想天外なカメレオン俳優であるジョニーのこと。すぐさま「でも本当は、昨日の朝“チュパカブラ”という怪獣に襲われてしまってね。残念ながら、負けてしまったんだよ」とチャーミングな一面をのぞかせた。ジョニーの来日は2013年7月の『ローン・レンジャー』のプロモーション以来、1年6カ月ぶり11度目。来日を前にベルリン、ロンドン、ロスで開催されたプレミアに立て続けに参加しており、関係者は「度重なる長距離飛行による疲労ため体調を崩した」と説明していた。映画はジョニー演じるナルシストで、インチキくさい“ちょびヒゲ”美術商が、自慢のうんちくと持ち前の強運を武器に、名画に隠された財宝の謎を追い求め、世界中を股にかけるアクションアドベンチャー。「役作りの上でヒゲは大切な要素だったよ。撮影中はそれを見て、誰かが笑い出してしまって、15~20テイク撮るなんてザラだった」(ジョニー)。ドタキャンの穴埋めをすべく、終了予定時間を過ぎても「あと1問で質問は終わり?まだ2~3問はいいよ」とサービス満点のジョニー。ちなみに今回の来日に同伴している女優で婚約者のアンバー・ハードとは「昨日、フグを食べた」そうで、「ちょっと不安もあったけど、ご覧の通り僕は元気だし、アンバーも生きているよ」と話していた。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月28日来日中の俳優ジョニー・デップが28日、体調不良のため日程を1日変更して仕切り直しとなった主演映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)の来日記者会見に出席し、前日の会見ドタキャンについて謝罪した。婚約者のアンバー・ハードを伴って26日に来日したデップは、27日正午より予定されていた会見に開始時刻になっても姿を現さず、1時間過ぎた頃に配給会社の担当者が体調不良による中止を発表。同日夜に開催されたジャパンプレミアには、ハードと共に約1時間遅れで登場し、笑顔でファンサービスを行った。会見冒頭でデップは「昨日は本当に申し訳なかったです」と謝罪。「風邪というか、インフルエンザが残っていたという感じで体調が悪く」と説明し、「でも、それが本当の理由ではなくて、"チュパカブラ"という珍獣に朝襲撃されまして」と笑わせた。さらに、「何時間か戦ってはみたんですけど、非常に残虐性があってねちっこいんです。たぶん私のスーツケースに入って連れてきてしまったんじゃないか」と珍獣トークを続け、「23階から振り落としたので、もう二度と会うことはないと思います」とコメント。そして、爆笑する報道陣に「みなさんのご理解に感謝します」とあらためて感謝の気持ちを伝えた。なお、会見のやり直しは、昨日深夜に発表。配給会社は「度重なる長距離飛行による疲労のため、会見実施の前までに体調を崩し、出席することが困難となりました」と説明していた。(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月28日ジョニー・デップが出演する新作が映画が2月と3月に連続して公開になる。デップといえば個性的なキャラクターに扮して人気を集めてきたが、新作でもエキセントリックな役どころで観客を魅了する。デップはこれまでも手がハサミの人造人間や海賊、ヴァンパイア、奇抜なメイクの帽子屋など強烈なキャラクターを演じてきたが、間もなく公開になる2作品でもデップにしか演じられない個性豊かな人物に扮する。その他の写真2月に公開の『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』でデップが演じるのはタイトルにもなっている怪しい美術商チャーリー・モルデカイ。“ちょびヒゲ”が特徴で、怪しい美術品を高額で売りつけているはずなのに浪費がたたって借金を背負っているインチキな男だ。映画では、彼が盗まれたゴヤの幻の名画を捜索するも、その絵画に世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことから、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていく。続いて3月に公開になる『イントゥ・ザ・ウッズ』で彼が演じるのは、『赤ずきん』に登場するオオカミだ。本作は『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、誰もが知っている“おとぎ話”のキャラクターが次々に登場するが、デップは『パイレーツ・オブ・カリビアン』『アリス・イン・ワンダーランド』でもコンビを組んだメイクアップ・アーティストの手で変身。森の中で赤ずきんを誘惑し、ミュージカル作品のため劇中では歌も披露している。彼はどちらの作品でも強烈なインパクトの役どころを演じており、デップのファンがどちらの役どころを支持するのか気になるところだ。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』2月6日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C)Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー(C)2015 Disney Enterprise.inc. All Rights Reserved.
2015年01月28日ジョニー・デップが1年6か月ぶりの来日を果たし、1月27日(火)に丸の内ビルディングで開催された主演作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のジャパンプレミアに登場。集まった約1,500人のファンから大歓声を浴びた。この日の昼に予定されていた記者会見を体調不良のために欠席したジョニー。夜開催のプレミアまでの体調復帰が心配されたが、予定の約1時間遅れで婚約者の女優アンバー・ハードと一緒に会場に到着。元気な姿を見せ、「また日本に戻って来られて嬉しい」と笑顔で挨拶。ファンを安心させた。レッドカーペットでは、“モルデカイ風”のちょびヒゲをつけたファンやハット&メガネでジョニーのコスプレをしたファンを見て大喜び!サインや写真撮影にも応じ、ジョニーの気さくで優しい姿にファンも興奮しきりだ。また会場ではアンバーも大人気。光沢のあるワインレッドのドレス姿でジョニーに寄り添い、その美しさにファンからもため息がこぼれた。本作は、盗まれた幻の名画を捜すチャーリー・モルデカイの世界を股にかけた大冒険を軽やかに描くアクション・アドベンチャー。ちょびヒゲがトレードマークのインチキ美術商・チャーリーを演じたが、「とっても魅力的で面白いキャラクター。彼が、それほどおかしいことに自分で気づいていないところがおかしいんだ。ハリウッドにもそういう人が数人いるよ」とニヤリと笑い、会場を盛り上げた。「友達からこの映画の原作小説をもらったんだ」と原作との出会いについて話し、「本を読んで声を出したのは、人生で初めてだった。これはいい映画になると思ったよ」とコメント。その出会いから映画製作までには8年かかったというが、「撮影中にこんなに笑ったことはない。とっても楽しい映画だよ」と胸を張ってアピールしていた。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月28日映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットセレモニーが27日、東京・丸ビルで開催され、主演のジョニー・デップと共に、婚約者のアンダー・ハードが登場し、背中を大胆に露出したセクシードレスで魅了した。昨日、アンダー・ハードを伴って羽田空港に到着したジョニー・デップは、本日昼に予定されていた来日記者会見は体調不良でキャンセル。夜のジャパンプレミアへの参加も心配されたが、約1時間遅れでアンダー・ハードと手をつないで姿を現すと、待ちわびたファンから大歓声が沸き起こった。1年6カ月ぶり11度目の来日を果たしたジョニー・デップに「ジョニー!」と熱烈な声援を送るファンは、背中がざっくりと開いたセクシードレスに身を包んだアンダー・ハードにも大興奮。「アンダー!」という呼びかけも響き渡り、ハードも笑顔で応えた。ステージ上でデップがあいさつする間や、ファンサービスに応じる時以外は、手をつないだまま熱々の2人。マスコミへの写真撮影も2人そろって対応し、顔を近づけて会話をするなど、仲の良さを見せつけた。2人は、2011年の映画『ラム・ダイアリー』での共演をきっかけに交際を開始。昨年1月、複数のメディアで、婚約したと報道された。(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月27日