GIGAスクール構想によるICT教育の浸透は、子どもたちの学習スタイルを大きく変化させました。前編ではICTの活用はサッカーにも必要とされる「主体性」を育みやすい側面があることをリクルートEd-tech総研所長の山下真司さんが解説してくれました。ICT教育による効果をある程度理解すると、次に思うことは親である私たちがどう捉え、寄り添っていくべきかということかもしれません。まず大切なことは「今までとは違う」というマインドセットを行うことだと山下さんは言います。それはどういうことなのでしょうか。ICT教育への親の向き合い方についてアドバイスをいただきました。(取材・文:小林博子)(写真は少年サッカーのイメージ)<<前編:今話題の「ICT教育」はサッカー、勉強で主体的に学ぶ姿勢が身につく!?ICT教育のメリットとは■使う時間も使い方も「自分で決める」こと自宅で画面を見つめる時間が長くなった我が子の姿を見ると、「目が悪くなるのでは」と心配になる方は多いはず。使っていい時間を決めるなどの対策を講じているご家庭も多いことでしょう。ですが、使う時間はひとまず子どもに決めさせてあげましょう。前編でお伝えしたように、学校では今、子どもたちの学び方が大きく変化していて、「主体性のある学び」に重点がおかれています。ICTをツールとして活用することで、その学びがさらに加速すると考えられています。1人1台の端末、つまり子どもたちの学習のためのツールだからこそ、使う時間や使い方といったルールも主体性を尊重してあげるほうがベターだといいます。もしかしたら「好きなだけ使う」と決める子もいるかもしれませんが、そこは少し我慢してください。なぜそう決めたのか、それについてどう思うのかを問い、否定せずに見守ってあげることが大切です。■親が決めたことを守らせると、良くない結果が出た時に「ママ/パパのせいだ」と他責的に子どもは次第に、自分自身で決めたことが自分に良い影響を及ぼしてくれたのかを振り返るときがくるはずです。親にタブレットを使う時間を制限されていたらできないことです。自分の判断をもう一人の自分が客観的に評価できれば、自らの意志で改善に取り組むでしょう。これは「自己調整力」と言われるものであり、学習力に必要な「メタ認知」を強くしてくれます。このようなケースのように、絶対的な正解がないものに対しては、自分で考えて得られる「納得解」を見つけることが大切です。なお、親が決めたことを守らせるスタイルにはもう1つの懸念があります。それは子どもが物事の結果を他責的に捉える習慣がつきやすくなってしまうこと。「宿題が終わらなかったのはママ/パパが決めた制限時間のせい」など、真摯に振り返ることができずに他者のせいにしてしまうかもしれません。■検索は「知識の獲得」であり、思考を阻害するものではない疑問や知りたいことがあるときに、手元にタブレットがあるとすぐに調べることができます。すぐに解答を得られるため、「自分で考える」ことが阻害されはしないかと心配になるという親御さんもいます。それに対しては、「知識と思考は別」と心得るべきです。検索して得られるのは「知識」に過ぎません。大事なのは子どもが持っている知識と得られた知識を組み合わせたり、「活用」したり、「なぜだろう」と考えるクセをつけることです。さらには検索で得られた情報が本当に正しいかどうかも考えることも大切です。ここでの親御さんの役割は、「なぜ知りたいと思ったのか」「それは事実なのだろうか?」「その知識を得てどう思うか」といった問いをお子さんに投げかけてみてください。いわゆる「クリティカルシンキング(前提を疑う思考)」です。情報を鵜呑みにして終わるのではなく、まず「?」を持つこと。そして「?」だったものが「!」になる学習プロセスによって、より深い次元の学びを得られるのです。■子どもではなく「親」が変わらなければならない激動の変化に対し、親はどのように考え、どう接したらいいのでしょうか。学校からGIGAスクール構想やICT教育に関するパンフレットなどが配布されていますが、それを読むだけでは、親はどう捉えどう接していいのかわかりにくいという話をよく聞きます。自分が学生時代に経験していないことなのでなおさらですよね。ご家庭では、子どもの自主的な学びの姿勢を信じて見守ることが今保護者に求められます。子どもが自ら考える姿勢を尊重してあげること。「私が子どもの頃とは全く違う」というマインドセットがとても大切になります。■教員はTeach(教える)ではなく、Coach(導く)立場に変化これからの教育において、学校での教師の立場は「ティーチ(teach)」ではなく「コーチ(coach)」「ファシリテート(facilitate)」に変化しています。リクルートが提供する『スタディサプリ』を活用いただいている学校でも、算数や国語、英語といったような積み上げ学習は『スタディサプリ』のようなICTツールでの学びで効率的におこない、先生たちは生徒と向き合う時間により時間をかけています。教師が一方的に教えるのではなく、子どもたち同士で学び合い、一人一人の学びが深まるように導く授業づくりをするということです。子どもたちは「教えてもらう」ではなく「学び取る」という姿勢になります。学びのベクトルの向きが真逆に変わっていきます。言うならば、子どもを取り巻く学習環境も、それを見守る親御さんのマインドも今は大きな過渡期。戸惑うのは当たり前です。自分たちが経験してきた授業スタイルとは異なるのですから。頭では理解していても心が追い付かないということもあるかもしれませんが、これからの社会を生きる子どもたちに必要な力をつけていくために必要だと捉えてみてはいかがでしょうか。大事なのは学びの本質です。サッカーでも学校生活でも、社会人になっても大事な「主体性」を身につけるために、子どもの考える姿勢をサポートしてあげましょう。
2022年03月18日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催します。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスしています。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できます。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられます。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができます。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能できます。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月09日社会・経済が“アナログ”から“デジタルを活用”する時代へと変革している時代に合わせ、「デジタルを活用」するDX(デジタル・トランスフォーメーション)が進展する社会を牽引する教育機関に変革するため、学校法人藍野大学(大阪府茨木市/理事長 小山 英夫)は、大学、専門職大学、短期大学、高等学校の全ての学生・生徒、教職員に2022年度(4月1日より順次開始)よりメッセージプラットフォームSlackを導入することを2022年1月31日開催の理事会で決議しました。SlackロゴSlack画面Slackは、ビジネス向けに提供されているメッセージプラットフォームです。トピックやプロジェクトごとにチャンネルを設定して、コミュニケーションをセキュアに一元化できるほか、2,500を超える外部アプリと連携して社内システムを統合することができます。組織や距離を超えたオープンなコラボレーションを実現できる点から、最近では企業だけでなく、教育、学術機関での採用も進んでいます。学校法人藍野大学は以下の目標を掲げ、全ての学生・生徒、教職員にSlackを導入します。(1) 教室のデジタル変革カレンダー、ビデオ、学習管理システムやその他の革新的なツールをSlackと連携することで、さらに有意義で刺激的なデジタル教室への変革を推進します。(2) アクセス窓口の一元化学内や卒業生、保護者、外部パートナーとのアクセスが電話やメール、アプリなど多種多様なシステムが混在している現状を、コミュニケーションのプラットフォームをSlackに一元化することで、アクセスの円滑化、働き方の変革を図ります。(3) チーム意識の醸成とチームアプローチの質の向上Slack上の時間と距離を超えたコミュニケーションを通じて、学生・生徒が学科の垣根を越え、お互いが尊重し合い、情報を交換し、議論し合える環境をつくります。それにより学生同士がお互いの学びをサポート(チーム意識の醸成)したり、チームアプローチの質を向上させることができます。(4) 全員参加型の経営意識の醸成Slackを活用して、全ての教職員がミッション・ビジョンについて考え、仲間との繋がりを作り、考えを共有・共創する場をつくります。上から下りてきたビジョンではなく、「自分ごとで語れる一緒に作ったビジョン」を持ち「全員参加型経営」を目指します。(5) スピード感ある仕事の創出Slackのワークスペースに学科や所属チームを超えて活用できる共有のチャンネルを作成し、グループ間での作業と同様に、ファイルの共有化、積極的なコミュニケーションを図り、スピーディ感をもって仕事に取り組める環境をつくります。(6) フリートークチャンネル業務に関係あってもなくても、思いついたことを何でも投稿できる「#freetalk」というチャンネルを作ります。自由に教職員同士が交流できる、大切なコミュニケーションの場にします。(7) 高い情報セキュリティの確保Slackは、全ての学生・生徒、教職員が扱える自由度の高いツールですが、米国国防総省や英サイバーセキュリティセンターにも採用された高いセキュリティを持つ安心・安全なツールです。【関連リンク】学校法人藍野大学ホームページ 【学校概要】学校名: 学校法人藍野大学代表者: 理事長 小山 英夫所在地: 大阪府茨木市高田町1番22号設立 : 1979年URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月15日サービス開始の背景IT機器の設定・トラブル解決を⾏う⽇本PCサービス株式会社(本社︓⼤阪府吹⽥市、代表取締役社⻑︓家喜 信⾏、証券コード︓6025、以下「当社」)は、株式会社日本ビジネス開発(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:石金 正己、以下「日本ビジネス開発」)と業務提携し、ICTを用いた学習環境をサポートする『e-おうち for School』を2022年1月18日(火)より本格開始します。【背景】当社は独立系の企業として、IT機器の設定・トラブル解決を、全国・年中無休で提供しています。DX化により、デジタル活用が進む中、定額保証サービスに注力し、インターネット回線の提供・デジタル機器のサポート・機器保証までまとめて対応する、家庭のデジタルかかりつけ医『e-おうち』を2021年12月より開始しています。日本ビジネス開発は、学校法人へソフトウェアやパソコンなどを販売し、製品の提供だけでなく教育現場の課題を汲み取り、サービスの拡充をされています。コロナ禍をきっかけに、ICT教育が急速に普及し、オンライン授業の実施、レポート作成やデジタル教材の活用なども進む教育現場では、新たなデジタル課題を抱えていることが見えてきました。生徒の抱える課題当社が実施したインターネット調査では、”オンライン授業を経験、または家族がオンライン授業を受講するサポートをした人“のうち、デジタルに関する困りごとを経験したことがある人は87.4%でした(※)。課題を感じる内容として「通信速度が不十分」「サポートする側(学校)も知識が少ない」などの声があり、生徒宅毎に異なる環境への対応、多岐に渡るトラブルに対応できるサポート体制が不足している様子が伺えます。※調査時期:2021年11月実施/調査主体:日本PCサービス株式会社/調査実施機関:株式会社インテージ/調査対象:平均週1日以上、オンライン授業・講座を実施または、家族が受講するサポートをしたことがある人(n=167) /質問内容:オンライン授業・講座の際に発生したデジタル機器のトラブル・不具合、お困りごとはありますか。学校の抱える課題日本ビジネス開発には、「Zoomの使い方がわからない・接続できないなど、学校の生徒サポートセンターへの問い合わせが増加している」「パソコンに馴染みがないスマホ世代の生徒が多く、WordやExcelの操作相談が増え、教員が多忙になっている」など、オンライン授業の実施やICT教育により、サポートの範囲が広がったことで、相談が寄せられています。e-おうち for Schoolとはこうした課題を解決すべく、定額サービス『e-おうち for School』は、生徒宅の環境に合うインターネット回線の提供と、各種デジタル機器サポートをまとめて定額で対応します。デジタル全般のトラブル解決に強い当社ノウハウを活かし、生徒は困ったときに電話するだけで、必要なサポートを受けることができ、教員や学校の負担も軽減されます。今回の協業で、ICT教育の促進を目指し、日本ビジネス開発の顧客である学校法人を通じ生徒へ『e-おうち for School』を提供します。e-おうち for School でできること基本サポートネット回線・各種サポート含む 5,500円~/月額(税込)・使い放題の電話・リモートサポート(操作レッスン・トラブル対応・設定など)・パソコン・スマホ・ゲーム機の機器保証(修理・ネットトラブル・ウイルス駆除など)・携帯プランの見直し相談・自宅に合わせて選べるインターネット回線オプション・パソコン/スマホ/タブレットのリスク対策5台まで 440円/月額(税込)他新入生応援特典新入生応援特典を用意デジタル関連の活用法をテーマ毎に短時間の動画にまとめ、気軽に試聴ができる『レッスン動画』が何度でも見放題。「ExcelやPowerPointの使い方」、「Zoomの使い方」「デジタルトラブルの初期対処法」など、オンライン授業やレポート作成に役立ちます。『 e-おうち for School 』詳細はこちら: 株式会社日本ビジネス開発代表者:代表取締役社長石金 正己設立:1979年10月資本金:3億3300万円所在地:大阪府大阪市西区江戸堀1-18-11事業内容:システム開発・保守運用、ソフトウェア開発、ソフトウェア・パッケージ販売、アウトソーシングサービス、ソリューション・商品販売他日本ビジネス開発: GoldStoneシリーズ: 日本PCサービス株式会社代表者:代表取締役社長家喜 信行設立:2001年9月資本金:3億6005万円所在地:大阪府吹田市広芝町9-33事業内容:IT機器の修理・設定・トラブル解決などの総合サポートサービス、パソコン・スマートフォン・HEMS・ネットワーク機器等の販売他日本PCサービス: ドクター・ホームネット: ※記載されている商品名、会社名等は各会社の商号、商標または登録商標です。本⽂中でTMマーク、Rマークは表記しておりません。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月19日IT機器の設定・トラブル解決を行う日本PCサービス株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:家喜 信行、証券コード:6025、以下「当社」)は、株式会社日本ビジネス開発(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:石金 正己、以下「日本ビジネス開発」)と業務提携し、ICTを用いた学習環境をサポートする『e-おうち for School』を2022年1月18日(火)より本格開始します。【背景】 当社は独立系の企業として、IT機器の設定・トラブル解決を、全国・年中無休で提供しています。DX化により、デジタル活用が進む中、定額保証サービスに注力し、インターネット回線の提供・デジタル機器のサポート・機器保証まで、まとめて対応する、家庭のデジタルかかりつけ医『e-おうち』を2021年12月より開始しています。日本ビジネス開発は、学校法人へソフトウェアやパソコンなどを販売し、製品の提供だけでなく教育現場の課題を汲み取り、サービスの拡充をされています。コロナ禍をきっかけに、ICT教育が急速に普及し、オンライン授業の実施、レポート作成やデジタル教材の活用なども進む教育現場では、新たなデジタル課題を抱えていることが見えてきました。■ 生徒の抱える課題表1: ■ 学校の抱える課題表2: こうした課題を解決すべく、定額サービス『e-おうち for School』は、生徒宅の環境に合うインターネット回線の提供と、各種デジタル機器サポートをまとめて定額で対応します。デジタル全般のトラブル解決に強い当社ノウハウを活かし、生徒は困ったときに電話するだけで、必要なサポートを受けることができ、教員や学校の負担も軽減されます。今回の協業で、ICT教育の促進を目指し、日本ビジネス開発の顧客である学校法人を通じ生徒へ『e-おうち for School』を提供します。※調査時期:2021年11月実施/調査主体:日本PCサービス株式会社/調査実施機関:株式会社インテージ/調査対象:平均週1日以上、オンライン授業・講座を実施または、家族が受講するサポートをしたことがある人(n=167)/質問内容:オンライン授業・講座の際に発生したデジタル機器のトラブル・不具合、お困りごとはありますか。■ 【e-おうちforSchoolでできること】『e-おうち for School 』 表3: デジタル関連の活用法をテーマ毎に短時間の動画にまとめ、気軽に試聴ができる『レッスン動画』が何度でも見放題。「ExcelやPowerPointの使い方」、「Zoomの使い方」「デジタルトラブルの初期対処法」など、オンライン授業やレポート作成に役立ちます。■ 株式会社日本ビジネス開発代表者 :代表取締役社長 石金 正己設立 :1979年10月資本金 :3億3300万円所在地 :大阪府大阪市西区江戸堀1-18-11事業内容:システム開発・保守運用、ソフトウェア開発、ソフトウェア・パッケージ販売、アウトソーシングサービス、ソリューション・商品販売 他日本ビジネス開発: GoldStoneシリーズ: ■ 日本PCサービス株式会社代表者 :代表取締役社長 家喜 信行設立 :2001年9月資本金 :3億6005万円所在地 :大阪府吹田市広芝町9-33事業内容:IT機器の修理・設定・トラブル解決などの総合サポートサービス、パソコン・スマートフォン・HEMS・ネットワーク機器等の販売 他日本PCサービス: ドクター・ホームネット: ※記載されている商品名、会社名等は各会社の商号、商標または登録商標です。本文中ではTMマーク、Rマークは表記しておりません。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月18日この投稿をInstagramで見る 田邊俊也(@shun_chobii)がシェアした投稿 デジタルパーマで大事なのは、カール感だけではない!?デジタルパーマとは、必ずしもかかっていればいいというものではありません!どこにどのくらい?顔の形や頭の形は?そこも踏まえて、お客様のニーズに答えられるよう。それは、年代が変われば悩みも変わります!ですが、土台は常にそこからスタートしています^^ この投稿をInstagramで見る デジタルパーマ/デジパー/小顔カット/栗原由貴(@kuri_chobii)がシェアした投稿 強さや弱さにも秘密アリ!?皆様の中でパーマといえばこのカール!それがドンピシャで答えが揃うことはまずありません!どのくらいがその人のカール感なのか?それが、その人に似合うのか?しっかり見極めた上で、ライフスタイルなどにも落とし込むことが大事!好きなカールはこまめに保存しておきましょう! この投稿をInstagramで見る TAKE✂︎✂︎✂︎chobii(@takechobii)がシェアした投稿 カラーリングと合わせるとツヤや綺麗さも変わる!?特に、20代だけではなく30代や40代の方にも言えることは、カラーリングを駆使することで見え方や印象も大きく変わるということです^^髪質改善などももちろんすごく綺麗に見えますが、カラーリングの技術も確実上がってきているので、すごくオススメです♪ この投稿をInstagramで見る 岡野早恵 / okano sae(@i__sae)がシェアした投稿 人によりカール感も変わる?自分に合うカールを今のうちに見つけましょう!あくまで、僕個人の見解ですがパーマの強弱や、柔らかさなどもスタイリストにより様々♪どの人のどんなカールがいいのか知っておくことはとても大事です^^この人のカール感毎回いいなーなどのことがいい美容師さんと巡り会える近道でもあります!
2021年12月02日こんにちは! えみです。長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんを育てる母です。今回は、子どもの金銭感覚を培うためにはじめた“お金の教育”について紹介します。参考になる書籍を探していたところ、「お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?(青春出版社)/母学アカデミー河村京子」を見つけ購入。長女がもうすぐ小学生! というタイミングで、子どもの金銭教育はじめました。次回に続く 「お金の教育」(全19話)は17時更新!参考:「お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?」(青春出版社)/母学アカデミー河村京子
2021年11月09日株式会社バディネット(代表取締役社長:堀 礼一郎、以下 バディネット)は、新型コロナウイルス感染症でDX(デジタルトランスフォーメーション)化に悩む教育施設に必要な通信環境の整備を無償で提供するCSR活動を開始しました。教育DX通信環境整備CSR無償提供1【教育施設DX化支援の背景】バディネットは、IoT/5G時代のインフラパートナーとして「通信建設テック(R)」をコンセプトに掲げ、通信キャリアのインフラ構築工事を中心に各種通信建設工事事業を展開しております。今回、当社が出会った幼稚園は、温かい雰囲気の商店街が集まる一角にあり、人と人との直接的な関わり合いを重んじる文化がありました。しかし、その文化が新型コロナウイルスにより断絶されてしまい、これまで同園が築き上げてきたリアルなコミュニケーションの機会が無くなっていました。このことから、同園ではDX化の必要性を感じていましたが、ゼロからの導入には専門的な知識やコストの壁が立ちはだかり、二の足を踏んでいる状況にありました。そこで、バディネットがIoT/5G時代のインフラパートナーとして培ってきたDX化に必要な通信環境の整備を施設に提供することで、同園が重んじてきた人と人との関わり合いをデジタルなコミュニケーションへ移行することに成功しました。この体験は、当社がビジョンとして掲げている「不自由を減らすIoTの社会を創り、世の中をもっと笑顔にする。」に通ずるものであったことから、バディネットでは新型コロナウイルス感染症でDX化に悩む教育施設を対象に、CSR活動として通信環境の整備を無償で提供していくことを決定しました。【教育施設DX化支援の内容】バディネットはCSR活動の一環として、新型コロナウイルス感染症でDX化に悩む教育施設を対象に、DX化に必要な通信環境の整備を無償で提供いたします。また、対象期間・地域につきましては、2021年11月8日より2022年3月31日まで、バディネット本社がある東京都内の教育施設(幼稚園・小学校)限定とさせていただきます。本CSR活動をご希望の幼稚園・小学校の教育施設管理者様は、当社ホームページ内お問い合わせフォームよりお問い合わせください。バディネットでは、今後も当社ビジョンである「不自由を減らすIoTの社会を創り、世の中をもっと笑顔にする。」の実現に向けたCSR活動を行ってまいります。教育DX通信環境整備CSR無償提供2当社サステナビリティ内CSRページ: 【株式会社バディネットについて】株式会社AKIBAホールディングス(東証JASDAQ:6840)のグループ企業である当社は、各社のネットワークとICTを徹底活用した「通建テック(通信建設テック)」により、コストや人材不足などの課題を解決し、基地局建設の圧倒的な低コスト化を実現しています。また、近年は某大手通信キャリアの国内唯一の社外パートナーとして、LTE/5G/LPWAなどのネットワークインフラの構築やIoTサービスの開発といった先進分野で、多くのプロジェクトを推進し事業を拡大させています。会社名 : 株式会社バディネット所在地 : 東京都中央区新富1-18-1 住友不動産京橋ビル3F代表者 : 代表取締役社長 堀 礼一郎事業内容: ■IoT/5G通信建設工事事業■通信設備の保守・メンテナンス事業■通信コンサルティング事業■コンタクトセンター事業■BPO事業■人材派遣・人材紹介事業■システム開発・受託事業■機械設計・開発事業資本金 : 1億円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月08日この漫画は書籍『おうち性教育はじめます』(フクチマミ著、村瀬幸浩著)の内容から一部を掲載しています(全12話)。 ■前回のあらすじ子どもとテレビを見ていたらベッドシーンに…、子どもがあやしいサイトを見ていた…など対応に悩む親たち。村瀬先生のアドバイスは…。■性教育Q&A パートナーが性教育に無理解、非協力的なときは?■初公開! エピローグ最初は戸惑いばかりだった親たちも「性教育」のイメージがガラッと変化し、その大切さを改めて感じたようです。続きは本書で! 『おうち性教育はじめます』 フクチマミ著、村瀬幸浩著(KADOKAWA) ¥1,430(税込) \ この後どうなる!? /書籍「おうち性教育はじめます」はこちら 「うちにも赤ちゃんはくる?」といった、突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができるパパママの必読本。毎日の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養うための「おうち性教育」のはじめ方をわかりやすく学べる一冊。
2021年10月29日この漫画は書籍『おうち性教育はじめます』(フクチマミ著、村瀬幸浩著)の内容から一部を掲載しています(全12話)。 ■前回のあらすじ性教育は幼児期からがベストという村瀬先生。幼少期から学ぶことで子どもにどんな影響があるのでしょうか。■勝手に触らない・触らせないプライベートパーツ「プライベートパーツ」は、お世話や看護で必要な場合以外は親でも勝手に触らない。日常生活の中で何度も伝えていくことで防犯になり、またエチケットやマナーにも繋がるのです。次回に続く(全12話)「おうち性教育はじめます」連載は6時更新! 『おうち性教育はじめます』 フクチマミ著、村瀬幸浩著(KADOKAWA) ¥1,430(税込) \ この後どうなる!? /書籍「おうち性教育はじめます」はこちら 「うちにも赤ちゃんはくる?」といった、突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができるパパママの必読本。毎日の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養うための「おうち性教育」のはじめ方をわかりやすく学べる一冊。
2021年10月21日この漫画は書籍『おうち性教育はじめます』(フクチマミ著、村瀬幸浩著)の内容から一部を掲載しています(全12話)。 ■前回のあらすじ学校では詳しく教えてくれない「性教育」。子どもを守るためにきちんと教えてあげたいけど、いったいどうやって? 困惑する親の前に現れたのは…。■学校では学べない? 親が教えるメリット親世代も子どもの頃に学校・家庭でしっかり教わる機会の少なかった性教育。実は「いのち・からだ・健康」の学問であり、これからの世の中を生きていく人格を育てるのに必須の「教養・知性」だったのです。さらに、性教育が「自己肯定感の向上」につながるとは、いったいどういうことなのでしょうか。次回に続く(全12話)「おうち性教育はじめます」連載は6時更新! 『おうち性教育はじめます』 フクチマミ著、村瀬幸浩著(KADOKAWA) ¥1,430(税込) \ この後どうなる!? /書籍「おうち性教育はじめます」はこちら 「うちにも赤ちゃんはくる?」といった、突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができるパパママの必読本。毎日の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養うための「おうち性教育」のはじめ方をわかりやすく学べる一冊。
2021年10月19日デジタル庁が「#デジタルを贈ろう」と題してTwitterで公開した動画が波紋を呼んでいる。問題となっているのは、デジタル庁の前身組織である「内閣官房IT総合戦略室」が定めた10月10日と11日の「デジタルの日」に先駆け、5日にYouTube上で公開された1分30秒ほどの動画。「デジタルに臆病だった」という母が娘にタブレット端末の使い方を習い、次第にデジタルのある生活に慣れていくという内容のもの。次第にデジタル機器の扱いに慣れた母は、AI機器に天気を尋ねたり、チャットアプリで息子とふざけていくように。そして、動画の最後は「デジタルで家族ともっとつながることができる」という言葉で結ばれている。デジタル庁設置法第3条第1・2項にて、《デジタル社会の形成に関する内閣の事務を内閣官房と共に助けること》《基本理念にのっとり、デジタル社会の形成に関する行政事務の迅速かつ重点的な遂行を図ること》を任務として掲げている同庁。しかし動画は、デジタルに不慣れな家族に慣れている者が教えるという家族間の“繋がり”を描くことに終始していた。果たして、それは理念として掲げる“デジタル社会の行政事務の迅速化”に繋がるといえるのだろうか。それだけにTwitter上ではデジタル庁の仕事として“的外れ”と指摘する声が多数寄せられている。《方向が違うよね。行政のシステムが古いから手続きが紙だったりするわけで、行政のシステムを刷新する事がどう市民の生活が変わるかを示すべきだよね。単純に高齢者がどうデジタルに触れれば変わるかという話しとも違うでしょ》《親にデジタルを、ではなくて、私たちが求めているのは、“タブレットで”市役所関連の書類が提出できる、親が亡くなった時などの申請書類等が一度で済む、ことなんです。税金を投入するところが違います。映像を作成してほしいのではありません。》《いちユーザがタブレット使いこなせないから触れないではなく、デジタル庁なんですから、国として行政システムをデジタル化することで効率化して簡単にする(例えば、出生届出したら、今まで個別にやってた他申請も全て行われるなど)といった大きな話だと思います。そういう仕事をお願いします。》《これデジタル庁の動画じゃなくてタブレット販売会社の動画ですよね》コロナ禍で行政のデジタル化の遅れが顕在化したことにより、約1年という短い準備期間で創設されたデジタル庁。しかしながら事務方トップの石倉洋子デジタル監(72)による商用画像の無断転載問題、初代デジタル担当相平井卓也氏(63)の接待問題や“デジ女”発言、牧島かれん新デジタル担当相(44)の高額接待問題など、発足直後ながらすでに問題が多発している。“突貫工事”が裏目に出ていないことを祈るばかりだが……。
2021年10月11日新商品のビジュアルモデルにメイクアップブランド「MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク)」が俳優でモデル、デジタルアーティストとしても活動する大平修蔵さんをメイベリンファミリーに迎えた。9月上旬から大平さんを起用したデジタルキャンペーン第1弾がスタートする。大平修蔵さんは、人気ベースメイク「フィットミー」シリーズ待望の新製品「フィットミー プライマー」のビジュアルモデルを務めることになる。「フィットミー プライマー」は2021年9月6日(月)からAmazonにて先行予約を受け付けており、9月11日(土)からマツモトキヨシ先行発売。全国では10月9日(土)からの発売を予定している。ジェンダーレスに使用できる新作プライマー大平修蔵さんはSNSフォロワー数575万人を誇り、圧倒的なビジュアルと多彩な表現力で世界的にも注目される人物だ。新製品「フィットミー プライマー」はジェル状のテクスチャーが肌に密着することえ毛穴の凹凸にフィット。クレイ成分によりサラサラの仕上がりを16時間キープする化粧下地だ。SPF20で紫外線から肌を守り、ファンデーションのベースとしても単品でも使用でき、ジェンダーレスに活躍する。メイベリンLINE公式アカウントでは、2021年9月13日(月)~2021年9月19日(日)まで「フィットミー プライマー ミニサイズ」と「フィットミー リキッド ファンデーション R ミニ 120」をセットで10,000名にプレゼントするキャンペーンを開催中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※メイベリンキャンペーンサイト
2021年09月16日そもそもデジタルパーマとは?デジタルパーマとは、コテで巻いたようなカールをつけられるパーマ。さらに、熱を加えてカールをつけるパーマのこと。熱を加えるので「もち」が良く、形状記憶パーマとも呼ばれています。個人差がありますが、「もち」の目安は4〜6か月。普通のパーマとの違い普通のパーマ(コールドパーマ)は熱を加えず、薬剤で形を作ります。濡れた髪に行い、髪が乾くとウェーブが弱まるのが特徴です。髪が濡れているときはパーマラインがくっきり出ますが、髪を乾かすとゆるっとした雰囲気に。 この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 デジタルパーマのメリットデジタルパーマのメリット①パーマがしっかりかかる普通のパーマよりも固定力&定着力が高いので、パーマがかかりにくい毛が固い人、毛が多くてくせがある人でもパーマを楽しめます。②カールを大きくてでき、ふんわりとしたヘアスタイルが可能!コテで巻いたようなカールを表現できるので、コテを使わなくなる方が多いです! この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 普段のスタイリングは??基本的にデジタルパーマは①全体が8割程度乾いたらねじって乾かす②オイル、バームを揉み込む※写真は全てリアルお客様バックショットハンドブローのみ!コテ、ブラシ、アイロンは使ってません! この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る chobiiGINZA桜井隆太/パーマアカウント(@chobii_saku_perm)がシェアした投稿 ご自身にあった薬剤選定、パーマ選定を!ここまでデジタルパーマの魅力をお伝えしました!デジタルパーマで必要なことはご自身の髪質、髪の履歴が大切です!美容師さんに相談して自分に合ったパーマを聞いてみましょう!楽して可愛く!デジタルパーマ特集でした^_^
2021年08月02日日本でも注目を集めるようになったオルタナティブ教育。オルタナティブ教育とは、「学校教育法によらない教育(機関)」という意味ですが、最近は「従来の教育法とはまったく別のアプローチに基づいた教育法」として使われることが多いようです。そしてその代表格が「モンテッソーリ教育」。Microsoft創設者のビル・ゲイツ氏をはじめとした、世界のリーダーたちが学んだ教育法としても知られています。モンテッソーリ教育の何が結果を生んでいるのか、知りたくありませんか?今回はモンテッソーリ教育のメリットにフォーカスします。モンテッソーリ教育を受けたリーダーは多い!モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリア初の女性医師、マリア・モンテッソーリ博士により開発されました。モンテッソーリ博士は、精神に障害をもつ子どもたちの治療に携わったことで、子どもの発達に法則性を見いだしたのです。モンテッソーリ教育を受けたとされる著名人は、Microsoft創設者ビル・ゲイツ氏、Amazon共同創設者ジェフ・ベソス氏、Goolgle共同創設者ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏、Facebook共同創設者マーク・ザッカーバーグ氏など、いまの時代を牽引するリーダーばかり!日本でも、藤井聡太棋聖がモンテッソーリの幼稚園で学んでいたことが話題になりましたね。モンテッソーリ教育の何が、彼らの才能をぐんと伸ばしたのでしょうか。次は、その理由を探ってみます。モンテッソーリ教育には、「3つの重要なキーワード」があるようです。<キーワード1>発達の4段階モンテッソーリ博士は、「人間の成長には4つの段階がある」ととらえました。人は、「幼児期」「児童期」「思春期」「青年期」を経て、考え方などが安定し、自立すると考えたのです。【幼児期(変容期):0~6歳】環境(言語や文化を含む)から、いいものも悪いものもすべて吸収する成長期【児童期(一定安定期):6~12歳】道徳心が育まれ、想像力が豊かになり、探究心が旺盛になる時期【思春期(変容期):12~18歳】人としてあるべき姿や社会貢献について学び、人間としての基礎を築く時期【成熟期(安定期):18~24歳】自分の好きな分野や得意な分野で強みを活かし、自分の居場所を見つける時期<キーワード2>敏感期子どもは「やりたいこと」が発達に沿って現れてきます。たとえば、自分で服を着たい、数字を並べたい、道路脇にある縁石の上を歩きたいなどです。このタイミングのことをモンテッソーリ教育では「敏感期」と呼びます。敏感期は大きく6つのカテゴリーに分けることができます。【言語の敏感期】胎児期~3歳頃胎児期~3歳頃は「話し言葉の敏感期」、3歳半~5歳半頃は「文字に対する敏感期」。【秩序の敏感期】0歳半~2歳半頃物の位置や順番、物事の順序などにこだわりをもつように。「いつもと違う道から帰るのを嫌がる」「人形の置き場所が違うと癇癪を起こす」など。【感覚の敏感期】0歳~6歳頃五感を鍛える時期。目、耳、皮膚、鼻、舌を刺激するものに対して強い興味をもつ。「食べ物を手でぐちゃぐちゃにする」など。【運動の敏感期】0歳~6歳頃0~3歳頃に運動機能が発達し、3~6歳頃から洗練された細かい動作の敏感期に移る。「ティッシュペーパーを引き出す」「道路脇の縁石の上を歩く」など。【数の敏感期】3歳半~5歳頃年齢や日づけ、ものの数、順番、量など、生活のなかにある「数」に興味を示す時期。「おもちゃの車の数を数える」など。【文化の敏感期】6歳~9歳頃虫、恐竜、花、食べ物、世界、宇宙など、「世界のすべて」を知りたいと思う時期。インターネットの発達の影響で時期が早まっているとも言われている。学校法人天野学園「愛珠幼稚園」理事長・園長として、モンテッソーリ教育を30年以上にわたって実践してきた、故・天野珠子氏は、敏感期の子どもへの対応について「子どもが夢中になっている何かを、満足するまでやらせてあげることが大切」だと話しています。その経験により「子どもの欲求が満たされ、心の余裕が生じ、周囲に対して思いやりや温かい関わりができる人へと成長する」のだそうですよ。<キーワード3>おしごとモンテッソーリ教育では、子どもの発達・成長にとって必要な活動を「おしごと」と呼びます。ボタンを留める、小さなものをつまむ、お財布の中身を全部出す、水道の水を出しっぱなしにする、道路脇の縁石の上を歩くなど、子どもは自分が伸びるタイミングで、自分を伸ばすための「おしごと」をしています。そして、すべての子どもは「自分を伸ばす力」をもっていて、「いま自分の伸ばすべきところ」を知っています。その “いま” のタイミングこそが、前述した「敏感期」です。ですから、本人の発達に合わせたタイミングで「おしごと」を行なうということが最も大切になります。「次はこれを教えよう」だとか「〇〇ちゃんはもう数を数えられるみたいだから、うちの子も……」という大人の都合で、子どもに何かをさせるのはやめましょう。モンテッソーリ教育を掲げる「吉祥寺こどもの家」園長・百枝義雄氏は、その子の本当のタイミングである半年後であれば「私は数字が大好き」になったかもしれないのに、親が焦って先取りしてしまったがために「私は数字が苦手なんだ」と思い込んでしまうのは、とても残念なことだと言っています。子どもが子どものタイミングで「おしごと」に集中できるよう、親は見守り、環境を整えることが重要です。ひとりでできることが増えるほど自己肯定感が育つのですから。モンテッソーリ教育、5つのメリットでは次に、今回の本題である「モンテッソーリ教育のメリット」について考えてみます。モンテッソーリ教育を受けることで、子どもたちはどんな能力を身につけていくのでしょうか。メリット1:自主性が育まれるモンテッソーリ教育では、たとえば包丁や針、アイロンであっても、「危ないからダメ」とは言わず、丁寧に扱い方を紹介します。なぜならば、3~6歳の子どもたちは手先を細かく動かしたい欲求をもっているから。この適切な時期を逃してしまうと、次の成長につながらず自主性も育ちません。また、モンテッソーリ教育では、全員一斉に指導したり、子どもの発達を無視した指導をしたりといったことはしません。子どもに何かを聞かれたときも、「あなたはどうしたい?」「どうしたらいいと思う?」と子どもに問うのだそう。自分で考え、答えを出すからこそ自主性が育つのです。メリット2:集中力がアップするモンテッソーリ教育では、「子どもがやりたいことである『おしごと』に夢中になって没頭する『集中現象』によって、さまざまな能力が伸びる」とされています。この集中現象について、前出の天野氏は以下のように話しています。敏感期に適切な環境に出合うと子どもは集中現象を起こします。ほかの事は耳に入らないしお腹が空いたのも忘れるほど夢中になる状態です。集中現象が次々に満たされていくと、非常に心が満足します。(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもたちが自ら育つ力を応援する「モンテッソーリ教育」のメソッド【愛珠幼稚園園長 天野珠子先生】)モンテッソーリ教育では、自分の「おしごと」を自分で決めることができます。しかも、それを気がすむまで続けていいのです。好きなことを好きなだけやれるのですから、集中力が増すのも当然ですね。メリット3:意欲的になる国際モンテッソーリ協会認定モンテッソーリ教師であるシモーン・デイヴィス氏は、モンテッソーリ教育における子どもの成長について、次のように述べています。モンテッソーリ博士は、子ども自身が学びたがり、成長したがっていると大人が信じることが大切だと言っています。子どもは、自分はどう成長すればいいか、そのために何をしなくてはいけないかが本能的にわかっています。(引用元:シモーン・デイヴィス 著, 宮垣明子 訳(2020), 『おうちモンテッソーリはじめます 「生き抜く力」の伸ばし方』, 永岡書店.)子どもの「できない」には、いくつかの要因が重なっているのだそう。たとえば、「手が届かない」「大きすぎて使いこなせない」など。モンテッソーリ教育では、踏み台を置いたり、子どもサイズの包丁を用意したりと、そのできない要因を取り除きます。大人の役割は、信じて、安全な環境を整え、見守ること。すると、子どもたちは安心して、自分のやりたいことにどんどんチャレンジできるのです。メリット4:責任感と思いやりの心が生まれる「好きなことを自由にやる」という面だけがクローズアップされることも多く、「わがままになるのでは」と誤解されることもあるようですが、モンテッソーリ教育では「ルールのなかの自由」が基本となっています。ルールは、「子どもどうしで尊重しあう」「自分で学ぶ」「まわりを大切にする」という3つ。また、モンテッソーリ教育は縦割りクラスですから、年齢が上の子どもは、下の子のお手本になるために頑張ります。モンテッソーリ教育で育った子どもは、自分の役割を見いだすことができるので、思いやりの心と責任感が芽生えていくのです。メリット5:自己肯定感が育まれるモンテッソーリ教育では、子どもを「独立した市民」ととらえます。つまり、子どもも “ひとりの人間” として尊重されるのです。「ダメ!」「やめなさい」などの言葉は、モンテッソーリ教育では使いません。大人は子どもたちに、「あなたの気持ちを受け入れますよ」という姿勢で接します。子どもたちは、あるがままに受け入れてもらえる安心感に包まれるので、自己肯定感が育まれるというわけです。「自主性」「集中力」「意欲」「思いやりの心」「責任感」「自己肯定感」が育まれるモンテッソーリ教育――多くの著名人を輩出したのも納得です。“おうちモンテッソーリ” におすすめの本4選「子どもにモンテッソーリ教育を受けさせたい!」と思っている親御さんは少なくないのではないでしょうか。でも、モンテッソーリ教育が受けられる保育園や幼稚園が近くにあるとは限りません。そこで “おうちモンテッソーリ” を取り入れてみるのはいかがでしょう。じつは家庭で実践できるモンテッソーリ教育はたくさんあるのです。参考になるおすすめの4冊をご紹介します。『おうちモンテッソーリはじめます』世界20ヵ国以上でベストセラーとなっている、国際モンテッソーリ協会認定教師のシモーン・デイヴィス氏の著書で、初めてモンテッソーリ教育を学ぶ方でも理解しやすい1冊。モンテッソーリ教育の考え方を日常生活に落とし込んだアドバイスが満載で、特に「言葉が遅い」「スマホに夢中」「手先が不器用」「癇癪を起こす」「片づけられない」といったお子さまへの言葉かけがためになります。また「おうちのなかの準備」の章では、オーストリアの幼稚園を参考にした「部屋の整え方」が写真つきで紹介されています。『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』オルタナティブ教育のなかでも特に人気な「モンテッソーリ教育」と「レッジョ・エミリア教育」に精通する島村華子氏の人気著書。子どもを「独立した市民」として尊重するという考え方や「無条件子育て」のメリットなど、モンテッソーリ教育を知るうえで大切なことが書かれています。また、「〇〇なときはどうすればいいの?」というシチュエーションごとの問いに、実践的な答えがあるのも嬉しいかぎり。日常でなにげなく投げかける子どもへの言葉がこんなに大切だったとは――。すぐに使ってみたくなる「声かけ」が詰まった1冊です。『「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園』モンテッソーリ教育とはどういう教育法なのか、実際の園ではどんな活動をしているのか、ということがわかりやすくまとまった1冊です。モンテッソーリ教育特有の「おしごと」と「教具」(おしごとに使う道具)が写真つきで詳しく紹介されているので、「おうちモンテッソーリ」の参考にもなりますよ。教具に使う材料は、100円ショップなどで代用品を購入しましょう。また、モンテッソーリ教育を実践する園に子どもを通わせていたママたちの座談会も掲載されています。モンテッソーリ教育の保育園や幼稚園を検討している親御さんは、ぜひ手にとってみてくださいね。『モンテッソーリ子育てグッズー子どもたちに作りたい贈り物―』著者は「ひづきの森」「モンテッソーリ教育つばめの家」を主宰する藤原愉美氏で、モンテッソーリ教育に欠かせない「教具」や日常生活で使う小物などを子どもと一緒に手作りする内容となっています。とても簡単なので、手芸好きな方もそうでない方にもおすすめです。たとえば、お茶碗やお皿の絵を縫いつけたランチョンマットは、子どもが自分で配膳できるようになる「教具」なのですが、北欧風のデザインがとてもかわいい!子どもと一緒につくることを楽しみながら、子どものチャレンジと成長を見守れる1冊です。***『おうちモンテッソーリはじめます』の著者 シモーン・デイヴィス氏は、自身がモンテッソーリ教育と出会ったときのことを、こう記しています。モンテッソーリの子どもとの接し方について、学ぶことばかりでした。幼児は少し難しいことがあると伸びるということ。子どもは理解されたがっていて、スポンジが水を吸い込むようにまわりからなんでも吸収するということ。わかってくると、幼児とうまく関わることができるようになり、幼児の考え方を知ったうえで、その学ぶ様子を見ているのが楽しかったのです。(引用元:シモーン・デイヴィス 著, 宮垣明子 訳(2020), 『おうちモンテッソーリはじめます』, 永岡書店.)ちょっとした知識を知ることと、見方を少し変えるだけで、目に映る子どもの姿が違って見えてきそうです。モンテッソーリ教育を取り入れることで、まず親の考え方が変わります。いままではイライラしていた子どもの行動も、「そうかそうか、キミはいま敏感期なのね」と思えるかもしれません。(参考)おおたとしまさ(2019),『世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方』, 大和書房.シモーン・デイヴィス 著, 宮垣明子 訳(2020), 『おうちモンテッソーリはじめます』, 永岡書店.島村華子(2020),『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.東京書籍編集部 編集, 新浦安モンテッソーリ子どもの家 協力(2012),『「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園』, 東京書籍.藤原愉美(2019),『モンテッソーリ子育てグッズ』, 文化出版局.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもの自主性を尊重し、集中力と柔軟な対応力を育む「モンテッソーリ教育」【愛珠幼稚園園長 天野珠子先生】STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもたちが自ら育つ力を応援する「モンテッソーリ教育」のメソッド【愛珠幼稚園園長 天野珠子先生】STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「おしごと」と「集中現象」とは?“親にしかできない”もっとも重要なことベネッセ教育サイト|モンテッソーリ教育とはどんなもの?教育の特徴と5つの分野を解説!スタスタ|【徹底解説】モンテッソーリ教育とは?特徴、オススメの教具や有名人などダイヤモンドオンライン|藤井聡太にビル・ゲイツ、ビヨンセも…オルタナティブ教育は日本で浸透するか学校法人 広島信望愛学園|モンテッソーリ教育ってなあに?
2021年05月25日性教育アドバイザーとして活躍し、とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会代表理事や『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版)の著書を出版されている、のじまなみさんが性教育について教えてくれました。 我が子が性のトラブルに悩まないためにできることって?「あっちに可愛い子犬がいるよ」「道がわからなくて困っているんだ、一緒についてきてくれない?」「ねえ、君の体、触らせて」 もしあなたのお子さんが、こんな風に知らない人から声を掛けられたら……考えただけでもぞっとしますよね。その時に我が子がどんな風に答えるか、想像したことはありますか? 「やめてください」「ついて行ってはいけないと言われています」 そんな風に言える子であってほしい。親ならそう信じたいですが、残念ながら、実際にはそんな返事ができる子は多くありません。 「楽しそうだからついて行こう!」「困っているなら……」「触らせてもいいんじゃない?」 と、子どもたちはいとも簡単にその人について行ってしまうものなのです。一体、なぜなのでしょうか?それは、子どもたちが性教育を受けていないからです。ついて行った先に何があるのか、自分の体を触らせたあとに一体何が起こるのか、性教育を受けていない子どもたちは、想像することができないのです。 日本は世界の中でも驚くほど性教育後進国ユネスコが2009年に発表した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では「性教育の開始年齢」が設定されています。さて、いくつだと思いますか?答えはなんと「5歳」です。このガイダンスは強制力を伴うものではありませんが、世界各国の教育現場に影響を与えています。では日本はどうでしょうか?実は、世界から見ると、日本は驚くほどの「性教育後進国」です。「寝た子は起こすな」という性教育に対する拒否反応は根強く、長くタブー視されています。その一方で日本は「性産業先進国」という、なんとも恥ずかしい汚名をいただいています。コンビニでは子どもの目の高さに、堂々とアダルト向けの本が陳列されています。インターネットは子どもと誤った性の情報を簡単につなぎ、子どもが性の対象になった事件を伝えるニュースは毎日のように聞こえてきます。保護者のみなさんも一度はヒヤッとした経験があるのではないでしょうか?親はみな、愛する我が子を性犯罪の被害者にしたくありません。もちろん加害者にもしたくありません。では親としてできることは何でしょうか?それは、「性教育」です。 性教育は3歳からスタートすると○生まれながらにインターネットがある世界に生まれた子どもたち。ちょっとクリックすれば、3歳でも卑猥な画像や映像が見られるのが今の時代です。性に関する情報に触れることは、避けようと思っても難しいのが現状です。しかもその情報は決して正しいものばかりではありません。だからこそ、子どもが間違った性情報にアクセスする前に、親の言葉で本当の「性」を伝えたいところです。私は、性の話も親の愛情も素直に受け入れる「3歳から10歳まで」が性教育の適齢期と考えています。 この年齢はズバリ、「うんこ・ちんちん・おっぱい」などの下ネタワードが大好きな年齢です。そして、3歳から5歳までの多くの子どもが「命のスタート」に関する質問、つまり「赤ちゃんはどうやってできるの?」というストレートな質問をしてくるとも言われています。一方、10歳を過ぎると子どもたちは思春期にさしかかり、性の話をするのには親子ともども抵抗が出てきてしまいます。そのため、性について話しておきたいと思っても、親から性の話をするチャンスはほとんどないと思っておいたほうがよいでしょう。だからこそ、3歳~10歳の「下ネタワード全盛期」を逆手にとって性の話をすることが重要なのです。嬉々として「おしり!」「おっぱい!」などと連呼する子どもには、「それは体の大切な部分のことだから、お外で大きな声では言わないよ。嫌な気持ちになる人がいるからね」と教えてあげましょう。「赤ちゃんはどこから出てくるの?」「赤ちゃんはどうやってできるの?」という質問にも、真摯に答えたいものです。つい焦って「そんなこと聞かなくていいの!」という拒絶の言葉が口を突いて出てしまいそうですが、子どもからの性の質問に「拒絶」はNGです。子どもはいやらしい気持ちではなく、「空はなんで青いの?」と同じ感覚で性の質問をしています。親としてもフラットに「赤ちゃんはお母さんのお股にある膣という穴から出てきたんだよ。それだけではなく、帝王切開といってお腹を手術して生まれてくる赤ちゃんもいるよ。どちらも、お母さんも赤ちゃんもとっても頑張って出てくるんだよ!」「女の人のお腹にある『卵子』と男の人のおちんちんから出る「精子」がくっつくと、赤ちゃんができるんだよ。そのためには女の人の膣に男の人のおちんちんを入れて、精子を送り届けるんだよ」といった具合に教えてあげましょう。もし答えに困ったら「うまく説明できないから、調べて今度答えるね」と言って、後日、心を落ち着けてからでも構いません。ただその場合も、必ず別の機会に説明してあげましょう(ただし、子どものほうがその質問をしたことを忘れている場合もあります)。こうした話を身を乗り出して聞く子もいれば、「ふーん」と言ってすぐ興味が逸れる子もいるでしょう。説明もほとんど理解できないことが多いですが、それでOKです。多少間違っていても構いません。大切なのは、拒絶しないことと、質問を受け止めること、そしてウソをつかないことです。 「3歳からの性教育」が当たり前の時代に私が2018年に『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版)を発表してから、この2年でも世の中は大きく変わったように思います。それまでタブーだった「性教育」についてのたくさんの書籍が発行され、新聞や雑誌、ネットニュースやテレビ番組までもが性教育をテーマに取り上げるようになり、家庭での性教育についての議論が活発になりました。「3歳からの性教育」も一つのキーワードとなっており、これからはこの「3歳からの性教育」が当たり前のことになっていくでしょう。家庭での「3歳からの性教育」がスタンダードになることで、学校での性教育も前進していくことを期待します。そして、そのためにはまず、親自身が「性教育」についての認識をアップデートすることが必要です。我が子が性犯罪の被害者にも加害者にもならないように、そして豊かな人生を送れるように、「3歳からの性教育」、ぜひトライしてみてください。 参考書籍『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版) イラスト:おぐらなおみ(『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』より)※本稿は『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版)からのじまなみさんに加筆・再編集いただきました。 著者:カウンセラー 性教育アドバイザー のじまなみ性教育アドバイザー。とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会代表理事。著書の『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版)は7万部を超える話題作となる。著書『男子は、みんな宇宙人!世界一わかりやすい男の子の性教育』(日本能率協会マネジメントセンター)、『赤ちゃんはどこから来るの?親子で学ぶはじめての性教育』(幻冬舎)、『「赤ちゃんてどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!』(日本図書センター)。
2021年01月17日ドルチェ&ガッバーナは新プロジェクトとして、公式ウェブサイトおよびソーシャルメディアでのみ公開される初のデジタルファッションショー”DG デジタル ショー”を発表した。©DOLCE&GABBANAドルチェ&ガッバーナは新プロジェクトとして、公式ウェブサイトおよびソーシャルメディアでのみ公開される初のデジタルファッションショー”DG デジタル ショー”を発表。メンズ、ウィメンズ コレクションの発表と同時に、ショーに登場した製品はオンラインで購入可能となる。また一部の製品は店頭でも発売予定だ。©DOLCE&GABBANA©DOLCE&GABBANA©DOLCE&GABBANADG デジタル ショー プロジェクトの皮切りとなるのは、ウィメンズ コレクション。「ウォーキング イン ザ ストリート(Walking In The Street)」をテーマに掲げ、ブランドのDNAが持つユニークな特徴と、カジュアルでリラックスしたアーバンスタイルをミックスしたスタイルが多く登場した。ボーイフレンドデニムやスニーカーなど90年代のストリートを感じさせる雰囲気の中に、サルトリアの技術を駆使したジャケットやジレを合わせることで唯一無二のルックを演出している。ライブで味わう体験をデジタル技術とうまく調和させ、グローバルなコミュニケーションへと発展させるまさに今の時代ならではのプロジェクトと言えるだろう。モデルのウォーキングが、フィジカルなショーさながらのダイナミックな背景とともに表現されるとき、ルックは生き生きと輝くードルチェ&ガッバーナは、こうした背景すべてがコレクションのメッセージをより強いものにし、ファッションが素晴らしい体験であることを改めて伝えようとしている。DG デジタル ショーの模様は、公式YouTubeチャンネルで観ることができる。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月17日「教育虐待」という言葉を聞くことが増えました。「虐待」とありますが、子どもを叩いたり、蹴ったりするわけではありません。教育的な虐待です。今回は、「教育虐待とは?」「教育虐待に陥りやすい親」などについて考えていきましょう。「もしかして私、教育虐待をしているかも?」と、不安に感じている人に向けた “教育虐待チェックシート” もありますよ。教育虐待とは教育虐待とは、教育を理由に子どもに無理難題を押しつける心理的虐待のこと。教育虐待は、子どもに度を超えた勉強をさせる行為だけではありません。子どもが望んでいないのにもかかわらず、親が習い事を強要することなども教育虐待にあたります。教育虐待という言葉は、もともと、社会福祉法人カリヨン子どもセンター(さまざまな事情から家に帰ることができない少年少女を受け入れるシェルター)のスタッフ間で使われていた言葉で、「あの親は、教育という名のもとに虐待しているよね」といった文脈で使用されていました。「教育熱心な親の常識の範疇を超えた行為」が虐待にあたるということです。また、校則を全廃し、さまざまなメディアで話題となった、東京都世田谷区立桜丘中学校の前校長・西郷孝彦氏は、トークイベント「桜丘中学校ミライへのバトン~選びたくなる、公立学校とは?~」で、教育虐待について以下のように語っています。「教育虐待というのは、“見えない虐待” です。日本においては“教育熱心”という言葉で虐待の実態が見えなくなっているのです」(引用元:西郷孝彦・尾木直樹・吉原毅(2019),『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』, 小学館.)西郷氏は、明らかに行きすぎた教育であるのにもかかわらず、周囲からは「あの家庭は教育熱心だ」と称賛されるような日本の社会にも問題があると主張しています。教育虐待をする親が増え続けている『ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち』の著者である、教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は、「程度の違いこそあっても、以前より多くの親が教育虐待をしている」と話しています。“昔の教育熱心な親” には、「東大をはじめとした高偏差値の難関大学に入学させる」という明確なゴールがありました。しかし、いまは先が見えないと言われる時代。英語やプログラミング、コミュニケーション能力など、子どもに必要とされるスキルが多すぎて、「何が正しい教育なのか?」親自身もわからなくなってきているのです。そして、自らの不安を解消するために、子どもにあれこれとやらせてしまう――。では、どのような親の行動が教育虐待にあたるのでしょうか。教育虐待の例をいくつか挙げてみます。子どもをスケジュール漬けにしている子どもの勉強スケジュールを細かく管理する友だちと遊ぶことを許さない夜遅い時間まで勉強(習い事の練習)をさせる志望校や職業など、子どもの将来を勝手に決める成績が悪いなどの理由から子どもに暴力を振るう机や壁を叩く、怒鳴るなどの行為で子どもを威嚇する子どもの自尊心を傷つけるようなことを言う最後に挙げた、「子どもの自尊心を傷つけるようなことを言う」について、もう少し掘り下げてみましょう。教育虐待にあたるのは、以下のような言葉です。「なぜ15点も間違えたんだ!」「努力が足りないから100点をとれないんじゃないか?」「なぜこんな簡単な問題が解けないの!」「〇〇中学に合格しなければ、うちの子ではありません」「最低でも〇〇大学に行きなさい」「一番になれ!」「親の言うことが聞けないならば出ていけ!」文字にするだけでも胸が痛くなる言葉です。ですが、親は子どもが憎くて言っているわけではありません。最初は、「この子のために」「将来幸せになるために」という思いだったはずです。しかし、その「この子のために」という気持ちがエスカレートすることで、「あなたのために言っているのに……なぜ親の言うことが聞けないの!」という教育虐待になってしまうのです。教育虐待をされて育った子どもは……では、教育虐待を受けて育った子どもたちは、どのように成長していくのでしょう。前出の西郷氏は、「父親が勉強に口うるさいケースは、子どもの自己肯定感も成績も低下する傾向がある」と言っています。一緒に過ごす時間が多い母親ではなく、日常的な関わりが薄い父親からの教育虐待は、子どもの自尊心をガクッと低下させるのだそう。教育虐待は、子どもたちの心の成長に大きく関わっているのです。おおたとしまさ氏は、教育虐待を受けた子どもの傾向について以下を挙げています。自分自身で「やりたいこと」を見つけられない大人になって引きこもりになってしまった万引きなどの非行に走ってしまった過食や拒食などの摂食障害になってしまったぽっきりと心が折れて立ち上がれなくなった自分の子どもにも教育虐待をしてしまった「我が子の将来のために最高の教育を!」と頑張ってきたのに、頑張っているうちに子どもの顔が見えなくなり、結果的に教育虐待によって子どもを壊してしまう――とても残念なことです。教育虐待に陥りやすい親の「7つの特徴」どうやら、教育虐待をしてしまう親にはいくつかの特徴があるようです。『教育虐待・教育ネグレクト 日本の教育システムと親が抱える問題』の著者である、青山学院大学教育人間科学部教授・古荘純一氏は、教育虐待に走りやすい親の特徴を7つ挙げています。特徴1:両親ともに高学歴で、社会的地位が高い「成績がよくて当然、できなければ問題児」という考えが強い。また、「もし我が子がいい大学に入れなかったら……」という不安があるため、子どもに高成績を望み続ける。特徴2:自分の学歴に劣等感をもっている親自身が「学歴のせいで苦労してきた」ので、子どもには同じような苦労をさせたくないと強く思っている。子どもに過度な期待をしがち。自身の満たされない思いを子どもに投影している。特徴3:キャリアを捨てて育児に専念しているやりがいのある仕事についていたが、さまざまな理由から仕事を辞めなければいけなくなってしまった親。いままで仕事にかけていたエネルギーが、子どもの教育に向かうことが多い。特徴4:子どもの成績などの責任をすべて押しつけられている「子どもの成績が悪いのは、いつも世話をしている母親が原因だ」などのプレッシャーがある家。親族や父親からの重圧が大きいので、仕方なく、我が子に教育虐待をしてしまう。特徴5:母親は教育熱心だが、父親は教育に無関心父親は教育について無関心だけど、その一方で母親は異常に教育熱心。しかし「なぜ勉強しなければいけないのか」という哲学がないことが多いため、視野が狭く、情報に踊らされてしまう。特徴6:パートナーの教育虐待行為に反論できないパートナーの教育が「明らかに教育虐待」だとわかっていても、直接反論することができない親。パートナーの考え方に洗脳されてしまっている場合もある。特徴7:親自身が「きょうだい間の成績の差」に劣等感をもっている「お兄ちゃんは算数が得意なのに」などと、きょうだいと比較されて育った親。劣等感をもったまま育っているので、つい子どもの教育に厳しくなってしまう。我が子を教育虐待してしまうのは、親自身のコンプレックスが原因です。たとえば、教育虐待をする「東大に落ちて早慶に進学した親」は、はたから見たら高学歴ですが、当人は「東大に落ちた」というコンプレックスをもち続けています。だから、子どもがどんなに頑張って勉強をしていたとしても、「お父さん(お母さん)は、もっと頑張っていた。だから、お前もいま以上に頑張れ!」などと子どもに発破をかけるのです。頑張っているのに「もっと頑張れ」と言われる――子どもにとって、教育虐待は終わりのない虐待と言えるでしょう。教育虐待をチェックする「4つの問い」「もしかしたら、私も教育虐待しているかも?」そう感じた方は、以下のチェック項目にYES・NOで答えてみてください。じっくり考えてから答えを出してくださいね。□子どもは自分とは別の人間だと思えていますか?(YES・NO)□子どもの人生は子どもが選択するものだと認められていますか?(YES・NO)□子どもの人生を自分の人生と重ね合わせていないですか?(YES・NO)□子どものこと以外の自分の人生を持っていますか?(YES・NO)おおたとしまさ氏は、上記の質問の答えについて以下のように分析しています。◆迷いながらも「自分は大丈夫だ」と思えた人→問題なし◆NOに当てはまることがあるかも……と感じた人→これから改善していけばOK◆一切の迷いなく「YES!」と答えた人→教育虐待をしているかもいっさいの迷いなく「YES!」と答えた人は、「自分の教育は絶対に正しいんだ!」と思い込んでいます。それゆえ、子どもの気持ちに目を向けることができなくなってしまうのです。おおたとしまさ氏は、「教育虐待をしている親の多くは無自覚」だと言っています。教育虐待をしていることに親自身が気づいていないというのが、教育虐待のやっかいなところなのです。教育虐待をしないために気をつけることでは、教育虐待をしないために、親はどうすればよいのでしょうか?教育虐待という言葉を世間一般に広めたとされる、元武蔵大学人文学部教授の武田信子氏によると、教育熱心な親は「子どもの幸せ」を望んでいるのに対し、教育虐待をする親は「親としての成功」を望んでいるのだそう。子どもは親の所有物ではありません。子どもの人権は尊重しなければならないのです。「子どものため」と言いながら、実際は「親としての成功のため」になっていないかどうか、日々、自分自身の言動を確認しましょう。専門家の意見を参考に「教育虐待をしないために親が気をつけること」をまとめました。親は子育て以外の趣味や仕事をもつ子どもをまわりと比較しない子どもをひとりの人間として扱う子どもの意志を尊重する子どもの成果と親の評価は別である結果ではなく「過程」をほめる子どもにぼーっとする時間を与えるおおたとしまさ氏は、正しい家庭教育なんてものはないのだから、親はもっと迷うべきだと言っています。答えが出なくても、迷い続けていいのです。教育について、ああでもないこうでもないと迷う親を見て、子どもはこう思うはずです。「お母さん、お父さんは私のことを考えてくれている、こんなに愛してくれている」と。そして、迷いながらも、「この教育に、我が子は強い興味を示して目を輝かせているか」というアンテナを立て続けてください。子どもをしっかり見ていれば、教育虐待にはならないはずですよ。教育虐待について書かれた本最後に、教育虐待について書かれた書籍を紹介します。このなかの1冊だけでも読んでみてください。「親としての成功」ではなく、「子どもの幸せ」を願える親になれるでしょう。◆『ルポ教育虐待』教育虐待の事例を紹介しながら、親子の問題点に切り込んでいます。「毛根を食べるようになった息子」や「社会人になってから、うつ病を発症」など衝撃的な事例も。親自身の言動を見直すきっかけになるかもしれません。◆『受験で子どもを伸ばす親、つぶす親』著者は、精神科医でもあり、受験アドバイザーでもある和田秀樹氏。子どもの成績が悪いとき、学校や塾の勉強についていけないとき、親はどうするべき?目から鱗のアドバイスばかりが詰まっています。◆『教育虐待・教育ネグレクト』豊富な事例とともに、教育虐待を受けた子どもの心理が丁寧に説明されています。「発達障害だと決めつける親」「野球練習ばかりさせる親」など、勉強以外の教育虐待についても書かれています。***教育虐待は子どもの心に深い傷を負わせてしまいます。子どもの人生は子ども自身が決める!もし子どもが「決めた道」で失敗したとしても、自分で立ち上がり、また目標を見つけて頑張ることができるように、親は見守り続けることが大切です。親も子どもと一緒に “迷いながら” 成長していきましょう!そうすれば、教育虐待など絶対にしないはずですよ。(参考)おおたとしまさ(2019),『ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.西郷孝彦・尾木直樹・吉原毅(2019),『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』, 小学館.古荘純一・磯崎 祐介(2015),『教育虐待・教育ネグレクト 日本の教育システムと親が抱える問題』, 光文社.STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|「教育虐待」のやっかいな実態。今の子どもには“決定的に足りない”時間があるSTUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|教育虐待をする親とその学歴。その教育、本当に子どものためですか?STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|教育虐待は教育という大義名分のもとで行う人権侵害。でも親の多くは無自覚であるSTUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|心が折れて立ち上がれなくなってしまう、自信家なのに自己肯定感が低い人note|教育虐待(Educational Maltreatment)VERYオフィシャルサイト|そのひと言が“教育虐待”!?専門家に聞く“教育熱心”との違いとは?弁護士ドットコムニュース|耳元で「東大に行け」と怒鳴り続け、「医者になれ」と娘を暴行…弁護士が見た「教育虐待」エスカレートする親たち
2020年08月05日業界最高水準の技術で、お客様一人一人に素敵に似合うスタイルをご提案!SPLASHのスタッフは全員が全国レベルのコンテストで入賞する技術を持っています。薬剤も最新の頭皮と髪に優しいものを使用しているので安心♪名古屋市北区から全国にトレンドを発信しているオシャレな美容室です。痛まない!とにかく持ちが良い!リピーター続出のスプラッシュのデジタルパーマ✿デジタルパーマをかけたヘアスタイルは、朝の時短に最適◎スプラッシュのパーマはお手入れが簡単で手触りも柔らかく、傷みを全く感じないと大人気です!朝のお手入れもデジタルパーマなら髪を濡らす手間が省けて時間に余裕ができたと大好評です!!※写真はお客様にご了承いただいて撮影した、リアルサロンスタイルです この投稿をInstagramで見る SPLASH (名古屋市北区美容室)スプラッシュ (@splash_beautysalon)がシェアした投稿 - 2020年 3月月15日午前12時48分PDT この投稿をInstagramで見る SPLASH (名古屋市北区美容室)スプラッシュ (@splash_beautysalon)がシェアした投稿 - 2018年 7月月27日午前4時28分PDT この投稿をInstagramで見る SPLASH (名古屋市北区美容室)スプラッシュ (@splash_beautysalon)がシェアした投稿 - 2018年 2月月9日午後11時28分PST この投稿をInstagramで見る SPLASH (名古屋市北区美容室)スプラッシュ (@splash_beautysalon)がシェアした投稿 - 2018年10月月23日午前5時17分PDT この投稿をInstagramで見る SPLASH (名古屋市北区美容室)スプラッシュ (@splash_beautysalon)がシェアした投稿 - 2018年 8月月1日午後9時12分PDT いかがでしたか?デジタルパーマは以前のように傷むこともなくなりよりナチュラルにかかるようになりました。そして何よりもお手入れが簡単で朝の時間に余裕が出ると大好評です!髪質、顔型、年代問わず、どんな方でも似合うヘアスタイルをご提案させていただきますので、髪のお悩み等お気軽にご相談ください。お待ちしております♪✿SPLASH✿〒462-0807愛知県名古屋市北区御成通2-18 クレド御成通1F地下鉄名城線「平安通駅」徒歩3分■営業時間平日 10:00~18:30(パーマ・カラー)10:00~19:00(カット)土日祝 9:00~17:00(パーマ・カラー)9:00~18:00(カット)■TEL予約専用: 050-3759-1883■定休日月曜日 第2、第3火曜日■駐車場店舗前3台有り
2020年05月22日編集部:学研キッズネット編集部「佐藤亮子のニッコリ教育サロン」は三男一女を東大理Ⅲ合格に導いた佐藤ママに、教育・受験ノウハウを学ぶ会員制コミュニティクラブです。子育て、受験をサポートするママこそ、いつもニッコリ笑顔で、充実した人生を送ってほしい。この思いを胸に「メンバーのお悩み回答講座」動画配信、佐藤ママを囲む少数限定のオフ会、佐藤ママとチャットで交流…などさまざまな角度から子育てママを熱烈応援するサロンです。ドリル作成の背景今回会員向けにリリースしたのは、未就学児・小学生向けに、書き取り練習と九九を覚えるオリジナルドリルです。とてもシンプルなものですが、佐藤ママの以下のような問題意識から生まれました。・市販のものはなんだか使いづらいし、どれがいいのかわからない・忙しいお母さんが、用意しなくて済むように・ノートのマス目がもっと大きいと丁寧に書くのに・同じものを何枚もさせたいのに、コピーする時間がない・プリントだったら、保存しやすいのに・毎日いつでも、すぐ子どもに「はい!」と渡したい・子どものやる気がおきる、ほどよい分量のプリントがほしい・シンプルすぎるぐらいのものがいい・子供の様子などを書き込めるスペースがほしい忙しくてなかなかドリルを探しに書店まで行けなかったり、めんどくさかったりするママの助けになるという視点から作られており、何度も反復練習しやすいよう、家庭用プリンターで出力し放題のサービスになっています。そして、読者情報サイト「本がすき。」にてその一部を無料公開しています。【「本がすき。」ドリル公開URL】「佐藤亮子のニッコリ教育サロン」登録方法本サロンにお申し込みいただく際には、光文社の運営する「kokode digital(ココデジ)」上で、光文社IDに登録していただくことになります。会員費は月額5,000円(税別)です。会員登録はこちら●主なコンテンツ紹介「スカッと解決!「お悩み回答講座」毎週動画中継」三男一女全員を東大理Ⅲに導いた「佐藤メソッド」を動画で伝授します!これまでたくさんの著書がベストセラーとなり、講演会を満員にしてきた佐藤ママ。このサロンでしか明かせないメンバーの悩みに質疑応答形式で答えます。あなたの知りたい答えが必ず見つかるはずです!●「少人数限定!佐藤ママと直接じっくり‟オフ会“」メンバー限定のオフ会を随時開催、佐藤ママが全国を訪問します。一人一人にじっくり向き合い、的確なアドバイスを送ります。フェイス・ツ-・フェイスの叱咤激励は愛の言葉、あなたの教育観が180度変わるかも。※「オフ会」は少数限定のため抽選となる場合があります。 ※別途参加費が必要です。●「毎日更新!佐藤ママとチャット(ブログ)で交流」ほぼ毎日、佐藤ママが気になったニュースや、身の回りの出来事を、写真コラムでお届けします。日々、佐藤ママが何に関心を持ったのかを共有できます!書籍情報【志望校合格へと導く‟過去問攻略”を明かした最新刊も好評発売中!】4人の子ども全員を東大理IIIに導いた佐藤ママの「過去バラ勉強法」とは!?志望校の過去問題集を買ってきたものの、ほとんど活用しないまま本番がきてしまった――これでは志望校合格はおぼつかないでしょう。4人の子ども全員を東大理IIIに導いた佐藤ママがたどり着いた、志望校一発合格の秘策をあますところなくお伝えします!◆詳しい「バラし方」を口絵で徹底解説!◆分厚い過去問題集は1年分ずつバラバラに!◆本番直前に過去問に取り組むのは間違いだ!◆苦手科目は過去問10年分で克服できる【書籍詳細】書名:『三男一女東大理3合格! 中学 高校 大学 志望校に一発合格する過去問攻略法』著者:佐藤亮子発売:光文社判型:A5判128ページ定価:本体1,400円+税●著者プロフィール大分県出身津田塾大学卒業大分県内の私立高校で英語教師として勤務。 結婚後、夫の勤務先の奈良県に移り、専業主婦に。長男、次男、三男、長女の4人の子どもを育てる。長男、次男、三男は灘中学校・灘高等学校を経て、東京大学理科Ⅲ類に進学。長女は洛南中学・高等学校を経て、東京大学理科Ⅲ類に進学。現在、長男と次男は医師として活躍。三男と長女は東大医学部の学生。その育児法、教育法に注目が集まり、全国で講演をおこなう。■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月16日編集部:学研キッズネット編集部「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」を発行する朝日学生新聞社は、小・中・高校など学校、教育機関を対象にICT学習に対応した「デジタル教材版」サービスを2020年5月末まで、期間限定で無料提供することを発表しました。デジタル教材版無料提供の概要「デジタル教材版」はパソコン、タブレット、スマートフォンでの閲覧が可能。インターネット環境がある場合にご利用いただけます。学校・クラスごとにIDを発行し、一つのIDで児童・生徒全員で閲覧可能(ただし閲覧数には制限あり)。クラス単位での調べ学習や授業、宿題などに活用できます。パソコンでは、文字や単語を調べられるオンライン辞書「Weblio辞書」機能がついています(タブレット、スマートフォンには今後対応予定)。学習に役立つワークシートもついている。※朝日小学生新聞は毎日、1面だけの配信です。※朝日中高生新聞は週1回、すべてのページを配信します。※朝日学生新聞社は、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務体制をとっており、無料提供の手続きにお時間をいただく場合もあることをご了承ください。■お申し込み・問い合わせ「学校名、担当者、TEL番号、メールアドレス、閲覧希望数、使用する学年」をご記入いただき、下記アドレスまでお送りください。朝日学生新聞社 デジタルコンテンツ部 e-mail:digital@asagaku.co.jp■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月17日毎日スマホに触れている時間はどのくらいですか?SNSをチェックし、ニュースを観て音楽を聴いて…スマホやPCに囲まれ電磁波を浴びる生活は、実は自律神経のバランスも崩してしまっています。イライラしたり急に不安が襲ってきたり、なかなか寝付けなかったり…。週に1度はデジタル機器をシャットアウトして過ごしてみてください。これを数回経験すると、物理的な要因も精神的な要因からも解放されて心穏やかに過ごせていることに気づきます。現代人に特に試して欲しいデジタルデトックスについてご紹介します。デジタルデトックスとは?普段スマホやPCをはじめ、デジタル機器に囲まれて生活している現代人。デジタルデトックスとはデジタル機器から発せられる電磁波などをシャットアウトするだけでなく、SNSやネットの情報などをお休みすることで心の健康を取り戻します。スマホを見ずにいられない、着信や新着アイコンが気になる…など、スマホに依存しがちな現代人はデジタル機器から離れ、本を読んだり自然と触れたりする機会を作ることで脳と心を休め健全な状態に導くことができます。デジタル機器の影響まずはデジタル機器から発せられる電磁波の影響です。電磁波が体に与える影響は様々な意見がありますが、自律神経を乱したり睡眠障害、免疫力低下、異常行動を引き起こすなど、目に見えない電磁波は体に多様な影響を及ぼします。また、心の健康という点でスマホやPCのデジタル機器から離れる時間を作ることがとても大切です。常に他人のSNSをチェックし、SNSにアップしては承認欲求を満たす、最新のニュースを頭に入れ、仕事のメールや電話の対応…これでは心は荒む一方です。常に何かしらに追われているような生活の現代人は、デジタル機器から身を置くことが心の余裕を作るための最も簡単な方法だと思います。デジタルデトックスのメリットデジタルデトックスを行うことでのメリットをお伝えします。脳や心を休めるというのは仕事やニュース、友達とのやり取り…など様々な情報をシャットアウトすることで、無意識に行なっている考える行為をさせないようにします。脳単体で、体が使うエネルギーの2割ほど使っていると言われており、脳を休ませるだけで疲れやすかった体が軽くなり、脳の空き領域が整理され、仕事や勉強のパフォーマンスが上がるようになります。様々な情報に心が乱される、電磁波によって自律神経が乱されると、イライラしたり不安になったり神経過敏な状態や鬱状態を引き起こしやすくなりますが、デジタルデトックスを行うことで様々な情報に振り回されることなくフラットな心を保つことごでき、自律神経が整うことでイライラや不安が改善されます。デジタルデトックスをおすすめしたい人毎日触れているデジタル機器ですが、いきなり全てのデジタル機器をシャットアウトするのは難しいです。特に毎日スマホやPCに触れている、自然と触れ合ったのがいつが最後か思い出せない、電子レンジなどで手っ取り早く温め調理ばかりしてしまうというような方は、週に1度〜数回はスマホやPCの電源を落とし、自然と触れ合い澄んだ空気を味わったり、活字を読んだりする機会を作りましょう。何度かデジタルデトックスを終えると、デジタルデトックスの後に頭も心も清々しく冴え渡っているのを体感できるようになります。まずは、週に1度のデジタルデトックスから始めてみましょう!週に1度のデジタルデトックスをスマホやPCだけシャットダウンしても、都会に住んでいる方は特に様々なデジタル機器の影響を受けやすいです。時間ができたら都会の喧騒から離れ、デジタル機器の無い自然の中で過ごすことで更に体も心も健全な状態へ導くことができます。普段の仕事や勉強のパフォーマンスを上げるためにも、デジタルデトックスはおすすめです!Hikaruヨガインストラクター
2020年01月10日あんふぁんWebで実施した「子どもの教育費」についてのアンケート。328件の回答の中で多かった悩みは、「1人につきかかる大学までの教育費の総額はいくら?」「教育費の貯め時はいつ?」でした。そこで今回は、ファイナンシャルプランナーである筆者が、教育費について解説します。※2019年6月28日〜7月19日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:328件学校に支払うお金だけで、大学までオール国公立でも500万円を超える一般的にかかるとされる「教育費」には、習い事や塾などの金額も含まれていますが、今回は、純粋に幼稚園や学校だけにかかる金額を算出しています。なお、教育費は私立、国公立によって大きく違いがあります。また、給食や通学方法によっても違いが出てきます。今回は、小中学校の項目で給食費は計算に入れていません(給食そのものの有無、お住まいの地域などにより差があるため)。一覧表から分かる通り、幼稚園から大学までオール国公立の場合で500万円を超え、オール私立の場合でおよそ1600万円です。都市部で多い、私立の中高一貫校に進学するパターンでは、およそ1000万円となります。また、入学のための塾や習い事によっても、かかる費用は大きく変わってきます。さらに、大学に進学し一人暮らしをする場合には、これに生活費がプラスされます。月平均10万円程の生活費を補助すると、4年間でかかる費用はプラス480万円必要となります。ただし、きょうだいでの割引や免除や奨学金、特待生など補助もありますので、今回の算出はそのような割引きのない場合と考えてください。細かいところでは給食や通学費によっても変化し、制服など学校で必要なものがお下がりでもらえるかなどでも大きく違ってきますね。みんなはどれくらい貯めているの?「子どもの教育費のために、1人あたり毎月いくら貯めていますか?」のアンケート結果のグラフを見ると、毎月2万円以下が46%で一番多いことがわかります。これをもとに単純に計算すると、だいたい中学卒業までに、2万円×12か月×15歳=360万円は貯蓄できることになりますね。また児童手当を別途教育用の貯金にまわすと、児童手当(※3歳未満は月額1万5000円、3歳〜12歳は月額1万円、中学生は月額1万円/所得により制限あり)によって、約196万5000円は貯蓄できることになります。これらをすべて貯蓄に回すと556万5000円が中学卒業までに貯蓄できる計算となります。安心ラインは、最低あと200万円中学卒業時点ではすでに小中学校の学費を考える必要がないとすると、用意すべきは高校と大学の学費となります。アンケート結果からの試算で、約550万円を中学卒業時点で貯めていたとすると、高校はそれまで貯蓄に回していた分を当てることができそうなので、自宅から通える公立の大学なら十分に賄えることがわかります。ただし、高校・大学が私立の場合、または国公立の大学でも一人暮らしの場合は、少なくともあと200万円は必要となるでしょう。あと月1万円プラスで貯めようとする意識が大切では、貯め時はいつなのか?やはり一番は、子どもが小さい時です。子どもが小・中学生になるとよりお金がかかってくることを考えると、それより以前のできるだけ早いうちに貯め始めることが大切といえます。そして一番お金のかかるのは大学です。大学までは教育資金を崩さずに日々のやりくりで教育費をまかなうとしても、「大学入学までにあと月1万円プラスで貯めること」を目標にするとより安心です。例えば、幼児期の習い事に月1万円、2万円とかけている場合や、大きな学校外教育費となる「塾代」も、本当に必要かを見極めていくことも、教育費の総額を考えると大切です。王道になりますが、大きな固定費の見直しや、レジャーや外食のあり方を見直すことは「あと月1万円プラスで貯めること」への近道になるでしょう。現在の家計を考えて、「これ以上の貯金は難しい!」という場合は、学校選びの段階で、自宅から無理なく通える範囲を検討していくのも一手です。また、学費の免除や奨学金、特待生に当てはまらないかを検討してみること、制服など大きな出費になるものはお下がりがないかなど、「プラス1万円を貯める代わりに、教育費の出費を1万円でも減らす」という工夫をしてみてもいいかもしれません。将来、大学も学費が安くなるのを切に願いますが、今できることは、子どもの選択の幅を広げて応援してあげられる「教育資金」の準備。子どもの学習と同じく、早い時期から無理せずコツコツが大事なポイントです。※参考:文部科学省平成28年度子供の学習費調査<文・写真:ライター結生>
2019年12月20日”経過でわかる”デジタルパーマをかけたその後☆よく見かけるパーマスタイル☆綺麗にカールが出ているのは当たり前。だってパーマをかけたてだから。。その後デジタルパーマがどのように持続し、スタイルをキープできるか。それが一番大事になります☆今回はデジタルパーマをかけたお客様に協力してもらい、カールの変化と持ちを検証☆※リアルお客様レポートです。※写真は全てねじって乾かしトリートメントバームを揉み込むだけ。※コテ、ブラシ、アイロン等は使用していません。レポート1☆2ヶ月経過のデジタルパーマ☆しっかり毛先までカールが残り、ふんわりボリュームをキープ☆ペタンコになりやすい方におすすめです☆ねじって乾かしトリートメントバームを揉み込み完成☆※コテ、ブラシ、アイロンは使っていません この投稿をInstagramで見る 桜井隆太 コテいらずデジタルパーマ グレージュカラー 小顔さん(@chobii_sakurai.r)がシェアした投稿 - 2019年 9月月20日午後4時26分PDT レポート2☆ゆるめカールもしっかり残る2ヶ月経過デジタルパーマ☆ミディアムロングレングスの緩めカール☆立地を弱く、クセ毛のような質感にしたい方におすすめ☆ねじって乾かしトリートメントバームを揉み込み完成☆※コテ、ブラシ、アイロンは使っていません この投稿をInstagramで見る 桜井隆太 コテいらずデジタルパーマ グレージュカラー 小顔さん(@chobii_sakurai.r)がシェアした投稿 - 2019年 9月月23日午後8時10分PDT レポート3☆7ヶ月経過デジタルパーマ☆ この投稿をInstagramで見る 桜井隆太 コテいらずデジタルパーマ グレージュカラー 小顔さん(@chobii_sakurai.r)がシェアした投稿 - 2019年 9月月12日午後7時38分PDT 7ヶ月経過のデジタルパーマ☆メンテナンスで2ヶ月に一回カットを施し軽さと扱いやすさをキープ☆長持ちでまだまだ持ちそうなデジタルパーマです☆ロングスタイルの方におすすめ☆ねじって乾かしトリートメントバームを揉み込み完成☆※コテ、ブラシ、アイロンは使っていませんいかがでしたか?なかなか見れないデジタルパーマのその後☆デジパをリピートする本当の理由は”長持ち”コテで巻いたようなカールを”ラク”に”長持ち”させることができます☆是非みなさんもご相談ください!
2019年10月07日編集部:学研キッズネット編集部新しい学習指導要領の改訂により、デジタル教育が大きく注目されています。私たち親は、こどもたちにどんな教育を心がけるべきでしょうか。学研でSTEAM教育の事業化に携わっている佐久裕昭さんにお伺いしました。STEAM教育が注目されている理由——佐久さんはSTEAM教育の事業化に携わっているそうですね。あらためてお伺いしたいのですが、STEAM教育が注目されているのはどうしてですか?「STEAM」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・感性)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字をとった造語です。もともとは、アメリカが科学技術分野の人材育成に力を入れる中で出てきた「STEM」という教育のキーワードがあり、そこに世界的に有名なデザイナーであるジョン・前田氏が「Arts」を加えた「STEAM」を提唱しました。私が言うまでもありませんが、昨今では特にITの分野が著しく発展していると思いますよ。ITの進化にともなって社会が大きく変化する世の中になっていますから、それに対応できる総合的な知とイノベーティブな感性を持った人材の育成が必要だと言われているのです。小学校でのプログラミング教育が必修に~親はどうすればいい?——2020年からは小学校でのプログラミング教育が必修となりますね。子どもたちが 「ITとは何か?」ということに興味を持つきっかけとして最適なのではないでしょうか。コンピューターに命令するということが、どのようなことであるかを知ることで、ITがどのような仕組みで動いているかを理解できると思います。またプログラミング教育には、論理的な思考方法が身につくという側面もあります。AIやIoTなど今後ますますIT化する社会に対応し、さらに日本発のイノベーションを起こせるような児童を育てるための教育が始まろうとしているのです。——IT機器というと、スマホ、タブレット、パソコンなどありますが、その違いを聞かれたら親はなんと答えればいいでしょうか。ハードウェア的にはキーボードがあるかないかという違いかなと思います。最近はスマホやタブレットにキーボードをつけることも一般的になっていますから、それほど大きな差はなくなっているような気がしますね。機能という面ではほとんど違いがないのではないでしょうか。ただ、決定的に違うのは「使われ方」だと思います。パソコンがサービスを作り、スマホやタブレットはそのサービスを使うための道具。つまり、今の社会における生産のためのツールはパソコンで、スマホやタブレットはそれを受け取るためのツールという認識になるのではないでしょうか。パソコンの重要性——子どもがスマホやタブレットではなく、パソコンを使う必要性や利点というのはありますか?先ほども言いましたが、現代社会においては生産の大元のツールはパソコンです。そのため、教育の現場でも、子ども達が使用するデジタル機器はパソコンを推奨したいと考えられているんです。新学習指導要領でも子どもたちのタイピングスキルを伸ばしたいと言われていて、小学校に導入する端末の要件として、キーボード機能を有している必要があるんです。今後は大学入試にもCBT方式(Computer Based Testingの略。コンピューターを利用した試験方式を指す)のテストを導入していく予定があるそうなので、パソコンの重要性はますます上がっていくと思います。ただし、スマホやタブレットが重要でないということでは決してありません。個人的にはスマホやタブレットに日常的に触れている子どもの方が、これからのデジタル社会に馴染んでインパクトのあるイノベーションを起こせるんじゃないかと思っているくらいです。こどもを有害な情報から守る——こどもがデジタル機器に触れる際に注意しておくことは?インターネットからITに触れ始める子どもが多いと思いますので、ペアレンタルコントロールはするべきでしょうね。ネットは便利な反面、子供にとって有害なコンテンツが溢れています。また勝手にネットショッピングをしたり、ゲームに課金したりしてしまう危険性もあります。まずは子どもにそう言った危険をしっかり説明して、リスクをつまびらかにし、共有することが大切です。最初は必ず親と一緒に使うようにするとか、自分の部屋ではなくリビングでしか使わせない、ブロッキング機能を使うなど各家庭の対処方法を見つけて可能なかたちで実践するべきだと思います。VRにAR~新しい技術に対する親の心構え——VRや AIなど新しい技術がどんどん登場していくデジタルの世界。親の心構えはどうあるべきでしょうか?私は、これからの社会はITを使わない進化の方向性はないと考えています。それくらい、デジタル技術が現代社会にもたらしたものは大きいのではないでしょうか。コンピューターが現代社会のシステムを支えていると考えても過言ではありませんし、今後さらにそうなっていくと思います。そんな中で大切なのは、大人が怖がらずに子どもをデジタル機器に触れさせることです。大人は自分が子供の頃になかった技術を否定しがちです。テレビだって昔は子どもに観せると有害と言われていましたし、ゲームも子どもへの悪影響ばかり指摘されました。現代ではスマホやタブレットがそれに当たる存在となっています。子どもに使わせないメリットより、使わないままで将来的に受けてしまうデメリットの方が大きいのではないでしょうか。子どもの好奇心を止めずに、どんどんやらせてあげてほしいと思います。まずは親子で一緒に楽しむことから——最後に親子で楽しめるパソコンの活用術を教えてください。大人が普段使っているサービスを一緒に楽しむことから始めてみてはどうでしょうか。「エクセル」や「ワード」といった仕事で使用しているソフトで夏休みの予定表を作ったり、「パワーポイント」で自由研究のレポートを作成したりと、大人が普段行っているパソコンの使い方を一緒に体験させるだけでも、好奇心が湧いてくると思います。おすすめしたいのは、一緒にプログラミングして何かを作ってみることです。残念ながら、できあがる作品は大人よりも子どもの方が間違いなくいいものになると思いますよ(笑)(学研キッズネット編集部)今年のお子さんの夏休みの「自由研究」は、パソコンを使わせてまとめ作りにチャレンジさせてみてはいかがでしょうか。豪華賞品がもらえる「パソコン×自由研究」コンテストも開催中!学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2019年08月14日編集部:学研キッズネット編集部2020年教育改革まであと1年を切り、多くの小学校でプログラミング教育がスタートしています。小学校だけでなく、今後は中学校、高校でもプログラミング教育が必修・拡充化され、大学入試にもプログラミングなどの情報科目の導入が検討されています。まずは今後の教育改革への理解を深め、早めの準備を検討してみてはいかがでしょうか?教育改革はこう進む90秒でわかる今後の教育改革ムービーパソコン学習、関心はあるけどお子さんに使わせるのはやっぱり不安…?お子さんがパソコンを使うことに不安を感じられる親御さまがいらっしゃるのも事実。有害サイト、課金、パソコンばかりで外で遊ばなくなる…確かにそんな話を聞いたら消極的になってしまうかもしれません。でも、その不安もかんたんな設定でクリアできます。パソコンから広がるお子さんの可能性に、安心して期待できる環境をつくってはいかがでしょうか?その不安、「ファミリー機能」で解決できます。「ファミリー機能」の安心ポイント【ポイント01】フィルタリング機能で有害サイトへのアクセスを制限できます「ファミリー機能」の「フィルタリング機能」を使えば、お子さまが有害なサイトにアクセスするのを防ぐことができます。また制限のレベルやコンテンツのカテゴリー別に制限をかけるなど、より細かな設定も可能です。【ポイント02】使えるアプリとゲームを制限できます「ファミリー機能」を使えば、アプリやゲームへのアクセスを制限したり、特定のアプリやゲームの利用を禁止することができます。またクレジットカード番号の入力の際に暗証番号を設定しておけば、不用意にお子さまが課金できなくなります。【ポイント03】パソコンの使用時間を制限できますお子さまがバーチャルの世界で時間を費やしすぎないように、使用時間を制限することができます。方法は2つ。パソコンを使用できる時間帯を設定する方法と、パソコンを1日何時間まで使用できるかを決める最大時間数を設定する方法です。たとえば平日は1日2時間までに制限し、週末はもっと長く使えるようにすることも可能です。今年の夏休みの自由研究で、パソコンにチャレンジしませんか?タイピング、プログラミングなど、パソコン学習にもいろいろとありますが、今年はパソコンを使った自由研究にチャレンジするのはいかがでしょうか?学研キッズネットの自由研究プロジェクトなら、豊富なテーマの中から自分の研究したいテーマが選べ、自由研究に必要な要素が予めデザインされたテンプレートを使えば、簡単にきれいな作品が作れます。夏休み限定で、「パソコンでつくる自由研究コンテスト」も実施していますので、この機会に是非ご参加ください!学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2019年07月19日教育先進国として名高いフィンランド。そのメソッドが優れていることは世界的に有名ですが、実際にどのような教育や政策が実施されているかご存じですか?日本で行なわれている教育との差は、いったい何なのでしょうか?今回は、日本とフィンランドの教育を徹底比較していきましょう。フィンランドの学校教育フィンランドの教育が世界から注目されるようになったのは、1968年に行なわれた大々的な教育改革がきっかけでした。この改革により、フィンランドは「持てる資源のほとんどを教育に投資する」「男女、家族の背景、財力は関係なく、万人に教育の機会を与える」という方針のもと、1972年には初等学校・中等学校を総合学校として統合し、義務教育をこれまでの6年から9年に延長します。この総合学校とは、日本の小学校と中学校にあたるものです。9学年全てが同じ校舎で学ぶ場合と、1~6学年と7~9学年の校舎が分かれている場合があります。総合学校を卒業した後、子どもの約半数は普通高校に進み、大学または応用化学大学への進学を目指します。それ以外の子どもは職業高校へ進み、実際の現場や学校などで職業訓練を受け、職業資格、上級職業資格、専門職業資格という3段階の資格を取得するのだそう。いずれの学校も、卒業までに2~4年かかります。待機児童問題とは無縁なフィンランド日本ではここ数年、保育園不足や待機児童問題が深刻化しています。厚生労働省の調査によると、平成29年度の待機児童数は全国で26,081人。前年比2,528人の増加でした。一方、フィンランドでは保育が必要な全ての子どもに保育施設を24時間確保することが各自治体に義務づけられており、違反した場合は罰則があります。そして、親の就労状況に関係なく、0歳から保育園(日本の保育園・幼稚園に相当)を利用することができるのです。また、総合学校での初等教育が始まる前の1年間は、保育園もしくは学校内でのプレスクール(就学前教育)に通って社会性を育てることが義務教育に含まれています。フィンランドと日本の教育比較日本とフィンランドには、幼児教育や義務教育のシステム以外にも、さまざまな違いがあります。・教育費日本では、認可保育園の場合は保護者の収入に応じた保育料がかかり、高校や大学では学費などの負担があります。しかしフィンランドでは、プレスクールから大学・大学院まで無料で通うことが可能です。総合学校では、教科書や給食も無料。高校では、教科書代の負担はありますが、給食は無料です。家庭の経済状況にかかわらず、学びたい子どもはしっかり学べるという体制が整っているのです。昨今日本で増えている、大学卒業後の奨学金返済が生活を圧迫しているという問題も、フィンランドであれば起こることがなさそうですね。・読書量フィンランドの読書量は世界1位。図書館の数はもちろん、図書館を利用しにくい地域を巡回する移動式図書館の数も多く、国民が図書館利用に熱心であることで知られています。昨今読書離れが指摘されている日本とは対照的ですね。ところで、「読書量が算数の成績を左右する」ことはご存知ですか?「読書量の多い人は国語の成績が良い」というイメージを抱いている方は多いかもしれませんが、「読書量が多いほど算数の偏差値が高い」という研究結果も出ているのです。2016年から2017年にかけてベネッセが行なった調査によると、読書量の多いグループと全く読書をしないグループとでは、読書量の多いグループのほうが全ての科目において成績が良く、中でも算数の偏差値において最も大きな差が開いたのだそう。フィンランドが教育先進国として成績を残している理由には、読書量も関係しているかもしれませんね。・授業や休みの日数フィンランドの年間授業日数は190日程度で、日本よりも40日程度少なくなっています。加えて、夏休みが2ヶ月。さらに、小学生のうちは宿題やテストもほとんどなく、塾もないので、学習時間そのものが他の国と比べて短い傾向にあります。小学生のうちから塾に通うことが当たり前になっている場合も多い日本からすると「そんなに休んで、勉強は大丈夫なの?」と不安になってしまいそうですが、逆に遊びと勉強の切り替えがしっかりとできるようになり、限られた時間で集中して学習に取り組むようになるのです。・PISAテストの結果フィンランドは、経済協力開発機構(OECD)が3年に1回、世界各国の15歳の子どもを対象に実施している「国際学習到達度調査(PISA)」で常に上位となっていましたが、2016年には数学の結果が12位と順位を落としています。一方で日本の数学の成績は5位でした。しかし、フィンランドではこの結果を受けても教育制度の改革をする予定はないそうです。その理由は、フィンランドの教育指針は生徒の勉強時間を多くすること“ではなく”、「学校を楽しくおもしろい場所にすること」だから。順位という数字に一喜一憂することなく、教育の本当の目的をしっかりと見定めているのです。・地域の子育て支援日本では、ワーキングマザーや、子どもがいる共働き家庭に対する理解や支援が、まだまだ充分ではありませんよね。一方、フィンランドのヘルシンキ市には、「レイッキプイスト」という日本の学童保育と子育て支援センターを併せたような施設があります。ここでは、おやつ代のみという格安の料金で放課後の学童保育を利用できるほか、夏休み期間は子どもに無料で昼食を提供するサービスを行なっているそう。このように、社会全体で子育てをする文化があり、子育てと仕事が両立できる体制が整っているのです。フィンランド式教育のメリット日本に比べて授業時間が少なく、休暇を十分に取っているフィンランドの教育ですが、さまざまなメリットがあります。一般財団法人基礎力財団理事長の陰山英男氏いわく、勉強は短時間で済ませたほうが学力が上がるのだそう。小学校高学年では、2時間程度をピークに、3時間、4時間と学習時間が増えるにつれて成績が落ちていったという結果が出ていると言います。反対に、学習時間が短ければ、そのぶん集中して学習することができるようになり、脳が鍛えられていくのだそう。「○分だけ」と時間を決めて行なうことで、毎日続けやすくなる効果もあるため、勉強の習慣も身につきやすくなります。また、自由時間がきちんと確保されていることから、自分の得意分野を見つけたり個性や能力を伸ばしたりする機会につながり、子どもの自己肯定感を伸ばすきっかけになるのも利点です。幼少期から習い事や塾などの教育に熱心になるケースが多い日本ですが、たまにはフィンランドのように、「遊ぶ時間を十分確保して、限られた時間で集中して勉強する」ことを実践してはいかがでしょうか。***フィンランドと日本の教育には、それぞれ優れた面があります。子どもの性格や生活環境に合わせて、適宜使い分けてみるのもいいかもしれませんね。文/田口るい(参考)Compathy Magazine|日本も後に続け!世界一の学力を誇るフィンランドの教育とは?こどもまなび☆ラボ|「フィンランド教育」の特徴とは?「教育費無料」にとどまらない、教育大国のシステムホンシェルジュ|ゆとり教育風のフィンランド教育?特徴と課題、日本の教育との違いに迫るクーリエ・ジャポン|子供を高い私学に入れるのはカネの無駄?「PISA」の結果を各国メディアはこう報じた東洋経済オンライン|フィンランドのワーママに「罪悪感」などない厚生労働省|「保育所等関連状況取りまとめ(平成 29 年4月1日)」カレントアウェアネス・ポータル|フィンランドの公共図書HugKum|小1は15分、小2は30分。勉強は短時間で済ませるほうが、学力が上がる!【隂山英男の家で伸ばす! 子どもの学力】こどもまなび☆ラボ|読書量が算数の成績を左右する!?子どもの学力を上げるために「1日数分」からできること影山ラボ|子どもは無限に育つ
2019年06月22日ICT教育とは、簡単に言うと「デジタル機器(タブレットやパソコン)を使った教育」のことを指しますが、そのメリットや注意点を正しく理解しているでしょうか。ICT教育は、国もその重要性を認識し、ガイドラインが策定されています。そのため、今後多くの学校でICT教育が取り入れられると予想されているのです。この記事では、ICT教育の代表的なメリットや、ICT教育を受ける際に注意しておきたいことも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。そもそもICT教育とは?そもそもICT教育とは、インターネット、パソコンやタブレットを利用した教育のことです。「ICT」は、「Information and Communication Technology」の頭文字をとった言葉で、「情報通信技術」という意味で、現在非常に注目されています。ICT教育では生徒1人ひとりに端末を配布し、紙ではなくデジタルを媒体とした授業を行います。事前に作成したデータや動画を用いて授業を行うため、紙を使った授業ではできなかった五感を刺激する授業が可能です。特に、紙では伝えづらかった英会話や図形問題では、理解を深めるのに役立つでしょう。今後は情報通信技術が益々重要になっていくことが考えられているので、総務省や文部科学省もガイドラインを策定するほど重要でありと認識されています。しかし、現在はすべての学校でICT教育を受けられるわけではありません。子どもにICT教育を受けさせたいのであれば、ICT教育を導入している学校を探す必要があります。ICT教育のメリットとは?ICT教育のメリットには、代表的なものに以下の3つがあります。授業が分かりやすくなる効率的に授業の準備ができるデジタル機器が身近な存在になるひとつずつ解説していきます。●授業が分かりやすくなるICT教育を導入することにより、インターネット環境や映像を使うことで授業が理解しやすくなります。具体的な例を挙げると英会話がイメージしやすいのではないでしょうか。英語の授業は、英語が話せない日本人教師が教えています。そのため、ネイティブな発音による授業が難しく、文法ばかりの授業で英会話が身につきにくい環境です。しかし、ICT教育を取り入れることで、インターネットを通じてネイティブに話せる講師が授業を受け持てるため、子ども達は日頃からネイティブな英語に慣れ親しめます。幼いころからこの環境が整っていれば英会話が身近なものになり、今以上に実用的な英語力が身につくことに期待ができるのです。他にも、アニメーションを使った授業を行えば、図形を立体的に認識する手伝いができたり、歴史に興味を持ちやすくなったりすることに期待できます。また、端末を使った授業なので、何度も同じ授業を見直せるため、自習がしやすくなり理解度の向上にも役立つでしょう。ICT教育を取り入れれば、再生するだけで教師の授業を何度でも受けられます。興味が持ちやすく分かりやすい授業を受けることが可能なので、子ども達の理解度を高められる可能性があるのです。●効率的に授業の準備ができるこちらは教員側のメリットになりますが、ICT教育を取り入れることで効率的に授業の準備ができるため、教師の負担を軽減することができます。というのも、紙が媒体の授業を行う場合はプリントを作ったり、1人ひとりのテストの採点を教師が行ったりする必要がありました。授業の準備やテストの採点は教師への負担が大きく、退職する理由のひとつでもあったのです。しかし、ICT教育ならデジタル機器を使った授業になるので、授業の準備はデータの必要な箇所の修正や追加で済みます。小テストのような頻繁なテストもデジタル化することで、準備が簡単になるだけではなく、採点の時間を大幅に削られるようにもなるでしょう。その結果、ICT教育は残業や休日での仕事を減らせるので、教師の負担を大きく軽減させることができます。●デジタル機器が身近な存在になる日本に限らず、世界的にパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器が身近な存在になりつつあります。一昔前まで、パソコンやスマートフォンを持っている人は多くありませんでしたが、現在は仕事や大学でも使用する場面が増えたため、デジタル機器を取り扱えるスキルが必須になってきています。このような流れからも、パソコンやスマートフォンが使えなくては、社会に出てから戦力になりづらくなってきています。そのため、これからの子ども達は今までの授業と同時に、デジタル機器の取り扱いについても理解することが必要と言えるのです。ICT教育を導入することで幼いころからデジタル機器の扱いに慣れさせることができるため、デジタル機器の導入による授業の効率化に加え取り扱いも学ぶことができるため一石二鳥です。さらに、デジタル機器は非常に高価なので、家庭の収入差によるデジタル機器を取り扱う機会に差がありましたが、ICT教育を受けることによりすべての子ども達が平等にデジタル機器を身近な存在にできるようになるのもメリットの一つです。仕事の自動化やビッグデータの取り扱いなど、今後益々デジタル機器を使った仕事が増えていくことが考えられており、ICT教育はそんな状況になっても対応できるような教育が期待できるのです。ICT教育の注意点生徒の理解度を深めたり教師の負担を軽減させたりと、ICT教育には大きなメリットがあります。しかし、ICT教育は大きなメリットと同時に、注意したほうが良いこともあるのです。ICT教育で注意しておきたいことは、主に以下の3つです。時代とともにトレンドが変化するVDT症候群になる可能性がある想像力が低下する可能性もある子どもにICT教育を受けさせたいのならば、情報収集してよく注意しておきましょう。●時代とともにトレンドが変化するデジタル機器や情報通信技術というものは、進化が非常に早いです。つい最近出たデジタル機器や技術でも、数年後には古くて誰も使わなくなっている可能性があります。せっかく学校で習得したことや慣れた端末がトレンドではなくなり、将来役に立たない知識や技術になるかもしれません。そのため、ICT教育を受ける際はトレンド色の強い知識や技術だけではなく、ワードやエクセルなど凡庸性が高い教育も受けることをおすすめします。●VDT症候群になる可能性があるデジタル機器を使いすぎると、VDT症候群になる可能性があります。VDT症候群とは、パソコンやスマートフォンのディスプレイやキーボードの使いすぎで、肉体的・精神的に疲労をすることで起こる症状です。VDT症候群には、以下のような症状が確認されています。眼球……ドライアイ、視力低下、頭痛体……肩こり、腰痛、手のしびれ精神……イライラ、耳鳴り、頭痛VDT症候群を予防するためには、連続作業時間を60分以内にして定期的に休憩をするようにしてください。また、正しい姿勢で作業することも重要です。ICT教育を取り入れる場合は、自然とパソコンやスマートフォント接触する時間が増加しますので、子どもがVDT症候群にならないように常に注意してあげましょう。●想像力が低下する可能性もあるICT教育では、視覚から得られる情報量が非常に多くなります。調べれば解決してしまうため自分で考える機会が減ってしまい、その結果想像力が低下するかもしれないと考えられているのです。もし、ICT教育を取り入れるのなら、五感を使う教育をしたり、自分で考える時間を作ったりと、子どもの想像力を向上させる工夫をする必要があるでしょう。モバイル機器を禁止する時間を設けたり、親子で会話するときは調べることを禁止したり、子どもが想像力を働かせられる環境を整えることをおすすめします。まとめICT教育は学習効率を上げられるため、子どもには大きなメリットがあります。また、世界的にモバイル機器の取り扱いスキルや情報通信技術は必須スキルとなっていくことが予想されているので、社会に出てから苦労しないようにぜひとも取り入れておきたい教育方法です。しかし、ICT教育には気をつけなければいけないことが多々あります。もし子どもにICT教育を受けさせるのならばデメリットに関して把握しておき、ICT教育によるデメリットを最小限にする努力が必要になるでしょう。●ライター/高須 亮
2019年06月06日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。ですが中には、子どもが大きな負担を強いられているようなケースや、課題をさぼったり期待通りの成果を出さない時に、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも決して少なくはありません。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのか?『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにインタビュー。第2回は、「教育」と「虐待」の境目についておうかがいします。お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■教育と虐待、その境い目の見極め方法――明確な線引きは難しいと思うのですが、「教育的指導」と「虐待」の境目をきちんと知っておきたいです。おおたとしまささん(以下、おおたさん):概念的な線引きとしては、「子どもの人権を尊重しているか」というところです。子どもを親の所有物ではなく、自分と同じひとりの人間だと思うことができているかどうか、それが「教育的指導」と「虐待」の境目だと思います。――具体的な目安はありますか?おおたさん:例えば、1日5時間勉強させても全然平気な子もいるのですが、普通の子にさせたら大抵はつぶれてしまいます。それと同じで、負荷はその子にとっての相対的なものである、ということがまず大前提です。そして、その相対的な負荷が子どもの受忍限度を超えていることに気づくには、なんらかの負荷(勉強や習い事など)をかけた後の子どもの表情を見ればわかると思います。例えば、勉強が終わった後、「つらかったけどやっと終わったぜー!」というふうに晴ればれとした明るい表情になっているのか。それとも宿題が終わった後も「また明日もあるのか…」というふうに全然表情が輝かないのか。それが、ひとつの判断材料になると思います。負荷が終わった後にショボンとしているようでしたら、それは明らかに「これ以上やったらマズイ」というサインです。■「どうしてできないの?」「約束したでしょう?」2つの言葉が子どもを追いつめる――教育熱心すぎる親がやってしまいがちなNG対応はありますか? おおたさん:2つのパターンがあります。1つは、「どうしてできないの?」という言い方。そう言われても、わからないものはわからないのだからどうしようもないですよね。追いつめられれば追いつめられるほど、子どもの頭は真っ白になってしまいますし、「こんな問題ができないあなたはバカ」という含意が子どもを直撃します。――確かに…。ですが、親がつい言ってしまいがちな言葉です…。おおたさん:もう1つは「約束」です。例えば、テストで悪い点を取ると、教育熱心な親御さんは「どうしてこうなったのか?」「これからどうするか?」と冷静に原因と対策について話します。そして、「じゃあ具体的にどうするんだ?」と問いつめます。ヘビににらまれたカエル状態の子どもは、「これからはゲームの時間を減らして毎日勉強する」などと言わざるを得ません。ほとんど誘導尋問なのですが、こうして子どもは約束させられるわけです。でも、約束した時は本気でも、人間はそんなに強くありませんし、ましてや子どもです。ですが、約束が破られた時、「やるって約束したのに! 約束を破ったのか!」と親は理論武装して責め、子どもは言い逃れができず、追いつめられてしまうのです。――身に覚えがあるような…(苦笑)。おおたさん:実は、むやみに怒鳴ったりたたいたりする親御さんは少数で。最近の多くの親御さんは、こうして子どもを叱るに十分な理由をみつけてから、その正論を振りかざして、子どもを追いつめるのです。でも、たとえ、そこに正論があったとしても、相手を傷つけすぎて良いわけがないのです。親がやるべきことは、どうしたら子どもが悪かったと理解してくれるのか、次から改善してくれるのかを考えること。なのに、目的が自分のネガティブな感情を全部吐き出して、子どもにぶつけることに変わってしまっているのです。■体罰は愛ではない! 指導者としての未熟さが原因――「時には、ビシッと親の力を見せつけてやらないとなめられる」という厳しい親の意見も耳にしますが、どう思われますか?おおたさん:家庭において、親は絶対的な強者で子どもは弱者です。親という圧倒的に強い立場を利用して、逃げ場がない子どもを追い込むのは、穴に落ちた犬に石を投げるような卑怯(ひきょう)なことだと思いますけどね。以前、北海道で、親がしつけと称して山中に7歳の子どもを置き去りにした事件(※)がありましたよね? 当時も「親の行為はしつけか、虐待か?」と話題になりましたが、山中に幼い子どもを置いていくなどということがしつけのわけがない。あれは命に関わるような暴力的な行為で、たとえどんな理由があっても絶対にやってはいけないのです。――当時、「似たようなことをやってしまったことがある」という親御さんも少なくなかったですよね。おおたさん:中には、しつけと称して、愛があればたたいていいと体罰を容認する人もいますが、私は、体罰を生むのは愛ではなく、指導者としての未熟さだと思っています。言葉や態度による罵倒も同じです。スパルタ的な指導で子どもが伸びるという人もいますが、罰による成長は一時的なものであり、本質的な成長にはなりません。人は変えられる(外的動機づけ)のではなく、自ら変わる(内的動機づけ)のですから。 ■子どもの言動にイラッ「どうしても怒りが抑えられない時は?」――でも、親も未熟で、怒りの感情が抑えられない時もあります。そんな時はどうしたらよいのでしょう?おおたさん:ひとつ提案があります。子どもの言動にイラッとしてしまった時は、「今、自分は溺れかけているんだ」と考えてみてください。溺れている時、あなたはまず何をしますか? まず、口を閉じますよね? 次に、ジタバタするのをやめますよね? そうやって溺れた時と同じようにふるまったうえで、自分の感じていることをただ言葉にするのではなく、どうやったら子どもが前向きな気持ちで、自らの行動を改めようと思えるようになるか、翻訳するひと手間を考えましょう。いい翻訳が思いつかない時は、そのまま口を閉じていることが最善の策であることも少なくありません。――すでにやってしまった(手を出してしまったり暴言を吐いてしまったり)場合、親はどうやってリカバリーしたらいいのでしょう?おおたさん:間違いに気づいた瞬間から、親子関係をどうつくっていくのか、どんな親になりたいのか、それを考えればいいと思います。大切なことは、起きてしまったことを否定するのではなく、それを糧にするにはどうしたらいいかを考えること。望ましくないことが生じてしまった時、それを今後の糧にすることができるかどうかが、その人の強さだと思います。親も強くならなければいけないし、子どもにもその強さを学んでもらわなければならない。親も子どもも成長しています。親子関係も修復可能です。取り返しがつかないなんてことはないのですから。友人や仕事関係の相手にはきちんと配慮できるのに、わが子となると遠慮なく追いつめてしまう。子どもなら許されると思ってしまう。そこには、どんなに傷つけても結局、子どもは親以外には頼れない、という親のおごりや甘えがあるのかもしれません。でも、おおたさんが言うように、「たとえ、正論だとして相手を傷つけすぎて良いわけがない」のです。怒りが抑えられない時は、せめて「口を閉じる」こと。心に留めておきたいと思いました。次回は、おおたさんが考える「これからの時代に必要な力」についてうかがいます。※2016年、北海道の山中で、親が子どもをしつけのために車から降ろし、置き去りにした事件。7日後、子どもは無事発見された。取材・文/まちとこ出版社N
2019年05月29日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。著者の周囲でも、幼児期から塾に通ったり、毎日が習い事で埋まっているという話はざらです。もちろん、子どもが楽しんでいるなら良いのですが、中には、大きな負担を強いられているようなケースも見受けられます。さらに、子どもが宿題や習い事の練習をさぼったり、成績がふるわなかった時、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも、決して少なくはありません。そんな時に知ったのが、「教育虐待」という言葉でした。教育虐待とは、「子どもの受忍限度を超えて勉強させること」、「親の所得格差が子どもの学習権に大きく影響する」状態も教育虐待とされています。もし、上記の話に少しでも引っかかる方がいたら、一度立ち止まって考えてほしい。そんな思いで、『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにお話をうかがってきました。著書には、驚くような悲惨な教育虐待のケースも紹介されていますが、それは決してひとごとではありません。本書を読んでいくと、この問題が親個人の問題ではないこと、そして程度の差こそあれ、親であれば誰もが陥る危険性があることがよくわかります。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのでしょうか?お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■「子どもをスーパーマンに」求め過ぎる親たちおおたとしまささん(以下、おおたさん):教育熱心な親が子どもを追い詰めてしまうのは、今にはじまったことではありません。教育虐待という言葉ができる前の1970年代から、教育虐待に関する事件は起きています。ただ、昨今の教育虐待の状況は、以前とは少し変わってきたところがあると感じています。――どこらへんが変わってきているのでしょうか?おおたさん:高度経済成長期はテストで良い点がとれる子を育て、「高学歴」というパッケージ商品さえ手にすれば、それで親は満足でした。いい大学にさえ入れば、そこから先の将来は良い会社に入って終身雇用というレールができていたからです。ですが昨今、高学歴はもう役に立たないと言われるようになりました。とはいえ、学歴が要らなくなったというわけではなく、高学歴があることはもう大前提。それプラス、スポーツも音楽もといった、ほかのオプションもできなくてはいけないという、まるでスーパーマンのような人間を育てなければならないという、ある種の暴走が社会にはびこっているように感じます。それを真に受けてしまった親御さんが、幼児期からいろいろな習い事をさせたり、何かの役に立ちそうなスキルを身に着けさせたりと、躍起になっている傾向があります。――求められるハードルがどんどん上がっているのですね。おおたさん:子どもの特技や強みを伸ばすための習い事ならまだ良いのですが、例えば、英語やプログラミングの場合は、将来の職業スキルとして、幼児期からやらせているわけですよね? 「このスキルを身につけておかないと、将来仕事に就けない」というふうに。そういう面が目立ってきているように感じます。■「教育」とは何? 「人材育成」との混同が引き起こす虐待――子どもの将来に対する、親の不安が押しつけられてしまっているのでしょうか?おおたさん:現在の教育虐待の構造の前提として、教育そのものがビジネスの原理に汚染されている、というところがあります。そもそも、教育とビジネスというのは、全く違う力学として働くものですが、経済至上主義的な現在の価値観で、教育がビジネス的な論理に当てはめて語られるようになってしまったのです。――具体的に、どういうことなのでしょう?おおたさん:「教育」と「人材育成」がごっちゃになっているのですよ。そもそも教育とは、子どもの持つ能力を、その子らしく最大化して自己実現し、かつ、余った力を社会に還元してより良い社会を作ること。つまり、「教育はまずその子ありき」なのです。一方で、人材育成というのは、なんらかの目的に合致した人を育てることです。例えば、「わが社にはプログラムができる人材が必要」というふうに。つまり、「人材は目的ありき」なのです。本来「教育」とは、「どうしたらこの子が輝けるよう育つのだろう?」と、その子を見て考えるべきものなのに、その子を見ずに「これからの時代はこんな人材が求められているから、そういう人材にするためにどうしたらいいのか?」と、型にはめていく発想になってしまっているわけです。■子どもだけではない「追いつめられる親」――時代に求められる「型」に、親が子どもをはめようと躍起になってしまう。その焦りや不安が教育虐待の引き金になっていくのですね?おおたさん:それ以外にも、親が脅迫概念にかられる背景がもうひとつあります。それは、「子どものできは親次第」という社会的通念があることです。例えば、東大に子どもを合格させた親がメディアでチヤホヤされるなど。子育てにおける成功事例は、その子、その親、その関係性があったうえで、その場限りのものでしかないのに、たまたまうまくいった例をあたかも親の手柄のようにいう風潮がおかしいのです。逆に、子どもがひきこもりやニートになってしまった親が「自分の子育てが間違っていたのではないか?」と自分を責めてしまったり、周囲から非難されたり…。本来、親の関わり方と子どもの人生の在り方とは、直線的因果律(結果が生じるには、ある特定された原因が存在するという考え方)で結びつけることはできないのですが。これは、マスメディアの責任も大きいと思います。――確かに、核家族で子育てしていると、子どもの責任が全部親の肩にかかってくるような、そんなプレッシャーは感じます。おおたさん:現代の子育てでは親の責任が大きすぎて、親の方に力が入りすぎているのかもしれません。親こそが、すでに追い詰められているのかもしれません。だとすれば、教育虐待は単なる親の人格的な問題として片づけることはできないのです。「教育」と「人材育成」は似て非なるもの。「本来の意味での教育が、虐待に直結することはありえず、教育虐待のように見えるものの本質は、『人材育成虐待』なのではないか?」とおおさたんは言います。自分が子どもにしているのは、本当に教育なのか? それとも、人材育成なのか? 非常に考えさせられるお話でした。 次回 は、「教育」と「虐待」の境い目についておうかがいします。取材・文/まちとこ出版社N
2019年05月28日