あざといブームにインスピレーション化粧品の企画・販売を行う株式会社AXIS ONEは、2021年12月3日から全国のドン・キホーテ320店舗にて、中国コスメブランド『#aZTK(エーズィーティーケー)』の販売を開始した。2021年8月に中国で誕生した『#aZTK』は、「あざといブーム」にインスピレーションを受けて開発されたコスメブランド。日本好きの中国人女性が立ち上げた『#aZTK』は、セルフプロデュース力に長けた美意識の高い日本の女性をイメージし、トレンド感を出しながら、上品でナチュラルなメイクをベースに、フルメイク可能なコスメ一式がそろう「デビューコレクション」、最大64種アイテムをリリースする。高発色のカラーコスメがワンコインで『#aZTK』の魅力は品ぞろえ豊富なコレクションだけではない。ほとんどのアイテムが「ワンコイン」というリーズナブルな価格でありながら、高発色で様々なテクスチャやカラーを取り扱うコストパフォーマンスの良さにも注目だ。年内にオープン予定の公式オンラインショップでも数多くのオンライン限定商品のリリースを予定しており、計96種の多彩なラインナップがそろうことになる。4色アイシャドウパレットの価格は550円(税込み)、シングルアイシャドウは330円(税込み)で、プチプラコスメの常識を打ち破るべく、日本の化粧品市場でのシェア獲得を目指す。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社AXIS ONE公式サイト
2021年12月23日米オハイオ州のニューマタモラスで、養母を殺害した罪でライオネル・ジャスティン・ゴアという34歳の男が逮捕、起訴された。地元紙のThe Marietta Timesなどが報じている。11月5日の午後6時すぎ、ダイアン・ゴアさん宅が燃えていると消防に通報があった。地元テレビ局WJW-TVは、ダイアンさんの妹ステファニー・ウィリアムズさんが帰宅すると、燃える家から飛び出してきた血まみれのライオネル被告が、「どけ!次はおまえを殺すぞ!」と叫んでいる姿を目撃したと報じている。ウィリアムズさんは家に入ろうとしたが炎に阻まれ、焼け落ちていく家を見つめることしかできなかったという。ライオネル被告の甥にあたる6歳の少年は、家から這い出て難を逃れた。少年は、被告がナイフでダイアンさんの首を切り落とした後で火を着けたと警察に証言。その言葉どおり、消防隊員は寝室でダイアンさんの遺体を発見した。切断された頭部は体のすぐそばに置かれていたと、The Marietta Timesは伝えている。ライオネル被告は放火した後に車で逃走を図ったが、保安官らとカーチェイスを繰り広げた末に、保安官の乗る車に衝突して逮捕された。前出のThe Marietta Timesによれば、被告は搬送先の病院で、ダイアンは実の親ではなく養母であったこと、「聖霊に『ダイアンは悪魔だから殺せ』と言われた」などと話しているという。
2021年11月12日藤沢周平の時代小説「殺すな」が、中村梅雀、柄本佑、安藤サクラ共演で映像化。そして、来年のほぼ同時期に本作が劇場上映&TV放送される。裏店の長屋で筆づくりの内職をして糊口をしのぐ浪人・小谷善左エ門は、同じ長屋に住む船頭の吉蔵から、一緒に暮らすお峯の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった2人は、密通のうえ駆け落ちしてここで隠れるように暮らし始めたものの、やがてお峯は退屈な日々に虚しさを感じ始める。気晴らしのため川向こうへと架かる橋を渡ってみたい…との思いに駆られるお峯と、居場所が露見することを危惧して「橋を渡るな」と厳命する吉蔵。すきま風が吹き始めた2人の様子を、善左エ門はかつての自分と、自らの手に掛けてしまった妻の姿に重ねあわせて見守っていたのだが――。原作は、様々な人間が行き交う江戸の橋を舞台に、市井の男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しく描いた短篇集「橋ものがたり」の一篇。かつて妻を手に掛けたことを悔いる浪人と、同じ長屋に住む訳ありの若い男女と、3人それぞれの心模様を深い滋味と温かさをもって描いた作品。今回、かねてより映像化を望んでいた名匠・井上昭監督が映像化。梅雀さんが小谷善左エ門、柄本さんが吉蔵、安藤さんがお峯を演じるほか、中村玉緒(特別出演)、本田博太郎らが出演している。「ワンカットワンカット、しびれるような集中力と雰囲気、余韻が感じられる、まさに夢のような現場でした」と撮影をふり返った梅雀さんは、「この作品は普遍的な男女の愛を描いた物語です。そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い人間ドラマだと思います。井上昭監督が丁寧に撮り上げ、私たち役者も心を込めて演じたこの作品、皆様にぜひご覧いただきたいと思います」とコメントしている。「殺すな」は2022年1月28日(金)全国のイオンシネマ89館にて劇場上映、2月1日(火)19時~時代劇専門チャンネルでTV初放送。(cinemacafe.net)
2021年10月28日先週、インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、17歳のネーハ・パスワンさんが親戚に殴り殺されるという事件が起こった。英BBCなどが伝えている。ネーハさんの母親がBBCヒンディーに語ったところによると、ネーハさんの服装が気に入らなかった祖父やおじなど親戚数人が、彼女を棒で激しく殴りつけたという。事件が起こったのは、7月19日、州内でも経済発展のスピードが遅いとされるデオリア地区の小さな村。日中、ネーハさんは宗教上の教えに従って断食し、夕方になってからジーンズとトップスに着替えて儀式を行ったという。祖父母が彼女の服装に文句を言うと、ネーハさんは「ジーンズは穿くために作られたものよ。だから穿いてるの」と言い返したという。THE TIMES OF INDIA紙によると、ネーハさんはパンジャーブ州の大都市ルディヤーナーに短期間滞在したことがあり、このときに洋服と出会い、以降好んで着るようになっていたそうだ。同紙は、祖父母や親戚は、彼女の洋装を忌み嫌い、インドの伝統的な服装に戻そうと口うるさく注意していたとも報じている。そんな背景もあり、この日は祖父母は引き下がらずに口論がエスカレート。ついに祖父がネーハさんに暴力を振るったと、母親はBBCヒンディーにコメントしている。殴られて意識を失ってしまったネーハさんを、父方の親戚が病院に連れていくと言って、三輪タクシーに乗せて連れて行ったという。「彼らは私の同行を許さなかった。私の親族に報告してから地元の病院へ娘を探しに向かったのですが、結局娘は見つかりませんでした」(ネーハさんの母親)翌朝、川に架かる橋に女性に遺体がぶら下がっているとの情報を耳にした母親が現場に駆けつけると、そこにいたのは変わり果てたネーハさんだった。警察は祖父母とおじ・おば・従兄弟、三輪タクシーの運転手など10人を殺人と証拠隠滅の容疑で立件。BBCヒンディーによるとこのうち4人が逮捕された。THE TIMES OF INDIA紙は、祖父母らはネーハさんの遺体を橋から川に投げ落とそうとしたが、橋げたに引っかかってしまい、数時間ぶら下がったままだったと伝えている。通行人が発見し、警察に通報したという。
2021年07月28日7月22日に公開された映画『犬部!』。大学の獣医学部に通う主人公が、動物を安楽死させる外科実習に真っ向から異を唱え、「1匹も殺さない」「生きているものは全部助ける」を目標に、仲間と「犬部」を結成するという内容だ。この映画の脚本を担当した、映画監督で作家の山田あかねさんに、林遣都さん演じる『犬部!』の主人公のモデルになった獣医師、太田快作氏のことと、日本の犬猫の殺処分の現状、そして、台湾で殺処分がゼロになった理由について聞いた。制作会社のプロデューサーから、『犬部!』の脚本を書きませんかというオファーがあったのは、2018年の秋のはじめ頃です。原案は刊行された時にすでに読んでいたのですが、20年くらい前の話だから、動物愛護をめぐる環境がすごく変化していることもあり、難しいだろうなという思いがまず先にありました。私はドキュメンタリーの作り手として動物愛護ものを長く手掛けてきたのですが、この世界には細かい点を突いてくる人たちがたくさんいて、そこをリアルに作りこまないと中途半端なものになってしまいかねません。動物愛護をテーマにすると色んなことが起きるよ、バッシングされる可能性もあるよ、その覚悟がありますか、ということを、プロデューサーに念押ししました。「覚悟はある。戦うつもりでやる」と言うので、「じゃあ、やってみます」という感じでスタートしました。まず主人公のモデルになった太田快作さん(東京・杉並「ハナ動物病院」院長)に会いに行きました。太田さんは40歳手前の爽やかな好青年という印象でしたが、2時間ほど話を聞いていくうちに、自分が知っている獣医さんの中でも、この人は突き抜けてるなと感じました。「犬や猫を1匹たりとも殺したくない(殺処分にしたくない)」ということを言い続け、それを実践している。その志は、「犬部」を作った20年前と少しも変わっていません。診療はもちろんのこと、私生活も犠牲にして、動物のために24時間捧げている。福島の被災動物を日帰りで診療した後は、過労で倒れたこともあったといいます。「求められる限りは求められるものを提供したいと思っている。診察にしても予約がいっぱいってことで断ったりしない。延長すればいいこと。僕でいいって言ってくれる動物と飼い主さんがいることが喜びなので。働くことは全然構わない」「動物愛護活動は僕自身のすごく大切なこと。それを否定したらおかしくなる。殺される状況にある犬や猫がいる限り。彼らにとって、どんなときでも味方でありたいとずっと思ってきた。そう約束したから……。犬や猫たち、動物が見ているような気がする。僕がうっかりお金やしがらみを理由に命を救わなかったりしたら、怒られそうでいやなんです」太田さんの口から、そんな言葉が自然に出てくる。「すごい人だなあ、絶対(脚本を)引き受けよう」。太田さんは飛び抜けたとんでもない人なので、彼を話の中心に据えれば、振り回された人も含めて描けるだろうな、という手応えありました。ちょうどその頃、NHKの「家族になろうよ」という3時間のスペシャル番組を作ることになり、それに太田さんにも出てもらおうということになりました。番組では海外の犬猫の殺処分についても紹介されし、私はかねてから興味のあった台湾の現状を取材しました。台湾に興味を抱いたのは、2017年に犬の殺処分をやめたからです。ちなみに、日本は減少しているとはいうものの、1年で約3.8万頭(犬7,687頭、猫30,757頭/環境省・2018年)もの犬猫が処分されています。日に換算すると105頭にもなります。台湾が殺処分をやめることになったきっかけは、2013年公開の「十二夜」というドキュメンタリー映画です。台湾では、保健所に収容された犬は12日後に処分になるのですが、それを淡々と描いた作品です。「十二夜」が大ヒットして、台湾は殺処分ゼロに向けて進みはじめました。その過程のなかで、2016年ひとりの獣医師が亡くなります。動物愛護センターの獣医さんが32歳の若さで自ら命を絶ったんです。遺書には、「私の死によって、捨てられた動物にも命があるということを知ってほしい。問題の本質に向き合ってほしい」 と書いてあったといいます。これは台湾で大きく報道されました。その獣医さんは非常に優秀で、「殺処分を止めたい」という思いから動物愛護センターに就職。改革を繰り返しながら、処分数を減らしていきました。その過程で、台湾は2017年までに殺処分をゼロにすることを決めました。「殺処分ゼロ」というのは理想的な目標ですが、準備が整っていないなかで、突然処分をやめてしまうとセンター内が過密状態になり、犬たちにとってもつらい環境になると、その獣医さんは、頭を悩ませていたといいます。その方は処分をする時に、散歩をさせて、ご飯をあげた後、腕の中で注射をしていたといいます。その注射を自分に打って、亡くなったんです。その方が死を選んだ本当の理由はわかりません。ただ、犬の命を奪いたくないという真摯な思いと立ちはだかる現実の前に苦闘していたのだと思います。6月に太田さんについて書いた『犬は愛情を食べて生きている』というノンフィクションを出したんですが、その中で、渡辺宏さんという八戸の保健所で働いていた方を取材しました。彼も殺処分をするのが辛くて、何度も犬の焼却炉に自分も入って一緒に焼いてほしいと思ったといいます。台湾の獣医さんや渡辺さんのような、ギリギリの思いでやらざるを得ない人がいるということは、映画の中で伝えたいなと思いました。それが、中川大志さんが演じる柴崎涼介に反映されています。林遣都さん演じる主人公の颯太は、猪突猛進で思いついたら突っ込んでいってどんどん解決するタイプ。こちらは、太田快作さんがモデルです。一方、柴崎は冷静に考えてシステムから変えていく、理論を重ねていって殺処分ゼロをめざすというタイプです。ふたりを「静と動」の真逆のタイプにしようと考えたんです。だけど理論でおしていこうとした側が理論に負ける、理論だけでは解決できない辛さがあるじゃないですか。そういったことを、柴崎というキャラクターを通して表現したいと思いました。台湾では、不幸な事件もありましたが、2017年、殺処分ゼロが達成されました。そこにいたるまでには、亡くなった獣医さんをはじめ、現場で闘ったたくさんのひとがいたんです。彼らの努力を忘れたくない。動物の命を犠牲にしたくないという思いに国境はない。思いは同じだと思います。いつか日本も殺処分をやめる日が来ると思うのですが、その日まで、太田さんは奮闘を続けるだろうと思っています。
2021年07月22日英イングランドのチェシャー州の小さな街で、残酷な方法を用いて夫を殺した女に終身刑が言い渡された。チェシャー警察の発表によると、コリーナ・スミス被告(59)は6月15日に有罪の評決を受け、今月9日に終身刑の判決が下された。仮釈放の申請が可能になるまで、最低12年は収監されるという。スミスは2020年7月、庭に置いてあったバケツに、熱湯と3キロもの砂糖を入れ、緩い水飴状になったものを就寝中だった夫マイケル・ベインズさん(当時81)の胴体と腕にぶちまけた。「砂糖を入れると、熱湯は危険なものに変わります。液体の粘度が増し、皮膚への浸透率が上がるのです」とチェシャー警察重大犯罪課のポール・ヒューズ警部は発表の中でコメントしている。スミスは、痛みでのたうち回る夫を置いて家を出ると少し歩き、9軒先の住民に「夫にひどいケガをさせてしまった。殺してしまったかもしれない」と打ち明けたという。その住民が警察に通報、駆けつけた警官がベッドの上で泣き叫ぶベインズさんを発見した。ベインズさんは病院へ緊急搬送されたが、全身の36%にも及ぶ広範囲の皮膚に重い火傷を負っており、1カ月にわたって苦しみ抜いた末に息を引き取ったと、チェスター警察は明らかにしている。事件当時は、要介護の夫への苛立ちからスミスがこのような凶行に及んだと報道されていた。しかし、チェシャー州チェスターの地元紙The Standardは、犯行の前日、スミスは娘から「長年にわたって、お父さんから性的虐待を受けていた」と打ち明けられたと報じている。The Standard紙の報道によれば、スミスにはもう1人クレイグという息子がいたが、彼は2007年に25歳で自ら命を絶っているという。クレイグは小児性愛者から性的暴行を受けたことがあったそうで、そして彼は死の前日、苦悶の表情で「ママ、彼は小児性愛者だよ」とスミスに話していたという。スミスはその「彼」が誰なのかわからなかったが、ずっと罪悪感を抱えて生きてきたという。そして息子の死から13年後、娘の告白で自分の夫が卑劣な小児性愛者だということを知り、クレイグの言っていた「彼」と夫が繋がったのだ。またThe Standard紙は、アマンダ・イップ判事が判決の中で語ったコメントを報じている。イップ判事は、「背景を鑑みれば、なぜあなたがこのようなことをしたのか、ある程度の説明はつきます。しかし、それが免罪符にならないことは承知のとおりです。あなたが夫のしたことを信じていたとしても、あなたの行動は正当化されるものではありません。ベインズ氏を殺したことで、疑惑が検証される機会も失われました」と述べたという。
2021年07月13日劇団鹿殺し 活動20周年記念公演『キルミーアゲイン』が上演されることが9日、明らかになった。同作はファンからの根強い人気を誇る劇団鹿殺しの代表作で、活動20周年を記念した本公演となる。人魚伝説が残る、山間の渓流にほど近い村に、東京から一人の男が帰ってきた。村がダムに沈むのを止めるべく、起死回生のお芝居を作ろうと集まる人々には抱えてきた過去があり、想いを込めるほどに何故か生まれる滑稽なドアングラ劇と錯綜する過去の記憶。「もう一度、殺してくれ!」喜劇の奥で、男たちの叫ぶ声がこだまする。脚本は、AbemaTV「主役の椅子はオレの椅子」の鬼コーチ、&舞台版の脚本・演出、秋元康プロデュースの劇団4ドル50セントの脚本・演出、また7ORDERプロジェクトやNHK高松『小豆島に移住してみた!』、テレビ東京『下北沢ダイハード』の脚本と、話題作に次々と起用され演劇界を牽引する存在となった丸尾丸一郎。演出は、2013年の文化庁 新進芸術家海外研修制度によるカナダ留学を経て、舞台『曇天に笑う』、大阪市助成事業『大阪ドンキホーテ~ス』、イリュージョニストHHARAを始め、世界で活躍するアーティストとのコラボしたロングラン作品『真Ninja Illusion LIVE The REAL』と様々な作品の演出を手がけ、来年1月にはミュージカル「桜蘭高校ホスト部」の演出を控える菜月チョビ。外部作品で力をつけた2人の唯一無二の共同クリエイトの場である「劇団鹿殺し本公演」として上演する。ゲストには、7ORDERでプレイヤーとしてだけでなく、作曲活動やコラム連載など幅広い活躍をする真田佑馬、舞台『刀剣乱舞』『薄桜鬼』で人気を博す梅津瑞樹、小劇場界でコアな人気を誇る動物電気の看板俳優 小林けんいち、来年創設35周年を迎える花組芝居の主軸を担う谷山知宏らが集結。前回公演『ショルダーパッズ』での競演が記憶に新しい、シンガーソングライターのタテタカコが、今作でも音楽を担当する。新たなキャストと劇場、そしてタテタカコの音楽に乗せて大幅リライト、20周年ならではの作品に再構築する。東京公演は紀伊國屋ホールにて9月30日~10月10日、大阪公演は大阪IMPホールにて10月15日〜10月17日。○菜月チョビ コメント「待ってても誰にも選ばれないから自分で劇団やるしかない!」不純な動機で始まった劇団ですが、なんと活動20周年を迎える日が来ました。楽しかったのか辛かったのか、自分でも解析不能な20年。でも20年後も丸さんと私の劇団で一緒に作品を作りたいって言ってくれる仲間が存在するなんて、間違いなく幸せなことだ! 幸せを噛み締めて、ここでしかできないクリエイションを楽しみたいと思います。楽しみに観に来て頂けたら何より嬉しいお祝いです!○丸尾丸一郎 コメント大学の演劇サークルの旅行、小樽から舞鶴へ帰るフェリーの甲板でチョビから「一緒に劇団をやらないか?」と誘われて、もう20年が経ちました。人生は一度しかないから、演劇を続けていない僕のことは分からないけど、自分らしい特別な人生を歩めているんじゃないかなーと感じています。「幸せ」ってことですかね?夏になっても雲行きは怪しいけど、20年の感謝を込めて、ユウマ、ウメ、コバケンさん、谷やんを交えた新生劇団鹿殺しの舞台に没頭したいと思います。本当にありがとう!○出演丸尾丸一郎菜月チョビ鷺沼恵美子浅野康之メガマスミ長瀬絹也内藤ぶり藤綾近前川ゆう真田佑馬梅津瑞樹小林けんいち(動物電気)谷山知宏(花組芝居)阿部葵今村花笠井唯斗清水篤志ばんこく松本彩音若月海里古澤芽衣アイザワアイ松永治樹田中優真
2021年07月09日6月29日、わが子を手に掛けた男に禁固20年の刑が言い渡された。米ミルウォーキー市のFOX6が報じている。2019年6月、ミルウォーキー市の911に「子どもが階段から落ちた」との通報が寄せられた。駆けつけた救急隊員が発見したのは、5歳の少年の遺体だった。父親のトラヴィス・スタックハウスの証言と、遺体の状態にかみ合わない点が複数あったことから警察が捜査を進めたところ、「もらった父の日のチーズケーキを子どもが食べたから腹が立って、腹と顔を殴った」とスタックハウスが自供したという。尊い命が奪われてから約2年。スタックハウスに判決を下したミルウォーキー郡巡回裁判所のデヴィッド・ボロウスキ判事は、「普通の人ならば、自分の子どもはもちろん、なぜ生きている人を死ぬまで殴ったり打ち据えたりできるのか、到底理解などできないでしょう。どうしてあなたが1日でも生きていられるのか、私には理解できない」と厳しい言葉を投げかけたと、FOX6は伝えている。WTMJ-TVによると、スタックハウスには禁固20年に加えて8年の監視期間が設けられ、5,000ドルの賠償金支払い命令も下されたという。
2021年06月30日米ヴァージニア州スタフォード郡のマクドナルドで、36歳の男が「客を全員殺す」と脅迫して逮捕された。スタフォード郡保安官事務所がFacebookで公表した。保安官事務所の発表内容によると、6月5日の朝10時前、フードデリバリーサービス「DoorDash」のドライバーとして働くジェイムス・スプリンガーがハイウェイ沿いのマクドナルドに来店し、ハッピーミール(日本ではハッピーセット)を注文。まだモーニングメニューしか用意できない時間帯だったため、店員が断ると、スプリンガーは激昂。白のトヨタ・ヤリスに乗り、「あとで戻ってきて全員殺してやる」と恫喝して去って行ったという。店員は脅迫事件として通報。保安官代理は車種情報をもとに容疑者を追ったが、その間に数件続けて白いトヨタ・ヤリスの運転手に銃を突きつけられたとの通報が相次いだという。これに対応している間に、最初に通報したマクドナルドの店舗から「怒り狂った犯人が戻ってきた」と連絡があり、急行した保安官代理がスプリンガーの身柄を拘束した。スプリンガーの車からは黒い拳銃型のBBガンが見つかり、治安紊乱行為、暴言、武器の誇示で逮捕された。
2021年06月10日熊川哲也Kバレエ カンパニーSpirng2021『ドン・キホーテ』が19日(水)に開幕。前日のゲネプロを鑑賞した。観客をハッピーな気持ちで満たしてくれる古典の名作『ドン・キホーテ』。数ある版の中でも、Kバレエのそれは格別だ。当代髄一のバジル・熊川哲也その人が、自身の経験と理想のすべてを注ぎ込み、生まれたのがこの熊川版。舞台美術と衣裳デザインも自ら手掛けるほどこだわり抜いた本作は、2004年の初演以来、カンパニーの看板作品の一つとして磨かれてきた。舞台は、老騎士ドン・キホーテが憧れの姫ドルシネアを追って旅に出るプロローグで始まる。幕が開くと、この恋物語の主人公、キトリとバジルが住むバルセロナの町。石造りの重厚な建物がそびえ立つ。若者たちの衣裳をモノトーンで統一するなど、全体の色調は意外なほどシック。だが、そこで暮らしを営む住人たちが、談笑し、戯れ、踊ることで、たちどころに鮮やかな色彩が放たれる。そう、町の“色”は人々によって作られるのだ。しかも、あらゆる登場人物たちが個性を持ち、ドラマを繰り広げているので、隅から隅まで見飽きることがない。熊川ならではの緻密でダイナミズムあふれる振付、それを踊りこなす技量の高いダンサーたちが畳みかけるように展開する舞踊の見応えは圧倒的。ドラマとしての面白さの追求も、熊川版は抜かりがない。例えば、キトリをドルシネア姫と思い込むドン・キホーテが、二人を別人と悟る第2幕・夢の場は、底抜けに明るいこの物語に、切なさというスパイスを効かせてくれるし、続く酒場は熊川のユーモアセンスの真骨頂。おなじみの名場面・バジルの狂言自殺はもとより、貴族ガマーシュとドン・キホーテのヘンテコな決闘、新たに加わった闘牛士エスパーダとバジルのコミカルなダンス・バトルも、一層この場面を盛り上げる。そして終幕、キトリと結ばれたバジルが舅ロレンツォの髭をそる光景の、なんという幸福感!彼らの日常をいつまでも見ていたくなるような、心に刻まれる名シーンだ。この日のキトリ役は、ヒューストン・バレエ団でトップに上り詰め、8月にKバレエ入団が決まっている飯島望未。登場の瞬間から観客の心を掴む華やかな存在感はさすがで、愛らしくも粋なキトリが実に魅力的。バジル役の山本雅也はプリンシパル昇格から1年、その進化は留まるところを知らない。正確無比なテクニックを自在に操りながら魅せる彼のバジルは心憎いほどカッコよく、ふと熊川を彷彿とさせるほど。また、絵に描いたような気障な男っぷりで場を盛り立てる杉野慧扮するエスパーダも秀逸で、芸達者な彼の踊るバジル(22日夜)も楽しみになる。公演は23日(日)まで、Bunkamuraオーチャードホールにて。取材・文:遠藤清子撮影:Hidemi Seto
2021年05月21日12月4日(金)より、東京芸術劇場プレイハウスにて芸劇danceの新作公演『村のドン・キホーテ』が上演される。芸劇danceとは東京芸術劇場が手がけるダンスプロジェクト。今回は“ハイパーダンス”の創始者であるダンサーの田中泯を迎え、満を持して『ドン・キホーテ』に挑む。2006年以降の劇場公演からの離脱に終止符を打ち、2018年11月東京芸術劇場の舞台へ「形の冒険」として戻ってきた田中。2020年1月には『形の冒険Ⅱ - ムカムカ版』を上演。オーディションで集まった若者たちと協働するという舞台づくりにも果敢に挑戦した。しかし、新型コロナウイルスの影響により、踊るべき場を失った田中は住まいである山梨で自らと向き合う時間を過ごしていたという。一度は関係者や観客のために公演を行うことにためらいを持ちながらも、再び舞台に立つことを決意。長きにわたり知と身体を巡り、さまざまな表現、文化、アートの場面で交流を続けてきた盟友・松岡正剛が田中に口絵撮影を持ちかけた自著新刊『千夜千冊エディション 物語の函』を基に、『ドン・キホーテ』として登場させることが決定した。2015年にパルコ劇場にて上演された『影向 yowgow』以来、約5年ぶりとなるふたりのコラボレーションはどんな“見果てぬ夢”を描くのか。『村のドン・キホーテ』は12月4日(金)から6日(日)まで全3公演。チケットは現在発売中。芸劇dance 田中泯『村のドン・キホーテ』日程:2020年12月4日(金)19:002020年12月5日(土)15:002020年12月6日(日)15:00会場:東京芸術劇場 プレイハウス出演:田中泯 石原淋 / 続木淳平 手打隆盛 高橋眞大 野中浩一 藤田龍平 山本亮介チェロ演奏:四家卯大 / 佐々木恵 友田唱 平間至
2020年11月26日〈私は平穏な人生を手に入れるために姉を殺す〉という危険な願望を持つ、高校2年生の倉石麻友。姉とは、同じ高校に通う凜のことだ。4月生まれと3月生まれのため同じ学年にいるのだが、それが姉妹の関係をこじらせる。妹による不穏な計画は実行されるのか。渡辺優さんの『悪い姉』は、その顛末を息を詰めて見守るような青春ミステリーだ。悪魔のような姉への愛憎を抱えた妹による、完璧すぎる未来の計画。「編集さんと話をしていたときに、『姉と仲が悪いわけではないが、モヤモヤする部分はある』という話題になったんです。家族で同性だからこそ姉妹間には“立ち回りのうまさ”や“ちょっとしたずるさ”みたいなものへの複雑な感情があるのだなと。私自身は兄しかいないので、姉妹の関係性に興味が湧きました」語り手を務めるのは麻友だけ。凜が麻友や周囲にしてきたひどいことは、すべて麻友の主観を通して語られる。凜の仕打ちに苦しむ麻友に同情しつつも、果たしてどこまでが真実なのかという思いも湧いてくる。「たとえば友だちの家族の愚痴って、話者となる友だちの主観からしか語られません。他人にはなかなかわからないのが家族だと思います。姉は性格が悪く、妹はいじめられっぱなしという構図では妹が可哀想すぎますし、彼女もまたちょっと性格に難のあるキャラクターにしました」途中、麻友は凜を姉と慕っている部分もあることがわかってくる。ゆえに、殺すという計画は本気なのか、それとも空想することで現実逃避してやりすごしているだけなのか。どこまで本気かわからない分、怖さは倍加する。「こんな小説を書いておいてなんですが、私自身の実生活において、根っから悪質という人と関わったことがない。だからこそ、自分の力では太刀打ちできないような、本物の邪悪さと対峙する恐怖みたいなものに対して、妄想が膨らみました。むしろ振り切って書けた気がします」積極的にいじめに加担したりはしなくても、怖じ気づいて止められないという自分可愛さは誰にでもある。「多くの人の中にも、もちろん自分の中にも、そういう邪さがあることは認めざるを得ないと思いました」ドロドロした感情が描かれている物語にもかかわらず、読後感は痛快だ。ラストで麻友が吐露する、前向きでクールな心情を見届けてほしい。『悪い姉』麻友が好意を寄せるクラスメイト〈ヨシくん〉や、親友の絵莉や有紗、姉の友だちでもある山本杏奈などとの関係性も、青春ぽくてリアル。集英社1600円わたなべ・ゆう作家。1987年、宮城県生まれ。2015年、「ラメルノエリキサ」で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。他の著作に、『アイドル 地下にうごめく星』(集英社)など。※『anan』2020年10月28日号より。写真・露木聡子(渡辺さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年10月27日新国立劇場バレエ団が2020/2021シーズンの開幕演目として、プティパ振付のバレエ『ドン・キホーテ』を上演する。原作は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの長編小説。バレエでは、自分を騎士と思い込んだドン・キホーテと従者サンチョ・パンサがバルセロナで出会う町娘キトリと若者バジルの恋物語となっている。様々なバージョンが存在する本作だが、新国立劇場では99年、当時のボリショイ・バレエ芸術監督アレクセイ・ファジェーチェフを招いて新たになヴァージョンとして初演。以来、再演を重ねる人気の舞台だ。文:高橋彩子
2020年10月17日本田翼、新田真剣佑、柄本時生、早乙女太一らが出演する、リモートでの会話を中心に繰り広げられるリアルタイムミステリー「リモートで殺される」より、本編映像と高校生時代のビジュアルが公開された。企画・原案を秋元康、監督を中田秀夫が務める本作は、緊急事態宣言による自粛期間中に高校時代の同級生たち6人がリモートで集まることから物語は始まる。そして同級生のひとり、古郡一馬が行方不明になり、さらに、高校時代に屋上から転落死した同級生・田村由美子の死の真相を探るうちにリアルタイムで起こる連続殺人に巻き込まれていくというあらすじ。今回到着したPRスポットでは、本作の本編映像を見ることができる。さらに合わせて公開されたのは、出演者が揃う高校生時代のビジュアル。撮られたこの日は、高校時代のシーンの撮影を行うため、本田さん、新田さん、柄本さん、早乙女さん、そして前野朋哉、齋藤飛鳥、前田敦子と出演者全員が高校時代の制服を着用し、集結。制服姿で教室のセットに集まった出演者たちは「学生時代、どの辺りの席だった?」「廊下側だったな~」などと、懐かしい学生時代のエピソードで盛り上がり、和気あいあいと撮影は行われたそうだ。なお、放送終了直後からは、新たな撮影シーンを加え、リモート画面の向こう側で起きた事件の詳細を描く“殺人の裏側編”が「Hulu」にて配信されることも決定した。スペシャルドラマ「リモートで殺される」は7月26日(日)22時30分~日本テレビにて放送。※放送終了直後からHuluで“殺人の裏側編”を配信(cinemacafe.net)
2020年07月17日コーセーとドン・キホーテの共同企画によるフェイスパウダー株式会社コーセーと株式会社ドン・キホーテは、共同企画によるフェイスパウダー「ファシオ ノーセバム ミネラル ルースパウダー」を、2020年4月16日から全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)で発売する。「ノーセバムミネラルルースパウダー」は、コーセーのメイクアップブランド「ファシオ」が、ベースメイクの最後の仕上げや化粧直しに使用するだけで、メイクしたてのようなサラサラ肌をかなえる、ルースタイプの「魔法の」フェイスパウダーとして、ドン・キホーテと共同企画した商品である。毛穴凸凹修正、皮脂吸着、保湿の3つを叶えた魔法のサラサラパウダーいつものファンデの上からサッとひとなでするだけで、サラサラ肌が長時間続き、毛穴レスできめ細かい仕上がりをキープできる。朝メイクしたての肌が1日中崩れず、皮脂・テカリをコントロールする魔法のルースパウダーだ。ベースメイクアップの最後に、パフをあてた容器を逆さにしてパウダーをとり、軽くらせんを描くように肌にのばすだけ。肌に負担感のない優しい使い心地でありながら、毛穴の凸凹を修正し、皮脂を吸着するためひと塗りでサラサラを実現。さらに、UVカット効果で紫外線からしっかりと肌を守ってくれるのだ。価格は、1500円(税抜き)。ドン・キホーテでの限定発売となる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社コーセーのニュースリリース
2020年04月16日構想30年を掛け、9回も企画が頓挫した『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』。この度、アダム・ドライバーがポルトガルのゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど活躍が期待される新進女優ジョアナ・リベイロから連続ビンタをお見舞いされる、情熱的かつ衝撃的な本編映像が解禁となった。自身をドン・キホーテだと信じる老人ハビエルを、『2人のローマ教皇』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジョナサン・プライス、そしてスランプに陥ったCM監督トビーを、『マリッジ・ストーリー』で同賞にノミネートされたアダムが演じる本作。解禁となった本編映像では、ドン・キホーテとの旅路の最中、学生時代に監督した映画『ドン・キホーテを殺した男』に出演したアンジェリカ(ジョアナ・リベイロ)と奇跡的な再会を果たすトビー(アダム・ドライバー)。しかし、いまではロシアの富豪の娼婦となってしまったアンジェリカ。彼女と話をするために、トビーが追いかけた先には、空高く積み上げられた廃棄物の山が…。「前の年を生贄に捧げ、すべてを炎で燃やし清めるの」と、その山を見つめてアンジェリカは呟く。その直後、大きく燃え盛った炎が合図となるかのように、突然フラメンコを踊りだすアンジェリカ。脇目も振らずに踊り続ける彼女に、必死に声をかけるトビー。娼婦として金で買われた囲われ者でいいのかと問いただすが、トビーの心配と説得をよそに、アンジェリカは積年の想いを乗せ、烈火のごとく強烈な連続ビンタをトビーにお見舞い!最後のひと振りを間一髪、受け止めたトビーはアンジェリカの現状を生み出したのは俺のせいだと、後悔を告げる。葛藤の渦中にいるアンジェリカは、恨みを晴らすべく、さらに強烈な一撃をお見舞いするのか?1本の映画に狂わされた2人の運命はいかに!?新進女優ジョアナの魅惑のフラメンコシーンと合わせ、彼女の想いを受け止めて何度もビンタを浴びせられるアダムの肝の据わった演技も必見となっている。『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』は1月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テリー・ギリアムのドン・キホーテ 2020年1月24日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
2020年01月21日異才テリー・ギリアムが構想30年をかけた執念とも呼べる渾身作『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』。この度、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『マリッジ・ストーリー』で高い評価を受けているアダム・ドライバーが、まさかのハイテンションで歌って踊る本編映像が解禁された。企画が頓挫した過程がドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(’03)として上映されるなど、1989年の構想開始から約30年をかけ、数々の困難を乗り越えて完成したことでも知られる本作。この度到着した本編映像は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではカイロ・レンを見事に演じ、『マリッジ・ストーリー』ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、いま飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のアダムが、必死の思いで(?)陽気に歌って踊るシーン!“ドン・キホーテ”との奇怪な旅路の最中にトビーは、自身が学生時代に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』の主演女優アンジェリカ(ジョアナ・リベイロ)と奇跡的な再会を果たす。しかし、アンジェリカがトビーのことを「妖術師(エンチャンター)なの」と誤解を招く発言をしたことにより、ドン・キホーテは血相を変え、妖術師を成敗すべくトビーに向けて剣を振るい、命の危機に瀕してしまうトビー。彼は窮地を脱するべく、「歌手(チャンター)」だと必死のアピール!さらに自分はコメディアンで歌手でもある“エディ・カンター”だと取り繕う。その証明として、高らかな歌声と陽気なステップによる命を懸けたステージを披露!まるで舞台に立つ大スターのようなキレッキレでコミカルなダンスで見事ドン・キホーテの心をわしづかみ。さらにドン・キホーテも一緒に歌いだし、華麗なハーモニーを大自然に響かせることに。決死の美声とダンスでドン・キホーテの心をひきつけたトビーはもはや妖術師!?本作でしか見ることができない、アダムの陽気なダンスは必見だ。『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』は2020年1月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テリー・ギリアムのドン・キホーテ 2020年1月24日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
2019年12月26日第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾るも、その後、世界で賛否両論が巻き起こった『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』。この度、ギリアム節にアダム・ドライバーらが振り回されまくる予告編が解禁となった。欧州では“天才のストライク!”(OCS)“大胆不敵で抱腹絶倒”(France Inter)“とんでもなく感動的”(VSD)と絶賛される一方、北米では“狂気に満ちた世界”(Village Voice)、“意味が全く分からない”(National Review)と酷評され、世界で賛否両論が巻き起こっている本作。映像では、CM監督トビー(アダム・ドライバー)の「アクション」のセリフと共にベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」に乗せ、ドン・キホーテとトビーの運命的な旅路がゆっくりと映しだされる。高らかに名乗りを上げるドン・キホーテや、迫りくる巨人たちといった誰もがイメージするドン・キホーテの旅の様子が描かれていくが…。そして徐々にテンポを上げながら、羊とキスをするトビー、目玉の付いた奇妙な化け物、豪奢なお城、踊るドン・キホーテなど、ギリアム節全開の夢と現実が入り組んだシーンが矢継ぎ早に描かれ、まさに唯一無二の幻想的な世界が展開。鬼才ギリアムが構想30年をかけて完成させた執念の本作は、果たして日本の映画ファンにどのように受け入れられるのか!?まさに日本のファンに「あなたは理解できるか?」と挑戦状を叩きつけるかのような映像となっている。そして予告完成と併せて、トビーに読み聞かをするドン・キホーテや、剣を天に掲げる雄々しい姿のほか、巨人の手の上に立ちすくむトビーなどテリー・ギリアムの独自の世界観が垣間見える場面写真も一挙解禁。さらに、テリー・ギリアムの大ファンという「爆笑問題」から、「『叶わない夢』だと思いかけていた映画」(太田光)、「七転び八起きという言葉がありますが、それ以上転んだんですよね?この映画。やっと日本公開。長かったですね」(田中裕二)と公開へ向けた期待のコメントも到着している。『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』は2020年1月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月19日日本初演50周年となるミュージカル『ラ・マンチャの男』の東京公演が10月4日、東京・帝国劇場で開幕した。初演からセルバンテス / ドン・キホーテ役として主演し続ける二代目松本白鸚は、本作品を自身のライフワークと位置づけている。初日前に取材に応じた白鸚は「僕が1番大事に思うのは今ですから。今の『ラ・マンチャの男』が1番愛おしいです」と語った。【チケット情報はこちら】スペインの小説『ドン・キホーテ』を原作とした『ラ・マンチャの男』がブロードウェイで初演されたのは1965年。日本初演は1969年4月から5月で、白鸚(当時は市川染五郎)は26歳という若さだった。70年には、日本人として初めてブロードウェイから招待を受け、名門マーチンベック劇場(現・アル・ハーシュフェルド劇場)にて10週間の主演を果たした。4年ぶりとなる2019年のツアーでは、すでに大阪、宮城、愛知での公演を終えた、帝国劇場で上演される10月19日(土)17時の部で、通算上演回数1300回を突破する予定となっている。舞台は、16世紀末のスペイン・セビリアの牢獄。教会を侮辱した罪で投獄されたセルバンテスは、牢名主に即興劇で申し開きをしようと思い立ち、他の囚人たちを巻き込んで『ドン・キホーテ』の劇を演じ始める…。原作者セルバンテス、彼の芝居の登場人物であるアロンソ・キハーナ、そして彼の狂気が生み出したドン・キホーテという3人の男の物語が重層的に展開。現実と狂気を行き来しながら、「あるがままの自分に折り合いをつけるのではなく、あるべき姿のために闘う」という生き様を貫く姿を描いている。東京公演初日のカーテンコール。観客の鳴り止まぬ拍手に応えようと、白鸚は胸に手を置いて、何度もお辞儀をしたり、観客に向かって手を振ったりしていた。「夢というのは、ただ夢みるだけのものでも、語るものでもなくて、夢を叶えようとする人の心意気だと思う」。そう語る白鸚自身が、きっと誰よりも「見果てぬ夢」を追い求めてきたし、今も追い求めている。その感動的な生き様をぜひ劇場で目撃してほしい。上演時間は約2時間5分(予定)。共演は、瀬奈じゅん、駒田一、松原凜子、宮川浩、上條恒彦ら。東京公演は10月27日(日)まで。チケット発売中。なお、チケットぴあでは東京公演のOVER50向けの企画チケットも発売している。取材・文:五月女菜穂
2019年10月07日日本初演50周年となるミュージカル『ラ・マンチャの男』が9月7日より大阪のフェスティバルホールで開幕している。初演からセルバンテス/ドン・キホーテ役を演じ続け、本作品を自身のライフワークと位置づける松本白鸚は、今年8月19日に喜寿を迎え、帝国劇場で上演される10月19日17時の部で通算上演回数1300回を突破する予定だ。初日を前に東京都内で公開された、通し稽古の様子を取材した。【チケット情報はこちら】スペインの小説『ドン・キホーテ』を原作とした『ラ・マンチャの男』がブロードウェイで初演されたのは1965年。日本初演は69年4~5月で、市川染五郎(現・二代目松本白鸚)は26歳だった。70年には、日本人として初めてブロードウェイから招待を受け、名門マーチンベック劇場にて計60ステージに立った。以降これまでの上演回数は1265回にも上る。舞台は、16世紀末、スペインのセビリアの牢獄。投獄された『ドン・キホーテ』の作者であるセルバンテスは、牢名主からの追求を逃れるために、他の囚人たちを巻き込んで、『ドン・キホーテ』の劇を演じ始める…。この日の通し稽古は、オーケストラと衣裳がついた、本番に近い稽古だった。主演の松本白鸚は、とても77歳には見えない、力強く、熱のこもった芝居。6月に行われた製作発表では「真新しいラ・マンチャでございます。何しろ主演の俳優の名前が変わりましたから!」と挨拶し、笑いを誘っていたが、改めて白鸚のすごさは、この年になっても、何度も立った舞台であっても、常に自身の限界に挑んで、変化を楽しんで、観客の心を動かせることなのだと知る。白鸚演じるドン・キホーテが想い姫と慕うアルドンザ役は、本作初出演の瀬奈じゅん。元宝塚歌劇団のトップスターらしく、激しいダンスをこなし、伸びやかな歌声を披露していた。また、セルバンテスの従僕であるサンチョ役は駒田一。駒田自身、サンチョ役10年目ということで、主人への愛がより溢れ出ていたように思う。公演のキャッチコピーは「遍歴の旅はクライマックスへ」。ミュージカル史に残る“遍歴の旅”を、ぜひ心に焼きつけてほしい。上演時間は約2時間5分(予定)。大阪公演は12日(木)まで。宮城公演は9月21日(土)~23日(月)東京エレクトロンホール宮城。愛知公演は9月27日(金)~29日(日)愛知県芸術劇場大ホール。東京公演は10月4日(金)~27日(日)帝国劇場。チケット発売中。チケットぴあでは東京公演のOVER50向けの企画チケットを発売中。取材・文:五月女菜穂
2019年09月17日富山県で、50代の男性が飼い猫などを盗み、虐待を加えたうえ殺した挙げ句、投げ捨てるという信じ難い事件が発生。男の携帯電話には「猫を殴る」「猫を蹴る」などと検索履歴が発見されており、そのような扱いをしていたようです。男は「50匹から100匹程度殺した」「せっかく苦労して捕まえたのに、すぐ死んでしまったら面白くないから、水しか与えず、ニャンニャン鳴くのを聞いて楽しんだ」と話しており、その鬼畜すぎる性格に怒りの声が殺到。もちろん、逮捕され、動機については「1人暮らしのストレスから気晴らしにやった」と答えています。重罪が望まれているが…動物をなぶり殺すことで自己のストレスを解消するという許しがたい事件に、ネット上では「重罪にしてもらいたい」「100匹は異常。死刑でもいいくらい」という声が上がっています。多数の猫の命を身勝手な理由で奪ったとなれば、重罪を望むのは当然です。しかし、一部の法律に詳しい人々からは「不起訴になるのでは」という声があります。猫に対し殴る、蹴るなどしたほか、熱湯をかける、ゲージに入れて金属の棒で叩くなどしていたと言われる容疑者の男。許せない気持ちは皆一緒のはずですが…。本当にこの犯人は不起訴濃厚なのでしょうか?虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士に聞いてみました。 本当に不起訴が濃厚なの?齋藤弁護士:「不起訴の可能性が大きいでしょう。実は猫は、人間と同様の扱いがされていないのが法律のルールです。法律上は猫はモノと同じように扱われてしまいます。私も猫も犬も飼っていましたので、それは再検討の余地がある、問題のある考え方とは思います。ただ、現行法上は器物損壊罪にしか問えず、器物損壊罪は親告罪と言って、その所有者が罰してほしいという意思を明確にしないといけないのです。これが、どこで飼われている猫か、所有者が明確でないケースが多いのです。私も、猫を飼っていましたので、気持ちはよくわかっています。改善策としては、猫の所有者、飼っている人を明確にしておくと、親告罪である現行法下では、現実に罪に問える可能性が高まるでしょう」 今後の厳罰化を望みたい弁護士も違和感を持つルールですが、現状は器物損壊罪にしか問えないため、富山の猫殺し犯人も所有者が明確でない猫を殺している場合、不起訴、となる可能性が高いようです。もちろん、犬や猫などペットを虐待し殺して良いわけがありませんし、100匹の猫を自己満足のために殺す行為は許せないもの。今後の厳罰化を望みたいものです。 *取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)猫100匹殺し犯人は不起訴濃厚?なぜなのかを弁護士が解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。猫100匹殺し犯人は不起訴濃厚?なぜなのかを弁護士が解説はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年07月23日秦建日子のベストセラー小説、刑事 雪平夏見シリーズを原作にした舞台「アンフェアな月」。その舞台第2弾『殺してもいい命』が6月21日に東京・サンシャイン劇場にて開幕。開幕前には出演者らによる囲み取材とゲネプロが行われた。【チケット情報はこちら】原作は、女性刑事・雪平夏見を主人公とした小説シリーズの3作目。2006年にテレビドラマ化(『アンフェア』)、その後映画化もされたベストセラーシリーズでもあり、舞台化は2018年に上演した「アンフェアな月」に続く第2弾。主人公である捜査一課でトップの検挙率、バツイチで男勝り、そのうえ酒豪で“無駄に美人”と揶揄される女性刑事・雪平夏見役は、舞台第1弾に続き篠田麻里子がつとめる。物語は、雪平の元夫である佐藤和夫(中村優一)が、“フクロウ”と名乗る殺し屋によって殺害されるところから始まる。捜査を進める雪平だが、足取りはまったくつかめず、フクロウによる連続殺人は続いていく・・・。主演の篠田は「この作品はとても大好きなシリーズ。今回第2弾ができることを大変うれしく思っています。前回は刑事作品を舞台でやる難しさを感じましたが、今回はそれを乗り越えて作品を作ることができました。それぞれの命であったり、当たり前に過ごしている日常が実は当たり前じゃないということを思い知らされる作品。今回も事件を追っていくんですが、登場人物たちそれぞれのバックグラウンドや苦労、母親の気持ちだったりが見える舞台になっていると思います」と出来ばえに自信をみせた。雪平の相棒刑事である安藤役を演じる松田凌は「僕は今作からの参加。『殺してもいい命』というテーマが込められた作品で、ひと役ひと役、人間ドラマを意識して稽古をしてきました。ご来場いただいた皆さんのそばに実はこういう現実があるんじゃないかということも舞台上からお届けできたら」とコメント。佐藤の再婚相手である由布子を演じる西原亜希は「ふたりの母が登場することによって、今までに描かれてこなかったアンフェアの世界観だったり、新しい雪平夏見の姿が堪能できると思います」と見どころを紹介。探偵の迫田役を演じる小島よしおは「個人的には普段、服を着て舞台に出ることがなかなかないので緊張していますが、服を着た役を違和感なく演じられたら」と意気込みを語り、笑いを誘った。公演は6月30日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは公演日前日まで当日引換券を発売中。
2019年06月25日全米初登場No.1を記録、自分の誕生日の夜に殺されては同じ誕生日の朝に戻る物語を描いたジェイソン・ブラム製作のタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』から、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、ビッチ大学生のツリー(ジェシカ・ロース)が誕生日に、見知らぬ男子カーター(イズラエル・ブルサード)の部屋で目を覚ますところからスタート。口うるさい寮長ダニエルから「ビッチの朝帰り?」と嫌味を言われ、ルームメイトのロリからのお祝いもそこそこ日常を過ごし、夜はバースデーパーティーに繰り出す。しかし、最高の誕生日のはずが、不気味な殺人鬼<ベビーマスク>が突如現れガラスで一突きされ、この日が“デス・デイ”に…。ところが、ツリーは目を覚まし、またカーターの部屋に。経験した同じ日をまた過ごすことに。何度も死んでベビーマスクの悪夢から逃れようとするも、執拗に追ってくるベビーマスク。怖さもあり、またどこかクスリとしてしまう部分も入り混じった映像となっている。また予告編と併せて公開されたポスタービジュアルでは、誕生日ケーキを持ったべビーマスクが。微笑んでいるようにも見えるマスクは何度見ても不気味だ。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。続編『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年04月19日間宮祥太朗が“キレやすいツンデレ男子”、桜井日奈子が“心優しいネガティブ女子”となり、Twitterから話題沸騰となった大ヒット漫画「殺さない彼と死なない彼女」を実写映画化することが決定。2019年秋に公開される。■ストーリー何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れい。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野ななに出会う。「死にたい」が口ぐせの鹿野はリストカットの常習犯。虫の命は大切に扱うくせに「死にたがり」な鹿野に興味を抱く小坂。それまでネガティブすぎる言動で周囲から変わり者扱いされていた鹿野だったが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、2人は一緒にいることがあたりまえになって…。■「何度読んでも泣いてしまう」新世代SNS漫画家の大ヒット作を映画化原作となるのは、SNS漫画家・世紀末による3つの物語からなる連作4コマ漫画。自分が可愛いことを自認し、周囲からの愛を求め続ける“きゃぴ子”と、正反対のしっかり者の親友“地味子”。恋愛に無関心な草食男子“八千代くん”に何度フラれても告白し続ける“君が代ちゃん”。 キレやすいツンデレ系彼氏と付き合う、心優しいネガティブ女子“死なない彼女”。今回の実写版は、単行本に収録された表題作「殺さない彼と死なない彼女」に登場する“殺さない彼”小坂れいと“死なない彼女”鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇となる。登場するキャラクターたちはいずれも、一見“変わり者”のようでいて、自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいているだけ。実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。誰もが生まれ持っている心の“やわらかい”部分――それを思わずクスリと笑ってしまう愛嬌あるキャラクターと、核心を突きながらも読者を包み込むような温かいメッセージで表現したことにより、本作はSNSを飛び出して男女問わずに爆発的な支持を得ている。■間宮祥太朗×桜井日奈子、次世代を担う最旬キャストがW主演主人公・小坂れいを演じるのは、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』など人気コミックの実写版で個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で知られる間宮祥太朗。2017年には狂気むきだしの演技で映画『全員死刑』で初主演を果たし、2018年には『不能犯』『食べる女』のほか、テレビではNHK連続ドラマ「半分、青い。」や「BG 身辺警護人」「ゼロ 一獲千金ゲーム」など話題作に立て続けに出演。2019年には俳優生活10周年の節目を迎える。もう一人の主人公・鹿野なな役には、映画『ママレード・ボーイ』で初主演を果たし、11月9日(金)公開『ういらぶ。』でもヒロインを務め、ドラマやCMだけにとどまらず、10月からはNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」で初MCを務めるなど、活動の幅を広げ続けている桜井日奈子。次世代を担うフレッシュな顔ぶれが集結し、瑞々しい感性で綴られる本作の世界をより鮮やかに彩る。監督・脚本を手がけるのは、長編映画デビュー作『ももいろそらを』(12)が第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」にて最優秀作品賞を受賞、翌年にはサンダンス映画祭「ワールドシネマコンペティション」に選出され「日本映画の新鮮で革新的な監督の誕生」と絶賛された小林啓一。続く、高杉真宙主演の『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』も高い評価を得た。新進気鋭の才能として熱い視線を注がれ、綿密なリハーサルを繰り返しながら演出をしていく手法で俳優からの信頼も厚く、美しい映像で思春期の若者特有の心の機微を描く名手が、本作で青春映画の新境地を目指していく。■キャスト・監督・スタッフのコメント到着!主演:間宮祥太朗「自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たち」台本を読むたびに小坂と鹿野のやり取りのひとつひとつがとても微笑ましく、そして、監督と桜井日奈子さんとリハーサルや話し合いを重ねて作っていく時間も充実していました。小坂も鹿野も他の登場人物たちも、自分はここにいるんだという叫びを抱えた人たちの様に思います。それは夢や恋愛や自分の置かれた環境によって違い、個性でもある。それぞれが個性を持って絶望している。思春期という言葉で一括りにしてしまわず、何故葛藤していて、何に救われるのか。日常を過ごす当人たちの温度を感じて頂けたらと思います。小坂の叫びも静かに聞こえますように。主演:桜井日奈子「初めて演じるタイプの役」私が演じる鹿野ななは、つかみどころのない、たくさんの矛盾を抱えたキャラクターです。初めて演じるタイプの役で苦戦していますが、だからこそ、この現場で得られるものがたくさんあるなと実感しています。撮影はカット毎に、みんなで映像をチェックしながら、1つ1つのシーンを丁寧に作っています。色々な表現を、自分の目で確かめながら進めていけることはとてもありがたく、鹿野を演じながらも自分自身と向き合っている感じです。この作品がたくさんの皆さんに届きますように。小林監督やスタッフの皆さん、そして間宮祥太朗さん、キャストの皆さんと一緒に頑張りたいです。監督・脚本:小林啓一「素敵なシーンが数多く撮れています」印象的なタイトル、一癖も二癖もあるキャラクター。原作が四コマ漫画ということで独特なリズム感と世界観を作り上げることに試行錯誤しながら撮影は進んでいます。間宮くん、桜井さんをはじめ、癖のあるキャラクターがどうすれば生き生きと存在できるか、皆で色々試しながら作っている最中ですが、すでに素敵なシーンが数多く撮れています。登場人物と同世代はもちろん、色々な世代に観ていただきたいです。きっと、この映画から恋人、家族、友人、大切な人の温もりを感じてもらえると思います。頑張ります!原作:世紀末「いまもまだ信じられない自分がいます」映画化が決定したと聞いたとき、ベストセラーでもない私の作品が映画化だなんて騙されているんじゃないかと怖くなりました。おまけに主演が間宮祥太朗さんと桜井日奈子さんというステキなお2人だなんて、これを書いてるいまもまだ信じられない自分がいます。ですが実際に現場にお邪魔させて頂くと小林監督をはじめとした本当にたくさんの方が「良いものを作る」という目で動かれていて圧倒されました。『殺さない彼と死なない彼女』を愛してもらっていました。紙から飛び出して大きなスクリーンの中で笑ったり泣いたりする彼らに会えるのがとても楽しみです。『殺さない彼と死なない彼女』は2019年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月06日熊川哲也版『ドン・キホーテ』はとにかくおもしろい。南国スペインの光と影を刻む舞台美術。活き活きとした人物造形。そしてダンサーたちの全力を引き出すテクニカルな振付。誰よりも高く跳び、つむじ風のように舞台を駆けた熊川が生み出す振付は、やはり圧倒的だ。その『ドン・キホーテ』が、11月16日より上演される。開幕目前の10月31日、東京・文京区にある同カンパニーの稽古場で公開リハーサルが行われた。【チケット情報はこちら】まずは第1幕、主役のパ・ド・ドゥから。キトリ役は矢内千夏、バジル役は堀内將平、指導はプリンシパルの宮尾俊太郎。熊川本人から鍛え上げられてきた宮尾は、作品を隅々まで知り尽くしている。「そのポーズは止まらずに、もっと遊んで」「動きをもっとバウンスさせて」と、微細な動きのニュアンスを細やかに伝えていく。またこの場面には、脚を横に大きく上げたキトリをバジルが片手で高々と持ち上げる、非常に難しいリフトがある。女性が恐怖心で少しでも体を引けばバランスが崩れ、男性の手首のコントロールが一瞬でも甘くなれば、女性は美しい角度を保てない。宮尾は「人によって違うけど、僕の場合は……」と、自身の経験から得たコツを伝授。リフト前の立ち位置や男性の下腕の使い方など数センチ~数ミリ単位の微調整で、矢内と堀内の安定感が変わった。今回主役を務める3組のうち、矢内と堀内は初日を踊る。矢内はステップのひとつひとつに弾力があり、その動きの質感から何とも言えぬ色香が立ち上る。対する堀内は、たくましさのなかに艶がある。バジルといえば強くアクセントを効かせてキレキレに踊るイメージがあるが、彼はたっぷりと音を使って余韻を醸すのが魅力的だ。後半は第2幕〈夢の場〉。指導は芸術監督補佐の前田真由子が担当した。美しいバレリーナたちによる幻想的な群舞の場面だが、こうして間近で見ると、思いのほか大迫力。何しろ、これだけ大勢がピタリと揃って踊りつつ、フォーメーションを大胆に変化させていくのだ。みんな柔らかな表情で優美に踊っているが、その意識は鋭く周囲を捉え、動くタイミングや足を着く位置などに神経を張り巡らせているのがわかる。Kバレエのダンサーは、ひとりひとりに輝きがある。群舞を見ていても、「次はこの人が頭角を現すのでは」と予感させる踊り手が何人もいて力強い。彼ら・彼女らの熱く滾るエネルギーがそのまま作品の魅力となる『ドン・キホーテ』の幕は、間もなく上がる。公演は11月16日(金)から18日(日)まで、東京・東京文化会館大ホールにて。その後、富山、新潟を周る。取材・文:阿部さや子
2018年11月02日東海テレビ開局60周年記念「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」の第1話試写・制作発表会見が1月30日(火)、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行われ、出演する滝沢秀明、遠藤憲一らが登壇した。今回、15年ぶりに再共演となった滝沢さんと遠藤さん。滝沢さんは満面の笑みで「ご一緒できると聞いたときは、非常にうれしかったです。当時、お会いしていたときは正直びびっていたんですけど(笑)」と、ふり返った。滝沢さんの印象について、遠藤さんは、「本当に美しい顔をしている人だな~と思ったんですけど、変わらないです。昔から、タッキーは芝居が上手だったので、りりしさというか、大人の色気がついてきて、より良いんじゃないですかね」と目を細めた。「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」は滝沢さんが初の弁護士役に挑戦する骨太な人間ドラマ。30年前に起きた一家三人惨殺事件の生き残りで、いまは青年弁護士として活躍する浅利祐介(滝沢さん)が、犯人とされた死刑囚(遠藤さん)の再審請求という難問に向き合うことになる。なお、本作では滝沢さんが主題歌「記憶のカケラ」を担当することも発表された。およそ9年ぶりにドラマ主演と主題歌を務めることになった滝沢さんは、「ドラマに合った楽曲もうれしいですし、ドラマを盛り上げる楽曲になればと思っています」と意気込む。9年前から変化したことや成長についての質問が飛ぶと、滝沢さんは「自分では成長はよくわからないんですが、初めて弁護士をいただいて、主題歌もやっているので、視聴者の皆さんに成長した姿をお見せできるように頑張っていきたいです。いま、頭の中は『家族の旅路』モードでいっぱい、いっぱいです」と苦笑い。「家族はどんな存在か?」という問いには、滝沢さんは「家族の愛は究極なんだな、とドラマを通じてすごく感じました」と真摯に伝え、遠藤さんは「自分は女房のことになりますが、ダメなところをとことんつついてくれて。素晴らしい恩をいただているので、残りの人生は恩返ししていきたい」と愛情たっぷりのコメント。そんな中、昨年3月に離婚した片岡鶴太郎にも同質問を投げると「私にとってその質問は喧嘩を売っている…私にとっての家族は…ない!ひとりになりましたからね(笑)」と自虐気味にコメントし、笑いを誘っていた。そのほか、制作発表会見には谷村美月、横山めぐみも出席した。「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」は2月3日(土)より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送。(cinamacafe.net)
2018年01月30日その名の通り、驚きの風量株式会社ドン・キホーテは26日(金)、プライベートブランド「情熱価格PREMIUM」より新商品“驚風量(きょうふうりょう)ドライ”『プロテクトイオンヘアードライヤー』(税抜き7,980円)を発売する。ドライヤーメーカーの株式会社テスコムと共同開発した商品で、風量2.5m3/分という大風量が特徴。これは業界最大級の風量とされており、これまでにない早さで髪を乾かすことができるドライヤーなのだ。無駄のない風の通りで大風量を実現この大風量は、吸い込み口から吹き出し口まで全てのステップを見直し、最も効果的な風の通り方を求めた「Prime System」によって実現したもの。風量は「エアボリュームダイヤル」を使って無段階で調整できるので、スタイリングの時にも使いやすい。さらにマイナスイオンとプラスイオンを同時に放出することで、静電気を抑制する機能も付属。大風量で髪を乾かしても、広がったり傷んだりすることを防いでくれる。安いだけじゃないのがドンキブランド7,980円という魅力的な価格設定ながら、レバーを押すだけで簡単にプラグを引き抜ける「ラク抜きプラグ」や、根元に負荷がかかりにくい設計で長持ちするコードの設計といった便利な機能も搭載されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年01月25日滝沢秀明が“オトナの土ドラ”枠2月スタートの新ドラマ「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」で主演を務めることが決定。初の弁護士役に挑戦し、主題歌もソロで担当する。■あらすじ30年前に起きた一家三人惨殺事件。犯人とされた死刑囚のもとに、青年弁護士・浅利祐介(滝沢秀明)が現れる。彼は、ある女性から死刑囚の再審請求を依頼されたのだ。その死刑囚こそ、ほかでもない浅利祐介の両親と祖父を殺害した犯人。祐介は、自分の肉親を手にかけた男の再審請求という難問に向き合うことに…。事件に向き合うことで、次々と明らかになる衝撃の事実。それらは全て祐介自身に関わるものだった。そして導き出された答えは、“私はいったい何者なのだ”。弁護士としての使命感、そして1人の男としての感情が揺れ動く祐介。迷いや葛藤、苦悩を乗り越え、踏み出した先に待つものは…? 家族、親子の愛とは…?愛する者のために、何をなすべきか。成長した浅利祐介が最後にたどりつく場所とは――。小杉健治による小説「父と子の旅路」をドラマ化する本作。滝沢さんが演じるのは、両親を惨殺されたことで法律家への道を選んだ弁護士・浅利祐介。実父母と祖父を殺害したとされる男の冤罪を晴らして欲しいという女性の出現に嫌悪感を感じるが、弁護士としての使命感から再審に向かい始める、というかつてない複雑なキャラクターに挑む。また、一家三人を殺害した罪で死刑執行を待つ死刑囚・柳瀬光三、祐介に柳瀬の再審護人依頼をし、祐介に心惹かれていくようになる女性・河村礼菜、彼女の自由奔放な母・あかねなど、主要人物のキャスティングも気になるところだ。■滝沢秀明、主人公と一緒に「成長していきたい」「初めて演じる弁護士役という意味では新鮮ですし、チャレンジだと思います」と言葉に力を込める滝沢さん。「主人公・浅利祐介がある事件を弁護するということは、“与えられた使命”であり、すでに“運命として定められている”からこそ彼が乗り越えなくてはならない壁でもあります。弁護士という肩書きはあっても、ひとりの人間としてどう事件に向き合っていくかがとても重要だと感じました。祐介は弁護することによって、いろいろと苦悩しながら成長していく人物だと思いますので、僕も一緒になって成長していきたいです」と語る。今回、主題歌もソロで担当することについても「ドラマは作品の力もさることながら、音楽の力というのも大切」と語り、「放送が終わっても、視聴者の方々がこのドラマの名場面が浮かぶような、そんな主題歌にしていきたい」と意気込みをコメント。「視聴者の皆さんには、僕らと一緒にドラマの世界観に入っていただき、是非、このドラマの1話、1話で起きる出来事を、一緒になって考えて感じて、苦悩していただけたら嬉しい」と期待を込めている。さらにプロデューサー・西本淳一氏は、青年から大人へと大きく変貌する主人公について「そんな変化を画面で感じさせてくれる俳優は…30代の若さと大人の男の片りんを持ち合わせた人…知名度やスター性…いきついた結果が、滝沢秀明さんです」とコメント。「今回の役は、とても難しい役です。頭の中で理解していても、表現するにはテクニックだけでは通用しない部分がたくさんあります。自らのアイデンティティを見失う、という体験は、誰にでもおきることではないですし、そこに直面したときの苦悩や迷い、苦しみや葛藤など、全身を使って心の奥底から魂の震えるようなお芝居を期待します」と、抗うことのできない運命に翻弄されていく主人公を務める滝沢さんに、期待を寄せている。「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」は2018年2月3日(土)より毎週土曜23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全8話予定)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月27日2000年にクランクインするも、度重なる災難に見舞われ何度も製作中止・延期になってきたテリー・ギリアム監督作の『ドン・キホーテを殺した男』。2002年にはドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』が製作され、『ドン・キホーテを殺した男』の製作がなぜ行き詰ってしまったのかという顛末が描かれている。製作初期段階ではジャン・ロシュフォールやジョニー・デップがキャストに名を連ねていたが、昨年キャストを一新し、モンティ・パイソンのマイケル・ペイリンと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のアダム・ドライバーを中心に据え撮影を再開することが発表されていた。そして今日、ギリアム監督自らが『ドン・キホーテを殺した男』の撮影が終わったことをFacebookの公式ページで報告した。「長い間、音沙汰なしでごめんね。トラックのパッキングで忙しくて。これから家に帰るよ。17年の時を経て、ついに『ドン・キホーテを殺した男』の撮影が完了したんだ。すべてのチーム、そして信じてくれた人たちに感謝している」。監督のFacebookは2月28日(現地時間)から更新が途絶えていたが、同作の製作に専念していたようだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月05日池袋コミュニティ・カレッジは5月23日、内田裕士氏による講演会「男性も女性も必聴!あなたの魅力を生かす服、殺す服」を、西武池袋本店別館8階の池袋コミュニティ・カレッジ4・5番教室にて開催する。内田裕士氏は、日本最大級のメイク教室「美塾」創始者で、3万部突破のベストセラー『毎朝、自分の顔が好きになる』の著者でもある。内田氏は、これまでに1万5,000人を超える女性と接し、彼女らの外見コンプレックスに触れてきたという。また、流行のメイクや偏った情報を取り入れることで、自分本来の魅力を打ち消し、コンプレックスを深めていく姿も多く見てきたとのこと。メイクの専門家である内田氏は、一般女性の多くが「自身の魅力を正しくとらえていない」と語っている。「可愛らしい点が魅力なのに、大人っぽく見られようとする」「クールさが魅力の女性がキツく見られないように苦心する」など、9割の女性は、自分の魅力をわざわざ打ち消す行動をしているという。そこで内田氏は、女性を「凛・艶・清・萌」の4パターンに分類。自分の魅力を正確に、客観的に知ることができる独自のツール「魅力マトリックス」を開発した。これまではメイクの観点からのみ「魅力マトリックス」を伝えてきたが、今回の講演では、初めて魅力別のファッションについて語るとのこと。講演会参加者には、内田氏による、男女合わせて8タイプの「魅力別☆自己紹介のコツ動画」もプレゼントする。例えば、「萌」タイプの女性は「○しながら話す」、「清」タイプの女性は「しゃべらず○でいる」など。内田氏の講演後には、希望者を対象にサイン会も行う。サイン会では直筆サインのほか、内田氏が見抜いた参加者の魅力について、一人ひとりにメッセージを書くとのこと。中には、そのメッセージを読んで涙を流す参加者もいるという。参加費(チケット料金)は4,512円(税込)。料金には、『毎朝、自分の顔が好きになる』の書籍代が含まれる。講演会開催時間は19~20時、サイン会は20時~。定員は200名。チケットはオムニ7で販売している。
2017年05月08日