ママになるとご無沙汰になるのが「飲み会」。悪いことをしているわけでもないのに、子どもを夜家において出かけるのは、ママにとってはハードルが高いもののようです。とは言え、たまには楽しみたいというのも本音。ママ友同士の飲み会事情をチェックしてみましょう。Q.ママ友同士の飲み会、行く?1.自分から誘って行く 10.5%2.誘われたら行く 59.8%3.ほぼ行かない 18.6%4.まったく行かない 11.2%誘われたら行くが59.8%ともっとも多い結果になりました。子どもや夫の手前、自分からは誘わないけど実は飲み会に誘ってもらいたいのかも? そんなママたちの深層心理をチェックしてみましょう。■たまには学生気分で話しに花を咲かせましょう夜の飲み会に行くというのはかなり仲のいい気心の知れたママ友限定なよう。そんな友だちとの飲み会ですから、もちろん会えば楽しくないわけがない! 同じ環境ならではの悩みも話せるのでリフレッシュにも。「誘いあうのは仲良しのママ友。学生のころみたいに楽しんでいます」(茨城県 40代女性)「半年に一度、飲み会をする仲間がいます。現在、同じ学校に通う子どもはもういないのですが、親のことや子どものことなどいっぱい話すことがあってみんなのリフレッシュタイム。この飲み会のおかげで、また元気になれる気がします」(神奈川県 40代女性)「やっぱりいくつになっても、1年の締め行事はしたいな!」(埼玉県 40代女性)■やっぱり育児&家事が優先夜に家を空けられない、空けるのが心配という声が圧倒的多数でした。また、そんなに仲良くないママ友との飲み会はただ疲れるだけという辛辣な意見も。「お酒を飲まないのもあるし、周りのママ友も昼間は会うけど、夜はさすがに出られない」(埼玉県 40代女性)「飲み会に行っても大丈夫ですが、出るのが面倒。お酒はもともと飲まないし、夜は睡魔に襲われるので早く寝たい!」(広島県 40代女性)「やっぱり子どもや家庭が一番優先。行ったら行ったでお金も使うし、気もつかう。時には聞かなきゃよかった情報もあるかもしれないし」(茨城県 40代女性)■ママの楽しみはランチ飲み♪夜の飲み会ではなく、ランチ飲み会や家飲みを楽しんでいるママたちもいました。子どもにも夫にも迷惑かけないほうが、なんだかんだで自分もラクなんですよね。「ランチや家飲みはよくやってます。外に出るには子どもの面倒を主人に頼まないと行けないので」(神奈川県 30代女性)「昼飲みをしています。やっぱり情報交換は必要です。アンテナはあちこちに張りめぐらせておくべきです」(神奈川県 40代女性)Q.ママ友同士の飲み会、行く?アンケート回答数:3529件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月21日今や子どもたちにとってバレンタインといえば、好きな男の子にチョコレートをあげることよりも、仲良しの女友だちにチョコレートをあげることのほうがメインになりつつあるようです。この現象により、たくさんのチョコを手作りしなければならなくなることも。そんな女の子ママたちからの「正直しんどい」「やめてほしい」という本音を調査しました。Q.子どもの「友チョコ」どう思う?1.良いと思う 50.0%2.良いと思わない 25.4%3.わからない・どちらとも言えない 24.6%良いと思うが半数ではあるものの、良いとは思わないとわからない・どちらとも言えないも合わせると半数に。好きな人ではなく、友だちにあげることになった途端、どこまであげればいいのかという境界線がむずかしくなるようです。■仲間はずれの原因にも?! 親としては反対反対派で多かったのが、学校にお菓子を持って行くことについてや、いじめの元凶になるなどの意見でした。好きな異性ではなく、友だちにあげることになると、もらえる子ともらえない子の差が明確に生まれてしまうようです。「そもそも学校にお菓子を持っていくのは禁止なはず。家に出向くほどのことでもない。配ってもらえない子は酷ですよ。友チョコなるものは反対です」(神奈川県 40代女性)「親としては正直迷惑。お返しもしなきゃならないし、もらえなかった子はどういう思いでいるのかなど。いじめや仲間はずれの元凶にもなりかねないと思います」(神奈川県 40代女性)「子どもは楽しみにしているイベンドですが、親からしたら面倒です。材料やラッピングなどの用意やキッチンも散らかるし」(大阪府 30代女性)■イベントとして楽しむのは賛成! 見守る派も一方、イベントとして子どもたちが楽しんでいるなら見守るという親もいました。手作りをするいい機会になったり、仲の良いお友だちを知る機会にもなっているようです。「子どもの自由なので好きにさせたい。自分も子どものころは手作りして渡す楽しみがあったので」(福島県 20代女性)「やりすぎな場合以外は親として口を出さないと思います。子ども同士の付き合いなので基本的には見守っています」(神奈川県 40代女性)「小学生の娘が2人います。3年前くらいから数人の友達と友チョコを交換しています。友情を確かめたり深めるいい機会なんじゃないかと思って、私はいいと思っています」(福岡県 40代女性)■SNSで見た! 女の子ママは気をつけたい友チョコ地獄イベントとして楽しむのではなく、あまりにも友チョコに必死になりすぎてしまうと悲劇に。SNSではインフルエンザで学級閉鎖の中、友チョコを渡しに行くなんていう恐ろしい事態も発見されています。「インフルエンザで学級閉鎖中でも渡しに行く。娘がインフルエンザになったから母親が学校に渡しに行く。このような投稿を SNSで見かけました。友チョコをあげたいのもわかりますが、衛生管理や健康管理に疎いご家庭からはいただきたくない!」(千葉県 40代女性)Q.子どもの「友チョコ」どう思う?アンケート回答数:8293件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月13日男性の64.5%が結婚前に同棲をしたほうが良いと考えています。でも結婚しなかったら損をするのは女性の方ですよね。「ずっと一緒にいたい」そんな純粋な気持ちがあっても、男性の本音がわからないと不安になります。男性の基本的な性質から、同棲をしたがる心理を探っていきましょう。男性には支配欲があるどんな男性も少なからず「支配したい」「独占したい」という欲求があります。これは狩猟脳といって、原始時代から本能的に備わっているものです。ハンターとしての要素が高い男性ほど、逃げる女性を好きになる傾向があると言えます。ですから、男性は自分の巣穴に持ち帰りたいと思うわけです。同棲して「手に入った」と思われてしまうと、浮気に走ることもありますので要注意です。それには尽くしすぎないことが大切。甘えたかと思うとちょっと冷めた態度をとる、いわゆる「ツンデレ」も必要です。癒される場所がほしい男性は常に社会で戦っているという意識があり、外では気を張って生きています。恋人は自分をありのまま受け止めてくれる存在として感じているはず。甘えられる場所を求めているのです。女性が時には母親のように彼の欠点を受け止めてあげれば、「ずっと彼女といたい」と結婚を意識するでしょう。性欲が強い男性は「多くの子孫を残そう」という生理的機能が働くため、女性より性欲が強いとされています。「このまま手をつないで話をしたい」と女性が思っているときでも、男性はおおむね「早くセックスがしたい」と思っているものです。そのため、「したいときに出来る環境がほしい」と思っていても不思議ではありません。その上、デート代やホテル代もかからないのです。女性は彼が求めるときに断ったら嫌われると思ってしまいがちですが、相手の欲求ばかりを聞いていてはダメです。経済的には彼のほうに負担が多くなるようにするのが「都合のいい女」と思われない方法です。現実的なところがある男性には「一緒に暮らしてみてずっと養っていく価値がある女性か見定める」というシビアな面もあります。「だらしない女」「ぜいたくが好きな女」は基本NGです。男性の本音を上手く利用して賢く恋愛しましょう。
2016年12月30日付き合って何ヶ月の記念日を気にするカップルも少なくないはず。しかし義務化してしまうと長く付き合ううちに面倒になってしまったり、忘れてしまったことが原因で喧嘩に繋がることも。もちろん悪いことばかりでなく逆にちょっとしたイベントになり、2人の仲を深める場合もありますが、世の中のカップルはどうしているのでしょうか?初心に戻れるいい機会!?毎月お祝いするカップル毎月お祝いすることで、これまでのことを振り返るきっかけにしたり、ちょっとしたプレゼントを交換したりして愛を育む人も多いそうです。これは男女双方がマメなタイプに多いケースです。そういったタイプなら毎月でも面倒に思わず、逆に愛を確かめ合うよい機会になっているようです。2人だけの特別な日として年に一度はお祝いする派毎月だと、よほどマメなタイプじゃないと義務化したり忘れたりして喧嘩しそうですが、年に一度なら2人だけの特別な日になって良いと感じる人も多いです。男性は特に女性よりもこういったイベントに興味がない人が多いですが、年に一度なら重たく思わず楽しめるようです。クリスマスなど皆が楽しむイベントとは別に、こういった2人だけのイベントがあることでより仲を深めることができます。記念日にはこだわらない!こだわらなくても幸せ派一度喧嘩になったことがあるからこだわらなくなった人から始めから気にしていなかった人まで様々ですが、こだわらなくても幸せな人も多数います。喧嘩になったことがあるならば、一度2人で話し合って無くしてみるのも円満に過ごすコツです。せっかくの2人のイベントも、逆に不仲になってしまっては残念です。2人にとってはお祝いはすべき?しないべき?お祝いが必要かどうか強制するのではなく、2人にとって必要か、もしくはどんなペースでお祝いすればより2人の仲が深まるかを考えるのが大切です。付き合い方も十人十色、仲良く過ごせるよう話し合ってみてはいかがでしょうか。強制せず2人で決めるのが円満のコツです。
2016年12月22日こんにちは、佐原チハルです。みなさまは“ママ向け雑誌”って、読んでますか?ママ向け雑誌も、その他の女性向け雑誌同様、ファッションコーナーが存在しているのが常です。また、ファッションコーナーでなくとも、“生活全体がファッショナブル ”に見えるよう作られているものも少なくありません。そのせいで、“地味ママ”を自称するママにとっては、「ママ向け雑誌ってハードルが高い」と感じられてしまうことがあるのです。そこで今回は、“地味ママ”を自称するママたちの声を集めてみました。●ママ向け雑誌のファッションコーナーは「ハードルが高い」『真似したい気持ちはあるんだけど、「どうせできない」っていうのがわかりすぎていて、もはや近寄りがたい。その生活・ファッションにするのに、「一体いくらかかるの!? 」とかも考えちゃう』(30代・2歳の子のママ)『昔はオシャレとか楽しかったし、気にしてたけど、今は洋服は“汚れに強く、傷にも強く、安い”がすべて。子どもだけじゃなくて、私自身もそう。雑誌で“オシャレなママ”みたいのを見ても、違う世界の人 のように感じられてしまう』(30代・2歳と4歳の子のママ)“オシャレ”を楽しむには、ある程度の余裕、“楽しむための時間や機会”が必要なのかもしれません。●「実はちょっと憧れる」という声も『本当は「こんな格好してみたい」って思う気持ちもあるんだけど、同じ格好をしても同じにならないことがわかってるから、読んでいてつらい 。ママ向け雑誌のママたちって、なんでみんな産後太りしてないんだろう……』(20代・3歳の子のママ)『ライフスタイルとかファッションとか、かわいかったりオシャレだったりするレシピとかにも憧れるけど、そういうキャラじゃない、っていう気持ちがどうしても前に出てきちゃう』(30代・3歳の子のママ)ママだけでなく、「“オシャレ”に興味があると人に知られると恥ずかしい」気持ちになってしまう、という女性の声は、たびたび耳にすることがあります。上記のママさんは『オシャレ初心者ママのための、こっそりオシャレ訓練雑誌なら買いたい』ともおっしゃっていました。筆者も読んでみたいです!●“気づき”があった、というママも……『「オシャレなんてしてはいけない」「オシャレに興味があるなんてよくないことだ」って、ずっと思っていました。自分がそう思っていたんだって、実は最近、気づけたところだったんです』そう聞かせてくれたママがいました。3歳と0歳のお子さんのいらっしゃる方です。『外見に手を加えてきれいに見せようとするのは“はしたない”みたいな親だったんです。化粧も、20歳になるまではしてはダメって言われていました。それで、“そんなこと”よりも大事にしなきゃいけないものがあるって、自分でも思っていたんです』けれど最近、“オシャレ”に興味が出て、ママ向け雑誌を読み始めたそう。『自分だって着たい服を着て、人からどう思われても、もっと楽しんでいいんじゃないか って、思えるようになったんです。2人目を産むときに病院でママ友ができたんですが、その人がすごくオシャレで。楽しそうにオシャレしていて、すごくいいなって思ったんです』自分がどんな格好をしたいのか、まずは探すことから始めたい、とのことです。『今はまだバタバタでそれどころじゃないけど、もう少し落ち着いたら、一人でゆっくり買い物に行く時間を作ろうと思ってるんです。洋服を買いに行くのが、すごく楽しみです』----------“ママ向け雑誌”との付き合い方は、当然ですが、ママそれぞれ。一生縁がないまま、ということもあるでしょう。けれど、もし憧れや興味があるのであれば、自分らしく、気持ちよく付き合える雑誌を探してみたいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年12月10日一昔前は「ママはオシャレ禁止」というムードがあったように感じる。実際自分が子どもを産んで見れば「オシャレするヒマどころか、鏡見るヒマさえもない、そんなことするなら寝たい」状態。そうして「いつも似たようなズボンにシンプルなトップス、スニーカー、大きめリュックサック、メイクはファンデのみ(肌ケアするヒマもなくて肌に難あり)、アクセ無し(誤飲が怖いし買ってもすぐ壊されてしまう)、香水無し」といったスタイルが出来上がる。ところが今は「ママこそ子育てを考えてもオシャレをすべき」と気付き、まずは毎日イヤリングをつけることから習慣化している。「ママこそオシャレを」その理由は?独身時代はオシャレにこだわりもあるほうだったが、産後は適当なファッションになり「私って本当はオシャレ好きじゃなかったのかな?」と疑うほど。それが第3子妊娠中の今、妊娠がわかってからオシャレが大事だと真剣に感じ始めている。イヤリングをつけ始めた理由は「心の余裕を保ちたい」から。第3子出産は長男の入学、次男のイヤイヤ期とかぶり、おそらく人生で1番めまぐるしい1年だと予想される。だからこそ「ママである自分の心の余裕を1番大切にしたくて」オシャレを始めたのであった。それまで鏡を見る余裕もなかったし、そんなヒマがあれば寝たかったが、鏡を見ることは自分を見ること。オシャレをすることは心の余裕の証なのである。女にとって「形から入る」ことの大切さ第2子産後、実感したことがある。ママである自分に心の余裕がないと、家庭が回らないということだ。一般的に男性は女性の感情に左右されやすく、また、子どももママの心理面の影響を受ける。家族のためにもママが心に余裕を持つ必要があるのだ。ところが今は、感情的に怒る毎日に悩むママが多い。育児・家事・仕事を誰にも相談できず、協力もなしに1人でかかるのは、やはり無理があるのだ。そうはいっても、環境はすぐには変えられない。毎日の生活の中で余裕を取り戻す方法として見つけたのが、オシャレだ。私は昔からイヤリングが好きである。オシャレをすると「自分を大切にしている感」があり、心に少し余裕が生まれる。独身時代を思い出して欲しい。マツゲがグッと上がったり、新しいネイルにしただけで、その日の仕事も頑張れるのが女というものだった。自分のオシャレから心の余裕を取り戻そう以前は鏡に映るオシャレでない自分を見るのが嫌だった。適当な格好をしている自分を見たくなかったし、自分をそこまで追い込む育児環境に、またドッと疲れていた。自分を大切にしてこそ、周囲も大切にできるのである。イヤリングは、「耳に付けている感覚」が常にある。イヤリングを感じることで、「今心に余裕はありますか?」と毎秒自分に問いかけてもいるのだ。この「形から入る」作戦、実は思った以上に効果があるからオススメ。大事なのは自分のオシャレを考えること。独身時代はモテを気にしてオシャレしていた人が多いだろう。ママになると年齢も気になるし、全てにお金をかける時間もヒマもない。自分にとって好きではないオシャレをしていても、気分は上がらない。だからこそ、自分のこだわりのある部分だけオシャレする。自分らしい本当のオシャレが、ママになって始まると思うのだ。ライター:宮野 茉莉子
2016年12月06日「ママになったら、わが子に毎日おはなしを読んであげよう。素敵な絵本をいっぱい揃えて、心が豊かな子に育つといいな」長男がお腹にいたころ、わたしはそんなふうに思っていました。まだ見ぬわが子との「読み聞かせタイム」に夢いっぱいでした。ところが、現実は…「眠いけど何か読んであげなくちゃ…その前に本棚を片付けて…やれやれどの絵本がいいか息子が選びだしたぞ…これが始まると長いんだよなあ…ノ○タンでもアンパ○マンでもいいから早く読んで寝ようよー!!」仕事や家事で疲れ果て、力を振り絞ってお風呂に入れば大暴れ、嫌がるわんぱくっこを押さえ込んでなんとかパジャマを着せて…「読み聞かせなんてやめて、今夜はさくっと寝ちゃいたい!!」これがリアルな本音。共感してくれるママ・パパは多い…ですよね?絵本は収納が難しくて値段も高い…。絵本は大きさがまちまち。細長いものもあれば、手のひらサイズのもの、とっても大きなもの…これらを本棚に収納するのは現実的に難しい。どうしてもはみ出してしまうものも出てきますし、小さ過ぎて奥へ追いやられてしまうことも。大きな絵本だとページが折れ曲がったり破れてしまうことも…。そもそも絵本って高いんです。たしかに絵はきれいだし、ことばもステキなリズムで読み心地はいいのですが、そのぶんお値段はなかなかのものですから、偏りなくさまざまな絵本を買い集めると家計を苦しめかねません。いえいえ、決して絵本がよくないと言いたいわけではないのです。筆者は絵本が大好きです。けれども、どうしても「絵本をじっくり楽しむ余裕」を捻出できない日もあるんです。時間におわれヘトヘトにどっぷりと疲れている夜に、わが子が「これにしようかな…こっちがいいかな…どっちかな…」なんてせっかく片付けたものをどんどん出して広げている。無理です。エンプティです。「早く決められないなら今日は何も読みません!!」と怒鳴りたくなってしまうこともあります。疲れたママの救世主!!何も構えずにただただ毎日「読むだけ!!」とはいえ、寝る前のひとときは「おはなし」を聞かせてあげたいじゃないですか。そこで筆者が見つけた、疲れたママ・パパの労力が最小限に抑えられる画期的なシリーズがこちら。「1日1話 3分で読める 頭のいい子を育てるおはなし366」(主婦の友社)この本の特徴は…・366日、日付順におはなしが収録されている・おはなしのジャンルはさまざま・おはなしの難易度もさまざま・読んだらシールを貼れる(1年分の台紙ページとシールがついている)1ページに1つの「おはなし」分厚い大型本で、1ページにつき1つ「おはなし」が収録されています。おはなしは宮沢賢治やアンデルセンなどの有名な童話から、日本や世界の昔話、「まんじゅう怖い」といったスタンダードな落語、福沢諭吉やリンカーンなどの伝記、「ハロウィンってなに?」といったちょっとした知識系まで非常に幅広いラインナップです。長いお話しを1ページ内に納めているので原作そのままのことばではありませんが、極力原作の雰囲気を引き継いでいるところに好感を持てます。例えば宮沢賢治の「雪わたり」では、「かたゆきかんこ しみゆきしんこ」のくだりがほぼそのまま使われていました。「読み終えたらシール」で子どももうれしい筆者は「夜の読み聞かせはこのご本ね」というお約束にしています。おかげで、せっかく片付けた本棚を「これにしようかな、あれにしようかな」で散らかされることがなくなりました。読み終えたらシールを貼れるので子どももノリノリに。どの「おはなし」から読んでも構いませんが、日付が割り振られているので迷うこともありません。数字を読めるようになった息子は、「今日はなんがつなんにち?」と確認をしたら楽しそうに「今日のページ」を探すようになりました。一石二鳥…いや、三鳥?日によって、内容が難し過ぎるかなと感じることもありますが、本書の冒頭にある「はじめに」を読むと「分からないおはなしを聞くことも意味があるな」と思いました。(以下 本書「はじめに」より引用)まだしゃべりはじめていない赤ちゃんへの読み聞かせには、言葉のもつリズムを味わって。次第に言葉の意味を理解し、一人で読める(すべての漢字にふりがなをふってあります)くらいに年を重ねれば、物語から受けとるものも変わってくるでしょう。そのうえお値段は約2,500円!!絵本なら数冊しか買えないお値段で、366夜も過ごせて、そのうえ収納がコンパクトに!!お値打ち価格としか言いようがありません。ほかにもまだある!!1日1話系の読み聞かせ本「1日1話 3分で読める 頭のいい子を育てるおはなし366」と出会うまで知らなかったのですが、調べると同じような大型本が各社から出ているようです。ざっと調べただけでこんなにありました。・ママおはなしよんで 幼子に聞かせたいおやすみまえの365話(ナツメ社)・365日のベッドタイム・ストーリー(飛鳥新社)・一日一話・読み聞かせ おはなし366(小学館)・聞かせてあげたいおやすみまえのお話366(西東社)1冊を何年も繰り返し読むのもいいですし、毎年新しい本を読むのもいいですね。同じ題材でも各社で切り口が違ったりもするので、その違いも楽しめそうです。「大全集」系の絵本が教えてくれたこと実は筆者はこういった「大全集」系の本をあまり好んで買ったことがありません。日本文学はできるかぎり原書で読みたいですし、長いお話しをむりやり縮めてしまうことにも抵抗がありました。ですが、ふとしたきっかけで「1日1話 3分で読める 頭のいい子を育てるおはなし366」と出会い、気軽な気持ちで毎晩読んでみると考えが変わりました。たしかにひとつひとつのおはなしは淡白になってしまうかもしれませんが、散らかったり選んだりする煩わしさがなくなったぶん心に余裕をもって読み聞かせができるのです。自分が知らなかったおはなしも多く、ちょっとした教養もつきそうです。お休み前の「おはなし」は親子にとって大切な時間です。イライラせずに、ゆったりとしたきもちで無理なく続けられることが何より大切だなと思います。ライター:金延さえ
2016年11月30日一時保育は短時間〜1日という短い期間で保育園、保育所などにこどもを預けることができる制度です。保育園に入れなかったり、普段自宅で子どもを見ているかたにとって非常に便利なシステム。一時保育の利用は、最初は誰でも不安でいっぱいです。「泣きっぱなしじゃないだろうか?」「私がムリをすれば使わなくてもいい話だから」なんて、利用に対して尻込みするママも多いでしょう。今回は私の一時保育失敗談と、先日園で聞いた一時保育利用前にすると良いことをお話しします。一時保育を利用すべき2つの理由私は、一時保育はもっと気軽に利用されるべきだと思っています。以前Eテレの「すくすく子育て」で、「子どもを見ながらママがストレス発散するのは無理です。ストレスの原因が子どもですから、預ける勇気を持ってください」と専門家の方がハッキリ仰っていました。イライラして子どもに接するくらいなら、まずはママの心身の余裕を取り戻すべく、1時間からの利用をお勧めします。また急に「預けなければいけない状況」になるときも。筆者は産後に親知らずが発見され、タチの悪いもので治療にも時間がかかり、場合によっては入院が必要ということもありました。育児中はママ側も睡眠不足や疲れで体が弱りやすく、急な通院や入院は意外とあります。特に近くに頼れる人のいないママこそ、積極的に利用してみましょう。初めての一時保育利用の失敗談5歳と1歳の兄弟を持つ筆者は、長男が2歳になってすぐの頃初めて一時保育を利用しました。当時は転勤族で実家も遠く、在宅仕事をしていましたが子どもを見ながらでは手一杯の状態になり、一時保育の利用を考えました。2歳というと、子どもも他の子に興味を持ち出す時期。長男も児童館へ行けば他の子と遊びたそうで、タイミング的にも大丈夫だと思ったのです。近くの保育園を調べ、ちょうど会議のある日に預かってもらうことにしました。初めての利用で会議と仕事も兼ね、4時間預けることに。大人しい性格の長男でしたが、「たぶん大丈夫だろう」と思ったのです。4時間後保育園に迎えに行くと、長男は大泣きでした。なんと4時間ずっと泣き続け、私が歩いた場所(職員室と保育室)を往復して探し続けていたそう。そのときの保育士さんいわく「初めての場合は1時間から、徐々に慣らしていくと良いですね」とのことでした。一時保育の利用前にしたいことそろそろ次男が一時保育利用という時期になり、先日再度一時保育について認定こども園で話を聞いてきました。筆者の行った園の場合ですが、その園は月に一度、親子で遊べるイベントを開催しています。また毎日5組まで、1時間半程度子ども園で遊べる支援も行っているよう。園長先生曰く、「園でママと一緒に遊ぶ機会を増やすことで、『ここは楽しい場所だ』と子どもに覚えてもらいます。預ける際は誰でも最初は泣きますが、見慣れた場所でありママと遊んだ記憶もあると、最初に泣く期間も減るんですね」と仰っていました。園によっては、このような独自の子育て支援を行っています。まずは近くの一時保育をしている保育園か認定こども園を調べ、子育て支援の方に親子で参加しましょう。「場所と人に慣れること」で子どもも泣く時間が減らせます。ママも預ける先生の人柄がわかると安心ですよね。また預ける際は1時間を数回、それから2時間、3時間、半日、1日…と徐々に増やしていくのがベスト。そのためにも何もないときに預けておくと、預けた後のフォローもママが心の余裕を持ってできます。ママが通院で急に預けるとなると、病気のママ側にも余裕がないですからね。これから利用を考えている人は、まずは子どもを場所と人に慣れさせることを意識してみてください。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月30日子どもの体力は無尽蔵。昼間はお友だちと走り回って遊んでいるはずなのに、家でも常に見えない何かと闘っているはずなのに…夜が更けても目がパッチリ!?うちの子、寝ません。寝てくれません。寝る間際まで闘いごっこをしても、疲れ果てるのは親だけです。そんな体力無尽蔵キッズたちに困り果てているママ・パパへ、子育てサポートアプリ「おにから電話」をご紹介します。「もしもし…あかおにです。」「おにから電話」は名前のとおり、“おに”から電話がかかってきたように演出できるアプリです。電話をかけてくれるキャラクターは“おに”以外にもバリエーション豊かですが、うちの子が怖がるのはダントツで“おに”。スタンダードにあかおにが1番効きます。着信画面はこんな感じ。おにはテレビ電話でかけてきます。電話番号が「オニオニ」とは、芸が細かいです。“おに”からの電話に出ると…応答すると“おに”がしゃべり出します。最初は保護者あてに話しかけてきますので、まずはママ・パパが電話に出ましょう。「もしもし、あかおにです。」と、とっても丁寧にご挨拶してくれます。ここでいきなり「ゴラァッ、こちとらあかおにだぜ!おい、ちょっと顔かせよ!」なんて話し始められたら教育に悪いですからね。さすが「子育てアプリ」と銘打つだけあって安心して使えます。「…(間) えっ、また言うことを聞かないんですか!?」このあかおにさん、とっても親身なんです。ちゃんと保護者が話す(間)をおいて会話を進行してくれます。「今日はどうしたんですか?」とご用件まで伺ってくれますので、タイミングを合わせて「うちの●○くんが寝ないんです。」と告げ口しましょう。恐怖!!ヒートアップすると振り向くあかおに!!話し始めは穏やかに会話をしてくれているあかおにさんですが、こちらが事情を伝えると空気が変わります。「…チッ 困りましたねえ…」という舌打ちまじりの反応をきっかけに…「どうしましょうか?」「今から行きましょうか?」「えっと、おうち、どこでしたっけ?」と、たたみかけるようにじわじわ詰め寄ってきます。「来てください」とお願いする間もなく、もう来る気満々です。ここで少し振り返るあかおにさん。「うちの子を叱ってください」とお願いしてもいないのに、イロイロ把握してくれてます。あかおにさんの本領発揮!!そしてついに子どもが震え上がるひとことが…「…電話、変わってもらってもいいですか?」うちの子はここまでくるとしゃくり上げて泣きます。「やめてえええええ!!!!電話切ってえええええ!!!!うげいgづえpだおsd;あp@pd@fdj」とご乱心になります。それでも平気な顔してお布団に入らないお子さまには、電話を変わりましょう。「コラーーーーっ!食べちゃうぞーーーー!!!」ここでおにさん大爆発。食べちゃうぞ、きました!あかおにさん、めっちゃ怒ってます!歯並びが美しい!1度やると着信音だけで布団に入るように♪「最初はだまされてくれるだろうけど、何度もしていたら自動音声だってバレちゃうんじゃないの?」と心配になったアナタ。だまされたと思って1度試してみてください。うちの子は2歳頃に「おにから電話」デビューをしたのですが、あかおにからの電話を最後まで再生したのは最初の1度、たった1回きり。それ以降は着信画面を見せるだけで青ざめて怖がります。もう4歳になるのでそろそろ気づいてもいい頃ですが、未だに本物の鬼だと信じているのは、恐怖心が強過ぎて冷静な判断ができなくなっているからでしょう。シチュエーションやキャラクターもさまざま「おにから電話」はあかおにさん以外にも、シチュエーションに合わせたキャラクターが常時複数人います。「悪いことをしたとき」「言うことを聞かないとき」のほかに、「お片づけをしないとき」「嘘をついたとき」など細かな設定も!これからのシーズンには「サンタさんから」という、子ども心をつきまくった設定もありますよ。サンタクロースの電話番号はクリスマスの日付ですよ!サンタさんは頭ごなしに叱ったりせずに、「プレゼント」を餌に優しく諭してくれます。他にも「歯磨きをしないとどんな恐ろしいことになるか語ってくる”ゆうくん”」や、「何者か分からないけれどスズメ蜂を呼び寄せる”佐々木さん”」など、おとなも楽しめるキャラクターが目白押し!うちの子は着信音だけで大混乱してしまうので、キャラクターとの会話にまでたどり着けませんが、親側が「今夜はどのキャラでおびえさせよう」なんてワクワクしちゃうのもこのアプリの魅力かもしれません♪> おにから電話公式サイトライター:金延さえ
2016年11月29日「彼氏がほしい・・・・・・」と血眼で合コンに参戦する女子もいれば、「彼氏?う~ん、いまはぶっちゃけいらないかな~」などと余裕かましている女子もいますよね。こんな余裕ぶっこき女子に対して血眼女子は「はぁ~?ナニ余裕ぶってんの?強がってんじゃねーよ」と思うかもしれませんが、果たして実際はどうなのでしょう。■◆「彼氏なんて欲しくない」果たしてその真意はハウコレの「女子の本音」でおこなったアンケート『「彼氏なんて欲しくない」は本音?強がり?』によると、本音で言っているというのはわずか25%。わずか3割以下なのです。・彼氏ができて男友達と気軽に会えなくなるのが嫌!結婚願望ないし、彼氏がいないと自由で、友達と遊んだりしてる方が楽しい! (20歳/大学生)・何かとお金かかるし、色々自由が無くなるからめんどくさい! (21歳/専門学校生)一番多かったのが、とにかく「面倒くさい!」という意見。他の男性と会いにくくなったり、連絡を求められたり、記念日をお祝いしたり・・・という部分に面倒くささやきゅうくつさを感じる、自分の時間が減るのがイヤ、という人も多いようです。・寂しいけど今は仕事でいっぱいいっぱいかなーー。 (21歳/医療・福祉)まさに言葉通り、嘘偽りなく「今は彼氏はいらない」ですね。恋愛は時間、そして心身ともに余裕が無いとできませんからね・・・。また、「過去の恋愛からトラウマになってしまって、新しい恋愛を始める気になれない」という声も多く出ました。■◆ホントは彼氏、ほしいんです・・・。「いまは彼氏とかいらないっていうかぁ~友だちといるほうが楽しいしぃ~仕事も充実してるしぃ~イヤほんと全然彼氏とか興味ないわ~!!!」と言っていながらも、じつは本音ではない・・・という女子、およそ6割以上。なぜ強がってしまうのかというと・・・?・自分は一人でも生きていけますよ、寂しくなんかないですよっていうアピールでしかない。心の中では欲しいと思っている。 (21歳/大学生)・1人でも大丈夫そうって周りから言われるから、余計に強がって言っちゃう。 本音は、大丈夫じゃないんだよーー!! (21歳/大学生)・キュートな雰囲気の女の子ってわけでもなく、サバサバしてるタイプに思われている私なので、「彼氏欲しい」なんて言うのがなんかおこがましく感じてくる笑 「お前が?」とか思われるのが怖い・・・笑 (16歳/高校生)普段からサバサバしたクールなイメージを周りから持たれている女子は、「彼氏欲しい」という女子感あふれる言葉を口に出しづらいのだとか。20代後半の私からすれば、そうやって強がっている姿も可愛くっていじらしいなと思うのですが、周りからのイメージって、どうしても気になっちゃうものですよね・・・。・欲しいのに出来ない奴と思われたく無いから。 (21歳/医療・福祉)・まわりが彼氏いてラブラブだとつい強がりいって仕事が楽しいからといってしまう。しかし本音はめっちゃうらやましいw (27歳/ IT)めちゃくちゃ彼氏ほしいし、血眼で彼氏を探している。なのにできない。そうなったとき、自分には「彼氏ができない女」のレッテルが貼られてしまう・・・ぶっちゃけ恥ずかしい・・・つらい・・・。という恐怖から逃れるために、はじめから「彼氏なんて欲しくないですし」というていを装ってしまうのですね。気持ちはわかります。「彼氏作らない女」と「彼氏できない女」では言葉の捉え方がだいぶ違いますから。でも!!欲しいものは口に出していかないと!行動していかないと!手に入りません!!!本当にほしいなら、歯を食いしばり、恥を捨て、彼氏持ちリア充友達に相談しましょう。「ほんっとうに彼氏欲しいんだ。◯◯ちゃんの友達とか、◯◯ちゃんの彼氏の友達とかで、いい人いない?」と言えば、道は開けるかもしれません。このように、本当の自分の気持ちを押し殺しがちな女子たち。中には、こんな本音をかきこむ人も・・・。・彼氏いらないとかいいながらも 一人になった時にやっぱり彼氏ほしい 甘えたいって思う。 (21歳/警備)・本当はすごく彼氏が欲しい (21歳/学校・教育関連)ほしいんだね・・・。素直になって、一緒に頑張ろうよ・・・!ほかにも、好きな人がいるけれどうまく進展しないときに「彼氏はいらない」といってしまうという意見も。自分をひとまず慰めることもできるし、周りから紹介したり世話を焼いてもらったりしたくない、というときにはこう言うのがちょうど良いのかもしれません。■おわりに彼氏いらない派のコメントにも納得する部分はありながらも、そんな恋愛の面倒臭さを超えてくる相手が現れるのが、恋ってもんですよね・・・。ただ、ほしいときは素直にほしいと意思表示して行きていきたいものです。きっとそのほうが、願いもかなえられるはずですから!(Sakura/ライター)(ハウコレ編集部)ハウコレ女子の本音:「彼氏なんて欲しくない」は本音?強がり?
2016年11月28日次男も1歳半を過ぎ、食事など自分1人でしたがることが増えてきました。これからおおよそ3歳までに食事、トイレ、着替え、靴を履くなど一通り自分でできるようになります。同時並行で、イヤイヤ期も到来しますよね。この頃、子どもへのイライラが増えるママも多いのでは?1人でやらせると時間がかかるし、やり直しが必要だし、汚すし、できたと思ったらまたできなくて後戻り…など、かなり根気のいるもの。どうしてもイライラしてしまいがちですが、対処法はないか探してみました。親は「楽しみに待つ」しかない児童精神科医である佐々木正美先生著書の『子どもへのまなざし』(福音館書店)に、その答えがありました。佐々木先生はしつけをする上で大切なことを、「くり返しそのこと(しつけの内容)を伝えながら、本当にあなたがここで上手にできるようになるのはいつか、楽しみに待っていてあげるからという気持ちですね。そしてその時期は自分で決めなさい、自分で決めればいいのですよといってあげることです」と伝えています。とは言っても「早くできるようになってもらわないと困る」というのも親の本音。もちろん佐々木先生も親側の意見を承知の上で書いていますし、私自身「楽しみに待つなんて正直ムリ…」と思いました。でも親が子どものしつけにイライラするのは、「何十回言っても理解しない子どものせい」ではなく、「子育て環境にも問題がある」と気付いたのです。親が1人きりで忙しいからイライラするたとえば、子どもが食事中に味噌汁をこぼしたとします。ママが1人の場合、「も〜味噌汁は片付けるのが大変なのに…早くタオルを持ってきて、机を拭いて、タオルを洗って、着替えもさせなきゃ。代わりの味噌汁も持ってきて、今度はこぼさないように私が食べさせないと。寝かせる時間がまた遅くなる…」など考えるでしょう。これが夫や祖父母がいる場合、「タオルを持ってきて」「代わりの味噌汁を温め直すから、着替えさせて」「タオルを洗うから食べさせてあげて」と頼めます。ママがイラっとしても、「ありゃーまたやっちゃたね〜(笑)」という場の空気を和ませる笑いや、「でも今日は昨日よりも沢山食べてからこぼしたね」と成長に目を向けるフォローがすぐさます。イライラしたことさえ忘れ去ることができるでしょう。1人で全てをやろうとするのではなく、積極的に夫や祖父母など、身近な人に助けを求めていくのがおすすめです。親として覚悟を決めてしつけようどんなにイライラしたとしても、結局しつけを完了するためには、親は何百回と言って聞かせ、その子ができるようになるまで待つしかありません。それなら同じ時間を過ごすのに一日中イライラして子どもに怒り、子どもが萎縮したり泣いてしまう状況も、楽しみに待つ選択をとりませんか?それには「親としての覚悟」が必要。親が覚悟をきっちり決めないと、またイライラの毎日に逆戻りです。佐々木先生が言うように、「楽しみに待ってあげる」という目線や、「できる時期は自分で決めればいいよ」という心でいられているか。常に自分に問い直したいものです。そのためにあらかじめイライラしない環境作りをしたり、家事負担を減らして親側の心の余裕を保ったり、時には実母やママ友などに愚痴を言ったり、できるようになったことを紙に貼って楽しみにするなどの「環境作り」も大切。しつけが終わってしまえば、逆にしつけ中を懐かしく思うものです。二度と戻らない時間だからこそ、楽しみに待つ視点を持てるよう見直してみてください。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月28日年少当初や転園時、また夏休みや3連休明けなど「幼稚園に行きたくない!」とぐずる子は多いですよね。筆者の年長の長男も、入園と夏休み明け、また年長で転園したときには毎日のように行きたがらず、苦労しました。あまり嫌がられたり泣かれると、親も考えてしまう「幼稚園に行く意味」。年長の秋になって、やっとしっくりくる答えが見つかりました。今回は登園渋りの対処法とご一緒にご紹介します。ステップ1:まず理由を聞く子どもが「幼稚園に行きたくない!」とぐずりだすと、ママは朝の慌ただしさからつい「何言ってるの、早く行くよ!」と押し付けてしまいがち。また、「幼稚園は小学校に行く練習なんだよ」など説得を始めるママも多いかもしれません。実はどちらもNG。前者の場合子どもは余計ぐずるだけですし、毎朝が憂鬱になってしまいます。後者の場合も、説得は子どもの頭には入らず馬耳東風状態です。このとき、子どもの頭の中は、「幼稚園に行きたくない理由」でいっぱい。まずはそれを聞き出してあげましょう。自分の気持ちを言葉にすればスッキリしますし、ママに気持ちを受け止めてもらうことで安心し、気持ちも和らぎます。説得も頭に入りやすくなるでしょう。ステップ2:小さな「行く理由」を見つけてみる長男は年長の4月から転園しましたが、つい先日まで行きたくないと渋る毎日でした。前の園の思い出もある分、余計に今の園はつまらないよう。「何で引っ越したの」と泣かれたり、慣れなくて苛立ちを抱える様子に申し訳なく思う日々でした。つい先日も、「幼稚園をやめたい」と言う彼。そこで「今の幼稚園に通わなきゃできなかったこと」を2人であげました。すると「逆上がり、今好きな女の子や先生に会うこと、今夢中な『エルマーのぼうけん』という絵本を読むこと、アレルギー対応のパン給食を食べられること」などが出てきました。そこで気付いたのが、「幼稚園に行く意味や楽しみは子ども自身が見つけてくるもの」ということ。これは我が子の例ですが、皆さんのお子さんもそれぞれ好きなこと・楽しみなこと・できるようになったことがあると思います。ひとつできるようになれば特に褒め、「幼稚園に行くと色んなことができるね」と話しましょう。「幼稚園には好きなものやできること、楽しいものを見つけに行くんだよ」と伝えると、子どもの気分も変わります。ステップ3:時には休んでOK「今日はあまりにも嫌がって大泣きする…」という日は、休ませて大丈夫。初めての集団生活ですから、初めから皆勤賞なんて無理があるというもの。また大人は自分でリフレッシュする方法を知っていますが、子どもは気分転換できないので、時には甘えを受け入れてあげましょう。ただ、クセにならないよう休む理由をきちんと子どもに説明し、「今日だけね」と約束するのを忘れないで。休んだあとは子どもが「また休みたい」と言ってもしばらくは「この前休んだから行こうね」と連れて行くことで、「大泣きすれば休めるというわけでもない」とわかります。ほんのたまには休み、ママとの時間を過ごして子どもの心を満たすことも大切です。毎日となるとママも対応が大変ですが、ぐずる時間も考えて段取りを考えてみると忙しい朝も余裕が持てます。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月20日「一日中家にいて、可愛い赤ちゃんのお世話で楽しいはずなのに、産後の妻はいつもイライラしている。何を話しかけてもケンカになりやすく接しかたが難しい」と悩んでいませんか?男性からすると、産後の女性がどんな状態なのか、想像するのは難しいですよね。女性も夫に話したいことは沢山あるのですが、疲れ切って話す余裕もない毎日。また、話すことを躊躇われる内容もあります。今回は2児の母である筆者が、女性の独身時代と産後の体調&生活の変化を詳しく比較。一例ではありますが赤裸々に抽出してみました。体調とホルモン産後産後1ヶ月は悪露という血が流れ続け、お風呂に入れない。いきむのが怖かったり感覚が分からず便秘に。骨盤が元通りになるのは産後2ヶ月だが、それ以降も尿漏れや腰痛などのマイナートラブルを抱えやすい。産後に体調が変わり、頭痛持ちや喘息になる人もいる。また妊娠中に急増したホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」が産後は激減し、代わりに「プロラクチン」が増加。ホルモンの急激な変化に情緒不安定になる。産後は「防衛本能」も働くため、攻撃的になりやすくなる。仕事内容独身時代就業時間:始業時間と就業時間、休日や長期休暇がある。仕事相手:大人の中で、基本的に大人相手に仕事をする。仕事内容:自分で選んだ仕事をする。1日の流れや自分で立てた計画がほぼ決まっており、計画通り実行できることが多い。成果や報酬:目に見える成果があり、月給やボーナスという報酬を貰う。行き詰まったとき:上司に相談したり、周りの先輩をお手本にしたり、同僚と飲みに行って愚痴を言い合う。産後就業時間:24時間365日休みなし。夜間寝ていても起こされる。仕事相手:1人で、常識もマナーも理屈も言葉も全く通じない赤ちゃんを育てる。仕事内容:赤ちゃんのお世話と家事。主に「オムツ替え、寝かしつけ、食事の介助、こぼした味噌汁やおもちゃの片付け、お風呂」など。遊びは歌や絵本、砂遊びや動物の真似など、終始「0歳児の理解」に合わせ続ける。家事は後追いで泣かれたり、ウンチの取り替えや片付けなどイレギュラーな対応に追われながら。計画通りに行く日はほぼない。成果や報酬:目に見える成果・報酬は得られにくい。行き詰まったとき:日中ほぼ一人で育児をしているため、相談相手や愚痴を言える相手はいない。社会との繋がり独身時代常に自分の属する学校や会社があり、友人や同僚など人に囲まれての生活。社会的な自分の役割と居場所を確認できる。産後属するところが何もなく、平日大人と話すことはほとんどない。産前との変化が激しく、あまりの孤独に心のついていけない人が多い。児童館に出かけても、ママ友ができるのは積極的なママばかりになりがち。たまに会う程度なので、実際にママ友になるにはかなり時間がかかる。古い友人と会う機会も、子連れだと年に数回。会っても子どもの世話でバタバタしていて、落ち着いて話ができないことが多い。食事独身時代メニュー:仕事をしてるので、休日以外ほぼ自炊しない。朝はヨーグルトにフルーツ、コーヒーといった美容とラクを考えたメニュー。お昼は楽しみにしている1000円ランチ、夜は飲みに行くかお惣菜。外食:ランチにも飲みにも、よく行く。産後メニュー:1日3食、夫婦分+離乳食を手作り。健康や子どもも食べられるメニューを考える必要があるため、メインは和食。妊娠〜授乳中はカフェインを控え、禁酒。食事中:先に子どもに食べさせる。子どもは食べるペースがゆっくりなので、自分は後で冷めたものをかきこむか、キッチンで立ち喰い。子どもがこぼす納豆や味噌汁を片付けながらのため、食事は少々憂鬱。お金:いかに食費を切り詰めるかが大切。ランチに1000円なんて贅沢、という思考に。外食:平日は行かず、休日家族とファミレスなど。断乳しても気軽に飲みには行けず、オシャレなカフェは静かなため家族では行きにくい。休憩独身時代いつでも休みたいだけ休め、寝たいときに眠れ、気分転換にカフェに立ち寄れる。産後日中の休憩&睡眠時間がゼロのため寝不足で疲労が溜まっている。温かい飲み物は火傷が危ないので立ち飲み。お菓子は子どもに奪われないよう隠れてサッと食べる。好きな雑誌を読んだり、TVやDVD、スマホを見続けることはできない。カフェでのお茶は、夢のまた夢。トイレ独身時代いつでも行ける。産後家事と育児に追われて行く回数が減る。特に生後8ヶ月〜3歳くらいまでは、トイレに行くと子どもが泣き、目を離すと危なくトイレまでついてくるのでゆっくり用を足せない。お風呂独身時代一日で1番のリラックスタイム。半身浴で音楽を聴いたり、本を読んでゆっくり過ごしたり、お気に入りのシャンプーやボディソープでリフレッシュ。お風呂の後は美容のために、髪とお肌を入念なケア。この時間も楽しい。産後一日で1番疲れる時間。自分はサッと洗い、子どもをお風呂に入れる。お風呂を出た後自分はタオルだけ巻き、先に子どもの保湿→着替え。自分のケアや鏡を見る余裕はない。ケア用品も安いものに変更。睡眠独身時代好きなときに眠れ、寝たいだけ寝れる。楽しく飲んだ翌日の寝溜め幸せ。産後新生児期は夜間も1〜2時間ごと、その後も2〜3時間ごとの夜間授乳になるため、常に寝不足。それでも子どもは昼寝をするため、何故か朝5時に起きるときもあれば夜泣きもあり、寝不足に追い打ち。好きなときに寝たいだけ眠れるのは、子どもの目が離せる小学校以降。ファッション独身時代好きな服やアクセサリーを身につけ、オシャレができる。産後動きやすさ重視。スニーカーにズボン、両手を空けておくためリュックサック限定。ピアスやイヤリングは誤飲の危険などがありできない。アクセサリーはオモチャにされてしまうので止め、ネイルも剝げて危ないのでしない。外出独身時代場所:買い物、流行りのカフェやランチ、旅行など、休みがあれば好きなところへ好きなときに行ける。産後場所:公園、児童館、スーパーがお決まり。出かける前:出かけようとするとウンチをしていたり、お茶をこぼして服を濡らしたり、イヤイヤ期で外出したくないと泣かれたり…予定時刻に出かけるのが難しい。荷物:抱っこは重いし、ベビーカーは大きくて押すのが大変。周囲の目線:子どもが泣かないか、騒がないかにいつもビクビク。何をするにも迷惑にならないか迷いがち。外出の流れ:普通に歩けば15分のところが、子どもと歩くと1時間に。買い物に行けばアレコレ売り物を触るので、買いたいものは買えない。最短ルートで帰る。いかがでしょうか。ここに比較した内容も実は一部。これ以上に多くの変化が女性にはあります。いくら赤ちゃんが可愛いとはいえ、変化はストレスを生みますから、これだけの激変下ではどうしてもイライラしてしまうのです。筆者の経験としては、慣れない分1人目が1番精神的に不安定になりやすいです。一方で産後一年の経験は、後では取り戻せないとても貴重な時間だったとも。わからないことは「察する」と期待せず正直に話し合い、夫婦で乗り越えていってくださいね。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月19日「育児に疲れて心身の余裕を取り戻したい」「仕事を始めたい」など様々な理由で、子どもを預けることを検討しているかたも多いでしょう。でも「パパや実母など家族に預けるのも不安なのに、他人に預けるとなるとさらに不安…」と躊躇してしまう人もいるのでは?今回はそんなかたに、我が子を他人に預ける不安を少しでも和らげる方法をご紹介します。1. 自分の不安を払拭する施設選びをまず大切なのは、預け先の選びかた。主に「保育園、幼稚園(満3歳枠含む)、一時保育、ファミサポ、民間の託児所、ベビーシッター」などがあります。選ぶときには、できるだけ自分の不安を払拭できる先に絞りましょう。子どものケガや病気が不安なら、ファミサポやベビーシッター。人の目があるほうがいいなら、保育園や一時保育など。不安要素を自分でしっかり把握しておきましょう。2. 環境をよくチェックする預け先が決まれば、自分の目と体で、施設の環境や先生をよく観察しましょう。実際に見学に行き、安全面や掃除が行き届いているかなどをチェック。保育園であれば先生と他の園児の関わり合いを見ることで、具体的なイメージも湧きます。もしその園が未就園児向けの預かりやイベントを行なっていれば、先にそちらに参加しておきましょう。また見学時には、我が子の特性や不安点を積極的に先生に話してみて。先生の答えかたや園の方針によって、「この園(人)なら安心」と思える預け先が自分でも次第に固まってきます。3. 不安点&気分転換策は全て共有預けるときに不安なことは、山ほどありますよね。その不安を全て解消できるよう、先生に伝えることをピックアップしておきましょう。たとえば「現在の体調、ケガの心配、ヤンチャや引っ込み思案など性格上の特徴、愚図ったり泣いたときの対処法、眠いサインやお昼寝リズム、アレルギーがある」など。また子どもの気分転換になるように、お気に入りの遊びやおもちゃがあれば伝えておくのも良いでしょう。4. 慣らし期間を用意する親として1番不安なのは、預けている間中子どもが泣き続けていないかどうかですよね。どの子も最初は泣くものですが、少しでも子どもの不安を減らすため、前もって「慣らし期間」を作っておきましょう。「預け予定の園の未就園児向けのイベントに行く」「他の遊び場でもなるべく同年代の子が集まったり紙芝居や絵本を読む会などに出向く」「最初は1時間程度から預ける」など。子どもも場所・人・先生のお話を聞く体験に慣れることで、少しずつ安心していきます。5. スマホを活用ファミサポやベビーシッターサービスを利用する際は、周囲の目がない部分にどうしても不安を感じます。その不安を解消するためにも、スマホを賢く利用しましょう。LINEなどでその都度様子を連絡してもらう方法もあるでしょう。また「Pass!」というアプリは、グループを作って地図上でコミュニケーションができるアアプリ。相手の位置情報がわかる上に、画像やつぶやきを送り合うことができます。利用前にスマホで連絡を取り合えるか確認することで、預ける際の不安も払拭されるでしょう。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月19日妊婦さんって「穏やかで優しいイメージ」があるもの。自分の妻も妊娠すれば穏やかになるだろうと思いきや、妊娠前より何かと突っかかってきて夫婦ゲンカが絶えない…。そんな妻の変化に戸惑いを感じていませんか?実は妊娠中の女性は穏やかどころか、イライラしたり情緒不安定、攻撃的に…。それには主に4つの理由があるのです。1. ホルモンバランスの変化でイライラ妊娠中はホルモンバランスが大きく変化するため、イライラや情緒不安定になることが多くあります。妊娠前なら気にも留めないようなことで激しく怒ったり、不安に陥り泣くなどの状況が続きます。ちょうど生理前の「月経前症候群(PMS)」の女性と同じような状態ですが、生理前よりイライラの度合いは強め。ホルモンの力は何よりも強いので、女性もイライラや不安定を抑えることが難しいのです。どうしても起こってしまうことですから、夫婦ともに「ホルモンバランスの変化なんだ」と認識し話し合うことで、喧嘩は減らせるでしょう。2. 自己防衛本能の働き妊婦さんがイライラしやすいのは、本能もあります。例えば妊娠中の猫は攻撃的で、我が子に誰かが近寄るだけでも怒ってひっかこうとするのをご存知でしょうか。人間も動物ですから、妊娠中は赤ちゃんと我が身を守るための自己防衛本能が働きます。そのため攻撃的になりやすく、これは産後も続きます。2人目の妊娠中に上の子にイライラするママもいますが、実はそれも新たな命、まだ弱い命を守るための本能。動物の本能と知っておくと、ママも安心するでしょう。3. マイナートラブルやできないことの増加でイライラ妊娠中は、変化の連続。つわりから始まり、便秘、不眠、腰痛、胃痛、尿漏れ…などのマイナートラブルが臨月まで続きます。また妊娠前は当たり前にしていた飲酒や夜遊びもできなくなり、体重管理で好きなものを好きなだけ食べることができません。お腹が大きくなるに連れ歩きにくなったり、靴下が履けない、足の爪が切れない…など、日常生活に支障をきたすことも。「ママになるんだからそれぐらいガマンを」という声もあがりそうですが、妊娠中は理性が弱まる期間なので、ガマンが効かない部分もあります。「母性」も実際に赤ちゃんが生まれ、子育てをする中で徐々に育まれるものなので、妊娠の時点ではまだ培われていません。4. 夫との意識のズレでイライラ妻と夫では、子育ての意識にどうしても大きなズレが生じます。妻は胎動などで赤ちゃんを実感しますので、妊娠中から子育てのことを現実的に考えます。一方で夫はどうしても実感が少なく、育児について考え出すのは産後しばらくしてからのケースが多いよう。そのタイムラグが夫婦喧嘩を増やしてしまうのです。たとえば妻の妊娠中、夫はいつも通りお酒を飲んでいるだけなのに、妻は「子どもが生まれてお金もかかるのに、あんなに飲むなんて」「私に何かあったら夫に助けを求めるから、酔うほど飲まないでほしい」などと考えて喧嘩に発展しがち。妻は実感しているからこその「自分ごと」、夫側はまだ実感がありませんから、どうしても「他人ごと」になります。交わるところがないので難しい問題ではありますが、妻の不安を具体的に聞き出すことで、この喧嘩は減らすことができるでしょう。妊娠は女性の体で起こるものですが、赤ちゃんは夫婦2人の子ですから、妊娠も夫婦で乗り越えたいですよね。本能的なママとの対話は難しいところもありますが、まず「何でも話す、何でも聞く」ことから始めるのがおすすめ。この機会に何でも話し合い、お互いの理解を深めてみませんか?ライター:宮野 茉莉子
2016年11月18日睡眠不足が日中のミスを増やしたり、気力の低下やイライラを招くのは誰しも知っていること。それなのになぜ、「ママなら大丈夫」という思い込みが一般的なのでしょうか。「体力をつけて育児頑張るね!」これが1人目を子育て中の私の口癖でした。自分の時間はもちろん、食事、トイレ、休憩、睡眠時間も十分とれないけれど、自分さえ頑張れば何とかなる。そう思い込んでましたし、半ば自分に言い聞かせているところもありました。形だけ見れば何とかなっていたのですが、実際は全くなってなかったのです。表面上だけの「何とかなる」たしかにママが頑張れば、「表面上」は何とかなります。洗濯物も干せるし、掃除機もかけられるし、子どもを公園に連れて行けるし、夕飯も作れる。「うん、私1人で家事も育児も仕事も何とかなってる。大丈夫」と私も思い込んでいました。それでも次第に、疑問を抱くように。子どもなら当たり前にするであろう遊びやイタズラを、寛容に見守れず注意してしまう。些細なことでイライラしては、声を荒げて怒る。「それはダメ!こうして!」という押し付け口調ばかりで、子どもの本心を聞き出せない。「もう疲れた…」と言わない日がなく、協力の少ない夫への不満は募り夫婦関係はギスギス。「『何とか』って何だろう?ほんとうに何とかなってるの?」よく考えたとき、自分の出した答えはNOでした。中身に注目していますか?子ども時代は一生に一度しかない、宝物の時間。子どもらしく遊ばせてあげたいし、子どもらしくいさせてあげたい。子どもが自分の好きな遊びに熱中したり、自然体で過ごすのを見守りたい。大人の事情を押し付けず、怒る前にまず子どもの本音を聞き出してあげたい。子どもの良さを観察し、存分に伸ばしてあげたい。これが私が子育て期に1番大切にしたいことでした。もうそれは、「何とか」という言葉でおさまるレベルではありません。毎日は忙しく、人手は圧倒的に足りず、親は大人だから子どもの気持ちをわからない。親側が本気で意識しないと、実行は不可能。そして実行には必ず「親の心身の余裕」が必要になってくるのです。私が「何とかなる」と思い込んでたのは表面上だけ。完璧主義で頑張り屋の性格が災いして、家族(子ども、夫、もちろん自分も)の心はガッタガタだった。そう気付いてとてもショック…でしたが、覚悟ができたのは良いことでした。人手が足りない分、文明とサービスに頼る覚悟をママが心身の余裕を持てないのは、圧倒的に人手が足りないから。かといって引っ越しや同居はできませんよね。それなら文明とサービスに頼るしかありません。まずは「食洗機、掃除ロボット、布団乾燥機」という便利家電を導入。ケチな私ももったいないと今まで渋っていましたが、食洗機を買った時に「お金で時間(子どもと遊ぶ時間、心身の疲れを和らげる時間)を買う」大切さが身にしみました。他にも「浴室乾燥機(もしくは乾燥機など)、コードレスクリーナー、フードプロセッサー」などありますよね。TVやDVDやスマホも、「使い方」次第で十分使えます。見せる番組と時間は親が決め、「どんなお話だったかママに後で教えてね」とコミュニケーションツールに使うのも手。筆者の子はDVDで見たことを、ブロックと粘土で再現していました。そして、人やサービスに頼ることも大切です。一時保育やファミサポなどの行政サービス、民間の託児所や家事代行サービスなども要チェック。大切なのは使うことで、まずは一時保育から使うのが一般的でしょう。筆者は在宅仕事もあったので、一時保育から2歳半で幼稚園の満3歳児入園を利用しました。大事なのは「ママの覚悟と勇気」環境を変えようと思えばできることは沢山ありますが、大事なのは実行する「ママの覚悟」。やはり「お金がもったいないし、他人に預けるのは不安だし、完璧なママでいたいから頑張って自分で何とかしたい」と心のブレーキがかかります。そのブレーキで影響を受けるのは誰の、どの部分か?目に見えないから軽視しがちだけど、1番大切なのは心だと私は思います。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月13日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。近年では珍しくなくなった高齢出産ですが、高齢ママたちの姿が若いママたちや子育てを終えている同年代ママたちなどの目に、実際のところどう見えているのかを知っておくと、ママ友との付き合いで失敗しません。若いママたち、子育てを終えた同年代ママのほか、産婦人科医、世の中のパパたちがどう見ているのか、聞いてみました。●若いママには理解が難しい地域の母子プレイグループに参加していた3人のママ(20代〜30代前半)に話を伺いました。その結果、「子どもと一緒に遊べないのでは?」「子どもの成長を見届けられないかも」「学校でいじめられるかも」などといった、子どもサイドに立った意見が目立ちました。高齢になっても子どもが欲しいと思う気持ちや実際に産むことが可能であるという事実は認められても、現実的な子育て面でトラブルが発生しやすい状況がある以上、手放しで歓迎できない というわけです。若いママたちの懸念は、高齢ママたちも同じように感じています。その上で熟慮を重ねて出産を決意しているはず。でも、そこまでは若いママには想像することも理解することも難しいようです。そのため、『親の(高齢であっても)子どもが欲しいという勝手な思いから生まれた子どもがかわいそう』というニュアンスの発言が出てくることがあるのです。●同年代ママにとっては希望であり不安でもある30代後半以降のママたちにとって高齢ママの存在は、「え、今から出産?」という驚きと、「母体は大丈夫なの?」という心配 と、「子どものためにはどうなんだろう?」という疑問 、「私もまだ産めるのかしら」という希望 など、いろいろな思いが交錯するようです。知人が45歳で初産を控えているという45歳の2児のママは、『どう声をかけていいかわからない』と言います。『何を言っても、ひょっとしたら傷つけるかも、嫌味に聞こえるかも、とか考えてしまう』そうです。同じく、30代後半で初産を迎えた現在40代前半のママも、『私の年齢でも高齢出産のリスクが心配だった。より高齢のママを見ると、いろんな意味ですごいな と思う』と言葉を選ぶようにして話してくれました。●パパたちの目にはどう映っているのか?子どもを望んでいるパパたちにとって、高齢ママの姿は希望です。子どもに恵まれなかった40代の男性Tさんは、『同年代かそれ以上の親が小さな子どもを連れているのを見ると、正直羨ましい』と言います。『ただ同時に、祖父母のようにも見えてしまうし、定年退職までに大学を卒業させてやれないから、ウチは40歳を境に不妊治療をやめた』そうです。彼のようなパパにとっては、高齢ママやそのパパの姿は、自分は越えられなかった壁を越えた羨ましい存在 に映るようです。では、そのほかの若い世代や子育て真っ最中、子育てを終えたパパはどうでしょうか?『無理しているように見える』と言うのは20代パパの意見。『他人事ながらそんな年齢で産んで大丈夫なのか?と思う』と答えてくれたのは、30代のパパ。もう一人50代のパパからは、『子どもが欲しい気持ちは理解できるが、将来を考えると無謀な気もする 』という言葉が返ってきました。●産婦人科医たちの意見は?医療の進歩や中年域の女性たちの元気さから、高齢出産は確かに可能になってきました。ただし、産婦人科医によると、『女性は年齢を重ねるほどに、妊娠に異常が起こる割合も増加する』として、安易に高齢出産を勧めることはできない と警鐘を鳴らしています。ダウン症児の生まれる確率の増加、難産や死産の確率も30代前半までとそれ以降とでは大きな違いがあるのが現実です。だからこそ、高齢出産を乗り越えた高齢ママに対する祝福の気持ちと同時に、安易に「高齢出産も大丈夫よ!」と発言しがちである現状に対して不安を感じてもいるそうです。●まとめとして高齢ママたちの多くは、それぞれの選択の前に多くの熟慮や研究を重ねて、その結果出産に到達しています。でも、出産前の部分は周囲には見えません。だからこそ、いろんな意味で「大丈夫なの?」という不安や心配の眼差しを向けられがちです。これが、ママ友関係に影響を与え、声をかけることも、会話の内容にも遠慮が生まれてしっくりこないという状況を導き出しているのでしょう。高齢ママ側としては、周囲が自分を戸惑いがちに見ている理由を知っておくことで、一定の距離感を受け入れることも、たとえば自分の経験をある程度話すことなどでその距離を縮めることも可能なのではないでしょうか。【参考リンク】・高齢初産(高齢出産)について | 中央クリニック()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年11月04日休日夫に見てもらう、一時保育を利用する、美容院に行く…など、週や月単位の息抜きも大事ですが、子育て中はできれば「毎日」息抜きしたいもの。日中ほぼ1人で子育てをしていると、こまめに息抜きしないとリラックスしたママではいられませんよね。今回は2人育児中の筆者が、実際に効果のあった「毎日リラックスする方法」を4つご紹介します。1. シャンプーやボディローションは香りにこだわる普段は安めのシャンプーを使っている私ですが、先日高めのシャンプーを購入しました。とても香りが良く、嗅いだ瞬間リラックス状態に……驚いて調べたところ、実は「香りは嗅ぐと鼻から脳の本能や喜怒哀楽を司る部分へ電気信号が伝わり、その後自律神経を整える作用がある」とのこと。子育て中だと、ゆっくり保湿やマッサージなんてできませんよね。そこでシャンプーやボディローションなど必ず使うものほど、香りの良い品をセレクトすることをお勧めします。節約も気にはなりますが、1000円前後のもので十分リラックス可能。心理作用を考えれば、相殺する値段だと思いませんか?2. 好きな音楽をかけながら家事子どもを産んでから童謡しか聞いてない…というママもいるのでは。胎教では音楽が重視されますが、注目される一番の効果は「ママがリラックスするから」。リラックスするためには音楽も大切な要素です。じっくり聞くヒマはありませんが、料理や掃除をしながら自分の好きな音楽を聴いてみましょう。リラックスでき、家事もはかどり、子どもも歌ったり踊ったりで一石三鳥です。3. 子どもを早く寝かせる子どもを早く寝かせることは、子どもだけでなく親にとっても良いことだらけ。子どもが寝た後は何でも好きなことをし放題です。日中は早起きや外遊びを十分させて早く寝てもらい、「夜は大人の時間」にしちゃいましょう。とくに昼間仕事をしているママにとっては、夜は趣味に費したり、ほっと一息できる唯一の時間。積極的に作ってみてはいかがでしょうか。4. 自分最優先の時間を作る私にとって一番リラックスできる時間は、子どもの昼寝中に仕事をしているとき。仕事でもリラックスできるのは、自分を最優先して自分の好きなことをしているからです。妻、母、嫁…といろんな役をこなしていると、「自分だけの時間」がとれませんよね。ママだからそれで当たり前、ではありません。逆です。ママだからこそ、自分を大切にしないといけないのです。人間は自分を大切にしなければストレスが溜まる生き物であり、ママのストレスは子どもにとって最大の敵ですから。何でも赤ちゃん優先の育児ですが、1日に1回は必ず「自分優先の時間」を作るのがオススメ。テレビを見ても、趣味に没頭してもいいでしょう。ママがリラックスすることで、母子ともにハッピーになれますよ。ライター:宮野 茉莉子
2016年10月25日「母親は自分のやりたいことを我慢して『子どものため』を優先すべき」と思い実行するママは多い。一方でそれに異論を感じ、産後も自分の好きなことを優先するママもいる。自己犠牲と自分優先の狭間で過ごしながら最近思うのは、その中間が1番自分も納得行くということだった。初めての子育ては「自分優先」と「自己犠牲」筆者も1人目のときは、「自分のやりたいことは諦めたくない」と思っていた。独身時代から旅行が好きで、長男産後も京都、三重、小豆島、和歌山、奈良、大阪、広島…と様々な場所へ旅行した。仕事は生後9ヶ月から在宅で始め、2歳を過ぎてから預け始めた。それでも1人目のときは、「自己犠牲感」が強かった。自分のご飯を後回しにして息子に離乳食をあげたり、見たいTVは見なかったり…「自分のことは後回しの生活」だった。また子ども好きではあるが、赤ちゃんと遊ぶことには慣れなかった。よく児童館で子どもの遊びに付き合いながら作り笑いのママを見かけるが、私も同じ表情をしていたと思う。「自分も育児も優先する」子育てへガラッと変わったのが、2人目である。長男とは正反対のヤンチャだったため、まず車や公共機関に1時間も乗っていられない。仕事は相変わらず続けているが、旅行へはしばらく行けなそうだろう。その意味では「自己犠牲的」と言えそうだが、そう感じないのが2人目の特徴だ。それは生活全体が、ほどよく手が抜けて「自分も大切に」なってきたから。ご飯は自分も一緒にしっかり食べるし、自分へのご褒美スイーツもしっかり用意。少し泣くくらい「待っててね〜」と言いながら泣き顔も可愛いと思えるし、1日30分はTVも見ている。長男はもうすぐ6歳である程度手を離れたため、「子育てで大変な期間はほんの一時」とわかっているのもあるだろう。逆に、「今だけのこの時間を思いきり味わおう」と日々思うくらいだ。子どもと遊ぶのも楽しく、人前ではできないがイヌとネコの真似には自信がある。そして現在、3人目を妊娠中。今回はおそらく人生最後の妊娠、子育てになるため「人生で育児を1番最優先する」と決めた。人生80年の1年ぐらい育児に没頭することを選択した。常に問いたい、自分の納得基本的に私は、「自己犠牲」には異論を唱える。人間は自分が満たされなければ、たとえ我が子であっても、幸せにはできない。子どもを幸せにしたいなら、まずは母親が幸せになるべきである。また「自己犠牲」なんて言われたら、はっきり言って子どもが迷惑だとも思う。「自分のやりたいことができないのを、私のせいにしないでよ!」なんて思春期に言われかねないし、死ぬ時に「やりたいことができなくて可哀想な人生だった」なんて子どもに後悔させかねない。これは自分が母子家庭で育ったゆえに想像がつくのだろう。一方で、「自分優先」も私は自分の中でしっくりこない。世界にはいろんな育児スタイルがあり、育児を祖父母やベビーシッターに頼むのが普通、という文化もあるだろう。しかしこれは産後直感的、かつ本能的に感じていることだが、子どもと母親の絆は想像以上に深い。日本の母親神話に賛同する気は全くないが、動物的な勘で想像以上に母親の存在は重要であり、人一人育てる以上、一定期間はその子に時間をかける必要があるとも感じる。結局大切なのは、「納得いく子育てを自分はできているか?」と常に問うことだと思う。そのときには是非、「動物的な勘や直感、心の声」も大切にしてほしい。つい頭で仕事への焦りなど重視しがちだが、体の声も聞いてほしい。子育てはどうやっても失敗はつきものだが、母親の納得があれば子どもも納得するだろう。ライター:宮野 茉莉子
2016年10月14日先日3人目の妊娠がわかりました。子どもは3人と決めていたので、最後の妊娠子育ての予定です。2人目もまだ1歳半でバタバタの毎日ですが、「最後の子育てが始まる」と気付いて、いままでの子育てを振り返るとともに、誓ったことがありました。子どもと一緒に育つ1人目1人目の子育ては、初めてのことだらけでいっぱいいっぱいでした。わからないことが起こる度に、「悩む(子どもに対して間違った対応をすることも多い)→本を読む/ネットや口コミを調べる/周囲に相談する→多くの選択肢の中から子どもと自分に合ったものを選択する」の繰り返し。まさに「子どもと一緒に親になる状態」です。怒らなくてもいいのに怒るなど間違った対応も多く、申し訳ないとも思います。その分全力投球とも言えますが、「可愛がる余裕」があったかというと、どうしても少なくなりがち。もちろん可愛がってはいるのですが、「初めての緊張」が勝っているときも多いでしょう。また、きょうだいができれば兄姉になるため、兄らしさを無意識に求めてしまうところもあるのです。早く上の子と同等に育ってほしい2人目2人目は知識も経験もあるので、子育てにかなり余裕は出てきます。ただ「2人育児」には慣れていません。2人で遊んでくれるようになるまでは、やはり大変さは2倍です。我が家の場合、下の子のひどい黄昏泣きや、ヤンチャ過ぎてケガが多く目の離せない時期が長いことに特に苦労しました。兄弟喧嘩をするにもまだ小さくて目が離せず、「早くお兄ちゃんと対等に喧嘩したり遊んでほしい」と思いながら過ぎた1年半でした。「可愛がる余裕」はだいぶ出てきましたが、生後9ヶ月までは慣れず「早く大きくなって」と願う日々。そんな中、3人目の妊娠がわかりました。子どもや赤ちゃんを愛でられるのはこれが最後おそらく今回で最後の妊娠。そう思うと、ドキッとしました。今後私が赤ちゃんに出会うのは、道端で若いお母さんを見かけるか、自分の孫になるでしょう。それも今のところ、上2人は男の子。姑になる分、孫ができても会う機会や関わりは少ないのが予想できます。たとえ3人目が娘だったとしても、我が子のように可愛がることはできません。毎日小さな成長を目にしたり、赤ちゃんらしいちょっとした言動やクセを可愛く思ったり、プニプニのほっぺや太ももを触ったり、たくさん抱っこや時にはチューしてみたり。何かあれば1番に「ママー!!」と駆けつけてきてくれる信頼や愛情とか、授乳中の何とも言えない幸せとか。さすがに孫にチューはできません…。太ももやお尻を触るのも(みなさんしてますよね!?)…ちょっと難しいでしょう。祖父母には祖父母としての役目があるとは思いますが、我が子のようには愛でられないのです。そう思うと「可愛がる余裕」を意識したいですし、「人生最後だから思いっきり可愛がろう!!」︎と心に決めました。それは生まれてくる赤ちゃんだけでなく、上の子たちも同じこと。つい疲れから余裕をなくしがちですが、上の子もドンドン大きくなっていく。今は今しかないのです。大変は大変だけど、大変ばかり言ってる毎日も、子育ても面白くない。結局同じことをやるなら、同じ時間を過ごすなら、楽しもう。「可愛がること」を1番大切にしようと誓ったのでした。ライター:宮野 茉莉子
2016年10月12日既婚者の男性って何となく余裕があるように感じられて、 魅力的な存在だと感じたことがある人も少なくないと思います。そんな彼らとの時間は独身男性から感じられる雰囲気とは一味違い、 不倫なんてするつもりは全くない女性でさえも、 恋愛感情を抱きそうになってしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。では、そんな既婚男性達は恋愛についてどう思っているのでしょうか。実は多くの男性が恋愛をしたいと考えているのです!結婚していても恋愛を楽しみたい男達既婚者の男性の恋愛対象が奥様であることもあるでしょう。もしくは、趣味が楽しくて、趣味と恋愛している方もいる方もいらっしゃいます。しかし、上記2つにあてはまらないけれども恋愛をしたいと考えている人は、 他の女性をターゲットにしています。その場合、家庭がうまくいっていないのかというと、そうでもなく、 奥さんのことは大切だし、子ども達のことを愛おしいし守らなくてはならないと思っています。まれに、家庭が崩壊していたり、不倫願望の強い男性もいたりしますが、 既婚男性の多くは家庭を壊さず、恋愛を純粋に楽しみたいと考えているのです。既婚男性が恋愛したがる理由結婚すると、奥さんの見たくない面まで見てしまうことになります。また、奥さんも結婚してしまうと、ご主人への気遣いが以前ほど出来なくなってしまうことがあります。そうすると、男性は独身時代のような女性との恋愛の楽しい感覚を思い出して恋しくなってしまうのです。ですから、身近な女性と親しくなってくると、二人で食事に行くチャンスを狙ってきます。その辺りで歯止めが効けば良いのですが、そこからズルズルと不倫の道に迷い込んでしまうケースも無い訳ではありません。男性が結婚しても恋愛したいのは本能?ずっと昔、男性は狩りに出て獲物を捕まえる、女性は家で子どもを守る、それが一般的でした。しかし、現代社会において、男性と女性の役割も色々と変わっていき、人それぞれ考え方も違ってきています。けれども、男性には狩りに出て獲物を捕まえるという深層心理が残っているのです。この「狩り」の獲物が現代社会では「女性」になる訳です。あの手、この手を考えて、捕まえる喜び、楽しみ、手に入れて味わってみたい欲求。ですから、結婚していても、男性に恋愛をするな!というのは難しいのかもしれません。既婚男性との恋愛は注意が必要女性が不倫を望んでいるのであれば、発覚した後の代償を覚悟した上でお付き合いしなければなりませんが 「恋愛ごっこ」として、遊べるのであれば、仕掛けてきた既婚男性をしばらく観察してみても面白いかもしれません。ただ、純粋で真面目な性格だと自覚している方は、ごっこ遊びのつもりが、 気がつけば本気になってしまっていた、ということがあるのでご用心下さい。
2016年10月11日ブログやSNSなどで楽しく育児をしているママがクローズアップされることが多い今、子育て中のパパとママに本音を緊急調査しました。育児には「これが正解」というものがないだけに、親も壁にぶちあたりながら、子どもといっしょに成長してているようです。Q.子育てがつらいと感じたこと、ある?1.ある 80.6%2.ない 13.9%3.わからない・どちらとも言えない 5.5%80%以上の人がつらいと感じたことがあると回答。やはり育児は楽しいだけじゃない!というのが、親の本音のようです。■みんなつらい時期がある!ママたちはわかってます泣きわめいたりぐずったり、言うことを聞かなくて途方にくれることも。でもそれは、自分が子どもと向き合ってるからこそ感じる思いです。子どもといっしょに親も成長していくんですね。「ないってほうが不思議。真面目に子育てに向き合えば向き合うほど、つらい気持ちも出てくるんじゃないかな」(宮城県 30代女性)「あります。大事な子どもだからこそ、幸せになってほしいからこそ、これでいいのか悩むのが親なんじゃないかと思います」(茨城県 40代女性)「出かけるのも、家事するのも、食事するにも、何にしても自分のペースはないし。だから、お母さんがぐずる子どもをあやそうと焦っているのを見ると、声をかけずにはいられなくなる。泣いても、ぐずっても気にしなくていいよ!みんな通った道だから」(宮城県 40代女性) ■不登校も子どもといっしょに乗り越えていくいちばんつらいのは子どもが大変なときに代わってあげられないこと。親としてできる精一杯のことをしてあげるというのが、実はむずかしいことなのかもしれません。「今、中2の娘が不登校。悩んでいても人に打ち明けられすに引きこもっている。できれることならばその苦しみを代わってあげたい」(千葉県 30代女性)「発達障害とわかるまでは、癇癪やパニックをどうしたらいいのかわからず、しつけも上手にできず、つらかった。周りの目もつらかったし、外に出るのも怖かった」(神奈川県 40代女性)■大変からこそ幸せを実感することもとくに子どもが小さいときの大変さは、あとになると大切な思い出になることが多いようです。手がかかって目まぐるしかった日々も、二度とは戻らない幸せな時間です。「保育園の送り迎えから、オムツ替えも、ご飯を食べさせるまで私の役目でした。初めの一年は本当に長く感じました。でも思い出がいっぱいです。本当に大切な時間を過ごさせてもらったと子どもたちに感謝しています」(神奈川県 40代男性)「お母さんになった瞬間から子どもに時間を奪われ、邪魔されて。何かしようと思っても『ママ〜』と言われて、トイレすら一人になれない。それでも幸せなんです!」(千葉県 40代女性)Q.子育てがつらいと感じたこと、ある?集計期間:2015.12.16〜2015.12.23アンケート回答数:4105件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月07日子どもが幼稚園や保育園、小学校などに通うようになるとママ友の付き合いが始まります。それ以外にも同じマンションや、同じ習い事などの理由でママ友になることもあります。もちろんメリットもたくさんありますが、こじれると深みにハマってしまうことも。みんながママ友とどんな付き合い方をしているのか調査してみました。Q.<ママに質問>ママ友とトラブルになったこと、ある?1.ある 37.1%2.ない 49.5%3.わからない・どちらとも言えない 13.4%ママ友との付き合いにトラブルはつきものと思いきや、意外にも半数の人がトラブルなしと回答。でも、一度トラブルになると幼稚園や小学校など、子どものコミュニティが同じな場合が多いので、会わないでは済まないのが悩ましいところです。■子どもと親の付き合いは別!ママ友は友だちではない?!ママたちの意見で多かったのは、ママ友と友だちは別というもの。ママ友の中でも友だちになれる人もいますが、ほとんどは子どもが関わりのある知り合いといった程度の関係と心得たほうが無難なよう。「ママ友との付き合いはほんと面倒くさいです。子どもたちは仲良しでも、だからと言って親同士も気が合うかどうかは別問題!」(山形県 30代女性)「私は、自分の時間や家計を振り回されたり、プライバシーを干渉されるのが苦手なので、ママ友としてではなく、自分の友だちと思える人と付き合います」(茨城県 40代女性)「ママ友は友だちではないから、気は許さず一定の距離を保つようにしている。好かれなくてもいいけど、嫌われると面倒なので、誰に対しても笑顔であいさつはしています」(茨城県 30代女性)「子どもが関わっているから、本当にこじらたら、とことんこじれるのがママ友。メリットもたくさんありますけどね」(栃木県 30代女性)■ママ友被害者の会のリアルボイスでは、実際にママ友とのトラブルにあったとい人の声を聞いてみましょう。ママ友トラブルで多いのは一方的な無視や敵視。しかも、原因がわからないので対処のしようがないのも困ります。「子どもが幼稚園のころ、ある日突然、クラスのお母さんたちから無視をされました。そのうち元に戻りましたが、何が原因だったのかいまだにわかりません」(千葉県 40代女性)「同じ習い事のママに一方的にライバル視されています。バカらしくて相手にしていませんが、もう半年も続いています。女の見栄とプライドの塊は醜いなと思います」(愛知県 40代女性)■反面教師として学ぶことも大切実は自分も、知らないうちに誰かを傷つけてしまっていることがあるかもしれません。ママ友の言動で嫌な気持ちになったら、反面教師として自分はしなように気をつけることも大切です。「子どもの話をうのみにしているお母さん。聞きながら、いろんな意味で怖いなと思いました。こうなってはいけないと相手の言動で学びました」(鳥取県 40代女性)Q.<ママに質問>ママ友とトラブルになったこと、ある?集計期間:2016.01.13〜2016.01.27アンケート回答数:6409件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月06日母親が働きやすい職場がたびたびメディアに取り上げられていますが、美容業界は出産退職が珍しくありません。理由は勤務体系、休暇中のブランクなど。今回は美容の現場の産後復帰と独立について、愛知県のエステサロン経営・マネージャーであり、美容に特化したコワーキングスペース「D→START」の安城オーナーを務める近藤利津子さんと、そのママさんスタッフにお話を聞きました。美容キャリアは35歳から近藤利津子さん愛知県安城市にあるエステサロン「サロンブランシュ」のマネージャー、近藤さんの美容キャリアは35歳から。マンションの一室を借りた「マンションエステ」からスタートしました。「お客が来ない状況に「このままじゃいけない!」と一念発起しテナントへ移動。努力の甲斐あってお客が入るようになり、手狭になって移動をテナントオーナーに相談したところ、「いま駐車場の土地があるからそこをビルにして、店舗設計から関わってみる?」と提案をうけ、現在のサロンが誕生。そして10年以上経った今年、2階をコワーキングスペースにしました。」そんな近藤さんのサロンには、この業界にしては珍しく出産を経て復帰したエステティシャンのかたが在籍しています。「復帰したい」と思える職場「サロンブランシュ」のみなさんママさんスタッフの1人である田中さんに、復帰を決めた理由についてうかがうと、やっぱりこの職場が好きだったのが大きいです。きっと違う仕事だと思ったらやりたいと思ってないです(田中さん)と、仕事内容より職場のよさが先に挙がりました。家にいると、働いている人が羨ましく思うのが出てきちゃって。でもまだ子どもが1歳だし、働いてもフル入れないし…。『働きたい』って言っちゃいけないと思ってました(田中さん)そんなとき、たまたま近藤さんと連絡を取る機会があり、ポロッと「働きたい」と呟いたのがきっかけで戻ることに。またお子さんを預かってくれるかたも見つかり、ご家族にも「やっておいで」と送り出してもらったそう。近藤さんにも「どうしてこのサロンに戻ってくるのか」を聞いてみると、「子どもの顔を見せにきてくれたり、こちらもお食事会に声をかけたりとか、そういう環境があったからでしょうか」と、戻りやすい土台があったようです。復帰によって前向きになれた「ブランクがあるので、復帰には不安もあった。けれども、お店のみんながフォローしてくれました」と笑顔で教えてくれた田中さん。復帰にあたり、技術を覚えているのかのチェック、新しいメニューの施術の練習、勤務可能時間の相談などを近藤さんとしっかり確認し、不安をなくしていったそう。働き始めてからのほうが、全てにおいて前向きになったと思います。家でずっと子育てと家事だけのときより、今のほうがどちらも上手にできているかな(田中さん)お客さんにも「戻ってきたんだね!」と喜ばれ、近藤さんとしてはサロンの信用にもつながっている実感も得ているようです。近藤さんと田中さん田中さんは長い通勤時間かけて出勤して、子どもを預かってもらえる間しか勤務できないんです。でもこの仕事が好きだからやりたいって。やりたいことがあるときは、どこか譲歩するところを見つけないといけないのかもしれません(近藤さん)美容ってひとりじゃ絶対にできない結婚・出産を経たネイリストやエステティシャンは、自宅サロンやマンションエステで独立するかたもいます。しかし集客ができず閉店するケースも。全身マッサージ1時間3千円でやってくれる自宅、マンションエステがあると聞きます。価格設定が、開店当初に来てくれたお友達向けの「お友達価格」のままになってしまう。だけどこの値段設定は、美容業界全体の値段も下げ、自分が持つ技術力の価値も下げていることにも気付いていないんですね。(近藤さん)独立は技術だけではなく、経営に関わる細かいところまで全部ひとりだけで決めなくてはいけません。退社したスタッフが独立について、近藤さんに相談にくることも。わたしもマンションエステがスタートでした。でも、自宅とかマンションだと看板が出せなかったり、あまり宣伝もできない。ひっそり開店して閉店していくサロンがたくさんあります。頑張ってもきっと相談できるところもないだろうし、こちらも聞いてももらえないと情報があげられない。美容ってひとりじゃ絶対にできないので、もっと自分をオープンにして、情報をどんどん取りに来てほしいです。そして1年先、5年先を思い描いて欲しい」(近藤さん)餅は餅屋。「私自身もたくさん助けていただきました。声を出してくれれば、なにか教えることはできますから」、と近藤さんはお話くださいました。仕事をして妊娠をすれば、どの業種の女性も産後のキャリアについて考えなければなりません。もし戻る場所があるなら一度声を出してみる。自分だけで調べず、その道の先輩に聞いてみる。たったその一歩で、目の前の光景がガラっと変わるかもしれません。※「D→START 安城」では、「起業相談会」・「お1人サロンのおしゃべり交流会」なども毎月開催予定。東海地方で美容・サロンにお悩みを持つかたは相談してみては。サロンブランシュ> FacebookD→START 安城> 公式サイト> Facebookライター:三谷 アイ
2016年10月05日母親が働きやすい職場がたびたびメディアに取り上げられていますが、美容業界は出産退職が珍しくありません。理由は勤務体系、休暇中のブランクなど。今回は美容の現場の産後復帰と独立について、愛知県のエステサロン経営・マネージャーであり、美容に特化したコワーキングスペース「D→START」の安城オーナーを務める近藤利津子さんと、そのママさんスタッフにお話を聞きました。美容キャリアは35歳から近藤利津子さん愛知県安城市にあるエステサロン「サロンブランジュ」のマネージャー、近藤さんの美容キャリアは35歳から。マンションの一室を借りた「マンションエステ」からスタートしました。お客が来ない状況に「このままじゃいけない!」と一念発起しテナントへ移動。さらに数年後に現在のサロンを建て、2階をコワーキングスペースに改装しました。そんな近藤さんのサロンには、この業界にしては珍しく出産を経て復帰したエステティシャンのかたが在籍しています。「復帰したい」と思える職場「サロンブランジュ」のみなさんママさんスタッフの1人である田中さんに、復帰を決めた理由についてうかがうと、やっぱりこの職場が好きだったのが大きいです。きっと違う仕事だと思ったらやりたいと思ってないです(田中さん)と、仕事内容より職場のよさが先に挙がりました。家にいると、働いている人が羨ましく思うのが出てきちゃって。でもまだ子どもが1歳だし、働いてもフル入れないし…。『働きたい』って言っちゃいけないと思ってました(田中さん)そんなとき、たまたま近藤さんと連絡を取る機会があり、ポロッと「働きたい」と呟いたのがきっかけで戻ることに。またお子さんを預かってくれるかたも見つかり、ご家族にも「やっておいで」と送り出してもらったそう。近藤さんにも「どうしてこのサロンに戻ってくるのか」を聞いてみると、「子どもの顔を見せにきてくれたり、こちらもお食事会に声をかけたりとか、そういう環境があったからでしょうか」と、戻りやすい土台があったようです。復帰によって前向きになれた「ブランクがあるので、復帰には不安もあった。けれども、お店のみんながフォローしてくれました」と笑顔で教えてくれた田中さん。復帰にあたり、技術を覚えているのかのチェック、新しいメニューの施術の練習、勤務可能時間の相談などを近藤さんとしっかり確認し、不安をなくしていったそう。働き始めてからのほうが、全てにおいて前向きになったと思います。家でずっと子育てと家事だけのときより、今のほうがどちらも上手にできているかな(田中さん)お客さんにも「戻ってきたんだね!」と喜ばれ、近藤さんとしてはサロンの信用にもつながっている実感も得ているようです。近藤さんと田中さん田中さんは長い通勤時間かけて出勤して、子どもを預かってもらえる間しか勤務できないんです。でもこの仕事が好きだからやりたいって。やりたいことがあるときは、どこか譲歩するところを見つけないといけないのかもしれません(近藤さん)美容ってひとりじゃ絶対にできない結婚・出産を経たネイリストやエステティシャンは、自宅サロンやマンションエステで独立するかたもいます。しかし集客ができず閉店するケースも。全身マッサージ1時間3千円でやってくれる自宅、マンションエステがあると聞きます。価格設定が、開店当初に来てくれたお友達向けの「お友達価格」のままになってしまう。だけどこの値段設定は、美容業界全体の値段も下げ、自分が持つ技術力の価値も下げていることにも気付いていないんですね。(近藤さん)独立は技術だけではなく、経営に関わる細かいところまで全部ひとりだけで決めなくてはいけません。退社したスタッフが独立について、近藤さんに相談にくることも。わたしもマンションエステがスタートでした。でも、自宅とかマンションだと看板が出せなかったり、あまり宣伝もできない。ひっそり開店して閉店していくサロンがたくさんあります。頑張ってもきっと相談できるところもないだろうし、こちらも聞いてももらえないと情報があげられない。美容ってひとりじゃ絶対にできないので、もっと自分をオープンにして、情報をどんどん取りに来てほしいです。そして1年先、5年先を思い描いて欲しい」(近藤さん)餅は餅屋。「私自身もたくさん助けていただきました。声を出してくれれば、なにか教えることはできますから」、と近藤さんはお話くださいました。仕事をして妊娠をすれば、どの業種の女性も産後のキャリアについて考えなければなりません。もし戻る場所があるなら一度声を出してみる。自分だけで調べず、その道の先輩に聞いてみる。たったその一歩で、目の前の光景がガラっと変わるかもしれません。※「D→START 安城」では、「起業相談会」・「お1人サロンのおしゃべり交流会」なども毎月開催予定。東海地方で美容・サロンにお悩みを持つかたは相談してみては。サロンブランジュ> FacebookD→START 安城> 公式サイト> Facebookライター:三谷 アイ
2016年10月04日10月10日は体育の日。週末に子どもの運動会をひかえているかたも多いのではないでしょうか。筆者もつい先日、保育園で行われた息子の運動会へ行ってきました。そんな中、子どもの身体能力について気づいたことが。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物第6回:お誕生日は保育園に行くべき!?第7回:「保育園の連絡帳」は「育児ノート」の続き成長速度と身体能力は関係ない幼い子どもの集団を見ていると「身体能力の差ってあるんだな」と感心します。乳児クラスのころは生まれた時期の差が大きかったのですが、幼児クラスになると身体が柔らかい、バランス感覚がある、足が速いなど、生まれながらの身体能力の差を感じるようになりました。これは立つのが早かった、歩くのが早かったなどの成長速度とは関係ないように思います。息子のクラスメイトに足の速い女の子がいるのですが、身体の使いかたが他の子と比べると全く違うのです。彼女より生まれが早くて体格の大きな子が追いかけても、すばしっこい彼女をつかまえられません。かけっこで1等の子、ビリの子。筆者は足の遅い子どもでした。幼いころから負けず嫌いでしたので、手を抜いていたわけではなさそうですが、いつもお友だちの背中を見て走っていた記憶があります。子ども心に「わたしはどんくさい」という自覚もあったように思います。そのかわり踊ることが上手で、他の子が座り込んできょろきょろしているなか、ノリノリで踊っていました。記憶にはありませんが、幼少期のビデオを見ると振り付けをほぼマスターしている幼児はわたしだけ。リズムも大きく外れることなく堂々と踊っている姿が印象的でした。頑張っても1番になれないこともあれば、最初から上手にできてしまうこともありますよね!?親も我が子と他の子を比べてしまう最近では「主役が5人」だとか、「かけっこは手をつないでみんなでゴールさせる」ことがあるといいます。こういったやりかたに対する批判も目にします。よく言われているのは、「負ける経験も子どもにとって必要だ」というものですが、わたしはこれが子どもだけでなく親にとっても必要だと思っています。保育園に通っていると、早いうちから自分と他の子を比べます。それは親も同じで、我が子と別の子を比べてしまいます。「子どもを比べることはよくない」と言う人もいるかもしれません。たしかに、「あの子よりうちの子が劣っているなんて悔しい!!」と感情的になることや、「あの子に負けちゃダメよ。1番になってね」と比較対象を作って我が子を叱咤激励するのは違うと思います。ですが冷静に、客観的に我が子を他の子と比べることは、その後の育児方針を決めるうえで「大アリ」なのではないでしょうか。子どもの得意なところを伸ばすチャンスかもわたしの両親も「この子は走るのが苦手だけど、踊るのはとても上手だな」と思ったのでしょう。子どもの頃は「ピアノ」「クラシックバレエ」など、得意分野を伸ばすような習いごとをさせてくれました。さりげなく得意なものにチャレンジするきっかけを与え、成功体験を増やしてくれた両親には感謝しています。周囲と比べて得意なもの、苦手なものを把握することで、「我が子の得意なことを伸ばすチャンス」を作ることもできるのです。今年の運動会は昨年よりももっと、子どもたちの身体能力差がハッキリ分かりました。小学校に入れば生まれながらの能力に加えて本人の努力も大きく関わってくるでしょうから、純粋な能力差を確認できるのは残り数年だと思います。能力差を冷静に受け止めて、得意なことを見つけてあげればいいなと思っています。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物第6回:お誕生日は保育園に行くべき!?第7回:「保育園の連絡帳」は「育児ノート」の続きライター:金延さえ
2016年10月01日先日、次男の1歳6ヶ月健診に行ってきました。長男はもうすぐ6歳のため、久しぶりの健診です。1人目のときは健診のたびに必ず一度は落ち込んだり、モヤモヤしていました。2人目になり分かったことも増え落ち込むことはなくなりましたが、やはりどうしても違和感が残るのです。子育て支援も経験したことから、健診で違和感を感じるその正体に気付きました。「ママへの信頼」が足りていない?健診に行くたび落ち込むのはなぜか…それは全体(保健師さんや会場作りなど)的に、ママへの信頼が足りないからではないでしょうか?筆者は元転勤族のため、3つの地方で健診を受けていますが、それはどこでも共通で感じました。ママの話から、「間違ったこと」「周囲と違うこと」を問題にしているような空気感が、悩みを相談したいママの口を閉じてしまっているのではないか…とも思います。そもそも育児は個人差の大きいもので、画一的に決められるものではありません。日々悩みながら子育てをしているママにとって「それは違う」と一刀両断されてしまっては、落ち込むのは当たり前。具体的にご紹介しましょう。アドバイスが「ちょっと違う…」次男は断乳していません。断乳・卒乳に関しては個人差ありますが、一度長男で断乳を試したものの違和感を感じ、長男は4歳で自然卒乳。WHOでは2歳まで母乳をあげることを推奨していますし、世界の卒乳平均は平均4.2歳。次男も自然卒乳でいくつもりです。ですが健診ではやはり、断乳を勧められました。「ぐずるたびにおっぱいは止めて」など一見アドバイス的なものをいくつかされたのですが、それが全て当てはまるかといえばちょっと違うのです。「こんな例もあって、それはどうかと思うのね」など保健師さんは懸命に話しているものの、聞いてる側からすると「それは私も違うと思うけれど、私も同じことをすると疑われているのでは…?」という気持ちに。「目の前にいるママへの信頼」よりも「ダメなママを是正しないと」という姿勢が優先されているように感じてしまいました。たとえ断乳を勧めるにしても、最初に「どういう時におっぱい飲ませてるの?」と聞いてほしい。最初に質問してママの話を傾聴しておけば、ママも安心して相談できますし、保健師さんも適切なアドバイスができるのではないかと思うのです。張り紙からの圧迫感健診では様々な張り紙が貼ってあったり、チラシも貰います。一例としてよく見かけるのが、『スマホに子守りをさせないで!』。職業柄か、表現が断定的なために「スマホに子守りをさせてるでしょ?絶対ダメだよ!!︎」という疑いと圧迫感を感じてしまいます。それがイヤで、続きを読むのをやめる人もいるようです。子育て支援の経験上、「ラクだから毎日2〜3時間はスマホを見せてまーす☆」というママは少数派。みんな「罪悪感を感じながら、迷いながら、それでもいっぱいいっぱいで」見せています。私も1人目のときは、できるだけスマホを見せたくありませんでした。しかし次男の産後2ヶ月目頃、毎日長男が幼稚園から帰ってくる夕方になると決まって、次男が激しい黄昏泣きを2時間以上…。のけ反りギャンギャン泣く次男をあやしながら、「あと1人大人がいてくれたら、長男に寂しい思いをさせないのに…。そうか、人がいなくなった代わりにテレビやスマホがあるのかな」と思いました。夫の帰りが遅く、『孤育て』状態の多い現代。今ではスマホを使う時があっても仕方ないと思います(子どもが執着するので適切にですが)。『スマホで育児もう一度考えてみませんか』などソフトな表現にすることで、ママの心の負担も軽くなるのではないでしょうか。信頼がないとママの心は開かない健診では違和感を感じましたが、ママが1番悩みを相談しやすいのもまた健診。ママの心を開き、相談してもらうためには、まずは保健師さんの対応や張り紙などにおいてもっとママを信頼してほしいと思うのです。確かに、育児を軽く見ているママもいるかもしれません。ですが真剣に子育てをしている大多数のママからすれば「すべてのママがそうではない」というのが本音。まずは目の前のママと向き合って、信頼してほしいと思います。信頼してもらえない人に、相談はできないのが人間ですから。ママにとって健診が、「ずっと悩んでたことを相談できて良かった」と思えるような場になることを願っています。ライター:メオトーク編集部
2016年09月29日そろそろ肌寒くなってきたので衣替えをかねて大掃除をしていると、懐かしい物を発見しました!!「育児ノート」と「保育園の連絡帳」です。読み返すと、小さかったわが子の姿が昨日のことのように蘇り…掃除はそっちのけに読み返してしまいました。まだたった数年前のことなのに、子どもの成長って本当に早い!!そんなときふと思ったのが、「保育園の連絡帳」がなかったら「育児ノート」で我が子の成長の記録はとまってしまっていたんだなあ…ということでした。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物第6回:お誕生日は保育園に行くべき!?張り切って記録した「育児ノート」新生児のころは「育児ノート」をつけていたというママは多いと思います。めちゃくちゃズボラな筆者も、出産した病院から「育児ノート」を贈呈されたため、生後半年頃までこまめにつけていました。新生児の1日は同じミッションの繰り返し。1時間かけて母乳をあげ、げっぷをさせてオムツを交換、少し寝たと思ったらまた1時間後に「おっぱいちょうだい」。おっぱいをあげるかオムツを替えるかで1日が過ぎていきます。そのため、「いま処理をしているウンチは本日何度目のウンチなのか」「これは何度目のおっぱいタイムなのか」「子どもと自分の睡眠時間はどのぐらいなのか」が分からなくなってしまいます。「育児ノート」は、「おっぱいタイムの記録」「ウンチ・おしっこの記録」「睡眠時間の記録」から、「予防接種のスケジュール」まで管理できるのでとっても便利でした。あとから読み返すと涙が出ちゃう「育児日記」体調・スケジュール管理に便利な「育児ノート」ですが、あとから読み返して1番「書き残していてよかった!!」と思えるのが、ノートの隅に走り書きしている「育児日記」でした。「はじめてお散歩したけど、ずっと寝ていた」「ウンチがなかなか出なくて辛そう…」「テレビを見て笑った!!」など、子どもの成長記録だけに留まらない、育児中の喜びや弱音まで書いてあります。ボロボロの育児ノートには育児の「ぼやき」が満載!! そんな素晴らしい「育児ノート」も、子どもの成長とともにだんだん書かなくなっていきます。子どもがハイハイをしだし、歩き出した頃にはもう日記を書いている余裕はありません。おっぱいやウンチの回数も安定してきて、記録をつけなくても生活できるように。外でのわが子の成長が見られる「保育園の連絡帳」そこで活躍するのが保育園の連絡帳。筆者の場合は生後7ヵ月から保育園のお世話になっていたため、そのころから毎日の記録はすべて連絡帳に書いてあります。保育園の先生が書いてくれる日々の記録は、親目線ではない「第3者から見たようす」のため新しい発見も多いもの。「玉入れの玉を持つのがイヤで、手を後ろに組んでお友だちが投げるのを見ていました」「“いーとまきまき”のおうたを楽しそうにずっとうたっていました」「お給食を1番に食べ終わりました。『ぜんぶおいしかった』と教えてくれました」などなど…親と一緒に過ごしている時間には見られないようすや、日々の成長がたっぷり記録してある連絡帳。あとから読み返すとわが子の成長がありありとイメージできます。成長の記録は期限付き保育園に通わせていなければ、「育児ノート」までで成長の記録がとまっていたかもしれません。日々の思い出というのは忘れがちなもの。読み返すことができるというのはとっても貴重です。保育園の先生は忙しいだろうに、毎日こまめに書いてくれて頭があがりません。しかし残念なことに筆者のお世話になっている保育園では年少さんから連絡帳ではなく、「登園したらシールを貼るノート」になってしまいました。子どもが自分でお話しできるようになったので、先生が毎日の記録をつけることもないのでしょう。息子は毎朝シールを貼るのを楽しみにしていますが、卒園まで連絡帳を書いてもらいたかったなあ…なんて思っています(笑)。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物第6回:お誕生日は保育園に行くべき!?ライター:金延さえ
2016年09月24日悩み相談の中でも、アドバイスしやすいものとしにくいものがありますよね。特に女性の場合、難しいのが結婚や妊娠、子育てなどのテーマ。相手と自分の立場によって(未婚か既婚か、子なしか子持ちかなど…)、言いかたやどこまで言うべきかの判断も非常に難しいところがあります。今回は、その境界線の考えかたについてご紹介します。どの立場にいても難しい筆者は既婚で子持ち。個人的には「30代で結婚しないとヤバい」というような、人間を単純に比較する思考を持ち合わせていません。母子家庭育ちだからでしょう、自分がマイノリティな環境で育っているので、両親揃っている家族とは比較したら違うことばかり。次第に比較をやめていきましたし、特に結婚ほどモロ感情・性格・相性…という「目に見えない、形にできない」ものほど、比較すべきではないと思っています。それでも、既婚・子持ちといえばよくネットなどで「既婚友人のアドバイスがムカつく」と言われる立場。「上から目線」と捉えられたり、「既婚者が言うことだからね」と意見をまともに聞き入れてもらえないこともあります。アラサーを過ぎてからは、どの立場にいても女子は悩み相談が難しくなってくると感じています。そこで心がけてきたのは、以下のことでした。アドバイスしないまずはアドバイスをしないことです。相手の話をよく聞いていると、「自分はどうしたいか」「何を言ってほしいか」という答えは相手自身が持っていることが多々。話を聞いているうちに、本人もそちらの方向へ話を持っていきます。アドバイスしたくなるときもありますが、それが「相手にとってのベストタイミング」かはわかりません。「アドバイスをしても結局話は聞かず、言われたのと同じ失敗をしてやっと聞く耳を持った」という経験が筆者自身にもあり、話を聞いても実際に体験しなければ納得できないところが人間にはあります。相手のタイミングを見守るのも、友人の務めのひとつでしょう。言うことで分かることとはいえ、一方で友人がいつも同じことで悩んでるけど何も行動せず、タイムリミットも近そうだという場合もあります。相手のためを思えば、やっぱりアドバイスすべきという場合もあるでしょう。そういうときにはアドバイスも大切。大切なのは言いかた・表現です。「こうすべきでしょ」などの断定的な表現や、上から・下から目線と取られそうな表現には気をつけます。あくまで中立的な立場で、相手を思う言葉も付け加えて伝えましょう。そこで相手が話を聞き入れるか、それとも距離を置かれるかは、友人関係の分かれ道。信頼関係が築かれていればその後も関係は続きますし、それが別れるタイミングだったということもあります。分かれ道となると悲しいものですが、言わないでユルく関係を続けていても、いずれ分かれ道はやってきます。あとは自分の発言に自信を持てるかが大事。相手のためを思った発言だと自信が持てれば、後悔することはないでしょう。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月21日長い妊娠期間を経て、我が子が生まれた瞬間…その喜びは他の何にも代えがたいもの。「新たな家族を迎えて幸せな家庭を築いていこう」そう決心するはず…ですが夫婦生活において夫が最も注意すべきは妻の産後という、このタイミングなのです。 産後、妻に避けられているように感じる?出産した後、妻が目を合わせてくれず、コミュニケーションも最低限のものしかできない。ましてや夜の営みなんて…そんなことを感じている旦那さんは多いのではないでしょうか。「産後クライシス」という言葉もあるように、出産後の亀裂から夫婦仲が悪化していき、離婚に至ってしまう…そんなケースも少なくありません。「子育てが忙しくストレスが溜まっているのだろう」程度に軽く考えてはいませんか?こうした妻の「産後うつ」の症状は、実は出産によるホルモンバランスの急激な変化が原因なのです。女性の体内で起きていること妊娠中の女性の体内では、プロゲステロン(乳腺を発達させる、子宮筋の働きを調整するなど)やエストロゲン(胎児の成長に合わせて子宮を大きくする、母乳の通り道である乳管を発達させるなど)などのホルモンが盛んに分泌されます。しかしこれらの女性ホルモンは、産後急激に分泌量が減少します。代わって活発に分泌され始めるのが、プロラクチンというホルモン。プロラクチンは母乳を生成する役割を持つ、とても重要なホルモンです。ひとつ注意が必要なのは、このプロラクチンがそのまま妻の体調不良に作用するというわけではなく、ホルモンバランスの変化が原因であるということ。ホルモンバランスの変化によってイライラしたり感情的になるなど、産後うつになりやすくなります。不足しているホルモンを補っていく、という方法を選ぶことが大切なのです。夫がするべきこと不足した女性ホルモンは、1. 大豆イソフラボン・ビタミンB6・ビタミンEを多めに摂取し、バランスのいい食事を取ること2. ウォーキングなどの軽い運動をする3. 気分転換ができる趣味をし、ストレスを解消するなどの方法で補うことができますので、妻の様子に不安を感じたらぜひ夫婦で実施してみてはいかがでしょうか。また産後の妻と共同生活を送る旦那さんがまず第一にすべきことは、こうした妻の変化に気付き、その変化の原因を正しく理解すること。その理解の上で、家事・育児のサポートをしたり、相談に乗ったりすることで妻との関係に良い影響を与えるはず。些細なことで喧嘩になったり、理不尽なことで文句を言われたりと、辛いことも多いでしょう。ですが、「ホルモンバランスの変化のせい」と割り切れば、大目に見ることができるかもしれません。子どもを育てる、ということはとても大変。こうした妻の変化に対応することも子育ての一環だと捉えることが、「産後クライシス」を乗り越える第一歩につながるはずです。ライター:メオトーク編集部
2016年09月17日