おとぎ話のハッピーエンドのその後が描かれる、大人のためのディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』のMovieNEXが、7月17日(金)より発売となる。今回、そのボーナスコンテンツから、本作で初めて魔女役を演じ、アカデミー賞19回目のノミネートを果たして、俳優の最多ノミネーション記録を自ら更新したメリル・ストリープに注目。さまざまな表情を見せた魔女役について、メリル自身や監督たちが語るインタビュー映像の一部が解禁となった。メリルを始め、ジョニー・デップ、クリス・パイン、アナ・ケンドリックなど、豪華スターの共演と、完成度の高い感動的なミュージカルシーンが話題となっている本作。「シンデレラ」に「ラプンツェル」、「赤ずきん」など、おとぎ話のエピソードが交錯し、クライマックスでは予想もつかない展開が待ち受けている。本作でメリルが演じた、あの少し不気味な魔女はインパクト大だが、その見事な魔女っぷりと幾通りもの多彩な表情は、メイクだけではなく、彼女の演技力によるところが大きい。メガホンをとった『シカゴ』のロブ・マーシャル監督は、この魔女の魅力について「弱さや恐れを隠し切れない人間的な面があるところだ。それは彼女ならではだよ」と、メリルだからこそできる演技を称えて語る。メリル演じる魔女は、醜く年老いた姿と、もとの美しい姿の2つの姿で登場する。メリルは、「(ヘアメイクを担当した)ロイ・ヘランドが、魔女の外見を2パターン作り上げてくれた」と語っているが、マーシャル監督によると「メイクは少しだけ違うだけで、メリルが演技で違いを表現している」とうなる。さらに、「ロイのさじ加減も見事で、名優を尊重したメイクにしている」と、チームスタッフの熱い信頼関係にも言及した。また、プロデューサーのジョン・デルーカも、メリルのメイクについては「ほぼメイクなしで、アゴと眉骨を強調させたくらいだ」と指摘。実際に、魔女が鋭い目つきでパン屋の妻(エミリー・ブラント)ら相手役を威嚇するシーンがある一方で、娘ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)を見つめる表情は母性にあふれている。両者を巧みに演じ分ける振り幅こそ、まさに名女優ならでは。おとぎ話の新しい魅力を再発見しながら、メリルの演技もじっくりと堪能してみて。『イントゥ・ザ・ウッズ MovieNEX』は7月17日(金)より発売、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年07月14日イタリアのリゾート地を舞台に、80年代の大ヒット曲に乗せて贈るラブミュージカル『踊るアイラブユー♪』。本作を始め、音楽好きも、ラブコメ好きも夏に楽しめるオススメの映画をピックアップしてみた。まず本作は、ブーツ型に例えられるイタリア半島の“かかと”、リゾート地プーリアが舞台。恋に慎重なテイラーは、3年前に別れた恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディが突然の結婚宣言。彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレだった…という王道の三角関係を描くミュージカル。いち早く映画を観賞したマスコミ関係者からは、「80’sの洋楽ファンなら思わず体が動き出す、ポップ・チューンが彩る甘酸っぱいラブストーリー。キャストによる有名な音楽PVのコスプレをチェックするのも楽しい」「キラキラの80’sポップスと、イケメンすぎるイタリア人男に女性ホルモンが踊り出す!ヒロインの恋心にシンクロしたトキメキがとまらない!!」といった声が続出している。また、クライマックス近くで歌われる「ロクセット」の「愛のぬくもり」は、リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツ共演『プリティ・ウーマン』の挿入歌であったり、シンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」が流れる独身女子会には80年代の歌姫が“コスプレ”で勢揃いしたりと聴きどころ・見どころも満載だ。リゾート地での結婚式といえば、エーゲ海の小島を舞台にした『マンマ・ミーア!』(’08)は、シングル・アルバムあわせて全世界 2億5千枚枚を売り上げた「ABBA」の名曲に乗せて繰り広げられるハート・フルムービー。結婚式を間近に控える20歳のソフィ(アマンダ・セイフライド)。母子家庭で育ったソフィの願いは、父親とバージンロードを歩くこと。母親ドナ(メリル・ストリープ)の日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3 人に招待状を出すのだが…。夢見る結婚式に胸を高鳴らせる、ソフィ役のアマンダ・セイフライドが可憐でキュートだ。また、恋を信じる男の子と恋を信じない女の子のビタースウィートな 500 日を描いた『(500)日のサマー』(’09)も、シーンに合った音楽が印象的。建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日、秘書として入社してきたキュートなサマー(ズーイー・デシャネル)にひと目惚れ。好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった2人。だが、トムは運命の恋を夢見る男の子、一方、サマーは真実の愛なんて信じない女の子。2人の間には、どこまでも相容れないグレーゾーンが広がっていて…。『50回目のファースト・キス』(’04)もまた、常夏のハワイを舞台にした、ちょっぴり切なくも、ピュアで温かいラブストーリー。“昨日のことをすべて忘れてしまう”記憶障害に陥ったルーシー(ドリュー・バリモア)。行きつけのカフェで朝食を取っていると、男が声をかけてきた。シーライフ・パークで動物たちの面倒を見る獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)だ。ルーシーの大好きなワッフルや海洋生物について話すうちに意気投合した 2人は、翌朝もカフェで一緒に朝食を食べようと約束するが、翌日会った彼女は彼のことを覚えていなかった…。偶然出会った男女の軽妙な会話のやりとりといえば、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(‘95)も思い浮かぶ。男性、女性それぞれのリアルでありながらロマンティックな会話劇が胸に響く本作は、その後の『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』という3部作につながっていく。欧州鉄道で出逢ったジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)。2人は意気投合して列車を途中下車し、朝日が差すまでウィーンの街を歩き続ける。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていき…。いずれも、“脳内恋愛ホルモン”が刺激され。恋愛モードにひたれる作品ばかり。素敵な夏の恋を映画でも楽しんでみて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月25日メリル・ストリープがロックミュージシャンに扮する主演最新作『リッキー&ザ・フラッシュ』の会見がメキシコのリゾート地カンクンで開催され、ストリープの実娘で女優のメイミー・ガマー、リック・スプリングフィールド、脚本家のディアブロ・コーディが登場した。その他の写真本作は、ロックスターになる夢を追うために家族を捨ててスターになった主人公リッキーが、時を経て、離婚した娘との再会をきっかけにもう1度、家族とヨリを戻そうと奮闘する姿を描いた作品。コーディは『JUNO/ジュノ』や『ヤング≒アダルト』などで知られる気鋭の脚本家で、巨匠ジョナサン・デミが演出を手がけている。ストリープの実の娘で、1986年の『心みだれて』に続いて母と共演したガマーは「この世の中に、メリル・ストリープに怖気づかない人が4人ぐらいいるけど、そのうちのひとりが私よ」と言い、“世界でもっとも繋がりが強い人”と称する母との共演について「映画での母娘関係は、少し問題があって疎遠な関係なんだけど、私と母との実生活の関係とかけ離れているから最初は難しかったわ。でも作品の世界や、キャラクターを深く理解したら、数日の内に問題なくなったわ」振り返った。ミュージシャンとしての顔も持つスプリングフィールドは本作で、リッキーに恋をするバンドメンバーを演じているが「ジョナサン・デミにメリルとの映画のオファーをもらって、そんなチャンスを断るわけにはいかないからね。オーストラリアのツアーがあったんだけどキャンセルして出演を決めたよ」と語り、劇中でストリープが“ロックミュージシャン”に扮していることについて質問がおよぶと「メリルは下手じゃないよ、エレキギターは難しいんだよ。その上、歌もうたわなければいけなくてチャレンジだったのに、メリルが生で演奏して歌ってるのを撮影したんだから、どれだけ素晴らしいか(映画を観たら)わかるよ」と彼女の演技と演奏を讃えた。演技派女優として様々な役どころを演じてきたストリープが吹き替えなしでエレキギターを演奏し“ロックスター”になりきったという本作は、日本では来春に公開される予定だ。『リッキー&ザ・フラッシュ(原題)』2016年公開
2015年06月18日ソニー・ピクチャーズが、メディア向けに新作映画を発表するイベント『Summer Of Sony 2015』がメキシコのリゾート地カンクンで現地時間11日から開始になる。今回のイベントでは今年と来年の新作映画のプレゼンテーションが行われる予定で、『007 スペクター』をはじめ、注目作の新情報がこの場で“解禁”になる可能性が高い。その他の写真ソニー・ピクチャーズの大規模なメディア向け発表イベントが行われるのは6回目で、今年はメキシコのリゾート地カンクンにあるリッツカールトン・ホテルで実施される。会期中は様々な会見やプレゼンテーション、パーティが予定されており、まだ誰も知らない情報や発表が、この場で明らかになりそうだ。注目を集めているのは、日本でも12月に公開される『007 スペクター』や、来年公開の超大作『ザ・ウォーク』、女性キャストで新生される『ゴーストバスターズ』、トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてラングトン教授に扮する新作サスペンス『インフェルノ』に関する会見や新情報だ。他にも間もなく公開の『ピクセル』やクロエ・グレース・モレッツ主演のアクション大作『FIFTH WAVE』、メリル・ストリープ主演の『RICKI&THE FLASH』、ジャック・ブラック主演のファンタジーホラー『GOOSEBUMPS』、ジョディ・フォスターが監督を務める『MONEY MONSTER』、ウィル・スミスの主演最新作『CONCUSSION』などの会見や発表が予定されており、会場にはモレッツやブラック、セス・ローゲンらが登場する予定だ。現在、発表になっているのは14タイトルだが、会期中にはメディアがアッと驚く“サプライズ発表”の可能性もあり、世界各地から集まったメディア関係者、記者たちがイベントに大きな期待を寄せている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)全国ロードショー(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. Danjaq. LLC and Columbia Pictures Industries. Inc. All rights reserved
2015年06月12日アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、メリル・ストリープ(Meryl Streep)をキャストに迎え、華やかなファッション業界の裏側を描き、大ヒットを記録した映画『プラダを着た悪魔』(’06)を、ブロードウェイでミュージカル化する計画が進行中のようだ。本作は、ファッションに無頓着なジャーナリスト志望の主人公・アンドレアが、たまたま受かった一流ファッション誌の編集部で、悪魔のような上司に振り回されながらも前向きに成長していく姿を描いたもの。映画版では、メリル・ストリープが米『VOGUE』誌の“鬼”編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)をモデルにしたミランダを演じ、そのアシスタントであるアンドレアをアン・ハサウェイが演じた。公開当時は、「プラダ(Prada)」を始めとする劇中に登場する数々のファッションと、働く女性たちの心を代弁したかのようなセリフで多くの女性たちを魅了した。今回のミュージカル化の話は、ブロードウェイの舞台を数多く手がけてきた名プロデューサー、ケヴィン・マッカラムが「AP通信」に語ったことで明らかとなったもの。同氏はこれまでに、“舞台版アカデミー賞”と言われるトニー賞において「作品賞」を4度も受賞しており、2013年に、米20世紀フォックスの映画作品をミュージカル化するプロジェクトで同スタジオと協力関係を結んでおり、『プラダを着た悪魔』に加え、昨年他界した故ロビン・ウィリアムズ主演のヒット作『ミセス・ダウト』のミュージカル化にも興味を示しているとのことだ。ミュージカル版の詳細は、上演時期を始め、キャスト・スタッフに至るまでの一切が現時点では不明だが、映画版のキャストたちは以前、舞台化への出演に意欲を示していただけに、海外メディア各紙ですでにアン・ハサウェイらオリジナル・キャストの起用についての予想が飛び交っており、今後大きな注目を集めそうだ。ちなみにアン・ハサウェイのSNSで今回の企画に触れる内容は、話が浮上してからも一切語られていない。
2015年05月13日●大作というプレッシャーを自分なりに克服2015年オープニング成績で洋画1位の大ヒットスタートを切った、ディズニーの実写映画『シンデレラ』(公開中)。短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』の同時上映も話題の本作でシンデレラを演じているのは、オーディションで役を射止めた女優リリー・ジェームズだ。ケネス・ブラナー監督をはじめ、継母役のアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットらも「心が美しく、見た目も美しい」「自制心、集中力、奥深さがあるとともに、非常に陽気な面も持ち合わせています」などと絶賛。本作をきっかけに活躍が期待される彼女に、ディズニー大作主演という大役にどのように挑んだか語ってもらった。――ディズニーの名作アニメを実写化した『シンデレラ』。変身シーンなどCGを組み合わせて見事に描いていましたが、演じる難しさはありましたか?実はCGはあまり使ってないんですよ。カボチャが馬車になるのはCGですけど、戻るシーンなんかはハーネスをつけてクルクル回ったり実際にやっていたんです。カボチャが小さくなるのも、実際に小さくなるようなものを作って反応しているので、存在していたんです。トカゲのような男の人もいましたし(笑)。実際にないものは想像力でカバーしていましたけど。ネズミとのやりとりは想像力です!――『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツさんや、『プリティ・プリンセス』のアン・ハサウェイさんなど、ディズニー映画をきかっけに、世界的女優へと羽ばたいた女優が多くいます。今回シンデレラ役に大抜擢され、そういった先輩女優たちを意識しましたか?撮影中に『プリティ・ウーマン』を見たんです。これってまさにシンデレラストーリーじゃないって! でも今回、大作というのを考えすぎると緊張するので、監督のケネス・ブラナーからいろんなアドバイスをもらうなどストーリーに集中することによって、「自分が主役をやっているんだ」「ディズニーの大作なんだ」と思わないように心がけていました。そして、プロデューサーの方たちもサポートしてくれ、みんなが優しかったんです。白いバラの花束を贈ってくださったこともありました。現場がとても平和で、前向きな雰囲気で、みんなが仲良かったので、大作というイメージではなく親しい仲間で作っているという感じでした。――撮影中に『プリティ・ウーマン』を見ようと思ったのはなぜですか?大好きなんです! ジュリア・ロバーツが一番好きな女優の1人なので、『プリティ・ウーマン』は何回も見ているんです。もう100回くらい。そのほかにも、ケイト・ブランシェットやヘレナ・ボナム=カーター、メグ・ライアンなど、みなさんの初期の頃の作品をたくさん見たんです。私は今回が初めての大役なので、彼女たちが私の年齢だった時代の映画を全部見てみたんです。勉強になると思って。――どういったことが勉強になりましたか?みんな若々しくて新鮮で、ナイーブなところがあったりして、最初から大女優なわけじゃないんですよね。スタートがあるということで、それを見て自分も自信がついたというのがありましたし、「私は今メリル・ストリープじゃないのよ」って思うことができました(笑)。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.●継母役ケイト・ブランシェットから学んだもの――こういう女優になりたいという目標はありますか?ケイト・ブランシェットは憧れの女優であり目標です。この映画に入る前にも舞台を見に行ったんですが、動物的な魅力と響き渡るような声、そういった舞台での演技と、非常に微妙な映画での演技、両方を使い分けられる彼女のようになりたいと思っています。――本作では、ケイト・ブランシェットさん演じる継母との共演シーンがとても見応えがありました!あまりにも継母役を素晴らしく見事に演じていたので、私はただ反応するだけでよかったです。そこにいるだけで彼女が全部仕事をしてくれるというくらい(笑)。そして、本当に深みのある演技だったので、最後に「許す」という言葉が自然に出てきましたね。彼女のいろんな考えや気持ちがよく伝わってきました。――ケイト・ブランシェットさんから何かアドバイスはありましたか?言葉でのアドバイスは特になかったんですが、彼女はすごく私をサポートしてくれたり、見ているだけで勉強になりました。――どういったことが勉強になりましたか?すごくおもしろい方でユーモアのセンスが抜群なんです。仕事に関しては自分に厳しいんですけど、仕事じゃない時は軽やかで楽しい方で、温かい方なんです。ケネス監督もそうで、聞く耳をもって一生懸命聞いてくれる、そういう姿勢がとても素晴らしいと思いました。――この映画にはとても夢が詰まっていますが、どのようにこの作品を楽しんでもらいたいですか?おとぎ話なので、現実というのは必ずしも優しいからといっていいことが起きるわけではないかもしれません。でも、この映画にはすごく魔法がたくさんあって、皮肉がない。希望に満ちていて夢がある。子供には夢を与えたいですし、大人もロマンチックな気持ちになってほしい。映画を見ている1時間半はそういうものを信じたいですし、希望を持ちたい、ハッピーな気持ちになりたい! そんな風に楽しんでもらいたいです。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月05日シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった“おとぎ話の主人公たち”の“その後”を描き、大ヒット中のディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。このほど、映画を観た者ならば気にならずにはいられない(!?)シンデレラの王子とラプンツェルの王子が、共にプリンセスへの想いを歌い上げる、話題のシーンの映像が解禁となった。本作は、ハッピーエンドのおとぎ話の“その先”を描き、予想を鮮やかに裏切っていく大人のためのミュージカル。メリル・ストリープやジョニー・デップ、エミリー・ブラント、ジェームス・コーデン、アナ・ケンドリックほか、豪華キャストの歌声も大きな注目を集めている。今回届いた映像は、劇中でも特に鑑賞者からの人気が高い「Agony」が歌われるシーン。美しい川を舞台に、お互いのつらさ、苦しみを張り合うようにして歌う2人の姿は、映画を観たら必ず話題にしたくなる印象的な場面だ。クリス・パインとビリー・マグヌッセン、それぞれが演じる王子兄弟は、兄役のクリスはシンデレラに、弟役のビリーはラプンツェルに猛烈なアタックを仕掛けていくが、その想いが届かぬことを嘆いている。まずはシンデレラの王子が、舞踏会からいつも逃げ出してしまう彼女に対しての苦しみを熱唱すれば、かぶせるようにラプンツェルの王子が、塔の上から出ることのできない彼女を迎えに行けない苦しさを歌う。2人はずぶ濡れになりながら、「自分のほうがよりつらい」と訴え、最後には感情が高ぶるあまり、服をはだけさせながら歌い踊ることに!2人のイケメン王子が見せるまさかの姿には、一瞬、ぼう然。だが、チラリと見える2人の肉体美は必見だ。クリス・パインといえば、『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(’04)で映画デビューを飾り、その後、2009年の『スター・トレック』で主役のジェームズ・T・カークに起用され一躍ブレイク。続編の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でも再び同役を演じ、映画は世界で4億6,200万ドルを売り上げる大ヒットに。舞台でも着実に実績を残しており、いまやハリウッドで最もホットな俳優の1人に数えられている。一方、ビリー・マグヌッセンは、シガニー・ウィーバーやデヴィッド・ハイド・ピアースと共演したブロードウェイのヒット作で、クリス・デュラングの「Vanya and Sonia and Masha and Spike」に出演し、13年のトニー賞「演劇助演男優賞」にノミネートされた。舞台だけでなく、ブリット・マーリングやアレキサンダー・スカルスガルドと共演した『ザ・イースト』(’13)といった映画への登場も近年増加している。ちなみに、このシーンは運命の相手となるシンデレラ、ラプンツェルに出会って少し経った後の2人の気持ちが歌われるシーンだが、楽曲名「Agony」には「(精神または肉体の)激しい苦痛・苦しみ」という意味がある。いままでのアニメーション作品と大きく異なり、“プリンス側”の苦悩、苦しみがリアルに描かれているのも『イントゥ・ザ・ウッズ』の特徴といえるだろう。彼らは何の障害もなくプリンセスと結ばれるのではなく、悩みながらあの手この手と恋の作戦を考え、自身の想い人と結ばれるべく必死で努力していく、人間味あふれる王子。果たして、彼らは無事にハッピーエンドを迎えることができるのか、衝撃の結末は映画館で確かめてみて。『イントゥ・ザ・ウッズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月20日本年度の洋画オープニング成績No.1、さらに実写ミュージカル映画としては『レ・ミゼラブル』を抜くオープニングNo.1という興行収入を記録した、ディズニーが贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。本作でシンデレラを演じ、類い希なる歌声を披露しているのが、アナ・ケンドリックだ。今年は本作を含め3本の出演作が立て続けに公開され、日本でも“ブレイク必至”といわれる彼女が、現代を生きる女性たちも共感する本作の“シンデレラ”について語ってくれた。おとぎ話の主人公たちの「めでたし、めでたし」の“その後”を描くブロードウェイ・ミュージカルを、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が映画化した本作。「誰もが知っているおとぎ話が、森を舞台に複雑に絡み合いながら展開していくわけだけれど、『ずっと幸せに暮らしました』というおなじみの結末の後に何が起きるのか、というおとぎ話の“その先”を追求しているのが、この映画のユニークで面白いところなの」と、アナは言う。1997年にブロードウェイ・ミュージカル「High Society」でデビューし、いきなり12歳にしてトニー賞ミュージカル部門「ベスト・フィーチャード・アクトレス賞」にノミネートされたアナ。映画デビューは2003年。その後、『マイレージ、マイライフ』(’10)でジョージ・クルーニーを相手に好演を見せ、アカデミー賞「助演女優賞」にノミネート。『トワイライト』シリーズや『50/50 フィフティ・フィフティ』など、幅広い作品で順調にキャリアを重ねてきた。そのアナが演じるシンデレラを始め、魔女(メリル・ストリープ)に導かれた登場人物たちが森の中で繰り広げるのは、人間のいい面も、イヤな面も交えた、まさに大人のためのおとぎ話。その中でシンデレラも、よく知られたプリンセスとは全く異なる姿を見せている。アナは、「シンデレラが舞踏会から慌てて逃げ出すのは、真夜中の鐘と同時に魔法が解けて、素性がバレてしまうのを恐れているからではないわ」と明かす。では、なぜシンデレラは、チャーミングな王子(クリス・パイン)のパーティから逃げ出すことを選んだのだろうか。「まともに会話を交わしたことすらない王子と結婚するなどおかしいと、直感的に悟る賢明さゆえなの。そのリアルさのために悩むことになる、思慮深い女性に描かれているわ」と、シンデレラの本当の想いに言及する。女子なら誰もが憧れる王子との結婚そのものに疑問を抱き、城を抜け出したというのだ。それは確かに、いままでの“おとぎ話的価値観”からは考えられない意外な行動といえる。さらに、本作のシンデレラはもう一つ、想像できない姿を見せる。彼女は自分の履いている靴を、城の階段を駆け下りる途中に脱ぎ忘れてしまうのではなく、“わざわざ”置いてくるのだ。本当にこのままでいいのか、悩み抜いた彼女は、その決定権を王子に委ねる。純粋で真っ直ぐなおとぎ話のシンデレラとは異なり、“相手の覚悟を確かめる”やや計算高い一面を持っていることがわかる、とても人間味のある、リアルなシンデレラだ。「複雑で興味深いキャラクター」とアナも言う。「優柔不断で何事も深く考え過ぎてしまうといった、欠点をたくさん持つ人間味あふれるシンデレラは、ひたすら心優しく美しく、清廉潔白で完璧なプリンセスよりはるかに演じ甲斐があったわ」。だが、そんなシンデレラも、物語の中盤では王子の熱烈なアピールに考えを改め、めでたく結婚。彼女は誰もが羨む幸せを手に入れる。夢のような暮らしを手に入れた彼女だが、それが本当に自分が必要としていたものなのかを、あるきっかけから考えるようになる。「後半に突入すると、ほかの登場人物と同様、彼女も自身の行動が招いた結果と向き合わなければならなくなるの。それは『“願い”(Wish)を叶えるには、代償がつきもの』というセリフに集約されていると思うんだけれど、そんなふうに、皆が知るおとぎ話の枠の外で、生身の人間としての彼女を追求しているのが、(原作ミュージカルを手がけたスティーヴン・)ソンドハイム版のシンデレラの興味深いところね」と言う。おとぎ話では、王子と結婚して「めでたし、めでたし」を迎えるシンデレラ。しかし、実際の人生はそこで終わりではなく、その後も続いていく。「この映画のシンデレラは、周りの誰もが理想と考える状況にありながら、自分ではその状況に納得できずにいるの。そして、自分にとって本当の幸せといえる確かなものを求めて未知の世界へと身を投じるという、勇気ある選択を下すことになるわ」。ハッピーエンドの後も続いていく人生において、自身にとっての“本当の幸せ”とは何かと考えたシンデレラが下す、“勇気ある選択”。その決断が何なのか気になるところだが、何としてでも叶えたいと願う、その“願い”が「自分が幸せになるために本当に必要なものかどうか、しっかり見極めるべきだというのは、現実社会にも通じる大切な教訓だと思う」と語るアナ。彼女の決断には、“ありのまま”の自分が持つ“願い”と向き合うことへのメッセージが込められている。『イントゥ・ザ・ウッズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月19日シンデレラ、赤ずきん、ラプンツェル…誰もが知るおとぎ話の住人の「ハッピーエンドのその後」を描いた『イントゥ・ザ・ウッズ』。幸せになったはずの彼女たちが、思いがけない運命に見舞われる姿に、思わず「本当の幸せって何なの?」と自分自身を重ね合わせる“迷える子羊”たちの不安やお悩みを、女装パフォーマーとして多方面で活躍中のブルボンヌさんが一刀両断!「魔女をイメージした」と言う本人こだわりの衣装でご登場です。Q:「まずは、ブルボンヌさんから見た『イントゥ・ザ・ウッズ』の魅力を教えてください」王子様を張り倒して、姉妹の絆を全面に押し出した『アナと雪の女王』が象徴するように、いまディズニー映画全体が大きく変化している時期よね。『イントゥ・ザ・ウッズ』はさらにその変化が強調されていて、私自身、大好きな作品なの。歌と踊り、それにスコアも「素晴らしい」の一言。それにクラシック作品とは違って、予定調和や勧善懲悪に陥らない…例えば、魔女や巨人を単なる悪者に描かない点も、画期的!なんせ、私も魔女ですから。いわゆる名作と言われる過去の作品が甘味たっぷりの砂糖菓子だとすれば、『イントゥ・ザ・ウッズ』はちょっとビターな大人向けのスイーツね。人によっては良薬かしら。つまり、この作品はディズニーからの“挑戦状”だから、観客側にもそれを受け取る覚悟は必要かもしれない。でも観れば絶対に新しい価値観に出合えるし「幸せって何だろう?」って考えたい人にはちゃんとヒントも与えてくれる。好奇心あふれる人には特にオススメよ!Q:「浮気されやすいのですが、されない方法・させない方法を教えてください。少し男性不信になっていて…そういう人を好きにならない男性の見極め方はありますか?」<26歳・OL>いきなり安直な質問ね!私みたいな女装に相談して、簡単に答えが出るほど、世の中甘くないわよ。『イントゥ・ザ・ウッズ』もそんな人生の苦味を描いているんだから。でも、せっかく相談していただいたので、一般論としてお答えすると、男って束縛されれば、されるほど逃げたくなる生き物なのよ。だから「浮気しないで」なんてしつこく言うのは、逆効果。むしろ自由に泳がせることで、カレへの信頼を示せば、男は罪悪感を覚えるはずよ。『イントゥ・ザ・ウッズ』に登場するシンデレラも、王子に浮気されちゃうけど、舞踏会で着飾った者同士がポッと一目ぼれしただけなんだから(笑)、“素”を知った時点で「あれ?」ってなるわよ。逆に浮気した王子を悪者に描かなかった点が好印象。浮気する人って…色気があるじゃない。貴女だってカレの色気に惹かれたんだから、エラそうに「浮気するな」なんて言わず、大きな心を持たなくちゃ。色気の独占なんて、無理な話なのよ。Q:「年上の男性を好きになってしまったのですが、子ども扱いされて、恋愛対象として全然見てもらえません。どうしたら大人っぽくなれますか?」<21歳・学生>このお悩み自体“お子ちゃま”で、何だか背伸びした赤ずきんちゃんみたい(笑)。まずは、自分は子どもって事実を受け入れないと。それでも何か解決策を…と言われれば、もう外見で勝負するしかない。私も“装いのプロ”ですから、アドバイスすると、例えばクリクリとした目は子どもっぽく見えるから、アイラインを横に細長く入れるの。前髪パッツンやおでこ全開もNGよ。髪を7:3の位置で斜め分けしたり、ヒールを履くのは効果的ね。男性はビジュアルに弱くて、女性は内面やシチュエーションを意識する生き物。だから、ちょっとした工夫で男を勘違いさせるのは、実はカンタンなの。でも結局は“外見”の話だから、最終的にはいろんな経験を積むことで“内面”を成長させるしかないのよ。私だってこう見えて、たっくさん辛い経験をしているんだから。それに基本的に女子のほうが大人じゃないかしら。いつまでも子どもみたいな男が、この世にはゴマンといるから!Q:「仕事ばかりで出会いがまったくありません。たまに友だちに誘われて合コンに行ったりするのですが、普通のOL友だちや会社員の男性のノリについていけず、男性に食事に誘われても『何か違うなあ…』といつも思ってしまいます。恋愛の感覚や女子力を取り戻したいのですが、どうしたらいいですか」<24歳・TV制作会社勤務>『イントゥ・ザ・ウッズ』にあてはめると、日々の仕事に追われるパン屋の奥さんってところかしらね。最近では日常の行動が、ホルモン分泌に大きく影響を与えるという研究結果もあるって聞いたわ。女性がバリバリ働ける社会は素晴らしいけど、例えば男社会で、男たちに負けずに頑張ろうとすれば、ファッションだって女性らしいものは避けて、男性っぽいシャープなラインを選ぶでしょ。そういった行動そのものに、脳も刺激されるわけ。子どもができたり、ペットを可愛がったり母性的な行動をとると、女性ホルモンがより多く分泌されるけど、いますぐは無理なら、せめてお休みの日はガーリーな服装やメイクを心がけるのもいいかも。もう身も心もブリブリにね!わざわざ“女子力”なんて言葉に惑わされず、自分らしく意識を変えればいいのよ。パン屋の奥さんは森に足を踏み入れて、王子様と出会っちゃうんだけど…。やっぱり森って“秘め事”のメタファーなのよね~。Q:「両親から『早く結婚しろ』と言われるようになりました。自分自身でも『そろそろかなあ』と内心では焦り始めているのですが、両親に言われたから結婚すると言うのも少し違う気がしていて…。現在、彼氏はいないです。ただ両親、特に出産などを心配する母親からは『早めがいい』と言われるので、どう切り抜けたらいいのでしょうか?」<28歳・OL>まず考えないといけないのは、自分自身にとって結婚にどんな意味があるのか?本当に必要なのか?ってこと。いまの世の中、女子が結婚しなければ幸せになれない“結婚幻想”が充満しているけど、それもメディアが作り上げたものだから、疑っていいんじゃないかしら。仕事や恋愛観なんかも一緒に考え、突き詰めた結果として「いまは結婚すべきではない」という答えに至れば、ご両親に冷静な態度で説明するしかないんじゃないかしら。親世代はどうしても「結婚もせずに、うちの娘は不幸せなんじゃないか」って心配するけど、やっぱり大切なのは自分の人生でしょ。自分なりの幸福論を築くことができれば、「それを奪ってまで結婚させたいの?」ってはっきり言えるはず。一方で、メリル・ストリープが演じる魔女が“娘”のラプンツェルを溺愛するばかりに、高い塔に閉じ込める姿は、いま日本でも話題になっている“毒母”に重なるなあ。あれはあれで大きな社会問題よね。鋭い視点と愛するツッコミで、女子たちのお悩みに答えてくれたブルボンヌさん。そんな彼女(!?)のアドバイスとともに、映画『イントゥ・ザ・ウッズ』を見れば、きっと幸せ探しのヒントがつかめるはず。あなたも、劇中のヒロインたちのように、自分自身の「めでたし、めでたし」を見つけてみては?『イントゥ・ザ・ウッズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月18日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録したディズニーが満を持して贈る、最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が先週末に封切られたが、このほど本年度洋画オープニングNo.1、さらに実写ミュージカル映画史上オープニングNo.1という成績を樹立したことが明らかとなった。本作は、誰もが一度は憧れた、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといったおとぎ話のヒロインの「めでたし、めでたし」の“その後”を描いたミュージカル作品。王道のハッピーエンドを覆して現代の“愛”とは何かを問いかける。本作は全国342スクリーンで公開され、週末2日間で4,2億円(※動員:328,722人)を稼ぎだし、今年公開された洋画の中でもNo.1のオープニング興行収入を記録。さらに、ミュージカル映画史上歴代第1位の興行収入58億円を持つ『レ・ミゼラブル』や第2位の『オペラ座の怪人』を抜き、今世紀に公開された実写ミュージカル映画の中でNO.1のオープニング記録を樹立という快挙を成し遂げた。また、豪華絢爛のスタッフ・キャストを誇る本作は、それぞれが持つ自身のミュージカル作品のオープニング記録をも更新。監督ロブ・マーシャルはアカデミー賞にも輝いた『シカゴ』を抜き、メリル・ストリープは『マンマ・ミーア!』、そして、赤ずきんを誘惑するオオカミ役を演じたジョニー・デップは、盟友ティム・バートン監督と組んだ『スウィーニー・トッド』のオープニング興行収入をそれぞれ塗り替えた。日本での来場者の男女比は3:7。傾向として20代~30代の女性が多く見受けられ、春休みを迎えたこともあり、昨年の『アナと雪の女王』と同様に息の長い興行となりそうで、最終的には40億円を超える興行となる見込みだ。<歴代実写ミュージカル映画興行収入 TOP5&オープニング記録(※2000年以降/土日興収比較)>【興行収入/オープニング記録】1,『レ・ミゼラブル』:58.9億円/3.0億円2,『オペラ座の怪人』:42.0億円/3.36億円3,『シカゴ』:35.0億円/2.82億円4,『マンマ・ミーア!』:26.0億円/3.53億円5,『スウィーニー・トッド』:20.5億円/3.98億円★『イントゥ・ザ・ウッズ』:◯◯億円/4.26億円『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月17日●魔女役にかけた思いと歌への愛「年々、人間に対する好奇心が湧くんです。役を演じれば演じるほど、もっと知りたくなる」。これまで数々の役を演じ、『ソフィーの選択』(1982年)、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011年)でアカデミー賞主演女優賞を獲得、『イントゥ・ザ・ウッズ』で自身が持つアカデミー賞ノミネート回数最多記録を19回に更新するなど、輝かしい実績を誇るメリル・ストリープだが、65歳になった今でも、飽きるどころか、ますます演じる楽しさを感じているという。公開を迎えた、おとぎ話の主人公の"その後"を描いたディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』では、魔女役を熱演。『マンマ・ミーア!』で美しい歌声を披露したことも記憶に新しいが、本作でもその歌声を存分に発揮している。先日来日した際に、本作の魅力やミュージカルの醍醐味、演技に対する思いなどをインタビュー。話の中で、挿入歌を歌ってくれたり、人のマネをして笑わせてくれたり、温かくて気さくな人柄も伝わってきた。――過去に何度か魔女役を断られたことがあるそうですが、本作の魔女を演じたいと思った理由を聞かせてください。40歳になったとき、1年で3回も魔女役のオファーを受けたけれど、それが私のキャリアの行き先なのかと理解したわ。業界の人たちは一定の年齢を越えた女優をどう扱っていいか分からないのね。だから私はそのオファーを断って、それ以来、魔女役には「ノー」と言い続けてきました。だけど、この役で気持ちが変わったのは、この魔女がほかとはかなり違うものだったから。何よりも彼女は変化する。彼女の存在理由は、彼女にかけられた呪いを解くためだけにあるんです。彼女はありとあらゆる手段をつくし始め、あらゆる人々の人生に劇的な変動をもたらせるの。おとぎ話というものは、訓戒の話から発展したものだと私は信じています。子供たちを怖がらせることで、人生で遭遇する可能性のある危険から遠ざけたり、若い女性にリッチな男性と結婚することを奨励したり。誰もが王子様を見つけて末永く幸せに暮らすことを奨励されるけれど、そううまくは行かないことだってあるんです。そこで『イントゥ・ザ・ウッズ』のおとぎ話は現実的なものとなり、本当にエキサイティングで、デタラメで、奇妙で、ほとんどリアルな人生と同じようになっていく。役者として、それはものすごく楽しいことだわ。――今回の魔女は、表面的な美を求めますが、メリルさんは人間の美しさとはどういうものだと思いますか?本作の魔女は、自分のための美しさではなく、美しくなれば娘がもっと愛してくれるんではないかと、外見上の美しさだけを求める。これが間違っているわけで、実際には美しさを取り戻しても娘は戻ってこないわけです。この若さと美しさは、私たちが執着を持っている文化。顔を整形したり、美しければ愛されるという勘違いがあるけれども、本当に美しいのは行動であって私たちがやること、行為。もちろん、美しさは憧れられる部分かもしれないけど、愛される部分はやはり、やること、その人のなすことね。――本作を見て観客には何を感じてもらいたいですか?これは頭脳が駆使されたミュージカルよ。ソンドハイムとラパインの作品だけに、知性が光っています。ビジュアル的に楽しく、心理的に満足できるものになっているけれど、それと同時に、アーティストである私たちを惹きつけ、自分の持っているすべてを注ぎ込みたいと思わせる特別な要素をたずさえている。音楽的には、とてもチャレンジングでスリリングだから、私がこの映画の観客に望むことは、そう、スリルとチャレンジを感じてほしいということね。――「すべてを注ぎ込みたい」と思わせられたということですが、本作で新たに引き出されたご自身の一面はありますか?この作品は、音楽、メロディーが記憶に残ります。私が初めてブロードウェイで見た時に、(サビの部分を歌って)「Children Will Listen」がすごく頭に残ったの。だから今回、あの歌を歌えるっていうのはものすごくうれしかったわ。でも、(作曲・作詞の)スティーヴン・ソンドハイムをがっかりさせてはいけない。彼は今世紀の一番偉大な作曲家だと思うし、一生懸命やりました。毎日1マイル泳いだわ。それは肺を強くするため。とっても力強い歌なので、それだけの肺を作らなきゃいけなかったの。音楽ってすべてだと思うの。みんな感情、気持ちを高ぶらせられ、音楽に引っ張られる。理由はわからないけど、アーティストとして満足感のいくものだったわ。――メリルさんは女優としての初めての仕事もブロードウェイのミュージカルで、その後、『マンマ・ミーア!』などに出演し、本作で再びミュージカルに挑戦されました。ミュージカルへの思いや醍醐味を教えてください。私が大好きなのは、音楽なの。音楽は本当に観客にダイレクトにつながると思うし、セリフではつながらない、心をつかみとる魔力があると思うの。今、新しい作品に入ったところで、世界で一番下手なオペラシンガーの役をやっています。フローレンス・フォスター・ジェンキンスという実在の女性なんだけど、お金持ちだったので、いろんなコンサートを自分が払って自分が歌いたいって言い出し、とにかく下手っていう役。でも、音楽が大好きなので、若い時に音楽を追及したいと思って、今、夢がかなっています。(C) 2015 Disney Enterprises,INC. All Rights Reserved.●ロブ・マーシャル監督の魅力と豪華キャストとの共演――本作で、ロブ・マーシャル監督から受けた演出で印象に残っていることはありますか?監督は、9.11が起きてオバマ大統領が遺族に「あなたたちは1人ではない」「だれも1人ではない」という言葉を言った時にこの映画は作られるべきだと感じたそうですが、あの言葉は、今のメッセージだと思います。私が魔女の役をやろうと思ったのも、そういう理由で、みなさんにそのメッセージを伝えたいと思ったの。今やる価値を見いだしたのよ。監督としては、彼はとても謙虚。普通はエゴが大きいけど(偉そうな人の動きをマネしながら)、そういうことはやらない。彼は優しくて、キャストが彼に集まってきて、誠意を持って演出をする。知的な人だし、彼は非常に珍しい人なんです。そして、準備もバッチリやってくる。まったく準備をしない人もいるのよ。今回は、1カ月リハーサルをやったわ。初日からカメラをどこに置いて、どういうアングルで撮ってとか。――キャストも豪華ですよね!素晴らしい出演陣よ。才能を持つ本物の役者たちの集まりね。自分が何をやっているのかしっかりと把握している人々をロブ・マーシャルは集めているわ。だけど、その誰もが、こういうタイプの強調されたリアリティ、ファンタジー、おとぎ話を演じる機会を得たことがない人たちばかり。とても珍しい機会だもの。出演者たちはそれをかみしめていたわ。パン屋の妻を演じたエミリー・ブラントと再び共演できたのはとてもうれしかった。彼女はものすごい才能の持ち主で、この役柄にピッタリな独特の温かさやユーモア・センスを持っています。しかもゴージャスな歌声もね。パン屋を演じたジームズ・コーデンは、ブロードウェイでやった『One Man, Two Guvnors』で、毎晩、進行中の物語の中から飛び出して観客に即興で話しかけることで伝説的な存在になっている。そして、アナ・ケンドリックは、『Pitch Perfect』が私のお気に入り映画のひとつだから、彼女との共演を心から楽しんだわ。彼女は素晴らしい仕事をして、王子様と本当に添い遂げたいのかどうか決めかねているシンデレラを演じているけれど、それは彼女の知性と自然な優雅さと寡黙さのなせる業ね。クリスティーン・バランスキーとは『マンマ・ミーア!』でも共演しているけれど、私の大好きな友人の1人よ。彼女はあの邪悪な継母とはまったく正反対な存在だけれど、とても楽しんでいました。それから、ジャックの母を演じたトレイシー・ウルマンは、私のとても古い友人の1人で、彼女がまだ21歳だった『プレンティ』以来の付き合いだから、またこうして一緒に仕事をするのが夢だったの。とにかく彼女のことが大好きよ。(C) 2015 Disney Enterprises,INC. All Rights Reserved.●演じるたびに増していく人間に対する好奇心――これまで数々の作品に出演され、キャリアと実績を積み重ね、いまなお演じることに情熱を燃やされています。女優業の醍醐味を教えてください。とにかく好奇心が旺盛なの。年々、人間に対する好奇心が湧くんです。役を演じれば演じるほど、もっと知りたくなる。人間って謎で、神秘に満ちていて、感情的にその人を知る。頭では理解することはできても、本当に人間って違うんだなって思わせるところがあって、それがやりがいなの。――今後、挑戦してみたい役はありますか?男の役ね!――どうしてですか?何でって、やりたいじゃない!?(笑)『エンジェルス・イン・アメリカ』という作品で、1回だけ小さい役で男性役をやったことがあるけれど。老人のラビの役でね。男の人の心理がわかるかもしれないので、なりきって演じ切ってみたいです。――本作で19回目のアカデミー賞ノミネートを果たしました。次で20回のノミネートとなりますが、アカデミー賞への思いをお聞かせください。私はついているんだと思います。私がデビューした頃は、40歳以上の女優は仕事がなかったの。今65歳でまだ仕事があるっていうことが素晴らしいと思うし、仕事をくれる人がいるってことがとにかくありがたいわ。(C) 2015 Disney Enterprises,INC. All Rights Reserved.
2015年03月14日驚異的な大ヒットを記録した『アナと雪の女王』で歴史的なミュージカルブームを巻き起こしたディズニーが、満を持して贈る最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。公開を目前にし、先日の来日で注目を集めた魔女姿のメリル・ストリープが涙を流す印象的な、新たな画像が公開された。本作は、誰もが一度は憧れた、おとぎ話のヒロインの「めでたし、めでたし」の“その後”をミュージカルで描く大人のための物語。願いを叶えたはずの彼女たちが直面する運命とは一体…。公開を目前に控え発表された新画像は、ラプンツェルと魔女の2ショットだ。白髪姿に悲壮感漂う表情をしている魔女を演じるのは、オスカー女優のメリル・ストリープ。アニメーション『塔の上のラプンツェル』から魔女・ゴーテルの比較画像が公開されており、魔法の髪に夢中でラプンツェル自身には愛情を感じられないゴーテルに比べ、本作のメリル演じる魔女は何故かラプンツェルに寄り添い涙を流す様子が伺える。実は今回公開された画像は、自身の元を去っていこうとするラプンツェルを、涙を流しながら必死に止めようとする魔女の姿。アニメーションの魔女と同じく“育ての親”であることには変わりないのに雰囲気が異なるのは、本作と『塔の上のラプンツェル』とでは、ラプンツェルが塔に閉じ込められている理由が異なるからだ。本作の魔女が塔に閉じ込めたのは、ゴーテルのように若さを求め魔法の髪を独り占めした訳ではなく、自身に降り掛かった呪いで醜く老いた見た目にコンプレックスを感じ、若く美しい見た目であれば、ラプンツェルが自分を愛してくれると信じて呪いを解くために必死になったという、彼女への愛が強すぎた故の行動だったのだ。歴代最多アカデミー賞19回ノミネートを本作で達成したメリルは、ラプンツェル役のマッケンジー・マウジーに対し「完璧なキャスティングじゃないかしら。彼女の美しすぎる歌声は、ラプンツェルにピッタリですもの。野に咲く花のように可憐で初々しく、とってもスイートで感情豊かな彼女のことが大好きになったし、共演出来て最高にラッキーだったと思うわ」と、母と娘のような愛情たっぷりなコメントを語った。本作のラプンツェルは、魔女からの大きすぎる愛情を振り切って、自ら外の世界に踏み出そうとするリアルなティーンエイジャー。彼女たちが贈る“親子愛”は大人から若者まで幅広い共感を得ること間違いなしだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月13日これまでの常識にとらわれず、自ら創ったものですら覆す──。ディズニー映画の最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』はそんな挑戦的作品だ。ブロードウェイの伝説的ミュージカルの映像化ではあるが、ディズニーが手がけてきた『シンデレラ』や『ラプンツェル』などのディズニー・プリンセスを、幸せを“待つ”夢見るお姫様ではなく幸せを自分で“手に入れる”たくましい女性として描き、さらにはそれぞれのおとぎ話の「めでたし、めでたし」のその後を描いているというのが何とも新しい。その『イントゥ・ザ・ウッズ』のメインキャストのなかで最年少ながらも抜群の歌唱力で赤ずきんを演じ、映画界に新風をもたらしたのがリラ・クロフォード。また、彼女と同じく舞台を中心に女優としてのキャリアを積み、過去には宮本亜門の舞台で赤ずきんを演じた経験のある神田沙也加。赤ずきんという共通のキャラクターを演じた2人に『イントゥ・ザ・ウッズ』の魅力を聞いた。神田さんが赤ずきんを演じたのは11年前。「もうそんなに経つんですね(笑)」と十代の頃の自分を思い出しながら、この映画の面白さは「赤ずきんだけでなく、登場するそれぞれのキャラクターに感情移入できること」だと語る。「立場や年齢の違うおとぎ話の主人公たちが、いろんな困難に立ち向かいながら自分の未来、自分の運命を自分で掴みとって行く自立を描いている。自分自身の成長にあわせて、赤ずきんだったりシンデレラだったり、年齢や成長によって考えさせてくれる、これから先、生きていく時々で思い返したくなる作品ですね」。リラも神田さんの言葉に「本当にその通り!」とうなずきながら、演じた赤ずきんと自分自身の成長がぴたりと重なったのだと説明する。「『赤ずきん』のパートは少女から大人の階段をあがっていく物語。撮影をしていたときの私はちょうど12~13歳、赤ずきんと同じ年頃だったんです。映画の冒頭で登場したばかりの赤ずきんはナイーブだし、物事についても世間のこともあまりよく知らない。けれどシンデレラと出会って『No One Is Alone』を歌うとき、あの瞬間に彼女は“もう子供じゃないわ!”って大人に近づいたと思うんです。私自身も毎日すべての瞬間で少しずつ大人になっているので、赤ずきんと同じですね(笑)」。そんなリラを見て神田さんが「ものすごく大人ですよね」と驚くように、現在14歳のリラは想像以上にしっかりしている素敵なレディだ。10歳でブロードウェイ・デビュー、翌年には5,000人の中からオーディションでブロードウェイ・ミュージカル「アニー」の主役を勝ち取り、これまでに14もの舞台を経験。この『イントゥ・ザ・ウッズ』はリラにとって記念すべき初の映画となる。名女優メリル・ストリープはじめ大先輩たちとの共演もまた彼女を役者として大きく成長させたはずだ。そして「小さい頃からジョニー・デップの大ファンだったの!」と嬉しそうに赤ずきんを誘惑するオオカミ役、ジョニー・デップとの共演について言葉を弾ませる。「好きな俳優は?って聞かれるたびに『ジョニー・デップ!』って答えていたほど大好きなの。憧れの人に会えて、しかも共演できたというのは本当に嬉しくて夢のようでした。彼は才能にあふれていて常に新しいアイデアを思いついては提案してくれるんです。撮影の合間には世界各地で撮影をしたときの秘話とかいろんな話も聞きました。もう、隣に立っているだけで、あのジョニー・デップが私の隣に立ってる!って、毎回信じられなかったです」。リラの緊張と喜びに満ちたジョニー・デップとの想い出のシーンは、神田さんにとってもお気に入りのシーンだと言う。「ジョニー・デップさんとリラちゃんが歌う『Hello, Little Girl』という曲があるんですけど、曲の最後にジョニー・デップさんが雄叫びをあげたりユニークなところもあって大好きです。2人の掛け合いも素晴らしかった!」。どのシーンにどの曲が使われているのか瞬時に出てくるあたりは、さすが舞台経験豊富な神田さんだからこそ。この映画の宣伝ナビゲーターを任せたくなるのも納得だ。神田さんに続いて、リラが「私のお気に入りは…」と挙げたのは、巨人対ジャックの母のシーン。「あのシーンはとにかく面白くて、魔女役のメリルもジャックの母役のトレーシー(・ウルマン)もパン屋の夫役のジェイムズ(・コーデン)も、みんな笑いが止まらなかったんです。監督が『アクション!』って言っても笑いが止まらないほど楽しかったのを覚えています。あと、パン屋の夫婦からもらったたくさんのパンやケーキを次々とほおばるシーンは幸せな時間でした。私、キャンディにケーキ、デザート…甘い物が大好きなんです!赤ずきんと私自身は違うところもたくさんあるけれど、共通点は食いしん坊だっていうことですね(笑)」。リラの演じる赤ずきんが赤いマントを手放すことにも通じるが、ディズニーが仕掛ける挑戦──『アナと雪の女王』や『マレフィセント』、そして『イントゥ・ザ・ウッズ』、最近のディズニー作品が共通して描いているのは女性の自立。神田さんは「私たちと同じ」だとヒロインたちの生き方にも注目する。「現代の女性は決して受け身じゃないですよね。自分で動いて自分の足で幸せを掴みに行く。それは今回の主人公たちも私たちも同じだと思うんです。女性も“自分から幸せを探しに行く”という時代の流れを敏感に感じ取っていち早くおとぎ話に反映させる、それができるディズニー作品ってやっぱりすごい。“めでたし、めでたし”の後のストーリーに切り込むこともすごい!」。「私も本当にそう思う!私も映画のなかのヒロインたちのように強い女性になりたい!」と、瞳を輝かせながらリラも力強くこの映画のメッセージを伝える。「アナとエルサ、マレフィセントもそうだったけれど、赤ずきんもシンデレラもラプンツェルもパン屋の妻もみんな強いキャラクター。もちろんキャラクターはフィクションではあるけれど、起きる出来事や表現のされ方はリアル(現実の女性の生き方)に近づいていて、みんな私たちのお手本になるような、素敵な女性たちばかりだと思うんです」。時代とともに変化していくディズニーのヒロインたち。リラと神田さんが深く共感したように、すべての女性に響く、知っているけど新しいヒロインたちが誕生した。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月13日来日中の女優メリル・ストリープとリラ・クロフォードが5日、ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)の記者会見に出席。赤ずきん役で映画初出演を果たしたリラ・クロフォードが、オオカミ役を演じたジョニー・デップとの共演秘話を語った。リラは「小さい時から『一番好きな役者はだれ?』と聞かれると彼の名前を言うくらいジョニー・デップの大ファンだった」と告白し、「お会いできたこと、一緒にお仕事できたことが信じられない」と感激。そして、「才能にあふれ、たくさんのアイデアがその場で湧いて出てくるような方」と絶賛し、「劇中で、(オオカミが)ジャケットを開くとキャンディが中にあって、というのは彼のアイデア」と明かした。また、「葉っぱがたくさん入ったバケツが私の上に落ちた時に、ジョニー・デップもオオカミの長い爪をしたまま、1枚ずつ髪から葉っぱを取ってくれたんです」と撮影中のエピソードを披露。「オーマイゴッド! ジョニー・デップが今、私の髪から葉っぱを取っている」と当時の興奮を再現し、「まるで世界の始まりから終わりまでの時間が流れていると思いましたが、たぶん15分くらい(笑)。忘れられないエピソードです」とうれしそうに振り返った。そして、「ジョニー・デップの大ファンだった私は、よく彼が組むティム・バートン監督の作品のファンにもなった。ジョニーと共演するという大きなミッションを果たした今、次のミッションの一つとしては、ティム・バートン監督とお仕事すること」と新たな目標を掲げ、「人生でやりたいことをすでに見つけています。それはこれからも演者であり続けること」と目をキラキラさせながら語った。メリルも「必ずやリラはずっとこの仕事を続けていくと思います。演技や歌を本当に愛し、喜びを見つけているというのは明らかです」と応援。ティム・バートン作品への出演についても、「こうやって世の中に彼と仕事がしたいと言い続ければ、絶対にティムも聞いてくれる。彼がバカでなければ、きっと電話をしてくると思います(笑)」とアドバイスを送った。(C)2015 Disney Enterprises, INC. All Rights Reserved.
2015年03月06日来日中の女優メリル・ストリープとリラ・クロフォードが5日、ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)の記者会見に出席。リラ・クロフォードが、初来日の喜びを語った。本作で赤ずきん役に抜擢され、映画初出演を果たしたリラ。会見では「日本という美しい国に温かく迎えてくださって、ありがとうございます」と感謝し、「5歳から日本の文化に魅力を感じていて、日本に来たいと強く思っていました」と日本への熱い思いを打ち明けた。日本でどう過ごしているか聞かれると、「浅草寺に行き、すばらしい体験をしました。原宿は見たこともないような最高な場所でした。そして、本物の日本の寿司を初めて食べました。アメリカの寿司とは比べものにならないくらいおいしかったです」と楽しそうに話し、「いろんなこと、文化や文化的な違いを吸収しているすばらしい時間を過ごしています」と充実した表情を見せた。また、赤ずきんと自分は共通点がたくさんあるといい、「食いしん坊なところ、甘いものが好きなところ」と説明すると、隣で聞いていたメリル・ストリープも思わず爆笑。リラは続けて、「もう1つ、子供から大人への階段を上っていくところ。それはまさに自分も今経験しているところなので、重なります」と加えたが、「でも一番大きな共通点は食いしん坊なところです」と笑いながら語った。(C)2015 Disney Enterprises, INC. All Rights Reserved.
2015年03月05日ディズニーが贈る最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が3月5日(木)、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。メリルのPR来日は3年ぶり4度目。現在14歳のリラは、初めて日本の地を踏んだ。アカデミー賞作品に輝いた『シカゴ』(’02)や『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)で知られるロブ・マーシャル監督が同名のブロードウェイミュージカルを映画化した本作。赤ずきんやシンデレラ、ラプンツェルら誰もが知るおとぎ話のヒロインたちが、「めでたし、めでたし」の後に直面する困難と、それを乗り越えようとする姿を描く。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したメリルが演じるのは、愛するがゆえに娘・ラプンツェルを塔に閉じ込める魔女という複雑な役どころ。魔女役は意外にも(!?)初めての挑戦で、「過去にも魔女役のオファーはあったけど、その頃は若すぎて善良だったから(笑)。それはさておき、魔女とは言っても子どもを愛する気持ちは、同じ母親として共感できた。やっぱり一番の“願い”は、子どもたちの幸せと安全だから」と共感していた。また、輝かしいキャリアに触れて「私はとても幸運で、恵まれていたの。もちろん、チャンスを手にしたら、一生懸命努力することが大切よ」。今後の“願い”は「具体的に欲しいものはない。それが正直な気持ちよ。今は限られた時間を、いかに価値あるものにするかが大切なの」と語った。片や赤ずきんを務めるリラは、「浅草寺や原宿に行ったの。それに“本物”のお寿司もいただいて。アメリカのお寿司とは比べ物にならないくらいおいしかった」と日本を満喫している様子。オオカミ役で共演したジョニー・デップの大ファンだと言い「本当に夢がかなった気分!現場では次々とアイデアを生み出す天才ね。私の衣装についた葉っぱを、ジョニーが取ってくれたんだけど、時間が止まったかのように永遠に感じたわ」と満面の笑みでふり返った。今後の“願い”は「もちろん、女優の仕事を続けること。いつか、大好きなティム・バートン監督の作品に出ること」なのだとか。これを聞いたメリルは、「才能あふれるあなたなら、絶対に実現できるわよ。大切なのは、自分の願いを世の中にアピールすること。今日みたいな記者会見は大切なのよ。もしティムが愚かでなければ、きっとオファーの電話をしてくるわ」と背中を押していた。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月05日来日中の女優メリル・ストリープが5日、ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)の記者会見に、赤ずきん役のリラ・クロフォードと共に出席した。3年ぶり4度目の来日となったメリルは「おはようございます」と日本語であいさつし、「東京に戻って来られてうれしい。私たちがこの映画を楽しんで作ったように、日本のみなさんもこの作品を楽しんで愛していただきたい」と日本のファンにメッセージを送った。そして、「ロブ・マーシャル監督になりかわって、彼だったらこう言うだろうということを言います」と、体調不良のため来日が取り止めになった監督に代わり、本作に込められた思いを告白。「スティーヴン・ソンドハイムとロブ・マーシャルは長い間、この映画化の企画を実現したいと思っていました。そして、9.11が起きて、オバマ大統領が国民や遺族に『あなたたちは1人ではない』『だれも1人ではない』という言葉を言った時に、この映画は作られるべきだと思ったそうです」と明かし、「この映画は"希望"と、強い人間関係からできる"強さ"を表している」と伝えた。また、過去に何度か断ってきた魔女役を本作で受けたことについて、「今まで断ったのは、オファーが来た時に若過ぎたし、いい人過ぎた。今は年をとったし、意地悪になったので受けました」と冗談交じりに返答。「この物語のすべての主人公は何かを欲している。魔女の場合は、自分の娘を溺愛していて、絶対に失いたくないという気持ちが非常に強い」と今回の魔女について説明し、「私も娘がいるので幸せになってほしいという思いがありますが、過保護になりすぎてはいけない。でも過保護的な気持ちは非常に共感できた」と理解を示した。それでも、今回の魔女とは違い、子供の本当の幸せを考えているメリル。「母親として、どうやったらこの子がちゃんと育つようになるんだろう、また、人生はいろんなことが起きるので、何をしてあげたら安全でいられるのか常に考える」と親心を見せ、「親として最後に、子供が歩いていって去った時に振り返らなければ、ちゃんと強い自立した子供を育てたということになるので、それが今一番自分がやらなければならないと思っている仕事です」と語った。(C)2015 Disney Enterprises, INC. All Rights Reserved.
2015年03月05日ディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』の来日記者会見が3月5日に都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。ストリープの来日は、3度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いた主演作『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のPR以来3年ぶり4度目。舞台で活躍し、本作で映画デビューした新人女優のクロフォードは、初めて日本の地を踏んだ。その他の写真『スウィーニー・トッド』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを『シカゴ』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のロブ・マーシャル監督が映画化し、誰もが知るおとぎ話の主人公たちの“願いを叶えたその後”を描いた。作品のテーマにちなみ、自身の願いを問われると「具体的に何かが欲しいとは思わない。それが今の正直な気持ちよ。限られた時間を価値あるものにしたいだけね」(ストリープ)、「この映画で大好きなジョニー・デップと共演できたから、次は同じくらい大好きなティム・バートン監督と一緒に仕事をしたいわ」(クロフォード)。するとストリープは、「才能あふれるあなたなら、きっと叶うわ。大切なのは自分の願いをしっかり世の中にアピールすること。ティムが愚かでなければ、きっとオファーを出すわ」と大女優らしいアドバイスをした。本作で第87回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、自身が持つノミネート回数最多記録を19回に更新したストリープ。強い魔力を持つ一方で、溺愛する娘を束縛してしまう魔女という役どころを演じ、「私も同じ母親だから、彼女の気持ちは理解できるわ。この映画に登場するキャラクターは皆、何かを犠牲にしてでも手にしたいものがあるの。彼女の場合は、娘の幸せね」と共感していた。一方、赤ずきん役を演じたクロフォードは、ストリープやオオカミ役のデップら豪華スターを相手に堂々たる演技を披露。「マーシャル監督も舞台出身だから、初めて映画に挑戦する私の戸惑いを分かってくれた。ジョニーは現場で次々とアイデアを生み出す天才。私の衣装についた葉っぱを取ってくれたときは、時間が止まるほど緊張したわ」と振り返った。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月05日ディズニー最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』のジャパンプレミアが3月4日(水)、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープが出席。宣伝ナビゲーターの神田沙也加が劇中歌を生披露すると、「私の歌よりはるかにいいわ」と神田さんの歌声を絶賛した。同名のブロードウェイミュージカルを原作に、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった誰もが知るヒロインたちの「ハッピーエンドのその後」を描いた本作。ジャパンプレミアでは神田さんが劇中の名曲「Children Will Listen」を披露した他、赤ずきん役の新星女優リラ・クロフォードが駆けつけ、作品のタイトルでもある楽曲「Into the Woods」を熱唱。日米“歌姫”の共演に、来場した約1000人のファンは魅了されていた。メリルが映画プロモーションのために来日するのは、第84回アカデミー賞で「主演女優賞」に輝いた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』以来、3年ぶり。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したことでも話題を集めたばかりだ。そんなメリルが演じるのは、“ラプンツェルの母”である魔女という役どころで「この映画はたとえ、夢が実現したとしても、その先に違う現実があるかもしれない…。そんなメッセージを映画にしたの。大切なのは、どんな状況でも希望はあるということ。私の願い?それは日本の皆さんが映画を愛してくれることよ」と貫録たっぷりのアピールだった。ステージを終えた神田さん&リラは「すごく緊張した」と口を揃え、「こんな素敵なステージで歌うことができて光栄。素晴らしい楽曲と、ここにいる皆さんの熱演を楽しんで」(神田さん)、「神田さんは才能にあふれ、歌声も美しい」(リラ)と熱唱をたたえ合っていた。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年03月04日ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)のジャパンプレミアが4日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中のオスカー女優メリル・ストリープ、赤ずきん役に大抜擢されたリラ・クロフォード、宣伝ナビゲーターの神田沙也加が登壇。神田とリラが劇中歌を披露し、メリルが大絶賛した。会場には"森"をイメージしたグリーンカーペットが敷かれ、10年前にミュージカル『Into the Woods』で赤ずきん役を演じた神田沙也加、本作で赤ずきんを演じるリラ・クロフォード、魔女役のメリル・ストリープが、それぞれ車に乗って登場。メリルが姿を現すと「メリル!」と歓声が上がった。そして、約1,000人のファンが熱い視線を送る中、3人はサインや握手、写真撮影に応じながら、ゆっくりとカーペットを歩いた。その後、ステージ上でリラと神田が、ピアノとチェロの演奏をバックに劇中歌を披露。リラは本作で最初に流れる「Into the Woods」を、神田は本作のメッセージが凝縮された「Children Will Listen」を歌い、映画の世界へと観客を誘った。歌い終えると、メリルもステージに上がって2人を抱きしめ、「私の歌よりはるかによかった。日本語の歌詞で聞くのは、魅力的ですばらしかった」と神田の歌声を絶賛。リラにも「みんなの分も歌ってすごかった」と温かい言葉をかけた。神田の歌声に、リラも「才能あふれるとても美しい声で感動しました」と感激。2人の言葉に恐縮しながら、神田は「ずっと緊張してきました。でも、グリーンカーペットとかセットとか作品の雰囲気が出ていて、この中に参加させていただいて歌うことができて本当に光栄でした」と喜びを伝え、「楽曲もすばらしいものばかり。メリルさんやリラさんはじめ、素晴らしい俳優さんの熱演をご覧いただきたい」と本作をアピールした。最後にメリルが「私の願いは、日本のみなさんがこの映画を愛してくださること。すばらしいキャストがたくさん出ますが、その代表として日本に来れたことを誇りに思いますし、素敵な作品になっていると思います」と熱く語った。本作は、赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェルなど、おとぎ話の主人公の"その後"を描いた物語。ロブ・マーシャル監督がメガホンをとり、魔女役でメリル・ストリープ、赤ずきんのオオカミ役でジョニー・デップなど、豪華キャストが多数出演する。(C)2015 Disney Enterprises, INC. All Rights Reserved.
2015年03月04日ディズニーの最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』試写会が2月25日(水)に開催され、宣伝ナビゲーターで、2005年に「Into the Woods」でミュージカルデビューを果たした神田沙也加とその演出を務めた恩師・宮本亜門がサプライズゲストで来場しトークを繰り広げた。『シカゴ』のロブ・マーシャル監督最新作で、メリル・ストリープ、ジョニー・デップら豪華スター共演の本作。シンデレラに赤ずきん、ラプンツェルなどおとぎ話の主人公たちのハッピーエンドの“その後”を描き出す。サプライズで神田さんが登場すると、観客の多くは、同じくディズニー映画で、神田さんが日本語吹替え版の声優を務め昨年、記録的な大ヒットとなった『アナと雪の女王』を観ているようで、大歓声が上がる。『アナ雪』で改めてその歌唱力が称賛された神田さんだが、その原点と言えるのが17歳で宮本さんの指導の下、赤ずきんを演じたミュージカルデビュー作「Into the Woods」である。宮本さんは、神田さんと出会ったオーディションについて「松田聖子さんの娘さんが来ているとみんな騒いでたけど、オーディションは有名・無名関係なく、ひとりずつ見せてもらった。(神田さんは)本気なんです!『舞台女優になる』という熱意が生半可じゃなかった。赤ずきんにピッタリだと思った」とふり返る。もちろん、神田さんは緊張もしていたようで、宮本さん曰く「最初の本読みの時の不安な表情は凄かった(笑)」とのこと。神田さんは「右も左も分からない中で、亜門さんは『あなた自身を見て、選んだんだから、あなたのままでいい』と言ってくださった」と『アナ雪』の“Let it go =ありのままで”ともリンクするかのような素敵なアドバイスを、2005年時点で授けられていたそうで「あの言葉で救われました!」と改めて感謝の思いを口にした。宮本さんはまた、稽古場での神田さんについて「足を痛めていたらしいんですが、それを見せず、ひと言も弱音を吐かなかった」と称賛。その後の、神田さんの活躍については「親のように嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべた。神田さんは“恩師”の言葉に顔をほころばせ、改めて「Into the Woods」という作品の自身にとっての意味について「楽しかったし、挑戦したことないことができた思い出があり、その後も(女優を)やりたいと思えたし、そういう思いでやり続けたから昨年『アナと雪の女王』にも出会えた。感謝です!」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。本作の見どころなどに関して、ネタバレしない程度に語るのは至難の業のようで、宮本さんはやや苦戦…。そんな中で神田さんは、自身も演じた赤ずきんの存在に言及し「少女から大人になっていく――守らないといけない“言いつけ”もあるけど、知らない世界への好奇心もあり、失敗することもあるけど、そこから学び取ることもあり大人になっていく。言いつけを守るだけでなく、自分の考えで人生を選び取っていく」と解説し、宮本さんは「沙也加、大人になったねぇ…」と嬉しそうにしみじみ。来月にはロブ・マーシャル監督をはじめ、キャスト陣の来日も決まっており、宣伝ナビゲーターでもある神田さんは、その際に劇中歌で物語のフィナーレを飾る楽曲であり、作品のテーマの詰まった「Children Will Listen」を生で披露することになっている。神田さんは大役を前に「みなさんにお会いできるのがまず、信じられないです!心を込めて歌いたいと思います」と意気込みを口にし、会場は期待とエールを込めた温かい拍手に包まれた。『イン・トゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年02月25日誰もが知るおとぎ話の主人公たちが登場するディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』に出演しているジョニー・デップのコメント映像と出演シーンの映像が公開になった。本作でデップは『赤ずきん』のオオカミを演じている。ジョニー・デップが歌う本編映像本作は、『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、名女優メリル・ストリープが魔女を演じるほか、アナ・ケンドリックがシンデレラを、マッケンジー・マウジーがラプンツェルを、クリス・パインが王子役を演じ、『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を務める。デップが日本のファンに向けたメッセージ映像に続いて紹介されるのは、劇中でデップ扮するオオカミが赤ずきんを誘って、彼女の足を止めようとする場面。デップは華麗に動き、歌い、赤ずきんの注意を惹きつけようとする。共演した赤ずきんを演じたのはリラ・クロフォードで、デップは「「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とコメントしている。ちなみに森には赤ずきんやオオカミだけでなく、シンデレラやラプンツェル、恐ろしい魔女など、おとぎ話の登場人物たちが集結。ハッピーエンドを迎えたはずのキャラクターがどのような物語を新たに描き出すのか気になるところだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー
2015年02月25日アカデミー賞「助演女優賞」ノミネートのメリル・ストリープ、授賞式で司会のニール・パトリック・ハリスと華麗なるパフォーマンスを繰り広げたアナ・ケンドリックなど、豪華キャストの競演で贈るディズニー最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』。このほど、本作で「赤ずきん」のオオカミ役を演じるジョニー・デップが力強い美声と遠吠え(!)を披露する本編の歌唱シーンと、日本のファンに向けたコメントが収録された特別映像が、日本限定で解禁となった。本作は、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、誰もが知るおとぎ話の「めでたし、めでたし」の“その先”を描く、“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。映像の冒頭で、ジョニーは「とても楽しい作品。その世界を皆さんに体験していただけたらと思う」と、日本のファンに向け本作をアピール。届いた本編映像では、ジョニー扮するオオカミが赤ずきんを足止めし、あの手この手で彼女を道草に誘っていく。オオカミは、摘んだ花を手渡し魅惑的なウインクまで披露するが、その目的はもちろん、先回りしておばあさんを食べること…。音楽活動も行うジョニーだけあり、囁くようなセクシーなかすれ声から、低く力強い歌声までを使い分ける彼の美声は、さすが。映像の最後には、本物のオオカミ“顔負け”の、渾身の遠吠えまでも披露する。ジョニーは「歌うこと自体が僕にとっては大きなチャレンジだった。なんせ僕は歌手じゃないからね(笑)」と謙遜するが、本作は自身の大ヒット作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』以来、7年ぶりのミュージカル映画出演となる。変幻自在のコスチューム・プレイヤーとして、その独特の立ち振舞や演技で日本でも大人気のジョニーは、ディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じた “キャプテン・ジャック・スパロウ”でその地位を築き、最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』では新キャラにも挑戦。先日製作開始が発表された『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テイルズ』(原題)でも、彼は“当たり役”ジャック・スパロウにキャスティングされている。また、彼の演じるオオカミと対等に渡り合う赤ずきんを演じたのが、新星のリラ・クロフォード。映画初出演にして、メリル、ジョニーら豪華俳優陣たちを相手に、一歩も引かぬ堂々とした姿を見せる彼女に、ジョニーは「彼女の歌声はすごくパワフルなんだ。しかも役者としてもとても優秀で、例えば僕が前とは違う芝居をしてもちゃんとついてきてくれる。僕の芝居に合わせて、違う反応を返してくれるってことさ。とても頭の良い、才能のあふれる子だよ。共演できて嬉しかった」とその演技を絶賛。リラは、映画公開の直前3月4日(水)にはメリルとともに来日を控えており、ジョニーをも唸らせた彼女が日本のファンの前でどんな姿を見せてくれるのかにも注目だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日第87回アカデミー賞授賞式が2月23日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『6才のボクが、大人になるまで。』のパトリシア・アークエットが「助演女優賞」を受賞した。初ノミネートで、初受賞を果たした。リチャード・リンクレイターが12年間という歳月をかけて、ある少年とその家族の移ろいを同じキャストで撮影し続けた野心的なヒューマンドラマ。パトリシアは二人の子どもを育てるシングルマザーを演じた。離婚や再婚相手のDVといった苦境から子どもたちを守ろうと奮闘し、愛情を注ぐ母親。それでも、子どもたちは成長とともに自分の世界を見つけ、巣立っていく…。そんな現実と向き合い、大学進学が決まった18歳の息子を前に「これで終わりだなんて。もっと何かあると思っていたのに」とこぼすシーンは多くの女性の心を震わせただけでなく、世代を問わずすべての観客に“母親の愛情”を再認識させた。今年の助演女優賞はパトリシアを筆頭に、ローラ・ダーン(『Wild』)、キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)、エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)という新旧の実力派が候補に名を連ねていたが、前哨戦である各映画賞レースで先頭を走ってきたパトリシアが順当にオスカーを手にした。姉は女優のロザンナ・アークエット。兄弟や父親も俳優という芸能一家に育った。ブレイクのきっかけは日本でも大ヒットを記録した『トゥルーロマンス』で、彼女が演じた自由奔放なヒロインは当時の若者に鮮烈なイメージを残した。その後はティム・バートン(『エド・ウッド』)、デヴィッド・リンチ(『ロスト・ハイウェイ』)、ミシェル・ゴンドリー(『ヒューマン・ネイチュア』)など個性豊かな監督とタッグを組んだ他、など。2005年よりテレビシリーズ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』に主演し、エミー賞を獲得している。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日ディズニーの最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。先日、本作で“赤ずきん”を演じる新星リラ・クロフォードが来日することが明らかとなったが、このほど“ラプンツェルの母”である魔女という役どころを演じるベテラン女優メリル・ストリープも来日することが決定した。誰もが知っているシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話のヒロインたちの「めでたしめでたし」の“その後”を、ミュージカルで描く本作。願いを叶えたはずのヒロインたちが辿る驚きの運命を通して、“本当のしあわせとは何か?”を問いかけるディズニーの意欲作だ。メリルが映画プロモーションのために来日するのは、第84回アカデミー賞で「主演女優賞」に輝いた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』以来、3年ぶり。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したことでも話題を集めている。また、前述の受賞を含めこれまでに3度のオスカーを手にしており今回、史上2人目となる俳優での4度目の受賞に王手をかけている。メリルは「これは単に楽しいだけじゃなく、知的で後から色々と考えさせられる、奥深いミュージカルなの。ひねりの利いた、意味深く美しいエンディングだと思っているわ。」と本作の見どころを語っている。さらに今回、メリルの来日決定に合わせて、彼女が演じる魔女が外の世界から守るために塔に閉じ込めて育てる愛娘・ラプンツェルへの愛を歌いあげる劇中映像が解禁。優しくも観る者の胸を締め付けるような歌声は、「圧巻」の一言に尽きる。監督のロブ・マーシャルは「脆さや恐怖心を抱えた、人間味あふれるリアルで等身大の魔女を演じ上げた彼女(メリル)には、つくづく感心させられました。それもメリル・ストリープだからこそ成せる技と言えるでしょう」と手放しで賞賛を贈っている。メリルは、公開に先駆けて行われるジャパン・プレミアに、宣伝ナビゲーターの神田沙也加、マーシャル監督、赤ずきん役のリラと共に出席する予定だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日ディズニーが、満を持して贈るミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。ジョニー・デップやメリル・ストリープら豪華キャストの中で一際輝く演技を見せる本作の主要人物のひとり、赤ずきんを演じるリラ・クロフォード。今回彼女が、祖母へのお使いに出かけるときに披露する歌声が収められた本編映像が解禁された。本作は誰もが知っているシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話のヒロインたちの「めでたしめでたし」の“その後”を、ミュージカルで描く大人のための物語。願いを叶えたはずのヒロインたちに待ち受けていた驚くべき運命とは…。赤ずきんを演じるリラは6歳の頃からプロとして演じている。2011年、ミュージカル「リトル・ダンサー」でブロードウェイにデビュー。翌年には11歳にして5,000人のオーディションを勝ち抜き、ブロードウェイ・ミュージカルの「アニー」で主役を演じ、長い歴史のあるドラマ・リーグ賞にノミネートされた。そして、全米で行われたキャスティング・サーチで本作のフィルムメーカーにその才能を見出され、主要キャラクターである赤ずきんで映画デビューを果たしたのだ。監督を務めるロブ・マーシャルは彼女の起用について、「(プロデューサーの)ジョン・デルーカと私は、ジェームズ・ラパインが制作した『アニー』でリラを見ましたが、彼女は最高でした。彼女は並外れたシンガーであり、女優であり、コメディエンヌであり、実年齢よりもずっと先をいっています。それはまさに、我々が赤ずきんにもとめていたことそのものだったのです」と、彼女の才能に惚れ込んだことを明かした。解禁された映像は、映画の冒頭で描かれるパン屋での一幕。イメージの赤ずきんと全く異なる豪快な姿と、フィルムメーカーが惚れ込んだ彼女の美しく力強い歌声が存分に味わえる映像となっている。誰もが知るおとぎ話の赤ずきんは、お使いを頼まれた彼女が、祖母に届ける食べ物を母親から渡されてでかけるが、本作では、祖母へのお使いに出かける彼女は自身の食欲の赴くまま、パン屋の店先から大量のパンを頬張りながら、両手でも持てない程のパンを持って行くのだ。リラの愛らしい姿からは想像できない、豪快なパン泥棒っぷりに釘付けになってしまう。リラは、自身が演じた赤ずきんついて「彼女にとって、この映画は成長の物語よ。大人になってゆくこのプロセスと同じことを経験している女の子はたくさんいるから、ほとんどの女の子が自分に重ね合わせて見られると思う」と語り、単なる小さな女の子ではなく、共感できる等身大の人物であると語る。また、パン屋の夫婦を演じるのは、『プラダを着た悪魔』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントとトニー賞俳優のジェームズ・コーデン。夫役のジェームズはなんとかして赤ずきんにお金を払わせようとするが、妻役のエミリーは頑なに拒否。赤ずきんに大量のパンを入れるためのバスケットまで提供してしまうという一幕も。まずはこちらの映像から、ミュージカル映画の巨匠も絶賛する赤ずきんの美しい歌声に酔いしれて。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日オスカー女優メリル・ストリープが主演を務めて初のロックスター役に挑む『リッキー&ザ・フラッシュ(原題)』が年内に日本公開されることが決定し、エレキギターを手に熱唱するストリープの姿をとらえた場面写真が公開になった。本作は、かつて、家族を捨てて“ロックスターになる”という夢を追った主婦リッキーが、ロックスターになった後に、娘との再会を経て、再び家族とよりを戻そうとする姿を描いた作品。本作は『JUNO/ジュノ』『ヤング≒アダルト』の脚本を手がけたディアブロ・コーディが脚本を、『羊たちの沈黙』『フィラデルフェイア』のアカデミー賞監督ジョナサン・デミが監督を務め、ストリープが主演するもの。彼女は映画のためにエレキギターを猛特訓したそうで、劇中の演奏シーンはすべて俳優たちが演奏している。『リッキー&ザ・フラッシュ(原題)』2015年公開
2015年02月06日『アナと雪の女王』で驚異的な大ヒットを記録し社会現象にもなったディズニーが満を持して贈る最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。3月14日(土)公開目前に本作の監督を務めるロブ・マーシャルと赤ずきん役のリラ・クロフォードが3月上旬に来日することが明らかになった。シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた驚くべき運命とは?本作はディズニーが「めでたし めでたし」の“その後”を描き、「現代の幸せとはなにか?」を問いかける大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル作品。本作には、シンデレラ役のアナ・ケンドリックや王子役のクリス・パインを始め、ダニエル・ハトルストーン、マッケンジー・マウジー、エミリー・ブラント、メリル・ストリープ、ジョニー・デップなど豪華俳優陣が集結している。2009年にアメリカで公開され大ヒットしたドラマ「glee/グリー」を筆頭に、『レ・ミゼラブル』(’12)、『アナと雪の女王』(’14)と青春ドラマから徐々に変革し、いまのミュージカルは大人の支持を受けて勢いを増している。そんな“ミュージカル旋風”が巻き起こっている中、マーシャル監督の来日は、2005年の『SAYURI』以来、実に10年ぶり。彼が初めて映画監督を務めたミュージカル映画、『シカゴ』(’02)は作品賞を含む6つのアカデミー賞受賞に輝き、2009年に監督を務めたミュージカル映画『NINE』はアカデミー賞4部門にノミネート。近年では『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(’11)を世界的な大ヒットに導くなど話題作を手がけている。そして、今回注目したいのは赤ずきんを務めるリラ・クロフォード。出演当時リラは、若干13歳という若さでジョニーと対等に渡り合う名演を見せつけた。ジョニーだけでなく、映画に登場する豪華キャストの面々にも一歩も引かない素晴らしい度胸を見せつけた彼女は、スクリーン以外ではどんな姿を見せてくれるのか。2人は3月3、4日に来日を予定しているという。大本命ミュージカルを代表する豪華な2人の来日は、本作への期待をさらに盛り上げてくれること間違いなしだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日ソニーがハッキングされ映画『The Interview』の公開が危ぶまれた事件、また現在大きな注目を集めるフランスの風刺週刊誌を巡るテロ事件と、ここ最近は立て続けに“表現の自由”を考えさせられる事件が起こっている。こうした流れを受けて、1月11日(現地時間)のゴールデン・グローブ賞(以下:GG賞)授賞式においても“表現の自由”が語られることになった。「US Weekly」によると、The Hollywood Foreign Press Association(ハリウッド外国人映画記者協会)のテオ・キングマ会長はスピーチの中で次のように述べたのだという。「今夜、我々は映画とTVの両方を称えます。あなた方の作品は感銘を与え、高揚させてくれました。また、美・希望・人間愛といったメッセージを与え、時には謙虚にさせてくれました。我々が何者なのかと我々が何者になれるかのギャップを強調することによってね」。「国際ジャーナリストとして、我々は芸術的表現の自由を知っています。表現の自由を抑圧しようとする人々に対し、共に団結し立ち上がりましょう。北朝鮮でもパリでも、どこであっても」。このスピーチに対し、女優のメリル・ストリープを筆頭に大勢のセレブから賛同の拍手が湧き上がったという。GG賞に出席したセレブたちは“表現する”ことに携わる機会の多い人々とあって、こうした問題は決して他人事ではないと感じているのだろう。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日誰もが知るおとぎ話の主人公たちが登場するディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』のシンデレラとラプンツェルの画像が、ディズニー・アニメーションのキャラクター画像と共に公開になった。その他の写真本作は、『ウェスト・サイド物語』で知られるスティーヴン・ソンドハイムのロングラン・ミュージカルを基に映画化したもので、名女優メリル・ストリープが魔女を演じるほか、ジョニー・デップが赤ずきんに登場するオオカミを、アナ・ケンドリックがシンデレラを、マッケンジー・マウジーがラプンツェルを、クリス・パインが王子役を演じ、『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を務める。本作は誰もが知るおとぎ話の主人公の“その後”を描いた物語で、このほど公開されたシンデレラはガラスの靴を両手に持ち、ラプンツェルは一度は出たはずの塔の上でひとりで座っている。彼女たちはなぜ、このような状態なのか? 物語は“めでたし めでたし”で終わったのではなかったのか?シンデレラを演じるケンドリックは「私のシンデレラは人々がよく知る平均的なシンデレラのように完璧じゃないの。もちろん舞踏会にも行くし王子と恋に落ちてプリンセスにもなるわ。でも、王子と一緒になった後の出来事で彼女は本当の自分と向き合い自分の間違えを認めるようになる。平均的なシンデレラのような潔白な被害者ではないのよ」と語り、マウジーは「私のラプンツェルは意を決して(母に)自分の意見を言わなければならないの。自分自身の強さや信念を彼女は見出さなければならない」という。また脚本家のジェームズ・ラパインはラプンツェルは「自宅から抜け出し、両親の言うなりになるのでは無く、大人のようなことをしたいと思う思春期を過ぎたティーンエージャーの娘」と表現。どちらも我々が知る“可憐なプリンセス”とは少し違ったキャラクターになっているようだ。近年のディズニー作品は誰もが知るおとぎ話やキャラクターを、現代の観客の心の響くように改めて考え、アイデアを積み重ね、新たな視点で描いて成功をおさめており、本作にも観客の予想を裏切り、期待以上の共感を呼ぶ“おなじみ”のキャラクターが次々に登場することになりそうだ。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)、全国ロードショー(C)2015 Disney Enterprise.inc. All Rights Reserved.『シンデレラ』 ダイヤモンド・コレクション MovieNEX4000円+税3月18日(水)発売『塔の上のラプンツェル』 MovieNEX4000円+税発売中
2015年01月09日