ロロの三浦直之は、演劇になじみのない若い世代に、今最も作品を届けられる作・演出家のひとりだと思う。新作『四角い2つのさみしい窓』は、解散公演に臨む劇団員たち、出産を控えた若い夫婦、そしてユビワとムオクと名乗る不思議な男女の3組が、海沿いの町に建てられたゴーストウォールという名の世界初の「透明な防潮堤」を目指して旅をする中で交差するロードームービー演劇だ。東日本大震災以降、被災した各地域では防潮堤の建設が進められている。その中で、景観に配慮して建てられたアクリル製の防潮堤から三浦が着想を得た。三浦直之は宮城県出身。小学3年生まで、特に被害の大きかった女川町で過ごした。震災時にはすでに東京で暮らしていた三浦は「宮城県の人間だから完全に非当事者ではないですけど、感覚的には非当事者側に近い」と震災との距離感を語った上で、今作に限らず「ずっと震災は僕の中で続いているモチーフ」と想いを込める。「今回もことさら震災を打ち出したいわけではないけれど、僕が生きていく中で、“分断”というのを強く感じていて。“分断”を超えていくのではなく、僕たちを“分断”しているその線を認識した上で共に生きることができないか、という問いは、この作品の中にも込められています」「透明な防潮堤」はそんな“分断”の象徴だ。震災のみならず、経済格差からジェンダーまで、近年、“分断”は社会を語る上で欠かせないワードとなっている。三浦直之の綴る作品は、非日常的な浮遊感とぬくもりを帯びながら、1987年生まれの三浦の社会観や家族観がダイレクトに反映されているところが面白い。たとえば、三浦がここ数年テーマとして取り組み続けている“集団”も、人とのつながりやコミュニティについて強い関心を寄せるミレニアル世代にとっては、共鳴しやすいトピックだ。「劇団って、どうしても主宰である僕が権力を握りやすい。そうしたいわゆる“家父長制”を乗り越えた集団をどうしたらつくれるかをずっと考えている」と構想の背景を明かす。今作でも家族という共同体が重点的に描かれているが、全体を通して浮かんでくるのは“関係性”というキーワードだ。「集団には役割というものがあって。たとえば劇団なら僕が演出家で、俳優たちには俳優という役割がある。でもその役割が固定化されず、状況によって変化したらどうなるだろうって。たとえば、ある場面では僕が父的ではあるけれど、別の場面では僕が子的になり、他の誰かが父的になったり母的になる。そんなふうに集団の中でコロコロと役割を組み替えていくようなコミュニティをつくれないかなということを考えながら作品を書いていきました」三浦直之撮影:三上ナツコロロも旗揚げから10周年を迎えた。メンバーの板橋駿谷が『なつぞら』で脚光を浴びるなど、取り巻く状況は変化期に差しかかっている。三浦もまた「俺はロロを続けなきゃいけないんだって、自分で自分に呪いをかけている部分があったことに、この作品をつくりながら気づいて。その思い自体はポジティブなものだと思っているんですけど、昔ほどそれに執着しなくなっているなとも感じはじめています」と心境の変化を見せる。「この先、ロロの作品で全員が揃うことってちょっとずつ少なくなっていくと思うんです。でも僕は、それでいいと思っていて。今回も駿谷さんはいないですけど、単にいないじゃなくて、“でも、いる”って感じられるような、今ここにいない人もどこかにいて、それも込みで集団って言えるようにしていけたら」何より三浦自身も外部の仕事が続いている。昨年は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『逃げるは恥だが役に立つ』と人気原作の朗読劇を手がけ、脚本を担当したドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』も高い評価を受けた。こうした原作ものを手がけたことで「他人が書いた言葉にどう向き合っていくか」に悩んだと言い、たとえば同性愛者の高校生の青春を描いた『腐女子〜』では「自分はゲイではないから、そこに対して変に感情移入した言葉を書くことは、むしろ原作に対して間違った行為なんじゃないか」と苦悩した。非当事者が、当事者の言葉を書く。それは、確かにある種の傲慢さを孕んだ行為だ。けれど、そんな傲慢さを敏感に察知し、真摯に向き合える繊細な感受性があるからこそ、三浦直之のつくる作品は人に優しいのだと思う。「自分は間違えるかもしれない、人を傷つけるかもしれないという怖さは今も続いています。でも、劇団は俳優と一緒につくるものだから。もし僕の言葉に対して違和感があるなら、必ず俳優が言ってくるだろうと信じて頑張って書くしかない」『四角い2つのさみしい窓』は1月19日(日)に阿南市情報文化センター コスモホールで徳島公演を行い、 1月30日(木)から2月16日(日)までこまばアゴラ劇場で東京公演を開催。その後、福島・三重をめぐる計4都市ツアーを予定している。取材・文:横川良明ロロ撮影:三上ナツコ
2020年01月08日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、2020年1月14日(25:00~27:00)に放送されるニッポン放送『山田涼介のオールナイトニッポン』のパーソナリティを務める。山田が『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めるのは、今回が初となる。また、同番組は、映画『記憶屋 あなたを忘れない』が1月17日に公開することを記念し、放送される。映画の主演を務める山田がパーソナリティを務め、共演者の女優・芳根京子がゲスト出演する予定となっている。番組では、パーソナリティの山田とゲスト出演者の芳根らが、撮影中の裏話を交えながら、作品の魅力をたっぷりと紹介。さらには、人の記憶を消すことのできる“記憶屋”の設定にちなみ、「消し去りたい恥ずかしい記憶」と題してメールを募集し、リスナーからの様々な問いに、山田と芳根が直接回答していく。
2019年12月27日るろうに剣心シリーズ最終章2部作『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2021年に連続公開。それぞれ2021年4月23日(金)、6月4日(金)より公開される。人気シリーズ『るろうに剣心』原作は、「週刊少年ジャンプ」に連載された和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」。幕末から明治にかけての激動の時代を舞台に、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を描いたアクション時代劇コミックだ。これまで実写化された『るろうに剣心』『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』の3作品は、シリーズ累計興行収入125億円以上を突破。度肝を抜くような超高速アクション、そしてエモーショナルに描かれる人間ドラマは、大きな反響を呼び、世界各国でも数々の賞を獲得した。遂に完結へ!そんな人気映画が、2020年夏に遂に完結を迎える。前作から5年ぶりとなる最新作は、全2部作で構成。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、これまで語られることのなかった剣心の過去が明かされる。るろうに剣心 最終章 The Final『るろうに剣心 最終章 The Final』では中国大陸の裏社会を支配する謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを描く。大胆なアクションシーンに注目だ。あらすじ『るろうに剣心 最終章 The Final』かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀”さかばとう”を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、<神谷道場>で平和に暮らしていた。しかし、突然何者かによって東京中心部が攻撃される。剣心とその仲間に危険が及んでくる。それはいったい誰の仕業なのか?何のために攻撃してくるのか?剣心は仲間とともに新時代への一歩を踏み出すことができるのか?今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。るろうに剣心 最終章 The Beginningこれまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代の物語を通して明かされる、「るろうに剣心」の原点と究極のクライマックスに是非注目してほしい。キャスト主演に佐藤健主人公・緋村剣心は、『8年越しの花嫁』『サムライマラソン』の佐藤健が続役。「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」とコメントを寄せている。武井咲や蒼井優らが続役また剣心を支えてきた<神谷道場>に集う仲間たちのキャストは、シリーズお馴染みの顔ぶれが揃う。神谷薫役に武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役に青木崇高、女医の高荷恵役に蒼井優が続投。さらに、明神弥彦役には、「キングダム」信の子供時代を演じ注目を集めた、大西利空が新たな仲間として加わることとなった。ビジュアルには、平和の象徴である<神谷道場>に集うキャラクターたちの姿も映し出されている。縁(えにし)役 - 新田真剣佑シリーズ史上最恐の敵である雪代縁(ゆきしろえにし)を演じるのは新田真剣佑。縁は、剣心の十字傷の謎を知る男。中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実(ししお まこと)を操っている。剣心はもちろん、関わるもの全て、また、剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、<人誅>を仕掛けてくる。斎藤一役 - 江口洋介元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に、幕末の動乱を生き抜いてきた斎藤一。時には剣心のライバル、時には剣心の頼もしい仲間として刀を振るってきた『るろうに剣心』シリーズに欠かせないその役には、江口洋介が引き続き出演。剣心との因縁が残るまま、新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。雪代巴役 - 有村架純幕末、人斬り抜刀斎時代、剣心は結婚していた。血も涙もない剣心が、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺してしまう妻。巴は剣心の頬の十字傷に深く関わるとともに、彼女の存在は剣心が人斬りをやめ、「不殺の誓い」を立てる理由にもなる。四乃森蒼紫役 -伊勢谷友介京都隠密御庭番衆の御頭。伊勢谷は、『京都大火編 / 伝説の最期編』からの続投。巻町操役 - 土屋太鳳京都隠密御庭番衆。蒼紫と共に生きる。沢下条張役 - 三浦涼介強の敵・志々雄真実の配下である十本刀の一人。また剣心の前に立ちはだかるのか?呉黒星役 - 音尾琢真呉黒星(ウーヘイシン)は、“縁”が率いる上海マフィアの副官。辰巳役 - 北村一輝剣心の過去に大きな影響を残す旧幕府直属の隠密組織「闇乃武(やみのぶ)」のリーダー。主題歌アーティストはONE OK ROCKが続投過去の作品で楽曲を提供し、『るろうに剣心』を最大限に盛り上げてきたONE OK ROCK。終章の2作でも引き続き書き下ろしの主題歌を担当する。監督に大友啓史監督は、引き続き大友啓史が担当。本作について、「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と、作品制作に対する意気込みを語る。かつて大河ドラマ『龍馬伝』を手掛けた大友が、新時代のアクション時代劇のクライマックスをどのように描くのか。7か月以上の撮影を経てクランクアップ2018年11月4日(日)にクランクインした『るろうに剣心』最終章は、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡・大阪・長野など全国43カ所で大規模な撮影を7カ月以上に渡って行い、2019年6月7日(金)に遂にクランクアップを迎えた。参加したエキストラは延べ6,000人。長きにわたる撮影は時に困難を極め、極寒の中での深夜撮影や、朝まで及ぶ撮影、悪天候によるスケジュール変更なども余儀なく実施されたこともあったという。佐藤健&大友監督のコメント約8年間を通して本シリーズの主演を務めてきた佐藤健は、「この作品は、言うまでもなく僕の誇りで、これまでもこれからも『るろうに剣心』を背負っていきます。特に今回のエピソードはこのシリー ズを語る上で避けることはできないですし、絶対演じたいと思っていました。そして、ただ描くだけじゃなく、圧倒的なクオリティをもって映画史に名を残す、という使命にも似たような気持ちもありました。」とコメント。これから1年を費やし映画の編集作業を進めていくという大友監督は、「東京オリンピックに負けない“るろうに旋風”を、再び世界中にまき起こせるような、すべての人が楽しめる、刺激的で圧倒的パワーを持ったエンターテイメント作品に仕上げたい。」と意気込みを語っている。シリーズ初と、緋村剣心フィギュア登場なお映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開を記念して、主人公「緋村剣心」の1/6 スケールのフィギュア化が実現。飛天御剣流 抜刀術を繰り出す際の姿を、11カ月の制作期間を経て忠実に立体化した、緊迫感溢れる佇まいに仕上げている。先行予約は、12月4日(金)よりセブンショッピングにて受付を行う。【詳細】映画『るろうに剣心』最終章公開時期:『るろうに剣心 最終章 The Final』2021年4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)※購入した前売り券(ムビチケカード)は延期後の上映時に利用可能。配給:ワーナー・ブラザース映画監督:大友啓史音楽:佐藤直紀主題歌:ONE OK ROCK主演:佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、伊勢谷友介、土屋太鳳、三浦涼介、音尾琢真、鶴見辰吾、中原丈雄、北村一輝、有村架純、江口洋介
2019年12月23日織守きょうやの小説を実写化する映画『記憶屋 あなたを忘れない』の完成披露メモリアルイベントが行われ、「Hey! Say! JUMP」山田涼介をはじめとするキャスト陣が登壇した。山田涼介×佐々木蔵之介がバディ本作で恋人の記憶を取り戻すため、“記憶屋探し”に奔走する大学生・遼一を演じた山田さんは「約1年前に撮影をした本作をようやく皆様のもとに届けることができたことを素直に嬉しく思っております」と安堵し、「いろいろな受け取り方ができる感動作だと思いますので、皆さんの反応がとても楽しみです」とコメント。また「現場で“ああじゃないか、こうじゃないか”と監督と何度も話し合いました。僕だけじゃなくキャスト皆さんもそうだと思うんです。みんなで作り上げていきました」とチーム一丸となっていたとふり返った。そんな遼一と共に記憶屋探しをする弁護士・高原を演じた佐々木蔵之介は、今回バディのような関係になる山田さんとの初共演について「山田君と1日だけ広島でロケしたのですが、まるで一緒に旅行をしたような“記憶”が残っています」と明かし、「実はその後、山田君のコンサートに一人で応援しに行ったんですよ(笑)この作品で山田さん座長として立派に勤め上げていて、本当に尊敬していました」とエピソードを明かし会場を沸かせた。一方、念願の佐々木さんとの共演を果たした山田さんは「蔵之介さんの作品や演技が本当に大好きだったんです。本作でやっと共演できて本当に嬉しかったです」と熱い思いを語った。山田さんから“とんでもない女優”だと称賛されたのは、遼一の幼なじみ・真希役の芳根京子。本作の撮影裏について「本当に戦ったなと思っています」とふり返りながら、「監督はこれでいいと妥協して撮影する方じゃないので、大変な撮影でしたが、山田さんに最後まで見守って頂きました」と山田さんに感謝の意を表した。2019年の思い出披露!イベントでは、本作のテーマにちなんで<記憶屋に消されたくない2019年の思い出>をそれぞれ発表する場面も。劇中では大事な記憶を失ってしまう遼一の恋人・杏子役の蓮佛美沙子は「山田君との撮影の合間で、彼が『はとぽっぽ』を歌っていると思ったら、今度は『およげたいやきくん』を鼻歌で歌いだして、なんてメルヘンな26歳なんだと感慨深くなりました。絶対忘れたくないです!」と撮影のエピソードを披露。一方、山田さんは「蔵之介さんがクランクアップの時に、頂いた日本酒がとても美味しくてあの味が忘れられません。美味しすぎてたくさん飲んで酔っぱらっちゃったんですけど、あの味を忘れたくないです」と明かしつつ、「芳根さんからクッキーを差し入れに頂いたのですが、美味しすぎてこっそりたくさん持って帰ったんです。そのところをスタッフさんに見られて注意されました(笑)」と“消したい”記憶も。そんな山田さんと似たようなエピソードを佐々木さんも披露。「撮影の合間に頂いた洋酒ケーキが美味しすぎて、ポッケに隠して持って帰りました(笑)」と明かすと、まるで劇中の遼一と高原のように仲の良い2人に、会場から暖かい拍手が送られた。主題歌発表!中島みゆき「時代」本作の主題歌として、中島みゆきの不朽の名曲「時代」が起用されることが発表。併せて、本邦初公開の主題歌付き予告編も上映された。映像を初めて見た山田さんは「『時代』は本作の主題歌にぴったりだと思いました」と感想を述べ、「温かい歌詞と物語が本当にリンクしているんです。中島さんの“時代”が本作と共に新たなページをめくるんだなと、大変嬉しい気持ちでいっぱいです」と本作との深い親和性を語っていた。『記憶屋 あなたを忘れない』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:記憶屋 あなたを忘れない 2020年1月17日より全国にて公開ⓒ2020「記憶屋」製作委員会
2019年12月11日シリーズ累計50万部を超える織守きょうやの小説を映画化した『記憶屋 あなたを忘れない』の完成披露イベントが12月10日、都内で行われ、主演の山田涼介(Hey! Say! JUMP)をはじめ、共演する芳根京子、佐々木蔵之介、蓮佛美沙子、泉里香、濱田龍臣、平川雄一朗監督が出席した。大学生の遼一(山田)は、プロポーズした年上の恋人・杏子の記憶から自分が消えていることを知り、都市伝説だと思われていた記憶屋の足取りを探す。果たして、記憶屋と出会い、恋人の記憶を取り戻すことはできるのか。難役に挑んだ山田は「どの登場人物にフォーカスするかで、受け取り方が全然変わってくる作品。こうして作品を皆さんにお届けし、どう受け取っていただけるか、そこが一番楽しみです」と期待を寄せ、“忘れられない”出来事として、台場で撮影したデートシーンを挙げ「まったくバレず、自分はまだまだだなと(笑)。でも、帽子もマスクもなしで歩けるなんて、楽しいものですね」と笑顔を見せていた。「監督は『これでいい』でOKを出す人じゃないので。すごく戦ったなという印象が強い現場」と振り返る芳根に対して、共演シーンが多かった山田は「悪く捉えないでね。いい意味で」と前置きし、「バケモノの類い。演技に引っ張っていただいた」と芳根の女優魂を称えていた。また、山田は佐々木との初共演に「とある映画のお芝居が大好きで、それ以来ずっと共演したかった」と感無量の面持ち。「蔵之介さんがクランクアップの日に、日本酒をくださって。とてつもなくおいしいお酒で、あの味は“忘れたくない”」と振り返ると、佐々木は「この冬もいい酒ができている」とニンマリ。その佐々木は、広島で山田との共演シーンを撮影した後、「福岡まで行ってライブを見た」とHey! Say! JUMP公演に参戦したことを告白。「マネージャーがインフルエンザになって、ひとりでヤフオクドームに行ったんですよ」と話していた。同日、中島みゆきの『時代』が映画の主題歌に起用されたことが発表された。時代を超えて人々の“記憶”に残る名曲として、中島本人が歌うバージョンが初めて映画の主題歌に選ばれた。取材・文・写真:内田 涼『記憶屋 あなたを忘れない』2020年1月17日(金)全国ロードショー
2019年12月10日「Hey! Say! JUMP」山田涼介が、恋人の記憶を取り戻すため記憶屋探しに奔走する『記憶屋 あなたを忘れない』より、感動の物語を予感させる本作の場面写真が到着した。山田さん演じる大学生・遼一は、恋人・杏子にプロポーズをするが、数日後、杏子は遼一の記憶だけを失う。彼女の記憶を取り戻そうとするが…というのが本作のストーリー。平川雄一朗監督は、本作について「原作を読んだ時に、これはヒューマンドラマなんだなと思いました。人間同士の絆みたいなものを感じ取りましたね。映画では人間の美しさも汚さも混在していて、切なくもなるし温かくもなる作品にしたいと思いました」と語り、原作から感じ取った“絆のドラマ”をテーマにしたことを明かしている。そして今回到着した場面写真では、遼一が遠くの空を見上げる、どこか切なさを感じさせるカットがまず目を引く。また遼一と、遼一と共に記憶屋探しをする弁護士・高原(佐々木蔵之介)の2ショットも公開。恋人の記憶を消された遼一は、記憶屋の存在を追う中で様々な人と出会うが、その中でも欠かすことのできない人物がこの高原。彼は遼一にとって良き理解者であり、パートナー。2人のユーモラスな掛け合いは注目どころ。さらに、高原と愛娘との愛らしいカット。幼少期に記憶を一部失った遼一の幼なじみ・真希(芳根京子)、遼一の記憶を失った杏子(蓮佛美沙子)と、それぞれのカットも到着した。『記憶屋 あなたを忘れない』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:記憶屋 あなたを忘れない 2020年1月17日より全国にて公開ⓒ2020「記憶屋」製作委員会
2019年11月20日ミュージカル『エリザベート』の製作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。製作発表にはオーディエンス招待200名に1万人の応募があったというが、小池は「何かの縁ですから、これからも死ぬまでエリザベートを見続けてください」とアピール。また「エリザベートを一文字で表すと?」という難質問には井上が「断ることもできるんですか?」と戸惑いつつも、「僕、愛だ思います。言ったもん勝ちだと思うので!」と手を挙げる。そんな井上の様子を見た出演者陣はどんどん挙手し、古川は「僕も愛……」、花總は「エリザベート的には、"生"きるです。どんな時も生きる!」、山崎は「熱。お客様の熱」と回答。愛希は「欲! 人間の欲の部分が人間らしくて良いかと思います」と新たな視点で、周囲を驚かせていた。「それぞれにとってエリザベートとは?」という質問には、花總が「自分の人生を変えるほどの大切な節目となった作品です。初演の時はまだ22歳。その時に初めて演じさせていただいた役を今こうしてまだ演じる機会をいただけていることが奇跡だと思いますし、なくてはならない作品であり、役になっております」としみじみ。愛希は「ずっと憧れだったので、演じている今でも『夢なんじゃないか』という瞬間もありました。なかなか乗り越えられない壁というか、登れたと思ったらまたさらに高い壁が待っているという感じで、ずっと憧れの作品ですし、役です」と心境を吐露した。井上は「作品としては奇跡のようなバランスで生まれたミュージカルだと思って、何十年に1本だと思います」と見解を披露。「だからこそ、僕たちにチャンスをくれる。熱狂させるのは保証されているので、その分いろんなチャレンジができる。僕もそのチャレンジの一環で生まれたと思うんですけど、ミュージカル観客を増やすことができるし、たくさんの人にチャンスを与え続けてる、全部ひっくるめて奇跡の作品だと思います」と語った。2015年からルキーニ役として出演し、今回トート役に初挑戦する山崎は「毎回ルキーニとして舞台に立つ時には自分のセリフから始まるんですけど、何公演やっても緊張するという舞台は初めて」と振り返る。これまでルドルフ役として出演し、2019年よりトート役を演じている古川が「ともにミュージカル人生を歩いた作品。オーディションのときとか考えると失礼な態度をとったり、稽古中も先生に対してちょっと反抗的な態度をとったり。でも先生が愛をもって接してくださったおかげで、今では言われたら『はい』と答えるようになった」と成長を表すと、井上がすかさず「飼い慣らされて行ったってことですか?」とつっこんだ。製作発表後の取材で「反抗的な態度」を深掘りされてしまった古川は「成長ということを表すために、誇張した部分はあります。言われたことを自分ができないということに対しての苛立ちから、少しムスっとしたり……」と説明する。弁解する古川の様子を、山崎は「よくしてた」、花總は「してたよね。私たち見てた」と笑顔で見守り、古川は「誇張してないのかもしれません」と苦笑していた。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日~5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日~6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日~28日、福岡公演は博多座にて7月6日~8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日ミュージカル『エリザベート』の制作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。2015年よりルキーニ役として何度も同舞台に立ってきた山崎が、今回初のトート役に挑戦。山崎は「ルキーニという役に出会ったことで役者としての新しい扉が開いたと思っており、本当に感謝しています。そんな中で来年、20周年という大きな節目の年にトートという役で帝国劇場に立てることを嬉しく思いますし、誰よりも近くでトートを見てきましたので、ルキーニを演じた自分を演じた自分だからこそできるトートができるんじゃないかなと思っております。トートとルキーニの関係性が大事だと思って演じてきたので、ルキーニ役とも相談しながら演じていきたい」と意気込んだ。山崎は「恐怖心を与える、氷のように冷たく触ったら火傷しそうなというイメージ」とトートを表しつつ、「今回小池先生のこだわりで、"真ん中分け"のトートなんですね。東宝版でも宝塚版でも、今までのトートにいないということで、視覚的にも注目していただきたい」と意外な観点からアピール。小池が「70年代のロックのイメージ」と説明すると、山崎は「ちょっとどういうことか……」と戸惑い、井上は「僕たちも真ん中分けでいこうねって話をしてる。オールバックかもしれないし」と古川と顔を見合わせた。制作発表後の囲み取材でも、センター分けは話題に。山崎は「トートが決まって、今年の公演のルキーニも真ん中分けにしたんですよ。6:4くらいだったのが、5:5に」と明かす。2019年の公演開始よりも前にトート役が決まっていたために「トートの動きとか動線をずっと見てました」と言うと、井上も「見られてるというのは、僕たちも感じてました」とニヤリとした。真ん中分けのこだわりについては「完全に小池先生です。いくつかあったカツラの中で、初めから先生は『育はセンター分けだ』って。真ん中分けで紫、という先生のこだわりが最初から最後までありました」と振り返った山崎。「ルキーニの前に帝国劇場で扮装をやったんですけど、すっぴんの状態で紫の真ん中分けのカツラをかぶったので『これはまずいことになる』と思ったんです。全然似合ってなくて。でも先生はそのときからメイクしたところまで見えていた」と苦笑する。出演者陣も山崎のトート就任について「なんとなく知っていた」という状態で、井上は「この前のS帝劇のの千秋楽時に、カーテンコールで『次やるんだってね』って、初めて言った」と振り返る。「なんかアドバイスください」という山崎に、井上は「企業秘密なんで……」と交わしつつ、「『ちょっと歌い方変えました?』と聞きにきてくれたりとか。『自分だったらどうしよう』と考えてるんだろうなと、感じてはいました」と明かす。井上は「僕が真ん中分けにしてるかもしれないですね」と再度真ん中分けに触れつつ、「でも、全然違うトートになると思うんですよ。やればやるほど形が捉えられないので」と心境を語った。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日〜5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日〜6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日〜28日、福岡公演は博多座にて7月6日〜8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日横須賀市と三浦市をまるごと走る三浦半島の観光名所の名所を走ったり歩いたりしながら楽しむ「横須賀・三浦100km・63kmみちくさウルトラマラソン(旧・三浦半島100km・60kmみちくさウルトラマラソン)」は、2020年5月30日(土)に開催します。みちくさウルトラマラソンは、マラソンとピクニックを一緒したような大会で、自分の足でゆっくり、のんびりと楽しみながらラン旅を楽しみます。フルマラソン完走できる程度の走力があれば大丈夫種目(制限時間)は、100km(14時間15分)、63km:A(12時間15分)、63km:B(11時間15分)の3つがあり、誰でも参加することができます。参加費は、100km 17,000円63km 12,500円です。コースは、横須賀ヴェルニー公園を出発し、三笠公園・馬堀海岸・観音崎・燈明堂・神明公園・武山・三浦海岸・剣崎・城ヶ島・三崎港・ソレイユの丘・佐島公園・湘南国際村などの景勝地を巡ります。走りながらいろいろなモノを楽しもうウルトラマラソンでは、フルマラソン以上の距離を走るため何度も心が折れそうになるかもしれません。それ以上に、エイドで、土地のおいしい郷土料理を食べることができ、抜群な景色、地元の方からの応援に励まされ、日常では経験することができない感動、達成感を味わうことができます。(画像は公式サイトより)【参考】※公式サイト
2019年11月11日ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の撮影で、三浦貴大さんはキャンプを大いに楽しんだそう。現場の様子を聞きました。ドラマの撮影をきっかけに、ひとりキャンプに目覚めました。「最初にコンセプトを聞いた時は、“僕がひとりでキャンプをしているドラマ、見る…?”と不安になったのを覚えています(笑)」そう三浦貴大さんが話すのは、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』のこと。ひとりでキャンプ場で缶詰を使った料理を作り、食べることが大好きな大木健人を演じる。「キャンプに慣れている役なので、テントの張り方やギアや機材の準備の仕方は事前に練習しましたが、役作りをしている感じはありませんでした。監督にも、『そのままいてくれれば健人なんで』と言われたくらいです。多分、基本、ひとりでぼーっとしているところを見ていて、三浦くんならいいかって思ったんじゃないでしょうか(笑)。ただ、無口な人や、一見近寄りがたそうな人と出会っても変に気負わず人と関わっていく人間性は、人見知りの僕とは違うのかな。撮影も、ひたすら僕が楽しんでいただけでした。実際に売っている缶詰を使って、少し手を加えて食べるというシーンをたくさん撮ったんですけど、全部美味しかったのでトクしたな~と。凝ったものではないけど、外で食べるという雰囲気も含めて最高でしたよ。ただ、撮影用ビールは中身がお茶なので、そこだけちょっと残念だったけど…」撮影をきっかけにひとりキャンプの楽しさに開眼した三浦さん。プライベートでも行くようになったそう。「テントを張って、たき火をして、飯作って、酒を飲んで、朝起きたらコーヒーを淹れて…と、ドラマの光景そのままです。料理も缶詰を食べていて、コーン缶とコンビーフ缶は最強だと、あらためて感じました。基本、休みの日は引きこもっていたのですが、最近、その場所が家から山に移った感じです。気持ちが開放的になるし、健康的になれた気がしていいですね。“この日に行こうかな”と計画するのも楽しみになっているし、自然の音がちょうどいい雑音として聞こえてくるからか台本を覚えるのも早くなりました。そう、最近、女性のソロキャンパーが増えているという記事を見たのですが、実際に行くとおじさんしかいなくて…。アンアン読者のみなさん、ぜひ、ひとりキャンプをしてみてはどうですか?ずっと座っているので、アウトドアショップで自分に合う椅子を見つけられると非常にいいと思います。ドラマにはノウハウがたくさん詰まっているので、よかったら参考にしてみてください」『ひとりキャンプで食って寝る』缶詰料理を作ることに幸せを見出す男・大木健人と、海や山、川で獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆)。それぞれのキャンプ物語を隔週で描く。10月18日(金)24時52分~、テレビ東京ほかにて放送開始。©「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会みうら・たかひろ1985年11月10日生まれ。東京都出身。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。NHK大河ドラマ『いだてん』に野田一雄役で出演中。映画『大綱引の恋』が2021年に公開。※『anan』2019年10月23日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾衣装協力・ROL(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月20日来年上演の三浦春馬と生田絵梨花が共演する日本初演のミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」から、三浦さんと生田さんが写るメインビジュアルと全キャストが発表された。1959年、ルイジアナ。脱獄した一人の「男(ザ・マン)」は命からがら、ある納屋に身を潜める。偶然彼を見つけた少女スワローは、彼をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じ、「死んだお母さんにもう一度会いたい」とお願いする。その願いを打ち明けられたザ・マンは、汚れなき瞳を持つスワローに自分の本性を打ち明けることができず、キリストとして過ごすことになる。日々を過ごす中でスワローは、次第に彼の正体に気づき始め、2人は男を追う街の人々との騒動に巻き込まれていく…。「オペラ座の怪人」「キャッツ」など数々の傑作を生み出したミュージカル界の大巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーと、ミートローフやセリーヌ・ディオンなどにヒット曲を提供し、ソングライターの殿堂入りも果たしているジム・スタインマンがタッグを組んだ感動作「Whistle Down the Wind」。ウェストエンドにて1000回を超えるロングランを記録した本作が、今回白井晃演出で待望の日本初演!主演の脱獄犯「男(ザ・マン)」は、ミュージカル「キンキーブーツ」のドラァグクイーン役で第24回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞した三浦さん。ヒロインで「男(ザ・マン)」をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じる無垢な少女・スワローは、「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」など様々な舞台に出演する「乃木坂46」生田さんが演じる。ほかにも、スワローの幼なじみエイモス役を平間壮一と東啓介がWキャストで、エイモスのガールフレンド、キャンディ役を鈴木瑛美子とMARIA-EがWキャストで演じ、さらにスワローの父親ブーン役を福井晶一が演じる。そして今回、追加キャストには矢田悠祐、藤田玲、安崎求の出演が明らかになった。そのほか、12名のアンサンブルと総勢16名の子役キャストが作品を彩る。なお、一般前売りチケットは12月14日(土)よりスタート。先行抽選エントリーは11月26日(火)より、先行先着販売は12月8日(日)10時より開始。さらに、3月の東京を皮切りに、富山、福岡、愛知、大阪にて全国ツアーが行われる。ミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」キャスト男(ザ・マン):三浦春馬スワロー:生田絵梨花エイモス:平間壮一/東啓介(Wキャスト)キャンディ:鈴木瑛美子/MARIA-E(Wキャスト)ブーン:福井晶一矢田悠祐藤田玲安崎求高原碧那/谷岡杏春(Wキャスト)井伊巧/岡本拓真(Wキャスト)上野聖太岡田誠加藤潤一郷本直也長谷川開松村曜生柏木奈緒美多岐川装子ダンドイ舞莉花永石千尋三木麻衣子吉田華奈(男女五十音順)橋本星/佐藤誠悟谷口寛介/羽賀凪冴植松太一/佐田照河内奏人/工藤陽介福井美幸/山本花帆奈緒美クレール/モーガン ミディー種村梨白花/成石亜里紗日高麻鈴/宍野凛々子ミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」は2020年3月7日(土)~29日(日)日生劇場にて上演。※富山、福岡ほか全国ツアーあり(cinemacafe.net)
2019年10月04日村井良大、沙央くらまらが出演するミュージカル『ラヴズ・レイバーズ・ロスト -恋の骨折り損-』が現在、東京・シアタークリエで上演中だ。シェイクスピアの同名戯曲が原作だが、村井曰く「シェイクスピアっぽいところってどこなんだろうなって思う(笑)」ほど現代的にアレンジされた、スタイリッシュかつスピーディに展開するロックミュージカル。オシャレでハイソな美男美女が、恋に振り回され大騒ぎするさまをコミカルに描いている。チケット情報はこちら大学卒業後5年たち、その間放蕩三昧してきた国王と学友たちが「これから3年間は恋愛禁止、ひたすら勉学に身を捧げる」と誓うところから物語は始まる。しかしそこに隣国の王女とその友人たちがやってきて……。オシャレなリゾート風な住宅にバーカウンター、ドレスアップした登場人物たち。キャストはハンドマイク、時にはスタンドマイクを使い、バラエティ豊かな楽曲を熱唱していく。たしかに、シェイクスピアの戯曲に感じる“古典”っぽさは一切ない。最新鋭の“攻めた”ミュージカルだ。若手実力派俳優たちを軸にしたキャスト陣も、それぞれの役柄を楽しそうに演じている。村井良大、渡辺大輔、入野自由、三浦涼介ら男性陣はタキシード姿を粋に着こなす一方で、パジャマ姿などの可愛らしい姿も。沙央くらま、中別府葵、伊波杏樹、樋口日奈ら女性陣は華やかなパーティドレス姿で、目にも楽しい。大雑把に言うと“焼けぼっくいに火がついた”男女らの話だが、ここに大山真志、田村芽実が扮する別のカップルの恋の物語が絡み、見栄を張って素直になれないイケてる男女らが、自分の恋と向き合っていく。劇中、マシンガンが登場したりジープが登場したりパワフルでにぎやかな作品だが、恋に素直になれなかったり、恋しておバカになってしまう若者の姿は、シェイクスピアの時代も現代も変わらないなぁ……と、しみじみ思ってしまう。初日前日には、出演者による囲み取材も。「この舞台、ジープとかジャグジーとか、色々なものが出てきます。何が飛び出すかわからない。今までこういうミュージカルってみたことないなって自分でも思います」(村井)、「ひと場面ひと場面すべて濃厚で笑いがあり、ちょっとホロリとするような場面もたくさんあるので、たくさんの皆さまに楽しんでもらいたい」(沙央)、「稽古も毎日楽しかった」(三浦)、「たくさん面白い人がいっぱい出てきます」(渡辺)、「私たち自身、何回やっても面白くて楽しい」(樋口)と、口々にアピール。会見も笑顔がいっぱいで、キャスト陣のその姿からも、作品の楽しさが伝わってきた。公演は10月25日(金)まで、同劇場にて。チケットは発売中。
2019年10月03日ニューヨークで毎年夏、セントラルパーク内にある野外劇場を舞台に開催される大人気の無料公演、『シェイクスピア・イン・ザ・パーク』。およそ60年に及ぶ歴史のなかで数々の名作を生んできた同シリーズが2013年、久々となるシェイクスピア原作のミュージカルを送り出した。それが、いわゆる“第四の壁”を取り払う斬新な演出で知られるブロードウェイの鬼才、アレックス・ティンバースの脚色・演出による『ラヴズ・レイバーズ・ロスト -恋の骨折り損-』。10月1日より、上田一豪が演出を手がける日本語版が東京・シアタークリエで上演される。「これより3年間は恋愛禁止、ひたすら勉学に身を捧げる」という誓いをたてた、ナヴァール王国の国王ファーディナンド(三浦涼介)とその同級生たち(村井良大、渡辺大輔、入野自由)。だがその矢先、4人が大学時代に淡い恋心を寄せていた相手、フランス王女(中別府葵)とその親友たち(沙央くらま、伊波杏樹、樋口日奈)が現れる。国王のまた別の同級生アーマード(大山真志)が、メイドのジャケネッタ(田村芽実)に送ったラブレターをきっかけに、若い男女の禁断の恋心に火がともる……。シェイクスピアの原作を大胆に脚色したスタイリッシュなラブコメディに、進境著しい若手ミュージカル俳優の村井、宝塚出身の沙央を中心に、声優界やアイドル界からも精鋭が集ったにぎやかな座組が挑む!シアタークリエにて10月25日まで上演の後、11月1日から4日まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、9日・10日に福岡市民会館 大ホール、16日・17日に愛知県芸術劇場 大ホールにて公演を行う。文:町田麻子
2019年10月01日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」。その9月26日(木)今夜放送回に、俳優の三浦春馬が参戦。三浦さんはプラスワンゲストとして嵐とともに、声優の神谷浩史やものまねタレントのりんごちゃんら「チームいい声」と対戦する。今回「嵐」チームが対戦するのは、「機動戦士ガンダム00」「おそ松さん」などのアニメから『ハンガー・ゲーム』シリーズといった洋画吹き替えまで多彩に活躍、その声で多くのファンを魅了する神谷さん。お笑いコンビ「麒麟」で自身の低音ボイスを生かしたネタを披露、俳優としても連続テレビ小説「なつぞら」などに出演する川島明。武田鉄矢、大友康平、井上陽水らのものまねで大ブレイクしたりんごちゃん。『サカサマのパテマ』などのアニメ作品を中心に活躍する声優の藤井ゆきよ、「アンタッチャブル」山崎弘也、芸人と同時に数多くの番組MC、ドラマ、映画などへ出演する「キャイ~ン」天野ひろゆきといった“美声”が売りのメンバーで構成された「チームいい声」。この美声チームに対抗するために「嵐チーム」にプラスワンゲストとして加わってくれるのが、先日まで放送されたドラマ「TWO WEEKS」で娘のために逃走を繰り広げる主人公を演じ、多くの感動を巻き起こしたほか、同作の主題歌「Fight for your heart」でみせた美しい歌声と華麗なパフォーマンスも話題をさらった三浦さん。今回は超人気声優と超人気俳優が共演ということで、対決の合間に突然「チームいい声」が声優を務め、嵐と三浦さんが演技してのラブストーリーが繰り広げられ、スタジオが爆笑に沸く一幕も。“美声対決”の行方をお楽しみに。今夜プラスワンゲストとして参戦する三浦さんが主演する映画『アイネクライネナハトムジーク』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で現在公開中。伊坂幸太郎の恋愛小説集を映画化した同作、3度目の共演となる多部未華子をヒロイン役に迎え、仙台を舞台に三浦さん演じる佐藤と多部さん演じる本間紗季の恋を軸に、不器用ながらも愛すべき人々のめぐり会いの連鎖を10年に渡り描いていく。また神谷さんは、高杉真宙、佐野岳、堀田真由、板垣瑞生ら若手俳優が出演し、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原案に映画化される『超・少年探偵団NEO -Beginning-』で怪人二十面相の声を担当。同作は10月25日(金)より新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国にて順次公開となる。「チームいい声」と「嵐」&三浦さんの対決が繰り広げられる「VS嵐」は9月26日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月26日2020年に四大都市連続公演を予定していたミュージカル・東宝版「エリザベート」が、全公演中止。チケットの払い戻し詳細は、東宝公式ホームページにて告知。「エリザベート」は、ウィーン・ ハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、 彼女を愛した黄泉の帝王・トートの物語。トートは、自由を愛し類なき美貌を誇ったエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかその愛を意識するようになる。 しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、エリザベート自らの死を意味した。ハプスブルク帝国滅亡と、エリザベートの“運命”を描いた人気ミュージカルは、2000年に東宝版で初演、2015年に内容をリニューアル。2019年には、3か月連続で公演が行われた。2020年公演は、2000年の初演から20周年を迎える記念公演となる。脚本/歌詞をミヒャエル・クンツェが手がけ、音楽/編曲はシルヴェスター・リーヴァイ、演出/訳詞は小池修一郎。2020年版キャストとして、主人公・エリザベートは2019年に引き続き、花總まり、愛希れいかがWキャストを務める。また、トート役は井上芳雄、古川雄大が2019年から続投する他、新たに山崎育三郎も加わりトリプルキャストに。山崎育三郎は東京公演のみ、井上芳雄は地方公演のみの出演となる。その他、ルイジ・ルキーニ役に尾上松也、上山竜治、黒羽麻璃央のトリプルキャストが決定した他、田代万里生、佐藤隆紀、三浦涼介、未来優希、剣幸、涼風真世、香寿たつきといったキャストが出演する。また、2019年10月からは、国立西洋美術館においてエリザベートが生きたハプスブルク家の美術コレクションを紹介する「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を開催。2020年公演でもエリザベート役を演じる花總まりが音声ガイドを務める。併せてチェックするとより世界観を楽しめそうだ。【詳細】東宝版「エリザベート」<全公演中止>※全公演の開催を中止。チケット払い戻し詳細は、東宝公式ホームページに記載。公演時期/場所:・2020年4月9日(木)~5月4日(月) 東京・帝国劇場(東京都千代田区丸の内3-1-1)・2020年5月11日(月)~6月2日(木) 大阪・梅田芸術劇場メインホール(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)・2020年6月10日(水)~6月28日(日) 名古屋・御園座(愛知県名古屋市中区栄1-6-14)・2020年7月6日(月)~8月3日(月) 福岡・博多座(福岡県福岡市博多区下川端町2-1)脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出/訳詞:小池修一郎■出演エリザベート:花總まり / 愛希れいかトート:(東京) 山崎育三郎 / 古川雄大、(地方) 井上芳雄 / 古川雄大フランツ:田代万里生 / 佐藤隆紀ルドルフ:三浦涼介マダム・ヴォルフ / ルドヴィカ:未来優希ゾフィー:(東京/大阪) 剣幸 / 涼風真世 / 香寿たつき、(名古屋/福岡) 剣幸 / 涼風真世ルイジ・ルキーニ:(東京/大阪) 尾上松也 / 上山竜治 / 黒羽麻璃央、(名古屋/福岡) 上山竜治 / 黒羽麻璃央Copyright Toho Co., Ltd. All rights reserved.
2019年08月29日三浦春馬、芳根京子、比嘉愛未、三浦貴大、高嶋政伸ら豪華俳優陣が出演する現在放送中のドラマ「TWO WEEKS」。今夜8月27日(火)放送の第7話を前に、三浦さんと芳根さんからコメントが到着した。三浦さん演じる殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城が、白血病の娘・はなの命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描く本作。先週放送の第6話ラストでは、柴崎(高嶋さん)と繋がる黒幕の正体が早穂子(黒木瞳)であることが明らかに。そして、いよいよ物語は今夜の第7話から第2章“逆襲編”に突入!ついに行動を共にすることになった結城と楓。宿敵・柴崎、黒幕・早穂子に立ち向かっていくが、警察、検察、柴崎一派、さらには病院で結城を待つすみれやはなを巻き込んだ策略と裏切りの数々が繰り広げられる。結城役の三浦さんは「敵対する登場人物たちの気持ちを揺さぶられるようなストーリーも描かれていく」と、後半戦を楽しむキーポイントを明かし、「それぞれの出演者の皆さんとの芝居のキャッチボールを僕自身も楽しみにしていますし、どんなシーンになるのかが見どころになるんじゃないかなと思います」とコメント。一方、母のような存在であった早穂子の裏の顔を知ることになった楓役の芳根さんは「ついに2人が共に反撃を始めます。それによって、視聴者の方には“散らばった点"に見えていた要素が一つに繋がっていきます。物語はここからさらにスピードがあがっていきますし、最後までこのドキドキ感や爽快感は失わずに進んでいきます」と今後の展開について説明し、さらに「第7話、めちゃくちゃ面白いです!」とアピールしている。第7話は、灰谷(磯村勇斗)が襲いかかり、デジカメは柴崎の手に渡ってしまう。一方、何者かが結城の友達を名乗り、はなの病室に柴崎が侵入。はなを利用されたと怒り心頭の有馬(三浦貴大)は、柴崎のオフィスへ向かうも、はなが確実に移植手術を受けられるよう、ある取引を持ちかけられる。そして、デジカメを奪われ対抗手段を失った結城は、楓に出頭すると告げる――というあらすじだ。「TWO WEEKS」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月27日三浦春馬が本日8月7日、シングル『Fight for your heart』をリリースする。三浦は幼少時より俳優として数々の作品に出演し、2007年には映画『恋空』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。その後も俳優として多くの実績を残し『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』や『コンフィデンスマンJP』など多くの映画や話題作に出演してきた。さらにミュージカル作品での活躍も記憶に新しい。特に2016年に上演されたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』での演技は舞台関係者からも絶賛され、それもあってか演目は再演が決まるほどの人気となった。そのためにニューヨークでシンディ・ローパーの専属トレーナーに指導を受けたのだという。歌手デビュー作となる『Fight for your heart』は自身が主演する現在放送中のドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)の主題歌。作曲はEXO、SHINeeなどをプロデュースするJeff Miyahara、作詞は三浦大知や安室奈美恵などに詞を提供している岡嶋かな多によるもの。高音域のサビを伸びやかに歌いあげたる三浦の声を聴くことができる。番組公式サイトには「ミュージカルなどでは挑戦したことがなかった歌い方、音域、フェイクを求められ、それに精一杯応えていくプロセスがとても刺激的で興奮しました。この曲を聴いていただくことがキッカケとなり、ドラマに関心を持ち、観てくださる方がいれば嬉しいです」と本人のコメントが掲載されている。■リリース情報三浦春馬『Fight for your heart』8月7日発売1. Fight for your heart2. YOU
2019年08月07日フジテレビで日曜深夜に放送されている「Lovemusic」。その8月4日(日)深夜放送回に、俳優で歌手としてもCDデビューを果たす三浦春馬がゲスト出演。三浦さんが森高千里、「アンジャッシュ」渡部建の2人のMCと繰り広げる音楽談義とは!?「ごくせん」や「ブラッディ・マンデイ」『君に届け』などがヒットしたことで若手俳優として大きな注目を集めると『永遠の0』では第38回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど実力派へと成長。ドラッグクイーンを演じた舞台「キンキーブーツ」などその活動の幅は映像作品だけにとどまらずマルチな才能をみせる三浦さん。現在放送中の主演ドラマ「TWO WEEKS」では主題歌「Fight for your heart」を歌唱。ハイトーンボイスでこれまでにない魅力を放ち視聴者をざわめかせるなか、「FNSうたの夏まつり」では同曲を生歌唱。圧倒的なダンスと俳優ならではの表現力で見る者を驚愕の渦に巻き込み、放送後のSNSには興奮冷めやらぬツイートが溢れる事態となった。そんな三浦さんがトークパートで音楽愛を熱く語る。大ファンの「ゆず」との共演秘蔵映像や初めて買ったCDなど、“アーティスト”としての三浦さんの姿を垣間見られるチャンス。またデビュー15周年を迎えニューアルバム「いちご」を7月31日に発売したばかりの木村カエラが、アルバムに収録されているあいみょん作詞作曲による新曲「Continue」を披露する。三浦さんが主演、主題歌も担当するドラマ「TWO WEEKS」は、殺人の濡れ衣を着せられながら白血病の娘を救うために逃亡する主人公・結城大地を三浦さんが、結城が関わった事件で父を亡くし、その真実を求めて彼を追う新米検事・月島楓を芳根京子、結城の元恋人・青柳すみれを比嘉愛未、すみれの婚約者で結城を追い詰めていく刑事・有馬海忠を三浦貴大、結城を狙う殺し屋・灰谷を磯村勇斗、結城に罪を着せてきた悪徳実業家・柴崎要を高嶋政伸、楓を陰で支援する国会議員・久我早穂子を黒木瞳がそれぞれ演じる。ドラマ「TWO WEEKS」は毎週火曜21時~フジテレビ系で放送中。三浦さんが歌う主題歌「Fight for your heart」は8月7日(水)に発売。「Lovemusic」は8月4日(日)深夜24時30分~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年08月04日「anan」2161号7/24水曜日発売「突破口の見つけ方。」特集です。表紙に登場していただいた、山田涼介さんの撮影エピソードを紹介します。anan編集部目眩がするような美しさ。進化し続けるオトコ、山田涼介さんが登場!常に攻めを貫く男らしさ、女性が見ても憧れる華やかな美貌、年を重ねるごとに増していく色気。今回表紙に登場したのは、いつ見てもその魅力がバージョンアップしている、山田涼介さんです!グラビアでは、前述した3つの山田さんの魅力をコンセプトに、それぞれ異なるライティング&空間で撮影を行いました。赤壁をバックに、スポットライトのような光が差す空間では、アクセをじゃらづけしたロックで男らしい山田さんが。ゆらゆらと揺れるピンクグラデーションの照明の中では、アーティスティックに、幻想的な美しさを表現。また、コンクリートの無機質な空間では、アンニュイに、刹那的にこちらを見つめる山田さんの色気が炸裂…!!日常を切り取るというようなテーマではないため、その非現実的なシチュエーションが、「異次元から飛び出してきたイケメン」といった印象で…。キャーキャー騒ぐスタッフを横目に、堂々と落ち着いた様子の山田さん。「ごろっと横になって」「こっちを振り返って!」「ちょっとオラオラした感じで〜!」と次々注文してしまうスタッフ。ラストシュートのとき、「大丈夫? いいの撮れてる?(笑)」と、爽やかな山田節で聞いてきてくださいました。(すみません、撮れてます。美しすぎるので欲が出て、お願いが増えてしまうのです…)撮影とインタビューが終わり、お見送りするとき、テーブルにチョコの詰め合わせを発見した山田さん。差し上げると、「え、いいんですか! やった〜ありがとうございます!」と笑顔でテンションアップ。撮影とは異なる素の可愛さが垣間見られました。そんな山田さんが、インタビューでは「突破口となった出来事」や、Hey! Say! JUMPメンバーとの「問題の乗り越え方」を語ります。ぜひ、超絶カッコいいグラビアとともにお楽しみください。(N)
2019年07月23日Hey!Say!JUMPの山田涼介が主演を務める金曜ナイトドラマ「セミオトコ」制作発表記者会見が7月22日(月)、六本木ヒルズアリーナにて行われ、山田さんのほか、共演の木南晴夏、今田美桜、三宅健らが涼し気な浴衣姿で勢ぞろいした。山田涼介、セミ役に「衝撃を受けました(笑)」冒頭の挨拶から、「山田くんの美貌に癒されて」など、終始、後輩の山田さんについて愛をもっていじっていた三宅“先輩”。山田さんが登壇陣にシロップをかけ、お手製かき氷をふるまう場面では、「やさしさが伝わってきてキュンキュンします!」と胸キュンの様子を見せた三宅さん。爆笑する山田さんだったが、やついいちろうが「山田くんの味がします!」と言えば、「僕を食べたことないですよね(笑)」とさすがの山田さんも冷静に突っ込んでいた。「セミオトコ」は、「ひよっこ」などで知られる人気脚本家・岡田惠和による、美しきセミとアラサー女子の7日間だけのキセキのラブストーリー。いいことなんてまったくない、さえないアラサー女子・大川由香(木南さん)の前に、突然ちょっと変わった美しい年下の青年(山田さん)が現れる。実は、この青年、7日間だけ人間に姿を変えたセミだった。セミは由香に「あなたの望みを叶えるから、7日間、一緒にいて良いですか?」と問う。セミ役を演じることになった山田さんだが、オファーを受けた際には「皆さんも衝撃を受けたと思いますが、それ以上に僕が衝撃を受けました(笑)」と明かす。撮影現場はいたって平和だそうで、「現場の雰囲気は映像にもそのまま出てると思います。和やかに、ほのぼのといい意味でリラックスした状態で挑んでいます」と、柔和な表情。三宅健の模範解答に山田はタジタジ…劇中、「なんて素晴らしい世界なんだ!」というセミのセリフが出てくるのだが、世界観に絡めて「素晴らしい世界だと感じる瞬間は?」と尋ねられた出演陣。山田さんは、「最近、お掃除ロボットを買ったんです。ちょっとかわいい」と答えながら、自分の答えが正解か不安な様子で、やや首をひねる。すると、三宅さんが「コンサートをやっているときに見える景色!一番最高の笑顔を見たときに、なんて素晴らしい世界だって」と答えると、場内に集まった観客がキャーと黄色い悲鳴。ハッとした風情の山田さんに、三宅さんは「私と山田くん、同じ気持ちだと思う」と言えば、山田さんも「そう!(コンサートが)大前提で、お掃除ロボットの話をした…」とまごまご。「言いたかったやつでしょう?」と、にやりとした三宅さんだったが、「何、耳、真っ赤にしちゃってるの(笑)」と大笑いで山田さんをいじり、山田さんも耳を隠す素振りをしながら、先輩に降参していた。そのほか、制作発表記者会見には北村有起哉、阿川佐和子、檀ふみも出席した。「セミオトコ」は7月26日(金)より毎週金曜日、23時15分からテレビ朝日系列にて放送。(cinamacafe.net)
2019年07月22日Hey! Say! JUMPの山田涼介が、18日に放送されたラジオ番組『Hey! Say! 7 Ultra JUMP』(文化放送/毎週木曜24:05~24:30)で、9日に亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川さん(享年87)への思いを涙ながらに語った。この日の収録は10日に行われ、山田は、「僕たちの生みの親であるジャニーさんがお亡くなりになりました。非常に悲しい気持ちと共に、やっぱりすごく寂しいんですよね。その中でファンのみなさまの温かいコメントを見ると……」とこらえきれず涙。続けて、「本当に愛されてたんだな、愛していただいてるんだなと、非常にうれしく思っています」と声をつまらせながらファンに感謝した。ジャニーさんについて、「社長という立場でありながら、親のような存在」だと語った山田。「ジャニーさん、長い間ご苦労さまでした。安心して天国でゆっくり休めるように、僕たち、息子たちは頑張っていきたいと思うので、温かく見守ってほしいなと思います」とメッセージを送り、「ジャニーさんは、僕たちタレントの一人ひとりの心の中で生き続けています。これまでと変わらない、これまで以上のエンターテインメントを、心の中で一緒に作りながら頑張っていきたい」と鼻をすすりながら言葉を絞り出した。最後は、「心が温かくなるようなたくさんのコメントを送ってくださり、本当にありがとうございます。多分、ジャニーさんも喜んでますし、昨日はタレントが集まっていましたけど、みんな同じ気持ちだったと思います」と改めてファンに感謝。「これからも最高のエンターテインメントを、ファンのみなさまにお届けできるように、今まで以上に僕たちは努力しなきゃいけない。これからも頑張っていきますので、ジャニーズをよろしくお願いいたします」と気を引き締めて話題を締めくくった。
2019年07月19日V6の三宅健が、15日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)で、後輩グループ・Hey!Say!JUMPの山田涼介を大絶賛した。26日にスタートする山田主演の連続ドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15)に、“伝説のヤンキー”役で出演する三宅は、「僕はツマミみたいな感じで出てくるんですけど、まさかヤンキー役を仰せつかるとは。愛されるバカでありたいなと思ってます」と気合十分。山田との共演シーンはまだないそうだが、「色白であの美貌ですから、素敵なドラマになりそうな予感」と期待を寄せつつ、「毛穴なんてどこにあるの? ってくらいツルツルなんだから。そんな青年を毎週金曜に拝める。世の中の美男子好きの女子からしたら、たまらない“花金”ですよ」とアピールした。「かわいらしい美少年」と山田を称する三宅は、「あのビジュアルって何なんだろうね? 本当に綺麗だよね。すごい昔に、たまたま同じ日に撮影があって、『ダンス上手だね。頑張ってね』って声を掛けたのを覚えてる。あっちは覚えてないだろうけど。山田くんがJr.に入ってきた頃から、『この子、かわいいな』っておじさんは思ってたよ。先輩だから呼び捨てで呼んでもいいんだけど、山田くんって言いたいんだよな~」とジャニーズ事務所きっての美貌の持ち主にメロメロだった。また、三宅は、21日に放送されるバラエティ番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系、毎週日曜18:00~)に、山田と一緒にゲスト出演することを報告し、「なかなか一緒にやることがないから面白かった」と、嵐、V6、Hey!Say!JUMPが一堂に会した収録を楽しんだ様子。普段から料理をしているという山田の手さばきを見て、「すごい上手。レベルがすごい」と驚いたそうで、「得意料理は肉じゃがって言ってたもん。料理ができるってことに感心しちゃった。あれはハイスペック男子だぞ」と手放しで褒めたたえていた。
2019年07月17日三浦春馬が主演する火9ドラマ「TWO WEEKS」7月16日の初回放送の劇中で解禁された、三浦さん自身が歌唱する楽曲「Fight for your heart」が待望の配信スタート、MUSIC VIDEOも公開された。「TWO WEEKS」は三浦さん演じる殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が、白血病の娘の命を救うため“2週間の逃亡劇”に挑むタイムリミットサスペンス。本作で自身初めてのドラマ主題歌を担当している。この楽曲には、「EXO」「SHINee」などをプロデュースするJeff Miyaharaが作曲、三浦大知や安室奈美恵などに詞を提供している岡嶋かな多が作詞。力強いピアノの旋律とストリングス、そして普段の芝居からは想像もつかない三浦さんのハイトーンボイスで、疾走感のある楽曲に仕上がっている。併せて、8月7日(水)発売の「Fight for your heart」の初回限定盤と通常盤のジャケット写真、アーティスト写真も公開され、“表現者”三浦春馬の新たな魅力を存分に感じ取れるビジュアルワークが完成。また、「Fight for your heart」のMUSIC VIDEOは、多忙なスケジュールの合間を縫って都内近郊のスタジオと廃墟ビルで撮影され、妖艶な歌唱シーンや三浦さん自身のアドリブが披露されたコンテンポラリーダンスにグイグイ惹き込まれる映像となっており、まさに真骨頂ともいえる映像美で構成されている。三浦春馬「Fight for your heart」は配信中、初回限定盤(CD+DVD+Photo Book)、通常盤(CD)は8月7日(水)よりリリース。「TWO WEEKS」は毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2019年07月17日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」の7月11日(木)放送回に、三浦春馬、芳根京子、三浦貴大、近藤公園、原沙知絵、高嶋政伸ら新火曜ドラマ「TWO WEEKS」キャスト陣が参戦。「嵐」チームと熱戦を繰り広げる。今回「TWO WEEKS」チームとして参戦するのは、『銀魂2』から「オトナ高校」まで幅広い役柄を演じる演技力と、「キンキーブーツ」でみせた抜群のステージングセンスで、俳優としての可能性を広げ続ける三浦春馬さん。連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインに抜擢され大きな注目を浴び、昨年は『累 -かさね-』と『散り椿』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど急伸中の芳根さん。『進撃の巨人』『怒り』などの映画から「リバース」「高嶺の花」などのドラマまで多数の作品に出演、大河ドラマ「いだてん」も話題の三浦貴大さん。「獣になれない私たち」や『パンク侍、斬られて候』や、数々の舞台でも知られる近藤さん。「表参道高校合唱部!」「特捜9」シリーズなどの原さん、「先に生まれただけの僕」『響 -HIBIKI-』などの高嶋さんといった面々。今回は「クリフクライム」に春馬さんと貴大さんの“三浦コンビ”が挑み好プレーを見せる一方、「嵐」チームからは櫻井翔と松本潤の2人が挑戦。三浦コンビのプレーに触発(?)されテンションが上がる櫻井さんがまさかのプレーを披露。出演者一同大爆笑の番組名物“クリフクライム櫻井劇場”に注目。また今回は人気特別対決「擬音de嵐」も実施、白熱した対決を繰り広げる。新火曜ドラマ「TWO WEEKS」は三浦さんが殺人の濡れ衣を着せられながら白血病の娘を救うために逃亡する主人公・結城大地を演じるタイムリミットサスペンス。芳根さんが結城を追う新米検事・月島楓を、三浦貴大さんが結城を追い詰めていく刑事・有馬海忠を、近藤さんが東京地検・港南支部の検察事務次官・角田智一を、高嶋さんが悪徳実業家・柴崎要をそれぞれ演じるほか比嘉愛未が結城の元恋人・青柳すみれ役で、磯村勇斗が冷酷な殺し屋・灰谷役で出演する。火曜ドラマ「TWO WEEKS」は7月16日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大「VS嵐」は7月11日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月11日主演の三浦春馬をはじめ、芳根京子、比嘉愛未、三浦貴大、高嶋政伸、黒木瞳と豪華俳優陣が顔を揃える夏ドラマ「TWO WEEKS」から、ティザー映像が到着した。本作は、殺人の濡れ衣を着せられた三浦さん演じる主人公・結城大地が、白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンスドラマ。ほかにも、芳根さんが結城を追う新米検事、比嘉さんが結城の元恋人として出演する。すでにクランクイン済みで、現在順調に撮影中の本作。三浦さんが汗だくで駆け回り、飛び降り、絶体絶命の窮地に追い詰められるというスリリングなシーンが盛りだくさんだそうだ。放送に先駆けて今回到着したティザー映像は、殺人の濡れ衣を着せられた結城が、逃亡する姿が描かれている。「TWO WEEKS」(=14日間)をモチーフに制作された本映像。14からカウントダウンが進み、緊迫感ある仕上がりになっている。「TWO WEEKS」は7月16日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年06月12日「Hey! Say! JUMP」山田涼介が、「イグアナの娘」をはじめ、数々のヒット作を世に世に送り出してきた脚本家・岡田惠和とのタッグで新ドラマ「セミオトコ」に主演。金曜ナイトドラマ史上初めて“セミ”が主人公となり、ファンタジーなラブストーリーを繰り広げる。「7日間、一緒にいて良いですか?」山田涼介が全てを肯定するセミ王子に!?テレビ朝日のドラマに初出演&初主演となる山田さん。「Hey! Say! JUMP」のメンバーとして2007年にデビュー以来、歌やバラエティーのみならず、数々のドラマ・映画で活躍を見せてきたが、近年ではますますその高い演技力にも注目が集まっている。しかも今作で演じるのは…セミ!何年もの間、地中で羽化するときを待ち続け、ようやく迎えたそのとき、頭上から落下してきた女性の下敷きになりそうになる、という波乱万丈な人(セミ)生の幕開けを迎える。落下してきた女性・由香の機転により、ぺしゃんこの難は逃れたものの、彼女の寂しそうな雰囲気が気になってしまうセミ。「この人を笑顔にしてあげたい」と強く願ううちに、なんと人間の姿になってしまう!由香の前に人間として現れ、命を救ってもらったお礼を伝えたセミは、「恩返しに何でもしますから、7日間一緒にいましょう」と持ちかけ、ふたりの7日間限定の生活がスタートするが…?なにせ長年地中に潜っていた上、人間界のことはまだよくわかっていないセミ。意味不明な言動や浮世離れした発想で、由香を驚かせまくるが、いかんせん“顔がいい”ので、たいていのことはその輝くような笑顔で解決!?そして、彼の口グセは「なんて素晴らしい世界なんだ」。このひと言で地上世界の良いことも煩わしいことも、私たちの全てを肯定してくれるのだ。これまで、探偵、エリート警察官、会社役員、鬼…とさまざまな役柄を演じ分けてきた山田さんだが、今作では“セミ”役に初挑戦。どんな斬新なセミ像を見せてくれるのか、いまから期待が高まる。山田涼介「“せみ”を2回演じるのは僕くらいなのでは」「実は“せみ”という役をやるのは二度目なんです」と山田さん。「前回は映画『グラスホッパー』で演じた“蝉”と呼ばれる殺し屋の役で今回のセミとはまったく逆のテイストだったのですが、この業界でも“せみ”を2回演じるのは僕くらいなのではないでしょうか(笑)」と言う。「斬新でこれまでのドラマで見たことのない毛色の作品だなと思いました。岡田惠和さんが脚本を手がけてくださるのですが、その台本もとても面白いんです!人と人のつながりの大切さが描かれていて、僕が演じる役には人の心を動かすようなセリフがたくさんあるので、そういうところに共感していただけたらうれしい」とコメント。とはいえ、今作のスチール写真や映像を撮影の際には「とてもシュールでした!(笑)」と言い、「それはそれは人の目が気になる撮影で…(笑)。真顔で木にしがみついたり、飛んでみようとしたり、といろんなことをしていたのですが、それを見ていた小さいお子さんが『あのお兄ちゃん、何してるの』って言っていたらしく、非常に恥ずかしかったです(笑)」と、早くもかつてない役柄への苦悩(?)を明かしている。脚本家・岡田惠和が20年ぶりにテレ朝連ドラ!今作は、温かみのある世界観と軽妙な会話劇には定評がある脚本家・岡田惠和氏の完全オリジナルストーリー。「南くんの恋人」や「最後から二番目の恋」、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」など数々のヒットドラマを生み出し、近年では同「ひよっこ」で橋田賞を受賞した岡田氏が、「可愛いだけじゃダメかしら?」以来、20年ぶりにテレビ朝日の連ドラを手がける。1996年に放送された「イグアナの娘」では、自分の姿がイグアナに見えてしまう女の子を描いたファンタジーで話題を呼んだ名手が紡ぎ出す、切なくて温かい、でもクスッと笑えるような世界で、山田さん演じるセミがどのように羽ばたくのか、実に楽しみ。岡田氏は「以前から楽しいドラマをたくさん世に出し、参加したいと思っていた『金曜ナイトドラマ』枠に呼んでいただけて、日々、とても幸せな時間を過ごしています」とコメント。“セミ”を演じる山田さんについて、「出演オファーを受けていただけて嬉しかったです。これは、かなり野心作であると同時に自信作です」と明かす。「思い切り笑って、せつなくて、胸がキュンとして、ほっとして、泣けるけど、悲しい涙ではない。そんなドラマです。山田さんのセミオトコは、きっと金曜の夜に疲れた心を浄化してくれるでしょう。“とびきりキュート”間違いなし、です」と自信を込めて語りつつ、「山田さんだけでなく、大好きで最高なヒロインを得ました。ほかにも面白い役者さんばかり登場します。かなり書いていて楽しいです」と言うだけに、冴えないアラサー女子・由香役をはじめ、共演陣にも注目だ。金曜ナイトドラマ「セミオトコ」は7月、毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月04日若手女優・芳根京子が、三浦春馬主演の夏ドラマ「TWO WEEKS」でヒロインを務めることが決定。三浦さんとの共演は、女優デビューとなった「ラストシンデレラ」以来、本格的な共演は初めてとなる。本作は、三浦さん演じる殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が、白血病の娘の命を救うために挑む“2週間の逃亡劇”を描いたタイムリミットサスペンス。■芳根京子、父の復讐に燃える…「べっぴんさん」でヒロインに抜擢され、その後は『心が叫びたがってるんだ。』『累 -かさね-』「海月姫」などに出演、篠原涼子の娘役で出演する『今日も嫌がらせ弁当』がもうすぐ公開を控える芳根さん。今回彼女が演じるのは、大学卒業後すぐに司法試験に合格した秀才で、テキパキと仕事をこなす反面、おっちょこちょいな部分もある新米検事の月島楓。8年前の殺人未遂事件がきっかけで父親を亡くし、家庭を壊された楓。検事となり、仕事をこなしながら、事件の黒幕に復讐するため、独自に捜査を進めている。しかし、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者が変わり果てた姿で発見。遺体発見現場に居合わせたのは結城大地。結城が逃亡したとの知らせを聞いた楓は、事件の担当検事に名乗り出る。本作では、逃亡する結城とは別に、楓の視点からも描かれていく。■「感じたままの感情を出していこう」今回が検事役初挑戦となる芳根さんは「今までの私のイメージに無い表情をたくさん見せられたら」と話し、様々な面を見せる役どころについて「楓は私より年上の25歳ですが、監督からは『大人びた演技でなく等身大でやってください』とおっしゃっていただきました。楓にとって受け入れられなかったり、信じられないことがたくさん起きる中で、感じたままの感情を出していこうと思います。検事というお仕事の責任を感じながらも背伸びし過ぎず、『正義って何だろう?』と自分の中で問いながら演じていきたいと思います」と意気込み。また物語の印象を「どんどん先が気になる」と言い、「『結城が娘を救うために逃亡する』という話を軸に、それぞれがどういう行動を起こすのか、私自身も楽しみです」とコメント。デビュー作以来の共演となる三浦さんについては「デビュー作は自分の中ですごく大事で大きな存在で、そのときご一緒した三浦さんともっと近い役で共演できることがすごくうれしいです」と喜び、「結城と楓は、最初は別々に動きますが、徐々に一緒のシーンも増えていくと思いますのでたくさんコミュニケーションを取らせてもらえたらなと思います」と語っている。■あらすじ人生に希望を持たず、毎日をただ刹那的に過ごしている結城大地(三浦春馬)の前に、かつて人生で唯一心の底から愛していながらある出来事により一方的に別れを告げた女性が現れる。そして彼女から、結城との娘を産んでいたこと、そして、“はな”という名の8歳になるその娘が白血病であることを告げられる。はなを前に、父親としての愛おしさを覚える結城。幸運にもドナーに適合したことで、再び自分が生きる意味を見いだす。一方、月島楓(芳根京子)はかつて父親を死に追いやった8年前の事件の黒幕に復讐するため、検事の道に進んだ現在も独自に捜査を進めていた。そんな中、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者が変わり果てた姿で見つかる。逮捕されたのは、遺体発見現場にいた結城だった。はなの手術まで2週間。このままでは骨髄移植手術を行えないと考えた結城は、娘の命を救うため決死の逃亡に身を投じる…。「TWO WEEKS」は7月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送予定。(cinemacafe.net)
2019年05月28日スペシャルドラマ「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」が先日クランクインし、主人公・北沢秀作役の山田涼介が撮影への意気込みを語った。前作で執行猶予付きの有罪判決を受け、エリート警察官の職を失した秀作。クランクイン初日は、秀作がとあるケーキ屋でパティシエの面接を受けるシーンからスタート。東大卒・元エリート男の再起に向けた悲壮感あふれる秀作を熱演した。ついにクランクインした山田さんは、「普通のドラマのクランクインだと1日2シーンくらいで、様子を見ながら撮っていくんですが、このドラマは初日からいきなり5シーンですよ!」と初日からハイペースだったと明かし、「久々にこの北沢家に戻ってきたり、あのお馴染みの音楽(火曜サスペンス劇場のBGM)がかかる、重要なシーンの撮影もあったりして、一気に秀作モードになりますね」とまたすぐ役に入れたと語る。また、「チームワーク抜群の和気あいあいとした現場」と雰囲気を明かす山田さん。「小さいころからお世話になっているスタッフの方々も多いので、1年前より成長した姿を見せつつも、変わらない北沢秀作を皆様に見せられたらなと思います」と意気込み、「今回、『もみ冬』史上、最高の台本が出来たと思います。秀作のいじめられている姿にはまった方々もいると思いますが、今回もとにかくいじめられているので是非、期待してください!」と放送を楽しみに待つ視聴者へメッセージを寄せた。本作は、エリート(?)3きょうだいが、自分たちの家族がしでかした不祥事のみを全力でもみ消して、なかったことにする、2018年1月期に放送された“どコメディ”ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」のスペシャルドラマ。山田さん、波瑠、小澤征悦が演じるエリート3きょうだいに、“AI(人工知能)”が加わり、再びもだえ苦しみ奮闘する秀作の姿が描かれる。このきょうだいたちのほかにも、父親役の中村梅雀の北沢家一同に加え、小瀧望、千葉雄大、浅野和之、恒松祐里、児嶋一哉らお馴染みレギュラーメンバーも登場する予定だ。なお、「日テレTADA」と「TVer」では、本日より昨年放送された連続ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」の第3話&第4話の再配信を開始。配信済みの初回と第2回に加えて計4話が視聴可能、今後も毎週土曜日正午に2話ずつ配信されていく。「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」は6月29日(土)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月25日俳優・三浦春馬には、10代も30代を目前にしたいまも変わらないイメージがある。爽やかさ、誠実さ、色っぽさ、無邪気さ…。それらを手放すことなく三浦さんが追い求めているのは「多面性」だと言う。この日のインタビューでも何度となく「多面性」「多面的」という言葉が聞こえてきた。“天才恋愛詐欺師”ジェシーのキャラクターとは?そんな三浦さんが、映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』で演じるのは、天才恋愛詐欺師のジェシー。長澤まさみさんの演じる美しきコンフィデンスウーマンのダー子と過去に恋仲だった!?というワケありキャラクターだ。「僕は映画からの参加だったので、ドラマで3~4か月間ともに過ごしてきたクルーのなかに入っていく緊張感は確かにありました。ですが、田中(亮)監督とはドラマ『ラスト・シンデレラ』でご一緒していますし、長澤(まさみ)さんをはじめキャスト陣に温かく迎えてもらえたので、すっと現場に入ることができました」映画は“ロマンス編”と銘打たれ、ダー子の元恋人(!?)として、また今回の標的となる香港マフィアの女帝ラン・リウを狙う詐欺師として、2人の女性を翻弄させる。そう、三浦さんの演じるジェシーが“ロマンス編”のロマンスを担っているのだ。田中監督からは色気のある甘い演技を求められたそうで、劇中には『ゴースト ニューヨークの幻』のろくろを回すシーンなど、こちらが赤面してしまうようなシーンがいくつも登場する。しかしながら「僕、そういうシーンでもぜんぜん照れないんですよね」と三浦さん。照れない理由とは──。「『ラスト・シンデレラ』で鍛えられた、というのはあります(笑)。田中監督が何を求めているのか、多分このシーンの甘さはこういう感じで、こういうイメージなんだろうな…というのは、これまでの仕事で掴めていると思うので。ただ、今回は最後にどんでん返しがあって、甘いだけじゃない、ジェシーのファニーな一面も見せることができた。そこにすごくやり甲斐を感じました」ジェシーの多面性がどんなものなのかは映画を観てのお楽しみだが、撮影現場でもファニーな一面は話のネタとして盛り上がったそう。さっきのジェシーの表情がどうだったとか、甘いセリフを言っているときとそうじゃないときのギャップが面白いとか、俳優同士で会話が弾んだことが「嬉しかった」のだと笑みがこぼれる。詐欺師というだけでも多面的で演じ甲斐があるのに、そこに“天才”と“恋愛”がプラスされるのだから、かなり奥深いキャラクターであることは間違いない。そもそも天才恋愛詐欺師をどう構築していったのだろう。キーワードは「音で遊ぶ」「カリスマ性を意識する」ことだった。「たとえば、ジェシーが(詐欺師として)相手の気持ちを揺らすうえでの大切な言葉=甘くささやくようなセリフには通常よりも低音を入れてみたり、音で遊ぶというのもひとつの方法でした。あとはジェシーのカリスマ性。人はどういうところに、どういう瞬間にカリスマ性を見いだすのか?という海外の論文(研究資料)があると友人から教えてもらって、そういった資料から、話し方、振る舞い方、視線の投げ方を学んで、撮影に臨みました」新しい世界に触れることで多面性が増すそうやってジェシーという多面性を持ったキャラクターを演じたことによって、俳優・三浦春馬の演技はどう広がったのだろうか。「月並みな表現ですが、演じられるキャラクターの幅が広がったことで、(最近は)多面的な役をいただけるようになりました。20代半ばの頃から、よりヒューマンな役を演じたい、よりユーモアのある役を演じたい、コメディに挑戦したいと思うようになって。周りの人たちの協力があって、こうして色々な役に挑戦させてもらえている、機会をいただけていることが本当に嬉しい。いま、仕事がすごく楽しいんです。ジェシー役も大きな財産になりました」この日、撮影を担当したカメラマンが「ひとつひとつの動きすべてが絵になりますね」と言っていたが、そう感じるのは、三浦さんの格好良さはさることながら、エネルギーが満ちてあふれているからでもあって。実際、ここ数年の三浦さんは新しいことにチャレンジし続けている。『銀魂2 掟は破るためにこそある』では念願の悪役に挑み、舞台「キンキーブーツ」ではドラァグクイーンを演じ、NHK紀行番組「世界はほしいモノにあふれてる」ではMCを務め、雑誌の連載では日本の伝統や文化に触れる旅を続けている。新しい世界に触れることで、三浦さんの多面性はどんどん増し、どんどん輝く。「MCや雑誌の連載は、俳優以外のことに挑戦することで人間的な成長に繋がったらいいな、という思いから始めた企画でした。一度きりの人生、何でもやってみたくて。でも、中心にあるのは俳優で、この先もずっと俳優でありたい。というのも、“アイドルの三浦春馬”を演じている俳優の三浦春馬という考え方をすると、映画やドラマ、舞台以外でも何にでもなれるというか、俳優の捉え方次第でいろいろなことに挑戦できると思うんです」大事なことはどんな環境にも飛び込んでいける大胆さ29歳にして芸歴22年。好きこそものの上手なれと言うが、この人は、本当に演じることが好きなのだろう。20代半ばで多面性を求めたということは、おそらくその前に、自分はこのままでいいのだろうか…という葛藤が生まれ、悩んだ時期もあるはず。それを乗り越えて「いま、仕事が楽しい」と言い切れるって、素敵じゃないか!そして「どんな30代になるのか想像はつかないけれど、日本での仕事を大切にしながら海外の仕事も視野に入れていきたい。ワクワクしています」と、少し前のめりになって話す言葉は熱を帯びていた。「僕は、石橋を叩いて渡るというよりも飛び込んでしまう、そういうキャラクター性が強かったと思うんです。でも、20代半ばになると慎重さが出てきた。それはそれで大人になるために大事なことではあるけれど、やっぱり飛び込む大胆さは大事で、失いたくない。自信を持ってどんな環境にも飛び込んでいけるようになるには、日常生活や経験、学び、そういったことから目を逸らさないことなんですよね。…と言っても、逸らしたくなる時もありますけど(笑)。逸らさないコツは、自分と向きあい、自分を理解することかな。それから(成長するために)人を頼る、助けてもらう、それもありなんだって最近学びました」。その柔軟さもまた三浦さんを多面的に輝かせている。取材を終えて部屋を後にするとき「楽しみにしていた企画が動き出したので、それを丁寧にやっていったら、また何か見えてくると思うんです。今年はいろいろと動き出すので、楽しみにしていてください!」と真っ直ぐに微笑んだその表情は、何とも色っぽくて、吸い込まれそうで、天才恋愛詐欺師役に選ばれたのはこういうことなのだと改めて納得した。ええ、新しい企画、もちろん楽しみにしていますとも!(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年05月21日Hey! Say! JUMPの山田涼介が、16日に放送されたラジオ番組『Hey! Say! 7 Ultra JUMP』(文化放送/毎週木曜23:30~23:45)で、初ファンレターの思い出とファンへの感謝の気持ちを語った。「26歳になりました! どうもありがとうございます!」と番組をスタートした山田は、5月9日が誕生日。この日の収録は、誕生日前日の8日に行われており、「今日の23時59分か0時0分に、メンバーの藪か大ちゃんからメールが来ると思う。でも、今日の俺の予定は、帰ってオンラインゲームやらなきゃいけないから、多分携帯は見ない。ヘッドフォンとインカムつけて『そこだ! いけ!』って叫んでると思う」と誕生日を迎える瞬間を予想した。続けて、「俺、自分の誕生日を祝ってもらうの大嫌いなんですよ」と吐露した山田は、知念に対してある嘘をついているという。毎年、誕生日を迎える0時ピッタリに、知念が自宅訪問するそうで、「ここ4年くらいの恒例行事で、仲の良い男友だちが5人くらいバーッと来て、お酒を飲んで散らかして帰るんですよ。もう嫌なんですよ。だから、今日はホテルに泊まることになってます」と苦笑しながら告白。誕生日当日は、仕事が休みのため、家族で焼き肉を食べに行くと言い、「だから、今日は朝までゲームやりたい気分。頼む! 今年は静かに過ごさせて!」と懇願していた。また、26歳を迎え、ジャニーズ事務所に入所した当初を振り返る場面も。「入ったのが10歳でしょ? 16年早いね」と感慨深げに語った山田は、初めてもらったファンレターのエピソードを披露。入所当初、ファンレターを渡そうとしたファンに出待ちをされたそうで、「知らない女性から声を掛けられて、すごいスピードで逃げたの。そうしたら、『山田くーん! ちょっと待って!』って、ヒールを脱いで追いかけてきて怖くて。だけど、『待って! ファンだから! こういうシステムだから!』って言われて、初めて出待ちというものを知ったんですよ。事務所や先輩からそういう説明受けないの。教えてくれてもいいわけじゃん」と不満をもらして笑いを誘った。最後は、「忘れもしないですけど、それが一番最初にいただいたファンレターなんだけど。今ではたくさんの方に応援していただいて、たくさんの方からファンレターをいただいて、16年も頑張れてるわけですから、26歳になった山田涼介も応援していただければなと思います」とファンに向けて感謝のメッセージを送っていた。
2019年05月17日