高畑充希主演、竹内涼真らの共演で昨年夏に放送された「過保護のカホコ」が1年ぶりに復活したSPドラマ「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」が9月19日にオンエアされた。高畑さん演じる超過保護な究極の箱入り娘・カホコが、全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマとして昨年7月から9月まで放送され感動の渦を巻き起こした本作のTVシリーズ。それから1年後を舞台にカホコたちの“その後”が描かれた今回のSPドラマ。高畑さん、竹内さんはじめカホコの母・泉に黒木瞳、カホコの父・正高に時任三郎、カホコの祖母・初代に三田佳子、泉の父親・福士に西岡徳馬、カホコの親族役で佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らTVシリーズと同じキャストが顔を揃えた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。カホコと初が結婚して1年、カホコはあらゆるトラブルを抱えて空回りする日々を送り、親と一緒にいられない子どものために始めた「カホコハウス」も経営は悪化の一途をたどっていた。さらに無理して開いた糸(久保田さん)の誕生パーティーではチェロの道を断念した糸が、コンダクターへの道を探すためにウィーンへ旅立つと言い出し、それをきっかけにパーティーが紛糾。家族がバラバラになる危機に。さらにカホコハウスに通う保のもとに行方不明の母が突如現れ、保つを引き取っていく。さらに会社でリストラ担当を任された正高がプレッシャーに耐えられず会社を退職してしまう…というストーリー。放送後には1年ぶりにカホコを演じた高畑さんに「カホコほんとうにかわいい」「カホコ、萌えすぎてやばい」「高畑充希ちゃんのうっとおしい演技さいっこうだなぁ… (ほめてる)」という声が多数寄せられているほか、初を演じた竹内さんには「今更ながら竹内涼真くんかっこいいのはもちろんだけどスタイルも良すぎない?」といった声も。特に今回は初が“就活”のためスーツ姿になる場面があり「脚20mあるじゃん」「スタイルがスーツで際立ってて最高」などそのスタイルの良さを絶賛するツイートが多数見受けられた。また糸を演じた久保田さんにも「この世界の片隅にのすみちゃん役の子だ。雰囲気また違うからずっと気づかなかった!」「本当演技上手くなったし、とても可愛い」「この前まですみちゃんだったのに、イトちゃんに戻れる、さすが女優さん」など、「この世界の片隅に」のすみ役とのギャップと、その演技力に驚いたという反応が数多く投稿されている。(笠緒)
2018年09月20日9月19日放送の『過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~』(日本テレビ系)に出演予定の三田佳子(76)。そんな彼女を“ある事件”が襲った。9月11日、次男の高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。高橋容疑者の逮捕は、これで4度目。三田はこうコメントを発表した。《親としては、もう力及ばずの心境です。このうえは、本人ももう40手前ですし、自らの責任と覚悟をもって受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたい》これまでも高橋容疑者の逮捕とともに、三田の“過保護”ぶりが話題となってきた。最初の逮捕は98年。高橋容疑者は18歳だったが、三田が小遣いとして月に50万円をわたすこともあったと報じられた。その後も00年と07年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたが、3度目の逮捕時に報じられた小遣い額は70万円になっていた。「三田さんは『子供の不祥事で、私の女優人生が左右されるのはさすがにもう嫌……』と言っていました。ただ『忙しさにかまけて母らしいことをしてあげられなかった』という後ろめたさもあったのではないでしょうか」(三田の知人)本誌17年12月5日号では、高橋容疑者の“暴行騒動”をスクープ。元乃木坂46の大和里菜(23)が「交際している男性に殴られた」として交番に駆け込んだところ、相手が高橋容疑者だったというもの。このときも高橋容疑者の驚きの金銭感覚が明らかになっていた。「高橋容疑者が住んでいたのは、都内有数の高級住宅街。『今でも1日15万円もらっている』『家族カードも持っていて、月200万円使うことがある』と豪語していたそうです。大和さんは『彼に会うと、必ず車代として3万円をくれる』と話していました(大和の知人)今年4月にはテレビ番組に出演し、04年までの生涯収入が47億円だったと紹介されていた三田。だが、息子にはこんな“涙の訴え”をしていたという。「高橋容疑者は『母親から絵が送られてきたこともあった』と漏らしていたそうです。彼によると、三田さんから『もうお金がないの。これを売って何とかして……』と言われたそうです。そこまで尽くしても、彼は『母親は俺に逆らえない。もう言いなりだよ』とうそぶいていたといいます。『過保護のカホコ』が放送されたときは『ドラマのギャラが1千万円入るから、俺が全部もらってやる!』とも言っていたそうです」(前出・大和の知人)三田の所属事務所は小遣いや家族カードを渡していたことや、絵画を送ったことについて「そのような事実はありません」と否定。だが、高橋容疑者を10年前から知る知人は語る。「彼は『クスリなんてどこでも買えるんですよ』と平気な顔で言うんです。また三田さんからお小遣いをもらっていることについても、『僕がお金をせびっているんじゃない。親がお金をあげるというからもらっているだけなんです』と言っていました」最初の逮捕から20年がたっても、母の想いは高橋容疑者に届かなかった――。
2018年09月18日三田佳子(76)の次男で元俳優兼ミュージシャンの高橋祐也容疑者(38)が9月10日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁渋谷署に逮捕された。高橋容疑者は覚醒剤関連で1998年、2000年、2007年に逮捕。今回が4度目の逮捕となる。息子の逮捕を受けて三田は11日、マスコミ各社にコメントを送付。高橋容疑者が統合失調症で精神科に通っていたことを明かし「このような結果になり、大変残念としか言いようがありません」と率直な心境を吐露。そのいっぽうで「親としては、もう力及ばずの心境」などと突き放した。「3度目逮捕の後は3年ほど更生施設に入通院していたといいますが、薬物依存を治療できなかったようです。高橋容疑者は10年2月に一般女性と結婚し、第1子の長男が誕生。三田さんは『孫を見られた』と喜んでいましたが、まさかの4度目の逮捕。相当ショックを受けているでしょう」(演劇関係者)覚せい罪がらみでの逮捕ばかりがクローズアップされている高橋容疑者だが、ほかにもシャレにならない不祥事を起こしていた。「女性自身」17年12月5日号では、高橋容疑者が“警察沙汰”を起こしていたと報道。元・乃木坂46の大和里菜が「交際している男性に殴られた」として、交番へ。その相手が高橋容疑者だったというのだ。双方が弁護士を立てて示談交渉に入ったといい、大和の元所属事務所は「警察からの問い合わせがあったことは事実ですが、大和との契約関係はすでに終了しているので弊社はお答えする立場にありません」としていた。「一部では高橋容疑者が飲食店関係者ともトラブルを起こしていて、三田さんが示談金を払っていたと報じられました。三田さんはこれまで女優として仕事に奔走してきました。しかし高橋容疑者が起こした数々のトラブル処理で、もはや限界のようです……」(芸能記者)いよいよ高橋容疑者との“決別”を胸に秘めてか、マスコミに送付したコメントで三田は「残りの人生をかけて、仕事に邁進していきたいと存じます」つづっている。その思いを、高橋容疑者はどう受け止めているのだろうか。
2018年09月12日女優・三田佳子(76)の次男・高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことを受け、三田が12日、オフィシャルブログを通じて謝罪した。同容疑者の逮捕は、これで4度目となる。前日に報道各社に向けてコメントを発表していた三田。「皆さまへ」と題したブログで「読者の皆様、この度は大変ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝意を示し、同じ内容の文面を掲載した。冒頭では、「この度の事件を受け、大変ご心配をおかけして申し訳ありません。統合失調症を抱え、精神科に通うなど本人なりに努力はしてきましたが、この様な結果に大変残念としか言い様がありません」と経緯を説明。「親としては、もう力及ばずの心境です」と胸の内を明かした。さらに、「この上は、本人も40手前ですし、自らの責任と覚悟を持って受け止め、罪を償って、そして生き抜いてもらいたいと思っています」と息子への思いもつづり、「来月喜寿を迎える私ですが、二度の大病やケガを乗り越え、日々『生かされている』思いでおります。多くの方の支えや応援に感謝しつつ、俳優としての残りの人生をかけて仕事に邁進していきたいと存じます」と締めくくった。これを受け、ファンからは「頑張って下さい」といった励ましの声のほか、「三田さんの心境を思うとどんなにか苦しいだろう」「三田さんが倒れてしまわないか心配」「どうかご自身を責めることなく三田さんが穏やかに過ごせますよう」「体調を崩されないことを切に願います」と三田の体調を気遣う声も数多く寄せられている。
2018年09月12日間々田佳子が新刊発売を発表2018年8月29日、顔アスリート&顔ヨガ講師の間々田佳子は、『新刊10月発売決定!』というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。8月28日に新刊の撮影が終了し、ぴあMOOKから5冊目の本が出版されることを明かした。間々田佳子は、ぴあMOOKから発売されているシリーズは、自分の顔の歴史とも言えるムック本だと話す。顔ヨガを継続することによって、顔の若返りを目指せるシリーズとなっている。ぴあMOOKから発売されている間々田佳子の本は、『間々田佳子の貼るだけ!シワとり顔ヨガテープ』、『DVD付き白澤卓二と間々田佳子の脳活顏ヨガで活性脳&若顔・小顔』、『DVD付き 間々田佳子の顔ヨガで即たるみ上げ&小顔』、『間々田佳子の顔ヨガでアンチエイジング』の4冊。小顔・若返りのスペシャリスト 間々田佳子間々田佳子は1972年5月14日生まれ。千葉県出身。顔ヨガ協会インターナショナル講師の資格を保有し、顔アスリート&顔ヨガ講師として活躍。「顔の形」、「表情癖」、「生活習慣」などから顔を分析した、的確なアドバイスが人気となっている。アルゼンチンタンゴダンサー&講師としても活動し、2010年のタンゴダンス世界選手権 アジア大会 ステージ部門においてチャンピオンに輝いた実績をもつ。(画像は間々田佳子オフィシャルブログより)【参考】※間々田佳子オフィシャルブログ※W Tango+
2018年09月02日最近、“現役バリバリ”で活躍している80歳以上の女性が目立ちます。「人生100年時代」ともいわれる今、年を重ねるほどに輝く秘訣は何なのか。素敵な大先輩の言葉に、大きなヒントがありました。“生涯現役”を実現するための50代の過ごし方ーー。 「35歳で、日本電建の宣伝部から転職して、TBSのプロデューサーになりました。40代半ばから、もう50代の自分について考えていました。当時定年が55歳でしたが、そのときになってあわてるのは嫌で、48歳でいったん会社を辞めようとしたんです。当時の社長に話したら、『とんでもない』と引き止められて、そこから5年間の専属契約となり、それを更新し続けて現在に至っています」 TBSテレビのプロデューサー・石井ふく子さん(91)が専属となった’70年代は、テレビがカラーになり、続々と名作が生まれた時代。 石井さん自身、『肝っ玉かあさん』『ありがとう』や、東芝日曜劇場『女と味噌汁』など、国民的なヒット番組を手がけ、脂の乗り切った50代を過ごしてきた。 「そんなときでした。日曜劇場でも、1,200回記念に戦争のドラマを作ろうという話が持ち上がったんです。私は『それはできません』と、最初からはっきり申し上げました。というのは、私は戦時中には勤労動員で勉強もできなかったし、仲間を目の前で亡くすつらい体験はトラウマとなって残っています。ですから、戦争はドラマでは描けないほど激しい、過酷なものという思いがあったんです」 会社側から代わりのアイデアを求められた石井さんは熟慮した。そして出したのが『女たちの忠臣蔵』だった。このとき、53歳。 「これが当たったんですね。それを思うと、50代というのは、それまでの経験や現場で作った人間関係が試されると同時に、冒険のできる年代というのが私の実感です」 近年、テレビの世界でも、年齢に対する捉え方は大きく変わってきたと語る。 「昔は、キャスティングのとき、俳優さんの年齢というのはあまり考えなかった。でも今は、最初に年齢などのデータありきで、線引きをされてしまう。ちょっとつまらないですね」 ただし、変わらぬ名優たちの魅力も健在。 「現代は50代を過ぎると、みなさん、70歳くらいまでは若くて活躍されていますね。たとえば三田佳子さん(76)、長山藍子さん(76)。泉ピン子さん(70)など、70代になったばかりなんて、まだまだ若い(笑)」 自身の50代を振り返る。 「バリバリ仕事をしていた半面、病気になると大きな迷惑をかけますから、当時から定期的に通院検査しています。それも2カ所。私はセカンドオピニオンの先駆けです(笑)。『医者に行くのが怖い』という人も多いですが、私にしたら、行かないほうが怖い。これは橋田壽賀子さん(93)も同じ考えのようです」 すでに次の企画が進行中。 「今年9月にも『渡る世間は鬼ばかり』の3時間スペシャルが決まっていて、また、いつものメンバーが集まります。こうして50代前後からのお付き合いの俳優さんたちと、変わらずお仕事をできるというのは、やっぱり、それまでの蓄積。その意味では、50代で作った人脈が生きてくるのが70代から80代と思っていいのではないでしょうか。50代は“人作り”の時期だと思います」
2018年05月21日「TOKIO」松岡昌宏が女装した家政夫・三田園薫として出演する4月スタートのドラマ「家政夫のミタゾノ」。この度、“新人家政婦”として剛力彩芽が新たに出演することが決定した。本作は、最恐家政夫・三田園薫が派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。近年では「レンタルの恋」「女囚セブン」への出演も話題となった剛力彩芽が演じるのは、むすび家政婦紹介所の新人家政婦・五味麻琴。純粋で人を信じやすい性格で、破天荒な行動を繰り返す三田園には振り回されてばかり。派遣された家庭の秘密を覗き見ては、その家を崩壊させようとする三田園を制止しようと、毎回奮闘していく。しかも麻琴は、彼女独自の家事スキルを持っているという設定。そのスキルの高さが、三田園の“絶対的立場”をおびやかす存在になるかも?今回の出演決定に関して剛力さんは、「『家政夫のミタゾノ』という世界観に飛び込む自分に、怖さを感じる部分もありますが、いまはとてもワクワクしています!初めて間近で見る三田園さんは、すごい存在感と迫力でした(笑)これから3か月間ご一緒できることが本当に嬉しいです!いろんなことを学ばせていただきたいと思っています!」と撮影が楽しみだと話し、「三田園さんと行動して、振り回されるだけでなく何かできたらいいな…。麻琴にも何か秘密があるようですし…。三田園さんが輝くよう、私も精いっぱい頑張りたいと思います!」と意気込みを語っている。また松岡さんも、「剛力彩芽さんも加わってくれるということで、間違いなく新しい風が吹きます!剛力さんとの共演は2012年の『必殺仕事人』のスペシャル以来6年ぶり。まだ10代だった剛力さんが、すっかり素敵なレディになられて…。いまから撮影がとっても楽しみです」「“松岡×剛力”でしか出せない色を出していきたいと思います!」と剛力さんとの共演を楽しみにしている様子。そのほか、三田園が所属する「むすび家政婦紹介所」のメンバーも決定。所長・結頼子役の余貴美子に加え、お笑い芸人の椿鬼奴が男女関係に関するゴシップ好きのベテラン家政婦・平野らむ、「黒革の手帖」「今からあなたを脅迫します」に出演した内藤理沙が、若手なのに家政婦としての経験が豊富でうわさ話に敏感な家政婦・早坂倫子と、新しい家政婦として登場する。金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」は4月20日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系24局ネットで放送(一部地域で放送時間が異なる)。(cinemacafe.net)
2018年03月14日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:板尾創路がFカップグラドルと深夜のラブホテルで「ご休憩190分」板尾創路『FLASH』が新たな不倫スクープ。今回のターゲットは、現在ドラマ『フリンジマン~愛人の作り方教えます~』で“愛人教授”なる不倫マスターを演じている板尾創路(54)だった。11月上旬のある夜、板尾とFカップグラドル・豊田瀬里奈(27)は、23時までイタリアンレストランで過ごしたあと、カラオケ店へ。1時間後に店を出て向かった先はラブホテル。その後、ホテルから出てきたのは深夜3時半と言うから、実に「190分のご休憩だったのだ。豊田は「(ホテルの部屋では)映画を観ていただけで、男女の関係は一切ありません」と不倫を否定。一方、板尾は後日、記者に取材対応したが、「プライベートなことなので、ご想像にお任せします」を繰り返したほか、「映画も見ました」と口裏合わせのようなコメントに終始した。豊田は板尾が監督を務める映画『火花』にわずかだが出演しているため、監督と出演者の特別な関係となる。さらに板尾は「打ち上げのときに初めてお会いした」とも言っていたが、それが本当なら「出会ってすぐにラブホテルへ行く」軽い2人であることは否めない。■4位:和田正人と吉木りさが「いい夫婦」婚。グラビア出身でも不安なし吉木りさ(左)と和田正人「いい夫婦」の22日、和田正人(38)と吉木りさ(30)が所属事務所を通じて結婚を発表した。同日、2人は婚姻届を提出。すでに同居していて、吉木は結婚後も活動を継続するという。和田は「出逢いから今日に至るまで、心豊かな笑顔がたくさん生まれました。『家族』という夢の形に、強い憧れを抱いている私にとって、彼女の存在はかけがえのないものになりました」「二人で力を合わせ、僅かながらも世の中に貢献できる人生を歩めますよう、一生懸命に努めて参る所存です」、吉木は「共通の友人を介して彼と出会い、お付き合いをしてゆく中で 今後の人生を共に歩んでいきたいと強く意識するようになりました。また和田さんはとても尊敬できる先輩であり、あたたかい人柄で彼とならば笑顔のたえない家庭を築いていけると感じました」と幸せいっぱいのコメント。言葉の選び方からも相性のよさが伝わってくるようだ。2人は昨年7月に交際が報じられ、すぐにブログで交際宣言。その後も吉木が取材対応で順調ぶりを明かすなど、結婚間近とみられていた。和田は今年、大河ドラマ『おんな城主 直虎』、『陸王』などの話題作に出演するなど絶好調。今後はドラマ主演の期待もかけられているが、いかにも追い風になりそうな結婚に見える。小倉優子(34)、安田美沙子(35)、河中あい(32)など、グラビア出身の女性タレントは結婚で苦労させられるケースが続いているが、吉木にその心配はなさそうだ。■3位:三田佳子の次男がまた不祥事か。元乃木坂46メンバーへの不倫暴行三田佳子『女性自身』が三田佳子(76)の次男・高橋祐也(37)のトラブルを報じた。9月1日、世田谷区内の交番に駆け込んだのは、元・乃木坂46の大和里菜(22)。大和は「以前も彼にひどく暴行され、アバラを強打したことがあった。そのため今回、身の危険を感じて警察にかけ込んだ」という。そのケガは軽症だったが、以前のアバラは骨折していたらしい。その後、双方が弁護士を立てて示談交渉を進め、大和いわく「示談金は150万円で決着できそう」とのこと。真偽はさておき、「やはりお金か!」と言われてしまうのも仕方ないだろう。祐也は、3度にわたる覚せい剤の逮捕、自宅地下室での薬物乱交パーティー、月70万円のこづかいなど、悪名高き芸能界屈指の問題児。当然ながら、俳優や歌手としての活動は何1つうまくいっていなかった。しかし、三田のフォローもあって、2010年に結婚し、一児をもうけているだけに、大和とは不倫になる。一方の大和は乃木坂46の第1期メンバーだったが、2014年10月に「未成年飲酒疑惑」を報じられ、12月にグループ活動を終了。その後は目立った活動がなかったが、8月に事務所を退社していた上に、よりによって祐也と交際していたとは闇が深い。同誌は大和の「高橋さんと会うと車代として3万円くれる」という発言も紹介した。ただの問題児というより、アイドル業界の残酷さが垣間見える。■2位:押尾学が成海璃子似の一般女性と極秘再婚! すでに子どもが誕生『FLASH』が押尾学(39)の意外な近況を報じた。11月のある昼すぎ、同誌が押尾の姿をキャッチ。赤ちゃんを抱っこして、愛犬のためにペット用品を購入していたのだが、その姿はイクメンそのものだった。押尾と言えば、主演作を重ねるなど、文句なしの人気俳優だった2006年に矢田亜希子(38)と結婚し、男児が誕生。しかし、2009年に合成麻薬MDMAを服用した愛人が死亡し、保護責任者遺棄罪の実刑判決を受け、矢田とも離婚した。2014年12月の出所後は、2016年1月のライブ以降、表舞台に顔を見せていなかったのだが、まさか結婚し、男児が誕生していたとは驚かされる。記者の直撃を受けた押尾は、「何もしゃべんないよ。俺からしたら、いい迷惑。いい思い出がないんで。もう、ほっといてよ」と笑い飛ばした。さらに「今は、普通のお仕事をしてるよ。バンドはもうやってない。昔みたいな派手なこともしていないし、静かに暮らして、平和にやってます。もちろん、お金がいっぱいあってもいいとは思うけど、今は別に欲もないし、普通がいいのかなって。芸能界への復帰も絶対ない。すみませんね、気をつけてね!」と笑顔で語ったという。別の日には、ベビーカーを押す押尾と成海璃子に似た妻とのツーショットも撮影。そこには芸能人ではない一般人としての幸せな姿があった。妻子には何の罪もないが、亡くなった元愛人と矢田のことを考えると、祝福する気になれない。■1位:紗栄子より夢中! ZOZO前澤社長が愛する17歳年下美人女優とは?紗栄子『FRIDAY』が、世に出回った「紗栄子=フェロモン」「紗栄子=魔性の女」説を吹き飛ばす新スクープを放った。紗栄子(31)とZOZOTOWN・前澤友作社長(42)の別れが報じられたのは今年8月上旬。紗栄子は息子2人とのイギリス移住を宣言したため、切り換えの早さに「さすが紗栄子!」と称えられていたが、前澤社長の新たな恋も経営判断と同じくスピーディーだった。ある日、住所や電話番号が非公開の会員制レストランに、前澤社長の愛車が到着。それから20分後、女優・下京慶子(25)が店へ入っていった。さらに翌日、前澤社長が定宿にしている超高級ホテルに2人が現れたほか、下京が愛車の出迎えを受けるシーンが続出。下京が友人と会員制レストランを訪れ、食事を終えると前澤社長のマンションへ送られていく日もあったという。「恋人か愛人か」と言われて当然の特別扱いだ。同誌は前澤社長について、「実はかなりの寂しがり屋」「紗栄子と別れてから、すぐに恋人募集の“大オーディション”を開催した」「タレントやアイドルが多数エントリーする中、最終選考に残ったのが下京だった」と指摘。オーディションなんて絶対にバレるのがわかっていることをやってしまえるのは、「さすがセレブ」だ。ちなみに下京は、舞台中心に活動しているため知名度はほとんどない。奄美大島で育ち、特技は、ハブ獲り、日本拳法、書道八段。あの熊切あさ美(37)と同じ事務所というところも含めて、バラエティー番組が放っておかないだろう。□おまけの1本「懲りないMALIA.またも年下アスリート系と4度目の結婚」MALIA.22日、モデルのMALIA.(34)がブログで4度目の結婚を発表。この時点で「またか!」なのだが、相手が元Jリーガーでモデルの三渡洲舞人(24)と聞いてさらに驚いてしまった。MALIA.は「ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私の人生の中では、出会い、別れ、たくさんの事がありました」と自ら過去の結婚・離婚に言及。あらためてその歴史を振り返ると……2001年にJリーガー・田中隼磨(35)と結婚して男児を出産したが、2004年に離婚。翌2005年には総合格闘家・山本“KID”徳郁(40)と再婚して1男1女を出産したが、2009年に離婚。2015年にもJリーガー・佐藤優平(27)と再々婚したが、今年3月に離婚したばかりだった。MALIA.は、「お仕事、私生活においても、軸がブレそうになる私をしっかり諭し、軸に戻してくれて、心に安心と笑顔を与えてくれた彼と生涯を添い遂げたい。と思うまでにそれほどの時間は要しませんでした」と新たな夫への愛を披露。さらに「第一に何よりも大切な子供と話し合い、この様なご報告をさせていただく運びとなりました」という母親の顔も忘れなかった。一方の三渡洲も、「出会った瞬間から彼女に惹かれ、それから時間を共に過ごす中で更に魅力を感じ、彼女への気持ちがより強くなるのにそう時間はかかりませんでした」とコメント。いきなり3児の父親になるのだからスゴイ覚悟だが、それ以上にアスリート系男性を引き寄せるMALIA.がスゴすぎる。「黒魔術でも使っているのではないか」なんて声も、あながち嘘ではない気がしてしまう。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年11月26日「ねえ、祐也さ~ん」 連れの女性2人が甘えた声で話しかけると、向かいに座った中年男性が言葉を返した。そのとたんに起こる笑い声。11月中旬の夜。都内のバーで目尻を下げていたのは、女優・三田佳子(76)の次男・高橋祐也(37)だ。かつて3度の逮捕でマスコミを騒がせたころの面影はすでにない。当時より体重が大きく増えたようで、まるで別人のようだった――。 「実は、高橋さんがまた警察沙汰を起こしたんです。交際女性が『暴力を振るわれた』と言って、世田谷区内の交番へと駆け込んだそうで……」(芸能関係者) 連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の“ばあば”役をはじめ、数々の作品に出演している三田。その次男である高橋は、これまで名女優の“不肖の息子”として世間を騒がせてきた。そんな高橋が、またもや警察沙汰を起こしたという。 「事件が起きたのは9月1日のこと。交番に駆け込んだのは、なんと元・乃木坂46の大和里菜さんでした。警察は当初“民事不介入”として捜査に消極的だったのですが、交際相手が高橋さんだと知って被害届を出させようと本腰を入れました。大和さんは『以前も彼にひどく暴行され、アバラを強打したことがあった。そのため今回、身の危険を感じて警察にかけこんだ』と証言したそうです。医師の診断書をとると、今回のケガは軽症でした。ただ、以前殴られたというアバラは骨折していたそうです」(前出・芸能関係者) 大和里菜(22)は、人気グループ「乃木坂46」の第1期メンバーだった。14年10月に週刊文春で“未成年飲酒疑惑”が報じられ、同年12月には乃木坂46メンバーとしての活動を終了。その後、15年に芸能活動を再開させていた。 「大和さんは『高橋さんと会うと車代として3万円くれる』と話していました。彼女以外にも、高橋さんの遊び相手となる女の子はいたようです。高橋さんは彼女に『都内でバーを経営している』と言っていたそうです。実際にそのバーへ行ったこともありますが、こじんまりしたお店。とてもその稼ぎだけで豪遊できるとは思えません」(大和の知人) 冒頭に記した高橋の夜遊び場面は、本誌がこのバーを訪れた際に見たものだ。だが後で記者がバーの店員へ「高橋さんと連絡がとりたい」と伝えたところ、「高橋さんは、単なるお客さんです。オーナーではありません」との答えが返ってきた。 かつては演出家・唐十郎(77)の「劇団唐組」に所属していた高橋。03年の退団後も、Vシネマ進出や歌手デビューなど活動の場を広げてきていた。しかし3度目の逮捕後は引退発表をすることもなく沈黙を続け、ブログの更新も止まっている。いっぽう今回の暴行騒動は、早い段階から大和と高橋の双方が弁護士を立て、示談交渉を始めていたという。 「暴行騒動で2人の仲も終わっていたのですが、示談交渉が進むにつれてまた連絡を取り合うように。最終的には弁護士を外して直接やり取りをするようになりました。大和さんは周囲に『示談金は150万円で決着できそう』と漏らしていました」(前出・芸能関係者) 大和の所属事務所へ確認を求めると、意外な事実がわかった。彼女は事件が起きる前の今年8月時点で、事務所を退社していたという。 「たしかに警察からの問い合わせはありましたが、大和との契約関係はすでに終了しているため弊社はお答えする立場にありません」 冒頭の目撃した夜、高橋はバーで夜がふけるのも構わず何度もグラスに入ったお酒を飲み干していた――。
2017年11月21日ものまねタレント・清水アキラ(63)の三男でタレントの清水良太郎容疑者(29)が10月11日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されていたことが明らかになった。 報道によると10日午後1時40分ごろ、30代の女性が「ホテルで男に薬物を飲まされた」と110番通報。捜査員が豊島区内のホテルに駆けつけると、ホテルから出ようとした良太郎容疑者を発見。任意で尿検査をしたところ覚醒剤の陽性反応が出たため、11日に逮捕したという。 「良太郎容疑者は今年2月、一部で違法カジノ店に出入りしていたことが報じられました。当時は所属事務所が謝罪コメントを発表。謹慎を経て芸能活動に復帰しました。しかし父のアキラさんは7月に『子供は幾つになっても自分の子であり、責任は親にあると思います』とブログにつづるなど“親バカぶり”をうかがわせていました。『息子を甘やかし過ぎたため、無反省で今回の件につながったのではないか』と批判の声も出ているそうです」(テレビ局関係者) 良太郎容疑者と同じ二世タレントでは今年6月、俳優・橋爪功(76)の長男で俳優の橋爪遼容疑者(30)が覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕・起訴されている。今月20日には初公判が行われる予定だ。 「初犯なので、おそらく執行猶予はつくでしょう。注目されるのは、情状証人として父親が出廷するかどうかです」(司法担当記者) かつて覚せい剤で二度逮捕された女優・三田佳子(75)の二男(37)など、二世タレントたちの“暴走”は後を経たない。 「親が芸能人ということもあって、大抵の二世タレントは金銭感覚が世間一般とかけ離れています。芸能界入りに際しても一般人より“ハードル”が低い。にもかかわらず自分の“本業”がふるわないと、親に対するコンプレックスで逃げ場所を探してしまうようです。逮捕歴のある有名俳優の二世タレントのひとりが『金を渡すだけでなく親に真剣に向き合ってほしかった』と本音をこぼしていたことがありました」(ベテラン芸能ジャーナリスト)
2017年10月12日高畑充希が超過保護な“究極の箱入り娘”を演じ、竹内涼真と共演した日本テレビ水曜ドラマ「過保護のカホコ」が9月13日(水)今夜の放送で最終回を迎え、カホコと初の結婚式で大団円を迎えた感動のラストにネットでは感動の嵐が巻き起こっている。本作は高畑さん演じる、何から何まで親の庇護のもと温々と生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコが、全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ。カホコを“超過保護”に育てた母・泉を黒木瞳が、カホコの父・正高を時任三郎が、泉の母でカホコの祖母・初代を三田佳子が、泉の父親・福士を西岡徳馬がそれぞれ演じたほか、佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代といったキャストも出演した。最終回では三田さん演じる初代が亡くなり、家族がバラバラになっていく“危機”を迎えた根本家を救うべくカホコが奮闘。保育士の資格を取って働き、初と結婚して西岡さん演じる福士と共に暮らすと決意、結婚を許して欲しいと願うカホコを当初は拒否していた母・泉も最終的には結婚式場に駆けつけ、最後は無事家族みんなで結婚を祝う…という展開に。放送前から「今日のカホコはハンカチと携帯用意して見る」など“号泣”覚悟の視聴者が多かったようだが、感動的なシーンが続く展開に「始まって15分、もう涙止まらない」「過保護のカホコ最終回終始泣いてたわ」など冒頭から涙する視聴者が続出。1話の頃とは比べものにならないほど自らの意思を言葉にして周囲を動かしていくカホコの姿に「カホコちゃん、強くなったね」「こんなに変わったカホコが見れたのすごい…!」とその成長ぶりに驚くツイートが多数。また今回も“名言”を繰り出した初を演じた竹内さんには「竹内涼真くんのイケメン万能感はすごい」などの投稿とともに「竹内涼真ロス半端なくない?」と早くも“初=竹内ロス”を嘆く声も。そしてラストシーンは結婚から1年後のカホコと初の姿が少しだけ描かれたのだが、そこにはまるで母・泉のように振る舞うカホコの姿が。「カホコ完全にママと一致wwww」「一人称がカホコから私になってるよ!!」「カホコご飯作れるようになったんだね」と短いシーンに結婚後のカホコの成長ぶりを詰め込んだラストも好評のようだった。清々しいハッピーエンドに「気持ちいい最終回だった」「こんなに感動するドラマやったんやね」という声が、放送後もSNSには投稿され続けているほか、「カホコは続編待ちです」「season2とかでまたやってくれないかな?」など続編を期待する声が早くも上がっている。(笠緒)
2017年09月14日日テレの人気バラエティ2本が合体してお送りする「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」が9月11日(月)今夜オンエア。高畑充希と竹内涼真をはじめ、長澤まさみ、長谷川博己ら豪華俳優陣をゲストに迎えて様々なトークが展開する。今回は高畑さんと竹内さん、長澤さんが「しゃべくり007」パートに、長谷川さんが「深イイ」パートにそれぞれゲストとして出演する。「しゃべくり007」は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを務め、毎回登場するゲストとトークや企画を繰り広げるバラエティ。収録が始まるまでMC陣も誰がゲストか知らず、そのためゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころ。高畑さんと竹内さんといえば共演しているドラマ「過保護のカホコ」が大人気だが、同作がいよいよ今週13日(水)に最終回を迎える。「家政婦のミタ」や「女王の教室」などで知られる遊川和彦が脚本を手がける「過保護のカホコ」は、超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生・カホコを高畑さんが、カホコが恋に落ちる施設で育った画家を目指す大学生・麦野初を竹内さんがそれぞれ演じている。またカホコを“過保護”に育ててきた母・泉に黒木瞳、カホコの父・正高に時任三郎が、前回の放送で亡くなったカホコの祖母で泉の母・初代に三田佳子、そのほか西岡徳馬、佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らが共演。家族を失って辛いときこそ結婚すべきだという初の言葉から、両親に改めて結婚を認めてもらえるよう頑張ると宣言するカホコ。結婚に反対する泉を説得することができるのか…13日(水)の最終回は必見だ。また長澤さんと長谷川さんが出演する映画『散歩する侵略者』は現在公開中。長澤さんが松田龍平と夫婦役で共演したことも話題の本作。行方不明になり帰ってきた夫・真治(松田さん)の人格が突然変わり「地球を侵略しに来た」と衝撃の告白を受ける鳴海(長澤さん)…同じ頃、町では一家惨殺事件が発生、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川さん)は取材中に一人、ある事実に気づく。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは…?豪華ゲストを迎える「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」は9月11日(月)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年09月11日9月10日(日)放送、ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」に、放送中のドラマ「過保護のカホコ」での“男気”溢れる演技が話題になっている竹内涼真をはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅら豪華ゲストが出演する。2014年に「仮面ライダードライブ」で仮面ライダードライブ・泊進ノ介役で出演。昨年夏に放送された「時をかける少女」と唐沢寿明や藤木直人らと共演した「THE LAST COP」シリーズでのブレイクを経て、土屋太鳳と共演した『青空エール』や菅田将暉、野村周平ら同年代の若手人気俳優が揃った『帝一の國』といった映画も大ヒット。今年上半期の連続テレビ小説「ひよっこ」に出演を果たし、「過保護のカホコ」で演じている麦野初役の演技もSNSで話題沸騰中の竹内さん。そんな竹内さんだが深夜に及んだドラマ撮影の翌日、朝4時に起きなければならなかったにも関わらず寝坊してしまったという。この日は豪華俳優陣による大事なシーンを撮影する日だったというが、そんなときに優しくしてくれた大物俳優とは!?今夜の放送では宮迫博之がMCを務め、日本テレビアナウンサー・徳島えりかがアシスタントを担当。竹内さんのほか朝比奈彩、磯野貴理子、きゃりーぱみゅぱみゅ、後藤輝基、斎藤司、東野幸治、ヒロミ、渡部建といった面々が登場する。竹内さんが出演中のドラマ「過保護のカホコ」は高畑充希が超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生・カホコを演じて主演。カホコが竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していくというストーリー。カホコを溺愛し過保護に育ててきた母親・泉役に黒木瞳、カホコの父・正高役に時任三郎、泉の母・初代役に三田佳子、泉の父親・福士役に西岡徳馬、さらに佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らが出演する。同作は9月13日(水)の放送でいよいよ最終回。改めて初との結婚を決意したカホコと母・泉の最後の“対決”やいかに…「過保護のカホコ」最終回は9月13日(水)22時~日本テレビ系にて放送。「行列のできる法律相談所」は9月10日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月10日この夏大きな話題となっているドラマ「過保護のカホコ」に出演している女優の黒木瞳が、9月7日(木)今夜オンエアされる日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」にゲスト出演。またドラマで主演を務める高畑充希もVTRで黒木さんに応援メッセージを送る。本番組の名物企画となっている「ゴチになります!」は設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというもので、今年のレギュラー陣はメインMCの「ナインティナイン」岡村隆史、矢部浩之、「TOKIO」国分太一、大杉漣、二階堂ふみ、渡辺直美といった面々。今回はコレド日本橋の高級スペイン料理レストラン「サンパウ」を舞台に行われることに。前回大杉さんが見事ピタリ賞を獲得した「ゴチ」だが、なんと今週も2戦連続ピタリ賞が登場するという。出演者一同驚愕した番組史上初の大事件、果たして今夜ピタリ賞に輝くのは誰なのか?また「過保護のカホコ」で共演している高畑さんからの応援メッセージのほか、番組お馴染みのブルゾンちえみとサンシャイン池崎による食リポ、SNSで話題になっているという二階堂さんのミニスカ制服姿について世間の反応を徹底調査するなど、見どころ盛りだくさんでのオンエアをお楽しみに。黒木さんと高畑さんが共演しているドラマ「過保護のカホコ」は「家政婦のミタ」や「女王の教室」などで知られる遊川和彦が脚本を手がけ、高畑さん演じる超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生・カホコが、竹内涼真演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い「自分探し」をするなかで、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマ。黒木さんはカホコを溺愛し過保護に育ててきた母親・泉役で出演している。またカホコの父・正高を時任三郎、泉の母・初代を三田佳子、泉の父親・福士を西岡徳馬が演じ、佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らも共演。前回の放送で三田さん演じる初代が亡くなり、改めて初との結婚を決意するカホコ。果たして黒木さん演じる泉に結婚を認めてもらえるのか…注目の最終回は9月13日(水)22時~日本テレビ系にて放送。「ゴチ」初参戦の黒木さんはどんな結果を残すのか…「ぐるぐるナインティナイン」は9月7日(木)19時56分~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年09月07日人気ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、大ブレイク中の竹内涼真(24)。高畑充希(25)演じるカホコの同級生で画家の麦野初くん役を好演している。 「カホコの母親役の黒木瞳さん(56)や祖母役の三田佳子さん(75)ら、“お母さん・おばあちゃん世代”も竹内さんにもうメロメロになっているんです。みんな竹内さんのことを“涼ちゃん”などのあだ名で呼んでいて、とっても可愛がっている様子です。演技にストイックな黒木さんですが、竹内さんのことは俳優としても認めているのでしょう」(ドラマ関係者) そんな竹内フィーバーの中、注目されるのは彼女の存在。ドラマの収録現場でももっぱら彼の恋愛事情が噂になっているという。 「最近まで竹内さんのスマホ待ち受け画面が、20歳前後くらいの綺麗な女の子の写メになっていたんです。目鼻立ちのはっきりした美人で、竹内さんと“お似合いカップル”に見えました。それを見てしまった周囲の女性スタッフは『やっぱり彼女いたんだ……』と本気で残念がっていました」(前出・ドラマ関係者) この“年下美女”は、いったい誰なのだろうか。 「あはは!それは彼女じゃなくて、竹内くんが溺愛している妹さんですよ(笑)。彼はいま仕事が楽しくて恋愛どころではないみたいなので、当分彼女は作らないんじゃないでしょうか。浮いた話も全然聞きませんし、とにかく真面目な性格ですからね」(竹内の知人) 待ち受け画面を妹にしていた竹内だが、そんな“家族想い”な一面も好感を呼んでいる。 「長男の竹内くんには、4つ下の妹さんと8つ下の弟さんがいるんです。少し年が離れているということもあり、竹内くんは幼い頃からしっかり者のお兄ちゃんだったみたいですね。妹さんはSNS上でその美人ぶりが話題になっていましたし、テレビ出演を果たした弟さんもお兄ちゃん譲りのイケメン。竹内さんは売れっ子になってからも、都内にある実家によく帰って“家族孝行”を欠かさないと聞いています」(前出・知人) ドラマの収録秘話を探れば探るほど、竹内の“愛される理由”が見えてきた――。
2017年08月30日「竹内さんはいつも差し入れを持ってきてくれるんです。“竹内涼真さんから”と貼り紙をしておくと、ものの5分でなくなってしまう人気ぶりですよ」(ドラマ関係者) 人気ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で、大ブレイク中の竹内涼真(24)。高畑充希(25)演じるカホコの同級生で画家の麦野初くん役を好演している。同世代だけでなく、年上世代、そしてさらに男性からも愛されているという竹内。その人気の陰には、誰もが夢中になってしまう素敵な素顔があった――。 まず同世代を虜にしているのは、彼のその純粋さだ。 「8月中旬、カホコの従妹役・久保田紗友さん(17)との“押し倒し&キスシーン撮影”があったんです。久保田さんは堂々としていましたが、竹内さんは顔を真っ赤にしてタジタジ。しかもその日は正確に言うと唇は重ねない“寸止め”状態。それでも照れまくる竹内さんの“うぶ”な姿を見て、若い女性スタッフたちは興奮しきっていました(笑)」(前出・ドラマ関係者) 竹内の“胸キュン素顔”に悶絶しているのは、若い女性だけではないようだ。 「カホコの母親役の黒木瞳さん(56)や祖母役の三田佳子さん(75)ら、“お母さん・おばあちゃん世代”も竹内さんにもうメロメロになっているんです。みんな竹内さんのことを“涼ちゃん”などのあだ名で呼んでいて、とっても可愛がっている様子です」(前出・ドラマ関係者) 大御所女優2人に可愛がられている竹内は、現場では“ムードメーカー”的な存在だという。 「黒木さんや三田さんはじめ、時任三郎さん(59)や濱田マリさん(48)など、錚々たるベテランメンバーですから、撮影中はピリっとした空気になることもあるんです……。そんな時は竹内さんがお茶目な冗談を言ったりして、現場を和ませています。事務所の先輩でもある高畑さんも最初は緊張していたのですが、竹内さんが上手くフォローしてあげていますよ」(前出・ドラマ関係者) さらに“稀代のモテ男”竹内のファンは異性だけに留まらない。 「彼のすごいところは“男ウケ”も抜群なところ。彼は5歳からずっとサッカーチームに所属していた“生粋の体育会系男子”だけに、男性とのコミュニケーションとか距離の取り方が絶妙なんですよね。上下関係を重んじる男社会のしきたりもしっかり叩き込まれていますから、共演者の先輩俳優からも気に入られていますよ」(芸能関係者) ドラマで共演している佐藤二朗(48)も、その魅力にどっぷりハマっているうちのひとりだという。 「竹内さんは佐藤さんのことをお兄さんのように慕っていて、佐藤さんもそんな竹内さんのことが可愛くて仕方ないようです。そういえば、竹内さんのことを“涼ちゃん”と呼び始めたのも佐藤さんでした。あまりにも仲が良いので『デキてるんじゃないの(笑)』って、からかう人がいるくらいです」(前出・ドラマ関係者) 老若男女問わず愛されてやまない竹内。今後も彼から目が離せない!
2017年08月30日高畑充希が超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”の女子大生役で民放ドラマ初主演、竹内涼真がさわやかイメージから一転“ワイルド”な画家を目指す大学生に扮して共演する日本テレビ水曜ドラマ「過保護のカホコ」が7月12日(水)今夜からスタートする。脚本を社会現象ドラマ「家政婦のミタ」をはじめ、「女王の教室」『恋妻家宮本』など、数々の話題作を生んできた遊川和彦が手掛ける本作。カホコは、母・泉と父・正高に溺愛される一人娘。純粋無垢な彼女のお姫様のような笑顔は、親のみならず、周りの誰もを幸せにしてしまう。カホコは、着る服すら母の泉のアドバイスなしには選べない。通学時も駅までママの車で送り迎え、駅まで歩いたことがない。カホコはそんな自分の生活を当たり前だと思っていた。パパの正高だけがカホコの将来を案じながら、娘に嫌われることを恐れ、何も言えないでいた。そんな中、カホコは、同じ大学の芸術学部に通うカホコとは全く正反対の境遇で育った麦野初と出会い、カホコの人生の歯車が動き出す。「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」いままで誰にも言われなかったことを言われたカホコは、衝撃を受ける…という物語。21歳にして生活のすべてが親任せ、“純粋培養”の女子大生・カホコには、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で大きな注目を集め『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』や『アズミ・ハルコは行方不明』など出演作が軒並みヒット。本作が民放連ドラ初主演となる高畑さん。養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学、カホコに大きな影響を与えることになる画家を目指す大学生の麦野初には「時をかける少女」や『青空エール』『帝一の國』『ラストコップ THE MOVIE』などで注目の若手俳優・竹内涼真。また、カホコの母・泉には黒木瞳、父・正高に時任三郎、泉の母・初代役に三田佳子、泉の父親・福士役に西岡徳馬、泉の妹の夫・衛役に佐藤二朗、泉の妹(次女)・環役に中島ひろ子、泉のもう一人の妹(三女)・節役に西尾まり、その夫・厚司役に夙川アトム、その夫婦の娘でカホコのいとこ・糸役に久保田紗友、カホコの父・正高に父親・正興役を平泉成、正高の妹・教子役に濱田マリ、正高の母親・多枝役に梅沢昌代といったキャストが脇をかためる。高畑さんと竹内さん、フレッシュなキャストと遊川さんのオリジナル脚本でおくる「過保護のカホコ」は7月12日(水)本日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。初回10分拡大。(笠緒)
2017年07月12日現在公開中の『帝一の國』や『ラストコップ THE MOVIE』など、話題作に出演するいま注目の若手俳優・竹内涼真が、7月放送の高畑充希主演ドラマ「過保護のカホコ」に出演することが決定。竹内さんは“さわやか”なイメージから一転、本作では“ワイルド”な画家を目指す大学生に扮する。カホコ(高畑充希)は、母・泉(黒木瞳)と父・正高(時任三郎)に溺愛される一人娘。純粋無垢な彼女のお姫様のような笑顔は、親のみならず、周りの誰もを幸せにしてしまう。カホコは、着る服すら母の泉のアドバイスなしには選べない。通学時も駅までママの車で送り迎え、駅まで歩いたことがない。カホコはそんな自分の生活を当たり前だと思っていた。パパの正高だけがカホコの将来を案じながら、娘に嫌われることを恐れ、何も言えないでいた。そんな中、カホコは、同じ大学の芸術学部に通うカホコとは全く正反対の境遇で育った麦野初(竹内涼真)と出会い、カホコの人生の歯車が動き出す。「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」いままで誰にも言われなかったことを言われたカホコは、衝撃を受ける…。本作は、現代の日本が生んだ「過保護の象徴」のような女子大生・カホコが主人公。何から何まで親の庇護のもと、温々と生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコの「自分探し」が始まり、毎回「こんなの初めて!」な経験を通し、自分の中に眠っていた本当の”力”が、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマだ。女子大生・カホコを、日本テレビ連続ドラマ初主演となる高畑さんが務めるほか、カホコの両親には黒木瞳と時任三郎といった豪華キャストが出演。そして今回、カホコと同じ大学に通い、正反対の人生を送ってきた大学生・麦野初役を、「時をかける少女」や『青空エール』『帝一の國』『ラストコップ THE MOVIE』などに出演する竹内さんが演じることが決定。彼は親に捨てられ、養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学。本当は優しいのに、ひねくれ者で常におどけて本性を見せない、まさに“オオカミ少年”のような役柄。また後に、カホコに大きな影響を与えることになる重要な役どころでもあるという。そんな役柄について「正直、すごく難しい役」と語る竹内さんは、「一見、辛辣な言葉を投げかけているようで、とてもまともなことを言っていて、おせっかいなようで、とっても優しい少年。でもその優しさを表に出したくないのでは」と分析。主演の高畑さんについては、「共演は初めてですが、一緒に頑張ろうね!と声を掛けていただきました。先日、リハーサルで一緒に演技をやらせてもらったのですが、台本でイメージしていたよりも、掛け合いをスムーズにやることができたんです。なので、回を重ねるごとに僕から仕掛けていけるようになりたいです」と意気込み。また、「自分でもやったことのない役なので、役に関してこんなに悩んでいるのは初めてです…」と語るも、「このタイミングで試練がきたんだと思います。すごく考えて悩んでいるので、これを乗り越えてこの麦野という役をきちんと演じることができたら自分も成長できるのでは」と話し、「終わった後にはいろんなことが学べた現場だと言えるようにしたい」と“新たな挑戦”への思いを語った。さらに、カホコを取り巻くキャストも同時に明らかに。カホコの母・泉の母親の初代役を三田佳子、機嫌がコロコロ変わり、どこに飛んでいくか分からない“ウサギ”のような泉の父親・福士役を西岡徳馬、泉の妹の夫・衛役を佐藤二朗、泉の妹(次女)・環役を中島ひろ子、泉のもう一人の妹(三女)・節役を西尾まり、その夫・厚司役を夙川アトム、その夫婦の娘でカホコのいとこ・糸役を久保田紗友、カホコの父・正高の父親・正興役を平泉成、正高の妹・教子役に濱田マリ、正高の母親・多枝役に梅沢昌代が扮する。「過保護のカホコ」は7月12日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月15日全20作品がそろった2017年の春ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(「なぜ事件解決モノ乱発、相反するコメディ演出加速?」)において、春ドラマの主な傾向を[1]事件解決ドラマが乱発[2]助演俳優に豪華ラインナップ[3]ますます加速するコミカル演出の3つと分析。おすすめドラマとして、『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』(NHK金曜22時)、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系火曜21時)、『母になる』(日本テレビ系水曜22時)、『小さな巨人』(TBS系日曜21時)、『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系木曜22時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『貴族探偵』月曜21時~フジテレビ系出演者:相葉雅紀、武井咲、松重豊ほか寸評:「推理をしない探偵」「青年貴族」という類を見ない変化球だけに、賛否を呼び、視聴率の苦戦は必然か。変わり者+事件解決は『HERO』『ガリレオ』の黄金パターンだが、今回はニッチさが否めず。豪華キャストのさばき方や笑いの手数など、早期の交通整理が求められる。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』火曜21時~フジテレビ系出演者:小栗旬、西島秀俊、田中哲司ほか寸評:武術カリ・シラットを生かしたアクションへのこだわりは、敵役の動きを見れば一目瞭然。本格派のアクション俳優に負けない役作りに挑む小栗と西島の姿勢は称賛に価する。金城一紀ならもう一歩踏み込んだ事件背景や犯人心理が描けるはずであり、今後に期待したい。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『あなたのことはそれほど』火曜22時~TBS系出演者:波瑠、東出昌大、仲里依紗ほか寸評:ホテルへ向かいながら「こんなの間違っている。だけど今どうしようもなく幸せ」とつぶやくヒロイン・三都をのぞき見するような作品。夫・涼太の粘着質な暴走がクローズアップされがちだが、鍵を握るのは「ピュアだからこそ」という前提を視聴者にどう感じさせるか。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『母になる』水曜22時~日本テレビ系出演者:沢尻エリカ、藤木直人、小池栄子ほか寸評:1話で上京前、独身時代、結婚と出産、子を誘拐される、絶望からの再会までのさまざまな時期を違和感なく演じ切った沢尻に脱帽。2話以降では小池の存在感が作品をグイグイ引っ張っている。「近くて遠い」母子の微妙な距離感を一歩ずつ丁寧に描く、脚本・演出に好感。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『3人のパパ』水曜11時56分~TBS系出演者:堀井新太、山田裕貴、三津谷亮ほか寸評:出演作は多いが決して有名ではない若手3人を抜てき。しかも赤ちゃんとの共演はハードルが高く、序盤は役がつかめないのも仕方なし。往年の昼ドラ『愛の劇場』で見たような設定は深夜にフィットするのか疑問だが、それらを差し引いても赤ちゃんはかわいらしい。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆期待度☆】○『警視庁・捜査一課長』木曜20時~テレビ朝日系出演者:内藤剛志、田中圭、斉藤由貴ほか寸評:第2弾も内藤が昔ながらの刑事像を熱演。管理官から新人刑事までが一丸となって事件解決に奔走する展開は地味だがファンは多く、警察内部の対立を扱う作品が多いだけに価値がある。とりわけ同枠の視聴者は叩き上げの刑事が大好きなだけに視聴率の不安はない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『緊急取調室』木曜21時~テレビ朝日系出演者:天海祐希、田中哲司、小日向文世ほか寸評:シリーズ第2弾でグッと落ち着いた印象。1話では三田佳子、2話では福士誠治など、主演級のゲストを敵役に起用する『ドクターX』方式で、勧善懲悪の構図をシンプルかつ鮮明に見せている。取り調べの攻防や1つ1つのフレーズに、物足りなさを感じるのは酷な話か。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『人は見た目が100パーセント』木曜22時~フジテレビ系出演者:桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみほか寸評:ネットには酷評記事も目立つが、熱量の高い作品であることは間違いない。原作に足りないドラマ性や心の機微を加えるなど、先入観を捨てて見れば楽しさであふれている。演出の自由度は出色で、体当たりの演技を見せる桐谷はトップのコメディエンヌであることを実証。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『恋がヘタでも生きてます』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:高梨臨、田中圭、土村芳ほか寸評:「全員恋がヘタ」という切り口が面白い反面、肝心のヒロインにかわいげがないのは気がかり。その分、土村演じる「マグロ」のお嬢さまキャラが際立って見える。2008~2009年に連載された原作漫画を現在版にアップデートするような思い切ったアレンジが見たいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『釣りバカ日誌 season2新米社員 浜崎伝助』金曜20時~ テレビ東京系出演者:濱田岳、広瀬アリス、西田敏行ほか寸評:もはや「浜ちゃんは濱田岳しかいない」と思えるほどのハマリ役で、「素では?」と思ってしまうほど自然体かつ縦横無尽。ぞんざいに扱われ、空回りを続けるスーさんと佐々木課長のヘタレっぷりも微笑ましい。広瀬ときたろう、伊武雅刀と名高達郎などの脇役もフィット。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』金曜22時~ NHK系出演者:多部未華子、高橋克典、倍賞美津子ほか寸評:ここまで美しい映像が見られるドラマはめったにない。そう言い切れるほど、黛りんたろう監督のつむぐ映像に魅了される。いまだ手あかのつかない印象の多部は世界観にピタッとハマり、倍賞や江波杏子らのベテランの技もキラリ。NHKの存在意義とも言える作品。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『リバース』金曜22時~TBS系出演者:藤原竜也、戸田恵梨香、市原隼人ほか寸評:湊かなえ原作らしく、ミステリーとサスペンスの割合がほどよく、連ドラとして見させるだけの耐久力は十分。藤原演じる主人公の成長と、若手俳優たちの共演によるみずみずしいムードも魅力の1つ。視聴率はふるわなくても、ファンが多く、熱の高さを感じる。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『女囚セブン』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:剛力彩芽、山口紗弥加、安達祐実ほか寸評:女囚同士のおバカな口ゲンカ、写真のモザイクがズレるなどの小ネタ、ポップなBGM……想像以上のコメディ路線に驚かされた。今期も“コスプレ”の剛力は、もはや疑いなき安定感。クールな演技で笑いを生み出すほか、まくしたてるシーンでは先輩女優をも圧倒する。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『4号警備』土曜20時15分~NHK出演者:窪田正孝、北村一輝、阿部純子ほか寸評:警察ではなく民間警備だから拳銃も手錠もなく、体を張って普通の人々を守る。だからアクションは映えるし、ヒーローとしてもカッコイイ。ストーカーや逆恨みなど事件が身近な分だけ怖さはリアルだが、いかんせん30分ドラマのため、心理描写が乏しくあわただしい。採点:【脚本☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ボク、運命の人です。』土曜22時~日本テレビ系出演者:亀梨和也、木村文乃、山下智久ほか寸評:「さすがラブコメの金子茂樹」と思わせるテクニックが随所に見られるが、神の設定は『プロポーズ大作戦』のセルフカバーか。亀梨と木村の恋と、亀梨と山下のパートがカットバックでテンポよく描くスタイルも見やすい。今のところ「運命」と連呼する割にネタが弱め。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『犯罪症候群』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:玉山鉄二、谷原章介、渡部篤郎ほか寸評:シリアス路線に徹する潔さは希少価値大。WOWOWとの共同制作らしく、演技派の熱演も映像もワンサイズスケールの大きさを感じる。原作の古さもあってか、事件の内容と解決方法に目新しさを感じないのが惜しいところ。最注目は圧倒的な悪のムードを醸し出す渡部。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『マッサージ探偵ジョー』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中丸雄一、小芝風花、和田正人ほか寸評:他の事件解決モノをあざ笑うオープニングは爽快。ジョーは存在自体がテレ東のようなゆるさで、肩が凝ることなく見られる。事件や謎解きの質うんぬんを問う作品ではないだけに、脇役の多彩なキャラが楽しい。ひと皮むけたハジケぶりを見せる小芝にブレイクの予感。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『小さな巨人』日曜21時~TBS系出演者:長谷川博己、岡田将生、香川照之ほか寸評:熱い男を描く『日曜劇場』のファンは多いだけに、視聴者サービスのような作品。「刑事版『半沢直樹』」なんて声も聞かれるが、今作は簡単に倍返しできそうもなく、終盤までは我慢を強いられるかも。所轄vs警視庁より、主人公の生き様をカッコよく描ければ人気爆発か。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』日曜21時~フジテレビ系出演者:観月ありさ、藤ヶ谷太輔、上川隆也ほか寸評:「骨が好きな標本士」という奇抜なヒロインだけに万人向けは難しく、むしろ話題になるくらいディープな世界に落とし込んだほうが盛り上がりそう。変わり者の観月と上川、振り回される藤ヶ谷、空回りする高嶋政宏。いずれもイメージ通りで自然だが、化学反応はない。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆期待度☆】○『フランケンシュタインの恋』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:綾野剛、二階堂ふみ、柳楽優弥ほか寸評:『妖怪人間ベム』『Q10』『ど根性ガエル』らを手がけた河野英裕プロデュース作品だけに、荒唐無稽な設定も問題なし。怪物を通して人間とその生活を映し出し、さまざまな気づきを与えてくれそう。より陰陽のコントラストを鮮明にしたほうが、共感を呼び込めるのでは。採点:【脚本☆☆演出☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技84』など。
2017年05月01日2014年に放送された天海祐希主演ドラマ「緊急取調室」の第2シーズンが、4月20日(木)今夜より放送スタートする。この度、第1話で天海さんが拳銃を構えるシーンの写真が到着した。「緊急取調室」は、天海さん演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる物語。今夜放送の第1話では、宅配便の配達車の中から28歳の配達員・小牧修介(石田卓也)の遺体が発見される。死因は薬物による中毒死だが、遺体には奇妙な点があった。どういうわけか小牧は、運転席で必要ないはずの傘を差したまま死んでいた。そんな中、地味で年老いた天涯孤独の未亡人・白河民子(三田佳子)が自首してくる。ところが困ったことに、民子は数時間と経たないうちに、自首した記憶さえ曖昧な状態に…。しかも畳みかけるように、事件の謎を深める要素が浮上。車内の指紋はいずれも民子と一致しないばかりか、犯行に使われた毒物も彼女の自宅からは発見されなかったのだ。この事件は重要案件に指定され、有希子ら緊急事案対応取調班が取り調べを担当することに。だが、民子と向き合った有希子は、思わぬ苦戦を強いられることになる。何が嘘で、何が真か――。有希子は一筋縄ではいかない民子に苛立ちを覚えながらも、あらゆる手を尽くし、彼女の深層心理と真実へつながる突破口を開こうとするが、探れば探るほど、民子の本音は深い霧に包まれる一方で…というストーリー。本作の見どころは、何と言っても取調室で展開される鬼気迫るセリフ劇。有希子ら取調官と被疑者が、言葉という鋭い弾丸を放ちながら攻防を繰り広げるさまは、まさに“密室の銃撃戦”!取調官の正義、被疑者のエゴ…様々な理性や感情がぶつかり合う中で、浮き彫りになっていく“深い人間ドラマ”からも目が離せない。また、第1話冒頭では、言葉を武器に戦う取調官であるはずの有希子が、本物の拳銃を構える射撃シーンが登場!一体なぜ、こんな事態になったのか?今夜の放送で確かめてみて。「緊急取調室」は4月20日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月20日コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO)から、ディム マック(DIM MAK)とのメンズライン「CONVERSE TOKYO × DIM MAK」と、一ツ山佳子を迎え入れたレディースラインがデビュー。2017年秋冬コレクションよりスタートし、店頭では2017年8月中旬より順次発売予定だ。東京を代表するデザイナー・クリエイターを中心に、新たな価値を創造するカプセルコレクションを提案している、コンバース トウキョウ。2016年には、落合宏理を起用したメンズライン「コンバース トウキョウ ワン(CONVERSE TOKYO ONE)」や、松本恵奈が手掛ける「クラネ(CLANE)」を迎えたレディースライン「コンバース トウキョウ × クラネ(CONVERSE TOKYO × CLANE)」をスタートさせた。そして今回デビューするメンズラインを手掛けるのはディム マック。世界的DJスティーヴ・アオキらによって1996年に音楽レーベルとしてスタートし、2015年秋冬シーズンから新たにアパレルコレクションを立ち上げた。コンバースの歴史は音楽やカルチャーとの密接な関わりから紡ぎだされてきたが、現在の音楽業界、ファッション業界で活躍するディムマックとのコラボレーションでは、ディム マック本来のラグジュアリー、アーバン&ストリートの考え方をベースに、コンバース トウキョウらしい色味とシルエットで仕上げたラインナップを提案する。また、レディースラインを務めるのは、スタイリストの一ツ山佳子。ブランドのアドバイザーや商品開発、トークイベントへの出演など、ディレクション的立場での仕事も多数行ってきた。モードからストリートまで幅広いスタイリングを提案できるスタイリストだからこそ表現可能な、コンバース トウキョウ レディースウェアのあり方を提案する。【詳細】CONVERSE TOKYO × DIM MAK一ツ山佳子のコラボレーションライン展開時期:2017年8月中旬【問い合わせ先】株式会社メルローズコンバーストウキョウ事業部TEL:03-3464-3891
2017年03月03日「孫たちが生まれたときに、私は『自分の命をつなぐことができた』としみじみ思ったんです。自分は2人の子どもを産んだけれど、次につないでくれた。私の血だけではないけれど、次へ受け継がれていったことがうれしくて」 そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第75回のゲスト・女優の三田佳子さん(75)。明るく朗らかな笑顔で「今日はよろしくねー!」と颯爽とスタジオ入りした三田さん。革ジャンにロングスカート、高めのヒールのブーティーという若々しいファッションもとってもお似合い。エイジレスな魅力たっぷりの三田さんと中山が語り合いました。 中山「三田さんは’84年の映画『Wの悲劇』で各映画賞を受賞し、’86年にはNHK大河ドラマ『いのち』主演、’89〜’90年には『紅白歌合戦』の司会も務められます。多数のコマーシャルに出演し『CMの女王』になり、高額納税者番付4年連続1位(俳優・タレント部門‘91〜’94年)。日本を代表する女優に上り詰めていきますよね」 三田「でもね、あのころは『どうしてこうなっちゃうんだろう』と毎日泣いていたんです。私は自分なりに試行錯誤したり、本を読んで勉強したり、先輩たちから教えてもらったりしながら、ただ目の前のことを一生懸命やっていただけだったんです。『もっと有名になりたい。天下を取ってやろう』なんて思ってもいなかった。そのあともいろいろ苦労しましたね」 中山「いっときご家族のことで、ご苦労されていますよね」 三田「当時、私は会見で受けたフラッシュは色が違ったし、それまでとは全然違うものに感じました。それはすごかったですね……。私は女優として、虚構の世界の他人の人生を、自分の感性や肉体を絵筆にして描いてきましたが、今度は現実。もちろん泣きたいようなつらさもありました。けれど一方では、これもまた人生。すべてが血となり肉となり、もう20年以上過ぎて……。今は大丈夫ですよ」 中山「三田さんはいつも客観的にご自身を見つめていらっしゃるんですね」 三田「そうかもしれません。’94年の大河ドラマ『花の乱』で、2回目の主演を務めました。ただ、そのオファーをされたときは、息子たちもまだ中学生と大学生で思春期真っ最中、母の体調もあまりよくなかったので、家を空けたくなかったんです。1年間ほとんど休みはありません。でも、どうしてもと懇願されて、やらざるをえなかった。やるからにはと、必死でやりました。そうしたら、大河主演の2年後、’96年には子宮がんに……」 中山「災難が降りかかりますね……」 三田「『50代になったら、ちゃんと検診を受けたほうがいい』と知人の医師に説得されて、渋々検査に行ったら、見つかったんです。すぐに治療に入りました。『入院するなら、おいしい物も食べられないから』と、友人たちがおすしを取ってくれたのですが、みんなは胸がいっぱいなのか、全然箸が進まない。それなのに私ったら全部食べたんですよ(笑)」 中山「精神力がハンパないですね(笑)」 三田「私は神がかってポジティブなのね(笑)。『私の人生も捨てたもんじゃない。がんという病気にも出合い、経験できるんだと思った。私の人生はドラマチックに盛り上がった』と病室で書いて。マネージャーの口から伝えるより、自分できちんと伝えたくて手紙を託しました。これっぽっちも死ぬなんて思ってなかったんですけど、本当は危険な状態だったのにね〜」
2017年02月18日「私は神がかってポジティブなのね(笑)。『私の人生も捨てたもんじゃない。がんという病気にも出合い、経験できるんだと思った。私の人生はドラマチックに盛り上がった』と病室で書いて。マネージャーの口から伝えるより、自分できちんと伝えたくて手紙を託しました。これっぽっちも死ぬなんて思ってなかったんですけど、本当は危険な状態だったのにね〜」 こう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第75回のゲスト・女優の三田佳子さん(75)。’84年の映画『Wの悲劇』で各映画賞を受賞し、’86年にはNHK大河ドラマ『いのち』主演。’89〜’90年には『紅白歌合戦』の司会も務めた。また、多数のコマーシャルに出演し『CMの女王』になり、高額納税者番付4年連続1位(俳優・タレント部門‘91〜’94年)。日本を代表する女優に上り詰めた。そんな女優として絶頂期を迎えた’96年、子宮体がんが見つかる。だが、三田さんは真正面から病気に立ち向かって行った。彼女が語る、三田佳子流“逃げない”人生哲学とはーー。 ■人生とは、自分の肉体という絵筆で描くもの! 「私が女優として生きてきたのは『人生というものを自分の肉体という絵筆で描きたい』から。それが私の人生の哲学。下手、上手はキャリアにもよるけれど、命がけで一生懸命演じるのは当たり前。私は一度も演技に手を抜いたことはありません。だから、ものすごくパワーを使うんですよ」 ■逃げない、ブレない、引きずらない! 「私はいろいろな役を演じてきていますが、自分の根幹は全然ブレないんです。何事にもいつも真正面から対峙して、逃げない。家族の件でかなりバッシングされましたし、『女性自身』にもひどく書かれましたが、あのときはあのとき(笑)。今はもう大丈夫ですよ。私、引きずらないんです」 ■死ぬときは死ぬ。それまでは精いっぱい! 「寿命というのは決められていて、生まれたら必ず死ぬもの。私も死ぬときがきたら、ポンッと逝くんだろう、今は生かされているんだとつくづく思うんです。だから、それまでは精いっぱい生きればいい。すべては自分の人生。苦もあり楽もある。やっぱり生きるってすばらしい」
2017年02月18日「東映入社の条件は水着の写真を撮ること。私はそれまで膝上のスカートをはいたこともなかったし、ボディラインを強調するような格好も嫌でした。仕方がないから1枚だけ撮ったんですけど、本当に恥ずかしくて……」 そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第75回のゲスト・女優の三田佳子さん(75)。明るく朗らかな笑顔で「今日はよろしくねー!」と颯爽とスタジオ入りした三田さん。革ジャンにロングスカート、高めのヒールのブーティーという若々しいファッションもとってもお似合い。エイジレスな魅力たっぷりの三田さんと中山が語り合いました。 中山「三田さんは高校卒業後に東映に入社し、本格的に女優業がスタートしたんですね」 三田「そうです。東映に入ってから高倉健さんと共演が続き、『僕は俳優になるのはすごく抵抗感があったけれど、今後の人生をいろいろ考えて、嫌々入った』とおっしゃっていたの。私も水着の撮影で『こんなに屈辱的な経験をしてまで……』と思い悩んでいたので、健さんとの共通点がありました。健さんは私をとてもかわいがってくれました。たぶん私がぎこちなくて女優らしくなかったからなんじゃないかな」 中山「ギラギラしていなかったからなんでしょうか?」 三田「うーん……健さんは(美空)ひばりちゃんとコンビを組んだあとに、私とコンビを組むようになりました。最初に健さんと共演した映画はロケ期間が長くて、撮影で1カ月くらい一緒だったんです。そしたら、健さんが突然、『よっこ、みたよおしっこ』と言ったんですね。『え、何?』と思ってキョトンとしていたのですが、何度か言われて、やっとわかったんです。『みたよおしっこ』って、三田佳子っていう意味なんです。それに気づいたとき、急に恥ずかしくなっちゃって……」 中山「あの健さんがそんなジョークを!」 三田「健さんはひょうきんだったんですよ。でも、当時だって渋くかっこよかったのに、『よっこ、みたよおしっこ』ってからかわれて、もう衝撃的すぎて忘れられない」 中山「それは貴重な経験ですね」 三田「それから20年以上たってから、内蒙古自治区の映画祭に健さんも参加されたの。あまりの懐かしさに、内蒙古の大平原で私は健さんの腕にすがって、健さんは黙って私を抱き寄せてくれた。ボロボロ私は泣いてしまい、健さんは物思いにふけっていた様子でした。『みたよ、おしっこ』で顔を真っ赤にしていた女のコが女優として一本立ちして、お互いずっと俳優業を続けてきた来し方に2人とも感じるものがあったのね……」 中山「それまで健さんと交流はあったんですか?」 三田「私はそのとき50歳、健さんは60歳でしたが、それまでずっと会ってなかったんです。健さんの大ファンの檀ふみちゃんや名取裕子ちゃん、多くの映画関係者もその場に一緒にいたのですが『あの2人の世界に、私たちは絶対入っていけなかった』とあとで言っていました。誰も寄せ付けない雰囲気だったみたいですね」
2017年02月18日「私は自分の容姿に関して本当に適当なの。あまりにも何もしないから、周りから叱られて、たまにフェイシャルエステに行くくらい。それでも1年に1回とか」 そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第75回のゲスト・女優の三田佳子さん(75)。明るく朗らかな笑顔で「今日はよろしくねー!」と颯爽とスタジオ入りした三田さん。革ジャンにロングスカート、高めのヒールのブーティーという若々しいファッションもとってもお似合い。エイジレスな魅力たっぷりの三田さんと中山が語り合いました。 中山「プロフィールを拝見したのですが、三田さんは現在75歳。驚異的な若さですね!今日はあらためて三田さんの女優になったきっかけを伺いたいと思います」 三田「女優になるきっかけは、中学生のときに森繁久彌さんの娘役でラジオに出演したこと。もう60年以上も前の話だから、詳細は省くわね。そんなところまで話していたら、夜が明けちゃうから(笑)。ラジオ全盛の時代からテレビが出てきて、まずNHKが試験放送を始めて、そこで女学生AやBなどをやっていました。『こんにちは』と言うだけでも緊張して、言葉が出てこなかったんですよ。『あ、自分の番なんだ、しゃべらなきゃ』となると、台詞が出てこなくて」 中山「三田さんにもそういう時代があったんですねー!」 三田「そのうちテレビも民放ができて、そういう道を進むことになった。森繁先生にはとてもお世話になって、『佳子、今度は正月のこういう番組に出なさい』って、次の役を用意してくださって。そんななか、コマーシャルガールをやることになったんです」 中山「当時のコマーシャルは生放送ですよね。いわゆる“生コマ”というものですね?」 三田「そうそう。私は相変わらずで、『トチリの佳子ちゃん』って呼ばれていたの。今でも忘れないのは、旭化成の新製品『カシミロン』のコマーシャル。30秒なり90秒なり、製品の説明をしないといけないのに、全然台詞が出てこない。スタジオでは、ターリーという大きなランプがついたらカメラが回って始まるんだけど、私は『電波に乗って、全国に私の姿が流れていくんだ』という事象のほうに興味を持ってしまって、真っ白になっちゃって……」 中山「それはダメですね(笑)」 三田「逆にそれがかわいかったのよー(笑)。『あ、カシミアタッチのカシミロン。うふふ、あ、あの……』ってニッコリ笑って、バタバタして90秒経過。コマーシャルにならないから、やめさせるしかないということになったんだけど、視聴者が『明日はどこまで言えるか楽しみ』と逆に人気が出て、全国から『あのコをやめさせないで』という投書が殺到したんですって」 中山「それで、続けられたんですね」 三田「そのあと『週刊サンケイ』でのコマーシャルガールの特集企画があって、その表紙を飾ったことでスカウトが来て、高校卒業後に東映に入社したんです」
2017年02月18日歌舞伎俳優の中村芝翫(51)が、15日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ウチくる!?』(毎週日曜12:00~13:00)にゲスト出演し、妻・三田寛子(50)からのメッセージに涙した。肉料理の店を巡る中で、最後の店で待っていたのは長男・橋之助(21)、次男・福之助(19)、三男・歌之助(15)の3人。「芝翫さんに直してもらいたいところは?」という番組アンケートに、三田から回答があったことが分かると、芝翫は「山ほどあるんじゃないですか?」と身構えた。三田といえば昨年、芝翫の不倫騒動での神対応が話題になった。そんな三田の抱える不満が、「『禁煙しないと離婚するよ』と言っても全然やめなかったのに、歌舞伎界での責任を自覚し、一度は禁煙と禁酒を致しました。ただ、お酒だけはすぐに復活して、飲むと翌日覚えていないことも。体のためにも、もう一度禁酒をしてほしい」。また、芝翫が大の甘党であることから、体重が増えることも心配しているという。三田は25年の結婚生活を振り返って、夫へのメッセージも寄せた。「基本、私への接し方は何も変わっていませんが、夫として100点満点で採点すると50点です。その理由は、私も妻として50点なので、2人合わせてようやく100点になる夫婦だからです。一方、父親としては100点です。子どもたちにとって役者としては師匠です。彼のおかげで子どもたちを授かったので、その時点で100点になりますし、子どもの師匠としての感謝を加算したら100点では収まりきれません。これからも夢を持って謙虚に一生懸命頑張ってください」妻の思いに触れた芝翫は「涙が出てきた……」と恥ずかしそうに目元を拭いながら、「うれしいですね」と笑顔。「本当に襲名は大変でしたからね」「この涙もろいところも怒られちゃうんですよ」と照れ笑いも見せ、「僕ら、若くて何もないところから2人でスタートしました」「いろんなことがありましたよね。本当に感謝しました」と25年の歩みに思いをはせた。昨年10月に八代目中村芝翫、3人の息子もそれぞれが襲名。約200年の歴史を誇る「中村芝翫」の名跡を継ぐことについて、芝翫は「襲名して初日に舞台に出る時、足が震えるとか手が震えるとか、そんなものはお下がりという次元。もっと上の緊張。自分が課せられたものを考えると緊張なんかしている暇はない」とそのプレッシャーの大きさを語っていた。父子同時襲名披露『壽 初春大歌舞伎』が1月26日まで大阪松竹座にて上演中。息子3人も襲名したことで歌舞伎役者としての重みを共有するようになり、家族としての絆がより深まったという。
2017年01月15日女優の三田寛子が、12月5日に放送されるTBSの月曜名作劇場『はぐれ署長の殺人急行 九十九里浜迷宮ダイヤ』(21:00~)で12年ぶりにドラマ出演することが2日、明らかになった。お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰が演じる主人公の妻役を演じる。同ドラマは、恵演じる警察庁所属の警視長階級のスーパーエリートだった北斗鉄太郎が、ある理由から署長として単身赴任することになった千葉のいすみ西署で、殺人事件に奮闘する姿を描く物語。三田は、鉄太郎の妻・ひかり役として、4人の子供の母として夫が不在の間も明るく家を守る良妻賢母を演じる。恵は実生活でも4人の子どもを持つ父親で、鉄太郎と家族構成が同じ。「『僕のプライベートを誰か見ていたのでは?』と思うほど、(実生活の)やり取りに近い」と思っていたそう。さらに、鉄太郎の妻・ひかりについては、「鉄太郎の留守を守るひかりは、三田さんご本人のイメージにぴったりの、とても良い奥さんだと思います」と話していた。同局の『ひるおび!』で共演しているだけに、演技の呼吸もぴったりだという2人は、12月2日放送の『ひるおび!』のエンディングにて、ドラマの撮影エピソードを生トーク。三田は「恵さんの奥さま役を『ひるおび!』のよしみでやらせていただき、ありがとうございます。何十年ぶりかのドラマで、足を引っ張っちゃってすみません」と笑いを誘った。また恵は、「私は鉄ヲタ役なんですけど、本当は八代さんが適任です」と鉄道ファンの八代英輝を引き合いに出すなどわきあいあい。さらに三田は、「私の役名もそうですが、役の名前がみんな鉄道に関する名前なんですよ。鉄道ファンにはたまらない要素が散りばめられています」とこのドラマならではの見どころを話した。(C)TBS
2016年12月02日NHK総合で現在放送中の土曜時代劇『忠臣蔵の恋』(毎週土曜 18:10~ 全20回)の第11回「吉良の顔」の試写会が29日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の武井咲をはじめ、福士誠治、三田佳子が出席した。同ドラマの第9回で、大石内蔵助(石丸幹二)がいよいよ討ち入りを決意し、主人公のきよ(武井咲)が同志となり、吉良上野介(伊武雅刀)の奥方・富子(風吹ジュン)の住む上杉家下屋敷へ潜入し、第11回以降から討ち入りに向かって新しい展開を迎える。主演の武井は「何とかきよを演じながら自分自身も成長している気がします。三田さんとも初めてで緊張しかなくてご迷惑をおかけしていますが、現場で一つ一つ見て真似するところがたくさんありました。お芝居でも『こうした方がいい』というお言葉をいただいて本当に心強く、きよのような気持ちでした」と三田に感謝した。一方の三田は「咲ちゃんはこの通り魅力的で私も緊張しました」といい、「私はキャリアを積みすぎちゃって邪魔な存在にそろそろなりかけています。だから若い人とやれる自分をおろそかにするとただのおばちゃんか古い人になっちゃいますね。咲ちゃんばっかり撮られることがなく、私も撮っていただけるように頑張っていきたいと思います」と女優としてのプライドものぞかせていた。また、武井は「何より私の家族がこの作品を本当に気に入ってくれています。8話の時にすごく好きだと言ってくれて、何度も見てくれたのがうれしかったです」と笑顔を見せながら「うちの両親は何かを言ってくるタイプではないのでちょっと驚きもありましたが、それだけ家族が喜んでくれたので、私はこの作品をやって良かったなって思っています」と満足げだった。
2016年11月30日全22作品がそろった2016年の秋ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(秋ドラマ22作、傾向分析&オススメ5作発表! 「各局の戦略丸かぶり」の中で光る"幸福なファンタジー")において、秋ドラマの主な傾向を [1]各局の戦略が丸かぶり[2]リアリティ無視のお仕事ドラマ[3]シリアスの中で輝く幸福感の3つと分析。おすすめドラマとして、『黒い十人の女』(日本テレビ系読売テレビ 木曜23時59分)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系 火曜22時)、『運命に、似た恋』(NHK 金曜22時)、『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK 土曜22時)、『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系 21時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『カインとアベル』月曜21時~フジテレビ系出演者:山田涼介、桐谷健太、倉科カナほか寸評:恋愛より主人公の内面に焦点を当てた展開に意外性はあるが、テンポよく進むビジネスシーンの展開にご都合主義が見られる。脚本も演出も山田の魅力を引き出すべく逆算されているため、ファン以外の視聴者は苦しいか。年上女性に恋する姿は月9らしい初々しさも。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『警視庁 ナシゴレン課』月曜24時15分~テレビ朝日系出演者:島崎遥香、古田新太、勝村政信ほか寸評:「会議室で事件解決」「25歳の女デカ長」というコンセプトは、「深夜だからこれくらいやろう」という前向きさ。ただ、ワンシチュエーションも、現役アイドルのヒロインも、「ハマるかハマらないか」極論となる。個性的な脇役と島崎が噛み合えばいいが、空回りの感も。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』火曜21時~フジテレビ系出演者:吉田羊、相武紗季、吉岡里帆、伊藤蘭ほか寸評:『救命病棟24時』『ナースのお仕事』らを輩出した火曜21時に戻ってきた医療モノ。ポイントは、絶体絶命からの生還劇が盛り上がるかどうか。『ドクターX』との比較上、手術シーンが少ないなどの不利があるのも含め、演出の力量が問われる。女医たちの役作りにも注目。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『逃げるは恥だが役に立つ』火曜22時~TBS系出演者:新垣結衣、星野源、石田ゆり子ほか寸評:“契約結婚”というテーマそのものは平凡だが、全編を通して流れる穏やかなムードは特筆に値する。キャスティングも、恋のスピードも、無理せず過剰にならず、ほどよいさじ加減で、もどかしさの漂う関係性は恋愛ドラマの王道。石田、古田新太ら、助演の貢献度も高い。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』水曜21時~日本テレビ系出演者:石原さとみ、菅田将暉、岸谷五朗ほか寸評:『重版出来!』のように下積みから描かず、校閲の醍醐味を切り取ったシーンもないため、仕事面での感動やカタルシスは少なく、「あくまで石原を愛でるドラマ」という印象。ただ、静止画を多く取り入れた演出は新鮮で、バラエティーとアニメからの影響を感じさせる。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『コック警部の晩餐会』水曜0時10分~TBS系出演者:柄本佑、小島瑠璃子、えなりかずきほか寸評:コンセプトから、キャスト、クライマックスまで、すべてに渡っていい意味でのB級感が漂い、視聴者の間口は広い。刑事が犯人逮捕のために、晩餐会を開くシーンはドラマというより喜劇舞台のよう。小島はここでいい演技を見せて、次の出演作につなげたいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『ドクターX~外科医・大門未知子~』木曜21時~テレビ朝日系出演者:米倉涼子、岸部一徳、西田敏行ほか寸評:プライムの連ドラで唯一視聴率20%を獲れるシリーズだけに、「定番を見せることが重要」であり、変更点はほぼなし。「巨大医療組織vsフリーランスの女医」という図式も薄くなり、患者の時事性と大門の華麗な手術シーン、ベテラン俳優の追加で、豪快に乗り切っている。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『Chef~三ツ星の給食~』木曜22時~フジテレビ系出演者:天海祐希、小泉孝太郎、遠藤憲一ほか寸評:三ツ星シェフの食中毒騒動や、給食の仕事に就くまでのプロットが苦しく、演出家とキャストに負担がかかっている。なかでも天海のヒロイン像はいつも通りで、10数年前から変わらないのは、制作サイドの偏見かもしれない。給食室の芸達者なメンバーには大いに期待。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『黒い十人の女』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:船越英一郎、成海璃子、水野美紀ほか寸評:人間の悪意とかわいらしさを切り取るバカリズムの脚本が絶妙。連ドラ2作目にして、著しい進化を見せている。「十人の女」を描き分ける演出も明快で、飲食物をかけ合うシーンを含め、見せ場もたっぷり。終盤に向けて、どこまで壊れていくのか、楽しみは尽きない。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『石川五右衛門』金曜20時~ テレビ東京系出演者:市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未ほか寸評:“海老蔵歌舞伎”の世界観そのままに、存在感やセリフ回しなどで、さすがの座長ぶりを見せている。殺陣や美術などでNHKの時代劇より劣るのは仕方ないが、視聴者を楽しませるサービス精神はたっぷり。茶々役の比嘉は、『真田丸』の同役とは異なる美しさを放つ。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『運命に、似た恋』金曜22時~ NHK系出演者:原田知世、斎藤工、奥田瑛二ほか寸評:『ドラマ10』らしい大人の恋物語で、脚本の北川悦吏子も、同枠で実績のある原田と斎藤もフィット。「運命」「境遇の差」などのキーワードが恋心を加速させつつも、スローな展開で引きつける。回を追うごとに女の顔を見せる原田と、山口紗弥加の悪女ぶりが作品の象徴。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『砂の塔~知りすぎた隣人』金曜22時~TBS系出演者:菅野美穂、岩田剛典、松嶋菜々子ほか寸評:オリジナルだが、そのムードは『金曜ドラマ』の湊かなえ作品と酷似。監視カメラや体操教室、合コンや不倫シーンなどのツッコミどころが多いのは、制作側がネットでの盛り上がりを狙っているためか。「タワマンあるある」はそれなりにリアルな反面、目新しさはない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『家政婦のミタゾノ』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:松岡昌宏、清水富美加、余貴美子ほか寸評:松岡の女装以上に、『半沢直樹』『下町ロケット』などを手がけた八津弘幸の脚本は要注目。家事のテクニックを絡めた演出などの抜け感も心地いい。今後も『家族ゲーム』のノリでいくのか、別の一面を見せるのか。「『ミタ』のパクリ」なんて声もあるが、本家はテレ朝。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『勇者ヨシヒコと導かれし七人』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:山田孝之、木南晴夏、宅麻伸ほか寸評:4年ぶりでもヨシヒコの世界観は良くも悪くも健在。アンチメジャーのコンセプトで、失笑を誘う流れは変わらないが、時代の流れは早い。脚本・演出の福田雄一自身も進化しているだけに、さらなる変化を期待したいところ。この人ならシリーズの予定調和をぶっ壊すかも。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』土曜18時10分~NHK出演者:武井咲、福士誠治、三田佳子ほか寸評:『土曜時代劇』の実質的な第一弾だけあって全20回放送の大作。大河ドラマが技巧派で、コミカルさを交えている分、当作の凛とした気配が際立つ。淡い恋模様から一転、討ち入りの激しい展開は目を見張るものがあり、その後の描き方も楽しみ。武井の代表作になるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『THE LAST COP/ラストコップ』土曜21時~日本テレビ系出演者:唐沢寿明、窪田正孝、和久井映見ほか寸評:単純明快&説明不要の老若男女が楽しめるドタバタ痛快作。唐沢と窪田だからこそ成立するかけ合いやアクションは、それだけで貴重と言える。「突き抜けるならここまでやり切る」のお手本であり、土曜21時の放送に最適。鑑識役の伊藤沙莉がまたも怪演を見せている。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『スニッファー 嗅覚捜査官』土曜22時~NHK出演者:阿部寛、香川照之、井川遥ほか寸評:原作は世界的ヒット作だが、それに負けない演出の技量が光る。重さの中に繊細さや美しさを感じさせる映像はNHKならでは。『ロンググッドバイ』よりテンポとトーンを抑えるなど、視聴者ニーズを嗅ぎ取った感もある。阿部と香川のコンビに何か言うのは野暮だろう。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中村蒼、大東駿介、野間口徹ほか寸評:「テレビ番組や芸能界の小ネタを集めて、サブカル的な角度から笑い飛ばす」コンセプトは、いかにもテレビ東京風味。脱力してクスクス笑えるところはあるが、前時代的な感も否めない。今後はアイドルイジリを徹底し、風刺にまで落とし込めたら面白くなりそう。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:田辺誠一、西田尚美、鹿賀丈史ほか寸評:主人公がひたすら理不尽な仕打ちを受け続けるストレスフルな展開は異例……と思いきや、同枠は昼ドラを手がけた東海テレビの制作。とかく視聴者ニーズを“爽快感”のみで決めつける現在のドラマ界では貴重と言える。ただし、その分カタルシスがもっとほしいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『IQ246 ~華麗なる事件簿~』日曜21時~TBS系出演者:織田裕二、ディーン・フジオカ、土屋太鳳、中谷美紀ほか寸評:織田の演技に難色を示す声も多いが、好き嫌いを除けば完成度は標準仕様。視聴率を獲るための工夫が随所に施され、木村監督の小ネタが好きな人はたまらないだろう。ただ倒叙型の作品だけに、IQ246を生かす難解な謎解きと、『古畑任三郎』と同等の大物ゲストが必要。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『キャリア ~掟破りの警察署長~』日曜21時~フジテレビ系出演者:玉木宏、高嶋政宏、瀧本美織ほか寸評:「平成版、遠山の金さん」というコンセプトから、中高年向けであることがハッキリ。「身分を隠して街をふらふらして、逮捕シーンで警察手帳をかざす」という展開は既視感が強く、「なぜ謎が解けたのか?」の理由も説得力に欠ける。玉木のさわやかな演技が救いに。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『レンタル救世主』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:沢村一樹、藤井流星、志田未来ほか寸評:沢村が主演と思いきや、目立つのは、藤井の“ルチャ”風アクション、志田のつぶやきラップと泣き顔ブス、稲葉友の女装など、脇役のキャラ。レンタル救世主としての依頼も平凡だが、それ以上に沢村が単なるお人好しなのと、「ハズレなし」の勝地涼が輝かないのが残念。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。
2016年10月27日女優の三田寛子が、26日(21:00~23:24)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『中居正広の神センス☆塩センス!!あの時どうすりゃよかったの!?』に出演し、アイドル時代の大失敗を明かす。ゲストが過去を振り返り、正しい対応(=神センス)だったのか、間違っている対応(=塩センス)だったのかを徹底討論していく同番組。三田は、自身のアイドル時代に、荷物を抱えて田舎に帰ろうかと思ったというほどの、生放送中に起こした大失敗を明かす。すると、議論は当時のアイドルと今のアイドルとの違いに発展。三田は、アイドル全盛時代のテレビは怖かったと訴えると、元アイドルの松本伊代を妻に持つヒロミや、SMAPの中居正広も口をそろえ、議論に拍車がかかっていく。また、ヒロミは、酔った後輩からタメ口を使われると思わずカチンとくるものの、自身も若い頃は同様のキャラだったことを考え、怒ったら小さいと思われるのでは…という悩みを告白。そんな中、Kis-My-Ft2の二階堂高嗣は、ヒロミを「パパ」と呼ぶといい、それに対して中居が「納得いかない」と語るなど、ヒロミを巡って大いに議論が盛り上がる。ほかにも、千秋、馬場典子、藤田ニコル、吉岡里帆、ウエンツ瑛士、加藤諒、清水宏保、鈴木拓(ドランクドラゴン)がゲスト出演する。
2016年09月23日