人の物じゃないと盛り上がれない、年上じゃないと好きになれない、経済力がないと…理由は様々ですが、妻帯者とか彼女持ちではないと恋愛が出来ない人って結構いたりします。あなたの周りにも、こういう女性いませんか?自分に自信があるどうして普通に恋愛しないの?って不思議になるくらい、容姿端麗。頭が良かったり、仕事が出来たりします。「だから」他の人のものが欲しくなっちゃうんですね。より難しい恋愛にチャレンジしたいのです。「誰と勝負しても勝てる私」を感じていたいんでしょう。不倫は「奥さんを差し置いて私に会いに来る」という優越感に浸れますから。結局、最後は奥さんの元に帰りますから、勝ったと思うのは幻想なんですけどね。別れも前向きしかし、彼女たちは別れすらも前向きにとらえます。「あんな女でいいなら、大した男じゃないし、別れといてよかった。」「そろそろ別れた方がいいと思ってた。私のためにならないし。」「私の方が幸せにしてあげられたのに、アイツもバカね。」「あの奥さんには、あれくらいの男で十分よね。」そうやって、自分のことを反省しないで進んでいく彼女たちは、またも新たなチャレンジを始めるわけです。最初は男性も本気だったと思っているのでしょうか。男だってそんなにバカじゃないんですけどね…。抜けられない甘い誘惑変化が欲しい、人とは違ったことをしていたい、人に自慢出来るものが欲しい…こういった欲求を満たしてくれる人というのは、ちょっと経済力があって、それなりに人生経験を積んだ男性だったりしますよね。ワリカンが奢りになり、食事が豪華になり、ブランドのプレゼントが普通になり、自分のお財布から何もお金が出ていかない生活。自分の知らない知識を、世界を、与えてくれる男性。ふとそれが無くなったとき、そこから普通の恋愛が出来なくなる人は多いのです。ある程度の歳を重ねた女性に、このクオリティーを提供してくれるのは、もう若い男性ではないハズ。そして、そういったアグレッシブな男性は、大概彼女持ちか結婚してるか、です。でないとしても、浮気症なのは確かでしょうね。ぬるま湯生活1度経験してみないとわからないことですが、お金の持つ魔力というのは本当に恐ろしいものです。今までは「お金より愛」と言っていた人も、狂わせてしまうのがこのぬるま湯生活。人格を変えるかもしれない原因の1つ、と言えるでしょう。割り切って出来るうちが花と言われる不倫や浮気。繰り返す人は、ちょっとした中毒というやつなのかもしれませんね。
2016年06月13日不倫の恋は不道徳という認識が強いですが、最終的には覚悟の問題。現在進行で不倫している人にとっては、どこまで進むのか、割り切るのか、そして壊すのか……。 一口に不倫といっても状況によってそれぞれ覚悟は違います。いずれにせ不倫の恋の現実は厳しいのが常。あらゆるパターンの小説を読み、自分が進むべき方向を予習しておきましょう。不倫をしていないあなたも、不倫のリアルを覗いてみては? ■『フリン』椰月美智子 隣室に住む高校時代の恋人と、惰性で逢瀬を重ねる主婦の友美。14歳にして知性、野性味、誠実さが滲み出ている息子の友人に「スイッチが入ってしまった」42歳の美代子など、同じリバーサイドマンションに暮らす人々の秘めたる恋と日常を綴る連作短編集。不倫という言葉の奥深さを再認識。角川文庫514円 ■『やさしい訴え』小川洋子 不実な夫から離れ、山の別荘へと移り住んだ瑠璃子は、近くに暮らすチェンバロ製作者の新田と女弟子の薫に出会う。やがて瑠璃子は新田と関係を持つが、自分には入り込むことのできない新田と薫の世界に激しい嫉妬を抱き始める。言葉にできない想いの深さが聴こえてくるような物語。文春文庫524円 ■『カムフラージュ』有吉玉青 恋人がいる一方で、指導教官の岩瀬とも交際している大学院生の柚葉。二人の関係をカムフラージュするために、岩瀬は柚葉を息子の家庭教師に迎えるが、岩瀬の妻・麗子にも、年下の恋人・五郎がいた―。複雑に絡み合う愛憎関係にある人々の本音と、衝撃のラストが実に印象的!小学館文庫630円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日