不倫が始まるきっかけは、さまざまあると思います。例えば、仕事関係で出会ったり、同窓会で再会したり…。香澄さん(仮名・30歳)は、SNSをきっかけにある男性と知り合い、不倫に堕ちてしまったそう。いったいどんな状況だったのか、当時の話を詳しく伺いました。ペット可のマンションに引っ越して「夫の陽太(仮名)とは、交際中から同棲をしていました。そのころから私は、“猫が飼いたい”と言っていたんですが、陽太は乗り気ではなくて。なんでも昔、実家で飼っていた犬が死んだときの記憶が今でも辛く、もうあんな思いはしたくないからだと…。2年間の交際を経て、私たちは結婚。結婚を機に引っ越すことになったので、ちょうどいいタイミングと思って猫を飼うことと、ペット可のマンションへの引っ越しを改めて提案しました。そして、すべて私が面倒を見るという条件付きで、ついに猫を飼うことになったんです」SNSにコメントが…「保護猫を迎え入れようと思い、譲渡会に参加しました。そこで、茶色い毛並みの6か月の雌猫ちゃんにひと目惚れ。受け入れの条件をクリアして、無事に迎え入れることができ、メル(仮名)と名付けました。そして私はメル専用のSNSアカウントを作って、日々の様子をアップし始めました。ですが、最初はなかなか懐いてくれず、トイレもうまくできません。そんな様子もSNSに載せていると、ある人からコメントの書き込みがありました。コメントをくれたのは、2匹の猫と暮らす男性でした。“砂を変えてみるといいかもしれない”とアドバイスされ、言われた通りに試してみたんですね。すると、うまくトイレができるようになったんです」男性の飼い猫に会いに行って…「男性にDMでお礼を伝えると、向こうからも返信が来ました。そこから、DMでやり取りをするように。ほかにも、飼育に関する悩みなどを相談すると、丁寧にアドバイスをくれました。そんなやり取りを続けるうちにだんだんと打ち解けていき、男性が飼っている猫ちゃんにも会ってみたいと、何気なく送ったんです。すると、“よかったらどうぞ”と、本当に家に伺うことになりました。男性宅の最寄り駅で待ち合わせをして、家に向かいました。男性は彰浩さん(仮名)といい、年齢は私のひとつ下。穏やかで、ちょっと不思議な雰囲気の人でした。飼っている猫ちゃんは、1匹は警戒心が強かったのですが、もう1匹はとても人懐っこくて、私にもすぐに寄って来てくれました。その日は、1時間ほど過ごさせてもらって帰りました」2匹のたわむれる姿を見ているうちに…「彰浩さんと連絡を取り合ううちに、今度は私の家に彼を招くことになりました。夫にはもちろん内緒で、夫が仕事中で留守にしている昼間に来てもらいました。そのとき彰浩さんは、私に懐いていた1匹も連れてきてくれたんです。メルとの相性は大丈夫かな…という心配はあったのですが、すぐに打ち解けて一緒に遊び始めました。2匹がたわむれる姿を見ているうちに、私たちの距離も徐々に縮まっていって…。気付いたら、猫たちと同様に、私たちも寄り添うような状態になっていました。こうして私は、不倫に堕ちてしまったのです」“既婚女性がハマった白昼不倫の告白”をご紹介しました。猫に会うためという目的であったとしても、お互いの家を行き来するような行動には、一線を越えてしまう可能性があります。ほんの少しの気の緩みから、不倫につながる可能性があるということを、自覚しておかなければいけませんね。©neconote/Oscar Wong/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月03日香澄さん(仮名・30歳)は、陽太さん(仮名)との結婚を機に、念願だった猫を飼い始めます。そして、愛猫のメル(仮名)専用のSNSアカウントで発信し始めたことがきっかけで、2匹の猫と暮らす彰浩さん(仮名)と知り合います。ある日、夫がいない昼間に彰浩さんを家に招いたことで不倫関係に堕ち、それからは自宅で密会するようになっていったそう。その後、二人の関係はどうなっていったのでしょうか…。夫の提案でペットカメラを設置することに「夫は、最初はメルにまったく関心がない様子でした。でも、それがだんだんと変化していったんです。高級なキャットフードを買ってくるようになったり、ベッドで一緒に寝るようになったりして、メルに愛情を注ぐようになりました。そして、夫が“仕事中もメルがどうしているのか気になる”“外からでもメルの様子が見られるようにしたい”と言い出したので、ペットカメラを設置することになったんです。購入したペットカメラは録画機能が付いていて、音声も拾える高性能なものでした。そうなると、もう家に彰浩さんを招くことができません。密会中だけスイッチをオフにすることもできませんから…」猫が怪我をしてしまい…「ペットカメラを設置してからは、私が彰浩さんの家に行くようになりました。お互いの都合が合う平日昼間の時間帯で、だいたい2~3週間に1度くらいのペースで会っていましたね。あるとき、初めてメルを連れて、彰浩さんの家を訪れました。彼が飼っている2匹の猫のうち、1匹は大人しいので安心していたのですが、もう1匹の警戒心の強い猫が、メルに襲いかかったんです。やがて激しいケンカが始まって、2匹とも怪我をしてしまいました。すぐに病院に連れていき、大事には至りませんでしたが、面倒なのは夫になんと伝えるかです。とりあえず、ベランダに野良猫がやって来たときに、少し窓が開いていたのでメルが出てしまって、ケンカになったと言いました。一応は納得していた様子だったのですが…」動物病院で待ち伏せ「1週間ほど経ったころ、彰浩さんから“夫に会った”と連絡が。このときは本当に驚きましたね。夫は、メルの怪我の件で、私に疑いを持ったようでした。そして、SNSのアカウントのフォロワーから、彰浩さんのアカウントを見つけたよう。私と同じタイミングで、彰浩さんも飼い猫が怪我をしたと投稿していたのです。同じ時期に同じ内容を投稿していたことで、目星をつけたのでしょう。夫は彰浩さんが住んでいる地域の見当をつけ、その付近にある動物病院の近くで待ち伏せをして、彰浩さんに声を掛けたのでした。あまりに突然のことで彰浩さんはうろたえてしまい、ただ謝るしかなかったそうです」夫の復讐「こうして私たちの不倫は、夫に知られることとなりました。怒りが冷めやらぬ夫は、彰浩さんのSNSのアカウントに、不倫の経緯を綴った長文や、酷い内容のコメントを書き込みました。それで、彰浩さんはアカウントを閉鎖せざるを得なくなりました。不倫が発覚した後も、しばらくは一緒に暮らしていたのですが、夫がやはり精神的に耐えられないと…。“猫を見るのも辛いから、メルと一緒に出て行ってほしい”と言われて、別居することになりました。その後、離婚をして1年ほど経ちます。私が不倫をしたせいで、夫が猫嫌いになってしまったとしたのなら、本当に申し訳ないです」“夫が行った妻の不倫相手への復讐”をご紹介しました。せっかく夫が猫に愛情を注ぐようになったのに、なんと悲しい結末でしょう。夫の陽太さんは、愛猫をきっかけに妻が不倫に走っていたと知って、心に深い傷を負ったはず。そんな状況に追い込んでしまった彼女は、重い十字架を背負って生きていくことになるのでしょう。©xijian/Dave G Kelly/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月02日茉奈さん(仮名・32歳)は、夫の駿介さん(仮名)の海外赴任が決まり、同行することに。夫の出発から1年後に、息子を連れてアメリカで暮らし始めました。そこで駿介さんから、同僚のアンナさんを紹介されます。ある日、二人が電話で話しているのを聞いて不倫を確信したそう。その後、いったいどうなったのか、結末までを伺いました。夫のキス現場を目撃「一時帰国から戻り、アメリカでの生活が再開して1か月が経ったころ。駿介がまた同僚たちと飲みに行ったんです。私は既にアンナとの関係を疑っていたので、ソワソワしながら夫の帰りを待っていました。そして、そろそろ帰ってくるであろう時刻に、ベランダに出て2階から外を眺めていたんです。すると、1台の車がマンションの手前で止まりました。助手席には駿介が、運転席にはアンナが乗っていました。そこで、駿介が車外に出ようとする前に、二人がキスをしたのです。挨拶といった言い逃れはできない、それはもう濃厚なキスでした…」夫が不倫を認めて…「駿介が部屋に戻ってきたところで、アンナとの関係を尋ねました。何もないと言いましたが、キスしていたのを見たと伝えると、口をつぐみました。そして、“すまない”と言い、関係を認めたのです。私は泣きながら、“とりあえず日本に帰る”と言いました。すると駿介は、“俺はもう戻らない”とひと言。なんと、“もう夫婦関係を戻すつもりはない”、“離婚してアンナと一緒になりたい”と言い放ったのです」アメリカで離婚手続きを進めることに「駿介の発言に呆れましたね。アンナとの関係がいつから始まったのかと尋ねると、私たちがアメリカに来る少し前からだと答えました。そして、今は本気であり、意思は変わらないと。そこから離婚に向けて話を進めましたが、住んでいるのはアメリカです。どう手続きしていいものか全く分かりませんでした。そこで、日本に住んでいる友人に頼んで、弁護士さんを紹介してもらいました。連絡をとって話を伺うと、離婚届は日本から郵送してもらうか、ネットでダウンロードなどもできるとのこと。また、慰謝料や親権などは、二人の戸籍がある日本の法律に従うことを教えてもらいました」慰謝料は取れない…?「慰謝料や親権などに関しては、問題なく進められるであろうということでしたが、私としてはアンナにも制裁を与えたかったんです。だから、慰謝料を取れないかどうかも聞いてみたんですね。弁護士さんの回答は、“難しいかもしれない”とのことでした。アンナの国籍はアメリカであり、その州の法律などに従うことになるだろうと。しかも、アメリカなどでは、不倫をした時点で夫婦が破綻していると見なされる場合が多く、慰謝料が発生することが少ないそう。そういった説明を聞き、アンナへの慰謝料請求は断念。私と息子は日本に帰国し、記入済みの離婚届を提出しました。駿介はというと、不倫の事実が会社に知られたことで、強制帰国となりました。アンナの近くにいたかったはずなのに、結局離れ離れになったのです。アンナから慰謝料をもらえないのは残念でしたが、少しすっきりしました」“海外赴任先で夫に不倫をされた女性の結末”をご紹介しました。国境を超えた恋愛にロマンチックさを感じますが、所詮は不倫です。不誠実な愛が、幸せな結末で終わることはないのです。©Vasily Pindyurin/xijian/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月30日仕事によっては、転勤などが多い場合もあります。その転勤先で出会った相手と、不倫に堕ちてしまうというケースもあるでしょう。茉奈さん(仮名・32歳)も、以前旦那さんの転勤により悲劇の体験をしたそう。いったい何があったか、当時の詳しい状況を語ってもらいました。夫の海外赴任に同行「私が27歳のとき、のちに夫となる駿介(仮名)と出会って結婚。そしてすぐに息子が生まれました。駿介は物流関係の仕事をしているんですが、結婚してしばらく経ったころ、海外赴任が決まったんです。行き先は、アメリカのカリフォルニアでした。私も息子も一緒に行くつもりだったんですが、まだ息子が小さかったので、両親とも相談して“もう少し落ち着いてからのほうがいい”ということになり、1年後にアメリカに向かいました。私は英語ができないし、最初のころは慣れない土地で右も左も分からず、心細かったですね。毎日のように親と電話をしていました」夫の同僚の女性と遭遇「私たち家族は、中心部にあるマンションの2階に住んでいました。近くに大きなスーパーがあったので、駿介の休みの日に3人で買い物に出かけました。すると、買い物中に夫が“あっ”と言って立ち止まったんです。向かいには、外国人の女性が立っていました。どうやら、近所に住んでいる職場の同僚とのこと。名前はアンナといって、金髪で背が高く、モデルさんのようでした。日本語が話せるらしく、“何かあったら相談して”と言われて心強く感じました。女性の知り合いができて嬉しかったです」夫の帰宅が遅くなり…「夫が職場の人たちと飲みに行って、帰りが遅くなったことがありました。車には乗れないので、タクシ―で帰ってくるのかなと思いながら待っていたんです。深夜になって、駿介が帰宅。だいぶ酔っているようなので、“大丈夫?”と尋ねたんですね。私は、体調について聞いたつもりでしたが、“アンナに近くまで送ってもらって…”と、どのように帰ってきたのかを説明したんです。それが、ずいぶんよそよそしく感じたんですよね。あらかじめ、そうやって伝えようと考えていたんじゃないかというような…。ちょっとした違和感をおぼえました」電話でヒソヒソと会話する夫「私たちがアメリカに渡って1年ほど経ったころ、家族で一時帰国をしました。1週間ほど日本で過ごしたんですね。私は、友だちと会ったり、買い物をしたかったので、息子を親に預けて出かけていました。そして、夕方ごろにいったん自宅に戻ったんです。すると、駿介の部屋から声が聞こえてきました。どうやら、電話か何かで話している様子。ヒソヒソと、声を潜めるように英語で会話していました。最初は仕事相手かと思いましたが、ときどき笑ったり、甘く囁いていたりするようにも聞こえました。しかも、相手は女性。その声に聞きおぼえがあったので、おそらくアンナだろうと思いました。私はそのとき、二人の間に何かあると確信したんです」“海外赴任先で夫に不倫された女性の告白”をご紹介しました。家族と離れて暮らしている間に、旦那さんは不倫に堕ちてしまったのでしょうか。寂しかったという理由もあるのかもしれませんが、やはり裏切り行為です。罪をおかしたことには違いありませんね。©yamasan/ipopba/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月30日民法709条違反となる不倫。そんな不倫が実は身近でも起こっています。【実は身近にある不倫】シリーズ、今回は私、野々原なつめが見聞きした不倫の実録について綴っていきます。38歳会社員の男性が妻の不倫に気づいたきっかけは?【実は身近にある不倫】妻の不倫バレ「結婚7年目で子どもも2人授かり、家族を養うために残業も多く請け負って大変でしたが、妻とはうまくやっていると感じていました。しかし、なんだか直感で妻の様子がおかしいと気づいたんです」そう語るのは38歳会社員の男性の祐介さん(仮名)。まだ小さい娘に、使い古して下取りに出していないスマホをYouTubeを見るためのおもちゃ代わりとして渡していたそうです。祐介さんは娘のスマホに目をつけました。スマホに表示された画面にはYouTube以外にもTwitterのアプリが入っていることに疑問を持ったのです。娘はTwitterなど使いません。思い切ってTwitterを開くと妻のアカウントが表示され、おそるおそるDMを開くと、とある男性とのやり取りがありました。そこには「旦那はIT系に強くてスマホに詳しいから、娘のスマホのTwitterからやり取りするね」というメッセージが。さらにDMをさかのぼっていくとイチャイチャしたやり取りと深夜1時前に「今から会いに行くね」という妻のメッセージが…。祐介さんは夜勤のある仕事をしており、妻は週数回、夫が夜勤の日に不倫相手と会っていたのです。しかも、深夜に小さい子ども2人を放置して。「すぐに妻に問いただすと認めて謝罪して『不倫して後悔している』とも言ってくれました。しかし、それは口先だけで、その後も娘のスマホをチェックすると不倫相手と関係を続けていたんです。しかも僕のことを二人で相当ディスっていて『バカ旦那は放っておいてこれからもイチャイチャしようね』という不倫相手の男のメッセージを見たときは怒りを覚えました」それから祐介さんはこのDMのやり取りをスマホで撮影して裁判に向けて100個以上の証拠を残しました。妻に「まだ不倫相手と別れていないじゃないか」と問いただすと、最初は「もう関係はやめるので離婚したくないです」と言っていたそうです。不倫相手とのやり取りでは「旦那が生理的に無理過ぎる」と書いていたので、自分はATM代わりなんだなと感じていました。妻とのやりとりで次第に妻が逆ギレし「もう出ていく!子どもたちにも会わせない!養育費もいらない!」と子どもを連れて出ていってしまいました。そして離婚届を提出。しかし離婚から1か月後、祐介さんのもとに元妻からメールが届きました。「子どもたちの服を買うお金すらないほど困窮しているので、服を送ってほしいという内容でした。でも、新しい住所も教えてくれないので2万円ほどまとめて子どもたちの服を買った後、元妻の実家宛に送りました。すると服を送った直後、義母から『養育費くらい払いなさいよ』と言われたので月4万振り込むことにしました。子どもたちに会えないのがつらくてたまりませんでした」しかし、それから数週間後、またもや元妻から連絡がきます。「子どもたちがパパに会いたいとうるさいから会わせてやる」といった内容でした。祐介さんにとって月1回、子どもたちに会える時間は至福のときでした。元妻とは子どもたちとの面会交流の際の受け渡しのときに必要最低限の会話をするのみ。「元妻の収入はパートのダブルワークで月13万円ほどです。後に不倫裁判をする際に元妻の住所が弁護士経由で明らかになったのですが、家賃が12万円もする部屋に住んでいました。明らかに収入に見合っていません。元妻の父親はまだ現役で働いていて、月15万円ほど援助してもらっているようです。いつまで親の脛をかじってるんだと呆れてしまいます。思えば元妻一家は僕が好きな映画やアニメなどをすべて否定してくる人たちで、ずっと義母からは『男は年齢分(38歳なら月38万円)稼がないといけない』などといびられてきました。でも今のこの不況でそんなに稼いでいる人はごくわずかです。全く世間のことを知らない人たちだったんだなと思っています」さらに元妻の姉に子どもが生まれます。元妻の姉の夫は定職に就いていないため、これまた親がお金を援助しているのだと言います。既に元妻の親の家計はパンパン。借金も数百万あるそうです。この先どうなるのか…。経済的に自立していない女性が不倫をすると、親に迷惑をかけみじめな生活を送ることになる、これが現実です。©Taiyou Nomachi/Getty Images©Yoshiyoshi Hirokawa/Getty Images©JGalione/Getty Images取材・文 野々原なつめ
2022年11月27日彩花さん(仮名・34歳)は、ダイエットのためにランニングをすることに。ランニングチームに加入して早朝ランニングを始めますが、そこで出会った7歳下の健一郎さん(仮名)と不倫関係に陥ります。”走る”という名目で、早朝に彼の家に通い始めるようになりますが、ある日突然、終止符が打たれます。どういう事態に発展したのか、話を聞きました。ランニングチームは除名処分となって…「ランニングチームでは月に一度、定例会が設けられていて、みんなで一緒に走った後は、居酒屋での懇親会をするという流れがありました。あるときの定例会で、チームのリーダーから私と健一郎くんの関係が噂になっていると指摘されました。もしかしたら、私たちが一緒にいる姿を見たチームメイトがいたのかもしれません。そんな噂が立つのはいいことではなく、チームにとってもマイナスだと言われてしまいました。遠回しな言い方でしたが、チームから除名処分となってしまったのです」除名後も続く不倫関係「チームからは除名されましたが、私たちの関係は変わりません。週に1~2回は早朝の密会を続けていました。そして夏になり、早朝でもかなり蒸し暑い時期になりました。彼の家から10分走って自宅に帰るだけで、汗だくです。そんな私を見て、夫が感心するように“よく続くよなぁ!”と言ったことがありました。そして、“俺も走ろうかな。ランニングチームに入会しようかな”と。正直面倒くさいなと思いながら、その時は軽く受け流したんです」チームのホームページを見られて…「あるとき、夫が“これってお前の所属しているチームだろ?”とパソコンの画面を見ながら話しかけてきたんです。夫が見ていたのは、ランニングチームのホームページでした。“おかしいな、名前が見当たらないんだけど”と不思議そうに言います。ホームページにはメンバーの名前が載っているのですが、私は除名されてしまったので、当然名前はありません。まずいと思って、私は咄嗟に“偽名を使っているの”と嘘をつきました。“会社の人とかにバレると恥ずかしいから”と、我ながらうまい嘘をついてごまかせたとその時は思っていたのですが……」夫の尾行で不倫が発覚「その日も、いつものように早朝に健一郎くんの家に行きました。到着して5分ほど経ったころ、玄関のチャイムが鳴ったんです。こんな朝早くに誰が…と嫌な予感がしました。健一郎くんがドアを開けると、夫が立っていました。なんと、夫は自転車に乗って、私のあとをつけてきていたんです。きっと、前から怪しいと疑っていたのでしょう。とりあえず部屋に入ってもらいましたが、そこからは修羅場でした。“どういうつもりなんだ!”と健一郎くんに問い詰める夫と、泣いて謝る彼。私はその隣で放心状態です。その場がどうやって収まり、どうやって帰ったのかあんまり憶えていなくて、気が付いたら自宅のソファーの上に座っていました。その後、夫とは別居。関係修復を図ったのですが、ダメでしたね。結局、別居から1年後に離婚となりました」“早朝不倫に溺れた妻の告白”をご紹介しました。爽やかな朝に繰り広げられる修羅場。旦那さんとしては、妻がランニングに励んでいると思っていただけに、不倫を知った時のショックや怒りは相当なものだったはず。彩花さんも、夫に気づかれにくい早朝不倫を続けるうちに、だんだん気が緩んでいったのでしょう。しかし、夫と離婚するつもりがないのに、不倫をするのはあまりにも自分勝手な行為です。相手を深く傷つけるだけでなく、自分も大きな代償を払わなければなりません。後になって後悔した時には、もう手遅れなのです。©Oleg Breslavtsev/K-Angle/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月22日不倫というと「密会」のイメージが強く、不倫カップルが会う時間帯は、人目につきにくい夜を想像する人も多いでしょう。しかし、彩花さん(仮名・34歳)がかつて不倫に堕ちた際、変わった時間帯に不倫相手と密会を重ねていたそう。当時どんな状況だったのか、詳しい事情をお聞きしました。ランニングチームに入会「結婚して30代にもなり、昔と比べて肉付きが良くなってしまったのが気になって、ダイエットを考え始めたんです。私には兄がいるのですが、マラソンが趣味なんですね。そのせいか、40歳近いのに体型がシュッと引き締まっていて若々しく、体型もずっと変わりません。そんな兄を見習って、私も走ってみようかなと考えたのがきっかけです。でも、私一人だとやる気が起きないので、ランニングチームがないか探していたら、私の住むエリアで活動しているチームを見つけました。それで、そのチームに連絡をとって入会したんです」朝練での出会い「ランニングチームに入会したのは、秋口でした。マラソンのハイシーズンは秋から冬で、その時期にはさまざまなランニングイベントが開催されます。入会早々、私も数か月後に行われるマラソン大会にチームのみんなと出ることになって、早朝練習が始まりました。それから週に1~2回、朝5時半に近所の土手に集合して、河川敷を1時間近く走るようになったんです。そこで、私より7つ年下の健一郎くんと出会いました。健一郎くんは元々陸上部というのもあって、走り方も軽快です。よく、練習中に声をかけてくれたので、感じのいい人だなと思っていました。そして、次第に彼に会えるのが楽しみになっていき、大会まで朝練に参加することができました」ランニングコースから外れて…「3月に行われたマラソン大会は、無事に完走しました。大会が終わってチームでの早朝練習も終わってしまったのですが、私は健一郎くんに会えなくなるのが寂しくて……。体がなまってしまうのも嫌だったので、大会後しばらくして、早朝練習を一人で再開したんです。そうしたら、ランニング中に偶然にも健一郎くんと再会したんです。そのまま一緒に練習をして、お互いに仕事が休みの日だったので、ランチに行くことに。初めて2人きりで会って、いろんな話をしました。そして、翌日も早朝に待ち合わせて一緒に走る約束をしました。翌朝、ランニングの最中に、彼が“うちすぐ近くなんです。ちょっと寄ってみます?”と誘ってきたんです。思わず頷いてしまいましたね。そして彼の家に行って、関係を結んでしまったのです」早朝不倫の実態「健一郎くんと肉体関係になった後も、2人の早朝ランニングは続きました。そしてそのたびに、健一郎くんの家にも寄るようになっていったんです。その後、だんだんとランニング練習をすることもなく、私が直接彼の家に行くように……。朝5時に起きて準備をして、5時半に自宅を出発。10分ほどの距離を走って彼の家へ向かいます。40分ほど健一郎くんの家で過ごしたあと、また走って自宅に帰る、というコースができました。それを週に1~2回、出勤前に続けていました」“早朝不倫に溺れた妻の告白”をご紹介しました。健全なはずの朝のランニングが、不倫相手との密会という、なんとも不健全な行動へと変貌していったのです。早朝というのもあり、出歩く人も少ないため、徐々に大胆な行動に出てしまったのでしょう。しかし、本人は見られていないと思っていても、必ず誰かが見ているものなのです。©RUNSTUDIO/xijian/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月22日友達からの連絡をきっかけに、愛妻家だと信じていた夫が、4人の既婚女性と交際していた事実を知った30代の有香さん(仮名)。探偵事務所の調査結果を突きつけても、動じることなく不倫を続ける夫…。有香さんは、ついに制裁をくだします。数か月かけて不倫相手の夫を突き止め、慰謝料を請求「夫と話してもらちが明かないので、私はさらに探偵に依頼して、夫の不倫相手である4人の既婚女性全員の素性を調べてもらいました。不倫相手に直談判をするよりも、相手の夫と話をしたほうがいいだろうと思い、不倫相手全員の自宅も調べてコンタクトを取りました。みなさん最初は私を警戒していましたが、会って不倫の証拠写真を見せると態度が変わり、自分の妻が既婚男性と不倫をしていたことにショックを受けていましたね。この時点で私は夫の不倫相手全員から慰謝料をもらうつもりだったので、不倫相手たちの夫にもその意向を伝え、協力してもらえる方と連絡を取り続けました」4人の不倫相手の夫の中には、妻の不倫を疑っていた人もいたようで、有香さんの行動をきっかけに離婚に至った夫婦もいたそうです。「結局、4人中2人は離婚したそうで、あとの2人は夫婦修復に努めているようです。不倫相手の女性のひとりは夫に本気にだったたらしく、“私のほかに3人も不倫相手がいたなんて!”とキレて大変だったという話も後から聞きました」不倫相手からの慰謝料総額は500万円!4人の不倫相手1人あたりに100万円強を請求し、夫にも慰謝料を支払わせたので合計500万円ほどになったと話す有香さん。しかし「探偵を使ったので、調査にかかった費用もかなりのものでした」と振り返ります。そして、その慰謝料をもとに新生活をスタートさせる決断をしたそうです。「私自身、離婚をするかどうか最後まで悩みました。まずは夫が“不倫相手”と関係を終えることが最優先だったので。その当時は、不倫相手全員ときっちり別れてもらって、さらに私に慰謝料を払ってもらうことを優先させたかったんです。慰謝料を受け取り、手元に残ったお金を計算して『これなら離婚しても、当面の生活はどうにかなりそうだな』って思えたので、そこで初めて離婚を現実的に考え、夫に離婚を切り出しました」すでに離婚を突きつけられる覚悟を決めていた夫は、有香さんの申し出をすぐに受け入れたとのこと。その頃は夫婦の関係も冷めきっていたので、有香さんが離婚を切り出した翌週には離婚が成立したそうです。「慰謝料をもらえたことで、新たな道を選択できたのは私にとって大きかったです。あのまま浮気夫と、我慢しながら結婚生活を続けていくというのは無理がありました。その後、夫の周囲で“複数の人妻との不倫が原因で奥さんが愛想を尽かした”という噂が流れ、夫は転職を余儀なくされたと聞いています。しかも夫は、私が知らなかっただけで“人妻マニア”として仲間内では有名だったらしいです。渦中にいるときには本当に大変でしたし、精神的にもかなりしんどかったのですが、今は穏やかな暮らしを手に入れています。結婚したことで中断していたキャリアも少しずつ回復できてきているので、これからも真面目にコツコツと生きていこうと思います」夫の浮気が発覚すれば、不倫相手に慰謝料を請求する妻は多いでしょう。夫婦関係が修復不可能なところまできていた場合には、そのお金を新たな生活への資金とする妻もいます。有香さんの場合、不倫相手が4人もいたことで多額の慰謝料が手に入ったことが、結果として新生活を後押しするきっかけになったようです。©west/moaan/gettyimages文・並木まき
2022年11月15日結婚前には想像もしなかった“夫の裏の顔”を知ってしまい、夫婦関係を継続することが難しくなるケースもあるようです。30代でそんな体験をした有香さん(仮名)は、夫の裏切りを許すことができず、大きな決断をくだすことに。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、有香さんの衝撃的なエピソードをご紹介します。愛妻家の夫と幸せな結婚生活のはずが…有香さん(仮名)は、結婚3年目を迎えるころまで幸せな結婚生活を謳歌していました。夫は仕事と家庭を上手に両立するタイプで、はたから見ても“愛妻家”に映っていたほど。妻に対して思いやりのある夫を、有香さんは自慢に思っていたそうです。しかし、そんな幸せな日々に、突然暗雲が立ち込める出来事が起きてしまいます。「ある日、私の友人から夫が女性と2人きりで歩いているという報告をLINEで受けたんです。最初は会社の後輩か仕事関係の女性かなって思ったんですけど、その連絡をしてきた友人が『普通の関係には見えなかったから、ちゃんと調べたほうがいいよ』って言ってきて。“まさかね?”って思いつつも、探偵に夫の素行調査を依頼することに決めたんです。いかにも愛妻家という感じの夫が、まさか私を裏切っていると思えなかったので、念のためって感じだったのですが……」探偵事務所が夫の素行を調べた結果、驚くことに4人の女性と付き合っていることがわかったのだとか。しかも、相手は全員人妻でW不倫をしていたのです。夫を問い詰めるも悪びれず、開き直る姿に唖然あまりのことに驚いた有香さんは、すぐに夫に証拠を突きつけ、事実を問い詰めます。しかし、夫の態度は有香さんが想像もしないものでした。「証拠を突きつけているのに、全然悪びれないんです。動揺する様子もなく『だから、何?』って言うんですよ。『浮気しないなんて約束したことはない』とか『俺は人妻が相手じゃないと燃えない』とか勝手なことばかり言って……。それどころか『君は僕の奥さんなんだから、こんなことくらいでギャーギャー言わないでくれよ。相手も人妻だから、家庭が壊れる心配がなくてむしろラッキーだろう?』とまで言ってきたんですよ」愛妻家だと思っていた夫が、知らないところで自分を裏切っていればショックを受けて当然です。夫婦間の話し合いで解決が見込めればベストですが、現実にはそううまくいく話ばかりではないでしょう。夫婦間で話し合いが進まない場合には、なんらかの行動に出て制裁を下す妻も少なくありません。©takasuu/CandyRetriever/gettyimages文・並木まき
2022年11月15日沙梨さん(仮名・35歳)は、友人の亜由子さん(仮名)に誘われ、ピアノの生演奏が楽しめるレストランを訪れました。そこで、独身時代に憧れていたピアニストの市橋さん(仮名)と運命の再会を果たし、お互いの思いが再燃して不倫関係が始まります。しかし、そんな蜜月関係もつかの間。市橋さんのある告白から、物語は一気に最悪の結末へと向かいます。どうしても思いを抑えきれず…「1度きりの関係と決めていたものの、不倫をしてしまった罪悪感は大きかったです。市橋さんもそれがわかっていたのか、連絡が来ることはありませんでした。それから何事もなく1か月が過ぎ、また無性に彼の演奏を聞きたくなっていました。彼の居場所は分かっていたので、こっそりレストランを訪れました。演奏を聞いたらそっと帰るつもりでしたが、結局できずに…。言葉を交わした途端、彼への思いが溢れ出てしまい、再び関係を持ってしまいました」仕組まれた再会「市橋さんと3回目に会ったときです。罪の意識を感じていても、市橋さんに会いたくなってしまうと、私の正直な気持ちを伝えました。すると、市橋さんがある事実を告げられました。実は、このレストランに誘ってくれた友人の亜由子とは、以前から知り合いだったと。私が亜由子と友達なのを知っていて、私をレストランに誘うようにお願いしたのだそう…。だから、キッカケを作ったのは自分だと言うんです。この再会は偶然ではなく、市橋さんにわざと仕組まれていたことでした。でも、市橋さんを責める気にはなれません。それどころか、私に会いたいと思ってしてくれたんだと、嬉しく感じました」妊娠が発覚「それからほどなくして、私は体調不良に見舞われました。もしかして…と思って検査すると、妊娠していたんです。市橋さんの子どもに違いないと思いました。それで、すぐに市橋さんに妊娠したことを伝えました。すると、また新たな事実が発覚します。市橋さんは、別れたと言っていたオーストリア人の奥さんと離婚していなかったのです。奥さんはオーストリアで音楽活動をしていて、いずれは自分もそっちに行くつもりだと…。遠回しにですが、おなかの子どもはおろして欲しいと言われました。でも、私は彼の遺伝子を受け継いだこの子を、どうしても産みたいと思いました。産んで育てなければいけないと、強い使命感に駆られたのです」すべてを失ってしまい…「私は、夫にすべてを伝えました。この先どうなろうとも、おなかの子どもを最優先に考え、行動すべきだと思ったんです。当然、夫は激昂し、離婚に向けて話が進んでいきました。小学1年生の息子の親権は、夫が持つことに。息子を手放すのは身を切られるほどつらかったのですが、仕方なく受け入れました。離婚後、私は一人暮らしを始め、臨月を迎えました。クリニックで診察を受けたところ、“子宮内胎児死亡”と先生から告げられました。おなかの子が、亡くなってしまったのです。その瞬間、一気に張り詰めていたものがプツッと切れました。とてつもない虚無感に襲われ、自分が犯した罪の重さを痛感しました。私は、すべてを失ってしまったのです」“憧れていた人との再会で不倫に堕ちた女性”の最後の結末をご紹介しました。運命の再会で始まった不倫でしたが、相手に裏切られたあげくに夫とは離婚、不倫相手との間に身ごもった子どもも死産と、悲惨な結末を迎えてしまいました。不倫がキレイに終わることは、そうありません。一度足を踏み入れたら最後、待っているのはバッドエンドがほとんどなのです。©xijian/ullstein bild/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月12日いくら相手に好意を抱いていても、必ずしも結ばれるとは限りません。何事もなく終わっていく恋だってあるでしょう。しかし、偶然の再会で思いも再燃し、関係が始まる場合もあります。沙梨さん(仮名・35歳)も、かつての憧れの人と再会し、不倫に堕ちてしまったそう。どんな状況だったのか、詳しく伺いました。友人に誘われてレストランへ「私は子どものころからピアノとバイオリンを習っていて、中学高校と吹奏楽部に所属していたくらいの音楽好きです。あるとき、同じ音楽好きの友人である亜由子(仮名)に誘われて、レストランに行きました。そのお店はグランドピアノがあって、ディナータイムにミニコンサートが開かれていたので気になっていたんです。落ち着いた雰囲気のレストランで、美味しい料理をいただきました。そして午後8時になると、ピアニストの男性が入ってきて生演奏が始まりました」6年前に好きだった人と再会「繊細さに溢れた演奏で、私の好きなタイプの音色でした。ウットリ聞き入っているうちに、そのピアニストの男性に見覚えがあることに気付きました。その人は、かつて私が憧れていた市橋さん(仮名)でした。出会ったのは6年前、市橋さんは当時付き合っていた彼の先輩にあたる人でした。何度か彼と一緒に演奏会に足を運ぶうちに、私は市橋さんのファンになっていきました。彼氏がいながらも、市橋さんに密かに思いを寄せていたのですが、演奏会に足を運ぶくらいしかできません。そうして、いつの間にか疎遠になっていきました。時々、インターネットで検索することはありましたが、まさかこういう形で再会するとは思ってもみませんでした」メールを送ると返信が…「ミニコンサートが終わって、去り際のこと。私のこと、気付くはずないよな…と思っていたら、“沙梨ちゃん?”と声をかけられたんです。あの時は嬉しさのあまり、言葉が出なかったですね。ドキドキしながら“お久しぶりです”と挨拶して、市橋さんの名刺をもらいました。その名刺には、メールアドレスが書かれていたんです。翌日メールを送ってみると、すぐに返信がきました。そこからLINEでやり取りをするようになって、“食事でもどうですか?”と誘われたんです。ですが、すでに私は既婚者で、夫と小学1年生になる子どもがいます。妻として母として、不貞行為などしていいはずがない…と思いましたが、私がずっと憧れていた人。どうしても会いたくなって、夫には友人に会うと嘘をついて出かけました」憧れの彼との不倫「2人きりで会うのは初めてで、すごく緊張しました。そして、食事をしながらいろいろな話をしました。市橋さんは、オーストリア人の女性と結婚したそうですが、今は別れてバツイチに。そして6年前、私のことを意識していたと言うんです。ただ、“後輩の彼女に手を出すわけにはいかなかった”と、行動には移さなかったそう。それを聞いて、私も感情が一気に溢れ出しました。そのあと家に誘われて、我慢できずに応じてしまいました。部屋にはグランドピアノが置いてあり、私のために1曲弾いてくれて。間近で演奏する姿を見て、その音色や指先の美しさに魅せられました。贅沢な時間を過ごしたあと、私は“1度だけ…”と流れのまま市橋さんに抱かれました」“憧れていた人との再会で不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。憧れだった人との偶然の再会から始まる不倫。美しくて切ないラブストーリーのような展開ですが、やっていることは不貞行為です。自分の家族を裏切っているという事実を忘れてはいけません。©yamasan/Oscar Wong/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月12日幸せな生活を夢見て、不倫相手と結婚した玲奈さん(仮名)。しかし結婚して早々、夫にマザコン疑惑が浮上します。不倫の末に地獄のような結婚生活を経験した玲奈さんのエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。「俺は母さんが好き」と開き直る夫「新婚なのに、夜の生活以外は夫からまったく相手にしてもらえないことに、私はどんどん不満を募らせていきました。それで、夫に『お義母さんが大事なのもわかるけれど、私との時間も大事にしてほしい』と話をしたんです。ところが夫から返ってきた返事は、私の想像を絶するものでした…」不満を口にする妻に対し、夫は「でも俺は君よりも母さんが好き」「せっかく離婚して再婚したのに、前の奥さんみたいなことを言わないでくれ」と、ただ反論をするだけで玲奈さんの話をまったく聞こうとしません。話していくうちに、前妻もそんな夫に愛想を尽かしたから、夫から離婚の申し出があったときもすぐに了承したということがわかったようです。現在は別居中。夫は義母と仲良く暮らしているが…「それで結局、結婚半年で夫と別居をし、再び一人暮らしを始めました。夫は今、義母と一緒に暮らしています。しかも義母も義母で、息子である夫にべったりなんですよ。前の奥様が、夫が離婚を申し出てからすぐに離婚したのも納得です。何度となく夫婦間で話し合いを進めましたが、夫は『君より母さんのほうが大事』と言うだけで、話にならなくて。新婚なのに、ふたりで出かけたこともほとんどないし、新婚らしいことも何ひとつありませんでしたね。“略奪婚は幸せになれない”って聞きますけど、本当だなって痛感しました。あの頃に戻れるなら、絶対に略奪なんて計画しません。相手のことをよく知らないうちに、“好き”という感情だけで突っ走ってしまったことを深く後悔しています」玲奈さんは、今後は離婚に向けての話し合いを進めるつもりだと話します。わずか半年で別居へと進んだ結婚生活に、後悔しかないのも無理はないでしょう。「いつ離婚が成立するのかわからないけれど、とにかく早く離婚したいです。生活費ももらっていないし、ただ籍が入っているだけの状態が続いています。夫とは顔を合わせない日々が続き、なんでこんな結婚を選んでしまったのかと、自分のことを馬鹿だとしか思えません。戻れるなら、1年前に戻って結婚なんて選ばなければよかったです」略奪婚ではなくても、マザコン男性を見抜くのは難しいケースもあるでしょう。しかし不倫は“限られた逢瀬”で見る相手の姿しか知り得ないことも多く、普通なら気づくような欠点を見逃しやすいのかもしれませんね。©seb_ra/recep-bg/gettyimages文・並木まき
2022年11月08日不倫の末に略奪婚をしても、幸せになれる可能性は限りなく低いでしょう。さらに、不倫という限られた時間しか相手を見ることができない環境下では、とんでもない欠点を見逃したうえで結婚に至ってしまうリスクも上がるよう。2年間の不倫の末に結婚へと至った玲奈さん(仮名)が経験したすさまじいエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。職場の先輩と2年間の不倫…「結婚したい」と言うと彼はすぐに前妻と離婚玲奈さんが不倫を始めたのは32歳のとき。相手は6歳年上の職場の先輩だったそう。最初の頃は結婚願望がなかった玲奈さんでしたが、次第に「この人と結婚したい」と略奪婚を夢見るようになったのだとか。「34歳になって周囲の友人がほとんど結婚した頃には、もう独身は嫌だ!という心境になっていました。それで、彼に『今の奥様とは離婚して、私と結婚してほしい』という話をしたんです。ダメ元での提案でしたが、なんと彼はすぐにOKしてくれて…。しかも、言葉だけではなくそれから数日後には奥様に離婚を切り出し、翌月には彼が自宅を出てアパートに一人暮らしをする形で、別居までしてくれたんです」まさか、そんなにすんなりと略奪婚計画が進むとは思っていなかったと話す玲奈さん。「これはもう運命だ。奥様には申し訳ないけれど、私が彼を必ず幸せにする」と心の中で決意をしたと振り返ります。そして彼の離婚は、別居から4か月後に成立。玲奈さんはその2か月後に、不倫相手と結婚しました。幸せだと思えたのは一瞬だけ。夫は毎日のように義実家で食事を済ませる日々「大好きな彼が奥様ではなく、私を選んでくれたということが当時はとにかく誇らしくて。とんとん拍子に結婚まで進んだのも、運命だと信じて疑いませんでした。結婚前に、彼のお母さんに会いに行ったときにも『前の奥さんより可愛くていい子でよかったわ』と言われたので、そのときの私は前妻に勝ったような気持ちにすらなっていました」結婚後は、一人暮らしの義母が暮らす家の近くにマンションを借りて生活をスタート。しかし玲奈さんが幸せを感じたのは一瞬で、夫と一緒に暮らし始めて1週間後には異変を感じはじめたそうです。「夫が仕事帰りにまっすぐうちに帰らず、義母の家に寄ってから戻ってくるんです。私は新婚なので夫と食事をしたいのに、夫は義母の家で食事もお風呂も済ませて“寝るだけ”の状態で帰宅するだけ。当時は新婚だったせいで夫から夜の求めも多かったので、まるで“セックスをする”ために夫を待つような生活になっていました」夫と義母の関係に違和感を覚えても、「母親思いなのかな」「前妻と義母との関係が悪かったから、今は自由に会えるのがうれしいのかな」と夫を気遣い、じっと我慢を重ねた玲奈さん。しかし、このような違和感を抱えたままの結婚生活は上手くいかないことが多く、略奪婚後に別れてしまう夫婦が一定数いるのも現実のようです。©Yuichiro Chino/Tom Merton/gettyimages文・並木まき
2022年11月08日25歳の時に、不倫の世界に足を踏み入れてしまった麻衣子さん(仮名・35歳)。相手は、12歳年上で妻子持ちの男性・涼さんでした。「妻とは必ず離婚するから待っていてほしい」と言われながら、気づけば8年が経ち、麻衣子さんは33歳になっていました。しかし彼女は諦めることができず、執着心はますます強くなっていったのです…。「どうしても彼を手に入れたい」という執着心が強くなり…「妻とは別れる」と口では言いながら、一向に離婚する気配のない涼さん。麻衣子さんは痺れを切らし、何度も彼女の方から別れを切り出したといいます。しかしそのたびに、涼さんは「どんなに時間がかかっても、僕たちは一緒になる運命なんだ。お願いだからもう少しだけ待ってほしい」と言って、麻衣子さんを引き止めるのです。「彼に『愛してる』と言われると、気持ちが揺らいで結局別れることができないんです。周りの友達からは『もう33歳なんだし、不倫の彼氏なんてさっさと切って婚活しないと、取り返しのつかないことになるよ!8年待って離婚しない男なんて、一生離婚しないよ』と何度も説教されました。でも時間をかければかけるほど、人って絶対に手に入れたい…という執着心が強くなる生き物なのかもしれません。8年も彼を待ち続けたからこそ、今さら後には引けない…という思いがありました。そして、なかなか別れてくれない奥さんに対する対抗心がどんどん大きくなっていったんです」実は一度だけ麻衣子さんは、涼さんの妻の写真を見てしまったことがあるそうです。「奥さんは、特に美人というわけでもないし、私の方が10歳以上若くて見た目は完全に勝っていると思いました。それでも涼が別れてくれないのは、結局子どもの存在があるから。そう気づいたら本当に悔しくて、私も彼の子どもを妊娠できれば奥さんに勝てるのかも…?なんて考えた時期もあったほどです」悩んだ結果、「子どもが18歳になったら、今度こそ離婚する」という涼さんの言葉を信じて、あと2年待とうと決めた麻衣子さん。しかし、2年後に今度こそ絶対に離婚する確証が欲しいと考えました。両親に全てを打ち明けたところ…「周りを巻き込むしかない、と考えました。私の両親に会って結婚を誓えば、彼も約束を守らないわけにはいかないだろうと思ったんです。涼に『2年後に本気で離婚して私と一緒になる気があるなら、私の親に会って』と頼みました。最初は戸惑っていたようでしたが『僕の気持ちが本気だって信じてほしいし、いずれにせよ麻衣子のご両親には挨拶しておきたいから、会いに行くよ』と言ってくれました。彼の気持ちは嘘じゃなかったんだ…と知って、涙が出るほど嬉しかったです」それまで両親には、涼さんの存在を明かしていませんでした。不倫の事実を伝えづらかったからです。でも、これまで常に麻衣子さんの選択を尊重してきてくれた優しい両親であれば、きっと涼さんとのことを打ち明けても応援してくれるはず。そう信じて全てを話し、涼さんに会ってほしいと伝えたのです。「両親の反応は、想定外のものでした。母は、『子どもまでいるのに、人の家庭を壊すなんて』と言って号泣するし、父は激怒して『結婚なんて絶対に認めない』と言い、涼に会ってもくれませんでした。その後も何度か説得を試みましたが、聞く耳を持たず…。涼と別れないなら二度と顔を見せるなと言われたので、それ以来、親とは連絡を絶ってしまいました。私ももう大人だし、親の賛同を得られなくたって結婚はできますから」10年不倫の衝撃的な結末こうして麻衣子さんは、仲が良かった両親との連絡を断ち、涼さんと付き合い続けることを選んだのです。それから約束の2年が経過。果たして、涼さんは離婚したのでしょうか…?「それが…。結局、涼は離婚しなかったんです。子どもに『絶対にお母さんと離婚しないで。他の女性と再婚なんてしたら、お父さんには一生会わないから』と泣かれ、離婚しない道を選んだんです…。結局、私たちは10年の不倫の末、別れを選びました。気づけば私は35歳になっていました。この10年間は一体何だったんだろうと、いまだに立ち直れていません。親には謝って許してもらいましたが、いまだに不倫していたことをチクチク責められることもあり、実家には帰りづらいです。もしも10年前に戻れるなら…。不倫になんて絶対に手を出しません。毎日後悔しながら暮らしています」既婚男性に「必ず離婚するから信じてほしい」と言われ、その言葉を鵜呑みにして待ち続けた結果、結局捨てられてしまった女性のエピソードは、実際非常に多いです。万が一男性が本当に離婚したとしても、他人の家庭を壊してまで手に入れた幸せが永久に続く保証はありません。どんなに悔やんでも、時計の針は戻せません。後から後悔することのないような生き方をしたいものです。©Kiwis/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages©suteishi/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年10月29日既婚男性が不倫相手に言う「必ず離婚するよ」という言葉ほど、信用できないものはありません。しかしその言葉を信じて不倫にハマり、何年もの歳月を費やした結果、幸せを手にすることができなかった女性がたくさんいるのです。今回は、麻衣子さん(仮名・35歳)のエピソードを紹介します。12歳年上の妻子持ち上司に一目惚れ「私が、涼と出会ったのは今から10年前。当時私は25歳で、涼は12歳年上でした。私は昔から同世代よりも、年上男性が好きなんです。年上の男性って、経済的にも精神的にも余裕があるし、知らない世界をたくさん見せてくれるので。涼はまさにタイプど真ん中の“大人の男性”という感じで、一目惚れでした」派遣社員として働いていた麻衣子さんは、派遣先の会社で涼さんと出会いました。彼女が配属されたチームの課長が、涼さんだったのです。しかし、涼さんは結婚して子どももいる既婚者でした。左手の薬指にはめた指輪の存在に、麻衣子さんも当然気づいていたと言います。「最初は不倫に手を出そうなんて微塵も思っていませんでした。でもチームで飲みに行った帰りに、たまたま涼と方向が同じで二人きりになって、『せっかくだからもう一杯飲んでいかない?』と誘われたんです。それで『イケメンの課長と二人で飲めるなんてラッキー!』くらいの軽い気持ちで行ってしまったのですが…。今思えば、それが全ての始まりでした。不倫って、本人も想像していないタイミングで、急に始まるものなのかもしれません…」その夜、酔った勢いでいい雰囲気になった二人は、そのままホテルに泊まってしまいました。こうして二人の関係がスタートしたのです。最初は何も望んでいなかったのに…「涼とはラブラブで、一緒にいると本当に幸せでした。彼には妻と子どもがいましたが、妻との関係はとっくに破綻しているのだとか。『今は子どものためを思って、妻とは仕方なく一緒にいるだけだ』といつも言っていましたね。最初は『妻より麻衣子を愛してる』という言葉だけで満足だったんです。そうして気づいたら、付き合って1年以上が経過していました。当時私は26歳。周りも、彼氏との結婚を意識し始める友達が増えてきました。私もだんだん焦ってきて…」麻衣子さんは悩んだ結果、涼さんに「私のことを愛しているなら、離婚してほしい」と詰め寄りました。妻と離婚しなければ、自分とは別れる。そうきっぱり伝え、別れも覚悟の上で、麻衣子さんは離婚を迫ったのです。すると…。「なんと涼も、『実は僕も、麻衣子と一緒になりたいって最近ずっと考えてたんだ』と言ってくれたんです。夢みたいでした。彼は『妻とすぐにでも離婚したいのは山々だけど、子どもがまだ小学生で、中学受験を考えてるんだ。受験が終わるまでは離婚できないから、それまでどうか待ってほしい』と頭を下げてきました。受験が終わるまであと3年。長いけれど、彼と結婚できることを思えば、3年くらい待てると思いました』約束の3年が経ったはずが…ところが3年待っても、涼さんは離婚しませんでした。中学受験は終わったものの、子どもは両親の不仲に気づいており、精神状態が不安定とのこと。今離婚するわけにはいかないと言うのです。そして離婚の約束は、その後もずるずると引き伸ばされていきました。「最初は受験が終わったら離婚するはずだった約束が、中学卒業まで待ってほしいと言われ、高校に入ったら入ったで今度は、18歳になるまで待ってほしいと言われ…。どんどん離婚の約束が引き延ばされていったんです。彼の奥さんが、子どもを理由にして離婚を拒んでいたんだと思います。そうして気づけば、涼と付き合い始めて8年が経過し、25歳だった私も33歳になっていました」どうしても彼を諦めきれず、8年以上も不倫関係を続けた麻衣子さん。しかし彼女を待ち受けていたのは、残酷な結末だったのです。不倫に溺れる女性は、周りが見えなくなっているため、「離婚する」という既婚者男性の常套句を本気で受け止めてしまいます。そして自分の立場しか見えていないため、人の家庭を壊そうとしていることがどれほど恐ろしいのか、全く気づいていないのです。不倫の世界には足を踏み入れるべきではないと、改めて感じるエピソードでした。©recep-bg/Gettyimages©Elizabeth Fernandez/Gettyimages©PonyWang/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年10月29日ゲームアプリで知り合った男性と安易に不倫関係に走ってしまった里香さん(仮名)。裕福な不倫相手とのデートに溺れていたある日、実母によって全てが明るみに。そこから里香さんの人生は大きく狂い始めました。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、里香さんの不倫後の結末をご紹介します。子どもを預かってくれていた実母が不信感を抱く「不倫相手とデートをするときは、実家の母に子どもを見てもらっていました。いつも『友だちと会ってくる』『前職の同僚とご飯をしてくる』などと嘘をついて子どもを預けていたのですが、実母は私の服装やメイクを見て『何かがおかしい』とずっと違和感を覚えていたようです。それで、あるとき突然『あなた、男性と会っているんじゃないの?』って聞かれて…。その場ではもちろん『違う』って言い返したのですが、なんと母は、私に探偵をつけて尾行をしていたようで、不倫相手と一緒にいるところの写真を突きつけられたんです」証拠が出てきた以上は嘘を突き通せないと考えた里香さんは、母親に不倫を白状したそう。すると、実母が夫に全てを打ち明け、里香さんの不倫が夫にも知られたとのこと。「まさか実母が裏切るとは思わなかったので、当時は本当に母を恨みました。夫からも罵られ、母親からは『そんな娘に育てた覚えはない!』と泣かれましたね。そして、夫はその後すぐに私との離婚を決め、家を出て行ってしまったんです」まさか離婚にまで発展するとは想像もしていなかったという里香さん。そして何よりつらかったのは、実母が娘である自分ではなく、全面的に里香さんの夫の味方をしたことだったと振り返ります。夫、子ども、実母、全て失った女性の末路「母は、父の浮気が原因で離婚をしているんです。だから私が不倫をしていたことが本気で許せなかったみたいなんです。離婚の際、子どもの親権について夫と揉めたんですが、実母は私ではなく夫が育てるべきだと夫の味方をしていました。仕事をしていない私は調停になってもおそらく不利かなという気がしたのと弁護士を頼むお金もなかったので、最終的に夫に親権を渡して離婚をしました」その後、母親から絶縁宣言までされた里香さん。現在は、アルバイト生活をしながら就職活動を続けています。「あのとき、ゲームで知り合った相手と不倫さえしなければ、今でも夫や子どもと幸せな日々を送っていたと思います。暇だから、刺激が欲しいからというだけで、なんて馬鹿なことをしたんだろうって思いますが、後悔しても何も変わりません。元夫のインスタを見ると実母と夫、子どもはたまに会っているようですが、私には誰も連絡をくれないし、こっちから連絡しても無視され続けています。たった数か月とはいえ、贅沢なデートに溺れたくて不倫をした自分が馬鹿すぎて…。後悔してもしきれません」幸せな日々に退屈し、刺激を求めた結果、不倫に走ってしまった女性の末路をご紹介しました。安易な気持ちで人の道を外してしまえば、その後に転落人生が待ち受けているのは周知の事実。不倫は関わった人の人生を大きく変えてしまう恐ろしい行為なのです。©Alvaro Medina Jurado/SunnyVMD/gettyimages文・並木まき
2022年10月12日里香さん(仮名)は30歳のときに1年間交際した2歳年上の男性と結婚。すぐに子を授かり、産休や育休を活用しながら子育てに励んでいました。しかし気楽な気持ちで始めたゲームアプリで出会った男性と不倫関係に。里香さんの人生は、これをきっかけに大きく狂い始めていきます。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、里香さんの人生が転落したきっかけとなるエピソードをご紹介します。理想の夫と結婚! 子どもにも恵まれ幸せな毎日を送る「夫とは食事会で知り合い、すぐに交際をスタートさせました。夫も当時は、結婚を意識していたようで交際半年の記念日にプロポーズされました。そこから結婚式や新生活の準備を進めて、交際して1年ちょっとのときに入籍したんです。すぐに子どもを授かることができ、私は仕事を辞め、子育てに集中できる環境を整え、子育てに苦労しながらも楽しい日々を送っていました。でも、子育てに慣れてきたら家にずっといるのが暇になってきて…。仲の良い友だちはみんな仕事をしていて、ママ友がいなかった私は暇を持て余してしまったんです。それで気軽に始めたゲームのアプリで知り合った人と交流を深めていきました」優しい夫と可愛い子どもに恵まれ「第三者から見れば、当時の私は何不自由ない幸せそうな日々を送っているように見えていたと思う」と振り返る里香さん。しかし、内心では「ずっと家にいるのも退屈だな。もっと刺激が欲しい」と思うこともあったようです。高額課金者の彼に惹かれてしまい… デートに応じてから生活が一変「私が子育て中にハマったアプリは、親しくなった相手に課金したアイテムをプレゼントできる仕組み。ゲームを始めてからしばらくすると、40歳だという男性が私に高額なアイテムを頻繁にプレゼントしてくれるようになったんです。私は仕事をしていなかったので、課金をしたくてもなかなかできなくて。それで、その人が送ってくれるアイテムを使ってゲームを楽しんでいました。プレゼントをもらうようになって1か月くらい経った頃には、アプリ内のメッセージで毎日やり取りをしていて、住んでいるエリアが同じことや彼も私も既婚者だということがわかりました。それで『既婚者同士、やましい気持ちは抜きにうまいものでも食いに行こう』と誘われて、息抜きもかねてその人と会うことにしたんです」相手の男性と会ってみると、見るからに余裕がありそうな雰囲気で、その日も里香さんの好きなものを好きなだけご馳走してくれたとのこと。そして、意気投合してしまったふたりは、その日のうちにホテルに行ってしまったんだそうです。「カラダの関係を持ったら不倫だというのは分かっていましたが、一度だけならいいかなって。夫とは比べものにならないほどのお金持ちで、その人とのデートは私にとって刺激的で私はつい舞い上がってしまったんです」この日のデートを境に、相手の男性との距離がグッと近付いた里香さん。最初こそ「一度だけ」と思っていたものの、それから月に数回は会って食事をし、ホテルに行くデートを繰り返すように。しかしそんな毎日は、あっけなく終わりを迎え、里香さんの人生は大きく狂うことになるのです。「出会い系」や「お見合い系」アプリではなく、趣味を通じて知り合った相手と不倫関係になってしまう人も少なからずいるようです。ネットでの出会いが日常的になってきた昨今では、どんなきっかけも不倫の出会いになりかねないリスクをはらんでいると言えるのでしょう。しかし、不倫に走ってしまうとは愚かな選択をしてしまったと、里香さんは後悔してもしきれないのでしょう。©Ippei Naoi/MIXA/gettyimages文・並木まき
2022年10月12日1998年より集英社『週刊少年ジャンプ』にて連載している、冨樫義博さんの漫画『HUNTER×HUNTER』。主人公であるゴンをはじめとした個性的なキャラクターやさまざまな能力を使った激しいバトル、そして先が読めないストーリー展開は、世界中で高い人気を博しています。そんな『HUNTER×HUNTER』ですが、何度も休載になる漫画としても有名。作者の冨樫さんは長年腰痛に苦しまされていることを明らかにしており、ファンは「続きを読みたい」という気持ちを抱きつつ、冨樫さんの回復を祈っていました。ここで全世界の『ハンター愛』を持つ人に朗報です。なんと2022年10月、同作の連載再開が発表されました!『HUNTER×HUNTER』の連載再開が発表!2022年10月11日、『週刊少年ジャンプ』のTwitterアカウントは『HUNTER×HUNTER』の連載再開を明かしました。投稿によると、再開するのは同月24日発売の、2022年47号からとのことです。「週刊少年ジャンプ」2022年47号(10月24日発売)にて『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博・著)の連載再開が決定しました。— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) October 11, 2022 同年5月に冨樫さんがTwitterアカウントを開設し、漫画原稿の進捗を報告し始めたことから、ファンの間では連載再開がささやかれていました。ファンの読みは、どうやら間違っていなかった様子。連載再開の報はまたたく間に拡散され、なんと10万回以上リツイートをされています。取り敢えず、次はあと7話。 pic.twitter.com/qWrE1E878j — 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) October 8, 2022 今回の連載再開は、3年11か月ぶり。およそ4年間も続きを楽しみにしていたファンは、大喜び間違いなしのニュースといえます。「ずっと待ってた!」「嬉しくて涙が…」といった声が全世界から上がっている、『HUNTER×HUNTER』のおめでたい発表。きっと発売日である同月24日は、たくさんの人がゴンたちの活躍を目にして、笑顔になることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月11日20歳上の彼と結婚することを夢見ながら不倫を続けていた葵さん(仮名)。一度は彼から「離婚した」と告げられたものの、実のところ妻と別れておらず、裏切られる形になりました。その後一方的に別れを告げられ、ひどく傷ついた葵さんは意気消沈の日々を送っていたのですが…。不倫から立ち直り、幸せを掴もうとしたものの…半年ほど経って、やっと彼のことが忘れられた頃「私も好きな人と結婚して幸せを掴みたい」と思うようになった葵さん。マッチングアプリで近くに住む真一さん(仮名)25歳と知り合い、趣味が同じ読書ということもあり、二人はすぐに仲良くなったそうです。しかも、真一さんはとても思いやりがあるタイプで、まさに葵さんの理想像そのものだったと言います。「二人の結婚話はあっという間に進んで、お互いの両親に挨拶することになりました。その日は手土産を持って、服装にも気を遣って真一さんの実家を訪れたのですが、なんとそこはかつての不倫相手の自宅だったのです。自分の目を疑ったものの、いざ挨拶となると真一さんの父親として彼が現れて。やはり向こうも驚きを隠せない様子。真一さんは不倫していた彼の息子、どおりで私がすぐに惹かれた訳です」葵さんにとって、不倫から再出発してやっと掴んだ結婚のチャンスだったのですが…思わぬ事態にかなり困惑したそうです。解決の糸口がつかめないでいると、不倫相手だった彼が思いもよらぬ行動を起こしました。その出来事が葵さんにさらなる災難を呼ぶことになるのです。「何事もなかったかのように、とりあえずその日は挨拶を終えました。この先顔合わせをする予定もあるので、連絡がとりやすいようにと真一さんが家族のLINEグループに私を加えてくれたのですが…。あろうことか、元不倫相手が『まさか私の息子と結婚するなんて…君さえ良ければまた関係を持ちたい』と私宛のメッセージを家族LINEに誤送信。たちまち、真一さんとその家族に不倫の事実がバレてしまったのです」結婚は白紙となり、妻から慰謝料を請求されることに…「もちろん結婚は破談になり、不倫が発覚したことで妻から慰謝料を請求されることになってしまいました。不倫をした私が悪いのですが、彼と別れた後に掴んだ幸せも跡形もなく消えてしまうなんて…。慰謝料を払うのに借金をしたので、今はひたすら働くだけの日々を送っています。ひとつボタンをかけ違えたことで、私の人生は大きく狂ってしまいました」今回のように人生の再スタートを切っても、いつか不倫の代償を払う日がやって来るでしょう。後ろめたいことをしていたのだから、文句を言える立場ではないと本人が一番感じているはずです。そのため、不倫をしても何ひとつ良いことはないと今一度心に留めておきましょう。©OneShotFilms/Getty Images©Jose Luis Pelaez Inc/Getty Images文・菜花明芽
2022年10月09日「いけないこと」だと思いつつも不倫にのめり込んでしまうと、周りが見えなくなる分、その先に望まない結果が待っていることは少なくありません。そこで、今回は不倫した結果、相手だけでなく明るい未来さえも奪われたという20代女性のエピソードをご紹介します。20歳上の男性と不倫関係に…彼が「妻とは離婚する」と言い出して葵さん(仮名)27歳は、20歳上の男性と不倫関係にあると言います。仕事第一で生きてきた葵さんにとって、初めての恋人である彼は甘えられる唯一の存在。不倫に夢中になると「妻と離婚して私と一生を共にしてほしい」という気持ちが徐々に強くなったそうです。「彼と出会ったのは最寄り駅のタクシー乗り場でした。ある日、仕事で帰りが遅くなると『こんな時間に女性が一人でいるなんて危ないよ』『良かったら、先にタクシーに乗って』と順番を代わってくれたんです。私はその優しさに心打たれて、残業をしたり、時間をつぶしたりして偶然を装い彼と顔を合わせるように。彼の左手薬指の指輪に気づき『既婚者だから好きになっちゃダメ』と自分を抑えていたのですが…。お互い惹かれ合うまでにそう時間はかかりませんでした」彼は葵さんと過ごす中で「愛しているよ」「一生幸せにする」と甘い言葉をささやくようになったそうです。「妻とは不仲」という彼の言葉に、葵さんはいつか離婚して私と人生を共に歩んでくれるはずと考えるようになりました。そんな気持ちを察した彼が「半年以内に妻とは離婚する」と宣言してくれたのです。「最初は、彼も結婚して長いし、私との不倫を知らない妻が『はい、そうですか』と離婚に応じてくれる訳がないと思っていました。でも、割とすぐに『妻とは離婚したよ』と彼から言われたんです。あまりにあっさりしていたので『そう簡単に別れられるものなの? 』と疑うと、『俺のこと信用していないんだ』とムッとされて。ちょうどこの頃から、彼が私の家で一日中過ごすようになっていたので、少しずつ離婚は間違いないと考えるようになりました」急に出張が増えた彼…そこに待ち受けていた悲劇とは?離婚が成立し、やっと彼と結ばれると喜んでいた葵さんに驚くような展開が待ち受けていました。しばらくすると、不倫相手は「出張に行ってくる」と家を空けることが多くなったのです。「最近、彼が出張ばかりで怪しいので後をつけることにしたんです。彼の行き先は自宅で、なんと妻から笑顔で出迎えられていました。それを見て、離婚したなんて嘘だと気づいて…騙されていたことに絶望。彼を問い詰めると『バレたなら仕方ないな、面倒くさいからもう別れよう』と言われ、あっけなく不倫が終わったんです。私は急な展開に気持ちがついていけず、彼を思っては泣く日々を送るように。時々彼に『会いたい』とLINEするものの無視されて。でも、自分が不倫したのだからこの結果は自業自得だと思いました」彼に裏切られた挙句、突然別れを告げられ悲しみに打ちひしがれる葵さん。しかし、悪い流れはここで終わることなく、その先の幸せさえも奪う展開が待ち構えていたのです。罪悪感を抱きつつも、好きだから相手と別れられないと不倫を続ける女性は多いのではないでしょうか。しかし、葵さんのように彼の言葉を信じていても、予想外に裏切られることは少なくありません。相手が結婚している以上、そこには家庭があるので奪略しようとすると、予想外のしっぺ返しにあうことも。まず「人を傷つけてでも自分が幸せになりたい」という身勝手な考えを捨てた方がいいでしょう。©yasuo namba/Getty Images©Kiwis/Getty Images文・菜花明芽
2022年10月09日不倫をすると、なによりもパートナーや家族への発覚を恐れるでしょう。バレないようにいろいろと工作をする不倫常習犯もいます。麻衣子さん(仮名・34歳)も、かつて不倫をしていた際、ある巧妙な手口で夫からの発覚を逃れたそう。どんな方法を使ったのか、当時の状況とともに詳しく話を伺いました。不倫相手との出会い「4年ほど前、ある男性と不倫をしていました。それは、夫の親友でもある、大輔さん(仮名)という方でした。出会ったのは結婚前。夫の友人たちが集まっている場に、私が連れて行かれたときでした。5~6人で集まってお酒を飲んでいるところで、紹介されたんですね。そのとき、大輔さんとは縁があるような、なんとなくまた会うような予感がしました。その1年後です。私は保険会社で働いているんですが、担当している企業の忘年会に参加したとき、大輔さんと偶然再会しました。大輔さんは、その企業の下請け会社の人で、私と同じように招かれていたそうです」夫の親友と不倫関係に…「忘年会が終わってすぐ、大輔さんからLINEが来ました。以前にグループLINEを作っていたので、連絡先を知っていたんですね。“飲み直しませんか?”ということで、2人で別の店に。そこで、大輔さんが私に対して、“また会う気がしていた”と言うんです。私も同じ印象を受けていたと言うと、一気に距離が縮まりました。その時点で私はもう結婚していました。そこまでの関係で思いとどまろうとはしたんですが、流れを止めることができず…。不倫関係に堕ちてしまいました。それからも大輔さんとは定期的に会っていたのですが、関係が半年ほど続いたころ、夫が怪しむような素振りを見せ始めたんです」LINEを覗こうとする夫「ある日、夫と外食をして、家に戻ってきたとき。ワインを飲み過ぎてしまい、すぐに寝てしまったんですね。夜中、ふと目を覚ますと、夫が私のスマホをいじっているんです。LINEを覗こうとしているんだと気づきました。大輔さんとの関係が怪しまされたらまずいと、かなり焦りました。結局、ロックを解除できなかったようで覗かれることはなかったんですが、何かごまかすための策を講じなければいけないと思いました」不倫発覚を逃れた巧妙な手口「当時、私は会社の後輩の男性に、食事に誘われていました。いつも軽くあしらっていたんですが、あるとき誘いを受け、食事に行きました。でも、彼とはそこまで。あとでLINEで、楽しかった旨を伝え、“でも夫が1番大事だから”と送りました。そして後日、夫と一緒に家にいるとき、わざとスマホのロックを解除したままトイレに行きました。数分だけスマホを放置したんです。戻ってくると、微妙にスマホの位置がずれていました。おそらく夫がLINEを覗いたんでしょう。大輔さんとのやりとりは消去していたので、後輩とのLINEを見たはずなんです。それからは、夫が怪しむような素振りを見せなくなりました。むしろ、私に対して優しくなったようにも感じました。こうして、私の作戦は成功したのです」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。わざと夫にスマホを覗かせるとは、なんと大胆で巧妙な手口なのでしょう。しかし、一時的にだませたとしても、必ずバレてしまうのが不倫です。不倫によって人生を壊してしまう人はたくさんいます。決して不倫には手を出してはいけないのです。©yamasan/Fajar Kholikul Amri/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月07日浮気癖が激しいモテる男性と覚悟のうえで結婚をした30代の彩花さん(仮名)。しかし、想像以上に夫は浮気を繰り返し、過酷な結婚生活にうんざり。ついに夫に対して浮気を止めるよう話をすることに。ところが夫婦の話し合いの結末は、彩花さんの想像を大きく超える衝撃的な展開になってしまったそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。不特定多数の浮気相手と遊び続ける夫「同僚からのアドバイスに従って夫の不倫相手を調べたところ、驚くことにいろんな女性と遊びまくっていました。私は、夫には常に特定の女性がいて、その女性たちと短期サイクルで付き合って浮気をしているのかなって思っていたのですが、そんな甘いものではなく、ほぼ毎日のようにいろんな女性と会ってホテルや相手の家に行って帰宅するという、私の想像を超えた交友関係を繰り広げていました」さすがにこのまま夫を自由にさせるわけにはいかないと、彩花さんは浮気の証拠を見せながら、夫を問いただしました。ところが夫は、反省するどころか「ただの遊び」「俺は昔からこうじゃん」と、謝ることもせずに「なんで今更?」と平然と言い返してきたのだそうです。「これには、私の怒りが爆発しました。浮気の証拠を見せているのに、妻である私に謝らずに反省しないのはおかしいし、これから子どもだって作りたいのに夫がそんな調子では子作りもまともにできないと思いました。それで、義姉に頼んで夫に注意をしてもらうことにしたんです。夫は私の言うことは聞かないけれど、義姉の言うことなら聞くだろうと思って、恥をしのんで義姉にお願いをしました。義姉は弟が昔から女好きだと知っていて『結婚したんだから、落ち着かせるわね』と私に協力してくれました」義姉が介入し事態は好転!しかし夫婦仲には致命的な傷が…義姉が夫に注意をして以降、夫は大っぴらには女遊びをしなくなったのだそう。けれど、彩花さんから見て「完全に浮気をやめたわけではないと思う」とのことで、妻にわからないようにコソコソと浮気している気配はあるようです。「今回、離婚には至りませんでしたが、私はもう『私が一番なら夫は何をしていてもいい』とは考えなくなりました。一連の出来事があって、今もずっと夫は信用できないと思っています。夫婦って信頼関係がないと、なかなかうまくいきませんね。ちょっとしたことでも私は夫に疑いの目を向けてしまうし、でもそれをいちいち口に出せば雰囲気が悪くなるので黙っています。夫は夫で、浮気の件を義姉に注意されて以降、私のことをチクリ魔のように思っているようで、大事なことを何も話さなくなり、夫婦なのに距離ができてしまったように思います。安易に『私が一番なら、いいよ』と考えていたこと、そしてそれを結婚前に夫に伝えてしまっていたことは今では深く後悔しています。昔の私は、甘かったですね」浮気に限らず、何かの出来事がきっかけとなり夫婦間での信頼が完全に崩れてしまうと、そこから関係を修復するのはずっと難しいものになるでしょう。今回の彩花さんのケースでは結婚後も浮気をやめなかった夫に責任があるとはいえ、夫婦関係の基盤を作る新婚当時に女遊びを容認してしまったことも、後々の夫婦関係に影響が及んだようです。ふたりの間で信頼関係をキープしていくことが、安定した結婚生活には欠かせない要素であることは間違いありません。©Photographer, Basak Gurbuz Derman/monzenmachi/gettyimages文・並木まき
2022年09月25日黙っていても女性が寄ってくるほど人気な男性を夫にすると、何かと苦労が絶えないもの。そんな“モテる男性”と、覚悟の上で結婚を決める女性もいるようです。30歳ジャストで、6歳年上の夫と結婚した彩花さん(仮名)もそのひとり。しかし、結婚生活には想像を超える苦労が待ち受けていたようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、彩花さんのエピソードをご紹介します。「私が一番ならいい」と覚悟の上でモテる男性と結婚彩花さんの夫は、付き合っている頃から女性によくモテる人だったそう。彩花さんは、そんな夫に対して、交際中からずっと「私が一番ならいい」と、浮気を容認していたのだとか。そして結婚後も、そのスタンスを変えずに夫との生活を送ろうと決め、モテる夫の妻になることを選んだと話します。「ちょうど彼が仕事で遠方に引っ越すことになって、そのときに『彩花にもついてきてほしい』と言われたのがプロポーズでした。夫は自分からアプローチしなくても女性が寄ってきてしまうほどモテる人で、正直なことを言うと、付き合っているときから私が知っているだけで何回も浮気をしていました。でも私は、そんなモテる男性の“彼女”というだけでも自慢だったんですよね。そして、彼と結婚することで私が“妻”になれば、これからは一生ずっと彼の一番でいられると思い、結婚を決意しました」ところが、モテる夫の浮気癖は結婚後も直らず、新婚当初から浮気疑惑にまみれた夫との生活に彩花さんは疲弊していったとのこと。「夫が赴任した引越し先は、私には縁もゆかりもない土地。身近に頼れる人もいなければ、友だちもゼロ。そんな環境でも、すぐに夫は不倫相手を見つけたようで帰宅は遅いし休日にも行き先を言わずに出かけてしまうし、私はどんどん孤独になり、心身ともに追い詰められてしまったんです」彩花さんはテレワークでも勤務ができる職種で仕事をしていたため、見知らぬ土地に引っ越してもこれまでと同じ仕事を続けられたのだそう。出社日もなく、常に家でひとりで過ごす彩花さんにとって、夫の浮気は想像していたよりもダメージが大きかったと振り返ります。夫の身辺調査で発覚した「乱れた交友関係」「誰にも相談できなかったある日、リモート会議が終わってから同僚に夫のことを軽く打ち明けたら、“不倫相手のことをきっちりと調べたほうがいい”とアドバイスをもらったんです。それまでは、私も友人と遊んだり飲みに行くことが気軽にできる環境にいたから、夫が自由にしていても孤独を感じることはなかったんです。でも、引っ越しをしてからは毎日が孤独で、久しぶりのオンライン会議の場でも、すごく思いつめた顔をしていたみたいです。同僚は私の様子を心配してくれて『夫のことは早く調べたほうがいいよ。浮気から本気になっていたら面倒だし』と助言してくれました」この同僚からの助言をきっかけに、彩花さんは夫の身辺調査を本格的に開始。すると、夫の生活は彩花さんが思っていた以上に乱れたものだったそうです。すでにメンタルもズタボロで限界を迎えていた彩花さんは、夫に浮気について初めて直談判をすることに決めました。しかしその話し合いの結末は、彩花さんの期待を大きく裏切るものだったのです。過去にモテていた男性でも、結婚後には家庭や妻を大事にする人もたくさんいます。しかし、もともと浮気症のある男性は、結婚後も不倫を続ける可能性が。こういった男性を夫に選んでしまうと、妻は想像していたよりも精神的に過酷な日々を強いられることになるでしょう。結婚生活は日常そのものなので、付き合っているときにはギリギリ許せたことでも、結婚生活では許せないと感じてしまっても無理はありません。©Maksim Chernyshev / EyeEm/yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年09月25日尋美さん(仮名・31歳)は、職場恋愛の末に結婚。出産後は退社して、夫の和幸さん(仮名)と息子と、家庭円満な生活を送っていました。ところがある日、夫のLINEを覗いたところ、不倫の形跡が見つかります。尋美さんはそこからどんな行動を起こし、どんな結末を迎えたのでしょうか……。元同僚が教えてくれた真実「夫のLINEを覗くことができたのは、トイレに行っている間だけだったので、そこまで多くの情報を得ることができませんでした。なので、不倫の事実を確定するには不十分で、すぐに夫を問い詰めることはしませんでした。いったん気持ちを抑えて冷静になり頭を整理したら、夫の不倫相手はおそらく職場の女性だろうと見当がついたのです。そして私は、まだ職場に残っているかつての同僚と連絡を取り、久しぶりに会う約束をしました。事情を説明すると、“実は……”と口を開き、“そういう噂は聞いたことがある”と教えてくれたんです」不倫相手の正体「夫と関係があると噂されている女性の名は、安祐美(仮名)。1年ほど前に中途採用で入社した女性ということでした。そこから私は、不倫相手の女性をSNSで検索。チャンスさえあれば、夫のスマホを覗いて、不倫の証拠を集めました。するとしばらくして、元同僚から連絡が入りました。不倫相手と思われる安祐美は、インスタの裏アカを持っていると。そこで限定公開しているストーリーを見つけ、それをスクショしたものが送られてきました。そこには、小さな男の子と触れ合っている、安祐美と思われる女性が写っていました。“いとこの子ども”とコメントが添えられているのですが、驚くことにその男の子は、2歳になる私の息子だったのです……」女は息子に頬ずりしながら…「女性は息子を抱き寄せ、頬ずりをするような恰好をしていました。対して息子は、ポカンとした表情。それを見て、私は愕然としましたね。ようするに夫は、私に友だちと食事に出かけるように勧めておきながら、そのあいだに息子を連れて不倫相手と会っていたということです。その夜、ついに私は夫に不倫の件を追求しました。最初はとぼけるような素振りを見せていましたが、証拠として残していたLINEのやりとりやインスタの写真を突きつけると、素直にすべて白状しました」社内不倫の結末は…「そこからはもう、離婚へと一気に話が進んでいきました。とりあえず私は、息子を連れて実家に戻りました。慰謝料の件などがすべて片付いてから、職に就き、今はその職場の近くにマンションを借りて住んでいます。元同僚によると、不倫相手の女性は不倫が社内にバレたことで居場所がなくなり退職をしたそう。夫はというと、地方の支社へと飛ばされてしまいました。息子に会えるのは、1か月に1回の面会のみ。会うたびに、泣いているという話だけ聞いています」“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。夫としては、溺愛していた我が子を手放すことになってしまったわけですから、さぞかし辛いのでしょう。しかしその原因は、自らの過ちによるもの。これからも子どもと面会するたびに、後悔を積み重ねていくのでしょう。不倫をしたことで、愛していた家族を失う人はたくさんいます。不倫には決して手を出してはいけませんね。©Leanne Surfleet – www.flickr.com/photos/leannesurfleet/Vichai Phububphapan/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月20日結婚して子どもを授かり、幸せな家庭を築いているかと思いきや、陰で不倫に走ってしまう人もいます。尋美さん(仮名・31歳)も、夫が不倫をしたことで予想外な経験をしたひとり。いったいどのような経緯でそんな状況に陥ってしまったのか、詳しい話を伺いました。職場の先輩との結婚「以前、私は広告代理店で働いていて、そこで、夫の和幸(仮名)と知り合いました。和幸は私の2歳上で、先輩として慕っていました。次第に、プライベートでも食事に行くようになり、交際が始まって結婚。そこから2年ほどして妊娠をして、産休に入りました。夫は、それほど子ども好きというわけではなく、子どもを望むような発言は聞いたことがなかったですが、出産のときは心配だからと立ち会ってくれました」息子を溺愛する夫「子どもの性別は男の子。出産した瞬間、夫は大泣き。そうとう感動したようで、赤ちゃんと同じくらい泣きじゃくっていました。その後は、息子を溺愛し、持てる愛情のすべてを注ぐようになりました。部屋は完全に赤ちゃん使用に。怪我をしてはいけないと、コーナークッションをそこら中に張りまくっていましたね。ただ、育児に積極的に取り組むぶん、私への愛情はあまり感じなくなりました。でも、家族ってそういうものなんだろうなと、現実を受け止めていたんです」結婚記念日にプレゼントをもらい…「私は出産をきっかけに、仕事に復帰することなく退社をしました。とにかく子どもが第一だからという、夫の意見を受け入れたんですね。それからしばらくして、結婚記念日を迎えました。そこで、夫がプレゼントをくれたんです。すごく素敵なデザインのネックレスでした。結婚記念日に何かしてもらえるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。そこから夫婦関係も良くなり、いっそう家族としての絆の深さを感じるようになりました」夫の不倫が発覚「夫は、“たまには気晴らしをしたほうがいいよ”と、友だちと出かけるのを勧めてくれることもありました。なので、夫に子どもを預け、友人と食事に何度も行かせてもらいましたね。でも、なんとなくですが、夫に女性の影を感じるようになったんです。その時点では、単なる勘でした。ある日、部屋で夫が操作していたスマホを、そのままテーブルに置いてトイレに行ったんですね。ロックされていない状態でした。そこで私は、何気なく覗いてしまったんです。LINEを見ると、女性とのやり取りが……。あきらかに、深い関係であろう雰囲気が出ていました。画面をスクロールして少し遡ると、“結婚記念日”という文字が目に留まりました。そこには、“妻へのプレゼントを選んで欲しい”と書かれていました。夫は不倫をしていて、結婚記念日にもらったネックレスは、不倫相手の女性が選んだものだったんです……」“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。子どもを溺愛している姿を見れば、まさか不倫をしているなんて思わないですよね。家庭を大事にしているように感じさせながらの裏切り行為は、まさに極悪非道と言えるでしょう。©Peter Cade//gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月20日沙里さん(仮名・28歳)は、合コンで知り合った年上の男性、春樹さん(仮名)と交際。しかし、既婚者であると打ち明けられます。それでも交際を続け、春樹さんは前妻と離婚し、2人は無事に結婚することに。しかし、結婚から2年ほどして、またしても春樹さんは年下女性との不倫が発覚します。その後、沙里さんはどんな結末を迎えたのか、詳しく話を伺いました。不倫発覚と同時期に妊娠が分かり…「春樹さんのLINEを覗いて、不倫の事実を知りましたが、すぐには追及することができませんでした。なぜなら、その時期に、私が妊娠していることが分かったからです。春樹さんと別れることになり、シングルマザーになるということが、考えられませんでした。そこで、躊躇してしまったんですね。でも、もしかしたら妊娠が分かれば、春樹さんも不倫をやめてくれるかもしれないと思いました。それで済むのであれば、これ以上波風は立てたくないとも思い、微かな希望を抱き、思い切って妊娠を伝えたんです。すると、春樹さんはとても喜んでくれました。ただ、残念ながら不倫をやめている気配はありませんでした……」友人との再会「いろいろ悩みごとが重なり、私は情緒不安定になり、体調も崩してしまいました。妊娠していることもあり、少し早めに産休を取らせてもらうことにしました。時間ができたので、ある友人に連絡をしました。それは、春樹さんと出会った合コンに誘ってくれた、ミハル(仮名)です。久しぶりに会い、現状を報告しました。妊娠していること、春樹さんが不倫していることを伝えました。するとミハルが、“実はあのとき私も……”と、当時のことを語り始めたんです」合コン当時の真相「合コンのあと、ミハルも春樹さんから連絡が来て、何度か会っていたそうです。具体的には言いませんでしたが、おそらく肉体関係もあったんでしょう。さらに、春樹さんは、合コンに参加していたほかの女生とも、関係を持っていたそうなんです。そこで、“なんだあの男……”となったみたいなんですね。ただ、そのタイミングで私との交際が始まっていたので、ミハル達はだまってくれていたそう。でも、奥さんがいることが分かったときは、絶対にやめたほうがいいと思い、私が春樹さんと付き合うことを全力で止めてくれていたとのことでした」子どものために選んだ道とは…「色々と調べていたら、彼の元奥さんもかなり年下だったらしいです。春樹さんは、年下女性が大好きな、ただのスケベおやじでした。ミハルの話を聞いて、決心がつきました。おそらく、いま春樹さんと関係が回復しても、またしばらくすると同じことを繰り返すと思いました。ならば、いま別れるべきだと……。両親にも相談し、子どもを産んで実家で育てることを受け入れてもらいました。すべて、出産と育児の態勢が整ったところで、春樹さんに離婚を申し出ました。それからは、シングルマザーとなり、子どもは2歳になりました。両親にも支えてもらいながら、元気に暮らしています」“年上男性と結婚して裏切られた女性”の告白をご紹介しました。人の本質はそう変わりません。2度も不倫をするような人は、今後も繰り返す可能性が十分にあります。最後に、これ以上、子どもを傷つけないためにも、沙里さんは離婚を決断して良かったと語ってくれました。©David Espejo/Terry Vine/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月18日年上の男性に惹かれることもあると思います。精神的な余裕や経済的な余裕に、大人の魅力を感じるからかもしれません。沙里さん(仮名・28歳)も、かつて年上の男性と交際をしていました。しかし、のちに衝撃の事実を知ることになり、その後は凄まじい人生を送ることになったそう。当時の状況を詳しく伺いました。年上の彼との出会い「23歳のときです。就職して1年近くが経ち、仕事も落ち着いてきたころに、夜遊びをするようになっていました。そこで、友人に合コンに誘われ参加したんですね。男性陣は4人。大手企業に勤める人たちで、みんな10~13歳くらい年上でした。そこで親しくなったのが、春樹さん(仮名)です。春樹さんは落ち着いた話し方をする人で、大人っぽさがありました。聞き上手で、話していてすごく心地良かったんですね。連絡先を交換し、後日、ドライブに行くことになりました」ドライブで見せた大人の対応に…「私も免許を持っていて、たまに実家の車を借りてドライブをすることがあったので、楽しみにしていたんです。すると、迎えに来てくれた春樹さんの車がポルシェだったんです。カッコいいなと思い、お金も持ってる人なんだと感心しました。そうしたら、“運転してみる?”と聞かれたので、少しだけ代わってもらったんです。初めての左ハンドルで、運転しにくいところもありました。そこで、途中でコンビニに入ったんですが、出るときにガードレールに車体をこすってしまって……。ヤバいことをしてしまった……と、弁償やデートも台無しで凹んでいたら、春樹さんは“保険に入ってるから大丈夫だよ”と気にする素振りが全くなかったんです。そんな大人の対応に、一気に心が奪われてしまったんです」衝撃の事実「その後、何度かデートを重ねて春樹さんと交際することになったんですが、1か月ほどして、春樹さんが既婚者であることを打ち明けてきました。春樹さんは、“妻とは離婚に向けて話し合いをしている”と言うんですね。私としては、それを信じるしかありません。周りの友人に相談すると、“不倫している人はみんなそう言うんだから、今すぐ別れたほうがいい!”と、大反対を受けました。そのときはかなり落ち込みましたね。でも、しばらくして、本当に春樹さんの離婚が決まったんです。彼を信じて良かったと、心の底から思いました。そして1年ほどの交際期間を経て、彼と結婚をしました」結婚後の裏切り「結婚して2年近く経ったころです。春樹さんから怪しい気配を感じるようになりました。仕事の帰りが遅くなったり、休日もよく出かけるようになったんです。悪いなとは思いましたが、春樹さんが寝ている隙にLINEを覗いてしまいました。すると、女性とのやり取りや頻繁に2人で会っているような内容が見つかりました。女性の名前をSNSで検索すると、その人がすぐに見つかって、驚いたのは年齢です。私よりも2歳下。春樹さんよりも、ひと回り以上も年齢が下の女性だったんです。愕然としましたね……」“年上男性と結婚して裏切られた女性”の告白をご紹介しました。困難を乗り越えて結ばれただけに、まさか夫に裏切られるとは思ってもみなかったのでしょう。とはいえ、沙里さんも不倫の末の略奪婚です。一度不倫をした男性がその後改心する、という話も聞きますが、“不倫癖”から抜け出せない男性には近づかない方がいいのでしょう。©AsiaVision/baranova_ph/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月18日亜希子さん(仮名・33歳)は友人の勧めでマッチングアプリに登録。そこで、矢島さん(仮名)と知り合い、だんだんと惹かれていきました。あるとき高級ホテルに誘われて関係を持ちましたが、そこで「結婚している」と告げられてしまいます。彼は「妻とは別れる」と言い、亜希子さんもその言葉を信じることに…。マッチングアプリをきっかけに始まった不倫がどんな結末を迎えたのか、詳しく伺いました。突然ピタッと連絡が来なくなり…「矢島さんとは、不倫と分かりながらも関係を続けていました。“妻と別れる”と言っておきながら、その気配がなく、歯痒い思いをしていました。ところが、あるときからピタッと連絡が来なくなったんです。矢島さんとは、アプリ内のメッセージ機能でやり取りをしていたので、直接の連絡先を知りません。どうすることもできなくなりました。このまま終わりなのかな…と思ったころ、ようやく連絡が来ました。“久しぶりに会いたい”と言うので、会う予定を立てました」妻を名乗る女性からの連絡「彼が指定してきた待ち合わせ場所は、なぜかカフェでした。ここから移動するのかなと思い、待っていました。でも、時間になっても矢島さんが現れないんです。30分ほど経ったころ、『矢島の妻です』とメッセージが届きました。冗談だと思って“ふざけないで”と送ると、『矢島は来ません』と返ってきました。さらに、『あなただったんですね。夫はもうあなたとは会わないと言っています』とも。相手は本当に矢島さんの妻で、不倫がバレてスマホを奪われてしまったんだと思いました」店内にいた女性が急に立ち上がり…「とはいえ、私としても納得がいきません。妻と別れると言うので待っていたわけですから。なので、『ちゃんと会って話がしたいです』と送り返しました。すると、カフェ内の端に座っていた女性が、スクッと立ち上がりました。そして、ツカツカと私の席に歩み寄り、立ち止まりました。そして、『矢島の妻です』と言ったんです。どういうことなのか、すぐに事態を把握できませんでした。慌てる私を見て、女性は向かいの席に座り、事情を話し始めました」ことの真相「女性は、やはり彼の妻でした。説明によれば、矢島さんはマッチングアプリを利用して、私と同じような女性とたくさん会い、関係を持っていたそうです。彼女はそれに気付き、自分もアプリに偽名で登録。すると、見事矢島さんとマッチング。そのまま話を進め、会う約束をして、実際に会い、すべてが明るみになったそう。矢島さんも、もう言い訳はできません。彼女は矢島さんのアプリ内でのアカウントを利用して、これまで関係を持った女性たちに連絡をしていったそうです。私は完全に、弄ばれていたわけです。矢島さんの妻は、私に対して怒るどころか、『本当に申し訳ありません』と謝ってきました。もちろんショックでしたが、深みにハマる前で良かったのかもしれません」“マッチングアプリで出会った男性と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。マッチングアプリを悪用した不倫に引っかかってしまうと、大事な時間を無駄にしてしまうことになるでしょう。さらに、人を傷付け、罪を背負ってしまうことにもなりかねません。相手は慎重に選ばないといけませんね。©Chinnapong/Oscar Wong/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月14日出会いのために、マッチングアプリを利用する人が増えています。順調に相手を見つける人もいれば、トラブルに遭ってしまう人もいるようです。亜希子さん(仮名・33歳)もかつてマッチングアプリを利用し、衝撃的な展開を迎えてしまったそう。当時の状況を詳しく伺いました。友人の勧めでマッチングアプリに登録「私は28歳のときに離婚を経験しています。原因は、夫の浮気でした。なので、少し男性不信に陥っている時期があったんです。それが少しずつ回復してきたころ、友人の静香(仮名)にマッチングアプリを勧められました。静香はマッチングアプリでいろんな男性と出会い、『いい人けっこういるよ』と教えてくれました。そこで、私もまず登録。すると、ポンポンポンと“いいね”がついて、意外と気分がよく、自信もついてきました」2軒目も誘われ…「何人かとメッセージのやり取りをしていましたが、そのなかの一人に、矢島さん(仮名)という男性がいました。矢島さんは、私より4歳上で、大手企業に勤めていました。『早めに会いたい』といわれ、約束をして食事をしました。場所は、庶民的なチェーン店の居酒屋。実際に会ってみると矢島さんはとても感じのいい人で、見た目も悪くないし、好印象でしたね。お店を出たあと、もう一件誘われたんですが、その日はそこでお別れしました。ただ、それからしばらく連絡がこなくて……。2軒目も行ったほうが良かったのかなと、少し後悔しましたね」高級ホテルへのお誘い「食事から2週間ほどして、ようやく連絡が来ました。『食事でも』ということで、また会うことに。ただ、なかなか予定が合わなかったですね。矢島さんの仕事が忙しいということで、日にちを指定され、私が合わせる形で予定を立てました。前回同様、楽しい時間を過ごしました。ただ、また場所がチェーンの居酒屋だったんです。もう少しオシャレなところに行きたいという思いもありました。それを友人の静香に伝えると、『なんか怪しいね』と言われてしまって。でも私のなかではすでに矢島さんに惹かれているところがあり、そこで関係を断つという感じにはなりませんでした。すると、そんな思いを見透かすかのように、矢島さんからメッセージが届きました。お誘いの連絡だったんですが、次の場所は、高級ホテルのなかにあるバーだったんです」一緒に迎えた朝にまさかの告白を受けて…「次はもう告白をされるんだと確信しました。バーはとても雰囲気が良く、ムードたっぷり。そこで、『部屋を取ってるから』と誘われたら、もう断る理由はないですよね。2人で幸せな夜を過ごし、朝を迎えました。目がさめて朝食をとったあと、彼が真面目な表情で、『実は言わなくちゃいけないことがある』と言うんです。私はてっきり、告白をされるんだと思いました。ところが、彼の口から出たのは……。『実は結婚していて妻がいる』、と。もちろんショックでした。それまで連絡はLINEではなく、アプリ内のメッセージ機能を利用していました。少し不思議に思っていたんですが、不倫がバレる心配があったからでしょう。納得がいきました。でも彼が、『別れるつもりでいる』と言うんですね。私のなかでは、もう彼一択ですから、待つしかありません。そのまま関係を続けることにしました」“マッチングアプリで出会った男性と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。メッセージのやり取りだけでは、なかなか相手の素性はつかみきれません。実は既婚者だったというケースもなくはない話です。友人のアドバイスなども聞いて、少し慎重に進めていくべきだったのかもしれませんね。©d3sign/The Good Brigade/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月14日藍子さん(仮名・34歳)は子どものころから、姉の美沙子さん(仮名)と仲のいい姉妹ではありませんでした。さらに美紗子さんがエリートの辰朗さん(仮名)と結婚し、裕福な生活を送るようになったことで、さらに嫉妬心を抱くように。ひょんなことから、義兄と不倫関係になった藍子さんですが、美紗子さんの妊娠が発覚したことで、関係は解消。しかし、その後に思わぬ展開を迎えた藍子さんの不倫の結末を伺いました。姉の出産「義兄の辰朗さんとは、別れてからはまったく何もありませんでした。もともと姉への嫉妬から始めた行動であり、気持ちが晴れれば、固執することはなかったからだと思います。しばらくして姉が出産し、男の子が産まれました。その子が辰朗さん似でとても可愛かったんです。私も甥っ子をとても可愛がるようになりました。そこで心境の変化があり、結婚したいという思いも芽生えてきましたね」甥っ子を溺愛して「それまで私は実家暮らしだったんです。しかし婚活を考えたときに一人暮らしのほうが都合がいい気がして、実家を出ました。ただ、いろんな男性と交際したものの、結婚には至らず、数年が経っていました。甥っ子はますます可愛くなり、私は溺愛。幼稚園に入るころには、姉夫婦が出かけるときなど、私がたまに甥っ子を預かることもありました。そのころは、姉との関係も比較的良好でしたね」アルバムの写真が見つかり…「あるとき、私が甥っ子を預かった日のことです。甥っ子はスマホをいじるのが好きで、よく『貸して』と言ってきました。変な操作をされても困るので、昔使っていたスマホを渡したんですね。しばらくそれで遊んでいると、画面を見ながら、『あっ、パパ!』と言うんです。画面を覗くと、私と辰朗さんのツーショットが映っていました。それは、かつて不倫をしていたころに撮ったもの。甥っ子がアルバムを開いて、見つけてしまったんです。私は『仲良しなんだよ』と言って、さりげなく消去しました。しかし、それがのちに災いを生むことに…」「パパと仲良しなんでしょ?」と言われ…「久しぶりにみんなで実家に集まる機会があったんです。実はそのころ、私にもようやく結婚を前提に交際した彼氏ができて、その報告などもしました。家族団らんのなか、甥っ子が私に『スマホを貸して』と言ってきました。さらに、『パパの写真見せて』と。『パパと仲良しなんでしょ?』なんて言うので、かなり焦りましたね。『そんなのないよ』とはぐらかすので精一杯でした。その場では何とかごまかしきったと思ったんですが、帰り際に姉が『早く彼氏を紹介してね』と意味ありげに言うんです。その言い方が、とても怖くて…。すべてを知っているんじゃないか、と思わせるものがありました。そのせいで、私は家族に彼氏を紹介できなくなりました。先送りにしているうちに彼との結婚のタイミングも逃し、破局。今でも独身のまま、姉から何か言われないかとヒヤヒヤしています」“姉の夫と不倫関係に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。義兄との不倫がなければ、藍子さんは何事もなく結婚して幸せな生活を送れていたかもしれません。やはり、人を裏切ればやがて自分に返ってきます。そしてその償いは、まだ終わっていない可能性もあるのかも…。©Kohei Hara/AzmanJaka/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月11日