女性に特化した女性のためのラーメンフェス「ラーメン女子博 2018」が、2018年4月26日(木)から5月6日(日)まで、東京・中野四季の森公園にて開催される。「ラーメン女子博」が東京に初上陸これまで横浜で3回にわたり開催、2017年には大阪・名古屋へ進出し累計32万人を動員した人気イベント「ラーメン女子博」が満を持して東京に上陸。今回も、食べ歩き歴15年、年間600杯以上を食べるといラーメン通・森本聡子が女性視点から選りすぐった全国18店舗が会場に集結する。会期は2部に分かれており、それぞれで出店店舗が異なるので、2回に分けて楽しめるのも魅力の一つだ。気になるメニューは、醤油、味噌、塩などの定番から、背脂、とんこつ、二郎系、家系などのこってり味、つけめん、まぜそばなどの派生系ラーメンまで様々。女性人気の高い薬膳や激辛、レモンやパクチー等など味のアクセントも豊富な、各店がラーメン女子に捧げるとっておきの1杯が楽しめる。第1部の注目出店店舗第1部で出店する、イタリアンとラーメンを融合させた「ドゥエ イタリアン」の新ブランド店「Ramen ドゥエ Edo Japan」からは、イタリアンや日本の様々な食材を駆使した新感覚ラーメン2種類が登場。「レモン舞妓香草いっぱいらぁ麺」は、鶏ベースにレモン等の柑橘系果汁をたっぷり使用し、京都の一味唐辛子を合わせた、すっぱ辛い一杯だ。千葉県で不動の人気店「福たけ」の“濃厚海老ラーメン”は、寸胴に30kgも投入したオマール海老と味噌を合わせたオマールスープが特徴。丸ごと入った海老もさることながら、今回の女子博のためだけに開発された平打ち麺にも注目したい。第2部でも贅沢メニューが盛り沢山第2部で登場する、日本酒50種類以上を取り扱うラーメン屋「蟻塚」からは、お酒に合う“トリュフ香るアサリポタージュまぜそば”を用意。女子博限定で振舞われる汁なしまぜそばは、トリュフ薫る特注平打ち麺に、あさりと数十種類の野菜をすり流したこだわりのソースがたっぷりと入っている。仙台から初上陸する「らー神 心温」は、店舗限定麺の“濃厚ウニクリーミー”を女子博用にアレンジ。ウニをそのまま食べているような感覚の贅沢スープに、しそが香る鶏チャーシューをトッピングした。アルコール&スイーツ販売もまた、ラーメンと合わせて楽しみたいお酒コーナーとスイーツコーナーも併設。初の試みとなるお酒コーナーでは、日本酒や、クラフトビール、色鮮やかなカクテルなどを、バリエーション豊富に用意する。そしてスイーツコーナーでは、台湾発・新食感のかき氷で話題の「アイスモンスター(ICE MONSTER)」の日本限定フレーバー「杏仁かき氷」を味わえるほか、アップルパイ専門店 「世界一の焼き立てパイ メレメーレ(mille mele)」とフォトジェニックなスイーツで注目を集める「エニウェアドア(Anywhere Door)」のコラボレーションスイーツが登場する。さらに会場には、女子会気分も味わえる「女性限定エリア」のほか、芝生の上でくつろげる「女子博オリジナルレジャーシート」 など、女性に嬉しいコンテンツが盛り沢山。是非この機会に、気軽な気分で会場を訪れてみてはいかがだろう。【開催概要】「ラーメン女子博 2018」開催期間:第1部 2018年4月26日(木)~4月30日(月・祝)第2部 2018年5月2日(水)~5月6日(日)時間:平日11:00~21:00 / 土日祝 10:00~21:00(ラストオーダー20:00)※1部と2部の最終日のみ19:00まで(ラストオーダー18:30)※1部と2部で出店店舗が変わる。会場:中野四季の森公園(住所:東京都中野区中野4丁目13)費用:入場料無料(男性も可)※飲食の際は飲食券購入が必要。<出店店舗一覧>■第1部中華そば 雲ノ糸(山形)/中華そばde小松 ×柳麺 呉田(秋田×埼玉)/福たけ(千葉)/麺戦記ツカサ(東京・六本木)/麺屋 義(東京・西日暮里)/麺匠 さくら咲く(大阪)/麺屋福丸 (東京・笹塚)/ラーメン鷹の眼(埼玉)/Ramen ドゥエ Edo Japan(東京・霞が関)■第2部蟻塚(東京・水道橋)/カネキッチンヌードル(東京・東長崎)/違う家(東京・早稲田)/Noodle Stand Tokyo(東京・原宿)/tokyo hoajao style IKEDA(埼玉)/濃厚ラーメン かなや(東京・方南町)/本家 第一旭(京都)/らー神心温(仙台)/らーめん 臺大(名古屋)■スイーツ出店店舗アイスモンスター/世界一の焼き立てパイ メレメーレ・エニウェアドア
2018年03月16日映画『ボス・ベイビー』(3月21日公開)のブルーカーペット&ジャパンプレミアが7日、都内で行われ、吹き替えキャストのムロツヨシ、芳根京子、乙葉、石田明(NON STYLE)が出席した。ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組んだ同作は、見た目はキュートな赤ちゃん、中身はおっさんの"ボス・ベイビー"が、7歳の少年・ティムの弟としてやってきて騒動を巻き起こすコメディ。日本語吹替え版で、主人公ボス・ベイビー役をムロ、ボス・ベイビーに振り回される兄・ティム役を芳根、ティムの両親役を乙葉と石田が演じた。イベントでは、ボス・ベイビーの部下に扮したスーツ姿の子役がスタッフとしてお手伝い。キャストにマイクを手渡ししたり、MCを務めたり、一生懸命に役割を果たした。4人はその姿に「かわいいね~」と終始笑顔で、ムロは「超かわいい。すっごい笑うの」と女の子の笑顔にメロメロ。女の子がステージからすぐに帰ろうとしないと、「いいよーそのはけ方、似てるよ」と自分との共通点をうれしそうにツッコんだ。学生からの質問に答えるコーナーもあり、挫折しそうなときにどう乗り越えたらいいかと聞かれると、ムロは「挫折してでもやるやり方を見つけるのがいいのかなって、42歳のおじさんは思いました」とアドバイス。続けて芳根が「一緒に頑張れる仲間がいると強くなれるのかなと思いました」と話した後、ムロはさらに「これからは一人じゃ成し遂げられないいろんな物事がやってきますから、いろんな人に甘えることも増えてくると思います。この映画にもそれが描かれています」と語り、「なんていいまとめ方したんだろう」と自画自賛して笑いを誘った。
2018年03月07日12月17日まで上野の森美術館で開催されていた「怖い絵」展が惜しまれながら閉幕しました。週末ともなると2時間待ちはザラという盛況ぶりで、普段あまり美術館に足を運ばない若者層にも支持され、結果として来場者数41万人超(東京に先んじて開催された兵庫では27万人超)を記録。まさに2017年は「怖い絵」ブームの1年となりました。この展覧会の元になったのは、作家でドイツ文学者である中野京子さんの大ベストセラー「怖い絵」シリーズです。今回は、シリーズの魅力をひも解くとともに、展覧会で展示された絵画の見どころを解説するガイドブック『怖い絵のひみつ。「怖い絵」スペシャルブック』(角川書店)をご紹介します。シリーズを読んだことがある人もない人も、魅惑の世界に触れてみて!想像の羽を広げてつづられた絵画エッセイフィレンツェを旅行した際、友人に「絶対に観るべき!」と言われてウフィツィ美術館へ行きました。当時、「ちょっと難しそう……」と、西洋絵画鑑賞に苦手意識があった私。ところが、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」など、「美術の教科書で見たことがある!」という超有名絵画を目にしてミーハー心に火が付き、テンション急上昇。本当に楽しかった!そのとき、「本物に触れるってやっぱり大切ね」と実感したのと同時に、絵が描かれた時代背景(西洋史)や、西洋絵画とは切り離せない宗教について理解していなければ、100%楽しむことは難しいとも思ったのでした。なかなか勉強する機会に恵まれなかったのですが、数年前に中野京子さんの「怖い絵」シリーズと出合いました。発売から今年で10年を迎える大人気シリーズです。手にした当初は、「絵が怖いってどういうこと?」「ホラーやオカルトの類?」と、若干怪しんだのですが、ページを開いたとたん、すぐに夢中に!世界史や美術史が苦手な私にもわかりやすく、何より文章が読みやすくおもしろい。これまで散々目にしてきた、「何年生まれの画家で、○○派に属しており……」といった教科書的解説とは対極にある、想像の翼を広げてつづられた魅惑の絵画エッセイだったのでした。本書の中で中野さんはこうつづっています。特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせている驚きと知的興奮である従来の絵画鑑賞は、知識のない状態で絵の前に立ち、そこから何かを「感じる」ことが大切だと考えられてきました。けれど、中野さんはその既成概念に対し、高らかにNOを突き付けたのです。十分な知識と情報があるうえで鑑賞したほうが何倍も楽しむことができるはず、と。その革命的ともいえる発想からこのシリーズが生まれたのです。まさしく、コロンブスの卵です。一見すると普通の絵でも……じつはかなり怖い!元来、人間は怖いものに心を奪われがちです。私も小学生のころ、友だちと一緒にキャーキャー騒ぎながら心霊写真を眺めたし、大学生になるとイベント的に病院やマンションなどの廃墟めぐりもしました。それはまさに「怖いもの見たさ」という表現がぴったり。恐怖とは角度を変えれば極上のエンターテインメントになり、人を夢中にさせるのでしょう。中野さんが紹介している絵も、一見すると怖さのかけらもないように見えます。たとえば、シリーズが誕生するきっかけになったという「処刑台に連行されるマリー・アントワネット」(ジャック=ルイ・ダヴィッド)。タイトルは衝撃的ですが、絵自体に「怖さ」はありません。ところが、中野さんの手にかかるとこの絵が意味することの本質が浮き彫りになり、じわじわと恐怖がわきあがってくるのです。かつて「ロココの女王」と呼ばれ、美しい肖像画の数々で知られるアントワネットの愕然とするような姿。この絵が衝撃的なのは、栄枯盛衰を突きつけられるからというより、反王党派で王の処刑に賛成票を投じたダヴィッドの悪意を感じさせられるからです。つくづく怖いことだと感じました。(本文より)「処刑台に連行されるマリー・アントワネット」の隣のページに、バラ色に頬を染めたアントワネットの美しい肖像画が掲載されているのですが、とても同一人物とは思えません。その対比により、ダヴィッドの絵の怖さがいっそう増すのでした。上質なミステリを読んでいるような気分に「怖い絵」展で展示されていた絵のなかで、私がとくに興味を持ったのは「切り裂きジャックの寝室」(ウォルター・リチャード・シッカート)でした。ダークな色合いの薄暗い(薄気味悪い)部屋。ロンドンの貧民街で実際に起こった猟奇連続殺人事件の犯人、切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)が住んでいた家の寝室が描かれたもの。といっても切り裂きジャックは捕まっておらず、当然、犯人が誰なのかはわかりません。それなのになぜ犯人の寝室を描くことができたのか?じつはこの絵を描いたシッカートこそ「真犯人だ!」という説を、7億円という私財を投入して捜査したアメリカ人ミステリ作家のパトリシア・コーンウェルが主張しているのだそうです。イギリスのみならず世界中の人が注目した殺人事件の詳細、画家の生い立ち、さらにはコーンウェルが書いた本に至るまで。中野さんは探偵よろしく徹底的に調べ上げ、丁寧な筆致でつづります。そして、最後の答えは私たち読者に委ねてくれるのです。おかげで、絵がトリックとして使われた上質のミステリを読んだような気分に浸れたのでした。知らぬ間に知性と教養が身についている!本書の巻末には、「あの名画はどこにある? 世界『怖い絵』MAP」と称し、展示された絵が所蔵されている美術館が掲載されています。イギリス、フランスの各地、さらにはアメリカ東海岸。こんなにたくさんの場所から、東京(そして兵庫)へ絵が集まってきたのかと思うと感慨深いものがあります。この展覧会を開くことになったいきさつや、苦労話も掲載されていて、一大プロジェクトの裏ではさまざまなドラマがあるものだと感動しました。ガイドブックならではの読み物が充実しているところも、本家シリーズとは違う魅力でしょう。「展覧会には行けなかった」「興味がわいた」という方はぜひ「怖い絵」シリーズを!現在、シリーズ4作が出版されています。基本的に、絵画1枚につき1コラムで構成されているので、どの巻から&どのページから読んでも大丈夫。表紙買いするのも楽しそうです。読めばきっと、これまで感じたことのない「知的興奮」が味わえ、知らぬ間に教養も身についていることをお約束します!Information『怖い絵のひみつ。「怖い絵」スペシャルブック』(角川書店)¥1300+税(C)J33P3l2/Gettyimages(C)portishead1/Gettyimages
2017年12月28日ベストセラー『怖い絵』シリーズの初版刊行10周年を記念した「怖い絵」展(東京・上野の森美術館で12月17日まで開催中)は、兵庫県立美術館の27万人に続き、上野でもすでに35万人を動員。最長3時間待ちの行列もでき、今年最大の美術界の“事件”となっている。これを特別監修したのが、『怖い絵』の著者でドイツ文学者の中野京子さん。 「(ギュスターヴ・)モローの《ソドムの天使》は、町に火の雨を降らせたのが実は天使だったと知って、日本人の“天使はやさしくて人間の味方”という先入観を覆されるようです」(中野さん・以下同) 約80点の絵はもちろん、隣に掲げられた中野さんの解説パネルを見て、2度ゾクッとできるのも人気の秘密。チャーミングな語り口で取材に応じてくれた中野さんだが、年齢非公開も含め、ファンからは「中野さんこそ謎」という声も。その疑問をぶつけると、「あまりプライベートなことは公開したくないのですが……」と、いいながら“謎すぎる素顔”の一端を明かしてくれた。 「北海道のごく普通のサラリーマン家庭に育ちました」とほほ笑みながら、小学生時代の『怖い絵』のルーツについて語り始めた。 「祖父宅の仏間には、ご先祖の遺影がズラリと飾られていて、あるとき叔母がその1枚を指し『この女の人は駆け落ちしたんだよ』と言いました。それまではどれも似た顔をした親族の写真だったのが、以降、そのおばあさんの写真だけ、私には特別な物語をもつ1枚となったんです」 早稲田大学大学院修士課程を終え、母校で西洋文化史などを教えていたころには、小説家を目指したことも。 「ミステリー作家になりたくてカルチャーセンターにも通い、江戸川乱歩賞の最終候補作に残ったこともありました」 その後、オペラに関する著作などを発表していたとき、ある絵画との運命の出合いが。 「(ジャック=ルイ・)ダヴィッドの《処刑台に連行されるマリー・アントワネット》でした。一見、単なるスケッチで、かつて“ロココの薔薇”と呼ばれたアントワネットが荷車で連行される様子を描いているのですが、その線のタッチに画家の悪意を感じ取ったんです。絵の背景の物語を調べるうちに、恐怖と美とは相性がいいことにも気付きました。これがきっかけで、『怖い絵』を書き始めました。最初は教科書を扱う出版社で3000部からのスタートで、まさか続編が出るなんて」 いまや累計70万部の『怖い絵』に加え、『名画で読み解く』などシリーズ作品も多い中野さんは、携帯は持たない、テレビも見ない主義。目下、執筆や講演が忙しくて、映画館に行けないのが悩みのタネとか。 「電車のなかで本を読んでいたいタイプだから、携帯は必要ないんです(笑)。テレビは、もっぱらDVDでの映画鑑賞用。好きなジャンルはスパイや脱走モノ。ちょっと男性っぽいかな(笑)」 取り上げたい怖い絵は、まだまだたくさんあるという。 「昨今、SNSの映像の世界になじみの深い若い人たちが『怖い絵』を通じて、モッサやシムズなど、日本では無名の画家の絵に興味をもってくれるのがうれしいし、もっと歴史好きが増えればと思うの!」
2017年12月13日俳優のムロツヨシと女優の芳根京子が、映画『ボス・ベイビー』(2018年3月21日公開)で日本語吹き替えキャストに初挑戦することがこのほど、明らかになった。また、吹き替え版の本編映像も公開された。『怪盗グルー』シリーズのユニバーサル・スタジオと、『シュレック』のドリームワークス・アニメーションという二大アニメブランドがタッグを組んだ本作は、黒いスーツに白いシャツ、ネクタイをビシッと締め、チャキチャキと歩く赤ちゃん"ボス・ベイビー"の物語。両親と3人で幸せに暮らす7歳のティムの元に弟としてやってきた彼は、見た目はキュートな赤ちゃん、中身は人使いが荒く口の悪いおっさんというギャップで瞬く間に人気に。全米ベストセラーとなったマーラ・フレイジーによる絵本『あかちゃん社長がやってきた』(講談社刊)にインスパイアされ、『マダガスカル』シリーズのトム・マクグラスが監督を務める本作は、全世界で大ヒットを記録し、本国ではすでにパート2の制作が決定している。このたび、ボス・ベイビーの吹き替えキャストにムロツヨシが決定。見た目は可愛い赤ちゃん、中身はおっさんという強烈なキャラクターを演じる。そして、ボス・ベイビーに振り回される7歳の兄・ティム役に、芳根京子が決定した。ムロは「吹き替えのお仕事はいつかしたいと思っていたのですが、まさか赤ちゃんの役をやれるとは思っていなかったので、オファーを頂いて嬉しくて飛び上がりましたね」と喜び、「『赤ちゃんだけど、おっさん』の時と『おっさんだけど、赤ちゃん』の時の2つが交互に来たり、所々出たりするお芝居はやりがいがあると思いました。見た目(赤ちゃん)をお借りして、新しい自分の芝居ができる、楽しくやれるというところがいい仕事だなと思いました」とコメント。芳根との共演についても「最初の共演は"教え子"、先生と生徒だったので。まさか兄弟で私が弟やる日が来るとは思いませんでしたから楽しみです」と期待する。芳根も「世界中で大ヒットしている作品の吹き替えをオファーされたときは、本当にびっくりしました。普段ドラマや映画をやらせて頂く中で、7歳の男の子の役を出来る機会はないので、すごく新鮮でしたし、こういうチャンスを頂けて嬉しく思っています」と喜び、「声だけで表現すると言っても、身体って動いちゃうものなんだなと今回改めて感じたので、全身を使ってティムという男の子を演じていきたい」と宣言。ムロについても「台本を読んで自分で想像するボス・ベイビーよりもずっと面白くて本当に笑ってしまうし、ボス・ベイビーがすごく愛おしく感じられます。一緒にやらせて頂けて幸せです」と話している。また、『怪盗グルー』シリーズなどユニバーサル作品でおなじみの宮野真守が大人になったティムの声を担当。そして、山寺宏一が兄弟の両親が勤める会社のCEO、フランシス・フランシス役に決定した。(C) 2017 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2017年11月22日相変わらずの美貌が眩しい女優・長谷川京子さん。最新作の見どころや役作りから、これまでの女優人生について伺いました。女優を続けられたのは、やめなかったから。三浦しをんさんの小説の中でも異彩を放つ『光』が、大森立嗣監督によって実写映画化された。「まほろ駅前」シリーズでおなじみの三浦×大森タッグは、人間に潜んだ闇を絶妙に描き出すことで知られているが、今作はさらに深く切り込み、えぐり出し、容赦のないバイオレンスを繰り広げている。物語の鍵となるのは、とある小さな島で生まれ育った幼なじみの信之と美花。ある日、信之は美花を守るために殺人を犯してしまう。しかし、直後に突如島を襲った津波によってその罪は消し去られていた。それから25年後。南海子<みなこ>と結婚して1児の父となった信之のもとへ現れたのは、同じ島で育ち、弟分のような存在の輔<たすく>だった。輔は、消し去られたはずの殺人事件をネタに、信之と、女優として成功していた美花に金をたかってきたのだが…。信之役に井浦新さん、輔役に瑛太さん、大人になった美花役に長谷川京子さん(幼少期の美花役は紅甘<ぐあま>さん)、南海子役に橋本マナミさんという実力派キャストが顔を揃え、際立った演技力で人間の生き様にリアリティを与え、見応えある作品に仕上がっている。――大人になって生まれ育った島を出た美花は、女優の篠浦未喜となり、そこから長谷川さんが演じているわけですが、そもそも、女優さんが女優役というのも、なかなかめずらしいですね。確かに(笑)。ただ、女優の未喜を演じるというより、美花そのものを演じることが課題でした。――美花について長谷川さんは、模索し続けても最後までわからなかったというコメントを残していましたが、撮影から1年以上経った今は、いかがですか?脚本を読んで演じて、完成作品を観た時に、美花ってこんな感じの人なのかな、って何となく思ったぐらいで、今も、ぼんやりしています。独特な雰囲気を持った島で育ち、島の呪縛みたいなものを背負って生きてきた子ですからね…。撮影に入る前に、温度感や空気を知るために、14歳のころの美花や信之の島でのシーンを見させていただきましたが、子供時代の美花を演じた紅甘さんは、想像よりもずっと湿度の高い女優さんでした。つい周りが手を差し伸べたくなるんだけど、でも絶対にこの子は壊れないよな、という強さもあって、不思議な魅力を感じたんです。そんな彼女の演技も含めて、大人になった美花は島の宿命や自分の性、人生を受け入れて生きるしかないという覚悟を決めているんだろうな、と思いました。――かなり難しい役だった、ということが窺えますが、人物像として大事にしたところはどこですか。ともすればただの悪女に見えてしまうかもしれなくて、それはイヤでした。彼女の背景が感じられるようにしたかったし、プライドを持っていたかったんです。――確かに、ブラックな色気を放ちながらも、でもなぜか憎めない女性でした。この映画を通して、どんなことを伝えたいですか?伝えたいことかぁ…難しいですね。完成作品を観たら、自分が脚本を読んで解釈し、現場で演じていた時の感覚よりも難しい作品に仕上がっていましたから。観ている側の思考回路をかき乱すような(ジェフ・ミルズさんの)音楽も相まって、心揺さぶられながら観続けていたので、想像以上に衝撃が強くて。そう考えると、普段自分が映画を観る時には、あまりメッセージ的なものは求めていないし、メッセージというよりも感覚的な部分で感じてもらいたいです。ただ、黒か白かというわかりやすいものではない。かといって、グレーなんていうまろやかな色でもなくて。人間の内面や本質をえぐりつつも、日常に潜む暴力があらわになっていて、心がザワついたまま終わってしまうという新しいタイプの作品だと思うんですが、こういうジャンルも、映画を選ぶ時の選択肢の一つに加えてもらえたらいいな、と思います。私はただ、別の道を歩まず同じ道を歩き続けただけ。――「強い衝撃が残った」というこの作品、長谷川さんにとっての一つの節目になりそうですか?いわゆるわかりやすい大きな転機みたいなものってこれまでもあまりなかったんです。例えば、あとから考えてあの監督に出会えてよかったと思うことはあるんだけど、根本的に、今日に至るまでのすべてが自分の人生だったと思っているから、これとこれだけが転機だった、とは言えなくて。――なるほど。では、22歳の時に、モデルから女優へとシフトしたのも、ご自身としては転機というわけではなかったわけですね。そうかもしれない。モデルから女優になった理由は、ひとことで言えば、モデルとしてやれることがなくなっちゃったから。そもそも、身長が高い方ではないし、脚がめちゃくちゃ長いわけでもない。高校生で芸能事務所に入った時は、オーディションの毎日で、しかも落ちまくってたし。それでも、たまに呼ばれる撮影現場は学校よりも刺激的で、仕事がすごく楽しかったんです。そのうち、『CanCam』のオーディションで専属モデルに選ばれて少しずつ仕事が入り始めると、ほかのモデルさんと一緒に現場に出られるようになったり、自分のページが1/4から1ページの裁ち落としになったりしながら、ついに表紙をやらせてもらえるようになりました。だけど、憧れていた表紙に出られるようになると、次の目標が見えなくなってしまって、将来的にモデルを続けている自分も全く想像できなくなっちゃって。活躍の場を広げるには、もっとたくさんの人に私を知ってもらうためにはどうしたらいいのかな…そう考えた結果、女優の道を選びました。――モデルから転身し、今では、長谷川さんが出演されるのは話題となる作品ばかりですが、ここまで女優を続けてこられた理由は、どんなことだと思いますか?本当に、ありがたいことですよね。でも女優を続けてこられた理由は1つあるんですよ、明確に。それは“やめなかったこと”(笑)。女優の道を歩き始めた時に、一緒に歩んでいた人たちが、気がついたら別の道を歩んでいる、というのを何度も見てきました。でも、私はただ別の道を選ばずに同じ道を歩み続けていただけ。子どものころから負けず嫌いで納得するまでやり続ける性格で、気づいたらここまできていた、という感じです。そうそう、心理学的には私って“不安”が頑張れるバネになるんですって。――それって、ちょっと大変じゃないですか?そうなんですよ、本当はイヤなの。不安なんて一切感じずに、何事も楽しんでいたいのに、いつになったら私は、神様のように達観できるの?っていつも思っています(笑)。一方で、でも達観してしまったら女優の面白さがなくなるのかもしれないし、もしかしたら自分で不安材料を用意してバネにしているのかも、とも思ってて。――表裏一体と言いますか…。女優の魅力ってどんなところにあるのでしょうか?やればやるほど面白くなってきちゃうんですよね、これが!飽きればいいのにって思うんだけど、それまで、悔しさから無我夢中に食らいついてきたところから、あれ?だんだんやり方がわかってきたな、って思い始めたりして。多分、この仕事は、一つのことがわかるまでの時間がすごく長いんだと思います。あとは、女優の魅力の一つに、自分とは全然違うタイプの役で、イヤなセリフを言ったりすると、結構すっきりするというのがあって。もしかしたら、本当はそういうイヤな部分も自分の中に持っていて、普段は社会人としてフタをしているだけなのかもしれないですね。映画『光』は、11月25日~全国ロードショー。監督と脚本を務めた大森立嗣さんが、劇中の音楽にテクノ界のカリスマ、ジェフ・ミルズさんを起用したことでも話題。全編にちりばめられた狂気的な感覚が、彼の音楽によってよりミステリアスに迫る。出演は、井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミ、南果歩、平田満ほか。はせがわ・きょうこ1978年7月22日生まれ。高校3年の時にファッション誌『CanCam』の専属モデルとなり、その後、女優に転身。2006年のドラマ『おいしいプロポーズ』(TBS系)でドラマ初主演。その後、ドラマ『SCANDAL』(TBS系)、『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)や『ペテロの葬列』(TBS系)、映画『後妻業の女』などの話題作に出演する人気女優に。※『anan』2017年11月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・長澤実香(TOKYOEDGE.)ヘア&メイク・佐々木貞江インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2017年11月15日岡崎京子による漫画『リバーズ・エッジ』が実写映画化。主演に二階堂ふみを迎え、2018年2月16日(金)に全国で公開される。原作・岡崎京子、若者たちの生と欲望を鮮烈に描く繰り返されるリアルなセックスや暴力、日常を生きることに対する違和感など、若者たちの心の揺らぎをその作品の中で描いた岡崎京子。中でも雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された『リバーズ・エッジ』は、青春漫画の金字塔として熱狂的な支持を集める代表作の1つだ。若草ハルナ役に二階堂ふみ、山田役に吉沢亮自由に生きる女子高生・若草ハルナ役に二階堂ふみ、執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしている同性愛者の山田役に吉沢亮、そして、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ役にSUMIREと、これからの日本映画の新時代を担う若手俳優たちが出演。そのほか、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎役の上杉柊平、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵ら個性溢れる顔ぶれが、欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちのリアルな姿に体当たりで挑む。『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が監督メガホンを取るのは、窪塚洋介が主演を務めた伝説的な作品『GO』や、社会現象も引き起こした恋愛小説の実写化作品『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲監督。原作に深く魅了されたという行定監督は、映画の中にオリジナルの仕掛けを加えるとともに、新しい岡崎ワールドを披露する。主題歌は小沢健二による書き下ろし小沢健二が、自身初となる映画主題歌を担当する。楽曲は、完全書き下ろしの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」。かねてより原作者の岡崎京子と親交があったことにより、夢のタッグが実現した。また、楽曲にはメインキャストの二階堂ふみと吉沢亮も参加している。なお映画『リバーズ・エッジ』は、第 68 回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門で正式出品される事が決定している。ストーリー「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。若草ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と同姓愛者であること隠した山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。作品情報映画『リバーズ・エッジ』公開時期:2018年2月16日(金)出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵監督:行定勲脚本:瀬戸山 美咲原作:岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年11月10日11月初旬、長女の有名私立小学校“お受験”に挑んだのは長谷川京子(39)。人気バンド「ポルノグラフィティ」ギタリストの夫・新藤晴一(43)も一緒だ。 長谷川は濃紺のスーツにクラシック感のあるボストン型メガネをかけ、靴とバッグは黒で統一。メークもほとんどせず、眉毛は自然な太眉。無造作にも見えるポニーテールにまとめた髪型といい、完璧な“お受験”モードだった。 「長谷川さんは9月に終わった真木よう子さん主演のドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)に出演していました。お子さんの“お受験”に響かないようにと、この秋のドラマ出演は見送ったようです」(芸能関係者) 藤本美貴(32)庄司智春(41)夫妻は、長男(5)と3人で“お受験”に姿を見せた。マスク姿の庄司が息子と手をつなぎ、藤本は後ろからついて行く。硬い表情の庄司と対照的に、藤本はリラックスした雰囲気だ。長谷川と同じく、濃紺のスーツに身を包んだ藤本。メークも、やはり薄化粧だ。 「藤本さんは、お子さんを出産した直後から私立校に入れたいと希望していたそうです。家族ぐるみで親しい名倉潤さん・渡辺満里奈さん夫妻と4人で食事しては、お受験指南を受けていたとか」(藤本の知人) 元フジテレビアナウンサーの中村仁美(38)は、こちらもまた定番の濃紺スーツで長男(5)の“お受験”に現れた。この日、夫の『さまぁ〜ず』大竹一樹(49)の姿はなし。 「中村さんは教育熱心で、今年7月には都内の有名幼児教室の受験セミナーに息子さんを通わせたりしています。そのときは“恐妻家”の大竹さんが、1人で息子さんを連れて行ったようです(笑)」(芸能プロ関係者) 何とかして子どもを“ブランド校”へーー。そんな気持ちが赤裸々に出てしまうのが、芸能人パパ&ママたちのお受験ファッションだ。 「芸能人ママは、“派手に見られてはいけない”と涙ぐましい努力をしなければいけません。メークは、まつげエクステなどはもちろんはずして、決して派手にならないようにしなくてはいけません。口紅は赤ではなく、ピンクベージュがお勧めです。とにかく、“シンプル&清楚”を心がけることが芸能人の“お受験の掟”ですね」(受験ジャーナリスト) たしかに、今回本誌がキャッチしたママたちも、みんな“地味メーク”。中村に至っては「これは完全なすっぴんでしょう」(前出・受験ジャーナリスト)。我が子のために芸能人オーラを“封印”し、“お受験”に奮闘した彼女たち。数日後に発表となっているはずの結果はいかにーー。
2017年11月10日10月7日から上野の森美術館ではじまる『怖い絵』展。2017年に開かれる展覧会のなかでもひときわ注目度が高く、開催を待ちわびているファンも多い同展について、特別監修者の中野京子先生に見どころなどをうかがいました。『怖い絵展』まもなくスタート!【女子的アートナビ】vol. 85『怖い絵』展は、作家でドイツ文学者の中野京子先生が2007年に出版した大ベストセラー『怖い絵』の世界を本物の名画で楽しめる、ちょっとユニークな展覧会です。「怖さ・恐怖」にスポットをあてて選び抜かれたのは、近世~近代にかけてヨーロッパで描かれた油彩画など約80点。セザンヌやターナーなど巨匠たちの作品も登場します。同展は先に7月から兵庫県立美術館で開かれていたのですが、2か月弱の開催期間にもかかわらず入場者数はなんと27万人を突破。まもなく東京会場での展示がはじまるということで、開催を心待ちにしているアートファンの間では期待がどんどん高まっています。中野京子先生にインタビューそんな盛り上がりを見せている『怖い絵』展ですが、アート初心者でも展覧会を楽しむことができるのでしょうか?また、anan世代の女子が共感できる作品はあるのでしょうか?そこで、特別監修者の中野京子先生に『怖い絵』展の楽しみ方についてお話をうかがいました。「怖い絵」ってどんな絵ですか?中野先生怖い絵というと、スプラッターみたいなグロテスクな絵を想像して美術館に来られる方もいらっしゃるでしょうが、全く違います。もちろん、実際に怖い絵もありますが、ほとんどはパッと見るときれいで美しい絵。でも、その絵の背景を知ると怖くなるというのが展覧会のコンセプトです。アート初心者でも楽しめますか?中野先生(『怖い絵』展の神戸会場では)ananの読者さんのような若い方や、はじめて美術館に来たという人も多くいましたよ。若い人たちがSNSで発信しているのを見ると「おもしろい」という感想がすごく多かったです。みなさん、美術館で絵の解説をじっくり読んでくれたようで、作品の背景や意味がわかったら「絵ってこんなにおもしろいんだ!」と思ったそうです。ふだん美術館に行っても一時間あれば見終わってしまうという人も、今回の『怖い絵』展では気づいたら二時間も三時間もいた、という人が多い。つまり解説を読んで絵の意味がわかるとおもしろくなって、何度も繰り返し見たくなるのでしょうね。anan女子におすすめの「怖い絵」を3点教えてください!中野先生まずはビアズリーの《踊り手の褒美》。大皿に斬られた男の首が乗っている絵です。恋する相手が自分のものにならないなら首だけでもいいから欲しい…というサロメの話は、女性は惹かれるものがあるかなと思います。中野先生また、スザンナの水浴を描いた《スザンナと長老たち》も現代女性に身近な主題だと思います。働き始めるとセクハラとかパワハラとかありますよね。それの古代版がこの絵です。(※「スザンナの水浴」は『旧約聖書外典』に収録されているエピソード。裁判官でもあるスケベな長老二人が人妻スザンナを襲おうとする。しかし拒まれたため、彼女に罪を着せて死刑を宣告する、というストーリー)中野先生この絵では、スザンナが「神さま、助けてください」という感じで天を仰いでいる。長老たちに迫られ絶体絶命、もうダメ…という場面。でも大丈夫。絵の横に解説を書きましたが、最後まで読んだらホッとしますよ。スザンナの水浴をテーマにした絵はたくさんあって、長老たちに覗かれているのを全然知らずにルンルンと水浴しているスザンナを描いたものが多いのです。聖書のこのエピソードはヌードを描くためのエクスキューズ。男性注文主のために男性画家が女性のヌードを描いていました。中野先生3つめは、《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。絵を見れば、斬首される場面というところまではわかります。さらに解説を読んでいただくと、ジェーンがわずか9日間だけ女王の座にあったこと、自分が望んだわけでもないのに女王にさせられ反逆罪で処刑されること、そのときまだ16歳だったということがわかります。この史実を知ると、みなさん鳥肌が立ったり、涙ぐんだり、本当に泣いてしまったりするのです。しかもこの作品は等身大の大きさで、実物を見るとかなり大きくて迫力があります。描写も迫真的で、写真のように描いているように見えて、実は写真とは違う。現実をそのまま描いているわけではなくて、例えばジェーンは本来黒い服で処刑されましたが、画家のドラローシュは彼女の無実で無垢な部分を示すために白いドレスを着せている。目隠しもしていませんでした。とても演出を凝らし、効果を上げている。だから見る人の胸に迫るのだと思います。中野先生あとは、画家によってどれだけ表現が違うのかがわかるとおもしろいですよ。そんな作品が会場でちょうど2点並んでいます。主題はセイレーン。ドレイパーの《オデュッセウスとセイレーン》では美しい人魚として描かれているのですが、その隣にあるモッサの《飽食のセイレーン》は人魚ではなく鳥女として表現されています。みなさんビックリされますが、この2点はほぼ同じ時代に描かれています。モッサのほうは感覚が新しい。これは驚きますよ。日本のアニメっぽくて。そんな対比とかも楽しんでほしいですね。(※上の写真では左がドレイパーの《オデュッセウスとセイレーン》です。モッサの《飽食のセイレーン》は著作権の関係で図版を掲載できません)『怖い絵』展、とてもおもしろそうですね!中野先生絵画は、テレビや映画といった動画のなかった時代のエンターテインメントでした。その中から、時代も国も超えて長く生き残ってきた作品が、芸術品となり資産となってきたのです。現代の我々は芸術として、つい崇めたてまつってしまいがちですが、エンターテインメントだった時代を思い返して「楽しむ」というスタンスがあってもいいと思うのです。初めて美術館を訪れ、初めて実物の西洋名画に触れ、画家の名前がわからなくても「絵っていいなー」と思う人が少しでも増えればいいことじゃないかな。そう思います。取材を終えて…中野先生は現在新聞や雑誌に連載をもち、日テレの『世界一受けたい授業』などにも出演。絵画に潜む「怖さ」に着目し、文化や歴史的背景をもとに作品をわかりやすく解説してくださるので、先生の本をきっかけに絵を “読む” 楽しさに目覚めた人もたくさんいます。私もそのひとり。もともと好きだった美術鑑賞が『怖い絵』に出会ったおかげでさらに楽しいものとなりました。実は中野先生とお話しするのは今回がはじめてではありません。まだ『怖い絵』が出版されていない20世紀末、大学で教鞭をとられていた先生に、編集者としてお目にかかったことがあります。その時はドイツ語教材についてお話をうかがった記憶がありますが、まさかアートについて先生にインタビューすることになるなんて、当時は想像もできませんでした。個人的にも非常に思い入れの強い『怖い絵』展、いつもより記事が長くなってしまいましたが、ぜひぜひ多くの方に足を運んでいただき、絵を “読む” 楽しさを体験してほしいです。会期は10月7日から12月17日までの2か月強。どうぞお見逃しなく!Information会期:10月7日(土)~ 12月17日(日)※会期中無休時間:10:00 ~ 17:00 (最終入場16:30)会場:上野の森美術館料金:一般 1,600円/大学生・高校生 1,200円/中学生・小学生 600円/小学生未満無料※『怖い絵』展の見どころが載った中野京子先生の本も発売中です!怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック著者 中野京子定価 1,404円(本体1,300円+税)
2017年10月02日女優の土屋太鳳と芳根京子が、映画『累-かさね-』(2018年公開)でW主演を務めることが4日、わかった。同作は松浦だるまによる人気コミックを実写化。天才的な演技力を持ちながらも、醜い容貌にコンプレックスを抱いて行きてきた淵累(芳根)と、美貌に恵まれながらも女優として花開かずにいた舞台女優・丹沢ニナ(土屋)が、キスすると顔が入れ替わる不思議な口紅を使うことで、運命が変わっていく。NHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインを演じた土屋と、『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根が、キスを引き金に顔が入れ替わるという難役に挑戦。土屋は通常のニナ&顔がニナになった累、芳根は通常の累&顔が累になったニナと、両方を演じることになる。また、芳根は累に近づくため、特殊メイクを施すという。土屋は芳根について「芳根さんの瞳は近くで拝見すればするほど本当にキラキラと美しくて、多くの人に愛され守られているかたなのだなと実感します」と印象を語る。芳根と入れ替わることにドキドキしながらも「とても光栄ですし、すごく楽しみでもあります」と心境を明かし、「今はまだ稽古という場と役という人格を通してしか時間を御一緒していないので、これからたくさんの感情を共有させていただき、ひとつになっていけたらと願ってます」と希望を表した。一方、芳根は「小柄でほんわかしているのに、ものすごくパワーの溢れる方で、とても心強いです」と土屋の印象を語る。「『頑張ろうね』と優しく手を握ってくださって嬉しかったです」と明かし、「沢山頼ってしまうと思いますが、支え合いながら累とニナを創りあげれるよう私も頑張ります」と意気込んだ。原作の松浦はもともと、口紅を塗った土屋の広告を見て「この方に演じてもらえたら……!」と思っていたという。また、芳根についても「芳根京子さんになら女の激情・悲哀・葛藤をきっと表現していただける」と期待を寄せた。○土屋太鳳コメント演技というものは、実は普段の生活の中で、どんな人も繰り返していると思うのです。理想と現実を埋める方法だったり、思いを伝える手段だったり。でもそれが本当の自分を隠すためのものならば、しあわせに決して辿り着けない闇の魔法のようでもあります。『累-かさね-』が描くのは、その闇に手を伸ばす禁断の世界。そこに何があるのか、監督はじめスタッフの方々、キャストの方々と一緒に思いきり堕ち、確かめたいと思います。そして女優として、『累-かさね-』の闇に酔いしれたいと思います。○芳根京子コメント『累-かさね-』の世界観に入るのが楽しみでもあり、撮影期間、自分はどうなってしまうのだろうと恐怖感もあります。二役を演じるのは初めての経験なので、想像するだけでも大変なものだと思いますが、土屋さんとご一緒にお芝居出来る喜びを噛み締めながら、累とニナを丁寧に創り上げていきたいです。メイク・衣装など沢山の力をお借りしながら、今までとは違う姿をお見せできるよう、そして自分自身も新たな自分を見つけられるよう、全力でぶつかっていきたいと思います。爆発します!(C)2018映画「累」製作委員会(C)松浦だるま/講談社
2017年08月04日女優の芳根京子(20)が2日、自身のブログを2日ぶりに更新。2012年12月22日から続いたブログ更新連続記録を「1632日」でストップしてから初めての更新で、「ここからはほんとにマイペースに」を気持ちを新たにした。「リスタート」と題して更新されたブログは、1日に放送されたTBS系『櫻井・有吉THE夜会』で「今日6月1日、ブログ休みます!」と宣言し、6月1日はブログを更新をしなかったことを改めて報告し、「びっくりさせてしまったらごめんなさい!」と謝罪。「事務所に入ってからずっと続けていたこのブログ。2012年12月22日から毎日。1632日連続更新だったそうです。こう、数字で見るとすごいなぁ」と、「1632日」という記録に自身も驚いた。そして、「始めた頃は、だれが読んでくれるんだろう?と始めたブログも、いつの間にかどんどん見てくださる方が増えて、ランキングにも入ることができました。賞をいただくこともできました。ここまで続けることができました」と振り返り、「いつも見にきてくれる皆様いつもコメントしてくださる皆様のおかげです。心から、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。そしてサポートしてくれたマネージャーさん。いつも写真撮ったり、代わりに更新してもらったり、、ほんとにありがとうございました」とファンやマネージャーに感謝。「でもね、毎日更新を止めるだけでぱったりやめるわけじゃないよこれからも、ちゃんと、大切なこと、伝えたいことはここでお知らせしたいと思います。近況とか、ゆるりゆるり綴っていきたいと思います。これからも、大切な場所には変わりないからね!」と、これからも自分のペースで続けていくことを伝え、「ここからはほんとにマイペースに。やっていけたらなぁ!ってだから皆さんも、更新してるかなー?って見にきてくれたら嬉しいですここからは、お互いのペースでいきましょう」と呼びかけた。さらに、「昨日は日付変わっても撮影してたんだけどマネージャーさんと『今日ブログお休みしますってブログを更新した方がいいかな』とか話してました。笑日付変わる瞬間はソワソワしてました。笑それくらい、ブログを更新しないっていうのは自分の中でもう不思議でたまらなかったんです。へへ。」と休んだ6月1日の心境を告白。また、「マネージャーさんに4年半送っていた『ブログ下書きしました』って毎日送らないのか、、笑」とつづり、「ぶ」と打つと、予測変換で「ブログ下書きしました」と出るようになっていることも明かした。最後には、「ここからまた新たなスタート!これからも、どうぞ、よろしくお願いします」と気持ちを新たにあいさつした。
2017年06月03日女優の吉田羊が30日、自身がナビゲーターと音声ガイドを務める「怖い絵展」(兵庫展・東京展)の記者発表会に出席した。怖い絵展 チケット情報本展は、作家でドイツ文学者の中野京子が2007年に出版、名画に隠された「恐怖」に焦点をあてて読み解き、大ベストセラーとなった「怖い絵」の刊行10周年記念展覧会。今回が初来日となるポール・ドロワーシュの大作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」など、ヨーロッパ近代絵画、版画約80点をテーマ毎に展示し、観る者の想像力をかきたてる構成となっている。「怖い絵」をテーマに自らが描いたイラストを披露した吉田は、絵心は「0点です」と会場を笑わせながらも、「なにが怖いんだろうという、好奇心を入り口に展覧会に足を運んでいただいて、その絵が持つもうひとつの顔、絵画鑑賞の新しい楽しみ方を発見していただけたら」と話し、本展をアピールした。兵庫展は7月22日(土)より兵庫県立美術館で開幕。チケット発売中。東京展は10月7日(土)より東京・上野の森美術館にて開幕。お得な特典付き前売チケットは、本日5月31日(水)より発売開始。なお、チケットぴあ限定で、「特製しおり付前売券」、「中野京子氏生解説付夜間鑑賞会券」などが販売される。詳細は、チケットぴあ()まで。
2017年05月31日「怖い絵」展が、兵庫県立美術館で2017年7月22日(土)から9月18日(月・祝)まで、上野の森美術館で10月7日(土)から12月17日(日)まで開催される。テーマは「恐怖」。本展では、視覚的な怖さだけでなく、隠された背景を知ることで判明する恐怖を約80点の西洋絵画・版画の中で紐解いていく。“この絵はなぜ怖いのか?”その疑問の答えを探る場でもある、今までになかった新たな視点で作品に触れられる展覧会だ。中野京子著書シリーズ『怖い絵』をもとに本展は、作家・ドイツ文学者の中野京子によるベストセラー『怖い絵』というシリーズ化された書籍の刊行10周年を記念して開催される。著書でも紹介されたポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》、ハーバート・ジェイムズ・ドレイパーの《オデュッセウスとセイレーン》などの作品が、展覧会を通してよりダイナミックに表現される。展覧会へ足を運ぶ人に向けて、本記事では“この絵がなぜ怖いのか”を中野京子の解説を紹介する。知るからこそ見える恐怖の世界。ぜひ予習して臨んでほしい。ポール・ドラローシュ《レディ・ジェーン・グレイの処刑》本展の注目作品である《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。縦2.5m、幅3mにもおよぶ、ポール・ドラローシュの大作は繊細な筆致と緻密な構成で描かれた圧巻の大作だ。1928年のテムズ川の大洪水により失われたと考えられていたが、1973年の調査で奇跡的に発見された。1975年の一般公開再開以来、瞬く間にナショナル・ギャラリーの代表作品となった奇跡の作品が初来日となる。ヘンリー8世の姪の娘として生まれたばかりに政争に巻き込まれ、望みもしない王冠を被せられたあげく、わずか16歳で死なねばならなかったジェーン・グレイ。この絵画には「9日間の女王」とも呼ばれる彼女が、今まさに処刑されようとしている風景が描かれている。手探りしている首置台に触れれば、彼女は司祭の助けをかりてそばに身を横たえ、処刑人の大きな斧の一撃を受ける。下に敷かれた藁は、夥しい血を吸いとるためのもので、首がころがる様をも想像させる。ハーバート・ジェイムズ・ドレイパー《オデュッセウスとセイレーン》半人半鳥または半人半魚の姿で、美声によって船乗りたちを惑乱させ、船を沈めたと言われる海の魔女セイレーン。マストに縛りつけられた古代ギリシャの英雄オデュッセウスは、彼だけ蜜蝋の耳栓をしていなかったため、セイレーンの歌声を聞いて狂乱し、海へ飛びこもうと身をよじる。その恐怖は見るものを巻き込んでいく。ドレイパーが描くセイレーンは、当時のイギリス人が理想とする若い美女そのもの。彼女らの下半身は海中では魚なのに、船べりによじのぼる時には白いエロティックな脚となり、腰には海藻が巻きついている。ウィリアム・ホガース『ビール街とジン横丁』より《ジン横丁》18世紀半ばのロンドン。イギリス国内でジンは原料も安く、税もかからず安く手に入れられたが、牛乳やお茶、そしてビールは高く、貧民街に住む人々はジンを飲むしかなかった。いつしか街の中では、子どもまでもが安酒のジンを飲み、地獄さながらの様相が繰り広げられていた。その模様がこの絵の中から読み取れる。本作品には対となる《ビール街》があるが、《ジン横丁》の悲惨さと対比的に、ビールを飲んで人生を謳歌する職人や商人が描かれている。作者のホガースは、警鐘を鳴らす意図で本作を描いたのかもしれない。「怖い絵」展 開催概要■兵庫会場会場:兵庫県立美術館住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1会期:2017年7月22日(土)~9月18日(月・祝) ※月曜休館(9月18日は開館)時間:10:00~18:00(金・土曜日は夜間開館、20:00まで)※入場は閉館の30分前まで。料金:一般 1,400(1,200)円、大学生 1,000(800)円、70歳以上 700(600)円、高校生以下無料※( )内は前売料金(一般・大学生のみ)および20名以上の団体割引料金。※障がいのある方は各当日料金の半額(ただし70歳以上料金からの割引はなし)。その介護者1名は無料。※割引を受ける場合は証明できるものを持参。※県美プレミアム展の観覧には別途観覧料金が必要(本展とあわせて観覧する場合は割引あり)。問い合わせ先:兵庫県立美術館 078-262-0901■東京会場会期:2017年10月7日(土)~12月17日(日) ※会期中無休会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2時間:10:00~17:00※入場は閉館の30分前まで。料金:一般 1,600(1,400)円、大学生・高校生 1,200(1,000)円、中学生・小学生 600(500)円※( )内は前売料金、および20名以上の団体料金。※小学生未満は無料。※障がい者手帳の提示、およびその介護者1名は無料。問い合わせ先:上野の森美術館 03-3833-4191
2017年05月25日連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務め、いま注目を浴びる若手女優のひとり芳根京子が、4月スタートの長谷川博己主演新ドラマ「小さな巨人」に出演することが決定。芳根さんは、プロデューサーが取材する中で出会った、実在する人をモデルに作られた役柄、警務部の人事課に配属された新任職員役を演じる。本作は、“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をする、警視庁捜査一課強行班1係長の香坂真一郎(長谷川博己)が、取り調べの際に一つミスを犯してしまい、所轄への異動を命じられてしまう。やってきた所轄では、小さな事件でも己の正義を信じ事件に挑む同僚たちが。その姿を目にしたとき、香坂は刑事としての使命・本当の正義に悩みつつも、自分の“正義”を信じ、“悪”と対峙していくことになる…というストーリー。刑事・香坂役の長谷川さんのほかにも、同じく捜査一課長を目指す刑事・山田春彦を岡田将生が演じ、安田顕、春風亭昇太、駿河太郎、手塚とおる、木場勝己、香川照之らが脇を固めている。今回、新たに出演が発表された芳根さんが演じるのは、警察犬のブリーダーに憧れて警視庁に入庁したが、志望とは異なる警務部の人事課に配属された新任職員・三島祐里役。祐里は、昇任試験の問題の準備や採点の補助、人事案の整理の仕事を行っており、人事の仕事をこなす中で、優秀な刑事と出世をする刑事とは別物であることや、普段は巨悪に立ち向かう勇猛果敢な警察官たちが人事にも大変興味を持っていることも知る。警察内部の人事情報に精通することである決意をするのだが、その決意がこの物語を左右していくことになる…という重要なキャラクターだ。芳根さんは、「朝ドラの撮影が終わって、TBSのスタッフさんに『おかえり!』と言っていただけて嬉しかったです。本当に豪華なキャストの皆様に囲まれて過ごせること、そして初めての社会人の役。自分にとってまた新たな大きな挑戦になりますが精一杯頑張ります!」と意気込み、「警察が舞台の男っぽいドラマで女性のキャストが少ないですが、その分、祐里がちゃんと輝けるようにしっかり向き合っていきたいと思います」とコメントしている。また、伊與田英徳プロデューサーは、「私たちが取材を重ねる中で、普段は果敢に事件と戦っている警察官が、実は人事にも大変興味を持っているということを知りました。今回の作品の中でも、それと同じ目線となる新人警察官役が必要だと思い、芳根さんにオファーをして承諾を頂けました」と今回のキャラクターを作った経緯を語り、芳根さんについては「純粋でまっすぐな彼女であれば、警察官の背中を見て社会人の厳しさを感じる三島祐里役を演じきってもらえると思っております」と期待を寄せている。日曜劇場「小さな巨人」は4月16日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。※初回25分拡大(cinemacafe.net)
2017年03月31日女優の長谷川京子が、きょう13日に発行されたファッションカタログ『So close,(ソー クロース,)』創刊号の表紙を飾っている。通販大手のディノスより創刊された『So close,』は、もっと簡単におしゃれを楽しむために、そして"「私」が「私」になれる服"をコンセプトに、30代~40代の自分のスタイルが確立している女性に向けた上品なリアルクローズを展開。オフィシャルにもカジュアルにも使えるアパレル、雑貨、小物、ジュエリーまでトータルにラインナップをしている。長谷川は同誌のイメージモデルを務め、"魅惑の表情"で創刊号の表紙に登場。そのほかにも、さまざまなコーディネートを披露している。女優業とプライベートを軽やかに生きている長谷川の生き方が同誌がイメージする女性像とマッチ、また、その美しさと親しみやすさが起用理由だという。なお、『So close,』は年6回発行で、次号は2017年6月予定となっている。
2017年03月13日NHKで放映中の連続テレビ小説「べっぴんさん」がクランクアップを迎えた2月28日(火)、NHK大阪放送局のスタジオでヒロイン・すみれ役の芳根京子をはじめとしたキャストが出席するクランクアップセレモニーが行われた。この日は芳根さんが出演する最後のシーンを収録。芝居のモニターチェックが終了しスタッフがクランクアップを告げた瞬間、スタジオに紙吹雪が舞うというサプライズ演出で撮影がフィナーレを迎えると、驚きと感動で芳根さんは大号泣。ヒロインの夫・紀夫役を演じた永山絢斗をはじめ、ヒロインの母親を演じた菅野美穂、姉・ゆり役の蓮佛美沙子、ゆりの夫・潔を演じた高良健吾、ヒロインたちが立ち上げる子ども服メーカー「キアリス」の仲間を演じた谷村美月、百田夏菜子、土村芳が次々と登場し、約10か月に渡ってヒロインとしてドラマを引っ張ってきた芳根さんを労った。撮影が終了した芳根さんは「“あなたがヒロインです”と言われた日もすごく驚いて、こうして終わった今日もすごく驚いて、幸せだなぁと、すごく感じています。私は本当にこのチームが大好きです。今日もちょっとずつ、みんなの撮影が終わっていくのが、すごく寂しくて…。こんな未熟な私を支えて下ったキャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当に感謝してもしきれません」と語り、撮影が終わった達成感と名残惜しさが混じった複雑な気持ちを表現。また涙で声を詰まらせながらも、セレモニーに参加したキャスト一人一人に感謝の言葉を口にした。約10か月に渡って共演した高良さんは「芳根ちゃんが現場に立っている姿はかっこよかったし、すごく立派でした。自分自身のことよりも芳根ちゃんのことを大切に思えたり、芳根ちゃんに嬉しいことがあったら自分のことのように喜べる、そう思わせてくれる主演俳優でした」とヒロインとしてドラマを引っ張った芳根さんを絶賛。またヒロインを支える良子を演じた百田さんは「撮影中にみんなで出かけることができなくて、京子ちゃんがずっと“食品サンプルを作りに行こう!”って誘ってくれていたんですけど、ずっと乗り気じゃなくって…(笑)。でも撮影が終わったので、いくらでも付き合いますので食品サンプルを作りに行きましょう!」と撮影中の裏話を交えたコメントで、セレモニーの場を和ませた。さらにヒロインの夫役を務めた永山さんは「こんなに可愛い奥さんをもらえるとは思ってなかったので、紀夫はハッピーでございます(笑)。何があっても前を向く芳根ちゃんの姿勢に勇気をもらいましたし、隣で頑張っている芳根ちゃんの姿を見て本当に励みになりました」と若いヒロインに感謝の言葉を贈った。クランクアップを迎えたこの日は、芳根さんの二十歳の誕生日ということで、セレモニーにはサプライズでバースデーケーキが登場。セレモニーに参加したキャスト、スタッフによるサプライズ演出に、またしても芳根さんが感動の涙を流す一幕もあった。(text:cinemacafe.net)
2017年02月28日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で主演を務めている女優の芳根京子(19)が19日、自身のブログを更新。最後のロケが終了したことを報告するとともに、徐々に終わりに向かう本作への思いをつづった。「ロケ。」と題したブログで、「昨日から神戸にいました。びゅーーん。今日でべっぴんさんのロケは最後かな?」と報告。昨年5月25日にクランクインし、同年10月3日から放送開始、今春4月1日放送に最終回を迎える本作について、「1日1日、最後だね。って言葉が増えて来て いろいろなところでもうすぐ終わるんだなーって実感」とつづった。続けて、「なんて呑気なこと言っても 最後まで容赦なく、笑スケジュールに『すみれ』の『す』の字が途切れることなくズラーっと並んでます」と、まだまだ撮影が詰まっていることを明かし、「朝ドラのヒロインってすごいな、すごいなって思ってる今日この頃です。笑」と感慨深げに記した。そして、「1日1日、必死に必死に。1日終わるごとにいろんなもの削ぎ落とされてる日々な感じですが、笑 ここで負けず、踏ん張って、這いつくばってでも、最後まで完走したいと思います。します。させます。するんです」と決意を新たにし、「ここからはどれだけ楽しめるかだと思ってます。ワクワクします。ドキドキします」と前を向いた芳根。最後は「書きたいことまた溜まって来た、、喜代さんのお話も、、また今度」と締めくくった。ファンからは「京子ちゃんが無事にクランクアップされることを願っております」「最後まで無事に完走できますように」「大変だけど…頑張って。。。」「素晴らしい作品、最後の最後まで... 全力投球で頑張って完成させてくださいね」「ゴールを笑顔で走り抜けてくださいね」「べっぴんさんもあと少しって考えると悲しいです…」「春が待ち遠しいけど べっぴんさんとの別れは 嫌」など、たくさんの応援メッセージや、早くも"べっぴんさんロス"の声が寄せられている。
2017年02月20日●ブログで近況を知る東京の家族NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロインを務める女優の芳根京子。月曜から土曜まで放送される朝ドラの撮影は、過酷なスケジュールで知られるが、芳根はそんな中でも、毎日欠かさずブログを更新し、「Ameba」で注目されたブログに贈られる「BLOG of the year 2016」の優秀賞を受賞した。撮影のオフショットなど、ありのままの日常を公開しているブログだが、毎日更新するバイタリティはどこから来るのか。まもなく終盤を迎える『べっぴんさん』への思いも含め、話を聞いた――。――Amebaの「BLOG of the year 2016」優秀賞おめでとうございます。毎日の更新を楽しみにしているファンから多くの支持が集まったそうですが、まずは受賞のご感想をお聞かせください。ブログは事務所に入ってまず最初に始めたことなんです。当時は何かお仕事があったわけでもないので、「とりあえずやることないからブログ書いてこっかー」っていう感じで(笑)。最初は私のブログなんて誰が読むんだろうとも思ったんですけど、マネージャーさんと「やるからには毎日書こう」と言い合いつつ、「3日坊主なんでたぶん続かないと思うんですよねぇ」と、ゆるーく始めたので、まさか自分でも4年間続くと思いませんでした。――ご自身の言葉で語られる日常が垣間見ることができるという点も、受賞理由にあるそうです。友達にメールするような感覚でやっているので、気づけばたくさんの方に読んでもらい、コメントをいただいているということも、自分としては本当にびっくりなんです。ブログではありのままの自分を出しているので、それを皆さんに良いと言っていただけるというのは、本当にうれしいなと思います。――今まさに『べっぴんさん』の撮影をされていてお忙しい中、本当に毎日更新されていて、大変そうだなと思うんですが…。私よりも毎日コメントしてくださる方のほうが大変だと思います(笑)。こっちは24時間のうちに更新すればいいと思ってるんですが、毎日コメントくださる方は私がいつ更新するか分からないのに、それにお付き合いしてくださるわけじゃないですか。なので、本当に大変だろうなぁと思いながらも、「今日も出し続けるよー」って感じで書いてます。――ブログのネタに困ることなどはあるのですか?ありますね。でも「あ、これブログに載せよう」と思ってよく写真を撮っていて、それが溜まって結構載せていないものがあるので、今日はどうしよう…と思ったら、まず写真のフォルダを見て投稿します。良いのがなかったら「もう今撮る!」っていう感じですね。――先日も「思い出アルバム。」と題して、『べっぴんさん』の撮影のオフショットを載せていましたよね。今後、どんな蔵出し写真が掲載されそうですか?この1年間はずっと大阪で『べっぴんさん』の撮影なのですが、撮影と放送の時期が結構ずれているので、「まだ載せらんない!載せらんない!」ってやっぱり写真は溜まっていく一方なんです。だから『べっぴんさん』のオフショットは、これからも載せたいと思います。――楽しそうなオフショット写真がたくさんありそうですね。楽しみにしています。ところで、先ほど毎日コメントをくださるファンの方がいらっしゃるというお話もされましたが、読者の方からもらって、これまでで特にうれしかったコメントはどんな内容ですか?まずはコメントをくださること自体がうれしいんですけど、「読みやすい」と言ってくださると、自分ではあんまり文章を書くことが得意ではないので、「本当ですか!?」って喜んじゃいます(笑)。それから「力になります」というコメントもすごくうれしいですね。私も何かを見たり読んだりして「がんばろう」ってパワーをもらうことがありますが、それと同じような感じで読んでもらってるんだと思うと、とてもうれしいです。――ブログを通じてのコメントとは別に、ご家族や周囲の方など、リアルでの反応はいかがですか?今、初めての一人暮らしを大阪でしているので、番組やイベントに出る情報を、東京にいる家族はブログで知っているみたいです(笑)。『べっぴんさん』が、ほぼ毎日放送されているということもありますけど、祖母にも「全然寂しくない」って言われます。仲のいい友達も見てくれているみたいで、一緒に遊んだときに「これブログ載せなよ」とか「これ撮りなよ」と言ってくれることも多いですね。――リアルでのコミュニケーションの話題にもなってるんですね。そうですね。番組のスタッフさんも「ブログ見たよ」と言ってくださる方が多くて、「今日は何書くの?」とか「この前作ってたあれ、おいしそうだね」とか「あそこ行ってたんだ!」とか、本当によく声をかけてもらいます。でもそれと同時に、「あ、あんまり下手なこと書けないな」って思ったりもしますけど(笑)――「友達とのメール感覚」のはずが、意外と周囲の大人に見られてたんですね(笑)それで「もうちょっとちゃんとしよう」って思ったりもしましたけど、スタイルを決めてしまうと続かないので、やっぱり"ありのまま"という感じで書いてます。●6歳のさくらに衝撃「でっかーい!!」――『べっぴんさん』の放送日には必ず、「見てくださった方、ありがとうございました。」と視聴者への感謝のメッセージを入れていますよね。ブログでは基本的にプライベートなことを書くのが多くて、出演作品の話は、あえて深いところまで書かないようにしているんですが、やっぱり見てくださる方にお礼が言いたいので、「毎日ブログ書いてるなら、毎日お礼言おう!」と思い立ってやっています。――すごく謙虚な人柄が伝わっています。さて、そんな『べっぴんさん』ですが、撮影もいよいよ終盤ですよね。ここまでを振り返ってみて、いかがですか?1日1日、1週間1週間で考えると、長かったなぁと思うんですけど、今振り返ると、あっという間だったなぁという感じですね。やっぱり、作品全部が明るいわけではないので、精神的につらい、苦しい時期がありましたし、肉体的にも眠いなぁとか、おなか空いたなぁといった時期はありましたけど、きっとこの経験は、これからの自分の中に絶対影響する、大切な1年だったなと思いますね。――具体的にはどんな影響があると感じているのですか?19歳という10代最後の1年間を、実家から離れて大阪に住み込み、役で学生時代から一生を演じるということは、やっぱり怖い部分というのがすごくありますけど、これが終われば「これ以上に怖いことってそれほどないだろうな」って思えるんです。冷静に考えると、19歳で44歳を演じるなんて、めちゃくちゃじゃないですか(笑)。そういう作品はなかなか無いと思うので、今後演じる上で怖いものがなくなるわけじゃないですけど、「あの時、お婆ちゃんまで演じたんだから大丈夫だよ! 無理って思うでしょ? でもできるんだよ!」って、自分に言い聞かせることができる経験ができたんだと実感しているんです。――自分の中の"限界"を超えることができたんですね。"限界"っていうのは無いんだと思いましたね。死ぬ気でやっても死なないですし、1週間のスケジュールを見て「こんなのムチャだよ~」と弱気になった週もありましたけど、無理じゃなかった。だから「ムチャなことはあっても、無理なことはない」…そう思えば、これからもっともっと頑張っていけるんだなと思いました。―――"ムチャ"と言えば、子供を持つ母親の役を、19歳で演じるというのも、なかなか大変だと思うのですが…。娘役のさくらちゃんは、2歳までは頑張れたんですけど、6歳のさくらちゃんが現れた瞬間に「あー! でっかーい!!」って戸惑いました(笑)。実年齢だと13歳で産んだことになりますから、台本を読んでも戸惑いましたけど、目の前に現れた瞬間、驚きましたね。でもなぜか、15歳のさくらちゃんが現れたときには、落ち着くことができたんですよ(笑)――6歳の衝撃が大きすぎて、慣れたんですか?どんなにあり得ない設定でも、私の中では初代の10カ月のさくらちゃん、2代目の2歳のさくらちゃん、3代目の6歳のさくらちゃんが、つながっていたんです。だから、大きな違和感とまではいかなくなっていたんですね。――それも"ムチャ"をした結果ですね(笑)そうですね(笑)。確かに、15歳のさくらちゃんが現れたときも「やっぱり大きいなぁ」とは思いましたけど、自然と「さくら、大きくなったね」という感覚になれて、6歳のさくらちゃんより、全然落ち着いてごあいさつできました(笑)●20歳になるタイミングでクランクアップ――『表参道高校合唱部!』(TBS系、2015年7~9月)で連ドラ初主演を果たしてから、まだ1年半ですよね。とても密度の濃い1年半を駆け抜けられたのではないでしょうか?『表参道高校合唱部!』は遠い昔の感じですね…。当時のメンバーで集まりたいねっていう話をしているんですが、みんな忙しくて実現してないんです。だから、私の記憶はあの時で止まっていて、頭の中には制服姿のみんなが出てくるので、不思議な感じですね。私は通信制の高校に行っていて、いわゆる高校生らしい高校生活がなかったので、あの現場は本当に学校みたいで一番の青春の場所だったなって思います。そこからお母さんの役なので、あまりにも振り幅がすごくて(笑)。『表参道』は、お兄ちゃん・お姉ちゃんに囲まれた現場で、今の『べっぴんさん』もそうなんですけど、いつまでも周りに頼ってばかりではいられないなという気持ちです。――今年は成人式を迎えられました。大人になっての今後の目標を教えてください。とにかく今は『べっぴんさん』を完走するということが一番の目標です。クランクアップが2月末から3月頭の予定で、自分の誕生日が2月28日なので、ちょうど20歳になるタイミングでクランクアップなんですよ! みんなで乾杯するのも、ジュースじゃないのかな?と楽しみにしてます(笑)――打ち上げが楽しみですね。今までみんなとご飯を食べに行ったときとは絶対違う感覚だと思います。『べっぴんさん』が終わってもここで女優生活が終わりではないですし、むしろここが始まりだと思っているので、20歳でクランクアップを迎えられるというのは、本当にちょうど良いタイミングだなと思います。――運命的なものを感じるんじゃないですか?そうですね。新たな気持ちで気を引き締めて、でも初心を忘れずに「ムチャなことはあっても無理なことはない!」と思って、精いっぱい駆け抜けていきたいと思います。●芳根 京子(よしね・きょうこ)1997年2月28日生まれ。東京都出身。2013年に『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)で女優デビュー。2014年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』で花子の親友の蓮子(仲間由紀恵)の娘役に。2015年『表参道高校合唱部!』(TBS系)でドラマ初主演。2016年10月からNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロイン・坂東すみれ役を務める。
2017年02月04日女優の芳根京子のオフィシャルブログ「芳根京子のキョウコノゴロ」が、「Ameba」の中で2016年に最も注目されたブログを表彰する「BLOG of the year 2016」の優秀賞に選出された。運営するサイバーエージェントが3日、発表した。「BLOG of the year 2016」は、著名人から一般の人まで、「Ameba」の中で2016年に最も注目されたブログを表彰するもの。昨年12月15日よりインターネット上で実施した一般投票では約8,000件の投票が寄せられ、その結果および、話題性、ブログ活用の先進性、独自性などの観点で審査を行い、「最優秀賞」「優秀賞」「ソーシャル話題賞」が選出された。現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロインとして活躍中の芳根は、2016年毎日欠かさずにブログを更新。ドラマ撮影中のエピソードからオフのリラックスした表情まで、ありのままの日常を毎日垣間見ることができる。ドラマ視聴者への感謝で締められるブログには、「毎日更新を楽しみにしている」という多くの支持が集まった。芳根は「この度優秀賞をいただきありがとうございます。ブログではありのままの自分を出しているので、それを皆さんに良いと言っていただけるというのは、本当にうれしいなと思います」と喜び、「まさか自分でも4年間続くと思いませんでしたが、たくさんの方に読んでもらい、コメントをいただきパワーをもらっています」と話している。「BLOG of the year 2016」受賞者は以下の通り。■最優秀賞小林麻央■優秀賞(オフィシャル部門)アレクサンダー&川崎希夫妻、大友花恋、柏崎桃子、佐野勇斗(TBSドラマ『砂の塔』ブログ)、福原愛、ぺこ、芳根京子■優秀賞(一般部門)「ヨメが勝手にアラームを止めちゃうんです。」「UNIQLOコーディネート日記」「吉田さんちのディズニー日記」■ソーシャル話題賞(Facebook話題賞)香川真司■ソーシャル話題賞(Twitter話題賞)平愛梨
2017年02月03日女優の芳根京子が16日、オフィシャルブログを更新。おにぎりを持った動画撮影のオフショットを公開すると、ファンから「『ドキッ』としました!」といった声が寄せられた。芳根は、JR東日本の各駅を中心に展開するコンビニ「NewDays」のイメージキャラクターを務めているが、この日のブログでは、そのおにぎりがリニューアルされたことを告知する動画撮影のオフショットを公開。肩にカピバラのぬいぐるみを乗せた真顔ショットや、アンパンマン柄のおにぎりを持った写真などが次々に掲載され、ファンから「真顔で見つめてるショットが、『ドキッ』としました!」「安定のかわいさでずっと癒されてます」「可愛いおにぎり!!」などといった喜びのコメントが集まった。なお、今月30日まで、おにぎりリニューアルを記念した山手線の1編成を特別ラッピングした「おにぎりトレイン」が運行されており、芳根はブログで「特別ラッピングの山手線が(^^)芳根がいっぱいの山手線、是非見つけて乗ってくださいね~!!」とアピール。最後には、ヒロインを務めるNHKの朝ドラ『べっぴんさん』の視聴を感謝するメッセージのショットも掲載している。
2017年01月18日女優の比嘉愛未と長谷川京子が13日(金)、都内でWOWOW「連続ドラマW 本日は、お日柄もよく」のトークイベントに参加した。伝説のスピーチライター役として長セリフに挑戦した長谷川さんは「撮影初日は緊張して、顔や首が赤かったみたいで監督から笑われました」と苦労を滲ませると、比嘉さんは「京子さんが毎回完璧。長いセリフもNGがなかった。本番一発で決めちゃうから」と女優魂を絶賛。それに長谷川さんは「いやいや、それまではボロボロ。本番は『これで決めなければ無理!』って感じだったからできた」と謙遜していた。40万部突破の原田マハ氏による同名ベストセラー小説のドラマ化。ひそかに想いを寄せていた幼なじみの結婚式に傷心のまま出席した二ノ宮こと葉(比嘉さん)が、伝説のスピーチライター・久遠久美(長谷川さん)と出会う。比嘉さんは「結婚式で久美が登場するシーンでの、喋る前にじっくりと会場を見回す間。いきなり喋り出さず、これから何を喋るのかと興味を自分に引かせるという部分はすぐに使えると思った」と実践をおススメ。あえて声を低く演じたという長谷川さんは「低音の音の波に乗ってセリフを言うと心地よくて、説得力がある。低い声は人に聞かせる力があると思った」と新発見していた。WOWOW「連続ドラマW 本日は、お日柄もよく」は、1月14日(土)22:00スタート。(text:cinemacafe.net)
2017年01月13日女優の芳根京子が10日、オフィシャルブログを更新し、成人式の振袖姿を披露した。来月28日に20歳を迎える芳根は、この日のブログで「成人式」と題し、前日に成人式に出席したことを報告。「まだまだ先だと思っていた成人式が ついに来たー。って感じ!です。笑」と心境を明かした。現在、NHKの朝ドラ『べっぴんさん』でヒロイン役を演じている芳根だが、「たくさんおめでとうのコメントありがとうございます! まだ来月までは19歳ですが、成人式を迎えたということで気を引き締めて頑張って行きたいと思います!」と気持ちを新たにした。ブログでは、白と淡いピンクベースで梅や菊が咲き誇る振り袖姿を披露。この姿にファンからは「「り袖凄く似合ってますね!」「日本の三大美女だわ~成人おめでとう~♪」「祝!成人!」「大人への第一歩だね。」「とっても、素敵です!」といった称賛するコメントが寄せられている。
2017年01月10日女優の長谷川京子が、本日12月26日(月)放送の「となりのシムラ#6」に初登場することが分かった。「となりのシムラ」は、志村けんが“座長”を務めるコント番組。志村さん演じる“どこにでもいそうな普通のおじさん”が、笑いと感動を巻き起こす大人のコメディーで、従来の志村さんのコントとは異なり、ドラマスタイルとなったコントが好評を得ている。これまで山本美月や笛木優子、吉田羊、染谷将太、中村蒼ら豪華キャストたちが出演してきた本番組だが、今回初登場するのは、今年は「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」「ふれなばおちん」など様々な作品で活躍した長谷川さん。今回彼女は「飲まない人」のコント内で女性社員役として、「一杯だけ」のコントではバーの女性客を演じるという。志村さんとの共演に長谷川さんは、「まさかご一緒させてもらえる日が来るとは思いもしなかったので、とても嬉しかったです」と喜び、「志村さんから出て来るアドリブの数々に、そして子どもの頃から聞き慣れているギャグが出る度に思わず叫んでしまいました。また、ご一緒させてもらいたいです」と大興奮の様子。先日、自身のインスタグラムにも志村さんとの2ショット写真がアップされ、ファンからは「ステキ」「放送楽しみにしてます」「絵になる2ショット」などコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。長谷川さんのほかにも、原日出子、小林聡美、野間口徹、波瑠、浜野謙太、萩原聖人、川栄李奈らも参加する。「となりのシムラ#6」は12月26日(月)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月26日女優の長谷川京子が、きょう26日(22:00~)に放送されるNHK総合のコント番組『となりのシムラ』で、お笑い芸人の志村けんと初共演を果たす。この番組は、志村演じる「どこにでもいそうな普通のおじさん」が、笑いと感動を巻き起こすというコメディ。今回、長谷川は、「飲まない人」と「一杯だけ」というコントに出演し、それぞれ女性社員、バーの客を演じる。長谷川は、志村との初共演に「まさかご一緒させてもらえる日が来るとは思いもしなかったので、とてもうれしかったです」と大喜び。「志村さんから出て来るアドリブの数々に、そして子供の頃から聞き慣れているギャグが出るたびに、思わず叫んでしまいました」と感激の様子で、「また、ご一緒させてもらいたいです」と再共演を熱望している。先日には自身のインスタグラムに志村との2ショット写真を掲載しており、ファンからは「ステキ」「放送楽しみにしてます」「絵になる2ショット」といった反響が寄せられている。
2016年12月26日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロイン・すみれを演じている女優の芳根京子が14日、自身のブログを更新。同日放送された37話で、戦地から帰らぬ夫・紀夫(永山絢斗)を思って「会いたいね」と涙したシーンに込めた思いを明かした。「上手く言葉にして伝えることがあまり得意ではない」という芳根は、ドラマについてブログで書くことによって違う伝わり方をしたり、視聴者の見方が変わってしまう可能性があると考え、「あんまり撮影の時の話って今まであまり書いてこなかった」と伝えた上で、「今日のべっぴんさんの『会いたいね』のシーンの事を少しだけ」と、37話について書き出した。この日は、夫・紀夫の両親から「息子は戦死したかもしれない。どうかもう待たないでくれ」と告げられたすみれが、背中で寝ている長女のさくらに夫の思い出話を語り、「会いたいね」と涙を流すシーンがあった。芳根は、このシーンの撮影日が発表されたとき「この日を意識せずにはいられなかった!笑」と振り返り、「前日の夜はソワソワが止まりませんでしたが。笑」と伝えた。そして、「演出のもじりさんのご配慮で、テストでの力の抜き方が下手で、さらに台本に『泣く』と書いてあるお芝居が苦手な私のために一発本番でやらせてくださいました」と明かし、「きっと同じ空の下で繋がってるよね、ってそんな希望を持ちたくて振り向いてから心に溜めていた紀夫さんへの全ての想いをこの1回に、最後の『会いたいね』に、出てくる気持ちそのまま出しました」と、この一言に込めた思いをつづった。さらに、「本番直前に背中で寝てくれたさくら。おんぶすると、いつもコテン。と寝てしまっていたの」と続け、「安心してくれてるんだなーって凄く嬉しかったし、この子を守る。っていう自分では未知だった私の母性心を引き出してくれました。私を母にしてくれました」と心境の変化を説明。「紀夫さんのお父様、お母様に苦しい事を伝えられて、月曜日から沈んだ気持ちになってしまっているかもしれませんが、いつか、すみれの笑顔が復活する事を信じて、見守っていてください」と呼びかけた。
2016年11月15日TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』展が、2016年12月15日(木)から12月27日(火)まで、東京・中野のpixiv Zingaroで開催される。2016年10月から放送がスタートした、男子フィギュアスケートの世界を描くオリジナルアニメTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』は、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の監督を務めた山本沙代と『モテキ』『アゲイン!!』の久保ミツロウが原案として名を連ねる注目作。本展覧会では、原画やキャラクター設定などのアニメーション制作資料が展示される予定だ。【開催概要】TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』展開催期間:2016年12月15日(木)~12月27日(火)時間:12:00〜19:00会場:pixiv Zingaro 住所:東京都中野区中野5−52−15中野ブロードウェイ 2F定休日:水曜入場:無料
2016年11月03日元フジテレビでフリーアナウンサーの中野美奈子(36)が1日、自身のブログを更新し、第1子となる男児を出産したことをあらためて報告した。中野アナは、「10月31日に第一子である男の子を出産いたしました」と報告。「初産は遅れると思い、のんびり構えておりましたが予定より早くこの日を迎え緊張と不安の中でのお産でした」と振り返り、「先生や助産師の皆様に支えていただき、元気な泣き声を聞いた瞬間、今まで味わった事のない感動に自然と涙が溢れてきました」と誕生した時の感動をつづった。そして、「母になって、まだ1日目。全てが初めての事ばかりで、戸惑うこともありますが、隣で寝ている小さな小さな手に触れ、握り返してくれるその温もりに、母になった実感と責任を感じでおります」と心境を伝え、「これから、我が子と共に成長していければと思います」と決意。小さな赤ちゃんの手が自身の指をぎゅっと握っている写真も公開した。さらに、「私たちのもとに来てくれてありがとう。そして、これまで支え励ましてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」と生まれて来た息子と、周囲の人たちへの感謝の思いをつづり、「一歩一歩ゆっくり、ママになっていきます!」という言葉で締めくくった。中野アナは、1日に放送されたフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』にコメントを寄せ、出産を報告していた。
2016年11月02日元フジテレビでフリーアナウンサーの中野美奈子(36)が、1日に放送された同局系情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜5:25~8:00)にコメントを寄せ、10月31日に第1子となる男児を出産したことを報告した。中野アナは、生まれたばかりの息子と2ショット写真を添えて、「私事ではありますが10月31日に第1子である男の子を出産いたしました。母子ともに健康です」と報告。「妊娠がわかってから不安な日もありましたが、たくさんの方に支えていただき無事に産まれてきてくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを伝え、「あたたかい肌の温もりや小さな指の力強さを感じる度に母としての実感がわいてきます。これからは我が子と共に成長していければとおもいます」と気持ちを新たにした。コメントを読み上げた軽部真一アナウンサーは「よかったですね。おめでとうございます」と祝福。「2002年、新人の時から6年半『めざましテレビ』のキャスターを務めてくれました。2010年に結婚したのですが、待望のベビーということになりますよね。本当にかわいい小さな男の子が誕生致しました」と語り、「メールも来たんですが、『クタクタなんだけど気分が高揚してます』。それが今の中野美奈子ママの気持ちということです」と明かした。
2016年11月01日ひつじを愛するみなさまに朗報!「大・羊フェスタ 2016 in なかのアンテナストリート」が、11月5日(土)、11月6日(日)の2日間、中野セントラルパークで開催されます。羊肉をたのしむグルメコーナーや、手作りの雑貨コーナーなど、ひつじにまつわる様々なお店が出店し、ひつじを通して生産者や消費者が交流を楽しめる場となります。ひつじを楽しみつくす休日を過ごしてみては?大・羊フェスタってなに?大・羊フェスタは、今年で3回目の開催になります。2014年の第1回イベントでは、キャンセル待ちが400人を超える大盛況となりました。第2回イベントでは来場者1万人を超える大型イベントに。今年は15の飲食ブースや3つの直販ブースなどが出店し、ますます盛り上がりが期待されるイベントです。今年のキャッチフレーズは、「食べる人、つくる人、売る人、全員集合!!」。消費者と、飲食店、食肉業者、輸入業者、小売業者、生産者など羊肉に関わるあらゆる人々がつながる「場」を提供するイベントです。羊肉の魅力を感じて、より身近に、より安心して羊肉を楽しめるきっかけになりそうですね。前売引換券の購入方法下記サイトより、前売引換券を購入できます。価格は1枚3,000 円。フェス当日、前売引換券1枚につき、飲食メニューを購入できるチケット11枚つづり1冊と交換します。購入枚数制限はありません。羊齧協会とは?今回のイベントを主催する「羊齧協会」(ひつじかじりきょうかい)は、羊肉文化の日本での普及を目指し、羊好きがいつでも楽しく羊を食べられる環境を構築するために、消費者主導で羊肉を盛り上げるとともに、生産者・流通業者・提供するお店・消費者が羊肉を軸にしてつながることを目的に活動を行う非営利団体です。2013年に発足し、会員数は1,200名(2016年6月現在)。東京、大阪を中心に毎月様々なイベントを開催するほか、2014年12月には、日本初の羊肉料理レストランガイド「東京ラムストーリー」を出版しています。そして、2016年8月から日本の羊肉消費の盛り上がりを可視化する指標として「羊指数」を発表しています。※ 羊指数HP:■イベント詳細名称:大・羊フェスタ 2016 in なかのアンテナストリート開催日程:2016年11月5日(土) 11:00~17:00、11月6日(日) 10:00~17:00会場:中野セントラルパーク (中野駅北口から徒歩5分)住所:東京都中野区中野4丁目10主催:大・羊フェスタ 2016 in なかのアンテナストリート実行委員会(一般社団法人中野区観光協会、羊齧協会、株式会社場創(ばづくり)総合研究所)Facebook ページ:
2016年10月14日女優・芳根京子が5日、NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』(10月3日スタート 毎週月~土曜日 8:00~8:15)の完成試写会に、共演の生瀬勝久、渡邉このみとともに出席した。同作は、会社経営者の家に生まれたヒロイン・坂東すみれ(芳根)が、戦後の混乱の中、赤ん坊を抱えて「子ども服作り」を始め立ち直っていく姿を描く。すみれの父・五十八を生瀬、母・はなを菅野美穂、すみれの子ども時代を渡邉が演じる。最近の”朝ドラ”といえば、『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」、『あさが来た』の「びっくりぽん」などヒロインの口ぐせも話題となっているが、芳根はヒロイン・すみれの口ぐせが「なんか、なんかなあ」だと明かした。すみれは「自分の言いたいことがなかなか口に出せない女の子」だが芯が強く、成長するにつれ行動力を発揮していくという。芳根はこの口ぐせについて「これから何度も何度も出てきます」と予告し、「『なんか、なんかなあ』というセリフを言うと、周りの人たちが『出た! すみれお嬢様の”なんか、なんかなあ”!』と思う言葉」だと説明した。そして自ら「隙を見つけると『入れてもいいですか』と監督に相談して、積極的に取り入れるようにしています」と役作りについて語った。また芳根は印象的なできごととして、生瀬と向き合うシーンの撮影中に「深く考えすぎるのではなく、思いを伝えて」とアドバイスをもらったことを振り返った。そして「考えすぎちゃったところがあったので、一度忘れてしっかり思いを伝えようとぶつけたら、監督からも『今のすごく良かった』と言われた」とエピソードを披露。しかし生瀬は自分が芳根にアドバイスしたことを忘れており、「覚えてないけど、出たんでしょうね!」と苦笑。「すみません!」と謝っていた。
2016年09月05日