女優の長谷川京子が22日、神奈川・横浜赤レンガ倉庫で行われた「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」点灯式・オープニングセレモニーに登場した。あいにくの雨、そして厳しい寒さの中、ビニールテントが設置されての点灯式となったが、大勢の観客が集まり、長谷川は「みなさんお足元の悪い中、来ていただいてありがとうございます」と感謝。「京子ちゃーん!」と声をかけられると、「はーい! ありがとうございます」と笑顔で返した。今の心境を聞かれると、「ちょっとシュールな質問ですね」と笑い、「雨で寒いですよね。始めましょうか。でもとても光栄です」とコメント。そして、「5、4、3、2、1」というカウントダウンでボタンを押すと、イベントのシンボルである高さ約10mのツリーが点灯し、「きれいですね! 透明なテントがなければもっと美しい光景が見れたのに」と雨を残念がりながらもうっとりしていた。この日は、黒で統一したパンツスタイルに黒のコートを羽織ったファッションを披露。「本当はチューブトップのものに羽織って、という姿を披露したかったんですけど、あまりにも寒くて、すみません、こっちに変更してしまいました」と申し訳なさそうに打ち明け、「黒でビシッと決めて、寒かったので首元が温かいコートを着させていただきました」とポイントを説明した。ツリーは、シャンパンゴールドと赤の2色のカラーで、シャンパングラスにシャンパンを入れてツリーをのぞくと反射してきれいに見える設計になっているとのこと。長谷川もシャンパンを味わい、「おいしいです。こんなにきれいに光るクリスマスツリーの下でシャンパンは飲んだことありません。感激です」と話した。そして、「(点灯式のゲストに)選んでいただいたのはすごくうれしい。今年は頑張って仕事もしたのでご褒美かなと思っています」と喜びを語り、「ただ本当に今日は寒くて寒くて、今年一番の寒さらしいので、それでも来てくださったみなさんや記者のみなさんに感謝しています」と改めて感謝。マイクを手放してからも周囲を気遣っていた。11月22日~12月25日に開催される「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」は、10回目となるクリスマスイベント。今年はドイツ・ニュルンベルク”に倣い、コンセプトの異なるマーケットを展開する。イベント広場では、「ドイツ 肉料理&グリューワイン」をコンセプトに“伝統あるドイツのクリスマスマーケット”を演出。海側の赤レンガパークでは、「シーフード& シャンパン」をコンセプトに新マーケットを展開する。
2019年11月22日女優の長谷川京子が、8日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55~)に出演。26日に発売される16年ぶりの写真集『Just as a flower』内の色気あふれるカットを先行公開し、話題となった。長谷川京子の写真集『Just as a flower』の先行カット同番組内で長谷川は、大胆な美背中カットと胸元やウエストがセクシーなカットを公開。色気満載のカットを見た坂上忍は、「ちょっとなんだこれ~! ツーケーが! いいのこれ!?」と大興奮の様子だった。また、SNS上でも「きれいでかっこいい」「色っぽいなぁ」「色気ムンムン。素敵」「色気がやばい」「美しすぎる」「色気がダダ漏れすぎる…」「いつまでたっても女性の憧れ」「こんなキレイで41歳か…信じられん…」など、絶賛コメントが相次いだ。同写真集は、41歳の等身大のリアルな“長谷川京子のいま”を凝縮。購入者の中から抽選で参加できる「スナック京子」を11月26日に一夜限りでオープンするほか、12月1日に写真集のお渡し会を開催することも決定している。
2019年11月09日森新太郎演出の『メアリ・スチュアート』が、2020年1月~2月に東京・世田谷パブリックシアターで上演される。16世紀末を舞台に、長谷川京子演じるスコットランド女王メアリと、イングランド女王エリザベス一世の対立を描いたこの戯曲。今作はメアリに恋心を抱く青年モーティマーや、ふたりの女王から寵愛を受ける策略家のレスター伯など、登場人物が 20 数名に及ぶ群像劇となる。9年ぶりの舞台出演となる長谷川、レスターを務める吉田栄作に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「オフォーが来たときの感想を聞くと「ずっと舞台をやりたいと思っていたので、お話をいただけたのはすごく嬉しかったんです。けれど、久しぶりの舞台出演でタイトルロール、しかもこういう題材で、と少しプレッシャーがありました」と正直に答える長谷川。それでもチャレンジしようと思えたのは「キャスティングしていただいた際に、可能性を見出してくださったことと、自分の中からも想定外の何かが出るのではという楽しみがあったので。舞台は私にとって、自分の大きな成長につながる場でしたから」と語る。一方、吉田は「まず、自分が演じることを前提に台本を読んでみたんですけど、なかなか想像がつかないんですよね」と、慣れない言葉や言い回しが多いこの戯曲に最初は少し苦しんだ様子。この言葉を受けて「そうなんですよ!なかなか台詞が入らないですよね(笑)」と少しホッとした顔で笑う長谷川。「3回位読むとだんだんと面白くなってきて。だから観ていただくお客様に、いかに難しく思わせないか。それが今後の課題となっていくんだと思います」と吉田。レスターは、かつてメアリと婚約していたという過去を持つ人物。「彼の行動の根本にあるのはやはり、メアリへの思いなんでしょうね。相手側の陣地に入りつつ、彼女に有利になるように仕向けていく。シドニィ・シェルダンの小説に出てきそうなキャラクターですよ」という吉田の言葉に、長谷川が「(レスターは)愛か権力か……という感じの役柄ですよね。吉田さんだったらどっちを取ります?」と思わぬ質問に「愛ですね」と即答する吉田。「他の男性は権力を取るかもしれませんけど、僕はその多くの男の人達とは違うんだろうなと(笑)」と答え、場が和む一幕も。そう、この作品のキーとなるのは“愛”。「メアリの中に筋として一本通っているもの、それは何かというと、私は愛だと思うんです。それは宗教への愛かもしれないし、万人への愛なのかもしれないし、またはある特定の人への愛なのかもしれない。これから台本を読み込んでいきたいですね」と長谷川。歴史に翻弄された悲劇の女王の姿が“愛”というキーワードを核に、現代に生きる私たちにも説得力を持って迫ってくる…そんな作品になりそうだ。公演は1月27日(月)から2月16日(日)まで。チケットは11月23日(土・祝)より一般発売開始。取材・文:川口有紀ヘアメイク:【長谷川・吉田】鎌田直樹、タナベコウタスタイリスト:【長谷川】及川千春【吉田】勝見宜人
2019年11月01日女優の長谷川京子が、写真集『Just as a flower』を11月26日に発売することが決定した。41歳になった長谷川が、演じるでもなく、おしゃれさをウリにするわけでもなく、ただ等身大のリアルな「長谷川京子のいま」を伝えた今回の写真集は、16年ぶり、3冊目の出版となる。同写真集は、「家庭がありながらも、出逢ってしまった不可抗力な恋愛」というストーリーを背景に、湿り気を帯びた日本の純文学世界の恋愛シーンを彷彿させるような珠玉のカットの数々が詰まっている。その長谷川京子の輝く瞬間を切り取ったのは、日本を代表する写真家の沢渡朔氏。ファッション、ポートレートの分野で世界的に活躍し、女性を題材にした作品が有名。長谷川の柔らかくしなやかな肢体と匂い立つ大人の色気が、読者の野生をかきたてる内容となっている。長谷川は「人生は選択と決断の繰り返しであり、そしてそこに運も作用するとするならば、この時期にお話をいただけたという事は全てのタイミングが重なったラッキーだと、信じています」とコメント。「素直に楽しんで見ていただくことが一番です。でも本を閉じた後に残る印象、感覚を大切にしてもらいたいと願っています。機会があれば、教えて欲しい(笑)女性がありのまま、生き生きと。そこから溢れ出る魅力が個人の色気であり、強みである。全ての女性が持つ権利だと思います。ぜひ、手に取って見ていただけるとうれしいです」と呼びかけている。また、リリー・フランキーによる帯コメントには「母であり、妻であり、女優であり、何より、女盛りである。薔薇の咲き乱れたような長谷川京子の姿と勇気は、すべての人々に希望と香りを伝えている」と寄せられている。同作の発売を記念して、長谷川本人が“ママ”として登場する「スナック京子」を一夜限りでオープンすることも決定。宝島チャンネルで写真集を予約した人に限り、抽選に申し込みができる。お酒を飲みながら、“長谷川ママ”が人生相談にのってくれるかも!? また、12月1日には、紀伊國屋新宿本店にて写真集のお渡し会の開催も決定している(詳細は後日発表予定)。
2019年10月24日女優の長谷川京子が15日、都内で行われた「第36回ベストジーニスト2019」発表会に出席。出川哲朗、E-girlsとともに「協議会選出部門」を受賞し、美背中全開のデニムコーデで美ボディを披露した。長谷川は「名誉ある賞をいただいてうれしく思います。20代のときにモデルをやらせていただいて、結婚、出産を経てずっと女優をさせていただいているんですけど、今このときにこの賞をいただけることをうれしく思っています」と喜び、「これからも女性のみなさんが少しでもお手本にしてくださるように精進してジーンズをかっこよくはいていきたいと思います」と語った。また、デニムはどんな存在か聞かれると「すごく普遍的なものなんですけど、時代とともにちょっと変わると買わざるを得なくて困っています。そういう存在です」と笑顔で回答。「何を着ても形になるのがデニム」と加えた。この日は「デニムの良さが出たほうがいいかなと思ってシンプルに」と、デニムに黒のキャミソールを合わせたコーディネートで登場。美背中全開で、胸の谷間もチラリと見えるデザインで色気を放った。日本ジーンズ協議会が主催する「ベストジーニスト」は、最もジーンズが似合う有名人を選出する賞。1984年から36回目を数える今年は、一般投票で選ばれる「一般選出部門」の男性部門に3年連続受賞となるHey! Say! JUMPの中島裕翔、女性部門に初受賞の山本美月を選出。また、同協議会が選出した「協議会選出部門」は出川哲朗、長谷川京子、E-girls、今年新設された「次世代部門」は井手上漠と石橋静河が受賞した。
2019年10月15日オトナの行きつけ#3新中野【ゆずのたね】~今回のお店選定理由~近所の中華屋の枠をはるかに超えた“本物の味”少量多皿なので、ひとりでもふらりと食べに行ける一皿100~480円なので、お会計は3,000円ほどで済む!近所の中華屋の枠をはるかに超えた“本物の味”お店は2019年6月にオープンしたばかりだが、地元客やグルメ通を中心に話題になっている場所は、新宿駅から3駅先の新中野。商店街をふら~っと2,3分歩くと、今回のお店【ゆずのたね】が現れます。ここのメニューは100円~480円と、とってもリーズナブル。しかしながら、「ま、新中野の安い居酒屋メシで、今日は安く済ますか──」なんて軽い気持ちで入ってしまうと、そのおいしさにぶっ飛びますよ!【ゆずのたね】メニュー表フードメニューの数はなんと約60種! 赤字がオススメのメニューだまずはつまみ程度に、ポテサラ、よだれ鶏、酢豚あたりをオーダー。──は? うまくね?!値段が安いからと味に高をくくっていたあなたは、思わずそう叫ぶことでしょう。ポテサラにピータンがのった『ピータンポテサラ ~ブラックペッパー風味~』350円(税抜)『ピータンポテサラ ~ブラックペッパー風味~』は、ピータンの旨味がしっかりと感じられながらもコクが強すぎない。ソースに入った黒酢と玉ねぎがより旨味を引き出しながらも、隠し味のセロリがさっぱりと香ります。やわらかい食感の『よだれ鶏』450円(税抜)。胸肉をつかうことで脂っこくなく優しい味わいが楽しめる。色鮮やかな自家製のラー油は、後からピリリと辛さが出てくるしっかりとした歯ごたえと満足感のあるサイズの肉に、甘酸っぱく深みのある特製ソースがかかった『妖艶な黒酢豚』420円(税抜)一見、ただの丸い肉団子が2つ乗っただけに見える『妖艶な黒酢豚』。食べてみると──なんだコレ! ソースが普通じゃない!! 仮にも僕はヒトサラの編集をやっている身。ソースの違いぐらい分かる。その味は、なんか…こう……すごい、ウマい! なんだコレ!!それもそのはず。店主の初見直人さんは、【赤坂 四川飯店】で20年も経験を積み、その後、広尾にある【はしづめ】を星付き店にまで成長させ、青山、原宿の各店舗料理長として腕をふるっていた人物。「ふらっと入って、楽しく過ごしてもらえるお店がやりたかった」と語る、店主の初見直人さん「その酢豚のソースは、【はしづめ】で出していたのと、ほぼ同じようにつくったものです」と初見さん。ベースとなる食材は、【はしづめ】よりもかなり安いものを仕入れてコストを抑えながら、クオリティについては下処理や味付け、ソースなどを、培ってきた技術と手間暇をかけて、こんなに「レベルの高い420円」の一皿に仕上げているのだそう!本当に420円で食べちゃっていいのかな──ま、安いのは嬉しいからいっか!少量多皿なので、ひとりでもふらりと食べに行ける中華と聞くとどうしても大皿で、大人数で食べに行くイメージなのですが、【ゆずのたね】の料理は、一品一品が少量で構成されています。なので、急に「今日は中華な気分だな~」なんて思った時、ひとりでも2人でも、本格中華を気軽にさくっと食べに行くことができます。『四川火鍋もつ煮』380円、『煮卵』100円、『煮豆腐』200円がすべて入った『全部入り』480円(すべて税抜)お店の一押しメニュー『四川火鍋もつ煮』は、具がゴロゴロとたっぷり入っていて、本当にこの値段?! と驚いてしまいます。もつは臭みが一切なく、味付けも強すぎないクリアな味なので、旨味が一層際立ちます。やきとん屋で修業して、内臓の処理の仕方を学んだという初見さんならではのスペシャリテです。『楊貴妃の愛した手羽先の赤ワイン煮』380円(税抜)は、美容のために赤ワインで煮た手羽先を食べていたという、楊貴妃の逸話から。ワインが香る身は、ほろりとやわらかい身が大きく、食べごたえのある『大アナゴの唐揚げ ~上海風ソース~』480円(税抜)。甘辛いソースと、甘味のある沖縄の島胡椒「ヒバーチ」を絡めて食べるオリジナルドリンクは左から、日本酒ベースの『ゆずハイボール』500円、さわやかな『ゆずモヒート』530円、紹興酒ベースの『生レモンドラゴンハイ』530円(すべて税抜)ドリンクも安く、ボトル以外は380円~650円程なので、ついついお酒が進みます。お店オリジナルの『ゆずハイボール』は、ウイスキーではなく日本酒の鳳凰美田がベース。すっきりさわやかなゆずの香りに、日本酒の後味がまろやかです。飲みやすいので注意。『干し肉のハニートースト』280円(税抜)。カリッと焼けたトーストに、ハチミツをたっぷりつけて、干し肉を上に乗せて食べる。甘じょっぱくクセになる、病みつきメニューだ〆の一品『四川汁なし担々麺』350円(税抜)。どっしりとした麺が、最後にお腹を満たしてくれる。製麺屋が営む【はしづめ】の料理長を務めていた、初見さんの得意分野だ一皿100~480円なので、お会計は3,000円ほどで済む!満腹になり、いっぱい食べてしまったな~と思いながらお会計を見たあなたは驚くだろう。──こんなに安いの?!食べて飲んで、一人あたり、大体3,000円程でおさまります!なぜ安いかを聞いてみると、「下処理や調理の手間賃を取ってないからですよ!」と笑いながらおっしゃる初見さん。「例え安価な食材でも、手間暇をかければおいしくなるんです」かつて大型の繁忙店で働いていた頃、箸をつけられずに廃棄されていく料理を見て、戸惑いを感じていたのだそう。「せっかく心を込めて作った料理も、食べてもらえなかったら意味がないんです。だからこの店は、ふらっと入って、食べられる分を食べて飲んで、好きな時に帰れるようなお店にしようと思ったんです」。だからこんなに、値段も雰囲気もカジュアルなんですね! それにしても、料理の手間賃をとらないなんて……すごい。ふらっと訪れる近所のお客や、噂を聞きつけた遠くからの来店客で賑わっているカジュアルなスタイルなので予約は受け付けていませんが、来店してもし満席だった場合、席が空いたら電話をくれるシステムです。ふらっと訪れて、食べて飲んで、コスパも最強な【ゆずのたね】。行きつけにすること間違いナシの一軒です!!「オトナの行きつけ店」バックナンバー
2019年09月07日女優・長谷川京子がコメディー特番「君は天才!~渡辺謙がコメディーに挑戦!!」に出演することが決定。主演の渡辺謙と初共演、女優としての新境地を開いているという。企画・脚本の段階から、渡辺さん本人が参加するほどの意欲作となった今回の特番。脚本・演出は、「深夜!天才バカボン」や『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』などを手掛けた、大人計画所属の新進気鋭監督・細川徹が務めている。本作の舞台は、広告代理店「電報堂」。渡辺さん扮するちょっと豪快な営業部長・五十風を中心に、自由すぎる部下やクライアント、ライバル会社、CM出演俳優などが登場し、現実と非現実が入り混じった人間喜劇だ。イケイケの親分肌の五十風は、クライアントからの無理難題な要求で周囲を巻き込み、仕事はいつも大騒ぎ。チームの面々は、注意されるとパワハラをちらつかせる新人や影が薄くネガティブ発言ばかりの営業マン、常にタメ口で発言がストレートな帰国子女、女性タレントにだけ積極的なコピーライター、パクリとよくあるアイディアばかりだかたまにヒットを出すプランナーなど…。笑えてちょっぴりホロリとするドラマ仕立てのコメディーとなっている。2016年の「となりのシムラ」以来のコント挑戦となる長谷川さんは、今回バリバリのキャリアウーマン“風”のチームリーダー・向坂塔子を演じる。必死に奮闘するチームの中で、会議や現場を迅速に取り仕切るものの、だいたいが先走りすぎてしまう…というキャラクターだ。中でも、向坂が新商品のチョコレートについて消費者にグループインタビューを行うシーンでは、監督やスタッフ陣から「こんな長谷川京子見たことない!」「キャラクターが完全に開き切った!」と絶賛していたということで、見逃せないシーンだ。今回参加した長谷川さんは「大人が真面目にふざけてみました。こんな機会を与えてくださったNHKの方、スタッフさん、監督に感謝しています。何より渡辺謙さんがあんな事をしてしまっている姿を目の前で見せてもらえて…」とふり返り、「わたし自身も弾け過ぎてしまい、オンエアが楽しみであり、少し恐くもあります(笑)」と話す。また脚本・演出の細川氏も「今まで見たことない長谷川京子さんが見れるはずです。長谷川さん、変な仕事が増えたら、ごめんなさい!」と仕上がりに自信を見せている。ほかにも、要潤、池田エライザ、北村匠海、千葉雄大、JUJU、松重豊といった豪華な面々が出演する。「君は天才!~渡辺謙がコメディーに挑戦!!」は8月10日(土)22時~NHK BSプレミアム、9月28日(土)23時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月09日芳根京子(22)の快進撃が続いている。6月7日、芳根は「近況報告」としてブログを更新。ヒロインとして出演する連続ドラマ「TWO WEEKS」(フジテレビ系)について「コミュニケーションをとるのが目標」とつづった。同ドラマは7月16日から放送予定で、主演は三浦春馬(29)。芳根と三浦にとって“火9ドラマ”は初挑戦となる。そんななか、篠原涼子(45)と母娘役で共演した映画「今日も嫌がらせ弁当」も6月28日に公開が予定されている。実は、この2つの作品には芳根にとって“共通点”がある。三浦と篠原は、芳根がデビューしたドラマ「ラストシンデレラ」の共演者なのだ。作品は違えど、芳根にとってどちらも6年ぶりの共演となる。芳根は、三浦と初共演した当時を「なにもかもが初めてだった」とブログで振り返った。さらに篠原と共演したことも「初心を忘れるなと言われている気がする」と気持ちを明かした。そしてドラマ撮影に向けて「気を引き締めて」と決意表明した。いまや演技派女優として映画やドラマに引っ張りだこの芳根。そんな彼女にとって、6年前の2人との共演は大きな経験となったようだ。現在、インスタグラムのフォロワーは4万人を超えている芳根。ファンからは《より一層の活躍を願っています》《これからも応援します!》《益々のご活躍を楽しみにしています》とエールが送られている。
2019年06月16日印象派・ポスト印象派の殿堂として知られる、イギリス・ロンドンのコートールド美術館の名品約60点を紹介する「コートールド美術館展魅惑の印象派」が東京都美術館で9月10日(火)から12月15日(日)まで開催。同美術展の報道発表会が行われた。【チケット情報はこちら】コートールド美術館は、イギリスの実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に、ロンドン大学付属のコートールド美術研究所の展示施設として1932年に開館。通常めったに貸し出されることのない数々の名品たちが、同館の改修工事(2018年9月~2021年)に伴い、約20年ぶりとなる来日が実現。今回の展覧会では、コートールド美術研究所が美術史や保存修復の世界有数の研究機関であることにも注目。展示は「画家の言葉から読み解く」「映された時代から読み解く」「素材・技法から読み解く」の3章で構成される。注目すべき作品は、メイン・ヴィジュアルにも使用されているエドゥアール・マネ(1832-1883)最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》(1882)。「フォリー=ベルジェール」は当時のパリで、歌や踊り、曲芸など多彩な出し物で人気を博したミュージックホールだ。喧騒に包まれた同ホールを描いた本作は、表情が読み取りにくいバーメイドや画面の大半を占める鏡、その鏡に映る不自然に右に大きくずれた後ろ姿など、発表以来様々な議論を呼んでいる。報道発表会には特別ゲストとして、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が登場。「フォリー=ベルジェールはあらゆる階層の人が楽しめた歓楽施設。食事やお酒、おしゃべりも楽しめる、一種の社交場でもあった」と言い、同作の構図については「すべてがイリュージョン。鏡を使ったたくらみに満ちた画面」と語った。《フォリー=ベルジェールのバー》のほかにもルノワールの《桟敷席》(1874)、ゴーガンの《ネヴァーモア》(1897)、モディリアーニの《裸婦》(1916頃)、セザンヌの油彩10点など選りすぐりの作品が展示される。同展は東京都美術館のほか、2020年1月3日(金)~3月15日(日)に愛知県美術館、3月28日(土)~6月21日(日)に神戸市立博物館に巡回。チケットぴあでは、大ベストセラーシリーズ「怖い絵」の著者でもある作家・ドイツ文学者、中野京子氏の特別講演会と、同展の公式図録と音声ガイドがセットになったチケットを独占販売中。
2019年05月27日「ラムバサダーフェスティバル2019 in なかのアンテナストリート」が、2019年6月2日(日)に中野セントラルパークにて開催される。今年で3回目を迎える「ラムバサダーフェスティバル」は、ラム肉が大好きな食のプロたち“ラムバサダー”が、各自自慢のラム料理を提供するフードイベント。会場には、ジューシーな肉汁したたる定番人気のラムチョップをはじめ、ラム肉入り餃子、シンガポールのソールフード「バクテー(肉骨茶)」と組み合わせた「ラムバクテー」、ラムの出汁入りキーマカレーなど、それぞれの個性が光るオリジナルメニューが揃う。爽やかな初夏の日差しを楽しみながら、友人や家族とピクニック気分で、ラム肉料理を堪能してみてはいかがだろう。【詳細】「ラムバサダーフェスティバル2019 in なかのアンテナストリート」開催日:2019年6月2日(日)10:30~16:00 ※売り切れ次第終了場所:中野セントラルパーク ウッドデッキエリア住所:東京都中野区中野4丁目10番2号メニュー例:・ラムチョップとラムバサダー特製ソースつき』800円(税込)・ラムバクテー 1,000円(税込)・ラム串焼き(2本) 500円(税込)・ラム肉焼き餃子(5個) 500円(税込)・ラムと魚介のダブルだしキーマ 700円(税込)※予定※出店内容や価格は予告なく変更する場合有り※たくさんの食材を用意できないため、すぐに売り切れとなる場合有り
2019年05月18日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。10連休はいかがお過ごしですか?面白いアートや映画に触れて五感をリフレッシュするのもいいですね!【シネマの時間】第64回は、“ヒトラーの秘宝、闇の美術史” 名画ミステリー映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』をお送りします。アドルフ・ヒトラー(1889年4月20日〜1945年4月30日)が若い頃、画家を志していた逸話はよく知られていますが(ウィーン美術アカデミーを2度受験するが不合格)、政権掌握後も美術に関心の強かったヒトラーは、右腕的存在のゲーリング国家元帥や息のかかった画商を通じて、ユダヤ人富裕層が所有する美術品の略奪に躍起になります。なぜ、ナチス・ドイツは、いやヒトラーは、これほどまでに美術品略奪に執着したのでしょうか?ナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品の総数は約60万点にのぼり、戦後70年以上経った今でも10万点が行方不明と言われます。彼らは、ピカソ、ゴッホ、フェルメール、マティス、ルノワール、ブリューゲル、モネらの傑作に「退廃芸術」の烙印を押し、一方で純粋なアーリア人による写実的で古典主義な作品を擁護。同時に故郷近くのオーストリア・リンツに“総統美術館”を建設する野望を抱きました。本作は、欧米で活躍する歴史家、美術研究家をはじめ、略奪された美術品の相続人や奪還運動に携わる関係者の証言を元に、ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫ります。ちなみにフランスの皇帝ナポレオン(1769年8月15日 〜1821年5月5日)もヨーロッパを制覇する過程で各地の城や邸宅から膨大な数の美術品を略奪したのだとか。それらには、資産価値があり政治的にも権威を高める影響力の大きさを知っていたからでした。「壁を飾るために絵を描くのではない。絵は敵に対する盾にも矛にもなる、戦うための手段だ」―パブロ・ピカソナチスに弾圧され奪われた美術品と、それに関わる人々の数奇な運命に迫る名画ミステリー!ぜひこの機会にお楽しみいただければ幸いです。■映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』あらすじーナチスに弾圧され奪われた美術品とそれに関わる人々の運命を追った名画ミステリー!ナチス・ドイツはふたつの手段で芸術を支配しました。ひとつはピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、シャガール、クレーらの傑作に「退廃芸術」の烙印を押しそれらを貶め、一方で、純粋なアーリア人による写実的で古典主義的な作品を擁護。同時に、青年時代に画家志望だったヒトラーは、故郷近くのリンツに“総統美術館”を建設する野望を抱き、右腕的存在のゲーリング国家元帥や息のかかった画商を通じてユダヤ人富裕層が所有する古典美術の名品を次々と没収。オランダ、フランスなど周辺国を占領するとその勢いと大胆さは加速し、かのルーブル美術館やパリ在住のユダヤ人美術収集家から問答無用で憧れの名品や価値ある退廃美術の略奪を繰り返しました。権力は芸術をも支配できると妄信するナチスが行った歴史上最悪の美術品強奪と破壊。今なお続く奪還をめぐる戦いを、歴史家や美術研究家、関係者らの証言をもとに描き、ヒトラーの思想の背景と略奪品が辿った闇の美術史を浮かび上がらせていきます。ヒトラーの秘宝たちが語る知られざる真実とは……?■『グレート・ビューティー追憶のローマ』などで知られるイタリアの名優トニ・セルビッロが案内人!ナチス・ドイツによる美術史上最悪の美術品略奪やそれらのヒトラーの秘宝が辿った知られざる真実を案内するのは、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(14)や『修道士は沈黙する』(18)など、イタリア映画界が誇る名優トニ・セルヴィッロ。監督は、ヴェネチア・ビエンナーレやイタリア国立21世紀美術館などのドキュメンタリーを手掛けた新鋭クラウディオ・ポリが務めています。ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者・中野京子が、日本語字幕監修を担当。作中では、約100点にも及ぶ退廃芸術やヒトラーが偏愛した名品が紹介されます。■映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』作品紹介映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』2019年4月19日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!公式サイト:hitlervspicasso-movie.com原題Hitler contro Picasso e gli altri監督:クラウディオ・ポリ製作総指揮:ベロニカ・ボッタネッリ原案脚本:ディディ・ニョッキ編集:クラウディオ・ポリ音楽:レモ・アンツォビーノ字幕監修:中野京子(作家/『怖い絵シリーズ』)日本語字幕:吉川美奈子製作年:2018年製作国:イタリア・フランス・ドイツ合作配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム上映時間:97分映倫区分:G©︎2018 - 3D Produzioni and Nexo Digital - All rights reserved案内人:トニ・セルヴィッロ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『修道士は沈黙する』)【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年04月29日長谷川京子、田中みな実、滝沢カレン、西野七瀬の4人がMCを担当するガールズトークバラエティ「グータンヌーボ2」の4月9日(火)今夜の放送回に、女優の山本美月とフリーアナウンサー・吉田明世がゲスト出演、2人が語った“本音”とは!?『去年の冬、きみと別れ』や「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」などで女優として着実に成長を続ける山本さんは、本番組MCの長谷川さんとは共にファッション誌「CanCam」の専属モデルを務め、モデルから女優へと活躍の場を広げてきた“先輩後輩”の関係。過去にドラマで共演経験もある2人だが、ゆっくり会話する機会はなく今回のロケが2人にとって初のガールズトークの場となった。トークでは山本さんがモデルを志したきっかけからモデル時代の苦労話や、「恋愛したい!」と話す山本さんに長谷川が「絶対モテないわけないのに!」と直球の質問をぶつけて山本さんの恋愛事情を聞き出していく。緊張がほぐれてきた山本さんが語った「○○な時に彼氏がほしくなる!」「この年になると結婚を考える!」などのリアルな恋愛観は必見。山本さんについて「かわいかったです。話せば話すほど、かわいさがにじみ出てきて」「すごく真面目だなと思いました。もう親目線ですね(笑)」と先輩というより親目線で会話したと話す長谷川さんと、「憧れでキラキラした存在で、私がお話していい相手だと思っていないくらい“手の届かない方”というイメージだったのが、こんなに気さくにお話してくださって、うれしかったです。“長谷川さんのような大人の女性になりたい”と思いました!」とロケをふり返った。そんな山本さんと長谷川さんの先輩後輩トークをお楽しみに。またTBSアナウンサーからフリーに転身したばかりの吉田さんは転身のきっかけや、フリーになったいまだからこそ抱える不安を思わず吐露する。山本さんがヒロイン役を務め、松坂桃李が主演するドラマ「パーフェクトワールド」は4月16日(火)21時~フジテレビ系で放送開始。20歳のときに事故で脊髄を損傷し車椅子生活を送ることになった建築士・鮎川樹(松坂さん)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本さん)と再会、心を通わせ合っていくさまを描くもので、俳優・菅田将暉が米津玄師とタッグを組んだ主題歌「まちがいさがし」にも注目が集まる。また吉田さんは4月9日(火)から毎週火曜22時~カンテレ・フジテレビ系で放送される新番組「噂の現場急行バラエティー レディース有吉」の進行を務める。「グータンヌーボ2」は4月9日(火)深夜24時25分~関西ローカルで放送後、10日(水)10時から「Amazon Prime Video」、「カンテレドーガ」、「TVer」などで配信予定。(笠緒)
2019年04月09日東京・中野の「中野四季の森公園」にて2018年10月31日(水)~11月4日(日)までの5日間行われる「餃子フェス TOKYO 2018」。2018年10月31日(水)のイベント初日に、ルトロン編集部が参戦してきました。会場のレポートをチェックして、参戦する際の参考にしてみてくださいね。開催中!「餃子フェス TOKYO 2018」2016年の初開催後、これまでに累計69万人以上が来場した餃子の祭典「餃子フェス」が2018年も開催されます。2018年のテーマは“肉汁”。肉汁にこだわりを持つ、バラエティに富んだ絶品餃子がズラリと並びます。場所中野区中野4-13 「中野四季の森公園」時間平日:11:00~21:00土日:10:00~21:00交通アクセス・JR中央線・総武線「中野」駅から徒歩7分・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩7分お問い合わせ入場・チケット購入方法入場料無料食券600円/1枚(税込)※「食券販売所」にて購入できます。電子マネーは事前にチャージ!食券の購入は不要になります。食券販売の列に並ぶ必要がなく、スムーズにお目当てのメニューを購入できますよ。会場内ではチャージができないので、事前にチャージをしてから来場してくださいね。【対応電子マネー】・ICOCA・PASMOなどの交通系電子マネー・iD・nanaco・楽天Edy・WAONなどの流通系電子マネー「iD」が便利!電子マネー「iD」を餃子フェスで使用できます。ファストチケットの購入は不要で、追加料金なしでそのまま全店舗のファストレーンを利用できますよ。さらに「Apple Pay」にも対応。来場前にお手持ちのiPhoneとApple Pay(iD)対応カード発行会社のカードでApple Pay(iD)を設定して、スムーズに、お得に、餃子フェスを楽しんでくださいね。※一部対象外となるカードがあります。詳しくは各カード発行会社にご確認ください。「餃子フェス」現地レポ「餃子フェス TOKYO 2018」の初日に、早速ルトロン編集部が参戦してきました。会場の様子や、あると便利な持ちもの、餃子メニューなどをご紹介します。会場平日にも関わらず、オープン直後からたくさんの人が来場しています。オープンから10分後にはほぼ満席状態となってしまうので、席は先に確保するのが正解。会場は道路を挟んで「餃子ブース」と「スイーツブース」の2つに分かれているので注意してくださいね。先に「餃子ブース」で席を確保してから会場を回るのがおすすめ。各ブースがコンパクトにまとまっており、足元もブロックでしっかりしているので歩きやすいです。入場料が無料なので、中野近辺の方は平日ランチで気軽に訪れられそう。客層10代後半~年配の方、小さい子どもを連れた家族など、幅広い層の方が訪れています。OLさんや女子大生など、女性同士のお客さまも多く、女性客が半数を占めています。肉汁たっぷりの餃子は、女性からの人気も絶大なんですね。空いている席を見つける裏技「餃子ブース」で席が見つからない場合は、「スイーツブース」で席を探してみましょう。「餃子ブース」に比べると空いているので、席を確保できるかも。ゆっくりと腰かけて、絶品餃子を味わってくださいね。混雑を避けたい方・日焼けしたくない方イートインスペースには屋根がなく、陽射しが直にあたります。陽射しが気になる方や混雑を避けたい方は、「スイーツブース」へ避難するのもおすすめ。ビルの影になっているので、直接陽があたらず、「餃子ブース」よりも比較的空いています。安心のブレスケア配布!ニラやにんにくがたっぷり入った餃子を食べると匂いが気になりますよね。会場には口臭お助けアイテム「ブレスケア」があるので、餃子フェスのあとに予定がある方も安心です。注意したいこと服装日中は陽射しが強いため、脱ぎ着しやすい服装で調整しましょう。昼と夜の寒暖差もあるので、暖かい上着を持っておくと安心です。餃子の肉汁が飛び散る可能性があるので、白い服は避けましょう。バッグは、餃子を持ち運びやすいように、両手があくリュックなどが動きやすくておすすめです。あると便利な持ちもの何かと手がベタベタになるので、「ウェットティッシュ」があると安心です。「スイーツブース」の公園側であればレジャーシートを敷いても大丈夫なので、ピクニック気分を味わいたい方は持っていってくださいね。フォトジェニックなフードランキングTOP3餃子を食べる前には、おしゃれな一枚を撮影したいところ。フォトジェニックな餃子ランキング3位をご紹介します。見た目はもちろん、味も抜群の人気メニューです。※フードの価格は一律600円です。第3位:ダンダダン酒場 「東京手羽餃子」これまでに食べたことのない、新食感餃子。手羽肉の中にはたっぷりのあんが入っています。骨がないので食べやすいのもうれしいポイント。あふれる肉汁を撮り逃さないでくださいね。第2位:ぴこれ 「桜エビとホタテの濃厚ホワイト泡餃子」口当たりの良いクリーミーな泡が特徴の水餃子。エビと鶏ももひき肉を合わせた水餃子に、泡状にした鶏と豚ベースのホワイトソースがたっぷりとかけられた一品です。泡状のホワイトソースがなんともフォトジェニック。第1位:鼎’s「羽根つき小籠包」もっちりとした肉汁たっぷりの小籠包に、カリカリさくさくの羽根がついた一品。長蛇の列をつくるほどの人気となっています。アツアツで美味しいのはもちろん、冷めてもなお肉汁がしっかり詰まっていて美味しいです。餃子メニューを一挙にご紹介!餃子メニューを一挙にご紹介します。2人で来場して、4種類ほどを頼んでシェアしている方が多いようです。参戦に備えて、好みの餃子をチェックしておいてくださいね。おとど餃子もっちりとした皮は、製麺所の名門「浅草開化楼」の創業当時のレシピを再現してつくられたもの。シンプルでさっぱりとした味付けの餃子は、付け合わせの柚子胡椒との相性も抜群です。肉フロマージュ餃子モチモチ食感のしっかりした生地と、香ばしい焦がしチーズのパリパリ食感がたまらない「フロマージュ餃子」。豚肉とねぎだけでつくられたにんにく不使用のたねと、まろやかなクリームチーズがコラボした餃子です。牛カツ餃子通常の餃子のあんよりも噛みごたえがある牛ミンチのあんを、サクサクとしたころもで包んだ「牛カツ餃子」。名門酒造「国士無双」の酒粕で育った北海道産の「旭高砂牛」を使用してカツ風に仕上げた創作餃子です。ねぎ塩焼餃子餃子の上に、味がしっかりついたねぎ塩がかかった「ねぎ塩焼餃子」。新宿歌舞伎町で大人気の餃子バル「ちびすけバル」のオリジナルメニューです。ほかに何もつけずに召し上がれ。スープ餃子ごまやナッツ、山椒などを使用したこだわりの香麻辣醤(シーマージャン)スープに肉汁あふれる大餃子を入れた「スープ餃子」。甘辛いスープが、モチモチした皮にしっかり染み込んでいる一品です。近江牛餃子東京・池袋にある餃子タウン「ナンジャスタジアム」のお客さまによる人気投票で、10年間1位を取り続けた実績をもつ「包王(ぱおう)」の餃子が登場。普通の餃子よりサイズが大きく、しっかりお肉を食べている感じ。お肉好きにはたまらない一品です。麻婆餃子「松坂ポーク」を贅沢に使ったアツアツ餃子に、麻婆あんをたっぷりとかけて仕上げる「麻婆餃子」。ジュワ~とあふれでる肉汁と、新鮮野菜のザクザク食感が楽しめます。山椒が効いている、ピリ辛スパイシーで刺激的な餃子です。エビ蒸し餃子まるごと一匹エビが入っておりプリプリ食感が楽しめる「エビ蒸し餃子」。ねぎダレがあっさりしていて、エビの味をしっかり引き立たせます。黒胡椒がピリリと効いた、特性の玉ねぎソースをたっぷりのせて召し上がれ。健太餃子那須高原のブランド豚「栃木ロイヤルポーク」の素材の旨みを活かした、シンプルな王道餃子「健太餃子」。肉の量を増量し、餃子フェス仕様になって登場します。ほかがユニークだからこそ、ここに戻ってきたくなる、ほっとする味わいです。特製チャーハンパラパラのチャーハンは、あっさりとした味わいで、餃子とのマッチングもぴったり。餃子と一緒にいただくもよし、〆にもよしの定番チャーハンです。餃子のあとに食べたいスイーツアイスブリュレクレープカラフルなカラーのクレープ生地がかわいい「アイスブリュレクレープ」。パリパリのブリュレとモチモチとした皮の、食感の違いが楽しめます。中のアイスクリームは甘すぎずあっさり。友達と色違いで頼んで、写真を撮ってみてくださいね。芋屋 種子島「バター焼き安納芋&ミルクアイス」秋スイーツ「バター焼き安納芋&ミルクアイス」。ミルクの味がしっかりしていて濃厚なアイスクリームと、それに負けないまったりした甘さの安納芋が絡み合う、極上スイーツです。餃子を食べたあとのスイーツで、ほっと一息ついてみませんか。※スイーツメニューの価格は一律600円です。餃子フェスを彩るドリンクコスモポリタンディーバ 「天使の羽根のスパークリングワイン」餃子フェスに訪れたら、スパークリングワインで乾杯しませんか。ジュースのように飲みやすく、甘すぎないので餃子にも合います。「メロン」と「ベリー」の2つの味から選んでくださいね。サングリアMANIA 「サングリア」ごろっと入ったフルーツの甘さと、ワインのほろ苦さが絶妙にマッチした「サングリア」。果肉の自然でフレッシュな甘みが感じられる爽やかなお酒です。フルーツビール各種カラフルなフルーツビールも登場。ビールの苦味よりもフルーツの甘みが強く、さっぱりとした口当たりです。ビールが苦手な人にもおすすめ。※ドリンクメニューの価格は一律600円です。ルトロンの特典を利用してお得に餃子フェスを楽しもう!入り口のインフォメーションでルトロンの特典タブを見せると「ドリンク無料引換券」をもらえます。コカ・コーラの「ドリンクブース D-06」で、お好きなソフトドリンクと交換してくださいね。口の中にジュワッと広がる肉汁餃子は、ビールとの相性も抜群。餃子の新たな魅力に出合えるフェスに、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。イベント情報イベント名:餃子フェス TOKYO 2018催行期間:2018年10月31日 〜 2018年11月04日住所:東京都中野区中野4-13「四季の森公園」
2018年10月31日NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロインをはじめ、活躍目覚ましい芳根京子が舞台に挑戦する。演目は、2016年に上演された『母と惑星について、および自転する女たちの記録』。脚本を手がけた蓬莱竜太が第20回鶴屋南北戯曲賞を受賞した珠玉作の待望の再演である。そこに新キャストとして加わる芳根。作品にまた新たな魅力を与えそうだ。【チケット情報はこちら】この舞台の登場人物は母と3姉妹の4人のみ。長女役の田畑智子、次女役の鈴木杏が初演から続投し、母親役のキムラ緑子、三女のシオ役の芳根が、新キャストとして出演することになる。芳根はまず、この少人数編成に心惹かれたのだという。「出演者が4人しかいないというのは、ちゃんと舞台を経験するにはすごくいい機会だなと思ったんです。演出の栗山(民也)さんにもきっとたくさんご指導いただけるのではないかなと思いますし。みなさんと一緒にひとつの作品を作る喜びもより感じられるのではないかなと思うんです」。芳根にとって舞台は、2015年の『幕が上がる』に続いて実はこれが2度目。高校演劇部を舞台にした前作は、映画からスタートしたこともあり、同年代の出演者たちと楽しく過ごしたという記憶が大きいらしい。「だけど、舞台を経験されている先輩方の話を聞くと、舞台ってもっと悩んでもがいて作り上げていくものじゃないかという気がして。楽しいだけじゃいけないんじゃないかと勝手に思い込んでしまっているところがあるんです。だから今回は、ちゃんと壁を乗り越えてやるぞと思っています(笑)」実際、壁は大きそうだ。「まずセリフ量がすごいんです。台本をいただいて蛍光ペンを引いてみたら、インクがなくなっちゃったほどでした(笑)。しかも、長崎弁なので大変だろうなと思います。でも、それだけセリフをいただけるのは幸せなこと。しっかりやっていきたいと思っています」。また、演じるのは、“母”というものに恐怖を懐き、ある大きな選択を迫られているという複雑な役どころ。「私自身も苦しむだろうなと思います。でも、その分いろんな景色が見えるだろうなと思うので、しっかり苦しみたいと思いますし。自分から出てくる感情を1回1回大切にしたいなと思います。1度完成した作品をやるのはプレッシャーがありますが、もう1度やる意味を感じていただけるように、みなさんが引き込まれるお芝居ができたらなと思っています」。映像でも瑞々しい演技を見せる芳根だ。ナマの舞台にさらに期待したい。公演は2019年3月5日(火)から26日(火)まで東京・紀伊國屋ホールにて。チケットは12月8日(土)より一般発売開始。取材・文:大内弓子
2018年10月19日JR「中野駅」南口から徒歩1分のおしゃれバルスポット・レンガ坂にある「餃子バル ぴこれ」は、絶品餃子を味わえるワインバルです。手づくりの餃子を楽しめる「餃子バル ぴこれ」の、おすすめメニューをご紹介します。話題のバル通りレンガ坂にある「餃子バル ぴこれ」JR「中野駅」南口の目の前から始まる通り・レンガ坂は、おしゃれな飲食店が立ち並ぶ人気スポットです。そんなレンガ坂に「餃子バル ぴこれ」はあります。2017年10月にオープンした、ソムリエが選ぶワインと小ぶりの餃子が自慢のお店です。温もりあふれる明るい店内店内は、温もりあふれるウッド調のインテリアとレンガ造りの壁が配されたおしゃれな雰囲気。おひとりさまやカップルが落ち着いて食事できるカウンター席や、最大20名まで座れるテーブル席が完備されています。デートや女子会にもおすすめの居心地のよい空間です。にんにく・ニラ不使用!「餃子バル ぴこれ」の絶品餃子「餃子バル ぴこれ」では、北海道十勝の大自然のなかで育った放牧豚「どろぶた」を100%使用しています。にんにく・ニラを一切使用していないので、その後の予定を気にせずにいただけますよ。「ぴこれ餃子」「ぴこれ餃子(6個 380円)」は、オリジナルの全粒粉の皮に包んで、蒸し揚げ焼きにすることで、サクッと軽い口当たりに。季節ごとのオリジナル餃子がいただけるので、旬の食材ならではの味わいを楽しめます。「泡とエビの水餃子」「泡とエビの水餃子(5個 680円)」は、エビと鶏ももひき肉を合わせた水餃子に、泡状にした鶏と豚ベースのホワイトソースがたっぷりとかけられた一品。泡状のホワイトソースのふわふわ食感と、水餃子のプリプリもっちり食感が楽しめます。「餃子フェス TOKYO 2018」にも出店!東京・中野の「中野四季の森公園」にて2018年10月31日(水)〜11月4日(日)の期間開催される「餃子フェス TOKYO 2018」に、「餃子バル ぴこれ」も出店します。店舗では食べられない餃子メニューをぜひ味わってみてくださいね。「桜エビとホタテの濃厚ホワイト泡餃子」「餃子バル ぴこれ」からは、餃子フェス限定の商品「桜エビとホタテの濃厚ホワイト泡餃子」が登場。鶏ももひき肉やホタテ、桜エビを使用した、あっさりだけどジューシーな水餃子と、鶏と豚のWベースの新感覚のホワイト泡ソースを楽しめます。餃子バルでふらっとさく飲み!餃子や蒸し料理などに合う40種以上ものドリンクメニューも揃っています。「チョコバナナ餃子 アイス添え(480円)」など、餃子のデザートも。ヨーロッパ調の落ち着いた店内で、美味しい餃子とクラフトビールをゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:餃子バル ぴこれ住所:東京都中野区中野3-34-24 千野ビル B1F電話番号:050-5594-8238
2018年10月15日吉祥寺に次いで中央線沿線2店舗目東京都渋谷区のTREES株式会社は、溶岩ホットヨガスタジオ「Lala Aasha(ララ アーシャ)」の新店舗を中野に開設します。「Lala Aasha(ララ アーシャ)」の紹介自由が丘に1号店をオープンした2012年6月より、主に東急東横線沿線に10店舗まで展開されている溶岩ホットヨガスタジオです。床に桜島の天然溶岩石を敷き詰め、遠赤外線の効果による、程よい発汗とともにヨガを楽しめます。さらに、溶岩石にはミネラルを多く含んでいるため、豊かなマイナスイオンも得られるとのこと。心身ともにリラックスできそうです。体験レッスンもあります11店舗目となる「中野スタジオ」は、2018年10月8日(月)にオープン予定。1,000円で参加できる体験レッスンも用意されています。(画像はプレスリリースより)【参考】※Lala Aasha 中野スタジオ ホームページ※プレスリリース
2018年09月30日禁断のキスで顔を入れ替える、二人の女の嫉妬と欲望の物語『累―かさね―』を演じる、土屋太鳳さんと芳根京子さんにお話を伺いました。舞台女優として花開かずにいる美女・ニナ(土屋太鳳さん)と、天才的な演技力を持ちながらも醜い容姿にコンプレックスを抱く累(芳根京子さん)。二人はキスした相手と一定時間顔を入れ替えられる不思議な口紅の力を使って互いの欲を満たすが、やがてそれぞれの劣等感や嫉妬心が抑えられなくなっていく…。――原作漫画を読んだ時の印象は?土屋太鳳:累は容姿に劣等感があって、誰にも受け止めてもらえない。ニナも容姿には恵まれているけれど家族とうまく心が繋がっていない。二人とも本当の自分を愛してくれる人を探し求めているんだなと思って、とても愛しく感じてしまいました。芳根京子:私は率直に、この世界観を実写で表現するのは難しいなと、原作を読めば読むほど悩んでしまって。でも、累なだけに本読みなどを何度も重ねていったことで(笑)、少しずつ不安が解消されていったんです。――一人二役、二人一役という難しい設定の中、お二人でどのように役を固めていったんですか?土屋:私はもともと劇中で仲が悪い相手とは舞台裏でも距離を置く、みたいなことが苦手なタイプなので、難しい役だからこそしっかりコミュニケーションをとりたいと思っていたんです。それを受け止めてくれたきょんちゃん(芳根さん)に感謝!芳根:でも、たくさん話して詰めていくというよりは、それぞれの目線や声のトーンとかをお互いなんとなく感じ取って演じることが多かったよね。あと、劇中ではキスをすることで顔が変わるんですけど、一度入れ替わらずに、私が最初から最後まで累、太鳳ちゃんが最初から最後までニナを演じるということを繰り返しながら、感情の確認をしあったり。土屋:それから、ノートね。芳根:そうだ、ノート!(笑)土屋:共演の浅野忠信さんが「こんないい役は滅多にないんだから“ニナと累ノート”を作ってちゃんと合わせたほうがいいよ」って。それですぐにノートを買って、視線や姿勢といった基本的なことから感情まで書いていたんですけど…。結果、2ページで終わっちゃいました(笑)。芳根:でもそれは私たちにとって一冊くらいの濃さがあるんです(笑)。――お二人は今作が初共演ということですが、撮影をしていく中でお互いどんな印象を受けましたか?土屋:きょんちゃんは感情を爆発させる力がすごい。私もこれだけの爆発力があればいいのになって。芳根:でもその代わり、同じ芝居ができないのが私の課題。映像作品はひとつのシーンを何度も撮るので最後まで感情を繋げるのが難しいんですけど、太鳳ちゃんは何回やっても心にくるお芝居をされる方。だから私はずっと太鳳ちゃんに引っ張ってもらっていたんです。太鳳ちゃんと共演できて、本当によかった!つちや・たお1995年生まれ、東京都出身。女優。ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)に出演中。10月からドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演。主演映画『春待つ僕ら』が12月14日公開。よしね・きょうこ1997年2月28日生まれ、東京都出身。女優。ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に出演中。出演している映画『散り椿』は、9月28日から公開。芳根さん/トップス¥42,000パンツ¥36,000(共にシロマ/グスクマ TEL:03・6804・5865)イヤリング¥23,000(1DKジュエリーワークス/ドレスアンレーヴ TEL:03・5468・2118)パールリング¥29,000ダイヤモンドリング¥120,000(スタージュエリー/スタージュエリー表参道店 TEL:03・5785・0201)『累―かさね―』原作は累計発行部数230万部を突破した、美醜がテーマの松浦だるまの同名コミック。監督/佐藤祐市出演/土屋太鳳、芳根京子、横山裕、浅野忠信、檀れいほか。9月7日より全国東宝系にてロードショー。©2018 映画「累」製作委員会©松浦だるま/講談社※『anan』2018年9月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・木村舞子(土屋さん)藤本大輔(芳根さん)ヘア&メイク・加藤由紀(土屋さん)尾曲いずみ(storm/芳根さん)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年09月07日芳根京子(21)がInstagramで公開した土屋太鳳(23)とのキスショットが話題を呼んでいる。9月3日にアップしたのは、芳根が土屋に“壁ドン”したままキス顔を近づけるというもの。コメント欄には《きゃぁ~壁ドン!!からの~チュ~》《この間に入れば!!!入れば!!!入りたい!》《何故か見てる方がドキがムネムネ》といった喜びのコメントが!実は8月20日にも2人のキスショットが土屋のInstagramで公開されている。土屋によると「しゃべくり007」(日本テレビ系)の出演前に“気合い入れ”のためにしたものだという。今月7日から公開される映画「累」でW主演を果たしている2人。同作はキスが物語の鍵を握っており、2人のキスはそれにちなんでいるようだ。しかしキス以外にも頬を合わせるなど、距離の近さを感じさせるショットが2人のInstagramではたびたび公開されている。「土屋さんと芳根さんは14年のNHK朝ドラ『花子とアン』で初めて共演。以来も土屋さんが年下の芳根さんを気にかけていたようで、芳根さんが16年にNHK朝ドラ『べっぴんさん』でヒロインをつとめるとわかった際は自分のことのように喜んだといいます。芳根さんも土屋さんとの共演をずっと望んでいたので、『累』は感慨深かったようです」(映画関係者)とはいえ、あまりに“急接近”すぎるように感じるが――。「『累』は女同士のドロドロとした欲望と嫉妬の渦巻く物語。罵り合いだけでなく取っ組み合いのシーンもあります。作品がシリアスな分、2人は演技面でもガチンコで切磋琢磨。それによって、ますます距離が近づいたようです」(前出・映画関係者)『累』の次は、2人の仲良し劇にも期待したい!
2018年09月05日「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という思いから生まれ、絵画ファンとミステリーファンを熱狂させた世界的ベストセラー本を、アリシア・ヴィキャンデル主演で映画化した『チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛』。アリシアをはじめ、デイン・デハーン、クリストフ・ヴァルツらが出演する本作からこの度、新たな場面写真が公開された。本作は、希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当し、世界最古の経済バブル「チューリップ・バブル」がピークを迎えていた17世紀オランダを舞台に、アリシア演じるソフィアと無名の画家ヤン(デイン・デハーン)の許されない愛を描く。今回新たに公開された場面写真は5点。ソフィアとヤンの2ショットをはじめ、ソフィアの夫・コルネリス(クリストフ・ヴァルツ)、ソフィアの人生を見守るとともに、チューリップ取引の鍵を握る重要な人物である修道院長(ジュディ・デンチ)らの姿が写し出され、物語の世界へと引き込む。また、絵画を彷彿とさせるような写真も注目だ。そんな本作の魅力について、大ベストセラーとなった「怖い絵」の著者で、昨年41万人以上の来場者数を記録し話題となった「怖い絵」展の監修も務めた中野京子からコメントが到着。いち早く本作を観賞した中野氏は、「いまなお謎めいた画家のままで作品を通してしか彼に触れることはできません」と画家ヨハネス・フェルメールについて語り、「この映画のカメラはフェルメール世界へのオマージュに満ちています。窓辺で手紙を読む女性、鮮やかなブルーのドレス、女主人と女中の密やかな共犯関係、扉から覗き見するようなアングル、薄暗い室内に差し込む弱い光。どれもとても美しく聖性に満ち、外部の『チューリップ・フィーバー』との対比が鮮烈で、見どころですね」と述べている。『チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛』は10月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛 2018年10月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月21日端正な顔立ちに、気品あるしとやかな美しさ。意志の強い眼差しが印象的な芳根京子が、とびきりのインパクトを放つアクセサリーのスタイリングを披露。しゃらっと揺れる極小パールが華やかさを演出。長さ違いのパールビーズが何層にも連なる、フルーツのような独特なデザインが目を引く。光沢感のあるブラウン系の極小パールは、カジュアルな装いにも、パーティシーンにも幅広く活躍。レトロな雰囲気のグリーンのベルベットドレスやパープル系のリップを合わせ、彩りある秋スタイルに仕上げて。イヤリング¥14,000ドレス¥69,000(共にトーガ プルラ/トーガ 原宿店TEL:03・6419・8136)セラミックならではの重厚感あるバングルを重ねて。古くから飛騨高山で受け継がれてきた伝統工芸「渋草焼(しぶくさやき)」をバングルに用いたという、技を極めた秀逸アイテム。陶磁器らしい独特の柄は、ほかにはない無二の存在感。洗練された佇まいだから、2つ重ねてもバランス良く決まる。バングル各¥38,000(フミカ_ウチダ×渋草焼 七代柳造/クリフTEL:03・6416・0619)シャツ¥26,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 銀座三越TEL:03・3535・1849)スカート¥24,000(フィル ザ ビル/シックTEL:03・5464・9321)大胆なチェーンネックレスは、中身までユニーク!レディライクなドレスのハズシとして合わせたのは、腰までの長いゴールドチェーンが特徴的なボリュームネックレス。トップはコンパクトケースのように開くデザインで、その中にはなんと方位磁石が!一点投入するだけで、周囲に差をつけること間違いなし。ネックレス¥95,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 銀座三越)ドレス¥75,000ブーツ¥37,000(共にエンフォルドTEL:03・6730・9191)耳たぶを覆い隠す、主役級のビッグイヤリング。サイズ感だけでも遊び心たっぷりな超大ぶりのオーバルイヤリング。貝殻モチーフを引き伸ばした個性的な柄で、アートピースのような趣も。周りを囲うゴールドのデザインも、ビンテージライクな雰囲気を後押し。アップヘアで、独自のインパクトを際立たせて。イヤリング¥20,000(シアタープロダクツ/シアタープロダクツ表参道本店TEL:03・6438・1757)ブラウス¥39,000(ステア/リコドットTEL:03・5465・2077)よしね・きょうこ1997年2月28日生まれ。東京都出身。女優。7月11日スタートのドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に月島なな役で出演。また、土屋太鳳さんとのW主演映画『累-かさね-』が9月7日から、出演映画『散り椿』が9月28日から全国公開予定。※『anan』2018年7月11日号より。写真・大辻隆広(go relax E more)スタイリスト・伊藤信子ヘア&メイク・村上 綾
2018年07月04日美味しいものが食べたいだけ人も5月19日と20日、東京都中野区中野の中野セントラルパークにおいて、『第1回 ダイエットグルメフェス ~ ローカーボ革命2018 ~』が開催される。この催しは美容と健康を増進する目的で行われるダイエットでの「ローカーボ(低糖質)」食の周知を目的としている。この催しでは低糖質グルメが並ぶほか、低糖質商品の展示、トークイベントなどが行われる。主催者の実行委員会は健康やダイエットに興味のある人から、美味しいグルメを味わいたいという人まで、より多くの人に「ローカーボ」食の美味しさ、楽しさを伝えられる催しだとしている。料理芸人や美尻トレーナーなどが出演2日間行われる催しの「イベントエリア」の司会は両日とも、お笑いコンビのツインクルの料理芸人「クック井上。」さんが担当。1日目のゲストには、大食いタレントで、グルメユニット「食べあるキング」のメンバーで、アイドルグループ「エラバレシ」のもえのあずきさんなどがゲストとして出演する。2日目には宗田マタニティクリニック院長の宗田哲男さん、美尻トレーナーの岡部友さん、エベリスト株式会社CBOのチーフビューティーオフィサーでダイエット美容家の本島彩帆里さんなどが出演予定となっている。なお、チケット販売ブースでは飲食チケットを販売。物販エリアでは、現金での購入も可能である。クラウドファンディングも実施また、このイベントをより多くの人に知ってもらうため、低糖質の「ローカーボ」の周知、食における未病改善、健康増進をより楽しく美味しく広めるために、クラウドファンディングを実施中である。支援者には金額に合わせ、1,000円分のチケットと打ち上げ付きスタッフとして参加できる権利や、5,000円分チケットと最強のダイエットマニュアルなどが進呈される。クラウドファンディングの期限は4月29日までである。日時: 5月19日(土) 11:00~17:005月20日(日) 10:00~17:00場所: 中野セントラルパーク パークアベニューJR中央線 ・JR総武線・東京メトロ東西線中野駅より徒歩5分費用: 無料(食べ物などの購入は有料)(プレスリリースより引用)(画像はプレスリリースより)【参考】※第1回ダイエットグルメフェス~ローカーボ革命2018~※「ダイエットの革命をグルメフェスで起こしたい!」
2018年04月19日岡崎京子の漫画『チワワちゃん』の実写映画化が決定。2019年1月18日(金)に全国で公開される。岡崎京子の青春物語が再び実写化原作は、今なお熱狂的な人気を誇る漫画家・岡崎京子が1994年に発表した同名の漫画作品『チワワちゃん』。突然の死を迎えた“チワワちゃん”と呼ばれる女性と、彼女を取り巻く人々との人間関係を描いた青春物語だ。2012年の『へルタースケルター』、2018年の『リバーズ・エッジ』に続く、3作目の岡崎京子作品の実写映画化となる。あらすじ東京でありったけの若さを謳歌する男女のグループ。そのマスコット的存在だった“チワワちゃん”が、ある日バラバラ遺体となって東京湾で発見される。残された仲間たちが集まり、それぞれがチワワとの思い出を語りだすが…そこで初めて分かったことのは、誰もがチワワの本名も境遇も本性も知らないまま共に時間を過ごしてきたということだった―。今をときめく実力派若手キャストが集結キャスト陣には、今をときめく実力派若手キャストが集結。主人公のミキ役を務めるのは、2014年『愛の渦』のヒロインで注目を浴び、以後数々の作品に出演している門脇 麦。そのほか、チワワの元カレ・ヨシダ役に成田 凌、ヨシダの親友カツオ役に寛 一 郎、チワワの親友ユミ役に玉城ティナ、チワワ役に吉田志織、チワワに想いを寄せるナガイ役に村上虹郎、ライターのユーコ役に栗山千明、カメラマンでチワワの新しい恋人のサカタ役に浅野忠信が決定している。監督・脚本は期待の新星、二宮 健監督・脚本を手掛けたのは、2017年の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』で商業映画デビューを果たした二宮 健。2015年に大学の卒業制作作品である『SLUM-POLIS』が国内外の映画祭で上映され話題となり劇場映画デビューを飾った期待の新星が、エネルギーに満ち溢れた20代前半の「青春の爆発と終わり」を、独自の映像&音楽センスで描き出す。作品情報映画『チワワちゃん』公開時期:2019年1月18日(金)キャスト:門脇 麦、成田 凌、寛 一 郎、玉城ティナ、吉田志織、村上虹郎、栗山千明(友情出演)、浅野忠信原作:岡崎京子「チワワちゃん」(KADOKAWA)監督・脚本:二宮 健主題歌:Have a Nice Day!「僕らの時代」 ©ASOBiZM■原作『チワワちゃん』新カバーデザイン ※復刊あすかコミックス DX/A5判発売日:2018年12月22日(土)収録作品:LOVE, PEACE & MIRACLE -紙の上のスライドショウ-/夏の思い出/チョコレートマーブルちゃん/ GIRL OF THE YEAR/チワワちゃん/空を見上げる -あとがきにかえて-/好き? 好き? 大好き?価格:980円+税発行:株式会社 KADOKAWA
2018年03月31日女性に特化した女性のためのラーメンフェス「ラーメン女子博 2018」が、2018年4月26日(木)から5月6日(日)まで、東京・中野四季の森公園にて開催される。「ラーメン女子博」が東京に初上陸これまで横浜で3回にわたり開催、2017年には大阪・名古屋へ進出し累計32万人を動員した人気イベント「ラーメン女子博」が満を持して東京に上陸。今回も、食べ歩き歴15年、年間600杯以上を食べるといラーメン通・森本聡子が女性視点から選りすぐった全国18店舗が会場に集結する。会期は2部に分かれており、それぞれで出店店舗が異なるので、2回に分けて楽しめるのも魅力の一つだ。気になるメニューは、醤油、味噌、塩などの定番から、背脂、とんこつ、二郎系、家系などのこってり味、つけめん、まぜそばなどの派生系ラーメンまで様々。女性人気の高い薬膳や激辛、レモンやパクチー等など味のアクセントも豊富な、各店がラーメン女子に捧げるとっておきの1杯が楽しめる。第1部の注目出店店舗第1部で出店する、イタリアンとラーメンを融合させた「ドゥエ イタリアン」の新ブランド店「Ramen ドゥエ Edo Japan」からは、イタリアンや日本の様々な食材を駆使した新感覚ラーメン2種類が登場。「レモン舞妓香草いっぱいらぁ麺」は、鶏ベースにレモン等の柑橘系果汁をたっぷり使用し、京都の一味唐辛子を合わせた、すっぱ辛い一杯だ。千葉県で不動の人気店「福たけ」の“濃厚海老ラーメン”は、寸胴に30kgも投入したオマール海老と味噌を合わせたオマールスープが特徴。丸ごと入った海老もさることながら、今回の女子博のためだけに開発された平打ち麺にも注目したい。第2部でも贅沢メニューが盛り沢山第2部で登場する、日本酒50種類以上を取り扱うラーメン屋「蟻塚」からは、お酒に合う“トリュフ香るアサリポタージュまぜそば”を用意。女子博限定で振舞われる汁なしまぜそばは、トリュフ薫る特注平打ち麺に、あさりと数十種類の野菜をすり流したこだわりのソースがたっぷりと入っている。仙台から初上陸する「らー神 心温」は、店舗限定麺の“濃厚ウニクリーミー”を女子博用にアレンジ。ウニをそのまま食べているような感覚の贅沢スープに、しそが香る鶏チャーシューをトッピングした。アルコール&スイーツ販売もまた、ラーメンと合わせて楽しみたいお酒コーナーとスイーツコーナーも併設。初の試みとなるお酒コーナーでは、日本酒や、クラフトビール、色鮮やかなカクテルなどを、バリエーション豊富に用意する。そしてスイーツコーナーでは、台湾発・新食感のかき氷で話題の「アイスモンスター(ICE MONSTER)」の日本限定フレーバー「杏仁かき氷」を味わえるほか、アップルパイ専門店 「世界一の焼き立てパイ メレメーレ(mille mele)」とフォトジェニックなスイーツで注目を集める「エニウェアドア(Anywhere Door)」のコラボレーションスイーツが登場する。さらに会場には、女子会気分も味わえる「女性限定エリア」のほか、芝生の上でくつろげる「女子博オリジナルレジャーシート」 など、女性に嬉しいコンテンツが盛り沢山。是非この機会に、気軽な気分で会場を訪れてみてはいかがだろう。【開催概要】「ラーメン女子博 2018」開催期間:第1部 2018年4月26日(木)~4月30日(月・祝)第2部 2018年5月2日(水)~5月6日(日)時間:平日11:00~21:00 / 土日祝 10:00~21:00(ラストオーダー20:00)※1部と2部の最終日のみ19:00まで(ラストオーダー18:30)※1部と2部で出店店舗が変わる。会場:中野四季の森公園(住所:東京都中野区中野4丁目13)費用:入場料無料(男性も可)※飲食の際は飲食券購入が必要。<出店店舗一覧>■第1部中華そば 雲ノ糸(山形)/中華そばde小松 ×柳麺 呉田(秋田×埼玉)/福たけ(千葉)/麺戦記ツカサ(東京・六本木)/麺屋 義(東京・西日暮里)/麺匠 さくら咲く(大阪)/麺屋福丸 (東京・笹塚)/ラーメン鷹の眼(埼玉)/Ramen ドゥエ Edo Japan(東京・霞が関)■第2部蟻塚(東京・水道橋)/カネキッチンヌードル(東京・東長崎)/違う家(東京・早稲田)/Noodle Stand Tokyo(東京・原宿)/tokyo hoajao style IKEDA(埼玉)/濃厚ラーメン かなや(東京・方南町)/本家 第一旭(京都)/らー神心温(仙台)/らーめん 臺大(名古屋)■スイーツ出店店舗アイスモンスター/世界一の焼き立てパイ メレメーレ・エニウェアドア
2018年03月16日映画『ボス・ベイビー』(3月21日公開)のブルーカーペット&ジャパンプレミアが7日、都内で行われ、吹き替えキャストのムロツヨシ、芳根京子、乙葉、石田明(NON STYLE)が出席した。ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初タッグを組んだ同作は、見た目はキュートな赤ちゃん、中身はおっさんの"ボス・ベイビー"が、7歳の少年・ティムの弟としてやってきて騒動を巻き起こすコメディ。日本語吹替え版で、主人公ボス・ベイビー役をムロ、ボス・ベイビーに振り回される兄・ティム役を芳根、ティムの両親役を乙葉と石田が演じた。イベントでは、ボス・ベイビーの部下に扮したスーツ姿の子役がスタッフとしてお手伝い。キャストにマイクを手渡ししたり、MCを務めたり、一生懸命に役割を果たした。4人はその姿に「かわいいね~」と終始笑顔で、ムロは「超かわいい。すっごい笑うの」と女の子の笑顔にメロメロ。女の子がステージからすぐに帰ろうとしないと、「いいよーそのはけ方、似てるよ」と自分との共通点をうれしそうにツッコんだ。学生からの質問に答えるコーナーもあり、挫折しそうなときにどう乗り越えたらいいかと聞かれると、ムロは「挫折してでもやるやり方を見つけるのがいいのかなって、42歳のおじさんは思いました」とアドバイス。続けて芳根が「一緒に頑張れる仲間がいると強くなれるのかなと思いました」と話した後、ムロはさらに「これからは一人じゃ成し遂げられないいろんな物事がやってきますから、いろんな人に甘えることも増えてくると思います。この映画にもそれが描かれています」と語り、「なんていいまとめ方したんだろう」と自画自賛して笑いを誘った。
2018年03月07日12月17日まで上野の森美術館で開催されていた「怖い絵」展が惜しまれながら閉幕しました。週末ともなると2時間待ちはザラという盛況ぶりで、普段あまり美術館に足を運ばない若者層にも支持され、結果として来場者数41万人超(東京に先んじて開催された兵庫では27万人超)を記録。まさに2017年は「怖い絵」ブームの1年となりました。この展覧会の元になったのは、作家でドイツ文学者である中野京子さんの大ベストセラー「怖い絵」シリーズです。今回は、シリーズの魅力をひも解くとともに、展覧会で展示された絵画の見どころを解説するガイドブック『怖い絵のひみつ。「怖い絵」スペシャルブック』(角川書店)をご紹介します。シリーズを読んだことがある人もない人も、魅惑の世界に触れてみて!想像の羽を広げてつづられた絵画エッセイフィレンツェを旅行した際、友人に「絶対に観るべき!」と言われてウフィツィ美術館へ行きました。当時、「ちょっと難しそう……」と、西洋絵画鑑賞に苦手意識があった私。ところが、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」など、「美術の教科書で見たことがある!」という超有名絵画を目にしてミーハー心に火が付き、テンション急上昇。本当に楽しかった!そのとき、「本物に触れるってやっぱり大切ね」と実感したのと同時に、絵が描かれた時代背景(西洋史)や、西洋絵画とは切り離せない宗教について理解していなければ、100%楽しむことは難しいとも思ったのでした。なかなか勉強する機会に恵まれなかったのですが、数年前に中野京子さんの「怖い絵」シリーズと出合いました。発売から今年で10年を迎える大人気シリーズです。手にした当初は、「絵が怖いってどういうこと?」「ホラーやオカルトの類?」と、若干怪しんだのですが、ページを開いたとたん、すぐに夢中に!世界史や美術史が苦手な私にもわかりやすく、何より文章が読みやすくおもしろい。これまで散々目にしてきた、「何年生まれの画家で、○○派に属しており……」といった教科書的解説とは対極にある、想像の翼を広げてつづられた魅惑の絵画エッセイだったのでした。本書の中で中野さんはこうつづっています。特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせている驚きと知的興奮である従来の絵画鑑賞は、知識のない状態で絵の前に立ち、そこから何かを「感じる」ことが大切だと考えられてきました。けれど、中野さんはその既成概念に対し、高らかにNOを突き付けたのです。十分な知識と情報があるうえで鑑賞したほうが何倍も楽しむことができるはず、と。その革命的ともいえる発想からこのシリーズが生まれたのです。まさしく、コロンブスの卵です。一見すると普通の絵でも……じつはかなり怖い!元来、人間は怖いものに心を奪われがちです。私も小学生のころ、友だちと一緒にキャーキャー騒ぎながら心霊写真を眺めたし、大学生になるとイベント的に病院やマンションなどの廃墟めぐりもしました。それはまさに「怖いもの見たさ」という表現がぴったり。恐怖とは角度を変えれば極上のエンターテインメントになり、人を夢中にさせるのでしょう。中野さんが紹介している絵も、一見すると怖さのかけらもないように見えます。たとえば、シリーズが誕生するきっかけになったという「処刑台に連行されるマリー・アントワネット」(ジャック=ルイ・ダヴィッド)。タイトルは衝撃的ですが、絵自体に「怖さ」はありません。ところが、中野さんの手にかかるとこの絵が意味することの本質が浮き彫りになり、じわじわと恐怖がわきあがってくるのです。かつて「ロココの女王」と呼ばれ、美しい肖像画の数々で知られるアントワネットの愕然とするような姿。この絵が衝撃的なのは、栄枯盛衰を突きつけられるからというより、反王党派で王の処刑に賛成票を投じたダヴィッドの悪意を感じさせられるからです。つくづく怖いことだと感じました。(本文より)「処刑台に連行されるマリー・アントワネット」の隣のページに、バラ色に頬を染めたアントワネットの美しい肖像画が掲載されているのですが、とても同一人物とは思えません。その対比により、ダヴィッドの絵の怖さがいっそう増すのでした。上質なミステリを読んでいるような気分に「怖い絵」展で展示されていた絵のなかで、私がとくに興味を持ったのは「切り裂きジャックの寝室」(ウォルター・リチャード・シッカート)でした。ダークな色合いの薄暗い(薄気味悪い)部屋。ロンドンの貧民街で実際に起こった猟奇連続殺人事件の犯人、切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)が住んでいた家の寝室が描かれたもの。といっても切り裂きジャックは捕まっておらず、当然、犯人が誰なのかはわかりません。それなのになぜ犯人の寝室を描くことができたのか?じつはこの絵を描いたシッカートこそ「真犯人だ!」という説を、7億円という私財を投入して捜査したアメリカ人ミステリ作家のパトリシア・コーンウェルが主張しているのだそうです。イギリスのみならず世界中の人が注目した殺人事件の詳細、画家の生い立ち、さらにはコーンウェルが書いた本に至るまで。中野さんは探偵よろしく徹底的に調べ上げ、丁寧な筆致でつづります。そして、最後の答えは私たち読者に委ねてくれるのです。おかげで、絵がトリックとして使われた上質のミステリを読んだような気分に浸れたのでした。知らぬ間に知性と教養が身についている!本書の巻末には、「あの名画はどこにある? 世界『怖い絵』MAP」と称し、展示された絵が所蔵されている美術館が掲載されています。イギリス、フランスの各地、さらにはアメリカ東海岸。こんなにたくさんの場所から、東京(そして兵庫)へ絵が集まってきたのかと思うと感慨深いものがあります。この展覧会を開くことになったいきさつや、苦労話も掲載されていて、一大プロジェクトの裏ではさまざまなドラマがあるものだと感動しました。ガイドブックならではの読み物が充実しているところも、本家シリーズとは違う魅力でしょう。「展覧会には行けなかった」「興味がわいた」という方はぜひ「怖い絵」シリーズを!現在、シリーズ4作が出版されています。基本的に、絵画1枚につき1コラムで構成されているので、どの巻から&どのページから読んでも大丈夫。表紙買いするのも楽しそうです。読めばきっと、これまで感じたことのない「知的興奮」が味わえ、知らぬ間に教養も身についていることをお約束します!Information『怖い絵のひみつ。「怖い絵」スペシャルブック』(角川書店)¥1300+税(C)J33P3l2/Gettyimages(C)portishead1/Gettyimages
2017年12月28日ベストセラー『怖い絵』シリーズの初版刊行10周年を記念した「怖い絵」展(東京・上野の森美術館で12月17日まで開催中)は、兵庫県立美術館の27万人に続き、上野でもすでに35万人を動員。最長3時間待ちの行列もでき、今年最大の美術界の“事件”となっている。これを特別監修したのが、『怖い絵』の著者でドイツ文学者の中野京子さん。 「(ギュスターヴ・)モローの《ソドムの天使》は、町に火の雨を降らせたのが実は天使だったと知って、日本人の“天使はやさしくて人間の味方”という先入観を覆されるようです」(中野さん・以下同) 約80点の絵はもちろん、隣に掲げられた中野さんの解説パネルを見て、2度ゾクッとできるのも人気の秘密。チャーミングな語り口で取材に応じてくれた中野さんだが、年齢非公開も含め、ファンからは「中野さんこそ謎」という声も。その疑問をぶつけると、「あまりプライベートなことは公開したくないのですが……」と、いいながら“謎すぎる素顔”の一端を明かしてくれた。 「北海道のごく普通のサラリーマン家庭に育ちました」とほほ笑みながら、小学生時代の『怖い絵』のルーツについて語り始めた。 「祖父宅の仏間には、ご先祖の遺影がズラリと飾られていて、あるとき叔母がその1枚を指し『この女の人は駆け落ちしたんだよ』と言いました。それまではどれも似た顔をした親族の写真だったのが、以降、そのおばあさんの写真だけ、私には特別な物語をもつ1枚となったんです」 早稲田大学大学院修士課程を終え、母校で西洋文化史などを教えていたころには、小説家を目指したことも。 「ミステリー作家になりたくてカルチャーセンターにも通い、江戸川乱歩賞の最終候補作に残ったこともありました」 その後、オペラに関する著作などを発表していたとき、ある絵画との運命の出合いが。 「(ジャック=ルイ・)ダヴィッドの《処刑台に連行されるマリー・アントワネット》でした。一見、単なるスケッチで、かつて“ロココの薔薇”と呼ばれたアントワネットが荷車で連行される様子を描いているのですが、その線のタッチに画家の悪意を感じ取ったんです。絵の背景の物語を調べるうちに、恐怖と美とは相性がいいことにも気付きました。これがきっかけで、『怖い絵』を書き始めました。最初は教科書を扱う出版社で3000部からのスタートで、まさか続編が出るなんて」 いまや累計70万部の『怖い絵』に加え、『名画で読み解く』などシリーズ作品も多い中野さんは、携帯は持たない、テレビも見ない主義。目下、執筆や講演が忙しくて、映画館に行けないのが悩みのタネとか。 「電車のなかで本を読んでいたいタイプだから、携帯は必要ないんです(笑)。テレビは、もっぱらDVDでの映画鑑賞用。好きなジャンルはスパイや脱走モノ。ちょっと男性っぽいかな(笑)」 取り上げたい怖い絵は、まだまだたくさんあるという。 「昨今、SNSの映像の世界になじみの深い若い人たちが『怖い絵』を通じて、モッサやシムズなど、日本では無名の画家の絵に興味をもってくれるのがうれしいし、もっと歴史好きが増えればと思うの!」
2017年12月13日相変わらずの美貌が眩しい女優・長谷川京子さん。最新作の見どころや役作りから、これまでの女優人生について伺いました。女優を続けられたのは、やめなかったから。三浦しをんさんの小説の中でも異彩を放つ『光』が、大森立嗣監督によって実写映画化された。「まほろ駅前」シリーズでおなじみの三浦×大森タッグは、人間に潜んだ闇を絶妙に描き出すことで知られているが、今作はさらに深く切り込み、えぐり出し、容赦のないバイオレンスを繰り広げている。物語の鍵となるのは、とある小さな島で生まれ育った幼なじみの信之と美花。ある日、信之は美花を守るために殺人を犯してしまう。しかし、直後に突如島を襲った津波によってその罪は消し去られていた。それから25年後。南海子<みなこ>と結婚して1児の父となった信之のもとへ現れたのは、同じ島で育ち、弟分のような存在の輔<たすく>だった。輔は、消し去られたはずの殺人事件をネタに、信之と、女優として成功していた美花に金をたかってきたのだが…。信之役に井浦新さん、輔役に瑛太さん、大人になった美花役に長谷川京子さん(幼少期の美花役は紅甘<ぐあま>さん)、南海子役に橋本マナミさんという実力派キャストが顔を揃え、際立った演技力で人間の生き様にリアリティを与え、見応えある作品に仕上がっている。――大人になって生まれ育った島を出た美花は、女優の篠浦未喜となり、そこから長谷川さんが演じているわけですが、そもそも、女優さんが女優役というのも、なかなかめずらしいですね。確かに(笑)。ただ、女優の未喜を演じるというより、美花そのものを演じることが課題でした。――美花について長谷川さんは、模索し続けても最後までわからなかったというコメントを残していましたが、撮影から1年以上経った今は、いかがですか?脚本を読んで演じて、完成作品を観た時に、美花ってこんな感じの人なのかな、って何となく思ったぐらいで、今も、ぼんやりしています。独特な雰囲気を持った島で育ち、島の呪縛みたいなものを背負って生きてきた子ですからね…。撮影に入る前に、温度感や空気を知るために、14歳のころの美花や信之の島でのシーンを見させていただきましたが、子供時代の美花を演じた紅甘さんは、想像よりもずっと湿度の高い女優さんでした。つい周りが手を差し伸べたくなるんだけど、でも絶対にこの子は壊れないよな、という強さもあって、不思議な魅力を感じたんです。そんな彼女の演技も含めて、大人になった美花は島の宿命や自分の性、人生を受け入れて生きるしかないという覚悟を決めているんだろうな、と思いました。――かなり難しい役だった、ということが窺えますが、人物像として大事にしたところはどこですか。ともすればただの悪女に見えてしまうかもしれなくて、それはイヤでした。彼女の背景が感じられるようにしたかったし、プライドを持っていたかったんです。――確かに、ブラックな色気を放ちながらも、でもなぜか憎めない女性でした。この映画を通して、どんなことを伝えたいですか?伝えたいことかぁ…難しいですね。完成作品を観たら、自分が脚本を読んで解釈し、現場で演じていた時の感覚よりも難しい作品に仕上がっていましたから。観ている側の思考回路をかき乱すような(ジェフ・ミルズさんの)音楽も相まって、心揺さぶられながら観続けていたので、想像以上に衝撃が強くて。そう考えると、普段自分が映画を観る時には、あまりメッセージ的なものは求めていないし、メッセージというよりも感覚的な部分で感じてもらいたいです。ただ、黒か白かというわかりやすいものではない。かといって、グレーなんていうまろやかな色でもなくて。人間の内面や本質をえぐりつつも、日常に潜む暴力があらわになっていて、心がザワついたまま終わってしまうという新しいタイプの作品だと思うんですが、こういうジャンルも、映画を選ぶ時の選択肢の一つに加えてもらえたらいいな、と思います。私はただ、別の道を歩まず同じ道を歩き続けただけ。――「強い衝撃が残った」というこの作品、長谷川さんにとっての一つの節目になりそうですか?いわゆるわかりやすい大きな転機みたいなものってこれまでもあまりなかったんです。例えば、あとから考えてあの監督に出会えてよかったと思うことはあるんだけど、根本的に、今日に至るまでのすべてが自分の人生だったと思っているから、これとこれだけが転機だった、とは言えなくて。――なるほど。では、22歳の時に、モデルから女優へとシフトしたのも、ご自身としては転機というわけではなかったわけですね。そうかもしれない。モデルから女優になった理由は、ひとことで言えば、モデルとしてやれることがなくなっちゃったから。そもそも、身長が高い方ではないし、脚がめちゃくちゃ長いわけでもない。高校生で芸能事務所に入った時は、オーディションの毎日で、しかも落ちまくってたし。それでも、たまに呼ばれる撮影現場は学校よりも刺激的で、仕事がすごく楽しかったんです。そのうち、『CanCam』のオーディションで専属モデルに選ばれて少しずつ仕事が入り始めると、ほかのモデルさんと一緒に現場に出られるようになったり、自分のページが1/4から1ページの裁ち落としになったりしながら、ついに表紙をやらせてもらえるようになりました。だけど、憧れていた表紙に出られるようになると、次の目標が見えなくなってしまって、将来的にモデルを続けている自分も全く想像できなくなっちゃって。活躍の場を広げるには、もっとたくさんの人に私を知ってもらうためにはどうしたらいいのかな…そう考えた結果、女優の道を選びました。――モデルから転身し、今では、長谷川さんが出演されるのは話題となる作品ばかりですが、ここまで女優を続けてこられた理由は、どんなことだと思いますか?本当に、ありがたいことですよね。でも女優を続けてこられた理由は1つあるんですよ、明確に。それは“やめなかったこと”(笑)。女優の道を歩き始めた時に、一緒に歩んでいた人たちが、気がついたら別の道を歩んでいる、というのを何度も見てきました。でも、私はただ別の道を選ばずに同じ道を歩み続けていただけ。子どものころから負けず嫌いで納得するまでやり続ける性格で、気づいたらここまできていた、という感じです。そうそう、心理学的には私って“不安”が頑張れるバネになるんですって。――それって、ちょっと大変じゃないですか?そうなんですよ、本当はイヤなの。不安なんて一切感じずに、何事も楽しんでいたいのに、いつになったら私は、神様のように達観できるの?っていつも思っています(笑)。一方で、でも達観してしまったら女優の面白さがなくなるのかもしれないし、もしかしたら自分で不安材料を用意してバネにしているのかも、とも思ってて。――表裏一体と言いますか…。女優の魅力ってどんなところにあるのでしょうか?やればやるほど面白くなってきちゃうんですよね、これが!飽きればいいのにって思うんだけど、それまで、悔しさから無我夢中に食らいついてきたところから、あれ?だんだんやり方がわかってきたな、って思い始めたりして。多分、この仕事は、一つのことがわかるまでの時間がすごく長いんだと思います。あとは、女優の魅力の一つに、自分とは全然違うタイプの役で、イヤなセリフを言ったりすると、結構すっきりするというのがあって。もしかしたら、本当はそういうイヤな部分も自分の中に持っていて、普段は社会人としてフタをしているだけなのかもしれないですね。映画『光』は、11月25日~全国ロードショー。監督と脚本を務めた大森立嗣さんが、劇中の音楽にテクノ界のカリスマ、ジェフ・ミルズさんを起用したことでも話題。全編にちりばめられた狂気的な感覚が、彼の音楽によってよりミステリアスに迫る。出演は、井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミ、南果歩、平田満ほか。はせがわ・きょうこ1978年7月22日生まれ。高校3年の時にファッション誌『CanCam』の専属モデルとなり、その後、女優に転身。2006年のドラマ『おいしいプロポーズ』(TBS系)でドラマ初主演。その後、ドラマ『SCANDAL』(TBS系)、『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)や『ペテロの葬列』(TBS系)、映画『後妻業の女』などの話題作に出演する人気女優に。※『anan』2017年11月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・長澤実香(TOKYOEDGE.)ヘア&メイク・佐々木貞江インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2017年11月15日岡崎京子による漫画『リバーズ・エッジ』が実写映画化。主演に二階堂ふみを迎え、2018年2月16日(金)に全国で公開される。原作・岡崎京子、若者たちの生と欲望を鮮烈に描く繰り返されるリアルなセックスや暴力、日常を生きることに対する違和感など、若者たちの心の揺らぎをその作品の中で描いた岡崎京子。中でも雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された『リバーズ・エッジ』は、青春漫画の金字塔として熱狂的な支持を集める代表作の1つだ。若草ハルナ役に二階堂ふみ、山田役に吉沢亮自由に生きる女子高生・若草ハルナ役に二階堂ふみ、執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしている同性愛者の山田役に吉沢亮、そして、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ役にSUMIREと、これからの日本映画の新時代を担う若手俳優たちが出演。そのほか、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎役の上杉柊平、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵ら個性溢れる顔ぶれが、欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちのリアルな姿に体当たりで挑む。『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が監督メガホンを取るのは、窪塚洋介が主演を務めた伝説的な作品『GO』や、社会現象も引き起こした恋愛小説の実写化作品『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲監督。原作に深く魅了されたという行定監督は、映画の中にオリジナルの仕掛けを加えるとともに、新しい岡崎ワールドを披露する。主題歌は小沢健二による書き下ろし小沢健二が、自身初となる映画主題歌を担当する。楽曲は、完全書き下ろしの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」。かねてより原作者の岡崎京子と親交があったことにより、夢のタッグが実現した。また、楽曲にはメインキャストの二階堂ふみと吉沢亮も参加している。なお映画『リバーズ・エッジ』は、第 68 回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門で正式出品される事が決定している。ストーリー「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。若草ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と同姓愛者であること隠した山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。作品情報映画『リバーズ・エッジ』公開時期:2018年2月16日(金)出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵監督:行定勲脚本:瀬戸山 美咲原作:岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年11月10日11月初旬、長女の有名私立小学校“お受験”に挑んだのは長谷川京子(39)。人気バンド「ポルノグラフィティ」ギタリストの夫・新藤晴一(43)も一緒だ。 長谷川は濃紺のスーツにクラシック感のあるボストン型メガネをかけ、靴とバッグは黒で統一。メークもほとんどせず、眉毛は自然な太眉。無造作にも見えるポニーテールにまとめた髪型といい、完璧な“お受験”モードだった。 「長谷川さんは9月に終わった真木よう子さん主演のドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)に出演していました。お子さんの“お受験”に響かないようにと、この秋のドラマ出演は見送ったようです」(芸能関係者) 藤本美貴(32)庄司智春(41)夫妻は、長男(5)と3人で“お受験”に姿を見せた。マスク姿の庄司が息子と手をつなぎ、藤本は後ろからついて行く。硬い表情の庄司と対照的に、藤本はリラックスした雰囲気だ。長谷川と同じく、濃紺のスーツに身を包んだ藤本。メークも、やはり薄化粧だ。 「藤本さんは、お子さんを出産した直後から私立校に入れたいと希望していたそうです。家族ぐるみで親しい名倉潤さん・渡辺満里奈さん夫妻と4人で食事しては、お受験指南を受けていたとか」(藤本の知人) 元フジテレビアナウンサーの中村仁美(38)は、こちらもまた定番の濃紺スーツで長男(5)の“お受験”に現れた。この日、夫の『さまぁ〜ず』大竹一樹(49)の姿はなし。 「中村さんは教育熱心で、今年7月には都内の有名幼児教室の受験セミナーに息子さんを通わせたりしています。そのときは“恐妻家”の大竹さんが、1人で息子さんを連れて行ったようです(笑)」(芸能プロ関係者) 何とかして子どもを“ブランド校”へーー。そんな気持ちが赤裸々に出てしまうのが、芸能人パパ&ママたちのお受験ファッションだ。 「芸能人ママは、“派手に見られてはいけない”と涙ぐましい努力をしなければいけません。メークは、まつげエクステなどはもちろんはずして、決して派手にならないようにしなくてはいけません。口紅は赤ではなく、ピンクベージュがお勧めです。とにかく、“シンプル&清楚”を心がけることが芸能人の“お受験の掟”ですね」(受験ジャーナリスト) たしかに、今回本誌がキャッチしたママたちも、みんな“地味メーク”。中村に至っては「これは完全なすっぴんでしょう」(前出・受験ジャーナリスト)。我が子のために芸能人オーラを“封印”し、“お受験”に奮闘した彼女たち。数日後に発表となっているはずの結果はいかにーー。
2017年11月10日10月7日から上野の森美術館ではじまる『怖い絵』展。2017年に開かれる展覧会のなかでもひときわ注目度が高く、開催を待ちわびているファンも多い同展について、特別監修者の中野京子先生に見どころなどをうかがいました。『怖い絵展』まもなくスタート!【女子的アートナビ】vol. 85『怖い絵』展は、作家でドイツ文学者の中野京子先生が2007年に出版した大ベストセラー『怖い絵』の世界を本物の名画で楽しめる、ちょっとユニークな展覧会です。「怖さ・恐怖」にスポットをあてて選び抜かれたのは、近世~近代にかけてヨーロッパで描かれた油彩画など約80点。セザンヌやターナーなど巨匠たちの作品も登場します。同展は先に7月から兵庫県立美術館で開かれていたのですが、2か月弱の開催期間にもかかわらず入場者数はなんと27万人を突破。まもなく東京会場での展示がはじまるということで、開催を心待ちにしているアートファンの間では期待がどんどん高まっています。中野京子先生にインタビューそんな盛り上がりを見せている『怖い絵』展ですが、アート初心者でも展覧会を楽しむことができるのでしょうか?また、anan世代の女子が共感できる作品はあるのでしょうか?そこで、特別監修者の中野京子先生に『怖い絵』展の楽しみ方についてお話をうかがいました。「怖い絵」ってどんな絵ですか?中野先生怖い絵というと、スプラッターみたいなグロテスクな絵を想像して美術館に来られる方もいらっしゃるでしょうが、全く違います。もちろん、実際に怖い絵もありますが、ほとんどはパッと見るときれいで美しい絵。でも、その絵の背景を知ると怖くなるというのが展覧会のコンセプトです。アート初心者でも楽しめますか?中野先生(『怖い絵』展の神戸会場では)ananの読者さんのような若い方や、はじめて美術館に来たという人も多くいましたよ。若い人たちがSNSで発信しているのを見ると「おもしろい」という感想がすごく多かったです。みなさん、美術館で絵の解説をじっくり読んでくれたようで、作品の背景や意味がわかったら「絵ってこんなにおもしろいんだ!」と思ったそうです。ふだん美術館に行っても一時間あれば見終わってしまうという人も、今回の『怖い絵』展では気づいたら二時間も三時間もいた、という人が多い。つまり解説を読んで絵の意味がわかるとおもしろくなって、何度も繰り返し見たくなるのでしょうね。anan女子におすすめの「怖い絵」を3点教えてください!中野先生まずはビアズリーの《踊り手の褒美》。大皿に斬られた男の首が乗っている絵です。恋する相手が自分のものにならないなら首だけでもいいから欲しい…というサロメの話は、女性は惹かれるものがあるかなと思います。中野先生また、スザンナの水浴を描いた《スザンナと長老たち》も現代女性に身近な主題だと思います。働き始めるとセクハラとかパワハラとかありますよね。それの古代版がこの絵です。(※「スザンナの水浴」は『旧約聖書外典』に収録されているエピソード。裁判官でもあるスケベな長老二人が人妻スザンナを襲おうとする。しかし拒まれたため、彼女に罪を着せて死刑を宣告する、というストーリー)中野先生この絵では、スザンナが「神さま、助けてください」という感じで天を仰いでいる。長老たちに迫られ絶体絶命、もうダメ…という場面。でも大丈夫。絵の横に解説を書きましたが、最後まで読んだらホッとしますよ。スザンナの水浴をテーマにした絵はたくさんあって、長老たちに覗かれているのを全然知らずにルンルンと水浴しているスザンナを描いたものが多いのです。聖書のこのエピソードはヌードを描くためのエクスキューズ。男性注文主のために男性画家が女性のヌードを描いていました。中野先生3つめは、《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。絵を見れば、斬首される場面というところまではわかります。さらに解説を読んでいただくと、ジェーンがわずか9日間だけ女王の座にあったこと、自分が望んだわけでもないのに女王にさせられ反逆罪で処刑されること、そのときまだ16歳だったということがわかります。この史実を知ると、みなさん鳥肌が立ったり、涙ぐんだり、本当に泣いてしまったりするのです。しかもこの作品は等身大の大きさで、実物を見るとかなり大きくて迫力があります。描写も迫真的で、写真のように描いているように見えて、実は写真とは違う。現実をそのまま描いているわけではなくて、例えばジェーンは本来黒い服で処刑されましたが、画家のドラローシュは彼女の無実で無垢な部分を示すために白いドレスを着せている。目隠しもしていませんでした。とても演出を凝らし、効果を上げている。だから見る人の胸に迫るのだと思います。中野先生あとは、画家によってどれだけ表現が違うのかがわかるとおもしろいですよ。そんな作品が会場でちょうど2点並んでいます。主題はセイレーン。ドレイパーの《オデュッセウスとセイレーン》では美しい人魚として描かれているのですが、その隣にあるモッサの《飽食のセイレーン》は人魚ではなく鳥女として表現されています。みなさんビックリされますが、この2点はほぼ同じ時代に描かれています。モッサのほうは感覚が新しい。これは驚きますよ。日本のアニメっぽくて。そんな対比とかも楽しんでほしいですね。(※上の写真では左がドレイパーの《オデュッセウスとセイレーン》です。モッサの《飽食のセイレーン》は著作権の関係で図版を掲載できません)『怖い絵』展、とてもおもしろそうですね!中野先生絵画は、テレビや映画といった動画のなかった時代のエンターテインメントでした。その中から、時代も国も超えて長く生き残ってきた作品が、芸術品となり資産となってきたのです。現代の我々は芸術として、つい崇めたてまつってしまいがちですが、エンターテインメントだった時代を思い返して「楽しむ」というスタンスがあってもいいと思うのです。初めて美術館を訪れ、初めて実物の西洋名画に触れ、画家の名前がわからなくても「絵っていいなー」と思う人が少しでも増えればいいことじゃないかな。そう思います。取材を終えて…中野先生は現在新聞や雑誌に連載をもち、日テレの『世界一受けたい授業』などにも出演。絵画に潜む「怖さ」に着目し、文化や歴史的背景をもとに作品をわかりやすく解説してくださるので、先生の本をきっかけに絵を “読む” 楽しさに目覚めた人もたくさんいます。私もそのひとり。もともと好きだった美術鑑賞が『怖い絵』に出会ったおかげでさらに楽しいものとなりました。実は中野先生とお話しするのは今回がはじめてではありません。まだ『怖い絵』が出版されていない20世紀末、大学で教鞭をとられていた先生に、編集者としてお目にかかったことがあります。その時はドイツ語教材についてお話をうかがった記憶がありますが、まさかアートについて先生にインタビューすることになるなんて、当時は想像もできませんでした。個人的にも非常に思い入れの強い『怖い絵』展、いつもより記事が長くなってしまいましたが、ぜひぜひ多くの方に足を運んでいただき、絵を “読む” 楽しさを体験してほしいです。会期は10月7日から12月17日までの2か月強。どうぞお見逃しなく!Information会期:10月7日(土)~ 12月17日(日)※会期中無休時間:10:00 ~ 17:00 (最終入場16:30)会場:上野の森美術館料金:一般 1,600円/大学生・高校生 1,200円/中学生・小学生 600円/小学生未満無料※『怖い絵』展の見どころが載った中野京子先生の本も発売中です!怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック著者 中野京子定価 1,404円(本体1,300円+税)
2017年10月02日