映画『窓辺にて』が本日10月26日(水)にTOHOシネマズ 日比谷にて東京国際映画祭の舞台挨拶を実施。主演の稲垣吾郎と今泉力哉監督が参加し、撮影エピソードや、本作に込めた思いなどを語った。稲垣さんと今泉監督との出会いは、いまから4年前。2018年の東京国際映画祭で稲垣さん主演作『半世界』と今泉監督の『愛がなんだ』が上映、映画祭で出会いを果たし、その後、雑誌の対談で再会。当時、稲垣さんから「僕を主人公に映画を作るなら?」という質問をしたそうだが、実はそのときすでに企画は進行していたという。当時をふり返って今泉監督は「実は今考えているところです、とは言えずに誤魔化しながら話しました」と苦笑い。脚本を読んだときには、今泉監督が生み出した言葉だと感じるセリフがあったとし、「僕をイメージして作ってくださった脚本だと伝わってきました」と笑顔の稲垣さん。MCからは「ホテルで女性(玉城ティナ演じる高校生作家の留亜)がシャワーを浴びているときに、布団をかぶっているシーンが稲垣さんっぽい!」と指摘される一幕があり、「それは初めての指摘です」「確かに、あの状況になったら同じことをするかも…」と答えた。また、今泉監督らしい言葉が散りばめられている本作。そういった言葉が生まれる理由について今泉監督は「自分が感じていることを書くことが多いです。映画のセリフは決め台詞にすると現実世界からかけ離れてしまいます。それは避けたいので、普段使っている言葉で書くことは意識しました。ただ、今回の場合は、茂巳の役が小説家なので、しゃべり言葉と文語的な言葉が混ざっていても成立するのかなとは思っていました」と解説。さらに「稲垣さんのこれまでの経験、人生が役にのった気がしています」と稲垣さんが話すことでセリフが説得力を増したという。一方稲垣さんは「もし僕が結婚して妻が浮気をしていたら、ショックはショックだと思います。でも、その場でうまく感情表現ができないかもしれません。どのくらい落ち込んだらいいのか、どのくらい怒ればいいのか、ある種の“線”を考えてしまう自分がいると思います」と想像しながら、「人の価値観はそれぞれだけど、(映画では)いろいろな登場人物が幸せになろうとしています。自分で言うのもなんだけど、彼らがとてもチャーミングに感じられる作品です」と語った。そして「パブリックイメージやこんな風に演じてほしいというイメージにあてて書くあて書きではなく、素の僕にあてて書かれているように感じました」と印象を明かした稲垣さん。「僕が言いそうな言葉が出てくるので、監督には僕が思っていることを見透かされている気がしました」とちょっぴり恥ずかしそう。「(現場で)自然に佇んでいれば茂巳としていられました。お芝居しすぎない今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていく形であわせていきました。僕にとって最高の経験でした」と撮影をふり返った。目指したのは、現実世界で良い・悪いとされていることへの“問い”だという今泉監督。「例えば、手放すことがマイナス、続けることがプラスとされているけれど、実は手放すことは次に進むために必要なことだったりします。これがいけない、これがいいということを“疑おう”という作品です。共感やみんなが知っている感情は主題になりやすいですが、僕は他人には理解されないような小さな悩みを主題にしています」と本作のテーマについて丁寧に解説する場面も見られた。『窓辺にて』は11月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:窓辺にて 2022年11月4日より全国にて公開©2022「窓辺にて」製作委員会
2022年10月26日10月11日に都内で行われた映画『窓辺にて』完成報告イベントに、稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、今泉力哉監督が出席した。本作は『愛がなんだ』や『街の上で』などを手掛けてきた今泉力哉監督による完全オリジナル作品。彼の17作目にして、稲垣が今泉組に初参加となる。今泉ワールドの特徴でもある等身大の恋愛模様に加え、これまで以上に「好きという感情そのもの」について深く掘り下げた、美しくも少し可笑しい大人のラブストーリーだ。キャストには、妻についてある悩みを持つ主人公のフリーライター・市川茂巳を稲垣、市川の妻・紗衣役に儚げな存在感で観客を魅了し続け『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリック xxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ。さらに市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける志田未来、そして紗衣と浮気する売れっ子小説家・荒川円役に今後が期待される若手俳優・佐々木詩音らが集った。今年の「東京国際映画祭(以下、TIFF)」コンペティション部門への出品が決定している本作。実は稲垣主演の『半世界』と今泉監督作品の『愛がなんだ』がともにコンペティション部門に出品された2018年の「TIFF」が稲垣と今泉監督の出会いだったという。完成報告イベントで、まず稲垣は「俳優として初めてレッドカーペットに立ちました。それまでは、メンバーが出演する映画を観たり、取材をする立場での参加だったので、すごく印象に残っています」と当時を回想。稲垣との思い出を聞かれた今泉監督は、雑誌での対談に触れ「リモートでの対談でしたが、きちんとお話しするのはその時が初めて。途中で電波が悪くなってしまい、僕が(電波がよく届く場所を探しながら)公園まで移動したりして(笑)。10分以上お待たせしたのですが、ずっと笑顔で待ってくれました」と明かすと、稲垣が「監督の後ろに公園の噴水や遊ぶ子どもたちの姿が映っていましたよね」と嬉しそうに話していた。対談では稲垣から「僕を主演にするならどんな映画にしますか?」と質問が飛んだそうが、その時には既に今泉監督は本作の準備を進めていたという。それについて今泉監督は「準備中です!とは言えないので、なんかちょっとズレが対談をした気がします」とはにかむ。主人公・市川は喜怒哀楽が明確に出るタイプではなく、理解できない人にはまったく理解されない、さらに恋愛感情が乏しいというキャラクター。今泉監督は説明も演じるのも難しいと思ったが、衣装合わせで稲垣から「『知ってる感情です。わかりますよ』と言っていただき、すごく安心したことを覚えています」と安堵したという。本作の役と稲垣のイメージとのギャップがあまりないという声は確かに多い。この反響に稲垣は「今泉監督がある程度僕をイメージして(脚本を)書かれたと思います。『なぜ、こんなにも僕のことをわかっているんだろう』って思うくらいスピリチュアルな体験でした(笑)。僕のパブリックイメージとは違う、(本当の僕の)心の内側まで分かっている気がしました」と話した。一方で今泉監督は「(本当の稲垣さんのことは)分かっていないと思います」と恐縮しながら、「多分、分かっていないけれど、写真集やこれまでのインタビューなどを拝見して、稲垣さんはこういう人と想像してみました」とキャラクターの誕生秘話を披露。この話を聞いた稲垣は「自分はこういうイメージでしょ?と自分で勝手に決めつけている部分があって。でも役には素の自分って溢れてしまうんだなと思いました。それを上手に今泉監督が汲み取ってくれた気がします。真に迫ったというのかな。多分、今泉監督は僕のことが好きなんだと思います」と分析した。稲垣演じる市川の妻、紗衣を演じた中村は稲垣の印象について「ほとんど話す機会はないままクランクインしたのですが、対峙した時に『こんなにも心でお芝居してくださるんだ』と感じました。妻としても私自身としても同じような感覚になり、いろいろな感情を湧き上がらせていただいた印象があります」とコメント。さらに「本来、自分が台本で気づかなければいけないのですが(笑)、稲垣さんと(芝居を)やってから気づく感情が多かったです。とても新鮮な体験でした」と続けた。これを受けて稲垣は「一緒の撮影は3日間。だけど演じるのは長年連れ添っている夫婦。そういうことをするのが僕たちの仕事の面白いところです」と笑顔。中村が「稲垣さんは(今のように)マイクがあったら喋ってくれるけれど、マイクがないと……」と話す場面では、稲垣が「話さないからね、シャイなので」と返答する。さらに「でも(あまり話さなかったからこその)緊張感があって、シリアスなシーンも多かったけれど、中村さんによって引き出されたものも多かったです」と感謝を伝えた。そしてイベントは今泉監督の「長回し」が何度も話題に。中村はクライマックスのシーンの撮影を振り返り「現場では『長くないですか?できません!』とブーブーでしたが(笑)、出来上がったものを観たら『これが今泉監督の狙いだったのか』と納得しました」と振り返る。長回しにした理由について今泉監督は「(長回しは)芝居が成り立たなければ無理なのですが、稲垣さんと中村さん、ふたりの演技を見て決めました」と説明。この言葉に稲垣は「役者としては最高に嬉しい言葉です」と満面の笑み。ただ、ワンカットで撮る予告がなかったので「いつになったら、カメラの位置が切り替わるんだろう」と考えながら芝居をしていたという。結果、8分のシーンが12分になったことについて今泉監督は「この4分はふたりが生み出した感情です」と自身ありげ。稲垣は、この言葉に感激した様子で「嬉しいですね。でも、いつカメラの位置が切り替わるのか気にしていたのに『ハイカット、撤収!』と言われて、中村さんと『え?終わり?』と目があったのを覚えています」と笑った。稲垣演じる市川との絡みが多い、高校生作家の留亜を演じた玉城は「撮影当時は24歳で。実年齢と離れた高校生役を演じるのは難しいかなと思っていましたが、脚本を読んでいると私自身が10代に感じたことのある、どこか知っている感情が描かれていたので、好き勝手やらせてもらった印象があります。それを稲垣さんが受け止めてくださった」と語る。稲垣は「楽しかったですよね?こちらも長いシーンが多かったけれど……俳優にとっては挑戦」としみじみ。また長回しについて玉城が「緊張感はあるけれど、自分で緩めることもできる。自分で調整できるのが面白い」と話すと、稲垣も「舞台の用な感じだよね?ぶつ切りじゃなく、ずーっとやれるというのは面白いかった」とした。また今泉監督特有の印象に残るセリフや言い回しがたくさん登場する本作。これについて稲垣は「映画や文学で見たことのないセリフが登場します。喜怒哀楽だけでは表せないような心の機微が繊細に描かれています」と丁寧に解説。その中でも特に「理解なんてされない方がいいよ」というセリフが印象に残っているそうで「こういう仕事をしていると理解されることは嬉しいけれど、同時にプレッシャーにもなるから、そういうところは共感できると」と明かした。他にも中村は「悩んでいるくらいなら体を動かしなよ」というセリフを挙げ「(普段)ヨガをしている時に雑念しかないから、ものすごく分かるなと思いました(笑)」と照れながら述べると、稲垣が「無心になるのってなかなか難しいよね」と頷きながら同調する。玉城は「人生には手に入れ、手放すことしかない」という表現を挙げ「17歳の留亜が言っていることも良く分かります」と自身の役柄の説得力についても言及。さらに恋愛観に関しての質問が飛ぶ場面も。稲垣は「自然な成り行きに任せるというのが基本。湧き出る感情を拒まない、迷わないことが大事。意外と本能系なのかもしれません。恋愛については無邪気かも。でも今年49歳になるから無邪気というのもちょっと……」と考える仕草を見せ、「そろそろ最後の恋を。いや、それも違うな」と呟いた。しばらく考えた後、今泉監督のフォローもあり「毎回最後の恋だと思うけれど、また次の恋がやってくることもある、みたいなことかな」とまとめた。「恋愛観って難しい」と口にした中村が「好きって理屈じゃないと思うんです。歯ブラシもタオルも共有できるくらいの……」と語ったところで、稲垣と今泉監督は「歯ブラシはちょっと」と苦笑いのひと幕も。そこに玉城が「分からなくもないけど、共有しなくてもいいかな」と割り込むと、中村は「愛が足りない」と跳ね除け、自身の恋愛観を貫き通して笑いを誘う。最後に稲垣が「色々な登場人物がいて、言葉にできないいろいろな感情が溢れている映画です。自分が共感できる感情を汲み上げ、映画からの思いを受け取ってください」と呼びかけて、イベントを締めくくった。『窓辺にて』11月4日(金)公開
2022年10月12日女優の浅倉唯が、14日発売の『週刊少年サンデー』(小学館)42号の表紙とグラビアに登場した。惜しまれながらも放送終了した『仮面ライダーリバイス』でアギレラ役を演じた浅倉。まさかの悪役からライダーへと転身し、話題を呼んだ。そんな浅倉が、『サンデー』に2度目の登場。茨城県・土浦への風を感じる旅デートをテーマにしたグラビアで、一緒にかき氷を食べたり、ブルーベリー摘んだり、遊覧船に揺られたり……2人だけの濃密時間が楽しめる内容に。スラリとした美脚を披露したミニワンピース姿も収められている。さらに、ここでしか手にないらないポストカード(2種)も付いている。
2022年09月14日有村架純主演、今泉力哉監督のNetflix映画『ちひろさん』が2023年2月23日(木・祝)からNetflixにて全世界配信&劇場公開されることが決定した。それに伴い、キャストとスタッフのコメント、特別映像が公開された。原作は、月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第1部が連載された同名マンガ。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの常識にとらわれない言動が女性を中心とした読者に支持され、劇中の名言がWEBやSNSで話題にもなった。WEB上のレビューでは「このマンガに救われた」、「こんな風に生きていきたい」といった声や「まるで絵のある哲学書」、「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされている。著名人にも原作ファンが多い。例えば人気作家・島本理生(『ナラタージュ』等)も、TBS王様のブランチの中で“元気が出るおススメの本”として紹介。「完璧になんて、なろうとしなくていい」と優しく訴えかけたことも記憶に新しい。物語は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流。彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与える、という内容だ。急スピードで変わり続ける時代の中で何が正しくて、何が間違っているのか。のびのびと心のままに孤独を謳歌する、ちひろの姿は新たな時代を生きるヒントとなるだろう。主人公・ちひろを演じるのは、Netflix作品初出演となる有村架純。昨年ヒットした『花束みたいな恋をした』や『前科者』に続く主演映画で「元・風俗嬢」という、これまでのイメージを覆す役柄を演じる。監督は『愛がなんだ』や『his』、『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、11月に公開を予定している『窓辺にて』など、若者を中心に熱狂的な支持を集め、最も影響力のある映画監督のひとりである今泉力哉。原作を読んで「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が“恋愛を必要としない主人公”を全身全霊で描き出す。コロナ禍を経て世界がいまだかつてないスピードで変わり続ける中で、心のままに生きることの大切さ、孤独と向き合うことの尊さを描く本作。心が浄化される様な、小さな奇跡の物語に期待しよう。有村架純、スタッフコメント<有村架純(ちひろさん役)・コメント>原作のマンガと脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、ひとり漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、ひとりを愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。ひとりの時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。<今泉力哉(監督)・コメント>マンガ『ちひろさん』にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。<安田弘之(原作)・コメント>この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。<山野晃(アスミック・エース / プロデューサー)・コメント>マンガ『ちひろさん』を最初に読んだ時のことは、忘れられません。ちひろという人物が、笑ったり、怒ったり、涙を流したりしながら、作品の中でまるで本当に息をして生きているような感じがしたのです。今泉監督で映画化というアイデアを中里プロデューサーからお聞きし、このちひろという女性を表現できるのは今泉さんしかいない、彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflixさんとご一緒に実現することが出来ました。そして、主人公・ちひろを体現していただいた有村架純さん。繊細で豊かな表現力と、揺るぎない人間的な魅力。撮影中、ちひろとして‟生きて”いた有村さんの姿一つ一つが、今も目に焼き付いて離れません。作品はまだ完成前ですが、心の中の喜びも痛みもそっとなぞってくれるような、見終わった後、世界が少し広がって見えるような、そんな作品になりそうです。ちひろさんとの出会いを、ぜひ楽しみにお待ちください!<岡野真紀子(Netflix / エグゼクティブプロデューサー)・コメント>有村架純さんは今までもあらゆるお芝居や豊かな表情で人々を魅了してきた女優さんです。その中でも今回の『ちひろさん』は、新たな発見と驚きでいっぱいでした。温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました。私もコロナ禍において、原作「ちひろさん」に心を救われたひとりです。そして、今泉監督が丁寧に愛情を注ぎ続けて創り上げたこの映画を通して、ひとりでも多くの方に前を向いて生きていくことの美しさを感じていただきたいです。『ちひろさん』2023年2月23日(木・祝)Netflix全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開
2022年08月10日有村架純主演、今泉力哉監督による、Netflixとアスミック・エースが共同製作したNetflix映画『ちひろさん』が2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&劇場公開されることが決定。劇中映像と場面写真が解禁された。物語は、元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与えていく、という内容。原作漫画「ちひろさん」は、「凪のお暇」などを連載している月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年から2018年にわたって第一部が連載された傑作漫画。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの言動が女性を中心とした読者に強く支持され、ちひろの発する名言は共感を呼び、WEB・SNSでも話題に。著名人にも原作ファンが多く、有村さん出演で映画化された「ナラタージュ」などで知られる人気作家・島本理生が、TBS「王様のブランチ」の中で“元気が出るおススメの本”として「ちひろさん」を紹介。「完璧になんて、なろうとしなくていい」と優しく訴えかけ、各方面から熱狂的な支持を得ている。WEB上のレビューでは、「この漫画に救われた」「こんな風に生きていきたい」といった声や、「まるで絵のある哲学書」「読む者の自意識が問われる極めて恐ろしい書物」といった形容もされ、熱烈に支持されている。有村架純主人公「ちひろ」を演じるのは、昨年大ヒットした『花束みたいな恋をした』や今年公開した『前科者』に続く主演映画作品となり、ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演中、Netflix作品には今回が初出演となる有村架純。「温かくて厳しくて、近いようで遠くて、大人なようで少女のようで、妖艶で勇敢で。見たことのない有村さんがこの映画には存在し、そしてその姿は今、世の中が最も欲している魅力的なヒロイン像なのでは、と思わせてくれました」とエグゼクティブプロデューサー:岡野真紀子(Netflix)が、その役柄を演じ切った有村さんを称える。監督は、『愛がなんだ』『his』『アイネクライネナハトムジーク』など数々の話題作を手掛け、昨年スマッシュヒットを飛ばした『街の上で』、2022年11月に公開を予定している『窓辺にて』など、いま若者を中心に熱狂的な支持を集め、最も影響力のある映画監督のひとりである今泉力哉。「彼の描くちひろさんにどうしても会ってみたいという一心で企画を進め、Netflixさんとご一緒に実現することが出来ました」と、プロデューサーの山野晃(アスミック・エース)は明かしている。今泉力哉監督原作漫画を読んで、「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手が、“恋愛を必要としない主人公”を描き出す。有村架純、今泉監督、原作者からコメント到着●有村架純(ちひろ 役)「各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていい」原作の漫画と脚本を読んだ時、純粋に面白いと感じました。息詰まった何かを優しく掬い取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで“ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました。とはいえ、自分がちひろさんを演じさせていただいたわけですが、撮影が終わるまで“ちひろ”と呼ぶことができず、“ちひろさん”がしっくりくる役どころで、それがどうしてなのかは、物語をご覧になっていただけると嬉しいです。永遠にちひろさんの背中を追いかける、初めての経験でした。今泉さんとは「有村架純の撮休」以来となりましたが、印象変わらず非常に穏やかな撮影現場でした。1カット1カットをストイックに、モニターでチェックするだけでなく時に現場で芝居を目視しながら、最後まで丁寧に切り取って下さいました。今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました。この世界には、一人漂うように生きることを愛する方もいます。この作品はまさに、一人を愛する人間を主人公に迎えた物語です。誰にも、何にも邪魔されない、干渉しない、影響を受けない、ただただ思うままに生きることを選べたら。そんな生き方が出来たらどれだけ楽だろうか。しかしながら、生きるそばには必ず誰かがいるのも事実です。一人の時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。“ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら嬉しいです。●監督:今泉力哉「生きるのがあまりうまくない、そんな誰かに届いたら」漫画「ちひろさん」にはじめて触れた時、この人物を生み出した作者に会いたいと強く思い、プロデューサーに頼んで安田さんと会わせていただきました。その場では、映画化に向けての話し合いというよりも、なんだか人生相談のような、また、ちひろをはじめとする登場人物たちの寂しさや生きづらさ、しあわせのかたちはひとつじゃないこと、変わった大人に出会うことの意義などについて、たくさん話し合ったことを憶えています。有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです。私は生きるのがあまりうまくないのですが、そんな誰かに届いたら嬉しいです。●原作:安田弘之「目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん」この作品が大好きだ!という制作の方々からの依頼。巷にいるなんでもない人たちを見つめる目線が大好きな今泉力哉監督。目の奥に読み切れない静けさを持つ女優の有村架純さん。『ちひろさん』がとうとう実写化されました。海辺の街の撮影現場に一度だけお邪魔した時に感じた(あ。これはいい作品になるな)という手ごたえ。完成品はまだ観ていませんがそうなっているはずです。Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日(木・祝)よりNetflixにて全世界配信&新宿武蔵野館にて劇場公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年08月10日デザイン事務所Allrightを主宰するグラフィックデザイナー・髙田唯の現在点を紹介する『Yui Takada with ori.studio CHAOTIC ORDER』が、7月11日(月)よりギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて開催される。幅広い領域でグラフィックデザイナーとして活躍するほか、活版印刷工房の運営、東京造形大学で教鞭をとるなど多彩な活動で知られる高田唯。展覧会タイトルの「Chaotic Order(混沌とした秩序)」は、型にはまらず、一見すると「無秩序」と捉えられるかもしれないが、もちろん熟考され、試行され、意図して生み出される髙田のデザインを象徴する言葉だ。そんな髙田が同展で展示するのは、近頃興味を抱いているという「凧」。1階のギャラリースペースには、自身の手による色とりどりの凧が舞い上がり、地階のギャラリーでは、これまでに手がけた仕事や活動から、高田ワールド全開な変化に富んだデザインワークをセレクトし紹介する。同展の開催にあたって、作品集『AXIS』の制作が北京のori.studioとの共同制作という形で進められており、この作品集と双璧をなすような展示になるという。ひとつのスタイルや考え方に捉われずに、常に新しい表現を模索している髙田の現在点。ここからまたどこへ進んでいくのかも楽しみになるような、「2022年版髙田唯展」となるだろう。ジョルジョ・モランディ『終わりなき変奏』※参考図版個展『潜水平面設計展』※参考図版個展『A FLOWER A DAY』※参考図版個展『形形色色』※参考図版【開催概要】『Yui Takada with ori.studio CHAOTIC ORDER 髙田唯 混沌とした秩序』日程:2022年7月11日(月)~8月25日(木)会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)時間:11:00~19:00休廊日:日祝公式サイト:
2022年07月11日映画『窓辺にて』が、2022年11月4日(金)に全国公開。主演は稲垣吾郎、監督は今泉力哉。今泉力哉による完全オリジナル脚本、大人のラブストーリー『愛がなんだ』『街の上で』『猫は逃げた』など、次々と話題作を世に送り出してきた映画監督の今泉力哉。一筋縄ではいかない、繊細な恋人たちの心の機微の表現や恋愛観が支持を集めてきた。中でも特に、今泉力哉の描くオリジナルラブストーリーには定評がある。映画『窓辺にて』は、今泉力哉が大人のラブストーリーを描く、17作目の完全オリジナル作品だ。今泉ワールドの特徴でもある“等身大の恋愛模様”に加え、これまで以上に「好きという感情そのもの」について深く掘り下げて描写している。台本を読んだ俳優やスタッフたちからはフランス映画のような珠玉のラブストーリーだと絶賛されたという。撮影は、映画『ドライブ・マイ・カー』のスタッフを迎え、2021年7月に都内近郊で行われた。稲垣吾郎が主演、妻について「ある悩み」を持つ主人公に■主人公・市川茂巳...稲垣吾郎妻について「ある悩み」を持つフリーライター。主演を務めるのは、稲垣吾郎。『半世界』『クソ野郎と美しき世界』など次々と斬新な役柄に挑み、唯一無二の存在感を放つ稲垣吾郎が、今泉力哉の監督作品に初参加する。ふと生まれた感情を表す繊細な演技と、ただそこにいるだけで漂う稲垣吾郎の華やかな存在感によって、美しくも儚い世界観を表現した。■ 紗衣...中村ゆり市川の妻。■久保留亜役...玉城ティナ高校生作家。■有坂正嗣役...若葉竜也市川の友人でプロスポーツ選手。■ゆきの役...志田未来有坂の妻。■荒川円役...佐々木詩音紗衣と浮気している売れっ子小説家。主題歌はスカート主題歌は、澤部渡のソロプロジェクト・スカートが担当。どこかノスタルジックなポップスが、物語に温かな彩りを添える。劇伴は、 抒情派エレクトロ・ダブ・バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」の池永正二が担当した。〈映画『窓辺にて』あらすじ〉フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った女子高生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と…。【詳細】映画『窓辺にて』公開日:2022年11月4日(金) 全国ロードショー出演:稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、志田未来、倉悠貴、穂志もえか、佐々木詩音、斉藤陽一郎、松金よね子監督・脚本:今泉力哉
2022年06月09日Netflix製作によるオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』への出演が決まっている新田真剣佑(25)。「真剣佑さんは、『聖闘士星矢』の実写版ハリウッド映画『Knights of the Zodiac』に主演が決定しており、すでに撮了。『ONE PIECE』と合わせて、“ハリウッドスター”に向け邁進しています」(芸能プロ関係者)しかし、ハリウッドでの仕事が順風満帆な真剣佑に、辛い出来事が立て続けに襲った。昨年8月19日には尊敬する父親だった千葉真一さんが新型コロナウイルス感染症のため亡くなると、その後も父を巡って遺族間トラブルも報じられた。また最近では、暴露系YouTuberとして話題を呼んでいる東谷義和氏による“攻撃”も受け、真剣佑も消沈しているという報道もある。事務所側も法的措置に出ることを明らかにしているようだが、最近では持ち直しているという。「真剣佑さんは『ONE PIECE』の撮影のため、昨年11月から南アフリカに長期滞在しています。そこでは雑音が入ってくることも少なく、仕事もプライベートに充実した日々を送っているそうです」こう明かしてくれたのは、真剣佑の知人だ。「日本からは、パーソナルトレーナーほか2~3名のスタッフを帯同し、万全の態勢で向かいました。現地ではコロナなどによる影響でしばらく待機せざるをえない時間があったのですが、『それもいい休息になった』と話していました。もともと体力、アクションには自信のあった真剣佑さんですが、撮影では肉体をフルに酷使して挑んでいます。とはいえ、Netflixでは昨今のコンプライアンスに即した撮影体制になっており、昔のように朝から晩までということはありません。きっちり8時間撮影と決まっており、その辺も充実した海外ライフにつながっているそうです」(前出・知人)ロサンゼルス育ちでネイティブ並みの英語を操る真剣佑だが、日本から遠く離れた地で彼を支える存在が、かねて報じられている“恋人”A子さんだ。「交際約2年となるA子さんは、現地での撮影にも帯同しているそうです。長期滞在に欠かせない栄養面でのサポートをしたり、撮影が休みのときには2人で同地でのデートを楽しんでいるそうです」(別の知人)昨年11月末に日本から出国する際、「成田空港に真剣佑さんと女性が一緒に出国ゲートにいてびっくりしました」(居合わせた空港利用客)という証言もあり、やはり真剣佑にとってA子さんは公私ともに欠かせないようだ。「元子役出身で7歳年上のA子さんは、元芸能人とは思えないしっかりした性格で、2人は真剣なお付き合いをしています。父である千葉さんにもA子さんを紹介したことがあり、天国のお父さんも“頑張れよ!”と応援してくれているのではないでしょうか」(前出・知人)父の果たせぬ夢をかなえるため、A子さんと二人三脚で突き進む――。
2022年04月29日『愛なのに』と『猫は逃げた』の公開を記念して、今泉力哉監督の過去作品を上映する“特集上映”が、今年オープンした東京都・世田谷区にあるシモキターエキマエ-シネマ「K2」(ケーツー)にて開催中。今回の特集上映では、人気作家・伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集を、三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』や、田中圭主演で様々な片想いが描かれる恋愛群像エンターテインメント『mellow』をはじめ、深川麻衣映画初出演&初主演作『パンとバスと2度目のハツコイ』、松坂桃李主演のハロプロ愛あふれる映画『あの頃。』。満席・立ち見も続いた岸井ゆきの主演『愛がなんだ』、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についてを描く下北沢が舞台の『街の上で』、福島と東京を舞台にした群像劇『退屈な日々にさようならを』、韓国のアイドルグループが出演する『知らない、ふたり』。ほかにも『サッドティー』、『his』がラインアップ。下北沢に縁が深く、演劇と映画の枠を超えて活動する今泉監督。リアルで自然な恋愛模様が描かれているのも特徴のひとつとなっており、日常的な瞬間がドラマチックに感じる映画体験ができる。今泉監督は「下北沢に新しく生まれた映画館での特集上映。とても嬉しいです」と開催にあたって喜びのコメントも寄せている。上映会場は、今年1月、下北沢の商業施設シモキタエキウエ直結となる「(tefu) lounge」(テフ ラウンジ)にオープンしたミニシアター「K2」。スクリーン数は1つのみで、下北沢という文化の坩堝のような街を背景に、様々な文化と接合し時代を超える価値を街に発信していく映画館だ。なお、最新作である城定秀夫監督とのコラボ作品『愛なのに』と『猫は逃げた』は、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。今泉監督は、『愛なのに』で脚本を、『猫は逃げた』で監督を務めている。(cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズmellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会愛なのに 2022年2⽉25⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年04月09日声優の小倉唯がナビゲーターを務めるポッドキャスト番組『VTuber 魔法のリムジン Tokyo 1Day Trip』(毎週月曜20時配信)が7日、Spotifyで配信スタートした。同番組は、バーチャルな世界で活動するVTuberが“魔法のリムジン”に乗り、毎週2人1組で東京の街に繰り出し、親交を深める様子を描くVTuberによる初のオーディオロケ番組。初回配信にはVTuberグループ・にじさんじの周央サンゴと轟京子が登場する。同じ事務所の先輩・後輩だが、一緒に出掛けるのは初めてだと語る2人がよみうりランドに向かう。また、最新エピソードを公開した翌週には、英語字幕を付けたビデオポッドキャスト版の配信も決定。日本のカルチャーシーンから誕生したVTuberを世界のリスナーに向けて紹介する。そして、周央と轟以降、因幡はねる&犬山たまき、電脳少女シロ&ミライアカリ、ときのそら&富士葵が出演予定。
2022年03月09日『愛がなんだ』『街の上で』今泉力哉監督と、『アルプススタンドのはしの方』城定秀夫監督がお互いの脚本を提供し合い制作したR15+のラブストーリー『愛なのに』と『猫は逃げた』。「猫の日」に合わせ、2作品両方に出演する“カンタ”を含む猫たちと瀬戸康史、毎熊克哉ら主要キャストの共演ショットが解禁となった。今回、2022年2月22日=今世紀最大の猫の日に解禁となったのは、『愛なのに』では瀬戸さん扮する多田が営む古本屋の常連猫であり、『猫は逃げた』では山本奈衣瑠と毎熊さん演じる離婚寸前の夫婦の愛猫でもあるカンタ。さらに、愛らしい写真と共に、カンタと恋仲になる“ご近所さん”のミミや子猫たちの可愛らしい写真も解禁。『猫は逃げた』で監督を担当した今泉監督は、カンタ役の猫オセロの起用について「一番は特徴的な模様。そしてあまり活発に動き回らないあの雰囲気に惹かれました」とコメント。「途中でカメラのレンズを気に入ってしまった時期があり、そのモードに入ると、カメラ目線になって、カメラに向かって突進してきてしまって、ボケちゃって撮れませんでした。とてもかわいい猫でした」と撮影中のエピソードを明かし、「おっとりしてたなあ」と言う。「オセロはZOOプロという動物プロダクションに所属している猫で、一般の猫よりはとても賢いとは思うのですが、そこはやっぱり猫なので(笑)気まぐれでもありそこそこ大変でした。でもそれが猫の魅力ですし、映画を見てもらえばわかる通りたくさんいいお芝居をしてくれました」と語っている。『愛なのに』は2月25日(金)より、『猫は逃げた』は3月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛なのに 2022年2⽉25⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年02月22日アイドルグループ『なにわ男子』のメンバーである道枝駿佑さんが、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で初主演を務めることが発表されました。道枝駿佑、福本莉子とW主演原作は、一条岬さんの同名小説『今夜、世界からこの恋が消えても』。また、2016年開催のオーディション『第8回東宝シンデレラ』でグランプリを受賞した福本莉子さんが、道枝さんとともにW主演を務めます。数々の作品に出演し、ともに若手俳優としても注目を集める、道枝さんと福本さん。今回のW主演に意気込みを語りました。道枝駿佑さんコメント初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。映画で主演を演じたいとずっと思っていたので、お話をいただいた時は、とても嬉しかったですし、しっかりと悔いのないように自分らしくやり切りたいと思います。台本を読んで、すごく感動しましたし、一日一日が尊くて儚くて大切なものだと改めて気づかせてくれるお話だなと感じました。『セカコイ』が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したいと思います。福本莉子さんコメント三木監督とご一緒するのも二回目で、お相手の道枝さんも同じく二回目の共演で、いろんな縁が重なっている作品だなと感じています。道枝さん演じる透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったなと思いました。『セカコイ』の原作を読ませていただいて、涙が止まりませんでした。私が演じる真織は、一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱいです。監督から「この作品は現場で真織が心を動かすことが大事だよ、大丈夫だよ」と背中を押していただいて、私自身も真織同様、日記を付け始めました。初心を忘れず、毎日毎日新鮮な気持ちで頑張っていけたらいいなと思います。2人が主演を務める映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、2022年7月29日、全国東宝系にて公開予定です。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』ストーリークラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織(ひの・まおり)に嘘の告白をした主人公・神谷透(かみや・とおる)。嘘の告白と分かりながらも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールと合わせ、真織はOKの返事をします。好きにならないと約束を交わすもお互いを知るにつれ、いつしか惹かれ合う2人。透がついに想いを抑えられなくなった頃、真織から出た言葉は予想もしないものでした。「私。前向性健忘っていって、夜眠ると忘れちゃうの。1日にあったこと、全部」毎日、記憶と経験をリセットされる彼女は日記に1日の出来事を書き留め、朝早く起きて復習することで記憶をつなぎとめていました。そんな彼女に少しでも幸福な日々を届けたいと献身的に向き合う透。しかし、そんな日常は長く続きませんでした。透が真織の幸せを守るために仕組んだ『ある作戦』とは…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月12日2021年に公開された今泉力哉監督作品『かそけきサンカヨウ』のBlu-ray&DVDが、4月27日(水)に発売されることが決定。それを記念して、主要キャストである志田彩良、井浦新、鈴鹿央士のコメント&スポットが、公式YouTubeで公開された。原作は、窪美澄が2014年に発表した短編集の中の一篇。その映画化を『愛がなんだ』(2019年)のヒット以降、数々の良作を手掛けている今泉力哉監督が切望し、メガホンをとった。幼い頃に母と別れ、早くに大人にならざるを得なかった少女・陽の成長を、父や新しい家族との間に生まれる確執と交流、そして同級生・陸との“淡い恋愛感情”を交えながら、やさしい物語として織り上げている。陽を演じるのは、今泉監督とは映画作品では3度目の顔合わせとなった志田彩良。時には対等に、時にはやさしく娘を見守る父・直を演じるのは、日本映画界に欠かせない俳優・井浦新。陽が恋心を抱く陸に、『ドラゴン桜』で志田と共演した経験もある鈴鹿央士。さらに陽の産みの親役に石田ひかり、父の再婚相手で陽の新しい母親役に菊池亜希子、陸の母役を西田尚美、祖母役を梅沢昌代と、実力派俳優が脇を固めている。公開された映像は、2021年9月27日の映画完成報告会にて収録されたもの。作品と同様に、3人の間の優しく温かい空気が感じられる。Blu-ray豪華版の特典DISCには、完成報告会、公開記念舞台挨拶、メイキングを収録。発売と同日、4月27日からは、DVDレンタルもスタートする。 ■リリース情報 『かそけきサンカヨウ』 4月27日(水)発売 <Blu-ray豪華版(2枚組:本編Blu-ray1枚+特典DVD1枚)> 価格:6,380円(税込) 【特典DISC収録内容(予定)】 完成報告会、公開記念舞台挨拶、メイキング <Blu-ray通常版> 価格:5,280円(税込)<DVD> 価格:4,180円(税込)
2022年01月28日今泉力哉監督×城定秀夫脚本のタッグで贈る、離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人を描く恋愛狂騒劇『猫は逃げた』より、予告編とキャラクターそれぞれの表情を捉えた新スチールが到着した。予告編では、レディコミ漫画家の亜子(山本奈衣瑠)と離婚間際の夫・広重(毎熊克哉)が、愛猫カンタをどちらが引き取るか話し合う場面や、それぞれの恋人とのシーンも映し出される。そして、カンタの失踪をきっかけに、この4人の本当の気持ちが交錯し、やがて揉め事へと発展していく。また映像では、本作の主題歌となる「LIGHTERS」による「don’t cry」の音源の一部もweb初公開されている。『猫は逃げた』予告編さらに、「オズワルド」の伊藤俊介が映画監督を、今泉組常連の芹澤興人が、広重が務める週刊誌編集部の上司をそれぞれ演じていることも発表された。『猫は逃げた』は2022年3月18日(金)、『愛なのに』は2022年2月25日(金)新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2021年12月14日「ラジエーションハウスII」最終話が12月13日オンエア。ついに唯織が杏に“告白”、その後杏も唯織に“告白”にするのだが、視聴者からは「告白のようで告白ではないぞ」「告白かと思ったじゃんか!」などのツッコミが続々と送られている。「グランドジャンプ」(集英社)連載の人気原作をドラマ化した本作。キャストは、幼い頃交わした杏との約束を果たすため医師免許を持ちながら放射線技師になったが、再会した杏には自分が幼馴染であることを隠している五十嵐唯織を窪田正孝が演じるほか、父親が院長を務めていた甘春総合病院で放射線科医をしているが、再会した唯織のことを幼馴染だということは忘れている甘春杏に本田翼。唯織とともに甘春総合病院の放射線技師となり、五十嵐のことを密かに想っている広瀬裕乃に広瀬アリス。今シーズンでは杏に告白した唯織の“恋のライバル”辻村駿太郎に鈴木伸之。ラジエーションハウスのメンバーとして、脳のMRI検査を得意とする軒下吾郎に浜野謙太。ナルシストな性格の威能圭に丸山智己。医療機器に詳しい悠木倫に矢野聖人。元ヤンで毒舌な黒羽たまきに山口紗弥加。技師長を務める小野寺俊夫に遠藤憲一。職を転々としてから放射線技師になった田中福男に八嶋智人。甘春総合病院副院長で放射線医の鏑木安富に浅野和之。甘春総合病院の前院長だったがワシントンに留学していた大森渚に和久井映見。売上至上主義の甘春総合病院新院長・灰島将人に高嶋政宏といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。唯織と杏の小学校で同級生だった郷田一平(工藤阿須加)が、突然倒れる。頭部CT検査の結果、一平の左中大脳動脈に血栓閉塞が見つかる一方、一平が甘春総合病院で眼科や皮膚科、消化器内科など、いくつもの科を受診していることが発覚。杏たちは何か別の病気が隠れている可能性を考える。その後、一平の病気が非常にまれな代謝異常であるファブリー病だと発覚。渚の説得で灰島も考えを変え、唯織の提案した一平のための診療チームが結成され、杏は留学を決意する…というのが最終回のストーリー。ラジエーションハウスや辻村に“今日杏が留学する”と騙され、杏のもとへ駆けつける唯織。そして「どうしても伝えておきたいことがあります」と切り出し「好きです」と杏に“告白”。しかし「僕は放射線科医として働くあなたが、大好きです」と続ける…この“告白”に視聴者からは「告白のようで告白ではないぞそれは!」「言ったかと思ったら、告白じゃなかった」などのツッコミが相次ぐ。さらに唯織が持ち続けていた幼い頃の杏の写真を見られ、杏から夢を聞かれた唯織は「どんな病気も映し出す世界一のカメラマンになることです」と解答、杏も唯織のことを思い出すという展開に。そして留学に旅立つ杏とラジハメンバーが記念撮影をする際、杏も唯織に「五十嵐さんに伝えたいことがあります」と語りかけ「好きです。技師として働く五十嵐さんが」と伝え、笑顔を見せる…。杏の“告白返し”にも「甘春先生、告ったんちゃうんか~い!」「あんちゃん、告白かと思ったじゃんか!!!」「いおりんの「好きです」も杏ちゃんの「好きです」も2人らしくて可愛かった」といった声が。「シーズン1では伊織くんがアメリカに行くのを杏ちゃんが見送ってたけど、今回は逆になった笑」「最終回を迎えたけど、来週20日に放送される特別編と2022年4月には映画館でもラジハチームの奮闘と軽妙なやり取りをまだ見られるのは嬉しい」「伊織のことを思い出した杏。どうなる特別版、劇場版」など、次週放送の特別編と来年公開の劇場版に触れたコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2021年12月13日株式会社シソン(所在地:東京都渋谷区)は、12月3日より、長年にわたり花園をモチーフに絵画作品を制作する今泉 敦子(いまいずみ あつこ)の個展「gateway~帰る道~」を、代官山の古民家ギャラリーSISON GALLERyにて、12月18日まで開催いたします。No.1 「帰る道」 油彩「帰る道与えられた命を生き切り、“向こう側”へ帰るとき、旅路の最後はどんな景色だろう。旅の最終盤に歩く道について想像を巡らすことは、私にとって現(うつつ)が限りのある特別な時間であることを確認する作業になっている。同時に、現に疲れたときに避難する休憩場所でもある。長さではなく質として十分に歩いたと思える旅路の果てに、ゴール(あるいは向こう側への玄関口)にいざなってくれる“案内人”がいたらなおいい。」シソンギャラリーでは、12月3日よりアーティストの今泉敦子の個展を開催いたします。今泉は、20年以上にわたり、独学にて油彩とアクリル、ドローイング、生地のコラージュなどのミクストメディアでの絵画を制作しています。21年はコロナ禍においても、ファッションブランドとのコラボレーションで刺繍によるドローイングを提供するなど、活動の幅を広げています。今展では、実際にある花園をモチーフにしつつも、観る者はどこか幻想的な夢の中に誘われるような絵画の新作に加えて、今回初の展示となる刺繍ドローイング作品など、20作品ほどを展示販売いたします。また、シソンギャラリーの新たな試みとして、ギャラリー2階の事務所スペースにも作品を配し、実際の生活空間における作品をイメージして頂けるような展示もいたします。■今泉 敦子(いまいずみ あつこ)プロフィール独学で絵を学ぶ。2000年の初個展以降、1~2年に1回のペースで個展を開催。近年は、“旅の最後に歩く道”をテーマに作品を制作。6年前に出会って以来、毎年通っている北海道東部の山中にある花園にこのテーマに通じる風景を見出し、モチーフとして取り入れている。油彩を中心に、最近は、“糸でドローイングする”というコンセプトで刺繍作品も制作している。東京在住。Instagram:@atsukoimaizumi28<主な個展>2018 『passage』Wada Fine Arts(東京)2015 『departure』Wada Fine Arts(東京)2014 『Travelers』 Wada Fine Arts(東京)2013 『voyage』 Wada Fine Arts(東京)2011 『Atsuko Imaizumi』 Y++Gallery Triwizard(北京)2010 『Viva Felina!』 Wada Fine Arts(東京)2009 『Listening』 Wada Fine Arts(東京)2008 『Monologue』 Wada Fine Arts(東京)2007 『Women』 Wada Fine Arts(東京)2000,02,03,04 『Atsuko Imaizumi』 Gallery Iseyoshi(東京)<主なグループ展>2021 『COVID-19』Wada Fine Arts(東京)2020 『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?Vol.2』Wada Fine Arts(東京)2016 『鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?Vol.1』Wada Fine Arts(東京)2008 『WONDERLAND Japanese Contemporary Art』Opera Gallery Hong Kong(香港)2001 『Compilation Vol.2』 Gallery Iseyoshi(東京)■今泉 敦子(いまいずみ あつこ)作品展「gateway~帰る道~」会期 : 2021年12月3日(金)~18日(土) *月・火休時間 : 12:00~18:00会場 : シソンギャラリー所在地 : 東京都渋谷区猿楽町3-18問い合わせ: 03-6886-8048E-mail : info@sison.tokyo URL : Instagram : ■SISON GALLERy:築約100年の日本家屋をリノベーションした渋谷エリアには珍しい古民家ギャラリー。2017年オープン。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月22日元欅坂46で女優の今泉佑唯が19日、都内で実施された主演舞台『修羅雪姫』の公開ゲネプロおよび舞台挨拶に出席。約1年ぶりの女優復帰となる今作にかける意気込みや、復帰に至るまでの心境を語った。昨年10月に芸能活動を休止し、今年6月に第一子となる女児を出産して以来、初の舞台出演を迎えた今泉。家庭に考慮しながらも、約40日の稽古に欠かさず参加し、約700手の殺陣を覚えたという。今泉本人は「殺陣の稽古のとき、体力を戻すために、精一杯やらせていました」と言い、3キロ痩せたと明かした。公開ゲネプロの出来栄えは「30点」と低めに採点するも、共演陣からストイックな姿勢を賞賛されて「こんなに褒められちゃうと、次の本番、油断しちゃうかもしれない。勘弁してください」と無邪気な笑顔をこぼした。女優復帰について「こんな私が復帰させていただけたのは、(構成・演出の)岡村さんが復帰できる場を設けてくださり、この作品にたずさわってくださる皆さんのおかげ。1年ぶりに復帰させていただけました」と報告。「これに甘んじず、当たり前だと思わずこれから精一杯がんばっていければ」と述べた。一方、復帰までの道のりを振り返って「私自身、この1年くらい、『生きていることがつらいな』と感じる日々もすごくあった。生きていることを否定される気持ちになることもすごい多かった」と本音を吐露する場面も。自身に重ね合わせて「この作品に出会えたことで、生きていて価値のない人なんていないんだな、とか生きていることに何かしらの意味がある、と勇気をもらえた。日常生活で生きていることがつらい気持ちになっている方に見てほしい」と今作をアピールした。『修羅雪姫』は、1972年に週刊プレイボーイで漫画連載され、梶芽衣子主演で映画化もされたアクションスリラー。主演の今泉は、“修羅雪”と自称する復讐にとりつかれた鹿島雪を演じる。11月19日から21日まで、「CBGKシブゲキ!!」にて3日間5ステージ(完売済み)実施される。公開ゲネプロおよび舞台挨拶には、高橋龍輝、細貝圭、大西桃香(AKB48)、安田愛里(ラストアイドル)、岡村俊一も出席した。
2021年11月19日今泉力哉監督が窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、ドラマ『ドラゴン桜』でも話題となった志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』が10月15日(金)より公開となる。この度、今泉監督のオフィシャルインタビューが到着した。映画は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている。主人公・国木田陽を志田が、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陸を「ドラゴン桜」でも志田と共演した鈴鹿央士が演じている。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本の作品が公開され、城定秀夫監督とのコラボ映画が来春公開を控える今泉。主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化した。本作の原作である窪美澄の短編集「水やりはいつも深夜だけど」の魅力を「人によっては囚われてしまうような“家族”を、みんな絶対的にいいものとして言葉にすることについて前々から疑問を持っていて。でもこの短編集は“歪みのある家族”について描いていた。その点に惹かれました」と語り、なかでも、幼い頃に母親が家を出て以来、父とふたり暮らしをしてきた少女・陽の葛藤と成長を描いた一篇「かそけきサンカヨウ」に引き付けられたという。「出て行った生みの母との関係も、普通ならもっと憎しみの率を高くして書きそうなところを、陽は画家である母に対してある種の憧れを持っていたりする。新しくできた妹に対しても、もっと憎しみや嫉妬があってもおかしくないのに、そうは書いていない。“普通はここに葛藤を作る”というところ以外にさまざまな溜め込みがあり、しかもその描き方が丁寧。作り物ではない本当の悩みって感じがしたんです」と原作の感想を語った。映画には父・直と陽の10分弱の長回しシーンがあるが、本番前に父親の台詞を足してもっと説明した方がいいとなり、直の台詞を増やしたバージョンでテストした際、陽役の志田が“足された父の台詞”を飛ばして、その後の自分の台詞を言う、ということがあった。それを「あれは志田さんのミスではなく、そういう役者の生理だったんだと思います」と、改めて直役の井浦と志田で話し合い、直の台詞は足さずに本番を撮影することに。「こういうことが現場で起こると、作り物ですが、どんどん本物に近付くと思えるんです。もちろんフィクションはある種の嘘をつくことで面白くなることもあるとわかっています。でも、やっぱり好みなんでしょうね。自分は嘘の許容範囲がすごく狭い。物語のためにキャラクターが存在したり、動いたりする、というようなことは自分が映画を作る時はできるだけなくしようと思っているんです」と印象深いシーンの撮影裏を明かした。「言葉にするなら、ある家族の再生の物語、とかなのかもしれませんが、言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました」と監督自身が語る本作。ぜひその得も言われぬ感覚を劇場で味わっていただきたい。『かそけきサンカヨウ』10月15日(金)公開
2021年10月05日今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』の完成報告会が昨日9月27日にスペースFS汐留にて行われ、親子を演じた志田彩良と井浦新をはじめ、鈴鹿央士、中井友望、菊池亜希子、今泉監督が登壇した。主演の志田さんのキャスティングについて「何度かご一緒していたので、プロデューサーとも、志田さんならできるんじゃないかという話をしていました」と全幅の信頼を寄せている今泉監督。一方、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽を演じた志田さんは「脚本をいただく前に小説を読ませていただいたんですが、その時に陽の強い部分も、弱い部分も含めて、すべてが本当に愛おしい女の子だなと感じて」と魅力を語り、「今泉監督と初めてご一緒したのが『パンとバスと2度目のハツコイ』だったんですが、そのときに、監督から『いつか志田さん主演で映画を撮りたいと思っているので、その時はよろしくお願いします』と言っていただいて。そこからわたしも、いつか今泉組で主演することが目標となっていたので、まさかこんなに早くそれが実現するとは」と喜んだ。また、陽の父・直を演じた井浦さんは「監督が、現場で生まれてくる俳優のお芝居をすべて受け止めてくださったので。先ほど、監督がおっしゃられた通り、小さなできごとを繰り返していく物語なので、俳優のお芝居にも繊細さが求められていたと思います。その繊細さを共演者と確かめ合いながら、やっていけた現場でもありましたし、父親の作り方もそういう風にやらせてもらってありがとうございます」と撮影をふり返る。「ドラゴン桜」でも志田さんと共演した鈴鹿さんは、今作で陽の同級生・陸役で出演。陽が淡い恋心を抱く陸役について「自分の家族だったり、陽のことだったり、自分の身体もそうですが、いろいろなところに進む中でいろいろな壁がどんどんできていたんですけど、その壁に当たった時にも、人に当たらないというか。ものすごくやさしい人だったので。誰かに背中に押されて、自分で解決しに行く、その姿がすごく優しいし、ステキな男の子だなと思いながらやっていましたね」と演じたキャラクターを説明。さらに、陽の新しい母・美子役の菊池さんは「(鈴木咲演じる娘の)ひなたちゃんが、いい意味で本当に子役っぽくないというか。どう動くか分からない場面がたくさんあって。予測できないというか。子どもらしさがさく裂している子だったので。お芝居をしている最中でもどこかへ行ってしまうこともあったんですけど、それがひなたっぽくて」と明かし、陽と陸と三角関係となる同級生・沙樹役の中井さんは「沙樹も家庭環境に何かしらのコンプレックスがあって。二人の男女の間に入る女の子がいたとしたら、すごくドロドロしたりすることも多いと思いますけど、そうならないのは、陸と陽の関係性を見ていると、納得できましたし、わたし自身、沙樹を演じて、強さだったり、優しさだったりを知りました」と演じた感想を語っていた。そして最後に志田さんは「『かそけきサンカヨウ』を通じて、自分よがりではない、相手を思う気持ちの大切さとか、そういう当たり前の大切さを伝えられたらなと思っています」とメッセージを送りイベントは幕を閉じた。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年09月28日『愛がなんだ』『街の上で』の今泉力哉監督がメガホン、『アルプススタンドのはしの方』城定秀夫監督が脚本を担当したコラボ企画「L/R15」のR=『猫は逃げた』から、主要キャストとポスタービジュアルが解禁された。監督・城定秀夫、脚本・今泉力哉による「L/R15」のL=『愛なのに』は、古本屋の店主(瀬戸康史)と、店主にプロポーズする女子高生(河合優実)、店主の憧れの女性(さとうほなみ)など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディ。一方、今回の監督・今泉力哉、脚本・城定秀夫によるL/R15のR=『猫は逃げた』は、飼い猫“カンタ”をどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人の話。1匹の猫と愚かで不器用な4人の男女によって繰り広げる異色の恋愛狂騒劇となっている。今作でレディコミ漫画家の町田亜子を演じるのは、モデルとして活動する傍ら、フリーマガジン「EA magazine(エア マガジン)」編集長を務める山本奈衣瑠。亜子と離婚寸前の夫で、週刊誌記者の広重役には、「恋はつづくよどこまでも」で注目を集め、『マイ・ダディ』など話題作に出演する毎熊克哉。毎熊克哉広重の同僚で、浮気相手でもある真実子役には、『フタリノセカイ』や『転がるビー玉』などに出演する手島実優。さらに亜子と関係を持っている雑誌編集者の松山役には、『ミュジコフィリア』で長編映画初主演を務める井之脇海。井之脇海そのほか、伊藤俊介(オズワルド)、中村久美、オセロ(猫)も出演。また、亜子が描く劇中漫画はイラストレーターで漫画家の岡藤真依が手掛けている。『猫は逃げた』4人の主要キャストからコメント到着【山本奈衣瑠/町田亜子役】初めまして町田亜子役の山本 奈衣瑠です。 誰かを好きになってこの先も一緒に居る事を選び同じ屋根の下で暮らす。でも、いつの間にか言葉が足りなくなったり戻れなくなったりして色んな色が混ざった空気が分離しながら充満する様になった部屋。その部屋で、その近所で...何が起きていくのか。目には見えないけど心では見えてしまったその空気の色達 を是非劇場に見に来て下さい。分からない事ばかりから始まった日々でしたが、今泉組の皆様は悲しいも暖かいも全部一緒に感じてくれました。猫がとても可愛いです! 宜しくお願いします!【毎熊克哉/君島広重役】今泉監督と初めてお会いしたのは2016年頃。いつかご一緒したいなと思っていたのですが、まさか城定さん脚本の作品で叶うとは思いも寄らずとても楽しかったです! 僕はもともと断然犬派男でしたが、、この作品で猫と触れ合い猫派に転向、、いや犬も可愛いし、、でも、猫ちゃん。。猫に翻弄? 救済? される、 ちょっとダメダメな可愛い人達のお話です。お楽しみに!【手島実優/真実子役】初めて脚本を読んだ時、真実子は私がやるんだ! と思いました。撮影期間中はずっと恋に溺れていて、満 たされない苦しみを一生分味わったと思います。人を好きになるって、エネルギーの消費量が凄い。今泉さんが描く人間のずるさや矛盾がとても好きです。へんてこだけど愛おしい男女のいざこざを、くすくすと楽しんでもらえたら嬉しいです。【井之脇海/松山役 】新作が公開する度に舞台挨拶に通うほど学生の頃から監督のファンだったので、参加が決まった時は嬉しくてたまりませんでした。念願の今泉組は、参加する全員が、面白い映画を作りたい一心で撮影に取り組む、映画愛に溢れた幸せな現場でした。 松山は、一見チャラくて器用そうですが、実はピュアで不器用でちょっと寂しがり屋な青年です。そのギャップを楽しみながら、城定さんの紡ぐ言葉と、監督の切り取る世界の中で、伸び伸びと演じさせてい ただきました。ぜひ、お楽しみに。『愛なのに』は2022年2月25日(金)、『猫は逃げた』が3月18日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛なのに 2022年初春、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた
2021年09月24日黒木華・柄本佑がW主演を務める『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より、本編映像が解禁となった。黒木華と柄本佑が結婚5年目の漫画家夫婦を演じ、夫の不倫をモチーフにした新作漫画を描く妻とそれを読む夫の心理的な攻防が描かれる本作。今回解禁となったのは、こっそり妻の新作漫画を盗み見してしまった柄本さん演じる夫が妻の不倫を疑い自動車教習所で大パニックとなる本編映像。動揺した俊夫が、血相を変えて妻・佐和子が通う自動車教習所に乗り込むシーンから始まる。佐和子の描いた漫画を読んで彼女の不倫を疑い、居ても立っても居られずに教習所に向かった俊夫は、急いで車を停めると一目散に教習所内のコースに駆け出し、佐和子が乗っている車を探して目を凝らす。遠くの車を確認するため、咄嗟にスマホのカメラのズーム機能を使う描写も絶妙にリアルだ。そうして、ようやく妻を発見した俊夫だったが、我に返り、慌ててのぼり旗の陰に身を潜める。次の瞬間、妻と一緒に車から出てきたのは、ついさっきまで自分が盗み見していた妻の漫画に登場する教習所の若い先生と瓜二つの男だった…。まるで漫画の展開が現実のもののように感じられるほど仲睦まじい2人を見て、俊夫は愕然と膝から崩れ落ちる。右往左往する俊夫の姿はコミカルで、自分も不倫をしている身でありながらパニック状態に陥るどこか憎めない俊夫という人間味溢れるキャラクターをよく表している。ハラハラドキドキ、笑いと恐怖が見事なバランスで共存する夫婦の心理戦にぜひ注目してほしい。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月13日『愛がなんだ』『his』『街の上で』の今泉力哉監督と『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫監督が互いに脚本を提供しあってR15+のラブストーリーを2作、製作するプログラムピクチャー「L/R15」。この度、城定秀夫監督×今泉力哉脚本による『愛なのに』の豪華キャストが解禁となり、コメントとポスタービジュアルが到着した。「L/R15」のL=『愛なのに』は、古本屋の店主と、店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディ。一方、監督・今泉力哉、脚本・城定秀夫によるL/R15のR=『猫は逃げた』は、飼い猫“カンタ”をどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人の話で、1匹の猫と愚かで不器用な4人の男女によって繰り広げる異色の恋愛狂騒劇となっている。今回の『愛なのに』で古本屋の店主・多田浩司を演じるのは、映画『ルパンの娘』、WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」、ミュージカル「日本の歴史」など、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍中の瀬戸康史。多田の憧れの女性・一花には、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーで、最近は『窮鼠はチーズの夢を見る』、Netflix映画『彼女』主演など、俳優としても活躍するさとうほなみ。多田に突然求婚する女子高生・岬役は『佐々木、イン、マイマイン』『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』など話題作に出演する河合優実。そのほか、中島歩、向里祐香、丈太郎が名を連ねる。瀬戸康史「台本から醸し出される独特な空気にそのまま呑まれようと」『愛なのに』、もっと何か言いたげな雰囲気がこのタイトルからは漂っている気がします。そんな、どうにもはっきりしない人たちの物語です。今泉さんの生み出した素敵な世界観の脚本です。僕演じる多田浩司もそのひとりで、感情をあまり表に出さない人物。演じる上で、この台本から醸し出される独特な空気にそのまま呑まれようと思いました。城定監督は自由に演じさせてくれましたし、監督ベースからよく現場に来て僕らやスタッフさんと他愛のない話をしたり、小道具を納得いく角度まで何度も動かしてみたり、本当に現場が好きなのだなという印象です。そんな映画への愛がある皆さんと作品作りが出来て本当に良かったです。『愛なのに』その後に続く言葉を、観た方がどう想像するのか、とても楽しみです。さとうほなみ「何故か漂う危険な香り」城定監督×今泉監督のコラボレーション。最初にこの情報を知った時は「!!??」と、なにか言葉にならない感情でした。絶対に面白いのが分かっていながら何故か漂う危険な香り。未だとても惹かれております。城定監督が、シーンにおいての空気感や雰囲気などをしっかりと作ってくださるので純粋に楽しませていただきました。是非お楽しみに、お待ちいただければと思います。河合優実「恋愛をしている人間の愚かさがかわいく情けなく可笑しく」脚本を大変面白く読ませて頂き、物語の中でぽつんと異質に映る矢野岬を演じられる事にずっとワクワクしていました。城定監督が本読みの段階からお芝居を面白がって下さったので、撮影でも今泉力哉さんの台詞を伸び伸び楽しませて頂きました。恋愛をしている人間の愚かさがかわいく情けなく可笑しく描かれている映画だと思います。沢山の人に映画館でご覧頂ける事を願っています。中島歩「皆様がどう反応されるのか楽しみ」城定監督の大きな懐で思う存分やらせてもらいました。僕の変なアイデアも面白がって取り入れてくれたものです。僕の役は、この現代社会ではとても褒められた人間じゃありません。だからこそ皆様がどう反応されるのか楽しみでなりません。お楽しみに。ふふふ。向里祐香「クスクス笑ってくれたら良いな」熊本美樹役の向里祐香です。ご覧の通り世の中はめちゃくちゃです。嫌だ嫌だ。と、ため息をつく代わりに全身の力を抜いて「愛なのに」を見てクスクス笑ってくれたら良いなと思います。城定監督の役者を信じ委ねてくれているような現場の空気感の元、私自身も楽しんで美樹役を演じました。ラブでコメディ。他の登場人物に負けじとパンチの効いたキャラクターですので、お楽しみに。愛愛愛愛、、、愛なのに丈太郎「皆さんの共感を得るような作品になった」本作のお話を頂いた時、これは自分にしか演じることのできない役だと感じました高校生ならではの言葉にならない感情や好きな子へのちょっと異常な思いをリアルに伝えたく、全力で撮影に臨みました。「愛」を題材にした作品は沢山ありますが、その中でも皆さんの共感を得るような作品になったと思います。是非1人でも多くの方に見てもらいたいです。『愛なのに』は2022年初春、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛なのに
2021年08月12日俳優の新田真剣佑が、7日より放送されるdTVの新CMに出演する。新CMでは、薄暗い部屋のなか、大量のポップコーンを片手にソファーに座りながら、食い入るようにテレビ画面を凝視する新田の姿が。テレビに映し出されている作品に夢中でポップコーンが手からこぼれ落ちたり、抱えていたクッションをソファーの隅にどかしたり、とにかくテレビ画面を観続けている。そしてCM後半では「新田、dTVに真剣にハマる!」という力強いナレーションとともに、‟真剣 ハマる“という大きなテロップが出現する演出も。ナレーションは、老若男女問わず人気の声優・山寺宏一が担当している。なお、今回のCMは本日1日より、dTV公式YouTubeにて公開中。
2021年08月01日6日にTwitterで第1子出産を報告した元欅坂46で女優の今泉佑唯(22)。新たな門出を発表した彼女に応援の声が集まっている。’21年1月に、元YouTuberの「ワタナベマホト」こと渡辺摩萌挟氏(28)と結婚することを発表した今泉。同時に第1子の妊娠も明かしていた。しかしその後、渡辺氏が’20年11月ごろから女子高生にわいせつ画像を要求していたことが発覚。’21年3月には渡辺氏が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕され、その翌月に略式起訴される事態に。結婚発表から災難に見舞われることになった今泉。7月4日には6月30日付けで所属事務所との契約終了も発表された。苦難の続く今泉だが、6日、約9ヶ月ぶりにTwitterを更新し、《先日、第一子を無事に出産いたしました》と出産を報告。そして、こう意気込みを綴っていた。《出産までの10カ月間を通して、母として小さな命を守り抜く責任と、妊娠出産は当たり前ではないということ、命を授かるって本当に奇跡なんだなと身をもって感じました。どんな状況でも懸命に生きようと頑張ってくれている小さな命の心から感謝の気持ちでいっぱいです。自分の人生をかけて、この先もずっとずっと守り続けていきます。子どもにたくさんの愛情を注いで最高の母になります!》この今泉の“決意表明“には、お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉(49)はTwitterで《がんばれー》と反応。今泉が出演した映画『転がるビー玉』の監督・宇賀那健一(37)も、今泉に《また映画作ろ!》と呼びかけていた。ファンからもSNS上で、今泉を応援する声がみられた。《母は強い。今泉佑唯ちゃん頑張ってね》《今泉さんの覚悟凄いよなあほんとに赤ちゃん含めて頑張って欲しい》
2021年07月08日俳優の岡田将生が5日、都内で行われた「ビオフェルミンの森」新CM発表会に出席。降壇時に、フジテレビの鈴木唯アナウンサーとの熱愛報道について「交際は順調ですか?」と聞かれると、「うふふ」と笑顔を見せ、肯定も否定もしなかった。新たに「新ビオフェルミンS」のイメージキャラクターとなった岡田は、CMで着用したさわやかな白スーツ姿で登場。「真っ白で、デザインもあって気に入っています」と話した。7月7日より全国で放送される新CM「ビオフェルミンの森」篇では、人の腸と乳酸菌を知り尽くした“森の番人”を演じ、「見てくださる方にメッセージが伝わるように、温かく優しい気持ちを意識してお芝居しました」と回顧。緑豊かな屋外での撮影も振り返り、「自然に触れ合う機会に減っていたので、森で撮影できたことが僕の中でもリラックスできましたし、それを生かしてお芝居ができました。気持ちよく撮影できたのでよかったです。マイナスイオンも感じながら」と語った。また、腸活ストレッチにも挑戦。「見られながらやるのは恥ずかしい」と照れつつ、「ポカポカしてきますね」と効果を実感。「どこでもできますし、友人とか、今舞台の稽古中なのでみなさんにも伝えようと思います」と話した。さらに、ステージ上で七夕の願いを書き上げ、短冊を飾る場面も。岡田は「この先の30代が健康で新たなステージに行けますように」と願った。
2021年07月05日元欅坂46で女優・今泉佑唯(22)が所属事務所との専属契約が6月30日付で終了したと、7月4日に公式サイトで発表された。契約終了と同時に、オフィシャルファンクラブ「ずみちゃんはうす」も全サービスが終了している。「スポニチアネックス」によると今泉は「仕事上の諸問題」で事務所と話し合いを続けてきたといい、契約途中での退所となったという。独立後はアイドル時代の仲間や家族のサポートを受けながら、個人で活動を続けていくと伝えられている。今年1月、元YouTuber「ワタナベマホト」こと渡辺摩萌峡氏(28)と結婚することを発表した今泉。同時に妊娠中であることも明かし、《出産は暖かい時期を予定しております》と報告していた。ところが3月に渡辺氏が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕され、その翌月に略式起訴された。ショッキングな事件が今泉を襲ったが、第1子を無事に出産したことが6月下旬に報じられたのだった。「渡辺氏の逮捕当時、婚姻届は提出されていないと報じられました。今泉さんはシングルマザーの選択肢もありましたが、渡辺氏と結婚する意思は揺らがなかったようです。彼が逮捕された時も、今泉さんは面会に通うなど献身的でした。一部では渡辺氏は、YouTube界で裏方として働いているとも報じられています。今泉さんは『彼を支えたい』『子供には父親が必要』と考えているようで、この先も彼と人生を歩んでいくつもりだといいます」(スポーツ紙記者)しかし現在のタイミングで独立したとなれば、今泉の負荷は大きくなるのではないだろうか。あるプロダクション関係者は、“茨の道”の可能性を懸念する。「昨今、芸能人の独立が相次いでいますが、経理といった事務処理やスケジュール管理など慣れない業務で苦労している人も多いと聞きます。ましてや今泉さんの場合は、生まれたての赤ん坊を育てながら個人活動も進めていくことになるので、相当な労力がかかるでしょう。もう一つ不安要素を挙げるとすれば、『事件を引き起こした夫の妻』というイメージが付き纏うリスクも否めません。結婚の決断は、今泉さんの活動に少なからず影響を及ぼすのではないでしょうか」今後、SNSを通じて活動を再開させると伝えられている今泉だが、現在はTwitterアカウントが非公開となっている。ファンからは《心配でしかない》や《大丈夫かな》など、再び今泉を心配する声が広がっている。果たして今泉の下した決断は、吉と出るのだろうか。
2021年07月05日『mellow』『街の上で』の今泉力哉監督と、Vシネマ・ピンク映画界のトップランナーである城定秀夫監督が、お互いの脚本を提供しあい、R15+のラブストーリー2本を製作した。異色のコラボレーションによる、新たなプログラムピクチャーは、「L/R15」(えるあーるじゅうご)と題され、1本目、L/R15のL=『愛なのに』は、<監督:城定秀夫、脚本:今泉力哉>で、古本屋の店主と店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差し、二転三転する先の読めないラブコメディ。L/R15のR=『猫は逃げた』は、<監督:今泉力哉、脚本:城定秀夫>で、飼い猫・カンタをどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦と、それぞれの恋人の話を描く、異色の恋愛狂騒劇を製作。この2作品のビジュアルも合わせて公開され、『愛なのに』のビジュアルは、舞台である古本屋の入口と、店主に想いを寄せる女子高生がちらりと写し出され、『猫は逃げた』はヒロインの部屋でカンタが座る様子がとらえられている。先日、撮影を終えたばかりだという本作。城定監督は「いまや日本を代表する天才映画監督、今泉力哉氏とのコラボ!……って、こんなヤバい企画誰が考えたのでしょう?プレッシャーで吐きそうになりつつ、自分らしい映画を撮るしかないと思い至ったわけですが、油断すると、自分らしい映画ってなんだ?自分とはいったい何者だ?なぜ自分は自分なんだ?映画ってなんだ?という無限問答に陥り、また吐きそうになります」と相当な重圧があった様子。一方、「城定監督と一緒になにかやりませんか?と言われて、ぜひ、と即答しました」と語った今泉監督もまたとてもプレッシャーを感じていたそう。作品については「城定さんが書いてくれた脚本には猫が出てきます。猫!撮影、大変だ!と思いながらも猫とたくさん向き合いました。そしてその物語には、どこか懐かしさをおぼえるとともに、城定作品に滲む人間の優しさや愚かしさなどがあちこちに垣間見えて、とても惹かれました。ご一緒してみたかったキャストやスタッフとの撮影を無事に終えて、今は仕上げの真っ最中です。楽しい映画になりそうです」と話している。(cinemacafe.net)
2021年06月18日ピンク・レディーの未唯mieが、10日に公開される花王「リリーフ」のWEB限定動画「リリーフ アクティブ吸水ショーツ×RIZAPニュース」に出演する。WEB動画では、未唯mieが初のキャスター役で登場。2カ月間の「リリーフ×RIZAPコラボプロジェクト」に挑戦した参加者たちがどのようなトレーニングを経て変化していくのか、その経過を見届ける。また、未唯mieもトレーニングに挑戦し、美ボディを披露している。撮影は、未唯mieに参加者のビフォーアフターの結果を伏せた状態でスタート。VTR視聴の撮影前に「一番見たかったところだ!」と話すなど、参加者がどのように変化したのか楽しみにしていたことがうかがえた。そして実際にVTRを見た未唯mieは「すごい」を連発。「大成功ですね! おなか周りが全然違う。若々しく見えるし、 顔つきまで変わった気がする」と、カメラが止まってからも終始興奮した様子だった。
2021年06月10日「この度『ずみちゃんはうす』は、今後のコンテンツのご提供が困難になったため、2021年6月30日(水)23:59をもって、全サービスを終了させていただくことになりました」5月31日、元欅坂46の女優・今泉佑唯(22)のファンクラブが終了すると発表された。公式サイトには冒頭のように記され、「ご愛顧いただき、本当にありがとうございました」「何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたします」と結ばれている。今年1月、YouTuber・ワタナベマホト(28)との結婚を発表した今泉。第一子を妊娠しているとも明かしたが、その直後にワタナベが児童ポルノ法違反の疑いで逮捕された。そうしたこともあって今泉は現在、表立った活動だけでなくSNSの発信も行っていない。そんななか、ファンクラブが終了するとはーー。しかし意外なことに、ファンとの絆は深まっている様子。それは、彼女がファンのツイートに“いいね”をしているためだ。実はツイートを控える間も、ファンの投稿に“いいね”で反応を示してきた今泉。そして今回のファンクラブ終了にちなんで、Twitterにつづられた《ずみちゃんはうすのイベント凄く楽しかったなぁ》《ずみちゃんはうすが閉鎖しても大ファンだからね!》《今泉佑唯さん私はずっとずっとあなたの幸せを願っています!》とのコメントにも“いいね”を付けている。その見えないコミュニケーションにファンは大喜び。さらに、彼女へのエールが相次いでいる。《ずーみんからいいねされてる元気なお子さん産んで欲しいな!!》《ずーみんいいねありがとう元気そうで嬉しい!!ずーみんの歌、またいつか聴けたらいいな……》《ずーみんがたくさんツイートにいいねしてるの気づいて今すっごく嬉しい!たくさん大変なこともあると思うけど、いつまでも応援してます大好き》
2021年06月01日新国立劇場は7月、こどものためのバレエ劇場2021『竜宮~亀の姫と季(とき)の庭~』を上演する。日替わりで登場するヒロイン役ダンサーの一人、プリンシパルの米沢唯と、同じく新国立劇場で開催される演劇公演『キネマの天地』(小劇場にて6月10日(木)~27日(日)※5日(土)、6日はプレビュー公演)に出演する若手実力派俳優・趣里が、稽古場での日々、作品の魅力を語り合った。この日が初対面の二人かと思いきや、稽古の合間にコーヒーを買う際、電子マネーの支払いがうまくできずにいた趣里を米沢が手助けしたことがあったそう。「ずっとファンでした!」と興奮気味の趣里に、笑顔の米沢。バレエを志し、留学も経験したという趣里にとって米沢は憧れの存在。自分が言うのもおこがましいと恐縮しつつ「テクニックも素晴らしいのですが、表現の面ですごく勉強になる」という。自身のバレエ経験については、「表現の道を演劇で目指したいと思ったのは、バレエをしていたからこそ」とも明かす。いっぽうの米沢は「父が演出家だったので、演劇を観る機会は多かった。バレエには言葉がないが、芝居は言葉の洪水で、言葉の海に投げ出されるよう。そういう体験は私にはとても必要なことで、どうしても観ずにはいられない」という。趣里が出演する『キネマの天地』も観劇を楽しみにしている。『キネマの天地』は映画出演のために集められた4人の女優達が巻き込まれる、殺人事件をめぐる井上ひさしによる推理喜劇。趣里は、1番の若手で人気急上昇の女優を演じる。「演出の小川絵梨子さんが目指しているのは、表面的な面白さを超えた人間の心のやりとり。今の人の心にアプローチできるよう頑張っています」と意欲的だ。翌月に上演されるバレエ『竜宮』は、昨年7月に新国立劇場が初演したオリジナル作品で、演出・振付の森山開次によるユニークなアイデアと独特の身体表現が、多くの観客の心を捉えた。「浦島太郎の物語です。ポップな衣裳に美しいプロジェクションマッピングは、バレエを初めて観る方も小さなお子さまも楽しんでいただけます。子どもがマネしたくなるような振付や、“鶴の舞”というカッコいい踊りも!」と米沢が紹介すると、すかさず「絶対行きます」と趣里。こどものためのバレエ劇場2021『竜宮~亀の姫と季(とき)の庭~』は、7月24日(土)~27日(火)、新国立劇場オペラパレスにて。チケット一般発売は7月4日(日)。文:加藤智子
2021年05月31日