2020年9月9日から放送の『トヨタ自動車』のミニバン『ヴォクシー』のCMで、俳優の青木崇高(あおき・むねたか)さんと妻で女優の優香(ゆうか)さんが夫婦として初共演。同CMには、青木崇高さんが登場する『父と娘』篇と、優香さんが登場する『母と息子』篇の2つがあります。青木崇高、親子デートでアドリブCMでは、青木崇高さんと優香さんがそれぞれ子供役と『親子デート』。2人がデートとしてとっておきの場所に子供を連れていくという、親心あふれるシーンを見ることができます。青木崇高出演CM『父と娘』篇青木崇高さんは、森林や海岸といった自然あふれる場所をドライブし、ワイルドな父親像を見せました。CMでは助手席の娘から「パパよりかっこいい人と結婚できるかな」と尋ねられ、「楽しみだな」と答えた青木崇高さん。実はこのシーンで青木崇高さんは「そんな奴いる訳ないだろ」とアドリブを入れたそうです。父親の本音ともいえる言葉に、撮影スタジオでは笑い声が響いたといいます。優香出演CM『母と息子』篇一方、『母と息子』篇では優香さんが母親としてハンドルを握り、息子とデートを楽しんでいました。優香さんはレザージャケットに赤い口紅というクールな姿。「こんなおしゃれでスタイリッシュなママなんてうらやましい!」と、見た人からは歓声が上がりました。優香・青木崇高出演CM『親子デート』ロング篇さらに、優香さんと青木崇高さんが共演する『親子デート』ロングバージョンはWEB動画として公開。2人の共演は結婚後初めてということで、注目が集まっています。青木崇高さんと優香さんは2016年に結婚後、2020年4月に第1子に恵まれました。2人の子供に対する愛情が、CMからも伝わってくるようです。青木崇高と妻・優香の結婚生活に「うらやましい」の声ブログのセンスがやばい…優香が出産を発表し「温かく見守って」『羊の木』での演技が「セクシーすぎる」と話題に[文・構成/grape編集部]
2020年09月10日WOWOWでは、バカリズムのオリジナル脚本ドラマ「殺意の道程」を放送することが決定。テレビドラマ初共演となるバカリズムと井浦新がW主演を務め、復讐を描く新感覚サスペンスコメディに挑戦する。小さな段ボール加工会社の社長・窪田貴樹が自ら命を絶った。彼を自殺に追い込んだのは、貴樹の会社が下請けをしていた取引先の社長・室岡義之。室岡の口車に乗せられた結果、貴樹は多額の負債を抱え、会社は倒産。絶望した貴樹はビルの屋上から投身した。室岡は、その後ものうのうと裕福な生活を続けており、貴樹の息子・一馬は司法では裁かれない室岡への復讐を心に誓う。そして、貴樹が息子のように可愛がっていた一馬の従弟・吾妻満と室岡殺人の完全犯罪を企てる――。本作は、「素敵な選TAXI」「住住」「架空OL日記」など、脚本家としても多彩な作品を手掛けるバカリズムさんのオリジナル脚本ドラマ。復讐を目的に“初めての殺人”に挑む従兄弟同士という役で、バカリズムさんと井浦さんがW主演する。普通の映画やドラマでは省略されるであろう、どうでもいい部分をやたら細かくリアルに描く本作。脚本を手掛けたバカリズムさんは「普通のサスペンスドラマでは省略されるような部分を、細かく描いたら意外と面白いんじゃないかと思って書いてみました」とコメント。また「企画書の段階で一馬役は井浦さんにやっていただきたいと思っていて、正式に決定する前から勝手に当て書きで脚本を書いていたので、引き受けていただいてほっとしています」と明かしている。脚本を担当するだけでなく、全てを失い自ら命を絶った貴樹が息子のように可愛がっていた吾妻満役として出演もするバカリズムさん。「井浦さんとは年齢も近いので、空き時間に漫画やテレビの話をしたり、とても楽しく撮影しています」と撮影の様子も語った。貴樹の息子・窪田一馬役の井浦さんは「最後までひたすら楽しんで読ませていただきました」と脚本を読んだ感想を語り、「基本ベースにシリアスさがありながら、二人がどんどんズレていって、どこまでも転がっていきます。満を演じるバカリズムさんのぶれない独特なテンポを一馬として、どう受け止めてキャッチボールしていくかを楽しみながら演じています」と撮影について明かす。そして「生きる喜びや目的をどこかに置き忘れてしまった男たちが、復讐を通して知らず知らずのうちに少しずつ『人生のきらめき』を取り戻していく物語でもあります。最後まで観終わった後に、登場人物から『小さな喜びや希望』を感じ取っていただける作品になれたならと思います」とメッセージを寄せている。なお、「住住」「架空OL日記」でもバカリズムさんとタッグを組んだ住田崇監督が演出を手掛ける。WOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」は11月9日より毎週月曜日深夜0時~WOWOWプライムにて放送(第1話無料放送/全7話)。(cinemacafe.net)
2020年08月02日俳優の青木崇高(あおき・むねたか)さんが、2020年5月5日放送のバラエティ番組『7RULES(セブンルール)』(フジテレビ系)に出演。妻で女優の優香さんとの結婚生活について語っています。青木崇高が優香との結婚生活を告白!同番組はさまざまな分野で活躍する女性に密着取材。彼女たちの日々のルーティーン7つを紹介し、ゲストとともに掘り下げていきます。この日は、過去の放送で取り上げた人物たちの自炊や掃除、家族での役割分担といった『家事のルール』に注目。番組レギュラーを務める青木崇高さんも妻・優香さんとの家事事情について語りました。僕(家事)やりますよ。2人で作ったりとか、2人で片付けたりとか。もともと1人の時はお皿とか超合理的だった…。洗い物がなるべく出ないような生活をしていたので今になると「このお皿も使うんだ」って…。大変だからそこは手伝っていますね。7RULESーより引用その後、共演者のお笑いコンビ『オードリー』の若林正恭(わかばやし・まさやす)さんから「妻の家事に指摘をすることはあるか」という質問が。すると、青木崇高さんは料理の味付けを例に上げ、「神経を使う」と話しています。味付けのことは、めちゃめちゃ神経を使いながらいいますよ。「ちょっと濃いほうがいいかな」みたいな。7RULESーより引用それでも「基本は壊すわけにはいかない」「せっかく作ってくれているから」とコメントし、夫としての優しい一面を見せていました。視聴者は青木崇高さんのよき夫ぶりを絶賛。「優香さんがうらやましい」と嫉妬を燃やすコメントも寄せられています。・味付けの指摘が優しすぎる!優香さんがうらやましいよー!!・本当に素敵な旦那さん。こんな人と結婚したい。・青木さんの妻に対する心遣いが素晴らしい。2016年6月に優香さんと電撃結婚を果たし、現在はパパでもある青木崇高さん。これからもよき夫、父として幸せな家庭を築いてほしいですね。青木崇高と妻・優香の結婚生活に「うらやましい」の声ブログのセンスがやばい…優香が出産を発表し「温かく見守って」『羊の木』での演技が「セクシーすぎる」と話題に[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日舞台から映像へ。何度も自信を失った1年だった俳優・永田崇人がデビュー5周年を迎える。「5周年」という数字に対し、当の本人はまだ受け止め切れていないような、少し不思議そうな表情を浮かべた。「まだ5年かというのもあるし、もう5年かというのもある。まだ自分でも気持ちが定まらないんです」初仕事は、大型テーマパーク『東京ワンピースタワー』内で上演されるライブ・エンターテインメントショー『ONE PIECE LIVE ATTRACTION』。そこで初代・ルフィ役を務めた。以降、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の孤爪研磨役など舞台を中心に活躍してきた。「年々、自分に対するハードルは上がってきています。昔はいい意味で怖いもの知らずだったというか、羽が生えたように自由だったんですけど、去年あたりからやっと地に足がつきはじめて、いろんなことに直面して。そのたびに自分ってダメダメだなと思うことが増えて、去年1年はすごく自分と向き合う1年になりました」お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=dbc4e289-0dd6-49ae-ab86-a4834bca315c)(撮影/高橋那月、取材・文/横川良明)
2020年03月13日2月28日公開の映画『架空OL日記』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、 バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀、住田崇監督が出席した。バカリズムが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した『架空OL日記』。2017年にはドラマ化にもなって大きな話題を集めた。劇場版では、バカリズムのOL仲間を演じていた夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子に加え、シム・ウンギョン、坂井真紀、志田未来、石橋菜津美の4人も出演。バカリズム演じる"私"ら銀行で務めるOLたちの日常を描く。映画化にあたってバカリズムは「夢みたいですしドラマの時からそうだったんですが、この作品の現場が楽しくて、空き時間はみんなで一緒にお弁当を食べたりして楽しい時間を過ごしていました。感覚的には観客の皆さんに思い出ビデオを見せるという感じなので、それをわざわざお金を払って見てもらうなんて本当にありがとうございます」と感謝の言葉。ドラマ版で演じたキャストたちとの再会については「夏休み明けの初日の感じでしたね。ちょっとバージョンアップした私を見て! とお互いがスカしている感じでした」と明かし、夏帆も「再会した時は気恥ずかしさがありましたね。すぐに打ち解けるんですけど、何かお互い探り合いじゃないですけど、そういうものはありました」と振り返った。劇場版からの登場となったシム・ウンギョンは、韓国からの海外採用で入行した女性行員・ソヨンを演じている。「出演が決まった時はうれしかったし、早くこのメンバーと撮影したいと思いました。現場は撮影の時と休憩中の時の雰囲気がほぼ同じだったので、とても楽な気持ちで演じることができました」とニッコリ。シム・ウンギョンと同じく新たに加わった坂井真紀は「本当に楽しかったです。自分が見ていたドラマのまんまでした。控室でもそのまんまで本当に楽しかったです」と好印象だったようだが、バカリズムからは夏帆が演じたマキが「当時の坂井さんの元気なイメージ」と明かされて「当時の?」と迫る場面も。それに慌てたバカリズムは必死に坂井をなだめながら「坂井さんがやってくださると聞いてうれしかったですよ。感慨深ったですね」と恐縮しきりだった。映画『架空OL日記』は、2月28日より全国公開。
2020年02月05日映画『架空OL日記』が、2020年2月28日(金)に公開。脚本・主演はバカリズム。バカリズムが再び“OL”に - 「架空OL日記」映画化バカリズムが原作・脚本・主演を務め話題となった連続ドラマ「架空OL日記」が、再びバカリズムを脚本・主演に迎え、映画化する。原作は、バカリズムは2006年から3年の月日をかけ、“銀行勤めのOL”のフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」。OL達のリアルな日常生活を描き出したバカリズムの優れた観察力により、ブログの読者の多くがこれを書いている人は「本物のOL」だとだまされていた。書籍の発売と同時に、「女心が分かりすぎている」「いや、頭おかしい」と、多くの話題を呼んだことは言うまでもない。リアルなOL達の日常を描いた物語2017年に連続ドラマ化された際はバカリズム本人が主演を務めた。「仕事して、飲んで、恋して、悪口言って…」といったOL達による物語は、放送が開始されるとすぐに多くの女性の支持を獲得。夏帆や臼田あさ美など豪華女優勢が演じるOLと共に、バカリズム本人がそのままの姿でOLに扮していることでも注目を集めた。連続ドラマ「架空OL日記」は、「第55回ギャラクシー賞」奨励賞を受賞し、脚本も担当したバカリズムは、「第36回向田邦子賞」を受賞している。出演キャストドラマ版キャストが再集結!映画化にあたり、ドラマ版キャストも再集結。主演のバカリズムを取り巻くOLには、前述した夏帆や臼田あさ美をはじめ、佐藤玲、山田真歩、三浦透子らが再タッグを組む。新キャストもまた志田未来や石橋菜津美、坂井真紀、シム・ウンギョらが、新キャストとして本作より出演。人気女優たちが“バカリズムワールド”に初参戦することで、どのような化学反応を起こしてくれるのか要注目だ。劇場版ストーリーは?気になる劇場版のストーリーだが、バカリズム本人は「劇場版だからといって引き続き何もおこりません。引き続き地味なOLの日常で、僕が演じている事だけが引き続き狂気です。」と話す通り、公開された3本の特別映像<OLの朝編>・<更衣室編>・<化粧室編>には、ドラマ版同様、OLとして“普通”に過ごすバカリズムの姿が映し出されている。ドラマ版に引き続き監督を務めた住田崇は、「架空OL日記」という作品について「バカリズム脚本史上、一番クレージーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです。」とコメントを残している。<ストーリー>憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。携帯のアラームを6時にセットするも、実際に起きるのは6時半。眠気に 耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。 私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田 あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。音楽は、TVドラマ版お馴染みの主題歌なお映画主題歌には、吉澤嘉代子が手掛けたドラマ版主題歌「月曜日戦争」を再び起用。“憂鬱な月曜日”と戦う等身大のOLの姿を歌い上げた楽曲は、まさに本作の世界観とぴったりな一曲で、主演を務めるバカリズムも「『架空OL日記』になくてはならない曲」とコメント。吉澤嘉代子がアコースティカルに仕上げたアレンジ版が流れるという。作品詳細【詳細】『架空OL日記』公開時期:2020年2月28日(金)脚本:バカリズムキャスト:バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、石橋菜津美、志田未来、坂井真紀監督:住田崇
2019年07月11日バカリズムが原作・脚本・主演を務めた連続ドラマ「架空OL日記」が、再びバカリズムさん脚本・主演で、2020年に映画化決定。監督はドラマ版も手掛けた住田崇が務める。原作は、バカリズムさんが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログの書籍化「架空OL日記」。2017年には連続ドラマ化され、銀行を舞台にOLたちの日常生活を描いた本作は、多くの女性の支持を獲得。優秀番組・個人・団体を顕彰する賞「第55回ギャラクシー賞」にてバカリズムさんは特別賞を受賞、優れた脚本家に贈られる「第36回向田邦子賞」も受賞した。そんな大きな話題となったドラマ放送から約2年。今回の映画化決定にバカリズムさんは「そのうちやれるとは思っていましたが、率直な気持ちとしては、嬉しいです」と喜ぶ。また、詳しいストーリーなどはまだ明かされていない本作だが、「ドラマ版と一緒で、これといった事件は起きないのですが、見る人が心地好く、ずっと見ていられる作品だと思います」と説明し、映画化するにあたり、脚本上で気をつけた点については「特には、無いですね。逆に、映画だからといって変えることないようにしました。ドラマ版と同じ世界で、その世界が壊れないように。ドラマ版を見ていた人もすんなりと作品に入れるように心がけました」と明かしている。さらに、住田監督も「ここで大々的にドカーンとぶち上げれればいいんですが…正直ありません(笑)。ドラマ同様、淡々とOL生活を描きます。ただ面白いです。そして新キャラクターも登場しますのでご期待ください」とコメント。一体、どんな新キャラなのか?誰が演じるのか?引き続き続報に注目していて。『劇場版 架空OL日記(仮)』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年06月07日お笑い芸人のバカリズムが原作・脚本・主演を務めたドラマ『架空OL日記』が、2020年に映画化されることが7日、明らかになった。同作は、バカリズムが06年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのふりをしてネット上にこっそりつづっていたブログの書籍化が原作。ブログを読んでいた誰もが「本物のOL」だと騙された作品で、本人主演で17年に読売テレビなどで連続ドラマとして放送された。多くの女性の支持を獲得して話題となり、ドラマは「第55回ギャラクシー賞」で奨励賞を、バカリズムは同賞の特別賞と「第36回向田邦子賞」を受賞した。ドラマ版から約2年経っての映画化に、バカリズムは「そのうちやれるとは思っていましたが、率直な気持ちとしては、うれしいです。そのひと言ですね」とコメント。「ドラマ版と同じ世界で、その世界が壊れないように。ドラマ版を見ていた人もすんなりと作品に入れるように心がけました」といい、「これといった事件は起きないのですが、見る人が心地好く、ずっと見ていられる作品だと思います」と話す。すでにクランクインしているが、「正直意気込むようなタイプの作品ではないのかなと思っています。意気込むと、リアルではなくなってしまうので、普通に生活している様子を見せられたら、と思っています」と語った。住田崇監督は「バカリズム脚本史上、一番クレージーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです」と話し、読売テレビの古島裕己プロデューサーは「多くの人と一緒に映画館で観ていただくことで、より『架空OL日記』の世界観に浸かって幸せを感じていただければと思います」と呼びかけている。(C)2020『劇場版 架空OL日記』製作委員会
2019年06月07日同作は、日本のマラソンの発祥といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を実写映画化。日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した。青木は最初の挨拶時に「健! 健! 裕太! 菜奈!」と、観客の持つ応援うちわやボードに注目。「あ、"太裕"になってるよ、裕太じゃなくて!」と観客をいじり、隣の小関は爆笑で崩れ落ちてしまう。青木は「(映画を)ご覧になってる間も足元に置いてね。(応援対象が)いらっしゃいますから。この時間も楽しんでください」と、上映中の観客の様子まで想像していた。三郎を演じた小関は、裏設定について話を振られると「ちょっと恥ずかしいんですけど……」と苦笑。「なんでこの若者が荒くれ者に混ざったのかなというのが、答えがずっと見つからなくて」という小関は、準備期間中に助監督らとテーブルを囲み、「台本にはないけど、前夜に会ってたらどういう会話をするのかやってみて」と考えさせられたという。小関が「行き着いたのが、失恋」と設定を明かすと、佐藤や森山は微笑ましかったのか、笑顔に。小関は「周りから見たら大したことのない失恋かもしれないけど、己を壊したい、壊してみたいという事で、命を投げ打って参加したんじゃないかなという裏設定です」と明かした。また、平成の間にやりたいことを聞かれた小関は「今、山奥でロケ中で、旅のしおりに『街灯がない』『イノシシが出るので外を出ないでください』と書かれているんです。今年は亥年だし、年男だし、イノシシに出会いたいです!」と宣言し、青木から「しおりに書くほど危ないっていってんの。しおりに書くほど!」と指摘される。さらに「イノシシに出会ったらどうするのか」という質問には「……喜ぶ」と答え、会場中の笑いを誘っていた。
2019年02月23日注目選手がぞくぞくと!’19フィギュアスケートの展望を小塚崇彦さんが教えてくれました。男子シングルも、女子同様、日本選手を中心にメダル争いが繰り広げられるのだろうか。宇野昌磨/Shoma Uno (JPN),DECEMBER 6, 2018 – Figure Skating :2018 ISU Grand Prix of Figure Skating FinalMen’s Short Programat Doug Mitchell Thunderbird Sports Centre, Vancouver, BC, Canada.(Photo by YUTAKA/AFLO SPORT)「世界選手権は、やはり、羽生結弦選手と宇野昌磨選手のふたりが中心になると思います」アメリカのネイサン・チェン選手を筆頭に、ふたりよりも難度の高い構成で挑んでくる選手はきっといるはずだが、それでも小塚さんはこう予想する。「両選手のプログラムには、抜け目がないですよね。トランジションと呼ばれる、ジャンプやスピンといった要素と要素の間のつなぎを、すごく大切にしています。よく、“難しい入り方からのトリプルアクセル”といった解説を耳にすると思うんですが、ジャンプの前後に難しい動作を入れるのは、あくまでジャンプの加点をもらうため。それを入れながら、なおかつ、その間にも、難しいターンを入れたり、上半身の大きな動きをつけたりして、途切れないスケートをしているのが、つなぎがあるということ。実はジャンプを跳んだ後に、つなぎを入れるのは、難しいことなんです」でも、これが、PCS(プログラムコンポーネンツ)と呼ばれる演技構成点に反映され、得点にかかわってくるのだという。「見ていると、ただ足をクロスさせながら滑っているだけ、という選手が意外に多い。そんな中で、日本の2選手、特に羽生選手の演技には、つなぎがたくさん入っています。グランプリファイナルで3位に入った韓国のチャ・ジュンファン選手も、そこを意識して滑っていると感じます。ふたりとも、同じブライアン・オーサーコーチに師事していますが、こういうところもチーム・オーサーの強さの秘密だと思います」中国のボーヤン・ジン選手は、「そこに気づいて、つなぎを入れようとしているんだけど、それによってジャンプに影響が出てしまっているという段階ではないでしょうか。でも、少し前までの彼は“高難度ジャンプを跳ぶ選手”というイメージでしたけど、最近はとても個性が出てきましたよね。演技を見ていても、楽しいな、面白いなという部分が感じられるので、これからが楽しみです」そして、もうひとつ、ルール改正も戦いを左右するという。「羽生選手が、平昌五輪で4回転ループジャンプを回避して、4回転トウループとサルコウの2種類だけで、金メダルを獲りましたよね。今季からのルール改正で、それがより顕著に出てくると思います。つまり、難度を下げても、戦略的に戦えば、高い点数が出て、勝機があるということです」あとは、跳びたいのか、勝ちたいのか、選手の考え方次第。「以前、チェン選手が、“いましかできないから”と、フリーで4種類の4回転を5本跳んだことがあったんですが、それもひとつの考え方。ただ、いまは、ケガを押してまで頑張らなきゃいけないシーズンではないので、とにかく無理だけはしないでほしいですね」日本から出場するもうひとり、田中刑事選手については「身長が高いので、ジャンプが決まると映えます。全日本選手権では、今季、苦しんでいた4回転サルコウも決まって、魂の入った演技をしていたと思います」「ただし」と、四大陸に出場する友野一希選手とともに、あえて、愛ある苦言と激励の言葉を。「全日本選手権での高橋大輔選手は素晴らしかったと思いますが、ふたりはその上をいかなきゃいけなかった。なにせ4年間もブランクがあったんですから。3位と4位という成績に終わり、改めて気持ちが入っていると思うので、しっかり結果を残してほしいです」ちなみに、いまはジュニア世代にも、4回転ルッツを跳ぶ選手が出てきている。男子のジャンプ構成は、今後も高難度化が進むのか。「僕は、ジャンプの種類は、落ち着いてくるんじゃないかと考えています。チェン選手がいま、5種類の4回転ジャンプを跳んでいますが、これがおそらくマックスではないかと。ただ、羽生選手は近い将来、4回転半(アクセル)を跳んでくるかもしれません」羽生結弦ソチに続く、平昌でも金メダル。男子シングル史上、66年ぶりの五輪連覇を成し遂げた24歳。世界選手権へは、2011-12シーズンから6大会連続出場。2度金メダルを獲得しているが、近年はケガに悩まされ、昨年は代表に選ばれながらも欠場に。トリプルアクセルの完成度は別格で、4回転アクセルへの挑戦も公言している。宇野昌磨平昌五輪で羽生選手に次ぐ、銀メダル。昨年末の全日本選手権で3連覇を達成した日本男子シングルの二枚看板のひとり。マイペースな天然キャラとして愛されていたが、最近は男気のある姿勢やコメントも注目を集める21歳。世界選手権は2年連続の銀メダル。クリムキンイーグルを炸裂させ、今年こそ金メダルなるか。ネイサン・チェン平昌五輪での、男気あふれる驚異の巻き返しが記憶に新しい19歳。5種類の4回転ジャンプを跳ぶことができる前回世界選手権の覇者で、今季もグランプリシリーズ連勝、ファイナルも制している。将来、医者になるという夢を叶えるべく、昨秋からアイビーリーグの名門イェール大学に通う、文武両道を実践するスケーター。チャ・ジュンファン今季はシニアのグランプリファイナルで韓国男子初の表彰台に上がるなど、韓国・男子シングルの歴史を次々と塗り替えている17歳。11歳で5種類の3回転をマスターしていたという逸材は、オーサーコーチの下で、着実にトップ選手への階段を上っているところ。子役もしていたというそのルックスで、人気も高い。友野一希シニア1年目の昨季は、“浪速のエンターテイナー”からトップ選手へ大躍進。補欠で出場した世界選手権で5位入賞。日本の3枠確保に貢献したが、昨年末の全日本選手権では力を発揮できず、自力での出場は叶わず。四大陸選手権での活躍を誓う。海外の実況も驚くベビーフェイスの20歳は、大のラーメン通としても有名。※『anan』2019年1月30日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ(宇野昌磨)写真:坂本 清/アフロ(高橋大輔)取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年01月29日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が6日、東京グローブ座で行われた主演舞台『歌喜劇/市場三郎~グアムの恋』公開フォトコールに登場し、共演の大和田美帆、演出の河原雅彦とともに会見に出席した。同作は濱田演じる主人公・市場三郎の会社の慰安旅行先である、温泉宿で繰り広げられる人間模様を描く人情喜劇。2016年に上演された『温泉宿の恋』の続編で、前作同有名ミュージカルのパロディも含めたアカペラの歌と踊りが繰り広げられる。念願の続編に、濱田は「決まった時は喜びでいっぱいでした」と振り返る。新たに参加となった大和田は「経験したことのない感じですね。みなさんさりげなくやられてるんですけど、アカペラの部分とか難しくて、体に馴染むのに時間がかかりました」と難しさを明かした。演出の河原は「1本目になかった要素や、濱ちゃんにチャレンジしてもらいたいと思ってる部分もありましたし、ミュージカル女優さんを2人起用して、とことん歌を練習した」とポイントを語る。「グアム大好き」という河原は、「ハワイほど気張ってない。枯れた感じが、今回の昭和風の主人公の舞台にあってるなと思ったし、市場三郎みたいな昭和のキャラクターが外国に行くというのは面白いなと思った」と理由を表すと、濱田は「昭和顏なので、僕も」と自信を見せる。一方で河原から「年号も変わるし、昭和が合っててどうする」とつっこまれてもいた。前作同様、濱田の生着替えや海パン姿を見せる部分もあるが、なで肩を指摘されると「出していかないと。これが唯一の僕の取り柄、生まれつきの」と意気込む。上半身を出すことについては「鍛えないと、と思ってプレッシャーがあった」と語るが、「裸になると、なで肩が目立たない」という指摘に、「服を着るとすごいねって言われる。むしろ裸のままがいいんじゃないか?」と考えていた。
2018年11月06日ニューシングルの発売を控えた人気グループ「ジャニーズWEST」の藤井流星と濱田崇裕の2人が、8月6日(月)今夜放送の日本テレビ系「有吉ゼミ」のスペシャルゲストとして出演する。毎回出されるテーマについて芸能人たちがロケを敢行し、リアルな実体験から現代社会を学ぶ本番組。有吉弘行が司会を担当、有吉さんの秘書役で日本テレビアナウンサー・水卜麻美も出演。番組の送り出す様々な人気企画を視聴者と共に楽しむ。「ゼミ生」として坂上忍、博多華丸・大吉、矢作兼、あばれる君、藤田ニコル、レッド吉田、東貴博、長嶋一茂、ブルゾンちえみ、丸山桂里奈、ヒロミらもバラエティに富んだゲストも参加する。今回「ジャニーズWEST」藤井さんと濱田さんをゲストに迎えて行う人気企画「坂上不動産」には、熱海で相模湾を臨む奇跡のパノラマ絶景物件が登場。東MAXも大興奮したモダン豪邸の衝撃価格は必見。さらにいまブレイク中の長嶋さんと女優としても活躍するブルゾンさんによる「長嶋一茂&ブルゾンちえみ、健康を買う。」では、LA発の最新暗闇エクササイズを紹介。水卜アナが激怒した長嶋さんの大暴走とは?また丸山さんは悶絶小顔エステに潜入。そして「ヒロミリフォーム重大発表」など今回も盛りだくさんでお届けする。関西出身メンバーで構成され2014年に「ええじゃないか」でCDデビュー。これまでに9枚のシングルとミニアルバム含む5枚のアルバムをリリース、いずれも大ヒットさせているほか、「炎の転校生」でジャニーズ初の配信ドラマに挑むなど、新たな道を切り開いてきた「ジャニーズWEST」。彼らの10枚目のシングルとなる「スタートダッシュ!」は8月15日(水)リリース。アニメ「キャプテン翼」のオープニング主題歌となっている表題曲のほか、カップリングの「アカツキ」がメンバーの重岡大毅、神山智洋が主演するNetflixオリジナルドラマ「宇宙を駆けるよだか」の主題歌になっている。「宇宙を駆けるよだか」は「別冊マーガレットにて」で連載された川端志季による同名原作の実写化作品。重岡さん、神山さんのほか清原果耶、富田望生らが共演、男女4人の高校生が繰り広げるサスペンス&ラブストーリーが展開する。「宇宙を駆けるよだか」はNetflixで好評配信中。「有吉ゼミ」は8月6日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年08月06日2月25日まで東京・赤坂サカスにて開催している冬季限定イベント「ホワイトサカス」(平日 12:00~21:00、土日祝 11:00~21:00)。2月14日には、会場の目玉でもあるスケートリンク「ネスカフェ キットカット アイスリンク」で、バレンタインデーのスペシャルイベント「ネスカフェ キットカット アイスリンク presents Ayasa バレンタインLIVE with 小塚崇彦」が開催された。ヴァイオリニストのAyasa(左)と小塚崇彦同イベントには、ヴァイオリニストのAyasaとプロスケーターの小塚崇彦が登場。Ayasaがミニライブを行ったほか、Ayasaの生演奏に合わせて小塚崇彦がデモンストレーションを披露するなど、聖なる夜に会場を訪れた一般客を楽しませた。ホワイトサカスの公式テーマソング「告白の夜」が収録されているミニアルバム『CHRONICLE V』を1月にリリースしたばかりのヴァイオリニスト・Ayasa。夜空に輝くイルミネーションが幻想的な赤坂サカスのスケート場「ネスカフェ キットカット アイスリンク」のステージに、ロックを意識した衣装姿で登場した。MCを務めた笹川友里TBSアナウンサーからバレンタインデーの質問を振られたAyasaは「今日の明け方にクッキーを作って、スタッフさんに渡しました。見た目はよろしくありませんが、味は良かったと思いますよ。100点中68点(笑)」と辛めの自己採点。そしていよいよミニライブの時間となり、オープニング曲にはAyasaのオリジナル楽曲「告白の夜」をしんみりと聴かせた。続く2曲目には葉加瀬太郎の「情熱大陸」を、3曲目にはロック調の「千本の矢」を立て続けに熱演。アップダウンの激しい曲調とあって、会場を大いに盛り上げた。そして、この日のメーンイベントでもあるAyasaと小塚の夢のコラボレーション。小塚がAyasaのベストアルバム『BEST Ⅰ』から選んだという「chronicle」をAyasaが演奏すると、途中から「ネスカフェ キットカット アイスリンク」に小塚が登場。Ayasaの激しいヴァイオリンの生演奏に合わせ、小塚の華麗なスケーティングを披露し、観客からは同イベント最大の拍手が送られた。演奏後に感想を求められたAyasaは「こんなに間近で小塚さんのパフォーマンスを見ることが出来て幸せでした。小塚さんのスケートは選手時代からずっと見ていて、私がコンクールで演奏する曲を小塚さんがプログラムで使われていて、私はそれを見て勇気づけられて練習を頑張った時期がありました。今日コラボレーションさせていただいて本当にありがとうございました」と小塚に感謝の言葉。一方の小塚は「すごく緊張したんですが、バレンタインということで最初にハートのマークを書きました。もしよろしければ、氷の上に立ってみてください!」と粋な計らいで観客を喜ばせていた。
2018年02月15日俳優・本郷奏多が、MBS・TBSドラマイズム枠にて6月より放送されるドラマ「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」にて主演を務めることが決定。ウルトラ怪獣と共に青春を歩んだ“特撮オタク”たちの物語を描く。時は1970年代半ば、青春を“特撮番組に登場する怪獣の研究”に捧げた青年たちの物語――。「怪獣倶楽部」とは、空想特撮シリーズを愛し怪獣を様々な角度から研究し、怪獣の同人誌を発行するために、編集会議を行っていた実際に存在していた団体。本作ではそんな彼らに着想を得たドラマを、円谷プロ協力のもと実現。「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」での実際の話数を徹底的に研究する、彼らのマニアックな編集会議を全4話でユニークに描く。主人公・リョウタを演じるのは、舞台「ダンガンロンパ」や「ラブホの上野さん」、『鋼の錬金術師』など、映画にドラマに舞台にと幅広い役で活躍を見せる本郷さん。熱く怪獣を愛する青年の、「怪獣」と「恋愛」の葛藤をひたむきに演じる。本郷さんは本作について、「誰でも気軽に見ていただける作品に仕上がると思いますが、特撮に夢中になった世代の方々は昔を懐かしみながら見ていただけると思います」と幅広い世代に楽しめる作品となっていると説明し、「また、他キャストにもかなり強い個性を持った素敵な面々が揃っておりますので、そちらも楽しみにお待ちください。強烈な怪獣オタクたちの中で、バランスを取りながらお芝居ができればと思います。 脚本も面白いですし、きっと素敵な作品になると思います!」と意気込みを語っている。また、本作では怪獣倶楽部において、実際に放送された内容を議論するのも見どころ。第1話では『ウルトラセブン「狙われた街」』、第2話『ウルトラセブン「セブン暗殺計画前後編」』、第3話『ウルトラマン「さらばウルトラマン」』、第4話『ウルトラセブン「史上最大の侵略前後編」』をそれぞれ怪獣倶楽部のメンバーが独自の見解を交えながら熱く議論していく。さらに、劇中にもそれぞれの怪獣が登場し、ウルトラファンは必見のドラマとなりそうだ。監督は住田崇と青山貴洋。企画・脚本協力は「ウルトラゾーン」企画・全体構成の酒井健作。脚本は「ファイナルファンタジーXIV光のお父さん」やドラマ「弱虫ペダル」の吹原幸太が担当する。「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」は6月4日(日)より毎週日曜日深夜0時50分~MBSにて、6月6日(火)より毎週火曜日深夜1時28分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月05日バカリズムが原作×脚本、そしてなんと“OL役”として主演を務め、夏帆、臼田あさ美、山田真歩、佐藤玲ら個性派女優陣も参加するドラマ「架空OL日記」が4月15日(土)深夜3時20分~日本テレビで放送開始となる。原作はバカリズムさんが2006年から3年にわたって銀行に勤めるOLのふりをして、ネット上に綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」(小学館文庫)。銀行で働く女性行員たちのロッカールームや仕事の後の飲み会でのアフタートークなど、女性なら思わず「わかる!」とうなずいてしまうようなエピソードが散りばめられたブログは更新されていた当時、読んでいた誰もが“本物のOL”だと騙されたほど。なんと今回のドラマ化にあたっては本人自ら“OL”として主演し連続ドラマ化、同じくバカリズムさん脚本・主演で1月から放送された「住住」の住田崇監督が今回もメガホンを取って、バカリズムさんならではの独特の世界観を演出する。アフターファイブは、化粧品売り場をチェック、“しめラーメン”に後悔してジムに行くけど、お腹はぽっこりのまま…そんなちょっとズボラなOL・升野英知(バカリズムさん)。そんな升野を取り巻く、4人のOL仲間は大の仲良し。ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同期のマキちゃん、天然すぎる後輩・サエちゃん、細かすぎる酒木法子先輩、そして姉御肌の先輩・小峰様。更衣室&休憩室で繰り広げられる上司への愚痴、美容・恋愛などの爆笑トークや、OLの日常にありがちなプチ事件を描いていく。升野の同期で親友、彼氏あり実家住まいというマキちゃんこと藤川真紀を夏帆さんが、升野と一緒にジムに行って筋トレにハマり、気がつけば“シックスパック”にならんばかりの勢いでジムに通っている升野の先輩OL、小峰智子を臼田さんが、彼氏募集中で実家住まいという酒木法子(29)には山田さんが、升野の後輩であり、彼氏なし実家住まいの漫画好き天然妹キャラ、五十嵐紗英(22)を佐藤さんがそれぞれ演じてバカリズムさんと共演する。昨年放送のドラマ「黒い十人の女」でも脚本を務めるなど、脚本家としてもここ最近注目を集めているバカリズムさんが送る新たな“女子の世界”をお楽しみに。ドラマ「架空OL日記」は読売テレビでは毎週木曜深夜1時29分~、日本テレビでは2話以降が毎週土曜深夜1時55分~放送。読売テレビ放送終了後からはHuluでも先行独占配信開始(初回は第1話、第2話同時配信)。(笠緒)
2017年04月15日お笑いにとどまらず、「素敵な選TAXI」から「住住(すむすむ)」までヒットドラマの脚本も手掛けるバカリズム。このほど、彼が銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそりと綴っていたブログを原作にしたドラマ「架空OL日記」が放送決定。放送後、Huluにて先行独占配信されることになった。アフターファイブは、化粧品売り場をチェック、“しめラーメン”に後悔してジムに行くけど、お腹はぽっこりのまま…そんなちょっとズボラなOL・升野英知(バカリズム)。そんな升野を取り巻く、4人のOL仲間は大の仲良し。ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同期のマキちゃん、天然すぎる後輩・サエちゃん、細かすぎる酒木法子先輩、そして姉御肌の先輩・小峰様。更衣室&休憩室で繰り広げられる上司への愚痴、美容・恋愛などの爆笑トークや、OLの日常にありがちなプチ事件を描いていく。原作は、バカリズムさんが2006年から3年の月日をかけ、ネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した同名小説。その唯一無二のOL観察力に、ブログを読んでいた誰もが“本物のOL”だと騙され、「女心が分かりすぎている」「いや、頭おかしい」と話題を巻き起こした怪作が、本人主演で連続ドラマ化。銀行を舞台に、「仕事して、飲んで、恋して、悪口言って…」という世のOLたちが思わず「分かる~!」と唸ってしまう日常生活をお届けする。監督は、日本テレビにて放送中のバカリズムさん脚本・主演、二階堂ふみ、「オードリー」若林正恭共演のドラマ「住住」でも監督を務める住田崇。バカリズムさんが演じるのは、入行5年目の銀行の一般職OL、升野英知(24)。恋愛はやや遠ざかり気味、週末はややインドア派で、何かとややズボラ気味…。彼氏なしの実家住まい、ゲームと食べることが好きというOLだ。そのほか、入行5年目、彼氏ありの実家住まい、筋トレにハマり、気がつけば腹筋が6つに割れんばかりの勢いでジムに通っているというストイックな性格の藤川真紀(24)、漫画やドラマ好きで天然な妹キャラ、彼氏なし、入行2年目の五十嵐紗英(22)。さらに先輩として、入行10年目、規律に細かく家庭的でしっかりものだが彼氏募集中の酒木法子(29)、姉御肌で上司にも物怖じせずハッキリ意見を述べ、後輩の面倒見も良い入行7年目の小峰智子(27)の4人のOLが登場するという。「もともとただの暇つぶしに始めたブログが、書籍化されるだけでも驚きなのに、ドラマにまでなるなんて超ラッキーだと思います」とバカリズムさん。自ら主演を務めるにことについては、「この世界観を成立させるとなると、自分が演じる以外の方法がないのでとにかく頑張って面白くしようと思います」と意気込みをコメント。「今回演じるOL役は普段自分がコントで演じるような女性役でもなければ、女装をした男性役でもないかなり特殊な役なので、女優さんたちの空気感にうまく馴染みつつも、絶対的な違和感を出せればと思います」と、気になるOL仲間を演じる女優陣にも言及した。さらに、見どころとして「物語自体は、OLさんのほのぼのとした日常を淡々と描いたものなので、共感したりニヤニヤしたりしながら楽しんでもらいつつも、数分に1回くらいふと『男が書いて男が演じている』という狂気を思い出していただければと思います」と語る。これには住田監督も、「バカリズム脚本の中でも、最も独創的でクレイジー(笑)だと思います」と同調、「キャストスタッフ一同、ドラマとしての新たな可能性に挑戦してます」と、本作の“試み”に期待を賭けている様子だ。「架空OL日記」は4月より読売テレビにて放送開始、Huluにて先行独占配信スタート(初回は第1話、第2話同時配信)。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日身長185cm。撮影のために渋谷の路地を歩く青木崇高さんは、存在感があって色っぽく、思わず息を呑むほどかっこいい。飄々としていて、どこか掴みどころがない雰囲気が魅力的な36歳。――改めてですが、本当に身長が高い…というか、ガタイがいい方なんですね。青木:事務所に入った21~22歳の時は、もっとガリガリだったんです。正直、自分はそんなに大きい自覚はなかったんですけど、街を歩いてる時、前から大きい人が来ると、「でっかいなぁ。こんだけデカいと普段の生活も大変だろうなぁ」とか思うんですけど、すれ違うと俺のほうがデカかったりして、「うそやろ~?!」ってなることが結構あったんです(笑)。だったら、デカいってことを武器にするのもいいのかなと思って、20代後半の頃、体を大きくしようと鍛えたりしたんです。それまでの僕は、1つのイメージでカテゴライズされるのが本当にイヤで、あえていろんなタイプの役を意図的にやらせてもらってたんです。いろんなところに点を残し、それを繋げば広い面になる。そうすれば心に強く訴えられる…と思ってたんですけど、一つ一つの点にインパクトがなければ覚えてもらえないと思うんです。ならばとりあえずは近いところに点を集中させて、印象を残そうと。それで体を大きくしたっていうのはあります。そこから実際、強面、デカい、力強いみたいな役のオファーをいただいて、少しずつ仕事が増えてきた。なので、結果的には良かったです。――いつ頃から役者を目指していたのでしょうか?青木:上京して入学したグラフィックの専門学校を卒業して、ビデオ屋でバイトしてる頃ですね。正確にいうと、役者を目指していたっていうのは、ちょっと違うんですけど…。その頃の友達にモデルをやってる子がいて、ちょっといいなって思ってて。モデルとかって、モテそうじゃないですか(笑)。雑誌とか出てる男って、モテる感じがしたんです。で、俺も、と思って、今の事務所のオーディションを受けたんですよね。――それだけ身長が高ければ、モテそうなもんですが…。青木:モテませんでした。100%ないですね。たまに地元に帰って高校時代の友達に、「俺、雑誌とかで“モテますよね?”とか聞かれんねんで」とか言うと、全員死ぬほど笑いますから。「あの青木が、青木がそんなことあるわけないやんけ」って、爆笑ですよ。――告白とかは?青木:されたことないです。だから自分で告白するんですけど、振られ倒してましたからね。スポーツとか部活で活躍してて、なんかおしゃれな感じの男が、やっぱりモテるんですよ。女性はどちらかというと、そういう男が好きですからね。――そんな女の子たちに対して、どう思ってたんですか?青木:“見てろよ、いつか見返してやる!!”って、20代前半くらいまで思ってたんじゃないですかね…。改めて考えると、俺最低だな(笑)。違いますよ、自分が告白した女の子にくらいは、振り向いてほしかったってことです。――で、モテるために…というのは半分冗談にしても、モデルになりたいと思っていた、と。青木:いや、実は全然…。っていうか、ほとんど何にも考えてなかったんですよ。モデルになりたいとも、役者になりたいとも。映画は好きだったんですけど、“演技をしたい!”とかっていうわけじゃなく、“ちょっと出られたらいいなぁ”くらいのレベルで。だからオーディションの時、言い合いになっちゃって。「芝居やる気あんの?」「ないですよ」「関西弁だけどどうすんの?そんな作品ばっかりじゃないよ?」「その時になれば標準語しゃべります」みたいな(笑)。――恐ろしい…。若さゆえ、という言葉でも片付けられない生意気ぶりですね。36歳の青木さん的には、当時の自分に今、なんて言ってあげたいですか?青木:いいぞ!もっとやれ!(笑)――マジですか(笑)。青木:面倒くさい性格なんですよ。人から「こうでしょ?」って言われると、そう思ってても「違います」って言いたくなるし、疑り深いし。まあそういう“性格のクセ”があることが、少しは役者という仕事を続けられている理由になっている気がするから、そこはなくしたくないとは思いますけどね。でも、たぶん当時は、狭いながらも自分の価値観を持ってて、その中で一生懸命になってたんじゃないですかね。学校とか会社とか、組織の中に入っちゃうと、知らない間に流されて、望まない場所にたどり着いちゃったりするじゃないですか。そうなりたくなくて、なんとか踏ん張ってたんじゃないかな。でも相手と戦うほどの理由やスキル、評価もないから、暴れるしかない、みたいな。なんか自信はあったんです。根拠のない自信ですけど。◇あおき・むねたか1980年生まれ、大阪府出身。‘02年、映画で俳優デビュー。‘07年にNHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』に出演し、注目を集める。その後も大河ドラマや、映画『るろうに剣心』などに出演。現在、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日テレ系)に出演中。◇スーツ¥110,000(ブリッラ ペルイル グスト/ビームスF 新宿TEL:03・5368・7305)ネクタイ¥16,000(フランコ バッシ/ビームスF新宿)シャツ¥23,000(アニエスベー/アニエスベーTEL:03・6229・5800)◇初長編単独主演映画『雨にゆれる女』が、11/19よりテアトル新宿にてレイトロードショー。本名を隠して暮らす健次(青木)の元に、ある夜突然同僚(岡山天音)がやってきて、謎の女・理美(大野いと)を預ける。次第に健次の生活が狂い始め…。パリを拠点に活躍する音楽家・半野喜弘の、初監督作品。bitters.co.jp/ameyure/index.html※『anan』2016年11月23日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・小泉美智子ヘア&メイク・NANA
2016年11月21日“面倒くさいヤツですよ”と笑う横顔から、少し繊細な内面が見え隠れする、青木崇高さん。初主演映画が公開され、私生活ではご結婚も。2016年は、記念すべき年になった模様です。――今回の、主演映画『雨にゆれる女』の監督である半野喜弘監督とは、若かりし頃に出会ったそうですね。青木:そうなんです。事務所に入ったばっかりの頃は、仕事なんて全然なくて、「1か月くらい、旅してきま~す」って出掛けて、ヨーロッパをフラフラしてたんです。安宿泊まって美術館見て、日本人がいたら声かけて…って。で、ある夜パリの街を歩いていたら、カフェで楽しそうに飲んでる日本人の集団がいて。「こんちはー。ちょっと旅してるんですけど、よかったら交ぜてもらえませんか?」ってお願いしたら、「いいよいいよ」と受け入れてくれて。その中に、半野監督がいたんです。半野さんはパリを拠点に音楽活動をされていて、その後も東京でイベントをやられる時に僕が顔を出したり…みたいに、緩く繋がってはいたんです。で、10年後、東京のお店でごはんを食べていたら、偶然隣の席に監督がいて!そこでいろんな話をして、「映画を撮りたいね」ってことになり、今回の作品になりました。――ある意味、まだ何者でもなかった青木さんを知っている人に、主役として映画を撮られるというご経験は、どうでした?青木:特殊ですよね。撮影中や、出来上がった映画を見ても、そういった感慨みたいなものは浮かんでこないんですよ、作品として見ちゃうから。でもこういう取材で話をしてたりすると、なんか、特殊な経験だったなぁと。たぶん今後も、ないと思うんです。人間っていう個体同士が衝突することで、何かが生まれると思うんですが、そういう意味では、パリを歩いている時に僕が半野さんに衝突したことで、この映画が生まれたわけですよね。声をかけてよかったと思う。人間関係を、疎かにしなくてよかったなって思います。でも、10歳年下の、「ちょっと役者、やろうと思ってます」みたいな男が声かけてきたら、ウザいじゃないですか。ホント半野さん、よく受け入れてくれたなぁ…。また今後も何かを一緒に作りたいですね。こういう規模の映画って、関わっているスタッフの熱が伝わりやすい現場なので、“作ってる”という実感が強く持てる。それがすごく楽しかった。もちろん、大作には大作の良さがあるんですが。――半野さんはミュージシャンでもありますが、歌ってくれと言われたら、歌います?青木:歌いますよ。役者ですから、求められたらやりたいと思う。たぶん半野さんは僕のことを理解しているから、理由があってのオファーだと思うし。――信頼している相手に身を委ねるというのは、役者という仕事の一つの特徴でもありますもんね。青木:そうですね。でも怖い時もありますけど。全部さらけ出すわけですから。「いい?俺さらけ出すよ、だからよろしくね?」って気分で、バンジージャンプをする感じ。そのロープを持っているのが監督で、信じてるからこそ、何mでも飛び降りられる。でもそうやって、まだ見ぬところに飛び降りるチャンスがあるっていうのは、ありがたいことなんですよ。挑戦する機会って、そんなに訪れるわけじゃないですから。トライできるなら、飛び降りる価値はあると思ってます。――ところで、せっかくなので、ご結婚のことも伺いたく…。青木:どうぞどうぞ(笑)。――今年めでたく入籍なさいましたが、結婚願望がもともと強いタイプだったんですか?青木:そういうわけでもなかったんです。一人で旅行とかひょいっと行っちゃうタイプだし、好きなタイミングでごはん食べて、時間を好きに使って…って暮らし方は、とても楽しかったんです。でも、楽しかったんだけど、ずーっとこのままだったら、いつか白けてきちゃうんじゃないかなって、なんかだんだん思うようになってきて。――正直、一人でいることに飽きてきていた?青木:うーん、一人で好き勝手にやる生活の限界を感じた、みたいなことですかね。何か変化を起こすとしたら、結婚なのかなぁって。正直、ずっと好きに生きてきたから、他者を受け入れて生活するのって、簡単なことじゃないと思うんですよ。この先大変なこともたくさんあると思う。でもそうなったとしても、たぶん僕は、“でもお前は、そこに行きたかったんだろう?”って自分に言って、乗り越えていけると思ってます。まあこんな話、結婚して長い方が聞いたら、「まだそんなこと言ってんのか、若輩者が!」って言われちゃうような話だと思いますけど。――でも、さっき「高校時代はモテなかった」と言ってましたけれど、そんな青木さんからしたら、今回の結婚は、相当すごい“モテ”ですよね。青木:ねぇ。不特定多数にモテなくてよかった(笑)。若い時モテなかったけど、最後の最後に素敵な人に出会えて、報われた感じがします。◇あおき・むねたか1980年生まれ、大阪府出身。‘02年、映画で俳優デビュー。‘07年にNHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』に出演し、注目を集める。その後も大河ドラマや、映画『るろうに剣心』などに出演。現在、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日テレ系)に出演中。◇スーツ¥110,000(ブリッラ ペルイル グスト/ビームスF 新宿TEL:03・5368・7305)ネクタイ¥16,000(フランコ バッシ/ビームスF新宿)シャツ¥23,000(アニエスベー/アニエスベーTEL:03・6229・5800)◇初長編単独主演映画『雨にゆれる女』が、11/19よりテアトル新宿にてレイトロードショー。本名を隠して暮らす健次(青木)の元に、ある夜突然同僚(岡山天音)がやってきて、謎の女・理美(大野いと)を預ける。次第に健次の生活が狂い始め…。パリを拠点に活躍する音楽家・半野喜弘の、初監督作品。bitters.co.jp/ameyure/index.html※『anan』2016年11月23日号より。写真・内田紘倫スタイリスト・小泉美智子ヘア&メイク・NANA
2016年11月21日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と、平成ノブシコブシの吉村崇が、きょう17日(21:00~22:54)に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』の2時間スペシャル(レギュラーは毎週木曜22:00~23:00)に出演し、同局系演芸番組『笑点』の独特の風習を暴露する。いずれも『笑点』にゲスト出演した経験のある2人。石田は「『笑点』に出るときは恥ずかしい。楽屋に『NON STYLE先生』って書いてあるんですよ」と、他の番組では「○様」と書いてある部分が意外な表記になっていることを説明する。また、吉村は「ケータリングは大体せんべい」と紹介。しかも、それが「硬い」「柔らかい」「濡れている」の3種類に分かれているそうだが、「硬いせんべいは残っていますね」と、年配の出演者が多い番組ならではの状況を暴露する。今夜の放送には、その『笑点』から、三遊亭好楽が初出演。5代目三遊亭圓楽から目をかけられ、『笑点』メンバー入りも後押ししてくれたくれたそうだが、「引っ張ってくれたから、すごく厳しかった」と秘話を語る。他にも、堺正章、ヒロミ、勝俣州和、泰葉、篠原信一、山本美憂、長谷川穂積、滝沢沙織、西山茉希、戸塚祥太、河合郁人、あばれる君、GENKING、菊地亜美、橋本環奈、祥子、宮本エリアナ、平野ノラ、ぺえが出演する。
2016年11月17日第29回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作『雪女』の記者会見が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、監督・主演の杉野希妃をはじめ、青木崇高、山口まゆ、佐野史郎が登壇した。同作は、小泉八雲原作『怪談』の一編である「雪女」を新たな解釈のもと、杉野希妃監督が映画化した作品。杉野監督自らタイトルロールの雪女=ユキを演じ、主人公の巳之吉を青木崇高が演じる。杉野監督は「クラシックな作品でありながら現代を意識したモダンな雰囲気も入れ、新しい雪女を作れたのではないかと自負しています」と自信。「私たちに見えてないものはたくさんあり、そういう目に見えないもの、つかみどころのないものを大切にしながらこの映画を作ったので、私が意図していないものがたくさん映っているんじゃないかと思います」と話した。そして、監督と主演の両立について、「演じているときはモニターは見られないので、カットをかけたあとにモニターまで走って確認する作業は、自分にとって一つの試練だった」と回顧。「現場では常に監督としていたんですが、私という他人・杉野希妃の演技を私が判断する…自分でダメ出しするのは、客観性が求められるものだった」と言い、「大変でしたし鍛えられた」と振り返った。一緒に演じている側も、監督が主演も務めていることで苦労する点があったようで、青木は笑いながら「受けている方も大変なんです」と告白。「カットがかかると、ユキだと思っていた人が監督に。そして戻ってきて、またユキだと思ってやらないといけない」と言い、「こっちも鍛えられるというか、集中力のいる現場だった」と明かした。さらに、「監督でありプロデューサーであり主演であり、そして映画祭にも貪欲に発表していく才能」と杉野監督を称え、「この人と仕事をやりたかったので、一緒にできてうれしく思います」と感慨深げに語った。同作が2作目の長編映画出演となった山口も、杉野監督について「人としてすごい尊敬でき、私が目指している女優としても尊敬できる」と話し、「とても勉強になった作品でした」としみじみ。10年ほど小泉八雲作品の朗読も行っているという佐野は、「『雪女』とは関わりが深い」と作品との強い結びつきを説明し、現場での監督とのやりとりを振り返りながら「濃密な時間を過ごさせていただきました」と語った。『雪女』は、2017年3月4日より全国順次公開。
2016年10月28日「勇者ヨシヒコ」や「孤独のグルメ」を生みだしてきたテレ東深夜ドラマがこの秋送る“刑事”と“アイドル”を組み合わせた異色の新感覚クレイジーコメディー「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」が10月8日(土)今夜から放送開始となる。物語の主役は、芸能界で起きている事件を解決するために場当たり的に組まされた潜入捜査アイドル「デカダンス」。新人刑事の辰屋(タツヤ)すみれは刑事ドラマに出てくるような熱血刑事になることを夢見ていた。しかし、上司からの初命令は“事件捜査のためアイドルとしてある番組に潜入すること”だった…。しかも、急遽組んだメンバーは元詐欺師・コミュ障の引きこもり・売れない元子役・超バカなバイトなど、個性豊か過ぎる面々!最初は芸能界という特殊な世界に戸惑い衝突しながらも、事件を解決するたびになぜか売れていってしまう「デカダンス」。そして、徐々に増してくるアイドルとしての自覚。背後には謎の巨悪が。なぜか感動のステージも待っている――!熱血刑事(デカ)になることを夢見るも偽アイドルとして潜入捜査にあたることになるすみれを演じるのは、この夏放送されたTBS系ドラマ「せいせいするほど、愛してる」の宮沢役が女性視聴者を中心に人気となった中村蒼。「なぞの転校生」以来約2年半ぶりにテレビ東京でドラマ主演を務めることも話題だ。また中村さんとともに「デカダンス」のメンバーを演じるのは大東駿介、横浜流星、森永悠希、立花裕大の4人。人を丸め込むのが得意で女性にもてる元詐欺師・黒澤裕也(ユーヤ)を公開中の『グッドモーニングショー』への出演や『曇天に笑う』の公開も控える大東さんが、同じくネット事情に詳しくコミュ障で元引きこもりの堺章吉(ショウ)を「烈車戦隊トッキュウジャー」の横浜さんが、13年間芸能界にいた元子役、星輝男(テル)に「お迎えデス。」や『ちはやふる』の森永さんが、歌がうまい能天気バカ、出川てつや(D)を俳優やモデルとして活動する立花さんがそれぞれ熱演。その他、辰屋が所属する警視庁警備部特殊芸能課第1係、篠原課長に近藤芳正、同じく警視庁警備部特殊芸能課第1係で「デカダンス」のマネージャーも務める島崎進に野間口徹、婦警ピコ役に福地桃子、そして変幻自在のアイドルとして青山美郷も出演する。脚本は「ウレロ」シリーズなどのオークラ、土屋亮一と「SMAP×SMAP」「水曜日のダウンタウン」などの構成に参加している大井洋一が担当。監督は「戦国鍋TV」や「実在性ミリオンアーサー」で知られる住田崇。個性的な作品を生みだしてきたスタッフがテレビ東京の深夜に新たな伝説を刻む。「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」は10月8日(土)今夜0時20分~テレビ東京系での放送。Amazonプライム・ビデオでは放送1週間前から独占先行配信。(笠緒)
2016年10月08日俳優・青木崇高が8日、都内で行われた主演舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 花 Produced by TBS」の製作発表記者会見に出席した。青木は6月に女優・タレントの優香と結婚した。結婚後初の舞台に関する意気込みを聞かれると、共演者たちはニコニコと青木を見守るムードに。青木は、「なんでしょうねえ、ロングランですから、しっかり体力精神力を培って、両方やっていきたいと思います」と苦笑しながら答えた。共演者陣も肩を震わせ、あたたかな笑いに包まれた。また、会見終了後、報道陣から「青木さんおめでとうございます!」と声がかかると、青木はピースで応えた。共演の成河も、後ろを振り向き拍手で祝福した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360度型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。”花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。製作発表には他に小栗旬、山本耕史、成河、りょう、清野菜名、近藤芳正、古田新太、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのりが登場した。
2016年09月08日俳優・中村蒼が「なぞの転校生」以来約2年半ぶりにテレビ東京でドラマ主演。偽アイドルとして芸能界で潜入捜査を行う刑事に扮する「潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス」が10月8日(土)毎週土曜深夜0時20分~放送開始となる。これまでも「勇者ヨシヒコ」や「孤独のグルメ」など個性的な作品を生みだしてきたテレビ東京の深夜ドラマが、次に世に送り出すのはまさかの“刑事×アイドル”という組み合わせ。中村さん演じる辰屋すみれが偽アイドル「デカダンス」として激動の芸能界を潜り抜け事件を解決していく様を、ネットテレビ局の勃興や青春映画ブーム、スキャンダルやネットニュースなどの“テレビあるある”を取り上げつつ描くという。今作で主演を務める中村さんはジュノン・スーパーボーイ・コンテストから芸能界入り。2007年にはドラマ「しにがみのバラッド」に出演、その後映画『恋空』『BECK』『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』などに出演。最近では8月にNHK BSプレミアムで放送された「洞窟おじさん」で主演を務めたほか、現在TBS系で放送中の「せいせいするほど、愛してる」ではヒロインに想いを寄せる関西弁の明るい男・宮沢役を演じ女性視聴者を中心に支持を集めた。さらに今回はスタッフ陣もバラエティーとドラマの両方から才能が集結。脚本を「ウレロ」シリーズなどのオークラ、土屋亮一と「SMAP×SMAP」「水曜日のダウンタウン」などの構成に参加している大井洋一が担当。「戦国鍋TV」や「実在性ミリオンアーサー」といった独創的なドラマを手がけてきた住田崇が監督を務める。今作を演じるにあたって中村さんは「劇中ではあることをきっかけに“デカダンス”というアイドルグループを結成します。ふざけたアイドル名にふざけた衣装を着てふざけた事を真面目にやります。共演する役者さん方とどんな化学反応が起こるのかいまからとても楽しみです。皆さんから応援される期間限定国民的アイドルを目指して頑張ります」と意気込みをコメントした。新人刑事の辰屋(タツヤ)すみれは刑事ドラマに出てくるような熱血刑事(デカ)になることを夢見ていた。しかし、上司からの初命令は「事件捜査のためアイドルとしてある番組に潜入すること」だった。元詐欺師・売れない子役・コミュ障の引きこもり・超バカなバイトなど個性豊か過ぎる面々と潜入捜査アイドル「デカダンス」を組まされた辰屋は、芸能界という特殊な世界に戸惑い衝突しながらも事件を解決するたびに何故か売れていってしまう。徐々にアイドルとしての自覚が芽生えるなかで、辰屋には謎の巨悪と感動のステージが待っていた…という物語。土曜ドラマ24「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」は10月8日(土)より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2016年08月30日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が、佐々木蔵之介&横山裕(関ジャニ∞)W主演の映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)に出演することが18日、わかった。同作は、黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。映画初出演となる濱田は、佐々木演じるやくざの弟分・木下役を演じる。17日深夜に放送した関西テレビ放送のバラエティ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(毎週水曜24:25~)にゲスト出演し、主演の横山と2ショットで映画出演を発表した。濱田は「まさか『ジャニ勉』で発表させていただけるとは思っていませんでした」と驚きつつ、「横山くんと一緒に発表、というのもとても嬉しいです」と喜びを表した。先輩の横山については「初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話しかけてくださったり、僕がクランクインの時にも記念に写真を撮ってくださったり、何かと気にかけてくださいました」と感謝。2015年11月1日にクランクインし、アクションシーンにも挑んだが「普段の僕ではない、『男、木下』っていう感じです(笑)」と自信を見せ、「笑いもある映画なので、多くの人たちに見ていただきたいと思っています」とアピールした。メガホンをとった小林聖太郎監督は、初対面で「めっちゃ緊張してます」と話す濱田の姿が新鮮に映ったと語り、「常に全力で吸収しようとする姿は好感がもてるとともに、木下という役にダブって見えました」と称賛。同作は他に北川景子、橋爪功、國村隼、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童の出演が発表されている。
2016年08月18日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が4日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた東海テレビ・フジ系ドラマ『ノンママ白書』(13日スタート、毎週土曜23:40~24:35、全7回)の制作発表会見に登場し、同グループメンバー・桐山照史へのライバル心を見せた。同作は、主演の鈴木保奈美演じるバツイチ・子ども無しの"ノンママ"土井玲子が、50歳を前に恋に仕事に奮闘していく姿を描くもの。濱田は、土井が部長を務める広告代理店の企画制作部員・小中荘太を演じている。今クールの夏ドラマでは、同局系『HOPE』に、同じジャニーズWESTのメンバーである桐山が出演しているが、濱田は「(桐山に)負けずに頑張りたいと思います」と意気込み。「10代・20代の男性にも共感できる部分があると思います」「女性ならではのパワーもあるので、それをしっかりと目に焼き付けてほしいなと思います」と、作品の見どころを熱く語った。今作は、鈴木、菊池桃子、渡辺真起子の"アラフィフ"3人が見せる、大人のファッションも注目点で、濱田は「すばらしいです」と絶賛。特に、鈴木に対しては「何着ても似合いますし、おしゃれですし、革のレザーを羽織っているときは『おぉ!』と思いましたし、影で"七色の部長"を楽しんでいました」と名言まで飛び出した。そんな濱田は、最初の本読みで鈴木と対面した際の心境を「めっちゃ緊張しました」と告白。「あいさつしたときにちょっとカミカミだったんですけど、鈴木さんが『緊張しますよね』って言ってくれたので、『えっ!鈴木保奈美さんでも緊張するのか』と思って、ちょっと緊張がほぐれましたね」と、座長の気遣いが伝わるエピソードを紹介した。しかしその鈴木は、濱田の印象について「いつも元気で明るく、一生懸命で、そしてよく見るとイケメンだということに、先週気がづきました(笑)」とニッコリ。これには濱田も「ああっ!」と悶絶して苦笑いするしかなかった。
2016年08月04日女優の優香(35)と俳優の青木崇高(36)が結婚することが13日、わかった。同日、所属事務所がファックスを通じて発表した。事務所によると、2人は昨年10月、共演したNHK時代劇『ちかえもん』の衣装合わせで出会い、年明けのクランクアップ後に交際に発展。その後、青木のプロポーズで結婚が決まった。2人はすでに同居しており、今後、良き日を選んで婚姻届を提出するが、入籍日は非公開とのこと。式・披露宴は未定。優香は妊娠しておらず、今後も仕事を続けるという。優香と青木は、連名で直筆コメントも発表。「ドラマの共演をきっかけに、今年に入って交際することになり、自然な心地の良い流れの中で、共に人生を歩んでいきたいと決心し、この度、結婚する運びとなりました」と報告し、「お互いを支え合い、ずっと笑っていられる家庭を築けるよう、努力していきます。今後とも、これからの二人を温かく見守ってくださるよう、よろしくお願い申し上げます!」と呼びかけている。そして、優香は「生命力にあふれ、思いやりのある彼との日々はとても穏やかで、幸せを感じながら過ごしています」、青木は「顔をクシャクシャにしながら笑う彼女の姿をずっと守っていきたいと思います」とお互いについてコメントしている。
2016年06月13日6月4日公開の映画『雨女』の完成披露試写会イベントが26日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の清野菜名、清水崇監督が出席した。大ヒットシリーズ『呪怨』を手掛けたジャパニーズホラーの旗手、清水崇監督がメガフォンを執った本作は、4DXのために作られた4DX限定の体験型ホラー作品。主演の清野菜名が、彼の浮気と雨の日に必ず見る悪夢に悩まされる理佳に扮し、理佳が"雨の夢"に翻弄される、というストーリーとなっている。この日の舞台あいさつは上映後に行われ、実際に清野が試写会で観客と一緒に4DX体験。上映中に4DXの席で受けた水により髪の毛や衣装を濡らしたまま登場した清野は「この作品は雨が凄いんです! ビックリしました」と4DX体験に驚いたようで「ストーリーに沿って座席が動いたり雨が降ったり"ドン!"と動いたりしたのがあったので、入り込んで見ちゃいました。ずっと怖いというよりは、"ゾクッ"としたり"ビクッ"とかする瞬間が多かったので、ポイントポイントで恐怖を感じました」と感想を。続けて「昔からホラー映画を見るのは自分の中ではイベントのような感じです。皆さんにもこの作品を見ていただいて、夏の思い出の一つにして濡れて帰って下さい!」とアピールしていた。今年2月に行われたロケは、寒い時期もあり過酷な撮影だったとか。中でも、プールでの撮影が一番苦労したという清野は「腰が痛くなったりしましたし、息も止められなくなっていきました。監督さんから水中で『もっとプクプクが欲しい』と言われた時は、息がもたないところからの"プクプク"だったので、『監督もやってみて下さい』って思いました」と清水監督の無茶ぶりに苦笑い。一方の清水監督は「温水を用意したんですが、撮影していく内に水温が下がっていって、3テイク目ぐらいから彼女が『監督、限界です……』と言ってくるんです。まだ午前中で昼も過ぎてないのに『やれよ女優なら』と思いましたね」と笑わせるも「途中から彼女の顔が青ざめてきて、気持ち悪がってました。相当頑張ってくれました」と清野の頑張りを認めていた。映画『雨女』は、6月4日より4DX限定公開。
2016年05月26日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が22日、東京グローブ座で行われた主演舞台『歌喜劇/市場三郎~温泉宿の恋』公開フォトコールに登場し、共演の入山法子、演出の河原雅彦とともに会見に出席した。同作は濱田演じる主人公・市場三郎の会社の慰安旅行先である、温泉宿で繰り広げられる人間模様を描く人情喜劇。ステージは温泉街をイメージした内装となっており、アカペラの歌と踊りが繰り広げられ、随所に「温泉旅行あるある」や有名ミュージカルのパロディが盛り込まれている。初座長を務める濱田は「汗が止まらないんですけども」と緊張の面持ちで、河原が「濱ちゃんの汗がすごくてね。今もすごいでしょう」と気遣う場面も。濱田は、主人公の三郎像について語る時も「三郎はピュアなので、演じるだけでも、すごく汗が出ますね」と汗の話になるが、自分と似ているかと問われると「三郎はもっとピュアです。"自分らしく"というのは捨てました」と、演技についてのこだわりを見せた。タオル1枚で温泉に入るシーンもあるが、「恥ずかしさはないですよ。お風呂に入ってるつもりでやっているので」と断言。ジャニーズWESTのメンバーも見に来る予定で、「メンバーは奢って欲しい時に『座長!』と呼ぶので、ジュースを奢りました」とエピソードを明かした。恋人役の入山とは「のりちゃん」「はまちゃん」と呼び合う仲になるも、「のりちゃんと言う第一声は緊張しました」という濱田。もし本気になったら? という質問に対しては「ご結婚されてますので……」とかわしつつ、「なんてコメントしたらいいんでしょうね」と苦笑いを見せていた。
2016年04月22日ジャパニーズ・ホラーの名手・清水崇監督が、『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』の清野菜名を主演に迎えた映画『雨女』が初夏に公開されることが決定し、特報映像が公開された。本作は、体験型上映システム“4DX”を最大限に駆使したホラー作品で、4DX限定で公開される。『雨女』特報映像4DXとは最新の映画上映システムで、映画のシーンに合わせてシートが動き、水、風、雷、香り、煙までも劇場内に再現することができる。臨場感たっぷりの特殊効果で、映画を目で観るだけではなく、体全体で感じる鑑賞へと転換させた上映方法だ。4DX専門の作品を製作するにあたり、徹底的に4DXシステムを研究したという清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます」と4DXの魅力を語り、「もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」とコメントを寄せた。初のホラー作品への出演となる清野は「4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。さらに「タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが、中でも水深5メートルプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返った。映画は、雨の日の夜、必ず同じ夢を見てしまう主人公・理佳(清野)が、恋人との関係に悩み、母の命日に地元に帰省するところから始まる。特報映像には、理佳がいつも見る夢が描かれる。雨が降る中、黒い服を着たビショ濡れの女が現れ、踏切に入っていく。その後、女は踏切の真ん中で男の子を抱き寄せ、次の瞬間、黄色いレインコートを着た少女の目の前で電車に轢かれてしまう衝撃的な内容だ。理佳が見る夢は何を意味しているのか?さらに、謎の親子、プールの中で誰かに頭をつかまれる理佳、シャワー中に見える何者かの足が次々と映し出され、映像全体を通して降り続く雨がさらなる恐怖を感じさせる。この恐怖が4DXではどのように表現されるのか、期待が高まる映像となっている。『雨女』2016年初夏、全国のユナイテッド・シネマ他にて4DX限定公開
2016年04月08日WOWOWの連続ドラマW「石の繭」で初めて刑事役に挑戦した木村文乃と共演の青木崇高、内片輝監督が8月5日(水)に製作発表記者会見に臨んだ。麻見和史の人気警察小説「警視庁殺人分析犯」シリーズの第1作の実写化。父の遺志を継いで刑事になり、捜査一課に配属となった塔子が、人間をセメントで塗り固めて殺すという猟奇殺人事件を追いかける。木村さんは初の刑事役について「初めてですが、塔子にとっても悲惨な現場に行くことになったり、銃を抜くことはいままでなかったので、初めての経験をうまくリンクさせることができればと思いました」と語る。前髪を切って撮影に臨んだことが大きな話題を呼んだが、それ以外にも「原作では小柄なので、華奢な感じを出そうと(小さめの)7号の上着を着続けました」と明かす。「いままでの私の役の中で、一番、女の子の役。感情の揺れを出さないといけなかった」と内面についても語った。青木さんは「僕も前髪をちょっとは切ったんですが」と陽気に語るが、演じた先輩刑事の鷹野は「クールで物事を俯瞰で見るタイプ。いままで演じてきた役と違った」と語る。青木さんのほか、捜査一課の面々には段田安則、渡辺いっけい、北見敏之、平岳大、小柳友らベテランから若手まで重厚な面々が居並ぶ。木村さんは「男性陣がみなさん、仲良くて、井戸端会議を始めたらいつまでも男の子なんだなと分かりました。ワイワイ楽しかったです」と和気あいあいとした現場の様子を明かす。昨日、クランクアップしたばかりで、酷暑の中をスーツで動き回らなくてはならず、さぞつらかったかと思いきや、木村さんは「(撮影が)始まった頃はまだ肌寒いくらいで、だんだん暑くなってきて、汗がいい演出になりました」と余裕の表情。これに青木さんが「それは彼女だけです!」と慌てて異議!「そういえば思い返すと(木村さんの)汗を見てないです。男連中は汗でビショビショでした(苦笑)。防弾チョッキを着るとさらに暑くて…」と述懐する。青木さんは水着姿で現場入りしたこともあったとか…。「アイスをちょくちょく差し入れしたり、昨日はスイカを差し入れしました。撮影中ですがせめて“夏感”を出せればと思って…」と笑顔で語っていた。作品について内片監督は「サイコサスペンスの傑作が原作ですが、WOWOWでこそ楽しめるエンターテイメントになってます」と猟奇殺人の描写なども含めて濃厚なドラマに自信をのぞかせる。木村さんは「ミステリは犯人が分かるまでが一般的ですが、この作品が普通じゃないのは(犯人が)分かってからも、なぜそうなったのか?人の心、根っこの部分が色濃く描かれているところです」と人間ドラマ、心理ドラマとしての見どころも強調した。ドラマW「石の繭」は8月13日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日