上の子の入学式でのこと。入学式の最後にPTAの役員決めがあったのですが、式が終わりに近づくと席を立つ保護者がちらほら。それを見た先生が……。 入学式の後に役員決めがあり…上の子が中学校に入学したときのこと。入学式の最後に、PTAの役員決めがありました。初めましての方ばかりのクラスでの役員決め。どうなるんだろうと不安に思っていました。 式が終わりに近づくと、役員決めに参加したくないのか早くも席を立つ保護者がちらほら現れました。えっ!役員決めの前に帰るんだ、勇気あるなぁ、私はどうしようと思っていたところ……。 体育館の後ろを見たら、扉の前で先生が仁王立ちに。保護者の退席を阻んでいました。表情は微笑んでいましたが、突破するのは難しい雰囲気。席から立った人たちは渋々ですが、席に戻りました。 その後、各クラスで役員決めとなり……。私のクラスは同じ小学校出身の保護者さん同士が「やります!」と手を挙げてくださり、揉める事なくスムーズに決定。立候補したママさん方の前向きな姿勢が清々しく、消極的な私は見習いたいと思いました。 ◇ ◇ ◇ PTAの加入は任意になりますが、学校によって未加入世帯への対応が異なるのでその辺りは知っておく必要があるかと思います。そして役員になった保護者が無理なく活動できるよう、時代に合わせてアップデートしていけるといいですよね。 イラスト/さくら著者:高田春菜
2024年04月11日「2024年エランドール賞授賞式」が2月8日(木)、都内にて開催され、磯村勇斗、今田美桜、眞栄田郷敦、小芝風花、目黒蓮、堀田真由の6名が新人賞を受賞、喜びのスピーチを行った。「エランドール賞」は1956年にスタートした、優れた映画テレビの作品、プロデューサー、俳優を顕彰する制度。協会員は選考基準に基づき、候補者及び参考作品を投票によりノミネートし、エランドール賞委員会はその投票結果を参考に候補者を選出、理事会に答申。理事会はその答申を受けて、検討の結果、受賞者を決定する。なお、新人賞は一年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞となる。磯村さんは、「昨年、たくさんの作品に携わることができて、たくさんの人たちと出会い、裏で今までお世話になったプロデューサー、製作陣と久々にお会いして。本当にここまでくるのに周りの人たちに助けていただいて、支えていただいて、この場に立てていると。本当に人との出会いを大切にしたいと改めて実感しました」と周りへの感謝をスピーチ。そんな磯村さんのお祝いに駆け付けたのは、『ヤクザと家族 The Family』以来、共演を重ねてきた綾野剛。満面の笑みで祝福し、驚く顔の磯村さんをぎゅっとハグ。綾野さんは、磯村さんのほうに「よいしょ」とマイクを向け、語り掛けた。「普段呼ばせていただいているお名前で話します、勇斗、おめでとう。あなたのあくなき姿勢と、いっときも諦めない精神力、何より心震わせるお芝居は、勇斗の作品に対する愛と、圧倒的な努力が生んだと心から思ってます」と磯村さんのお芝居への姿勢をたたえ、「敬愛と敬意と感謝をこめて。綾野剛でした」と結んだ。今田さんは「昨年は本当にたくさんの作品、スタッフの皆さまに出会って、あらためて振り返ると、とても愛ある皆さまに支えていただきながら、いろいろな作品に参加していたんだなと思います。まだまだ未熟ですが、皆さんに支えていただきながらですけど、自分のできること、丁寧に向き合って作品に携わっていけたらと思います」とスピーチ。ゲストには「ラストマン-全盲の捜査官-」で共演した同じ福岡出身の吉田羊が登場、今田さんへの愛を花束とともに送った。眞栄田さんは登壇後、深々と長く一礼。スピーチでは「正解のない表現の世界で、こうしてご評価いただけることはすごくうれしく、自信になります。またこうした場に立てるように、役と作品に丁寧に請け負っていきたいなと思います」と真摯に話す。ゲストでは「エルピスー希望、あるいは災いー」で共演した鈴木亮平が笑顔で登場。「彼の先には明るい未来しかないのではと信じて、今も出ている作品を楽しみに見ています」とエールを送っていた。続けて、小芝さんが登場し、「昨年は本当に学びの多い1年でした。賞をいただけて本当にうれしく思います!出会わせていただけた関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。この賞に恥じないように、精進します」と誓う。お祝いゲストには、「波よ聞いてくれ」で共演した北村一輝が登場。とにかく小芝さんの台詞量と、NGの出さなさがすごかったとトークを繰り広げ、小芝さんもはじけた笑顔を見せていた。目黒さんは「歴史ある新人賞を受賞できたこと、本当にうれしく思っています。ここにくるまで、本当にたくさんのスタッフの皆さん、共演者の皆さん、何より作品を愛してくださった皆様に支えられてここまでこられたので、すべての方に感謝しています」とひたむきな瞳でスピーチ。ゲストには「silent」で共演した川口春奈が登場し、目黒さんを喜ばせた。川口さんは「ひたむきに向き合う姿、忙しくてもぶれない強い芯を持っていて、すごく刺激的でまぶしかったです。チャレンジングな作品でしたし、タイトなスケジュールの中4か月間一緒に走り切れて、勝手に戦友だと思っています」とお祝いの言葉にかえていた。最後に登場したのは堀田さん。「昨年はたくさんの作品に携わって、いろいろな経験・挑戦をさせていただきました。これまでは自分自身がお芝居が好きな気持ちがそばにあったんですけど、昨年は芝居をしていて楽しいなと思える瞬間がたくさんありました。支えてくださるスタッフさん、共演者さん、応援してくれている家族のおかげだと思っています」とスピーチし、これからも恩返ししていきたいと話した。ゲストには「大奥」で共演した福士蒼汰が登場、堀田さんを喜ばせた。また、プロデューサー奨励賞映画部門を受賞した『福田村事件』では、花束ゲストに主演の井浦新が登場。小林三四郎、井上淳一、片嶋一貴に向かって「最初、テアトル新宿で直接声をかけていただきました。僕一人だけ(キャストが)決まって、キャストは全員揃うのかと不安も最初はありました。でも蓋を開けたら、自ら手をあげて参加してきたスタッフ・キャストみんなが集まった」と少しずつ輪が広がり、全員で向き合った映画だと語った。そしてプロデューサー奨励賞テレビ部門は「大奥」が受賞。藤並英樹、船田遼介に、主演の冨永愛が花束を持ち華やかに登壇。富永さんは、「人生の中で絶対心に残る作品になったな、代表作になったなと確信しています。それほどこの作品が素晴らしかったですし、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんで作り上げました。今思い返しても一瞬一瞬が鮮明によみがえってきます」と目を細めていた。なお受賞作品、受賞者は以下の通り。●プロデューサー賞・映画部門『怪物』川村元気、山田兼司・テレビ部門「VIVANT」飯田和孝●プロデューサー奨励賞・映画部門『福田村事件』小林三四郎、井上淳一、片嶋一貴・テレビ部門「大奥」藤並英樹、船田遼介●特別賞・『THE FIRST SLAM DUNK』Film Partners 松井俊之・「ブラッシュアップライフ」制作チーム水野格、小田玲奈、榊原真由子、柴田裕基・『名探偵コナン 黒鉄の魚影』製作委員会近藤秀峰、汐口武史、岡田悠平・『ゴジラ-1.0』プロデュースチーム臼井央、山田兼司、岸田一晃、守屋圭一郎、阿部豪●新人賞磯村勇斗、今田美桜、眞栄田郷敦、小芝風花、目黒蓮、堀田真由(シネマカフェ編集部)
2024年02月08日株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)は、2024年1月4日(木)に、佐伯泰英著『恋か隠居か新・酔いどれ小籐次(二十六)』を発売しました。本作が、佐伯泰英さんの文庫書下ろしの時代小説としては300冊目となるのを記念し、文藝春秋デジタル・マーケティング部と光文社文庫は合同で、江戸の地図と現代の地図を重ねて表示できる古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」内で1月15日(月)より「300冊刊行記念!佐伯泰英作品で江戸めぐり」スタンプラリーを実施いたします。◆◆スタンプラリー概要◆◆「佐伯泰英作品で江戸めぐり」は、古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」内で、佐伯泰英作品の舞台となったスポットをめぐり、クリアしていくというスタンプラリーです。古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」をインストールしていただければ、どなたでも無料で参加可能です。※「大江戸今昔めぐり」は、江戸の町を描いた古地図と現代の地図を正確に重ねた地図が表示できる古地図アプリです。◆◆スタンプラリー開催期間◆◆「佐伯泰英作品で江戸めぐり」は文藝春秋と光文社が合同で開催。2024年1月15日~2月28日に文藝春秋篇、3月1日~4月15日に光文社篇と前後半に異なるコースを用意、2コースで3カ月間実施いたします。※2月29日はスタンプラリー開催期間外となります。どちらか片方のコースだけの参加も可能です。◆◆スタンプラリー報酬◆◆「佐伯泰英作品で江戸めぐり」では、参加者はアプリ上に設定されたスポットをクリアするごとにスタンプを取得できます。既定の個数以上スタンプを集め、簡単なアンケートに答えていただいた参加者にはオリジナルの「完走証」をプレゼントいたします。◆◆スタンプラリー参加方法◆◆参加するには「大江戸今昔めぐり」アプリをお手持ちのスマートフォンにインストールしていただく必要があります(インストールならびに、スタンプラリーへの参加は無料です。別途通信費はかかります)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月11日女優の今田美桜が9日、東京・表参道の表参道ヒルズで行われた「表参道ヒルズ クリスマスイルミネーション2023 点灯式」に出席した。表参道ヒルズでは、11月9日から12月25日までの期間に、「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS ILLUMINATION 2023」と題したクリスマスイルミネーションを開催。"RE-CRYSTALLIZED~再結晶~"をテーマにした今年はアートディレクターの矢島沙夜子氏を起用し、コロナ禍によって突然に失われてしまった人と人との繋がりやその儚さと尊さ、改めて手と手を結び合う様を、結晶構造の「結びつき」になぞらえ、表参道ヒルズの象徴である吹抜け大階段を雪の結晶で彩る。オープニングとなったこの日は、点灯式に黒のドレッシーな衣装を身にまとった今田美桜が登場。今田が点灯のボタンを押すと高さ10mにも及ぶ巨大なクリスマスツリーに幻想的な光がライトアップされ、「本当に雪の結晶みたいで素敵ですし、すごく繊細な感じでビックリしました。ライトアップされると色んな光が反射して色んな表情をしていてすごく素敵ですね」と感動した様子。点灯式の感想として「表参道ヒルズのクリスマスツリーは毎年楽しみにしていて、まさか自分がこの点灯式でボタンを押して点灯するなんて光栄なことだと思いました」と恐縮しつつ、「すごく幻想的で特別な輝きが放たれている今年のクリスマスツリーを見ながら、是非大切な人と素敵な時間を過ごしていただけたらと思います」と訪れた一般客にアピールした。今年のクリスマスの予定は「今年はまったりしながらチキンでも食べたりして過ごせたらいいなと思います」と願望を語り、クリスマスの思い出の質問が飛ぶと「私は三兄弟で妹と弟がいるんですが、小さい頃はサンタさんがすごく楽しみで、夜更かししながらサンタさんを待っていたんです。子ども部屋から外の様子を見たら人影があって、『サンタさんだ!』と叫んだ記憶があります」と可愛らしいエピソードも。また、もうすぐ訪れる2024年にチャレンジしてみたいことにも触れ、「来年できるか分かりませんが、いつか挑戦してみたいことは一人旅です。一人旅は行ったことがないので。それと海外のお仕事も挑戦してみたいですね」という今田にMCが「格好良いですね!」と投げ掛けると「私、格好良くなりたいんです!」と即座に反応していた。
2023年11月09日俳優・藤岡弘、の次女で女優・モデルの天翔天音が、健康的で美しい脚の著名人に贈られる「第19回クラリーノ美脚大賞2023」のティーン部門に選出され30日、都内で行われた授賞式に登壇した。美脚が際立つミニワンピース姿で登場した天翔は「このようなとても素敵な賞をいただけて光栄です。まさか私を選んでいただけると思っていなくてびっくりしているんですけど、本当にありがとうございます」と感謝。「あまり脚をフォーカスすることがなかったので、このような賞をいただけるというのがびっくりでしたし、すっごいうれしかったです」と笑顔を見せた。この日は、パールホワイトカラーのハイヒール型スニーカーを着用。「スニーカーの形なのにヒールがついているのは初めて履かせていただいたのですが、歩きやすいしデザイン性も高いのがとても素敵だなと思いました」と魅力を伝えた。また、脚のケアについて聞かれると、「湯船につかっているときにマッサージをしたり、リンパを流すようにしてケアをいつもするようにしています」と説明。バレエを5~6年間習っていたことも明かし、「立ち姿がよくなるなと感じていて、バレエもいい影響を与えているんじゃないかなと思います」と語った。健康で魅力的な美脚を“デザイン性が高く履きやすいパンプス” を通じて応援するために、2003年から開催されている「クラリーノ美脚大賞」。今年は、ティーン部門に天翔天音、20代部門に今田美桜、30代部門に上戸彩、オーバー40ty部門に内田有紀が選出された。
2023年10月30日女優の内田有紀(47)が、健康的で美しい脚の著名人に贈られる「第19回クラリーノ美脚大賞2023」のオーバー40ty部門に選出され30日、都内で行われた授賞式に登壇した。内田は「ありがとうございます。若干恥ずかしい気持ちもあります。華やかな賞だという印象がありますので、私がこのような賞をいただけて、精進しないといけないなと思っております」と受賞に恐縮。「美脚というよりは生きていく上でたくましい脚というカテゴリーかなと思っていますので、本日はうれしいです」と照れ笑いを浮かべた。美脚の秘訣を聞かれると「私はキャンプが趣味で山道をがしがし歩くんですね。40代に入って筋力が落ちたなと思うことが多々あります。疲れがとれなくなってきていますが、大地を踏みしめて歩いているなと思いながら常に歩き方と呼吸を意識して歩いている。このマインドで、いくつになっても自分の足で健康で歩きたいというのが美脚なんじゃないかなと、私なりの持論です」と語った。この日は、ブルーグレーのパンプスを着用。「若い時は落ち着いた色を選ぶ傾向がありましたが、40代に入っていろんなことにチャレンジしたいという気持ちが湧いてきまして、ブルーグレーの色にチャレンジしました」と説明し、「秋から冬にかけても活躍してくれそうなパンプスになっています」とうれしそうに話していた。健康で魅力的な美脚を“デザイン性が高く履きやすいパンプス” を通じて応援するために、2003年から開催されている「クラリーノ美脚大賞」。今年は、ティーン部門に天翔天音、20代部門に今田美桜、30代部門に上戸彩、オーバー40ty部門に内田有紀が選出された。
2023年10月30日女優の今田美桜が、健康的で美しい脚の著名人に贈られる「第19回クラリーノ美脚大賞2023」の20代部門に選出され30日、都内で行われた授賞式に登壇した。胸元がざっくり開き、美脚際立つ黒のミニワンピース姿で登壇した今田は「まさかこのような賞をいただけるなんて夢にも思ってなかったのでとても驚きましたし、素直にうれしかったです」と受賞を知ったときの心境を告白。脚のケアについて聞かれると「湯船につかるのが大好きなんですけど、一年中湯舟にしっかりつかって、疲れやむくみをとるように心がけています」と明かした。この日は、ブラックエナメルのパンプスを着用。「10.5センチという高いヒールではあるんですけど、足にフィットして歩きやすくて感動しております」と、とても気に入っている様子だった。健康で魅力的な美脚を“デザイン性が高く履きやすいパンプス” を通じて応援するために、2003年から開催されている「クラリーノ美脚大賞」。今年は、ティーン部門に天翔天音、20代部門に今田美桜、30代部門に上戸彩、オーバー40ty部門に内田有紀が選出された。
2023年10月30日健康的で美しい脚の著名人に贈られる「第19回クラリーノ美脚大賞2023」の授賞式が30日、都内で開催され、天翔天音、今田美桜、上戸彩、内田有紀が登壇した。健康で魅力的な美脚を“デザイン性が高く履きやすいパンプス” を通じて応援するために、2003年から開催されている「クラリーノ美脚大賞」。今年は、ティーン部門に天翔天音、20代部門に今田美桜、30代部門に上戸彩、オーバー40ty部門に内田有紀が選出された。天翔は「このようなとても素敵な賞をいただけて光栄です。まさか私を選んでいただけると思っていなくてびっくりしているんですけど、本当にありがとうございます」と心境を告白。今田は「まさかこのような賞をいただけるなんて夢にも思ってなかったのでとても驚きましたし、素直にうれしかったです」と語った。2012年(第10回)にも20代部門で同賞を受賞した上戸は「トロフィーを見て懐かしいって思いました。すごいうれしかったです。11年経っているみたいなんですけど、あのときの記憶が蘇ってきました」とにっこり。内田は「ありがとうございます。若干恥ずかしい気持ちもあります。華やかな賞だという印象がありますので、私がこのような賞をいただけて、精進しないといけないなと思っております」と恐縮していた。
2023年10月30日皆さんは、服装に悩んだ経験はありますか?今回は、息子の卒業式でのエピソードを紹介します。もうすぐ息子の卒業式服装は自由らしい夫に相談卒業式は無事に終わり…卒業式での服装は…普段着で卒業式に参加した息子ですが、周りはフォーマルな服装が多かったようです。1人だけ格好が違ってしまったものの、一生に一度の素敵な思い出として残ることでしょう。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月08日一見すると小学校低学年で勉強する算数のような数字が並んでいる「1□1□1」。この3つの数字で計算をして答えを「1」にしたいのですが、そのためには「+」「-」「×」「÷」のどれかをあてはめる必要があります。難しいルールはありません。「1□1□1=1」にできれば、4種類の記号のうちどれをあてはめてもOK。あなたならどこにどの計算記号を入れますか。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは「1÷1×1」にすること「1÷1×1」にすれば、式の答えは「1」になります。正解は最初の□に「÷」、次の□に「×」でした。1という基本の数が並んだため、四則演算で最初に習う「+」や「-」を先に思い出した人も多いのではないでしょうか。うっかり混乱してしまいそうな問題でした。数字のクイズというと、算数や数学があまり好きではない人は身構えてしまうかもしれません。でも、実際はシンプルな構成です。答えを知れば「ああ、そうか!」となるものも少なくありません。隙間時間やちょっとした気分転換をしたい時、脳トレがてらトライしてみてはいかがでしょうか。少し考え込むようなことがあっても、回答できたときには「少し脳がやわらかくなったかも」と楽しくなるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年09月29日娘の入学式前日に、仕事が忙しく徹夜になってしまった投稿者さん。入学式では居眠りをしてしまい……。今回は、実際にあった“入学式でのエピソード”をご紹介します。長女の小学校の入学式で……長女の小学校の入学式のエピソードです。当時、どうしても仕事が忙しく、入学式前日も事業計画の策定などがあり徹夜になってしまいました。残念なことに入学式ではずっと居眠りをしていたこともあり、周りから白い目で見られました。大目玉をくらいそれ以降、学校行事には一切顔出すなと言われてしまい、本当に申し訳なかったです。(49歳/会社員)居眠りをしてしまい……長女の小学校の入学式前日に仕事の都合で徹夜になり、入学式当日は居眠りをしてしまったというエピソード。大事な日の前日に徹夜になってしまったとき、皆さんはどう対処しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年02月13日東京ステーションギャラリーで、『佐伯祐三 自画像としての風景』が開かれています。パリや東京の街並みなどを描いた作品をはじめ、人物画や静物画なども高く評価されている画家、佐伯祐三(1898-1928)。東京では18年ぶりとなる本格的な回顧展の見どころについて、学芸員さんのお話も交えてレポートします!天才画家の代表作が集結!『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景【女子的アートナビ】vol. 278『佐伯祐三 自画像としての風景』では、約100年前に30歳の若さで亡くなった天才画家、佐伯祐三の代表作が一堂に集結。世界最大の佐伯コレクションを誇る大阪中之島美術館の所蔵作を中心に、日本各地の美術館やコレクターが所蔵する多彩な作品約100点が集まっています。東京ステーションギャラリー館長の冨田章さんは、プレス内覧会で「洋画界のスーパースターといってもいい佐伯祐三の展覧会は、ぜひ開催したいと思っていた」とコメント。「当館の建物は、佐伯と同時代に建てられた。石造りの壁を好んで描いたパリ時代の絵は、赤レンガ壁の展示室に合うと思う」と語りました。なお、本展は2022年にオープンしたばかりの大阪中之島美術館が企画した展覧会の巡回展です。同美術館学芸員の高柳有紀子さんによると、美術館開館のきっかけは佐伯祐三の作品にあるとのことで、次のように語りました。高柳さん大阪の実業家で美術コレクターの山本發次郎さんが、佐伯の才能に一目ぼれして最大150点ほどのコレクションを築きました。そのうち2/3ほどは空襲で燃えてしまったのですが、残った作品を大阪市にすべて寄贈。それがきっかけとなり、美術館をつくる構想ができました。佐伯祐三の展覧会を開くことは、私たちの大切なミッションでした。30歳で亡くなった伝説の画家…『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景佐伯祐三とは、どんな画家なのでしょう?まずは、彼の人生をご紹介します。佐伯は大阪の由緒あるお寺、光徳寺の次男として誕生。従兄の影響で絵を描きはじめ、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、すでに結婚していた妻と生まれて間もない娘を連れてパリに渡ります。実家の支援で不自由なくパリで活動していた佐伯ですが、体があまり健康でなかったため、心配した親族から帰国を促されて留学を中断。日本に戻り、東京・新宿のアトリエで制作活動を続けます。その後、1927年に妻子を連れて再び渡仏。しかし、結核が悪化した佐伯は神経衰弱も進み、パリ郊外の精神病院に入院、1928年に30歳の若さで亡くなりました。その約2週間後、さらに一人娘も病没。娘さんは6歳でした。フランスの画家に罵声を浴びせられて…『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景佐伯は、悲劇的な生涯を送った画家のため、展覧会では画家のドラマチックな人生を作品とともに紹介するパターンが多いのですが、本展では作品そのものに注目して展示構成されています。まず、展覧会の前半では、日本で描かれた作品を中心に展示。アトリエのあった新宿・下落合の風景画や大阪で描いた船の絵、また自画像や家族の肖像画などを見ることができます。高柳さんの話によると、佐伯は画学生時代を中心にたくさんの自画像を制作。その後は、自画像のかわりに風景を描き、その中に自分を没入させていたそうです。『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景展示の後半では、パリ時代の作品をまとめて展示。渡仏した1924年、佐伯は当時フランスで活躍していた画家、ヴラマンクに自分の自信作を見せに行きますが、「このアカデミック!」と罵声を浴びます。これが転機となり、彼の作品は大きく変化。やがて、自分の画風を確立していきます。しびれるアートがいっぱい!『佐伯祐三 自画像としての風景』展示風景パリ時代の約4年間、佐伯は重厚なパリの街並みや、ポスターが貼られた建物の壁、カフェ、プラタナスの並木道などを描き、多くの傑作を生みだしていきます。冨田館長の話によると、佐伯はとても早く描く画家で、現場で見たままの景色をすごい勢いで画面に写し取っていたそうです。あまりに描くのが早いため、線が躍動し、特にパリ時代後半の作品は、生き生きした生命力のある線になっている、とのこと。実際、佐伯の作品は、実物を見ると本当に迫力がありますし、特にパリの街並みを描いた作品群は現地の空気も伝わってくるようで、しびれるほどかっこいいです。また、展示室の赤レンガ壁と作品の相性も抜群。最高に贅沢な空間で絵画鑑賞を楽しめます。本展は4月2日まで。大阪中之島美術館では4月15日から開催予定です。Information会期:~4月2日(日)、月曜休館(3/27は開館)会場:東京ステーションギャラリー開館時間:10:00〜18:00(入館は30分前まで)※金曜日は20時まで開館観覧料:一般¥1,400、大学・高校生¥1,200、中学生以下無料
2023年02月12日大学の入学式前日に牡蠣を食べに行った投稿者さん。すると、入学式当日に腹痛になってしまい……。今回は、実際に募集した「入学式のエピソード」をご紹介します。入学式前日に……大学の入学式の最悪なエピソードです。入学式の前日に、お祝いだ!ということで牡蠣を友達と食べに行きました。お酒も入り、もりもり食べてしまったのです。翌日、その友達と入学式に出たのですが、私だけ当たりました。入学式の会場にはなんとかたどり着いたものの、トイレから出て来られず。最終的には親に車で迎えにきてもらう羽目に。最悪でした。(48歳/会社員)当日当たってしまって……大学の入学式前日に牡蠣を食べたところ、当日当たってしまい、最終的に親に車で迎えに来てもらうことになったという体験談。皆さんなら、式典の日に体調を崩したらどうしますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月28日大阪、東京、パリと3つの街で描き、30歳という若さでこの世を去るまで短い生涯を描くことに捧げた洋画家・佐伯祐三。東京では実に18年ぶりとなる回顧展『佐伯祐三自画像としての風景』が東京ステーションギャラリーで1月21日(土) に開幕した。同展は、国内最大の佐伯祐三コレクションを誇る大阪中之島美術館の企画・構成のもと同館の収蔵品を中心に構成されている(東京展終了後、4月15日(土)から大阪中之島美術館へと巡回)。昨年2月に開館した大阪中之島美術館だが、美術館開館の構想は1983年に実業家・山本發次郎の旧蔵品が大阪市に寄贈されたことからスタートした。その山本發次郎コレクションの中心を成していたのが、佐伯祐三の作品群だった。このような深いつながりから「開館後、早い段階で『佐伯祐三展』を開催するということは私たちの大切なミッションとして温めてきたことでした」と大阪中之島美術館学芸員の高柳有紀子さんは語る。さらに「30歳で亡くなった佐伯祐三の短くも凝縮された画業を、その悲劇性をまとった人生の歩みとともに通覧するというのがこれまで行われてきた佐伯の個展の展開でしたが、今回は作品ひとつひとつにじっくりと向き合い、彼が何を見て、何を描こうとしたのかを見て頂けるような構成にしたいと考えました」と高柳さん。展覧会のタイトルは「自画像としての風景」。このタイトルを象徴するプロローグとして展示は佐伯の自画像を集めたコーナーから幕を開ける。「佐伯は風景を描くときに自分を没入させるような表現の仕方をしているので、それを表すためにこのタイトルにしました。自画像は画学生時代とパリに渡ってすぐのときに描いているのですが、その後はほとんど描いていないんです。自画像の替わりに自身を投影する対象として風景を描いたということは作品を見て頂いてもわかるのではないかと思います」(高柳さん)《立てる自画像》1924年大阪中之島美術館左:《自画像》1920-23年頃三重県立美術館右:《自画像》1919年頃和歌山県立近代美術館第1章「大阪と東京」では、東京美術学校時代の作品や、渡仏後に一時帰国し大阪や東京で描いた作品を紹介する。特に1926年から27年の「一時帰国時代」の作品については、これまでの展覧会では特に重要視されてこなかったというが、同展では佐伯がアトリエを構えた下落合(東京都新宿区)の風景や停泊する船を描いた「滞船」シリーズなどの連作を展示。この時代の作品を並べて見ると、電柱や電線、船のマストなど「線」の表現が存在感を示し、作品における重要な要素となっているのがわかる。左:《下落合風景》1926年頃和歌山県立近代美術館右:《下落合風景》1926年頃個人蔵左:《滞船》1927年ポーラ美術館右:《滞船》1926年神奈川県立近代美術館続く第2章は「パリ」。佐伯が東京美術学校を卒業後、最初にパリに渡った第1次パリ時代(1924~25年)と一時帰国を経て再びパリにわたった第2次パリ時代(1927年8月~)の作品を紹介している。第1次パリ時代の重要な作品として挙げられるのは1925年に描かれた《壁》だ。佐伯はこの頃からパリの下町の建物の古びた壁を、質感豊かに、画面いっぱいに描くという作風を確立していった。また、同じモチーフに執着し何度も描くというはこの時代に限らない佐伯の特徴であり、ここでも同じ建物の壁を描いた作品が並べて紹介されている。さらにこの時代の終わりくらいには壁に貼られたポスターが現れるようになってくる。左:《壁》1925年大阪中之島美術館右:《広告のある門》1925年和歌山県立近代美術館左:《レ・ジュ・ド・ノエル》1925年大阪中之島美術館右:《レ・ジュ・ド・ノエル》1925年和歌山県立近代美術館左:《リュ・デュ・シャトーの歩道》1925年和歌山県立近代美術館右:《パストゥールのガード》1925年神奈川県立近代美術館第1章で紹介されたように「一時帰国時代」の作品には「線」が描かれるようになったが、その後の第2次パリ時代の作品にも同じようにパリの風景のなかに「線」が現れてくる。この時代の作品では細い線が素早く躍動感のある筆致でパリの街路樹やポスターの文字などを表現しているのが特徴だ。《ガス灯と広告》1927年東京国立近代美術館佐伯がこの「線」の描写に関心を持っていたのはわずか数か月のことであり、1928年に入るころには黒く太い輪郭線で建物を素早く描きとる作風に展開していく。第3章「ヴィリエ=シュル=モラン」では、1928年2月に佐伯が訪れ最後の写生地となった村、ヴィリエ=シュル=モランで描かれた作品を紹介。ポスターに氾濫する文字も鮮やかな色彩もない田舎の村で、佐伯が集中的に描いた小さな教会の連作などが展示されている。第3章「ヴィリエ=シュル=モラン」展示風景モランでの20日ほどの滞在の後、パリに戻った佐伯は3月に風邪をこじらせたことをきっかけに床に臥すようになる。病状の悪化とともに精神も不安定になりこの年の8月、30歳でこの世を去った。「人物と扉」と題された展覧会のエピローグでは、佐伯が最後に手掛けた5点の作品が展示されている。左:《ロシアの少女》1928年大阪中之島美術館右:《郵便配達夫》1928年大阪中之島美術館左:《黄色いレストラン》1928年大阪中之島美術館右:《扉》1928年田辺市立美術館(脇村義太郎コレクション)短い生涯のなかで、大阪、東京、パリで描き、自らの画風を模索し続けた佐伯祐三。それぞれの町の風景に投影された佐伯の思いを感じながら、ひとつひとつの作品と向き合ってみてほしい。<開催情報>『佐伯祐三 自画像としての風景』1月21日(土)~4月2日(日)、東京ステーションギャラリーにて開催
2023年01月27日東京ステーションギャラリーで開催される「佐伯祐三 ―自画像としての風景」展をご紹介します。速く、熱く駆け抜けた夭折の画家が掴んだオリジナリティ。約100年前のパリ。華やかな通りを外れた路地裏で、何の変哲もない建物の壁や、剥がれかけたポスターを一心に描く日本人画家がいた。「佐伯祐三はパリの有名な場所をほとんど描いていません。それより裏町のさびれたようなところがモチーフとして面白かったのでしょう。そういう場所を求め、パリ中を歩き回ったのだと思います」と、東京ステーションギャラリー館長の冨田章さん。佐伯が描くパリの風景は、これまで多くの人を魅了してきた。しかし実は本格的な画家としての活動期間は5年に満たず、その間に一時帰国をはさんで2度渡仏し、パリに暮らした。本展ではあまり注目されることのなかった大阪、東京の一時帰国中に描いた風景作品と、パリ時代の作品を併せて公開する。画家人生の全てを俯瞰する試みだ。厚く絵の具を塗り重ね、その上に速書きの線というスタイルは、日本から戻った第2のパリ時代に完成したとされる。ポスターの文字に見る、油絵の具で描いたとは思えないキレのよいカリグラフィーに書道を連想する人もいるかもしれない。「こうした線描写が、重厚な画面に生き生きとした活気を与えています。一時帰国中は電信柱や電線、船の帆柱など、線のモチーフを繰り返し描いていますが、このときの探究が晩年のスタイルに働きかけたと考えられています」パリに着いたばかりの頃、フォービスムの巨匠ヴラマンクに絵を見せたところ「アカデミック!」と一喝されたという有名なエピソードがある。同じ頃に描かれた自画像の顔の部分は消され、未完のままだ。その後は突き動かされるように、雨の中でさえ絵を描き続けた。「佐伯はパリで自分の全てを注ぎ込んだ絵を描きました。一枚の絵を本当に苦しみながら描いているのが感じられて、見ていると切なくなるほどです。そしてそれが佐伯の絵の魅力なのだと思います」一枚一枚に魂の全てを込めた。佐伯にとって風景画こそ「自画像」だったのかもしれない。壁・文字・線のパリ。「晩年の絵の線の描写をぜひ見ていただきたい」。塀を覆うポスターを躍動的な文字が覆う。こうした線描を佐伯は非常に速いスピードで描いた。1日に何枚も絵を仕上げることもあったとか。佐伯祐三《ガス灯と広告》1927年東京国立近代美術館住んでいたアパートの近所にあった靴屋は、幾度も描いた愛着ある場所。「壁」も佐伯の重要なモチーフの一つだった。「重厚な石造りの壁を表現しようと試みた作品です」佐伯祐三《コルドヌリ(靴屋)》1925年石橋財団アーティゾン美術館一時帰国:大阪と東京。自宅兼アトリエのあった東京・下落合の風景を描いた作品。電信柱と空を横切る電線など、風景の中の「線」の描き方を研究していた。大阪では港に停泊している帆船をよく描いた。佐伯祐三《下落合風景》1926年頃和歌山県立近代美術館絶筆となった3作品も。亡くなる半年ほど前、郵便配達夫にモデルを頼んで描き上げた。そのほか絶筆の2作品も展示。「結核に侵されながら、絵が輝いているよう。絵の神様に描かされたような絵だと思います」佐伯祐三《郵便配達夫》1928年大阪中之島美術館かきとられた自画像。「パリに行って間もなくヴラマンクに会い『アカデミック』と言われ、なんとか脱却しようと苦労しているときに描いたもの」。顔の部分はおそらくうまくいかずに消してそのままに。佐伯祐三《立てる自画像》1924年大阪中之島美術館「佐伯祐三 ―自画像としての風景」東京ステーションギャラリー東京都千代田区丸の内1‐9‐1JR東京駅 丸の内北口 改札前1月21日(土)~4月2日(日)10時~18時(金曜は~20時。入館は閉館の30分前まで)月曜(3/27は開館)休一般1400円ほかTEL:03・3212・2485※『anan』2023年1月25日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年01月24日東京ステーションギャラリーでは、2023年1月21日(土) より、『佐伯祐三 自画像としての風景』が開催される。2023年に生誕125年を迎える佐伯祐三(1898-1928)は、パリを描くことに命を捧げた夭折の画家。東京では18年ぶりの回顧展となる同展では、大阪中之島美術館が所蔵する国内最大の佐伯祐三コレクションを核に、全国の美術館と個人所蔵家から集めた名品100余点を紹介する。生誕の地・大阪、学生時代と一時帰国を果たした時に過ごした東京、そして佐伯が画家としての命を燃やしたパリの3つの都市での足跡を追いながら、佐伯芸術が生成する過程を検証できるのも見どころだ。1898年、大阪に生まれた佐伯祐三は、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業した25歳の時に渡仏する。はじめセザンヌ風の絵を描いていたが、その翌年、オーヴェール=シュル=オワーズにヴラマンクを訪ねて絵を見せたところ「このアカデミスム!」と怒鳴られて覚醒し、独自の作風を模索。以後、佐伯はユトリロやゴッホの影響も受けてパリの風景画に独自の道を見出していった。その後佐伯は結核のため一時帰国を余儀なくされるが、1927年、29歳の時に再度渡仏を果たす。しかし、結核の悪化とともに、精神的にも追い詰められ、1年後に、パリ郊外の病院で亡くなった。石造りの町並み、ポスターが貼られた建物の壁、そびえる教会など、数々の名品が並ぶなか、やはり注目したいのは大阪中之島美術館の代表的なコレクションのひとつ《郵便配達夫》。モンパルナスの自宅にやってきた郵便配達夫に、病床の佐伯が頼み込んでモデルになってもらったという絶筆に近い作品だ。また、顔の部分が削られた《立てる自画像》は、ヴラマンクに叱責されたあとに描かれた作品。独自の画風を模索する佐伯の苦悩を感じることができるだろう。そのほか、彼が帰国した時に描いた《下落合風景》など、日本で描いた作品とパリで描いた作品を比べてみると、何か発見があるかもしれない。《立てる自画像》1924年、大阪中之島美術館《レストラン(オテル・デュ・マルシェ)》1927年、大阪中之島美術館《モランの寺》1928年、東京国立近代美術館《下落合風景》1926年頃、和歌山県立近代美術館《汽船》1926年頃、大阪中之島美術館<開催概要>『佐伯祐三 自画像としての風景』会期:2023年1月21日(土)〜2023年4月2日(日) ※会期中展示替えあり会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00~18:00、金曜は20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(3月27日は開館)料金:一般1,400円、大高1,200円公式サイト:
2022年12月13日韓国式トレーニングや「やせグセ」ルール20などを紹介2022年11月16日、宝島社から、久優子氏の新刊『やせグセが身につく! 韓国式美やせ7日間メソッド』が発売される。同書では、韓国アイドルのような美しいスタイルになるための韓国式トレーニングや、ダイエットによい食べ方などを紹介。ダイエット初心者でも実践しやすい「やせグセ」ルール20や、きれいになるための美容知識に注目だ。販売価格は1,480円。Amazonや楽天ブックスなどで予約を受け付けている。2児の母でもある久優子氏久優子氏は、1974年生まれ。東京都出身。ボディメンテナンスサロン「美Conscious~カラダ職人~」代表、日本ホリスティックトータルビューティ協会 代表を務め、美脚トレーナー、ボディメンテナンスセラピストとして活躍している。「足首」と「リンパ」のケアにこだわった施術法が人気で、有名人のファンも多数。サロンワークだけでなく、ビューティアイテムのプロデュースや講演、講座なども行っている。著書には、『1日3分!足首まわしで下半身がみるみるヤセる』『1週間で「やせグセ」がつく自己管理メソッド』『ハイヒールをはいても脚が痛くならないからだのつくり方』などがある。(画像は美Consciousより)【参考】※Amazon※楽天ブックス※美Conscious
2022年11月14日文藝春秋 電子書籍編集部では、10月1日(土)より、佐伯泰英氏の人気シリーズ「鎌倉河岸捕物控」の電子書籍版の刊行を開始します。また、「居眠り磐音」「酔いどれ小籐次」「照降町四季」「密命」各シリーズをそれぞれ1冊にした電子合本6タイトルを同日配信開始します。10月1日(土)から『橘花の仇 鎌倉河岸捕物控<一の巻>』が配信開始となる「鎌倉河岸捕物控」シリーズ。江戸鎌倉河岸にある酒問屋・豊島屋の看板娘しほと、同じ長屋で育った政次、亮吉、彦四郎の四人が謎解きをしながら成長する“青春捕物グラフィティ”です。表紙は「居眠り磐音」「酔いどれ小籐次」の各シリーズなど、佐伯作品の装画を多く手掛ける横田美砂緒さんの描き下ろし。表紙は〇から覗く部分しか見えませんが、中には文字のない装画を収録していて、電子書籍ですが、「めくる楽しみ」を味わっていただけます。本シリーズは毎月1日、1冊ずつ刊行します。【電子版刊行にあたっての佐伯泰英さんのメッセージ】電子書籍で刊行される「鎌倉河岸捕物控」は筆者唯一の捕物帳シリーズです。私が時代小説に転じた初期の作品でもあります。未だ筆者が「若かった」還暦前の読み物で、いま読み直すと「力が漲った(あるいは漲り過ぎた)」物語という気がします。さて、酒問屋にして白酒販売で有名な豊島屋が、わが捕物控の登場人物が顔合わせする舞台です。この豊島屋さん、江戸幕府開闢以前に鎌倉河岸に店を構え、四百年以上も続く江戸の老舗としていまも営業されています。架空の御用聞き、金座裏の宗五郎の住まいも豊島屋の近くにあり、このふたつが事件の合間に、ほっと安堵したり、緊張したりする場として描写されます。政次、彦四郎、亮吉、しほら、若い衆のたまり場「豊島屋の江戸」を、電子書籍で気軽に楽しんでください。熱海にて 佐伯泰英同日刊行する合本は、収録巻数51巻、総ページ数1万4948ページと、合本史上最長となる『合本 居眠り磐音 決定版』をはじめ、今年8月に完結した「酔いどれ小籐次」、著者初の女性職人を主人公にした「照降町四季」、佐伯作品の原点ともいえる「密命」など、人気の6シリーズ。『合本 完本 密命』は、電子特典として主人公金杉惣三郎の若き日を描いた中篇を収録しています。【書誌情報】■「鎌倉河岸捕物控」シリーズ新刊橘花の仇 鎌倉河岸捕物控<一の巻>価格:680円(税込)■合本合本 居眠り磐音 決定版巻数:全51巻価格:40,800円(税込)合本 新・居眠り磐音『奈緒と磐音 居眠り磐音』『武士の賦 新・居眠り磐音』『初午祝言 新・居眠り磐音』『おこん春暦 新・居眠り磐音』『幼なじみ 新・居眠り磐音』収録価格:4,000円(税込)合本 酔いどれ小籐次 決定版+小籐次青春抄全19巻、『小籐次青春抄』収録価格:15,580円(税込)合本 新・酔いどれ小籐次全25巻価格:19,440円(税込)合本 照降町四季全4巻価格:3,200円(税込)合本 完本 密命【電子特典付き】全26巻、電子特典「虚けの龍」収録価格:19,870円(税込)配信開始日:いずれも2022 年10月1日(土)(9月26日予約開始)販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店※価格は上記電子書店にてご確認ください。【著者プロフィール】佐伯泰英(さえき・やすひで)1942年、北九州市生まれ。 日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、〈文庫書き下ろし 時代小説〉という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞。おもな著書に、「居眠り磐音」「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「密命」「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕物控」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「空也十番勝負 青春篇」各シリーズなど多数。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月26日株式会社ブランジスタメディアは、表紙に長濱ねるさんを迎え、大分県佐伯市と提携し、同市の特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年10月号を本日公開しました。また、眞島秀和さんが思い出深い旅を振り返り、映画「スウィングガールズ」に出演したきっかけなどを語るインタビューも掲載しています。■ 「月刊旅色」2022年10月号長濱ねるさんがナビゲートする「ただいま。大分・佐伯の旅」 電子雑誌「月刊 旅色」10月号では、大分県佐伯市と提携し、同市の当市の観光PRを目的とした特集を掲載。「旅色」初登場で、長崎県出身の長濱ねるさんが同じ九州の佐伯市を1泊2日で巡り、電子雑誌で魅力を伝えてくれます。また、電子雑誌を紙冊子にしたパンフレットを配布予定。佐伯市の旅の魅力を、電子雑誌・紙冊子にて、統一感のある立体的なPRを行います。九州最大の面積を誇る佐伯市は、緑豊かな山間部、大きな河川を抱く平野部、リアス海岸が続く沿岸部と、変化に富んだ景観が魅力です。魚介類の宝庫としても知られており、伝統調味料「ごまだし」を使ったうどんや、市内で獲れた魚介類を使った握り寿司などご当地グルメも人気。佐伯ならではのお寿司を堪能した長濱さんは、「どのネタも本当においしかったです。私の大好物ばかりで幸せでしたね」と、心も胃袋も掴まれた様子でした。また、「天空のブランコ」があることで知られる高平キャンプ場 -outdoor lab.へも訪れて、絶景を楽しんでいます。旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、俳優の眞島秀和さんが登場する前編。下積み時代の行き当たりばったりの旅や、故郷・米沢の魅力を語ります。■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー/長濱ねるさん 女優・タレントとして幅広いジャンルで活躍している長濱ねるさんに、プライベートの旅について教えてもらいました。一人で旅をすることが多いこと、思い出は文章に綴っていること、そして旅の荷物についても教えてもらった貴重なインタビューです。さらに、今回初めて訪れたという、大分県佐伯市で印象深かった場所、おいしかったグルメについても伺いました。長濱さんは「佐伯市は魅力が盛りだくさんで、海も山も景色がとても素敵。歴史ある城下町もあるので、もっとゆっくりといろんな所を回ってみたい、また来たいなと感じるまちでした」と振り返ります。■ 1泊2日のRefresh Trip / 佐伯市(大分県) 海に山に城下町と、多彩な景観が魅力の佐伯は、1泊2日では回りきれないほど見どころ満載です。佐伯市が誇るビュースポットやおいしいグルメを、長濱ねるさんと訪ねました。つかの間の癒し旅を楽しむ長濱さんの表情にも注目です。一緒に旅をしているような、限定ムービーを公開中です。長濱ねるさんの旅ムービー: 動画1: ■ あの人の旅プラン / 眞島秀和さん(前編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載。自分のルーツを辿りながら、地元・米沢の魅力を紹介するフォトブックを刊行した眞島さんが、地元旅の魅力を語ります。映画『スウィング・ガールズ』出演のきっかけになったのも、地元が関係しているのだとか。そんな秘話を教えてもらいました。■ 「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ何を隠そう関東は、お芋スイーツの宝庫! 次号、2022年11月号(10月25日公開)の表紙は、笛木優子さんです。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月26日佐伯市の旅の魅力を電子雑誌・紙冊子でナビゲート 眞島秀和さんが思い出の旅を振り返る連載では、あのヒット作にまつわる出演秘話を告白!株式会社ブランジスタメディアは、表紙に長濱ねるさんを迎え、大分県佐伯市と提携し、同市の特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年10月号を本日公開しました。また、眞島秀和さんが思い出深い旅を振り返り、映画「スウィングガールズ」に出演したきっかけなどを語るインタビューも掲載しています。「月刊 旅色」2022年10月号長濱ねるさんがナビゲートする 「ただいま。大分・佐伯の旅」 電子雑誌「月刊 旅色」10月号では、大分県佐伯市と提携し、同市の当市の観光PRを目的とした特集を掲載。「旅色」初登場で、長崎県出身の長濱ねるさんが同じ九州の佐伯市を1泊2日で巡り、電子雑誌で魅力を伝えてくれます。また、電子雑誌を紙冊子にしたパンフレットを配布予定。佐伯市の旅の魅力を、電子雑誌・紙冊子にて、統一感のある立体的なPRを行います。九州最大の面積を誇る佐伯市は、緑豊かな山間部、大きな河川を抱く平野部、リアス海岸が続く沿岸部と、変化に富んだ景観が魅力です。魚介類の宝庫としても知られており、伝統調味料「ごまだし」を使ったうどんや、市内で獲れた魚介類を使った握り寿司などご当地グルメも人気。佐伯ならではのお寿司を堪能した長濱さんは、「どのネタも本当においしかったです。私の大好物ばかりで幸せでしたね」と、心も胃袋も掴まれた様子でした。また、「天空のブランコ」があることで知られる高平キャンプ場 -outdoor lab.へも訪れて、絶景を楽しんでいます。旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、俳優の眞島秀和さんが登場する前編。下積み時代の行き当たりばったりの旅や、故郷・米沢の魅力を語ります。「月刊 旅色」10月号表紙:長濱ねるさん■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー/長濱ねるさん 女優・タレントとして幅広いジャンルで活躍している長濱ねるさんに、プライベートの旅について教えてもらいました。一人で旅をすることが多いこと、思い出は文章に綴っていること、そして旅の荷物についても教えてもらった貴重なインタビューです。さらに、今回初めて訪れたという、大分県佐伯市で印象深かった場所、おいしかったグルメについても伺いました。長濱さんは「佐伯市は魅力が盛りだくさんで、海も山も景色がとても素敵。歴史ある城下町もあるので、もっとゆっくりといろんな所を回ってみたい、また来たいなと感じるまちでした」と振り返ります。「月刊 旅色」2022年10月号インタビュー:長濱ねるさん「月刊 旅色」2022年10月号インタビュー:長濱ねるさん■ 1泊2日のRefresh Trip / 佐伯市(大分県) 海に山に城下町と、多彩な景観が魅力の佐伯は、1泊2日では回りきれないほど見どころ満載です。佐伯市が誇るビュースポットやおいしいグルメを、長濱ねるさんと訪ねました。つかの間の癒し旅を楽しむ長濱さんの表情にも注目です。一緒に旅をしているような、限定ムービーを公開中です。「月刊 旅色」2022年10月号佐伯市(大分県):長濱ねるさん「月刊 旅色」2022年10月号佐伯市(大分県):長濱ねるさん長濱ねるさんの旅ムービー: ■ あの人の旅プラン / 眞島秀和さん(前編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載。自分のルーツを辿りながら、地元・米沢の魅力を紹介するフォトブックを刊行した眞島さんが、地元旅の魅力を語ります。映画『スウィング・ガールズ』出演のきっかけになったのも、地元が関係しているのだとか。そんな秘話を教えてもらいました。「月刊 旅色」2022年10月号連載:眞島秀和さん(前編)「月刊 旅色」2022年10月号連載:眞島秀和さん(前編)■ 「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ何を隠そう関東は、お芋スイーツの宝庫! 「月刊 旅色」2022年10月号タベサキ:何を隠そう関東は、お芋スイーツの宝庫!次号、2022年11月号(10月25日公開)の表紙は、笛木優子さんです。株式会社ブランジスタメディア会社概要URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月26日女優の今田美桜と臼田あさ美が、CJ FOODS JAPAN・ビネガードリンク「美酢(ミチョ)希釈タイプ」の新CM「はじめよう!美酢活」編(4月25日~)、「つづけよう!美酢活」編(6月1日~)に出演する。美酢のイメージキャラクターを務める今田に加え、臼田が初登場。2人のリアクションを通して、美酢の魅力やアレンジによる意外性を伝える。撮影を終え、今田は「ピンクの世界観のなか臼田さんと会話をしながら美酢を楽しむという撮影で、とてもリラックスして楽しかったです」とコメント。一方の臼田も、「今田さんとは会うのも初めてでしたが、本当に楽しく撮影ができて、リアクションも素っぽいというか普通に笑っちゃったりして(笑)。本当にリラックスして撮影ができました」と楽しげに振り返った。今回のCMが初共演となる2人。今田にとって「私はずっと拝見していて、今日会うのを楽しみにしていました」と念願の機会だったようで、臼田はそんな今田に「たくさん質問をしても全部快く答えてくれたり、私の失敗を場の空気を良くするために笑ってくれたりして助かりました。緊張せずにリラックスできる空気をすごく作ってくれたので安心しました」と感謝。これに今田は「楽しかったです」と反応し、「私も緊張しいなのでいろいろ話してくださって本当にありがたかったです」と相性の良さをうかがわせていた。
2022年04月22日広島県立佐伯高校女子野球部のみなさん内容広島県廿日市市の山間にある県立佐伯高校。全校生徒わずか76人。生徒数の減少から学校は統廃合の検討対象になりました。今後も地元中学校からの進学だけでは生徒増は見込めません。学校存続の危機を救うため、高校が白羽の矢を立てたのは女子硬式野球部。広島県内ではこれまで女子選手が野球を続けていく環境が整っていなかったため、高校でプレーを続けようとする生徒は県外に流出していました。そこで佐伯高校は2015年、県内で初めて高校女子野球部を作り、野球を続けたい女子中学生の受け皿として廿日市市だけでなく県内全域から部員を募り始めました。今では県外から野球をするために入学してくる生徒もいます。しかし今年新たに県内の高校野球強豪校が女子野球部を創部。入部希望者が分散し、今年の新入部員はたったの3人でした。来年には別の私立高校に県内3つめの女子野球部ができるため、入部希望者がさらに減少する可能性もでてきました。学校の存続をかけた部員募集。県内では唯一の公立高校女子野球部の切り札は “私学との差別化”でした。広島ホームテレビでは統廃合の生き残りに賭ける県立佐伯高校に注目しその取組みを取材しました。これまでのドキュメント広島 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月10日漫画家の佐伯かよのさんが、2021年8月29日に肺がんのため亡くなっていたことが分かりました。69歳でした。夫で同じく漫画家の新谷かおるさんが、ウェブサイトを通じて佐伯さんの死を伝えています。去る8月29日午後3時35分、妻佐伯かよのは肺癌のため自宅で永眠いたしました。69歳でした。3年前に検査で癌が発見された時には既にステージ4。身体の各所に転移もあり手術はできないとの事。家族は呆然となりましたが本人は「大丈夫、何とかなるわ!!」と言い切って治療を頑張って行いながら原稿も描いておりました。しかし今年の3月頃から体調が悪化し、8月29日 家族に見守られながら息を引き取りました。良く頑張ったと褒めてやりたいです。今は静かに妻の冥福を祈りたいと思います。そしてこれまで妻を応援して下さった沢山の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。新谷かおる公式HPーより引用1972年『世界一幸福な男の話』でデビューした後、『スマッシュ!メグ』や『口紅コンバット』、『燁姫(あきひ)』など数々の人気作を世に送り出してきた佐伯さん。ステージ4という診断を受けながらもなお、執筆作業に向かい続けた姿からは、心から漫画を愛していた佐伯さんの思いが伝わります。69歳という早すぎる別れに、ファンからは「もう新しい作品が読めないのは残念」「あまりにも早い」と佐伯さんの死を惜しむ声も。もう佐伯さんの新しい作品を読むことはかなわないものの、これまでの名作の数々はこれからも世代を超え、多くの読者に希望と勇気を与えていってくれることでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。[文・構成/grape編集部]
2021年09月20日ラクして美脚を手に入れよう!2021年7月1日、ワニブックスから『森拓郎式 美脚スティック -くすみピンク×グレーカーキ-』が発売される。同書は、森拓郎「ほぐし付録シリーズ」の第2弾で、モデルの高橋メアリージュンも「気持ちよくてこれでコロコロと浮腫みを取ります^ ^」と自身のオフィシャルブログで紹介している。森拓郎式 美脚スティックはスティック型のセルフマッサージローラで、大中小の回るパーツが体にしっかりフィット。コロコロするだけで全身をほぐすことができる。脚はもちろんのこと、腰、二の腕、肩、首にも使用可能だ。販売価格は2,200円。Amazon.co.jpや楽天ブックスなどで予約を受け付けている。足元から首までを美しく!森拓郎は1982年5月10日生まれ。滋賀県大津市出身。株式会社rinato、株式会社ルポルテの代表取締役を務め、ボディワーカーとして活躍している。『森拓郎式 ほぐし棒で翌朝もっと! 小顔』『ボディメイクストレッチ 理想の体を手に入れればどんな服も着こなせる』『やせウォーク 4週間プログラム』など著書多数。ボディラインを重視したきめ細かいボディメイク指導が人気で、ファッションモデルや女優などの著名人からも支持されている。(画像は森拓郎のオフィシャルサイトより)【参考】※森拓郎のオフィシャルサイト※Amazon.co.jp※楽天ブックス※高橋メアリージュンオフィシャルブログ
2021年05月18日20年以上に渡ってスペインで指導者として現場に立ち、アトレティコ・マドリードやビジャレアルのアカデミーなどで活動してきた、佐伯夕利子さん。なかでも2014年にビジャレアルのアカデミーが実行した「育成改革」には、指導者人生を揺るがすほどの影響を受けたと言います。インタビュー第3回では、佐伯さん自身の変化について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革のおかげで、これまで選手をジャッジして来たことに気付いたと佐伯さんは語ります(写真はサッカー少年のイメージ)<<第2回:そのコーチングは「指導者が考える正解」では?ビジャレアルが将来を見据えて行った指導者改革■「これまで選手をジャッジし続けてきた」と気づいた――ビジャレアルの育成改革では指導風景を撮影し、映像をもとに指導者間でディスカッションしたとおっしゃっていましたが、佐伯さん自身フィードバックを受けて、どのような変化があったのでしょうか?まず、選手に対するアプローチの仕方が、ガラリと変わりました。なかでも強く感じたのが「私はこれまで、選手をジャッジし続けてきたんだ」ということです。たとえば、「この選手は良い選手」「この選手はそうでもない」というのもジャッジです。誰しも指導者にはお気に入りの選手がいて、どんな状態でもピッチにいてほしい。説明のつかない信頼感を寄せている選手がいます。その子に対するジャッジは、文句なしに「良い選手」です。でもいま振り返ると、それは思い込みだったのではないだろうかと。もしかすると、良い選手であるという先入観のもと、ラベリングをしていたのかもしれません。――ご自身の考えを、客観的に見られるようになったのですね。他に変わったのが、口から出る言葉です。人間は無意識のうちに、習慣化した言葉を使っています。指導中にも、頻繁に口をついて出ます。ビジャレアルの育成改革ではメソッド部門のメンタルコーチたちが、私の近くに影のように寄り添い、練習中にカメラを回し、メモをとりながら「佐伯コーチは練習中、何を言っているのか?」を記録しました。そして、私の口から出てくる言葉を全部「仕分け」してくれるんです。ポジティブな言葉とネガティブな言葉を分け、選手に対してポジティブなフィードバックが多かったのか、ネガティブなフィードバックが多かったのかに分けます。■言葉を可視化したことで、選手が自分の言葉をどう感じるかに気付けた――どんな言葉をかけているか、可視化されるわけですね。そうなんです。たとえば、90分の練習でA君に18回、B君に8回、C君に2回、声をかけたとします。「この数字を見て、佐伯コーチは何を感じますか?」と質問をされます。そこで私は「A君に18回も声をかけている。すごく執着しているな」とわかるわけです。次に、A君にかけたポジティブな言葉とネガティブな言葉を仕分けされた表を見せられます。すると、18回のうち15回がネガティブで、3回がポジティブなワードを使っていたことがわかりました。――A君に対して、ネガティブに執着していたわけですね。そこで私は自分の考えを正当化するんです。「でも、あの子には、これまで何度も注意しているんですよ。それなのに、状況を見ないでボールを受けてしまって、それから何をしようかを考えるから、ボールを奪われることが多くて。何度言っても改善されないんです」というように。指導者というのは自分を正当化させたら天下一品で、いくらでも言葉が出てきます。でも、はたして本当にそうなんだろうか? というところを、メソッド部のコーチが掘り下げてくれるんです。一つひとつ踏み込んで、「この言葉は、A君に対してどのように伝わってったと思う?」「このように言われたら、A君はどのように思ったと思う?」と、あえて指摘せず、質問を投げかけることで私自身にその答えを出させるのです。それを繰り返すことによって、「こんな言葉を使ってしまった」「こんな言い方をしてしまった」「A君は、いまどう思っただろう?」という意識が芽生えるようになりました。自分の指導を俯瞰できるようになったというと、おおげさに聞こえるかもしれませんが、いままでそんなことは思ったことがなかったので、一番の成長だと思います。――すごいアプローチですね。例えば同じシチュエーションで同じミスをした時に「また?」と指導者が言ったとします。その「また?」が、言われた選手に与えるインパクトは、どのようなものがあるだろうか?「また?」と言われた次のアクションで、結局あなたが望むプレーをA君はできた?と聞かれるわけです。同じミスをしたときに、指導者に「また?」と言われたら、次から身体が縮こまってしまい、より良いアクションは起こせないですよね。メソッド部門の人たちはそのような対話を通じて、私を変えてくれました。■スペインでは勘違い指導者の居場所がなくなりつつある――キャリアのある指導者を変えるのは、大変なことだと思います。変える方も、変わる方も。私だけでなく、スペイン国内の大多数の指導者は、多くの勘違いのもとに指導をしてきたのだと思います。幸運なことに、私はそれに気がつくことができました。さらに申し上げると、スペイン国内では指導者のプロファイルが変わってきていると感じています。これまではパフォーマンス系の指導者、例えば吠えるタイプの指導者やミスをした選手がいたら、ピッチサイドで地面にペットボトルを投げつけてみたり、審判に食ってかかったりするような指導者が多くいました。審判にプレッシャーをかけることイコール、チームへのプラスになるという変な信仰があったり。まだまだそのような指導者は少なくありませんが、流れが変わってきて、徐々にそういった指導者の居場所がなくなってきていると感じています。■知識があっても現代のやり方に合わない指導者は求められていない――そのような指導者はかつては「熱心な指導者」と言われていましたが、世の中が変わってきた中で、求められる指導者像も変化してきたのでしょうか?そう思います。先日、スペインの有名なスポーツダイレクターと話をしたのですが、同じことをおっしゃっていました。「○○監督はフットボールの知識があって、4-3-3について語らせたら、自分がいままで出会ってきた中でナンバーワンだ。だけどスポーツダイレクターの立場から考えると、彼を監督して招聘するのはありえない。なぜならもうそういう時代じゃないし、彼のやり方は求められていないんだよね」と言っていました。選手とのコミュニケーション方法やチームの作り方、自分の知識の伝え方など、時代とともに求められるやり方も変わってきているのだと思います。――オールドスタイルの指導者の居場所がなくなってきているのですね。はい。スペインで言うと、1980年代、90年代の指導スタイルから、進化していない人達の居場所がなくなってきているように感じます。そういう人達は、海外に居場所を求めています。なぜならばアフリカやアジアなどは、ヨーロッパと比べて人権への意識が低い地域もあるので、そのような指導がまだ認められるからです。もちろん、アフリカやアジアで仕事をしている指導者全員がそうだと言っているのではありません。そこは誤解なさらないようにしてほしいです。中には実力が認められて、海を渡った指導者もいます。でも、そうでない人がいるのも事実です。■過去にもてはやされた手法をなぞることがイケてると勘違いしていた――日本のスポーツ界にも、指導者のパワハラは根強く残っています。ハラスメント系の指導者というのが、一昔前はイケている指導者だった時期がありましたよね。「あの監督は情熱がある」といったように、色々な言葉で正当化されてきたんです。私もそう思っていた時期もありました。例えば、「メンバーリストは相手のチームよりも後に出せ」とか、色々なことを教えられました。でも時代は変わり、指導者がメンバーリストをいつ出すかに気を取られている間に、そのエネルギーを選手に向けて、選手のことを考える時間に当てたほうがよっぽど良いですよね。――そう思います。試合前というのは、選手が試合に向けてどのような気持ちでいるか。それに指導者は寄り添っていなければいけないはずなのに、つまらない信仰のようなものを、私達はたくさん作り上げてきてしまいました。それをなぞることが、イケている指導者だと勘違いし、そのような指導者をスペインのサッカー界は大量生産してしまったのです。しかし現在、先進的なクラブは、そのようなプロファイルの指導者は求めていません。ビジャレアルが2014年に改革しようとしたのは、まさにその部分で、それが遅かったのか、早かったのかはわかりませんが、私に多くの影響を与えてくれました。■ひどい指導者たちを批判するだけでは何も変わらない。指導環境改善のためにできること――過去の誤った振る舞いに気がついたとき、どのように感じたのでしょうか?私はメソッド部門のコーチに「いままでの自分はひどい指導者だったんだと、恥ずかしく思う」と言いました。すると、「いいんだよ。キミに非があるわけではないんだから。キミは、そのやり方しか知らなかっただけなんだ。それが正しいと思っていただけなんだ」と。さらに、こう言われました。「キミがやってきたことと、違ったアプローチがあることも知ってほしい。こういうやり方もあるんだと知ることで、指導者として豊かになれるはず。指導者をそのように育ててきた、スペインのスポーツ文化にも責任はある。人間は知っていることしか見えない。キミたちはひとつのやり方しか教わってきていないから、見えるものも見えなくなっているんだ。知ることによって、見えるものも変わるはずだから、『知る』を増やそう」と。――深い言葉ですね。日本のスポーツ界には未だにハラスメントがあり、子どものスポーツに対して、ひどい指導をしている人も多いと聞きます。でもそこで、「ここにひどい指導者がいる」「あそこにもいるぞ」と批判を繰り返すだけでは、何も変わりません。なぜならばそのような指導者達は、言い訳でなく、他のやり方を知らないんです。そして、いままではそのやり方で試合に勝ったり、大会に優勝したりと、機能してきてしまったのです。なので、その部分に対する『学びくずし』と言うか、そこに取り組むためのきっかけや、サポートする人がいない限り、指導者は変わることができない。私の経験上、そう思います。(第4回に続く)<<第2回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月16日30年近くに渡ってスペインで活動し、サッカー指導の現場で奮闘してきた佐伯夕利子さん。スペインの指導ライセンスレベル3(日本のS級に相当)を取得し、アトレティコ・マドリードの女子チームやビジャレアルのアカデミーで指導を行ってきました。2020年よりJリーグの常勤理事となり、現在は日本を拠点に活動(11/30-2/1まで一時帰国中)しています。選手の育成について多くの知見を持つ佐伯さんに「子どもたちを伸ばすために、指導者が変わらなければいけない理由」をテーマにインタビューを行いました。第2回はビジャレアルが行った育成改革の内容に迫っていきます。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まったそう(写真はサッカー少年のイメージ)<<第1回:1人ひとりの個性を見て個別最適化がチーム強化に。スペインの名門ビジャレアルが育成改革に取り組んだキッカケ■育成はすぐに結果が出るものではない。「今」だけ見ていて良いのか――サカイクでは、「子どもを変えるには、大人が変わらなければいけない」というメッセージを打ち出しています。ビジャレアルの育成改革は、まさに大人(指導者)が変わることで、子どもたちの変革をうながしたそうですが、どのような取り組みをしたのでしょうか?それまでの私達はサッカークラブの指導者なので、普段からサッカーの話ばかりをしていました。どんなシステムがいいのか、サイドバックの選手に求める要素は...といった形です。あるとき、ビジャレアルの育成改革を推進したコーチに「そんな話を何十年もしてきて、これから先の何十年も続けていくのか?」と言われたときに、はっとしたのです。指導者として、それはあまりにも貧しいのではないか。そうではなくて、もっと広い視野で選手を育てるべきなのではないかと。ご存知のとおり、育成はすぐに結果が出るものではありません。目の前にいる選手が8年後、10年後にこうなっていてほしいという理想像に向かって、進んでいかなくてはなりません。8年後、10年後に、今いるコーチが引き続き、ビジャレアルにいるとは限りませんが、選手たちの将来にとってプラスになるのであれば、より良いアプローチを模索するべきだということで、まずは指導者に対して様々な取り組みが行われました。■選手には「自分で考える」を求めていたのに、指導者が具体的に指示しすぎていた――どのようなことが行われたのでしょうか?改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まりました。「理想の選手を育成するにあたって、それに適した指導を、私達指導者が行っているか」に目を向けました。ビジャレアルアカデミーが掲げる理想の選手像は、自ら積極的に考えて、判断して実行できる選手であり、試合中、変わっていく状況に対して適応できる能力を備えた選手です。そう言っている割には、攻撃パターンを3つぐらい作って、それをただ繰り返すドリルのようなトレーニングをさせていたり、「自分で考えてプレーしよう」と言いながら、指導者が「右に蹴れ、左に蹴れ、いまのは違うだろ」と言い続けていました。――多くの指導者にとって、耳の痛い話ですね。ビジャレアルアカデミーでは、私達指導者がどのような振る舞いをしているのか、それを自分たちの目で確かめるところから始めました。具体的には、アクションカメラの「Go Pro」をつけて指導の現場に立ち、いつもどおりトレーニングをします。「Go Pro」は自分の目線と同じなので、選手の反応が撮影されています。その映像を見ると、多くの発見がありました。練習前後に選手を集めて、指導者がトレーニングについての話をするのですが、いつもうなずいて聞いているように見えたA君が、実は聞いている素振りをしているだけだったり、聞いていなさそうに見えたB君が、話を理解しようとしていたりと、指導者が持つ印象と映像に映っている事実が異なっていました。その理由は、指導者が選手にするラベリングにあります。指導者のレッテルや主観が、事実を違うように映していたのです。――映像で見るからこそ、多くの情報を客観的に得ることができるわけですね。もう一つはハンディカムで指導者自身を映し、トレーニング中や試合中にどのような指示出し、振る舞いをしているかを、コーチングスタッフ全員でチェックし、ディスカッションをする場を設けました。これは週に1回、2時間の学びの場なのですが、自分の指導の様子がみんなの前で映し出され、選手とどのようなコミュニケーションをとっているか、どのような言葉を使っているかなどにフォーカスし、ディベートをしました。■そのコーチングは指導者が考える「正解」では?――そこでは、どのようなディスカションがなされるのでしょうか?映像には試合の様子は映っておらず、指導者の姿だけが収められています。そこで試合中、私が選手のあるプレーに対して「いまのはパスじゃなくて、ロングキックでしょ!」と言ったとします。すると進行役が映像を止めて、「いまのコミュニケーションについて、他の指導者はどう思う?」と意見を聞いていきます。そうやって、指導者の振る舞いを一つひとつ検証していくのです。――指導者からするとハードな学びの場ですね。はい。たとえば他のコーチから「この前のスタッフミーティングで、『自主的に物事を考えられる選手になってほしい』という話をしたよね。でも『ロングキックでしょ!』というコーチングは指導者であるあなたが考える正解であって、パスをした選手の判断や選択肢を否定することになっている。結局、あなたが言うとおりのプレーをしないと、ネガティブなフィードバックをされる。つまり、ダメな選手と評価されるわけだ。それは私達の目指す方向性ではないし、言っている事とやっている事が違うよね」といったフィードバックを受けます。それを1年間繰り返しました。■20年の指導歴で初めて自分が成長できる機会だった――指導者のみなさんは、そのフィードバックをすんなりと受け入れることができたのでしょうか?大人になると、誰しも自分をさらけ出すのは嫌ですよね。自分の指導の様子を撮影されて、みんなの前でフィードバックを受けるのは居心地が悪く、怒りや恥ずかしさなど、いろいろな感情が混ざり合います。私達にとっては、すごく難しい時間であり空間でしたが、その経験をしたことで、「使用前、使用後」と呼べるような変化がありました。中にはふてくされて、自分の殻に閉じこもってしまった人もいて、学びという面では残念なことではありますが、そこまで踏み込んで、指導者を改革しようとしてくれたビジャレアルというクラブは勇気があるなと感じました。――佐伯さんご自身は、それらの取り組みによる変化をどのように感じたのでしょうか?ビジャレアルの育成改革がスタートしたのが、2014年です。私はそれまで、20年ほど指導者をしていましたが、これまでの20年間、何をしていたのだろうと思うぐらい、使用前と使用後の変化を感じました。「選手を育成する」ということについて、間違えてとらえていたのだと気がつくことができたのです。時間が経てば経つほどその想いが強くなり、自分の中で整理できなかった思考が、緩やかなスピードではありますが固まってきました。それまで、選手に対するアプローチに違和感を覚えたことはありませんでした。自分のやっていることに間違いはないと思っていましたし、周りから疑問を投げかけられることもありませんでした。つまり20年以上の指導歴で、自分が成長する機会は一度もなかったのです。(第3回に続く)<<第1回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月09日女優の三吉彩花が4日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」レッドカーペット・授賞式に出席し、「話題女優賞」を受賞した。三吉は、黒を基調にした肩出しドレスで美背中を大胆に披露。レッドカーペットを堂々と歩き、抜群のスタイルで魅了した。授賞式ではトロフィーを手に「このような素晴らしい賞をいただけてとても光栄に思います」と喜びを語り、「私は2019年頃からお仕事で中国に行かせていただく機会が増え、さまざまなプロフェッショナルの方々とクリエイティブを作り上げることができて、たくさんの刺激を受けました。サポートしてくださっている中国のスタッフのみなさま、日本のスタッフのみなさまに感謝申し上げます」と感謝。続けて、「ファンの方々にも改めて感謝申し上げます。このような状況下ですが、みなさまが健康に過ごされることを願っております」とファンに向けてメッセージを送った。同アワードは、中国最大のソーシャルメディアであるWEIBO(微博)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ俳優やアーティスト、文化人、キャラクター、企業を表彰するもの。日本では3回目の開催となる。撮影:蔦野裕
2021年02月04日1992年よりスペインで暮らし、サッカー指導の現場で奮闘してきた佐伯夕利子さん。2003年には日本人女性初となる、スペインの指導ライセンスレベル3(日本のS級に相当)を取得。アトレティコ・マドリードの女子チームやビジャレアルのアカデミーで指導を行ってきました。2018年にJリーグの特任理事に選任されると、2020年に常勤理事となり、スペインより(11/30~2/1まで一時帰国中)帰国することになりました。育成について多くの知見を持つ佐伯さんに「子どもたちを伸ばすために、指導者が変わらなければいけない理由」をテーマにインタビューを行いました。ビジャレアルの育成改革を中心とした、濃密なインタビューを4回に渡ってお届けします。(取材・文鈴木智之)育成の名門ビジャレアルが「ピッチ外」という育成で一番大変な面に目を向けるようになったキッカケとは(写真はサッカー少年のイメージ)■小中学生で親元を離れるのは良いことなのか――佐伯さんが所属していたビジャレアルは、育成に定評のあるクラブです。スペインの年代別代表に選手を輩出し、トップチームにも多数の選手を送り込んでいます。育成に実績のあるクラブが、なぜ改革をしようと決断したのでしょうか?私が所属していたビジャレアルが、アカデミーの指導改革を行ったのが、2014年です。ビジャレアルはご存知のとおり、育成に特化してクラブを運営してきました。アカデミーからトップチームへと選手が昇格し、クラブとしても欧州チャンピオンズリーグなどで上位に食い込む中で、国内外から評価を得るようになりました。ビジャレアルはスペイン全土から選手をスカウトし、寮に入れて育成していきます。一番下は小学6年生です。小学生、中学生という多感な時期に、親元を離れて生活するのが良いことなのか。まずそこに葛藤がありました。スペインは地域性が色濃い国です。ビジャレアルはバレンシア州にあるのですが「バレンシア語」といって、使う言葉も違います。――別の地域から来た子どもは、馴染むのが大変ですね。そうなんです。遠方から来た子達を地元の学校に入れても、授業がバレンシア語なので、何を言っているかわからない。そのため、学校に馴染むことができないといった問題がありました。そのような経緯があり、(小学生年代で越境させる子はほとんどいなくなりました)。やはり、多感な時期は親元で生活するのがいいだろうという結論に達したのです。このように様々なトライアンドエラーを繰り返しながら、選手の育成をしてきました。寮生活をしている子は100人ほどいますが、それだけの数がいると、人間性の部分での指導、アプローチが行き届かないこともあります。そこであるとき、気がついたのです。「私達はプロクラブの指導者と名乗っておきながら、グラウンドの中で行われることだけを指導しているのではないか」と。やれ4-4-2だ4-3-3だという話ばかりで、グラウンドを一歩離れた選手の姿に、どれだけ関心を持って指導していたのだろうかと省みたのです。■アカデミー生の90%以上はプロになれない――ヨーロッパのトップクラブのアカデミーが、そのような観点を持ったことは、非常に興味深いです。ビジャレアルのアカデミー生は"フットボールバブル"と呼ぶべき、恵まれた環境でサッカーに取り組んでいます。全額クラブ負担で衣食住のケアがされていて、寮には栄養士もランドリーサービスもあります。Tシャツにさえ、アイロンをかけてもらえる環境です。学費はクラブが負担し、サッカーをすることで報酬も得ています。一般の中高生ではありえない環境ですが、その状態で長く育ってしまうと、いつしかそれが普通になってしまいます。そして18歳になると高級車を買ったり、iPhoneの最新版を持ったり、ブランド品を身につけたりという感覚になってしまうわけです。――まさにバブルですね。普通の中高生の感覚からかけ離れた状態をクラブが作っておきながら、彼ら全員がプロ選手になれるわけではありません。プロとして契約書にサインできる選手が、アカデミーの中で何人いるかと考えた時に、ビジャレアルのようなエリートアカデミー選手でも6~7%という数字が出てきました。つまりアカデミーの93%の選手は、プロとして生計を立てて行くことができないわけです。クラブもそれを理解しながら、選手に投資をしています。プロになった1%の子だけに目を向けて、その他の 99%の子達に責任を持たなくていいのでしょうか。「トップチームに何人昇格した」「他のクラブに高額で移籍させることができた」というのが私達の勲章ではなく、いま面倒を見ているアカデミーの選手達が、サッカー選手ではなくなった時、もっと言うとビジャレアルというバックグラウンドがなくなった時の姿に責任を持つことが、私達指導者の責務ではないかという反省が、改革のきっかけになりました。■ピッチ外という一番大変な面に向き合うようになったキッカケ――非常に考えさせられますね。ごくまれに、ユース出身の選手が犯罪を犯したというニュースを耳にします。でも、その段階ではもう自分たちのクラブの選手ではないので、大抵が知らん顔をします。「何年か前に、そんな選手いたよね」「ひどい人生を送っているね」と話をするだけで、彼らがビジャレアルのアカデミーにいた時、つまり成長段階で彼らの周りにいたのは、他ならぬ私達です。アカデミーを巣立っていった選手が、そのような状況になっていることに対して、「私達は責任を感じなくていいのだろうか?」といったことを指導者間でディベートし、内省を行いました。――責任感あふれる行動だと思います。指導者として勇気を持って、一番大変でエネルギーを吸い取られるところに、あえて向き合っていく。それがプロフェッショナルクラブの指導者と言えるのではないか。指導者とはそういう仕事なのではないかという考えに基づいて、改革をしました。たとえばAという選手がいたとして、彼は学校では生徒会長であり、彼女の前では恋人であり、クラブではおとなしいキャラクターだけど、親の前ではよく喋る子だったりと、様々な側面をもっています。しかし、私達は「サッカークラブにいるA君」という面でしか見ておらず、判断していませんでした。105m☓68mのグラウンドの中にいるときのA君に対してしか、アプローチしていなかったのです。――サッカー選手としてだけでなく、ひとりの人間として包括的に見ることの大切さに目を向けたのですね。サッカー選手としての価値を高めていくことが、最終的なクラブの目標としてはあるけれども、「価値とは何だろう?」と考えた時に、ボールを上手に扱えることなのか、速く走れることなのか、デュエルでたくさんボールを奪うことができることなのか......。そうではなく、もっと壮大なものではないだろうかという結論に達しました。つまり「人として豊かになれば、ピッチ上でのパフォーマンスにもプラスに現れてくるのではないか」ということです。なぜならばフットボールは、スピードやパワー、持久力など数値で測れるものを競う競技ではなく、様々なファクターの中から瞬時に判断し、たくさんの選択肢を持った中から、最適な行動を自分で選び取ることが必要なスポーツだからです。そこにスキルが加わり、クオリティの高いパフォーマンスに変わっていきます。■学校と連携して選手の日常を知る取り組み――どのようにして、サッカー以外の部分に目を向けていったのでしょうか?ひとつは学校との連携です。勉強に対してどのように取り組んでいるのか、学校ではどのような生徒なのか、先生との関係性はどうかなど、学校に対してクラブの指導者が積極的に関わるようになりました。いまでは学校の職員会議に、ビジャレアルのスタッフが参加する関係性です。さらに「Google Drive」というITソフトを使い、その選手に関わる多くの人と情報を共有し合う仕組みを作りました。Aという選手には、サッカーの指導者、寮の生活指導スタッフ、勉強を担当する先生、掃除や洗濯など身の回りのケアをする人など、たくさんの人が関わっています。そこで「Google Drive」の中に、Aという選手のファイルを作り、その日にあった特筆事項などを共有します。――現代的な仕組みですね。たとえば、学校の先生が「A君は同級生のB君と激しい言い争いをして、気が立っているので、寮に戻ったときの態度が悪いかもしれません」と記入しておけば、寮の生活指導の先生も「なんだこいつは。態度悪いな」となるのではなく、A君を取り巻く環境を理解することで対応も変わり、コミュニケーションも豊かになります。コーチはA君の身に起きた出来事を知っているので、練習場に来る時はふてくされているだろうなと、前もってイメージすることができます。そうすると、A君と接するときの指導者の態度も変わってきます。■一人ひとりが豊かになることがチームの強化につながる――それをチーム全員分するというのは、時間もエネルギーも相当かかりませんか?はい。チームに選手が20人いるとして、それぞれの人格や置かれている状況、バックボーンは全員違います。そうであるにも関わらず、私達はチーム全体にメッセージを発したり、フィードバックを行ってきました。それらの意味のなさに気がつき、すごく反省しました。個々にアプローチをし、個別に最適化を図ること。その結果として、選手一人ひとりが豊かになることが、チームの競技力や強化につながるのではないかと、考えが変わりました。そのような取り組みを行い、一つひとつ改革をしていきました。(第2回に続く)佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月02日読むだけで、肌も心も美しくなる2020年7月3日、さくら舎から、佐伯チズの新刊『佐伯式 艶肌術と心磨き』が発売された。同書では、化粧品に頼らなくても、お金をかけなくても、キレイになれるを方法をレクチャー。難病と向き合いながら佐伯チズが執筆した、読む「心の美容液」となっている。販売価格は1,540円(税込み)。Amazon.co.jpや楽天ブックスなどで購入することができる。美肌を目指している人や、最新版の佐伯式メソッドを知りたい人などにオススメだ。世界中から愛された美肌師 佐伯チズ佐伯チズは1943年6月23日生まれ。滋賀県出身。1967年にゲランに入社し、1988年からはパルファン・クリスチャン・ディオールのインターナショナル・トレーニング・マネージャーとして活躍。2003年に定年退職し、エステティックサロン「サロン ドール マ・ボーテ」を開業する。『頼るな化粧品!』『今日の私がいちばんキレイ』など著書多数。講談社から出版された『美肌革命』は、英語、中国語、フランス語など9か国語に翻訳されている。これまでに出版した著書は累計500万部以上。2020年6月5日にALS(筋萎縮性側索硬化症)のため永眠。多くの人から支持され続けている。(画像は佐伯チズ オフィシャルブログ「願えば、かなう。」より)【参考】※佐伯チズ オフィシャルブログ「願えば、かなう。」※Amazon.co.jp※楽天ブックス※佐伯チズ オフィシャルサイト
2020年07月08日鍛えるならば理想は高く、世界中の美しい人々が惜しげもなく美貌を披露する映画こそ、まさに美脚・美尻のバイブル…!?映画評論ユニットのお杉とB子が素敵な美脚・美尻の持ち主に出会える映画をご紹介!「ダイナマイト美脚・美尻」編です。長い脚と大きなお尻で男を魅了する女神に!B子:かつてのハリウッド女優はある意味、男性の目を楽しませる存在。マリリン・モンローに代表されるそんなダイナマイトボディ女優の現代版も次々登場!お杉:往年のダイナマイトは豊満って感じだったけど、最近はそこに攻撃性が加わってる。『ハスラーズ』でご立派なヒップを披露したジェニファー・ロペスみたいに。B子:彼女はデカ尻に存在意義を与えた点でも貴重な存在よ。それまではスーパーモデル的な小尻が優勢だったけど、ジェニファーのデビューでデカ尻が優勢となった。お杉:50歳でもプッリプリ。B子:ヒップから伸びる脚も筋肉質でかっこいいの。お杉:ストリップクラブで踊るシーンもいいよね。ああいうの見るとポールダンスに憧れちゃう。若い子には負けないわっていうか、出せない色気を自負してるって思わせるよね。憧れちゃうけど、私はああなれないわ。B子:人種的にも無理?私の憧れボディは、『マレーナ』のモニカ・ベルッチ。柔らかそうで、女の私でも触れたくなる。まさに女神のようなゴージャスさよ。お杉:顔もボディもパーフェクトって、神様が与えすぎ。ダイナマイトなのに、ウエストはくびれていて、そりゃあ、男たちに目をつけられる役が似合うわけだよ。B子:『アレックス』とか目を覆いたくなったもん。彼女はモデル出身だけあって、長い脚も魅力的だよね。イタリア女性って脚がとにかくセクシーじゃない?お杉:ヨーロッパの女優には、繊細なニュアンスがあるのよ。というのも、日本人の思い込み?その点、アメリカンなおおらかさに溢れてるのが、ケイト・アプトン。『ダメ男に復讐する方法』では、キャメロン・ディアスの向こうを張る美女役で、美脚に驚いた。ウエストのくびれはないけど(笑)。B子:キャメロン演じる弁護士の秘書を演じるニッキー・ミナージュの柳腰とデカ尻も印象的よね。お杉:きゅっと引き締まったウエストって美脚・美尻を引き立てるもんね。エヴァ・グリーンはまさにそのタイプ。『シン・シティ 復讐の女神』ではその全貌が拝めます。演じるエヴァはものすごい悪女だけど、ボディは女神!B子:男を誘惑して意のままに操るには、エヴァみたいに美脚と美尻が欠かせないっていう妄想を掻きたてられちゃうよね!『ハスラーズ』リーマンショック後に、ストリッパー集団がウォール街の金融マンを餌食にした詐欺事件を基にした犯罪ドラマ。ジェニファー・ロペスが“キャリア最高の輝き”で魅せる!先行デジタル配信中・Blu-ray&DVD 7月3日発売Blu-ray¥4,800DVD¥3,900発売・販売元:ハピネット(C)2019 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.『マレーナ』第二次大戦中のシチリア島、12歳の少年レナートは美しき人妻マレーナに夢中だ。戦局が悪化し、夫と父を失ったマレーナが必死に生きる姿を彼は見守るしかできなかった!?Amazon Prime Videoなどでレンタル配信中写真:Photofest/アフロ『ダメ男に復讐する方法』夫に愛人がいると気づいたケイトは、結婚を餌にされていた愛人のカーリーとアンバーと意気投合。浮気男をお仕置きするために3人は入念なリベンジ計画を立て始める。U-NEXTなどで配信中お杉とB子小誌で「お杉とB子のMOVIE TALK」を連載中の映画評論ユニット。『愛の不時着』は完走したものの、いまだ七王国をさまよい中のお杉と、配信の犯罪ドキュメンタリーにハマっているB子。傑作から駄作まで鋭く、おかしく斬り込むよ。※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・いいあい(by anan編集部)
2020年06月19日