女性のカラダの悩みとしてよく挙げられるのが便秘。中でも特に夏は普段よりも便秘になりやすいのだとか。たかが便秘と思うかもしれませんが、口臭や体臭・肌荒れに肥満、大腸がんなどの病気を引き起こす可能性もある怖いもの。便秘を解消すれば、日ごろのカラダの悩みも解決するかも。ということで、便秘になりやすいこの夏に便秘を解消すべく、便秘についていろいろ調べてみました。まず、夏に便秘になりやすい理由としては、水分不足、夏バテ(食欲不振)、クーラーによる冷えなどがあり、やはり夏特有の要因によって便秘が引き起こされているようです。夏の暑さで汗をかき、腸内の水分が不足することで、便秘になりやすくなってしまうのだとか。また、熱帯夜に耐え切れず、 寝る前にエアコンをかけてしまいがちですが、これもNG! 体が冷え、外気との気温差で自律神経の働きを悪くしてしまいます。 原因がわかったところで、なんとか手軽に便秘を解消できる方法を探しているとき、面白いサイトを発見! それが 「アスクドクターズ総研」 です。これは、医師の臨床経験の中から引き出される知見をもとに、健康・美容・身体に配慮した一般生活者向けの商品・技術・素材・サービスの商品を開発したり、商品を評価したりすることで、より健康に良い商品の発展を支援していこう! というサイト。専門家である医師の意見に触れることができるので、ぜひ参考にしたいですね。例えば、最近話題の「J!NS PC(R)」も、アスクドクターズのお墨付きの商品。これは、パソコン・テレビなどデジタル機器のディスプレイが発するブルーライトから眼を保護する機能性アイウエアとして注目されていますよね。この「アスクドクターズ総研」で、お腹の調子を良好に保つ商品として医師がオススメしているのが、「毎朝爽快」という飲み物。「毎朝爽快」は、腸内のビフィズス菌を適正に増やし、お腹の調子を整えるラクチュロースを4g配合した、ヨーグルト風味の清涼飲料水。ラクチュロースとは、お腹のビフィズス菌を増殖させて整腸効果を示す乳糖由来のミルクオリゴ糖のこと。一般的に、糖類は胃や小腸で単糖に分解・吸収されて血液中に移行するのですが、ラクチュロースは人間の消化管内酵素では分解吸収されず大腸に達し、そこで善玉菌のビフィズス菌に利用され、その増殖を助けるので、お腹の調子を整えてくれるのですね。さらに「毎朝爽快」は特定保健用食品に認定されており、カルシウムや6種類のビタミンも配合されていて、お腹だけでなくカラダ全体をサポートしてくれるのがうれしいですね。また適量で、甘すぎず後味さっぱりでおいしいから、飲みやすいのも続けるためには大切です。手軽に飲める「毎朝爽快」は試してみる価値がありそう。毎日続けてスッキリ健康生活をぜひ手に入れては?・毎朝爽快 公式サイト
2014年08月27日妊娠したら便秘になるのは仕方ない…と諦めていませんか? 確かにホルモンの影響などで妊娠中は便秘になりやすいです。筆者も妊娠6ヶ月に入り今まではなかった便秘に悩まされたのですが、日々の生活の中でちょっと気をつけるだけで便秘が解消されました。便秘が解消されるとそれまで悩んでいた体重増加もゆるやかになり、結果7キロ増で終わることができました。今回は筆者が行った便秘解消のための4つの習慣をご紹介します。1.食物繊維が多いものを食事にプラスする便秘は基本的には食生活を見直すことで改善します。食物繊維が多いものをとったり、水分を多めにとりましょう。食事の前に納豆やサラダ、ヨーグルトを一品プラスするだけでも効果的です。2.便秘に効く運動を取り入れる運動不足から便秘になる場合もあるので、ウォーキングや水泳をするのは効果的です。特にマタニティヨガは便秘に効果的なポーズがいくつかあるので、調べてやってみるのもいいでしょう。私は特に「腰回し」というポーズが効きました。直立して両手を腰にあて左右に腰を回すだけのポーズなので是非試してみてください。3.骨盤ベルトを着用する妊娠中の便秘は、腸が子宮に圧迫されることも原因の一つです。骨盤ベルトをつけることにより、内臓が正しい位置にもどるので血流がよくなって腸の動きも活発になります。筆者は早産防止のために骨盤ベルトを使用していたのですが、着用した日は必ず便通があったので驚きました。4.冷えを予防する便秘は、冷えによって起こる場合もあります。手足やお腹を触って冷たいと感じたら、靴下や腹巻などで冷えないように工夫をしましょう。お風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。麦茶は、これからの暑い時期にはノンカフェインということもあり、つい飲んでしまいがちですが、身体を冷やす効果があるので、ほどほどにするのがよいでしょう。便秘を治すための薬や漢方薬は沢山ありますが、妊娠中はなるべく薬には頼りたくないですよね。食生活の見直しや、身体を動かすなどの習慣を取り入れて自然に便秘を解消していきましょう。
2014年07月04日便秘気味でもそのまま放置しているアナタ! たかが便秘とあなどるなかれ。おなかに溜まった便は毒素を発生させ、腸の中をゴミ溜めや排水処理場のような状態にしてしまいます。便秘によって発生した毒素は血液を汚して代謝を悪くし、体調不良や肌荒れの原因に…。これから紹介する便秘を解消する方法を実践して腸をスッキリさせ、代謝のよい体と美肌を手に入れましょう。■おなかマッサージで腸を刺激するまずはおなかの右下に両手の中指、人さし指、薬指の3本をそえます。指を3秒程ゆっくり押し当てたら力を抜きます。そのまま指の位置を上にずらしながら3秒ずつ押していきます。おへその周りを四角く囲むようなイメージでグルッと一周押しましょう。座って行ってもいいですが、仰向けに寝て指をおなかに垂直に当てるようして押していくと、よりしっかりと腸を刺激することができます。次にお中の右側からおへその下を通って左側まで、5ヶ所に分けて指3本でマッサージ。指先を右側から押当てて左側へスッと抜くようにするのがポイントです。■ごぼう茶を飲んで便秘解消ごぼう茶にはイヌリンという水溶性の食物繊維が含まれていて、腸のぜん動運動を活発にしてくれます。また、善玉菌を増やして老廃物の排出を促す効果も。体内の脂肪やコレステロールの排出を促してくれるサポニンという成分も含まれており、ダイエット効果も期待できちゃうんです。■オリゴ糖で腸にたまった宿便を出す便秘の人も便秘じゃないに人も、大腸には宿便が溜まっているそうです。そんな宿便に効果的なのがオリゴ糖。休日の朝に朝食を抜いて、オリゴ糖を薄めた水をコップ3杯ほど飲みましょう。大腸にたまった宿便を水分で柔らかくしつつ、オリゴ糖が善玉菌を増やしてぜん動運動を活性化させるので、腸内のクリーニング効果が期待できます。効かなかったときはお昼を抜いてもう一度オリゴ水を飲みましょう。通常よりかなり黒っぽいドロッとした便が出ればOKです。注意点は色々な甘味料を混ぜていないオリゴ糖100%のものを使うこと。便秘を解消してペッタンコおなかになれるのと同時に、宿便の排出によるデトックス効果で、血液循環がアップして代謝が増すので、生まれたての赤ちゃんのようなふんわり美肌も手にはいっちゃいますよ。
2014年02月23日女子のお悩みナンバー1と言っても過言ではない「便秘」。とくに冬になると便秘が悪化するのは、冷えで腸内環境が悪化するから。腸には、善玉菌・悪玉菌のほかに、「日和見菌」という善玉菌、悪玉菌どちらの味方にもなる菌が存在していて、その数は何と腸内細菌全体の7割!つまり、この日和見菌を味方につけることが腸内環境美化の第一歩なのです。今回は、そんな腸内細菌についてご紹介いたします。■働き者の「善玉菌」乳酸菌やビフィズス菌でお馴染みの「善玉菌」。腸内細菌全体の2割が、この善玉菌です。食べ物の消化・吸収のために腸内で頑張っている働き者。たった2割?と思うかも知れませんが、腸内細菌はバランスが大切!善玉菌の数は2割で良いのです。私たちが善玉菌のためにできることは、善玉菌が働きやすい環境を作ってあげること。胃腸を冷やすような冷たい飲み物や食べ物は控え、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を摂るように心がけましょう!■おブスを作る「悪玉菌」大腸菌やウェルシュ菌などに代表される「悪玉菌」。腸内細菌全体の1割存在しています。腸内で、腐敗を引き起こし、有害物質や匂いの元を生産するため悪玉菌と呼ばれていますが、私たちはこの悪玉菌がなくては生きてはいけません。例えば、赤ちゃんはお肉を食べると下痢をしますが、私たち大人は下痢をしませんよね?それは、成長過程で悪玉菌が増えたから。お肉など、悪玉菌でないと分解できないものもあるのです。ですから、悪玉菌をなくそうとするのではなく、1割以上増やさないようにすることが大切です。悪玉菌はお肉が大好物ですから、お肉ばかりを食べるのは控えましょう!■長いものに巻かれる「日和見菌」腸内細菌の大勢を占めるのが「日和見菌」。善玉菌、悪玉菌、どちらにも分類されず、どっちつかずな状態で、どちらか優性なほうに同調します。腸内細菌全体の7割を占める日和見菌を味方につけることが便秘解消のカギ!■日和見菌を味方につける食べ物3つ日和見菌を味方に付けるには、常に善玉菌優位な腸内環境を作ることが大切です。(1)発酵食品発酵食品は、乳酸菌に代表される善玉菌の宝庫。ヨーグルトやチーズなど動物性発酵食品だけでなく、キムチや味噌など、植物性発酵食品も食べましょう!(2)海藻海藻に多く含まれる水溶性食物繊維は、善玉菌のエサとなるだけでなく、水を含むとゲル状になり便を柔らかい状態に保ち、スムーズな排出をサポートします!果物やオクラ、モロヘイヤなど、トロトロネバネバ系野菜にも水溶性食物繊維が含まれていますから、しっかり食べましょう!(3)良質オイルオリーブオイルや亜麻仁油などの良質のオイルは、美肌作りにも欠かせませんが、美腸作りにも欠かせません。腸内で潤滑油となって排出をサポートします。とくにオリーブオイルは、腸のぜん動運動を刺激する働きもありますから、毎日摂りたいオイルです。■終わりに食べ物から摂った善玉菌は、腸内に住み着くことはできません。ですから、毎日欠かさず補給してあげることも大切です。腸内細菌のバランスは、食べたもので毎日変わっています。時々でいいや~ではなく、毎日の習慣にして腸内美化に励んで下さいね!(岩田麻奈未/ハウコレ)
2014年02月13日【前編】 では便の内訳や便意が起こるタイミングなどについてお伝えしましたが、そもそもなぜ便秘になるのでしょうか。画像:stefanolunardi/Fotolia.com■なぜ便秘になるの?「便秘」は、大腸の形の異常や傷を伴う病気がもとで起こる「器質性便秘」と、大腸の働きの異常や運動機能の低下が原因で起こる「機能性便秘」に分かれます。大抵の便秘は、後者の「機能性便秘」です。つまり、生活習慣の見直しで十分に改善の余地があるのです。そう、大多数の便秘体質の方の原因は、運動不足や偏った食事により、理想の便を形成できないことにあります。特に日本人の食事が欧米型に変わってきてからは、食物繊維が不足している上に肉食が増え、悪玉菌優勢の腸内環境に変化してきていることが原因となっています。パサパサした便は油の不足、コロコロ硬い便は水分の不足も考えられます。そして無理なダイエットなども便秘の原因の一つ。便はカサができなければ形成されませんから、過度な食事制限も便がでない原因となります。また、忙しい毎日を送る中で、ストレスや不規則な生活により、自律神経がアンバランスになることや運動不足による腹筋力の低下なども考えられます。■理想の便ってどんな便?量…1日125g~180g(バナナ1~2本分)色…黄褐色 (赤ちゃんの便は黄色に近い)形と硬さ…バナナ状の柔らかさで、すっきり1本ででる便が理想匂い…悪臭がする便は悪玉菌が繁殖している証拠。強い匂いがしていないかチェックして。その他…毎日決まった時間に便意を催し、紙で拭いてもついてこない。画像:tearoad/Fotolia.com理想の便は水分量も70~80%ほど。90%を超してしまうと水様便となり、下痢の状態になり、また70%を下回ると、カチカチと硬い便になり、便秘がちになります。便はでれば良しではなく、「質」についても追求してこそ、腸美人です。大便は、体内からの「大きなお便り」です。出ている回数だけではなく、必ず便の状態をよく観察してみてください。■今すぐチェック! 便秘改善のための“簡単6つの掟”もし貴方が今現在便秘で悩まれているならば、ひとまず、誰でも簡単に意識できる次のことを守りましょう。1.朝は準備時間+30分の余裕をもって過ごそう2.起きたらまずはコップ1杯の白湯を3.パン食⇒米食に4.お肉の量を控えよう5.簡単なストレッチを少しずつの時間でも意識して6.水分はこまめに常にとること今便秘薬や下剤などに頼っているならば、少しずつ量を減らすことを目標にされるとよいでしょう。便秘薬に頼りすぎてしまうと、腸粘膜に炎症を起こし、その結果腸内環境が乱れて、余計に排便のリズムが崩れてしまうことになります。また多くを目標にし過ぎてもかえって長続きしないものです。まずは上記の6つの掟だけを必ず守るよう心掛けてみてください。食事の改善については、一言では語れないくらい便秘改善のためにとり込んで頂きたい事項があります。腸内環境をよくしてくれる食材などについては、次回お伝えさせて頂きます。毎日決まった時間にすっきりお通じがあると気持ちがいいだけではなく、お肌トラブルや体のだるさなどもなくなり、軽やかで爽快な日々を送ることができるでしょう。ひとりでも多くの方の便秘の悩みが解消し、毎日快適な生活を送れますことを願っています。
2014年01月14日ある調査によると、今や20~40代女性の53.8%の人が、自分は便秘体質だと答えたそうです。「便秘」とは、自然な排便のメカニズムが乱れ、便が長時間腸内にとどまり、不快に感じる状態をいいます。画像:blanche/Fotolia.com■増えている便秘体質腸内環境が悪化すると、お肌の調子がわるくなったり、お腹が張ったりという見た目の問題だけでは留まらず、大腸がんなど大きな病気への引き金にもなるのです。「インナービューティー」「腸美人」などという言葉がクローズアップされていますが、真の美しさは、やはり体内(つまり腸内)が美しいということ。■便意が起こるタイミング胃にものが入ると、ガストリンというホルモンが分泌されて、小腸と大腸の境界部にある回盲弁という弁膜が開き、小腸から大腸へ食べ物の残りかすが運ばれていきます。胃・大腸反射と呼ばれる神経反射の1つで、この動きで便意を感じます。大きな便意は1日に2~3回位しか起こりませんので、ここでチャンスを見逃さないことが大切になってきます。胃・大腸反射をコントロールしているのは、自律神経の副交感神経です。副交感神経はリラックスしているときに働くため、緊張や興奮しやすい昼間よりも、寝起きのリラックスしている時のほうが排便には向いています。そのため、慌しく準備をして出掛けるような生活をしている方も便秘になりやすい傾向にあります。まずは朝の時間をゆったりと過ごせるよう、ゆとりをもった生活を心掛けることが大切です。■便のレシピ便は食べた物のカスが排泄されたもので、全体のうち、70~80%が水分、そして、残り、20~30%が食物繊維と腸内細菌などで成り立っています。この腸内細菌の割合で便の質もかわるのです。例えば、匂いのきつい便の方は、悪玉菌が繁殖している証拠。悪玉菌が生成した腐敗産物である、アンモニア、インドール、スカトール、アミンなどがその原因物質です。ちなみに赤ちゃんの便の腸内細菌のうち95%はビフィズス菌という善玉菌が占めているため、匂いもほとんどなく、有害性が少ないのです。腐敗物質が多いほど匂いもひどくなるし、発ガンや老化などの害を及ぼす原因にもなりますから、便やおならの匂いの変化も見逃さず、自分の健康状態を把握しておくことが大切です。ではそもそもなぜ便秘が起こるのでしょうか?便秘を改善させるための掟とは? 次回、【後編】でお伝えします。
2014年01月07日女性で便秘という方は多いのではないでしょうか? 便秘とは3~5日便通が無い状態のことを良い、日本人女性の2人に1人が便秘だと言われています。そして、便秘は肌に良くないといわれています。美肌つくりに大きな影響を与える便秘と肌の関係をご紹介いたします。■便秘が肝臓を弱らせて肌がボロボロに私達が毎日食べたり飲んだりしたものは、当然のように体内で栄養素を吸収して、不要なものを便として排出していきます。通常1日1回(又は、2日に1回)排出される便ですが、便秘の場合は3日以上排出されないことが多いです。そのため、排出されない便は体内にどんどん蓄積されていきます。蓄積された便は、そのままの大きさでは、体内に居られないので、体が便から水分を吸収して、圧縮したような状況で小さく硬く保存されていきます。実は、便秘中の便から排出された水分には、毒素が多く含まれており、排出された毒素は肝臓に送られ、肝臓で分解されていきます。肝臓は通常の解毒作業に加え、便秘の便からの解毒作業も行うことになるため、非常に弱りやすくなります。肝臓の機能が低下することで、体内の老廃物の除去がスムーズに行われず、顔色が悪くなったり、肌トラブルの原因になることが多いです。便秘と肌トラブルとの関係はとても大きなものです。■女性に便秘が多いのはなぜ? 女性に便秘が多いのは、ホルモンの関係が大きいといわれています。女性は生理の関係で、排卵後に分泌される黄体ホルモンの関係で、腸の蠕動運動(伸縮して、便を送り出す運動)が弱くなるといわれています。また、男性に比べてお腹の筋肉が弱いため、便秘になりやすいとも言われています。■便秘にならないための方法・水分を多めに取ることを意識する(1日2リットル目標で暖かい飲み物であれば、なお良)・腸のマッサージを行う(寝た状態で、へそを中心に左から右に円を書くようにマッサージ)・食物繊維を多く摂る(生野菜や果物など)・腸内の善玉菌を増やす(ヨーグルトなどの乳酸菌など)・運動やストレッチを行う(寝た状態で、腰をひねる運動や、脚を抱え込む運動など)肌トラブルを少なくするためにも、便秘解消の工夫をしていきましょう。
2013年12月15日ちょっと人には言いにくいけれど、便秘に悩んでいるという人は多いかも。実際、腸内環境の不調を抱えている女性は多いとか。それが肌トラブルなど美容の悩みにもつながっているそうだから、ちゃんと解決したいところです。そんな悩みを解決する秘訣を、「グリコプレスセミナー~お肌も便秘も! いい“女”はいい“腸”から!『ビフィズス菌の“腸美人力”』~」で聞いてきました。まず始めにお話があったのは、小林メディカルクリニック東京の院長、小林暁子先生。先生によると、日本では1,200万人以上が便秘や腸内環境の不調に悩んでおり、下剤などでさらに腸内環境を悪化させたり、下剤に依存していく人も多いとか。便秘だけでなく、腸内環境の悪化は美容にも影響を及ぼしているそう。腸内をよい環境に保つことは美肌につながるというから、気をつけたいものですね。腸内善玉菌の好物は、食物繊維とオリゴ糖と発酵食品。これらを意識的に摂取することで、腸内環境を改善できるのだとか。健康と、そして美容のためにも、普段の食生活を見直してみるのが大切なようです。続いて、藤女子大学人間生活学部食物栄養学科、池田隆幸教授からは、加齢やストレスなどで腸内の善玉菌であるビフィズス菌は減少しているというお話が。その結果、腸内悪玉菌が産生する物質(腐敗産物)のひとつであるフェノール類が増加し、肌の状態を悪化させたり、くすみや乾燥が引き起こされたりするそう。また便秘の結果、腸管バリア機能が低下すると、有害物質(菌体や腐敗産物など)が体内に侵入し、炎症が起きる肌荒れにつながるリスクが高まることもわかっているのだとか。他にも、ビフィズス菌は、美肌にいいビタミンB群を生産したり、美肌にいいミネラルの吸収を促進したりするため、ビフィズス菌の多い腸内環境は美肌にとって大切だということがわかりました。また、肌だけではなく、便秘によってビフィズス菌が減少、悪玉菌が増加・腐敗することで、体臭につながる要因ともなるそうだから、やはりいい腸内環境を保ちたいものです。そんな中、池田教授に紹介していただいたのは、「BifiX(GCL2505株)」というビフィズス菌。「おなかでよく増え、おなかのビフィズス菌をよく増やし、便秘にも効果的な有機酸(酢酸・プロピオン酸・酪酸)を増加させます。『BifiX(GCL2505株)』を継続して摂取することによって、便秘が改善したり、美肌の大敵となるフェノールの減少作用もみられます」とのことなので、ぜひ BifiX(GCL2505株)を摂取して、腸内環境を整え、健康そして美肌を目指したいですね。そこでオススメなのが、グリコ乳業の「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX」。より効率よくビフィズス菌を補給できる“おなかで増える”ビフィズス菌入りヨーグルトです。この「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX」シリーズに、ほんのり甘くてそのまま食べられる低カロリー&脂肪ゼロの新商品「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX脂肪ゼロ400g」が加わりました。また、国内飲料業界初の100%ビフィズス菌飲料で、1本に1,000億個のビフィズス菌が配合されたドリンクタイプの「BifiX1000」が関西地区(2府4県)限定にて発売。これらを上手く活用すれば、脂肪が気になるときも、朝急いでいるときなども、「BifiX(GCL2505株)」をしっかり摂取することができますね。健康や美容のためにも、腸内環境は大切。普段の食事だけで腸内環境を整えるのは難しいかもしれないので、ぜひ「朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX」を食べてみては?・朝食プロバイオティクスヨーグルトBifiX 公式サイト
2013年11月21日女性なら、誰しも便秘で悩んだことはあるのではないでしょうか? その原因は様々ですが、“ストレス”が原因の便秘もあります。仕事や家事などで忙しく、ホッとする時間があまりにも少ないと、腸は緊張状態となり、ストレスを感じやすくなります。その結果、腸がけいれんを引き起こし、けいれん性便秘になりやすくなってしまいます。■けいれん性便秘の解消法けいれん性便秘を解消するには、ストレスを軽減できるように心がけ、少しの時間でもいいので、リラックスタイムを持つことです。また腸がけいれんを引き起こしているので、腸に刺激を与えすぎない水溶性食物繊維を摂って、便秘を改善するようにしましょう。■水溶性食物繊維って? 食物繊維には、腸に刺激を与えすぎない水溶性食物繊維と刺激を与える不溶性食物繊維があります。以下が、それぞれの食物繊維をたくさん含む食品です。水溶性食物繊維:エシャロット、にんにく、トマトピューレ、大麦(押し麦)、ピュアココア<レシピのヒント>・エシャロットは目の細かいおろし器ですりおろし、マヨネーズと和えるとディップになります。・大麦(押し麦)を、ご飯を炊く時に一緒に混ぜて炊くと手軽に食べることが出来ます。また、コンソメスープやトマトスープの具材としていれても美味しいです。不溶性食物繊維:ライ麦パン、納豆、きな粉、グリーンピース、エリンギ、干ししいたけ、さつまいも、切り干し大根、ごぼう、かぼちゃ、干し柿、プルーン(乾燥)、アボカド、干しぶどう<レシピのヒント>・干し柿やプルーンは刻んでヨーグルトと和えると食べやすくなります。・切り干し大根は、フレンチドレッシングと和えても美味しくいただけます。(食物には、水溶性と不溶性、両方の食物繊維を含むものがあります)■お腹が痛くなりにくく、クセにもなりにくいなら…食べ物でなかなか改善できなければ、便秘薬を使用するのもひとつの手段です。ただ、便秘薬にもいろいろな種類があるので、ストレスが原因のけいれん性便秘の方には、“酸化マグネシウム”というミネラルの一種を用いたものがおすすめです。便秘薬のイメージとして、“お腹が痛くなる”、“クセになるのでは?”ということを懸念している方もいらっしゃるかも知れませんが、酸化マグネシウムを使用したものは、比較的お腹が痛くなりにくく、クセにもなりにくいのが特徴です。なぜなら、酸化マグネシウムは腸の中に水分を集め、腸内に滞留した便に水分を含ませてやわらかく膨らませることで、腸のぜん動運動を促進し、腸が本来持つ排出力に働きかけ自然なお通じへと導いてくれるからです。便秘が続くと、お腹が張っていつも着ている洋服が着られなくなったり、肌荒れにもつながって気分も憂うつになり、ますますストレスに繋がりかねません。そうなるくらいなら、上手に利用できるものを利用するのもいいのではないでしょうか。なにごとも、ガマンしすぎはよくないと思いますので、自分に合ったものをしっかり選んでストレスを少しでもなくしましょうね。
2013年10月31日便秘の原因は自律神経?医師が教える「便活ダイエット」で本当にやせる!「便活ダイエット」ってご存知ですか?これ、日本初の“便秘外来”を開設した腸のスペシャリスト・順天堂大学教授の小林弘幸先生が提唱している、「便秘を解消することでやせる」というダイエット。小林先生の著書『便活ダイエット~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~』(ワニブックス)が話題に。そこで、今回はこの本を参考に、小林先生のオススメする便秘解消法をお教えします。●腸内環境を良好にすれば“やせ体質”になれる!実は、ダイエットと腸内環境は、密接に関係があります。腸内環境が良い人はやせやすく太りやすいのです。なぜなら、人の体は腸で栄養を吸収して、血液に乗せて全身に栄養素を送り出します。このとき、便秘の人の汚れた腸からはサラサラのキレイな血液が作られず、スムーズに細胞に吸収されません。その結果、細胞周辺の脂肪に吸収されてしまい、皮下脂肪、内臓脂肪になってしまうのです。腸内環境を整えれば、栄養は細胞の隅々まで行きわたります。すると、脂肪がどんどん溜まっていってしまうことなく、新陳代謝もよくなり、やせやすく太りにくくなっていくのです。●腸内環境を整えたいなら、日和見菌(ひよりみきん)を味方に私たちの腸内にはたくさんの菌が存在します。腸内環境を整えてくれる善玉菌が2割。腐敗を起こしてガスや毒素を発生させる悪玉菌が1割。そして、あまり耳にしない日和見菌(ひよりみきん)が7割と大きく占めています。この日和見菌は、善玉菌でも悪玉菌でもなく、その時々によって、どちらか強い方に味方する、文字通り“日和見”な菌。これが、腸内環境改善の鍵を握っています。すなわち、日和見菌を善玉菌が味方につければ、どんどん腸の動きが活性化されて、腸内環境は改善されます。反対に、悪玉菌に傾くと、腸内環境は乱れて便秘や下痢の原因に。日和見菌を味方につけて善玉菌を優位にするためには、「ぜんどう運動を活発にさせること」と「自律神経のバランスを整えること」が大切。ぜんどう運動は、自律神経の一つである「副交感神経」が高まることで活発になります。副交感神経を高めるには、リラックスすることが一番。つまり、ストレスを解放して心地よく生活することが、腸の働きを良くすることにつながるのです。副交感神経が高まることで腸内環境が整いますが、それによってさらに副交感神経が活性化されていきます。この好循環が、便秘を改善していくのです。●排便力アップには、ライフスタイルと食事の改善がキーワードに自律神経のバランスを整え、腸内環境を改善して、自然に排便する力を身に付けるのには、どのような生活を心がければ良いのでしょうか。まず、適度な運動は腸に刺激を与えるので、ぜひ取り入れましょう。とくに、30分くらいのゆっくりウォーキングは、副交感神経を高める働きもするのでとても効果的です。また、38~40℃のぬるめのお湯で半身浴を15分することも、副交感神経を高めるのに役立ちます。そして眠る前には、アロマを焚いたり、好きな音楽を聴くなどで全身をリラックスさせることも大切。これにより、睡眠中に副交感神経が活発化し、それが翌日のスムーズなお通じにつながっていきます。夜中の0時過ぎに副交感神経は活動のピークを迎えるので、それまでには就寝するのが良いでしょう。食事面では、納豆や里芋、なめこやオクラなどのネバネバ食材を多く摂ることがオススメ。これらには、便を柔らかくする作用がある水溶性の食物繊維が豊富に含まれているので、スムーズな排便を得やすくなります。腸がキレイになり、質の良い血液が作られるようになれば、冷え症や肩こり、イライラが解消され、さらに肌も髪もつやつやに。便活ダイエットで心も身体も元気にキレイになりましょう!参考文献:『便活ダイエット~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~』(ワニブックス/1300円)<文/西村亜希子>
2013年10月15日「便秘になって何日目だったかな?」なんてカウントしたり、「気持ちがどんより、カラダも重いなあ」と感じたりすることはありませんか? こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。今回は便秘とさよならするためのお話です。便秘知らずの人には「ただの便秘」ですが、慢性な人からするとこの便秘に左右される生活は、悩みの種ですよね。便秘のときは、いつもより食物繊維を多めに摂取したり、意識して運動をして、それでもダメならお薬の力で解消している方が多いのではないでしょうか? 下剤は胃腸にとって刺激物になり炎症の原因にもなります。便秘知らずになるために朝やると効果的な、2つのかんたんな習慣を紹介します。「やらなくてはいけない」、と思うとストレスになって続きません。「試しにやってみよう」という軽い気持ちで始めてみてください。■朝やると効果的!2つの習慣:その1.起き抜けにコップ1杯の水を飲む朝は何を口にしますか? 今日から起きてすぐ口にするのは、コップ1杯の水にしましょう。起き抜けの水は、寝ているときに失った水分を補うだけでなく、便をやわらかくしてお通じを促します。私たちには「胃-大腸反射」とうものがあります。胃に食物が入ることで、腸の動きを促します。これは空腹のときにより効果があるため、朝おきて5分以内、というのが効果的なのです。これは毎朝の習慣として行いましょう。その2.自然にツボを刺激できる2つのかんたん腸マッサージ起き抜けの水を飲んだら、次はかんたん腸マッサージです。腸はリラックスしているときに活発に動きます。気持ちに余裕をもって行いましょう。(1)「の」の字を描くように時計まわりにマッサージ(お腹の図)腸は「の」の字でお腹の中にあります。流れに沿って行うことで、腸の動きを促します。(2)腰~おしりにかけてのマッサージ(腰~おしりまでの図)「の」の字マッサージの次は、腰〜おしりにかけてマッサージもセットで行います。「腸マッサージはトイレで、あともう少しでスッキリするのになあ」というまさにその時にも効果的です。コツは息を吐きながら、行います。手の摩擦で皮膚表面が少しあたたかくなる程度の力で「サッ」となで下ろします。便はカラダからの便りです。いまの自分の状態を教えてくれます。理想の便はやわらかいバナナ状で、色は黄色から茶色です。毎回チェックして理想のものに近づけましょう。毎日出ていてもスッキリ感がない、食べた量に見合わないというのも便秘に含まれます。お通じはデトックスの基本。口に入れるものを気をつけるだけでなく、出すこともにも重点を置きましょう。便秘が解消されると、それだけで気持ちが軽くなり前向きになります。今日から、ゆる体質改善で便秘しらずの体質にかえていきましょう。次回も「ゆる体質改善」をお伝えします。お楽しみに。
2013年09月09日生薬の力でスッキリ美人ヤクルトが一般用医薬品、いわゆるOTC医薬品として便秘薬「アロエ便秘薬」を12月13日より発売開始する。60錠入り、180錠入りの2タイプがあり、それぞれ価格は980円、2400円(いずれも税別)となっている。アロエは、アロインという腸の運動を活発にする成分を含んでいるなど、摂取すると緩下作用があることが知られている。「アロエ便秘薬」はそうしたアロエの薬効成分に注目し、その粉末を主成分とした生薬製剤で、服用しやすい錠剤となっている。(ニュースリリースより商品イメージ画像)肌荒れなどの対策にも!慢性さんにもおすすめアロエ粉末の有効成分は、自然に穏やかな排便をもたらすため、便秘に悩んでいる人にはうれしい。便秘に伴う頭重やのぼせ、肌荒れ、吹き出物などの諸症状も緩和してくれるそうだ。便秘は女性の多くが悩んでいるもの。ため込んでしまっては、インナービューティには程遠い。「アロエ便秘薬」では、成人1日服用量の6錠中にアロエ末を750mg配合しているそうだ。一過性の便秘から、慢性的に悩ませられているような便秘にもおすすめだそう。穏やかに効き目を発揮し、自然なスッキリ生活を促してくれる強い味方。気になる症状に悩んでいるなら、一度チェックしてみては。元の記事を読む
2012年12月09日「ごぼう」といえば…食物繊維が豊富なので“便秘に良い”ということはよく知られています。では、「わたし便秘なの」っていう人は毎日ごぼうを食べているか? 「食べていませんね!(※根拠はありません)」 というのも、ごぼうを使った料理を思いつかない人も多いのでは?きんぴらごぼうくらいしか思い浮かばない人も多いはず。きんぴらごぼうもおいしいけれど毎日は飽きますね。 確かに「ごぼう」のイメージといえば、泥臭い、黒い、田舎臭い…と、地味で単調な素材だと思われがちです。 でもそんなごぼうでも、実はオシャレな1品にもなるのです。今回は、甘辛く味付けしがちなごぼうを、ちょっと違った味わいに仕上げた1品を紹介。これなら、毎日でも食べたくなるかも? 材料(1人前) ・ごぼう(千切り)1/3本(30~40g)☆水 300ml☆酢 大1・クレソン 40g・くるみ 20g ★白練りゴマ 大1★白味噌 大2/3 ※無ければ普通の味噌でOK★だし醤油 大1 ※無ければめんつゆでOK★酢 大1/2★はちみつ 大1/2★ごま油 小1/2 作り方 1、ごぼうはタワシでよく洗い、ごく細い千切りにする。ボウルに☆をいれ、切ったごぼうをすぐに漬けておく。※さらし過ぎに注意! 数分にとどめて。 その後、水気を切ってから、沸騰したお湯で30秒ほどサッと茹でたらキッチンペーパーなどでしっかりと水気を切っておく。 2、くるみはフライパンで乾煎りするか、150度のオーブンで15分焼き、粗みじん切りにしておく。 3、ボウルに★をいれ、しっかり混ぜ合わせておく。 4、ごぼうとざく切りにしたクレソンを2に入れてよく和える。 5、食べる直前にくるみを入れてさっと和え、器に盛る。 ちょっと粋なごぼうのサラダ。お酒にもよく合うので、おつまみとしてもおすすめ! 練りゴマが効いたコク深い味わいと、ごぼうとクレソンの相性が抜群。さらに胡桃も入って、美容にも最適です! ごぼうは切ったらすぐに変色してしまうので、しっかり酢水にさらしておくと、見た目もおいしそうに仕上がります。ただ、どうしても水にさらすと栄養が逃げてしまうので、見た目を気にしないのならこの工程は除いてもOK。これはごぼう好きじゃない人にも、ぜひ試してもらいたい! ごぼうのおいしさに目覚めること間違いなし! 食物繊維豊富なごぼうを食べて、便秘にサヨナラしよう!
2012年11月13日便秘のときは生野菜を食べるとよい、水分を多めにとるに限る、甘いものを食べ過ぎると便秘になるなど、便秘に関するうわさをよく耳にします。そこで、糖尿病専門医の福田正博(ふくだ・まさひろ)先生にそれらの話が本当なのか、検証していただきました。■炭酸水、オリーブオイルが効く検証1甘いものを食べ過ぎると便秘が悪化する?福田先生はい、悪化します。白砂糖をたっぷり使ったケーキやクッキーなどのスイーツをたくさん食べると、胃腸の動きが鈍くなる「糖反射」と言う反応が起きやすくなります。よって便秘になりやすいと言えます。スイーツは、1日につき片方の手のひらに軽く乗るぐらいの分量に、例えば、小ぶりのシュークリーム1個ぐらいまでにしましょう。検証2食物繊維を取るほど、便秘解消につながる?福田先生実は食物繊維には、野菜や海草類、きのこ類に含まれる「水溶性」と、穀類や豆類に含まれる「不溶性」の2種類があります。一方、便秘には、最も多く見られる大腸の動きが弱いことが原因の「弛緩(しかん)性便秘」、便の出口の直腸の神経が鈍い・トイレを我慢しやすい人に起こりやすい「直腸性便秘」、ストレスが原因で便秘と下痢を繰り返す「けいれん性便秘」の3種類があります。このうち、弛緩性便秘は、水溶性、不溶性のどちらの食物繊維でも改善に向けて効果がありますが、けいれん性と直腸性の場合は、不溶性の食物繊維を取ると余計におなかが張って症状が悪化することがあります。自分のタイプを知って、適切な食物繊維を取るようにしましょう。検証3オリーブオイルが便秘の改善に効く?福田先生正解です。便が硬くなりがちなときには、油分を取ると便が腸管をするっと抜け出しやすくなります。いろいろな油があるなか、オリーブオイルなら、脂質や糖質の観点からしても健康維持に良いと考えられるのでお勧めです。1日につき、ティースプーンに2~3杯ぐらいのオリーブオイルを取ってみてください。検証4朝食を抜いたほうが、腸が空っぽになって便秘解消につながる?福田先生間違いです。朝、昼、夜、と1日3食を規則正しく取ることで自律神経のバランスが取れ、ヒトの体を健康な状態にキープすることができます。朝食を抜くと、その規則正しさが損なわれ、自律神経が乱れることになり、かえって便秘になりやすいのです。朝食を取ることで、朝の目覚めを体が感じ取り、食事の刺激で腸がぜん動(運動)を始めます。便秘の解消のためには、たとえヨーグルトだけ、バナナだけでもいいので、何かを食べるようにしましょう。そして、時間に余裕を持ってトイレに行く。通勤時には、ひと駅多くウォーキングをすることを習慣にすると、便秘の解消につながります。「朝食は宝」と言います。朝食は便秘解消だけでなく、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)を調整して内臓脂肪がたまりにくい習慣にもつながるのです。検証5朝起きたらコップに1杯の水か炭酸水を飲むと便秘解消に良い?福田先生正解です。冷たい水、または無糖の炭酸水をコップ1杯程度飲むことをお勧めします。理由は、朝食を取ることが便秘解消によいのと同じです。冷たい水を飲むことで、腸が目覚めを感じ、ぜん動を開始します。炭酸水は、血管を拡張し、腸の運動を活発にします。ただし、水も炭酸水も、飲み過ぎると食欲がなくなり、朝食を食べる気力が落ちますので、コップ1杯程度の適量を飲むようにしましょう。――ありがとうございました。伝聞だけで、これが良い!と思い込んでいたことを考え直すことができました。早速今日から実践します。監修:福田正博氏。大阪府内科医会会長。医学博士。糖尿病専門医。ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書)、『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス)、最新刊の『専門医が教える 糖尿病食で健康ダイエット』(アスキー新書)は、一般の人対象のヘルシーダイエットの実践法が分かりやすく述べられていて話題になっている。(海野愛子/ユンブル)
2012年09月27日フェカリス乳酸菌PR事務局は、「暑い時は水分が減少してしまうために、便が硬くなる可能性が高くなるため、夏から秋は便秘対策が必要」とし、「水分も一緒に摂れる乳酸菌飲料で腸内環境を整えることが大事」と呼びかけている。最近の研究によると、摂取する乳酸菌は生菌・死菌にかかわらず、より多くの菌数を摂取するほど高い腸内効果が期待されることがわかったという。また、最近では腸管を整える働きに加えて、生体の免疫系に働きかける乳酸菌が注目されており、中でも「フェカリス菌」は免疫賦活能力の優れた乳酸菌といわれているとのこと。この「フェカリス菌」は、菌体が小さいので、一度に多くの菌を摂取するのに適している。そのため、より有効に消化・吸収の改善や腸内環境を整えることができ、同時に、免疫賦活能力により、全身の免疫力も向上するという。なお、フェカリス菌については伊藤園が、6月14日から神戸市産業振興センターで開催された「第16回 腸内細菌学会」において、便通改善効果に有効であるという臨床結果を発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日サン・クロレラは、全国の10~80代の男女を対象に「お通じに関する実態調査」を実施した。調査では、女性の5割以上が便秘気味であると感じており、さらに1日1回のお通じでも、便秘であると感じることがあるという結果が出た。この調査は、同社がインターネット調査会社のマクロミルに委託して3月29日・30日の2日間で実施したもの。1,030人(男性515人、女性515人)の有効回答が得られた。「お通じの回数」についての質問では、51.3%が「1日1回程度」と回答。続いて19.6%が「1日2~3回程度」、15.7%が「2日に1回程度」と回答した。また、「下痢や便秘などお通じの状態」についての質問では、男女平均で3割が快便であると回答。しかし女性の5割以上が便秘気味であると回答した。さらに「よく便秘になる」と答えた人のお通じの回数は、「3日に1回」程度が33%。「1日1回程度」と回答した人も15.5%おり、1日1回のお通じが、必ずしも快便の基準とは言えないという結果になった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日「便秘は万病の元。若いうちに解消しておくに限ります。改善には、腸のぜん動運動(後述)を促すことが大事ですが、それには、腹筋運動よりもウォーキングが有効です。あることが分かっています」と説明するのは、糖尿病専門医で『専門医が教える糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書)などの著書がある福田正博医師。福田先生が勧める「便秘対策ウォーキング」について、お話をうかがいました。■ウォーキングは腹筋を強化し、副交感神経に働きかける福田先生は、便秘の種類と原因について、次のように解説します。「便秘は大きく、『症候性』と『機能性』に分かれます。症候性とは、がんなど炎症によって腸が狭くなったために起こるもので、機能性は、さらに、弛緩性とけいれん性に大別されます。10代~30代に多いのは、この弛緩性のほうで、ウサギのフンのようなころころの便が特徴です。腸管の壁は、締まったりゆるんだりとリズミカルに運動する『ぜん動運動』を行っています。ですが、ストレス、大食い、飲み過ぎ、無理なダイエット、夜更かし、運動不足などがあるとぜん動運動が弱まり、便秘になるわけです」便秘を解消、予防するには、腸のぜん動運動を活発にすればいいということでしょうか。「そうです。腸のぜん動運動を助けるものの一つが、『腹筋の動き』です。 無意識のうちに、 運動不足やストレス、加齢などで腹筋が弱まるにつれ、実は腸の動きも悪くなっていきます。これを解消しないことには便秘はよくなりません。そこで、ウォーキングをお勧めしています。ウォーキングを繰り返すことで腹筋が強くなり、大腸の動きを助けることになります」(福田先生)腹筋運動より、ウォーキングを勧められるのはなぜでしょうか。福田先生は、「便意は、自律神経の一つの副交感神経の働きによって感じます。ストレスや運動不足があるとそれがうまく働かず、便意をもよおしにくくなります。腹筋運動でも、ある程度は筋肉を強化することはできますが、副交感神経を優位にすることはできません。その点、ウォーキングなら、『副交感神経を優位にして自律神経のバランスを整えることができる』、さらに、『腹筋運動では腰を痛めることがあるが、ウォーキングは安全で、かえって腰痛改善にも効果がある』など、良いことが多いわけです」と、ウォーキングのメリットを強調します。■さらに、朝一番にミネラルウォーターを飲むここで、ウォーキング法を具体的に紹介していただきましょう。「まずは早起きをし目覚めにコップ一杯のミネラルウォーターを飲みます。腸が刺激され、ぜん動運動を促します。特に、水は、硬度の高いミネラルウォーターはマグネシウムを多く含むので効果的です。『深層水』や『海洋深層水』など、硬度の高い水を毎日飲むと、便秘の解消に有用であるという医学データもあります。また、朝食を抜くと腸が働かないので、朝食はしっかりとるようにしましょう。食物繊維の多い食事を心がけてください。朝食後、約20分はウォーキングを行うのが理想です。仕事に出るときは、駅やバス停ひとつ分を歩くなど、工夫をして歩数を伸ばしましょう、腕を振って大股で歩くと運動効率が上がります。駅や会社のビルでは、できるだけ階段を使うようにしてください。これらを2週間も続けると、随分と便秘解消効果が現れます。なお、排便前に腹痛があって排便で軽快する人は、早めにかかりつけ医に相談して便秘の原因を探るようにしてください」(福田先生)「朝の水飲みウォーキング」を実践したところ、日ごろから運動不足で朝食も取らない筆者の場合は、2日で効果が現れました。これは継続あるのみです。監修:福田正博氏。糖尿病専門医。大阪府内科医会会長。医学博士。ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書780円)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書756円)、また、最新刊の『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス1,365円)は、糖尿病患者だけではなく、ヘルシーダイエットとして有効な、「食べ方」、「ウォーキング」、「腹やせ」の実践法が分かりやすく述べられていて話題になっている。(藤井空/ユンブル)
2012年04月20日イチジク製薬株式会社は、10代~20代の便秘に悩む女性に向けて、飲まない便秘薬「Risetch~リセッチ~」(第2類医薬品)を2012年3月26日から販売することを発表した。厚生労働省の調査(2009年)によると、便秘の症状を持つ人は全国で約485万5千人いるといわれている。同社の調査では、10代~20代女性の約3人に1人が便秘に悩んでいるとされ、これらの調査結果を受けて飲まない便秘薬「Risetch~リセッチ~」が誕生。同社は“腸をリセットしてハッピーになる!”をコンセプトに便秘で悩む若い女性にアピールしていくという。「リセッチ」は水と植物由来のグリセリンからできている浣腸。従来の浣腸は10代~20代の女性に認知がないか、買うことが恥ずかしいなどのネガティブなイメージがあった。そこでパッケージをピンクを基調にして女性が手に取りやすくし、容器も使いやすいように柔らかく改良。発売前に便秘薬を使用する19歳~27歳の女性110人に実際に試してもらったところ、約7割の女性が「使ってみたい」と答えたという。同社の調査によると、便秘に悩む女性が便秘薬の不満として「いつ出るかわからないので不安」という点があるという。「リセッチ」は即効性にも優れ、使用して約3~10分で効果が出ることが特徴とのこと。「Risetch~リセッチ~」は30g×4個入りで価格630円。イメージキャラクターは、10代~20代の女性から大きく支持されているモデルの菜々緒さん。5月よりTVCMも放映予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月25日超人気、便秘に悩む女性が殺到する「便秘外来」とは?女性の多くが便秘に悩む中、注目を集めているのが、各病院に設立されている便秘専門の外来「便秘外来」だ。女性セブンのアンケートによると、便秘経験のある女性は94.4%、最近も便秘で悩んでいる女性は51.6%で、女性の殆どが便秘経験があるとの結果が出た。便秘外来の先駆者「順天堂大学」最近注目を集めている各病院に設立されている便秘専門の外来「便秘外来」を最初に日本で開設したのは順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。小林教授は同大学で便秘外来を開設しているが、初診4年半待ちという人気だという。小林教授の便秘の話女性の便秘の要因としては、女性ホルモンのバランスが崩れたり、筋力が少ないため排泄困難になりやすい。病院で診療し、治療するときは保険適用される。診察の手順・・症状を聞く⇒触診(お腹のハリ具合や便の硬さを確認)し、何となく出ないとの違いを見分ける⇒X線や超音波で、どういうタイプの便秘かを診断⇒便秘のタイプがわかれば、食事などの生活習慣を改善するアドバイスを行う。慢性便秘症という診断が降りれば病気として治療する。漢方薬や下剤などの処方や、腸内環境を改善する指導を行う。後は、1~2か月に1度の治療を継続。生活習慣の改善アドバイスを実践した患者の多くは、1~2か月で症状の改善が見られるという。便秘の4つの定義1、腹部にはりや違和感がある2、食欲があまりない3、排便に不安や違和感がある4、3日以上便が出ないこの4つの内、どれかが当てはまると便秘の疑いがあるという。また、深刻な便秘になるとお腹の触診でも便が非常に固いと分かり、口臭が強くなることもあるという。便秘で不快な思いをしている人は、一度便秘外来で相談してみるのも良い方法かもしれない。元の記事を読む
2012年03月09日便秘や下痢のときになってしまう痔(じ)……。事前に防ぎたいけれど、なかなか人には相談しにくいものです。そこで、内科医で大阪府内科医会副会長・泉岡医院院長の泉岡利於(いずおか・としお)先生に、痔(じ)の原因と予防法についてお尋ねしました。■便秘や下痢は肛門に大きな負担がかかる――便秘や下痢のときに痔(じ)になりやすいのは、どうしてでしょうか。泉岡先生痔(じ)は、一言で言うと血流障害、血管のトラブルです。便秘や下痢になると肛門の血流、血管に大きな負担がかかり、痔(じ)になる確率も高くなります。例えば、便秘などで便が硬くなると、排便のときに肛門に圧力がかかり、出口が切れて「きれ痔(じ)(裂肛)」になります。下痢の場合は粘膜に便がたまっている状態なので、普段より肛門が刺激されて細菌感染を起こしやすくなります。また、肛門付近にある静脈叢(じょうみゃくそう)と呼ばれる毛細血管が集まった部分がうっ血してはれ上がり、「いぼ痔(痔核)」になることもあります。■アルコールや香辛料は痔(じ)の大敵――痔(じ)の予防法を教えてください。泉岡先生痔(じ)の症状が出るかどうかは、普段の生活習慣が大きくかかわります。薬や手術で治ったとしても、生活習慣を見直さなければ同じ症状を繰り返してしまいます。薬を使うことも大切ですが、何より「生活習慣を改善すること」が基本となります。また、アルコールや辛い食べ物をとりすぎると下痢や腸の炎症悪化につながることがあります。痔(じ)が気になる人は、過度の飲酒や香辛料の強い食べ物を控えるようにしましょう。ほかに、立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいると肛門に圧力がかかり、血行不良を招くことから痔(じ)になりやすいと言えます。同じ姿勢を避け、血流をよくするために軽い運動やストレッチなどを心がけるようにしましょう。予防の方法を整理すると、次の6つです。痔(じ)予防のための6か条1.便秘や下痢にならないようにする2.適度な運動をする3.大量の飲酒は控える4.辛いものを頻繁にとらない5.立ちっぱなし、座りっぱなしなどの同じ姿勢を続けない6.規則正しい生活をする■痔(じ)と大腸がんでは、血の色が違う――痔(じ)と間違えやすい病気はありますか。泉岡先生痔(じ)というと、「痛い」、「血が出る」といったイメージを浮かべる方も多いのですが、実は出血もなく、痛みもない痔(じ)というものもあります。「ご本人に痛みなどの自覚症状がなく、排便時に突然、大量の血が出た。何か重大な病気かと思いあわてて来院されたが、検査の結果、体の内側にできるいぼ痔(内痔核)だった」というケースもありました。ただ、出血、腫れ、痛みなど、痔(じ)と思うような症状のなかには、大腸のトラブルが原因となって起こっている場合もあります。例えば、肛門からの出血は、「いぼ痔(じ)」や「きれ痔(じ)」のときに多い症状ですが、大腸ポリープや大腸がんの可能性もあります。それらの病気でも肛門からの出血や血便が見られることから、痔(じ)と間違いやすい疾患です。見分ける目安として、血の色があります。痔(じ)は肛門近くで出血するために採血をしたときのような鮮血になります。大腸がんなどのケースは内臓での出血のために暗い赤色になります。――ありがとうございました。痔(じ)を肛門の問題と考えるのではなく、自分の生活の根本的な生活の問題としてとらえることが、完治への近道と言えそうです。監修:泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。泉岡医院:大阪市都島区東野田町5-5-8JR/京阪電鉄京橋駅中央出口から徒歩7分TEL:06-6922-0890岩田なつき/ユンブル)【関連リンク】【コラム】ドキドキ、汗、便秘、頭痛……ストレスと疾患の境目は?【コラム】漢方医が教える。便秘プラス「ほかの何か」を治す方法【コラム】からし、ワサビ、ショウガ、ネギ。薬味には「腹やせ」効果が!
2011年12月31日