2018年4月、1匹の猫を家族として迎え入れた、天道グミ(@kawakimon)さん。出会いは保護猫カフェで、天道さんはその猫の人懐っこい姿を見て、引き取ることを即決したといいます。しかし、引き取った猫はほかの猫とは違う点が1つだけありました。それは、前脚が1本ないということ。これは、そんな3本脚の猫を天道さんが正式に家族に迎え入れるまでの1週間を描いた物語。天道さんによる『3本足の猫がうちの子になるまで』をご紹介します。3本足の猫がうちの子になるまで⑪ pic.twitter.com/dAipzhEOaB — 天道グミ (@kawakimon) April 23, 2020 人間の虐待により前脚を失ったにもかかわらず、猫は人間を怖がるそぶりは見せませんでした。むしろ、どこに行くにもついてきて、一緒に寝たり、お尻をさわらせてきたりと人懐っこく、そのかわいらしさに天道さんは猫への愛情が深まっていくのを感じます。そして1週間後、お試し期間を経て、正式に猫を引き取ることを決めた天道さん。猫は、以前、決心がつかず飼ってあげられなかった野良猫の名前である『あさり』にちなみ、『しじみ』と名付けられ、今も天道さんの元で元気に暮らしています。3本脚というハンデを微塵も感じさせない、しじみちゃん。それはきっと、新たな飼い主である天道さんが毎日たっぷり愛情をそそいで育てているからなのでしょう。これからは天道さんのそばで、幸せいっぱいな毎日を過ごしてほしいですね。また、2020年4月24日に発売したエッセイ漫画『3本足のしじみちゃん』でも、天道さんとしじみちゃんのエピソードを楽しむことができます。ぜひこちらもご覧ください。応援してくださる皆様のおかげで「3本足のしじみちゃん」でます本当にありがとうございます☺️書き下ろしもたくさん描きました。おうち時間のお供にしじみのかわいさを是非4月24日発売↓ #3本足のしじみちゃん — 天道グミ (@kawakimon) April 23, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年04月24日お笑い芸人の若井おさむ(47)が4月21日、「婦人公論.jp」で家族から虐待を受けていたと告白した。その壮絶な過去に共感する声が相次いでいる。同サイトによると若井は子供の頃、母親を中心に家族から暴力を振るわれていた。大人になったある日、父は虐待について「全部母さんに言われてやったことなんや」と発言。しかし、若井は信じられなかった。そんな父は離婚を決意した途端に自殺。葬儀で母が「心臓発作で死にました」と話したため、「母と縁を切る」と親戚に話したところ「血が繋がっているのだから」と諭された。絶望し死に場所を探しひとり旅をしたが、ひょんな事がキッカケで芸人に。そして5年前、久々に母親と再会したが、彼女が兄や再婚相手の自慢話ばかりをしたため「ホントにプツンと縁が切れた」という。若井は「こんな母親でも、殺せば僕が罪人になる。自分の人生を台無しにしてしまう」「自分の人生を、親への憎しみのために失うわけにはいかんのですよ」とも語っている。若井の告白は、芸人たちの間でも話題となっている。エハラマサヒロ(37)はTwitterで《数少ない同期芸人。僕らは昔から知ってたけどここまでセキララに話すんやと思ってビックリした。子供の生い立ちについて考えさせられる全部リアル話です》とコメント。またサンキュータツオ(43)は《親を手にかけずに済んだというのは、マジで共感するところだ》とし、《同世代の人が親を殺めたとか、逆に殺されそうだから子を殺したという話を聞くたびに、親世代の価値観の押しつけを考える》とつづっている。さらにネットでは、虐待を受けて育った人たちから共感の声がこう上がっている。《私も同じような境遇でした。私の場合は死人は出てないので、人を許すという選択に至りました。許すというか、自分で自分の気持ちを丸め込み押さえ込み蓋をして生きてます。家族ってある時から病のようなものに変わるときもあります》《私も家族と縁を切っているが、この「家族と縁を切ったからこその幸せ」を理解してくれない人が多くて困る。善意という名の興味本位で勝手に根掘り葉掘り聞いておいて、でも血が繋がった家族なんだから…とか》《若井さん同様、こういう辛い半生だったからこそ、残りはうんとうんと幸せに生きなきゃ!と思います》また《こんな壮絶な人生を背負って「親父にもぶたれたことないのに」ってセリフ言ってたのか 言葉が詰まる》《人生を失わなかったのだから、幸せに生きてほしい》と若井へのエールも上がっている。多くの人たちに見守られながら、若井はこれからを歩むことになりそうだ。
2020年04月22日アメリカでは新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、同居していない人との接触を避けるように呼びかけています。そのため多くの人が親しい人と会うことができず、さびしい気持ちで毎日を過ごしています。アラバマ州に暮らす85歳のジェリー・パーキンスさんもその1人。ジェリーさんの妻、83歳のルイーズさんは高齢者福祉施設に入所しています。2020年3月、ルイーズさんがいる施設では、外部からの訪問者の立ち入りが禁止されることになったのです。最愛の妻に「窓越しに」愛を伝える夫ジェリーさんはルイーズさんが施設で暮らすようになってから1千82日間、1日も妻に会いに行くことを欠かしたことはないのだそう。そして彼はたとえ施設が訪問禁止になっても毎日、妻に愛を伝え続けているのです。知っていたかい?きみは僕にとって太陽の光だよ。たとえ夜でも、きみは僕の太陽の光だ。心から愛しているよ、ベイビー。ViralHogーより引用(和訳)室内にいるルイーズさんに向かって窓越しに名曲『You Are My Sunshine』を歌い、何度も「愛しているよ」と伝えるジェリーさん。夫婦の娘が撮影したこの動画は感動を呼び、多くのコメントが寄せられています。・涙が止まらない。・こんな状況の時に、なんて心が温まる素晴らしいシーンなの。・2人とも安全に過ごして、長生きしてほしい。ジェリーさんに許可されている『窓越し』の訪問時間は10分間だけなのだそう。しかしたった10分間でも、ジェリーさんの愛はルイーズさんにしっかりと伝わっていることでしょう。外出自粛によって身近な人たちと会えなくなったことで、あらためて家族や友人の大切さに気付いた人も多いといいます。1日も早くこの事態が収束し、誰もが再び愛する人と一緒に過ごせるようになることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日大好きな彼氏に浮気をされると、とてもショックですよね。「信頼していたのにどうして……」と誰だって落ち込んでしまいます。だったら、彼氏を浮気させないために防止策を取っておくことがおすすめ。そうすれば、浮気に走られる心配がなくなります。そこで今回は、浮気をさせないためにやっておくべきことをご紹介します。■ 共有できる趣味を持つ人との出会いというのは案外限られるもの。例えば、職場での出会いや趣味を通した出会い、友人からの紹介などで一般的。職場の出会いを制限することはできませんが、趣味を通した出会いならある程度コントロールすることができます。その方法が、彼の趣味を共有すること。あなたがいる目の前で浮気相手を探すことはしないでしょうし、女性の方も彼にアプローチをかけてくることはなくなります。■ 彼の友達と仲良くなる彼の友達と仲良くなるというのもおすすめの方法です。バーベキューで彼の友達と知り合ったり、飲み会の席に一緒にくっついていったりして彼の交友関係を把握しておきましょう。あなたと仲良くなった女性は、彼にアプローチをするようなことはないでしょう。また、あなたを知っている男友達は「あの子がいるんだから辞めておけよ」といった感じで彼の浮気を止めてくれるようになります。彼の方も、友人からあなたに浮気の話が漏れることを恐れて浮気をしなくなります。■ 定期的なサプライズ定期的なサプライズを行うというのも浮気防止に役立つ方法。例えば、彼に連絡せずに「サプライズで来ちゃった」といった感じで、彼の部屋に突然遊びに行ってみたり、「これから空いてる?渡したいものあるんだ」と連絡をしてみるといいっかもしれません。予想外の行動が増えると、「いきなり彼女が遊びに来るかもしれない」と思って彼も対応に追われます。その結果、危ない橋は渡らないように。やりすぎると、“面倒な女性”と思われてしまうので、程々にしておきましょう。■ 帰りたい場所を作る男性が浮気をする理由には様々なものがありますが、その中には「彼女の束縛に疲れて」というものもあります。普段は刺激のある恋愛を求めている彼であったとしても仕事などで疲れていると、彼女とはタイプの違う癒やされる女性に惹かれてしまうことがあります。そのため、「仕事で疲れているなら、甘えてもいいよ」といった感じで居心地のいい空間を彼に提供してあげるのも大事。ストレスフリーな場所を作っておくと、あなたを求めて帰ってくるようになります。■ 彼がどんなときに浮気をするタイプなのかを知るべし男性が浮気をする理由は様々。例えば、普段は浮気をしないけれど、お酒が入った時に浮気をしてしまったり、刺激が欲しくて浮気をしてしまうこともあります。彼がどんな時に浮気をするタイプなのかを把握することで、そこに注意しておけば浮気を防止することが可能というわけです。(草薙つむぐ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年04月11日ボディケアを怠ると美しさが損なわれ、彼氏の心が萎えてしまうことがあります。浮気をされないためにも、カラダ磨きのテクニックを学びましょう。ワンサイズ小さい服で常に引き締める体は外部からの圧力を受けることで自然に引き締まります。ボディラインの極端な変化はありませんが、弛みやシワ程度の不具合なら衣類のサイズをひとつ小さくすることで十分に改善させることは可能です。特にヒップラインは弛みやすいので、ガードルやブルマーでお尻全体を包むのが効果的な方法になります。スキンケアは欠かさず行う体の衰えが最初に出るのは肌と言われています。シワやシミができると、それだけで急激に老けて見えるのです。張りと潤いが無くなると肌は著しく老化するので、毎日のスキンケアで予防しなければいけません。市販の化粧水や乳液は自分の肌質との相性を考えて行うことが大切です。運動によって筋肉を増やすのも効果的体重が増えて締まりの無い体になってしまうのは脂肪の増加以外に筋肉の減少が大きな理由です。筋肉が多ければ体も引き締まり、綺麗なボディラインを保つことができるのです。適度な運動を毎日行うことで筋肉が増加し、同時に脂肪も分解されて健康的なボディに仕上がります。間食や夜食はボディラインの崩れに繋がるので避ける少しお腹が空いた、口が寂しいなどの理由で間食や夜食を食べることがありますが、本来の食事以外に飲食を行うのは不健康な行為です。余計な栄養を摂取するとその多くが脂肪に変化して体に溜まります。その結果、ボディラインが崩れてしまい、肌が弛んだり肥満の状態になってしまうのです。また、肌荒れも起きやすくなることから、間食や夜食は美容の大敵と言っても過言ではありません。清潔感を保つのは人としてのマナーどんなに綺麗なボディラインを維持しても身なりが汚かったら台無しです。不潔な姿は見る人に大きな嫌悪感を抱かせます。恋人が不潔では恋心などたちまち消え失せてしまうでしょう。身なりを綺麗に整え、清潔感を維持するのが恋人との仲を良好に保つ必須条件と言えます。自分は綺麗と自信を持つことも重要なポイントボディラインが美しい人の多くは自分に自信を持っている傾向があります。私は美しい、体も引き締まっていると信じ、堂々とした態度なので自然と姿勢が良くなるのです。背中を曲げたり顔をうつむかせるとそれだけで美しさが損なわれることがあります。自分の美しさを誇り、前向きな意思を持つことによってボディラインが歪むのを防ぐことができるのです。
2020年04月10日栗原心愛さん(享年10)を虐待し死亡させたとして傷害致死罪などに問われた父・勇一郎被告(42)に3月19日、懲役16年の判決が言い渡された。昨年1月、千葉県野田市にあるアパートの浴室で死亡した心愛さん。各メディアによると発見されたとき体に複数のアザがあり、胃にはほとんど内容物がなかったという。また公判では勇一郎被告の携帯電話に残された、心愛さんの苦しむ様子が撮影された動画も公開。裁判長は「尋常では考えられないほど陰湿で凄惨な虐待だ」と非難したという。「勇一郎被告は後悔を口にしてはいるものの、虐待については大半を否認していました。しかし、裁判長は『客観的な状況と整合しない』と一蹴したのです。また有罪判決ではありますが、懲役刑だと勇一郎被告がいずれ出所するということ。更生プログラムも含めて、今後の課題は山積みといえるでしょう」(NPO関係者)19年6月、勇一郎被告の妻であるなぎさ被告も傷害幇助の罪で懲役2年6カ月・保護観察付き執行猶予5年が言い渡されている。各メディアによると心愛さんに食事を与えず、勇一郎被告の虐待を認識しながらも静止しなかったとされるなぎさ被告。「夫に怒られると思った」などと証言したという。「勇一郎被告の暴力を見続けたため、なぎさ被告はストレスで正常な判断ができなかったといわれています。彼女は『娘が暴力を受けることで、自分が暴力を受けなくても済むと思った』とも明かしていました。彼女にはもう1人、子どもがいます。母としての責務を全うするためにも、トラウマ回復のプログラムを受ける必要があります」(前出・NPO関係者)また児童相談所には、その判断の適性を問う声が上がっている。各メディアによると心愛さんが「お父さんにぼう力を受けています」とアンケート用紙に書いたところ、柏児童相談所は彼女を一時保護。しかし勇一郎被告が「お父さんに叩かれたというのは嘘」などと書かれた心愛さんの手紙を持って現れたため、児童相談所は心愛さんを自宅に戻す判断をしたという。「相談所側は手紙について『父親に書かされている可能性が高いと認識していた』と明かしました。しかし相談所はその名の通り、あくまで相談がメイン。強い権限はなく、児童福祉司が虐待に関する専門的な知識を持っていないケースもあります。人手不足も深刻ななか、虐待の通報が年々増加。そのため、現場は疲弊しています。専門性を高めるような方針を打ち出すなど、そのあり方を検討すべきかもしれません」(全国紙記者)
2020年03月20日国内最高レベルの紫外線防止効果キューサイ株式会社は、「コラリッチ UV モイスト バリア」を2020年3月1日(日)に発売する。同製品は、国内最高レベルの紫外線防止効果「SPF50+/PA++++」の機能を備えた日焼け止めだ。既に発売している「コラリッチ UV モイスト 85」の紫外線防止効果「SPF30/PA+++」に加え、目的や好みに合わせて選べるようになった。紫外線吸収剤は、肌に直接触れないようにカプセル化しているため、紫外線を強力にカットしながら、肌へのダメージが少なく安心して使用できる。長時間の外出やアウトドアやレジャーにもおすすめだ。また、大気汚染物質から肌を守る「モリンガエキス」を配合。スキンプロテクター機能により、紫外線だけではなく花粉やPM2.5なども防ぎ、肌をすこやかに保つ。肌への負担が少ないさらに、「ガードコラーゲン」「マカデミアナッツ油」「植物性セラミド」などの美容液成分を82%配合。肌への負担が少なく、首、腕、足はもちろん、顔にも使用できる。販売価格は、50g入りで2852円(税込み)。同社公式通販サイトにて購入できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※キューサイニュースリリース
2020年03月09日1歳半をすぎると、徐々に言葉が増えてきてかわいい盛り。ところが、わが家の長男が最近習得した言葉で大変困っているものがあります。それはズバリ「いたいよー!」。二言目には「いたい」と叫ぶので、虐待だと思われないか、いつも心配になります。 お風呂場でも「いたいよー!」お風呂場に入ったとたん「いたいよー!」が始まります。いつもお風呂場の窓を開け放っているので、間違いなく声は外にダダ漏れ。「お風呂場で痛いこと+子どもに熱湯でもかけている?=虐待」と思われそうで不安です。 「はー、始まった……」と思いつつ、長男に向けてというよりは、外を通る未知なる人物に向けて「いたくないでしょお~。あったかくて気持ちいいよねえ~。きれいきれいしようねえ~」と大声で話しかけ、「虐待していませんアピール」をする日々です。 ママの姿が見えなくなった途端にトイレや洗濯干しでママの姿が見えなくなると、とたんに絶叫が始まります。「ママーっ!!」と見つけるまで大声で叫び、最近覚えた「ねーどこー!?」に続きます。 外に聞こえるほどの大声なので、ご近所さんに「幼児を置き去りにして親が外出している+育児放棄=虐待」と思われるのではと気が気ではありません。私の返事が息子に届かないものなら、「いたいよーう! いたーい!」と習得した言葉が始まります。 きょうだいとのやりとりでも「いたいよー!」長女とおもちゃで遊んでいて、取り合いになると「いたいよー!」が始まります。長女が手をあげた形跡はないのですが、「いたい」を繰り返します。食事中もエプロンをつけると「いたいよー!」、苦手な野菜を食べさせようとすると「いったいよー!」です。歯磨きはもちろん断固拒否。無理に磨くと「いったーいーっ!」。 こんなに連呼されると、「あの家では子どもが1日中痛い目に合っている=虐待」と思われても無理ないレベルです。 「いたい」という言葉を発したときの家族の反応から「注目が集まる」ということを覚えたのかもしれませんが、なかなか厄介な言葉です。しばらくはこちらも大声で「虐待していませんからアピール」を外に向けて続けていかなくてはならなさそうです。みなさんのご家庭でもそんな「困った」はありませんか? 監修/助産師REIKO著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2020年02月07日浮気はされる前に予防することが大切。彼の浮気を予防するための効果的な手段を紹介します。デート回数は多めに男性は少し放っておかれると彼女からの愛情不足を感じて、他の女性に愛情を求めがちです。浮気防止のためにもデート回数は多めに設けましょう。仕事や私生活で忙しくても、ディナーだけ、数時間だけなどなるべく隙間時間も有効活用して彼と直接顔を合わせる機会を作ってください。あなたと会うことで他の女性と合う機会を減らせるので、効果的な浮気防止が可能です。また、顔を合わせて交流することで彼の愛情は満たされ、浮気の可能性は低くなるでしょう。彼の友達と仲良くする彼の友達と積極的に会って仲良くするのも効果的です。友達の目があるので彼は浮気しづらくなり、もし何かが起こった際には友達から情報提供をしてもらえます。浮気の予兆があれば、彼の友達からの情報提供をうまく使って本格的な浮気に発展する前に防ぐことも可能です。彼の友達に女性がいればなお良しです。女友達が居れば積極的に交流を深めましょう。女友達から浮気に発展するケースもあるので、先に友達になっておくことで牽制も兼ねて浮気の可能性を抑えられます。また彼の友達と仲良くして浮気を阻止するのであれば、顔なじみ程度といった中途半端なものではなくしっかりと仲良くしておきましょう。もし何か起こったとき、中途半端な仲では彼に味方されてしまいます。自分の気持ちをしっかり言葉にする男性は言葉にしないと女性の気持ちが分かりません。女性が察して欲しいことを察することができず、すれ違いが起こるケースも珍しくはありませんよね。あなたと付き合っているのにすれ違いから男性が寂しさを感じてしまったら、浮気の危険性が出てきます。言葉にしなくても分かるだろうと思う気持ちはいったん捨てて、自分の素直な気持ちを彼に伝えましょう。好きだという単純な言葉だけでも男性は喜びます。恥ずかしいからと普段あまり言葉にしないのであれば、勇気をもって彼に気持ちを伝えてみてください。
2020年01月08日日本でも問題となっている児童虐待事件を真向から描ききり、現代社会が抱える闇に警鐘を鳴らす衝撃作が日本上陸。3月27日(金)より公開される、韓国全土を震撼させた、衝撃の実話の完全映画化『幼い依頼人』から、予告編とビジュアルが到着した。ロースクールを卒業して、出世の道を突き進むはずだったジョンヨプは、何度も就職に失敗し、姉の勧めで臨時に児童福祉館に就職。ある日、継母から虐待を受けている“ダビン”姉弟に出会うが、さほど深刻に考えていなかった彼は、また来るという言葉だけを残して去る。そして数日後、法律事務所に就職したジョンヨプは電話を受け、ダビンの鼓膜が破れたことを知る。ジョンヨプは継母からダビンを引き離そうとするが、誘拐犯扱いをされ、その後弟ミンジュンの死に加え殺人の被疑者とされたダビンを見て衝撃を受ける。真実を明かすため、ダビンの弁護士になることを決心する――。本作は、2013年に慶尚北道漆谷郡にて起こった漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件を基に、その被害者の弁護士を中心に信じ難い全貌を描き出す実録サスペンス。ひたすら出世だけを望んできた弁護士が、<7歳の実の弟を殺した>と衝撃の告白をした10歳の少女に出会い、真実を明かすために奔走する様子が描かれる。到着した予告編では、事件を知らせるニュースとともに、帽子を深くかぶった少女が連れられる様子からスタート。天才子役の名演も覗ける。キャストには、弁護士ジョンヨプ役に日本でも先日公開された『エクストリーム・ジョブ』でクールな刑事に扮したイ・ドンフィ。幅広い演技力で映画・ドラマの両方で活躍するユソンが、事件真相のカギを握る母親ジスク、“ポストキム・ヒャンギ”と称される天才子役チェ・ミョンビンが、継母の暴力に怯える少女ダビンを演じている。『幼い依頼人』は3月27日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月08日「親の介護に直面して初めて自分の親が“毒親”であったことに気づくケースもあります」そう語るのは、家族問題や児童虐待を長く取材してきたジャーナリストの石川結貴さん。今、介護問題の新しい形に言及した新刊『毒親介護』(文藝春秋)が話題を呼んでいる。“毒親介護”とは石川さんの造語で、50代、60代の娘が母親との関係にトラウマを抱えながら、介護を強いられる状況のこと。幼少期から「殴る、蹴る」といった虐待を受けたり、育児放棄状態のまま育つなどした娘たちが、高齢化した親の介護を担うようになった現場を取材し続ける石川さんはこう分析する。「虐待を受けたにもかかわらず介護を続ける娘さんからは、責任感の強さや、『親から一度は認められたい』『感謝の言葉が欲しい』と切望する屈折した動機がうかがえます。はたから見れば『そんな親はさっさと捨てればいいでしょ』と思うような状況でも介護する背景には、長きにわたって醸成された親子の深い闇があるのです」今回、「毒母介護」という闇に陥らないための心得4を石川さんに教えてもらった。【1】「毒親は捨てる」と腹をくくる「“毒親介護”の泥沼に陥っている人たちは、『私がいなければ』と共依存の状態になっていたり、追い詰められて『介護離職してでも』と周りが見えなくなっているケースが目立ちます。本当に親を捨てるかはさておき、『決別する』という選択もあると思うことでメンタルは救われます。そもそも子どものいない高齢者でも、適切な行政サービスを受ければ生活は成り立ちます。具体的には、まず家を出て別居することで、親の施設入所が早まる場合もあります」【2】“親からの”ではなく“自分の”評価を大切に「毒親からの『ありがとう』を求めすぎていたり、必要以上の承認欲求を抱いていたりするケースも。大人になったのだから親からの評価からは解放され、『私なりによく頑張った』と自己肯定し、自分を褒める習慣をつけましょう」【3】“要介護認定”は医者から本人に告げてもらう「要介護認定をかたくなに拒む親は多く、いきなりケアマネジャーさんを呼ぶことはおすすめしません。高齢者の多くは医療機関にお世話になっているので、信頼している医師から『いいサービスがあるから手続きしよう』と促してもらうと『先生がそう言うなら』と素直になるケースが多いです」【4】ケアマネさんに自分の事情や思いを伝える「ケアマネさんの来訪時に見えを張らず、親に苦しめられた事実や心理的に追い詰められている現状を正直に打ち明けておくこと。仕事も辞めたくないなど、置かれた状況を隠さず伝えることで配慮のあるプランを立ててもらえます」ほかにも「身元保証人にはなる」「万が一の時は、葬式だけは出す」など、親とかかわる範囲を決めておくことも泥沼に陥らない対応策になると石川さんはアドバイスする。「うちも危ない!」と思ったら、介護が始まる前にまずはプランを立て、その時に備えよう。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月24日天皇陛下の即位に伴う儀式が終了し、2020年に向けて動きだされる雅子さま。その原点は皇太子妃時代から続ける子供たちとの交流にあった。雅子さまの誕生日に発表された医師団の見解の中に《私的な部分でもご活動の幅を広げていっていただくことが大切だと考えております》との提案があった。12月4日に皇居の宮中三殿の賢所に参拝され、天皇皇后両陛下は即位に関する一連の儀式を終えられた。’20年は新たな活動を始める年となるのだろうか。精神科医で立教大学教授の香山リカさんはこう捉える。「令和になり、雅子さまは皇后としてのお立場でしっかりとお務めをなさっています。ただ、医師団の言う『私的な部分』が何かと考えると、皇后の公務だけではなく、雅子さま個人にとってライフワークとなるテーマが必要だということでしょう」12月9日に発表された誕生日文書にはこのような一節がある。《プラスチックゴミなど多くの環境問題や、日本国内の貧困や子供の虐待などの問題、また、世界で紛争や内戦が続いていることなどにも心が痛みます》また1年前、55歳の誕生日に際しての文書にもこのような言及が見られる。《最近、国内では、子供の虐待や子供の貧困など、困難な状況に置かれている子供たちについてのニュースが増えているように感じており、胸が痛みます》雅子さまは“子供の虐待”を防ぎたいというお気持ちを繰り返し訴えられているのだ。’18年3月、東京都目黒区のアパートで当時5歳の船戸結愛ちゃんが虐待を受けて死亡した事件。’19年1月、千葉県野田市で起きた10歳の栗原心愛ちゃんが、父親による虐待で亡くなった事件。悲惨な虐待事件が相次いで起こる日本の状況に、雅子さまはずっと以前から心を痛められてきた。20年前、36歳の誕生日にも《特に最近は、児童の虐待が急速に増加していると聞きます》と、子供たちを守るために社会全体の取り組みが必要だと訴えられていた。令和の皇后として歩みだされた今だからこそ、雅子さまは「虐待される児童をゼロにしたい」という宿願を抱かれているのだろう。皇室担当記者が明かす。「実は、雅子さまは療養に入られる前から、難しい状況にいる子供たちに心を寄せられていました。お忍びで聖路加国際病院の小児病棟を訪問されて重病の子供たちを励まされるなど、多くの児童養護施設をお訪ねになっています」神奈川県葉山町の「幸保愛児園」には、療養に入られてからもクリスマスカードを送られた。’02年11月に最初の訪問をされた世田谷区内の社会福祉法人「福音寮」も、長年の交流がある児童養護施設のひとつだ。理事長の飯田政人さんに話を聞いた。「ご訪問後、子供たちは雅子さまのお誕生日に合わせて毎年、将来の夢や思いを手紙にしたためて送ることが恒例になりました。みんな楽しみに書いています。子供たちへの“お返し”として、翌年のバレンタインデーには、雅子さまからお菓子や花が届くようになり、かけがえのない交流が続いています」雅子さまは、長期ご療養中に入られた後の’06年と’16年にも、「福音寮」を私的なご視察という形で訪問されている。「前回のご訪問では、10年前に雅子さまにお会いした卒業生たちも『ぜひお会いしたい』と戻ってきて、皆が笑顔で思い出話をいたしました。それぞれに事情があり親と一緒に暮らせない子供たちを、皇后さまは心からずっと応援し続けてくださっているのです。施設を運営している職員らにも励ましのお声がけをいただき、そのお気遣いに感動いたしました」(前出・飯田さん)療養中も“弱者救済”の信念を貫き、ひそかに活動を続けてきた雅子さま。ベテランの皇室ジャーナリストも期待を寄せる。「即位関連の行事も終了して、雅子さまにも少し心身の余裕がお生まれになるかもしれません。陛下のご公務にもほとんどご一緒にお出ましになられ、ご体調は快復傾向にあります。私的なご活動を広げられるには今がチャンスなのです」皇后になられて2年目の本格始動へ!子供たちの笑顔を守るため、雅子さまは再び立ち上がられる――。
2019年12月24日わが家が引っ越しをして間もないころのできごとです。そのころ、末っ子の長男はまだ1歳くらい。お風呂が大嫌いで、毎回大泣きをしていました。そんなある夏の日、突然児童相談所の訪問を受けてしまいました。そのときの体験談をご紹介します。 誤解の原因は子どもの「お風呂嫌い」3歳くらいまで、息子は「お風呂嫌い」でした。特にシャンプーは大嫌いで、シャンプーハットをかぶっていても顔が濡れるのが怖かったのか、毎回かなり盛大に大泣きをしていました。引っ越したばかりで、ご近所さんとはあいさつをする程度の間柄でしたが、顔を合わせたときには「いつも子どもが騒がしくてすみません」と声をかけていました。このときの言葉の足りなさが、児童虐待疑惑を生んだ原因だったのではないかと思います。 突然の児童相談所訪問にびっくり仰天!不思議なもので、お風呂は嫌いでもプールは大好き。庭で息子をビニールプールに入れて遊ばせていたときのことです。「こんにちは」と庭先から声をかけられました。あいさつを返しながら見てみると、そこにはにこやかな笑顔を浮かべた中年の男女の姿が……。 「県の福祉事務所から来ました」「福祉事務所……ですか?」男性の言葉に首をかしげていると、男性は衝撃のひと言を発しました。「はい。児童相談所です」と。 無用の誤解を避けるためにできること 児童相談所の方の説明では、「近所に毎日子どもが泣き叫んでいる家がある」と、いわゆる「虐待の通報」があって訪問されたのだとか。そのときの児童相談所の方がチェックされていたのは「子どもの体にケガやアザがないか」でした。 息子のお風呂嫌いのことを説明し、相談所の方が息子自身とも話をした結果、誤解だとわかっていただけて、ホッとひと安心。こういう誤解による通報もけっこうあるとのお話でした。 誤解が解けて安堵する一方で、ご近所の方に、息子が毎日泣く原因を具体的に話しておけば無用な誤解は生まれなかったと、自分の言葉の足りなさを反省するばかりです。 イラスト:(c)chicchimama著者:恋瀬たまこ一男二女の母。商業簿記、珠算、アマチュア無線技士の資格を持つ。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月08日米フロリダ州のとある家庭で、住み込みで働いていたベビーシッターの女が、雇い主の子どもを性的虐待した罪で禁固20年を言い渡された。地元紙「Tampa Bay Times」が報じている。マリッサ・モウリー(28)がナディーン・キャンベルさん宅で住み込みのシッターとして働くようになったのは20歳のとき。キャンベル家はモウリーを娘のように温かく迎えたという。当時9歳前後だったキャンベル家の男の子が11歳になるころ、モウリーは本性を現す。性的虐待が始まったのだ。やがてモウリーは妊娠。雇い主はボーイフレンドとの間にできた子どもだと思い、彼女をいたわっていたという。2014年10月にモウリーは男児を出産。その後も性的虐待は男の子が14歳になるまで続いた。現在、被害を受けた男の子は17歳。5歳になる息子を育てながら高校に通っている。そう、モウリーが産んだのは被害を受けた男の子の子どもだったのだ。彼が生物学上の父親であることはDNA鑑定の結果からも明かだ。2017年に、キャンベルさんは息子に被害を打ち明けられ、警察に相談。キャンベル家を辞め、ウェイトレスとして働いていたモウリーは未成年者への性的暴行容疑で逮捕、起訴された。「父親であることで、この子がティーンエイジャーのうちにできることは限られてしまいます。放課後は息子の面倒を見なければならないし、デートだってできません。17歳で5歳の子がいる男とデートをしてくれる相手がいるとも思えませんけど。でも、この子は今まで会った中でも、最も素晴らしい父親の一人です」とキャンベルさんは語っている。
2019年10月21日医学的に正しい美肌術で若い肌に8月2日、糖化対策をして肌老化を防止、美しい肌になろうという新刊『医者が教える美肌術』が主婦の友社から発売された。四六判で144ページ、価格は1,300円(税別)である。著者はAGE牧田クリニック院長である牧田善二(まきたぜんじ)氏であり、同氏はテレビ番組「金曜日のスマイルたちへ」などの出演でも話題である。コラーゲン入りのシートマスクはNG?1979年、北海道大学医学部を卒業した牧田善二氏は、国内の医療機関に勤めた後、米・ロックフェラー大学研究員、米・ピコワー医学研究所主任研究員として、糖尿病の原因として注目されている「AGE」の研究を行っている。コスメストアやドラッグストアにはたくさんの美肌アイテムが並び、雑誌、ウエブサイトには無数の美肌術が紹介されている。中にはコラーゲン入りのシートマスク、半身浴で汗をかくなどの方法が紹介されているものもあるが、牧田氏はいずれもNGだとしている。シワ、シミ、たるみ、くすみ、乾燥などの原因はAGE牧田氏は真に注意すべきは「糖化」だとしており、糖化とは摂取したブドウ糖がコラーゲンなどのたんぱく質と結合して、終末糖化産物である「AGE」を作り出す作用のことである。AGEこそが肌老化の最大の原因だとしている。この新刊では肌のシワ、シミ、たるみ、くすみ、乾燥などの原因となるAGEに対し、「抗AGE生活」で美肌になる方法を解説。健康面でも肌が老化していなければ、ほかの臓器も老化していない証拠なのだという。同書では美肌のための「食べ方」や「お手入れ」、「生活習慣」が掲載され、医学的に正しい美肌レシピも紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※医者が教える美肌術 - 株式会社 主婦の友社 主婦の友社の本
2019年08月09日最近、新聞やテレビなどの報道で「教育虐待」が取り上げられ、特に中学受験をする子供の話として、注目を集めています。しかし、どの年齢の子供にも起きる可能性があるとも言われています。筆者も子供を中学受験させた経験者ですが、「教育虐待をしていたかも」という方の話を元に「教育虐待」について考えてみました。■ 教育虐待って一体どういうこと?makaron* / PIXTA(ピクスタ)最近は中学受験が盛んで「塾以外で過度に両親のいずれかが勉強を押し付ける」現象が起きています。これが「教育虐待」になりやすいとも言われています。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)また、中学受験に関する本も多く出版されていて、中でも「親の力が9割」という内容の本が多く出ていますが、「親がリードしなければ、子供の将来はダメになる」と誤解してしまう親もいるのでしょう。今回、ご近所に住んでいた方で「中学受験」がらみで離婚にまで発展した母親と連絡を取ることができ、実際にあった「教育虐待」について話を聞きました。■ 教育虐待は母親がしてしまうケースもあるNOV / PIXTA(ピクスタ)夫婦共働きで母親はウェブデザイナーとして在宅で仕事をしていて、父親は会社員というご家庭でした。近くに引越したのを機に仲良くさせていただいたのですが、子供3人全員を将来中学受験させるという方針のご家庭で、お付き合いに少し困りました。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)子供3人が全員とも幼稚園年長時から地元の小さな塾に通い、スイミングや習字、体操、空手と塾以外にもたくさんの習い事をしていました。筆者の子供とスイミングスクールが一緒で同じ時間帯に授業があり、しきりに「中学受験」について話をしてくるので、少し距離をおいた時期もあります。■ その家庭で起きた教育虐待の連鎖あんみつ姫 / PIXTA(ピクスタ)その後、年齢順に有名中学受験専門塾に通わせるようになり、会うたびに「有名校に3人とも通わせる」と話していました。ひとり目の子は中学受験をしましたが、全て不合格で地元の公立中学に通わせました。ふたり目の子は、上の子の様子を反面教師にしたのか、母親の目を気にしながらも、塾で上位クラスにいるように勉強をしていました。しかし、少しでも順位が下がれば、母親が「どうしてできないの!」と怒鳴り、必要以上にドリルをするようにしました。Graphs / PIXTA(ピクスタ)ふたり目の子供は、母親も満足する超難関校に合格し、その他の学校にも合格したのですが、母親が一番気に入った学校へ入学しました。一番下の子で、ついに問題が起きました。ふたり目の子と同じ学校への受験を考えて、中学受験の準備に入りました。成績は一時よかったものの、成績が落ち始めました。過度に独自のドリルをさせたり「なぜできないの!」としつこく説教したり勉強を強いるようになりました。父親が止めても、父親に「私にまかせて!」と怒鳴るようになったといいます。さらに成績が落ちることにもつながったのです。■ ついに子供の体に異変が…OrangeMoon / PIXTA(ピクスタ)ある日、母親が子供たちを起こしにいくと、一番下の子が激しい腹痛を起こしていて、慌てて病院に連れていきました。検査の結果、特に異常はなく、医師から「何か学校や習い事でつらそうにしているとかありますか?」と聞かれたそうです。母親は黙っていましたが、父親から「実は妻が子供に中学受験の勉強をきつくさせていた」と話し、医師から注意を受けることになりました。親から教育虐待を受けると、場合によっては「助けて!」という心の叫びとして、体の症状として出てくることもあるようです。医師からは強く「教育で子供を追いつめてどうするの?」とお叱りも受けたとか。その子供は「塾は嫌い。ママもパパも嫌い。勉強はいや」と泣きながら訴えて、母親は「教育で虐待をしていた」と気づき、父親も止めなかった自分を責め、中学受験をやめる決心をしました。このことで夫婦間の溝が生まれて離婚されたのですが、「自分の学歴コンプレックスから子供を苦しめた」と話していました。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)その母親が「こういう傾向の人が教育虐待をしやすいのでは」話してくれました。1.両親のどちらかに学歴コンプレックスがある2.父親もしくは母親の卒業校に通わせたいという強い希望がある3.共働きで金銭的余裕があるので、教育に力を入れたい4.両親ともに高学歴すべての家庭に当てはまるとはいいきれませんが、父親が教育虐待をしているケースも多いと教えてくれました。■ まとめmaroke / PIXTA(ピクスタ)最近は早期教育が盛んですが、教育虐待の始まりになっている可能性も少なくありません。高校や大学への進学後も、教育虐待によって心の傷を負っている子もいるようです。「子供には苦労させたくない」という考えの家庭は多く、教育方針が厳しい家庭は見かけます。しかし、ひとつ間違えると、家庭崩壊へ繋がります。親が歩んだ人生と、子供の歩む人生は違います。「子供が自分で将来を決めて進む」ということを大切にしながら、子供と接していきたいものです。
2019年07月30日父から受けた性虐待の、もっとも古い記憶は4歳当時のもの。中学の保健体育の授業で初めて、父から子どもをつくる行為をされていたと知った宮本ゆかりさん(49)。父だけではなく、幼い娘が抵抗できないのを見て見ぬふりをしてきた母の態度が、性虐待が終わった後も宮本さんを苦しめ続けた。家庭の外では言い出しにくい性被害。宮本さんは、ブログで自分の経験をさらけ出しながら、自分と同じ性虐待に苦しむ被害者を救おうと動き始めた――。「『親が問題なのだから、あなたは何も悪くない。あなたの人生は、あなたのものだから、親に気を使わずに自分の人生を生きてほしい』。親から性虐待を受けて、私のブログに連絡をくれた女子高生のAさんに会って、そんな話をしてきました」そう話す宮本ゆかりさん。香川県高松市在住の宮本さんは4歳から中学2年生まで、実父から“性虐待”を受けていた。自分と同じような被害者を出したくない。そんな思いから、’17年にブログで実名を公表し、自ら受けた性虐待とそのトラウマ(心的外傷)を克服してきた体験を公開。性虐待を受けている被害者から、メールで相談を受けている。今年3月、この活動が新聞で紹介されると、相談メールが月に20件も寄せられるようになった。冒頭のAさんもその一人だ。ゆかりさんの本業は美容師で、美容院を経営している。相談は、すべてボランティア。相談メールに返信するのは、深夜になることもある。それでも対応するのは、“性虐待”を受けた被害者の心理が、あまりにも社会に理解されていないからだ。今年に入ってからも、19歳の実の娘に性虐待を続けていた父親に対し、名古屋地方裁判所岡崎支部は、無罪判決を下した。裁判官は「抵抗できないほどの暴力や、心理的極限状況に追い込まれていたわけではない」と判断した。「幼いころから性虐待を受けていたら『抵抗してもムダ』という気持ちになるんです。しかも、彼女には2人の弟がいた。父の性虐待が世間に知られて仕事を失ったら、弟たちが生活できなくなると心配していたといいます。なぜ、そういう被害者の心理が理解できないのでしょうか」’17年7月、110年ぶりに性犯罪に関する刑法が厳罰化された。しかし、多くの問題が残っている。抵抗できないほどの暴力や脅迫があったと証明できないと罪に問われないなど、被害者側にとって立件のハードルが高いままだ。「被害を誰かに打ち明けたときに、『抵抗できたはず』『どうして周りに相談しなかったの?』などと言われると、<私が悪かったんだ>と、自分を責め続けてしまいます。そのことは、親から性虐待を受けたという事実以上に、被害者を苦しめます」ゆかりさんは、ときに相談者に会って話を聞くこともある。「冒頭のAさんは、義父から性虐待を受けていました。それでもしっかりと自分の進路を決め、高校卒業後は県外の大学に進学したいと言ってくれていました。でも、『やっぱり病気がちな母が気がかりだから、自分の思うように生きられない』と苦しんでいるんです。私も、彼女と同じように苦しんだから、『親にしばられなくていいよ』と伝えました」母親の対応も、被害者のトラウマを深くする。「私に寄せられる相談の9割が、父からの性虐待を母に相談したとき、『見て見ぬふりをされた』ことが心の傷になっています」ゆかりさん自身もそうだった。「性虐待を受けて傷ついても、気付いた大人が全力で守ってあげられたら、その子は早く立ち直れる。私はこれからも、その役割を果たしたいんです」
2019年07月29日ベルーナから汗染み防止に特化した商品を発売「汗ジミ防止機能付 ノースリーブ」「汗ジミ防止機能付 ワイドパンツ」が、株式会社ベルーナが展開するブランド「Ranan(ラナン)」から発売された。「汗ジミ防止機能付 ノースリーブ」は税抜き1290円、カラーはブラック、オフホワイト、カーキ、グリーン、ネイビーの5色展開。「汗ジミ防止機能付 ワイドパンツ」は税抜き2990円、カラーはブラック、カーキ、ネイビーの3色展開。ノースリーブ、ワイドパンツ共にサイズはM、L、LL、3Lとなっている。夏のお出かけ必須アイテム夏の汗ジミが気になる消費者に向けた「汗ジミ防止機能付ノースリーブ・ワイドパンツ」。背中や脇の汗がにじみやすい部分はもちろん、首回りやお尻周りなども汗による生地の変色が抑えられ、汗を気にせず着用することが可能だ。また、伸縮性のある素材を使用しており、ゆったりとした着心地により、外出時の着用だけでなく、自宅でも活躍することが期待される。セットアップとしても使用することができ、体型をカバーしてくれるデザインであるため、幅広い用途で活躍すること間違いないだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ベルーナのニュースリリース
2019年07月28日新しい食習慣、ヘルシースナッキングを知っていますか?近年、適度な間食は、次の食事の食べ過ぎを防止するとして、とても注目されています。その方法や、ヘルシースナッキング食材についてご紹介しています!ヘルシースナッキングとは?出典:byBirth「間食=太る」というイメージを持っていませんか?ヘルシースナッキングとは、間食のメリットをいかした、アメリカで注目されている新しい食習慣です。間食をはさむことで空腹状態を少なくし、その後の食事の食べ過ぎを防ぐという発想です。近年、適度な間食は、夕食までの空腹感を減らすという肯定的な捉え方がされています。では、ヘルシースナッキングには、どのようなメリットがあるのでしょうか?なぜ間食をとると良いの?出典:byBirth食事は通常1日に3回ですが、6~7回に分けて食事をするほうが太りにくいという報告があります。人は、さまざまな活動でエネルギーを消費し、血糖値が下がると空腹であると感じます。すると、体内にある脂肪を分解してエネルギーを作り出します。その際にできるのが、遊離脂肪酸。遊離脂肪酸が血液中に増えると、その情報が脳に伝わり、空腹であると認識します。そして、「何か食べないといけない!」という状態になるのです。間食をすることで、遊離脂肪酸が増えにくくなります。その結果、「食べないといけない!」と思う頻度が減り、食べ過ぎ防止になります。ヘルシースナッキングは、ダイエット効果のある食習慣なのですね。ただ、後述しますが、間食に何でも食べても良いわけではないので要注意!ヘルシースナッキングのメリットとは?出典:byBirth食事制限のストレスが少ないダイエットをしていると、どうしても食事に気を使いますよね。知らぬうちにストレスに感じていることも。ヘルシースナッキングは、空腹によるストレスがないことが大きなメリットです。血糖値のコントロールができるため、太りにくい体に血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げます。インスリンは、過剰な糖を脂肪として体にためるので、過剰に出るのは避けたいところ。血糖値が急に上がると、インスリンも急に沢山分泌されることになります。血糖値をコントロールすることは、太りにくい体作りにもつながるわけです。集中力を高める出典:byBirth食事をした後、眠気を感じること、ありませんか?食後はインスリンが分泌され、血糖値を下げようとしますが、それによって眠気が生じます。ヘルシースナッキングは、空腹感が減るため、その結果インスリンの節約にもなります。眠気を感じにくく、集中力を高めるというわけです。ヘルシースナッキング、どうやるの?方法は?間食を食べる時間午後2~3時に食べるようにしましょう!近年、食べる時間も重要視されていて、BMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質が関係しています。BMAL1とは、体内時計を調節したり、体内に脂肪を溜め込むはたらきがあります。BMAL1が増えると、脂肪を溜め込みやすくなるのですが、最も少なくなる時間帯が午後2~3時なのです。要するに、この時間帯に間食を食べても、体脂肪になりにくい、というわけですね!昔から、「3時のおやつ」とよく言いますが、理にかなっているともいえますね。1日の間食のエネルギーは200kcal未満に間食がOKとなると、ドカドカ食べてしまいがち。1日に200kcal未満になるようにしましょう!200kcalほど間食で食べておくと、夕食まで空腹を感じることなく過ごせます。どんな間食を選んだら良い?出典:byBirth間食には、腹持ちが良い(=満腹感が持続する)もの食物繊維が多いものを選びましょう。夕食までの空腹感を減らすために、腹持ちが良いものがベストです。たんぱく質は腹持ちを良くすると科学的に証明されているため、おすすめです。食物繊維は、血糖値の上昇を抑えるため、その結果、遊離脂肪酸が増えるのを抑えます。具体的に、どんなものが間食に適しているか、解説していきます!ナッツ類出典:byBirthアーモンドやカシューナッツなどのナッツ類は、食物繊維が豊富です。また、ビタミンEをはじめとし、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富。ダイエットには嬉しい栄養素が盛りだくさんです。また、適度に脂肪が多いので、空腹感を満たすにも良いです。エネルギーが高いので、1日に25g程度(手のひらの軽く1杯)にしましょう。(アーモンドの場合、約150gに相当)さまざまなナッツ類が入っている、ミックスナッツがおすすめです。豆類植物性たんぱく質が豊富で腹持ちも良く、食物繊維も豊富です。枝豆など、コンビニでも購入できる手軽さも◎。大豆スナックなども良いでしょう。ヘルシースナッキング用に売られている商品最近では、「ヘルシースナッキング用」の商品も売られています。そのような商品を購入するのも、手軽で良いかもしれません。ヨーグルト出典:byBirthヨーグルトは整腸作用があり、便秘改善にも嬉しいヘルシースナッキング!注意点は、なるべく無糖のものを選ぶこと。食べづらい場合は、はちみつやオリゴ糖をかけて食べてみましょう。オリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサになるので、一石二鳥です。まとめ出典:byBirth「間食=太る」というイメージを払拭する新しい食習慣、ヘルシースナッキング。食事制限によるストレスも少なく、始めやすいのも嬉しいですね!これからの時代は、間食をうまく利用してボディメイクしていくのが主流です。気になる人は、ぜひ試してみてくださいね。
2019年07月23日育児放棄や虐待によって罪のない子どもたちが巻き込まれる事件を目にすることが日本でも増えていますが、今回ご紹介するのは、中東の子どもたちの過酷な現状を描いた話題作です。その作品とは……。全世界が絶賛する『存在のない子供たち』!【映画、ときどき私】 vol. 246中東の貧民窟に生まれた12歳の少年ゼインは、学校にも通わずに朝から晩まで両親に働かされていた。両親が出生届を出さなかったために、法的には社会に存在すらしていないゼイン。唯一の支えは妹のサハルの存在だけだった。ところが、サハルが11歳で強制結婚させられてしまい、怒りと悲しみからゼインは家出をしてしまう。そこでは厳しい現実が待ち受けていたが、ゼインは「僕を産んだ罪」を理由に、自分の両親を訴えることを決意するのだった……。中東が抱える貧困と移民の問題に真っ向から挑み、高く評価されている本作ですが、今回は全身全霊を捧げたこちらの方に、あふれる思いについてお話いただきました。レバノンが生んだ美しき才能ナディーン・ラバキー監督!2007年には、『キャラメル』で監督・脚本・主演を務め、一躍注目を集めたラバキー監督。女優としても幅広く活動しており、本作ではゼインの弁護士役として出演もしています。そこで、自身が目撃した現実やいまの思いについて語っていただきました。―まずは、多くの難民を受け入れてきたレバノンの現在の状況から教えてください。監督レバノンは文化的にも、国民の気質的にも、誰に対しても温かく歓迎するところがあるので、これまでに150万人以上の難民を受け入れてきましたが、これはいろいろな意味で大きな挑戦でもありました。そのなかで私たちはベストを尽くしてはいますが、本来この責任は世界でわかち合わなければいけないもの。難民条約にサインしたにも関わらず、多くの国がその責任を果たしていません。それゆえに、ヨルダンやトルコなど近隣諸国が難民の60%以上を受け入れており、経済的にも社会的にも大きな影響を受けています。世界で考えたら、本来はもっとできることがあるはずですが、これが現状です。―では、本作のストーリーは監督が実際に見たものが描かれているのでしょうか?監督レバノンでは苦しんでいる人々を当然のように目にする状況にあります。食べ物が足りないとか、戸籍がないために世間から“見えざる者”になってしまっている人や違法滞在者など、本当につらい現実です。水も電気もなく、まるで下水道のなかにいるかのような耐え難い環境で暮らしている人たちも多く、収容所やキャンプでは寒さが原因で亡くなる方もいるほど。いまでは難民だけでなく、レバノン人にとっても非常に厳しい状況が続いています。そして、そのなかでもっとも心を痛めているのが、子どもたちについてです。犠牲を払っている子どもたちの“声”を届けたかった―その思いがこの作品を作るきっかけとなりましたか?監督彼らが寒さに震えていたり、お腹を空かせていたり、学校に通えなかったり、子どもなのに仕事をしなければいけなかったり、つらい思いをしている姿を見るたびに、「私たち大人がいかに彼らを失望させているのか」「いかにシステムが欠落しているのか」を感じています。子どもたちが一番もろい存在のはずなのに、一番大きな代価を彼らに払わせてしまっているのです。その結果、自分の誕生日も知らず、無言のままに重荷を背負わされ、毎日虐待されるつらい生活が普通の人生だと考えている子どもはたくさんいます。そして、彼らは存在を知られることなく生まれ、存在を知られないまま亡くなっていくのです。私はそういった現実を見ているうちに、「何かしなければいけない」という責任を感じましたし、この映画を作ることを義務だと思うようになりました。つまり、子どもたちは声なき者だからこそ、この作品は彼らの“声”として届けたかったのです。―今回は主人公のゼインを演じた少年が本物のシリア難民であることをはじめ、全員がプロの役者ではないそうですが、どのように選びましたか?監督本作は3年間かけてリサーチをしてから脚本を書いたので、私自身が見たものからインスピレーションを受けており、事実が基になっています。キャスティングについても、現実世界で同じような境遇にある人を探すという方法で、彼らを見つけることができました。たとえば、ゼインの外見は、栄養不足が原因で実年齢よりも体つきが小さい子どもたちをたくさん見てきたということを反映させています。キャラクターのイメージとしては、家族のために早く大人にならなければいけなかった環境にあったため、聡明さと路上で生きるタフさを持つ、大人のような子ども。それが頭のなかで描いていたゼイン像でしたが、想像していた通りの少年と出会ったときは奇跡のようでした。―彼らの実人生が役に影響を与えた部分もありましたか?監督通常の映画であれば、脚本や監督のイメージに役を合わせていくものですが、今回は彼らの個性をベースにして、私たちがそこに合わせていくような作り方を意識しました。そもそも彼らの生活や人物像というのは私が想像で作り上げてはいけないものだし、そんな権利は自分にはないと感じていたからです。それほど現実にはリアルな苦しみと困窮があるわけだから、なるべく真実を捉えたいと考えていました。彼ら自身の経験や感情を私たちが描こうとしている物語やキャラクターを寄せていったので、スタッフも演者たちも現実とフィクションがわからなくなって混乱することもあったくらいです。演者が自分の経験をアドリブで語ることもあった―そのなかで忘れられない出来事もありましたか?監督実際、彼らが本能的に自分の経験を話すようなアドリブも多くありました。たとえば、子どもから訴えられたゼインの母親が「あなたは私のような状況に置かれたことがないからそんなことが言えるんだ」と弁護士役の私に向かって言うシーン。そのなかで、母親役の女性が「お金がなくて子どもに砂糖と水しか与えられない経験をしたことがないでしょう?」と訴えるのですが、これは彼女自身の経験です。彼女は映画のなかに出てくるスラム街に住んでいる人ですが、あの瞬間はゼインの母親としてではなく、自らの思いを語っていたのです。ほかのみんなも同様のことをしてくれました。―だからこそ、俳優では演じられないようなリアルな表情には思わず言葉を失いました。監督自らの現実と演じている役が入れ替わってしまうこともありましたが、彼らの言葉はすごく重要だったので、そういったものが自然に起きるようなオープンな現場は意識していたところです。つまり、彼らが「どんなことを言っても大丈夫なんだ」と自由でいられる環境をしっかり用意したいと思いました。それによって、彼らも“翼”を持つことができたのではないかと感じています。―とはいえ、撮影中に問題が起きたことも多かったのではないでしょうか?監督確かに、演者が翌日来ないかもしれないといった我々ではコントロールできない部分でのリスクはつねに負い続けていた作品だったと思います。というのも、戸籍や証明書を持っていないような人も多かったので。実際、ゼインを助けるエチオピア移民のラヒルを演じた女性が、拘束されたシーンを撮ったあとに逮捕されてしまったことがありました。そのときは、ラヒルの子ども役を演じていた赤ちゃんの両親も逮捕されてしまい、その先がどうなるのかわからない状況に陥ってしまったこともあったほどです。この方法でしか作ることができなかった作品―そんななかで、どのようにして作品を完成まで導いていったのでしょうか?監督そもそも大きなリスクがある作品だとわかっていたので、私たちは完全にインディペンデントで製作することにしていました。私の夫であるハーレドもプロデューサーとして入っていますが、ここまで大変だと知っていたら彼もやらなかったかもしれないですね……。まずは製作する場所も何もないところからスタートしなければいけなかったのですが、予定していた刑務所が閉鎖してしまうことになったり、せっかく見つけた子役たちもいま撮らなければ大きくなってしまうこともあったりしたので、すぐに撮影を開始しなければいけませんでした。ただ、子どもも大人も演技についてはまったくの未経験。「アクション!」といって求めているものをすぐに演じてくれるわけではなかったので、彼らとも時間を過ごす必要がありました。製作期間中はカメラマンも編集者もみな同じアパートで作業してくれました。編集などを含め完成までに2年。本当に小さな現場でしたが、これ以外の方法でこの作品を作ることはできなかったと思います。―撮影自体も困難が伴ったと思いますが、身の危険を感じることはありませんでしたか?監督もちろん、とても危険な場所ではありましたが、危害を加えられるというよりも、公害のような環境の問題のほうが大きいと感じました。というのも、貧困地域では雨が降ると、下水から水が溢れてきて、水浸しになってしまうからです。そのため、不衛生で臭いもすごいし、空気さえも汚染されているのがわかるほどだったので、私も熱を出してしまったことありました。しかも、当時私は2人目の子どもを出産したばかり。撮影の合間には授乳のために家に帰らなければいけなかったので大変でしたが、どんなに危険な状況でも、私たちは大きな目的があったし、使命感もあったので、それが続ける強さに繋がっていたと思っています。―まさに意志を貫く強さを監督から感じます。それを支えているものは何ですか?監督彼らは同じ状況に置かれたままなのに、「私は家族と幸せになっていいんだろうか」という罪悪感をいまだ抱いている部分もあり、心理的な負荷はまだ乗り越えられてはいません。「自分にはやらなければいけないミッションがあるんだ」という感覚があるからだと思います。人が存在しているのには、それぞれに理由があると考えています。私は恵まれていることに何かを変えることができるかもしれない自分なりの貢献方法や理由を見つけることができたと思っています。「ひとりひとりが物事を変えることができる」という考え方は甘いと言われるかもしれませんが、私は心からみなが自分なりにできることがあると信じているのです。その変化というものは、たとえ大きくなくても、他人の人生や命に影響を与えられることができると思っています。そんなふうに自分の目標や夢、そして存在理由を感じられることが、私にとっては毎朝起きる力になっているのです。日本でも同じ思いを感じている人はいるはず―それでは最後に、これから観る方に向けてメッセージをお願いします。監督状況は違っていても、同じような思いをしているような人は世界中にいるはずなので、ただ遠い国の話という風には感じないと思っています。実際、こういった問題はレバノンだけではなく、アメリカでも子どもの7人に1人のはお腹を空かせているような状況ですし、コミュニティのなかで端に追いやられてつらい思いをしている人は文化や国に関係なく、日本にもいるはずです。だからこそ、きっとみなさんの心に触れる作品だと思っていますし、人類はこのまま子どもたちに対する不公平さに目をつぶっていくことはできないと、私は信じています。目をそらしてはいけない現実がそこにはあるそれぞれの人物が放つ存在感と物語の持つ強さに圧倒され、激しく心を揺さぶられる本作。現代社会が抱える問題を描きつつ、「自分にできることは何か」「生きるとは」「愛されるとは」といった普遍的な思いがあなたのなかにも生まれるはず。映画の持つ力を目の当たりにすることができるいま観るべき1本です。胸を引き裂く予告編はこちら!作品情報『存在のない子供たち』7月20日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開配給:キノフィルムズ©2018MoozFilms/©Fares Sokhon
2019年07月19日近年、虐待に関する悲しいニュースが続いていますよね。同じ子どもを持つ親として、心を痛めている方も多いのではないでしょうか。しかし、こうした問題は決して他人事ではありません。なぜなら、虐待は悪意のもとになされるものだけではないから。「子どものためによかれと思って」なされた行動が、親の自覚のないままに虐待とみなされるケースもあるのです。特に、「教育虐待」にはその傾向があります。「教育虐待」は、ここ数年で広まってきた言葉ですが、どのような行為を指すかご存知でしょうか?「知らない」という方のなかには、気づかないうちに当てはまってしまっている方もいるかもしれません。そこで今回は「教育虐待」と「教育虐待を未然に防ぐ方法」についてお話しします。「教育虐待」は子どもの将来に多大なダメージを与えるみなさんは、自分の子どもに下記のような「しつけ」や「教育」を行なっていませんか?・宿題が終わっていないと、夜遅くまでやらせる・解けない問題があると、「どうしてできないの?」と責める・塾や習い事でスケジュール漬けにしている・親子間の約束が守られなかったとき、厳しく責め立てる・成績が悪いと、「努力が足りない」「人間のくず」などの暴言を浴びせる一見、よくある「しつけ」や「教育」のように思われるかもしれません。しかし、これらの行為が子どもを過度に追い詰めた場合、「教育虐待」とみなされることがあります。青山学院大学の古荘純一教授によると、「教育虐待」とは、教育を理由に子どもに無理難題を押し付ける心理的虐待のこと。2011年の「日本子ども虐待防止学会」で初めて発表された、新しい考え方です。「教育虐待」を受けている子どもは、大人になってからも、他者からの指示がなければ動けなくなる恐れがあります。また、自信が持てない、何をしても楽しめないなど、心の問題を抱えてしまうことも。学校生活や就職活動を機に不適応行動を起こす人も少なくありません。こうしたことから、「教育虐待」は子どもの将来に多大なダメージを与えるということがわかります。「子どものために」と言いながら子どもを追い詰める親たち「教育虐待」という言葉を広めた武蔵大学の武田信子教授によると、教育虐待に走りやすい家庭は、下記のような特徴を持っている家庭が多いと言われています。1. 親自身が、経済的事情などで進学を諦めた経験がある2. 母親が不本意に仕事を辞めて、専業主婦になった3. 子どもの両親ともに高学歴で社会的地位が高い上記の1と2の親が「教育虐待」をした場合の理由として考えられるのは、自らの生き方や学歴にコンプレックスを抱いているということ。子どもには同じ苦しみを与えたくないという強い思いから、自分が経験した失敗を避けるための教育に力を入れてしまいます。一方、3の親の場合は “失敗知らず” ですが、逆に自らの成功体験に依存しているということが考えられます。自分の知らない道を子どもに歩ませることを極端に恐れ、子どもにも高学歴・社会的地位の高い大人を目指すことを強制してしまうのです。社会福祉法人カリヨン子どもセンターの石井花梨事務局長いわく、教育虐待は決して特別な家庭に限った話ではないのだそう。表面的には「子どものために」という親心のもとに行なわれているのです。しかし、本当に子どものことを考えていると言えるでしょうか。本当に子どものことを考えていれば、子どもを追い詰めるほどの行為には至らないはずです。そう考えると、「教育虐待」をしている親は、「子どものために」と言いながら、実際には自分のために、過度な「しつけ」や「教育」を行なっているのだと言えますよね。その教育、本当に必要……?子どもを見て考え直そうとはいえ、「しつけ」や「教育」そのものを怠るわけにはいきません。親として、子どもに適切な「しつけ」や「教育」を行ないつつ、「教育虐待」しないようにするには、どうすればいいのでしょうか。小児科医の高橋孝雄さんは、親の「しつけ」や「教育」が虐待になるかどうかの分かれ目は、「親の関心が子どもにあるのか、テストの点数や合格した学校などの成果にあるのか」であると言います。前者であれば、自分の行為によって子どもが追い詰められていたら、すぐに気づいて対処できるはずです。しかし、後者の場合、子どもの変化に気づけないまま、子どもを追い詰め続けてしまうことがあります。教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏いわく、現在の教育虐待には、「親自身の不安を解消しようとしている」という構造があるのだそう。我が子が新しい時代を生き抜いていけるのかが不安で、親が思う解決策を与えようと無理やり難関大を目指させたり、子どもの望まない習い事でスケジュールを埋めたりしてしまうのです。しかし、子どもたちがこれから生きていくのは、親たちが生きてきた世界とは全く異なり、予想もつかない世界。おおた氏は、親が与える解決策にはあまり意味がないと言います。まずは、「親は無力である」と親自身が自覚することが大切なのだそう。「教育虐待」を未然に防ぐのに必要なのは、まず子ども自身に関心を持つことです。子どもの様子をよく観察し、今行なっている「しつけ」や「教育」が本当にその子に必要なのか、よく考えなくてはなりません。たとえば、子どもが習い事に行くのを嫌がったとき、たまたま気分が乗らないだけなのか、ずっといやいや通っていたのか、はっきりさせることが必要です。そのうえで、なぜその習い事に通わせているのか、親の考えを伝えます。最後は、「続けるのか辞めるのか、あなたが決めていいよ」と、子どもの意思を尊重しましょう。子どもの人生は子どものものであることを自覚したうえで、子ども自身の生きる力を信じてあげることが大切なのです。***子育てをしていると、子どもが自分の分身であるかのような錯覚につい陥ってしまうことがあるでしょう。だからこそ、より幸せな人生を歩めるように導かなくては、と考えてしまいます。しかし、子どもは親と同じひとりの人間であり、親の分身ではありません。どんな人生を歩むことが幸せか、決めるのは子ども本人です。親が特別なことをしなくても、自分の思う幸せを追い求め、たくましく道を切り開いていきます。親は、それを一番近くで応援してあげればいいのです。(参考)こどもまなびラボ|「教育虐待」のやっかいな実態。今の子どもには “決定的に足りない” 時間がある日経DUAL|「勉強しなさい」エスカレートすれば教育虐待に東洋経済ONLINE|中学受験で教育虐待しやすい親の2つの特徴東洋経済ONLINE|「あなたのため」が「教育虐待」に変わるときPRESIDENT Online|なぜ「教育」という名の「虐待」が増えているのか朝日新聞DIGITAL|しつけに名を借りた虐待…どの家庭でも起こりうる「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム|教育熱心も度が過ぎると虐待になる?あなたのその行動が”教育虐待”にならないように気を付けよう日経DUAL|「教育熱心」と「教育虐待」線引きはどこに?
2019年06月20日「最近は老化の防止に筋力を鍛える人も多いですが、体を効率よく働かせるにはまず“骨の動きを柔らかくする”ことが大切です」そう話すのは、スポーツケア整体研究所代表の松村卓さんだ。松村さんは、骨を柔らかく動かすための「骨ストレッチ」を考案。これは体を動かす基本となるため、サッカー日本代表の中島翔哉選手をはじめ、トップアスリートも導入しているメソッドだ。松村さん自身、かつては陸上短距離で五輪出場を目指したアスリートだった。その経験から、骨の動きの重要性に行きついたという。「現役時代は筋トレに励みましたが、故障に悩まされ続けました。引退後も体の研究を続けるなか、硬化した筋肉を緩めて骨格を滑らかに動かすことで、体の可動域を広げられることに気づきました。これを維持できれば、高齢になっても自由に体を動かすことができるのです」(松村さん・以下同)私たちの体は、鎖骨や肩甲骨、背骨、骨盤など、骨の連動によって動いている。この連動を滑らかにし、同時に体を動かすために必要な深層筋肉(インナーマッスル)をつけてくれるのが「骨ストレッチ」だ。今回、松村さんに骨ストレッチの基本のポーズを教わった。【骨ストレッチの基本ポーズ】1)片手の親指と小指をつないで輪を作る。小指と連動して薬指が曲がる人は無理に伸ばそうとせずそのままでOK。2)もう片方の手の親指と小指で手首を押さえる。手首の両側にある、骨の出っ張りの部分を押さえる。「親指には力を制御する働きがあり、小指には力を出す働きがあります。試しに、親指を握って腕を回してみると、少し詰まったような感じがすると思います。反対に小指を折って腕を回すと、肩の可動域が広がることに気づくはず。車にたとえると、親指はブレーキで、小指はアクセル。この2つの指をくっつけると、体をニュートラルの状態にすることができます」
2019年06月05日働く親が頭を悩ませるのが「待機児童問題」。特に大都市圏に住む場合、居住する自治体によっては競争率が激しく、職場復帰の予定を立てるのが困難になってしまうことも……。では実際幼い子どもを持つ親たちは待機児童問題についてどう考えているのでしょうか?今回は「不満買取センター」を運営するInsight Techが、現在子どもを幼稚園・保育園へ預けている人や子供の入園を検討していたり、家族・親戚に預けようとしたりしている男女1,015名を対象に実施した「2019年待機児童問題」実態調査の結果をご紹介します!■ 7割以上が「待機児童問題が深刻」と回答調査ではまず、「現在、自分を含め周りの状況から待機児童問題は深刻だと思いますか」と尋ねると、「深刻である」と答えた人が最多で45%。次いで「かなり深刻である」が27%で、合わせて72%となりました。「深刻ではない」(18%)、「わからない」(10%)と答えた人は、まだ入園状況を調べていない、あるいは居住する自治体で待機児童問題が深刻ではないという場合もありそうです。CORA / PIXTA(ピクスタ)では、人々が実際にどのような「待機児童問題」に関してどのような経験をしたのでしょうか?皆のエピソードや、「ここを改善して欲しい」という声を聞いてみましょう。「一番下の子が生まれ、現在育休中。次男は今度年長になるが、同じ保育園へ入れなかった。4月までに保育園入所が決まらなければ次男は年長を目前に保育園を出されてしまう」「海外から3月末に帰国し、9月頃仕事復帰のため保育園入所を希望していたが、4月に連絡したら役所の人に無理に決まっていると鼻で笑われた」「保育園や幼稚園に入れないと母親は仕事につけないのに、保育園に入るには共働きであるのが最低条件だと言われた。預けられるかもわからないのに仕事決められない」などという深刻な事情が聞かれました。どうやら日本、特に大都市圏で競争率が高い地域の託児事情は、働く親にとって決してフレキシブルであるとは言えない様子。すず. / PIXTA(ピクスタ)待機児童が多い地域では、「保育園に子どもを預けて働きたい」という母親の意志と、「保育園が決まらなければ雇用できない」という企業側の意向がすれ違っているようです。待機児童の多い自治体は今後、このギャップを埋めるための対策が必要となりそうですね。■ 全国で待機児童が多い地域はどこ?では、今日本で待機児童問題が深刻である都道府県とはいったいどこなのでしょうか?厚生労働省による2018年度の「保育所関連状況取りまとめ」によると、待機児童数の多い都道府県は以下の通りでした。foly / PIXTA(ピクスタ)1位・・・東京都(5,414人)2位・・・兵庫県(1,988人)3位・・・沖縄県(1,870人)4位・・・埼玉県(1,552人)5位・・・千葉県(1,392人)また、待機児童数100人以上で待機児童率の割合が高い自治体は最多が「沖縄県南風原町」(10.11%)、次に「沖縄県西原町」(8.70%)、「福岡県筑紫野市」(8.16%)、「兵庫県明石市」(7.99%)、「福岡県大野城市」(7.55%)という順に。YUMIK / PIXTA(ピクスタ)大都市圏と比較して人口は少ないといえど、確率的に見ると沖縄県が1、2位を占めるという意外な結果になりました。気になる東京都内では7位が「東京都国分寺市」(7.09%)、9位が「東京都目黒区」(5.77%)、13位「東京都三鷹市」(4.95%)という結果でした。東京でも全区域で9割以上は何らかの託児施設に子どもを入園させることに成功していることになります。いかがでしょうか?統計の結果から判断すると、待機児童問題に対処するためには政府の対策と共に働く親としての周到な計画が必要なようです。妊娠したら会社の出産・育児休暇取得と職場復帰のタイミングを計ったり、必要ならば待機児童数が少ない自治体に移住したりするなどの対策が必要になってくるかもしれません。【参考】※ 「2019年待機児童問題」 実態調査ーInsight Tech※ 保育所等関連状況取りまとめ(平成30年4月1日)― 厚生労働省
2019年06月04日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。ですが中には、子どもが大きな負担を強いられているようなケースや、課題をさぼったり期待通りの成果を出さない時に、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも決して少なくはありません。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのか?『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにインタビュー。第2回は、「教育」と「虐待」の境目についておうかがいします。お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■教育と虐待、その境い目の見極め方法――明確な線引きは難しいと思うのですが、「教育的指導」と「虐待」の境目をきちんと知っておきたいです。おおたとしまささん(以下、おおたさん):概念的な線引きとしては、「子どもの人権を尊重しているか」というところです。子どもを親の所有物ではなく、自分と同じひとりの人間だと思うことができているかどうか、それが「教育的指導」と「虐待」の境目だと思います。――具体的な目安はありますか?おおたさん:例えば、1日5時間勉強させても全然平気な子もいるのですが、普通の子にさせたら大抵はつぶれてしまいます。それと同じで、負荷はその子にとっての相対的なものである、ということがまず大前提です。そして、その相対的な負荷が子どもの受忍限度を超えていることに気づくには、なんらかの負荷(勉強や習い事など)をかけた後の子どもの表情を見ればわかると思います。例えば、勉強が終わった後、「つらかったけどやっと終わったぜー!」というふうに晴ればれとした明るい表情になっているのか。それとも宿題が終わった後も「また明日もあるのか…」というふうに全然表情が輝かないのか。それが、ひとつの判断材料になると思います。負荷が終わった後にショボンとしているようでしたら、それは明らかに「これ以上やったらマズイ」というサインです。■「どうしてできないの?」「約束したでしょう?」2つの言葉が子どもを追いつめる――教育熱心すぎる親がやってしまいがちなNG対応はありますか? おおたさん:2つのパターンがあります。1つは、「どうしてできないの?」という言い方。そう言われても、わからないものはわからないのだからどうしようもないですよね。追いつめられれば追いつめられるほど、子どもの頭は真っ白になってしまいますし、「こんな問題ができないあなたはバカ」という含意が子どもを直撃します。――確かに…。ですが、親がつい言ってしまいがちな言葉です…。おおたさん:もう1つは「約束」です。例えば、テストで悪い点を取ると、教育熱心な親御さんは「どうしてこうなったのか?」「これからどうするか?」と冷静に原因と対策について話します。そして、「じゃあ具体的にどうするんだ?」と問いつめます。ヘビににらまれたカエル状態の子どもは、「これからはゲームの時間を減らして毎日勉強する」などと言わざるを得ません。ほとんど誘導尋問なのですが、こうして子どもは約束させられるわけです。でも、約束した時は本気でも、人間はそんなに強くありませんし、ましてや子どもです。ですが、約束が破られた時、「やるって約束したのに! 約束を破ったのか!」と親は理論武装して責め、子どもは言い逃れができず、追いつめられてしまうのです。――身に覚えがあるような…(苦笑)。おおたさん:実は、むやみに怒鳴ったりたたいたりする親御さんは少数で。最近の多くの親御さんは、こうして子どもを叱るに十分な理由をみつけてから、その正論を振りかざして、子どもを追いつめるのです。でも、たとえ、そこに正論があったとしても、相手を傷つけすぎて良いわけがないのです。親がやるべきことは、どうしたら子どもが悪かったと理解してくれるのか、次から改善してくれるのかを考えること。なのに、目的が自分のネガティブな感情を全部吐き出して、子どもにぶつけることに変わってしまっているのです。■体罰は愛ではない! 指導者としての未熟さが原因――「時には、ビシッと親の力を見せつけてやらないとなめられる」という厳しい親の意見も耳にしますが、どう思われますか?おおたさん:家庭において、親は絶対的な強者で子どもは弱者です。親という圧倒的に強い立場を利用して、逃げ場がない子どもを追い込むのは、穴に落ちた犬に石を投げるような卑怯(ひきょう)なことだと思いますけどね。以前、北海道で、親がしつけと称して山中に7歳の子どもを置き去りにした事件(※)がありましたよね? 当時も「親の行為はしつけか、虐待か?」と話題になりましたが、山中に幼い子どもを置いていくなどということがしつけのわけがない。あれは命に関わるような暴力的な行為で、たとえどんな理由があっても絶対にやってはいけないのです。――当時、「似たようなことをやってしまったことがある」という親御さんも少なくなかったですよね。おおたさん:中には、しつけと称して、愛があればたたいていいと体罰を容認する人もいますが、私は、体罰を生むのは愛ではなく、指導者としての未熟さだと思っています。言葉や態度による罵倒も同じです。スパルタ的な指導で子どもが伸びるという人もいますが、罰による成長は一時的なものであり、本質的な成長にはなりません。人は変えられる(外的動機づけ)のではなく、自ら変わる(内的動機づけ)のですから。 ■子どもの言動にイラッ「どうしても怒りが抑えられない時は?」――でも、親も未熟で、怒りの感情が抑えられない時もあります。そんな時はどうしたらよいのでしょう?おおたさん:ひとつ提案があります。子どもの言動にイラッとしてしまった時は、「今、自分は溺れかけているんだ」と考えてみてください。溺れている時、あなたはまず何をしますか? まず、口を閉じますよね? 次に、ジタバタするのをやめますよね? そうやって溺れた時と同じようにふるまったうえで、自分の感じていることをただ言葉にするのではなく、どうやったら子どもが前向きな気持ちで、自らの行動を改めようと思えるようになるか、翻訳するひと手間を考えましょう。いい翻訳が思いつかない時は、そのまま口を閉じていることが最善の策であることも少なくありません。――すでにやってしまった(手を出してしまったり暴言を吐いてしまったり)場合、親はどうやってリカバリーしたらいいのでしょう?おおたさん:間違いに気づいた瞬間から、親子関係をどうつくっていくのか、どんな親になりたいのか、それを考えればいいと思います。大切なことは、起きてしまったことを否定するのではなく、それを糧にするにはどうしたらいいかを考えること。望ましくないことが生じてしまった時、それを今後の糧にすることができるかどうかが、その人の強さだと思います。親も強くならなければいけないし、子どもにもその強さを学んでもらわなければならない。親も子どもも成長しています。親子関係も修復可能です。取り返しがつかないなんてことはないのですから。友人や仕事関係の相手にはきちんと配慮できるのに、わが子となると遠慮なく追いつめてしまう。子どもなら許されると思ってしまう。そこには、どんなに傷つけても結局、子どもは親以外には頼れない、という親のおごりや甘えがあるのかもしれません。でも、おおたさんが言うように、「たとえ、正論だとして相手を傷つけすぎて良いわけがない」のです。怒りが抑えられない時は、せめて「口を閉じる」こと。心に留めておきたいと思いました。次回は、おおたさんが考える「これからの時代に必要な力」についてうかがいます。※2016年、北海道の山中で、親が子どもをしつけのために車から降ろし、置き去りにした事件。7日後、子どもは無事発見された。取材・文/まちとこ出版社N
2019年05月29日先行き不透明なこの時代、子どもの将来に不安を感じる親が、わが子になるべくたくさんの教育をほどこそうとする風潮があります。著者の周囲でも、幼児期から塾に通ったり、毎日が習い事で埋まっているという話はざらです。もちろん、子どもが楽しんでいるなら良いのですが、中には、大きな負担を強いられているようなケースも見受けられます。さらに、子どもが宿題や習い事の練習をさぼったり、成績がふるわなかった時、つい強く叱りすぎてしまったり、時には罰を与えてしまったり…。そんな話を聞くことも、決して少なくはありません。そんな時に知ったのが、「教育虐待」という言葉でした。教育虐待とは、「子どもの受忍限度を超えて勉強させること」、「親の所得格差が子どもの学習権に大きく影響する」状態も教育虐待とされています。もし、上記の話に少しでも引っかかる方がいたら、一度立ち止まって考えてほしい。そんな思いで、『追いつめる親』『習い事狂騒曲』の著者であり、教育ジャーナリストのおおたとしまささんにお話をうかがってきました。著書には、驚くような悲惨な教育虐待のケースも紹介されていますが、それは決してひとごとではありません。本書を読んでいくと、この問題が親個人の問題ではないこと、そして程度の差こそあれ、親であれば誰もが陥る危険性があることがよくわかります。どこまでが教育で、どこからが虐待なのか? 何が親をそこまで駆り立ててしまうのでしょうか?お話をうかがったのは… おおたとしまささん教育ジャーナリスト。麻布中高卒業、東京外国語大学中退、上智大学卒業後、リクルートにて雑誌編集。独立後、多数の育児・教育関連媒体の編集・企画に関わる。学校や塾などの教育現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。しつけから中学受験、夫婦関係までをテーマに、講演・メディア出演も多数。中高教育の資格、カウンセラーの資格。小学校教育の経験もある。『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』など著書は50冊以上。 『追いつめる親「あなたのため」は呪いの言葉』 の改訂版が2019年7月に出版予定。■「子どもをスーパーマンに」求め過ぎる親たちおおたとしまささん(以下、おおたさん):教育熱心な親が子どもを追い詰めてしまうのは、今にはじまったことではありません。教育虐待という言葉ができる前の1970年代から、教育虐待に関する事件は起きています。ただ、昨今の教育虐待の状況は、以前とは少し変わってきたところがあると感じています。――どこらへんが変わってきているのでしょうか?おおたさん:高度経済成長期はテストで良い点がとれる子を育て、「高学歴」というパッケージ商品さえ手にすれば、それで親は満足でした。いい大学にさえ入れば、そこから先の将来は良い会社に入って終身雇用というレールができていたからです。ですが昨今、高学歴はもう役に立たないと言われるようになりました。とはいえ、学歴が要らなくなったというわけではなく、高学歴があることはもう大前提。それプラス、スポーツも音楽もといった、ほかのオプションもできなくてはいけないという、まるでスーパーマンのような人間を育てなければならないという、ある種の暴走が社会にはびこっているように感じます。それを真に受けてしまった親御さんが、幼児期からいろいろな習い事をさせたり、何かの役に立ちそうなスキルを身に着けさせたりと、躍起になっている傾向があります。――求められるハードルがどんどん上がっているのですね。おおたさん:子どもの特技や強みを伸ばすための習い事ならまだ良いのですが、例えば、英語やプログラミングの場合は、将来の職業スキルとして、幼児期からやらせているわけですよね? 「このスキルを身につけておかないと、将来仕事に就けない」というふうに。そういう面が目立ってきているように感じます。■「教育」とは何? 「人材育成」との混同が引き起こす虐待――子どもの将来に対する、親の不安が押しつけられてしまっているのでしょうか?おおたさん:現在の教育虐待の構造の前提として、教育そのものがビジネスの原理に汚染されている、というところがあります。そもそも、教育とビジネスというのは、全く違う力学として働くものですが、経済至上主義的な現在の価値観で、教育がビジネス的な論理に当てはめて語られるようになってしまったのです。――具体的に、どういうことなのでしょう?おおたさん:「教育」と「人材育成」がごっちゃになっているのですよ。そもそも教育とは、子どもの持つ能力を、その子らしく最大化して自己実現し、かつ、余った力を社会に還元してより良い社会を作ること。つまり、「教育はまずその子ありき」なのです。一方で、人材育成というのは、なんらかの目的に合致した人を育てることです。例えば、「わが社にはプログラムができる人材が必要」というふうに。つまり、「人材は目的ありき」なのです。本来「教育」とは、「どうしたらこの子が輝けるよう育つのだろう?」と、その子を見て考えるべきものなのに、その子を見ずに「これからの時代はこんな人材が求められているから、そういう人材にするためにどうしたらいいのか?」と、型にはめていく発想になってしまっているわけです。■子どもだけではない「追いつめられる親」――時代に求められる「型」に、親が子どもをはめようと躍起になってしまう。その焦りや不安が教育虐待の引き金になっていくのですね?おおたさん:それ以外にも、親が脅迫概念にかられる背景がもうひとつあります。それは、「子どものできは親次第」という社会的通念があることです。例えば、東大に子どもを合格させた親がメディアでチヤホヤされるなど。子育てにおける成功事例は、その子、その親、その関係性があったうえで、その場限りのものでしかないのに、たまたまうまくいった例をあたかも親の手柄のようにいう風潮がおかしいのです。逆に、子どもがひきこもりやニートになってしまった親が「自分の子育てが間違っていたのではないか?」と自分を責めてしまったり、周囲から非難されたり…。本来、親の関わり方と子どもの人生の在り方とは、直線的因果律(結果が生じるには、ある特定された原因が存在するという考え方)で結びつけることはできないのですが。これは、マスメディアの責任も大きいと思います。――確かに、核家族で子育てしていると、子どもの責任が全部親の肩にかかってくるような、そんなプレッシャーは感じます。おおたさん:現代の子育てでは親の責任が大きすぎて、親の方に力が入りすぎているのかもしれません。親こそが、すでに追い詰められているのかもしれません。だとすれば、教育虐待は単なる親の人格的な問題として片づけることはできないのです。「教育」と「人材育成」は似て非なるもの。「本来の意味での教育が、虐待に直結することはありえず、教育虐待のように見えるものの本質は、『人材育成虐待』なのではないか?」とおおさたんは言います。自分が子どもにしているのは、本当に教育なのか? それとも、人材育成なのか? 非常に考えさせられるお話でした。 次回 は、「教育」と「虐待」の境い目についておうかがいします。取材・文/まちとこ出版社N
2019年05月28日みなさんは児童手当をどう活用していますか? 金銭的な話は、なかなかママ友とも語れませんよね。わが家には、2歳から小学3年生までの子どもが4人います。児童手当も4人分いただき、非常に助かっています。今日は、わが家の児童手当の使い道をご紹介します。 1年ほど前まではすべて学資保険にわが家は、夫が会社員で私が専業主婦。毎月の貯蓄とは別に、将来の学費として児童手当を貯めていました。でも、自分で貯蓄をしていくと、何かの拍子に使ってしまいそう……。 そこで、1年ほど前までは4人とも学資保険に入り、児童手当をすべてそちらにまわしていました。保険の素人ながら、学資保険に入っていれば貯蓄代わりになると考えていたからです。 保険のプロに相談すると!?あるとき、夫の保険内容が心配だったので、1年ほど前にファイナンシャルプランナーに保険の見直しをお願いしました。 その際、ほかのすべての保険も見てもらったところ、学資保険が4人中2人も元本割れしている(支払った金額よりも戻ってくる金額が少ない)ことがわかりました。貯蓄代わりと思っていただけに、数万円も損をしていたかと思うと非常にショックでした。 すぐに元本割れの学資保険を解約!ファイナンシャルプランナーと相談のうえ、元本割れしている2つの学資保険をすぐに解約することに。代わりに提示してもらった保険が、夫名義の貯蓄型保険と生活保障型保険でした。 子どものための貯蓄=子ども名義と頭にあった私は目からうろこです。利率のいい貯蓄や保険があればそれでいいのだ! と、やっと理解しました。生活保障型は掛け捨てになりますが、一馬力で稼いでいる夫に何かあれば生活ができなくなるため、心強い保険になりました。 わが家は年収が高いわけではありませんが、子どものために児童手当総額分以上は貯蓄にまわしています。使ってしまうとあっという間になくなってしまうので、児童手当はないものと思い、貯蓄に励んでいます。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年05月18日後を絶たない児童虐待事件が注目を集める昨今、行政の対応のあり方が議論の俎上に上がっている。米国で実際に起こったケースを紹介したい。先月28日、アリゾナ州のチャンドラー警察署が1本の動画を公開した。警官が体に装着したボディカメラの映像で、一軒家に強行突入する様子が収められている。この家のサラ・ベックは2月25日、熱を出した2歳の息子を自然療法の診療所に連れて行った。チャンドラー警察署によると、このとき子どもの体温は40.5度にまで上がっていたという。担当した医師は、子どもが髄膜炎など命を脅かす病気を患っている可能性を指摘。診療所では検査する設備がなかったため、すぐに病院へ息子を連れて行くよう指示した。しかし、その後ベックは子どもを受診させなかったことから、医師は児童局へ通報、そこから地元のチャンドラー警察署へ相談が入り、警察が介入することとなった。動画では、警官が玄関をノックして中に入れるよう要求している。ベックとその夫ブルックス・ブライスは「もう熱は下がったから大丈夫。お引き取りを」と、決して家の中に警官を招き入れようとしない。警官はパトカーに戻り、電話で説得を続けるも、ベックは「息子はもう元気ですよ。今はもう37度を切っているんです。本当に元気だから」と電話を切ってしまう。警官は再度玄関へ赴き、「自分たちの目で子どもの様子を確かめたい」と食い下がる。「その必要はないから、帰ってくださいよ」と突っぱねる親との押し問答をしている間に、児童局が子どもを一時保護する裁判所命令を入手。警官は両親に告げる。「あなた方は選ぶことができる。つまり、家から出てくるか、子どもを病院に連れて行くか、児童局に一時的に監護権を渡すかだ」。それでもブライスは「病院には行かないし、時間を無駄にするつもりもない」と答えたため、警官は銃を構え、ドアを壊すことを警告した上で突入。親に銃を突きつけている間に子どもを保護した。チャンドラー警察署によると、問題の2歳児の他にも2人の子どもがおり、全員が原因不明の汚れに覆われていたという。ベックの弁護士は「子どもを連れ去るのは明らかに不必要であり、正当防衛の範囲をはるかに超えている」と声明を発表。両親がなぜ頑なに受診させなかったかについてはわかっていないが、ベックが子どもに予防接種を受けさせていなかったため、病院に行けばその件で責められるかもしれない、と及び腰になった可能性も指摘されている。
2019年04月01日キスミー フェルム(KISSME FERME)は「くずれ防止化粧下地」を2019年4月15日(月)より発売する。キスミー フェルムから、ファンデーションの仕上がりを長持ちさせる化粧下地が新登場。ベタつかず、サラサラとしたつけ心地で、くすみ・色ムラ・毛穴をカバーしてくれる。明るくなめらかな美肌に整えてくれるだけでなく、ヨレにくく、くずれにくく肌を均一に整えてくれるので、ファンデーションの持ちをアップしてくれる効果も。カラーは、白浮きせずにくすみをカバーしてくれるピンクベージュ。SPF28・PA++で紫外線から肌を守り、日やけによるシミ・ソバカスを防いでくれる。【詳細】キスミー フェルム くずれ防止化粧下地 全1色 SPF28・PA++ 900円+税発売日:2019年4月15日(月)【問い合わせ先】TEL:03-3262-3123受付時間 : 9:00~17:00※土・日・祝日・年末年始・夏季休暇等を除く
2019年03月31日頑張って素敵な彼をゲットした後から心配になってくるのが「浮気」。万が一他の女にフラフラと行ってしまわないように、彼を正気に戻す浮気防止アイテムを用意しましょう!そもそも彼が浮気するのはどんな時?せっかくお互いの気持が通じ合って付き合ったのになぜ男性は浮気をするのでしょう?コレに関しては諸説ありますが、そもそも男性は本能的に「たくさんの女性と付き合うべき」という種の保存本能があり、どんなに誠実な人でもまったく他の女の人に魅力を感じないということはありません。浮気をしない人というのはその原始的な本能を否定し、浮気しない自分に価値を見出すことで浮気を回避しているんですね。逆に浮気をする男性は「浮気をしない格好いい自分」をイメージした事がなく、他の女性とのチャンスが生まれると本能に流されてしまいやすいのです。また多くの場合は恋人仲がうまくいってない時にも起きやすいというのは想像に難くないですね。なので浮気を防止するアイテムは「彼氏の自覚をもたせる」物、かつ「恋人仲を改善する物」が最適です。どんなアイテムが最適か?気をつけなければいけない事として、彼氏を責める意図の物は絶対に避けましょう。彼氏を責める・浮気しないでねと疑うのはストレスから余計に浮気しやすい状態にしてしまい逆効果。なのでポイントは「良心に訴える」ことです。古典的ですがお手紙を書くのはおすすめの方法の一つ。彼氏のしてくれた事で嬉しかったことと、それへの感謝を書いて送りましょう。また頻繁すぎると特別感がなくなりますし「重い」と思われてしまうので2週間に1通くらいが良いでしょう。彼氏はあなたからの好意を感じて彼氏としての自覚を強めますし、あなたも彼の良い所を再確認することで好きな気持ちがぐっと強まります。日用雑貨を彼氏の家に置くのも単純ですが効果的です。重く思われないためには、よほど付き合いが長くない限りまずは2~3個が良いでしょう。歯ブラシは定番過ぎて既に男性は悪い意味でのイメージをもっている可能性が高いので避けた方が無難です。お皿など部屋に行った時使うキッチン用品や彼氏のもってるゲーム機の追加分のコントローラーなどなら嫌味がなく良いでしょうし、ちょっとした置物なども良いでしょう。これらのアイテムで働きかけるのはあくまで浮気してしまう前の彼氏に対する予防策としてなので、彼氏のお客さんが絶対に目にする所のアイテムである必要はありません。防止しつつラブラブ度アップ!紹介した物は基本的に「彼氏に見てもらって愛を再確認してもらう」物ばかりになります。これはとっても大事なことで「彼氏の自覚」や「あなたからの好意に答えたい気持ち」を強めて自発的に浮気を避けるようになってもらい、あなた自身の彼氏への思いも強めることで恋人仲を良くし、浮気の心配などほとんどなくなるラブラブな状態にしてくれるので、是非楽しみながら贈ってみてください!
2019年03月02日1月24日、父親の栗原勇一郎容疑者(41)による虐待で命を奪われた千葉県野田市の小学4年生の心愛ちゃん(10)。発見されたとき、体には複数のアザがあり、胃にほとんど内容物がなかったという。2月4日には、夫の暴行を幇助していた疑いで、母親のなぎさ容疑者(31)も逮捕された。両親から激しい虐待を受けながらも、心愛ちゃんは懸命に「命のSOS」を発し続けていたことがわかってきた。そもそも心愛ちゃんへの虐待は、3年前から始まったとみられている。彼女が小3の夏まで過ごしていた沖縄県糸満市を取材した地元紙記者が語る。「’11年、勇一郎容疑者のDVが原因で、夫婦はいったん離婚。なぎさ容疑者は、しばらく実家で生活していましたが、’15年11月から心愛ちゃんと糸満市内のアパートで2人暮らしを始めます。ほどなくして、復縁をせまった勇一郎容疑者がアパートに出入りするようになり、近所では心愛ちゃんの泣き声やうめき声が聞こえるようになったそうです」’17年2月に、2人は再婚。同年6月に、次女が誕生するが……。「次女は低体重児で、母親も体調を崩して入院しました。父娘は2人の生活になり、暴力がいっそう激しくなったようです。たまらず、なぎさ容疑者は、夫のDVと心愛ちゃんへの虐待を糸満市役所に訴え、市も勇一郎容疑者に面会を求めました。ところがその面会を2度も拒否して、勇一郎容疑者は、強引に妻と娘を自分の故郷である千葉県に連れていったのです」(前出・地元紙記者)’17年8月、家族4人は事件の起きた野田市内の家賃7万円ほどのマンションに移り住んだ。「11月6日、転校先の野田市立山崎小学校のいじめに関するアンケート調査で、心愛ちゃんは《お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか》と初めてSOSを発します。それを受け、柏児童相談所は、彼女を一時保護。その後、市内に住む、父方の実家、心愛ちゃんの祖父母の家に預けられたようです」(全国紙記者)ただ一度だけ「SOS」が聞き届けられ、祖父母の家に避難していたころの心愛ちゃんは笑顔で生活ができていたようだ。近所の住民はそのころ目にした心愛ちゃんの姿をこう話している。「このあたりはお年寄りが多い住宅地なんです。だから、ランドセル姿の女の子が珍しくて、思わず挨拶してみたら、コロコロっとした笑顔を見せて“こんにちは”と返してくれたんです。とても感じがよかったから“おうちはどこ?”と尋ねると、小躍りするように、栗原さんの家を指さしました。そこで彼女が栗原さんのお孫さんだということを知ったんですが……。あの天真爛漫な笑顔が頭から離れないんです」その後、命のSOSが届くことがないまま、心愛ちゃんの短い生涯は実父の手で閉じられた――。
2019年02月13日