京都の京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 竹屋町」が、2020年9月4日(金)より京都・丸太町エリアにオープンします。一棟貸しの宿「京の温所」が京都・丸太町に「京の温所」は、京町家をベースに、ワコール(WACOAL)がプロデュースする一棟貸しの宿泊施設です。ミナ ペルホネン(minä perhonen) デザイナーの皆川明が手がけた「京の温所 西陣別邸」や「京の温所釜座二条」など、これまで京都府内に7軒の宿を展開しています。「パンとエスプレッソと」を手掛ける「日と々と」のベーカリー&カフェ併設今回オープンする「京の温所 竹屋町」最大の特徴は、宿に併設されるベーカリー&カフェ「本日の」。「パンとエスプレッソと」を展開する「日と々と」の新ブランドで、旬の食材を使ったサラダや、揚げたてで提供する牛カツサンドなど、季節ごとの旬の食材を使用したメニューを月替わりで提供されます。「京の温所 竹屋町」では、宿泊者限定メニュー「本日のmorningプレート」付きのプランなどを用意。季節ごとに作品を展示、“泊まれるギャラリー”としての機能もまた、「本日の」のカフェスペースと「京の温所 竹屋町」に、京都ゆかりのアーティストの作品を季節ごとに展示。作品はその場でオンライン購入できるなど、“泊まれるギャラリー”として宿泊を楽しめるのもポイントです。開業時には、京都を拠点に活躍する若手作家川上幸子の作品が、約8点展示。その後、約3か月ごとに作品は入れ替わります。“職住一体型”の町屋をイメージした内装築130年以上の2階建て京町家をリノベーションした内装は、“職住一体型”の町家をイメージ。1階は、京町家特有の坪庭を囲むようにベッドルーム、ライブラリー、お風呂を配置。ダイニングのある2階からは、大きな蔵の白い壁が見えるなど、町家の風情を感じることができます。シャンプーやボディウォッシュなどのアメニティは、日本生まれのブランド・THREE(スリー)のものを用意。さらに、京都の書店「誠光社」がセレクトした約40冊の書籍が並ぶライブラリーも設置。【詳細】京の温所 竹屋町オープン日:2020年9月4日(金)予約開始日:8月14日(金) ※「京の温所」公式サイトより受付。住所:京都市中京区竹屋町通西洞院東入指物屋町371延床面積:88平米定員:最大4名チェックイン:16:00~(ワコール新京都ビルでのフロント受付は10:00~17:00)チェックアウト:11:00まで・間取り:1階 ライブラリー、 ベッドルーム、 坪庭、 お風呂、 洗面、 トイレ2階 ダイニング、 キッチン、 和室、 トイレ料金:1泊30,000円(税込)~ ※人数と時期により変動。■ベーカリー&カフェ「本日の」営業時間:9:00~19:00(ラストオーダー18:00)定休日:なし【問い合わせ先】ワコール お客様センターTEL:0120-307-056(平日9:30~17:00)
2020年08月22日withコロナ時代に合わせたマイクロツーリズムを提案古民家再生による地方創生を手掛ける株式会社EDGEが、山梨県小菅村との共同事業として「NIPPONIA 小菅 源流の村」の第2期プロジェクトとなる「崖の家」を2020年8月7日に開業します。「NIPPONIA 小菅 源流の村」は「700人の村がひとつのホテルに。」がコンセプトの分散型ホテル。2019年8月にオープンした第1期プロジェクト「大家」では、築150年超の邸宅「細川邸」を改修し客室4室とレストラン(22席)として営業しています。客室が地域内に分散している上に、都心部から車で約2時間の場所にあるため3密を回避できるマイクロツーリズム(都市近郊への観光)に最適の場所として注目を集めています。全室マウントビュー。アイランドキッチン完備今回開業する「崖の家」は、小菅村の特徴的な地形である急峻な崖に張り出すように立っていた2棟の古民家をリノベーション。キッチン・トイレ・バスルームを完備した2階建てのコテージとなっています。すべての部屋からは、一切の人工物に邪魔されない唯一無二のマウントビューを望むことが可能。東山魁夷の代表作「緑響く」を連想させるとの評もある四季よって変化する景観を存分に楽しめます。チェックイン・チェックアウト・食事は客室で可能なため他の利用客との接する心配なし。自炊スタイルのコテージなので、とれたての野菜や魚をアイランドキッチンで調理して食べることが可能です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社EDGEのプレスリリース/PR TIMES※NIPPONIA 小菅 源流の村
2020年07月26日買い替えを考えていたMさん一家が11年前に購入した建売住宅をリノベーションして住み直してから1年ほど。Mさんは全面的に刷新された室内空間にとても満足しており「言うことなし」というが、当初は買い替えて別の場所に引っ越しをすることも考えていたという。しかし、映像系の仕事をされているMさんの友人たちがそれぞれ好みに合った家を建て始めたのを見て、自分たちにも同じことができるのではと考え直すことに。さらに、都心で生活がしやすいことに加え、ゆくゆくは夫婦2人だけで住むことを考えたら現状のサイズ感がちょうどいいと判断。また、奥さんが素敵にリノベーションされている家をネットで見つけたこともあり、買い替えでも建て替えでもなくリノベーションすることを決めたという。Mさんは「リノベーションでわれわれの気に入るようなものにできるとは思っていなかったんですが、妻が見つけた家がとても良い感じで仕上がっていたのでこれは可能性があるかも」と思ったという。設計は奥さんがネットで見つけた家を手がけた建築家の比護さんに依頼。そして、まず最初に現状でぜひとも改善したい点を伝えた―――「生活動線が良くない」「1階が暗くて洗面所とお風呂が必要のあるとき以外は行きたくない場所になっている」「バルコニーの床が腐ってきている」等々。壁は時間が経って味わいが出るよう漆喰仕上げに。天井も同じ意図から濃いめの色に塗った。3つのハイサイドライトデザインのテイストに関しては他の作品も含めて気に入っていたので比護さんに多くをお任せするかたちになったが、上述の改善点のほかに「居心地が良くて生活がしやすい」、さらに「時間が経って“くたびれ感ではなく味わいが出るような家”にしたい」(Mさん)と伝えた。どのように変えたのか2階部分を順に見ていこう。「もっとダイナミックに開く予定だった」と比護さんが話すのは南側につくられたハイサイドライトだ。予算の関係と暑さを心配して大きめの窓を3つつくることに落ち着いた。以前は同じ南側上部にロフトが設けられていて部屋に圧迫感を与えていたが、今はその部分に木の骨組みだけが残り、新たに開けられた窓から差し込む光が室内に十分な光を供給している。ロフトのあった部分に木の骨組みが残る。南側の上部には3つのハイサイドライトがつくられた。キッチンの奥に立つ壁の家型がとても印象的。キッチンのカウンターは映像系の仕事をされている奥さんの仕事机、子どもたちの勉強机としても使用される。右奥の洗濯スペースと浴室とキッチンがこのカウンターを中心に回遊できる。2階を特徴づける2つの壁と浴室2階で特に目を引くのが家型の壁だ。開口の上部がアール状になっていて柔らかな印象を与える。構造上必要なこの壁が家型のデザインに落ち着いたのは設計の途中段階だったという。「思っていた以上に家型のイメージが強くなりましたが、ハイサイドライトを設けた南側を空が見えるエリアにしてそれを隅のほうにまで通したかった。それで北側の天井と同じ勾配にして東側まで抜けるようにしたら結果的に家型になったということで、アイコンとして強く見せるという意図はありませんでした」(比護さん)この家型の壁の背後に鮮やかな青色の壁が見えてこれもまた2階の空間を大きく特徴づけている。この東端の壁は1階でも青色に塗られているが、これには同じ色に塗ることで1・2階の壁がつながっているかのように感じさせたいという意図があった。さらに2階に比べ1階が暗めだったので奥に鮮やかな色を見せることで楽しい雰囲気に変えることも狙ったという。1階にあった浴室は2階の東端にすえた。以前は浴室が使用時以外は誰も行かない無駄な場所のようになっていたため、使っていないときは空間の一部として中庭のような存在にできたらと、ガラス張りの部分をつくって南側のハイサイドライトから入る光によって光庭のようにも感じられるものとした。洗い場部分が広くとられた浴室。昼間はハイサイドライトから入る光で光庭的な役割も果たす。南側のハイサイドライトから浴室へと光が差し込む。浴室前から奥にリビングを見る。キッチンから見る。奥の右側に洗濯機が置かれている。キッチンと本棚家型の壁の手前にあるのがキッチンスペースだ。最初につくられた家の模型を見て「お母さん、これなら大丈夫だよ」と娘さんが家事動線に太鼓判を押したというが、浴室、洗濯スペースとキッチンが回遊できるつくりにしたのは奥さんが仕事をしながらこなす家事の大変さを考えてのことだった。子どもたちの様子を見ながら仕事ができるように、キッチン周りのプランも検討が重ねられたという。そのキッチン近くから反対の端にかけて北側の壁に棚がつくられているほかこの家の各所に棚がつくられている。これらの棚は「おしゃれなモノをたくさんお持ちだったので、モノを楽しめるベースをつくる目的で考えられたもの」という。本棚に関しては「本もたくさんお持ちだったので本が楽しめてかつそれが生活とちゃんと重ねていけるように家の中のいろんなところにたくさんつくりました」(比護さん)。北側の壁の横幅いっぱいにつくられた棚。既存の窓と同じ高さに揃えるなどの工夫がなされている。奥さんの友だちに大好評というキッチン。作業をしながらお喋りと飲食を楽しむことができる。以前よりも生活のクオリティが上がったというMさん。「住みやすくて愛すべき家にしていただいた」とも。奥さんは「寝室も気持ちいいし1階にいる時間が増えて以前のように下に降りるのがいやではなくなった」という。ともに映像関係の仕事に携わるMさん夫妻。家から生じるストレスが解消され、「言うことなし」の状態になった現在、クリエイティブな仕事には「心を良い状態にしておくことが大事」というMさんは、奥さんとともに日々の生活の充実にとどまらず仕事への好影響を感じ取っているようにうかがえた。2階の床に開けられたネコ用の穴。青い壁が1・2階とつながっているのがわかる。グリーンの架けられたバルコニーの壁は外からの視線の遮りと内部からの抜けの両方を考慮してこの形になった。東側奥の青い壁にネコ用の階段がつくられている。玄関近くから奥(東側)を見る。床にはコルクが貼られている。映像系の仕事をされている奥さんのワークペース。壁のコーナー部のアールが左右の空間を柔らかにつなげて広がり感を出している。手前が子ども部屋で奥が主寝室。ガラス戸にしたため暗かった玄関が明るくなりまた街とのつながりも感じられるようになった。以前は階段を上がってすぐ玄関だったが、階段を道路側に少し延ばしてつくり直した。階段室が壁で囲われて扉がありまたキッチンスペースが囲われていた以前の状態と比べると、見違えるほど開放的で明るくなった。奥さんはソファに座ってハイサイドライトから見える雲の動きなどを眺めてぼーっとして過ごすのが好きだという。M邸設計一級建築士事務所ikmo所在地東京都目黒区構造木造規模地上2階延床面積86.21㎡
2020年07月15日真ん中に土間が作られた、ラフで素材感の良いリノベーション団地。一目見て、ここで暮らすイメージが湧いてきたという運命のお部屋で、楽しく居心地の良い空間を作っていらっしゃる一人暮らしのインテリアを拝見します。 ラフな素材感が気に入った、リノベーション団地築48年の団地で、一人暮らしをされているjamさん。デザインのお仕事をされており、43㎡の1LDKを自宅兼仕事場として使っています。古い団地といっても、室内の真ん中に大きく土間がつくられた、一風変わった間取りにリノベーションされたお部屋です。 玄関を開けると、そのまままっすぐベランダまで土間が続いている、珍しい間取りです。 全体はこんな感じ。 土間以外の部分は、コルクタイルになっていて、キッチンやクローゼット、水回りなども扉のないオープンなタイプ。開放的でより広く見えます。 リビングの元押入れだった場所は、扉がないことを利用してjamさんはこんな風にくつろぎスペースに変えています。素敵ですね。 ご実家に暮らしていて、そこまで引越しはお急ぎではなかったというjamさん。goodroom の Instagram でたまたま見かけて「このお部屋なら住みたい!」と住んでいるイメージが湧き、すぐに内覧。一人暮らしをスタートさせました。「新築とか築浅の綺麗なお部屋だと、逆にどんな風に住んでいいのかわからなくて。ここは古い団地をリノベーションしているので、合板や塗装の壁、土間など、素材感がいいなと思ったんです。ピカピカしてなくて、ラフな感じが、気に入りました」 駅から坂道なのだけ、ちょっと大変だそうですが、その分見晴らしがとてもいいのだとか。お仕事用の机は、窓際に配置しています。 とても気に入っているというラフな洗面台。「このくらいラフな方が、自分が使いやすいように合わせられるので、いいですね」 同じく、作りこまれていないところがお気に入りのキッチン。「最小限のものでスタートしてみよう」とガスコンロをおかず、卓上の小さなIHコンロのみ。生活感が出ないように、手前に置いた無印良品のラックの奥に家電類は隠しています。冷蔵庫もこのラックの高さを超えないように、こだわりました。 土間の床も、とても便利に使っているそう。「植物の世話をしたり、工作をしたいときに、気にせずに使えるところがあるのは嬉しいですね」 植物に囲まれた、くつろぎの場所を作る決めていることは、「物の定位置を明確にする」ことと、「素材感を大事にしたアイテムを使うこと」。プラスチックをなるべく使わず、木や、もしくは金属など、このお部屋に馴染むものを選んでいます。こちらは寝室。シンプルに整えられていて、居心地が良さそうですね。 この使い方、いいなと思ったのは、こちらのくつろぎコーナー。普段はマットレスを畳んでソファがわりに。 お客さんが泊まるときや、気分転換にしたいときはマットを伸ばしてここで寝られるようになっています。 柱でいい具合に区切られたこの場所を、とても上手に使っていらっしゃいます。IKEAで購入したリラックスチェアとオットマンの組み合わせも素敵。 いろいろな場所に、上手にグリーンを配置しているのも、居心地良さの秘訣ですね。 「できればここからあまり引越したくない」というほど、このお部屋を気に入っていらっしゃるjamさん。まさに、運命の出会いだったんですね。一目でピンときた、自分の感性に合うお部屋だからこそ、こんな風に工夫しながら素敵に暮らしていけるのかもしれません。 jamさんのInstgramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年05月11日関西エリア初となる「ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC」が、複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」内に、7月21日オープン。宿泊予約が、4月22日12時より公式HP()にてスタートする。旧校舎の意匠を感じる「Schoolhouse棟」客室の一つ、「Grace」京都一の繁華街・四条河原町をはじめ、観光地や史跡、ナイトスポットが徒歩圏にある利便性に優れたエリアに位置する「ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULIC」は、貴重な近代建築の校舎をリノベーションした「Schoolhouse棟」と、それにデザインを調和させた「新築棟」の個性豊かな客室全184室で展開。伝統文化・地域文化を積極的に取り入れた、まちと共に歩む新しいホテルとして誕生する。「ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULIC」外観正面イメージ今回、本記事では、築93年の校舎を再生した「Schoolhouse棟」をフォーカスしたいと思う。西洋のデザインと日本の美意識の融合大正時代後期開校の小学校校舎を生かして 大正時代後期に開校した立誠小学校の校舎をリノベーションした、ザ・ゲートホテル京都高瀬川by HULICの「Schoolhouse棟」は、近代建築文化の芽生えと小学校の開校当時の意匠が現代に引き継がれた、新旧の香りが交差する空間が特徴の客室棟。高瀬川の四季と風情を感じる特別な空間「スイート(Suite)」、高い天井や大きな窓など、かつての教室の面影が残る「グレース(Grace)」、アート作品の世界観の中で眠ることのできる「ラボ(Lab)」など、オリジナリティ溢れる客室を、5タイプ20室ラインアップする。高瀬川の四季を感じる「Suite」モダンで温かみのある空間デザインがいい。旧校舎の意匠を感じる「Grace」高い天井や開放感のある大きな窓など、かつての教室の面影を残す客室で、悠久の時間を過ごせる。京都を代表するアーティスト、彫刻家・樂雅臣と植栽家・村瀬貴昭の作品をインスタレーションした客室「Lab」(※画像は作品イメージ)さらに、立誠小学校時代、道徳や礼儀作法を教育する場であった「自彊室(じきょうしつ)」を重要なシンボルとして再生。畳60畳が敷き詰められたその大広間は長年、“立誠=人に対して親切にして欺かないこと”の精神を育んできた空間だ。宿泊するお客様にも日常から離れ、自らを見つめ直すことで新しい自分を発見する(=リトリートする)場として、本ホテルでは「リトリートルーム(Retreat Room)」という名称で展開する。時空をこえて当時の息吹を感じられる、他にはない空間として、本当の意味での“大人”の体験ができるスペースとして、体験参加型イベントや、まちとお客様との交流場所としても利用されていく予定。【施設情報】ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC住所:京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2客室:客室184室(「新築棟」164室、「Schoolhouse棟」20室)オープン日:7月21日宿泊予約: 4月22日12時より公式HPで全客室の宿泊予約をスタートURL: :075-256-8955(開業準備室、受付10~17時/土日祝を除く)
2020年04月21日株式会社パイインターナショナル(豊島区)は2020年4月10日(金)に書籍『直しながら住む家』を刊行します。築40年超の和風住宅に暮らす文筆家の小川奈緒が、プロの手を借りながらDIYで2階の改修作業を行った、今注目の「ハーフセルフリノベーション」の過程を詳細に紹介します。間取り図、費用のこと、こだわるべきポイント、設計のプロのアドバイスなど、リノベーションの実用的ヒントも満載。リノベーションの予定や興味がある人、家やインテリアが好きな人、「家をもっと心地よくしたい」と願う人も必読の一冊です。文:小川奈緒(おがわ・なお)1972年生まれ、千葉県出身。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。出版社勤務、ファッション誌エディターを経て、現在はフリー編集者・ライター・文筆家として執筆活動を行う。内容は主に、家や暮らし、旅のエッセイ、インタビューなど。著書に『メルボルン案内たとえば、こんな歩きかた』、『心地よさのありか』(ともに小社刊)『家がおしえてくれること』(KADOKAWA)『おしゃれと人生。』(筑摩書房)『こころに残る家族の旅』(京阪神エルマガジン社)。自費出版作品に、夫でイラストレーターの小池高弘との共著『skech1』『skech2』。写真:安彦幸枝(あびこ・さちえ)1973年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学短期学部卒業。父の営む装幀事務所でアシスタントを務めたのち、写真家泊昭雄氏に師事。得意分野は、旅、料理、犬と猫。現在はフリーランスのフォトグラファーとして、主に書籍や機内誌などで撮影を担当している。著書に『庭猫』(小社刊)『荒汐部屋のすもうねこ』(平凡社)『どこへ行っても犬と猫』(KADOKAWA)。PART1はじめての家づくりPART210年目のリノベーションPART3他の家のリノベーションが見たいコラム家をつくるもの台所/縁側/照明/家具/収納/庭巻末付録Let’sTalkAboutRenovation『直しながら住む家』・イメージ【PART 1】家探しの思い出に始まり、家を選んだ視点、その家をどうつくり変えたか、どんなプロに助けてもらったか、何を変えずに残したか、家によって暮らしはどう変わったか……実際の経験と変化をまとめたエッセイ【PART 2】 ハーフセルフリノベーション(=プロに指導してもらいながらのDIY)でつくり変えたプロセスの記録。部屋ごとのビフォーアフターを見ながら「素人でもここまでできる」という希望や勇気を感じられる内容【PART 3】魅力的なリノベーションを行った友人の家づくりのストーリーを紹介。その家ごとにドラマがあって、それぞれ素敵で、やっぱり家っておもしろい・書籍概要書名:『直しながら住む家』仕様:B5判変型(257mm×190mm)/ソフトカバー/152Pages(144PagesinColor)定価:本体1,800円+税ISBN:978-4-7562-5256-2C0077発売日:2020年4月10日発売元:パイインターナショナル『直しながら住む家』・書籍に関するお問い合わせ株式会社パイインターナショナル〒170-0005東京都豊島区南大塚2-32-4TEL:03-3944-3981ホームページ:フェイスブック:ツイッター:インスタグラム:企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年04月08日コンセプトは台湾に住むアメリカ人『toolbox』で住宅やオフィスの内装設計施工を担当している渋谷南人さんと、きもののスタイリング/着付けの『kifkif』の大川枝里子さんのお宅は、築60年ほどの約90㎡の一軒家。「この家は、基本自由に改装してもよいという、願ってもない条件でした。まず天井、壁を全て白くペイント、リビングの床をフローリングに、ダイニングキッチンはコルクの床を貼りました。間取りは特に変えていません。改装費用は出来る限りかけたくなかったので、会社や職人さんから捨ててしまうような端材をもらい、仕事に行く前や土日の合間の時間を使ってDIYでコツコツ進めました」この家のコンセプトは、”台湾に住むアメリカ人の部屋”なのだとか。「もともと二人とも手持ちの家具や雑貨が多く、私はアメリカやヨーロッパの古いものが好きなのですが、妻は昭和を中心とした和の雰囲気のものを集めていて、かつリビングのすぐ隣には和室もある。全てを強引にMIXさせようとした結果、そうだ、台湾に住んでるアメリカ人風というコンセプトで行こうと(笑)。和室の入り口の枠全体を朱色に塗ってバランスを取ったり、古い紹興酒の壺を置いてみたり、全体的に改装費用はかけられなかったのですが、せめて空間にしっかりテーマ性は持たせたいと思いました」壁と天井は白にペイント。梁はそのまま残した。渋谷さんが指を指している部分の棚受けは、なんと、macの梱包材(段ボールの中でモニターが動かないように支えている部分)なのだとか!「とても頑丈ですし、おもしろい形なのでなにかに使えないかなと考えていて、ひらめいたのが奥行きの浅い棚受けでした(笑)」この家の唯一のキーカラーは濃いめのグリーン。棚の中に渋谷さん好みのキッチュな小物が並ぶ。引き戸の木口を、キーカラーのグリーンに塗装する遊び心に注目!古道具屋で買ったスピーカーを縦積み。キッチンでは肉を一週間かけて仕込むことも渋谷宅には来客も多いのだとか。お客様へのおもてなしが、目下ハマりにハマっているのスモークバーベキュー。「ときには仕込みに1週間、そして12時間かけて燻製器でじっくりと焼くこともあります。庭でスモークができるのも、一軒家ならではですね。今も仕込み中の肉が小さな冷蔵庫を占領しています」ダイニングテーブルの天板は、なんとドア!脚は『toolbox』。イスはお気に入りのものをバラバラにセット。キッチンの扉にはメラミン材の裏を表にして貼った。キッチンのペンダントライトは、電球にレフ球を使うことで傘がなくてもダウンライト的に手元を明るくできる優れもの。キッチンのタイルは枝里子さんが貼ったのだそう。すごい! 「夫が外でタイルをカットしている間、私がせっせと貼っていきました。目地の幅を均一にするのがとても難しかったです」なるほど”台湾のアメリカ人”っぽい、無国籍感がキュートなキッチン。下駄箱の上は『toolbox』のフローリング材の端材を載せている。広い和室はきもののコーディネイト空間2階の2間続きの和室はあえて手を入れずにそのまま残した。水屋のある本格的な和室だ。畳の部屋は、枝里子さんがきものを広げてコーディネイトをするのにとても重宝している。「1階と2階の雰囲気をあえて変えて、違いを楽しんでいます」。きもののコーディネイトを考える際、広い和室はとてもありがたい存在なのだとか。「箪笥はたぶん中国のものだと思います。宇都宮の古道具店で買いました」床の間には、ダルマや歌舞伎のはりこ人形を並べて。2階の奥の洋室をベッドルームに。木製のカーテンレールは『toolbox』のもの。
2020年04月03日築古マンションを営む大家さんにとって「コツコツとリノベしながら経営し続けるか」「新築に建て替えるか」は悩ましい選択でしょう。東京・世田谷で大家をしているアサクラさんは、かつて建て替えを断念してリノベーションを選んだ経験があります。新築で想定される賃料と現在の賃料を比較し、「建て替えなくてよかった」と実感した体験談を話してもらいました。■ 建て替えると1億円ちかい費用がかかる私事で恐縮ですが、2020年はマンション経営を引き継いで6年目となる年であり、マンションが築52年目を迎える年でもあります。実を言いますと、マンションを引き継いだ当初、築45年を過ぎたマンションを取り壊し、新築しようと考えた時期もありました。もし新築を選んでいたとしたら、ちょうど2020年に新しいマンションが完成する予定でした。新築プランを検討し、当時住んでいた住人のみなさんに退去いただき、古いマンションを取り壊し、新しいマンションを建てる工期も含むと、それくらいの年月がかかるものなのです。予算規模もかなりの高額で、ざっくり9,000万円はかかるという見積もりでした。解体費や退去に伴う支払い金額なども含めると、1億円に届かんばかり。「そんな大金をかけて借金して、建て直しなんてする必要ないです」と税理士さんからきっぱりと言われ、新築をあきらめました。当時の資料を引っ張り出し、あらためて新築した場合に想定される賃料とリノベーション後の賃貸をくらべてみます。■ 建て替えならリノベ前の家賃から約3万アップの試算もともとうちのマンションは一室あたりの広さは約30平米。僕が引き継いだ当時、家賃はかなり下がっていました。部屋によってバラつきはありますが、大体9万円前後。リノベーション前の室内水まわりも古くインテリアもいまひとつとあって、空室が埋まらず苦労していました。リノベーション前の室内当時は「こんな古ぼけたマンションじゃ人も入らないな」と思い込んでいたので、建て替えなければダメかなと思ってしまったわけです。実際、不動産屋さんに出してもらった「新築後に想定される賃料」はグンと高くなりました。新築時の一室あたりの面積はほぼ同じ広さを想定しているので、一室あたり「約3万円アップ」する試算でした。■ 建て替えるとトータルの賃料が下がる?でも、3万円という差額には裏もありました。うちのマンションが建っている地域は「第1種低層住居専用地域」。半世紀前のルールでは3階建てが建てられたのですが、現在の法制度では2階建てしか建てられないのです。これでは建て替え後の部屋数は、これまでの3分の2に減ってしまいます。いくら一室あたりの家賃が上がっても、トータルではやや減ってしまう計算なのです。1億円近い借金を背負ってこれでは割が合わないということで、建て替えはあきらめました。結局、空室が出るたびにリノベーションしていく道を選び、5年経った現在では半分以上の部屋が新しくなりました。リノベーション後の室内幸い、新しい部屋のマンションの賃料は、僕が引き継いだ頃の賃料とくらべてグンと上がりました。■ リノベーション後の賃料は新築時の想定賃料とほぼ同じリノベーション後の部屋の賃料をごらんください。部屋によってバラつきがありますが、11万円半ば~12万円の家賃をいただくことができています。もう一度、建て替えた場合の想定賃料をごらんください。両者をくらべると、ほぼ同じ金額と言っていいでしょう。これには僕も驚きました。部屋数も含めて考えると、建て替えた場合の約1.5倍の賃料収入となる計算。築古マンションはメンテナンス費用がかさみますし、この先あと何年もつかもさだかではありませんが、それでも多額の借金を背負う新築のプレッシャーにくらべれば、はるかにマシ。うちのケースについていえば「建て替えなくてよかった」と心の底から思います。もちろん、敷地の条件によっては、今までよりも大きな建物を建てられるケースもあるでしょうし、建て替えを選んだほうがいい場合もあることは言うまでもありません。あくまで、ひとつの例としてお考えいただければと思います。リノベーション後の室内ひとつだけ胸を張って言えることは、うちのような築古マンションでも、しっかりとリノベーションすれば、新築と渡り合えるくらいの賃料がもらえるということ。「古いマンションなんて建て替えないとダメだよな」と思っている大家さんは、リノベーションという選択肢についてあらためて考えてみることをおすすめします。
2020年03月25日-- am 9:00地下鉄の安国駅から5分ほど歩いたところにある、瓦屋根の木造建築に、“onion”のロゴをあしらった家屋。韓国仁寺洞にある「カフェ オニオン(cafe onion)」は、韓国の古民家にあたる韓屋(ハノク)をリノベーションしたベーカリーカフェです。旅先での朝を幸せな気持ちにさせてくれる、焼きたてのパンの香りとエスプレッソマシンの音。店内は、テーブル席と、抹楼(マル)とよばれる板の間、韓国特有のオンドル(床暖房)で暖まった座敷が用意され、食事をしながら韓屋の伝統的な住居スタイルを体験することができます。cafe onionのパンはどれもフォトジェニック。甘いパンから、惣菜パンまで...おいしそうなパンたちが並びます。日本人も大好きなあんこやきな粉のパンも充実していました。中でも人気のパンドールは粉砂糖がたっぷりのったシフォンケーキのような食感のパン。山になった粉砂糖を崩さないようにそっとトレーに乗せて、神経を集中させながら席まで運びます。見た目より甘すぎず、ふわふわで軽い口あたりのパンドール。オーダーしたカプチーノとの相性も抜群です。 この投稿をInstagramで見るcafe onion(@cafe.onion)がシェアした投稿 - 2019年 8月月19日午後5時33分PDT cafe onionは、こちらの安国店の他、聖水店、弥阿店にもお店があります。どちらも、古いビルをリノベーションしていて、新旧が混在した新たな空間を楽しむことができます。それぞれ行く価値アリです。また、安国駅に行った際には、徒歩5分ほどのところにある美術館「アラリオミュージアム・イン・スペース(Arario Museum in Space)」にも足を運んでみては? 旧「空間」建築事務所のオフィスがリノベーションによって2014年に誕生した美術館で、建築好き必見のアートスポットになっています。伝統ある古い建物に新たな生命が吹き込まれ、誰もが楽しめる空間へと再生していく韓国の建築。めまぐるしく変わりゆく東京の街にも、懐かしさと新しさが交わうような素敵な空間が生き残っていきますように......。週末韓国トリップ! は、また不定期でレポートします。■cafe onion angukソウル特別市 鍾路区 桂洞キル 5■Arario Museum in Spaceソウル特別市 鍾路区 栗谷路 83
2020年02月25日スノーピーク(Snow Peak)は、体験型複合施設「スノーピークランドステーション京都嵐山(Snow Peak LAND STATION KYOTO ARASHIYAMA)」を、京都・嵐山に2020年8月29日(土)に開業する。スノーピークの体験型複合施設が京都・嵐山に「スノーピークランドステーション京都嵐山」をオープンするのは、神社仏閣といった歴史的建造物だけでなく、自然の美しさも見どころとされる京都・嵐山エリア。スノーピークのフィルターを通して、日本の伝統や京都の自然に出会える体験型複合施設を目指す。リノベーションした古民家にストアやカフェを展開広々とした庭園を擁する築100年の古民家をリノベーションし、ストアやカフェ「Snow Peak Cafe」をオープン。直営店では、キャンプギアやアパレルを豊富に取り揃える他、限定アイテムや地元物産品も販売する。限定アイテムとして、Tシャツやチタン先割れスプーン、スタッキングマグが登場する。「Snow Peak Cafe」では、特製ブレンドの日本茶やコーヒー、軽食などを提供。京都発の洋菓子ブランド・マールブランシュの洋菓子も用意し、気軽に飲食を楽しめるカフェを展開する。やまとの新業態店舗「やまと ツナガリギャラリー」併設さらに、着物専門店やまとの新業態店舗「やまと ツナガリギャラリー(YAMATO Tsunagari gallery) 京都嵐山店」も併設。きものと世の中との新たな“つながり”を作るプロジェクト「YAMATO TSUNAGARI Project」から生まれた初の実店舗であり、京都の町を散策できるレンタル着物プランや、モノづくりにまつわるワークショップを開催する。店頭では、スノーピークとのコラボレーションアイテムやきもの産地にて制作した小物を販売する。尚、やまとの「やまと ツナガリギャラリー」は京都嵐山に続き、9月2日(水)には福岡の大濠公園にもオープンする。宿泊プランや地元おすすめスポット巡りも加えて、建築家の隈研吾とスノーピークが共同開発した、スノーピークランドステーション京都嵐山限定仕様のモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」に宿泊する滞在プランや、京都嵐山の地元住民が推薦する、おすすめスポット巡りができる体験プラン「スノーピークゴー」も用意。庭園では今後、様々なイベントも開催予定だ。【詳細】スノーピークランドステーション京都嵐山オープン日:2020年8月29日(土)住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町7施設概要:スノーピーク店舗、カフェ、宿泊等所在地:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町TEL:075-366-8954営業時間:物販 10:00~19:00、カフェ 10:00~19:00(食事のみ18:30ラストオーダー)定休日:毎月第3水曜日敷地面積:353坪(1167.5平米)■やまと ツナガリギャラリー「日帰りレンタルプラン」申込開始日:8月27日(木) 17:00~利用開始日:8月29日(土)~申込窓口TEL:075-366-8954■スノーピークゴー申込開始日:8月27日(木) 17:00~利用開始日:8月29日(土)~申込窓口TEL:075-366-8954・「のんびり嵐山散策体験」(ランチセット) 1人 3,000円+税、2人 4,000円+税・「奥嵯峨サイクリング体験」(レンタサイクル、ランチセット、足湯) 1人 5,000円+税、2人 8,000円+税※大覚寺を参拝する場合は別途拝観料が必要
2019年12月08日チェロ・古川展生、ピアノ・妹尾武、尺八・藤原道山のスペシャルユニットKOBUDO-古武道-が、12月24日(火)、新歌舞伎座で古武道忘年会『師走の協奏曲(コンチェルト)』Vol.11~なにわ友あれクリスマス~を開催する。妹尾に新アルバムやコンサートについて話を聞いた。古武道忘年会「師走の協奏曲(コンチェルト)」Vol.11 チケット情報2017年に結成10周年を迎えた古武道。今年10月に通算8枚目となるアルバム『HORIZON』を発表した。今回、楽曲の多くを妹尾が手掛けている。「僕たちはそれぞれソリストとして活動していて、ある程度経験を積んでから出会った。“俺が俺が”と自己主張するのではなく、お互いをソリストとして生かせる曲作りを意識しています」と語る。寿司屋に飾ってあった鳥獣戯画から着想がわいた『踊る鳥獣戯画』は、動物や寿司が今にも踊り出しそうな軽快な曲。「僕の持つ和のイメージを投影したかったのと、古武道にはダンサブルな曲が少ないので、それにチャレンジしたいと思って作りました」。また、妹尾が敬愛するラフマニノフの交響曲第2番第3楽章を元にしたカバー曲『Love’s Journey』は、ジャズが心地よく響く。「僕がビル・エヴァンスなどのジャズが好きで、古武道にジャズを染み込ませたいという思いがある。また、古川はクラシックひと筋で、道山は武満徹などの現代音楽を小学生から聴いていた変わり者。たぶん、彼のような小学生はめったにいないでしょう」と笑う。ピアノとチェロの壮麗な音に包まれ、藤原の尺八はフルートやビブラフォンのようにも聞こえ、変幻自在だ。「道山は陰で血のにじむような努力をしていると思う。もちろん、僕らもそうですが。道山はいい意味で負けん気が強くて、お茶でも点てそうな姿勢の良さと立ち振る舞いから、僕は“女優”と呼んでいるんです(笑)。僕と古川はそこまで負けん気は強くなく、だらしないところを見せる時もある。でも、道山は隙がないので、その隙を演奏中やオフでつくのが楽しみなんです(笑)」という言葉から、3人の仲の良さがうかがえる。ラストの『夜明けのラプソディー』は、「未来に向かい、お客さんと盛り上がる曲を作りたかった。ゴスペルやクラシックも混じり、古武道のミックスジュース的楽曲ですね」と自信を見せる。珠玉の15曲が揃った。「一番うれしいのは、“演奏が上手ね”という感想ではなく、曲を聴いていると掃除がはかどる、ドライブが楽しい、元気が出た、お通じが良くなった(笑)などと言われること。音楽が生活の中に溶け込めることが作家冥利に尽きるんです」。新歌舞伎座での年末ライブは7回目となり恒例だが、クリスマスイブの夜は初めて。ゲストにミュージカルを中心に活躍する俳優・岡幸二郎を迎える。「クリスマスソングや新作を多めに披露し、岡さんがミュージカルの曲も歌います。音の贈り物で、みなさんが温かくなれる素敵な夜にしますので、ぜひ、来てください!」公演は12月24日(火)大阪・新歌舞伎座にて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月04日日本の風土が育む伝統食材をフレンチの技法で再構築蔵の中はワインセラーに! こだわりのラインナップが評判70年以上もの歳月と人の温もりが宿る、唯一無二の空間日本の風土が育む伝統食材をフレンチの技法で再構築大きなターミナル駅を擁する上野から、活気に満ちたアメ横でつながる御徒町、その先には国内外から多くの人が訪れる秋葉原。商業・観光の地としてにぎわうエリアの中に、周囲の喧騒が届かない一角があります。通りにはオフィスとして機能するビルばかり、そこに建つ古民家を目にしたら、「こんなところに!?」と必ずや驚くはず。堅牢な木造建築は、現存するのが奇跡と言えるほど。そんな建物を再生させたレストランが、この【KUFUKU±】です。青果問屋兼住居だった建物は、築70年を越える。看板などの装飾はせず、内装も元の姿を可能な限り残しているからりとガラス戸を引いて店に入ると、古い柱や梁はそのまま、所々に配されるのは桶や鉢など使い込まれた調度品。歳月の流れが刻まれた空間に、華やかな彩りをもたらすのは、竹中誠治シェフが手掛ける料理です。メニューリストを見れば、パテドカンパーニュやサーモンミキュイが並ぶ正統派フレンチ……と思いきや、へしこに千枚漬け、塩麹といった意外なワードが随所にある、一筋縄ではいかないラインナップ!一つ一つに適した火入れをして、素材が持つ甘みや食感を最大限に生かす。ほんのりとバターを香らせ、彩り豊かなソースを添えて。『25種類の季節野菜やハーブを使った温野菜サラダ』1,650円(税抜)聞けば竹中さんは、日本を代表する豪華客船「飛鳥Ⅱ」にシェフとして乗船し、乗客の舌を楽しませてきたのだとか。1度の航海で100日を越えることもある船上で、幅広い年代の人々を飽きさせないため、フレンチはもちろん、和食に中華、さらにクルーズで巡る世界各国のエッセンスを取り入れて料理を振舞っていたそうです。そして下船し、改めて日本を眺めたことで、いまなお継承される伝統食や風土が育む食材に着目しました。例えば、有機農法を取り入れる千葉の柴海農園を訪れ、作業を手伝い、市場に出回らない葉や花まで味わったからこそ完成した野菜の一皿。海老やホタテ、白身魚などを土佐酢とコンブチャでマリネし、千枚漬けを合わせて。旨みと酸味のバランスが心地よい。『新鮮な魚介を自家製の千枚漬けで覆った和風セビーチェ』1,480円(税抜)あるいは、日本古来の調理法「発酵」によって旨みを存分に引き出し、体に優しく仕上げたメニューも。自家製の千枚漬けに南米の代表的なメニュー「セビーチェ」を合わせた、ミックスカルチャーも楽しい!口当たりはしっとりと柔らかく、Vみ締めると力強い味わいが広がる。骨からとったダシや血はソースに、皿には角をあしらって。季節野菜とともに盛り付け、屋久島の自然を表現。『屋久鹿のロースト』3,000円(税抜)害獣として駆除されるのみだった屋久鹿は、肉はもちろん、血や骨まで取り寄せて余すことなく使い切るように。屋久島の自然を守りつつ、命を享受することについて探求したメインディッシュに。これからも、知る人ぞ知る生産者、伝えていくべき郷土料理や伝統食材を発掘していきたいという竹中シェフ。経験に裏打ちされた技術によって、新たな一品が生まれていくはず蔵の中はワインセラーに! こだわりのラインナップが評判オリジナリティが光る料理をぐっと引き立てた、お酒のペアリングも魅力の一つ。シェフソムリエの金澤善幸さんが提案するのは、ワインをはじめ日本酒、カクテルなど多岐にわたります。特にワインのセレクトは、生産量に限りがある日本のワイナリーのもの、その土地に根付く在来種のぶどうを使ったもの、世界各国の自然派ワイン等々、作り手の思いが込められたものばかり。「ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ」「98WINEs 穀」「ドメーヌ・マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルクハイム グランクリュ」など希少なもの、個性豊かなものがずらり食前から食後まで金澤さんにお任せして、ゆるりとお酒を楽しむのもいいけれど、これぞという1本を相談して決めたいならば2階にあるワインセラーに案内していただけます。このセラーが一見の価値あり! 重厚な戸で守られた、蔵を改装したものなのです。大切なものを守り続けた蔵は、とっておきのワインが並ぶワインセラーに。案内してくれるのは、シェフソムリエの金澤善幸さん発酵や熟成を取り入れた竹中シェフの料理には、もちろん日本酒の相性も抜群。老舗から革新的な蔵元まで吟味して、幅広い味わいを楽しめるように揃えています。日本酒も「新政 NO.6 X-type」「仙禽 オーガニックナチュール」「而今 純米大吟醸 NABARI」「雪の茅舎 美酒の設計」といったこだわりの品揃え70年以上もの歳月と人の温もりが宿る、唯一無二の空間青果・乾物問屋兼住居であったという建物は、持ち主の親族である宮大工の手によるもの。随所にみられる贅沢な木材と高い技術は、改装工事に入った熟練の大工さんも舌を巻くほどだったとか。エントランスを入ってすぐ、厨房を囲むカウンターメインのスペースはかつて商いをしていた土間玄関の幕板には大きな一枚板、釘を一切使わない木組み、欄間に施された家紋、見えないところまでノミで仕上げた梁……。現代では再現が難しい匠の技は、ぜひ訪れて見てください!天井板を外し、開放感のある空間になった2階は、主に貸切営業時に使用。家具はオーナーが集めていたアンティーク70年以上の時を経ても、建築当時の姿をそのまま残しているのは造りの良さだけが理由ではありません。住む人がいなくなっても毎朝、戸を開けて風を通し、ぬかで柱や床を磨き上げていた大家さんのおかげ。大切に建て、大切に住み、大切に手入れをしてきたからこそ、その思いが込められた空間をできるだけ残し、今の【KUFUKU±】になりました。夕餉支度の気配が残っていそうな台所。どこか懐かしい、温もりある生活空間がそのまま客席に!そうして再生した古民家は、竹中シェフと金澤さんによる、料理とお酒の構成に大きなインスピレーションを与えているそう。この空間のように、発酵や熟成といった時間が育てたもの、作り手の温もりが感じられるもの、日本の風土に根付いたもの。それらをふんだんに取り入れた料理とお酒を味わえば、【KUFUKU±】だけに流れている時間を体感できるはず。KUFUKU±【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】末広町駅
2019年10月21日“感覚が似ている”中古物件との出会い中央線の荻窪駅から歩いて10数分ほどのところに、小林大介さんと菜穂子さんご夫妻が暮らす住まいがある。元々、高円寺の戸建ての賃貸物件に暮らしていた二人。その頃から中央線沿線に絞って物件を探していたという。「中央線の気どっていない雰囲気が好きなんです。夫婦そろって戸建で育ってきたので、マンションという選択肢はありませんでした」と大介さん。しかし、なかなか理想の物件と出会うことがなく、探しはじめて3年後、ようやく出会った物件は築約40年のリノベーション済みの住宅だった。元々の住人であるイギリス人のご夫妻とレトロな趣きが好きという感覚が似ていると感じたご夫妻。「それまでに10軒以上を見ていましたが、内見したときに、実家に帰ったような落ち着きをおぼえました」と振り返る。そして内見当日に、購入を決めたという。「旗竿地は住んでみたら、周りの目線が気にならないし、明るすぎないので、かえって良かった」と菜穂子さん。その言葉通り、カーテンをつけずに風通しの良い開放的なリビング。菜穂子さんが目指すリビングのイメージは「昭和の応接間」。ベロア生地のソファーがアクセント。前の住人による手作りの照明。ホームセンターで部品を集めて作ったという。庭には梅や金木犀、椿が植えられている。生活に庭仕事が加わったことで、以前より季節の移ろいを感じられるようになった。お気に入りの家具とともにこの家の築年数は40年以上だが、前の住人によって床は張り替えられており、ほとんどの窓が二重サッシになっている。照明や冷蔵庫、エアコン等も残していってくれたため、住むにあたって、改修をしたのはトイレのみ。「元々、住みやすくリノベーションされていたから、ほとんど自分たちはいじっていないんです。手を入れたのは、階段や2階廊下の壁をDIYで漆喰にしたくらい」と大介さん。すでに自分たちの好みに近く、ベースがある程度出来上がっていたことも購入の決めてのひとつだった。「持っていたアンティークの家具や民芸品の雰囲気がこの家にしっくりきた」と話すのは菜穂子さん。「家具を、これはここかな?と配置するのが楽しかったです」と笑う。お気に入りの家具や民芸品が飾られるダイニングルームは、小林ご夫妻にとって特にお気に入りの場所となっている。和室の名残を残してリノベーションされたダイニング。ちょうど良いほの暗さと、窓越しに見える庭の緑がお気に入り。骨董屋で見つけたというアンティークのテーブルの脚に、後日福生の古道具屋で購入した天板を載せた。椅子はあえて揃えずにそれぞれ形の違うものを選んだ。この部屋で金魚を眺めながら作業をするのがお気に入りという大介さん。特に夜は、かすかな水音がとても落ち着くそうだ。カメラマンという仕事柄、地方や海外へ行くことの多い大介さんが各地で買ってきた民芸品、菜穂子さんが趣味で集めた鉱物などが飾られている。たっぷりとした作業スペースが特徴的なキッチン。冷蔵庫にも、大介さんが各地から買ってきたご当地マグネットがぎっしり。心地良い風と光が入る家小林さん邸は、玄関からリビング、ダイニング、キッチン、洗面所まで、どの部屋も窓から入る光で自然な明るさに満ちている。また、窓を開けはなつと、心地良い風が家中をかけめぐる。「緑が見えて、風が入ってくる感じが前の家にはなかったですね。一日のうちに光の入り方がどんどん変わって家のあちこちに陰影ができるのも、風情があって気に入っています」。風や緑、光のある暮らしがこれまでの生活との大きな違いと大介さんは語る。内見の際、実家の玄関を連想し好印象を持ったというゆとりのあるエントランス。玄関からリビングを見る。すりガラスに差し込む光が玄関スペースを自然な明るさに。右手に見える階段の木の格子が和モダンな雰囲気を作る。夫妻が洗面所に取り付けたのは、益子の骨董屋で見つけたという大きな鏡。鏡面に印刷された三桁の電話番号が歴史を感じさせる。心からくつろげる家この家に暮らし始めて約5カ月。落ち着きを感じるレトロな佇まいは二人の生活にぴったりと寄り添い、菜穂子さんは「仕事で忙しい日々が続いても家に帰ってくると心からくつろげます」と頷く。「以前住まれていたイギリス人のご夫妻も、この家を気に入り、愛情を持って手をかけていたからこそ、この味わいが生まれたのだと思います」と話す大介さん。今後は、庭に縁側をつくったり、リビングの扉をオーダーしたりしてさらに手をかけ、大切に住みついでいくつもりだと、楽しみな計画を教えてくれた。2階の廊下は屋根の形状を活かした勾配天井となっている。元々は砂壁だったが、大介さんが漆喰で白く塗り替えたことで雰囲気が大きく変わったという。奥に見えるのは、シンバルを加工したというユニークな照明。前の住人によりリノベーションされた2階の洗面台スペース。柱を現しにした真壁づくりの寝室。「かわいらしいシャンデリアと天井の杉板がお気に入り」と菜穂子さん。ご夫妻共通の趣味である麻雀の卓を中心に据えたプレイルーム。周りを大介さんの趣味の漫画がずらりと囲む。
2019年10月14日メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)が手掛けるカフェ「カフェ キツネ(CAFÉ KITSUNÉ)」初となるコーヒーロースタリー「カフェ キツネ ロースタリー(CAFÉ KITSUNÉ ROASTERY)」が、2019年9月26日(木)、岡山県出石町にオープンする。「カフェ キツネ ロースタリー」が位置するのは、岡山後楽園から程近い出石町。岡山県のスペシャリティコーヒー専門店「アロマ コーヒー ロースタリー(Aroma Coffee Roastery)」のオーナーである渡辺一也協力の下、誰もが美味しく飲める普遍的なオリジナルブレンドの味を自家焙煎で提供する。ロースタリーをオープンする建物は大正時代の古民家を改修した風情溢れる雰囲気。内装には岡山名産の大理石や犬島石などを使用し、クラシックとモダンな要素が共存した空間を創り上げる。なお、「カフェ キツネ ロースタリー」で焙煎した豆は、今後国内をはじめ、世界中の「カフェ キツネ」で展開していく予定だ。【詳細】カフェ キツネ ロースタリーオープン日:2019年9月26日(木)営業時間:10:00~17:00住所:岡山県岡山市北区出石町1-6-6-2TEL:086-201-2534
2019年09月22日「コロンビア(Columbia)」の新店舗「コロンビア 京都店」が、2019年9月20日(金)にオープンする。古都・京都の中心部に位置する同店は、築100年の古民家の基本的な構造を残しつつ、最低限の手を加えて改装して新店舗。ブランド生誕80年の歴史を持つ「コロンビア」が、歴史と伝統ある日本家屋にアウトドアのエッセンスと共に新たな息吹をもたらした。店舗デザインは、周囲の景観に馴染む漆喰塗りの外壁で、京町家本来の姿を踏襲しながらも、アウトドアが持つ清涼感を演出。元々玄関だった場所を店舗入り口としているほか、古材を用いたレジカウンターやフィッティングルーム、古い舟板を利用したコロンビアのアーカイブアイテムのディスプレイスペースなどを設置するなど、元の家屋をフルに活用している。店内では、メインラインの「コロンビア」に加え、タウン、ビジネス、トラベルと様々なシーンに対応する「コロンビアブラックレーベル」、高い機能性とデザイン性からアウトドアと街中を問わず活躍するフットウェアブランド「ソレル」のアイテムを展開する。【店舗情報】「コロンビア 京都店」オープン日:2019年9月20日(金)住所:京都市中京区六角通富小路西入大黒町 78TEL:075-255-3222営業時間:11:00〜20:00定休日:不定休商品構成:コロンビア、コロンビアブラックレーベル、ソレル店舗面積:47.37坪/156.60m²(1F・2F・離れ含む)【問い合わせ先】株式会社コロンビアスポーツウェアジャパンTEL:0120-193-803(フリーダイヤル)受付時間:月〜金 10:00〜18:00(土日祝休み)
2019年09月22日「名物裂と古渡り更紗」展が、東京・静嘉堂文庫美術館にて2019年11月2日(土)から12月15日(日)まで開催される。茶道具・煎茶道具の染織品“名物裂”“古渡り更紗”「名物裂と古渡り更紗」では、静嘉堂文庫美術館所蔵の茶道具と煎茶道具に含まれる優れた染織品を紹介。多様で美しい意匠の「名物裂」茶の湯文化や、文人の嗜みとして流行を見せた煎茶文化の世界では、中国をはじめ海外から伝来した文物が用いられてきた。中でも、高級な染織品は、絵画・墨蹟の表具裂(ひょうぐぎれ)や、茶道具を包み飾る「仕覆(仕服)(しふく)」となり、茶人たちの鑑賞の対象に。特に、貴重な渡来織物である「金襴(きんらん)」「緞子(どんす)」「間道(かんどう)」などのことを、「名物裂(めいぶつぎれ)」と総称。多様で美しい意匠が見て取れる。草花・鳥獣模様の「古渡り更紗」また江戸時代以降には、型や手描きによる草花・鳥獣、幾何学文様などを色鮮やかに染めた木綿布「更紗」が、ポルトガルやオランダの南蛮船や紅毛船、中国船などによって伝来。とりわけ江戸時代中期頃までに輸入されたインド製更紗の一群は、後世「古渡り更紗」と呼ばれ、茶道具では箱の包み裂に、煎茶道具では、茶銚・茶心壺の「仕覆」や「敷物」として重用された。国宝「曜変天目」の「仕覆」さらに、国宝「曜変天目」を包む貴重な名物裂の「仕覆」も登場。曜変天目には2つの「仕覆」が添えられており、いずれも今から5~600年ほど前の、中国・明時代に製作された絹織物で仕立てられている。曜変天目の格に相応する、2つの名物裂の「仕覆」は、経年による剥落が見られる部分もあるが、輝く「金襴」に分類されている。デザインが波及した工芸品もその他、名物裂や古渡り更紗を模倣したヨーロッパ更紗や和更紗、漆芸品・陶磁器など、他の工芸品にデザインが波及した作例も紹介。華やかな染織デザインをふんだんにあしらった箪笥(たんす)や、岩﨑家が美術品用にあつらえた風呂敷などが登場する。【詳細】静嘉堂文庫美術館「名物裂と古渡り更紗」会期:2019年11月2日(土)~12月15日(日)休館日:毎週月曜日(ただし、11月4日は開館)、11月5日(火)場所:静嘉堂文庫美術館住所:東京都世田谷区岡本2-23-1TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)入館料:一般 1,000円、大高生 700円、障害者手帳持参者および同伴者1名 700円 ※20名以上の団体、200円割引※中学生以下無料
2019年08月30日女優としても活躍しているグラビアアイドルの古崎瞳が、最新イメージDVD『瞳の中へ』(4,104円税込 発売元:竹書房)をリリースした。2006年にグラビアアイドルとしてデビューを果たし、以降はグラビア以外にもレースクイーンやK-1のラウンドガール、女優業にとマルチに活躍している古崎瞳。上からB82・W58・H86というスレンダーボディーでグラドルファンのハートを射止めてきたが、4年ぶりにリリースした今作がラストDVDとなる。水着の仕事がラストということで、今作は過去最大の露出が見どころだ。昨今のグラビア界ではハイレグ度マックスの変形Y字系水着が流行りで、古崎はその水着を着用して最大の露出を披露している。それとは異なる白のハイレグ衣装では、透け感もたっぷりで古崎の胸の膨らみが目立つこれまた過激な衣装だ。ベッドの上では手ブラも披露し、目隠しプレイにもチャレンジ。ラストグラビアにふさわしい過激な1枚となっている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月11日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA 4号店 アミューズメント館(12:00~)で開催される。
2019年08月07日山梨・小菅村の地域全体を一つの宿に見立てた古民家ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」が、2019年8月17日(土)に第1弾オープンを迎える。人口700人の村を一つのホテルに見立てる「NIPPONIA 小菅 源流の村」多摩川源流に位置する小菅村は、面積の95%が森林という豊かな自然に囲まれた、人口約700人の小さな村。森を守る活動が100年以上も前から続いており、森の中には天然記念物のニホンカモシカや野鳥が生息、数多くの山野草も自生するなど、日本の美しい原風景が多く残っている。今回オープンする「NIPPONIA 小菅 源流の村」は、深刻な過疎高齢化が進む小菅村の自然と村の文化を後世に残すために企画された、分散型の古民家ホテルだ。地方創生にも貢献、“分散型ホテル”の新たなロールモデルに「分散型ホテル」とは、その名の通り地域内にホテルの客室を分散させるホテルの形態。「NIPPONIA 小菅 源流の村」では「700人の村が一つのホテルに。」をコンセプトに、地域全体を一つの宿に見立てて、古民家の雰囲気を残した客室や小菅村の食材を使った料理、世界でも珍しい高アルカリ性温泉、手付かずの美しい自然などが楽しめる、新たな宿泊体験を提案する。第1弾は全4室の客室とレストランがオープン8月17日(土)の第1弾オープンでは、築150年を超える地元名士の邸宅「細川邸」を改修、屋号である「大屋」に因んで「OHYA棟」と名付けられた客室とレストランがオープン。788平方メートルという壮大な敷地の中には、養蚕を営んでいた歴史を裏付けるような高く太い梁を持つ主屋と、家の格を表し客を迎え入れたという長屋門と蔵、そしてかつての家主が作り上げた美しい日本庭園が広がる。古民家の雰囲気を活かしたモダンな客室定員は2棟4室で計10名、宿泊料金は1泊夕朝食付きで1人25,000円〜。全4室の客室は、古民家ならではの雰囲気や構造を残しつつも、ベッドやテーブル、椅子などの各種インテリアでモダンに演出。主屋の3室、蔵の1室の全4室でそれぞれコンセプトの異なる、贅沢なプライベート空間が用意されている。小菅村民がガイドする自然体験ホテルを運営するスタッフは全員が村人であり、ほとんどの食材も小菅村の農家が栽培したものだ。その地域性を活かして、地元をよく知るスタッフと共に、ホテルの中だけでなく周辺の自然を散策したり、自転車で村全体を巡りながら村人と触れ合うことで、小菅村村全体の魅力を感じられるような体験を提供する。中長期的に客室を追加今後は、2020年5月に新たに古民家2棟を改修した客室2室を追加予定。また、中長期的には、村の中に70~100棟ほどあると言われている空き家の中から、家主の合意が得られたもの、また特徴的で立地が良いものを順次客室に改修していくことで「700人の村が一つのホテルに。」のコンセプトの実現を目指していくそうだ。施設情報「NIPPONIA 小菅 源流の村」OHYA棟(細川邸)オープン日:2019年8月17日(土)所在地:山梨県北都留郡小菅村3155-1アクセス:・都心部から車で約2時間・JR中央本線・大月駅よりバスで1時間、青梅ICより車で約70分・JR青梅線・奥多摩駅よりバスで1時間、奥多摩湖より車で約20分※当ホテルによる大月駅からの送迎サービスを用意。TEL:042-887-9210施設構成:客室(4室、各部屋にトイレ・バスルームあり)、フロント、ラウンジ、レストランほか予約:2019年8月1日(木)より一休.comにて宿泊予約受付開始
2019年08月03日【今夏トレンド!進化系流しそうめん体験@スペースマーケット】梅雨が明けたら、令和最初の夏がやってきます!みなさん、夏を楽しむ準備はできていますか?今回は、 7月7日(日)の「そうめんの日」を目前に、ルトクリのあやねさんとみほさんが今夏トレンドの進化系流しそうめんを体験してきました!【体験会レポート】体験会の会場は、パーティールームや古民家などあらゆるスペースを簡単に貸し借りできるスペースマーケットの人気スペース「ソラハウス&ソラテラス」。体験会には夏を感じるアレンジグルメや、SNSでも話題の天の川のようなライティング流しそうめん、ホームパーティーでも大人気の流しそうめん器など、多くのコンテンツが用意されていました!思わず写真と動画を撮りたくなるかわいい仕掛けが盛りだくさんな体験会。一足先に夏気分を満喫し、終始笑顔のルトクリでした!ぜひみなさんも進化系流しそうめんで令和最初の夏を楽しんでみてはいかがでしょうか?【進化系流しそうめんとは?】場所や食べ方にとらわれないのが進化系流しそうめん。昨今、「流しそうめん器」が進化し、卓上で利用できるおしゃれな流しそうめん器の人気が上昇中。また、家庭で食べるイメージが強いそうめんですが、 こだわりのそうめんを提供する「そうめん専門店」でパスタの様な進化系そうめんが増加。スポット情報スポット名:スペースマーケット/流しそうめん(ソラテラス)住所:東京都渋谷区神南1-5-14三船ビル8F
2019年07月01日自然と人が集まるアイランドカウンター築年数不明のトタン貼りの建物が残る再建築不可の旗竿地。ここに住むためにはこの古家を生かさなければならない。それでも購入に踏み切ったのは、小学2年生のお嬢さんの学区を変えることなく、中目黒という便利な街に住み続けられることが理由だったそう。「『フィールドガレージ』の原 直樹さんに建物を見てもらったところ、大丈夫というお墨付きをいただいたので思い切ることができました。基礎から作り直さなければならないほど建物が傷んでいたので、実際の工事は想像以上に大変だったそうです」元々の家がとても暗かったので、リノベーションはなにより明るい家にするのが目標だったそう。開口部を大きく確保し、吹き抜けを作り、光を1階まで届けた。2階のリビングの中心は大きなアイランドカウンター。「料理好きな夫の身長が高いこともあり、アイランドカウンターを思い切った高さまで上げました。天板に肘をつきながら立ち話をするのにちょうどいい高さです。来客はなぜかソファに座らず、カウンターの周りに集まって話をします(笑)」キッチンは2階に。三角屋根がかわいい。アイランドカウンターの腰板の面材はヴィンテージオーク。古い柱を残しながら、新しい梁を入れて耐震補強している。山本貴緒さんは、ここでイギリス人の夫イアン・ギビンスさんと、小学2年生のあおちゃん、ダックスフントのマカロンと、シーズーのココと暮らす。キッチンの戸袋には古い家の建具をリメイクして使っている。調理道具や食器は、料理上手なイアンさんがセレクトしたものが多いそう。「不思議と植物がよく育ちます。前に住んでた家から持ってきた植物がすぐにボーボーになりました(笑)」右はあおちゃんが描いたアクリル画。「元気が出る色合いの花に、ミツバチがとまっています。とても気に入ってます」。左側はお母さまにもらったフジコ・ヘミングの作品。吹き抜けから明るい光が注ぐ1階玄関旗竿地の細い通路を通って玄関ドアの引き戸を開けると、広々とした土間が現れる。細い通路と広がりのある玄関。そのメリハリのある対比が、山本・ギビンス邸をより魅力的に見せている。以前の家はとても暗かったという一階の玄関は、吹き抜けから光が降り注ぐ、明るく広いスペースへと変わった。住まいのあちこちで使われている古い建具や板や箱などは、もとの家で使われていたものを救出し、新しくデザインし直して生き返らせたもの。年月を経たものならでの深みが、綺麗にリノベーションした住まいに温もりを与えている。広々とした玄関の土間。吹き抜けから明るい光が射し込む。左側の棚は、以前の家にあった木箱を積み上げて壁に固定して制作。L字の廊下の先に寝室がある。古い建具を生かし、温かさの感じられる明るい廊下。リノベーションする前はこの辺りが特に暗かったのだそう。2階のリビングと書斎の間の室内窓には、対で古いガラスを入れた。書斎の窓は、吹き抜けをはさんで眺めの良い通路側に面している。断熱材をしっかり入れて快適な住まいに古い戸建て住宅にありがちな悩みが、寒さ。その問題を解決すべく、断熱工事やペアガラスなどを積極的に採用し、とても暖かで快適な住まいに仕上がった。平屋の家を増改築した建物は構造的にも不安定だったが、しっかりと耐震補強も施した。「元のオーナーはここでクリーニング店を営んでいたようです。作業場があった形跡が残る土間をリノベーションして、1階奥の寝室にしました。きちんと床を張り、床下にはしっかり断熱材を入れていただいたので、気持ちよく過ごせます。再建築不可でなければ取り壊していただろう建物を、考えていた以上に快適で素敵な住まいにリノベーションしていただき、『フィールドガレージ』さんには感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです」寝室の奥はウォーキングクローゼットに。引き戸には古いガラス戸を。天井の古い梁がとてもよい雰囲気。高窓から洗面所に明るい光が射し込む。ブルーのタイルをアクセントに。タオルもブルーでコーディネイト。旗竿地の築年数不明な建物をリノベーション。玄関は引き戸に。曇りガラスから光が室内に取り込まれる。通路脇に植えた植物がぐんぐん成長中。山本・ギビンス邸原 直樹(フィールドガレージ)所在地東京都目黒区構造木造規模地上2階延床面積111.37㎡
2019年06月26日数十年後にかっこよく国産スギの外壁に包まれた、清々しい佇まい。たまプラーザで眼鏡店を営む矢田大輔さんは、それまで住んでいた築50年の家を、昨年秋にリノベーションした。「妻の祖母の家だったんです。かつてここで営んでいた町工場の名残りのある昭和の家が、全く違う雰囲気に生まれ変わりました」。経営する眼鏡店「Local」の店舗デザインを担当した「MOBLEY WORKS」の鰤岡力也さんに、この自宅も依頼。「学生時代からの付き合いでもあり、完全に信頼しているのでほとんどお任せでしたね。リノベーションするからには、鰤岡さん以外には頼みたくない、と思っていました」。矢田さんが唯一希望したのは、「10年、20年経ってもかっこいい家がいい」というもの。「“お前が死んだとき、オヤジいい家造ったな、と子どもが言ってくれるような家を造ってやる”。なんて、鰤岡さんは言っていましたね(笑)」。多摩のスギと張り方の構造にこだわった外壁は、湿度の高い日本の風土に適応。次第に色が変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。施工はすわ製作所。リビングからダイニングを見る。ルーバーの衝立の左端は、リノベーションにあたって唯一残した柱。リビングからダイニング方向に向けて、床を斜め張りにしたことで、空間に奥行きが生まれた。床にはDIYでオイルを塗布。ソファーはジェルデのライトに合わせてデザインしてもらったもの。見通しのいいLDK無垢の床に漆喰の壁。シンプルだが細部の意匠にこだわった、広々とした1階のリビングダイニングを、心地よい風が吹き抜ける。「日本の風土にあう、理にかなった家だと思います」。例えば外壁は、防水シートを施した上にルーバーを縦横に張り巡らせ、すのこ状にしたもの。中に空間があくことで、風が通り抜け湿気を防いでくれる。「細かなところに何かと手間がかかり、大工さん泣かせだったと思います。玄関の籐を使った靴箱など、職人が減って行く今、あえて挑戦しているところもありますね」。1階は緩やかにつながったワンルーム。仕切りのない空間は、床の張り方で変化がつけられている。「玄関から入ってきたときに広がりを感じさせるように、リビングは斜めに張っています。ダイニングはまた雰囲気を変えて寄せ木張りに。すべて鰤岡さんのアイデアです」。そのリビングとダイニングの間には、あえて階段を設けている。「子どもが大きくなっても、必ず家族と顔を合わせて出入りしてほしい。そんな気持ちで階段の位置にはこだわりました」。リビングにいてもダイニングにいても、階段を通る家族と必ず目を合わせる。そのような意図で設けられた階段は、メモリーとして唯一残した柱とともに、家族の成長とつながりを見守り続けている。扉の枠の縁の加工や幅木の処理など、細かいところにこだわりが。照明は鰤岡さんからの結婚祝い。籐を用いた通気性のよいシューズボックス。奥にはアウトドアグッズなどを収めるクローゼットを設置。風と光が通り抜けるリビング。L字型のソファーは家族みんなで寛げる。キャビネットは米軍払い下げのもの。階段の上は吹き抜けになり、ここから家全体の気配がわかる。あえて設けた垂れ壁は、床の変化とともに空間を緩やかに分けるためのもの。アイアンの手すりは、グリップ感にこだわって加工した。キッチンをアクセントにキッチンは妻・康恵さんの希望でコの字型に。「眼鏡店の内装に合わせてモスグリーンを選びました。私の身長に合わせてオーダーしたので、使いやすいです」と康恵さん。大きなシンクや、火力の強いハーマンのコンロを使用することなどをリクエストして、鰤岡さんがデザインした。キッチンの奥にはパントリーが併設され、2方向から出入りできて動線もよい。「長い時間を過ごす1階にはお金をかけて、2階の寝室は素材だけにこだわりました」。蝋をつけて焼いたアイアンの手すりがついた階段をあがると、3部屋のベッドルーム。2階はもとの家の間取りを活かし、シンプルに設定した。「階段の上が吹き抜けなので、冬も1階でストーブをつけるだけで上まで暖かいんです。夏は夏で、風通しがよいので涼しいんです。真夏までエアコンはいらないくらいです」。モスグリーンのキッチンが、シンプルな内装のアクセントに。ダイニングの床は市松模様の寄せ木張りで変化をつけた。人造大理石の天板のキッチンには、収納もたっぷり設けた。白いサブウェイタイルに、目地はグレー系を選択。テラスとつながった明るいダイニング。テーブルは6〜7人でも囲めるサイズのものを鰤岡さんにオーダー。キッチン裏のパントリーは、洗面側からも入ることができる。子ども用に使っていたキャビネットを収納に。洗面にはクラシカルなシンクをセレクト。蛇口の経年変化も味を出す。バスルームはシンプルなグレーに統一。サブウェイタイルが雰囲気を出す。オクタゴン(八角形)がかっこいい取っ手。ドアの端にもベニヤを張りすっきりと見せている。細かなパーツも選び抜いたもの。カーキっぽいグレーは、お店のカラーとシンクロさせている。大切な思い出とともに「生活感のない感じにはしたくなかったですね。思い出のある大事なものが、さり気なく置かれている、そんな空間に味が出ると思うんです」。ともに50〜80年代のアメリカの、オーセンティックなものに惹かれるというご夫妻。ガラスのキャビネットには、子どもたちの思い出の品を大切に飾っている。「イームズのロッキングチェアは、長男がお腹にいるとき、妻のために買ってきたんです。1個1個のものに思い出がありますね」。家族で寛ぐ青いソファーは、バスケットボールをやっていたという、大輔さんの体格に合わせて、家族全員が腰かけられるよう造作した。「座り心地がいいので、夜、みんなでゆっくりTVを観る時間が増えました。昼間は部屋から素足でテラスに出ておやつを食べたり、ビニールプールで体を冷やしてはまた家に入ったり。子どもたちも家での思い出を増やしていってくれるといいですね」。メンテナンスしながら長く使い続けてほしいというメガネへの思いのように、この家も長く受け継がれいきそうだ。お子さんが初めてはいた靴や、生まれたときの時間でとめた時計など、思い出を大切に飾る。右の額は、康恵さんのお祖父さんが制作したシルクスクリーン。大輔さんの思いの詰まったシェルチェアで。ご夫婦のメガネがずらり。「Local」では、矢田さんがセレクトした輸入もののメガネを扱う。広々としたテラスで読書をする長男・夏奏君と長女・かのんちゃん。アウトドアでの読書タイムも楽しい。
2019年06月17日懐かしい里山に囲まれた“広島の隠れ里”庄原に、古民家をリノベーションした宿泊施設「せとうち古民家ステイズHiroshima」が、2019年9月1日にオープンします。家族やグループでのどかな時間を満喫できる、おこもり型ステイを体験してみませんか。「せとうち古民家ステイズHiroshima」について瀬戸内ブランドコーポレーションの地方創生プロジェクト「せとうち古街計画」に基づき実現した、一棟貸しタイプの高品質な宿「長者屋(ちょうじゃや)」と「不老仙(ふろうせん)」を提供する施設です。宿周辺は四季を通じて美しい自然に囲まれており、「比婆山連峰」や「雄橋」、「帝釈峡」など広島を代表する景観美を楽しめるほか、各種ネイチャーアクティビティが豊富。大人数向けの宿泊施設なので、家族やグループでのお泊りにぴったりです。築約250年「長者屋-CHOJAYA-」江戸時代に建てられた入母屋造りの農家で、牛小屋と居住スペースの屋根がひとつに繋がった造りを残しています。老朽化のため取り壊されそうだったところを、地域の方々の尽力により今日まで守られ、この度、宿泊施設として新しく生まれ変わります。複数の寝室に、みんなで寛げる広いリビングエリア。縁側からは棚田を望む美しい景色が広がります。浴室などの設備は近代的にリノベーションされているので、快適に利用できますよ。■室内イメージ所在地広島県庄原市比和町1528最大定員6人設備ベッドルーム1室/和室2室/リビングダイニングルーム/キッチン/浴室/トイレ×2/展示室/駐車場備品Wi-Fi/電子レンジ/冷蔵庫/コンロ/調理器具/金庫/シャンプー/コンディショナー/ボディソープ/ヘアドライヤー/スリッパ/温水洗浄便座/エアコン設備棚田の奥地に佇む「不老仙-FUROSEN-」小さな川沿いに棚田と民家が続く里山の、仙人が住んでいたという伝説もある霧深い地に建てられた築100年の古民家をリノベーション。庄原ICより車で約20分という好アクセスでありながら、人工的な建造物の見えない美しい自然の姿を見ることができます。■室内イメージ所在地広島県庄原市上谷町796最大定員6人設備ベッドルーム1室/和室2室/ダイニングキッチン/浴室/トイレ×2/駐車場備品Wi-Fi/電子レンジ/冷蔵庫/コンロ/調理器具/金庫/シャンプー/コンディショナー/ボディソープ/ヘアドライヤー/スリッパ/温水洗浄便座/エアコン設備「せとうち古民家ステイズHiroshima」概要オープン日2019年9月1日(日)予約受付2019年6月4日(火)13:00~ウェブ特設フォームにて予約受付中※特設ページ内予約フォームからのお申し込みは「予約希望」となります。確定メールをもって予約受付となりますのでご了承ください。宿泊料金大人2人素泊り:46,000円(税抜)/1棟あたり※追加大人1名(中学生以上):+2,000円(税抜)※最大6名まで※追加小人1名(小学生):1,000円(税抜)※未就学児:無料※料金はシーズンによって変動しますスポット情報スポット名:せとうち古民家ステイズHiroshima「長者屋」住所:広島県庄原市比和町1528電話番号:0824-72-3385スポット情報スポット名:せとうち古民家ステイズHiroshima「不老仙」住所:広島県庄原市上谷町796電話番号:0824-72-3385
2019年06月07日「帰ってくれ!」そんな怒号が響きわたった。不倫騒動の渦中にある原田龍二(48)の実父だ。さいたま市内にある古民家カフェ。看板には「原田龍二の父の店」と誇らしげに書かれている。記者が声をかけると、奥のカウンター越しに実父が不機嫌そうな声で「何ですか」と答えた。そこで「原田さんの件でお話をうかがいたいのですが……」と伝えたところ、冒頭のように激高。そこには、自慢の息子に対する憤りがあふれているようだった――。『週刊文春』6月6日号で複数の女性ファンとの不倫が報じられた原田。記事によると、彼はインスタグラムを通じて女性ファンと接触。呼び出した女性を愛車で駅まで迎えに行くと、そのまま近くの公園に直行。ライトやエンジンを消し、車内で事に及んでいたという。そして行為を10分ほどで終えると、すぐに女性を駅まで送って別れたというのだ。原田はこうしたマイカー内での不倫を、別のファンとも行っていたという。記事では“車内で何をしていたのか”という直撃取材に対して、彼は「……してはいけないことです」と不倫の事実を認めていた。すると、彼がとった“女性への雑な扱い”に世間から批判が殺到。原田は5月31日、会見を開くことになった。会見の冒頭で深々と頭を下げ謝罪した原田。そして続けて「妻と2人の子供につらい思いをさせたこと、深く反省しております」と語っていた。「原田さんと奥さま(45)が結婚したのは、01年のこと。翌年には長男(16)が生まれ、06年に長女(13)が誕生しました。奥さまは元女優で、10年間もの交際を経てゴールインしました。彼は、そんな昔から支え続けてくれた“糟糠の妻”を裏切っていたのです」(芸能関係者)子供たちはあきれ顔のようで、原田は「息子からは『ママにこんな悲しい思いをさせて許さない』というメールが来ました。娘からは『何やってんの?』と……」と情けなさそうに語った。ただいっぽうで、妻から「原田、アウト!」と冗談まじりに言われたとも告白。そして「励ましのつもりだったのかわかりませんが……」と妻への感謝を口にしていた。だが妻が許してくれたとはいえ、決して円満解決したわけではない。記者会見の前、原田は家族会議を開いていたという。参加者は原田夫妻、そして実弟で俳優の本宮泰風(47)と妻でタレントの松本明子(53)。そして原田の実母の5人だ。「原田さんの謝罪に対して本宮さんと松本さんは『大丈夫』と言ってくれたのですが、お母さんは泣き崩れたそうです。お母さんは原田さんを幼いころから塾に通わせるなどしてきた教育熱心な方。その息子が世間を騒がせたことに心を痛めているのでしょう」(前出・芸能関係者)そんな実母を泣かせた原田に怒りをあらわにしたのが、冒頭の実父だった。そこには、“理由”があったという。「原田さんのお父さんは厳格な人です。男として曲がったことが大嫌いな、昔かたぎの“鬼父”でした。そんなお父さんは原田さんに1つの“家訓”を言い聞かせてきました。それは『人に迷惑をかけるな』というものです。しかし原田さんは今回、周囲の人たちに多大なる迷惑をかけてしまいました。そのことが、どうしても許せなかったようです。ふだんはお店でも、原田さんのことをうれしそうに話すこともあったといいます。しかし騒動以降、お父さんはふさぎ込んでしまっているとも聞きました」(別の芸能関係者)実際、記者が質問しても「話すことはない!」と言う父。そこで最後に「家族会議が行われたそうですね?」と聞いてみたところ、しかめっ面になって「帰れ!」と怒鳴ったのだ。店の看板で宣言するほど息子を誇らしく思っていた父。だからこそ今回の失態には、ことさら“裏切られた”という思いが大きいようだった――。
2019年06月04日「“古民家”や“町家”の雰囲気が好き」「せめて1日だけでも住んでみたい」、そんな風に考えている方へ、古民家や町家を貸切で数日暮らせる方法をご紹介します。それが《一休.comバケーションレンタル》!今回は、そのサービスの詳細とおすすめの“京都の町家”をお届けします♪《一休.comバケーションレンタル》について《一休.comバケーションレンタル》とは、〔一休.com〕のサービスで、日本全国から高級別荘や一棟貸切の古民家、町家など、なかなか見られない個性的な宿泊施設を紹介しています。台所や洗濯機、お風呂付きのところが多いので、暮らしの体験ができるのがうれしいポイント!「将来古民家や町家に住んでみたい」という方は、具体的なイメージが膨らみますよね♪もちろん、旅行先の宿泊として選んでも、きっと満足すること間違い無しの場所ばかりなのです。そこで今回は、《一休.comバケーションレンタル》の宿泊施設の中から、“京都の町家”を5軒ピックアップしてご紹介します!《一休.comバケーションレンタル》をチェックする〔八坂翠仁花〕八坂で周りを気にせずぜいたくなひとときを過ごす最初にご紹介するのは、〔八坂神社〕の近くにある宿、〔八坂翠仁花(やさかすいじんか)〕です。一日一組限定なので、周りを気にせずのんびりとした時間を過ごせますよ♪さらに、なんとお風呂は信楽焼の浴槽で、味のある空間演出がされています。おでかけにも満足、お部屋で過ごしても満足すること間違いなしですよ。●施設名:八坂翠仁花●住所:〒605-0822京都府京都市東山区上弁天町428-4〔八坂翠仁花〕をチェックする〔至誠宿 大宮五条〕京町家で京都料理人の味をぜいたくに味わう続いてご紹介するのは、長い歴史のある京町家をリノベーションした〔至誠宿(しせいじゅく)大宮五条〕です。お部屋は「甲子(かし)」「土方(ひじかた)」「勇(いさみ)」の3種類があり、それぞれ内装が異なるのでご確認の上、予約してください。とくにチェックして欲しいのはお風呂!どの部屋も、自然木を使ったステキなデザインです♪台所もありますが、朝・夕食付きプランも有り。京都料理人が用意する味を、心行くまま体験してみてはいかがでしょうか。お部屋タイプ「勇(いさみ)」リビング●施設名:至誠宿(SHISEIJYUKU)大宮五条●住所:〒600-8361京都府京都市下京区堀之上町517〔至誠宿(SHISEIJYUKU)大宮五条〕をチェックする〔京都駅前町家・嘉右衛門〕京都の玄関口でぜいたくに旅する次にご紹介するのは、京都の玄関口、京都駅からほど近い新シ町にある〔京都駅前町家・嘉右衛門(かえもん)〕です。観光拠点としてもバッチリ!バスや電車にすぐ乗れるので、京都のあちこちを歩き回れます。わんちゃんの同伴も可なので、ご家族みんなで泊まることもできますよ♪1階は洋室、2階は和室、お風呂もラグジュアリーな雰囲気でとってもおしゃれです。●施設名:京都駅前町家・嘉右衛門●住所:〒600-8308京都府京都市下京区七条通新町東入る新シ町140〔京都駅前町家・嘉右衛門〕をチェックする〔京の温所 釜座二条〕自然の流れを感じるぜいたくな空間を楽しむ続いてご紹介するのは、〔二条城〕に近い〔京の温所釜座二条(かまんざにじょう)〕です。推定築150年の小さな京町家が名建築家たちの手によって、おしゃれな住まいにリノベーションされました。通り庭の吹き抜けが気持ちよく、お風呂もヒノキのいい香りがいっぱい。自然にゆったりと包まれた空間は、滞在者の疲れを癒やしてくれますよ。●施設名:京の温所釜座二条●住所:〒606-8344京都府京都市中京区上松屋町690-2〔京の温所釜座二条〕をチェックする〔CAMPTON KIYOMIZU〕歴史が色濃く残る参道をぜいたくに眺める最後にご紹介するのは、〔清水寺〕からほど近い二寧坂(にねんざか)に建ち並ぶ〔CAMPTONKIYOMIZU(けんぷとんきよみず)〕です。伝統的な建物や桜の花で知られる二寧坂は、京都を代表する歴史が残る参道。そこに、ぜいたくにもこちらの宿があります。おしゃれな和モダンの内装で、お風呂は高野槇(こうやまき)を使っているのも要チェックポイント。全7種のお部屋のタイプがあるので、お好みのところを見つけてみてください。●施設名:CAMPTONKIYOMIZU●住所:〒605-0827京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町368-1〔CAMPTON KIYOMIZU〕をチェックする憧れの町家に数日暮らしてみよう《一休.comバケーションレンタル》のサービスと、おすすめの“京都の町家”をご紹介しました。木のぬくもりや、日本の伝統や歴史を感じられる“町家”はとってもステキですよね。「将来は住んでみたい」と考えている人や、「旅行で泊まってみたい」という人は、ぜひ利用しみてはいかがでしょうか。もっと好きになったり、みなさんの町家に対する価値観が変わったりするかもしれませんよ♪《一休.comバケーションレンタル》はこちら
2019年06月01日世界各国をイメージしたリノベーション物件が話題の、リノベーション賃貸ブランド〔REISM(リズム)〕から、新しいシリーズが登場しました!その名も《Boho(ボーホー)》。自由奔放でいて都会的、感性が磨かれるアーティスティックなワンルームの魅力をたっぷりご紹介していきます!《Boho》って?世界各国のライフスタイルをモチーフにしたリノベーションシリーズが人気の、リノベーション賃貸ブランド〔REISM〕。今回はその中でも、ニューヨークの都市をイメージしたカテゴリー「WittyMetropolitan」に、新しく仲間入りした《Boho》スタイルの物件をご紹介します♪とは言いつつも、なんだか聞きなれない言葉《Boho》。実は、「ボヘミアン」と「ニューヨーク」スタイルが掛け合わさってできた、インテリアスタイルなんです!ボヘミアンの自由奔放さに、ニューヨークの都会的なスタイルが合わさることで、洗練されつつもどこか素朴感のある魅力的なシリーズになっています♡さっそくお部屋を見ていきましょう♪お部屋の床は、むら感のあるテラコッタタイルが特徴的で、飾り棚やキッチンへと続く開口部が丸みを帯びていて、ほどよくスタイリッシュさをやわらげてくれています。お部屋には、大きさの違うディスプレイシェルフが2箇所に設けられていて、お気に入りの物やアートを飾るのにもぴったりです♪作り付けで見せながら収納ができるので、お部屋をより自分好みの空間にできるのはもちろん、お部屋も広く見せてくれます。お部屋にはカーテンのつけられるオープンラック、キッチンにはキッチンラックも取り付けられていて、収納場所もきちんと確保されています♪ラック部分のアイアンの棚受けが、キッチンにスタイリッシュさを演出してくれています☆こちらは、玄関からお部屋をみた写真。玄関にはシューズラックも設けられていて、一人暮らしには十分な量の靴がしまえそうです!洗面所も壁は白を基調にしつつ、床にはテラコッタタイルが敷かれていて、所々に使われているアイアンの素材や縁取りのある丸い鏡がかわいいアクセントになっています。物件情報今回ご紹介した新シリーズ《Boho》の初物件は、都会のオアシスともいえる新宿御苑に近く、お買い物も便利な場所に位置しています♪交通の便もよく、東京メトロ丸の内線「新宿御苑」駅までは徒歩5分の好立地です!●物件名:Boho001新宿御苑●賃料:106,000円●管理費:10,000円●敷金・礼金:1ヶ月・1ヶ月●専有面積:29.45㎡、バルコニー面積:3.72㎡●所在地:東京都新宿区新宿1丁目●交通:東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩5分、東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅徒歩9分、JR山手線「新宿」駅徒歩13分●構造:鉄筋コンクリート造11階、4階部分●竣工年:1984年7月、新耐震基準物件●リノベーション完成:2019年2月工事完了他にも魅力的なシリーズがたくさん!今回は〔REISM〕から新しく登場したリノベーションシリーズ《Boho》の初物件をご紹介しました。ナチュラルさの中にスタイリッシュさが漂うステキなリノベーションシリーズでした。〔REISM〕には今回ご紹介したシリーズ以外にも、モロッコの街並みをイメージしたブルーの壁が色鮮やかな《Chaouen(シャウエン)》や、畳スペースが落ち着く和の雰囲気満点の《Doma(ドマ)》シリーズなど、こだわりを持ちながら自分らしい感性を磨くのにぴったりなリノベーションシリーズがたくさんあるので、ぜひ一度チェックしてみてください♪〔REISM〕の他のシリーズをみてみたい♪
2019年05月15日リノベーションの設計デザインのお仕事をされているrakimegさん。お住まいなのは、ちょっと広めのワンルーム。リノベーション賃貸でこういうコンクリのかっこいいお部屋ってよく見るのですが、「こんな風に住みこなせるんだ!」とお手本にしたくなるお部屋でした。 ディテールが可愛い、リノベーション賃貸 rakimegさんがお住まいなのは、コンクリート打ちっ放しの天井や壁がかっこいい、リノベーション賃貸。少し広めのワンルームです。 広さがあり、天井が高いこともあって、かなり開放的な空間。コンクリの空間に、IKEAのスツールや、無垢材ののテーブル、ベッドなどを組み合わせて、うまくナチュラルな雰囲気を作ってらっしゃいます。ベッドは「3244」というネットショップで手に入れたもの。キッチンは、無印良品のステンレスユニットシェルフキッチン。かっこいいですよね。 細部までかなり計算して、こだわってデザインされているリノベーション賃貸。「あ、これいいな」と羨ましくなってしまうポイントがたくさんありました。 質感が気に入っているというコンクリの壁。配線のパイプを利用して、軽いドライフラワーなどで彩っていらっしゃいます。「コンクリにドライフラワーって、似合うんですよね」とrakimegさん。スイッチプレートは、憧れのトグルスイッチです。キッチンのライトも、かっこいい。 「ミニマムライフ」を心がける それにしてもこちらのお部屋。バスルームをのぞいた場所が全てオープンな状態なのに、とてもすっきりと住みこなしていらっしゃることに、感嘆します。 大きな家具は、ベッドと組み立て式のテーブルのみ。クローゼットは、なんとキッチンの横のこちら部分だけ。うまくボックスも活用しながら収納しています。 このお部屋に住むまでは、仙台に暮らしていたrakimegさん。フレキシブルに移動ができるように、なるべく、ものを増やさないように心がけているそう。 キッチンの収納も、すべてオープン。無印良品の紙袋を活用されていました。同じ色味、質感で揃っているから、すっきり。無料で手に入るものをうまく使った、素敵なアイディアです。トイレにも、ちょっと飾るスペースがあるのが素敵ですね。キャスター付きワゴンは、洗面スペースで大活躍。 ほかにも、カーテンは、生地屋さんで帆布を購入しカーテンクリップで止めただけだったり、Salyu! や、3 Coinsなどで、デザインの良いものを探してきたり。お金をかけずに、ミニマムに、でもきちんと生活を彩るアイディアがたくさん詰まったお部屋でした。 rakimegさんのinstagramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年05月06日「素材感」が絶妙なリノベーション賃貸 Yasumaさんが暮らしているのは、56㎡ほどの2LDK。お仕事の関係で愛知から東京へ引越し、暮らし始めてからは1年半ほど。天井が高く、コンクリート打ちっ放しの壁がむき出しの、リノベーション賃貸です。 窓側には小上がりのようになったリビングスペース。キッチンとの間には、土間のようなスペースが。もともと持っていたダイニングテーブルがぴったりだったことが、この部屋に決めた理由のひとつ。印象的な革のソファはクラッシュゲートのもの。カーテンは窓の大きさに合わせず、あえて天井から布を吊るし、空間に広がりを持たせています。家で料理をするのが好きな安間さん。Instagramには盛り付けまでとことんこだわった料理の写真がたくさんアップされています。 「素材感」にこだわりたかったという安間さん。コンクリートのインダストリアルで無骨な雰囲気に、あえてクラシックなモチーフを混ぜたり、シープスキンや花など、甘いものをミックスすることで、より印象的な空間を作っているのが、もうさすがの一言。見せたいものと見せたくないものをはっきりさせ、「余白」を大事にする、色数を少なくするなどのルールを課すことで、花やグリーン、ドライフラワーなど、華やかなアイテムが一層映えます。 少し雰囲気の違うベッドルーム。壁に貼ってあるのは、これも「素材感」を意識した、和紙。花屋さんの店頭什器として売られていたものというワイヤーボックスに無造作にしまわれているジーンズ。「同じ素材」のものを、たくさん集めて魅せています。もうひとつある部屋は、アウトドア用品の収納スペースに。 リノベーションをベースに、自分らしくカスタマイズする もともと既に工事済みで、完成された状態だったというこの部屋。自分で工事費を負担することでリクエストし、自分らしくカスタマイズした箇所があります。 こちらのダイニングテーブル横の壁。キッチンと同じOSB合板だったのを、リビングと合わせた黒の壁紙にしてもらいました。かけられているのは、絵画を布にプリントし、さらにロウを塗りわざとシワをつけて仕上げた、オリジナルのアート。 また、原状回復が可能な範囲で、自分で手をくわえている箇所も。 玄関を入ったところで度肝を抜かれる大きな馬の写真。 この馬の写真は、実はタイル。Yasumaさんがクリエイティブディレクションを務める「オンデマンドエコカラット」という商品で、自分で選んだ写真をタイルにできるというもの。施工も、マグネットシートを貼った上に取り付けるだけということなので、簡単です。タイルには調湿・消臭などの効果があり玄関にぴったり。 キッチンのステンレスの扉はギラギラしすぎていたので、布に変えました。 賃貸の部屋であっても、アイディア次第でいくらでも、自分らしい暮らしはつくれるんだなということに気づかされます。 この印象的なダイニングテーブルも、自分でデザイン・設計して作ったもの。鉄工所にオーダーしたフレームに、天板、棚板にはフローリング材をはめ込みました。好きな食器も魅せながら収納できるようにしてあります。 ローテーブル、テレビボードとして使っているのは、ホームセンターに売っていた盆栽用の板とブロック。ひとつ1,000円ほどで手に入れたそう。 作家さんを追いかける 学生時代からずっと料理が好きで、お父様の趣味が陶芸だったこともあり、器にはこだわりのあるYasumaさん。気に入った作家さんを追いかけて展示会へ行き、新作を手に入れてくることが多いそう。 キッチンの食器棚はオープン。最近はまっている日本酒や、スパイス、たくさんの器などが整頓されて並びます。 印象的な器をいくつも組み合わせて、美しい食卓を作ります。部屋のひとつひとつの照明もとても印象的で、お聞きしてみたら、こちらも作家さんのものが多いとのこと。 インダストリアル風、ナチュラル風、などあらかじめつくりこまれている賃貸のお部屋も、それを「ベース」と捉えて、カスタマイズしたり、いろいろなテイストをミックスしたりして、自分らしい空間に作り変えていく。アイディアとセンス次第で、部屋って、本当にいろんな可能性があるんだな、と、脱帽しきりのお部屋でした。 Kosuke YasumaさんのInstagramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年04月19日千葉県茂原市の市街から少し離れた県道沿いにある「コーヒーくろねこ舎」。東京から移住した今野さん夫妻が営業しているブックカフェです。古民家専門の不動産サイトで物件を見つけ、夫がDIYでリノベして、夢だったカフェをオープンさせました。素朴であたたか、そんな空気に包まれるやさしい空間です。■ 田舎暮らしに求める生活目的を持つ夫の博之さんは山形出身で、実家に帰るたびに自然に囲まれた環境のよさを再確認していました。そして妻の素子さんの夢はカフェ経営。介護士として働く博之さんは「自分の仕事をベースに妻の夢をかなえるには、東京でなくてもいいのでは」と移住を決意します。夫妻は、東京近郊で古民家を探す中、千葉県にある古民家専門の不動産サイトを発見。そのサイトの主宰者も移住者であり、田舎暮らし希望者を対象にした古民家交流会を開催していました。そこで、さっそく交流会に参加し、先輩移住者さんたちの生の声を聞きます。「目的がしっかりしていた方がより田舎暮らしが楽しめる、コミュニティやご近所さんとの付き合い方とかとても勉強になりました」と素子さん。こうして自分たちが田舎暮らしに求める生活目的をしっかりと固めました。「古民家で暮らしながらカフェを経営したい」「敷地内で菜園をしたい」という想いです。……手に入れたのは、瓦屋根の日本家屋。築年数は経っていましたが、ご近所の宮大工が建てた建物であり、躯体はしっかりとしていて雨漏りなどもありません。庭+古民家+カフェという条件にぴったりな理想の物件でした。■ 夫がDIYで古民家カフェにリノベ今野さん夫妻がこだわったのは、自分たちの力で店づくりをすること。博之さんは仕事をしながら床の張り替え、壁塗りなどDIY リノベを実践しました。どのように改装をしたのか、少しご紹介しましょう。和室があった場所は畳をはがし、杉のフローリングに張り替えました。ここは大きな窓からのんびりとした眺めを楽しめる場所ですね。ハーブなどが自生している菜園が見えます。カフェカウンターは元々あった引き戸を活用しました。既存の床の間は、本やグリーンを飾るスペースに。浴室はレトロなタイルをそのまま生かしながら、浴槽を取り除いて小物をディスプレイ。カフェでイベントを開催する際には、スタッフのバックヤードとして活用しているそうです。カフェの玄関は、既存のケヤキの床をそのまま生かしました。テーブルや椅子などのインテリアはどうしたのでしょう?小学校で使われていた勉強机、秋田の温泉街で偶然拾ったテーブルなどをリメイクして活用しているそうです。テーブルと椅子はすべて異なるデザインなのが楽しいですね。どこに座るか選びたくなります。照明はシンプルな裸電球を使い、昭和の雰囲気を生かしているとのこと。知り合いや友人からもらった花やグリーンは、ドライにして店内に飾っています。銀座の老舗コーヒー店で働きながら焙煎技術を習得した素子さん。こちらに来てからはコーヒー屋台を出店し、カフェオープンの準備を着々と進め、3年かけて「コーヒーくろねこ舎」をオープンしました。■ 地元を活性化させるコミュニティの一員に「町のコーヒー屋として一生ここで暮らしたい」と話す素子さん。この地を移住先に選んだきっかけは?「ラジオ番組で、東京から千葉県いすみ市に移住した人の話を聞いたことがきっかけです。夫は、カフェ&宿泊施設『ブラウンズフィールド』で2週間の泊まり込み体験を経て、千葉県の住みやすさを実感しました」と素子さん。なるほど。実際に暮らしてみないと分からないこともありますものね。そして、移住生活で大切にしているのが、ご近所やコミュニティとの関係だそうです。博之さんは地元の消防団に入ったり、お祭りに参加したりしているそうです。素子さんは、様々なイベントでのコーヒー屋台は現在でも積極的に出店して、地元を活性化させるコミュニティの一員として活動。田舎暮らしには困ることもありそうですが……?「豪雨による倒木で道が寸断されて町に出られない」などの予期せぬことが起こったりするそうです。“田舎あるあるトラブル”に要注意です。でも、よいことの方がたくさん!「料理を通して素材のこと、農園の方々のことを紹介する機会もあり、カフェが“つながりの場” にもなるといううれしさがあります」野菜や果物のおいしさを改めて感じたり、自分と似た感覚を持つ人たちとのつながりが広がったりして、東京では得られなかったものが日々増えています。ところでカフェのオススメですが、やはり、時間をかけて丁寧にドリップするこだわりのコーヒーと新鮮な地元の有機野菜をふんだんに用いた数々の料理!夢を実現し、地元のコミュニティに参加し、自然に包まれてスローライフを楽しむ今野さん夫妻。やってみたいこともまだまだあります。「自生しているスペアミントやタイムなどのハーブ類はあるのですが、もっとちゃんとした菜園をやりたいと思っています」と、さらなる想いを語ってくれました。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2019年2月号」を参考にしてみてくださいね。コーヒーくろねこ舎〒297-0044 千葉県茂原市台田327-1080・4403・0319自家焙煎のコーヒー、手づくり料理とスイーツを提供。不定期営業のため開店日時は要問撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2018年12月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「猫だってハッピーにしてほしい!猫と一緒に暮らすための家」 【第二特集】「自分らしいインテリアと暮らしています」
2019年04月09日1階は居心地のいいカフェに改装町田の住宅地に建つ築約50年の古民家は、見附春佳さんの祖母の持家だったのだそう。「もともと美容院として建てられた家だったそうです。その家を祖母が購入したのですが、祖母が亡くなった後は父が管理を任されていました。彫刻家の親戚が作品の保管場所として使っていたのですが、やはり人が住まないともったいないということになり、私が住むことになりました」見附さんがこの家に住むに当たり、『無相創』 にリノベーションを依頼した。「世界観が大好きで、『無相創』にはずっと通っていました。今回、自分の家をまるごとお願いすることができてとても幸せです」1階を念願のブックカフェ『403.notfound』に、2階を住居にリノベーションした。リノベーションにあたり、1階は見附さんが作りたかったブックカフェにした。カフェスペースと調理場は、古い電車の窓のような、持ち上げて開くスタイルに。金色の金物も美しい。2階をプライベートな空間に2階がプライベートな空間。階段を上がり、手前にリビングとベッドの空間、奥がダイニングキッチン、窓の外には広いテラスが続く。「親戚が使っていた家具は手放すことも考えたのですが、いい感じに収まったので有り難く使わせていただいています。『無相創』さんがラックを作ってくださり、また照明器具もつけてくださいました」リノベーションにあたり、外断熱にしてペアガラスも導入。「驚くほど暖かく、快適な住まいになりました!」2階がプライベートスペース。左官の下地材で仕上げにした壁がいい雰囲気を作っている。「ガラスの見本を見せていただいて、その中からこのストライプのものを選びました」チェストの後ろをベッドスペースとしている。「光が天井に当たるハーフミラー電球は、明るすぎないのでベッドの上の照明としては最適でした」窓には遮光のロールスクリーンを採用。奥の部屋がダイニング。「その先のベランダは父母がDIYで板を張りベンチを作って、居心地よくしてくれました」トレイにまとめたお茶のセット。「このランプシェードは母のハンドメイドです」隅々まで丁寧に作り込んだ家1階のお店部分は、古材やアンティークを使用。照明器具はすべて『無相創』のオリジナル。壁は珪藻土、電気の配線には銅管を使っている。隅々まで心を配り丁寧に仕上げることで、居心地のいいセンス溢れる空間に仕上がっている。ブックカフェをオープンさせる前は、ソムリエの仕事をしていたという見附さん。『403.notfound』では、美味しい焼菓子とコーヒー、そして自然派のワインをいただける。「ワインバーは敷居の高いお店が多いので、ひとりでふらりとワインを飲める場所を作りました。ぜひ気軽に遊びにいらしてください」ひとつひとつ違う椅子。ひとりになれるスペースがお店のそこここに用意されている。いろんな場所に座ってみたくなる。「アンティークスイッチを使いたいとお願いしたら、まさかの1箇所に10個!ひとつひとつ違う表情のスイッチがとても気に入っています」デザインの違う照明はすべて『無相創』のオリジナル。地球儀のモビールが素敵。リノベ前の家の窓の形をそのまま残している。「私もこの家の前を通って通学していました」「親戚が使っていた畳敷きの小上がりにカーペットを敷きました。靴を脱いでリラックスしていただけます」お店の入口のドアは、フランスのアンティーク。見附邸米原政一( 無相創 )所在地東京都町田市構造木造規模地上2階延床面積85.8㎡読みたくなる本がお店のそこここにある。外断熱+ペアガラスに変えてとても暖かく快適な家になったそう。
2019年03月27日最近は古民家を購入しリノベーションをすることで住宅として利用するというケースも多くなってきています。自然が豊かな環境でゆったりと暮らすといったスローライフを求めている人が増えたからかもしれません。とはいっても、古民家で住むにはどのようなメリットがあり、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?新築購入との違いも含めてご紹介します。古民家リノベーションが流行している!30年前にも古民家をリノベーションして使うということはありました。私も実際にそのリノベーション現場に立ち合ったことがあり、その時の施主はお蕎麦屋さんでした。このケースでは、新規開業のために古民家を購入してリノベーションしたということだったのです。白川郷にある合掌造りのような外観で地域でも目を引くような建物でしたが、これはあくまでも特殊な建物であって個人が住むようなケースではありませんでした。ところが、ここ数年はこのような状況が一変し、個人住宅としての古民家再生が脚光を浴びてきました。つい先日ですが山口県のあるお宅を取材しました。代々住み続けてきた古民家をリノベーションした方だったのですが、太い梁や黒光りした木材の雰囲気を活かしたすばらしいリノベーションが施されていて感動を覚えるほどの出来栄えだったのです。このように、蕎麦店や土産物店が店舗として古民家を活用するケースがほとんどだった時代と比べると、普通に住むために古民家を購入してリノベーションするケースが急増しています。あなたも古民家の魅力にふれ、古民家を購入してリノベーションをするという選択も検討してみてはどうでしょうか?古民家リノベーションとは?そもそも古民家とはどんな定義なのでしょうか。明確な基準はないのですが、少なくとも戦前さらには大正時代以前の住宅と考えればほぼ間違いありません。そして、この古さを感じさせる雰囲気をそのまま、または残しつつ、機能性や快適性は現代基準に引き上げることを古民家リノベーションといいます。ですから、外観や室内の太い梁などは残し効果的に見せながらも、快適な温度や湿度を保たせるような施工をするのです。古民家リノベーションのいいところ物件によって程度の差こそあれ、天井が高く非常に広い空間を確保できます。一般的な在来工法ではある程度の間隔で柱が必要になりますし、空間を確保するための強い梁材を確保するのも大変なことです。この梁というのは建物にとって強度を確保する主役。広い空間を確保するには、強靭な耐久力を持った梁材が不可欠です。しかし、現代風の住宅でこれを再現しようと思うと、この梁材を見つけるのが一苦労ですし、もし見つかってもその値段はかなりの高額になるでしょう。古民家風の宿や和食レストランへ足を運んだことはありますか?宿名は忘れましたが、青森県の古民家に宿泊したことがあります。この宿は外観もさることながら食事をする場所が、何とも言えない雰囲気をかもしだておしゃれでした。全体的な雰囲気として「おしゃれだな〜」思ったのですが、特に気になったのが古い木材です。ここでいう木材とは柱や梁のこと。とくに梁は見事なもので、思わず下からまじまじと見上げてしまうほどでした。この梁は長い年月を経て黒光りしていました。床に炉が4か所切ってあったのですが、ここから上へ立ち上る煙に燻されたのです。そしてもう一つのおしゃれデザインポイントが梁の反り。横に渡された梁がひらがなの「へ」の字型をしているのです。厚みがあり、への字型にカーブし、そして煙に燻され黒くなっている長い一本の木が頭の上を横に渡されているのですが、不思議なことにいくら眺めていても飽きませんでした。デザイン性がいくら高くておしゃれであっても、冬は寒くていられなく、動線も最悪でなおかつ段差だらけではいただけませんね。しかし、古民家リノベーションのよいところは、この問題を見事に解決できることにあるのです。非日常性はいいでしょう。今では探すことすら難しい立派な木材を頭上に渡した設計などは非日常の極みです。そのうえ冷暖房の設備は最新式のものを入れられますので快適性はしっかりと約束されるのです。古民家の主要構造部分だけを残してリノベーションするので、最新式のシステムを入れ込むのはさほど難しいことではなく、これにより非日常性と機能性が見事に同居できるのです。【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!新築購入VS古民家リノベーションでは、新築を購入するのと古民家を購入してリノベーションするのではどちらがいいのでしょうか?違いをみていきましょう。新築にしろ古民家を探すにしろ、いずれも今の居住地を離れて暮らすことになります。つまり建築場所を探さなくてはならないのですが、ここに両者の違いが表れてきます。新築住宅購入の場合は街中にある売地を探すか分譲業者などが開発する団地などを探すことになるでしょう。それに対して古民家住宅は既に建っている建物を探すわけですから、どうしてもその立地条件に差異が出ます。古民家の特性はそもそも建っている場所が街中にはあまりないので、どうしても郊外や田舎になるでしょう。街中で古民家に住みたいという方には少し難しいかもしれません。しかし、周りに自然があり周囲に家がないような場所に住みたいという希望がある方にとっては、更地で家を探そうと思ってもこのような場所ではなかなか土地が出にくいとも言えます。それぞれに長所短所があるわけですが、新築購入と古民家を購入してリノベーションをするのでは、その場所を探すことにこのような違いが生じることを覚えておきましょう。一概によいとはいえませんが、新築購入ではその外観をどうしようと個人の自由です。場所によっては分譲地の景観規約などがあると自由にはできませんが、それでもほぼ自由といってよいでしょう。それに対して古民家の場合はそもそも建っている場所の生活スタイルとしてはゆったりとした地域が多いことに加えて、周囲ものどかな日本の景色が広がっている場合が多いと思います。古民家住宅は中をどうリノベーションしようと構いませんが、こう考えると外観を大きく変えるのは周囲の環境とかけ離れてしまうため、あまりよい選択とは言い難いかもしれません。しかし、多くのヨーロッパ諸国と同じように、自分に制約や自由があるということはご近所さんも同じような状況であることを意味します。したがって、落ち着いた外観の新築住宅をせっかく建てたのに、お隣さんが突如ショッキングピンクの外壁に塗り替えた、という悲劇が起こることもあるのですが、古民家を購入する場所に置いてお隣がいきなりこんなことをするという可能性は低いと思います。古民家リノベーションにかかる費用の相場一般の住宅をリフォームするのと比べて、古民家リノベーションは全面的なリフォームを意味しますので費用はどうしても高くなります。これは、構造の主要部分を残したスケルトンリフォームを基本とするからですが、もちろん一部分だけをリフォームする手もあります。ただ、基本は全面的なリノベーションをおすすめします。その費用ですが、一般的な広さである30坪程度の古民家リノベーションで2,000万円前後は見てほしいです。古民家再生においては断熱材などをほぼ新地住宅同様に設置しなくてはならないことに加えて、水道の配管を新たに引き直すなどの工事が発生するからです。もう一つは家の劣化具合です。これだけは個々の案件によるのですが、仮にかなり傷んでいるとすれば相応の修理費用が掛かってきます。古民家リノベーションですてきな住まいを実現!古民家リノベーションは費用の面ではそこそこしてしまうのですが、もともとの古民家を安く購入できれば新築購入とさほどの差は生じません。一般的な新築住宅も魅力的ですが、古民家をリノベーションした非日常的な家に住むことはそれを上回るメリットや満足感を得られます。ただ、家を買う前に強くおすすめしたいのは、古民家をリノベーションした住宅の見学です。機会は少ないですが、マメに情報を探していればそのような現場見学会も開催しています。【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!プロフィール森住宅コンサルタント株式会社代表取締役森雅樹名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。森住宅コンサルタント(株)
2019年02月27日