小松菜奈&宮沢氷魚の共演で、吉本ばなな著「キッチン」(新潮文庫)に収録されている同名短編小説を映画化した『ムーンライト・シャドウ』。「キッチン」は社会現象ともいえる大ヒットを博し、これまでに世界30か国以上で翻訳され、発売から33年経ったいまでも世界中の人々に愛されている。生と死や愛をモチーフに生きることの寂しさ、美しさをナチュラルに描き出す作風が特徴で、長きに渡り人々の胸を打つ作品を世に送り出してきた人気小説家・吉本ばなな。繊細かつ力強さも兼ね備えた巧みな表現力で紡ぐ登場人物の心理描写は世界中のファンを魅了し、これまで役所広司・鈴木京香・堀北真希主演の『アルゼンチンババア』(07)、安藤サクラ&井浦新共演の『白河夜船』(15)、近年では日韓合作による『デッドエンドの思い出』(19)など映像化されてきた作品も数知れず。その中でも1988年に刊行された「キッチン」は30か国以上で翻訳され、新潮社が毎年夏に行うキャンペーン「新潮文庫の100冊 2021」でプレミアムカバー版として販売されるなど、“世界の吉本ばなな”の原点として広く知られる。表題作も故・森田芳光監督『キッチン』(89)、日本・香港合作『kitchen キッチン』(97)として映画化されている。「地に足がつかない気持ちが映像によってどう表現されるのか楽しみ」そして短編小説として収録されている「ムーンライト・シャドウ」は、1987年に日本大学芸術学部長賞、1988年に泉鏡花文学賞を受賞するなど、吉本ばなな初期の名作との呼び声も高く、いまなお愛され続けている作品だ。先日、主人公・さつき役を長編映画単独初主演となる小松さん、さつきの恋人・等役を宮沢さんが務め映画化されることが発表されると、不朽の名作が時を超えて、いま最も旬な2人の共演に原作ファンの間でも大きな話題をさらった。吉本さん自身も映画化について「全編を通じて、夢なのか妄想なのかそれとも現実なのか。年齢を重ねると『人って死ぬんだな』とか、『理不尽なことも起きるんだな』とだんだんわかってくると思うのですが、そういうことを考えてもみなかった若い時期にそういうこと(大切な人との別れ)が起こってしまって、地に足がつかない気持ちが映像によってどう表現されるのか一番楽しみにしています」と期待を寄せている。マレーシアの気鋭映画監督が映像化その期待をさらに膨らませてくれるのが、本作でメガホンをとるエドモンド・ヨウ監督。『アケラットーロヒンギャの祈り』で、2017年の東京国際映画祭で最優秀監督賞を受賞という快挙を成し遂げた気鋭の映像クリエイターが、美しい世界観にグローバルな風を吹き込み、新しいカタチの日本映画を誕生させた。短編小説「ムーンライト・シャドウ」で描かれるのは恋人たちの日常に溢れる幸せな時間と、新たな一歩を踏み出そうとする前向きな気持ち。奇しくも日常を普通に過ごすことが困難であり、人との関係も希薄になりつつある現代において、さつきと等の間に確かに存在するひたむきな愛は、心の奥底に眠る大切な誰かを想う気持ちを再び温めてくれるような不思議な感覚を呼び起こさせる。刊行から33年という月日を経ても色褪せない感動を読者の心に刻む本作は、さつきの心情とリンクするかのように、少しずつ希望をもたらしそっと寄り添ってくれるだろう。『ムーンライト・シャドウ』は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト・シャドウ 2021年9月、全国にて公開予定©2021映画『ムーンライト・シャドウ』製作委員会
2021年07月19日吉本ばななの短編小説『ムーンライト・シャドウ』の実写化映画が2021年9月10日(金)に全国で公開。主演は、小松菜奈が務める。吉本ばなな『キッチン』収録の短編小説を映画化1989年に刊行された『キッチン』と『TUGUMI』(1989年山本周五郎賞受賞)で人気を博し、1989年の年間ベストセラーにおいて1位と2位を独占した平成最初のベストセラー作家・吉本ばなな。特に『キッチン』は世界30か国以上で翻訳され、国内外問わず多く人々から愛されている。そんな『キッチン』に収録されている短編小説『ムーンライト・シャドウ』が実写映画化。同作品は、1987年に吉本ばななが大学の卒業制作として発表し、日本大学芸術学部長賞や泉鏡花文学賞に輝いた吉本ばなな初期の名作だ。吉本自身が、「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語る作品でもあり、ファンの中では“初期の名作”と呼び声も高い。『ムーンライト・シャドウ』は、「恋人の死」という突然訪れた悲劇を中々受け入れることができない主人公・さつきの一人称の視点で描かれる。愛する人を亡くした主人公のさつきが、死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象〈月影現象〉を通して、哀しみをどう乗り越えるのかを描いた「さよなら」と「はじまり」のラブストーリーだ。主演は小松菜奈そんなさつき役を演じるのは、本作が初の長編映画単独主演となる小松菜奈だ。2014年に公開された映画『渇き。』で鮮烈な女優デビューを果たし、第44回日本アカデミー賞では、『糸』で優秀主演女優賞を受賞した小松。『ムーンライト・シャドウ』で、主人公・さつきの心の機微をどのように演じるのか期待が高まる。登場人物(キャスト)さつき:小松菜奈突然訪れる恋人の死をなかなか受け入れることができない主人公。等:宮沢氷魚さつきの恋人。全てを包み込むような優しさを持つ一方、ふといつのまにか、その場からいなくなってしまうような儚さが漂う。さつきと幸せな時間を過ごすが、突然帰らぬ人に。演じるのは「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍するかたわら、初主演映画『his』や舞台「ピサロ」で俳優としても注目を集める宮沢氷魚。柊(ひいらぎ):佐藤緋美等の弟。兄の等と自身の恋人・ゆみこを同時に亡くし、兄の恋人=さつきとともに、ともに深い哀しみに打ちひしがれながらも、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。亡くなった恋人・ゆみこのセーラー服を着て日々を過ごし何かを感じようとする、原作でも非常にインパクトのあるキャラクター。麗(うらら):臼田あさ美〈月影現象〉へさつきと柊を次第に導いていく、不思議な女性。原作ファンが注目するキャラクターの一人。ゆみこ:中原ナナ柊の亡くなった恋人。蛍:吉倉あおいさつきの親友。充:中野誠也さつきや柊と麗を巡り合わせる人物。原作にはないオリジナルのキャラクター。監督にエドモンド・ヨウ監督を務めるのは、マレーシア人映画監督 エドモンド・ヨウ。2017年の東京国際映画祭では、『アケラットーロヒンギャの祈り』で東南アジア初となる最優秀監督賞を受賞した気鋭の映画監督だ。『ムーンライト・シャドウ』では、原作への尊敬と愛情を抱きながら、幻想的で詩情豊かな物語に新しい生命を吹き込む。エドモンド監督のこだわりが垣間見える、鮮やかなセットデザインにも注目。さつきの部屋のセットについては巨匠ペドロ・アルモドバルからインスピレーションを得たと明かしており、作品全体の映像のカラーはクシシュトフ・キェシロフスキやルカ・グァダニーノの作品から影響を受けているという。小袋成彬がコラボレーションソングに映画『ムーンライト・シャドウ』のコラボレーションソングに、小袋成彬の「Parallax」が決定。小袋成彬は、宇多田ヒカルをプロデューサーに迎え、アルバム『分離派の夏』 でメジャーデビューしたアーティストで、「Parallax」は2nd アルバム「Piercing」以来1年9か月振りとなる新曲だ。作品詳細映画『ムーンライト・シャドウ』公開時期:2021年9月10日(金)原作:「ムーンライト・シャドウ」吉本ばなな(新潮社刊「キッチン」収録作品)出演:小松菜奈、宮沢氷魚、佐藤緋美、中原ナナ、吉倉あおい、中野誠也、臼田あさ美監督:エドモンド・ヨウ脚本:高橋知由配給宣伝:SDP、エレファントハウス<『ムーンライト・シャドウ』あらすじ>さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美)がいて、柊にはゆみこという恋人(中原ナナ)がいた。初めて4 人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。等とゆみこが死んだ──。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。ある日、2人は不思議な女性・麗(臼田あさ美)と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい──。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。
2021年05月15日吉本ばななの初期の名作『ムーンライト・シャドウ』が小松菜奈主演、エドモンド・ヨウ監督で映画化、今秋に公開されることが分かった。吉本ばななは、1989年の著書『TUGUMI』(1989年・山本周五郎賞受賞)と『キッチン』で年間ベストセラーの1位と2位を独占、平成最初のベストセラー作家となった。それ以後も多くの人気作品を発表、美しく詩的な文章とその独特な世界観で、日本のみならず海外のファンも多い。その中でも特に『キッチン』は世界30か国以上で翻訳され、発売から30年以上経った今でも世界中の人々に愛されている。この中に収録されている短編小説が『ムーンライト・シャドウ』だ。この作品は1987年に吉本ばななが大学の卒業制作として発表し、日本大学芸術学部長賞を受賞、そして翌1988年に泉鏡花文学賞も受賞したもの。吉本自身も「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語り、手に取った者を物語の圧倒的パワーで強烈に引き寄せて心を揺さぶり、胸を熱くし、ファンの中では初期の名作との呼び声も高い。物語は突然訪れる恋人の死をなかなか受け入れることができない、さつきの一人称の視点で描かれる。今回の映画化に当たり、その主人公を演じたのは長編映画単独主演となる女優・小松菜奈だ。2014年に公開された映画『渇き。』で鮮烈な女優デビューを果たし、それ以降も話題作に多数出演。第44回日本アカデミー賞では、映画『糸』で優秀主演女優賞を受賞するなど人気実力ともにトップを誇る。原作で描かれた主人公の心の機微をどう演じるのだろうか。メガホンを取ったのがエドモンド・ヨウ監督だ。彼が撮影した映画作品は、世界中の重要な国際映画祭で上映されており、国際的に高く評価されているマレーシア人映画監督のひとりである。2017年の東京国際映画祭では、『アケラットーロヒンギャの祈り』で東南アジア初となる最優秀監督賞受賞の栄誉に輝く。原作への尊敬と愛情を抱きながら、幻想的で詩情豊かな物語を描くその手腕で新境地へと挑戦してくれるはずだ。このコラボレーションがどの様な作品を生み出すのか、続報に期待したい。<吉本ばなな:コメント>『ムーンライト・シャドウ』は、私がちょうど小松さんと同じ年齢の頃の24歳くらいに、初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説です。主人公のさつきを小松さんが演じると聞いて、そのときの気持ちに作品を生まれ変わらせてくれるんじゃないかと、そんな気がしました。小松さんは、ものすごく旬でパワフルな方という印象でしたが、このお話の中にある“暗さ”のようなものも彼女の中に感じられるので、すごくぴったりだと思いました。今回手掛けるエドモンド監督の作品にある、ちょっとだけ日常からふわっと浮いている感覚が、人を亡くした時の人の気持ちとすごく似ていると思います。全編を通じて、夢なのか妄想なのかそれとも現実なのか。この小説の大切なところは、「人が死んでしまう」ということ。若くて美しくて順風満帆で、何も陰りのなかった人が、突然「別れ」というものに晒された時にどうにもしようがない期間があり、地に足がつかない気持ちを時間が立ち直らせてくれる。生身の人間が演じることで映像によってどう表現されるのか、自分が描いていなかった部分がふと出てくることがいっぱいありそうな気がしていて、私も楽しみにしています。もしかしたらこの小説は全部妄想なのかもしれない。小説だとちょっと浮いている感じを行間で表すしかありませんが、映像になると目に見えて現れる。でも現実ではない。そういう表現を、エドモンド監督は得意なんじゃないかなと思います。今、特にこの時代だからこそ、急にびっくりするようなことが起こるというのは、誰にでも起こり得ることだと思います。美しい映像を味わう気分で観ていたとしても、心の中に何かがだんだん食い込んでくるような映画になる予感がしています。できれば大きい画面で観て欲しいなと思います。<小松菜奈:コメント>吉本ばななさんの『キッチン』はもちろん知っていたのですが、今回『ムーンライト・シャドウ』のお話をいただいて、改めて原作を読むきっかけとなりました。「さっきまで目の前にいた人が急にいなくなってしまう」でも周りの日常は何も変わらない。どれだけ自分や誰かを責めても二度と戻る事ができない…その時から時は止まってしまうのだろう。走り出したり、止まったり、ぽつぽつと歩く。その繰り返しの日々の中で登場人物が何かを抱き締めながらも、哀しみ・喪失感・絶望・孤独それだけじゃない、乗り越えようとする人間のエネルギーみたいなものを吉本ばななさんの生み出す1つ1つの魅力的な言葉から感じました。いつか人生で経験する「死」、このようなカタチで再び本を開くきっかけとなってよかったと思います。主人公のさつきは普通の子だからこそ難しい部分もありましたが模索していく中で、さつきと同じ感情になった瞬間は嘘がないような気がしました。撮影中はエドモンド監督の描きたいシーンについて、みんなが監督を信頼しているからこそ、私たち役者の感情を大事にしていただき、スタッフさんのアイデアや意見も取り入れて、最終的に一つになるという現場でした。今回、監督とご一緒できて、また一つ私の新しい扉を開けていただいたと思います。自分でもどんな風に完成しているのか未知の世界で、こんなに想像がつかない作品は初めてかもしれません。だからこそ作品の完成がとても楽しみです。是非、皆さんも楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。<エドモンド・ヨウ監督:コメント>いちばん最初に原作を読んだのは2006年のことです。シンプルな構成と短い物語であるにも関わらず、『ムーンライト・シャドウ』を読んだ記憶は10年以上経った今でも色褪せず、鮮明に残っています。当時、私は20代初めで、登場人物達や、作者である吉本さんが執筆された年齢と同世代だったのです。その時揺さぶられた感情はとても力強いものでした。言わば、ちょうど良い年齢の時にこの本を読んだのです。その2年後、大好きな日本映画や日本文学の影響で、早稲田大学で修士号を専攻する事になり、その頃撮った短編は、ほとんど日本の偉大な小説作品から影響を受けて作ったものです。映画化のお話を頂いた時、私の旅が原点に戻ったような気持ちでした。吉本さんの文章の普遍性やエモーションをスクリーンに投影する素晴らしい機会を嬉しく思いました。『ムーンライト・シャドウ』のさつきは、その後吉本さんが生み出した、多くの登場人物の原型だったのではないかと思っています。そのほとんどのキャラクターにさつきの姿を見出すことが出来ます。このさつきを演じるのは、小松菜奈さんしか考えられませんでした。彼女なしでは映画化は不可能でした。演技をするのではなく、小松さんはさつきになったのです。監督の私にとっては、このようなコラボレーションは本当に幸福で豊かな体験でした。シーンの1つ、ショットの1つを撮るたびに、期待に胸を膨らませて小松さんのお芝居を見守っていました。それは非常に有機的なプロセスでした。彼女はキャラクターについての新たな秘密を打ち明け、あたかもその魂が垣間見えるように、一瞬にして喜びと悲しみの閃光を放つのです。現在のような世界的規模のパンデミックのさなかに、この作品を皆さんに送り届けることが出来て本当に光栄です。コロナ禍における撮影は非常に困難でしたが、スタッフやキャスト、私のムーンライトファミリー全員が、この映画に魂とハートを注いでくれました。このような困難な時期にあっても、愛する映画のためにやり遂げたことは驚くべき事だと思います。息もつく間もありませんでしたが、私にはそのすべてが幸福な時でした。『ムーンライト・シャドウ』今秋より公開
2021年05月12日社会現象ともいえる大ヒットを記録した吉本ばななの名作「キッチン」に収録されている「ムーンライト・シャドウ」が映画化、この秋公開されることが決定した。主演は小松菜奈が務める。1988年の泉鏡花文学賞、1989年の山本周五郎賞など、多数の受賞歴をもつ吉本さん。「TUGUMI」と「キッチン」は1989年の年間ベストセラーの1位と2位を独占し、両作共に映画化されている。また「キッチン」は日本だけでなく、世界30か国以上で翻訳され、発売から30年以上経ったいまでも世界中の人々に愛されている。そして今回映画化される「ムーンライト・シャドウ」は、「キッチン」に収録されている短編小説で、1987年に吉本さんが大学の卒業制作として発表し、日本大学芸術学部長賞を受賞、そして翌1988年に泉鏡花文学賞も受賞した作品。吉本さん自身も「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語り、深く心に刻まれるその存在は、ファンの中では初期の名作との呼び声も高い。それを今回、初の長編映画単独主演となる小松さんを迎え、映像化。本作は、突然訪れる恋人の死をなかなか受け入れることができない、主人公・さつきの一人称の視点で描かれるが、そのさつき役を小松さんが演じる。映画化にあたり、吉本さんは「小松さんは、ものすごく旬でパワフルな方という印象でしたが、このお話の中にある“暗さ”のようなものも彼女の中に感じられるので、すごくぴったりだと思いました」と話し、「この小説の大切なところは、『人が死んでしまう』ということ。若くて美しくて順風満帆で、何も陰りのなかった人が、突然『別れ』というものに晒された時にどうにもしようがない期間があり、地に足がつかない気持ちを時間が立ち直らせてくれる。生身の人間が演じることで映像によってどう表現されるのか、自分が描いていなかった部分がふと出てくることがいっぱいありそうな気がしていて、私も楽しみにしています」と期待。さらに「今、特にこの時代だからこそ、急にびっくりするようなことが起こるというのは、誰にでも起こり得ることだと思います。美しい映像を味わう気分で観ていたとしても、心の中に何かがだんだん食い込んでくるような映画になる予感がしています。できれば大きい画面で観て欲しいなと思います」とコメントしている。2014年に公開された『渇き。』で女優デビューし、『近キョリ恋愛』『溺れるナイフ』『恋は雨上がりのように』などに出演、『糸』では第44回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した小松さん。今回改めて原作を読んだそうで「『さっきまで目の前にいた人が急にいなくなってしまう』でも周りの日常は何も変わらない。どれだけ自分や誰かを責めても二度と戻る事ができない…その時から時は止まってしまうのだろう。走り出したり、止まったり、ぽつぽつと歩く。その繰り返しの日々の中で登場人物が何かを抱き締めながらも、哀しみ・喪失感・絶望・孤独それだけじゃない、乗り越えようとする人間のエネルギーみたいなものを吉本ばななさんの生み出す一つ一つの魅力的な言葉から感じました。いつか人生で経験する『死』、このようなカタチで再び本を開くきっかけとなってよかったと思います」と感想を述べ、「自分でもどんな風に完成しているのか未知の世界で、こんなに想像がつかない作品は初めてかもしれません。だからこそ作品の完成がとても楽しみです」と撮影をふり返って語った。本作の監督を務めるのは、国際的に高く評価されているマレーシア人映画監督のひとり、『アケラットーロヒンギャの祈り』を手掛けたエドモンド・ヨウ。さつき役は小松さんしか考えられなかったという監督は「彼女なしでは『ムーンライト・シャドウ』の映画化は不可能でした。演技をするのではなく、小松さんはさつきになったのです。監督の私にとっては、このようなコラボレーションは本当に幸福で豊かな体験でした。シーンの一つ、ショットの一つを撮るたびに、期待に胸を膨らませて小松さんのお芝居を見守っていました。それは非常に有機的なプロセスでした」と思いを明かしている。『ムーンライト・シャドウ』は秋、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト・シャドウ 2021年秋、全国にて公開予定©2021映画『ムーンライト・シャドウ』製作委員会
2021年05月12日女優の吉本実憂が1日、SNSを通じ、4月30日に芸能事務所・オスカープロモーションを退社したと発表した。吉本は、振り袖の後ろ姿を捉えた写真と共に、「2021年4月30日を持ちまして、約9年お世話になった事務所オスカープロモーションを退社致しました」と報告。「色んなノウハウを教えて下さった事務所の方々に、とても感謝しております」と同事務所への思いを記した。そして、「自分の中で1つの節目をつくると同時に、改めていつも応援して下さってる方々のありがたみも感じています! ありがとうございます」と周囲の支えを噛み締め、「素敵な作品をつくり続けられるように今後とも精進して参りますのでよろしくお願い致します!」と決意を新たにしている。2012年、第13回全日本国民的美少女コンテストにてグランプリを受賞し、芸能界入り。2014年に読売テレビ・日本テレビ系の『獣医さん、事件ですよ』で女優デビューを飾り、同年の大河ドラマ『軍師官兵衛』にも抜てきされた。昨年末の晴れ着撮影会では、2020年を「充実していたようなしてなかったような色でいうと“グレー”な1年だった。だけど黒と白の2色だけでつくられたグレーではなく、たっっっくさんの色が混ざり合ってのグレー」と振り返り、2021年に向けて「土台は、芝居、アクション。共にリアルを追求する。あと、洋服、メイク、ネイルが好きなのでファッションに関わることもやっていきたい。広く深く重く、色んなものを表現し、届けられるような人になる」と意気込んでいた。
2021年05月01日吉本興業ホールディングスは13日、中国での事業を推進するため、中国・上海に新会社を設立したことを発表した。新会社では、両国の人材発掘育成を図るためのオーディション番組制作と、中国市場における日本の農水産品・物産品の販路拡大と地方経済活性化のためのライブコマース事業を皮切りに、現地パートナーとともに各種共同事業を立ち上げていく。なお、新会社は2021年3月に設立、吉本興業ホールディングスが100%株式を保有する全額出資子会社となる。各事業については詳細が決まり次第、発表する。
2021年04月13日吉本興業は9日、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次とのエージェント契約を3月末で終了すると発表した。公式サイトには、「タレント加藤浩次は当社とエージェント契約を締結したうえで芸能活動を行っておりましたが、双方の協議の結果、同契約の期間満了により2021年3月31日(水)をもってエージェント契約を終了することになりましたのでご報告します」。また、「当社としましては、加藤浩次の新しい環境での活躍を応援してまいる所存です」とし、「ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
2021年03月09日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が5日、アンジャッシュ・児嶋一哉の公式YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」にゲスト出演し、吉本興業退社について語った。「児嶋と藤森で語ってみたよ!」と題して公開された動画で、児嶋がオリエンタルラジオの退社について「びっくりしたよ、ネットニュースで。『なんかやらかしたな』と思ったよ」と言うと、藤森は「みんなやっぱりよぎりますよね(笑)。まったくそんなこともないですし、会社と何か揉めて、こじれて辞めるってわけでもないですし」と説明した。児嶋が「ざっくり簡単に言うとなんで辞めるの?」と聞くと、藤森は「めちゃくちゃざっくり言ったら、あっちゃん(中田敦彦)が辞めるということだったので、『じゃあ、俺も辞める』っていうこれだけの話です」と答えた。さらに藤森は「吉本にいながらでも相方とは活動できるんですけど、1番の理由は、あっちゃんが『2025年に武道館でライブをやりたい』というのを聞いて、めちゃくちゃワクワクして」と述べた。そして、「もちろん、僕は会社にいてあっちゃんは独立してということでも活動自体に何ら影響はないんですけど。オリラジで武道館でやるとなったときに、僕が会社でお世話になりながらやるというのも、色々と面倒なこともあるかもしれない。だったらきれいに2人で気持ちよくやるために、と思ったのが1番大きい理由です」と話し、「正直、それ以外で僕としてはメリットがないです(笑)。めちゃくちゃ会社のサポートが大事でしたから(笑)」と笑っていた。
2021年02月11日《お騒がせしてすみません。吉本興業を卒業しました》1月30日、自身のTwitterで吉本興業からの“電撃退社”を発表したキングコングの西野亮廣(40)。西野といえば、手がけた絵本を映画化した『えんとつ町のプペル』が昨年末の公開から1カ月で早くも100万人を動員。いっぽう、1月27日のTwitterでは《吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました》と投稿。映画宣伝を巡る吉本の対応に、不満を爆発させていた。西野はけんか別れではなく、あくまで話し合いの末の円満退社だと強調。今後も、吉本との関係性は継続すると発表していた。だが、吉本側の反応は冷ややかだ。一部では、吉本に近い関係者が「今着手しているプロジェクト以外は、西野とのすべての仕事を終了すると聞いています」と語っていたとの報道も浮上。本誌が取材をした関係者も、こう語った。「西野は『俺が辞めると言ったら吉本は引きとめるはず』とタカをくくっていたのでしょう。でも、吉本の答えは『どうぞどうぞ』だったのです。これまでも彼のせいで、マネージャーが潰されてきましたからね。当然の結果ですよ。今回の映画も、吉本は全面的にバックアップしてきました。しかし今後、彼にはその後ろ盾がなくなるわけです。これまでのように大きな仕事を続けていくのは、難しいのではないでしょうか」実際、西野が進める「えんとつ町のプペル美術館」計画にも暗雲が立ち込めているという。■建設予定地には吉本が3億円の根抵当権を設定西野は’18年9月、美術館建設予定地として地元・兵庫県川西市に約350坪の土地を購入。さらには吉本興業がプロデュースするクラウドファンディング「SILKHAT」で支援を募り、約6千万円を集めていた。だが本誌が現地を訪れたところ、今も更地のまま。そしてこの土地には吉本が3億円の根抵当権を設定していた。金融関係者が語る。「根抵当権とは簡単に言うと、吉本が西野さんに『土地を担保に最大で3億円まで貸す』という取り決め。一度返済し終わっても再び借りる可能性があるので、双方の合意なしには消滅しません。このプロジェクトは、夢の要素がかなり強い印象です。普通なら、こうした事業計画に巨額の融資をする銀行はまずありません。2年前の西野さんはまだ今ほどの実績もなかったでしょうから、なおさらです。きっと所属事務所だからこそ、温情をかけてあげていたのだと思います」オンラインサロンの会員数が国内最大の7万人を突破し、その年会費だけで8億円の収入があるという西野。とはいえ3億円もの支援をしてくれる存在がなくなるとすれば、大きな痛手だろう。そこで本誌は金銭を巡る吉本との関係について聞くべく、西野の会社に取材を申し込んだ。まず担当者は「SILKHAT」からの約6千万円は、西野の会社へすでに「支払われています」と回答。また根抵当権については「全額返済済みで、債務は残っておりません」と答えた。そして美術館建設で今後も吉本興業と連携する予定はあるのかと聞いたところ、こう返ってきた。「美術館建設について吉本興業と連携する予定はなく、今後の計画の見直しの予定もございません」吉本抜きでもプロジェクトは継続していくつもりだという西野。果たして、その“夢”は実現できるのだろうか――。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月10日「Netflix」にて明日2月10日(水)から配信開始となるトム・ハンクス主演映画『この茫漠たる荒野で』より、手に汗握る予告編とキービジュアルが公開された。メディアがまだ乏しい時代、各地でニュースを読み伝える仕事をする退役軍人のキッド(トム・ハンクス)と、少女ジョハンナ(ヘレナ・ゼンゲル)が、徐々に心を通わせながら安住の地を目指す旅路を描く本作。予告編では、偶然出会うキッドと少女の全く馬が合わない様子が映し出されていく。しかし、そんな2人が旅を続ける過程で、血の繋がりを超え、いつしか父娘のような強い信頼関係を築いていく。映像後半では、少女が笑顔を見せるシーンもわずかに確認することもできる。またキービジュアルは、トム演じるキッドと、本年度ゴールデン・グローブ賞助演女優賞にノミネートされたヘレナ演じる少女をダイナミックに写し、タイトルにもある荒野も広がっている。『この茫漠たる荒野で』は2月10日(水)よりNetflixにて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】この茫漠たる荒野で 2021年2月10日よりNetflixにて配信
2021年02月09日乃木坂46が6日、NetEase Gamesのバトルロワイヤルゲーム『荒野行動』でコラボライブ「乃木坂46 LIVE IN 荒野~Valentine Special~」を開催した。今年1月に開催された「乃木坂46 LIVE IN 荒野」に続くバーチャルライブ・イベントの第2弾で、前回に引き続き齋藤飛鳥、松村沙友理、山下美月、与田祐希、賀喜遥香が3DCGのアバターに扮して登場したほか、選抜メンバー19人によるライブパフォーマンスを配信。バレンタインの雰囲気を演出したピンク色の特設ステージに、Overtureの盛り上がりに合わせてアバターとなったメンバーが登場し、桜が舞い散る中での「裸足でSummer」や、ステージを巨大なプールに変えた「ガールズルール」を披露した。今回も楽曲に合わせたコール&レスポンスや、ステージ上のメンバーと連動してアバターを踊らせることができたりと、ユーザー参加型の要素が充実。アバターが特設ステージ内の風船で上空に舞い上がり、空中を移動できるなどインタラクティブな仕組みはさらに追加され、前回以上に没入感の高まるライブとなった。なお同ライブは、バレンタインデー当日の14日(21:00~)に再放送を配信予定。■乃木坂46 LIVE IN荒野~Valentine Special~ セットリストOvertureM1:インフルエンサーM2:裸足でSummerM3:ガールズルールM4:Wilderness worldM5:制服のマネキンM6:Sing Out!
2021年02月08日トム・ハンクス主演のNetflix映画『この茫漠たる荒野で』より、監督のポール・グリーングラスをはじめ、トムを知り尽くす者たちが打ち明ける、彼の名演の秘密が明らかになった。本作は、メディアがまだ乏しい時代、各地でニュースを読み伝える仕事をしている、トム扮する退役軍人キッドと、偶然出会った少女が徐々に心を通わせながら、安息の地を求めて過酷な旅に挑む姿が描かれる。キッドは、戦争の経験から罪の意識に苛まれながらも、過去をふり返ることなくいまの自分の使命を胸に生きている人物。だが、あることをきっかけに旅を共にする少女との心の交流を通じて、徐々に自らの過去とも正面から向き合おうとする姿が印象的に描かれている。その複雑な内面を圧巻の演技力でリアリティたっぷりに演じ切っており、キッドが変化していく姿は感動せずにはいられない。そんなキッドを演じたトムは、『グリーンマイル』『プライベート・ライアン』『ダ・ヴィンチ・コード』など数々の名作に出演し、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』ではアカデミー賞主演男優賞受賞歴も誇る名優。『キャプテン・フィリップス』で彼と出会い、本作で再タッグを組んだグリーングラス監督は「トムは素晴らしい俳優で、愛すべき人物です」とリスペクトを口にする。「これが映画のワンシーンだということを完全に忘れさせてくれます。彼のアドリブやちょっとした動きに一瞬のうちに圧倒され、そのシーンが真実味を帯びたものになる。作られたものとはまったく違う、何かリアルな鮮烈さがそこにはあるのです」と、トムの俳優としての神髄を語る。一方、トムが新人俳優時代に出演した映画『パンチライン』でアシスタント編集を務め、本作では編集を手掛けたウィリアム・ゴールデンバーグは「当時から、彼が印象的で素晴らしい俳優だとわかっていました」とふり返る。「彼が役の中に真実を見つける能力は留まるところを知りません」と、トムの高い演技力の秘密を明かし、「彼の作品を編集するのは本当に楽なんです。演技を何とか良く見せようとするのではなく、素晴らしい演技を、どうすれば記憶に残るものにできるかだけを考えれば良いのです」とトムを大絶賛した。Netflix映画『この茫漠たる荒野で』は2月10日(水)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】この茫漠たる荒野で 2021年2月10日よりNetflixにて配信
2021年02月07日乃木坂46が、NetEase Gamesのバトルロワイヤルゲーム『荒野行動』でコラボライブ第2弾「乃木坂46 LIVE IN 荒野~Valentine Special~」を6日(21:00~)に開催する。7日、14日(21:00~)にはLIVEアンコールとして再放送される。今年最初の一大イベントとして1月2日に開催されたコラボライブ第1弾は、宇宙空間にステージがセットされ、メンバーの3DCGキャラクターと巨大モニターに投影された実写映像の融合で、臨場感あふれるニューノーマルなバーチャルライブとして大好評。今回の第2弾では、バレンタインの甘い雰囲気を融合したピンク色のステージを背景に、新たな人気楽曲を披露する。第1弾では、ボタンをタップすると自身のキャラクターがサイリウムを振ったり熱いコールをしたりと、現実のライブ同様の体験ができることも話題に。今回は「空中を舞うような高いジャンプ」や「一斉ダンス」などのインタラクティブ要素に加え、「水中で遊ぶ」要素を新たに追加。新体験の“遊べる LIVE”がさらに進化する。
2021年02月04日1月30日をもって吉本興業とのマネジメント契約が終了となった西野亮廣(40)。自身は円満退社を強調しているが、西野のSNSでの挙動が話題になったこともあり、“円満”をいぶかしむ声も上がっている。西野はマネジメント契約終了が発表される3日前の先月27日、マネージャーとのLINEのやりとりを自身のTwitterにあげ、《連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました》と、不満を爆発させていた。LINE画面のマネージャーの実名を隠すなどの対応をしなかったことへの批判が相次ぎ、なかには「パワハラではないか」という声もあった。これについては、その後、西野自身がオンライン「voicy」の「西野亮廣エンタメ研究所」で「今回、よくなかったなと反省しているのは、このタイミングでマネジャーとのLINEをSNSに出しちゃったこと」と反省の弁も述べている。ある吉本興業関係者に話を聞くと……。「正直、辞めてくれてホッとしてます。西野さんはマネージャーには常に上から目線でした。自分が指導してやっている、という意識が強いのか高圧的な態度や物言いも多かった。いつか自分も担当することになるかも、と思うと気が気でなかったです。これまで担当した人も疲弊してましたね」当の西野は、2月1日に『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に出演した際、マネージャーとの関係性についてこう語っていた。「僕の映画の仕事は4年スパン。他にも学校をつくったりとかは数年スパンになっていくけど、吉本興業のマネジメントの体制として、マネージャーは半年とか1年で代わってしまう。そうすると、企画立ち上げの時とそれを出す時のスタッフが違ってしまうとか、意思疎通ができていないとか、熱量が違うとかがずっと頻繁に起こっていて、これを何とかしないといけないよねって話し合いは、ずっと前からあったんです。(中略) (早いサイクルで)マネージャーが代わる、と言うことが難しかった。そこの引き継ぎがすごくストレスで、そこで詰めることもあった」西野は担当マネージャーが頻繁に代わることで自身の仕事に支障が出ている、と伝えたかったようだ。前出の吉本興業関係者は、この西野の主張に反論する。「吉本のマネジメントの体制を引き合いにだして説明していますが、吉本のほかのタレントは何年も同じマネージャーが担当することはよくありますよ。要は西野さんが例外だっただけ。西野さんのマネージャーが半年や1年で代わってしまうのは、精神的負担が大きいからなんです。“西野さんの担当を外れたい”と上司やまわりに相談するのは毎度のことで、人事部に掛け合う人もいました」(前出・吉本興業関係者)吉本興業には、エージェント契約も含め6,000人以上のタレントが在籍しているが……。「そのなかでも“マネージャーとしてつきたくないタレントランキング”では1、2を争う、と吉本の社員の間で言われていましたよ(苦笑)」(前出・吉本興業関係者)西野は先月30日、自身のTwitterで《吉本興業を卒業しました》という言葉とともに、《オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です》とつづっていた。自身が退社したほうが吉本にとっても好都合になると自覚している、ということか。
2021年02月03日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が30日、ツイッターを通じて「吉本興業を卒業しました」と報告した。この日、吉本興業は公式サイトを通じて、「当社所属キングコング西野亮廣(にしの・あきひろ)について、双方合意の上、2021年1月30日付をもってマネジメント契約を終了しました」と発表。一方の西野は、「お騒がせしてすみません。吉本興業を卒業しました。いろんな記事が出ると思いますが、オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です」とツイッターで経緯を記し、「なので、普通に仲良しですし、継続する仕事もあります」と補足した。今月27日、ツイッターで「連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました」と明かし、「しっかりしろ!」とつづっていた西野。心配するファンに向けて、「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています。くれぐれも『トラブルが原因』とかじゃないっす!」「とりあえず吉本興業には『今の形を改めないと辞めます』という話をさせていただきました。安心してください。オラオラした感じでは言ってなくて、『この状態だとお互い得をしないよね』という、ものすごく落ち着いた話し合いです」などと経過を伝えていた。
2021年01月30日トム・ハンクスが『キャプテン・フィリップス』のポール・グリーングラス監督と再タッグを組んだ映画『News of the World』が『この茫漠たる荒野で』として2月10日(水)よりNetflix独占配信されることが決定した。本作の舞台は、南北戦争の終結から5年後。“メディア”がまだ乏しいアメリカで、退役軍人のジェファソン・カイル・キッド大尉(トム・ハンクス)は町を転々としながら、大規模な抗争や壊滅的な大惨事、大統領や女王の近況から大興奮の冒険譚まで、世界各地の様々なニュースを読み伝える仕事をしていた。そんなある日、キッドは10才の少女ジョハンナ(ヘレナ・ゼンゲル)と出会う。6年前にネイティブアメリカンに連れ去られ、その家族の一員として育てられたジョハンナは、英語も分からず、見知らぬ外の世界に困惑している様子。見かねたキッドは実の叔父叔母の元へ彼女を送り届ける役目を引き受け、我が家と呼べる場所を求めて何百キロもの荒野を旅する2人は、人間と自然の両方から突きつけられる数々の厳しい試練に直面していく――。この度解禁となった場面写真では、人々へニュースの読み伝えをするキッドや、茫漠たる荒野を行くキッドとジョハンナの姿、そして何者かから姿を隠すべく足早に立ち去ろうとする2人の様子などが映し出され、重厚かつドラマチックな物語を予感させている。彼らの前に待ち受ける旅路、そして旅を通じて徐々に心を通わせていく2人の血の繋がりを超えた人間ドラマは必見。全米図書賞の最終候補に選出されたポーレット・ジルズのベストセラー小説に基づく本作の監督・脚本を務めるのは、「ボーン」シリーズの監督を務め、トムとタッグを組んだ『キャプテン・フィリップス』ではアカデミー賞作品賞にノミネート、『ユナイテッド 93』では同監督賞ノミネートされたポール・グリーングラス。彼と共に、『LION/ライオン~25年目のただいま~』でアカデミー賞脚色賞にもノミネートされたルーク・デイヴィスが脚本を執筆した。主演は『グリーンマイル』『ダ・ヴィンチ・コード』『ブリッジ・オブ・スパイ』『インフェルノ』など数々の名作・超大作に出演し、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』ではアカデミー賞主演男優賞受賞歴も誇る名優トム・ハンクス。さらに、ドイツ出身の若き新星ヘレナ・ゼンゲル、『リンカーン』、ドラマ「ハウス・オブ・カード」のエリザベス・マーヴェル、『フォード vs フェラーリ』のレイ・マッキノン、ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」のメア・ウィニンガムらが脇を固め、本年度映画賞を賑わせることになりそうな壮大な冒険物語を紡ぐ。Netflix映画『この茫漠たる荒野で』は2月10日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】この茫漠たる荒野で 2021年2月10日よりNetflixにて配信
2021年01月20日所属する吉本興業から12月31日をもって独立することが発表されたお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦(38)と藤森慎吾(37)。マネジメント契約終了の理由として、吉本興業は公式サイトで「自ら確立した方針にて活動していきたいという2人の意向を最大限尊重し、この度、合意によりマネジメント契約を終了することとなりました」と説明。いっぽう中田は、独立を発表した28日に自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」で「吉本興業卒業会見」を放送。そのなかで「テレビやラジオ、劇場の仕事がだんだんなくなって、事務所との接点が少なくなっていった」とし、昨年から吉本と話し合いを続けてきたことを告白。そして、今年11月に退社を決断したことを明かした。来年以降は子供の教育も考えて家族とともにシンガポールへ移住する計画があると発表。また吉本とは「円満退社」であったことも強調していた。ここ数年は、YouTuberやアパレルブランド経営など芸人以外の“副業”での活躍も目立つ中田。円満退社を強調していたが、“布石”は静かに打たれていた。昨年の雨上がり決死隊・宮迫博之(50)らの“闇営業問題”によって、所属タレントとの新たな契約形態である「専属エージェント契約」を新設した吉本。昨年10月、インタビューでそのことに触れ《お笑いの会社、主力の商品もみんな知っている。こんなに有名な会社ないし、すごいところだなと》とした上で、こう語っていた。《むちゃくちゃ体制が古いんですよ。それが今から見るとブラックに見える。歴史をひもといてみても、内側からではなくて、外圧がないと変わらないので、今回がいいタイミングじゃないでしょうか。変わる時期が吉本興業にも来ているのかもしれない。今回の件で、バラける方向に行くフェーズなのかもしれなし、そこまで行き届かないかもしれない。僕は静観していますけど、一応自分なりの立ち位置で会社とはしたたかに付き合っていこうと思っています》(19年10月16日『ORICON NEWS』)戦略的に退社を決断した中田。あっちゃんの“武勇伝”はフリーになっても続くのか――。
2020年12月30日2020年12月28日、芸能プロダクションの『吉本興業ホールディングス株式会社(以下、吉本興業)』が、お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦さんと、藤森慎吾さんとのマネジメント契約を同月31日に終了すると公表しました。『吉本興業』は、ウェブサイトでこのように発表しています。当社と中田、藤森は、マネジメントの方針について話合いを続けてまいりましたが、自ら確立した方針にて活動していきたいという2人の意向を最大限尊重し、この度、合意によりマネジメント契約を終了することとなりました。2人は当社の所属から離れますが、当社としましては、2人の新しい環境での活躍を応援してまいる所存です。ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続きオリエンタルラジオへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。吉本興業ホールディングスーより引用この知らせに、ファンからはさまざまな声が上がりました。・これから2人とも、自由にやっていくんだね!どんな活動をするのか楽しみ。・びっくりした。それぞれのよさがあるから、これから存分に発揮してほしい!応援しています!・いつかは吉本興業と契約終了するかもと思っていたけど。これからも『オリエンタルラジオ』として活動してくれるのかな。テレビ番組だけでなく、YouTubeでもそれぞれ活動していた中田さんと藤森さん。これから、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。これからの2人からも目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2020年12月28日お笑いコンビ『かまいたち』の2人が、YouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』で、吉本興業の社員食堂を公開しました。前もって食券を買っておいたという2人。山内さんは『インディアンカレー』、そして、毎回のように社員食堂を利用しているというヘビーユーザーの濱家さんは『鶏のひつまぶし』を注文し、手慣れた様子でサラダを選びます。ひつまぶしには、サラダだけでなく、出汁、味噌汁、ミニカレーまで付いてくるという充実っぷり。ここで、ほかのメニューにカレーが付いてくることを知らずに『インディアンカレ―』をチョイスしてしまった山内さんは、「俺それ知らんかったんやけど…」とちょっと悔し気な表情を浮かべます。しかし、どちらもボリュームがあって、栄養バランスも良さそうなメニューです。気になるお値段は…。これだけの食事が、ワンコイン以下で食べられるなんて、驚きです!ちなみに、この食堂の米は、『次長課長』の河本準一さんがプロデュースした『準米』を使用しているそうで、とっても美味しいのだとか。五穀米が選べるのも嬉しいですね。ランチを食べながら、話題は、山内さんこだわりのリフォームの話に。追加リフォームの金額と、ジムに、マッサージスペースに、クリーニング…初めて聞く山内さんの高級マンション事情に、「別になんかしてんの?仕事」と濱家さんは驚きを隠せない様子でした。ただ、食事をしながら話しているだけなんですが、2人のゆるくも絶妙なかけ合いは「ごはん食べてるだけとかで全然いい」「毎日 社食食べて」という声も寄せられるほど好評です。外でのランチは少し寒そうでしたが、『かまいたち』の2人にとっても、楽しいランチタイムになったんじゃないでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月24日アイドルグループ・乃木坂46が、NetEase Gamesのバトルロワイヤルゲーム『荒野行動』の新CM「荒野行動『乃木坂46 LIVE IN 荒野』」編に出演。CMは、22日から放送される。キャビンアテンダントに扮した齋藤飛鳥、松村沙友理、山下美月、与田祐希、賀喜遥香が、荒野に降り立つ前のプレーヤーたちと一緒に、飛行機の中で新曲「Wilderness world」を踊る。そしてキュートなミリタリー衣装に早着替えし、「乃木坂46 LIVE IN 荒野」の会場にパラシュートで降り立つというCMだ。「乃木坂46 LIVE IN 荒野」とは、2021年1月2日に荒野行動アプリゲーム内で開催される初の「ゲーム内バーチャルLIVE」。選抜メンバー19名のライブ映像に加えて、荒野行動内特設ステージに乃木坂46が3DCGで登場することで、実際のライブに足を運んでいるような臨場感が楽しめる。ライブでは、人気楽曲はもちろん、本CMに起用された秋元康氏の書き下ろし楽曲「Wilderness world」を披露。曲ごとに変わるステージ演出や楽曲に合わせたゲームなどを通して、新感覚の音楽体験を届ける予定だ。
2020年12月22日女優の吉本実憂が2日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した。芸能事務所・オスカープロモーションが毎年12月に開催しているマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。今年は新型コロナウイルス感染予防対策を重視し、撮影会形式ではなく、同事務所による撮影素材がマスコミ各社に配布された。映画『透子のセカイ』で2020年のフランス・ニース国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞するなど、さらなる飛躍を遂げた吉本。今年嬉しかったことについて、アクション俳優で監督・坂口拓のもとで学び始めたことを挙げた。この出会いについて「『HiGH & LOW THE RED RAIN』の時、アクション監督で入られてた拓さんの姿を見てアクションを勉強したいと思い、その思いが坂口さんに出会わせてくれたと思います。それは決して偶然ではなく必然だと思っています」と熱弁。現在、坂口のYouTube公式チャンネル「狂武蔵たくちゃんねる」でも見事なアクションや殺陣を披露している。今年の漢字にも、アクションで実際に強くなろうとしていることから「闘」を挙げたが、「精神面では不安になってしまう時間が多かった」とも。だがここでも坂口の存在が大きかったようで「坂口拓さんと出会い練習していくうちに“気持ちでもちゃんと闘う”ということが深く身についた気がしています。物理的な強さだけでなく内面も進化していくということに気づかされた」と語った。この日は吉本のほか、小芝風花、高橋ひかる、本田望結、尾碕真花、井頭愛海、井本彩花、宮本茉由、本田紗来が参加した。
2020年12月03日菅田将暉とのW主演で話題を呼んだ『あゝ、荒野』や初監督作『息もできない』が世界の映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝いたヤン・イクチュンの『The Poet and The Boy』(英題)が、邦題『詩人の恋』として11月13日(金)より全国にて順次公開されることが決定した。幅広く役をこなす、変幻自在の韓国の名優ヤン・イクチュンが、本作では、日がな1日のんびりと過ごす詩人ヒョン・テッキに変身。『あゝ、荒野』でボクサー役を演じるために鍛え上げた体形から約8キロも増量し、ぽっこりふくらんだお腹とドーナツをほおばる食いしん坊な姿を披露。そのテッキの妻役には『テロ,ライブ』のチョン・ヘジン、テッキの人生に大きな影響を与える青年セユンにはNetflixオリジナル韓国ドラマ「恋するアプリ LOVE ALARM」のチョン・ガラムら、韓国を代表する俳優たちが集結した。韓国のリゾート地・済州島を舞台にメガホンをとったのは、2007年の短編デビューから10年の時を経て念願の初長編監督作となるキム・ヤンヒ。平凡な人生を生きてきた人がふとしたきっかけから同性に激しい感情を抱いたら?という発想から、済州島の日常風景を背景に無垢な詩人とその妻、孤独な青年が社会の影を知る姿を映し出す。2016年の全州プロジェクトマーケット長編企画部門で観客賞とグランプリに輝き、第18回釜山映画評論家協会賞では脚本賞を受賞したほか、2017年の第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映され、好評を博した。解禁された日本版ポスタービジュアルは、ヤン・イクチュン扮する詩人のヒョン・テッキが、思い悩んだ表情で机に向かい、後ろにはぼんやりとドーナツ屋で働く青年が写っているのが印象的。「近くて遠い、君と僕」のキャッチコピーがふたりの距離を物語っているかのようで、ポスターの下部には【詩人の妻】と【青年】が登場し、男と女と男の三角関係を予感させる。韓国を代表する実力派俳優たちが紡ぐ、この切ない物語の結末が気になるビジュアルとなっている。『詩人の恋』は11月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:詩人の恋 2020年11月13日 新宿武蔵野館ほか全国公開© 2017 CJ CGV Co., Ltd., JIN PICTURES, MIIN PICTURES All Rights Reserved
2020年08月03日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が9日、グループ公式インスタグラムのストーリーズで、ラジオ体操をしている動画を公開。主演ドラマ『家族ゲーム』(2013)のセリフ「いいねぇ」も披露し、反響を呼んでいる。櫻井は「最近の日課...」というコメントを掲載してから、ラジオ体操をしている高速動画を公開。続いて、深呼吸をしている動画を投稿し、そのラストでカメラに近寄って「いいねぇ」と自身が演じた家庭教師・吉本荒野役のセリフを披露した。そして、「※いいね:フジテレビドラマ『家族ゲーム』のパロディ」と説明も加えた。『家族ゲーム』で教え子を演じたキャストたちが、演じた役に合わせて「いいねぇ」を披露する動画を6日にSNSで公開しており、それを受けたものと思われる櫻井の投稿。沼田茂之役の浦上晟周は「吉本先生ーーー!!!ありがとうございます」とツイートし、山尾泰司役の西本銀二郎も「嵐さんのインスタの方で吉本先生こと櫻井翔さんがいいねぇ動画やって頂きました!!!まさかの展開に今、家族ゲームメンバー驚きまくりです笑」と興奮気味につづった。ファンからも「久しぶりに吉本先生(櫻井翔)からのいいねぇ頂きました」「家族ゲームの櫻井くんの『いいねぇ』は震えた」「櫻井のいいねぇ..で倒れた」「櫻井くんのいいねぇやばい最高なつい!」「ラジオ体操からの『いいね~』家族ゲームやん!吉本荒野やん!」などと歓喜の声が上がっている。
2020年05月09日吉本興業とUUUMは28日、資本業務提携を締結するとともに、吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネルをUUUMと共同で運営していくことを発表した。両社協力のもとに関係値を強化し、お互いの持つアセットを最大限活用することにより、両社所属のタレント・クリエイターの価値向上につながるという考えで合意し、資本業務提携契約に至ったいう。今回の提携を通じて、吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネル(約800チャンネル)は、チャンネル規模の成長や、企業タイアップの獲得などに向け、豊富なノウハウを持つUUUMによる様々なサポートを受けることになる。また、YouTubeチャンネルでのコラボレーションや、合同イベント開催、吉本興業のサポートによるUUUMクリエイターのマスメディアでのキャスティング推進など、両社所属の芸人、タレント、クリエイターのバリュー最大化に向け、様々な取り組みを実施していく。両社の取り組みによる第1弾として、「HIKAKIN×カジサック」コラボ動画を、YouTubeチャンネル「カジサックKAJISAC」にて、きょう28日18時頃に公開予定とのこと。
2020年04月28日吉本興業は21日、自宅からスマートフォンやパソコンなどでコンテンツが楽しめるプロジェクト「#吉本自宅劇場」をスタートさせると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛が求められている中、芸人たちが自宅から「笑顔」を届ける同プロジェクト。合言葉は「手洗い、うがい、笑い」。YouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSや配信プラットフォームを通じて配信し、全てのコンテンツには「#吉本自宅劇場」をつける。同プロジェクトに関する利益の一部は寄付するとのこと。寄付先については、改めて公表する。このたび、自宅から最も笑いをとれる芸人No.1を決める「家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~」、芸人とファンが一緒に語り合えるオンラインスナック「スナック吉本」、平成ノブシコブシ吉村崇がリーダーを務めるリモート芸人派遣企画「吉村派遣会社」の開催が発表された。詳細は以下の通り。○「家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~」自宅から最も笑いをとれる芸人は誰なのか!? 「家-1グランプリ2020~お笑い自宅芸No.1決定戦~」をABEMAの特別番組として生配信。優勝賞品は「家賃一年分」と「ABEMA冠特番」。参加資格は自宅から配信できる人! プロ・アマチュア問わない視聴者参加型の賞レースを開催する。番組MC 今田耕司コメント「こんな時代にぴったりの企画。優勝賞品の家賃一年分はみんなが本気になること間違いなしです。お楽しみに!」配信日程:2020年5月3日22:00~配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル○「スナック吉本」芸人とファンの方々が一緒に語り合えるオンラインスナック「スナック吉本」をオープン! 笑いあり、人情あり、涙あり、、、オンライン上で芸人がスナックのママとなり、少人数でより濃密な交流の場を提供する。「スナック吉本」ママ代表 西野亮廣(キングコング)コメント「劇場という活動の場、そして収入源を奪われてしまった芸人は、今、アルバイトをすることもできません。そんな中、家にいながら、ファンの方と交流をして、武器である『お喋り』で収入を得られるのは良いなぁと思いました。芸人と事務所が一丸となり、各方面に配慮しながら、可能な限り『笑い声』が起こる形で、今回の苦難を乗り越えていきたいと思います」○「吉村派遣会社」平成ノブシコブシ吉村崇がリーダーとなって、リモート芸人派遣企画を設立。何をやっているかはわからない! 何の為になるかはわからない! だけどなんだかおもしろい! 吉村らしい、バカで破天荒な企画を届ける。「吉村派遣会社」リーダー 吉村崇(平成ノブシコブシ)コメント「急遽立ち上げとなりましていろいろ不備はあるとは思いますが、日本全国にバカと刺激と御下品をお届けできたらと思ってます。黙って待ってるのも飽きましたので、こじ開けてやろうと思ってます。是非皆さま会話をしましょう!」なお、吉本興業は、3月2日から直営劇場公演および主催興行・イベントを中止、または延期。3月6日からは、「自粛のなかでも人々に少しでも笑顔を届けたい」という思いから、全国の劇場から無料のネット生配信を実施してきた。それも4月7日に発表された緊急事態宣言を受けて中止となっていた。
2020年04月21日吉本興業は、6日10時より毎日、全国の劇場から1日約12時間にわたって、無料でネット生配信する。配信されるコンテンツは、漫才やコント、新喜劇、トーク、遊びながら学べるコンテンツなど。同社は「お子様もご家族も楽しい仲間みなさん一緒に“笑顔”になれる内容です」と説明し、「本配信を通じて、多くのお客様に笑顔をお届けできればと思います。ぜひ、お楽しみください」とコメントしている。配信期間は、現在中止となっている同社主催の公演、イベントが再開されるまでを予定。詳しい配信内容や生配信後のアーカイヴ配信に関しては、吉本興業無料生配信ライブ特設サイトにて随時アナウンスされる。
2020年03月06日前作で売り上げトップを取った吉本坂46の若手ユニット、RED。3rdシングルで念願の表題曲「不能ではいられない」を歌うことに!吉本坂46のダンス選抜REDが初の表題曲をゲット!榊原:やっといただけたチャンス。全力で頑張ります!多田:僕はダンスが苦手と言い続けてきたのに、ダンス選抜のREDにいるんです。「さすがは吉本、人の話聞いてなかったんかい!」と思ってるんですけど(笑)。池田:僕も、だいぶダンス下手です…。運動神経悪い芸人なんで。多田:それでセンター張るって、お前、めちゃくちゃ頑張ってんな!池田:手脚が長いんで、なんとか。――池田さんから自己PRが出たので、他のお二人もぜひ。池田:僕、もっとありますよお~。笑顔とか!多田:恥ずかしいんですけど、不器用さがいいと言ってもらえます。榊原:顔面偏差値は高いかと(笑)。池田:高すぎるわ!――曲のポイントは?榊原:シンメの光永(ひなた)がボーイッシュな声で現代のいろんな形の恋愛を表現してるところかな。多田:池田の爽やかな歌い出し。しっかりセンターの務めを果たしてくれてます。池田:僕は最初に聴いた時から口ずさめたサビですね。ライブではノリノリでみんなと歌いたいです。――芸人や俳優とアイドルの切り替えはどうしていますか?池田:僕、恥ずかしいくらい切り替えてるかも…。普段コントで女装が多いので、吉本坂では男らしい面を出すようにしてます。榊原:普段は俳優として役を演じているので、吉本坂の時は100%“榊原徹士”でいます。クラスメイトみたいに、できるだけファンの方々と近い距離でいたいんです。多田:僕は正直、「どうしたらええんや…」と思いながら、つっこみ握手会してます。髪がきれいな人には「きれいすぎやろ!」とか。池田:褒めツッコミ!しっかりアイドルしてるじゃないですか。――最後に今後の目標を。榊原:REDの16人で歌番組に出たいです!多田:カウントダウンライブの合流に遅れて「あいつら、紅白らしいで」って言われたいわあ。池田:去年のひょっこりはん(笑)。吉本坂全員で、Re:Japanみたいにボックス踏めたら最高!3rdシングル『不能ではいられない』【映像盤CD+DVD】¥1,727【通常盤A CD 】¥1,182【通常盤B CD】¥545映像盤には、グループ全員となる45人で歌う「めっけもん」も収録。(Sony Music)よしもとざかフォーティーシックス吉本興業所属の約6000人からメンバーを選抜。2018年8月20日結成。写真は選抜チーム「RED」。左から、榊原徹士、池田直人(レインボー)、多田智佑(トット)。『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京)が放送中。※『anan』2019年1月1日-8日合併号より。写真・内山めぐみ取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年01月04日秋元康氏と吉本興業がタッグを組んだアイドルユニット・吉本坂46の2期生メンバーが決定した。27日、神奈川・カルッツかわさきホールで開催された「吉本坂46 2期生発表お披露目会」にて、新メンバー21人が発表された。吉本興業所属タレント、吉本興業グループで働くスタッフを対象とした同オーディションの1次書類審査は715人の応募があり、最終審査には56人が挑戦した。お披露目会では、最終審査参加者がステージに集結。緊張感あふれる中で一人ずつ合格者の名前が呼ばれた。2期生メンバーに選ばれたのは、ロッシー(野性爆弾)、菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、坂本純一(GAG)ら。安倍晋三首相のモノマネで知られる佐竹正史(ビスケッティ)、踊る授業シリーズ「本能寺の変」などで知られるダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお、さらに、次長課長とかまいたちのマネージャーをしているという樺澤まどか(吉本スタッフ)も合格し、幅広い顔ぶれとなった。2期生メンバーは以下の通り。樺澤まどか(吉本スタッフ)TAK(Ooops!)岡畑雛生(Re:Complex)原浩大(ナイトメアカオスドラゴン)佐竹正史(ビスケッティ)松浦景子(吉本新喜劇)渡口和志(Ooops!)藤森蓮華(HBDA)戸島りぴーと(ときヲりぴーと)比嘉琉々香(沖縄ラフ&ピース専門学校)大迫麻未梶原颯ソウタヤマモト(五臓六腑)おばらよしお(エグスプロージョン)上西ときヲ(ときヲりぴーと)木原実優坂本純一(GAG)まるいるい(たまゆら学園)菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)箕迫かなロッシー(野性爆弾)
2019年12月27日吉本新喜劇の女優で、アイドルグループ・吉本坂46のメンバーとしても活躍している小寺真理(28)。“可愛すぎる新喜劇女優”と呼ばれるほどのルックスを誇り、吉本坂46の1stシングル個別CD売上では1位に。吉本坂46の活動を通じて大阪から全国区へと、知名度拡大中だ。吉本坂では若手中心のユニット・REDに所属し、2ndシングルでレインボーの池田直人とともにWセンターに抜てき。さらに、2ndシングルで行われたユニット別CD売り上げ対決によってREDが表題曲を担当する3rdシングル「不能ではいられない」(12月25日発売)でも、池田とともにWセンターを務める。昨年12月の吉本坂46デビューから1年、小寺自身はどのような手応えを感じているのか本人を直撃。新喜劇と吉本坂の相乗効果や、今後の目標についても話を聞いた。――吉本坂46のデビューから1年を振り返ってみていかがですか?吉本坂46に入ってから、グラビアやドラマなど、今までとは全然違う仕事をさせてもらっています。また、私はこれまで大阪でずっと仕事をしていて、吉本坂46に入ってからココリコの遠藤(章造)さんとか極楽とんぼの山本(圭壱)さんとかテレビで見ていたスターとご一緒させてもらっている感じがしています。同じ事務所だけど会う機会がなかったので。今はほかの現場で吉本坂46のメンバーに会うとすごくほっとしますし、吉本坂46の後に新喜劇に戻るとすごく大事な場所に思えて、両方とも大きな存在やなということに気付くことができました。――1stシングルの個別CD売上で見事1位に。そうなんです。奇跡が起きました(笑)――1位になったときはどう思いましたか?手売りを頑張ったり大変だったので泣けるのかなと思ったら、2位の池田君が号泣しながらすごくいいことを話して、私言うことないなって(笑)。でもあの対決はなかなかしんどかったです。握手会は人数の違いがあってもはっきりわからないんですけど、これはしっかり順位が出るのでドキドキしました。――1位になったことで意識の変化などありましたか?「あの人が1位なんだよね」って周りの人が言ってくれるので、1位としてちゃんとしないといけないんだなと思うようになりました。――新喜劇と吉本坂46の両立は大変では?私はダンスが一番苦手で、新喜劇の公演終わって夜10時半くらいから朝5時までダンス練習して、朝の9時45分から新喜劇の公演に出るとか、ミュージックビデオの前は死にそうになるんですけど、努力をすることが苦ではなくなりました。芸人ってあんまり頑張っている姿やしんどい姿を見せないし、新喜劇は前日に稽古するくらいなのでそういうところを見せないんですけど、吉本坂はファンの方が裏側も興味を持ってくれているので、私たちも「こんなにやっているからこれができあがっているんだよ」っていうのも見てもらいたいと思っています。――両方に所属しているという相乗効果は感じていますか?吉本新喜劇のエンディングで吉本坂の楽曲を流してくれたりとか、アイドルの役があったら「小寺ちゃんにしよう」ってやらせてもらったりということはありますね。――吉本坂でファンになった方が新喜劇を見に行くということもあると思いますが、そういった手応えは?そういう方もいますね。新喜劇はいつも拍手が多いんですけど、たまに「まりこり~ん!」って声をかけてくれたり、名前を書いたうちわを持ってくれていたり、吉本坂の感じで応援してくれる方がいます(笑)――まさに架け橋ですね。そうですね! どちらかをきっかけで好きになってくれて、両方とも好きになってくれるというのはすごくうれしいです。――グラビアやドラマなど、いろいろな挑戦をされていますが、ご自身の目標を教えてください。NHKの朝ドラに出たい! これまで6作くらいずっと朝ドラのオーディション受けていて、落ちているんです。最終まで残ったこともあったんですけど。新喜劇のメンバーで出ている人もいますし、自分も出られたらいいなと目標にしています。――吉本坂46での目標は?やはり紅白に出たいというのが大きな目標です。それまでにMステとかにも出たいですし、一つ一つ叶えていけたらなと思います。■プロフィール小寺真理1991年8月31日生まれ。大阪府出身。2010年、NSC大阪校 女性タレントコース卒業後、吉本発ガールズユニット・つぼみに参加。2014年に同ユニットを卒業し、吉本新喜劇メンバーとしてデビュー。整った顔立ちから“かわいすぎる吉本新喜劇女優”として知名度を上げていく。2018年、吉本坂46第1期生オーディションを経て、同グループの創立メンバーに選出。1stシングル個別CD売上では1位に輝き、2ndシングルで所属するユニット・REDのWセンターに抜てき。RED初の表題曲となる3rdシングル「不能ではいられない」(2019年12月25日発売)でも、前作に引き続いて池田直人とともにWセンターを務める。
2019年12月27日全世界で大ヒットしたゲーム「荒野行動」が舞台に!10月30日(水)に幕を開けた『舞台 ゲームしませんか?~荒野行動~』は、ゲームを通して人々が出会い、戦う、青春群像劇だ。「荒野行動」は、100人が最後のひとりになるまで戦う大人数同時参加型ゲーム。舞台では映像や演出を駆使し、その世界が再現される。ゲーム未経験者もわかるように解説をいれつつ、ファンも楽しめるスピード感で闘いのシーンが表現される。実際のゲーム画面を投影しながら、生身の人間がゲームアバターとして動くので、ゲームなのかリアルなのかわからなくなる臨場感がある。最後のひとりまで戦うのは基本ルールだが、「荒野行動」ではチーム戦をすることもできる。ショウ(杉江大志)、ミーコ(吉田綾乃クリスティー (乃木坂46))、ミキオ(三浦海里)は3人でチームを組み、良い成績をあげていた。しかしそれはゲームの中だけでのこと。現実ではそれぞれ、将来、恋、家族などに大きな問題を抱えているが、オンライン上でしかやりとりしたことの3人はお互いの正体を知らない。そこに、ヒデキ(久ヶ沢徹)とセツコ(美津乃あわ)が合流し、5人チームになったことで互いのリアルまでが交差していく。銃を手にし、仲間と協力しながらバトルに勝利していく……そんな興奮と熱狂の一方、ままならない現実。それらがコメディとしても展開される。ショウがリーダーをつとめる冴えないビジュアル系バンド『十二使徒』のライブシーンや、メンバーの松本タクヤ(宮下雄也)と中村シンジ(前田隆太朗)とのやりとりも、本人達は真剣ながらもかなりコミカルだ。ミーコの憧れの棋士・石川タクロウ(オラキオ)や兄・ヤストシ(佐古井隆之)は、小ネタだけでなく芝居のテンポでも客席を沸かせる。セツコと娘・ナツミ(中村朱里(虹のコンキスタドール))の関係はコントのように突き抜けていて、もはや安心して笑える。さまざまな人が集うオンラインゲームのように、出演者も多彩だ。若手、べテラン俳優、アイドル、芸人、Youtuber……世界にはいろんな人がいて、「荒野行動」に集っているというまさにゲームがリアルに立ち上がったような舞台だ。実際にゲーム実況者として活躍する亀井有馬が、物語内でも実況していくので、観客はゲームが演劇であるような、演劇がゲームであるような、リアルとフィクションが交差するエンタメを味わうことができる。上演は11月4日(月・祝)まで、新宿のスペースゼロにて。取材・文:河野桃子
2019年11月01日