人生のレールを踏み外した男が見た“新たな世界”を描き出す、監督・脚本を西川美和、主演を役所広司が務める映画『すばらしき世界』が、2021年2月11日(木・祝)に全国公開される。この度、本作のポスタービジュアルと予告編が公開された。『すばらしき世界』は西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説を基に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ。生きづらい社会の中で、一度レールを外れても懸命にやり直そうとする実在の男と、彼を追う若きテレビマンのカメラを通して「社会」と「人間」の“今”をえぐる。本年度第56回シカゴ国際映画祭にて「観客賞」「最優秀演技賞 / 役所広司」の2冠を達成した。予告編の冒頭、雪が降り積もる重い鉄の扉からひとりの男、三上正夫(役所)が出所してくる。人生の大半を刑務所に服役をした彼は「今度ばかりは堅気ぞ」と意気込み、新たな生活を始めようとするのだが、再就職の相談に訪れた社会福祉課や、免許の再発行を求めた教習所の教官らに厳しくはねつけられ、13年ぶりの社会復帰は思うように運ばない。そんな悪戦苦闘する三上の存在を知ったテレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が、テレビ番組のネタにしようと三上に近寄ってくる。ある日、ふたり組のチンピラに絡まれているサラリーマンを見かねた三上は、チンピラたちを暴力で叩きのめしてしまう。吉澤の指示でビデオカメラを回した津乃田は、初めて目の当たりにする三上の一面に言葉を失う。津乃田は「何で闘ってぶちのめすしか策が無いと思うんですか。そこが変わらない限り、あなたは社会じゃ生きていけない。」と三上に社会復帰への姿勢を諭すが、三上は「お前らみたいな卑怯な人間になるくらいなら、死んでけっこうたい!!」と激しい怒号を浴びせるのだった。犯罪者にかかわらず、日常の小さなきっかけで意図せず社会から排除されてしまうことは、誰の身にも起こり得る。一度社会のレールから外れた人たちに未来はあるのか?社会のルールとは何なのか。私たちが生きる今の時代は“すばらしき世界”なのかを、本作は観客それぞれの胸に問いかけるという。一方で、ポスタービジュアルにある「この世界は 生きづらく、あたたかい」というキャッチコピーからは、現実はつらいことだけではなく、温かさもあるという希望を想起させる。肩に刺青の見える三上が、こちらに視線を投げかけている姿も印象的だ。また本作は、役所、仲野、長澤のほか、社会復帰を目指す三上が出会うスーパーマーケットの店長に六角精児、身元引受人の弁護士夫婦に橋爪功と梶芽衣子、ケースワーカーに北村有起哉ら、実力派キャストが配されている。『すばらしき世界』2021年2月11日(木・祝)全国公開
2020年11月25日増えたおうち時間に手芸をする人が増加!乃木坂46の向井葉月さんもマスクストラップ作りに挑戦!?キラキラしたリボンに、華やかな布…。女子が大好きなモノが詰まった手芸店が大盛況!足を運んでみると、おうち時間が急激に増えたことをきっかけに盛り上がった手芸ブームが継続中なことを実感できるはず。「楽しみながら選んだ材料で、世界にひとつのアイテムを自分の手で作れるのが手芸の魅力です」と手作り専門カルチャースクール、ヴォーグ学園講師の榑谷孝子さん。今回は、マスクストラップの作り方を教えてくれました。乃木坂46の向井葉月さんが挑戦します!マスクストラップ不器用さんでも大丈夫!超簡単ファッションアイテム。ソーシャルディスタンスが保たれていて、ドリンクを飲む時などちょっとだけマスクを外したい時に便利なアイテムが、マスクストラップ。作ったのは向井さん。「本当に簡単で驚きました。シンプルなマスクも、ストラップがアクセントになってすごくオシャレ!これからは、マスク×ストラップの組み合わせでもセンスが問われそうです(笑)。このリボンにした理由はサイリウムカラーが黄色×黄色だから。私らしい、私だけのストラップができて嬉しいな」細かい作業が苦手で大雑把な性格という向井さん。「でも、家庭科の授業は真面目に受けました。中3の時に頑張って作ったズボンは、今もはいてます。スマホケースを作ったことも。売ってるモノは大体ぶかぶかなので、いつか帽子を作ってみたいです」慣れた手つきの向井さん。「手芸好きのお母さんのお手伝いで、使ったことがあるんです」作り方【材料】リボン…60~70cm(お好みの長さで)/丸かん…2個/リボン留め…2個/フック…2個【道具】ボンド/平やっとこ1、リボンの両端がほつれないように、少量のボンドを塗って乾かす。2、ボンドが乾いたら、平やっとこでリボン留めをはめる。3、平やっとこで丸かんの口を開き、フックを入れ、リボン留めに通す。4、平やっとこで丸かんの口を閉じる。榑谷孝子さんヴォーグ学園で手編み・機械編指導員修了。その後、服飾専門学校を卒業し、同学園教員として勤務する。初心者向けから資格取得コースまで幅広く担当。(公財)日本手芸普及協会ホームソーイング指導員。むかい・はづき1999年8月23日生まれ、東京都出身。3期生。現在『将棋フォーカス』(NHK Eテレ)で総合司会を務める。真剣な表情と、屈託のない笑顔が魅力。パーカ¥12,000(サロン アダム エ ロペ TEL:0120・298・133)スカート¥34,000(フィーニー TEL:03・6407・8503)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2020年11月11日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・武政ヘア&メイク・KUBOKIyumi(共にThreePEACE)イラスト・momokoharada取材、文・小泉咲子撮影協力・TITLESAWABEES(by anan編集部)
2020年11月05日役所広司と西川美和監督が初タッグを組んだ映画『すばらしき世界』。第56回シカゴ国際映画祭インターナショナル コンペティション部門に出品されていたが、この度、先日の役所さんのベストパフォーマンス賞(最優秀演技賞)受賞に続き、新たに観客賞を獲得、同映画祭にて2冠という快挙となった。現地時間10月28日に発表された今回の観客賞の受賞発表時には、本作の“思いやり深くも鋭いストーリー”が絶賛された。この観客賞は同映画祭に出品されている全ての外国語映画作品の中での選出(Audience Award Best International Feature)となったが、アカデミー賞に最も近いといわれている英語作品(Audience Choice Award for the Best English-Language Feature)『ノマドランド』と並んでの受賞となった。この朗報を受けた西川監督は「とても驚いています。初めて海外の映画祭で賞をいただきました。しかも観客賞。嬉しいですねえ」と喜びをコメント。「今年はシカゴ市内の劇場での上映はなく、代わりに全米に住む人が自宅でオンライン鑑賞することができたと聞いています。コロナや貧困や分断や自然災害など、さまざまに混乱するアメリカに住む人々が、社会の片隅で生きる人間の小さな『やり直し』の物語に、何かを感じて票を入れてくれたのだと思うと、感慨深いものがあります」と語る。映画祭のコメントとしては、「是枝裕和と師弟関係にある西川美和」と触れられ、「彼女の思いやり深くも鋭いストーリーは、ある元犯罪者が再び社会でやり直そうとする困難を描いている。幼年時代から児童養護施設、少年院、刑務所を出たり入ったりした後、元ヤクザの三上が13年間の刑務所生活から解放された先に、何が彼を待ち構えているのか?予期せぬところで友人や仲間に支えられながら、三上は新たな仕事と自分らしさの両方を手にするべく奮闘しながら社会生活に適応しなければならないのだ」と、西川監督が作り上げた役所さん演じる三上という人物が社会復帰に悪戦苦闘し、挫折を味わいながらも懸命に生きようとする姿と丹念に練り上げられた脚本が海を越えて広く受け入れられたようだ。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月30日『ディア・ドクター』『永い言い訳』の西川美和監督最新作『すばらしき世界』が第56回シカゴ国際映画祭インターナショナル コンペティション部門に出品され、主演・役所広司がベストパフォーマンス賞を受賞!西川監督と役所さんから喜びのコメントが到着した。授賞式は、現地時間10月23日(金)11時(日本時間24日(土)深夜1時)にオンラインにて行われ、主演の役所さんがベストパフォーマンス賞を受賞。2001年の今村昌平監督作品『赤い橋の下のぬるい水』でも役所さんは主演男優賞を受賞しており、19年ぶり自身2度目の演技賞受賞という快挙に。また、本映画祭の過去56回の古い歴史の中で、日本人唯一の演技賞受賞者となる役所さん。今回の受賞で、長きにわたって国内外で高い評価を受け続ける名優の圧倒的な演技力を改めて世界に証明した。シカゴ国際映画祭は1964年に創設され、国際コンペティション(審査)部門を持つ映画祭として北アメリカで最も古い歴史を持つ映画祭の1つ。受賞したベストパフォーマンス賞は主演男優賞、主演女優賞を1つの演技賞として統合した賞で、インターナショナル コンペティション部門に出品された全11作品の中から最も優れた演技を披露した役者に贈られる。今回の受賞理由について映画祭の審査委員は「役所広司は、巧みながらかつ違和感なく、主人公に深みと様々な真に迫った感情を与えている。その演技により、一見容赦ない社会の中でしっかりとした普通の生活を手にいれようと奮闘する主人公の姿を我々も共に辿ることができ、彼の力強い演技によって映画全体がしっかりと築き上げられている」とコメント、社会の中で奮闘する主人公・三上を演じた役所さんの演技について称賛が寄せられている。この朗報に役所さんは、「シカゴ映画祭では2001年にも『赤い橋の下のぬるい水』で主演男優賞を受賞させていただきましたが、実は当時、受賞の報告を受けたのは映画祭が終わって随分経ってからでした。トロフィーや賞状なども目にしていなかったので本当に受賞したのか実感が沸いていませんでした。この『すばらしき世界』での受賞で、今回はもしトロフィーなどがあるようでしたら、19年前の分も合わせて頂けると嬉しいです(笑)」と言う。「また、この受賞は西川監督のおかげでもあります!」と言葉に力を込め、世界中の映画界が大打撃を受けているなか、「映画は世界中を渡ることができます。日本という国や私たち日本人について世界中の人たちに紹介することができる素晴らしい外交手段の一つだと思います。私も映画人の端くれとして、映画のために何か力になれればと思っております」と語る。西川監督は「最高です。こんな嬉しいことはありません」とコメント。「役所さんは、心から役を任せられる人です。現場でも、誰にも気づかれないところでひたすら準備をして、私たちの目の前で、育んできた花をパッと咲かせてくれる。役所さんのお芝居を撮ると、映画をやってきてよかった、と心から感動できるんです」と語り、「日本には役所さんという俳優がいる。そのことを世界の人により広く、もう一度知ってもらえる機会になったことを、何より嬉しく思います」と改めて語った。なお本作は、過日のトロント映画祭、今回のシカゴ映画祭のほかにもローマ国際映画祭、ハワイ国際映画祭、ジュネーブ国際映画祭など、続々と国際映画祭への出品が決定している。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月24日AKB48の「オンラインお話し会&配信ライブ」が17日と18日に開催され、柏木由紀、岡田奈々、向井地美音らが終了後の囲み取材に応じた。今回は、56thシングル「サステナブル」全国握手会(北海道エリア・九州エリア)開催延期分の振替と57thシングル「失恋、ありがとう」のイベントで、32人という規模でのライブは約9カ月ぶり。オンラインでファンと交流する「お話し会」は、新たな試みとなった。グループ総監督を務める向井地は、久しぶりの32人での活動の喜びと、これまでの全国握手会と変わらぬ懐かしさを感じたことを明かす。「お話し会」については、「ファンの方のお家が見れたり、ゲームを考えてきてくれたり、AKB48のグッズを見せてくれたりと、普段の握手会とかではなかなかできないような形でコミュニケーションをとってくれるので、すごく嬉しかったです」とファンに感謝した。岡田にとっては「お家以外でも職場から休憩中に参加してくださる方や、お出掛け先から自分の住んでいる街を見せてくれた」と、親近感を覚えるイベントだったという。柏木も、この期間に産まれた赤ちゃんの顔や、ペットを見せてくれたファンの姿に、オンラインならではの楽しみを感じたと語った。続いて柏木は、このコロナ禍がおさまったときの展望を聞かれると「AKB48的にはファンの方の交流を本当に大切にしていきたいなと思いますし、メンバー全員でも集まっていないので、集まりたい」とグループ活動への意欲を見せ「人数の多さはやっぱりAKB48の良いところだと思います。これだけメンバーがいれば、誰かは誰かのタイプになるかな~と!(笑)」と、笑顔でグループの魅力をアピール。ミニライブではシングル「サステナブル」「失恋、ありがとう」を含む10曲や、ユニットライブとして岡田奈々のソロ歌唱、峯岸みなみの卒業曲「また会える日まで」等を披露し、画面越しにファンへ笑顔と歌声を届けた。(C)AKB48
2020年10月19日向井太一が8月28日(金)生配信ライブ「Release Live -Supplement-」を開催した。新作EP「Supplement」のリリースを記念して行われたこの公演は、PIA LIVE STREAM、uP!!!で配信。オープンしたばかりの東京・ZeppHanedaで行われたライブで向井は、「Supplement」の収録曲、既存の人気曲・代表曲を交えながら、豊かなバイブスと真摯な思いが交差するようなステージを繰り広げた。最初のシーンは、楽屋から。鏡の前に座っている向井太一(フレッドペリーの白いポロシャツが似合っている)はスマホをチェックしてから席を立ち、軽くストレッチしながらステージに向かう。そこには既に演奏を始めているバンドメンバーの姿が。クラシカルなストリングスと生々しいアンサンブルが響くなか、向井は<この瞳を逸らさないで/未来を描きたい>というフレーズを奏でる。オープニングを飾ったのは「僕のままで」。EP「Supplement」に収録されたナンバーだ。“僕は僕のままで、人生を進んでいきたい”という意思を込めたリリック、ネオソウルの潮流を感じさせるメロディが広がり、早くも大きな感動に包み込まれる。 auスマートパスプレミアム会員会員限定でお得な割引も!視聴チケット■視聴チケット<販売期間>8月31日(月)20:30まで<料金>auスマートパスプレミアム会員 1,800円(税込)一般 2,800円(税込)※auスマートパスプレミアム会員はau以外をご利用の方でもご入会いただけます。(月額499円(税抜)/初回30日間無料)お申し込みはこちら■uP!!!⇒ ■PIA LIVE STREAM⇒
2020年08月29日向井太一が8月28日に「Release Live -Supplement-」のオンライン生配信を行う。日本のみならず、アジアでも根強い人気を獲得している向井太一。6月にはライブアルバム『SAVAGE TOUR 2019』と同名のライブビデオ、ツアーブック『SAVAGE BOOK』のリリースし、さらには他アーティストとのコラボプロジェクトの開始など、多岐に渡る活動を見せている。今回の生配信ライブはEP『Supplement』の発売に伴うもので、向井が配信でワンマンライブを行うのは初となる。ステージの模様はエンタメサイト「uP!!!」上で視聴することが可能だ。この世界観にオンラインで触れると同時に、この数カ月で「音楽の価値が問われた」と語る向井が今どんなパフォーマンスをするのかに期待したい。■公演情報向井太一「Release Live -Supplement-」日時:8月28日(金)開場20:00/開演21:00※視聴チケットのご購入者を対象とした期間限定の事後配信を予定しております。生配信終了後即時~8月31日(月)23:30まで視聴チケット:・前売
2020年07月29日映画『すばらしき世界』が、2021年2月11日(木・祝)に全国公開される。西川美和監督最新作、直木賞作家・佐木隆三の小説「身分帳」が原案『蛇イチゴ』『ゆれる』など、これまでオリジナルにこだわり続けてきた映画監督・西川美和。『すばらしき世界』は、西川にとって、キャリア初となる小説を基に製作にした濃密な人間ドラマだ。原案となるのは、小説「復讐するは我にあり」で直木賞を受賞した佐木隆三が、1990年に刊行した「身分帳」。映画では、舞台を約35年後に移し、現代の物語としてリアルに映し出す。小説「身分帳」とはー人生の大半を獄中で暮らした男には、戸籍がなかった。出所して改めて日常社会と向かい合い、純粋な魂の持ち主であるこの人物はどう生きたか。彼に代ってその数奇な“身分帳”(刑務所内の個人記録)を精緻に構成して、鮮烈な文学作品に結実させた労作。主演は役所広司ストーリーの主人公は、人生の大半を刑務所で過ごし、社会から“置いてけぼり”を食らいながらもまっすぐ過ぎる三上という男。演じるのは、日本を代表する名優・役所広司だ。2018年公開の主演映画『孤狼の血』では、『Shall we ダンス?』『うなぎ』に続き、自身3度目の日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞受賞。圧巻の演技力で、国内外から高い評価評価を受ける役所は、『すばらしき世界』について下記のようにコメント。役所広司コメント三上という得体のしれない男の役を頂きました。面白さと難しさを感じました。今日撮影したシーンを明日撮るシーンの手掛かりにしながら、最後までこの男はどんな人間なんだろう?と自分に問いかけていました。人生のほとんどを刑務所の中で過ごした男が出所してから見た私たちの世界は、本当にすばらしい世界なんだろうか?タイトルの『すばらしき世界』をお客様がどのように感じるのか?楽しみです。脇を固める豪華キャスト陣作品のカギを握るキャストにも、名実ともに豪華な面々が勢揃い。三上が自らテレビ局へ送った、刑務所内の個人台帳である「身分帳」を手にするテレビディレクターは、『タロウのバカ』『泣く子はいねぇが』出演の仲野太賀。また、三上が更生してゆく様子をテレビ番組にしようと、獲物を狙うように近づくテレビプロデューサーは、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『MOTHER マザー』など、立て続けに出演作の公開を控える女優・長澤まさみが務める。その他、橋爪功や梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美らが名を連ねる。第45回トロント国際映画祭正式出品なお映画『すばらしき世界』は、北米最大の国際映画祭である「トロント国際映画祭」正式出品が決定。西川監督作品の中で本映画祭への出品は3作品連続の快挙となる。ストーリー下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田と吉澤がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく―。【詳細】『すばらしき世界』公開日:2021年2月11日(木・祝)監督:西川美和脚本:西川美和出演:役所広司、仲野太賀、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、長澤まさみ、安田成美原案:佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)配給:ワーナー・ブラザース映画
2020年07月11日佐木隆三の小説「身分帳」を原案に、西川美和監督がメガホンをとる映画のタイトルが、このほど『すばらしき世界』に決定。役所広司、仲野太賀、長澤まさみらキャストも明らかになった。「今度こそ、まっとうに生きる!」13年の刑期を終えた三上を待っていたのは、目まぐるしく変化する想像もつかない世界だった。三上に近づき、彼の姿を面白おかしく番組にしようする2人の若手テレビマン。まっすぐ過ぎるが故にトラブルばかりの元・殺人犯が、いつしか彼らの人生を変えてしまう――!?これまで、一貫してオリジナルにこだわり続けた西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした小説を基に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑む。本作の主演を務めるのは名優・役所広司。人生の大半を刑務所で過ごし、まっすぐ過ぎる性格とどこか憎めない魅力で周囲の人々と繋がっていく三上役を演じる。「いつか西川監督作品に参加したいと思っていました」と語る役所さんは、今回の役どころについて「得体のしれない男の役」と語り、「今日撮影したシーンを明日撮るシーンの手掛かりにしながら、最後までこの男はどんな人間なんだろう?と自分に問いかけていました」と難しさを感じていたという。また、三上がテレビ局へ送った刑務所内の個人台帳「身分帳」を手にするテレビディレクターを仲野太賀。三上が更生していく様子をテレビ番組にしようと近づくテレビプロデューサーを長澤まさみ。ほかにも、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美ら豪華キャストが揃っている。「約30年前の小説ですが、これほど『人間と世間』を面白く描いた物語が埋もれていたとは、と映画化を決意しました」と語った西川監督は、「主人公に役所広司さんを迎え、その男のやり直しの日々を現代に置き換えました。生々しくも温かい物語性と、役所さんの凄まじい人間的魅力に引っ張られ、濃密な人間ドラマが仕上がったと思います」と完成へ自信をみせている。『すばらしき世界』は2021年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年07月08日向井理が主演を務め、水川あさみをヒロインに迎えた舞台「リムジン」の公演概要の詳細が明らかに。併せて、キャストたちが何か語りたそうにこちらを見つめるビジュアルも到着した。今回の新作は、主人公の男が自己保身のためについた一つの嘘が次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖をブラックな笑いを交えて描く、心理サスペンス作品。親から受け継いだ小さな工場を営む主人公の男を、現在放送中の「10の秘密」の主演も話題の向井さん、その妻を「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」「白衣の戦士!」の水川さんが演じるほか、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲとワクワクするキャストが集結。本作は、5月23日(土)からの東京公演(本多劇場)を皮切りに、富山、大阪、名古屋、島根、広島、福岡、愛媛、仙台、新潟にて順次上演。東京公演のチケットは、3月21日(土)より発売がスタートする。M&Oplaysプロデュース「リムジン」は5月23日(土)~6月14日(日)本多劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年01月17日内村光良を中心に俳優や芸人、ゲストらがコントに挑戦する「LIFE!~人生に捧げるコント~」の12月25日(水)今夜放送回に、俳優の向井理と伊藤健太郎が登場。2人が内村さんらとのコントやトークで盛り上がる。朝ドラ「ゲゲゲの女房」や映画『天空の蜂』『信長協奏曲』、ドラマ「神の舌を持つ男」「きみが心に棲みついた」といった話題作に多数出演。2019年も春クールの「わたし、定時で帰ります。」でワーカホリックな主人公の元カレを演じたほか、『ザ・ファブル』では顔面に大きな傷跡を残した裏社会の男を、『引っ越し大名!』では黒幕を演じるなど大活躍した向井さん。向井さんは今回「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。「ラッキーチャンス」ではラーメン店の店主役に扮し、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを見せるほか、「幸せの約束」では臼田あさ美の婚約者役として、彼女の父親役を演じる内村光良と息の合った二人芝居を披露する。「仰げば尊し」や「レンタルの恋」で注目されると、昨年は『コーヒーが冷めないうちに』『覚悟はいいかそこの女子。』『ういらぶ。』などの映画に立て続けに出演。秋クールのドラマ「今日から俺は!!」で演じたヤンキー高校生役で一躍人気となり、今年も独特の世界観を持った人気コミックを映画化した『惡の華』に主演するなど着実な成長を見せた伊藤さんはコント「面白寺」に出演。そのほか「LIFE!」メンバー総出演による「白雪姫と七人の付き人」には月9「好きな人がいること」や主演作『暗黒女子』などの出演を経て「花のち晴れ~花男 Next Season~」の“メグリン”役で注目を集め、今年は伊藤さんと共演した『惡の華』も公開された女優の飯豊まりえと、『木更津キャッツアイ』や「刑事7人」など数々の作品に出演、今年は『貞子』に『HiGH&LOW THE WORST』、秋クールの「まだ結婚できない男」も好評のうちに幕を下ろした塚本高史も登場する。本番組の放送に続いて「LIFE!」メンバーと今夜のゲスト、向井さんと伊藤さんも出演するドラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」が12月26日(木)22時~NHK総合でオンエアとなる。昨年放送された「忍べ!右左エ門」に続く忍者アクションとなっており、元忍者の右左エ門(内村さん)がかつての忍者仲間・長次(古田新太)から、二束三文で売ってしまった高価な反物を豪商・仁兵衛(向井さん)から奪い返してほしいと頼まれ、そこから様々な思惑を抱えた者たちによる反物の取り合いが始まる…というストーリー。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)今夜22時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年12月25日向井理主演の新ドラマ「10の秘密」に、「SixTONES」の松村北斗が出演することが決定した。ドラマの鍵を握る謎の音大生を演じる。本作は、向井さん演じる主人公・白河圭太の娘が何者かに誘拐されることに端を発し、圭太と関わる様々な登場人物たちの計り知れない秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こるオリジナル脚本の本格サスペンスドラマ。「SixTONES」として1月にはCDデビューが決定、「パーフェクトワールド」では左足が義足の青年を演じ、役者としての知名度も上がってきている松村さん。今作で彼が演じるのは、圭太の娘・瞳(山田杏奈)の音楽仲間で、音大生の伊達翼。圭太が誘拐された瞳を探す中で、瞳と何らかの関わりがあることが発覚する謎の人物だ。翼は瞳の気持ちを理解する兄のような存在で、ジャズバーでピアノを演奏するアルバイトをして生計をたてており、ほかの登場人物同様、誰にも明かせない“秘密”を抱えているという役どころ。本作について「謎の多さに驚きました。予想できそうなこともありますが、逆に最初の段階で予想できるってことはひっくり返るだろうなとか先のストーリーを想像したりして、僕自身も謎解き状態です」と台本の印象を明かした松村さん。役柄に関しては「監督との打ち合わせの中で、まだ台本にはないけど、後々楽しみにしといてと言われた部分もあるので早く先のストーリーを知りたいという状況でかなりワクワクしています」と気になるコメントも。ピアニストという役柄だが、以前からピアノに興味があったという松村さんは「すごく良い機会でした。もうすぐデビューもあるので音楽関係の役柄をできるというのは、特に関連性が強いのですごくうれしいです」と喜んだ。本作のために、ピアノの練習も行っているという。「10の秘密」は2020年1月14日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月05日向井理主演、水川あさみがヒロインを演じる舞台「リムジン(仮)」の上演が決定。2人から意気込みを語るコメントも到着した。2011年から続く「鎌塚氏シリーズ」や、「ライクドロシー」「虹とマーブル」「磁場」など多彩な作品を生み出してきた倉持裕×M&Oplays公演。M&Oplaysプロデュースとなる今回の新作は、主人公の男が自己保身のためについたひとつの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖をブラックな笑いを交えて描くサスペンス作品。主演を務める向井さんは「劇作家の倉持さんの作品は以前から拝見していました。いつかその世界に入り込みたいと思っていたので、今回初めてご一緒できると聞いた時はとても光栄でした」と倉持作品への参加を喜び、「下北沢の本多劇場も今回初めて舞台に立たせていただきます。舞台をやるようになってから、一度は立たなければいけないと思っていた劇場なので気が引き締まる思いです」と語り、稽古が楽しみだとコメント。そして、5年ぶりの舞台出演となる水川さんも「わたしもいつか、倉持さんの演出を受けてみたいと願っていた役者の1人ですが、今回御一緒出来ることになりとても嬉しく思っています。倉持さんの描く戯曲の印象はコミカルとシニカルのバランスが絶妙で、かつ最後はなんとも言えない不気味な後味が残るかんじ」と明かし、「今はまだ手元にない、まだまだこれから肉付けされていくであろう脚本を待ちつつ、倉持ワールドの一員になれる日を楽しみにしています」と心境を語っている。一方、作・演出を手掛ける倉持さんは「些細な出来心から犯した小さな罪を隠そうとするうちに、ついた嘘が雪だるま式に膨らんで、急降下していく夫婦を、ブラックユーモアでもって描きたいと思っていた。向井理さんと何か芝居を作ろうとなった時、彼が夫を演じてくれるなら、この構想が陽の目を見ると思った。妻役をお願いした水川あさみさんは、デビュー当時から声が好きだ。優しさと悪意に満ちた台詞を書きたい」と思いを述べている。また、向井さんと水川さんのほかにも、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲが共演する。舞台「リムジン(仮)」は2020年5月~6月、本多劇場にて上演。※富山、大阪、愛知、島根、広島、福岡、愛媛、宮城、新潟公演あり。(cinemacafe.net)
2019年11月22日俳優・向井理が、12月25日(水)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演、2本のコントに挑戦することが分かった。12月26日(木)放送の「LIFE!」チームが贈る忍者アクションコメディードラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」への出演がすでに決定している向井さん。それに先立ち、番組初出演となる今回は、「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。ラーメン店の店主役に扮するコント「ラッキーチャンス」では、「久しぶりに緊張した」という向井さんだが、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを披露。収録では、アドリブ連発でスタジオは笑いに包まれたという。そして、コント「幸せの約束」は、臼田あさ美の婚約者役で出演。彼女の父親役を演じる内村光良との息の合った二人芝居に注目だ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)22時~NHK総合にて放送。「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」は12月26日(木)22時~NHK総合、12月31日(火)15時~BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月19日『ゆれる』『ディア・ドクター』『永い言い訳』など、デビュー以来、オリジナル脚本による作品を発表し続けてきた映画監督・西川美和が、作家・佐木隆三の「身分帳」を原案とした作品を手掛けることが分かった。オリジナル脚本のみならず、小説においても直木賞候補に名を連ねるなど、文学界・映画界から熱い視線を送られている西川美和監督が、自ら映画化権の交渉をしてまで挑戦したいと考えた小説「身分帳」。今村昌平監督が1979年に映画化した『復讐するは我にあり』の原作者として広く知られ、実際に起きた犯罪をテーマに小説やルポルタージュを数多く発表してきた作家・佐木隆三が、1991年度第2回伊藤整文学賞を受賞したこの小説は、人生の大半を獄中で暮らした実在する男性がモデル。出所して改めて戻ってきた日常社会に苦労を重ねながらも必死で向き合って生きる、純粋な魂の持ち主の人生を精緻に描いた傑作。今回、本作を映画化するにあたり西川監督は、社会の温かさと冷たさと両面に触れながら少しずつ進んでいく主人公の奮闘に強く惹かれたといい、「佐木隆三さんが書かれた小説は約30年前の日本を舞台にしていますが、もしも今の時代に主人公が出所してきたら、人々はどのように受け止め、彼にはどのような生活が待っているのでしょうか。現在の実情を取材して再検証し、この物語をもう一度届け直したいと考えています」とコメント。自ら手掛けた脚本の中で、原案小説の主人公を現在の社会システムや、いまの日本という日常の中に立ち上がらせ、普遍的な人間ドラマを鋭く深く描き起こしていく。映画のタイトルは未定となっており、10月より製作を開始。公開は2021年を予定している。原案小説「身分帳」は電子書籍版が講談社より配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日俳優の向井理が26日、都内で行われた「マルホン胡麻油」新CM発表会に出席した。9月27日から放送される同CMに出演する向井は、CM出演のオファーをもらった際の心境を聞かれると「ちょっといやらしい話、もともと使っていたんです。ごま油自体、ほぼ毎日使っているくらい、よく使っているので、うれしいというよりびっくりしました」と打ち明け、完成したCMはこの日初めて見たそうで「自分で見るのは恥ずかしいですけど、ごま油のCMだとわかりやすくて、僕はこういうストレートのCMのほうが好きなので、こういうCMに出させていただけて光栄です」と笑顔を見せた。また、CMを撮影するにあたり、意識した点を尋ねられると「CMとなると香りはもちろん伝わらないですし、会社のイメージなどもありますが、それを決められた秒数の中で伝えるのはすごく難しいので、そういうところは気をつけて演じるようにしました」と明かし、「ブランドのイメージを大切にしたいというのと、会社自体、とても歴史があって、奇をてらったものではなかったですし、正面から取り組むというのがこの会社のイメージだったので、実直にやるということを心がけました」と語った。料理上手で知られる向井だが、ごま油を使ってどんな料理をするか聞かれると「今朝はごはんに明太子を乗せて、ネギを切って、そこにごま油をかけました」と明かし、さらに「キャベツをちぎって塩とごま油だけとかでも、見た目はそんなに変わらないですけど、味はまったく別のものになるので、料理が苦手とか面倒な人もいらっしゃると思いますけど、ごま油をかけるだけで料理になるくらい劇的に変わるので、手軽で使いやすいです」とオススメした。イベントでは、向井がカンタンごま油料理の体験と試食を行う一幕もあり、塩がかかった大盛りのざくぎりキャベツが登場すると「あまり絵にならないかもしれないんですけど(笑)」と苦笑しつつ、「僕は(速水もこみちのように)こんなに高くからはやらないですけど」とコメントして笑いを誘い、キャベツにごま油をかけた。そんなキャベツを試食した向井は、普段どんなときに食べるのか尋ねられると「僕は晩酌俳優という異名を持っているくらい、晩酌が好きなんですけど、夜にお酒を飲みながらつまみとして食べますね」とニッコリ。さらに、同社専務がオススメするパーティーメニュー・クリームチーズのごま油がけを試食した向井は「チーズなので洋風なんですけど、ごま油をかけるとグッと和風になりますし、チーズの酸味がごま油のもともと持っている甘みを包むので、酸味からだんだん甘みが出て、複雑な味わいになって面白いですね」と目を丸くし、パーティーでの一品としてオススメされると「あまりパーティーをやったことがないんですけど(笑)、あったときには出させていただきます」と語った。
2019年09月26日本日9月18日、向井太一のニューアルバム『SAVAGE』が発売された。「SUMMER SONIC 2019」の出演、iriやtofubeatsらを迎えた対バンツアー「BDP TOUR」の成功も記憶に新しい向井。その人気は日本国内および、アジアでも高まっている。彼の新作『SAVAGE』は昨年リリースした『PURE』以来、約1年ぶりとなる3枚目のアルバム。収録曲はフランスで撮影されたミュージックビデオが既に公開されている『Savage』、2017年のグラミー賞ノミネーターであるstarRoがプロデュースした『ICBU』をはじめとした全11曲(ボーナストラック含め)となっている。またプロデューサーとして、LAのKero One、SoulflexのMori Zentaro、Shin Sakiura、Opus Inn、grooveman Spot、CELSIOR COUPEらも参加。ジャケットデザインも海外デザイナーと作り上げた、こだわりのアートワークとなった。向井は10月から全国6カ所でのライブをスタートさせる。この新作をチェックして、ぜひライブに足を運んでほしい。■リリース情報向井太一『SAVAGE』CD01. Confession02. Runnin’03. Savage04. ICBU05. 君へ06. Can’t breathe07. Voice Mail08. 最後は勝つ09. 道10. Dying YoungBonus Track. I Like It<DVD>(初回限定盤のみ)“PURE TOUR 2018-2019” 2019.02.01 at Osaka BIGCAT01. リセット02. Crazy03. 眠らない街04. Break up05. Siren06. Pure
2019年09月18日「2人目の子どもが生まれて以降、向井さんはますます子煩悩になっているみたいです。国仲さんに内緒でおもちゃを買ってあげたりしているらしく、そのたびに見つかっては『また買ってる!』と怒られているそうです(笑)」(芸能関係者)猛暑が連日続くなか、都内の公園にひときわ目を引く長身男性の姿があった。向井理(37)だ。黒のキャップにハーフパンツという普段着スタイルだが、そのイケメンぶりは健在。右手は第1子(3)とつながれ、左手にはお砂場セットがみえる。慣れた様子で園内に入っていくと、ベンチに腰を下ろした。父からの注意を聞くと、勢いよく駆け出す。その姿を、向井はほほえましげに眺めていた――。2年ぶりとなる主演舞台「美しく青く」を終え、来年には大河ドラマ「麒麟がくる」も控えている向井。だが、その合間に妻・国仲涼子(40)を支えるべく奔走しているという。「彼は仕事がオフになると、基本的にすべての家事をやるようにしていると聞きました。というのも下のお子さんはまだ1歳で、手がかかる年ごろですからね。その負担を少しでも減らしてあげようと考えているのでしょう。国仲さんも仲のいい友人に『少しゆっくりできるから助かっている』と言っていたそうです」(前出・芸能関係者)この日も第1子の面倒を見ていた向井。せがまれると、苦笑しながらベンチから腰を上げる。砂場や茂みへと走る子どもの後についていき、ブランコに乗ると背中を優しく押す。ふだんはみせない父親の姿がそこにあった。この日は気温34度という猛暑だったにもかかわらず、向井は1時間近くも公園にいた。ときおりスマホを手に取り、誰かと連絡を取っている。それからしばらくすると、第2子を連れた国仲が合流したのだ。「向井さんは2人の子どもを分け隔てなく育てたいと考えていて、『子どもたちがいなくなるなんて考えられない。そんなことになったら生きていけないよ』と言っていました。以前の彼はどちらかといえば仕事人間で、いつも張り詰めた印象がありました。しかし、最近はいろんな人から『丸くなったね』と言われているそうです。家族との時間が、いい意味で彼に変化をもたらしているようですね」(テレビ局関係者)公園を出るころには、空はもう暗くなっていた。国仲が何かを話しかけると、向井がそれにうなずく。たくさん遊んだ長男は満足げで、ベビーカーに乗った赤ちゃんは元気に手足をばたつかせている。家族4人そろって歩く帰り道、その場所だけ時間がゆっくり流れているようだった――。
2019年08月22日今から約20年前、日本中のロック好きを狂喜乱舞させ、デビューからたった3年で解散したバンド、ナンバーガール。そのフロントマンだったのが、向井秀徳さん。今年の2月、ナンバーガールの再結成がアナウンスされて以来、ロック好き界隈は上を下への大騒ぎ。解散当時は29歳、現在45歳の向井さん。いったいどんな心境の変化が…?――今日はとっても暑いですが、外で撮影していても、向井さん、全然汗をかいてませんね。そうねえ、今日は蒸しとるねぇ。でもさっき風呂入ってきたから。――あ、銭湯ですか?そうそう、自転車で。渋谷区の笹塚から、板橋とか荒川とかまで。電動アシスト自転車を購入してから、行動範囲が広がったの。――電動アシスト自転車に乗る向井さん…。あまり想像が…。かといって、ロードバイクとかも全然似合わんよ(笑)。私は幹線道路とかはなるべく避けて住宅街とかを通るんだが、東京の道って坂が多いから、電動アシストの機能を発揮して。あと、袋小路にあたってどんづまるときもあるわけ。で、戻ったりして、タラタラタラタラ、住宅街を走る。そうすると、夕方時間とか、晩ごはんの支度の香りが漂ってくる。――カレーの香りとか…。そうそう。これ、ブリ煮とるな、とか。もう献立までわかる(笑)。そうやって、団地やアパートなんかを見ながら、その、いろんな人たちの営みがそこにあるんだというのを確認するわけですよ。胸キュンを感じるんだよ。ひと間とかしかなさそうなアパートを見て、この狭いひと部屋ひと部屋に、人生があるんだなって。そういう想像を働かすのが、楽しい。――胸キュン!!向井秀徳から胸キュンという言葉が出るとは…。そこで感じる胸キュンのことを、“セツナミー”って言ってるんだけど。そうそう、セツナミーを感じるわけ(笑)。――それを感じるようになったのは何歳くらいから?結構最近。アパートにセツナミーを感じるようになったのは、40代になってから。たぶん年齢だね。――そんなことを考えながら、ひとっ風呂浴びるわけですね。うん。風呂ん中でも結構見られてるみたいで、Twitterとかで「向井がいた、水風呂でおっさんくせえうめき声を上げていた」とか書かれたり。湯船の中で、ヨガのポーズとってますから、それを見られているのかもしれん。――向井さんがヨガ!?誰に習ったちゅうわけでもないけど。なんかこう、吉本新喜劇の、アホの坂田さんみたいに手をゆっくり動かすと気持ちいいなって。自分では“ムカヨガ”って呼んでます。すっげえ血行が良くなる。――あの、そのような銭湯ライフは、ナンバーガールの再結成になにか関係はあるのでしょうか…?え?うーん…(笑)。再結成に繋がるかどうかはわかりませんが、銭湯に行く目的を持って町をうろつきまわるってことを始めて、いろんなところにこう、思いを馳せるようになってはきた。やっぱり年齢を経て、物の見方が若干ずつ、変わったりするわけですよ。そういう意味で、気持ちの変化っていうのは、当然ありますわね。もともとは、再結成するとかしたいっていう気持ちは、ある時期まで全然なかったんです。――向井さんの中で、ナンバーガールは“過去のもの”だった?そうだね。一回終わったものだし。ただ、時が経って、若い人たちから、「ナンバーガール聴いてます、大好きです」って言ってもらえる機会が増えてきて。同年代で「昔聴いてました」という人ももちろんいるんだけれども、20年近く経ってるのに、まだその、若い人に聴き継がれているのかと。まあ、すごい嬉しいわけですよ。ノスタルジーじゃなく、今現在のバンドとして聴いてもらえるっていうのは、すごく嬉しかった。でも物心ついた頃には解散していて、ライブはYouTubeでしか見たことがないっていう。じゃあ私も久々ちょっと聴いてみっかなぁと思って、YouTube見たの。「ナンバーガールライブ」って入れて(笑)。そうしたら、時が経ってるわけだから、ある意味客観的に見れるというか。もちろん若いときのものだから、ちょっと恥ずかしさみたいなものもあるんだけれども、客観的に見て、個性的で、他にあまりないバンドだな、とそう思ったね。かつ、今年の夏にライジング・サン・ロック・フェスティバルっていうフェスがあって、ナンバーガールが最初にライジング・サンに出たのが’99年なんですよ。で、これ20年目か。キリがいいなと。それで、ライジングでこうまた集まってやるとどうなるかなぁつって思ってたら、なんか楽しくなってきてね。またナンバーガールをやってみたいって思ったんですよ。で、酔っ払った勢いもありまして、他のメンバーに連絡して、「ちょっとライジング・サンでやってみないか」って話を持ちかけたんです。――45歳の向井さんが20年前に演奏している自分たちをご覧になって、何が響いたのでしょう?やっぱ、その、個性じゃないかね。この眼鏡が歌っていることに、俺は共感した(笑)。――俺って。ご自身ですから(笑)。そう、自分自身だからね。もしかしたら人によっては、20年前に自分が歌ってることが、今の自分にはちょっと届いてこないってことももちろんあるだろうけれど、でも私の場合は、全然ピンときたわけね。20年経って、それぞれがキャリアを重ねて音楽の歴史を刻んできた。その歴史を持って今ナンバーガールの音を鳴らすと、どういう音になるんだろうと。その興味があったんですね。むかい・しゅうとく1973年生まれ、佐賀県出身。バンド、ナンバーガールでメジャーデビューし’02年に解散。同年ZAZEN BOYSを、また’10年にKIMONOSを結成。椎名林檎の作品への参加や、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で音楽を担当するなど、自身のバンド以外でも幅広く活動している。酒や居酒屋を愛する男としても知られる。ナンバーガールとして、8/16「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO」、8/18日比谷野外大音楽堂、9月に大阪、福岡、名古屋とツアーが続く。9/22に「京都音楽博覧会2019 in 梅小路公園」に出演。解散年のライブを収録した『LIVE ALBUM「感電の記憶」2002.5.19 TOUR「NUM‐HEAVYMETALLIC」日比谷野外大音楽堂』(ユニバーサル ミュージック)が発売中。なお、9月にはWOWOWで、8月の日比谷野音のライブ映像を独占放送予定。※『anan』2019年8月14日‐21日合併号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2019年08月09日向井理が主演を務め、赤堀雅秋が作・演出・出演する『美しく青く』が、7月11日に開幕した。【チケット情報はこちら】山海を抱く被災地を舞台に、“喪失感”を抱える人々が懸命に生きる姿を描いた本作。キャストは他に田中麗奈、大倉孝二、大東駿介、横山由依、銀粉蝶、秋山菜津子、平田満らが名を連ね、街を襲うハナレザルの猿害に対策する自警団リーダー・青木保役を向井、保の妻で認知症を患う実母の介護に明け暮れる青木直子役を田中が演じる。初日を前にした会見には、赤堀、向井、田中の3人が出席。向井は「胃が持ち上がるほどの緊張」を感じつつも、「問題に向き合わず逃げてしまう、誰の中にもある衝動を生きていく」と気を引き締めた。赤堀との初タッグについては「キャッチボールしやすかった」。役者に合わせて言葉を選ぶ演出に触れ、「もっと違う視点で芝居を構築しなければ」と薫陶を受けた様子を見せる。タイトルの由来を尋ねられた赤堀は「希望であり畏怖の念からつけた」と結論づけ、その心を「空や海といった人智の及ばない自然と、普段行っている人間描写のスケッチを対比する中で、今回はもっと根源的な人間の営みや幸福の在り方を掘り下げたかった」とした。田中は自身の役どころを「不安定さを抱えたキャラクター」と紹介。それと同時に「(誰しもが)自分に投影できる登場人物がいるはず」と観客に呼びかける。劇中には、高い防波堤を擁した海岸、木々が生い茂る薄暗い森、青木家のリビングといった美術セットが次々に登場。そこで繰り返される他愛ない会話から、街に暮らす人々のやるせない感情が澱のように溜まって吹きこぼれていく。「街のために」と自警団で強い統率力を発揮する一方、家庭では穏やかながら時に傍観者のような態度を取る保を、向井はバランス感覚に優れた緻密な演技で表現。田中は実母・節子(銀粉蝶)の介護に追い詰められた直子の激情を、圧倒的な気迫をもって沸点の寸前で押し殺す。シアターコクーンでの赤堀作品すべてに出演している大倉は、自警団・役所・住民に挟まれコミカルさを見せる劇中の清涼剤だ。佐々木幸司(赤堀)・順子(秋山)夫妻が営む居酒屋でくだを巻く自警団メンバーのリズミカルな応酬、アパート大家でトラブルの渦中に放り込まれる片岡老人(平田)のもの悲しい存在感にも注目したい。公演は7月28日(日)まで、東京・Bunkamura シアターコクーンにて。その後、8月1日(木)から3日(土)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。東京公演は立見券を発売中。取材・文:岡山朋代
2019年07月12日俳優・向井理に対して、どのようなイメージをお持ちだろうか?イケメン、知的、8頭身の完璧なスタイルなど…見た目に関しては湯水のように湧いてくるものの、内面はというと、どこかヴェールに包まれたような、言ってみれば、ややクールな印象さえある。嫌な役柄は「好かれる必要がないと、結構楽」最新出演映画『ザ・ファブル』では、向井さんは一変。趣味の悪い柄シャツを身にまとい、顔面に大きく傷の入った裏社会の幹部・砂川となり、大阪弁で暴れまわる。濁ったカラーコンタクトを装着し、凍てつくような表情は男前とは別ベクトル…。何なら現在放送中の「わたし、定時で帰ります。」(TBS)で演じている主人公の元婚約者、デキる男・種田とは真逆の方向性の役柄で、「わた定」民からすると二度見したくなるふり幅といえる。想像だにしない役のオファーについて、向井さんは、「あまりこういう役をやってきていなかったので、本当に意外でしたね。“なんで自分なんだろう?”と思いながら(笑)。だけど、“こういう役をやらせてみよう”と思っていただけたのは、その人に触れる何かがあったんだと思いますし、単純にすごくうれしいですね」と、ニヤリとした。さらには、「ここまで嫌な奴って、あまりないからそれが楽しいです。好かれる必要がないと、結構楽だなと思って(笑)」と、こともなげに語る。岡田准一演じる伝説の殺し屋が、ボス(佐藤浩市)から「1年間、一般人として普通の生活を送れ」と命令されるところから物語は始まる。殺しはご法度、もしも殺しをした場合ボスから自分が殺される、という中、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と大阪の街に潜入。しかし、彼の元には数々の厄介ごとが振りかかる。その中のひとつが、刑務所から出所したてのデンジャラスメーカー・小島(柳楽優弥)や、小島と確執を持つ砂川との関わりだった。劇中、向井さんは柳楽さん演じる小島と直接対決する運びになる。アクション監督指導のもと、かなり痛そうな肉弾戦が繰り広げられた。「安全第一はもちろんですけど、殺るか、殺られるかという、柳楽くん演じる小島とのタイマン勝負でした。砂川が、いろいろな恨みをぶつける唯一の瞬間でもあると思っていたので、ただの悪役ではない何かが見えたらいいな、と思っていました。原作のあるお話ですけど、映画の2時間の中で描けることは限られているので、バックボーンを思わせる何かがないといけない。描かれていないことや過去のことなど、すごく考えて取り組みましたね」。理想の芝居は“難しいことを簡単にやる”そして、柳楽さんとの共演について、「刺激を受けたし、すごく感動しました」と充実の表情でふり返った。「砂川というキャラクターを一番突き動かしてるのは間違いなく小島なので、柳楽くんとのシーンは、本当にヒリヒリするものがありましたね。お芝居の部分に関して、柳楽くんはすごく爆発力のある方なんです。現場の空気を一瞬でガラッと変えるインパクトを持っている人なので、それは、もう…一番身近で見ていて、すごく面白かったです。刺激も受けますし。いや、すごいです…感動しました」。柳楽さんのお芝居が「爆発力」と表現されるなら、向井さんのお芝居は、どう表現される?「自分の?僕は…個人的な好みとしては、受ける芝居が好きなんですよ。相手を意識的に動かす方が大変なので、大変な方より楽な方を選んでいるんですけど(笑)。砂川に関して言えば、なるべくうそがないように、“相手がこうくるなら、こうやったらもっと怒るだろうな”とか、意識してやっていたところがあったかもしれないです」。「楽」という言葉を使いながらも、結果、相手の呼吸を見て合わせ、ときに乱しながら芝居を作り上げていくというのは、「楽」とは到底離れたことをやっている印象さえ受けた。伝えれば、向井さんは「…難しい方が面白いですからね」と、観念したように微笑み、つぶやいた。さらには、こんな本音も。「自分が見ていると、やっぱり、難しいことを簡単にやっている人の方がすごいな、と思うんです。難しいことを難しそうにやることは、もちろん、みんなできるんでしょうけど。…だから、そうなったらいいなと思うんです。実際、そこにその人が存在していることで話が成立するんだったら、それでいいと思うし。だから…理想は笠智衆さんだって、僕はずっと思っているんですよね。『寅さん』(『男はつらいよ』シリーズ)のように、振り向いて『おう』って言うだけで、映画が終わるっていう(笑)」。様々な表情から伺える役柄の幅広さ向井さんには、最後に、「本作を通して、得たものは何でしたか?」という質問を投げかけてみた。低く穏やかな声を響かせながら、終始、流れるように話し続けた向井さんが、この日初めて、「…う~ん」と悩んだ風に。どんな壮大な答えが…と待ち構えた矢先、顔を上げた向井さんは、「目にコンタクトを入れられるようになったことですね。本当に初めてだったので!周りが、もう呆れて口も聞いてくれないほど、入らなかったんですよ」と晴れ晴れとした表情で答えた。予想の斜め上をいく回答だったため、部屋にいたスタッフも全員爆笑。続けて、向井さんは、「僕、新しいビジュアルを作るときに衣装合わせとかメイクをして、でき上がったときに、自分で写真を撮ることってほとんどないんですけど、今回は撮りましたね。面白いなと思って(笑)。撮ったのは、ほぼ初めてだと思います」とニコニコ。インタビューの中でも緩急つけるふり幅のある話を披露してくれた向井さん、それは好青年から裏社会の男まで、様々な顔を見せてくれることを期待してオファーが届くのも納得だ。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月19日吉高由里子、中丸雄一、向井理らで贈る新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の8話が6月4日オンエア。今回は向井さん演じる晃太郎の“おんぶ”シーンに多くの視聴者が熱い興奮の声を上げていた。吉高さんが“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を演じる。結衣の恋人・諏訪巧を中丸さんが、結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井さん、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。福永が提出した法外な低予算の見積もりが社内審査を通ってしまう。実は相手企業の担当者が結衣たちの会社のメインバンクの頭取の子どもだったのだ。賤ケ岳をディレクターに任命する福永。残業を免れない厳しい予算とスケジュールのなか、結衣たち制作4部のメンバーは作業を進めることになった。そんななか賤ケ岳の夫・陽介(坪倉由幸)から「おふくろが倒れた…」と連絡が入り、陽介は一人で急遽熊本に帰省。陽介からは当分熊本に残って母親の世話をすると言われ、賤ケ岳は仕事をしながら一人で双子の育児もしなければならない状況になってしまう。一方、一緒に住みはじめた結衣と巧だが、こじんまりと結婚式を挙げたいという結衣に対し、巧は結婚式は2人だけのものではないと返すなど、2人の間の価値観の相違が目立ち始め、ついにケンカになってしまう――というのが今回のストーリー。賤ケ岳は休職して熊本に行くことをを決意、結衣がチーフを引き継ぐことに。福永はそんな結衣に残業するよう求め、さらに晃太郎が前の会社を辞めた本当の理由を教えると言い出す…というラストだった。ここに来て考え方の違いが目立ち始めた結衣と巧に「結婚へ向けて、彼氏との価値観や違和感がだんだん浮き彫りに」「これから結婚だってのに価値観あってなくてアレってなってるの見て怖い」などの声が寄せられるなか、今回は巧とケンカして酔いつぶれた結衣をおんぶして家まで送り届ける晃太郎の背中に注目する声が多数。「あんなにもステキな上司は何処にいるのだろう」「向井理におんぶされパーカーをかけられたい人生だった」「私も理におんぶしてもらいたい」などの反応がSNSに殺到していた。(笠緒)
2019年06月05日ファンクやソウル、ジャズといったブラックミュージックをルーツに、新時代のR&Bシンガーソングライターとして注目される向井太一。サウンドクラウドでの楽曲発信や海外アーティストとのコラボレーションなど様々な垣根を越えて自由かつ活発に往来する姿は、先鋭的であり刺激的だ。そんな彼の約1年ぶりのアルバム『PURE』がリリースに。「タイトル通り心の中にある純粋な感情や自分の本音を赤裸々に歌ってみたいと思ったんです。SNSなんかをやっていると、嫌なこと言う人とかネガティブな感情を持つことって多いじゃないですか。でも、それを音楽でプラスに転換していきたい。自分が発信することで聴く人の心に寄り添ったり、背中を押したりすることができる。それこそがアーティストのするべきことなんじゃないかって考えるようになったんです」自分の抱える不安や怒り、そしてリアルすぎるラブソングまで。切なく、甘く、力強く、歌い上げる様は今まで以上にエモーショナルだ。「ラブソングの『午後8時』なんかはR&Bの持つ“エロみ”みたいなものを思い切り出したくて(笑)。自分が聴いて育ってきた音楽を再構築してJ-POPのひとつとしてきちんと歌えるようになりたい。今作では、そこもすごく意識しましたね」これまでエッジの利いたサウンドで多くのリスナーを唸らせてきたが、今回はプロデューサー陣に蔦谷好位置、☆Taku Takahashi、tofubeatsといった日本を代表する名トラックメイカーが参加。彼らが向井太一の世界をぐっとポップに底上げしているのも面白い。「学生時代から聴いていた音楽を生み出してきた方々にオファーできたのは鳥肌ものの興奮でした。蔦谷好位置さんとの『Answer』にはKREVAさんも参加していただいて。実はうちの母は追っかけしていたほどのKREVAさんファン(笑)。泣いて喜んでくれて、親孝行もできたなって」現在26歳。素顔は思いのほかチャーミングなのも印象的。「制作中の息抜きに今、紅茶にハマっています。ずっとコーヒー党だったんですけど『銀座ウエスト』のロイヤルミルクティーが美味しくてそこからマイブームに。ストレートもミルクティーも大好きです(笑)」多彩なプロデューサー陣が参加した全12曲に加え、ボーナストラック「Siren」を収録。2nd Full Album『PURE』【初回限定盤CD+DVD】¥3,000【通常盤CD】¥2,315(トイズファクトリー)11月28日発売。むかい・たいち1992年、福岡県生まれ。’13年よりソロ活動開始。’16年メジャーデビュー。モデルやコラム執筆も手がける。12/12より全国ツアー「PURE TOUR 2018-2019」がスタート。※『anan』2018年11月28日号より。写真・小笠原真紀取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年11月27日WOWOWドラマWの人気シリーズ「パンドラ」の最新作「パンドラIV AI戦争」から、この度場面写真が解禁。現在撮影中の本作で主演する向井理からコメントも到着した。本作は、革命的な発明により、“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く社会派ドラマシリーズ。2008年、連続ドラマW第1作目としてスタートした三上博史主演の「パンドラ」では“がんの特効薬”をテーマに、佐藤浩市主演の「パンドラII 飢餓列島」では“遺伝子組み換え食品”を、江口洋介主演の「パンドラIII 革命前夜」では“自殺防止治療法”、堺雅人主演のドラマWスペシャル「パンドラ~永遠の命~」では“クローン人間”を描いてきた。そんなシリーズの今回のテーマは“AI”。多くの分野で注目を集めている人工知能だが、しかしこれらの技術の進歩は、AIが人間の仕事を奪うなど数々の問題を秘めており、AIはすでに開かれている“パンドラの箱”なのだ。医学界を根底から覆す画期的な医療用AIを開発する主人公・鈴木哲郎役を向井さんが演じるほか、AI診断を導入したIT企業「ノックスグループ」代表の蒲生俊平役に渡部篤郎、医師会会長の有薗直子役に黒木瞳、看護師の橋詰奈美役に美村里江、弁護士の東浩一郎役に三浦貴大、メディノックス医療センターの優秀な心臓外科医・上野智津夫役に原田泰造、そして本シリーズに登場する毎朝新聞・記者の太刀川春夫役を再び山本耕史が演じる。到着した場面写真では、険しい表情の豪華キャストたちの姿が公開。また、哲郎が開発した世界の医療論文を蓄積し、学習機能を持った画期的なAI診断システム“ミカエル”を調整する様子、医師たちを従え、総回診を行う直子の姿なども捉えられている。現在、撮影は後半戦に入ったという向井さんからコメントも到着。「まだ僕らも結末を知らないので、いつも新鮮な気持ちで、でも緊張感も持ちながら撮影に臨ませていただいています」と語る向井さんは、「本作の魅力の一つとして、オリジナルの脚本を最初から、それもちゃんとリアリティを持って手掛けられるというのは凄いことだと思いますし、原作が無いからこそ自由に、そして現場での発想も交えながら、キャスト・スタッフ一丸となってドラマを作っていますので、楽しみにしていただければと思います」と放送を待つ視聴者へメッセージを寄せている。「連続ドラマWパンドラIV AI戦争」は11月11日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2018年09月26日お笑いトリオ・パンサーの向井慧、尾形貴弘、菅良太郎が4日、北海道・札幌市内で開催中の「みんわらウィーク2018」のメインイベント「SDGsウォーク2018」に参加。尾形のダメっぷりに次長課長の河本準一らがダメ出しし、向井は「質の高い教育をしないと…」と教育の必要性を実感していた。吉本興業と北海道は、北海道を盛り上げ、その魅力を国内外に発信することを目的とした包括連携協定を2016年3月に締結。その一環として、お笑いの輪を全道に広げるイベント「みんわらウィーク」を2016年より開催している。3年目を迎える「みんわらウィ―ク2018」では、“歩いて・笑って・健康になり、SDGs890(エス・ディージーズ)を学べるウォーキングイベント”「SDGsウォーク2018」をシンボルイベントとして開催。お笑い芸人やアスリートと一緒に夏の北海道を歩き、国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」を楽しく学ぶ。芸人たちは、中島公園内を歩く約2キロのコースに参加し、いくつかのグループに分かれて一般の参加者とウォーク。パンサーのグループは途中で、後ろを歩いていた和牛のグループと合流し、最後は大人数でゴールした。向井は、グループが合流した時、人気の高い和牛の方に参加者が流れたと嘆き、尾形も「俺、女の子最初ついていたのに・・・。なんだコノヤロー! チキショー!」と不満爆発。すると、笑いを絡めなかった尾形のコメントに、司会の河本が、「なんで何もないんだ!『和牛サンキュー!』『サンキューじゃねえだろ!』とかでいいじゃん。そろそろ覚えよ、お笑いを」とダメ出しした。向井は尾形について「質の高い教育をしています」と、SDGsが掲げている目標の一つである教育の最中だと説明。そのタイミングで尾形が食べていたアイスをこぼすと、「こぼすなよ! こんなところに。42だろ!」と注意し、菅も「このタイミングで解散することになりました」とコメントして笑いを誘った。向井は「尾形さんに質の高い教育をしていかないといけないなと、改めてエンディングを見て思いました。だらしないです。お笑いの方程式もまだあんまりわかってない。ちゃんと教育していかないと」と教育の必要性を実感。尾形は「相方や先輩に教育していただてどんどん売れる芸人にここからなっていきたいですね。売れてなんぼですから!」と成長を誓った。同イベントには、お笑い芸人やアスリートが多数参加。2キロと10キロの2コースで、一般参加者たちとのウォーキングを楽しんだ。■参加芸人次長課長・河本準一、品川庄司・庄司智春、アップダウン、椿鬼奴、パンサー、和牛、吉本新喜劇(すっちー、信濃岳夫、佐藤太一郎)■参加アスリートカズ山本(野球)、星野伸之(野球)、斎藤隆(野球)、門倉健(野球)、近藤岳登(サッカー)、岡崎朋美(スピードスケート)、石橋貴俊(バスケットボール)、田中光(体操)、河口正史(アメリカンフットボール)、木村真野・紗野(シンクロナイズドスイミング)、中西悠子(水泳)
2018年08月04日音楽ストリーミング・サービスSpotifyが今年注目するアーティストが出演するライブイベント「Spotify Early Noise Night #6」を6月15日に初めて大阪で開催する。「Spotify Early Noise Night」は、様々なデータをもとに、その年に期待される新人アーティストを年初に選出し、プレイスとやライブイベントを通じて、年間でバックアップしていくプログラムの一環で、これまで東京で5回開催されてきたイベント。ファンやアーティストなどの要望に応え、今回、初の大阪開催となる。今回は、昨年末に全国でオンエアされたSpotifyのCMに楽曲が使用されて、4月にソニー・ミュージックからメジャーデビューした女性ラッパーのあっこゴリラ、ソウルやダンスミュージックの新境地を書いたいくするシンガー・ソングライター向井太一、福岡出身のロックバンド・アトラクションズ(Attractions)、大阪出身のKYOtaroによるシラップ(SIRUP)の4組が出演。音楽の垣根を超えたブレイク直前のアーティストをまとめて観られる一夜となる。それぞれのアーティストの楽曲はこちらから。あっこゴリラ向井太一AttractionsSIRUPEarly Noise Night【イベント情報】Spotify Early Noise Night #6日時:2018年6月15日 開場 22:00 / 開演 22:30会場:Music club JANUS住所:大阪市中央区東心斎橋2-4-30-5F出演:あっこゴリラ、Attractions、SIRUP、向井太一チケット:前売 税込1,000円 / 当日 税込2,000円※それぞれスタンディング、整理番号付き、2ドリンク別チケット販売:イープラス 主催:Spotify企画・制作:Spotify、キョードー関西協力:Spincoaster※未成年(20歳未満)の入場不可※出演者のキャンセル・変更によるチケットの払い戻し不可
2018年05月31日NHK総合テレビが、スペシャルドラマ「太陽を愛したひと ~1964 あの日のパラリンピック~」の制作を発表。主人公に向井理、その妻役に上戸彩を迎え、三枝義浩「太陽の仲間たちよ」を原案に、社会の常識と戦い東京パラリンピックを成功に導いた伝説の医師の物語を描く。1960年、整形外科医の中村裕は研修先のイギリスでスポーツを取り入れた障害者医療を学んだ。そのときに出会った言葉が、その後の彼の人生の原動力になる。「失ったものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」――。帰国した中村は、障害者スポーツを何とか広めようとするが、日本はリハビリという言葉すらなかった時代、「見世物にしないでほしい」と抵抗にあう。しかし、ある少年との出会いをきっかけに、車いすバスケットボールを少しずつ普及させていった。そんな彼に驚きのミッションが!第2回のパラリンピックとなる東京パラリンピックを実現させよ、というのだ。再び彼の前に立ちはだかる社会の常識という壁。障害者の家族からも反対の声が。しかし、家族や仲間の支えで、次々と突破していく。1964年の東京パラリンピックを成功に導き、その後は、障害者自立のための施設を設立するなど、障害者の社会復帰に一生を捧げた伝説の医師・中村裕。本作は、その波乱の人生を描いた感動の物語。なお、本作は3月上旬から3月下旬に収録を予定している。「太陽を愛したひと ~1964 あの日のパラリンピック~」は夏、22時~総合テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月20日1月16日から放送がスタートしたドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)で、向井理が見せた「ドS演技」が話題を呼んでいる。 向井が演じるのは、主人公の大学時代の先輩で、イケメンなうえに仕事ができるエリートサラリーマン。しかし実は悪魔のように残酷な裏の顔を持っていて、同僚として再会した主人公を追い詰め支配しようとする。 そのドSぶりは第1話からアクセル全開。「お前は俺から逃げられない」「本気で俺から離れられると思ってる?」といった“言葉責め”は序の口。無理やり髪を切ったり机に何度も叩きつけたりと、演出とはいえ思わず鳥肌が立ってしまうようなシーンの連続だ。 実際、Twitterには《もはやホラー》《絵に描いたようなモラハラ男》《闇が深すぎる》といった反響が寄せられている。 いっぽう《怖いけどカッコいい》《美しい顔だちが際立つ》と、そのイケメンぶりを改めて実感した視聴者もいるようだ。たしかに狂気をはらんだ冷たい眼差しには、ゾクッとするような魅力がある。 向井の代表作といえば漫画家・水木しげるの半生演じた連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK)が有名だが、そのマイペースで憎めない役柄とは似ても似つかない。 ほかにも「S -最後の警官-」(TBS系)の熱血な警察官や「信長協奏曲」(フジテレビ系)の忠義に厚い武士など、比較的好青年の役を演じることが多かった向井。今回の“ドS男”役が新境地となるか。
2018年01月17日女優の国仲涼子(38)が25日、公式サイトを通じて、夫で俳優の向井理(35)との間に第2子を妊娠したことを発表した。国仲は「この度、私達に新たな家族ができることがわかりました」と報告。「現在は安定期に入ったばかりで、体調は良好ですが大切な時期でもあり、静かに見守っていただければ幸いです。これからも温かなご指導、応援を賜りますよう宜しくお願い致します」と呼びかけた。向井も、所属事務所のFacebookを通じて、同様の内容で国仲の第2子妊娠を報告した。2人は、2012年放送のドラマ『ハングリー!』での共演をきっかけに交際に発展。2014年12月に結婚し、2015年9月に第1子となる男児が誕生した。
2017年09月25日国仲涼子が、向井理との間に第2子を妊娠したことを発表。両名ともに事務所の公式サイト&SNSを通じて「静かに見守っていただければ幸いです」とコメントを寄せた。向井さんと国仲さんは、2014年12月に入籍。その後2015年4月には第1子を授かったことを報告し大きな話題となっていた。この度、向井さんと国仲さんはそれぞれの事務所の公式サイトやSNSを通じて「この度、私達に新たな家族ができることがわかりました」と報告。「現在は安定期に入ったばかりで、体調は良好ですが大切な時期でもあり、静かに見守っていただければ幸いです。これからも温かなご指導、応援を賜りますよう宜しくお願い致します」と、同じコメントを発表した。国仲さんは、2015年9月に第一子を出産したのち、2016年4月期放送ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」にて産後初のドラマ出演を果たし、その後は「視覚探偵 日暮旅人」「嘘の戦争」などにゲスト出演。また、中谷美紀、桐谷健太、大谷亮平、鈴木浩介らと共演したWOWOWの「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」が10月21日(土)より放送される。向井さんは、自身の祖母・芦村朋子さんの半生記を原作にして映画化した『いつまた、君と~何日君再来~』のヒットが記憶に新しい。また、現在は、舞台 劇団☆新感線「髑髏城の七人 season風」にて無界屋蘭兵衛役を熱演中だ。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日