女優の桜庭ななみらが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。作中の癒やし系キャラクター・サシャを演じた桜庭。「サシャは本当にずっと食べることを考えていて、撮影中もたくさん食べました」と食欲旺盛なキャラクターの一面を振り返り、「原作にも登場するキャラクターなので、原作のイメージを大切にしながら」と演じる上で意識した点について語り、「スタッフ・キャストが、いい作品の完成に向けて頑張りました。みなさん最後まで楽しんでいってください」と呼びかけた。また、撮影中のエピソードを聞かれ、「装着していた装備が重かったです。全部で10キロぐらいありました」と明かし、「座り方とかをみんなで研究しながら、一番どの座り方が楽かというのをみんなで力を合わせて頑張りました」と現場のほのぼのとしたやりとりを披露。MCも「そこから団結心が生まれたのかもしれませんね」とチームワークのよさに感心していた。この日は桜庭のほか、三浦春馬、水原希子、長谷川博己、本郷奏多、三浦貴大、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席した。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月22日俳優の長谷川博己らが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。映画オリジナルキャラクターのシキシマを演じた長谷川は、「人類最強の役を演じさせていただきました…といっても、みなさんが大好きなリヴァイではありません」と、原作の人気キャラクターにかけて自虐気味に自己紹介。「本当にすごい映画になりました! 僕も初めて見た時は衝撃を受けました。でも上映会に来て、この4,000人近くのお客さんを見て、もっと僕は圧倒されました」とコメントし、会場の笑いを誘った。MCから"撮影中つらかったこと"を聞かれた長谷川は、「僕は一番最初に立体機動で飛んだんです。みんながロープを持って引っ張って、『いっせーの、せ!』で飛んで、その途端に一瞬みんなが手を離すんです。そこから僕はブワッて落ちていくんですよ。死ぬってこんな感じなのかなと思いましたね」と、恐怖体験を熱く語った。すると、それを見ていたという三浦春馬が「いつも寡黙な長谷川さんが『フォー!』とか叫んでいたので、接しやすい人なんだなと思った」とコメント。長谷川は「怖かったけど、"最強の男"という設定だから、みんなの前では笑ってごまかしていました」と"最強"の役ならではの苦悩を明かした。この日は長谷川のほか、三浦春馬、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月22日累計発行部数5,000万部を突破している諫山創の大ヒット漫画を実写映画化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアが21日、都内で行われた。15日には、米ハリウッドにてワールドプレミアが行われ、約5分間スタンディングオベーションが鳴り止まなかったという『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。全世界63の国と地域での配給も決定した本作が、ついにここ日本でもお披露目され、この日のプレミアには主役のエレンを演じた三浦春馬、劇場版オリジナルキャラクター・シキシマ役の長谷川博己をはじめ、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジョン)、桜庭みなみ(サシャ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、石原さとみ(ハンジ)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)ら主要キャスト、そして樋口真嗣監督の計11名が出席した。樋口監督はやや緊張した面持ちで「2年くらいこのキャストと一緒にやってきましたが、今日改めて皆さんとお会いして、こんなにきれいな方々だったことを思い出しました。皆さん、もう思い出したくないくらいの汚し方をしてしまったので、本当にすいません……」と過酷なロケだったことを吐露しながら、キャストへの感謝を伝えた。また、実写映画化の発端は、原作漫画の2巻が平積みになっていた頃に、樋口監督が表紙の巨人と目があったことがきっかけ。樋口監督は「普段は漫画をあまり読みませんが、読んでみると映画にしたら面白いのではないかと。その時の衝動でここまできました。言葉に尽くしがたい迷惑を皆さんにかけていますので、その映像を見てください」と、一目惚れから生まれた作品だったことを明かした。漫画のアニメ化や実写化の際には、やはり原作の再現度に注目が集まるが、樋口監督は原作者の諌山に「原作を気にせずに、違う話にしてくれ」と言われたという。しかし、そこは怯まずに「それは進撃の巨人じゃないから、俺は進撃の巨人が作りたいんだ」と意思を貫いた樋口監督。劇場版の制作決定時は、原作コミックは4巻まで発売されておらず、原作の面白い要素をどこまで突っ込めるか、漫画の絵の中にある行間、隙間を映像の中でどれだけ埋められるか――など、樋口監督は諌山と密に連絡を取り合い、制作を進めていったという。先日のワールドプレミアには、キャストからエレン役の三浦とミカサ役の水原が参加。三浦は「ニュースや映画の世界でしか見たことのなかった、ハリウッドに足を踏み入れたことが純粋に楽しかったです。お客さんが歓声を上げることは初経験だったので驚きました」と、日本とは異なる鑑賞スタイルに驚いた様子。水原も「エレン、ミカサ、巨人が出てくるシーンは、歓声が上がっていました。中でも、ハンジが出てきたシーンはすごくウケていて」と語ると、石原がはにかみががら「うれしいです」と一言。また三浦は、超大型巨人が出てくるシーンで、観客が"息を呑む"ことを目の当たりにしたらしく「息を呑むという表現がどういうものかわかりました」と関心していた。本作は、最新のVFXと日本が誇る特撮技術が融合したハイブリット作品でもあり、見どころは立体機動装置のシーン。誰よりも早く立体機動装置を使用したという長谷川は「僕は一番初めに立体機動装置で飛びましたが、飛ぶ時はみんなが息を合わせ、ロープを引っ張って飛び上がります。そして、飛び上がったところでロープを放すと一瞬落ちた後にロープのゴムがビヨーンとなるんですが……この落ちるところは、死ぬかと思いました」と回想。それを見ていた三浦は「寡黙な感じの長谷川さんが叫んでいたので親しみを感じ、喋りやすくなりました」と話していた。樋口監督と『機動戦士ガンダム』の話で盛り上がっていたという本郷は「すごい作品をたくさん撮っている監督なのに、僕ら役者の話にも聞いてくださって、僕の中では、夢を叶えてくれるドラえもんみたいな存在です」と話すと、ドラえもんに口調を真似て「ありがとう」と樋口監督。また、ピエール瀧は「世界遺産にもなった軍艦島の奥深くの方なんて、なかなか見ることができません。そんな、軍艦島でのロケシーンは見どころだと思います」と見どころを添えた。舞台あいさつも終盤に差し掛かったところで、三浦から「ここでカミングアウトしたいと思います」という気になる一言が。「撮影が始まる前に、監督から『時計じかけのオレンジ』『シャイン』『クロニクル』の3本のDVDを渡され、何回も観たんですが、『進撃の巨人』の世界観とマッチせず、理解できなかったことをずっと黙っていました。すいません……」と告白すると、樋口監督は「返してもらった時に、一緒についていたクッキーがすごく美味しかったです」と苦笑い。最後に三浦の思わぬカミングアウトがあったが、最後に「今年の夏の超大型エンターテイメントとして皆さんに届き、ずっと残っていく作品になればと思っています」と全力でアピールしていた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は、前編が8月1日、後編が9月19日より全国公開。
2015年07月22日女優の水原希子らが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。本作でヒロインのミカサを演じた水原。「今日は本当にこんなにたくさんの方に来ていただけて本当にうれしいです」と感謝を述べ、「私はこの映画を初めて見た時に、すごく圧倒されました。これは日本のみならず、世界の人にも楽しんでいただけるはず」と自信をのぞかせた。MCから、特に苦労した点について聞かれると、「ミカサは戦うシーンが多くて、アクションが多かったです」と過酷な現場を振り返り、「6メートルぐらい高さから逆さ吊りにされて、ヒュッと急降下してから立ち上がって歩かないといけないシーンがありました」と印象に残っているシーンを挙げた。その手本となる動きを見た後には、「私、3分後はあそこにいるんだ…」という覚悟が必要。「もう、それが毎日続いたので、毎日毎日が窮地に立たされて。やったことがないことをやってのける日々でした」とハードな撮影ぶりをうかがわせた。この日は水原のほか、三浦春馬、長谷川博己、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月21日俳優の三浦春馬、水原希子、石原さとみ、本郷奏多らが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。舞台あいさつには三浦のほか、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席。ステージには作品の世界観を意識した巨大な"壁"が設けられ、キャストたちが炎とともに現れると、約4,000人の観客からは大きな歓声が上がった。主人公のエレンを演じた三浦は、「今もっとも日本で有名、そして力を持っている『進撃の巨人』を原作に実写版を撮らせていただけること、そしてその作品に主演として参加させていただけたこと、本当に感謝しております」と観客に向けてあいさつした。先日ハリウッドで行われたワールドプレミアについて質問された三浦は、「ニュースや映画でしか見たことがなかったハリウッドに行けたことが単純にうれしかったです。現地のお客さんたちは歓声を『フー!』とか『ホウ!』とか映画の感想を感情で表現してくれるのが新鮮でした。初めて、"息を飲む"という行為を音で感じることができました」と貴重な体験を振り返った。質疑応答を終え、最後のコメントを求められた三浦は「カミングアウトしたいと思います」と前置きしながら、「監督から、作品の役作りに役立つからとDVDを3本渡されたんです。『時計じかけのオレンジ』(1971年)、『シャイン』(1996年)、『クロニクル』(2012年)だったんですが、理解をするのが難しく、参考にできませんでした。ずっと黙っていたんですが…、素直になれなくてすみませんでした!」と明かし、会場を沸かせる場面も。フォトセッションを終えて退場する際には、客席に向けて一人深く頭を下げ、会場を後にした。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月21日女優の広瀬すずが初主演する映画『ちはやふる』(「上の句」2016年3月/「下の句」4月二部作連続公開)の劇中ビジュアルが21日、公開された。広瀬は人生初のロングヘアで、はかま姿を披露している。広瀬は髪型について、「(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が『誰?』みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました」と明かし、その印象について「ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」と語った。競技かるたに打ち込む主人公・綾瀬千早という役柄に関しては、「元気でパワフルで、ここまで明るいダイナミックな役は初めてだったので、まず振り切ろうと思いました。振り切る事が、彼女に一番近づく事になるかなと思いました」とコメント。競技かるたの撮影では、「ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました」と振り返り、「みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。『ガムシャラにやってきた証だね』という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」と撮影現場の模様を伝えた。原作では女子人気の高いキャラクター・真島太一を演じる野村周平も、「撮影は大変でした。スローモーションもあって、札を触ってないとばれるんです。試合のシーンは(1シーン100カット以上あり)何回も何回もやりました」と苦労もあった様子。さらに、広瀬をおんぶするシーンについては、「しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います」としながらも、「でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした」と印象的な共演シーンに触れた。メガホンをとった小泉徳宏監督は、広瀬の演技について「(ビジュアルも含めて)地に足のついた千早が出来上がったと思います。びっくりするくらいはまりました。カメラが回ると、役がいきなりはねあがって、千早になりきるんです」と絶賛の言葉を送っている。漫画家の末次由紀氏が手がけたコミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1200万部(2015年6月時点。既刊27巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。共演には、綿谷新役に真剣佑、大江奏役に上白石萌音、西田優征役に矢本悠馬、駒野勉役に森永悠希、須藤暁人役に清水尋也、木梨浩役に坂口涼太郎、若宮詩暢役に松岡茉優などフレッシュなキャストに加え、宮内妙子役の松田美由紀、原田秀雄役の國村隼らベテラン俳優陣が脇を固める。(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C)末次由紀/講談社
2015年07月21日『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の完成披露試写会が7月21日(火)に開催され、主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督の総勢11名が登壇した。諌山創の大人気コミックの実写版として前後編の二部作で製作され、世界遺産にも登録された長崎県の軍艦島でも撮影を敢行!壁に覆われた世界で暮らす主人公たちが恐るべき巨人と遭遇し、その恐怖を乗り越えて平和を手に入れるべく戦いに身を投じていく。原作の世界観を活かしつつ、新たなキャラクターを登場させて、原作とはまた違った物語が展開している本作だが、映画オリジナルのキャラクターにして“人類最強の男”と言われるシキシマを演じた長谷川さんは、ファンも気になる“立体機動装置”を使っての移動のシーンの撮影を述懐。「僕が一番最初に飛んだんですが、みんながロープを持って引っ張って『いっせいの』で飛ぶんです。飛んだ途端にみんなが(ロープから)手を放すんですが、フワッとなって一瞬、落ちる瞬間があって、恐ろしくて死ぬかと思いました」とその恐怖を明かす。三浦(春)さんからは「叫んでた(笑)」という指摘があったが、長谷川さんは「叫びましたよ(笑)。あれはほとんど見せしめでした」と樋口監督に恨み節。三浦(春)さんは「それまで寡黙な感じだった長谷川さんが叫んでて、こういう一面もあるのか。話しやすそうだなと思いました」と語ったが、長谷川さんは「すごく怖かったんですが、最強の男の役なので、(叫びつつも)笑ってごまかしてました…」と苦笑を浮かべていた。三浦さんは満員の観客を前に「カミングアウトします」と宣言。撮影前に監督から「このDVDを見て」とキューブリックの『時計じかけのオレンジ』、『シャイニング』などを渡されたそうだが「何回見ても『進撃の巨人』の世界観とマッチせずに理解できずに苦しかったです。ずっと黙ってました。素直になれずにすみません…(苦笑)」と告白。会場は笑いに包まれた。樋口監督は撮影から完成までのこの2年を振り返り、壇上に並ぶキャスト陣を見やり「こんなキレイな人たちだったんだなと。申し訳ないことをしたと思うくらいの汚し方をしました」と撮影では容赦なく、キャスト陣を泥まみれ、ホコリまみれにしたと述懐。石原さんは「ドラマ『失恋ショコラティエ』の直後にクランクインだったんですが、真逆の役で吹っ切れました」と振り返り「髪の毛もトリートメントしてキレイにしてたんですが、あえてダメージを与えたり、叫ぶシーンが多いんですが、口を開けると砂やホコリや粉が入ってきて毎回、うがいが必要だったり…」とその過酷さの一端を明かした。この日の上映は、国内では映画公開前のたった1回きりとなることもあり、都内の会場には約4千人の熱烈なファンが集結。さらに同時刻に札幌、大阪、名古屋、福岡でも上映が行われた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日(土)、9月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月21日人気コミックを実写化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のジャパンプレミアが7月21日に、東京・国際フォーラムで行われ、約4000人のファンが集結。同日、札幌、大阪、名古屋、福岡でも1度限りのプレミア試写会が同時開催された。その他の画像/プレミア試写会ジャパンプレミアには三浦春馬(エレン役)をはじめ、長谷川博己(シキシマ役)、水原希子(ミカサ役)、本郷奏多(アルミン役)、三浦貴大(ジャン役)、桜庭ななみ(サシャ役)、松尾諭(サンナギ役)、石原さとみ(ハンジ役)、ピエール瀧(ソウダ役)、國村隼(クバル役)、樋口真嗣監督が出席した。主演を務めた三浦は、「この超大型エンターテインメントで主演させていただき、本当に感謝しています。最新の特撮とVFXが融合したハイブリッド映像をお見せできるのが光栄ですし、すべては樋口監督が導いてくださった。大きな拍手をおくってください」と樋口監督に感謝の意を表した。一方、当の樋口監督は緊張のせいなのか、足がガクガク。あふれる思いに、言葉が追いつかない様子で「本当に頑張りました!」と言葉を振り絞り、「原作の面白い要素をどこまで詰め込めるかにかけた。(コミックの)絵の行間に、肉体と精神を注ぎ込んだ」とアピールした。キャスト陣も「すごい映画になりました。ただ、私はリヴァイではありません!」(長谷川)、「今日、皆さんは観たことのない映画を観ることになる」(水原)、「原作ファンの僕から見ても、間違いなく良作」(本郷)、「あら探しはせず、キャラクターがもつ本来の魅力や可能性を見てもらえれば」(石原)と熱弁した。社会現象を引き起こした諌山創原作の大人気コミックを、樋口真嗣監督(『日本沈没』、2016年公開予定の『ゴジラ』など)が2部作で実写化したスペクタクル。“巨人”と呼ばれる大型人種に支配された地上を舞台に、それに立ち向かう戦士たちの冒険を描く。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』8月1日(土)公開『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2015年07月21日本作が映画初主演となる広瀬すずを始め、野村周平、真剣佑、上白石萌音ら若手俳優陣を迎え、“競技かるた=百人一首”に懸ける少女の情熱と夢と恋を描いた大人気漫画を実写化する『ちはやふる』。この度、メインキャストらが劇中ビジュアルに身を包み、映画の撮影地でもある競技かるたの聖地・近江神宮(滋賀県)に登場。クランクアップを間近に控え約3か月の撮影をふり返った。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数は1,200万部(2015年6月現在・既刊27巻)を超える大人気コミックス。本作で主人公を務めるのは、ドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ)や『海街diary』と話題作への出演する注目女優・広瀬さん。幼なじみの真島太一役には、現在月9ドラマ「恋仲」(フジテレビ)出演中の若手実力派俳優・野村さん。綿谷新役には、「劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー」に出演、ブレイク必至の真剣佑さん。そのほか、上白石さん、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優たちが顔を揃え、さらに松岡茉優、松田美由紀、國村隼という実力派キャストが脇を固める。今回、「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(通称:かるた甲子園)」の全国大会が開催中のこの日、撮影でも使われ原作でも有名な真赤な「楼門」を前に、広瀬さんらメインキャスト陣が劇中衣装のはかま姿で登場。特に広瀬さんは役に合わせて20cmのエクステで人生初のロングヘアに挑戦。“千早”スタイルを披露した広瀬さんは「(ロングヘアにすることが)役に一番近くなれるものと思いました。(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が『誰?』みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」と実写化ならではの“見た目”へのこだわりをコメント。また競技かるたの撮影について「せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました。みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。『ガムシャラにやってきた証だね』という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」と撮影をふり返った。野村さんは広瀬さんとの共演シーンについて「(広瀬をおんぶするシーンがあり)しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います。でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした」と撮影秘話を明かす。真剣佑さんは、福井弁とかるたの勉強をするために事前に福井県で合宿を敢行したそうで、「福井渚会というところでかるたの練習をしたり、地元の人たちと会話をするため現地でアルバイトをしたりしていました。ずっとかるたの札を持ち歩いて暗記していました」と役作りへの熱さを覗かせた。そして、本作が映画初主演となる広瀬さんの撮影での様子について「(広瀬を)おすずって呼んでるんですけど、おすずが現場にいると場の空気がパッと明るくなって、常にキラキラしてるイメージがありました。現場のみんなが、おすずのファンになってたと思います」(上白石さん)、「びっくりするくらいはまりました。カメラが回ると、役がいきなりはねあがって、千早になりきるんです」(小泉徳宏監督)と、それぞれ語った。『ちはやふる』は2016年3月より<上の句>、4月より<下の句>二部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日2015年8月1日に前編、9月19日に後編が公開される『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』』のワールドプレミアが日本時間の15日(現地時間14日)、アメリカ・ロサンゼルスにて行われ、主演の三浦春馬、水原希子、樋口真嗣監督が出席した。ハリウッドの中でも、伝統あるエジプシャンシアターでの開催となった今回のプレミア。ネオンサイン輝く華やかなハリウッド・ブルーバード通りに降り立った一同は、アメリカの『進撃』ファンが待つ会場へと向かった。上映前の舞台あいさつでは、三浦が「スタッフもキャストもこの映画に人生をささげました。みんなで精魂込めて作った作品ですので、ぜひお楽しみください。特殊効果や映像や音楽が皆さんの記憶に残ることを祈っています」と作品の参加者全員の気持ちを代弁していた。上映後には、会場から巻き起こったスタンディングオベーションに笑顔を見せた3人。「上映中、何度か泣きそうになりました」と明かした三浦は、「ここハリウッドの皆さんの反応を見て、日本の皆さんにも楽しんでいただける作品になっていると確信しました」と、海外での評価に自信をもった様子。「もう言葉が出てこないくらい、感動しています」と、スタンディングオベーションに感激していた水原は、「自分が、こんなに感動するタイプではないと思っていたので、そんな自分にも驚いているし、今日は、最高の日になりました! 本当に一生懸命、そして過酷な撮影をしてきてよかったと感じています」と振り返る。そして、自身が演じたミカサについて「女性キャラクターの中でも一番人気のあるキャラクターで、複雑で、素晴らしい女性なので、(皆さんにお見せするのは)緊張します。でも演じていてものすごく楽しかったです」と語り、「この映画がとにかく大好きです! 完成品を観たときは本当に感動しましたし、特殊効果も圧巻でした!」と本作をアピールした。最後に樋口監督は「実は、ここロサンゼルスでワールドプレミア上映をする意図がよくわかっていなかったんですが(笑)、いま、皆さんの歓声をいただいて、ようやく、ここでワールドプレミアをする意味がわかったような気がします。『進撃』の大ファンであり、映画を楽しむことをよく知っている皆さんの反応が素晴らしかったし、とてもうれしく思っています」と感謝を伝えた。樋口監督は、7月12日にサンディエゴで行われた「コミコン」にも参加しており、「スターウォーズ」や「ウォーキングデッド」などのハリウッドを代表するブースが盛況を見せる中、『進撃の巨人』ブースで300名ものサインに応えていたという。会場には、招待客として『ロッキー』(1976年)で無敵のヘビー級チャンピオンであるアポロ・クリード役や『プレデター』(1987年)などへの出演で知られる俳優カール・ウェザースも来場しており、「とにかく巨人が怖かった! 俺が映画の中で戦ってきた人たちとは比べようがないね! 巨人に遭遇したら一目散に逃げるよ!」と映画の迫力を絶賛した。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作された。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築。8月1日の日本公開を前に、早くも全世界63の国と地域での配給も決定している。映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』には、石原さとみ(ハンジ)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)など、若手からベテランまで豪華キャストが出演している。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年07月16日赤場帝一(木村了)は高らかに叫んだ??「さらに犬にならねばならない!」【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- チケット情報2014年5月に上演された、學蘭歌劇『帝一の國』の第二章が、今年7月12日)、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで初日を迎えた。舞台となるのは超名門校・海帝高校。この学校で生徒会長で選ばれた者には多くの権限が与えられ、輝かしい未来が待っている。それゆえに、学内では会長選挙に向け、熾烈な勢力争いが行われていた。帝一が「犬」として尽くすのは、生徒会長有力候補の三年三組のルーム長・氷室ローランド(冨森ジャスティン)。今日も親友で参謀で猫好きな榊原光明(三津谷亮)と忠誠を誓う日々……だったはずが、ある事実からライバルである森園億人(大河元気)と本田章太(瀬戸祐介)の「億章同盟」に寝返ることに!?どうした帝一、どうなる選挙?果たして会長の座は誰の手に……!學蘭歌劇とあるだけに詰め襟学ランの眉目秀麗な男子生徒たちが華やかに歌い舞い踊り、演出の小林顕作が作詞作曲を手がけた全11曲をキャストたちが熱唱。選挙を目前に殺伐とした空気が流れ「こういうギスギスしたときは、マイムマイムがいちばんにゃん♪」と微笑む光明のことばに全員が「身体が勝手に!?」と、続々と客席に降りマイムマイムを踊り出す姿は圧巻、の一言。帝一のライバル(?)にして、好青年すぎる大鷹弾(入江甚儀)は帝一の想い人で幼なじみの白鳥美美子(井上小百合・樋口日奈 のWキャスト)に告白を考え、東郷菊馬(吉川純広)とその腹心の根津二四三(谷戸亮太)は暗躍し、氷室とその親友、駒光彦(細貝圭)は選挙資金調達のため女装バーでバイトする。今作から新たに新一年生も登場。俳優としても活躍する野々宮裕次郎(市川知宏)、愛らしい夢島玲(佐藤永典)、チーム「海帝愚連隊」を率いる久我信士(佐藤流司)らは、誰の派閥に付くのか……。裏切りと友情と謀略と背徳が渦巻き、笑って泣いて手に汗握る、すばらしき舞台は7月20日(月・祝)までAiiA 2.5 Theater Tokyo、25日(土)・26日(日)には大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。なお、12日のゲネプロでは「どんどん拍手して、盛り上がってください!」と小林の挨拶も。激しく気になる最終章は、2016年3月に上演決定の報も。心して続報を待て!取材・文:おーちようこ
2015年07月15日2015年8月1日に前編、9月19日に後編が公開される『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』』の完成報告会見が2日、長崎県・軍艦島(端島)にて行われ、主演の三浦春馬、水原希子、石原さとみ、本郷奏多、そして樋口真嗣監督が出席した。約1年ぶりに島を訪れたというエレン役の三浦は、「本作のクランクインをしたこの『軍艦島』で、こうして完成報告会見をしに戻ってこられて、とても幸せな気分でいっぱいです」とあいさつ。撮影中には、島のもつ歴史を肌で感じていたようで、「そんな中で撮影した本作ですので、映像はもちろんのこと、音も含めて大迫力の作品となりました」と自信をのぞかせた。ヒロイン・ミカサを演じた水原は、「こうして撮影をした地に戻ってこられたことがとてもうれしいですし、とても不思議な気持ちです」とコメント。「クランクインの際、島に足を踏み入れた瞬間に、この空間に圧倒されました」と振り返るとともに、「エンターテインメント性にあふれた作品に仕上がったと思いますので、ぜひとも楽しんでください」と作品の魅力を伝えた。「いままでいろいろな会見をしてきましたが、海の目の前で会見をすることは初めて」と話すハンジ役の石原は、「クランクインをするときは、島にむかう船の中で、不安とプレッシャーに押しつぶされそうになっていましたが、今こうして無事に完成して、ここで会見をできることにホッとしていますし、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と感無量の様子。石原は、8月15日よりdTVで配信されるスピンオフドラマ『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』にも出演しており、「1年近く『ハンジ』という役と向き合ってきたので、本当に勉強して、研究しました。出来上がった作品を見て『ハンジ』と付き合えてよかったと感じることができました」と、役に対する思い入れもひとしおのようだった。軍艦島での異例の会見に「映画のスケールの大きさを感じています」と語るアルミン役の本郷は、「原作大ファンだったので、少し不安もありましたが、間違いなく自信をもって届けられる作品になりました。特撮で撮影した巨人の生物感を大きいスクリーンでご覧ください!」と見どころをアピールした。そして、軍艦島をロケ地に選んだ樋口監督は「この『軍艦島』はただの廃虚ではなく、ある日、突然人がいなくなってそのまま放置されている場所で、まさに『進撃の巨人』の世界観にフィットした、"哀しくて美しい場所"です」と本作との共通性に触れ、「本当に無理を言ってお願いして撮影させてもらった場所なので、こうしてここで会見できてとてもうれしい」と感慨深げに語っていた。さらに、サプライズで原作者・諫山創氏からのコメントも到着。『進撃の巨人』のアイデアを19歳で考えついた時から、諫山氏には「物作りのプロの方たちに、この物語を作ってほしい」との思いがあったという。今回の実写化でやっとその宿願が実現されるにあたり「原作の枠を取っ払ってほしい」と依頼し、「ビルの上で生活する人類」や「主人公がジャン」など、あえて原作とは違う設定を提案。それらは採用はされなかったものの、原作に縛られない、広い視野での物語の創作を望んでいた。そして、完成した本作について諫山氏は「巨人の恐怖や迫力がすごかったです。それだけではない巨人の愛らしさも出ていて、とても興奮しました」という率直な感想とともに、「映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています」と作品を絶賛している。このコメントに三浦は「すっごくうれしいコメントですね! ありがとうございます!」と感動しきり。水原も「安心しました」と安堵の表情を浮かべ、本郷は「これでさらに自信を持って宣伝していける! と思いました」と力強いコメント。樋口監督も「ジーンとしちゃいました!」と感激している様子だった。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築する。映画にはほかにも、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年07月03日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』のポスター画像が公開になった。日本を揺るがす未曾有の計画を遂行するハイジャック犯との攻防を描いた大作映画だけに、ポスターも豪華キャストがズラリと顔を揃えながら緊張感あふれるデザインになっている。その他の画像本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開されたポスターの中央には大破し炎をあげるヘリコプターが描かれ、その上には大切な人や場所を守るために奔走するキャラクターたちが描かれている。本作は壮大なスケールで描かれる作品で、登場人物も設計士、政府関係者、重工業の関係者、役人、警察など多岐にわたっている。彼らはそれぞれが事態を打開するべく必死に奔走するが、日本破滅へのタイムリミットは近づいていく。本作ではサスペンス、人間ドラマだけでなくアクションシーンも描かれており、原作者の東野は完成した映画を観て「映像に圧倒された」とコメントしている。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年06月30日女優の広瀬すずが、競技かるたをテーマにした人気コミック『ちはやふる』の実写化作品で映画初主演を務めることが24日、明らかになった。映画は二部作連続公開となっており、前編『上の句』は2016年3月、後編『下の句』は同年4月の公開となる。漫画家の末次由紀氏が手がけたコミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1200万部(2015年6月現在。既刊27巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬が演じるのは、主人公の綾瀬千早。「家に百人一首があるくらい、家族全員で原作の大ファン」と語る広瀬は、「原作の千早は、身長が高くロングヘアーで、自分とは違うイメージかな」と初めのうちは不安もあったものの、「いろいろな作品を演じていく中で自分にも千早のような熱い部分があると感じました」と女優として経験を積む中で役柄との共通点を見つけることができたという。そして作品を通して「千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたい」と語り、「"映画初主演"ということはあまり意識せずに、キャストのみんなと同じ場所で、小泉監督がつくる『ちはやふる』の世界でイキイキと一番輝いている千早として生きられるように頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。メガホンをとる小泉徳宏監督は、現在歌手としても活躍する女優・大原櫻子を監督作『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)で発掘したことでも知られ、今回のオーディションに800人を超える若手俳優が参加するなど業界内の注目を集めていた。配役について小泉監督は、「素直で、無邪気で、情熱的で、周りの人間を魅了しながら前へ前へと突き進む。綾瀬千早という人物像を違和感なく演じきれる役者は、広瀬さんをおいて他に考えられません」と絶対の自信を持つ。普段の広瀬を「千早とは逆にとてもシャイでつつましい」と明かす一方で、「ひとたびカメラが回ると、途端に役に入り込んで千早のはじけるようなキャラクターへと豹変する」と女優としての実力を高く評価し、「皆さんにその変貌ぶりを早くご覧になっていただきたい」と見どころを語った。原作者の末次氏は、「ちはやふるの実写化の難しさを1番感じていたのは自分でした。でもこの題材に真正面から取り組んでくださってる小泉監督は、私よりも何歩も深く踏み込んで、空気ごと再構築してくださっています。今は小泉監督の作品としての仕上がりが楽しみでなりません!」と完成を心待ちにしている様子。実写映画化を祝してメッセージ入りのイラストを書き下ろし、「ロングヘアの広瀬すずさんは美しすぎて似合いすぎて、千早すぎますよ!」とコメントを寄せている。共演には、真島太一役に俳優の野村周平、綿谷新役に真剣佑、大江奏役に上白石萌音、西田優征役に矢本悠馬、駒野勉役に森永悠希、須藤暁人役に清水尋也、木梨浩役に坂口涼太郎、若宮詩暢役に松岡茉優などフレッシュなキャストに加え、宮内妙子役の松田美由紀、原田秀雄役の國村隼らベテラン俳優陣が脇を固める。(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C)末次由紀/講談社
2015年06月24日“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生の青春を描いた大人気コミックスを二部作連続で実写映画化する『ちはやふる』。この度、映画、CM、ドラマなどに引っ張りだこの最旬女優・広瀬すずが本作で映画初主演を務めることが明らかになった。煌めく青春時代に“情熱”を追い求め走り続ける千早、太一、新の、眩しいほどに一途な想いが交差する青春群像劇。綾瀬千早が小学生のときに出会った、綿谷新。彼は、千早に“自分の夢”という意味を教えてくれた人。新の「競技かるた」に懸ける情熱が色鮮やかに光って見えた。それは、千早の初恋だった…そんな矢先、家庭の事情で、引っ越してしまう新。離ればなれになってしまった新にもう一度会いたいと願い続けた千早。高校生になった千早は、“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。新に会いたい一心で。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援する幼馴染みの真島太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進む事ができないでいた…。原作は2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、コミックス累計発行部数1,200万部(2015年6月現在)を超える末次由紀の大人気コミックス「ちはやふる」(講談社「BE・LOVE」連載)。監督を務めるのは、『タイヨウのうた』(’06)、『カノジョは嘘を愛しすぎている』(’13)を手掛ける小泉徳宏監督。本作では脚本も務め、高校生たちの友情・恋愛・成長をリアルに描いていく。主人公・綾瀬千早を演じるのは、『海街diary』やドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ)と話題作に出演し、7月に公開を控える細田守監督の最新作『バケモノの子』では初の声優に挑戦するなどいま最も注目を集める広瀬すずだ。また、真島太一役には、映画『ビリギャル』『日々ロック』や、7月スタートのフジテレビ月9ドラマ「恋仲」などさまざまな役柄に挑戦する若手実力派俳優・野村周平。広瀬さんが想いを寄せることになる綿谷新役には、『劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』に出演が決定し、ブレイク必至の真剣佑が抜擢された。「家に百人一首があるくらい、家族全員で原作の大ファンです」と語る広瀬さんは、自身の演じる主人公について「原作の千早は、身長が高くロングヘアーで、自分とは違うイメージかなと不安もありましたが、色々な作品を演じていく中で自分にも千早のような熱い部分があると感じました。千早の熱をしっかり表現し、少しでも彼女のまっすぐさ、芯の強さに近づいていきたいと思います」「“映画初主演”ということはあまり意識せずに、キャストのみんなと同じ場所で、小泉監督がつくる『ちはやふる』の世界でイキイキと一番輝いている千早として生きられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。小泉監督は、広瀬さんの起用について「素直で、無邪気で、情熱的で、周りの人間を魅了しながら前へ前へと突き進む。綾瀬千早という人物像を違和感なく演じきれる役者は、広瀬さんをおいてほかに考えられません。広瀬さん自身は、実は千早とは逆にとてもシャイで慎ましい方なのですが、そこはさすが役者。ひとたびカメラが回ると、途端に役に入り込んで千早の弾けるようなキャラクターへと豹変するのです。みなさんにその変貌ぶりを早くご覧になって頂きたいです」。本作には、広瀬さん、野村さん、真剣佑さんのほかにも、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優たちがオーディションを経て出演が決定。また、千早の永遠のライバル、最強のかるたクイーン・若宮詩暢役を、松岡茉優、千早が通う瑞沢高校教諭役を松田美由紀、千早の百人一首の師匠・原田役を國村隼が好演する。『ちはやふる』は2016年3月より<上の句>、4月より<下の句>二部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日日本旅行業協会(JATA)のTeam EUROPE 観光促進協議会(以下、Team EUROPE)はこのほど、「美しい村30選」を選定した。「美しい村30選」は、日本人が見て美しいと感じ、行ってみたいと思う、新しいヨーロッパのデスティネーションを発掘し、商品化により新しいマーケットを開発していこうとするもの。選定に当たって、ヨーロッパの美しい村をTeam EUROPEメンバーの旅行会社・オペレーター・観光局・航空会社等から幅広く募集を行ったところ、157件の応募があったという。その応募に対して旅行会社社員約300人が、「デスティネーション開発の観点からメディアへの露出度も低く従来商品化されていない」「特定の国・地域に偏ることなく幅広く欧州全体から選定」「旅行会社の視点から消費者にアピールできる魅力がある」「アクセス・インフラが造成上障害とならない」という選定基準をもとに投票を行い、さらに選考会議を経て、27カ国・30村を選定した。これらの美しい村をテーマにしたツアーは、旅行会社によって2016年1月下旬~2月上旬頃に展開される予定となっている。
2015年06月24日2015年8月1日に前編、9月19日に後編が公開される実写版『進撃の巨人』の立体機動アクションシーンを捉えた最新予告動画が23日、公開された。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築する。これまでに公開された特報動画がYoutubeですでに350万回以上も再生されるなど、世界的に注目を集めている。90秒の映像ではついに、俳優・三浦春馬演じるエレンたち調査兵団のメンバーが、立体機動装置を駆使して戦う戦闘シーンが公開された。原作に登場する立体機動装置は、対巨人用に開発された兵器で、アンカー付きのワイヤを目標に向けて打ち出し、それを高速で巻き取ることによって空中での移動を可能にしている。映像では、襲い来る巨人たちの周囲を縦横無尽に飛び回り、スピード感のあるアクションで攻撃を行うエレンたちの姿のほか、巨人同士が格闘する大迫力のシーンも捉えられている。さらに本作は、映画の中にいるようなリアルな映像体験を楽しめるプレミアムシアター「IMAX」に加え、体感型で映画を見ることができる「4DX」「MX4D」「D-BOX」などアトラクション型、体感系興行も含めた4種類同時の特別興行を実施することが決定。これら4種類同時の実施は、邦画史上初の試みとなる。映画には、三浦春馬(エレン)や水原希子(ミカサ)をはじめ、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年06月23日実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇(8月1日、9月19日連続公開)と、『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』(6月27日公開)の『進撃の巨人』2大映画の公開を記念し、実写映画版&劇場アニメのダブルキャストによるインタビューが行われた。その模様は、6月23日より発売される講談社18誌で順次掲載され、今回その一部が先行で公開されている。公開されたインタビューは、実写版で主人公・エレンを演じた俳優の三浦春馬×劇場アニメでエレンの声を担当した声優の梶裕貴、原作でも人気の高いキャラクター・ミカサを実写版で演じた水原希子×アニメ版の石川由依という組み合わせ。役柄に対する思いはもちろん、撮影中の意外なエピソードも明かされた。実写版での演技の参考にするために、梶が声優を務めたTVアニメ版を何度も見たという三浦。対する梶も、事前に実写映画を見てインタビューに臨んだ。三浦がアニメ版について「最初は『参考にするシーンだけ……』と思っていても、面白くて見続けちゃうんですよ」と告白すると、梶は「そう言っていただけると、出演者として本当にうれしいです」と笑顔を見せた。お互いにエレンを演じた上での苦労について、梶が「エレンは叫んでいるセリフが多いので、声帯への負担も大きく、喉のメンテナンスが大事だと痛感しました」と語った一方、三浦は「一番キツかったのは砂ぼこり」と実写ならではの要素を挙げ、「撮影の時は、小さな発砲スチロールや砂を巨大な扇風機のような機械で飛ばしてほこりを表現しているんですが、それが顔にばしばし当たるんです」とエピソードを披露した。さらに対談では、三浦が梶に声優の道に進もうと思ったきっかけを尋ねるなど、踏み込んだ話題も。梶が「『声優という職業は、努力すれば何事も全て自分の力になる』という言葉を知って目指し始めたのがきっかけです」と明かすと、それを聞いた三浦は「『頑張っていることが全部、自分の力になる』というのはすてきですね」と、その言葉に感動した様子だった。一方、本作のヒロインであるミカサを演じた水原と石川。水原が「ミカサって口数が多くないですから、ちょっとした一言に表現されるものが多くて、私も演じてて難しさを実感しました」と語ると、石川も「確かにミカサって感情の起伏がそんなにないんですが、その中にいろいろな気持ちが込められているんですよね」と同じ役柄に抱いた印象を共有する。また、実写版の撮影前には石川から水原に激励のメッセージが送られていたことが明らかに。それについて石川は、「別の作品で御一緒した方が、実写映画でハンジ役を務められている石原さとみさんとお友達だったんです。それで実写映画版でハンジを演じられているという縁で、『ミカサ役の水原さんにメッセージを』って流れになって…」とその内幕を語る場面もあった。両作の原作である『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画。『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は、TVアニメの第14話~第25話を新ダビングによる5.1chリマスターでまとめたもので、2014年11月に公開された『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢』の続編となる。一方の 実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇は、原作者・諫山氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。共演には本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。なお、三浦×梶のインタビューは『週刊少年マガジン 2015年31号』(7月1日)、『なかよし 8月号』(7月3日発売)、『月刊少年マガジン 8月号』(7月6日発売)、『別冊少年マガジン 8月号』(7月9日発売)、『FRaU 8月号』(7月12日)に掲載。水原×石川のインタビューは『ViVi 8月号』(6月23日)、『デザート 8月号』(6月24日)、『月刊アフタヌーン 2015年8月号』(6月25日)に登場する。さらに、実写版でアルミンを演じた本郷奏多×アニメ版の井上麻里奈、実写版ハンジの石原さとみ×アニメ版の朴璐美、実写版監督の樋口真嗣氏×劇場アニメ監督の荒木哲郎氏らによるWインタビューも順次公開されるという。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年06月18日“爆発のアーティスト”と称される世界的な現代美術家・蔡國強(さい こっきょう、ツァイ・グオチャン)の国内では7年ぶりとなる大規模個展「蔡國強展:帰去」が、7月11日から10月18日まで神奈川・横浜美術館で開催される。蔡國強は、火薬を爆発させてカンヴァスや和紙に画像を定着させる作風で知られ、“爆発のアーティスト”と称される。2008年の北京オリンピックでは、開会式・閉会式の視覚特効芸術監督として花火の演出を担当するなど、現代美術界でもっとも活躍しているアーティストのひとり。本展では、横浜の風景や日本の美を取材し、横浜美術館のグランドギャラリーで大がかりな爆発をともなう“火薬ドローイング”を制作。爆破の過程は、横浜に校舎を構える東京藝術大学大学院映像研究科 桂英史研究室|geidaiRAMとの協働によるドキュメンタリー映像として、会場で公開される。また、等身大の99匹の狼の群れを表現した、約40メートルにも及ぶ大作「壁撞き」も日本初公開される。【展覧会情報】「蔡國強展:帰去」会期:7月11日~10月18日会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1時間:10:00~18:00※入館は17:30まで(9月16日・18日は20時まで開館、入館は19時30分まで)料金: 一般 1,500円、大学生・高校生 900円、中学生 600円、小学生以下 無料休館日:木曜日
2015年06月10日本田孝好の原作小説を竹野内豊、松雪泰子をキャストに映画化する『at Home』の予告編映像が、このほど解禁となった。どこにでもある平凡で幸せな家族。けれども、実は家族全員で、犯罪で生計をたてている一家。父さんは空き巣泥棒、母さんは結婚詐欺師、長男は偽造職人…。ある夜、家族の元に一本の電話が。結婚詐欺がバレ、相手に母が拉致され身代金まで要求されてしまう。能天気にみえた家族、その裏にあるそれぞれの苦しい過去。血もつながっていない、けれどこの幸せを守るためなら、誰よりも必死になれる。これも一つの家族の姿。母親を取り戻すことはできるのか――?今回解禁となった予告編では、ワケあり家族の成り立ちと、そんな家族が危機に立たされる姿が描かれている。冒頭、ひとりの少年を盗んでくる竹野内さんの姿が映し出される。登場人物のそれぞれの“ワケ”である過去が明らかとなる緊張感溢れるシーンが続き、1人また1人と、いびつな形ではあるが“家族”ができあがっていく様が。予告編の最後の、家族の大黒柱を演じる竹野内さんが涙ぐむシーンがなんとも印象的だ。竹野内さん率いる“家族”には、松雪さんを始め、『海街diary』『ヒロイン失格』『俺物語!!』と人気少女コミックの実写化出演が続く坂口健太郎や、『ストレイヤーズ・クロニクル』の公開を控える黒島結菜、子役の池田優斗が集結。さらに、一家の世話役として國村隼、ナルシストな金持ち役に板尾創路、暴力男に千原せいじ、そして5人をピンチに陥れる悪役に「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔が怪演する。「俺が盗んできた家族は、誰にも奪わせない」という意味深なキャッチコピーがつけられた本作。偽装家族ではありながら家族の絆が生まれようとする家族団らんを描くシーンがあるかと思えば、血だらけの松雪さんの姿が映し出され、一家が窮地に追い込まれるシーンも…本当の家族の絆とは?まずはこちらの映像から竹野内さんが盗んできた“偽装家族”をご覧あれ。『at Home』は、8月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日WOWOWで6月13日(土)からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のメイキング映像「撮影道中記」が3日、公開された。ドラマは松山演じる弁蔵と早乙女太一演じる宗次という二人の盗賊が繰り広げる、これまでにない新感覚時代劇エンターテインメント。今回公開された映像では弁蔵役の松山が撮影中に早乙女らキャスト、スタッフからハッピーバースデーの合唱とともに30歳の誕生日をお祝いされるシーンや、共演者の成宮寛貴、國村隼らが演じる盗賊「赤目」一味のシーン、松山が演技について入江監督と相談するシーン、時代劇初挑戦となる菜々緒の入浴シーン、成宮と松山・早乙女の緊迫感あふれる戦いのシーン、そして松山をはじめとするメインキャストのクランクアップなど、貴重な映像が満載となっている。映像は映画・音楽・スポーツ・ドラマ・アニメなどのエンタメコンテンツが無料で体験できる「W流」にて公開中。
2015年06月03日オノ・ナツメの人気コミックを原作に、松山ケンイチが3年ぶりの連続ドラマ主演を務める新感覚時代劇「連続ドラマWふたがしら」。このほど、6月13日(土)よりスタートする放送に先駆け、本作のメイキング映像「撮影道中記」がWOWOWのスペシャルサイト「W流」にて公開された。確かな演技力と圧倒的な存在感で日本映画界を牽引し、最新作『天の茶助』の公開も控える松山さんが、明るくて豪放な主人公・弁蔵を演じ、大衆演劇界のスターにして、さまざまな作品で俳優として目覚ましい活躍を見せる早乙女太一が、弁蔵とタッグを組むクールな色男・宗次に扮する「ふたがしら」。松山さん、早乙女さんが演じる弁蔵と宗次は、「脅さず殺さず、汚え金を、根こそぎいただく」ことを信条とする盗賊・“赤目”の一味。頭の辰五郎役に國村隼、頭を継ぐ冷血な甚三郎役には成宮寛貴、甚三郎と関係を持つ姐さん・おこん役には時代劇初挑戦となる菜々緒ほか、田口浩正、芦名星、村上淳ら個性豊かなキャスト陣が集結する。その撮影現場に潜入した「撮影道中記」では、『ジョーカー・ゲーム』でスタイリッシュなスパイアクションを鮮烈に描き、今回初の時代劇に挑む入江悠監督が、江戸時代を巧妙に再現した東映京都太秦撮影所で演出を行う姿を収録。また、潜入した3月5日は松山さんの30歳の誕生日ともあって、出演者・スタッフがそろって松山さんを祝福。早乙女さんが「ハッピーバースデー」を歌いながら、ケーキを持って登場する様子も収められている。クランクインを迎える成宮さん、國村さんら盗賊“赤目”一味が初めて一堂に会したシーンの撮影に続き、物語のカギとなる重要な場面では、迫真の演技で何度もテイクを重ねる松山さん、早乙女さんの姿が。さらに、華麗なアクションを披露する早乙女さんと成宮さんのやりとりも伺える。かと思えば、姐さんでありながら甚三郎と関係を持つ魔性の女・おこんを演じた菜々緒さんを、成宮さん演じる甚三郎が押し倒すシーンでは、劇中の緊張感とは一転、和やかムード。菜々緒さんは“時代劇のお約束”の入浴シーンにも挑戦していることにも注目だ。盗賊たちの策略と騙し合い、二転三転する痛快な展開に目が離せなくなる画期的な時代劇盗賊エンターテイメント。その出来上がりがますます楽しみになってきた。連続ドラマW「ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日『仮面ライダーウィザード』の白石隼也主演映画『鏡の中の笑顔たち』の初日舞台あいさつが30日、東京・角川シネマ新宿で開催され、白石、夏菜、松下由樹、松原智恵子、喜多一郎監督が登壇した。本作は、白石演じるカリスマ美容師が、訪問美容を通じて技術より大切な物があることに気付き、成長していくという感動作。同僚美容師役に夏菜、母親役に松下由樹、キーパーソンのさくら役を松原智恵子が演じた。白石は、実際に美容室で実技訓練をしたそうで「ハサミの持ち方からカット、ブローの仕方などを学びました。カーラーを巻くシーンで、会話をしながら1カットでやるのが難しかったです」と撮影苦労話を語った。クロストークでは、夏菜や松原からシャイだと言われた白石は「お芝居でいっぱいいっぱいで。女性陣に囲まれて緊張して、自分を出してなかったです」と恐縮する。松原は夏菜について「ワンシーンだけいっしょでしたが、控室ですごく気を遣ってくれました。白石くんはすごくシャイなんですが、やさしいというか、そばにいても(松原を)邪険に扱わなかったです」とここでも白石をいじった発言をすると、会場は大爆笑。白石は「とてもシャイな役で、僕は現場でも役と正反対にすることができないタイプなんです。役に引っ張られおとなしくいたけど、夏菜さんや松原さんに盛り上げてもらって、感謝しています」と照れながら、夏菜たちに礼を述べた。
2015年05月31日竹野内豊、松雪泰子がワケあり家族の夫婦役を務め、坂口健太郎、黒島結菜ら最旬キャストが集結する『at homeアットホーム』。ベストセラー作家・本多孝好の小説を映像化し、注目を集める本作の公開日が8月22日(土)に決定、複雑な“家族”の様子を表したポスタービジュアルが解禁となった。その一家は、どこにでもある普通に幸せそうな家族。しかし彼らは、決してふり返りたくはない過去を持つ、偽装家族。さらに父・和彦(竹野内さん)は泥棒、母・皐月(松雪さん)は結婚詐欺師、長男・淳(坂口さん)が偽造職人で、長女・飛鳥(黒島さん)とまだ幼い次男・隆史(池田優斗)も「犯罪で生計を立てていること」を知っていた。ところがある夜、家族のもとに1本の電話が…。皐月の身に危険が迫り、能天気にみえた家族にも、それぞれ苦しい過去や事情があることが明らかになるーー。『イエスタデイズ』『真夜中の五分前』、そして公開を間近に控えた『ストレイヤーズ・クロニクル』など、作品の映像化が相次ぐ本多孝好の同名小説を映画化した本作。メガホンを取るのは「DREAMS COME TRUE」の名曲を映画化した『未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』の蝶野博監督だ。今回解禁となったビジュアルには、親しみやすいタイトルとは裏腹に、どこか浮かない表情を浮かべた家族の姿が。険しい様子の竹野内さんの傍には、「俺が盗んできた家族は、誰にも奪わせない」という、なんとも意味深なコピーが添えられている。はたして、“家族を盗む”とは?いびつな関係を結ぶ彼らは、“家族”の幸せを守ることができるのか?本作では、竹野内さん、松雪さん、坂口さん、黒島さん、池田優斗(「ウロボロス」)のメインキャスト5人のほかに、國村隼や板尾創路、千原せいじ、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)など豪華で多様な面々が脇を固め、盛り上げるのも見どころの一つ。他人同士の家族という“アットホーム”らしからぬ設定を軸に、物語はどのように展開していくのか。今後の続報を楽しみにしていて。『at Homeアットホーム』は8月22日(土)より全国にて公開。(椎名あい)
2015年05月29日日本の原風景を色濃く残す美しい村を舞台にしたドラマ「ナポレオンの村」がTBSにて放送されることが決定。この度、本作の主演・唐沢寿明を含めたキャストが一挙に発表された。限界集落を蘇らせたスーパー公務員・高野誠鮮氏の著書「ローマ法王に米を食べさせた男過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」(講談社刊)を原案に、消滅寸前の限界集落を立て直そうと地元自治体に赴任してきたスーパー公務員の男が巻き起こす改革と彼を取り巻く役所の面々や村人たちとの交流、そして村が変わっていく姿を描く本作。主演を務めるのは、「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS)や、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』などに出演する俳優・唐沢寿明。共演者には、唐沢さん扮する浅井の同僚となる星河市役所農林商工課職員で、浅井の相棒となる岬由香里役に、TBSの連続ドラマ出演が19年ぶりとなる麻生久美子が好演する。そのほか浅井の歳の離れた幼馴染みで一番の理解者・戸川真人役に山本耕史、浅井が推進しようとするプロジェクトの邪魔をしようと画策する市長の腰巾着・山田大地役にムロツヨシ、村民に対して絶大な影響力を持つ長老的な存在の菰田孝三郎役にイッセー尾形、“イケメン市長”と称され浅井が市役所に出向してきたことを快く思っていない福本純也役・沢村一樹ら個性派俳優陣が集結した。以下、出演者コメント■唐沢寿明「過疎化」という、いま現実に起きている問題をテレビドラマで扱うというのが、とても面白いと思いました。僕個人も興味がありますし、ドラマとしてどう表現していくのか楽しみながら演じたいと思います。共演者もみんな個性豊かで何かが起こるか分からない感じで、どうなるか楽しみ。撮影以外のところでも楽しいんじゃないかと思います。■麻生久美子すごく爽快なドラマにあるのではないかと期待しています。唐沢さんとは10年以上前に映画で共演して以来なので、今回共演させていただくことをとても楽しみにしております。■山本耕史大人の方々はもちろん、若い人たちにも興味を持ってもらえると思いますし、ヒーローものを見るように子どもたちにも楽しんでもらえたら嬉しいです。唐沢さんとの共演は実は「愛という名のもとに」以来23年ぶりで、当時から憧れていました。■ムロツヨシ今回、舞台になる村が抱えている問題は大きくて、僕が演じる山田は関わっているのに諦めています。そんな村にひとりの救世主が現れて、元気のない村が元気を取り戻すまでのサクセスストーリーを、ぜひ楽しんで見て頂きたいです。■沢村一樹今回僕が演じる福本は、浅井をあの手この手で妨害する役。浅井がどんな邪魔をされてもピンチをチャンスに変えていく姿は、「自分にも出来るんじゃないか」という勇気をくれると思います。「ナポレオンの村」は7月より毎週日曜21時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日横浜美術館は、中国を代表する現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい こっきょう)による個展「蔡國強展:帰去来(ききょらい)」を開催する。会期は2015年7月11日~10月18日。入場料(当日)は、一般1,500円、大学・高校生900円、中学生600円、小学生以下無料。「蔡國強展:帰去来」は、中国を代表する現代美術家・蔡國強による作品を集めた、国内では7年ぶりとなる大規模な個展。日本でも約9年にわたって創作活動を行っていた蔡は、その滞在中に火薬の爆発による絵画を発展させたといい、2008年に開催された北京オリンピックでは、開会式・閉会式の視覚特効芸術監督として花火を担当し、一躍注目を集めた。今では、世界の名だたる美術館での個展はもちろん、万里の長城やセーヌ川での大規模なプロジェクトや、ヴェネチア・ビエンナーレの国際金獅子賞受賞など、世界を代表するアーティストとして認められているが、本展タイトルには、そんな自身がアーティストとして自由な創作を開始した"日本という原点に戻る"という意味が込められているとのこと。本展では、近年の代表作「壁撞き(かべつき)」が登場。99匹の狼の群れをなして壁に挑む姿が話題となった全長40メートルにおよぶ大型作品で、日本では初公開となる。また、240枚の白い磁気パネルに四季の草花や生き物を描いた「春夏秋冬」のほか、横浜美術大学との恊働で制作されるテラコッタによるインスタレーション、横浜の歴史をふまえて作られたという大規模な火薬ドローイング、さらにその制作過程を記録したドキュメンタリー映像なども公開されるという。なお、7月11日には、蔡國強本人が登壇し、自身について語るアーティストトークも実施される。参加は無料だが、事前の申込が必要となる(定員240名を超える場合は抽選)。また同日には、親子を対象としたワークショップ「昼間の花火を描こう」も開催予定。このほか、詳細および申し込みは「蔡國強展:帰去来」特設サイトまで。
2015年05月25日6月6日(土)に公開される珠玉の感動作『奇跡のひとマリーとマルグリット』で、修道女マルグリット役を演じたフランス人女優のイザベル・カレ。このほど、別の作品で日本が誇る名優、國村隼らと共演を果たし、ロケで長期滞在した日本が大好きになったことを明かしてくれた。本作は、19世紀末フランスに実在した三重苦の少女マリー・ウルタンと、彼女を教育した修道女マルグリットの関わりを描いた奇跡の実話。生まれつき目も見えず、耳も聞こえず、言葉を発することもできなかった少女マリー。一目見たときから彼女の魂の輝きに心を奪われたマルグリットは、自身が重い病に冒されているにもかかわらず、マリーの教育係を申し出る…。本作で余命いくばくもない修道女を演じたのが、イザベル・カレ(44歳)。『きつねと私の12か月』『クリクリのいた夏』など日本でも公開作の多いイザベルは、『視線のエロス』(’97)では美しいヌードを披露し、男性ファンの目をくぎ付けにしたフランスの実力派女優だ。本作『奇跡のひとマリーとマルグリット』では献身的で貞淑な修道女を熱演しているが、実はこの春、日本を舞台にしたベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO - 心』のロケで島根県の隠岐島に長期滞在し、かの地がとても気に入ったという。「私がいた島後(どうご)という所は、自然がそのまま残っているんです。崖に赤い石がたくさん見えている綺麗な島にも行きましたよ。ロケをしていた場所は、ダイスケという引退した警察官が住んでいる家で本当に海の近くなんです。ダイスケという警察官は、ここに自殺に来る人たちを助けるという役ですが、これは実際にあったお話なんです。実は今回私は、ロケで日本にいること自体に感動しているんです!」と語る。「私自身はいままで日本に来たことはなかったんですが、小さい頃からデザイナーの父が、70年代~90年代にかけて仕事のために長期でずっと日本に行っていたので、私の家には日本のものがたくさんありました。だから幼い頃から私にとって、日本はとても身近に感じられる存在だったんです。そんな日本に滞在できて、すごく嬉しいです」。その作品で共演した國村さんら日本の俳優については、「とてもすてきな方でした。みなさん、自分の役になりきって臨んでいるのですごいなと思います」と感服した様子。「若い俳優さんたちも役に全身全霊をかけていて、そういう姿を見られるのが俳優としてとても幸せでした」と語ってくれた。また、もともと親近感を感じていた日本を初めて訪れ、すっかり夢中になってしまったというイザベルは、日本食も大のお気に入り!「ここの食事がとってもおいしいので全然体重が減りません(笑)。日本のお弁当というのは色々なものが少しずつ入っているので、その食べ方がすごく気に入っています。この島の牡蠣もおいしかったですが、今回は特に鰻の蒲焼きが大好きになりました!」と食通ぶりを見せた。作品ごとに全く違った表情を見せながら、子どもを持つ44歳の母とは思えないスウィートボイスが魅力的なイザベル・カレ。ノーメイクで修道女役に挑戦した本作で、その素顔とのギャップにも注目してみて。『奇跡のひとマリーとマルグリット』は6月6日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日美容室へ行くと、髪型だけではなく心もすっきりして癒されます。それが、イケメンの美容師さんなら…なんて、女子なら一度は思い描いたことがある胸キュンなシチュエーションですよね! 映画『鏡の中の笑顔たち』は、ただのイケメン美容師さんのお話ではありません。技術だけを追求してきたカリスマ美容師・遼が「訪問美容」に関わることで、少しずつ「心の美容師」へと成長していく…。人々をキレイにする職業の素晴らしさを丁寧に描いた本作は、全ての人の“笑顔”を引きだすマインド・スタイリング・ムービーなのです。遼を演じるのは、『仮面ライダーウィザード』『彼岸島』などで人気の白石隼也さん。アクションを封印し、技術だけを追求する美容師から徐々に心を豊かにする美容師へと変わっていく繊細な役どころを熱演しました。そんな白石隼也さんのインタビューをお届けします! 接する機会が多いにも関わらず、物語のメインテーマになることの少なかった“美容師”という職業を扱った本作品。脚本を読んだ感想を教えてください。僕が演じたのは、美容師の腕前は一流ながらも、早く一人前になりたいと周りが見えなくなってしまう主人公・井上遼です。根本的には悪い奴ではないのに、対人関係のコミュニケーションを上手く図ることができず、孤立。物語はその遼の変化を追う内容で、色々な人との出会いによって、技術だけを出せばいいというものではない、と気づいていく。まさに現代的な若者という感じで、僕自身も周りに笑顔を振りまくようなタイプではないので、キャラクターをイメージしやすく、自然に臨むことができました。役どころは、全国大会で金賞を取ったカリスマ美容師。実際に劇中で髪の毛を切るシーンがありますが、どれくらいの期間練習をされたのでしょうか? 実は準備期間が少なくて、僕が通っている美容室の閉店時間にお邪魔して、一週間くらい集中して特訓しました。ハサミの持ち方から始めるんですが、不器用な方ではないのに、かなり苦戦しましたね。ちょっとでもハサミに髪の毛が絡まるとパニックを起こしてしまいましたし、本番はセリフを喋りながらですから、余計に難しかったです。丁寧にやれば何とか様になったものの、スピードも出さなければならない。上手く切ろうとすると、櫛を持つ手がおろそかになるし……。画面では、そんな短期間とは思えぬカリスマっぷりでしたが……。一つわかった事がありました。それは心臓バクバクでも、自信たっぷりな雰囲気でやると意外といけるということ(笑)。女性の髪を20センチくらいバッサリ切るシーンは忘れられないですね。NGの許されない、一発勝負。しかもその長い髪には、伸びた時間という重みがある。想像してみてください、震えるでしょう? でもいざやってみたら、いい具合にハサミが入ったので、『いってしまえ!』という気持ちで切りました。今回の映画を通じて、美容師に対する印象は変りましたか? 見る目は変りました。身近過ぎるがゆえにその仕事の大変さを理解する事がなかったけれど、美容師を演じてみて、大変さと共に難しさを実感しました。前は美容室に行くと、色々と注文を出していたけれど、今では美容師さんにされるがままになることも多くなりました。もっと形を整えてほしいなと思っても、『いや、プロの方がやったんだから、これはこれでいいんだ』と納得したりして(笑)。最後に観客の皆さんにメッセージをお願いします。僕の年齢と、演じた遼の年齢は同じ24歳。24歳というと、一般的には社会人2年目。新人時代が終わり、後輩も出来る。そして今まで覚えた事プラス、自分に何ができるだろうかと模索する時期でもあると思います。この映画では仕事と向き合うこと、人と向き合うことの大切さを描いています。同世代の同じ境遇にある人たちに、仕事をする上での活力を与えることができたら嬉しいですし、ホッコリした気持ちで映画館を後にしてもらいたいです。(c)2015「鏡の中の笑顔たち」製作委員会映画『鏡の中の笑顔たち』は、5月30日(土)より角川シネマ新宿他、全国公開 公式サイト
2015年05月16日主演に松山ケンイチ&早乙女太一を迎え、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、村上淳、國村隼ら豪華キャスト陣と『ジョーカー・ゲーム』の入江悠監督で贈る、WOWOW連続ドラマ史上初の時代劇「連続ドラマW ふたがしら」。このたび、本作のタイトル「ふたがしら(2つの頭)」を表現したポスタービジュアルが公開。さらに一部で放映されていた予告編がWEB解禁された。豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男・宗次(早乙女太一)は、八王子の飛脚問屋で働いていた。彼らの裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊。「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」のが赤目の仕事。ある日、赤目の頭(かしら)・辰五郎が「一味のこと、まかせた」と2人に託し息を引き取るが、姐さん(菜々緒)が預かった遺言状には、跡目は辰五郎の弟分 ・甚三郎(成宮寛貴)に継がせると記されていた。納得のいかない2人は、一味とたもとを分かち、旅立つ決意をする…。今回公開されたポスタービジュアルでは、盗賊一味を演じる松山さんと早乙女さんが背中合わせになり、タイトルロール「ふたがしら(2人の頭)」を力強く表現。“汚え金を、根こそぎいただく。”という赤目の仕事をメインコピーに冠し、2人の関係性に宿る緊張感が表情や視線から漂い、定番のバディものとは一味違う作風への期待が膨らむ仕上がりに。さらに、赤目の頭・辰五郎を演じる國村さんの眼光の鋭さや、その跡目を継ぐ甚三郎を演じる成宮さんの精悍さ、そして男性陣を惑わす妖艶さが際立つおこんを演じる菜々緒さんの美しさなど、主人公以外の登場人物たちの魅力も表現されているのも見逃せない。また、5月9日(土)からWOWOWでの放送や一部の映画館でのみ限定上映されてきた本作の予告編がWeb上で解禁。映画やドラマの劇伴を初めて手掛けるジャズバンド「SOIL&“PIMP”SESSIONS」書き下ろしのメインテーマ曲「THEME FROM“FURTAGASHIRA”」も、同映像内で初お披露目となった。「弁蔵」と力強く名乗る松山さんに、クールな口調で「宗次だ」と名乗る早乙女さんの姿だけでなく、成宮さんに、菜々緒さんといったキャスト陣も同予告編に登場。本作をイメージして書き下ろされた「SOIL&“PIMP”SESSIONS」の楽曲は、サックスとトランペットの2ホーンが、それぞれ疾走しながら絡み合う2人の主人公を表現しているそう。ソイルならではの熱い楽曲をは必聴だ。「俺たちは悪党だ、だが俺たちの仕事に殺しはなしだ」という弁蔵。彼らはどのような手法で“赤目”を出し抜くのか?これまでの時代劇とは一線を画すであろう本作に、期待は高まるばかりだ。「連続ドラマW ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日俳優の白石隼也、中尾明慶、女優の夏菜が12日、東京・スペースFS汐留で行われた、映画『鏡の中の笑顔たち』の完成披露試写会に出席した。30日から全国公開する本作は、カリスマ美容師の心の成長を描いた物語。東京で働く美容師の井上遼(白石)は、ある挫折をきっかけに地元の札幌に帰省する。そこで、介護施設に赴く"訪問美容"に出会った遼は、少しづつ変化していく――というストーリーで、監督を喜多一郎が務める。閉店後の美容室に通い、カット技術を教わっていたという主演の白石は「ハサミが鋭利で、何度も手を切ってしまった。そんなハサミで人の髪を切るのは緊張しました」と振り返りつつ、「色んな世界を見て成長していく姿に、何か感じて頂ければ」とアピール。一方、同僚のまりを演じた夏菜は、「人一倍努力しないとダメなところ。ポジティブに見えてネガティブなところ」と役柄との共通点を明かしつつ、「周りにいる友だちや家族と、直にコミュニケーションを取る大切さを分かってくれたら」と笑顔を見せた。また、イベントでは、美容師役を務めた白石と夏菜が、中尾にサプライズでハンドマッサージを敢行。「お疲れ様です!」と言いながら、マッサージをする2人に、中尾は、「何これ? 俺、撮影1日だけだったから疲れてないんだけど、ありがたいですね」と満足げ。そんな中尾は、白石の事務所先輩でもあるが、「もちろん優しい先輩です!」と胸を張ると、苦笑いする白石から、「北海道で高級なお寿司をおごって頂きました」とエピソードが披露され、「そんな事、みんなの前で言うなよ~」とほくそ笑んでいた。
2015年05月13日