電子書籍を出版する統一館出版(代表:甲斐柱統)は、北九州市YANAGIHARAボクシングジムの会長 柳原廣一氏の【子ども教育論】第2弾となる「子どもが悪いのは親が悪い~教育者は労働者ではない/この教育論はボクシングにある~」を2023年1月26日に発売致します。「ボクシング×子ども教育」という独自の教育論を推進し、熱烈な信者を持つ柳原会長。今回の本では前作以上に「柳原節全開」でお送りします。保護者の方の子育てへのお悩みを解決するヒントを凝縮した1冊になっています。ボクシングジム会長 兼 北九州再生推進会議理事 異色の肩書きの柳原廣一柳原廣一氏は、ボクシングジムの会長の役目を通じて、子どもの教育への強い危機感を感じ、北九州再生推進会議の理事まで務めるようになりました。全ては「正しい子どもの教育が日本を明るくする」という思いから。独自のボクシングが教えてくれた子ども教育への思いを、歯に衣着せぬ「柳原節」全開でお届けします。元WBA世界Jr.ウエルター級チャンピオン平仲信明 が推薦!!「この本を読んで子どもたちを指導していきたい!」元WBA世界Jr.ウエルター級チャンピオンの平仲信明氏が推薦する本著。共にボクシングを通じて、人生を学んできた者同士。そんな平仲氏だからこそわかるボクシングと子ども教育の共通項。ボクシングをやっていなくとも、指導する立場の人には是非、読んで欲しい1冊。シリーズ第1弾「ボクシングは教育が9割」はベストセラーを獲得!柳原会長のボクシング教育論の第1弾「ボクシングは教育が9割」。その「利他的」を重要視する独特の考え方は、多くの共感を呼び、amazon Kindle ベストセラーを獲得!「正しい生き様」とは。誰かを指導する人、全員に読んで欲しい本著はボクシングの教本ではありません。ボクシングを通じて、柳原氏が知るに至った子どもの教育を考える本です。「利益を求めるのは悪いことではない。但し、先に義がなくてはならない」「正しい努力を積めば、正しい成功を達成できる」 そんな人として正しく生きていく原理原則を教えてくれます。教師や親御様に限らず、誰かを指導する立場にある人、全員にこの思いを届けたいと思っています。タイトル:子どもが悪いのは親が悪い~教育者は労働者ではないこの教育論はボクシングにある~形式:電子書籍発売日:2023年1月26日価格:580円(税込み)出版:統一館出版ISBN:B0BSXRRL1F販売場所:amazon Kindle ストア購入はコチラ: amazonの統一館サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月26日子どもの教育に姑や舅が口を出してくることは少なくないもの。今回は、皆さんから実際に募集した”夫の実家であった子育てトラブル”をマンガで紹介いたします。夫の実家に家族で帰省しました。色々な料理を振舞ってくれ、姑も機嫌は良かったのですが・・・しかし、好き嫌いの多い息子は選り好みを始めてしまいます。すると姑は教育方法がなっていないとイヤミをネチネチそんな時、夫が助け舟を出してくれました。夫は自分も好き嫌いが多かったらしく引き合いに出して姑に喝!夫の実家に帰省する度に、子どもの教育問題を持ち出されても困りものです。実際の教育やしつけは、日々過ごす中でするもの、簡単なものではありませんよね。こんな時、ハッキリと自分の親に意見してくれる夫は実に頼もしいものです。次回の配信もお楽しみに!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)(イラスト/mizukusan)
2023年01月19日XRを活用した学びの拡張を教育に(XRedu:造語)提案、推進している株式会社C作業場(代表取締役:高根 佐知子 本社:東京都新宿区)は、小学生を対象にVRで「知る、つくる、考える、体験する」体験学習方式の防災教育イベントを室戸市菜生防災コミュニティセンターで開催いたしました。メタバースキッズ@室戸■イベントの特徴テーマは「安心、安全なぼっちり(土佐弁:ちょうど良い)なスペースをつくろう」PCを使用し、VR作成プラットフォームで三次元空間の中に表現された天然記念物あこうの木群生を背景にツリーハウスとして制作し、自分にとって一番必要だと思うものを置き、高い場所のそのスペースに誰もが訪れることができるよう方法を考えました。単なる体験に留まらず、自分で作ったシーンに入ることで(ヘッドマウントディスプレイ装着)、新たなテクノロジーを知り、より本質的な学びの拡張を図りました。室戸市市長、室戸市消防で活躍の志士に見守られ、子ども達は楽しそうでした。今回のぼっちりなスペース作成体験を通して、自分自身が安心して過ごせるスペース、そしてみんなが安心して過ごせる場所に誰もが訪れることができるよう方法を考え発信を続けてほしいと思います。「人の力で持ち上げればいい」発せられたアイディアは、シンプルながら多くの可能性を秘め大人を唸らせました。豊かな発想がつまったVRシーンは大人を驚かせ、感動させ、オンラインで世界へ発信されました。メタバースキッズ作成VRシーン公開■コンテンツ構成【知る】メタバースについて知る、VR体験【考える】テーマに沿って考える有事の時の行動を促進できるようなアイディアを引き出す【つくる】ノーコードで作成できるVR/ARプラットフォームを活用し自分たちのアイディアの詰まったVRシーンをつくる【体験する】自分がつくったVRシーンを体験、お友達の作品を体験どんなアイディアを考えて表現したかを発表し、参加者同士で共有する最後は、オンラインのVRプラットフォームからメッセージタイトルをつけたVRシーンを世界に発信するところまでを行います。イベントの様子■期待できる効果についてXR(今回はVR)という新しいテクノロジーを知る機会となり、困難な課題に対する解決方法を考えて、可視化することでより本質的な防災知識として身につけ、行動につなげることができるよう促進することが期待できます。参加者の年齢、開催場所の環境でPCやタブレット端末を使用します。ICTの新たな視点からの活用を促進します。■今後の予定XRbosai(XRとBosaiをかけ合わせた造語)として、防災研修や、教育現場で開催できるようコンテンツ作成、提供を開始しています。どこでもだれでも参加できるよう、開催場所に合わせた機材や内容にカスタマイズし、防災意識を高め、新たな防災訓練として学びの拡張を図ります。コンテンツ開発は、かねてよりXRを活用した防災研修開発と実施に取り組まれている神戸市看護大学 災害看護・国際看護分野 教授 神原 咲子氏の協力で進めていきます。次回2023年2月4日(土)世田谷区立桜小学校の防災学習イベント内で6年生を対象に実施予定*内容は体育館を利用したVR体験&ディスカッション「その時、ひとりだったらどうするか」■会社概要株式会社C作業場 代表取締役高根 佐知子新宿区四谷でコワーキングスペースC作業場を運営。クリエイターが集まる勉強会(UnityやPhotogrammetry他)を毎月開催しています。XRをEducationに(XRedu:造語)推進するべく、スペース運営を基盤に、主に小学生対象のXRを活用した体験学習型のワークショップを企画、内容設計、当日運営までを行っています。6G時代を見据え最新のXR技術の一端を体験させる教育コンテンツを、場所、回数や人数をカスタマイズし構成、開発を行い、どこでも誰でもできるという視点で実施していきます。コーポレートサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月13日積水ハウス株式会社は、横浜市の小学校における生物多様性の環境教育支援に向けて、横浜市環境教育出前講座に参画します。出前講座では校庭樹木を題材にした積水ハウスの環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を実施します。2022年12月1日から、横浜市の小学校を対象に、横浜市環境教育出前講座のウェブサイトにて申し込み受付を開始します。校庭樹木を活用した環境教育の様子横浜市では、生物多様性保全や地球温暖化対策といった環境問題への理解を深めるため、市内の小中学校や地域の方を対象に、市民団体、企業、国際機関、市役所など専門知識を持った講師が講義を行う「環境教育出前講座」を実施しています。積水ハウスは、2001年から生物多様性保全の取り組みとして、地域の在来樹種を生かした庭づくり・まちづくりの提案である「5本の樹」計画を開始しています。「5本の樹」計画では、お客様のご協力のもと、日本全域で都市の住宅地にネットワーク型の緑地を作り、生物多様性保全を推進しています。2006年には、「5本の樹」計画から得た知見や経験を活かして、生徒向けの環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を開発しました。「Dr.フォレストからの手紙」は、子どもたちが校庭などにある樹木や様々な生き物と触れ合うことを通じて、緑と生き物の関わりを理解し、自らの自然環境への関わりが地域や地球環境全体の保全につながることを考え、行動を促す“体験思考型”環境教育プログラムです。また、積水ハウスは、横浜市がSDGsを推進する企業・団体等の事業者を認証する「横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”」の最上位であるSupreme(スプリーム)に、2022年7月に認証されています。積水ハウスは、これからも横浜市における生物多様性保全の推進を支援していきます。横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”今回積水ハウスが、参画する横浜市環境教育出前講座では、環境教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を提供します。講師として、樹木医等の植栽や造園の知識・資格を持つ当社社員が、緑の専門家であるDr.フォレストとして学校で出張授業を行います。子どもたちがDr.フォレストから与えられる課題を解決していく中で、生態系や在来種・外来種問題を考え、身近な自然環境に興味をもち、授業や体験を通して得た知識や考え方をこれからの自分たちの行動につなげていくことを目指します。積水ハウスは、生物多様性保全への取り組みの経験を活かし、未来を担う子どもたちの環境教育の推進を支援します。*プログラム受講日は必要となる校庭の樹木の状態次第で、時期をご相談させていただく場合があります。横浜市環境教育出前講座: 横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”: ●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが 2001 年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3 本は鳥のために、2 本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。●Dr.フォレストからの手紙について積水ハウスでは、「5本の樹」計画から得た知見や経験を活かして、2006年に開発した生徒向けの自然教育プログラム「Dr.フォレストからの手紙」を無償で提供するとともに、小学校への出張授業にも取り組んでいます。「Dr.フォレストからの手紙」は、子どもたちが校庭などにある樹木や生き物などの身近な自然環境での観察(フィールドワーク)や講座を通して、緑と生き物の関係を理解し、自らの自然環境への関わりが地域や地球環境全体の保全に繋がることを考え、行動することを促す“体験思考型”環境教育プログラムです。Dr.フォレストティーチャーズガイド・ワークブック積水ハウス 生物多様性保全の取り組み : 積水ハウス「ネイチャー・ポジティブ方法論」: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日性教育がテーマの絵本 01男の子と女の子の体のお話『わたしのはなし』&『ぼくのはなし』『わたしのはなし』作:山本直英・和歌山静子(童心社)対象年齢:3歳くらいから『ぼくのはなし』作:和歌山静子(童心社)対象年齢:3歳くらいから『わたしのはなし』「『わたしのなまえはあいです』という自己紹介の形で語る、プライベートゾーンのお話。自分の心と体は、世界でたった一つの大切なもの。嫌なことをされたら『やめて』と叫び、怖い目に合いそうだったら大きな声で断るのだと愛ちゃんは言います。そしてそのことを大人に話すことも忘れずにと、きっぱり。ポイントをしっかり抑えていて小さい子に分かりやすい。絵もシンプルかつダイナミックなので、説得力があります」『ぼくのはなし』「『わたしのはなし』と対になる作品。今度は『海』くんが登場し、出生のプロセスを語ってくれます。周囲のどういう思いがあったのか。それから、性器や性交の説明。表現がシンプルかつ具体的なので、子どもは納得しやすいでしょう。このように包み隠さず、自分のルーツを知るために、『正確に自信をもって』話すことが大切という、『人間と性』教育研究所長さんの解説もあり。性の話は最終的には自己肯定感を育むことに繋がります」性教育がテーマの絵本 02男女の体の違いや性行為について解説!『ハグして! 』おとなになる心と体のじゅんび『ハグして! おとなになる心と体のじゅんび』 作・絵:安藤由紀(岩崎書店)対象年齢:5歳くらいから「体が大きく変化する前に、必ず伝えておきたい性の話。ここでは、男女の体のつくりの違いや変化、清潔に保つ方法、交わり方などがはっきりと書かれています。自分自身を大切にすること、多様性を受け入れることなど、安心して大人になるための知識が簡潔に、可愛い動物キャラを登場させて描いているので親しみやすい。子どもたちがたこ焼きを食べながら性の話を聞くという設定はユニークでありながら、そのくらい構えることのない話題だというメッセージと取れます。小学生になったらぜひこの作品を」性教育がテーマの絵本 03プライベートゾーンを学べるはじめての「からだ」と「性」のえほん『だいじ だいじ どーこだ?』『はじめての「からだ」と「性」のえほんだいじ だいじ どーこだ?』 作:遠見才希子 絵:川原瑞丸(大泉書店)対象年齢:3歳くらいから「今いちばん読まれていると言われている性の絵本。現役産婦人科のお医者さんによるものです。自分の体を大切にすることがはじめの一歩。どこをどうやって守るのか。怖いイメージを与えることなく、幼年期の子どもたちに語りかけるように綴られているので安心です。また、短くまとめられているので、何度も見返せます。巻末には悩み相談窓口のリストも。子どもがひとりで悩みを抱えることのないよう、解決の選択肢があることも伝えたいですね」性教育がテーマの絵本 04愛を知るための第一歩!『はぐ』『はぐ』 佐々木マキ 作(福音館書店)対象年齢:2歳くらいから「抱きしめ合うことから教えたいと思ったら、この作品。ラクダとシマウマが浜辺にやってきて……。はぐ! お次はワニとペンギンが。それからなんと、タコとおじさんが。という具合に想定外の組み合わせで抱きしめ合います。佐々木マキさんのほのぼのしたナンセンスにほっこりした途端、大切にすること、されることの表現として、すぐにもハグしたくなりますよ。子どもたちが将来素敵に愛し合えますように、まずは! 」性教育がテーマの絵本 05初めての性教育におすすめの一冊!『おうちせいきょういくえほん』『シールでペタペタあ!うまれたおうちせいきょういくえほん』 作・絵:La ZOO 監:アクロストン(主婦の友社)対象年齢:2歳くらいから「初めての性教育に、シールブックというアイディアが斬新な本作。赤ちゃんってどうやってできるの? そんな質問が出てきたら、体に興味を持ち始めた証拠。正しい知識は、小さい子が相手でも湾曲的な表現を避け、やさしい言葉を使いながら正確に伝えることが、後に自分や他者を自信を持って愛することに繋がります。卵子や精子の場所はどこ? と問いかけてみてください。ちっとも難しく考えることはありません。小さな子にペタペタと貼らせながら読んで聞かせると、実は恥ずかしがっていたのは親のほうだったと気づくかも! 」性教育がテーマの絵本 06性に関する基礎知識を可愛い絵とともに『性の絵本』みんながもってる たからものって なーんだ?『性の絵本みんながもってる たからものって なーんだ?』 著:たきれい 監修:高橋幸子(KADOKAWA)対象年齢:3歳くらいから「くわばたりえさん推薦の作品。体の仕組み、性交、妊娠、そして防犯、と性にまつわる基礎知識が正しい言葉を用いて可愛い絵とともに説明されています。読みながら、体に対するオーソドックスな『恥じらい』から大人が解放されてゆくことも、子ども自身が自分を宝物と思え、よりいっそう大切にすることに繋がるでしょう」性教育がテーマの絵本 07やさしい言葉で性行為のあれこれを説明『なぜなの ママ?』『なぜなの ママ?』 作:北沢杏子 絵:やなせたかし(復刊ドットコム)対象年齢:3歳くらいから「日本の性教育研究家の草分けである北沢杏子となせたかしさんの貴重な作品。一時は絶版になってしまいましたが、3歳から親しめる性教育絵本として再編・復刊たものです。おとうさんとおかあさんの体には違いがあります。ふたりは愛し合って、一緒に暮らし、握手したり、キスしたり……。性交については、『だっこしあったり』という表現。なので、この手の話にちょっぴり戸惑う方にも、スターターブックとしておすすめです。巻末には子どもの想像力を育み、じっくり語り合えるような見開きが待っています。とにかく元気、パワフル、生命力溢れるタッチも素晴らしい」性教育がテーマの絵本 08多様性についても学べる『あかちゃんはどうやってつくられるの?』『あかちゃんはどうやってつくられるの?』 著:アンナ・フィスケ 絵:さわき ちはる(河出書房新社)対象年齢:9歳くらいから「ノルウェー生まれのやや図鑑に寄せた本作品。出だしから多様性が伝わってきます。人はそれぞれ。肌の色もさまざま。すらっとした人、ぽっちゃりの人、ドレス姿もあれば、背広姿にハイヒールもいます。でも元はみんな赤ちゃんでした。ではどうやってつくられたのか。そのプロセスをユーモアたっぷりの絵で描き、プチエピソードを交えながら、楽しく、詳しく、科学的に説明してくれています。同性愛や人工授精など色々なケースもスルーせず。まさにSDGs時代にぴったりです」
2022年11月25日■妊娠中から胎教をすすめる義母。それは悲劇の始まりでした妊娠中の胎教については我慢していた亜子。しかし、この後子どもが生まれてくると、母の教育への口出しは徐々にエスカレートしていくのでした。■ミルクはダメ!保育園はダメ!親は私たちのはずなのにそれは、産院から退院して間もなくのこと。義母が家に知育玩具をたくさん持って遊びに来たのです。ぐずり気味だった子どもに、ミルクをあげようとすると、義母が目を光らせました。数ヶ月後、保活のためにいくつかの保育園を見学していた亜子。気に入った保育園を見つけて夫に相談すると、やはり、義母の意見が…。「3歳になるまでは親が見るべき!」「幼稚園は絶対!」と保育園に断固反対の姿勢を示す義母。仕事に復帰したい亜子と話は平行線です。一体この後、どうなるのでしょうか? こちらは投稿されたエピソードを元に2022年8月10日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■自分たちの子どものことは自分たちで決めます!まずは、教育ママ系義母への疑問の声からご紹介します。そもそも、子どもの教育を考えるのは親である亜子と夫のはず。あなたが口出しすることではないというのが多くの意見のようです。・我が家の義父母も似ているなと思いました。知育玩具は買ったかとしつこかったようです。私にはあまり言ってこなかったのですが、主人にはしつこかったようです。 ・そんなに自分の思い通りにやりたけりゃ、もう一度自分で子どもを産めば? もしくは養子でも育てなさいよ。・こういう教育熱心な人って、もし子どもが望んだ通りに育たなかったらどうするんだろうと思ってしまいます。 その子どもへの関心を失って、次の子を求めたりするのだろうか…と。・ただ一言、おまえの子どもじゃないって感じ。・結局、こういう育て方は洗脳と一緒。いい大人が自分で動けないだけ。そして次に多かったのが、「夫がもっとしっかりして!」というもの。義母ではなく妻の側に立つのが夫の役目。時代錯誤な母親は、しっかりブロックしてもらわないと困ります!・産後の一番キツイときにこんなに追い詰めては、ノイローゼになってしまわないか心配です。もしママがノイローゼで自殺してしまったらこの義母はどう責任を取るつもりなんだろう。 孫は所有物ではありません。夫がしっかり母親をブロックして、妻と子どもに近づかないようにしないと、今後の円満な家庭はありません。・「義母が納得しないだろう…」なんて言ってる旦那さんじゃ全く頼りにならない。義母ではなく妻の目線で考えて下さい。最後にご紹介するのは、今でも化石のように存在している「保育園否定義母」について。専業主婦率は3割という現代において、まだそんなことを言う人がいるから驚きです。・出たわ、保育園否定派。別にどっちも変わらんのに幼稚園が偉いって思ってる年寄り。保育園でも体操やスイミングやダンスはあるし、赤ちゃんから年長までいるから、小さい子に優しくすることが当たり前にできるようになるのに。 出産するときに陣痛室で隣にいた妊婦さんとご主人とご主人の母らしき人の会話が聞こえてきて、妊婦さんとご主人は保育園がいいって言ってるのに、義母は絶対幼稚園にしろって言っててドン引きしたのを思い出した。育てる親が決めればいいのに。・夫婦共働きなら保育園が多数派なのでは?幼稚園では送っていくことも迎えに行くことも、様々な行事にも対応できません。どのママたちも、今の時代に合っていない古い教育ママ系義母にはうんざりの様子。義母もアップデートしていかないと、嫁や息子に取り残されてしまうのかもしれません。▼漫画「教育ママ系義母 」
2022年11月22日子どもたちが高校生や大学生になると、教育費の負担が増えてきました。その分、仕事を増やして教育費をねん出することに。しかし、仕事量をこなせず家族とクライアントに迷惑をかけることになってしまったアラフォーでシングルマザーの私の体験談を紹介します。★関連記事:猛烈な睡魔との闘い!家事と仕事の両立のため無理なく続けられた体づくり1日分の家事と仕事の両立ができない大学生の娘たちの教育費や生活費などが必要となり、副業を増やしました。会社員の収入だけでは、生活できないのでWebライターの副業を増やせばいいと簡単に思っていたのです。しかし、実際は思った以上にスムーズに副業の仕事をこなせず、家事がおろそかになりました。副業を増やして娯楽の時間を削っていたのですが、それでも間に合わず。体力が思った以上になく集中力がなかなか保てませんでした。仕事をしていても気付けば寝ていて、慌てて起きて仕事をするのですが完成度がいまいちとなったこともあります。私の家事がおろそかになり、少しイライラしているのが子どもたちにも伝わり、これではいけないと生活を見直すことにしたのです。教育費とデート費用が負担となる少し仕事をセーブして家事もできるようになったのですが、新型コロナの影響で会社も休業となり収入が減り、また副業を増やそうかと迷いました。しかし、子どもたちにまた負担をかけてはと思い、しばらくはそのままの生活を送りました。数カ月してから新型コロナの感染拡大が本格的となり、いよいよ生活も厳しくなってきたので副業を増やしました。起きている時間は仕事している時間といった生活となり、家事も最低限のみとなってしまいました。子どもたちとの会話も減り、すっかり私は家庭でひとりぼっちに。とても寂しかったですが、子どもの教育費のためと割り切って仕事を続けていたのです。また当時交際していた人とのやり取りのために、私自身のおこづかいが欲しく仕事を増やしたことも理由の1つです。子どもたちも私が交際していることを知っていました。だから、彼に私を取られたと思い、寂しい思いをさせてしまったことをとても後悔しています。そんな生活を送ること数カ月、子どもたちは私と話をしなくなりました。話しかけても冷たく、反抗期だから仕方ないと諦めて、仕事に没頭する日々に。ごはん中も無言で、食べ終わったら逃げるように自分の部屋へ戻りました。そして、とうとう私の体も限界が来て、夕食後にパソコンに向かうものの、しばらくすると寝てしまうといった状態に。副業の仕事も後回しになり、すべてがうまく回らなくなったのです。体はつらいけれど最低限の家事と副業をこなし、さらには教育費を何とかしないといけないと必死でした。副業を増やしたものの迷惑をかけてしまう子どもたちは私が忙しくて、なかなか構ってあげられないことのほかに、家事をおろそかにして今までの私とは違う母親になってしまったことに、少し戸惑っていました。私自身は家事がおろそかになった程度に思っていたのですが、子どもたちからしてみると人が変わってしまったように映ったのでしょう。「ママはどうせ私たちよりも、他のことが優先でしょ」と子どもたちが言うようになり、寂しい思いをさせていると思いました。私が彼との交際のためにお金を稼いでいると思われ、子どもたちはお金のない生活に不安を抱えていました。それに加えて、いつ給与が入るのか、いつ私の仕事が安定するのかと気にしていました。そんな状況を抜け出したく、まずは経済的に落ち着かせようとあれこれと仕事を抱えたのです。しかし、私が忙しくするばかりに子どもたちとの時間を削りコミュニケーションが減りました。そして、子どもたちとの関係にヒビが入ってしまいました。とても不安なときこそ、話してあげられる環境を作れず後悔しています。これからは、少しずつ改善して子どもたちの信用を取り戻せるように努めたいと思っています。また、仕事面でもクライアントさんに迷惑をかけないように、仕事に真摯(しんし)に取り組みたいです。まとめコロナ禍で会社が休業となり生活に不安がある中、子どもたちとクライアントさんに迷惑をかけました。仕事量と教育費のバランス、家事とのバランスに苦労したことを思い出し執筆いたしました。まだこれらのバランスは修復途中ですが、家族との時間をしっかりと作り、副業は余った残りの時間をあて、無理のない範囲でしたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2022年11月19日~多様な子どもの権利を保障するために~日本公認心理師ネットワークが、2022年11月19日 (土) 10:00 - 12:00に、「インクルーシブ教育入門~多様な子どもの権利を保障するために~」をテーマとしたオンラインセミナーを開催します。講師は、野口晃菜先生(一般社団法人UNIVA理事)です。国連の障害者権利委員会からの勧告2022年9月9日に、国連の障害者権利委員会から日本政府に「インクルーシブ教育の権利を保障すべき」という内容の勧告が出されました。その後、同年9月13日に、永岡桂子文部科学相は閣議後の記者会見で「特別支援教育を中止することは考えていない」と述べました。これを皮切りにSNS含め、ネット上で「インクルーシブ教育」についての様々なコメントが行われています。そこでは、インクルーシブ教育というものについて、共通の概念形成ができていないまま、議論がすれ違っているに感じることもあります。ここで、そもそもホンモノの『インクルーシブ教育』というものを整理し理解する必要があると考え、このオンラインセミナーを企画いたしました。また、企画者自身も「差別」や「権利」というインクルーシブ教育を語るうえで土台となる概念の理解を深める必要であると痛切しております。僕たちと一緒に、第一人者の野口晃菜先生から「インクルーシブ教育」を学びませんか?今回のセミナーは、話題の新刊の著者の先生がご登壇されます今回のセミナーでは、学事出版の話題の新刊、『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育』の著者のおひとりである野口晃菜先生にご登壇いただきます。教育の未来を見つめる 学事出版 : セミナーに先立ち、お得な書籍付きチケットも販売日本公認心理師ネットワークは、100冊限定で、研修料金がお得になっている書籍付きチケットを販売いたします。書籍付きチケットは、書籍代込みで一般価格5,480円です。気になるセミナー内容は本セミナーでは、以下の内容を含む予定です。・なぜ「インクルージョン」が必要なのか・何が差別にあたるのか?・「インクルーシブ教育」の最終的なビジョン当日参加できなくても安心。見逃し配信もあります。当日ご覧になれない方へは、「見逃し配信」チケットがおすすめです。見逃し配信は、ライブ配信終了後、1週間程度で視聴用URLをお送りいたします。視聴期限:2024年11月18日23:59当日資料の販売も行います。当日の講演資料は、セミナー料金を低価格に抑えるために、希望者のみご購入いただく形をとっております。こちらのサイトにて、セミナー当日までに販売を開始いたします。pcmhimeji powered by BASE : セミナーへのお申込みはこちら : セミナー概要■セミナー概要開催日:2022年10月22日(土)時間:19:00~21:00開催方法:オンライン(ZOOM)・見逃し配信あり費用:一般(ライブ配信)書籍付き ¥5,480一般(ライブ配信)書籍なし ¥3,000一般(見逃し配信)書籍付き ¥5,480一般(見逃し配信)書籍なし ¥3,000学生・院生サークルBOOMメンバー(書籍なし) ¥2,000リチェルカインターン・インターンOBOG ¥2,000リチェルカ保護者 ¥2,000リチェルカインターンOBOG 無料申込方法: セミナー詳細・お申込みはこちら : 日本公認心理師ネットワークのHP日本公認心理師ネットワーク : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月24日買い物中にトラブルに巻き込まれ、モヤモヤしたことはありませんか?今回は実際に募集した買い物中のトラブル体験談をご紹介します!教育がなってない!妊娠中にスーパーに買い物に行ったときのことです。上の子どもとレジでお会計をしていると、レジのところにあるお菓子を見て、子どもが「欲しい!」とねだってきました。すると、後ろに並んでいたおじさんが「みんな並んでいるんだから早くしろよ、教育がなってないんだよ!」と怒鳴ってきたのです。子どもはそれに驚いて大泣きし始めてしまいました。レジをしてくれていたおばさんは、そのおじさんの態度にキレて「あんたのレジはしないよ!なんでそんな言い方しかできない大人になったんだよ。あんたの家の教育がなってなかったんだね!」と怒鳴り返してくれました。おじさんは顔が真っ赤になってました。本当にスカッとして、おばさんには感謝です。(女性/主婦)読者の感想子どもはいつどういった行動や言動をするか分かりません。なので外へ出歩くときは色々気を遣うことが多いのですが、周りの優しさに嬉しく思うこともある反面、こういった心無い言葉を言い放つ人がいることも事実。こういうことがあると子どもも委縮してしまいますし、親も出かけるのが憂鬱になりますよね。(35歳/女性)お母さんの気持ちを理解して行動してくれる店員さんはとても優しくて素敵な方なんだなと思いました。そもそも他人がこのご時世に勝手に自分の赤ちゃんに触ること自体が非常識だと思います。自分とは関係ない親子のことを注意する前に自分がちゃんとした方がいいと思いました。(匿名)レジの女性、たくましくて私も是非その場で拝見したかったなあと思いました。その後、うるさく言ってしまった男性の方は自分が間違っていたと反省して、以来子どもに優しい人物になっているとイイですね。(会社員/女性)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?何かとストレスを抱えがちな現代ですが、周りに迷惑をかけるような人とは距離を取りつつ、トラブルのない日常を送りたいものですね。以上、買い物中のトラブル体験談でした。次回の「買い物中のトラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月18日買い物中にトラブルに巻き込まれ、モヤモヤしたことはありませんか?今回は実際に募集した買い物中のトラブル体験談をご紹介します!教育がなってない!妊娠中にスーパーに買い物に行ったときのことです。上の子どもとレジでお会計をしていると、レジのところにあるお菓子を見て、子どもが「欲しい!」とねだってきました。すると、後ろに並んでいたおじさんが「みんな並んでいるんだから早くしろよ、教育がなってないんだよ!」と怒鳴ってきたのです。子どもはそれに驚いて大泣きし始めてしまいました。レジをしてくれていたおばさんは、そのおじさんの態度にキレて「あんたのレジはしないよ!なんでそんな言い方しかできない大人になったんだよ。あんたの家の教育がなってなかったんだね!」と怒鳴り返してくれました。おじさんは顔が真っ赤になってました。本当にスカッとして、おばさんには感謝です。(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?何かとストレスを抱えがちな現代ですが、周りに迷惑をかけるような人とは距離を取りつつ、トラブルのない日常を送りたいものですね。以上、買い物中のトラブル体験談でした。次回の「買い物中のトラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月03日「インクルーシブ教育システム」のよいところインクルーシブ教育とは、障害のある子どもと障害のない子どもに別々の教育を行うのではなく、全員が共に学べるような形で教育を行うことを意味しています。文部科学省では、障害のある子どもと障害のない子どもが共に学べる環境と、障害のある子どもが個別に学べる環境をどちらも整備し、すべての子どもがどちらの環境も活用できるようにしていこうと提唱しています。これは合理的な考え方で、そのような環境設定をすることに対して、私は全面的に同意しています。学校に多様な学習環境が用意されていて、子どもたちが自分の状態に合わせて環境を選べるようになれば、誰もが学びやすくなるでしょう。「一度しか言わないから」は多様性を否定する指導方法文部科学省はインクルーシブ教育システムの確立に向けてさまざまな取り組みを実施していますが、現在の学校教育にはまだ課題もあります。例えば、学校で先生が子どもたちに「いいですか、一度しか言わないからよく聞いてくださいね」と呼びかけることがあります。これは、インクルーシブ教育システムの定義にある「人間の多様性の尊重」を否定する指導方法です。このような指導では、「口頭の指示を一度で完全に理解できる」という子どもしか学習できません。それ以外の子どもは、学習する機会を失います。現在の学校教育にはまだ課題がある人間には、口頭の指示を理解するのが得意な子どももいれば、聞くことよりも視覚的な文字などの指示を理解するのが得意な子どももいます。それ以外の方法が得意な子どももいるでしょう。どのようなタイプの子どもも学習できるように指導方法を工夫するのが、先生の仕事であるはずです。指導が上手な先生は、口頭で一度指示するだけではなく、黒板に同じことを書いて示したり、指示を繰り返したり、手本を見せたりして、子どもたち全員が学習できるように工夫しています。そのようなちょっとした工夫で、学習環境を整えていくことは大切なことです。「学校の標準」をゆるやかにして、みんなが学びやすい環境をつくっていくのです。出典 : 「学校の標準」が狭すぎるのではないか?発達の特性がある子どもは学校生活において、何かと困りごとに直面しがちです。ほかの大多数の子どもよりも、困難が多いように感じます。それはなぜでしょうか。私はその要因の一つに「学校の標準が狭すぎること」があると考えています。いまの日本の学校には、子どもが「標準的にやるべきこと」が多すぎます。私は、いまの学校では子どものやるべきこと、守るべきことが多すぎて、「標準」が狭くなっているように感じます。その「標準」をこなせる子どもはよいのですが、発達の特性がある子どもは、すべての活動を「標準」に合わせるのは難しい場合もあります。ローカルルールは少ないほうがいい学校には多くの子どもたちが集まっています。集団で活動するためには、一人ひとりが一定のルールを守ることが欠かせません。ですからなんらかの「標準」は必要です。子どもたちが学校で集団行動のルールを学ぶことには、意味があると思います。しかし、ルールが細かくなりすぎると、それがいじめの温床になることもあります。例えば「校舎内の廊下は左側を歩きましょう」という決まりをつくることは、衝突を避け、人の流れをスムーズにするためには有効です。しかし、それを破ったら罰を与えるような厳しいルールにしてしまうと、ある子どもが右側を歩いたときに、ほかの子どもがそれを強く注意したり、先生に言いつけたりすることが出てきます。ルールから少しはずれただけで、非難するような風潮ができていくわけです。私は、学校内のローカルルールは、少なければ少ないほどよいと思っています。「学校の標準」に苦しむ子どもたち「学校で、みんなと同じようにできない」ということに悩み、登校できなくなった子どもたちを、私は大勢みてきました。私は「学校の標準」が狭いこと、大人たちが学校をきっちりとつくりすぎてしまったことが、一部の子どもたちを苦しめているのではないかと思っています。また、学校のように大勢で集まって活動する場所では、「一緒に遊ぶと楽しいよ」「全員一丸となってやれば、必ずうまくいく」というふうに、「みんなで一緒にやるのがいいこと」という価値観を強く押し出し、しかもそれを目標にしてしまうことがあります。出典 : 学校で「みんなで一緒に」を目標にしないグループをつくってお互いに協力し、それぞれの長所を生かして一人ではできないことをするというのは、よいことだと思います。しかし、そこで大事なのは「なんらかの成果を上げる」ということであって、「みんなで一緒に」「全員一丸となって」行動することではないはずです。集団に対して「みんなで一緒に」という目標を立てると、その集団に「標準」が生まれ、そこから外れることをよしとしない風潮ができていきます。学校のように、子どもたちが一人ひとりのびのびと学習していく場には、そぐわないものだと思います。学校を小さな「共生社会」にするために私は社会全体が、多種多様な人たちが共存できる「共生社会」になっていくことを願っています。学校も一つの小さな共生社会になっていってほしいと思います。ただし、私が共生社会としてイメージするのは、先ほど述べたような「みんなで一緒に」を目標とする社会ではありません。世の中には「みんなで仲良くできるように努力しよう」「立場が違っても分かり合える」と考える人もいますが、私は現代の社会をそんなに甘いものではないと思っています。「相性が最悪の人とも共存できる社会」に私が思う共生社会とは、「相性が最悪の人とも共存できる社会」です。そのくらいのことができないと、本当の意味での共生社会はつくれないと思います。人間誰しも、「この人とは合わないな」という相手がいます。見るのも嫌だという相手もいるわけです。共生社会をつくるためには、きれいごとではなく、そういう相手とどうやって共存できるかを考えていくことが必要です。自分とは違う人への恐怖心や攻撃心を認めたうえで、その人とも共存できる仕組みを、理性的な社会の枠組みとしてつくっていく。それが、共生社会をつくる道です。「理解しきれない相手もいる」という現実多くの場合、人は他人のことを理解しようとするとき、過去のさまざまな経験から相手の立場や考えなどを想像します。しかし、人のあり方は多様です。自分が「ふつう」だと考えていることが、相手にとっては「ふつう」ではないこともあります。だからこそ、人が分かり合うのは難しいわけです。「世の中には、自分には理解しきれない相手もいる」という現実をきちんと認識し、そういう相手がいることを認めたうえで、その人とどうやって共存するのかを考えること。それが共生社会をつくるということだと思います。「みんなで一緒」よりも「お互いにリスペクト」私は、共生社会をつくるために必要なのは「みんなで一緒に」ではなく、「お互いにリスペクト」という姿勢だと考えています。相手の考えをすべて理解できるわけではないけれど、認めてはいる。けっして無視をしない。そのような関係性をつくっていけば、どのような相手とも共存していけるのではないでしょうか。学校のように大勢が集まる場でも、発達障害のある子どものような少数派の論理を認め、けっして軽視しないこと。その姿勢が共生社会や真のインクルーシブ教育の実現へとつながっていくはずです。
2022年09月28日まちの研究所株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:松本 理寿輝) は、星野リゾート(所在地:長野県軽井沢町、代表:星野 佳路)と協働で、子どもたちの旅先での学びの環境を創出する新たなチャレンジを開始。2022年12月16日、「創造力を遊びこむ」をコンセプトとして開業する「星野リゾート リゾナーレ大阪(ハイアット リージェンシー 大阪内)」に、創造的思考を育む日本最大級のアトリエが誕生します。創造的思考を育む日本最大級のアトリエ(イメージ)まちの研究所はこれまで、保育園・子育て支援センターの運営、子育て・保育・教育分野の新規企画やコンサルティング業務等の事業を通じて、教育・子育て・コミュニティの領域から、新たな価値創造を目指してきました。また、姉妹会社のナチュラルスマイルジャパン株式会社では、認可保育所「まちの保育園」・認定こども園「まちのこども園」を運営。子どもたちの学びのフィールドをまち全体、社会全体に見て、コミュニティを子どもたちの主体的・対話的な学びにいかす取り組みを行っています。いま、教育の重心は、「教える」から「学ぶ」に移ってきているとされています。かつて「教える」が教育の中心にあったとき、極端に言えば、「学び手」の興味等と、深い関連なしに教育を行うこともできました。しかし、「学び手」が真に主導になるとき、「学び手」の興味や特性、これまでの経験等と、無関係に「学び」の充実は考えられません。そうなると、教育は、個人の特性の理解と共に、「個々人が生きる社会や生活」と密接につながり、子どもたちのあらゆる経験を学びに関連させたり、取り込んだりする工夫をして行かなければならないと感じています。「個々人が生きる社会や生活」との密接なつながりの点では、私たちは現在、「まち」「家庭」「旅先」「デジタル空間」をテーマとして、それぞれの領域で学び環境の創造を研究的に進め、将来的にはそれらを統合する学びの場の構築を計画しています。そういった一連の構想のもと、「旅先での学び」の研究をしていたところ、星野リゾートとの出会いがあり、この度の挑戦が協業としてスタートしました。■リゾナーレ大阪で目指す、創造性を引き出すアプローチ<興味から始まる>子どもたちの創造は、知性も感性も目一杯働かせ、全身で世界と関わりながら、自らの「興味」に出会うところから始まります。居心地がよく安心できる環境で、じっくりと物事に出会い、対話する。知的にワクワクしたり、五感を刺激する感覚的な経験を通して、すでにある知識とそのまま出会うのではなく、センスオブワンダーや好奇心を働かせ、自らの理論や知識を構築していく経験を重ねていきます。<遊びこむ>私たちは「言語」のみでなく、様々な「表現」を通して自分や世界と対話することができます。むしろ「言語」で認識する世界だけでは勿体無いと思う程、「表現」で感じ取ることができる世界は豊かです。心から湧き上がる「表現」を遊び(学び)の中心に据えることで、子どもの個性的で、ふくよかで、複雑で、深い思考を支える。子どもは世界に自分なりの仮説や意味を見つけながら、探究したい自分の「問い」に出会っていきます。<表現する>探究したい「問い」に対して、他者と協働もしながら多様な考えを紡ぎだし、自分(たち)のアイデアを表現していきます。この表現で注目されるのは、結果の出来栄えではなく、創作や表現のプロセスから生まれる子どもたち独自の「意味」です。生涯にわたって生きる知識やマインドセットは、子どもたちの創作や表現のプロセスに内包されているからです。そして、多様性と創造性が喜ばれる文化の中、他者と共に自分の活動を振り返ることで、探究してきたことを新しく知り直し、新たな「興味」に出会って、探究の旅が充実して行きます。星野リゾート リゾナーレ大阪(ハイアット リージェンシー 大阪内)に誕生するアトリエでは、アトリエ内の企画・監修及び、子どもたちの創造活動を支える美術・芸術のバックグラウンドをもつ専門職「アトリエリスタ」を配置し、協働運営をいたします。星野リゾート リゾナーレ大阪のコンセプトは、「創造力を遊びこむ」。北イタリア発祥で世界でも注目される教育アプローチ「レッジョ・エミリア・アプローチ」の考え方を軸に、子どもたちが五感を通して出会い、様々な表現言語を探索・探究し、思考、表現へと繋げていくプロセスを通じて、クリエイティブコンフィデンスを育むアトリエを目指しています。■施設概要*アトリエの利用は、同ホテルに滞在される方が対象になります施設名 : 星野リゾート リゾナーレ大阪(ハイアット リージェンシー 大阪内)所在地 : 〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北 1-13-11施設構成 : 客室(コンセプトルーム有り)、アトリエ客室数 : 64室開業日 : 2022年12月16日一般販売開始日: 2022年10月1日URL : ■まちの研究所株式会社についてまちの研究所は、姉妹会社ナチュラルスマイルジャパン株式会社「まちの保育園・こども園」の運営で積み重ねてきた知見をいかし、「こども・保育・教育領域」と「コミュニティづくり、まちづくり領域」の融合から、新たな価値創造を行う会社です。大学等研究機関、国内外の教育機関、クリエイティブチーム、科学者、企業等とのネットワークを持ち、教育・子育てを通した社会づくり、学びの環境づくりを事業としています。代表者: 代表取締役 松本 理寿輝所在地: 東京都渋谷区渋谷1-23-21 co-lab渋谷キャスト設立 : 2015年3月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月15日市原市教育委員会において、一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下 「アルバ・エデュ」)が提供する「子どもの学びを支える声掛け講座」を2022年8月30日に実施することになりました。「子どもの学びを支える声掛け講座」は、地域の大人が子どもたちや学校教育に携わっていくためのスキルを学ぶ講座です。地域の大人が、教師でもなく親でもない「第三の大人」として子どもに関わっていくことで、地域全体で教育を支えていく土壌を形成することを目的として行われます。アルバ・エデュでは「すべての子どもに話す力を」のヴィジョンのもと、これまで8年間にわたり他の自治体でも地域と連携した教育活動を推進してきました。市原市教育委員会は、2022年秋開館予定の市原歴史博物館にて、子どもたちの学びをより充実させ、地域との連携を今後より一層深めていくために「子どもの学びを支える声掛け講座」開催を決めました。林教育長とアルバ・エデュ代表 竹内ファシリテーター養成講座の様子〔当日のアジェンダ〕1 はじめに2 子どもたちの抱えているもの3 子どもの心を開く声掛け 学びを深める声掛け■取り組みの背景現在、学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」の実現が求められています。市原市では、平成12年度から「学校支援ボランティア整備事業」を立ち上げ、優れた知識や技術を学校の教育活動等に生かすとともに、地域に開かれた学校づくりを実現してきました。今回の講座を担当するアルバ・エデュは、地域の人材を教育現場で活用していくための「ファシリテーター養成講座」を開講し、これまでのべ130人のファシリテーターを育成、当団体が学校に提供する授業プログラムに起用してきた実績があります。各国で大人の再教育(リスキリング)が叫ばれる中、教育分野における再教育を実施し地域人材を活かす仕組みです。また、当団体は令和2年度より、市原市へ「GIGAスクール構想アドバイザー」として関わり、本年度までの3年間にわたりICT教育の推進に尽力して参りました。市原市は、アルバ・エデュの地域人材育成ノウハウを活用し、学校教育に地域人材が参画する機会を積極的に設けることが「社会に開かれた教育課程」の実現に近づくと考え、今回の養成講座の実施を決めました。■地域人材を教育現場に採用するメリット「社会に開かれた教育」とは、学校が社会や世界と接点を持ちつつ、多様な人々とつながりを保ちながら学ぶことのできる、開かれた環境となること、学校が社会や地域とのつながりを意識し、社会の中の学校として社会とのつながりを大切にすることを目的としています。今回、地域人材を採用するメリットは大きく3つあります。・子どもたちに地域との繋がりを生み、人間関係を広げ、新たな居場所を提供できる・教師でも親でもない、「第三の大人」が子どもに関わっていくことで新たな視点を与え、世界を広げることに繋がる・地域の大人の再教育(リスキリング)が実現することに加え、子どもたちと直接触れ合うことで、教育に対する関心が高まるアルバ・エデュがこれまでの活動で蓄積してきた「子どもが心を開いたり、学びが深まったりする声掛けの仕方など」のノウハウを、具体的な実践を交えてお伝えしていきます。■過去にファシリテーター養成講座に参加した方のコメント・子どもに対する声掛けについて学ぶ講座でしたが、それ以上に会社の部下に対してそのまま使える内容だと感じました。対象者に関係なく、活用できるスキルだと感じました。・授業で使うと聞いてアルバ・エデュの講義を受講しましたが、自分の育児にも応用できるヒントが多々ありました。子どものやる気が出る声掛け、少しの視点の転換と言葉のチョイスで子どもの反応が変わることを知り、明日から家庭でも実践したいと思いました。■市原市について市原市は、千葉県の中央部に位置し、人口は約26.6万人と千葉県内では柏市に次いで第6位の人口規模がある大きな市です。上総国分寺跡や二子塚古墳があり、チバニアン(地球磁場逆転地層)が近年発見されるなど、史跡が多いことでも有名です。教育においては、平成28年度に策定した「市原市教育の情報化推進事業計画」のもと、令和2年11月には県内で最も早く児童生徒に一人一台タブレット端末を配備し、「IChiHaRaスタイル」というGIGA構想を迅速に推進していくための体制を整えるなど、ICT教育に力を入れています。また、小中一貫教育にも力を入れており、「智育・徳育・躰育を幼児期から一貫して教育する指導体制」を整え、1つの校舎で小中学生が一緒に学べる「加茂学園」を開校した他、他の21中学校区では、施設は現状のままで小中学校が連携しあう一貫教育を推進しています。「市原の子どもは市原が育てる」という理念のもと、特色ある教育活動を行っている市です。所在地 : 千葉県市原市国分寺台中央1丁目1-1市長 : 小出 譲治WEBサイト: ■一般社団法人アルバ・エデュについてアルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒たちが、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに43,000名を超える子どもたちへの授業実績があります。代表理事の竹内が、金融業界で海外投資家と日本企業をつなぐ仕事をする中で、「日本の優れた製品やサービスの良さが伝わっていない」という現実に何度も直面してきました。「話す力」は環境が担保されれば訓練すれば高めることができるという信念のもと、教室内の心理的安全性をも高めるプログラムを提供しています。■代表理事:竹内 明日香について東京大学法学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、2007年に独立。日本企業の海外事業や情報発信(企業プレゼン等)を支援して今日に至る。2014年、子どもの「話す力」の向上を目指す一般社団法人アルバ・エデュを設立。教員研修や児童・生徒を対象としたモデル授業を展開。株式会社日陸社外取締役。一般社団法人未来の先生フォーラム理事。公立小元PTA会長。2022年5月には書籍『すべての子どもに「話す力」を』を出版。二男一女の母。所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号設立 : 2014年12月代表理事 : 竹内 明日香WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!授業中に鳴り響くゲーム音自分の子どもが一番勉強できると豪語していた、同じ幼児教室に通うママ友の話です。いつも「子どもにはネット動画は見させないし、ゲームもやらせない!」とまわりのママ友へ散々嫌味を言っていました。しかし、幼児教室の参観日に、弟が静かに待ってられないからと、参観中にもかかわらず子どもに大音量でゲームをさせていました。出典:lamireそのせいで授業は中断。周りのママたちも「聞いていた話と違う」という反応。いつも教育熱心なママを演じてたのに…さすがに驚きました。(女性/パート)お上品なママさんの本性親子体操教室に通っていました。駐車場が狭く、1台ずつ合流して進むのが暗黙のルールとなっていました。次は私の番だと思って順番に進むと、ルールを無視した車のママがこちらを見ずに強引に侵入しました。よく見たら体操教室のリーダー格のママさんでした。途中で私に気がついたらしく気まずそうに頭を下げたので、こちらも頭を下げました。会場で会うのが嫌だな…と思いつつ向かうと、そのママさんから「さっきはありがとう、遅れると皆に迷惑かけるから譲ってくれて助かったわ!!」と言われました。ほかのママさんたちもいるため、先に私に言われるのを恐れてか…いつもよりにこやかな笑顔だったので怖かったです。本性が見えてとても不快でした。(女性/無職)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「ママ友トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月11日株式会社わたしのお教室(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:中屋 昌太)は、学びのプラットフォーム「manatea(マナティー)®」で、これまでのアプリに加えてWebブラウザ版のサービスを開始しました。これにより、アプリをダウンロードしていない方にもWebブラウザ版にてmanateaに登録されたレッスンを確認・検索いただくことが可能となりました。manateaのWEBブラウザ版TOPページmanatea(マナティー)ブラウザ版はこちら : 1.manateaのWebブラウザ版サービスについてこれまでのアプリに加え、Webブラウザ版では以下の機能が可能となります。・レッスンの検索・レッスンの確認これにより、manateaに登録している先生は、以下のことが可能となります。・他の先生やレッスンのリサーチ同ジャンルの他の先生のレッスン内容や価格帯をチェックすることができるようになり、どのようなレッスンが人気なのか、どの価格帯が売れやすいかなど、ご自身の提供するレッスンメニュー作成の際に役立ちます。・SNSで宣伝、告知ご自身の各種SNS等で、manateaでレッスンを行なっていることを告知する際に、プロフィールページ、レッスンページなどに直接遷移できる個別のURLを貼り付けることができます。まだアプリをダウンロードしていないユーザーにもご自身のプロフィールやレッスンを宣伝することができるようになったことで、よりたくさんの方に興味関心を持ってもらうことができ、レッスンの予約に繋がりやすくなります。*レッスンの申し込み、レッスン申し込み後の決済、評価などはアプリのダウンロードが必要となります。2.manateaについて「いつでも、どこでも、学べる、教えられる」をコンセプトに、学びの出会いと成長を支援するサービスです。2021年3月にゴルフのレッスンを受けたいゴルファーとレッスンプロをつなぐサービスを開始。日本プロゴルフ協会資格保有者から、インスタグラムで人気のレッスンプロなど幅広く、学びたい方のニーズに合わせたゴルフレッスンを受けることができます。2022年4月に140以上のジャンル取り扱いを開始し、現在はスポーツ・クラフト・音楽・伝統文化・ビジネスなど幅広いレッスンを受けられるプラットフォームとなりました。■主なジャンル・スポーツジャンル・音楽ジャンル・ダンスジャンル・アート&クラフトジャンル・伝統文化ジャンル・料理・食文化ジャンル・語学カジャンル・写真・映像ジャンル・教養・学問ジャンル・アウトドアジャンル・起業・副業・キャリアジャンル・ライフハック・自己啓発ジャンル・デザインジャンル・開発ジャンル・ビジネススキルジャンル・ビューティ&ヘルスジャンル・園芸・ガーデニングジャンル■レッスンの方法生徒の学びたいニーズによって対面レッスン、リモートレッスン、動画レッスンをお選びいただくことが可能です。・深い学びや、学び手と教え手の深いリレーションシップ形成に欠かせない対面レッスン・ZOOMやGoogle Meetなどを使ってリアルタイムで行うリモートレッスン・動画を購入して視聴する動画レッスン。いつでも好きな時に何度でも学ぶことが可能です※動画レッスンは現在はプロトタイプ版のサービスですが、今後は先生がご自身で作成した動画レッスン販売も拡充予定です。3.manateaに登録した先生・生徒のメリット<先生のメリット>・あなたのスキルをすぐにレッスンとして出品できるので、空き時間をつかってレッスンを行うことができます。・先生業をされている方には、新たな集客手段として、ご活用いただけます。・集客、予約・スケジュール管理、決済、生徒とのやりとりなど、レッスンにまつわること全てがアプリ一つで完結します。・レッスン料金の80%が先生の収益となります。<生徒のメリット>・各ジャンルの資格保有者やインスタグラムで人気のレッスンプロなど幅広い先生からレッスンが受けられます。・バリエーション豊かなレッスンの中から自分に合ったレッスンを選ぶことができます。・レッスン後も、レッスンレポートや相互評価など、深い学びを実現するための仕組みがあります。4.開発背景コロナ禍において、生活の変化とともに人々の学びに対するニーズも変化しています。学ぶこと=対面レッスンが基本であった以前とは異なり、オンラインで学びたい人、動画を購入して自分の好きな時間に学びたい人、現在も対面で学びたい人と求めるスタイルは多様化しています。学びたい方が、学びたいときに、どのような形態でも学ぶことができる仕組みが必要だと考え、学びの機会を止めない仕組みを提供するために、manateaではサービスの拡充を行っています。5.今後の展望2022年中に、リモートレッスンのグループレッスン機能を実装予定となります。生徒・先生双方がより深い学びを実現できる環境づくりに邁進いたします。6.株式会社わたしのお教室について当社は「人生が変わる学びの体験を世界に届ける」をミッションに、これからの時代に求められる、新しい学びのカタチを追求し続ける、Edu-tech企業です。会社名:株式会社わたしのお教室代表者:代表取締役 社長兼CEO中屋 昌太所在地:東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3FURL:[ ]{ }manatea公式サイト:[ ]{ }アプリのダウンロードiPhoneの方はこちら : Androidの方はこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月09日■前回のあらすじ「今だったら」と考えてみる。大人に相談した方が良かったとは思うけれど、その時の大人の対応や姿勢次第で子どもはさらに傷つくことに。子どもの気持ちを救うかどうかは大人にかかっていると思うのでした。我が家では以下のことを心掛け、娘に知ってほしいことを機会があるたびに話すようにしています。・プライベートゾーンについて教え、勝手に「見たり触ったりしてはいけない場所」と伝えること・我が子が相談しやすい環境を作ること・もし触ってくる子どもや大人がいたら「イヤ」と言ってすぐに逃げること・そのときは大人に助けを求めることまだ幼いからといって被害に遭わないとは言い切れません。子どもが被害に遭わないように、また知識がないために知らず知らずのうちに子どもが加害者にならないように…。幼児期から性教育を始めることは決して早すぎず、むしろ推奨されるべきことだと、私は思っています。それに、性教育は性犯罪を防ぐだけでなく、命の尊さを知り、愛する人を大切にする思いやりの心も育むことができると感じています。だからこそ私は、子どもたちに伝えていきたいと思うのです。私のような経験をする子どもがひとりでもいなくなりますように…。切に願います。最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
2022年08月07日株式会社東洋経済新報社は、教育に関する深掘りした情報を提供するメディア『東洋経済education×ICT』主催で、教員、各地域教育委員会など教育従事者の皆様を対象としたウェビナー『いま必要なデジタル・シティズンシップ教育 基礎編 -「危険性の強調」から「賢く活用できる力」の育成へ-』を2022年9月3日(土)にオンライン配信で行います。「デジタル・シティズンシップ教育」を取り入れる前に、知っておくべき基礎情報これまで日本では、情報社会の危険性を強調して、ICTを安全に使うための知識やスキルを学ぶ「情報モラル教育」が行われてきました。しかし、GIGAスクール構想が着々と進行している今、これまでの「情報モラル教育」ではカバーしきれないことが明らかになり、世界では一般的になりつつある、自らが善しあしを判断しながら賢くICTを活用できる力を身に付ける「デジタル・シティズンシップ教育」に注目が集まっています。GIGAスクール構想を意味のあるものにするためにも、この教育を取り入れることは教育界全体にとって最重要事項といえます。今回は基礎編として、情報モラル教育との違いは?「デジタル・シティズンシップ教育」を実践する際のポイントは?など、「デジタル・シティズンシップ教育」を取り入れる前に、知っておくべき基礎情報を法政大学キャリアデザイン学部教授の坂本 旬氏を迎えてお伝えします。■セミナー概要セミナー名: いま必要なデジタル・シティズンシップ教育 基礎編-「危険性の強調」から「賢く活用できる力」の育成へ-開催日時: 2022年9月3日(土)14:00~15:30 終了予定開催形式: オンラインライブ配信(Zoom)参加費: 無料(事前登録制)主催: 東洋経済education×ICT申込: (画像はプレスリリースより)【参考】※申し込みURL
2022年08月06日「私なんて」「どうせ……」など、子どものネガティブ発言には要注意です!お子さまの自己肯定感が低下しているかもしれません。教育の専門家は、「子どもの自己肯定感には、親の言動が大きく影響する」と言っています。どうやら、 “自己肯定感の高い子どもの親が絶対にやらないこと” があるようですので、順番に見てみましょう。自己肯定感とは「自分が自分であって大丈夫」という感覚絶対にやらないこと1:子どもと誰かを比べる絶対にやらないこと2:子どもの行動を勝手に決める絶対にやらないこと3:子どもの話をしっかり聞かない絶対にやらないこと4:子どもを心配しすぎる絶対にやらないこと5:ネガティブな言葉を使う子どもの自己肯定感を高める『自信スイッチ 10歳からはじめるポジティブ習慣39』自己肯定感とは「自分が自分であって大丈夫」という感覚「自己肯定感」という言葉の生みの親である臨床心理学者・高垣忠一郎氏によると、自己肯定感とは “自分が自分であって大丈夫” という感覚とのこと。教育ジャーナリストの中曽根陽子氏は、自己肯定感について以下のように詳しく説明しています。「自己肯定感」とは、自分のいいところも悪いところも含めて、「自分はありのままでいいんだ!」と認められる感情のことです。一方、その逆はなにかというと、自分の存在を認められない「自己否定」です。この自己否定の感覚が強くなると、最悪の場合は自ら死を選ぶということにもなりかねません。それだけ自己肯定感は重要な力であり、いわば生きる力の根幹です。(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|自己肯定感が「高い子の親」と「低い子の親」。驚くほど全く違う、それぞれの特徴とは)このように、自己肯定感は「生きる力」の基盤となるほど重要な力。また中曽根氏は、著書『成功したいなら「失敗力」を育てなさい』のなかで、親の言動次第で子どもの自己肯定感は高くも低くもなると述べています。なるほど、自己肯定感が「高い子の親」と「低い子の親」の言動には違いがあるのですね。今回は、自己肯定感が高い子の親が絶対にやらないことを見ていきましょう。絶対にやらないこと1:子どもと誰かを比べる自己肯定感が高い子どもの親は、子どもと誰かを比べるようなことはしません。教育学博士であるアグネス・チャン氏は、子どもの自己肯定感を高めるために一番大切なのは「自分の子どもを誰かと比べないこと」だと断言しています。子どもは、学校に行けば常に比べられる生活です。だからこそ、親だけは子どもと誰かを比べないでほしいとアグネス・チャン氏は強調します。「あなたはあなたのままでいい」「自分のペースで成長していけばいい」と無条件の愛を伝え続けましょう。国際社会で活躍できる人材を育成するスクール「TLC for Kids」代表の船津徹氏によると、自己肯定感が低い子どもは、ほめられても喜ばない傾向があるとのこと。その原因は、親の「子どもと誰かを比較する言葉」なのだとか。「お姉ちゃんはできたのに、あなたはどうしてできないの?」など、人と比べる言葉ばかり投げかけていると、子どもの自信はどんどん萎んでしまいます。そして、誰かにほめられたときでも「いまはそうやってほめているけれど、どうせ……」と卑屈になってしまうのです。子どもの強みを引き出すプロであるアメリカの教育家ジェニファー・フォックス氏は、「子どもがもって生まれた価値を心から信じることから始めなければならない」と説いています。「大好きだよ」などの愛情を伝える言葉、ぎゅっと抱きしめるなどのスキンシップによって、親は無条件の愛を子どもに示すことができます。フォックス氏によると、これらが自己肯定感を育む特効薬となるようですよ。絶対にやらないこと2:子どもの行動を勝手に決める自己肯定感が高い子どもの親は、子どもの行動を勝手に決めません。「時間がないから、もうこれにしなさい!」「サッカーよりも、将来のために塾で勉強しなさい」こんなふうに、子どもに指図してしまっていませんか?子どもの気持ちを考えず、親の意向ばかりを押しつけていたら、子どもの自己肯定感は育まれないでしょう。では、親は子どもにどう対応すればいいのか?幸福学研究者で慶應義塾大学大学院教授の前野隆司氏は、「子どもがワクワクしてやりたいと思えること、得意なことをどんどんやらせてあげて」と言います。そして、結果だけではなく、どんな小さいことでも、よいところをたくさんほめてあげること。すると、子どもの自己肯定感は伸びていくのです。前野氏はまた、「これからの時代、肩書きではなく、高い自己肯定感を維持して頑張った人が成功する」とも話していますよ。習い事を選ぶときも同じです。教育学者で東京大学名誉教授である汐見稔幸氏は、「必ず子どもの『好き』を優先させてあげてほしい」と指南します。子ども自身が自分の行動を決めて実行すれば、自己肯定感は上がります。親のやらせたいことを押しつけるのではなく、子どもの好きなことを選ばせて、強みを伸ばしてあげたいものですね。絶対にやらないこと3:子どもの話をしっかり聞かない自己肯定感の高い子の親は、子どもが話しかけてきたとき、聞き流したり話を遮ったりすることはありません。ジャーナリストでありキャスターでもある岸田雪子氏によると、「子どもの話を聞くことは、子どもの自己肯定感を育てること」なのだそう。子どもは、親にしっかり話を聞いてもらうと、「ありのままを受け止めてもらっている」「親から自分が認められている」と感じます。そして、「親が自分のことを認めてくれた」と感じたことがある子どもは、「自信」「考える力」「乗り越える力」が育っていくのだそう。とはいえ、親御さんは仕事や家事などで毎日忙しいでしょう。そこで、子どもが「話を聞いてもらえた!」「お母さん(お父さん)にまるごと受け止めてもらえた!」と感じる、話の聞き方をしてみましょう。岸田氏は、聞き方のポイントをふたつ挙げています。ぜひ参考にしてみてくださいね!ポイント1:短時間でOK。集中して子どもの話を聞こう!忙しい時間帯に「話を聞き流す」よりも、短時間でもいいので「集中して話を聞く」ことを意識してください。やらなければいけないことが詰まっているようなら、「寝かせるのは10時でもいい」「ご飯は “レンジでチン” のメニューにしよう」などと、予定を変更してでも親自身の心に余裕をつくりましょう。 ポイント2:子どもの話を評価しない・否定しない・遮らない子どもの気持ちをありのまま「そうなんだね」と受け取ります。「たいしたことないよ」(評価する)、「ダメじゃない」(否定する)、「えっ、そんなことをしたの!?」(遮る)ような反応はNGです。「〇〇ちゃんはこう思ったんだね」などと、子どもの言葉を繰り返すのも手ですよ。 絶対にやらないこと4:子どもを心配しすぎる自己肯定感の高い子の親は、子どものことを過度に心配しません。米国NLP協会認定マスタープラクティショナープロコーチの田嶋英子氏によると、子どもを心配しすぎることは「あなたを信頼していませんよ」ということと同じ意味なのだそう。田嶋氏はまた、親が心配しすぎるから「心配な子ども」に育ってしまうと話しています。しかし「心配」という言葉で、何をイメージするか、考えてみましょう。「ちゃんとできるかどうか、不安」「この子は、要領が悪いから」といった背景が浮かんできたのではないでしょうか。「心配」が、子どものことを思っての言葉であることは、間違いありませんが、イメージする未来が、前向きでないことも確かです。(引用元:ダイヤモンドオンライン|日本の若者の自己肯定感を低くする「親の口ぐせ」とは)そこで、「心配」の代わりに「信頼」してみませんか?田嶋氏は、親が「信頼」するから「信頼される子ども」が育つと言っていますよ。また、東京都市大学人間科学部教授の井戸ゆかり氏は、心配しすぎによる親の「先回り」が子どもの自己肯定感を下げていると危惧しています。その先回りを、親は子どものためだと思っています。でも、子どもは成長過程でさまざまな問題に直面し、解決するなかで自信を持つと同時に達成感を感じたり、周囲の人に認められる言葉かけをされたりすることで自己肯定感を高めていくわけです。(引用元:STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|あなたの子どもは大丈夫?絶対に見過ごしてはいけない「自己肯定感」低下のサイン)井戸氏によると “簡単ではないけどなんとかできるレベル” のお手伝いをさせることで、子どもの自己肯定感がアップするのだそう。子どもがお手伝いをやり遂げたなら、「頑張ったね」「ありがとう」と子どもをたくさんほめてあげてください。子どもは「自分は必要とされているのだ!」と自信を得られるので、自己肯定感がアップしますよ。絶対にやらないこと5:ネガティブな言葉を使う自己肯定感の高い子の親はネガティブな言葉を使わない傾向があります。「ネガティブな感情ほど伝染しやすい」と警鐘を鳴らすのは、トロント大学教授で生命倫理学者のケリー・ボウマン氏。たとえば、批判的でネガティブマインドが強い親に育てられると、ミラーニューロン(他者の行動を見て、自分が行動したかのように脳内で反応する神経細胞)の働きにより、その子どもの思考までネガティブになってしまうのだそう。船津氏も「言葉は親が思っている以上に子どもの脳に影響を与える」とし、以下のようなネガティブ言葉は控えるべきだと話します。【否定】→「無理」「できっこない」【ケナシ】→「ダメねえ」「下手ねえ」「バカだねえ」【比較】→「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに」「〇〇君はできるのに」【突き放し】→「もう知らない」「嫌い」「勝手にして」「産まなければよかった」【クドクド・ネチネチ】→「何度言ったらわかるの」「前にも言ったでしょう」 また、前出の前野氏は「親の謙遜は子どもの自己肯定感を下げる」と言っています。「〇〇君は絵が得意だね」とお友だちの親御さんからほめられたとき、どう返していますか?「そんなことないよ。絵ばかり描いていて、△△君みたいにもっと活発になってくれたらいいのに。〇〇は運動が苦手だから」などと言っていませんか。わが子がほめられたときは、「ありがとう。でも△△君もかけっこが速くてすごいね」など、ネガティブ言葉にならないように、相手の子どもをほめ返すと◎ですよ。子どもの自己肯定感を高める『自信スイッチ 10歳からはじめるポジティブ習慣39』最後に、子どもの自己肯定感を高める本を紹介しましょう。若者の自己肯定感の低下が危惧される現代に、自己肯定感の第一人者・中島輝氏が子どもたちに贈る、「もう大丈夫」と心から思える自己肯定感を養う一冊です。対象年齢は10歳からとありますが、大人が読んでもためになる内容となっています。今日からすぐに始められる毎日習慣で子どもの自己肯定感を育んでいきましょう! ***5つの特徴のうち、あなたがやってしまっているものはありましたか?子どもの自己肯定感を高めるならば、「子どもを誰かを比べず」「子どもの行動を勝手に決めず」「子どもの話をしっかり聞いて」「子どもを心配しすぎず」「ネガティブな言葉を使わず」、子どものサポートをしていきましょう。(参考)加藤紀子(2020), 『子育て ベスト100』, ダイヤモンド社.ジェニファー・フォックス 著, 土方奈美 訳(2009), 『子供の強みを見つけよう』, 日本経済新聞出版.高垣忠一郎(2004), 『生きることと自己肯定感』, 新日本出版社.ダイヤモンドオンライン|日本の若者の自己肯定感を低くする「親の口ぐせ」とは朝日新聞 EduA|親だからできる!子どもの自己肯定感を高める秘訣とは?みらのび|子どもの自己肯定感を伸ばす方法とは?低い子の特徴やNG言動も紹介たまひよ|子どもの自己肯定感を高めるには話の聴き方にコツが!イライラして余裕がないときは、頭の中にお弁当箱を思い浮かべるのがおすすめ⁈【ジャーナリスト岸田雪子】The Asahi Shimbun GLOBE+|アグネスの子育てレシピ 子どもの自己肯定感があまりに低い日本へ、アグネスのアドバイスはSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|あなたの子どもは大丈夫?絶対に見過ごしてはいけない「自己肯定感」低下のサインBook Bang|子どもに「規則正しい生活」は必要ない息子3人を「スタンフォード大学」に合格させたアグネス・チャンが考える教育法
2022年08月01日Q:特別支援教育を利用する子どもが年々増えているのは何故?必要な支援は?A:義務教育段階の全児童数は減少傾向にあるのに、通級、特別支援学級、特別支援学校へ通う「特別支援教育利用児」の割合は2009年の2.3%に対して、2019年には5.0%へと増加しています。これは2004年の「発達障害者支援法」公布、その後2016年の発達障害者支援法の改正の影響が大きいです(『改訂新版障がいのある子の就学・進学ガイドブック』p.106-11の「『発達障害児』への支援」参照)。Upload By 専門家インタビュー2016年の発達障害者支援法の改正により発達障害に限らず個人と環境の相互作用によって生じる困難や制限を解消するために「必要な合理的配慮」を行われるようになりました。教育に関しても同法案の第八条に「可能な限り、発達障害児が発達障害児ではない児童と共に教育を受けられるよう配慮しつつ」の文言が追加されました。社会的障壁の軽減や除去を進める方向性がクローズアップされると同時に世間でも「発達障害」に対する理解が増えてきたことも理由の一つでしょう。Upload By 専門家インタビュー
2022年07月23日日本では、「子どもが日本語と英語を混ぜて話すようになってしまった」と早期英語教育や国際結婚、海外移住などによる二言語環境に不安を抱く保護者の声が散見されます。そこで「ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所」(※以下、IBS)はバイリンガル児が一つの発話や文章の中で二つの言語を混ぜて使用すること(コードスイッチング/CS)を言語発達の問題として危惧するべきか否かを検討するため、関連の先行研究を調査し、論文を発表いたしました。(本掲載では一部引用文献の記載を省略しております)バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか?- 言語病理学・神経言語学的研究に基づく考察 -佐藤有里 Yuri Satoワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)■ <論文サマリー>●バイリンガルの子どもは、言語障害の有無にかかわらず同様のCSを行うため、CSそのものが言語障害の兆候である可能性は低い。また、かなり入念な検査をしなければ、CSの特徴を言語発達の問題と結びつけることはできない。●バイリンガルの言語知識の仕組みは、モノリンガルとは異なる。二つの言語を切り替える行動は、高度な認知能力に支えられている。●よって、バイリンガルの子どもが二言語を混ぜたとしても、大抵の場合、言語発達の問題として心配する必要はない。バイリンガル児の言語発達を適切に評価するためには、家庭や教育機関などにおける理解を促進すると同時に、日本の社会文化に即した研究を進めることが重要である。■ 日本では、バイリンガルの二言語使用に対する理解が不足している日本では、バイリンガル家庭や早期英語教育で育った子どもが日本語と英語を混ぜて話すようになると、言語発達に問題が生じているのではないかと不安を抱える親がいる。ときには、ごちゃ混ぜ問題、混乱、などの否定的な表現を伴う。しかしながら、会話や文章の途中で使用する言語を変更したり異なる言語を交互に使用したりすることは、多くのバイリンガル(二言語使用者)にとって一般的な言語行動であり、主に「コードスイッチング」(code-switching、以下CS)と呼ばれる 。アメリカでは、世界最大規模の言語聴覚士職能団体であるアメリカ言語聴覚協会により、CSは第二言語習得の過程における正常な現象であるとして、言語障害とは区別されている 。この見解が日本の乳幼児健診の場や保護者などに共有されているとは考えにくい。そこで本論文では、バイリンガル児のCSを言語発達の問題として危惧するべきか否かの検討を目的に位置付けた。■ コードスイッチングで言語発達の問題を診断することは困難特異的言語障害のバイリンガル児18人と定型的な言語発達のバイリンガル児18人(平均5〜6歳)を比較した研究(Gutierrez-Clellen et al., 2009)によると、CSを含む発話の割合は両群で差がなかった。また、両群ともに、CSを含む発話文は文法的であり、大人のバイリンガルと同様の典型的なパターンであった。CSそのものが言語障害の診断基準にならないことを示した研究の一例である。また、言語障害児のCSの特徴を明らかにしようとした研究もある。例えば、Greene et al. (2012)は、アメリカ在住のスペイン語・英語のバイリンガル児(5歳)606人を対象にした大規模な調査を行った。結果、言語障害の疑いがある幼児が定型発達児とは異なる特徴をもったCSを行う可能性が示されたが、それらが言語障害と直接的に関係しているかは明らかになっていない。別の研究(Iluz-Cohen and Walter, 2012; Bhat and Chengappa, 2005)においても、CSの特徴によって言語障害の有無を見分けることは困難であることが示されている。よって、バイリンガル児は言語障害の有無にかかわらず同様のCSを行うため、CSそのものが言語障害の兆候である可能性は低いと考えられる。言語障害児が何かしら定型発達児と異なる特徴をもつCSを行う可能性は否定できないが、もしそうだとしても、それらが言語障害によるものなのか、言語以外の障害によるものなのか、もしくは個人的な言語経験(各言語への接触頻度や使用場面、意識など)や社会的状況(発話時の環境や相手など)によるものなのかを明らかにしない限りは、CSのある特徴を言語発達の問題と結びつけることはできない。■ コードスイッチングはバイリンガル特有の高度な能力本論文で取り上げた言語病理学的研究では、共通して、CSは「symptom(症状)」ではなく「ability(能力)」と表現され、二言語を活用したバイリンガル特有のコミュニケーション力として捉えられている。こうした二言語の使い分けは、発語が始まったばかりの乳幼児にも見られ、CSは二言語の混乱や二言語の区別がつかないことの表れではない。そして、CSを行う理由は、二言語間の語彙知識の差を埋めるためであるとは限らない。実際に、1歳半の子どもが言語を切り替えた対象は、もう一方の言語でしか表出したことがない語彙である場合もあれば、両方の言語で表出したことがある語彙の場合もあった、という研究報告(Lanvers, 2001)がある。また、Raichlin et al. (2018) は、5〜7歳の幼児が両言語で知っている語彙に対して相手や話題、状況に合わせた言語に切り替え、効果的なコミュニケーション方法になっていたことを報告している。さらに近年の言語学では、CSは、効果的にコミュニケーションを図ろうとするバイリンガル特有の能力として肯定的に捉えられている。では、バイリンガルは、どのように二つの言語知識を脳内で処理しているのだろうか。心理言語学・神経言語学の分野における研究によると、バイリンガルはそれぞれの言語を完全に別々の知識としてもっているのではなく、二言語間で何らかの知識を共有している可能性がある。また医学の分野においては、バイリンガルの脳では第一言語使用時の活動部位と第二言語使用時の活動部位が部分的に重複していることが実証されている。例えば、バイリンガルは、モノリンガルよりも多くの部位が言語に関わり、両言語において活動する共通領域と、どちらか一方の言語でしか活動しない特異領域が存在していた(Rounx et al., 2004)。さらに、近年は、バイリンガルが言語を切り替えるときに働く脳領域も明らかになってきている。それは、あらゆる認知機能の働きをコントロールしながら複雑な状況下で目的を実行するために必要な「実行機能」を担う脳領域である(Hernandez et al., 2001)。相手が理解する言語やその環境で使用されるべき言語を察知する、効果的に伝える方法を考える、適切な言語を選択する、選択した言語で話し続ける、状況に応じてもう一方の言語を使用する、というように、この「実行機能」と呼ばれる高度な認知能力がバイリンガルの複雑な言語処理を支えているのだ。■ 大抵の場合、コードスイッチングは心配しなくても大丈夫本論文で提示した言語病理学的研究によると、バイリンガル児は、言語障害またはその疑いの有無にかかわらずCSを行う。一つの発話や文章の中で二つの言語を交互に使用することは、言語発達の遅れや言語障害の兆候ではなく、二つの言語知識を活用してコミュニケーションを図ろうとするバイリンガル特有の言語行動であり、言語の切り替えは高度な認知能力を必要とする。よって、アメリカにおける一般的な見解通り、バイリンガル児のCSは、大抵の場合は危惧する必要がない。バイリンガル児の言語発達を適切に評価するためには、少なくとも、二つの言語を交互に使用することを否定的に捉えたり、一つの言語のみで話すことを強要したりするべきではない。日本においても、家庭や地域社会、医療・福祉機関、教育機関などにおける理解を促進すると同時に、言語学や医学など学術分野を超えた専門家・研究者の連携により、日本の社会文化に即した研究を進めることが重要である。詳しい内容、引用文献についてはバイリンガル サイエンス研究所で公開中の下記記事をご覧ください。■バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか?- 言語病理学・神経言語学的研究に基づく考察 - ■ワールド・ファミリーバイリンガル サイエンス研究所(World Family's Institute of Bilingual Science)事業内容:教育に関する研究機関所 長:大井静雄(東京慈恵医科大学脳神経外科教授/医学博士)所 在 地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設 立:2016年10 月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月22日子どもができたらどういう保険に入れば良いの?YouTube・ままのてチャンネルでは、ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子先生に、「子どもができたときの保険」について伺いました。見直したい保険のポイントや検討した方が良い保険、すでに入っているかもしれない保険を詳しく解説しています。※この動画は2019に撮影した内容です。どういう保険に入れば良いの?パパやママのもしものときを考えて、子どもが独立するまでの生活費や教育費の保障がある保険に入っておくことがおすすめ。収入保障保険を考える。※子どもの教育費はひとり2,000万円程度と解説していますママのための医療保険ママが病気になってしまったとき(長期入院なども)、シッター代などがかかる可能性も。その場合に備えて、ママが医療保険に薄く入っておくのもおすすめ。子どもが活発になってきた頃の保険自転車事故や身近な事故を保障する個人賠償責任保険は、絶対に入った方が良いとする理由を解説。特約などですでに入っているケースも?他にも、どのような保険に入っておくと安心かを丁寧にご紹介しています。5分程度で視聴できる動画なので、ぜひ家事や育児の合間にチェックしてみてくださいね。動画は字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪動画目次0:39 どういう保険に入ればいいの?1:47 収入保障保険ってなに?3:01 ママのための医療保険3:54 子どもが活発になってきた頃の保険4:36 家族みんなを守ってくれる保険※この動画は2019年8月に公開したものです。あらかじめご了承ください。鈴木さや子先生×ままのてチャンネルの動画災害に備えた保険【FPが解説】災害に備えて入るべき保険|どの保険に入ればいいの?保険の判断基準を伝授!0:41〜まずは火災保険をチェック!1:56〜自動車保険もチェックしよう3:08〜災害用の保険には入った方がいいの?4:20〜保険に入るべきかの判断基準とは?ふるさと納税【超簡単解説】ふるさと納税のやり方や仕組み!ワンストップ特例やおすすめ返礼品は?|ファイナンシャルプランナー解説0:13〜ふるさと納税はどんな制度?1:21〜どうやって申し込めばいいの?2:15〜シミュレーションをしてみよう3:22〜ワンストップ特例制度はどんなもの?4:14〜ふるさと納税は災害支援もできる?賢く貯金【賢く貯金:前編】財産を貯めるコツをファイナンシャルプランナーが解説1:07貯蓄上手ってどんな人?2:17貯金ができる体質になろう3:31キャッシュレスは貯蓄につながる?子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。お役立ち&楽しい漫画動画をたくさん配信しているので、ぜひチャンネル登録してくださいね。
2022年07月15日富山市教育委員会と、プレゼン教育授業を手がける一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下「アルバ・エデュ」)2022年7月11日にすべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結しましたのでお知らせいたします。なお、この事業は日本財団助成事業「全国の教育現場への『話す力を高めるプログラム』導入事業」の対象事業となります。連係協定写真1連係協定写真2■宮口 克志教育長のコメント富山市が本市の指導方針に基づいて取り組むことで子どもたちに培いたいと考えている力と、アルバ・エデュから提案いただいたものとがフィットした。(話す力は)変化の激しい社会において子どもたちがつけていかなくてはいけない力。自分を表現する、自分を伝える力。与えられた知識や技能にとどまらず、自分たちでまとめて発信していく。これをきっかけに市内の小・中学校に広めていきたい。世界に羽ばたく富山の子どもたちになってほしいと願っています。■竹内 明日香のコメントこれから大切なのは自ら考え、自分の思いや考えを話す力です。授業の当初、ほぼ全員の児童が「話すのは苦手」という方に手を挙げていました。ところが、考え方さえ手に入れれば、最後には満面の笑みで一人残らず話せていました。富山の子どもたちはすでに学力が高いので、ここに思考して表現する力が加わったら今後が楽しみです。これからますます取り組みを広げていきたいですし、今日から富山で始まる変化を全国に発信していきたいです。■<話す力を高める>プログラムの概要これまでに全国の小学校、中学校、高校で、4万人を超える児童生徒が受講している「話す力」を育むことを目的とした授業です。今回のプログラムでは、全3回の「教員研修」と全2回の「児童・生徒を対象としたモデル授業」、「先生方による研究授業サポート」を1年間で実施できるよう設計されており、大学の研究者による効果測定が実施されます。富山市は5月27日に1回目の教員研修、7月11日に富山市山室小学校でモデル授業1回目・教員研修2回目を行いました。なお、今回のプログラムは、日本財団助成金で全額補助されるため、自治体側の費用負担はありません。プログラム実施計画●過去に実施したプログラムの教育効果について過去にプログラムを実施した研究指定校では、話すことが苦手という子どもが減り、得意という子どもが増えたのみならず、一般教科の学力も上昇しました。学力向上について●モデル授業のポイント子どもたちの「話す力」を育てるためには、子どもたちが安心して自分を表現できるような心理的安全性が確保されている環境が大切です。私たちアルバ・エデュでは、教室の心理的安全性を担保しながら、子どもたちが自分の思いや考えを表現できるようにサポートしていきます。そして、「話す」ことによって、自分の力で身の回りや社会に変化を起こすことができるんだという自己効力感を育んでいきます。正解のない未来を生きていく子どもたちにとって、「話す力」はたくましく自分の人生を切り拓いていくための大きな武器となります。授業を通して子どもたちに「話す」ことの楽しさを伝えていきたいと思っています。■富山市について富山市は富山県のほぼ中央から南東部分までを占め、北には豊富な魚介類を育む富山湾、東には雄大な立山連峰、西には丘陵・山村地帯が連なり、南は豊かな田園風景や森林が広がっています。市内には神通川や常願寺川など大小の河川が流れ、古くから川で結ばれた文化圏を形成しています。海の幸に恵まれた富山湾から、登山家たちを魅了してやまない3,000メートル級の山々までが織りなす自然の姿は、世界第一級の景観をなしています。富山市は全国的に「くすりのまち」として有名ですが、近年は環境、バイオ、IT関連産業の育成に努めるとともに、立山連峰や越中おわら風の盆といった観光資源をいかした、観光産業の発展にも取組んでいます。現在、人口42万人の県都として、魅力あるまちづくりを進めています。市役所所在地: 富山県富山市新桜町7番38号市長 : 藤井 裕久WEBサイト : ■一般社団法人アルバ・エデュについてアルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒たちが、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに43,000名を超える子どもたちへの授業実績があります。代表理事の竹内が、金融業界で海外投資家と日本企業をつなぐ仕事をする中で、「日本の優れた製品やサービスの良さが伝わっていない」という現実に何度も直面してきました。「話す力」は環境が担保されれば訓練すれば高めることができるという信念のもと、教室内の心理的安全性をも高めるプログラムを提供しています。代表理事:竹内 明日香について東京大学法学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、2007年に独立。海外向けに日系企業情報を提供。2009年に株式会社アルバ・パートナーズを設立、日本企業の海外事業や情報発信(企業プレゼン等)を支援。2014年、子どもの「話す力」の向上を目指す一般社団法人アルバ・エデュを設立。教員研修や児童・生徒を対象としたモデル授業を展開。株式会社日陸社外取締役。一般社団法人未来の先生フォーラム理事。公立小元PTA会長。2022年5月には書籍『すべての子どもに「話す力」を』を出版。二男一女の母。所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号設立 : 2014年12月代表理事 : 竹内 明日香WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月14日なぜ?ホント?男の子の育児が大変だと感じる理由ママと性別が違うから女性であるママと男の子は、性別が違います。性別が違うからこそ生じるずれが「男の子は理解できない」という気持ちにさせるのかもしれません。それではこうしたずれはどうして生まれるのでしょうか。その理由のひとつとしてあげられているのが、男性脳と女性脳と呼ばれる脳の違いがあげられます。脳は胎児期の性分化において、男性ホルモンであるテストステロンの作用により男性脳と女性脳にわかれることが最近の研究でわかってきました。脳が性分化することで、男女の行動や考え方に違いが生じると考えられています(※1)。男の子が乗り物や虫など動くものに興味を示したり、青や黒などの寒色を好んだりする傾向にあるのはそのためです。一方で、こうした興味の対象は服やおもちゃのモチーフなど、周囲の環境に影響されることも示されています。文化的な背景や教育などにも左右されるため、一概に「男性脳だからママの考え方と違う」とはいいきれないのです。男の子の身体にはママにはない男性器がついています。性的な意味はなくても、異性を意識する場面があるでしょう。こうしたママの意識が、子どもの「男の子っぽさ」をより際立たせているのかもしれませんね。※性分化…男性あるいは女性に発育していくこと体力的な負担が大きいから男の子は常に動き回ってじっとしていない、女の子より運動能力にたけているといわれていますね。実際、幼児を対象に行われた運動能力調査では25m走やボール投げで男の子が女の子よりも高い能力を示しました(※2)。男性ホルモンの影響で競争意識が高く、刺激を好む傾向があるともいわれており、男の子が常に飛び跳ねたり、戦いごっこをしたりするのはもはや必然ともいえそうですね。ところが、こうした説を否定する調査結果もあるのです。たとえば、先の運動能力調査では、長座体前屈距離では女の子のほうがより良い数値を示しました。男女の筋力や俊敏性には性別による差がないとする調査結果や、競争意識は環境や文化的な考え方が反映されるとする調査結果もあります(※3)。つまり、幼児期の運動能力や競争意識においては、もともとの脳の気質に加えてどのような遊びをしてきたか、どのように身体を動かしてきたかが大きく影響するともいえるのです。もちろん運動が得意だったり、身体を動かすのが好きだったりという子どもの個性もあるでしょう。それがママの個性と異なるものであれば、男の子は大変だと思うことにつながるのかもしれません。女の子より言葉の発育がゆっくりだから子どもは7ヶ月頃から喃語が出始め、1歳を過ぎると「わんわん(犬)」など意味のある言葉がでてきます。1歳半~2歳頃には「本ないない」など二語文を話しはじめ、3歳では三語文で会話するようになるでしょう(※4)。こうした言葉の獲得は、男の子より女の子のほうが早いというのが一般的な認識です。男の子は女の子に比べて言葉の発達がゆっくりだといわれているので、自分の気持ちをうまく言葉にできないと手が出たりかんしゃくを起こしたりしやすいともいわれています。実は、言葉の獲得に関する男女差については諸説あり、女性が優位なもの、男性が優位なもの、男女に差はないとするものなどさまざまで、男の子のほうが言葉がゆっくりだともいいきれないようです。他方で言語をつかさどる大脳の言語野に着目すると、大きさや働きに男女の差があることがわかっており、大脳の聴覚野から言語情報を受け取るニューロン(神経細胞)は女性のほうが発達しているのだそうです(※5)。言葉が巧みなママからみると、男の子が話せば伝わるところをそうしないのはもどかしさを感じますね。しかし言葉の獲得は環境や人とのかかわり方で大きく変わるため、子どもの反応を見ながら根気強く声がけすることが重要なようです。もしも発語で気になることがあれば、かかりつけ医や自治体の窓口で相談してくださいね。「男の子育児は大変」という固定概念から子育てをはじめる前から「男の子の育児は大変」という言葉を漠然と耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。そのような強い固定観念から「大変だ」と思い込んでしまっていることがあるかもしれません。ママ自身は特に大変だと感じていなかったとしても「男の子は大変ね」と周囲に言われることで、「これって大変なんだ」と感じてしまうのです。子どもには性差があるものですが、個人差も大きいもの。性別ばかりにとらわれることなく、今目の前にいる子どもを見て向き合えるといいですね。【体験談】男の子育児エピソード男の子育児エピソード2歳の息子は車ハカセです2歳の息子は車がとっても大好きで、夢中になって遊んでいます。パズルや絵本も車関連のものばかり!他のおもちゃで遊んでもらおうと思っても少ししか興味を示さず…。こだわりを持って(並べ方とか笑)好きなものにとことん集中している様子です。息子がいると一生知らなかったであろう車の名前も勉強になります。笑(パパは仕事が忙しいこともあり「息子にトミカ買ってくれるおじさん」との認識のようです)男の子ならではの嗜好…?息子は赤ちゃんのころから車に夢中になり、ミニカーのタイヤを見つめていました。その後、恐竜やサメなど強い生物に憧れがあるのか、テレビなどで見かけると大興奮!3歳を過ぎてからは、家でも外でも見えない敵とよく戦っています…。「男の子ならではの嗜好があるんだな」と感じていますが、パパとは男同士で盛り上がっていて楽しそうですwパパが世界で一番強い人息子4歳、父親が世界で一番強い人間だと思っています。「僕も父ちゃんクラスになったら~」「(野球の)大谷より父ちゃんのほうが大きいよねぇ?」「父ちゃんが持ってる〇〇がほしい」と常に父親を目指しているようです…初めての3語文が風呂上がりの旦那みて「とうちゃん、ちんちん、でてる」だったので、男ってこんな小さいときからこんななんだ、、と思った記憶があります。もくもくとミニカーを並べ心配に車のおもちゃを並べて眺める遊びに没頭していた時期があります。他のことに見向きもせず延々と並べているので病気を疑ったほうが良いのか心配になりましたが、男の子は並べる、集めるという嗜好(しこう)があると知り安心しました。泣きじょうごが遅れてやんちゃ坊主に変身息子はおっとりしていて外遊びよりも家の中で遊ぶことを好み、ほかの子におもちゃをとられては泣いていました。よく泣くのが困りごとだったくらいです。しかし小学生になり家で過ごすよりも外の時間が長くなると、友だちとサッカーや水鉄砲などで活発に遊ぶようになり、めったに泣かなくなりました。おっとりが鳴りを潜めたかわりに話を聞かない男子へと成長し、無鉄砲なやんちゃっぷりを発揮しています。きょうだい&男の子育児エピソード性差よりも子どもの個性を感じます息子4歳、娘3歳を育てています。息子のほうが黄昏泣きがあったり寝かしつけに時間がかかるタイプだったりした分、ねんね期は大変でした。イヤイヤ期は圧倒的に娘のほうが大変w我が家の場合は、性差よりも関わり方や生まれ順のほうが影響大きいかもという印象です。甘え方は小さな恋人娘9歳息子7歳息子は強いものへの憧れが強いです。ストライダーを乗り回しているときも「急行列車のお通りだ~」とずっとトーマスのゴードンになっていました。今は「どっちが強い」や「〇〇最強図鑑?」にドはまりし、常に何が一番強いのかを考えています。甘え方は小さな恋人です。「一緒に寝よう」「お布団に入って」「夢で会おうね」「今日の服、かわいいね」など彼氏にも言われたことないようなことを言ってくれますよ。女の子ママから見た男の子育児のエピソードダメ男にしてしまうかも三姉妹、姪っ子5人の完全なる女系家系の私から見ると、男の子は「きゅん!とする可愛さ!」です。身内にも男の子がいないので、きっと私が男の子を育ていたら小さな恋人感を抱いたり溺愛しすぎたりして、完全なダメ男にしてしまいそうです。笑また私のイメージで個人差があるのかもしれないですが、男の子育児では外遊びメインでママが日焼けしているイメージが。女同士だと早くから女の闘い繰り広げられて口げんかが勃発しますが、男の子はそのような印象がありません。また、好きなものをとことん調べて博士ちゃんになるイメージもあります。1歳・2歳・3歳男の子の育て方のコツ叱りすぎない男の子は自分の世界に没頭すると周りが見えなくなり、ママの声が届きにくくなる傾向があります。ママが何度言っても聞かなかったり、すぐに忘れてしまったりすることが続くと、ついついあれもこれもと注意したくなりますね。しかしそれでは、注意のポイントがぼやけてしまい、伝えたいことが伝わりません。叱るときはポイントを絞り、具体的に伝えるようにしましょう。感情的にならず冷静に話す男の子に限ったことではありませんが、子どもは注意してもどこ吹く風、すぐに同じことで注意を受けますね。聞いていなかったのか、直す気がないのかと、ママのモヤモヤも募ることでしょう。これくらいの年齢の子どもはまだ言われたことを完全に覚えていません。何度も繰り返し伝える必要があります。しかし、ママの気持ちをリセットする間がないと、注意するときにヒートアップしてしまうことがあるかもしれません。ママの口調が強くなったり声が大きくなったりすると、子どもは言葉ではなく「怒っている」という事実に注目してしまいます。叱るときはあくまでも冷静に話すことを心がけたいですね。命令せず素直にほめる男の子は自分のことになると過大評価をし、自分は人よりも能力がある、平均以上だと考える傾向があるようです。そして、自分の意見はなかなか変えません。そのため、人から命令口調で「○○しなさい」といわれるとより反抗的な態度になります。態度を硬化させないためにも、男の子には「○○してみよう」「○○できるかな」など自分から動くように働きかけましょう。ときにはお願いしてみるのも効果的です。できたときには「○○できてえらいね・すごいね」と具体的にほめてくださいね。子どもの自尊心を大切にする子どもは2歳頃から自我が芽生え、5歳頃までに恥ずかしさや希望といった情動が備わります。大人と同じように心が育っているので、人前で叱ったり馬鹿にされたりすると子どもの自尊心が傷つき、自分への自信が失われてしまうでしょう。子どもの自己肯定感を高めるためにも、叱るときはできるだけ人目につかない場所に移動してから声がけをしましょう。危険なことや人に危害を与える場合などその場で叱らなければいけないときは「あなたがダメ」と人格を否定するのではなく、「行為」がいけないことなのだと端的に伝えることがポイントです。反対に、褒めるときは人前で褒めてあげると良いでしょう。ママから見て無理そうなチャレンジをするときも、子どもの考えはできるだけ尊重したいですね。失敗しても、そこから成功するための方法を学べることが重要です。遊びを取り入れる男の子は強い刺激を好み、物事に持続的に取り組むのは女の子よりも不得手だといわれています。興味の対象がうつりやすいので、やらなければいけないことやママがやって欲しいことに取り組むときは、子どもの気持ちが高揚するように遊びを取り入れてみましょう。片付けをするときは、どっちが早くできるか競争しようと声がけするのが効果的です。「○○はどこかな、あったね」と、宝さがしをする要領で分別しながら片付けるのも良いでしょう。できたときはシールやスタンプをためていくのも喜びますよ。たくさん甘えさせる子どもはママやパパからの愛情をたくさん受けて、自己肯定感を育んでいきます。ハグをしたり、失敗を受け止めたりすることが子どもの情緒を安定させ、社会とつながりが持てるようになるのです。子どもとママとの信頼は、愛着を示す子どもにママが応えるという相互関係で成り立ちます。こうして欲求が満たされると、愛着行動は2~3歳頃から次第に弱まり頻度が減ってきます。5歳頃には外の世界への関心がぐんと広がってくるでしょう(※6)。しかし愛着行動が減る時期は個人差があり、小学生以降も続く場合があります。これを「男の子だから」と突き放してしまうと、自立の芽が摘まれてしまいます。子どもの自立心を育むためにも、子どもの甘えたい気持ちを受け止めて思う存分愛情を伝えましょう。男の子のイヤイヤ期の対処法は?イヤイヤ期は外の世界と自分自身の存在は異なるものであり、自分の感情を意識し始める成長の過程で起こります。そして、個人差はありますが、子どもが自分の感情の表出(ひょうしゅつ:心の内側にあるものを外からわかるようにあわわすこと)をコントロールする力は2~4歳頃から芽生え始め、コントロールできるようになるのは5~6歳頃からです(※7、8、9)。子育ての中でも大変な時期であるイヤイヤ期をどのように対処すれば良いのでしょうか。状況や気持ちを変えるもしも話をしても子どもが聞く耳を持たないときは、ゴールを変えて状況や気持ちを変化させるのもひとつの方法です。たとえばいくら時間をかけてもご飯を食べようとしないときは、「食べること」をゴールにするのではなく、「ご飯の時間を守る」ことをゴールに設定し、時間が来たらご飯を片付けてしまうのです。お風呂に入ることを嫌がったら、部屋を移動すること、服を脱ぐことなど目標を小さな設定に変えるのも良いですね。石けんで遊ぼう、水鉄砲をしよう、おもちゃをきれいきれいしようと言葉を変えて誘導するのもひとつの方法です。シンプルにダメなことを伝える守るべきルールや社会のマナーに反することは、根気強く伝えることが大切です。自分の感情を優先し「○○をやりたい」と駄々をこね続けることもあるでしょう。ここでママがあきらめてルールをあいまいにしたり、強い口調でしかりつけたりするのは良くありません。一度で変化がなくても子どもに伝え続けることで、「ダメなことはダメ」ということを学びますよ。気持ちを受け止める泣いて暴れているところに言葉を重ねるのはイヤイヤを増長させて逆効果です。時間と気持ちに余裕があれば、子どもの気持ちを受け止め子どもがクールダウンするのを待ちましょう。ある程度の時間が経つと、子どもはなんで泣いているのかわからなくなりふと冷静になるものです。子どもが落ち着いてから「〇〇したかったんだね」と子どもの気持ちをママが代弁してあげると、今までの騒動は何だったのだろうと思うほど、スムーズに伝わることもありますよ。ときには「やりたい!」を尊重する命の危険があること、人に危害を加えることはしっかり伝えてやめさせる必要がありますが、子どもの成長を促す「冒険」は、できるだけ体験させましょう。そこには小さな傷や失敗を負うリスクがあるかもしれません。しかし、ケガをするからできないからといった理由でママがすべての危険を先回りして回避していると、子どもがリスクに対処する力や成長する機会が損なわれてしまいます。ときには子どものやりたいことを尊重し、危険を予測しながらできるかぎり手を出さずに見守ることが大切です。お友だちやきょうだいに乱暴してしまう場合は?子どもが暴れたり乱暴したりするときは、相手を「怖がらせてやろう」「こらしめてやろう」という気持ちではなく、自分の気持ちをわかって欲しくてやっていることがほとんどです。そのため子どもが乱暴するときは暴力を制止することと、子どもの気持ちを理解することを切り離して考える必要があります。まず手や足が出てしまったときは、手をおさえたり抱きしめたりすることで物理的に暴力を抑制します。可能であれば、子どもが落ち着くまで相手から離れた場所に連れていくと良いでしょう。興奮がおさまったら、「○○だったんだね」と子どもの気持ちを認めながら「叩いてはいけない」など行為を注意しましょう。男の子の個性を楽しみながら子育てしよう男の子と女の子にはお腹の中にいるときに生じる差と生まれてから獲得する差があり、ひとつの傾向としてまとめることができます。男の子の特徴は女性であるママには理解しがたい面もあるでしょう。だからといって「男の子は大変」とひとくくりにできるものではありませんね。おとなしい男の子もいれば活発な女の子もいます。男の子育児のネガティブな面にとらわれることなく、公平な目で子どもの個性と向き合い、良いところに目を向けていきたいですね。ママには対応が難しい場面では、パパに任せるのもおすすめです。※この記事は2022年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年07月14日キャッシュレス化が進み、お金の大切さがリアルに感じにくくなってきました。そんな時代だからこそ、幼いうちから経済のしくみを知ったり、金銭感覚を身につけておくことが大切です。お金に苦手意識がある大人も、お子さんといっしょにお金との上手な付き合い方を楽しく学んでいきましょう。 前編 に引き続き、金融教育ディレクターで 『すてきな相棒! おかね入門』 (リトルモア刊)の著書である橋本長明さんにお話を伺います。前編では、 “生きる力を育む”ためのお金の基礎教育4つ についてお伝えしました。後編の今回は、具体的にお金に関する子どもの質問にどう答えるのがいいのか、親が何気なくやっているお金にまつわる行動でやっていいことやNGなこととは何かについて、QA形式でご紹介します。オモチャを買って! とねだられたらQ.オモチャ買って! ○○ちゃんも持ってるから! とねだられたときは、どう対応するのがいい?A.本人にとってどれだけ必要でどれだけ欲しいのか、プレゼンさせるようにしましょう。まず、欲しいものが1、消費=いまの満足のためにお金を使うこと 2、投資=未来の自分(満足)のためにお金を使うこと3、浪費=必要以上にお金を使って無駄づかいすることのどれにあたるのか考えさせるようにしましょう。さらに、ニーズ(必要なもの)なのか、ウォンツ(欲しいもの)なのかも確認してみてください。未就学児ならここを聞いてみるだけでもOK。本当に欲しいのであれば、一生懸命考えてプレゼンしてくるはずです。子どもの説明も聞かずに “ダメ!” とか “今回だけよ” と、与える・与えないという基準がブレてしまうのは避けたほうがいいです。プレゼンには2つのメリットがあって、1つは欲しいものを手にいれるためには努力が必要だと体感させられること。もう1つは、プレゼン能力を養うことができます。日本人はプレゼンが苦手といわれますが、社会において必要な能力のひとつです。「経済格差」のこと、どう伝える?Q.「○○ちゃんのおうちはお金持ちなんだって!」経済格差があることは、どう伝えればいい?A.そもそもお金持ちが偉いわけではないこと、お金にはさまざまな稼ぎ方があり、働く上では“生きがい”という要素も大切であることを伝えましょう。経済社会のなかで暮らす以上、お金がなければ生きていけないのは事実です。だからといって、お金のある・なしで優劣がつくわけでも、幸か不幸かを決められるわけでもありません。多くの人は生活に必要なお金を得るために働いています。しかし、私たちはお金のためだけに働いているわけではありません。人生の中でも多くの時間を占めている仕事を通じて、夢や目標を実現させている人もいます。海外では“ikigai”という言葉が注目されていますが、「収入を得ること」以外に「好きなこと」「得意なこと」「社会のためになること」の4つの要素が重なったところに“生きがい”があるとされています。すなわち、生きていく上での張り合いやよろこびです。橋本さんは選曲家/DJという肩書も持つ。大好きな音楽も大切な“生きがい”。お金はそこまで稼げなくても好きなことをしたいという人もいれば、お金はたくさん稼いでいても好きなことが全然できずに生きがいを感じないという人もいるかもしれません。人それぞれ、家庭ごとにさまざまな尺度があって、どれも否定すべきものではありません。“○○ちゃんのパパやママはがんばってたくさんお金がもらえるお仕事をしているんだね。で、あなたは将来どういうお仕事がしたい?”と話してみてもいいかもしれませんね。「お金の価値」を理解させる方法Q.キャッシュレス時代にお金の価値をどうわかってもらえばいい?A.子どもの収入となるお年玉やお小遣い、お手伝いのいずれかもしくは全部を現金であげて、渡したときにありがとうと感謝する心やお金は働く対価であるということを伝えていきましょう。お小遣い帳は学ぶ手段としてもとても有効です。キャッシュレス化はこれからどんどん進みます。だからこそ、まずは現金によるお金との付き合い方を肌身で実感させる必要があります。現金を使ったお買いものを意識してさせるようして、お釣りをもらうという体験をさせましょう。電子マネーや交通系ICカードを持たせている場合も、チャージさせるときは現金を渡して、自分でチャージさせるようにするのがおすすめです。また、お金のやりとりが発生したらお小遣い帳につけさせるようにすると、お金を大切にしようとか欲しいもののために我慢しようとなど考えることができます。そして、お金は天から降ってくるものではなく、頭や体を使って働いた対価ということを理解させることも大切。恩着せがましく感じるかもしれませんが、たとえばご飯を食べるときに、“パパやママががんばって働いたからおいしいご飯が食べられるんだよ”と伝えることも大事なことです。親がしたほうがいいこと、NG行動Q.お金の大切さを教えるために親がした方がいい行動、NGな行動とは? A.現金を使う姿を見せること。また、世の中のことを知るためにいっしょにニュースを見て、子どものお見本となるようなお金の使い方を意識しましょう。逆に、自分の欲にかられた浪費や、“お金持ちが1番だ”とか目的もなく“お金が欲しい”と口にするのは控えましょう。私の知り合いのご家庭ではオンラインショッピングで「Amazon」をよく利用しているそうで、お子さんは欲しいものは何でも「Amazon」がくれるものだと思っていた、というエピソードがあります。ものを選んで買う姿や、現金でやり取りする姿を意識して見せることは大事なことですね。また、お金の使い方って親の影響がすごく大きい。買うかどうか迷ったときに、どういう基準で選んだかを実践で見せることも大切です。たとえば私は、スニーカーを買うときはサスティナブルな素材(※)でできたものを選んでいます。その方が環境にもやさしくて自分にとっても気持ちがいいからです。「自分が好きなもの」を選び、楽しんでいることが伺える橋本さんのファッション。スニーカーの多くはサステナブルな素材のもの。このように社会や地球環境などに配慮したお買いもののことを“エシカル消費”といいますが、日頃から世の中のことを知っておかないと何を基準に決断したらいいかや、自分がどういうものに心を動かされるかわからないままです。ニュースを見てさまざまな情報を得たうえで、最終的には自分の価値観で選ばせていくことが大切です。※サスティナブルとは「持続可能な」という意味で、サスティナブルな素材は、地球環境に配慮して作られたオーガニックコットンなどの天然素材やリサイクルによる再生繊維などのこと。「お金の教育」最終目標はどこを目指す?Q.お金の教育の最終目標とは? どこを目指せばいいんでしょう? A.前編でご紹介した4つの基礎教育はぜひマスターしてください! 人生が変わるはずです。あとは、自分なりのお金との距離感を見つけることです。 著書 のタイトルに“すてきな相棒!”とありますが、自分にとってお金はあくまで幸せになるための道具。大事な相棒ではあるけれど、少し距離をおくようにしています。どういうことかというと、自分の人生の中で道具のことを考える時間は極力少なくしたいんですね。必要なお金は仕事できちんと稼げるようにして、プライベートな時間に資産運用などはしないようにしています。もちろん資産運用を否定しているわけではなくて、私自身が苦手なので。よく芸人さんでもいますよね、仲はいいけどプライベートは別っていうコンビ、あんな感じです(笑)。十数年前、私がまだ日銀にいた頃に、当時の金融界の重要人物がある高校で講義をしたときに“お金には魔物が住んでいる”っていったことがあって。付き合い方や距離感を間違えるとお金には人生を狂わせる力があるということ。お金との「自分なりの距離感」をどうするかを見つけることが最終目標な気がします。私が考える金融教育は、お金の働きやお金への理解を通じて、社会とはどういうものか、生きるとは何かを学ぶこと。高度な金融テクニックを習得させることではありません。一番尊敬する父が39歳のときに病気で亡くなってから、“生まれたからには幸せになるべきだ”と考えるようになりました。たくさんお金があるから幸せなわけではない。幸せに生きていくため、夢や目標を叶えるためにお金がある。お金のことを知って、よりよい関係を築ければ、きっと将来の選択肢は広がるはずです。橋本長明 プロフィール金融教育ディレクター、ブランディングディレクター、選曲家ほか。東京生まれ。大学卒業後、日本銀行入行。静岡支店、情報サービス局、金融広報中央委員会事務局、調査統計局などに10年在籍し退職。日銀では、学校教育における金融教育の概念作りや「金融教育元年」事業に注力したほか、広報、ブランディング、景気分析などを経験。その間、いろいろな個人活動で人々と出逢い、現在は金融教育やブランディングを軸とした講演・執筆活動、企業や個人のブランディング、銀行の金融教育企画・運営、選曲家/DJ、ISETANの企画など、人や社会が楽しくなり、何かを考えるきっかけを創る活動をしている。文化服装学院特別講師、日本FP協会会員。 「すてきな相棒! おかね入門」 橋本長明 著(リトルモア刊) 日本銀行出身・金融教育ディレクターの著者が今こそ伝えたい、「おかね」との付き合い方。おかねの知識やマナーから、経済のしくみ、将来の自分を思い描くヒントまで授業形式でさまざまなワークをこなしながら、楽しくポジティブに学べる本です。今までにない切り口で、子どもも大人もいっしょに考える「おかねってなに?」。取材・文/佐々木彩子 撮影/村上未知
2022年07月12日生きる上でなくてはならないお金。だからこそ、子どもには正しい知識を身につけてほしいと願うものです。でも、親である私たちはお金について学校で習う機会が少なかった世代。お金に対して、苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。「お金の知識に自信がなくても、大丈夫。お金の教育は “生きる力を育むこと” で、“知識”よりも先に伝えるべき大切なことがあるんです」と話すのは、金融教育ディレクターの橋本長明さん。日本銀行出身でお金についての講演も多数おこなっている橋本さんですが、「じつは私も資産運用は苦手で…」と苦笑い。親しみやすい人柄とポジティブなわかりやすい解説で、2月に上梓された 『すてきな相棒! おかね入門』 (リトルモア 刊)も評判をよんでいます。そんな橋本さんに、家庭でいつからどのようにお金の教育をしたらいいのか、2回に渡ってお話を伺います。前編の今回は、 親が知っておくべきことや4つの基礎教育についてです。橋本長明 プロフィール金融教育ディレクター、ブランディングディレクター、選曲家ほか。東京生まれ。大学卒業後、日本銀行入行。静岡支店、情報サービス局、金融広報中央委員会事務局、調査統計局などに10年在籍し退職。日銀では、学校教育における金融教育の概念作りや「金融教育元年」事業に注力したほか、広報、ブランディング、景気分析などを経験。その間、いろいろな個人活動で人々と出逢い、現在は金融教育やブランディングを軸とした講演・執筆活動、企業や個人のブランディング、銀行の金融教育企画・運営、選曲家/DJ、ISETANの企画など、人や社会が楽しくなり、何かを考えるきっかけを創る活動をしている。文化服装学院特別講師、日本FP協会会員。「お金の教育」とは “生きる力を育むこと”この春から高校の授業で “債券” や “投資信託” が教えられることになった、というニュースはご存知ですか? じつは2020年には小学校、2021年には中学校ですでに新たな金融教育がスタートしています。このタイミングでお金の教育をはじめなきゃと考えるご家庭も多いかもしれません。でも、何からはじめていいのか悩みますよね。「“お金の教育”というと、イメージで投資や資産運用など、金融商品やお金を増やすテクニックの話に偏りがち。でも、そもそもお金自体に価値はありません。だって無人島にお金を持っていってもただの紙切れで、何の役にも立ちませんよね。お金は、使う場所があってこそ機能するもの。あくまでいまの経済社会のなかで役立つ “便利な道具”なんです。まずそこをきちんと理解したうえで、その道具=お金を使ってどんな夢や目標を叶えたいか、どんな暮らしをしていきたいかを考えることが重要です。それを理解していないと、お金だけを追い求めたり詐欺に関与してしまったり、人生が大きく狂ってしまいます。まずはお金とは何か、そのお金を使ってどうなりたいかをお子さんといっしょに考えてみましょう!」選曲家/DJの顔も持つ橋本さんのご自宅兼オフィスには、大切にしているレコードやアートが並ぶ。大好きで集めているという愛らしい鳥モチーフのオブジェも。もともと先進国の中では遅れをとっていた日本の金融教育。しかし、キャッシュレス社会でお金を使う実感が乏しくなるなか、成年年齢が18歳に引き下げられて、高校生のうちからクレジットカードや住宅ローンが組めるようになったことなどから、金融教育の授業が必修化されました。また、少子高齢化が進み、自分たちで資産形成しなくてはならない状況が差し迫ってきていることから、幼い頃から金融リテラシーを身につけて、お金の管理をできるようにしておくことが重要視されるようになってきました。「そういう時代だからこそ、自分の軸をしっかり持って、将来叶えたいことは何なのか、そのためにお金がどれだけ必要なのか、その必要な分をどうやって稼ぐかという思考プロセスを経ることが大切。たとえば、子どもが“大金持ちになりたい!”といったら、“何のために?”と問いかけてみましょう。その答えが、“お菓子がたくさん食べたいから!”でもいいんです。自分がどうなりたいか、そのために何が必要かを考えると、社会の仕組みを知ろうとするし、どういう社会にしていきたいかを考えることにもつながります。また、その過程で決断する力も育まれていくはずです。お金の教育は、広義にいえば“生きる力を育む”こと。日本の金融教育プログラム(金融広報中央委員会<事務局:日本銀行情報サービス局内>)でも掲げられているんです」基礎教育 1:お金の価値観まずは、お金そのものには価値はなく、道具であるという認識を持たせること。つぎに、その道具を使って自分はどうなりたいのか考えること。そしてその過程を経てから、金融教育の基礎教育である4つの分野「お金の価値観」「お金を使う」「金銭管理」「お金を稼ぐ」をマスターするといいそう。「お金の価値観では、お金自体に価値はないと覚えてもらうことです。1万円札の場合、製造費用は約22円。国の信用で1万円となるが、戦争・紛争などで紙屑のようになることも。一方、お金には『価値交換、価値尺度、価値保存』という3つの大変優れた機能を有した、経済社会にはなくてはならない便利な道具。生きるため、夢や目標を叶えるために必要であり、道具であるお金を追い求める人生はおかしいんです」金融広報中央委員会では、小学生から高校生まで年代別に教えるべき金融教育の目標をまとめています(※)。金融広報中央委員会(事務局:日本銀行情報サービス局内)とは、政府や日本銀行、地方公共団体や民間団体等が協力して、中立公正な立場から、暮らしに役立つお金の情報提供や、金融教育の支援をおこなっている団体。橋本さんは日本銀行時代にこの委員会にたずさわり、まだ身近ではなかったお金の教育に親しみを持ってもらえるようブランディングに尽力するなど、いまの金融教育のベース作りに注力しました。※金融広報中央委員会「 金融教育プログラム 学校における金融教育の年齢層別目標 」(2021年3月改訂版)基礎教育 2:お金を使う前出の 金融教育プログラム でも、小学校低学年では“ものやサービスを購入するとき、お金を払う必要があることを理解”とあります。そしてもうひとつあるのが、“実際にものやサービスを購入する”こと。これが基礎教育の「お金を使う」にあたります。「使う」とは、「消費」と「投資」、そして「浪費」の3つに分類できます。くわしくは後編で!「実際にお金を使う経験をさせるときは、現金を使うことがポイントです。実際のお金に触れて人とやりとりしないと、リアルな体験にはなりません。また、お金を使って何かを購入する前に、それは自分にとって必要なもの=ニーズ(needs)なのか? 欲しいもの=ウォンツ(wants)なのか? ニーズ or ウォンツを考えさせるのが大切です。たとえば、鉛筆。勉強に使うために足りない分を買うならニーズ、鉛筆の絵柄が気に入って家にあるのに買うならウォンツになります。それを考えることで無駄づかいを防ぐことができるし、ウォンツなら我慢しようかと問いかけることもできます」基礎教育 3:金銭管理ニーズかウォンツかを考えてお金を使ったり、お小遣いやお年玉でもらったお金を貯金しようなどと自分で決断できるようになったら、「金銭管理」を学ぶチャンスです。金銭管理にはお小遣い帳が最適。ロードマップでは小学校中学年(3~4年生)から実践することが推奨されています。お小遣いの学習では、子どもたちの将来の健全な金銭管理能力を養うほか、「お金は無尽蔵なものではなく、働く対価としてやってくる」、「我慢することの大切さ」、「目標に向かって努力すること」など、道徳的なこと、社会における大切なことを学ぶことができます。「お小遣い帳って大人でも挫折することがありますよね。正確につけようと神経質になるよりも、お金を使ったら記録するという習慣をつけることが大切。スタート時期はいつからでもいいので、1年間を目標につづけてみてください。私が監修した お小遣い帳 には、最初に今月の夢や目標を書く欄があったり、ニーズ・ウォンツの記載もできるようになっているので、お子さんとの対話のきっかけにもなるはずです」基礎教育 4:お金を稼ぐお小遣い帳をつけるようになるとお金の出入りがひと目でわかるようになるので、「お金を稼ぐ」ことについても興味が沸いてくるかもしれません。ここでいうお金を稼ぐとは、お金を得るにはどんな手段があるかを知ったうえで、働き方を考えること。そして働くとは、お金を稼ぐためだけではない。働く時間は、人生の多くを占めることになるから、その多くの時間を使って、単にお金を稼ぐだけではもったいないよね! という話に繋げていきます。(これについては、後編でご紹介します)。実際に子どもがお金を稼ぐことはなかなか難しいのですが、お手伝いのお駄賃(対価)としてお金をあげるというルールを決めているご家庭もあるのではないでしょうか。「アメリカではお手伝いを報酬制にしている家庭も多いですよね。働いた対価としてお金がもらえるということを幼いうちから体現できるのはいいこと。お金をあげないとお手伝いをしなくなるかもと心配される親御さんもいるようですが、子どもって頼りにされたり人の役に立つのがうれしいもの。たとえお金を渡し忘れても続けてやってくれているという声はよく聞きます。もしお手伝いが適当になってしまったり、逆に回数をねだられる不安があるなら、ひと月にこれだけやったらいくらというサブスク制にするのもおすすめです」次回の 後編 では、具体的に子どもにお金に関する質問をされたときにどう答えるべきかや、 親がした方がいい行動・NGな行動 について、Q&A形式でご紹介します。 「すてきな相棒! おかね入門」 橋本長明 著(リトルモア刊) 日本銀行出身・金融教育ディレクターの著者が今こそ伝えたい、「おかね」との付き合い方。おかねの知識やマナーから、経済のしくみ、将来の自分を思い描くヒントまで授業形式でさまざまなワークをこなしながら、楽しくポジティブに学べる本です。今までにない切り口で、子どもも大人もいっしょに考える「おかねってなに?」。取材・文/佐々木彩子 撮影/村上未知(*を除く)
2022年07月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「世界の女子教育」です。ジェンダー意識に限らず、構造的な問題にも関わる。世界では、6歳から17歳の約1億3200万人の女子が教育を受けられていません。また、非識字人口の約3分の2が女性。発展途上国では約3人に1人の女子が、18歳未満で結婚(児童婚)を強いられています。これらは貧困が大きな原因になっています。女子教育が遅れている地域は主に新興国や発展途上国ですが、「ジェンダー意識が低いから」という単純な理由に限りません。これは産業構造やコミュニティの維持と深く絡んだ問題なんですね。古い慣習のなかでは、女性は家を守り、男性が外に働きに出る暮らしが根付いています。一方では、女子が1年でも長く初等教育を受けると、その子が将来手に入れられる収入が11%アップするという世界銀行の調査結果もあります。つまり、村の豊かさを得るためにも、女子に教育が必要であることを知ってもらう必要があります。カンボジアのある農村部では、男は外へ出稼ぎに行き、女性とお年寄りが留守を守っていました。女性たちは稼ぐ力がないので、病気になっても現金が手元になく亡くなるケースも。そこで日本のNGOが入り、地域に溜め池を作り、家庭菜園で付加価値の高いハーブを作り、それを都市部の自然食品店に売るなどして、女性たちが現金収入を得られるようになりました。このような知恵は、教育を受けることによってより手に入れやすくなります。アフガニスタンのタリバン政権は、3月に女子の高等学校の再開を撤廃しました。ナイジェリアでは過激派組織、ボコ・ハラムが教育を受ける女子をさらい世界を震撼させました。「ボコ=西洋式」「ハラム=禁じる」。イスラム原理主義的な考えでは、女子教育は西洋的だからと禁じられています。日本でも複数の大学の医学部入試で、女子の合格者数を減らすために女子を不利に扱う判定基準があったことが判明しました。それも、女性はキャリアを離れる時期があるとか、深夜勤務をさせられないといった思い込みがあり、男性医師の数を増やそうとする作用が働いているのでしょう。男女平等に教育機会を得ることにより、逆に、男性にとっても生きやすい社会になるという認識が広がるといいなと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2022年7月13日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年07月08日2022年8月2日(火)~8月12日(金)に、福島県会津地方及び浜通り地方にて、全国の小学4年生から中学3年生までの男女(定員10名)を対象にした未来教育サマーキャンプ「はじまりのキャンプーゼロー」を開催します。申込フォーム: 「はじまりのキャンプーゼロー」_12011年3月11日に起こった大震災。その日からこれまで「ふくしま」が歩んできた11年間は、「恵み」と「脅威」との付き合い方を実践・体現してきたものです。そんな「ふくしま」だからこそリアリティをもって感じられる「恵み」と「脅威」の学びを通して、未来の担い手である子どもたちが自分たちの未来を考え行動するきっかけを得る場が「はじまりのキャンプーゼロー」です。「はじまりのキャンプーゼロー」_2「はじまりのキャンプーゼロー」では、10泊11日という期間を通して、福島県の内陸部である会津地方から沿岸部の浜通り地方までを横断します。プログラムは、磐梯山と猪苗代湖を讃える会津磐梯エリアから始まり、森林・自然と調和した暮らしが根づく南会津エリアまで、計8日間をかけて自然環境についての知識を学び、その知識を実践活用するカリキュラムになっています。期間中は、トレッキングや野外炊事を始め、テント泊や登山、時には地域の方々とのふれあいを通し、自然の「恵み」を肌感覚で学ぶ冒険にでかけます。この8日間を通じて、子どもたちは、多様な仲間との集団生活やリアルな自然体験を通し、どこか他人事だった自然の「恵み」を、自分事として捉える力を育みます。「はじまりのキャンプーゼロー」_3最後の3日間は浜通りエリアへ舞台が移ります。南相馬市をキャンプの締めくくりの場とし、津波や原発事故の爪痕が残るエリアやさまざまな新技術の見学・体験を行い、最後に自分たちの未来について言葉にするプログラムを行います。「はじまりのキャンプーゼロー」_4津波の爪痕や、原子力発電所の事故から11年が経っても避難指示が続く場所など、浜通り被災地の「影」を実際に歩いて体感します。一方で、被災地には震災・原発事故の困難を乗り越え、新たなまちづくりに取り組む力強い動きも生まれています。そんな被災地の「光」の様子も体感します。「はじまりのキャンプーゼロー」_5これらのプログラムを通して、私たちがこどもたちに感じてもらいたい「きっかけ」が3つあります。それは「生(活)きる身体感覚を得るきっかけ」「自然に対する感性がひらくきっかけ」「自分ごとの未来を考えるきっかけ」です。自然と共生する為に、尊大にならず、自然に対しリスペクトを持ち接する感性を、原体験を通して磨く事。そして同時に、未来は用意してもらうものではなく、自分たちで作っていくものだという気付きと行動に繋げていくきっかけとすることを、このキャンプを通じて実践する事が我われのミッションだと考えています。自然と技術の光と影を体感した子どもたちは、ただ被災地を見るのとは違う気づきや感情を持つ事でしょう。また、今まさに未来に向かっている歩みに触れることで自分の「明日」への考え方も変わっていくことでしょう。「はじまりのキャンプーゼロー」_6■「はじまりのキャンプーゼロー」について開催日程 : 2022年8月2日(火)~8月12日(金)募集日程 : 2022年7月15日(金)締め切り 先着10名活動場所 : 福島県会津磐梯エリア、南会津エリア、南相馬エリア募集対象 : 全国の小学4年生から中学3年生までの男女参加費 : 150,000円申し込みフォーム : 詳細ページ : オンラインキャンプ説明会: 7月18日(月) 19:00~20:30問い合わせ先:はじまりのキャンプーゼロー事務局/キャンプディレクター 芳 有貴哉 hajimarinocamp.zero@gmail.com 共催:・一般社団法人あすびと福島(所在地:福島県南相馬市原町区泉前向15、代表理事:半谷 栄寿)・一般社団法人dialogue(所在地:福島県会津若松市中島町2-52、代表理事:島田 由香)・Minamiaizu Outdoor Life Project(所在地:福島県南会津郡南会津町駒戸山851-566、代表:澁川 絢有)■主催者たちの想い(一般社団法人あすびと福島/代表理事 半谷 栄寿)一般社団法人あすびと福島/代表理事 半谷 栄寿一般社団法人あすびと福島が次世代育成の拠点を置く南相馬をはじめとする福島県の沿岸部は、2011年、大地震・大津波と原子力発電所の事故という未曽有の災害に見舞われました。11年が過ぎ、放射線の除染が進み充分に安全な地域になりましたが、当時から時が止まっている現場がまだ残っているところもあります。一方、未来に向かって新たな町づくりと価値づくりに立ち上がっている地元の人々がいます。大きな困難が立ちはだかっていても、ありたいと描く自分と地域の未来に向かって、力強く楽し気に前進している人たちです。今回のキャンプに参加する小中学生の皆さんは、最後の3日間、南相馬の同世代や少し先輩の高校生たちとともに、福島沿岸部の「影(11年前がそのままの一部地域)」と「光(未来づくりへ進む新たな動き)」に向き合う体験をします。子どもたちは、このような非日常の体験を通してこそ、日常では思いつかない「自分たちの未来」について向き合うようになります。11日間のキャンプの最後の「問」は、「未来のありたい自分とありたい社会、そのために始めたい一歩目」です。福島県を西から東に横断して会津磐梯、南会津、南相馬で行う「はじまりのキャンプーゼロー」は、参加する子どもたち一人一人が自分自身の未来に向かって新たな想いを起こし行動を始める原体験の起点ZEROとなると確信しています。一般社団法人あすびと福島は、参加した子どもたちが自分の未来に向けて力強く前進していくきっかけとなるよう、スタッフと大学生インターンの全員で全力を尽くします。■主催者たちの想い(一般社団法人dialogue/プロデューサー 芳賀 有貴哉)一般社団法人dialogue/プロデューサー 芳賀 有貴哉一般社団法人dialogueプロデューサーの芳賀 有貴哉と申します。「はじまりのキャンプーゼロー」会津エリア共同ディレクターを努めています。僕自身は会津生まれ・会津育ちというバックグラウンドを持っており、遊びの場としても、学びの場としても福島の豊かな自然から多くのことをいただいてきたと感じています。僕が高校生の頃、そんな福島を襲った大震災がありました。そして震災以来、「ふくしま」という言葉は大きな影を伴う言葉となってきました。しかし、実際に暮らして見る「ふくしま」の自然も、そこで10年以上積み重ねられた人の努力も、そんな影なんて感じさせない豊かさと力強さを持っています。それは「ふくしま」だからこそ生み出せた、たどり着くことのできた光なのだと思います。今、社会は環境汚染や気候変動などの地球規模的な課題に対して「SDGs(持続可能な開発目標)」を掲げ、次世代に託していける世の中を作ろうと邁進しています。これに全力を尽くし、持続可能な社会を実現することは非常に重要です。同時に、未来を担っていく子どもたちに対して、なぜ持続可能性や自然との共生を考えなければいけないのかを考え、そして今後さらに予測不可能になっていく世の中でも強く柔軟に生き抜いていく力の種を蒔くことも大人たちがなすべき使命だと考えています。この「ふくしま」にはその種蒔きを「過去-現在-未来」を通じて行うことのできる、この場所だからこそのコンテクストと価値があります。この「はじまりのキャンプーゼロー」で過ごす11日間が、未来を担う子どもたちにとってより良い未来を考える原点となり、そして明日の自分が変わるようなかけがえのない経験になって欲しいと願っています。■主催者たちの想い(Minamiaizu Outdoor Life Project/代表 澁川 絢有)Minamiaizu Outdoor Life Project/代表 澁川 絢有南会津町でのプログラム担当「Minamiaizu Outdoor Life Project」の代表を務めます、澁川 絢有(キャンプネーム:ケンユー)と申します。本キャンプでは、会津エリア共同ディレクターを務めます。南会津町では、Minamiaizu Outdoor Life Projectのメンバー兼ガキ大将のお兄ちゃん達と一緒に、自然の怖さ(マイナス)を、幸せ(プラス)に変える魔法を学びに出かけます。いきなりですが、私は、勉強が嫌いです。答えや理論ばかりを説明されても、なんだかモヤモヤして「それって本当なの?」としか思えません。100回授業を受けるより、1回でも現場を見て、人と話して、自分で考えることの方が何倍も学ぶことが多いし、記憶に残ると思っています。南会津町のプログラムでは、ただ単純にアウトドアを楽しむだけではなく、拠点となる集落の中を自分達で歩き、 現地の人と触れ合いながら3泊4日を乗り越えます。そこには、畑の先生や山の仙人、山菜の名人や狩猟の達人がたくさんいて、みんなが個性豊かに、多様性を持って暮らしを営んでいます。今回のキャンプでは、私たちスタッフは、決して子ども達の先生ではありません。一緒により良い未来を探しに行く、ちょっぴり大きなお兄ちゃんです。共に学び、共に成長する準参加者として、子ども達と大冒険をしに行きます。ただし、ディレクターとしての最も大きな責務は『子ども達を、無事に、笑顔でお家に帰す』こと。スタッフ一同、これまでの実践・実績・知識(野外救命資格WAFA、急流救命資格SRT-1 取得済)を駆使して、子ども達の大冒険をサポートします。このサマーキャンプを通して、子ども達が大きく、そして美しく成長し、「福島県の至るところに“最高の友人”ができた」と、最高の笑顔とどろんこな体で親御さんに話してくれるその日まで、ディレクターかつみんなの友人第一号であるケンユーは、子ども達が南会津に来る日を、心からお待ちしています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月30日元々好奇心旺盛でしたが、最近ますます色んなことに興味深々な末っ子くん。ひらがなや数字などにも興味を持ち始めて、上の姉兄達に日々教えてもらっています。そんな中、先日… 大好きなおやつのグミを食べていた時。自分の残り2個と、長女・次男・三男から1個ずつもらって3個。合わせると何個になるかを考えていました。そこで夫がさり気なく声をかけたんですが… 数と数を、足すと何になるか。という【足し算】の概念をはじめて理解した瞬間でした。今まで漠然と、目の前にあるものを数えることはよくしてきましたが、なんというか、彼の中ではじめて足すということが“しっくり”きたようです。 【教育】という漢字は【教え育む】と書きますが、まさにその言葉通りだなと思いました。夫と末っ子の様子を見ていて、【知る】ということ、【学ぶ】ということは、自分の世界が広がるとても素晴らしいことなんだとあらためて思いました。
2022年06月15日ガソリンや小麦粉など、身近なものの物価上昇が続く今日この頃。子育て世帯なら住宅ローンや子どもの教育資金、自分たちの老後など、これからまだまだお金が必要に…。将来への備えが足りるか不安なママも多いのでは?先が見通しにくいこのご時世、家計をスマートに管理してお金を貯めたいのはみんな同じ。でも節約ばかりでは家の中もギスギスしてしまいますよね。理想は、自分たちらしい心地よい日々を送りながら未来へも備えられる暮らしです。そこで今回は、多忙なママたちもすぐ実践できる、貯蓄力アップにつながる「お金の習慣」をご紹介! お金の専門家・ファイナンシャルプランナー風呂内亜矢(ふろうちあや)さんのコメントもご紹介します。今すぐ見直したい! 2つの「お金の習慣」子育てや家事、仕事に追われるママが、お金をしっかり管理していくのは本当に大変なこと。「うまくまわしている」つもりでも、気づかぬ浪費グセがあったり、家計管理に手間をかけすぎていたり…。視点を変えることで、そうしたムダを省ければ、貯蓄力アップにつながるでしょう。そこでママたちにおすすめしたい「お金の習慣」は、次の2つ。どちらも、とてもシンプルですぐに実践できます。1:「現金払い」の頻度を減らしてみる2: ネットショッピングの支払い方法を見直す【その1】「現金払い」の頻度を減らしてみる今はお金を払う方法もいろいろありますが、「キャッシュレス決済と現金利用に関する調査」(※1)によると、最もよく利用する決済手段の1位は「クレジットカード」(42.9%)、2位が「現金」(27.1%)でした。また、6割以上の人が現金とキャッシュレスを併用しているという結果に。※1:ビザ・ワールドワイドが2021年12月17~20日に全国20~60代男女800人を対象に実施したインターネット調査近年、キャッシュレス決済ができる場面が増えていますが、場所によっては現金で払ったほうが早いと感じることも。でも、現金払いは知らないうちに手間が発生している可能性もあるのです。お釣りのやり取りが発生したり、そもそもお財布に現金を準備するためにATMで引き出していたり…。利用履歴を振り返るにも、現金の場合はレシートの保管や記帳が必要となります。そこでおすすめしたいのが、現金払いのキャッシュレス決済への切り替えです。現金での支払いは、あとから「何に使ったんだっけ?」ということもしばしば。どうしても使途不明金が多くなりがちですが、支払いと同時に銀行口座からすぐに引き落とされ、即口座に反映されるデビットカードなら、いつでも利用履歴を確認できるので “支払いの見える化” が可能です。また、口座の残高以上は使えないので使いすぎの心配もありません。Visaデビットなら、スーパーやドラッグストア、レストラン、ファーストフード店やカフェ、コンビニ、本屋さんなど、ネットショッピングを含め日々の買い物に使えます。店頭やレジにVisaのタッチ決済対応マークがあれば、タッチ決済(非接触決済)することができ、支払いもスピーディ! 利用履歴もスマホからいつでも確認できるので、隠れていたムダも見えやすくなり、スマートな家計管理ができるようになります。とはいえ子育て中のママは、学校や習いごとにまつわる支払いなど、どうしても現金が必要な場面も多いもの。だからこそ、“現金は用途が決まっている項目だけ”と決めて引き出す、強い“意識”が必要です。「ママたちは“現金が必要な場面”に直面することが多いため、習慣的に現金を利用し、キャッシュレス決済ができるシーンでも現金を使ってしまう可能性がありそうです。現金以外で払えるシーンはキャッシュレスに切り替えることで、現金を温存した上でATMに通う回数を減らせます。ATMの利用手数料は上昇傾向なので、使う頻度を減らしていけると、家計としても有利です」(ファイナンシャルプランナー 風呂内さん)現金払いしていたものを、現金と同じように使えるデビットカードに切り替えていくことで、ATMで現金を引き出す回数も減り、ATMに並ぶ時間と利用手数料の削減にもつながりますね。【その2】ネットショッピングの支払い方法を変えてみる子育て世代に便利なネットショッピング。食材、子どもの服、生活雑貨まで、何でもそろいますね。うまく利用すれば、買い物の交通費や時間が節約できる一方で、気軽さゆえについ使いすぎてしまうことも。ネットショッピングはクレジットカード払いが一般的ですが、「使いすぎてしまわないか不安」という人は、支払い方法をデビットカード払いに切り替えてみるのも一案です。実は「デビットカードをよく使う人は貯蓄力が高い」というデータもあります。「キャッシュレス決済と現金利用に関する調査」(2021年12月 ビザ・ワールドワイド調査)では、最もよく使う決済手段が現金であるユーザーの 28.6%が「月々の貯蓄をしていない」と回答したのに対し、デビットカードを最もよく使うユーザーでは17.6%にとどまりました。デビットカードなら、わが家の貯蓄額をいつでもこまめに確認することができます。“家計を見える化”しやすいデビットカードの特長が、貯蓄習慣確立の助けになっているのかもしれません。貯蓄力アップのカギは「家計の見える化」モノの値段が上がれば、お金の価値は下がる一方。家計がどんぶり勘定だと、子どもの成長につれて、家計はどんどん苦しくなってしまう可能性も。子どもが小さいうちから「お金を貯める習慣」をつけておくことが大事です。そのための第一歩が“家計の見える化”。「着実な貯蓄を行うには、一定の貯蓄割合を決めて、機械的・自動的に継続していくことが重要です。“できるだけお金を使わずに残った分を貯蓄しよう”という試みは、続けるのが難しいことが多いです。利用するとすぐに引き落とされ情報が反映されるデビットカードなら、我が家の貯蓄額をいつでもこまめに確認ができ、利用履歴も自動的に残ります」(ファイナンシャルプランナー 風呂内さん)現金だとこまめに家計簿をつける必要がありますが、利用するとすぐに引き落とされ、口座にも即反映されるデビットカードなら「家計も見える化」しやすいため、かんたん&スマートな家計管理が叶います。現金払いしていたものをデビットカードへ切り替えていけば、ATMへ並ぶ時間や手数料の節約に。お金の出入りをシンプルにすることで、ムリなくお金を貯めやすくなります。子どもたちの「金融教育」に向けてデビットカードの使い方を知ろう限られた収入の中でお金を貯めていくには、わが家に必要なものをムダなく選びとり、お金の出入りもシンプルに管理していくことが必要になってきます。デビットカードならお金の出入りをリアルタイムで見える化できるので、使いすぎを防げて貯蓄力もアップ。お金を何に使ったかも自動的に記録されるので、家計簿をつける暇がない忙しいママにもぴったりです。ちなみにデビットカードは、“デジタルネイティブ”と言われる高校生の利用者からの満足度が高い(※3)という調査結果も。15歳から持てるので(※2)、子どもたちにとってはお金の流れや使い方を学ぶよい機会になっています。※3:ビザ・ワールドワイドが2021年12月17~20日に全国20~60代男女800人を対象に実施したインターネット調査(デビット利用者・高校生の回答より)将来、わが子にデビットカードで金融教育をするときに備えて、今のうちにママが便利さやメリットを体感しておくのもよいかもしれませんね。決済方法の多様化やネットショッピングで生活は便利になる一方、お金の出入りや使い方がますます複雑になる時代。デビットカード利用を習慣化して、お金の出入りをいかにシンプルにできるかが、家計管理や貯蓄の成否の分かれ目になりそうです。 \ラクラク 家計の見える化!/Visaデビットカードをチェック! Visaデビットでシンプル家計管理!貯蓄習慣を身につけようVisaデビットは、銀行口座から即時で支払われるカードです。口座残高以上の金額は使えず、限度額も設定可能。スマホアプリで預金残高と支払履歴がいつでも見られるので、お金の動きをシンプルに管理できます。▼ポイントも付くので現金よりお得スマートな家計管理をして貯蓄習慣を身につけたい子育てママにぴったりです。※利用特典は発行会社によって異なります。詳しい条件等については、発行会社にご確認ください▼Visaのマークがあるお店なら現金感覚で使える!紛失や盗難、不正利用のモニタリングは24時間365日対応。万が一のときでも、不正利用分については責任を負いません。また、銀行口座を持っている15歳以上の方なら、申込可能! ※発行会社によって異なります。詳しい適用条件等については、発行会社にご確認ください \口座からそのままお買い物/Visaデビットカードをチェック! ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢(ふろうち・あや)1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者、全国銀行協会 金融経済教育活動懇談会委員、日本FP協会評議員。「コツコツ続けてしっかり増やす! つみたて NISA の教科書」(ナツメ社)など約20冊の書籍を執筆・監修し、お金に関する情報を発信。また、キャッシュレス決済についてはNHK「クローズアップ現代+」や日本テレビ「スッキリ」などでも解説。ATMの利用は3年間に2回程度のキャッシュレス実践派。 [PR] ビザ・ワールドワイドファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢さんコメント 出典元リリースはこちら
2022年06月15日一般社団法人日本文化教育推進機構(所在地:東京都渋谷区、代表理事:田代 綾)は、アメリカの教育界で最も注目されている教育メソッド「ソーシャル・エモーショナル・ラーニング」(SEL)の研究で日本における第一人者の法政大学教授 渡辺 弥生氏を迎え6月27日(月)にオンラインセミナーを開催します。特別支援学校、特別支援学級、放課後デイサービス、学童クラブなどの教育関係者の皆様、メディアの皆さまに無料でご参加いただけます。日時 :2022年6月27日(月)17時~18時20分開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催(参加無料) ※要事前登録▼セミナー申込み・事前登録ページはこちら ※締切:2022年6月27日(月)AMみらいグロースをナビゲートするキャラクター【開催趣旨】学力と非認知能力の関係性と、SEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング)の学習効果、その教材を解説します!■社会性や感情など、非認知的な側面が育ってこそ、学力の向上につながることは、欧米をはじめ世界の研究機関での研究により明らかになっています。■21世紀を生きる子どもたちに必要な「社会情動的スキル」を育むことで、子どもが主体的に困難なことを乗り越えようとする意欲を育て、学習に向かうことができるようになります。■子どもの発達について学び,どのようにかかわればよいかを学びます。■「心」の在り方をテーマとした今までにないデジタル教材をご紹介します。【開発の背景】■特別支援学校、特別支援学級、放課後デイサービスなどでは「自立活動」を促すための教育を求められていますが、現場の先生からは「よい教材が見当たらない」「きちんとしたエビデンスに基づいた教材が欲しい」という声をよく聞きます。■そのような学級経営に困っている先生、クラス、学校のための教材として、自信を持ってお勧めするのがデジタル教材「みらいグロース」です。■「みらいグロース」は、米国で確かな学習効果が実証されている理論に基づくメソッドを、日本向けに検証・改訂し、セルフ学習プログラムとして教材化したものです。これまで日本になかった画期的な教材として、独自の学習効果が期待されます。■子どもの頃からメンタル面を強化することによって、学んだことに対する吸収力が身に着き、学力の向上が図れるほか、発達に課題を抱えるお子様への支援ツールとして、これまでの教材にはなかった効果が期待できます。【セミナー日程】日時 2022年6月27日(月)17時~18時20分・17:00~17:40:渡辺 弥生先生講演 「21世紀を生きる子どもたちに必要な能力とは」・17:40~18:00:渡辺 弥生先生監修 デジタル教材「みらいグロース」のご紹介・18:00~18:10 :みらいグロース導入事例のご紹介・18:10~18:20:質疑応答【定員】50名【参加申込み方法】事前登録された方へZoomウェビナーのURLをお知らせします。セミナー申込みページ定員を超えた場合は、YouTubeライブ配信を行います。<参加登録フォーム> ※締切:2022年6月27日(月)午前※いただいた個人情報は、日本文化教育推進機構及び株式会社みらいグロースが開発した商品、サービスに関する情報の提供、ご案内、アンケート、マーケティング活動、イベントやセミナーなどのご案内、その他お問い合わせ対応等に利用させていただく場合があります。※当日Zoomウェビナーに参加できない場合には、別途ご説明させていただきますので、御連絡ください。▼お問い合わせは、こちら 【登壇者プロフィール】渡辺 弥生(わたなべ やよい)氏渡辺弥生氏法政大学文学部教授 法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻教授『絵で見て分かる「しぐさ」で子どもの心がわかる本』(PHP出版社)『感情の正体 発達心理学で気持ちをマネジメントする』(筑摩書房)『発達心理学』(ナツメ社)『子どもの「10歳の壁」とは何か?』(光文社)他多数。教育番組などの出演歴あり。【みらいグロースとは】みらいグロースQRコード子どもの心のベースアップをはかるためのオンライン教育プログラムとして2022年1月より発売開始されました。発達心理学、学校心理学、認知行動科学などの最新データをもとに、すでに欧米などで効果が実証されている教育手法「ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)をベースとし、渡辺弥生法政大学教授をリーダーとする日本の専門家チームが鋭意研究を重ね、2年の開発期間を経て完成しました。URL: 【一般社団法人日本文化教育推進機構について】社名 :日本文化教育推進機構所在地 :東京都渋谷区恵比寿南1-1-1 Humax Ebisuビル8階代表理事:田代 綾事業内容:当機構は、日本文化教育の推進を目的とし、その目的に資するため次の事業を行います。(1)乳幼児から高齢者向け社会教育・家庭教育事業の開発・普及販売に関わる業務全般(2)キャリア教育事業の開発及び普及推進活動(3)メンタル強化プログラム事業の開発・普及販売促進活動(4)上記事業推進関連の研究会、学術集会等の運営事務局の受託業務全般(5)宣伝活動、広報支援活動、イベント支援活動、イベント開催、調査・コンサルティング業務・販売促進関連等全般業務設立: 2013年4月22日Mail: info@nichibunkyo.or.jp URL : 【セミナーに関するお問い合わせ先】一般社団法人 日本文化教育推進機構内担当: 田代、江塚、鶴Mail: info@nichibunkyo.or.jp 電話: 03-4400-2682 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月09日