重松清の小説『希望ヶ丘の人びと』が、WOWOWの“ドラマW”で連続ドラマ化されることが決定した。沢村一樹が主演を、連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が脚本を、『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務める。その他の:情報本作の主人公・田島は、妻の圭子、娘の美嘉、息子の亮太と都内で幸福に暮らしていたが、圭子に末期がんが見つかり、3か月でこの世を去ってしまう。そこで、田島は圭子が育った希望ヶ丘に行き、そこで圭子の思い出をたどりながら暮らすことを子どもたちに提案し、現在は空き家になっている圭子の旧家で新生活を開始する。沢村が主人公の田島を、和久井映見が亡き妻を、桜田ひよりと『そして父になる』の二宮慶多がふたりの子どもを演じるほか、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年05月09日「とんび」「流星ワゴン」など、人々を魅了し続けるヒューマンドラマ小説の名手・重松清の秀作「希望ヶ丘の人びと」が、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定。主演を沢村一樹、脚本を岡田惠和、監督を深川栄洋が務めることが分かった。東京都内に住む田島(沢村一樹)は、妻・圭子(和久井映見)と、この春で中学2年生になる美嘉(桜田ひより)、小学3年生になる亮太(二宮慶多)とともに、幸せな日々を送っていた。しかしある日、圭子の体に末期がんが見つかり、圭子は家族に見守られながら、その3か月後、この世を去ってしまう。家族の“太陽”だった妻を失い、心にぽっかり穴があいてしまった田島家は、これまでと変わらない日常を過ごそうと無理して笑顔を作っていた。しかし田島は“忘れようとしたって、無理なんだ”と気付く。そこで、圭子が育った町である「希望ヶ丘」に行き、圭子の思い出をたどって生きていこうと子どもたちに提案。田島はそこで偶然、圭子の同級生・藤村香織(伊藤かずえ)に会い、今は空き家となっている圭子の旧家で新生活を始めるのだが…。脚本は、「最後から二番目の恋」やNHK連続テレビ小説「おひさま」でも知られる岡田惠和、『神様のカルテ』の『トワイライト ささらさや』の深川栄洋監督が演出を務める。沢村さんは、今回が連続ドラマW初出演。ときには空回りしながらも、母を亡くした子どもたちのために奮闘する“ちょっと駄目”な父親を魅力たっぷりに演じる。その妻役には、同じく連続ドラマW初出演の和久井さん。また、沢村さん演じる主人公とは対照的な、妻の初恋の人である伝説の不良を演じるのは寺脇康文。主人公の娘・美嘉役には、期待の若手女優・桜田さん、愛らしい息子・亮太役には『そして父になる』の二宮さんが抜擢され、希望ヶ丘のユニークな住民たちに、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太、やついいちろう、平泉成といった個性豊かな俳優陣が顔をそろえる。「子どもの『もしも』は未来に向いている。でも、おとなの『もしも』は過去にしか向かわない」という、原作の言葉にあるように、本作のテーマとなるのは、未来に希望をなくした大人たちに必要な“勇気”と“純粋な心”。明日への元気をもらえる、笑いあり、涙ありの心温まる爽やかな物語に、期待していて。<以下、コメント>■主演・沢村一樹田島という男は、このゆったりとした希望ヶ丘での時間の中で、唯一突拍子もない人物なのかもしれません。何でも思いつきですぐ行動し、ダメだったら潔く止める。そこには、彼の良さとダメさが混じっていて、そんな彼の行動について、見てくださる方が一緒に悩み、考えながらドラマを見続けていく、そこがこのドラマの面白さかもしれません。田島は自分自身とは全く違うタイプで、“共感”というと違うかなと思います。でも、田島という男の存在があると、なんとなく周りが落ち着き、安心する、そんな人物に演じられたら、と思っています。(視聴者へメッセージ)考えながらというよりは、1つ1つ、感じながら見ていただきたいドラマです。そしてふと気付くと、目から、耳から、体中から何かが浸み込み、心に届いていく…そんな作品です。希望ヶ丘の住民たちは、それぞれみんな、うまくいかないことも抱えながら一生懸命生きているんだなぁ、と感じていただき、時に自分や周りの人と重ね合わせたり、そこから勇気をもらったりしてくださったら嬉しいです。■原作・重松清(『希望ヶ丘の人びと』(下)「講談社文庫版のためのあとがき」より抜粋)あと何年かはこの仕事をやらせてほしいと切に(まったくもってココロから)願っているのだが、その際、おそらく本書『希望ヶ丘の人びと』は、ある種の目盛りのような作品になるはずである。分水嶺かもしれない。街と、家族と、学校――僕がずっと追いかけている主題を「こういう形で描いたお話」は、おそらく、これが最後になるだろう。■脚本・岡田惠和初めての、そして念願の重松清さんの原作でした。ずっと読者として尊敬していたのでとても光栄なことです。ドラマとしての脚色はされていますが、精神はしっかり受け継いだと思っております。信頼する深川演出で、面白く、心に染みるホームドラマになると確信しています。そして沢村さんを中心に豪華でユニークで実力派ばかりの俳優陣。どの場面も見逃せません。ご期待ください。■監督・深川栄洋35年ほど前、高度成長経済で横浜に作られた希望ヶ丘という架空のニュー・タウンがこのドラマの舞台。当時の大人たちは夢を持ち、幸せを祈って、山を削り、谷を埋めた開発地区に住み始めました。時代は流れて、そこで育った子供たちも今や50歳を迎えようとしている。人生の折り返しを迎えてみると、この街に住む人々にも様々な苦悩があるようです。今度のドラマでは、悲しくも可笑しい個性的な住人がたくさん登場します。週に一度、そんな彼らに会いに来てはいかがでしょう。彼らも私たちと同じように、一生懸命に生きています。連続ドラマW 「希望ヶ丘の人びと」は7月16日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日戦国武将やお城を愛する歴史大好き女子、“歴女”がいる傍ら、「なんか難しそう」「歴史知らないし…」「地味なイメージ」と、つい苦手意識が芽生えてしまいがちな時代劇映画。だが、そんなネガティブ要素を払拭するような“新感覚”の時代劇が、近年の日本映画では目立ってきている。「時代劇をまったく観ない」「興味ない」という“食わず嫌い”女子たちも必見!泣いて笑って、ときめいて、目の保養にもなる(!?)かもしれない、そんな時代劇に注目した。■「イケメン」「個性派」「コメディ」「分かり易さ」全てコンプリート!『殿、利息でござる!』主演を務めるのは、老若男女から高い支持を得ている阿部サダヲ。共演には瑛太、妻夫木聡、千葉雄大など、いまをときめくイケメン俳優たちが多数集結。さらには、寺脇康文、きたろう、西村雅彦など、時代劇には欠かせない個性派俳優たちも名を揃えた、映画ファン必見の豪華な顔ぶれで贈るのが『殿、利息でござる!』。『武士の家計簿』の原作者・磯田道史の「無私の日本人」に収録された一編を中村義洋監督が映画化。破産と夜逃げが続く貧しい宿場町で暮らす“庶民たち”が、バレたら打ち首確実のありえない作戦で、殿様(羽生結弦)に立ち向かい、町を救済しようと奮闘する“実話”だ。一所懸命にがんばる庶民の姿を、時にはコミカルに、時にはドキドキハラハラの展開で描き、ホロリとくるようなラストも待っている。劇中では、当時の“1,000両”を現代の貨幣価値に置き換えて解説するなど、分かりやすい演出も。原作を読み、「こんな人がいた、ということを伝えなければならない」と感じたという中村監督の熱い想いが伝わる、こだわりが満載。時代劇の「難しい」「つまらない」というイメージが一変するかも!?■“漫画好き女子”にはイケメン俳優たちの鬼気迫るアクションシーンを!『るろうに剣心』シリーズかつて人斬りを生業としていたが、明治という新時代に一転、「不殺の誓い」を立て何がなんでも人を殺さず生きていくと決めた、主人公・緋村剣心の物語『るろうに剣心』シリーズ。本作は言わずと知れた大人気少年漫画が原作で、見どころは何と言っても、その圧倒的なアクションシーンだ。主演の佐藤健が「役者生命が終わるくらいの覚悟で、本気で斬り合っている様に練習した」と言うのも頷けるほど。共演の青木崇高、伊勢谷友介、神木隆之介、藤原竜也、福山雅治など、タイプもさまざまなイケメン俳優がそろっており、それぞれの迫力ある殺陣シーンにも要注目。ぜひ1作目からDVDでチェックしてみては?■“枯専女子”にはしぶ~いキャストのコミカルな芝居から目が離せない!『超高速!参勤交代』シリーズ「5日以内に参勤交代しなければ、藩を取り潰す!」と、江戸幕府から無理難題を吹っかけられた貧乏小藩が金も人も時間もない中、“超高速”で参勤交代をしようと奮闘する『超高速!参勤交代』。主演の佐々木蔵之介を始め、西村雅彦、伊原剛志、石橋蓮司、陣内孝則など、世の“おじさま好き”女子たちを虜にする渋いキャストが脇を固めるほか、知念侑李(Hey!Say!JUMP)がフレッシュな魅力を振りまき、深田恭子も佐々木さん演じる殿の相手役を好演する。貧乏藩ならではの知恵で迫りくる幾多の危機を乗り切り、江戸へと“参勤”する様子を面白おかしく描きつつ、チャンバラシーンも迫力満点で一見の価値あり。従来の時代劇らしさをしっかりと残しつつも、楽しい笑いを散りばめ、教科書でしか知らない言葉をグッと身近にさせた。その帰りとなる“交代”を描く続編『超高速!参勤交代リターンズ』も、9月10日より公開される。「時代劇は全然観ない、観たことがない」というアナタ。従来のイメージをひっくり返すような要素がてんこ盛りの、新感覚時代劇には予想外の魅力が満載。まずは『殿、利息でござる!』からチャレンジしてみては?『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年04月30日俳優の千葉雄大(27)、妻夫木聡(35)らが6日、東京・銀座で行われた時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の完成披露試写会に参加した。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台とする物語。庶民が年貢に苦しむ街を救うため、穀田屋十三郎(阿部サダヲ)らが千両集めて殿様に貸し付け、利息を取ろうというストーリーにちなんで、舞台挨拶では「もしも千両(3億円)あったら何に使うか」という質問にキャストたちが答えた。最初のあいさつで「こんなみなさんと一緒にこの舞台に立てることを本当にうれしい」と喜びを語った千葉は、「諸先輩方に撮影中にご馳走になったので、お返しして『あぁいいよ、今日俺出すよ』って言いたいですね」と返答。「2億円分くらいご馳走してもらいました」と続け、「みなさん、行きましたよね?」と確認すると、妻夫木聡が「行った行った! 1億5000万くらい使った」と返して笑わせた。主演の阿部は「このキャストの方たちを中心にすごい良い現場で楽しかったので、もう一度同じスタッフさん、キャストの方たちと違うものを作れたら」と3億円の使い道を話し、瑛太は「『殿、利息でござる!』のチケットを3億円分買ってみなさんに配ります」とコメント。続く妻夫木は、「『世界旅行とかしたいな』って言っていたけど、言えない雰囲気ですね」と考え直し、「『殿、利息でござる!』専用映画館を作ってみようかな」と合わせていた。客席には千葉の熱烈なファンの姿が多く見られ、阿部が「"千葉"という名前のプラカードがいっぱいあって緊張します(笑)」と反応する場面も。そして、手書きで書かれた自身のプラカードも見つけると、「ありがとう! 手書きの"サダヲ"!」と喜んでいた。同イベントには、阿部、瑛太、妻夫木、千葉のほか、竹内結子、寺脇康文、きたろう、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が参加した。
2016年04月06日女優の竹内結子(36)が6日、東京・銀座で行われた時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の完成披露試写会に出席した。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台とする物語。実在した穀田屋十三郎(阿部サダヲ)ら庶民9人が、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を救うため、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」実現に向けて奮闘する姿を描く。竹内が演じるのは、吉岡宿の住人が集う煮売屋のおかみで未亡人の"とき"。試写会では、「本当に本当に、心から温かい気持ちになれるすごく素敵な作品です」と熱く作品をアピールした。そして、共演のきたろうに「竹内さんのドレスの背中がすごい素敵なので見ていただきましょう。もうずっとそこしか見てないです」と言われると、観客に向けて背中を披露。大きな拍手が沸き起こった。同イベントには、竹内のほか、主演の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が参加した。
2016年04月06日阿部サダヲが時代劇映画に初主演した<a href="">『殿、利息でござる!』</a>の完成披露“ゼニ集め”イベントが4月6日(水)、東京・有楽町で行われ、阿部さんをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が出席した。江戸中期、仙台藩・吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、庶民が知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直したという実話を映画化。その奇策として、殿さまに金を貸し付け、その利息を巻き上げようと奮闘する姿が笑いあり、涙ありで描かれる。元手となる千両(現在の約3億円)をかき集める方法とは?そんな本作にちなんで、イベントでは阿部さんらが有楽町の街角で、ファンや町ゆく人々に寄付を募る場面も。集まった寄付金は、古文書の保存・研究などに役立てられるのだとか。ピンクの半被に身を包んだ、千葉さんの“親衛隊”も駆けつけ、阿部さんは思わず「何だか緊張します」と千葉さんの人気ぶりに圧倒されていた。「もし3億円あったら何に使う?」と問われると、阿部さんは「もう一度、このメンバーで集まって別の映画を作りたい」と再タッグの誓い。「この映画のチケットを3億円分買います」(瑛太さん)、「この映画専用の劇場を作りたい」(妻夫木さん)、「ひとまず2億9千万円はとっておき、1千万円で宝くじを買う。当たれば、映画に投資する」(竹内さん)など思い思いの夢が飛び出すなか、千葉さんは「今回、先輩方に2億円分くらいごちそうしていただいたので、お返しをしたい」と笑いを誘っていた。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日俳優の阿部サダヲ(45)、瑛太(33)、妻夫木聡(35)らが6日、東京・有楽町で行われた時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の"ゼニ"集めセレモニーに登場した。セレモニーでは、映画のストーリーにちなんで、キャスト10人と監督がゼニ集めを実施。大勢の観客が詰め掛ける中、主演の阿部が「5月14日の公開まで全国で銭集めをします。ゼニ集めプロジェクト、スタートです!」と力強く宣言し、キャストがそれぞれオリジナルの甕(かめ)を持って一般客から5円玉を集めていった。参加した一般客は、キャストたちとの触れ合いを楽しみながら甕に5円玉を入れていき、会場は和やかな雰囲気に。そして最後に、阿部が「ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、「皆さまに会えたのも"5円=ご縁"。全国の皆さまとお会いできるよう頑張っていきたい」と語った。同イベントには、阿部、瑛太、妻夫木のほか、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が参加。なお、集めたお金は、原作の小説の元になった『国恩記』の保全に使用するという。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台とする物語。実在した穀田屋十三郎(阿部)ら庶民9人が、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を救うため、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」実現に向けて奮闘する姿を描く。
2016年04月06日実話に基づく時代劇『殿、利息でござる!』の完成披露試写会が4月6日に、東京・有楽町で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督に出席。重税に苦しむ庶民が、殿様に金を貸し付け、利息を稼ごうと奮闘する物語にちなみ、駆けつけたファンの寄付を募る“銭集め”イベントを実施した。関係者によると、集まった寄付金は、古文書保存などに役立てられるという。イベントの模様/その他の写真重税が原因で、夜逃げや破産が相次ぐ江戸中期の仙台藩を舞台に、宿場町を心配する造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部)が、町一番の知恵者・菅原屋篤平治から「藩に大金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という驚きの復興計画を聞かされ、一丸となり元手1000両(現在の約3億円)をかき集めようと奮闘する。満を持して時代劇映画に初主演した阿部は、「とても素敵な映画が出来あがった。皆で力を合わせて、ひとつのことを実現させる内容で、現場でも皆さんの力で(完成を)成し遂げることができた。笑えて泣けて、いい意味で想像を裏切るはず」と強い手応えを示した。『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』などで知られる中村監督にとっても、本格的な時代劇は初めての挑戦で、「刀が抜かれることが一度もないが、カッコいい男たちの話になっている」とアピール。「伝えたいことがたくさんある原作を、ほれ込んだキャストで映画化できた。テーマは無私だが、逆に監督としては、作りたい“欲”を出し尽くした。こんなにやりたいことが実現できた作品は、そうそうない」と誇らしげだった。『殿、利息でござる!』5月14日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2016年04月06日佐々木蔵之介演じる藩主とその家臣たちが、知恵と工夫で江戸への“参勤”を果たす珍道中を描いた大ヒット作の続編『超高速!参勤交代リターンズ』。今度は一行が故郷を目指す本作の、本編映像初解禁となる特報映像と第1弾ポスタービジュアルが解禁された。幕府から突然の参勤交代を命じられ、なんとか江戸への参勤を果たした磐城国の湯長谷(ゆながや)藩一行。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)をはじめとする面々は、危機を乗り越えたのも束の間、今度は「参勤交代」の“交代”である、故郷への帰還に臨まなければならない。もちろん(?)帰りの道中も平穏な旅になる訳はなく、彼らに打ち負かされた老中・松平信祝(陣内孝則)の企みにより、なんと藩で一揆が勃発。ついには城を奪われるという大ピンチを迎える。一体彼らは降りかかったさらなる無理難題に、どんな奇策で挑むのか!?このたび解禁された特報映像は、冒頭こそ『七人の侍』を彷彿とさせながら硬派にスタートするものの、すぐに“超高速”ワールドが展開!時代劇とは思えないノリノリの音楽とともに、ヒロイン役の深田恭子、家臣の西村雅彦、寺脇康文、上地雄輔や伊原剛志、敵役の陣内さんなど、前作でお馴染みの面々が登場し、ファンならテンションが上がってしまうこと間違いなし。 名案&迷案織り交ぜた“超高速”な一行の移動が見られるのはもちろんのこと、まさかの爆発シーン、果ては佐々木さんの死に装束姿まで盛り込まれており、30秒間見応えたっぷり。併せて公開された第1弾ビジュアルも、映像に負けないほどの躍動感満点!佐々木さん演じる政醇の心の声「ええーまたー走るの?」という悲鳴とともに、こちらに飛び出してきそうな、コミカルでインパクト大のビジュアルとなっている。敵も味方もパワーアップし、さらに超高速に、さらにスケールアップして帰ってきた痛快・歴史エンターテインメント。まずはこちらの映像から、個性あふれる湯長谷藩一行の帰り道“交代”をご覧あれ。『超高速!参勤交代リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日大ヒットした痛特報映像快時代劇の続編『超高速!参勤交代リターンズ』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。前作で無事に江戸への“参勤”を果たした弱小貧乏藩が、江戸から藩に帰るまでの“交代”を描く今作。幕府の陰謀によって、彼らはまた“超高速”で藩に帰らなければいけない危機に見舞われる。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)率いる湯長谷藩の一行は、江戸への参勤を果たし、磐城国(現在の福島県いわき市)を目指して江戸を出発する。あとは帰るだけ、と思ったのも束の間、その道中、湯長谷で一揆が起きたことを耳にする。彼らに打ち負かされた老中・松平信祝(陣内孝則)が逆襲を始めたのだ。一揆を収めるため、彼らは4日かかった道のりを今度は2日以内で引き返そうと知恵を絞る。しかし彼らが湯長谷に着くと、すでに城は乗っ取られ、おびただしい数の幕府軍が、城を取り巻いていた…。特報映像には、政醇(佐々木)とともに参勤を成功させた湯長谷藩の面々(伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、柄本時生、六角精児)や、政醇を支えたお咲(深田恭子)らが登場する。金なし、人手なし、時間なし、そして城までなくした7人の藩士は、藩や民を救うため、非道な幕府を相手にどのような奇策を繰り出すのか? 展開が気になる内容になっている。『超高速!参勤交代リターンズ』9月10日(土)公開
2016年03月11日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」。その最新公演『The Love Bugs』の公開ゲネプロが2016年1月8日に行われた。本番の衣装を身につけ登場したキャスト陣。まず演出も務める岸谷が「本当にあっという間です。2か月ちょっと稽古しましたが、稽古はいくらやっても足りないもの。でも総勢34名、素晴らしい俳優が全力で作り上げてくれました。お客様がいらっしゃってくれるのが楽しみ」と挨拶。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』チケット情報続いて、キャスト陣が意気込みを語る。「お客様に絶対に損はさせない!と自信を持ってお伝えします」(マルシア)、「今までにないほど不安を感じている。見応えのある物語なんですけど、ソロや殺陣など緊張する場面がたくさんあるので。頑張ります」(城田優)「大切にみんなで作り上げてきた物語。観終わった後に心に残るものは本当に暖かくて大きいものだと思います」(蘭寿とむ)。舞台中で華麗なダンスを披露する平間壮一は「キャスト全員で作り出す世界観の中で、必死に生きられるように頑張ります」と語った。今回初舞台、初ミュージカルとなる大原櫻子は「初舞台ですが、ここまでの稽古が楽しくて楽しくて。今は逆にお客さんが入ってからの変化を楽しみたい」とコメント。そんな大原に岸谷「毎日毎日すごい吸収力で、音をたてて成長していく。千秋楽後にどれだけすごい女優になってるか楽しみ」と太鼓判を押す。地球ゴージャスのもう1本の「柱」である寺脇も「最新作が代表作であるという風にいつも思って作ってますが、これは本当に誇れる代表作。稽古場での完成度はどんなに頑張っても60%、お客様が劇場いっぱいになって、エネルギーの交換をした時に初めて100%になっていく。ぜひ劇場に来て下さい」と最新作の仕上がりに感無量のようだ。開幕まで多くが謎に包まれていた今回の作品だが、タイトルの通り「昆虫」たちが繰り広げる一夜の宴、そして「愛」の物語だ。歌やダンス、アクロバットなど、エンターテイメントをこれでもかと盛り込むのは地球ゴージャス公演ならでは。また、今回は山本寛斎事務所が総力を挙げて手掛けた個性的な衣装も見どころのひとつだ。その華やかさに酔いしれ、ストーリーに秘められたメッセージを噛み締めよう。2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。その後名古屋、福岡、大阪公演を予定している。取材・文:川口有紀
2016年01月12日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャス。そのVol.14『The Love Bugs』が、2016年1月9日(土)より東京・赤坂ACTシアターを皮切りにスタートする。初日に向けますます佳境へと突入する、その稽古場に伺った。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14 『The Love Bugs』 チケット情報正式な顔合わせからは10日ほどだというが、稽古場によそよそしそうな空気感は皆無。まるで、ずっと前から稽古を共にしている劇団のようだ。13時、アップがスタートすると空気がピリッと一変する。さまざまなパターンのストレッチを次々と行い、入念に身体を準備してゆくが……真剣なものの、なぜか笑いが絶えない。おそらくそれは、地球ゴージャスのふたりが誰よりも周りを見て、和ませようとしているからだろう。例えば寺脇は稽古場の片隅にあった送風機で岸谷に風を当ててみたり、身体が固く前屈で倒れ込めない人同士手をふってみたり。また、岸谷は発声練習をしながら時折寺脇に「あれ練習しとこうか」と相談している様子も。長年にわたる鉄壁のコンビネーションは、少し稽古を見るだけの人間にもわかる。しかしながらこの現場、アップだけでも相当ハードだ。走ったり、飛んだり、そして入念な発声練習……その様子はさながら「部活」。地球ゴージャスの醍醐味は、歌、ダンス、アクロバット……公演ごとに様々な要素が加わった「エンターテインメント」であるということ。キャストに求められるものは、その分高くなるというわけだ。入念に時間をかけてアップを行った後、岸谷が厳しい演出家の顔を見せる……と思いきや、キャストのひとりがまだ靴を履いている途中。「菜央が靴はいてまーす」の言葉にまた笑いが起こる。この日はまず、1幕を冒頭から通してゆく。今回の公演は「虫」の世界を描いたもので、場面は虫達の「特別な夜」から始まる。平間壮一と大原櫻子の初々しい出会いのシーン、そこに現れる、城田優演じる“伝説の男”。個性的なキャラクターと早いストーリー展開に引きこまれ、群舞の迫力に圧倒される。ある程度進んだ所で切り、細かく演出をつけていく岸谷。特に今回初舞台となる大原には、何度も丁寧に説明していた様子が印象的だった。さまざまな「謎」を秘めた今回の公演、はたして「虫」たちの運命は……?その答えはぜひ本番で確かめて欲しい。初日まで1か月、ますます熱気を帯びていくであろうこのカンパニーの姿を、ぜひ楽しみにしていよう。公演は1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。取材・文:川口有紀
2015年12月14日テレビドラマの制作者やファンにとって、その作品が視聴者に愛され、続編や映画化が実現するようなブームになっていくことは喜ばしいはず。ことし7月期に関西テレビ・フジテレビ系で放送されたEXILE・AKIRAさん主演のドラマ「HEAT」は、放送開始前から映画化を見越していたことが話題でしたが、プランが白紙に戻ってしまったことがわかりました。ドラマの平均視聴率は4.1%(ビデオリサーチ調べ)と苦戦を極め、第9話で終了。映画化の話はいったんストップし、関西テレビの福井澄郎社長は「一回見なおすということでご理解ください」と会見で述べています。やはり映画化まで成功させるのは、なかなか難しいことのようです。では、どんなテレビドラマが映画化されるほど愛される作品に成長するのでしょうか?調べると、5つの理由がみえてきました。自分の好きなドラマが、このポイントに当てはまれば劇場版の公開日も遠くないかもしれませんよ。■1:漫画原作だからテレビドラマの原作として、メジャーなのが漫画原作。漫画ファンを裏切らないベストマッチなキャストと、作品の空気感がうまくハマれば、大きなヒットも見込めます。例)映画「ROOKIES-卒業-」(2009年5月公開)TBS系「ごくせんTHE MOVIE」(2009年7月公開)日本テレビ系「のだめカンタービレ最終楽章」(2009年12月、2010年4月公開)フジテレビ系「映画怪物くん」(2011年11月公開)日本テレビ系■2:ファンが多い刑事ドラマだから刑事モノは、キャラ立ちのする主役と、練られた脚本が見事に合わさると、テレビドラマでも長寿番組になる傾向にあります。連続ドラマとして2002年から放送中の「相棒」(テレビ朝日系)は、現在「season14」まで続く人気作。主演の水谷豊さんの「相棒」は、寺脇康文さん、及川光博さん、成宮寛貴さんに継ぐ、4代目として反町隆史さんが演じており、「相棒-劇場版-」も2008年以降、3作品公開されています。刑事モノですと「踊る大捜査線THE MOVIE」(フジテレビ系)は1998年から4作品(スピンオフ作品を除く)、「アンフェアthe movie」(フジテレビ系)も2007年から3作品が公開され人気となりました。「あぶない刑事」(日本テレビ系)シリーズに至っては1986年のドラマ放送以来、2016年1月30日に第7作目の公開が決定しており、30年愛され続けたシリーズがいよいよファイナルを迎えます。■3:ドラマのラストを映画で見せる展開だからテレビドラマを全話見続けた人にとって、これは映画館に足を運ばずにはいられない手法です。劇場版で「衝撃の事実が明かされる!」、またはドラマでカップルになるまでを描いた恋愛モノが「あの2人が新婚旅行!」などと宣伝されていますね。例)「SPTHE MOTION PICTURE」(2010年、2011年公開)フジテレビ系「セカンドバージン」(2011年9月公開)NHK「映画ホタルノヒカリ」(2012年6月公開)日本テレビ系■4:原作者×主演の最強コラボだからドラマがヒットする条件にもいえることですが、原作と主演に絶大な人気があれば、劇場版までそのコンテンツが流行るのは間違いありません。「容疑者Xの献身」(2008年10月公開)はテレビドラマ「ガリレオ」の劇場版。東野圭吾さん原作で、主演は福山雅治さんですね。連続ドラマは一度終了したものの、再び月9として返り咲き、2013年6月には第2弾「真夏の方程式」も公開されました。■5:ドラマの視聴率が良かったからなんといってもこれに尽きるかもしれません。ドラマのヒットで成功すれば、おのずと劇場版で興行収入が見込めるので、スポンサーもつきやすく大いに映画製作陣の助けになるでしょう。例をあげると、「HERO」(2007年9月、2015年7月公開)のドラマ第1シリーズ(2001年フジテレビ系)の平均視聴率はなんと34.3%!日本一の視聴率男である木村拓哉さんの代表作のひとつです。しかし、このドラマはなぜ「○○THEMOVIE」になったの?と思うようなB級……いや失礼、マニアックな映画もありますね。その理由についてはまた、改めて調べてみたいと思います。*以上、5つの理由がすべて当てはまったとしても、映画化されないケースも。制作費の問題や、キャストのスケジュール、また劇場版として見られるだけの壮大なスケールが実現しないとなかなか難しいのでしょう。いろんな人の想いやタイミングが合わさって実現する、テレビドラマの映画化。もしもお好きなドラマが映画化されたら、ぜひ映画館へ足を運んでください!(文/中田蜜柑)
2015年12月11日今夏には超人気ミュージカル『エリザベート』のトート役を3か月間、井上芳雄とのWキャストで務め上げた城田優。スケール感のある恵まれた容姿とそれに見合う努力や経験が、まだ20代にして彼を、日本を代表する舞台俳優へと成長させた。その城田が30歳を迎えて踏む初の舞台が、岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』。私たちの身近に存在する、虫たちの小さな世界を描く。“孤高のスター”というキャラクターを与えられ、未知のワールドに挑む城田に話を聞いた。地球ゴージャス チケット情報作・演出を手掛ける岸谷とは映像の仕事で過去に共演しており、当時から熱いラブコールがあったという。「初めて共演したときからすごく気にかけてくださり、褒めてもいただいて。イベントでちょっとご一緒したことのある寺脇さん含め、とても素敵な先輩です。地球ゴージャスには、その時々の出演者さんたちの武器である要素を最大限に活かして物語に組み込み、素敵に作り上げている“エンターテインメントショー”という印象がありました」今回、岸谷からは「優には全部やってもらう」と言われているのだとか。「そのひと言が引っかかっていて、怖くてしょうがない。チビりそうです(笑)。ミュージカルの全部というのは歌、踊り、芝居に加え、殺陣は必ずあるだろうし、もしかしたらフライングとか?(笑)そして役的に僕が一番強い感じに振舞う必要があると思うので……不安です!(苦笑)」確かに、虫を演じる上での“全部”となると、容易に想像がつかないが……。「もちろん演じている体(テイ)としては虫だし大事な部分なんですけど、実際に演じるのは人間ということになれば、あまり虫というところにこだわりを持つ必要は、僕はない気がしていて。とらわれすぎると、二本足で立っている矛盾とかが目に付いて、粗探しのようになってしまう可能性もある。大事なのは見た目とかが虫である前に、その種族のドラマを僕たちが演じることなのかなと思っています」また、「これまでの舞台は翻訳ものが大半だったので、僕がやること前提で書かれて、僕自身が多少なりとも反映されている役は初めて。再演をほぼしない地球ゴージャスで、ご縁で集まったキャストたちと1回しかできない経験を30歳のアタマでできるのは、すごい幸せなことだと思います」とも語る。岸谷&寺脇のほか、蘭寿とむ、大原櫻子らゴージャスなメンバーの中で魅せる城田の“全部”、そして“今”に注目したい。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14 『The Love Bugs』 は1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。取材・文/武田吏都
2015年12月04日俳優・岸谷五郎を筆頭に「Perfume」や「ポルノグラフィティ」、三浦春馬ら豪華主演陣が参加したチャリティイベント「Act Against AIDS 2015 THE VARIETY 23」(以下、AAA)が「世界エイズデー」である12月1日(火)、都内で開催。三浦さん、吉高由里子、そして初参加となる神木隆之介によるポエトリーリーディングが行われた。俳優・岸谷五郎の呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA ザ・バラエティ」。23年目となる今年は岸谷さん、寺脇康文、三浦さんがタモリに扮して登場し、イベントがスタート。吉高さん、森カンナ、近藤春菜による「Perfume」ならぬ「バキューム」や、大ヒットミュージカル「RENT」チームなど24組36名のゲストが参加した。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと多くの観客が武道館に詰めかけ、この日の観客総動員数は延べ9,000人を記録した。三浦さん、神木さん、吉高さんが朗読したのは森雪之丞の「あなたに泣いてほしくて」。それぞれドラマや映画にひっぱりだこの最旬俳優たちによる、ポエトリーリーディングでの豪華共演が実現した。感情のこもった詩の朗読に、多くの観客がその世界観に引き込まれ、最後には拍手が沸き起こっていた。この日、三浦さんは岸谷さん、寺脇さん、藤林美沙、小林由佳と共に、三浦さん主演の地球ゴージャスの舞台「星の大地に降る涙」でも披露した楽曲「愛すべき未来へ」を熱唱。三浦さんの伸びやかな美声に多くの観客が聞き惚れていた。そしてその後、岸谷さん、寺脇さん、三浦さんのもとにはサンプラザ中野くんと神木さんが合流!「ウルトラマンティガ」のエンディングテーマ「Brave Love,TIGA」を披露し、曲のラストにはウルトラマンティガ本人も登場。最後には“シュワッチ”のポーズを全員できめ、会場を熱狂の渦に包みこんだ。神木さんはこれまでも「AAA」のステージを観に来ていて、「いつか出たい」と岸谷さん、寺脇さんに話していたという。楽曲終了後のトークでは、念願かなっての初参加に「大切な時間と場所に参加させてもらって幸せでした」と出演の喜びを語った。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日俳優・岸谷五郎を筆頭に「Perfume」や「ポルノグラフィティ」、吉高由里子、三浦春馬ら豪華キャスト陣が参加したチャリティイベント「Act Against AIDS 2015 THE VARIETY 23」(以下、AAA)が「世界エイズデー」である12月1日(火)、都内で開催。村井良大やソニン、賀来賢人、石田ニコルら舞台「RENT」の新旧メンバーが、「RENT」のパフォーマンスを披露した。俳優・岸谷五郎の呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA ザ・バラエティ」。23年目となる今年は岸谷さん、寺脇康文、三浦さんがタモリに扮して登場し、イベントがスタート。吉高さん、森カンナ、近藤春菜による「Perfume」ならぬ「バキューム」や、初登場となる神木隆之介ら24組36名のゲストが参加した。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと多くの観客が武道館に詰めかけ、この日の観客総動員数は延べ9,000人を記録した。この日、舞台「RENT」に出演している村井良大、堂珍嘉邦、加藤潤一、小林由佳、ソニン、TAKE、平間壮一と、過去に同舞台に出演していた賀来賢人、石田ニコルがステージに登場し、「RENT」の楽曲を披露。「RENT」は20世紀末のニューヨークを舞台にHIVやドラッグ、セクシャルマイノリティーを取り扱ったブロードウェイの大ヒットミュージカルで、ピュリッツァー賞も獲得。過去には『ピクセル』『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のクリス・コロンバス監督のもと、映画化もされている。この日披露された楽曲は3曲。現在公演中の舞台に出演している村井さん、堂珍さん、加藤さん、小林さん、ソニンさん、TAKEさん、平間さんが「RENT」「I’ll cover you」を披露し、ラストの「Seasons of Love」では賀来さん、石田さんもパフォーマンスに参加した。人気舞台の一部を切りぬいた圧巻のショーに客席からも手拍子が起こり、会場は一体感に包まれた。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日今年で23年目となるエイズ啓発チャリティイベント「Act Against AIDS」(以下、AAA)が12月1日(火)、日本武道館にて行われ俳優・岸谷五朗を始め、寺脇康文、三浦春馬が進行役を務める中、吉高由里子、森カンナ、「ハリセンボン」の近藤春菜が「Perfume」ならぬ「バキューム」を結成しキレのあるダンスを披露した。岸谷さんの呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA」の「ザ・バラエティ」。23年目となる今年は、神木さんら初登場のゲストも含め24組36名が出演。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと9,000人の観客が武道館に詰めかけた。この日のために、吉高さんの呼びかけでプライベートでも親交のある森さんと近藤さんが結集し「Perfume」の「レーザービーム」を披露。練習を積み重ね、本番前日の夜中の2時まで近藤さんの自宅で練習したというダンスは観客総立ちの盛り上がりを見せた。無事ダンスを終えた3人は、息切れ状態で「もりかんです」(森さん)、「ハッチです」(近藤さん)、「ゆりちゃんです」(吉高さん)、「3人あわせて『バキューム』です」と自己紹介。その後のMCでも「Perfume」の話し方を完全コピー。ぎこちない広島弁で進める中、“ハッチ”近藤さんが観客が持っていた「映画撮って監督さん」というメッセージカードを見つけ、「誰だか分からないけど、ちょっと挑戦してみる…」と話し「マイケル・ムーア監督じゃねーよ」とハッチのはずだった近藤さんが恒例ののネタを見せると、吉高さんは「ハッチどうしたの!?」とフォロー。その後も「私たちがこれまで来れたのもファンのみなさんのおかげです」と感極まった表情で語り、「Perfume」がライブで見せる長いお辞儀を披露。数々の“「Perfume」あるある”を披露にファンも歓喜した様子だった。このイベントの最後に登場した「Perfume」本人たちは「うちらのニセモノが出たじゃろう?」と話しながらも吉高さん、森さん、近藤さんが完コピしたことについて「嬉しかった」と語った。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日今年で23年目となるエイズ啓発チャリティイベント「Act Against AIDS」(以下、AAA)が12月1日(火)、日本武道館にて行われ俳優・岸谷五朗を始め、寺脇康文、三浦春馬、吉高由里子、神木隆之介、「Perfume」ら豪華キャストが集結した。岸谷さんの呼びかけで1993年、代々木体育館からスタートした「AAA」の「ザ・バラエティ」。23年目となる今年は、神木さんら初登場のゲストも含め24組36名が出演。ミュージシャン、俳優、お笑いのジャンルを超えた豪華キャストのエンターテイメントショーを一目見ようと9,000人の観客が武道館に詰めかけた。オープニングでは「AAA STATION」と題し、タモリの格好に扮した岸谷さん、寺脇さん、三浦さんがそれぞれ“ゴロタモリ”“テラタモリ”“ハルタモリ”と名乗り客席側から登場。今回参加するアーティストたちを迎え入れる中、初参加となる神木さんが登場すると割れんばかりの黄色い声援が。その後“テラタモリ”に続き司会の3人が「髪切った?」「んなわけない」とタモリさんのモノマネを披露し、会場を沸かせた。その後、「ポルノグラフィティ」や岸谷香&高嶋ちさ子、サンプラザ中野くん&「バイきんぐ」の小峠英二の“ハゲ”を共通とした「坊坊主」という異色コンビ、さらには吉高さん率いる「Perfume」ならぬ「バキューム」の登場、神木さんや三浦さんの歌声披露、本家「Perfume」のパフォーマンスと続いた。イベントの収益金を全額チャリティとし、「ザ・バラエティ」の支援で昨年ラオスに小児病棟を設立。三浦さんは2月11日に来訪し、開院式のテープカットに参加したことを報告した。三浦さんは「みなさまのおかげでラオスで頑張っていける子どもたち、スタッフのみなさんがいます。いま一度エイズの事を恥ずかしがらずにいろんな方と語り合っていただけると嬉しく思います」と語った。主催の岸谷さんは、「世界で苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。小さい一つ一つの力が集まることでこんなに大きな力になります。みんなで協力し合って頑張って生きていきましょう」と感謝の意を表した。最後にAAAのエンディング曲「一人じゃないから」を出演者全員で歌い、大盛況の中、終演した。(text:cinemacafe.net)
2015年12月01日湊かなえ、三浦しをん、角田光代という現代を代表する女性作家の短編小説を映像化するオムニバスドラマ「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」が2016年1月4日(月)にフジテレビにて放送されることが決定。それぞれのドラマの主人公に永作博美、土屋太鳳、鈴木京香、そして全話に三浦友和が登場することが明らかになった。「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」は、これまで多くの作品が映像化されてきた湊氏、三浦氏、角田氏のいまだ未映像化の短編小説を題材に、“短編”ならではの長さをそのまま活かして映像化。“大人の鑑賞に堪えうるミステリー”をテーマに、現代を生きる様々な世代の女性たちが抱える“秘密”と“ウソ”にまつわる珠玉のミステリードラマが全3作品で紡がれる。第1話は、湊氏原作の「ムーンストーン」(ハルキ文庫刊「サファイア」所収)。主人公の私は、市議会議員の夫が県会議員選挙で落選したことをきっかけに彼からDV被害を受け、抵抗したはずみで夫を殺してしまう。逮捕され警察の取り調べを受ける私のもとに、ある女性が現れて…。主人公の私には永作博美、私を訪ねる女性に檀れい、私を取り調べる刑事役に村上淳、私の夫に滝藤賢一、夫側の弁護士に柄本明という豪華キャスト陣が集結。また、監督は『神様のカルテ』シリーズ『トワイライト ささらさや』などで知られる深川栄洋が務める。永作さんは本作が深川監督とは初タッグとなるが「ある意味、挑戦的な、とても新しいアプローチで描く作品です。深川監督と一緒に、“新しい表現”をお見せできるよう頑張りたい」と撮影を楽しみにしている様子。第2話は、三浦氏原作の「炎」(新潮文庫刊「天国旅行」所収)。毎朝、通学バスで登校する高校生の香川亜利沙の日課は、憧れの先輩・立木尚吾の横顔を眺めること。図書委員の亜利沙は、図書室で仕事をしながらも、テニス部で練習に励む立木の姿を追ってしまう。そんな憧れの立木がある日突然、学校のテニスコートで…。主人公・亜利沙に土屋太鳳、立木の元彼女・初音に門脇麦、立木に村上虹郎、亜利沙の担任で社会科教諭・木下に柄本佑と最旬若手俳優がずらり。土屋さんは「誰の心の中にも“炎”のような何かが必ずあると思いますが、この作品で亜利沙という役としての“心の炎”と一緒に、いまの私自身がこの作品と出会って生まれた“心の炎”を監督や、共演の麦ちゃんをはじめとした素晴らしいキャストの方々に引き出していただいたので、是非この“熱”を感じていただけたら」と熱いコメントを寄せた。そして第3話は、角田氏原作の「平凡」(新潮社刊「平凡」所収)。宮本紀美子は、結婚生活も20年を越えた主婦。紀美子の中高校の同級生・榎本春花は人気料理研究家で、テレビに出ない日はないほどの有名人。彼女の活躍を見るにつけ自分が地味で不幸に思えてしまう紀美子は、春花に会えば、退屈な毎日から脱却できるのではと考え20年以上ぶりに再会を果たす。しかし突然、春花が「わたし、人を殺したかも」とつぶやき…。「平凡」には、主人公・紀美子に鈴木京香、榎本春花に寺島しのぶ、紀美子と春花の高校時代の教育実習生・宮本に染谷将太、紀美子の夫に寺脇康文と、豪華実力派キャスト陣を迎え、『64-ロクヨン-』前編&後編の公開を控える瀬々敬久がメガホンを取る。本作で初共演となる鈴木さんと寺島さんだが、それぞれの印象について「“春ちゃん”のイメージ通りで、台本で描かれているように快活で活発、そして才能あふれる女性ですので、ご一緒していてとても楽しいです」(鈴木さん)、「鈴木京香さんは、いつまでも本当にきれいな方だなと思って、現場でも見とれていました。日傘を差している姿がとても似合う方です」(寺島さん)と明かした。さらに、3作それぞれに、三浦友和が刑事として出演。三浦さん演じる刑事が全く異なる3作品を連結させる役割を担い、各作家の独立した短編作品が、まるでリレー小説のように一連のドラマとして連なりを見せることもこのドラマの見どころの一つといえるだろう現代を代表する女性作家たちの短編を、それぞれの世代のトップランナーと言っても過言ではない女優陣を主演に迎え紡ぎ出す、新春にふさわしい豪華絢爛な本格ミステリードラマの本作に期待が高まる。「女性作家ミステリーズ美しき三つの嘘」は2016年1月4日(月)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』など話題作を数多く手がける中村義洋監督が阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡を迎えて“庶民VSお上”の銭バトルを描く娯楽時代劇『殿、利息でござる!』。このほど、『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』でも中村監督とタッグを組んだ竹内結子が本作で時代劇映画に初挑戦、さらに松田龍平が10年ぶりに時代劇に出演するほか、豪華キャスト10名の登場が明らかになった。いまから240年ほど前の江戸中期、仙台藩・吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たち…。本作は、実在した穀田屋十三郎(こくたや・じゅうざぶろう)ら庶民9人が藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を行った実話を収めた磯田道史の近著「無私の日本人」の1編を映画化した。そして、このたび、宿場町の行く末を心から憂える主人公の造り酒屋・穀田屋十三郎を演じる阿部さん、町一番のキレ者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太さん、十三郎の弟で、吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内役の妻夫木さんに加えて、竹内さん、松田さんら10名の参戦が決定し、総勢13名勢揃いの扮装姿も初披露された。本格時代劇映画は初出演となる竹内さんは、吉岡宿の住人が集う煮売り屋(飯屋)のおかみで未亡人の“とき“。竹を割ったような、さばさばとした性格もあって住人たちに愛され、さまざまな情報が集まる人物で、現代でいうところの“ハブ的”な存在。阿部さん演じる男やもめの主人公・十三郎がほのかに想いを寄せる相手とのことで、そんな2人の恋の行方も気になるところだ。また、松田さん演じる萱場杢(かやば・もく)は、藩の財政を預かる出入司(しゅつにゅうつかさ)をつとめる役人。庶民の「殿に金をお貸しする」という奇想天外な申し出を無情にも拒否し、冷酷無比な切れ者を演じ切る。松田さんの時代劇映画は『長州ファイブ』以来、実に10年ぶり。中村監督とは瑛太さん共演の『アヒルと鴨のコインロッカー』以来のタッグとなる。さらに、年老いて生まれたわが子を愛するイクメン・遠藤幾右衛門には寺脇康文、十三郎の叔父、穀田屋十兵衛にはきたろう、武士の身分に憧れる純真な百姓で若いのに町を取りまとめる千坂仲内には千葉雄大、極端に優柔不断な雑穀屋・早坂屋新四郎には橋本一郎、“とき”を狙う小間物屋・穀田屋善八には中本賢、両替屋・遠藤寿内には西村雅彦、十三郎、甚内兄弟の母“きよ”には草笛光子、そして、彼らの父で先代・浅野屋甚内十三郎には山崎努と、錚々たるキャストが名を連ねている。「今回ほどキャスティングに時間を使った映画はありません」という中村監督は、「9人の篤志家と、見守る女性、そして酷薄怜悧な御上と、バランス(年齢、顔、形や、観客が思っているであろう印象と、それへの裏切りなど)を考えながら、一人一人、慎重に、時間をかけてキャスティングしていきました」と明かす。特に、原作には登場しないキャラクターを演じる竹内さんの起用については、「ほとんどアテ書きです」。ウィキペディアで竹内さんのプロフィールを調べつつ、時代劇の経験がないことに「ああ、結子さんの日本髪を一度でいいから拝んでみたいという思いも重要な決め手の一つであったことは否めません」と語る。また、冷徹な役人役の松田さんにも、「瑛太くん同様、『アヒルと鴨のコインロッカー』から9年、一緒にやれる日をずっと待ちわびていた俳優」といい、「現場では、冷淡に見えるよう脚本に『薄く笑う』などと書いておいたのですが、そういうのを龍平くんは全然やってくれず(笑)、なのに僕の想像をはるかに超える、ゾッとするまでの冷淡さを見せてくれて、これはもう本当に、最高の誉め言葉として、得体が知れない俳優になったなあと、舌を巻かせていただきました」と言う。竹内さんも、「『残穢』に続き、こんなに早く中村監督作品に呼んでいただけてとても嬉しく思います。時代劇映画初ということでメイク、衣装、美術、セットなど全てが新鮮で和やかさと良い緊張感をもって撮影に臨むことが出来たと感じています」とコメント。「この作品は、町を救いたい一心で、人のために尽くす庶民たちのお話なのですが、何でも誰かに言いたがり、拡めたがりの時代に、報われたい欲を捨て敢えて“つつしむ”ことを選んだ人々の、その心の在り方がとても美しいと私は思います」と本作への思いを語っている。『殿、利息でござる!』は2016年5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月10日阿部サダヲが主演を務め、瑛太、妻夫木聡らが出演する中村義洋監督による痛快時代劇『殿、利息でござる!』の追加キャストが発表され、竹内結子、松田龍平、草笛光子、山崎努ら合計13名の豪華俳優陣が一堂に会したキービジュアルが初披露された。その他の写真本作は、今から240年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する町人たちが、宿場町を守るため「殿様に金をお貸しし、その利息をとる!」という大胆な計画を実行しようと奮闘する姿を描くもの。阿部は、夜逃げが相次ぐ宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎(こくたや・じゅうざぶろう)を演じ、竹内は吉岡宿の住人が集う煮売り屋(飯屋)のおかみで未亡人のとき役。松田は、十三郎たちと敵対する藩の財政を預かる出入司(しゅつにゅうつかさ)をつとめる役人・萱場杢(かやば・もく)を演じる。中村監督は竹内の役どころについて「ほとんどアテ書きです。竹内さんに時代劇の経験がない、というのも大きかったです。ああ、結子さんの日本髪を一度でいいから拝んでみたい、という思いも重要な決め手の一つであったことは否めません」と明かしており、竹内は「時代劇映画初ということでメイク、衣装、美術、セットなど全てが新鮮で和やかさと良い緊張感をもって撮影に臨むことが出来たと感じています」とコメント。「この作品は、町を救いたい一心で、人のために尽くす庶民たちのお話なのですが、何でも誰かに言いたがり拡めたがりの時代に、報われたい欲を捨て敢えて“つつしむ”ことを選んだ人々の、その心の在り方がとても美しいと私は思います」と語っている。監督は「今回ほどキャスティングに時間を使った映画はありません。九人の篤志家と、見守る女性、そして酷薄怜悧な御上と、バランス(年齢、顔、形や、観客が思っているであろう印象と、それへの裏切り等)を考えながら、一人一人、慎重に、時間をかけてキャスティングしていきました」と語っており、キービジュアルでは、阿部を中心に、瑛太、妻夫木、竹内、松田、草笛、山崎のほか、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦が役に扮した姿で勢揃いしている。『殿、利息でござる!』2016年5月14日(土)大願成就!
2015年11月10日女優の竹内結子が、阿部サダヲ主演の時代劇映画『殿、利息でござる!』(2016年5月14日公開)で、本格時代劇デビューすることが10日、発表された。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。メガホンを取るのは、『白ゆき姫殺人事件』(14年)、『予告犯』(15年)などで知られる中村義洋監督。脚本は中村監督と2016年1月に公開を控える『残穢 -住んではいけない部屋-』(以下『残穢』)を手掛ける鈴木謙一氏が担当する。竹内が演じるのは、吉岡宿の住人が集う煮売屋のおかみで未亡人の"とき"役。妻のいない十三郎へ思いを寄せる一方、竹を割ったような性格。住人らに愛されていることから、彼女のもとにはさまざまな情報が自然と集まってくる。映画『残穢』で主演を務める竹内は「こんなに早く中村監督作品に呼んでいただけてとてもうれしく思います」と再タッグに歓喜。初の時代劇に「メイク、衣装、美術、セットなど全てが新鮮で和やかさと良い緊張感をもって撮影に臨むことができた」と手応えを見せ、「何でも誰かに言いたがり広めたがりの時代に、報われたい欲を捨てあえて『慎む』ことを選んだ人々の、その心の在り方がとても美しい」と作品の魅力を伝えた。今回、そのほかの追加キャストも発表され、松田龍平、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、山崎努、草笛光子の9人。松田が演じる萱場杢(かやば・もく)は、藩の財政を預かる出入司を務める役人。庶民の「殿にお金をお貸しする」という奇想天外な申し出を拒否し、冷酷無比な切れ者を演じる。なお、松田は『長州ファイブ』(06年)以来、10年ぶりの時代劇映画出演となる。このほか、寺脇は年老いて生まれたわが子を育てる頼りがいのある男・遠藤幾右衛門役を、きたろうは思い込みが激しいが優しい十三郎の叔父・穀田十兵衛役を、千葉は武士の身分に憧れる純真な百姓・千坂仲内役を、橋本は極端に優柔不断な雑穀屋・早坂屋新四郎役を、中本はときを狙う見えっ張りな小間物屋・穀田屋善八役を、遠藤はうわさ好きでうたぐり深い両替屋・遠藤寿内役をそれぞれ担当。そして、山崎と草笛は十三郎の父母を演じる。これらの配役に関して、中村監督は「今回ほどキャスティングに時間を使った映画はありません」と断言。その理由を「僕らのハードルがだんだん高くなっていったせいかも」としながら、「名のある方を、ということにこだわったわけではなく、9人の篤志家と、見守る女性、そして酷薄怜悧(れいり)な御上と、バランス(年齢、顔、形や、観客が思っているであろう印象と、それへの裏切り等)を考えながら、1人1人、慎重に、時間をかけてキャスティングしていきました」と明かす。その過程を「今時、何ともぜいたくな時間の使い方をさせていただいた気が」とも話している。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年11月10日映画『俺物語!!』の初日舞台あいさつが10月31日、東京・台場のシネマメディアージュで行われ、キャストの鈴木亮平、永野芽郁、坂口健太郎、鈴木砂羽、寺脇康文と河合勇人監督が出席した。本作は、漫画誌『別冊マーガレット』で連載中の少女漫画を実写化したラブコメディー。高校生に見えないイカツイ顔と屈強な体を持つ剛田猛男(鈴木)は、ピュアな大和凛子(永野)に一目ぼれ。しかし、大和が親友・砂川誠(坂口)の事を好きだと気づいた猛男は、一肌脱ぐことを決意する――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の鈴木は、「現代版『美女と野獣』として長く愛してほしい。主人公はおっさんだけど、感動して泣いてくれたら」とアピールしつつ、少女漫画の実写化に、「若くもないし美男子でもないし、俺が恋愛映画の主役をやっていいんだろうか?と不安もあった」と正直な気持ちを吐露。「今は感謝の気持ちしかない。猛男としてお礼を言いたい」と感極まった鈴木は、「みんなありがとうー! 好きだー!」と男泣きしながら大絶叫した。「猛男になるための努力はすべてやった」と言う鈴木は、役作りで体重を30kg増量。「この間健康診断に行ったら、すこぶる健康だった」と飄々とした表情を見せるも、30kgのハロウィンカボチャを前に、「これが体の中に入ってたんですね……」と驚愕。他キャスト陣からも、「もう食べて食べて、時間があったらジムに行って。猛男作りがすごかった」(坂口)、「私が残したお昼ご飯も食べて、さらに菓子パンも食べてた」(永野)と感嘆の声が上がっていた。また、イベントでは、それぞれ"胸キュン"エピソードを披露。河合監督は、猛男が砂川にキスの練習を迫る"ラップキス"シーンを挙げ、「迫真の演技にカットをかけ忘れたら、2人がチューしちゃってキュンとした」と明かすと、坂口も、「撮影前に、歯磨きしてる自分にキュンとした」と照れ笑い。一方、永野は、「事務所の男性スタッフさんから、誕生日プレゼントをもらってキュンとしました。(フィギュアの)"長フチ剛"だったんですけど、長渕剛さんが大好きで……」と意外な一面を明かして鈴木らを驚かせていた。
2015年11月01日人気少女マンガを実写化した『俺物語!!』の初日舞台あいさつが10月31日に、都内で行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、ヒロイン役の永野芽郁、坂口健太郎、鈴木砂羽、寺脇康文、河合勇人監督が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真見た目はイカツイが心優しい15歳の高校生・剛田猛男が、恋や友情に一途に奮闘する姿をコミカルに描く本作。わずか1カ月間で体重を30キロ増やし、役作りに臨んだ鈴木は「妥協せず、やれることはやった。ただ、若くないし、絶世の美男子でもない…。映画を見てくださる方がいるのか不安だった」と葛藤を明かし、「今日は集まってくださりすごくうれしいです。ありがとう!そして好きだあ!」と客席に向けて、猛男ばりの雄叫びを披露した。ハロウィンにちなみ、「どんな仮装がしたいか?」と質問されると、鈴木は「この映画で中学生、高校生を演じたので、次は小学生がいいですね。自分の限界を試したい」と笑いをさそった。舞台あいさつには、鈴木が役作りのために増量した30キロと同じ重さの“猛男かぼちゃ”も登場し、「これだけの重さが、(体に)ついていたなんて」と当の本人も驚いた様子だった。鈴木の役作りに対しては、「とにかく食べて食べて、さらにジムにも通っていて、すごかった」(坂口)、「菓子パンをプロテインで流し込んでいたよね」(寺脇)と称賛のコメント。周囲の心配をよそに、鈴木本人は「先日、人間ドックを受けましたが、すこぶる健康でした」と余裕の表情だった。劇中には、鈴木がラップ越しの坂口を相手に“キスの練習”をするシーンもあり、「本番前に、とりあえず歯は磨こうって話になって(笑)。うがい薬で口をゆすいで、歯を磨く自分になぜかキュンとしました」(坂口)、「ラップがあるとはいえ、やっぱり(歯を磨くのが)マナーかなって」(鈴木)。人気俳優の“胸キュン”トークに、会場は大いに盛り上がった。『俺物語!!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月31日俳優の鈴木亮平が10月31日(土)、都内で行われた主演作『俺物語!!』の初日舞台挨拶に登壇。少女マンガ原作に加えて、15歳の高校生役に「最初は不安もあった」と涙目でふり返り、ハロウィンにちなみ「次は小学生を演じたい。限界を試したいです」と笑いを誘った。河原和音原作、アルコ作画の同名マンガを映画化。少女マンガながら、“どう見ても高校生に見えない超イカツイ顔面&屈強な肉体を持つ”剛田猛男が主人公の異色作で、鈴木さんはわずか1か月で約30キロも増量し、猛男を完コピ。周囲の心配をよそに「役づくりの努力も妥協せず、やるべきことをやった。先日人間ドックを受けて、すこぶる健康だと診断されました」と猛男顔負けの男っぷりを披露した。舞台挨拶には鈴木さんをはじめ、永野芽郁(ヒロイン大和凜子役)、坂口健太郎(イケメン同級生の砂川誠役)、鈴木砂羽(猛男の母・剛田ゆり子役)、寺脇康文(猛男の父・剛田豊役)、河合勇人監督が出席した。劇中には鈴木さんが、坂口さん相手にラップ越しに“キスの練習”をするシーンがあり、「お互い、歯を磨こうってことになって。マナーとして」(坂口さん)、「やっぱり、それがエチケットかなって」(鈴木さん)と胸キュントーク。一方、現在16歳の永野さんはトークの流れで、長渕剛ファンであることが判明!鈴木さんは思わぬギャップに、驚きの表情だった。舞台挨拶にはハロウィンにちなんで、鈴木さんが増量した分と同じ30キロの巨大かぼちゃが登場し、「これが自分の体についていたなんて…」と本人も目を白黒。最後に鈴木さんは「若くないし、絶世の美男子でもない…。果たして映画を見に来てくれる方がいるのか、不安だった」と撮影前の葛藤を告白。それだけに、多くのファンが駆けつけた客席を前に「今日、集まってくれてすごくうれしい!ありがとう!そして好きだあ!」と猛男ばりの雄叫びをあげていた。『俺物語!!』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俺物語!! 2015年10月31日より全国東宝系にて公開(C) アルコ・河原和音/集英社 (C) 2015映画「俺物語!!」製作委員会
2015年10月31日大ヒットドラマ『相棒』のseason14が、いよいよ本日スタート。水谷豊さん演じる杉下右京と、反町隆史さん演じる法務省から出向してきたキャリア官僚の冠城亘(かぶらぎ・わたる)は、いったいどこでどう絡むのでしょうか。関係者ならずとも、人気シリーズにはツキモノの「新相棒」への期待と不安を感じちゃいますよね。そこで今回は、歴代の相棒のキャラクターを占うとともに、今後の相棒にふさわしい人物を読み解き、予想してみました。用いた占いは「数秘術」です。◆相棒、5~9代目までの人物を大胆予想!・【初代】熱的なヒーロータイプ=亀山薫・【2代目】無口なロマンチスト=神戸尊・【3代目】愛されるムードメーカー=甲斐亨・【4代目】現場を仕切るキャリア組=冠城亘・【5代目】家事との両立で多忙なアナリスト=仲間由紀恵が演じる社美彌子?・【6代目】真実を追うジャーナリスト=まさかの亀山美和子が再登場??・【7代目】その道を極めたスペシャリスト=月本幸子が「ツイてる女」に路線変更???・【8代目】人を操り隠蔽するコマンダー=隠蔽といえば片山雛子でしょ!?・【9代目】瞳の色が異なるエスパー=特殊能力系の海外スター????・【10代目以降】その時が来たら、ぜひ記事に!◆歴代の相棒を振り返ると…【初代】1代目は寺脇康文さん演じる亀山薫。彼はもっとも人情派でしたよね。1代目の1という数字には、「積極性」の意味があります。人物にたとえると情熱的なヒーロータイプ 。自分の気持ちにストレートで一生懸命。考える前に行動する傾向あり。上司だろうが右京さんだろうが屁でもなく、「それっておかしいですよ」と体当たりで挑んじゃう。亀山薫登場の最終回では友人の思いを受け継いで海外へ…。たとえヒーローと呼ばれずとも、この心の熱さは1代目にピッタリでした。【2代目】2代目は、ミッチーこと及川光博さん演じる神戸尊。彼はスーツが似合う知性派でしたね。この2という数字には、「受動的」という意味があります。人物にたとえると無口なロマンチスト。周りの空気を察して協力し、陰でしっかりと支えるタイプです。右京さんの相棒なのに一定の距離を保ったのは、じつは神戸尊が右京さんの影響をもっとも受けやすい役だったといえそう。1代目の亀山薫のように感情をぶつけることは苦手。あえて黙認することで彼なりの優しさを貫きました。神戸尊登場のシーズン中、元カノ役として細野唯子役を演じた壇れいさん。実際にお2人はご結婚されました!2代目のロマンスはテレビの外でも起きていたんですね。【3代目】そして3代目は、成宮寛貴さん演じる甲斐享。最年少でかわいいのにスイッチが入ると手に負えなくなる情動派な面がありました。人物にたとえると愛されるムードメーカー。3という数字には、「大きな愛」などの意味があります。甘えん坊で親しみやすく穏やかな側面もあるのですが、それと同じくらい、内側には激しい愛情への欲求を抱えています。甲斐享の逮捕という結末に、ファンでなくとも唖然とした方が多かったことでしょう。笑顔が作り笑いに変わり始めたら人として危険なのです。甲斐享は、本人さえ気づかぬうちに法を犯していきました。純粋な愛が憎しみと苦しみに変わった衝撃的な例と言えます。甲斐享に関わったすべての人が、その事実を知り悲しみに包まれたのは、それだけ彼が愛される相棒だった証拠でしょう。◆4代目の「新相棒」はどんな人?番組ホームページによると、冠城亘は「見た目のクールさからは測りきれない侮れない一面を持つ。頭脳明晰」「真実を突き止めることへ執着のあるキャラクター」とのこと。反町隆史さん演じる4代目の4という数字には、「形にする・こだわる・筋を通す」などの結果を出そうとする意味が多くあります。法を犯した者を容赦しないタイプなのでしょうか。彼には右京さんと通じるものがあるのかもしれませんね。筆者の個人的な見解としては、「冠・城・亘」という名前のひとつひとつの由来に、プロデューサーさんの思惑や意味深なメッセージも感じています。また、かつて時代劇で演じた反町隆史さん織田信長役が、今回のキャリア官僚とどことなくリンクしてしまったり。ちなみにお2人の身長差は13cm。この13という数字は、「長所を活かせればピンチが名誉に変わる」そんな意味もあります。もちろん身長差だけでは相棒関係は計り知れませんので、これはあくまで番外編ということで…。数字にはそれぞれ意味があるので、今回は代々にふさわしい相棒を想定してみました。個人的にはピッタリな気がしたのですが、みなさんはどう思われますか?さておき、今夜の放送が楽しみですね!(文=はゆき咲くら)【プロフィール】土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡Hayuki Sakura Official Blog今日のふたりの相性は何%?【無料占い】
2015年10月14日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』の製作発表が9月24日に都内で行われ、主宰のふたりのほか、俳優の城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、平間壮一、マルシアが登壇した。歌やダンス、コメディ要素などを取り入れ、エンターテインメント性の高い公演を行う地球ゴージャス。14作目となる本作は、小さな昆虫(=Bugs)の世界が舞台。『The Love Bugs』という言葉は「胸がときめく」や「愛らしい」を指すスラングでもあり、小さな世界の住人たちのファンタジックなストーリーを描き出す。演出・脚本、出演も果たす岸谷は「地球ゴージャスの中で一番エンターテインメントを作れるのは何だろうと考えたら、もう人間じゃ作れないなと思いました。虫なら空を飛べるし、いきなりバク宙してもおかしくない。役者はみんな虫に扮します!」と解説した。会場では、高さ5mの巨大ビジュアルが出現。岸谷が「天才」と絶賛するヘアメイク・冨沢ノボル氏に彩られ、山本寛斎事務所の協力による衣装をまとった役者たちが、本作の世界観を表現している。役柄は発表されていないが、クワガタのようなヘアスタイルとなった城田は「クワガタ役じゃないです。ネットニュースで訂正してください」と笑わせた。岸谷は城田の出演について「念願叶いました。城田優には俳優としてたくさんの魅力と深さがあって、表に出ているのはまだ一部。人を感動させられる歌唱力もまだそれほど披露されてない。まだみなさんが見ていない城田優を描きたい」と語った。また、舞台初出演の大原には「僕は彼女の歌が大好き。音符と結婚して生まれてきた子なんだなと感じています」とエールを送り、舞台の1曲目は大原が歌うことが発表された。一方、熱い会話にちゃちゃを入れる相棒・寺脇に岸谷は「うるさいよ、角刈り!」と一喝。「角刈りじゃない、おしゃれ坊主!」と返す寺脇に出演者が爆笑するなど、相変わらず息の合った(?)姿を見せた。寺脇は「地球ゴージャスは、いい意味で部活のような思いでやっています。(主宰である)僕と岸谷は監督より部長と副部長のような感じ。ひとつの作品を一致団結して作っていくことが今回もできると思います」と柔らかに語り、出演者も笑顔に。新たな作品への第一歩を踏み出した。公演は2016年1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。東京公演のチケットは発売中。取材・撮影・文:中川實穗
2015年09月28日2014年6月に公開され、スマッシュヒットを記録した佐々木蔵之介主演の映画『超高速!参勤交代』の続編が、“超高速”で製作決定。タイトルも『超高速!参勤交代リターンズ』として、深田恭子らおなじみのキャストが再び勢ぞろいし、今度はご当地・いわきでのロケも交えて、故郷までの“帰り”を描くことが明らかとなった。“人なし・金なし・時間なし”で挑んだあの「参勤交代」は、まだ終わっていなかった!金山奪略を狙う老中・松平信祝によって無理難題を吹っ掛けられた弱小の湯長谷藩。金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木さん)を筆頭に、精鋭6名で“とんでもない”知恵を使って見事、「参勤」を成し遂げ、藩の取り潰しの危機を免れた前作。行きの「参勤」でお金も体力も使い果たした政醇たちだったが、最後の力を振り絞り「交代」を始めた一行は、その道中、故郷・湯長谷で農民一揆が起きたことを耳にする。政醇たちに打ち負かされ復讐に燃えた老中が、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。それを阻止するために、さらに“超高速”で走り抜け、なんとか藩に帰るのだが…、なんと城がない!?再び大ピンチに見舞われた湯長谷藩は、今度はいったいどんな奇策を使って、この無理難題に挑むのか!?観る者の度肝を抜く展開と、笑いあり涙ありの新感覚エンターテインメント時代劇が、さらに加速し、今度は“超高速”で故郷の湯長谷藩にリターンするさまを描く本作。佐々木さん、深田さん始め、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP) 、陣内孝則、西村雅彦ら前作でおなじみのキャスト陣と、監督の本木克英、脚本の土橋章宏らスタッフが再び勢ぞろいする。しかも今回は、前作では叶わなかった、かつて湯長谷藩があった福島県いわき市でのご当地ロケが実現。監督の念願でもあったいわきでの撮影には、清水敏男いわき市長や地元の青年団らも参加し、佐々木さん、深田さん、監督たちは温かな拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受けていた。さらに、本作の代名詞ともいえる“走り”のシーンを、いわきの小浜(おばま)海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、県立いわき公園内にある暮らしの伝承郷にて、村人に扮した衣裳に身を包んだ総勢150名の地元エキストラも参加し、いわきの伝統芸能である“じゃんがら念仏踊り”を披露。佐々木さん演じる湯長谷藩・藩主の内藤政醇と深田さん演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくというシーンが撮影された。ハマリ役だった“殿”役に再び戻ってきた佐々木さんは、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった。話をいただいたときは、やるの?またやるの?どうせまた走るんでしょ(笑)と話していましたが、結局前作の倍以上走ることになりまして、前より過酷です(笑)」と、撮影は様子を明かす。とはいえ、深田さんとの再共演には「あー姫が戻ってきた!と思いました。僕も待っていましたけど、皆が姫を待っていました(笑)」とうれしそうで、深田さんも「(佐々木さんが演じる)内藤様はとても心が温かいお殿様ですので、その側に戻ってくることができてすごく嬉しいです」と、2人の息はぴったり。深田さんは「前作もすごく面白かったですが、今回も台本を読んで皆さんの絵がすぐ浮かんできてとても面白かった。ぜひ楽しみにしていただきたい」と、期待を込めてコメント。佐々木さんも、10月末まで続く残りの撮影に「思いっきりやるだけです!一生懸命頑張っているのが美しく、可笑しくて、愛しい人々なので、ただただそれを演じていきたい」と決意を新たにしていた。『超高速!参勤交代リターンズ』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代 2014年6月21日より全国にて公開(C) 2014「超高速!参勤交代」製作委員会
2015年09月28日俳優の岸谷五朗、寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」。2015年3月29日(日)に結成20周年を記念した「地球ゴージャス20th Anniversary GALA CONCERT」を催し、大盛況の中、次なる新作公演を2016年1月9日(土)より赤坂ACTシアターをはじめとする全国4か所にて上演することを発表。このたび、城田優や蘭寿とむといった豪華キャスト陣の本作への出演が明らかになった。ドラマ・映画でも活躍を続けながらも、その圧倒的な華と歌唱力で、ミュージカル界でもスターの座を確立している城田さん。ディズニーの実写版『シンデレラ』では王子の声の吹き替えを担当し、日本版エンドソング「夢はひそかに」で披露された美声も話題を呼んだが、「エリザベート」(’10)「ロミオ&ジュリエット」(’11、’13)「4Stars」(’13)「ファントム」(’14)、そして今年の6月から帝国劇場でキャストを一新して上演される「エリザベート」への出演を経て、新たな色を吹き込むべく、「地球ゴージャス」最新作の主人公に挑む。また、宝塚歌劇団屈指の実力派として「ファントム」「オーシャンズ11」などの主演作を次々と務めトップスターに君臨し、芸能界にもファンの多いことで知られる蘭寿とむ。退団後も数多くの舞台出演が続き、いま、演劇界で引く手数多の彼女が、「地球ゴージャス」とどのような化学反応を起こすのかも見ものだ。さらに、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインを演じて以降、女優・歌手として人気を集めている大原櫻子。歌唱力・自然体の芝居力・煌めいた存在感を併せ持つ彼女が、満を持して今作品にて舞台初出演を果たす。また世界一のダンサーたちが集まるダンスエンタテイメント「WASABEATS」でも主演を務めるなど、若手俳優ではトップクラスのダンスの実力を誇りながらも、「レディベス」「オーシャンズ11」などの本格派ミュージカルに進出、今秋には「RENT」のエンジェル役が控える平間壮一に、「レ・ミゼラブル」「ジキル&ハイド」「GARANTIDO」、蜷川幸雄演出の「青い種子は太陽のなかにある」と出演作が目白押しのマルシアもキャストに決定した。ベテラン勢からフレッシュな層まで、「地球ゴージャス」史上最強に歌える、圧倒的に華やかな布陣で挑む「地球ゴージャス」14作品目となる待望の最新作。ストーリーなどの詳細はまだ明かされていないものの、強力なキャスト陣に、作品への期待は高まるばかりだ。(text:cinemacafe.net)
2015年05月11日岸谷五朗と寺脇康文のふたりが立ち上げた演劇ユニット・地球ゴージャスの結成20年を記念して、3月29日、舞浜アンフィシアターで『地球ゴージャス20th Anniversary GALA CONCERT』が開催された。公演ごとにゲストを招き、歌と踊りに溢れたエンターテイメント作品を届け続けてきた彼ら。これまでの公演で歌われた曲で綴る、この一日限りの特別なお祭りに豪華ゲストが再集結した。半円形のステージの中央に置かれた巨大な照明がゆっくりと空中に持ち上げられ、最初に登場したのは、平間壮一や水田航生ら、若手俳優6人で結成されたSHITAPPARZ(シタッパーズ)。映像テロップも交えてテンポよい笑いをとったあとは、いよいよ岸谷・寺脇の登場。ゆっくりと舞台上にせりあがってきたふたりは裸!? と客席が驚いた瞬間暗転……。笑いの連打からスタートしたコンサートだが、曲が始まると空気は一変。ファンにとって懐かしい歌とパフォーマンスが次々と繰り広げられ、主宰のふたりはもちろんのこと、中川晃教や森公美子、戸田恵子ら続々登場するゲストの歌声に客席が酔いしれていた。再びSHITAPPARZがステージに出てきたかと思うと、先ほどよりひとり多い。そのことに気付いた観客から悲鳴のような歓声が上がる。そんなふうに登場した三浦春馬は華麗にジャケットを脱ぐと『海盗セブン』の曲「ワイルドアッパー」でキレキレのダンスと歌を披露。この日ひときわ客席を沸かせた。さらに大地真央や湖月わたる、宮澤佐江らが華やかな、ときにしっとりとした歌声を響かせ、作品世界をひとときステージに再現してみせた。終盤には『クラウディア』に出演していた故・本田美奈子.の映像がスクリーンに映し出され、彼女の歌声が響きわたる感動的な場面も。かと思えば岸谷・寺脇がYU-KI(TRF)とともに“ゴージャス”の頭文字をとった“GRF”として「Overnight Sensation」を全力パフォーマンス。笑いと感動に満ち溢れた20周年のお祭りは第一作『瓶詰の地獄』のサブタイトルにその歌詞が使われた「今日の日はさようなら」で幕を閉じた。昼公演終演後に行われた取材では、岸谷、寺脇ともに「皆さんに支えられて20年やってこられた」と感謝のコメント。「スクリーンに映る若き自分を観て『いい若手いるじゃん』と思った」と笑わせる寺脇。この20年間の思い出について「すべての作品に思いが詰まっていてどれかひとつは選べない」と話す岸谷は「寺脇さんといれば何でも乗り越えられるという自信がある」と、今後が楽しみになる言葉で締めくくった。来年1月の新作公演が発表された地球ゴージャス。21年目の彼らがどんな物語を紡ぐのか、期待が高まる。取材・文/釣木文恵
2015年04月02日