2日後の27日に滞在先のアメリカから一時帰国することが一部で報じられている小室圭さん。3年ぶりに日本の地を踏むことになる小室さんだが、茨の道が待ち受けている。「眞子さまと小室さんは10月中に婚姻届を提出する見通しだといいます。婚約や結婚に関する儀式は一切行われず、眞子さまは皇室を離れる際に支給される一時金も辞退される意向だそうです。小室さんはこれまで報じられた様々な疑念について説明を求められていますが、本当に小室さんが会見を開いてきちんと説明をするかはまだわかりません」(皇室ジャーナリスト)そもそも眞子さまと小室さんが結婚を3年半延期する発端となったのが、小室さんの母・佳代さんにまつわる“お金”のトラブル。かつて元婚約者男性が佳代さんに400万円を貸し、いまだに返済されてないと主張しているのだ。この400万円の用途については当初、国際基督教大学(ICU)に通っていた小室さんの学費に使われてきたと報じられていたが、昨年11月に小室さんの代理人は「(ICUの)入学金は圭さん自身が、期限までに納入しています。その主な原資は、彼が高校生のころにアルバイトをして貯めたお金でした」と本誌に主張。そして“本当の用途”は説明されていない。“張本人”であるにも関わらず、金銭トラブルについて未だ口を開かない佳代さん。そんな彼女は今、横浜市内の2DKマンションで実父と2人で暮らしているのだが、ここで眞子さまが“仮住まい”する可能性を、ある皇室担当記者は指摘する。「眞子さまが小室さんとアメリカに移住するには、パスポートとビザの取得が必要ですが、小室さんと入籍し、皇籍を離脱しない限りできません。入籍後、眞子さまは秋篠宮邸から引っ越しされる計画を考えておられるといいます。さらに、佳代さんのマンションでしばらく同居する可能性もあるというのです」眞子さまがアメリカに向かわれるまでの“重要な拠点”になるかもしれない佳代さんのマンション。小室さんの帰国を前にして、密かに厳重警備が敷かれている現場を本誌は目撃した。9月22日の昼過ぎ、小室さんのマンション内にある駐車場へ向かう一台の白いミニバン。車内には屈強そうな4人の男性の姿が。それから数分後、車内にいた3名の男性が駐車場から姿を現す。運転手は車に残っているのだろう。そして、3人はほど近くにある交番へと向かっていく。彼らの正体は警察官だったのだ。交番へ向かう道すがら、1人がバインダーを持ち、何やら入念にチェックをしている。残る2人はかなり警戒した様子で、常に周囲に目を配る厳戒態勢ぶり。小室さんの帰国に備えて、警備体制のチェックをしていたのだろうか。大勢の人を巻き込みながら帰国する小室さん。3年ぶりの日本ではどんな日々を送るのかーー。
2021年09月25日9月27日に小室圭さんが滞在先のアメリカから日本に一時帰国することが一部メディアで報じられるなど、着実に準備が整いつつある眞子さまと小室さんのご結婚。しかし、2人の前に問題は山積している。「帰国後、眞子さまは小室さんとお二人で記者会見に臨まれ、結婚についてご報告される予定です。その後、10月中に婚姻届を提出し、皇籍を離脱された眞子さまは宮邸を離れ、パスポートなどの準備が整い次第、小室さんが拠点とするアメリカに向かわれる見通しと聞いています。しかし、結婚延期の発端となった小室さんの母親・佳代さんの抱える金銭トラブルは未解決のまま。また、今回の結婚に関する儀式は一切行われず、小室さんは帰国中に天皇陛下や上皇さまに挨拶される予定もないといいます。会見で小室さんにまつわる疑問がすべて解消される可能性も低いことが予想されます」(皇室ジャーナリスト)かつてない緊張感のなかで行われる眞子さまと小室さんの結婚会見。そのいっぽう、お二人とは対照的な幸せムードのなか行われた芸能人カップルの会見も本誌は数々目撃してきた。当時の貴重な様子とともに、改めてその様子を振り返りたいーー。■1980年3月百恵さん×三浦友和今年1月にNHKで再放送された武道館でのラストコンサートが高視聴率を獲得するなど、令和でも高い人気を誇る百恵さん(62)。彼女が“山口百恵”として活動を始めたのは73年。それからまたたく間にスターダムを駆け上がり、一躍トップスターとなる。しかし79年10月に三浦友和(69)と恋人宣言を行い、翌年3月には婚約会見を行い、11月に結婚することを発表したのだ。会見で百恵さんは衝撃の一言を発する。「お仕事は全面的に引退させていただきます」と芸能界から身を引くことを明らかにしたのだ。集まった記者もまさかの展開に思わず戸惑うばかりだったが、百恵さんは引退理由について誠実にこう語った。「とってもエゴかもしれないんですけど、結婚するからにはすべて完璧とはいかなくても、それに近い状態でやっていきたいんですね。それで私に仕事があるからといって、いろんなことを(友和に)我慢してもらうことになるのはとっても嫌だったんです」引退後、一切表舞台に姿を見せていない百恵さん。そのあり方は多くの女性の理想であり続け、今も影響を与え続けているのだ。■1993年11月ヒロミ×松本伊代一時期は芸能界を離れるも劇的な復活を遂げ、今や数々の人気番組でMCを務めるヒロミ(56)。そんなヒロミにとって最愛の女性が“ママ”の愛称で呼ぶ妻・松本伊代(56)だ。ヒロミのYouTubeチャンネルに2人で出演するなど、芸能界を代表するおしどり夫婦の2人だが、その結婚生活の始まりは波乱に富んだものだった。93年10月に結婚を示唆した2人が、ハワイで挙式したのは11月中旬。しかしこの挙式、互いの両親にも知らせていない超極秘挙式だったのだ。式を挙げたことはすぐさま広まり、ヒロミと伊代は帰国翌日の11月16日に急遽、会見を開くことに。しかし、会見は終始ピリピリムード。その当時の様子をヒロミはかつてMCを務める『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)のなかでこう振り返っていた。「祝福されてなかったんだよね。急に結婚式挙げて、『報告しなかったじゃないか』みたいな。『何で黙って結婚式挙げてんだよ小僧、この野郎』みたいな感じがあったの」(17年4月11日放送回)■1995年12月唐沢寿明×山口智子今も毎日手を繋いで寝るなど、ラブラブな唐沢寿明(58)と山口智子(56)。昨年、本誌も山口の誕生日に腕を組みながら高級寿司店でデートする2人の姿を目撃している。そんな2人が結婚したのは、95年12月のこと。1988年の朝ドラでの共演をきっかけに交際をスタートし、7年越しのゴールインとなった2人。ユーモラスであっけらかんとした性格の唐沢だが、入籍2日後に行われた結婚会見でも変わらなかった。取材陣の質問にもNGなく答え続け、ショックを受けてる山口のファンについて問われると「たまに貸し出しますよ」と返答するなど、終始“唐沢節”に溢れた会見だった。いっぽうの山口も「世界で一番幸せです」と素直な気持ちを語っており、絆の揺るぎなさを見せつけていた。■2019年6月蒼井優×山里亮太時代が進むことに徐々に減っていった結婚会見。そんななか、久々の会見で話題を呼んだのが蒼井優(36)と南海キャンディーズ・山里亮太(44)の会見だ。交際を一切報じられることなく、19年6月3日に電撃結婚した2人。超人気者同士の結婚ともあって、その2日後に行われた結婚会見には数え切れないほどの報道陣が集った。「こんなにすてきな人はもう出てこないので」(山里)、「一緒にいて、しんどいくらい笑わせてくれる」(蒼井)と語り合い、山里の相方で蒼井の親友でもある山崎静代(42)も登場するなど、終始和やかなまま進んだ会見。しかし、ある質問で会場に緊張感が走る。女性レポーターが蒼井の過去の交際報道を踏まえて、「蒼井優さんは芸能界一のモテ女優とずっと言われていて。芸能界の男性でもものすごくファンの方が多いと伺っているんですけど。その女優さんを独り占めしちゃったわけですよね?」と質問したのだ。しかし、その質問に対して山里は男気を見せる。怒りを見せることなく、冷静にこう断言したのだ。「みなさんの目の前にいる蒼井さんと違う蒼井さんを僕は見せていただいると思うんで。本当に純粋で、楽しいときには笑って、美味しいもの食べてるときには本当ころころ笑って、泣きたいときはすごい泣くっていう。魔性って単語を使っているけど、僕はそんな人間じゃないっていうのを一緒にいてずっと見ていたんで。みなさんが思う魔性から発生する心配は一切ございません」難しい質問をうまく切り返すことで、好感度を上げた山里。果たして小室さんは会見で、どのような“返し”を見せるのだろうかーー。
2021年09月25日眞子さまとの結婚手続きのため、9月27日にも帰国すると報じられている小室圭さん。帰国日まで残すところわずか3日と迫るなか、小室さんの“近影”に波紋が広がっている。24日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)では、ニューヨークに滞在する小室さんを直撃取材する様子が映し出された。取材時間は、日本時間24日の午前5時ごろ。番組では小室さんが帰国するにあたり、PCR検査を受けるための外出ではないかと報じた。なかでも、話題を呼んだのが小室さんの容姿だ。白いマスクを着用し、ノーネクタイで黒のスーツに身を包んだ小室さん。耳にはBluetoothイヤホンを装着し、街中を颯爽と歩いていた。とりわけ視聴者の目を引いたのが、ヘアスタイル。なんとロングヘアーになっていたのだ。小室さんは長さが肩くらいまであると思われる髪の毛を、後ろでひとつに束ねていた。また小室さんはフジテレビの記者と目を合わせることも質問に答えることもなく、始終、「無視を決め込む」といった態度でもあった。その間、片手をポケットに入れて歩いたり、スマホを触ったりする姿も映し出された。■半年前はすでに前髪がセンター分けに小室さんがフォーダム大学に留学した’18年。新入生オリエンテーションの日には報道陣に笑顔で一礼していた小室さんだが、今回は当時の様な朗らかさは感じられなかった。留学当時は前髪もあり、短髪だった小室さん。髪を伸ばすまでにどのような心境の変化があったのか。本誌は今年1月、小室さんがロングヘアになる“前兆”をキャッチしていた。実は小室さんは、ニューヨーク州弁護士会主催の論文のコンペで2位の成績を収めていたのだ。そして弁護士会のホームページには《趣味:ジャズピアノの演奏》《過去の職務経験:銀行員》といったプロフィール紹介とともに、小室さんの近影写真も掲載されていた。この写真は昨年の夏から秋の間に撮影されたとみられ、すでに前髪をセンター分けにするほど髪が伸びていた。それから今日まで伸ばし続けたということなのかーー。予想だにしなかった小室さんの“イメチェン”ぶりに、SNS上では驚きの声が相次いでいる。《小室圭さん、ポニーテールみたいに髪縛っていて絶句。侍みたいになっとるやん》《記者に質問される小室圭氏の態度が酷くてさらに印象悪くなりました》《小室圭さん、記者会見までに髪の毛切ってくれることを祈るわ》小室さんの帰国まであと3日。果たして、どのような髪型で小室さんは現れるのだろうか。
2021年09月24日眞子さまと小室圭さんの“年内結婚”が、徐々に現実味を帯びてきた。小室さんが来週早々にも滞在中の米国・ニューヨークから帰国する見通しだと、9月21日に日本テレビが報じたのだ。小室さんは帰国後、新型コロナウイルス対策による2週間の隔離期間に。その後、眞子さまと揃って記者会見を開き、結婚について報告される見通しだという。小室さんの隔離期間が終わる頃は、眞子さまの誕生日が目前まで差し迫っていることになる。「つい先日、10月には婚姻届を提出する準備が進められていると報じられたばかりです。眞子さまが渡米するには、パスポートやビザを取得する必要があります。一般人になられてからでないと手続きができないので、入籍を急がれていることでしょう。小室さんの予定と照らし合わせると、会見時にはすでに入籍を済まされているという可能性も出てくるのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)お二人の婚約や結婚に関する儀式は一切行われない方向で、眞子さまは皇室を離れる際に支給される一時金も辞退される意向だとみられている。さらに日本テレビによると、小室さんの帰国後は《天皇陛下や上皇さまへの結婚の挨拶の予定は今のところ入っていない》と宮内庁関係者が明かしたという。記者会見には臨むものの、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻への挨拶はなしーー。事実だとすれば前代未聞のことであり、SNS上では小室さんに厳しい声が相次いでいる。《挨拶なしとか天皇陛下にまで無礼を働くの本当に許すまじなんですが》《皇室に挨拶しないとかさすがに無礼じゃないかな》《まず両陛下に挨拶するのが筋で、日本人なら当然の礼儀である。怒りに震える私。》「小室さんが帰国するのは約3年ぶりです。会見前には秋篠宮さまに、金銭トラブルなどの経緯を説明する必要があります。ただ、“多くの人が納得できる状況”ではないため、秋篠宮さまが喜んで受け入れることはないでしょう。そのため、小室さんが両陛下や上皇ご夫妻への挨拶を希望しているとしても、拒否された可能性もあるかと思われます」(前出・皇室ジャーナリスト)帰国後に待ち受ける“茨の道”を小室さんはどう切り抜けるつもりなのだろうかーー。
2021年09月22日「眞子さまのご結婚は、これからの皇室のあり方に大きな影響を及ぼすと考えられます」そう語るのは、近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。眞子さまの“年内結婚”報道について、宮内庁長官はいまだに口を閉ざしているが、前代未聞の事態に波紋が広がっている。小田部さんは次のように語る。「1つ目の影響は、国民の声を無視して結婚してしまう眞子さまと、それを止められなかった秋篠宮家への不信感の増大です。将来の天皇となられるであろう秋篠宮殿下とその長男の悠仁さまに対する信頼の低下は、令和以後の皇室に対する国民の敬意を損ねる危険があります。2つ目に、愛子さまへの信頼の高まりです。天皇家の長女として模範的な生き方をされている愛子さまに将来の天皇になっていただきたい、そう期待する国民の声は高まるでしょう」眞子さまの結婚をきっかけに、“愛子さまを天皇に”という機運が高まる可能性はあるのか――。だが、宮内庁関係者は首を横に振る。「愛子さまの将来は“宙ぶらりん”のままです。今年12月には20歳を迎えられるというのに、将来設計を定めることもままならない状況に、天皇陛下と雅子さまは深く懊悩されています」女性天皇容認に約8割が賛成という世論調査に反し、すでに愛子さまが天皇になられる道は閉ざされつつあるのだ。《天皇陛下の長女愛子さま(19)が天皇ご一家に残り、秋篠宮家の次女佳子さま(26)が秋篠宮家を継ぐことを念頭に置く》共同通信が「天皇ご一家と4宮家存続の構想政府、女性皇族が継ぐ案を想定」と報じたのは、悠仁さま15歳の誕生日当日となる9月6日だった。■愛子さまが皇室に残るのは“悠仁さまを支える”ため?眞子さまの年内結婚に絡んで、皇族数確保のために天皇ご一家と現存の4宮家を存続させる構想が政府内にあることが判明したという。女性皇族が結婚後も皇室にとどまれるようにするが、皇位継承権は認めない。常陸宮、三笠宮、高円宮も後継者がいなくなるため、旧宮家男子との養子縁組を模索するとの想定だ。その狙いは《皇室の「現体制」を保ち、秋篠宮家の長男悠仁さま(15)の即位後も皇室全体で支えられるようにする》ことだという。前出の小田部さんは、この構想に疑問を呈する。「“支える”といっても、愛子さまをはじめ内親王方や女王方はみな悠仁さまより年長です。年下の天皇を年長の方々が支援するという不自然な形で、次世代まで見据えた案とは思えません。さらに養子縁組などをめぐって常陸宮家や三笠宮家、高円宮家まで巻き込んでしまうと、皇室全体の大きな変革となります。当事者の意思も尊重する必要があり、さまざま意見の介入で皇室のあり方が根底から揺らぐ危険を感じます。ただ、どのような方向に改革するにせよ、愛子さまは政府の決定に対応されるでしょう。それだけに、政府は愛子さまの未来に大きな責任があると考えます」小室さん問題の影響で、皇族方の結婚相手に向けられる国民の視線は厳しくなると予想される。また、愛子さまが結婚後も皇室に残るとなれば、お相手にもそれを受け入れてもらわなければならない。「陛下はさまざま困難を乗り越えて、ご自分の意思で雅子さまと結婚されました。愛子さまのご結婚が、皇室の事情や眞子さま問題の影響で難しくなってしまうことを懸念されているのです。皇統の問題は棚上げされ続け、陛下も雅子さまも愛子さまをどうお育てになるべきか、20年も悩まれてきました。愛子さまが成人されるいまになって、“悠仁さまを支えるため”というあいまいな理由で、結婚して皇室を出る選択肢すら奪われてしまう可能性が浮上しているわけです。皇位継承権あるいは宮家当主など、きちんとした立場も認められないまま、“人生を犠牲にする”という愛子さまの将来は、両陛下にとって納得し難いものだと思います」(前出・宮内庁関係者)■河野太郎氏も“女系天皇容認論”を封印菅義偉首相の退陣表明で、事実上、次の総理を選ぶことになる自民党総裁選に注目が集まっている。有力候補の河野太郎行政改革担当相は過去に女系天皇を容認する趣旨の発言をしていたが……。「一部保守派からの反発は強く、ネット上でも河野氏は“左翼”などとレッテル貼りされています。女系容認の主張は総裁選への足かせになると判断し、完全に封印したようです。愛子さまは“男系女子”ですが、女性天皇を認めれば女系天皇容認につながり男系が途絶えるとの見方から、一部には女性天皇にも強い反発があるのです。自民党政権で女性天皇が実現する可能性は低いですが、男系男子だけで皇統をつなぐのは困難です。愛子さまは悠仁さまのサポートというより、男系男子での継承が難しくなった場合に備えて皇室に残るというほうが的を射ているのかもしれません」(皇室担当記者)眞子さまの“暴走婚”により、皇室に残る女性皇族の負担はさらに増したといっていい。「皇室への信頼を回復するために、国民の意見に耳を傾け、応えていくことが求められるでしょう。ただ、愛子さまに関しては、天皇家の娘でありながら皇位継承権はないという非常に難しい立場になります。“悠仁さまより愛子さまのほうが天皇にふさわしい”という声が高まれば、国民に分断が生じかねないのです。“支える”といっても、悠仁さまより目立つことは避けなければなりません。愛子さまは非常に窮屈な立場に置かれることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)愛子さまの未来がはっきりと見えるのはいつになるのか――。
2021年09月18日9月16日、秋篠宮家の長女・眞子さまとの“年内結婚”を進めている小室圭さんが、“近く帰国する見通し”とNHKが報じた。「小室さんは、7月に受験したニューヨーク州の司法試験の合格が見込まれていて、州内の法律事務所から内定を伝えられているそうです。彼が就職する法律事務所では、日本人弁護士の採用は初めてとなります。小室さんは、すでに就労ビザの手続きも終えており、現地での生活にある程度見通しが立ったことから、一度帰国する運びとなりました」(宮内庁担当記者)眞子さまと小室さんが再会するのは3年ぶり。だが再会を喜んでばかりではいられない。「小室さんの帰国後、新型コロナウイルス対策の待機期間が終わり次第、再会されることになります。その後お2人で記者会見を開いて、結婚を発表することになります。眞子さまは、30歳のお誕生日を迎える10月23日までに結婚することを目指しておられ、宮内庁は準備や調整を進めてきました」(宮内庁関係者)だが小室さんが帰国する今月下旬は、自民党総裁選の報道一色になる。総裁選の投開票は9月29日で、“ポスト菅”となる次期首相を決める一大イベントだけに、世間の注目はそちらに向いていく。その間隙を狙った“ドサクサ帰国”となるわけだ――。全国紙政治部デスクはこう解説する。「小室さんの帰国は、絶妙なタイミングだと思いますよ。現在、岸田文雄前政調会長、河野太郎行革担当相、高市早苗前総務相が立候補を表明し、野田聖子幹事長代行も正式に立候補する見込みです。菅義偉首相が選出された前回の総裁選とちがい、主要派閥が自主投票となる方向なので、早くも乱戦となっています。新聞やワイドショーなど主要メディアが面白おかしく報じるには格好の状況です。総裁選では皇位継承問題も争点のひとつでしたが、岸田氏や河野氏、高市氏が“女系天皇”に相次いで反対と明言したため、新型コロナ対策や党改革と比べて、争点とは言えなくなっている状況もあります。小室さんの帰国をどこかの社がキャッチできたとしても、総裁選についての報道一色になっていれば、そのニュースが霞んでしまいますからね。眞子さまと結婚する時期も10月中とされていますが、そのころには解散総選挙がはじまっています。そうした意味でも、メディアと世間の注目を絶妙にかわすタイミングを狙っているとも言えるのです」「経歴書虚偽」疑惑報道や、母・小室佳代さんの職場での労災トラブル報道など、依然として国民から厳しい目が向けられている圭さん。帰国後に開かれるとされる記者会見で、一連の騒動にどう答えるのか――。
2021年09月16日宮内庁の正式発表を待たずに、眞子さまの“年内結婚計画”の詳細が次々に報じられている。共同通信は9月8日、「眞子さま10月にも婚姻届宮邸離れ、渡米の準備」と報道。なんと眞子さまは、小室圭さんとの婚姻届を10月に提出されると同時に秋篠宮邸を出ていかれ、マンションなどに転居されるというのだ。「眞子さまは渡米のためにパスポートとビザを取得する必要がありますが、小室さんとの結婚を先に済ませて、一般人になられてからでないと手続きができないのです。一日も早くニューヨーク行きを実現させるために、婚姻届の提出を急いでいらっしゃるのでしょう。ただ、驚いたのは秋篠宮邸から引っ越しされる計画のことです」(宮内庁関係者)皇族のための住居である宮邸に、一般人の“小室眞子さん”が滞在されることは、渡米までの1~2カ月であっても許されないのか。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。「眞子内親王殿下の婚姻届が受理されると、“小室眞子”としての戸籍や住民票が新たに作られることになります。たしかに、厳密に言うと宮邸や御用邸などに皇族以外の者が住むことはできません。しかし、ご結婚後に地方にお住まいになっている元皇族が、祭祀などで実家の宮邸に里帰りされ、泊まっていかれることもありますし、昭和天皇の外孫である一般国民が、昭和天皇のご静養中に御用邸に遊びに来て、泊まっていかれることもありました。ご家族であっても、短期の宿泊すら許されないという考えだと、こういったこともダメだとなります。また、“小室眞子さん”が一般のマンションにお住まいになると、その家賃は自己負担になりますが、現状を鑑みれば、警視庁などはかなり厳重な警備体制を敷かざるを得ないでしょう。警備費用でまた公金を使っていると批判されるのは目に見えています。1カ月程度であれば、今のまま秋篠宮邸にいらっしゃればいいのではないでしょうか」■警備費用は2カ月で2千万円超か上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんも、新築の分譲マンションへの引っ越し前に約半年間、夫の慶樹さんと新宿区のマンションに“仮住まい”していた。芸能人も住む強固なセキュリティの物件で、50平方mほどの1LDKで家賃は20万~30万円だったといわれる。約1億4千万円の一時金も辞退し、ニューヨーク生活に金銭面で不安があるなか、余計な出費は避けたいはず。なぜ眞子さまは秋篠宮邸から出ることにこだわるのだろうか。しかも、日本にいらっしゃる間の警備費用は公金で賄われることになる。黒田清子さんが仮住まい中、スーパーへ買い物に出かけた際には宮内庁の女性職員が付き添い、清子さんが到着する30分以上前から20人近い私服警官たちが店内を厳重にチェックしていた。「眞子さまは、一般人となる以上、秋篠宮邸で世話になるわけにはいかない、とお考えなのかもしれません。しかし、警備の負担を考えれば宮邸にいてくださったほうがいいのです。警備は警視庁や県警が担うことになるでしょうが、1日20人が2カ月間投入されるとすれば、費用は2千万円を超えるでしょう。まったくトラブルもなく結婚された清子さんでさえ警備に大人数が割かれたのですから、眞子さまへの注目度を考えれば、さらなる人員が必要になってもおかしくありません」(前出・宮内庁関係者)
2021年09月14日眞子さまと小室圭さんが年内に結婚することが報じられた。小室さんの母・佳代さんの金銭問題が発覚し、混迷していた結婚の行方。この間に、秋篠宮ご夫妻、眞子さま、佳子さま、小室さんからさまざまな言葉が公にされてきた。そんな、お言葉で振り返る4年の攻防――。【’17年9月】婚約内定会見お二人は終始笑顔で視線を合わせながら記者の質問にお答えに。プロポーズは’13年だったという。《私の心は決まっておりましたので、プロポーズはその場でお受けいたしました》(眞子さま)《内親王様をお迎えすることは、非常に責任が重いことと思い、真摯に受け止めております》(小室さん)【’17年12月】小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚!佳代さんと元婚約者の金銭トラブルが報じられると、世論は“結婚反対”に傾いた。【’18年2月】結婚延期を発表結婚の延期が発表された3日後、眞子さまは「現代女流書100人展」へお出かけに。【’18年8月】小室さんはNYへ留学ニューヨーク州の弁護士資格を取得するため、米国のフォーダム大学に3年間の留学へ。《二人で結婚についてより深く具体的に考えるとともに、結婚までの、そして結婚後の準備に充分な時間をかけて、できるところまで深めて行きたい》(眞子さま)【’18年11月】秋篠宮さまが婚約への条件を提示秋篠宮さまと紀子さま、おそろいでの最後のお誕生日会見。秋篠宮さまは厳しいお言葉を述べられた。《多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況を作る、それが「相応の対応」の意味です》(秋篠宮さま)【’19年3月】佳子さまが眞子さまを応援国際基督教大学ご卒業にあたり、佳子さまは文書で眞子さまの結婚に賛成する姿勢を示された。《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》(佳子さま)【’19年11月】父娘の距離は開き…お誕生日会見で、眞子さまに対し結婚延期から2年たつので何か発表すべきとのお考えを。《何らかのことは発表する必要があると私は思っております。(中略)結婚のことについては話をする機会はありません》(秋篠宮さま)【’20年11月】眞子さまがお気持ち発表昨年10月のお誕生日の翌月に、小室さんとの結婚の意思を明確に公表された。《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》(眞子さま)【’20年11月】秋篠宮さま“結婚容認”発言昨年の会見で、秋篠宮さまは眞子さまの結婚について憲法に基づき「認める」とお述べに。《結婚と婚約は違いますから、結婚については本当にしっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと私は思います》(秋篠宮さま)【’21年2月】天皇陛下も言及を…天皇陛下は今年のお誕生日会見で、眞子さまの結婚問題について異例のご発言を。《秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております》(天皇陛下)【’21年4月】小室圭さんが文書を公表小室さんは28ページにわたり金銭問題について説明したが、多くの人に理解されなかった。《私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません》(小室さん)眞子さまも、小室さんが文書を発表した翌日、側近を通じてコメントを公表された。《今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい》(眞子さま)婚約内定から4年。秋篠宮さまの親心届かず、小室さんと異例の“駆け落ち婚”へ。眞子さまは皇室の儀式を経ずに、米国にいる恋人の元へ旅立つ。
2021年09月11日《いつも自然体で、和やかな家庭を築いていきたいと思います》眞子さまが、小室圭さんのとなりでそう誓った婚約内定会見から4年。ようやく年内にも結婚される見通しとなったことが明らかになった。だが、婚約や結婚に関する儀式はいっさい行われない方向で、眞子さまは皇籍離脱に伴って受け取られるはずだった一時金も辞退される意向だという。そして、眞子さまは結婚後、小室さんと一緒にニューヨークで新婚生活をスタートされるとみられている。驚くべきは、すべての儀式が行われない見通しということだ。たしかに秋篠宮さまは’18年11月の時点で、多くの人が結婚に納得し喜んでくれる状況にならなければ《いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません》と明言していた。だが、納采の儀だけでなく、天皇皇后両陛下に挨拶する「朝見の儀」なども行われないことになる。名古屋大学大学院准教授で象徴天皇制を研究する河西秀哉さんは次のように分析する。「これまで国民に歓迎されてきた皇族の結婚が、祝福を受けられなくなったということで、象徴天皇制の根幹を揺るがす出来事になったといえます。儀式をいっさい行わないというのは、秋篠宮さまが家として、そして皇室として結婚を認めていないと示すためだと思います。それによって、皇室全体に批判が及ばないようにしたともいえます。ただ、このような“ケンカ別れ”の結末は、秋篠宮家が見せてきたあたたかで理想的な家庭というイメージが、虚構であったと印象づけることになるでしょう」皇室を離れるに際して両陛下へご挨拶の儀式すらなし……。もはや眞子さまは皇室から“追放”されるかのようだ。だが宮内庁関係者は、眞子さまにとっては“計画通り”の結果だと語る。「眞子さまは早く皇室の外に出たいという思いを、ずっと前から胸に秘めていらっしゃったのです。この結婚によって皇室との関係が絶たれてしまったとしても、後悔はないのではないでしょうか」■8年前の“生まれて初めての経験”が原点に眞子さまが国際基督教大学(ICU)に進学されたのは’10年4月のこと。インターナショナルスクールを卒業した小室さんも同じ年の9月にICUに進学する。2人は当初、顔見知り程度の間柄だったが、’12年6月に開かれた留学についての意見交換会をきっかけに急接近し、交際スタート。交際が始まってすぐに、眞子さまはイギリスのエディンバラ大学へ留学される。本誌は眞子さまがこのときの経験を綴られた留学体験レポートを入手している。眞子さまは“生まれて初めての経験”を赤裸々に告白していたのだ。《他の授業の課題もあるし、我儘なことに勉強だけやるのも嫌だったため、どうしてもその授業に割く比率が割くべき比重より低くなり、生まれて初めて単位を落とすという経験をした》眞子さまは9カ月間、学生寮で生活されており、庶民的なスーパーで食材を購入し、自炊されることもあったそうだ。内親王といえども、留学先では警護がつくことはない。プライベートの外出にも護衛がつきっきりの日本では味わえない解放感があったはずだ。各国から来た留学生と交流され、一緒に旅行する親友もできたといい《肩の力を抜きつつも、色んな人に話しかけるのが大切なのだということが心からわかる経験だったと思う》と記されている。留学から帰国して半年弱の’13年12月、眞子さまは小室さんからプロポーズされた。眞子さまはその場で快諾されたという。「眞子さまは、海外留学中の経験が忘れられなかったのではないでしょうか。息苦しい皇室での暮らしを抜け出して、自由に生きたい――。小室さんなら、その願いを叶えてくれるとお考えになり、プロポーズを受け入れられたのでしょう。8年前のプロポーズの時点から、お二人の“海外脱出計画”は始まっていたのです」(前出・宮内庁関係者)眞子さまは’14年9月から1年、2度目の留学でレスター大学大学院へ。その後、中南米諸国への単独公式訪問など、ご公務でも海外経験を積まれる。一方の小室さんは三菱東京UFJ銀行に入社するも、丸の内支店に配属になり海外勤務の芽がないとみるや、2年もたたずに退職。一橋大学大学院に入学し、都内の法律事務所にパラリーガルとして勤務を始める。「小室さんは、眞子さまの願いを叶えるための最短ルートとして、海外で弁護士資格を取得しようと考えたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)■小室さんが弁護士になって眞子さまに配偶者ビザを…ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは「ニューヨークに長く住みたいのなら、州の弁護士資格取得を目指すのは賢い方法」と語る。「いま、アメリカのビザ取得は非常に厳しくなっています。しかし、ニューヨークに留学して弁護士資格を取得し、就職が叶えば、就労ビザ取得のハードルはかなり下がります。眞子さまにとってベストなのは、小室さんが就労ビザを取得し、眞子さまが配偶者ビザを取得することでしょう。小室さんがニューヨークの法律事務所で働くことになり、雇用主の同意が得られれば、最長6年間の滞在が認められる就労ビザを取得できます」アメリカで各州の弁護士資格だけを取得しても、日本では弁護士として活動できない。そのため、日本の司法試験を受験すらしていない小室さんがニューヨーク州弁護士を目指していることに、疑問の声も多かった。だが、弁護士になること以上に、眞子さまとの海外生活を実現することが目的と考えれば、この疑問も解けるのだ。「眞子さまは1年半以上も前から、儀式を行わなくて構わないとの決意を複数の宮内庁参与に伝えていたといいます。皇室を脱出できることに比べれば、儀式の有無にこだわりはお持ちでなかったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんは天皇の代理として祭祀を執り行う伊勢神宮の祭主に就任している。また、皇籍離脱後も「皇女」として公務を分担する制度が政府内で検討されていると報じられたこともある。海外移住しなければ皇室から離れることは難しいと、眞子さまはお考えになったのかもしれない。眞子さまは留学体験レポートに、《良い事も悲しい事も貴重な経験になると信じる》がご自身のポリシーだと綴られていた。《頑張り過ぎないこと、時には失敗したっていいやと思いながら過ごすことが大切だと思う》まさに小室さんの座右の銘と同じ「レット・イット・ビー(なすがまま)」の生き方だ。眞子さまは皇室と決別し、小室さんと理想の生活を追い求める――。
2021年09月10日小室圭さんと年内に結婚される方向で調整が進んでいると、9月1日に報じられた眞子さま。3年半も延期されていたお二人の結婚が前進することに、ますます国民の関心が高まっているなか、新たな展開が。8日に眞子さまが小室さんと10月に結婚すると報じられたのだ。共同通信によれば、宮内庁は10月にお二人の婚姻届を提出する方向で調整しているとのこと。婚姻届の提出に伴い皇籍離脱することになる眞子さまは、現在お住まいの赤坂御用地にある宮邸を離れ、一時的に都内のマンションなどに滞在されるという。その間に、小室さんが拠点とする米国に移る準備をされる見通しだ。「同い年のお二人は10月に30歳を迎えます。結婚への思いを募らせていた眞子さまは、30歳という大きな節目を迎える今秋に結婚を間に合わせたいとお考えでした」(皇室ジャーナリスト)眞子さまが願っていた“バースデー婚”がついに叶うーー。今年3月26日に行われた皇室の新年行事「歌会始の儀」で、眞子さまは“布石”ともいえる意味深な歌を詠まれていたのだ。《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》宮内庁が発表した文書には《眞子内親王殿下は、幼い頃から烏瓜の美しい色合いがお好きでした。季節が深まるにつれて烏瓜の実が秋の色に染められていくように見える様子をお詠みになりました》との解説が添えられていた。だが眞子さまの歌に「小室さんとの結婚を望む気持ちが表れている」と語るのは、前出の皇室ジャーナリスト。「新型コロナによる影響で、今年は2カ月遅れの開催となりました。お題は『実』でしたが、眞子さまの歌にある烏瓜には『よき便り』という花言葉があります。烏瓜の種子の形が結び文に似ていることが由来だといいます。その烏瓜の実が秋の色に染まる……。つまり、お二人が30歳の誕生日を迎える今秋に、“よい便り”が来るようにと願われた歌だったのではないでしょうか」眞子さまが意味深な歌をお詠みになられたのは、今年が初めてではない。昨年の歌会始では《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》と発表され、2度も「月」が使われていた。「小室さんは’17年9月の婚約内定会見で、『きれいな月を見つけますと嬉しくなり、宮様にお電話をおかけしています』というエピソードを披露していました。これは夏目漱石が『I LOVE YOU』を『月がきれいですね』と和訳したという俗説をなぞったものと考えられます。『月』を2回も使われた眞子さまは、小室さんへの純粋な愛を表現したのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)結婚によって皇族の身分を離れるとなれば、3月に行われた歌会始は眞子さまにとって最後のご参加となる。眞子さまが詠まれた「烏瓜」の歌は、小室さんとの結婚が成就する“布石”だったのかもしれないーー。
2021年09月09日一時金辞退の意向を示されていると報じられている眞子さま。しかし3つの事情があり、一時金なしでの憧れのニューヨーク生活は厳しいものになるという――。小室家の金銭トラブルが発覚してから3年9カ月、眞子さまのご結婚に関する議論には、常に経済的な問題がつきまとってきた。「小室圭さんが“眞子さまの一時金目当て”で結婚を決めたのではないかという疑念を抱いた人もいました。1億4千万円ほどになるという一時金の財源は税金です。小室圭さんや母・佳代さんの人間性に対する反発から、“国民が認めていない結婚を強行するのならそんな大金を支払うべきではない”という声も多数上がっています」(皇室担当記者)眞子さまも、そうした声にはずっと悩んでいらしたのだろう。’19年末からは周囲に、一時金を受け取らない意向を示されるようになったというのだ。「読売新聞を皮切りに、各メディアがこぞって眞子さまの“一時金辞退の意向”についても報じましたが、ご結婚への拒否反応が弱まったとはいえません。インターネット上では『アメリカでの生活費が足りなくなったら秋篠宮家が陰で援助するのではないか』『現地での警備費に日本国民の税金がつぎ込まれるのではないか』といった声も渦巻いています……」(前出・皇室担当記者)年内結婚が決まった理由の1つが、小室さんがニューヨーク州の法律事務所で就職する見通しとなり、眞子さまと現地で生活する基盤が整ったことだという。小室さんの収入によりニューヨークではどのくらいのレベルの生活が可能なのだろうか?ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは次のように語る。「ニューヨーク州弁護士の1年目の年収は、1千800万~2千万円ほどでしょうか。2千万円を得られるのは、それなりの規模の法律事務所に就職した、将来を期待されている新人ということになります。そういった弁護士たちが好むのは、セントラルパーク(※マンハッタンにある都市公園)のそばや、ダウンタウンの金融街で、家賃は40万~50万円ほどが相場。物価が高いニューヨークでも、年収2千万円なら十分生活できるでしょう。ただニューヨークは日本人が多く住んでいます。現地の日本人からの好奇の目を逃れたいのであれば、隣にあるニュージャージー州の戸建てに住むという選択肢もあります。日本人はほとんどいなくなりますが、家賃はマンハッタンの高層マンションに住むのと同じくらい高額になります」■高額な警備費用がネックに…“ふつうに暮らす”ことは一時金なしでも可能なようだ。しかし「眞子さまと小室さんには3点の特殊事情もありますからね」と語るのは皇室ジャーナリスト。「1点目は小室佳代さんも渡米して同居する可能性があることです。佳代さんは現在、長年働いてきた老舗洋菓子店と労災などを巡ってトラブルになっています。今後も日本で生活するつもりであればトラブルを避けるのがふつうです。すでにニューヨーク生活を思い描いているのかもしれません。2点目は、小室さん自身の“借金”です。フォーダム大学の学費の多くは奨学金でまかなわれたそうですが、1年間に約300万円かかるという生活費は、日本での勤務先だった奥野総合法律事務所から貸与されています。今後、1千万円以上を返済していかなくてはならないとみられています。3点目は警備費用。皇族女性が結婚し、皇籍を離脱した場合でも、ある程度の期間は警備がつきます。実際、過去には元皇族女性の誘拐未遂事件が発生したこともあります。黒田清子さんの新婚時代は近所のスーパーに出かけただけでも、所轄署も含めて十数人の警察官が出動していました。しかしアメリカで生活される眞子さまを日本の警察が守ることはできません。警備費用は“自腹”ということになります」 英王室と“縁を切った”ヘンリー王子とメーガン妃がアメリカでテレビ番組に出演し、批判を受けたことも記憶に新しいが、年間3億円にもなる警備費用を捻出するためだったとも報じられている。警視庁で6年間SPを務め、現在は「身辺警護SP学院」で講師を務める伊藤隆太さんはこう語る。「ご結婚からすぐに海外生活を送られるという前例のないケースですから、どういった事態が発生するか想像もできません。また土地勘がない人間が警護を担当することもできないでしょう。アメリカにはシークレットサービスの会社も多いのですが、その質はまちまちです。一流の会社に依頼するとなれば、1人を1カ月間雇うだけでも100万円以上は必要です」1年なら1千200万円。小室さんの年収の半分以上となる。■一時金受け取り拒否の規定はない明治天皇の玄孫で政治評論家の竹田恒泰氏も《そもそも一時金は、主に警備費用の前払いであり、必要性があって出されるもの》とツイートしているが、一時金を辞退してのニューヨーク生活はかなり厳しいものになりそうだ。実は驚くべきことに、眞子さまが希望されている“一時金辞退”は撤回される可能性が高いのだという。「皇室経済法第六条では、一時金について《皇室経済会議の議を経て定める金額とする》と、規定されています。法律では皇籍離脱とともに一時金が支払われることになっており、受け取りを拒否するための規定はありません。眞子さまのご辞退を認めるためには法律を改正しなくてはならず、今回それはありえないのです。また一時金を支払わず、その結果、眞子さまに不測の事態が生じた場合に誰が責任を取るのか、という問題もあります。眞子さまに残されているのは、いったん一時金を受け取られた後、寄付されるという方法ですが、寄付先に“税金が流れた”という批判が集まる可能性もあり、その詳細を公表することも難しいと思います」(宮内庁関係者)小室さんにとっては“あてにできないと思っていた一時金”が支払われるという“棚ボタ”展開となるようだ。
2021年09月07日秋篠宮家の長女・眞子さまと、小室圭さんが年内にも結婚する方向で調整が進んでいる――。9月1日に報じられた、本来なら喜ばしいニュース。しかし、お二人の結婚は、一般の結納に当たる「納采の儀」をはじめ、関連儀式は行わないという異例の形で検討されている。これは、コロナ禍の現状と、秋篠宮さまが求められた「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」になっていないことを踏まえた判断だ。結婚延期の発端となった、小室さんの母・佳代さんと元婚約者男性の金銭問題はいまだ解決していない。そこで本誌は、眞子さまの結婚について緊急アンケートを実施(9月1~3日)。回答をみていこう。■眞子さまと同世代は過半数が「賛成」まずは眞子さまと小室圭さん、お二人の結婚への賛否について聞いた。【眞子さまと小室圭さんの結婚についてどう思いますか?】賛成:10.4%どちらかというと賛成:19.9%どちらかというと反対:27.1%反対:42.7%賛成派が30.3%、反対派が69.7%と、厳しい結果となった。また、賛成派も、「どちらかというと賛成」といいう消極的賛成派が3分の2を占め、もろ手を挙げて賛成という人はごくわずかだった。だが、30代以下のみの結果を見ると、賛成派が39.8%、反対派が60.2%とやや反対ムードが緩んだ結果に。さらに、眞子さまと同世代である20代にいたっては、賛成派が57.1%と逆転した。■“小室文書”には「納得」できない続いて聞いたのは、「納得」の部分について。秋篠宮さまは、昨年のお誕生日会見で、「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」になるための条件として、今までの問題をクリアにするために「相応の対応をする必要がある」と述べられていた。今年4月に、小室圭さんが佳代さんの金銭トラブルについて説明する文書を発表したが、秋篠宮さまの願いは届いたのか。【小室圭さんが28ページにわたる文書での説明をし、解決金を渡す意向を示しましたが、この対応には納得できましたか】納得した:3.5%やや納得した:7.8%あまり納得していない:19.6%納得していない:55.9%文書を読んでいない:13.3%ボリュームある文書で説明を尽くしたものの、納得できたのはわずか11.3%。結婚に賛成はしても、「納得」には至っていないという人もいる。小室圭さんが文書を公表した翌日に、眞子さまは「今回発表された文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とのコメントを発表されたが、説明は不十分だったようだ。■賛成派は眞子さまに同情、反対派は小室さんを批判反対派が根強いものの、約3割は賛成の意見を示したお二人の結婚。では、どんな意見が寄せられているのか。今回、本誌では賛成派と反対派のコメントに対し、それぞれテキストマイニングを行い、出現頻度の高い単語を抽出した。結果とともに、個別のコメントを見ていこう。まずは賛成派から。賛成派は、眞子さまへの同情、共感の声が根強かった。また、周囲から反対されても結婚への意志を貫かれる姿勢にエールを送るコメントもあった。「金銭問題が出てからなかなか会うこともできない2人だったと思うけど、気持ちが離れることはなかったし、夫婦としても必ずやっていけると思います」(20代女性/専業主婦)「眞子さまが自由に恋愛出来ないのが悲しい。けれど税金などが関わってくるからお金の面では全て辞退してほしい」(20代女性/パート)「お互い好き同士で運命だから結婚するしかないと思う」(20代女性/学生)「世間では反対されているが、一時金も辞退するようだし、本人たちが愛し合ってるならそれでいいから」(30代女性/パート)「人生のパートナーは眞子さま本人が決めるべき。世論に負けず幸せになって欲しい」(40代女性/会社員)「眞子さまの愛の強さと確かさに感服」(70代以上女性/定年退職)一方、反対派の頻出単語をまとめると、以下のような結果に。反対派が言及しているのは、眞子さまではなく小室さんなのだ。未解決の金銭問題や、トラブル対応への不信感が、結婚を喜べない大きな枷となっている。「小室圭さんの立ち振るまいに、誠実さを感じないため。もっと周囲の理解を得られるように行動できたのでは?と疑問です。人柄が信用できない」(40代女性/会社員)「小室さん本人の結婚に対する熱意が感じられません。文書以来登場してないみたいだし、本気で眞子さま守って幸せにする!ってところが見たい」(40代女性/自営業・自由業)「小室家側の問題が何一つ解決されておらず、有耶無耶のままなのが反対です。圭さんは関係ないとの意見もございますが、元婚約者の方との会話を録音されており関係ないとは私は思いません」(30代女性/パート)「相手が不誠実で眞子さまが幸せになるとは思えないし、本当の愛ではないと思うからです。この結婚を親が認めるというのは、本当に子供ためになるのか疑問です。私が親なら恨まれても結婚はさせません」(40代女性/会社員)「皇室の方にはお立場とご自覚をお持ちいただき、国民に祝福されるご結婚をしていただきたいと思います」(50代男性/無職)宮内庁は、眞子さまが小室圭さんとともに心境を説明される機会を設けることを検討しているという。4年前の婚約内定会見は、日本中を祝福ムードに包み込んだが、お二人は再び多くの人に喜ばれる状況を作り出せるのだろうか――。
2021年09月04日眞子さまが年内にも小室圭さんと結婚される方向で調整が進んでいると、9月1日に報じられた。読売新聞によるとお二人は年内に婚姻届を提出し、結婚後はニューヨークで新生活を始められるという。結婚が前進した背景には小室さんの就職の見通しが立ったことだけでなく、《世論の風当たりが強い中でも眞子さまが一貫して結婚の意思を貫かれてきたこと》もあると報じられている。結婚延期の原因となった小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが未解決だったことから、眞子さまと小室さんの結婚は世間からの反対意見が絶えなかった。眞子さまはそういった国民感情を配慮されたのか、皇室を離れる際に支給される約1億3,700万円の一時金を辞退される意向だという。また結婚や婚約に伴う全ての儀式も行わない方針だという。昨年11月に公表された文書で眞子さまは、《私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と強い意志を示されていた。「一般の結納にあたる『納采の儀』や天皇皇后両陛下にお別れのあいさつをする『朝見の儀』などの儀式が行われないのは、戦後の皇室で初めてのこと。“異例中の異例”となります。多くの人に反対されても眞子さまが“身一つ”で嫁ごうとするのは、小室さんへの並々ならぬ愛情ゆえなのでしょう」(皇室ジャーナリスト)■眞子さまの“一途な愛”に共感の声も眞子さまと小室さんの出会いは、国際基督教大学(ICU)時代に遡る。大学1年生のころに知り合ったお二人は、’12年に交際をスタート。約10年にわたって愛を育んでこられた。‘17年9月に行われた婚約内定会見では、眞子さまは小室さんについて「結婚につきましては当初より念頭にございました」とも語られていた。「交際して約1年が経ったころ、小室さんから眞子さまにプロポーズをしました。その後も一般人のカップルと同じように、様々な場所でデートを重ねてこられました。貴重な青春時代を共に過ごした小室さんは、眞子さまにとってかけがえのない大切な存在なのです。同い年のお二人は今年10月に30歳を迎えます。長引く結婚の延期に、眞子さまは思いを募らせていました。ようやく小室さんの進路も定まりつつあり、30歳という大きな節目を迎える今秋に結婚を間に合わせたいとお考えだったようです」(前出・皇室ジャーナリスト)いかなる逆風にさらされても、決して途絶えることのなかった小室さんへの一途な愛。そんな情熱的な眞子さまに共感する人もいるようで、SNS上ではエールが広がっている。《眞子さま、お金のことはよく分からんけど、ここまで駆け落ち同然の結婚するほど愛し合ってるのはすごいなと純粋に思う》《眞子さま、これだけ反対されて結婚するのすごい。なかなかできないよ。意志が強いね。幸せになってほしい》《眞子さま〜4年間も貫いた愛マジで凄い。アメリカでのびのびと過ごしてほしい》《私の想像が及ばないたくさんの苦難を乗り越え、遠距離恋愛も乗り越え、現代にこんな一途な恋愛が、まだあるんだって、めっちゃ感動と尊敬してます》《なんか眞子さまのニュース見てると、真実の愛って感じがする。ここまでして、愛せる人に出会えるのも素敵だなぁ》
2021年09月01日9月1日、秋篠宮家・長女の眞子さまが、婚約が内定している小室圭さんと年内に結婚されることが明らかになった。読売新聞によると、小室さんが米国ニューヨーク州の法律事務所へ就職する見通しが立ったことで、経済的基盤が整いつつあると判断されたためだという。小室さんは7月28日、29日に同州の司法試験を終えており、12月中旬までに合否が発表される予定だ。また秋篠宮さまも結婚を認められており、お二人は年内に婚姻届を自治体に提出される予定とのこと。眞子さまは結婚によって皇室を離脱され、小室さんと一緒にニューヨークで新婚生活を始められるという。その一方で婚約や結婚の儀式は行わない方向で調整されており、女性皇族が民間に嫁ぐ際に支給される一時金についても、眞子さまは辞退される意向だと伝えられている。’17年9月3日に婚約内定会見が行われてから、約4年越しでゴールインされる眞子さまと小室さん。お二人の門出にネット上では《おめでとうございます!》や《お幸せに》など祝福の声が上がっている。しかし結婚延期の原因となった小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルについては、未解決のままだというのだ。小室さんは4月8日に金銭トラブルについての説明文書を発表した。また小室さんは文書発表後に代理人弁護士を通じて、佳代さんの元婚約者に解決金を支払う意向があると表明していた。しかし佳代さんの元婚約者の代理人は9月1日、『めざまし8』(フジテレビ系)の取材に「解決金の提案のあと、説明をいまだ受けていない」と語ったという。金銭トラブルを解決しないまま結婚が進められることに、ネット上では否定的な声も上がっている。《なぜ解決しないの?》《納得できる理由・説明がない限り、おめでとうと私は思わない》昨年11月に公表された文書で、《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と記していた眞子さま。果たして「多くの人が納得している」とは言えない状況のまま、日本を離れてしまうのだろうか――。
2021年09月01日秋篠宮家の長女・眞子さまが、小室圭さんと年内にも結婚される方向で調整が進んでいることがわかった。読売新聞は9月1日の朝刊で《関係者によると、秋篠宮さまは結婚を認められており、お二人は年内に婚姻届を自治体に提出される》と報じている。「秋篠宮ご夫妻が結婚を容認されているといっても、決して賛同されたわけではありません。事実上の”駆け落ち婚”といっても過言ではないでしょう」(皇室担当記者)眞子さまは昨年11月に文書で、結婚は《自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択》とのお気持ちを示されていた。秋篠宮さまはそれを受けて、昨年11月の会見で《結婚を認める》と発言。一方、小室さんの母の金銭トラブルが未解決であることなどから、《決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない》と苦言を呈されていた。眞子さまと小室さんの結婚については、SNS上でも疑問を呈する意見が目立ち、国民の反発の声は根強いまま。そういった状況を考慮してか、眞子さまは約1億4千万とされる一時金の受け取りを辞退する考えだという。また、結婚に関する儀式はすべて行われない見通しだという。’18年11月の時点で秋篠宮さまは、多くの人が結婚に納得し喜んでくれる状況にならなければ《いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません》と明言していた。だが、納采の儀だけでなく、天皇皇后両陛下にあいさつする「朝見の儀」なども行われないことになる。「一時金も儀式もいっさいなしというのはもちろん前例がなく、異例の対応です。秋篠宮さまとしては、この結婚は皇室が認めたものではないと示そうとされているのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)眞子さまは’10年4月、インターナショナルスクール出身の小室さんは’10年9月に国際基督教大学に入学。大学1年のころに知り合い、’12年に交際をスタートさせた。約10年にわたって2人は愛を育んできたことになる。ニューヨークで小室さんとの新婚生活を始められる眞子さまだが、“元皇族”としてどんな人生を送られることになるのだろうか――。
2021年09月01日3年半もの間、“延期”されている眞子さまと小室圭さんのご結婚――。この問題について、来月11日に公表される、秋篠宮家の紀子さまが55歳のお誕生日に際して公表される文書が注目を集めている。文書では眞子さまのご結婚についても触れられる見込みで、小室圭さんがニューヨークで就職する予定との報道があるなか、大きな進展がある可能性も考えられる。先だって、8月27日、紀子さまより一足早く55歳の誕生日を迎えたのが、小室圭さんの母・小室佳代さんだ。眞子さまのご結婚に大きく関わっている佳代さんの周りには、いまだ説明がなされていない謎が多く残る。その謎を整理してみよう。【謎1】そもそもお金は持っていた?佳代さんの元婚約者が400万円の返済を求めたことに始まった今回の騒動。そもそも、佳代さんはお金に困っていたのだろうか。圭さんの幼稚園の送り迎えには、真っ赤なアウディを使っていたという佳代さん。さらに、圭さんを幼いころからヴァイオリン教室に通わせ、自宅からかなり離れた音大付属小学校や、中高6年間の学費が1,000万円越えと言われるインターナショナルスクールにも通学させていた。「佳代さんは有名な洋菓子店に正社員として勤務していましたし、市役所勤務だった夫・敏勝さんの遺族年金を受給していました。また佳代さんは父親と同居しているので、家計収入は少なくはなかったのかもしれません。現在も解決金として400万円を支払う意向があることを代理人が語っています。お金がなくて金銭トラブルになっているというわけではないのかもしれません」(皇室担当記者、以下同)【謎2】400万円は何に使われたのか?当初、元婚約者が佳代さんに貸したと主張する400万円は、国際基督教大学(ICU)に通っていた圭さんの学費にも使われていたと報じられてきた。しかし、圭さんの代理人は「(ICUの)入学金は圭さん自身が、期限までに納入しています。その主な原資は、彼が高校生のころにアルバイトをして貯めたお金でした」と昨年11月に本誌に語ったのだ。さらに、入学後の学費についても「圭さんは、ICU在学中は奨学金を利用していました。入学金と1学期目の授業料などは圭さん自身の貯金から支払い、それ以降の学費は全額、奨学金で賄っています」と説明している。「これは元婚約者側の当初の主張を覆すものでした。学費に使われていたのであれば圭さんも金銭トラブルに無関係ではないと思われていたことが、騒動をより大きくしたからです。しかし、これにより400万円の使途はなんだったのかという新しい疑問が生まれたのですが、金銭の行方についてはまだ説明がなされていません」【謎3】佳代さん一人にも警備がついたのはなぜ?NHKが「眞子さま 同級生とご婚約へ」と報じたのは17年5月16日だった。その翌日には圭さんと佳代さんが警護にあたる警察官と出勤する姿が報じられた。「圭さんに警護がつくのは、黒田慶樹さんが清子さんとのご婚約について報じられたときと同じでしたが、母親の佳代さんが単独で移動する時にも当初から警察官による警護がついていました。黒田さんのときとは違う対応です。まだ金銭トラブルが発覚する前だったので、なぜそこまでするのか異様な感じでした」月額500万円とも600万円とも報じられた小室家の警備。圭さんの留学後は警備が行われていないが、小室家のマンションの前には圭さんの帰国を待つように2年間ポリスボックスが設置されたままだ。【謎4】なぜ元婚約者との面会を拒否し続けるのか?秋篠宮さまが「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」とまで言及されたご結婚問題。鍵を握る、金銭トラブル解決に向けた交渉は、400万円の返済を求めた元婚約者側に解決金として同額を支払うことで両者が合意するとみられていた。だがいまだに解決しないのは、元婚約者側が求める佳代さん本人との面会が実現していないからだという。「今年4月に出された“小室文書”では《(元婚約者から)ここまでの攻撃をされるというのは、ご真意とされているもの以上のお考えがあるように思えてなりませんでした》と書かれています。ここで“ご真意”と触れられているのは、元婚約者が当初から語っている、“どんな形でも400万円が戻ればいい、結婚を邪魔するつもりはない”という主張のことでしょう。つまり、佳代さんは今も元婚約者側に別の意図があると思っている可能性が高いということになります」4月の段階では「長期入院中」を理由に面会を先延ばしにしていた佳代さん。今後は方針転換があるのだろうか。【謎5】小室家の親子関係は良好なのか?「もし圭くんが眞子さまと結婚しても、佳代さんと別居することは考えられないよ。社会人になった後でも、地元商店街で親子2人が並んで歩く姿を何度も見かけた」。小室親子を知る男性がこう語るほど、佳代さんと圭さんは“母子密着”状態にあると周囲は見ていた。ところが、今年6月に発売された『週刊文春WOMAN2021夏号』に掲載された佳代さんのインタビューでは、「息子は全部自分で決めてやるタイプなんです。(中略)米国留学してからは、それほど連絡はとっていません」と自身で“母子密着説”を否定している。「圭さんは4月の“小室文書”を公表する日を佳代さんに伝えていなかったそうで、金銭トラブル解決に向けて親子の足並みがピタリとそろっているわけではないこともわかってきました。それがこの問題が3年半経っても解決しない理由のひとつなのかもしれません」「多くの人が納得し喜んでくれている状況」になるのはいつの日のことなのだろうか。
2021年08月27日「小室さんはもう、日本で生活を送るつもりはなく、眞子さまをニューヨークへ呼び寄せようとしているのです。それが秋篠宮さまの願いを踏みにじる行為だとわかっているのでしょうか……」そう語るのは皇室担当記者。7月30日、小室さんがニューヨークの法律事務所に就職する見通しが立ったとNHKが報道。しかも、小室さんは今後の生活の基盤を引き続きニューヨークに置きたいと考えているという。一方、秋篠宮さまは’13年11月の誕生日会見で、眞子さまや佳子さまの結婚について質問を受け《娘ですので、近くにいてくれたら》《物理的にそれほど離れてない所にいたらいいな、という気持ちはあります》とおっしゃっていた。「ただでさえ小室さんとの結婚に反対なのに、ニューヨーク移住となれば、眞子さまと顔を合わせる機会もほとんどなくなってしまいますし、悠仁さまのサポート役も任せられなくなります。秋篠宮さまは昨年11月の会見で『結婚を認める』と発言されたように、一度は眞子さまに大きく歩み寄られました。それは、眞子さまと小室さんが真剣に国民の声に向き合うことを期待されたからでした。しかし小室さんはただただ長い説明文書を発表しただけ。期待を完全に裏切られ、秋篠宮さまは再び強硬な反対派になってしまわれました」(前出・皇室担当記者)’17年9月の婚約内定から、まもなく4年がたとうとしている。「秋篠宮ご夫妻の反対を覆すのはもはや不可能でしょう。しかし眞子さまは、これ以上は待てないという思いが強く、“最終手段”を準備されているといいます。それは、結婚をしないままに眞子さまが渡米し、ニューヨークで小室さんとの“事実婚”を始めてしまうという方法です」そう語るのは宮内庁関係者。いったいどういうことなのか?「眞子さまがニューヨークの大学への留学や、博物館での研修といった名目で渡米を申し出れば、止めるのは難しいのです。眞子さまが皇籍を離脱して民間人となってから小室さんとの婚姻届を提出するという“駆け落ち婚”という可能性も取り沙汰されていますが、それよりはるかに簡単に、小室さんとの生活を始めることが可能です」■結婚の許可を待たずに小室さんのもとへ…そんな“フライング渡米”は本当に可能なのか。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは次のように解説する。「眞子内親王殿下が皇族のお立場のまま、ニューヨークに留学や研修のために行かれるのは私的なことで、法的には問題ありません。以前は皇族の外国ご旅行は、私的でも閣議で報告することになっていましたが、’15年11月に絢子女王殿下(当時)が大学院の海外研修の一環でスウェーデンに旅行されたときには、閣議報告が省略されました。以後、私的な外国ご旅行についてはケースバイケースで対応することになっています。小室さんとの結婚問題がなければ、眞子内親王殿下がたとえば研修のためにニューヨークの博物館に行かれても違和感はありません」眞子さまはすでに2度、イギリスのエディンバラ大学とレスター大学大学院に留学されている。日本から宮内庁職員や皇宮警察官が派遣されることはなく、留学中は一般の学生と同じくらい自由な生活ができる。2度目の留学時には、小室さんが眞子さまに会うためにイギリスを訪れたこともあったという。つまり、眞子さまはニューヨーク行きさえ実現させれば、現地で小室さんとの生活を始めることも可能なのだ。前出の山下さんは「皇族のパスポートは宮内庁を通じて外務省に依頼しますので、ご本人が直接、外務省に依頼しても発行されないでしょう。秋篠宮殿下と宮内庁が了承するかどうかですね」と語る。だが、眞子さまがあくまで「学業のため」と主張されたならば、秋篠宮さまといえども拒否するのは難しい――。この方法では眞子さまが約1億4千万円の一時金を受け取れないというデメリットがあるものの、小室さんは“現役皇族の事実上の夫”という肩書が得られるというメリットもある。昨年11月に公表された文書で眞子さまは《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と記されていた。揺るぎない意思で小室さんとの未来を描く眞子さまが、そのためにどんな選択をされても不思議ではない――。
2021年08月26日小室圭さん、ニューヨークで就職へ――。衝撃的なニュースが舞い込んだのは、7月30日のことだった。小室さんは7月27日と28日に、ニューヨーク州の司法試験を受験。NHKの報道によれば、小室さんはニューヨーク州の法律事務所に就職の見通しが立ったという。さらに、小室さんは今後の生活の基盤をアメリカに置きたいと考えているというのだ。「小室さんは、眞子さまを呼び寄せてニューヨークで新婚生活を送るつもりなのでしょう。日本では2人の結婚に反発する声が根強く、ニューヨークのほうがのびのびと暮らせるのは間違いありません。ただ、眞子さまが海外に行かれるとなれば、今後、皇室との関わりも希薄になります。悠仁さまのサポート役を期待されていた秋篠宮ご夫妻は難色を示されているようです。また、新天地での生活をスタートするためには、金銭トラブルを解決することが必要です。さもなくば後々までことあるごとにトラブルが取り沙汰されることになりかねません」(皇室担当記者)金銭トラブルの当事者である、母・佳代さんはいま、何を思っているのだろうか。本誌は小室さんが司法試験を終えた直後の7月29日、佳代さんのもとを訪ねた。1台の迎車タクシーが自宅マンション前にとまると、マンションから出てきた佳代さんは、左手で松葉杖をついていた。同居している実父(小室さんの祖父)と一緒にタクシーで駅に向かい、電車に乗り込んだ。実は佳代さんは、4月に足の手術を受けていたのだ。『週刊文春WOMAN』の取材に、次のように語っている。《四月の上旬に手術を受けて入院していまして。詳しくは言えないんですが、つい先週抜糸をしたばかりで、まだちょっと体調が良くないんです……。本当は二週間の予定でしたが傷のアガリが悪く、一ヵ月近く入院することになって》ただ、手術からすでに4カ月近くが経過している。『女性セブン』が5月上旬に撮影した写真では、佳代さんはすでに松葉杖は使用していなかった。足の痛みが再発してしまったのだろうか。完治してからしばらくのあいだも、負担をかけないように松葉杖を勧める医師もいる。■記者の問いかけには「ご自愛くださいね」だが、前出の皇室担当記者は別の理由があるのではないかと指摘する。「元婚約者・X氏は金銭トラブル解決に向けて、佳代さんとの対面を要求しています。一方で、佳代さんは難色を示しています。4月には『長期入院中』を理由に対面を先延ばしにしたにもかかわらず、退院後もいまだにX氏と会うという話は出てきていないといいます。松葉杖をついていたのも、体調不良を理由に今後もX氏との対面を拒絶し続けるためではないかと考えてしまいます」X氏の知人も、困惑した様子で話す。「Xさんの代理人は、5月下旬に小室さんの代理人弁護士の事務所に行ったそうです。Xさんの要望はとにかく佳代さんに会って話すことだと、念を押すようにしっかり伝えたのですが、Xさんのもとにはそれ以来、小室さん側から何の連絡もないそうです。佳代さんから直接説明をしてもらわない限り、この問題は解決しないでしょう。Xさんが解決金を受け取るかどうかも、佳代さんの意向が見えない現時点では、まったくわかりません」本誌は佳代さんに話を聞くため、自宅マンション前で待つと、タクシーで2人は帰宅。佳代さんは高級スーパー・成城石井のエコバッグに、レタスなどの野菜を詰め込んでいる。司法試験の終了を祝うために食料の買い出しをしてきたのか、佳代さんの実父も大きなビニール袋を提げていた。記者が「圭さんから司法試験について報告は?」「圭さんの帰国の予定は?」などと質問を投げかけても、「こんな暑い日に取材とは、本当にご苦労さまです」と答えるばかり。「毎日暑いので、どうぞご自愛くださいね」と言い残し、マンションへと入っていった。どこか上機嫌な様子だったのは、佳代さんもアメリカ生活を楽しみにしているからなのか――。
2021年08月04日7月27日、28日の2日間にわたって、予定通り米国ニューヨーク州の司法試験を受験した小室圭さん。NHKによると小室さんはオンラインを活用して受験し、合否の結果は12月中旬までに発表される予定だという。試験を終えたばかりの小室さんだが、すでに今後の進路についても報じられた。小室さんは現地の法律事務所へ就職する見通しが立ったといい、引き続きニューヨークに滞在するというのだ。18年8月、婚約者の眞子さまを日本に残して留学した小室さん。今年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業したものの、対面で開催された卒業式は欠席。卒業式には日本のメディア関係者がキャンパスの前に集まったが、小室さんが姿を現すことはなかった。また小室さんの代理人・上芝直史弁護士は5月中旬、本誌に「現時点で圭さんが帰国する予定はありません。記者会見の予定もありません」と語っていた。「小室さんは4月に金銭トラブルについての説明文書を発表しましたが、小室さんを支持する声はほとんど聞こえてきませんでした。文書発表後には母・佳代さんの元婚約者に解決金を支払う意向があると表明しましたが、交渉の場に小室さんが参加することはないでしょう。帰国や記者会見の予定もないとすれば、もはや小室さんには多くの人の理解を得ようという気がないのかもしれません」(皇室担当記者)このまま小室さんがニューヨークを拠点に生活するとなれば、眞子さまが渡米する可能性が高くなりそうだ。「眞子さまには、独身のまま皇籍離脱されるという選択肢もあります。いったん皇族でなくなってなくなってしまえば、ニューヨークへ行くことも婚姻届の提出も自由です。また眞子さまも2度の留学経験があり、語学力は問題ありません。小室さんとお二人で日本を離れ、新婚生活を始めることを考えていらっしゃるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)小室さんが発表した文書には、《私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません》と強い意思が綴られていた。果たして、このまま“駆け落ち婚”となってしまうのだろうかーー。
2021年08月01日小室圭さんは7月27日と28日、ニューヨーク州の司法試験を受験するとみられている。一方、眞子さまは博物館の研究員としての勤務を続けられている。実は、ご勤務先の博物館・インターメディアテクのWEBサイト上には研究者によるリレーコラムが掲載された“ブログ”が存在し、眞子さまも執筆陣に加わっているのだが――。7月15日、眞子さまは10カ月ぶりにコラムを投稿されたのだ。今回の題名は「三足蟾蜍」。蟾蜍(せんじょ)とは、ヒキガエルのこと。眞子さまは、江戸時代後期の医師、本草学者である栗本丹州(くりもとたんしゅう)が著した『千蟲譜』という書物から、三本足のヒキガエルの標本が描かれたページを掲載したうえで解説をなさっている。《このページに描かれている「三足蟾蜍」は、三本足のヒキガエルの標本である。この三本足の蛙は、宝暦(1751-1764)のときに下野州都賀郡田所村(現在の栃木県)で採集され、薬水で満たした硝子壜におさめられ保存された》《液浸標本は今となっては良く知られた保存形態であるものの、江戸時代当時は西洋から伝わった最先端の知識であった》イギリス留学で博物館学の修士号を取得されている眞子さまは、これまでも同コラムで「毒キノコの模型」「ウシの解剖模型」「ゴカイの模型」などについてマニアックな内容を綴られていた。一方で、コラムの内容が”匂わせ”ではないかと話題を呼んだことも。前回、’20年9月に投稿された「休館日の小旅行」というコラムには、《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》とのフレーズが綴られていた。「この2カ月後、眞子さまが小室さんとの結婚が『必要な選択』だと表明する“お気持ち文書”が公表され、続いて秋篠宮さまが会見で『結婚を認める』と発言されました。逆算すると、コラムが投稿された時期に、秋篠宮ご夫妻と眞子さまとの間で結婚についての協議が決着し、まさに『時計の針が再び動き出した』状況だったのでしょう」(皇室担当記者)では、今回のコラムにはどんなメッセージが隠されているのか。カエルといえば、日本では「福がカエル」「無事にカエル」などの語呂合わせから、縁起のよい生き物とされている。小室さんがニューヨークから無事に帰ってこられるように、との願いを込められたのだろうか。だが、皇室担当記者は別のメッセージが込められているのではないかと語る。「実は、“三本足のカエル”は金運を呼ぶシンボルにもなっています。中国の言い伝えで、幸運を招く力と財を四方八方から集めて財運をよくする力があるといわれており、金色の『三足蟾蜍』が商売繁盛の置物として販売されているほどです。小室さんは、金銭トラブルの“解決金”という負担だけでなく、アメリカ留学中の生活費も日本の弁護士事務所からの貸与といわれています。金銭トラブルが円満に解決し、新婚生活の金銭的な不安がなくなるように、との願いをこのコラムに込められたのかもしれません」前回のコラム投稿と同じく、今回も結婚問題が大きく動き出す前触れなのか――。
2021年07月20日「ご婚約おめでとうございます!」「お幸せに」「小室さんによろしくお伝えください」眞子さまは祝福の声に、恥ずかしそうに口に手をあてながらも、笑顔で応えられて――。これは、’17年9月に眞子さまが岐阜県を訪問された際の一場面。小室圭さんとの婚約内定会見を終えてから初めてのご公務が「国際陶磁器フェスティバル美濃」へのご出席だったのだ。今年、4年ぶりに開催される同フェスの名誉総裁は、再び眞子さまに依頼されることになった。本来であれば、’18年には小室さんと結婚して皇室を離れ、ご公務に携わることもなくなっていたはずの眞子さま――。小室家の金銭トラブル発覚を境に、秋篠宮ご夫妻、そして国民の多くが結婚に反対することになり、いまだに眞子さまの願いはかなっていない。「眞子さまと小室さんは今年10月、ともに30歳の誕生日を迎えることになります。それまでに結婚されるとなれば準備期間もありませんが、眞子さまは結婚に関する儀式を執り行わずに前代未聞の“駆け落ち婚”もいとわない姿勢です」(皇室担当記者)眞子さまはそのお気持ちを《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、昨年11月に公表した文書に綴られていた。周囲からどんなに反対されても、自らが選んだ相手との結婚を――。実は、62年も前に眞子さまと同様の選択をした“元女王”がいた。その名前は久邇通子さん(87)。香淳皇后の兄にあたる久邇宮朝融王の第三王女で、かつては久邇宮通子女王殿下と呼ばれていた。久邇宮家は戦前に11あった宮家の一つで、東京・渋谷の邸宅は2万坪超の敷地を誇った。しかも、彼女は“もうひとりのミチコさま”と呼ばれていたこともある。上皇陛下とは、いとこ同士で学習院幼稚園の同級生。そんな縁もあって、お妃候補として名前が挙がったことがあったのだ。だが、通子さんが選んだ相手・Nさんはまったくの“平民”だった。本誌「シリーズ人間」(’79年11月1日号)に登場した当時46歳の通子さん。お相手とのなれそめについて次のように語っている。《わたくし、学習院短大を卒業したあと、大学の英文科の聴講生になって、週に2回、大学へかよったんです。その教室で知りあった彼と、交際がはじまって……》■駆け落ち婚を妹だけが応援学習院大学に通っていたNさんではあったが、父親は平凡なサラリーマン。元皇族との境遇の差は大きかった。通子さんは、父や叔父、叔母にも取り合ってもらえず、結婚の許しが出ないまま月日が過ぎた。家族の中で唯一の味方はすぐ下の妹たった一人だったという。大学で出会った一般人男性と恋に落ちるも、家族からは結婚に反対され、味方は妹だけ――。佳子さまの応援だけが頼りといういまの眞子さまの境遇とぴったり重なってくるのだ。近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。「通子さんは戦後、皇籍を離脱したとはいえ香淳皇后の兄の娘という天皇家に非常に近い存在でした。一方で、そうした特権的な世界に育ったことに戸惑いや窮屈感を覚えていたようです。当時は、結婚は親や周囲の大人たちのすすめで決めることであり、双方の家の経済的地位や格式などのバランスが強く求められていました。そうした中で通子さんは、個人の自我や自立を求めて行動した稀有な女性といえます」猛反対を受けていた通子さんだが、転機となったのは父の危篤だった。病室に駆けつけると、婚姻届を渡された。やっと結婚の許しが出たのだ。Nさんと出会ってから約6年の月日がたっていた。新居は東京・飯田橋の2部屋しかないアパート。ほとんど身一つ、家族からの援助も受けずに2人の新婚生活は始まった。父が通子さんと親交があったという旧華族の女性はこう述懐する。「私の父が通子さんのことを話していたことを覚えています。結婚するときに通子さんは『家名を汚した、二度とこちらに戻ってくるな』『連絡もしない、手紙も書いてこないように』と言われたのだそうです。お金の無心をするなという意味だったのでしょう」通子さんは結婚前から始めたタイピストの仕事をしながら、なれない炊事や洗濯をする生活を楽しんでいたという。だが、結婚生活は長くは続かなかった。たった4年ほどで2人は別れることになってしまったのだ。通子さん自身は本誌に《憎みあって別れたのではないんです》と、多くを語ってはいない。一方、当時本誌はお相手だったNさんにも話を聞いている。《わたしはね、久邇家の親族すべてに反対されながら、それを押し切って嫁入りした彼女を、どうしても幸福にしなければ、と思ったんです》Nさんは懸命に働き、1カ月で174時間の残業をしたこともあったという。2万坪の宮邸には及ばなくてもそれなりの邸宅を建ててあげたい――。Nさんはそんな“野心”を抱いて仕事に打ち込み、超猛烈社員になってしまったそうだ。■結婚生活は4年で終わりを迎えて…だが、通子さんは物質的な豊かさを求めていなかった。《別れましょう。あなたは社会人としては優秀ですけど、夫としては失格です》と告げ、通子さんは家を出た。あれほど周囲の反対にも負けず、結婚の意志を貫き通したにもかかわらず……。2人の結婚生活、そして10年ほどにわたる純愛は終わりを迎えてしまったのだ。「小室さんを運命の相手だと疑わない眞子さまですが、一緒に結婚生活を始めてから、意外な価値観の相違に気づくことになるかもしれません。弁護士になるという夢を追い続ける小室さんが、どのくらい家庭を大切にしてくれるのかも、気になるところです」(前出・皇室担当記者)実は、通子さんの物語には続きがある。32歳のとき、通子さんは職場で出会った6歳年下の男性・Sさんと再婚するのだ。Sさんの実家は牛乳宅配店で庶民的な家庭だった。2人は東京郊外の団地で50年以上も一緒に暮らしている。本誌が訪ねると、通子さんは体調が優れないということだったが、夫のSさんが応対してくれた。夫婦仲は変わらないようだ。皇室に生まれ育ち、自らの意思で結婚相手を選び、家族に猛反対されても意志を貫き通す――。共通点の多い通子さんと眞子さま。ただ、前出の小田部さんは、大きな違いもあると指摘する。「眞子さまは結婚にあたり、約1億4千万円の一時金を受け取ることが法的に確約されています。一方、通子さんの場合は、いっさいの経済的援助はなく、タイピングなど自活の道を模索していました。通子さんは結婚をゴールとせず、人生を自らの力で切り開いていくことに意義を見いだしていたのでしょう。だからこそ、1度目の結婚がうまくいかなくても幸せをつかみ取れたのではないでしょうか。眞子さまは、小室さんとの結婚生活に挫折したらすべてが終わりとなってしまうのではないかと危惧されます」結婚後は小室さんと一緒にニューヨーク移住か、ともいわれる眞子さまだが、通子さんのように“しみじみ味わう幸せ”を見つけることはできるのか――。
2021年07月13日いまだ見通しが立っていない、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚。延期の原因となっている小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルは、元婚約者が小室さん側からの解決金交渉に応じる意思を示したものの、佳代さんからの返事がないまま膠着状態となっている。本誌でも、その真意を探るべく取材を重ねてきたが、佳代さんの口から金銭トラブルについて語られることはなかった。しかし一方で、ヘアスタイルやメークは度々変わり、“イメチェン”が繰り返されているのだ。美容のプロは、佳代さんのスタイルをどう見るのか。25年以上にわたって多くのモデル・女優のヘアメークを手掛けてきた福川雅顕さんは、こう語る。「まず全体的に言えるのは、皇族の方と結婚する息子の幸せを願うヘアメークではない、ということですね。報道が出た際に、世間の注目を集めることを事前に察知して、皇室の優しい雰囲気に合わせていればここまで叩かれていなかったと思うんです。ヘアやメークって第一印象を与える一番の材料なので」■“モテ期”を引きずった眉毛場面に合ってない、と指摘するのが「角度のついた眉毛」だ。「この眉毛は、きつく見えてしまいますよね。バブル期など、相当イケイケだったんじゃないかなと思います。若い頃の、モテてきた時代から変わってないという印象です。特に古いなと思ったのが、頭にメガネをかけて髪をまとめたスタイル。髪をまとめるにしても、カチューシャやヘアバンドにすれば雰囲気は変わったはずです」さらに、本誌が今年3月に目撃した際には、アップにしていた前髪を大胆に切り、ぱっつんスタイルに変えていた。「確かに髪をアップにするよりも前髪を作ったほうが優しく見えますが、このぱっつん前髪は逆効果。眉毛の角度が余計に目立ってしまいます。もっと流れるようなラインの前髪にすればよかったのですが……」■40超えたら、髪のケアが命!また、注意するべき、と語るのが髪への手入れだ。「どの写真を見ても、髪の毛がパサパサしているのが気になります。髪の毛が艷やかだったり、清潔感があるだけで、すっぴんでもきれいに見えるんですよね。年齢を重ねると、どうしても毛先に栄養がいかないので、きちんと手入れをすることが必要です。特に佳代さんの場合は、毛量が多いので、広がったままだと勇ましく見えてしまうんです。毛先が乾燥しているなら、結んだり、毛先を入れ込みシニヨンにしたりするなど工夫すべきでしょう。オイルをたっぷり塗って軽く結ぶだけでも変わりますよ」40代からは、「着飾るよりも土台が大事」と語る福川さん。「とにかく、だらしなく見えないように肌と髪の手入れをすることが重要です。佳代さんは、仕事帰りなのにノーファンデで眉毛を書いてないときがあるのも驚きました。小綺麗に見せるためにも最低限やるべきポイントです。場面に合わせた、凛とした姿で金銭トラブルの説明にも臨んでもらいたいですね」
2021年07月01日6月16日、眞子さまは香淳皇后の命日に東京都八王子市で行われた山陵例祭の儀に皇室を代表して臨まれた。眞子さまの皇居以外への公的な外出は、1月7日の昭和天皇の命日に武蔵陵墓地へお出かけ以来、約5カ月ぶりのこと。香淳皇后の眠る武蔵野東陵への拝礼を終えられた眞子さま。今回の昭和天皇のお妃・香淳皇后の陵墓へのご参拝で、今年は曽祖父母の両墓前にお参りされたことになるが、早ければ晩秋とも言われている小室圭さんとのご結婚についての奉告などもされたのだろうか。車でお帰りになるときのまなざしには、何かしらの決意が秘められているようだった。この日は皇居・宮中三殿でも香淳皇后例祭の儀が行われ、天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方が参列された。
2021年06月25日秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚延期の原因となっている、小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブル。’17年12月のトラブル発覚以降、佳代さんはメディアに対して沈黙を貫いてきた。しかし6月22日発売の『週刊文春WOMAN』は、小室佳代さんが現在の心情を告白したコメントを掲載したのだ。佳代さんは文春WOMANの記者に対して、現在の暮らしぶりや報道後の心境、元婚約者や眞子さまへの思いを吐露している。佳代さんは圭さんとの母子関係についても言及している。佳代さんは夫・敏勝さんと’02年に死別。このとき圭さんが10歳だった。婚約内定当初から親子揃って駅へと向かう姿も目撃されており、佳代さんと圭さんは極めて母子密着の関係にあると見られてきた。だが、佳代さんはこうした見方を「『マザコン』『教育ママ』だなんて書かれたりしましたよね。五十年以上生きてきて初めて言われました」と否定。さらに「息子は全部自分で決めてやるタイプなんです。中学でインターナショナルスクールに進学することも自分で決めました」と語っているのだ。圭さんは品川区にあるインターナショナルスクールの中等部と高等部に計6年間通っている。授業料などの学費は中等部が年間235万円、高等部は250万円。6年間の学費は総額で1,400万円を超える。圭さんは小学生だったとはいえ、インターナショナルスクールの学費が高額であることは知っていたはず。父を亡くした直後の家計が苦しい状況で、はたしてインター進学を自ら希望するものなのだろうか。また、シングルマザーでありながら高額な学費を捻出した佳代さんは、十分「教育ママ」といっていいように思われる。圭さんも周囲に「母を守る」と話していたなど、母思いの一面は当初から報じられている。佳代さんの元婚約者も、2人の母子関係について次のように証言していた(『週刊現代』2018年3月3日号)。「彼女(佳代さん)がこの世で一番大切なのが圭君であるのは、動かしがたい事実です。圭君も、佳代さんを『お母様』と呼んでいます。婚約時、私は千葉県に住む母親に2人を紹介しています。母は手料理を準備していたのですが、初対面にもかかわらず、佳代さんがその手料理を、一心不乱に圭君に取り分ける様子には、唖然としたものです」佳代さん自身は息子・圭さんとの“距離”を強調していたが、周囲から見方はまったく違うのではないだろうか――。
2021年06月25日フォーマルな装いでご公務に臨まれる皇族方も、プライベートでは意外とカジュアル!ふだんはお見せにならない私服姿には、プリンセスたちの個性が光っていた――。逆風に負けることなく小室さんへの愛を貫かれている眞子さまだが、私服の“自己主張”は控えめの様子。ムートンのコートにミドル丈のブーツを合わせて、留学時には“英国スタイル”の着こなしでお出かけに。また別の日には、チェックのシャツの色に合わせた水色のマネキュア、ブレスレットもされていた。皇族方の装いにも詳しいファッション評論家の石原裕子さんに、眞子さまの私服をチェックしてもらった。「落ち着かれた印象の眞子さまですが、英国留学では日本ではなかなかできない自由な装いをされています。チェックのシャツのすそを出し短めのジャケットをお召しになっています。袖のチェックも生かして、重ね着を楽しんでいる感じがします」ただ、ご結婚が延期されてからの眞子さまの私服姿には気がかりなこともあるという。「ブラウン系のシックな装いなどもお似合いですが、どこか憂いのあるご表情が気になります。そしてお相手の小室さんとお母さんの服装には、私服とはいえ皇室に関わる人という心遣いがあれば……」渡米前の’18年5月、小室さんはVネックのインナーに7分丈のストライプシャツというコーデで外出。爽やかな装いだが、シャツのシワと中途半端に留めたボタンが気になるところ……。眞子さまが小室さんとの“夫婦コーデ”を披露する日は、はたしていつになるのだろうか。
2021年06月17日小室圭さんは5月、留学先のロースクールを卒業。7月にはニューヨーク州の司法試験を受験するという。2人とも10月に30歳の誕生日を迎えることもあり“10月結婚説”が有力になっている。眞子さまが結婚とともに皇室を離れ、「小室眞子さん」という一人の民間人になるのも時間の問題となっているのだ。一般の結婚とは異なり、眞子さまは皇族から民間人へと、結婚に伴って立場が大きく変わることになる。小室家に嫁いだあと、眞子さまはいったいどんな生活を送ることになるのか。専門家に取材し、検証してみた。皇族の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんによれば、皇族女子が結婚後、スキャンダルに巻き込まれた例がいくつかあるという。かつては元皇族の女性が不倫のすえ離婚し、不倫相手の男性と再婚したケースも。「戦前、皇女はほとんどが皇族男性と結婚したこともあり、スキャンダルが生じたり公になったりすることはあまりありませんでした。やはり戦後になって、皇族女性が民間に嫁ぐようになったこと、社会のモラルの変化などが反映されているといえます」(小田部さん)眞子さまの場合、とくに懸念されるのは小室さんの母・佳代さんとの“嫁姑関係”だ。「秋篠宮家は皇室の中でもとくに“清貧”を心がけているご一家です。眞子さまもユニクロのワンピースをお召しになるなど、節約に努めてこられました。一方、佳代さんは元婚約者に高級レストランでのディナーやクルージングパーティを要求していたように、眞子さまとは金銭感覚が合わないように思われます。また、佳代さんは新興宗教に入れ込んでいた時期もあったといいます。眞子さまが佳代さんと直接顔を合わせた回数は多くはないはずです。小室さんは“理想の母”だと話しているでしょうし、佳代さんの実像が眞子さまに伝わっているとは言いがたいでしょう。はたして“義母”となる佳代さんとうまくやっていけるのか……」(前出・皇室担当記者)■もし離婚しても実家には帰れない日本では夫婦の3組に1組が離婚するといわれている。眞子さまと小室さんの場合も、夫婦関係がずっと続くという保証はない。眞子さまには離婚という選択肢はあるのだろうか?元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは次のように語る。「元皇族女性も離婚はできます。ただし、皇籍に復帰はできません。元夫の名字をそのまま使用することはできますが、旧姓に戻そうと思っても、元皇族に旧姓はありませんので、新たに名字を付けることになります」眞子さまは離婚後も「小室眞子」を名乗られ続ける可能性があるのだ。また、実家からの金銭的な支援も難しいのだという。「皇族が国から受け取る皇族費は、品位保持のためと皇室経済法に規定されています。使い道に法的な制約はありませんが、たとえ親族であっても宮家の外の人にお金を渡すのは、税法上の問題はなくとも、好ましくありません。もっとも、お年玉や小遣い程度の額なら問題にはならないでしょう」(山下さん)しかも、秋篠宮家からの経済的援助が受けられないだけでなく“実家”に戻ることすらできないという。「秋篠宮邸は建物もその敷地も国有財産です。皇族方がお住まいになるために国が用意したものですから、たとえ親族であっても一般国民が住むことはできません」(山下さん)“落とし穴”だらけに見える眞子さまの結婚。眞子さまはそれでも、自由を求めて1日も早い小室さんとの結婚を目指すのか――。
2021年06月12日「眞子内親王殿下の結婚の意志は固く、秋篠宮殿下も宮内庁も止められないと判断しているのでしょう。眞子内親王殿下は10月23日に30歳の誕生日を迎えますので、その前後に結婚される可能性が高いと思っています」そう語るのは、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さん。小室圭さんは5月、留学先のロースクールを卒業。7月にはニューヨーク州の司法試験を受験するという。小室さんも眞子さまと同じく、10月に30歳の誕生日を迎えるため、二人にとって“人生の節目”になる。眞子さまが結婚とともに皇室を離れ、「小室眞子さん」という一人の民間人になるのも時間の問題となっているのだ。一般の結婚とは異なり、眞子さまは皇族から民間人へと、結婚に伴って立場が大きく変わることになる。小室家に嫁いだあと、眞子さまはいったいどんな生活を送ることになるのか。専門家に取材し、検証してみた。「皇室を離れれば、眞子さまも一般国民と同じように参政権を手にし、年金や健康保険にも加入されます。上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんは結婚後すぐに、スーパーで買い物をしたり、自ら車を運転して外出したりしています。眞子さまもすでに運転免許を取得しています。婚約内定は4年前ですし、民間で暮らす準備はしっかり整えていらっしゃることでしょう」(皇室担当記者)現在は東京大学総合研究博物館の特任研究員として勤務されている眞子さまだが、結婚後は職業選択もまったく自由になる。「山階鳥類研究所のフェローを務める黒田清子さんのように学術的な仕事につかれるのが元皇族としては好ましいと思いますが、昭和天皇の皇女である島津貴子さんはホテルの取締役をされていました。このように元皇族が民間企業に就職されても、起業されても法的には問題ありません」(山下さん)上皇陛下の姉・池田厚子さんは夫・隆政さんと岡山県の池田動物園を経営。’12年に隆政さんが亡くなると園長に就任している。元皇族であっても、会社を経営することはできるのだ。小室さんはベンチャー企業に関わる法律についての論文も書いている。眞子さまと夫婦で起業という選択肢もありえなくはない。また、島津貴子さんは銀行員だった夫・久永さんの転勤でワシントンやシドニーに住んだこともある。上皇陛下のいとこ・近衞甯子さんは国際赤十字社に勤めていた夫・忠煇さんの仕事の関係でスイスのジュネーブに住んでいた。眞子さまが小室さんのいるニューヨークに移住することも、もちろん自由だ。■秋篠宮ご夫妻からの金銭的援助はNG!収入面ではどうだろうか。女性皇族が民間に嫁ぐ際には「皇族であった者としての品位保持の資に充てるため」として、一時金が支給されると皇室経済法で定められている。その金額は眞子さまの場合、1億3千725万円になるとみられている。小室さんは弁護士としてニューヨークで就職できれば、初年度から年収1千万円超えが確実ともいわれている。何かと制約の多い皇室を離れ、“Let it be”を信条とする小室さんと自由を謳歌する日々――。眞子さまは新婚生活が“バラ色の未来”になることを思い描いているだろう。しかし、民間人になることは“自立”を求められるということでもある。眞子さまには成人になられてから年間915万円の皇族費が支給されていたが、もちろんこれはなくなる。さらに、実家からの金銭的な支援も難しいのだという。「皇族が国から受け取る皇族費は、品位保持のためと皇室経済法に規定されています。使い道に法的な制約はありませんが、たとえ親族であっても宮家の外の人にお金を渡すのは、税法上の問題はなくとも、好ましくありません。もっとも、お年玉や小遣い程度の額なら問題にはならないでしょう」(山下さん)一般家庭とは違い、秋篠宮ご夫妻から眞子さまへの仕送りはNGなのだ。また、大きな課題となるのが安全面だ。上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんは、セキュリティの厳重な都内の“億ション”を新築時に購入。清子さんの一時金だけでなく、夫・慶樹さんがローンを組んで費用を負担している。眞子さまと小室さんが日本で生活するなら、住居にはこだわる必要がある。皇族の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。「島津貴子さんは結婚後、2度の誘拐未遂事件の標的になっています。皇族方を標的にするのは困難であるため、一般社会に溶け込んでいた元皇族が狙われた事件といえます。こういった事情を鑑みると、国内よりむしろ海外のほうが生活しやすいともいえます。ただ、国内のしがらみからは自由になる一方で、海外でも自立して生活できる経済的基盤が不可欠になるでしょう」
2021年06月12日約4万字に及ぶ説明文書を発表し、矢継ぎ早に元婚約者に解決金を支払う意向を表明した小室圭さん。金銭トラブル解決へ前のめりに突き進むかと思いきや、事態はまたも停滞している。小室さんの母・佳代さんの「長期入院」問題も波紋を呼んでいる。5月上旬には自宅付近を外出する佳代さんが目撃されているにもかかわらず、元婚約者側に退院の報告はなかったという。なぜ、小室さん側は解決金の交渉をすみやかに始めようとしないのか――。「小室さんは、眞子さまとの結婚を先延ばししてもかまわないという考えに変わり始めているのではないでしょうか。そこには、女性宮家問題も関係している可能性があります」(皇室担当記者)皇室減少を食い止める方策として政府が検討しているのが、女性宮家の創設だ。現在の皇室典範では、女性皇族は結婚に伴い皇室を離れることになっている。そのため、女性皇族に宮家当主として皇室に残っていただき、公務の担い手を確保しようという案だ。眞子さまが女性宮家の当主となり、皇室にとどまることになれば、将来的に大きな金額を受け取ることになるという。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。「現行の制度では、男性皇族が結婚などを機に独立の生計を営む際に、親王の場合で一時金として6千100万円が支給されます。その後、皇族費として毎年3千50万円が支給されます。宮家が創設された場合、お住まいの土地、建物は国が用意し、宮家職員として国家公務員である宮内庁職員7~8人ほどが配置されます。また皇宮警察も宮家担当の護衛官を配置します」女性皇族が宮家当主になった場合も、同様の皇族費が支給される可能性が高い。毎年3千万円以上となれば、50年で15億円となる。皇籍離脱に伴って眞子さまに支給される“一時金”の金額は約1億4千万円とされており、その10倍以上の金額が、宮家当主となられた眞子さまに支給されることになるのだ。■小室さんにとって夢のようなプランに“待った”をかける動きも「女性宮家が創設されれば、小室さんも皇族となり“圭殿下”になるとの報道もありましたが、現実的には可能性は低いといえます。ただ、小室さんが皇族待遇にならなかったとしても、眞子さまが皇室に残られれば一緒に赤坂御用地に居住することができ、皇族方と同様の環境で生活を送ることになるでしょう」(宮内庁関係者)眞子さまと結婚生活を送るにあたって、小室さんはセキュリティの厳重なマンションを探す必要があったが、赤坂御用地に住むとなれば安全面やプライバシーの不安はなくなる。もちろん家賃も必要ない。小室さん自身が皇族になるのは難しくても、眞子さまが当主になられれば、宮家への“手当”で生活は安泰というわけだ。しかし、そんな小室さんにとって夢のようなプランに“待った”をかける動きもあるのだ。「秋篠宮ご夫妻も宮内庁も、結婚延期が長引けば、多額の税金が眞子さまと小室さんの手に渡ってしまう可能性を想定しています。そのため、“最悪のシナリオ”を避けるために、できるだけ早く眞子さまに結婚してもらい、皇室を離れていただこうと画策しているのです」(前出・宮内庁関係者)昨年11月の会見で秋篠宮さまは「結婚を認める」と発言された。また宮内庁の西村泰彦長官は、小室さんの文書を「非常に丁寧」と不自然なほど高く評価していた。「結婚がこれ以上先延ばしになれば、皇位継承についての議論に支障をきたすだけでなく、眞子さまと小室さんに多額の税金を支出することになりかねず、国民の反発を招くことになるでしょう。それを阻止するためにはお二人の結婚を早々に進めるしかありません。結婚容認発言や説明文書への絶賛のウラには、そんな苦渋の選択があったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月18日長すぎる説明文書は非難の嵐、解決金を提案するも母・佳代さんの元婚約者は受取り拒否……。金銭トラブル解決失敗の危機に追い込まれていた小室さんだったが、ここにきて光明が差した。なんと、元婚約者・X氏がコメントを発表。解決金の交渉に応じる意向を示したのだ。《今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく、小室佳代さんだと思っております》4月27日に発表したコメントで、X氏はこう述べている。解決金の“受取り拒否”を表明していたX氏は、なぜ方針転換したのだろうか?X氏の知人は次のように語る。「Xさんの今回のコメントは、小室さん側からの動きに応えたものです。彼は、今後も誠意を持って対応したいと言っています。解決金については、今のところ受け取るつもりはないという気持ちは変わっていません。ただXさんは、眞子さまと小室さんの結婚を妨げることは望んでいません。かたくなに受け取らないということではなく、小室さん側の言葉や対応次第で、Xさんの姿勢も変わっていくでしょう。とにかく一番の望みは、佳代さんと直接話をすることです」X氏は佳代さんとの面会にこだわる理由について、『週刊現代』のインタビューで「金銭を借りた張本人である彼女が、本音のところはどう考えているのかを聞きたいのです」と語っていた。さらに「解決金を提示されたとしても、佳代さんや圭君との面談などの機会がなければ、受け取るかどうかも含めて、考えるつもりはありません」とも明言している。「X氏がこれだけ歩み寄りの姿勢を見せている以上、この機を逃さないためには小室さん自身が速やかに帰国し、対応にあたるほかないでしょう」そう語るのは皇室担当記者。小室さんは結婚延期決定後、金銭トラブルについて何の対応もせずに’18年8月に渡米。それ以来、一度も日本に帰国することはなく、金銭トラブルについての対応も代理人弁護士に一任してきた。佳代さんにいたっては、いまだに一言もコメントを発していない。X氏は400万円を超える金銭を援助してくれた恩人であるにもかかわらず――。■7月の司法試験直後に緊急帰国も「ここまで問題がこじれたのは、当事者である佳代さん、さらには小室さんも不在の状態で話し合いを進めようとしてきたからです。小室さんは文書で『元婚約者の方のご真意が分からない』などと不信感をあらわにしていましたが、X氏にしてみれば、話し合いを代理人に丸投げして姿を現さない小室さんや佳代さんのほうがよほど信用できないと感じたはずです。とにかく小室さんは佳代さんを説得し、話し合いの席に出てもらうことが、X氏に納得してもらうための最低条件です。ニューヨーク州の司法試験は7月下旬。合格発表までは時間的余裕もできますし、10月の結婚を目指すならば試験終了直後の帰国ということになります」(皇室ジャーナリスト)解決金という手段をかたくなに拒んできた小室さんは、その信念を文書発表からたった4日で翻し、元婚約者に解決金を提案。4万字に及ぶ文書の発表後、小室さんはトラブル解決になりふり構わない姿勢を見せている。「注目されるのは眞子さまの動きです。文書発表直後、小室さんの対応方針には『眞子さまの意向が大きかった』ということが皇嗣職大夫から明かされました。つまり眞子さまは結婚延期が長引くことを覚悟で、母の名誉を守りたいという小室さんの意志を尊重されたのです。眞子さまは自己犠牲をいとわないほどに、小室さんや佳代さんに協力的といえます。これを小室さんが“利用”する可能性も否めません。眞子さまのお気持ちをこめたメッセージを伝えれば、結婚を邪魔したくないと繰り返し話しているX氏が“折れる”可能性は高い――。小室さんはそんな“懐柔策”も温めているかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)金銭トラブルの解決が“眞子さま頼み”だけにならなければいいが――。「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月11日《今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく、小室佳代さんだと思っております》4月27日に発表したコメントで、小室佳代さんの元婚約者・X氏は解決金についての交渉に応じる意向を示した。一時は“受取り拒否”を表明していただけに、このコメントによって小室さんは、金銭トラブル解決に一縷の望みをつないだ格好だ。だが、このコメントをきっかけに新たな疑惑が浮上している。X氏はコメントの中で《現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております》と記していた。しかし、『女性セブン』がX氏のコメント発表から1週間もたたない5月3日、佳代さんを自宅付近で撮影したのだ。佳代さんの「長期間の入院」がどれほどの期間だったのか、そもそも入院していたのか、疑問が残る。本誌は小室家側の代理人弁護士に佳代さんの長期入院について問い合わせたが、返答はなかった。「佳代さんの入院については、小室さん側の代理人からX氏の代理人に伝えられていたのですが、退院の報告はなかったそうです。佳代さんの元気そうな姿が週刊誌に撮られたことに、X氏の代理人は心底驚いたそうです」(皇室担当記者)元婚約者はコメントの中で《ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております》と、早期に面会したいという希望を記していた。もし長期入院が事実ならば、元婚約者側に退院の報告があってしかるべきだろう。またも元婚約者側は困惑……。小室さんが根強い不信感を払拭し、金銭トラブルの円満解決を実現する日は来るのだろうか。「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月11日