俳優の小日向文世が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(22日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)の制作発表会見に登場。総理大臣役を演じるだけに、安倍晋三総理のフサフサヘアに憧れを見せた。このドラマは、吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、主演の剛力彩芽演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描くもの。小日向は、総理大臣・阿藤一郎役を演じる。今回総理役を演じるにあたって、現役の安倍総理がニュースの映像でみせるしぐさを見ながら、その気分を想像しているという小日向。安倍総理とは同い年だそうだが、どうしても自らと対称的な豊富な毛の量が気になってしまうという。さらに、最近は都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏の存在も気になるそうで「76歳であの量ですよ!」と共感を求めた。最も恐れている事態は、「東国原(英夫)さんに見えなければいいなと思っています」と警戒する小日向。自らの頭髪は「逆光に弱い」ため、「メイクさんに(髪の量を)少し膨らませてもらったりして…」と対策をしながらも、「やっぱり見た目じゃなくて、中身だと思うので、総理大臣の重みみたいなものを見せられるように、気を引き締めてやろうと思っています」と意気込みを示した。小日向は、共演の総理秘書官役・滝藤賢一と、観葉植物の話題で盛り上がるそうで、先日もゴムの木をプレゼントしたそう。さらに、官邸食堂の総料理長役を演じる高橋一生も、観葉植物好きであることが最近発覚したそうだ。そんな高橋は、もともと自炊が好きであるため、料理の先生にも包丁さばきなどを評価されたそうだが、あらためて学んで「包丁の握り方が、我流だったんだということが分かりました」と勉強になっている様子。正しい使い方を知って、「そこからまた料理が楽しくなってますね」と充実の表情を見せていた。
2016年07月19日7月22日(金)スタートの金曜ナイトドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日系)の制作発表会見が7月19日(火)開催され、出演の剛力彩芽、小日向文世、滝藤賢一、高橋一生、新川優愛、内藤理沙、松尾幸実、三宅弘城が出席した。同ドラマは、ひとりの天才女性シェフが“総理官邸”に乗り込み、その腕一本で数々の要人や政治家たちを虜にしていくグルメドラマ。「信長のシェフ」や「大使閣下の料理人」といった料理人を主人公にした数々の話題沸騰“グルメ漫画”を生み出してきた作者・西村ミツル氏が大崎充氏とタッグを組み、2006年から2010年まで4年に渡って連載した「グ・ラ・メ!~大宰相の料理人」の初の映像化作品となる。総理大臣の料理番として官邸に入った天才シェフ・一木くるみを演じる剛力さんは、シェフ役は初挑戦。「まず、調理のシーンはすごく時間がかかります」と素直な感想を言葉にした。「最初はちょっと緊張していたのですが」と明かすも、1か月前から料理の練習を始めているそうで、「焼いた瞬間の音とか、包丁で切る音とか、どんどんお腹がすいてくるんですよね」と撮影時のエピソードを笑顔で紹介した。「くるみは、作ることも食べることも大好きなので、その思いを軸に料理に対して向き合っていけばいいかなと思っています。そこを忘れずにお芝居をしていきたいです」と目を輝かせた。総理大臣役は初めてという小日向さんは、「恐れ多いという感じですね。たくさん俳優さんがいる中で、総理大臣の役をやらせていただけるなんて光栄だなと思っています」と恐縮気味に心境を打ち明けた。「総理大臣という役にしっかりと説得力を持たせないと話にならないと思い、けっこう緊張しております」とも。小日向さんは、「安倍晋三さんが、同じ年なんですね」といい、「ニュースなどで見て、ちょうど官邸の中を手をあげて歩いている映像とかを見て、気分を想像しながらやっているのですが」と続けるも、「安倍さんは同じ年なのですが毛の量が圧倒的に多くて(笑)」と自身の頭をなでるしぐさをして笑いを誘う一幕もあった。「見た目じゃなくて、中身のところで、総理大臣という重みみたいなものを」などと意気込みを語っていた。そんな小日向さんは、剛力さんとの共演については、「何と言ったって、若い剛力さんとご一緒できるということが本当に嬉しくて」と、にやけ顔で喜びを語っていた。さらに、イベントでは、剛力さんが、小日向さんのために、「グ・ラ・メ!特製チキンプレート」を調理して振る舞う企画が行われた。大勢の報道陣に囲まれた剛力さんは照れながら料理の腕をふるっていたが、小日向さんは「本当においしい!」と剛力さんの腕前を絶賛。「剛力さんの愛情がこもっています!」、「剛力さんの未来のダンナさんの前に手料理をゲットです。嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべながら歓喜していた。(竹内みちまろ)
2016年07月19日女優の剛力彩芽が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系主演ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(22日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)の制作発表会見に登場。たくさんのフラッシュを浴びながら料理をするという異様な状況に、緊張感を見せた。このドラマは、剛力演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描くもの。現在開催中のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」(8月28日まで)で、この日から剛力監修メニューの「グ・ラ・メ! 特製チキンプレート」が提供されていることから、調理場のセットで剛力が実際に料理することになった。今作のために1カ月間料理を特訓したという剛力だが、大勢の報道陣にカメラを向けられる中で調理するという経験はもちろん無く、緊張の面持ち。味見をするだけで大量のフラッシュを浴びるという異様な環境でも、なんとか自分のペースを保とうとしながら、手際の良い作業で無事に作ることができた。試食をするのは、総理大臣役の小日向文世。「肉料理は、牛・豚・鶏の順位に好き」と冗談を飛ばしていたが、剛力の力作を口にすると「本当においしいです。剛力さんの愛情がこもってます」と大満足の表情を見せ、「剛力さんの未来の旦那さんの前に、手料理ゲットですね!」とご機嫌の様子だった。剛力は、撮影での料理シーンについて「すごく時間がかかります」という上に、「焼いた瞬間の音とか、いい香りもどんどんしてくるので、すごいおなかがすいてくるんです」と苦労が多い様子。予告編の映像を見る限り、調理作業はすっかり手慣れたように見えるが、「うまく編集していただいているだけです」と謙そんした。この会見には、くるみの面倒を見る官邸食堂の料理人・田村友和役を演じる三宅弘城も出席。三宅は「(くるみに)振り回されているシーンも多いんですけど、最近は2人で料理をするシーンが多いので、日に日に息が合ってきて、とても良いコンビネーションになっています」と報告し、「この分で行くと、クランクアップの頃には、2人でユニットを組んでるんじゃないかと思うくらいです」と、名コンビぶりをアピールした。
2016年07月19日映画『サバイバルファミリー』が2017年2月11日(土)に公開される。ある日、地球から電気が消えたという異色な設定の『サバイバルファミリー』。テレビや冷蔵庫、スマホにパソコンといった電化製品ばかりか、電車、自動車、ガス、水道まで、電気を必要とするあらゆるものが、完全にストップする。廃墟寸前となった東京を、ひとつの家族が脱出。果たして、家族は生き残れるか、行く末はいかに。監督は、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』を手がけてきた矢口史靖。主人公で一家の主、父・鈴木義之を演じるのは、大ヒット作品『HERO』や『アウトレイジ』などに出演してきた小日向文世。そして母・光恵には、『悪人』『踊る大捜査線』の深津絵里が抜擢された。日本を代表する2人の名優が夫婦としてタッグを組む。また本作は、リアルな絵を求めて総移動距離10,000kmの日本全国オールロケを敢行。さらに、約1,500名ものエキストラが参加した壮大な撮影を実施し、矢口作品史上最大級のスケールの撮影となったようだ。もしある日突然「電気」がなくなってしまったら、現代人は果たして生きていけるのか。誰も観たことのない世界を、徹底してリアルに描きながら、もちろん矢口流のユーモアも満載の作品に仕上がっている。■ストーリー東京に暮らす平凡な一家、鈴木家。お母さんが話しかけても、お父さんはテレビに夢中、息子はヘッドホンから流れる音楽に夢中、娘はスマホでLINEに夢中。一緒にいるのになんだかみんなバラバラな、よくある家族。そんな鈴木家に起こった緊急事態!ある朝起きたら、電化製品が全部とまってる!我が家だけのことかと思ったら、お隣もそのお隣も、そのずーっとお隣も。電化製品ばかりじゃない。電車に自動車、そればかりかガスや水道まで。連絡しようにも電話が通じない、会社に行くにも電車が動かない。1日だけ我慢すればと思ったのに、翌日になっても、その翌日になっても状況は変わらない。ただの停電かと思っていたけれど、どうもそうじゃない・・・。突然訪れた超絶不自由な生活にほとほと困ってしまう人々。そんな中、亭主関白な父、義之(小日向文世)が下した一世一代の大決断!【詳細】『サバイバルファミリー』公開時期:2017年2月11日(土)原案・脚本・監督:矢口史靖出演:小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな配給:東宝©2017フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ
2016年07月18日『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』など、数々の大ヒット作を生み出した矢口史靖監督の待望の最新作『サバイバルファミリー』が来年公開されることが決定。主演には小日向文世が務めることも明らかになった。東京に暮らす平凡な一家、鈴木家。お母さんが話しかけても、お父さんはテレビに夢中、息子はヘッドホンから流れる音楽に夢中、娘はスマホでLINEに夢中。一緒にいるのになんだかみんなバラバラな、よくある家族。そんな鈴木家に起こった緊急事態!ある朝起きたら、電化製品が全部とまってる!!我が家だけのことかと思ったら、お隣もそのお隣もそのずーっとお隣も。電化製品ばかりじゃない。電車に自動車、そればかりかガスや水道まで。連絡しようにも電話が通じない、会社に行くにも電車が動かない。1日だけ我慢すればと思ったのに、翌日になっても、その翌日になっても状況は変わらない。ただの停電かと思っていたけれど、どうもそうじゃない。突然訪れた超絶不自由な生活にほとほと困ってしまう人々。そんな中、亭主関白な父、義之(小日向文世)が下した一世一代の大決断! <東京を脱出する!>全ての電気が消えた世界の中で、家族に未来はあるのか!? 超ダメ親父は、家族を守り切れるのか――!?主人公で一家の主、父・鈴木義之を演じるのは、大河ドラマ「真田丸」秀吉役をはじめ、いま大活躍中の小日向さん。母・光恵には、『岸辺の旅』でのキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞も記憶に新しい深津絵里。また、息子には、連続テレビ小説「マッサン」や「表参道高校合唱部!」や『秘密 THE TOP SECRET』『君と100回目の恋』と話題作への出演が目白押しの泉澤祐希。娘には、CMやバラエティー番組「痛快TV スカッとジャパン」でもお馴染み葵わかな。日本を代表する名優と、いま注目を集める期待の若手俳優が家族を演じる。本作はセットは使わず9月から11月までの約2か月半の間、仙台、山口をメインに、大阪、神戸、静岡、千葉、横浜、羽田空港と、天候や時間と戦いながら、日本各所で撮影を行った。そしてロケ隊の総移動距離は、なんと地球を4分の1にも及んでいたという。過去にも矢口組に参加している小日向さんは「妥協しない矢口監督が頼もしくもあり、時々憎たらしくもあり…豚を追いかけまわしていたら振り落とされてあばらを強打したり、12月目前の川の中で泳がされたり、突然素っ裸になれと言われたり…がとても楽しい現場でした!」と過酷な撮影をふり返る。また深津さんは「監督は常にリアルっぽい簡単なことなど求めてはいないのです。父、母、息子、娘、矢口監督が描く欲深い家族の物語です。もしかしたら、いざという時に役に立つ映画かもしれません。どうぞお見逃しなく!!」とメッセージを寄せた。さらに、矢口組初参加となる泉澤さんと葵さんは、「監督の作品のファンだったので、今回参加することができ、本当に嬉しかったです!また、小日向さん、深津さんと家族を演じさせて頂きました。撮影していないときも、すごく優しく接して頂いたので、家族の雰囲気が映像を通して伝わっていればと思います」(泉澤さん)。「溶け込めるかドキドキでしたが、監督はもちろん、小日向さん、深津さん、泉澤さんがとても優しく、クランクアップがさびしくなるくらいでした。4人の家族が作品の中でどう変わっていくのか観て欲しいです」(葵さん)。と、それぞれ語っていた。4人の一家のほかにも、父・時任三郎、母・藤原紀香、長男・大野拓朗、次男・志尊淳の一家。渡辺えり、宅麻伸、柄本明、大地康雄ら豪華キャストも出演する。『サバイバルファミリー』は2017年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月15日女優の内藤理沙が、7月22日スタートのテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)で見せる、人生初という"ゴスロリ"姿を披露した。このドラマは、数々のグルメ漫画を手がけてきた西村ミツルの『グ・ラ・メ! ~大宰相の料理人~』を初めて映像化するもの。吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、主演の剛力彩芽演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描く。内藤が演じるのは、総理大臣・阿藤一郎(小日向文世)のひとり娘・理子。両輪の離婚以来、ファーストレディ的な立場で父親をサポートしてきたが、ゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)という趣味を持ち、家の内外問わず、そのファッションに身を包んで生活しているという役柄だ。人生初のゴスロリ姿という内藤は「まさか27歳にして、ゴスロリを着ることになるとは思わなかった」と驚きながらも、「衣装合わせでいろいろなパターンのお洋服を着させていただいて、とても楽しんでしまいました(笑)」「今日はこのまま原宿に出掛けてみようかな(笑)」とご満悦。その上で、「違和感なく、ちゃんと着こなせるように頑張りたいです!」と意気込みを示した。剛力とは、4月クールの『ドクターカー』(読売テレビ・日本テレビ系)に続いての共演だが、「いつも現場では他愛もない話をしながら、楽しく過ごしています」と、すっかり仲良しの様子。父親役の小日向については「(大河ドラマ)『真田丸』を見ていたので『秀吉だー! 本物だ!』って(笑)。そんな方がお父さん役なんてすごい!」と感動を語っている。
2016年06月24日黒木華が連続ドラマ初主演を果たし、マンガ雑誌編集部を舞台に新米編集者の奮闘する姿を描く「重版出来!」が、6月14日(火)今夜の放送で最終回を迎える。同作は2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」で第1位を獲得した松田奈緒子作の人気コミックをドラマ化。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、黒木さん演じる新米編集者・黒沢心が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込んで一丸となっていく姿に共感が集まった。また、黒木さんをはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎、松重豊らが脇を固めるほか「でんば組.inc」の最上もがのレギュラー出演や、第5話では「ももいろクローバーZ」「AKB48」「ゆず」などへの楽曲提供で知られるヒャダインがゲストに登場。漫画家役として小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗らが出演。キャストの豪華さが話題を呼んだほか、コミック雑誌編集部が舞台ということもあって、ドラマ内で使われる架空の週刊誌や雑誌などにもこだわりをみせた本作。「アフロ田中」シリーズほかを手がけたのりつけ雅春、「鉄腕バーディー」「機動警察パトレイバー」などを生んだゆうきまさみや、LINE漫画で800万ビューを突破した「かわれて候。」の白川蟻、あの超大御所漫画家・藤子不二雄Aなどが、ドラマの中に登場するオリジナル漫画を描き下ろしたことも大きな注目を集めた。最終回となる第10話では、心(黒木さん)の熱いプレゼンで中田(永山さん)の「ピーヴ遷移」は連載決定会議で連載を勝ちとった、最新話が掲載されると瞬く間に話題をさらい高畑(滝藤さん)をはじめとする人気漫画家からもその類まれなる異才っぷりを嫉妬されるほどになる。単行本の発売に向け、五百旗頭(オダギリさん)、安井(安田さん)、壬生(荒川さん)らバイブス編集部員や、営業部の小泉(坂口さん)も自ら中田のサイン会を考案するなど、一丸となり中田のデビューをサポートするなか、心の心配をよそに寝食を惜しみ身を削って中田は作品に没頭。精神的に作品の世界にのめりこんでいくなか、中田のためを思い厳しく接する心の態度に中田は激高、2人の間に亀裂が生じてしまう。一方、受賞すると漫画の知名度と売り上げが格段に上がる、近代芸術文化賞の漫画部門大賞の選考が始まる。巷では、大賞はバイブスの「ツノひめさま」かライバル誌エンペラーの「ヒッチポッチ」かと噂されており「ツノひめ」の受賞を狙うバイブスは、全力で作品を大プッシュ。そして大賞発表当日、編集長・和田のもとに一本の電話が入る……。大きな挫折をバネにしながら周囲の支えもあり、幾度ものピンチを持ち前のスポ根魂で乗り切ってきた心だが、ここにきて最大のピンチに立たされることに。心は夢の“重版出来”を唱えることができるのか。ついに感動のラストを迎える「重版出来!」のラストをしっかり見届けて。「重版出来!」最終回は6月14日(火)22:00~TBS系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日この度、金曜ナイトドラマ枠にて、7月期の新ドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」の放送が決定! 主演には、剛力彩芽を迎え、滝藤賢一、高橋一生、小日向文世ら個性豊かな俳優陣が揃った。低迷する支持率を打破するため、現内閣総理大臣・阿藤一郎と総理大臣秘書官・古賀征二が決断したのは、総理任命の「官邸料理人」の復活。大宰相と呼ばれた吉田茂総理の時代以来、約70年ぶりにそのポジションに見合う人物を選定することとなった。ある出来事をきっかけに料亭で仲居として働く一木くるみ(剛力彩芽)と出会い、彼女に料理人としての天賦の才を見出した古賀は、くるみに阿藤総理の料理番として官邸に入るよう打診。逡巡の末に承諾し、“総理大臣の料理番”となったくるみは、魑魅魍魎が跋扈する総理大臣官邸で、国家レベルのゲストたちに料理を振る舞っていくこととなる。しかし、料理人の世界、ましてや古くからの慣習に染まった官邸は男ばかりの社会。くるみに敵対心むき出しで接してくる官邸食堂の料理長や、その部下たちとのプライドをかけたぶつかり合いを繰り返す中で、阿藤総理の政策、日本の政治・外交に貢献していく――。原作は、2006年から2010年まで4年に渡って「週刊コミックバンチ」(新潮社)にて連載されていた「グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~」。「信長のシェフ」「大使閣下の料理人」といった、料理人を主人公にした数々の話題沸騰“グルメ漫画”を生み出してきた作者・西村ミツルが、大崎充とタッグを組み描いている。主人公・くるみ役を演じるのは、これまで探偵、警察官、医師…と様々な役柄を演じてきた剛力さん。本ドラマでは、シェフ役に初挑戦! 剛力さん演じるくるみは、天才的な料理の腕がありながら、その若さと率直な性格ゆえに、周囲から敬遠され居場所を見つけられずにいた孤高のシェフ。料理のことだけを考え続ける、ひと言で言えば“料理バカ”な女性シェフという役柄だが、今回の決定に剛力さんは「これまでにやらせていただいたことのないような役で、台本を読んだ時すごくワクワクしましたし、一木くるみという女の子に出会えるのが、今からとても楽しみです!」と語る。また、くるみは周囲の反発や嫉妬にも惑わされず、ひたすら料理を追求していくそんな女性。料理はそんなに得意というほどではないけど好きと話す剛力さんは、「しっかり練習してドラマに臨みたいと思います。お料理はまだまだですが、食べることは大好きです(笑)。やっぱり食べることって幸せな気持ちになりますよね。その瞬間って、すごく笑顔に溢れた瞬間だと思うので、そんな幸せな一瞬をこのドラマでもお届けできたらな、と思います」とコメントした。主演の剛力さんのほかにも、個性派俳優たちが集結! まず、くるみが仕える現内閣総理大臣・阿藤一郎役には、大河ドラマから医療・刑事ドラマなど様々なジャンルで活躍し、来年公開の映画『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』にも出演が決定している小日向さん。改革を旗印に国民から熱狂的な人気を得て総理大臣の座に就いたものの、改革は思うように進まず、アメリカからは「冷めたスープ」と酷評されてしまう役どころ。そして、くるみを“総理大臣の料理番”として官邸に呼び込む、総理の腹心・政務担当総理大臣秘書官の古賀征二役に滝藤さん。くるみと敵対することになるもうひとりの官邸料理人、官邸食堂総料理長の清沢晴樹役に高橋さん。官邸料理人のひとりでくるみの面倒を見ることになる田村友和役には三宅弘城、と個性豊かで演技派な面々が勢揃い。そのほか、東陽テレビ政治部記者の立花優子役に新川優愛、阿藤総理のひとり娘・阿藤理子役に内藤理沙、官邸事務所職員で古賀の部下である桜井あすか役に松尾幸実も登場する。総理の食卓には、本格的なフランス料理から、身近なB級創作グルメまで多種多様なメニューがズラリ。見るだけで美味しく、楽しい気分になれるのも、本ドラマの魅力。くるみが紡ぎ出す華やかなメニューの数々と、官邸で繰り広げられる人間模様に彩られた本作は、1週間の疲れを癒やし、週末の夜を美味しく贅沢な時間へと誘ってくれるに違いない。「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」は7月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日にて放送開始予定。(cinemacafe.net)
2016年06月02日女優の剛力彩芽が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域は異なる)で主演を務めることが2日、明らかになった。このドラマは、数々のグルメ漫画を手がけてきた西村ミツルの『グ・ラ・メ! ~大宰相の料理人~』を初めて映像化するもの。吉田茂政権以来、70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされた、剛力演じる天才シェフ・一木くるみが、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく姿を描く。剛力は、コックコートに袖を通すのも初めてだそうで、「これまでにやらせていただいたことのないような役で、台本を読んだ時すごくワクワクしましたし、一木くるみという女の子に出会えるのが、今からとても楽しみです!」と期待。料理は得意というほどではないが、「食べることは大好きです(笑)」といい、「この作品を通して、私自身も料理の腕が上がったりしたら…最高です!(笑)」と、ひそかな野望を語っている。ほかの出演陣は、阿藤一郎総理大臣役で小日向文世、総理秘書官・古賀征二役で滝藤賢一、官邸食堂の総料理長・清沢晴樹役で高橋一生、政権に批判的なテレビ局記者・立花優子役で新川優愛、離婚した母親代わりにファーストレディーとなっている阿藤総理の娘・理子役で内藤理沙、官邸事務所の職員・桜井あすか役で松尾幸実、官邸食堂の料理人でくるみの面倒を見ることになる田村友和役で三宅弘城が登場。剛力は「小日向文世さん、滝藤賢一さん、高橋一生さんといった共演者の皆さんとは、きちんとお芝居させていただくのはほとんど初めてで…どんな方々なんだろう、とワクワクします」と話しながら、「そんなところも、官邸にひとり乗り込んでいくくるみと同じような状況なのかな…」と、自身の役柄の心境に思いを巡らせていた。テレビ朝日の中川慎子プロデューサーは「至極のフレンチからおなじみB級グルメまで、ドラマでは毎話、目にもおいしいメニューがめじろ押しです」とアピール。「7月から金曜の夜は、さらなる食欲の世界へとあなたを誘わせていただきます!」と、深夜の新たな"飯テロ"を予告している。
2016年06月02日ここのところドラマや映画で目覚ましい活躍を見せる安田顕が、舞台でもこれまでにない世界に飛び込もうとしている。2013年ピューリッツァー賞受賞作『Disgraced/ディスグレイスト-恥辱』で、本格的な翻訳劇に初挑戦するのである。今の世界が抱えるテーマを描いたアメリカ現代劇にどう挑むのか。その心境を聞いた。舞台『Disgraced/ディスグレイスト-恥辱』チケット情報この舞台に登場するのは異なるルーツを持つ人間だ。イスラム系アメリカ人の男と白人の妻、その妻の知人であるユダヤ人の男とアフリカ系アメリカ人の妻。それぞれが絶妙なバランス感覚で関係性を築きながら、アメリカという国で必死に生きていこうとしているが、ちょっとした綻びから互いへの差別や偏見が顕になり、破綻していく。そんな鋭い視点で人間を描く作品のなかで、安田が演じるのはユダヤ人のアイザック。「今はどう演じるのかまったくわからない、というのが正直なところです。ただ、こういう外国ものは、やったらハマっていくんだろうなっていう予感はあるんです。だって、全員が日本人で、まず見た目からして嘘ですからね。だからこそ、内面で勝負できるというか、心を見てもらえるっていう面白さがある。たぶん、これ、内臓を出すぐらいの感じになるんでしょう。とくに僕は、未だにさじ加減がわからなくて、常に本気でやっちゃうので。本当に内蔵を出しちゃうかもしれません(笑)」質問には必ずオチをつけて返さずにはいられないタチだという。しかし、笑いをまぶしながらも、そこには確かに本気が見える。「40歳を過ぎると細胞が全部入れ替わると聞いたことがあります。そういう時期に新しい何かを吸収できるご縁をいただいたことは感謝しかなくて。だから、こんな文芸の香りのする作品からは遠い僕ですが(笑)、何とか頑張ってついていきたいと思っています」。なかでもイスラム系の男を演じる小日向文世は「ずっと尊敬している先輩」とあって、「その方と一緒にやらせていただけるなんて、こんなにうれしくて怖いことはない」と文字通り震える。「いいカッコせず、芝居にだけ集中していきたいですね。自分が見られたくないものも見せなきゃ成立しない芝居でしょうから、逃げ場なし、出口なしっていう感じで自分を追いつめて、観てる方を前のめりにさせることができたらうれしい。あ、でも、劇場には非常口があるのでお客さまは大丈夫ですよ(笑)」。笑いを付け加えたくなるその繊細さで、この戯曲をどう表現してくれるだろうか。公演は9月10日(土)から25日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月27日(火)に名古屋・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、9月30日(金)から10月2日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演する。各地ともチケットの一般発売は6月26日。東京公演と兵庫公演については現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2016年05月24日女優の黒木華が主演を務めるTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)の舞台となっているコミック雑誌『週刊バイブス』編集部潜入レポート第2弾。今回は、徹底的に作り込まれた『週刊バイブス』の表紙をくまなくチェックしてみた。本作は、『週刊バイブス』の新人編集者・黒沢心(黒木華)が、個性的な編集部員や漫画家たちを巻き込み、奮闘する姿を描く物語。編集部には黒沢のほか、編集長の和田靖樹(松重豊)、副編集長の五百旗頭敬(いおきべけい/オダギリジョー)、安井昇(安田顕)、壬生平太(荒川良々)、菊地文則(永岡佑)らが所属し、一癖も二癖もあるキャラクターたちが笑いあり感動ありのかけ合いを繰り広げている。『週刊バイブス』に連載されているのは、高畑一寸(滝藤賢一)の『ツノひめさま』をはじめ、三蔵山龍(小日向文世)の『ドラゴン急流』、八丹カズオ(前野朋哉)の『タンポポ鉄道』など。そんな劇中漫画の制作に、藤子不二雄A氏をはじめとする本物の人気漫画家たちが関わっている。クオリティの高い劇中漫画もドラマの魅力の一つだ。今回の編集部潜入で、劇中漫画のコミック版を実際に見ることができた。1冊まるごと制作しているのではなく、表紙だけがドラマ仕様になっているわけだが、それでもこのクオリティの高さは感動もの。第2話でストーリーの中心となった『タンポポ鉄道』や、心が初めて担当することになった『ツノひめさま』も、デスクの上や書棚に並んでいた。また、『週刊バイブス』も細かくチェック! こちらも表紙だけの加工だが、そのクオリティは高く、コンビニに並んでいてもまったく違和感ない。しかも表紙は何パターンもあり、バックナンバーとして何冊も並んでいる。そんな表紙を毎号飾っているのが、"バイブスガール"7代目という設定の鈴木望。実際のモデルを起用し、『週刊バイブス』のために撮影が行われたようで、さまざまな水着ショットを披露している。表紙の文言を見るのもおもしろい。「キミは僕らのヒロイン!」「『アイドル戦隊ウタウンジャー』のラブリンジャーのまぶしくてキュートな初水着!」「朝ドラ出演も決まって快進撃の望ちゃんを巻頭グラビアでお届け!!!」などと遊び心あふれるキャッチが付けられている。細部までこだわったクオリティの高い美術品にも注目だ。
2016年05月24日世界21か国、シリーズ累計部数7,000万部超を誇る国民的人気コミックが、山田涼介(Hey! Say! JUMP)を主演に迎え、『ピンポン』の曽利文彦監督のもと、ついに実写映画化される『鋼の錬金術師』。このほど、山田さん演じる主人公エドワード・エルリックと対峙するホムンクルス(人造人間)のひとり、エンヴィー役を務める本郷奏多からコメントが到着した。幼いころ、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから、“錬金術”において最大の禁忌とされる人体錬成を行ったエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟。しかし、錬成は失敗。エドワードは左脚を、アルフォンスは体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成し、鎧に定着させることに成功、アルフォンスは一命を取り留める。時が経ち、エドワードは失った右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着し、史上最年少で国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれるように。弟の体を取り戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。2人は、亡き母の人体錬成の代償として失ったすべてを取り戻すため、絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す旅に出る。やがてその旅は、国家をも揺るがす巨大な陰謀をめぐる戦いへと変貌していく――。月刊「少年ガンガン」での連載中はもとより、TVアニメ~アニメ劇場版と、10~20代を中心に爆発的な人気を獲得、熱狂的な女性ファンをも有する、伝説的コミックともいえる本作。映画化決定の報を受けた原作者の荒川弘は、「色々なメディア展開をしてきた『鋼の錬金術師』ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!」としながらも、「曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と、本作に期待を込めてコメントを寄せている。主人公の“鋼”の錬金術師エドワード・エルリックを演じる山田さんのほか、エドとアルの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役には本田翼、兄弟の良き理解者で“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング大佐役にはディーン・フジオカ、マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役に佐藤隆太、マスタングの側近ホークアイ中尉役に蓮佛美沙子、ロス少尉役に夏菜。さらに、本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカ―役に大泉洋、ドクター・マルコ―役に國村隼、コーネロ役に石丸謙二郎、そしてハクロ将軍役に小日向文世と、超豪華キャストが集結。また、ホムンクルス側には、“嫉妬”のエンヴィーを演じる本郷さんとともに、“色欲”のラスト役に松雪泰子、“暴食”のグラトニー役に内山信二が、現在のところ発表されている。本郷さんは、「本当に大好きな原作でしたし、とても豪華なキャスト陣と日本最高峰のCGを駆使しているスタッフ陣なので、どんなものに仕上がるかとても期待しています」とコメント。「最近、衣装を着てみたのですが、全体的にビジュアルもかなりカッコよくなるんじゃないかなと思います。エンヴィーに関しては、着てみて初めて自分の体型で良かったと感じました…!原作のイメージを大切にしながら、少しでも世界観に貢献できるよう努力したいと思います。楽しみにしていてください!」と力強いメッセージを贈る。本作は6月、イタリアロケから開始、日本での撮影を経て8月下旬に撮影終了を予定。アクションやCG映像にも巨額の予算が投下されるとのことで、壮大な物語にふさわしい破格のスケールの映画の誕生が期待できそうだ。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日“ハガレン”こと荒川弘の人気コミック『鋼の錬金術師』が、山田涼介主演、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らで実写映画化されることが発表になった。ワーナー・ブラザース映画が巨額の予算を投じて手がける本作は、アクションやCG映像にも力を入れ、日本映画の枠を超えたワールドワイドな展開を視野に入れていると言う。その他の写真原作(全27巻)は、世界21カ国で発売されており、全世界でのシリーズ累計部数は7000万部超。これまでTVアニメ化、アニメ劇場版がなどが製作されている。原作者の荒川は「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)」とコメント。本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスの波乱に満ちた冒険と成長のストーリーで、『ピンポン』『あしたのジョー』の曽利文彦監督がメガホンを執る。主役のエドワードを演じる山田は原作について「僕自身も小さな頃から読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います」と話し、「今回主演という立場を頂いた時は、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と告白。アクションについては「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています」といい、「原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と意気込みを語っている。本田翼がエドワードたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役、ディーン・フジオカが兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役、松雪泰子がふたりの前に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)で謀略に長けた“色欲”のラスト役を演じる。そのほか、佐藤隆太(マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(マスタングの側近ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、大泉洋(本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、本郷奏多(“嫉妬”のエンヴィー役)、内山信二(“暴食”のグラトニー役)、石丸謙二郎(ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役)が出演する。撮影は6月に世界観の表現を追求してイタリアロケから開始され、日本での撮影を経て8月下旬に撮影終了を予定している。映画『鋼の錬金術師』2017年冬、全国ロードショー
2016年05月24日目の肥えた日本のコミックファンだけでなく、世界をも魅了する今世紀最大級の大人気傑作コミック「鋼の錬金術師」が実写映画化され、2017年冬に全国公開されることが決定。主人公の“鋼”の錬金術師エドワード・エルリックを、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が演じることが明らかとなった。原作は、2001年にスクウェア・エニックス月刊「少年ガンガン」で連載スタート、2010年に連載を終了した漫画家・荒川弘の代表作。連載中から10~20代を中心に注目を集め、TVアニメ化~アニメ劇場版を契機に爆発的な人気を獲得、全世界シリーズ累計部数7,000万部超という空前の記録を打ち立てた。少年誌での連載にもかかわらず、オリジナリティあふれる設定とストーリー、そして鮮烈なビジュアルが熱狂的な女性ファンをも虜にさせ、深いメッセージ性が幅広い層からの支持を得ている、まさに日本漫画界を代表する伝説的コミックだ。錬金術とは、物質の構成や形状を変化させ、新たなものに作り替える技術で、無から有を生む万能の術ではなく、「等価交換」を原則とする厳正科学。この錬金術が存在するファンタジーな世界観は日本での映像化は不可能と言われ、ハリウッドでの映画化もウワサされていたが、「ハリー・ポッター」「るろうに剣心」「デスノート」といった、人気シリーズの実写化を実現させてきたワーナー・ブラザース映画が、世界も視野に入れ映画化に挑む。撮影は6月、世界観の表現を追求してイタリアロケから開始、日本での撮影を経て、8月下旬にクランクアップを予定しているという。主人公となるのは、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンス。幼い2人は母親を生き返らせるため、“錬金術”の最大の禁忌(タブー)である“人体錬成”を行い、失敗。その代償としてエドワードは右腕と左脚を、アルフォンスは身体全てを失い、魂を鎧に定着させた体になってしまう。やがて、右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着したエドワードは国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれるように。人体錬成の対価として失ったものを取り戻すため、兄弟は絶大な力を秘める“賢者の石”を探す冒険の旅へと向かう――。“鋼”の錬金術師、エドワード役を演じることになったのは、『暗殺教室』シリーズの大ヒットも記憶に新しい山田さん。今回の出演にあたり、「僕自身も小さなころから読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらも、ヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います。今回主演という立場をいただいたときは、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と真摯にコメント。イタリアロケから始まる大規模な撮影とアクションシーンが見所になる本作に挑むことに関して、「(アクションについて)できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある、いまこの時代だからこそ、実現できる。原作ファンの方にはもちろん、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、いまは決意が固まりました」と、新たな進化した山田さんを予感させるコメントを寄せている。また、エドたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役には、『アオハライド』『起終点駅 ターミナル』などでヒロインを見事に演じた本田翼。山田さんとは、本作が初共演となる。「連載当初から読んでいて、単行本も完全版も大切に持っている本当に大好きな作品」と原作の大ファンを公表している本田さんは、本作の出演について「プレッシャーが凄いです。原作ファン、そして私たちの世代にこそ観て欲しいし、観たいと思わせる作品にできたらと思っています」と、意気込みを語っている。さらに、兄弟の良き理解者となる若き士官、“焔(ほのお)の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング大佐役には、俳優だけでなく映画監督、アーティストと多彩な才能を発揮するブレイク俳優、ディーン・フジオカ。原作でも人気の高い役とあって「人気のマスタング大佐を演じさせていただくプレッシャーはありますが、原作ファンの皆様の大きなご期待を背負えるように、まずは身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたいと思います。学生時代にはボクシング、俳優のキャリアを始めてからは中華武術やテコンドーを含め日常的に練習し、過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が今回の新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と、その心境を明かしている。ほかにも、マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役に佐藤隆太、マスタングの側近ホークアイ中尉役に蓮佛美沙子、ロス少尉役に夏菜。本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカ―役に大泉洋、ドクター・マルコ―役に國村隼、そしてハクロ将軍役に小日向文世が名を連ねる。一方、エドとアルの冒険に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)側では、謀略に長けた“色欲”のラスト役に松雪泰子が参戦。出演に際し、「世界中にファンがいる今作。演じさせていただくキャラクターは原作ファンの方々の思い入れも強いキャラクターだとお聞きし、身の引き締まる思いです。曽利(文彦)監督とも実写の映画では初めてですので、どんな作品作りになるか、楽しみにしております」とコメント。さらに、“嫉妬”のエンヴィー役に本郷奏多、“暴食”のグラトニー役に内山信二、ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役に石丸謙二郎と日本を代表する俳優たちが結集。まさに超豪華キャストが勢ぞろいした本作で監督を務めるのは、2002年『ピンポン』を大ヒットに導いた曽利文彦。「今作はそれ以来となる、自らが立ち上げた作品であり、特別な思い入れがあります」と語っており、「『鋼の錬金術師』の世界観やテーマ性、そして“生きていくことの真実”を描いた、この素晴らしいストーリーを幅広い世代にご覧いただけるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきたいです」と映画化への情熱を明かしている。曽利監督といえば、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあるだけに、錬金術を駆使したアクションシーンの映像化は腕の見せどころとなりそうだ。映画化が決定した報を受けた原作者の荒川弘は、「色々なメディア展開をしてきた『鋼の錬金術師』ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と、映画と出演キャストへの期待と絶大な信頼を寄せている。おそらく、日本映画の常識をぶち破る究極のエンターテインメントの1つとなるだろう本作。今後の動向も目が離せない。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日Hey! Say! JUMPの山田涼介が、人気漫画を実写化する映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)で主演を務め、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らと初共演することが23日、明らかになった。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された荒川弘氏による同名コミック。連載中はTVアニメ化もされ、男女を問わない評価を獲得、累計7,000万部超えを記録するなど、同誌の人気をもけん引した。壮大なスケールやファンタジックな世界観で、海外のコミックファンの間でも話題となった原作だが、国内での映画化は不可能とされ、ハリウッドでの映像化もうわさされてきた。しかし今回、『ハリー・ポッター』や『デスノート』シリーズのワーナー・ブラザース映画が挑戦。同じく漫画原作の映画『ピンポン』(02年)を大ヒットさせた曽利文彦監督が迎えられた上、アクションやCG映像に巨額の予算が準備され、邦画の枠を超えてワールドワイドな展開を見据えた作品として仕上げるという。描かれるのは、幼い日に最愛の母親を亡くした兄・エドワード(エド/山田)と弟・アルフォンス(アル)の冒険と成長のストーリー。2人は母を生き返らせるために"錬金術"の最大の禁忌(タブー)"人体錬成"を行い、それに失敗した結果、代償としてエドは体の一部、アルは身体全てを失い魂をよろいに定着させた体になってしまう。やがてエドは国家錬金術師となり、"鋼"の二つ名を授かる。そんな兄弟の失ったものを取り戻す力を秘める"賢者の石"を探す旅を映し出す。山田は、小さい頃から原作を読んでいたと明かし、その魅力を「現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を引きつけられている」と推測。そんな原作への思いもあるからこそ、「どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、『自分がこのプレッシャーに勝てるのか?』という気持ちも」と吐露する。しかし、作品の持つ「すごさ」を原作ファンだけでなく、それを知らない観客にも伝えるべく「身体を鍛え、役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と気合は十分。アクションについても「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたい」と意気込んでいる。本田は、ヒロインでエドたちの幼なじみ兼機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役。「連載当初から読んでいて、単行本も完全版も大切に持っている本当に大好きな作品」と公言する本田もまた、「プレッシャーがすごい」とこぼしながらも「原作ファン、そして私たちの世代にこそ見てほしいし、見たいと思わせる作品にできたら」と希望を口にする。エドたち兄弟の理解者で、若き士官"焔の錬金術師"の名を持つロイ・マスタングを演じるのが、ディーン・フジオカ。原作でも人気の高い役どころとあって「プレッシャーはありますが、原作ファンの皆さまの大きなご期待を背負えるようにまずは身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたい」とアピールしている。ホムンクルス・"色欲"のラスト役の松雪も「身の引き締まる思い」と口をそろえた。さらに、ヒューズ中佐役の佐藤隆太、ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子、ロス少尉役の夏菜、国家錬金術師タッカー役の大泉洋、ドクター・マルコー役の國村隼、ハクロ将軍役の小日向文世、コーネロ教主役の石丸謙二郎も登場。加えて、ほかのホムンクルス役として、本郷奏多が"嫉妬"のエンヴィーを、内山信二が"暴食"のグラトニーを、それぞれ演じる。実写化の報を受けた原作の荒川氏は「マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)」と恐縮気味。曽利監督を「マンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方」と評し、「アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみ」と期待を寄せた。映画の撮影は6月、イタリアロケからスタート。日本での撮影を経て、8月下旬のクランクアップを予定している。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年05月24日ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作といわれる同名小説を2部作で映画化、昨年3月に公開され大ヒットした『ソロモンの偽証 前篇・事件』が20日(金)、金曜ロードSHOW!で地上波初放送される。物語はクリスマスの朝、雪に埋もれた校庭で見つかったある男子生徒の遺体。警察は自殺と断定するが、“殺人”の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発されたのは彼のクラスメイト。マスコミ報道が過熱する中、あまりにも無力な学校と親。もう大人たちに任せておけないと、生徒たちは学校内裁判を開廷することに…というもの。主演は本作が女優デビュー作となった藤野涼子。藤野さんは2014年「日本映画最大規模」とも言われた本作のオーディションで約1万人の中から主人公の藤野涼子役に抜擢され、役名がそのまま芸名となったことも話題となった。藤野さんのクラスメイトとなる中学生役のキャスト33名も同じく1万人オーディションで選ばれた精鋭。『アオハライド』の板垣瑞生、「E-girls」のメンバーでもあり『ガールズ・ステップ』で主演を務めた石井杏奈、『渇き。』の清水尋也など次世代の才能が勢ぞろい。撮影時は夏だったが酷暑のなか体育館での撮影に冬服で挑んだという彼らに対し、涼子の父親を演じた佐々木蔵之介は公開当時の舞台挨拶で「1万人を背負って立っている“覚悟”があった。毎日、全身全霊で芝居をぶつけてくるのに心打たれていました」と称賛の声を送っていた。また佐々木さんのほか、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら日本映画界が誇る豪華俳優陣が大人キャストとして脇を固める。また『聯合艦隊司令長官 山本五十六』などで知られる成島出監督のもと『八日目の蝉』チームが再結集、この大作を描き上げた。金曜ロードSHOW!『ソロモンの偽証 前篇・事件』は日本テレビ系で20日(金)の21時~の放送。(笠緒)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2016年05月20日2013年ピュリッツァー賞受賞、2015年トニー賞(BEST PLAY部門)にノミネートされ、ニューヨーク、ロンドンを震撼させた話題作「DISGRACED/ディスグレイスト」。小日向文世を主演に迎え日本初上演される本作から、この度、最新ビジュアルが公開。併せて「TEAM NACS」の安田顕ら出演者からコメントが到着した。ニューヨークの高級アパートメントに暮らすアミール(小日向文)はパキスタン系アメリカ人、企業専門の弁護士事務所に所属する 優秀な弁護士だ。妻のエミリー(秋山菜津子)は白人の画家。ある日、アミールの甥エイブ(平埜生成)が訪ねてくる。エイブはアミールに、自分たちの指導者が逮捕されたので助けてほしいと訴えに来たのだ。拒否するアミール、だが妻のエミリーは助けるべきだと主張する。結局、審問に立ち会い、人生の歯車が狂いだす。ある夜、アミールと同じ事務所で働く黒人弁護士ジョリー(小島聖)と、その夫でホイットニー美術館のキュレーター、ユダヤ人のアイザック(安田顕)が訪ねてくる。画家でもあるエミリーの作品がホイットニー美術館に展示されるお祝いのホームパーティーだった。誰もが、成功を掴んだと思っていた、しかし、最後に掴んだものは…。タイトルにある「disgraced」は、“辱める、地位や名誉などを失わせる”という意味。現代アメリカを舞台に、パキンスタン系アメリカ人の男と白人の妻、ユダヤ人の男とアフリカ系アメリカ人の妻という異なる背景をもつ4人が揃ったホームパーティーで、それぞれの信仰と社会政治の言葉の応酬はやがて驚くべき結末に繋がり、会話の表面から露呈される「人間の本質」が描かれる。そして今回は、オリジナルをそのままに、演出を現代演劇界の重鎮・栗山民也が手掛け上演される。主演のパキスタン系アメリカ人で企業専門の優秀な弁護士・アミールを演じるのは、大河ドラマ「真田丸」で好演中の日本を代表する名優・小日向さん。そして、アミールの妻で白人の画家エミリーには、「読売演劇大賞」最優秀女優賞受賞など映像や舞台で幅広く活躍中の実力派女優・秋山菜津子。エミリーを援助する画商のユダヤ人・アイザックには、今年20周年を迎え人気&実力ともに日本唯一の演劇ユニット「TEAM NACS」の安田さんが好演する。そのほか、アイザックの妻でアミールの同僚の黒人弁護士・ジョリーに、ドラマ「ファーストクラス」の小島聖、物語のキーとなる人物でアミールの甥・エイブに平埜生成が集結した。本作は、現代アメリカの人種・宗教問題をテーマにした作品とあって、「日本人の俳優たちがどう演じるか、非常に大きな壁が立ち塞がっている気がします」と小日向さんは語る。また安田さんも「色々な感情の機微が、剥き出し、あらわになっていき、人間のみせたくない“恥”の部分がみえてくる物語」と本作について語った。そして小日向さんは、「緊張していますし、非常に困難な作品になると思いますが、演出の栗山民也さんにどう料理していただけるか期待もしています。非常に濃密な舞台になると思います」と心境を述べ、秋山さんは「民族的なこと、社会的背景が鋭く浮き彫りになっている作品なので演じるのは難しいですが、素晴らしい共演者の皆さんと、演出家の栗山民也さんの下で作り上げていきたいと思っています。とても衝撃的な舞台になると思います」とアピール。また安田さんは共演者とは今回始めて舞台で一緒になるということで、「新しいご縁をいただけたと感謝しております」とも話した。人種・宗教といった問題をテーマに描く本作。スタイリッシュな今回のポスターからも、本作の持つテーマの重さが見て取れるようだ。世界で話題を呼んだ作品の日本初上演が、どう演出されるのか気になるところだ。舞台「DISGRACED/ディスグレイスト -恥辱」は、9月10日(土)~25(日)東京・世田谷パブリックシアターにて、9月27日(火)名古屋・日本特殊陶業市民会館にて、9月30日(金)~10月2日(日)兵庫・兵庫県立芸術文化センターにて公演。(cinemacafe.net)
2016年05月12日女優の黒木華が連続ドラマ初主演に挑む「重版出来!」が、12日(火)今夜から放送開始となる。同作は2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」で第1位を獲得した松田奈緒子作の人気コミックをドラマ化するもの。出版不況の中、新卒で大手出版社に入社、週刊コミック誌の編集部に配属された主人公の奮闘を描く。黒木さん演じる主人公の黒沢心は柔道一筋の元五輪代表候補。新卒で大手出版社の興都館に入社し週刊コミック誌「バイブス」編集部に配属される。先輩編集者のオダギリジョー演じる五百旗頭敬(いおきべけい)のもとで編集のイロハを学ぶことになる心だが、連載担当漫画家との打ち合わせや新人漫画家の発掘、担当漫画の単行本の部数決定会議など、重版出来(じゅうはんしゅったい)させるための地道な活動を目にする中で、この世界に魅せられていく。「私も重版出来させたい!」そう意気込む心だが出版不況のいま、部数が低下すれば廃刊に追い込まれるうえ、単行本は3巻までに火をつけなければ厳しいと言われている。ときには時代に取り残された漫画家の再起を考え、営業担当と共に一冊の漫画を売るための秘策を考える…。それでも編集部に襲いかかる難題の数々。そんななかで看板漫画家の三蔵山龍が突然引退宣言され、それに対して心が取った行動とは――。主演の黒木さんは舞台からキャリアをスタート。2014年<a href="">『小さいおうち』</a>で日本人女優として史上4人目となる第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞も受賞した。翌年には<a href="">『母と暮せば』</a>で第39回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続で受賞するなどその演技力が高く評価される実力派女優。ドラマでも昨年放送された「天皇の料理番」や現在放送中の大河ドラマ「真田丸」などに出演。今作で連続ドラマ初主演を果たした。先輩編集者である五百旗頭敬(いおきべけい)は、近年では映画<a href="">『FOUJITA』</a>、ドラマ「おかしの家」など主演を務め、映画・ドラマ界において唯一無二の存在感みせるオダギリさん。興都館のコミック営業部の小泉純を演じるのは昨年映画<a href="">『予告犯』</a><a href="">『海街diary』</a><a href="">『俺物語!!』</a>など話題作に立て続けに出演し、ドラマでも1月クールの月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演し、一気に火がついた坂口健太郎。ほかキャスト陣も、小日向文世、松重豊、荒川良々、ムロツヨシ、安田顕と、なんともワクワクさせる面々が勢揃いだ。また「でんぱ組.inc」の最上もががレギュラー出演することも話題となっている。ドラマ「重版出来!」はTBS系で12日(火)22時~放送開始。(笠緒)
2016年04月12日黒木華が連続ドラマ初主演を果たす4月期スタートのTBSドラマ「重版出来!」。オダギリジョー、坂口健太郎ら様々なキャストが出演する中、今回新たに「でんば組.inc」の最上もががレギュラー出演することが明らかになった。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」、といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて、漫画家という夢を叶える瞬間、これは働く全ての人にエールを贈るお仕事ヒューマン群像劇。2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得した「月刊!スピリッツ」(小学館)にて連載中の松田奈緒子の人気コミックが原作の本作。キャストには、主人公・心役の黒木さんをはじめ、オダギリさん、坂口さん、荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊といった個性的な面々が顔を揃えた。「でんぱ組.inc」に属し、グラビアアイドルとして活躍する中、「あぽやん~走る国際空港」などにゲスト出演するなど活動の幅を広げる最上さん。今回彼女が演じるのは、滝藤さん演じる漫画家・高畑一寸の彼女であり、ミューズ(芸術家にインスピレーションを与えるといわれたギリシャ・ローマ神話の女神)的存在の梨音役。しかし自由気ままな性格でしょっちゅう家出するなど小悪魔的に高畑を振り回し、漫画が描けなくなってしまい、編集担当者をいつも困らせてしまう…という役どころだ。今回の出演について最上さんは、「監督と話し合いながら 自分の中での梨音さんを膨らませていきました。至らぬところもたくさんあるかと思いますが、精一杯演じさせて頂いてます」と意気込みを語る。また最上さんは漫画好きだそうで、「ぼくにとっての漫画は、人生を楽しく生きるヒントになったり、息抜きになったり、漫画に出てくる台詞に勇気付けられたり、たくさんのことを学べるものだと思っています」と話している。さらに本作は新社会人や異動などで仕事に悩む人に必要な“やる気”が詰まっている内容ということで、「最初から上手くいくことなんてほとんどありません。失敗を恐れていては何も学べません。まずはチャレンジして、上手くいかなかったら次はどうしようって考えるのが大事なんじゃないかなと思います」とエールを送った。また番組プロデューサーは、「高畑を振り回す、いい意味で物語に異物感を加える梨音という役柄を考えたときに、“異端児”の最上さんこそまさにぴったりだと思い、お願いしました。撮影初日、スタッフを一瞬で虜にしてしまい、まさに梨音そのものでした」とコメントを寄せている。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月08日黒木華をはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎、松重豊ら豪華キャスト陣を迎えて、松田奈緒子原作の漫画をドラマ化する「重版出来!」。この度、劇中で使われる小道具の漫画を、本物の売れっ子漫画家陣が手掛け、オリジナル漫画を描き下ろしていることが分かった。2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、現在「月刊!スピリッツ」で連載中の松田氏の人気コミックを実写ドラマ化する本作。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて漫画家という夢を叶える瞬間…。働く全ての人にエールを贈る、本気で働く人々の心に響くだろうヒューマンストーリーだ。コミック雑誌編集部が舞台の本作のために、ドラマ内で使われる架空の週刊誌や雑誌など、何気ない小道具も本気モードで制作。中でも、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗ほか豪華俳優陣が漫画家役として劇中で執筆する漫画には、豪華売れっ子漫画家たちが名を連ね、このドラマのためにオリジナル漫画を描き下ろすという。「モンキーターン」「とめはねっ!鈴里高校書道部」など、競艇・書道・柔道など多岐にわたるジャンルの熱いドラマを描く河合克敏。「星守る犬」「ぱじ」「青い鳥~わくらば~」など涙無くしては読めない心温まる作品を生み出す、村上たかし。松田翔太で映画化され話題となった「アフロ田中」シリーズなど、強烈なインパクトを残す大ヒットギャグ漫画を描き続ける、のりつけ雅春。「最強!都立あおい坂高校野球部」「BE BLUES!~青になれ~」など熱血スポーツ漫画を描き、講談社漫画賞や小学館漫画賞など多数の賞を受賞、メガヒットを飛ばし続ける田中モトユキ。また、「鉄腕バーディー」「機動警察パトレイバー」などアニメ化も多数持ち、30年以上も週刊連載を続ける、ゆうきまさみ。そして、初連載作「かわれて候。」はLINE漫画で800万ビューを突破した、大注目の新人作家・白川蟻んも参加。さらに今回のドラマとリンクした作品が、「月刊!スピリッツ」へ掲載されることも決定した。さらには、誰もがご存知「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」をはじめ、多数の国民的人気漫画を生み出してきた超大御所漫画家・藤子不二雄Aも、本作へ作品を提供!漫画ファンはもちろん、誰もが楽しみになるオリジナル劇中漫画になること間違いなしだ。主演の黒木さんは「このドラマのために、こんな贅沢な方々に作品提供やオリジナル漫画を描いていただきありがたいです。私自身も楽しみにしています」と喜びを語った。原作者・松田氏が自らが手がけたネームをもとに、超人気漫画家陣がオリジナルの世界観を膨らませてリアルに漫画制作した、なんとも贅沢な劇中漫画にも注目して本放送を見たい。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日『忍者ハットリくん』『怪物くん』『笑ゥせぇるすまん』などの人気漫画を生み出してきた藤子不二雄A氏をはじめとする漫画家が、4月12日スタートのTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~)の小道具としてオリジナル漫画を描いていることが29日、わかった。『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を女優の黒木華主演で連続ドラマ化した本作の舞台は、コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部。新人編集者・黒沢(黒木)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。ドラマの小道具として使われる架空の週刊誌や雑誌など、何気ない小道具にもこだわり、劇中に登場する漫画は本物の売れっ子漫画家陣がドラマのためにオリジナル漫画を制作。原作者・松田奈緒子氏自らが手がけたネームをもとに、漫画家陣がオリジナルの世界観を膨らませてリアルに制作し、ぜいたくすぎる劇中漫画作品が出来上がった。藤子氏のほか、『モンキーターン』『とめはねっ!鈴里高校書道部』の河合克敏氏、『星守る犬』『ぱじ』『青い鳥~わくらば~』の村上たかし氏、『アフロ田中』シリーズののりつけ雅春氏、『最強!都立あおい坂高校野球部』『BE BLUES!~青になれ~』の田中モトユキ氏、『鉄腕バーディー』『機動警察パトレイバー』のゆうきまさみ氏、『かわれて候。』の白川蟻氏が参加。ゆうき氏は「楽しい経験でしたが、自分の原稿より緊張しましたね。このドラマの場合は主に漫画の現場が中心になっているんだと思いますが、多分原作者の松田奈緒子さんが知っている、いろんなタイプの漫画家さんが出てくるかと思いますので、その辺にリアリティがあるんじゃないかと思います。そこを楽しんでもらいたいと思いますね」と話している。そして、主演の黒木は「このドラマのために、こんなぜいたくな方々に作品提供やオリジナル漫画を描いていただきありがたいです。私自身も楽しみにしています」と喜んでいる。本作では漫画家役として、三蔵山龍役に小日向文世、高畑一寸役に滝藤賢一、成田メロンヌ役に要潤、中田伯役に永山絢斗が決定。劇中の漫画は放送後ホームページで公開する予定だ。
2016年03月30日連続ドラマ初主演の黒木華をはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎ら豪華キャストで贈る4月より放送スタートの火曜ドラマ「重版出来!」。この度本作の主題歌に「ユニコーン」の新曲「エコー」が決定した。2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、現在「月刊!スピリッツ」で連載中の松田奈緒子の人気コミックを実写ドラマ化する本作。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、新米編集者・黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込み、一丸となって仕事に打ち込み奮闘する姿を描いていく。「やりたい仕事じゃない」といい訳ばかりの営業マンが、本気で働く「景色」に魅せられた瞬間、自分の可能性を信じて一心不乱に漫画を描き続けて漫画家という夢を叶える瞬間…。働く全ての人にエールを贈る、本気で働く人々の心に響くだろうヒューマンストーリーだ。主人公・心役には、先日、『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、今回が連続ドラマ初主演となる黒木さん。共演には、心の先輩・五百旗頭敬役にオダギリさん、コミック営業部担当の小泉純役に坂口さん、そのほか荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊といった個性的な面々が集結している。そんな本作の主題歌に決定したのは、幅広い年代から支持を集める5人組ロックバンド「ユニコーン」の新曲「エコー」。楽曲は、本ドラマのために書き下ろされたもので、作詞・作曲はソロやプロデュースとしても活躍する奥田民生が手掛けている。「ユニコーン」らしいそこはかとない哀愁とポジティブな世界観が混在したミディアムナンバー。聴いているとゆっくりと元気になれる、そんな楽曲となっている。また“日々様々な苦難に立会いながらも前向きに立ち直り明日へ向かう”というドラマの世界観ともうまくシンクロしているようだ。昨年1月に放送されていたドラマ「残念な夫。」以来、1年3か月ぶりのドラマタイアップとなった「ユニコーン」。作詞・作曲を手掛けた奥田さんは「久しぶりの『ユニコーン』なので、まじめに作りました」と語り、また今回の起用についてプロデューサーの那須田淳は、「ドラマのテーマである仕事していくこと、生きていくことを魂の歌にしてくれるのは、ユニコーンさんしかいないと思いました」と絶賛している。「重版出来!」は4月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月24日赤塚不二夫の代表作であり伝説のギャグマンガを実写化するスペシャルドラマ「天才バカボン」。本作で、ママ役を演じる松下奈緒が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「SEIKO presents松下奈緒 Sound Story」でバカボンのパパ役を務める上田晋也との初対談を実現。ドラマでも初共演となる上田さんと“バカボンのパパ”談義を繰り広げた。3月、日本テレビにて放送予定の本作は、世代を超えて愛される作品の実写化ということもあり、キャスティング発表に大きな注目が集まった。バカボンのパパ役を演じるのは、藤木直人主演「イケ麺そば屋探偵~いいんだぜ!~」以来のドラマ出演となるくりぃむしちゅーの上田さん。バカボンのママ役を、「ゲゲゲの女房」「ディア・シスター」で知られる松下さん。そのほかの家族には、バカボン役を「おかずクラブ」のオカリナ、ハジメちゃん役を早坂ひららが務める。さらに、レレレのおじさん役を、月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」出演の小日向文世、おまわりさんをNHK大河ドラマ「真田丸」で北条氏政役を熱演中の高嶋政伸が担当する。今回、松下さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「SEIKO presents松下奈緒 Sound Story」に、本作で初共演となった上田さんが2週に渡りゲスト出演。上田さんは、ドラマそのままの衣装とメイクで登場し松下さんに「ほんとに、(衣装もメークも)ハマってますよね!」と笑われる一幕も。それに対し「あなたの番組にこの衣装で来て、と言われて来たんだよ!おかしいだろ!?」とツッコミつつも、“時を超えていまも心に響き続ける”お気に入りの音楽を紹介した。また、ドラマで松下さん演じるバカボンのママについては「理想に近いかも。男ってバカね~という目線でいつつ、たまにチクリと鋭く指摘してくれる、そして“待つ人”が理想!」と、自身の女性観について熱弁。そのほか、上田さんが考えるバカボンのパパ像や自身とバカボンのパパの共通点、相違点などについて語ったそう。この模様は、2月21日(日)と28日(日)の2週に渡り放送予定。「SEIKO presents松下奈緒 Sound Stor」は 毎週日曜日20時30分よりTOKYO FMほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日松田奈緒子原作の漫画「重版出来!」のドラマ化が決定。主演に黒木華をはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎、松重豊ら豪華キャストが出演することが明らかとなった。2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得し、「月刊!スピリッツ」連載中の松田氏の人気コミックをドラマ化する本作。コミック雑誌「週刊バイブス」編集部を舞台に、新人編集者の黒沢心が、編集部員、漫画家のみならず、営業、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を群像劇で描いていく。主人公の新米編集者・黒沢心役には、日本アカデミー賞はじめ、数々の主要映画賞で新人賞や助演女優賞を受賞し、昨年4月クールに放送したTBS日曜劇場「天皇の料理番」では日本中の涙を誘い、現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」でも抜群の存在感を出している黒木華が抜擢。黒木さんにとって、連続ドラマ初主演となる。共演には、黒沢の指導社員でクールで頼れる先輩・五百旗頭敬役に、日本のみならず国際映画祭でも数々の賞を受賞しているオダギリジョー、コミック営業部担当の小泉純役を、モデルとして活躍し、“塩顔男子”という流行語を生み出すほどの人気を誇り、昨年10月クールに放送した TBS金曜ドラマ「コウノドリ」で連続ドラマ初出演を果たした坂口健太郎、週刊バイブス編集長・和田靖樹役には、国内外の舞台、テレビドラマ、映画、CMなどで大活躍の松重豊ら豪華キャストが配役されている。このほか、個性豊かな週刊バイブスの編集部員役には、『俳優 亀岡拓次』が公開中の安田顕、「家族ノカタチ」が放送中の荒川良々、入社した出版社清掃員の久慈勝役には高田純次が扮する。さらには、様々な事情を抱えている漫画家役には、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、漫画家のアシスタント役にムロツヨシなど、個性的かついま注目を集める超豪華なキャスティングが実現した。今回の出演に関して黒木さんは「原作を読んだとき、登場人物たち皆が魅力的で、それぞれの仕事に対する姿勢や人間同士のドラマに心打たれ、感動しました。こんな素敵な原作を、こんなに魅力的なキャストの皆さんとできるなんて凄く幸せに思います。原作のちゃんに負けないよう、胆大心小、頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。新生活がスタートする4月、まっすぐな新米編集者・黒沢心の姿に、思わず励まされるドラマになりそうだ。「重版出来!」は、4月よりTBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日伊勢丹新宿本店は、アニメ『ルパン三世』とコラボレーションしたイベント「ISETAN×ルパン三世 LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」を、2月3日から8日まで、同店本館7階催物場で開催する。イタリア・サンマリノ共和国を舞台に30年ぶりに新シリーズがテレビ放映(日本テレビ系、読売テレビ系)され、注目を集めているアニメ『ルパン三世』。そんなルパンと伊勢丹がコラボレーションした同イベントでは、ルパン一味のクローゼットがイメージされたエリアが出現。テーラー&カッター(TAILOR&CUTTER)、テーラーケイド(TAILOR CAID)、リッドテーラー(LID TAILOR)など、日本を代表するテーラーが同アニメキャラクターの次元大介や銭形警部のスタイリングを紹介する。テーラー&カッターからは、ルパン三世をモチーフとしたジャケット(18万円から)、パンツ(5万円から)、シャツ(4万円から)を展開。テーラーケイドは、次元のイメージに沿ったスキニースタイルのスーツ(19万円から)、シャツ(4万円から)を紹介するほか、リッドテーラーは、銭形警部のアイコン的スタイルとなるトレンチコート(26万円から)、スーツ(33万円から)、シャツ(4万円から)などを発売する。さらに、テレビ新シリーズでルパンが着用している青色のジャケットをイメージして、同イベントのためにタリアトーレ(TAGLIATORE)が製作したダブルブレストジャケット(8万5,000円)も登場。内側には財宝をイメージした金ボタンとルパンのネームが施されている。創業90年の仕立て屋岩本和栽の4代目であるキサブローは、石川五ェ門をイメージした羽織(11万円)、着物(6万円)、馬乗袴(9万円)などを紹介。会場ではルパン三世、次元大介、峰不二子、銭形警部とコラボレーションした着物も発売される。マドモアゼル タラ(Mademoiselle TARA)からは、テレビ新シリーズのキャラクターである、サンマリノ共和国の名家の令嬢レベッカをイメージしたワンピース(4万9,000円)が発売される。このほか、会期中は峰不二子のクレーンゲーム用フィギュアが先行登場するほか、テレビ新シリーズのキービジュアルをジグレー版画で表現した、原作者モンキー・パンチのサイン入り作品なども展示。また、声優陣による館内放送や、同店メンズ館正面玄関ではルパン三世の愛車であるフィアットも展示される。
2016年01月25日2015年、30年ぶりにTVシリーズが復活し話題を集めるアニメ「ルパン三世」。イタリアを舞台にお馴染みの仲間たちと大活躍する“新ルパン”の最新作「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、本日8日(金)、2016年最初の「金曜ロードSHOW!」にて放送。本作のBlu-ray&DVDリリースが早くも3月23日(水)に決定した。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長、さらにスーパーモデルなどとしても活躍するお騒がせセレブのレベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから物語は始まる。ルパンは、何の因果か銭形と一緒に、暴走列車に監禁されたレベッカを救いだすために大暴れ!だがその裏には謎の人物“仮面伯爵”が暗躍しており、レベッカ誘拐事件の前に、「カリオストロ伯爵の遺産」をどちらが先に手に入れるか勝負しようという挑戦状をルパンに出していた。孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、男心を惑わす小悪魔・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPOの敏腕捜査官・銭形警部といったおなじみのメンバーに、イギリス秘密情報部MI-6 ニクスや、イタリア警察のセルジオ、レベッカを追うパパラッチ・サロや、カリオストロ伯爵の子孫ガスパーレ、さらに、ルパンと電撃結婚をしたお騒がせセレブのレベッカが加わり、信頼と裏切りが錯綜するスリリングな展開が待ち受ける――。青のジャケットでイタリア・サンマリノの街を駆けまわる姿が印象的な“新ルパン”。今回のターゲットは、18世紀にヨーロッパを席巻した“天才詐欺師”カリオストロ伯爵の遺産。ルパンと銭形がタッグを組んで挑む「車VS列車」のチェイスシーンをはじめ、手に汗握るアクションシーン満載!さらに、ルパンのハートを射止めるイタリアのセレブ女子たち、映画『007』でおなじみのイギリス秘密情報部・MI6の殺し屋など、多彩なキャラクターが繰り広げる物語はファン必見だ。2016年の「金曜ロードSHOW!」の幕開けを賑やかに彩る「ルパン三世」の魅力をギュッと凝縮した超一級のエンターテインメント作品を、ぜひ自宅でも堪能して。曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。「ルパン三世イタリアン・ゲーム」Blu-ray&DVは3月23日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日有村架純&高良健吾をはじめ高畑充希&西島隆弘&森川葵&坂口健太郎ら最旬俳優を迎え、東京を舞台に若者たちのリアルな恋を描く2016年1月スタートの月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。この度、本作の主題歌にスタジオジブリ作品の主題歌も務めた手嶌葵が決定。さらに追加キャストとしてベテラン&ネクストブレイク俳優の出演が明らかとなった。初回の舞台は2010年秋。北海道で暮らす音(有村架純)と、福島から上京して東京で暮らす練(高良健吾)という、普通に生活していたら決して交わることのなかった2人が、北海道で運命的に出会うところからドラマはスタートする。自分の夢や希望を封じ込めて生きてきた音と、そんな彼女がずっと大切にしてきた一通の手紙を偶然にも手にしてしまった練。そんな2人が北海道の田舎町で出会い、それぞれの抱えてきた思いに触れ合うことで、新しい一歩を踏み出し、やがて2人の間に恋が生まれる…。本作の主題歌に決定したのは手嶌さんの歌う「明日への手紙」。本作のプロデューサー・村瀬健が、東京という街の片隅で、自分の抱える困難に縛られながらも必死でもがき、前向きに生きようとしている若者たちの恋を描く本作には、「曲の前に、手嶌さんのあの声こそがこのドラマの世界に必要だ」と思い、今回のオファーが実現したという。本楽曲はアルバム「Ren’dez-vous」に収録された1曲だったが、主題歌起用に際しドラマオリジナルバージョンの制作が決定。本作の世界観を見事に表現する歌詞とせつなくなるような珠玉のメロディーを持つ名曲に、シンプルかつ感動的なアレンジを施し、“特別な歌声”をもった手嶌さんが改めて歌い直し装いも新たな名曲としてドラマを彩る。手嶌さんは「昨年リリースしたアルバムに収録されていた私自身にとっても大事な曲でしたので、今回ドラマの主題歌に選んでいただけたことで、また多くの方々に聴いていただける機会が増えることをうれしく思っています。ドラマを見て下さる方々に優しく寄り添えればいいなと思っています」と喜びを語った。また、主演の2人も「こんなにストレートに作品と合致する歌があるなんて…とすごくすごく驚きました。そしてなにより、作品の中で生きる人たちの気持ちが歌詞で表されていて本当に心が締め付けられるような思いでした。手嶌さんの歌声はきっとこのドラマをより切なく、より愛おしくしてくださると思います」(有村さん)、「聴いた瞬間本当に鳥肌がたちました。ドラマの最後に手嶌葵さんのすてきな声が流れてくるイメージが浮かんで、ぴったりだと思いました」(高良さん)とそれぞれに本楽曲への感想を寄せた。そして、新たな出演者には、既に発表されているフレッシュな若手出演者陣と好対照となる、個性豊かな豪華俳優陣が名を連ねる。高良さん演じる練や友人たちを優しく包み込み、たまり場となる家の主である静恵役には、八千草薫。さらに、有村さん演じる音の養父に柄本明、養母に大谷直子、練を男手一つで育ててきた祖父・曽田健二役に田中泯。そのほか松田美由紀、小日向文世、高橋一生、福士誠治、安田顕らが配役。加えて、メインキャストたちよりもさらにフレッシュなネクストブレイク必至な顔ぶれも出演。舞台、ミュージカルの世界で高い評価を得てきた浦井健治は「坂元裕二さんの脚本、そしてフジテレビの“月9”に出演させていただけること、うれしく思いますし、背筋が伸びる思いでいっぱいです」と意気込みをコメント。そして『俺物語!!』の永野芽郁、園子温監督作品などで注目を集める桜井ユキ、若き名優・森岡龍、モデルとしても活躍中の林田岬優、独特の個性を放ち話題を呼びそうな我善導らが登場する。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は2016年1月18日(月)21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日青いジャケットに身を包んだルパンが、30年ぶりに新TVシリーズに復活したことでも話題の「ルパン三世」。この新シリーズの流れをくんだ新作TVスペシャル「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、新春1月8日(金)放送の金曜ロードSHOW!に登場。原作者のモンキー・パンチ氏も「ルパン三世は、イタリアが似合う」と期待のコメントを寄せていることが分かった。1971年に緑色のジャケットを着用し初めてアニメ化された「ルパン三世」。1977年には赤いジャケットとなり、再度シリーズ化されて長年にわたって活躍。抜群の頭脳、飄々としたスタイルは相変わらず、狙った獲物は逃がさない天下無敵の大泥棒が、アニメ化44年目を機に“青いジャケット”に身を包み、リスタートを切ったのが今回のTVシリーズ。ルパンを知り尽くしたベテランと、新たな息吹を吹き込む気鋭の若手クリエイターたちの手で磨き上げられた、かつてのシリーズをほうふつとさせる、“王道”“ど真ん中”のルパンが、2年ぶりのTVスペシャルでも登場する。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長レベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから、物語は始まる。ルパンはレベッカを誘拐犯から“盗み出す”ために大暴れ!だが、その裏にはとんでもない目的が…!?また、謎の人物“仮面伯爵”から届くルパン三世への挑戦状。その内容は“あるお宝”をどちらが先に手に入れるか勝負しようというもの。“あるお宝”とは、かの有名な“カリオストロ伯爵の遺産”!そのお宝を巡って様々な人間の思惑が交錯する。仮面伯爵とは一体誰なのか?張り巡らされた仮面伯爵の罠にルパンは打ち勝つことができるのか!?最も危険な「イタリアン・ゲーム」がいま、幕を開ける…。もちろん、孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、謎のセクシー美女・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPO の敏腕捜査官・銭形警部と、おなじみのキャラクターたちも大活躍。そんないつものメンバーに、不二子のライバルとなる(?)自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして加わり、さらに、今回はイギリス諜報部・MI6もルパンに目をつけるという。ますますダイナミックに展開しそうな新たなTVスペシャルも見逃せそうにない。<原作者モンキー・パンチ氏コメント>ルパン三世は、イタリアが似合う。「今度のルパン三世の舞台はイタリア」と聞いたとき、当然諸手をあげて賛成しました。かつてアメリカの西部劇をイタリア風に味付けした新感覚の“マカロニ”ウエスタンが一世風靡したが、ルパン三世に取り組む才能あるクリエーター陣が創作する“マカロニ”ルパン三世は、それ以上のとんでもない仰天を引っさげて登場してほしい。そんなルパン三世を原作者というより、一ファンとなって大いに期待し、楽しみたい。<番組プロデューサー稲毛弘之コメント>2017年に生誕50年を迎える「ルパン三世」は、「金曜ロードSHOW!」で最も長く放送してきている番組を代表するコンテンツです。最近は「峰不二子という女」や「ルパン三世VS名探偵コナン」といったスピンオフ作品によって、「ルパン」の再放送を見て育った世代とは違う、新たなファンの方々にも楽しんでいただいております。今年30年ぶりにテレビシリーズも始まり、リスタートしたいまこそ、スピンオフでない王道の「ルパン三世」を金曜ロードSHOW!で放送したいという思いがありました。今回、テレビシリーズの再放送をワクワクして見ていた自分のあの頃の気持ちを、現代の「ルパン」に融合して、今後の新たなスタンダードとなる「ルパン三世」を作ることを目指しました。それがこの度約2年ぶりの新作テレビスペシャル「ルパン三世」です。オールドファンもルパン初体験の方々にも楽しんでいただける「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」、皆様でお楽しみください。金曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月13日奇想天外なファンタジック・ラブコメディ『春子超常現象研究所』が公開された12月5日(土)に、シネ・リーブル池袋で舞台挨拶が行われ、出演した中村蒼、野崎萌香と竹葉リサ監督が登壇した。『春子超常現象研究所』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014で最高賞、シネガーアワードを受賞した注目作。ある日、突然心と体を持ってしまったテレビ男と、そのテレビの持ち主・春子の関係を描く、コメディー要素たっぷりの異色の純愛ムービー。これまで、いわゆる正統派イケメン役のイメージが強かった中村さんだが、今回はまさかのテレビ男役。第一印象について、中村さんは「軽くパニックをおこしました(笑)。見た目は普通かなと思ったんですけど、TVをかぶると聞いて、想像がつかなかったですね。TVをかぶっての芝居は結構大変なんですよ」と、撮影を振り返って苦笑い。共演陣には青木さやか、ブラザートム、池田鉄洋、斎藤工、小日向文世と、豪華な名前が並んでいる。中村さんは、特に小日向さんとの共演が印象深かったという。「この作品に何で出演されるのかを聞いたときに、大人数で撮影している作品ではないですが、『昔、自分も仲間で映画を作ってやってた。それに近いものがあるから懐かしい気持ちがあって出ようかなと思った』とおっしゃってて、うれしかったです」と、小日向さんを敬していた。本作は今年のロッテルダム国際映画祭で絶賛された後、モスクワ国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭でも上映され、すでに海外で評価が高まっている。メガホンをとった竹葉監督は、「ロッテルダム(オランダ)では、辛口評論家の集まりで反応にひやひやしていましたけど、結果『あのテレビ男の俳優さんの演技力の高さがすごい』とか『主演女優が可愛い』とスタンディングオベーションを受けました」と微笑み、「12月といえば大作が目白押しですけど、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と一騎打ちするつもりで頑張ります!」と、ブロックバスター作品を引き合いに出し気合を入れていた。『春子超常現象研究所』は公開中。(cinamacafe.net)
2015年12月06日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の初日舞台あいさつが5日、都内で行われ、キャストの唐沢寿明、小雪、小日向文世、塚本高史とチェリン・グラック監督が出席した。全国公開中の本作は、"日本のシンドラー"と呼ばれた杉原千畝の生涯を描いた作品。第二次世界大戦中、外交官として諜報活動を行っていた千畝(唐沢)は、赴任地のリトアニアでナチスの迫害を受けるユダヤ難民に独断でビザを発給する――という内容で、ポーランドでオールロケを敢行した。約6,000人のユダヤ難民を救ったと言われる千畝を演じた唐沢は、「感想を聞くのが怖いけど、ホッとしています」とあいさつ。舞台には、実際に千畝から"命のビザ"を受け取ったシルビア・スモーラー氏も駆け付け、「杉原さんと唐沢さんが同一人物に見えるくらい、本当に素晴らしい演技でした」と大絶賛すると、「ありがたいですね。リトアニアではみんな知っているけど、日本では知らない人が多い。この映画をきっかけに知ってほしい」と笑顔でアピールした。また、撮影中の苦労を聞かれ、「ポーランドのブラピが、『死ぬ前に一言言いたい』とか言って、いちいちカメラを止めてなかなか死ななくて。日本でもこういう人いるんですけどね(笑)。『もう早く死ねよ~』って思ってました」とまくし立てて笑いを誘った唐沢。そんな唐沢に対し、共演者からは、「唐沢さんってよくしゃべるけど、撮影中は本当に静かで役に入ってた。冗談を一言も言ってなかった」(小日向)、「唐沢さんにも寡黙な一面がありました。『でも、そろそろ限界がくるかな?』と思いながら見てました」(小雪)と驚く声も上がっていた。
2015年12月06日