千趣会は、岐阜県美濃加茂市に、分散していた物流拠点が集約・統合した通信販売事業の新たな物流拠点として、「千趣会 美濃加茂ディストリビューションセンター」(美濃加茂DC)を12月1日に開設すると発表した。稼働は2015年12月7日を予定している。美濃加茂DCは地上3階建で、延床面積は51,426平方メートル、取扱品番数(常時)は約150,000で、1日当り入荷品番数は約5,000品番。出荷処理能力は5,000件/日。これまで分散した物流拠点で保管・在庫管理をしていた、ファブリック・寝具等の中型商品、ドレス・スーツ等のハンガー商品、衣料・雑貨等のインターネット専用商品を美濃加茂DCに集約し、統合的に取り扱う。また、物流拠点の集約と統合、可児DCとの連携によって、商品の拠点間物流量を減少させるともに、顧客への発送荷量も集約され、大幅なリードタイム短縮とコストダウンが可能になるという。そのほか、運送事業者と連携し、日本全国各地域への届け時間から逆算して、地域別に時差出荷を行い、施設内作業のボトルネックとなる工程にマテハンを導入し、過大な設備投資を行わずにスループットを向上させているという。
2015年12月01日東日本と西日本の中間に位置する岐阜県。「岐阜県の名字ランキングベスト30」で名字の傾向を見てみると、日本の中央に位置する同県ならではの特徴が見えてくる!?○1位の名字のルーツは隣県にも「岐阜県の名字ランキングベスト30」で第1位となったのは、県内におよそ3万6,400人が住んでいる「加藤」さん。「加藤」さんは全国におよそ89万2,000人みられる全国10位の名字だが、県内順位で1位なのは岐阜県だけだ。「加藤」さんの主なルーツは、現在の石川県である加賀の「藤原」氏と、現在の三重県である伊勢国の安濃郡下部田村字南羽所や河曲郡柳村馬場にあるとされている。そのため、両県に隣接する岐阜県には「加藤」さんが多くみられると考えられる。なお、岐阜県出身で「加藤」姓の有名人としては、アイドルグループ・SKE48の「加藤るみ」さんがいる。2位は、全国で5番目に多い名字である「伊藤」さんとなった。「伊藤」さんは、全国ではおよそ108万4,000人、岐阜県ではおよそ3万5,600人みられる名字だ。岐阜県出身者としては、俳優の「伊藤 英明(いとう ひであき)」さんが有名。3位は「山田」さんで、岐阜県民の数はおよそ3万100人。日本武道館を設計した「山田 守(やまだ まもる)」さんは岐阜県の出身である。「山田」さんの語源は「山間の田」にあるとされており、岐阜県が山の多い地形であることも影響していると考えられる。○あの作家も岐阜県出身!全国順位30位以下の名字としては、8位「後藤」さん(全国順位35位)、12位「水野」さん(105位)、13位「安藤」さん(69位)、17位「高木」さん(68位)、20位「今井」さん(75位)、21位「浅野」さん(148位)、23位「古田」さん(328位)、24位「岩田」さん(127位)、26位「堀」さん(165位)、27位「田口」さん(133位)、28位「大野」さん(71位)、29位「河合」さん(216位)が30位以内にランクインした。中でも、「浅野」さん、「岩田」さん、「堀」さん、「大野」さん、「河合」さんは岐阜県でのみベスト30となっている。岐阜県出身の有名人としては、作家の「池井戸 潤(いけいど じゅん)」さんがいる。「池井戸」さんは全国人数およそ190人の珍しい名字であり、その約75%にあたるおよそ140人が岐阜県にみられる。「熊崎」さんも全国人数およそ1万300人のうちおよそ5,100人が岐阜県に集中しており、日本野球機構のコミッショナーを務める「熊崎 勝彦(くまざき かつひこ)」さんも岐阜県出身。ほかにも、プロレスラーの「棚橋 弘至(たなはし ひろし)」選手も岐阜県出身である。「棚橋」さんは美濃国本巣郡にルーツがあるとされ、全国最多のおよそ4,700人が岐阜県に住んでいる。ベスト30にランクインした名字では、シドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得し、女子スポーツ界初の国民栄誉賞を受賞した「高橋 尚子(たかはし なおこ)」さんも岐阜県出身。また、中日ドラゴンズの監督を務めた経験がある「高木 守道(たかぎ もりみち)」さんも岐阜県出身の有名人だ。○織田信長が命名した希少姓も岐阜県にみられる珍しい名字としては、「下毛(しもげ)」さん(全国人数およそ30人)、「校条(めんじょう)」さん(およそ90人)、「蜘手(くもで)」さん(およそ90人)、「小鞠(こまり)」さん(およそ110人)、「佐曽利(さそり)」さん(およそ150人)、「三摩(さんま)」さん(およそ160人)、「石徹白(いしどしろ)」さん(およそ270人)、「日江井(ひえい)」さん(およそ470人)、「美濃羽(みのわ)」さん(およそ400人)、などが挙げられる。また、県名と同じ「岐阜」さんも。同姓は織田信長が命名したとされており、全国人数およそ20人の非常に珍しい名字となっている。石川県や三重県にルーツがあるとされる「加藤」さんが1位となり、愛知県との2県でのみ「水野」さんがベスト30にランクインした岐阜県の名字ランキング。隣県との結びつきが強い名字の傾向があるといえそうだ。※ランキングは、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに岐阜県で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール: 名字由来net(リクルーティング スタジオ株式会社)月間400万アクセスの「名字由来net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来net」はApp Store総合第1位200万DL、「無料 赤ちゃん名づけ」はApp Store、Googleplayジャンル第1位の実績。名字情報を活かした人気シミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう!」、「世界村を作ろう!」に引き続き、2015年3月には「幕末村を作ろう!」をリリースした。また、調査・作成した家系図デジタルデータを半永久的に保管・管理できる「家系図作成サービス(生涯データサポート)」をスタート。さらに、2015年から日本初の「簡易武士調査」サービスを開始し、9月には「武士診断クイズ~天下統一! 戦国国盗りゲーム~」アプリを新たにリリースした。
2015年10月13日9月5日(土)、岐阜で新たなイベント「音彩NEIROスタジアム」が開催される。企画したのは、岐阜出身のアーティスト、RYUREX。レゲエユニットMEGARYUとして活動するも、RYUREXの声の不調により活動休止、現在は音楽のトラック制作、イベントのプロデュースなど行っている彼が、地元で新たな企画を立ち上げた。日本初と謳うその内容は、音楽やプロジェクションマッピングとシンクロして打ち上げられる花火ショーだ。音楽はRYUREX自身が岐阜をイメージして作曲したものから演歌まで、幅広い層が楽しんでもらえるもので、なんと花火が打ちあがる中での生演奏もあるという。入場無料エリアにはサブステージとフードコートも。サブステージでは岐阜で活躍している人がステージに立ったりと、地元を盛り上げる仕掛けも用意している。そこにはRYUREXの「地元に貢献できる企画力がある人が育ってほしい」という思いがある。エンタテインメントと花火が融合した新しいショーとなりそうだ。■音彩NEIROスタジアム2015日時:9月5日(土) 16:00開場/18:00開演場所:長良川球場席種・料金:VIPシート-8000円 アリーナ席-6000円 スタンドSS席-5000円 スタンドS席-4500円 スタンドA席-4000円 スタンドB席-3500円
2015年08月26日●岐阜城下に蘇った町とともに! ダブル受賞の温泉宿は芭蕉ゆかりの老舗旅館岐阜と聞いて何を思い描くだろうか。ホットな観光地といえば、年間28万人の訪日観光客が訪れる飛騨高山、温泉では奥飛騨や下呂だろう。とは言え、岐阜を訪れる観光入込客の48.9%は中部、29.2%は県内の客で、関東からは5.6%と極めて少ない。実のところ、岐阜市と名古屋市は電車で約20分のところにあるのだが、それを知る人もまた少ない。そんな岐阜市には長良川の鵜飼いで有名な長良川温泉があるが、これもちょっと若い世代にはシブ過ぎる。だが近年、この長良川温泉の人気と評価が高まっている。今回はその魅力を紹介しよう。○住民が立ち上がり、協定の下で町を再生長良川温泉へはJR東海東海道本線「岐阜駅」からバスで20分ほど。信長ゆかりの岐阜城が建つ金華山の下を流れる長良川沿いには現在、7軒の温泉旅館・ホテルがある。そのエリアは古い町屋が建ち並ぶ川原町となっている。川原町はかつて川湊として栄え、材木や美濃和紙の問屋などの商家町家群があった。しかし、少し前までここは車の交通量の多い道路で夜道は街灯もなく、空き家の増加が懸念される寂れた通りで、決して散策を楽しむような町ではなかった。そんな中、2004年に川原町の住民が立ち上がり、住民同士で「川原町まちづくり協定」を締結。景観を生かした町づくりに取り組むとかつての美しい町並みが復活した。旧町家を生かしたカフェやレストランが開業するようになり、今では多くの市民や観光客が訪れる魅力的な場所に蘇っている。○創業150年超の老舗旅館を起点に浴衣で町歩き川原町と言えば、万延元年(1860)創業、150年を超える歴史を有す老舗旅館「十八楼」である。芭蕉ゆかりの宿としても知られ、近年は旅行新聞新社「プロが選ぶ旅館100選」入選と観光経済新聞社「人気温泉旅館ホテル250選」をダブル受賞するなど、その人気と評価は年々高まっている。十八楼の魅力のひとつとなっているのが散策ツアーだ。宿泊客を対象とした予約不要・無料のツアーで、毎日実施している。参加する人は17時ロビーに集まり、歴史案内人の案内で夕暮れの街へと出ていく。川原町の目の前には金華山があり、山頂には岐阜城も見える。通りにはレトロな町家建築が立ち並び、案内人はその歴史や裏路地の楽しみ、蔵を改造したカフェや岐阜の伝統工芸を扱う店など、30分ほど川原町の魅力を紹介してくれる。参加者の女性には浴衣を着て散策する人も多い。○多様な温泉の後は名物・鮎雑炊をもちろん、十八楼の魅力はこれだけではない。温泉と食でも魅せてくれる。温泉は朝夕男女入れ替え制で趣きの異なる温泉を楽しむことができる。長良川を眺め、せせらぎを聞きながら入る露天や薬草湯など、館内で湯巡りができるのもうれしいところ。しかし、なんといっても一押しはこのためだけに十八楼に通いたいと思わせてくれる名物料理「鮎雑炊」だ。飛騨牛のしゃぶしゃぶや岐阜の味噌を使ったほうば焼など、ご当地食あふれる料理はどれも洗練され味わい深いが、とにかくこの鮎雑炊は絶品、ぜひ一度賞味いただきたい。●地のものを生かした美食イタリアン、小休止には町屋のカフェでまったり○東京から通う価値ありのイタリアン川原町には岐阜に来たら絶対に立ち寄りたいと思う美食レストランがある。とにかくいつ行っても期待を裏切らないおいしい料理を食べさせてくれるのが「ラ・ルーナ ピエーナ」だ。川原町の古い町並みに溶け込む洋館はレストランウエディングでも人気で雰囲気も接客も素晴らしいが、とにかく地元食材、旬のおいしさを繊細な料理と演出で目でも舌でも楽しませてくれる。県外からも通う客が少なくないというが、東京からでも通いたいイチオシの美食レストランだ。ランチコースは2,900円~、ディナーコースは5,000円~となっている。このほかに、川原町には元ホテルオークラの料理長が営む中華料理の「ル シノワ かわで」や鮎料理と土産の「泉屋」、長良川を一望する創作和食の「文化屋」など、雰囲気ある美食レストランが多い。○伝統の町屋にて伝統工芸や至極の1杯また長良川温泉では、とにかくこの蔵カフェ「川原町屋」でまったりしたい。ここは岐阜提灯や美濃和紙などを扱う岐阜の伝統的工芸品製造本舗の安藤商店本店が運営しており、表の町家には「水うちわ」や和小物の店があり、奥に進むと蔵を改造したカフェがある。カフェ1階にはグランドピアノも置かれ、コンサートが開催されることもある。2階席はさらに隠れ家的だ。雪の降る日など、ここにこもって小説などを読みふけるのもいい。ランチも充実している。また、最後にオススメしたいお土産を一品付け加えておく。それが、川原町のこの町家店舗でのみ売られる「後藤養蜂園」の岐阜産はちみつだ。実は、岐阜県は近代養蜂発祥の地と言われている。この店は2013年3月にオープンしたが、店番をするのは養蜂に取り組む息子を応援するお父さんだ。混じりけなしの岐阜蜂蜜(300g/800円~)は味見もさせてくれる。長良川温泉、中でも川原町は都市の中にありながら、美食と極上の時間を提供してくれる。隠れ家にしたい、おこもり温泉No.1だ。東京に疲れたらぜひ一度足を運んでほしい。※記事中の情報は2015年7月取材時のもの。価格は税込○筆者プロフィール: 水津陽子フォーティR&C代表、経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、企画コンサルティング、調査研究、執筆等を行っている。著書に『日本人がだけが知らないニッポンの観光地』(日経BP社)等がある。
2015年08月07日岐阜県岐阜市の長良川河畔・長良橋下流から金華橋上流で7月25日、約3万発もの花火が打ち上げられる「第59回 全国選抜長良川中日花火大会」が開催される。小雨決行、荒天時、河川増水時は8月22日に延期。○来場者が審査員になるコンクールも同イベントでは長良川を舞台に全国から花火師が集い、煙火芸術協会の作品集や、ワイドスターマイン、ファイナルスターマイン、ナイアガラなどの花火が打ち上げられる。「創作スターマインコンクール」では、選抜された12煙火店の花火師たちが制作した未発表のスターマイン花火を打ち上げる。打ち上げの制限時間は90秒設けられる。その花火は「中日花火情報」サイトからのネット投票や来場者の審査を通じて、「中日新聞社賞」および「ちゅうはな大賞」が決定する。開催時間は12時から20時45分まで。なお、夜花火の開始は19時20分を予定している。
2015年07月06日サッカーJ2のFC岐阜が、今季のホームゲーム残り全10試合の入場券を、座席に関わらず一律半額で販売することを発表した。これは、岐阜県が推進する「FC岐阜ホームゲーム盛り上げ事業」の一環で実施するもの。これまで試合会場へ足を運んだことが無い人でも、気軽に観戦ができるような取り組みを行う。FC岐阜は現時点でJ2リーグ20位だが、6月21日の試合では2位のジュビロ磐田に3対2の逆転勝ちを果たした。そして同試合終了時点では、決定力抜群のエース・FW難波宏明がJ2得点ランキング1位となった。ラモス監督のもと、GK川口能活、キャプテンのDF深谷友基らベテラン勢を筆頭に、残り試合では底力を見せてほしい。現在、ホームの岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催される7月8日(水)東京ヴェルディ戦、7月12日(日)横浜FC戦、7月22日(水)ジュビロ磐田戦、8月8日(土)ロアッソ熊本戦のチケットを全て半額で発売中。残りの6試合は、8月11日(火)、9月11日(金)より発売開始。
2015年06月22日丸井グループのクレジットカード事業会社であるエポスカードはこのたび、7月下旬からプライムプレイスが運営を手がける岐阜県最大級の商業施設「MALera(モレラ)岐阜」との新しいコラボレーションカード「MALera(モレラ)岐阜エポスカード」の発行をスタートすると発表した。「MALera(モレラ)岐阜」は、岐阜県本巣市の南部に位置し、エリア初出店のテナント、地元の人気店、エンターテイメント施設などバラエティに富んだ約200店舗が揃い、売場面積は約77,000平方メートル、駐車台数約5,000台を有するモール型ショッピングセンター。このたびのカード発行にあたり、施設内にカードセンターを設置し、VisaブランドのICチップ付カードの店頭即時発行をおこなうという。「MALera(モレラ)岐阜エポスカード」は「MALera(モレラ)岐阜」での入会特典に加え、すべての種類のエポスカード共通となる、全国5,000以上の店舗・施設での優待サービスも利用できるという。エポスカードは、1960年に「日本初のクレジットカード」を発行したという丸井グループのクレジットカード事業会社。2006年にスタートした現行の「エポスカード」は、Visaのスペシャルライセンシー(直接発行権)を取得。永年培ったノウハウを活かし、申し込み当日に「Visa付カードの店頭即時発行」をする仕組みや、カード会員に向けたさまざまな特典が好評だという。会員数は591万人(3月末現在)、2014年度の年間取扱高は1兆円を超えるまで順調に拡大しているという。「お客さま本位」の理念を共有し、提携メリットを相互に発揮できるパートナー企業として、シナジー効果の高い相互送客を推進していくとしている。○「モレラ岐阜エポスカード」の概要カード発行主体:エポスカード名称:「MALera(モレラ)岐阜エポスカード」(店頭即時発行)デザイン:2種類(「MALera(モレラ)岐阜」オリジナルデザイン)年会費:永年無料提携ブランド:Visaポイントプログラム:カード利用に応じて貯まる「エポスポイント」入会特典:「MALera(モレラ)岐阜」お買物券2,000円相当を進呈優待サービス:(1)ポイント優待(ノジマ・オンリー・アパホテル・シダックス・ビッグエコー・モンテローザ・ケユカでポイント5倍など)・買い上げ200円ごとに1エポスポイントプレゼント。(2)全国5,000以上の優待施設・飲食店(5~10%割引ほか)、カラオケ、テーマパーク、スパなど
2015年05月14日大垣共立銀行はこのたび、OKB大垣共立銀行のホームページから岐阜県自動車税をクレジットカードなどにより納付できるサービスを開始した。同サービスは自動車税の期限内納付率の向上を目的とする行政支援の一環として2013年から毎年実施しているという。ヤフー運営の「Yahoo!公金支払い」を利用したサービスで、OKB大垣共立銀行と取引のない人でも自宅で24時間いつでも岐阜県自動車税を納付できるという。また、共立カードおよびOKBデビット(JCB)で納付した人の中から抽選で100名にギフトカードをプレゼントする「岐阜県自動車税インターネット納付キャンペーン」も併せて開始した。OKB大垣共立銀行はこれからも、顧客の目線に合わせた利便性の高い商品・サービスを届けていくとしている。
2015年05月13日岐阜のテキスタイルメーカー・三星毛糸から、自社ブランド「MITSUBOSHI1887(ミツボシ1887)」がデビューした。ブランドコンセプトは“Let the Material Do the Talking”。「素材の良さを引き出し、素材に語らせる、という意味。100年以上、真摯に誠実にモノづくりに向き合ってきたテキスタイルメーカーとして、長い歴史に裏打ちされた確かな技術と上質な素材を使い、クラシカルでありながらモダンな要素を兼ね備えた、日常の中で長く愛される商品を提案したい」と意気込むのは、三星毛糸株式会社の岩田真吾代表取締役社長。1887年創業の同社は、テーラーやラグジュアリーブランドにも生地を提供する高級生地屋。岩田氏は、「三星テキスタイルグループの5代目として家業に戻った5年前に、企業理念として『持続可能なテキスタイルビジネスの創造』を掲げ、その一環として海外市場への挑戦を開始した」と語る。「フランスで開催される世界最高峰の生地展示会「プルミエール・ビジョン」へも出店し、多くの欧米ラグジュアリーブランドと生地メーカーとしてコラボレーションする中で、限られた富裕層だけでなく、より多くの人に最高のメイド・イン・ジャパンの生地を楽しんでもらいたいと考えるようになった」(同氏)という。ファーストコレクションは、19世紀のアールヌーボー調の花柄やタイルモチーフをインターシャで表現したストールやカットソー、グローブから構成。ストールは一重の他シルクの裏地が施され、生地メーカーならではのこだわりのデザインとなっている。パリの合同展示会「トラノイ」に出展したところ、国内外のバイヤーから好評を得て、代官山のショールームでも展示会を行った。百貨店やセレクトショップ、公式ECサイトなどで今年8月に発売開始を予定している。また、ブランドの特徴でもあるニットインターシャ生地の製造工程を1分半程度にまとめた動画も公開している。ニット工場の内部の様子や、生地が編み上がって行く様子はとても美しく、必見だ。
2015年04月08日岐阜県高山市上一之町の飛騨高山まちの博物館で、飛騨の地酒を味わえる「第3回新春飛騨の蔵元勢ぞろい!!」が開催される。日時は2月8日の10時~15時まで。参加費は、飛騨の蔵元の銘柄入り特別記念杯付きで500円(税込)。○飛騨地域の12蔵元全てが参加同イベントは、飛騨地域にある12軒全ての蔵元が一堂に集まる有料試飲会。飛騨の地酒や日本酒を使ったカクテルなどが試飲できる。出品される銘柄は、岐阜県産の酒造好適米、ひだほまれを使った「久寿玉手作り純米」、高山唯一の吟醸蔵で仕込まれた「大吟醸生酒氷室」、本醸造の熟成古酒「熟成古酒天恩」、女性好みの程よい甘さが特長の「飛騨國高山純米大吟醸原酒さくら」、冬季限定のしぼりたて生酒「山車しぼりたて本生花酵母造り」など。また、酒造りについての紹介やお酒にまつわる展示コーナーも展開されるほか、甘酒・ぜんざいの振る舞いや、地酒、酒器、おつまみ、特産品などの販売も行われる。
2015年02月06日岐阜県は、刃物・キッチン用品メーカーの貝印本社1階「Kai House」にて「清流の国ぎふ観光交流会 ~旅して出会った岐阜の味~」を11月26日に開催した。ちなみに貝印は、美濃国の刀工“関の孫六”につながる企業。このイベントは、岐阜県と同県にゆかりのある貝印が連携し、岐阜の観光資源をPRする事業の一環として行われた。まず、岐阜県観光交流推進局長の市川篤丸さんと岐阜県観光課長の服部敬さんが挨拶。岐阜県の観光トピックスとして「北陸新幹線金沢延伸開業」「白川郷世界遺産登録20周年」「本美濃紙が無形文化遺産に登録」などを発表した。北陸新幹線の金沢延伸は、東京-高山間を所要時間3時間40分と、これまでより約30分短縮するとあって、平成27年(2015年)は岐阜県にとって節目となると強調した。また、料理研究家の庄司いずみさん、ヤミ-(清水美紀)さんによる岐阜県産食材を使った料理を披露。2人は1泊2日で岐阜県を訪れ、「ドラゴンフルーツ」「飛騨一本ネギ」「母袋燻り豆腐」「原木しいたけ」といった当地の食材を事前に視察し、レシピを考案したという。公開されたレシピ「しいたけ焼売」「里いもナゲット・チリソース添え」「スペイン風ケーキ、えごまのコカ」「岐阜風コシード」「しいたけの詰め物焼き」は、来場者に試食として提供された。なお、会場には県内6市村(関市、郡上市、下呂市、高山市、飛騨市、白川村)のブースを設置。各市村の観光やイベントなど情報を来場者に提供していた。
2014年12月02日土岐プレミアム・アウトレット(岐阜県土岐市)は、11月20日の第4期増設オープンを記念し、11月20日~30日の期間中、「パワーアップオープンセール」を開催する。同企画は、アウトレット中京圏初出店13店舗を含む37店舗が加わり、全183店舗となる場内で実施する。期間中はアウトレット価格からさらにプライスダウン。定価から70%OFF、80%OFFの割引セールや、1個5,400円、1万800円といった均一ハッピーバッグ(福袋)も登場するほか、1万800円均一価格コーナーも登場する。また、期間中に3万円以上(税込・レシート合算可)の購入で、プレミアム・アウトレットオリジナル"トートバッグ"をプレゼントする。期間中は名鉄バスセンター(栄経由)発の直行バスを片道500円(小人250円)で毎日運行する(通常は土・日・祝日およびセール期間中に片道800円で運行)。セール前の11月8日、15日、16日(11時~18時)にはJR名古屋駅内コンコースに、秋冬流行色のラディアントオーキッド色の巨大ハイヒールがフォトスポットとして登場する。撮影した写真をSNSを使って共有した人には、その場で土岐プレミアム・アウトレットで使用できるクーポンシートをプレゼントする。※記載の販売価格は全て税込
2014年10月24日岐阜県白川村は、国指定重要文化財の「旧遠山家住宅」を、使われていないスペースや建物を貸し借りできるインターネットサービス「スペースマーケット」に期間限定で出展する。○「教育・文化活動」用途で一時利用可能同住宅は、2015年に世界遺産登録20周年を迎える白川郷の代表的な合掌造家屋のひとつで、現在は博物館施設として活用されている。合掌造りとは、木材を梁(はり)の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居。旧遠山家住宅は、文政10年(1827)頃、能登の大工によって建てられた。改築を経て160年経った今も屋内は黒光りし、外観も重厚な威容をたたえているという。同住宅は、白川郷と合掌造りを世界に発信したドイツの建築学者ブルーノ・タウト(1880~1938)が来村時に訪れた、白川郷の生き字引ともいえる家屋でもある。当日の様子は著書「日本美の再発見」で、「極めて論理的かつ合理的で、日本の建築では例外に属する 珍しい庶民の建築」と評価されている。広々とした合掌家屋と多く残る民芸品に、大家族で過ごした当時の活気ある様子を偲ぶことができる。現在は、かつての白川郷の生活を伝える民俗博物館施設として活用されており、11月より保存修理工事に入ることから、工事終了後に教育的に使用する機会や、改修工事後の活用方法のアイデアを積極的に模索するため、「スペースマーケット」にて試験的に一般開放することとなった。「スペースマーケット」とは、遊休スペースの利用していない空き時間と、スペースを必要としているユーザーとマッチングさせるために誕生したインターネットプラットフォームサービス。同村は、1月から地域おこし協力隊を導入し、限界集落や空き家など他の中山間地域と同様に村が抱える課題の解決に取り組んでいる。今回は、昨今「空きリソース」に特化したビジネスが国内外で活発化していることに注目し、村が管理している文化的な遊休スペースを積極的に活用するために出展した。住宅の場所は岐阜県大野郡白川村御母衣12。貸出可能時間は10月1日~31日のうち毎週水曜日、10時~16時。利用金額は1日2万4,000円。1日1団体1棟貸し切り。利用には、民俗資料又は家屋の施設、設備等をき損し、又は汚損しないこと、火気又は危険物を取り扱わないこと、用途は「教育・文化活動」に限る、などの遵守事項がある。詳細は、申し込みページで確認できる。
2014年09月28日化粧品の製造販売を行うネオナチュラルは、水田と稲を使いアートを表現する「田んぼアート田植え体験会」を開催する。開催場所は岐阜県郡山市の同社母袋(もたい)有機農場。日時は5月26日の10時10分から15時30分。なお、荒天の場合は6月2日に延期予定とのこと。同社では、農業経験がほとんどない都市部の人や子供たちに、田植えを経験することで食べ物がどのように生産されるのか、その大切さを楽しみながら学びつつ、農村のエコロジーな生活を体感してもらう目的で体験会を開催する。コシヒカリと古代米(ムラサキ米)を利用し、手植えや機械植えの田んぼアートを経験できるほか、田植機の操縦体験も可能。秋の稲刈りの際にも同様のイベントを行い、参加者には収穫した有機米を配布する予定とのこと。募集は4月15日から、同社のサイトにて行う。参加費は大人1,500円、中学生以下は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月12日岐阜県の下呂温泉合掌村で、「打ち勝つ!」という願いを込めた縁起物、「かなう○(わ)バット」を発売中。材質は東濃ヒノキでサイズは長さ約30cm。ふさ、スタンド付きで1本1,800円。販売場所は下呂温泉合掌村内、もしくは郵送での販売となる。種類は「合格かなう○(わ)」、「夢かなう○(わ)」、「健康かなう○(わ)」、「幸せかなう○(わ)」、「恋かなう○(わ)」、「夫婦円満かなう○(わ)」の6本。商品は、完成したバットに、地元温泉寺で祈祷したもの。合格祈願の贈り物や、商売繁盛の縁起物、結婚式の引き出物などに適しているという。なお、「かなうわバット」を購入すると、名入れサービスを受けることもできる。2013年1月5日(土)、13日(日)、20日(日)、2月10日(日)の各日10:00~15:00まで、下呂温泉合掌村内合掌の里休憩室で実施。下呂温泉合掌村は、白川郷などから移築した10棟の合掌家屋集落を中心に日本の原風景を再現した施設。国の重要文化財「旧大戸家住宅」のほか、日本で唯一の常設影絵昔話館「しらさぎ座」、お食事処「合掌茶屋」、狛犬博物館などがある。商品詳細は下呂市観光情報で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日駐車場事業等を手掛けるタイムズ24はこのほど、カーシェアリングサービス「タイムズプラス」を、岐阜県内5カ所のステーションで提供開始した。同サービスは、会員登録を行った利用者が、カーシェアリング車両を”好きなとき”に”15分単位”で利用できるというもの。携帯電話やパソコンからの予約後、車両を保管している駐車場でカード読み取り機に会員カードをかざすと、ドアロックが解除されクルマが利用できる。11月現在、全国3,302カ所のステーションで展開しているが、このほど岐阜県にも5カ所のステーションが新規開設された。ステーションの場所は、「タイムズ岐阜長住町ステーション」(岐阜市長住町5-5)、「タイムズ岐阜真砂町第2ステーション」(岐阜市真砂町12-7)、「タイムズ岐阜神田町ステーション」(岐阜市神田町6-22)、「タイムズ新岐阜第4ステーション」(岐阜市玉森町1)、「タイムズ住ノ江町第2ステーション」(岐阜市高砂町2-8)。利用には会員登録が必要。法人プランと個人プランがあり、利用料金はカード発行料1,500円(法人、個人共通)。月額基本料金は個人1,000円(1,000円分の無料利用分含む)・法人無料。15分単位の利用料金はベーシックが200円、プレミアムが400円。6時間、12時間、24時間のパック料金や、夜間利用向けの各種ナイトパックを用意する。その他、学生プラン、家族プランも設定されている。ステーションの位置情報、利用の詳細等は「タイムズプラス公式ページ」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日ゆるクリ実行委員会は12月15日、岐阜県岐阜市・柳ヶ瀬商店街にてクリスマスイベント「ゆるクリ2012」を開催する。「ゆるクリ」は全国からゆるキャラ40体以上を集める、恒例のクリスマスイベント。3回目となる今回も3万人以上の参加を見込み、ゆるキャラによるパレード(高島屋前スタート)やステージなどで商店街を盛り上げる。今回は、2013年3月に引退する柳ヶ瀬商店街のゆるキャラ「やなな」にとって最後の「ゆるクリ」となる。そのため、今年の「ゆるキャラグランプリ」上位陣も、全国から駆けつける予定となっているという。開催日時は12月15日11時~16時。会場は岐阜県岐阜市・柳ヶ瀬商店街内「わくわくステージ」「本通り特設ステージ」など。当日は、「ゆるキャラステージ」「いろいろ屋台」「ゆるキャラブース」「パフォ-マンスステージ」などが実施される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日岐阜県下呂温泉で「LOVE&Peaceキャンドルイルミネーションin下呂温泉」と題して、キャンドルイベントが開催される。開催日は12月24日(月・祝)。19:00からキャンドルを点灯する。場所は下呂温泉街の阿多野谷周辺、白鷺橋、チャップリン像前。同イベントは世界平和と東日本大震災復興の願いを込めたもの。約3,000本のキャンドルに火が灯されるが、参加者はキャンドルに願い事を記入することができる。また、「南ひだ少年少女合唱団」、ハンドベル「ソネット」、混声合唱団「Feel」などによるステージも。なお、同時開催イベントとして、花火が音楽に合わせて次々に打ち上げられる「下呂温泉花火ミュージカル冬公演クリスマス特別公演」が20:00~約30分間行われる予定だ。イベント詳細は下呂市観光情報ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日東海エリアで温泉のメッカといえば、岐阜県の下呂温泉だ。「ゲロゲロゲロっと鳴くカエル~♪」というミもフタもないダジャレCMをご記憶の諸兄(しょけい)も多いことだろう。その歴史は延喜(えんぎ)年間(西暦901年~)に始まり、源泉地をシラサギが教えてくれたという「シラサギ伝説」も伝わる由緒正しい温泉地である。開湯から1千年。下呂市の中心を流れる益田川に沿って、今も温泉旅館がひしめき合っている。湯けむりたなびくこの温泉郷の中で、近年、ひときわ話題の秘湯スポットをご存じだろうか。それが「公共露天風呂」なのだ。益田川の河原に露天風呂があり、なんと無料で24時間入り放題だという。名古屋市からクルマを走らせること約3時間で到着した下呂温泉郷。露天風呂の場所を確認するために、通りがかったおばちゃんに声を掛ける。「すいません、露天風呂に入りたいんですけど、どこですかね~?」「えっ、この時間に入るの?へぇ~」と、微妙に、ニヤリとするおばちゃん。なんだろうあのニヤリは?と思いつつ、言われた通りの道順で歩みを進めると、行く手に階段が見えてきた。河原にトントンと降りてみると、すぐに露天風呂発見!石造りだけれどコンクリートで固められていて、まるで公園の一角みたいな雰囲気だ。これが話題の秘湯なのか?なんというか、もっと野山に囲まれた「野趣あふれる」雰囲気を想像してたんだけれどな。じゃあ、入ってみるか。脱衣所はどこだ……?ん?脱衣所、ないの??マジ?少し冷静になって周囲を見渡すと、視界一面に広がるのは、益田川に沿って林立する下呂温泉の旅館群だ。しかも温泉のすぐ隣には大きな橋(下呂大橋)があって、湯治客がひっきりなしに往来している。360度どころじゃなく、橋の上からも視線にさらされる、つまり自分の裸が周囲から完璧に「丸見え状態」なのだ。この時点で、さっきのおばちゃんの含み笑いがようやく理解できたのだった。尋常な精神の持ち主ならば、この中で裸になるやつはいないだろう。そうは言っても、入らねば。うーん、人通りの少なくなる夜中まで待つか……風呂の周囲をウロウロしつつためらっていると、僕の横をすっとおやじさんが通り過ぎた。「兄さん、悪いね。先に入るでね」。言うやいなや、周囲の視線をものともせずスルスルと服を脱ぎ、そのままスッポンポンになるじゃないか!サラサラとかけ湯をして、温泉にトポンと浸かるおやじさん。小さく「ふぅ」と声まで漏らす。幸せそうだ。その、あまりの自然な行動に、ある種の感動すら覚えてしまった。その後も、何人かのご同輩が同じようにトポン、トポンと次々と湯船に入っては、寒空の中を気持ち良さそうにゆらゆらしている。よし!ここまで潔い姿を見せられては、自分も黙ってる訳にはいかない。一気に服を脱ぎ捨てて、ささっとかけ湯をして、一目散にザバンと湯に浸かった。うー、じわっと体に温泉がまとわりつく。そして僕も思わず「ふぅ」と声を出してしまったのだった。ある意味、集団心理が働いたとも言えるけれど。湯船に入っちゃえばこっちのものだ。見渡す温泉街の大パノラマはとても魅力的で、入ってしまうとさっきまでのモジモジ感なんてどこへやら。ものすごく気持ちいい。下呂大橋の通行人にも手を振っちゃいたくなる。これは凄(すさ)まじい「開放感」である。風呂の中のおやじさんはみんな気さくだ。「ここは初めてなんか?」と、話しかけてくる。なんでも、昔からここを守っている「露天風呂同好会」の人たちだそうだ。この露天風呂は正式には「噴泉池」といって、昔から地元の人の憩いの場だったそう。湯は下呂温泉の源泉から引き込んだかけ流しだけれど、そのままだと熱いため、水を引き込んで湯温を調整しているそうだ。最近は全国区で知名度が上がって、いわゆるビジターによる入浴マナーの低下が目につくようになり、立て看板を立てるなどして自衛に努めているとおやじさんたちは語った。「夜中にバカ騒ぎするカップルもいるからねえ」と笑う。見知らぬ者同士が話に花を咲かせる、これぞまさに裸の付き合い。実に気持ちいい。少々度胸がいるけれど、下呂に出向く時はぜひ入浴して、ここでしか味わえない開放感を楽しんでほしい。なお、入浴前には「噴泉池利用について」という注意書きをつづった看板に目を通そう。着衣については「公衆衛生上、衣類(下着等)の着用はご遠慮ください(ただし女性の水着着用についてはご理解ください)」とのこと。しかし、オッサンだらけのこの解放無料温泉に、水着で入ってくる勇気のある女性っているのだろうか?われこそは!というツワモノ女子にはぜひチャレンジしてほしいものである。●Information下呂温泉共同浴場(問合せ先:下呂温泉観光協会) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日岐阜県をドライブしていると頻繁に見かける、料理名を記載した看板がある。それが「鶏ちゃん」だ。「とりちゃん」ではなく「けいちゃん」と読む。名前から分かるとおり、鶏肉料理。味付けされた鶏肉をたっぷりの野菜と一緒に炒めている。近年ちょっとしたブームになっていて、岐阜はもちろん東海エリア全体に、じわじわ勢力を拡大している。実はこの鶏ちゃん、ルーツはなんとジンギスカンなのだそうだ。大正時代の国策で「羊毛を取るためにヒツジの肉を消費せよ!」という号令がかかり、誕生したのが北海道のジンギスカン。ヒツジの肉を味付けして鍋で焼き上げる調理法は、その国策により全国に広まったのだが、岐阜ではいつの間にやらヒツジではなく、鶏肉を焼くようになったのだという。筆者が鶏ちゃんに出合ったのは10年前のこと。岐阜県の下呂(げろ)温泉に取材がてら立ち寄った居酒屋で勧められたのが「初・鶏ちゃん」だった。寒い地方の田舎料理だけあって、味付けは濃い。でも鶏肉だからくどくない。何よりビールによく合う。「こりゃうまい!」と、バクバク食した記憶がある。それ以降、今までにいろんな店で鶏ちゃんを食べたけれど、味が店ごとに違うことも、鶏ちゃんの特徴のひとつのようだ。岐阜県の古い家には昔ながらの自家製ダレが作り置きされている。みそやしょう油、酒、にんにくなどを漬け込んだタレは万能で、いろりの鍋に具材とタレをぶち込み、文字通り家族で囲んで食べていた。こういった食文化が、ジンギスカンと融合して出来上がったのが鶏ちゃんだ。だから、味がバラバラなのは当たり前なのだ。そんな家庭料理が戦後の高度成長期、安くておいしくてスタミナもつくと飲食店でも人気になり、広まっていった。今ではレトルトも販売されているので一般家庭でも手軽に食べられる。ちなみに鶏ちゃんには、大きく分けてしょう油、みそ、塩の3種類の味があるが、下呂ではしょう油味、郡上(ぐじょう)ではみそ味のものが多いそうだ。そんなこんなで最近は、名古屋でも鶏ちゃんを提供する店が多くなっている。じゃあ、名古屋の鶏ちゃんはどうなのよ。と実際に食べてみた。目をつけた店は、名古屋駅から徒歩圏にある「やきとり無双とり満」。鶏肉に九州さくら島どりの焼鳥を使っているのがウリの店で、当然ながら鶏ちゃんにもこの肉を使っている。名古屋で味わう、飛騨(ひだ)と鹿児島のコラボレーション。面白い。グツグツ音をたてて鉄鍋で出された鶏ちゃんは、既にイイ感じで火が通り、野菜もくたくたになっている。食材はひと口大に切られて、ぱくっと口に放り込みやすい。んー、やっぱ味は濃厚だ。気になるタレは自家製みそ仕上げらしいので郡上系なんだろうか?とはいえ相当いろんな味がブレンドされている。それほど強烈にみそを主張する訳でもない。地鶏ならではの動物系のコクと、野菜の甘いエキスがタレにしみ渡っている。ポイントは脂がのった鶏皮とみた。この脂が味に深みを与えている。筆者はもっぱら下呂のしょう油派なんだけれど、こっち(みそ味)もアリだ。うん。ちなみに、もっぱらブームの鶏ちゃんだけに、最近は味付け鶏肉をトッピングした「鶏ちゃんうどん」、「鶏ちゃんランチパック」などのアレンジメニューも現れている。アレンジはよいが、岐阜の素朴な郷土料理という原点は、守ってほしい。10年前初めて食べた時の感動を忘れないためにもネ。●information やきとり無双とり満 名古屋市西区名駅2-19-4 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日長良川温泉泊博覧会実行委員会は、「長良川おんぱく2012」を10月20日から12月2日まで、岐阜市川原町界隈(岐阜公園周辺エリア)で開催している。川原町界隈(岐阜公園周辺エリアは2008年8月、岐阜県の「明日の宝もの」として認定を受けた。「長良川おんぱく2012」ではそのエリアを中心に、長良川温泉旅館と共にその魅力を経験できる体験交流プログラムを開催する。様々なプログラムを通じて、岐阜と人、人と人の新たな出会いを作りだしていくという。体験できるプログラムは120。「よびさませ!長良川の宴温泉旅館の若旦那とホンキのお遊び」では、長良川温泉の旅館ホテルから7人の若旦那が集結し、お座付きや民謡でおもてなしをする。「長良川温泉若女将会とめぐるパワースポット♪」は、若女将たちが金華山(きんかざん)、岐阜大仏などのパワースポットを案内。「ホンキ系芸舞妓修行体験」は、芸妓・舞妓になってみたい方に、おもてなしの基本などをプロが教えるプログラム。「木曽三川の美酒・地酒に酔いしれる旅」では、4つの酒蔵から酒造りのこだわりが聞けるほか、「鵜匠の家 すぎ山」自慢の会席を味わうことができる。そのほか、「川原町で天然鮎食べ比べスペシャルコース」「岐阜大仏すすはらい」「岐阜おどろ百物語」「名店・人情・純喫茶巡り」「極楽箸で心と向き合う」など、多くのプログラムを体験できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日昨今、全国各地でうまさと個性を競って様々なオリジナルキムチが誕生している。中でも、岐阜県各務原(かかみがはら)市でまちおこしのための一品として生まれた「各務原キムチ」は珍しい特徴があるのだとか……。「各務原キムチの特徴は、第一に各務原市の特産品であるニンジン、そして松の実が入っていることです」。そう語ってくれたのは、市の観光文化課内にある「キムチ日本一の都市研究会事務局」の西村さん。同事務局は、各務原キムチの総元締めである。しかし、ニンジンは各務原名物だから分かるとしても、なんで松の実なの?なんか妙にエスニックな気がしてしまう。「松の実は各務原市と姉妹都市提携を結んでいる、韓国の春川(チュンチョン)市の特産品なんですよ」。西村さんが答えてくれた。西村さんによれば、各務原市は1999年からキムチ漬け講習会を開くなど、もともとキムチ作りに熱心な町だったようだ。さらにタイミングよく2003年、韓国の春川市と姉妹都市提携を結んだのだ。ここで「春川市」というキーワードにピンときた人は、筋金入りの韓流好きだろう。何しろ春川市は、かの「冬のソナタ」のロケ地として、冬ソナファンの間では知らぬ者はない韓国ドラマの聖地である。そんな春川市と「姉妹」になった各務原市は、当然のごとく、1周年事業として「冬のソナタ」に関するイベントを開催。その時、ヨン様ことペ・ヨンジュンのグッズと同じくらい、そりゃあもう爆発的に売れたのが、この「手作りキムチ」だったというわけだ。「キムチがまちおこしに役立つ」。そう直観した各務原市が立ち上げたのが、先に登場した「キムチ日本一の都市研究会事務局」だ。ここで、各務原キムチのアイデンティティーが確立して、2005年11月に「各務原キムチ」が誕生した。その後、2008年の第3回B-1グランプリでは「各務原キムチ鍋」が堂々の3位に入賞。一躍全国区の脚光を浴びることになる。各務原キムチは、自由度が高いことも特徴のひとつ。各務原酸の野菜を漬けることと、ニンジンと松の実を入れること。このふたつの条件さえクリアしていれば、基本的にはどんなアレンジもOKなのだ。その味がいかなるものか確認しようと各務原市内のスーパーで探してみたら、都合のいいことに「和風あっさり」と「本格風」というふたつの対照的な商品を発見した。はじめに「和風あっさり」キムチを試食してみる。漬け方が浅めだというのは、見た目からも分かる。「日本人好みのあっさりとした味」というだけあり、辛さ控えめ。白菜はパリパリしっとり、ニンジンはパリポリパリポリ。そして松の実を一摘みすると、一気に独特のコクが口に広がりうまい。次に、「本格風」キムチだ。パッケージを開けた瞬間に分かる、少しくすんだ色合い。かなり長時間漬け込んだようで、その証拠に、食べると白菜はしんなりしている。その分、ニンジンの程よい歯ごたえにインパクトありだ。辛さは、いうなれば「後をひく程よい辛さ」。発酵食品ならではの酸味があり、これがよいコクを生み出している。キムチチャーハンにしたり、ラーメンにトッピングしたりするなら、「本格風」キムチをオススメする。キムチを入れるだけで味にコクが出る。発売元は、どちらも各務原市の明和商事だ。ちなみに、各務原キムチが誕生したいきさつについては、「恋するキムチ」というドラマにも描かれている。同番組のオンエアは2011年。NHK岐阜放送局の開局70周年記念番組として制作されたものだ。また、各務原市では毎年11月に「各務原キムチまつり」が開催されている。鍋やギョーザ、カレーなど、各務原キムチを駆使したメニューが勢ぞろいするこの祭り、今年は11月23日から25日まで開催される予定だ。会場は岐阜県の河川環境楽園(岐阜県各務原市川島笠田町)。キムチ好きならぜひとも足を運んでほしい。マスコットキャラクターの「キムぴ~」が出迎えてくれるというので、カメラのご持参をお忘れなく!●information 明和商事 岐阜県各務原市鵜沼各務原町5-290 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日岐阜県飛騨市の美ら地球(ちゃらぼし)・里山エクスペリエンスでは、さまざまな「岐阜の宝もの」を中心に、飛騨でお泊り+親子遊びできる「ファミリーステイプログラム in 飛騨」の参加者を募集している。今回、「クールな田舎をプロデュースする」とうたう美ら地球がプロデュースする「ファミリーステイプログラム in 飛騨」は、「里山遊びと木工教室in種蔵(飛騨市宮川町種蔵)」「親子de歩き隊天生トレッキング(飛騨市河合町天生)」「親子でサイクリング~古民家の縁側でひとやすみ~(高山市国府町)」「川に滝に!飛騨の水遊びと森歩き(高山市一之宮町、下呂市小坂町)」「奥飛騨で足湯しながら流星群をみよう!(高山市奥飛騨温泉郷中尾)」の5つの体験プログラム。「里山遊びと木工教室in種蔵」は、日本の原風景が広がる里山を堪能できる飛騨市の山あいにある小さな集落・宮川町種蔵にある「板倉の宿種蔵」に宿泊し、昼間は地元の大工さんによる木工教室を予定、夜は真っ暗な里山で昆虫採集や星空観察を楽しむパッケージ。夕食では地産地消の郷土料理も楽しめる。旅行代金は大人18,000円、小学生9,000円、幼児(食事・布団なし)2,000円。「親子de歩き隊天生トレッキング」は、「岐阜の宝もの」に認定されている天生県立自然公園での親子限定のガイド付きの約4時間のトレッキング。森歩きの手付かずのブナ原生林や高山植物群が楽しめるプログラム。旅行代金は大人15,000円、小学生12,000円、幼児以下は要お問い合わせ。休前日、お盆期間は1,000円増。「親子でサイクリング~古民家の縁側でひとやすみ~」は、おしゃれなMTBをレンタルして飛騨古川の周辺の里山をサイクリング。旅行代金は大人14,500円、小学生11,000円、幼児以下は要問い合わせ。休前日、お盆期間1,000円増。そして、「川に滝に!飛騨の水遊びと森歩き」は、親子で楽しめる田舎体験プログラム。「岐阜の宝もの」に認定されている小坂の滝とあわせて、飛騨の森と田舎文化を楽しむお泊まりプランがおすすめとのこと。さらに「奥飛騨で足湯しながら流星群をみよう!」は、北アルプスの麓、自然あふれるロケーションにある飛騨温泉郷中尾温泉に宿泊しての星空体験。流星群の日に合わせ、星空を堪能できるように消灯が企画されている。なお、「親子でサイクリング」と「川に滝に!飛騨の水遊びと森歩き」はツアー型プログラムではないので希望者は里山エクスペリエンスに問い合わせを。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日8月1日、岐阜市長良鵜飼(うかい)屋の地に「長良川うかいミュージアム」が誕生する。岐阜市を代表する伝統的文化遺産である”長良川の鵜飼(うかい)”の価値を分かりやすく紹介。情報を発信する場として年間を通して営業を行い、例年5月11日から10月15日までと開催時期の限られている”長良川の鵜飼(うかい)”を、オフシーズンにもその魅力を発信していく。正式名称「岐阜市長良川鵜飼(うかい)伝承館」である「長良川うかいミュージアム」が誕生するのは、旧長良川ホテル本館の跡地。岐阜市長良鵜飼(うかい)屋の中心に位置し、ここから望む眺望は金華山、岐阜城、長良川を一望できるなど、風光明媚(めいび)な場所として絶好のロケーションだ。この立地にふさわしく、本館はじめ各施設は、周囲に点在する伝統的建築物と調和し、落ち着きと品格のある外観となっている。その本館2階には岐阜県随一ともいわれる「金華山と長良川」の眺望を、思い思いに楽しめる「景観ラウンジ」があり、上流から下流までの四季折々の長良川名所の写真や、市民や観光客の投稿による長良川の思い出写真なども合わせて展示されている。また、2階には、人と自然が織り成す鵜飼(うかい)の伝統美を象徴する導入空間として、長良川鵜飼(うかい)の伝統を継承する6 人の鵜匠(うしょう)のシルエットと、それぞれの家に代々受け継がれる屋号が、揺れる篝火(かがりび)と水面の上に浮かび上がる「篝火(かがりび)トンネル」や、同施設の目玉とも言える「鵜飼(うかい)ガイダンスシアター」がある。「鵜飼(うかい)ガイダンスシアター」は、本物の鵜舟、映像、音響、照明効果による複合的な演出の、世界初となる絵巻物型のスクリーンで、演出時間11分の中で、長良川鵜飼(うかい)の魅力を凝縮して伝え、その特長をガイダンスしてくれる。見どころは、鵜飼(うかい)の魅力を1300年の歴史とともにひもとくストーリー、約1年かけて撮影した臨場感あふれる鵜飼(うかい)シーンとスペクタクルを「絵巻物型スクリーン」による映像で体験できるほか、鵜飼(うかい)で使われている本物の鵜舟、道具、装束を見ることもできる。1階には2階の「鵜飼(うかい)ガイダンスシアター」で繰り広げられる鵜飼(うかい)の水面下の鵜がアユを捕らえる瞬間などを、実際の鵜飼(うかい)では見ることのできないシーンを映像体験できる。さらに、鵜舟をのぞけるカメラを上下左右に動かして「ホットスポット」を探し当てると解説を見ることができるインタラクティブな映像体験もある。そのほか館内には「長良川鵜飼(うかい)の歴史・トピックス」や、「長良川鵜飼(うかい)・歴史絵巻」「鵜匠(うしょう)の世界」「鵜の世界」「アユと長良川の世界」など見どころがいっぱい。また、屋外には、長良川鵜飼(うかい)を支えるウミウを生きた状態でいつでも見られる場としてウミウを飼育し、その生態を展示する「鵜の生態展示コーナー」もあり、バーチャルでもリアルでも楽しめる。長良川をたっぷり体験したら、休憩や食事は「NAGARAGAWA Vegee’s Café & Marche (ナガラガワベジーズ・カフェアンドマルシェ)」 へ。県内産の有機栽培された野菜を中心に扱っているレストランだ。お土産を買うなら、「ミュージアムショップ」。オリジナルグッズや岐阜のお土産品、レストランのオリジナル商品がそろっており、コンビニエンスストアもある。1日いても飽きることのない、「長良川うかいミュージアム」、岐阜の新たな観光スポットとして人気を集めそうだ。なお、展示室入館料は大人500円、小人250円、営業時間は9:00~19:00(鵜飼(うかい)シーズン:5/1から10/15まで)、9:00~17:00(鵜飼(うかい)オフシーズン:1/4から4/30までと10/16~12/28まで)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月23日7月16日、岐阜市を走る市内ループ線に、8台の信長バスが登場した。今秋岐阜県内で行われる「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」でも信長にゆかりの地、岐阜をアピールする。斉藤道三の孫、龍興が14歳で城主になった稲葉山城を落とした織田信長は、稲葉山城を岐阜城と改名。安土城に移るまでの9年間、岐阜城で天下統一の本拠地とした。地名も井の口から岐阜に改名され、楽市楽座令により岐阜の町は栄えた。そんな岐阜にゆかりの深い織田信長をデザインした「信長バス」は全部で8台。車両の横と後ろに信長のイラストが描かれている。8台はそれぞれ違うイラストで、甲冑(かっちゅう)姿のもの、矢を射掛けているもの、馬上姿などのほかに、ワイングラスを掲げているものもある。車内の装飾も大名屋敷をイメージしたものに統一されている。お城の天井をイメージしたシートが貼られ、織田信長の家紋「木瓜(もっこう)」がデザインされたつり革が使われている。岐阜県では9月29日から10月9日(水泳競技は9月13日から9月17日)の日程で、第67回国民体育大会の「ぎふ清流国体」が、また10月13日から10月15日には全国障害者スポーツ大会の「ぎふ清流大会」が予定されている。「ぎふ清流国体」「ぎふ清流大会」という愛称は、岐阜県の美しくさわやかな清流のように、人々が出会い、絆を深めることを願って名づけられた。合言葉は「輝けはばたけだれもが主役」で、大会にかかわるすべての人々がキラキラと輝き、夢と感動を分かち合い、ともに未来をつくる国体としていく誓いがこめられている。「ぎふ清流国体」では正式競技37競技のほか、公開競技として高等学校野球(軟式・硬式)とトライアスロンが実施される。また、国体開催期間中に32の会場でデモンストレーションとしてのスポーツ行事で、レクリエーションスポーツが行われる。岐阜市は、総合開会式、総合閉会式のほか、正式競技のテニス、ボクシング、体操、自転車(トラックレース)、水泳の会場となっている。また、デモンストレーションとしてのスポーツ行事では10キロメートル・5キロメートルマラソン、インディアカ、ミニテニスが行われる。信長バスが走る市内ループ線は、メイン会場である岐阜メモリアルセンターを通る。国体の応援やデモンストレーションスポーツ行事の参加する際は、信長バスを利用してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日岐阜県羽島市の大賀ハス園で7/22まで「大賀ハスまつり」が開催されている。大賀ハスは、植物学者でハスに詳しい大賀一郎博士が、昭和26年に千葉県千葉市検見川(現千葉市花見川区)の縄文時代の遺跡「落合遺跡」から発掘したハスの種子を発芽させたもの。発掘された世界最古のハスの種子はたった3粒だった。大賀博士はそれらを発芽育成させようとしたが2粒は失敗。しかし1粒からは無事に発芽し、翌年に見事な大輪の花を咲かせた。同じ落合遺跡でハスの実より上の層で発掘された丸木舟の破片を年代測定したところ、発掘されたハスの実は弥生時代以前のものと推定された。古代ハスは大賀博士の名前から「大賀ハス」と命名され、1954年に「検見川の大賀ハス」として千葉県の天然記念物に指定された。木曽川が市の東を流れる羽島市は古くからレンコンの産地であり、ハスの育成に適している。1979年に市制25周年と新幹線岐阜羽島駅開設15周年を迎えたのを機に、千葉市から大賀ハスを譲りうけて栽培をはじめた。現在の大賀ハス園の栽培面積は約5,100平方メートル。全長300メートルにもなる足場が回廊のように設置されており、2,000年前のハスの可憐な花を間近で見ることができる。週末には、地元特産品の販売コーナーが設けられるほか、期間中はフォト、俳句、絵手紙、子ども絵画の各コンテストが催されたり、ハスの葉に酒など飲み物を注ぎ、途中で切った茎から飲む象鼻杯の体験もできる。なお、羽島市によると、ハスの花は午後になると閉じるものが多いため、午前中の鑑賞したほうが良いという。羽島市では大賀ハスまつりのほかに「つばき・桜まつり」や樹齢300年といわれる竹鼻別院のフジを愛でる「美濃竹鼻ふじまつり」「羽島美濃菊展」など花にまつわるイベントが多く企画されている。四季折々の花を楽しみに羽島市を訪れてみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日楽天トラベル株式会社は、1世帯あたりの喫茶店での年間消費額が日本一の岐阜県と、岐阜県喫茶組合との共同企画「日本一を探す旅岐阜「喫茶店」の年間消費金額日本一 」を6月18日にリリースした。岐阜県は、県庁所在地の岐阜市民が1年間に支払う1世帯あたりの喫茶代金は、全国平均の約3倍と日本一だという(※)。県内には約3,300店の喫茶店がひしめき、特に「モーニング」は、それぞれの喫茶店が趣向を凝らしたセットを提供。コーヒー・トーストに茶わん蒸し・おにぎり・サラダを組み合わせるなど、独特の文化が根付いている。この独特な喫茶店文化の魅力をアピールし、県外からより多くの旅行者を誘致すべく、同社は岐阜県と岐阜県喫茶組合との共同企画で「日本一を探す旅ファイル.03 岐阜「喫茶店」の年間消費金額日本一」をリリース。同企画には、岐阜県の喫茶店文化や「モーニング」の魅力、周辺観光地やイベントの紹介はもちろん、「モーニングチケット付宿泊プラン」として岐阜喫茶組合加盟16店舗の喫茶店でモーニングを利用できる喫茶チケットと岐阜モーニング喫茶MAPがついたプランも紹介している。ココが日本一!日本全国の“一番”を探す旅の岐阜「喫茶店」の年間消費金額日本一!は、6月18日~7月17日まで掲載。※家計調査(二人以上の世帯)都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキング(平成21~23年平均)。出典元は総務省 統計局「家計調査」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日豊かな自然や風土、資源に恵まれた岐阜県では、長い歴史の中でさまざまなモノづくりが育まれてきた。その岐阜県のモノづくりを紹介するイベントが、東京ミッドタウンで開催される。「AKARI 25N」オゼキ例えば、普段使っている食器。包丁やはさみ。浴室のタイル。ティッシュペーパーやメモ用紙にはじまる紙。木工家具や日用雑貨。これらの多くが岐阜県でつくられているというのをご存じ?「MOKA」川嶋工業あまり知られていないかもしれないが、岐阜県はモノづくりがとても盛んな地域。日常生活を見渡せば、あれもこれも…と岐阜県でつくられているものは実に多いのだ。岐阜県には陶磁器、紙、刃物、家具・木工品、繊維、プラスチック、加工食品・酒と大きく7つの産業があり、全国でトップシェアを誇る分野も少なくない。「FUDOH 織部」不動窯「春慶弁当箱」西田木工所そもそも、岐阜県はどこにあるの?と、まだピンと来ていない人もいるかもしれない。位置するのは、日本列島の真ん中。天下分け目の戦いで知られる「関ヶ原の戦い」の関ヶ原があるのも、岐阜県なのだ。岐阜県は、大きく飛騨地域と美濃地域に分かれる。岐阜県の地形を表す言葉に「飛山濃水」ー飛騨の山、美濃の水というのがある。つまり美濃地方には木曽川、長良川、揖斐川の大きな川が3本流れ、海がないにも関わらず、清らかな水の街を成している。特に、長良川は日本三大清流の1つとも言われ、伝統漁法の鵜飼が有名だ。「長良川」飛驒地方には標高3000mを超える飛騨山脈がそびえ、その山間には世界遺産にも登録されている白川郷がある。「白川郷」そんな豊かな自然や風土の中で、水、土、木などの資源に恵まれ、さまざまな技術が発達したことから、岐阜県では独自の暮らしの中で、多様なモノづくりを生み出した。「岐阜和傘」の制作現場「鳳凰の手紙」古川紙工陶磁器なら「美濃焼」、紙なら「美濃和紙」や「岐阜提灯」、漆器なら「飛騨春慶」、木工なら「飛騨の家具」、刃物なら「関の刃物」と、一度は聞いたことのある名前もあるはず。「STEP STEP」日進木工現在、岐阜県は[岐阜印]これぞ日本!プロジェクトを実施している。高い品質とデザイン、風土や社会に根ざした、質実剛健なモノづくりを全国へ発信し、まだ知られていない岐阜県生まれの商品を広く紹介していくことが目的だ。このプロジェクトの集大成イベント「山と水のおくりもの展」が、1月末に東京ミッドタウンで開かれる。岐阜県生まれの商品が約200点展示販売されるほか、岐阜県でモノづくりに関わるメーカーやデザイナーらのトークセッション、地元で人気の舞妓のお座敷なども予定。今すぐ暮らしに取り入れたい、素敵な商品が見つかるかも!?[岐阜印]これぞ日本!プロジェクト「山と水のおくりもの展」日時:1月28日(土)~29日(日)11:00~21:00場所:東京ミッドタウン ガレリアB1アトリウム東京都港区赤坂9-7-1お問い合わせ先:メイド・イン・ジャパン・プロジェクトTel. 03-5413-3243 取材/杉江あこ
2012年01月17日