■前回のあらすじ “あるパパを狙っている”というよからぬ噂が広まり、私の肩身はどんどん狭くなって…。弱気になっていた私を励ましてくれたのは、ほかならぬ役員メンバー。信じてくれる人がいるとわかり、私も自信を取り戻していきました。次回に続く 「ママ友に旦那さんを狙っていると勘違いされた話」(全6話)は17時更新!
2021年07月30日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!6歳と3歳の姉妹を育てております、ぴなぱと申します。今回は小学生およびこども園の役員についてのお話です。今年入園入学が重なったわが家の子どもたち。どちらも比較的小規模の園と学校で、学年の人数は小学校が50人ちょっと、こども園は40人ちょっとです。長女が園児だったときは、年少年中では他に立候補してくださる方がいたので、役員をやらずにすみました。そして年長だった去年は、コロナの影響で懇談会なども開けず役員決めもできないまま、行事などの際だけ有志で協力する形で終わりました。しかし小学校はそうもいかず、少人数の学校ということもあり、全員が6年間のうちで一度は役員をやると決まっています。そしてこども園も、全員とはいかないまでも人数的に全体の3分の2程度は役員をする計算になるようで…。兄弟姉妹で通った場合「お兄ちゃんの時やったから弟のときはやらなくても可」「お姉ちゃんのときやってないから妹の時にはやるべき」みたいな暗黙の了解があります。前述した通り私は長女の時に役員をやっていないので、次女が通うこの先3年間のどこかではやらないといけないわけです。とはいえ「今年さっそくやろう!」とまでは思っておらず、「とりあえず今年は様子見かな」「立候補がなければやろうかな」くらいの軽い気持ちでまずは小学校の懇談会に出席したところ…みんな早い段階で終わらせたいのか、役員は争奪戦。「なってもいいかな〜」くらいの気持ちの私に参戦する気概はありませんでした。次女のこども園の方も似たようなものでした。今年は子ども2人とも新生活が始まったばかりでなにかと忙しく、小学校に関してはまだまだ先も長いし気長に考えようと思っていたのですが…後日うちと同じように小学生と園児を持つママさんたちから、みんな下の子が園児のうちに小学校の役員は終わらせる予定だという話が。私は長女の方の役員に関しては2人とも小学生になってからでもいいかと思っていたので驚きました。しかし言われてみれば確かにその方がいいような。それを踏まえ、さらにできれば避けたい年を除外して、改めていつ役員をやるのがいいのかをよく考えてみた結果…。こども園の卒園の年は責任重大だからなるべく避けたい。小学校の高学年も役職につくからこちらも同様に避けたい…。長女の中学校入学の年はどんな感じか想像がつかないため避けたい。2年連続もやっぱり避けたい。嫌々尽くしではありますが、素直な希望を反映すると選択肢がかなり絞られてしまうことがわかりました。みんな考えることは大体同じだろうし、今年の役員決めの様子を見ても低学年のうちはかなりの争奪戦が予想されます。私のような「立候補がいなかったら」くらいのスタンスではきっと入り込めません。「やりたい!」という気持ちで参戦しなければ後で大変になるのは自分。こうして考えてみると今年どっちかの役員をやっておくべきだったんですよね。もしくは先を見据えて長女の園児時代にこども園の役員は終わらせておけば…。自分がいかにぼんやりしているかを痛感しています。自分が役員なんてまとめ役に向いていないことは重々承知しているので気が重いですが、いつかはやらなきゃいけないこと。責任重大なこども園卒園の年や小学校高学年の年に役員になってしまったらそれこそ周りに迷惑をかけかねない…。ポンコツはポンコツなりに強い意志を持って、計画に沿った年に頑張って立候補しようと思います。
2021年05月20日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。コロナ禍の影響で、卒園式、入学式は今までとは違った簡単なものになってしまい、少し……いやかなり、残念な気持ちでいっぱいですが、それでも始まる新生活!気持ちを切り替えて新年度をスタートしていきましょう! みなさん、頑張りましょ~!わが家のモンキーズも二人とも小学生になり、生活スタイルが大幅に変わりました。なんといっても朝の時間! 今までは登校、登園の時間が1時間もずれていたので起床してから送り出すまでが長かったー!兄弟で同じ環境というのは安心だし、お迎えバスの時間も気にせず時間に余裕ができますね!しかし! 生活は楽になりましたが、小学校に入って私の頭を悩ませるもの、それは役員決め!以前、 幼稚園の役員になったという記事 を書かせていただきましたが、小学校は幼稚園とは違い「必ず1回はやる」という決まりがあります(学校によっては2回やるところも……!)。基本的には、代表委員、校外委員、成人委員、広報委員、指名委員などがあり(学校によって異なる)、わが家は兄弟2人なので、どれかを2回やらなければいけません……。なので幼稚園のときのように、やりたくなければ沈黙を貫く……というわけにもいかず、とにかく早い者勝ちなのです。低学年は特に、役員を早く終わらせたいママたちの争奪戦……!ちなみに委員にならない場合でも、お手伝いを必ず1つやらなくてはいけません。かーちゃんは運良く昨年度に校外委員をやることができ、さらにコロナ禍真っただ中だったので、集まりは最初だけで、基本はLINEのやりとりと少しのお仕事で済みました。キーちゃんの幼稚園の役員、モン太の小学校の役員……と立て続けに業務をこなし、やっと終わったのに、今度はまたキーちゃんの番……。小学校生活は役員問題が終わらなければ安心できない~!ちなみに委員の中にある「指名委員」の役割は次年度の本部役員の選出ですが、決まらないとひとりずつ電話をかけて候補者を募るという……。気がめいってしまいそうになるほど大変な役割!小学校の役割は、幼稚園よりも複雑で昔から変わらない部分も多く、考えるだけでどんより……。ただこのコロナ禍でプリントや欠席連絡などもスマホで完結できるようにはなってきたので、この調子で少しずつ変わっていってほしいなぁと思うかーちゃんです。みなさんの学校の委員活動はどうですか?
2021年04月10日■前回のあらすじ虫歯を放っておいたらガンになっていたMさん。彼女は生きるためにとても辛い治療を選択したのです。■とても大切な友達の励ましに感謝!友達って本当にありがたい存在だな、と改めて思いました!大事にしたい人がいるって幸せなことですね!■学校の役員のお母さんから電話…?役員の方も電話相手がまさかガン患者だったなんて思いもしないですよね!びっくりしましたが、ちょっとほっこりする出来事でした。■手術までの2週間、一時帰宅することに入院中出会った人たちとは、一期一会なのが少しさみしかったです。でもガンとの闘いは結局一人!仲良くするほど辛い場面もあるので、距離があった方がいい面もありました。これで入院編は終了で、次回より一時帰宅編がスタートします。 一時帰宅時の家族の様子や子どもたちの成長…そして手術するまでのお話をお届け予定ですので、引き続き楽しみにしていてください!※次回より不定期更新となります。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年12月02日会社の役員報酬をどれくらいにするか、悩んでいる中小企業経営者も多くいるのではないでしょうか。役員報酬は、従業員の給料と違い、会社法や税法でさまざま制限が設けられています。今回は役員報酬を決める際の判断基準や相場について解説していきます。役員とは?2019年(令和元年)民間企業における役員報酬(給与)調査上記の調査は上場会社や大会社も含まれています。中小企業はオーナー兼社長である場合が多く、事業規模も小さいため、上記の平均報酬をそのまま参考にすることは難しいでしょう。役員報酬の目安役員報酬を決める判断基準として、年収として必要な水準を決めるケースと、会社の目標とする売上高利益率などの指標から決めるケースがあります。(1)必要な年収・給料から役員報酬を決定する場合役員報酬の決め方として、役員個人が生活に必要とする資金から決定する方法が考えられます。そこで気を付けなければならないのが税金です。役員報酬に課せられる所得税は給与所得に該当し、累進課税で最大税率45%となります、一方の、法人所得(当期純利益)に課せられる法人税の実効税率は約30%です。所得税率の速算表によると、課税所得が900万円を超えた場合、法人税よりも税負担が重くなることがわかります。オーナー社長の場合は役員報酬を自由に決めることができますが、報酬を高くして税負担を大きくするか、会社に財産を残して税負担を軽くするか、バランスを考えて報酬額を決定しなければなりません。(2)目標とする売上高利益率をベースとして役員報酬を決定する場合会社は一般的に事業計画を策定し、それを目標に事業を行うことで軌道に乗せることができます。この事業計画の目標値として、維持すべき売上高利益率という経営指標があり、以下の算式で表すことができます。売上高利益率 = 営業利益 ÷ 売上高つまり、目標とする売上高利益率が5%であったとすると、これを達成することができる範囲を役員報酬の目安とすることができます。(3)ROAから役員報酬を決定する場合役員報酬が最適かどうかは、ROA(総資本利益率)を判断基準の1つとすることができます。ROAとは、事業に投下されている総資産からどれだけの利益が得られたのかを示す指標で、事業の収益性・効率性を示す指標でもあります。ROAの以下の計算式で求められます。ROA(総資本利益率) = 営業利益 ÷ 総資本(※営業利益については経常利益を使うこともあります。)ROAは一般的に、5%以上あれば優良企業といわれています。役員報酬を多くもらいすぎているとROAは低くなり、経営という視点でいえば、優良企業とは見られない可能性もあります。あくまでもひとつの考え方ですので、参考程度に知っておきましょう。中小企業における役員報酬の決め方の実態会社法上、役員報酬は株主総会において決めることとされています。しかし、多くの中小企業はオーナー兼社長である場合が多く、役員報酬の決め方に社内規定のようなものもありません。したがって、会社のオーナーは自身の役員報酬の金額を自由に決めることができ、対外的にも決算書などの開示義務もないので、上場会社のような株主総会での承認も必要ありません。このような事情もあり、ほとんどの中小企業経営者は、法人税と所得税の税負担のバランスを見ながら、独断で役員報酬の金額を決めているのが実態です。お金は会社に残すべきか?個人に残すべきか?社長個人にお金を残す場合と会社にお金を残す場合、いずれにおいてもメリット・デメリットがあります。[adsense_middle](1)会社にお金を残すケースメリット:財務体質の改善・設備投資の準備資金会社は急激な業績不振に陥ることも考えられます。そのようないざという場合に備えて、会社の自己資本を強固なものにしておくべきです。そのため、役員報酬を低く設定し、会社にお金を残したほうが財務体質はよくなります。また、事業拡大のために設備投資を考えている場合も、ある程度会社にお金を残しておかなければならないといえるでしょう。デメリット:「役員貸付金」は融資審査でマイナス評価となる仮に、役員報酬を低く設定して生活費が足りなくなった場合は、会社から「役員貸付金」としてお金を借りることになります。役員貸付金は決算書に計上され、あまりに多額だと、たとえば銀行融資の審査の際に問題となり借入できない可能性があります。役員貸付金は実質返済されないお金とみなされて、マイナス評価につながる可能性がありますので注意が必要です。(2)社長個人にお金を残すケースメリット①:自由に使えるお金である会社にお金を残した場合と比較して、社長個人にお金を残す場合の最大のメリットは、「自由に使えるお金である」という点にあります。当然ですが、会社のお金は社長の私用で自由に使うことはできません。それに対し、社長が役員報酬で受け取ったお金は自由に使うことができます。メリット②:「役員借入金」は実質「資本金」となるたとえば、会社が資金不足になった場合でも、一時的な補てんを目的として社長個人のお金を使うことができます。この補てんは、社長から会社への貸付となり、会社の決算書には「役員借入金」として計上されます。役員借入金は返済期日も督促もないお金で、実質会社の「資本金」とみなすことができます。事実、金融機関が融資の審査を行う際、役員借入金を資本金とみなしている金融機関もあります。このように、個人のお金はプライベートにはもちろん、会社用にも使うことができます。メリット③:役員報酬の金額は融資の審査基準でもある役員報酬の金額は銀行融資の際の審査基準となります。役員報酬が多いか・少ないかが問題ではなく、その役員報酬額で、社長がどの程度の生活水準であるかがポイントです。金融機関が会社に融資をする際、ほとんどのケースで社長が保証人となります。したがって、社長の個人財産がどの程度であるかは重要な審査ポイントになります。社長とその家族が、役員報酬から生活費としていくら使って、手元に残る余裕資金がいくらなのかということです。余裕資金が多ければ、審査においても個人資産が多くあると判断され有利に働くことになります。一方、役員報酬が低く生活資金としてほとんどが消費されていれば、手持ちの資産が少ないと判断され、マイナス評価となります。したがって、融資のことまで視野に入れるなら、役員報酬は高めに設定して社長の個人資産を多くしておくことも重要です。デメリット:事業承継の際にはリスクを伴うことも自社株の評価に影響する役員報酬の額は、事業承継の際にも影響します。役員報酬が低ければ、会社の自己資本は多くなります。自己資本が多い会社の自社株は、評価が高くなります。すなわち株価が高くなるということです。本来株価が高くなることはよいことですが、事業承継の際には大きなリスクとなりかねません。なぜなら、後継者は自社株を引き継ぐ際に、自社株を取得するために多額の資金を用意しなければならず、後継者にとって大きな負担となる場合があるためです。相続や贈与で引き継ぐ場合であっても多額の税金が発生します。株価が高いと自己資金でまかない切れない可能性があるのです。会社を引き継ぐために多額の借金をするのでは、その後の会社経営に大きな影響を及ぼすでしょう。このような事態を避けるため、会社に貯まった財産を放出し、株価を下げる必要があります。事業承継時の対策方法役員報酬を高く設定する上記の対策として、役員報酬が有効な手段となりえます。自分の役員報酬を高く設定し、徐々に会社から個人に財産を移行していくのです。また、後継者に対しても高めの役員報酬を設定し、事業承継の準備資金を用意しつつ、会社財産を減らすことも可能です。このように、役員報酬が低いままだと事業承継の際に大きなリスクを抱えていることになります。あえて役員報酬を高く設定することも、タイミングによっては必要となります。税務上の注意点ただし、事業承継のタイミングに合わせて役員報酬を短期間に一気に上げるのは、税務上問題となるので注意が必要です。税務調査で事業承継の際の納税を不当に免れるための臨時的昇給とみなされれば、役員報酬自体が不相当に高額と判断され、損金不算入になることも考えられます。事業承継は長期的に計画し実行しなければなりません。役員報酬の相場に関するまとめ今回は役員報酬の決め方について解説しました。役員報酬の相場は事業規模や事業のタイミングでも異なり、社長の事業戦略によっても変わってきます。役員報酬の決め方は、会社と個人のバランスが重要です。どちらかの手元資金の最大化を図るのではなく、全体の最大化を目的に役員報酬額を決定する必要があります。
2020年10月12日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。学校や幼稚園が始まり、少しずつ通常の生活に戻りつつありますが、まだまだ不安は残る日々…。今後が気になるところではありますが、今回は役員のお話の「後編」です! 全体の役員の役割を紹介した前回。そして今回は、書記のお仕事の内容について…。書記は2人いてサポートしながらできるし、仕事で毎日パソコンと向き合っているかーちゃんは「分担すれば楽勝!」と思っていました。しかし…■幼稚園で配布する資料作りが膨大!新年度役員が発足して早々、作成する書類が山盛り!役員名簿、1年の活動計画表、総会資料などなど、新年度がスタートするにあたり、配布する資料がたくさんあるのです。前年度のデータを元に作成して会長に確認したら、印刷係にデータを渡して印刷、そして役員全員で折り作業という流れ。基本的には前年度のデータを少し変更するだけのものが多いのですが、クラス名簿だけでも3学年合わせて400人近くいるマンモス幼稚園。「名前は絶対に間違えられない~!」とプレッシャーもあり、とても神経を使ってヘロヘロになりました(笑)■コミュニケーションとお互いフォローが大切そして定例会時には必ず議事録を作成! これは次年度の役員さんがスムーズに進めるために必要なので定例会はボケっとしてられず、常にメモをとりながら参加(笑)その後も前年度の資料を確認しつつ、次回のお便りの作成を進めていかなければならなかったり、運動会などの大きなイベントでは競技ごとの立ち位置や注意事項などの資料を大量に作ったり…。正直「ここまでやるの!?」と、幼稚園では役員が関わることがとても多くてびっくりしました。期日までに書類を作成するためのスケジュール管理などもあり、ズボラかーちゃんは仕事の両立でパンクしそうになりました。でも、まわりのフォローもあり何事もなく終わることができました。とても良いメンバーだったので感謝しています!かーちゃんもコミュニケーションをしっかり取ることと(とくに兄弟がいるのか、どんな仕事をしてるかなどをお互いに把握しておくと理解し合えると思いました!)、助けてもらったあとは別のところでフォローすることを心がけていました。■役員ならでは? イベントでは最前席に最後のほうは、コロナの影響で謝恩会、卒園式もできずに…あっけなく終わってしまいましたが…。かなり濃い1年となりました!大変なことは多々あれど、幼稚園に行く回数がとても多くあったので、子どもたちの在園中の様子を見ることができたり、イベントなどでは役員特権で目の前での観覧ができたり! わが子の幼稚園での姿を間近で見られるのは役員の大きなメリットだなあと思いました。なにより子どもが幼稚園でかーちゃんの姿を見つけると、とてもうれしそうだったので、やってよかったな~。さて、そんなかーちゃんですが、今年は小学校の役員をやることになりました…。小学校は6年間に1度は絶対に役員をやらなくてはいけないという謎の制度があるので、早めに決まってラッキー! なのですが…幼稚園とはまた違った雰囲気の小学校…できることならやりたくない…! だけどやらなきゃという現実…!1児童につき1回なので、キーちゃんが学校に入ったらまたやるのか…と、まだまだプレッシャーから抜け出せそうになく、胃が痛くなるかーちゃんです。
2020年06月27日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。前回、役員の書記になったかーちゃんでしたが、その前に幼稚園のクラス役員て、なにするの? と、気になる方も多いと思うので、役員の1年間の活動をざっくりと説明します。とはいえ幼稚園によって全く違うので、かーちゃんの幼稚園が大変なのか…楽なのかはわからないのであくまでも一例として…まずはライングループの作成からスタート。会長、会計、書記などの五役のグループ、役員全員のグループ、そしてクラスごとのグループ…。■クラス役員の連絡網はルールが大事?「グループがいっぱいになるのはちょっと…」と、苦手意識がある人も多いと思いますが、基本的に連絡事項を流すのみで返信不要、私語厳禁、役員以外の使用は基本NGなど、ルールが徹底していました。トラブルもなく効率的な連絡手段だったと思います。今だからこそ「効率的!」と私も言えますが、ラインが浸透し始めたばかりのモン太のころは、ライングループへの加入にかなりの抵抗があったかーちゃん…。その当時は、とくに運用ルールもなく、返信必須のような流れがあり、いつもラインが鳴り響いていて大変でした(涙)あれからきっとさまざまな意見があり、ルールができていったのだと思います。一歩間違えるとメッセージアプリでのやりとりはストレスになってしまうので、団体で利用する際はルール必須だと思います。さて、クラス役員はそのライングループを使って連絡事項を送信…その他に「役員定例会の参加」、「クラスのママ同士のランチ会のセッティング(初回のみ)」、「運動会や卒園式などのイベントサポート」や、「配布プリントの折り作業やお土産の袋詰め等」…■保護者がお互いフォローできる関係に幼稚園で集まる回数は大体月1回…いろいろと細かいことは多いですが、今回会長になってくれたママが、「仕事優先で大丈夫!」「定例会も本当に必要なときだけ!」というスタンスで、テキパキこなしてくれたおかげで、負担なくだいぶスムーズに進んだと思います。その年によってママ同士のトラブルがあったり…一部だけ仲良しすぎて輪に入れなかったり…とそんな話も聞くので、役員の大変さはメンバーで決まるといっても過言ではないかもしれません…。かーちゃんはとっても恵まれていました~!以上が役員の基本的なお仕事内容。難しいことはなく、いろいろな仕事は分担したり、袋詰めも参加できる人で…など、負担もそんなにない印象でした。しかし! 書記のお仕事はまた全然変わってきて、「あれ、私向いてないかも…」と思ったかーちゃんです(笑)次回はそんな書記の役割のお話です。
2020年06月13日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。子どもが幼稚園や小学校に通うようになると、つきまとう役員問題…。保護者の役員会って、ものすごく面倒だろうなという勝手なイメージ…。「なるべくならやりたくな~い!」と思っていました。■幼稚園の役員会って大変そうなイメージそんなかーちゃんが、な、なんと役員をやることに! 今回はそのときのお話です。わが家の通っている幼稚園は、各クラス2名ずつ保護者から役員が選出される制度。モン太のときは、運よく立候補してくれるお母さんがいたのですが、キーちゃんのときはそうともいきませんでした。立候補がいないと、先生がひとりずつ聞いて回るのですが…2人目の子どもを通わせているお母さんへのプレッシャーがとにかくすごい…!■赤ちゃんを抱えているママも多く…?さらに、ちょうどこのとき、モン太のときに仲の良かったママ友が偶然、同じクラスだったので「おふたりでどうですか?」というダブルの圧が!顔を見合わせたかーちゃんとママ友でしたが、全く知らないママよりも仲の良いママと一緒のほうが気が楽だし、一度経験しておけば来年は免除になるし…。ということで意見が一致し、役員を引き受けることになりました。そして迎えた最初の定例会! ずらりと並んだ役員さんたちとご対面。圧倒されたかーちゃんでしたが、モン太のときに知り合ったママも数人いて、とても安心しました。しかし、ほっとしたのもつかの間、この役員の中からさらに会長、副会長、書記等を決めなければいけないのです。かーちゃんがいた年中組からは、副会長と書記の選出。しかし誰も手をあげず、下を向いて前に進みません。状況を見かねた園長が…■役職を決めるときも立候補はなく…もちろん2人目のママをターゲットにしている園長。そして、上の子の卒業式がかぶるママ、仕事がフルタイムで定例会参加が困難なママなど、つぎつぎとはずれていき「これはもうダメだ~!」と思ったかーちゃんは…副会長にだけは絶対になりたくなかったかーちゃん、書記に立候補してしまいました! やってしまった~!? でももう、やるしかない! と腹をくくったかーちゃん。さて、1年間無事にやりとげることができるのか? 次回に続く!
2020年05月23日もし、今までまったく学校活動に参加してこなかったママが、突然PTA役員になってしまったら?人生とは、時に思いもよらないことが起こるようで、クラス委員さえほとんどやってこなかった私が、2年間PTA役員として活動することになりました。2人の子どもが2年生と6年生だった時のことです。がむしゃらだった1年目、そしてもっとこうしたら有意義な活動になるのではないかと考え、動いた2年目。今回の記事では、その2年間で私なりに感じたことをお伝えできればと思います。PTA活動に一番やりがいを感じた点は「PTA」は、【Parents and Teachers’s Association】の略です。学校では先生からの発信によって、保護者が動くことが多いかと思いますが、PTAがあることによって先生も親も一緒に、家庭・学校・地域社会のための様々な活動をよりクリーンに行うことが可能になります。つまり、保護者からの発信を行う代表が、PTA役員という位置づけではないでしょうか。■PTAの提案で変えられることがある私が一番、活動にやりがいを感じたのは、「PTAの提案が受け入れられ、変えられることがある」という点でした。学校側から言われたことは決定事項であり、受け入れることしかできないと思っていたのですが、「こうした方がいい!」「こうするのはどうか?」とPTAから提案することによって、絶対変わらないと思っていたことが案外変えられたりするのです。それは、運動会の見回りの場所であったり、お祭りのカレーの作り方であったり、保護者会の運営方法であったり、一つ一つは小さなことですが、保護者がより参加しやすいように、子ども達がより安全なようにという思いが、提案によって変えていけると知ったことは大きな事実でした。■自分の居場所があるという喜びまた、会社に所属しているように、大きな組織に属することで、自分の居場所を見つけられたのも嬉しかったです。PTAでは自分の役割が明確であり、与えられた仕事には責任があります。もちろん大変なことも多いですが、やり遂げる達成感も存分に感じることができました。引き受けたのは、魅力的なポイント制度と「子どものため」にそれまで関わってこなかったPTA役員を引き受けた理由は2点。学校によって違いがありますが、私の子どもが通う学校ではポイント制が導入されています。PTA役員になると、他の委員にはないポイントがつく制度です。子どもの小学校では、きょうだい両方にポイントがつく、6年間有効、またその後入学する子どもにも適用されるなど、それはそれは魅力的で。私もその文言にのってしまった一人です(笑)。もはや、「仕事をしている」「小さい子どもがいる」は、辞退の理由にはなりません。地域柄、働いている保護者がほとんどですし、小さいお子さんを連れて活動しているママもいるからです。また、電話、面接、また電話…と長期間に渡る勧誘の末、その時の会長の「子どものための活動である」「あくまでボランティア活動なのでできることだけすればよい」という言葉に負けて、引き受けることを決意しました。その時点で、2人の子どもが小学校に通っていたので、1年の任務で、その後何年も活動をしなくていいのも効率的で、大きな魅力だと感じたのです(結局2年やりましたが)。PTAとして活動する中で忘れがちなのが、この時に聞いた「子どものための活動」という点です。大人ばかりの中で意見交換や、文書作りをしているとどうしてもこの原点を忘れそうになってしまいます。意見が割れてしまった時には、この「子どものため」には何が一番大切なのかを考えることで、進むべき道がズレなかったような気がします。時短をキーワードに活動を効率化1年目は初めてのことばかりでほとんど覚えていないのですが、2年目は1年目で感じたデメリットを変えていくことをより考えて活動しました。まず「時短」です。今までの活動では、毎月の全体会合に加え、週1~2回の活動日と呼ばれる作業日など、学校で集まる時間が多くありました。■オンライン会議やカレンダーアプリで予定を把握しかし、8人ほどいる役員の予定を合わせるのはとても大変ですし、仕事を持つ人も多くいます。また子どものために活動しているのに、放課後子どもを家に残して学校に行くことにも、少し違和感がありました。そこで、ITを活用して、ZOOMでオンライン会議を行ったり、TimeTreeというカレンダーアプリを使って、役員の動きを把握したり、全員で集まらなければいけない状況をできる限り減らしました。学校側にも協力してもらい、家庭数で配布していた文書はHP上に掲載してもらう、また保護者に対しても、例えば親睦会の出欠などをオンライン上で行うなど、紙の発行を減らし、印刷作業の分量を少なくしていきました。このことで時間を制約されることがだいぶ減り、ストレスも軽減されたのではないかなと思います。2年間の活動では叶わなかったのですが、マンネリ化してしまっている親睦行事やお祭りなどを、もっと魅力あるイベントにアップデートしたいという野望もありました。毎年同じような内容の行事は年々参加者が減り、盛り上がりに欠ける部分がありました。ママの中には多彩な才能や資格を持っている方も多く、そういったママたちを講師に招いて講座を開催するなどの構想もあったので、ぜひ次年度に引き継いでいきたいと思います。私が考えるPTA役員のなり手を増やす方法実際に活動してみて、PTA活動をやりたくないと感じる一番の原因は、「何をやっているか分からない」「とりあえず大変そう」というイメージが先行していることだと感じました。■活動内容を明確にして動画で配信もっと活動内容を明確にして、どのくらいの時間を取られるのか、こんなことができる!など実際の活動内容を保護者が知ることができれば、なりたいという人も増えるのはないでしょうか。CMのように、活動を動画にして配信してもいいなと思いました。■PTA役員に謝礼を支払う、得意分野を生かすまた、うちの学校ではPTA会費を全校生徒から徴収するのですが、その中から給料、とまではいかなくても活動費として謝礼を支払うのも、なり手を増やす一案かと思います。作業を細分化して、それぞれ得意分野が異なる保護者にお願いするというのも効率化につながります。PC作業、内職、ハンドメイド、集計など自宅でできる作業は分散して、もっと多くの保護者に関わってもらい、一人一人の負担を軽くできれば、「それくらいならできるかな」という気持ちを産むかもしれません。英語本来のvolunteer(ボランティア)は「自ら志願して行う」という意味があり、日本で使われている言葉と若干ニュアンスが異なります。2年間の活動の中でこの言葉の重さを感じ、心構えを考えました。あくまで自分の意思で、前向きに行う本来のボランティア精神を持って、PTA活動を担う人が増えるといいなと感じています。<文・写真:ライターよこも>
2020年04月16日4月から保育園に通い始めた1歳半の息子。現在は保育園(本園)を母体とした小規模保育園ではあるものの、3歳になるとエスカレーター式に本園へ移れるシステムということもあり、両園合同の役員決めがありました。そこで何をするのかわからないまま役員になったのですが、3カ月目にして既にメリットがたくさんあったのでご紹介します。 直感で決めた役員への就任激戦区ながらも保育園に無事入園でき、ドキドキの入園式当日。懇談会も終盤に差し掛かったころ、「役員決め」の時間が訪れました。役員とは、園の活動を保育士さんと共に支える保護者の代表のようなもの。保育園にこのような会があることさえ知らず驚きましたが、引っ越したばかりという心細い環境の私には、情報収集をする絶好のチャンス! 「立候補がないようなのでじゃんけんにします」という保育士さんの言葉を合図に、気付いたら挙手していた私。無事役員に就任しました。 第1回役員会までは荒れていた私の心さっそく慣らし保育が始まり、同じ月齢で入園した子と同時に保育が進められていました。しかしある日、息子の保育時間だけ短く、慣らし保育が遅れていることに気が付きました。「ひどいぐずりもしていなのに」「もしかして意地悪?」と被害妄想すらしてしまう日々……。 さらには連絡帳に「ごはんの進みが悪いです」と書かれると「介助が面倒なんじゃないの?」と疑い、一度も着替えていない日には「放置しているのでは?」とモヤモヤ。初めての保育園生活に過敏になり、私の心はいつの間にか不信感でいっぱいになってしまったのです。 そして迎えた初めての役員会当日、役員会は自己紹介から始まり、今後の方針について話があった後に「自由発言」ののち、「園長先生を呼んで対談」という流れでした。この「自由発言」では各々が園について気になることを挙げていくもので、その後の園長先生との話のなかで疑問をぶつけるという流れでした。 先輩ママさんからは、「なぜ◯組の教室は場所が変わったのか」「今年から〜〜になったのはなぜか」「×××をしてほしい」などの意見や要望がたくさん出ましたし、園長先生はその疑問に対して一つずつ丁寧に答えてくださいました。それらはどれも納得のいく答えで、園児を第一に考えてくださっていることが伝わるものでした。 園を信じると、自分もラクになる役員会を終えて夫にすぐ電話。ひと言目は「私、役員になってよかった」でした。園児によりよい環境を与えようとする先輩ママ、それに応えようと試行錯誤する園の先生方。その思いを知れただけでも私のなかでは大収穫でした。それからというもの、ちょっと疑問を持っても、「何か理由があるんだろうな」と先生方を信じ、安心して預けられるようになったのです。 実際に慣らし保育の件は、同時期に入園したお友だちのママさんの職場復帰が早かったため、急いでおこなっていたというだけでした。何かあったら役員会で相談できるという切り札は、すっかり私の精神安定剤になりました。 前に出るタイプではない私ですが、子どもの生活する環境を知りたいという思いでなった役員。初めての保育園に対する不安を払拭でき、さらに今通っている保育園を好きになれたこともあり、結果は大正解でした。今後も1年間は月に1度の役員会や不定期の懇親会が続きます。引き続き先輩ママさんから保育園のことや育児のノウハウをたくさん教えてもらうつもりです。 著者:高橋さちこ1歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年09月24日仕事と子育てを両立しているワーキングマザーにとって、保育園や父母の会の役員などは「なるべくやりたくない」というのが本音。ですが、いざやってみると、大変ですが楽しいことやメリットも。推薦などでやりたくなかった役員を引き受けてしまった方も中にはいらっしゃるかもしれません。でも、前向きに考えると、子育ての情報交換の場となったのはもちろん、様々なメリットもあります。保育園の役員やって感じたメリットをご紹介します。■ 1.役員主体でイベントを仕切れるRhetorica / PIXTA(ピクスタ)娘が通っていた保育園では、クラス委員3名で、卒園する際のアルバム制作や大きな行事(運動会やお遊戯会)ごとに園児に渡すプレゼントの選定をしました。卒業式終了後に行う謝恩会のような「お楽しみ会」を企画から行いました。決して楽ではありませんでしたが、アルバム制作では用意できる写真がどうしても我が子の方が良い笑顔の写真などが多くなり、レイアウトの際は他のお子さんよりも、若干多めで良い場所に貼り付けたりすることができました。一生残るアルバムに携われたことはとても大きかったです。UK / PIXTA(ピクスタ)また、運動会やお遊戯会、剣道発表会など年長になるとカリキュラムが増えたので、発表会のときに渡すプレゼントをクラス委員が選べるのも良かったです。■ 2.保育園の様子がわかるpapa88 / PIXTA(ピクスタ)上記でも説明しましたが、私が役員を務めた保育園では年長クラスの役員がアルバム制作をするため、度々保育園に顔を出して子供達の写真や動画を撮影しました。普段、親が知ることのできない保育園での様子がわかるのは、クラス委員の特権。保育園で熱心に遊んでいるおもちゃや、仲良しの友達が誰なのか、どんな遊びをしているのかなど、保育園での様子が見られるのはとても良かったです。保育園で熱心に遊んでいたおもちゃを娘への誕生日プレゼントをにしたところ、本人も喜んでいました。■ 3.担任の先生に相談しやすくなるtkc-taka / PIXTA(ピクスタ)保育園へ行く機会が増えると、ちょっとしたことでも担任の先生に相談しやすいのと、先生からもいろいろな情報が得られます。「近くの小学校にお礼の品を届けに行きました」など、月間行事というほどではないけれど、普段のカリキュラムとは違うことを行ったことや、「今日は〇〇ちゃんと〇〇しましたよ」など、子どもからは聞けないエピソードなども聞けます。関わりが深くなることで、相談しやすい環境ができ、日常の悩みや、健康に関する相談などもでき、とても安心した保育園生活を送ることができました。■ 終わりにshimanto / PIXTA(ピクスタ)休みの日はクラス委員との打ち合わせがあったり、時間的には決して楽ではありませんが、役員をするとそれ以上のものを得られると思います。また、保育園の先生方の日頃の大変さを目の当たりにし、改めて感謝の気持ちが湧きました。そして、お世話になっている保育園に、保護者として貢献できた充足感も得られるので、メリットの方が大きいと感じています。
2019年06月13日幼稚園の役員って??4月、新しい生活の始まりですね!新入園、新入学の書類やグッズの用意が一通り済んで一段落する頃ですが、そろそろPTAやクラス役員の選出がある園が多いのでは。でも、具体的に何をするのか、どのぐらいの頻度で仕事があるのか、わからないことだらけですよね。筆者は息子が年中のときに幼稚園のクラス幹事をやりました!幼稚園ごとにかなり違いがあるとは思いますが、参考までにわが子が通った幼稚園の役員の仕事を紹介します。クラス幹事は、幼稚園のイベントお手伝いが主うちの幼稚園では、ひとクラスにつき7人のクラス幹事を選出していました。選出方法は立候補制。立候補で集まらなければ、沈黙に耐えきれずに手を上げた人が決まったり(笑)。仕事の内容は、主に運動会や発表会など幼稚園のイベントのお手伝いです。イベント時は1日仕事ですが、幼稚園から係や仕事を具体的に指示されるので特に困ることはありませんでした。わが子の発表もちゃんと見られます。その他の仕事としては、どのクラス幹事からどのクラスメイトに連絡が行くかの「クラス幹事連絡表」の作成、保護者ランチ会の開催、終業式の日に担任の先生へ渡すプレゼントやアルバムの用意などです。私が担当した年中クラス幹事では、卒対(卒園対策委員)の選出も仕事でした。仕事の頻度は、月に1回ぐらい。幹事内の連絡方法はグループLINEで行っていました。7人いるので、情報収集をする人やプリントを作る人、デザインをする人、上のお子さんのときの状況を教えてくれる人など、それぞれができることを分担していました。イベント時に子どもたちのそばでサポートできること、役員じゃないと見られない舞台裏側の子どもたちの様子が見られるのが特権です。こんな感じのプリントを作っていましたP連(PTA連合)は、研修会の開催や都議会への働きかけも年少のときは、クラス幹事とは別にP連の選出もありました。P連とはPTA連合の略で、それぞれの幼稚園から選ばれた方が集まって研修会などが開かれています。任期は幼稚園に通っている間ずっとなので、P連になるとクラス幹事や卒業対策委員などになることはありませんでした。選出方法は立候補や、前任の方からの指名もあるそうです。指名の場合は上のお子さんのママ友からの場合が多いよう。仕事の内容は、主として2種類。よりよい父母を目指しての研修活動と、うちの幼稚園は私立だったため、講師の教育費の格差をなくすための運動。具体的には、研修・講習会や年に数回行われる「P連教養講座」の開催、都議会への働きかけ、PTA大会の開催などです。最初の4~5月は園内や他園との顔合わせを含めて週に1回、その後は交代で月に1回ほどの研修・講習会に参加する感じだそう。やりがいと仕事のウェイトは一番!?卒対(卒園対策委員)うちの子が通った幼稚園では、年中の終わりに次年度の卒園対策委員(卒対)を選出しています。卒対には、謝恩会を担当する謝恩班、卒園アルバムを担当するアルバム班の2チームが。謝恩班はまず卒園式後の会場を押さえるところから始まり、いままでの謝恩会の履歴を見ながら1年間かけて当日の流れを相談・準備します。当日は幼稚園から会場までの移動誘導、司会、各余興準備、動画(これも準備!)上映などなど。アルバム班はカメラマンの手配、イベントごとの写真の選出、アルバムに載せる園児や先生たちのメッセージ集めなどなど。「このページ、うちの子の写真がなーい!」なんてことにならないように、アルバム見開きごとに必ず年長さん全員が載っているように写真を選ぶのが大変だそうです。集まる頻度は12月までは2~3週間に1回、1~2月は入稿前なので1週間に1回ぐらい。うちの子の代では、アルバム班の方がDVDも作ってくれました。ぶっちゃけ、幼稚園でも小学校でもやりたがる人が少ない、みんなが避ける役職と言えそう。ただ、1年間の成果が思い出の品として残ったり、卒園という一大イベントを作り上げられたりと、やりがいにおいては一番ではないかと思います。思い出いっぱいのアルバム。息子が見返すたびに「ちょっと涙でた」と言っていますうちの幼稚園では3年間の在園中にほぼ全員がどれかの仕事につきました。どの役も、会社のお仕事と違ってマニュアルや引き継ぎなどがなかったので、最初は苦労することも(汗)。仕方なく、自分で仕事のマニュアルや書類のテンプレートを作り、引き継ぎとして幼稚園に渡しました。積極的に自分ができそうな仕事に名乗りを上げておくと、苦手な仕事を得意な方におまかせしやすかったです(笑)。そして楽しく仕事できるかどうかは、どの役を担うかよりも、気の合うママさんたちと一緒にできるかどうかにかかっていたりします。私のときは幸いメンバーに恵まれて楽しく活動でき、ときどきランチ会をする関係になれました。が、年によってはかなりキツい空気が流れることもあるそうです…。円滑に子どものサポートができるよう、がんばりましょう!<文・写真:フリーランス記者清宮(clabocco)さん>
2019年04月18日■しかし、のまめのクラスの役員さんは…男の子親とのつながりはあるんだYO!女の子…女の子をくれぇ…!PTA役員でグループ作ろうぜ!みたいなノリでいけるなんて私には思いつかなかったわ…!ああいうコミュ力の高い人がひとりいるとクラスがまとまるんだろうなぁ…(遠くを見つめながら)。
2019年04月06日新学期もはじまって数ヶ月がたちましたね。新学期といえば役員決め。そこで、今年のPTA役員はどのように決めたかを聞いてみました。どんな決め方をしていても、毎年この季節が憂鬱であることは変わらないようです。Q.今年の役員、どうのように決めた?1.立候補 38.5%2.立候補(決まらず、最終的にじゃんけんやくじ引き) 16.5%3.じゃんけん 3.9%4.くじ引き 11.5%5.推薦 5.9%6.前年度の役員や先生からの指名制 6.8%7.欠席したので分からない 6.0%8.役員決めは行われなかった 1.7%9.わからない・その他 9.2%やはりもっとも多いのは立候補という回答となりました。それでも、やりたくないのにやるハメになった、早めにやりたかったのにじゃんけんで負けたなど、思い通りにいかないことにモヤッとしている人が多いようです。■役員を決める日にいないと逃れられるシステム4月の懇親会は出るだけ損! そんな意見がママたちの間で噂されています。効力のない委任状や欠席した人はやらなくていいという雰囲気に不満がつのっているようです。「出席した人だけで結局決まらずじゃんけん。来なかった人は得するってずるい。欠席した人こそ役員やらせて」(福島県 40代女性)「低学年は立候補でサクッと決まりました。高学年は経験者だらけでまったく決まらず、最終的にまだやっていない人がくじ引きでようやく決まりました」(神奈川県 40代女性)「役員選出の際に、現会長から『委任状出されている方に当たっても、やる気がなく雰囲気が悪くなるのも嫌なので、今お集まりいただいたいる方になるべくやってもらいたい』との発言が。それで免れるなら、みんな委任状出すよ」(宮崎県 30代女性)「4月最初の懇談会に来る方はきちんと役員をやるつもりか、やった方か、下に小さな子がいる方です。役員をやらずに卒業される方は役員決めには来ません。小学校は来ている方だけで決めるので、もう懇談会に出るのをやめました、出たもの負けみたいなシステムに納得いきません」(神奈川県 40代女性)■子ども1人につき1回は子だくさんにはつらい!子どもの人数が多ければ多いほど、育児や家事も大変なはずなのに、なぜ子どもの人数分だけ役員をしなければいけないのかなど理不尽なことはいっぱい。「子ども1人につき1回。数人いると時間のやりくりも家事も子育ても大変なのに不公平だと思います。親1人につき1回なら納得」(神奈川県 40代女性)「転勤族ファミリーには辛いものがあります。国内転勤なら辞令が出るのは3〜4週間前。転勤なので途中でやめますとなると、急遽代わりの人を探したり…。仕方ないことなのに陰口を言われます」(神奈川県 40代女性)「核家族化、共働きが当たり前になっているのに、いつまで時代遅れな制度を続けるのだろう。見回りや行事の手伝いはわかるけど、中には必要性を感じられないものもある。こういうところが変わらない限り、働き方改革や女性の働き方とかは変えられない」■やるからには責任を持って引き受ける立候補してなくても、役員を引き受けることになった人もいました。それでも、誰かしらがやるのであれば、決まったあとは責任を持ってやるのが大人の対応。「やらなくて済むならやらない。けど、くじなどで決まったときは責任を持ってやります。仕事、育児、妊娠、介護など、はた目にはわからない苦労を抱えているのはお互いさまだと思ってます」(東京都 30代女性)「役員決めの日に行かれなかったら、担任の先生から電話がかかってしまいました。出席番号1番ですから、そんな気はしていましたが…。快く引き受けましたよ」(神奈川県 40代女性)「高校なので役員は3年間やります。決まってから言われてびっくりでした! 肝心なことは言ってくれなかったけど、メンバーがとてもよいので3年間がんばっています」(千葉県 50代女性)面倒なことも多く「PTAはブラック」ということが話題になりがちですが、楽しいことやいいこともあると考えている人も少なくないはず。あまり先入観を持たずにPTA活動を良くしていくことを考えていけるといいですね。Q.今年の役員、どうのように決めた?アンケート回答数:5948件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年06月11日子どもが小学生になったら、必ず直面するのがPTAの問題。そもそもPTAってどんな組織? もし、クラス役員や本部役員になってしまったらどうなる? そんな不安を抱く新入生のママがPTA役員経験者の先輩2人に“本当のところ”を聞きました。PTA座談会参加メンバーA=4月に長女が公立小学校に入学する専業主婦のママ。B=長男が小4で次男が保育園年少のママ。前年度、本部役員を経験したばかり。会社員。C=長男が小5のママ。3年前にクラス役員、2年前に本部役員を経験。在宅ワーク。■謎の多いPTA…本部役員とクラス役員、各委員会のちがいって?A:4月に子どもが1年生になります。同じ小学校に進んだ先輩ママからは、「PTAが結構たいへん」と聞いてドキドキしているところです。B:私は昨年度、小学校のPTA本部役員をやりました。保育園や幼稚園でも保護者会や父母会がありましたよね。それと同じで、小学校でも保護者の協力は欠かせない。ただ、PTAとなると規模も大きいし、責任も重大なイメージがありますよね。C:そうですね。私も2年前に本部役員を引き受けたんですが、あまりにやることが多くてしがらみも強いことにびっくりし、「これは一度、PTAという組織を解体したほうがいいのでは?」とまで思いました(笑)。でも、ほとんどの活動をやめたとしても、一大イベントの運動会だけは保護者が協力しないと無理ですよね。とても開催できません。そう考えると、現状、すでにあるPTAでやっていくしかないのかなと…。A:「PTAはたいへん」というイメージがあるのは、まず幼稚園の父母会に比べて組織が複雑だからじゃないかと思うんです。私なんて、クラス役員と本部役員の違いすら、よく分かっていないんですよ。C:私も息子の入学時は、PTAの仕組みがまったく分かっていませんでした。本部役員というのは会長、副会長、書記などのポジションがあって、クラス役員などを統括する立場。執行部と呼ばれることもあって、PTAの運営についての決定権があります。でも、前年度のうちに内定してしまうので、1年生のお母さんが就任することは、ほとんどないはず。B:その内定者というか立候補者を承認するのが、4月~5月に開催されるPTA総会なんですよね。1年生のクラス役員はその直前、第1回の保護者会で決めることが多い。上の子がいるママはPTA事情が分かっているから、1年生のうちにサッと手を上げてすませてしまいがち。でも、ママ友の中には、1年、2年と手を上げたけれど、立候補者が殺到してじゃんけんで負けて「早めにやりたいのにできない」という話を聞きました(笑)。A:じゃんけんで選ぶんですね(笑)。やっぱり低学年のうちにすませてしまったほうがいいんでしょうか? 立候補するのはなかなか勇気が出ないけれど…。C:決めることがたくさんあって、会議が月に何回もある本部役員に比べると、クラス委員は本部からの指示を実行するだけなので、ある意味、楽だと思います。そんなクラス役員でも「学年が上がってからやるとたいへん」と言われるのは、6年生だと卒業式に関連する準備をしなきゃいけないからじゃないかな? 確かに見ていると、プレゼントや花束の準備をしたり、謝恩会の店を決めたりとやることが多くてたいへんそうではあります。B:卒業式の準備は、クラス役員とはまた別の委員会方式になっている学校も多いですね。卒業対策委員会というような名前で。A:委員会というのもあるんですよね。どういう仕事をするんですか?B:本部やクラスというくくりではなく、PTAの課外活動のようなものかな。広報委員会、校外委員会などに学年から数人ずつ集まって活動するんです。PTAと言えばおなじみ、ベルマークの集計を委員会の仕事にしている学校もありますね。C:うちの学校の広報委員会は運動会などで撮影をしたり、その写真を載せて広報誌を作ったりと稼働日が多くてたいへんそうでした。こう考えてくると、委員会ではなく低学年のうちにクラス役員を引き受けるのが最もリスクが低いかも。もし、その1回だけですむのだったら。A:でも、私は実家の母を月に何回か病院に連れて行かなきゃいけないし、2人目も考えているし、もしかしたらパートに出るかもしれないし…と不確定要素が多いんです。PTAなんてできるのかな? と踏み出せません。C:そういう事情を抱えている人は多いですよね。最近ようやく周知されてきたけれど、そもそもPTAは任意団体なので加入しなくてもいい。もし、育児や介護で余裕がないのに役員を免除してもらえないというようなノルマのきついPTAなら、最初から入らなくてもいいと思います。私は本部役員を経験して「これはけっこうハードだ」とつくづく実感したので(笑)。B:でも、実際問題、PTAに加入しない人はほとんどいませんね。さらに、小学校は中学校とちがって6年間あるから、役員や委員を引き受けず“逃げ切る”のはなかなか難しいですよね。うちの子の小学校は本部役員を1年間やれば、その後は、子どもが何人入学しようと何もやらなくてもいいというルール。下の子も2年後に小学校に上がるので、2人分のノルマがクリアになると知って、みずから立候補しました。C:私もクラス役員をやったら顔が知られて本部役員に推薦されてしまい、迷ったけれど「本部役員を1年間やれば、それ以降は何もやらなくていいのよ」という甘い誘い文句にのせられて、つい書記を引き受けてしまいました(笑)。A:うちの子が入る小学校も「6年間のうちにクラス役員か本部役員をやる」というのがPTAのルールだそうなんです。お二人のように思い切って本部役員をやるのもありかもしれませんね。でも、今はまだ怖いなぁ。ほかにどんな人が役員になるのかも分からないし。 ■PTAを乗り越えるコツ「何をやるか」より「誰とやるか」B:そうそう。自分が本部役員をやってみて思ったのは、どの役員をやるかよりも、誰と一緒にやるかということ。私は会社員なんですが、私の代の本部役員は会長、副会長、書紀が計11人いて、ほとんど仕事をしている人だったんです。そのため、会議を土曜日にしてもらえて助かりました。C:えーっ、いいな。うちのPTAは働いている人が少なかったからか、月に2回、必ず平日の午前中に会議がありましたよ。会議室が校舎内なので、土曜日は開けられないという学校側の都合で…。有給をすべてPTAに使ったというお気の毒な会社員ママもいました。B:私の場合、保育園から一緒のママと相談し、2人セットで書記に立候補したのがよかったのだと思います。知っている人だからやりやすかったし、ほかの役員もみんなPTAに当てられる時間が限られているから効率化をはかり、どんどん議題を進めていく感じでしたね。A:その時のメンバーで会議の開催日まで違ってくるんですね。そう考えると、Bさんのように気心の知れたママ友を誘って一緒に役員をやるというのはいいかも。C:ただ、どんなにやりやすいメンバーでも、本部役員の仕事はそれなりにたいへん。会議日の変更など、本部役員は仕組みを変えられるぶん、例えば運動会の準備の段取りひとつとっても「あーでもない、こーでもない」ともめることも多い。午前10時から始まった会議が午後2時までかかったこともあったぐらい。B:確かに普段はスムーズでも、ひとたび問題が起きるとみんなで話し合わなきゃいけないから、PTAのグループLINEに1日30件以上のメッセージが溜まることもありました。そんな時と仕事の忙しい時期が重なると、もう最悪…。A:うーん、いろいろうかがってみると、やっぱり低学年のうちにクラス役員を引き受けてしまうのがベストという感じがしてきました。とりあえず娘と一緒に遊びながら練習して、じゃんけんに強くなろうと思います(笑)。
2018年03月30日子どもが入学、進級するとすぐに直面するのがPTAの役員決め。どうやって決めるの?どんな役員や委員があるの?学校に行く頻度は?など心配なお母さんも多いのでは?小3・小1の子どもを持つ筆者が、今年度経験した「学年委員」についてお話しします。小学校のPTA役員の決め方役員の決め方は、くじ引き・立候補・互選など学校によってさまざまですが、私の子どもの学校は入学時の「事前登録制」。入学式後、児童と先生が退場したのと入れ替わりにPTA本部役員(会長・副会長・書紀・会計)が体育館に来て「登録用紙」が配られました。娘の学校は子ども1人につき1回(=1年)各種委員会の役員をすることになっているため、「何年生で何の委員をするか」をその場で記入し、提出。そのような手続きがあることは事前には知らされていませんでした。「何の委員をしますか?」と聞かれても、それぞれの委員が具体的にどのような仕事をするのか、学校に行く頻度は?求められるスキルは?などサッパリわからず、新1年生の保護者は困惑。子どものクラスごとに決められた場所に座っていて、立ち歩ける雰囲気でもなかったため、ママ友と一緒に同じ委員をやりたいと思っているお母さんは慌ててスマホを出して連絡を取り合っていました。登録した学年になると「あなたは今年度○○の委員を希望されています」というお手紙がきます。そして、年度初めの学年懇談会で対象者が前に呼ばれ、定員に対して希望者多数の場合はジャンケン(負けた人は登録し直し)、定員に満たない場合はその場で追加募集があり役員が確定、という決め方でした。私は現在1年生の息子の分として、学年委員をしています(ジャンケンで勝ちました)。3年生の娘の分が残ってしまっているため、4・5・6年生のどこかで消化しなければなりません。子どもが高学年になり、役員と受験が重なると大変ですし、仕事を始める方も多いため、低学年で済ませたい、というお母さんがほとんどです。実際にどんな仕事がある?学校に行く頻度はどの程度?つい先日、息子の分の「学年委員」の活動が終わりました。PTA役員で学校に行ったのは1年間で全8回、それぞれ1〜3時間程度でした。まずは4月に学年委員の顔合わせ。1年生の先生方も同席し、自己紹介後、委員長より活動内容についての説明がありました。その他、年に2回のPTA総会(5月と2月)に出席。1年生対象の「交通安全教室」、1年生の保護者対象に行われる「給食試食会」の主催が年に1回ずつ。学校近隣の清掃、ベルマークの分別、各学年の図書コーナーの本の整理整頓を年に3回行いました。PTA役員のメリットとデメリット実際にPTA役員を体験したことのあるお母さんにメリットとデメリットを聞いてみました。メリットについては、「学校で思いがけず子どもに会った時にとても喜んでくれた」「学校での子どもの様子を見られるので安心」「先生と話す機会も多く、学校が身近に感じられた」「他の学年のお母さんとも知り合えたので、これから経験する修学旅行、塾選び、中学受験のことなど相談できるようになった」「お世話になっている学校やママ友の役に立てたと思うと嬉しい」という声が聞かれました。本部役員をしていた高学年ママからは「運営委員会では校長先生をはじめ職員のお話を直接聞ける機会も多いです。改善してほしい自分の意見を言ったりもできます」という声も。デメリットについては、「特にデメリットはなかった」という回答が多数でビックリ。「強いて言えば…」と前置きしたあとで「緊張しやすいので、行事の司会など人前でしゃべるのは大変でした」「一度も集まりに来ないし、最初から最後まで連絡がつかないメンバーもいました」とのことでした。小学校のPTA事情は各学校によってさまざま。入学予定の小学校に知り合いの先輩ママがいたら、事前にアドバイスをもらっておくと安心ですね。<文・写真>フリーライター:森藤理絵
2018年03月15日最近、メディアでも取り上げられる機会が多くなった「PTA問題」。4月の役員決めが終了し、ホッとしているママや暗たんたる気持ちのママ、意欲的に取り組もうとがんばっているママも多いのでは。そしてこれから小学校にあがるお子さんをお持ちのママにとっては、戦々恐々の問題。そこで実際にPTA役員になったことがある筆者が体験したリアルボイスをお伝えしたいと思います。こちらで紹介する内容は、わたしが体験したもので、学校によって、PTAによって、そして年度によっても異なってきます。■PTAは全員参加!? まったくもって任意団体じゃなかった!メディアでもよく取り上げられるようになり、徐々に認知が高まりつつある「PTAは任意加入団体」であり、「強制加入団体ではない」ということ。普通の団体組織であれば、「加入」か「非加入」への参加意思を決めることができるはずなのですが…。「PTAは全員参加です。6年間で必ず1回は役員を担っていただきます」これはわたしの子どもが通う学校で、PTA役員決めの際に前年度役員から最初に言われた言葉です。任意加入団体であることがホットな話題となっているいま、どういった説明がされるか興味持っていたのですが、昨年とまったく変わらない言葉でした。またわたしの子どもが通う学校では、加入・非加入についての意思確認は行われていません。どれだけ世間をにぎわそうと、実際のPTAはこうして粛々と進められちゃっているのが現実。もちろん、このように説明されたときに異議があれば手を挙げればいいこと。もしくは、PTA総会に参加して発言すればいい。それはわかっていても、実行できる自信はやはりありません。■PTA都市伝説1. 役員は絶対逃れられないのか?「PTA役員は、小学校6年間のあいだ、1回は必ずなるもの」。こんな都市伝説ありませんか?学校によって、「PTA役員を小学校6年間の中で何回やらなければいけないのか」ということは、異なっていると思います。ちなみにうちの学校では、「3回やらなければ、PTA役員決めからは逃れられない」という都市伝説が。6年間の小学校生活のうち半分の3年間もPTAに時間をささげなければいけないなんて、最初聞いたときはかなりショックでした。今回、6年生の子どもがいるママに小学校最後の役員決めの実態を教えてもらいました。はたして、1回も役員にならないとどうなるのか…。結果は、1回も役員になったことがない人と1回しか役員になったことがない人は、全員役員に決まったそうです。そう! うわさは本当でした。そして2回の人は、抽選。ただし個人の事情(働いている、子どもが小さい、介護しているなど)を鑑みた役員選びだったそうで、1回もやらなかったから、作業量が多い大変な委員になるということはなかったということです。■PTA都市伝説2. PTA役員は低学年が楽そしてまことしなやかに流れるもうひとつの都市伝説。「6年生で"卒対"にならないために、低学年で委員をやった方が楽」。"卒対"とは、卒業対策委員会のこと。実際にどんなことを行い、どれだけ大変かはいまもってわたしも未知数。ただ保育園で卒対委員さんの仕事ぶりを間近でみて思ったのは、「絶対わたしにはムリ!」ということ。保育園と小学校を同一視はできないのはあたり前ですが、その膨大な作業量ときめ細やかな対応に、本当に委員になった方に感謝しました。このため低学年のあいだは、むしろPTA役員決めはすんなり決まるというか、立候補だらけで激戦様相。なかには「去年、(きょうだいのときに)同じ役員をやったので、引継ぎも大変ですからわたしがまたやりますね~」なんて、ラクといわれる役員を堂々ゲットしちゃうつわものママも。「引継ぎなんて言い出したら、役員の交代できないじゃん!」なんて頭の中で起こる異論反論を笑顔でカバーしながら席に座り続けます。さらには同じ園出身でクラスに圧倒的人数をほこるママさん集団から「委員長はわたしと、Aさんで行います。いいですよね?」などと仕切られてしまう始末。しかも集団で「賛成でーす!」と押し切られ、拍手されてしまうと、やっぱり無言の笑顔になるしかありません。そう、役員決めは、熾烈(しれつ)な戦いだったのです。■PTAの最大の問題点とはわたしは、これまで2回PTAの役員を行っています。そのうちの1回は、本当に大変でした。たとえばこんな感じ。<実際にやってみてわかった大変だったこと>・委員会で配布される紙を委員長が延々と読むことに時間を費やす・担当の振り分けをひとりずつボードに縦一列に並んで書いていく・企画書の提出もひとりずつ委員長に呼ばれて確認していくこのように委員会では、大病院並みの待ち時間を覚悟するしかないのです。ほかにも役員から電話が入る内容が、「これはどうして学校の資材を利用しないの?」というもの。だったら学校にどんな資材があるか一覧を出してくれればいいだけなのでは? という心の声を封印することに苦心しました。そうPTA役員でよく言われる最大の問題点は、「時間=タダ」という考え。だから委員会でどれだけ時間が費やされても、あまり気にしないのだろうと思います。この委員会の最後に、指示されてもいない「委員会における提案書(担当決め、企画書フォーマットの提示、必要資料の提示)」を提出したことが唯一のわたしの良心でした。もし勇気があれば、もし改革の旗印になる気概があれば、こんな風に心の中で文句だけ言って終わりにはしないのだろうと思うと、一番弱いのは自分ですね。■委員会を効率よく進める方法があった!2回目の委員は、1回目に行った委員会とはかなり趣が異なりました。というのは、まずその委員全員のメールアドレスを共有することから始まったのです。これによって次のように進められていきました。<インターネットを使った委員会>・担当決めは、各自メールで委員長に連絡・制作する内容は、LINEを使って書記に依頼・制作物は、クラウドを使って共有サーバーに保存メールアドレスについては、全員持っていたため問題は起こらず。制作物などを担当するのは、PC知識がある人を最初から人選したためこちらも問題なし。またPCを利用できない人のためにも、学校に設置してある共有のクラス別配布資料保管ボックスに入れることで、対応していくことに。これは前年度役員がこういった手順を取り入れ、さらに新しく委員長になった人が、インターネット環境に強かったことから、対応のさらなる迅速化が進められました。スピードアップが1回目と格段の差だったことはいうまでもありません。もちろんまだまだネット弱者である人への配慮は必要となってきます。でも効率化することを検討すれば、ネットが利用できない人への対応案も生まれてきます。「PTA存在意義」については、いろいろと議論されており、賛成、反対意見も多く見かけます。PTAが子どものための組織であるかもしれませんが、活動の主体はママ。そこで、少しでも「PTAって実際こんな感じ」が伝わればいいなと思い記事を書かせていただきました。「PTAは怖い」。これは現時点での私の正直な感想です。でも少しずつですが、変わる兆しもみえてきていると思います。文/諏訪 真琴
2017年05月16日小学校に入ると親が関わらなければならないのがPTA活動。PTAとは Parent-Teacher Associationの略で、各学校で組織された家庭と学校とが協力して教育効果をあげようとする団体のことです。正直役員にはなりたくない、役員決めのときが憂鬱という親も多いようですが、実際はどうなのでしょうか?Q.PTA役員はどうやって決めてる?1.立候補 46.5%2.推薦 19.7%3.抽選 19.5%4.その他・わからない 14.3%立候補が46.5%の約半数という結果になりました。数字だけみるとスムーズに決まっているかのようですが、実情はなかなか難しいよう。そんななか、実際にPTA役員をやった人の意見も聞くことができました。■基本は立候補。決まらなければ抽選基本的にはやりたいという意思のある人にやってもらうのがベスト。でも、決まらなければ抽選という決め方が多いようです。最近では少子化からか、子ども1人につき1〜2回はやる決まりになっている学校もあります。「結局、毎年同じような顔ぶれです。何らかのお仕事をされていると思うのに、嫌な顔をせずありがたいです。そんな人を『好きなんだね』などと陰口を言う人は頭にきます」(神奈川県 50代女性)「子ども1人につき1回はやることになっています。立候補で決まらなければ、やっていない人から抽選です」(千葉県 40代女性)「やりたくない人は懇談会に来ないので、いつも同じ人に押しつけられる。抽選にすればしたで、来ない人は役員になっても来ないので、他の役員さんが困る」(神奈川県 40代女性)■意外にも経験者は「やって良かった」とメリットを実感イヤイヤ引き受けた役員も、やってみると楽しかった、学校の仕組みがよくわかった、先生と仲よくなれたなどのメリットも多いようです。他の人がやるときには感謝をし、自分がやるときには前向きに取り組めるといいですね。「3年間PTA会長をしましたが、暇な人とかそういうのが好きな人というのは間違いです。それにやれば何か得るものがあります」(鳥取県 40代女性)「私も役員やりましたが、近所の人に無記名で勝手に推薦されました。すごく嫌でしたが、いざやってみたら楽しくなり、ぜんぜん苦じゃなかったです。今まで気づかなかった学校のことがよくわかり、先生とも仲良くなれたので、今となってはやってよかったと思います」(神奈川県 50代女性)「今年で3年連続やりました。あまりやりたい人がいないようですけど、父親として役員をやり、子どもの成長と学校の取り組みを間近で見ることができ楽しかったです」(千葉県 30代男性)■仕事をしていてもやらなきゃダメ?最近では働くママも多くなってきているため、仕事を理由にPTA役員を辞退するのは難しいそう。自分の子どもにも関係することなので、より良い学校づくりのために親が協力できることはするという考えが持てると、学校との関係も良好になるのではないでしょうか。「今年度はくじ引きで役員になりました。仕事もしているので最初はイヤでしょうがなかったです。でもやっていくうちに、 PTA活動は子どもたちのためには必要なことで、学校や先生がたが日々、授業以外に色々なことをしてくれていることがわかりました。今は仕事をしている保護者が多くなり、反対意見も多いですが、自分の子どもにも反映されるので楽しんでやっていただきたいものです」(神奈川県 30代女性)Q.PTA役員はどうやって決めてる?アンケート回答数:9389件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年04月17日こんにちは。ライターのNANARUKAです。少し前、学校でのPTA活動や役員を強制する是非がネット上で議論されていました。筆者は、長女が通っていた幼稚園で、長女が入学した小学校で、長男と次男の保育園で、毎年誰かのクラスで何かしらの役員を引き受けている状態が続いています。どのクラスでも、自ら進んで立候補しているわけではありませんが、やってみると何かしらの収穫や思い出は残るもので、今のところは決してイヤなことばかりではないという印象です。そこで、先日小学校のママさん方と集まる機会があった際、小学校のPTAや役員、ボランティア活動にメリットを感じたことがあるか、また、どんなメリットがあったかインタビューしてみました。その結果、経験者20名のほとんどのママさんが、少なからずメリットを感じていました。その意見を抜粋してご紹介します。●子どもによい影響があったと感じた例役員やボランティア活動は子どもが健全に成長していく日々を支える活動ともいえますよね。「やらされている」と暗い気持ちで1年間を過ごすくらいなら、「子どもの活動に一緒に参加している」気分でやってみましょう。そういうママさんはみなさん口を揃えて「子どもとの会話が増え、話も弾む 」とおっしゃっていました。『役員は先生と話す機会も増えるので、普段の子どもの様子を知ることができてよかったです。特に低学年のころは「学校に行きたくない」と言って休んだ時期が何度かあったので、先生と連携もしやすかったし、子どもも私が学校と関わっていることで安心感を得ていたようです』(40歳/1年・3年で役員を経験)『月に1、2回ほどの当番のあるボランティアを引き受けてみたところ、子どもと共通の会話ができたし、子どもが当番の日を楽しみにしてくれるようにもなりました』(37歳/2年でボランティアを経験)●自分の今後にプラスになった例「初めて顔を合わせた人でも思っていた以上に会話が弾んだ」「校内や近所に顔見知りが増えた 」「長く付き合える人に出会えた 」という声は多数ありました。学校活動に馴染めない人の中には、「人間関係を築くことが苦手」という方も多いと思います。けれど、“同じ年頃の子を育てている親”という共通点があるのだから、それほど身構えることはないのかもしれません。『6年間お世話になる小学校では、低学年のなるべく早いうちに委員や役員、ボランティアなどで行事に参加しておくといいと思います。知り合いが増えるし、学校の雰囲気や特徴をより深く知っておくと、その後いろいろな場面で参考にもなると思います』(42歳/1年・2年・5年で役員を経験)『保育園や小学校で何度も役員経験がありますが、どんな場でも仲間同士で楽しくできれば役員仕事もとてもいい思い出になるので、やるときは仲良しのママ友と一緒に立候補しています』(35歳/1年・2年で役員を経験)『不本意に任命されて最悪の気分でスタートしましたが、やるとなったら最低限はちゃんとやりたい性格。子どものためだと思い、腹をくくって前向きに取り組みましたが、意見に賛同してもらえたりアイデアが採用されたりすると嬉しいもの。最終的にはやりがいを感じられるようになっていましたし、高学年のママ友もできて、子どもの授業や進路の相談もできるようになりました』(38歳/2年で役員を経験)●思ってもみなかったラッキー体験例スタート時のマイナスイメージが強すぎたからでしょうか、「やってみたらそれほどイヤなものでもなかった」という声も。「またやってもいいかも」と思える所以としては、思っていた以上に収穫を感じられたり、“ご褒美”をいただけるパターン などがありました。初めからそれを望むのは贅沢かもしれませんが、そんな気分で終われたらハッピーですよね。『子どもに頼まれて図書関係のボランティアに参加したら、年度終わりにお礼をいただきました。ボランティアなのにお礼が出てビックリしましたが嬉しかったです。それに、子どもの普段の様子を見ることができたので毎回楽しみでした』(38歳/2年で役員・3年でボランティアを経験)『学校役員というと「やりたくないもの」とみんな口を揃えて言うけれど、よくよく聞くと「知り合いがいなくて気を使ってばかりだった」とか、「ひとり変な人がいて揉めた」とか。でも、私が引き受けた年は知り合いばかりだったので、決め事は和気あいあいだったし役員会もなごやかな雰囲気で緊張することもなくできました。毎回こういう感じなら、また引き受けてもいいなと思えました』(42歳/3年で役員を経験)『毎年必ず揉めるという役職になってしまい、その年も役員さんの中に言動ややり方が偏っていてトラブルを引き起こしやすそうな人が1人いて不安でしたが、他の方々が大人の対応でかわしてくれ、荷担する人もいなかったのでイヤな思いもすることなく終えることができました。運良く、そういう人への対応に慣れている方々とできてよかったです』(40歳/4年で役員を経験)----------いかがでしたか?フルタイムの仕事に就いている方、きょうだいが多い家庭、介護や育児など、困難な事情を抱えている方も、もちろんいると思います。そういう方々に、半ば無理矢理に押しつけるようなことはあってはならないと思いますが、もし、少しでも前向きになれるのなら経験してみて損はないのかもしれません。納めているお金の動きや決め事、それらの理由や過程などを知れば、学校運営がどういうものか理解でき、知識も深めることができます。そんな「チャンス」と捉えて暗いイメージを払拭できれば、役員仕事もなかなかクセになってしまうものなのかもしれません。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年04月13日スカイマークは3月18日、執行役員を2人新任し、現状の4人に加えて6人体制にすることを発表した。同社は2月の取締役会において、井手隆司氏(代表取締役会長)ら取締役4人に加えて執行役員4人を新任したが、3月の取締役会で執行役員として新たに経営企画室担の本橋学氏と、安全推進委員会事務局長の兼子学氏が加わることとなった。現在、取締役には井手隆司氏(代表取締役会長)、有森正和氏(代表取締役社長)、松尾愛一郎氏(取締役執行役員)、鈴木圭太氏(取締役執行役員)が、執行役員には田上馨氏、寺田成利氏、仙北谷茂氏、小野輝雄氏、本橋学氏、兼子学氏が担っている。
2015年03月19日スカイマークは2月17日、取締役会において執行役員の選任及び取締役・執行役員の担当職務について決議した。取締役は4人で、井手隆司氏(代表取締役会長)は安全推進委員会委員長と取締役会議長、有森正和氏(代表取締役社長)は監査室担当、松尾愛一郎氏(取締役執行役員)は安全統括管理者・生産部門管掌役員・整備部門担当、鈴木圭太氏(取締役執行役員)は管理部門管掌役員をそれぞれ担当する。また、執行役員の4人はいずれも新任で、田上馨氏は経理部担当、寺田成利氏は総務人事部担当、仙北谷茂氏は空港管理部担当、小野輝雄氏はクルー管理部/訓練審査部担当となる。
2015年02月18日富士通は1月19日、現執行役員常務の田中達也氏が代表取締役社長となり、現代表取締役社長の山本正已氏が代表取締役会長となる役員人事を発表した。ともに、6月22日開催の定時株主総会および臨時取締役会後に正式決定される予定だ。富士通の社長が、パーソナルビジネス本部出身の山本氏から、産業ビジネス本部出身の田中氏に変わる。両氏の略歴は下記の通り。田中氏は、1956年生まれで1980年に富士通に入社。2009年より産業ビジネス本部長代理(グローバルビジネス担当)、2012年より執行役員 産業ビジネス本部長、2014年より執行役員常務 Asiaリージョン長を務めていた。なお、1月19日付けで田中氏は執行役員副社長に就いた。山本氏は、1976年に富士通に入社、2002年にパーソナルビジネス本部長代理、2005年に経営執行役に就いた後、経営執行役常務、執行役員副社長、執行役員社長を経て、2010年より代表取締役社長を務めていた。
2015年01月19日東洋経済新報社は12日、2011年5月期から2012年4月期までの有価証券報告書に記載されている役員報酬総額についての調査結果を発表した。1億円以上の役員報酬を得ている、いわゆる1億円プレーヤーは366人で、2011年の調査に比べて7人増加したことがわかったという。同調査では、1億円プレーヤー366人のうち現役役員312人を対象として、役員報酬額が多い順にランキングを作成。トップは前年の調査時と同様、「日産自動車」のカルロス・ゴーン会長兼社長だったという。2位は「メガネトップ」の冨澤昌三会長で、5億7,200万円の役員退職慰労金を含めて、7億3,500万円の役員報酬を得ている。一方、2011年に2位だった「ソニー」のハワード・ストリンガー取締役は、役員報酬額が4億6,600万円と、前年役員報酬総額に比べて4億1,600万円減少し、順位は6位に下がった。1億円以上の高額報酬を得ている役員の数を会社ごとに見ると、1億円プレーヤーが最も多いのは「ファナック」の14人。続いて2位は、2011年にトップだった「大塚ホールディングス」で10人、3位は「日産自動車」、「キヤノン」、「三菱商事」の6人となっている。また、高額役員数の増減を見ると、「高額報酬役員が増えた会社」では、「ファナック」が2011年の6人から14人と8人増加し、ここでも1位となった。反対に、「高額報酬役員が減った会社」では、「日本板硝子」のほか、「トヨタ自動車」や「ソニー」、「野村ホールディングス」で減少が目立っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日公的年金を利用した役員退職金作りセミナー保険営業成功事例研究会は、10月16日に保険営業を対象としたセミナーを開催する。今回のテーマは「公的年金を利用した役員退職金作り」だ。無理のない役員退職慰労金作りを講師は、年金・退職金のスペシャリストである沖倉功能氏。赤字に転落した企業が大幅に増えた昨今、経営者にむけてどのような保険の提案をすればよいか、という悩みに「無理のない役員退職慰労金作り」という切り口で話す。このセミナーでは、「在職老齢年金」の仕組みを説明し、経営者への大胆な保険提案につなげることを目的としている。セミナーは、新宿の大久保地域センターで14時から開始する。定員は30名で参加費は9800円(早期割引価格:5000円)。当日は懇親会も予定している。
2010年09月26日三井住友海上火災保険が、役員賠償責任保険料を従来比10%引き下げた新商品を、11月から発売するという。日経新聞が報じている。これは、企業の役員が訴えられた場合などの費用を保障するもので、これまでは保険料も高く加入条件が限られる上、加入手続きが複雑なため、中小企業には普及していなかったもの。中小企業でも使い易く見直した新商品を11月に発売同社では昨年、中小企業でも使い易く手続きの簡素化を図った商品を発売したところ、反響が大きかったため、新たに見直しした新商品の投入に踏み切るとのことだ。売上高が240億円の自動車部品メーカーの例で、保険金支払い限度額を5億円とした場合、これまでの保険料185万円から145万円になるという。同社はこれにより、新規の契約件数を、年間で400件に倍増させるとしている。
2010年09月25日