人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』と警察庁が8度目のコラボレーションが决定し、満身創痍のイングラムが「悪質・危険運転根絶」を呼びかけるポスターが全国で掲出される。これまで7度にわたって警察庁とコラボを展開し、毎回衝撃的なビジュアルで注目を集めてきたが、今回は「悪質・危険運転根絶計画始動」というコピーのもとに「NO 飲酒運転 無免許運転 危険ドラッグ」を呼びかける内容のポスターとなっている。コラボポスターは今回の第8弾で最後となり、5月1日より全国公開中の『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の内容に合わせたかのような、シリアスな雰囲気の漂う仕上がり。爆発の噴煙が立ち込め、ボロボロに破壊されたアスファルト道路。そして、左腕を失い膝まづきながらも、警棒を手に果敢に立ちふさがるイングラム。背後には最新鋭戦闘ヘリ「グレイゴースト」のシルエットも。「悪質・危険運転根絶」という力強い声が聞こえてくる本ポスターは、4月下旬より全国の都道府県で順次掲出される。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年05月02日"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじV THE NEXT GENERATION パトレイバー』が、映画館など(一部店舗を除く)で5月1日より発売される。価格は1回500円(税込)。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、映画など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。アニメシリーズの初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守氏を総監督として迎え、新たな世代の"特車二課"の物語を長編劇場版として全7章で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、押井氏が監督・脚本を務め、1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれている。今回の「一番くじ」は、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』を題材にしたアイテム2等級全5種のアイテムがラインナップされている。1等に本作の公開記念のキービジュアルを使った『台紙付きビジュアルシート』(全1種)、2等に作品の世界観をイメージしたポスター調の『ビジュアルシート』(全4種)を用意。2等に付属しているIDで、劇場版の未公開動画を視聴することができるという。動画は全部で12種類あり、1つのIDにつき3種の動画が視聴可能となる。くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、抽選で15名にキービジュアルを使用した『台紙付きビジュアルシートダブルチャンスver.』をプレゼント。さらに、この賞には、2等『ビジュアルシート』で視聴できる全12種の未公開動画をすべて視聴できるIDが付いている。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2015年05月01日公開初日を迎えた人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の初日舞台あいさつが1日、東京・新宿ピカデリーで行われ、女優の真野恵里菜ら主要キャストが出席した。ヒロインの泉野明を演じた真野は、シリーズ公開のたびに舞台あいさつを行ってきたことを振り返り、「第1章がはじまったころの舞台あいさつは、これからいろんなことが始まるんだとワクワクしていました。でも、今日これで舞台あいさつが最後なのかと思うと寂しいです」とコメントした。2014年にスタートした、実写化プロジェクトの集大成ともいえる本作。キャスト陣は、2013年から演じた役への思い入れもひとしおで、総監督を務めた押井守氏が「気がついたら今日という日が来ちゃった。それくらい、パトレイバーと離れたことがなかった3年間でした」と感慨深く語ると、真野もうっすらと目に涙を浮かべた。久しぶりに再会した特車二課のメンバーを前に真野は、「最初は距離感があるなと思っても、しゃべるといつものメンバーの関係に戻る。撮影は終わってしまったけれども、こうやって出会ったメンバーはいつまでたっても戦友です」と感謝の言葉を述べ、「やっぱりこみ上げてくるものがある」と言葉を詰まらせた。そこにすかさず隊長役の筧利夫が「泣け! 泣け!」とあおったが、「今日は泣きません!」と、ぐっとこらえて「これから、まだまだたくさんの方に見ていただけるように、私たちもまだまだ頑張ります」と力強く語った。各メンバーのコメントのあとに、筧が合いの手を入れて盛り上げるなど、隊員・スタッフたちのチームワークのよさが随所に見られたこの日の舞台あいさつ。塩原佑馬役の福士誠治が「この日のために髪を切ってきました!」と仕込んできたネタを披露すると、カーシャ役の太田莉菜が「あれはウソです」と冷静にバラしたり、撮影中のエピソードを聞かれた御酒屋役のしおつかこうへいが「福士君と真野さんに進められた『パズドラ』が、今では福士君のランクを超えました」と告白すると、「撮影中もやってたよね」と真野と太田が手を取り合って爆笑するなど、現場の雰囲気のよさを感じさせていた。舞台あいさつには、高畑慧役の高島礼子、大田原勇役の堀本能礼、山崎弘道役の田尻茂一、淵山義勝役の藤木義勝、シバシゲオ役の千葉繁、灰原零役の森カンナらも参加。総勢12名での舞台あいさつは、新宿ピカデリーでは史上最多の記録となる。本作は、総監督である押井氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない、壮大なスケールの作品に仕上がっているという。
2015年05月01日『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が5月1日(金)に公開を迎え、押井守監督を始め、筧利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、田尻茂一、堀本能礼、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁、森カンナ、高島礼子の総勢12名がそろって舞台挨拶に登壇した。メディアミックス戦略の先駆けとして漫画、アニメなどで1980年代後半から展開してきた人気シリーズの完全実写プロジェクトで、7編のイベント上映に続く長編映画となる本作。人間型ロボット“レイバー”を操る警視庁特車二課が、自衛隊から強奪された最新鋭ヘリコプターによるテロと対峙する。撮影は2年前から、企画に至っては3年もの歳月を費やして進められてきた実写版『パトレイバー』シリーズも本作の公開を持って一区切りとなる。“隊長”筧さんは、おなじみの選挙演説調の大音声で「この作品は我々だけのものではなくみなさんのもの。みなさまに捧げます!」と語り喝采を浴びる。長く泉野明を演じてきた真野さんは映画の公開に「寂しい思いもあります」と本音を吐露。「歴史が長いこの作品がこのタイミングで実写化されてお話をいただくということに運命や縁を感じていました。最初は不安でいっぱいでしたが、押井さんが選んでくださったからには、自分にしかできない明をやろうと思いました」と語る。この日は久々に特車二課の面々が勢揃いしたが、真野さんは「このメンバーはいつまで経っても“戦友”です。こみ上げてくるものがあります…」と感慨を口にする。筧さんからは「泣け!」という“指令”が飛んだが、真野さんは「今日は泣きません!」と笑顔で作品を送り出した。福士さんは初日を迎え「朝、押井さんに初めて会ったときのことを思い出しました。奇跡のように3年が過ぎました」としみじみ。太田さんは「長かったような短かったような…。今日で一区切りという感覚がなく、いまも実感がわきません。胸がいっぱいです」と語った。押井監督も「長い仕事になりました。『パトレイバー』から離れたことのない3年でした」とこの3年を述懐。今回の長編に関しては「珍しく大サービスしています。日本映画でこんなにいろいろとてんこ盛りにした作品は僕にとっては初めて」と本作への特別な思いと自信を口にする。真野さん、太田さん、森さん、高島さんら“女の戦い”を打ち出している本作だが、押井監督は「一番怖かったのは?」という質問に「うーん…」と考え込みつつ、「では一番好きなのは?」と尋ねられると「あ、高島さんです」とレギュラーの真野さん、太田さんをあっさりと袖にして即答し、会場は笑いに包まれた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日●"3"という数字はいつも根拠があると思っている。押井守監督といえば、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『機動警察パトレイバー the Movie』そして『機動警察パトレイバー 2 the Movie』(以下、パト2)といった作品が真っ先に挙がるが、多数の実写映画も監督している。だがそれらは熱心な押井ファン以外にはあまり語られることがない。見る人を選ぶというか、趣味と思想に走り過ぎというか、とにかくその1本だけを見て監督の言わんとすることを読みとるのは難しい映画だ。押井監督の実写映画に対してファンが持つ期待感総量の約半分はこうした「わからなさ」の価値ではないだろうか。あの『パトレイバー』が実写化されると聞いた時も、そう思ったファンは少なくないだろう。しかしフタを開けてみれば、趣味と思想が随所に色濃く出ながらも、エンターテインメントとしてしっかり面白く、オールドファンへのサービスもあり、その上で"実写のパトレイバー世界"の魅力が見えてくるシリーズ作品となっていた。コメディ、アクション、特撮、ほろ苦い恋まで、特車ニ課という器にさまざまな味わいの作品が盛られたが、その最終話で我々は『パト2』の中心にいた人物たちの影を見ることになった。『パト2』と実写シリーズ、二つの線の重なりに押井監督は何を映しだしたのか。シリーズを締めくくる長編劇場版『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』公開を前に、お話を伺った。○シリーズ13本があってこそ描けるもの――今回はシリーズ全体の総監督を務められましたが、各話にはどのように関わっていらっしゃったのですか?演出家が何人かいる場合に上に立つ人間くらいに思われているかもしれないけど、もっと明快です。演出部と文芸部の人事権・決定権、仕上げ・音響に関する全ての権限、それと編集権。この作業に関する全ての権限を持つことを総監督制と言います。脚本の決定に関しては、誰に発注していつ上げるかも含めて全て総監督である僕が責任を持つ。3人の監督(※)も僕が選んだ。音楽に関しては川井(憲次)君と僕で全て決めました。カッティングに関しては最終的に僕が全部チェックして、それぞれの監督が編集した後で順番を入れ替えたり、カットすることもありました。ダビングも全て立ち会ってます。それと、第一話の監督は必ずやる。こういうものだと実際にやってみせ見せなきゃいけないから。(※シリーズ各話を担当した辻本貴則監督、湯浅弘章監督、田口清隆監督)頭の部分と締めの部分に関する全ての権限を持つのが総監督なんです。逆に言えば、中間の部分には介入しない。だから現場にも行くべきじゃない。今回の現場はその通りやらせてもらった。――各話の現場はそれぞれの監督にお任せだったんですね。途中の2話(※)と最終話も僕がやったけど、やらない方があの三人は喜んだと思う。一本でも多くやりたいのに、僕たちの出番が減るじゃないですかと。もっといえば、なぜ三人なのか、二人じゃいけなのかと。僕は二人では出来るわけはないと思ったから三人にした。四人だと多すぎて統一が取れなくなってしまう。(今回のシリーズ作品制作について)あの三人組に関して言えば、まあ、うまくいったかな。(※エピソード5『大怪獣現わる 前編』/エピソード6『大怪獣現わる 後編』)三人というのは微妙な数なんです。二人ならどちらが勝つか、どちらが前に出るかわかりやすい。三人は微妙に拮抗して、決着をつけなくて済む部分と、つけられない部分が両方出てくる。もっと言えば、一人が倒れても成立する数字。僕は3という数字はいつも根拠があると思っている。例えば『パト2』は、全部3が基準になっている映画なんだよね。三人だったり三機だったり、三カ所だったり。そういうところは、割といろいろ考えているんです。――今回の作品がシリーズ13本+長編1本という形になった理由は?最初から決まっていた。監督からすれば、シリーズを通してキャラクターを固定できて、お客さんがある程度中身を分かった上で(長編を)やるというのは、当然有利だから。最初に長編をやって後からシリーズをやるのは、アニメのパトレイバーがそうだったけど、通常はあり得ない。だから、ごく自然と決まった。●『首都決戦』がアニメだったとしても同じことをやった――シリーズ13本の積み重ねがあっての長編なんですね。もちろん。その方がはるかに作りやすいです。インフラができるから。道具や衣装というところ以外に、役者さんのインフラができる。自分の役をつかんだ上で映画に入れば、どんな違う部分を見せるか、という上乗せが効きます。○『パト2』と現在の"差分"――『パト2』は、東京で戦争を起こすことを徹底的に思考実験して組み上げたとのことでしたが、今回の『首都決戦』は現在の東京で再度それを行われたのでしょうか?いや、全然逆ですね。『パト2』の続編であって、リメイクでもリニューアルでもないんです。『パト2』で起きたクーデターの16年後の世界。その16年の間に何が変わったのか、どう変わったのか、何が変わっていないのか。16年経っても変えてはいけないものが果たしてあるのか。いわば"差分"です。最初から言っていますが、今回はその差分そのものを描くことがテーマ。ストーリーも変える必要がないんですよ。だからほとんど変わっていない。それに付き合っている人間たちが変わったんだという部分を中心に描いています。クーデターを起こすプロセスとか、展開のダイナミズムのようなものはやっていません。『パト2』ではそれを丹念に描いた。だから方向性は全く逆なんです。それはやはり16年経ってテーマが変わったから。同じようなシチュエーションで、アニメでやったことを映画で作り直したものでしかないわけ。(『首都決戦』が)アニメだったとしても同じことをやったと思う。繰り返すけど、何が変わっていないのか、何が変わったのか。変わっていいものと変わっていけないものは何なのか。それが全て。骨はそういうことです。後はみんな、映画としての"お肉"ですね。アクションだったり、キャラクターだったり。――『パト2』の続編として作ったのはなぜですか?最初からそう決めていたし、プロデューサーの要望でもあったので、利害が一致したんです。多分、(プロデューサーが)『パト2』を好きだったのかな。パトレイバーではいくつもアニメーションを作ったけど、どれが好きか10人に聞いたら6人は『パト2』と言うと思う。作った当時はコテンパンに言われたけどね。ただ、何年か経つとパトレイバーというと『パト2』になっちゃった。だから『パトレイバー』をちゃんと作ろうとした時に、全く(『パト2』と)無関係に違う事件を起こすか? と。特車ニ課は警備部だから、犯罪捜査はしないし、できない。犯人を逮捕する組織ではなくて、社会的な犯罪、テロと戦う組織なんですよ。その最大限のものがクーデターです。(『首都決戦』では)そういう意図はないけど、少なくとも国を根底から揺るがす、考えうる限り最大限の犯罪です。――『パト2』ではバックボーンとしてPKO協力法案の成立が描かれたり、毒ガスの飛行船が地下鉄サリン事件を思わせるなど、図らずも当時の時代を先読みしていた部分がありました。今回も昨今の無差別テロを思わせる描写が見られましたが、そうした時代性を取り入れることについてはどうお考えでしたか?それしか考える事はなかったよね……。今回はより一層テロの要素が前面に出ています。一番のポイントは"見えない"ということなんです。その象徴が見えない戦闘ヘリということ。テロの実態が見えない、もっと言えば動機すら分からない。つまり、"敵が見えない"んです。何となく察しがつくのは、もしかしたらあいつ遊んでいるんじゃないか、ということ。人の命どころか、自分の命も。そうだとして、無差別にミサイルや機関砲を撃ちまくることで遊び足りうるのかと。多分ね、足り得るんだよ。足り得る部分が"時代"なんだよ。日本でもしテロがあり得るとすれば、政治的な要求などではなくて、一人が勝手に戦争を始めることだと思うんですよ。すでに、現実に戦争をやっているヤツが出ている。通りがかりの人を刺しちゃったりね。それは言ってみれば彼らにとっての戦争なんだよ。戦争なんだから、動機なんて必要ない。●パトレイバーは20年連れ添った奥さんみたいなもの(『首都決戦』では)そういう怖さや不気味さがちょっと出ればいいなと思ったけど、基本的には痛快アクション映画というご要望だから、やりすぎない範囲の中で。実は物語としては、ぜんぜん決着ついていない。またやるかもしれないよ、きっと。死んでないんだもん。それ以前に、そもそも灰原って誰よそれ、と。誰でも灰原になりえる。それは、今日性みたいなことを言うのであれば、そこのところにちょっと込めただけ。やりすぎると、たぶん楽しくない映画になる。いやな気分にならない範囲で見せるために、ああいう女の子にしたわけ。――"見えない戦闘ヘリ"グレイゴーストとイングラムの対決は見せ場の一つでしたね。CG描写のクオリティはご覧になっていかがでしたか?かなりやれたと思うよ。がんばったと思うし、うまくいったと思う。自分としては都庁上空のコブラの空中戦や、F2(が見せ場)ですね。F2も地味だけど実は大変なことをやってるんです。あとは中盤の突入シーン。アクションとしては長いんですけどね。ただ、撮影で一番面白かったのは冒頭のシーン。お金も時間もかかったけど、けっこううまくいったと思う。具体的にしていないけど中東のどこかという設定。もちろん国内で撮影したんだけど、大変だった。スタッフが(笑)。ロケセットを組むのに一週間以上かかって、実際に撮影したのは5時間くらい。たった3、4時間の撮影をするのにけっこうな人数が泊まり込んで準備をして、しかも後片付けにまた3、4日かかっている。それが映画なんだよね。金がかかりすぎると反対もあったけど、今回の映画は外国から始めたかったから、どうしても必要だった。外国から日本に入ってくる、外側の目が欲しかったから。○シリーズなら多分無限にできる――シリーズのエピソード5/6をとても楽しんで作っていらしゃった印象でした。映画よりもシリーズの方が、いろいろなことをできる。いっぱい楽しみたいから「シリーズ」というのは魅力です。だから、どちらをやりたいかと言われたらけっこう悩むと思います。シリーズなら多分無限にできる。無限といったら嘘だけど、『CSI:科学捜査班』のようにシーズン12や13くらいはできると思う。……その前に飽きるかもしれないけど(笑)。――まだシリーズの続きを楽しみにしてもよいということでしょうか?それは、やれといわれれば僕はいつでもやります。この映画が大ヒットすることがあればプロデューサーや偉い人たちが考えるでしょう。その時にまた僕が監督として呼ばれるかどうかはまた別の話ですが。でもまあ、多分、いったん僕の中で終わったんです。もしやるとしてもまた頭から考え直すしかない。ただ、確かに映画を作るという仕事は、他の何にも増して楽しいことには違いない。ああやって時々は休みながら、映画を作って生きていけるのなら、言うことはないと思うよ。だからみんなやっているんだよね。生活苦と戦いながらでも。――監督にとってパトレイバーとはどういう作品ですか?一番長くやっている仕事。実写の映画までやるとは思っていなかったけど、なんだかんだで20年以上。数もやったし、お客さんも一番入って、そういう意味では一番お金ももらった。好きとか嫌いとかいう感覚はもうなくなっているね。自分の身体の一部のような感じで、違和感がないんだよ。特に愛情があるかというとそういうワケでもない。20年連れ添った奥さんみたいなもので、もちろん好きだけど愛しているかどうかというと微妙だよね……というと怒られるんだろうけど(笑)。そういう感情を超えてしまっている。だから20年経っても平気で作れるし、また20年後にも平気でできると思う。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、2015年5月1日より新宿ピカデリー他全国の劇場で公開される。『パト2』からのファンにとっては、20年以上を経て意外な形で続編を目にする日がやってきた。劇場へ見に行く前に『パト2』をじっくり見直しておくとより楽しめるだろう。また、実写のキャラクターや特車ニ課の立場といった『首都決戦』の前提として、可能な限りシリーズ作品を見ておくことがおススメだ。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月30日人気コミックやベストセラー小説が実写映画化されると、必ず噴出するのがキャスティングに対する賛否両論だ。押井守監督は、真野恵里菜を主演に迎えた実写版『パトレイバー』で大いなる実験を仕掛け、キャスト論争の必要性を問いかけている。押井監督自身も演出や脚本を手がけてきた人気アニメ『機動警察パトレイバー』を、21世紀に実写化したのが、『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』だ。2週間限定のイベント上映を行うシリーズ全7章&長編映画で構成された、完全オリジナルの新作プロジェクト。2014年4月の第1章公開から、今年5月1日に全国で封切られる長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』まで、全ぼうを見届けるには丸1年を要する。この1年間という時間こそ、押井監督の“実験”の重要なポイント。昨年4月、第1章の初日舞台挨拶で押井監督は「キャスティングについて叩かれる覚悟はできているが、1年間付き合ってもらえば、『このキャスト以外、考えられない』と思ってもらえると確信している」と語っていた。生身の俳優が、観客と同じ時間を共有し「キャラクターになればいい」という発想。原作キャラに新たな設定を加え、別人として登場させるという裏ワザも光る。1年越しで公開される『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』を見れば、ヒロイン泉野明を演じる真野、カーシャ役の太田莉菜らが、すっかりキャラクターを自分のものにしたことがわかる。主人公こそ筧利夫演じる後藤田隊長だが、明&カーシャに加えて、初登場となるテロリストの灰原零(森カンナ)や公安部警部・高畑慧(高島礼子)ら女性キャラクターが、それぞれの思惑を胸に躍動し“女の戦い”に火花を散らしている。押井監督の作品としては珍しく(?)、エンターテインメントに徹しているのも『首都決戦』の魅力。たとえ、原作やシリーズ全7章を知らなくても、1本のアクション大作として存分に楽しめる仕上がりは、過度な原作崇拝への返答ともいえる。「キャストが原作イメージと違う」と映画は本当につまらないのか?一見ハマった配役でも、完成した映画は凡作…なんてことも多々あるだけに、実写版『パトレイバー』が示した事例は非常に興味深い。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は5月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月29日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に対して、ハリウッドで活躍する鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が押井守監督について語るインタビュー映像が公開された。今年3月にも『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』と押井守総監督へ向けて、熱いコメントを寄せていたギレルモ監督。今回公開されたインタビュー映像は9分弱にも及び、押井監督との関係や作品に対する思い入れなどを熱く語っている。2002年に公開された映画『ブレイド2』で来日した際に、押井監督のスタジオを訪問したギレルモ監督は、そこで押井監督の作画風景を見学させてもらったという。ギレルモ監督は「押井監督がスタジオの全員をまとめ上げ、彼らを共通のビジョンに導くべく魂をこめて仕事に取り組み、CGへの転換期にも関わらず一生懸命手書きで作画する姿に影響を受けた」と、当時を感慨深げに振り返っている。また、『パトレイバー』を観るきっかけとなったのは、『アバター』(2009年)で知られるジェームズ・キャメロン監督の勧めだったことも告白。『パトレイバー』を観たギレルモ監督は、その想像力の高さに驚愕し、ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズを例にしながら、本作が描く「リアリティの追及であり、現実的に起こりえそうな作品を作るということ」に感銘を受けたという。また、『パトレイバー』を観たことが、2013年に公開され大ヒットとなった『パシフィック・リム』に多大な影響を与えていたことを明かしている。最後にギレルモ監督は「あなたが作品を世の中に出す時、どのような媒体であっても私は待ち遠しく楽しみにしています。そしてあなたがこの世界にいて物語を伝えてくれるためこの世界もより良いところになっていますよ。ありがとうございます」「彼は素晴らしいフィルムメーカー」と、押井監督が世界に与えた影響に感謝の意を述べている。そして、インタビュー映像の後には、劇場公開を数日後に控えた『首都決戦』の最終予告編が収められている。綾香の歌うイメージソング「Lose Control」をバックに、最新自衛隊戦闘ヘリAH88-J2改="グレイゴースト"と旧型警察ロボット 98式AVイングラム="パトレイバー"の壮絶な戦いを垣間見ることができる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月28日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使用された、8メートルの実物大イングラムのデッキアップイベントが5月17日、東京・警視庁庁舎前で行われることが决定した。8メートルの実物大イングラムは、先日21日に東京・新宿で警視庁とのコラボレーションイベントを行い大盛況だったが、今回はついに警視庁開催のイベントに登場。交通総務課は、5月17日に春の交通安全運動の一環として行われる「女性ライダーによる交通事故防止ツーリング出発式」にイングラムの参加を要請し実現したという。本作のスタッフは「イングラムも警察車両みたいなものですから」と語っている。劇中では、普段は湾岸エリアのへき地である特車二課棟に押し込められているイングラムだが、念願の本庁に出動が叶い、警視庁庁舎とイングラムの2ショットが実現するという「パトレイバー」の世界観そのままの光景が展開されることになる。イベント当日は警視庁庁舎前で8:00から出発式を開始。8:20からデッキアップを行い、8:30に埼玉県秩父までのツーリングに出発する女性ライター約40名を見送る。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月24日『サマーウォーズ』(2009年)などで知られる細田守監督の最新作で、7月11日に公開されるアニメーション映画『バケモノの子』の世界を体感できる展覧会『バケモノの子』展が、7月24日~8月30日に東京・渋谷ヒカリエで開催される。本展示では、『時をかける少女』(2006年)『サマーウォーズ』(2009年)『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)、そして新作『バケモノの子』に至る細田監督作品の絵コンテや背景美術などの展示に加えて、話題のクリエイターとコラボした体感型展示コーナーを設置。細田監督と多くのスタッフが作り上げた映画の魅力に迫る。さらに、『バケモノの子』をはじめ、過去作のオリジナルグッズが販売される「スタジオ地図SHOP」も併設する予定だという。『バケモノの子』は、細田監督の3年ぶりとなるアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれる。主人公のバケモノ・熊徹役には俳優の役所広司、熊徹の弟子である九太の青年期を染谷将太が、少年期を女優の宮﨑あおいが担当。そして、ヒロインの楓を声優初挑戦の広瀬すずが演じる。そのほかにも、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋、山路和弘、黒木華、宮野真守、長塚圭史、麻生久美子ら豪華キャストが名を連ねている。(C)2006 TK/FP(C)2009 SW F.P.(C)2012 W.C.F.P(C)2015 B.B.F.P
2015年04月23日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使用された、8メートルの実物大イングラムのデッキアップイベントが21日、東京・新宿で行われた。実物大イングラムのデッキアップは、2014年3月の豊洲デッキアップを皮切りに、吉祥寺や中野、東京国際映画祭、東京マラソン2015といった東京都内、そして大阪・京都・名古屋・福島など、全国各地で開催。吉祥寺でのデッキアップでは、駅前に観客が殺到してしまい中止を余儀なくされたこともあったが、多くの観客が集まる一大イベントとして認知されている。デッキアップイベントには、泉野明役の真野恵里菜、後藤田継次役の筧利夫、カーシャ役の太田莉菜、灰原零役の森カンナら主要キャストに加え、押井守総監督が登壇。さらに、この日のイベントは警視庁とのコラボレーションが実現し、女性白バイ隊の「クイーンズスターズ」や警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」も応援に駆けつけた。新宿駅前から歌舞伎町方向に抜ける目抜き通りの新宿モア4番街で行われたイベントには、約250人の観覧客が詰めかけ、イベントの開催をTwitterなどを通じて知ったファンが多数来場。登壇者を代表して筧が「全国各地で行われてきたデッキアップ。私がよく飲みに来る、演劇の聖地である紀伊国屋ホールのある新宿でできることを非常にうれしく思っております。デッキアップイベントは縁起物です。持ち上がった際にはレイバー様を神聖な気持ちでお迎えください」と筧節を披露すると、登壇者たちは失笑。さらに「若い頃からウロウロしていたところで、マイクを使った大音量で声を出せるということが、どれだけ幸せなことかわかるでしょうか? パトレイバーありがとう、東北新社ありがとう、思い出横丁ありがとう、テング酒場、ABCマートありがとう」と、ノリノリで演説を行い観客の笑いを誘った。イングラムとともに全国各地のイベントに出動した真野は「新宿ピカデリーで、毎回舞台あいさつをしましたが、やっとここ新宿でデッキアップイベントができました」と感慨深げな様子。今回の長編でイングラムに立ちはだかる灰原零役を演じる森は「イングラムをいつもどうやって運んできているのか疑問に思いました」と率直な疑問をぶつけると大田が「腕は取っているみたいだけど、このまま運ばれてくるよ」と回答。押井総監督は「デッキアップ、そろそろ限界かな? と。そろそろ耐用年数が限界に近いかもしれないので、今日が最後になるかもしれません。普段、歩いている新宿の町でデッキアップイベントができるので、気分は最高です」と上機嫌で感想を述べた。待ちに待ったデッキアップは、筧が音頭をとって行われ、全長8メートルのイングラムが見事に立ち上がりその勇姿を見せると集まった観客たちから大きな歓声が上がった。イベントの最後に警視庁のコラボということで筧が「警視庁の皆さんのご協力がなければ、このイベントは成立しなかったと思います。本当に皆さんのおかげです。私はこれから、白バイのおまわりさんを道路の隅っこのちょっとわかりにくいところで見かけても、なんとも思いません。喜んで皆さんに従いたいと思います。安全第一!」とのあいさつで締めくくった。
2015年04月22日映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の公開を前に4月21日(火)、劇中に登場する8メートルの実物大のロボット“イングラム”が東京のど真ん中、新宿にお目見え!筧 利夫、真野恵里菜、太田莉菜、森カンナ、押井守監督らも出席してデッキアップが行われた。メディアミックスの先駆けとしてアニメ、漫画などで熱狂的人気を誇った「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクトとして、昨年4月より全7章のシリーズが上映されてきたが、本作はこれに続く長編劇場映画。レイバーと呼ばれる人型の巨大汎用機(ロボット)が導入された近未来を舞台に、事件解決にレイバーを駆使する警察の「特車二課」の面々の活躍を描く。劇中で真野さん演じる主人公が操縦する巨大ロボットのイングラムを、トランスポーター(輸送用車両)から立ち上がらせるデッキアップイベントは、これまで全国各地で開催されており、以前、吉祥寺駅前で行われた際には観客が殺到したために急遽、中止になるなど、多くのファンが集まるイベントとして人気を集めてきた。今回、“本物”の警視庁とのコラボレーションも実現し、本作の上映館である「新宿ピカデリー」にも近い、新宿東口を出て新宿通りと靖国通りを結ぶ、文字通りど真ん中の道路でのデッキアップが実現した。筧さんは、普段から飲みに来ているというなじみの新宿の街でのデッキアップ実現に「感無量です!」と歓喜。「若い頃からいつも、この辺をウロウロしてました。ここでマイクで大音量を出せるのがどれほど幸せなことか!」と大声で喜びをかみしめる。真野さんも、これまでキャンペーンでイングラムと共に九州から東北まで全国各地を巡ってきたが「やっとここ新宿でできる!」と満面の笑み。「本当に幸せだなと感じるのは、実際にイングラムがあり、トランスポーター(=運搬用車両)があって、一緒に全国を回れたということ。みなさんに会いに行けたのが楽しかったし、やっと帰って来れました!整備員のみなさん、おつかれさまです!」と喜びを語ると共に、運搬から整備までを担ったスタッフへの感謝を口にした。この日は、初めて本物の警視庁とのコラボレーションも実現し、警視庁のマスコットのピーポくんも登壇したが、真野さんは「私たちも“警視庁”と背負ってはいるんですが、一番らしくないので(苦笑)、背負ってていいのかな?という不安もありました(笑)。いろんな方のご協力があってこそです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。夕刻近く、雨が落ちてきそうな怪しい空模様だったが、デッキアップを見ようと付近には多くの人々が詰めかけた。そして大勢の人が見守る中、後藤田隊長こと筧さんが「パトレイバー、デッキアップ開始!」と号令をかけて、新宿の街でイングラムが徐々に立ち上がっていく。完了すると、筧さんは「おめでとうございます!」と大音声で祝福した。つい先日、新宿・歌舞伎町には「TOHOシネマズ新宿」がオープンしたばかりで、巨大なゴジラが同館のシンボルとして新宿の街ににらみを利かせているが、その歌舞伎町のゴジラと対峙するかのような姿勢でイングラムがそびえ立つことに!デッキアップの感想を求められると、筧さんは関係者への感謝を口にし、特に警視庁の協力なくしてこの日のイベントは実現しえなかったと力説。「これからは、道の隅っこのちょっとわかりづらいところで白バイのみなさまを見つけても、何も言いません!従います(笑)!」と語り、会場は最後の最後で爆笑に包まれた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は5月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月21日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のニュース風CMが公開された。「たった今入ったニュースです。自衛隊から強奪されたヘリが都内を襲撃しました」と、緊迫した表情で女性アナウンサーが伝えるニュースから始まる本CM。続く映像では自衛隊のヘリが空中で戦闘を繰り広げ、警視庁パトレイバー中隊が巨大人型ロボット・イングラムとともに出動する姿が捉えられている。実はニュースを読み上げていたのは、2月27日にフジテレビの女性アナウンサーとして初めて定年退職を迎えたことも話題になった、ベテランアナウンサーの益田由美。『なるほど!ザ・ワールド』などで"ひょうきん由美"の愛称でお茶の間の人気者になった彼女だが、今回はシリアスなアナウンサー姿を披露した。CMの最後は、「以上続報は劇場にてお確かめください」と締めくくられ、映画への期待を大いにあおる内容になっている。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっているという。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月16日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写版最新作『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』がいよいよ5月1日(金)から公開。アニメ版に続いて本作でも監督を務める押井 守の映像作家としてのキャリアを凝縮したムック本『押井 守ぴあ』が、4月25日(土)に発売される。「THENEXTGENERATIONパトレイバー首都決戦/全国券」チケット情報押井 守監督に聞く9000字インタビューを筆頭に、真野恵里菜や千葉繁ら実写版パトレイバー主要キャスト陣インタビュー、絵師・寺田克也氏たちによる実写版イングラム・デザインワークス、イメージボード集など映画の予習に役立つ直前情報が満載。さらに、アニメ版パトレイバーはもちろん、代表作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』シリーズ、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などにもフィーチャー。押井監督をよく知る作曲家の川井憲次、アニメーターの山下将仁らによる「今だから明かせる」話の数々はマニアにはたまらない内容となっている。現在「BOOKぴあ」では、予約購入者特典としてオリジナルクリアファイルがもらえるキャンペーンを実施中!■『押井 守ぴあ』2015年4月25日(土)発売1350円(税込)ぴあ(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会(C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMANT(C)1984 東宝 (C)高橋留美子/小学館
2015年04月15日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使用された、8メートルの実物大イングラムのデッキアップイベントが、4月21日に東京・新宿で開催されることが明らかになった。実物大イングラムのデッキアップは、2014年3月の豊洲デッキアップを皮切りにして、吉祥寺や中野、東京国際映画祭、東京マラソン2015といった東京都内、そして大阪・京都・名古屋・福島など、全国各地で開催。吉祥寺でのデッキアップでは、駅前に観客が殺到してしまい中止を余儀なくされたこともあったが、多くの観客が集まる一大イベントとして認知されていた。今回「やはり都内のど真ん中に立つイングラムが見たい!」という要望に応えて、映画『首都決戦』の公開目前となる4月21日に、映画の舞台でもある東京・新宿でデッキアップを敢行。開催場所は、靖国通りと新宿通りの間という街のど真ん中で行われる。当日は、筧利夫、真野恵里菜、森カンナらキャストと、そして押井守監督などが登壇する4Kプレミア上映も行われる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月11日歌手・絢香の新曲「Lose Control」が、5月1日に公開される映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のイメージソングに決定し、楽曲の一部を聴くことができる予告動画が公開された。押井守総監督自ら、"女の闘い"がテーマの一つと語る本作。予告編では、イングラムを操縦する泉野明(真野恵里菜)、AKライフルを片手に銃撃戦を繰り広げるカーシャ(太田莉菜)、テロリストの情報をいち早くつかみ暗躍する公安の高畑慧(高島礼子)、ステルス戦闘ヘリ・グレイゴーストを操り首都を蹂躙する灰原零(森カンナ)、そして陰ながら特車二課を見守る初代第一小隊・隊長の南雲しのぶら5人の強い女たちが、今一つ頼りにならない男性陣を横目に、それぞれのやり方で闘いを繰り広げている。「Lose Control」のタイトル通り、コントロールが効かないかのごとく暴走するグレイゴーストを前にした緊張感を表現したかのようなアップテンポで疾走する新曲。押井作品と絢香のコラボレーションは、『スカイ・クロラ』(2008年)の主題歌に起用された「今夜も星に抱かれて…」に続いて2度目。彼女のイメージを覆す新境地を感じさせるアップテンポなロックナンバーに仕上がっており、4月15日に3年ぶりにリリースされるオリジナルアルバム『レインボーロード』に収録される。なお、本予告動画は、4月4日より全国の劇場で上映が開始され、4月5日より同内容の30秒TVスポットもオンエアされる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月05日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の新ポスタービジュアルが公開された。公開された新たなポスタービジュアルでは、本来のポスターでリボルバーカノン構えたイングラムが"いた"場所に女性型ロボットが2体登場。このロボットは東京・新宿にある「ロボットレストラン」のマスコット"ロボ子"で、日本人だけでなく海外からの観光客にも注目されており、例えばティム・バートン監督やJ・J・エイブラムス監督、そして本作にコメントを寄せたギレルモ・デル・トロ監督など、名だたるハリウッド監督たちもゾッコンだという。このロボ子たちは、顔の表情や手足だけではなく胸まで動きながら、人が搭乗することも可能で、制作開発費は約1億円。「ロボットレストラン」内でのショーだけに留まらず、ADカーに搭載されて町中を走り回り、イベントや展示会、テレビなど引っ張りだこの人気ぶり。今回「ロボットレストラン」が映画作品のコラボレーションは史上初となり、このポスターは4月1日限定で、公式サイトと新宿ピカデリーで公開されている。今回のコラボに対してロボットレストラン広報担当者は、「うちの社員にも大ファンがいますが、『パトレイバー』のイングラムといえば、メジャーなロボットの1つだと思います。うちのロボ子が、その代わりになるとは非常に光栄です!」と、エイプリルフールならではの企画に喜びのコメントを寄せている。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年04月01日東京・池袋にある映画館「新文芸坐」のオールナイトプログラムとして、「押井守映画祭2015」の第3夜が4月25日に開催され、ゲストとして同監督作品にも多数出演している声優の古川登志夫と千葉繁が登壇することが決定した。本イベントは、今回で67回を数える「新文芸坐×アニメスタイルセレクション」の一つとして実施。これまでにも国内のアニメーション作品を中心に上映を行うとともに、第一線で活躍する制作関係者を招いてトークショーを開催し、話題のプログラムとなっている。「マニアック編」と題し今回上映されるのは、押井監督実写第一作にして千葉が主演を務めた『紅い眼鏡』(1987年)。実験的スタイルが特徴の不条理OVA『トワイライトQ/迷宮物件FILE538』(1987年)。古川が主演し、千葉が録音監督を担当した劇場アニメ『MAROKO麿子』(1990年)。全編ポーランドロケを敢行したVFX映画『アヴァロン』(2001年)の4本。中でも、『紅い眼鏡』は「仏語字幕版」での上映が決定。これは当時、カンヌ映画祭出品のために準備され、諸般の事情でお蔵入りになったもの。昨年春にキネカ大森30周年記念で初めてお披露目されただけで、まさに「マニアック編」にふさわしい、押井監督作品ファンにはたまらない一本となる。今回トークショーに登壇する古川と千葉は、押井監督の人気シリーズ『うる星やつら』や『機動警察パトレイバー』などにもレギュラーとして参加。監督の人となりや知られざる演出術などが語られるという。イベントは、開場22:15/開演22:30(終演予定6:05)。料金は一般3,000円/前売り・友の会2,800円で、前売り券は劇場窓口・チケットぴあにて、3月28日より販売が開始される。(C)1987押井守/オムニバスプロモーション(C)2000 Mamoru Oshii and Avalon Project. All Rights Reserved.
2015年03月26日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に対して、ハリウッドで活躍する鬼才ギレルモ・デル・トロ監督から熱いコメントが寄せられた。2013年に公開されたSFロボットアクション映画『パシフィック・リム』の監督・脚本・製作総指揮を務めたギレルモ・デル・トロ監督は、「日本のアニメや特撮に多大なる影響を受けた」と公言しており、『パシフィック・リム』公開時に来日した際も日本の映像作品が描くテクノロジーについて称賛。ギレルモ監督が選ぶ好きなロボットベスト10の中には『パトレイバー』がランクインしており、『パシフィック・リム』の劇中で登場するイェーガー(人型ロボット)の"ストライカー・エウレカ"を製作する際には『パトレイバー』からインスピレーションを受けたと具体的に語るほど敬愛ぶりが伺える。そんなギレルモ監督は、『パトレイバー 首都決戦』公開に対して「人間とテクノロジーの関係を、誰よりも深く壮大に描く、押井守は、私の偉大なるお手本です」とコメントを寄せている。今回コメントを寄せてくれたギレルモ監督だけではなく、押井監督作品は世界中のクリエイターにさまざまな影響を与えている。例えば、『攻殻機動隊』(1995年)の実写化プランを発展させて『マトリックス』(1999年)を生み出したウォシャウスキー姉弟や、5月23日に公開される『チャッピー』でイングラムに似たロボットを登場させたニール・ブロムカンプ監督などが挙げられ、今回の実写版『パトレイバー』が今後のハリウッドにどの様な影響を与えていくかが期待される。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年03月18日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のポスターが公開された。これまでに「時限爆弾」「スナイパー」「怪獣もの」など、シリーズ各話の内容に合わせてバラエティに富んだポスターが制作されてきたが、今回で10パターン目を迎える長編劇場版のポスタービジュアルが公開。「ニッポンが戦場になる」というキャッチコピーが添えられた本ポスターには、爆発炎上する都庁やレインボーブリッジを背景にして、リボルバーカノンを構える2体のイングラムの姿、怪しい存在感を醸し出す戦闘ヘリAH88-J2改=グレイゴーストなど、激しいバトルを予感させるロボットアクション感満載のデザインに。また、本作での主人公となる筧利夫や真野恵里菜など、特車二課のメンバーを演じるキャストたちも勢ぞろい。その中には、数多くのヒット作に出演し、強烈な印象を残す名バイプレイヤーの吉田鋼太郎の姿も確認できる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年03月12日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の上映を記念して、3月5日より「DMM.makeクラウドソーシング」とのコラボレーションによる、オリジナル敵キャラクターの3Dデザインコンテストがスタートした。この企画では、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』にインスパイアされたオリジナルの敵キャラクターの3Dデータを「DMM.makeクラウドソーシング」のサイト上で募集。見事に最優秀賞に輝くと、デザインしたキャラクターが3Dモデルとして「DMM.make」の3Dプリンターにより実体化され、さらに本編に登場する「98式イングラム」と共にオリジナルポスターが制作されるという。応募内容は「敵キャラクター3Dデータ」「キャラクターネーミング」「キャラクターおよびデザインのコンセプト」の3つ。パトレイバー賞に上記オリジナルポスターに加え、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』全7賞のDVD、そしてDMM賞には賞金10万円を用意。応募期間は3月5日~4月17日。応募要項の詳細等は特設サイトまで。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年03月05日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の予告編が公開された。公開された予告編は、特車二課の日常をコミカルに描いた全7章シリーズとは一転して、緊張感の漂うシリアスな展開。封じられたイングラムの稼働を決意する特車二課の面々、都市街の陸橋の下をくぐり抜けて地面ギリギリを滑空する戦闘ヘリAH88-J2改="グレイゴースト"、同機を操縦する灰原零(森カンナ)。ラストには、むき出しになったコックピットから身を乗り出す泉野明(真野恵里菜)が、「当ったれー!」と叫びながらグレイゴーストをリボルバーカノンで狙い撃ちする姿が収められている。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年02月27日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使われた98式AVイングラムがデッキアップを行い、2月22日に開催された「東京マラソン2015」の警護と応援を行った。3万5,797人のランナーが参加し、国際テロ情勢の緊迫に伴い例年以上の厳戒警備が敷かれて開催された「東京マラソン2015」。35km地点の銀座松竹スクエア広場では、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』も人肌脱ぐことになり、ランナーの警備と応援を兼ねて、本作の撮影に使われた実物大98式AVイングラムが緊急出動。全長8mの巨大ロボットが初めて東京マラソンのために立ち上がり、デッキアップ前からイングラムの周りには記念写真を撮影する人で溢れかえっていた。先頭ランナーたちが35km地点に到達した11:00前に、「ゴールまであと7km。首都決戦はこれからだ!」と力強いメッセージを掲げたイングラムの前をランナーが続々と駆け抜けていく。徐々に市民ランナーも増え始めた頃、一人のランナーがイングラムの姿を写真に収め、颯爽と走り去る場面も。ほかにも、東京マラソン名物となったコスプレランナーたちにも声援を送り、ランナーたちの背中を押すイングラム。沿道でランナーを応援するために集まった市民からは「心強いですね」(20代男性)「現場にしっかりと出てきて警備するのは特車二課らしい。安心です」(30代女性)といったコメントが寄せられていた。中には「日本の警察はすごいわね」(60代女性)と、イングラムを本物の警察と勘違いする人も。11:30頃に、ランナーや声援を送る市民に惜しまれつつ、イングラムはデッキダウン。「東京マラソンデッキアップイベント」は平和に守られながら幕を閉じた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年02月23日1980年にNHK総合で放送されたTVアニメ「名作シリーズ」をもとに製作されながらも未公開となり、長らくお蔵入りしていた幻のアニメーション映画『劇場版 ニルスのふしぎな旅』が、1月31日より東京・渋谷アップリンクにて劇場公開されることが决定した。『ニルスのふしぎな旅』は、スウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴ氏の児童文学を原作としたTVアニメで、1980年1月~1981年3月までNHK総合で放送。妖精の魔法で体を小さくされてしまった少年ニルスが、ハムスターのキャロットとガチョウのモルテンとともに、渡り鳥の故郷ラップランドを目指す物語が描かれた。これをもとに1983年には劇場版のアニメーション映画も製作されたが、劇場公開されることなく長らくお蔵入り。約32年の時を経て、"幻の名作"が国内初の劇場公開となる。本作は、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『THE NEXT GENERATION パトレイバー』で知られる押井守氏がタツノコプロから尊敬する鳥海永行氏に続く形でスタジオぴえろに移籍して演出した作品でもあり、押井監督は「この作品で鳥海永行氏に演出家として育ててもらった」と回想。なお本作のスタッフには、鳥海永行氏、案納正美氏、押井氏の3名が監督に名を連ねている。『劇場版 ニルスのふしぎな旅』は、1月31日に東京・渋谷アップリンクで開催される「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」内で国内初上映。上映期間は1月31日~2月6日まで。詳しい上映スケジュールは特設サイトまで。(C)学研教育ICT 1
2015年01月14日公開初日を迎えた、人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』の初日舞台あいさつが10日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、押井守総監督、泉野明役の真野恵里菜、後藤田継次役の筧利夫、シバシゲオ役の千葉繁が登壇した。『THE NEXT GENERATION-パトレイバー-』第7章の中で上映されるエピソード12「大いなる遺産」は、押井総監督自らがメガホンをとった物語。5月1日公開の長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に繋がるエピソードとなり、押井総監督は「このエピソードだけでは完結しない部分が残されています。今回のエピソード12で疑問を並べて、答えは映画で見てねという小狡い仕掛けになっています(笑)」と自嘲した。また、このエピソード12「大いなる遺産」は、1993年に公開されたアニメーション映画『機動警察パトレイバー 2 the Movie -』の後日談でもあるため、アニメを見ている人ならピンとくる演出があり「やってはいけないこともやりました」と押井総監督。アニメ時代から出演している千葉以外は釈然としない様子だったが、途中で筧は「あれだ! たったひとつ、ここ変な話じゃないのって思った部分があった」と思わず声を上げていた。主演の真野は、ひとまず最終章の公開を迎えた感想を「最終章を迎えましたが、実感がわかずにフワフワしています。久しぶりに袖を通した隊員服ですが、若干ゆるくなっていたのがうれしいです。いま見返すと明は丸かったな」と撮影を通じてシェイプアップされた様子。千葉は自身の役どころについて「これまでのシバシゲオは、整備班班長として怒鳴りつけたりテンションが高いキャラでしたが、どっしりと構えて、間合いを取って、後藤田体調としゃべっているこれまでとは違った雰囲気になっています」と役どころを説明し、「演じていて楽しかった。そのあたりの雰囲気も見ていただけたらうれしいです」と伝えていた。続く筧は、「千葉さんとのしゃべるシーンを撮影した時は、長編版のレイバーに乗る敵の操縦者役が決まってなかったんです。で、僕が台本を読んだら、撮影スタッフのなかでピッタリの子がいたんで、押井さんにこの子でいいじゃないですか! って直談判をしたんですよ」と話すも、押井からは「覚えていません」とつれない一言。会場の笑いを誘っていた。最後に真野は「この章は、劇場版に繋がる大事な章になっています。スクリーンの隅々まで見て欲しいです。今年もまだまだ私たちは頑張りますので、みなさんも特車二課の隊員として応援よろしくお願いいたします」と5月の長編劇場版へと繋がるあいさつで締めくくった。
2015年01月10日先日、スカーレット・ヨハンソン主演でハリウッド実写映画化も決まった、日本が全世界に誇る伝説的コミック「攻殻機動隊」。このほど、かねてより発表されていたその完全新作長編の劇場版アニメが、『攻殻機動隊新劇場版』として初夏に公開されることが決定。特報映像とポスタービジュアル、さらに原作者の士郎正宗からファンに向けたコメントが到着した。西暦2029年、情報ネットワークとサイボーグ技術の発達により人々の意思が電脳に繋がれた世界。電脳犯罪を制圧するため組織された、全身義体のサイボーグ・草薙素子が率いる内務省直属の独立部隊、それが通称“攻殻機動隊”だ。超ウィザード級のハッカースキルを持つ彼女は、なぜ、戦い続けるのか。いま、“攻殻機動隊”の起源と“草薙素子”の出生の秘密が明かされる…。1989年に発表された漫画「攻殻機動隊」は、以来、映画・TVなどに映像化され、日本だけでなく世界中のファンから根強く愛されてきた。95年には、押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開。その圧倒的な世界観と映像表現は、『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟や『アバター』のジェームズ・キャメロンを始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画にも革命を起こしたとされている。そして、原作誕生から25周年にあたる今年、完全新作の長編アニメーションとしてスクリーンに登場するのが本作だ。今回の特報映像とビジュアルは、これまでの“攻殻”の熱狂的ファンのみならず、“攻殻”を観たことがないという方にも、その作品世界が伝わる“原点”とも呼べるもの。本日1月8日(木)18:00より公式サイトにて解禁され、1月9日(金)には劇場でも上映される。4月より『攻殻機動隊ARISE』のTVシリーズの放送も決定。さらに、本作の主人公、草薙素子が作品の枠を超えて、新宿駅にて『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』とのコラボも実現するというから、今後の展開からますます目が離せない。<原作者・士郎正宗コメント>『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると1作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる。25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をすることになるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんでいただける作品になることを祈っている。『攻殻機動隊 新劇場版』は初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月08日アニメ作品を始め、映画や小説など様々な作品に影響を与えてきた、士郎正宗・原作のコミック「攻殻機動隊」。ハリウッドで映画化されるという情報が昨年から噂さされてきたが、このほど主人公にあたるキャラクターにスカーレット・ヨハンソンが正式キャスティングされたと、海外サイト「SCREEN RANT」が伝えている。日本ではTVアニメや劇場版作品などシリーズ化もされる人気作品とあって、その独特の世界観を愛するファン層はかなりコア。1995年に押井守によって製作された劇場版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は今なお愛され続けているだけに、ハリウッドでの映画化にネット上では賛否が巻き起こっている。そんな注目を集める同作でスカーレットが演じるのは、全身義体化した女性型サイボーグ・草薙素子にあたるキャラクターとなるよう。ハリウッド版として新解釈を加えて脚色され、主人公やその他のキャストの名前も変更されるようだが、詳細は現在のところ不明だ。ちなみに、草薙素子は「公安9課」と呼ばれる情報機関に属し、戦場での肉弾戦・心理戦に加え、高度なハッキング技術でネット上での情報戦などあらゆる戦術を使いこなし隊を導く戦士である一方、多くは語られない過去がありミステリアスな雰囲気をまとっているひとりの女性でもある。スカーレットはこれまでに、マーベル・コミック原作の映画『アベンジャーズ』(’12)でヒーローのひとり“ブラック・ウィドウ”を演じた経験があるが、同作ではそれ以上のアクションが見られるのでは…と期待の声も上がっている。さらに「攻殻機動隊」といえば、新時代を思わせる独特のコスチュームも魅力とあって、“セクシー女優”という冠がたびたび付いてまわるスカーレットがどんな着こなしを見せるのかにも注目だ。映画の製作は『シュレック』や『トランスフォーマー』などで知られるドリームワークスが手がけることになるよう。監督にはクリステン・スチュワート主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダースが抜擢されているということだが、CM業界出身の監督とあって美しいビジュアルを押し出した作品になるのではないだろうか。(text:cinemacafe.net)
2015年01月06日2015年1月10日に公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』に、アニメシリーズでも人気の高いキャラクター・南雲しのぶ元隊長が出演することが明らかになった。第7章のエピソード12「大いなる遺産」は、押井守監督本人によって描かれる、1993年に公開されたアニメーション映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』の後日譚。2015年5月1日に公開される『首都決戦』への布石となる、シリーズ中で最もシリアスな展開かつハードな内容になるという。本作では、『パトレイバー2 the movie』で登場した柘植行人が登場することがすでに発表されていたが、今回新たに南雲しのぶ元隊長も出演することが判明し、その場面写真も公開。アニメシリーズで南雲しのぶは、後藤喜一隊長率いる第二小隊とともに活躍していた特車二課第一小隊の隊長を務めていたが、不祥事を起こしたことで出世コースから外れて警視庁を辞職するという役柄だった。今回の実写版では、「UNRAR(The UN Relief Agency for Refugees=国連難民救済機関)」という組織に所属するという設定になり、公開された写真ではシルエットしか確認できないものの、戦場と思われる場所で南雲がある手紙を受け取る場面が描かれている。南雲のキャストについて、現段階では明かされていない。また、『第7章』2週目の入場者には、南雲しのぶのUNRARの名刺がプレゼントされることも明らかに(初週プレゼントは上海亭カード)。今までプレゼントされてきた名刺は、特車二課に電話がかけることができるというものだったが、今回は南雲のメールアドレスが記載されており、そこにメールを送ると南雲から返信を送られるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。2015年1月10日からは、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が、2015年5月1日からは『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年12月26日『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で知られる細田守監督の最新作『バケモノの子』が2015年7月に公開されることが発表された。12月11日(木)、東京・有楽町の東宝本社で行われた記者会見で発表された。すでにフランスでの公開も決定している。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった…。自身が立ち上げたアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の第1回企画・制作作品である『おおかみこどもの雨と雪』(’12)が興収40億円突破の大ヒットを記録し、第36回日本アカデミー賞では、「最優秀アニメーション映画賞」を受賞した細田監督。誰もが共感できる身近で普遍的なテーマ性と、「ファンタジックでありながらリアル」という相反する設定がミックスされた細田監督独自の世界観は、新作『バケモノの子』でさらにパワーアップする。前作『おおかみこどもの雨と雪』で問いかけた“新しい家族観”を継承し、孤独を抱えたバケモノと少年の出会いと冒険を活写する。以下、細田監督からのメッセージ「現代社会の変容とともに、家族観も変化するのは必然です。旧来の伝統的な家族観はもはや参考にならず、私たちは、家族の新しいあり方を模索しなければならない瀬戸際に立たされています。新しい子どもたちは何を道しるべに成長すればよいのか。また新しい大人である私たちは、子どもたちにどんな姿を見せ、何を手渡してあげられるのか。この映画を通して共に考えていけたらと思っています」。「『バケモノの子』は、ひとりぼっちの不幸な少年が、強いけれど身勝手な独り身のバケモノと出会い、想像を超えた冒険をする物語です。子どもたちは、バケモノとの修行と冒険が、心躍るおとぎ話になるように。若者たちには『自分は何者であるか』という彼らの時期の切実な問題に、寄り添い励ましてあげられるように、そして大人たちにとっては、少年とバケモノの唯一無二の絆を通じ、大きな充実感と幸福感が得られるように。エンターテインメントの作法に則り、あらゆる世代が楽しめる清々しい映画を目指します」。細田監督は1991年、東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、アニメーター、演出家として活躍。『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(’05)などを監督した後、フリーランス第1作目『時をかける少女』(’06)を完成させた。同作は日本アカデミー賞の「最優秀アニメーション作品賞」や、仏アヌシー国際アニメーション映画祭の「長編部門特別賞」などを受賞し、国内でロングランヒットを記録。オリジナル脚本で臨んだ2009年公開の『サマーウォーズ』もスマッシュヒットを飛ばし、米アニー賞の「最優秀監督賞」にノミネートされた。『おおかみこどもの雨と雪』は世界90の国と地域で配給された。『バケモノの子』は2015年7月11日に公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日2015年5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐長編劇場版(仮)』のタイトルが『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に決定し、新たな特報映像が公開された。公開された特報映像では、「平和が日常になった我々の上空で、見えない脅威は、その時を待っていた」という不穏なナレーションとともに、熱光学迷彩を纏った武装ヘリ"グレイゴースト"の襲撃シーンで始まる。東京都庁が爆撃、街が襲撃されるという衝撃的な映像と「人質1,000万人」という不吉な赤い文字、そして不敵な笑みを浮かべる森カンナの演じる灰原零のグレイゴーストとイングラムの対峙。『首都決戦』というタイトルが、今までのコミカルさを一切排除した事態の深刻さを醸し出している。本作は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で、2015年5月1日に公開。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語で、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっているという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日から、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が公開中。2015年1月10日から、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が公開される。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年12月05日2015年1月10日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』のポスタービジュアルが公開された。第7章のポスタービジュアルでは「守るべきものはあるか?」というコピーとともに、2015年のゴールデンウィーク公開予定の『長編版』の主役になるという隊長の後藤田継次(筧利夫)とイングラムが全面に登場。不穏な雰囲気に包まれた背景には、「特車二課解体」「ベイブリッジ爆撃」といったワードに加え、「柘植行人」(アニメ映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』で鍵となった人物名)や「Ultima Ratio.」(同作で出現した飛行船に書かれていた文字)、「正義の戦争」と「偽りの平和」(ともに同作で竹中直人演じる荒川茂樹の台詞)、さらに過去となったはずの「幻のクーデター」という言葉が書かれている。第7章のエピソード12「大いなる遺産」は、押井守監督本人によって描かれる『機動警察パトレイバー2 the Movie』の後日譚となっており、2015年GWに公開される『長編版』への布石となる、シリーズ中で最もシリアスな展開かつハードな内容になっているという。実際の物語では、病に倒れた警視総監の後継者人事が噂される中 、無用の長物といわれながら存続してきた特車二課の解体が遂に現実に。不穏な空気を察知した特車二課隊長・後藤田が、先代の隊長・後藤が特車二課の存続のために、警察内部に仕掛けた"遺産"を探り始め、かつて幻のクーデターを率い、現在は収監されている一人の男と対峙する。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が、2015年1月10日からは、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年11月21日