二階堂ふみ×山崎賢人のダブル主演による人気漫画の実写化『オオカミ少女と黒王子』の撮影現場に潜入!金髪の山崎さんがドSな王子様に発揮するシーンが撮影された。累計発行部数450万部超の人気少女漫画を『ストロボ・エッジ』の廣木隆一監督が映画化。恋愛経験ゼロなのに彼氏との恋愛を友人に言いふらしてしまった“オオカミ少女”エリカは街で見かけたイケメンを盗撮し、彼氏として紹介するが、その彼は学校一のイケメン“王子”恭也だった!事情を明かし、恋人のふりをしてもらうことになったが、条件として恭也はエリカに“絶対服従”を求め…。この日は、高校の学食で、エリカと恭也がエリカの友人で池田エライザ演じる手塚と玉城ティナ演じるマリンに見つかってしまう…というシーンの様子が公開された。東京近郊の某女子大のキャンパス内の学食に約200名のエキストラを集めて行われた。絶対服従の約束通り、エリカが恭也のためにジュースを買って走って届けるところからスタート。それを手塚とマリンが発見する。さらに、マリンと手塚は、エリカから以前より聞かされていたとして「拘束プレイが大好きってホント?」と恭也を意地悪に追い詰める。だが、恭也は慌てることなく「そうだね、好きかな」と返し、マリンのアゴに手をやり「このうるさい口がきけなくなるぐらい…身動きできないくらいに強く縛って…。試してみる?」とサディスティックな笑みを浮かべて語る。そして、周囲があっけにとられる中、エリカの手を取って、食堂を突っ切っていく。短いシーンで恭也とエリカの関係性やキャラクターが見て取れ、山崎さんは金髪にした見た目だけでなく、中身もすっかり恭也となっており、ドS王子っぷりが堂に入っており、冷酷なのにかっこいい!二階堂さんも、これまであまり演じてこなかったタイプの、相手に振り回される等身大の女子高生・エリカをコミカルに演じて見せた。二階堂さんは、廣木監督からの指示について「ドM!ドS!終わり!!です(笑)」と説明。山崎さんについて「恭也のカリスマ性のようなものが山崎くんと近いものがあると思います」と語り「とにかく今まで観たことがない山崎賢人が観られると思います(笑)。それを全国の山崎賢人ファンに伝える役割だと思っていますので、最終日まで犬で居続けようと思っています」と笑う。山崎さんは「とにかくドSにエリカをイジメていきたいなと思っています」と抱負を口にする。過去に『パラダイス・キス』などを手掛けてきた松橋真三プロデューサーはエリカと恭也の関係性を本作の主軸とし、キャスティングについて「恭也は国宝級のイケメンということで、山崎くんで満場一致でした。二階堂さんは、実力派ですが意外とこういう普通の女子高生をやってないので、あえて等身大の女の子をお願いした」と明かす。また、恭也のSなセリフの数々も原作の大きな魅力だが、映画でも多くをそのまま取り入れているという。ドSの王子とドMのオオカミ少女がこの先、どうやって惹かれ合っていくのか?完成が楽しみだ。『オオカミ少女と黒王子』は5月28日(土)公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日オプテックス・エフエーは1月20日、ものづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などの“現場”にまつわる川柳を募集する企画「第二回 現場川柳」の受賞作品が決定したと発表した。「現場川柳」は、同社が定めた「センサ(10月3日)の日」を記念した企画で、2015年10月3日から12月13日にかけて募集された。第二回の応募作品は、ものづくりの現場ならではの哀愁を帯びた作品を中心として、「人とロボットの関係」を表現する作品も多く見受けられたという。今回、特別選考委員として、コミックエッセイ『シブすぎ技術に男泣き!(中経出版)』などで知られる元エンジニア漫画家の見ル野栄司氏が選考に参加。同社選考委員とともに総数3540作品の中から、大賞1作品、優秀賞3作品、センサの日賞1作品、入賞10作品を選出した。受賞作品は下記のとおり。「第二回 現場川柳」受賞作品【大賞】ライバルは昔同期で今はロボ (さごじょう氏)【優秀賞】エアーシャワー加齢臭のみ除去できず (木立慈雨氏)ドラマ観た翌日熱いものづくり (ベンジャミン氏)整理しろ言ってた上司が整理され (くまお氏)【センサの日賞】見ないふり出した不良が里帰り (橋氏)【入賞】管理職なって錆びつく金の腕 (夢老人氏)速すぎるパートのおばちゃん神の手か (はるかぜ氏)短納期必死に作って取りに来ず (いわぶち氏)社員旅行空港検査で出るノギス (coni 氏)見学者来たら動きが倍速に (さごじょう氏)その異品俺の差し歯と言い出せず (りのんぱ氏)疲れたなフォークリフトで帰りたい (第二月曜日氏)喫煙所現場の真の会議室 (影人氏)棚卸しどこへしまおう不良品 (風まかせ氏)コンテナに部長も入れて出荷したい (はる呼氏)
2016年01月20日中井貴一がWOWOW連続ドラマ初主演を務め、直木賞作家・浅田次郎のおよそ25年前の同名原作をドラマ化する「きんぴか」。このほど、その撮影現場を浅田さんが訪問。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎのヤクザを演じる中井さんと、元政治家秘書役のユースケ・サンタマリア、元自衛官役のピエール瀧と対面し、本作に大きな期待を寄せるコメントと貴重な4ショット写真が到着した。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)は、組のためを思って、たったひとりで敵対する銀鷲会組長を射殺した。だが、それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)のみ。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また、同じころ、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも、向井刑事が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まる――。金や出世よりも、“筋”を通した生き方を貫いたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党たちが、彼らなりの方法で反撃を開始する姿を痛快に描く本作。これまで、高倉健主演の『鉄道員(ぽっぽや)』や中井さん主演の『壬生義士伝』『柘榴坂の仇討ち』など、数々の原作が映像化されてきた浅田さんだが、WOWOWでのドラマ化は今回が初めて。中井さんを筆頭にキャスト陣に信頼を寄せ、ドラマの出来上がりを楽しみにしている様子だ。<原作・浅田次郎コメント>この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいたときは、正直、「ええ?」って驚きました。ただ、その当時、社会の問題になっていたことが、時代がめぐりめぐって、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました。映像化していただけるということなんですが、難しいだろうな、とは思っています。この小説は、あまり動きで笑わせるものではなくて、平文の叙述で笑わせているはずなんです。だから、平文の文章のところで笑うものであって、ストーリーの中で笑うのではない。さて、その辺りをどのようにキャストの皆さんが演じてくださるのか興味があります。連続ドラマW 「きんぴか」は2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日西島秀俊、竹内結子、香川照之らが出演する黒沢清監督による最新サスペンス『クリーピー』の撮影現場に潜入!黒沢組初のドローンを使用しての空撮が行われたほか、黒沢監督は現場で取材に応じ、4度目のタッグとなる西島さんの魅力についても語ってくれた。原作は「第15回日本ミステリー文学大賞」新人賞に輝いた前川裕のサスペンス小説。元刑事で、いまは犯罪心理学者の高倉は6年前に起きた未解決の一家失踪事件の分析と調査を開始する。私生活では妻(竹内さん)と共に一軒家に越してきたが、そこで奇妙な隣人・西野(香川さん)に出会うが…。8月1日にクランクインし、夏の暑さの中、約1か月にわたって撮影が行われた本作。お盆を少し過ぎたこの日は、東京郊外の私鉄沿線での撮影となったが、終始、蝉の鳴き声が現場に響き渡る。この日、撮影されたのは西島さん演じる高倉と昔の後輩である若き刑事で東出昌大が演じる野上が6年前の失踪事件の一家の家を訪れ、そこで一家の中で唯一、失踪を免れた少女で、川口春奈が演じる本多早紀と顔を合わせるというシーン。東出さんは現役刑事ということでこの暑さの中でもネクタイを締めたスーツ姿。西島さんもノーネクタイながらもスーツで、左手の薬指には指輪が光る。2人は、ひとりの少女を残して家主たちが消えてしまった家から、何とも奇妙な感覚を刑事ならではの勘から感じるのだが…。2人が訪れる事件の当事者の家(本多家)とその近隣の様子がドローンで空撮されたのだが、黒沢監督にとっては撮影で使用するのはもちろん、ドローンの実物を見たのも「この現場が初めて」とのこと。脚本の段階で、ドローンでの空撮を考えていたというが、そこには物語に深く関わる重要な理由が…。「映画の中で、あるひとつの地形、家の配置が物語の鍵を握っているということで、どうしても高いところから見下ろすショットが必要でした。地面に立っていると分からないけど、見下ろすと分かることがあるんです」と説明。これまでであれば、クレーンを持ち込むか、より高い建物や丘などがあるロケ場所を探す必要があったが、ドローン技術の発達で、効率的に空撮が可能となった。改めて、初のドローンによる撮影を体験し「ビックリしました。面白いものですね」と興味深そうにうなずいていた。なお、もうひとつのメインの撮影現場に関しても、家の並びが重要な意味を持つことになるが、そちらに関しては近隣の小高い丘から撮影することができたという。撮影の合間、監督は取材に応じたが、映画『ニンゲン合格』、中編ドラマ『楳図かずお恐怖劇場蟲たちの家』に続く黒沢作品での主演で、映画『LOFT ロフト』以来、久々にタッグを組む西島さんについて「いまだに変わっていない。いま、あれだけいろんな役をやって、良くも悪くもある種の“濁り”が加わっているかと思ったらクリアで、『どうとでも色を着けてください』という感じです」と評する。今回、元刑事の犯罪心理学者の主人公の役を振ったが「40代の半ばに差し掛かり、そろそろ、昔、僕の映画で役所広司さんが演じていたような役ができるのでは?という思いがあった」とも明かす。高倉の日常を侵食していく奇妙な隣人・西野を演じる香川さんも過去の黒沢作品に出演しており、近年では「MOZU」シリーズをはじめ、映画やドラマでたびたび、西島さんと香川さんの共演が見られるが、黒沢作品では初めて!「いつかは僕の映画で、この組み合わせでやってみたかった。念願の黄金コンビです」と嬉しそうに語った。物語については「ものすごい悪意と平穏で善意に満ちた日常が激突する瞬間は、撮っていて興奮する」とニヤリ。“クリーピー”は「気味が悪い」「身の毛がよだつような」という意味を持つが「薄気味悪いですよ(笑)」とタイトルそのままのゾッとするような展開が待ち受けていることを示唆し「エンターテイメントの王道としても楽しんで見られると思います」と自信をのぞかせていた。『クリーピー』は2016年6月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月30日阿部寛が主演を務めるドラマ「下町ロケット」最終回の撮影現場に、原作者の池井戸潤が訪問。出演者を激励した。佃航平(阿部さん)は、宇宙科学開発機構の研究員だったが、自分が開発したエンジンを載せたロケットの打ち上げ失敗の責任を取らされ退職。父親が遺した「佃製作所」を継いで社長として第二の人生をスタートさせ夢に向かって突き進む――。「人々の希望を繋ぐ爽快な作品」と評され第145回直木賞を受賞した池井戸氏の同名小説を映画化した本作。朝日新聞にて連載された「下町ロケット2」とほぼ同時進行にドラマが放送され、原作本はシリーズ累計で200万部を超える大ベストセラーを記録。今週放送の最終回に向けて、さらなる注目を集めている。このほど池井戸氏が訪問したのは、帝国重工・財前が執務をする部屋のシーンを撮影中のつくば市の撮影現場。阿部さんをはじめ、吉川晃司、安田顕、高島彩らキャスト陣は、終始和やかに池井戸氏との会話を楽しんだそう。「半沢直樹」でも監督を務めた福澤克雄監督の現場にも足を運んだという池井戸氏は、今回の報恩を経て「久し振りに福澤組の現場を拝見しましたが、相変わらず熱があり、緊張感のある現場でした。こういうところで役者さんの力が引き出され、そしてそこにリアリティーがあるから、働いている人たち・ものづくりに 携わっている人たちの心に響く熱いドラマができあがったのだと思います」と絶賛。さらに、「夏に書き始めた本が、こんなに早く映像化されること、その事自体が奇跡だと思います。佃製作所という小さな会社が、ロケットエンジンのバルブシステムをつくり上げるというストーリーも奇跡ですが、ドラマを作っているこのチーム自体もある種の奇跡の中にいる、という二重構造になっていると思います。このようなミラクルはもう二度とないのではないでしょうか」と、感慨深く語った。いよいよ目前に迫った最終回は25分拡大での放送。どのような結末が訪れるのか、放送を楽しみに待ちたい。「下町ロケット」最終回は、12月20日(日)21時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月17日2003年、2014年に上演された人気作再び!というわけで、2016年上演の舞台『コミックジャック-RETURN2016-』パンフレット撮影現場に潜入だ!舞台『コミックジャック-RETURN2016-』チケット情報物語は、自身の描く作品世界に迷い込んでしまった漫画家・天辺麻人が元の世界に戻るべく、主人公のヒーロー・ジンと奔走する冒険活劇譚だ。まずはジンに挑む、伊崎龍次郎さんを直撃。──笑いの絶えない撮影でした。伊崎:衣裳を着ると気持ちが上がって、弾けました!スタッフの皆さんも「ジンがいる!」って言ってくださってすごくうれしかったです。──ジンはどんなキャラクターでしょう。伊崎:ヒーローですがすごく人間味があって、凹むし、酔っ払って愚痴ったりするんです。ぼく自身も弱いところがあるので共感できます。ただ、同時に熱い面もあって、そこも似ていると思うので、めいっぱいジンに心を寄せて魅力的なヒーローを演じたいです。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?伊崎:たくさんの舞台に立たせていただき、激走!の年でした。この作品が、新年最初の舞台になるので、そのまま続けて走っていきたいです。初めて共演する方と初めて立つ劇場と、初めてだらけの新年に向け、今は少しでも役を深めたいです。──皆さんにひとこと、お願いします。伊崎:文字通り、おもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい作品世界を楽しんでください!続けて、主演で漫画家・天辺麻人を演じる木戸邑弥さん、登場です。──撮影はいかがでしたか?木戸:ペンを持った手元だけを撮る、という経験は初めてでした。ちょっと恥ずかしかったですが、どんなパンフレットになるのか楽しみです。──夢を諦めない主人公です。木戸:はい!麻人は漫画家として作品のために苦しみますが、僕自身も役のために苦しむことがあって、努力を続けています。だから、もっともっと麻人を知って近づきたいです。同時に座長を務めさせていただきますが、俺についてこい、というタイプではないので(笑)。出演者全員で、いい舞台を創りあげたいと思っています。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?木戸:充実、ですね。映像も舞台もライブも…色々と経験させていただいた一年になりました。「コミックジャック」から始まる2016年も、充実した一年にしたいと思います。──皆さんにひとこと、お願いします。木戸:人気作品なので、前作の方々の思いを継ぎ、僕らは僕らにしかできない舞台を創りあげます。それには、まず僕らが楽しんで、その空気をまるごと観てくださる方々に届けたいと思います。彼らの冒険活劇は、2016年1月20日(水)から27日(水)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。取材・文/おーちようこ
2015年12月17日扉を開けると軽やかなシャッター音が響き、くるくるとポーズを取る彼らがいた──そこは、CHaCK-UPが地球で上演する舞台パンフレットの撮影現場。今回、届けられるのは天王星の皇子レイこと、天王星第一皇子のエステランサ・レイリンボン・ティターナー7世の物語で、なんとミュージカルに初挑戦!ミュージカルパートの作詞に三ツ矢雄二を迎え、ゲストに地球の俳優、小林辰也の出演が決定!さらに流星のごとく現れたアイドルグループ「アンプラネット」も出現!?その誕生も見届けよう。『CHaCK-UP-Episode.0-』チケット情報先に撮影を終えた金星人★ヴィーに取材を敢行した(発言は翻訳していただきました)。──撮影はいかがでしたか?ヴィー:楽しかったのです!早く大好きなチャーム(CHaCK-UPのファンの総称)の皆さんに見せたいです。──初のミュージカルに挑戦です。ヴィー:今回の舞台はたくさんセリフがありますが、地球のことは何でも知りたいので、いろんな言葉を覚えるためにがんばるのです。──今回の舞台で目指すことは?ヴィー:僕は電波を受信することが大好きで、嬉しい電波や哀しい電波などどんな電波も好きですが、特に楽しい電波を受信するとすてきな気持ちになるのです。なので、たくさんのチャームに僕らの舞台を見ていただいてうんと楽しい電波を受信したいのです!続いて、天王星人★レイに突撃。──撮影はいかがでしたか?レイ:舞台をイメージした衣装ということもあって、とても気持ちの入った撮影でした。物語をイメージした表情にこだわったので、早くチャームに届けたいです。──物語の中心となる役です。レイ:今回、私が大切にしているのは自分の心に正直であるということです。なぜ、そう思うのか、その行動に移すのかを大切に演じたい。同時に舞台はひとりで創るものではないということです。CHaCK-UPのメンバーや多くのスタッフ、そしてチャームの皆さんがいて完成する。そのなかで軸となるべく私の役をしっかりと作り、支えたいです。──旅立ちの「Episode.0」ということですが、普段のエピソードを教えてください。レイ:シャトルの中はいつも楽しい空気が流れていて、今は特にヴィーがにぎやかですね。私はつい、微笑ましく受け入れてしまいますが、土星人のドットがきちんと叱ってくれるので感謝しています。ヴィーが素直に言うことを聞く姿を見たことはありませんが(笑)。──最後に一言、お願いします。レイ:私たちの旅は始まったばかりなので、たくさんのチャームに出会い、多くの笑顔を見たいです。そして、ビジュアルが解禁となったNEWアイドルチーム「アンプラネット」も参戦。今後の展開から目を離せない。そんな彼らのスペーストリップは紀伊國屋サザンシアターで12月16日(水)・20日(日)、神戸朝日ホールで26日(土)・27日(日)にて発進!取材・文/おーちようこ
2015年12月03日クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』のブルーレイ&DVDがリリースされたのを記念して、本作の特別映像が公開された。メイキング映像やイーストウッド監督、主演のブラッドリー・クーパーのインタビューが収録されている。『アメリカン・スナイパー』特別映像本作の原作『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』は、13週に渡ってニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位を獲得した書籍で、イラク戦争におもむき、仲間を守りながら、壮絶な戦いを繰り広げる一方で、戦争で命をかけながら同時に故郷に想いをはせ、良き夫、良き父でありたいと葛藤するカイルの物語が描かれている。映画はアメリカだけでなく日本でも大ヒットを記録。発売されているブルーレイには本編だけでなく、60分もの特別映像が収録されている。このほど公開になったメイキング映像では、撮影現場で精力的に動き、演出するイーストウッド監督の姿が登場する。つねに明確なビジョンを持ち、ほとんどのシーンを1回か2回のテイクで撮ってしまう監督は、どんな過酷な現場であっても椅子に座ることなく俳優にアドバイスをおくり、撮影時にはカメラの横で俳優たちを見守る。手元には小さなモニタがあり、実際の映像やフレームもしっかり確認している。映像にはクーパーや主人公の妻タヤを演じたシエナ・ミラーも登場。多くの傑作を手がけてきたイーストウッドの演出について語っており、改めて『アメリカン・スナイパー』を観賞したくなる映像だ。もうひとつの映像では、クーパーが登場し、本作の主人公クリス・カイルについて語っている。戦地で次々に敵を狙撃し、多くの仲間の命を救ったカイルが、戦場を離れて考えていることとは? 本編映像を交えながら“英雄”と称された男の素顔に迫っていく。『アメリカン・スナイパー』ブルーレイ&DVD 発売中※デジタルセル・レンタルも配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年07月15日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。3月から富山・新湊を中心に撮影が行われている本作だが、このゴールデン・ウィークで物語のクライマックスにあたる重要なシーンの撮影を敢行。撮影現場の様子が到着した。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。富山県射水市(いみずし)の新湊曳山まつりでは、祭りに参加して曳山を曳くことを「つながる」と言うそう。約20人もの曳き手によって高さ約8m、長さ約7mにもなる大きな山車が曳かれていくその様は、“力を合わせること=魂を重ねること”の素晴らしさに満ち溢れている。江戸時代より約350年もの間続く曳山まつりは、新湊の人々にとって、年に一度は必ずやってくる大切な日。そんな新湊曳山まつり本番までの日々の中、不思議なエネルギーに突き動かされる人々を本作では描き出す。このゴールデン・ウィークの期間に撮影が行われたのは、本来であれば10月1日に開催される「新湊曳山まつり」の完全再現。5月2日(土)、3日(日・祝)、6日(祝)の3日間に行われた撮影に関わったエキストラ・スタッフは延べ1,400人。さらに、一目この撮影を見ようと駆けつけた見物客を合わせた総人数はなんと3,000人にも及び、本物の祭りさながらの賑わいぶりをみせた。本作が意外にも初共演となる、竹野内さんと江口さん。この日の撮影は、最初は相容れなかった二人が、この新湊曳山まつりを通じて分かち合うという大切なシーンとなっている。この祭りの最大の目玉は夜。曳山と呼ばれる山車に提灯をつけて練り歩くという“提灯山”や、海と川に挟まれ情緒溢れる港町である新湊の風景、1基の最大重量は約8トンにもなるという曳山が7基も曳かれていく光景が内川の川面に反射され、熱狂的、かつ幻想的なシーンが撮影された。この大掛かりな撮影を終え、主人公・祐馬を演じる竹野内さんは「新湊の方々の協力を得て、やっとこの撮影に挑むことができました。ここに来る前に、新湊は日本のベニスと呼ばれるほど風情のある美しい街だと石橋監督から聞いていて、その監督が長年温めてきた映画を作れることが本当に幸せです」と喜びを語った。さらに、初共演となる江口さんについては「頼れる兄貴といった感じです。初めてロケ現場に入ったときは地元の人と勘違いしてしまいました(笑)」とコメントしている。一方、竹野内さんに地元の人と間違えられてしまった江口さんは「僕の演じる役は漁師の役ですけど、何度も富山を訪れ、現地の方々の生活を実際に間近に見て、役に馴染んでいきました。竹野内くんともストーリーを重ねるごとに一緒に飲み行く回数も増えていきました(笑)」と役作りへの過程を明かす。「初めて曳山を見たときは鳥肌が立つほどでした」(竹野内さん)、「この350年続く曳山、提灯山なんて海外の人が見たら圧巻だと思いますし、同じ日本人ならDNAの中に組み込まれていると思います」(江口さん)とお二人が語る曳山まつりのシーンは、スクリーン上にどのように映し出されるのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『人生の約束』は2016年1月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日北野武監督が4月14日(火)、都内で行われた最新作『龍三と七人の子分たち』の完成披露試写会に出席し、平均年齢70歳を超えるベテラン俳優たちを率いた現場の苦労を告白。さらに“予測不可能”な舞台挨拶にさすがの北野監督もタジタジだった。この日は北野監督をはじめ、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子という豪華キャスト陣がズラリ。北野監督は「今日まで皆さんが生きていてくれて、本当に良かった。もしや舞台挨拶が“黙とう”で始まるんじゃないかと怖かった」とまずは毒舌挨拶。早くも続編に意欲を見せ「タイトルは『龍三と七人の幽霊たち』で決まり」と笑いを誘った。とはいえ、現場では苦労も多かったようで「本番の『よーい、スタート!』のかけ声が聞こえなくて、『えっ?』って聞き返す人がいた」「カンペが見えないって言うから、巨大なのを作ったけど、今度はそれをまじまじと見つめちゃって、カンペがバレバレ…」「衣装のまま、家に帰っちゃう人もいたし、衣装さんをずっと口説いているおじいさんもいた」とお手上げ状態だったのだとか。さらに舞台挨拶では「誰かがしゃべれば、誰かが話をさえぎる」「順番を無視して、挨拶を始めてしまう」というジジイ特有(!?)の場面も多々あり、これには北野監督もタジタジ。その分、本作の楽しい魅力が伝わる舞台挨拶となった。映画は元組長の龍三親分(藤さん)がかつての仲間を呼び寄せて、自分をだましたオレオレ詐欺集団の若者を成敗するコメディタッチのエンターテインメント作品。「金無し、先無し、怖いモノなし」な平均年齢72歳の“ジジイ”たちが世直しに奮闘する姿が、激シブかつ愛らしく描かれている。北野監督と初タッグを組んだ藤さんは、「人生を深く考えるような映画じゃないので、笑いのスイッチを入れて楽しんでもらえれば」とアピール。中尾さんは『アウトレイジ ビヨンド』に続く北野組参戦で、「今日はまるで養老院にいるみたい(笑)。撮影中も話題にあがるのは年金と病気、誰が死んだって話ばかり」と楽しげにふり返っていた。『龍三と七人の子分たち』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年04月14日桐谷美玲主演で人気少女漫画を映画化した『ヒロイン失格』の撮影現場に潜入!桐谷さんをはじめ、昨年の流行語となった“壁ドン”を世に広めたひとりである山崎賢人、“塩顔男子”なる新ジャンルのイケメンとして注目の坂口健太郎、さらに福田彩乃、我妻三輪子らが参加した撮影の模様をお届け!原作は累計120万部突破の幸田もも子の同名漫画。自分こそが幼なじみの利太(山崎さん)の運命の“ヒロイン”であると信じて疑わないイタい女・はとり(桐谷さん)だが、利太はなぜか六角精児似の地味な女子・安達(我妻さん)と付き合うことに…。思わぬ展開に悶絶するはとりだったが、なぜか学校一のモテ男・弘光(坂口さん)に告白され、まさかの三角関係に発展!?暴走するはとりの恋の行方は…?この日、撮影が行われたのは、はとりたちが通う高校の学食でのシーン。神奈川県内の某大学の学食で多くのエキストラが参加して朝から丸1日かけて、撮影が進められていく。まずは、不良たちに絡まれるメガネにおかっぱの地味女子・安達を利太が助けようとし、会話を交わし、その様子をはとりと親友の中島(福田さん)がそばで見ているというシーン。ここから利太と安達が距離を縮め、やがて、はとりが自身の“ヒロイン失格”を自覚することに繋がっていくという、まさに物語のきっかけとも言える重要なシーンである。「私といるとイメージが悪くなります…」という安達の言葉を気にせず、向かい合って座り、安達に自分のランチを分けてあげ「人の目なんて、どうでもよくね?」と男前な言葉を発する利太。山崎さんと我妻さんの恋愛オーラムンムンのやりとりに、現場で俳優たちの芝居に誰よりも敏感に、素直に反応する英勉監督の口から「ハイOK! ラブってるねぇ、お前ら!」との言葉が漏れる。肝心のヒロイン・はとりは、このやりとりに危機感を感じるでもなく、利太の誰でも分け隔てなく接する優しさについて、親友・中島に熱弁をふるう。中島の「良い雰囲気じゃん、あの2人…いいの?」という鋭い分析にも、なぜかモノマネを交えて「いいんじゃない?(※誰のモノマネかは本編をお楽しみに!)」とドンと構え「所詮、彼女は脇役!」「おかっぱメガネの六角精児ちゃんにヒロインは負けたりしないの!」などと強気発言を連発する。ここでの小気味の良い桐谷さんのコミカルなセリフ回しと福田さんの冷静な口調の対比が見事なバランスで笑いを誘う…というか、英監督は「カット」を掛ける前に大爆笑!続く撮影シーンには、坂口さんも参加。弘光と付き合うことになったはとりが、修学旅行中に迎える彼のバースデー祝いの“サプライズ作戦”について中島に自信満々で説明するのだが、実は弘光が偶然、はとりのすぐ後ろの席に座っていて…というやりとり。さらに、その様子を少し離れたところで、複雑な思いで利太が見ており…。撮影の様子を眺めていると、英監督、そしてスタッフが利太と弘光という、タイプの異なる男子2人をいかにカッコよく描くかに腐心しているかがひしひしと伝わってくる。弘光に対する愛の深さを語るはとりの後ろから、ニヤリと笑みを浮かべて「ふーん」と登場する弘光。坂口さんの一連の動作に、英監督の「ハハハ!カッコいいな、アンタ!」という絶賛の声が現場に響き渡り、これにはエキストラも含め一同爆笑。現場の女性スタッフからは「野菜ジュースの飲み方すらカッコいい!」との声まで…。そして、そんな男子たちのカッコよさと共に、ここでも光るのは桐谷さんの見事なコメディエンヌぶり。変顔から凄まじい形相のウソ泣き顔まで、豊かな表情の変化を見せると共にリズムの良いセリフ回しでコミカルでキュート、バカっぽいけどどこか憎めない主人公・はとりを短いやり取りの中で強く印象付ける。これが「NEWS ZERO」で鋭く時事問題について切り込む知性的な桐谷キャスターと同一人物…?と驚きを禁じ得ない。さらに、回想シーンとして撮影されたのが、利太が苦手なトマトをはとりの皿に移す、幼なじみの2人のコミカルだが、思わずキュンとなるシーン。ちなみに回想ということで、これまでのシーンとは時期が違う設定で、それまで2人とも制服のブレザーを着ていたのが、はとりはセーターを羽織っており、髪型も少しだけ変化。利太もブレザーを脱いだ状態で、シャツの袖をまくっている。はとりがよそ見をしているすきに、利太がトマトを移してしまうのだが、桐谷さんと山崎さんの間でアドリブの応酬が!ノリノリの2人の間には幼なじみの空気がしっかりと流れていた。この日の撮影だけでも、はとり、利太、弘光の3人が絡み合い、微妙にすれ違うなど悶絶必至の胸キュンシーンの連続だったが、これはごくごく一部!先日、撮影が終了したことがニュースとなったが、これから編集を経てどのような作品に仕上がっていくのか?注目が集まる。『ヒロイン失格』は今夏、全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日女優の桐谷美玲が主演を務める青春ラブストーリー『ヒロイン失格』(英勉監督)のロケ現場が2月某日、報道陣に公開された。神奈川県のとある大学での撮影には、“ヒロイン”松崎はとり役の桐谷をはじめ、共演する寺坂利太役の山崎賢人、弘光廣祐役の坂口健太郎らも参加。多くのエキストラを交え、「はとりが利太を好きで追いかけるシーン」「利太がはとりに焼きもちを焼くシーン」などが撮影された。その他の画像映画は幸田もも子の同名コミックを原作に、思いを寄せる幼なじみ・利太が、別の女子と付き合い始めるという“ヒロイン失格”な現実に直面した主人公・はとりが繰り広げる恋の奮闘劇。かねてより原作の大ファンだった桐谷は「とにかく笑えて泣けてキュンキュンできる作品。もし実写化されるなら、絶対はとりを演じたいと思っていた」と作品への思い入れは格別だ。それだけに変顔に挑んだり、真冬のロケで噴水に転落したりと、これまでのイメージを覆す体を張ったシーンにも果敢にチャレンジ。「変顔に関しては、映画化が決まる前から練習していました(笑)。はとりちゃんの魅力は喜怒哀楽がハッキリしていて、良くも悪くも一生懸命なところ。私自身にとっても、全力で新しい自分をお見せできる機会だと思って、存分に楽しんでいます」(桐谷)。そんな桐谷が現場で見せるコミカルな演技の数々に、モニターをチェックする英監督からは「いいね!」「アハハ、最高っ」の声があがった。はとりが追いかける利太を演じる山崎は、原作のピアスに似たものを自ら探し出し、撮影に臨むなど、桐谷に負けじと役作りに余念がない。「現場に来て初めて発見することもたくさんあるので、利太として自然体で(演技を)楽しんでいます」(山崎)。一方、はとりに迫る学校イチのモテ男・弘光役の坂口は「自然と笑いが起こる現場で、ここまでやっていいんだと自分を素直に出せる」と語った。「キャストみんなが頑張ってくれて、想像以上に楽しくハッピー、そしてラブな雰囲気。観客にはとりちゃんを好きになってもらえる映画に仕上がりそう」と英監督。3月上旬にクランクアップしたばかりの『ヒロイン失格』は今夏、全国で公開される。『ヒロイン失格』今夏、全国ロードショー取材・文:内田涼
2015年03月16日カシオ計算機は18日、最大7台のカメラで同時に撮影できるデジタルカメラ「EX-100PRO」を発表した。多視点からのハイスピード動画撮影や秒間60コマの高速撮影を行える。発売は2015年1月13日。法人向けのモデルだが、オンラインショップ「e-casio」でも購入可能で、価格は税別120,000円だ。EX-100PROは、ズーム全域でF2.8の明るいレンズを搭載したハイスピードカメラ「EX-100」をベースに、各分野のプロフェッショナルのニーズに応えた法人向けデジタルカメラ。秒間60コマの高速連写機能のほか、最大7台を無線LANで同期させてリモートコントロールできる機能を追加した。同期精度は最大500μ秒。多視点からのハイスピード動画・高速連写により、企業の開発部門や、大学の研究室における実験解析、アスリートのフォームチェックなどのシーンで活用できるとしている。同期には無線同期撮影専用アプリ「Synchro Shot」をインストールしたAndroidタブレットが必要だ。ハイスピード動画撮影の際に、絞り、ISO感度、シャッタースピードを調整できるモードを搭載し、状況に合わせて設定を変更可能。また、望遠鏡や顕微鏡などに接続したとき逆さまに見える画像を上下左右に反転させて撮影できるモードも装備する。連写速度以外、主な仕様は「EX-100」と同様。本体サイズはW119.9×D50.5×H67.9mm、重量は約389g(電池およびメモリーカード含む)。
2014年12月18日女優の宮沢りえが、主演映画『紙の月』(公開中)の撮影中に描いたという吉田大八監督の似顔絵が21日、公開された。本作は、直木賞作家・角田光代の同名小説を原作に、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)などで知られる吉田大八監督がメガホンをとった作品。宮沢は、『オリヲン座からの招待状』以来となる7年ぶりの主演を務め、不倫関係の中で次第に横領に手を染めていく主婦で銀行契約社員の梅沢梨花を熱演した。銀行シーンの撮影の合間、真剣に何かを描いていた宮沢をスタッフが発見。「見つかっちゃった(笑)」と笑顔で見せたのが、銀行の封筒に描かれていた吉田監督の似顔絵だった。「もう(監督の顔を)見なくても描けるようになった」と自信をのぞかせるほど何度も描いたそうで、イラストは監督の現在に始まり、20年前と10年後の姿まで表現されていた。似顔絵は、自身が演じた梨花のイラストと共に吉田監督にプレゼント。本人は何気なく描いたものだったが、スタッフが「芸術的」と感動したことから、計3点のイラストが公開される運びとなった。今月15日の初日舞台あいさつでは、吉田監督からの「現場を引っ張っていってくれたのはあなたです。女優とは思えない程、不器用で必死でどこまでも真剣な想いを感じ、うれしさを通り越して苦しいくらいだった。また一緒に、大きなものを捕まえる旅に出ましょう」という手紙に涙した宮沢。今回のイラストは、手紙の文面と同様に互いの信頼関係を物語っている。
2014年11月21日アルマ望遠鏡は11月6日、惑星誕生の現場を史上最高の解像度で撮影したと発表した。同望遠鏡のように、複数のパラボラアンテナを結合させて一つの望遠鏡とする「電波干渉計」では、アンテナの間隔を離せば離すほど解像度(視力)が向上する。2014年10月24日、アルマ望遠鏡は過去最大のアンテナ展開範囲15kmで試験観測を行い、観測対象には地球から約450光年の距離にある星で、比較的若い「おうし座HL」が選ばれた。この時の解像度は、史上最高の0.035秒角(角度の1度の約10万分の1)で、人間の視力に換算すると2000になるという。今回の観測で撮影された「おうし座HL」の画像には、星のまわりに同心円状の塵の円盤が幾重にも並んでいるようすがくっきりと写し出されていた。生まれたばかりの星のまわりには画像のような円盤があり、1千万年以上の時間をかけて円盤内の物質が衝突合体を繰り返して惑星が作られると考えられている。画像では、「おうし座HL」を取り囲む円盤に少なくとも3本のはっきりした隙間があることがわかる。こうした隙間は、円盤の物質を掃き集めながら大きな惑星が成長しつつある証拠だと推測されるが、100万歳に満たないほど若い星の周囲で大きな惑星が形成されつつあるというのは、これまでまったく想定されていなかった。惑星形成の研究者でもある林正彦 国立天文台長は「惑星系ができていくようすが手に取るように見てとれる画像が、こんなにも早くアルマ望遠鏡で観測できるとは思っていなかった。次はいよいよ宇宙における生命の兆候の発見に向かう」とコメントしている。
2014年11月07日今日のテーマは「ふわふわの猫! 明るく透明感のある猫写真を撮影するには」です。私が猫を撮影する際は、なるべく猫のふわふわな毛並みが伝わるよう、明るくふんわりと撮影しています。その方が、まるで目の前に猫がいるかのような感じがして好きだからです。このように、猫をふんわりと撮影するには、カメラの設定をどうすればいいのか、私個人の好きな設定内容をご紹介します。○絞り優先モードで絞りを開く1つ目のポイントは、「絞り優先モードで絞りを開く」ことです。絞り優先モードとは、文字通り絞りをコントロールできるモードのことです(CanonならAv、NikonならA)。レンズの中には、レンズに入ってくる光の量を調節する絞り羽根があります。絞りとは、レンズの中にある羽根のことを指します。F値(えふち)を小さくすればするほど、絞りを開くことになるため、光をたくさん取り込むことができます。また、絞りを開くと背景がボケるので、写真の印象が柔らかくなります。私は可能な限り絞りを開いた状態で猫を撮影するようにしてます。○ピクチャーコントロールをニュートラルにする次のポイントは、「ピクチャーコントロールをニュートラルにする」ことです。写真の仕上がりをコントロールする機能がカメラには必ずついています。その一つである「ピクチャーコントロール」を、ニュートラルに設定します。(Canonならばピクチャースタイル、オリンパスならば仕上がりという名前がついています)。実際にためしてみましょう。ニコンの場合、デフォルトが「スタンダード」になっています。これを、ニュートラルに変更します。これで、スタンダードからニュートラルに変更完了です。いかがでしょうか。スタンダードのものは、これはこれでシャープで美しく撮れましたが、ニュートラルで撮影したものは猫のふわふわな感じが強調されたかと思います。ちなみに、ニュートラルに設定した際に、ダイヤルを右に押すと、彩度や輪郭強調など、更に詳細に設定することもできます。この詳細設定で、コントラストを少し低くすると、ふわふわ感はもっとアップします。○自然光を使う次のポイントは、「撮影に自然光を使う」ことです。夜の猫もとっても魅力的です。黒目が大きくなってまた違った可愛さがありますし、元気いっぱい走り回る姿もとても可愛いです。ただ、やはり自然光に比べると、毛のふわふわ感は写真に出にくくなってしまいます。可能な限り、自然光の元で撮影する方が好きです。また、自然光での撮影の際、窓際に猫がいる場合は、レースのカーテンをひくと便利です。カーテンなしの場合、直射日光が直接猫にあたります。そうすると、猫の顔に強い影ができてしまい、顔半分が暗くなってしまいます。カーテンをひいて光をやわらげてあげると良いでしょう。カーテンをひけないという場合は、猫じゃらしなどを使って、窓から1~2メートル離れた場所に猫を誘導しましょう。柔和な光が当たる場所に移動できれば、猫の顔や体に強いコントラストが出にくくなります。○露出をプラスにする次のポイントは、「露出をプラスにする」ことです。写真屋さんで、きちんとした記念写真を撮影したことがある方はたくさんいらっしゃるでしょう。その際、カメラマンさんが「ちょっと明るさ見ますねー」と言っているのを聞いたことはありませんか?最初にテストで何枚か写真を撮影しているかと思いますが、あれは写真の露出をチェックしているのです。猫写真も当然ながら露出をしっかりと調整する必要があります。猫を撮影する際は、逆光で撮影したほうが毛のふわふわ感がでるといわれています。しかし、逆光で撮影すると、太陽の光を正面から受けたカメラが、「明るすぎるしちょっと暗くしておこう」と勝手に暗くしてしまうんですんね。露出とは、写真の明るさのことを意味し、それを調節することを「露出補正」といいます。0を基準として、プラス側に1、2、3、マイナス側に-1、-2、-3と補正することができます。プラス側になるほど写真は明るく(露出オーバー)、マイナス側になるほど写真は暗く(露出アンダー)なります。単位は、EV(exposure value)であらわされます。露出は、F値とシャッタースピードで決定されますが、それはまた別の回でご紹介します。試しに撮影をしてみましょう。土砂降りだったこの日、普通にシャッターを切って撮影すると……。かなり真っ暗。夕方でかなり日もくれていて、おまけに外は大雨。室内にほとんど光は入ってきませんでした。そこで、プラス側に露出補正し、写真を明るくしてみます。今度は明るすぎです。このように写真が明るすぎてしまうことを、「白とび」と言います。そこで、もう少しマイナス側に露出補正すると……。このような写真が完成です。写真が暗いな?と思った場合は、是非明るさを調節してみてください。○今日のまとめまとめです。「透明感のあるふわふわの猫写真を撮影するには」、下記の4つのポイントを押さえる必要があります。(1)絞り優先モードを使ってF値を小さく設定すること(2)ピクチャーコントロールをニュートラルにする(3)自然光を使う(4)露出をプラスにする透明感のあるふわふわな猫写真だと、本当に写真を見ているだけでうちの子が目の前にいるかのような感じがします。外出先で唐突にうちの猫を触りたくなった時など、すっごくすっごく便利!!オススメの設定でございます。○次回予告次回のテーマは、「暗い所で猫を撮影するには?」です。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月27日映画化実現まで8年の歳月を費やした、歴史エンタテインメント超大作『のぼうの城』がまもなく公開される。そんな壮大な作品の撮影現場はさぞやピリピリとした緊張感に包まれているのだろう…と思いきや、このほど劇中の戦いさながらの“お笑い”合戦が繰り広げられていたことが、主演を務めた野村萬斎の口から明かされた。一国一城の主でありながら民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親。戦国の大武将・豊臣秀吉率いる2万の軍勢にたった500人の兵でケンカを売った、彼の奇想天外な戦人生と戦場にめぐる人間模様を描く。狂言界の至宝にして9年ぶりの映画主演となる野村さんが、この“のぼう様”成田長親を演じ、総大将と共に圧倒的勢力に屈せず戦い抜くのが、成宮寛貴が演じる“軍略の天才”を自称する靭負。山口智充が演じる、力自慢の武功一等を豪語する豪傑・和泉。佐藤浩市が演じる、のぼう様の幼馴染みで“漆黒の魔人”の異名を持つ戦上手・丹波の3人の武将。絶体絶命の窮地に立たされても、自らの信念に従い忍城の民を守り抜くこの痛快で愛すべき4人は、堅い絆で結ばれているが、劇中以外でもこの4人は男の絆で結ばれていたようだ。約3か月間に渡る過酷な撮影中について、野村萬斎はこのように語る。「撮影以外でもみなさんと楽しくさせていただききました。とにかく山口さんはエンターテイナーですからね(笑)。たとえ撮影でなくても、みんなが楽屋で待機しているときも、人を喜ばせようという魂というか、そういうのがきっとおありなんでしょうね。ずっと笑わされっぱなしで、逆に笑い疲れないように自分から身を引かないと持たないなと思いながらも(笑)、本当に楽しかったです」と撮影現場を心ゆくまで楽しんだ様子。さらには、男子特有のこんなカミングアウトも…。「忍城軍は男ばかりですから、話の中身は自然と下ネタも多かった気もします(笑)。そうやってみんなの集中力を落とさずに山口さん中心に非常に盛り上げて下さった」とまさに男子校のような和気あいあいとした雰囲気の現場で関係を築き上げたことを明かす。対する2万の兵を率いる天下軍には、石田三成役の上地雄輔、大谷吉継役の山田孝之、長束家正役の平岳大、そして天下統一の野望に燃える関白・豊臣秀吉役の市村正親とこちらも相当に楽しそうな4人。撮影を通して裸の付き合いで仲を深めていたようだ。そんな露天風呂のシーンでは、山田孝之の洗練された美尻が露わになる場面もあるのだとか。人知れず行われていたこのお笑い合戦。果たして軍配はどちらに上がったのだろうか?『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年10月25日日本でも大人気の犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」の魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場に潜入!今回は、番組ファンにはおなじみとなっているセットの数々を見学させていただきました。「ホワイトカラー」の撮影が行われているのは、クイーンズにあるシルバーカップ・スタジオ。「SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ 」や「ゴシップガール」の撮影場所としても知られる有名スタジオです。ここには、ニールが居候をしている屋敷、ピーター&ニールが犯罪捜査にあたっての作戦を練るFBIオフィス、さらにはピーター&エリザベス夫妻が暮らす自宅などなど、ドラマ内で目にするセットの全てが揃っていました。最初に足を踏み入れたのは、モジーが入り浸っていることでもおなじみの(?)ニールの部屋。FBIの捜査に協力する代わりに自由の身となったニールの住まいです。FBIの用意した部屋をお気に召さず、豪邸持ちの未亡人と仲良しになって居候させてもらうことになったニールですが、その設定にも納得できるほど洗練された室内が素敵!一流を愛する彼らしい、センス抜群のインテリアです。プロダクション・デザイナーのスティーヴン・ベアトリスによると、「シーズン1当初はホワイトだった部屋の壁を、オフホワイトに塗り直したんだ。居候として住み始めたニールの好みが徐々に現れ、ダークな部分もある彼の内面が反映され出したということだね」とのこと。キャラクターの変化に合わせ、セットそのものをマイナーチェンジしていくのもプロダクション・デザイナーのお仕事です。ちなみに、ニールお気に入りのバルコニーもきちんとありましたが、一望できる摩天楼だけは写真を施した巨大カーテン。スタジオ撮影にはおなじみのアイテムですね…。次に見学したのは、ニールが入り浸っていることでもおなじみの(?)ピーター&エリザベス夫妻の自宅。リビング、キッチン、寝室など、朗らかな夫妻の雰囲気に合わせたほっこりインテリアに心地よさが表れています。スティーヴンによると、こちらのセットでもマイナーチェンジがあった様子。「パーティプランナーからキュレーターへ、働く女性としてステップアップしていくエリザベスの変化に合わせ、より上品なインテリアに変えていったんだ」と教えてくれました。そして最後に待っていたのは、モジーが寄り付かないことでもおなじみの(?)FBIオフィスです。ガラス張りがスタイリッシュなピーターの個室はもちろん、コンサルタントを務めるニールのデスクや指名手配写真の貼られた掲示板、さらにはエレベーターホール、取調室などなど。知的犯罪の数々に立ち向かうホワイトカラークライム・ユニットのフロアが、ドラマで目にした通りの配置でド~ンと構えてありました。しかも、撮影のしやすさも考慮されているだけになかなかの広さ。就職希望者が増えること必至?の素敵オフィスでした。ところで、スタジオの中には各キャラクターの衣装が詰まった衣装部屋も。ニール愛用のスーツも収められています。「『ホワイトカラー』に関わる前は、『アントラージュ★オレたちのハリウッド』の現場などで働いていたわ」という衣装担当、カレン・マレッキーによると、「これまでにニールが着たスーツは20~25着くらい。エピソードをまたいで同じものを着ることもあるから、数はさほど多くないの。最近着たもので一番高かったのは3,000ドルの『ドルチェ&ガッバーナ』かしらね。マット自身はカスタムメイドのスーツが大好きだから、マンハッタンの有名店『マイケル・アンドリューズ・ビスポーク』にお願いすることも多いわ。生地やフォルムを選び、望み通りの服を作ってもらうの」とのこと。そういえば、ロケ先で突撃したマット・ボマーが「物語の設定上、ニールの着る服はレトロなものが多いけど、本当のヴィンテージはウールで作られていることが多いから重くて暑い。カスタムメイドが一番だよ!」と言っていましたね…。ちなみに、衣装コンセプトは「一言で言うなら、ニールは“華やか”、ピーターは“知的”」だそう。セットから衣装まで、様々なこだわりが感じられる「ホワイトカラー」の現場でした。(text:Hikaru Watanabe)「ホワイトカラー」シーズン1~3全46話一挙放送!ミステリー専門チャンネル AXNミステリーにて放送シーズン1:10月13日(土)10:00~23:00【字幕版】シーズン2:10月20日(土)10:00~24:00【字幕版】シーズン3:10月27日(土)10:00~24:00【字幕版】公式サイト: 「ホワイトカラーシーズン3」DVDコレクターズBOX価格:13,440円(税込)発売中/レンタル中発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© PATRICK HARBRON© 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連作品:ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2012年09月20日日本でも大人気の犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」の魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場に潜入!今回は、ロケ先で突撃したエリザベス役ティファニー・ティーセンのインタビューです。FBI捜査官・ピーターの愛妻であり、「ホワイトカラー」のハッピーオーラ担当とも言うべきエリザベス。演じるティファニー自身も快活で華やかな雰囲気です。「朝起きた瞬間からこんな顔になっているわけではないのよ(笑)。メイクさんのおかげでカメラの前に立てるようになるの」と朗らかに笑うティファニーですが、自分自身を笑い飛ばせる気さくさも魅力。そんな彼女に、エリザベスの魅力について聞きました。「エリザベスは、人生における優先順位をはっきりさせている女性。すごく善良で、すごく楽しい人よ。自分の人生を、仕事を、夫のピーターを、犬のサッチモを心から愛しているのよね。自分の世界を楽しんでいる人を演じられるのって、女優にとってすごく楽しいことでもあるの。私自身がエリザベスのような女性になれるよう、一生懸命努力しているくらいだわ」。シーズン2の撮影中に実生活で妊娠&出産を経験し、シーズン3は幼い赤ちゃんを育てつつ撮影に参加。ティファニー自身もエリザベスと同じくらい、充実した人生を送っているように思えますが…?「妊娠中のシーズン2も、子育てをしながらのシーズン3も、すごく興味深い体験だったわ。私にとって『ホワイトカラー』は本当に魅力的なドラマで、第1話の脚本を読んだ瞬間から物語に恋をしてしまったの。だから、例え私生活に変化が訪れても、番組を去ることなんて考えられなかった。私はドラマの中で語られる人間関係が大好きで、ピーターとエリザベスの夫婦関係が特に好き。大抵のドラマでは、もっと暗くて問題の多いものとして夫婦関係が描かれるでしょう?でも、彼らの結婚生活はポジティブなの。どうすれば結婚生活が上手くいくかに焦点が当てられているのよ」。「結婚生活を成功させる秘訣は、コミュニケーションをしっかり取ること!お互いを心から尊敬し合うこと!互いが互いの心の支えになること!そして、夫婦が親友同士であること!ピーターとエリザベスの関係が、それを教えてくれていると思うわ」と語るティファニー。さらに仲良しコンビのニールとピーターもまた、「結婚しているみたいなものよね」と笑います。「ピーターがニールのことを“妻”と呼ぶことは絶対にないとは思うけれどね(笑)。もちろん夜になったらピーターはエリザベスのいる家に帰るけれど、長い時間を一緒に過ごし続けていると特別な関係が築かれていくのは確かだわ。それは私自身にも言えることで、ティム(・ディケイ)やマット(・ボマー)とは第二の家族を築いている感覚。“仕事上の結婚”をしているみたいなものよね」。鋭い分析に的確な見解。「エリザベスは、いわば“理性の声”ね」と語るティファニー自身も、番組における“理性の声”になっているのではないでしょうか?「エリザベスは常に客観的な視点から、ピーターとニールが素晴らしい関係を築き上げる方法を示してあげている。どうすれば一緒に上手く仕事ができるかを教えてあげていると思うの。それに、ニールにはピーターの持っているものを欲しがっているようなところがあって、例えば結婚生活もその1つ。口に出して言うことはないにせよ、ピーターみたいな家族やライフスタイルに憧れているんじゃないかしら。だから、ニールはニューヨークを離れられないの」。次回はスタッフたちの解説を聞きつつ、「ホワイトカラー」のセットを見学させていただきます。(text:Hikaru Watanabe)「ホワイトカラー」シーズン1~3全46話一挙放送!ミステリー専門チャンネル AXNミステリーにて放送シーズン1:10月13日(土)10:00~23:00【字幕版】シーズン2:10月20日(土)10:00~24:00【字幕版】シーズン3:10月27日(土)10:00~24:00【字幕版】公式サイト: 「ホワイトカラーシーズン3」DVDコレクターズBOX価格:13,440円(税込)発売中/レンタル中発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© PATRICK HARBRON© 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連作品:ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2012年09月13日日本でも大人気の犯罪捜査ドラマ「ホワイトカラー」の魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場に潜入!今回は、ロケ先で突撃したピーター・バーグ役のティム・ディケイとモジー役のウィリー・ガーソンのインタビューです。先に現れたティム・ディケイは白シャツ姿が爽やか!デキる捜査官の雰囲気が漂っています。「ピーターは非常に強いモラルを持った人で、何が正しくて何が間違っているかを分かっている人。そればかりか、何が面白いかも分かっているユーモアの持ち主なんだ。よく描かれるFBI捜査官の姿とは違い、人生を愛しているところもいいよね。彼は権威を持つ立場にある人間だけれど、先頭に立って悪い奴を追いかけるのも大好き。僕はピーターのそういった若々しい面を表現しようと心がけているんだ」。さらには、「彼は周りにからかわれたりすることもあるけど、へっちゃらなんだ。それは自分に自信を持っていて、周りが親しみをもって自分をからかっているのを楽しめているから」とも。そう朗らかに語るティム自身も、ピーターのパーソナリティを持ち合わせていそうですが…?「僕にもピーターに負けないユーモアのセンスはあると思うよ(笑)。自分に自信もある方かな。自信のない不安な部分もあるけどね。もし誰かが僕のことをからかったり、笑ったりすることがあるとしたら、それはその人が僕を気にかけてくれていると思うことにしている。ああ、全部ピーターと一緒だね(笑)」。そんなティムに、ピーターと愛妻・エリザベスの関係を分析してもらいました。「日本にもある諺(ことわざ)かどうか分からないけど、“家族の中でパンツを履いている人こそが主導権を握っている”という言い方があるんだ。バーク夫妻の場合はエリザベスがパンツを履いていることになるね。悪人を追いかけるピーターは撃たれる可能性だってあるのに、“クリーニングを取りに行くのを忘れたらヤバいことになる!”と考えたりもするんだ」。次に現れたウィリー・ガーソンは、ニールの仕事仲間にして大の親友でもあるモジー役。「SEX and theCITY/セックス・アンド・ザ・シティ」のスタンフォード役でもおなじみの存在です…が!ウィリーと言えばいまやモジーの姿が真っ先に思い浮かぶほどハマリ役。彼自身はモジーという役にどう向き合っているのでしょうか?「僕がこれまで演じてきたキャラクターの中で、モジーは間違いなく自分自身に最も近いキャラクターだと思う。ユーモアのセンスや願わくば彼の知性も…、“願わくば”だけど共通している部分じゃないかな(笑)。彼のファッションも僕がプライベートで着ている服にすごく似ているんだ。いま着ているのだってモジーが着ててもおかしくない服だけど、これは僕自身の服なんだよ(※写真参照)。ただし、僕はモジーほど大胆ではないと思う。モジーは喜んで犯罪に手を染める変な奴だけど、僕自身はモジーほど演技が上手くないから、彼ほど上手く罪を犯せないと思う」。ニールの大親友であるモジーは、もちろんニールのことが大好き。ウィリー自身もニール役のマットのことが大好きなのだそうです。「僕らは実際ずっと一緒にいたからね。家族と一緒にいる時間より2人でいる時間の方が長いくらい。だから、本当にお互いの全てを知っていると思う。番組によっては撮影場所以外で本当の友達にならない場合もあるけど、『ホワイトカラー』ではセット以外のところでも特別な人間関係が築かれている。僕らの子供たちは一緒に遊ぶし、お互いのことを知り尽くしているんだ。それに、みんなはマットがメイクをした顔しか見たことがないと思うけど、メイクをしていない彼は本当に醜い顔しているんだよ。本当に醜いんだ。僕の方がハンサムなのは確かだね。メイクをしていない僕は本当に美しいから(笑)」。次回はエリザベス役のティファニー・ティーセンが登場します。(text:Hikaru Watanabe)「ホワイトカラー」シーズン1~3全46話一挙放送!AXNミステリーにて放送シーズン1:10月13日(土)10:00~23:00【字幕版】シーズン2:10月20日(土)10:00~24:00【字幕版】シーズン3:10月27日(土)10:00~24:00【字幕版】公式サイト: 「ホワイトカラーシーズン3」DVDコレクターズBOX価格:13,440円発売中/レンタル中発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© PATRICK HARBRON© 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連作品:ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2012年09月06日トム・クルーズが、新作映画の撮影現場で重症を負ったクルーに、自分のプライベートジェットの利用を提供した。トムが『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督作『Oblivion』(原題)を先月撮影していた際に、イギリス人クルーのデヴィッドさんが巨石に押し潰されてしまうという事故が発生。デヴィッドさんは意識不明状態に陥り、半身不随になるのを心配したトムは、デヴィッドさんを胸髄損傷の専門クリニックに搬送するため自身のプライベートジェットを提供したという。ある関係者は英「Daily Mirror」紙に、「トムは冷静で、すぐに行動を起こしたんです。他人事のように振る舞うことなど全くなく、搬送に必要になった場合のために自分のプライベートジェットの“ガルフストリーム V”がすぐに離陸できる準備をさせました。とっさの判断でした。デヴィッドは永久に骨髄損傷を被る可能性があったので、すぐに病院に搬送されるのは大事なことだったんです」と語った。さらにトムは、デヴィッドさんが搬送されて4時間の集中治療を受けたルイジアナ州の病院にも訪れたという。先の関係者は「トムは素晴らしかったですね。デヴィッドとその家族に多大なサポートをしていました。ひどい事故でしたが、別にトムがあのように行動する義務は無かったわけですからね。そのトムの行動が、残された映画セットのクルーたちを勇気づけたと思いますね」と続けた。『Oblivion』(原題)は、あるひとりのベテラン兵士が、エイリアン種族を絶滅させるため地球外惑星へと派遣されるという設定のストーリー。トムのほかにモーガン・フリーマンやアンドレア・ライズブローが出演している。現在、デヴィッドさんは理学療法中で、同作品のスタッフとして外されるかどうかはまだ分からないようだ。■関連作品:トロン:レガシー 2010年12月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2012年06月21日現在撮影中の映画『横道世之介』(2013年公開)の撮影報告会見が5月6日(日)、撮影現場の長柄源山荘(千葉県長生郡長柄町)で行われた。現場では微妙なタイミングや間合い、セリフの良い回しを沖田監督が丁寧に2人に伝えてシーンを作り上げているが、カメラ越しに満面の笑みで演技を見つめる監督の姿から、監督自身が現場の誰よりも楽しんでいる様子が伝わってくる。●高良健吾コメント『横道世之介』の現場は、休みが続くと不安になるくらい早く行きたくなります。吉高さんはどんな演技でも全て返してくれて、そこが予定調和の芝居にならなくて楽しいです。沖田監督は全てのシーンにこだわりを持っていて、「何かが違うからもう1回やらせてください」と声がかかります。でも、監督が言うように何かが違う感じがするんですよ。なので僕は、シンプルに毎回新しい気持ちでやっています。僕が生まれた1987年の設定ですが、世之介はきっとどの時代でも変わらない人物なんだろうなと思います。小道具で昔のジャンプ(コミック誌の)があったりすると面白いなと思いますし、携帯電話がない時なので、家に電話して出なかったら、家で待っているとか、その時代ならではの待ち合わせの仕方なんだなとは思います。●吉高由里子毎回現場で、モチベーションが高く前向きな高良くんに会うのが楽しみです。なんでも受け入れてくれて精神的によりかかっています。『南極料理人』を観て、沖田監督は良い雰囲気を持った監督さんだと思っていたし、大恋愛ではないけれど、春先に、指先が触れ合うような、何かが始まるような作品は、これまでやったことがなかったので、撮影に入るのが楽しみでした。撮影に向けて、普段から自分のことを「わたくし」というように心掛けました。普段使わない話し方なので、「用意、スタート」の声がかかると、誰かに背中を掴まれているように緊張しました。祥子の言葉遣いは普段私が使っていないお嬢様言葉ですし、周りにお嬢様の友達もいないので、なかなか慣れないですね。NGは私が一番多いかもしれません。1回言い間違い地獄にはまると、抜け出せないんじゃないか、という気持ちになります。監督は、どんなに狭い現場でも役者やスタッフ、撮影の全てを把握されている方なので、とても信頼しています。祥子は生まれた環境が特別だけど、プライドが高いわけでは無いし、だからこそ世之介とも遊べるのだと思います。80年代はあまり触れてきたわけではないですが、どこか懐かしい感じがします。一生懸命生きる人々を優しく見つめ、独特のユーモアを生み出す絶妙な演出に定評のある沖田修一監督が、劇団「五反田団」主宰、『生きてるものはいないのか』(石井岳龍監督)の劇作家・小説家の前田司郎と共に脚本を手掛け、1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と彼らのその後を温かく描く期待の新作映画。是非ご注目を。作品情報『横道世之介』原作:吉田修一監督:沖田修一出演:高良健吾 吉高由里子 池松壮亮 伊藤 歩 綾野 剛 他配給:ショウゲート
2012年05月07日役所広司、小栗旬出演の映画『キツツキと雨』が11日(土)から公開されるのを前に、役所と小栗のふたりがインタビューに応じ、映画の撮影現場を舞台にした本作ならではのエピソードを語ってくれた。その他の写真『キツツキと雨』は、無骨な木こりの克彦(役所)と、ゾンビ映画撮影のために山村にやって来た気弱な新人監督・幸一(小栗)が偶然出会い、奇妙な友情が生まれる過程をコミカルに描いたヒューマン・ドラマだ。本作を手がけたのは『南極料理人』が話題を呼んだ新鋭・沖田修一監督。鋭い人物描写と、俳優の魅力を見事に引き出す演出が魅力の新鋭監督だが、役所は沖田監督を“懐かしいスタイルの映画監督”と評する。「沖田さんは現場でテストをして、“どうやって撮っていくか?”についてスタッフたちが監督を囲んで相談していくんです。とにかくたくさん“映像素材”を撮って、どのテイクが本番だったのかわからない撮影現場が主流になる中で、沖田監督は、ほしいカットとほしいお芝居のために時間を費やす。『こうやってしっかりと映画を撮っていこうとする人がまだいるんだ』と思いましたね」。さらに役所は「沖田監督は“わからない”ことは“わからない”と言うんです。それが沖田さんの正直で男らしいところ」という。映画監督は撮影現場の統括者。彼の下にスタッフとキャストが集い、監督の指示ひとつで動く。ちなみに本作の新人監督・幸一は、多くのキャスト・スタッフを前に“わからない”と言えずに悩む男だ。小栗は「僕も自分で監督したときに“わからない”って言えなくて苦しかったので、沖田さんが“わからない”と言い、悩んで撮影が止まっても『すいません』と言いながら自分を通そうとする姿はスゴいと思いましたね」と振り返り、「でも、監督がそう言えば言うほど、僕らは『監督のために何をすればいいんだろう?』と思いますし、役者もスタッフもいろんなことを試して映画が出来上がっていくので、役所さんが前におっしゃいましたけど、いい意味での “自主製作感”がある作品でした」と笑顔を見せる。映画はそこに関わる俳優やスタッフが1カットずつ悩んだり、試行錯誤しながら撮影されていく。本作に登場する新人監督の幸一も、いつの間にか映画の現場に巻き込まれてしまった木こりの克彦も、悩んだり立ち止まったりしながら“映画をつくる”行為を通して、友情を育み、自らを見つめなおしていく。ふたりが「撮影現場の空気感が作品に出ていた」と語る本作。そこにはこれまでの友情ドラマにはない“映画の撮影現場を舞台にした作品ならでは”の、人間ドラマが描かれているのではないだろうか。『キツツキと雨』2月11日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2012年02月10日武井咲&松坂桃李のW主演で注目を集めている人気少女コミックの映画化『今日、恋をはじめます』の撮影現場から、2人のコメントが到着!さらに、撮影現場での2人の様子を捉えた写真が初めて公開された。女子中高生を中心に恋愛バイブルとして人気を集め、累計800万部を超える水波風南の同名コミックを原作とする『今日、恋をはじめます』。結婚まで処女であるべきという古風な信念を持つガリ勉の女子高生・日比野つばき(武井さん)は、ある日ロン毛のチャラ男・椿京汰(松坂さん)に大事なファーストキスを奪われてしまう。さらに“昭和女”とバカにする京汰を最低の男だと思っていたが、だんだん彼の存在が気になり始め…。反発しあいながらも、いつしか本気で惹かれあっていく2人の甘酸っぱい恋愛が描かれる。先日クランクインしたばかりの武井さんと松坂さんは、まるで原作漫画からそのまま飛び出してきたかようで、まさに“ベストカップル”と言えるが、実はこれまで3度の共演を果たしている2人は互いに「安心感がある」と口を揃える。「気兼ねなく何でも言えるし、こういうラブストーリーは2人の関係性がすごく大事なので、3回目(の共演)ということで、ほっとしています」(松坂さん)、「全く同じですね。デートシーンなどはセリフとかもその場で決められて、しかも結構甘い言葉が多いんですが、桃李くんだから、恥ずかしさよりもお芝居としてきちんとセリフが言えます」(武井さん)と、ラブラブのカップルというよりも長年連れ添った夫婦(?)のよう。さらに、女子に大人気の原作について聞けば、「コミック本で読んでいるのですが、最終巻がまだ出ていないので、結末がすごく気になります。京汰は自分で演じていても、こんなにかっこいい奴はいないんじゃないかと思います。セリフを家で練習していても、恥ずかしくなります(笑)」と自身の演じる役の“イケメン”ぶりに苦労している様子の松坂さん。一方、今春、高校を卒業する武井さんは「学校で恋愛することは“まさに青春!”と憧れるんですが、私は学生生活がもうすぐ終わっちゃうので、この映画で経験できて良かったです」と明かし、役柄については「原作を読んでみて、すごく自分に似ているなぁと。私も昭和や古風なことに引かれるし、学校の中でイチャつくなんて考えられないし、男の人にぐいぐいアタックできるタイプでもないので、つばきちゃんの想いや言いたいことがよく分かります。あと、衣裳合わせやメイク合わせのタイミングでは、つばきちゃんのビジュアルにこだわりました。最初は“ダサイ”女の子なんですよ。でもダサイだけではなく、ダサイけどかわいい、愛おしい女の子になるように衣裳やメイクの細部にまでこだわりました」と、“昭和”な女子高生への共感と共に役作りへのこだわりまで明かしてくれた。撮影は3月中旬にクランクアップを予定。武井さんと松坂さんの織り成す、甘辛ラブストーリーに乞うご期待!映画『今日、恋をはじめます』は2012年冬、全国東宝系にて公開。■関連作品:今日、恋をはじめます 2012年、全国東宝系にて公開
2012年02月02日レオナルド・ディカプリオが『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマン監督と再び組んでオーストラリアで撮影中の『The Great Gatsby』(原題)のセットでラーマン監督が頭部を負傷、年内の撮影が中断された。ラーマン監督は撮影中にカメラのクレーンとぶつかり、頭部に怪我をしたという。プロデューサーのアントン・モンステッド氏は「セットがかなり狭く、監督はクレーンの下にいたのです」と「Sydney Morning Herald」紙に当時の状況を説明した。「彼はカメラの先についていた重りに頭をぶつけて、裂傷を負ってしまったんです」。その後、撮影現場に医師が駆けつけて治療を行ったが、プロデューサーたちは撮影中断を決めたという。元々クリスマスから新年にかけて撮影は休止の予定だったが、監督の怪我を受けて、レオやキャリー・マリガン、トビー・マグワイアを始めとするキャストおよびスタッフは予定より早くクリスマス休暇に入ることになったという。『The Great Gatsby』はロバート・レッドフォードとミア・ファロー主演の『華麗なるギャツビー』のリメイクで、来年クリスマスに全米公開予定。年明けにレオたちはオーストラリアに戻り、撮影が再開される。© AFLO
2011年12月26日ブラッド・ピットがスコットランドのグラスゴーで先週、新作『World War Z』(原題)の撮影中、エキストラの女性が転倒したのに気づいて素早く彼女を救出した。エキストラ700人を動員する大規模な戦闘シーンを撮影中のことだった。群衆の中で女性エキストラが転んだことに気づいたブラッドは即座に彼女を抱え、ひどい怪我を負わないよう身体を丸めさせた。幸い、彼女はひざを擦りむく程度の軽傷で済んだという。情報提供者は「ブラッドは足を滑らせて転んだ女性を助けたんです。彼女はブラッドに助けられたことが信じられない様子でした」と「Sun」紙スコットランド版に語った。「撮影は続いていたので、言葉を交わすことはできませんでしたが、彼女はとても感謝していると話していましたよ」。生傷の絶えない現場で多忙に過ごしているブラッドだが、休日は家族サービスという習慣は今回ももちろん健在。29日にはロンドンのリッチモンドにあるオデオン・シアターに長男のマドックスを除く5人(ザハラ、パックス、シャイロ、ノックス&ヴィヴィアン)の子供を連れてジム・キャリー主演で名作児童書を映画化した『Mr. Popper’s Penguins』(原題)を鑑賞。上映後は末っ子の双子ノックスとヴィヴィアンと手をつなぎながら帰っていった。(text:Yuki Tominaga)写真は『World War Z』(原題)撮影の様子。© AFLO■関連作品:マネーボール (原題) 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ブラッド&アンジェリーナ、マリブの自宅を売却へヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!ブランジェリーナ、『ハリポタ』に夢中の子供たちと列車チャーターの旅マット・デイモン、ブラピ&アンジーは「囚人のような生活を強いられている」ブラッド・ピット、アメリカにおける同性婚支持を改めて表明
2011年08月30日公開中の映画『漫才ギャング』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月10日(日)、都内劇場で行われ、主演の佐藤隆太、石原さとみ、品川ヒロシ監督が来場。3人の口から撮影時の驚愕のエピソードなどが明かされた。品川監督が「まだ大変な時期ですが、“笑い”を届けられたら」と語ると、佐藤さんも「残念ながらこの映画を観られない方もまだ大勢いらっしゃいますが、そうしたみなさんにも届ける方法を考えたい」と挨拶。石原さんも「日本を明るく、元気にできる映画だと信じています」と力強く語った。一緒に仕事をしてみてのそれぞれの印象を尋ねると、石原さんは品川監督について「撮影中はあまり話せなかったけど、最近、話せるようになった」と語ると、監督は「(撮影中は)緊張していました」と苦笑い。さらに、石原さんが佐藤さんについて「こんなに真面目で、面白いってすごい。さっきの移動中の車でもずっとふざけてました」と明かすと、監督も「例えば、僕が手の指の皮をむいたら、それをさとみちゃんのフリスクのケースに入れようとした」と暴露し、客席からは笑いが上がった。この日の会場には、すでに本作を8回鑑賞したという観客も。そんなヘビーな観客のために、品川監督は「最初のシーンで隆太くんの顔が、東国原(英夫/前宮崎県知事)さんに見えます」など、マニアックな鑑賞ポイントを提示。さらに、ラスト近くで登場する赤ん坊は、実は生後3か月の監督自身の子供だと明かし、「撮影中、裏では(相方の)庄司が来て、海パン姿でうちの子にミルクをやってました」など、隠れた撮影エピソードを明かし、会場は驚きに包まれた。最後に、東日本大震災からの復興支援を呼びかけるメッセージボードに3人は思い思いの言葉を書きこんだ。監督は「笑って笑って笑って元気を取り戻そう」、石原さんは「みんなの愛を東北へ」、そして佐藤さんは、この日は欠席した上地雄輔が書いた「絆」というメッセージの横に「一つになろう!」と書き込み、協力を呼びかけた。『漫才ギャング』は角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:佐藤隆太インタビュー相方、上地雄輔の相性は「この2人だからこそ漫才もできた」上地雄輔、共演陣&品川からハナクソ被害を告発される!Superflyが歌う『漫才ギャング』の主題歌、両A面シングルリリース決定!佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?
2011年04月11日大泉洋と松田龍平のコンビによる探偵映画として先日、製作が発表された『探偵はBARにいる』。いまだ撮影が続く本作だが、北海道で行われた撮影現場に潜入!大泉さん&松田さんの激しいアクションシーンの一端が明らかに…。東直己による「ススキノ探偵」シリーズの第2作「BARにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、ある依頼を受けたことから命を狙われるハメになった探偵(大泉さん)が、相棒の高田(松田さん)と共に事件の裏に隠された真相に迫る本作。大泉さんにとっては、地元・北海道を舞台にした邦画メジャー初主演作品となる。雪に覆われた屋根の上でハイキック!撮影が行われたのは2月下旬、場所は札幌から車を北へ少し走らせた石狩市。海に面し、それ以外は一面が雪に覆われた平原に立つ、ログハウス仕立ての喫茶店を、チンピラたちが集う“道場”に変身させ、探偵と高田の2人が乗り込んで行くというシーンが撮影された。特にこの日と翌日で撮影されたのは、道場での“用事”を済ませた2人が、チンピラたちともみ合い、彼らを倒しながらこの場を脱するという、映画の中でも最も激しいアクションのシーン。撮影現場に到着してまず目に飛び込んできたのは、屋根の上にいる、怪しい制服姿のチンピラまがいの男たち。空手の達人である高田が、華麗な技の数々で男たちを倒していく。雪で覆われた屋根の上、という不安定な足場にもかかわらず、身軽にアクションをこなす松田さん。フワリ飛び跳ねてチンピラのひとりにキックをお見舞いすると、男は屋根の上から地面に真っ逆さま!初心者の域を超えたスノーモービルさばき続いて、リーゼント風の頭に革ジャンという、これまでにないいでたちで登場した大泉さんのアクション。男たちに押さえつけられ、地面を転がりつつも相手を蹴り上げ、さらには雪の壁に相手を叩きつけ、殴り殴られ…とまさに大乱闘が展開する。と、そこに登場したのは、スノーモービルに乗った高田!松田さん自身「ここまでスタントなしでやるとは…」と苦笑いを浮かべてふり返っていたが、一部を除いてスノーモービルも自ら運転している。「初心者のコースじゃない!」(松田さん)との言葉の通り、このシーンで求められる運転技術はかなりのものだったが、普段からモトクロスのバイクに乗っている松田さんだけあって、さすがのハンドルさばきを見せていた。「地で演じてる(笑)」大泉洋が松田龍平を絶賛!このスノーモービルのシーンで、大泉さんが横で見ながら楽しそうに笑っていたのが、高田が探偵に「乗れ!」と声を掛けるときの松田さんの口調。男たちをなぎ倒し、追われ…という緊迫したシーンにもかかわらず、どこか常人離れした“空気”を身にまとう高田の、ちょっぴり気の抜けた「乗れ」というセリフに、大泉さんも「『どれだけ抜いて台詞を言うんだ!』という感じ。地で高田を演じてますね」と大絶賛だった。さらに、やっとのことで高田の愛車にたどり着いた2人だったが、なかなかエンジンがかからず、追手はブルドーザーで後ろから車を持ち上げようとする。実際、大泉さんと松田さんが乗った車が目の前でガクガクと縦に揺らされる様子は見応えたっぷり!夕方近くになると風の影響もあってかなり冷え込んできたが、念入りにテストを繰り返しつつ、様々な角度から同じシーンを何度も撮り直す。共演陣の中には、半そで姿で雪原の中で座り込まなくてはいけなかったり、雪の道を自転車で走り、転げ回る、などなどアクションの部分以外でもかなり過酷な要求がなされたが、チーム一丸となって、あたりが暗くなるまで撮影は続けられた。先述したようなハードボイルドな容貌の大泉さんに、クールなスタイル&映画でメガネを掛けるのは初めてという松田さんにオールドタイプの愛車など、ファッションや美術、小道具も見どころ。どこかルパンと次元のような2人の掛け合いにも注目だ。『探偵はBARにいる』は現在も関東近郊にて撮影中。公開は9月を予定。■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月、全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:イメージはルパンと次元?大泉洋と松田龍平が『探偵はBARにいる』で探偵コンビ!
2011年04月04日まもなく公開となる映画『毎日かあさん』。劇中で家族を演じている小泉今日子、永瀬正敏、そして子役の矢部光祐、小西舞優の撮影現場での様子を捉えた貴重なメイキング映像がシネマカフェ独占で到着した。漫画家・西原理恵子の人気エッセイ漫画を映画化した本作。小泉さんと永瀬さんという、かつて実際に夫婦だった2人が夫婦役を演じることで製作当初より大きな話題を呼んできたが、今回、到着した映像からは、4人が撮影を通じて本当に“家族”だったことがうかがえる。小泉さん、永瀬さん共に撮影の合間も自分の控室に戻らずに、子供たちと一緒に昼食を食べたり一緒に遊んだりすることが多くあったそう。この日も、“お母さん”小泉さんが光裕くん、舞優ちゃんとじゃんけんをして遊び、“お父さん”永瀬さんが横からその様子を撮影する、というホームビデオさながらの映像から和気あいあいとした様子が伝わってくる。撮影の期間を通じて自然と培われてきた絆があったからこそ、劇中のサイバラ家…少し変わっているけれど、どこよりも温かく、強く結ばれた家族が生まれたと言える。本作の劇中でも愛らしい笑顔で観客を魅了すること間違いなしの子役の2人だが、共に映画やCM、ドラマでも活躍中。映像の中では小泉さんを相手にはしゃぎ回っている2人だが、劇中では思わずホロリとさせてくれる場面も…。今回の映像の最後にも出てくる写真は永瀬さん撮影によるものなので、こちらも注目!『毎日かあさん』は2月5日(土)より全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:毎日かあさん 2011年2月5日より全国にて公開© 2011映画「毎日かあさん」製作委員会■関連記事:永瀬正敏インタビュー“戦友”小泉今日子との共演は「目指すゴールが同じだった」西原理恵子の娘『毎日かあさん』観て号泣、そのとき息子は…まさかの行動!小泉&永瀬16年ぶりの子連れ“ツーショット”披露小泉今日子元夫・永瀬正敏との共演に「同業者としてがっつり戦えた」【シネマモード】今年、映像界を賑やかにしてくれた人
2011年02月04日俳優の溝端淳平が主演し、期待の新人・大野いとが女優デビューする映画『高校デビュー』の撮影現場がこのほど、都内の高校旧校舎で初めて公開された。漫画家・河原和音による、単行本全13巻(集英社刊)で累計580万部突破した同名コミックの実写化で、部活一筋の中学時代を送った長嶋晴菜(大野さん)が、彼氏を作って“高校デビュー”するため、男ウケを知り尽す超イケメン高校生・小宮山ヨウ(溝端さん)の恋愛コーチを受ける、という物語。監督は、『ハンサム★スーツ』の英勉。この日は学校内の廊下で絡むシーンや授業風景などを収録。学校一モテるクールな二枚目という役どころに初挑戦の溝端さんは、関係者から「ヨウがそのままいるよう」と声が上がるほどなりきっており、撮影も順調にこなした。「僕の中では全てが二枚目って究極のボケ。こっぱずかしいと思ったけど、吹っ切ったら楽しい」と気持ちもノッている様子。撮影前に約6キロ減量し、髪型も毎回数ミリ単位でカットするなど、役作りも完璧だ。一方、“映画デビュー”を果たした大野さんは、「初日はすごく緊張して顔が引きつりましたが、1週間くらいで楽しいと感じてきました」とちょっぴりぎこちない表情。肩に力が入りがちという後輩に、溝端さんは「テストの段階から握り拳になっていたりするので、『そこはいいんだよ』って言ってあげたり。力の抜きどころが分からないと思うんです。だから教えてあげたくて」と劇中のモテコーチから現場のコーチまでを務めている。タイトルにちなみ、自身の“高校デビュー”について、溝端さんは「高校2年のときにジュノン(・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞)でデビューして、3年で俳優デビューしたから、ホントに高校デビューっていうのかな。それが一番大きな出来事ですね。人生も変わりました」としみじみ。来年4月に高校生になる大野さんは「たくさんの友達を作って楽しく過ごしたい」と胸を膨らませた。それぞれの“恋愛デビュー”を尋ねると、溝端さんは「小学校3年のときに初恋をして好きな女の子ができて、それから3年間好きで、好きな相手を聞いたら俺で。付き合うとかはなかったんですが、デビューをしました。あれがピークであとは下り坂です」と照れ笑い。大野さんは「まだちゃんとした恋愛をしたことがないんです。高校生になったら恋をしたいです」と晴菜が抜け出したような笑顔。一方で「小学校のときは2週間に一回好きな人が変わっていました」と話し、溝端さんを「えっ!?」とビックリさせていた。10月6日にクランクインし、関東近郊ほかで現在、撮影中。まもなくクランクアップ予定。『高校デビュー』は2011年春、全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:高校デビュー 2011年春、全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会■関連記事:溝端淳平が超二枚目役!「高校デビュー」実写化で新人・大野いとの恋のコーチに
2010年11月04日