新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、緊急事態宣言が発令された2020年4月。外出自粛が求められ、多くの店が休業となりました。兵庫県明石市の泉房穂(いずみ・ふさほ)市長は、同月16日に記者会見で補正予算案について発表。市民に寄り添った緊急支援策に、称賛の声が寄せられています。明石市の3つの緊急支援策明石市長は以下の3つの緊急支援を発表。【3つの緊急支援策】1.個人商店に、すぐに100万円。来週中に、賃料2か月分を緊急支援。2.ひとり親家庭に、さらに5万円。5月分の児童扶養手当に上乗せ(約10万円支給)。3.生活にお困りの方に、さらに10万円。生活福祉金利用者への追加支援。個人商店へ貸与は、「今月分の家賃も払えない」という声から、テナント料店舗の賃料の2か月分相当額を融資したいといいます。泉市長は緊急支援策についてこのようにコメントしています。形としては貸付けになりますが、1年間の据え置きをした上で、その後3年間をかけてということになりますので、まずはお手元に2か月分のテナント料をお渡しをし、すでに私もいろんな声を聞いておりますが、3月が滞納になって4月も滞納になったらどうなるかという声を本当に聞いておりますので、何とか今回の速やかなテナント料等の支援によりまして、3月分の滞納分と4月分をお支払いいただいた上で、その後おそらく国や県なども含めて様々な支援策も出てこようかと期待しておりますが、とりあえず当面をしのいでいただきたいという思いから、明石市としてはスピード感をもって来週中に家賃2か月分を緊急支援するというスキームであります。明石市ーより引用1人親の家庭への給付金については、コロナウイルスによって親の仕事が絶たれてしまった家庭からの声を受けて決めたそうです。まさに学校の休校などによりまして、いわゆるお仕事を少し減らさないといけない、そういった一人親家庭がいるとお話しさせていただいたところであります。その後状況がまた変わりまして、仕事を少し減らすではなく、仕事の場すらなくなっておりまして、日々の収入も断たれている状況にある方もたくさんおられます。明石市ーより引用また、生活に困りすでに明石市内で10万円を借りた生活福祉金利用者がいたとのこと。泉市長は「何とか4月はしのげても、5月がしのげるかという問題もある」と市民を助けたいとコメントしています。補正予算案を発表した資料には、市の意向が書かれていました。困っている市民に手を差し伸べるのが行政の使命・役割。泉市長は、貸与の条件として休業要請に応じたかを問わない理由について、このように説明しています。ですから、困っている方は等しく困っているので、困っていて必要であればお貸しするわけです。今回のスキームはスピード感を優先すると、なかなか審査に時間をかけられないんです。そうであればさっと渡さないといけないので、だから貸し付けなんです。明石市ーより引用泉市長の行動に、多くの人から称賛の声が寄せられていました。・言葉が響いた。今月分の支払いが間に合うようにスピード感のある政策はありがたい。・素晴らしい。市民のことを本当に考えてくれている人だと思う。・自分の市を誇りに思う。ありがとうございます。コロナウイルスの影響で、経営が難しくなっている個人商店などが、この支援によって少しでも救われることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年04月22日ご当地グルメを楽しみ、地域の魅力に迫ることができるイベント「B-1グランプリin明石」が23日(土)と24日(日)に兵庫県立明石公園と明石市役所周辺で開催される。この催しは、各地域おなじみのフードを楽しんで、エリアそれぞれの魅力を知ることができる日本最大級のまちおこしイベント。今年は明石市制施行100周年にあたるため、兵庫県立明石公園と明石市役所周辺に全国55のまちおこし団体が集結。各地の郷土料理や、ご当地グルメを楽しめる。会場への入場は無料で、料理の購入には専用チケットが必要。様々な料理を気軽に食べ比べることが可能で、こどもたちが遊べる“こどもSOUZOUスタジアム”なども設置される予定。第11回ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリin明石11月23日(土)と24日(日)9時30分から15時30分まで入場無料(料理の購入には専用チケットが必要)兵庫県立明石公園(お城エリア)明石市役所周辺(海峡エリア)
2019年11月23日●『BADBOYS』阿部進之介に惚れる企画・主演の阿部進之介、ヒロインを清原果耶が演じた映画『デイアンドナイト』が1月26日に公開され、ツイッターでは早くも称賛の声が多数書き込まれている。「ぴあ映画初日満足度ランキング」では『そらのレストラン』、『愛唄-約束のナクヒト-』、『十二人の死にたい子どもたち』を抑えての堂々の2位(91.2pt)。邦画実写作品ではトップとなり、そのほか各レビューサイトでも概ね高評価を得ている(「Filmarks」3.8、「映画.com」3.7、「Yahoo!映画」3.8、「映画ランド」3.9)。阿部演じる主人公・明石幸次は、鬱屈した日々を過ごしていた。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、実家の外壁には誹謗中傷の落書きをされる始末。残された母、妹との関係性も破綻しかける中、正義と犯罪を共存させる児童養護施設オーナー・北村健一(安藤政信)に魅せられ、やがては父の無念を晴らすべく、復讐心にかられていく。善と悪はどこからくるのか――ご覧の通り、『デイアンドナイト』は非常に重いテーマを題材としているため、決して気楽に観られるものではない。しかし、日常で目を背けがちな“何か”と対峙した時、独特の高揚感に包まれるはずだ。阿部と飲み屋で盛り上がったことがきっかけで、本作でメガホンをとることになった藤井道人監督。自主映画を多数手がけてきた中、伊坂幸太郎原作の『オー! ファーザー』で華々しく商業映画デビューを飾るも、監督人生においては大きな転機になったという。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。なぜオリジナルである必要があるのか。その答えにこそ、藤井道人の熱情が込められていた。○■「これから何をやっていけば」不遇の時代を経て――構想、脚本を経ての約5年。決して短い時間ではありません。そうですね。すぐにお金が集まるオジリナル映画は、ほぼありません。実は今、新しい作品を撮っています。これもオリジナルですが、ある程度脚本が出来上がった段階で入らせてもらったので、ここまでの長い期間ではありませんでした。2018年12月7日に公開された『青の帰り道』という作品もオリジナルで、3~4年かかっています。毎年、「今年もクランクインできなかったな……」という作品がいくつもあるので、やっぱりオリジナルを映画にするのは相当大変なことなんだと思います。書籍化するとか、主演を先に決めてしまうとか、ハードルをくぐる方法はありますが、自分たちが納得するまで(脚)本を作る機会は、少なくないのが現状です。――主演に加えて企画を担ったのが阿部進之介さんです。一緒にお酒を飲んでいる時に、物語の種が生まれたそうですね。阿部さんが僕の自主映画を観に来てくださったのが、知り合うきっかけでした。『BADBOYS』(11)という不良漫画が大好きで、その段野という役を阿部さんが演じて一気に好きになっちゃって(笑)。段野って、最高のボスキャラでめっちゃ強いんですよ! 『クローズZERO II』にも出演した阿部さんも30歳を越えて「自分のやりたい表現」に行き詰まってきたみたいで、当時自分はまだ25~26歳ぐらいで、「自分がこれから何をやっていけば商業映画を撮ることができるのか」とか、そんなことすら分かってなかった時期でした。だから、最初は「自主映画を一緒につくろうよ」「題材は何でもいい」みたいなノリでした。――そこに山田孝之さんが加わるわけですね。そうですね。3~4カ月後でした。プロデューサーに興味を持ち始めた頃だったみたいで、その後、脚本の小寺(和久)さん、プロデューサーとしてand pictures代表の伊藤(主税)さんが加わって、基本的にはこの5名で月1回ぐらいのペースで集まっていました。最終的に脚本が固まったのは、2017年5月。その年の11月にクランクインすることは決まっていたので、相当焦りもあったと思います。それまでの3年間の紆余曲折は何だったんだというぐらいのスピード感で(笑)。ロケ地の候補は他にもあったのですが、地域の方々と密接に映画が撮れるということで秋田に決まりました。――風力発電の風車群が、物語の象徴的な存在として描かれています。監督の実体験がもととなっているそうですね。4年前ぐらいのお正月だったと思います。生きづらさを感じている時に、妻の実家に帰郷したことがありました。そこで風車を目の当たりにして、眺めていると2011年以降の日本も含めて、いろいろなことを象徴しているように感じたんです。●山田孝之プロデューサーは「宇宙人」――確かに、日常ではあまり目にすることがないものですよね。話せる範囲で構わないのですが、「生きづらさ」という閉塞感につながる出来事があったんですか?若手で映画監督になるという道筋が見えてなかったんです。26歳の時、伊坂幸太郎さん原作の『オー!ファーザー』で商業映画デビューしました。僕にとっては人生の転機となった作品です。現場では一番年下。役者さんたちにもすごく助けていただいたのですが、自分の実力不足というか、それまで培ってきたことが役に立たなくて、とても悔しい思いをしました。しばらくは商業映画から距離をとって、もう一度インディーズから勉強しなおそう。「生きづらさ」を感じたのは、ちょうどその頃でした。――阿部進之介さんとの出会いも、監督にとっては大きな転機となりました。どのような方ですか?すごく真面目な人です(笑)。クランクインするまで何度もぶつかりましたが、不器用な一面も魅力というか。何事も一生懸命考えてくださるし、人間的にすごく真っ直ぐ。阿部さんが5つぐらい年上なので、最初は気を使っていましたが、距離が縮まると兄弟喧嘩みたいになることもあって(笑)。これまでもご一緒することはありましたが、「主演と監督」という立場でここまで本音をさらけ出したのは今回が初めてでした。役者としては、感覚に頼らないというか。しっかりと相手の言葉を聞く方なので、お芝居がすごく繊細で嘘をつかない。そういう部分もご一緒して楽しかったです。○■「すばらしいプロデューサーもっと増えれば…」――山田孝之さんとの面識はあったんですか?全くありませんでした。最初、阿部さんから「山田孝之って知ってる?」と聞かれて、知らないわけないと(笑)。「映画を一緒にやりたいみたいなんだけど、呼んでいい?」と。役者で出たいということか? それってすごくラッキーパンチじゃん! と期待してしまったのですが(笑)、プロデュースとして加わっていただいて、すごくありがたかったです。ご一緒させていただいて、めちゃくちゃ勉強になりました。――どんな方なんですか?宇宙人です(笑)。――宇宙人!?背負っているリュックが重いというか。常にいろいろなことを考えてくださっていました。山田さんがいなかったら、この映画は完成しなかったと思います。プロデューサーに徹していただきましたが、役者の演技を見て「芝居してえ!」と震えていらっしゃるのが印象的でした(笑)。かといって演出について口を出すこともなく、現場でずっと温かく見守ってくださいました。日本にこんなすばらしいプロデューサーがもっと増えればいいなと思います(笑)。――なるほど。詳しく聞きたくなります(笑)。監督がいれば映画を作ることはできますが、プロデューサーがいないと、映画を世の中に伝えることはできません。僕の中ではプロデューサーはパートナーです。映画を世の中にどのように届けるのか。それはもちろん一緒に考えるのですが、プロデューサーによるところが大きいと思います。――山田さんはプロデューサー、そしてパートナーとして、具体的にどのような点がすばらしかったんですか?段取りにこだわらないというか、型にはめて物事を進めようとしないんです。どれだけ忙しくても会議に参加して、段取りっぽく進むと「何でそうなったんでしたっけ?」と立ち止って、「素人だからわからないんですけど、ちょっとおかしくないですか?」と意見を言う。ルーティーンがない分、常に新鮮な視点で作品と向き合われていたように思います。●山田孝之が撮影セット内で泣いたワケ――何よりも特殊というか、山田さんしかできなかったと思いますが、脚本開発で主人公以外を演じながらセリフを決めていったこと。そこも映像で見てみたいです(笑)。本当にゾッとしますよ(笑)。すごい空間でした。そのやり方は山田さんのアイデアで、「自分が全部芝居をしてみて判断したい」と。山田さんが演じはじめると、ドキドキするんです。このセリフ、後で相談しようかな……そう思っているような部分で必ず止まるんですよ。そういう部分も見破られていたので、本当にすごい方だと思いました。ラストシーンを撮影最終日に撮ったんですが、前日の夜11時ぐらいに山田さんと2人でセットに入ったんです。僕が「台本と違う芝居にしたい」と言ったら、山田さんが「一緒に考えよう」と応じてくださって。山田さんがセットに入って座った瞬間に……役の気持ちになって泣いてるんです。カメラも回ってないのに……本当にビックリしました。と同時に、自分の凡庸さが恥ずかしくなって。あらためて、すごい方なんだということが分かりました。山田さんには、「感情移入」という言葉がないんでしょうね。○■作品のゴールは「あの時代はこうだったんだ」――これだけの時間をかけて撮り終えて、あらためて「オリジナル映画」に対する印象、思いに変化はありますか?『オー! ファーザー』以外、すべてオリジナル作品なんですが、いつも通りの大変さでした。漫画を題材にすることは時に必要ではあると思いますが、「今の時代に自分たちが作る意味」をきちんと考えて、世の中に出したいなと。漫画や小説は、その時期に必要だったから世に出たと思うんです。その点、オリジナルはすごく鮮度が高い。「今の時代に残したいもの」を表現することが可能なんです。僕は、「今の社会における人間」を撮りたい。30年後に観た時に、「あの時代はこうだったんだ」と伝わる作品。『デイアンドナイト』は、実在するニュースも参考にしています。時代が変わっても色あせない作品を撮り続けたいと思いながら……困ったことに、最近は何も思い浮かばないんですよね(笑)。――それは大変ですね(笑)。『デイアンドナイト』でやりきったと。そうですね。『デイアンドナイト』と『青の帰り道』で、自分の中の膿みたいなものが出てしまって。そこをどう蓄積していくのか。今後の課題だと思います。――作品のメインテーマである「善と悪」や「二面性」。2019年になぜそれを人々に届けたいと思ったんですか?たぶん、日常的に感じていたんだと思います。2011年以降、「自分たちがどう生きるか」ということに対して、僕と近い世代の20~30代は「言葉を失う」「黙る」ということを選んだ世代だとすごく感じるんですよね。事なかれ主義というか。無関心でいることの正しさみたいなものが世の中に蔓延しているからこそ、翻弄される明石を描きたかった。それに対して、今の時代の人がどのような反応を示すのか。決して、強烈なエンターテインメントを撮りたかったわけじゃないんです。――さて、そろそろお時間です。苦労の末に完成した『デイアンドナイト』。この作品が教えてくれたことは何ですか?1から100まですべてやりきった映画は、今回が初めてだったと思います。長い旅をしていただけのような気もしますが、これがはじまりという印象もあって。善と悪はどこからやってくるのか。善と悪はどこにあるわけでもなくて。果たして自分は、身近にいる人のことだけでもきちんと見ているのか。映画を撮っていて自分が実感したことです。■プロフィール藤井道人東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中より、数本の長編映画の助監督を経てフリーランスディレクターとして活動開始。現在は映画監督、脚本家をはじめ、様々な映像作品を手がける。主な監督作は『オー!ファーザー』(14)、『幻肢』(14)、『7s/セブンス』(15)、『TANIZAKI TRIBUTE「悪魔」』(18)、『青の帰り道』(18)など。2019年には『新聞記者』が公開される予定となっている。
2019年02月02日●山田孝之と『クローズZERO II』後に急接近NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14)の加藤清正、『信長協奏曲』(14・フジテレビ系)の佐々成政、そして2019年4月19日公開の映画『キングダム』でバジオウを演じることでも注目を集める、阿部進之介(36)。『デイアンドナイト』(1月26日公開)は、阿部にとって「長編映画初主演」のみならず「企画」も担った、役者人生において唯一無二となる作品だ。藤井道人監督と映画愛を語り合う中で創作意欲が芽生え、そこに旧知の仲である山田孝之が「初の全面プロデュース」という並々ならぬ覚悟で参加。脚本開発に4年の歳月を費やしたオリジナル作品は、数々のハードルを乗り越えて完成へと漕ぎ着けた。父が大手企業の不正を内部告発して死に追いやられ、家族は崩壊寸前。阿部演じる明石幸次は、そんな現実に暗澹たる思いを抱きつつ、正義と犯罪を共存させる児童養護施設オーナー・北村に魅せられ、やがては復讐心に駆られていく。善と悪はどこからくるのか。観客は、この難題と否が応でも対峙することになる。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第7回は、『デイアンドナイト』の生みの親でもある阿部進之介の源を探る。○■神楽坂で5軒ハシゴ酒――『デイアンドナイト』の藤井道人監督は阿部さんのことを「とても真面目な人」とおっしゃっていました。お付き合いも長いんですか?たぶん、8年ぐらいです。監督の映画を観たのが、2010年か2011年か……たしかそのくらいだったと思います。僕の知人が2作品に出演していたのですが、作品を観て「一緒に仕事がしたい」と思って、その知人に「一席設けてくれ」と頼んだのが知り合うきっかけです。――「一緒に仕事がしたい」と思った方は、そうやって自ら積極的に近づくのが人付き合いの流儀ですか?そうですね。神楽坂だったんですけど、すごくいろいろな店に連れ回されまして(笑)。何軒ハシゴしたかなぁ。彼はコミュニケーションが苦手なタイプで、たぶん「そういう飲み方をしよう」と決めていたと思うんです。5軒ぐらいハシゴしたのかな? でも、1軒30分もいないんですよ(笑)。馴染みの店を案内してくれて、最終的に監督の家に行くという(笑)。――家ですか(笑)!?そう(笑)。ベロベロになって、なぜか僕が出ていた『クローズZERO II』(09)を流しながら、朝方まで飲んでいました。――そこまで飲むということは、何かの話題で盛り上がったと。全然覚えてないですね(笑)。もう、7~8年も前ですから。――『デイアンドナイト』は、そういう間柄の会話から生まれたんですよね。互いにオリジナルへのこだわりが一致したんですか?監督は常に「オリジナルで撮りたい」と思っている方です。僕はオリジナルにこだわっていたわけではなくて。何かを表現しようとしたら必ずオリジナルになるので、その点でいえば一致しました。――そして、プロデューサーとして山田孝之さんが後に加わることに。山田さんとはそれまでどのような関係性だったんですか?10代の時に、仕事ではなくて一緒に遊んでいる時期が少しあって。その後、『クローズZERO II』(09)で共演しました。その頃から、時々飲みに行くようになって。●否定してしまうと共感できなくなる――なぜ、彼に声を掛けたんですか?孝之をプロデューサーに、とか1ミリも思ってなくて。紙一枚にまとまらないような構想段階で、「監督と脚本を作っている」と伝えたらすごく興味を持ってくれて。あまり積極性を見せるタイプではないのでそれが意外で、監督と会う時に誘ってみたんです。彼は最初から、「出演することは考えてない」と言っていました。――作品は、「善と悪」や「人間の二面性」を描いています。そういう重いテーマに、阿部さんも関心があったんですか?初期の頃、僕の中で「これを表現したい」というものは固まっていなくて。監督に「お互いをもうちょっとよく知ろう」と提案をして、それまで話をしなかった、もう少し深い話……なかなかできない恥ずかしい話や昔の話とかをしながら互いの共通項を見つけていって、「二面性」や「善と悪」というテーマにたどり着きました。僕が吐き出すものを、監督がまとめて形にしてくれたような感覚。そういう作業は初めてでした。――それが5年前の出来事ですよね。オリジナル映画は、それだけの時間と共に人とのつながりが重要であることが分かるエピソードですね。そうですね。月に1回ぐらいのペースで集まって、練り直して。最初の方は全然進まなくて、脚本開発が一番時間かかりましたね。合計28稿。迷っていた部分も結構ありましたが、それだけ試行錯誤できたことに意味があるというか。満場一致ですぐに決まったものって、みんながどこに「いいね!」と感じたものか、分かりませんよね? その共通認識を持てたことがすごく良かったと思います。だから、現場で監督と話すこともほとんどなかったですね。孝之は演出に一切口を出さず、役について何か言われることもなかったです。プロデューサーとして、監督を信頼していたんだと思います。脚本開発の段階から役作りは始まっていました。僕が明石、孝之がそれ以外の役を演じて、そこでセリフを決めていきました。役のことを考えている時間は、どのキャストよりも多くなりました。役のことを思っている時間がどれだけあったのか。役作りにおいて、そこはすごく大事なことだと思っています。○■人と向き合うことと役と向き合うことは近い――所属事務所の公式サイトのインタビューで、役の気持ちを理解しようとすることを「新しく知り合った人と友だちになろうとする感覚」と表現されていましたね。2016年3月の記事ですが、俳優として今も変わらない部分ですか?そうですね。作品の中で1人の人間として生きること。いろいろな経験を通して、そこにつながると思えたので、その手法が僕に合っていました。役に起きている出来事が、他人事ではなく「自分ごと」にならないと心は絶対に動かないんですよね。最初はその役も他人ですが、考えれば考えるほど親身になる。だんだん家族になってきて、最終的には自分のことのようになるはずなんですよね。――明石は善と悪で揺れ動き、葛藤する役どころです。そこと向き合い続けると、日常の精神状態にも影響が出そうですね。準備期間の段階で、明石を擬似体験するようなことはないです。撮影直前になっていくと、そこまで落とし込んでいきますが。そうしないと、ちょっと大変なので(笑)。撮影中はしんどいですね。――役を「自分ごと」として考える。それは、プライベートでの人付き合いにも影響しているとも書いてありました。結局、役は一人の人間。今、こうして向き合ってインタビューしてもらっていることと変わらないんですよね。会話で相手のことを理解しようとする。役の場合も同じです。普段から、対面している人を理解しようとしたり、受け入れようとしたり。自分の役は、絶対に否定しちゃダメなんですよね。否定してしまうと、役に共感できなくなる。それは現実においても同じだと思っています。――2003年にデビューしてから、どのあたりでそこに気づいたんですか?なんとなくはやっていましたが、俳優としての行為が実生活に良い作用があるとはなかなか思えなくて。そこがリンクしたのは、30歳ぐらいの頃だと思います。普段から、相手のことを知ろうと思ったり、受け入れようとしたりすると、人間関係もうまくいくようになりますし、新たに頂いた役もすぐに受け入れられるようになって。生き方が違う人もいるので共感できないこともありますが、理解はできる。人と向き合うことと、役と向き合うことは近いので、俳優は本当に豊かな仕事だと思います。●映画が教えてくれた「一人では何もできない」――30歳で何か決定的な出来事があったんですか?いえ、特別に何かがあったわけではないんですが……「なぜ役者をやっているんですか?」と聞かれた時に、うまく答えられなかったんですよ。考えているうちに、ようやく気づくことができました。――オリジナルの映画がなぜ実現できたのか。要因はいくつもありますが、その阿部さんの人付き合いや人生観も大きく関わっていると思います。人付き合いで心がけていることはありますか?人には優しくありたいです。僕もそんなに人間ができているわけではないのですが(笑)。優しくできるということは、相手を受け入れて、理解をしようとしていることの表れだと思うので。相手の立場になって、初めて優しくなれることってありますよね。あくまで理想です。もちろん、僕のことを嫌いな人も世の中にはたくさんいると思います。すべての人に好かれようとは思っていませんが、相手のことはあまり否定しないようにしています。――飲み屋を5軒連れ回されても受け入れた阿部さんは、すごく優しい方だと改めて思います。まぁ、楽しかったので(笑)。一緒に飲みたくて、こちらから誘っているわけですからね。受け入れるスタンスで臨みました。――私もお酒が好きで、決まった飲み仲間がいます。あまり飲まない人が同席すると、「いつも同じ話で盛り上がってるよね」と不思議がられるんですよ。ハハハッ!――阿部さんと藤井監督はそんなことありますか?どうかなぁ。監督は同じ話をしているかもなぁ(笑)。彼も僕と同じでこだわりがすごくあって、お酒を飲んでヒートアップすることもありますが、彼の場合は僕の話を咀嚼して、アップデートして次回の飲みに来るんです。次、僕と会うために準備をしてくれる(笑)。だから、毎回飲むのが楽しみなんですよ。これ、絶対に言われたくないことだろうなぁ(笑)。でも、すごく好きな部分なんです。僕の言ったことをそれだけ受け入れて、向き合ってくれているんだと思います。――貴重なお話、ありがとうございました。最後に、『デイアンドナイト』が教えてくれたことは何ですか? 人生の一部と言ってもいいほど、長い時間がかかった作品です。「一人では何もできない」ということを、改めて教えてもらいました。本当にいろんな人の助けや力を一から感じることができたんです。通常であれば、役者は作品が整ってから現場に入らせてもらうので、作品が整うまでの苦労をあまり感じられません。それをたくさんたくさん感じた期間ですし、一番最初に加わってくれた孝之をはじめ、たくさんの方が賛同してくれて、僕らの思いついたこと、やろうとしていることを肯定して、力を貸してくれた。それがなかったら、実現できていません。今回だけじゃなく、人生においては何事も「一人では何もできない」。そう、強く感じます。「ご縁が大事」とも言われますが、それは役者だけでなく、人としても大切にしていきたいです。■プロフィール阿部進之介1982年2月19日生まれ。大阪府出身。2003年に俳優デビュー。2004年の『超星神グランセイザー』(テレビ東京系)で注目を集め、近年は『軍師官兵衛』(14・NHK)、『信長協奏曲』(14・フジテレビ系)、『下町ロケット』(15・TBS系)、『BG~身辺警護人~』(18・フジテレビ系)などのドラマ、『クローズZERO II』(09)、『BADBOYS』(11)、『罪とバス』(15)、『栞』(18)などの映画に出演。2019年時4月19日公開の映画『キングダム』ではバジオウを演じる。
2019年01月26日兵庫県明石市にやってまいりました。今回の旅の目当ては「明石焼き」と「明石海峡大橋」です。 普段入ることのできない、明石海峡大橋の高さ300mある主塔まで登ることができるツアーがあるのをご存知でしょうか。ぜひパノラマ絶景を見てみたい!と思い、ツアーに申し込んでみました。 明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の約4kmを結ぶ大吊橋。明石海峡に立つ2本の主塔と主塔の間の距離が1,991m、橋長3,911mの世界最大の吊り橋なのです!1988年(昭和63年)5月に着工し、およそ10年の歳月をかけて1998年(平成10年)4月に完成。最大水深は約110m、海峡を流れる潮流の速さは最大で毎秒4.5m。明石海峡には1日に1,400隻以上の船舶が航行するといった厳しい自然条件や社会条件の中で建設されたのです。また、風速80m/sの風、直下型大地震にも耐えうるように設計されています。世界中からも注目された、そんな明石海峡大橋の大きさを体感できるツアーがあります。ツアーでは、橋の真ん中を堂々と歩けるだけでなく、高さ約300mの主塔の上まで登ることができるのです。 車が通る橋の下の作業用通路を約1km歩きます。橋をかける業務に関わっていたというスタッフの方は我々を置いてサクサクと進んでいきます。 あまりサクサク進めない理由は足元にあります。通路といっても足元は金網なので、スマートフォンや小さなものは簡単に隙間をすり抜けて落ちてしまいます。ちょっと足がすくみます。 天気も良く海も青く、とてもキレイなのですが、かなり風は強めです! 主塔の下に着きました。約2分間かけて98階の高さまで小さなエレベーターで登ります。 想像以上の大パノラマ!あまりの高さとスケールの大きさに息を飲みます。こちらは神戸側。明石市が一望できます。 こちらは淡路島側。覗き込むとすぐ真下には車が走っています。さすがに高さ300mとなると、トラックもとても小さく見えます! 300mは東京タワーに匹敵する高さ。説明を聞けば聞くほど「すごい」という言葉しか出てこないほど、実際に橋の建設や設計に携わった方々によるお話がとてもリアルで、苦労と技術、造形の美しさに感動の連続でした。(冬季はツアーは行なっておりませんのでご注意ください) そして、明石といえば「明石焼き」!「明石焼き」とは、見た目はたこ焼きですが、表面はふわっふわ、中は歯ごたえのあるタコの絶妙な食感を楽しむことができる玉子焼きのこと。だし汁にしっかり浸して食べるのです。明石市の名物でもあり、明石駅周辺には明石焼きのお店がたくさん!なんとお土産としてテイクアウトすることもできるお店も多いのです。お店によってはお土産用に冷凍されているものもあります。どこのお店も風情があり、むかし懐かしい雰囲気が漂います。 だし汁のいい香りが食欲をそそります! 明石で獲れたタコがシンプルな生地の中にしっかりと入っています。 だし汁の温かさとふわっふわの玉子は、もう毎日でも食べたいくらいの優しさを感じます。行列のお店も多いので時間には余裕を持って訪れてみてください。
2018年12月19日ドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介する作品は、名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之さんが初の全面プロデュースに挑んだ『デイアンドナイト』。「人間の善と悪」をテーマにした本作に主演し、企画・原案も手がけた阿部進之介さんにお話を伺いました。写真・角戸菜摘 文・田嶋真理 スタイリスト・澤田石和寛(SEPT PLUS) ヘアメイク・細野裕之(プュアナプー)【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 24真摯に役者道を追及する情熱家『デイアンドナイト』は、家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちを描く人間ドラマです。物語の中心となるのは、家族を殺された男、家族を生かすために罪を犯す男、家族を知らない孤独な少女という三人の男女。本作は彼らの生きざまを通じて、観る者に強く生きることの厳しさ、難しさを問いかけます。阿部さんが演じるのは、大手企業の不正を内部告発したことで自殺に追い込まれた父の復讐に駆られていく男・明石幸次。明石が次第に善悪の境を見失っていくさまを熱演しています。ーー原案の段階から映画作りに関わったお気持ちは?阿部さん 何も決まっていない状態の中、監督とふたりで話をするところからのスタートでした。形になるまで時間がかかりましたが、そのぶん余計に愛着を感じています。ーー本作は「人間の善と悪」をテーマにしています。阿部さん とても共感できました。普段から自分や物事の二面性について考えることが多くて。僕があまのじゃくなのかもしれませんが、「TVではこのように報じられているけれど、違う視点から見るとどうなるんだろう」と思ってしまうんです。確認した後に「やっぱり、報じられている通りだった」とわかるときもあります。そういう意味ではまわり道をしてしまうタイプかもしれません。ーーそれは役作りのプロセスでも同じですか?阿部さん 「こういうふうに演技をしてください」と言われたとしても、あえて違うアプローチを試して探っていき、可能性をつぶしてから挑むようにしています。そうすれば、言われたことが本当に正しいと実感できますし、役についてさらに深く考えるきっかけにもなります。ーー藤井監督は脚本の執筆に約4年を費やして、決定稿に至ったそうですね。阿部さん 僕は脚本が決定稿に至るまでの過程をすべて見ています。脚本に書かれていないことやセリフの意味の深さまで共有することができ、とても良かったと思っています。ーーこの映画でもっとも大切にしたところは?阿部さん 藤井監督や山田孝之くんとは、こちらから“これが正しい”と、わかりやすく提示するのは止めようという話をしました。僕が演じた明石を正義だと思う人、悪だと思う人……いろいろな見方があって良いと思います。僕ら自身も考えさせられるような映画が好きで。『デイアンドナイト』も観た方に考える余白を残した映画にしています。ーー役作りとしてはどのようなことを?阿部さん 脚本開発の段階で役作りは、ほぼできていました。ロケ地である秋田県に少しでも早くなじもうと思い、クランクイン前の2日前には現地入りをしました。ーーとても寒い時期に撮影をされたとか?阿部さん 撮影が夜にさしかかると、ものすごく冷えました。屋外にある倉庫のシーンでは、天井の開いている部分から雪が降る様子がとても幻想的で。寒さが良い方向に作用するところもありました。ーー冬の秋田県という舞台が、この映画の雰囲気にマッチしていました。阿部さん 藤井監督や山田孝之くんと三人で話しているとき、「夏じゃないよね」という話をしていました。良い時期に撮影ができたと思っています。ーー明石が、父を自殺に追い込んだ大手企業の社員・三宅と対峙するシーンは、圧巻の演技でした。三宅役の田中哲司さんと共演したシーンで印象に残っていることは?阿部さん ふたりが対峙するシーンは特に寒くて。素の自分としては「哲司さんはこの寒さがつらくないかな? 大丈夫かな?」と心配する気持ちが出てしまうので、そういった感情を押し殺して、役に入り込むことに必死でした。ーー明石を慕う孤独な少女・奈々が問いかける「正しいって何?」というセリフがとても印象的でした。阿部さんにとって「正しい」とは?阿部さん 答えはひとつではないと思います。答えが複数あるからこそ、ぶつかり合うときもある。それぞれがじっくりと考えて、自分が正しいと思う道を生きるしかないと思っています。ーーこの映画のプロデューサーを務めた山田孝之さんと、プライベートで演技論を語り合うことは?阿部さん 彼とはたまに飲みに行きます。彼はとても柔軟な性格で、考えを押しつけるようなことはしません。演技論を語り合うだけでなく、映画に全く関係のない、たわいもない話もしていますよ(笑)。インタビューのこぼれ話人間の二面性が描かれた本作にちなみ、阿部さんの意外な一面を聞くと、こんな答えが! 「以前、卓球にハマっていました。背が高いと有利なんですよ(笑)」(※阿部さんの身長は185cm) 真摯に役と向き合う姿も屈託のない笑顔も素敵な阿部さんでした!Information『デイアンドナイト』1月26日(土)より全国公開、1月19日(土)より秋田県先行公開出演:阿部進之介、安藤政信、清原果耶ほか配給:日活©2019「デイアンドナイト」製作委員会衣裳協力:スーツ、シャツ、タイ、チーフ、すべてエトロ/エトロ ジャパン 03-3406-2655
2018年12月14日俳優の安藤政信が13日、東京・渋谷のアイア・シアター・トーキョーで行われた映画『デイアンドナイト』(1月26日公開)完成披露試写会に出席し、“ボヤキ節”の暴走トークで観客を大爆笑させた。この日は、主演の阿部進之介、藤井道人監督をはじめ、安藤、清原果耶、田中哲司ら主要キャストが勢揃いし、自身初の全面プロデュースを手がけた山田孝之も駆けつけた。善悪の境界線で揺れ動き、自殺した父への復讐へと駆られる阿部演じる明石幸次を主人公に、混沌とした現代で生き抜くことの厳しさを様々な人物の立場を通して描く。児童施設のオーナー・北村役の安藤は阿部との共演シーンの感想を聞かれ、「たくさんしゃべってもどうせ(ニュースで)使われるのは(山田)孝之と……」と投げやりモードで笑いを誘い、「今日はドラマの撮影もしてきたし、エコでいいかなと。省エネで」とまさかの“手抜き”宣言。「疲れてる。忙しいよ、売れてて」と言い放ち、場内は拍手と共に大爆笑に包まれた。また、「善と悪」「二面性」が作品のテーマであることから、この日の参加者の「意外な一面」の話に。司会者から質問された安藤は、「そうですね……」と考え込むと、阿部が「眠いんですか」とすかさずツッコミ。安藤は「眠くない! 今、起きた!」と苦笑しつつ、「映画を観た時に清原さんが美しくて、色気もすごかったんですよね」と16歳の清原を絶賛した。さらに安藤は、「父親とかそういう立場じゃなくて、彼女と恋愛したいなと思いました」と爆弾発言。すると山田が「安藤さん、起きてます? 寝言みたいな」とイジり、「ダメ? 本当にそう思いました」「僕は妻と子供がいるからもうダメですけど」と続ける安藤に、山田は「ちょっと寝ててもらっていいですか?」と制止。客席からはどっと笑い声が起こっていた。
2018年12月13日阿部進之介が主演する、山田孝之初の全面プロデュース映画『デイアンドナイト』の主題歌を、本作のヒロインを務める清原果耶が歌唱することが決定。併せて本予告映像も到着した。■主題歌決定! 清原果耶×野田洋次郎のコラボ今回山田孝之プロデューサーが、この映画を締めくくるにふさわしい主題歌の制作を「RADWIMPS」野田洋次郎にオファーし、歌い手はどうすべきか、2人は話し合いを重ね「ボーカルは映画のヒロインはどうか」という野田さんの提案から、清原さんの起用が決定。清原さんは劇中の役柄である“大野奈々名義”で主題歌「気まぐれ雲」を歌唱。そして、野田さんが作詞・作曲・プロデュースを担当する。■歌詞に込めた思いとは…主題歌制作のオファーを受けたことについて野田さんは、「最後に流れる曲なので、映画を観た人が、何度も何度もこの映画を自分の中で反芻できる曲であってほしい、一生懸命生きている登場人物たちの姿が蘇ってきてほしいと思いました」と語り、「人生が思う通りにいっていない人たちの物語なので、“切実な願い”みたいなものを、ありのままに書きたいと思いましたし、ただ悲しいだけの曲ではない、強さが欲しいと思いました」と歌詞やメロディーへ込めた思いを明かしている。■主題歌担当に不安や恐怖も――一方、初めて主題歌を歌うことになった清原さんは、「とても驚きました。私自身、音楽に支えられ、沢山の影響を受けて生きてきたので、そんな大切で揺るぎない存在に今回お仕事として関わるということに感じたことのない不安や少しの恐怖すら覚えました」と言いつつ、「私がこの作品を愛し温めてきたことに嘘は無いという想いを握りしめ、こんなに素敵な機会を与えてくださった山田さんや野田さんはじめスタッフの皆さんに感謝し、私が出せる全力を尽くしたい、と挑戦させて頂きました」とコメント。そして「歌詞を頂いてから毎日ノートに歌詞を書き出しました。大野奈々として歌う。それ以前に歌は自分の経験や個性が色付いてしまうものだと思うので、野田さんが紡いでくださったこの歌詞を自分の言葉として歌えるようにと考えて、そういったことも取り入れながら練習しました」といった告白も。また、レコーディング直後には「なんとか無事に終わって良かったです」と安堵の表情を浮かべた清原さん。女優とのコラボレーションは初めてとなった野田さんも「ホッとしています。本当にやれてよかったです。良い歌が録れて満足です」と話していたそうだ。■山田孝之プロデューサーコメント・野田洋次郎さんに主題歌を依頼された想いDAY AND NIGHTの物語は奈々で終わります。しかし奈々の人生はこれからも続きます。これを表現するため、洋次郎に「奈々の気持ちになって歌詞を書いてほしい」と伝えました。彼はミュージシャンとしてはもちろん、芝居をする人間としても一流の表現者です。彼にお願いすれば奈々の気持ちと寄り添い、奈々の言葉として歌詞を書いてくれると思いました。・大野奈々として、清原果耶さんをボーカルに抜擢されたきっかけ(主題歌の作詞・作曲を野田洋次郎さんに依頼した際に、)洋次郎から「ヒロインの子に歌ってもらうのはどう?」と、素晴らしい提案をもらいました。これ以外に無いと思いました。■本予告到着さらに今回、本作の本予告も到着。映像では、児童養護施設で生活する少女・奈々(清原さん)が、明石幸次(阿部さん)に「彼女いんの?」と問うシーンからスタート。血まみれの女性が横たわる衝撃的な場面や、殴りかかる場面など、物語の世界観が少し覗ける映像となっている。『デイアンドナイト』は2019年1月26日(土)より全国にて公開。※1月19日(土)より秋田県先行(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©「デイアンドナイト」製作委員会
2018年12月06日数々の映画・ドラマに出演する山田孝之がプロデュースする作品『デイアンドナイト』が、阿部進之介を主演に迎え製作されることが決定。先日自身が主演&プロデュースを務める『ハード・コア』の製作が発表されたばかりだが、今回山田さんは一切出演せず、裏方に徹底。11月より撮影開始され、公開は2018年を予定しているという。父が自殺をし、明石幸次(阿部進之介)は実家に帰ってきた。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた、崩壊の危機に陥っていた。そんな明石に、児童養護施設で働く男・北村が手を差し伸べる。子どもを守るためなら犯罪も厭わない風変りな北村に魅せられた明石はやがて復讐に目覚め、善意と悪意は交差していく…。本作のテーマは、「人間の善悪とは」。自分の定義する善悪によって翻弄される人間を描き、観る者の「善悪」の定義について一石を投じる。監督を務めるのは、「100万円の女たち」や『7s/セブンス』などを手掛け、ポケットモンスターの広告を始めMV、CMなど幅広い分野で活躍する藤井道人。また、映画を中心にドラマ、CMなどを手掛ける小寺和久が脚本を担当する。主演を務めるのは、「メイちゃんの執事」「信長協奏曲」などに出演し、山田さんと同じ事務所で長年の親友でもある阿部さん。彼にとって長編映画初主演となる本作では、自ら企画・原案も務めている。そして、山田さんと阿部さんは脚本開発会議を積極的に主催し、自らセリフを読み上げ演技を交えながら、言い回しなどの細かい部分まで確認しながら進め、そんな脚本会議は12時間以上に渡ることもあるとか。山田さんにとって連日の長時間にも及ぶ脚本会議、プロモーションプラン、キャスティング、スポンサー集めなど、1から企画に携わったオリジナル作品は初めてで、また一切出演せず、裏方に徹するのも今回が初となる。撮影は11月、およそ1か月間を予定しているという本作。ロケ地となるのは、秋田県鹿角市と三種町。製作を手掛ける「株式会社and pictures」が担当した映画『サブイボマスク』を観た鹿角市在住の女性から、「映画を誘致して、地域の人々に刺激を与えたい、地域を絡めた映画作りをしてみたい」との熱い声がきっかけで選定。山田さんと阿部さんも自ら秋田へ出向き、市長らと会談も行ったそう。また、主演以外のキャストは現在検討中で、今回は色々な役柄を「ミラーライアー」を通じてオーディションで広く募集。オーディションには山田さんと阿部さんも参加し、相手役を務め、審査にも加わることになっている。山田さんは、「優しさと厳しさ、理想と現実を見せたとき、そこに善と悪を決めつけることで自分を保つ人は多いのではないかと思う。善と悪など答えはないけれど、自分の中で決めなくては生きていられない。しかし、それでも問いたい。生かされることを人生と思って欲しくないから。そんな映画を作りたくてデイアンドナイトは始まりました」と今回の製作経緯を語り、ロケ地については「今年2月挨拶も兼ねてロケハンに行った際、自然が多く素敵な環境に撮影がとても楽しみになりました」と話し、また「撮影は早朝から深夜に及ぶこともありますが、皆様にご迷惑とならないよう、チーム一丸となり心に響く作品を完成させたいと思います」と意気込みを見せた。阿部さんは、「私と藤井監督との出逢いで生まれたこの企画が、多くの仲間の助けを得て1つの映画に成ろうとしていることを、大変嬉しく思っています」と心境を明かし、「いまはただ、私が演じる『明石幸次』という人間を愛することに注力したいです。そして、その先に何が待っているのかを確かめたいと思います」とコメントしている。『デイアンドナイト』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年08月18日絶世の美男子の恋物語を綴った「源氏物語」。平安時代から読み継がれるこの物語には、いつの時代も変わらない悩み多き男女の恋愛模様が描かれています。そんな源氏物語を支えるのが源氏が恋に落ちる個性豊かな姫君達です。源氏から愛された、その"愛され力"を彼女達から学んでみましょう♪支える女〜明石の君〜朧月夜とのイケナイ情事がバレてしまったことで、源氏は暫く都を離れることになります。その期間を過ごした明石の地で出会ったのが明石の君です。今で言うところの…単身赴任先の浮気相手と言ったところでしょうか。そんな明石の君は源氏にとって唯一の娘を産みます。娘の嫁ぎ先によって自身地位を高めた時代、娘を産むことは重要なことです。源氏が都へと戻った後も明石の地で暫く過ごしますが、後に都へと移り源氏の自邸に部屋を与えられました。決して表立った存在ではありませんが、彼女の支え無しに源氏は揺るぎない地位を手にすることは出来なかったでしょう。男を育て出世させる"支える女"都で育った華やかで自信家の姫君達と違い、明石の君は生真面目で控え目な姫君です。"田舎育ち"というコンプレックスを強く感じていたせいもありますが、高い身分を棄て出家し、明石に移り住んだ信条深い父とそれを支えた母の影響も大きかったでしょう。いくら夫の意向だからと言って都を棄て去ることは容易なことではありません。間近で"夫を支える妻"を見て育った明石の君は自然とそれが身につきます。そして、父の夢を支え続けた母と同じように、源氏を支え、影から出世を手伝いました。最後はいいとこ取り!?明石の君的"支える女"とは源氏の帰京後も明石に残ったり、生まれた娘を本妻の養女にし、身を引いたりと"影"から支え続けた明石の君。ついには源氏との子が帝の妻になり、源氏は揺るぎない地位を手にします。と、同時に明石の君は誰もが一目置く存在へとなりました。源氏を支え、出世させたことで自らの揺るぎない地位も手に入れたのです。これこそがまさに"内助の功"と言われるもの。相手にとって最善の策を考え行動することは、相手を成長させるだけでなく自身の人格も高めます。そして、絆を深め唯一無二の存在となるのです。明石の君的"支える女"になる為に明石の君のような"内助の功"は是非とも身につけたい女子力ですが…"影"であり続けることは現代女性には合いませんよね。自身が表立って活躍している女性も沢山います。そんな現代女性の内助の功には心身共に自立していることが不可欠です。支えることは依存することではありません。相手にとってどんな存在でいることが1番支えになるか?を、客観的に考えることなのです。また、相手を理解する努力も大切。お互いが理解し合い、支え合えるようになればどんどん絆が深まりますよ♡支える気持ちを持っていれば支える価値のない人も見極めることが出来るようになります!!支える相手をしっかり見定める現代版明石の君を目指しましょう♡
2017年08月15日2017年7月22日(土)~10月8日(日)の期間中、兵庫県の明石公園内に「TTTビアガーデン」が限定オープンします!明石公園の豊かな自然に包まれ、美味しいフードとお酒を楽しみませんか?日中はもちろん、庭園がライトアップされる夜もおすすめです。「TTTビアガーデン」の魅力●ロマンチックなロケーションで好アクセス!明石公園はJR「明石駅」から徒歩1分の好アクセス。明石城のおひざ元を整備した公園は自然豊かで、リフレッシュしたいときにぴったりです。店内から公園を眺め、ゆったり過ごしましょう。より開放感を味わうならテラスへ。夜は庭園がライトアップされ、ロマンチックな気分に浸れます。●充実の「スペシャル特典」お得な料金で利用できる「スペシャル特典」が用意されています。女子会、男子会、平日の飲み会などシーンに応じて活用したいですね。●女子会特典女性のグループには、スパークリングワインがサービスされます。●男子飲み特典男性グループには、焼酎のサービスがサービスされます。●月~木曜日 限定特典2時間分の料金で、2時間半の利用が可能!月曜日から木曜日は、のんびりお酒を楽しみましょう。●サクッと1.5H1時間半以内の利用なら、料金が割引になります。3,980円は3,500円に、4,980円は4,500に。仕事帰りなどサクッと飲んでスマートに切り上げたい人におすすめです。2種類から選べる充実のプラン内容Aプラン、Bプランから選べます。どちらも2時間のフリードリンク付き。フレンチフライとチキン唐揚げはブッフェスタイルで食べ放題です。ほかにもヌードルやデザート、BBQも別途注文可能です。みんなでシェアして盛り上がってください。●「Plan A」:3,980円メキシカンサラダ、スモークサーモン、夏野菜の冷製ラタトゥイユ、ブルスケッタ、BBQスペアリブ。2時間フリードリンク※7日前までの予約制。受付は4名から。●「Plan B」:4,980円生ハム・メキシカンサラダ、スモークサーモン、夏野菜の冷製ラタトゥイユ、ブルスケッタ、BBQスペアリブ、ワンポンドステーキ、2時間フリードリンク※7日前までの予約制。受付は4名から。夏から秋にかけては「TTTビアガーデン」でワイワイ楽しみましょう。プラン利用の場合は、7日前までの予約を忘れずに!開催概要TTTビアガーデン開催期間:2017年7月22日(土)~10月8日(日)所在地:兵庫県明石市明石公園1-27営業時間 :17:00~21:00 ※昼の予約も可能(11:00~)。予約:※プラン利用は4名から。予約は7日前まで。TEL:078-917-0091URL:
2017年07月21日富士通は1月27日、IoTやクラウドビジネスを加速させる中核拠点として、主力データセンターである館林システムセンター、および明石システムセンターに新棟を建設すると発表した。2015年1月より順次着工し、館林システムセンター新棟は2016年4月に、明石システムセンター新棟は2016年7月に開設予定。同社は、増加するクラウド需要やデータセンター活用のニーズに対応するため、東西の国内主力データセンターである館林システムセンターと明石システムセンターの敷地内に新棟を建設する。両新棟にはSDNなど最新技術を実装し、いつでも、どこからでも、すぐにクラウドやネットワークのサービスを利用することが可能なICT環境を提供する。新棟の概要は、次のとおり。『館林システムセンターC棟』建物構造:免震延床面積:39,000平方メートルラック数:4,000ティア:ティア4相当開設予定:2016年4月『明石システムセンターF棟』建物構造:免震延床面積:3,200平方メートルラック数:500ティア:ティア4相当開設予定:2016年7月
2015年01月27日富士通は11月21日、西日本地区のメインデータセンターである「明石システムセンター」に、ラック、電源、空調などの稼働効率が最大になるよう配置するモジュール型データセンター技術を取り入れた新棟を開設し、同日より運用を開始すると発表した。同センターには、免震DCと耐震DCというタイプの異なる2種類のデータセンター(DC)が用意されている。免震DCはミッションクリティカルシステム運用に適した高スペックデータセンターで、免震構造3階建(500ラック設置。今後1,000ラックまで増設予定)。外気利用による高効率空調設備、生体認証、共連れ防止、ラック電気鍵システムなどによるフィジカルセキュリティ、長期間の電力途絶時の対応力を強化するため、長寿命型非常用自家発電機を導入している。耐震DCは最適な品質・コストで利用可能なスタンダードスペックデータセンターで、耐震構造1階建(100ラック×1、60ラック×2設置。今後600ラックまで増設予定)。外気利用による高効率空調設備、生体認証、ラック物理鍵管理などによるフィジカルセキュリティ、無停電電源装置2重化、免震設備などをオプションとして追加可能。明石システムセンター新棟では、高効率設備(UPS、空調など)の導入や熱流体シミュレーションによるサーバ室レイアウト設計など、従来からの環境配慮型データセンターの施策を継承するとともに、外気活用による空調設備の省電力化にも積極的に取り組んでいる。また、夏期の補助冷却装置としてデータセンター用の空調設備に一般的な電算室用パッケージエアコンを組み合わせることで、温暖な地域でも通年の外気冷却を可能とする新たな空調技術を開発・導入。同技術は、データセンターの規模や建物仕様を問わず容易に導入でき、既存のデータセンターのエネルギー効率を大幅改善する際にも有効となっている。そのほか、国内外の同社データセンターや利用者オンサイトに配置されたICTインフラの構成情報、稼働状況、インシデント情報、キャパシティ状況を一元管理できる運用マネジメント体制を整えており、グローバルに展開したシステムの状況も24時間365日リアルタイムの把握が可能となっている。
2013年11月21日兵庫県明石市で「あかし宝探しゲーム」が開催中だ。開催日時は12月9日(日)の17:00まで。ゲームが行われるエリアは、明淡商店街、本町商店街、銀座商店街、魚の棚商店街、アスピア明石一帯の地域。イベントは、おのおのの商店街やアスピア明石で文字の描かれたパネルを探し、10文字そろえる。集めた文字を並べ替え、ある言葉を完成させ、応募箱に入れるというゲームだ。正解者から抽選で宮城県の「気仙沼プラザホテルペア宿泊券(1泊2食付)」などがプレゼントされる。なお、応募箱は、明石観光案内所、魚の駅、ユニバーサルの駅ひなたぼっこ、富士せんべい、ジェノバラインのりば、アスピア明石1F受付に設置されている。イベント詳細はあかし宝探しゲームfacebookページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日兵庫県明石市の飲食店街をスペインの食文化「バル」風に食べ歩きができる「第3回ちょっと食べ歩き明石まちなかバル」が開催される。開催日時は11月9日(金)、10日(土)。明石駅前周辺の明石バル参加店舗で楽しめる。方法は当日チケット1枚700円のバルチケットを購入し、行きたいバル参加店舗へ。そして「バルメニュー」を注文するだけ。各々の店舗自慢の趣向を凝らした一品とワンドリンクを味わうことができる。なお、使いきれなかったチケットは11月11日~18日まであとバル参加店舗で600円の金券として利用できる。バル参加店舗は、寿司店、甘味処、家庭料理、お好み焼き屋、洋食屋、食堂、ラーメン屋、焼肉屋、焼き鳥店、レストラン、そば屋、串カツ店、タイレストラン、イタリアンレストラン、割烹料理屋、居酒屋など多彩で、数も62店舗に及ぶ。参加店には高級な店も。敷居が高いお店もバルチケットがあれば気軽に入れるのもこの明石まちなかバルの楽しみのひとつ。チケット販売場所は以下の通り 明石商工会議所 明石観光案内所(ステーションプラザ明石西館) 山陽電車明石駅ご案内センター 魚の駅(魚の棚商店街内)【開催日は両日とも22:00まで販売】 アスピア明石(4Fインフォメーションカウンター、北館6F事務所) 開催当日特設ブース(明石駅南側) 詳細は明石まちなかバルホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日3月にスタートした広島県の新観光プロモーション「おしい!広島県」の一環として広島県三原市の特産である「三原タコ」のPRが6月1日明石市役所で行われた。「おしい!広島県」は、同県の豊富な観光資源を紹介し、その魅力をアピールするための観光PR。いままで知られていなかった広島県の「おしい」観光資源を世に知らしめ「おいしい」観光資源に変わることを目指している。今回の「おしい」観光資源は広島県三原市の特産である「三原タコ」。五藤康之・三原市長と、同キャンペーンの参加メンバーである広島出身のタレント杉原杏璃さんや安田大サーカスのクロちゃんが、「三原タコ」を広める目的で、全国ブランドである「明石タコ」の産地・明石市の明石市役所を表敬訪問した。明石市の市長である泉氏は、父親が漁師でタコに詳しいとのことだったが、「三原タコは知りませんでした」と発言。クロちゃんは「三原タコは日本一美味しいんです!」と言い返した。また、実際のタコのおいしさを確かめるべく、明石タコと三原タコを明石名物の明石焼き(明石玉子焼き)に調理。2つの明石焼きを食べ比べた泉市長は「人生初の三原タコだが、明石のタコと違う感触でどちらも美味しい」と評価した。訪問の最後は、今後タコの名産地として三原市、明石市を盛り上げていこうと、決意表明の筆を執ることに。筆は、広島県熊野町の「熊野筆」を使用。さらに、クロちゃんの提案で、タコのスミが混ぜられた墨を使用することになったが、杉原杏璃さんは磯の香りに驚いていた。書いた文は「おいしい!明石タコ」と「おいしい!三原タコ」。互いに交換し、タコの産地同士の交流を深めあった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日