まもなく最終回を迎える「特捜9 season2」の主演・井ノ原快彦と、7月からスタートするドラマ「刑事7人」の主演・東山紀之によるバトンタッチセレモニーが行われ、2ショット写真が到着した。■初めてのバトンタッチセレモニー、東山紀之はマカロンタワーを差し入れ!毎年、撮影期間が重なることがほとんどなかった「特捜9」と「刑事7人」。これまでも、ひそかにバトンタッチ的なメールはしていたと語る2人だが、今年は奇跡的に撮影期間が重なり、初めて大々的なバトンタッチセレモニーが実現した。「特捜9」の特捜班のセットで行われたセレモニーでは、「このセットにヒガシくんがいるということが新鮮です」と言う井ノ原さんに、東山さんが「『刑事7人』の資料室は、隅に追いやられている感があるので、こんなにキレイじゃないなぁ…(笑)」とポツリ。普段から食事に行ったり、メールでやりとりする仲だという2人らしく、終始和やかなムードで進行した。そんな中、運び込まれてきたのは、「刑事7人」にちなんだ7色のマカロンタワー。東山さんから、まもなく最終回を迎える「特捜9」チームへの差し入れだ。「うわー、かわいい!しかも僕、奥さんがパティシエという設定なので、ピッタリですね。本当にうれしいです!」と大喜びする井ノ原さんに、「どれか一つにワサビが入っています(笑)」と、東山さんがお茶目な発言をするひと幕もあり、現場は大盛り上がり。「ぜひ皆さんで食べてください」という東山さんの気遣いに、井ノ原さんは大喜びだった。■井ノ原快彦が「コレを僕だと思って…」と渡したものとは?一方、井ノ原さんは「『特捜9』で僕が演じる浅輪は、コーヒーを飲むシーンが結構あるんです。…ということで、できれば『刑事7人』の資料室のどこかに、このマグカップを僕だと思って(笑)、置いていただけないでしょうか…?」と東山さんにおねだり。実はこのマグカップ、「オシャレだなと思って自分で持ってきたお気に入りを劇中で使っているんです」という、井ノ原さんの私物。井ノ原さんの「特捜9」、そして浅輪という役柄への思いをくんだ東山さんは、「もちろん!どこに置くかは吉田鋼太郎さんと相談しておくよ。いつも白洲迅くんがコーヒーを入れて、鋼太郎さんが飲むシーンがあるからね」と快諾した。■キャストコメント東山紀之(「刑事7人」天樹悠役)井ノ原とはもう30年以上の付き合いなんです。普段はメールをしたり、ドラマを見た感想を伝え合ったりしています。これまで、撮影している期間が重なることがあまりなかったんですが、今年はうまく重なったので、こうして井ノ原と撮影所で会うことができました。お互い“水曜9時”という同じ枠のドラマで主演させていただけているだけでなく、今回のように二人でバトンタッチができるということは、大変ありがたいことだと思っています。井ノ原は「9係」の時代から14年という長い期間、確立された役柄を演じ、渡瀬(恒彦)さんからバトンを受けて、主演を任された。それってやっぱり、彼が本当に頑張ってきたからだと思うんです。そういう、彼の人生とともに歩んできた役を見られるのは僕にとっても幸せなことですし、そんな彼から次のクールへのバトンを受け取るというのも本当にありがたいことだと思います。井ノ原からバトンを受け、僕はこれから暑い中での撮影になります。現場では出演者の皆さんやスタッフの皆さんと一緒にアイスクリームを食べたり、小さい扇風機を買ってみたり、毎年いろいろと対策を立てて実践しているんですが…、最近の尋常じゃない暑さに負けないように頑張ります。井ノ原快彦(「特捜9」浅輪直樹役)ヒガシくんは、僕が小学生の頃にお会いして以来、30年以上背中を追いかけてきた先輩です。そんなあこがれの先輩に、僕がバトンを渡せるという喜びは大きくて、本当に光栄なことだと思っています。先日、ヒガシくんがうちのスタジオに差し入れを持って遊びに来てくださったんです。寺尾(聰)さんに会ってくださって、とにかく「特捜9」のセットにヒガシくんがいるということが新鮮でした。ヒガシくんが帰られた後、山田(裕貴)くんが、「実在するんだ…」ってつぶやいていたんですけど、僕も事務所の後輩でありながらその気持ちがすごくわかるんですよね。事務所内でもヒガシくんの伝説がたくさんあるので。たとえば、昔、オーディションを受けてレッスンしていた部屋の天井には穴があったんですけど、「この天井の穴はヒガシくんがバク宙して開けた」とか(笑)。そんなふうに伝説を作り続けている先輩のドラマ、もちろん毎年見ています!「刑事7人」は映像がオシャレでかっこいいですし、なにより僕はヒガシくんと白洲くんのやり取りを参考にさせていただいているんです。僕も去年から山田くん演じる新藤という後輩ができたので、掛け合いの勉強になるんです!ヒガシくんはこれから暑い夏の撮影で大変だと思いますが、水分を摂りながら頑張ってください。陰ながら応援しています。「特捜9 season2」最終回は6月26日(水)21:00~テレビ朝日系にて放送。「刑事7人」は7月10日(水)より毎週水曜日、21:00~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月22日話題のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の最終回が6月25日に振り替えとなり、ラストへの注目が集まっています。WEB制作会社ネットヒーローズのディレクター東山結衣(吉高由里子さん)のモットーは「絶対に定時で帰る」こと。仕事中毒の父親を見て育ったため、命を削ってまで仕事はしないという考えが育ったのです。■「仕事と私、どっちが大事?」問題ヘッドハンティングによって、結衣の部署の副部長となったプロデューサーの種田晃太郎(向井理さん)は、実は結衣の元婚約者。ワーカホリックで仕事に没頭するあまり、両家の顔合わせをすっぽかした晃太郎に、当時、結衣は「仕事と私との結婚、どっちが大事なの?」と尋ねました。「仕事だよ」との返答に夫婦としての未来が見えなくなり、結婚は破談に。でも、上司と部下という関係になって初めて、彼の仕事への情熱と秘めた優しさを知ります。「仕事と私、どっちが大事なの?」この問いは、女性が男性にするケースが圧倒的に多く、男性が女性に…という例はあまり聞かないですよね。なぜ女性に多く見られるかと言うと、男性と女性とでは優先順位のつけ方に違いがあるから。そして以前は、物事をはかる方法に脳科学上の「差異がある」ためとされてきました。■女性脳・男性脳の実態しかし、数年前、フランクリン医科学大学のLise Eliot(リーセ・エリオット)教授が、ある驚くべき研究を発表したのです。6,000件を超えるsMRI(構造的核磁気共鳴画像法)検査をメタ分析したら、なんと男女の脳に「差はない」という結果に。つまり、よく耳にする「男性脳」「女性脳」は、脳科学上、存在しないのです。では、どうして男女特有の「傾向」が生まれるのでしょうか。時代と環境が生み出してきた男女の違い圧倒的に男性が雇用されやすい時代において、男性は社会の中で往々にして競争を強いられてきました。厳しい労働道徳のもと、ストレスにさらされながらも出世の階段に挑んでいく彼ら。出世できたら勝ち、できなければ負け。それが当たり前だったので、何かトラブルがあっても誰にも相談せず、他者に依存しない性質が築かれました。一方、女性は家庭にいて、ご近所付き合いや子ども同士の交流を通じて和を重んじてきたので、話し合いを求める気質が磨かれたのです。結果、愚痴を聞けない男性と論理的思考が苦手な女性、そういった「傾向」が生まれやすくなりました。■ジェンダーフリーな今、求められることけれども今、これまでの枠におさまらない生き方がどんどん広がっています。美や生活習慣への意識が高く、おしゃべりや噂話が好きで競争意識が低い。そんな男性は、もはや珍しい存在ではありません。トップを目指し、熱意を持って仕事に取り組む女性も多数います。男女共に「自身が求める個の在り方」を追求できる時代になりました。例えばあなたが誰かに「どうせ女なんて○○でしょ」「女は、だいたい××だよね」という言葉をかけられたらどう思うでしょうか。それが的を得ていたらいいのですが、まったく違っていたらカチンときますよね。「男性だから」「女性だから」という概念は、どんどん形をなくしていっているのです。むしろ、「あなたはどうか」「私はどうか」を明確に発信できる「多様性の時代」にシフトしていると言えるでしょう。そういう意味では、男女において「脳に違いがある」とすること自体、時代遅れと言えるかもしれません。■まとめ男女における脳の違いが「ない」という事実。驚かれたでしょうか。大事なのは「男性(女性)だからこうだろう」という思い込みで相手と向き合わないことです。また、「今まで出会った男性とどうせ同じでしょ」などと決めつけではかるのもいけません。人の数だけ個性があるのだから、あなたも常に「その人らしさ」を捉えられるよう心がけてください。男女差ではなく個人差を大切にできるのが、現代における「イイ女」なのです。
2019年06月22日吉高由里子主演、向井理、中丸雄一らの共演でおくる“お仕事ドラマ”「わたし、定時で帰ります。」の最終回が6月25日(火)22:00~改めて放送されることが分かった。本作は吉高さんが“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣を演じ主演。中丸さんが結衣の恋人・諏訪巧役で、向井さんがワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎役で、結衣の同僚役でシシド・カフカ、泉澤祐希、柄本時生、内田有紀らが、ブラック上司・福永清次役でユースケ・サンタマリアも出演。毎週火曜22時~TBS系で放送され、最終回が6月18日に放送されていたが、同日22:22分頃、山形県沖で発生した地震のため放送が中断していた。最終回は巧から「結衣ちゃんとは結婚できない…」と告げられた結衣が途方に暮れるなか、さらに外注先が倒産し制作4部のメンバーに大きなピンチが訪れる。さらに「星印工場」から呼び出された晃太郎は契約を進める条件として、福永を案件から外すことを要求される。結衣が福永にそのことを伝えようとして福永が激昂するところまでが放送された。「わたし、定時で帰ります。」の最終回は6月25日(火)22:00~23:12(※15分拡大)TBSにて放送。(笠緒)
2019年06月19日6月18日(火)今夜、ついに最終回を迎える吉高由里子主演ドラマ「わたし、定時で帰ります。」。このほど、約4か月に及ぶ撮影がオールアップを迎えた。本作は、吉高さん演じる「残業ゼロ! 定時で帰る!」がモットーのニューヒロイン・東山結衣が、同僚のモンスター社員たちが抱える様々なトラブルを解決し、働き方新時代に“働くこと”や“本当の幸せ”の意味を問うワーキングドラマ。視聴者からは、ドラマの内容に共感の声も多く上がっていた。吉高さんのほかには、結衣の元婚約者・種田晃太郎役の向井理、結衣の恋人・諏訪巧役の中丸雄一をはじめ、内田有紀、シシド・カフカ、柄本時生、ユースケ・サンタマリアら豪華な面々が出演している。そんな本作がオールアップ!吉高さんは、新しいチームの部長で職場の面々を振り回すブラック上司・福永清次を演じたユースケさんと一緒のシーンでクランクアップ。「本当に4か月お疲れ様でした。『わたし、定時で帰ります。』の撮影が日常の一部だったので、明日からなくなるのは実感がまだなくて変な気持ちですが、皆さんと一緒に4か月間過ごせて幸せでした」と吉高さんは語り、「またご一緒できる日を楽しみにがんばります。また会いましょう!ありがとうございました!」と挨拶。そしてそこへ、ワーカホリックな同僚であり元婚約者の種田晃太郎役の向井さんが花束を持ってサプライズ登場!突如現れた向井さんに驚きつつ、花束を受け取ると笑顔が溢れた。さらに、最後には演出を手掛けた金子文紀が「本当に終わってしまうのが寂しい!またやりましょう!」と言うと、「寂しいですが、映画化が決定しました!(笑)」とユースケ節で周囲を笑わせていた。15分拡大で放送する今夜の最終話は、巧(中丸さん)に「結衣ちゃんとは結婚できない…」と告げられ、途方に暮れる結衣(吉高さん)だったが、そんな中外注先が倒産し制作4部のメンバーは窮地に陥ってしまい――というストーリーが展開する。「わたし、定時で帰ります。」最終回は6月18日(火)22時~15分拡大で放送。(cinemacafe.net)
2019年06月18日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第9話が、6月11日夜10時に放送された。休職する賤ケ岳に代わって星印案件のチーフとなった東山結衣(吉高由里子)。これまで通り残業しない働き方を貫こうとするが、部長の福永(ユースケ・サンタマリア)から種田(向井理)を助けるために残業するよう勧められる。さらに、制作4部のメンバーも福永にうまく言いくるめられて自主的にサービス残業をするようになってしまう。そんなメンバーを見かねて「私も残業します」と宣言する結衣だが……というのが第9話のあらすじ。上層部から残業時間を管理するよう厳しく命じられた福永は、昇進ややりがいを盾に制作4部のメンバーがサービス残業をするよう仕向ける。若手の来栖(泉澤祐希)も「このまま伸びれば必ず種田さん並の人材になれるよ」と福永に唆される。「今が頑張り時」と健康もかえりみず奮起する来栖だが、過労からか勤務中に倒れてしまう。「帰ったほうがいい」と気遣う結衣だが、「そんな呑気なこと言ってる場合ですか」と聞く耳を持たない。そんななか、「僕が来栖と話がしたい」と助け舟を出したのは種田の弟・柊(桜田通)。過度なプレッシャーから自殺寸前に追い込まれていた柊だったが、二日酔いでズル休みをした結衣の姿を見て「死ぬのはやめて、少し休もう」と思いとどまっていた。そんな彼は来栖に「弱いから壊れたんじゃありません。無理をして働き続けたらだれにでも起こることなんです……自分らしい働き方を見つけてほしいです」と訴えかける。切実な叫びに心を打たれた人が続出。ネット上では《「死ぬのはやめて、少し休もう」ってたくさんの人が救われる言葉なんじゃないでしょうか》《ほんと、無理をしないで欲しい。自分を責めて病まないで欲しい》と、柊に共感する声が多く見られていた。しかし、種田について「兄には仕事しかない。それって幸せなことなんでしょうか?」と語る柊の主張を疑問視する人も。《「仕事しかない人生」はそんなにダメなんだろうか。あそこまで弟に言われてしまう晃太郎が可哀相だったし、毎日一生懸命仕事をやっている自分を否定された気がして、かなりしんどかった》といった声もあがるなど、“働き方論争”が勃発していた。働き方改革が叫ばれる現代社会だが、種田のように仕事を生きがいにする人もいる。人の数だけ働き方があるなかで、“正しい働き方”を見つけることができるのだろうか。次回はいよいよ最終回。様々な苦悩の果てに、結衣はどのような結論を見つけるのか――。
2019年06月13日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第8話が、6月4日夜10時に放送された。福永(ユースケ・サンタマリア)の策略によって、東山結衣(吉高由里子)らは赤字必至の案件を担当する羽目に。チーフに任命されたワーキングマザーの賤ヶ岳(内田有紀)は奮闘を見せる。しかし実母が病に倒れた夫・陽介(坪倉由幸)が実家の熊本に帰省し、段々仕事にも影響が出てきてしまう。いっぽうの結衣も恋人の諏訪(中丸雄一)と喧嘩をしてしまい……というのが第8話のあらすじ。育児と仕事の両立に精を出す賤ヶ岳だが、母の看病に専念したい夫から「仕事をやめて熊本に残る」と告げられる。仕事か家庭か、大きな岐路に立たされた賤ヶ岳は「今の仕事は好きだし、やりがいもある。でもさ、家族が大変なときにそこまでして働く必要があるのかなって。わたし、何のために働いてんだろうって考えちゃってね。結婚って、家族になるってさ、相手の人生も全部背負うことなんだよね」と結衣に複雑な気持ちを打ち明ける。悩んだ末、家族との時間を大切にするため休職することを決意した賤ヶ岳。厳しい案件の途中で抜ける彼女に、福永は「ありえないよね」と厳しく叱責する。ネット上でも厳しい声があがっていた。《休職決断は分かるし流れも良かったけど、タイミングが急すぎる。今の案件終わってからじゃ駄目なのか?せめて引き継ぎ完璧にしておくとか》《結局仕事投げて休職して迷惑かけるならチームに事情話して協力と助力を求めた方が良いだろ》ひたすら謝り続ける賤ヶ岳を見かねた結衣はチーフを引き継ぐと宣言。三谷(シシド・カフカ)も「賤ケ岳さんが無責任に仕事を放りだせる方でないことはみんなわかっています。休んでも居場所はなくならない。ですよね。東山さん」と暖かく送り出す。この状況に共感を覚えた人々の声がネット上では爆発していた。《なぜ人が抜けることがダメなのか。絶対はない。仕事をやむを得ず抜けることがある。それをサポートできる体制がないことが問題》《休んでも!居場所は!無くならないんだ普通は!日本の企業みんな聞いてるか~休んでも!!!居場所は!!!無くならない!!!》とネット上でも共感の声が上がっていた。欠員が出れば残った人々にしわ寄せがいくことは、確かに避けられない。しかし、反対の立場になる可能性は誰にだってあるはずだ。だからこそ大切なのは、結衣のように「私はどっちも好きですよ。かっこよく仕事している先輩も。家族といる優しい先輩も。だから先輩がどっちを選んでも、わたしは先輩を応援します」と理解してくれる“仲間”を増やしていくことではないだろうか。さて、次回からはいよいよ最終章へ突入。種田が転職してきた本当の理由が明かされる。そして、ついに結衣が残業を決意。どのような結末を迎えるのか、ますます目が離せない――。
2019年06月06日吉高由里子、中丸雄一、向井理らで贈る新たなお仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の8話が6月4日オンエア。今回は向井さん演じる晃太郎の“おんぶ”シーンに多くの視聴者が熱い興奮の声を上げていた。吉高さんが“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を演じる。結衣の恋人・諏訪巧を中丸さんが、結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井さん、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。福永が提出した法外な低予算の見積もりが社内審査を通ってしまう。実は相手企業の担当者が結衣たちの会社のメインバンクの頭取の子どもだったのだ。賤ケ岳をディレクターに任命する福永。残業を免れない厳しい予算とスケジュールのなか、結衣たち制作4部のメンバーは作業を進めることになった。そんななか賤ケ岳の夫・陽介(坪倉由幸)から「おふくろが倒れた…」と連絡が入り、陽介は一人で急遽熊本に帰省。陽介からは当分熊本に残って母親の世話をすると言われ、賤ケ岳は仕事をしながら一人で双子の育児もしなければならない状況になってしまう。一方、一緒に住みはじめた結衣と巧だが、こじんまりと結婚式を挙げたいという結衣に対し、巧は結婚式は2人だけのものではないと返すなど、2人の間の価値観の相違が目立ち始め、ついにケンカになってしまう――というのが今回のストーリー。賤ケ岳は休職して熊本に行くことをを決意、結衣がチーフを引き継ぐことに。福永はそんな結衣に残業するよう求め、さらに晃太郎が前の会社を辞めた本当の理由を教えると言い出す…というラストだった。ここに来て考え方の違いが目立ち始めた結衣と巧に「結婚へ向けて、彼氏との価値観や違和感がだんだん浮き彫りに」「これから結婚だってのに価値観あってなくてアレってなってるの見て怖い」などの声が寄せられるなか、今回は巧とケンカして酔いつぶれた結衣をおんぶして家まで送り届ける晃太郎の背中に注目する声が多数。「あんなにもステキな上司は何処にいるのだろう」「向井理におんぶされパーカーをかけられたい人生だった」「私も理におんぶしてもらいたい」などの反応がSNSに殺到していた。(笠緒)
2019年06月05日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第7話が、5月28日夜10時に放送された。婚約者・諏訪巧(中丸雄一)の前で「今でも好きです」と東山結衣(吉高)に告白した種田(向井理)。しかし、酔っ払っていたせいか言った記憶をなくしてしまう。そんななか、結衣の母親が家出をしたと父親から連絡が入る。昭和の価値観を押し付けてくる父に、結衣も思わず怒りをぶちまけてしまい……というのが第7話のあらすじ。「男は仕事、女は家庭」が信条の典型的な“昭和の男”である結衣の父。妻が出ていってからは、いちいち「あれがない、これがない」と結衣に聞かないと1人で生活できない始末。「母親の料理は味が薄い」「亭主に(料理を)任せてお前は食べる係か」と家事もしないのに口から出るのは不満ばかり。そんな父に結衣の怒りが爆発。「今まで黙ってたけどね、お母さんと私がどれだけ我慢してきたと思ってるの!?いつもクタクタで話しかけたら怒ったよね?社会人になったら少しはお父さんの気持ちがわかると思ってたけど、ぜんぜんわからない。私はお父さんみたいな働き方はしない。お父さんみたいな人とは絶対に結婚しない。お母さんが出ていくのも当然だよ」と感情をあらわにし、実家を飛び出してしまう。それから少しして、結衣のもとに「実家で火事が起きた」とご近所さんから電話がかかってくる。慌てて戻った実家で目にしたのは、真っ黒に焦がしたハンバーグ。結衣の大好物だったハンバーグを作って、父なりに歩み寄ろうとしていたのだ。すると、父は結衣に「俺だって好きで家に帰らなかったわけじゃないぞ。俺が働いてたころは転職なんて気軽にできなかった。理不尽なことがあっても定年までじっと耐えなきゃいけなかった」と本音を明かす。結衣は「この前はごめんね。言い過ぎた」と謝り、父も「俺が働いてた頃とは時代が違うんだな」と互いの価値観を認め合う。“働き方改革”が叫ばれる現代のなかで、父の昔気質な働き方は少数派になるだろう。しかし決して父の働き方が間違っていたわけではなく、昔はそうすることが当たり前だったのだ。そう思わせる言葉に、ネット上では共感の声が上がっていた。《お父さんが間違ってる訳じゃなく、あの時代はそういう働き方だったと思慮する余地を残してくれたので気持ち良く視聴できた》《お父さんの件、時代もあるよね……だからたぶん、自分の子供が働く年齢になったとき、働き方とか家庭のあり方について親子でぶつかってもおかしくない》時代とともに働き方は変わる。大切なのは、それぞれの状況や考え方を尊重することではないのだろうか。父の考えを一方的に断罪しない今作のバランス感覚は、今の時代において極めて重要といえるかもしれない。次回は、福永(ユースケ・サンタマリア)によって赤字必至な案件に翻弄される結衣たち。さらに、種田と結衣の関係にも変化が?残り3話、ますます見逃せない。
2019年05月31日吉高由里子が必ず定時に帰るヒロインを演じる「わたし、定時で帰ります。」の第7話が5月28日にオンエア。忍び寄る“ブラック上司”の魔手、“昭和マインド”の父親との対立…今週も結衣に降りかかる試練に視聴者から多様な意見が寄せられている。“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を吉高さんが演じ主演する本作。結衣の今の恋人・諏訪巧役に中丸雄一、結衣の元婚約者・種田晃太郎役に向井理、結衣たちを振り回す上司の福永清次役でユースケ・サンタマリア、結衣の職場の同僚役で内田有紀、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は福永が以前から付き合いのある大手企業のECサイトのリニューアルに対し、勝手に法外な低予算の見積もりを提出。結衣らの猛反対に遭い一旦は引き下がるも、裏で会社の上層部を働きかける…という展開と、結衣の母親が書き置きを残して家出、父親の世話のため実家に帰った結衣と父が対立、古い考え方の父親に振り回され追い込まれる結衣の姿が同時に描かれた。WEB制作会社を舞台にして、リアルな仕事描写が以前から大きな話題となっていた本作だが、今回は福永が出したECサイトのリニューアルで納期5か月、予算3,500万という“具体的な数字”で視聴者が沸いた。「3500万であの仕事量で何で稟議書通したな」「ECサイトだったか、なら3500万は無理やなぁ…」などの声をはじめ、福永の見積もりの出し方に対しても「うちのとこ概算なら1.5掛けて出すんだけど」という声や「無茶苦茶な見積もりで制作サイドが地獄を見るって…弊社のことですか???」と共感する声まで、様々な反応が寄せられる。そして家族を顧みず仕事に没頭してきた父親に、今まで我慢していた想いをぶつける結衣の姿にも「吉高由里子の父への涙ながらのセリフに 母と自分はシーンとなった」「うちもそんなんだから、なんか...辛いわ...泣くかと思った」などの声も続々と寄せられている。(笠緒)
2019年05月29日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第6話が、5月21日夜10時に放送された。種田(向井理)の独立の噂が立ち、東山結衣(吉高)や制作4部のメンバーは動揺する。そんななか新人の来栖(泉澤祐希)は新規案件のディレクターに名乗りでるが、経験不足のため思った通りにいかない。独立話や家族の問題で心に余裕がない種田は、来栖をフォローしようとするが……というのが第6話のあらすじ。これまで完璧な仕事ぶりで数々のピンチを救ってきた種田。しかし、結衣に情報提供をしていた実弟・愁(桜田通)の就職先を世話しようとするが、「やっぱり僕の気持ち、ぜんぜんわかってない」と拒絶されてしまう。さらに種田のフォローによって立つ瀬がなくなった来栖は「できる人間からしたらこっちの気持ちなんて想像もできないんでしょうけどね」と吐き捨て仕事を放棄してしまう。「全然わかってやれてない」と落ち込む種田に、結衣は「相変わらず上から目線」と種田の短所を次から次へと挙げる。そして、「わかってやろうとか助けてやろうとかあんまり気負わないでさ。もっと気楽にやったら」と笑顔で元気づけるのだった。そして、次の日謝罪してきた来栖に「あんなにボロクソに言われたのはじめてだよ。でも、言われないとわからないからさ」と心を開くのだった。向井演じる“神上司”ぶりが毎回大きな話題を呼んでいたが、初めて弱味を見せたことで盛り上がりは最高潮に。ネット上では《ドラマ史上ナンバーワン上司と断言してもいいと思う》《向井理みたいな上司が会社にいれば わたし、定時で帰りません》と絶賛の嵐。ドラマ終了後にはSNSで「種田さん」がトレンド入りする事態に。さらに、最後には結衣の彼氏・巧(中丸雄一)に「(結衣のことが)まだ好きですよ」と宣戦布告!男前すぎる向井の行動に《向井理の「好きですよ、今でも好きです」男でも惚れる》《そこで濁さずはぐらかさず真っ直ぐに言っちゃう種田さん優勝!》と悶絶する視聴者が続出していた。次回は、種田の告白に動揺を隠せない結衣。三角関係の行方は果たして――。
2019年05月23日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第5話が、5月14日夜10時に放送された。クライアントのランダー社から呼び出された東山結衣(吉高由里子)たちは、周年サイトのデザインが「ピンとこない」とやり直しを命じられる。具体性のない要望に困惑する結衣たちだが、臨時アシスタントの桜宮(清水くるみ)は二つ返事で引き受ける。ランダー社の中西(大澄賢也)らとの飲み会に積極的に参加し、親交を深めようとする桜宮だが次第に要求がエスカレートしていき……というのが第5話のあらすじ。ランダーとの飲み会に進んで参加する桜宮に「本当にあれが楽しい?」と詰め寄る結衣。しかし、桜宮は「相手に気をもたすレベルでやめてます。私も東山さんと同じで効率よく仕事したい。人にはそれぞれの働き方がある」と主張する。そんな桜宮に対して部長の福永(ユースケ・サンタマリア)は「女性ならでの役割ってあると思うんだよ」とプライベートにランダー社と交流を深めるよう勧める。さらに、中西からは露出度の高いユニフォームを試着して走るよう半ば強制される。こうした桜宮の姿にネット上では《桜宮さんが受けたハラ行為は断固ダメ案件だけど、彼女のようにそれで居場所を得られると思ってる人もいる。。》《嫌って言わないからああいう男がつけあがるんだよ!断らないと!》と同情したり、その姿勢を批判する意見が見られた。しかし、いっぽうで真っ向から対立する声が噴出。《セクハラされた側はへらへら笑ってるように見えて、めっちゃ心えぐられてるから忘れられない》《『女性特有の役割』って何ですかねー?そういう発言がセクハラだしモラハラだしパワハラじゃないんですかねー?》《したくなくても、彼女はこの仕事が好きだから自分の意思を押し殺して行動しているだけ。彼女の立場になって考えたら桜宮さんを責められない》このように視聴者同士で“セクハラ論争”が巻き起こっていた。最後には「相手に気を持たせたほうが仕事がやりやすくなると思っていた。でも、ウェア着ろって言われたときはさすがに情けなかった」と涙を見せる桜宮。気にしてないそぶりを見せるからといって、セクハラやパワハラをしていい理由には決してならない。桜宮のように明るく振舞っていても、心の中で泣いている傷ついている人は計り知れないほどいることだろう。大事なのは何がセクハラでパワハラかという定義にこだわることではなく、接する人の気持ちを想像すること。「桜宮さん腕あるよ。だから自分を大切に仕事しよ」と優しく抱きしめる結衣こそ、まさに本当の意味での“理想の上司”ではないだろうか。次回は、仕事人間の種田とプライベートを大事にする結衣の彼氏・巧(中丸雄一)の直接対決が!?未練があるのは果たして種田だけなのだろうか?次週が待ちきれない!
2019年05月15日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第4話が、5月7日夜10時に放送された。サービス残業や非効率的な働き方を繰り返すエンジニアの吾妻徹(柄本時生)は、東山結衣(吉高)らに注意されるも一向に直す気配がない。そんななか、ヘルプとしてやってきた派遣デザイナーの桜宮(清水くるみ)に恋をする。桜宮と一緒にいたい一心で結衣に教わった仕事効率化術で定時帰りするようになる吾妻。そして、ついに桜宮と食事に出かけるが……というのが第4話のあらすじ。非効率な働き方をする吾妻だが、確かな腕を持つエンジニア。しかし出世欲もなく、無趣味で夢も持たない虚無感を紛らわすために会社に棲みついていた。そうした点では、「定時に帰ってもやることがないんです」と嘆く三谷(シシド・カフカ)や「仕事しかない」と話す種田(向井理)もある意味同じなのかもしれない。桜宮との食事に喜ぶ吾妻だが、「吾妻さんって独立とか考えてないんですか?夢とか考えてないんですか?私は今よりもっと上を目指していきたいんです!」と向上心を見せる桜宮の姿を見て落ち込む。「自分の人生何もない」とぼやく吾妻に対して、「私たちには給料日がある!」と励ます結衣。大きな目標や夢を持つことは大切だ。だが、定時で帰ってビールを飲んで恋人と話しながらドラマを見たいという結衣の思いも立派な目標だ。大きな目標や夢がなくても、些細なことでも楽しいと思えることがあれば十分ではないのか。働く意味や生きがいは人それぞれだと語る結衣の言葉に励まされる人々が続出。《サービス残業。定時で帰ることの有意義さ。自分をいたわることの大切さ。「何もない」自分への悩み。今回はそのどの社会的な要素も絡められてて良く出来ていたなぁ》《何もないからただただ働く。働かない時間は何をしていいかわからない。夢を見失った人に気づかせる『給料日』の存在。夢がなくたって『給料日』があるという言葉はまさに強く優しく現代の夢なし働き世代に染み渡ったのでは》と言った声がネット上に多く寄せられていた。第5話は、クライアントから桜宮へのセクハラ疑惑が浮上する。いったい裏で何が行われたのか。ひと波乱ありそうな予感だ。
2019年05月09日吉高由里子主演、必ず定時に帰るヒロインの姿を通し現代の働き方を問いかける「わたし、定時で帰ります。」の第4話が5月7日放送。柄本時生演じるWEBエンジニアに共感の声が集まっている。“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロイン・東山結衣を吉高さんが演じる本作。結衣の恋人・諏訪巧役で中丸雄一、結衣の元婚約者・種田晃太郎役で向井理、結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重役で内田有紀、結衣たちを振り回す上司の福永清次役でユースケ・サンタマリアらが出演。柄本さん、泉澤祐希、シシド・カフカらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は柄本さん演じる吾妻のスポットを当ててストーリーが展開。会社の上層部から福永に吾妻がひどいサービス残業をしているという話が入る。吾妻は一度退勤したあと会社に戻り深夜まで仕事をしているといい、オフィスで暮らしてるような吾妻の仕事ぶりは部内でも知られているようだった。あまりに非効率的な仕事ぶりを指摘すると吾妻は「誰にも迷惑かけてない」と反論、福永は結衣の定時帰宅にも問題があると言い出す。そんななか、ヘルプとして派遣デザイナーの桜宮(清水くるみ)が会社にやってくる。桜宮は巧のもとで働いていたことがあり、結衣は巧との関係を気にしていた。仕事を進めていく中で吾妻が桜宮に恋してしまい、それをきっかけで定時帰宅、効率的に仕事をするようになり出し、結衣たちは吾妻が成長したと喜ぶのだが、そんななかトラブルが勃発。吾妻は元通りの生活に戻ってしまう…というのが今回のストーリー。そんな吾妻の姿に「人って一念発起変わろうとするとだいたい上手くいかなくて振り出しに戻っちゃう」「柄本くんが演じている役に親近感を覚える。周りからみた僕はあんな感じなんだろうなぁ」など共感の声多数。また吾妻に成長を強いたことに「人を変えようするなんて傲慢でした」と反省する結衣にも「胸に響く…」「深いわこれ」「傲慢だったって思える結衣さんいいなあ」などの声が集まっている。ラストでは種田が福永と桜宮が親しげにタクシーに乗り込む姿を目撃。「福永部長がどんどんパワハラ体質の本性が出てきた」「ユースケのパワハラ演技ヤバい」など今後の福永の行動を心配する声も上がっている。(笠緒)
2019年05月08日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります』(TBS系)の第3話が、4月30日夜10時に放送された。新入社員の来栖(泉澤祐希)がクライアントのCM撮影中に盗み撮りした動画がネットで大炎上を起こす。東山結衣(吉高)や種田晃太郎(向井理)に叱責された来栖はすぐさま辞めようとするが、結衣はなんとか引き留めようとする。そんななか、スポーツウェアメーカーのディレクションを結衣とともに任される来栖だが……というのが第3話のあらすじ。なんとかプレゼンを終えるも、活躍した実感の持てない来栖は異動願を結衣に渡す。「自分なんて何の役に立たない」と卑下する来栖に対して、「シュレッダーのごみを率先して片付けたり、誰かがやりたがらないことを誰も見てないところで自然にできるのって偉いと思う」と励ます結衣。さらに考え方の全く違う来栖を「人として面白い。それだって立派な役割だよ」と褒める。一人の人間として向き合う結衣を見て、来栖は異動願を取り下げるのだった。新人の離職率が年々増加していくなか、必要なのは結衣のような丁寧で思いやりのある上司ではないだろうか。指摘はしつつも、きちんと部下に自信をつけさせる結衣の姿勢はネット上でも大好評。《レッテルを貼らずその人自身を見る事、来栖くんの存在自体を認めてくれた結衣の言葉は大きかっただろな》《新入社員の時に気持ちを理解してくれる先輩、上司がいることがどんなに心強いか…》といった声が見られた。さらに各局が競って改元特番を放映するさなか、通常通りドラマを放映したTBSの編成を《本日のテレビ番組表が改元関連一色の中、『わたし、定時で帰ります。』を放映するの、ドラマの中身にも相応しく素晴らしい英断だと思う》のように、評価する声も多く見られた。第4話は会社に住みついていると噂の吾妻(柄本時生)がターゲット。新たな問題社員に東山たちはどう向き合うのか。次回も楽しみだ。
2019年05月02日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります』(TBSテレビ系)の第2話が、4月23日夜10時に放送された。視聴率は初回から0.9ポイントアップの10.4%(ビデオリサーチ調べ)だった。東山結衣(吉高)の新人時代の教育係だった賤ヶ岳八重(内田有紀)が双子の出産を経て職場復帰を果たす。半年ちょっとで育休を終え、「残業も休日出勤も問題ありません」とはりきる姿に東山やまわりの社員は動揺。そんななか、賤ケ岳がチーフを務める案件で大きなトラブルが発生し……というのが第2話のあらすじ。新人時代から“定時帰り”を貫いてきた結衣を、優しく見守り応援していた賤ケ岳。しかし、復帰後は人が変わったように“企業戦士”としてがむしゃらに働く。さらに部下にも頑張りを強要し、メンバーのモチベーションは徐々に下がっていく。そんな賤ケ岳に対して、仕事命の三谷(シシド・カフカ)は「日本の男性の育休率取得率は5%なんですって。賤ケ岳さんはそのたったの5%を引き当てたたんですよ。もうそれだけで充分じゃないですか。その上仕事の手柄までほしいなんて贅沢」と憤慨。また、お調子者の部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)は「男の育休を許す上司ってどうなんだろうね。会社のお荷物なのかな。もしかして失業したとか?でなきゃ、なんであんなに張り切ってるの?赤ちゃんが可愛くないのかな?」と白い目を向ける。女性の社会進出が叫ばれて久しいが、このようにワーキングマザーや、男性が育休を取得することへの風当たりは依然厳しい。ネット上でも《子供を理由にしょっちゅう休まれて、それのしわ寄せが他の社員に行くからどんどんその人が嫌われていくの。 私も散々愚痴ってた。毎回毎回その人のフォローとか、さっさと辞めてって思ってた》といった批判的な意見も見られた。しかし、いっぽうでこんな声も。《母親になったからってキャリアを諦めたくない。母親だからと言って周りに気を遣われたくない、という賤ヶ岳の気持ちはすごくイマドキだったしリアルだと思う》《賤ケ岳の仕事にも育児にも家庭にも全力でやるしかなくて必死な感じ凄く気持ちがわかるから、最後に吉高由里子さんの計らいで「帰ります」って堂々と言った時は泣いた》終盤で、子供が発熱しても残業を強行しようとする賤ケ岳。そこで結衣は周囲の社員に帰ったふりをさせ、賤ケ岳が帰りやすい雰囲気を作ることでなんとか彼女を帰らせる。しかし、現状の日本では仕事と育児を完璧に両立するのも厳しいのが現実だ。出産したことで時短勤務や定時退社できる部署を勧められ、戦力外としてみなされまいと必死になるワーママ。事情はわかりつつも、皺寄せを恐れる周囲の社員。その溝は未だ根深い。ますます働き方が多様化する現代社会。すべてのワーキングマザーに対応できる社会になるにはまだ時間がかかるのかもしれない。まずは定時に帰るのが当たり前の世の中になることが先決ではないだろうか。第3話では、トラブルを起こしたイマドキ新人男子・来栖(泉澤祐希)が会社を辞めようとする。結衣がどのように向き合うか楽しみだ。
2019年04月26日吉高由里子(30)主演ドラマ「わたし、定時に帰ります。」(TBS系)が4月16日火曜夜10時からスタートした。初回視聴率は9.5%(テレビリサーチ調べ)だった。東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから残業ゼロで定時に帰るという仕事スタンス。そして東山と同世代で仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)。このふたりの生き方や価値観に焦点を当てた初回だった。同じく新人を教育する立場。三谷は担当の新人女子に厳しく指導をする。具体的で的確な指示だが、いじめとも取られかねないやり方だ。当然、耐え切れなくなって会社を辞めてしまう。いっぽう東山の下にいる新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)は「辞めようかな」が口癖だが、彼女は何とかうまく誘導しながら仕事をさせている。そして、それでも定時に帰るのだ。「お先失礼します」と言い残して帰る東山は、ある意味で強い女性だ。だが定時に帰りたいと思うものの、なかなか行動に移せない人が多いはず。そうした彼女の働きかたに対して、ネット上では「定時論争」が巻き起こっている。《わたし、定時で帰ります。いいドラマだわ…仕事の価値観人それぞれだけど日本人の残業当たり前精神どうにかならないのかね…》《わたし、定時で帰ります。を観て早出した》など賛同の声があがるいっぽう、早くも心が折れる人も続出している。《途中まで見たけど色々考えちゃってダメだな……》《帰れない立場からすると観るのツラすぎ。とにかくツライ》《面白いんだけど現実にリンクしててちょっと気持ち苦くなっちゃった…》どうやら帰りたくても帰れない人が、ドラマとのギャップに苦しんでいるようす。つまり、吉高の毅然としたスタイルがまぶしすぎるのだ。だがそうした人が多い現実こそ、今回のドラマが生まれた理由といえるだろう。次回は「定時の女 VS ワーキングマザー」がテーマ。価値観の違う立場の女性がどこまで譲りあうことができるのか。視聴者に訴えかけられる内容になっているのか。注目したい。
2019年04月19日女優・新垣結衣が、雑誌「NYLON JAPAN(ナイロン ジャパン)」の6月号(4月26日発売)で、 女性タレントとしてはNYLON初となる両面表紙を飾ることが明らかに。今回あわせて表紙写真も到着した。今回の6月号をもって“15周年”を迎える「NYLON JAPAN」。2018年3月号からは「NYLON guys」がスタートし、男女の読者層を獲得している。そんな記念すべき15周年記念号で新垣さんは、オモテ面では衝撃的なブロンズヘアを披露し、うってかわってウラ面では、なんと男前な姿に。どちらもインパクトある表紙となっているが、さらに中面では、「NYLON JAPAN」史上で単独では異例の全34ページ撮り下ろし企画やロングインタビューを掲載、両面ポスターの特別付録も収録と、記念号ならではのガッキースペシャル!なお、NYLON.JPではメイキング動画を近日公開予定だ。また、年内にはNYLON JAPANスペシャルエディションとして、これまでの連載をまとめた本も出版予定。発売日など詳細は後日発表される。「NYLON JAPAN」6月号は4月26日(金)発売。(cinemacafe.net)
2019年04月10日吉高由里子がTBSにて初主演を務めるドラマ「わたし、定時で帰ります。」のプレミアム試写会&舞台挨拶が4月8日(月)、丸ビルホールにて行われ、吉高さんに加え、共演の向井理、中丸雄一、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが登壇した。吉高さんたちの意外な「仕事のモットー」とは?最初の吉高さんの挨拶を奪い取ったユースケさんのボケから始まり、終始大暴走を見せたユースケさん。しかし、タイトルにかけて「仕事でのモットーは?」という質問に「毎回一緒に仕事をする人間が変わる。僕が一番年上でも、年下の子を呼び捨てにしない、というか、できない。さん付けもなんだから、ちゃんづけや、男性はくんづけになる」と答えた。コメントを求められた向井さんは、「…意外と真面目なこと言ってるなって(笑)」と笑えば、ユースケさんはふと我に返った様子で、「モットーでふざけるの、難しいよ(笑)!」と、調子を戻し、吉高さんたちにも大うけだった。同じお題について、吉高さんは「スタッフさんの名前を、より早く覚えること。現場に自分も入り込めるというか、楽しめる環境になるし、ちゃんと関係している実感になる」と、スタッフ同士のあだ名を盗み聞きして台本で名前を確認して覚えるという術を語った。さらに、向井さんは「遅刻しないことですかね」とシンプルに答える。中丸さんはと言うと、「何となく楽しもうという気持ちを、常に持てるように心がけています」ときっぱり。つらい現場だったらどうするのかという問いには、「ええ~!?自分を洗脳するしかない!つまんないベクトルから楽しいかも、と言い聞かせると、若干そういくこともある。洗脳がキーワード!」と言えば、吉高さんが同意で割り込む事態に。吉高さんは、「切り替えることで今日が決まる!昨日すごく落ち込んでいて、恥ずかしい話、ギャン泣きして。今日も(舞台挨拶に)立ちたくないくらいメンタルがえぐれてたんですけど、切り替えて、いま楽しいです。今日来てよかったです!イエイ、イエイ」と、中丸さんのセオリー通りといわんばかり、笑顔ではっちゃけていた。「わたし、定時で帰ります。」は、朱野帰子による同名シリーズのお仕事小説をドラマ化。WEB制作会社で働くディレクター・東山結衣(吉高さん)は、過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。定時になるときっぱり退社し、行きつけの中華料理屋でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸さん)との時間も大切にしている。だが、新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかってしまう。「台本、変わる!?」中丸さんが目を白黒吉高さんの元婚約者役の向井さん、現彼氏役の中丸さんと並んだ3人。今後、関係に変化が訪れるのかという話になると、中丸さんは、いそいそと「6話くらいの話をしてもいいですか?」と言う。すかさず、向井さんが「台本、変わるらしい。監督から“見なくていいよ”と言われた」と告げると、想定外の流れに「えっ!?」と、驚きのあまり目を白黒させた中丸さん。「1回忘れます…」と言いながらも「話の流れ、すごい好きだったんですけど…」と食い下がり気味で、ユースケさんにも「変わるの!」と諭されていた。「わたし、定時で帰ります。」は4月16日(火)より、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(cinamacafe.net)
2019年04月08日3月28日(木)今夜放送の「VS嵐」はSPドラマ「砂の器」から東山紀之、「Sexy Zone」中島健人、野村周平、高嶋政伸、野間口徹、柴田英嗣らが参戦。「嵐」チームには「南海キャンディーズ」がプラスワンゲストとして加勢、豪華な対戦を見せてくれる。今回「砂の器」チームとして参加するのは1985年に「少年隊」としてレコードデビュー、華麗なアクロバットとキレ味のあるダンスでファンを魅了するとともに、大河ドラマ「琉球の風」や「花燃ゆ」、「必殺仕事人」「刑事7人」シリーズなどで俳優としても長く愛される東山さん。2011年に「Sexy Zone」としてCDデビュー、俳優としても『銀の匙 Silver Spoon』『心が叫びたがってるんだ。』『ニセコイ』などで主演を務め、「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」などのドラマにも出演する中島さん。『ちはやふる』シリーズをはじめ『サクラダリセット』『帝一の國』などの映画から月9「好きな人がいること」や「結婚相手は抽選で」「僕の初恋をキミに捧ぐ」などのドラマまで幅広く活躍する野村さん。そこに『ラプラスの魔女』や「カインとアベル」などの高嶋さん、『坂道のアポロン』「グッドワイフ」などの野間口さん、「アンタッチャブル」柴田さんも加わる。東山さんは後輩・中島さんの決めセリフ「セクシーセンキュー」を使って気合をアピール。「ピンボールランナー」でランナーを務め激走するなどジャニーズの大先輩の面目躍如。一方次々とあらわれるターゲットを矢で射抜き、得点を競う新ゲーム「ウォールヒッター」が今回から登場するも、初めてのゲームということで「嵐」のメンバーも苦戦。勝敗が見えない今回の勝負、最後まで目が離せない!今回参戦した東山さん、中島さんが共演する「砂の器」は本番組終了後の3月28日(木)19時57分~フジテレビ系でオンエア。フジテレビ開局60周年特別企画として松本清張の代表作を、新たな視点で映像化する同作。物語は現代の渋谷からスタート、2018年のハロウィーンの渋谷で撲殺死体が発見され、捜査一課の刑事・今西栄太郎(東山さん)が独自捜査に乗り出す。その犯人は天才作曲家の和賀英良(中島さん)。周到かつ完璧な殺害後、協奏曲「宿命」の作曲に没頭していたが、運命の歯車が狂い出したことで、秘められた過去の秘密、父・本浦千代吉との関係が暴かれそうになっていく…という物語。「VS嵐」は3月28日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月28日Sexy Zoneの中島健人(24)がフジテレビ開局60周年ドラマ「砂の器」で、東山紀之(52)と共演すると2月24日に発表された。東山は刑事・今西栄太郎、中島は今西と心理戦を繰り広げる天才作曲家・和賀英良を演じるという。「砂の器」の原作は松本清張さん(享年82)による同名小説。これまでもたびたび映像化されてきた。各メディアによると今回は舞台を現代に、18年のハロウィンに東京・渋谷で撲殺死体が発見されるストーリー。中島はジャニーズ事務所の先輩である東山を「僕が一番憧れている……いや崇拝している先輩」と表現し、意気込みをみせているという。Twitterでは感激する声が上がっている。《中島健人くんおめでとう!!!憧れの先輩東山さんと共演で、すっごく楽しみ!!!!!!》《健人があれだけ崇拝してる東山さんと共演とかやばえ?やば》《東山紀之、中島健人共演って奇跡だ 生涯生きてきた中で芸能人にハマった人はこの2人だけ。死ぬほど嬉しすぎる 絶対何回も見る》中島が東山に憧れる気持ちは、相当なもののようだ。「中島さんは憧れの先輩を訊ねられると、真っ先に東山さんの名前をあげるほど慕っています。また中居正広さん(46)が以前演じていた影響で、同作のピアニスト役を『いつか演じてみたい!』と公言していました。ファンもその思いを知っていたため、喜びもひとしおのようです」(テレビ局関係者)夢の共演によって、中島の熱演にもますます力が入りそうだ。
2019年02月24日女優・新垣結衣が出演するGMOクリック証券の新TVCM「Life is an Instinct.」篇が、本日11月27日より放送スタート。公式YouTubeでも公開されている。2015年1月より新垣さんを起用したTVCMを放送してきた同社。今回の「Life is an Instinct.」篇は、そんな新垣さんが出演するTVCM「Life is」シリーズの第8弾。シリーズでは、新垣さんが“人生とは何か?”“自分とは誰か?”という問いへの答えを見つけるため、古今東西、時代も時空も飛び越え旅へ出た。そして今回は“本能のまま、生きる”をテーマにCMを制作。新CMでは、無人の渋谷スクランブル交差点という非日常的な渋谷を舞台に、現在放送中のドラマ「獣になれない私たち」に主演する新垣さんが、まるで都会に潜む“獣”のように、感情をスパークさせ、本能のままに走り、泣き、叫ぶ姿が映し出される。また、新垣さんがフードをかぶると同時に、静寂に包まれた渋谷から一変、群衆が行き交う「日常の渋谷」が現れ、その中を前に進んでいく――。これまで見たことのない力強い新垣さんの姿を通して、本当の自分でいまを生きることの大切さを問いかけている内容になっている。なお、CMスペシャルサイトではCMギャラリー、メイキング写真が公開中だ。GMOクリック証券新TVCM「Life is an Instinct.」篇は11月27日(火)~関東エリアより順次放送開始。(cinemacafe.net)
2018年11月27日女優・新垣結衣が出演するクリネックスの新CM「クリネックス肌うるる それでもひいたら」篇が、11月17日(土)よりオンエアスタート。“ゆい先生”と園児たちとのキュートなやりとりにほっこりする新CMが完成した。今回の新CMは、5月の「クリネックス 新垣先生と園児たち ~鬼ごっこ~」篇、8月の「クリネックス 新垣先生と園児たち ~お昼ごはん~」篇に続く、新垣さんが幼稚園の先生に扮するCM第3弾。幼稚園での“お歌の時間”が描かれた今回は、ゆい先生が弾くオルガンに合わせて、かわいい振り付けで園児たちがお歌を歌う。そんな演奏中、ゆい先生が思わずくしゃみ…。園児のひとりが、ゆい先生に<クリネックスティシュー 肌うるる>を渡す…という、ほのぼのとした瞬間が描かれている。今回の撮影は、都内の幼稚園の教室で行われ、園児たちは一所懸命振り付けつきの歌を練習。練習中、少し疲れてきたときには、新垣さんが「もう1回がんばろう!」とやさしく声を掛ける一幕や、OKになったときには「みんな、頑張ったね~」とほめる場面も。撮影中はまるで本当の幼稚園の先生のような新垣さん。現場も常に笑顔で、ほっこり優しい空気が流れる現場になっていたようだ。新TVCM「クリネックス肌うるる それでもひいたら」篇は11月17日(土)より全国にてオンエア開始。(cinemacafe.net)
2018年11月16日女優・新垣結衣が出演する「メルティーキッス」の新TVCMが、本日10月23日より放映スタート。今年は、定番ソングを新垣さんがピアノで弾き語りしており、ネットでは「癒し」「可愛い」とメロメロになるファンが続出している。新CMでは、新垣さんが雪原の中に置かれたアンティークピアノで、メルティーキッスの歌「冬のkiss」を弾きながら歌い出すと、譜面から音符になったメルティーキッスが飛び出してくる。そして、「降る雪が全部メルティーキッスならいいのにね」と歌うと、空からメルティーキッスが。一粒食べた新垣さんは、おもわず「しあわせだなぁ~♪」とうっとりとろけてしまう…という内容だ。本CMを見た人は、「メルティーキッスの新垣結衣さんのCM、大正義、平和、神、救い」「ガッキー可愛いぃぃぃ」「今年もキュートな結衣ちゃんのメルティキスのCMが観れて『幸せだなぁ』」「ガッキーが見れてしあわせだな~」「最後に幸せって俺もメルキスCMがガッキーで幸せ」と、とにかく可愛すぎるといったコメントが続々。また、新垣さんが「メルティーキッス」のCMに登場するのは、2011年以来今年で8回目となり、いまや冬の定番CMとして定着。SNSでは、「もうそんな季節か」「今年もこの時期がやってきた」と冬の訪れをしみじみ感じる人も。スタジオ全体がしあわせな雰囲気に包まれたという、新垣さんの感情のこもった「しあわせだなぁ~」と、かわいらしい“しあわせポーズ”。癒し効果抜群のCMは必見だ。なお、「メルティーキッス くちどけラム&レーズン」「メルティーキッスくちどけブランデ ー&オレンジ」も、リニューアルされて新登場。メルティーキッスでは初めての室内セット、オトナな新垣さんの魅力もお楽しみに。「メルティーキッス」新TVCM「雪原のピアノ篇」は10月23日(火)より全国にて放送開始。(cinemacafe.net)
2018年10月23日女優の新垣結衣が出演する冬期限定チョコレート「メルティーキッス」の新CM「雪原のピアノ編」が、10月23日より全国で放送される。CMへの新垣の起用は、2011年に登場以来、今年で8回目。新CMでは、おなじみのメルティーキッスの歌「冬のkiss」を、新垣が雪原の中に置かれたピアノで披露する。新垣が弾きながら歌い出すと、ピアノに置かれた譜面から、音符になったメルティーキッスが飛び出す。ふわりと浮いたメルティーキッスを新垣が手に取り、おいしそうにひと口。濃厚クリーミーなしあわせに包まれた新垣は、おもわず「しあわせだなぁ~♪」とうっとりとろける。撮影では、新垣の感情のこもった「しあわせだなぁ~」に、スタジオ全体がしあわせな雰囲気に。新垣のかわいらしい「しあわせポーズ」にも注目だ。
2018年10月23日その麗しい顔立ちは、三浦翔平や高杉真宙、小池徹平、声優の梅原裕一郎に似ているとの声も上がっている若手俳優の犬飼貴丈(いぬかい・あつひろ)。先週、新垣結衣&松田龍平のW主演ドラマ「獣になれない私たち」(以下、けもなれ)がスタートすると、彼が演じる頼りないポンコツ社員“上野”の姿に、以前から彼を知るファンが騒然!「本当にこの間まで地球守ってた人かよ」「すっごいポンコツ具合で最高」「まさかの頼りないイケメン上野になってしまった」といったコメントがSNSに相次いだ。そう、犬飼さんはつい先日まで、「仮面ライダービルド」で主人公の仮面ライダービルド/桐生戦兎を演じていた元“ヒーロー”。身体能力抜群の天才物理学者からの激変ぶりはもちろんのこと、そのキュートな魅力に「小動物感ある」「けもなれの癒し枠」といった声や、「ここから時代が始まる感ハンパない」と早くも彼の大ブレイクを予見する声が上がっている。「左江内氏」にも出演!仮面ライダー出身・犬飼貴丈は若き実力派1994年6月13日生まれ、徳島県出身の犬飼さんは、2012年、第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、2014年の昼ドラ「碧の海~LONG SUMMER~」で俳優デビュー。以後、「ペテロの葬列」「ホテルコンシェルジュ」「OUR HOUSE」などのドラマにコンスタントに出演。福田雄一監督の「スーパーサラリーマン左江内氏」では、島崎遥香演じる左江内の長女・はね子のちょっと抜けた同級生・サブロー役で覚えている人も多いかもしれない。そして2017年、初主演作として射止めたのが「仮面ライダービルド」。犬飼さんは同役に決まった際には、「マネージャーさんに『ごはん行こうよ』と言われて、そうしたら台本を渡されて。ドッキリみたいだったから驚きのほうが大きかったけど、帰り道で喜びがこみ上げてきました」と、チャームポイントである笑顔で喜びを語っていた。平成仮面ライダーシリーズといえば、佐藤健、瀬戸康史、菅田将暉、福士蒼汰、吉沢亮、竹内涼真など、現在、映画やドラマに大活躍する若手俳優たちの登竜門と呼ばれて久しい。デビュー間もない時期やデビューと同時に大抜擢されることがほとんどだが、犬飼さんは3年あまりのキャリアを経ての起用となった。それは、「ビルド」の桐生戦兎が記憶喪失であり、バンドマンであったり、実は悪魔の科学者であったりといくつもの人物・人格を演じ分けなくてはならず、相当の演技力が必要とされたため。かつて新人俳優で複数の仮面ライダー/人格を演じ分けた佐藤さんも怪物級だったが、犬飼さんもその高い演技力が絶賛を受けている。最終回を迎えた際には、「皆さんが『仮面ライダービルド』という作品を覚えていてくれる限り、僕は一生仮面ライダービルド、桐生戦兎です」とキャストブログで語っており、まさに“一生モノ”の役と出会った犬飼さん。12月22日公開の劇場版『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では現在放送中の「仮面ライダージオウ」奥野壮とW主演し、2019年にはTVシリーズ続編となる「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」も控え、その言葉どおりにまだまだライダーとしての姿を目にする機会は多々ある。「けもなれ」ではポンコツ社員に!ガッキーと恋の予感も!?「ビルド」のブログや自身の公式SNSでもたびたび登場していたが、実はお茶目な性格の持ち主であることも犬飼さんの魅力。ところが!新たにスタートした「けもなれ」で演じているのは、やる気なし、野心なし、能力なし(?)の社会人としてはアウトな部類の営業マン、上野発(うえの・はつ)。脚本の野木亜紀子氏は「ビルドクラスタの皆様が犬飼くんにざわざわしている。けもなれの世界線では物理は苦手なようです」とツイートしていたが、物理が苦手どころか、笑顔でつい頑張りすぎてしまい、心身ともに疲弊する深海晶(新垣さん)を困らせる張本人のひとりだ。第1話では、自身が担当者でありながら、クライアントとの食事会の席で居眠り、会計やハイヤーの手配なども晶に丸投げ、見積もり書類でミスするなど、ボンクラなダメッぷりが全開。「はぁ、消えてなくなりたい」と呟く彼に、同僚の松任谷(伊藤沙莉)が「恋をしたほうがいい」と言ったせいなのか何なのか、第2話では晶に「好きになってもいいですか?」とまさかの告白をするらしく…。そんな「けもなれ」だが、早速、「ビルド」のキーワードにかけて“ベストマッチ”なるカップ麺を食べており、“分かりみのある”心憎い演出には「もっとやってください」との声も。「さあ、恋を始めようか」なんてセリフも登場するのか!?乞うご期待!「獣になれない私たち」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2018年10月17日10月10日にスタートする日本テレビ系「獣になれない私たち」の試写会が7日に都内で行われ、W主演の新垣結衣(30)と松田龍平(35)、黒木華(28)らがトークイベントを行った。新垣主演でヒットした16年10月期の「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)と同じ野木亜紀子氏が脚本を手がけたドラマ。仕事終わりのバーで偶然出会ったIT系企業勤務の女性・晶(新垣)と女にモテるエリート会計士・恒星(松田)が本音をぶつけ合い、傷つきながらも自分らしさを取り戻すラブコメディーだ。各スポーツ紙によると「ラブかもしれない」と思った瞬間のトークで、新垣があげたのは幼稚園時代のバレンタインデー。「(当時)幼稚園には私より大きな子が1人しかいなくて。ラブかもしれないと思ってチョコをあげたんですけど、今思えばラブじゃなかった」と振り返ったという。また新垣や黒木は「隠された恋の欲求」をあぶり出す心理テストに挑戦したが、驚きの結果だったという。「『林道を歩いていて出会う動物』を選ぶもの・シカ、サル、タヌキ、オオカミのうち新垣さんはシカ、黒木さんはオオカミを選択しました。新垣さんは『心のつながりを大事にする甘えん坊。2人きりのときは別人のようにベタベタする』と判定され、納得。黒木さんは『支配したいSな寂しがり屋』と判定され、苦笑。黒木さん本人のみならず、新垣さんも松田さんも意外そうな顔をしていました」(イベントを取材した記者)思わぬ形で人気女優たちの深層心理が暴かれたようだ。
2018年10月08日新垣結衣(30)の主演ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系)が10月からスタートする。すでにファンの間では「けもなれ」という呼称が定着している同ドラマ。放送に先駆けて9月9日、公式TwitterではイメージPR動画が公開された。新垣はつけ髭姿を披露しているが、その愛らしさはTwitterで大評判!《ガッキー可愛すぎませんか!!!!》《ヒゲまでもか可愛いなんて、ガッキーでしかありえない~》《もう何もかも最高です 結衣ちゃんのビジュ最高だしもう可愛すぎます ドラマ楽しみにしてます!!!》といった絶賛の声が上がっている。また公開3日足らずで27万回以上の再生回数を記録しており、ドラマへの期待値もぐんぐん上昇中だ。「新垣さんは15年『掟上今日子の備忘録』で主演を務めて以来、3年ぶりに同局ドラマへとカムバックします。『掟上今日子の備忘録』の平均視聴率は2ケタ代でしたし、16年にはあの『逃げ恥』ブームも。さらに今回は『逃げ恥』の脚本家・野木亜紀子さんと再タッグ。『けもなれ』に期待しないほうが難しいといえるでしょう」(テレビ局関係者)しかし新垣に期待されているのは、もう1つある。それは“差し入れ”だ!本誌17年4月11日号では、竹内結子(38)に代わる新垣の“差し入れ女王”ぶりを明かしていた。「14年のドラマ『S‐最後の警官‐』(TBS系)では、おめで鯛焼き本舗のお好み焼き鯛焼きを差し入れ。1個180円を70個でしたが、抜群にウケたそうです。『逃げるは恥だが役に立つ』(同局)では、薩摩料理店・さつまやの豚しゃぶ弁当。1個2千円で70個なので14万円。師走の疲れが癒されると、星野源さん(37)をはじめ大評判でした。気配りある差し入れ術に、“新差し入れ女王”の呼び声も高いです」(芸能関係者)実は、差し入れは女優にとって侮れないものだという。テレビ局関係者が語る。「差し入れはスタッフのやる気にも関わりますので、みなさんいろんな趣向を凝らした品を持ってきてくれています。さらに“あのガッキー”からの差し入れとあって、現場ではいつも大人気。ドラマスタッフではない局員からも『僕も食べたい!』と熱望する声があるほどプラチナ化しています(笑)」たかが差し入れ、されど差し入れ――。
2018年09月12日大規模災害に見舞われた人命を救うために空翔けるスケールの大きな映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の冒頭に流れるテレビシリーズを振り返る映像を見て、白石恵を演じるガッキーこと新垣結衣の10年間の変遷がまぶしくなった。2008年の1st seasonではセンターパーツの姫カット風、2010年の2nd seasonはボブスタイル、そして久々に復活した2017年の3rd seasonでは横分け。徐々に成長していく様子が髪型でもわかる。ガッキー演じる白石恵はフライトドクター候補生からはじまって(1)、晴れてフライトドクターになり(2)、翔北救命センターのスタッフリーダーにまで成長(3)、映画では堂々たる貫禄をふりまいている。貫禄といっても、透明感、清涼感は残したまま、落ち着きが加わったという印象で、むしろピュアな感じを10年キープし続けているところがすごいと思う。雪肌精を使ったらそうなれるかと思わず購入を検討しそうになった(なれません)。映画では、10年という長い間、苦楽を共にしてきた仲間たちがそれぞれの新たな目標の地に旅立つ直前に、未曾有の大事故が起きる。成田空港への航空機緊急着陸事故と東京湾での海ほたると巨大フェリーの衝突事故が連続発生、主人公・藍沢耕作(山下智久)、白石ほか、救命センターのメンバーたちが奔走する。○なぜかどこか抜けている役が似合う運び込まれてきた患者がガンを患っていて事故での負傷が治るまでにガンも進行してしまうという悩ましい問題や、藍沢が事故に巻き込まれて大変なことになるなど、次々起こるアクシデントの数々……救命センターは休む間もなく常に緊張状態、その一方で、冴島はるか(比嘉愛未)と藤川一男(浅利陽介)の結婚式も近づいている。白石は結婚式用のメッセージ映像を撮ることになるが、みんなひとくせもふたくせもあるものだからなかなか撮れず……とりわけ緋山美帆子(戸田恵梨香)はなんだかんだと理屈をつけて逃げて白石を困らせる……というほのぼのエピソードもある。藍沢と並んで処置に当たるときの冷静沈着な感じも素敵だが、緋山に手を焼くところなど真面目過ぎる白石は微笑ましい。この役をはじめとして、新垣結衣は、理知的で努力家で誠実にもかかわらず、なぜかどこか抜けていたり報われない目にあったりする役がよく似合う。例えば、『コード・ブルー 2nd season』のあとに出演し、代表作のひとつになった『リーガル・ハイ』(12)シリーズの黛。賞賛ではなくからかいの意味で「朝ドラのヒロインのよう」と言われてしまうキャラクターだ。この場合の「朝ドラのヒロイン」とは生真面目で融通が利かない感じと解釈できる。不正を許さず真実を求めて懸命に弁護を続ける。まだ新米で慣れないことが多いながら真摯な態度がドラマの救いになっていた。また、社会的ブームになった『逃げるは恥だが役に立つ』(16)の森山みくりは、真面目で頑張り屋。就職浪人したので大学院まで出たが、結局派遣労働を余儀なくされるようなついてない人物。何かと気が回って優秀に見えるが「小賢しい」ところをコンプレックスに思っている。一見なんの問題もなく見えるにもかかわらず、何かちょっとだけ残念な感じのキャラクターだ(でもかわいい)。映画『ミックス。』(17)の富田多満子は、子どものときは天才卓球少女、辞めてふつうのOLをやっていたが卓球の才能のある女性に恋人を奪われてしまい、どん底の状況から再び卓球をはじめる。どん底から這い上がるがむしゃら感が良かった。○能あるガッキーは額を隠すこんなふうに、新垣結衣にはちょっとだけ残念な役が似合う。用心に用心を重ねながら落とし穴にはまったり、黒板消しを頭に落とされたりするような、罠にはまってしまうような、でも、絶対にへこたれない。汚れない。すぐに立ち上がり、走り出す。だからこそ愛される、みたいなところがある。映画『コード・ブルー』でドクターヘリに乗るため、リュックを肩にかけて走るカットが2回ほど出てくるが、走る姿もひたすら真摯。腰の位置が高くて足が長くてスタイルがものすごくよく、下手したら上目線キャラになりかねないのに、決してそうならず、逆になぜか上目遣いな(下から目線)印象すらある。背の高い女の子が気にして少し猫背になってしまうことがあるが(ガッキーは猫背ではないすらっとしている)、そういう感じなくていい、はにかみみたいなものがガッキーを魅力的にみせているように思う。あの声もいいのだと思う。くちぶえを吹くような柔らかな声。すべてにおいてやり過ぎない。映画『コード・ブルー』の白石の前髪からちらっと聡明そうなつるっと白い額がのぞいているが、その絶妙な空きが深窓のお姫様が御簾を全開でなく、ちらっと一瞬空けて顔を見せてくれたような喜びに通じる。それはまるで、天岩戸を女神が開けた瞬間のありがたさみたいな感じにも似て、すっかりガッキーについていく! と思ってしまうのだ。能ある鷹は爪を隠す。能あるガッキーは額を隠す。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP 』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2018年08月09日生誕110年を迎える東山魁夷の大規模な回顧展が、8月29日より京都国立近代美術館、10月24日より東京の国立新美術館で開催されます。今回の展示では、代表作である『残照』、『道』、『緑響く』のほか、ヨーロッパや京都の古都の面影を描いた風景画など約80点により、国民的風景画家とうたわれた東山魁夷の全貌をたどります。さらに、構想から完成まで10年を要した東山芸術の記念碑的大作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と壁面全68面)を再現展示します。1章国民的風景画家1908年横浜に生まれ、神戸で育ったのち、18歳で東京美術学校日本画科に入学した東山新吉。23歳で卒業し、研究科へ進み、結城素明に指示し、「魁夷」を雅号とした。25歳で東京美術学校研究科を終了し、ドイツに留学。ヨーロッパ各地を旅行、日独交換留学生に選ばれ、西洋美術史を学ぶ。27歳のとき、父病気のため、留学を中断して帰国。32歳に結婚したが、34歳で父、37歳で母、38歳で弟を亡くすという辛い30代であったが、39歳で第3回日展に出品した『残照』で特選を受賞します。第6回日展には『道』を出品。日本中を写生して回り、写生地の特徴を残しつつも普遍化された作品は、日本の風景に親しんだ人々にとってはよく見知っているもののように感じられ、素直に心をゆだねることができる風景画となり、国民的風景画家と呼ばれるようになりました。2章北欧を描く1962年(54歳)に、北欧の旅に出ます。妻・すみの父、日本画家・川崎小虎から見せてもらった北欧風景を題材とした写真集が記憶にありました。『残照』『道』の発表以来、一躍人気作家となり、安住の地となる自宅の再建がかなったにもかかわらず、その安定した場所から抜け出そうとしたのです。果たして北欧の風景は想像通り、帰国後連作を発表すると、幻想的で清澄な画面が評価され、「青の画家」というイメージが生まれました。3章古都を描く・京都京都は、北欧に旅立つ以前から、川端康成より、失われつつあるかつての姿を画面に描き止めるように勧められていました。また東山自身も、神戸時代以来、たびたび訪れたところでした。帰国後、皇室から依頼された新宮殿の大壁画制作の仕事は、日本的なものを前面に押し出した図柄でなくてはならず、ついに日本の古都を代表するこの町を描くことに着手しました。新宮殿の大壁画が完成した同じ年(1968年)に、「京洛四季」展で連作が発表され、北欧シリーズとは全く違う、大和絵的側面が現れた日本回帰の作風として、東山の画風に新たな魅力を加えたのでした。4章古都を描く・ドイツ、オーストリア京都シリーズを公表した翌年、ドイツ・オーストリアへ旅立ちます。父の病気で留学を中断したとはいえ、約2年間をすごしたドイツ。自然の風景を描いた京都の連作と比較して、ドイツ・オーストリアの連作は圧倒的に建物や街並みを描いたものが多かったのです。自然風景を主に描いてきた画家にとってはやや異色な連作となったが、その魅力の幅も広がりました。5章唐招提寺御影堂障壁画1971年(63歳)に熟慮の末、奈良の唐招提寺から受けた、鑑真和上の像を安置する御影堂障壁画制作と御厨子内部装飾の依頼を受託する。67歳で、唐招提寺御影堂の第一期障壁画『山雲』『濤声』を完成、72歳で第二期障壁画『黄山暁雲』『揚州薫風』『桂林月宵』を完成、翌年唐招提寺鑑真和上像厨子絵『瑞光』を完成する。6章心を映す風景画唐招提寺障壁画を完成させた東山は、この時はじめて、描くことは「祈り」だり、それであるなら、そこにどれだけ心を籠められたかが問題で、上手い下手はどうでもいいことなのだと思い至ったという。信じがたいことであるが、これまでずっと才能がないと思い続けていた画家は、やっと自分が描き続けることの意味を悟り、価値を見出すことができたのだ。70歳を超えて、より多忙を極めて、写生に出ることもむずかしくなりました。これまでに見つめてきた無数の風景とスケッチをもとに、迷いなく制作を続け、作品を生み出したのです。90歳で生涯を終えるまで、東山芸術の集大成として、凝縮された自然と自らの命を描きつけた作品群をのこしました。展覧会概要京都展会期2018年8月29日(水)~10月8日(月・祝)開館時間午前9時30分~午後5時(毎週金・土曜日は午後9時まで)※入館は閉館の30分前まで休 館 日毎週月曜日(ただし、9月17日、24日、10月8日は開館。9月18日、9月25日は休館)会場京都国立近代美術館 (岡崎公園内)〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町主催京都国立近代美術館、日本経済新聞社、テレビ大阪お問合せ:TEL.075-761-4111東京展会期2018年10月24日(水)~12月3日(月)開館時間午前10時~午後6時(毎週金・土曜日は午後8時まで)※入場は閉館の30分前まで休 館 日毎週火曜日会場国立新美術館 企画展示室2E〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2主催国立新美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSジャパンお問合せ03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年07月02日女優の新垣結衣が21日、都内で行われた「2018年十六茶ブランド戦略発表会」に、新CMで披露している"妖精"衣装で登場した。発表会では、ブレンド茶「アサヒ 十六茶」の商品リニューアルを記念して22日より全国で放映される新テレビCM「登場」編をお披露目。同CMでは、今年度で十六茶テレビCMキャラクター10年目を迎える新垣が、家族へのおもいやりを後押しする妖精に扮し、十六茶のイメージを表現している。新垣はCMの"妖精"衣装で、十六茶の巨大パネルの後ろからお笑い芸人のひょっこりはんのように"ひょっこり"登場。そして、新CMについて「新しいテーマが『カラダへ、家族へ、おもいやりブレンド』なので、今までは生き生きとか、元気いっぱいな感じだったんですが、今回は温かく世界観を見守ることを意識しました」と説明した。新垣が保育園の子供たちと一緒に、お父さんお母さんに仕掛けたサプライズ動画も公開。子供たちと一緒にお父さんお母さんの顔を表現した提灯作りを行った新垣は「子供たちが一生懸命楽しんでやってくれたので、私も一緒になって楽しんでやれました」と振り返り、感激して涙するお母さんの姿を見て、「家族っていいな、思いやりっていいなって思いました。私も一緒に泣きそうになっちゃいました」と感動していた。また、サプライズのお礼として、子供たちから新垣にも提灯のプレゼントが。子供たちの思いが詰まった提灯と、そこに書かれたメッセージに、「わーうれしい!」と感激していた。
2018年05月21日