先日、通称『酔いどれ定期報告会』に参加しました。メンバーは、さわにゃんこと鈴木砂羽、みっちゃんこと吉瀬美智子、そしてさわにゃんいわく「無駄に美人」の西山繭子。一人だけあだ名じゃないし、無駄ってなんだよ。そんなさわにゃんとはドラマ、映画で共演して以来の仲良しで、この7年、クリスマスは毎年さわにゃん宅で催されるホームパーティーに参加させてもらっています。色んな人がやって来るホームパーティーですが、7年連続で参加しているのは私だけです。絶句。そしてみっちゃんは同じ事務所に所属しています。普通、同じ事務所だから仲良しということってあまりないのですが、嬉しいことにさわにゃんとみっちゃんが共演して仲良くなり『酔いどれ定期報告会』が開催されるようになりました。美味しい焼鳥に舌鼓をうちつつ、あーでもない、こーでもないとお喋り。話は私の恋愛事情になり、この7年間クリスマスにいつも一人で参加する私を見ているさわにゃんは「たぶん繭子は、本当はもう一人でもいいやって思ってるんだよ」とな。私が「ない!ない!彼氏欲しい!そして結婚したい!」と鼻息荒く答えると「じゃあ、どんな人がいいのさ?」とさわにゃん。「もう私のことを好きになってくれる人だったら誰でもいいよ」と答えた私に「いやいや繭子ちゃん、もう少し理想を高く持とうよ」とみっちゃん。でも実際問題、40歳手前でたいしたキャリアもなく、かといって家庭的でもなければ時間があれば一人で旅に出るという女を伴侶に選ぶのは、よっぽどの変わり者でありましょう。だから、そんな身の程を知った私としては、もう私のことを好きになってくれる人がいたら喜んで飛んでいきたいのです。しかしこの「好き」というのが厄介で、大人になると男も女も「好き」という言葉を口に出さなくなります。何となくごはんに誘って、何となくOKそうだったら、何となく前に進んで、何となく一緒にいる時間が増えて、何となく付き合ってるんだろうな、みたいな。もう、何となくのオンパレード!そういう何となくの「好き」ではなく、「好きだ!」の「好き」がいいのです。あ、でもフラッシュモブは禁止ね。あんなものやられたらドン引きですよ。『ラララララララランド』のライアン・ゴスリングみたいだったら許すけどさ。でもこの「好きだ!」の件、私は友だちに何年も前から言っているんです。「次に私のことを声に出して好きだって言ってくれた人と一緒になる」って。つまり、もう何年も私のことを「好きだ!」な人がいないというわけです。自分のモテなささに震え上がります。
2017年03月17日人形町にある焼肉屋で結婚3年目の知人男性が、奥さんからつきつけられた離婚届けの写メを見せてくれました。絶品の赤身肉を頬張りながら「うわー、本物だ」と笑った私の横で彼はため息をつきました。「いや、本当に自業自得なんだけどさ」結婚後も独身時代と変わらぬペースで遊び続ける彼に奥さんが愛想をつかせたらしい。「他に好きな人ができたとかならまだ諦めがつくんだけどな」箸が進まない彼の分まで肉を奪いつつ、私は頷きました。「確かにそうかもね。他に好きな人ができたなら・・・」そこまで言ってはたと気づきました。あれ?私、今まで何度もフラれているのに、この台詞を言われたことがありません。憶えているのは「もうついていけない」「もう無理」「もう勘弁して」というギブアップの言葉ばかり。改めて考えたらフラれた理由が全て「私」だ。これはひょっとして相当まずいのではないだろうか。ここをクリアにしておかなければ恋をしたところで再び同じ結果になりかねない。これまでギブアップしたアモーレたちに詳しく話を聞いたことがないので正解はわかりませんが、自己分析をしてみると、まず私といると心が休まらないだろうなとは思います。だってさ、好きな人と一緒にいると幸せでテンションあがっちゃうんだもん。好きな人に楽しんで欲しいから、変なことしたくなっちゃうんだもん。公園の鉄棒でポールダンスをするとか(彼、どん引き)、出張先のパリに突然現れるとか(彼、スーパー迷惑)。こういうことをしている時って、自分の中ではもうストーリーが出来上がっているので、彼が思い通りのリアクションを示さないと「なんで!?私がここまでしてるのに!?」ってむかつくわけですよ。やだ、本当に厄介な女だわ、私。でもね、それは若い頃の話なので今ではきっと大丈夫です。そう書いておかないとますます恋が遠のいちゃう。だって先日、このコラムの担当編集者さんに『それでも恋がしたいんだ!』が実は男性からも人気があると教えていただいたから。うん。キアヌ・リーブスが読んでいるかもしれないから、ちゃんとアピールしておく。西山繭子は、あなたのために心休まる場所を作ります。作ろうと思います。いや、作れるように努力します。できる範囲で。
2017年03月03日先日『おとなの事情』というイタリア映画を観ました。とある夜、ホームパーティーに集まった三組の夫婦たちと独身男。そのうちの一人が「ねえ、それぞれのスマホを見せ合わない?今からかかってくる電話やメールをみんなに見せるの」と提案します。そこで「イヤだ」と拒否すると「あら?何かやましいことでも?」となり、結局みんながそのゲームに参加することになったのですが、まあそこからは言わずもがなとんでもない展開に。わかりきっていることですが、恋人の携帯電話を覗き見して良いことなんて一つもありゃしません。一度見たことのある私が言うのだから間違いなし!(見たのかよ!)しかも見ている姿を彼氏に見られるという、最悪の経験をしています。彼の携帯には元カノとの逢瀬の痕跡がびっしりだったのですが、彼は携帯を見られたことに大激怒していたので私はただただ自分の愚行を反省し、平謝りするしかありませんでした。それ以降、恋人の携帯電話に触れたことはありません。以前友人が「女って絶対に男の携帯を見るよね」と言っていましたが、それは男女関係なく、見る人は見ます。実際に私も見られたことがあります。私の携帯を見なければ知り得ぬ情報を彼がポロリ。「携帯見たの?」と問い詰めると「ごめんなさい」と即答。たいしてまずいメールもなかったし、面倒だったので「今度から見たかったら言って」と男らしく彼に伝えましたが、そんな台詞を彼が言う間もなく別れました。自分を棚にあげまくって言いますが、そんな男イヤだもの!しかし今ではほとんどの人がスマホにロックをかけているので覗き見ができなくなりましたね。私はガラケーなので覗き見し放題ですが、今ざっと見てみたところ、この2週間でメールを送ってきたのは母、姉、マネージャーのみです。あまりの人気のなさに涙が出そう。しかし私は、姉の名前を大谷翔平で登録しているので、私の携帯を覗き見した人は『今日、オオゼキで鶏もも肉がグラム73円だよ!‐大谷翔平』というメッセージを見て困惑すること間違いなしでしょう。
2017年02月17日先日行った映画の試写会で、私が一番デートをしたい有名人、手嶋龍一さんをお見かけしました。手嶋さんは言わずと知れた外交ジャーナリストであります。その手嶋さんをテレビで拝見するたびに、ああ素敵!デートしたい!と思うのです。ワインを傾けながらあのソフトな語り口で、無知な私に世界のことを教えて欲しい。試写会が終わり、私は手嶋さんに声をかけるべきか迷いました。さすがにデートに誘うことはできないけれど、何か一言でもいいから手嶋さんと言葉を交わしたい。あの穏やかな声を目の前で聞きたい。あのとろんとした目で見つめられたい。でも手嶋さんは芸能人ではないから「ファンです」って声をかけるのも変だし、スポーツ選手じゃないから「頑張ってください」ってのもなあ。そんなことをうじうじ考えていた私は、結局手嶋さんの背中を見送ることしかできませんでした。自分の勇気のなさにがっかりです。この『勇気』というもの、これは潤い同様、加齢と共に減っていくものなのでしょうか。なにしろここ最近の私は恋愛において、とんと勇気がありません。昔は何度フラれても「了解!でも好き!」と半年ねばって(ストーカー気質)恋を成就させたこともありました。それが今ではすぐに諦めてしまう。数ヶ月前、仲良くなりたいなと思う男性に「またご飯行きましょうね」とメールをして「ぜひぜひ!」と返信をもらいました。しかしそこに、いつだったら空いていますみたいな具体的な内容は書かれておらず、そのまま放置。一ヵ月後、何てことのない用事を作って再び彼にメールをしました。「またご飯行きましょうね」という私の言葉に「ぜひぜひ!」の返信。そこにもちろん日程の提案などはなし。ああ、こりゃ完全に私に興味ないなと誘うのをやめてしまいました。昔の私だったら「ぜひぜひ!」の返信のあとに間髪入れず「いつにしますか?」と訊いていたはず。相手の出方を見ている自分が情けないったら、ありゃしない!これではますます恋が遠のいてしまう!やっぱり、好きな人にはちゃんと好きって伝えなきゃダメですよね。相手がどう思っているかなんて関係ない!今度、手嶋さんに会うことがあったら、ちゃんと「好きです!」って言おう!うん、そうしよう!たぶん手嶋さん、超困惑。
2017年01月20日Grapps読者のみなさま、あけましておめでとうございます!全力で寝正月を過ごした西山繭子です。おかげでお肌ぴっかぴか。大晦日の昼時、テレビでやっていた映画『スピード』を観て(たぶん10回目ぐらい)、2017年はなるべくバスで移動しようと心に誓いました。立て続けにやっていた『スピード2』にはキアヌ・リーブスが出ていなかったので、まあ船には乗らなくてもいいかなと思った次第です。そんな2017年の恋に向けてやる気まんまんな私、初詣で「素敵な出逢いがありますように」とお願いし、おみくじを引きました。結果は中吉。うん、なかなか良いぞと思っていたのですが【結婚】のところを見てみると「まだ早い。二、三年待て」と書いてあり、危うく代々木八幡宮の境内で卒倒するところでした。今月で39歳になるというのに、まだ早い。わりかしほうれい線も出てきたというのに、まだ早い。ど、ど、ど、どういうこと?胸をばくばくさせながら【待ち人】のところに目を向けると「最終列車は過ぎ去った」とぴしゃり。え?「二、三年待て」にはまだ希望が残っていたけど、こちらに至ってはもう終了ではないですか!しかも、私の最終列車ってどれだったの!?そう考えた時に、数ヶ月前に結婚した男友達の顔が頭をよぎりました。15年来の友人で、頻繁に会うわけではないけど何だかいつもそばにいるような存在だった彼。その彼が結婚し、2日間ぐらいはショックでご飯が喉を通らなかったのですが3日目には王将でラーメンと餃子を食べていたし、お会計の時にはお持ち帰りで生餃子も買ったので、さほど痛手ではなかったはずなんだが。しかしその彼が最終列車だったのだろうか?そんなことを考えたら何だかもう元旦から絶望的になってしまいました。ああ、今年も西山繭子は恋ができないのか……。としょんぼりしていたところ、テレビからその昔、一世を風靡した聞き覚えのあるメロディーが。画面の向こうではヨン様ことペ・ヨンジュン氏がマフラーを巻いて微笑んでいました。おお、これがかの有名な!今まで観たことがなかった私は、寝正月がてら『冬のソナタ』を観てみることに。するとまあ大変!西山繭子38歳、今さらヨン様に夢中!そして絶望的になっていた新たな恋への希望がふつふつと!2017年、西山繭子は『冬のソナタ』のような恋をします!今のところ、マフラーと眼鏡をしてれば誰でもいいよ!
2017年01月06日前回のコラムで久しぶりに洋服を買ったことを書きましたが、数週間経った今もそれらを着る機会がないことに絶望している西山です。ああ、お洒落してデートしたいなあ。そうかと言って、デート相手がお洒落をして来たらドン引きしてしまいます。私は、あからさまにお洒落な男性がとっても苦手です。ハットとか、丸い眼鏡とか、ロング丈のトップスとか。どんなに顔がタイプでも好きになることはないなあ。その格好が受け入れられないのではなく、その人がお洒落に費やしている時間とお金を想像してしまうのです。ファッション雑誌を見たり、ZOZOTOWNを検索したり、バーゲンに並んだり。それらは決して悪いことではありません。でもそこにどうしても知性を感じられない。何万円もする服飾品を買うのであれば、本を読んだり旅に出たりして見聞を広げて欲しい。そう思うのです。数年前、母校の女子大で新入生を前に講演をした時「大学時代、私もブランドのバッグを買ったりしましたが、結局のところバーキンやケリー以外、数年経てばゴミみたいなものです。バックを買うお金で旅に出ましょう」とアドバイスをしました。男性はシンプルで清潔感のある服装をしていればそれで充分に思います。以前、お寿司屋さんでデートをしていた時、美味しくて楽しくて興奮していた私は、伊勢海老でおだしをとった椀をひっくり返してしまいました。白木のカウンターから彼の太腿に滴るお味噌汁。ああ!もったいない!という思いを胸に秘め、店主と彼に謝ったのですが、彼は太腿を拭いながら苦笑いを浮かべ「これ、ドリス・ヴァン・ノッテンなんだけど」とぽつり。「え?ばってん荒川?」彼は冷たい目で「ドリス・ヴァン・ノッテン」ともう一度言いました。もちろんお味噌汁をこぼした私が完全に悪いのですが、途端に「この人、無理」と思いました。いや、もちろん向こうも無理と思ったでしょうけど。これ以来、お洒落な人がますます苦手になった私なのでありました。
2016年12月09日久しぶりに洋服を買いました。私が使っている家計簿アプリは、細かに項目が分かれていて「食費」「光熱費」「交通費」といった必須項目はもちろんのこと、「バレエ」「勉強」「コスメ」などオリジナルの項目も作ることができます。その中で「ファッション」という項目があるのですが、年末が近づき「ファッション」の年間支出を見て絶句。10月までの支出が25000円。そのうち6000円がクリーニング代だったので、2016年に私がこれまでに使った額は19000円。少なっ!しかし、これには自分なりの理由があるのです。実は年始に『トゥルー・コスト』という映画を観まして、その映画はファストファッションの裏側で起きている問題を描いたドキュメンタリーだったのですが、それを観た私もぼんやりと考えるところがありまして、今年一年はファストファッションを買うのをやめみようと思ったのです。すると途端に洋服を買わなくなり、今までどれだけファストファッションしか着ていなかったのだろうと落ち込みもしました。20代の頃はお洒落をするというのは息をすることと同じように当然のことだと思っていました。そしてまた、私は基本的に自分というものがない人間なので、好きな男にファッションを左右されるダメな女です。しかもその左右のされ方が少し妙で、彼のファッションに合わせるのではなく、彼になろうとしてしまうのです。ステューシーのパーカー、クロムハーツのドッグタグ、エシュンのレースアップシューズ等々、彼になろうと買った過去の遺物たち。だから私のクローゼットの中には、何だかたくさんの人格(しかも男)がいるみたいです。それが、とんと増えないここ数年。さすがに古い服ばかりでは、新しい出逢いも舞い込まないであろうと、今回は新しい洋服を買ったのでした。家計簿に記されていた19000円以来のお買い物。ちなみにその19000円で買ったものは、私がこよなく愛するワコールの下着でした。美しいサルートシリーズ。それってファッションの項目か?という意見もありましょうが、ワコール崇拝者の私にとって下着は立派なファッションであります。しかし恋もしていないのに勝負下着だけは揃えているあたり、アラフォーの鼻息が聞こえてきそうですね。
2016年11月25日長谷部誠選手がクリスマスに挙式&披露宴というネットニュースを見て、長谷部の心が整っていないと感じた西山です。まあおめでたい席ですから良いのでしょうけど、クリスマスはそれぞれ予定があるんじゃないかな?と勝手に危惧。ちなみに西山は何の予定もありませんので、出席させていただきますに○をつけ・・・・・・たいところですが、そもそもお呼ばれしておりません。サッカー選手とモデルの結婚式なんて、さぞや華やかで楽しい宴なのでしょうね!サッカー選手はモデルが、モデルはサッカー選手が大好きでありますから(これは万国共通)、出逢いの場としては合コンよりも聞こえが良くて言うことなし。そういえば昔『噂の真相』という雑誌の一行情報に「伊集院静の娘がJリーガーをとっかえひっかえ」と書かれたことがあります。それを当時一緒に仕事をしていた映画監督に指摘された時、「とっかえひっかえなんて事実無根です。とっかえぐらいです。」と答えて監督に「おまえ、バカだな」と褒められました。もちろん本当はとっかえすらしていないです。したかったけど。喉から足が出てフリーキックを決めるぐらいしたかったけど。あーあ!とっかえひっかえしたいなー!今日は大谷くん、明日は栗山監督、その次の日は大谷くん。そのまた次の日も大谷くんで、もうあとはずっと大谷くん・・・・・・。無理だ!一途な私にはやっぱり、とっかえひっかえなんて無理だ!ちなみに私の携帯に一番電話をかけてくるのは姉なのですが、私は、その姉の番号を『大谷翔平』と登録しています。姉から電話がかかってくるたびに液晶には『大谷翔平』の文字。電話を鳴らしているのは姉なのですが、毎回幸せな気分になります。もう西山さん、ビョーキです。それを姉に話すと「え?私も、まーたんの番号、大谷くんで登録してるよ」と。どちらが電話をしても大谷くん。大谷翔平から大谷翔平にリンリンリン。もう姉妹でビョーキです。はあ。恋愛をする前に、まずは心を整えないといけませんな。
2016年11月11日好きな人のSNSを覗いてみる。多くの人がやったことあるのではないでしょうか。その人がどんな人たちと仲良しで、どんな食べ物が好きで、どんな映画を観ていて、どんなことで笑うのか。ひたすら、ふむふむと遡りすぎて気づけばこんな時間!ということも珍しくないと思います。便利な時代ではありますが、妄想力がたくましい私の場合、SNSの些細な一言に対して眠れない夜を過ごしかねない事態になります。「おなかすいた」という一言に「これって、私が読んでいることを前提に書いていて、ひょっとして誘ってるのか?」とすこぶるおめでたい解釈をしたりします。また以前、気になる人がSNSで「何事も一生懸命な人って可愛いなと思う」と書いているのを読んで、次に会った時、私が前日の節分でいかに全力で豆まきをしたかを嬉々として語ったのですが、彼の琴線には触れなかったようです。便利な時代ではありますが、カップルの場合、半ば監視されているような感じにもなりますよね。以前もここに、舞台公演中の私の共演者のブログをくまなくチェックするストーカー男のことを書きましたが、その当時にツイッターがあったらと考えると末恐ろしい。「なう」って恐ろしいですよね。奴の場合、お店の前で待っているとかやりかねない。私はもうSNSを一切辞めたので今後、彼氏に監視されるようなことはありませんが、彼氏がSNSをやっていたら絶対に覗いちゃうだろうなと思います。そして「忙しいから会えないって言ってたのに、何で女友だちと吞んでるの?」とか「一緒に行こうねって言ってた寿司屋、何で女友だちと行ってんの?」とか、もう私じゃなくて、その女友だちが本命だろ!ということになりかねない。私にとってSNSは恋愛において不安分子にしかならなそうです。というか、そもそも私はSNSをやっている男が好きではない(きっぱり)。しかし今のご時世、そんな殿方、なかなかいないですよね。
2016年10月28日「あなた、恋愛小説は書かないの?」先日、伊集院静センセイと食事をした際に訊かれました。「うーん、ここ最近は恋愛からとんと離れてて、この先もう二度と誰かを好きになったり、誰かに好きになられたりもなく死んでいくのかなと思うと、恋愛小説なんて書けないですよね」と答えると「あのさ、父親の前で、そういう悲しいこと言わないでもらえる?」とやんわり叱られました。ちなみに父が描いた恋愛小説は一冊しか読んだことがありません。何だか、こっ恥ずかしい。もちろん小説でありますから、実体験のみを書くわけではありません。とはいえ実際の恋愛で体験したことや感じたことは、どうしても影響するんですよね。自著の短編集『色鉛筆専門店』に登場するいくつかの恋愛物語、男性のキャラクターはそれぞれまったく違いますが、書いていた時はどれも一人の人を思い浮かべながらキーボードを叩いていました。その人とはもう連絡をとっていないので、私の本を読んだかはわかりません。ただ三年間ほど一緒にいた中で、本を読んでいる姿は見たことがなかったなあ。だからきっと読んでいないはず。それなのに、驚くことにこれを読んだ別の男から「あれって俺のことだろ?」と連絡があったのです。なんて自意識過剰なんだ!あんたじゃないよ!しかし、恋愛でイヤなことがあった時、例えば浮気されたとか、フラれたとか、あっさりフラれたとか、こっぴどくフラれたとか(私、フラれてばっかりだな!)、そういった経験をすると哀しみの中にありながら「これ、何かで書けるかも」と思ってしまう自分がいます。ここでもいくつか体験談を書いていますしね。だからこのコラムのためにも、小説のためにも、やはり恋愛をしなくてはと思うのです。ちなみに数年前、文芸誌に載せるために短い恋愛小説を書いたことがあります。それを読んだ編集長は「うーん、悪くはないんですが、何か違うものをもう一本お願いします」とまるまるボツになりました。恋愛小説家への道は、とても険しそうであります。
2016年10月14日つい最近、その日初めて会った人とキスをした。文字にすると、かなりやり手のように映りますが、残念ながら仕事でのキスでした。あれ?これまた文字にすると危険な香りがするなあ。まあ確かに女優という仕事は、少し普通ではないところがありますね。そう、キスをしたのはドラマでの1シーンでした。人に「ラブシーンって恥ずかしくないの?」と訊かれますが、実際の撮影はすこぶるプロ的で事務的であります。顔の角度とか、タイミングとか。この時も相手役の方に「テスト(本番前には何度もリハーサルをします)からしちゃって大丈夫ですか?」とあっけらかんと訊くと「はい!大丈夫です!」との返答。何とも色気のないやりとりでありました。それにしてもキスって誰が考えたんですかね。どうして唇と唇を合わせようと思ったのだろう。物心ついた時には、すでにキスは愛情表現という認識で、少女漫画で眺めては、自分のファーストキスはどんな感じだろうとドキドキしていました。しかし実際の私のファーストキスは、ほとんど事故みたいなもので、味も素っ気もありませんでした。16歳の夏、私は都内ホテルでCDを片手に某海外アーティストを待っていました。いわゆる追っかけってやつですね。しばらくすると正面玄関に到着したタクシーからメンバーの一人とスタッフが降りてきました。一斉に群がる追っかけ少女たち。彼は私が一番好きなメンバーではなかったのですが、せっかくだからサインを貰おうとその輪に加わりました。順番を待っていると、私の前にいた女の子が彼に「Hug me」と言いました。彼は「OK」と笑顔で彼女を抱きしめました。あ、いいなと思った私もサインをもらってから彼女の真似をして「Hug me」と言いました。すると何ということでしょう!(劇的ビフォーアフター!)彼は私に突然キスをしてきたのです。あまりの不意打ちに、私はぽかんとその場に立ちつくしました。帰りの電車の中でもずっと茫然としていたし、帰宅してから何だかお母さんの顔をまともに見られなかったことを憶えています。ファーストキスはレモンの味なんて言いますが、そんなのは直前までレモンを齧っている奴しかありえないわけで、私のファーストキスは無味無臭でした。ただ、彼の唇がすごく薄くて冷たかったのが印象的でした。四年前、その彼がロンドンオリンピックの閉会式でたくさんの聴衆を前に歌を歌っていました。スターの彼は、22年前の夏に日本人の追っかけ少女のファーストキスの相手だなんて知るよしもないのだろうな。
2016年09月30日先日、一足お先に映画『ブリジット・ジョーンズ』の最新作を観た。32歳だったブリジットも43歳。いまだ独身である。役柄よりも少々年上のレニー・ゼルウィガーがスクリーンに現れた瞬間「うわ、すごいおばさん。ちょっときつい」と思ったのだが、5分もすると慣れてくる。そこからは2時間、笑いっぱなし。大満足で帰路についた。映画は恋をしていない私の心に潤いを与え、そして恋をするぞという力をくれる。ちなみに映画を観る時はいつも一人である。隣に誰かがいると気になってしまうので、友人はおろか、今では映画デートなんて考えられない。もちろんこれまでに何度かはある。初めての映画デートは高校生の時。1つ年上の不良と『ショーシャンクの空に』を観に行った。言わずと知れた大名作。しかし当時、『グーニーズ』や『インディー・ジョーンズ』といった類の映画が好きだった私は、やけに暗い映画だなとあまり楽しめなかった。そして映画館の明かりがついて、隣の彼を見た私はびっくり。彼は目を真っ赤にして震えていた。男が泣くのを初めて見た私はドン引きだったのだが、今考えたら、彼は少年院あがりの自分に何かを重ねていたのかもしれない。そんな彼も今では一児の良きパパである。20代の頃は、アスリートの彼氏と『マイノリティ・リポート』を観に行った。デートにはもってこいの泣きどころのないSFアクション。観賞後、感想を尋ねると「字幕で読めない漢字があった」と言われドン引きした。彼は頭まで筋肉だった。そんな彼も今では良き3児のパパである。そして、そろそろ三十路になろうかという時、知り合ったばかりのIT社長から「映画に行きましょう」とメールがきた。「何か観たいのありますか?」と返信すると『愛の流刑地』と返ってきた。え?初めて2人で会うのに『愛の流刑地』?濡れ場満載の?何だか怖かったので丁重にお断りした。そんな彼も今では・・・・・・、何をしているかわからない。名前も忘れてしまったから検索さえできない。こんな紆余曲折を経て、今では映画に誘われても「映画は一人で観るので」と断るようになった。だってポップコーンだって独り占めしたいもん。しかし、こんなんだから恋が遠ざかる一方なのだろうなあ。
2016年09月20日私がよく行くスーパーの青果担当ナガイさんは、みんなから愛されている。「今日は小松菜が安いよ!小松菜、持って行っちゃってー!」と元気な声を出すナガイさん。本当に持って行っちゃったら万引きになってしまうのだけど、ナガイさんの声にのせられたお客さんたちは、次々と小松菜をカゴに入れる。ナガイさんの周りには、いつも人がいる。奥様方に料理方法の質問をされて丁寧に答えるナガイさん、小さな少女に「ナガイさん、お母さんが呼んでるから、こっち来て!」と手を引かれるナガイさん。逆に、一人のおばあちゃんに「久しぶりだね!最近来てなかったから心配したよ!」と声をかけているナガイさんを見かけたこともある。30代前半、いたって普通の容姿。しかしナガイさんはすごく魅力的だ。メディアでは『モテ』というキーワードをやたらと目にする。モテるための服装、モテるためのメイク、モテるためのしぐさ。確かにその瞬間はモテるかもしれない。しかしモテると、愛されるはまったく違うものである。モテるのは努力で何とかできるけど、愛されるのは生まれながらにしてもった素質が必要なんじゃないかと思っている。私の母は、とても綺麗な人だ。料理も上手だし、よく働くし、頑張り屋さんだ。でも彼女は、私の父に愛されなかった。一方、女優の夏目雅子さんは、私からすると私たち家族から父を奪った人という認識だけど、亡くなった今でも人々に愛されている。きっと天国でもたくさんの人に囲まれて、あの美しい笑顔をみせているのだろう。これは、もう天性のものなのだと思う。するとふと、その愛されない遺伝子を自分が母から受け継いでいるのではないかと思う時がある。何だか絶望的な話しになっているが、私は愛されるよりもむしろ愛したいので、私にはそれが合っているような気もする。生まれながらに愛される素質をもっている人は、たぶんそのことには気づいていない。もしナガイさんに「どうやったら人に愛されますか?」と尋ねたら、きっとナガイさんのことだから笑顔で「旬の野菜!旬の野菜を食べちゃってー!」と言うんじゃないかしら。そんなナガイさんの薬指にはきらりと指輪が光っている。ナガイさんはやっぱりたくさんの人から愛されている。
2016年07月22日読んでいた小説にすごく強引な男がでてきた。主人公の女は少し腹を立てながらも、結局は男に言いくるめられる形で彼の欲求に応えてしまう。それを読んでふと、最近、強引な男が少なくなったなあと思った。前にコラムでも書きましたが、NYでデートをした男性がいました。最初に話しかけられた時、私は冷たく彼をあしらいました。彼は去って行きましたが、美術館のベンチに腰かけている私を見つけて再びやって来ました。誘いを断り続ける私に対して「本当に美味しいレストランなんだ」「食事だけでも」「日本語を勉強してから行くよ」と諦めない彼。強引だなあと思いつつも、NYでずっと一人だった私は「じゃあ食事だけ」ということで翌日に彼と待ち合わせることになったのです。ここ最近知り合った男性はみな穏やかで優しくて気遣いができるけど、強引さとは無縁。食事を終えて「もう一軒行く?」という問いに「うーん」と難色を示すと、すぐに引き下がります。彼らは絶対に粘りません。こちらを尊重しつつも、自分が傷つきたくないんだろうなとも思います。粘って粘って、玉砕というのはイヤなんでしょうね。明らかに好意をもっているのに「好きです」とか「付き合ってください」とか、決定的な言葉を絶対に言わないのも自己保身。なあなあでなんとなく付き合っている感じにもっていけたら、という魂胆がみえみえで、白黒つけたい私としては、そんな男性に魅力を感じるはずもないのです。この前も数人で食事をしていた時に、居合わせた年下の男性が27歳だと知って、私が「10歳も違う」と苦笑いすると(正確には11歳。サバよんだ)、彼が少し真剣な顔で「10歳しか変わらんやん」と私を見ました。まったく興味がない男の子だったけど、その瞬間はドキっとしましたよね。やはり男は優しさと気遣いだけでは物足りない。強引な男性求む!なのであります。しかし、一説には強引な男がいないなあと思うのは『強引にされるほどの女じゃない』ということであるのかもしれません。仕方がない。こっちから強引にいくしかないな!待ってろ、野郎ども!
2016年07月08日世界遺産で知られている古都・アユタヤの新名所として人気を集めているのが水上マーケット。2010年に登場した「アヨダヤ水上マーケット」は、運河を使った交通手段が一般的だった古き良き時代を再現したテーマパーク。外国人のみならず、地元タイ人にも人気の観光スポットで、週末となればバンコク等周辺エリアから訪れるファミリーや学生グループで賑わう。「ワット・マヘーヨン」近くに造られた人工池の周りには、タイの古い街並みが再現され、施設の名称もあえて伝統的な「アヨダヤ」とネーミング。大きな池を囲むように、土産店や飲食店等たくさんのお店がずらり軒を連ね、ショッピングやちょっとしたランチ、軽食が充実している。初めて訪れるなら、船で広い敷地内を巡る約15分の遊覧コース(大人20バーツ、子ども15バーツ)もおすすめ。もちろん水上マーケットならではの、水路に浮かぶ小舟のお店から気に入った品を買うという体験も楽しい。隣接の「エレファントビレッジ」では象に乗って遺跡見物することが可能。象の他にもトラやヘビ等の動物と間近で触れ合えることが出来る。「アヨダヤ水上マーケット」は入場無料で、タイの伝統的生活の雰囲気を気軽に味わうことが出来るので、アユタヤの遺跡巡りついでに立ち寄ってみては。アヨダヤ水上マーケット&エレファントビレッジ(Ayothaya Floating Market & Elephant Village)・住所:Phai Ling, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya, Thailand<水上マーケット>・利用時間:8:00~18:00・利用料金:無料<エレファントビレッジ>・利用時間:8:00~17:00・利用料金:20分で1人400バーツ©all photos to Tourism Authority of Thailand
2015年09月01日テレビ朝日は7月15日~8月23日、「水上プレミアムビアガーデン presented by The PREMIUM MALT’S」を「六本木ヒルズ」(東京都港区)にて開催する。同イベントは、六本木ヒルズ内「毛利庭園」の池に水上デッキを設置して行うビアガーデン。「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」の一環として開催される(夏祭りの開催期間は、7月18日~8月23日)。銘柄豚、ブランド地鶏が楽しめる「プレミアムBBQセット+120分飲み放題(ラストオーダー30分前)」は、1人5,000円。セット内容は、「三重県産 松阪豚プレミアム」「秋田県産 比内地鶏」「新鮮焼き野菜」「新鮮巻き野菜」「特選熟成ソーセージ」「特製スパイス枝豆」「香草マリネのフライドチキン」「カリッと揚げたてフレンチフライ」の8品となっている。平日16時~17時59分の間にスタートすればハッピーアワーとして、1人4,500円で利用できる。土日祝には、ランチビアガーデンセットとして「プレミアムBBQセット+90分飲み放題(ラストオーダー30分前)」が1人3,800円(11時~16時59分に入場)。プレミアムBBQセットは、公式サイトで事前予約が必要。また、アラカルトメニューでは「スパイシーフライドチキン」(800円)、「特製スパイス枝豆」(600円)、「特選熟成ソーセージ」(850円)などがある。テレビ番組『林修の今でしょ! 講座』とコラボレーションした、「サテ(インドネシア風焼鳥)」(1,000円)も登場。ドリンクメニューは、「ザ・プレミアム・モルツ」(600円)、「ザ・プレミアム・モルツ<香るプレミアム>」(600円)、「~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム」(750円)に加え、「ラドラー」(500円)、「角ハイボール」(500円)なども取りそろえている。営業時間は、平日16時~23時、土・祝前日11時~23時、日祝11時~22時(ラストオーダーは30分前)。※価格は全て税込
2015年06月22日テレビ朝日は7月18日~8月23日、六本木エリア(東京都港区)を中心に「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」を開催。「水上プレミアムビアガーデン」などを行う。「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」は2014年にも行われ、今回はエリアと演目を大幅に拡大して展開。東京・六本木を「メディアシティ」と位置づけ、街全体とコラボレーションした「ミライの都市型夏祭り」をテーマに開催するとのこと。期間中は、「66プラザ」にてほぼ等身大サイズの「ドラえもん」を展示するほか、「大屋根プラザ」でバラエティー番組『アメトーーク! 』やアニメ『クレヨンしんちゃん』などとのコラボレーションメニューも提供。また、毛利庭園の毛利池に特設デッキを敷き、「水上プレミアムビアガーデン」もオープンする。地鶏や銘柄豚などを使用したBBQスタイルでメニューを提供するとのこと。ほかにも、体験型スポーツコンテンツや番組とコラボレーションした展覧会も予定している。
2015年06月15日ブラッド・ピットが妻のアンジェリーナ・ジョリーの誕生プレゼントに水上機を購入したようだ。毎年6月が近づくと、ブラッド・ピットからアンジェリーナ・ジョリーへの誕生プレゼントが話題になるが、ブラッドが来月4日に40歳を迎える愛妻に贈るのは、ヴィンテージの水上機だという。イギリスの「Sunday Mirror」紙によると、夫妻はすでにヨーロッパのディーラーを訪れ、南フランスのシャトー・ミラヴァルにある自宅で保管する予定だという。2008年に購入したシャトー・ミラヴァルの敷地は1,000エーカー(約4,047,000平方メートル)があり、夫妻の名前をつけたロゼワイン用のぶどう畑などがある。アンジェリーナは飛行訓練を受けたことはあるが、着水の技術はまだ学んだことがないので、ブラッドは彼女が飛行機を存分に使うことができるよう、新たな飛行訓練の準備も整えているそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月25日東京水辺ラインは12月10日と11日、水上バスによる周遊とさまざまな企画を組み合わせたイベントを開催する。同イベントは、12月14日の赤穂浪士吉良邸討ち入りの日を前に、「忠臣蔵」の歴史を座学と現地の散策で学ぶ内容となっている。「吉良邸討ち入り編」「泉岳寺編」の2つのプランで、いずれも日本全国の歴史・文化財・城郭に詳しい小林祐一さんを招いて実施する。12月10日は、『水上バスで行く・小林祐一の忠臣蔵歴史散歩「吉良邸討ち入り編」』を開催する。当日は、水上バスでミニクルーズを楽しんだ後、忠臣蔵ゆかりの地「明石町」で浅野家屋敷跡や、築地本願寺に葬られた浪士の墓を見学する。募集人数は40人。参加費は大人3,300円、小学生2,990円。12月11日は、『水上バスで行く・小林祐一の忠臣蔵歴史散歩「泉岳寺編」』を実施する。水上バスでミニクルーズを楽しんだ後、浜離宮から泉岳寺まで討ち入りを果たした赤穂浪士が歩いた道のりをめぐる。泉岳寺見学や四十七士の墓参りもできる。募集人数は40人、参加費は大人3,600円、小学生3,050円。申し込みは、往復はがきにて。締め切りは11月14日必着となっている。※価格は全て税込
2014年10月16日ナクアホテル&リゾーツマネジメントが運営する「水上高原ホテル200」では6月6日、家族旅行に嬉しい2段ベッドの部屋「フォレストキャビン」が登場する。このほど予約受付を開始した。「フォレストキャビン」は、家族での“つどい”をコンセプトに作られた客室。2段ベッドを2台設置し、コンパクトながらも家族4名で楽しい時間を過ごすことができる快適な造りとなっている。室内は水と緑と空を受けたデザインイメージ。室内カラーは、春の芽吹きを感じる「萌黄色」、夏の高原の空をイメージした「天色(あまいろ)」、秋の輝きを表現したフランス語で“輝く黄色”「ジョンブリアン(jaune brillant)」の3種となっている。また、カッコウが鳴いて時を知らせるイタリア・ピロンディーニ社製のはと時計や、靴を脱いでくつろげる“畳敷き”など、インテリアも細部にわたり徹底的にこだわったという。さらにけん玉・万華鏡・だるま落としと言った、懐かしくて癒やされるレトロ玩具を用意している。「フォレストキャビン」は定員3~4名(安全上、添い寝では使用不可)。全16室(全室禁煙)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日