映画『科捜研の女 -劇場版-』(9月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、兼﨑涼介監督が登場した。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。劇場版の公開に、イベント冒頭から感極まった様子を見せていた沢口。内藤演じる刑事・土門とマリコのコンビは「どもマリ」と呼ばれ、2人のロマンスを期待する声もあるが、沢口は「マリコと土門はいつも同じ方向を見ています。使命感、価値観が一致しています。そして、事件が起きるたびにどんどん絆が深まっています。この映画では、シリーズ最強最大の敵と対決しました。2人の絆はものすごい近いです。2人にとっての集大成」と表す。この言葉に、内藤は「15年間ぐらい1回も打ち合わせしたことがないんです。1回だけちょっと厄介なストーリーだったので、 やっちゃん(沢口)に『どう思ってやってる?』と聞いた時に、『あえて言えば、お兄さんかな』と言われてるんです。兄弟以上だけど親戚未満、血のつながってないすごく近い人という感覚」と明かす。さらに内藤は「50年くらい経った頃に、そういう関係なんだなと思ってもらえれば。恋人ではないけど信頼し合っているという関係が、"ドモマリ"というジャンルになってるといいなと思って、そういう映画になったのではないかと思っております」と語った。最後に沢口は「映画のお話があったのは今からちょうど2年前でした。『科捜研の女』は4クール連続撮影中で、追われていた2019年の秋でした。長年支えてくださったファンの皆様に感謝の気持ちを込めて精一杯撮影に臨みたいと心に誓いました」と振り返る。「その時はあとでこんな大変な事態が起きるとは思わず、でも諦めずにここまで来てよかった」と瞳を潤ませ、「この場で、このメンバーで皆様の前に立つことが出来て本当に嬉しいです。全国の劇場に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。私達をこの場に連れて来てくださったのは皆さんです。この映画を見て少しでも元気になってもらえたなら、私たちは最高に幸せです」と感謝していた。
2021年09月04日最先端技術を取り入れた斬新なストーリー展開と個性豊かな登場人物で、20年以上にわたって愛され続けている『科捜研の女』シリーズ。つねに新しい挑戦を続ける作品として、幅広い層から絶大な人気を誇っています。そんななか、ファンからの期待に応える形で映画化がついに実現。今回は、その舞台裏についてこちらの方にお話をうかがってきました。渡部秀さん【映画、ときどき私】 vol. 4102017年から本シリーズに参加し、京都府警科学捜査研究所に所属する物理研究員・橋口呂太を演じている渡部さん。誰にでもタメ口で天真爛漫な性格ながら、鑑定では天才肌なところを発揮する甘いもの好きの呂太は、シリーズでも人気キャラクターのひとりです。そこで、科捜研チームの一員である渡部さんの役へのこだわりや意外な一面について教えていただきました。―本作は、シリーズ初の劇場版となりましたが、テレビ版との違いを感じましたか?渡部さんまずは、撮り方も含めてスケール感が圧倒的に違いましたね。あとは、キャストもこれまでのオールスターが勢揃いしているので、僕自身も撮影前からすごくワクワクしていました。とにかく、見ごたえのある作品になっていると思います。―本当に、ファンにはたまらない豪華メンバーが一挙に集結していますよね。現場の雰囲気はいかがでしたか?渡部さん歴代のメンバーの方がいらっしゃるたびに、現場の空気感がどんどん変わっていったので、僕からするとすごく不思議な感覚でしたね。でも、こうやって歴史を積み重ねてきた作品なんだなと改めて感じることができました。そのなかでも印象的だったのは、科捜研の元所長を演じていた小野武彦さんが入られたとき。一気にシリーズの最初のころの雰囲気になり、僕は内心「あのときのメンバーが揃ってる!」と、完全にいちファンになってしまいました(笑)。役者人生においていい分岐点となった―お気持ちよくわかります。これだけ長年愛されているシリーズに参加するうえで、意識していることはありますか?渡部さんレギュラーメンバーとして、新しい歴史を作っていく責任や次の世代に繋いでいく使命みたいなものは感じています。あとは、同じ役をここまで長く演じることは初めての経験だったので、本当にいろいろな勉強をさせていただいているなと。僕の役者人生においても、いい分岐点になりました。―私は『科捜研の女』シリーズのファンであるがゆえに、ほかの刑事ドラマを観ているときでも、「マリコだったら…」とつい考えてしまうことがあります。渡部さんも科捜研メンバーになってから、実生活に影響を及ぼしていることもあるのではないでしょうか。渡部さんそれは僕もありますね。このシリーズに参加してから、物理や科学だけでなく、事件に関するいろいろな単語を聞いてきたので、さまざまなニュースを見ながら自分で勝手に推測してしまうことがあるんです。たとえば、死因がこれなら、この線の事件性はなさそうだなとか。それは、科捜研で得た探求癖がプライベートにまで入り込んでしまった結果だと思います(笑)。―(笑)。では、呂太を演じるうえで大切にしていることがあれば、教えてください。渡部さん呂太は天才肌というか、いい意味でぶっ飛んだキャラクターなので、演じるのはすごく新鮮なんです。そのなかで意識していることといえば、マリコたちからも視聴者のみなさんからも愛される人物であること。誰にでもタメ口で話していますが、それがただの生意気で失礼なヤツで終わってしまうのではなく、どこか可愛げがあって憎めないキャラクターでいたいので、みなさんに認めてもらえるように努力しています。素の自分は、呂太とは真逆のタイプ―実際、視聴者の方からはどのような反響がありましたか?渡部さんこのシリーズを見て僕のファンになってくださる方も多いので、すごくありがたいですね。ただ、そのあとにショックを受ける方もけっこういらっしゃるんですよ……。―というと?渡部さんどうしても呂太のイメージが強いので、「普段はそんなに大人しいの?」と、役との差に驚く方がいるんです。もちろん、素の僕が呂太と同じしゃべり方なわけがないとわかってはくださっていますが、僕としてはちょっと申し訳ない気もしてしまって(笑)。でも、それくらいインパクトのあるキャラクターなんだなと実感しました。あとは、そう感じてくださる方がいるということは、自分がしっかりと役になり切れている証拠でもあるのかなと思うので、ある意味うれしさはありますね。―つまり、ご自身とは真逆のタイプということですか?渡部さんそうですね、真逆だと思います。たとえば、呂太は甘いものが大好物ですが、実は僕は甘いものが苦手なんです……。普段まったくお菓子を食べないので、科捜研の現場で1年分の糖分を摂取しています(笑)。でも、呂太はそういう部分も含めて、自分にはないものを表現できたり、新しいことを発見できたりするので、演じていて楽しいキャラクター。あとは、あの人懐っこさや何も恐れずに進んでいくアグレッシブさは、尊敬しますね。石橋を叩かないでも行けてしまう強さがあって、うらやましいです。毎日、自分の時間は大切にしている―甘いものが苦手だったとは意外でしたが、それを感じさせないのはさすがです。ちなみに、呂太にとってのお菓子のように、渡部さんの生活に欠かせないものといえば?渡部さんまず食べ物なら、とにかく好きなのはお肉。僕は生肉があれば、生きていけます(笑)。そのほかに日常生活で欠かせないものといえば、寝る前の1~2時間で自分の好きなことをとことんする時間。余計なことを考えずに、本を読んだり、テレビや映画を観たりして、一旦仕事のことを忘れるようにしています。そうやってひとりで過ごしているときが、僕にとって大切な時間です。―ご自身をリセットする時間も必要ですよね。では、主演の沢口靖子さんについておうかがいしますが、俳優として影響を受けていることはありますか?渡部さん沢口さんは、本当にプロフェッショナルな方なので、いろいろなことを学ばせていただいています。主役を演じるプレッシャーもあると思いますが、責任感と集中力がすごいですし、沢口さんが現場でミスしている姿を僕はほとんど見たことがありません。以前、「休みの日は何しているんですか?」と聞いたことがあるんですが、そのときに「休みがあれば、次の台本の勉強をしている」とおっしゃっていたほど。やっぱり20年以上トップを務めていらっしゃる方は違うなと思いましたし、僕も沢口さんのプロ意識は見習いたいです。しかも、お忙しいのにキャストやスタッフにもつねに気を遣ってくださるところも、素晴らしいと思います。うれしいのは、沢口さんの笑顔を引き出せたとき―さすがですね。そんな仕事一直線の沢口さんですが、現場で渡部さんだけが知っている素顔があれば、教えてください。渡部さん撮影の合間はけっこうお茶目な方で、プライベートなお話をすることもありますね。時々、ニコッと笑ってくださったりすると、「この笑顔は、僕にしか見せないでほしい」と思ったりすることも(笑)。沢口さんの笑顔を引き出せたときは、うれしいです。―ちなみに、どんなお話で沢口さんの笑顔を引き出したのですか?渡部さん僕は趣味でアクアリウムを作っていて、家にペットカメラを置いているんですが、お魚の映像を「みんなには秘密ですよ」と言って見せたりすると喜んでくださいます。これからも、沢口さんのいい笑顔を引き出せるようにがんばりたいです!―では、渡部さんから見て、マリコの魅力はどんなところだとお考えでしょうか。渡部さん「事件を解明する」という確固たる意志や信念は、すごいところだなとは思います。とはいえ、マリコが“暴走”しているときは、一般社会では受け入れてもらえないかもしれませんが……(笑)。ただ、めちゃくちゃなお願いをされても、ついていきたくなるようなところがマリコの魅力なんですよね。―マリコのように好きなことに夢中な女性はどう思いますか?渡部さんすごく素敵だと思います。自分のルールをしっかり持っている女性には興味が湧きますし、「普段は一体どんな人なんだろう?」と知りたくなりますから。周りに気配りができる女性には見とれてしまう―ちなみに、渡部さんが女性を見るときに注目しているポイントといえば、どんなことですか?渡部さん周りに気配りができて、マナーがきちんとしている方には、見とれてしまいますね。あとは細部にまで気を遣って、時間をかけて努力をされている姿も素敵だなと。と言いながら、ふとした瞬間に見せる気の抜けた感じもいいですよね。―わかる気がします。また、マリコといえば“科学オタク”ですが、いま渡部さんがハマっているものがあれば、教えてください。渡部さん趣味はわりと多いほうかなと思いますが、いまは先ほどお話したアクアリウム、爬虫類、苔、植物など。一度ハマるとがっつりハマってしまうほうなんですよね。最近は家が水族館のような、動物園のような、植物園のような状態になっています(笑)。―楽しそうなお家ですね。それでは最後に、ananweb読者へのメッセージをお願いします!渡部さん僕はもうすぐ30代に入りますが、人としても男性としてもまだまだ未熟な部分が多いなと感じています。若い頃に思い描いていた30代にするために、仕事で成長していくのはもちろんですが、もっと女性のことも理解できるようになれたらいいなと。自分だけだと凝り固まった考えになってしまうので、女性の方々の目線でいろんなことを教えていただきたいですね。おこがましいですが、みなさんの力で僕を素敵な男性に育てていただけたらうれしいです(笑)。インタビューを終えてみて……。ご本人がおっしゃっていたように、どうしてもタメ口で話す呂太のイメージが強いため、丁寧で穏やかな口調の渡部さんに最初は驚きましたが、そのギャップもまたとても魅力的だと感じました。俳優として、男性としてどんな30代を迎えられるのか、ますます楽しみです。スケールもトリックもさらにパワーアップ!豪華キャストが一挙に集結し、シリーズ史上最難関の事件に挑んでいる本作。最新科学を駆使したトリックと立ちはだかる最強の敵によって、まさかの結末へと追い込まれていくことに。困難な状況にこそ力を発揮する科捜研メンバーによる“衝撃の最終実験”をぜひお見逃しなく!写真・山本嵩(渡部秀)取材、文・志村昌美ストーリーある日、京都の洛北医科大学でウイルスを研究する女性科学者が転落死する。榊マリコをはじめとする“科捜研”のメンバーや捜査一課の土門刑事、解剖医の風丘教授は、事件性を疑うも、それを裏付ける証拠を発見できずにいた。ところが、京都だけでなく、ロンドンやトロントでも連続科学者転落死事件が同時に発生。捜査を進めていくなかで、ある細菌の存在を突き止めるのだが、そこに立ちはだかるのは“史上最強の敵”だった。果たして、マリコたちは世界中に広がる死の連鎖を止められるのか……。※榊の字は木へんに神が正式表記謎が深まる予告編はこちら!作品情報『科捜研の女 -劇場版-』9月3日(金)全国ロードショー配給:東映©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会写真・山本嵩(渡部秀)
2021年09月02日1999年に放送が始まり、20年以上にわたって愛されてきた『科捜研の女』がついに映画化! 『科捜研の女 -劇場版-』がいよいよ公開を迎える。これを機に、シーズン1から主演を務めてきた榊マリコ役の沢口靖子、そしてシーズン5より現在に至るまで、マリコの頼れる“相棒”であり、今回の劇場版でも大活躍を見せる刑事・土門を演じる内藤剛志にあらためて“科捜研”の魅力、ここまでコンビを組んできたお互いの印象、そして映画の見どころについてたっぷりと話を聞いた。――ファンにとっては「ついに!」という思いも強い映画化ですが、おふたりはどのように受け止めましたか?沢口私もまさか“科捜研”が映画になると思ってもおりませんでしたので、夢のようなお話だと喜びました。(映画化が決まったのが、TVシリーズが20シーズンめを迎えた2020年で)ちょうど節目の年でしたので「集大成にする」という気持ちで取り組みました。内藤(TVシリーズと)やっていることは同じだと思っています。ただ、これだけ長くやってきたことで、みなさんがご存知のような定型になっているので、形が変わるというのがすごく嬉しいんですよ。例えば1時間じゃなく、2時間のスペシャルドラマになったり、前後編のスペシャル版だったり。そういう意味で、映画ってまた新しい形なんですね。やることは一緒なんですけど、また新しいチャレンジができるなと。決して映画が“終点”だと思ってやってきたわけではないんですが、新しいことを楽しめるというのが、話を聞いて思ったことでした。『科捜研の女 -劇場版-』――映画ならではとも言えるオールスターキャストで、ファンにとっては懐かしく、嬉しい面々が続々と登場します。撮影現場で印象的だった再会のエピソードについて教えてください。沢口それぞれのみなさんとマリコの歴史がありまして、お会いしたときは嬉しい、懐かしい気持ちになりました。それぞれの方とのいろんな思いがあるんですが……特に長田成哉さんが演じる相馬くんは、マリコのヤンチャな弟的な存在でした。今回は、カナダ在住という設定で、映画の中ではリモートでの会話だったんですけど、撮影ではマリコの声の相手をするために長田さんがスタジオに来てくれたんです。今までと同じ物理研究室の自分のデスクに座り込んで、以前と同じようにすっかり溶け込んでましたね。「科捜研はやっぱりいいなぁ」とか言ってくれてました(笑)マリコと相馬くんのアイコンタクトがあって、マリコが叱ったり、励ましたりするとき、耳を引っ張っていたんですね。今回、リモートでの共演でしたが、監督に「ぜひ再現したい」とリクエストを出させていただいてやっていますので、ファンのみなさんには楽しみにしてほしいです内藤僕は第2シーズンから出演していて(※)、1999年に放送が始まった当初は、家で寝転んで観てたんですよ。そのとき「なんで、渡辺いっけいがこんなキレイな人のダンナなんだ? ふざけんな!」と思ってたんですけど(笑)、20年経ってやっと本人に会えましたよ。「こいつかっ!」と思いましたね。※第2シーズンでの出演は、科捜研のプロファイラーの武藤要役として。武藤とは別人の土門刑事としての出演は第5シーズンから。『科捜研の女 -劇場版-』に登場する、渡辺いっけい演じるマリコの元夫・倉橋。いっけいとは、仲も良いし、その間もいっぱい一緒に仕事もしてるんですけど、(今回の劇場版で顔を合わせると)イメージが変わるんですよ。“マリコの元ダンナ”って(笑)。土門はあくまでも(マリコの元夫・倉橋拓也を)知らないという設定で「この人なのか……」という感じなんですけど、僕自身は20年ずっと「なんでいっけいなんだよ!」と思ってたので、そんな思いがやっと成就しました!お客さんにしてみたら「いよいよ3人が会うぞ!」と思うでしょうから、そこは楽しんでほしいですね。いや、本当に(元ダンナが)いっけいっておかしいよね?やっと“恨み”を晴らせました(笑)。沢口3ショットが見られるので、そこは楽しみにしていただきたいですね(笑)。“科捜研”という言葉を他のドラマで耳にして認知を実感した――今でこそ“科学捜査”を軸にしたドラマは国内外で数多くありますが、放送が始まった1999年頃はなじみのない存在だったかと思います。放送開始当初、沢口さんはこの作品にどんな印象を抱いていましたか?沢口(ドラマの話が来て)科学捜査研究所という言葉自体、初めて知って、そんなものが主体のドラマは他にないし、現場に残された微細な証拠から犯人にたどり着くという内容がとても面白い、希少なミステリーになるなと感じましたね。――その後、これほどの人気を博し、シリーズが続いていくと思っていましたか? 周りの反響の変化やご自身で“手応え”を感じた瞬間などはありましたか?沢口先のことは見ず、毎年、毎年、新たな気持ちで、いただいた台本ごとに向き合ってきたという感じですね。ただ、あるとき、“科捜研”という言葉を他のドラマで耳にして、認知されてきたなと感じましたね。一般的な言葉になったんだなと。“DNA鑑定”なんていう言葉も、放送開始当時はあまりニュースでも一般的じゃなかったと思います。『科捜研の女 -劇場版-』――内藤さんは、シーズン5から土門刑事役でマリコの相棒的存在を務めてきましたが、既にシーズンを重ねていた人気ドラマに入るというのはどういう心境でしたか?内藤既に違う役(プロファイラー・武藤役)をシーズン2からやってて、それは科捜研の側の人間だったんですけど。これはハッキリと記事に書いていただきたいんですけど、武藤は今でも生きてるんです。土門はあくまでも別人、新しい役としてやっていますし、やっちゃん(=沢口さん)とはそれ以前も仕事はしていたので、やりやすかったです。ただそこから、今までやってきた関係性というのは、みなさんからいろんな意見をいただいて、修正しながらやってきてできあがったのが、今の形だと思っています。最初は、マリコとも“VS”でしたからね。沢口でしたね(笑)。内藤土門は「科学なんてなんだ!」という態度で。マリコともケンカばかりでしたから。そこからどうやるかはふたりだけでなく、スタッフみんなでやってきてこういう形になりました。長くやってきたからこそ、そうやって微調整できたというのは幸せな形だなと思います。マリコも変わったし、僕も変わったし、それはみんなのおかげですね。『科捜研の女 -劇場版-』――現場でのマリコと土門のコンビ感であったり、科捜研の仲間とのチームワークのために意識していること、大切にしていることはありますか?沢口やはり同じ方向を見て、同じ価値観を持っていることが大事かなと思っています。そして相手を尊敬し、信頼する気持ちも大切ですね。内藤長くやってますから基本的には何もしなくてもチーム感はあると思っています。ですが、やっちゃんとの話で言うと「ここは大事だ」ってときは必ず言葉でやり取りしますね。「ここどう思ってる?」って。たまにやるよね?沢口そうですね。内藤それは大事なことで、「なんとなく……」じゃなく「あそこどうやる?」ってね。沢口ポイントポイントで。内藤20年やっているので基本的には台本を読んで現場に行けばいいんですけどね。でも大事なところでズレたらまずいので。沢口迷ったり、何かリクエストがあるときは必ず相談します。内藤今回も話の中である“仕かけ”があるんですけど、それをどこから始めているのか? そういうことは話しますね。でも基本的にはだいたい(何も言わなくても)OKですよ。逆に言うと、しゃべるときはよほどのときだね。「寂しかったら電話してこい!」って言うんだけど、1回もしてこない――役としてではなく、俳優、人間としてのお互いの印象についてもお聞かせください。沢口内藤さんは非常に知識豊富でお話もすごく楽しくて、音楽、司会の才能まである多才な方なんですが、一方で同じ大阪の出身ということで、ざっくばらんで話しやすい方ですね。もう長いですからね。内藤初めて会ったときは何才だったっけ?沢口22歳でしたね。内藤じゃあ僕は32歳くらいだね。もちろん、そのときのことは全然覚えてないと思いますけど、(『科捜研の女』以前に)一度、会ってるんです。それからもう長いけど印象は変わらない、このままですね。「寂しかったら電話してこい!」って言うんですけど、1回もしてこないんですよね(苦笑)。京都でひとりで頑張ってるからね、「俺もいるぞ」と。「寂しかったら飯でも食おうぜ」って言ってるけど、1回も電話してこない(笑)。そういう人です(笑)。画面(=劇中のふたりの関係)どおりじゃないですかね?このふたりの関係って、夫婦や恋人でもない……家族って感じですかね?それは以前、彼女が言ったんですよ、ある難しいシチュエーションの回で「やっちゃん、これどう思ってやるの?」って聞いたら、「お兄ちゃんかな?」って言ったんです。それはたぶん、血のつながった兄妹じゃなくてね。(別作品で)恋人の関係も演じたことがあるけど、俳優個人として“沢口と内藤”という関係で言うと、どこか肉親的な関係性もあるような気がしますね。いや、俺が勝手にそう思ってるだけで、全然そんなふうに思ってないかもしれないけど……(笑)。沢口いやいや、そうですね。距離の近さということで言うと……。内藤それでいいと思ってるし、たぶん、この作品は恋愛に発展はしないドラマだと思うし。『科捜研の女 -劇場版-』――キャスト陣の素晴らしさはもちろん、スタッフ陣の優秀さもこれだけ人気を博し、年数を重ねてきた要因のひとつだと思います。沢口毎シーズン、作品を進化させてくださってるし、真摯に作ってくださるのを感じますね。だからそれにお応えしたいという気持ちでいつも臨んでいます。内藤20年やってると、スタッフも世代交代するんですけど、新しくそのポジションに就く人たちは、前の世代のスタッフの助手なんですよ。『科捜研の女』で育って、監督や技師になっていく――つまり、この作品の全部を見てきているし、前の世代の残した有効な部分はそのまま使って、変えるべきところは変えていくんですね。長くやっていることが素晴らしいスタッフが育つことの一因だと思います。例えば“シリーズ助監督”という人がいて、その人は現場に毎日は出てこないんです。何をするか?やっちゃんがドラマの中でやる科学のこと、手元のことなどを調べたりしてるんです。そういう人がいつか監督になると、よそから呼ばれてきたどんな優秀な監督でも撮れないものを撮ってくれるんですね。20年がそういうスタッフを生んだんだなと思う。俳優もそうですね。若い子たちは「シリーズが始まった頃はまだ生まれてませんでした」とか「小学生のときに観てました」って言いますからね(笑)。そういう意味でも長くやってきて良かったと思うし、僕らも新しい監督に対して「どうぞ好きなようにやってくれ」と思えるんですよね。だって僕のダメなところも含めてすべてを見てきてくれているので。――『科捜研の女』という作品はなぜここまで愛されているのでしょう?作品、登場人物たちがシリーズを通じて持っている“哲学”“スピリット”はどういうものだと思いますか?沢口今回の映画でもそうですが、例えばマリコがみなさんにムチャぶりをしても、みなさん、文句を言いながら最終的に協力してくださるんですね。それはマリコの持つ「真実を突き止めたい」という純粋な情熱が心を突き動かしてるからだと思います。やはりみなさん、「何かをやりたい」と思っても、残念ながら諦めてしまうところってあると思います。でも、マリコに刺激を受けて、元々みなさんが持っている思いが触発され、結果的に彼女についていくようになっているのかなと思います。内藤それが“プロ”ってことだと思います、全員がね。これはアスリートの言葉なんですけど「努力しなきゃ」と思った時点で負けてる。「したい」じゃなきゃいけないと。たぶん、ここに出てくるみんな、そうだと思うんですよ、自分の仕事を「やらなきゃ」と思ってやってないんです。彼女は特にそう(笑)。そこだと思います。「頑張らなきゃ」と思ってないし、いい意味で、他の人より激しさを持っているんですね。そんな人、現実には中々いないと思うけど、それが自分も「そうありたい」という気持ちでみなさんに伝わっているんだと思います。中には仕事はしなきゃと思ってやってる人もいるでしょ? でもそこに「好き」という成分が入ると全然変わってくる。『科捜研』はみんなそう。イヤイヤやっているというのは“フリ”ですからね、所長(斉藤暁)が「マリコくーん……」って言ってるのも、全部フリですから(笑)!「頼みますよ~」とか言いつつ、みんな、一番熱中してやってるし、マリコと土門はその先頭を走ってる。それがみなさんの元気の素になっているんだと思います。取材・文:黒豆直樹撮影:源賀津己『科捜研の女-劇場版-』9月3日(金)より公開(C)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年09月02日auスマートパスプレミアムが1日、沢口靖子主演の映画『科捜研の女 -劇場版-』が3日から公開されることを記念して、テレビシリーズ全254話から厳選した23作品の見放題配信を開始した。『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描くテレビドラマ。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーが、1999年の放送開始から根強い人気を誇り、現行の連続ドラマでは最も長く続いている長寿シリーズである。そして今回、auスマートパスプレミアムでは、「映画公開記念! まだ間に合う! シリーズ20年を総ざらい! 夏の短期集中講座」と題して、テレビシリーズ全254話から厳選した「劇場版公開記念! 『科捜研の女』セレクション」23作品を配信開始。記念すべき初回放送や、拡大スペシャルなどのエピソードがラインナップされており、20年以上続く『科捜研の女』シリーズを総ざらいすることができる。23作品の見放題配信は30日23時59分まで。
2021年09月01日いよいよ公開が間近に迫ったシリーズ初の劇場版『科捜研の女 -劇場版-』。この度本作に、伊東四朗と福山潤が出演していることが明らかになった。沢口靖子、内藤剛志をはじめ、お馴染みのレギュラーキャストが揃い、世界同時多発不審死事件に挑む本作。今回新たに出演が明らかになった伊東さんが演じるのは、おしゃれなカフェで一人読書をしているマリコ(沢口さん)をナンパする老紳士という、ユーモアあふれるキャラクター。映画の冒頭をキャッチーに盛り上げる。伊東さんは「黄昏時のビルの屋上での2人のロケ、暮れる前にアップさせようとのスタッフの思いが伝わってきて、緊張したぁ」と撮影をふり返り、「皆さん、ご期待くださーい!」とコメント。また、「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ役、「xxxHOLiC」四月一日君尋役、「おそ松さん」松野一松役など、様々な作品に出演する人気声優の福山さんは、本作にアナウンサーとして登場。混乱する現場の中、劇中キーとなるシーンで懸命に事件を伝えていくという重要な役どころだ。福山さんは「とても光栄ですし、事務所スタッフも『科捜研の女』が大好きなので、僕の出演が決まった時、みんな笑顔でした(笑)」と参加への喜びを語り、「撮影は恥ずかしくなるくらい緊張してしまいましたが、非常に新鮮で貴重な体験をさせて頂きました。張り切って演じましたので、僕の出演シーンにも是非注目して頂きたいです!」と呼びかけている。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年08月24日グラビアアイドルで女優の沢口愛華が、動画サービス「ニコニコ」にて、公式ファンクラブチャンネル『沢口愛華のオフタイム』(月額770円)を開設し、30日(20:00〜予定)に初回SP生配信を実施することが23日、発表された。同チャンネルは、沢口の“オフな一面”が楽しめることをコンセプトにした公式ファンクラブチャンネル。ニコニコ生放送ならではのコメント機能やアンケート機能も活用し、視聴者とコミュニケーションをとりながら生配信番組を作り上げていく。チャンネルでは月1回の生配信を予定し、チャンネル会員になると会員パートを含む生放送全編・アーカイブ動画が視聴可能に。さらに、会員限定でグラビア撮影のメイキング動画や誌面未公開グラビアも公開される。また、チャンネル開設を記念して、沢口が表紙・巻頭特集を飾るグラビア誌『G(グラビア)ザテレビジョン』vol.56(KADOKAWA)をドワンゴジェイピーストアで購入した人を対象に、9月4日にオンラインサイン会を開催。1冊券:くじびき権(当選者にはサイン会後に30秒生電話) 、2冊券:ニックネーム読み上げ+直筆サイン、3冊券:ニックネーム読み上げ+ニックネーム入り直筆サイン+ポスター(絵柄A)、5冊券:ニックネーム読み上げ+ニックネーム入り直筆サイン+ポスター(絵柄B)+メッセージ動画(共通)+くじびき権(当選者にはサイン会後に45秒生電話)とそれぞれ内容が異なり、3冊券・5冊券の購入には『沢口愛華のオフタイム』への会員登録が必要となる。○■沢口愛華コメントこの度ニコニコチャンネルを開設することになりました! 最近は皆さんと会える機会が減ってきてしまって、寂しいと思っていました! 直接ではないですが、こうやって沢口の元気な姿を届けられることが何よりも嬉しいです。初回配信は8月30日20時〜、皆さんと一緒に楽しめたらいいなと思っています! よろしくお願いします!
2021年08月23日「キャスト、スタッフ全員が待ち望んでいた劇場版です。スクリーンからも情熱が感じられるような作品になっています」8月11日、『科捜研の女-劇場版-』の完成報告イベントで、感慨深そうに語ったのは女優・沢口靖子(56)だった。ドラマ『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)がスタートしたのは’99年10月。現在放送中の連続ドラマでは最長寿。映画化は今回が初の試みだ。演じ続けて22年目、主人公の法医研究員・榊マリコについて、沢口自身はインタビューで次のように語っている。《科学一辺倒だったマリコもシリーズを重ねるなかで、人として女性として成長してきました。30代半ばで出会った役ですが、今では私の分身のような存在です》(『家庭画報』9月号)劇中のマリコ同様、沢口自身も女優として成長を重ねてきた。ドラマ関係者によれば、「20年続けてきたことで、沢口さんも『私の代表作になりました』と、自信を持っているようです。近年ではマリコが金髪巻き髪のお姫様風のコスプレをしたり、熟成庫で巨大な牛肉といっしょにつり下げられたりと、“衝撃シーン”がネットでも話題になっており、沢口さんも楽しみながらチャレンジしてくれています。『科学捜査研究員を子供たちの憧れの職業にしたい』とも言っていましたね」記念すべき『Season20』が放送された昨年を、沢口は私生活でも“節目の年”と考えていたようだ。「25年ほど住んでいた自宅マンションから転居したと聞いています」(沢口の仕事関係者)科捜研のマリコは京都市にある7階建て築30年以上のマンションに住んでいるという設定だというが、沢口が選んだ新居とは?■広さは140平方メートル、坪単価は700万超えの高級億ション前述の証言をもとに取材を進めると、昨年、東京都内の一等地にあるマンションを、自身が代表取締役を務めている個人事務所名義で購入していたことがわかった。高級マンションの立ち並ぶエリアの新築物件で、広さは140平方メートルほど。「最上階ですし、坪単価が700万円以上という物件ですので約3億円となります」(不動産関係者)購入を決断した当時は54歳。ようやく出会った“終の棲家”ということなのだろう。科捜研収録のために1年の多くは京都でホテル住まいの沢口だが、オフでのリフレッシュ術の一つがショッピング。「100円ショップも愛用しているそうで、プラスチック製の収納カゴを100個も買ってしまったというエピソードもあります」(前出・仕事関係者)ちなみにもう一つのリフレッシュ術は掃除。片付けが苦手なマリコとは真逆なのだという。《仕事がオフの日には、まずお掃除をします(笑)》(本誌’13年5月28日号)《お掃除や家の片付け、“断捨離”には夢中になります》(『家庭画報』9月号)リフレッシュのためのスペースを新たに確保した沢口。さらにスケールを拡大したマリコの活躍ぶりにも期待したい。
2021年08月16日9月3日公開の映画『科捜研の女-劇場版-』完成報告イベントが11日、東京・丸の内 TOEIで行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が登場した。1999年の放送開始から20年以上も高視聴率を記録しているテレビ朝日の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』。科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ 最長シリーズ」の記録を常に更新し、これまでに250を超える事件を解決している。シリーズ初となる劇場版では、主人公の榊マリコ(沢口)と京都府警の土門薫(内藤)刑事をはじめテレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢揃いして世界同時多発不審死事件に挑む。沢口は「テレビドラマシリーズを大きくした劇場版の新たな世界観が誕生し、手応えを感じました。もちろん結末は知っていますが、これは事件なのか事故なのか、犯人は誰なのかトリックは? と一緒に謎解きをするような感じでドキドキしながら観ました。『科捜研の女』の魅力が全て詰まっており、集大成の作品だと思います」と作品の出来には自信。マリコとバディを組む大門刑事役の内藤は「やっちゃん(沢口)、もうこれで会えないかもしれないね、とチラッと言ったかな? 言えないんですけど、やっちゃんお世話になりました」と微妙な言い回しでネタバレをすると、隣にいた若村から「そんなこと言っちゃいけないって言われたばかりなのに、大丈夫ですか?」とたしなめられて苦笑いを浮かべていた。本作のゲストには佐々木蔵之介がシリーズ史上最強の敵として科捜研の前に立ちはだかる天才科学者の加賀野亘を演じている。この日はビデオメッセージでの出演となった佐々木について沢口は「普段は京都弁でざっくばらんと面白い方なんですが、役に入るとガラッと変わって飲み込まれそうになりました」とオンとオフの差にびっくりしたという。内藤も「逸脱した科学者の役でそういうのって機械的に見えるんですが、本当に上手いんですよ。体温のないような逸脱した科学者を人間として演じていました。僕たちの映画に力を入れてくれましたね」と絶賛しつつ、「あいつ京都生まれなのに何となく東京で仕事しているでしょ。僕、京都に本籍移したんですよ。あいつは京都を捨てた男! 潰してやる! 自分の老人ホームのためになるべく蔵之介の仕事を取っていきたいと思います」と笑いを誘っていた。映画『科捜研の女-劇場版-』は、9月3日より全国公開。
2021年08月11日俳優の沢口靖子が8月11日、都内で行われた主演作『科捜研の女 -劇場版-』の完成報告イベントに出席した。20年以上にわたり、主人公・榊マリコ(榊は偏木に神)を演じる人気テレビドラマが初めての映画化。「劇場版が完成して、ご報告できるのはうれしい」と喜びを示す一方、感染症対策として無観客でのイベント実施には「長年支え、応援してくださったファンの皆様に直接、この場でお伝えすることができませんでした。正直、残念でたまりません」と無念そうな表情を浮かべた。それでも「私はつらい時こそ、諦めずに前を向いて歩いていこうと、マリコに背中を押され、ここまで来ました。科学でより良い未来を切り開く。それがこの映画のテーマです」と熱弁。「今は大変な時期ですが、1人1人の心がけ次第できっと、すてきな未来をつかめるはず。(映画が公開される)9月には、皆さんの前でご挨拶できるように、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。それまで、どうぞお元気にお過ごしください」と真摯なメッセージを送っていた。1999年の放送開始から20年以上にわたって親しまれてきたテレビ朝日の人気ドラマ『科捜研の女』の初となる劇場版。沢口演じるマリコをはじめ、これまで数々の難事件を解明してきた京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の面々が、京都、ロンドン、トロントなど各地で同時多発的に発生する科学者不審死事件に挑む。沢口は「早くファンの皆様に見ていただきたい自信作です!」と胸を張り、「ドラマのスケールを大きくした、劇場版としての新たな世界観が誕生したと手応えを感じています」と誇らしげ。「もちろん、内容は知っているんですが、映画を見ながら、これは事件なのか、事故なのか。犯人やトリックを考えながら、ドキドキして見ました。科捜研の魅力がすべて詰まった、集大成にふさわしい作品です」とアピールしていた。劇場版には、マリコに加えてテレビシリーズのレギュラーキャストが勢揃いしており、沢口は「とても懐かしい方もいらっしゃり、台本を開き、お名前を見ると、顔が浮かびました。苦楽をともにした友人と再会したような気持ちだった」としみじみ。「皆さんそれぞれがストーリーに絡んでおりまして、化学反応を起こしながら、クライマックスを迎える」と見どころを語った。完成報告イベントには沢口をはじめ、京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が勢ぞろい。内藤は「科学を使って、事件を解き明かし、犯人を追い詰めるというストーリーに変わりはありませんが、劇場版ということで、20年以上の歴史において、一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。しかも、これが一度きりしか使えない方法。とんでもないことが起こります!」と豪語。また、劇場版のゲストでシリーズ最強の宿敵・加賀野教授を演じる佐々木蔵之介が「ぜひ、五感をフル稼働しながら、楽しんでください」とビデオメッセージを寄せた。取材・文・写真=内田涼『科捜研の女 -劇場版-』9月3日(金)公開
2021年08月11日女優でグラビアアイドルの沢口愛華が、講談社のサッカーメディア『ゲキサカ』とスポーツマネジメントが主催するeスポーツ大会「第1回全国高校eサッカー選手権大会 supported by PUMA」の応援マネージャーに就任した。PlayStation4用ソフト『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』の高校No.1プレイヤーを決定する同大会。のべ167人がエントリーしたオンライン予選を勝ち抜いた8名が8月24日、東京・池袋の「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」で開催される決勝大会に出場し、初代チャンピオンの座を懸けて熱戦を繰り広げる。そして今回、今年の春に高校を卒業したばかりの沢口が同大会の応援マネージャーに就任。また、決勝大会の実況をeスポーツアナウンサーの柴田将平、解説をゲキサカFC所属のプロゲーマー、Mayageka氏が務める。なお、決勝大会の模様は、ゲキサカの公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される。○■沢口愛華コメントこれからのeスポーツの歴史を創っていくみなさんを応援できること、すごく光栄に思います! 勝って嬉しいや負けて悔しいという、eスポーツで知った感情を胸に、一つひとつの試合を悔いのないものにできることを願っています。eスポーツという最先端のスポーツで、青春を駆け抜けてください!
2021年07月26日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の予告編が22日、公開された。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。解禁となった予告編は、舞い落ちる紅葉と不安げなマリコ(沢口靖子)の表情、そして「助けて」と言いながら高所から自ら飛び降りる京都、ロンドン、トロントの事件「世界同時多発“科学者”不審死事件」から幕を開ける。京都で起きた2つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていたが、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)は強引に捜査を進めていた。2人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに2人の衣服から見つかった“未知の細菌”から、世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。加賀野が研究しているのは、人間の遺伝子をも凌駕し、適正体重へと導く腸内細菌、通称『ダイエット菌』で、双子の一人に医学的に感染させる(=感作させる)という禁断の実験を行っていた。ダイエット菌と今回の事件の関係性に目を付けたマリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。絶体絶命の窮地に陥るマリコたちだが、父である榊伊知郎、元科捜研所長・宮前守、元夫・倉橋拓也、そして元科捜研物理研究員・相馬涼たち歴代レギュラーメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、マリコにも未知の細菌の魔の手が襲い掛かる衝撃的なラストで予告編は終わる。あわせて公開された本ポスターには、劇中で鍵となる加賀野の近未来的な実験室を背に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今回のゲストの合計21名が集結。主題歌は新進気鋭の女性シンガー・遥海が担当し、本作のために描き下ろされた。主人公マリコのいろいろな声に耳を傾け真実を求め続けるまっすぐな女性像にインスパイアされ「どんなに迷ったり悩んだりつらい時があっても、決して一人じゃないみんながいるよ」というメッセージを込めたバラードに仕上がっている。○遥海 コメント20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。沢山の方々に愛されてるからこそ、責任を持って、そして、心を込めて大事に「声」を歌わせて頂きました。この曲が、映画をご覧になる皆さん、聴いていただける皆さんの心に響いたら嬉しいです。○沢口靖子 コメント記念すべき集大成「科捜研の女 -劇場版-」を、力強くのびやかな遥海さんの歌声が盛り上げて下さいます。光、新しい今日、見上げた空。。。何度やっても結果が出ない。でも決してあきらめず真実に辿りつこうと試みる…そんなマリコの精神と重なり、遥海さんの言葉が胸に響きました。○兼﨑涼介監督 コメントマリコたちが様々な「声」を感じ取り、自分たちの「声」で答えを導き出す。『科捜研の女』の根幹にあるものを再認識させられる楽曲でした。私が撮影する際に意識していた「優しさを持ったエンターテイメント」を体現してもらっていると感じています。曲を聴いた後「雲の隙間から一筋の光」そんな映像を思い浮かべて勝手に幸せな気持ちになっています。○関拓也(テレビ朝日・ゼネラルプロデューサー) コメント2019年にSony Music新人コンベンションライブにご招待いただき、その中でデビュー前の遥海さんの歌声を聞きました。圧倒的かつ透明感のある歌声は、出演者の中でも群を抜いていて、その後もずっと心に残っており、いつかお仕事でご一緒させていただきたいと思っておりました。「科捜研の女」初となる映画の主題歌をどなたにオファーするか考えている際に、マリコの芯があり、何事にも真摯に向き合う姿を歌でも表現して欲しいと考えたときに遥海さんのパフォーマンスを思い出し、今回オファーさせていただきました。完成した楽曲は、悩んだり迷ったりしたときに優しく包み込んでくれる道標のようなマリコの暖かさを感じました。映画の世界をより広げてくれていて本当に感謝しております。(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月22日主人公の榊マリコを演じる沢口靖子、京都府警の土門薫刑事を演じる内藤剛志を始め、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢揃いで<世界同時多発“科学者”不審死事件>に挑む『科捜研の女 -劇場版-』。この度、本予告と本ポスター、そして主題歌が解禁された。この度解禁となった予告編は、京都・ロンドン・トロントで科学者が高所から自ら飛び降りる衝撃的な場面からスタート。京都で起きた2つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていた。しかし、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事が強引に捜査を進める。2人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに2人の衣服から見つかった“未知の細菌”から世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。今回の事件の関係性に目を付けたマリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。窮地に陥るマリコたちは、お馴染みのメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、最後はマリコ自身も高所から飛び降りるというシーンで終了し、続きが気になる映像となっている。併せて解禁となったポスターは、佐々木さん演じる加賀野の実験室を背景に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今回のゲストの合計21名が集結。「衝撃の“最終実験”、はじまる」のコピーと共に、沢口さん演じるマリコの強い眼差しが印象的なビジュアルに。そして本作の主題歌を担当するのは、数々の歌唱バトル番組で注目を集め、アーティストとして活動を開始した新進気鋭の女性シンガー遥海(はるみ)。2020年5月にシングル「Pride」でメジャーデビューし、TVアニメ「波よ聞いてくれ」のエンディングテーマにも起用された注目を集めているシンガーだ。主題歌の「声」は、いろいろな声に耳を傾け真実を求め続ける主人公・マリコのまっすぐな女性像にインスパイアを受け、本作のために描き下ろされた。「どんなに迷ったり悩んだりつらい時があっても、決して一人じゃない。みんながいるよ」というメッセージを込めた、聴く人それぞれに何か答えをくれるかのような柔らかく温かいバラードに仕上がっている。自身初となる映画主題歌に、遥海さんは「20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。心を込めて大事に歌わせていただきました」とコメント。沢口さんは「力強くのびやかな遥海さんの歌声が盛り上げてくださいます。決してあきらめず真実にたどりつこうと試みる、そんなマリコの精神と重なりました」と称賛のコメントを寄せている。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月22日●インセント所属で「改めて背筋が伸びる思い」数々の雑誌表紙を飾り、今年3月にこれまで石原さとみ、吉岡里帆ら錚々たるメンバーが歴代のグランプリに名を連ねる「第7回カバーガール大賞」のグランプリおよび10代部門、コミック誌部門、グラビア部門の4冠を受賞した沢口愛華(18)。2018年に講談社が7年ぶりに開催した「ミスマガジン2018」でグランプリを受賞後、グラビアアイドルとして華々しい活躍を見せる彼女が、次なる目標として志したのは女優業を本格化させる事だった。6月には、フリーランスの期間を経て、山本美月や山本舞香といった人気女優を多数かかえる芸能事務所大手・インセントに所属。高校を卒業し、新たな夢に向かって一歩を踏み出した彼女の今の思い、女優という仕事に惹かれた理由を聞いた。○■『プロスピ』マネージャー就任に反響──『プロ野球スピリッツ2021』(7月8日発売)にマネージャー役で出演されますが、野球はお好きですか?はい、好きです。地元が名古屋なので、中日ドラゴンズさんを応援しています! 『プロスピ』のマネージャーはオーディションだったのですが、スケジュールの関係でオーディション会場に行くことができなくて、私は動画参加になってしまって。まさか合格できるとは思っていなかったので、うれしかったですね。反響も大きくて、ファンの皆さんも喜んでくれました。中には「愛華ちゃんが出るんだったら買わなきゃ!」と言ってくれる方もいて。──注目のゲームですからね。弟もたまたま『プロスピ』をやっていたみたいで、「えっ、お姉ちゃんが出るの!?」と驚いていました。──『プロスピ』のマネージャー役ということは、「沢口愛華のイベント攻略法」もあるかもしれないのですが、現実世界の沢口さんと仲良くなるための攻略法は何かありますか?漫画やアニメ、小説、映画が好きなので、その人が好きな作品を熱弁してくれたり、声優さんの豆知識を教えてもらえたりすると、イチコロです。すぐに友達になります(笑)。○■芸能活動継続に両親からも後押し──6月から新たにインセント所属となりました。今のお気持ちは?新鮮な気持ちですね。これまでグラビアを中心に芸能の活動を続けてきて、今回新しい事務所に所属するということで改めて背筋が伸びる思いです。──以前所属していた事務所を離れ、フリーで活動する事を発表した際にツイッターで「たくさんのお仕事を経験させていただく中で、自分の進みたい道を見つけることができました」と書かれていましたよね。今回、その道を一歩踏み出したという感覚も大きいのでは?私、そんなこと書いてたんですか!? 自分で書いた事のはずなのに(笑)。以前から、女優を志していて、本格的に取り組むなら上京すべきと思っていたので、一歩を踏み出した感覚はありますね。自分の実力はまだまだなので、一歩踏み出したところでまだそのままですが(笑)。──いやいや! 大きな一歩だと思います。以前、「ニートになりたい」なんて事も冗談で言われていましたが、高校卒業のタイミングといういろいろな選択肢がある中で芸能の仕事を続ける事を選ばれたのだなと。芸能活動が自分には一番合ってる仕事なのかなって。両親が「一度決めたら最後までやり抜きなさい」という考え方で、高校卒業後の進路の話をした時も、芸能の道を続けるつもりだと伝えると、「それしかないでしょ」と言ってもらいました。芸能活動に反対されたこともなくて、いつも応援してくれるのでありがたいです。●“弟愛”あふれる今後の目標○■女優の仕事に惹かれた理由──『劇団ミスマガジン』の活動を通して女優業に興味を持たれたと伺いました。沢口さんにとって、お芝居は特別な体験だったという事でしょうか?緊張感はピカイチでした。普段はマイナスな事を考えてしまいがちな性格なんですけど、公演が終わった時はマイナスな事が頭に浮かばないくらい、「ひと公演やり切れたんだ!」という達成感がすごくて。部活とかテスト勉強とか、これまで経験してきた中で一番達成感を味わえたのがお芝居だったし、あの達成感は忘れられないです。お芝居を続けていく上で、これからも大切にしたい気持ちです。──お芝居のどんなところに惹かれたと思いますか?漫画や小説のような物語は自分の価値観で読めるし、人それぞれの感じ方があると思うんですけど、お芝居はそんな風に自分が感じたことを伝えられる仕事だと思っていて、すごくカッコいいなって。考えることが好きだから、それを表現できるようになれば、私はけっこう出来るんじゃないかって自分に期待しているところもあります。──「こういう作品のこんなキャラクターを演じたい」というような役柄はありますか?有川ひろさんの小説の中に登場する女の子になって、有川さんが作り出す世界観に自分も入り込みたいなって思います。○■MVに出て弟にCDをプレゼントしたい──沢口さんのSNSが面白いなと思って拝見していたのですが、インスタグラムは年末に全ての投稿を消すようにしていたとか?そうなんです! でも投稿を一気に消したら、いろいろな人を心配させてしまって。深い意味はなくて、1年が終わって気持ちのリセットをしようと思って削除したんですけど、ミスマガを担当してくださっていたスタッフの方には「このまま芸能の仕事を辞めちゃうんじゃないかと思って、本当にびっくりした」と連絡をもらいました。それからは心配かけないために年末にインスタを開かないようにしています。──投稿を見させていただくと、もともとインスタグラムの更新にはなかなか苦労されているのかなと思いました。インスタは写真をアップすることが前提だと思うんですけど、インスタに載せるような写真が本当になくて。私の写真フォルダは大体弟の写真なので、弟の写真で良ければ載せるんですけど(笑)。──ツイッターでも弟さんに関するツイートが多いですよね。私の弟、変わってるんです。この前も、テスト勉強をしてるはずの弟の部屋からギターの音が聞こえてきたのでちょっと覗いてみたら、上半身裸でギターを弾いてたんです! そんなロックンローラーだったんだ! すごい! と思って、こっそりと写真を撮って、家族のグループLINEに流しました(笑)。そういう写真ならあるんですけど、いきなりそんな写真を載せたら、皆さんをびっくりさせてしまいますよね?──上半身裸でギターを弾く男の子の写真は驚いてしまうと思います(笑)。では最後に直近の目標を教えていただけますか?まずは目の前の事をコツコツと努力できる人になるのが目標なのですが、音楽が好きなので、ミュージックビデオに出れたらいいなと思ったり。弟ともそんな話をたまにするんですけど、「もし自分の好きなバンドのミュージックビデオにお姉ちゃんが出たら観れなくなるから、本当にやめてほしい」と言っていました。──好きなバンドのミュージックビデオが観られなくなるのはつらいですね……(笑)。弟の自由が阻まれています(笑)。もし弟が好きなバンドのミュージックビデオに出ることができたら、「MV観てね」って私のサインも入れてCDをプレゼントしようと思います!■プロフィール沢口愛華(さわぐち・あいか)2003年2月24日生まれ。愛知県名古屋市出身。2017年に「SAKAE GO ROUND 美少女コンテスト2017」でグランプリを受賞したのち、名古屋のアイドルユニット「dela」の5期生となり、芸能界入り。2018年には講談社が7年ぶりに開催した「ミスマガジン2018」でグランプリを受賞し、それ以降数々の雑誌で表紙を飾っている。2021年6月からはインセントに所属。
2021年07月16日沢口靖子が主演を務め、1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けている超人気シリーズが満を持して映画化される『科捜研の女 -劇場版-』。本作で沢口さん演じる榊マリコの前に立ちはだかる、シリーズ史上最強の敵となる天才科学者を演じるのは、主演ドラマ「IP~サイバー捜査班」も話題の佐々木蔵之介。今回、その撮影現場の様子が到着した。本作は、科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ最長シリーズ」の記録を更新し、解決した事件数は250を超える、“科学捜査ミステリー”の最高峰の映画化。主人公・マリコ役の沢口さんや、マリコとバディを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢揃いで“世界同時多発不審死事件”に挑む。今回、マリコの前に史上最強の敵として立ちはだかる加賀野は、怜悧な頭脳とカリスマ性を持つ微生物学の教授。転落死事件の容疑者として、自身の研究に疑義をはさむマリコに対し「科学者なら憶測で発言せず、科学で証明しろ」と挑戦的な態度を取り、捜査の行方を阻む、という役どころ。初の科学者役を演じた佐々木さんは、全身黒の衣装を身に纏い、クランクイン初日から天才科学者の風格と“異質感”を全身から醸し出していた。連続不審死事件への関与が浮上した加賀野とマリコが初めて対峙するシーンの撮影では、科学者同士の専門用語が飛び交い、科学者としての真意を問う加賀野役の佐々木さんが、マリコ役の沢口さんに詰め寄るなど迫真の演技合戦が繰り広げられた。テレビシリーズと同じく、劇場版でもとにかくセリフ量が多く、佐々木さん自身も苦労したと語るほど。緊迫したシーンが続く一方で、撮影の合間には同じ関西出身の沢口さん、内藤さん、佐々木さんの3人で話に花を咲かせるなど、仲の良さが伺える和やかな場面も。そんな佐々木さんの存在は、科捜研チームに大きな刺激をもたらしたという。20年以上、マリコを演じ続けてきた沢口さんもその迫力に圧倒されたようで「佐々木さんはお芝居にスイッチが入るとすごい迫力で、気圧されそうになり心を強く持って臨みました」と語っている。さらに内藤さんも「彼の実験室のセットが舞台のような作りで、舞台俳優でもある彼の芝居を特等席で見ているような感じでした」とコメントしており、佐々木さんのパワフルかつスピード感のある芝居に煽られて共演シーンがヒートアップしたという。まさに加賀野役は佐々木さんでしかあり得なかったよう。佐々木さんは科捜研の撮影現場について、「20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく、そんな力強さを感じるチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです」とふり返る。キャストとスタッフが真摯に作品と向き合い、ファンの期待に応えるべく作られた劇場版となりそうだ。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より全国にて公開。※榊マリコの榊の字は、正しくは木偏に神(text:cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月14日お笑いコンビ・オアシズの光浦靖子が、16日に東京・大手町三井ホールで開幕する『巨大映像で迫る五大絵師 ―北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界―』で、美術展の解説ナレーターに初挑戦する。同展は、江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた歴史的作品の数々が超高精細デジタルアートとして蘇る、新感覚アートエキシビション。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の傑作が巨大映像となって集結する。そして俵屋宗達の国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」など金屏風5作品が加わることも決定。全42作品の中から上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラムとなる。開幕翌日の7月17日(16:00~)には、BSフジで特別番組『遂に開幕!「巨大映像で迫る五大絵師」に迫る!』が放送される。光浦は「自分の手芸展示会の時にイヤホンで聴ける案内をコントみたいにやったことはありましたが、こんな公式の美術展覧会で解説ナレーションをしたのは初めてです。ナレーション収録の前に、この五大絵師展の映像を体験したのですが、とにかく面白い! こんな名画で遊べるし、あっと言う間に時間が過ぎしまいます。風神雷神と若冲が好きで、大画面で観たら超かっこいいです。私たちはほとんどのモノをいっぱい見てるから、どこかで既視感があるんです。だけど、巨大映像で初体験できたことがうれしい。もう興奮して、興奮して、一瞬泣きそうになるところもありました。あまり構えず、想像せず、体感したほうが絶対楽しいです。絵画を見るではなく、されるがままにジェットコースター乗っている感覚で“体感”する五大絵師展を楽しんでください」と話している。
2021年07月07日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の「あなたの推しエピソード総選挙!」が開催されることが、1日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。映画公開を記念し、公式サイトにてドラマの全エピソードからイチオシ回を選んで投票する「あなたの推しエピソード総選挙!」を開催。上位にランクインした作品は、テレビ朝日(関東ローカルのみ)でリピート放送される。キャンペーン参加者には、豪華賞品が当たるプレゼントも。さらに、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、これまで配信していたシーズン13から20に加え、本日よりシーズン1から12の配信もスタートした。テレビ放送全20シリーズとスペシャルドラマを全シーズン・全話一挙配信となる。
2021年07月01日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)のキャストが3日、明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。この度、テレビシリーズの歴代レギュラーキャストが、劇場版キャストとして出演することが決定した。マリコの離婚した夫・警察庁の倉橋拓也役の渡辺いっけいは19年振りの登場で、元妻・マリコが語る離婚の真相やマリコとの間に新たな展開も。さらにマリコの父親であり、科学鑑定監察所の監察官・榊伊知郎役の小野武彦、監察官・芝美紀江役の戸田菜穂、加賀野に接触する警察協力受難者協会の評議員・佐久間誠役の田中健、転落死事件の目撃者の1人である京都医科歯科大学の解剖医・佐沢真役の野村宏伸、世界最高性能の大型放射光施設の技官・宮前守役の山崎一、科捜研の元物理研究員で現在はカナダの科学捜査センターに所属する相馬涼役の長田成哉、科捜研の元映像データ研究員であり現在は京都府警・サイバー犯罪対策課に所属する吉崎泰乃役の奥田恵梨華、京都府警・警務部所属の木島修平役の崎本大海と、総勢9名が出演する。○渡辺いっけい コメントファーストシーズンのみの出演でしたので、お話をいただいた時は、非常に驚きました。そして嬉しさと同時に皆さんを驚かせてしまうのではと不安にも思いました。19年経っても、変わらない沢口さんの情熱には助けられましたし、照れながら二枚目を演じていたあの頃から年を重ね改めて倉橋拓也を演じる面白みを感じました。さり気なく登場する、元夫の登場にもご期待ください。○小野武彦 コメント何度かの映画化の噂、実現できて嬉しいかぎりです。懐かしいスタッフ、キャストとの撮影、とても幸せな日々でした。マリコと対峙するシーンでは緊張感のある中にも親子を実感でき良いシーンになったと自負して居ります。公開を迎える頃には、皆さんにも穏やかな日常が戻り、この映画を観て楽しんで頂ける事を心より願って居ります。○戸田菜穂 コメントシリーズ初の劇場版をずっと楽しみにしていました。いつもマリコさんたちに対して「あなたたちには二度と会わないことを願うわ」というセリフを残し去ってばかりだったので、また「科捜研の女」で芝美紀江を演じられることが嬉しかったですし、沢口さんも内藤さんも金田さんも、お帰りなさいと温かく迎えて下さり、幸せな撮影でした!!○田中健 コメント(映画は)もうちょっと早くやるべきだったんじゃないですかね(笑)テレビとはやれることが違うので、今回の映画化は非常に面白いと思います。もっと皆さんが出られるよう、映画のシリーズ化も期待しております!(笑) 現代と並行するドラマである分、科学や技術はどんどん進歩していきますが、久しぶりに現場でご一緒した時も、沢口さんと内藤さんお二人が変わらず温かい目で見てくれたことがとても嬉しかったです。○野村宏伸 コメントまさか「科捜研の女」が映画になるとは思っていなかったですし、マリコさんにフラれてしまった佐沢の再登場にはとても驚きました。現場の雰囲気は6年前と変わりませんが、やっぱり20年以上やってきて初の映画化に対する、沢口さんはじめ大勢の方々の色んな想いが伝わってきました。最近の『科捜研の女』には無い面白い役柄として、僕なりに普段とは違う空気感を出すことが出来たシーンが楽しみです。○山崎一 コメント初めての映画化には、素直に驚きました。僕がレギュラーの時にはやれなかった劇場版に今回、帰ってこれて凄く嬉しかったです。現場の鑑定装置が凄く充実していて、より科学的になったことが一番印象的ですね。昔の機器とレベルが全く違うので、演じるとき緊張で手が震えました(笑) 実在する世界ナンバーワンの施設で撮影した、非常に貴重なシーンの出来上がりもとても楽しみです。○長田成哉 コメント遂に映画化!という気持ちがやっぱり一番です。とても見応えある作品だからこそ、映画ではどうなるのかと新鮮な気分になりました。たくさんのキャラクターが出てくるので、昔からこの作品を好きな方々にとっては最高にテンションが上がる映画になっていると思います。そしてカナダにいる相馬くんがなぜ出るのか、皆さん気になりますよね(笑)? 是非劇場でご確認ください!○奥田恵梨華 コメントスタッフさんやキャストの皆さんが待ち望んでいた劇場版に、私も出演できると聞いた時は本当に嬉しかったです。久しぶりの現場の雰囲気も、出演していた頃と全然変わらず「おかえり」と温かく迎え入れてくださり、いつも通りのテンションで演技に臨むことが出来ました。「科捜研の女」を卒業されたメンバーの皆さんもたくさん出演する豪華な劇場版を、ぜひ劇場でお楽しみください!○崎本大海 コメント劇場版のお話を聞いた時はとてもびっくりしたと同時に、21年にわたって皆さんの期待を超え続けてきた「科捜研の女」が、今回集大成としてどんな映画になるのか非常に楽しみです!こういうご時世の中でも変わらない、ポジティブな雰囲気の現場には安心しました。久しぶりに内藤さんとご一緒したシーンでの、土門と木島の二人の関係性を懐かしんでいただけたら嬉しいです。(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年06月03日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)のキャストが7日、明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。今回明らかになったのは、シリーズ史上最大最強の敵となる天才科学者・加賀野亘役の佐々木蔵之介。加賀野は、人間の腸内にある「未知の細菌」を発見し、世界的に脚光を集める天才科学者で、研究にのめりこみ突き進むマッドサイエンティスト的一面を持つ。シリーズ史上最難関の事件の真相にたどり着けるのか、「最終実験」とは何なのか、「マリコの最後の決断」とは……謎が謎を呼ぶ『-劇場版-』で、マリコvs加賀野、科学者同士の戦いが始まる。○佐々木蔵之介 コメント歴史ある作品の劇場版に参加させて頂けるということをとても光栄に思っています。地元、京都に来られたというだけで嬉しいですし、京都撮影所の皆さんの話している声からも“京都”が感じられて、居心地が良かったです。「科捜研の女」シリーズは20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく力強さを感じました。そんなチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです。僕が演じる加賀野教授は、“未知の細菌”を熱心に研究しているのですが、のめり込むあまり周囲を気にせず突き進んでいるところがある、少しマッドサイエンティスト的な人物です。科学者役ということで、セリフ量も専門用語の物量も多く、なかなか大変でした(笑)シリーズ史上最難関の事件、マリコと加賀野の正義を賭けた科学者同士の熱き戦いをお見逃しなく!○沢口靖子 コメント舞台や映画で大活躍の実力派の佐々木さんのお名前を聞いたときは、小躍りしてしまうような喜びでした。撮影の合間は楽しくお話してくれる方ですが、お芝居にスイッチが入るとすごい迫力で気圧されそうでした。けれど私も負けないように心を強く持って撮影に臨みました。科学に向き合う者同士ではあるけど、見ている先が違う。そんな2人がぶつかる姿から、今までお見せしていないマリコの姿をお届けできると思います。ぜひ劇場版の公開をお楽しみに。○関拓也プロデューサー(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー) コメント世紀の発見となる「未知の細菌」を研究している天才科学者・加賀野。人類の未来のため実験に没頭する一方で、ときに冷徹な一面も見せる、そんな彼の二面性を表すには、シリアスなキャラクターからコメディまで幅広く演じられてきた佐々木蔵之介さんしかいないと思い、オファーさせていただきました。物腰の柔らかさを漂わせながらも、ゾクッとするような迫力で、シリーズ史上最強の敵を演じてくださいました。マリコと加賀野の科学者バトルをぜひお楽しみください。
2021年05月07日1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けている人気シリーズを映画化した『科捜研の女 -劇場版-』。この度、本編初出しとなる特報映像が解禁となった。今回解禁された特報では、冒頭、「世界同時多発不審死事件発生」と画面いっぱいに現れる文字が不穏な物語を暗示させる。映像では、沢口靖子演じる榊マリコ、内藤剛志演じる土門薫をはじめ、風丘早月(若村麻由美)、宇佐見裕也(風間トオル)、橋口呂太(渡部秀)、涌田亜美(山本ひかる)、蒲原勇樹(石井一彰)らの頼もしい姿が垣間見える。さらに、土門・蒲原の眼前で起こる衝撃的な転落死の瞬間や、一面に敷き詰められた銀杏の葉や色とりどりの和傘の上に遺体が横たわる美しく鮮烈なカットも見られ、ミステリーとエンターテインメントが融合した劇場版のスケールの大きさを思わせる。そして、「この男がすべての鍵を握る」という言葉とともに、最後に一瞬だけ映る謎の男。ある超豪華キャスト演じるこの人物こそが、20年以上の間、250以上の事件に立ち向かってきた「科捜研の女」の中でも最強の敵となってマリコたちの前に立ちはだかる。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年04月21日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の特報が21日に公開された。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を 描く超人気科学ミステリードラマとなっている。今回発表された特報では、冒頭「“科学捜査ミステリー”の最高峰 遂にスクリーンへ」と、誰もが知る国民的ドラマが満を辞して映画化されたことを改めて強調し、「世界同時多発不審死事件発生」と画面いっぱいに現れる文字は不穏な物語を暗示。そして、初出しとなる本編映像では、沢口靖子演じる榊マリコ、内藤剛志演じる土門薫をはじめ、若村麻由美演じる風丘早月、風間トオル演じる宇佐見裕也、渡部秀演じる橋口呂太、山本ひかる演じる涌田亜美、石井一彰演じる蒲原勇樹らの頼もしい姿が垣間見られる。さらに、土門・蒲原の眼前で起こる衝撃的な転落死の瞬間や、一面に敷き詰められた銀杏の葉や色とりどりの和傘の上に遺体が横たわる美しく鮮烈なカットも見られ、「この男がすべての鍵を握る」という言葉とともに、最後に謎の男が一瞬だけ映る。ある超豪華キャスト演じるこの人物こそが、20年以上の間、250以上の事件に立ち向かってきた『科捜研の女』の歴史の中でも最強の敵となってマリコたちの前に立ちはだかる、現代科学では絶対に解き明かせないトリックを操る「シリーズ史上最強の敵」となる。(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年04月21日この秋公開の映画『科捜研の女 -劇場版-』に、マリコと土門を支える仲間たちとして、テレビシリーズのレギュラーキャストの出演が明らかになった。マリコ役の沢口靖子、土門役の内藤剛志に続いて今回出演が明らかになったのは、科捜研の一員で化学研究員・宇佐見裕也役の風間トオル、科捜研所長兼文書研究員・日野和正役の斉藤暁、物理研究員・橋口呂太役の渡部秀、映像データ研究員・涌田亜美役の山本ひかる。洛北医大の解剖医・風丘早月役の若村麻由美、刑事部長・藤倉甚一役の金田明夫、京都府警のトップに君臨する本部長・佐伯志信役の西田健、そして土門の相棒、捜査一課刑事・蒲原勇樹役の石井一彰の8名。本作は、洛北医科大学で女性教授の転落死が発生するところからスタート。マリコたち科捜研は早速鑑定に取り掛かるも、殺人の決定的な証拠は見つからず自殺として処理されてしまいそうになるが、時を同じくして国内外各地でも同様の転落死が相次いで起き、京都府警は再捜査を開始する――というストーリー。物語最初の事件現場に居合わせる風丘役の若村さんは「初の映画化に驚きが隠せません!風丘早月としては今回、冒頭から事件に絡むので、その動揺と職務を果たす心情が見所です。そして劇場版で起こる、『マリコどうなっちゃうの!?』というかなり衝撃的な展開は見逃せません!」とストーリーの一片を明かす。また科捜研のメンバーは、「見どころはやはり…マリコがどうなってしまうのか?20年目を経て、初めてのハラハラの展開が待っているので、是非、楽しみにして頂きたいですね」(風間さん)、「劇場版では、科捜研メンバーの日常もそれぞれちゃんと描いているので、ファンの方にはたまらない作品になると期待していますし、正直あまり言えないですが、マリコくんがとんでもないことをしますよ!」(斉藤さん)、「『マリコどうなっちゃうの!?』というハラハラ感と、映画に込められたマリコの『決断』にも注目してほしいです!」(渡部さん)、「京都の美しい景色を大きなスクリーンで堪能して頂きながら、“マリコのとんでもない姿”に是非ご注目頂きたいです!」(山本さん)と、口を揃えてマリコの動きに注目とコメント。ほかにも金田さんは「大きなスクリーンで『科捜研の女』の映画を見てみたいという想いはSEASON13の出演以来ずっとありましたから、映画化の話を聞いたときは『遂に来た!』と嬉しく思いました」、西田さんも「スタッフ、キャスト念願の劇場版だと思いますので、素直に嬉しいです」と喜ぶ。石井さんは「皆さんとの何気ない会話からも、劇場版への特別な闘志や気迫をいつも以上に感じました。豪華ゲストや京都の美しい景色の映像美で、ドラマでは見られないような特別な『科捜研の女』になっています」と語っている。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年04月08日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』の公開日、及びティザービジュアルが29日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を 描く超人気科学ミステリードラマとなっている。映画化発表時には、テレビ朝日ゼネラルプロデューサーの関拓也からは「全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です。最後にマリコが自らの命と引き換えに選んだ究極の答えとは……!? 榊マリコの『最後の選択』をぜひ劇場で見届けてください」という衝撃的なコメントが寄せられ、ファンから続報を待ち望まれていた。公開日は9月3日に決定。この度解禁となったティザービジュアルは、今までのテレビシリーズのビジュアルとは雰囲気が一転し、沢口靖子演じる榊マリコが燃えるように鮮やかな紅葉の上に横たわり天を仰ぎ、“さかさま”に配されるというものになっている。横には「衝撃の最終実験、はじまる。」というコピーが配された。
2021年03月29日1999年の放送開始から20年以上愛され続けている人気シリーズ初の映画化『科捜研の女 -劇場版-』の公開日が9月3日(金)に決定。併せて主人公・マリコが横たわるティザービジュアルも到着した。京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)や、科学技術を駆使する科捜研メンバーたちが事件の真相に挑む姿を描く本シリーズ。今回の劇場版では、世界同時多発不審死事件から始まる最難関の事件、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコたちの前に立ちはだかる。そして、公開日決定と併せて到着したティザービジュアルは、鮮やかな赤の紅葉の上に横たわるマリコがさかさまに配され、さらに「衝撃の最終実験、はじまる。」というコピーも添えられており、意味深な1枚となっている。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年03月29日1月30日(土)より大阪・サンケイホールブリーゼ、2月9日(火)より東京芸術劇場シアターイーストで、リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』が上演される。本作は、絵本作家たかなししんが描く家族の物語を、「おかん」役の沢口靖子、「ぼく」役の小柴陸(関西ジャニーズJr.)、「おとん」役の生瀬勝久が朗読。“オモロくも切ない時間”を紡いでいく。20年前に舞台で夫婦役を演じた沢口と生瀬。久しぶりに生瀬と再会を果たした沢口は、生瀬の流暢な関西弁に驚いたようで「セリフをお話しされている時に、いくつか思わず笑ってしまう箇所かあって」と振り返り、「関西の、おとん、おかん役を今回ご一緒させて頂いて大変幸せです」と再共演の喜びを語った。今回初めてジャニーズ事務所以外の舞台に出演する小柴は、芸能界の先輩である沢口と生瀬について「沢口さんは声も話し方も綺麗で勉強になります。第一印象としてはすごく顔がちっちゃい方だなと思いました。(笑)。生瀬さんとは、“僕”と“おとん”としてずっと対話しているんですけれども、一回一回全部やり方を変えて来られて、それが凄いなぁと思いました」と印象を明かす。また本作は、河原雅彦が演出を担当。過去にも彼の舞台に出演している生瀬は、「今は穏やかに演出する彼ですが、その昔自分の劇団を持ってた時は、めちゃくちゃ怖かったと聞いています」と以前の河原について語る。小柴も「室龍太くん(関西ジャニーズJr.)に電話した時に、『演出家は誰?』って聞かれて、『河原雅彦さんっていう方です』と言ったら、『河原さん?やばいやん、大丈夫?』って言われました(笑)そして『本当にめっちゃ良い経験やで』って言われました」とコメント。最後に沢口は「この度生瀬さんと小柴くんと関西弁のやり取りで繰り広げる、温かい家族の物語をお届けします」とメッセージ。1月31日(日)に収録された大阪公演が 2月12日(金)に配信されるが、生瀬は「劇場の魅力というのは絶対的に、唯一無二だと思っています。劇場の座席で色んなことをイメージして頂けたら、とっても豊かな時間になると思うのでお待ちしております」と呼びかけている。本作の配信はPIA LIVE STREAMにて2月12日(金)18:00配信スタート(1月31日(日)大阪公演を収録)。チケットは1月30日(土)10:00より発売開始。
2021年01月29日リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』が、大阪で2021年1月30日(土)〜31日(日)に、東京で2021年2月9日(火)〜11日(木祝)に上演される。この度、キャスト、原作者、スタッフのコメントが公開された。原作は、画家・絵本作家の“たなかしん”。2019年に新聞連載小説として執筆、2020年にBL出版より単行本出版となった「一富士茄子牛焦げルギー(いちふじなすうしこげるぎー)」。第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した本作は、関西風味な笑いと感動の物語。“ぼく”の目線、また“おとん”や“おかん”の心情が描かれる。舞台に出るのは、“ぼく”、“おとん”、“おかん”。3人がときには物語の「語り部」や「ぼくの親友」となり物語を紡いでいく。おかん役には沢口靖子、ぼく役には外部への単独出演は初となる小柴陸(関西ジャニーズJr.)、おとん役には生瀬勝久という関西出身の俳優による布陣でお届けする。河原雅彦が演出を担当し、宝塚歌劇団公演の音楽を担当するなど多方面で活躍するシンガーソングライター・瓜生明希葉のオリジナルの楽曲が、作品の世界観をさらに広げていく。なお、本公演は配信も決定している。それぞれのコメント全文は、以下の通り。■沢口靖子コメント「たなかしんさんの原作を読み涙が止まりませんでした。関西弁の温かさと生きていく上での大事なメッセージに心が震えました。生瀬さんとは三谷幸喜さんの舞台で共演した以来19年ぶりにご一緒させていただきます。今回もまた熱く頼もしいお父さん役でぴったりだと思いました。小柴さんとは初共演になりますが、自分の甥っ子に接するような気持ちです。お二人とご一緒できるのを今から楽しみにしています。今回初めて関西弁のお母さんを演じます。温かい家族愛の物語に是非ご期待ください」■小柴陸 コメント「今回初めての朗読劇でわからないことが多く、沢口さん生瀬さんのような素晴らしい役者さんと共演させていただけることにとても緊張していますが、お二方に劣りを見せないくらい食らいついて頑張ります。是非ご期待ください」■生瀬勝久 コメント「原作を読ませて頂きました。読み進むにつれて、複雑な気持ちになっていき、胸が締め付けられこの先、どう展開してどう着地するのか、最後まで結末が気になる作品でした。とても心温まる作品ですし、ちょっと暗いニュースの多い世の中なので、是非今回の作品を多くの方に見て頂きたいです。共演者の沢口さんとは三谷幸喜さんの舞台以来ほぼ20年ぶり、小柴さんは同じ関西出身という事で共演楽しみにしています」■たなかしん コメント「小学生のとき、学校に劇団が来てくれました。演目はたぶんピーターパンで、海賊が舞台を降りて来て僕たちをさらおうとしました。怖くて怖くて最悪な観劇でしたが、それ以来劇が大好きになりました。今回、一富士茄子牛焦げルギーが舞台化されると聞いたとき、海賊の笑い声がして僕を舞台へと連れて行ってくれた気がしました。舞台上には生瀬勝久さん、沢口靖子さん、小柴陸くんがいて、まもなく幕が開くのです。最高のメンバーで最高の観劇になること間違いなしです!」■河原雅彦 コメント「朗読劇の演出は初めてですが、大変良き本があるし、大変良き読み手が揃ってるし、大変良き音楽家までいてくれてるので、僕なりのシンプルで十分なのかな、と。あくまで僕なりの、だけど。とにかく、冬場にお送りするに相応しい優しくあったかい空気が劇場中に充満するような、そんな素敵時間を全編関西弁でお送りさせてもらいます。乞うご期待」■公演概要リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』原作:たなかしん演出:河原雅彦脚本:野上絹代音楽:瓜生明希葉出演:沢口靖子小柴 陸(関西ジャニーズJr.)生瀬勝久【大阪公演】2021年1月30日(土)〜31日(日)サンケイホールブリーゼ1月30日(土)14時・18時開演1月31日(日)12時・16時開演【東京公演】2021年2月9日(火)〜11日(木祝)東京芸術劇場シアターイースト2月9日(火)18時30分開演2月10日(水)15時・18時30分開演2月11日(木祝)12時・16時開演※新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言発出に準じ、2月9・10日夜公演開幕時間が当初の19時公演から18時30分に変更となりました。<チケット払い戻しについて>cubit club plus先行にてチケットをご購入したお客様のうち、開演時間の変更及び緊急事態宣言発出による影響にて来場できなくなったお客様については、チケット代金の払い戻しあり●払い戻し対象公演・大阪公演 1月30日(土)〜31日(日)全公演・東京公演 2月9日(火)夜公演、10日(水)夜公演cubit club plusお問い合わせ先:公演公式サイト:一般発売日:2021年1月16日(土)チケット料金:【大阪】S席7,500円 A席6,000円ブリーゼシート5,000円(全席指定・税込)【東京】7,500 円(全席指定・税込)
2020年12月22日科学捜査に焦点を当てた超人気ドラマシリーズ「科捜研の女」が、シリーズ21年目にして初の映画化が決定。今回の発表に際して、榊マリコ役の沢口靖子から「本当に夢のようです」と喜びのコメントも到着した。1999年に放送を開始、2020年でSeason20、放送開始から21年目を迎え、現行連続ドラマの中でも最長の作品。ドラマ放送開始20周年×テレビ朝日開局60周年の節目であった昨年には、1年間のシリーズ放送というチャレンジを完遂し、最高視聴率14.1%(Season19第3話)、全話平均視聴率11.6%という高い視聴率を得た(※いずれも関東ビデオリサーチ調べ)。そして今年シーズン累計250話を超えた本シリーズが、ついにスクリーンデビュー!科捜研の法医研究員・榊マリコを演じている沢口さんは「シリーズが始まった時は、20年も続けられるなんて、そしてまさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです。こんなにも愛される作品となったのは、応援して頂いている皆様のおかげだと、感謝しています」と今回の映画化を喜び、「いつもの『科捜研の女』が映画ならではのスケールで描かれながら、いい形で化学反応を起こし、ダイナミックな作品となります。『マリコ』はこれまで通り、相変わらず真相解明の為に向こう見ずだけれども、愛すべきキャラクターのままですが、最期の決断に注目していただきたいです!」とコメント。またSeason5の登場以来、長年マリコとバディを組む土門薫刑事役の内藤剛志は「今までにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました」と言い、映画の全容はまだベールに包まれている中、「テレビシリーズ20年の中で起こりえなかったような、とんでもない目に『マリコ』が遭います!そして皆さんが必ず驚く仕掛けがあります! そして、僕が演じる土門に関して言うなれば、映画の方が少し自由度が高いと思っているので、何割り増しかワイルドです(笑)」とストーリーについて少し言及。ゼネラルプロデューサーも「榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつる、シリーズ史上『最強の敵』が立ちはだかります。全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です」とアピールしている。脚本は、シリーズのメインライターの1人であり、劇場版『名探偵コナン』も手掛ける櫻井武晴。監督は、2009年よりドラマシリーズを担当し、「相棒」ほか数々の刑事ドラマでも活躍する兼崎涼介。そして音楽もドラマシリーズに引き続き川井憲次が担当する。『科捜研の女 -劇場版-』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月17日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』が2021年に公開されることが17日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化 学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を 描く超人気科学ミステリードラマとなっている。現行連ドラの中でも最長の作品であるにもかかわらず、飽くなきチャレンジによって進化を続けてきた同作。ドラマ放送開始20周年×テレビ朝日開局60周年の節目であった2019年には、1年間のシリーズ放送というチャレンジを完遂し、最高視聴率14.1%(Season19第3話)、全話平均視聴率11.6%(※いずれも関東ビデオリサーチ調べ)という高い視聴率を記録した。主人公・榊マリコ(※榊は木偏に神)を演じる沢口靖子は、1984年の第1回「東宝シンデレラ」で3万人超の中からグランプリを受賞し、芸能界入り。その年の『刑事物語潮騒の詩』で女優デビューし、映画出演は今回で14本目、ドラマ出演作は34歳でスタートした『科捜研の女』を含め157本、主演本数124本(主演シリーズドラマ8本)と、現役女優の中では圧倒的な主演本数を誇っている。脚本はシリーズのメインライターの一人であり『名探偵コナン』の映画でも、その手腕を充分に発揮する櫻井武晴が担当し、2009年よりドラマシリーズの監督を務め、『相棒』『特捜9』『刑事7人』など数々の刑事ドラマでも第一線で活躍する兼崎涼介が監督を務める。音楽はドラマシリーズに引き続き、川井憲次が担当する。○沢口靖子 コメントシリーズが始まった時は、20年も続けられるなんて、そしてまさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです。こんなにも愛される作品となったのは、応援して頂いている皆様のおかげだと、感謝しています。いつもの『科捜研の女』が映画ならではのスケールで描かれながら、いい形で化学反応を起こし、ダイナミックな作品となります。「マリコ」はこれまで通り、相変わらず真相解明の為に向こう見ずだけれども、愛すべきキャラクターのままですが、最期の決断に注目していただきたいです! 『科捜研の女』の長年のファンの方にはもちろんのこと、一度もご覧になったことの無い方にも是非、劇場に観に来ていただきたい20年間の集大成として取り組んだ自信作です! キャスト、スタッフ一同、1カット1カットに"熱い"意気込みをかけて撮影していますので、ご期待ください。ぜひ、劇場でお会いしましょう!○内藤剛志 コメント映画を観る楽しさって、映画館へ行ってみんなで笑ったり手をたたいたり応援したりすることだと思っています。それは『科捜研の女』では今まで無かったことなので、僕ら自身も楽しみにしています。今までにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました。テレビシリーズ20年の中で起こりえなかったような、とんでもない目に「マリコ」が遭います!そして皆さんが必ず驚く仕掛けがあります! そして、僕が演じる土門に関して言うなれば、映画の方が少し自由度が高いと思っているので、何割り増しかワイルドです(笑)。20年間、応援して下さった皆様への感謝を込めて演じると共に、スタッフも俳優も「テレビシリーズとはどこか違う何かを見せたい」と思って取り組んでいます。「観たことがないぞ!」や「『科捜研』を初めて観るぞ」という方にもぜひ、ご覧いただきたいと思っています。○兼崎涼介監督 コメント京都撮影所演出部所属が決定した際、初めて見学した現場が『科捜研の女』でした。「見てるくらいなら手伝え!」と言われ、助監督としてのキャリアをスタートした私が、20年の時を経て、監督として『劇場版』を演出。想像をすらした事のない未来がやってきました。様々な“科学”をモチーフとして“人間ドラマ”を構築していく『科捜研の女』の魅力を、映画化により、さらに掘り下げていける! しかも「マリコたち」と一緒に。それは映像的な事でもあり、物語的な事でもあり。これまで以上に“大胆でドラマチック”な『科捜研の女』を作りあげていく未来! 想像すると楽しみでしかありません。○関拓也(テレビ朝日・ゼネラルプロデューサー) コメント20年間お待たせしました。ついに『科捜研の女』が映画になります。1999年の放送開始以来、ドラマ内で描かれた鑑定技術が次々と現実のものとなり、科学とともに進化し続けてきた『科捜研の女』。今回、沢口靖子さん演じる榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつる、シリーズ史上「最強の敵」が立ちはだかります。全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です。数々の大ヒット映画を手掛けてきた櫻井武晴さんの脚本が描き出す、禁断の未来。暴走する科学に対し、最後にマリコが自らの命と引き換えに選んだ究極の答えとは...!? 榊マリコの「最後の選択」ぜひ劇場で見届けてください。
2020年12月17日累計250話を超えて進化を続けるドラマシリーズ『科捜研の女』が、2021年『科捜研の女 -劇場版-』として映画化が決定した。主人公・榊マリコ(※榊は木偏に神)を演じる沢口靖子は、1984年の第1回「東宝シンデレラ」で3万人超の中からグランプリを受賞し芸能界入り。その年の『刑事物語潮騒の詩』で女優デビューし、そこから数々のテレビドラマ・映画に出演。映画出演は今回で14本目、ドラマ出演作は34歳でスタートした『科捜研の女』を含め出演本数は157本。主演本数は124本(主演シリーズドラマ8本)!現役女優の中では圧倒的な主演本数を誇り、名実ともに日本ドラマ界を長年にわたり牽引する存在である。今回の映画化について沢口は「まさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです」と喜びを噛みしめ、「長年のファンの方にはもちろんのこと、一度もご覧になったことの無い方にも是非、劇場に観に来ていただきたい20年間の集大成として取り組んだ自信作です」とコメント。シーズン5の登場以来、長年マリコとバディを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志は「僕ら自身も楽しみにしています。今までにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました」と大興奮だ。脚本は、シリーズのメインライターのひとりであり『名探偵コナン』の映画でも、その手腕を充分に発揮する櫻井武晴が担当。メガホンを取るのは2009年よりドラマシリーズの監督を務め、『相棒』『特捜9』『刑事7人』など数々の刑事ドラマでも第一線で活躍する兼﨑涼介。シリーズ初の映画化の監督という大役を担う兼﨑は「これまで以上に“大胆でドラマチック”な「科捜研の女」を作りあげていく未来!想像すると楽しみでしかありません」と作品への愛情を滲ませ、歓喜の言葉を寄せた。音楽はドラマシリーズに引き続き川井憲次が担当。『リング』『攻殻機動隊』『機動警察パトレイバー』など数々の映画音楽を手がけたスケール感のある音楽が、劇場版の世界観を牽引する。映画の全容はまだベールに包まれているが、ゼネラルプロデューサーの関拓也も「榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつるシリーズ史上“最強の敵”が立ちはだかります」と証言。シリーズ史上最難関の事件はどの様に描かれるのか。続報に期待したい。出演者とスタッフのコメントは以下の通り。<沢口靖子(京都府警科捜研・法医担当榊マリコ役)>シリーズが始まった時は、20年も続けられるなんて、そしてまさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです。こんなにも愛される作品となったのは、応援して頂いている皆様のおかげだと、感謝しています。いつもの『科捜研の女』が映画ならではのスケールで描かれながら、いい形で化学反応を起こし、ダイナミックな作品となります。『マリコ』はこれまで通り、相変わらず真相解明の為に向こう見ずだけれども、愛すべきキャラクターのままですが、最期の決断に注目していただきたいです!『科捜研の女』の長年のファンの方にはもちろんのこと、一度もご覧になったことの無い方にも是非、劇場に観に来ていただきたい20年間の集大成として取り組んだ自信作です!キャスト、スタッフ一同、1カット1カットに熱い意気込みをかけて撮影していますので、ご期待ください。ぜひ、劇場でお会いしましょう!<内藤剛志(京都府警捜査一課刑事土門薫役)>映画を観る楽しさって、映画館へ行ってみんなで笑ったり手をたたいたり応援したりすることだと思っています。それは『科捜研の女』では今まで無かったことなので、僕ら自身も楽しみにしています。今までにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました。テレビシリーズ20年の中で起こりえなかったような、とんでもない目に『マリコ』が遭います!そして皆さんが必ず驚く仕掛けがあります! そして、僕が演じる土門に関して言うなれば、映画の方が少し自由度が高いと思っているので、何割り増しかワイルドです(笑)。20年間、応援して下さった皆様への感謝を込めて演じると共に、スタッフも俳優も「テレビシリーズとはどこか違う何かを見せたい」と思って取り組んでいます。「観たことがないぞ!」や「『科捜研』を初めて観るぞ」という方にもぜひ、ご覧いただきたいと思っています。<兼﨑涼介(監督)>京都撮影所演出部所属が決定した際、初めて見学した現場が『科捜研の女』でした。「見てるくらいなら手伝え!」と言われ、助監督としてのキャリアをスタートした私が、20年の時を経て、監督として『劇場版』を演出。想像をすらした事のない未来がやってきました。様々な“科学”をモチーフとして“人間ドラマ”を構築していく『科捜研の女』の魅力を、映画化により、さらに掘り下げていける!しかも『マリコたち』と一緒に。それは映像的な事でもあり、物語的な事でもあり。これまで以上に“大胆でドラマチック”な『科捜研の女』を作りあげていく未来!想像すると楽しみでしかありません。<関拓也(テレビ朝日・ゼネラルプロデューサー)>20年間お待たせしました。ついに「科捜研の女」が映画になります。1999年の放送開始以来、ドラマ内で描かれた鑑定技術が次々と現実のものとなり、科学とともに進化し続けてきた『科捜研の女』。今回、沢口靖子さん演じる榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつる、シリーズ史上『最強の敵』が立ちはだかります。全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です。数々の大ヒット映画を手掛けてきた櫻井武晴さんの脚本が描き出す、禁断の未来。暴走する科学に対し、最後にマリコが自らの命と引き換えに選んだ究極の答えとは…!?榊マリコの『最期の選択』ぜひ劇場で見届けてください。『科捜研の女 -劇場版-』2021年公開
2020年12月17日東宝芸能所属の女優・森日菜美が、6日発売の写真週刊誌『FRIDAY』11月20日号(講談社刊)の表紙を飾った。人生初の表紙起用となる。東宝芸能創立50周年記念オーディションで選ばれた森は、沢口靖子、長澤まさみ、浜辺美波らの次を担う有望若手女優。『FRIDAY』初登場にして初表紙を飾り、フレッシュなビキニ姿などを披露している。弱冠19歳、現役大学生の美バストに注目だ。森は「今年6月にグラビアを始めてから、雑誌の表紙を飾ることをずっと目標にしてきました」と告白。表紙が決まったあとは、「近くの公園に走りにいく日課をつけました。目に見えて変わったかは分からないけど日課にすることによって自分の気が引き締まった」とランニングを日課に。九十九里浜の瀟洒な一軒家での撮影中、終始楽しげな様子だった森。「撮影の日はとにかく緊張せずに素の自分を心かげて、リラックスして臨むことを意識しました! 衣装も6パターンくらいと多く撮ったのですが今までより多く、新鮮で表情の変化も意識しました。撮り終わったらすぐに自分で確認しながら慎重に良いものを作りあげたい!! という一心で撮影しました。終わったら解放感がすごくて学生の時のテスト最終日の感覚とほぼ同じでした、ぷはー!! みたいな(笑)」とコメントを寄せた。(C)Takeo Dec.
2020年11月06日「まもなく新シーズンが始まりますが、沢口さんは『どんなことがあってもマリコを60歳まで続けたい!』と親しいスタッフに宣言しているそうです」(テレビ朝日関係者)沢口靖子(55)が意気込みを見せているのが、主演ドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系)。沢口演じる京都府警科学捜査研究所の法医研究員・マリコが次々と難事件を解決していく本作。’99年にシーズン1の放送が開始され、現在も続いている日本のドラマとしては最長寿の人気シリーズだ。10月22日からはシーズン20がスタートし、今年で21年目を迎えるなか、科捜研史上“最大の事件”が起きようとしていた。「シリーズ初の映画化が内定したそうです。早ければ来春にも撮影を開始し、来年末から再来年初頭の公開を目指すと聞いています。沢口さんは映画化をとてもよろこんでいるそうですよ」(映画関係者)’84年に第1回「東宝シンデレラ」グランプリに選ばれ、華々しく芸能界デビューした沢口。順風満帆に見える女優生活だが、自分の演技に自信を持てない日々が続いた。そんな沢口の転機となったのが30代半ばで出合った『科捜研の女』だった――。「開始当初の視聴率は芳しくなかったのですが、マリコを演じることにのめりこんだ沢口さんは、監督に自ら質問や提案をするように。今では台本の間違いに『これでは殺害の証拠にならないのでは?』とマリコのように指摘することも。また現場ではNGもめったに出さず、若手共演者には演技を褒めつつ助言してあげるので、みんな沢口さんのとりこになっています」(制作スタッフ)沢口はかつて本誌のインタビューでこう語っている。《今では「科捜研の女、イコール榊マリコ」が非常に多くの方たちに認知されていて、とてもうれしい作品です》(本誌’13年5月28日号)スタートから21年を経てついに実現する宿願の映画化だが、その前には“ライバル”が。「同じくテレ朝で20年続いている水谷豊さん(68)主演の『相棒』です。放送開始は『科捜研の女』が先ですが、先に映画化されたのは『相棒』でした」(前出・制作スタッフ)沢口は“後輩”への闘志を燃やしているようだ。「どちらもテレ朝の看板シリーズですから、スタッフ同士は“よきライバル”と認識しています。沢口さんも“『相棒』に負けない気持ちで映画を成功させたい”という思いでいるそうですよ」(前出・テレビ朝日関係者)ライバルへの“負けじ魂”を胸に沢口はスクリーンに立つ――。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月08日