ひと昔前、日本人旅行者と言えばカメラを首から下げて団体でゾロゾロ………というイメージが海外で定着していました。現在はどのように見られているのでしょうか?また、国によって旅の仕方は変わるのでしょうか?日本に住む外国人20人に聞いてみました。まず、一番多かった回答から。■日本人はツアーが好き■スケジュールがハードすぎて、移動も早すぎ■母国ではのんびり気ままに旅をする日本や海外で見かける外国人旅行者、特に欧米人はバックパッカーが多いですね。見知らぬ土地でも地図とガイドブックを頼りにずんずん歩いていきます。これらの回答をいただいたのはイタリア、フランス、スペイン、スウェーデン、フィンランド、オランダなどのヨーロッパ圏の方々。そしてベトナム、シンガポール、ペルー、アルゼンチンなどのアジア圏、南米圏の方々でした。現在は日本でも個人旅行をする人はかなり増えていますが、それでももともと「自由な旅」が基本の国の人から見たら、まだまだツアーが多いというイメージのようです。それにはそれぞれの国の休暇の取り方にも関係するかもしれません。ようやく取った短い休みの間に行くのなら、あれやこれやと詰め込みたくなるのは人情というもの。ツアーの方が気軽だし、安かったりもしますし。でも、以下の回答を見ると、「日本人の旅行の仕方はもったいないのでは?」という外国人の気持ちが伝わってきます。■スペイン人はゆっくり見たいところを見に行く。お休みは長いけど、ある国の全部の有名な町を見なくてもいいということで、逆に日本人は短い時間に急いでヨーロッパの様々な国々に旅行することがかなりある。つまり、スペイン人はゆっくり旅行するが、日本人は急いで旅行するのは一番異なってることだと思う(スペイン/男性/20代後半)「自分の国を駆け足でなく、立ち止まって見てほしい」ということでしょうか。その国に行くことが重要なのか、感じることが重要なのかによって旅の仕方は変わってくるかと思います。確かに、日本に来る外国人旅行者には、良さが分かるまでじっくり見てもらいたいですよね。そして、以上とは違ったご回答。■日本人は目的国の観光地に行くことがメインで、その国の文化等も事前に勉強したりして、買い物は時間があればという感じですが、エジプト人は逆です。どこへ行くにも何も事前準備はせず、買い物がメインで、観光地等文化のことを見るのは二の次です(エジプト/男性/40代後半)日本に来る中国人旅行者はお買い物好きで有名ですが、エジプト人もそうなんですね。どちらもメイド・イン・ジャパンが人気だそうです。しかし、「見ることは二の次」なんですね。自信満々に言われると、それもありか!と納得してしまいます。■ハンガリーでは池などで日焼けするのが一般的な夏休みの旅行の過ごし方なので、太陽から隠れる日本人の過ごし方と違うと思います(ハンガリー/女性/30代前半)ハンガリー流旅行プランには「池で日焼け」をお忘れなく!■日本人はいつも料理の写真を撮りますね。なんでだろう……(アメリカ/女性/20代後半)確かによく撮りますね。それが不思議に思われていたこと自体が意外です。食べ物が一番その国の文化を表しているから?単なる思い出?問われると答えられませんが、撮ることはやめられません。たまには視点を変えて、「訪れる国の人の旅の仕方で旅をする!」というのも面白いのではないでしょうか。のんびりしたり、日焼けしたり、観光しなかったり……。何か新しい発見があるかもしれませんよ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日こんにちは。旅好きライターの赤木真弓です。先日、3度目のスウェーデン滞在をした私が、北欧・スウェーデンの女子旅をご案内! 前回はショッピング編をご紹介しましたが、今回はストックホルムの美術館やすてきな建築をご紹介します。■スウェーデン女子旅 ~美術館、建築編今回はストックホルム郊外へ。地下鉄Slussen(スルッセン)のバスターミナルから市バスに乗り、約30分。陶磁器の街として知られるグスタフスベリへちょっぴり足を延ばしてみましょうここには、街の名前と同じ陶器メーカー「グスタフスベリ」の工房やミュージアム、直売所、アウトレットショップ、カフェなどがあります。まず訪れたのは、「PORSLINSMUSEUM(グスタフスベリ陶器美術館)」。グスタフスベリ社の旧工場跡に作られ、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンをはじめとする歴代デザイナーの作品を一挙に見ることができ、その歴史を知ることができます。それから、イッタラ・アウトレットの裏手にある、リンドベリによる陶板もお見逃しなく!工房の直売所では、グスタフスベリの陶器や関連商品(キッチングッズ、書籍など)を販売。B級品は30〜50%で揃うなど、まさに宝の山! 敷地内の奥にある、イッタラやロールストランド、アラビアなどがお得な、イッタラ・アウトレットとともに、ショッピングを堪能できます。またミュージアムの隣には、 リサ・ラーソン のプロダクトを製作し続ける工房「ケラミーク ストゥディオン」があります。どのように絵付けされているか見られる貴重な場所なので、静かに見学しましょう。ここでもリサのプロダクトを購入できますが、クレジットカードが使えないので要注意。この工房の入り口には、アンティークショップ「Antikhuset I Gustavsberg(アンティークヒューセット・イ・グスタフスベリ)」も。訪れたときには残念ながらお休みでしたが、品揃えの良さには定評があります。ぜひ営業日に合わせて訪れてみて。 またバスに乗ってスルッセンまで戻り、駅前広場にある人気屋台で腹ごしらえを。「NYSTEKT STROMMING」は、地元で人気のにしんサンドで有名です。にしんのフライとたっぷりの野菜、ソースをパンに挟んだものでひとつ45sek。真冬でも行列ができるほどのおいしさです。このスルッセン駅周辺は、セーデルマルムという若者に人気のショッピングエリア。日本でも人気の「10-gruppen(ティオ・グルッペン)」など、北欧らしいデザインやインテリアショップ、カフェなどが並び、歩いているだけでも楽しいエリアです。そこからひと駅のMedborgerplatsen(メッドポリアルプラッツェン)駅からすぐの場所には、100年近い歴史を持つ大衆的なレストラン「Kvarnen(クヴァルネン)」もあります。ニシンの酢漬けやミートボールなど、スウェーデンの伝統料理を食べるのにおすすめです。最後に、スウェーデンを代表する建築家、グンナール・アスプルンドによる有名な建築を2つご紹介。「Stadsbiblioteket(ストックホルム市立図書館)」は、1928年に建てられた円形の図書館で、中に入ると巨大な書棚にぐるりと囲まれ、圧巻です。もうひとつはアスプルンドによる最後の作品で、自身も眠る共同墓地「Skogskytkogarden(森の火葬場)」。世界遺産にも指定され、広大な敷地に建つ大きな十字架のモニュメントは、一見の価値があります。以上駆け足でご紹介したストックホルム。このほかにも北欧の伝統文化を知ることができる「Nordiska Museet(北方民族博物館)」や現代アートを堪能できる「Moderna Museet(近代美術館)」などのミュージアムも。スーパー「Hemkop(ヘムショップ)」や「ICA(イーカ)」でのショッピングなど、まだまだ見所が盛りだくさん!スーパーで売っているスウェーデンの平たいパンは、日本では食べられない味。パッケージもかわいいので、お土産にも。スウェーデンを旅する際、ぜひ参考にしてみてくださいね。取材/赤木真弓ウーマンエキサイト編集部からスウェーデンお土産をプレゼント! グスタフスベリのアウトレットショップで購入したかわいいお皿2枚を1名さまにプレゼント! Twitterでつぶやくと当選率アップ! 応募はこちらから≫
2012年11月02日こんにちは。旅好きライターの赤木真弓です。先日、3度目のスウェーデン滞在をした私が、北欧・スウェーデンの女子旅をご案内!ショッピングとおいしい食べ物が大好きな女子に、ぜひ訪れて頂きたいスポットを2回に分けてご紹介します。■ストックホルムのおすすめスポット ~ショッピング編首都のストックホルムは、14の美しい島で構成されています。エリアごとによって街並みや雰囲気が違うのも魅力のひとつ。移動には地下鉄やトラム(路面電車)が分かりやすく、便利です。ストックホルムに到着したらすぐ、駅やスーパーで回数券、もしくは乗り放題の24時間チケットや72時間チケットなどを入手しましょう。これは回数券。あまり地下鉄やトラムが必要でない場合は、こちらがお得。まず、スウェーデンといえば北欧雑貨を思い浮かべる方も多いのでは? モダンでかわいらしいデザインの食器や雑貨は、日本でも人気。ぜひ旅先でお買い物しておきたいところです。アンティーク雑貨なら、毎週日曜の10時から17時まで開催されている、Hotorget(ヒョートリエット)広場の蚤の市がおすすめ。食器や本、洋服など幅広く、日用品が手頃な価格で手に入ります。運がよければ、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンのアンティークも見つかるかも。ガラクタの中から掘り出し物を探すのは、とても楽しい!グスタフスベリの陶器も、豊富に揃います。アンティークといえば、旧市街のガムラ・スタンにも訪れたいところ。石畳の美しい街並みは、『魔女の宅急便』の舞台のモデルにもなったとも言われています。大広場に建つ建物は、カラフルでとてもかわいい。教会や大聖堂、王宮など、歴史ある建物を横目に、街中に点在するアンティークショップをのぞくのも楽しいです。また、休日にも開いているお店が多いのもうれしいポイント(ストックホルムでは、日曜日はほとんどのお店がお休みです)。ブラシなどの日用雑貨が揃うショップ「イリス・ハントヴェルク」も必見。歩き疲れたら、Stortorget(大広場)に面したカフェでひと休み。テラス席には人があふれる人気店「Koffekoppen(カフェ・コッペン)」は、アンティーク調の店内も味わいがあり、時間を忘れてのんびり過ごせます。この広場は、12月にはクリスマスマーケットも開催されています。ガムラ・スタンから地下鉄とトラムを乗り継ぎ、次に向かいたいのはユールゴーデン島にある「Skansen(スカンセン)」。広大な敷地に、スウェーデン各地から集められた古い建築物を移築して作られ、民族衣装を北織物やパン作りが見学できるなど、スウェーデンの伝統を伝える野外博物館です。1日かけてじっくり訪れたい大人も子どもも楽しめる場所ですが、時間がない場合は、入り口にあるショップ「SKANSENBUTIKEN(スカンセン ブティーケン)」だけでもぜひ訪れてみて。日用品や食品からDIY用の金具やペンキまで、スウェーデン産のクラフトが幅広く揃います。ここでしか手に入らないものも多く、お土産探しにもぴったり。リサ・ラーソンの代表作品“スカンセンシリーズ”は、このスカンセンに併設される動物園の動物たちをモチーフに作られ、この店でも購入することができます。スカンセンまで来たら、もう少し足を延ばして。スウェーデンの大自然を感じられる、とっておきの場所に行ってみましょう。スカンセンからトラムに乗り、終点のWaldermansuddeで下車してから森の中を歩くこと10分。「Rosendals Tradgard(ローゼンダール・ガーデン)」です。(営業時間等が月ごとに変わるので サイト で要確認)広大な庭園では、有機農法で野菜やりんごなどの果実、ハーブ、オールドローズを始めとする花々が育てられ、併設したカフェやショップ、ガーデンショップでも使用されています。オーガニックの花は自分で摘んで、持ち帰ることもできます(32sek)。温室を改装して作られたカフェはセルフサービス。旬の野菜やハーブを使った料理やスープ、自家製パンのサンドイッチ、スイーツなどが手軽に堪能でき、ランチに最適!おいしく新鮮な野菜をたっぷり採ることができるので、ストックホルムに暮らす人たちにとっても憩いの場となっています。私はトマトスープとこの日のメニューの魚料理を注文。量が多いので、女子同士シェアするのがおすすめ。定番のキャロットケーキは、甘さ控えめでおいしい!カフェの隣にあるショップでは、焼きたてのパンやジャム、お菓子、キッチン雑貨などを販売。お土産探しにもおすすめです。またプランツショップでは、球根や苗、花器などが並び、見ているだけで癒されます。さて駆け足でご紹介したスウェーデンの女子旅。後編ではスウェーデンで見逃せない美術館や建築物、グルメをおすすめしたいと思います。どうぞお楽しみに!取材/赤木真弓
2012年10月31日年末年始の休暇に向けて、海外旅行の計画を立てているカップルも多いことだろう。楽しみな旅行、渡航先で彼女に「カッコわるっ」とあきれられないために、男性諸君はぜひともスマートな対応をしてもらいたい。ここでは、ちょっとした工夫でかっこよく見えるスマート術を紹介しよう。旅先では、レストランやお土産屋、美術館など、手動でドアを開けるシーンは幾度もあるはず。ここで忘れてはならない重要なマナーは、自分が通った後も次の人がドアにたどりくまで押さえておくこと。後ろの人との間が結構あるなら自分だけ通ってもかまわないが、後ろの人の目の前でドアが閉まるようなことがないよう気をつけよう。また、エレベーターに乗るときなどでもそうだが、ドアを通るときは女性が優先である。我先に乗り込むのはスマートではなく、ちょっと止まってドアを押さえつつ、女性を先に通すとかっこいい。細かいことだが、上り階段では男性が後ろを、下り階段では男性が前を歩く。道路では車道側を男性が歩くのがさりげなくスマートだ。レディーファーストのように女性を尊重する姿勢は特に欧米諸国で顕著に見られるのだが、荷物を持ってあげるのもしかり。ただし、大して重たくもない小さなハンドバッグはアクセサリーの1つであり、男性が持つのはちょっとおかしい。なんでもかんでも女性の持ち物を持てばいいわけではない。最後に1つ。マナーではないが、笑顔とあいさつを絶やさないことがもっともスマートである。ホテルのドアマンにもドアを開けてもらったら「サンキュー」、朝なら「グッドモーニング」などちょっと声をかける。従業員と客は同等の立場と考える国は多く、慇懃なほどのサービスに慣れている日本人から見ると驚くほど無愛想な従業員がいたりするが、こちらの態度次第で相手の態度ががらりと変わることも多い。たとえ言葉が通じなくとも、相手の目を見て笑顔で接してみよう。慣れない海外旅行でも、いつも笑顔で堂々と余裕のある様子が一番かっこよく見えたりするものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日「ライフメディア」は10日、「海外旅行に関する調査」の結果を発表した。この調査は、同社が運営するインターネット調査サイト「リサーチバンク」にて9月27日から10月3日まで実施され、2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女1,218人から回答を得た。2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女に対し「直近の海外旅行先」について聞いたところ、「韓国」(17.7%)、「ヨーロッパ」(17.6%)がほぼ同数値で並んだ。3位は「東南アジア」(14.9%)だった。「海外旅行にかかった1人あたりの費用」は、全体の65%が「20万円未満」。中でも「10万円~20万円未満」がもっとも多く31.8%だった。7.8%の人は「5万円未満」だった。また「旅行日数」は、「4日~6日」がもっとも多く45.2%。以下「7日~10日」が27.8%、「1日~3日」が17.5%で続いた。「今後行ってみたい海外旅行先」は、「ヨーロッパ」が60%、「ハワイ」が39%、「アメリカ本土」が28%で上位に着けた。身近な中国、韓国、東南アジアと答えた人は下位だった。この調査では他にも「海外旅行の際にどのメディアを参考にしたか」「円高の恩恵を感じたか」などのアンケート結果も公表されている。詳細は「リサーチバンク調査結果発表ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日ウーマンエキサイト編集部N子が“ボルネオ”に行ってみた!植村花菜さんと一緒に体験してきたボルネオ探検の模様をレポート。 1日目 、 2日目 のレポートに引き続いて3日目の様子をお届けします。■テングザルに会いに来た!3日目は、テングザルの見学へ。この施設には3つのグループがおり、見学したのは、オス1頭とメス約8頭で群れをなしている「ハーレム」と呼ばれるグループです。残りの2グループは全員オスで形成されているというから驚きます。このグループのボス。見てください、この貫禄!鼻が大きいのがオス。メスの鼻は少し小さめで、さながらピノキオのようですね。■ロカウィ・ワイルドライフ・パークへ!続いて訪れたのは、ロカウィ・ワイルドライフ・パーク。コタキナバルから車で30分ほどの場所にあります。サバ州野生生物局が運営するこの場所では、絶滅を危惧されている動物たち、地球環境の変化に伴い、森で生きていくことが困難になった動物たちが保護されています。花菜さんとわたしたちは、まずはボルネオゾウのコーナーへ!こんな風にゾウにエサをあげることができます。このニンジンは夕食前のスナックだそう。こちらははにかんだお顔がかわいい、オランウータンのモグリ。最初は照れていたモグリ。花菜さんが優しい目で見つめていると、二人の距離が少しずつ近づいてきたようです。※人間とオランウータンの病気が共通しているため、直に触ることはできません植村花菜のボルネオファッション!~3日目~この日の花菜さんのファッション。トップス:PeakPerformanceボトムス:PeakPerformanceタイツ:PeakPerformance帽子:本人私物シューズ:本人私物■この旅をつうじてアブラヤシの大規模なプランテーションにより、熱帯雨林の減少、野生動物が絶滅の危機に瀕しているなど、さまざまなことを学び、感じることができた3日間でした。「まずは知ることから。気づくことで変わることもあるから、ここで感じたことを世の中に発信していきたい」、と花菜さんはお話してくださいました。いたはずの動物がいなくなるなんて。守っていきたい、と。だけど最後に、こんなことも。学ぶことも多かった旅だけれど、ボルネオ島の人の温かさに触れ、美しい風景に出会い、美味しい食事をいただき、「とにかく楽しかった!!!」とにっこり。花菜さんは、ボルネオ滞在中、いつも明るい笑顔で取材を盛り上げてくれました。笑い声の耐えない取材となったのは「何事も楽しまないと損」をモットーとする彼女のおかげ。編集部N子も大満足のボルネオの旅でした!そして、実はこの旅の最終日に路上ライブをしてくれた花菜さん。地元の若者が弾いていたギターを借りて、最後に素敵なサプライズ!その模様は花菜さんの ブログ もチェックしてみてください。魅力いっぱいのボルネオに、すっかり虜になった花菜さん。まずは「好き」になることが、守りたい気持ちの言動力となり、何かを変えていく一歩になるのかもしれませんね。ぜひみなさんもボルネオという場所に少しでもご興味をもたれたら、いつかぜひ訪れてみてください。すばらしい体験があなたを待っています!【他媒体情報】* このボルネオ取材は、他媒体でも取り上げられています。雑誌やラジオもぜひチェックしてみて。 ・FM Osaka「LOVE FLAP」番組内、「サラヤECO FLAP」のコーナーで放送していた内容はPodcastでも楽しめます。 ・everblue 2012年9月30日発行 ・ecocolo 2012年9月20日発売 ・ランドネ 2012年9月22日発売 取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社 株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月10日ウーマンエキサイト編集部N子が“ボルネオ”に行ってみた!植村花菜さんと一緒に体験してきたボルネオ探検の模様をレポート。 前回のレポート に引き続いて2日目の様子をお届けします。写真は宿泊したロッジ。朝と夜は東京よりも涼しい■朝ご飯前のモーニングクルーズボルネオ滞在2日目の朝。眠い目をこすって6時に集合。そしてやっぱり船に乗り込み、モーニングクルーズへ出発です!朝霧に包まれて幻想的な世界へ、いざ。今回の旅のガイドをしてくれるサラヤ(株)・研究調査員の中西さんの説明を受けながら、楽しくクルーズ中の花菜さん。「ウォーリーをさがせ!」で鍛えられた眼力は、今朝も発揮されるでしょうか。さっそく何かを発見した花菜さん。木からこちらを見下ろすテングザルを発見!朝から優雅な姿が印象的です。ひなたぼっこを楽しんでいる様子のイグアナ。朝と昼、夜でまったく別の顔を見せてくれるキナバタンガン川。鳥のさえずりを聞きながら、木々や動物たちの息吹を感じ、一日のはじまりにたくさんのエネルギーをもらえました。しかし、しばらくすると目の前に吊橋が。じつはこの吊橋、森が切られて大きな木が無くなったために交流をすることができなくなった、両岸にいる動物たちを渡らせるための動物用の吊橋なのです。大阪の消防局で使用していた使用済みの消防ホースを活用し、サラヤ(株)と現地で活動するボルネオ保全トラストが協力して設置したもの。この橋により、限られたエリアで絶滅の危機にあった動物同士が移動することができ、繁殖や食料確保の機会が増えるのだそうです。花菜さんもボルネオ保全トラストのお手伝いとして、橋のメンテナンスに参加。※通常はこの橋を渡ることができません深呼吸を何度もしたくなる、そんな場所です。空から見た、この島の現実とは?≫■空から見た、この島の現実モーニングクルーズで心が満たされた後は、ロッジで朝食。次はヘリコプターに乗り、上空から森林見学です。花菜さんもわたしもワクワクして乗り込みました!そして上空から見えてきたのは「ボルネオの今」でした。現在ボルネオでは原生林が伐採され、アブラヤシのプランテーション化が進んでいます。上空から観察すると、この転換が進んでいる様子が伺えます。規則正しく配列されたアブラヤシ。野生動物が暮らす原生林との人工的な境界線に不自然さを感じました。こうして原生林が減り、野生動物たちは棲み処を奪われています。これが今、この島が直面している現実でした。森から森へ動物たちが移動できてこそ「生物多様性」が保たれるのだそう。孤立化した森が増えると、動物たちが自由に行き交うことができません。それは種の「絶滅」を意味しています。残念ながらボルネオサイなど、絶滅を危惧される動物たちが増えているとのこと…。動物たちが滅びていくということは、私たち人間たちも生きていくことが難しい世界になる、ということだと学びました。こちらは伐採直後の森。地肌が露呈して生々しい。このあとアブラヤシが植林されるのだそう。一方で“アブラヤシ”は、いまや世界中で使われており、わたしたちの暮らしには欠かせない便利な天然素材です。食品の材料表示に「植物油」と書かれているものはアブラヤシからとれるパーム油です。わたしも、そしてみなさんもアブラヤシの恩恵を受けているんです。観光に加えてこのプランテーション農園が、ボルネオで暮らす現地の人々の仕事と暮らしを潤しているのも大きな事実。わたしたちの暮らしと野生動物、自然・・・どうやって共存していけばよいのでしょう。ヘリから森を眺めながらこの大きな課題のことを考えていました。■そしてアブラヤシ農園を見学!空から見ていたアブラヤシプランテーションを今度は近くで見ることに。地元の方の協力で、とあるアブラヤシ農園を見学させてもらうことになりました。農園内を散策しながら、農園主からの説明に耳を傾けます。これがアブラヤシの実!果実からはパーム油(おもに食用に使われる)、種子からはパーム核油(おもに洗剤用として使われる)がとれます。実は一年中なり、1本の木から毎月1~2つのアブラヤシが収穫できるそう。大きくて重いこの実の収穫は、すべて農園の人々の手作業で行われています。好奇心が旺盛な花菜さん、アブラヤシの収穫にも挑戦!鎌も重く、なかなか落ちないけれどめげません。あと少し、あと少し・・・と格闘すること約10分。ついに成功!このあと腕が上がらなくなったそうです。農園の方々のお仕事も大変な作業なのですね。■満点の星空×ホタル、ロマンティックな夜この日の夜はみんなでホタル観察へ。夜空全体にこぼれた宝石のようにキラキラと瞬く満点の星と、繊細に輝くホタルとのコラボレーションに一同溜息!一晩中眺めていられるほどの美しさでした。その場で寝そべりながら、星とホタルたちを静かに眺めていると、こんなにも素晴らしい自然と動物たちを私たちがきちんと守っていかなくては!と強く思う一日でした。みなさんもボルネオに行かれたら、ぜひこの素晴らしい夜空を見上げてみてくださいね。植村花菜のボルネオファッション!~2日目~明るいピンク色のビタミンカラーが熱帯雨林の気候にぴったり。スカートに合わせているタイツは、趣味のランニングで使用しているものだそう。DATA トップス:PeakPerformanceスカート:PeakPerformanceタイツ:本人私物帽子:本人私物サングラス:本人私物シューズ:本人私物バックパック:PeakPerformance次回は3日目の様子をレポートします。 ・テングザルに会いに行こう!・ロカウィ・ワイルドライフ・パークへ・最終日は嬉しいハプニングが! どうぞお楽しみに!取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月10日こんにちは。ウーマンエキサイト編集部のN子です。この夏、なんと「ボルネオ」に行ってまいりました!「”ボルネオ”って一体どこにあるの?」と思われる方が殆どではないでしょうか。かくいうわたしもそうでした。ボルネオ島とは東南アジアに位置する世界で3番目に大きな島で、3つの国からなりたっています。(マレーシア、ブルネイ王国、インドネシア)そして最大の魅力は、なんといっても熱帯雨林ならではの豊かな自然、かわいいオランウータンやテングザル、ゾウなどの野生の動物たちです!でも一方でそんな自然や動物たちが、私たちの便利な生活のために、危険にさらされているということをご存じでしょうか。今回わたしはボルネオのサバ州地区で、現地の野生生物局や環境団体と共に野生の動植物を守るための活動に取り組んでいるサラヤ(株)の活動視察に同行する機会を得てボルネオを訪問しました。サラヤ(株)といえば、日本を代表するエコロジー洗剤「ヤシノミ洗剤」を製造・販売するメーカー。環境と安全に配慮した商品開発をおこなう企業としても知られ、ボルネオの環境保全活動でも世界的に評価を受けている企業でもあります。そのサラヤ(株)が「もっと多くの人にボルネオの問題を共有してもらいたい」と企画した視察ツアー。編集部を代表して「ボルネオの現実」と「ボルネオの楽しさ、素晴らしさ」の両方をしかと見てきました。ジャングルクルーズあり、野生動物との出会いあり、夜空一面を埋め尽くす最高の星空あり!の見所満載のボルネオ探検記を三回に分けてご紹介します!この秋の旅行プランの参考にしてみてくださいね。さて今回の旅、自然や動物たちが大好き!というシンガーソングライター植村花菜さんと一緒にいきました。ボルネオでサラヤ(株)が取り組む活動に興味を持ったことが今回参加のきっかけだったとのこと。ワクワクドキドキのわたしたちの旅が始まります。■まずはオランウータンに会いにいく!今回わたしたちが訪問したのは、ボルネオ島の北部に位置するマレーシア・サバ州。早朝に羽田を出発、香港を経由して、サバ州のコタキナバルへ。初日はホテルに宿泊し、翌朝から活動開始!雄大なキナバル山の日の出を拝みながら、コタキナバルに次ぐサバ州第2の商業都市であるサンダカンを目指します。世界遺産であり、東南アジア最高峰のキナバル山の迫力は圧巻でした。サバ州政府観光局の方に頂いたオランウータンのキュートなぬいぐるみを抱きしめつつ、これから本物のオランウータンに会いにいきます!サンダカンに到着後、約25kmの距離を車を走らせ到着したのは、セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター。ここには、様々な理由で孤児となり保護され、将来森へ帰るために訓練を受けるオランウータンたちがたくさんいます。ここではオランウータンたちと、こんなに近くで会うことができます。コロコロと変化する表情とつぶらな優しい瞳。何時間でも眺めていられます。その愛らしさに花菜さんも思わずにっこり。■リバークルーズで自然を体感!リハビリテーションセンターを後にし、車を走らせバトゥ・プティへ。ここでの目的は、キナバタンガン川のリバークルーズ。運が良ければ、野生のテングザルやオランウータン、ゾウを見ることができるようですが、さて、どんな動物たちに出会えるでしょうか。期待を胸に取材班がボートに乗り込みます。 ボートはどんどんと奥地へ。クルーズをはじめて数十分。「あっ!」と花菜さんが指を差す先には…。テングザルを発見!ボルネオ島固有のサルで、その名のとおり鼻がテングのようになっているのが特徴。その後も、今回の旅をガイドしてくれているサラヤ(株) 研究調査員の中西さんよりも先に、サギやカニクイザルなど、次々に発見する花菜さん。すごすぎます! 「どうしてそんなに見つけるのが上手なの?」。理由をたずねてみると、「ウォーリーをさがせ!が昔から得意だった」ことが関係しているかも!と花菜さん。ボルネオに行く前に「ウォーリーを探せ」でトレーニングをしておいた方がよいのかも?!クルーズの途中に熱帯特有のスコールに遭遇。この写真はまだ降り始めたばかりの序章で、徐々に目も開けていられないほどの強い雨に!まさにバケツをひっくり返したような状態だったにも関わらず、このあとフードを外した花菜さん。スコールを楽しむように浴び、「雨も風もすごく気持ちよかった」と満面の表情をみせてくれました。約4時間のリバークルーズの終わりには、こんなに美しい風景も。真っ暗な闇夜が訪れる前の、わずかな時間だけ見せてくれる表情に自然の神秘を感じました。■ナイトクルーズで出会えたのは宿泊先のロッジに戻り、出会えた動物たちの話に花を咲かせながらマレー料理を堪能。その後、眠った動物を観察するため再びナイトクルーズへ出発!さっそくいました!木の上で器用に寝るカワセミ。カラフルで可愛い!起きている様に見えますが、眠っています。フクロウにも会えました。昼間のリバークルーズは壮大で長時間楽しめましたが、真っ暗な闇の中を走るナイトクルーズもなかなかの見ごたえ。ボルネオに行かれたらぜひ両方のリバークルーズを楽しんでみてくださいね。【植村花菜のボルネオファッション ~1日目~ 】最後は、ファッションチェック。熱帯雨林気候のボルネオ島は、スコールも多く、乾きやすい素材がオススメ。紫外線も日本の7倍なので、帽子やサングラスは必須!(取材時期は8月中旬。来年の参考にしてくださいね)アウトドアファッションもこんなに爽やかに決まっちゃうところはさすがです。DATAトップス:PeakPerformanceインナー:本人私物ボトムス:PeakPerformance帽子:本人私物サングラス:本人私物次回は2日目の様子をレポートします。 ・幻想的なモーニングクルーズ!・ヘリコプターから森を見渡す!・満点の星空とホタルを眺めてロマンティックな夜も?! どうぞお楽しみに!取材/ウーマンエキサイト編集部取材協力:サラヤ株式会社株式会社ジスコ・ボルネオ旅行社
2012年10月09日ビザ・ワールドワイドは「トラベルプリペイドカードの認知・利用意向」について調査を実施。調査は7月18日~24日にかけて、1年以内に海外出張や海外旅行の予定のある16歳~69歳の男女3,093人を対象に行った。まず、旅行中、不安に感じることについて尋ねると、1位は「事故に巻き込まれること(67.8%)」、2位は「事件に遭うこと(ひったくり、窃盗など)(64.4%)」だった。特に10代と20代の女性は、「事件に遭うこと」に対し、全体平均よりも不安に思っている割合が高いことが分かった。しかし、事故や事件に巻き込まれることを不安に思う一方、10代女性は平均7.1万円、20代女性は平均7.4万円の現金を持参する予定だと回答している。海外での決済方法は、カード決済のほかATMでの現金引き出しがあるが、ATM利用に慣れていないため、多くの回答者が最初から現地通貨を準備しているようだ。また、若年層の旅行者の中にはクレジットカードを利用できない年齢層もおり、全額を現地通貨に両替する人も多い。10代女性の48.6%、20代女性の38.1%が全額両替すると回答している。さらに、帰国時に現地通貨を余らせた経験について尋ねると、10代、20代男女共に、1万円強余らせて帰国していることが分かった。Visaでは海外での現金の携行を最小限に抑えることができるアイテムとして、トラベルプリペイドカードを展開している。このカードは、日本国内であらかじめ入金しておく前払い式カードで、現地での加盟店で利用できるほか、ATMで現地通貨を引き出すことも可能。盗難・紛失に対する対策も万全だという。この海外利用のトラベルプリペイドカードについての印象を聞いたところ、全体平均に比べ、10代、20代女子の多くが「便利」「使い勝手がよさそう」と回答。所有意向についても「とても所有したい」「所有したい」「所有してもよい」を合計すると、10代女子は78.4%と特に高かった。トラベルプリペイドカードは、若年層が興味を持つ決済方法であるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日ベネッセコーポレーションは10月7日、日本の高校から海外の大学への進学を検討している高校生を対象に「海外進学カレッジフェア」を開催する。「カレッジ」は、日本の短大または専門学校に相当し、日本から海外大学へ進学するには、カレッジからの編入を目指すコースが一般的だという。このフェアは、日本からの進学者が多いアメリカ、カナダ、オーストラリアのカレッジより入試担当者を招き、各カレッジの内容を直接質問できる場を設けることで、日本の高校生の海外大学進学を支援するというもの。開催時間は、11時~16時。会場は東京都新宿区のBenesse海外進学サポートセンター。10時30分より随時受付、出入り自由だが、参加には事前予約が必要となる。フェアの詳細、参加予約は「海外進学カレッジフェアのページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月16日JTBの海外旅行予約サイト「トルノス」はこのほど、2012年9月の航空券予約実績に基づき、人気都市ランキングを発表。1位は韓国のソウルだった。2012年9月4日現在の人気都市ランキングは、2012年9月1日から2012年9月30日の搭乗日で集計。1位はソウル、2位はバンコク、3位は台北だった。トップ10は以下の通り。・1位 ソウル(1位) ・2位 バンコク(2位) ・3位 台北(3位) ・4位 パリ(8位) ・5位 ホノルル(4位) ・6位 上海(12位) ・7位 ロンドン(11位) ・8位 ニューヨーク(9位) ・9位 ロサンゼルス(5位) ・10位 シンガポール(7位) ※()内は2011年9月1日から2011年9月30日の搭乗日で集計した順位トップ3の都市は2011年も同様の結果が出ており、根強い人気がうかがえる。今回の調査で順位を上げたのは、4位のパリ(前年比85.2%増)、6位の上海(前年比147.9%増)、7位のロンドン(前年比129.6%増)。方面別ではヨーロッパの人気が最も高く、ユーロ安や夏季オリンピックの余韻が影響したとみられる。男女別でみると、女性はヨーロッパ方面、男性はアジア方面の人気が高い。さらに都市別では、女性はソウル、男性はバンコクが1位。男性の3位に上海が入っており、中国方面の伸び率をけん引している。上位10都市の平均単価は昨年比90%。燃油サーチャージは高止まり傾向にある。しかし航空券代金自体は値下げ傾向にあり、値下げ率の高い都市は、ニューヨークの71.7%、次いでソウルの83%。アジア方面は出発日や利用便限定の運賃が多く発表されており、同サイトでは9月の間際予約が伸びていくと想定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日海外旅行時に起こった盗難事故補償や、病気補償がついているクレジットカードは多いですよね。それに引かれてカードを選んだ方も多いかも。しかし、範囲や程度はどのくらい?けがや病気のときはどこまで補償してくれるの?旅行じゃなくて長期滞在なら、別に入ったほうがいいの?不安や疑問がいっぱいあるカード保険について、金子秀人損害生命保険事務所の所長であり、海外旅行保険のアドバイザーとして、多くの信頼を寄せられている金子秀人さんに教えてもらいました。■旅行費用をクレジットカードで支払った場合のみ適用になるカードもある――クレジットカードに付帯している海外旅行保険はどの程度使えますか?「約款(規定)は、一般の海外旅行保険と同じだと思ってください。また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険なら、一般の保険のように、時間と手間をかけて契約する必要がないのもメリットと言えます。ただし、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、海外に行けば自動的に保険が適用される『自動付帯』と、その旅行に関する交通費をクレジットカードで支払った場合のみ適用になる『利用付帯』のものがあります。海外に行けば自動的に保険が適用になっているとは限らないのです」(金子さん)――ほかにも、注意したほうがいいことはありますか?「補償項目が少ない場合や保険金額(補償の額)が低い場合、自己負担金がある場合があります。クレジットカード会社やクレジットカードの種類による違いが大きいです。各補償項目の有無と保険金額(補償の額)をしっかりと確認してみることが大切です。また、旅行前にコールセンターの電話番号を確認しておくことを忘れないでください」また、盗難事故の保険金を請求する場合、その携行品の購入時の領収証や保証書の提出を求められる場合があるとのこと。万が一のときに、スムーズに補償してもらうためにも、レシートなどをとっておくといいかもしれませんね。■クレジットカード付帯の海外旅行保険は、出発日から3カ月まで――留学など、長期間の滞在にも、保険が適用になるのですか?「クレジットカード付帯の海外旅行保険の多くは、出発日から3カ月までです。ですので、長期滞在の場合は、一般の海外旅行保険を利用する必要があります。海外旅行保険には、日本を出発する前にしか加入できないので、注意が必要です」――複数のクレジットカードを持っている場合、どこのクレジットカードに申請すればいいのでしょうか?「複数のクレジットカードを持っている場合は、すべてのクレジットカード会社に連絡する必要があります。そして、それらの会社が、按分して補償してくれます。たとえば、200万円補償してくれるクレジットカードを2枚持っている人が、4万円の治療を受けたとき、それぞれの保険が2万円ずつ補償、300万円の治療を受けたときは、150万円ずつ補償してくれます。ただし、死亡補償は保険金額が多い保険会社が補償します」なるほど、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、賢く使うと便利なのですね。ちなみに、クレジットカードに国内旅行保険が付帯されていれば、当然、国内旅行時の補償がされるとのことです。「病気や怪我の医療費は補償されませんが、ほかの補償項目は海外旅行保険と同じだと思っていただいていいと思います」と金子さん。ぜひ、この機会に、お手持ちのクレジットカードの補償項目を調べてみてくださいね。取材協力:金子秀人損害生命保険事務所 臼村さおり)
2012年09月11日ネットワークが広がり、海外旅行中でも自分のスマートフォンを使えるようになってきた。「でも海外で使うと高いんでしょう~? ここは利用を控えておこう」と気をつけたにも関わらず、請求書を見れば利用料金が12万円!? 全然使っていないのに、そんなバカな!!スマートフォンはその賢さゆえ、常に自分の居場所やアプリの最新情報を定期的かつ自動的にアップデートしている。日本国内では定額のパケット契約をしているため、どんなに使っても定められた上限額を超えて請求されることはないが、海外で「パケット対象外」のエリアを旅行した場合は、使えば使った分が課金されることに。スマホが自動的にインターネットにアクセスし、情報を取得するその接続料金ももちろん課金対象だ。アプリの数が多ければ多いほど取得情報が多くなるため、通話やメールなどを使用しなくてもそれだけで十万円を超える高額請求ということもままある。これはあらかじめ携帯電話の設定で「データローミング」をOFFにしておくことで課金されずに済む。この場合、SMSはオンタイムで取得できるが、MMSやメールは見ることができなくなる。また、ウェブにもつなげられないので、ツイッターやフェイスブックなどをオンタイムで行うことはちょっと困難に。とはいえ、昨今フリーのWi-Fiが飛び交う都市も多く、意外と問題なく使えちゃったりするので、それほど支障はないはずだ。ちなみに、パケット料金対象の国(地域)であれば、1日の利用料金の上限が定められているので、普通に利用してもそこまで高くならないので安心だ。現地でスマホを利用する場合は、行き先がパケット料金対象内かどうかを事前にチェックしていくといいだろう。ただしその場合も、該当業者以外に接続してしまうとビックリするような請求額となるので注意したい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ジェーシービー(以下JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナルは、このほどJTBグループのアシスタンス業務を行うJTBグローバルアシスタンス(以下JGA)と提携し、海外のJCBブランドカード会員向けに、英語・中国語・韓国語で旅行の際の各種サポートを提供するコールセンターサービス「JCB PLAZA Call Center」を17日より開始した。同サービス開始により、海外のJCBブランドカード会員は渡航先(発行国外)にて、JGAが提供する24時間年中無休・通話料無料の「トラベルサービス」や「カード紛失盗難サポート」などを受けられるようになった。海外JCBブランドカード会員へのサービス向上に加え、提携発行会社によるJCBブランド推進意欲のさらなる向上も目的としているという。名称JCB PLAZA Call Center(ジェーシービー プラザ コール センター)対象日本国外発行JCBブランドカード会員(発行会社を問わない)言語英語、中国語、韓国語電話によるサポート内容トラベルサポート(旅行先でのホテル、レストラン、レンタカー、観劇チケットなどの手配・予約など。渡航前でも可能)カード紛失盗難サポート(旅行先でのJCBカード紛失・盗難時の手続き案内など)その他エマージェンシーサポート(旅行先での急病・ケガの際、病院や医師紹介など)JCBとJGAは今後も提携を強化し、世界の利用者に喜んでもらえる便利で安心なサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日ジェーシービー(以下JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナルは、このほどJTBグループのアシスタンス業務を行うJTBグローバルアシスタンス(以下JGA)と提携し、海外のJCBブランドカード会員向けに、英語・中国語・韓国語で旅行の際の各種サポートを提供するコールセンターサービス「JCB PLAZA Call Center」を17日より開始した。同サービス開始により、海外のJCBブランドカード会員は渡航先(発行国外)にて、JGAが提供する24時間年中無休・通話料無料の「トラベルサービス」や「カード紛失盗難サポート」などを受けられるようになった。海外JCBブランドカード会員へのサービス向上に加え、提携発行会社によるJCBブランド推進意欲のさらなる向上も目的としているという。名称JCB PLAZA Call Center(ジェーシービー プラザ コール センター)対象日本国外発行JCBブランドカード会員(発行会社を問わない)言語英語、中国語、韓国語電話によるサポート内容トラベルサポート(旅行先でのホテル、レストラン、レンタカー、観劇チケットなどの手配・予約など。渡航前でも可能)カード紛失盗難サポート(旅行先でのJCBカード紛失・盗難時の手続き案内など)その他エマージェンシーサポート(旅行先での急病・ケガの際、病院や医師紹介など)JCBとJGAは今後も提携を強化し、世界の利用者に喜んでもらえる便利で安心なサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日JTBが7月5日公表した2012年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向によると、この夏の旅行者数は、国内旅行、海外旅行ともに調査比較ができる2000年以降で過去最高。国内旅行は東京スカイツリーなどの新名所がオープンした東日本が人気、海外旅行は円高や航空座席の供給量増加によって渡航者が増加する見込みのようです。ただ、せっかく楽しみにしている旅行も、旅先で思わぬトラブルに見舞われないとも限りません。特に環境が異なる海外旅行では万が一のリスクに備えておきたいものです。海外旅行保険は、もともと、旅行中のケガを補償する保険ですが、いろいろな特約をつけることで、旅行中に病気をしたときや賠償責任を負ったとき、携行品が損害を被ったとき、さらには、事故の際の救援費用、その他の思いがけない事故のためにかかった費用などが補償されます。商品は、ふつう複数の種類の補償や保険金額がセットになって販売されています。これらの補償は、いずれも海外旅行中の事故や病気を原因とするものでなければなりません。しかし、自宅を出発してから帰宅するまでの期間が補償対象となるので、たとえば、自宅から成田空港に向かう途中の国内の事故でも保険金は支払われます。なお、海外旅行保険は、国内旅行保険と異なり、地震、津波、噴火による傷害や細菌性食中毒も基本補償のなかに入っています。家族で海外旅行をするときには、ファミリープランにすれば、本人以外の家族もまとめて被保険者にすることができます。ただし、家族の範囲は決まっており、配偶者、および生計を共にする同居の親族と別居の未婚の子どもまで。同行者がいる場合は、家族の範囲にあてはまるかどうかをあらかじめ確認しておいたほうがいいですね。海外旅行保険を販売している保険会社は、顧客の旅先でのさまざなリスクに備えて、365日24時間日本語で対応可能なサポートサービスを提供しています。旅先で病気にかかったりケガをしたときや、思いがけないトラブルに見舞われた際に、母国語での問い合わせ先があると安心です。また、海外での病気やケガの治療費は高額になる恐れがあります。そのような事態に備え、各社ともに、提携医療機関を利用する場合に保険会社が直接治療費を病院に支払う「キャッシュレス・メディカル・サービス」を実施しており、顧客が現金を旅先で支払わなくてもいいようにしています。その他、医師や医療機関の紹介や案内、通訳の紹介や手配なども行っています。旅行に行く前には、申し込んだ保険の補償内容とともに、万が一のときの対応方法をしっかり確認し、旅行に出かけるときには、保険証券や契約証、トラブル時の連絡先や対応方法が記載された冊子を必ず携行するようにしましょう。最近は、ネット専用にすることで、従来型の申込方法よりも手軽で保険料の割安な保険も販売されています。保険選びの新しい選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。書面による申し込みよりも保険料が4割安いとうたっている商品もあります。Myスマート保険world(海外保険)(au損保)ネットde保険@とらべる(三井住友海上火災)新・海外旅行保険【off!オフ】(損保ジャパン)スマートネッと(エイチ・エス損害保険)外務省のホームページには、世界の医療事情や感染症情報を記載したページがあり、かかりやすい病気やケガを国別に知ることができます。また、「海外安全ホームページ(MOFA)」では、各国や主な都市での犯罪発生状況や防犯対策、滞在時の留意事項などが掲載されています。旅行会社からの情報とともに、こういったところからもあらかじめ情報を収集して、楽しい思い出だけが詰まった旅行になるように、トラブルに遭わない工夫を心がけましょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日セレブな有名人カップルといったらハリウッドスター、人気歌手、プロスポーツ選手などが思い浮かぶだろうか。一般人には想像もつかないほどの収入があり、旅行もさぞかし豪華なのだろうが、その中でも特に豪快に遊んでいるイメージのある有名人カップルといったら誰を想像する?ということで、マイナビニュース会員の男女848名に、旅行のときに豪遊してそうな外国人カップルについて聞いてみた。Q. 旅行のときに豪遊していそうな有名人カップル(外国人)は?(複数回答)1位 ブラッド・ピット & アンジェリーナ・ジョリー 38.2%2位 デヴィッド・ベッカム & ヴィクトリア・ベッカム 36.7%3位 ニコール・キッドマン & キース・アーバン 17.7%4位 ウィリアム王子 & キャサリン妃 13.1%5位 ビヨンセ・ノウルズ & ジェイ・Z 12.7%■ブラッド・ピット & アンジェリーナ・ジョリー・「贅沢が似合って豪快なイメージだから」(24歳女性/ソフトウェア/技術職)・「プライベートジェットを使って旅行して、ブランドものを買ったり、カジノへ行ったり豪遊していそう」(28歳女性/金融・証券/営業職)・「スーパー有名な俳優同士なので、むしろ豪遊してない方が嫌だ」(28歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■デヴィッド・ベッカム & ヴィクトリア・ベッカム・「ヴィクトリアが遊んでいそうなイメージがあるから」(35歳女性/運輸・倉庫/その他)・「夫婦そろってワイルドなイメージなので、豪快にお金を使ってそうだと思いました」(25歳女性/情報・IT/技術職)「あのイケメンが豪遊していないわけがない」(25歳女性/食品・飲料/技術職)■ニコール・キッドマン & キース・アーバン・「ニコールキッドマンが派手に遊んでいそうなイメージだから」(23歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「ゴージャスが似合いそう」(26歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)■ウィリアム王子 & キャサリン妃・「王族だから」(25歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「高いところにいなければならない」(28歳男性/電機/技術職)・「王室から資金援助が出そうだし、普通にいようとしてもホテル側が料金以上のサービスをしそうだから結果的に豪遊」(29歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)■ビヨンセ・ノウルズ & ジェイ・Z・「もの凄く派手なパーティーをしていそう」(30歳男性/機械・精密機器/技術職)・「ラテンのノリでいつまでも楽しんでいそう」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「この間プライベートジェットをプレゼントしたという記事を読んだ」(30歳男性/その他/その他)■番外編: ビートルズもランクイン!ポール・マッカートニー & ナンシー・シャベル夫妻が第7位・「ビートルズはやはり別格」(32歳男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「ビートルズの印税が…」(25歳男性/医療・福祉/事務系専門職)■総評1位は言わずと知れたビッグカップル「ブラッド・ピット & アンジェリーナ・ジョリー」。アンジェリーナ・ジョリーは各国の恵まれない子供を養子にするなど、慈善活動家としても有名だ。「おもいっきり子供達に贅沢させていそう」、「子供たちの服がすごい豪華なので」などの意見が寄せられた。僅差で2位になったのは「デヴィッド・ベッカム & ヴィクトリア・ベッカム」。こちらは派手なイメージがほとんどだったが、ヴィクトリアが豪遊しているイメージがある、といった意見が顕著だった。3位は「ニコール・キッドマン & キース・アーバン」。理由はないけど「なんとなく」という回答が多く寄せられた。4位は「ウィリアム王子 & キャサリン妃」で、当然ながら「王族だから」という意見が圧倒的に多かった。5位は「ビヨンセ・ノウルズ & ジェイ・Z」。こちらはビヨンセの歌姫のイメージが強く反映され、「ノリノリな感じ」がするなどの回答が寄せられた。「ブラッド・ピット & アンジェリーナ・ジョリー」と「デヴィッド・ベッカム & ヴィクトリア・ベッカム」という意見が圧倒的に多かった今回のアンケート。夫婦揃って「スター」であるため、「質素な旅行が想像できないです」という回答も寄せられた。できることなら彼らの旅行に同行して、セレブの世界を垣間見たいものである。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性381名 女性467名合計848名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日トリップアドバイザーではこのほど、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する「トリップグラフィックス」の第37回として、「海外トイレ事情」を公開した。今回のトリップグラフィックスでは、トイレの場所の聞き方とトイレの文字表記、各国トイレうんちくをまとめている。例えば、ブラジルでは「Banheiro」と表記し、トイレの場所を尋ねるには「オンヂ フィカ ウ バニェイロ?」といえばいいという。また、各国のトイレにまつわるうんちくを読むと、その国のトイレ事情がよくわかる。ニューハーフの多さで知られるタイでは男女兼用のトイレが増えており、この設備を取り入れた学校もあるとのこと。マレーシアなどイスラム教国のトイレにはたいていホースがついており、右手でホースを持ち、左手で尻を洗うという。そのため、左手は不浄とされ、食事やあいさつでは使わない。さらに、ベトナムやギリシャ、ペルーなどの国では公衆トイレが少ないのでデパートやホテルのトイレを使うとよいといったアドバイスも掲載。詳細は同サイトで公開中の、グラフィックで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日いよいよ夏到来! 長期休暇に向けて既に旅行の予約をしている人も多いだろう。ここでは大切な恋人との旅行を想定し、海外旅行での様々なシーンでスマートに対応できる方法を紹介する。飛行機編、現地到着編に続き、レストラン編だ。食は旅の重要なポイント。行きたいレストランがあればいいが、なければレストラン選びでかなりの時間を要することもあり、これがイライラの原因になりかねない。また、アジアの国々で屋台は心配……という場合は、スーパーやデパートなどのフードコートに行ってみよう。アジアの多くの国々は外食文化ゆえ、味が悪ければ誰も寄りつかないという厳しい競争の中で高いテナント料を支払ってフードコートに出店している店は、どこもそれなりの味だ。衛生面も安心していいだろうし、写真を指差すだけで注文ができて簡単気軽。色んなメニューがあるので恋人と食べ物の好みが合いにくい場合も気を遣わなくていいので、あとで「ホントは私、○○が食べたかったのに」といったケンカを避けることができる。服装面で言うと、ちょっとスマートなレストランに行く予定があるのなら、リゾートでも1着はちゃんとした服を持っていこう。特にドレスコードが定められていない店でもビーチサンダルでぺたぺた入っていくのでは雰囲気が台無しだ。スーツを着込む必要はなく、男性なら襟付きのシャツにコットンパンツ、女性ならワンピースにミュールといった感じでかまわない。注文の際、ワインに迷ったら「ワインペアリング」ができるかどうか聞いてみよう。これはソムリエのいるようなレストランで注文した料理に合った1杯を選んで持ってきてくれるサービスのことで、自分でいちいち選ぶ必要がない。あらかじめコースになっていたり、どのワインがサーブされるかメニューに書いてあることもある。チップ制度のある国では、どんなレストランでも給仕人の担当テーブルは割り当てが決まっており、オーダーはすべてその担当者にするようになっている。担当者が見当たらない場合、他の給仕人に声をかけてもサーブしてもらえないので、担当者の手が空くまで待たなくてはならない。また、担当者がいても大声で呼ぶのではなくちょっと手を挙げて合図する程度でいい。テーブル会計である場合が多く、ビルを持ってきてもらいたいときは手を挙げてペンで字を書くしぐさをする。どんなに合図を送っても気づいてもらえないようならその給仕人はあまり仕事ができないということになり、チップの額に差をつければいいのである。どのガイドブックにも書いてあるとおり、チップの額に決まりはない。ニューヨークでは飲食代金の20%~30%ともいわれるし、住人たちが「世界一チップを払う」と自負しているカナダのケベック州ではなんと40%分ものチップを払う人がいるそうだ。とはいえ、チップは受けたサービスに対して支払われるものなので、サービスが悪いと感じたら多く払う必要はない。では具体的にどのくらい払えばスマートか。例えば2人で$65の食事をしたとして、$70分の紙幣を支払ってお釣り分をチップとしてもかまわない。この場合はちょっと少な目になってしまうが、あくまでも気持ちなので、ぴったり10%とか15%とか考える必要はない。もちろん、とてもいいサービスだと思えば$80や$100を渡して「Keep change(釣りはいらないよ)」と言うのもいいだろう。が、身の丈に合っていないとこれはあまりスマートには見えないので注意が必要だ。お釣りを受け取らなくてもいい状態で、かつ自分のテーブルを担当している給仕人が忙しそうにしている場合、きっちり清算されるのを待たなくてもテーブルの上に代金を置いてそのまま立ち去ってもいい。ただし、遠くからでも「ここにお金をおいたよ~」という合図だけはして行こう。カードでの支払いの場合、チップを書き込むところがあるのでそこに金額を自分で書き入れる。空欄のままにしておくとチップを払わないことになるが、あるいは現金で直接給仕人に手渡してもいい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日南アフリカのハート「リトル・カル―」を巡る旅もいよいよゴールまで後わずか。多くの出会いと感動に包まれたこの旅をふり返りつつ、最終目的地へ向かう途中、素敵な女性たちに遭遇したことを思い出す。中でも「ミス・アース南アフリカ2012」のファイナリスト、ララ・ポットギーター(Lara Potgieter)さんと一緒に朝日を浴びながら観賞したミーアキャットの愛らしさは格別かもしれない。ミス・アース 南アフリカ( Miss Earth South Africa ) ちなみに「ミス・アース」とは、2001年の開催以来、毎年恒例となった「地球規模の地球のための美のコンペ」とのこと。この大会を通じて、世界中の人々が地球環境問題に対して向き合い、環境保全に対する意識を高めることが目的の一つでもあるという。夕暮れ前の絶景を望みたく、なだらかな山頂へとドライブした先では、自然が大好きな地元の女性も散策を楽しんでいた。リトル・カル―の町歩きには「帽子」をコーディネートしてみたくなる。午前中のティータイムにカフェのテラス席で、ゆったりとおしゃべりしながらお茶を楽しむレディたちも。お似合いのパープルの帽子に思わず「どこで買ったの?」と声をかけてしまった。そして日々、町の様子を見届けているトリのオブジェも…みんな帽子が大好き。週末のショッピングセンターや町中は、友だちや家族と一緒におでかけを楽しむ人々でいっぱい。小さな息子を肩車するパパの姿や、かわいい女の子の手を引きながら買い物に忙しいママの姿もほほえましい。キッズ向けのショップの前で出会った女の子もまたいつか、そんなママになるのかな? 職人の手仕事は時を超えて受け継がれ、大切にされていくべきものだという思いを新たにしたのが、この「リトル・カル―・マジック・トリップ」からいただいたギフトの一つ。それはまさに持続可能な「エコ」的ライフスタイルではないかと思った。そして、どれほど前の時代のものなのかは知らないが、繊細なレースがとっても美しいアンティークのドレス姿の新婦と、シックなスーツをまとった新郎。そんな2人の幸せいっぱいの結婚パーティーの様子を想い描きつつ、旅の途中で出くわした子供たちの未来を夢みたりして…「まるでオペラの屋外劇場みたい」と、訪れる人々が思い思いにその感動を表現する地球規模のアート! それがこの自然が創造したシャンデリアのような鍾乳洞「カンゴー洞窟」。その物語の始まりは、なんと800万年ほど前、かつて海底だった時代にさかのぼるとか。アフリカの7大不思議のひとつにも数えられるここは、必見スポットの一つ。 南アフリカの旅の魅力を、あえて一言で言うなら ―― それは「ミス・アース」のキャッチコピーの一部を引用し、「地球のための美に出会う旅」ではないかと思う。たくさんの動物や雄大な自然を間近に、「持続可能な環境保全」を日々の暮らしに取り入れることの大切さ。そのサンプルの一つが「リサイクル・アクセサリー」として親しまれている。再生紙によるネックレスを旅の思い出に添えて…取材協力: 南アフリカ観光局 公式サイト カンゴー洞窟 ( CANGO CAVES ) 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月16日海外旅行先で日本との文化の違いを感じることは多いもの。カルチャーショックを受けてしまった、なんて方も中にはいるかもしれません。マイナビニュース読者に「海外旅行で体験したカルチャーショック」をアンケートしました。調査期間:2012/5/8~2012/5/11アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 946件(ウェブログイン式)■働き方編「NYの空港で重量オーバーの荷物を預ける際、機械が故障しカードを切れないので無料でいいと言われた。ラッキーだけど適当すぎる」(27歳/男性)「ニューカレドニアではスーパーや飲食店が土日休みだった」(26歳/女性)「スペインではみんな平日の昼間からカフェでビールを飲んでいた。働けよ!」(28歳/女性)何だかうらやましい海外のワークスタイル。一度でいいから平日の昼間からビールを飲んでみたいですが、小心者な筆者は誰かに見つからないかびくびくしてしまいそうです。■トイレ事情編「ハワイの小用トイレがものすごく高い位置に設置されていて困った」(28歳/男性)「日本以外のほとんどの国では、トイレットペーパーはトイレに流さないものだと知って驚いた」(25歳/女性)「多くの国で、洋式トイレなのに便座がない」(27歳/女性)ほかにも「扉なしトイレ」(26歳/女性)や「トイレの水流れの悪さ」(29歳/女性)などといった意見も。日本のトイレってすごいんですね。■交通編「フランスの地下鉄には時刻表がなかった」(29歳/女性)「バリで四人乗りの原付きを見かけた。現地では普通のことのようですが」(30歳/女性)日本では大問題に発展しそうな交通事情。■思い込みだったこと編「ハワイでは日本語が通じると言われているけど、全然通じなかった」(44歳/男性)「外国人は必ずしもかっこよくない」(26歳/女性)行ってみて初めて分かることって多いですよね。■そのほか「NYの映画館で戦闘シーンのある映画を見たとき。決着した瞬間に、スタンディングオベーションが起きた」(30歳/男性)「韓国で、電車の中で包丁を実演販売しているおじさんがいた」(28歳/女性)韓国では包丁の実演はポピュラーなものらしいですが、なぜ揺れる電車内でやる必要があるかは分かりません。文化の違いを実感することが海外旅行の醍醐味(だいごみ)。個人的には海外のトイレ事情だけはどうにかならないものかと常々思ってしまいますが……これも海外ならではの楽しみの一つと、早く割り切れるようになりたいです。(山本莉会/プレスラボ)
2012年07月15日「南アフリカは、もちろんラグジュアリーホテルは素晴らしいけれど、地元のゲストハウスはお部屋のインテリアもそれぞれ個性的でチャーミングだし、ホストの温かさがものすごく心地よい…」という話を、ずいぶん前に耳にしたことがある。そんな記憶と共に滞在先の一つに選んだのは、Anton&Susan Schoeman(アントン&スーザン・スクーマン)夫妻が経営する「Die Gat Guest House」(ディー・ハット・ゲストハウス)。かつて南アフリカの映画の舞台にもなったことがあるそう。1800年代半ばから続く歴史的価値のある農家をリフォームし、奥様のスーザンさんがラブリー&エレガントなインテリアでゲストをお迎えしている。テーブルに着くたびに感動するのは、お料理もさることながら、テーブルコーディネートの素晴らしさ。女性に例えるなら、いわゆる“クールビューティー”ではなく、ご本人同様 “ウォーム&キュート”とでも表現すべきなのか?「私は、これしかできないですもの…」とはにかみながら笑顔で答えるスーザンさんに、学ぶことはかなり多いのでは。心から「ありがとう!」の気持ちをきっと伝えたくなるはず。ディー・ハット・ゲストハウス( Die Gat Guest House ) 突然の「サプライズ・バースデーパーティー」企画にも快く応じて下さったのは、アートギャラリーも併設の町で人気のデリ・カフェのシェフ。地元のスパークリング・ワインと各自に用意されたシャボン玉でお祝い!店内にディスプレーされたアンティークのウェディング・ドレスやシューズなどがノスタルジック&ロマンティックな気分を誘う。お店の出入り口の壁に、手書きで記された「人生は美しい…今日を楽しもう。明日は必ずしも訪れるとは限らないのだから」そのフレーズがキュンと心に響いた。ある日の朝食に、南アフリカでは珍しくお粥が登場した。聞けば、マネージング・ディレクター 二―ル・エルス(Niel Els)氏(写真左)のさり気ない、ゲストへのおもてなしだと判明。偶然にも日本や中国といったアジアからのゲストが滞在していたからなのだそう。「昨晩、YouTubeとかいろいろレシピを調べて、生まれて初めてお粥にチャレンジしてみたんだけどね(笑)」 美味しさが倍増した気分!ターンベリー・ブティック・ホテル( Turnberry Boutique Hotel ) 南アフリカのグルメとして是非とも試してみたいのが、ワインとオーストリッチ。その2つの希望をかなえられ、なおかつ南アフリカのベスト10にランクインしているレストランが滞在先の近くにあると知り、早速ランチに出かけることにした。守護天使という意味のある「Jemima’s」(ジャマイマス)という名前も好感度大。この日は、お店のワインリストにもある地元のワイナリー「KARUSA」によるワインティスティングも体験することができ、かなり満足度数が高いひと時となる。「KARUSA」のワイン・テイスティングをした数種類の中でも、個人的に印象深いのはシャンパンと同じ製法によるスパークリングワイン。とりわけお天気の良いランチタイムには最高のマッチングかも。またヘルシー&ローカロリーと人気のオーストリッチのフィレ・ステーキも、好みのソースとの組み合わせを楽しめる。ゆったりとくつろげるシックで洗練された店内のインテリアも、ゲストをもてなす。ジャマイマス・レストラン( Jemima’s Reataurant ) カルサ・プレミアム・ワイナリー&クラフト・ブルワリー( KARUSA Premium Winery & Craft Brewery )取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月15日このところ日本からのハネムーナーも増えているという、ここ南アフリカ。そんなロマンチックな噂を耳にしながらプランした「南アフリカでかなえたい夢のリスト」。その項目をチェックしていると、動物にまつわるコトの多さにビックリ! やはり「サファリ」な気分は外せない。こうして毎朝、夜明け前にベッドから飛び起きて、その道のプロをナビゲーターに大草原へと繰り出す。その目的は一つ。夢の出会いを実現させるため。まずはオーストリッチ農園で有名な町、オーツホーンから7km離れた南アフリカ6番目の世界遺産「スワットバーグ山脈」のふもと、カンゴ・ヴァレーにある野生動物農場「ビュッフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ」に向かった。5ヘクタールほどの泉に面して建ち並ぶ25棟のラグジュアリーなテント。そこがこのロッジの客室だ。水辺のタイプと丘の上のタイプの2種類あり、いずれもゆったりとリラックス気分にひたれるウッドデッキ付き。「大好きな人とヴァカンスで訪れたいなぁ…」そんな気持ちに誘われること確実かも。ビュッフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ( BUFFELSDRIFT Game Lodge ) 熟練のレンジャーがドライバーとガイドの二役で「ゲーム・ドライブ」に出発。広大なこの野生動物農場では、サファリで人気の「ビッグファイブ」中、ゾウ、サイ、バッファローの3種類をはじめ、キリン、カバ、スプリングボックス、そしてクドゥなど、自然の中でのびのびと過ごすお気に入りの動物に間近で出会えるかも。また日ごろ目にすることのない珍しい植物や、このエリアで確認されているという217種類ほどのバードウォッチングも楽しめる。この日のレンジャー、エホン(Ehon)さんと交わすさまざまなサファリ・トークも楽しい。 1日の始まりに、出会いの喜びをかみしめたいのが、なんともチャーミングなミーアキャットかも。軽くモーニング・コーヒーを味わった後、それぞれに折りたたみ椅子を持参し、大草原でミーアキャットの出現を待つ。1匹ずつ姿を現した瞬間の感動は今なお忘れられない。 2000ヘクタール以上ある大自然の中にたたずむドゥ・ゼィーコ・ゲスト・ファーム( De Zeekoe Guest Farm )では、長年のキャリアを持つガイドのデェヴィー・グリニスター(Devey Glinister)さんが、ミーアキャット・アドヴェンチャーズ( Meerkat Adventures )へと希望者をエスコートしてくれる。 動物が身近な存在の南アフリカで、一度はチャレンジしてみたいのが「ふれあいの時間」。たとえば、1日3食が日課のゾウに朝食用の野菜やフルーツを食べさせてみたり、ひざに座らせてもらう。あるいは馬に乗ってサファリを散策する…などなど、そのスタイルはさまざま。中でも「カンゴー野生動物園」での体験は、動物好きには絶好のチャンスとなりそう。なにしろ、いつも檻の外から見つめているだけのチーターや子供のトラなどの動物と、実際に触れることができるのだ。一般的にストレスフルな日々を送る人々にとって、ヒーリング効果もあると言われる「アニマル・セラピー」だが、さすがに南アフリカともなると、そのスケールの大きさに感動する。こうしたさまざまな早朝のアクティビティを十分満喫した後の朝食は、できればテラス席などのアウトドアで自然と向き合いつつ、ゆっくりと味わうのが南アフリカ的スタイルなのかもしれない。カンゴー野生動物園 CANGO WILDELIFE RANCH 公式サイト 取材協力: 南アフリカ観光局 公式サイト 撮影: 吉澤健太取材 (&一部撮影):HIROKO USAMI
2012年07月14日「南アフリカ発、世界的ファッションブランドのコレクションを彩るトリとは?」と質問されたなら、どんな答えが飛び出すか。「イーグル?」「ワシ?」…etc. 実はその正解がこの「リトル・カルー・マジック・トリップ」にあるという。というわけで早速、そんな彼らに出会うべくガーデンルートの中間地点、George(ジョージ)からOudtshoorn(オーツホーン)へと一時間ほど車を走らせる。果たしてそこで待ち受けていたのは… そう、あの世界1の体格を誇るトリとして有名な「オーストリッチ(日本では一般的に「ダチョウ」)だった。何しろここ、オーツホーンは世界最大のオーストリッチの生息地なのだそう。そしてウワサ通り、人間の背丈の2倍近くある巨大な彼ら。よってベビーはもとより、当然のことながらタマゴのサイズもスーパービック! 「この国旗の素材は何だろう?」 ― 答えは、カラフルにカラーリングされたオーストリッチのフェザー。思わず、「う~ん、ゴージャス!」とつぶやきそう。(「クライン・カルー社」にて)ニワトリのタマゴの24~5倍の重さがあるオーストリッチのタマゴ。おそらくどれほどのサイズか容易に想像つくのでは?この地にある4ヵ所の見学可能なダチョウ農園では、ダチョウに関するさまざまな知識を深めることができるほか、体験試乗やジョッキーによるダチョウレースも楽しい。ちなみにはるか昔の話では、エジプト人やローマ人の高貴な女性たちはセレモニーの際、オーストリッチに乗ったのだとか。(「サファリ」農園にて)エリザベス1世、マリー・アントワネット、そしてイヴ・サンローランにエルメス、ルイ・ヴィトンなどなど、時代を超えて受け継がれる「モードとしてのオーストリッチ」。その魅力はカラフルで美しいフェザーやドット柄風のレザーが、さまざまなファッションアイテムとして登場していることからもわかる。南アフリカが誇る最高の品質と技術で世界的にその名が知れた「KLEIN KAROO(クライン・カル―)社」を特別にご紹介。オーストリッチの羽根は左右対称のカタチから、古代エジプトにおいては「真実と公正」のシンボルだったこともあり、神話の神々やファラオの装飾品として使われてきた。またヴィクトリア朝時代からはファッションとしての役割も担い、帽子やストールなどさまざまなデザインに使用されている。いくつもの細分化されたプロセスを経て完成するオーストリッチのフェザー。静電気がおきるというフェザーの特性を活かし、パソコンやカメラのクリーナーとしても製品化されている。バリエーション豊富にカラーリングされるオーストリッチのフェザーやレザー。いずれも世界に名だたるファッション・メゾンなどへと羽ばたいていく。ちなみにオスの羽は、白い羽先と尾以外はすべてブラック。一方のメスは、クリームがかった白い羽先と尾以外はすべてグレーなのだそう。オリジナルのバッグやシューズ、アクセサリーほか、バリエーション豊富なクライン・カル―社のオーストリッチ・ブティック。この春、行なわれた南アフリカのオーストリッチとファッション・デザイナーを目指す日本の文化服装学院の学生たちに向けたデザイン・コンテストなど、さまざまなプロジェクトも要注目。オーツホーンで出会うオーストリッチをめぐる旅。そのスタイルは人それぞれ。たとえば、カラフルなフェザーでオリジナルアクセサリーを創作してみたり、あの大きなタマゴを購入して自作の「エッグ・アート」してみる、なんていうのも楽しいかもしれない。またヘルシー(低脂肪、低カロリー、低コレステロール、豊富なたんぱく質)と評判のオーストリッチ・メニューをレストランで味わってみるのもおススメ。「クライン・カルーへの旅(Journey to Kannaland(=Klein Karoo))」と題された地元の劇団「カンブロ・ディガーズ(Kambro Diggers)」によるミュージカル。歌ありダンスあり、さらにユーモアたっぷりに演じられるこの地の文化的歴史物語に触れる45分間の観劇もアイデアかも。もちろんキャストや小道具にオーストリッチはマスト・アイテム。旅の思い出に一度は乗ってみたいロバの馬車も、オーストリッチの羽根飾りでプチ・エレガントなコーディネートで登場するのが南アフリカ・スタイル。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト クライン・カルー・オーストリッチ・ブティック(KLEIN KAROO OSTRICH BOUTIQUE) 公式サイト 撮影/吉澤健太取材 (&一部撮影)/HIROKO USAMI
2012年07月13日「南アフリカへの旅」をイメージした時、最初に思い浮かぶのは何だろう。サファリと動物、親しみやすい味わいのワイン、アフリカンビートな音楽、英雄ネルソン・マンデラ氏、そして最近では2010年FIFAワールドカップ開催国…とさまざま。初めて訪れる地への出会いと発見の楽しみを胸に、目指す先は2010年W杯で、日本代表のキャンプ地にもなった「ジョージ」。そこが今回の旅のスタート地点。南アフリカの南端ケープタウンからポートエリザベスまで、インド洋に沿って走る海岸線「ガーデンルート」の中間地点にあたるジョージを北上する、現地の人々いわく「南アフリカのハート」とも言われる旅。今回は、5回に分けてご紹介。「南アフリカ航空」で成田から香港を経由し「オリバータンボ国際空港」へ。空港にてティーブレイクなどを楽しんだ後、「ワンタイム航空」に乗り換え、目的地「ジョージ空港」に到着。スタイリッシュなヘアスタイルが魅力的なフライトアテンダントたちの笑顔がココロなごむ「南アフリカ航空」機内にて。ジョージ空港に到着後、フレンドリーな「ワンタイム航空」のフライトアテンダントたちを撮影。南アフリカ「リトル・カルー」の早朝は、さまざまな動物たちの目ざめのとき。眠い目をこすりながら早起きをし、広大な大自然の中へと足をふみ入れてみよう。思いがけないトキメキの瞬間が待っているはず。おそらく日本人の多くが、TVCMを通じて親しみを抱いているかもしれないのがあの「ミーアキャット」。朝イチで大草原へと車を飛ばし、キラキラ輝く日の出と共に、次々と顔を出す愛らしいミーア・ファミリーの立ち姿に、思わず「カワイイ~」と連呼してしまうだろう。サファリのビッグファイブと呼ばれる1種「アフリカゾウ」は、世界最大と呼ばれるそう。「Malaika(=天使)」、「Jabari(=パワフル)」、「Bulelo(=ありがとう)」という名の3頭の幼いゾウたちと一緒に、朝の散歩にでかけてみるのも忘れられない思い出に。レンジャーと共にランドローバーに乗り、野生動物を探しながら滞在先の「ビュフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ」公園内の朝のゲーム・ドライブに出かける。途中、見晴らしの良い高台でのコーヒー・ブレイクも心地よい。「リトル・カルー」こと、別名「クライン・カルー」(「クライン」はオランダ語で「小さい」、「カルー」はサン族の言葉で「乾いた土地」)と呼ばれるこの地を代表する、言うなればスター的存在といえば「オーストリッチ」。ドライブの途中、草原あたりを優雅に歩く姿を見かけることもしばしば。町の人々の「ココロあたたまるおもてなし」もまた、旅の魅力を左右するもの。ゲストハウスをはじめ小規模な滞在先では、あたかも遠い親戚の家を訪れたかのような“あったかな”キモチに触れるだろう。なだらかに連なる山頂のシックなゲストハウスにて、滞在先のパパやママたちの仲間が開いた星空バーベキューパーティに、とび入り参加なんていうことも。真っ暗な夜空に広がるキラメク星座。いつも目にする数倍も大きな星たちに、思わず願いごとをしてしまいそう。この先の南アフリカ「リトルカルー・マジックトリップ」に夢を託して。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影:吉澤健太取材 (&一部撮影):HIROKO USAMI
2012年07月12日海外旅行の醍醐味といえば、日本とは異なる文化を体験すること。言語の違いが最も分かりやすい異文化体験で、特に英語を使う機会が多いのではないだろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女848名に、海外で使うことが多い英語は何かアンケートを実施した。Q. 海外旅行で使うことが多い英語を教えて下さい。(複数回答)1位 Excuse me.(すみません) 55.1%2位 Thank you.(ありがとう) 47.5%3位 How much?(いくらですか?) 25.0%4位 その他 12.7%5位 Could you take a picture?(写真を撮ってくれませんか?) 7.3%それぞれ、いろんな場面で役立ちそうなフレーズだが、「使ってみたものの困ってしまった」ということもよくあるようで……。■Excuse me.(すみません)・「話しかけたはいいがその後の言葉が出てこず、ジェスチャーでごまかした」(30歳男性/情報・IT/技術職)・「発音が悪くて通じずに、何度も聞き返された」(36歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「親切な人過ぎて、長くしゃべられてなんていっているのかわからなくなった」(28歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)■Thank you.(ありがとう)・「なんでもかんでも、これですませてしまう」(30歳女性/金融・証券/技術職)・「不適切な場面で使い、一瞬会話が止まった」(34歳男性/学校・教育関連/専門職)・「とりあえず言っとけばOK的な感じ」(31歳男性/情報・IT/技術職)■How much?(いくらですか?)・「その言葉は使えても、その後値下げしてと言えないので、ベトナムで値切り交渉に失敗した」(23歳女性/生保・損保/営業職)・「聞いたはいいけど、早すぎて返しがわからない」(27歳男性/建設・土木/技術職)・「けちって言われた」(49歳男性/情報・IT/技術職)■その他・「thの発音がなかなかできない」(18歳女性/学生/その他)・「海外に行っても日本語で対応してくれるから英語を使わない」(30歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)■Could you take a picture?(写真を撮ってくれませんか?)・「カメラの使い方が分からなくてブレてしまい、もう一回とお願いしづらかった」(29歳女性/印刷・紙パルプ/技術職)・「写真を撮ってほしかったが、その人が中に入って自分がとる羽目になった」(29歳女性/自動車関連/営業職)■番外編: 「マンガ」は世界に通用する!・「日本人であることを伝えたら、マンガの話ばかりされたこと」(27歳男性/その他/技術職)■総評最もよく使う英語は「Excuse me.(すみません)」だった。会話の入り口として使うことが多いため、当然といえば当然の結果だろう。ただ、話しかけたのはいいが、その後の会話が続かないという声が多かった。2位は「Thank you.(ありがとう)」。ほとんどの国で意味を理解してもらえることから、困ったときにとりあえず言っておく、という意見がいくつか寄せられた。3位の「How much?(いくらですか?)」は「Excuse me.(すみません)」と同様に、話しかけたのはいいけれど返された言葉を理解できないという意見が多かった。4位の「その他」は海外に行ったことがない、という意見が圧倒的に多い結果に。5位は「Could you take a picture?(写真を撮ってくれませんか?)」で、「無視された」という意見もあった。撮影を頼む際には、優しそうな人に声をかけるといいのかもしれない。後は、カメラを渡した途端に猛ダッシュで走り去っていったなんて話も耳にするので、注意したいところだ。全体の傾向として、英語に自信がないから声が小さくなり、余計に伝わらないことが多いようだ。英語が苦手でも、ジェスチャーなどを加えながら元気に話せば、相手に伝わることも多いだろう。せっかくの海外旅行なのだから、現地の人々とのコミュニケーションも楽しまなければもったいない。(文・アリウープ 高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性381名 女性467名合計848名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日旅行サイトトラベルコちゃんを運営するオープンドアは、同サイトにおける2012年6月の海外ツアー検索人気ランキングTOP20および人気急上昇の旅行先を発表した。今回の結果は6月1日~30日にかけて、トラベルコちゃん海外ツアーの行き先として検索された回数を基に集計したもの。トップ3は1位ソウル(韓国)、2位ホノルル(ハワイ)、3位グアム(グアム)という結果になった。10位以内には、台北(台湾)、バリ島(インドネシア)、バンコク(タイ)、香港(中国)とアジアの観光地が多くランクインしており、ヨーロッパの観光地は9位にパリ(フランス)が入っただけにとどまった。2011年6月の海外ツアー検索人気ランキングと比較し、大幅に順位が上がっている旅行先は「イスタンブール(トルコ、50位から38位)」、「ヘルシンキ(フィンランド、55位から42位)」、「マチュピチュ(ペルー、59位から45位)」などがあげられる。フィンランドの人気を押し上げた要因の一つとして考えられるのがTwitterだ。同国の駐日大使館の公式アカウントが発する親しみのこもった「つぶやき」に、フォロワー数は増加の一途をたどり、2012年7月現在、5万人を超えている。フィンランドは日本から一番近いヨーロッパとして知られ、同大使館が「思い立ったら、その日のうちに飛び立てる国」といった表現で気軽さをアピールしたことで興味を喚起し、検索数の上昇につながったものと思われる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日エイチ・アイ・エスは2012年の夏休み(7月14日~9月30日)の予約状況から、海外旅行動向についての集計を発表した。8月は昨年に引き続き、過去最高の出国者数の更新を見込んでいるという。同調査は7月1日に実施。7月14日から9月30日にかけて日本を出発する、 H.I.S.の海外ツアーと海外航空券を対象に行った。2012年の夏休み動向の特徴としては、9月に連休が取りづらいことから、家族旅行を中心に7・8月出発の予約が多いことが挙げられる。特にグアム、ハワイといった渡航先が前年同日比で2桁増。「家族で海外旅行」のファミリー専用商品も人気が高く、同社社主催のファミリー予約件数は前年同日比において5割以上の伸びで、夏のレジャー需要をけん引しているという。全体的に対象期間を通じて昨年を上回り、前年同日比117%で推移。特に8月出発は過去最高ペースで推移している。人気渡航先ランキングでは10都市中7都市がアジアで、上位のソウル・バンコク・台北ともに2桁以上の伸び。土日を利用した1泊2日の旅(ソウル・台北・上海)の商品も需要が高まっており、羽田空港からの出発が浸透してきた結果、海外旅行がより身近に感じられているようだ。また、7月27日より開催されるロンドンオリンピックにおいて、同社は「JOC 公式旅行代理店」としてオリンピック観戦ツアーの販売を行っているが、日本人選手の活躍が期待される競技(体操・水泳・陸上・サッカーなど)観戦に関する問い合わせが増えている。開催地であるロンドンではホテルが混み合い、渡航先をパリに変更してロンドンまで日帰り観戦するケースもあるという。今年5月の「金環日食」の影響もあり、自然観測ツアーの注目が高まっている。2011年~2012年は十数年に一度のオーロラの当たり年といわれており、オーロラベルトの真下に位置するカナダ(イエローナイフ・ホワイトホース)での予約が増えている。また、日本からの定期便のないアラスカは、自然の美しさがピークを迎えるシーズンとなり、往復直行便のチャーター便利用のツアーが新たな人気商品として予約を伸ばしているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日海外旅行は文化の違いもあって、トラブルに遭うことも珍しくないだろう。経験者がどんなトラブルに遭ったか知っておくことで、心構えができたり予防策を立てられたりするかもしれない。ランキングを紹介しつつ、自由回答で投稿していただいた興味深い経験談を中心にピックアップしてみた。Q.海外旅行中、レストランでトラブルに遭ったことはありますか?1位「その他」30.3%2位「料理のボリュームが多すぎ」27.0%3位「おつりをごまかされる」 14.6%4位「日本食レストランがすごく残念な感じ」10.1%5位「注文してない料理がたくさん出てくる」22.3%■料理のボリュームが多すぎて困った編・「ケアンズのホテルのレストランディナーでメインディッシュにステーキが3枚、前菜等でも日本ではメインディッシュクラスの魚料理やパスタが出てきてたので、オーストラリアの雄大さを胃袋を持って体感した」(29歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「特大のTボーンステーキを30分以上かけて何とか食べた」(30歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「コース料理を途中でギブアップ、デザートまでいけなかった……」(27歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■ぼったくり編・「日本語メニューに書いてある値段より高かったので抗議したら『それは古いのよ』で終わらされた」(37歳女性/自動車関連/技術職)・「合計120ドルくらいの支払いのはずが500ドル強請求されたので、『どういうことだ?』と英語で一気にまくし立て容赦なく通報、結局レストランのオーナーが後日ホテルまで謝りに来ました」(26歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「おつりをごまかされたので、紙に計算式を書いて主張した」(30歳女性/生保・損保/秘書・アシスタント職)■言葉の壁編・「orderしたいと言ったらwaterが出てきた」(30歳男性/情報・IT/技術職)・「肉料理をたのんだつもりが魚がでてきて、言葉が通じないと困ると思った」(57歳男性/農林・水産/その他)■日本食編・「すしの酢がきいていなかった」(45歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■ナンパ編・「バーでしつこく誘ってくる男の人に遭遇し、めんどくさいから『彼氏がいるから無理』と言うと、『大丈夫……僕も彼女いるから』と言われカルチャーショック」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)■総評今回のアンケートでは、レストランの料理のボリュームが多すぎる、ぼったくり、現地の言葉を話せないことによるトラブルなどが寄せられた。ぼったくられてしまったときに、毅然(きぜん)と主張して取り返したエピソードはすごいの一言。私だったら泣き寝入りしてしまいそうだ。(文・アリウープ高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性420名女性580名合計1,000人調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日リクルートの海外旅行領域の調査・研究部門である、エイビーロード・リサーチ・センターは、海外旅行検索・比較サイト「エイビーロード」に掲載されている、海外ツアーへのeメール問合せ実績を集計。2012年夏休み期間(2012年7月14日~9月30日が含まれる旅行、集計対象期間は、どの年も1月1日~6月20日受付け分を集計)の海外旅行マーケットの動向を「2012夏休み期間海外ツアー問合せ概況」として発表した。同調査よると、夏休み期間の海外ツアーへの問い合わせ数は、2011年比129%で、名古屋発が143%と活発。東京発の中でも、羽田出発確約ツアーに限ると前年比約157%で、問合せ数は1.5倍以上となった。人気渡航先は、3年連続ハワイ・オアフ島がシェア8.9%で1位、2位はシェア4.8%の韓国・ソウル、3位はシェア4.0%のフランス・パリ。方面としては南北アメリカが前年比216%、ハワイ前年比142%などが平均を超える伸び率で人気だった。このアメリカの人気は、円高にも起因しているのではと、同センターでは分析している。また、問い合わせ率では、1位が前年比372.4%でニューヨーク、2位に前年比313.2%のシンガポール、3~5位をペルーの都市が占め、なかでもマチュピチュは前年比268.0%と人気が急上昇した。さらに、夏休みツアーの日程では2010年、2011年とも6日間が最多だったが、今年は5日間が最多となっており、平均旅行期間は5.8日で2年連続の減少となった。希望する出発日は8月11日(土)に集中。お盆時期のニーズの高さ、出足の早さが目立った。逆に、2012年はカレンダーの祝日の並びが悪く、9月の問合せは出足が遅くなりそうだと同センターでは予測している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日