現在公開中の映画『砕け散るところを見せてあげる』より、SABU監督制作スペシャルトレーラー第6弾「197秒篇」が公開された。本作は、アニメ『とらドラ!』『ゴールデンタイム』で知られ、言葉の軽快さで10代特有の空気感を表現し各世代から支持を集める竹宮ゆゆこの同名小説を原作に、海外でも評価を得ているSABUが監督を務めた。W主演の中川大志、石井杏奈をはじめ、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一ら豪華キャストの共演が話題を呼んでいる。この度、これまで第5弾まで公開されてきたSABU自らが制作・編集したスペシャルトレーラーの第6弾「197秒篇」が公開された。スペシャルトレーラーはこの第6弾が最後となる。映像は、石井演じるいじめに遭っている玻璃を、中川演じる清澄が助けるシーンから始まり、ふたりが徐々に心の距離を縮めていく様子や、玻璃が抱える”誰にも言えない秘密”に近づくにつれ、ある危険にさらされていく様子など、本編の印象的なシーンがふんだんに収められている。『砕け散るところを見せてあげる』全国公開中
2021年04月16日現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」が、昨日4月14日(水)に撮影終了したことが明らかに。ヒロイン千代を演じきった杉咲花は「いまの自分にできることは精いっぱいやりきれたのではないかと思うと、感無量です」といまの思いを語った。連続テレビ小説第103作となる今作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。およそ1年にわたり行われた今作の撮影。杉咲さんは「出演者のみなさん、スタッフのみなさんがこの作品を愛して、自分の仕事に誇りを持っていて、その姿がひとりひとりみんな輝いていて、本当にすてきな現場でした」と語り、「悔しい思いになったこともたくさんありましたが、それ以上に現場が楽しくて、おちょやんという作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした」とふり返る。そして「本当に、毎日現場に行くのが楽しみだったので終わってしまうのはとてもさみしいですが、いま、千代という役に対してやり残したことはないと感じています」とやり切ったとコメントしている。11月30日より放送がスタートした本作。放送は5月15日(土)まで続き、5月17日(月)からは清原果耶がヒロインを務める第104作「おかえりモネ」の放送が始まる。連続テレビ小説「おちょやん」は月-土8時~NHK総合、7時30分~BS4K・BSプレミアムほかにて放送中。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年04月15日《僕は本日からひとり立ちし、俳優業を中心に、様々な挑戦をしていきたいと思っています。そんな新たな出発を応援して頂けたら嬉しく思います》Instagramにこうつづったのは、高杉真宙(24)。4月12日、所属事務所『スウィートパワー』を退所したと発表した高杉。11年間、所属していた同事務所に対して《まだまだ未熟な、僕の話しに耳を傾けてくださり、最後まで暖かく送り出してくださった》と感謝の気持ちを記している。「09年にデビューした高杉さんは、12年に初めて映画で主演を務めました。以降もドラマや映画、舞台などジャンルを問わず活躍。これからは新事務所を活動の拠点にするそうでですが、デビュー初期からのマネージャー・Aさんも関与するのではとの噂も浮上しています」(テレビ局関係者)“育ての親”ともいえるA氏は、高杉よりも先に『スウィートパワー』を退社していたという。「事務所では昨年にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が、一部で報じられました。Aさんが去ったことも、高杉さんが退所を考えた理由の一つだったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)■「これからは役者の道を極めたい」そんな高杉は退所の陰で、“大仕事”のオファーを断っていた。今年5月からスタートする清原果耶(19)ヒロインの連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)で、高杉は主要キャストに決まっていたという。「高杉さんは、自ら降板を申し出たそうです。スキャンダルや体調不良以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然。NHK側としては演技派の彼にどうしてもお願いしたかったそうで、高杉さんも一度はOKを出したのですが……」(別のテレビ局関係者)朝ドラに出演すれば、さらなる飛躍にも期待できるはず。それでも彼が降板を願い出たのは、前述したA氏の影響が強いという。「Aさんはいわゆるメジャー作品よりも、ミニシアター系や舞台などアート志向の作品を好むタイプ。高杉さんが朝ドラを降板したのは、そんな彼の考え方に影響を受けているのかもしれません。高杉さんは退所を申し出る際、『アイドル的な役者と僕は違います。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えたそうです」(前出・別のテレビ局関係者)18年6月、本誌に「どんな難役をいただいても、『やればできる』と思ってやっていく精神が必要だと思っています」と語っていた高杉。ひとり立ちも“やればできる!”の精神なのだろう。
2021年04月12日佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太らが出演する映画『護られなかった者たちへ』の公開日が10月1日(金)に決定。合わせて特報映像と第2弾ポスタービジュアルが到着した。本編映像初解禁となる今回の特報映像では、佐藤さん演じる利根が泥水に顔を押し付けられ叫ぶ、いきなり衝撃的なシーンからスタート。逃走する容疑者・利根と、刑事・笘篠の緊迫感に満ちた追走劇と鬼気迫る演技のぶつかり合い、利根が永山さん演じる三雲に掴みかかり、激しく怒りをぶつける姿など、印象的なシーンが次々に登場。途中、利根の笑顔も垣間見え、彼の秘められた過去にも興味をかき立てられる。そしてラストには、利根と笘篠が涙する場面も確認することができる。なお、4月23日(金)からはムビチケオンライン(オンライン前売券)も発売がスタートする。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年04月08日中川大志、石井杏奈がW主演し、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、堤真一ら豪華キャストが出演する映画『砕け散るところを見せてあげる』。この度、本作のメイキング映像とともに、『朝が来る』河瀬直美監督や、「劇団EXILE」の青柳翔・鈴木伸之・町田啓太・佐藤寛太、「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の登坂広臣から本作を鑑賞したコメントが到着した。メイキング映像には、海外からも高い評価を得るSABU監督のもと、清澄役を演じる中川さんが自らワイヤーをつけ、何度もテイクを重ねたという濁流の川で少女を救出するシーンが映し出される。また、先日公開されたSABU監督制作スペシャルトレーラー“正義の味方篇”の裏側が明らかに。学年一の嫌われ者・玻璃を演じた石井さんは、トイレに閉じ込められ、ずぶ濡れになるシーンに挑んだ。この日は石井さんの撮影初日。バケツの水をかけようとするスタッフへの「お願いします!」という言葉に、本作にかける気合がうかがえる。さらに、真夜中の沼でのシーンの裏側も公開。冷たい沼に飛び込む撮影が続く中川さん。撮影は10月でかなり冷え込んでおり、冷え切った身体にお湯をかけて暖を取る様子も。本メイキング映像からも伝わる、2人の迫真の演技に注目だ。各界著名人も2人の演技を絶賛!コメント到着河瀬直美/映画監督(『朝が来る』『あん』『殯の森』など)石井杏奈の新境地、ここに参上ヒーローになりたい人は見るべし。松永大司/映画監督(『トイレのピエタ』、『ハナレイ・ベイ』など)SABU監督作品での堤真一さんの存在感が凄まじい。 大好きでたまらない。池田千尋/映画監督(『記憶の技法』『スタートアップ・ガールズ』など)人がヒーローたるためにはこれほどの犠牲が必要なのか、これほどの強さが必要なのか。目を伏せたくなるほどの圧倒的な純度を見せつけられた。そして、私たちは問われる。「境界線はここにある。そっちにいるか、こっちにくるか。お前はどっちだ」と。ウェイン・ワン/映画監督(『女が眠る時』『スモーク』など)本質的な意味でのヒューマンなラブストーリーを持った作品です今千秋/アニメーション監督(『極主夫道』『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal』『ゴールデンタイム』など)最後に彼女が見せた笑顔。普通の10代の少女の、ちょっと照れてはにかんで、それでも幸せを隠さない笑顔。つながり、離れ、砕け散る物語の最後に彼女が見せた笑顔には、SABU監督が作品にこめた思いと優しさを感じました。高橋泉/脚本家(『朝が来る(共同脚本)』『ひとよ』『坂道のアポロン』など)清澄と坡璃が人差し指を立てていう。「ヒーローは、自分のためには戦わない」 この二人がめちゃくちゃ可愛いし、格好いい!自分を守るために、必死に言葉で争う毎日に、時代にそぐわないはずのヒーローの条件が突き刺さる。ぐるんと回ってしまった世界に立つ二人が、ずっと愛おしい。青柳翔/俳優清澄と玻璃の清らかな心に釘付けにされ、SABU監督の世界観に心を奪われました。時間が経つのを忘れ心抉られました。名作です!鈴木伸之/俳優トレーラーの段階からずっと観たかった作品。SABU監督の世界観に裏切られることなく2時間があっという間に過ぎていきました。そして個人的に石井杏奈という女優さんと出会って10年。とても素晴らしい演技を改めて見せつけられたなと感じ、惹きつけられました。是非皆さんにも大きいスクリーンで観ていただきたいと強く思いました。町田啓太/俳優体内の温度が上がっていくのを感じました。僕はどう繋がってきたのだろうか。そしてどう繋いでいきたいのか。本心を砕こうとするくらいに問いただしてくれる作品でした。佐藤寛太/俳優キャストの皆さん、1コマ1コマが素晴らしすぎました、この作品に携わりたかった。素直に嫉妬しました。自分への活力になりました。SABU監督ありがとうございます。とてつもないパワーを持った映画です。公開されたらまた劇場で観させていただきます。登坂広臣/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEこの作品を拝見し、人を想う事の『強さ』『深さ』、作品の中に溢れる『愛』『闇』に直面しました。主演の2人はもちろん、全てのキャストさんに強く惹きつけられて離れられない、そう思わされる作品でした。『砕け散るところを見せてあげる』は4月9日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:砕け散るところを見せてあげる 2021年4月9日より全国にて公開©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
2021年04月06日俳優の山崎賢人が主演を務める映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』が6月25日に公開されることが5日、明らかになった。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。2月19日からの公開を予定していた同作だが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況を受けて公開を延期していた。この度、新たな公開日が決定となり、場面写真も一挙解禁。1つのイヤホンをお互いに片耳ごとに付けて一緒に音楽を聴く宗一郎と璃子(清原果耶)や、コールドスリープから目覚めた宗一郎など温かみを感じるものもあれば、不穏な空気を感じせる悲しげな表情をしながら猫のピートを抱える璃子を捉えた1枚など、過去と未来の世界、そして物語が様々に展開していく様子を切り取った計8枚が公開された。
2021年04月05日山崎賢人主演で、世界で初めてロバート・A・ハインラインの伝説の小説を映画化した『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』。公開延期となっていた本作の新公開日が6月25日(金)に決定、新たな場面写真も一挙8点が解禁された。1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与えたハインラインの「夏への扉」を映画化する本作。罠にはめられ、全てを失いながらも大切な人を救うために30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を山崎さんが演じる。孤独に生きてきた宗一郎にとってかけがえのない存在・璃子役に2021年度前期放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にてヒロイン役となる清原果耶。30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には藤木直人ほか、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造といった多彩な顔ぶれが集結。『フォルトゥナの瞳』『きみの瞳(め)が問いかけている』などの三木孝浩監督がメガホンをとった。さらに、主題歌はLiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」で、登場人物の心に寄り添いながら、観る者との架け橋となっている。新場面写真では、1つのイヤホンをお互いに片耳ごとに付けて一緒に音楽を聴く宗一郎(山崎さん)と璃子(清原さん)、コールドスリープから目覚めた宗一郎など温かみを感じるもの。その一方で、不穏な空気を感じさせる悲しげな表情をしながら猫のピートを抱える璃子を捉えたカットなど、過去と未来の世界、そして物語が様々に展開していく様子を切り取ったものとなっている。『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』は6月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夏への扉 ーキミのいる未来へー 2021年6月25日より全国にて公開©2021「夏への扉」製作委員会
2021年04月05日公開延期となっていた山崎賢人主演の映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』の新公開日が6月25日(金)に決定。合わせて新たな場面写真が公開された。1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬロバート・A・ハインラインの小説『夏への扉』を映画化。罠にはめられ、全てを失いながらも大切な人を救うために30年の時を超える科学者・高倉宗一郎の姿を描く。高倉を演じるのは、興行収入57億円を突破した『キングダム』の大ヒットの記憶も新しい山崎。共演には孤独に生きてきた宗一郎にとってかけがえのない存在・璃子やくに2021年度前期放送のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』にてヒロイン役となる清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役には藤木直人。そのほか、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造といった、多彩な顔ぶれが集結した。本作のメガホンを取ったのは『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督。さらに、そんな本作を彩る主題歌はLiSAの書き下ろし楽曲「サプライズ」。登場人物の心に寄り添いながら、観る者との架け橋となっている。今回公開となったのは、ひとつのイヤホンをお互いに片耳ごとに付けて一緒に音楽を聴く宗一郎と璃子や、コールドスリープから目覚めた宗一郎など温かみを感じるものもあれば、不穏な空気を感じせる悲しげな表情をしながら猫のピートを抱える璃子を捉えた一枚など、過去と未来の世界、そして物語が様々に展開していく様子を切り取った計8枚の場面写真。大切な人・璃子を救うために、時を超えて奔走していく宗一郎の姿と、壮大なラブストーリーの行く末に期待してほしい。『夏への扉 ーキミのいる未来へー』6月25日(金)より公開
2021年04月05日清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説第104作目「おかえりモネ」から、清原さん演じる主人公・百音が気象予報士として東京で出会う登場人物が発表された。「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米で青春を送るヒロインが、“気象予報”という“天気”にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな“未来”を届けていく物語。「きのう何食べた?」「G線上のあなたと私」などを手掛ける安達奈緒子の脚本によるオリジナル作品となっている。失敗と努力を重ねた末に、気象予報士試験に合格した永浦百音(清原さん)は、宮城からはじめて東京へと出ていき、気象予報会社に就職する。そこで出会うのは、気象を愛し、予報に情熱を注ぐ個性豊かな人々。先に、気象予報のイロハと本質を百音に伝授する人気の気象キャスター・朝岡覚役として西島秀俊が発表されている。今田美桜神野マリアンナ莉子/期待の若手予報士朝岡が気象キャスターを務める朝の報道番組で、中継コーナーを担当する若手予報士。ゆくゆくは報道キャスターになりたいという野望を秘めている。裏方スタッフの百音とは正反対のタイプだが、やがてコンビを組むことに。コメント※連続テレビ小説初出演神野莉子役を務めさせていただきます。今回、「おかえりモネ」に参加させてもらえること、とても嬉しいです。莉子は、ハッキリしていて、器用なようで、不器用なような、かなり素直で正直な子だなと思います。莉子の頑張りに私も元気をもらいます。そんな可愛く、愛嬌たっぷりの気象予報士、莉子がスタッフ・キャストの皆さまと一緒に、成長できたらと思ってます!清水尋也内田 衛/風を読む達人気象予報会社の社員で、百音と一番年齢が近い先輩。一見頼りない印象の青年だが、実は予報士試験に一発で合格した秀才で、気象データを読み解く力にたけている。自身が花粉症に悩まされていることから、その対策アプリの実用化をめざしている。<コメント>※連続テレビ小説初出演内田衛役で出演させて頂きます、清水尋也です。この度、初めて“朝ドラ”に出演させて頂ける事、とても嬉しく思います。真摯に役と向き合い、この「おかえりモネ」という作品が少しでも皆様の心に残る作品になるよう、精一杯演じさせて頂きます。宜しくお願い致します。森田望智野坂 碧/万能型の気象予報士気象予報会社の社員で、てきぱきと仕事をこなし、弁も立つ、頼もしい先輩。ふだんは交通機関や道路関係者への気象情報提供を担当している。朝岡、内田とともに、登米の山林にフィールドワークに訪れたことがきっかけで、百音と出会う。<コメント>※連続テレビ小説初出演幾度もパワーを貰ってきた“朝ドラ”。今度はその世界に自分が飛び込めること、たまらなく幸せです。百音ちゃんの夢に彩りを添えられるような存在になれたらと思います。魅力的なキャスト、スタッフさんと共に、多様で瑞々しい東京の空気を紡いでいきます。日本中の今日を頑張る皆さんに、心地よく爽やかな体温をお届けできますように。玉置玲央沢渡公平/個性派の社会部記者テレビ局社会部の記者。気象庁担当であるため、百音たちがいる気象班をちょくちょく訪れては情報交換をしていく。<コメント>連続テレビ小説に出演させていただけること、本当に嬉しく思います。自分の中での俳優業の在り方を改めて考え直すことが多くなった最近ですが、行き着く答えはやはり「誰かの活力になりたい」ということでした。ドラマの視聴者の方々が一日をより良く過ごす為の活力になれるよう、精一杯頑張ります。マイコ井上菜津/下宿先の大家さん百音の東京での下宿先の大家さん。祖父母がやっていた古い銭湯をリノベーションして、シェアハウスにした。人当たりの柔らかい優しい人物で、やがては上京してきて行き場に困った明日美(恒松祐里)も住まわせることに。実は、この銭湯にはある秘密が…。<コメント>「おひさま」以来10年ぶりに“朝ドラ”に携われること、感謝の気持ちでいっぱいです。実世界で出会えたらと思うくらい魅力的な登場人物に一気に引き込まれ、私もその一員になれることに胸が高鳴っています。演じる菜津は、誰に対しても朗らかな女性。自分が感じたその安心感をしっかりとお届け出来るよう努めたいと思います。菅原小春鮫島祐希/情熱のパラアスリート車いすマラソンの選手。パラリンピックの選考会で熱中症になって代表を逃したという過去があり、次のパラリンピックに何としても出たいと思っている。競技日の気象情報や自身のコンディショニングなどのサポートを求めて、百音が働く気象会社を訪れる。<コメント>※連続テレビ小説初主演この度、初めて朝にお邪魔させていただきます! みなさまの毎日のスタートがワクワクドキドキになります様、誠心誠意努めさせて頂きます。おじいちゃん!見ててね!高岡早紀高村沙都子/気象報道のリーダーテレビ局の社会部気象班デスクで、百音がスタッフを務める報道番組の責任者。正確な情報を厳選して慎重に伝える、という報道スタンスに強いこだわりがある。そのため、気象情報をときに踏み込んで伝えようとする朝岡と対立することも。<コメント>※連続テレビ小説初主演今回、念願が叶い、“朝ドラ”に初出演させて頂けると聞いて、母親に子供のようにその喜びを伝えました。朝のドラマにふさわしく、東京のテレビ局で働くキャリアウーマンを明るく爽やかにカッコ良く演じたいと思います。そして、モネに憧れられる存在になれたらいいなぁ。井上順安西和将/気象を愛する名社長百音が所属する気象会社の社長。ひょうひょうと掴みどころのない人物で、会社を見学しに来た百音をいきなりニュース番組の現場に向かわせる。会社の実績は順調だが、自社のオリジナルキャラクターがさっぱり売れないのが悩みのタネ。<コメント>“おかえりモネ”毎日朝から笑顔で過ごせる橋渡しとなる番組として皆さんと寄り添い、希望の道となりますように。東京編いよいよスタート。楽しいメンバーが登場しますよ。その1人に私モネ。ははは。申し遅れました、私、百音の勤める会社の社長「安西和将」役の井上順です。“おかえりモネ”お楽しみに!!連続テレビ小説「おかえりモネ」は5月17日(月)よりNHK総合ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年03月29日成田凌と清原果耶がW主演、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の監督・前田弘二&脚本・高田亮コンビによるオリジナルストーリーで“普通の恋愛”に迫る『まともじゃないのは君も一緒』がSNSで話題騒然となっている。本作同様、オリジナル脚本のラブストーリーといえば、現在大ヒットを飛ばしている菅田将暉と有村架純のW主演『花束みたいな恋をした』がある。嘘みたいに好きなものが同じで、驚くほど会話が噛み合う主人公たちの5年間の恋愛模様を描いており、2人の出会いから結末の細部に至るまで多くの人が共感を寄せているが、その一方、本作はクセがありすぎる大野(成田さん)と香住(清原さん)、2人の全く噛み合わない会話劇が最初から最後まで繰り広げられ、そのコミカルさと2人の葛藤する姿が反響を呼んでいるようだ。普通に結婚はしたいが、そもそも“普通”が分からない予備校講師・大野は、香住に恋愛指南してもらうことに。香住自身は恋愛経験ゼロにも関わらず、「先生そんなんじゃ一生結婚出来ないと思う」「普通が分からないから普通を教えてほしいって言ったのだれだっけ?」と大野に対して言いたい放題。一方、大野は得意の数学知識で「ヤン=ミルズ方程式と質量ギャップ問題は分かる?」「世の中には分からないことが沢山あるし、君の知らないこと、僕の知ってることは沢山あるんだから」と、思わず頷いてしまうような理屈で応戦する。でも、香住は「え? 怒ってるの?」と聞き返し、いつまでたっても噛み合わない。また、香住は自身が憧れる実業家の宮本(小泉孝太郎)のことを得意気に話すも、大野は何がそんなに良いのかと「具体が無いから…」と全くピンとこない様子。そんな『花束みたいな恋をした』とは全く対極にある本作だが、公開から早くも「愛おしくてたまらない。こんな映画こそ生き抜くために必要である」「恋に落ちる瞬間の描き方が好き」「若き日のトム・ハンクス&メグ・ライアン作品を彷彿とさせる多幸感」など、本作の“普通じゃない恋愛”に絶賛の声が相次いでいる。さらに、現代の人々が抱える悩みをコミカルに表現し、普通の恋愛をしたいのにどうしていいか分からない葛藤の狭間で揺らぐ2人が、様々な経験をして成長していく姿を描いている本作に、「私も大概普通じゃないけれどそれを肯定してくれる映画」「普通に囚われる生き方じゃなくていいんだなと思えた」「私も人付き合いは得意じゃないけれど人間社会も悪くないなって少し身体が軽くなりました」といった、ラブコメ映画作品の枠を超えた感想が相次ぎ、“私って普通なのかな?”と誰もが思い悩む問題自体を認め、肯定してくれる、1つの答えを提示するような映画となっている。まともじゃない大野と香住が噛み合わない中で、水と油の関係性から徐々に変わっていく姿を通じて、“普通”というのは人の数だけあるのだと、心地よい感覚に浸ることができる本作。じわっと胸に染み入っていくような、笑える“肯定系”恋愛映画といえそうだ。なお、公開を祝して3月25日(木)には本作のメガホンを取った前田監督と脚本家の高田氏の2人が撮影の裏話などを存分に語る生配信トークイベントを開催することが決定。撮影をふり返りながら、2人が選ぶ“まともじゃないオススメシーン”を発表、その理由と魅力を語っていくという。『まともじゃないのは君も一緒』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:まともじゃないのは君も一緒 2021年3月19日より全国にて公開©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
2021年03月24日映画『まともじゃないのは君も一緒』(3月19日公開)の完成報告イベントが28日に都内で行われ、成田凌、清原果耶、泉里香、前田弘二監督が登場した。同作は、『婚前特急』(11)や『わたしのハワイの歩きかた』(14)などを手掛けた監督・前田弘二氏と脚本・高田亮が再タッグを組み、日常に潜むコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを毒気を交えながらコミカルに描くオリジナルストーリー。作中では清原のカラオケでPUFFYの「これが私の生きる道」を歌うシーンがあるが、完成シーンを見た清原は「こんなに使うの!? なが! って絶句して」と苦笑する。成田が「つかみどころのない香住(清原)がすごく愛おしく思える瞬間でもありますし」と歌唱シーンを称賛し、「清原さんって歌も歌えるんだあ、すごいなあって」と撮影時の心境を明かすと、清原は「やってる最中はこんなに使わないだろうと思いながらやってたので、割とのんきにカラオケを楽しんでました」と振り返った。また、年度の変わり目と言うことで抱負について聞かれると、成田は「やりたいこといっぱいあるんですけど、いっこだけ……格闘技。俺、強くなりたい!」と告白。「こないだ、番宣で『激レアさん』(テレビ朝日『激レアさんを連れてきた。』)に出たときに、モデルさんで中学生の頃にキックボクシングのライセンスを撮ったプロが出てきて、すごくかっこよく見えたんですよね。俺もやる、俺も強くならなきゃって思いました。今マネージャーと探しているところです」と明かした。一方で、反応が薄い清原に、成田は「清原さん俺にあんまり興味ないから」と拗ねると、清原は「そんなことない、そんなことない!」と否定していた。成田は改めて「僕もそろそろ30になってきますし、こんなほっそほそじゃずっとやってけませんから、きっかけを待ってたところはあるんですよ。強い役が来るならそのときかなと思ってたんですけど、来ないから」と語る。「(役を)迎えに行くという意味で、格闘技をやる」と意気込んでいた。
2021年03月20日3月いっぱいで、まる60年の歴史を刻むNHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)。第1作『娘と私』(’61年)は、文豪・獅子文六による自伝的小説が原作。続く第2作『あしたの風』(’62年)は壺井栄、第3作『あかつき』(’63年)は武者小路実篤と、名だたる文豪が原作に携わった。さらに、ノーベル文学賞受賞作家の川端康成も、第5作『たまゆら』(’65年)の原作を手がけている。最高視聴率62.9%をたたき出した第31作『おしん』(’83年)は、明治から昭和を生き抜き、スーパー業を営む女性の一代記。好景気に沸く日本人が忘れかけた、ものの大切さや清貧を描いた。男性中心社会の明治時代を生き抜く女性の気骨を描いたのは、第36作『はね駒』(’86年)。ヒロイン役・斉藤由貴の好演も光り、最高視聴率は49.7%を記録。また、第88作『あまちゃん』(’13年)の舞台となった岩手県久慈市は、朝ドラ人気が町おこしに一役買った。そんな朝ドラの次回作『おかえりモネ』のヒロインは、第100作『なつぞら』(’19年)でなつの妹を演じた清原果耶。「ヒロインの妹を演じた女優が、数年後にヒロインとして帰ってくるというのが“王道”になってきていますね」そう語るのは、ドラマウオッチャーの田幸和歌子さんだ。第92作『まれ』(’15年)の土屋太鳳は第90作『花子とアン』(’14年)で、杉咲花は第94作『とと姉ちゃん』(’16年)でヒロインの妹役に。「朝ドラの撮影はとても過酷。ヒロインを選ぶ際に、“出演歴がある”ということが、作り手にとってひとつの判断材料になっているのでしょう」(田幸さん・以下同)ちなみに、’21年後期に放送予定の『カムカムエヴリバディ』のヒロインの一人である川栄李奈は、『とと姉ちゃん』に出演歴がある。■朝ドラにはなぜ“ダメ父”が多い?邪魔だと娘を奉公に行かせる第103作『おちょやん』テルヲ(トータス松本)の“クズ父”ぶりは話題に。「第85作『カーネーション』(’11年)のヒロイン・糸子の父・善作(小林薫)が代表的ですが、“愛すべき存在でありながらヒロインが最初にぶつかる障害”の象徴として、ダメ父が登場しているように感じます」『まれ』の父・徹(大泉洋)は、ヒロインが夢嫌いになってしまうほどに、常に夢見がちだった。「こちらは、ヒロインの“反面教師”として描かれています」ただ、テルヲの場合は、あえて“わかりやすいクズっぷり”を見せることで、視聴者のSNSなどでの反響をうかがっているように見えていまいます(苦笑)’22年に放送が予定される第106作『ちむどんどん』では、黒島結菜がヒロインに抜擢。朝ドラの歴史はまだまだ続く。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月17日映画『砕け散るところを見せてあげる』が4月9日(金)より全国公開する。この度、監督を務めたSABU自らが編集・制作したスペシャルトレーラーの第2弾「正義の味方篇」が公開された。本作はアニメ『とらドラ!』『ゴールデンタイム』で知られ、言葉の軽快さで10代特有の空気感を表現し各世代から支持を集める竹宮ゆゆこの初の実写映像作品。W主演の中川大志、石井杏奈と、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一ら豪華キャストが集った。物語は平凡な日々を送る濱田清澄(中川大志)はある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃(石井杏奈)に出会うところからスタート。玻璃は救いの手を差し伸べてくれる清澄に徐々に心を開くようになるが、彼女には誰にも言えない秘密があったことから、常識を覆す衝撃の愛が描かれる。今回公開となった映像は、土砂降りの大雨が車体を打ち付けるシーンから始まる。助けを求めて走る人に清澄は気づき、車を降りる。大破した車の横で川の方を指す男性。その先には車が今にも水面から消えてなくなりそうなくらいに沈んでいる。まるでヒーローのように、清澄が溺れている少女を救出し、さらに川へ飛び込む。水の中でもがきながら沈んだ車に捕まり、車の中でうなだれている人に必死に呼びかけ、猛烈な水流に耐えながら車体にしがみつく清澄の姿で終わる。一体何が起きたのか……。物語の展開が気になる印象的な映像だが、この続きは劇場で確認しよう。そしてSABU監督の予告映像は第3弾以降も制作が予定されているという。そちらにも引き続き期待してほしい。『砕け散るところを見せてあげる』4月9日(金)公開
2021年03月17日世の中に蔓延る「普通(まとも)」とは何だろうかーー?そんな問いに真っ向から挑んだ映画『まともじゃないのは君も一緒』が3月19日(金)に公開される。本作は、成田凌演じるコミュニケーション能力ゼロ<普通が分からない男>大野と清原果耶演じる恋愛経験ゼロ<普通を知ったかぶる女>香住、全く噛み合わないふたりが繰り広げる一風変わったラブストーリーだ。成田と清原は初共演でありながら、噛み合わない掛け合いの応酬を息ぴったりに演じている。取材中の息の合ったふたりの会話は、まるで映画の続きを見ているかのようだ。そんな成田と清原は初対面時、お互いにどのような印象を抱いていたのだろうか。「最初はちょっと緊張していたんですよ。こんな(芝居の)能力を持った10代の女の子が、こんなアホみたいな20代後半の僕をどう見ているんだろうなって。でも、意外と喋ってくれて優しかったです。安心して『元気?』とか喋りかけていましたよ。いい感じでした」(成田)「初めましてのとき、成田さん、甚平を着ていて。なんで甚平……?というのが第一印象です(笑)。ちょっとビックリしました。身軽な人だなと思いましたね。だけど、人を引き寄せる優しさというか、リラックスできる雰囲気を作ってくださる人柄がとても素敵だと感じました」(清原)お互いの第一印象を聞いて笑い合うふたり。優しい時間が流れる。「ビビられているなんて知らなかったですよ。それは失礼しました(笑)」(清原)「僕、甚平着ていたの記憶にないんですよ……。初めましてのときに何を考えているんでしょうね? 靴じゃなくてサンダルを履いていたってことでしょ。それはビックリするよね。失礼いたしました(笑)」(成田)「考えないで気楽にいこう、という気持ちで」(成田)清原が演じる予備校生の香住は、恋愛初心者であるにも関わらずSNSでの聞きかじりの知識だけで自分は恋愛上級者と思い込むちょっと厄介な女の子だ。軸の定まらない宙ぶらりんなアドバイスを毒気強めに大野へぶつけていく。監督の前田弘二から「今までにない清原さんが見たい!」と言われ挑んだこの役に、頭を抱えることもあったという。「香住の毒気を中途半端に演じない方がいいと思ったのですが、なかなか上手くいかず。香住はとてもブレるんですよ。筋が通っていそうなことをずっとまくし立ててはいるけど、実は本心じゃなくて『世間一般ではこういうことでしょ? だからこうしよう!』と自分ではない誰かの意見を軽くまとめて、さも本当かのように大野に叩きつけているだけ。だから、撮影中には何度もどうしよう!となりました」(清原)上手く芝居に表現できないと悩むたび、清原は成田へ相談をしていたと話す。成田が清原にしたアドバイスとは。「考えないで気楽に行きましょう!って。僕自身、お芝居に対してもちろん一生懸命やっていましたが考え込むことが今まであまりなかったから。逆に自分はちゃんと考えてやらないとなと思いました」(成田)「考えてしまうから、うーんってなるんだけどなと思ったんですけど(笑)、参考になりました。純粋にすごい!って言ったことを覚えています」(清原)そんな清原に対して「すごく真面目に真摯に役と向き合っている」と成田は話す。「清原さんは『こういう感じとかじゃない、こうする!』って。だから芝居が真っすぐ入ってくるんです。佇まいから素晴らしくて。これからもっとすごいことになる女優さんだなと思っています」(成田)一方、成田が演じる予備校講師の大野も香住に負けず劣らずクセの強いキャラクターだ。「普通の結婚」を夢見ているものの、数学一筋で生きてきたため世間一般の“常識”を理解していない。人とのコミュニケーションが苦手で、会話も一方通行になりがちだ。芝居をする上ではあまり考え過ぎないという成田だが、本作でも脚本から受け取った大野の印象をひたすら“素直”に演じていたという。「大野をコメディとして演じてしまうと引かれてしまうある意味危険なキャラクターでもあると思いました。だから、つくり過ぎず脚本を信じて真っすぐ素直に演じれば面白くなるだろうと思っていました」(成田)「“普通に媚びない”生き方が輝いて見える」(清原)“普通”に対する感覚が異なる大野と香住。ふたりの価値観、人間性を通じて自分はどちらの感覚に近いのだろうかと考えさせられる。成田は香住へ、清原は大野への共感を示した。「香住は誰かの受け売りで何となく喋っているけど、自分も学生時代はそんなことあったなと。高校生のときとか、地に足をつけてちゃんと生きることなんてほとんど考えられないし。大衆の何となくの意見を代弁してくれている香住を見て、まあそうだよな……って」(成田)「私はたぶん大野寄りの生き方をしてきたから大野らしさが輝いて見えるというか。世間知らず過ぎるところはありますけど、大野の“普通に媚びない”生き方に共感ができる。自分の好きなもの、信じたものを素直に信じられる人だから」(清原)では、自身が演じた役柄についてはどう感じているのだろうか。「大野に対しては共感より客観的に見ていたんですよ。面白いキャラクターだと思いました。それは変わり者だからではなく、素直で真っすぐ真っ当に生きている男だと思ったから。一見数学以外に興味がないと思いきや、いろんなことに興味があってフットワークが軽い。すごく好きですよ」(成田)「理解はできるんですけど、共感まではいかなくて。私は自分の感情だけで一人の人間をあそこまで巻き込むことはできないですね。遊び回したり連れ回したり、迷惑だなと感じてしまう(笑)。だけど、この世代の女の子特有のフラフラ感はすごく可愛らしいと思います」(清原)普通が分からない大野と普通を知ったかぶる香住はどちらも“普通”からはズレているかもしれない。生きていれば誰しも一度は人とのズレを感じる瞬間があるだろう。成田と清原のふたりもまた大野と香住のように“普通じゃない”エピソードを持っていた。「僕、高校生のとき、右側だけパーマをかけていたんです。アシメの髪型をしようと思っていて、美容学校に行くにあたって、ただ長さが違うだけじゃダメだなと。ヴィダルサスーンのとある言葉に響いて、右側だけ巻いてやれ!って(笑)。当時はそれが正解だと思っていましたし、いいよね!ね!? みたいな感じでしたけど、この前卒アル見たらまともじゃないなと思いました(笑)」(成田)「普通じゃないと言われたことはないですけど、学生の頃からこういうお仕事をさせてもらっているのは当たり前のことではないなと思います」(清原)“普通”の正解は見つからない本作には「普通」という言葉が使われたセリフが54回登場する。SNSの普及から大多数の同調を“普通”とせざるを得ない昨今の息苦しさ。その中で生きる我々にとって、「普通とは何?」という究極の問いを与えてくれる作品が『まともじゃないのは君も一緒』なのだ。本作への出演を通じて成田と清原もまた“普通”に対する考えを深めていた。「誰かが『普通さ』と言っていたらすごく気になってしまうようになりました。ネットで見かける大衆の意見に流されている人たちは何なのだろうか、自分自身の意見とは?と。でもそれって、僕はずっとそこにいたんだなとも思ったんです。もともとそこに対して何となくモヤっとしていましたけど、それが顕在的な疑問に変わった。これから先、普通って何だろうと一生思い出しますね。正解は見つかりません!」(成田)「私はもともと普通なんて人それぞれだし、私には私の普通があって、生き方もあると考えていました。それで今まで生きてこられているから普通を気にしたこともなくて。本作で役を演じて改めて普通を考えましたけど、結果、普通って人それぞれでいいじゃんって私は思いました。正解はないことだと思います」(清原)芝居に対する向き合い方、共感するキャラクター、普通に対する考え方……どれもが対称的であるふたりだが、本作を通じて見つけた「普通とは何?」の解は共通していた。「普通には正解がない」ということだ。最後に、コミュニケーション能力ゼロの大野と恋愛経験ゼロの香住にちなみ、「自身がゼロだと感じること」について質問すると、ふたりとも“音楽”にまつわるゼロの話しをしてくれた。「いっぱいありますけど、ミュージカルは絶対にできないと思います。歌を歌うのも苦手だし、ダンスもダメ。楽器も何もできない。なので、それはゼロかな……」(成田)「ドラムですね。私はダンスも歌も好きで、弦楽器も好きなのでギターとベースは趣味でやっているんですけど、ドラムだけは絶対にできる気がしなくて。左右違う動きでリズムを刻むのは、想像するだけでも頭が追いついていかない。なので、ピアノやエレクトーンとかもできないです。やってみたいけど、今のところ無理そうですね(笑)」(清原)『まともじゃないのは君も一緒』は3月19日(金)より全国公開撮影/奥田耕平、取材・文/阿部裕華
2021年03月17日【おとな向け映画ガイド】米アカデミー賞有力候補『ミナリ』など、ぴあ水先案内人おすすめの4本をご紹介ぴあ編集部 坂口英明21/3/14(日)佐々木俊尚さん(フリージャーナリスト)「……おばあちゃん役の人の演技が絶品。ちょっと毒舌で過激で、でも憎めなくて、好人物っていうキャラクターって昔の日本映画にはよく登場してた。そういう懐かしさも含めて、日本人的な情緒でも共感できる物語。……」渡辺祥子さん(映画評論家)「……最悪の事態になってもきっと乗り越えられる、と思える温かみがあって胸をなでおろす。」紀平重成さん(コラムニスト/元毎日新聞記者)「……複数のルーツを持つカマラ・ハリスさんがアメリカ副大統領になったことも、語られるべき移民の歴史が無視できないほどに大きな潮流となっている」植草信和さん(編集者/元キネマ旬報編集長)「……主題歌が我が国のテレビドラマの名作『北の国から』に類似していることもあって、親子の情愛に感動させられる。」会話のテンポが抜群に楽しい!『まともじゃないのは君も一緒』数学一筋の予備校教師(成田凌)に、恋愛経験ゼロの教え子(清原果耶)が、いかにして女の子と付き合うか、をコーチする、そんなラブコメですが、傑作です。ちょっと小生意気な女子高生、とんちんかんでどこかまともじゃない独身男、ふたりの会話のやりとりは、おしゃれなハリウッド・スクリューボール・コメディのようです。いや、おおげさじゃなく。【水先案内人のコメントから】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……またも清原果耶にやられてしまった。この人はどうしてこうも芝居がうまいのだろう。……」ダメサッカーチームを救ったのは?『クイーンズ・オブ・フィールド』フランスで90年の歴史を誇るサッカーのクラブチーム。試合中にまさかの大乱闘騒ぎを起こし、メンバー全員が出場停止になってしまいます。控えはなし。このまま行くとチーム存続の危機です。そこでたちあがったのは、選手の妻たち。ある奇策を思いつきますが……。肩のこらない、遊び心満載のコメディ作品です。【水先案内人のコメントから】夏目深雪さん(著述・編集業)「……女たちの疾走と反撃が加速しこのうえない爽快感を生む。……笑って感動できる大人のための作品。」ライブビューイング『メリー・ウィドウ』NYメトロポリタン・オペラの舞台を収録し、映画館で上映するMETライブビューイング。コロナ禍で公演がなく、新作はありませんが、過去の名作を集めた「プレミアム・コレクション2021」の連続上映が始まっています。2月の『椿姫』に続いて、19日からはレハールの『メリー・ウィドウ』を公開。古き良きパリを舞台にリッチで陽気な未亡人をめぐるロマンチック・コメディ。当代随一といわれるソプラノ、ルネ・フレミングが主演の舞台です。【水先案内人のコメントから】朝岡聡さん(コンサートソムリエ/フリーアナウンサー)「……歌も芝居も衣装もセットもMETならではの贅沢さいっぱいで届けられる。これぞ、究極のオペレッタの楽しみ!」
2021年03月14日成田凌と清原果耶がW主演する全く噛み合わない2人が繰り広げる普通じゃないラブストーリー『まともじゃないのは君も一緒』。この度、本作の3分超えのロング予告映像が到着した。通常の予告の尺では収まりきらない本作の魅力を、3分版に凝縮したこだわりの本映像。成田さん演じる数学講師・大野と、清原さん演じるその教え子・香住の息の合った掛け合いからスタートする映像では、現場の様子も見られ、カットがかかった後の2人のコミカルなやり取りや、堪え切れず吹き出してしまう様子が収められており、和やかな雰囲気が伝わってくる。また、大野に対して「はやくち」「ちょっとなに言ってるのかよくわからない」「でもスーツ似合う」などといったくすっと笑える演出が随所に散りばめられ、さらに宮本(小泉孝太郎)と美奈子(泉里香)の登場により、2人の関係に徐々に変化が訪れ、ぶつかり合うシーンも収録されている。そして本作が、台湾・台北市で4月9日から始まる台北金馬ファンタスティック映画祭で上映されることが決定。同映画祭は1962年に台湾映画の普及を目的に発足した台湾金馬映画祭のひとつ。近年では、サム・ライミ監督、デイヴィッド・リンチ監督、宮藤官九郎監督の作品が上映された。2021年は50の上映作のうち、8作品が日本作品となっており、本作はAin‘t No Cure For Love部門にて上映される。『まともじゃないのは君も一緒』は3月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:まともじゃないのは君も一緒 2021年3月19日より全国にて公開©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
2021年03月12日成田凌と清原果耶がW主演し、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の監督・前田弘二、脚本・高田亮コンビによるオリジナルストーリーとなる映画『まともじゃないのは君も一緒』。本作は「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と思うも、世間に馴染めず、自分の何が“普通”と違うのか分からないでいる独身・彼女なし、いわゆる“世間の普通から全くズレた男”の予備校講師・大野(成田さん)と、実は恋愛経験ゼロなのに自分を恋愛上級者と思いこみ、大野を“普通じゃない”と指摘する唯一の相手である教え子の香住(清原さん)の全く気が合わない2人のユーモアにあふれた掛け合いが見どころの一つ。今回は、どんな役でも確実にこなす“振れ幅MAX”俳優の成田さんの魅力と役柄に迫った。成田さんといえば、映画『スマホを落としただけなのに』で狂気の連続殺人犯を演じると「怖すぎてヤバい」とその怪演が話題になり、詩人・中原中也を彷彿とさせる文学青年を演じた『ビブリア古書堂の事件手帖』と合わせて2019年の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『愛がなんだ』では現代的な青年を、自身の初主演作となった『カツベン!』では大正時代の“偽”活動弁士としてドタバタ喜劇をもこなし、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」でも大正・昭和初期の青年を演じるなど、時代設定や役どころに関わらず、どんな役でも説得力を感じさせる成田さん。そして本作では、女性にデートに誘われ「あなたの普段行っている所に行きたい」と言われて、お洒落なお店ではなく本当に行きつけの定食屋に行ったり、女性に“好きです”と告白されても「それ定量的にいってくれるかな?」と数学用語を真顔で言ってしまう大野を好演。そんな大野について、成田さんは「素直に生きている人だと思うんです。素直に分からないことは、分からないと言う。その分からないポイントが普通とは違うので変だと言われますが、人としては変ではないと思います」とコメント。さらに「コメディに振り切ろうとしてしまうと危険な作品なんですが、(清原さんも)同じくらいの危機感を持ってやってくださったと思います」と、演じる上であえて誇張した演技をしないように意識したそうで、清原さんとの掛け合いは不安もなくスムーズにできたという。また、劇中でも印象的で、予告編でも描かれている大野の独特な笑い方は、前田監督と成田さんでいくつか案を出し合って完成した笑い方だそう。恋愛経験・コミュ力ゼロ、普通に恋愛をしたい大野としての存在に説得力を感じさせるのは、「歩き方、走り方で人柄って出ると思うので、そういう細かい演技をやっていこうと思ってます」と話す成田さんの緻密な演技の賜物。本作でも、役に憑依した成田さんの演技力に目を奪われることになりそうだ。『まともじゃないのは君も一緒』は3月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:まともじゃないのは君も一緒 2021年3月19日より全国にて公開©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
2021年03月02日映画『まともじゃないのは君も一緒』(3月19日公開)の完成報告イベントが28日に都内で行われ、成田凌、清原果耶、小泉孝太郎、泉里香、前田弘二監督が登場した。同作は、『婚前特急』(11)や『わたしのハワイの歩きかた』(14)などを手掛けた監督・前田弘二氏と脚本・高田亮が再タッグを組み、日常に潜むコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを毒気を交えながらコミカルに描くオリジナルストーリー。作品にちなみ「まともじゃないこと」について聞かれると、成田は「モノがなくなる」とフリップを掲げ、「家から服がなくなったり、食べてないはずの鍋のお取り寄せセットがなくなってたり、なくなるんですよ、モノが」と告白。「僕の家の鍵を持ってるのはマネージャーしかいないので、多分マネージャーが泥棒なんですよね……」とジョークを飛ばすと、清原は「絶対違いますよ。いい人でした」と苦笑する。成田は「いい人だからといって信用できるとは限らない。本当になくなります。ふと実家帰ると兄貴が着てたりするんですけど」と明かしていた。また、清原は「フリスクは絶対噛む」と語り、「共感してくれる人がいない」とぼやく。「足の指を最大限解放してあげたい」という小泉は「帰宅し先ず足を洗う」と話、「慎重すぎる」という泉はむしろ「まともなのかな?」と回答に迷っていた。
2021年02月28日公開延期を経て4月9日(金)より公開されることになった映画『砕け散るところを見せてあげる』から、W主演の中川大志、石井杏奈と、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、そして堤真一という豪華キャストが勢揃いした新予告映像と新ビジュアルが解禁された。本作は、アニメ「とらドラ!」「ゴールデンタイム」で知られ、10代特有の空気感を表現し各世代から支持を集める竹宮ゆゆこの初の実写映像化作品。今回解禁となった新予告は、包帯を巻いて病院のベッドに横たわる濱田清澄(中川大志)が警察の取り調べを受けているシーンから始まる。そして「私、先輩といるのが一番楽しい」と蔵本玻璃(石井杏奈)と清澄が心の距離を縮めていく様子が映し出されるが、彼女には誰にも言えない秘密があった…。玻璃の絶叫とともに物語は一転、衝撃の展開へ進んでいく。笑みを浮かべているがどこか不穏な空気が漂う玻璃の父(堤真一)の横で、怯えている様子の玻璃。沼に沈みゆくスーツケース、倒れている清澄。「そいつ、関わるとヤバイんだって」「閉じ込めたって噂」「今ならまだ戻れるぞ」「これで完全に共犯者だな」という気になるシーンと言葉の数々が散りばめられ、真っ赤に染まったただならぬ様子の玻璃の「私が好きなのは、先輩です」という声で終わる。ラブストーリーであり、サスペンスでもあり、とにかく期待が高まる予告映像だ。併せて解禁となった新ビジュアルには豪華キャストが集結。清澄と玻璃、玻璃の父の3人だけが割れたガラス、全員が黒い背景に収められ、何かに“捉われている”ことを感じさせる。『砕け散るところを見せてあげる』は4月9日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:砕け散るところを見せてあげる 2021年4月9日公開©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
2021年02月25日映画『砕け散るところを見せてあげる』が4月9日(金)に公開される。この度、新ビジュアルと予告編が公開された。本作は、アニメ『とらドラ!』『ゴールデンタイム』で知られ、言葉の軽快さで10代特有の空気感を表現し各世代から支持を集める竹宮ゆゆこの初の実写映像化作品。大学受験を控えた普通の高校3年生で、人よりも正義感が強い濱田清澄は、学年一の嫌われ者・高校1年生の蔵本玻璃がいじめを受けている現場をたまたま目撃し、その正義感の強さから彼女を助ける。それがきっかけで、いじめ問題から玻璃を救おうと試み、次第に玻璃との心の距離も縮まっていく。濱田清澄を中川大志、蔵本玻璃を石井杏奈がそれぞれ演じるほか、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一らがキャストに名を連ねた。公開された新予告は、包帯を巻いて病院のベッドに横たわる清澄が警察の取り調べを受けているシーンから始まる。玻璃と清澄が心の距離を縮めていく様子から一転、衝撃の展開を予感させるシーンやセリフの数々が散りばめられ、真っ赤に染まったただならぬ様子の玻璃の姿で終わる。ラブストーリーなのか、サスペンスなのか、そして、物語の核心となる玻璃の誰にも言えない秘密とは一体なんなのか、期待が高まる映像になっている。あわせて公開された新ビジュアルは、出演者全員がそれぞれ強い眼差しや優しい微笑み浮かべながら、黒い窓枠のような背景に収められ、何かに“捉われている”ことを感じさせつつ、清澄と玻璃、玻璃の父の3人の部分だけガラスが割れているなど、何かが起こることを予感させるビジュアルとなっている。『砕け散るところを見せてあげる』4月9日(金)公開
2021年02月25日●ポカリCMで学んだ“表現の大切さ”「今の演技にも…」2019年にポカリスエットのCMで注目を集め、その後、モデル・女優として活躍の幅を広げている茅島みずき(16)。同CMと同じく“人気女優の登竜門”と言われている女性ファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルにも就任し、2月1日発売の3月号より誌面に登場した。同誌は、永野芽郁や広瀬すず、清原果耶など、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の主演を多く輩出。茅島も「朝ドラ出演」を目標に掲げている。小学2年生からゴルフを始め、プロを目指していた茅島。だが、小学6年生のときに優勝を目指していた全国大会で挫折を味わったという。その落ち込んでいるタイミングで、母から勧められて受けた「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリに輝き、芸能界入り。事務所のレッスンを受けていくうちに芝居の楽しさを感じるようになり、女優を目指すことに決めた。抜群のスタイルを生かし、2019年3月に「東京ガールズコレクション」でまずはモデルデビュー。そして、2019年4月にポカリスエットのCMに出演し、一躍脚光を浴びた。「いまだに『ポカリのCMに出られていましたよね?』と声をかけていただくことがあります。当時学校で『ポカリ』とあだ名をつけられるなど、反響は大きかったです」と自身も反響を実感。ちなみに、事務所に入った頃のあだ名は「アミューズ」だったという。その後も有名企業のCMに多数出演し、最近では三菱パワーのテレビCM「サステナブルドッグ」篇、積水ハウスの「少女の成長」篇、ワイモバイルのWEBCM「スマホ持つか持たないか裁判」に出演。「テレビで自分が流れると、まだ不思議な気持ちになりますが、うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。女優としてはBS日テレドラマ『恋の病と野郎組』でデビュー。映画『青くて痛くて脆い』で映画初出演も果たし、テレビ東京ドラマ『メンズ校』ではヒロインに抜てきされ、現在放送中のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』でも存在感を放っている。作品を重ねていく中で女優の面白さをさらに感じているそうで、「お芝居の魅力は、正解がないところだと思っています。演じる人によってその役が全然違う感じになるし、台本との向き合い方も人それぞれ違う。正解がないからこそ、役について考えている時間は、大変ですが一番楽しいです」と語る。「どの作品も勉強になることが多く、今まで出演させていただいたすべての作品が今の自分につながっている」と言うが、『青くて痛くて脆い』は特に学ぶべきものが多かったそう。「そうそうたるキャストの方々とお芝居させていただき、現場での立ち振る舞い方や、役への切り替え、監督と役について話し合っている姿など、みなさんからたくさんのことを学ばせていただきました」『青くて痛くて脆い』出演後は、わからないことがあったら自分から監督に質問できるように。また、「自分の役でいっぱいいっぱいになりがちですが、みなさんのように周りが見える人になりたいと心がけるようになりました」と意識の変化を明かした。また、原点ともいえるポカリスエットCMが、今も生きているという。「ポカリスエットのCMでダンスに初挑戦したのですが、振りを覚えるだけでなく、感情を出さないといけないというのがすごく難しくて、表現力ってこんなに大変なんだなと感じました」と振り返り、「そのときに表現力の大切さを学び、今の演技にもつながっていると思います」と語る。●『半分、青い。』で朝ドラに感動「私もいつか…」舞台『ロミオとジュリエット』(3月29日より上演)でジュリエット役を演じることも発表され注目を集めているが、『Seventeen』の専属モデルにも就任。「芸能界に入ったときに初めて手にした雑誌が『Seventeen』で、専属モデルになりたいとずっと憧れていたので、すごくうれしい」と喜んでいる。『Seventeen』の魅力をどう感じていたか尋ねると、「当時、三吉彩花さんや中条あやみさんを見て、純粋にかっこいいなと。みなさんキラキラ輝いていて、個性もしっかり、一人ひとり色があるのがいいなと思いました」と答え、「私も自分らしさを出していけたら。負けず嫌いなところや、好きなことは誰よりも努力するところが自分らしさだと思っているので、表情やポージングを研究して一生懸命頑張りたい」と語る。そして、「同世代の方と撮影する機会が今までなかったのでセブンティーンの撮影現場はとても新鮮で、同世代ならではの空気感が楽しかったです。洋服も全部かわいくてワクワクしました」と初めての撮影を回顧。「どんなテイストの洋服も着こなせるといいなと思っているので、クールに見られがちですが、『ガーリー系のお洋服も着れるんだ』と思っていただけるようになれたら。そして、『この子が着ているお洋服がほしい』、『この子みたいになりたい』と憧れてもらえるモデルになりたいです」と意気込んでいる。『Seventeen』は、『あさが来た』の波瑠、『半分、青い。』の永野芽郁、『なつぞら』の広瀬すず、そして、5月17日スタートの『おかえりモネ』の清原果耶と、多くの朝ドラ主演を輩出するなど、“人気女優の登竜門”と言われている。茅島も「『Seventeen』で表紙や連載企画をやりたいという目標もありますし、いつか朝ドラに出演したいという気持ちがあります」と朝ドラ出演を目標に。「朝ドラはお母さんもおばあちゃんも大好きで、朝から見ている人に感動や元気を与えられるってすごいなと。私も『半分、青い。』を見たときにすごく感動しました。一日の始まりに『今日も頑張ろう』と思えるのが朝ドラの魅力だと思うので、私もいつか出演したいです」と朝ドラへの思いを語った。クールビューティーで大人っぽい印象だが、まだ16歳の高校1年生。昨年5月に地元・長崎から東京に引っ越し、都内の学校に通っている。「最初は電車の乗り換えに苦戦しましたが、今は問題なくできるようになりました」とすっかり東京生活に慣れたようだが、「お仕事と学校の両立は大変です。空いた時間に勉強しないとテストの点数がとれないので…」と大忙しだ。高校生活も楽しみながら、モデル・女優として大きく羽ばたいてほしい。■茅島みずき2004年7月6日生まれ、長崎県出身。2017年に「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリに輝き、芸能界入り。2019年3月に「東京ガールズコレクション」でモデルデビュー、同年4月にポカリスエットのCMで話題に。その後、BS日テレドラマ『恋の病と野郎組』(2019)で女優デビューし、映画『青くて痛くて脆い』(2020)やテレビ東京『メンズ校』(2020)、NHK『ここは今から倫理です。』(2021)などに出演。3月29日に開幕する舞台『ロミオとジュリエット』ではジュリエットを演じる。また、女性ファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルに就任した(2月1日発売の3月号より登場)。
2021年02月23日元プロ野球選手の清原和博氏が20日、自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」で、1番痛かったデッドボールについて語った。「日本一のデットボール対談!!凄すぎる西武野球の秘密」と題して公開された動画で、西武時代の先輩でもあった東尾修氏と対談。与死球(165)が日本一の東尾氏と、被死球(196)が日本一の清原氏が、“デッドボール対談”を展開した。「今までデッドボールくらって、1番痛かったのって、誰のボールですか」という質問に対して、清原氏は「1番すごかったのは、ダルビッシュ投手との初対決ですよ。東京ドームで、僕がオリックスにいて」と明かし、「1打席目の初球に当たって、そのまま退場したんですけど。この辺(手)に当たって」と振り返った。そして「僕、だいたい途中で代わらないんですけど。1打席目の初球というのは結構衝撃的に覚えています」と笑っていた。
2021年02月22日「私が演じた鈴は、計算高くて口がうまいし、自分の女性らしさは武器だと認識している。でも、そこには彼女が抱えるトラウマとかいろんな理由があるんだと、裏設定を作ってから演じました」そう話すのは、映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』(近日公開)に出演する夏菜(31)。演じるのは、主人公の科学者(山崎賢人)の婚約者でありながら、彼を裏切り、冷凍睡眠(コールドスリープ)させる“悪女”。山崎演じる宗一郎と彼を兄のように慕う璃子(清原果耶)、2人純粋さを際立たせること。それが今回の自分の役回りだったとも。「映画を見た人に私がどれだけ嫌われるか。そこがポイントだと思いました。とにかく、悪い女で妖艶というふうに見えるように頑張りました。プレッシャーはありましたけどすごく楽しかったです」物語は、冷凍睡眠をさせられた宗一郎が2025年に目覚める。彼女に「4年後はどうしてると思う?」と聞くと、「子どもは産んでいると思う」ときっぱり。取材の数日後、一般男性との結婚を発表したが、すでにお相手がいてのこの発言だった!?「子どもができたら鬼母になりそう(笑)。私、3人きょうだいの長女で、2人の弟の面倒を見てきました。母よりも厳しくしたし、叱ったし、いま、愛犬のこむぎのしつけも厳しい(笑)。だから、旦那さんはいつも優しい人がよくて。私が怒っちゃうから、感情の起伏が激しくない人がいいなあと思う」女優業もプライベートも絶好調。その飾らない人柄がウケて、バラエティにも引っ張りダコだ。「役者の仕事っていまだに緊張するけれど、バラエティはこのまんま、ありのままの自分でいられる。やっていて楽しいと感じられるのは正直、バラエティのほうかもしれません(笑)。バラエティの自分がいるから役者として復活できて、両方やっていることで精神的にすごく充実しています。このスタンスは続けていきたいですね」「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月15日「撮影現場に入ったとき、最初は浮足立っちゃう感じもありました(笑)。バラエティでへべれけになった姿とか見せているのに、物語の鍵となるような役をまたやらせていただけるんだ!ってうれしくて。無我夢中でやりました」そう語るのは、映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』(近日公開)に出演する夏菜(31)。演じるのは、主人公の科学者(山崎賢人)の婚約者でありながら、彼を裏切り、冷凍睡眠(コールドスリープ)させる“悪女”。「私が演じた鈴は、計算高くて口がうまいし、自分の女性らしさは武器だと認識している。でも、そこには彼女が抱えるトラウマとかいろんな理由があるんだと、裏設定を作ってから演じました」山崎演じる宗一郎と彼を兄のように慕う璃子(清原果耶)、2人純粋さを際立たせること。それが今回の自分の役回りだったとも。「映画を見た人に私がどれだけ嫌われるか。そこがポイントだと思いました。とにかく、悪い女で妖艶というふうに見えるように頑張りました。プレッシャーはありましたけどすごく楽しかったです」物語は、冷凍睡眠をさせられた宗一郎が2025年に目覚める。もし、自分がコールドスリープするとしたら、誰と一緒がいい?「愛犬のこむぎです!いちばん大事なので一緒に時空を超えたいです(笑)。ただ、そもそも私、未来にも、過去にも行きたくない。いまがいい!(笑)」「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月15日映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』の完成報告会が13日に都内で行われ、山崎賢人(崎はたつさき)、清原果耶、藤木直人、三木孝浩監督が登場した。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。今回藤木が演じたのは、2025年のヒューマノイドロボット・PETE(ピート)。未来を変えようとする宗一郎を支えるヒューマノイドロボットであり、装置の異常で好奇心を持ってしまった存在でもある。登場するなり「ロボット役の藤木直人です!」と名乗った藤木は、「こうやって自分の役どころを言うのは人生で最初で最後だと思います」としみじみとしていた。改めて役について聞かれると、藤木は「びっくりしましたね。人間じゃない! 二度聞きですよね。『えっ!?』って」と苦笑。「ちょっとハードルが高いというか、難しそうだったので、1回お断りしました」と明かすと、三木監督も「そうだったんですか!? 初耳です」と本気で驚く。藤木は「だけど、賢人くんと以前連ドラでご一緒させていただいて、賢人くんと一緒にできる、しかもバディものみたいな役柄だときいて、思い切って」と承諾した理由を説明。三木監督は「早く藤木さんのロボット役を観てほしい。本当にキュートなんですよ。いちキャラクターとしての魅力にあふれていて、でも人ならざるものが物語を見つめている」と絶賛。「宗一郎が運命に抗っていく姿、人間の滑稽さや愛しさを藤木さん目線で観ると、すごく素敵な作品になっている」とアピールした。
2021年02月13日ハリウッド映画に多大な影響を与えたロバート・A・ハインラインの伝説的小説を世界で初めて映画化した『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』の完成報告イベントが2月13日、都内で行われ、主演を務めた山崎賢人、共演する清原果耶と藤木直人、三木孝浩監督(『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)が出席した。罠にはめられ、すべてを失った科学者・高倉宗一郎(山崎)が未来を変えるため、30年の時を超えた冒険を繰り広げる。清原が孤独を抱える宗一郎を家族のように大切にした恩人の娘・璃子、藤木は30年後に目覚めた宗一郎に力を貸すヒューマノイドロボットを演じている。山崎は「最初はタイトルを聞いて『季節に扉ってある?』みたいに思った」と戸惑いを振り返り、「でも、冬に夏への扉を探すという、逆境でもあきらめずに進み続けるという、すてきな意味に気づき、今では大好きなタイトルです。恋愛あり、バディものの友情もあり、どんな世代の人にも楽しんでもらえる作品になった」と今では作品への思い入れも格別の様子。また、三木監督とは初主演作『管制塔』でもタッグを組んでおり、「三木さん、そして信頼しているチームの皆さんと映画作りができるワクワク感もあった」と語った。山崎同様、清原も三木監督の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でデビューを飾っており、「最初は原作について知らなかったが、また三木さんとご一緒できるというワクワクが大きかった。やりがいもあり、楽しい現場だった」とこちらも再タッグに喜びの声。山崎と清原演じる役どころの“純愛”模様も物語のカギとなっており、山崎は「久々にピュアな恋愛で…、いい意味ですけど、恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべた。一方、藤木は「ロボット役の藤木直人です。こういう挨拶は最初で最後かも」とこちらも照れ笑い。ロボット役のオファーについて「びっくりしましたね。人間じゃないんだと(笑)。二度見ならぬ二度聞きでした。ハードルが高く、難しそうなので、一回はお断りしました」と告白すると、三木監督は「初耳です!」と驚きの表情だった。これまで、恋愛や青春テイストの作品を多く手がけてきた三木監督は「古典中の古典小説ですし、今まで映画化されていないのが不思議なくらい。僕にとってもチャレンジの多い作品だった」。それでも「プレッシャーを楽しみつつ、すてきなキャストの皆さんと作り上げた作品。壮大なSFでありながら、どこかレトロでユーモアもあり、すごく人間の温かみを感じる作品になった」とアピールした。現時点で公開日は未定となっているが、山崎は「公開は延期になっちゃいましたが、いつか良い扉が開いて、公開できる日を楽しみにしていただければ」と完成報告イベントを締めくくった。取材・文・写真=内田涼※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。『夏への扉 ーキミのいる未来へー』2021年公開
2021年02月13日映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』の完成報告会が13日に都内で行われ、山崎賢人(崎はたつさき)、清原果耶、藤木直人、三木孝浩監督が登場した。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。主演の山崎は「タイトルを聞いた時に『どういうこと?』と思ったんですけど、『季節に扉ってあるの?』みたいなところから入り、SFだと聞いて楽しみにしてました」と振り返る。作中では猫のピート役のパスタ、ベーコンの2匹も活躍していたが、「現場に猫がいるだけで癒やされる。朗らかになる」と撮影も和気藹々としていた様子で、「引きつけてるのは自分なんですけど、来たら『おお、よく来てくれた』みたいなリアクションを同時にやって、我ながら器用だな、と。器用なことをやってるなと思いました」と、動物との撮影について語った。最初は不思議に思ったというタイトルだが、今では「すごく好き」だという山崎。「冬に夏への扉を探すというのは、どれだけ逆境でも進み続けるという素敵な意味があるなと思って、すごく好きなタイトルですね。自分もやっぱりそういう気持ちは共感できる」と心境を表す。実際に「諦めないと決めていること」について聞かれると、山崎は「撮影をしていて、どんな状況でも、OKが出るまで諦めない。自分が100%うまくできたと思ってもOKが出ないと、くじけそうになるんですけど、そこは総合芸術だと考えて、諦めないというのは信念にもってやっています」と役者魂を見せる。清原も「私も芝居の話なんですけど、どんだけ極寒の場所にいても、時間がタイト過ぎるよ、という時があっても、芝居を毎回毎回楽しんでや。よく『諦めないでがんばりたいよね』と話すことでもあります」と明かした。
2021年02月13日女優の清原果耶がイメージキャラクターを務めるシチズン時計「wicca」の新Web動画「続・ときめく予感」が10日に公開された。清原が就活生を演じる新動画は、うたた寝をしていた清原が桜の花びらに気付き表情がほころぶ「桜のしるし」、花が咲いたサボテンに微笑む「小さな花」、リクルートスーツに身を包む「上を向くだけで」、運命の出会いにドキッとする「動きだす時間」の全4本。合わせてメイキング動画と、撮影の感想やバレンタインの思い出、今後の抱負を語るインタビューも公開された。バレンタインの思い出について清原は「小学生の頃、徹夜をして70個くらいのバレンタインチョコを作りました。1人で作るにはあまりにも数が多くて、母親に手伝ってもらった思い出があります」と驚きのエピソードを披露。また、1月30日に19歳の誕生日を迎えた清原に、18歳の1年を振り返ってもらうと「色々な物事にしっかりと向き合おうとした1年でした。幸せだと思えることも、ひとつひとつの不安にも、よりクリアな心で触れられた気がします」と語り、19歳については「今撮影中の『おかえりモネ』を無事に撮り切れるようスタッフ・キャスト一同、健康に気を付けて丁寧に作り上げていければいいなと思っています。頑張ります」とNHK連続テレビ小説のヒロイン役に奮闘中であることを述べた。
2021年02月10日複数の映画やテレビドラマに出演し、端正な顔立ちと安定感のある演技力が人気を博している、俳優の清原翔さん。2020年6月に、感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。報道から半年以上が経った現在もなお、ネット上では彼の身を案じ「ゆっくり療養してほしい」といった応援の声が相次いでいます。清原翔の所属事務所が発表「現在復帰に向けてリハビリに専念」2021年2月1日に、所属事務所は清原さんの現在の状況についてコメントを発表。「現在は復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念している」と報告しました。清原は2020年6月12日に感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。その後複数回の手術を経て、現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。STARDUSTーより引用また、清原さんに対して励ましの言葉や手紙、千羽鶴などの贈り物をもらったことについて「清原もみな様のあたたかい気持ちに大変感謝しております」とつづっています。復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです。STARDUSTーより引用所属事務所は最後に報道関係者に対して「自宅周辺や実家、親戚、医療機関などへの取材行為はご遠慮いただき、引き続き温かく見守ってください」とコメントしました。ネット上では次のような反応が寄せられています。・ずっと気になっていたので、近況を知ることができてホッとしました。・気長に待っているので、焦らず、リハビリに専念してください。・ご無事で何よりです。また清原さんの演技が見られる日を楽しみにしています!芸能活動への復帰は、しばらく時間がかかるとのこと。清原さん自身のペースでリハビリをこなし、いつかまた元気な姿を見せてくれる日を、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日「脳出血で倒れた清原翔さん(27)の回復状況が今回、初めて所属事務所より発表される2カ月以上前、成田さんには『清原さんが目を覚ました』といった連絡が定期的に伝えられたそうです。成田さんは家族のように清原さんのことを心配していましたから…」(成田の知人)現在、朝の連続テレビ小説『おちょやん』で杉咲花(23)演じる千代の幼馴染みであり、後に運命の相手となる天海一平役を演じている成田凌(27)。成田と清原は2013年に男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』でモデルデビューした同期であり親友。清原が出演予定だった昨夏のドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)では、昨年6月に病で倒れた清原の代役を急遽引き受けた間柄だ。2月1日、清原の所属事務所は彼の病状についてこう発表した。《清原は2020年6月12日に感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。その後複数回の手術を経て、現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。これまでファンの皆様ならびに関係者の皆様から励ましのお言葉、お手紙、千羽鶴などの贈り物をいただきまして誠にありがとうございます。清原も皆様のあたたかいお気持ちに大変深く感謝しております。復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです》感染性心内膜炎とは、溶血性連鎖球菌やブドウ球菌などの菌が、何らかの原因で血液中に侵入し、心臓内部に感染巣が形成される病気。その感染巣が血流に乗り、脳などの身体の別の部位に運ばれて、末梢血管を閉塞させる塞栓症状が現れることもあるという。原因菌が早急に発見され、適切な治療をすれば予後は良好だともいわれている。前出・成田の知人はこう語る。「成田さんは早いうちから清原さんのお見舞いに行くことを強く願っていたようですが、コロナ禍のうえ、『おちょやん』がNHK大阪局制作につき、大阪に滞在することが多く、なかなか実現できていないことをひどく残念がっています。2人が意気投合したのは、ただ単に同期だからという理由だけでなく、“芸能界入りを親に反対されていた”という共通項があるそうです。それゆえ、『役者として良い作品に出て、周囲から早く認めてもらいたい』という意識が強いのでしょう。清原さんが一昨年の朝ドラ『なつぞら』に出演が決まった際は、成田さんは実の兄弟のように喜んでいましたから…」成田は昨年8月10日、自身のインスタグラムで「5年前の今日、清原に撮ってもらった写真」というコメントとともに、2枚の写真を投稿。原っぱで、赤いチェックのシャツを羽織った成田が映った静と動のカットで、右下に「15.8.10」と日付が入っている。昨夏のドラマ『アンサング・シンデレラ』に代役出演する際、成田はこんなコメントを出している。《唯一の同期として、友として、清原の回復を心から願っています。祈っています》『おちょやん』で好演する成田の姿は、清原の励みにもなっているという。2月2日には清原は28歳の誕生日を迎える。今はただ、彼の回復を願うばかりだ――。
2021年02月01日