インテリアブランド「カッシーナ・イクスシー(Cassina ixc.)」は、期間限定ストア「X」を2016年11月11日(金)から12月25日(日)までカッシーナ・イクスシー青山本店にオープンする。10ブランドとコラボ!ファッションウェア&雑貨が店頭にカッシーナ・イクスシーは、ホリデーシーズンに向けて新たな取り組みをスタート。ファッションブランドやアーティストとタッグを組み、インテリアの枠を越え、家具以外のアイテムを提案する。参加するのは、第34回 毎日ファッション大賞に選ばれた「ファセッタズム(FACETASM)」や、注目の日本ブランド「アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」、ノルウェー発のジュエリーブランド「トムウッド(TOM WOOD)」など。また、東京オペラシティ アートギャラリーで展覧会を行った写真家のライアン・マッギンレー、ラフ シモンズ(RAF SIMONS)がデンマークのテキスタイルブランドKvadratとスタートさせた「KVADRAT/RAF SIMONS」も参戦する。コラボレーション相手も異例であるが、展開アイテムもインテリアショップのイメージとは異なるユニークなものばかり。メンズ専用のヘアケア製品や3wayで楽しめるアクセサリー、ファーバッグなど、ファッション性の高いものが豊富に揃う。新企画を手掛けたのは、IDOLなどをプロデュースする畑仲英司。「カッシーナ・イクスシーだから表現できる遊び心あるライフスタイルを表現したかった」という想いから生まれたのは、国境・ジャンルを超えた斬新なアプローチだ。出来上がった作品を見て「ファッションの要素が散りばめられたアーティスティックな作品に仕上がっている」とコメントしている。ファッションプレスは発売前に、カッシーナ・イクスシー青山本店を取材。新作アイテムをいち早く紹介する。ファセッタズムが手掛けるペットウエア&グッズファセッタズムは、ペット用のウェア、首輪&リード、クッションベッド、キャリートートを展開。コレクションウェアとも連動させ、シースル素材を首輪に使用した。アカネ ウツノミヤからデコレーションできるクッションアカネ ウツノミヤは、洋服用のマテリアルを使ってクッションを提案。今季のインスピレーションとなったエットレ・サットサスからヒントを得たキーチャームが付属するので、鞄をデコレートするようにインテリアにも遊びを添えられる。アールグレイ&レモンが香るヘアケア代官山の理髪店「BARBER BOYS」のオーナー樅山敦によるメンズ専用ブランド「チェット(CHET)」からは、スタイリストの祐真朋樹がディレクションするヘアケアアイテムが登場する。アールグレイをイメージしたシャンプーとシチリア産レモンが香るコンディショナー、ワックスが一つに。BOXに入っているのでギフトにもオススメだ。ライアン・マッギンレーによる世界初のインテリア・プロダクト写真家のライアン・マッギンレーによる世界初のインテリア・プロダクトが発売。ベッドカバーやタペストリー、インテリアカバーに使用可能なアートファブリックには、ライアンの代表作をプリントした。カラフルなファーグッズは北欧ブランド・ONARと共に北欧のブランド「ONAR」からは、カラフルなファーカラーと手袋、バッグ。毛足の長いものや短いもの、蛍光色など様々なバリエーションで揃うアイテムは、全てデザイナーのファミリーが所有するヘルシンキ郊外の縫製工場と北ギリシャの工場で生産されている。すべてに一貫しているのは、クリスマス・キス・コラボレーションの意味を含む「X」というテーマのみ。カッシーナの家具とも相性のよい、洗練されたアイテムが生まれた。なお同時に、カッシーナ・イクスシー名古屋・大阪・福岡店でも一部アイテムを販売予定だ。【イベント詳細】カッシーナ・イクスシー「X - Christmas/Kiss/Collaboration」開催期間:2016年11月11日(金)~12月25日(日)会場:カッシーナ・イクスシー青山本店住所:東京都港区南青山2-12-14 ユニマット青山ビル1、2、3F営業時間:11:00~19:00※定休日: 毎週水曜日(11/23 は営業)TEL:03-5474-9001(代)※カッシーナ・イクスシー名古屋・大阪・福岡店でも同時展開。(大阪店のみ11月17日スタート)
2016年11月14日素晴らしいスタイル、美しい顔立ち…少女漫画に出てくるような完璧な風貌で女子たちを夢中にしたカン・ドンウォンも今や35歳。以前は繊細な美青年だったけれど、肩の力が抜けてスターの風格が一段とUP。ひとまわり大きくなった彼の“今”に迫ります!韓国で観客動員数970万人を突破した大ヒット映画『華麗なるリベンジ』が、ついに日本上陸。濡れ衣を着せられた熱血検事の相棒と共に、刑務所内から巨大な権力に立ち向かっていくイケメン詐欺師ハン・チウォンを演じているのが、カン・ドンウォンさん。「シナリオがとにかく面白かったので、最初からヒットする確信はありました。でも、自分たちの目標としては、せいぜい500万人くらいだったんですよ。まさか、その倍近くの人に見てもらえるとは思ってませんでした。やっぱり、ハン・チウォンというキャラクターが強かったのかも。僕自身、あんなに愛らしくて、憎めない詐欺師を見たのは初めてでしたから」19歳でモデルとしてデビューした後、俳優に転身。以来、その甘いマスクで女性ファンをときめかせてきたドンウォンさんも、今では35歳。20代の頃に比べてどこか肩の力が抜け、大人の男ならではの余裕を漂わせている。「たしかに、20代の頃と比べて変わったと思います。昔は人付き合いが苦手で、家とか密閉された空間にいるのが好きだったんです。それが30歳を過ぎた頃から、息苦しく感じるようになって。今では仲のいい人たちと集まってお酒を飲む時間が何より楽しくなりました。仕事さえなければ、友達と昼から外で飲んでることもあります(笑)。年を重ねるにつれ、心を開けるようになったんですよね。そうやっていろんな方と話をしていると、学ぶこともたくさんありますし、人に心を開くって本当にいいことだなって思ってます」年を重ねていくなかで、女性の理想像にも変化があったそう。「昔は外見を重視していたところがあったんですけど、今はきれいな女性を見ると、なんか疲れそう…って思います(笑)。そもそも昔は、女性とうまく話すこともできなかったんですよ。好きな人ができても、この人は自分に何をしてくれるんだろうってことばかり考えていたような気がして。でも今は、女性と自然に話せるようにもなったし、自分のことは自分でなんとかすればいいと思えるようになりました。物質的なことだけでなく、精神的なことも含めて。なので今大事なのは、楽しく話せる相手かどうかってことですね」35歳といえば、そろそろ結婚を考えてもおかしくない年。ズバリ、結婚願望はありますか?「仲間内で独身なのはもう僕だけなので、果たして僕は結婚できるんだろうか、結婚に向いてる性格なんだろうかってことを最近よく考えてます(笑)。周りの人からは“君は、結婚したらいい家庭が築けそう”って言われますし、僕自身、料理も家具作りも得意なので、それなりにうまくやっていける気はするんです。50歳、60歳になったとき、一人でいるのも寂しいので、いずれは結婚したいと思ってますよ。ただ、僕の周りの既婚者は“結婚なんてするもんじゃない”っていう人ばかりなので、正直悩むところですけど(笑)」と、結婚は当分お預けのよう。「それより今は仕事ですね。もう30半ばなので、今後は積極的に海外進出したいと思っています。実際にLAに行って、映画のオーディションを受けたりもしてるんですよ。それがとにかく楽しくて。もし機会があれば、日本や中国の映画にも出てみたい。海外での活動が自分でもすごく楽しみです」◇かん・どんうぉん1981年1月18日生まれ、韓国出身。イケメン詐欺師ハン・チウォンを演じる映画『華麗なるリベンジ』は11月12日、シネマート新宿ほかにて公開。その他、年内に韓国で2本の主演映画が公開予定。◇ジャケット¥168,000Tシャツ¥29,000パンツ¥62,000(以上SISE/株式会社VALTEL:03・6277・2147)シューズ¥80,000(DRIES VAN NOTEN/DRIES VAN NOTENTEL:03・6820・8104)スカーフはスタイリスト私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・祐真朋樹ヘア&メイク・佐藤富太インタビュー、文・菅野綾子
2016年11月09日デザイナーの津村耕祐は10月29日、神田で行われる「TRANS ARTS TOKYO 2016」でオリジナル山車と巫女衣装を発表する。津村は昨年、「ビルを着る」というコンセプトで参加した。同イベントは2012年より行われているアートイベントで今年が5回目。今年は10月15日から30日まで東京都心北東部の谷根千、湯島、本郷、上野、神保町、秋葉原、神田など半径2キロで様々な会場で、多数のアーティストが参加して行われている。今回、津村耕祐が参加するのは五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】で、神田錦町の五十通り周辺で行われる。自らがデザインしたオリジナル山車「夢夢(ゆめゆめ)神社」とオリジナル巫女衣装に、神主役として津村本人も参加する。お賽銭は同プロジェクトを通じて被災地に寄付される。同イベントには他に若林拓哉&つばめ舎建築設計が参加する。夢夢神社の四方に下がっている新旧取り混ぜた鈴を鳴らして未来に夢を送る。山車に乗って移動する現代のノマド通信装置が、土曜日の夕方、神田錦町の五十通り周辺を巡る。津村耕佑は三宅一生の下、主にパリコレクションに関わり、1994年「究極の家は服である」という考えを具体化した都市型サバイバルウエアーFINAL HOMEを考案。1982年装苑賞受賞、1992年現代日本美術展準大賞受賞、1994年毎日ファッション大賞新人賞を受賞している。【イベント情報】「TRANS ART TOKYO 2016」五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】会場:東京都千代田区神田錦町五十通り周辺会期:10月29日時間:16:00~18:00(予定)※荒天中止、雨天決行入場無料
2016年10月27日X-JAPANのYOSHIKIがプロデュースする着物ブランド、ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)がAmazon Fashion Week TOKYO 2017 S/S期間中の10月17日、17SSコレクションを発表。呉服屋の息子である自身のルーツを元に、伝統的な和装の概念を超える“KIMONO”作りへ意欲的に挑戦し続けるYOSHIKI氏。ランウェイの前方と中程にはピアノとドラムが置かれ、YOSHIKI氏がライブ演奏を行う中、艶やかや着物を纏ったモデルたちが行き交う演出に会場内は興奮に包まれた。「20年以上海外で生活して、日本文化のよさが改めてわかるようになりました。僕の実家は呉服屋なので、母は日常的に着物を着ていました。ですから、日本の伝統衣装である着物にロック的な要素を加え、世界で通用するファッションにしたいという思いが“YOSHIKIMONO”を立ち上げた背景にあります」とYOSHIKI氏はコメント。深紅、メタリックカラー、ドクロ、パイソン、バラなどロックなモチーフをふんだんにあしらった着物の他、オフショルダーにミニ丈のワンピース型の着物やアート的な発想でデザインを思いついたというビニール素材のシースルー着物まで「イブニングドレスのような感覚で着るKIMONO」をコンセプトに、21体のスタイルが披露された。ショーの中盤からはYOSHIKI氏のドラム演奏が続く中、舞台天井から大雨が降る演出に。モデルの白い肌に薄手の生地が纏わり付くセクシャルなビジュアルと、研ぎ澄まされたドラムの轟音が絡み合い、ショーはフィナーレを迎えた。YOSHIKI氏は「アレキサンダーマックイーンのショーで雨が降る演出を見たときにショックを受けました。音楽はあくまで脇役なので、即興でピアノもドラムも演奏しました」とショーについて振り返った。今回、スーパーバイザーとしてスタイリストの祐真朋樹氏を起用した経緯については「着物の着方、ラインの美しさを守りたいと思って。音楽でもそうですが、一歩やり過ぎると保守的になってしまうので。着崩し過ぎず、洗練されたぎりぎりのラインがどこなのか、この感覚が共有できる人、ということで彼に頼みました」と回答。最後に「僕の考える“KIMONO”には賛否両論があるかもしれませんが、それでも構いません。芸術はいつもそうです。去年に引き続きショーができたことに感謝して、より多くの人に着物を知ってもらえるよう挑戦を続けたい」と語った。
2016年10月18日オムニバス短編映画『TOKYO CITY GIRL』のヒロイン決定オーディションが17日、都内で行われ、女優の飯田祐真(19歳)がグランプリに選ばれた。新進気鋭監督と若手女優がタッグを組む本作は、2015年に公開された『TOKYO CITY GIRL』の第2弾。今秋に公開予定の2016度版は、マイナビが運営する「マイナビウエディング」、「マイナビ賃貸」、「マイナビバイト」とコラボレーションする。「マイナビウエディング」ヒロインの座をかけた最終オーディションには、応募者1,600人の中から書類選考を通過した10人が参加。審査員を務めた山田能龍監督らの前で、ナチュラルな演技を披露した飯田は、「絶対にこの役をとってやろうと思っていたので純粋にうれしい」と大感激。また、モデルの金城茉奈が、2代目「マイナビウエディング」ガールに選ばれ、「CMに出たいと思っていたのでうれしい。感激です!」と喜びを語った。グランプリの飯田は、女優としてドラマ『チア☆ドル』(ABCテレビ 関西地区のみ放送)に出演したほか、モデル、写真家など多岐に渡って活動中。オーディション終了後は、「前作の女優さんたちが実力派だったので、その仲間入りができてうれしい。私が出るからには、良い作品にしたい」と力強く語り、「この映画を機にステップアップして、自分の色を出せる女優になりたい」と笑顔で意気込んだ。また、イベント合間には、本作の男性出演者として発表されたモデルでタレントの栗原類、元「テラスハウス」メンバーで俳優の宮城大樹が登場。「女性を力強く繊細に描く作品」とアピールした栗原は、「僕もお芝居を始めて間もないけど、作り込まず自然に見せることが重要。オーディションに受かったということはチャンスが来たということ。このチャンスをものにして、更なる道に進んで頑張ってほしい」と祝福しながらエールを送った。
2016年01月18日バリー(BALLY)が12月11日から27日まで、代官山 蔦屋書店のAnjinにてブランドの世界観を楽しめるイベント「BALLY LOUNGE」を開催する。同イベントでは、バリー創業の地であるスイス・シェーネンヴェルトに保存されている、1910年代から1960年代のアーカイブシューズを限定公開。当時の著名アーティストを起用したアーカイブポスターも出展される。その他、期間中はAnjinとのコラボレーションパフェも提供される。12月10日にはこれを記念してオープニングイベントを開催。アーカイブシューズがいち早く披露される他、ファッションディレクターでスタイリストの祐真朋樹とモデルの黒田エイミによる靴についてのトークショーや職人によるシューシャインサービスなどが実施される。なお、同イベントの定員は15組30名、応募期間は11月20日から30日まで。
2015年11月26日代官山の理髪店「Barber MOMIYAMA」オーナー兼理髪師でありヘアメイクとして活躍する樅山敦氏の提案によって、大人の男性のためのヘアケアブランド・チェット(CHET)が誕生した。商品開発のきっかけは、樅山自身が、国内で販売されているヘアケア製品に満足していなかったこと。そのためいつも海外で購入していたものの、あるとき「海外のものは海外で使ってこそ十分によさを味わうことができる」と気づいたのだという。そこで自ら製品を手掛けることにした樅山が目指したのは、「自分のおしゃれを楽しむ英国紳士」と「隣にいる女性を大切にするイタリアの紳士」の2つのフィロソフィーを持った「日本の紳士」を生み出すこと。そこでまず、「スーツでお茶を嗜む英国紳士」のイメージをアールグレイの香りとしてシャンプーに落とし込み、シチリア産のレモンの香りはコンディショナーやワックスに採用することにした。さらに、泡立ちやパッケージデザインにもこだわり、使い心地、見た目の両方において既存のヘアケア製品とは一線を画すラインアップを完成させた。デザインを考えるにあたって頼りになったのは、スタイリストの祐真朋樹氏。「JOHN SHAMPOO」、「STEVE CONDITIONER」(以上、120g 1,800円、500g 3,700円)、「ALEX WAXX」(120g 1,900円)と命名された商品のボトルにはそれぞれ、「I AM JOHN」、「I AM STEVE」、「I AM ALEX」の文字が躍るが、これについて樅山、祐真の2人は「何十という名前の候補から採用する名前を選んだ」と告白。ジェルやグリースにも同様に固有の名前が冠されているが、実はいずれもアーティストなどの著名人から拝借しているものなのだとか。さらに、「CHET」も同じ経緯で決まった名前だというが、誰をイメージしてつけたかについては最後まで明かさず、「他にいないから分かるでしょ」とチェット・ベイカーであることをにおわせつつも、軽く受け流して報道陣を煙に巻いた樅山、祐真。新製品発表会でありながらとことん素のままで通す2人の様子から、“遊び心のある”大人の男性のためのヘアケアブランドであることが見て取れた。
2015年11月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『祐真朋樹の衣裳部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』祐真朋樹メンズスタイリストの第一人者と称される人気スタイリストの祐真朋樹。彼自身は毎日どんな服を着て暮らしているのか?本書は、祐真朋樹自身の半年間の私服を日記形式でまとめ、解説しているコーディネート本だ。長年のスタイリスト生活を経て集まった、貴重なアーカイブなども収録し「スタイリストという職業病を一冊の本にした」(祐真)祐真がスタイリストになって約30年、「自分でもあきれるほどの衣装持ちになった」という祐真が、過去を振り返り、未来へ進むための節目となる本でもある。10月15日には蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、本書の刊行を記念した祐真朋樹によるトークイベントが行われる。司会は『UOMO』編集部の池田誠が務め、“洋服との向き合い方”についてを紐解いていく。イベントには、本書を購入すると貰える参加券で参加が可能で、現在、店頭・電話・オンラインストアで受付中。なお、イベントへの参加定員は60名となっている。【書籍情報】『祐真朋樹の衣裳部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』著者:祐真朋樹出版社:集英社ソフトカバー/128ページ/208x148x14mm発刊:2015年言語:日本語価格:1,600円【イベント情報】祐真朋樹『祐真朋樹の衣裳部屋へようこそ Welcome to my closet! Autumn-Winter』(集英社)刊行記念トークショー会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:10月15日時間:19:30~21:00■編集部からのお知らせ毎週金曜日に連載しておりました【代官山蔦屋書店オススメBOOK】は今回を以て終了します。これまでのご愛読、誠にありがとうございました。
2015年10月09日2006年からスタートし、全米で「24‐TWENTY FOUR‐」を超える視聴者数を記録、世界中が熱狂に沸いたテレビシリーズ「HEROES/ヒーローズ」。日本でもマシ・オカ扮するヒロ・ナカムラの「ヤッタ─!」というキメ台詞と共に、一大ブームを巻き起こした本作の新シリーズ「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」が、10月20日(火)よりHuluにて配信がスタートする。このほど、本作に登場する期待の日本人キャスト、祐真キキが、その大役を射止めた経緯が明らかになった。2015年、「HEROES/ヒーローズ」の製作総指揮を務めたティム・クリングが、“生まれ変わった(Reborn)”新シリーズとして誕生させた本作。スーパーヒーローのような特殊能力に突然目覚めた、ごく平凡な一般の人たちが地球を救うため、その運命に葛藤しながらも活躍する。全米では9月24日(木)より放映がスタート。日本では、10月20日(火)から毎週火曜に1話ずつ、どこよりも早くHuluで配信される。今回、このメガヒットシリーズの最新章で期待の日本人、祐真キキが演じるのは、物静かで風変わりなミコという女性。失踪中の父親を探しながら、ひとたび世間に知られれば巨大な力として恐れられるような、桁外れの秘密を隠し持っている。以前、公開された“刀を握りしめるミコの姿”の場面写真から、マシ・オカ同様、アクションに期待が高まる中、「結構戦ってます。撮影の次の日は全身筋肉痛、みたいな(笑)。撮影時間は長くて14時間ぐらい(撮影)してますね」と、祐真さん自身も連日のハードなスケジュールの中でもアクションシーンに自信を見せる。祐真さんは、幼いころから海外へと渡り、アメリカを中心に活躍を続けていた新鋭女優。渡米してから現在に至るまで、エキストラ、ウェブサイトのドラマ、YouTubeの番組やイベントのモデルなど、大小さまざまなオーディションを受け続けてきた。日本でも『デスヤンキー』などに出演し、「沢尻エリカに似ている」として一部のファンから熱狂的な声があがるなど注目されていたが、拠点のアメリカではエージェントが3回変わるなど、「自分」をアメリカで表現することの厳しさを痛感していたという。だが、こうした下積み経験が実を結び、2015年、「Heroes Reborn/ヒーローズ・リボーン」のオーディションに見事合格した。当時のことを、祐真さんは、「ロスで、殺陣クラス(ジャパニーズソードファイティング)に週に1回行っているんですけど、そこに来ている男の子のお母さんの友達がキャスティングディレクターで、日本人女性で刀ができる方を探してまして、その話を聞いたので、その方にアクションのデモリールを渡したんですよ」とふり返る。そして、そのキャスティングディレクターによって、無事オーディションに参加することができたようで、「2つのシーンを渡されて、アクションと普通のやりとりのシーン。はじめはキャスティングディレクター3人の前で演じて、で、30分待ってって言われて、30分待って、次に入ったら、『HEROES』のプロデューサーたちがプラス5人、ソファーに座っていたんですね。その人たちの前で同じことをやったんですよ。その日はバイバイ、って帰ったんですよ。で、4日後ぐらいに合格の通知が来ましたね。後から聞くと、(応募者)リストは結構あったみたいで、日本の女優さんにも声かけてたみたいで。本当ラッキーでしたね」と明かした。新シリーズでは、現実世界の各地で起こる新たな能力者の覚醒や、能力者への復讐計画を進める者の出現、そしてマシ・オカをはじめとする旧ヒーローズの存在が明らかになっている。多くの謎が残る中、祐真さんは「詳しくは言えないですけど、結構アクションもいっぱい混ざった感じの、ハラハラドキドキする映像になると思います」とコメント。本作の謎を解くキーパーソンとなりそうな、祐真さん演じるミコの活躍に注目していて。「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」は10月20日(火)よりHuluにて毎週火曜、1話ずつ配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HEROES/ヒーローズ [海外TVドラマ]
2015年10月07日どの舞台でもキラリと光る個性が魅力の大空祐飛が、ドイツのベストセラー作家フェルディナント・フォン・シーラッハの最新作(翻訳書名『禁忌』)を世界で初めて舞台化する『TABU』に挑む。刑事事件弁護士であるシーラッハのこれまでの作品は、本屋大賞に選ばれるなど日本でも人気が高く、大空も、まず原作の不思議な世界観に惹かれたと言う。「頭脳プレーと感覚的な世界が共存しているような、理数系と文系が融合された緻密さを感じます。今まで触れたことのない感覚ですね。そこが非常に魅力的で面白いなと思いました」。『TABU』タブー ~シーラッハ 禁忌より~ チケット情報大空が演じるソフィアは、写真家として成功するものの、若い娘を誘拐、殺害した容疑で逮捕される名家の御曹司セバスチャンの恋人。幼い頃に父を亡くし、母の愛も失ったセバスチャンにとって、ソフィアは特別な存在だ。彼女は彼を救うため、弁護士ビーグラーと共に真実を探し求める。「小説の文章から受ける印象では、ソフィアはとても魅力的です。モノクロ写真のように、暗いスタジオに光が射し込んで、そこに輪郭が溶け込んでいるような柔らかさと言うか、独特の美しさを持つ女性で、セバスチャンと同じフィルターを通して物を見て、彼を理解しようとします。自分がそうなれるかは置いておいて(笑)、演じるのはとても楽しみです」。セバスチャン役にはジャニーズJr.の真田佑馬、ビーグラーはベテラン橋爪功が演じる。ふたりとは初共演だが、配役の妙も楽しめそうだ。「異色ですよね(笑)。違う色同士が混ざってどんな色になるのかも面白いところだと思います。真田さんが、不思議な魅力を持ったセバスチャンという役をどのように作られるか。それによって、私も彼に共感し理解していくソフィアを作っていきたいですね。橋爪さんはシーラッハの『犯罪』と『罪悪』を朗読されたことがあって、原作の面白さも理解されているので心強いです」。カンパニーに溶け込むのに時間がかかるという大空にとって、演出家を含め、周囲とどんなコミュニケーションが取れるかも気になると言う。「演出の深作(健太)さんとも初めてですが、気さくな方でホッとしました。稽古では、相手の方を知っていくことでお芝居がスッと馴染んだりするので、緊張感も楽しみながら、うまくコミュニケーションを取りたいです」。公演は6月5日(金)から14日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、愛知、石川、兵庫、福岡、北海道、宮城を巡演。取材・文:原田順子
2015年06月02日末満健一の作・演出による二人芝居『Equal-イコール-』が7月2日(木)より赤坂RED/THEATERで上演される。Wキャストで出演する、4人の俳優、三上真史&辻本祐樹、牧田哲也&相馬圭祐からコメントが届いた。二人芝居『Equal-イコール-』チケット情報舞台は18世紀初頭、ヨーロッパの田舎町。病床のニコラと新米医師のテオは幼なじみだ。静かに友情を育むふたりだったが、やがてニコラに死期が迫る。テオは苦悩するニコラのために、失われた「錬金術」を蘇らせ「不老不死」を手に入れようとする…。■三上真史末満健一さんによる脚本演出、二人芝居、辻本祐樹くんとの共演。役を固定せず、二人が融和していくという、自分もこれまで演じたことのないカタチで、出演できることが光栄でありとても楽しみです。君は誰で、僕は誰なのか。錬金術は現代の技術にも通じるものだと思います。現代と重ね合わせていただくと、より深く感じられるものがあるのではないでしょうか。観ている皆さんをイコールの幻惑的錯綜の世界へと導けたらと思います。■辻本祐樹僕は昨年、三人芝居をやらせていただき、今年は二人芝居という事で、来年は一人芝居をするんじゃないかと、この流れにビクビクしております(笑)……まぁ、おふざけはここまでにして(笑)。三上君とは数年前から色々な形で共演させて頂いてきましたが、ガッツリ芝居をするのは初めてな気がします。三上君となら、この『Equal-イコール-』と言う作品を作り上げられると思います。どんな世界観ができるのか皆さんも楽しみにしていてください。■牧田哲也今回の『Equal-イコール-』という戯曲を読み終わったとき、早く立って稽古がしたいと強く思いました。この作品の本当の魅力は役者さんがその人物として生きて、組み立てられた時に初めて見えてくるものがたくさんあるだろうし、二人芝居で、例えばどんな役者さんとの組み合わせが面白いのか、これも可能性がたくさんあって、とにかく早く作ってその魅力を感じてみたい、見てみたいと思いました。今回は2バージョンあるということで、僕自身もこの2つにどんな違いが出るのか楽しみです。是非観に来て下さい。■相馬圭祐2人芝居は初めてで、とても楽しみです。今まで舞台では4人芝居の経験が2度あり、その度に役者としてとても刺激を受けてきました。また新たな挑戦ができることが単純に嬉しく、反面怖くもあります。ただその怖さも舞台における醍醐味だと思っているので、怖いことをきちんと怖いことだと捉え、逃げずにさらけ出していきます。毎度毎度1つの舞台を終える度、所謂『~ロス』といったような状態になるのですが、今回も大千秋楽を迎えた時に強烈な『Equalロス』を味わえるよう、味わうことができるよう、真摯に、しっかり作品を理解し、取り組んでいきたいと思っています。公演は7月2日(木)から8日(水)まで。なお、好評につき追加2公演が決定、5月23日(土)午前10時より発売。
2015年05月21日昨年で生誕40周年を迎えた永井豪と石川賢原作の人気アニメ『ゲッターロボ』シリーズより、『真ゲッターロボ 世界最後の日』に登場する「真ゲッター1」がプラモデル化され、2015年7月にコトブキヤより発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は7,344円(税込)。『真ゲッターロボ 世界最後の日』は、今川泰宏監督(1~3話)、川越淳監督(4~13話)によって1998年に『ゲッターロボ』シリーズ初のOVA作品。2014年には同社が展開するデフォルメプラモデルシリーズ「D-STYLE」(ディースタイル)で立体化されている「真ゲッター1」だが、今回はゲッターバトルウイングを展開した全幅36cmという大ボリュームでプラモデル化される。実際のキットでは、各部に引き出し式関節や2重関節を使用し、アクション性とプロポーションを両立。ゲッターバトルウイングは基部2カ所で可動し、ポージングの表情付けが可能となっている。腹部は差し替えにてゲッタービームの発射状態を再現できるほか、武装はこちらも巨大な全長32cmのゲッタートマホークが付属。武器持ち手は基部が可動し、手首パーツが3種類(握り手、平手、武器持ち手)同梱される。商品価格は7,344円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年7月を予定している。(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
2015年03月18日自主制作した短編『フミコの告白』で注目を集め、『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューを果たした石田祐康監督が、YKKとスタジオコロリドのコラボレーション作品『FASTENIG DAYS』を完成させた。“ファスナー”を題材にしたアクション作品だ。その他の写真本作は近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守り、人の気持ちを“つないで”いく様を描いた短編作品。劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーが登場。現在、Youtubeで全編が無料公開されており、好評を集めている。石田監督は4人の仲間と短編『フミコの告白』を、次作『rain town』を自身を含む2人だけで制作した。しかし、現在はスタジオコロリドに籍を置き、数十人のスタッフを率いて制作にあたっている。「最初の頃はスタッフに自分の意図を伝えるのが大変でしたけど、今では自分ひとりではなしえない物量、アイデア、クオリティを求められるので、集団でやる意味を感じています。この作品に登場する“ファスニングマシン”のメカニックなアイデアや、アクションのアイデアも、別のスタッフが考えてくれたんです」。一方で石田監督は、規模は大きくなっても自身と“つながり”を持てるスタッフと作品づくりをしていきたいと考えているようだ。「これから少数精鋭で、共通理解をちゃんと得られる人たちと、“濃い”ものを作っていきたいですね。少数精鋭のスタッフが各々に“想い”を込められるような度量のある作品が濃くなると思います」。監督の“想い”は日本だけでなく、世界各地のファンにも伝わっている。石田監督はデビュー時から作品をネットにアップしており、観客は世界各国に存在するからだ。「感想は励みになりますね。海外の感想を日本語訳してくれているサイトを見つけて読んだりしていますし、海外からの反応は何よりもうれしいです。ネットに触れる以前から何かを描いて人に見せることが前提というか、人に見せてコメントをもらうことが楽しかったので、それが原動力になっていますね。それはアニメーションを作るようになってからも変わらなくて、笑ってくれたり、話のネタにしてくれたり、人にアクションを起こさせることが楽しいんです」。石田監督にとって作品づくりは“表現”だけではなく、その先の“コミュニケーション”も含んでいる。デジタル技術の進化によって少数でのアニメ制作が可能になり、ネットにアップすることで瞬時に世界中に作品を送り出し、観客とつながることができる現在、石田監督の作品は今後も多くの観客をつなぎ、そのネットワークを広げていくだろう。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年11月28日アリエル・ドーフマンの心理サスペンス劇『死と乙女』が大空祐飛、風間杜夫の出演で、2015年3月19日(木)より、東京・シアタークリエで上演されることが決まった。作品はローレンス・オリヴィエ賞 最優秀戯曲賞に輝いたドーフマンの傑作戯曲で、1994年ロマン・ポランスキー監督により映画化もされている。チリの独裁政権崩壊後が舞台。かつて学生運動に加わり過酷な拷問を受けた女が、偶然にも自分を蹂躙した男と再会する。被害者と加害者、そして被害者の夫。シューベルトの名曲『死と乙女』をモチーフに、3人の男女が密室で火花の散るような葛藤を繰り広げる。演出は新進気鋭の谷賢一。公演は2015年3月19日(木)から28日(土)まで。チケットの一般発売は12月13日(土)より。
2014年11月04日ファスナーのトップメーカーYKKがブランディングショートアニメ『FASTENINGDAYS』を製作し、『フミコの告白』で注目を集める石田祐康が監督を、砂原良徳が音楽を、Perfumeがエンディングテーマを務めることが発表された。『FASTENINGDAYS』YKKは創業以来80年に渡ってファスナーや繊維テープなどの分野で世界をリードしているトップメーカー。世界各国でもYKKの製品は圧倒的な信頼を得ており、Fasten=“つなぐ”ことの大切さをさらに広めるために新作アニメーションを製作することになった。監督を務める石田は2009年に手がけた『フミコの告白』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど高い評価を集め、昨年には『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューも果たした人物。本作では近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守る姿を描いており、劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーがたくさん描かれる。ケイの声を白石涼子が、ヨージの声を大浦冬華が務め、Perfumeの『Hurly Burly』がエンディングテーマに起用される。作品は公式サイトとYoutubeで全編無料公開中で、英語、スペイン語、フランス語、中国語の4か国語で全世界向けに公開されるほか、各国のYouTube上でコマーシャル映像として展開される予定。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年10月30日