子どもの車内置き去り事故が報道されると、SNS上では「絶対にありえない」というコメントだけでなく「明日は我が身だ」というコメントも目にします。子育てに仕事、家事と、毎日たくさんのことを考えていると、注意力が低下し、絶対に忘れるはずのない子どもを車内に置き忘れてしまうことがあるでしょう。これは少しの工夫と習慣で防ぐことができる事故です。人気インフルエンサーのてぃ先生がおすすめする置き去り防止策とともに、今できることを考えてみましょう。毎年夏になると起きてしまう「子どもの車内置き去り事故」。2023年も北九州市で両親が生後10カ月の男の子を置き去りにしてしまった事故や、岡山県で祖母が2歳の孫を置き去りにしてしまった事故が大きく報道されました。悲しいことに、どちらも命を落としています。車への置き去りが危険なワケ暑い日、締め切った車内の温度は1時間程度で50度にも及ぶそう。特に夏場に直射日光の当たる場所に駐車すると、窓から差し込む日光がダッシュボードやシートを熱し、車内温度は70度以上になることもあるようです。 車内の暑さは、真夏に車に乗ったときのむわっとした感覚を思い出すと、容易に想像できるのではないでしょうか。暑い車内に置き去りにするのは、たとえ短い時間であっても非常に危険です。 問題なのは、わざと置き去りにしたわけではないということ。まだまだ暑い日が続く9月。二度と悲しい事故が起きないために、車内への置き去りを防止する方法を改めて考えてみましょう。 てぃ先生による置き去りを防止する方法SNSの総フォロワー数160万人超えのインフルエンサー・てぃ先生は、自身のX(旧Twitter)で車内に子どもを置き忘れない工夫を紹介していました。 大切なのは習慣化「『こんな方法があるよ!』といったものがあれば、ぜひみんなでリプライし合って共有しませんか?」と投稿しているてぃ先生。コメント欄にはさまざまなアイデアが寄せられていました。 ・チャイルドシートに車の鍵を引っ掛ける(子どもの手に届かないところ)・後部座席が見えるよう小さいミラーを取り付ける・車内で常に子どもと会話をする・靴を脱いで後部座席に置く どれも良いアイデアですが、何より大切なのは習慣にすることです。「たまたま今日はできなかった」という1日が、事故につながりかねません。「子どもを車に忘れるなんてありえない」とほとんどの人が思うのではないかと思いますが、疲れていた、暑くてぼーっとしていたなど、何らかの悪条件の積み重ねで注意力が低下し、起きてしまうのが置き去り事故なのです。 また、子どもの年齢がある程度大きく、自分でチャイルドシートを外せる年齢であれば、車内に閉じ込められたらクラクションを鳴らすように教えておくのも有効な手段です。これは2022年に起きた送迎バスの車内に置き去りになった事故を受けて話題になった方法で、近年では保育園や幼稚園でもクラクションを鳴らす訓練を実施しているとのことでした。 まだまだ暑い日が続きます。いますぐにできることから始めて、事故を防止していきましょう。ベビーカレンダー編集部でも、子どもの車内置き去り事故を1件でもなくせるよう注意喚起に努めてまいります。
2023年09月21日現在、5歳と2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男が幼稚園の年少クラスのとき、自由参加で大きな公園で遊ぶ機会がありました。他のお母さんたちと仲良くなりたいと思っていたのですが……。自由参加の集まり長男が幼稚園に入って間もないときです。年少クラスのLINEグループに「今度の休日に自由参加で公園に遊びに行きませんか?」と役員のママから連絡がありました。長男に聞くと「行きたい!」と即答。早速、おやつや公園での遊び道具を持って行くことに。長男はバス通園だったので、クラスに知り合いのママがほとんどおらず、「これを機に他のお母さんたちとも仲良くなれるかも!」とかなり期待していました。 仲良しのママたちの輪に入れず……しかし、いざ公園へ行ってみると輪になって楽しそうに話しこむママたちと、グループで遊ぶ子どもたちの姿が……。「こんにちは!」とあいさつをして、長男に「みんなと遊んできな~」と促したのですが、慣れない雰囲気に戸惑っているのか私から離れません。当時、長男は言葉が遅く、クラスの子たちと同じようにおしゃべりができず、友達もできていませんでした。結局、私も長男も2人だけでみんなと離れた場所で遊んでいました。 もう帰ろうかと思ったとき話しかけようにも、ほとんどのママと面識がないですし、盛り上がっている輪に入る勇気もなく……。楽しそうなクラスのママと子どもたちを見て正直、孤独感と焦燥感とで泣きそうになりました。もう帰ろうかと思ったそのとき、「同じクラスですよね?」と話しかけてくれたママがいたのです! そのママと話をして、他のママたちとも自己紹介程度ですが話すことができました。長男も短い間ですが、クラスの子と遊ぶことができ、帰るころには「来てよかった」と思えるほどに。 張り切り過ぎて空回り今思い返せば入園して間もなくで、かつバス通園。さらに、長男も仲の良い友達がいないときに「私と子どもに新しい友達を!」と張り切り過ぎて向かったため、余計に仲の良さげなママたちの姿にショックを受け、焦燥感に駆られたのだと思います。また、そんな私の気持ちが伝わって長男も緊張したのかもしれません。気を張らずに「少し仲良くなれたらラッキー」ぐらいの気持ちで参加すればよかったのです。 最初はボッチだった私たちですが、年長になった息子と私はたくさんの友達とママ友を作ることができました。話しかけてくれたママには今でも感謝しています。来年は長男が小学校、次男が幼稚園です。人間関係は「気を張らず・焦らず・欲張らず」を心がけ、もし少し寂しそうな様子のママがいたら積極的に声をかけたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2023年09月20日夫と離婚した私は娘の運動会には毎年ひとりで行っていました。親子競技にももちろん参加。娘が年中に上がるころ、送迎のタイミングが一緒になるママと友だちになりました。何とその方もシングルマザーだったのです。 親子競技中の困りごと私は、娘が0歳のときに当時の夫と離婚し、それからしばらくはシングルマザーでした。娘は保育園に通っていて、毎年運動会がありましたが、小さな園庭しかないので同居家族以外の観覧は不可で、いつも娘と2人で参加していたのです。 娘が年中に上がるころ、いつも送迎が同じタイミングになる年少の娘さんを連れたママが声をかけてくれ、友だちになりました。なんと、そのママもシングルマザー。運動会の時期になり、そのママ友と親子競技の話になったときに、ママ友からある提案を受けました。 それは、「毎年親子競技をビデオで撮ってくれる人がいないから、映像として残せないのが寂しくてさ……。もし嫌じゃなかったら、今年は親子競技撮りあいっこしない?」 というもの! 私は2つ返事でOKし、当日はお互いのハンディカムを交換し、親子競技中の映像を撮りあいっこしました。いつも、運動会には保育園が契約したカメラマンがいたので、親子競技中の写真はあったのですが、映像におさめることができたのは、これが初めてでした。 早速、運動会が終わってから自宅に帰り、親子競技の映像を娘と一緒に見ると、娘は大喜び。ママ友の娘さんも喜んでいたようで、私は「シングルマザー同士、助け合うことでお互い自分の娘を喜ばせることができてよかった!」 と思いました。今後も、お互いの子どもたちの笑顔を見るために、協力し合っていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:吉川 みきな
2023年09月18日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが乳幼児の秋の服装について教えてくれました。朝晩と日中で気温差が変化しやすい秋は、乳幼児の服装もどんなものにしたらよいのか悩んでしまうもの。ぜひ参考にしてくださいね。秋になって涼しくなってきましたが、まだまだ日中は暑いときもあり、赤ちゃんの服装は悩んでしまいますよね。そこで今回は秋の赤ちゃんの服装についてお話ししていきます。 秋の外出先での日中の服装秋になっても、日中は夏のように暑い日もあり、半袖など夏の格好で出かけることもあるかと思います。しかし、日陰や屋内などは気温が低くなっていたり、日が落ちてくると気温が下がり、冷えてしまうことがあります。 日中汗をかいた場合は、気温の寒暖差で身体を冷やしてしまうかもしれません。秋のお出かけは、半袖の上に着る、カーディガンや長袖のシャツを持っていくようにし、汗をかいたとき用の着替えなども用意しておくようにしましょう。足元は、靴下やレッグウォーマーで調整するのも便利です。 朝は寒かったから…夕方寒くなるかも…と着させすぎなことも朝方に、気温が低いと厚着をして出かけがちです。日中気温が高くなると、暑くなって汗をかいてしまうこともあります。秋のお出かけは、半袖+カーディガンなどの薄手の上着を重ね着することがポイントです。重ね着は、服の間で空気の層ができて暖かくなります。足元も、脱ぎ着しやすい靴下やレッグウォーマーなどで調整するようにしましょう。 また、抱っこ紐の場合はママと密着している分、暑くなりがちです。出かけるときに、抱っこ紐なのかベビーカーなのかによっても服装は変わってきますので、注意しましょう。ベビーカーの場合は、おくるみなどの掛け物で調整できます。 室内での服装は?秋になり気温が下がってきても、雨などで湿気が高いと体感は暑く感じます。室内で過ごす場合は、スウェットなどの長袖を着せるのではなく、日中は半袖など夏の格好で過ごしても良いでしょう。 秋は1日で気温が変動するので、大人の体感温度を参考にして、必要な場合にはカーディガンなどの羽織を追加していきましょう。しかし、乳幼児は平熱が高めで、授乳時などには体温が上がります。さらに、ハイハイしたり歩いたりと動きが活発な月齢では、大人の体感よりも暑くなっていることがあります。頭や背中、発汗の有無をみながら調整してくのが良いでしょう。 まとめどの服装をさせたら良いか、秋は悩みますよね。薄手のものを重ね着して、気温やお子さんの様子を見ながら調整してみましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年09月18日私は現在2児の母親であり、2人目が生後半年ごろに心療内科から自身が「適応障害」であると診断を受けています。「ずっと苦しかったけど、まさか自分に精神疾患の病名がついてしまうとは……」と、診断が下された当初は戸惑いを隠しきれませんでした。主な原因となったのは育児でしたので、少しでもラクになるよう改善に向けておこなったことをお話ししていきます。 下の子出産後から心身が苦しくなった下の子を出産した直後から「感情のコントロールがききづらくなり、上の子に対して当たりがキツくなる」「泣いたらいけない公共の場面で急に涙が溢れる」など日常生活に支障が出始め、心身共に常に苦しい気持ちや憂うつさが抜けなくなる状態がずっと続いていました。 しかし、当時の私の心療内科のイメージと言えば「死にそうなくらいに苦しくなったときに受診するもの」で、「それまでは気の持ちようでなんとかなる」との考えがありました。 薬の服用はあくまで対処療法と気づく心療内科を受診することに大きなためらいがあったのですが、無理をして育児をおこない、その結果メンタルを崩している私を見かねた夫の助言もあり、下の子が生後半年のころにやっと心療内科を受診しました。 そこで漢方薬や精神安定剤を処方され服用してみると、たしかに以前よりも気持ちは落ち着くし、前より感情面の起伏はフラットになったので一定の効果はありました。しかし、心療内科へ通院してみて初めて、薬を服用してもそれは単なる対症療法だと気づいたのです。 育児をひとりで背負い込む責任の重さ結局、私のメンタル不調の大きな足枷となっていたのが子どもたちのお世話です。しかし、過去の私の考え方は「ママになれば皆していることなのに、なぜ私は不必要にイライラしてしまったり怒鳴ったりしてしまうの? 」「皆と同じことがこなせない。子どもたちにずっと笑顔で接することができない」などと、今思えば不必要に自分を攻め込んでいました。 そんな最中、「なぜ、自分をそこまで追い詰めるのだろう」とふと考えてみたら、私は「子どもが順調に育たなければすべて私の責任だ」と、自分ひとりで育児を背負い込む思考になっていることに気づいたのです。 書籍やTVの情報が私を救ってくれた育児のつらさを解消したいがためにさまざまな書籍などを読み漁り、特に感銘を受けたのがNHKで放送されていた『ママ達が非常事態!?』という番組。放送の中で、人間は本来、ひとりで子育てするのではなく「たくさんの仲間とつながって共同的に育てていきたい」という本能があるという知識を授かりました。 私の育児環境を見直すと、たしかに上の子のときから里帰り出産すらせず、かといって夫も育休取得ができず、ずっと平日はワンオペ育児で慢性的な孤独を抱え込んだまま育児をしていたのだな、と自分の考えを改めるきっかけとなったのです。「そうか、だから私はこんなに育児がつらかったのか」と原因がわかれば、自分が何をすべきか見えてきました。 以前は「3歳ごろまでは自宅で子どもをみないと!」と固執する自分がいたのですが、現在は考えも柔軟になり、日中は保育園を活用してプロの方に子どもたちを任せることにしました。共同で子どもたちを育てている感覚になれて、余裕が生まれるとともに前向きさを取り戻すことができました。保育園には感謝の思いでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年09月18日現在2歳10カ月の息子は、1歳6カ月ごろから徐々にイヤイヤ期が始まりました。息子のイヤイヤスイッチが入ってしまうと、私がどんな声を掛けようが何をするのも拒否! 泣いて大暴れすることもあるので、息子への対応に困ることも多々あります。そんなある日の夜、まだ寝たくない!と息子のイヤイヤが始まり、もうヘトヘト……。そこへちょうど帰宅した夫が状況を察し、息子へかけた言葉に思わず感激……! そのときの体験談をお話しします。寝たくない息子vs早く寝てほしい私私は1日の終わりの寝かしつけは、いかに短時間で終わらせるかが勝負だと思っています。早く寝てくれればそのあとの時間は私の自由時間! そのためにも日中はできるだけ散歩や公園で遊んだり、家ではおもちゃや粘土、折り紙をしたりと思いっきり遊び、夜は息子がぐっすり寝られるようにしているのです。 でもイヤイヤ期が始まってからは、息子はどれだけ疲れて眠くても「まだ遊びたい!」「寝たくない!」と言うことが多くなりました。 寝かしつけのころには……日中は家事もしつつ息子と同じように遊んでいるので、寝かしつけのころには一緒に寝落ちしてしまうこともあるくらい私もヘトヘトです。そこに息子のイヤイヤが始まると正直イライラしてしまい、「もう知らない!」と思わず言ってしまうことも……。 そんなある日の夜、息子が寝たくないとイヤイヤしている最中に夫が帰宅しました。「パパも寝ようかな」と夫が布団にくると、息子は寝たくないとさらに大暴れ! あーまた始まった……と私は呆れていました。 笑顔で息子を抱きしめて言った言葉イヤイヤする息子を見て夫はなぜか笑顔。そして息子をぎゅっと抱きしめて「じゃあ朝まで起きていられる? 寝ちゃだめだよ~」と。まさかの夫の対応に私はびっくりしましたが、見ると息子も「起きてられる!」と笑顔になっていました。そのまま夫と息子は布団でごろごろしながらおしゃべり。気づくと息子は寝ていたのでした。 私は、息子がイヤイヤ期だから仕方ないんだと思い込んでいた部分があったのかもしれません。息子に早く寝てほしい、自分が早くゆっくりしたいという気持ちが強すぎたのかな……と反省しました。 このときの夫は息子の気持ちに寄り添ってあげていたから、息子も笑顔になったんだと思います。私はいつも息子のイヤイヤにばかり気を取られ、イライラしがち……。まだまだイヤイヤ期は終わらないですが、ちゃんと息子の気持ちを汲んで声を掛けたり、対応したりすることを日々意識したいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2023年09月17日2歳9カ月の息子と生後9カ月の娘との食事の時間は、いつもバタバタで必死……。休日に夫がいても、なんだかんだゆっくり食事できない毎日です。そんななかで生後9カ月の娘は離乳食を始めて4カ月経ちますが、つい最近まであまり食べませんでした。でもあることがきっかけで、今はもりもりと食べるように! 今回は生後9カ月の娘が離乳食を食べるようになったきっかけについてお話ししたいと思います。食事の時間はいつもバタバタ2歳9カ月の息子は自分でごはんを食べることができますが、こぼしてしまったり好き嫌いをしたりすることもあるので、気にかけながら声を掛けています。時には「ママが食べさせて~」なんていうこともあるので、補助をすることも。 また生後9カ月の娘は離乳食のため、私や夫がスプーンで食べさせます。その合間に自分たちもごはんを食べて……というように、ごはんの時間はとても慌ただしいのです。特に自分の食事なんて、とりあえず口に放り込んでいるような感じです。 離乳食をあまり食べない娘娘の離乳食を始めたのは、生後5カ月のころ。息子のときは離乳食をすごくよく食べてくれていたので、娘もそうだろうと勝手に思っていたのですが……。思うように食べてくれず、毎日落ち込むばかりでした。かといって無理に食べさせたくはありません。 ただでさえ食事の時間はバタバタだったので、食べないのは離乳食が嫌なんだろうと私もすぐに諦めてしまっていました。他に理由があるとは思わなかったので「嫌ならいいや……」と、嫌がったらそこで離乳食をやめて授乳をして娘を落ち着かせていたのです。 本当は食べたかったんだね……そんなとき、数カ月ぶりに実家へ娘と息子と3人で行くことに。実家では私の母、父、弟が子どもたちの面倒を一緒に見てくれるので、私自身もゆっくり食べたり普段よりも会話したりできます。娘が実家で離乳食を食べるのは、今回が初めて。 すると離乳食が嫌いだと思っていた娘が、びっくりするぐらいよく食べている! むしろ食べ過ぎというぐらいで驚きました。私は母のごはんだと食べるのか!? と思いましたが、母に「もしかしてゆっくり落ち着いて食べたかっただけなんじゃない?」と言われ、本当は離乳食が嫌いなわけではないのかもと初めて気づいたのです。 今回のことをきっかけに、娘の離乳食を先に食べさせて、そのあと息子と私が食事をすることにしました。すると子どもたちそれぞれの様子がしっかり見えて、私も落ち着いて対応できるようになりました。娘はあれから自宅でもよく離乳食を食べてくれるので、しばらくはこのスタイルで頑張りたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2023年09月16日妊娠中にひどいつわりで苦しんでいた妻。ある日、義母が家を訪問してきて……。 義母の突然の訪問に…1人目を妊娠中、あまりにもひどいつわりで、ほぼ1日中横になっていました。 ある日、突然訪ねて来た義母。流しにたまった食器を洗い始めてくれたため、私が「後でします」と言うと、義母は「○○(息子)がするんでしょ」と一言。好きで横になっているワケではないのに、かわいい息子にやらせるなんてと責められたようで、ショックでした。 私のために洗ってくれたというより、息子がやらされないために洗ってくれたという感じに思えたので、いつまでもわが子はかわいいものなんだなと思った出来事でした。(40代主婦) 作画/加藤みちか
2023年09月16日こんにちは。3児の母で小児科医の保田典子です。今回は、小児科医的しつけ、イヤイヤ・グズグズ対応のNG行為について。NG行為と言いつつ、私自身もよくやってしまいます。反省も込めてお伝えしたいと思います。NG1:ぐずったら「とりあえず泣き止むもの」をすぐ与えてしまう子どもがクリニックで泣いてしまったら、とりあえずスマホの動画を見せてしまう、とりあえずお菓子をあげてしまう、という親御さんがよくいらっしゃいます。子どものイヤイヤ・グズグズに対して、スマホやお菓子に関わらずすぐ何か与えてしまったり、子どもの言いなりになってしまうのは、あまりしない方がいいでしょう。 子どもはそもそも泣くものです子どもはよく泣くものですし、よくグズグズします。特にクリニックは、お子さんにとって嫌なこともいっぱいしますし、予防接種などの注射は痛いので、機嫌が悪くなったり泣いてしまう子も多いですが、別にいいんです。 子どもが学びエスカレートする可能性も子どもは賢く、すぐ学びます。「こうやったら親はすぐに言うことを聞いてくれる」と学んだら、どんどん態度がエスカレートしていくことがあります。スマホやお菓子を与える「使いどき」を親御さんがきちんと決めて、生活の主導権を握れるようにすると、後々のしつけにも良い影響があります。 スマホは「ここぞというときにだけ」与えるようにするたとえば、電車や役所など、公共の場所で子どもがグズって本当に大変! というときに、「スマホは電車に乗るときのスペシャルね♡」という感じで、ここぞというときにだけ「とりあえず泣き止むもの」を使うようにすると、より効果的だと思います(とはいえ、親がスマホをずっと見ていてお子さんは無視は、もっと避けた方がいいかなと思います)。 NG2:イヤイヤ・グズグズしている子どもへ感情的に怒る子どもがイヤイヤ・グズグズしているときに、「だから何がしたいの!」「〇〇しちゃダメでしょ!」「しょうがないでしょ!」と怒ってしまう親御さんを、よく見かけます。突然しょうもないことでイヤイヤし始めると、ため息が出ちゃいますよね。 とはいえ、このように子どもと同じ土俵に立ってしまっては何も解決しないですし、火に油を注ぐことになってしまいます。親が感情的に怒ることで、子どもはさらに泣き叫び、親は困り果てる……ということになります。 親がイライラしなくていいように対処しておく子どものグズグズは本当にどうしようもありません。なので、突然イヤイヤが始まっても慌てなくていいように、事前に対処しておいたり、時間に余裕を持ったスケジュールで行動ができると良いですね。 例えば、電車の中でかんしゃくを起こしてしまっても、時間に余裕があれば次の駅で降りることができます。時間ギリギリだと「下車すると間に合わないのに!」とますますイライラしてしまうかもしれませんね。また、ぐずりやすい時間を外して移動したり、子どもが眠くなりやすい時間に移動をすれば、外でイヤイヤの対応をしなくて済むかもしれません。子どもがグズグズしやすいポイントを把握したうえで、グズグズしないスケジューリングをすることも大事ですよ。 ぐずったら共感して抱きしめてみてぐずったときの良い対処としては、「〇〇したかったんだね」と共感して、ギュッと抱きしめてあげましょう。そのあとは落ち着くまでそうっとしてあげるか、トントンしてあげましょう。これは、公共の場所でも、子どもが泣いても大丈夫な場所でも同じです。 イヤイヤ・グズグズに対応している親御さんへ赤ちゃんや子どものイヤイヤ・グズグズは「こんなことで!?」とか「なんでここで!」という連続だと思います。周りの目が気になったり、迷惑をかけていると落ち込んだりすることもたくさんあると思います。子どもがぐずっても、慌てて「イヤイヤを止めないと!」って思わなくていいんですよ。子どものイヤイヤに付き合うのはすごく疲れてしまいますが、親の毅然とした態度が今後の親子関係に深く関わってきます。イヤイヤしたら、慌てずに「共感して」「ギュッとして」あとはあらかじめ決めたルールであやすようにしてもらうといいでしょう。そうすると、今よりもっと上手くお子さんのイヤイヤと付き合えるかもしれません。監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2023年09月16日長男は食後でもないのに1日中ゲップを多発することがありました。普通の頻度ではなかったので、私は息子がわざとやっていると考えて叱ってしまいました。しかし、ネットを検索したり、小児科で相談したりするうちに、わざとではなく原因があるかもしれないということがわかってきました。ゲップを多発する息子に対する私の対応息子のゲップが急に多くなったのは、年長のときでした。食後に限らず1日中、1時間に数回もゲップが出る状況で、私は息子がおもしろがってわざとしているのではないかと疑っていました。 食事中した場合には、私は息子に行儀が悪いことを伝えて注意。息子は「わざとではない」と主張しましたが、私はゲップをするとスッキリする感覚を覚えたのだろうと考え、「せめて食事中は我慢しなさい」と言い聞かせました。 わざとじゃなかった? ゲップ多発の原因ゲップの頻度が減らない日々が続く中、何気なくネットで検索すると、「呑気(どんき)症」という病気があることを知りました。ストレスなどから空気を飲み込んで、ゲップなどが症状として出る病気と書かれていました。 息子はこの病気なのかもしれないと考え、喘息の薬を小児科へもらいに行ったときに先生に相談。すると、「ストレスや緊張から空気をたくさん飲んでゲップをすることがあります。その場合は本人に注意することは逆効果です。気にさせないことが大事なので、注意をしないようにしてしばらく様子をみてください」と言われました。 対応を変えたあとの息子の変化とは?小児科の先生の説明を聞いて、これまで息子がわざとやっていると思って注意してしまったことを反省しました。その後は、ゲップが出たとしても何事もなかったかのように接しました。幼稚園の先生には小児科で言われたことを伝え、何にも言わずに見守ってほしいと依頼。先生もわざとやっていると思い込み、これまで注意してしまっていたとお詫びをいただきました。 いつになったら出なくなるのか最初は不安でしたが、2カ月経つと少なくなってきました。さらに2カ月後には普通の頻度になり、まったく気にならなくなりました。 息子のゲップに悩んでいた当時は弟が生まれたあとでした。息子からすると、それまでひとりっ子として育てられ、親の愛情を独占していた状況が一変したのでしょう。私があまりかまってあげられないことで、ストレスを感じていたのかもしれないと思いました。子どもは親が思っているより環境の変化を敏感に感じとるため、状況が変わったときこそ、気持ちに寄りそった対応が大切だと学んだ体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:福田ひろみ2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、7歳、5歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。
2023年09月12日TBSテレビの火曜ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』 が2023年9月12日、最終回を迎えます。放送後には、見逃し無料配信動画サービスTverのランキングで度々1位になっていた本作。望まない妊娠をした18歳と妊娠は難しいと言われた40歳、2人の女性を通して描かれたのは、妊娠・出産・子育てをめぐる悩みや葛藤でした。人生の転機とも言える、妊娠・出産・子育て。最終回を迎える今日、ドラマの中で描かれた妊娠・出産について考えてみました。ドラマのあらすじ副題にある通り「ふたり」の女性の人生を描く本作。タイトルの数字は、彼女たちの年齢を示しています。 18歳の有栖(福原遥)は高校卒業とともに妊娠が判明。夢を叶えるために大学進学を決めていた矢先の妊娠で、戸惑いが隠せませんでした。そんな中出会ったのが、バリバリのキャリアウーマンである40歳の瞳子(深田恭子)。瞳子はいつか子どもを…と思っているなか受けた健診で子宮内膜症がわかり「子どもができにくい体である」と告げられました。 おなかの子の父親に逃げられて一度は中絶を考えた有栖を変えたのが、瞳子でした。瞳子は有栖の出産だけでなく、夢を叶えるサポートまで買って出たのです。 望まない妊娠をした有栖と妊娠を望むも叶わなかった瞳子の2人が、妊娠・出産・子育てを経て、歳の差を超えた絆を築き、現代の女性の生き方や悩みを乗り越える物語です。 18歳が子どもを産み、育てるということ出産を決めた有栖は、生まれるギリギリまで大学やアルバイトを続けることを望みますが、周囲に妊娠を知られることに抵抗を示します。案の定、有栖を見てひそひそ話す学生もチラホラ。そこには若年妊娠への偏見が描かれていたように感じました。 ドラマでは瞳子をはじめ、家族や友人の助けのもと、出産・子育てと学業の両立が叶った有栖でしたが、予期せぬ妊娠や貧困などで子どもを育てるのが難しく、出産前から支援が必要と行政に認定される「特定妊婦」がここ10年で8200人に増加していると言います。 高校生という多感な時期、妊娠・避妊についての正しい知識を持つことが必要だと言えますね。 一方、ひとりで子育てのすべてを抱え込んでしまう『孤育て』も社会問題になっています。これは若年妊娠に限らず、子育てを抱え込みすぎたゆえ、虐待や育児放棄につながってしまう悲しいケースも起こっています。 有栖が子育てをするには、周囲のサポートが必須。必要に応じて周りに助けを求めること、そして手を差し伸べることの必要性を感じた気がしました。 子どもを産まない人生を選択した女性出産をした有栖に対し、ドラマの中では子どもを産むことを諦めた女性の姿も描かれています。1人は妊娠が難しいと言われた瞳子。そしてもう1人、有栖の主治医で瞳子の友人の薫(松本若菜)です。 第9話では、薫が誰にも言わずに8年にもわたる不妊治療をおこなっていたことを告白。そして、授かることができないまま卒業を宣言したのでした。 医者として2000人もの赤ちゃんを取り上げてきた薫の告白。SNS上では薫を思い、涙した視聴者がたくさん見られました。 そのほかにも、娘が若年妊婦になったシングルファザー、元彼の子どもごと有栖を受け入れたボーイフレンドなど、さまざまな視点で『妊娠・出産・子育て』について考えさせられるドラマだったと感じています。 親子・家族で性についてや子どもを産み育てることなどについて話し合うきっかけにすると良さそうですね! 『18/40 ~ ふたりなら夢も恋も~』2023年9月現在では、見逃し無料配信動画サービスTverやU-NEXTで配信されています。まったく異なる環境で妊娠・子育て・結婚に悩む女性のストーリー。配信は期間が限られていることがほとんどなので、ぜひ配信期間中にご覧ください。
2023年09月12日賛否両論の声が飛び交うニューボーンフォト。生まれたばかりのかわいいわが子の貴重な記録になるため近年人気がありますが、新生児期の赤ちゃんはとても繊細なので、撮影時には細心の注意が必要です。ニューボーンフォトの中には、ゾッとするようなことも……。ニューボーンフォトとは、主に新生児期に撮影する記念写真のこと。新生児ならではかわいい姿を記録に残すことができます。しかし身体機能が未発達な赤ちゃんの撮影は簡単なことではありません。ニューボーンフォトの危険についてはさまざまな見解があるようです。 そのため、ニューボーンフォトを撮るか撮らないか迷っているママも少なくないはず……。 そこで、赤ちゃんや産後のママのことを学び、安全なニューボーンフォト撮影を推進している『赤ちゃん撮影安全推進会』に所属するフォトグラファー森田明弥さんと田村麻奈美さんにニューボーンフォト撮影時に気を付けるべきことを聞かせてもらいました。 ニューボーンフォトの撮影で最も危険なのは…ニューボーンフォトが流行する中で、最も怖いのはママ・パパが見よう見まねで自宅で無理なポーズをさせたり、背景を作ったりして撮影すること。ニューボーンフォトのフォトグラファーは、助産師さんや保育士さんから赤ちゃんや産後のママの体についてしっかり学んだ上で撮影にあたっているそうです。 例えば、一見赤ちゃんが頬杖をついているようなポーズは、大人がアシストした上で撮影し、写真そのものは加工によって仕上げています。赤ちゃんがそのポーズをとっているわけではありません。 そもそもニューボーンフォトは海外発祥のもので、撮影技法は日本の赤ちゃんに適していません。日本人の赤ちゃんは日本人の骨格にあった正しい姿勢で、慎重に撮影をする必要があるとのことでした。 また、背景に花を配置したり赤ちゃんの頭に被せたりしている人を目にしますが、それも非常に怖い行為です。プロのニューボーンフォトのフォトグラファーは花の扱いもしっかりと学んでいます。花粉や農薬など、花ひとつとっても新生児の撮影においては慎重に扱う必要があるようです。信頼できるニューボーンフォトのフォトグラファーとはそこで気になるのは、「どんなフォトグラファーであれば信頼して任せられるか?」というところ。森田さんと田村さんは、どれだけ知識があるかや経験などはもちろん、敢えて言うのであれば「赤ちゃんをお客様として捉えているか、被写体として捉えているか」だと言います。 ママにとって生まれて間もない赤ちゃんを他人に渡すのはとても怖いこと。安心して任せてもらうための配慮が必要です。 森田さんと田村さんは、撮影時にはしっかりと赤ちゃんに対して挨拶と自己紹介をするそう。それは赤ちゃんはお客様であること、そして初めての写真撮影を任されたフォトグラファーとしての努めだと話していました。 赤ちゃんを単なる被写体ではなく人として捉えているフォトグラファーであれば、赤ちゃんにとって苦しいポーズをとらせることはせず、自然で落ち着く体制を選んで撮影を行います。もちろん、赤ちゃんに負担になるほどの長時間の撮影はしません。 どんなに小さくてもひとりの人間。言葉を話すことがなくても、感情は持っています。意志の主張ができない分、赤ちゃんのことをしっかり学び、赤ちゃんに寄り添った撮影をするフォトグラファーであれば、安心してニューボーンフォトの撮影を任せられるのではないでしょうか。ニューボーンフォトの撮影は家族初めてのイベント森田さんと田村さんは、ママ・パパに安心してもらうために、どのような気配りをしているのでしょう。 まずお二人は、撮影前からメッセージのやりとりを交わしているのだそうです。どんな写真を撮りたいかはもちろん、赤ちゃんにとって快適な撮影になるように当日の授乳時間までアドバイスをしているとのことでした。 しかし家庭によって授乳スタイルや育児論は異なります。撮影のためだけにそれを否定することはせず、各家庭に合わせた撮影プランを提案しているそう。撮影のためだけにミルクやおしゃぶりの用意を求めることはありません。 多くの場合、ニューボーンフォトの撮影は家族初めてのイベントになります。妊婦のときから予約をし、ニューボーンフォトの撮影を楽しみに出産を頑張るママも多いそう。 ママ・パパがどれだけニューボーンフォトの撮影を楽しみにしているかをしっかり自覚して、撮影に臨んでいるような印象を受けました。ニューボーンフォトのリアルを知って…森田さんと田村さんから話を聞いて、新生児の写真撮影がいかに難しいかがよくわかりました。その半面、赤ちゃんに向き合った撮影をしているフォトグラファーに依頼をすることで、素敵な思い出として残すことができるように感じます。 ニューボーンフォトの撮影に迷っている人は、撮影技術やセンスももちろんですが、どのようなスタンスで撮影に臨んでいるか、事前にコミュニケーションをとり、フォトグラファーの人となりまで気にかけてみるといいかもしれませんね。 ※ニューボーンフォトを撮影する際はご自身の責任と判断で行いましょう。
2023年09月07日わが家には4人の子どもがいます。私は早起きしてお弁当を作り、子どもたちと自分の支度をして仕事に行きます。それなのに夫はスマホをのんびり見て、自分の支度だけをして仕事へ。そんなある日、夫が信じられないひと言を放ったのです……。バタバタと慌ただしい毎朝わが家には17歳の長男、15歳の長女、6歳の次女、2歳の次男がいます。私は毎朝高校生の子どもたちのお弁当を2つ作り、子どもたちを起こして支度をさせます。支度をさせると言っても、次女は小学校に入学したばかりでまだ手がかかります。次女を見送ったら、今度は次男に朝食を食べさせて、着替えをさせて保育園へ。それから私は仕事へ向かうというバタバタした慌ただしい毎朝を送っています。 一方で、起きたら電子タバコを吸って、スマホでゲームが日課の夫。まったくと言っていいほど子どもたちの支度を手伝ってはくれません。私が起きてからずっとバタバタしている中で、夫は自分の支度だけをして仕事に行くのです。 やってくれるのは長男の送迎のみわが家は夫と自営業。先に夫が職場へ行き、あとから私も職場に行くスタイルですが、通勤には車で片道40分かかります。朝は渋滞しているため、高速道路を使った場合も30分。雨の日はさらに交通量が多くなるため出勤が遅くなります。そのため私もできるだけ早く家を出たいと思っています。しかし、まだ2歳の次男は、家を出る前にトイレなどで時間がかかってしまうこともあり、なかなか思うようにはいきません。 そんな中で夫がかろうじてやってくれるのは、雨の日の長男の送迎です。雨の日に長男が「学校へ送って」と頼んだときは車で送ってくれます。通勤途中に学校があるので近くで降ろせばよいだけですし、手のかかる下の子たちのお世話を手伝ってほしいのですが……。 夫のひと言にカチンある日、雨で道路が渋滞していたため、私はいつもより10分ほど出勤が遅くなってしまいました。すると、夫は「〇時までには来い!」と私に言ったのです。 雨の日は長女の送迎も加わり、また、渋滞もよりひどくなります。朝、手伝ってくれない夫にイライラしつつも、夫が先に行って仕事をしてくれているから、子どもたちのことは自分でしようと思っていたところもありました。しかし、このひと言を聞いて、「それならスマホを見ていないで手伝ってくれたらもっと早く家を出られるのに……」と、イライラすると同時に悲しくなってしまいました。 夫には言いたいことがたくさんありますが、言えば喧嘩になることがわかっています。そこで私は、次の日から、できる準備は寝る前にしておいて、もっと早く起きることにしました。そして、子どもたちにも早めに起きて、それぞれ支度を早くすませるように伝えました。さらに長女には下の子の支度を手伝ってとお願いしました。まずは自分と子どもたちでできることをやってみて、朝のバタバタを乗り切ろうと考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年09月07日産後の入院中は、寝不足、産後のつらい体、うまく授乳ができないことへのいら立ちが重なって、苦痛を感じていた私。そんなときに、1日違いで出産した同室のママに声をかけられて……!?憂うつな授乳時間出産後、個室を希望していたのですが、結局個室が空かず2人部屋で数日過ごすことになりました。その2人部屋で、私より1日早く出産したママと同室に。 私が出産した産院では退院するまで母子別室で、授乳の時間になるとママたちが授乳室に行くスタイルです。授乳の時間は、数時間ごとに区切られていました。 夜中の授乳は眠気がひどく、さらにうまく飲んでくれない娘に会いに行くのが憂うつな時間に。唯一の楽しみは、夜中にだけ授乳室の扉の横に置いてある、体にやさしそうなお菓子を食べることでした。 同室ママの言葉に救われた授乳から戻ると、私の落ち込んでいる姿に気づいたのか、同室のママが声をかけてくれました。 「私たちもまだママ1年生! 全部初めてだもん! できなくて当たり前! 一緒に肩の力を抜いていこう! なんとかなるよー」。 そのママも初産で、明るい言葉で私を励ましてくれたのです。 聞くと、職業は保育士。「子どもが大好きだから、わが子の子育てもなんとかなると思っていたけれど、思ったより大変だなと実感している」と言い、保育のプロでもそういうふうに思うのかと、気持ちが少しラクになりました。 初産で、全部ひとりで完璧にやろうと気持ちが先走りすぎていた私。勇気づけてくれた同室ママとは、その後も1年経つごとにお互いの子どもの誕生日をお祝いするだけでなく、「ママ◯年生、おめでとう」と言い合います。こんな素敵な関係になれたきっかけは、「まだママ1年生!」のひと言があったから。現在は産院から遠いところに引っ越して少し離れてしまいましたが、そのママとは今でも家族ぐるみの付き合いです。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:伊東理恵子
2023年09月06日3児のママ小児科医で、高円寺こどもクリニック院長の保田典子先生に「脅す育児」について教えていただきました。こんにちは。小児科医の保田典子です。今回は「脅すような親の言葉」について。子どもに言うことを聞いてもらいたいために使ってしまいがちな「脅し言葉」と「脅す育児」について考えてみたいと思います。 やりがちな「脅し言葉」よく親御さんたちが使いがちな「脅し言葉」として、例えば「オバケがくるよ! 鬼さんがくるよ!」だったり、「勝手にしなさい! バイバイ!」と言って、子どもを置いていこうとするようなものがあります。 このように「何かをしなかったら(したら)怖いことが起こる」という「脅し言葉」や、子どもを突き放すような言葉、つい使ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。このような言葉をなぜ使ってはいけないか、考えていきましょう。 「オバケがくるよ!」恐怖で行動を促しても長続きしません人が行動をする動機として、「快を求める」か、「不快を避ける」パターンがあります。持続可能な方法は「快を求める」行動なので、鬼が来るという不快を避けるための行動は長続きしない可能性があります。 子どもがごはんを食べない、着替えてくれないといったとき、「ごはんを食べないと鬼が来るよ!」、「着替えないとオバケ来るよ!」などと言うのは、子どもに恐怖心を植え付けるという意味でも良くないですが、結局「長続きしないしつけ」になってしまうので、親の狙いすら達成することができなくなってしまいます。 「勝手にしなさい! バイバイ!」と置いて行こうとするのはダメ例えば、おもちゃ売り場で遊びを止めないときや、お菓子売り場で買ってほしいと泣き続けるときなどに「もう勝手にしなさい! バイバイ!」と言ってしまう方も多いのではないかと思います。 置いて行くフリであっても、お子さんから目を離してしまうことが良くないですが、この「もう勝手にしなさい!」の一言は子どもにとって良くないと言われています。アメリカの精神医学研究者のグレゴリーが提唱した「ダブルバインド(二重拘束)」と呼ばれる状態です。 今回の例の場合、「勝手にしなさい」と言われた子どもが、その言葉の通り遊びを続けたり、泣き続けたとき、親は「何してるの! 何回言ったらわかるの!」と怒ります。親の言う通りにしていたのに、怒られてしまう。1つのメッセージの中に矛盾した複数の意味が込められているため、子どもに混乱と強い緊張、過度なストレスを与えてしまうそうです。 実行可能なことであれば使ってもOKちなみに、個人的には「〇〇しないと〇〇する」というメッセージは、使い方のコツがあると思っています。「おもちゃ遊びをやめないと置いて帰るよ!」と言っても、本当に親が子どもを置いて帰ることはないのです。「やらないこと」を使って子どもを脅す「脅す育児」になってしまいます。 ですが、例えば「遊園地でぐずって泣き続けたら即帰宅するよ!」というように、親の覚悟もいるけれど、実行可能なことであれば使ってもいいのではないでしょうか。これならダブルバインドにはなりません。 来て5分でも泣いてぐずったら帰る。高い入園料を考えると親としても痛手ですが、「〇〇の場所で、〇〇したらいけないんだ」とわかる時期のお子さんであれば、再発がぐっと減らせます。大事なのは親が嘘をつかずに本気で言葉を伝えること、ダブルバインドはしないということなのではないでしょうか。 「脅す育児」をしないためにはどうすればいい?では、「脅す育児」をしないために、日ごろの生活のなかでできることは何でしょう。親がイライラして子どもを「脅す」状況を作らないためにも、まずは子どもがぐずる状況を作らないようにするのがオススメです。 ①見通しを早めに教える遊びを切り上げるとき、できれば遊びはじめに「いつまで」を教えて、帰る時間が近くなったら30分前、15分前、10分前、5分前、3分前といった感じでちょこちょこ「いつまでか」を伝えます。「あと3分だから、これが終わったら帰ろう」と伝え続けることで、スムーズに終われるといいですね。慣れてきたら、子どもに「あと10分だけど、何を何回したら帰る?」など聞けるとなおスムーズになるでしょう。時計を見る習慣もつきそうですね。 ②スモールステップでやってもらうことを決める食事や着替えなどなかなか進まない場合は、自分で進められるところまでは手伝ってあげるのも良いです。親御さんとしては「〇歳だから、これはできるべき」という気持ちもあると思いますが、その日の気分などでもできることは変わってきたりします。大変かもしれませんが、お手伝いをしてあげて、最後のステップは本人にやってもらって「自分でできた!」という気持ちを育ててあげてください。 ③そもそもぐずりやすい所には子どもを連れて行かないお菓子売り場やおもちゃ売り場など、ぐずると予想できる場所に子どもを連れて行かないことです。わが家の場合、スーパーにはできる限り子どもと一緒に行かないようにしていました。子どもも、ぐずって泣いて欲しがったところで、親が「ダメ!」と言ったことは絶対にやってくれないと次第に理解していきます。子どもと行く必要があるときは、例えばスーパーに入る前に「今日、お菓子は買いません」と事前に伝えて行くと、ぐずらないようになっていきます。 ④それでもダメだったとき、自分を責めないいろいろ工夫して、トラブルポイントは避けて行動しても、うまくいかない日もあります。そんなときは「こんな日もあるよね」と気持ちを切り替えて過ごすようにしていました。これだけで、次に子どもがぐずったときも脅し言葉を使わないで前向きに子どもたちと向き合えます。 何度もこのコラムで書いていますが、親の子育ての方針をしっかり決めて、それを子どもにも伝えることで子どものグズグズはかなり減らせます。「自分がぐずったり泣けば親が言うことを聞いてくれる」と子どもが学習してしまうと、ぐずりが増えてしまいます。親が生活の主導権をしっかり持って、親も子もお互い気持ちよく過ごせるといいですね。監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2023年09月06日私の娘は新生児のときから快便で、1日数回よくうんちをしていました。しかも大人顔負けの大きな音と共に! 快便なのはうれしいことでしたが、生後1カ月半のときに踏ん張りが力強いあまり、大惨事が起きたのです……。今回はその体験を通じて学んだことをお伝えします。踏ん張っている音がすごい生まれた翌日から大きな音でおならをしていた娘。おならだけではなく、排便するときも、とても大きな音がしていました。まだうんちの臭いが強くない時期でしたが、音だけでもうんちが出たのがすぐにわかっていたほどです。「小さいのに豪快だなぁ、赤ちゃんってこんなものかな?」と感心していました。 まるで噴水のように生後1カ月半のある日、うんちが出ていたのでおむつ替えをしていたときです。テープを外して汚れたおむつを抜き、足を上げておしりふきを手に取りました。その途端、「ぶぶぶーっ!!」大音量と共に、軟便がまさかの大噴出! ベビーベッドの上から、なんと1mも噴き出してきたのです。 直線状に飛び散ったうんちは置いてあった毛布の広範囲を汚し、私の服も汚し、点々とカーペットにも散り……。しばらくぽかーんとして、思考停止してしまいました。 おしりは必ずおむつで覆う!「どうしよう、この状況!」と、想定外の事態に焦りました。とりあえず娘のおむつを替え、汚れのひどい毛布は使い古していたため処分し、ほかのものは手洗いして洗濯機へ……という大仕事をすることに。 家事が増えるのは、産後の回復しきっていない体に堪えました。それからはうんちを替えるときは必ず、すぐにおむつで覆うようにしました。うんちが固くなる離乳食中期ごろまでは、大きな音の排便が続いていたので注意が必要でした。 赤ちゃんは体が小さいにもかかわらず、うんちを出す力はとても強力でした。大きな音で排便する場合は、わが家のような事態になることも!? おしりを出したままにしないよう気を付けたいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:霧山いずみ結婚を機に販売職を退職し、地方で寡黙な夫とおしゃべりな娘と3人暮らし。子育てをしながら、ママさんコーラスの活動と記事執筆をおこなう。
2023年09月05日ごはんづくりはラクすると決めている私。夫が夕飯不要の日は、4歳の娘と生後11カ月の息子と私の3人だけなので、私と娘は簡単に作れる物で、息子は作りおきの離乳食か市販のベビーフードになることが多いです。夫が夕飯不要のある日に私が作ったのは「焼きそば」。これが義母宅で波乱を呼ぶことになってしまいました。「昨日焼きそば!」に義母の顔がくもる夫が夕飯を食べない日に作った、娘の好物である「焼きそば」。その翌日に義母宅へ遊びに行きました。娘が義母と話をしている流れのなかで、義母が何気なく「昨日の夜ごはんは何食べたの?」と聞き、娘が「うーんとね、焼きそば!」と答えました。その瞬間「え? 焼きそばが夜ごはん?」とくもる義母の顔。 そして義母は私のほうを向き「焼きそばってお昼に食べない? 夜に焼きそばってなんだか手抜きっていうか栄養が足りないっていうか……。いつもそうなの? そういうのを息子(私の夫)にも食べさせてるわけじゃないでしょ?」と言われました。 夜に焼きそばってそんなにダメ?「え、そんなにダメかな?」と思いつつ、「夫くんがいるときはしたことないですよ。確かに焼きそばはお昼っていう感じですよね。でも昨日は娘が食べたいものを作ったんです」と返しました。それでも納得していない義母の顔。 実際、娘は焼きそばが大好きです。焼きそばなら肉も野菜も入れられるし、野菜をたくさん入れてもペロリと食べてくれるので、私としてはむしろ娘に野菜をたくさん食べさせたいときの一品として考えていました。 愛情がないみたいに言わないで義実家から帰るとき、「食育って大事よ。食事から愛情って伝わるものだし」と義母はくぎを刺すように私に言いました。私としては「娘がたくさん野菜も食べられるし、喜んで食べてくれるし」と娘のことを思って焼きそばを作りました。サッと短時間で作った料理ですが、決してそこに愛情がないわけではありません。 ただ、義母は自分の考えをなかなか曲げないタイプの人。「ここで説明してもわかってもらえないだろうな」と思い、「そうですねー大事ですよねー」とサラッと受け流して義実家を後にしました。 確かに、「焼きそばはお昼ごはんに食べるもの」というイメージもわかります。けれど、娘が大好きで、肉もたくさんの野菜もペロリと食べてくれる焼きそば。「娘への愛情がないかのように言わなくても……」と義母の言葉にモヤモヤした出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2023年09月05日私は現在2人目を妊娠中のママです。1人目の娘を産んでから、夫婦ともども子育ての大変さに疲弊してしまい、わが家はずっとひとりっ子で十分だと思っていました。しかし、あるときを境に、私は2人目を考えるようになったのです。ずっとひとりっ子で十分だと思っていた現在わが家にはかわいい4歳の娘がいます。私は1人目を産んでから子育てに疲弊し、正直ひとりっ子で十分だと思っていました。 住んでいる場所が両実家から離れており、なかなか手伝ってもらえる仲間もいない中、私は初めての育児で余裕のない日々……。夫も子どもが苦手なタイプで、2人目なんて、とても考えられなかったのです。 娘の急成長を見て考えに変化が!?赤ちゃんのころから毎日一緒に過ごしてきた娘が3歳になるころ、おむつが外れ、ひとりでできることが増え、育児の負担がぐんと減り、私自身に余裕ができました。 私が先導しなくても、娘は支援センターや初めて行く遊び場で、自分で友だちを見つけて遊べるようになり、急成長にビックリ! お友だちと楽しそうに遊んでいる娘を見ていると、「きょうだいがいたら、もっと楽しいのかな」と考えるようになりました。 夫婦で話し合い、2人目を決意!娘が生まれた当初、夫はあまり育児に参加してくれませんでしたが、成長するにつれて2人で出かけたり、遊んでくれたりするように。夫婦でお互いに育児の大変さを理解した上で、私たちはひとりっ子でも十分満足でした。 しかし、将来、親には相談できないことも話せるようなきょうだいがいたら、娘にとって良いのかもしれないと夫婦で話し合い、2人目を作ることを決意したのです。 私は育児に余裕ができ、2人目を欲しいと思うようになりました。現在、無事に授かることができ、娘も私のおなかを見て赤ちゃんの誕生を楽しみにしています。娘にとってこれからきょうだいができることが良いことなのかわかりませんが、2人とも大切に丁寧に育てたいと思っています。 イラスト/ななぎ著者:渡邊なつ
2023年09月01日夫とは友だち期間が長かったのですが、年齢の焦りもあり、この人ならやっていけるだろうと、結婚することに。しかし、夫が誘ってくれないことに悩んでいました。 なんでこの人と結婚したのだろう…新婚旅行での出来事。それまで体の関係がなかったのでココぞと準備をしていたら、まさかの夫からの拒否。期待していたのでちょっとショックでしたが、旅行自体は楽しかったので良い思い出になりました。 その後お互い仕事も忙しく、すれ違いの夫婦生活に。顔を見ると疲れてそうだなと思ってはいましたが、誘ってくれない夫にだんだんとイライラがたまっていきました。義母からも「赤ちゃんまだ?」と聞いてくるので、そのまま夫に報告しましたが、特に言葉はありませんでした。それから5年。私も赤ちゃんが欲しいと思い始め、夫と話し合い、夫からの「その気にならない、君とはできないと思う」という言葉があり、離婚に至りました。その後再婚し、新しいパートナーと赤ちゃんを授かることができました。 レス以外は特に不満はなかったのですが、やはり自分の気持ちを大事にしたくてこういう結果になりました。元夫のことは嫌いではありませんでしたし、子どもがいない夫婦の生活も選択としては有りだったのかなと思います。今は後悔していませんし、自分の気持ちを大事にして良かったと思っています。 作画/加藤みちか著者:花山 まり子40代ママ。病院の調理師として働きながら、周りに起こった出来事を執筆中。
2023年08月31日私は、2歳9カ月になる息子を育てています。保育園から帰宅するため、一緒に歩いていると突然息子が驚くべき質問をしてきたのです。息子から衝撃的な質問をされて…仕事や家事、育児に追われる日々。生後半年になる息子を保育園に預けたあの日から時が経ち、今ではその子が2歳9カ月になりました。かわいいかわいいわが子ですが、思い返せば、育児でなかなか思うようにいかず、息子に対して怒ってしまうことがありました。また息子が泣き喚き、なかなか寝てくれなかった夜に一緒に泣いたことも……。 ある日の帰り道。保育園から家まで歩いていると「ママのしあわせはなに?」と息子が私に質問をしてきました。いきなりそのようなことを言われた私は、なんだかドキっとしましたが「ママはあなたがいてくれることがしあわせなんだよ」と答えました。 すると突然息子が、黙って私の頭をなでてくれました。 一体なぜ、息子があのような言葉を口に出したのかは未だにわかりません。ですが、息子なりに私の苦労をいろいろと感じ取っていたのでしょう。そのときの会話を通して息子の成長を感じ、とても心が温かくなりました。そして「生まれてきてくれて本当にありがとう」という気持ちで、息子の手をギュッと握って帰りました。 作画/いずのすずみ著者:豆大福30代、1児の母。現在は、自営業で小さな店を営んでいる。
2023年08月30日私は3歳と1歳の子どもを育てています。目が回るような忙しさで、毎日子育てに奮闘していました。ある日、子ども2人を連れてスーパーへ買い物に出かけたときの話です。スーパーのレジで並んでいると…2人の子どもをスーパーへ連れていくことはとても大変で、抱っこ紐、ベビーカー、そして、長女の体のどこかを掴むというスタイルで近くのスーパーへ買い物に行っていました。長女はおとなしく、なんでも手伝ってくれるやさしい子です。会計のためにレジで並んでいると、後ろのおばさんが突然長女に向かって「かわいそうに〜」と話しかけてきました。 何がかわいそうなのだろうと考えていると……。おばさんは、「まだ小さいのにもうお姉さんになって……。かわいそうに〜」と何度も同じような言葉を長女にかけてきたのです。私も日ごろから下の子に付きっきりになってしまっていたことを申し訳なく思っていたため、何も言い返せませんでした。 悔しさで爆発しそうな感情を抑え、おばさんから逃げるように去ろうとしたところ……。 普段はとてもおとなしい長女が「かわいそうじゃないよ、私は下の子がかわいくて大好きだからうれしいよ!」とおばさんに自分の思いを伝えてくれたのです。私は、長女の言葉を聞いてとても心が温かくなりました。 ◇◇◇ 子育て中、ネガティブな言葉をかけられると傷ついてしまいますよね。長女ちゃんの素直な思いが聞けて良かったです。見知らぬ人の言葉に一喜一憂せず、自分のペースでわが子を信じて子育てを楽しんでいってほしいですね。 作画/まげよ著者:きむらきむこ4人の子どもを育てる、30代のママ。専業主婦で、末っ子が通園する機会を転機に働こうか奮闘しています。社会経験がないので新たな幅を広げるために右往左往しています。
2023年08月28日anさんが運営するYouTubeチャンネル「an channel」。anさんは今、娘2人との3人暮らし。別居婚のシングルマザーです。別居する原因となった、旦那さんの2度に渡る裏切りとは!?anさんは別居婚のシングルマザーで、まだ籍は抜いていません。別居する原因となったのは旦那さんの不貞。今回はその経緯について紹介します。 出会ったころは、真面目な人だった学生時代に知り合ったanさんと旦那さん。知り合ったころは、女性関係にだらしない素振りは1ミリもなく、とっても真面目な人でした。 友達期間も含めると10年以上の付き合い。anさんは彼のことは何でも分かっていると思っていました。 しかし今思うと、結婚したころから、旦那さんはお風呂場にまで携帯を持って行くような怪しい行動が増えていったそう。でも女性関係には無縁のような旦那さんだったので、当時は疑いもしませんでした。 長女が1歳のころ、一度目の不倫が発覚 長女が1歳になるころ、夫の行動に何か引っかかるものを感じたanさんは、旦那さんの携帯を見てしまいました。LINEで複数女性と生々しいやりとりをしていたことを知ったanさんは、長女の寝顔を見ながら、涙を流しました。 翌朝、何事もなかったように旦那さんを仕事へ送りだして、離婚すべきか、誰かに相談するべきか、もし離婚した場合の子どもの気持ちなどを一日考えました。 その日の夜に「全部見た。あれは誰!?」と問い詰めますが、旦那さんは知らないの一点張り。 興奮して、まくしたてるanさんですが、認めない旦那さんに業を煮やして、長女を連れて実家へ帰りました。 「自分のしたことを親に報告してこい」と、旦那さんも実家へ帰らせました。 妻と子どもが実家へ帰ってしまっても、たまにLINEしてくるだけで、謝りにも来ない旦那さんにますます怒りが湧いたといいます。 ついに不倫を認めた夫その後、最終的には、旦那さんが不貞を認めました。 「今回だけは許してあげて」と義両親に懇願され、子どもがまだ小さいこともあり離婚を思い留まりました。 「二度としません。次したら離婚します」という誓約書を書かせたanさん。 それから5年経ち、次女も生まれてようやく、「あのころ離婚しなくて良かったな」と思えるようになっていきました。 まさかの二度目の不倫が発覚!不倫発覚から5年経ち落ち着いた日々を過ごしても、anさんの心の傷が消えることはありませんでした。ただ、過去の過ちをネチネチと言われ続けるのは旦那さんも嫌だろうなと思い、酔ったときに「もう浮気はやめてよ〜」と冗談まじりに釘を刺すくらい。 旦那さんも「二度としないよ」と、そう言っていた数日後、まさかの二度目の不倫が発覚したのです。 しかも今回は2年近く気づかずに、騙されていたことが判明。把握しているだけで二度も裏切られたanさんは、旦那さんに怒りをぶつけて、すぐに家を追い出しました。これが、2021年の出来事。 それから約1年の間に、2回話し合いの場を設けました。「もう二度としない」と泣きながら謝る旦那さん。さすがにもう信じられません。 旦那と別居へ。悲しかった娘の涙……旦那さんを家から追い出してから1年経っても「自分の行動が正しかったのかわからない」と言うanさん。子どもたちにとっては、たったひとりの父親。悔しくも葛藤はあります。 「もうパパとは一緒に暮らせない」そう話したときの長女の顔は、今まで見たことがないくらい悲しそうでした。 「片親にしてしまってごめん。ママ頑張るからね。絶対幸せにするからね」長女と抱き合って泣いたそうです。 やさしいと思っていた人は、ただただ何も考えていない人でした。大切な娘たちを傷つけたこと、絶対に許しません。「親権はもちろん、慰謝料や養育費もanさんが望む金額を支払う」という内容の誓約書を書いてもらいました。 旦那さんから「まだ籍は抜きたくない」と言われ、籍は入ったまま(2022年4月時点)。世間体を気にしているのか、まだanさんが離婚を思い留まってくれると思っているのか……旦那さんの本心はわかりません。 anさんもまだ幼い子どもたちがいるので、仕事は時短勤務中。お給料が少ないので、別居して婚姻費用をもらうことにしました。住宅ローンなども支払ってもらい、今のうちに貯金をしようと決意して、日々頑張っています。 「過去は変えられないけど、未来は変えられる!」と、動画の最後につづっていたanさんの言葉には、共感の声が多数寄せられていました。前向きな様子が伺えるanさんですが「ひとりで子どもたちを育てていくと決心しても、不安が押し寄せてくる夜がある」というシングルマザーならではの悩みも垣間見えます。anさんと子どもたちが幸せに穏やかに過ごせるといいですね。 YouTubeチャンネル「an channel」では、シングルマザーとしての日常や子どもたちの様子が投稿されています。チェックしてみてくださいね。著者:ライター 廣瀬尚子
2023年08月28日我が家には3人の子どもがいます。夫婦で協力して子育てしていかなければ、無事に週末を乗り切ることができません。そんなバタバタな日々を送る中、私はパパに対してひとつのモヤモヤを抱えていました……。たったそれだけ…?週末になると、パパが子どもを遊びに連れていくのですが、一番上の子だけ、二番目の子だけ、というように、基本的に外へ連れ出すのは1人だけなのです。しかも帰宅後は私任せ。パパからしたら、子育てに積極的に参加していてママはラクできているという気持ちもあったのでしょう。 しかし、私は次第に夫に不満を募らせるように。「やったつもりにならないでよ」と、モヤモヤした気持ちが次第に膨らんできたのです。私は迷いましたが自分の気持ちをぶつけることに。 パパはやはり、私の想像した通り、自分は育児に積極的で上手くやれていると考えていたようでした。私は「自分が何気なく生活を送っている裏で、私が何をしているのか、もっと想像してほしい」「私は毎日3人の子育てをしているのに、1人を公園に連れ出すだけで満足しないでほしい」と伝えました。パパは、自分が思っていたこととかなり違ったようで、ショックを受けていたようでした。 でも、このままでは私が精神的にも体力的にもつぶれてしまうと感じ、勇気を出して伝えることにしたのです。夫は理解してくれたようで、その後、上の子とお出かけして帰ってきたときには、息子に着替えをさせたり、お風呂に入れたり、洗濯物を回したりしてくれるようになりました。子ども全員を公園に連れて行くのはハードルが高いようですが、夫がその他の家事や育児をやってくれるようになったので、モヤモヤが晴れました。 ◇◇◇パパ的には「自分はしっかりできている」と思えるようなことでも、ママの立場からすると「できていない、もっとやってほしい」と感じることは少なくないのではないでしょうか。パパは想像力を働かせて、ママがやっている育児が無数に存在することを理解する必要があるのかもしれません。そのためにもママも思いや考えを伝えて、夫婦できちんと話し合っていけると良いですね。 作画/いずのすずみ著者:町田タミ
2023年08月27日当時、子どもが2歳くらいのころに隣にご夫婦が引っ越してきました。そのご夫婦は、始めは愛想も良くいい方たちだと思って交流していました。しかし、そのご夫婦にも息子さんが誕生。それからというもの毎日育児の事や日常生活、私の行っている美容院までも聞いてくるようになり……。 いい人たちだったのに…ある日、私たちは隣の家族からバーベキューに誘われました。私はもう口も聞きたくない状態だったため、その日は息子を連れて遠くの広い公園で夕方まで遊んで、もう諦めただろうという時間にアパートに帰ることに。 すると玄関には隣のご夫婦と息子さんが待っていて「どこ行ってたの?待ってたんだよ!早くバーベキュー行こう。」と言ってきました。私は行きたくなかったので「すみません、疲れているので」と家に入ろうとすると「ひどいな!ずっと待ってたんだよ!行きたいよな?」と大声を出して、息子を連れて行こうとしました。 息子は誰とでも仲良くする性格。息子は「行きたい」と言いだし、行かないわけにはいきません。また、主人も仕事で疲れて帰ってきたのに、一緒についていくしかありませんでした。 勇気を出して断ってみると…そして、私はもう我慢ができず「距離を置かせて下さい。」と言ってしまいました。その日から嫌がらせが始まり、大声で私たちの悪口を言ったり、玄関に段ボールやゴミを置く日もありました。その後、先に相手方が引っ越してくれ、私も精神的におちつくことができました。親しくなってもある程度の距離は必要だと感じた出来事でした。(主婦女性) 作画/miyuka
2023年08月27日私は、4歳の長女と2歳の長男を育てているシングルマザーです。私の両親は働いていて、昼はもちろん夜も基本的には預けることができない環境。ある平日の夕方、子どもたちといつも通り帰宅しました。その1時間後、あんな大変なことが起こるなんて……。いきなり子どもが嘔吐したある平日の夕方、子どもたちはいつも通り幼稚園と保育園で過ごし、元気に帰宅しました。しかし、帰宅してから約1時間後、いきなり長女が嘔吐したのです。 熱を測ると、38.5度もあったのでとにかく病院へ行こうと思いました。ただ、時間は19時過ぎ……。私は、一番近くて夜でも診てくれる救急子ども病院へ行くことに決めました。 救急子ども病院へは、タクシーで15分ほどの距離です。ただ、元気な長男を見てくれる人がいないので、一緒に連れて行くことに。嘔吐対策グッズを用意したり、長男のおやつやおむつ替えセットを荷物に詰めたりして急いで準備をしました。 長女を抱っこすると、長男は、いつもならごはんを食べたりお風呂に入ったりしているのに今から出かけることに戸惑い、不安になって泣いてしまいました。 長女の診断結果は私は荷物を肩に掛けて、ぐったりとして歩けない長女と抱っこしてほしいと泣く長男を両腕で抱っこし、家の前に泊まっているタクシーへ乗せました。 そして家の前に用意しておいたベビーカーをタクシーのトランクへ積み、子どもたちの真ん中に座ってタクシーは救急病院へと発車しました。病院に着くと、私はベビーカーに長女を乗せ、少し落ち着き泣き止んだ長男を抱っこして病院内へ。 長女は胃腸炎と診断され、2日後には元気になりました。しかし、今回のような緊急事態が起きたとき、行きつけの小児科よりも遠い病院に私ひとりで子ども2人をスムーズに行動させることはとても大変で、シングルマザーの試練だと感じました。今後、同じようなことがあった場合は、子どもたちに今からタクシーに乗っていつもと違う病院へ行くことを伝えたり、長時間病院にいることを考えておむつやおやつなどを多めに用意するなど、ベストな行動を心がけたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:本田りか
2023年08月26日長男を出産したときは、初孫ですごく喜んでくれた義母。長男にはお祝いもきちんとくれていたのに、長男と年の差15歳で生まれた次男へはほとんどお祝いはなし。長男をかわいがってくれるのはうれしいのですが、下の子たちとの差があまりにも大きくて……。 かわいいのは初孫だけ?わが家には4人の子どもがいます。長男は義父母にとっても、私の父母にとっても初孫。生まれたときからみんなにかわいがられてきました。2歳違いで長女が生まれ、長女から9歳離れて次女、次女と4歳離れて次男が生まれました。 義母は長男を重んじるところがあり、長男はすごくかわいがってくれるのですが、下の子たちは長男ほどかわいがってもらえません。食事に誘うのも長男だけ。お祝いも長男にはやりすぎでは? と思うぐらいです。 ある日、5月に入り鯉のぼりがないことに気づき、夫が鯉のぼりを買ってきて飾りはじめました。「次男には何もしてやってなかったから」と。長男のときは初節句でお祝いしてもらっていましたが、次男へのお祝いはありませんでした。夫は義母に対し思うところはあるようなのですが、下の子たちが寂しい思いをしないように「自分がお祝いしてあげればいい」と言うのです。 義母は、かわいがっている長男にはお祝いをしてくれますが、下の子たちにはなく、きょうだいで差があるので、下の子たちが寂しい思いをしないかが心配でした。ですが、その分、夫が義母に負けないよう自分の子どもは自分でお祝いする! と、奮闘してくれています。義母の対応に思うところはあるものの、夫のおかげで子どもたちは幸せそうなのでなるべく気にしないようにしようと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:松田みさと
2023年08月25日長男がまだ生後3カ月のとき。初めての育児で慣れない中、なんとかひとりでこなしてきましたが、疲れが出てきていました。さらにその日は午後に長男の予防接種があり、帰宅が夕方になってしまいました。機嫌が悪い長男を抱え、私自身もぐったりしていたので、夕食の準備まで手が回りませんでした。夫の仕事が終わる時間に「夜ごはん作れなかったから何か買ってきて」と連絡して、リビングに敷いた長座布団で、長男と横になって休んでいたのですが……。 帰宅した夫は…いつの間にか眠ってしまっていたようで、長男の泣き声で目が覚めました。「そういえば夫は帰って来たのかな」と思いながら起き上がった私は、あまりの光景にビックリ。食べたままの、からになったお弁当やお酒の空き缶、食べかけのお菓子の袋などがテーブルの上に放置されていたのです。そして夫はお風呂に入っているようでした。 長男のお世話をしたあと、うんざりしつつ片付けながら「そういえば私の分のごはんは何か買ってきてくれたのかな」という疑問が。お風呂から出てきた夫に尋ねると、なんと、「自分の分しか買ってきていない」とのこと……。 「そもそも、家にいるなら夜ごはんくらい作ってくれないと。これから離乳食とかも始まるんでしょ」と注意までしてくる夫。怒る気力もない私は、淡々と「作れなかったって伝えたのに、自分の分しか買ってこない時点で、自分のことしか考えてないのがわかるよ」と言い残して、長男とお風呂に入ってすぐに寝ました。 それからも食事の用意が間に合わないことは何度もありましたが、「私の分も買ってきて、ときちんと伝えなかったのは悪かったかな」と思い、夫に連絡を入れるときに気を付けるようになりました。夫も「ご飯だけ頑張って炊いてくれる? 」と言ってくれるようになり、夫婦が少し歩み寄れるきっかけになった出来事でした。 イラスト/海乃けだま著者:安藤 はるか
2023年08月25日YouTube「あいうえおちゃんねる♪」は、7人のお子さんとパパ・ママの大家族一家の日常をご覧いただけるチャンネルです。元気一杯の子どもたちの姿や、大家族ならではの日々の出来事をご覧いただけますよ。今回は、子どもたちの体調不良が続いている時の様子をご紹介します。子どもの体調不良が続くと、ママも仕事を休んだり、病院へ連れて行ったりと何かと大変。さらに大家族なので他の子のお世話もしなくてはならず、ママはいつも以上にドタバタに…。無事、1日を終えることができるかな!? 胃腸風邪から突発疹に… かがちゃんが胃腸風邪にかかり、その後突発疹に。約2週間ほど体調不良が続いているそう。 家族の体調を見ながら、ママも仕事の調整に 子どもの体調が悪くなると、心配な日々が続きますよね。さらに、他の兄弟にうつってしまったり、園や学校、習い事もお休みしなくてはいけない時も…。 お仕事を休んだりするなど、ママは子育て以外の調整も必須ですよね。 みんなが集まればケンカも勃発 看病で大変な中でも日常は続きます。食事の準びや子どものお世話など、ママもバタバタ。さらにみんなが集合すると、ちょっとしたことで喧嘩にも発展…。 寝ていたかがちゃんが起床!体調の悪かががちゃんが寝ている間に、ご飯の支度などをしようと思っていたママ。しかし、色々しているうちに、かがちゃんも起床! ご飯作りも結局進まず…。 これは、ママあるあるですよね。時間がない時にかぎって色々とやることが重なるものです。 急いで夕飯の支度をしよう! 体調も悪くあまり眠れなかった様子のかがちゃん。かがちゃんをおんぶして、ママは夕飯作りに取り掛かります! 新たな事件も勃発! ご飯を作っている間にも、事件は起こります! ひとまず、子ども達が喧嘩にならないようになだめて…お片付けも一旦後回しに。 まずは夕飯作りになんとか専念! まずは、夕飯を作り終えることに専念!かがちゃんをおんぶして夕飯を急ピッチで作ります。 ママがテキパキと頑張り、無事、ご飯も完成!みんなにも配膳を手伝ってもらいながら、夕飯をいただきます♪ パパも帰宅し、家族団欒 みんなが夕飯を食べ終えた頃にパパも帰宅。 ご飯を食べて、子どもたちは宿題をしたり、みんなで遊んだりして過ごします。 子供が体調不良でも、大家族みんな仲良し♪みんなで楽しく過ごすことができるのが、大家族の良いところですね。 お兄ちゃんたち、お手伝いもしてくれます!体調不良の子がいても、みんなで協力して過ごします。 お兄ちゃんたちは、ゴミ捨てのお手伝いも行なってくれるそう。 洗濯物畳みも手伝ってくれて、ママの負担も少し軽減されますね。ママも感謝の気持ちでいっぱい。 なんだか雲行きが怪しい…お風呂からでたぺっちゃん。なんだか、体調が優れない様子。心配になり、ママがお熱を測ってみると… なんと、38.2℃…。これにはママもびっくり!やはり体調不良の連鎖はどうしても続いてしまいますね…。 お兄ちゃんたちも「大丈夫?」と、心配してくれています。 まずはやれることをやろう! ママはひとまず今できることを、やっていきます。体調の悪いかがちゃんたちを寝かしつけ、子どもたちの仕上げ磨き…。 やることはまだまだあります!ママの頑張りどころですね。 仕事はどうしよう…? すでに、子どもの体調不良が続き、仕事をお休みしているママ。新たにお熱が出ている子もいるため、今週の仕事のことを考えて、放心状態に…。 子どもの体調不良は予期せぬ出来事なので、どうしてもお仕事などにも影響が出てきますよね。仕方のないことながら、ママたちの負担は増えるばかり。 子どものことや、仕事のことを考えると「どうしよう…」という気持ちにもなってしまいます。どう対処するかの選択をしていくのが、大変なんですよね。 ママの心の声には、視聴者の方々からも共感の声がたくさん届いていましたよ。ぜひ、動画でもママの気持ちをご覧くださいね。 色々考えると、心配事が募るばかり…。明日も子ども達のお世話や家事など、やることはたくさん!ひとまずこの日は早めにママも就寝すること。明日に備えることにするようです。 大家族だと誰か一人が体調が悪くなると、どうしても他の子にもうつりやすくなりますよね。ママも健康第一!パパや子ども達と協力しながら、日々を過ごしてくださいね。 YouTube「あいうえおちゃんねる♪」では、他にも楽しい動画や迫力満点な大家族ご飯の動画などをたくさんご覧いただけますよ。7人の子どもさんたちとのパワフルな日常をぜひご覧くださいね。 画像提供・協力/あいうえおちゃんねる♪
2023年08月22日義母はいつも私のことを気にかけて心配してくれる、やさしい方です。ただ最近、夫のことで少しモヤッとする発言がありました。それはいつものように私への気づかいをしてくれたときの会話だったのですが……。 義母に違和感今まではコロナ禍で遠方の義父母と会うことをなるべく控えていましたが、先日、久しぶりに会いに行きました。会うとすぐに義母は「仕事をしながら子育てと家事は大変でしょう。〇〇(夫)はしっかりしてる? あなたに任せっぱなしじゃないかな? 」と、とても心配してくれました。 現状の夫は、家事も育児もほとんどしません。私のワンオペ状態です。ただ、どうしても私が大変なときに「お風呂掃除をしてほしい」「娘のおむつを替えてほしい」など具体的にお願いをすれば、面倒そうにしながらもしてくれます。でも義母にそのまま伝えると心配をかけてしまうと思い、「お願いしたことはしてくれます」とだけ答えました。 すると義母はパァッと明るい表情になり「そうよね! 実は〇〇(夫)はちゃんと家事も育児もしていると思っていたのよ! あの子はしっかり者。昔からそういう子だったから」と夫のベタ褒めが始まりました。 「家事・育児をしていると思っていた」との言葉から、義母は夫が家事・育児をほぼしていないなんて思ってもいないことがわかります。「前言撤回! 実際はほぼ何もしませんよ! 」と言いたいところでしたが、さすがに胸の内に……。 その後も義母から、夫がいかに子どものときにお手伝いをしてくれたかなど「夫はやさしく気づかいができる」「家事・育児もしっかりできる」という内容で、いろいろなエピソードを聞くことになりました。ワンオペ育児で毎日必死に過ごしている私としては、少し違和感が残る会話となりました。 義母に夫のことを悪く言いたいわけではありません。はっきり伝えていない私もいけないのですが、義母が自分の息子は家事・育児をしっかりしていると思い込んでいることにモヤモヤしたのです。私自身も息子をもつ母親として「自分の息子はしっかりしているから大丈夫」と思い込まず、常に客観的な視点はもっていたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:海原えめ
2023年08月22日保育士の中田馨さんが、子どものお昼寝や睡眠について教えてくれました。お昼寝をさせたいのになかなか寝てくれない……とお悩みのママもいることでしょう。子どもをスムーズにお昼寝させるコツも教えてくれているのでぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。毎日暑い夏だからこそ、生活の中に取り入れてほしいのが「お昼寝」。保育園では、毎日だいたい決まった時間にお昼寝タイムがあります。今回は、お家でも活かせる、保育園の「お昼寝時に気を付けていること」をお話しします。 お昼寝は必要?まだ、体力がない乳幼児さん。お昼寝はそんな乳幼児さんの体と脳を休息させることが目的。特に低年齢児のお子さんは、まだ昼寝が欲しいものです。お昼寝をすることで、体力を回復させて午後からまた元気に活動することができますよ。 とはいえ、お昼寝にも個人差はあります。「もうそろそろ起きようか」というくらいグッスリ寝る子もいれば、お昼寝の時間が短かったり、寝ない日がある子もいます。「必ずしなければいけない」という気合や寝かしつけが、親子の負担になるくらいなら、時にはあきらめも必要です。 「今日は、眠たくないのかもなぁ」と思う日は、子どもの雰囲気でママも分かるはず。そんなときは、ママと一緒にマットやお布団の上でゴロゴロする時間を設けるなど、意識的に体を休息させてあげるのがよいでしょう。 暑い夏のお昼寝で気をつけたいこと特に暑い夏の日のお昼寝で気をつけたいことは、部屋の温度や湿度です。暑いだろうとエアコンや扇風機をかけていると、思った以上に体を冷やしてしまい風邪気味に……! なんてこともありますし、エアコンや扇風機が直接当たらないように気を付けていたら、おでこに汗をかいているなんてことも。 例えば保育園では、一度に何人もの子どもが寝るので、部屋の場所によって温度が違うので難しいものです。特に、部屋の角に寝ている子は、汗をかきやすいんですよ。もし、お子さんが汗をかきやすいようだったら、寝る位置を少し変えるだけで解消されることもあります。 また、子どもがお昼寝しているときは、体を時々触って汗をかいていないか? 冷えすぎていないか? などの確認をしていると安心ですね。パジャマや寝具も汗を吸い取りやすい素材のものがいいでしょう。 声かけの仕方お昼寝の時間は、毎日だいたい同じ時間に設定します。そのときの声のかけ方が重要になります。「今から寝る?」と子どもに聞かないでくださいね。だって、「うん! 寝る! 」なんて答える子どもはなかなかいません。寝る、寝ないは、子どもが決めるのではなく親が決めます。「さあ、寝ようね」と決まり事として布団に連れていきます。 「今から寝る?」と子供に意見をゆだねると、おのずと親の方も「この子、今日は寝てくれるかな……」という気持ちになってしまいます。「さあ、寝ようね」と決まり事にすると、親自身にも寝かしつける決心がつきますね。寝かしつけに限らず、しなければいけない物事のときは、言い切るようにしてみてください。 お昼寝は、子どもにとって「気持ちの良い時間」ということを伝えつつ、子どもが寝ている時間はママも休息してくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年08月20日