映画『あやしい彼女』の完成披露試写会が2月22日(月)に開催され、主演の多部未華子をはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美が揃って登壇した。日本でもヒットを記録した同名の韓国映画を『謝罪の王様』など独特のコメディセンスの光る水田伸生監督が映画化!73歳の頑固おばあちゃんが20歳の肉体を手に入れ、若いころからの夢だった歌姫への道を歩み始めるのだが…。倍賞さん演じる73歳のカツが20歳へと若返ることから、多部さんと倍賞さんは“2人一役”を務めたが、多部さんは「同一人物を演じたので倍賞さんと同じシーンでの共演はないんですが、同じ日の撮影はあって、話しかけてくださったんですが…私が人見知りなもので…。心配してくださったんですが『はい、そうですね』としか言えず…。『同じ気持ち、動きを共有できたらいいね』と仰っていただいたのに『そうですね…』と」と満足な受け答えができなかったと申し訳なさそうに語る。そんな多部さんが歌声を披露したシーンについて、男性陣からは異様なほどの絶賛…いや、ほめ殺しの嵐が!要さんは「天性の歌声ってあるんだなぁ…と。歌声を聞いて、膝から崩れ落ちそうになりましたが耐えました」と語り、志賀さんは「役を忘れて自分に戻って、『なんていいんだろう…』と思いました」と手放しの絶賛。ミュージシャンとして活動している北村さんも「ここまでストレートに心に来る歌声は久々に聞いて、感動しました」と、これから映画を鑑賞する観客を前にどんどんハードルを上げていく!これには多部さんも「ホント、やめて!」と苦笑を浮かべていたが、追い打ちをかけるように要さんは「帰りに出口でCDを販売しておりますので是非!」とガセ情報まで流布し、会場は爆笑に包まれた。その仕返しとばかり、男性陣との共演に話が及ぶと、多部さんは要さんが演じた音楽プロデューサーの小林について「とっても素敵な役!」と目を輝かせつつ、あくまで役柄と要さんを切り離し「要さんとは2回目の共演ですが、こんなにイケメンだったっけ?とビックリするくらい、素敵な“役柄”でした」と微妙に“役柄”を強調…?会場は再び笑いに包まれた。『あやしい彼女』は4月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X7」を自主回収すると発表した。電波法に基づく技術基準適合証明(技適)が未取得であったため。2015年12月18日(FiiO X7の発売日)から2016年2月18日までに販売された製品が回収の対象となる。FiiO X7は、2015年12月に発売されたハイレゾポータブルプレーヤーの最上位モデル。Wi-FiとBluetoothを内蔵しているが、電波法に基づく技術基準適合証明が未取得であることが判明し、自主回収を開始した。回収したFiiO X7は、技術基準適合証明の取得完了後、3月下旬から4月初旬にユーザーへ返却される。回収から返却までの期間、ユーザーは「FiiO X3 2nd」か「FiiO X5 2nd」を代用機として使用可能。詳しくはオヤイデ電気のWebサイトをご確認いただきたい。
2016年02月22日多部未華子が見た目は20歳、中身は73歳という“超絶あやしい彼女”を、キュートかつコミカルに演じることでも話題の『あやしい彼女』。本作から、本日2月21日に35歳の誕生日を迎える要潤の場面写真が一挙にシネマカフェに到着。新社会人も必見の(?)、TPOをわきまえた“できる男”の着こなし術がお披露目となった。可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、ときには熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃん!ある日突然、20歳の姿に若返った彼女は、家族も名前も捨て、人生2度目の20歳を満喫しようとする。そんな中、音楽プロデューサーにスカウトされ、バンドマンの孫(北村匠海)とまさかのデビューを果たすことに!?話題の映画、TVドラマ作品に次々と出演を重ね、好青年役からひとクセある人物まで演じ分ける実力派として活躍を続ける要さん。「仮面ライダーアギト」氷川誠/仮面ライダーG3役でデビューした、若手俳優の登竜門といわれる元特撮ヒーローであり、出身地である香川県こと「うどん県」の“副知事”も務めている。そんな彼が本作で演じているのが、イケメン音楽プロデューサーの小林拓人。たまたま耳にした節子の歌声にすっかり魅了され、スカウトするという役柄だ。今回解禁となった場面写真で要さんは、仕事とプライベートのオン・オフをきっちりと分ける、“できる男”の着こなし術を披露する。仕事中は落ち着きのある色みのパンツ、シャツをベースにカーディンガン、セーターを合わせ、時として黒ジャケットを羽織り、TPOをばっちりわきまえた大人の男をアピール!一方、プライベートでは、音楽プロデューサーらしく白のジャケットを羽織りオシャレな一面を見せたかと思えば、自宅ではスウェット姿のリラックスモードで鋭気を養う姿が捉えられている。そんな要さん演じる小林は、多部さん演じる節子の“真実の姿”を知っているのだろうか!? 節子を歌手への夢へと導くキーマンを演じる要さんは、本作でも魅力ある演技を見せてくれそうだ。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月21日突然20才になった73才のおばあちゃんの“人生リセット劇”を描く『あやしい彼女』の予告編映像が公開になった。主演の多部未華子が叫んだり、踊ったり、照れたり、お姫様抱っこされたり、白目をむいたりとあやしい魅力を振りまき、さらに名曲『真っ赤な太陽』を見事に歌い上げている。予告編映像多部と倍賞美津子が二人一役で演じる主人公・カツは、戦中生まれの下町育ちで、はやくに夫を無くし、女手ひとつで娘を育ててきた73才のおばあちゃん。なぜかある日、突然若返ったカツは、“こうなったらとことん好きなように生きてやる!”と、大鳥節子と名前を変え、家族も捨てて新たな人生をスタートさせる。そんな中、彼女のもつ天声の歌声がひとりの音楽プロデューサーの目にとまる。多部は劇中で『真っ赤な太陽』のほかにも『見上げてごらん夜の星を』『悲しくてやりきれない』や、オリジナル曲を歌っており、いずれも小林武史がアレンジした。予告編映像では、本作の主題歌に抜擢された新人anderlusの『帰り道』も披露されている。『あやしい彼女』4月1日(金)より全国ロードショー
2016年02月12日コメディ映画の名手・水田伸生監督が、若手実力派女優・多部未華子を主演に迎え、見た目は20歳、中身は73歳という“超絶あやしい”ヒロインを主人公に描く『あやしい彼女』。このたび、多部さんがそのコメディエンヌぶりと美声を披露する魅惑の予告映像が解禁、さらに小林武史プロデュースによるユニット「anderlust」が主題歌を担当することが明らかとなった。可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃんだった!早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育て…望むような人生を送ることができなかった彼女は、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったのだった。“こうなったら、とことん好きなように生きてやる!”と、家族も名前も捨て去って、歌に恋にと二度目の20歳を満喫していくが…。『ピース オブ ケイク』で本気の恋に悶絶するヒロインを軽ろやかに演じた姿も記憶に新しい多部さんは、数々の映像作品、舞台への出演を重ねる実力派にして、老若男女問わず愛される、いま最も輝く女優のひとり。このたび解禁された予告映像では、そんな多部さんがキュートな笑顔、驚き、照れ顔、涙、白目姿まで披露し、コメディエンヌとしての実力をいかんなく発揮、新たな一面を目にすることができる。さらに本作では、初めて本格的な歌唱にも挑戦!「見上げてごらん夜の星を」「悲しくてやりきれない」など、音楽プロデューサー・小林武史によってアレンジされた往年のヒット曲を歌い上げ、今回の映像にも多部さんによる「真っ赤な太陽」が使用されている。そして、映像の後半に流れる印象的な主題歌は、小林さんがプロデュースし、3月30日(水)にデビューを控えた期待の大型新人「anderlust」の「帰り道」。シンガーソングライター・越野アンナとベーシスト・西塚真吾が結成したユニットが生み出す楽曲に、水田監督も「小林武史さんと一緒に作ったという、書き下ろしデモを聴いて、楽曲の圧倒的な魅力、アンナの透明で伸びやかな歌声に即決しました」と太鼓判を押している。また、越野さんは水野監督のアイディアにより、本作へ出演者としても参加しているという。“超絶あやしい”ヒロインを演じる多部さんをはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美など、個性豊かで多彩なキャストが勢ぞろいする本作。「笑い×歌」で贈るキュートなコメディ映画を、まずはこちらの映像からご覧あれ。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日女優の多部未華子が、初共演の倍賞美津子と"二人一役"を務める映画『あやしい彼女』(4月1日公開)で、70年代ファッションに身を包んだ多部の場面写真が、このほど公開された。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手の夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。多部と倍賞のほか、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役を要潤、バンド青年のカツの孫・瀬山翼役を北村匠海がそれぞれ演じる。公開された場面写真は、カラフルな70年代風のファッションに身を包んだセツのさまざまな表情を映した5枚。特報映像でも見られた、チェックのシャツに赤いカーディガンを羽織った姿で、小林にフライ返しを突きつけながらすごむ場面や黒と白の水玉模様のブラウスを着て、バンド"怪しい彼女"で歌唱を披露している模様もある。さらに、朝顔の浴衣で驚いた表情を見せる1枚、レトロなワンピース姿で銭湯の湯船に腰掛けて物憂げな面持ちを見せる1枚など、見た目は20歳、心は73歳の女の子という複雑な役どころを表情豊かな演技で表現する多部の一端を垣間見ることができる。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2016年02月01日多部未華子が『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』の水田伸生監督のもと、韓国、中国でも大ヒットとなったプロットで“20歳のおばあちゃん”を演じる『あやしい彼女』。このほど、本作の場面写真が一挙に解禁、前髪ぱっつんで70年代ファッションに身を包んだ多部さんがコミカルな表情を見せる姿や、“孫”役の若手注目株・北村匠海とのバンドシーンなどが明らかになった。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然、なぜか20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。まるでオードリー・ヘプバーンを思わせるかのような(?)キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、ときには説教をする怖いもの知らずのヒロイン・大鳥節子に、周囲の人々は戸惑いながらも、彼女の“あやしい”魅力のとりこになっていく――。若手実力派女優の多部さんが、見た目20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクターに挑む本作。“本来の姿”(!?)である73歳の毒舌おばあちゃん、カツ役には倍賞美津子、カツの娘・瀬山幸恵役に小林聡美、節子の歌声に魅了される音楽プロデューサー・小林拓人に要潤、そしてバンドに夢中なカツの孫・瀬山翼を北村さんが演じるなど、豪華キャストの共演でも注目を集めている。今回、解禁となった8点の場面写真は、ポップでカラフルな70年代ファッションに身を包む多部さんが超絶にキュート。白のブラウスに首にスカーフを巻き、スポットライトを浴びて“秘密ポーズ”でキュートにキメたり、チェックのシャツに赤のカーディガンを羽織った多部さんが、要さん演じる小林になぜかフライ返しを突き付け睨みをきかせたり…。北村さん演じる翼とのライブシーンでは、大きな水玉のブラウスを着て髪はアップに、まるで本物のシンガーのように気持ちよさそうに歌い上げる姿がお披露目されている。さらに、アサガオの浴衣でびっくり顔を見せたかと思うと、レトロなワンピース姿で銭湯の湯舟に腰かけ、物憂げな表情を見せたりと、クルクル変わる表情で“あやしい彼女”を見事に演じきった様子が伺える。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月30日俳優の風間俊介が主演を務める映画『猫なんかよんでもこない。』(1月30日公開)で、2匹の主役猫・チンとクロの撮影秘話と未公開写真が18日、明らかになった。風間演じる不器用な男・ミツオとその愛猫・チンとクロの日常が、とぼけたセリフと柔らかなタッチで描かれる本作。実話をもとにした同名漫画の原作はシリーズ累計発行部数30万部を突破するほどの人気を誇り、「上映時間1時間43分、"猫"出ずっぱり!」という世界観を表現する上で、猫の演技力は肝だった。撮影には「子猫時代」と「大人時代」で2組のチン&クロが出演し、「子猫時代」にはスタッフが飼い始めたばかりの2匹の子猫を起用。撮影直前の頃から飼い主とはしばしば離れ、アニマルトレーナー・佐々木道弘氏(佐々木動物プロダクション)のもと、映画撮影の基本的な訓練を受けて本番に臨んだ。「大人時代」のチン役にはドラマ『深夜食堂』(TBS系)のほかCMなどでも活躍中の"のりこ"(5歳)、クロ役には「待て」「おいで」の指示にも従う芸達者な"りんご"(推定8歳)を起用。"のりこ"は隙を見つけては人の背中に飛び乗ったり甘えたりする人懐っこさが魅力で、一方の"りんご"は「人間好きの猫嫌い」という性格から、ケンカのシーンも難なくこなした。本作でメガホンを取ったのは、『グッモーエビアン!』(12年)や『探検隊の栄光』(15年)などで知られる山本透監督。自宅でも猫を飼っている大の猫好きで、大人時代の2匹の撮影について、「しっぽを下げたまま歩いていたら緊張している証拠ですからNG。リラックスしてしっぽが上がるまでテイクを重ねました」とこだわりを明かす。さらには猫と一緒に現場のアパートの一室に泊まり、信頼関係を築いたという。また、近所を散歩するシーンでは、普段はなかなか外で遊ぶことができないせいか、タレント猫たちが大興奮。スタッフは、撮影現場の周りに包囲網を作るなど脱走に備えてピリピリムードだったが、アニマルトレーナー・佐々木氏の巧みなテクニックや、猫たちと心を通わせた風間の"抱っこ作戦"などが奏功し、猫たちのさまざまな名演技を捉えることができた。スタッフは、本作について「2匹の猫の天才的な名演技と山本監督の"猫好きが違和感を感じない猫映画を撮る"という強い執念によって実現した数々の感動のシーン」と説明し、「そして、奇跡ともいえるラストシーンは、猫好きの人こそ思わずうなってしまうこと間違いなしです!」と太鼓判を押している。(C)2015 杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月18日慶應義塾大学病院(慶大病院)は12月24日、2016年1月より「未診断疾患外来」と「iPSコンサルテーション外来」を開設すると発表した。両外来は臨床遺伝学センター外来内に設置され、受診にはかかりつけ医からの紹介と事前の予約が必要となる。「未診断疾患外来」は、従来の医学的検査で診断のついていない患者のDNAの配列を分析し、診断の手がかりを得ることを目的とする。受診の際は専門医が患者の症状や過去の検査結果を検討し、DNA分析が診断に有用かどうか検討する。有用と判断された場合、患者の採血(5cc)を行い、専門医が結果を判定し、かかりつけ医と連携して患者とその家族へ診断結果を報告する。「iPSコンサルテーション外来」は実際の治療ではなく、特定の疾患を抱える患者に対して現在進行中のiPS細胞研究ついて情報提供を行うことを目的とする。対象となる疾患はパーキンソン病(孤発性・遺伝性)、遺伝学的素因を有するアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症など。受診に際しては自費診療費(3000円/30分)が必要となる。対象疾患は以下の通り:Angelman 症候群ATRX 症候群CHARGE 症候群Mowat-Wilson 症候群Pelizaeus-Merzbacher 病Pendred 症候群Prader-Willi 症候群Rett 症候群Sjogren-Larrson 症候群Rubinstein-Taybi 症候群Young-Simpson 症候群 (KAT6B)遺伝学的素因を有するアルツハイマー病筋萎縮性側索硬化症(孤発性・家族性)パーキンソン病(孤発性・遺伝性)
2015年12月25日多部未華子が主演する映画『あやしい彼女』のポスタービジュアルと特報映像が解禁された。ある日突然、20歳の姿に若返ってしまった73歳の毒舌おばあちゃんが巻き起こす騒動と、奇跡を描く本作。特報映像では“あやしい彼女”を演じる多部が歌ったり、踊ったり、変顔したり、恋したり、キュートな七変化を披露している。『あやしい彼女』特報映像『あやしい彼女』は韓国で大ヒットしたシム・ウンギョン主演の映画『怪しい彼女』を、『舞妓Haaaan!!!』や『謝罪の王様』の水田伸生監督がリメイクするヒューマン・コメディ。戦中生まれの下町育ち、はやくに夫を無くし、女手ひとつで娘を育ててきた主人公・カツが、突然若返ったことをきっかけに、二度目の青春を謳歌しようと、大鳥節子と名前を変え、家族も捨てて新たな人生をスタートさせる。そんな中、彼女のもつ天声の歌声がひとりの音楽プロデューサーの目にとまる。ポスタービジュアルには、多部をはじめ、本来の彼女の姿を演じる倍賞美津子や、彼女に翻弄されていく周囲の人々を演じる要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美ら個性溢れる全キャストが集結。特報映像では、突然若返った彼女が、オードリー・ヘプバーン風に髪型も服装も変えたり、異性にときめいたり、なぜか枝切りはさみをもって鬼の形相で睨んだり、相手構わず罵声を浴びせ説教をしたりと、ときにぶっ飛んだ行動を起こしながらも、伸び伸びと新たな人生を謳歌していく姿が描かれている。望むような人生を生きられなかった73歳の主人公が、とことん好きなように生きてやる!と踏み出した先にはなにが待つのか? 人には言えない秘密を抱えた“あやしい”彼女を演じる多部の“あやしい”魅力に釘付けになりそうな映像になっている。『あやしい彼女』2016年4月1日(金)エイプリルフール 全国ロードショー!
2015年12月18日多部未華子と倍賞美津子が初共演で"二人一役"を演じる映画『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)の特報映像とポスタービジュアルが18日、公開された。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手になるという夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。多部と倍賞のほか、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役を要潤、バンド青年のカツの孫・瀬山翼役を北村匠海がそれぞれ演じる。初の本編映像公開となる30秒の特報は、多部演じるカツが七変化の表情を披露。鬼の形相で枝切りばさみを持つ姿や鋭いまなざしで小林にフライ返しを突き付けたりする様子など最初から大暴れしている。20歳の女の子とは思えないようなガサツな姿勢で酒とツマミをたしなむ場面が披露されたかと思えば、バンドで故・坂本九氏の名曲「見上げてごらん夜の星を」のカバーをしている歌唱シーンも。終盤では、のぼせてしまったのか銭湯のような場所で白目を剥いているカットまで収録されており、体当たりの多部の演技を楽しむことができる。ポスタービジュアルには、きらめくステージを背景に、瀬山カツ=大鳥節子をはじめ個性的な全キャラクターが集結。上部には「驚異の年齢詐称エンターテインメント」、下部には「エイプリルフールに大暴露(ロードショー)」という言葉も描かれており、特報映像も相まって、見た目は20歳、中身は73歳という人には言えない秘密を抱えるヒロインの破天荒な活躍を予想させる。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年12月18日多部未華子と倍賞美津子が初共演で"二人一役"を演じる映画『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)の撮影が公開され、多部の"涙の歌唱"シーンが明らかになった。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手になるという夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。2人のほか、要は若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役を、北村匠海はバンド青年のカツの孫・瀬山翼役をそれぞれ演じる。都内のスタジオで行われた撮影は、節子率いるバンド"怪しい彼女"が歌番組に生出演するシーン。リアルなセットと複数のカメラの前で、多部はザ・フォーク・クルセイダーズの名曲「悲しくてやりきれない」を悲しげで切ない表情を浮かべながら熱唱していた。自然に涙が頬を伝う多部の姿に、スタッフから感嘆の声もあがった。「撮影前は週2回ボイストレーニングをした」という多部が歌う楽曲は、全4曲。レミオロメンやエレファントカシマシなどの楽曲を手がけてきた元My Little Loverの小林武史がプロデュースを務めた。多部は、小林の指導について「だいぶかみ砕いてアドバイスをくださったんですが、よくわからなくて…」と吐露したが、苦労の成果もあり、その歌声には要も「失礼ですが、『本当に多部ちゃん歌ってるの?』と聞くぐらい普段と全然違って、多才だなと思いました。誰が聞いてもすごく上手」と大絶賛。水田伸生監督も「要さんが(多部の歌声を)初めて聞くシーンは1分ぐらい長回しで撮ったのですが、一回もまばたきしなかったんです。『潤さんすごいな』って思っていたら、『ただ、見とれていた』ようです(笑)」と口をそろえる。さらに、多部は役作りについて「とても難しかった」とも話し、「倍賞さんにお話をさせていただきアドバイスを取り入れたりしました。カツさんの人生経験、見てきた風景などを大事に想像して演じています」と告白。要はそんな多部を「普段はかわいらしい女の子らしい方」とした上で、「実際に中身が入れ替わった、ドスの利いた芯の強い女性を演じているギャップが不思議でしたが、すごく魅力的」と歌唱に続いて称賛した。北村も「パワフルに演じられていて、すごく刺激になります」と、"大先輩"の演技から多くを学んでいる様子だった。そんな怪しい彼女のギタリスト役の北村は、現場でも実際にギターを披露。全6曲、練習を重ね、ライブハウスのシーンでも生演奏する。水田監督は、その腕前を「本物です。一切ごまかして撮る必要性がないのがリアルでありがたい」と認めた。収録は緊張感も漂ったが、撮影の合間はとても和やかなムード。多部が、「普段『多部ちゃん』と言われることが多いので、水田監督やスタッフから『未華子ちゃん』と呼ばれると、いまだに慣れなくてドキドキしています」と照れ笑いすると、要と北村は「ずっと撮影していたい」と語り、水田組の居心地の良さを伝え、撮影が再開した。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年12月02日多部未華子が、外見は20歳で中身は73歳の主人公を演じる『あやしい彼女』の撮影現場に潜入!多部さんが歌番組で涙ながらに熱唱するシーンの撮影が明らかに!また劇中で多部さんが歌う複数の楽曲を小林武史がプロデュースしていることも発表された。韓国で大ヒットを記録し日本でも公開された映画『怪しい彼女』を『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』の水田伸生監督がリメイク。偏屈なおばあちゃん・カツが20歳の姿に若返り、大鳥節子と名乗って、青春をやり直すべく歌手になる夢を追いかけるさまをコミカルに描き出す。この日、撮影現場では水田監督、多部さん、さらに共演者で、節子らを世に売り出そうと奮闘する音楽プロデューサーの小林を演じる要潤、節子(=カツ)の孫で、祖母の変身など知らずに一緒にバンドを組む翼を演じる北村匠海らが取材に応じた。やはり、映画の中で節子の熱唱、バンドの演奏など「音楽」が重要なポイントとなるが、水田監督は音楽プロデューサーを、「Mr.Children」や「MY LITTLE LOVER」のプロデュースで知られる小林武史が務めていることを明らかにした。多部さんが劇中で歌う楽曲は4曲。水田監督は「小林さんが直々に仮歌入れをしました。小林さんがOKを出すまで未華子ちゃんは歌い続けた(笑)」とそのスパルタぶりを明かす。週2回の練習を経て、仮歌入れに臨んだという多部さんは「(小林さんは)だいぶ、かみ砕いてアドバイスをくださったんですが、よくわからなくて…」と苦笑交じりに述懐するが、苦労のかいもあって水田監督も“プロデューサー”役を演じる要さんも大絶賛!この取材時以前に撮影された、「のど自慢大会」で要さん演じる小林が節子の歌声を初めて耳にするシーンについて、水田監督は「要さんは、(多部さんの歌唱を見ながら)まばたきを一回もしなかったんです。『潤さん、すごいな』と思ったけど『ただ、見とれてた』と言ってました(笑)」と明かす。要さんもこの時の“衝撃”を振り返り「失礼ながら『多部ちゃん、本当に歌ってるの?』と聞いてしまったくらい普段と全然違っていて、多才だなぁと思いました。歌っている姿がすごくかわいいんですよ」とうなずいていた。水田監督は、普段、ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとして活動する北村さんのギターの腕前についても言及。「彼のギターの技術が本物で一切ごまかして撮る必要がないというのは、物凄くリアルで頼もしいし、撮影していて本当にありがたいです」と感謝。あるライヴシーンは生演奏で撮影がおこなわれたとのこと、この点にも注目だ。さて、いよいよ撮影がスタート!実際の歌番組のようなリアルなセットで、背景に星空、足元にはドライアイスが立ち込め、計5台のカメラがあらゆるアングルから多部さんをはじめ、バンドメンバーたちを追いかける。ちなみにここで、節子が歌うのは懐かしの昭和の名曲「悲しくてやりきれない」。花柄のワンピースにグリーンのカーディガンを羽織った多部さんが、カツの73年間の人生に思いを馳せるように、時に悲しげな表情を浮かべながら表現力豊かに熱唱するさまは圧巻!そして、歌い終えた多部さんの目からは涙がこぼれた。歌番組生出演のシーンでこの迫力!小林さん仕込みの歌声が、クライマックスのライヴシーンではどのように爆発するのか…?映画の完成に期待が高まる。『あやしい彼女』は2016年4月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日倖田來未が12月2日(水)にLIVE DVD / Blu-ray『Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~』を発売する。【チケット情報はこちら】同作は、今年の4月から6月まで、全国8会場で12公演行われたアリーナツアーより、6月28日に行われたツアーファイナル、さいたまスーパーアリーナ公演の模様を収録。同公演では、倖田がライブのオープニングで、高さ8.5mの空中より宙づりになったベンツに乗って登場する演出など、豪華な仕掛けが話題を呼んだ。現在デビュー15周年イヤーを迎えている倖田來未。12月1日(火)・2日(水)に大阪・大阪城ホール、5日(土)・6日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで15周年記念スペシャルライブ「KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist」を開催する。同公演のチケットは発売中。■LIVE DVD / Blu-ray『Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~』2015年12月2日(水)発売[DVD(2枚組)] 5,616円 (税込)[Blu-ray] 6,480円 (税込)■倖田來未「KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist」12月1日(火)大阪城ホール(大阪府)開場17:30 / 開演18:3012月2日(水)大阪城ホール(大阪府)開場17:30 / 開演18:3012月5日(土)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)開場16:00 / 開演17:0012月6日(日)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)開場16:00 / 開演17:00
2015年11月26日「人生において、男だとか女だとかのラベリングなく、たましいのまま世界を見ることができる本当にイノセンスな時期は限られています。未性の時期というのかな、誰もがそこにずっととどまることはできないのだけれど、私たちは確実にそこを通ってきた。私自身、当時の幸福な記憶の余韻だけで生きているところがあるんですが(笑)、そんな愛しいひとときへの、私自身の“憧れ”がこの物語を書かせた気がします」川上未映子さんの4年ぶりの長編小説『あこがれ』は、整形疑惑のある個性的な顔をしたスーパーのサンドイッチ売り場の女性に強く引きつけられる10歳の少年・麦彦を軸にした第一章「ミス・アイスサンドイッチ」と、その2年後の第二章「苺ジャムから苺をひけば」からなる。第二章の主人公は、あるとき、半分だけ血のつながった姉がいることを知ってしまった12歳の少女ヘガティー。不思議な存在感を放つ年上の女性への、あるいはまだ見ぬ姉への、素直な憧れがみずみずしく描かれる。「意識したのは、自分が子どもだったときの体験と同化させないこと。今を生きている少年少女たちが、思春期直前の世界をどんなふうにとらえているのか、なにがどれくらい切実なのか、とアクチュアルな世界を織り込んで書くのが課題でした」一方で、文学における普遍的なテーマも垣間見える。「いた人もやがていなくなること。時間は常に流れ、いま過ぎた瞬間は戻ってこないこと。人生は一瞬の夢なんですよね。だから、会いたい人には会っておくべきだという麦くんやヘガティーにはっとさせられたし。また、このふたりについて、『本当に幸せな気持ちになった』『サーガのようにいつまでも続きますように』といろんな世代の読者から言われたんですね。これまでそんなふうに読んでもらえた作品はなかったのでとてもうれしいです。私はあらゆる人間の関係の中で、友情というか、プラトニックな関係がいちばん高尚なもので、信じられるという気持ちが強いのかもしれない。大人になるとそれが困難になっていくがゆえに、いっそう大切に思えるんです」“あのころが、匂い、色、かたちなどテクスチャーたっぷりに描かれ、もう二度と戻れないサンクチュアリへと読者を誘う、幸福な一冊だ。◇かわかみ・みえこ作家。2008年に『乳と卵』で芥川賞を受賞した後も、出版する本のほとんどが何らかの賞を受けるという当代屈指の存在。出産・育児エッセイ『きみは赤ちゃん』も反響を呼んだ。◇『あこがれ』秘密の隠れ家、仲間だけに通じる合言葉、朝が待ちきれない楽しさ。本を開けばすぐにそこに戻れるような美しき世界を、豊かな描写で描き出す。新潮社1500円※『anan』2015年11月18日号より。写真・岡本あゆみ(川上さん)水野昭子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2015年11月17日●選ばれし5名のアンバサダーたちの研究成果とは日本科学未来館(未来館)は11月15日、ワールド・バイオテクノロジー・ツアー(WBT)の一環として4月より実施している「WBT アンバサダー・プログラム」の最終プレゼン審査および表彰式を、科学コミュニケーションイベント「サイエンスアゴラ 2015」にて開催した。WBTは、科学館の活動をとおしてバイオテクノロジーやその社会との関係性の理解を深めることを目的とした国際プロジェクト。2015年~2017年に世界の12の科学館で開催される予定で、未来館は1年目の開催館のひとつとなっている。今回、WBT アンバサダー・プログラムに選出された高校・大学生の5名のアンバサダーたちは、未来館の科学コミュニケーターとそれぞれペアを組み、約8カ月かけて研究テーマの立案から文献調査、実験、考察、プレゼンテーションまで、バイオテクノロジーに関する研究の流れをひととおり経験してきた。そのほかにも、未来館ユーザーや研究者への取材、学会への参加、ポルトガルやベルギーのアンバサダーたちとのオンラインでの交流など、多角的な視点からバイオテクノロジーに触れてきたという。ではここでさっそく、5名のアンバサダーたちの研究成果を紹介しよう。○緑茶成分カテキンの機能と新しい活用法「脂肪燃焼や除菌、風邪予防といったイメージはあったが、その効果や根拠がわからなかった」と、緑茶に含まれる「茶カテキン」の体脂肪低減効果や抗菌効果について研究を行ったのは、高校2年生の東野昌伸氏だ。茶カテキンの性質について研究を行っている静岡県立大学や花王などに取材をしたうえで、その抗菌効果を調べるために、茶カテキンを染み込ませた紙を培地に置き、黄色ブドウ球菌の増殖の仕方を観察するという実験を実施。この結果、茶カテキンを含ませなかったものと比較して、茶カテキンを含ませたものは黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えていることが明らかになり、また茶カテキン濃度の高いもののほうがその効果が高いという結果になった。この結果について東野氏は「茶カテキンは細菌の細胞膜を破壊する性質と、細菌を殺す働きを持つ過酸化水素を発生させる性質を持っているため」であると考察する。東野氏はさらに、ほかの食材との相乗効果を狙った実験も行い、梅干しのエキスと混ぜることで、より少ない茶カテキンの量で抗菌効果が得られることも明らかにした。○インフルエンザワクチンに関する情報の伝え方の研究インフルエンザの予防接種を受けよう/受けないと思うのはどうしてなのか――週末に未来館でボランティアをやっているという高校2年生の柳田優樹氏は、インフルエンザの情報の伝わり方について調査研究を行った。「予防接種を受けたのにインフルエンザにかかってしまった経験が、研究のきっかけだった」(柳田氏)インフルエンザワクチンは主に「重症化を防ぐ」ためのものであり、インフルエンザの感染自体に必ずしも効果があるものではない。インターネットで文献を調査した際にインフルエンザワクチンの接種を否定する「反ワクチン」の情報が目立ったことが気になったという柳田氏は、朝日新聞の編集委員や国立保健医療科学院の研究者、子どもを持つお母さんたちといった、さまざまな立場の人たちに対して取材を行った。特にお母さん方に対する取材で行ったアンケート調査では、3人に1人がインフルエンザの予防接種に消極的だったという。予防接種を受けない理由としては「予防接種後にアレルギー反応が出るため」という回答が一番多かったが、次いで「お金がかかるため」「時間がかかるため」だった。また、お母さん自身が予防接種に消極的で、さらに子どもに受けさせることに対しても消極的な人は「どうせ効かないから」という意見を持っていることがわかった。この結果について、柳田氏は「インフルエンザワクチンで本人の感染を防げるという誤解があるからではないか」と考察。また、お母さん方から「もっと予防接種を受けやすい環境を作って欲しい」という声があったことから、自由な接種環境および情報環境が必要であると結論づけた。●最も優秀な10代のサイエンティストは誰?○スピルリナを使った肥料でエチオピアの栄養不良を解決したい高校2年生の蒲朋恵氏は、この夏、腰のあたりまであった長い髪の毛をばっさり切り、医療用のウィッグ製作用に髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」を行ったという奉仕の精神あふれる心の持ち主だ。そんな蒲氏はエチオピアの食糧問題に着目した。栄養不良は2種類に分けられる。生命維持に関わるエネルギー自体が不足しているものと、エネルギー源となる炭水化物は足りていても、ビタミン、ミネラル、タンパク質が不足しているというもの。後者では、身体や知能の発育に影響を及ぼし、病気にかかりやすくなるという問題がある。エチオピアの5歳未満の子どもの栄養不良の割合は約50%といわれている。この原因について蒲氏は、作物の生産性が低く野菜の量が少ないためであると分析。高価な化学肥料ではなく堆肥などの安い肥料を用いることで、野菜の生産性を向上すればよいのではと考えた。しかし堆肥には、肥料として必要な窒素・リン・カリウムのうち、窒素の量が少ないとされている。この窒素を補うため、蒲氏はエチオピアに自生する窒素分が豊富な藻「スピルリナ」に注目。実際にスピルリナを堆肥に混ぜ肥料として利用し、コマツナを育てる実験を行ったところ、堆肥にスピルリナを分施した際には、水を吸いにくいといった課題はあったが、化学肥料と同じ程度のコマツナの成長が見られたという。「農業は広くさまざまな分野に関わっていること、農業視点のみからでは栄養問題を解決するのは難しく、バイオテクノロジーが必要であることがわかった。この経験を今後の進路選択に生かしていきたい」(蒲氏)○水処理との付き合い方の調査研究2020年の東京オリンピックでは、お台場海浜公園にてトライアスロンが行われる予定となっている。しかし現状のお台場の海水浴場では2日しか遊泳が解禁されず、しかも顔付けは禁止。その水質が問題視されている。今回の参加者のうち唯一の大学生である明田悠祐氏は「下水道処理場があるのに、なぜお台場の海は汚れているのか」という疑問を持ち、今回の研究テーマを選んだ。水の汚れを表す指数として、一定量の水を44.5℃で培養した際の大腸菌とそれに似た性質を持つ細菌の数である「糞便性大腸菌群数」と、水中の有機物を酸化させるのに必要な酸素量である「科学的酸素要求量(COD)」が知られている。お台場の海は日によって、これらの指数の基準値を大幅に超すことがあるという。明田氏は、下水の配管方式や海底に溜まったヘドロが水質汚染に影響していることを、東京都水道局などへの取材や文献調査で明らかにした。下水の配管方式には、生活排水と雨水が同じように処理される「合流式下水道」と、生活排水を処理センターで処理し、雨水は海へ流す「分流式下水道」の2つがあるが、古い設備である合流式は、大雨が降ると処理量が増えてしまい十分な処理を行えないまま放流してしまうという問題がある。東京都23区では、2020年までに1400万m3の下水を貯蓄できる設備を整備するなどといった対策を打ち出しているが、明田氏はすでに横浜市で実験が行われているという「水中スクリーン」を用いて、汚濁水から物理的に競技会場を仕切ることを提案した。○腸内環境と健康の関係ここのところ「腸内細菌叢(腸内フローラ)」という言葉がテレビや新聞などをにぎわすようになった。我々の腸内には多くの細菌が住んでおり、その種類は約300種、数にして約100兆個にも及ぶとされている。腸内細菌叢とは、この膨大な数の腸内細菌の生態系のことを指す。腸内細菌叢は食物の消化を助けたり、栄養素を作ったりするほか、大腸がんや糖尿病などにも関わっているとされている。高校2年生の服部真央氏は、新聞で腸内細菌叢の特集記事を読んだことで「薬に頼らずに腸から病気の予防ができれば」と感じ、今回の研究をスタート。研究者や大学生に混ざって学会へ参加し腸内細菌について情報収集をしたうえで、自身や家族の便を次世代シーケンサーで解析するという実験を行った。実験では、1週間のあいだ服部氏の家族が肉、魚、納豆を主菜とした食事をそれぞれ取り、これにより腸内細菌叢に変化があるかどうかを調べたが、はっきりとした違いは見られなかった。これについて服部氏は「実験の実施期間が短かった可能性がある。また主菜だけ変えても腸内細菌叢に影響しないのでは」と考察。また、腸内細菌の構成が祖父母、母で類似していた結果から、長期に渡る生活習慣や食事内容が影響している可能性についても説明した。服部氏は発表の最後に「研究者の方に取材した際に、すぐに結論を求めてしまったり、テレビの情報を鵜呑みにしてしまっていたりすることを指摘され、自分で調べ考察する大切さを学んだ」と今回の研究経験を振り返った。○最優秀アンバサダーに選ばれたのは?今回の審査は「創造性」「研究の手法と構成」「プレゼンテーション」「社会への影響」の4つの軸を基準に行われた。この結果、最優秀アンバサダーには腸内環境の研究を行った服部氏が選ばれた。受賞理由について未来館館長の毛利衛氏は「ユニークな研究であると同時に、腸内細菌叢の重要性について自ら実験を行い、自分の仮定と異なり自然はもっと複雑であるということに気づいたこと。最先端の手法を取り入れたこと」がポイントであるとしている。またこの結果を受けて服部氏は「群馬県から何回も通っていたので大変だったが、将来は研究職に就くことが夢だったので、とても貴重な体験になった」と感想を述べている。服部氏は最優秀アンバサダーとして、2017年に開催される世界科学館サミットの場でプレゼンテーションを行う予定となっている。未来館から生まれた若き科学者の卵に、ひきつづき期待したい。
2015年11月16日『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』など数々のヒットを飛ばし、日本が誇るコメディ映画のトップランナーである水田伸生監督が、多部未華子と倍賞美津子を迎え、韓国や中国でも大ヒットとなったプロットを映画化する『あやしい彼女』。このほど、本作の追加キャストとして、小林聡美、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、温水洋一という個性豊かな面々が決定した。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃん(倍賞美津子)が、ある日突然、20歳の姿(多部未華子)に若返ってしまったことから巻き起こる爆笑と感動の物語。キュートな容貌とは裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、時には説教をする怖いもの知らずのヒロインに周囲は巻き込まれつつも、いつの間にか彼女の“あやしい”魅力のとりこになっていく。そんな多部さん演じるキュートな“あやしい彼女”を取り巻く人々には、多彩なキャスト陣がそろった。倍賞さん演じる毒舌おばあちゃん・瀬山カツの娘・瀬山幸恵役には小林聡美。どんな役も自然体で演じ切る小林さんは、今回も娘、母、ファッション誌編集長と色々な顔を持つ、現代の働く女性を好演する。また、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され、ついには個性的な彼女に惹かれていく音楽プロデューサー・小林拓人役には、様々な役を演じ分ける要潤。今回の要さんは、イケメンではあるものの、どこか抜けているところもある敏腕プロデューサーを演じている。一方、バンド青年のカツの孫・瀬山翼役には北村匠海。ダンスロックバンド「DISH//」のギター兼ボーカルとしても活躍し、俳優としても『信長協奏曲』『セ―ラー服と機関銃-卒業-』と話題作への出演を控える北村さんは、自身の経歴を生かしてギターの腕前も披露!フレッシュな演技でハートフルなコメディを盛り上げてくれる。さらに、カツと旧知の中で腐れ縁の銭湯店主・中田次郎役には志賀廣太郎。テレビ、映画、CMなどで欠かすことのできない名バイプレイヤーの志賀さんが、今回も愛すべきおじさんキャラとコミカルな演技で観るものを笑いの渦に引き込む。そして、カツと犬猿の仲のおばあちゃん・相原みどり役の金井克子や、カツの運命を変える写真を撮る写真館の店主役の温水洋一など、個性派キャストたちの快演は、必見だ。<以下、キャストコメント>◆小林聡美(瀬山幸恵役)水田監督の撮られる娯楽映画は、華やかでエネルギッシュで元気をもらえます。監督のジェントルマンな佇まいの、どこからこんな愉快なアイデアがうまれてくるのか謎ですが、今回そんな世界に私も参加できること、大変光栄に思います。私の役は、「おばさん」です。息子とおばあちゃんの中間の立ち位置にいて、人生の時間をしみじみ噛みしめるお年頃。どんな人にも青春のきらめきがあって、挫折があって、もちろんもうおばあちゃんの母親にもそれがあった、そんなことに気付くお年頃です。とにかく、私も大いに楽しみながら、面白い作品になるよう頑張りたいと思います。◆要潤(小林拓人役)かねてよりお逢いしたかった水田監督との時間は、全てが貴重でした。現場では世間話や雑談をし、大きな声で笑う水田監督ですが、カメラの前に立った役者は皆、心地よく役を生きることができます。言葉では表せない「包容感」に満たされた現場を、この小林という男と共に生きられたことは幸せでした。リメイク作品ですが、ぜひ我々のオリジナル作品として楽しんでください。◆北村匠海(瀬山翼役)『怪しい彼女』の日本版リメイクで水田監督からオファーをいただき、本当に光栄です。水田監督の父のようなあたたかさに助けられながら日々撮影しています。僕なりの準備として、水田監督が過去に手がけられた作品から役作りに関してたくさんのヒントをいただきました。そのヒントと自分らしさを掛け合わせて、今回”翼”という役を精一杯演じさせていただいてます。僕自身コメディ映画というジャンルが初挑戦なので、すごく”翼”という役が新鮮で楽しいです。主演の多部未華子さんを始めとする役者の大先輩の皆様と共に、映画を見る方々の心に届く、あたたかい作品を作れればと思っています。ぜひ映画館でご覧ください。◆志賀廣太郎(中田次郎役)最初にお話いただいたとき“怪しい彼女”だと思っていました。ホラー映画か? 台本いただき“怪しい”が“あやしい”だったので、字面から何となく柔らかさを感じ、読んで気持ちが和みました。水田監督、撮影の中山さんの小道具の置き位置や光と影などに対する細かな気配り、それに応えるスタッフの方々。良い時間を過ごさせていただいています。いまから上映が楽しみです。『あやしい彼女』は2016年4月1日(金)エイプリルフールより全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月06日俳優の要潤、女優の小林聡美らが、多部未華子と倍賞美津子が初共演で"二人一役"を演じる映画『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)に出演していることが6日、発表された。本作の主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが歌手になるという夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。『謝罪の王様』(2013年)や『舞妓Haaaan!!!』(2007年)を手がけてきた水田伸生監督がメガホンを取る。このたび発表された追加キャストは、要や小林に加え、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、温水洋一の6人。「私の役は、『おばさん』です」と話す小林は、カツの娘・瀬山幸恵を演じる。"おばさん"の幸恵について、「息子とおばあちゃんの中間の立ち位置にいて、人生の時間をしみじみかみしめるお年頃」「どんな人にも青春のきらめきがあって、挫折があって、もちろんもうおばあちゃんの母親にもそれがあった、そんなことに気付くお年頃」の女性と表現している。要は、若返った20歳のカツ・大鳥節子の歌声に魅了され、惹かれていく音楽プロデューサーの小林拓人役。「かねてよりお会いしたかった水田監督との時間は、全てが貴重でした」と振り返る。「言葉では表せない『包容力』に満たされた現場を、この小林という男と共に生きられた事は幸せでした」と続け、「(韓国の)リメイク作品ですが、ぜひわれわれのオリジナル作品として楽しんでください」とアピールした。バンド青年のカツの孫・瀬山翼を演じる北村は、「僕自身コメディ映画というジャンルが初挑戦」と明かしながら、「すごく"翼"という役が新鮮で楽しい」と手応えも感じている様子。「主演の多部未華子さんを始めとする役者の大先輩の皆さまと共に、映画を見る方々の心に届く温かい作品を作れれば」と意気込む。このほか、志賀はカツと旧知の仲で腐れ縁の銭湯店主・中田次郎を、金井はカツと犬猿の仲の老婦人・相原みどりを、温水はカツの運命を変える写真を撮る写真館店主をそれぞれ担当する。本作の原作は、韓国で2014年1月に公開(日本での公開は同年7月)され、約865万人を動員し、興行収入約627億ウォン(約62億7,000万円)を記録した映画『怪しい彼女』。2015年1月には中国で、『20歳よ、もう一度』のタイトルでリメイク版が上映(日本での公開は同年6月)され、こちらも約1,160万人を動員、興収は約3億6,500万人民元(約70億円)を突破した。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年11月06日TVアニメ『ひだまりスケッチ』の吉野屋先生役などで知られる人気声優の松来未祐さんが10月27日に死去していたことがわかった。38歳だった。所属事務所が公式サイトで発表した。事務所サイトでは2日の更新で、「病気療養中のところ平成27年10月27日 38歳で永眠致しました。ここに生前中のご厚誼を深謝し、謹んでご報告申し上げます」と報告している。7月14日更新のブログで松来さんは、「このたび、病気の治療のためにお休みさせていただくことになりました」とファンに療養に入ることを説明。「急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることがわかりました」と病状を明かしていた。その後もブログは定期的に更新され、復帰に向けた療養生活の模様とファンへの思いがつづられていた。松来さんは、人気漫画作品をアニメ化した『ひだまりスケッチ』の吉野屋先生役をはじめ、『這いよれ!ニャル子さん』のクー子役、『ハヤテのごとく!』の鷺ノ宮伊澄役などを担当。今年5月に行われていたOVA『這いよれ!ニャル子さんF』の初日舞台あいさつなどにも参加していた。
2015年11月02日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は東京・中野サンプラザで開催中の秋のヘッドフォン祭 2015にて、未発表のハイレゾポータブルプレーヤー「FiiO X7」のプロトタイプを参考出品。試聴も可能となっている。FiiO X7は同社のポータブルハイレゾプレーヤーのフラッグシップとなるモデルで、2015年冬に発売予定。ヘッドフォン祭の同社ブースでは試聴も可能だが、24日は整理券が配布され、かなりの順番待ちを覚悟する必要があった。AndroidモードとPureモードの2つのオペレーションモードを持っており、Androidモードでは他社の再生アプリも使用可能だ。PureモードではFiiOオリジナルのプレーヤーとなり、こちらのほうが安定性は優れているという。搭載しているCPUはRockchipの「RK3188」。クロックは1.4GHzだ。DACチップは、ESS Technology社の「ES9018S」を採用。DSD、PCM、FLACのほかに、DTSなども含めた豊富なファイルフォーマットに対応する。本体の下部はアンプモジュールとなっており、ネジで取り外しが可能だ。標準で装備されているのはIEMモジュールだが、オプションとして「Medium-class module」「High-Power module」「Balanced module」が用意される予定だ。microSDスロット(128GB対応)があり、Wi-FiとBluetoothも搭載。ディスプレイサイズは4インチだ。バッテリー容量は3,700mAhで、10時間以上の連続使用が可能だ。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日18時まで開催中。
2015年10月25日ヒビノインターサウンドは、iBasso Audioブランドのハイレゾ対応ポータブルプレーヤーなど未発表3製品を「オーディオ・ホームシアター展 2015(音展)」で初公開した。○ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「DX80」「DX80」は、DSD 5.6MHzをネイティブ再生できるハイレゾ対応ポータブルプレーヤー。PCM音源の対応については明らかになっていないが、192bit/24bitは再生できるだろう、とのこと。DACチップにはシーラス・ロジック製の「CS4398」を採用している。現行モデル「DX90j」の内蔵ストレージは8GBだが、DX80はストレージを内蔵せず、microUSBカードスロットを2基搭載。OSはAndroidをベースに開発したオリジナルOSを搭載する。インタフェースはmicroUSBポート、ライン出力、ヘッドホン出力などを装備する。iBasso Audioの公式Facebookでは米国での価格を359ドルとアナウンスしているが、国内での販売価格は未定となっている。○USB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「D14」D14は、USB DACを搭載したポータブルヘッドホンアンプ。DACチップにはESSテクノロジーの「ES9018K2M」を採用し、DSD 11.2MHzとPCM 384kHz/32bitのネイティブ再生に対応する。○アナログヘッドホンアンプ「P5」P5は、出力660mW×2(32Ω、バッテリー使用時)のアナログポータブルアンプ。電源アダプタ駆動の場合は、1,000mW×2(32Ω)で出力できる。きょう体はネジ1本で開口し、内蔵のオペアンプとバッテリーを取り替えられる。周波数特性は16Hz~80kHz。DX80、D14、P5は、10月24日・25日に開催する秋のヘッドフォン祭でも参考出品される。発売日はいずれも未定。
2015年10月19日未確認生物(通称:UMA)を題材にした脱力コメディ映画『探検隊の栄光』の初日舞台挨拶が10月16日(金)、都内で行われ、藤原竜也、小澤征悦、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、お笑いトリオ「ななめ45°」の岡安章介、山本透監督が出席した。藤原さん演じる落ち目のスター俳優が、バラエティテレビ番組の企画で、探検隊の隊長に抜てきされ、個性豊かな隊員たち(=番組スタッフ)とともに秘境に暮らす未確認生物を探す姿を描いた本作。舞台挨拶にはチュパカブラ、モンゴリアンデスワーム、雪男という世界的UMAが揃って“乱入”し、藤原さんを苦笑させていた。「くだらなくて面白い。スカッとする映画」と主演作をアピールする藤原さん。トカゲを食べたり、沼でワニのぬいぐるみと戦ったりと撮影は苦労だらけだったそうで「とにかく過酷な現場で、スタッフさんも『いままで経験した過酷さベスト3の1つです』って言っていたくらい。でも、いまはいい思い出です…」としみじみ語った。共演陣も「バカバカしい映画。緊張せず、楽しんで」(小澤さん)、「こんな大きな劇場で、公開されると思わなかった」(田中さん)、「頑張った結果、すげえフザけた映画に仕上がった」(川村さん)、「ぜひ笑って帰ってください」(佐野さん)、「壮大なコント映画」(岡安さん)と思い思いに作品をアピール。「公開がうれし過ぎて、飲み過ぎた」とガラガラ声の山本監督は、「普段ならこういう映画に出演しないイケメンが、バカやってます。皆さんにも楽しんでもられると、信じています」と話していた。『探検隊の栄光』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年10月16日俳優の藤原竜也が10月7日(火)、都内で行われた主演作『探検隊の栄光』スピンオフドラマの上映会に出席。映画のテーマでもある未確認生物(UMA)に強い興味があるといい、日頃から愛読している月刊ムー5代目編集長・三上丈晴氏を質問攻めにしていた。藤原さん演じる落ち目のスター俳優が、バラエティテレビ番組の企画で、探検隊の隊長として秘境に暮らす未確認生物を探す姿をユーモアたっぷりに描いた本作。そのスピンオフドラマ「実録!ひかりTVスペシャル これが伝説の隊長、誕生の瞬間だ!ROAD TO 探検隊の栄光」では、マネージャー役の岡安章介(ななめ45°)が藤原さんを番組出演させようと奮闘する様子を追っている。この日、トークが始まるや「ネパールでイエティを探すのが夢なんです」とUMA愛を発揮する藤原さん。三上氏も食い気味に「イエティには中国寄りにいる猿人と、コーカサス地方にいるネアンデルタール人の2種類がいる」と解説し、同席する岡安さんは早くも置いてきぼり状態に…。藤原さんが「うちの兄貴が波状に変形する赤くて、デカい玉を見た」と明かせば、三上氏は「それは恐らくプラズマ生命体ですね」と即答。「じゃあ、UFOは?」(藤原さん)、「すでに自衛隊がUFOの存在を把握しています」(三上氏)、「カッパはどうですか?」(藤原さん)、「江戸時代のカッパは目が大きくて、子どものような姿。グレイと呼ばれる典型的な宇宙人そっくりなんです。つまり…」(三上氏)と予定時間を過ぎても、UMAトークが止まらなかった。さらに三上氏が選ぶ最新UMAとして、家畜の血を吸うチュパカブラ、人間型の巨大軟体動物、シーサーペントと呼ばれる大ウミヘビが紹介され、藤原さんは終始、興味津々だった。『探検隊の栄光』は10月16日(金)から公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年10月08日女優の多部未華子(26)が韓国映画のリメイクとなる『あやしい彼女』(2016年4月1日公開)で主演を務め、初共演の女優・倍賞美津子(68)と"二人一役"を演じることが6日、発表された。主人公は、周囲から煙たがられている73歳の老婦人・瀬山カツ(倍賞)。シングルマザーとして娘を育て、望むような人生を送れなかったある日、娘とケンカし、家出した先で目にした写真館に引き寄せられる。店を出ると、そこには20歳に戻った美しい自分(多部)の姿が。若者に戻り、名前を節子と変えたカツが「歌手になる」という夢を取り戻し、人生をやり直す様を描く。若返ったカツあらため節子を演じる多部は、「おばあちゃん…バンド…ボーカル…初めてのことがたくさんあります」としながらも、「コメディなのでとにかく楽しく、愉快に面白く演じられればいいなと思います」と意欲的。「水田(伸生)監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、はじめから安心感でいっぱい」と数々の初となる演技を前にも落ち着きを見せ、「話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら…と思っています」と意気込んでいる。一方の倍賞は、「多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、私たちが演じる主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います」とアピール。「カツのように、この年になったら『ああ、やり直せればよかったのに』と思う失敗はたくさんあるものです」と自身を重ね合わせ、「年配の方々にとっても『私たちにもこういう経験があったなぁ』と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います」と感慨深げに語った。『謝罪の王様』(2013年)や『舞妓Haaaan!!!』(2007年)を手がけてきた水田監督は本作でメガホンを取りながら、「憧れの大女優、倍賞美津子さんの愛情キラキラあふれる芝居に、そして多部未華子さんのかわいくも切れ味抜群の芝居に、毎日しびれまくっています」と興奮気味。9月末にクランクインしており、11月初頭にクランクアップを予定している。本作は、韓国で2014年1月に公開(日本での公開は同年7月)され、約865万人を動員し、興行収入約627億ウォン(約62億7,000万円)を記録した映画『怪しい彼女』が原作。2015年1月には中国で、『20歳よ、もう一度』のタイトルでリメイク版が上映(日本での公開は同年6月)され、こちらも約1,160万人を動員、興収は約3億6,500万人民元(約70億円)を突破した。(C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION
2015年10月06日綾野剛と共演した『ピース オブ ケイク』で新境地を開拓した多部未華子が、韓国、中国で記録的大ヒットとなったコメディの映画化『あやしい彼女』で主演を務めることが決定。名女優・倍賞美津子と共演し、見た目は20歳(ハタチ)でも、中身は毒舌おばあちゃんを演じることが明らかとなった。主人公は、毒舌、頑固でおせっかい。トラブルばかり引き起こす73歳のおばあちゃん、瀬山カツ(倍賞美津子)。周囲から煙たがられるカツは、女手ひとつで娘を育て、望むような人生を生きることはできなかった。そんな彼女はある日、娘と喧嘩をし、家を飛び出した先で、ふと目にした写真館に吸い寄せられる。「私がこのカメラで、お姫様にしてあげますよ」店主の言葉ににカツは喜び、写真を撮って店を出てみると、そこにはなんと、20歳の姿に戻った自分がいた!20歳の麗しい容姿を取り戻した彼女(多部未華子)は、“神様がくれたチャンス”とばかりに、髪型を変え、洋服を変え、名前を変え、失われた青春を取り戻す。天性の才能を活かして歌手になる夢を叶え、淡い恋に胸をときめかせる彼女は、初めて思い通りの人生を歩み始め、関わる人たちに勇気や夢を与えていくのだが…。オリジナルの韓国映画『怪しい彼女』といえば、『サニー 永遠の仲間たち』『王になった男』で、わずか20歳にして韓国を代表する女優となったシム・ウンギョンが、“70歳の女の子”という難役を演じ、観客動員865万人を記録した大ヒット作。日本でも絶大な人気を誇るアイドルグループ「B1A4」ジニョンのほか、人気者や名優が集結。また、中国版もヤン・ズーシャン、チェン・ボーリン、ルハンなどが出演し、1,160万人を動員する大ヒットに、『20歳よ、もう一度』として日本公開もされた。そして今回、同じプロットをから生まれた本作で主演を務めるのが、若手実力派女優の多部さんで、若返った主人公・大鳥節子(カツ)を演じる。見た目は20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクター像をどう演じるのか。さらに今回は、60年代の数々のヒットメロディの歌唱にも挑戦!多部さんが見せる新たな一面に、期待が高まる。一方、元の姿(!?)である73歳の毒舌おばあちゃん・カツを演じるのは、倍賞美津子。その演技力の高さで数々の映画賞を受賞する、最高にかっこいい女優のひとりだが、本作でも、1本筋の通った痛快な啖呵が次々と飛び出し、観る者を魅了する。韓国、中国で大記録を打ち出したアジア最強のコメディに挑戦するのは、『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』などで知られる日本が誇るコメディ映画のトップランナー、水田伸生監督。現在、2人は水田監督のもと、20歳の節子と73歳のカツという“同一人物”を演じるべく、倍賞さんの演技シーンを多部さんが一緒に体験し、動きのエッセンスを参考にするほか、主人公の内面を共有しながら、日々役作りを行っているという。<以下、コメント>■多部未華子おばあちゃん…バンド…ボーカル…初めてのことがたくさんありますが、コメディなのでとにかく楽しく、愉快に、面白く演じられればいいなと思います。水田監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、初めから安心感でいっぱいですが、話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら…と思っています。■倍賞美津子昔からずっと自分が面白いと思う仕事をしてきたので、この作品のお話しをいただいたときも面白いと思い、お受けしました。水田監督とも多部さんともご一緒するのは初めてですが、多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、私たちが演じる主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います。73歳のカツのように、この年になったら「ああ、やり直せればよかったのに」と思う失敗はたくさんあるものです。年配の方々にとっても「私たちにもこういう経験があったなあ」と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います。■水田伸生監督憧れの大女優、倍賞美津子さんの愛情キラキラ溢れる芝居に、そして多部未華子さんの可愛いくも切れ味抜群の芝居に、毎日痺れまくっています。身も心もビリビリ痺れる映画に…します、なります、きっと!アジアを魅了した名作コメディが、2人の演技派でどう生まれ変わるのか注目していて。『あやしい彼女』は2016年4月1日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月06日Malwarebytesは10月2日(米国時間)、「"This PDF version is not supported" Data URI Phish|Malwarebytes Unpacked」において、PDFを悪用したフィッシング行為について伝えた。同様の手口による情報窃取が今後発生する必要があり、注意が必要。メールに送付されてくるPDFまたは直接PDFファイルのURLをクリックするなどしてドキュメントを開くと、次の一連の流れで情報窃取が実施されると説明されている。PDFドキュメントを開くと「このPDFのバージョンはサポートされていません。オンラインで閲覧するにはここをクリックしてください」といった内容が表示されるリンクをクリックするとブラウザが起動し、閲覧するにはメールアドレスとメールアドレスのパスワードを入力する必要があると促してくる電子メールとパスワードを入力すると、次は「このドキュメントは削除されました」というメッセージが表示されるサイトにページが無償のファイル・ホスティングサービスのトップページに自動的に移動し、一連の流れが終了する身に覚えのないメールやドキュメントが送られてきた場合は、そのファイルを開いたり、リンクをクリックしたりする前によく内容をチェックする必要があるほか、流れの中でアカウント情報の入力を促された場合は、いったん作業を止めて本当に入力する必要があるのかを検討することが望まれる。
2015年10月06日韓国で大ヒットを記録した『怪しい彼女』が多部未華子主演でリメイクされることが発表された。ベテラン女優・倍賞美津子が共演し、『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』の水田伸生が監督を務める。その他の写真本作は、73歳のおばあちゃん・カツが突然、若返り、失われた青春を取り戻す様を描くコメディ。麗しい容姿を取り戻したカツが名前を大鳥節子と変えて、歌手になる夢を叶えたり、淡い恋に胸をときめかせたりと、初めて思い通りの人生を歩み始める。多部が主演を務め、見た目は20歳だが中身は毒舌キャラの73歳という強烈なヒロインを演じる。懐かしのヒットメロディにも挑戦するなど、本作で新たな一面を見せている多部は「おばあちゃん、バンド、ボーカル……初めてのことがたくさんありますが、コメディなのでとにかく楽しく、愉快に、面白く演じられればいいなと思います。水田監督は、たくさんのスタッフキャストに愛されている監督だと聞いていますので、初めから安心感でいっぱいですが、話し合いながら一緒に、いけずで愛らしい節子(カツ)を作り上げていけたら……と思っています」と意気込みを語った。また73歳のカツを演じる倍賞は、初共演となる多部と同一人物を演じることについて、「多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います」とコメント。さらに「年配の方々にとっても“私たちにもこういう経験があったなあ”と共感してもらえると同時に、昔の思い出に浸りつつ一時のいい夢をみんな持てるんだよ、という明るいメッセージが込められていると思います」と作品の魅力を語った。撮影現場では、同一人物を違う俳優が演じるにあたり、倍賞の演技シーンを多部が一緒に体験し、動きのエッセンスを参考にするほか、主人公の内面を共有するなどの役作りが日々行われているという。11月初めにクランクアップ予定の本作は、松竹配給で2016年4月1日(金)に公開される。『あやしい彼女』2016年4月1日(金)全国ロードショー
2015年10月06日スリー(THREE)が10月3日、ヘアメイクアーティストの山本浩未によるトークショーを東京・青山のTHREE AOYAMAにて開催する。THREE AOYAMAの2周年を記念して開催される同イベント。当日は、山本浩未が参加者に向けてメイクや美容についてのアドバイスを交えたトークを行う。イベントは3回にわけて開催され、各回45分、先着20名となっている。また、同日より、限定アニバーサリーキット(5,400円)も発売される予定だ。【イベント情報】山本浩未のトークショー会場:THREE AOYAMA住所:東京都港区北青山3-12 1階、2階会期:10月3日時間:第1回 11:00~、第2回 14:00~、第3回 15:30~料金:無料
2015年10月02日公開中の映画『ピース オブ ケイク』のヒット御礼舞台挨拶が9月20日(日)に行われ、主演の多部未華子、主題歌を歌う加藤ミリヤ、田口トモロヲ監督が揃って登壇し、観客からの質問に答える形で恋愛トークを展開した。女性から絶大な支持を集める朝倉ジョージの人気同名漫画を原作に本気でぶつかり合い、時に翻弄され、揺れ動くカッコ悪い大人たちの恋模様が繰り広げられる。ミリヤさんは映画にも出演している峯田和伸とのコラボレーションで主題歌「ピース オブ ケイク -愛を叫ぼう-」を歌っているが元々、多部さんは「高校の時に友達に『いいから聴いて!』と言われて知って」以来、ミリヤさんの大ファン。一方、ミリヤさんは「中学の時から大好きで、一人でライヴに行ったこともある」くらい、峯田さんの大ファンだったそうで、本作を通じて期せずしてコラボが実現した。この日は、Twitterを通じて寄せられた質問や、会場の観客からの質問に登壇陣が答えたが「好きな男性のタイプ。追う方がいいか?追われる方がいいか?」という質問に多部さんは「好きなタイプは優しくて真面目で、ひとつでも尊敬できるところがある人」と語り、さらに「どっちがいいですかね…?どっちもいいですけど。本当は追われたいけど、でも何やかんやで追いかけてしまう気がします(苦笑)」と恋愛観を明かした。ミリヤさんは好きなタイプについて「生きる力がある人。メラメラしているタイプ。あとはセクシーな人!これ大事です。大人になって気づきました」と語る。ちなみに田口監督に関して「すごくセクシーだと思います!」と語ると多部さんは「え?」と驚きの声を漏らし、会場は笑いに包まれる。ミリヤさんは「フレッシュなお肉もいいけど、ジビエ(野生の獣の肉)も美味しい。子供の頃はわかんなかったけど…」と大人になって分かる男性の魅力について語り、さらに「(以前は)追う方だったけど、(今は)追われる方がいい。幸せになれる」と語った。また理想のプロポーズのシチュエーションを尋ねられると、多部さんは「ベタがいい」と語るが、田口監督の「ケーキの中に指輪が?」というベタベタな提案には「絶対にいやだ!」と即拒否。「レストランとかは嫌で、2人きりがいい。でも特別感もほしい」と何とも難しい理想を口にする。ミリヤさんも多部さんの意見に同意し「2人きりがいい。街中でフラッシュモブとかは(イヤだ)。この喜びをこの人たちはそんなにわかってくれないでしょ?と思う」とあくまで相手と2人きりでのとっておきの状況を期待しつつ「予定がないので…」と苦笑していた。『ピース オブ ケイク』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピース オブ ケイク 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会
2015年09月20日過去に放送された数々の作品の中から、未商品化・未CD化の劇中BGMを中心にリリースしていく日本コロムビアの新シリーズ『Columbia Sound Treasure Series』から、シリーズ第5弾となる「キャンディ・キャンディ SONG & BGM COLLECTION」の試聴動画が公開された。堀江美都子の歌った主題歌シングルがミリオンヒットを記録するなど、日本の女児向けアニメ史の中でも燦然と輝く不朽の名作『キャンディ・キャンディ』。9月30日に発売される「キャンディ・キャンディ SONG & BGM COLLECTION」には、TVアニメ『キャンディ・キャンディ』の劇中BGMのすべてと主題歌・挿入歌が3枚組CDに収録される。価格は4,200円(税別)。○『キャンディ キャンディ SONG & BGM COLLECTION』ダイジェスト試聴また、シリーズ第6弾として、10月28日に発売を予定している「サーキットの狼 オリジナル・サウンドトラック」の収録内容もあわせて公開された。1975年より週刊少年ジャンプにて連載された池沢さとし氏原作の『サーキットの狼』を実写映画化したこの作品は、当時の日本で巻き起こったスーパーカーブームを牽引した作品であり、大ヒットを記録。なお音楽は、『海のトリトン』などを手掛けた"コルゲン"の愛称で親しまれる鈴木宏昌氏が担当しており、鈴木氏の生誕75周年のタイミングでの初商品化は、大きな話題になること間違いなしだ。「サーキットの狼 オリジナル・サウンドトラック」の収録内容および同シリーズの詳細については、日本コロムビアの特設サイトをチェックしてほしい。なお現在、同シリーズからは『おれは鉄兵』『ルパン対ホームズ』『海のトリトン』『忍者キャプター』といった作品がリリースされている。
2015年09月18日