モデルの菅野結以、黒瀧まりあ、瑛茉ジャスミンが14日、都内で行われた女性ファッション誌『LARME(ラルム)』(徳間書店)の定期刊行化記念イベントに出席した。【写真】“美くびれ“&”美脚”を披露した菅野結以この日、白を基調としたファッションで登場した三人は、ステージ上でキュートなポージングを披露。菅野はショート丈のビスチェで“美くびれ”を露出し、集まったファンから「細い~!」と歓声が挙がると、「頑張りました!今日はまだご飯食べてない…」と、茶目っ気たっぷりにはにかんだ。同誌は、メイクやファッションを自由に楽しむ10代後半から20代の女性たちにライフスタイルを提案するファッションムックとして、昨年9月に創刊。読者の圧倒的支持を得て、半年という短期間で隔月刊化が決定した。創刊号から携わっている菅野は「企画から一緒にやらせてもらったので、すごく想いも強いんです。編集長と何度も打ち合わせして、本当にやりたいことをやらせてもらえた」と感慨深げ。「こんなにガーリーでドリーミーな雑誌って今までなかった。ドンピシャな雑誌がやっと出たって感じ。今までなかったのが不思議なくらい」と振り返った。続けて「ツイッターとかブログで『早く定期化してほしい~』ってたくさん言ってもらっていたから。やっと定期化できたよって報告ができて、私もほんとうに嬉しい」と、喜びとともに、応援してくれたファンに感謝していた。また、同イベントではNMB48渡辺美優紀とAKB48島崎遥香がカバーガールをつとめる最新号をいち早くお披露目。菅野が「この号はストリートファッションとかも登場するんです。これをラルムで撮っていいのってくらい、新境地」と紹介すると、黒瀧も「ラルムは日々“女の子”を追求していて、どんどん進化していっている」と自信たっぷり。瑛茉も「読んでいると、気がついたら何時間も経っちゃう。毎回新しい可愛いが出てくるからすごい勉強になります」とアピールしていた。
2013年05月15日全国に34店舗を展開しているブライダルダイヤモンド専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」は、2013年3月13日(水)~14日(木)の2日間で“将来的に結婚を考えている”、“結婚する相手のために婚約指輪を購入すると思う”25歳~44歳の男性に、「婚約指輪に関する意識調査」をテーマにしたインターネット・リサーチを実施。その結果から、興味深い事実が明らかとなった。結婚において大切な意味をもつ“婚約指輪”。アンケートの結果によると、「婚約指輪を交際相手に選んでほしい」という人が58.3%と、「自分で選びたい」派を上回った。渡す相手に喜んでもらいたい、ずっとつけるものなので気に入ったものを贈りたいという気持ちからこのような結果となったようだ。しかし、女性としては気になるのが男性の本心。安いものではないからこそ、内心は結婚指輪のみで済ませたいのでは…などと疑いの目を向けてしまうことも。しかしアンケート結果によると、年収に関係なく、約3分の2の男性が「婚約指輪を購入したい」と思っていることが分かった。では、その“婚約指輪”を選ぶ上で重要視している点とは?1位は「デザイン」が82.3%、2位は「交際相手に似合うかどうか」が73.0%、3位は「結婚指輪と一緒につけられるか」で35.0%という結果に。やはり一生モノであるだけに、気に入ったデザインであることが指輪選びの重要ポイントと考えられているようだ。そして最後には、「奮発してでもダイヤのついた婚約指輪を買ってあげたいと思う芸能人」を訪ねてみたところ、41.3%の票を獲得し、ダントツで1位に輝いたのは綾瀬はるか。次いで、菅野美穂(21.3%)、竹内結子(20.0%)、吉高由里子(13.7%)の名が挙がった。こう見てみると、いわゆる“高嶺の花”と言われるタイプの美女よりも、天真爛漫なイメージの女性が上位を占めている。素直に喜んでくれそうな彼女たちに、奮発してでもダイヤのついた指輪を買ってあげたいと思う男性が多いのかもしれない。いま「銀座ダイヤモンドシライシ」では、「Thank you Diamond Campaign」と題し、銀座ダイヤモンドシライシにてご成約した方にクジを引いてもらい、毎月先着2013組の方に10万円相当のダイヤモンドが当たるキャンペーンを5月31日(金)まで実施している。大切な人との未来を約束するための“婚約指輪”。男性も、女性と同じように婚約指輪を結婚指輪と同じくらい大切なものと考えているようだ。さてこの結果、あなたはどう見る?「Thank you Diamond Campaign」公式サイト(text:cinemacafe.net)
2013年04月05日俳優の堺雅人と女優の菅野美穂が来月にも結婚するのではと、各メディアが報じている。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。本人たちからの公式なコメントはいまだ発表されていないが、両事務所はこの報道を肯定している。昨年の10月に行われた『大奥』舞台挨拶の際には、堺さんは菅野さんのことを「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」と惚れ惚れといった様子で賞賛しており、また、菅野さんも「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と堺さんを分析していた。(text:cinemacafe.net)
2013年03月22日先日、夜の上海で思わず二度見しちゃうような光景に遭遇しました。20代と思しき男子が、同い年ぐらいの女子を大事そうに担いで歩いていたのです。それも一組ではなく、こっちでは抱っこ、あっちではおんぶ、と何組も。ベロベロに酔ったわけでも、足をくじいたわけでもなく、たぶんちょっと歩き疲れちゃっただけの彼女を担ぐ男子たち…。驚きのあまり半ば固まったまま、現地在住の友人に「あの子たちどうしちゃったの?」と尋ねると、彼女は平然と「ああ、結構よく見るよ」と答えました。なんでも一人っ子政策の実施にあたり、みんなが一人しか産めないなら男子が欲しいと願ったため、今になって女子が少なくなり、20~30代の男子が余ってしまっているとか。だから男子は数少ない女子に群がり、彼女ができると逃げられないようにとにかく尽くしまくるのだそうです。尽くした挙句の抱っこ。もちろん彼女のカバンを持つのも男子!…女子に靴を履かせる韓国ドラマの男子(『冬ソナ』とか)も真っ青の王子様っぷりですよね。草食系を通り越して、絶食系だの断食系だのと呼ばれる男子たちが溢れつつあるこの国に暮らしている身としては、女子というだけでお姫様扱いしてもらえる(かもしれない)のは正直うらやましいこと。とはいえ中国、このままで大丈夫なのかしらとちょっぴり心配にもなってしまいます。ここは彼女募集中の中国の男子とお姫様願望のある日本の女子たちとで、大規模な合コンでもやるべきではないでしょうか。例えば国際交流街コンみたいな…?そんな想いを抱えて帰国すると、テレビでは相変わらずゴールデンボンバーが「女々しくて」を歌い、「僕は恋愛も結婚もできない」と断言した栗原類さんが、ひっそりとうつむいていました。片や、映画『大奥』では菅野美穂さんが女将軍を演じ、大河ドラマでは綾瀬はるかさんが毎週鉄砲をぶっ放し、この春には天海祐希さん主演のドラマ『女信長』が放送される予定。…と、なぜか時代劇ネタばかりになってしまいましたが、書いていて男子=控えめ、女子=ガッツありというのは、もはやごく一般的な構図なのかもという気がしてきました。というか、実は「男子は追う性で女子は追われる性」や「男子に誘ってもらったほうがいい」などのセオリー自体が私たちの思い込みで、本当は女子が恋愛をリードしたほうがうまくいく場合も多いのかも?相手が、明らかに自分に気があるのに(傷つくのを恐れて)誘ってこないなと感じたら、女子のほうからリードするのも大いにありなのかもしれません。素敵な男性だったら、ぼーっとしている間に、ぐいぐいアプローチする他の女子にかっさらわれてしまう可能性も高いし。ここで、元・断食系男子の旦那さまを持つ30代主婦のエピソードを一つ。「主人は出会った頃、彼女いない歴6年で全くの女っ気なし。デートしてもイルミネーションを見に行っても手すらつながず、挙句、終電がなくなって私の家に泊まっても何もしてこない。これは脈が無いのかと思ってたら、あまりに長い間彼女がいなかったので、どのタイミングで告白すればいいかわからなかったんだそうです。最終的なプロポーズは主人にしてもらいましたが、結婚に向かわせるように要所要所で背中を押したのは私。なかなか誘ってくれない、手を出してこない奥手の彼にやきもきしてる女性は、世の中にはそういう男性もいるんだと思って優しくリードしてあげてください。もしかしたら良い結果が待ってるかもしれませんよ!」やっぱりこういうパターン、あるんですね。「傷つくのが怖い」という理由以外にも、「自分から誘ったら負け」と思っている男子もいるみたいですよ。そんなわけで、普段は“誘われるのを待つ派”でも、“自分から誘わない派”の彼には、積極的に誘う“女子リード型恋愛”を試してみるのがおすすめです。そして…それは絶対にイヤ!という人は、まだ見ぬ王子様を探しに中国に行ってみてはいかがでしょうか。(文=Kawauso)「私から誘ったほうがいい?」(占いサイト:運命を導く7人へ)
2013年02月21日絢爛豪華な元禄の世を背景に、世継ぎをめぐって激しく火花を散らす大奥のバトルを“男女逆転”の構図で描く『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)役の堺雅人と、徳川幕府第五代将軍・綱吉役の菅野美穂が演技秘話を明かした。その他の画像女たちが幕府の要職に就いて男たちの上に位置する本作は、実在した大奥が舞台の時代劇で、唯一のウソが“男女逆転”という二重のファンタジーで描く異色作。第1弾『大奥』(10)、テレビドラマ版『大奥~誕生[有功・家光篇]』(12)と、いずれも好評を博したが、その濃厚な愛憎ドラマは今作でもリアルで烈しい。大奥総取締として綱吉に取り入るも、やがて心惹かれていく右衛門佐役の堺は、「よしながふみさんの原作がとても面白いので、それをガイドに右衛門佐を演じて、その魅力を伝えることに努めました」と作品世界に忠実に寄り添ったことを説明。撮影中も歴史の本を読み、万全の準備をして参加したという。一方、綱吉役の菅野は、堺とは異なるアプローチで“男女逆転”の世界に入ったと言い、「この綱吉は相手によって表情が変わる人だと受け止めたので、あえて拠り所を作らず、不安な気持ちを残すことが大事だと思いました」と人間性を断定しないで演じたメソッドを告白。すると堺が「なるほど、面白い!」と即座に反応した。「一貫性がない人なので、無理に決める必要がなかったということ?」と堺が聞くと、「頭脳戦が通用しない人だと考えたので、撮影中の気持ちを大事にしました」と菅野。堺は「何度もふたりで取材を重ねましたが、今日初めて知りましたね(笑)。今僕の中で腑に落ちましたよ」と納得していた。すなわち、堺の言葉を借りれば、「その読めない人柄が、綱吉の素敵な魅力」なのだ。「僕自身側で見ていて、なんて掴みどころがない人だろうと思っていました(笑)。でも、それが右衛門佐が綱吉に惹かれていく要因のひとつだったのでしょうね」と腑に落ちた理由を明かす堺。「余裕がある人生だけれど、孤独で拠り所が犬だけ。でも、どこか魅力的ですよね?(笑)」と菅野も自信を示す綱吉像。この女将軍の魅力、映画館で確かめてみてはどうだろうか。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月28日6年ぶりにセクシー美も解禁タレントの矢部美穂が主演した、公開中の映画「ピンク・レディ女はそれを我慢できないッ」で、久々のセクシーな姿を惜しげもなく披露し、話題を呼んでいる。この映画は上野貴弘監督がメガホンをとったもので、かつて戦隊シリーズのヒロインとして女優活動をしていた主人公さくらは、現在では平凡な主婦として生活するひとりの女性となっていた。ところが、かつて好意をよせていた戦隊シリーズ時代の共演者と偶然再会し、再び恋に落ちて……とストーリーが展開していく。トレーニングの成果も劇中、タイトなシルエットのボディスーツ姿など、セクシーさを前面に出したスタイルで演技しているが、矢部がこうした活動をみせるのは、久々のことであり、2006年にリリースした写真集「DEEP AND IMPACT」以来のことになるそうだ。約6年ぶり、35歳となった彼女だが、年齢を感じさせない美しいプロポーションをみせている。撮影には、加圧トレーニングや週2回の筋力トレーニングでシェイプアップにも挑み、ボディメイキングに努めて臨んだそう。美しさには隠れた努力があったようだ。映画は28日まで、池袋シネマ・ロサで公開されている。元の記事を読む
2012年12月26日映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が12月22日(土)に公開を迎え、都内劇場にて主演の堺雅人&菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、椿鬼奴、宮藤官九郎、西田敏行、金子文紀監督による舞台挨拶が行われた。よしながふみ原作の人気漫画を原作に、男女の役割が逆転した江戸時代を舞台にした歴史活劇で2010年の映画『大奥』、先日最終回を迎えたドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」に続く本作。なかなか子宝に恵まれぬ女将軍・綱吉と野心を胸に公家の身から大奥取締役まで上り詰めた右衛門佐の交わることのない愛の軌跡を描く。堺さんは初共演となった菅野さんの印象を聞かれ「懐の深い女優さんだと思ってましたが、思ってた以上に深くて得体のしれない人だとやっているときは思いました。全部、菅野さんの役作りだったんですが」と明かす。一方の菅野さんは、堺さんを「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と分析。草食ではなく植物という言葉に堺さんが「格下げですか?エサだよね…?」と首をかしげると、すかさず西田さんが「クレソン系だね」と茶々を入れ会場は笑いに包まれた。堺さんはまた、宮藤さんについて「(役者を)やりながら裏で長い歌舞伎の台本を書かれていてすごいなと思いました」と感服した様子。綱吉の正室役ということで、宮藤さんもきらびやかな着物姿での出演となったが「あの衣裳のままパソコンで書いてたんでいつの時代の人なのか、ちょっとしたSFですね」とシュールな撮影の裏側の様子を明かした。鬼奴さんは江戸へ来る前の右衛門佐が金のために体を売る冒頭のシーンで、相手役として出演しており当然、堺さんとの濡れ場もアリ!「映画を自分で観たら笑うしかなかったです。恥ずかしかったですが、女優としての正念場と思って頑張りました!」と「女優」という言葉を連発しながら述懐。堺さんについて「これまで共演したのはオアシズや森三中だったので、初めてステキな人と…。ステキだろうと思ってましたがその上を行くステキでした」と鼻息荒く語った。これを機に女優としての本格的な活動を画策しているようで、「高いとこから飛び降りるのよりも女優としての活動を…」と訴え笑いを誘っていた。西田さんは客席からの「西やーん」という歓声に「ありがとう」と嬉しそう。対峙した堺さんについて尋ねると「ジュード・ロウだなと思いました。僕は(ロバート・)デ・ニーロの気持ちでいたんですが(笑)」とユーモアたっぷりに称賛を送る。話が来年の抱負に及ぶと「もう齢65で膝がガクガクですが、そういう状態なのにオファーがいっぱい来てるんですよ」とニンマリ。そして最後は「福島出身ですので、東日本大震災からの復興に微力ながら尽くしたい」と語るなど、まさに硬軟を巧みに取り入れた舞台挨拶で客席を沸かせていた。『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は全国にて公開中。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月22日女の幸せとは何か?母になるということはどういうことか?男性の目線であれこれ勝手なことを考えても大層な答えなど出てこないことは承知しているが、画面の中の菅野美穂の姿を追いかけていると否応なくそんな考えを巡らせてしまう。ドラマ「働きマン」に『パーマネント野ばら』、『ジーン・ワルツ』、そして先日まで放送していたドラマ「結婚しない」然り。まもなく公開となる『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』では男女の役割が逆転した世に君臨する将軍・綱吉に扮したが、ここでも母として、娘として、国を統べる権力者として宿命と欲求の狭間で揺れる女の性(さが)を狂気すら覗かせながら見せつける。ごく普通の人生の中ではとうてい経験することのできない濃厚な女たちの人生を、役柄を通して生きるというのはどういうことなのか?この小さな体の内に彼女はどれほどの思い、感情、経験を積み重ねてきたのか?公開を前に話を聞いた。まずは綱吉という女性について。強さと弱さ、可憐さと妖しさを併せ持つこの女将軍を菅野さんは愛する娘を失った母親という側面から捉えたという。「最初はボーイズラブの話という印象を持ってたんですが(笑)、そういう描写もあるというだけで原作を読ませていただいたら壮大で本格的で『よしなが(ふみ)先生、天才だな!』と思いました。男女逆転で生まれるはずの難しい部分も男女の業が浮き彫りになることで(歴史の)本流に戻すという作りになっていて。綱吉は天真爛漫で支離滅裂だし、お父さん(桂昌院/西田敏行)との血の繋がりが濃くて、男性に対してすぐ興味を持つくせに薄情で…と、いろんな要素をいっぺんに持っている人。だからこそ危なっかしい魅力を持っていると感じました。その中で子を失った悲しみというのが一番印象に残ったので、それを軸にしようとは思いました」。だが「どこを見て私にオファーしたのかと思った(笑)」と語るように、自分から遠いと感じるところが多かったこの役柄とあって演じる上では「綱吉を理解しようとは思わなかった」とも。「親との関係や子を思う気持ちについて女性として共感できても、将軍家の一番上に立つということや大奥で全ての男が私に見てもらいたがってるという状況は想像してもピンと来ないですからね(笑)。理解しようとすれば背伸びが必要になるので。でも、その状況にいる人はそんなこと疑問にさえも思わないと思うんです。だから自分との違いを考えて演技するというよりはなるべく疑問を持たずに、目の前のシーンに集中していけば映画が完成したときに一つの“線”になるかな?という気持ちでした」。行列を従えて美男たちがひざまずく大奥へと続く御鈴廊下をきらびやかな打掛を羽織って練り歩く姿は、まさに権力と自らを一体化させた強く輝く女性。演じていてなかなか気持ちよいものだったのでは?一方で信頼する家臣の夫を寝取り、真夜中の廊下を白い寝間着姿でさまよい歩くさまは妖艶で何とも言えぬ迫力を放っている。「大奥の廊下を歩くのはきっと気持ちいいんだろうなと思ってたんですが、意外と楽しめない自分がいて『あれ?』っと思ってました(苦笑)。作りが大変で夜中の2時に始まって朝の10時にやっと完成という感じだったので、その日のシーンが全部撮りきれるか心配になって意外に委縮してビビってましたね(笑)。人生で絶対に起こらないことなのでいい経験でした。(夜中のシーンは)原作でも『お前は父に似ておるな』と言う姿は、静かだけど狂気を孕んでいる綱吉の象徴のような気がしました。家臣の夫を寝取って、それに飽きてその息子までって…ちょっとひどいですが(笑)、目の前の興味に素直になり過ぎているがゆえの狂気を感じました」。インタビューの最中、菅野さんの口からはたびたび「女の業」という言葉が発せられたが、この女将軍・綱吉の人生を通して菅野さんの胸の中に強く突き刺さったのは、堺雅人演じる右衛門佐との間の「プラトニックな愛」だった。「人生で経験するであろうひと通りのことを経験した上での最後のプラトニックと言いますか。ほかの男たちとは世継ぎ目当ての恋愛だったけど、右衛門佐とはそこが違って…でも互いの立場もあって言い出せなくて。将軍という一つしかない席に座って何でも思い通りになるはずの彼女も手の届くものでは満たされずに、何を本当は欲しがっているのか分かってなかったと思うんです。でも、やっと右衛門佐と心を通じ合せたときに『(本当に欲しかったのは)心から添い遂げられる人だったんだ』と分かった。でも、プラトニックな愛が一番カロリーを使うと思うんですよ。それを人生が下り坂に入ってから分かるというのは哀しいかもしれないけど、ハチャメチャに生きた綱吉だからこそ美しいなと思えました。幸せかどうかは…どう取るかによりますが(笑)、それでも2人の“夕暮れの恋”は美しいと思います」。相手役の堺さんとは初共演だったが、現場での堺さんの姿から受け取った刺激や自分自身を顧みて感じたことも多かったよう。「堺さんはご自分で研究して役作りをなさってて、監督に自分から提案されたりするんです。研究が進み過ぎて鎌倉時代の小説とか読んでましたね(笑)。私が見て思ったのは、堺さんは学者タイプというか、論文をまとめるかのように研究していく役者さんなんですね。私はスポーツ選手のようなタイプで、監督がコーチなんです。言われたことをやるという感じで言われたことに疑いを持たずにやってるんですね。監督は実際にモニターを見て『こうした方がいい』と言ってくださるので、自分の感覚や内側の目で『ん?』と疑問に思っても監督の目の方が正しいことが多いんですよ」。先述の“プラトニックな愛”など作品を通じて感じたことは少し時間を置いた後で自身の内側にジワジワと染み込んでくることが多いとか。菅野さんはそれを「あと役作り(笑)」と表現する。「スイッチを押すようにカチッとではなく、ちょっとずつちょっとずつ役柄に影響された上でのいまの自分なんだろうなと思ってます。だから5年後の40代になってからの方が綱吉の気持ちをよく分かってるかもしれないですね。『ジーン・ワルツ』のこともいまになって思い出すんですよ。あのときも30代だったし十分に身近ではあったんですが、少し年を重ねたいまになってドラマのこともあったりして余計に思い出します。そういう意味では完全に自分のためだけの“あと役作り”ですね(笑)」。「自分のためだけ」と言いつつも、それをしっかりと現在の仕事に反映させてしまうところが彼女の名女優たる所以である。今回、宿命と葛藤の果てに辿り着いた真実の愛の感情が数年後にどのような化学変化を彼女にもたらすのか楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)
2012年12月21日映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のプレミア試写会が12月17日(月)に都内で開催。主演の堺雅人と菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行に金子文紀監督の総勢12名が和装姿で艶やかに舞台挨拶に登壇した。よしながふみの人気漫画を原作に先日、最終回を迎えた連続ドラマ「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」の30年後の元禄の世を舞台にした本作。謎の奇病の蔓延で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した日本の権力の頂点に立つ女将軍・綱吉と公家出身ながら大奥の総取締役まで上り詰めた右衛門佐の究極の愛を描き出す。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月23日(土)より公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月17日映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のプレミア試写会が12月17日(月)に都内で開催され、主演の堺雅人と菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行に金子文紀監督の総勢12名が和装で舞台挨拶に登壇した。よしながふみの人気漫画を原作に先日、最終回を迎えた連続ドラマ「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」の30年後の元禄の世を舞台にした本作。謎の奇病の蔓延で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した日本の権力の頂点に立つ女将軍・綱吉と公家出身ながら大奥の総取締役まで上り詰めた右衛門佐の究極の愛を描き出す。登壇陣は会場中央にせり出す形で設置されたレッドカーペットを歩き、2階席まで埋め尽くした4千人の観客の大歓声を浴びた。堺さんはドラマ版では3代将軍・家光の側室で慈愛に満ちた有功(ありこと)に扮したが、本作で演じた右衛門佐は正反対の権力への野心に満ちた謀略の男。「自分自身はあまり野心がないので、ありったけの野心を振り絞って、野心MAXでやらせていただきました!」と胸を張る。菅野さんは、魔性を感じさせたかと思えば天真爛漫なかわいらしい部分も持ち、将軍としての勇ましい一面も持つなど多面的な綱吉について「壇蜜さんみたいな役です(笑)」と説明。演じている最中も、そして映画完成後のインタビューなどでも綱吉を簡潔に説明する適切な表現がなかなか浮かばなかったそうで「今日、やっと分かりました!壇蜜さんです!」と嬉しそうに語り笑いを誘っていた。西田さんは壇蜜さんを知らなかったようで、「どういう方ですか?」と不思議そうに質問。さらに要さんが「僕の役は壇蜜さんとは真逆で…」と語るに至って、堺さんは「さっきから壇蜜さんの話しかしてないじゃないですか!」とキレ気味に抗議し会場は再び笑いに包まれた。宮藤さんは綱吉の正室を演じたが「西田さんは女性との絡みがあってエロい感じだったのに僕はそういうのがなかった…」と残念そうにふり返る。その西田さんは「僕の役者のキャリアの中で数少ない濡れ場がありました」と満面の笑み。「四十数年、役者やってきてこれまで3回くらいしかなかった。それを今回、尾野さんとやらせていただきまして」と嬉しそうに報告すると客席からは拍手が沸き起こった。さらに西田さんは三浦さんを見やり「僕は三浦さんが生まれた日にちょうどお父さんの三浦友和さんと仕事でご一緒してたんです。『今日、生まれるかもしれないんです』と仰っていたのを覚えています」と20年以上前のエピソードを明かすなど、劇中のみならず壇上でも千両役者ぶりを発揮し舞台挨拶を盛り上げた。金子監督はこの豪華俳優陣について「みんな予想を裏切ってくれる」と称賛。特に西田さんのアドリブについて「台本のト書きに『怒ってる』とあるのに、いきなりこのシーンについて『泣きたい』と仰って、みんな『えー?』っとなったんですが、素晴らしかった」とベテラン俳優の想像を超える演技に賛辞を惜しまない。堺さんも「そのシーンが西田さんとの初めてのシーンでしたが、いま思い出しても素晴らしかったです」としみじみと語った。最後に再びマイクを握った堺さんは、本作について「大きな物語ですが、そこに残るのはひとりの人間の寂しさや愛、一組の人間の結びつきだったり、人肌の温かさがメッセージとしてあると思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月23日(土)より公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月17日街中が光で彩られ、クリスマスムードが高まってきた。華やかなイルミネーションは、デートをさらに盛り上げてくれる。そんなイルミネーションでオススメの一つが、六本木ヒルズ。東京・六本木ヒルズでは、”ウイスキーと過ごす、とっておきの時間。”をテーマに、サントリー酒類が主催する「WHISKY HILLS 2012」を開催。中でも、六本木ヒルズ 66プラザで開催中の「WHISKY & ILLUMINATION」は、ウイスキーをイメージしたイルミネーションを楽しめるという。イベントは、12月8日から既に開催している。週末しかやっていないので、残すところ、開催日は、12月14日、15日、16日、22日、23日、24日、25日の7日間となっている。ということで、「WHISKY & ILLUMINATION」に行ってきたので、その様子をレポートする。「WHISKY & ILLUMINATION」は、六本木ヒルズ森タワー前、巨大なクモのオブジェ「ママン」付近で開催。66プラザのデッキには、ハート形の氷が印象的なウイスキーのロゴが飾られており、イベントムードに包まれている。会場には、ウイスキーのグラスをイメージした、繭玉のようなイルミネーションが登場。氷の「白」がウイスキーを注がれることによって、徐々に「琥珀色」へ染まっていく様子を再現しているように思える。グラデーションの変化を眺めているだけで、時間を忘れてしまいそう。このイルミネーションは、中を通り抜けることができるのも特徴だ。きらめく光に包まれれば、二人のムードもさらに盛り上がるはず。多くの人が並んでいたが、待ち時間はそれほど長くないので、幻想的な空間を体験してみよう。また、「WHISKY & ILLUMINATION」では、サントリーのウイスキーを1杯200円で提供。5月に発売された新商品「山崎」「白州」をはじめ、全部で5銘柄そろえており、菅野美穂さんのCMでおなじみの「角瓶」や、ホテルのバーやラウンジにも置いている「響12年」「ザ・マッカラン ファインオーク」も格安で楽しめる。また、ロックや水割り、ハイボールはもちろん、ホットウイスキーも用意されている。1杯目はホットで体を温め、2杯目以降はロックでモルトの味わいをじっくり楽しむなど、そのときの気分や銘柄によって飲み方を変えるのもおもしろい。併設のギフトショップでは、ウイスキーのハーフボトルやオリジナルグラスを販売していたので、自宅用に買ってもいいし、お酒好きの恋人へのクリスマスプレゼントにもオススメ。さらに、ウイスキーの樽をテーブルに見立てたゾーンでは、イルミネーションを鑑賞しながらウイスキーを楽しむことができる。ヒーターやブランケットが用意されており、寒さ対策も万全。琥珀色のやさしい光が心地よく、落ち着いた大人のムードをかもし出している。ホットウイスキーを味わっていたカップルは、六本木ヒルズで働く友だちのところへ遊びに来たところ、友だちからこのイベントをすすめられたという。その女性はお酒をほとんど飲めないそうだが、「ホットウイスキーは飲みやすいですね」と香りとともに楽しんでいた。別のカップルは、ウイスキーが好きで、このイベント目当てに来たという。すでに3杯目を楽しんでおり、「ウイスキーを飲んでいるうちに体が温まるから、いまは水割りです」とさまざまな種類を楽しんでいた。冒頭でもお伝えしたが、同イベントは、クリスマスまでの週末のみ開催。12時からオープンしているが(14日のみ15時から)、イルミネーションの点灯は17時から。六本木ヒルズで遊んだ帰りに寄ってもいいし、夜デートのスタート地点に選んでもいい。また、六本木ヒルズおよび近隣エリアのキャンペーン参加飲食店(22店)では、六本木ヒルズエリアで配布されるイベント紹介冊子「Navigator(ナビゲーター)」を見せると、1杯目のウイスキーが100円で楽しめる。1冊につき1名のみ有効なので、人数分の冊子を用意しておこう。冊子はパンフレットの置かれたスタンド等で手に入れることができる。冬は空気が澄んでいるので、イルミネーション鑑賞には最適な季節だ。ぜひ、ウイスキーを片手に大人の夜を過ごしてみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日キリンホールディングスのキリン食生活文化研究所は21日、「職場の人とのお酒の飲み方」についての調査結果を発表した。同調査は、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットで飲酒に関する意識調査を実施し、7,142名の有効回答をまとめたもの。調査期間は10月9日~22日。「職場の人とお酒を飲みに行く予算は?」との問いに対して、1回あたりの平均予算は、昨年より39円マイナスの4,208円となった。地域別に見ると中国、四国、北陸の順に高く、九州・沖縄がもっとも安い。飲む相手別では、同僚と飲むときにもっとも節約志向が強まっている。上司とは3,899円(昨年比マイナス18円、以下同様)、同僚とは3,822円(-156円)、一方、部下とは4,903円で昨年よりプラス56円と2008年からの減少も下げ止まった。プライベートでは、身近な相手ほど節約傾向が見られ、友人とは3,879円(-273円)、恋人とは5,003円(-116円)。「職場の人と飲みに行く頻度」に対しては、「同僚」が多いが、それでも「2~3カ月に1回」どまり、次いで「半年に1回」となっている。なお、外で飲む機会は「月に1回」がもっとも多い。「職場の人とお酒を飲む機会の必要性」については、同僚・上司・部下ともに約半数が「必要」と回答した。「上司と」の機会が必要と答えたのは若年男性がもっとも高く47.0%。一方、若年女性は「同僚と」が高い。また、男性ではすべての年代で「部下と」が高い。「一緒にお酒を飲みたい上司と部下を有名人で言うと?」で挙がった回答は、「男性上司」は2年連続北野武、「女性上司」は4年連続天海祐希がトップとなった。「男性部下」は向井理、「女性部下」は綾瀬はるかがそれぞれ3年連続でトップとなった。剛力彩芽は昨年得票圏外から8位に躍り出た。「一緒にお酒を飲みたい同僚」は、男性は福山雅治が4年連続でトップ、女性は天海祐希に代わり初めて菅野美穂がトップに立った。「お酒を飲むことの効果・効能」は、20代女性は「おつきあいを円滑にする」「相手と親密になれる」「仲間とワイワイ楽しく過ごせる」が高く、同年代の男性と比べても高い。また、男女ともに「リラックスした気分」「仕事を終えてお疲れさまという気分」「食事がおいしくなる」は20代で低かった。「誰とお酒を飲む機会を増やしたいか」に対しては、20代男女ともトップは「高校・大学の同級生」。20代男性では、「一人で」「仕事関係の仲間」「恋人」「おさななじみ」「父親」が続く。20代女性は、「恋人」「仕事関係の仲間」「一人で」「おさななじみ」「母親」の順で、さらには「姉妹」「ママ友」など、多様な結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日のんびり&まったり過ごせるお正月休みは、数々の大作や名作が公開される映画のゴールデンシーズン。年末年始にかけて『007』シリーズやアニメ『ONE PIECE』の最新作、初詣ならぬ初感動必至のドキュメンタリーなど話題作が続々と上映される。そこで今回は「12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品」について女性472名にアンケートをとった。>>男性編も見るQ.12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品は?(単一回答)1位『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』19.7%2位『レ・ミゼラブル』13.6%3位『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』13.3%4位『ONE PIECE FILM Z』9.3%5位『今日、恋をはじめます』8.7%6位『007 スカイフォール』7.8%7位『映画 妖怪人間ベム』5.9%8位『マリー・アントワネットに別れをつげて』4.0%8位『恋愛だけじゃダメかしら?』4.0%10位 『ホビット 思いがけない冒険』3.4%1位は絵本作家である佐野洋子の「最後の日々」を記録した『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』。「絵本を読んだことがあり、興味がある」(27歳/情報・IT/クリエイティブ職)というコメントとともに、ガンを患い、余命を宣告された「佐野さんの生きざまに興味がある」(32歳/不動産/事務系専門職)という声が多数。刊行から35周年、累計部数180万部を突破した名作は、読んだことはなくとも名前は知っている人は多いはず。「有名な絵本だから」(24歳/電機/営業職)と、若い世代の関心も高い。2位は人気ミュージカルの映画化作品『レ・ミゼラブル』。「原作が好き」(34歳/情報・IT/技術職)、「ミュージカルを見て面白かったので」(48歳/小売店/事務系専門職)のほか「キャストもいいし、予告編もよかったのでかなり期待しています」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)といった意見が寄せられた。この作品は6,000万人超の観客を動員したミュージカルの最高峰であり、見てがっかりする「はずれ」映画の可能性は低いと言えるかもしれない。3位は、よしながふみ原作の『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。現在、テレビドラマ『大奥~誕生[有功・家光篇]』が放送中であり、「ドラマを見ていて面白いと思うから」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)などのコメントが寄せられた。ドラマにも映画にも出演している「堺雅人が好き」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)というファンの声も。4位は女子人気も高いマンガ『ONE PIECE』の最新劇場版『ONE PIECE FILM Z』。「ワンピ映画は必ず感動できる!」(25歳/金融・証券/事務系専門職)と作品のクオリティを信頼する声も多かった。5位は人気コミックの実写映画『今日、恋をはじめます』。「少女漫画のドキドキ感をどこまで表現できるか気になる」(25歳/通信/秘書・アシスタント職)と実写化に期待を寄せる声が集まっていた。■総評アクションや大作作品が人気だった男性編と大きく異なり、感動や恋愛系の作品が上位を占めた女性編。1位の『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』は作品や作者のファンにはもちろん、「愛」を大切に思うすべての人に見てほしい作品だ。「人間は他人を、この世界を愛するために生きている」という佐野洋子の言葉が心に残っている人も多いだろう。2位の『レ・ミゼラブル』も、前評判の高さや豪華キャスト&スタッフから考えて、見て損はしない作品と言えそう。愛について真剣に考えたいカップルにもオススメしたい。人気マンガが原作の3~5位は、原作ファンならぜひチェックしたいところだが、中でも4位の『ONE PIECE FILM Z』は尾田栄一郎が総合プロデュースを務めているため、原作の世界観を崩さずに体験できるのは確実。3位、5位はアニメではなく実写化ということで、どこまで原作ファンの納得いくものになるかも注目したい。特に、3位の『大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇』は演技派の菅野美穂と堺雅人が出演するということで、期待大。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性472名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】『新しい靴を買わなくちゃ』は何位? -10月公開映画で最も期待度の高い作品ランキング【女性編】「この続編は早く見たい!」4~6月公開映画ランキング【女性編】今年の注目株は誰だ!?「NHK紅白歌合戦」に初出場しそうな歌手・グループランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月18日オーネットはこのほど、会員に婚活サポートを行う結婚アドバイザーたちによる「結婚のお世話をしたい芸能人2012」についての投票を実施し、結果を発表した。9万人以上の成婚を生み出したプロの結婚アドバイザー109名の投票によるもの。男性芸能人の1位は福山雅治さん。昨年に続いての1位獲得となった。”いい男”であるが故に、アドバイザーは結婚の行方がとても気になるようで「早く結婚してほしい」「希望のお相手を聞いてみたい」というコメントが多く寄せられたという。2位は、堺雅人さん。前回7位からの大幅ランクアップとなった。3位はSMAP のメンバー、草彅剛さん。「人柄が良さそう」、「素直そう」などのコメントがあった一方で「好きなお相手に告白する勇気もなく、一生独身の感じがするので」という辛口のコメントも。4位は、昨年2位だった堤真一さん。5位は同数で西島秀俊さんと竹野内豊さんだった。7位は向井理さん。向井さんは同社が実施した「独身女性が結婚相手に望む条件に関する意識調査」において「三平女子」の理想の結婚相手No.1だという。一方、女性芸能人は天海祐希さんが堂々の1位を獲得(前回は2位)。今秋からスタートしたドラマ「結婚しない」での、結婚しない道を選択する役柄が、結婚アドバイザーのおせっかい心を刺激したのではと調査では分析している。2位は、最近ダイエットをしてきれいになったと評判の優香さん。3位の菅野美穂さんも天海祐希さんと同じドラマに出演している影響のよう。4位と5位は、バラドル出身の森口博子さんと島崎和歌子さん。前回1 位を獲得していたアラフォー女優の鈴木京香さんは、上位へのランクインの期待を覆し、6位へ後退した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日興行収入23億円を記録し、大ヒットした『大奥』の続編『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が完成し25日、都内の劇場で堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督が出席して完成披露試写会が行われた。作品の画像よしながふみの人気コミックを原作に、本作では前作より過去にさかのぼり、五代将軍綱吉の時代が舞台。謎の疫病によって男女の立場が逆転してしまった江戸時代で、女将軍や女人禁制の大奥が誕生した過程が絢爛豪華に描かれる。映画公開前に放送されるテレビドラマ版『大奥有巧・家光篇』との二部構成。堺は放送中のドラマ版で野心的な主人公・有巧(ありこと)を演じ、映画と合わせて1人2役を務めており「有巧と違って、右衛門佐は包容力があるタイプ」と分析した。一方、“生類憐みの令”で知られる五代将軍・綱吉を演じる菅野は「綱吉といえば、犬将軍ですもんね。お話をいただき、『犬を抱っこできたらいいな~』という下心があったんですが(笑)、台本をいただいて何という大役なんだと震え上がった」と振り返った。そんな菅野について、“お仕えする”堺は「まるで1本の大きなの木のような存在で、僕はそこにまとわりつく“つる植物”のようだった」とコメント。「本当にお美しくて、危険で甘い香りもある」とゾッコンの様子だった。西田は綱吉の父・桂昌院を演じ、「菅野さんがとても素晴らしくて、圧倒されました。(役柄同様)溺愛することができましたし、その気持ちは僕自身もストレートに持っている」と目尻が下がりっぱなし。一方、右衛門佐の右腕を演じ、今作の語り部も兼任する柄本は「ナレーションはほぼ初めてで…」と恐縮しきりだった。前作『大奥』、そして放送中のドラマの演出も手掛ける金子監督は「前作は10代をメインにした青春群像劇で、今回は堺さんが30歳から60歳くらいまでを演じている」と説明。「抵抗できない現実を受け入れて、いかに生き抜くか。登場人物が葛藤する姿は共通している」と両作品に共通するテーマ性を語り、「今まで4本の映画を作ったが、一番気に入っている。正直、反省点がない」と誇らしげな様子だった。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)全国ロードショー
2012年10月26日よしながふみによる大人気漫画を原作に、2010年10月に劇場公開され、興行収入23億円、動員数200万人を突破した大ヒット映画『大奥』。その続編にあたる『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』がついに完成し、10月25日(木)、都内の劇場でお披露目された。上映を前に、主演を務める堺雅人を始め、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督がレッドカーペットセレモニー&舞台挨拶に登場!桜吹雪が舞い落ちる中、映画そのままのゴージャスな世界観を演出していた。“男女逆転”した大奥の愛憎渦巻いた世界を描く同シリーズが、大奥誕生に隠された秘話を軸にドラマ&映画のWプロジェクトで映像化された。すでにドラマ版は「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」(TBS)のタイトルで放送中。堺さんはドラマ版では、汚れなき心で将軍を支える院主・有功(ありこと)、そして映画版では胸に野望を秘めた、有功に瓜二つの男・右衛門佐(えもんのすけ)という一人二役の主役を演じる。「対照的な役柄ですが、演じ分けることに難しさは感じなかったですね。有功は野心家、右衛門佐は周りを包み込む包容力がある」と堺さん。一方、愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じる菅野さんは「綱吉といえば、犬将軍。私も『犬を抱っこできればいいな~』という下心がありましたが、いざ台本をいただき、何という大役なんだと震え上がった。天真爛漫、支離滅裂、予測不可能な女性ですね」とふり返る。そんな菅野さんについて、堺さんは「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」とホレボレ。さらに「菅野さんが大きな1本の木なら、僕はそれにまとわりつく“ツル植物”」と独特な表現で、役柄を自己分析していた。西田さんは綱吉を溺愛する実の父親・桂昌院を演じ、いつもながらの存在感をスクリーンで発揮。「菅野さんの素晴らしさに圧倒され、本当に“溺愛”することができた。僕のストレートな気持ちです」と本当の父親のように、目尻が下がりっぱなしだ。冷静沈着な右衛門佐の片腕・秋本を演じ、本作の語り部も務め上げた柄本さんは、「右衛門佐の邪魔にならないように、それでいて呼ばれればすぐに駆けつける。そんな“空気”のような存在を目指した」と語っていた。映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年10月25日邦画としては異例のオールパリロケを敢行した『新しい靴を買わなくちゃ』が6日、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンも執った脚本家の北川悦史子氏とプロデューサーの岩井俊二氏が東京・有楽町の丸の内TOEIでの初日舞台あいさつに立った。その他の写真パリで暮らす日本人女性(中山)と日本から観光に来た青年(向井)が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる淡くてビターなラブストーリー。中山は「撮影をしている間は、まるで魔法にかかっていた感覚。映画が公開され、それが解けちゃうんだなと思うとさみしいですが、今度は皆さんが素敵な魔法にかかってください」と作品の雰囲気そのままに、ロマンチックな言い回しでファンにメッセージをおくった。一方、向井も「初日を迎えて、映画が僕らの手から飛び立つのは複雑な気持ち。どの作品よりも思い入れが深い作品になった」と思いは格別の様子だった。中山と向井が共演するのは今回が初めてで、「次に共演するなら、ハードアクション・コメディかな。どこか異国に行きたい」(中山)、「アクションをやったことはないので、想像つかないですね…。でも、やりますか?」(向井)と早くも再共演に意欲満々。一方、パリで遠距離恋愛カップルを演じた桐谷と綾野は、2度目の共演で「実は2回とも恋人役なんですよ。綾野君は現場でも引っ張ってくれるから、次はお兄ちゃん役がいいですね」(桐谷)、「3回目もぜひ恋人役で」(綾野)とこちらも共演プランに花を咲かせた。本作の企画が立ち上がったのは、今から6年前のこと。北川監督がパリを舞台にしたラブストーリーの構想を、中山にメールで伝えたことが始まりだったという。「そこから私が入院してしまったから、ずいぶん時間がかかってしまった。美穂ちゃんと岩井さんがずっと私を励まし続けてくれた」と北川監督。「ここに並んでいる皆さんと、ケンカしたり、仲直りしたりして心をこめて作りました。きっと皆さんの心に響くことと信じています」と感無量の表情だった。また、岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらい、安請け合い(笑)したが、これだけの時間が経つとは思っていなかった」としみじみ語っていた。『新しい靴を買わなくちゃ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年10月09日全編フランス・パリで撮影されたこの秋話題のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』が10月6日(土)、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンもとった脚本家の北川悦史子とプロデューサーの岩井俊二が東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶を行った。中山さんは劇場に駆けつけたファンを前に「みなさんのリアルな笑顔を見られて、これ以上嬉しいことはない」と感無量。一方、向井さんも「とても思い入れが深い作品です」と誇らしげだった。パリで偶然出会った現地在住の編集者・アオイ(中山さん)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井さん)が繰り広げるわずか3日間の恋愛模様をロマンチックに描く。2人の共演は今回が初めてで、中山さんは「すごく演じやすかった」。早くもこの絶妙なコンビネーションによる再共演を望む声が上がっており、「次はどこか異国で、ハードアクションコメディなんてどうかなあ?」(中山さん)、「アクションはやったことないので、想像つかないですけど…、やります?」(向井さん)と本人たちもまんざらでもない様子だ。桐谷さんと綾野さんが演じる遠距離カップルのゆくえも、物語の重要なカギになっており「私もいつか大人になったら、こんな恋愛してみたい」と桐谷さん。こちらのコンビは2度目の共演だが、桐谷さんは「2度とも恋人役なので、次はお兄ちゃんを演じてほしい。綾野くんは現場でも私を引っ張ってくれたから」。一方の綾野さんは「3回目もぜひ恋人で!」と“恋人続行”を宣言していた。北川監督が、本作の構想を一通のメールで中山さんに伝えたのはもう6年前のこと。「その後、私が入院してしまったり、いろいろと完成までに時間がかかってしまった。そんな私を美穂ちゃんと岩井さんがずっと励まし続けてくれた」と今回の“共犯者”への感謝を述べると共に、映画の完成に感慨もひとしお。岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらった当時は、これだけの時間が経つとは思っていなかった」と長い道のりのゴールに、ホッと一安心していた。『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『新しい靴を買わなくちゃ』特集 パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月07日堺雅人、菅野美穂が主演する映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』の主要キャストが揃った華やかなポスター画像がこのほど公開された。その他の写真本作は、2010年10月に公開された『大奥』の続編となる劇場版第2弾。謎の疫病によって男性の数が激減し、男女の立場が逆転してしまった江戸時代を舞台に、五代将軍綱吉(菅野)を頂点とする“大奥”の人間模様を描く。このほど公開されたポスター画像の中心には、才覚と野心で“大奥”の世界をまい進していく右衛門佐(堺)と、将軍綱吉(菅野)の姿があり、ふたりを取り囲むように、側用人として綱吉に使える柳沢吉保(尾野真千子)、右衛門佐の片腕となる部屋子の秋本(柄本佑)、綱吉の側室である伝兵衛(要潤)、大奥の御台所(正室)信平(宮藤官九郎)、そして綱吉を溺愛する父・桂昌院(西田敏行)が並ぶ。キャッチコピーには、“孤独なふたつの魂は、やがて永遠の愛に”とあり、“大奥”での陰謀や愛憎劇が渦巻く中で、右衛門佐と将軍綱吉にどのような運命が待っているのか気になるところだ。このポスターや映画チラシは、29日(土)より本作を上映する予定の劇場に設置、配布される。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月26日日本映画としては異例の全編パリロケで話題の映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成披露会見が行われ、主演の中山美穂と向井理、共演の桐谷美玲、綾野剛、北川悦吏子監督、岩井俊二プロデューサーが登壇した。その他の写真本作はパリを舞台に、ある男女が過ごす3日間を見つめたラブ・ストーリー。恋人に会いに行く妹に付き添ってパリにやってきたカメラマンの青年が、現地で暮らす女性と出会い、心を通わせていくさまをナチュラルな映像で描き出していく。監督は脚本家として数々の名作ドラマを生んだ北川悦吏子氏。また、映画ファンから根強い人気を誇る岩井俊二氏がプロデュース、音楽を坂本龍一が手がけたことも注目を集めている。主演を務めた中山美穂は、長年暮らしているパリでの撮影について、「撮影中はあくまで現場なので気にならなかったのですが、出来上がったものを観て不思議な感じがしました。撮影中もどんな風に撮られているかまったく想像できなかったので、新鮮な驚きがありましたね」とコメント。今回が初共演となった向井理については、「呼吸の相性がいい」と好印象を受けた様子。一方向井は、「中山さんはおっちょこちょい(笑)」と、中山の落ち着いたイメージとは違う意外な一面について語り、会場を和ませた。また、本作の企画は北川氏と中山のメールのやり取りから生まれ、完成までに6年をも費やしたという。「普段ドラマでは12話という長さで視聴者を魅了していくのですが、今回は最初に思いついた3日間のお話を映画という枠でやり切りたかった。脚本家なので、現場でセリフを変えてしまうことも多かったのですが、皆さんが困りながらも付き合ってくれました(笑)。私の脚本は土台でしかなくて、俳優さんがいて、空気が生まれて、やっとひとつの作品になる。今もまるで夢の中にいるみたい」という北川氏の映画への想いに、岩井氏も「時間はかかりましたが、念願のパリで、念願のキャストで、すばらしい作品になった」と感無量のコメント。長年あたためた企画の実現に、しっかりした手ごたえを感じられたようだ。作品のタイトルにちなんで、女性キャストが新しい靴に履き替えるというパフォーマンスも行われたこの日。パリのセレブ御用達ブランド、ロジェ ヴィヴィエが提供した靴が登場すると会場の女性たちからため息が。真新しい靴をまとった中山は「気分が上がります」とにこやかにコメント。会見を華やかに締めくくった。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)全国ロードショー
2012年09月26日映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成報告会見が9月25日(火)、都内で開催され、主演の中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛、プロデュースと撮影監督を務めた岩井俊二、そして監督・脚本の北川悦吏子が出席した。北川監督の『ハルフウェイ』に続く2作目の監督作品で、全編パリで撮影された本作。セーヌ河のほとりで偶然の出会いを果たしたアオイ(中山さん)とセン(向井さん)の3日間の恋の物語を優しく、切なく描き出す。6年ほど前に北川監督と中山さんが交わした1通のメールが本作のきっかけ。北川監督が体調を崩して一時、企画が頓挫しかけたこともあったそうだが、無事こうして完成を迎えた。北川監督は「感無量です!」と感激しきり。「私は脚本家なので現場でどんどんセリフを変えていき、みんなパニックになりつつもこなしていってくれました。自分が書いた本は土台でしかなく、そこに人がいて動いて、空気が生まれていったように思います。坂本龍一さんが曲もつけてくださり、いまは夢の中にいるみたいです」と満面の笑みを見せた。中山さんと岩井さんが北川さんの病院を訪れて、そこで見舞いがてらに打ち合わせをしたこともあったという。岩井さんは一時は北川さん以外の監督を立てることも考えたそうだが、「僕がそうポロっと言ったら、美穂ちゃんが『北川さんでやろうよ』と言ってくれたんです。時間はかかりましたが、念願のパリで念願のキャストでできました」と喜びを口にした。中山さんは9年前より生活の拠点としているパリで撮影された本作について「出来上がった作品を観て、パリの風景の中に自分がいるのを見て不思議な気持ちになりました」と明かす。「脚本を読んで、自分で演じてるのに、撮影中はどういう風に切り取られるのか全く分からず、(完成した作品を観て)新鮮な驚きがありました」と語った。向井さんは中山さんの印象を問われ「結構、オッチョコチョイなところがある」とニヤリ。「(役の)アオイっぽいなという感じで、撮影の最後にはアオイとして見てました」と語る。綾野さんは絵を志してパリに留学中の青年・カンゴを、桐谷さんは彼を追いかけてパリへやって来たスズメを演じているが、長回しによる2人の会話シーンは大きな見どころの一つ。桐谷さんは「台本はあるんですが、プラスアルファでやれることがあるならと言われてたので、カンゴとスズメとして綾野くんと会話してました」とふり返る。岩井さんが撮影監督を務めたからこそ実現したとも言える不思議な空気感が漂うこのシーンについて、綾野さんは「ただただ心地よかったです。生きてる実感があったというか、ずっと続けばいいのにと思ってました」と述懐。さらに綾野さんが「(相手役が)桐谷さんでよかったです」と語ると、桐谷さんは嬉しそうに微笑んでいた。会見の終わりには、映画にちなんで劇中で使用されているブランド「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」の今シーズンの新作のヒールが登場。中山さんと桐谷さんはそれぞれ向井さん、綾野さんにエスコートされながら壇上で新たな靴に履き替えた。桐谷さんが履いたのは、映画のラストシーンで履いたものの色違いの秋冬の新作「BELLE DE NUIT(ベル・ドゥニュイ)。中山さんは、スワロフスキーが施され日本で1点のみのヒールとなる「Palace(パレス)」を着用。多くの記者が注目する中での靴の履き替えに、中山さんは「恥ずかしい…」と照れつつも、新しい靴に「気分が上がります!」と笑顔を見せていた。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年09月25日2010年に一世を風靡し、時代劇映画No.1の大ヒットを記録した“男女逆転”『大奥』。あれから2年――堺雅人を主演に迎え、豪華さもドロドロ感もさらなるスケールアップを遂げた続編『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が今冬より公開となる。このたび、本作の待望の予告編がついに解禁!“犬将軍”と呼ばれた徳川綱吉の時代。自らの野望を叶えようと暗躍する男・右衛門佐(堺さん)が大奥に現れる。不安と孤独に身を焦がし愛を求め続ける女将軍・綱吉(菅野さん)を、己の野心のために利用しようと近づいていく右衛門佐の謀略を軸に、大奥に渦巻く究極の愛憎劇が描かれる。今回届いた映像でまず目を引くのが、その豪華な世界観。将軍・綱吉を演じる菅野さんらの衣裳はもちろん、彼女を取り巻く美しき男たち、その数なんと3,000人!女子にとっては、まさに時代劇版“イケメン・パラダイス”?しかしご存知の通り、大奥はそんな楽園とは程遠い世界。男たちの業がひしめく中、一際ダークな魅力を放つのが堺さん演じる大奥総取締・右衛門佐。綱吉の心の隙間に優しく、かつ計画的につけ入ろうとするが、そうそう簡単には彼の野望は成就しない。次なる将軍を生むために数多の男たちと床を共にし、自身を「卑しい女」と嘆く綱吉の悲しみは右衛門佐の想像を超えており、自身の野望との間で葛藤する。そして、西田敏行演じる綱吉を溺愛する父・桂昌院の陰謀により、この愛憎劇はさらなる悲恋と男たちの嫉妬で激しく燃え上がっていく。さらに、先日発表されたMISIAが歌う本作の主題歌「Back In Love Again(feat.布袋寅泰)」をバックに、堺さんと菅野さんが切なく抱きしめ合うシーンはもちろん、2人のあわやベットシーン!?という際どい映像まで収められ、『大奥』の魅力を存分に味わえる仕上がりとなっている。宮藤官九郎を始め尾野真千子に要潤と、脇を固める華やかなキャスト陣に重厚感ある撮影セット、これぞ豪華絢爛と呼ぶに相応しい世界観である。まずはこちらの映像で、悲哀と欲望に満ちた『大奥』の世界を覗いてみて?映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。映画同様、堺さん主演で“男女逆転”大奥の誕生秘話と、その過程で引き裂かれる純愛を描くTVドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」は10月、TBS系列にて放送開始。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年09月13日浜崎あゆみと長瀬智也の復縁説の真相は?7年間の交際の末、破局に至った歌手の浜崎あゆみ(33)とTOKIOの長瀬智也(33)の復縁の噂が、ちまたで流れている。27日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーターの井上公造が二人の復縁に関してコメントした。オーストリア人と離婚した浜崎と、女優の相武紗季と破局したと言われる長瀬の二人が、時を同じくしてフリーになったことから二人の復縁説が流れ始めたようだ。長瀬と相武との破局原因の一つが、長瀬があゆと付き合っている時にお互いに入れたタトゥーを消さないでいたからとも言われている。「あゆのファンも長瀬君のファンも、この二人がベストカップル」“井上公造 語録”二人に一緒になって欲しい願望があるから、噂が流れただけ。二人には芸能界でトップに立つプライドがあるから二人の復縁は無いと完全否定した。また、他の例で言えばSmapの稲垣吾郎と菅野美穂、郷ひろみと松田聖子らの2カップルも同じだという。編集部日野静香元の記事を読む
2012年05月29日自然素材のメイクアップブランド「ナチュラグラッセ」を開発製造販売しているネイチャーズウェイは、1,582人を対象に2012年3月12日から19日に美肌についてのアンケートを実施した。美肌だと思う女性有名人についての質問では、綾瀬はるかさんが第1位と大きな支持を受けた。同社は2012年3月12日から19日まで期間に、インターネットで1,582名の女性にアンケートを実施。「美肌だと思う女性有名人は誰ですか?」という質問には、綾瀬はるかさんと答えた方が370名で1位。その理由として「透き通るような白い肌だから」、「白くて、すべすべしているから」などの意見が寄せられた。2位は小雪さん、3位は菅野美穂さんで、全体的に美肌の条件として「色白」、「透明感」、「つや感」をあげる人が多いことがわかった。また、「家の中で、顔に何も塗らないで過ごすことには、抵抗がありますか?」という質問では3分の1以上の方が、「はい」と回答。家の中でも、顔に何も塗らないで過ごすことに、抵抗があると考えている人が多いという結果になった。さらに「美肌に悪い影響を与える原因は何だと思いますか?」という質問には、「紫外線」と答える人が571名と断トツで1位に。以下、不規則な生活、乾燥、と続いた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日絶対不可能と言われていた“リンゴの無農薬栽培”を実現させたリンゴ農家・木村秋則氏の挑戦を描いた著書『奇跡のリンゴ』が、阿部サダヲと菅野美穂主演で映画化されることが決定した。その他の写真日本最大のリンゴ生産地である青森県を舞台に、一人の農家の挑戦を描いた本作。『ゴールデンスランバー』『チーム・バチスタの栄光』で知られる中村義洋が監督を務め、阿部と菅野が夫婦役を演じる。極貧に耐え、自殺に追い込まれるほど過酷な状況になっても、11年もの年月をかけてリンゴの無農薬栽培を実現させた木村氏。今回キャスティングされた阿部は、「『世界で初めて(リンゴの無農薬栽培)』を成功させて今現在もご活躍中の方を演じるなんて、今までそんな経験はなかった。ステキな秋則を作りたいと思っています」と意気込みを見せている。両親が岩手県のリンゴ生産地の出身ということもあり縁を感じているという菅野は、「農薬アレルギーのある妻を苦しみから解放してあげたいという愛情が(無農薬リンゴ栽培の)きっかけだなんて、なんと素直で優しいんでしょう。猪突猛進の主人を温かく見つめるのが妻の務めでは」と、その献身的な役柄を振り返った。また中村監督は、「あらゆる仕事においてチャレンジを続ける人々の普遍的な物語。今まさに何かを諦めかけている人が見て、この家族に比べたら自分の方が恵まれているな、もう少し頑張れるな、なんて思っていただければ」と語っている。木村氏本人の、「一つのものに狂えばいつか答えは見つかる。とにかく諦めないで」という強いメッセージが込められた本作は、弘前市全面協力のもと、4月中旬からオール弘前ロケを敢行し、2013年に公開される予定だ。『奇跡のリンゴ』2013年ロードショー
2012年04月06日絶対不可能と言われていた、りんごの無農薬栽培。この不可能への挑戦から足掛け11年、不可能を覆したひとりの男の感動の実話「奇跡のリンゴ」(幻冬舎刊)が、阿部サダヲ、菅野美穂を主演に迎え、『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督の指揮のもと映画化されることが決定した。学生時代までは機械いじりに夢中で、青森・弘前の一面を覆うリンゴ畑や農業そのものへの興味は皆無だった秋則。しかし、お見合い結婚を機に、秋則はりんご農家・木村家に入ることになる。農業もりんごも初めての秋則にさらなる衝撃が走る。何と農薬の恩恵を受けずして生産不可能な果実、りんごに使用されていた農薬が妻の体を蝕んでいたのだった――。『岳 -ガク-』や『Life 天国で君に逢えたら』の吉田智子と中村監督が共同脚本を手がけた本作。喫茶店で原作本と脚本を読んで号泣したという中村監督は、「あらゆる仕事においてチャレンジを続ける人の普遍的な物語であると感じた」と語る。そんな監督から「劇中の『バカだからなーんもわかんねぇのよ!』というセリフにあるような“底抜けのリンゴバカ”を演じていただくには、この人の持っているワケの分からない力強さしかない」と熱烈ラブコールを受け、主人公・秋則を演じることとなった阿部さん。「あの木村さん(主人公のモデルとなった木村秋則さん)の雰囲気…そう簡単に出せるものではないと思っております。たくさん研究して試して、素敵な『秋則』をつくっていきたいです」と気合十分!また、秋則の妻・美栄子役の菅野さんは、ご両親が岩手県でりんご作りをしているそうで、今回の出演には不思議な“縁”を感じたよう。「津軽魂ではありませんが、東北魂で頑張りたいと思います」と作品への意気込みを語った。2人のほかに山崎努や原田美枝子、池内博之といったベテラン俳優陣の出演もすでに決定している本作は、今月中旬にクランクインし、オール弘前ロケを敢行予定。音楽を担当する久石譲の美しいメロディと、厳しくも美しい青森の大地が奏でるハーモニーにも期待が高まる。最強のスタッフが贈る感動作の公開を楽しみに待ちたい。『奇跡のリンゴ』は2013年、全国東宝系にて公開。■関連作品:奇跡のリンゴ 2013年、全国東宝系にて公開
2012年04月06日中山美穂が10年ぶりにTVドラマに帰ってくる女優、中山美穂が俳優、佐藤浩市とのW主演でTBSドラマ「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」に10年ぶりに出演する。2002年に作家・辻仁成氏と結婚、フランスに移住した中山は、今回のドラマ出演の為に帰国。フジテレビ2002年の「ホーム&アウェイ」以来のドラマ出演となり、TBSは総力を挙げて制作に臨んだ。大人のラブストーリーが展開「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は、大阪発札幌行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」が舞台となる。不倫関係にある中山と佐藤が別れを決意し、最後の旅行に出かける。エクスプレスのスイートルーム内で揺れ動く感情を二人が演じる。今回の撮影は、JR西日本が全面協力、実際のダイヤの合間をぬってトワイライトエクスプレス内で撮影を敢行。ドラマとしては異例の力の入れようだ。現在、活躍中の多くの女優や歌手が憧れる中山の久々のドラマ出演に、大きな期待が寄せられている。TBSドラマ特別企画「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は3月20日 後9:00より2時間放送。元の記事を読む
2012年02月17日第1位の女優さんは、ドラマでのファッションも好感度大!テレビや雑誌で女優さんやタレントさんが身につけているファッションを見て、参考にしている方も多いのではないでしょうか?最近は、まねしやすい等身大のファッションで、メディアに登場する芸能人の方も多いですよね。今回は、オシャレをまねしたい芸能人について、20代~40代の女性540名に聞きました!>>男性編も見るQ.オシャレをまねしたい芸能人を教えてください(複数回答)1位綾瀬はるか8.0%2位菅野美穂6.4%3位香里奈5.4%4位北川景子4.8%5位井川遥4.2%(敬称略)■綾瀬はるか……・「かわいさと上品さがちょうどいいファッション」(24歳/学校・教育関連)・「ナチュラルな雰囲気のファッションがかわいいと思う」(27歳/食品・飲料/事務系専門職)・「かわいいので、全身まねしたい」(24歳/不動産/事務系専門職)・「『ホタルノヒカリ』のときの服がかわいかった」(24歳/小売店/事務系専門職)・「ほんわかしていてかわいい」(26歳/医療・福祉/専門職)■菅野美穂……・「シンプルなのにかわいく見える」(31歳/不動産/事務系専門職)・「大人かわいい」(24歳/医療・福祉/専門職)・「雑誌で見かけておしゃれだなと思いました」(30歳/食品・飲料/事務系専門職)■香里奈……・「モデルさんだけあってセンスもいいし、着こなし方が上手」(28歳/学校・教育関連/専門職)・「CMや出演しているドラマ、バラエティーを見ていてすてきだと思う格好をしている」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「かっこかわいい感じにあこがれます」(29歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)■北川景子……・「飾り過ぎていないのにめちゃくちゃかわいい」(28歳/医療・福祉/専門職)・「甘過ぎずかつシンプルでかっこいい」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「ナチュラル系でセンスある。女性らしさが出ている」(25歳/機械・精密機器/技術職)■井川遥……・「ファッション雑誌でモデルと並んでも見劣りしない。自然体ですてきだし、髪形もいつもかわいい」(25歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「大人の女性の品のあるかわいい服装をしている」(26歳/生保・損保/専門職)・「フェミニンな雰囲気が大人かわいい」(28歳/商社・卸/営業職)総評第1位は、綾瀬はるかさん。「かわいさと上品さがちょうどいい」というコメントが多く寄せられました。ほんわかした本人のキャラクターにも合っていますよね。また、ドラマ『ホタルノヒカリ』でのOLファッションも人気があったようです。続いて第2位は、菅野美穂さん。こちらも、ドラマでのファッションが話題になることが多いですよね。第3位は、香里奈さん。モデルでもある香里奈さんは、まさに「かっこかわいい」の代表。あんな風に着こなせたら……とあこがれる女子も多いのではないでしょうか。さらに、北川景子さん、井川遥さんと、今回は、今をときめく女優さんが続々ランクイン!彼女たちのファッションを参考にしながら、おしゃれに磨きをかけましょう!(文・ペンダコ)調査時期:2011年12月5日~12月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性540名(そのほかと回答した73名を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】女性のファッションで理解できないアイテムや着こなし【ランキング女性編】職場で「この人オシャレだな」と思うポイント【ランキング女性編】男性のファッションで挑戦したいもの完全版(画像などあり)を見る
2012年02月05日この人の出ているドラマなら無条件に見る!テレビ番組の重要なジャンル、ドラマ。2011年も、『JIN-仁-完結編』や『南極大陸』など多くの話題作が放送され、『家政婦のミタ』は40%以上という驚異的な視聴率を叩き出しました。2012年1月からも、新ドラマがスタートしていますよね。同時期に多くの作品が放送され、時刻が重なることも珍しくありませんが、そももそもあなたは、何をきっかけに新ドラマを見始めますか? 女性613名にお聞きしています。>>男性編も見るQ.新ドラマをみるきっかけを教えてください(複数回答)1位キャスト62.3%2位内容55.1%3位話題性26.3%4位たまたま見たらおもしろかった24.6%5位曜日や時間帯24.5%■キャストが決め手!!……・「好きな俳優さんはもちろん、好きな芸人さんが出ていると普段とのギャップを見てみたくなります」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「向井理が出ていたら見ちゃいます」(25歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「竹野内豊さん大好きなので、どんなドラマだろうが100%見ます」(28歳/医療・福祉/専門職)・「好きな女優さんが出ていると見たくなる。特に菅野美穂さんのドラマ」(27歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「好きな俳優さんが出るとそのドラマが見たくなる。ジャニーズ主演のドラマ(キスマイやNEWSやSMAP等)が特に好き」(22歳/運輸・倉庫/技術職)■内容……・「内容が興味のあるものを見ています。ヒューマン系や恋愛系コメディなどを見ています」(27歳/人材派遣/そのほか)・「医療系のドラマは仕事柄気になって見ることがある」(27歳/医療・福祉/専門職)・「恋愛ドロドロ系」(23歳/情報・IT/技術職)■話題性……・「職場や友人に聞いてみる。最近だと『家政婦のミタ』」(31歳/小売店/販売職・サービス系)・「話題だと取り残されないようにチェックする」(29歳/医薬品・化粧品/技術職)・「月9は何かと話題になるのでとりあえずは見る」(23歳/商社・卸)■たまたま見たらおもしろかった……・「なんとなくテレビをつけていて見たらはまったりします。韓流ドラマが特にそうです」(32歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「何気なく見ていたけど設定がおもしろかったりすると続きを見たくなる」(30歳/食品・飲料)・「積極的にドラマをみることが少ないので、たまたま見たときに面白いとそのあともチェックしてみることが多い」(27歳/通信/秘書・アシスタント職)■曜日や時間帯……・「月9は必ず見ている」(27歳/食品・飲料/営業職)・「見やすい時間でないと見逃してしまう」(28歳/自動車関連/事務系専門職)・「曜日は非常に重要。だいたい月9は見る。金曜のドラマはまず見ない」(23歳/金融・証券/販売職・サービス系)総評1位は、「キャスト」。10人中6人以上がこれを挙げるという、圧倒的な支持を得ています。「この人が出ていれば必ず見る!」という熱烈なるコメントが多く、具体的には向井理さん、竹野内豊さん、阿部寛さんといった人気男性俳優の名前が多く挙げられました。「ジャニーズの子たちが出ているドラマは無条件に見ます!」という人も。もっとも、菅野美穂さん、松嶋菜々子さん、柴咲コウさんなど「女優で見る」という女性も少なくありません。異性に限らず同性の出演者にも、強い思い入れを抱く女性が多いようです。2位は、「内容」。「ミステリーやサスペンスものに目がない」、「ヒューマンドラマが好きだから」など、「特定のジャンルなら見てみようと思う」という声が目立ちます。「恋愛ものが大好き」という声も多いものの、このジャンルの場合、見るかどうかの判断基準が細かく分かれているようです。「さわやかな青春もの」が見たいという人もいれば、「不倫や略奪愛といったドロドロした愛憎劇」を望むという人もいるといった具合です。1位、2位にはその人の好みを反映したコメントが集中していますが、3位「話題性」には、「同僚や友達との会話についていくため」という理由が多く寄せられました。ドラマは娯楽としてだけでなく、コミュニケーション・ツールとしても役立っているようです。(文・ペンダコ)調査時期:2011年12月5日~12月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性613名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】ハマった「月9」ドラマ【ランキング女性編】主人公の配役がバッチリだった大河ドラマ【ランキング女性編】近いうちNHK朝ドラマの主役を演じそうな若手女優完全版(画像などあり)を見る
2012年02月02日2010年10月に公開された『大奥』の続編が、秋からTVドラマで放映、12月から劇場で公開され、堺雅人がどちらにも主演することが発表された。その他の写真『大奥』は、よしながふみの同名コミックを原作に、謎の疫病によって男女の立場が逆転してしまった江戸時代を舞台に、女将軍を頂点とする“大奥”の人間模様を描く異色SF劇。続編はどちらも前作より前の時代の物語で、10月クールスタートのTVドラマでは『大奥[有功・家光篇]』として徳川三代将軍の家光(多部未華子)と、彼女の支えになろうとする慈悲深い男・有功(ありこと/堺)の物語が展開。続いて公開される映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』では、“生類憐みの令”で知られる四代将軍・綱吉(菅野美穂)と、大奥総取締役の座を狙う謎の男・右衛門佐(えもんのすけ/堺)のドラマを描く。両作で“見た目は瓜二つ”ながら別人を演じる堺は「大変なお役をいただきました。ドラマ、映画と、半年ちかいご奉公になります。精一杯、つとめさせていただくつもりです」と意気込みを語り、「原作は、以前一度読んでいたのですが、あらためて読みなおすと、“男女逆転”という設定以外は、とても硬派な歴史劇でした。歴史上の人物や、事件が丁寧にえがかれています。大河ドラマに参加する時のような、意気込みと緊張感でのぞみたいと思っています」とコメント。前作に続いて監督を務める金子文紀氏は「前作では男女の立場が変わっても、変わらない“男とは、女とは?”、“男らしさ、女らしさとは?”を描くことが僕自身のひとつのテーマでした。今回の映画では、そこから更に一歩踏み込んで“人にとっての幸せとは何か?”、“心が満たされるとは?”、“心の解放とは?”といったことを大きなテーマとして描いていこうと思っています」と説明。TVドラマ、映画と連続して公開されることで、前作以上に壮大にして、精緻な人間ドラマが描かれるようだ。TVドラマ『大奥[有功・家光篇]』10 月クールTBS 系列にてオンエア映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)全国ロードショー
2012年01月17日