俳優の阿藤快さんが、15日までに亡くなっていたことが16日、分かった。69歳だった。阿藤さんは現在公開中の映画『シネマの天使』に出演。同作のスタッフらは同日、公式サイトを通じてコメントを発表した。先月31日から広島先行で、今月7日から全国公開された同作は、女優・藤原令子の初主演映画となる作品。1892年に開館、2014年8月に閉館した広島・福山の映画館「シネフク大黒座」を舞台に、藤原演じる同館の新入社員・明日香をはじめ、登場人物たちの閉館までの日々が描かれる。阿藤さんは、映写技師の大久保役を演じた。先月13日に都内で行われた完成披露試写会にも出席し、元気な姿を見せていた阿藤さん。今月8日には福岡中洲大洋劇場の舞台あいさつにも出席していたことから、「突然のことで我々『シネマの天使』製作者一同も非常に強いショックを受け、信じられない思いでおります」と映画関係者にも衝撃が走っている。■「シネマの天使」製作者・出演者一同このたび阿藤快さんの訃報を受け、突然のことで我々「シネマの天使」製作者一同も非常に強いショックを受け、信じられない思いでおります。つい先日も、11月8日(日)に福岡中洲大洋劇場で舞台挨拶、元気にご登壇いただきました。10月13日都内で開かれた完成披露試写会でも、阿藤さんらしく元気なトークを披露してくださいました。阿藤さんは、誰に対しても分け隔てなく接し、とても温かいお人柄。演技に対しては非常に真摯で現場に取り組んでいらっしゃいました。阿藤さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。■時川英之監督阿藤快さんの突然の訃報に愕然としています。つい先月、「シネマの天使」の完成披露試写でみんなで一緒に舞台挨拶をさせていただいたばかりです。その時に、「映画の中で、阿藤さんが声を出さずに泣くシーンで沢山の観客の方が泣かれるらしいんですよ」と、お伝えしたら「そうか、良かったよ。」と、阿藤さんは嬉しそうにしておられました。映画が大好きな映写技師を演じていただきました。その大きな体から放つ圧倒的な存在感と、そこからにじみ出る映画愛がありました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。■益田祐美子プロデューサー頭の回転が速く、どんな状況でも相手の気持ちを思いやり旅番組からゴルフ番組まで全力疾走、でも最後は俳優阿藤快。シネマの天使では、映写技師の心の動きを体全体で演じ涙とともに"天使"になって旅立ちました。「なんだかな~」…どうしてこんなに早く旅立ったの?(C)2015 シネマの天使製作委員会
2015年11月16日藤原令子、本郷奏多らが出演する映画『シネマの天使』が公開されている。本作は、広島県福山市で長年に渡って愛され続けてきた映画館“シネフク大黒座”が閉館することを機に製作された作品で、ドキュメンタリーではなく、あえて劇映画として製作された。その他の画像シネフク大黒座は、昨年8月に122年の歴史に幕を閉じた老舗劇場で、芝居小屋としてスタートし、街が繁栄していくのと歩調をあわせるように増築やスクリーン増を重ねてきた。劇場を運営していたフューレック代表取締役社長の藤本慎介氏は「いずれは閉館する覚悟はしていました。建物は改築を続けてきたため見た目は問題ないように見えたかもしれませんが、実際は配管が破れたり、目に見えない部分の老朽化が実は進んでいました」という。そんなシネフク大黒座の勇姿を映画に残したいと考えたのが、フューレック映像事業部部長の酒井一志氏だ。酒井氏は「ちょうど『ラジオの恋』舞台挨拶の打ち合わせで来館された広島在住の時川監督に相談してみました。記録映画か短編映画になれば、というような話をしていましたが、本当は映画に残したいと思っていました。時川監督が劇映画のシノプシスを書いてきてくれた時は、読んだその場で涙が止まらなくなりました」と振り返る。当初、時川監督は、映画館の姿を記録するドキュメンタリー映画を考えていたが企画が進まず、ある時に劇場の人々に「自主制作みたいな感じで、プロの俳優でなく大黒座で実際に働いている人たちが出演する短編映画でも撮りますか?」と話したところ、大黒座の人々は泣き出したという。「122年続いた劇場へのスタッフの方々の強い思い、それほど大切な場所なのだと、その時初めて僕も気づかされた」という時川監督は、映画館のスタッフひとりひとりに聞き取りを行って、エピソードや思い出を脚本に盛り込んでいったという。「建物は実際の大黒座で撮影していますので、壁の手書きメッセージを含めて本物です。閉館日のセレモニーも実際に撮影して、物語の一部として使っています。実話とフィクションの物語がひとつに融合することで、消えゆく映画館の物語を鮮明に描こうとしました」老朽化や市場の変化などの理由で、老舗の映画館が閉館になってしまうことがあるが、その姿や劇場で働いていた人々、客席でスクリーンに向き合ってきた観客の想いは、記録されることなく消えてしまうことが多い。映画『シネマの天使』は、シネフク大黒座の“姿”だけでなく、そこに集った“想い”も後世に残そうとする試みで、時川監督は「時代が変わる中で、何かがなくなってしまうのは仕方が無いことかもしれません。でも、その消えゆくものを見つめることで、何が大切だったのかを改めて知るのではないかと思います」と語っている。『シネマの天使』公開中
2015年11月11日心温まる映画館の物語『シネマの天使』の初日舞台挨拶が11月7日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、出演する藤原令子、本郷奏多、及川奈央、石田えりらが出席した。『シネマの天使』は、広島県福山市にあった日本最古級の映画館「シネフク大黒座」の閉館を映像に残したいという思いから誕生した作品。大黒座で働く人々と観客が閉館に向かうドラマを、切なくも美しく描き出す。撮影が決まってから撮影までも非常に短かったことを明かした藤原さんは、「私が話を聞いたのが1週間前くらいだったので、ドタバタして大丈夫かなと思いましたが、できあがった作品を見て皆さんがすごくて、さすが~すごいですな、と思いました」と、共演した役者たちへの賛辞を送った。本郷さんも、「本当に取り壊す直前に撮影していたので、日を重ねるうちに手すりが曲がったり、壁がはがれたり、みるみる映画館の姿が変わっていって…アスベスト使ってないかな、大丈夫かなと思いながら撮影しました(笑)」と観客らを笑わせた後、はたとした様子で「今、元気なのでよかったです。とても素敵な温かい作品に仕上がってます」とにっこり作品をPRした。11月5日が本郷さん、11月9日が石田さんの誕生日ということで、出演者の粋な計らいで、この日は二人にサプライズでバラの花束が贈呈された。大黒座の122 年の歴史にちなみ122本のバラの花束を受け取った本郷さんは「わー、美女からもらっちゃった」と興奮した。石田さんは「あまり年は聞いてほしくないんですけど、55歳になりました!気持ちはまだこれから未来に向かっていく感じです」と、お祝いの余韻をかみしめていた。ほか、岡崎二朗、佳村さちか、國武綾、那波隆史、時川英之監督が登壇した。『シネマの天使』は公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:シネマの天使 2015年10月31日より広島にて先行公開、11月7日より全国にて公開(C) 2015 シネマの天使製作委員会
2015年11月07日●女優業の将来的な不安"初主演"は役者に大きな影響を与える。今年7月期に放送されたドラマ『デスノート』(日本テレビ系)で夜神月の妹・粧裕役に抜てきされたことでも注目を集めた女優・藤原令子(21)は、まさにその証人ともいえる。1892年に開館、2014年8月に閉館した広島・福山の映画館「シネフク大黒座」を舞台に、閉館を迎えるまでの日々が描かれる映画『シネマの天使』(11月7日全国公開)。彼女はこの作品で映画初主演を飾った。取り壊される直前の映画館・シネフク大黒座で撮影できることになり、急遽映画化が持ち上がった中での緊急オファーだった。撮影1週間前に舞い込んだ話に心の準備ができないまま挑み、無我夢中で演じたのが映画館の新入社員・明日香役。将来に漠然とした不安を抱く明日香と同様、藤原もまた将来に悩みを抱える日々を送っていたという。ところが、映画へのさまざまな思いが詰まった本作に出演したことで、彼女の中に「女優として生きていく」という確かな覚悟が芽生える。岡山県倉敷市出身の一人っ子。「今の私があるのは両親のおかげ」と感謝しながら見せた笑顔は、必ず女優人生の糧になるに違いない。本人と対面して、さらに次の作品が楽しみになった。――完成披露となる10月の舞台あいさつでは、あまり初主演の実感がなかったとおっしゃっていましたね。今回のお話をいただいたのが、撮影に入る1週間前ぐらいでした。マネージャーさんから電話で「今週末に広島に行ってもらうから。しかも主演」と言われて、「えっ! 今週末? 広島? しかも主演!?」とビックリが重なりすぎて(笑)。それをあまりにもサラッと言われたので、うまく反応できませんでした。――ここまで急なことはなかったんですか。撮影前日に連絡をいただいたことなどはありましたが……初主演映画のお話をまさか1週間前にいただくことになるなんて(笑)。みっちり台本を読ませていただいて、監督とたくさんお話をさせていただいて……初主演の事前準備はそんなことをなんとなく想像していたんですが、現実は全く違いました(笑)。――舞台となる映画館「シネフク大黒座」が取り壊される日程も決まっていたので、仕方のない事情でもありますね。時川英之監督とは現場で会われたのですか?広島に到着して、衣装合わせのタイミングで監督とお話させていただきました。監督とは役のことを中心にお話して、私は役のイメージそのままみたいだったので、「素のままで、登場人物のセリフを聞いて、感じながら演じてみてください」という指示をいただきました。正式な台本を受け取ったのが、撮影がはじまってから3日目。とにかく、セリフを覚えることやいろいろなことに必死でした(笑)。―― 本音としては、事前の準備は余裕を持ってやりたい?今回のような場合は、準備をしてしまうと「素の私」を重視してくださった監督の意向とは違ってきてしまう気がします。例えば、自分とは違うタイプだったり、違う職業だったり、変化を求められる役柄であれば事前に考えておきたいかなとは思います。――スタッフの方々の話によると、現場での藤原さんは「持ち前の明るさと粘り強さでがんばってくれた」そうです。"粘り強さ"ということは、何か苦労したところがあったということでしょうか。初主演で不安のままやらせていただいたので、OKをいただいても「本当に大丈夫ですか?」と何度も確かめてしまいました(笑)。それは不安と同時に、監督が思うことがあればどんな些細なことでもやりたいという思いも。監督の「OK」の言い方に「OK!」と「んー……OK」みたいな感じで違いがあると、「大丈夫ですか! がんばりますよ!」となってしまって。――そのように、撮影時間が限られているハードなスケジュールで撮り終えた本作。試写は特別な思いがあったのでは。現場ではそうやって一生懸命やらせていただきましたが、試写を観るのが撮影から1年後のことでしたので、「1年前の自分は何をしていたんだろう……」とぼんやりと考えたりしました(笑)。それから、反省点も。自分の中で、工夫できることなどをたくさん見つけることができた作品でした。――最近ではドラマ『デスノート』(日本テレビ系)などにも出演されましたが、ドラマは撮影を終えてすぐに放送されるので、その点は大きな違いですね。そうですね。ドラマは足りない部分をすぐに調整できますが、映画の場合は撮影から時間が経ってしまうと、試写で観た時に「この時の私はどういう気持ちだったんだろう」と思ってしまうことが時々あります。(本郷)奏多さんもおっしゃっていましたが、この作品の主役は「大黒座」です。その歴史に助けられたこともありますし、大先輩の俳優の方々が引っ張ってくださったというところも、大きな後押しになりました。――そういう点でも良作だと個人的には思います。今後主演作や作品に臨む上で、変化はありそうですか。だいぶ変わってくると思います。これだけ主演としてずっと考えたりすることは初めてだったので、まずは「楽しい」というのが正直な思いです。それから、お芝居以外でも現場を引っ張っていく存在が必要なんだとあらためて感じて……今まで共演させていただいた主演の方々は、知らず知らずのうちに引っ張ってくださっていたんだということにも気づくことができました。きっと「座長」とはそういう存在なんですね。私もそう言ってもらえるようにがんばりますけど、実力が追いついてこないとなんとも言えませんよね(笑)。――追いついていると思いますよ(笑)。舞台あいさつでは「等身大の21歳の女の子の役。同じような悩みを当時抱えていたので映画を通して私も変わることができた」とおっしゃっていました。話せる範囲で結構なのですが、どのような悩みだったのでしょうか。19歳ぐらいの頃、このままこの仕事を続けていいんだろうかと悩んでいました。今後違う職業に就くのであれば、本格的に何かを準備しておかないと生きていく上で取り返しのつかないことになります……。私にとっては、「この仕事で生きていく」という覚悟ができていない時期でした。●初心に返してくれる東京タワー――少し意外な気もします。経歴を見ると出演作も増えていますし、活動自体は順調な印象だったのですが。オーディションとかも全然受からなかったんです。本当に悩んでいました。――何がきっかけで好転したと思いますか。やっぱり、そうやって悩み続けても「やりたい」という気持ちが強かったから「やるしかない」と思えるようになったんだと思います。そして、この映画に関わって影響を受けたことも、私にとっては大きかったことだと思います。シネフク大黒座に足を運んでいた方々の映画への愛情に触れると、それに出させていただいている以上、私ももっとがんばらなきゃいけないと強く感じました。思い続けることが大事なんだと、この映画は教えてくれたような気がします。――さらにその先には『デスノート』という注目作の出会いもありました。多くの人に知られるきかっけにもなったのでは?原作がある上に、すでに映画化されているものをドラマ化するということで、とても話題性のある作品だと思いました。それに出させていただいただけでも幸せなことなんですが……周囲の見方が変わった印象は、正直なところあまりないんです(笑)。――藤原さんの出身地・岡山県倉敷市は今回の映画の舞台設定と近いため、そのことも起用の理由だったそうです。でも、地元に映画館がなかったそうですね(笑)。そうなんです(笑)。車で30~40分ぐらいのところにはシネコンがありましたが、シネフク大黒座のような歴史のある映画館は近所にありませんでした。――中学までは陸上部。高校になるタイミングで上京したそうですが、地元ではどのような青春時代を過ごされたのでしょうか。わりと自由、マイペースな学生でした。図書室とかずっと行ってたりするような……でも大人しいわけではなくて、うるさいとよく言われていました(笑)。ムードメーカーまではなれていないのかな……元気いっぱいの活発な女の子だったと思います。小学校の頃に『りぼん』という漫画雑誌に出させていただいていたんですが、それ以降は芸能界への憧れもまったくありませんでした。中学3年の時に進路を決めないといけなくて、何になろう……と考えた時に「有名になりたい」とふと思ったんです(笑)。それでこの業界に飛び込んだので、もともと女優さんに憧れていたわけではありませんでした。――演技、女優に意識が向くようになったきっかけは?いろいろなお仕事をやらせていただく中で、女優としての覚悟というか、そんな思いが芽生えたのは『アリスの棘』(14年5月・TBS系/7話~)です。主演の上野樹里さんは憧れの女優さんだったんですけど、現場での立ち居振る舞いやお芝居との向き合い方を目の当たりにして、ストイックなところも含めて感動しました。――上野さんは先日、取材でお話させていただきました。とても魅力的な役者さんですよね。本当ですか!? すてきな方ですよね。とっても気さくに接していただきました。――ところで今回、取材をさせていただく上で藤原さんのブログを拝見しました。ご両親のことにも度々触れていらっしゃいますが、ご自身の誕生日には「幸せに自由に育ててくれてありがとう」と感謝の気持ちがつづられていました。一人っ子なので、周囲から「地元にいる両親は寂しいんじゃない?」とよく言われますが、むしろ背中を押してくれているのは両親の方です。出演作やブログもすごくチェックしてくれて、私がやりたいと言ったことを素直にやらせてくれているのは本当に感謝しています。よくマイペースと言われますが、今の私があるのは両親がそうやって育ててくれたおかげなのかなとも思います(笑)。――今回の映画は多くの人にとって"特別な場所"の話でした。藤原さんはブログで「何かと考えたいときに行く場所」として東京タワーの写真をアップされていましたね。特に思い出やエピソードがあるわけではないのですが、時々ふらっと行く機会があって何か縁があるのかなと感じている場所です。夜に行くことが多くて、夜空の中で浮かび上がるあの色にハッとするというか。初心に返って自分を見つめ直せる場所でもあるのかなと、感覚的な話になってしまいますが、そう思います。――ブログにはそのほか、ご両親の結婚記念日のことも書いてありました。とてもすてきな内容でした(2015年5月22日付「今日は、両親の結婚記念日らしいです」「生んでくれてありがとう!喧嘩しながらも面白い夫婦でいてくださいな!」)。すごく仲良いんです(笑)。両親が結婚しなかったら今の私はいなかったわけで……そう考えると素直に「結婚してくれてありがとう」と思います。両親は20歳で結婚したそうなんですが、今の私は21歳。この年齢で私を産んで育ててくれたということがどれだけすごいことか。そうやって感謝はしていきたいなって思っています……(笑)。恥ずかしくて、笑っちゃいました!■プロフィール藤原令子1994年8月16日生まれ。岡山県倉敷市出身。身長157センチ。2012年の『今日、恋をはじめます』でスクリーンデビュー。今年に入って『アリスの棘』(TBS系)、『デスノート』(日本テレビ系)など注目ドラマに出演したほか、初主演を飾った本作をはじめ今年は『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』、『合葬』などの映画に起用された。
2015年11月07日藤原竜也が“記憶がぶっ飛ぶ”ほどに命がけで挑んだという新境地開拓ムービー『探検隊の栄光』が、いよいよ10月16日(金)より公開となる。藤原さん率いる個性豊かな“探検隊”メンバーには、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、岡安章介(ななめ45°)、さらに紅一点の佐野ひなこら豪華キャストが集結。主題歌は「ウルフルズ」が担当するなど、熱き者たちの競演に注目が集まっているが、その中で山本透監督が最も“熱い男”と語る主演の藤原さんの魅力に迫った。本作は、落ち目の俳優・杉崎正雄がテレビ番組のクルーとともに「杉崎探検隊」として、秘境の地を舞台に伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」探しの“撮影”に臨む姿を、たっぷりのユーモアで描くサバイバルアクション(!?)コメディ。当初は行き当たりばったりの収録に戸惑う杉崎隊長だったが、いつしか団結してモノ作りに挑む彼らの熱に巻込まれていく。だが、探検隊一行がさらにジャングルの奥地へと進んでいくと、そこには想像を超えた事態が待ち受けており…。そんな本作で主演を務める藤原さんといえば、蜷川幸雄の舞台「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを獲得し、デビュー。以降、舞台を活動の中心としながら数多くの映画・ドラマ、CMなどに出演している若き実力派だ。出世作となった『バトル・ロワイアル』シリーズから、『DEATH NOTE』シリーズ、『カイジ』シリーズ、『藁の楯』、さらに『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』、『映画ST 赤と白の捜査ファイル』と、コンスタントに話題作に出演し、2016年春には有村架純共演の『僕だけがいない街』も控えている。『藁の楯』の猟奇殺人犯や『るろ剣』の志々雄など、「人間のクズの役しかこなくなった」と自ら語るほど、様々な役をストイックにこなす若きベテラン・藤原さんが、本作ではまったく新たな役柄に挑戦する。彼が演じた“杉崎正雄隊長”とは、代表作のイメージが先行し、すっかり「熱い男」のイメージが定着してしまった落ち目の俳優。だが、そんな状況を打破するために挑んだ番組は、バカらしくて何が面白いかも分からない冒険番組「探検サバイバル」だった。「杉崎って役は、ある作品をやったがために熱い人間のイメージがついてしまったと自分では思っているんだけれど、実は根っからの熱い男。その内面の熱さが、探検隊と過ごす中で徐々に表に出てくるのがこの物語です。そんな役者魂の熱さは藤原さんだからこそ表現できるわけで…彼の熱さを(役と藤原さんを)重ねている部分が沢山あります(笑)」と山本監督は言う。「藤原竜也は熱い男」と評する監督は、“俳優・藤原竜也”と“杉崎正雄”を重ねて本作の脚本を書いたという。そんな熱い俳優・藤原さんだからこそできる、とあるシーンがクライマックスには用意されているのだ。「役者としての藤原さんの特徴は、スイッチが入ったら止まらない“エネルギー”。藤原さんにキャスティングが決まってから、特にクライマックスの長ゼリフは何回も書きなおしましたね。どんなにバカバカしくて中身のないセリフでも、藤原さん演じる杉崎が熱弁をふるえば、誰だって魅せられるんじゃないか、説得力があるんじゃないかと思ったんです。実際に日本語の通じない反政府軍がいるという設定。言葉じゃなくて彼の全身から“番組を最後まで撮りたい”という思いは届くんじゃないかと」と、監督。「その芝居をやっているときは、やはり格好良かったですね。あれだけの長ゼリフで相当なカット数を撮っているのに、集中力を切らず、同じテンションでやり切ってくれました」と明かし、藤原さんを絶賛する。“俳優・藤原竜也”という存在が見せる確かな説得力、監督を唸らせたそのクライマックスとは、果たしてどんなシーンなのか?“ノリだけ”のプロデューサーを筆頭に、進行が大ざっぱなディレクター、バラエティ番組をバカにしているAD、テキトーな現地通訳など番組スタッフに振り回されていた藤原さんが演じる杉崎が、次第に“熱さ”むき出しの熱血俳優へ覚醒していく様は、「杉崎正雄=藤原竜也?」と錯角してしまうほど!予告編でも見られた「キツイ!」という言葉の割には充実感いっぱいのようにも見える笑顔のように、また新たな藤原さんの魅力を引き出した、渾身の作品を見届けてみて。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年10月16日俳優の本郷奏多(24)らが13日、都内で行われた映画『シネマの天使』(10月31日広島先行公開/11月7日全国公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。映画『進撃の巨人』のアルミン役、『テニスの王子様』の越前リョーマ役、『GANTZ』の西丈一郎役、ドラマ『アカギ』(BSスカパー!)の赤木しげる役など、これまで数々の難役をこなしてきたことでも知られる本郷。『シネマの天使』で演じたのは「映画監督を目指すバーテンダー」で、ここ最近と比較すると個性が薄い役どころのように思えるが、本郷にとっては特別な作品になったという。本作の舞台となったのは、1892年に開館、2014年8月に閉館した広島・福山の映画館「シネフク大黒座」。取り壊しが決まった劇場の雄姿を残したいという劇場関係者の思いが実り、閉館から取り壊しまでの約半月で撮影が行われた。物語はそこで働く新入社員・明日香(藤原令子)を中心に展開し、本郷演じるバーテンダー・アキラをはじめ、閉館を迎えるまでの日々の中でさまざまな登場人物の思いが交錯していく。「この映画の主役は大黒座」と断言する本郷。「実際に歴史のある本当にあったものを使っているからこそメッセージ性がある」と分析し、劇場内の壁に書き込まれたメッセージなど「実際に足を運ばれていた方々の思いが乗っている作品」と語る。「すごくいい作品に久々に出させていただいたなと思います」と感慨にふけると、「いや、違いますよ! 温かい作品に久しぶり出たなという、そういう感じです」と慌てて付け加えた。さらに、司会者から「映画館の思い出」を聞かれると、「僕自身あまり映画を観ないから……舞台あいさつで来る回数が圧倒的に多いのであまり思い入れはありません」と正直に答えるが、「われわれ(俳優)は出る立場」とした上で、「作品の中で生きている人たちがみんな映画館を愛して必要としていて、こういうふうに思ってくれている人もたくさんいるんだなと」と再認識したという。「もともと自分がしている仕事にそんなに誇りを持てていませんでした。基本的に社会の歯車を回していないところで働いている人間なので」というのがこれまで抱いていた職業観だった。劇場に足を運んでいる人々の思いに触れ、「でもそういうふうに思ってくれている人たちがいるんだなと思ってすごくよかったなと。これからもがんばっていきたいです」と決意を新たにしていた。この日は、同作で主演を務めた藤原令子をはじめ、主要キャストのミッキー・カーチス、阿藤快、メガホンを取った時川英之監督も出席。登壇者全員で広島名物のもみじ饅頭を実食し、大ヒットを祈願した。
2015年10月13日女優の藤原令子(21)、俳優の本郷奏多(24)らが13日、都内で行われた映画『シネマの天使』(10月31日広島先行公開/11月7日全国公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作が初主演映画となる藤原。最近では今年7月期に放送されたドラマ『デスノート』(日本テレビ系)で、夜神月の妹・粧裕役を演じたことでも話題になった。先月11日公開の映画『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』のヒロインに抜てきされるなど、女優として着実にステップアップしている。初主演作の舞台となったのは、1892年に開館、2014年8月に閉館した広島・福山の映画館「シネフク大黒座」。取り壊しが決まった劇場の雄姿を残したいという劇場関係者の思いが実り、閉館から取り壊しまでの約半月で撮影が行われた。藤原はそこで働く新入社員・明日香を演じ、本郷演じるバーテンダー・アキラら、さまざまな登場人物の思いが交錯する中で物語は閉館の日を迎える。地元住民や関係者をはじめ多くの人々の思いが詰まった主演作となったが、「主演の心の準備ができていなかった」と語る通り、藤原にとっては"満を持して"というわけではなかった。撮影スケジュールの関係もあり、突然舞い込んできた出演オファーからの撮影は「ドタバタ」状態。それでも、「ただただ一生懸命に」と真摯に臨み、「等身大の21歳の女の子の役。同じような悩みを当時抱えていたので映画を通して私も変わることができたかなと思います」と役柄と自身を重ね合わせて挑んだ。一方の本郷は、そんな藤原を「最近すごくご活躍されて」と評価し、「これからスターダムを駆け上がっていく人の初主演を一緒にやらせてもらったのは光栄です」とコメント。さらに、「この映画の主役は大黒座」とした上で、「実際に歴史のあるものを使っているからこそメッセージ性がある。実際に足を運ばれていた方々の思いが乗っている作品です」と本作をアピールした。藤原は岡山県倉敷市出身の21歳。高校入学を機に上京した。主役の決め手となったのは、藤原が持つ「透明感」と「物語の舞台に近い倉敷市出身」だったこと。スタッフいわく、撮影現場では持ち前の明るさと粘り強さで初主演を務め上げたという。舞台あいさつに出席した時川英之監督は藤原の話を聞き、「すごくドタバタの撮影だったね」と約1年前の撮影を懐かしんでいた。この日は、同作に出演したミッキー・カーチス、阿藤快も出席。登壇者全員で広島名物のもみじ饅頭を実食し、大ヒットを祈願した。
2015年10月13日昨年8月に122年の歴史に幕を閉じた広島県の日本最古級の映画館、シネフク大黒座をモチーフにした『シネマの天使』完成披露上映会と舞台挨拶が13日(火)行われ、藤原令子、本郷奏多、阿藤快、ミッキー・カーチス、時川英之監督が登壇。自由奔放に意見を言う本郷に、藤原は「わたしにふらないで(笑)」と困惑。会場の笑いを誘う一幕があった。広島県福山市にあったシネフク大黒座の最後の雄姿を、何とか映像に残したいという思いで映画化のプロジェクトが動いた本作。老舗映画館と、そこで働く人々と観客が閉館に向かっていくドラマを、藤原さん演じる同館で働き始めたばかりの新入社員の視点で描く。このほど映画初主演を果たした藤原さんは、「初主演ということで、一生懸命取り組みました。わたしが演じた明日香は等身大の21歳で、同じような悩みを当時の自分も抱えていたので、この作品を通してわたし自身も変われたかなって思いますね」と胸中を吐露した。また、記憶に新しい『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』と後編でのアルミン役が高い評価を受け、今作では映画監督を夢見るバーテンダーのアキラ役を好演した実力派俳優の本郷さんは、「実際に大黒座に関わっていた方々の想いが乗っているので、すごく“久々に”いい作品に出させてもらった」と何かを示唆するような比較発言!その後、「いや違いますよ(笑)。温かい映画に久々に出た、という感じがありました。こちらからは以上です」と急遽言い直した上で助け船を求めるように藤原さんに目線を贈るも、「わたしにふらないでもらっていいですか(笑)」と苦笑いとともに突っ返されていた。イベント終盤には、本作が広島で撮影されたことにちなみ、大ヒット祈願の広島のもみじ饅頭と特製の宮島特大しゃもじもステージ上に登場。グルメレポーターとしても定評もある阿藤さんの名セリフ「なんだかなー!」に注目が集まったが、ここでも本郷さんは「ヨネスケさんのしゃもじには負ける!(笑)」などと自由な発言で、会場の笑いを取っていた。映画を待っているファンへ一言をお願いされた藤原さんは、「その時しかできない撮影をさせていただいて、セリフも本当にあった重みがあると思います。いろいろなことを感じてほしいです」とアピール。本郷さんも、「すごくハートフルな作品で、悪い奴が一人も出てこないいまどきめずらしい作品です。自分の映画館との思い出などを重ねて観ていただくと一番かな。そういうことを受け取ってほしい作品です」と最後は熱く問いかけていた。映画『シネマの天使』は、2015年10月31日(土)より広島先行公開、11月7日(土)よりヒューマントラスト渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シネマの天使 2015年10月31日より広島にて先行公開、11月7日より全国にて公開(C) 2015 シネマの天使製作委員会
2015年10月13日藤原紀香、ブログで“交際報告”片岡愛之助との交際が報道され、今最も注目をあつめる芸能人となった藤原紀香。彼女のオフィシャルブログの8月29日付け記事では、彼女のファン達にむけて「いの一番に、自分の言葉でご報告するつもり」だったが、慎重に進めていた結果、「事後報告になり申しわけありません」と、謝罪の言葉をつづった。交際については、「誠実に向き合い、大切にしていきたいご縁」であり、温かい目で見守って欲しいと述べるにとどまり、日本伝統芸能を継承する相手の立場を慮って、それ以上のコメントは差し控えた。GUCCIワンピースをカジュアルダウン真っ直ぐな性格で、常に相手のことを思いやり、気さくな雰囲気が魅力の彼女。パーフェクトボディを活かしたファッションも、ドレッシーなアイテムを程よくカジュアルダウンさせるスタイルが好みのようだ。同ブログ8月25日付け記事にアップされた私服は、目の覚めるようなGUCCIのイエローワンピース。シューズにはラグ&ボーンのヒールを合わせるのが紀香流で、キマりすぎず、「これだけヒールがあるけれど、しっかり包まれてるので歩きやすい」と大絶賛している。【参考】・藤原紀香 オフィシャルブログ
2015年09月06日お笑いコンビ・さまぁ~ずや内村光良らが出演しているバラエティ番組『内村さまぁ~ず』(以下『内さま』)の映画版『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』(9月11日公開)のエンディング曲に、東京03・角田晃広が歌う楽曲「内村さまぁ~ずな男達」が採用された。『内さま』は、2006年11月よりインターネットで配信スタート。なりゆきに任せた行き当たりばったりのゆるい作風が人気となり、関連DVDは累計100万本の売り上げを記録している。本作は、従来の『内さま』メンバーのほか、俳優の久保田悠来、女優の藤原令子、タレントの笑福亭鶴瓶のほか、50名以上のお笑い芸人がゲストとして出演。さらに劇中では、テレビ朝日系で放送されていたバラエティ番組『内村プロデュース』から誕生した内村、さまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹、TIMのゴルゴ松本とレッド吉田、ふかわりょうによるグループ・NO PLANが再集結していることでも、話題を集めている。このたび発表されたエンディングは、角田が『内さま』にゲスト出演した際に、番組オープニングように自身で作詞作曲を手がけた楽曲。当時は正式に採用されず、『内さま』の前オープニング曲の使用期限の権利が切れてから、次の曲の使用が可能になるまで2回のみ使われた。本作のエンドロールは、本編にも登場しているPUFFYの大ヒット曲「これが私の生きる道」が用いられるが、全体に対しての尺が足りなかったところ、"エンドロールの帳尻合わせ曲"として抜てきされることとなった。同じトリオからの飯塚悟志や豊本明長と共に出演する角田は、今回の知らせを受けて、「まさか映画で採用されるとは意外にも程があります。嬉しいです。この尺で本当に良かったです。尺の賜物(たまもの)です。帳尻合わせにぴったりの曲なんてそうそうないはずですから」と感激しながらコメント。続けて、「映画を純粋に観ていただくのは勿論ですが、出演者を見つける楽しみもある映画だと思いますので何度も観て下さい。そして、エンドロールが終わる最後まで、席を立たないようよろしくお願い申し上げます」と見どころを語りつつ、アピールした。(C)2015「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」製作委員会
2015年08月24日藤原竜也が体当たりで挑んだ新境地開拓ムービー『探検隊の栄光』の予告編が、このほど公開となった。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が、俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介「ななめ45°」)ら番組スタッフのチームワークもバラバラで、行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え“真剣”に番組作りに挑んでいく…。藤原さんが“記憶がぶっ飛ぶ”ほどが命がけで挑んだという本作。藤原さん率いる個性豊かな探検隊メンバーに、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、岡安章介(ななめ45°)、そして本作の紅一点として映画初出演となる佐野ひなこら豪華キャストが集結し、主題歌を「ウルフルズ」が担当する。このほど公開となった予告編では、役者陣の体当たり演技がユーモアたっぷりに描かれている。藤原さん演じる杉崎が秘境の地で挑むジャイアント・アリゲーターとの死闘や、断崖絶壁で隊員の手を命がけで握る決死の姿…と思いきや、カメラの裏側で繰り広げられる“まさかの撮影方法”に戸惑う杉崎隊長の表情など、本作のユーモラスな雰囲気が存分に感じ取れる映像に仕上がっている。藤原さんと、ユースケさん演じるテキトーに撮影を進めていくプロデューサーや、小澤さん演じるディレクターとの掛け合いなど、役者陣の軽妙なやりとりにもクスリとさせられる。そして予告編最後、まるで素の藤原さんから発せられたような「キツイ!(笑)」の一言がなんとも印象的だ。過酷な撮影をこなすうちに、いつしかモノ作りへの熱い気持ちが芽生えた杉崎隊長と隊員たちに、突然おとずれた撮影中止のピンチ…果たして番組は無事完成するのか?まずはこちらの映像から、探検隊の珍道中をご覧あれ。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年08月12日1892年に開館し、122年に及ぶ興行の後、昨年惜しまれつつ閉館した広島県福山市の「シネフク大黒座」。実在の映画館で、取り壊し直前に撮影された映画『シネマの天使』の予告編映像とポスター・ビジュアルが公開された。老舗映画館の大黒座が閉館することになった。そこで働き始めたばかりの新入社員・明日香(藤原令子)は、ある夜、館内で謎の老人に出会うが、彼は奇妙な言葉を残し、忽然と消えてしまう。バーテンダーのアキラ(本郷奏多)は、いつか自分の映画を作りたいと夢見ている。大黒座の女性支配人(石田えり)は、閉館への反対を押し切って気丈に振る舞っていた。泣いても笑っても、もうすぐ、大黒座はなくなってしまう…。劇場の壁という壁が、町の人々が書いたメッセージで埋まっていく。そしてついに閉館の日。スクリーンに最後の映画が映しだされると、明日香の前に、あの謎の老人が再び現れ…。長い歳月の間、人々に愛されてきた映画館が、最後にくれたサプライズとは――。当初は芝居小屋で、徐々に映画館へ移行した広島県の実在の映画館・シネフク大黒座。昔は上映後は必ず拍手が起こり、最盛期の1960年代は40万人を動員、深夜まで1日7回上映したこともあったという。本作に出てくる閉館セレモニーや工事は、実際の映像を利用しており、館内の壁に観客が残した思い思いの手書きメッセージもすべて本物を撮影している。本作で監督・脚本・編集を担当したのは、映画『ラジオの恋』で広島の小規模な作品ながら、ミニシアターの記録を塗り替え、その後異例の全国公開を達成した時川英之監督。長編第2作目となる本作で、「シネフク大黒座」の運営担当者から、大黒座の雄姿を映像に残したいと相談を受け、オリジナルの脚本を執筆し、「映画館の映画」を完成させた。映画館の新入社員・令子を新進女優・藤原令子、映画を作りたいと夢見る青年バーテンダーを映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』にも出演する本郷奏多が演じる。さらに石田えり、ミッキー・カーチス、阿藤快、及川奈央、広島でカリスマ的人気を誇るDJ横山雄二ら個性あふれるキャスト陣が脇を固める。このたび公開となった予告編では、実際に町の人々の手書きのメッセージで埋め尽くされた劇場の壁や、閉館セレモニーの様子など貴重な映像が盛り込まれている。時代の流れを惜しむ大黒座の新入社員・明日香、映画を作りたいという夢を語るアキラ、自分の代で大黒座を閉めることを詫びる支配人、大泣きの映写技師、軽快に踊る老人など、閉館をめぐる切なくも美しいドラマを予感させる内容に仕上がっている。あわせて解禁となったポスター・ビジュアルでは、1960年当時の大黒座の概観をバックに、長い歴史をもつ映画館を舞台に繰り広げられる個性的な登場人物たちの人間ドラマを表現している。観る者の胸を打つ、壁を埋め尽くす町の人々の手書きメッセージの数々。多くの人の想いが詰まった映画館の閉館にあなたは何を思うだろうか。『シネマの天使』は10月31日(土)より広島にて先行公開、11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日三部けいの大人気コミック『僕だけがいない街』が、藤原竜也主演で映画化され、来年春に公開されることが決定した。有村架純がヒロイン役を演じる。その他の情報『僕だけがいない街』は、“マンガ大賞”や“このマンガがすごい!”にランキングするなど、人気だけでなく評価も高い作品だ。売れない漫画家の主人公・藤沼悟が、自身の意図とは関係なく時空移動=タイムリープする現象を体験する中で、18年前の小学生の頃に起きた児童連続誘拐事件の真犯人と何者かに殺された母を救うため、過去と現在に起きた事件の謎を解こうと奔走するミステリー作品。同じ時間を繰り返す中で少しずつ判明していく真実、その中で精神的に追いつめられていく主人公、過去の事件に隠された謎、塗り替えられていく過去……緻密に構成された原作は多くの読者を魅了しているが、作者の三部けいは「『僕だけがいない街』コミックス発売後、初めて頂いた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、『僕だけがいない街』がどんな成長を遂げるの か、とても楽しみです!」とコメント。主演の藤原は「“時間を行き来する”特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています。また、大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」、悟のバイト先の同僚・片桐愛梨を演じる有村は「原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」と語っている。他にも石田ゆり子が悟の母を、及川光博が悟の小学校時代の担任教師・八代学を演じることが発表された。『想いのこし』『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務める本作は、2016年春にワーナー・ブラザース映画の配給で全国公開される。『僕だけがいない街』2016年春、全国ロードショー
2015年07月24日イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)から、写真家・藤原聡志とのコラボレーションシリーズ「Code Unknown」が発売された。藤原聡志は2012年にベルリンを拠点に活動を開始した若手の写真家。これまでにドイツ、オーストラリア、スイス、スウェーデン等で展覧会実績を持ち、2014年にはジャパンフォトアワード2014のステラ・スッチ賞を受賞している。今回のコラボレーションシリーズは、藤原が映画監督ミヒャエル・ハネケへのオマージュとして、個人を特定できないギリギリのラインを狙い、撮影、編集を行った作品群「Code Unknown」をインスピレーション源にしたもの。これらの中から3作品をインスピレーション源にしたダイナミックなプリントを、シャツ、Tシャツ、バッグに施した。また9月初旬にオープンする阪急MEN’S OSAKAでは、藤原の作品から新たに3点を追加し、このショップだけのオリジナル商品を展開する。さらに現在、東京・銀座の「エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / ギンザ(ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA)」では、藤原聡志による特別展示「Code Unknown」が開催されている。この特別展が表現するものは、メディアとしての写真の危険性と可能性だ。写真というメディアに特有の肖像権侵害の危険性と、撮影方法やデジタル画像処理などによりこの問題を超える事のできる可能性を、藤原は、個人を特定しづらいように画像処理されたポートレイトをデジタルに複製し続けることで表現している。こうした作品を店内に氾濫させることで、藤原が撮影地であるベルリンで感じた雑多な雰囲気を創出した。【イベント情報】Code Unknown会 場:エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / ギンザ住 所:東京都中央区銀座4-4-5会 期:8月5日まで時 間:11:00~20:00
2015年07月12日女優の藤原令子が主演する映画『シネマの天使』(11月7日公開)のポスタービジュアルが、このほど公開された。本作は、昨年8月に、122年の歴史に幕を閉じた広島県福山市の映画館「シネフク大黒座」で撮影された、映画館の閉館をめぐって織りなされるノスタルジックで心温まる物語。『ラジオの恋』(2012年)などで知られる時川英之監督が、「シネフク大黒座」の運営担当者から「大黒座の雄姿を映像に残したい」と相談を受け、オリジナルの脚本を執筆して制作した。公開されたポスターでは、映画ポスターをバックに、年代物とおぼしき椅子が置かれ、そこにだけスポットライトが当たっている。椅子にはミッキー・カーチス演じる謎の老人のものと推測されるハットがかかっているが、それは果たして何を意味するのか。「映画館が街から消えるとき 思い出が あふれ出る」のコピーに象徴されるように、映画館がこれまで積み上げてきた歴史を振り返るとともに、閉館の名残惜しさと寂しさを表現したポスターに仕上がっている。さらに、ポスターの公開と合わせて追加キャストも発表。ベテラン映写技師役を俳優の阿藤快。そして、登場人物の夢の中に出てくる不思議な人物を、広島県出身の及川奈央が妖美に演じている。老舗映画館・大黒座が閉館することになった。新入社員の明日香(藤原)は、ある夜、館内で謎の老人に出会うが、彼は奇妙な言葉を残し、こつぜんと消えてしまう。劇場の壁という壁が、町の人の思い出をつづるメッセージで埋め尽くされていく中、ついに閉館の日を迎える。スクリーンに最後の映画が映しだされ、観客たちがそれぞれの思い出に浸っていた時、明日香の前に再び謎の老人が現れ…。(C)2015 シネマの天使製作委員会
2015年05月13日藤原ヒロシがディレクションを手掛ける、青山のコンセプトショップ「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)が4月11日にリニューアルオープンする。今回のリニューアルでショップがテーマに掲げたのは“MELANISM”。メラニン色素が生成される現象をなぞり、店内が黒一色に染められる。更に、黒をフィーチャーしたブランドとのコラボも実現した。「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」からは、別注ライン「Black Mountaineering by White Mountaineering」が登場。麻素材とゴアテックスを組み合わせた「LINEN GORE TEX COAT」(6万4,000円)や、機能素材“SAITOS”や光沢感を抑えたナイロンタフタを使用した「SAITOS BLOUSON」(5万2,000円)などが黒一色に仕上げられた。その他、「DENIM FRANKEN SHIRTS」「HUMMING BIRD SHIRTS」「LINEN SHORT PANTS」についてはメンズとウィメンズの両モデルを用意。ブランドアイコンのホワイトグラフィックやマウンテングラフィックを使用し、更にウォッシュ加工を施したジャージープリントTシャツも展開される。一方、「ハイク(HYKE)」のドロップショルダーが印象的な「FIELD JACKET(BIG SIZE)」(3万8,000円)は、黒一色に染めたことでモードかつミニマルな印象に。ドレスシャツとビンテージスウェットのディテールをハイブリットした「CREW NECK SHIRTS」(2万2,000円)、肩と袖を広めにとってガゼットを大きくデフォルメした「SWEAT HALF SLEEVE SHIRTS」(1万8,000円)も、シックで上品な仕上がりとなっている。
2015年04月07日さまぁ~ずの三村マサカズ、大竹一樹、ウッチャンナンチャンの内村光良らが出演しているインターネット配信によるバラエティ番組『内村さまぁ~ず』が映画化されることが16日、明らかになった。映画のタイトルは『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』で、公開は秋を予定。工藤浩之監督をはじめ、『内村さまぁ~ず』や、その前身の『内村プロデュース』でチームを組んできたキャスト、スタッフ陣が中心となり映画を制作した。工藤監督によると、「演者が本気で笑ってしまっているシーン。多分普通はカットされてしまうところ」が見どころとなっており、普通の映画とは異なる"内さま"らしいアドリブや行き当たりばったり感満載の作品になっているという。物語の舞台となるのは、探偵事務所と劇団を兼ねた"エンジェル社"。事務所の代表者兼役者の三田村マサル(三村)、役者兼脚本担当の内山次郎(内村)、マサルの同級生の大島耕作(大竹)らおなじみのオジサンたち3人が、依頼者の悩みを"芝居を演じること"で解決していく。映画について内村は「ストーリーも皆目見当がつかない」と困惑気味。大竹は、「見終わって何も残らなくてもいいので、『映画か…!』と構えないで楽しんでほしいです」とコメント。三村は「アドリブだったり笑っちゃってるシーンも生かしになっているという不思議な映画」と説明し、「内さまファンだけじゃちょっと数が少ないかもしれないから」と、幅広い層に映画を楽しんでほしいと訴えた。また、主演作『シネマの天使』の公開を控える女優・藤原令子が女優志望のヒロイン・夕子に、映画『新宿スワン』(5月30日公開)に出演している俳優の久保田悠来がエンジェル社の仲間・伊東役で出演。ほかにも豪華キャストの出演が予定されているという。(C)2015「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」製作委員会
2015年03月16日フランス最古のトランクメーカー「モワナ(MOYNAT)」がポップアップショップ「ル・モワナトランクショー(LE MOYNAT TRUNK SHOW)」を開催。藤原ヒロシのセンスをインプットした「ガーデナーバッグ(CabasJardinier bag)」を発売する。期間は3月25日から4月7日までで、会場は伊勢丹新宿本館4階ラグジュアリー・ステージ。ブランドを愛用する藤原がパリのアトリエに訪れた際に、アーティスティックディレクターのラメッシュ・ナイール(Ramesh Nair)と交わした会話をきっかけに製作された同バッグ。ベースは1920年にアンリ・ラパンが手掛けたイニシャルキャンバスバックのアーカイブで、リネンのキャンバス地で軽量化を追求。フラコン・カーフレザーのパイピングに、モワナのサインがプリントされている。更に、藤原が主宰するフラグメントデザイン(fragment desigin)を意味する「FRGMT」パターンがデザインに組み込まれた。サイズは2種類での展開となり、カラーパレットはセピアブラウンとカーボンブラックの2色を用意する。更に、表面加工にはマット、サテン、玉虫色に変化するモダンなフレームプリントテクニックが取り入れられた。
2015年03月04日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日変身ぶりを画像で公開!話題に女優であり、モデル、タレントとしても活躍する藤原紀香。国際活動や人道支援など、社会的な活動に熱心なことでも知られる。そんな彼女が、20日のオフィシャルサイトにおけるダイアリーと、自身のFacebookですっぴん姿を公開。大いに注目を集めた。この投稿では、自身の変身ぶりを公開してみるとのことで、ほぼメイクが完成した状態であろうと見受けられる、リップの仕上げを行っている最中の画像と、メイクを始める前のすっぴん画像を並べて掲載している。プロの技術力とともに素の美しさに絶賛の声すっぴんは、本当にナチュラルな可愛らしさも感じられる画像で、ピュアな美しさが引き立っているようだ。それに対し、メイクを行った画像では、きりりとしたアイラインも印象的で、大人の女性の魅力を発揮し、すっぴん時とは全く異なる、クール&ビューティーなもうひとつの美しさをみせている。藤原は、ヘア&メイクさんの力によって、さまざまな自分を表現できること、求められるテーマに合わせて変身できることを伝え、これぞ「プロの仕事」として、彼らの技術力の高さをほめるとともに、日頃から感謝していると、自身の思いを綴っている。このFacebookでの投稿には、スタイリストやヘアメイクスタッフの一流の技術を称えるコメントはもちろんだが、メイクされる側もさすが一流と、すっぴんのキレイさを絶賛するコメントが多数寄せられている。元の記事を読む
2013年05月23日奈良県橿原市にあった「藤原京」は日本最初の本格的な都城。その広大な藤原宮跡に、11月3日(土・祝)・4日(日)、冒険心とゲーム感覚で歴史を学べる歴史巨大迷路「藤原京ラビリンス」が出現する。11月4日には熊本県から”くまモン”も駆けつける。なお、各日とも10時00分から16時30分までの開催で、入場は無料。毎年秋の恒例イベントとなった「藤原京ラビリンス」。昨年よりバージョンアップし、重なり合った迷路へ立体的に進化。さらに大和三山をはじめ、飛鳥地方の史跡が見渡せるように迷路の中心には360度パノラマの高見台を設置し、迷路とともに眺望も楽しめる。また、今年は、藤原宮跡の上空から大パノラマを楽しむ気球体験も企画されている。実施は11時00分~12時00分、13時00分~14時00分、15時00分~16時00分。搭乗時間は5分程度で、搭乗人数は3名程度。参加条件は、中学生以下で身長100cm以上、保護者同伴不可。各回とも開始30分前から15分間、先着100名に抽選券を配布し、当選者40名が搭乗できる。雨・風速等により、予定のフライトを急きょ変更・中断・中止する場合もある。さらに古事記編さん1,300年を記念して、藤原宮跡周辺の関連資料室や古事記ゆかりの地をガイドとともに巡る「古事記ガイドツアー」も予定。13時15分に会場内西門前に集合、13時30分出発。所要時間1時間30分程度。こちらは定員なしで、事前申し込みは不要だ。ほかにもさまざまな企画が用意されている、頭と身体を使ってクイズに答え、4カ所のスタンプポイントを通過してオリジナルポストカードを作る「藤原京スタンプラリー」。1,300年前の藤原京の様子や生活様式などをパネルで詳しく紹介する展示コーナー、大切な人に宛てて、1,300年前をイメージした木簡に文をしたため、特設郵便局から郵送する「木簡体験」も予定している。また会場には地元の名産品を集めた飲食コーナーも設置される。なお、橿原市では駐車場には限りがあるため、公共交通機関での来場(近鉄畝傍御陵前駅より徒歩約20分、JR畝傍駅より徒歩約20分)を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日チャイナドレスは藤原紀香。株式会社アルクが中国語を習いたい人や中国に興味がある人のためのメールマガジン「中国語電子雑誌(チャイ★メル)」で行った読者アンケートの結果を発表した。チャイナドレスが似合うと思う日本の芸能人・有名人はという設問では一位がぶっちぎりの藤原紀香で30人。二位は篠原涼子で6人だった。スタイルの良さが買われて堂々の一位。藤原紀香は4年前に実施された同じ設問でも1位に選ばれている。日中の架け橋はSMAP!次に、日中外交を任せたい芸能人・有名人の一位はSMAP。中国でも人気があり2011年9月に北京公演を成功させているSMAPだからだろう。二位は藤原愛、三位はAKB48となった。「この人に中国語を教えてもらいたい」と思う芸能人・有名人については、一位は再び藤原紀香。二位は向井理、三位はGACKTになっている。中国語が話せるかどうかは関係ないという質問だったので、一位二位では人気のある芸能人が選ばれたようだ。三位のGACKTは中国語が話せるそうだ。元の記事を読む
2012年03月14日藤原竜也はこう言い切る。「僕がこの映画でやった大橋健人という役を演じられる役者さんなんて、ごまんといると思いますよ」。単なる謙遜とも違う、ましてや卑屈さなど微塵も感じさせない静かな口調で。ではそんな「ごまん」の中から『おかえり、はやぶさ』の若き主人公に選ばれたことを彼自身はどう受け止め、何に心動かされ、どのように応えたのか?本作に限らず、映画監督、舞台演出家たちからいま、最も出演を望まれる俳優。作り手たちは、そして観客は彼の中の何を求めているか?その魅力に迫る。小惑星・イトカワへのタッチダウンとサンプル採取を経て、打ち上げから7年の歳月をかけて奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」。実は、藤原さんは「子供の頃から宇宙が大好きで、はやぶさのニュースもリアルタイムで追っていた」という。演じた大橋健人は、イオンエンジンに携わる鼻っ柱の強い若きエンジニア。撮影前にはJAXAに足を運び、実際にプロジェクトに関わった研究者たちから話を聞いた。「天才的な作業をしている方々なんですが、お会いすると本当に普通の人たちでしたね。決して多くを語らないんですが、こちらからひとつ尋ねたのは『日本の宇宙技術はNASAの10分の1の予算でやっているわけですが、NASAの存在は脅威ですか?』ということ。それに対する答えは『NASAへのライバル心はもちろんあるけど敵対しているわけではなく、歩み寄り、協力していく相手。それよりも中国を始めアジアの中で負けちゃいけない』ということ、やはり三番でも二番でもダメで、一番を取らないといけないということでした。それを聞いたときに、その思いを大事に現場に入ろうって思いました」。藤原さん自身、15歳でのデビューの場がロンドンであり、以来、日本国内にとどまらず、たびたび海外の観客を相手に仕事をしてきた。それだけに日本発で世界に誇れる“モノ”を作り、発信していくかという点で共感する部分も多かったのでは?「日本の良いものを持って外国で戦えば成立し、受け入れられるんじゃないかとは思ってます。日本の俳優の方が繊細な部分もあるし、イギリスでシェークスピアを観てもダメなものはいっぱいある。(昨年亡くなった)井上ひさし先生に『ムサシ』という作品を書いていただきましたが、禅寺を舞台にしていて、死者たちが『殺し合いはやめろ』と死の連鎖を断ち切ろうとするんです。井上先生の言葉遊びを踏まえて、日本の文学が国境を越えて受け入れられるのか?と思ってましたが、そんな疑問を一瞬で捨ててしまえるほど(ロンドンやニューヨークで)受け入れてもらえましたから。井上先生が日本語の美しさを大事にされて作品を作り上げていったように、世界に誇れる作品は日本にいっぱい埋まっていると思ってます」。映画では、健人の父親(三浦友和)が責任者を務めた火星探査機「のぞみ」が失敗に終わり「税金を無駄にした」「血税で宇宙の“ゴミ”を作った」とバッシングを受けるさまが描かれるが、健人たちはこの失敗、挫折を乗り越えて「はやぶさ」を帰還へと導いていく。インタビュー冒頭の藤原さんの言葉は「失敗や挫折とどう向き合い、乗り越えていくか?」という質問に対する答えの中で出てきた一節。それに続けて藤原さんから出てきた言葉からはそれでも勝負することの大切さ、その覚悟がうかがえる。「僕らの世界も落とされるのは一瞬です。そこでの挫折や苦しみって、本当に人生を左右するくらい強烈なダメージを与えるものだと思いますよ。正直、そこからの再生とは何かって聞かれても…分からないですね。そこから這い上がれるかもしれないし、できないかもしれない。それを“ギャンブル”と言ってしまうとチープですが…それでも『のるか反るか』で勝負してるところはありますね」。「はやぶさ」に携わる研究者たちも緻密な計算と作業をひたすら積み重ねる反面、ここ一番でまさに「のるか反るか」の勝負を仕掛け、成功を手繰り寄せていく。藤原さんは作品や役との出会いを「奇跡的なチャンス」と表現するが、その勝負に乗るか否かはどのように決めているのだろうか?「その質問の答えを出すのは難しいですね(笑)。勢いで『やる』と言って成立する瞬間もあるし、勢いでも手を出せないものもある。でも、人との出会いが僕をその作品に呼んでくれるというのもあるし…本当に一言では言えない(苦笑)。でも、この映画に関して言うなら素敵な人たちに囲まれた良い本だったということかな」。ちなみにシネマカフェで藤原さんをインタビューするのは今回で3度目。過去2回いずれも、そのときに最も気になる俳優や一緒に仕事をしてみたい演出家の名を挙げてもらったが、1度目のときは「三谷幸喜監督」、一昨年の2度目のときは「豊田利晃監督」と答えており、その後、時を経ずして彼らとの仕事を実現させている。改めていま、最も気になる存在は?「去年、(『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』で)共演した伊勢谷友介くんはすごく魅力的で気になってます。私生活もそうだし、自分でプロジェクトを立ち上げて東北に行ったり監督をしたり、同じ世代の俳優として面白いなと思って見てます。ぜひもう一度、一緒に仕事したいですね」。インタビューが行われたのは、1か月以上に及んだ舞台「下谷万年町物語」(作:唐十郎×演出:蜷川幸雄)が千秋楽を迎えてしばらく経ったころ。休む間もなく映画の取材を受け、さらに3月の初旬からは初参戦となる「劇団☆新感線」の新作の稽古も控える。傍らに立つマネージャーを指し「セリフ入れないといけないのに(スケジュールを)空けてくれなかったんですよ」としかめっ面を浮かべつつもその口調はどこか楽しげだ。その公演がひと区切りを迎えるころに彼は30歳の誕生日を迎える。立ち止まることのない“勝負師”がどんな道を歩んでいくのか楽しみに見守りたい。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:おかえり、はやぶさ 2012年3月10日より全国にて公開© 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会■関連記事:本木克英監督、3本の『はやぶさ』映画の中で「一番いいと自負」と対抗心あらわ藤原竜也、卒業を控えた中学生に「たくさん恋愛して!」とエール全編3D映像で贈る冒険の物語!『おかえり、はやぶさ』試写会に10組20名様ご招待「まえだまえだ」の旺志郎、杏の第一印象は「足長っ!」亀梨&杏&鈴木福で「妖怪人間ベム」実写化!「怪物くん」に続く異色のドラマ化決定
2012年03月08日2010年に上演され、セクシーな衣裳とダンスで話題を呼んだ藤原紀香主演のブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』が、2012年春に再演される。本公演の製作発表が12月14日に行われ、藤原紀香、諸星和己、大貫勇輔、演出の小池修一郎が登場した。「キャバレー」チケット情報本作は1966年に初演された傑作ミュージカル。日本でも度々翻訳・上演され、2010年、藤原紀香を主演に迎えた小池修一郎演出の作品は第35回菊田一夫演劇大賞など各賞を受賞し、高い評価を受けた。「キャバレー」の舞台はナチズム台頭前夜のドイツ・ベルリン。キャバレー“キット・カット・クラブ”の歌姫サリー・ボウルズ(藤原紀香)とアメリカ人作家クリフォード・ブラッドショー(大貫勇輔)が運命的な出会いを果たす。次第に忍び寄る時代の影に翻弄されながらも、力強く信じる道を生きる姿が描かれている。ファンの強い要望に応え再演することになった藤原は、「とても嬉しいです。サリーという役は、先の見えない時代の中において、後悔しない選択で人生を歩いていく、そういった女性像ですので、震災の起こった今、この役がやれることに感謝しています」と語った。相手役に抜擢された大貫は、「ホントにびっくりしました。僕は普段ダンスしかやってこなかった人間なので、純粋に嬉しかったです」と喜びを語った。藤原が初参加の大貫を「普段は普通な感じですけど、音楽がかかると彼の中からほとばしるようなエネルギーが出てきて。舞台に大貫君というスパイスが入って、いいものになっていくんじゃないかと思います。早く稽古に入りたいです」と期待を込めると、諸星は「負けたくないです」と対抗心を燃やし、会場を爆笑させた。また、ミステリアスなMC役を演じる諸星は、「舞台全体の狂言回しの役でもありますので、(小池)先生のおっしゃてる気持ちだとかを全部受け止めて、なるべくシーンの邪魔をしないように、気にならないように。表現でいったら“鹿のはく製”のような、いるんだけど気にならないみたいな。ああいう感じでやってみたいと思います」と話し、再び会場を大爆笑させた。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』は、2012年3月2日(金)から18日(日)までは東京国際フォーラム ホールC、3月30日(金)から4月1日(日)までは大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月23日(金)・24日(土)は石川・北陸電力会館 本多の森ホール、4月7日(土)・8日(日)は愛知・中日劇場にて上演される。チケットは愛知公演が先行受付中、その他公演は発売中。文:門宏
2011年12月15日交際中の乾氏との旅行へ女優・藤原紀香が、交際中のUBS証券会社アナリストである乾牧夫氏と婚前旅行と思われる旅行に出かけていることがわかった。6日発売の写真週刊誌「フライデー」が報じ、各スポーツ紙なども詳細を伝えている。フライデーによれば、2人は3日、成田空港にツーショットで現れたそうで、出発ロビーでも仲むつまじく寄り添う姿が目撃されたという。その後2人は南国のリゾート地へ飛んだといい、乾氏は藤原に700~800万円相当の婚約指輪をすでに渡しているとも伝えている。いよいよ結婚か?!藤原紀香の所属事務所は、プライベートなことは本人に任せているということで、とくに否定はせず、それ以上のコメントもしなかったそうだ。2人は今年7月に交際中であるということが報じられていた。その後、藤原はオフィシャルブログで交際中であることを認め、「いつの日か強い絆となるようゆっくりと大切に育められたら」ともコメントしていた。いよいよ、その絆が結ばれて結婚へ…というときが間近に迫ってきているのだろうか。2人は6日現在、現地にまだ滞在中とのことであるので、帰国後なんらかコメントが出されるか、その展開に注目が集まっている。元の記事を読む
2011年10月07日映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の公開を記念して、主演の藤原竜也をパーソナリティに迎え10月18日(月)、ラジオ番組「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」が放送されることが発表された。時給11万2,000円で、仕事内容は“暗鬼館”と呼ばれる館での7日間の生活を24時間監視されるだけ。この求人広告に釣られて集まった10人が思いもよらず繰り広げることになる、生死を懸けた“推理ゲーム”の模様を描いた本作。映画の公開を記念して、今回の特別番組が放送されることに。藤原さんは、親友の小栗旬がパーソナリティを務める「小栗旬のオールナイトニッポン」に飛び入りで生出演するなど、ゲストとしての出演は多数あるが、自身がパーソナリティを務めてのオールナイトニッポンは2003年以来、実に7年ぶり!「元々、ラジオが好きなので素敵なラジオ番組にしたい。自分はラジオを聴いて育った世代だから」と思い入れを語る。番組では意外なプライベートや交遊録、そして映画の撮影の裏話などが語られ、共演者の石原さとみからのコメントも届くとのこと。放送は10月18日(月)25:00〜27:00、ニッポン放送および全国36局にて。『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」放送日時:10月18日(月)25:00〜27:00放送局:ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネット公式サイト:■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也インタビュー「劇中の状況に置かれたら?武器次第かな…(笑)」藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年10月15日タイトルからして謎である。藤原竜也は『インシテミル』というこの作品のタイトルについて「最初は全く意味が分からず、イメージがわかなかった」と言う。時給11万2,000円。仕事の内容は10人の男女が外部から閉ざされた館の中での7日を監視されるだけ。何も起きなければ7日後に1,600万円を超える報酬を手にして終わるはずだったこのアルバイト。だが、2日目に一人の死者が出たことで恐るべき生き残りゲームへと化していく――。一見、非現実的にも思えるこの世界観の中で、藤原さんは主人公・結城をどのように作り上げ、どのようにして物語に灯をともしていったのか?「綾瀬さんにコンビニで声掛けられたら付いて行くでしょう(笑)」『カメレオン』に『カイジ 人生逆転ゲーム』、『パレード』。ここ数年、藤原さんが主演映画で演じた主人公は、どこかで一般人とは一線を画した、屈折した感情や“闇”を抱えている人物であったが、本作で求められたのは、エキセントリックな物語とは裏腹に、ごく一般的な感情、リアクションだった。「中田(秀夫)監督に言われたのは、現実的とは言えない世界の中で、結城の目線で物語を進めていきたい。“正しい感情の流れ”で行ってほしいということ。つまり、ごく普通の人間がこの世界を見て感じる喜怒哀楽をそのままその瞬間に表現してほしい、と。実は、クランクイン後も物語の結末が決定していない部分があって、演じる上でそこに不安を感じてもいたんですが、その中で監督は『僕に付いてきてほしい』ということを仰ってくださった。撮影の中日を過ぎて決定稿が出てからは、もうその結末に向かっていく感じで。その中で、監督の『藤原くんのキャラクターは、常に“正しい”ジャッジをしてほしい』という言葉に救われた部分はありますね」。もしも、藤原さんがこの“暗鬼館”でのゲームに参加させられることになったらどのように振る舞うのだろうか?「実際、現場でもみんなで話してたんですよ。『生き残るのは石原さとみちゃんだろう』とか(笑)。そもそも僕も含めて、世の男性は、コンビニで綾瀬はるかさんに声を掛けられたら付いて行ってしまうでしょうしね…。映画の中では結城たちが暗鬼館に入る際に、警告のアナウンスが入りますよね?『非倫理的なことが起きる可能性が…』って。その時点で僕は間違いなく帰ります(笑)。時給11万2,000円ということ自体、裏があるんじゃないか?と考えちゃうと思います。強制的に参加することになったら?僕だったら、部屋から出ないで、ずっとドアを押さえてますね。じっとしていてお金だけもらうかな」。極限の状態で人はどのような反応を見せるか?「十人十色」とはよく言ったもので、人間の様々なタイプが見えてくるのが面白い。「結城は興奮とパニック状態にある人々に、平常心を持たせようと必死で説得する。僕自身、そういう面は持ってるかな、と思う。結城がとる行動は、決して自分と遠くないな、とは思いましたね。あとは…武器次第だな、武器(笑)!」「撮影所での時間の流れが好き」続いて藤原さん自身について話を聞こう。「舞台と映画、どちらが好きか?」などという問いに意味はない。が、タイプの違う役柄、表現を映画と舞台で見事なまでにこなしていく。藤原さんにとって映画という表現が持つ意味は?そう尋ねるとこんな話をしてくれた。「この間、舞台でN.Y.に行ったら、ちょうど日本の映画を集めた映画祭をやっていて『パレード』が上映されていたんです。そのとき思ったのは、国境を越えるというのは舞台であれ映画であれ素晴らしいことだけど、舞台の場合は肉体をもって表現しないと伝わらない。その点、映画は完成したら良い意味で一人歩きしてくれる。舞台では『今日もやるのか』って(苦笑)、大変な思いをして毎日やるところを、映画はひとりで繰り返し上映されて…その点を面白いなって感じましたね。それから何より、僕は撮影所が大好きなんです。撮影所での時間の流れ――早朝に入って深夜に帰ってまた早朝に入って――というのもすごく好き。極端な話、ワンカットとワンカットの間が何時間も空く日もあるけど、僕は全くそれが苦にならない。スタッフさんひとりひとりの動きを見ているのも好きだし…映画っていいなぁって思えてくるんです」。いま、一緒に仕事をしてみたい人は…現在28歳。十分に若いがすでに芸歴は10年を超える。「身毒丸」(1997年/演出・蜷川幸雄)での鮮烈なデビュー以来、周囲からは“天才”という評価を与えられ、出演作も常に話題を呼んできた。「あまり、昔をふり返ることはしない」と語る藤原さんだが、この十数年の中で、“転機”と呼べる半年間があったという。「4年ほど前にロンドンに行かせてもらったけど、そのときの時間は大きかったですね。イギリスにいながらにして、日本にいる自分を想像し、仕事や自分のあり方を客観的に考えたら、フッと楽になった瞬間があったんです。気づいたのはすごくシンプルで、魅力的な人、うまい俳優さんと一緒に仕事をさせてもらうのが面白い、ということ。それから…自分はここで何ができるか?何を表現するか?ということを少し深く考えられるようになったかな」。今後に話が及ぶと「まだまだ一緒にやったことのない監督さんはたくさんいらっしゃいますからね」とニヤリ。そういえば、数年前にインタビューした際に「仕事がしてみたい!」と語っていた三谷幸喜とは、念願かなって舞台「ろくでなし啄木」で来年、その演出を受けることに。では映画界でいま、気になる存在は?「豊田利晃監督ですかね…。つい最近、お会いしたんですが。でもいまはとにかく、いろんな新しい人と出会いたいという気持ちが強いですね。自分自身を打破して新しい一歩を進むには、地べたを這うような…人間くさい役をやった方がいいのかな?と28にして思うところもあり…」と思案顔。最後にいま、この映画のタイトルからイメージすることを尋ねると「異常なまでの世界――それは暗鬼館かもしれないし、もっと大きな世界なのかもしれないけど――そこに入り込んでいくというイメージかな。でも正解はないんだよね?」。正解のない世界へ漕ぎ出す男はこれから我々に何を見せてくれるのだろうか――?(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ
2010年10月14日