結婚するまでは、カップルと言えど、お互いの親戚付き合いについては深く話さず、結婚してからお互いの親族との距離感や付き合い方について話すことが多いのかなと私は思います。そのため、私も結婚するまでは、自分の家の親戚づきあいが「世間の普通」だと思っていたため、彼側の親戚付き合いに接するたびに、驚くことが多々ありました。 親族で集まらなくていいの!?私が育った家では、「お盆やお正月=親族が集らなければいけない時期」という習慣があり、物心がついたころから、お盆やお正月には祖父母の家へ行き、数時間拘束されて過ごしていました。しかし彼側の実家は、「お盆・お正月=帰ってきても帰らなくてもどちらでも良い」という様子。それを知ったときには衝撃を受けました。実は私自身も「お盆やお正月になぜ親戚が集まらなければいけないのか」について理解できずにいたのです。そのため結婚するまでは、結婚したら、親族同士の面倒な付き合いに強制的に参加しなければいけないのだろうという固定概念にとらわれていましたが、実際に結婚生活が始まると想像と真逆だったのです。また、私の実家では祖父母も家の鍵を持っており、時々食料などを届けてくる習慣もありました。そのために「義両親のために、いつも掃除をしていなけばいけない」という思い込みがあったのですが、義理の両親は必要なときや困ったとき以外に干渉してくることは一切なく、いい意味で驚きました。 ごはんはお互い自由?結婚後は、私がほぼ毎日晩ごはんは作って夫の帰りを待つ、と思っていたのですが、私たちはそれができませんでした。最初の1日目はきちんと実行したものの、夫が「2人だけの環境に締め付けられるのはなんだかしんどい……。友人ともこれまで通り晩ごはんをたまに食べたりしたい」と言い出したのです。そのため、私たちの家庭では「必ずしも夜ご飯を一緒に食べなくていい!」という習慣が構築されていきました。一見するとまとまりがない家庭と思われるかも知れませんが、お互い自由な夫婦としては、必ずしも毎日晩ごはんを一緒に食べなくてもいいというのはとてもラクで、一緒に住み始めたころよりも仲良く暮らせているのです。 結婚当初は、今まで育ってきた自分の実家と彼の実家では「家族としてのあり方」が180度ちがい過ぎて、これでいいんだろうか?と思ったこともあります。ただ、結婚する際に、私の祖母が「結婚はくじ引きみたいなものだから、あなたがいいと思ったのなら、乗ってみていいんじゃない?」と言っていたのですが、まさにその通りだとも思ったのです。どんな同棲カップル・事実婚夫婦・入籍した夫婦でも、その2人に合った暮らしかたは千差万別。お互いの居心地の良い家庭を作ることがベストだと思い、私たちは今の生活を楽しんでいます。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者/えり
2021年09月10日■前回のあらすじお正月の親戚の集まり。子どもについて言われているのは、妻だけではなかったようです。自分がしたことには触れず、ただ「突き飛ばされた」と自分に都合がいいように話を捻じ曲げていた親戚のおじさん。さすがに我慢ならず、反論しようと親戚みんなが集まる席に向かったそうです。次回に続く(全9話)「家族のかたち」連載は17時更新!
2021年07月09日■前回のあらすじ胸を触ってきたおじさんを突き飛ばすと「子どもも産んでいない女は…」と文句をいわれ、どうしようもない胸の痛みを感じました。不妊の原因は夫側にありました。そのことで離婚を切り出すほど、ずっと悩んでいたといいます。次回に続く(全9話)「家族のかたち」連載は17時更新!
2021年07月06日■前回のあらすじ結婚後、家族の一員になれると思っていたが、実際はお手伝いさん扱いの日々。親戚のおじさんには不快な対応をされそうになり…。親戚のおじさんの心ない言葉…。唯一の味方は夫だけでした。次回に続く(全9話)「家族のかたち」連載は17時更新!
2021年07月05日ある日、とてもかわいがってもらっている叔母と従兄弟に某テーマパークに連れて行ってもらうことになった中学生の私。ところがそんなときに限って生理が始まってしまい……。女の子のいない親戚宅で、まだ急な生理への知恵と経験のない私がどう乗り切ったか、その体験談をお話しします。 楽しみなテーマパークへのお誘い私がまだ中学1年生だったころの夏休み、大好きな叔母と年の離れた従兄弟たちが千葉にある某テーマパークに連れて行ってくれることに! ワクワクしていた私は、ひとりその親戚宅に前泊すべく、お泊まりの用意をしていました。そのころの私はまだ初潮がきてから日が浅く、生理周期の管理などの経験も薄い女の子でした。 突然生理がきてしまった!親戚宅に到着し、従兄弟の部屋を借りて着替えをしていたところ、下半身に違和感が……。なんと、こんなときに限って生理が始まってしまったのです。気づいたのが早かったためベッドを汚すことはなかったのですが、予想していなかったことに動揺する私。 お守りがわりに2つだけポーチに入れていたナプキンでその夜を過ごすことにしましたが、明日は経血量も多い2日目。どうやって乗り切るか困ってしまいました。男兄弟だけのその家にナプキンのストックがあるはずもなく、同じ女性であるものの、年齢の高い叔母に相談するのは恥ずかしく……。その夜は言い出せずに終わりました。 思い切って叔母に告白翌朝まず困ったのが、使用済のナプキンの処理です。サニタリーボックスのないこの家で、相談ができなかった私は、仕方なくたまたま持っていたコンビニのビニール袋に入れてギュッと持ち手をしばり、バッグに入れて持ち歩くことに。 テーマパークに着いてからも残りひとつのナプキンで乗り切れるはずもなく、経血モレが気になり、思いっきり楽しめずにいました。 ついに意を決して従兄弟が離れた隙に、叔母に「生理になったけどもうナプキンがないの……」と涙目で告白しました。叔母は思いもよらぬことにびっくりしながらも、トイレに付き添ってくれて、自動販売機のナプキンを買ってくれ、事なきを得たのでした。 今となってはどうして叔母に早く相談しなかったのだろうと思いますが、当時の幼い私は生理のことを相談するのが恥ずかしいと思っていました。あのころの自分に、「何も恥ずかしいことじゃないんだよ!」と言ってあげたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!監修/助産師REIKO著者:虹原つぐみ
2021年05月07日■前回までのあらすじ3回目の整形手術の日。涙が止まらなくなった私。これまでも意志に反して涙が出て、先生に呼び出されたことも。しかし親のことを打ち明けても、「お前は甘えている」としか言われず…。■親戚に私が褒められると母が決まっていう言葉■「母の育て方がよかった」そう言われて…■母にプレゼントしているのに…うちの家系は、お正月は本家に集まるのが習わしでした。田舎ではそういう家庭が多いのではないでしょうか。だから毎年お正月は親戚の叔父叔母、従兄弟などに会うのが恒例となり、今年はとくに親戚たちから私は褒められました。なぜなら公務員という安定した就職に就いたことが高く評価されたのです。そして私を褒めると同時に、それ以上に親戚が口にしたのは、「私を育てた母」への賛辞でした。そんな母はとても嬉しそうでした。母がこうやって育ててくれたから今の私がある。だから「母が正しいんだ。私のこれまでの選択は間違えていなかった」と、自分を思い込ませようとしていたのですが…。※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
2020年05月28日年末年始やお盆などなにかと顔を合わせる機会も多く、結婚後はより親密になりやすい親戚づきあい。“家族”や“親族”という親近感から関係性がボーダレスになりやすいため、「赤ちゃんはまだ?」などデリケートな話題も出やすい間柄です。 特に妊活中は自分たち自身も悩んでいる問題だけに、ちょっとした一言に傷ついたり、いわゆる “余計なお節介” で不愉快な思いをしたりすることも。また、あとから結婚した兄弟が先に妊娠して気を遣われるなど、兄弟仲がぎくしゃくしたという人も少なくありません。 そこで、妊活中に起こりやすい親戚とのトラブルと、上手な対処法をシーン別にみていきましょう。 目次 1 1.妊活中であることを知らない親族から心無い言葉をかけられる 1.1 対処法 2 2.妊活中であることを知ったうえでお節介を焼いてくる 2.1 対処法 3 3.あとから結婚した兄弟が妊娠した 3.1 対処法 4 最後に1.妊活中であることを知らない親族から心無い言葉をかけられる結婚からしばらくすると、 「そろそろかしら?」 など子どもの誕生を心待ちにした話題が出やすくなります。結婚から数年経っている場合は、夫婦仲や不妊の原因を勘ぐられることも。共働きで忙しくしているなどの状況では「仕事よりも子どもを」といったニュアンスで、妻側が働くことに否定的な言動を取られることもあるようです。 ●対処法相手が自身やパートナーの親である場合、自分たちも子どもを望んでいることや妊活に励んでいることを素直に話したほうが、その後の関係が良好になることが多いようです。 とはいっても、原因や具体的な治療段階など詳細まで話す必要はありません。相手も大人ですから、「いろいろと努力はしているのですが、なかなか……」 と、言葉を濁しつつ妊活中であることを匂わせれば、状況を理解してくれるはずです。 最後に一言、「妊娠したときはお義母さんに一番に報告しますね」 と付け加えることで、相手を立てながら「こちらから言うまで待ってて」という思いを暗に伝えることもできます。 叔父や叔母などの場合は自分たちとの距離感によって違ってくるところもありますが、何を言われても笑顔で対応し、まずは自分たちの妊娠を待ち望んでくれている気持ちに感謝の言葉を伝えましょう。 2.妊活中であることを知ったうえでお節介を焼いてくるすでに妊活中であることを知っている場合、 「〇〇がいいらしいわよ」 「今の病院が合っていないんじゃない?」など、実らない様子をみかねてアドバイスされることがあります。当事者にしてみればただのお節介でしかないこともしばしば。なかにはデリカシーのない言葉を悪気なく口にする人もいるため、親戚の集まりなどへ赴く前から憂鬱になってしまう人も少なくありません。 ●対処法言われる側はたまらない気持ちになりますが、相手も良かれと思って言っている場合がほとんど。そのため、決して相手の言葉を否定しないことが大切です。 ただ、メンタル的な負担は妊活にも影響しますから、ストレスになりそうなほどであれば極力顔を合わす機会を減らすのも手。夫側の親戚であれば、応対を夫に任せるのも波風を立てない方法のひとつです。 あまりにデリカシーのない発言をするようであれば、「見守っていてほしい」というスタンスをみせつつ、傷ついていることをやんわりと伝えましょう。 3.あとから結婚した兄弟が妊娠した自分たちが妊娠を待ち望んでいることを兄弟が知っている場合、妊娠をギリギリまで知らされないなど、気を遣われることがあります。また、親戚が集まっている場でほかの親族から比べられるような発言をされたり、赤ちゃんの話題で持ちきりとなって居心地が悪くなったりすることも。 それらがきっかけになって、兄弟関係がぎくしゃくすることもあるようです。 ●対処法兄弟に対して、事前に「そのときはすぐに教えてね!楽しみにしているから」 など気を遣わせない環境を用意しておくのがいちばん。しかし、もしすでに妊娠していたり隠されていたりするムードがあるようなら、自分たちのほうから「おめでとう」と声をかけてあげましょう。 もちろん、悲しい気持ちや焦りがあって素直に祝福できる気分ではないこともあるでしょう。そんなときは気持ちが落ち着いてからで大丈夫。 ただ、兄弟といえども環境や状況がそれぞれ異なるのは、妊娠に限ったことではありません。自分たちと比較したり羨んだりするよりも、兄弟の幸せを素直に喜んであげられる気持ちのゆとりを忘れずにいてほしいと思います。 親戚の集まりの場であっても、祝福ムードを崩さない対応を心がけたいもの。比較されるような発言があった場合は「次は私の番かしら?」などと軽く受け流し、気に留めないようにしましょう。いつか自分たちが兄弟の立場になったとき、周囲は同じように心から祝福してくれるはず。そのときに自分たちがされたら嬉しい対応を意識すると、自然にふるまえるかもしれません。 最後に友人や知人と違い、一生の付き合いになる親族です。子どもを授かってからは子育てについて口出しされることだってありますから、長い付き合いを見据えて程よい距離を保つようにするのがいちばん。また、夫に素直な気持ちを話し、どうすればいい親戚づきあいをしていけるか相談するのもいいでしょう。 妊活・妊娠アプリ6選|妊活と妊娠を強力にサポートしてくれるアプリ働く女性必見!不妊治療と仕事を両立させる4つのポイントとは 妊娠中のママとパパのためのサプリ ●ライター/パピマミ編集部
2019年09月12日「お醤油を貸し借りする仲」というのは、それほど仲のよいご近所さんということを言いますが、最近ではそこまで親しく近所の人とおつきあいをすることもめずらしくなっています。そこで、パパママ世代にご近所づきあいについて聞いてみました。Q.「お醤油を貸し借りする仲」と言えるほど親しいご近所さんはいる?1.いる 27.9%2.いない 69.4%3.その他 2.7%やはりそこまで親しいご近所さんはいないという人が69.4%という結果になりました。一方で、親しいご近所さんがいる人も少数派ながらいるようです。実際にはどのようなおつきあいを心がけているのかを聞いてみました。■ご近所さんとは適度な距離感を保つのがベター今ではコンビニもスーパーも24時間やっているところも多いので、実際に醤油を借りることはないとしても、あまり深入りした関係にはならないようにしている人が多かったです。ご近所づきあいだけでなく、そのほかの付き合いもドライに徹している人もいました。「いません。あまり仲よくしすぎるのも正直めんどくさいかな」(福島県 40代女性)「ご近所とはトラブルなくよい関係ですが、お互い踏み込みすぎず、適度な距離感を保つのがよいと思っています」(神奈川県 50代女性)「ご近所、職場、子どもの学校関係など、どれも深い人間関係は持ちません。挨拶や必要に応じた簡単な世間話で十分です」(神奈川県 40代女性)「借りるなら買いに行きます! 貸し借りは正直めんどくさい」(千葉県 30代女性)■いざとなったら助け合える近所関係が心強い年配の世帯が多い地域では、今だにおすそ分けのしあいなどがあるようです。災害時などは、知っている人同士なら助け合えることもありますし、やっぱり仲の良いご近所さんは心強いです。「ご近所には年配のご夫婦世帯が多いのですが、畑でとれた野菜をくださったり、よくしてくれる方が多く、困ったときには助け合える関係です。ありがたいです」(愛媛県 30代女性)「実際に醤油などを貸し借りしたことはありませんが、いざとなったらお借りできると思います。いい方たちなので、何かあったら助け合えると思います」(東京都 50代女性)「布団を干していて急な雨が降っていたときに、その方の自宅に取り込んでいてくれました。仕事で不在だったので本当に助かりました。実家からのお野菜をおすそ分けしたり、恵方巻きをいただいたりしています。末っ子が1年生で鍵っ子なので、ちょくちょく遊びに行ってるみたいです」(宮崎県 40代女性)■証言! 私が実際に困ったご近所さんたちこちらからは何もしていなくても、やたらおせっかいを焼いてくれる人やとにかく物を借りに来る人などもいるみたい。お醤油を貸し借りする関係は昭和の話…と思いきや、平成でも困っている人もいるようです。「まわりは年配の方ばかりで、必要以上におせっかいで毎日イライラしています。雨が降ると我が家の洗濯物を持って行ってたたんでくれます。庭に草が生えてくると、朝っぱらから草むしりしてます。頼んでないから〜!」(神奈川県 40代女性)「子どものころ、隣に住んでいたおばあちゃんは、自転車・土鍋・お金・コップなど何でも貸してときたけど返ってこないことも。耳かきを貸してと言われたときには、さすがにお母さんに聞いてからと言いました。さんざん嫌な思いもしましたから、借りに行くのは私は無理です」(茨城県 40代女性)Q.「お醤油を貸し借りする仲」と言えるほど親しいご近所さんはいる?アンケート回答数:4807件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年01月31日リサーチ・アンド・ディベロプメントはこのほど、「人づきあい」に関する調査結果を発表した。調査は2014年10月、首都圏の一般生活者である18~79歳の男女を対象に訪問留置調査にて行われ、3,000サンプルを得た。○友人づきあいが変わっていく男性、増えていく女性男性に対して、普段どのような友人とつきあいがあるのか質問したところ、20代までは「学校、学生時代の友人」がトップだったが、その割合は徐々に減少し、代わって「職場・仕事関係の友人」が増加。30代からは60代までは「職場・仕事関係の友人」がトップとなった。また、「最も大切なおつきあい」である友人についても、20代までは「学校、学生時代の友人」がトップだったが、50代では「職場・仕事関係の友人」がトップに。多くの時間苦楽をともにした仕事仲間が名実ともに大切なつきあいとなっていく様子がうかがえる結果となった。続いて、女性に対しても同様の質問を実施。その結果、女性は「ふだんのおつきあい」も「最も大切なおつきあい」も、50代までの長きに渡り「学校、学生時代の友人」がトップをキープする結果となった。また、子育て期でも、普段会う「子どもを通じた友人」とのつきあいもしつつ、普段なかなか会えない「学生時代の友人とのつきあい」も連綿と続けていることが明らかに。女性はつきあう相手が変わるのではなく、ライフステージごとに増やしていることが読み取れた。○女性は積極的な人づきあい、男性は徐々に消極的に!?次に、「人とのつきあい」についてどう考えているのか尋ねたところ、女性は「人とは積極的につきあうが、つきあいの輪そのものを広げようとはあまり思っていない」と回答した人が圧倒的に多く、さらに「いろいろな人たちと積極的につきあい、つきあいの輪をどんどん広げたいと思っている」の割合を合わせると、女性はどの年代も7割以上が「積極派」であることがわかった。一方男性はというと、女性と同じく「人とは積極的につきあうが、つきあいの輪そのものを広げようとはあまり思っていない」が最多だったが、「いろいろな人たちと積極的につきあい、つきあいの輪をどんどん広げたいと思っている」という割合は、年代が上がるに連れて減少傾向となり、代わって「人とはつきあいたいと思っているが、なかなか思うようにできないでいる」や「あまり人とはつきあいたくないと思っている」という消極派が増加。50代では積極派と消極派の割合は半々となり、60代で復活していることがうかがえた。
2015年09月09日