小田原城本丸広場で「光に染まる夜桜~小田原城 桜のライトアップ」が、2019年3月16日(土)から4月7日(日)まで開催される。日本100名城として知られる小田原城は、日本さくらの名所100選にも選ばれるほど関東屈指の桜の名所。春の訪れとともに30万人を超える観光客が桜見物に訪れている。小田原城址公園内に咲き誇るのは約300本のソメイヨシノ。小田原城の「天守閣」の白と「桜」の淡紅が描くコントラストは、フォトジェニックなスポットとして注目を集める。「光に染まる夜桜~小田原城 桜のライトアップ」では、様々な光の色を作れるLEDライトを使って小田原城の桜をライトアップ。時間帯によって色彩が変化する演出を取り入れ、桜の木々を美しく照らし出す。3月23日(土)から4月7日(日)までは、19:00まで天守閣の開館時間を延長。昼の時間とはひと味違った小田原城を楽しむことができそうだ。【詳細】「光に染まる夜桜~小田原城 桜のライトアップ」期間:2019年3月16日(土)~4月7日(日)※3月23日(土)~4月7日(日)は19:00まで開館時間延長。会場:小田原城本丸広場住所:神奈川県小田原市城内料金:入場無料※天守閣への入館は、入館料として大人500円、小中学生200円必要。【問い合わせ先】小田原市観光協会TEL:0465-22-5002
2018年03月26日2018年で開府500年を迎える小田原城。空前の“城ブーム”の中でも、特に女性から根強い人気を誇っているという。2016年度の総入城者数は過去最多の77万5,406人を記録。以降も人気が衰えることはない。いったい、何が彼女たちをそこまで惹きつけるのだろうか。本誌“城マニア”記者が、小田原市観光協会の朝尾直也さんに話を聞いてみた。 ■観て、体験して、楽しめる! 「お城」と聞くと、どこか退屈なイメージを持つかもしれない。しかし小田原城はそうではない。飽きることなく楽しめるのだ。 例えば常盤木門SAMURAI館と呼ばれる、甲冑の展示室。荘厳な空気のなかを進めば、真っ白な甲冑がある。実はこれ、プロジェクションマッピングで模様の変わる甲冑なのだ。マッピングは「武士の一生」を描いた作品。その迫力に、大人も子供も圧倒されるに違いない。 また女性ならではの人気の秘密も。朝尾さんはこう語る。 「小田原城では、着付け体験も実施しています。“着付け”と聞くと着物をイメージしますが、それだけではありません。珍しい“忍者姿の着付け”も楽しめるのです。その姿で城内を楽しむこともできるため、本物の小田原城をバックにお姫様の恰好や忍者姿で写真撮影できます。『インスタ映えする』とのお声もいただいております」 城内では、歴史的に価値のある展示も豊富だ。特に、天守閣に祀られている摩利支天は一見の価値あり。世にも珍しいイノシシにのった“戦いの神様”として偉大な存在だが、その姿はとてもユニーク。これは実際に目で見て楽しんで欲しい。 ■大人数でもワイワイ楽しめる! 観たり体験したりといったアトラクションや、ユニークな展示物。これらは大人数で楽しむのに最適。家族連れはもちろん、Wデートにもピッタリだという。朝尾さんが続ける。 「とある婚活バスツアーでは、“小田原城に訪れて愛を育む”という企画もされていました。小田原城の周りには若いオーナーのカフェやレストランもあるので、お城観光の後に街へ繰り出すこともできます。もちろん友だち同士での見学も盛況で、『たまの息抜きに……』と足を運ぶママ友グループもあるとお聞きしました」 小田原城は、東京から1番近い“天守閣のある”城。小田原駅から10分ほど歩けば到着することもあり、アクセスもいい。そうした利便性も、人気の理由のようだ。■ライトアップも楽しめる! さらに小田原城では2018年3月4日(日)まで「小田原城冬桜イルミネーション~光と音が織りなすファンタジーショー~」を連日17時から21時まで開催している。朝尾さんが言う。 「これは、小田原城にとっても初となる試みです。お城や、城の前にある広場にライトが映しだされ“幻想的な雰囲気”を楽しめます。ライトは『冬の桜』を筆頭に、小田原城にゆかりのある5種類の花をモチーフにしています。また広場を取り巻くスピーカーからの3D音響は迫力満点。ライトアップされることで、小田原城は新たな表情を見せてくれるでしょう」 さらに天守閣からの眺めも格別だ。広場に映し出されたライトから顔を上げると、周囲の海と山を360度一望できる。夜空に月が浮かんでいると、まさに絶景。期間中は天守閣の開館時間を19時(最終入場18時半)まで延長しているので、城内をゆっくり楽しめそうだ。 インスタ映え、デートに最適、ライトアップ……。開府500年を迎えても、ますます挑戦する。そんな姿勢が、今も女子たちを虜にしているようだ。
2018年02月03日16年12月に芸能界を引退した元俳優の成宮寛貴氏(35)が、新たなウェブサイトを開設した。 引退後の昨年秋、成宮氏は自身のインスタグラムを一般公開。するとファンからのコメントが殺到し、これまでフォロワーは55万人を突破。いまだに根強い人気をうかがわせた。 そしてこのほどインスタのトップページに、新たに開設したウェブサイトのURLを掲載。クリックすると中央には日本語で「無限」を意味する「infinity」の文字が浮かび上がり、仕事を依頼するための入力フォームが表示されている。 同サイトには、成宮に関する情報やメッセージは掲載されていない。 「所属していた大手芸能プロに復帰できる可能性は、現時点ではまったくないようです。かいってこのまま仕事が入る様子もなく、苦肉の策として自身に対する仕事依頼のフォームを開設してのではないでしょうか」(芸能プロ関係者) 成宮さんが動きだした背景には、どうやら切実な事情があったようだ。 「引退後は支援者の手引きで渡欧したりしていましたが、そろそろ金がなくなってきたようです。そのため自ら告白本の企画を売り込んでいたようですが、印税の前借りを要求したたことで計画が難航しているといいます。だからこそ、俳優業を再開しようとしているのではないでしょうか」(芸能記者) この分だと、仕事のオファーを受ける“ハードル”はかなり低そうだ。
2018年01月12日女優・安蘭けいのソロ・コンサート『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』が12月19日(火)、昼夜2公演限りで新国立劇場 中劇場にて上演される。昨年、渋谷オーチャードホールで開催され、好評を博したコンサートの第2弾だ。「自分の好きな曲を歌って、それを聴いてもらえる喜びは格別。そんな贅沢な時間です」と語る安蘭に、今年を締めくくるコンサートへの思いを聞いた。安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE チケット情報「昨年はたった一回きりだったので、やり切った感はありましたけれど、それ以上にもっとやりたい!という思いが沸き上がってきて。今年は昼と夜で2回できるから嬉しいです。やっぱり前回できなかったものに挑戦したいという欲が出てきますよね」昨年は、“愛の讃歌”の副題のもとにシャンソン&ミュージカル・ナンバーで彩られた舞台だったが、今年の“GOLDEN AGE”はすなわちジャズ・エイジと呼ばれた1920~30年代のジャズをフィーチャー。安蘭がビリー・ホリディに扮した2014年の一人芝居『レディ・デイ』からの楽曲「Strange Fruit(奇妙な果実)」など、ジャズ・ナンバーに挑む第1幕とミュージカル・ナンバーを揃えた第2幕で構成される。「ジャズは、演出の原田諒先生が提案してくれました。敷居が高くて手を出しにくいと感じていた世界だけど、いつか歌ってみたいと思っていたので、いい機会だなと。この挑戦を乗り越えれば、きっと得るものは大きいと思うんです」この楽しき挑戦にゲストとして伴走してくれるのは、日本ミュージカル界を支える頼もしい実力派、石川禅と田代万里生のふたりだ。「歌に関しては絶対的な信頼を置いているおふたりです。禅さんと万里生くんがいてくれるからこの曲を選べた、というナンバーをデュエットしますし、3人で歌うのもすごく楽しみ。なかなか聴き応えがあると思いますよ」ミュージカル・ナンバーのリストの中で気になるのは『ジキル&ハイド』からの名曲「時が来た」である。男性主人公が壮大に歌い上げるこの楽曲をどう表現するのか、注目せずにいられない。「最初は禅さん、万里生くんと3人で歌うのはどうかと提案されたんですが、私がひとりで歌いたいと言っちゃった(笑)。以前、姿月あさとさんが歌っているのを聴いて、とても歌い甲斐がありそうだなと思ったんですよね。そして私の“持ち歌”といった感のある楽曲の数々も歌いたいと思います」役を脱ぎ、安蘭けい本人として思い入れのある楽曲に向かう。ファンにとっても贅沢このうえない時間となるのは間違いない。「好きな歌をたくさん歌える幸せに浸って、すごく楽しんでいる私の姿を観に来てください(笑)。お客様にもその幸せが届けばいいなと思っています」『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』は12月19日(火)、新国立劇場 中劇場にて。チケットは現在発売中。取材・文上野紀子
2017年12月11日ノルコーポレーションが11月28日、しっかり[吸水力]と自立呼吸による[乾燥力]を併せ持った「珪藻土(けいそうど)」のプロダクトシリーズ【trico[トリコ]】より暮らしに合わせて選べるバスマット4種、お風呂場はもちろんキッチンでも大活躍するディズペンサートレイ、使用する人に合わせた可愛いアート入りの1本用歯ブラシスタンド4種を新たに発売します。一人暮らしでも、2人暮らしでも、ファミリーでも「trico」の新しいバスマットは大きさやデザイン、カラーが異なるのでライフスタイルに合わせて選べるのが魅力です。北欧テイストやお子様のいるおうちにぴったりな雲の形をしたバスマット、ハート型のバスマット、一人暮らしにちょうどいいミニスクエアバスマット、親子2人でも使えるビッグサイズのオーバル型バスマットの4種類がラインナップ。そして、MR.MS.BOY.GIRL.と可愛いアート入りで素材の風合いを感じられる歯ブラシスタンドはギフトにもおすすめです。またグレー、クリーム、ピンクと3色から選べるディスペンサートレイは1,200円とプチプラなのもうれしいポイント。あなたはナチュラル派?それともカジュアル派?好みのタイプがきっと見つかるはず!商品概要■BATHMATOval-バスマットオーバル-カラー:GRAY、BLUE、PINKサイズ:(W)650×(D)9×(H)500mm価格:4,800円■BATHMATMiniSquare-バスマットミニスクエア-カラー:GRAY、BLUE、PINKサイズ:(W)350×(D)9×(H)350mm価格:2,800円■BATHMATHeart-バスマットハート-カラー:GRAY、PINKサイズ:(W)550×(D)9×(H)400mm価格:3,800円■BATHMATCloud-バスマットクラウド-カラー:GRAY、BLUEサイズ:(W)550×(D)9×(H)380mm価格:3,800円■TOOTHBRUSHSTAND-歯ブラシスタンド2-ラインナップ:MR.MS.BOYGIRLサイズ:Φ40×(H)40mm価格:600円■DISPENSERTRAY-ディスペンサートレイ-カラー:GRAY、PINK、CREAMサイズ:(W)200×(D)9×(H)80mm価格:1,200円公式通販サイト
2017年11月21日女性としての憧れの的、宝ジェンヌ。これまで長い歴史の中で何百万人もの女性に慕われてきた、その美しいまでの生き様はどのように培われたのでしょうか。宝塚には『ブスの25箇条』というものが舞台裏に貼られているそうです。元宝塚歌劇団宙組トップスターの貴城けいさんが、著書『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座』(講談社)で発表したことでも有名になりました。この『ブスの25箇条』を読むだけで、気が引き締まり、襟を正される思いがしますね。ただ、襟を正しただけではもったいない。どうせならこのありがたいお言葉の数々を自分の人生に取り入れて、宝ジェンヌのメンタルにちょっとでも近づこうではありませんか。この記事では、この25箇条を「礼儀・礼節系」、「疑心暗鬼系」、「元気がない系」、「勘違い系」、「ネガティブ系」の5つにカテゴライズし、カテゴリーごとにどうしたら宝ジェンヌのような美しい生き方ができるようになるのか、そのノウハウをご紹介します。■礼儀・礼節系の改善点「こんにちは」「おはようございます」「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」「おやすみなさい」などの、挨拶は普段当たり前に交わされる会話です。そのため、その重要度は軽視されがちですが、当たり前だからこそ忘れてはいけません。挨拶をしない、ということはつまり、その時にその場にいる人の存在を無視する、ということでもあります。存在を無視されて気持ちいい人はいないですよね。挨拶は笑顔で明るく元気よく!なんだか小学生の授業みたいですが、これができる人の周りには自然と人が集まるんですよね。■疑心暗鬼系の改善点親友や恋人、家族以外の人間は全て敵であり、不利益を運んでくるもの。そういう前提で人と接している人は意外と多いものです。こういう人は「騙されまい」「傷つくまい」とするあまり、目の前の人の好意を疑ってしまいますし、当然人に尽くすこともできません。その結果待っている未来は「孤独」です。確かに世の中いい人ばかりではないですが、自分に手を差し伸べてくれる人ぐらいは、思い切って信じてみる必要があるでしょう。■元気がない系の改善点こういう人は、思考性を変えるよりもまず、体を動かすことが先です。エクササイズに行く、アウトドアに出かける、ランニングをするなどの、「体を動かす」ことを先にしましょう。大事なことは、ネガティブだから元気がなくなるのではなく、元気がないからネガティブになるのだという認識を持つことです。ですからポジティブになるためには、体を無理やり元気にさせる必要があります。こころと体は繋がっています。こころを立て直そうと思ったら、まずは体から立て直す。これはとても役に立つライフハックなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。■勘違い系の改善点これが一番重症かも知れません。素直さと謙虚さが欠落してしまうと、人から何かを教わるのが非常に難しくなります。そうなると自己成長のスピードが遅くなり、30歳にもなった頃には、周囲の同級生との差がものすごく開いてしまっていることでしょう。また問題意識が自分の中にないため、常に誰かのせい、何かのせいにしたがります。勘違い系の人は「誰からも見放されてしまう」というショックな出来事でも出会わない限り、改善するのは難しいかも知れません。■ネガティブ系の改善点ネガティブ系の人たちに必要なのは、物事を見るときの視点を変えることです。嫌なことがあっても、「いい経験になった」とプラスに捉え、悲しいことがあっても「一つ成長できた」と捉える。光があれば影があるように、影があるということはつまり、光が存在しているということ。その光の方を見るようにする。そうすれば自ずとポジティブで自信に満ち溢れた顔つきになっていくことでしょう。■宝ジェンヌメンタルへの近道以上、5つのカテゴリーに分けて、「ブス脱却への道」をご紹介しました。ちなみに、この5つの中で、もっとも簡単でもっとも重要なのが、「礼儀・礼節」のカテゴリーだと筆者は考えます。仕事も恋愛もコミュニケーションが基盤ですから、その入口と出口になる挨拶をきちんとすること。これを徹底するだけで、人生が好転していくはずです。改善点がいっぱいあって、何から手をつけていいかわからないという人は、ぜひ元気な挨拶から始めてみてください!(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年11月19日俳優の三宅弘城さんが、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの舞台の裏側について明かしました。生来の明るさと軽妙さ、そして独特のトボけた妙味で、いまやドラマに映画にと活躍中の三宅弘城さん。「昔から、イケメンよりも面白い方がカッコいいと思っていたんですよね。ドリフが大好きで漫才ブームに熱狂して…。そもそもお芝居をやりたいと思ったことは一回もなく、たけし軍団に入りたかったくらいで」そんな時、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんが作・演出の劇団健康の舞台に出合う。「ここに入りたい、ここの世界に入ってみたいと思ったんですよね」劇団健康を前身に持つナイロン100℃は、いまや第44回公演を迎えるほどに。そして、三宅さんは劇団の看板のひとりに数えられる。「いまだに台本をもらうたびにワクワクするんですよ。稽古が進むうちに、徐々に台本が上がってきて、新しく作られたシーンがオープニングになったり、時にはセリフが差し替わることもあって、完成に近づいて、まさかこんな展開に?って、やってるこちら側が驚いたりすることも多いんです」次回作『ちょっと、まってください』は、KERAさんの3年ぶりとなる待望の書き下ろし。「今回、別役実さんの作品に近い不条理テイストになると聞いていたんですが、別役さんぽいシーンもあるんですけれど、やっぱりKERAさんなりの不条理なホンになってきててニヤニヤします」脚本もさることながら、またその演出にもエッジが利いている。「たとえば、テンポのいい芝居が続くと、急に、ここから空気を転調させたい、と言われるんです。その通りやると、不思議な間が生まれてクスッと笑えたりして。最近、KERAさんは他の作家さんの作品を演出することが増えてきて顕著になっていますけど、僕らが普通に読むだけじゃわからないような笑いどころを、演出でわかりやすく教えてくれるんです。“面白”を際立たせることのできる演出家なんだと思います」今回は乞食と金持ちの家族が、ちょっとずつ入れ替わる話なのだとか。「毎日稽古のたびに、こんな面白がり方もあるんだって驚かされます」みやけ・ひろき1968年1月14 日生まれ、神奈川県出身。グループ魂のドラマー・石鹸としても活躍中。放送中のドラマ『今からあなたを脅迫します』(NTV系)にも出演している。ナイロン100℃ 44th SESSION『ちょっと、まってください』劇団としては2年ぶりの本公演、3年ぶりの新作に。近年、劇作家としてはもちろん、チェーホフ作品など演出家としても高い評価を集めるKERAさんだけに期待が高まる。11月10日(金)~12月3日(日)下北沢・本多劇場作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/三宅弘城、大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、峯村リエ、水野美紀、遠藤雄弥、マギーほか全席指定6900円(税込み)キューブTEL:03・5485・2252三重、兵庫、広島、北九州、新潟公演あり。※『anan』2017年11月15日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2017年11月14日「チームラボ 浮遊する、呼応する球体 - 名古屋城」が、名古屋城にて開催される。会期は、2017年12月23日(土・祝)から12月30日(土)、2018年1月2日(火)から1月14日(日)までの期間。デジタルテクノロジーのスペシャリスト集団「チームラボ」によるデジタルアート作品が、名古屋城に出現する。浮遊する様々な光の球体が強く輝いたり消えたりし、神秘的な光によって名古屋城を演出。光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色によって異なる音色を響かせる。連動して周りの球体も呼応し、同じ色に変化して音を放つ。周辺の球体から連続的に呼応が広がっていく様は、まるで生きているかのようにも見える、幻想的な作品となっている。なお、「チームラボ 浮遊する、呼応する球体 - 名古屋城」はイベント「Nagoya-jo Winter Festival 名古屋城冬まつり」の期間中に開催される企画の1つとなっている。【詳細】チームラボ 浮遊する、呼応する球体 - 名古屋城会期: 2017年12月23日(土・祝)〜12月30日(土)、2018年1月2日(火)~1月14日(日)※2017年12月31日(日)、2018年1月1日(月)の2日間は休演。会場:名古屋城住所:愛知県名古屋市中区本丸1番1号時間:17:30~21:30チケット発売:11月3日(金・祝)※ファミリーマートにて発売開始(ファミリーマートでは開催期間中も前売料金で販売)入場料:高校生以上 前売:1,000円/当日:1,200円、中学生 前売:600円/当日:800円名古屋市内在住高齢者 前売:680円/当日:880円※住所、年齢及び本人であることを確認できる書類を持参する必要有。(名古屋市発行敬老手帳、運転免許証、パスポート等)※名古屋城観覧料を含む(天守閣、本丸御殿は入場不可)※小学生以下無料、障害者手帳等を提示者と付き添い2名までは当日券窓口にて800円■関連イベントNagoya-jo Winter Festival 名古屋城冬まつり日時:2017年12月23日(土・祝)~2018年1月14日(日) 9:00~16:30※12月31日~1月1日はカウントダウンイベントを実施。入場料:大人 500円、名古屋市内高齢者 100円 ※敬老手帳等提示者※障害者手帳等提示者、中学生以下は無料。※「チームラボ 浮遊する、呼応する球体 - 名古屋城」は別料金。
2017年11月05日小田原城初の体感型イルミネーションイベント「小田原城 冬桜イルミネーション ~光と音が織りなすファンタジーショー~」が、2017年12月9日(土)から2018年3月4日(日)までの期間開催される。2016年度の総入場者数77万5,406人を誇る人気スポットでもある、難攻不落の堅城、小田原城。会期中は、8台のムービングライトによる多様な“光”と、12基のスピーカーを使用した3Dサウンドの“音楽”をシンクロさせた演出で、城を彩る。四季の中で色彩豊かに咲く梅、桜、紫陽花、菊など、小田原城の花々をイメージした光と音の演出「花ものがたり」や冬の桜を表現するイルミネーションツリー「冬の桜イルミネーション」が登場。加えて、「体感」型のイルミネーションプログラムも。桜の花びらのように、幻想的な光に満ちた「冬の桜イルミネーション」の前に立ち、二人で手を繋ぎイルミネーションに触れると、光と音が連動。音楽とともに、「冬の桜」が色を変えて輝く、心温まる演出だ。【詳細】小田原城 冬桜イルミネーション ~光と音が織りなすファンタジーショー~会期:2017年12月9日(土)~2018年3月4日(日)時間:17:00~21:00場所:小田原城天守閣と本丸広場住所:神奈川県小田原市城内天守閣開館時間:9:00~19:00(最終入場は18:30)※通常より2時間延長※12月13日(水)、12月31日(日)は休館※1月1日(月)は開館、元旦の入館者には、難攻不落の小田原城にあやかった合格鉛筆をプレゼントする。
2017年10月22日2016年、石丸幹二主演、ヒロインに安蘭けいを迎え、ガブリエル・バリー潤色・演出の新バージョンとして世界初演されたミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』が今秋、早くも再演される。フランク・ワイルドホーン作曲による愛と勇気の冒険活劇は1997年にブロードゥエイで初演。2008年には小池修一郎演出により宝塚歌劇で初演され、安蘭は当時星組男役トップスターとして主演を務めている。ガブリエル・バリーはこのことを尊重し、本作の初演では彼女のために“見せ場”が設けられたほど。安蘭に再演への思いを聞いた。ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」チケット情報1789年、フランス革命勃発。元貴族らが次々と処刑される恐怖政治が続くなか、イギリス貴族のパーシー(石丸幹二)はフランスの有名女優だった妻マルグリット(安蘭けい)に内緒で仲間と「ピンパーネル団」を結成、無実の人々を救うため暗躍する。フランス政府特命全権大使ショーヴラン(石井一孝)は“元同志”で恋人でもあったマルグリットにピンパーネル団の素性を探って欲しいと囁くのだが……。マルグリット唯一の肉親で最愛の弟アルマン(松下洸平)を巻き込みながら、疑心と愛憎渦巻く物語がスリリングに展開する。夫と元恋人の間で揺れ動く三角関係が肝の話かと思いきや、安蘭マルグリットの見解は少し違うよう。「活動家でもあったマルグリットは信念のある強い女性。ショーヴランに対しては今も昔も同志以上の想いはなかったと思います。一方、パーシーとは出会って6週間のスピード婚だったので一目惚れだったのかな。女性としての気持ちが芽生え、初恋のように弱い部分が出てしまう。また、原作にはパーシーが英国一のお金持ちであったため、セレブ生活に憧れたマルグリットが打算的に結婚したことも描かれていて、なるほどなと。マルグリットも普通の女性なんだなと思ったら、面白く演じられそうだと思いました」初演の際、演出のガブリエルは安蘭が宝塚版初演でパーシーを演じたことを尊重し、「ファンの期待に応えたい」と急遽、マルグリットに歌と立ち回りの場面が追加されたと明かす。「(宝塚版パーシーの劇中歌)『ひとかけらの勇気』は歌詞を変えて数フレーズのみでしたが、私の声であのメロディを聴けてゾワゾワした、と喜びの声も頂きました。終盤の立ち回りはまさかの二刀流!あまりに強くて場面を少し削ったほど。マルグリットの役柄に必要な要素かも悩みましたが、最後はファンサービスの意味も込めて戦い切りました(笑)」。再演では石丸さち子が演出に加わり、ピンパーネル団の顔ぶれも一新される。「繊細に役を深めつつ、石丸(幹二)さんとも相談しながらパワーアップした内容でお届けしたい。前回チケットが入手できなかった方も大勢いらしたので、この機会にぜひご覧頂ければと思います」大阪公演は11月13日(月)から15日(水)まで梅田芸術劇場メインホールにて、東京公演は11月20日(月)から12月5日(火)までTBS赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2017年10月10日「大政奉還150周年記念 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が京都・二条城にて2017年10月25日(水)から12月11日(月)まで開催される。「アートアクアリウム」とは?「アートアクアリウム」とは、アートアクアリウム アーティストである木村英智が手掛ける、数千匹の金魚を使った水中アートの展覧会。東京・日本橋をはじめ各地で開催されてきた同イベントは今年で開催11周年を迎え、これまでに累計790万人を動員している。世界遺産・二条城の一般非公開エリアが舞台今回の「アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」は、なんと世界遺産でもある二条城の一般非公開エリアで開催。通常は入城できない夜の時間帯、一般非公開エリアの「二の丸御殿中庭」「台所前庭」「台所」という厳かな空間に展示された水槽に金魚や鯉がゆらめき、光・音楽・映像などの最新の演出技術により絢爛豪華な空間を演出する。また、会場内には、広大な二条城の庭に広がる荘厳で幻想的なアートアクアリウム作品を、京都の地酒片手に、もしくは抹茶と京和菓子を静かに味わいながら眺めることのできる「夜祭BAR」とお茶席も設置される。開放的で幻想的な空間で、アートアクアリウム作品をゆっくりと堪能してほしい。大政奉還がもたらした芸術の世界に着目会場には、通常のアートアクアリウム作品の展示に加え、より会場を活かした演出も登場。二条城で行われた大政奉還から150年を数える今年は、この歴史的な出来事をモチーフとしたアートが展示される。アートアクアリウム史上最大の作品「超・花魁」本展の目玉の一つでもあるアートアクアリウム史上最大の作品「超・花魁」には、流れ落ちる水が涼しげな水槽の中に、江戸の花街の女たちになぞらえた3,000匹もの金魚が舞泳ぐ。作品は巨大金魚鉢とその周囲を囲む17のアクアリウムで構成されており、煌びやかな7色の照明や映像が、それぞれをより幻想的に演出してくれる。大政奉還屏風絵図江戸末期、明治初期、近代文化の各時代における美術の特徴を取り入れた映像を本展のアイコニックなアート「ビョウブリウム」と組み合わせた「大政奉還屏風絵図」は、大政奉還によって起こった日本美術の変遷を表現した作品。3体のビョウブリウムに描かれるのは、それぞれ江戸末期、明治初期、近代文化の各時代における美術の特徴を取り入れた映像と、本物の金魚による幻想的なアート。京都・祇園祭でおこなわれる屏風祭の文化を取り入れており、屏風巡りをすることで、初めてひとつのアート作品が完結するという大作だ。屋外展示でしか実現できない大型作品「水戯の舞台」「水戯の舞台」は、7メートルに渡る巨大な縦型水槽と、8mに渡る広大な平型水槽を組み合わせた、アートアクアリウム史上最大規模の複合作品。縦型水槽の部分は来場者には見えないように3つの水系に分けられており、それぞれ違う環境を欲する種類の魚たちが一緒に泳いでいるような様子が見える工夫が仕掛けられている。後述の特別公演の舞台にもなる、今回のアートアクアリウムを象徴する作品の1つだ。そのほか、江戸時代から伝わる伝統工芸である江戸切子を用いた「キリコリウム」や、江戸時代に誕生し、明治時代に発展した伝統工芸の九谷焼で制作された「九谷金魚品評」など、日本の伝統と現代技術が融合した作品の数々が楽しめる。古都京都の華やかな文化を楽しむ“舞”の特別公演もまた、古都京都の華やかな文化を連想させる世界を再現した特設舞台「水戯の舞台」では、劇団荒城の花形・荒城蘭太郎(こうじょう らんたろう)の公演も開催。日本特有の儚い季節を表した旧暦“二十四節気七十二候”をテーマにした「二十四節気七十二候の舞」と、アートアクアリウムの代表作品“花魁”の舞台版とも言える「花魁の舞」が楽しめる。LINEとコラボレーションした占い企画「金魚姫診断」開催同日から、「LINE(ライン)」が展開する「LINE 占い」とコラボレーションした企画も実施される。「LINE 占い」のオフィシャルアカウントと友だちになると、個性的な金魚をお姫様に擬人化した占い企画「金魚姫診断」が利用可能となる。そのほか、会場の飲食コーナーにて楽しめるチケットもしくはオリジナルな壁紙が全員に配布される「アートアクアリウムくじ」にも参加出来るので、来場した際は是非合わせて利用してみてはいかがだろう。オープニングセレモニーには上戸彩が登場10月25日(水)に開催されたオープニングセレモニーには、同イベントの広報大使を務める女優の上戸彩が登場。アートアクアリウムのディレクターを務める木村英智がデザインした着物に身を包んだ上戸は、「広報大使としてアートアクアリウムに携わることが出来て光栄です。幻想的な世界観や独創的な作品の数々はとても魅力的で、是非多くの方に見て頂きたいと思っています」とコメント。自身もファンだというアートアクアリウムのオススメ作品については、水槽全体を花魁に見立てた「超・花魁」を挙げていた。開催概要大政奉還150周年記念 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~期間:2017年10月25日(水)~12月11日(月)※初日の一般入場は20:00~時間:17:00~22:00(最終入場21:30)会場:元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541入場料:一般1,500円(税込)、こども(4歳~小学生以下)1,000円(税込)、3歳以下無料※小学生以下保護者要同伴。■アートアクアリウム城 特別公演 “金魚の舞”開催日程:2017年11月1日(水)〜12月11日(月) ※11月17日は休演開催時間:「二十四節気七十二候の舞」18:00〜、19:00〜、20:00〜(1回の公演時間は約10分間を予定)「花魁の舞」21:00〜■アートアクアリウム城 特別公演 “芸妓・舞妓の舞“開催日程:2017年10月25日(水)〜31日(火)開催時間:19:50〜、20:50〜(1回の公演時間は約10分間を予定)※初日10月25日は20:20からの公演のみとなる【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:050-5542-8600※開設期間9月1日(金)から12月12日(火) 8:00~22:00
2017年08月28日昨年、入団9年目の早さで宝塚歌劇団月組のトップスターに就任した珠城(たまき)りょう。鬼才・小池修一郎が手掛ける浪漫活劇『All for One ~ダルタニアンと太陽王~』では恵まれた体躯と運動神経を活かし、無敵のヒーロー・ダルタニアン役に挑む。「立ち回りが好きなのでお稽古が楽しいです」と明るく意欲的な姿が頼もしい。宝塚歌劇月組『All for One ~ダルタニアンと太陽王~』チケット情報デュマの「三銃士」をベースに新たな着想で描く娯楽大作。銃士隊のダルタニアンはバレエに熱中気味のルイ14世に剣術を教えているが、ある日ブルボン王家を揺るがす王の秘密を知ることになる。「この作品は小池先生の完全なオリジナルです。これほどコメディ要素が強いとは想像していませんでした(笑)。周りのキャラクターが濃くて個性豊か。ダルタニアンは純粋で真っ直ぐな青年なので、シンプルに演じるほど際立つかなと思います」と話す。トップ娘役の愛希(まなき)れいかがルイ14世に扮するのも話題だが、「私はいつも通り役を演じるだけですんなり作品に入り込めています。愛希は元男役ということも活きているし、国王陛下だけどお茶目な憎めないキャラクターとして描かれているので、お客様にも楽しんでいただけるはず」と笑顔を見せる。また三銃士との信頼関係は冒頭から出来上がっている設定ゆえ、「チームワークの良さをきちんと見せたい」と意気込む。敵対するベルナルド役は雪組から組替えとなった月城かなと。「彼女も私と同じですごく芝居が好きなのを感じます。後半のがっつりとした絡みが楽しみです」と語る。立ち回りは中世の時代の長い剣・レイピアを使ったものから宮廷剣術まで幅広い。体力勝負とも言えるが、学生時代水泳部などに所属し活躍していた珠城。「体育会系でストイックなところがあります。相手の戦法を自分なりに分析し、校内マラソン大会で1位を取り返したことも(笑)。前向きな精神はスポーツで養いました」と。その姿は「芯のぶれない強さがある」というダルタニアン役に通じる。「この1年、私をトップとして受け入れてくれる人たちがいたから、伸び伸びとさせていただけました。『グランドホテル』のときより肩の力が抜けて、舞台を作るのがどんどん楽しくなっています。私が真剣に作品に取り組んでいる姿を見せるのが大事だと思います」と話す若きリーダー。この夏、舞台人としてさらに大きく飛躍する。公演は兵庫・宝塚大劇場にて7月14日(金)から8月14日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は9月1日(金)から10月8日(日)まで。7月30日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2017年07月03日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、東京グローブ座で行われた主演舞台『蜘蛛女のキス』フォトコール及び囲み取材に、共演の渡辺いっけい、演出の鈴木裕美とともに登場した。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄されたゲイの中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇となり、鈴木裕美が演出を務める。刑務所という設定のため、ヒゲを生やしボロボロの格好で現れた大倉は「こんな汚い格好でテレビに出るの初めてですよ。とりあえず形からということでやってみました。落ち着かないですね。全部が」と苦笑した。渡辺演じるモリーナと心を通わせていくことになるが、演出の鈴木も「究極のラブストーリーではあります」と宣言した。大倉は渡辺とのシーンについて「ちょっとざわっとする感じはある」と答え、「普通、ノンケっていうんですかね? だったと思ってたのに、こういう機会があってということなので」とネタバレを気にして言葉を選びつつ、フラットな雰囲気で渡辺に信頼を寄せている様子を見せた。一方、渡辺は「僕は受け入れるだけ」と大きく構え、「役に入ってるからですけど、一瞬恍惚な感じになりますよね」と大倉とのシーンの心境を説明。大倉について「男の僕が見てもいい男。密着するシーンとか、かなり近いところで目を見合わすところで『いい男だな~』と思いますよ」と語った。また大倉のファンに対しては「代わってあげたいなと思います」と頷き、「1日代わる日を作りましょう。応募してください」と示した。稽古中の渡辺について「甲斐甲斐しいというか」と表現した大倉は、シーンをやり直す際も大倉の持っている小道具を「はい、って戻してくれる。役もそういう感じなんですけど、優しいなあ」としみじみ。渡辺は「『優しいな』って言われるためにやってるとこある」と答え、周囲を笑わせていた。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年05月26日「今の熊本城があるのも“お城を大切にしたい”という人々の思いと努力があったから。その気持ちを大事にしていきたいです」 そう語るのは、熊本城の修復作業に奮闘する「熊本城調査研究センター」の木下泰葉さん(27)。昨年4月14日から、震度7などの激震が相次いだ熊本地震。一連の地震での死者は50人。地震後体調を崩すなどした「災害関連死」を含めると200人を超える犠牲者を出した大地震から、まもなく1年。市民のシンボルである熊本城は、いまだ痛ましい姿を見せている。 「市民の皆さんもお城を見るたびに心を痛めていると思います。(加藤)清正公がわずか6年で建てた熊本城は、今は国の重要文化財。文化財の復旧は“元どおり”が原則です。急いで作業することもできますが、価値を損なうことなく修復するためには、時間がかかってしまうのです」(木下さん・以下同) 木下さんは福岡県久留米市出身。熊本大学で歴史学を専攻し、4年前から熊本市役所の専門職員として、熊本城の歴史についての調査・研究を担当してきた。いわば熊本城が“職場”だ。 「震災直後は市民の生活再建が最優先。城の復旧は、どうしても後回しになると思っていました。しかし、地震の数日後には、市民の方々から『早く城を修復してください』、『城の復旧支援金の口座を作ってほしい』という声が上がったのです。お城が本当に熊本市民に愛されていることを感じました」 そんな木下さんが復旧作業のため熊本城に入ったのは、震災から1週間後のこと。 「4月16日の本震で、天守閣から大量の瓦が落ち、重要文化財の東十八間櫓は石垣ごと倒壊。熊本城の石垣は全体の3割で修復が必要なほど崩壊していました……。無残な姿に涙が止まりませんでした。そして、熊本の人たちが元気になるために、私ができることはあるかを考えました」 今回の熊本地震で、熊本城は国の重要文化財13棟が被災、石垣は53カ所も崩壊するなど、大きな被害を受けた。熊本の人たちに笑顔を取り戻すため−−、彼女がたどり着いた答えは“歴史に学ぶこと”だった。 「清正公の手紙や家老たちの日記といった古文書、宮内庁に所蔵されている史料などから、城の被災履歴を調べました。熊本城は、1625年の地震で天守が被災して以来、明治22(1889)年の大地震までに何度となく被災しては修復されていたのです。それだけ人々に愛され、修復されてきた城であることがわかったとき、“また再建できる!”と励まされました」 小さいときから歴史に興味を持ち、休日には全国の城巡りをしていた“歴女”の木下さん。だが、当分は熊本城に“尽くす”つもりだ。 「天守から落ちて割れた大量の瓦の裏には、それを寄進した方の名前が書かれていました。熊本城が多くの人たちの思いによって守られてきた証しですよね。今は、恋愛や結婚より、寝ても覚めても熊本城のことばかり。完全に修復するまでには20年以上かかるかもしれませんが、熊本の人たちが城を見上げて、笑顔になってくれるまで頑張っていきたいです」
2017年04月16日織田裕二主演の日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」。この度、11月13日(日)放送の第5話にて、成宮寛貴が出演することが分かった。本ドラマは、やんごとなき貴族の流れを汲みながら、ときの権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔で現89代目当主である沙羅駆が、嫡子だけに連綿と受け継がれるという“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決する本格ミステリー。全10話を通して展開される謎を軸に置きながら、1話完結で描かれるのもこのドラマの大きな見どころとなっている。また、各話ごとに豪華なゲストが登場するのも本作の楽しみ。第1話では石黒賢、第2話では佐藤隆太、第3話では観月ありさ、放送間近の第4話では国仲涼子が登場と、すでに豪華な顔ぶれだが、次なる第5話では、「ごくせん」「オレンジデイズ」「相棒」「不機嫌な果実」など数多くの作品で活躍している成宮さんが出演。今回成宮さんは、第5話で沙羅駆(織田裕二)が訪れるアートギャラリーのプレオープニングセレモニーで出会う新進気鋭のアーティスト・千代能光一役として登場。千代能は学生時代からの腐れ縁だという番田(矢本悠馬)と共に「バナナ&チョコ」という名のアートユニットを結成。2人の才能を融合し最先端技術などを取り込んだ斬新なアートは巷で人気を博し、オリンピックの開会式の演出候補にも名前が挙がるほど目覚しい活躍を見せていた。会場では、ヘッドセットを付けた招待客が「バナナ&チョコ」の手掛けた最新テクノロジーのAR(=拡張現実)を体感していた。そんな中オープニングセレモニーが始まり、千代能が挨拶のスピーチを行う。そこへ、ヘッドセットを付けた番田が会場の上層に登場するのだが、番田は踊るような不可解な動作を見せた後、足場から落ち、沙羅駆ら招待客の前で転落死してしまう。現場検証に立ち会った沙羅駆は、番田の転落死事件に興味を抱き千代能の事務所を訪ねるが…というストーリーだ。互いに第一線で活躍し続けている俳優とあって、数々の作品に出演している織田さんと成宮さんだが、2人が共演するのはなんと今回が初。成宮さんは「織田裕二さんといえば、僕が子どもの頃から見ていたスターなので、最初にお会いした時に“織田さん”と呼ぶのが不思議な感じで、芸能界に入って一番最初に会ったときの緊張する感じというか、夢のスターに会ったという感覚に今回自分がなって驚いています」と対面した感想を語り、織田さんも「成宮さんとは今回初共演で、撮影日数もまだ少ないので、成宮さん自身のことは正直まだ全然わかりませんが、彼が演じている千代能という役を通して見える成宮さんがどういう人なのは徐々に分かってきた感じで、凄く目力と、ナイーブさと気持ちを大事に紡いでいく人なんだと分かりました」と印象を話した。また第5話について成宮さんは、「このドラマは最初に犯人が判っている状態から始まるので、沙羅駆と千代能の駆け引きをぜひ見てもらいたいです。僕はアーティスト役なので、現代アートの表現などがも盛り込まれているのですが、トリックも複雑なのでその辺りも楽しみに見てください」と見どころを話し、織田さんは「沙羅駆が初めて苦戦するので、いままでの回とはちょっと違う感じです。かなりの強敵なので楽しみしてください」とコメントした。ARなどの最先端技術を駆使したアートトリックで人気を博すアーティスト・千代能と沙羅駆の頭脳合戦。最先端技術を取り入れたアーティストが仕掛ける殺人トリックとは? 見逃せない対決となりそうだ。「IQ246~華麗なる事件簿~」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月05日国内初の“城”をテーマにした総合イベント『お城EXPO 2016』が開催されます。期間は2016年12月23日(金・祝)~12月25日(日)です。会場となるのは、パシフィコ横浜の会議センターです。『お城EXPO 2016』でお城の魅力を味わい尽くそう!『お城EXPO 2016』は、城郭文化の振興と発展、城郭を擁する地域の観光振興、そして城郭を擁する地域の方々と、それを支える城好きの方々との交流を目的として開催されます。城好き必見のお城シアターや全国各地から厳選した城絵図や精巧なお城の模型、浮世絵などの貴重な展示をはじめ、お城をテーマにしたフォトコンテスト、日本100名城に選定されている城郭の観光情報や特産品のコーナーなど、たくさんの企画が予定されています。●城好き・春風亭昇太さんトークショー2016年12月24日(土)に開催するトークショーでは、城好きとして知られ、お城にまつわるエッセイも執筆されている春風亭昇太さんの参加が決定。城郭考古学を専門とする考古学者の千田嘉博さん、城郭ライターの萩原さちこさんとともに、お城について熱いトークを披露します。●テーマ展示・浮世絵に見る攻城戦展日本城郭協会が所蔵するお城や武将を舞台にした実物の浮世絵が展示されます。●厳選城絵図&お城模型展示全国各地から厳選した城絵図と精巧に復元されたお城の模型が展示されます。●日本100名城写真展日本城郭協会選定の日本100名城の写真の一斉展示が行われます。●熊本城復興支援コーナー熊本地震で被災した熊本城の復興支援コーナーとして、熊本城の復興の様子等が展示されます。●お城シアターお城に関する厳選された数々の映像が一挙に上映されます。●お城EXPO検定ここでしか受験できない、城郭検定の特別版です。検定後は、日本城郭協会講師から直接解説が受けられます。受験をご希望される方は、『お城EXPO検定』ページよりお申し込みください。申込URL:料金:一般5,500円、中学生以下4,000円(入城料と受験料含む)●城めぐり観光情報ゾーンお城めぐりに役立つ、お城のとっておき情報や周辺観光情報などが発信されます。お城のゆるキャラも大集合!●城下町 特産・名産品即売会お城にまつわるご当地商品や地域の特産物、お城EXPO限定グッズ等が販売されます。●お城EXPOフォトコンテストお城をテーマにしたフォトコンテストを開催し、応募作品の展示と優秀作品の表彰が行われます。2016年10月22日(土)に『お城EXPO 2016』WEBページにて受付を開始予定です。詳しくは、WEBページをご覧ください。●ワークショップ写真や模型などお城のさまざまな楽しみ方が、気軽に参加できるワークショップで紹介されます。厳選プログラムお城のスペシャリストたちが登壇するここでしか聞けない貴重な講演会・フォーラム・トークショーなどの厳選プログラムです。12月24日(土)に開催するトークショーでは、春風亭昇太さんにご参加いただき、城郭考古学を専門とする考古学者の千田嘉博さん、城郭ライターの萩原さちこさんとともに、お城について熱く語っていただきます。※これらのプログラムへの参加を希望する方は、プレミアム入城券の購入が必要です。●12月23日(金・祝)11:00~11:50講演会「加藤清正の戦いと城」小和田哲男13:00~13:50講演会「天守と櫓について」三浦正幸14:10~15:00講演会「石垣と土塁について」加藤理文15:30~17:30フォーラム「熊本城の過去・現在・未来」小和田哲男、三浦正幸、加藤理文、鶴嶋俊彦(熊本城調査研究センター)、コーディネーター萩原さちこ●12月24日(土)11:00~12:30トークショー「山城の魅力を語る!」千田嘉博、春風亭昇太、萩原さちこ13:30~14:20講演会「秀吉の小田原攻めの意義と背景」黒田基樹15:00~17:00フォーラム「小田原攻めの実態に迫る」小和田哲男、諏訪間順、伊東潤、コーディネーター黒田基樹●12月25日(日)11:00~11:50トークショー「城を極める!城で遊ぶ!I」二宮博志、畠中和久、萩原さちこ13:00~13:50トークショー「信長が登用した穴太衆とその石垣」粟田純徳(穴太衆末裔)、萩原さちこ14:10~15:00講演会「江戸城の石垣と石丁場」萩原さちこ15:20~16:10講演会「真田三代の城と真田丸」平山優16:30~16:55トークショー「城を極める!城で遊ぶ!II」香川元太郎、萩原さちこ17:05~17:30トークショー「城を極める!城で遊ぶ!III」坂本昇治、萩原さちこ・『お城EXPO 2016』実行委員会委員長公益財団法人日本城郭協会 理事長小和田哲男講演会/シンポジウムにて登壇予定写真: ・城郭ライター編集者萩原さちこ城好きのための講演会/シンポジウムをプロデュース写真: イベント概要お城EXPO 2016開催日時:2016年12月23日(金・祝)~12月25日(日) 10:00~18:00 (入城は17:30まで)開催会場: パシフィコ横浜 会議センターチケット:入城券 一般当日1,500円/前売1,300円、小・中学生当日800円/前売500円※未就学児は無料※会期中のいずれか1日にテーマ展示の全てをご覧いただけます。プレミアム入城券3,000円/前売2,800円※一般/小・中学生の区分はありません。一律料金です。※テーマ展示に加え、厳選プログラムに参加できます。※未就学児はプログラムへの参加はご遠慮ください。※日付をご指定の上、お買い求めください。※指定日の全てのプログラムを終日[指定席※限定1,000席]で参加可能です。※前売り状況などにより予告無く前売り券や当日券の販売を終了する可能性があります。URL:
2016年10月29日王様や貴族の住むお城は、限られた人しか入れない贅沢な環境。では、そんなお城で働くお仕事を紹介されたらどうしますか?実際、王国と呼ばれる国は20ヶ国近くありますし、貴族もイギリスその他ヨーロッパ諸国ではおよそ7,000家族はいるといわれています。童話に出てくるようなお城は、いまも世界に存在するのです!とはいえ、なにしろ職場はお城ですから、仕事も並大抵の内容ではないはず。じっくり確認して、働いてみたいかどうかを決めたいのではないでしょうか。果たしてどんな仕事があるのか?ニューヨーク発のビジネスサイト『Business Insider』が発表した、驚愕のお城ワークを確認してみましょう。■1:王様のトイレサポート役王様がトイレに行くのをサポートするお仕事です。もっとはっきりいうと、王様の排便を助け、排泄物を確認する役割です。現代の私たちからすると、とても微妙なお仕事に感じられますが、近代初期のイギリスでは権威あるポジションだったそうです。イギリスは王の機密を秘匿することで有名で(王様の健康状態は、当時は立派な国家機密でした)、王と密着する職務ゆえに、王様のお下がりの服を賜り、宮廷内で権力をふるうことになったのだとか。■2:おまる清掃係これは宮殿のトイレに設置された、トイレのおまるを清掃する女性のお仕事。王様付きにもなると、住みこみOKで高給だったとのこと。当時は水洗トイレなどなく、汲み取り式もまだ整っていない状況です。王様のおまるをきれいにするには時間も手間もかかったでしょうし、それができる人材は貴重だったのかもしれません。ちなみに日本でも、平安時代以降に、宮中の便所の清掃などをした下級身分の女性や子どもがいて、「樋洗(ひすまし)」と呼ばれていたそうです。洋の東西を問わず存在したお城ワークのようですが、どうやら待遇はイギリスの方がよさそうですね。■3:ヘアメイク専門奴隷いまでもヘアセットには手間がかかるものですが、古代ローマ時代はなおさらです。ドライヤーもスタイリング剤もないですしね。貴族が「ちょっと派手なスタイルにしたい」と思うときが、このお仕事の出番です。当時のローマで貴族の間に流行していたのは、奇抜で派手なヘアスタイル。ですから、ヘアメイク専門奴隷はさまざまなアイテムに精通している必要がありました。なんだか、いまとあまり変わりませんね。でも、決定的に違うのはそのアイテムです。たとえばヘアダイ溶液は腐ったヒル、イカの墨、鳩のフン、尿からつくるアルカリ剤だったそうです。せっかくのお城ワークでも、アイテムがこれでは苦労は尽きなさそうですね。■4:お湯汲み係お湯をくんで、貴族のご主人に届けるという、中世のお仕事です。オフィスでお茶くみをしている方もいるかもしれませんが、それよりお湯の量は相当多そうです。なにしろ手を洗うお湯から、お風呂のお湯までくむのだというのですから、体力重視のお城ワークですね。■5:王子様の身代わり役甘やかされた幼い王子様を、きちんとしつけなければならない。「さぁ、どうしよう?」という困り事から生まれたのがこちらのお仕事。王子様が悪いことをしたら、遊び相手の友立ちを身代わりに罰し、罰しているところを王子様に見せてしつける。それが当時の解決策でした。いまなら問題になりそうですね。ちなみにこのお仕事にも、すてきなボーナスがつくことがあります。17世紀の英国王チャールズ1世の少年時代の身代わりの少年は、大きくなって、初代ダイサート公爵に抜擢されています。王子様も大きくなってから、罪滅ぼしをしたいと思ったのかもしれませんね。お城ワークは、雇用者からのおわびもケタ違いです。■6:味見役四六時中、味見をするお仕事があるといわれたら、ラッキーだと思いますか? それともダイエットの敵だと思いますか?しかもお城での味見役だとしたら、山海の珍味が味わい放題かもしれません。とはいえ、気をつける必要のあるお仕事でもあります。なにしろ、味見とはいっても普通の味見ではなく、毒が盛られているかもしれないお食事の味見役、つまり「毒見役」だからです。皇帝や王様など、その人を除けば政治が変わる可能性がある人の食事には、常にこのリスクが伴います。そのリスクヘッジのために生まれたお仕事ですが、働く方は身代わり覚悟です。命がけのお城ワークですね。*6つのお城ワークを見てきましたが、気に入ったお仕事はありましたか?昔の王様や貴族とのお仕事には、いまでは考えられない苦労がありそうですよね。うっかりミスで命を失うかもしれないと思うと、いまのお仕事がいかに恵まれているかを実感できるはずです。(文/粟飯原由布子) 【参考】※Here are 24 of history’s weirdest jobs-Business Insider
2016年08月12日女優・安蘭けいによるソロ・コンサート『安蘭けいドラマティック・コンサート 愛の讃歌』が7月14日、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。ミュージカルを中心に、ジャズ、シャンソンなどの名曲を揃えて、ショーアップしたステージをお届けする豪華一回公演だ。堂々のタイトルに、当の本人は「かなり重みを感じる、ハードルの高い題名ですよね」と朗らかに一笑。およそ二千席のホールでの特別な一夜を、気負うことなく心から楽しみにしている様子がうかがえる。「この題名に負けないようなコンサートにしないといけないなと思っています。だんだんと気持ちが盛り上がって、やり終えた時には『私の人生、変わりました!』ってくらいの手応えを得られたらいいですね」【チケット情報はこちら】予定されているセットリストは、『サンセット大通り』など過去に演じた作品からのナンバーだけでなく、『エニシング・ゴーズ』『RENT』『エビータ』などの未体験の作品から、初めて挑む楽曲も多数含まれている。「構成・演出の原田諒さんから『こんな曲はどう?』と提案していただきました。私が意見を言い過ぎると、自分のやりたい曲ばかりに偏ってしまうので。宝塚時代から私のことを理解してくださっている原田さんに勧めてもらったほうが、いろんな自分を発見できていいのでは、と思ったんですね」また女性曲だけでなく、男装して歌うナンバーがあることも話題の的だ。さらに「全員、初共演です」という魅力の男性キャスト4人、良知真次、中河内雅貴、青柳塁斗、原田優一とのセッションにも期待がかかる。そしてスペシャルゲストには、今年の10、11月の舞台『スカーレット・ピンパーネル』で共演する石丸幹二が登場。贅沢この上ない布陣が、安蘭を強力にバックアップする。「石丸さんは王子様のようなイメージがあると思いますが、実は関西弁のとても気さくな方です(笑)。トークもお上手なので空気を一気に和やかにしてくれると思うし、何よりあの甘い歌声で、より重厚なコンサートにしてもらえそうです」宝塚歌劇団退団から7年。「歌声も音域もかなり変わってきている」ことを自覚し、女優としての成長、変化を「女性を演じることが、より自然になってきた」と受けとめている。安蘭けいのこれまでの歩みと、今後の飛躍の予感、その両方を感じ取れる貴重な時間となるに違いない。「退団後に出演したミュージカルは、女性の半生を描いたものなどメッセージ性の強い作品が多かったんですね。でも『エニシング・ゴーズ』みたいな底抜けに明るいイメージも、私の中には確実にあるんです(笑)。こんなカラーもあるのよ~ってところをお見せできたらいいな。一回だけのコンサートなので失敗は許されません(笑)。完全燃焼したいと思います」取材・文:上野紀子
2016年06月29日5月22日、ヒミツキチが仕掛けた、流山おおたかの森駅南口公園でのダンボール城建造&破壊イベント。今回は、2時間かけて作り上げた城と城下町をみんなで破壊してお片付け。元の公園に戻すまでをレポートします。「“遊び”を“学び”に変える」バックナンバー第1回:子どもは“自由”に遊ぶのが好き、大人は“制限”の中で遊ばせるのが好き第2回:遊びかたは無限、手軽に手に入る遊び道具3つ第3回:テーマは創造と破壊。ダンボール城建造イベントレポ(準備編〜建造編)城と城下町の破壊の始まり!100人の参加者が2時間かけて作り上げたダンボール城とその城下町。舞台は公園なので、残しておくことは出来ません。ならば、自分たちで造った城と城下町は自分たちの手で徹底的に破壊して解体しよう。創造の喜びのあとは、破壊の快楽を味わおう。そんな主催者側の意図を読み取ってくれたのかどうかはわかりませんが、建造された城と城下町を背景に皆で記念撮影をしたあと、掛け声とともに一斉に破壊活動が始まりました。建造の時には真剣な顔をしていた子どもたちは、破壊の時になるとその表情は一変。満面の笑顔で思う存分にお城にぶつかっていました。創造のスケールも桁外れだけれども、破壊のスケールもこれまで経験したこと無いほどだったからでしょう。からだより大きいダンボールを全身を使ってひっぺがし、これでもかというほどダンボールを踏みつけていました。そして、ただの“ダンボール”に戻ったお城の山はさっそくトランポリンに早変わり。子どもたちは遊びを創りだすのがうまいです。ひたすらダンボールのトランポリンの上で跳ね飛んでいました。祭りのあと軽トラ4台分のダンボールは参加者の協力のもと業者さんに引き渡され資源として再利用されることになりました。こうして駅前の公園に突如現れた一夜城ならぬ一刻城は、跡形もなく消え去りました。子どもたちはお気に入りの城の一部を持ち帰ったようですが。後日、参加者のかたがたにこのイベントが楽しかったかアンケートで聞いてみました。スケールの大きい遊びができたアウトプットが決められているわけでなく自由で、いろんなアイデアを試せた友達や家族“だけ”ではできないような大きなことができた点に満足してもらえたみたいです。よその子どもたちとも仲良く一緒に遊べた他の家庭とも親睦を深めることが出来た子どもたち同士で目いっぱい遊ばせることが出来た具体的にどんなところが良かったのかを聞いてみると、普段接しない人と一緒に遊べたところが楽しかったようです。親子のタテの関係だけでなく、親同士、子ども同士、さらには大人とよその子のナナメの関係が生まれていることもわかりました。久しぶりに大人も本気になってお城を作った実は大人も本気になっちゃうイベント大人たちも久しぶりに童心に戻って熱中していたこともわかりました。今回の前代未聞で大きなスケールのダンボール城イベント。日常ではなかなか味わえないスケールの創造力を働かせ、思いっきり身体を使って楽しむ。子どもも大人も楽しめたようです。そして、タテ・ヨコ・ナナメの関係を作り出し、希薄になりがちな地域コミュニティを盛り上げる効果があることもわかりました。地域を盛り上げるイベントがしたい!というときは、ダンボール城イベントにも挑戦してみてください!ヒミツキチもそのサポートをしますよ!▼「”風雲!オオタカ城” ダンボールで城を建造!」イベント タイムラプス動画「“遊び”を“学び”に変える」バックナンバー第1回:子どもは“自由”に遊ぶのが好き、大人は“制限”の中で遊ばせるのが好き第2回:遊びかたは無限、手軽に手に入る遊び道具3つ第3回:テーマは創造と破壊。ダンボール城建造イベントレポ(準備編〜建造編)ライター:乾 善彦
2016年06月11日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が15日、自身のツイッターを更新し、地震で石垣などが崩れた熊本城の復元について「お手伝いしたい」とつづった。城好きで知られ、テレビ番組などでも各地の城を巡ってその魅力を伝えている淳。14日夜に発生した熊本地震による熊本城の被害が報じられたことを受け、「熊本県のシンボル熊本城地震の影響で崩れてる所があるようですが…石垣には通し番号が振られているので、復元が可能らしいです…現存の宇土櫓は被害はないそうです」とツイートした。そして、「僕も熊本城の一口城主元の姿に戻す事に微力ながら、お手伝いしたいです」との思いを伝え、最後に「まだまだ余震があるようです…お気をつけ下さい」と熊本に住む人たちを気遣った。この投稿に、「淳さん、ありがとうございます。熊本城の復興が熊本の復興のシンボルになるかと思います」「助かります」「熊本城のお膝元に住む者として、素直に嬉しいです」と感謝の声が上がっている。
2016年04月15日ロック・ヴォーカリストのT.M.Revolutionこと西川貴教が4月6日(水)、都内某所にて「株式会社突風」事業説明会を開催し、「AKB48」を4月8日(金)に卒業する高橋みなみの特別顧問就任と、経済評論家・森永卓郎の相談役就任を発表した。ソロプロジェクト・T.M.Revolutionとしてデビューした西川さんは2016年5月にデビュー20周年を迎える。デビュー20周年関連事業を柔軟かつ機動的に行う体制を構築するため「株式会社突風」を4月1日に法務局にて登記設立し、西川さんが代表取締役社長に就任した。イベントでは、西川さんから新会社の事業内容や展望が語られた。株式会社突風は、「ひとに、社会に、地域に、風を吹かせたい。」をコーポレートスローガンに掲げ、西川さんがT.M.Revolutionとして20年間培ってきたノウハウを社会にオープンソース化し、事業を展開するという。ノウハウ活用の内容として、「表現」(セルフプロデュースや自身のマネージメント会社の経営などで得た表現の磨き方)、「モチーフ」(T.M.Revolutionの衣装、楽曲、PV、アートワークなどコミュニケーションを生み出すモチーフ)、「声」(T.M.Revolutionの楽曲を届けてきた声)の3点から、人、社会、地域にアプローチしていく方針が示された。計画中の具体的施策として、T.M.Revolutionの衣装を手軽に楽しめる「ホットリミットスーツ(簡易版)」の商品化と、ホットリミットスーツを身にまとった西川さんのアーティスト写真を、定められた条件の元(滋賀県への観光客誘致に寄与するものであるなど)、西川さんの出身である滋賀県内の企業が使用できる企画「地域活性プロジェクトwith滋賀県」が発表された。「ホットリミットスーツ(簡易版)」は現在制作中で、西川さんから、同商品が、パーティーなどに留まらず、日常やビジネスなど様々なシーンで新たなコミュニケーションを生み出すのではないかとの考えが示された。「地域活性プロジェクト with滋賀県」については、西川さんは、「滋賀県内の企業様にはどんどん面白い看板や広告を作っていただき、それを見たさに滋賀県への観光客が増えてくれれば成功ではないかと考えております」と展望を語った。イベントでは、新会社の社員募集とともに、高橋さんの特別顧問就任と、森永さんの相談役就任が発表された。高橋さんの起用理由について、西川さんは、総監督として「AKB48」をトップアイドルグループに押し上げたリーダーシップや親交の中で知った人柄の良さなどを「活用できないかなと思いました。これから(AKB48を離れて)ひとりになっちゃうじゃないですか。もったいないなと思いまして」と明かした。高橋さんは、「(西川)社長には、5、6年の間、『リーダーとしてやってきたことを活かした方がよいのではないか?』という“くどき”はもちろん、いただいていたのですけれど、まさかこのような特別顧問という形で迎えていただけるとは。ありがたいなと本当に思っています」と目を輝かせた。西川さんと高橋さんは親交の深さがたびたび話題となることもあるが、報道陣から「第2のスタートを貴教さんと?」との質問が向けられる一幕があった。西川さんは「なんで下の名前で呼ぶの?」と焦り始めたが、高橋さんは、「グループから卒業というタイミングで、ある意味、オファーといいますか、いただけたのは嬉しいです。ずっとお世話になってきた大先輩なので、これからは社長として尊敬しながらお力添えできればと思っています」と粛々とコメント。西川さんは「ありがとうございます。嬉しいです」と感銘していたが、高橋さんが「貴教とがんばります」とサービストークを口にすると、西川さんは「そういう言い方、すんなよ!」と悲鳴をあげていた。(竹内みちまろ)
2016年04月06日TVアニメ『けいおん!』シリーズのキャラクター・秋山澪の放送5周年記念フィギュアがTBS・MBS公式オンラインストア「アニまるっ!」限定アイテムとして完全受注生産で販売される。フィギュアのモチーフは、2009年4月のアニメ第1期放送開始から5周年を迎えた記念として描き下ろされたイラスト。原型師figureneet氏が、フィギュアメーカー・ストロンガーの協力の下、アニメエンディングをほうふつさせるオリジナル衣装や、髪の造形を立体化している。既に同フィギュアシリーズとして発表されている中野梓、琴吹紬、田井中律の3人や、今後発売される予定の平沢唯と並べて劇中バンド・放課後ティータイムとして一緒に楽しむことができるという。サイズは、全高約22cmで価格は10.584円(税込)。販売期間は3月31日正午から5月31日17時までで、11月中旬から下旬に発送予定。(C)かきふらい・芳文社/桜高軽音部
2016年03月30日最近、外国人観光客の増加も相まって盛り上がっているのが「お城」。詳しい歴史を知らなくても、その佇まいや美しさを見に、日本各地のお城を訪れる人が増えています。そこで今回は都心からも行きやすく、桜の名所とも呼ばれる、プチ旅を楽しみたい女性におすすめのお城をご紹介!●大河ドラマ「真田丸」で人気急上昇!長野県「上田城」堺雅人主演、三谷幸喜脚本で話題のNHK大河ドラマ「真田丸」。この長野県にある上田城は、主人公の真田幸村の父、草刈正雄演じる真田昌幸によって1583年に築城されました。東京駅から北陸新幹線に乗って1時間半、長野県の上田駅から徒歩18分で行けます。上田城は堀と土塁で囲まれ、出入り口に石垣が使われるなど堅牢な城として知られています。それもそのはず、2度もの上田合戦で徳川の大軍に勝利したという実績を持つんです。日本各地には多くの城郭がありますが、2度の実戦経験で輝かしい戦果をあげた城は、上田城が唯一!一見すると平凡に見えますが、いかに攻め入ることが難しいお城だったのかを想像しながら訪れると、戦国ロマンを感じられるはず。上田城では毎年、「上田城千本桜まつり」を開催しており、今年の期間は4月6日から17日までの12日間。上田城を中心とした公園に埋め尽くす約1000本の素晴らしい桜を鑑賞できるだけでなく、上田市内の銘品や地場産品等の観光物産展、ステージイベントや体験型アトラクションなど盛りだくさんな内容。このタイミングに上田城を訪れて、是非真田丸ブームを感じてみてください。●夜桜のライトアップに注目!長野県「松本城」同じく長野県にある松本城は、国宝にも指定されている由緒あるお城。新宿駅から特急のスーパーあずさに乗って2時間26分、松本駅から徒歩15分で行けます。松本城は戦国時代に築城されたものの現在でもそのままの天守が残っており、現存の五重六階の城の中では日本最古という大変貴重なお城です。格調高い黒色が際立っており、凛々しくて格好良いのが特徴。雪深い地域なので、冬はこの黒さがさらに引き立ちます。また松本城を訪れたら是非頑張っていってほしいのが大天守の最上階。そこから望む美しい景色に感動してください。美しいアルプスの山々に映える松本城は、どの季節に行っても違った表情が楽しめますが、やはり行きたいのは桜の時期。桜の開花宣言の3日後から10日間開催される「夜桜会」では、城のお堀を囲む咲き誇る桜とともに天守閣がライトアップされ、お茶会や琴やフルート・雅楽の演奏が楽しめます。雅な雰囲気を味わえるということで、女性に人気を集めていますよ。●日本三大名園、兼六園とともに楽しめる石川県「金沢城」豊臣秀吉から領地を与えられた前田利家が1583年に入城したのが、石川県金沢市にある金沢城。1759年の宝暦の大火によってほとんどが焼失した金沢城は、その後、再建が着手されており、現在もなお、当時の姿を再現すべく復元の工事が継続して行われています。東京駅から金沢駅まで北陸新幹線で2時間35分、金沢駅からバスと徒歩で向かいます。金沢城の特徴は何といっても、場所によって様式が使い分けられているほど石垣の種類が多いこと。どうやってこんな大きな石をここまで運んだのか、敵をどのようにして守るための石垣なのか、など、攻め入る敵の気持ちになってイメージしながら見ていくととても面白いですよ。また金沢城の外郭には、日本三大名園の1つと数えられる兼六園があります。天守閣は無く、いわゆるお城!という感じは強くありませんが、美しい兼六園とともに、広々とした広場がある金沢城公園をのんびり散歩しながら観光する人が多いそうです。桜の時期には、兼六園菊桜や兼六園熊谷桜、旭桜など、全国的に珍しい桜が多種多様見られることも特徴。兼六園の茶店通りには、花見だんごや桜餅などの甘味処がズラリと並び、お花見気分が盛り上がること間違いなし!開花宣言5日目から7日間は、「金沢城・兼六園観桜期ライトアップ」も予定されています。今年の春は、東京から少し羽を伸ばしてお城とともに桜を観に行くプチトリップはいかがですか?(石狩ジュンコ)
2016年03月23日NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社は、29日より近畿日本鉄道 けいはんな線のトンネル内において携帯電話サービスを提供する。対象となるエリアは、「長田駅~吉田駅」区間のトンネル。サービス開始は29日の始発列車から。これにより、駅構内だけでなく、トンネル内においても携帯サービスが利用できるようになる。各社は、事故や災害発生時などの異常時にも情報収集の手段として活用できるとしている。
2016年02月26日「父さんは竜の巣の中でラピュタを見たんだ」。スタジオジブリのファンならずとも、このセリフにワクワクさせられることだろう。実際、世界には「天空の城ラピュタ」のモデルになったと噂されている場所は意外にたくさんある。それらは公式なものではなく、訪れた人たちやその地域の人たちがジブリの世界をイメージしたものでしかない。それでも実物を目にしたならばあえてこう言いたい、「ジャングルの中でラピュタを見たんだ」と。○岩山の王は11年で夢破れるそのジャングルは、インド洋に浮かぶスリランカの中央に位置するシーギリヤに広がっている。スリランカには鉄道やバスもあるが、シーギリヤに行くならツーリストカー(タクシー)がベスト。国内最大都市であるコロンボからクルマで約5時間半、キャンディからは約2時間半の道のりとなる。鳥のほか猿や象なども生息するジャングルの中に、突如として姿を現す赤褐色の巨大な岩山が「シーギリヤ・ロック」である。シーギリヤ・ロックの高さは約200m。周囲の緑とは一線を画す巨大な岩山は、どこからどう見ても見失うことのない存在感を放っている。古都・シーギリヤは1982年に世界遺産に登録されており、シーギリヤ・ロックも世界遺産なのだが、神秘なる魅力はその岩山が歩んできた物語にも関係している。シーギリヤは5世紀後半、王都として存在していたが、その期間は11年間のみ。広くスリランカの人々に言い伝えられている話では、タミル人からシンハラ人に王権を取り戻したダートゥセーナ王の長男・カーシャパが、王族の血筋である腹違いの弟・モッガラーナとの王位継承権をめぐって抗争となり、カーシャパは部下に実の父であるダートゥセーナ王を殺させ、王位に就いた。カーシャパはモッガラーナの復讐を恐れたためか、それとも父を殺してしまった苦しみのためか、シーギリヤの岩山に宮殿を建て、自分の王座を頂に構えた。それが現在のシーギリヤ・ロックである。その後、インドから攻めてきたモッガラーナに敗れ、カーシャパはシーギリヤ・ロックで自ら命を絶ったという。モッガラーナはシーギリヤの宮殿を仏教僧に寄進し、首都を父が統治したアヌラーダプラに戻したとされている。こうした話を知った上で改めてシーギリヤ・ロックを見てみると、また別の感慨深さを感じるだろう。○岩壁の美女はミステリーゆえに一層美しくシーギリヤ・ロックは現在、一般に公開されており、入場料は4,200ルピー(約3,440円)となっている。頂までは歩いて約40分。道は整備されているものの、急な階段や岩場を進むことになるので、履き慣れた靴を用意しておこう。シーギリヤ・ロックの麓には庭園が広がっており、岩山に向けて真っすぐに道が続いている。庭園内の水の広場には王の沐浴場や噴水の役目を担ったドライシーズンパレスの濠(ごう)、また、石窟寺院やその昔に仏教僧が説教をするのに使用したという岩場等もあり、見どころも多い。何より、天に向かってそびえ立つ岩山はどこから見ても絵になり、一歩また一歩と近づく度に圧倒される。岩と岩とでできたアーチを越え、草の風合いも味のある階段を越えていく。頂へ続く岩山の中腹には、ミステリーに包まれた美女のフレスコ画が待ち構えている。「シーギリヤレディ」と称される彼女たちは、15世紀以上前に描かれたにも関わらず、現在もなお妖艶さを漂わせながら美しい姿をとどめている。現在残されているのは18体程度だが、当時は500人もの女性たちが描かれていたそうだ。シーギリヤレディに会えたら一度、らせん階段を下りる。降りた先に広がっているのが高さ約3mの漆喰(しっくい)の壁「ミラー・ウォール」だ。その昔、反対側の岩壁にも美女のフレスコ画が描かれていたようで、ミラー・ウォールにその姿が映されるようになっていたとのこと。また、ミラー・ウォールにはシンハラ文字で書かれた詩が彫られているので、よく目を凝らしながら歩いてみるといいだろう。○ライオンを登った先の天上世界ミラー・ウォールの階段を上ると視界の空けた空間がある。そしてふと横を見ればライオンの大きな爪が。現在は2本の前足の一部しか残されていないが、当時はそこに足や顔があり、岩場にライオンが座っている形になっていたという。その爪と爪の間に頂に続く階段が設けられている。傾斜のある階段を登りきると頂、つまり王宮跡となる。この王宮跡からの風景がラピュタに似ているということで、"ジブリの聖地"として知られるようになったようだ。天空の城、樹木や岩と岩の間から茂る草、そして、カーシャパ王とラピュタ王。2つを結びつける素材は十分である。ただ、ラピュタにはロボット兵がいるが、シーギリヤ・ロックにはなんと犬がいる。犬と猿は道中、幾度となく目にするがまさか頂にまでいるとは思っていなかったので、「どうやってあの急な階段を上ってきたの? 」と質問したくなった。王宮跡は鳥がさえずる眼下の世界と打って変わり、風が通る音以外は静寂そのもの。カーシャパ王の孤独を思うとしんみりしてくる。帰路はライオンの爪の広場まで同じ道を行き、入口とはまた別の駐車場がある出口へと続く。シーギリヤ・ロックの城壁前には、フレスコ画のレプリカや出土品などを展示したシーギリヤ博物館がある。こちらは駐車場がある出口よりも入口側に設けられているのだが、時間が許せば登頂後に一度、立ち寄ってみるといいだろう。※記事中の情報は2016年1月取材時のもの。1ルピー=0.82円で計上
2016年01月15日その地域の歴史や文化に深く関わっているのが「城」だろう。その造形の美しさは日本文化を象徴するひとつとして、海外の人からも高く評価されている。では実際、日本に住む外国人たちは日本の城に対してどのような印象をもっているのか、日本在住の外国人20人に聞いてみた。○一番人気は世界遺産「姫路城」・「好きです。姫路城が一番好きです」(インドネシア/37歳/男性)・「美しい。姫路城が好きです」(ドイツ/39歳/男性)・「きれい。姫路城が好きです」(タイ/30歳/女性)・「世界遺産の姫路城が好きです」(マレーシア/36歳/女性)・「大好きです。昔の姿をとどめているお城が一番いいです。例えば、姫路城」(オランダ/44歳/女性)・「日本の城はきれいで好きです。姫路城や熊本城が好きです」(イタリア/38歳/女性)○「大阪城」も人気・「日本の城はとても美しいと思います。大阪城は印象に残っています」(シリア/35歳/男性)・「大阪城が好きです」(トルコ/39歳/男性)・「日本のお城はとてもコンパクトに見える。好きなお城は大阪城」(ウクライナ/42歳/女性)・「好きですが、大阪城など中がリフォームされていることにがっかりしました。昔の内装を再現した方がいいと思います。姫路城が一番好きです」(フランス/30歳/男性)○全国の城をイチオシに・「とてもきれいです。名古屋城が好きです」(ベトナム/31歳/女性)・「きれいですが、城はほぼ同じように見えます。名古屋城が好きです」(フィンランド/27歳/男性)・「日本のお城は大好きです。特に松本城が好きです」(アメリカ/26歳/男性)・「歴史によるその空気の重さ、これはかなりインパクトがあります。好きな城は佐倉城の城跡」(韓国/48歳/男性)・「好きな城は首里城でとても美しい」(イギリス/30歳/男性)○そのほか・「とても素敵です。好きな城はひとつに選べません」(スペイン/32歳/女性)・「素敵だと思いますが、特に行きたいとは思いません。でも、観光客には絶対オススメします」(カナダ/31歳/男性)・「日本の城よく保存されています。特に好きな城はありませんが」(中国/28歳/女性)・「日本の城はほとんど一緒だと思います」(ミャンマー/32歳/女性)・「日本のお城はどこも似ていて、少し地味な印象です。好きなお城は特にありません」(ブラジル/30歳/女性)○総評今回、質問をした人たちの中では姫路城が一番人気となった。「白鷺城」の愛称で親しまれている姫路城は、日本で初登録された世界遺産のひとつというネームバリューに加え、2015年3月に「平成の大改修」を終えたばかりという話題性もあり、国内外の人たちの注目を集めているようだ。その次に多かった「大阪城」は城そのものの魅力とともに、外国人に人気の観光地・大阪ゆえに、海外にも広く知られている城のように思われる。世界最大級の口コミサイトであるトリップアドバイザーが実施した「行ってよかった! 日本の城ランキング2015」では、1位は3年連続で「熊本城」、2位は「松本城」、3位は「姫路城」となっている。コメントにあった「首里城」も17位にランクインしているが、「佐倉城」の城跡はどちらかというと通好みと言えるだろう。回答には「日本の城はほとんど一緒」という声も見られたが、日本人から見ても海外の城や教会は同じように見えるかもしれない。とは言え、「観光客には絶対オススメします」という声があるように、日本の伝統を感じるものとして観光客にすすめたいという気持ちは、日本に住む外国人も同じのようだ。
2015年12月03日元離宮二条城で開催中の「琳派400年記念祭アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」では11月17日に、特別イベント「ブルーシーフード・ナイト」を開催する。同イベントは、海洋自然保護活動を行うNPO団体、セイラーズフォーザシーが推奨する「ブルーシーフード」という概念の認知促進を目的として開催されるもの。「ブルーシーフード」とは現在個体数が比較的豊富なシーフードを意味しており、同イベントでは普段の食生活の中でブルーシーフードを選ぶようにすることで数量減少の著しい魚介類を保護し、サスティナブルな海洋環境の実現を目指していく。当日は、このブルーシーフードを使った数種類のおでんと、100年以上続く京都の老舗酒蔵・増田徳兵衛商店や佐々木酒造による日本酒を数量限定で無料提供する。アートアクアリウム城の水戯の舞台で行われる式典では、アートアクアリウムアーティストでありアートアクアリウム城総合プロデューサーの木村英智とセイラーズフォーザシーを設立したデイビット・ロックフェラーJr.が登場し、「ブルーシーフード」について紹介するトークショーを開催。また、京都市長を始めとしたゲストを迎え、日本酒の樽を鏡開きを行う予定だ。なお、「琳派400年記念祭アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」は、琳派400年を記念し、通常は入場できない夜の時間に二条城の中の一般非公開となる場所で開催されるもの。作品展示、特別公演、夜祭うたげで構成され、琳派の進化系となる「アートアクアリウム流 琳派」を発信していく。【イベント情報】「琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~ ブルーシーフード・ナイト」会場:元離宮二条城(アートアクアリウム城内の水戯の舞台、夜祭りうたげエリア)住所:京都府京都市中京区二条城町541会期:11月17日時間:17:00~20:00(式典は17:50~18:10)「琳派400年記念祭 アートアクアリウム城から京都・金魚の舞~」会場:元離宮二条城内の二の丸御殿中庭、台所前庭、台所住所:京都府京都市中京区二条城町541会期:10月23日~12月14日時間:17:00~22:00(最終入場21:30)
2015年11月16日11月11日はTVアニメ『けいおん!』の"あずにゃん"こと中野梓の誕生日。TBS・MBSアニメ公式オンラインストア『アニまるっ!』では、中野梓バースデー記念として、限定グッズを多数ラインナップされている。○けいおん! 中野梓バースデー記念 限定グッズ■ギター用エフェクター/中野梓【K-ON! AZUSA DRIVER K-AD1】中野梓をイメージしたギター用エフェクター。電源を入れると、表面のアクリルにレーザー刻印したギターシルエットがLEDランプで照らされ浮かび上がる。価格は27,500円(税別)。■本革長財布/中野梓Birthday記念ver.中野梓の誕生日を記念したメモリアルアイテムとして「本革長財布」が登場。表面はシックなデザインロゴを型押し、ピック型のコンチョにはHTTカップがデザインされている。シリアルナンバー入りで、価格は14,800円(税別)。■懐中時計/中野梓Birthday記念ver.クールな梓のイラストを盤面にあしらったゴシックロックな雰囲気の「懐中時計」。セットのハート型プレートには、梓へのお祝いメッセージとキャラクターカラーのストーンがあしらわれている。価格は6,100円(税別)。■シルバーペンダント/中野梓Birthday記念ver.表面には楽器と誕生日を、裏面にはHTTおなじみの放課後ティータイムのロゴを刻印した「シルバーペンダント」。イメージカラーを高級感あふれるスワロフスキーで表現している。価格は8,000円(税別)。そのほか、「スエードタペストリー/中野梓Birthday記念ver.」(3,300円/税別)、「缶バッジ3種セット/中野梓Birthday記念ver.」(1,200円/税別)、「スタッキングマグカップ&コースターセット/中野梓Birthday記念ver.」(1,500円/税別)、「フルカラーTシャツ/中野梓Birthday記念ver.」(4,000円/税別)、「HTTパーカー/中野梓」(6,500円/税別)、「シートクッション5周年記念ver./中野梓」(5,300円/税別)などの「アニまるっ!」限定グッズが多数用意されている。また、「アニまるっ!」では、「メモリアルゴールドメタルバースデーカード」のプレゼントキャンペーンを実施中。各詳細については「アニまるっ!」のキャンペーンページをチェックしてほしい。(C) かきふらい・芳文社/桜高軽音部
2015年11月11日全国各地の城へ足を運び、その雰囲気を味わうことを趣味にする人が急増中。同じ趣味の人同士で城巡りをして、周辺の歴史を学びワイワイ旅する「城ガール」も登場しています。そんな城好きはもちろん、これまでお城になんの感情も抱いてこなかった人にも読んでほしい本が、『城巡りが10倍楽しくなるおもしろ探訪日本の城』(今泉慎一著、扶桑社)。お城にまつわる雑学や知られざるエピソードが満載の一冊です。今回は、著者で古城探訪家の今泉慎一さんに、「石垣がスゴイお城トップ5」を伺いました。なにをもって「スゴイ」のかと伺うと、「例外もありますが、石垣はもともと、西日本の城の特徴。瀬戸内海のように石の名産地があったのと、当時もっとも築城技術が発達していたのが近畿だった、ということが大きいです。防御力でいうと『高さ』がいちばん重要ですが、それだけではなく『見た目にも美しい』石垣がたくさんあるのです」と今泉さん。マニアックな視点から観察したランキングを、さっそく紹介していきましょう。■5位:高取城(奈良県)奈良県高市郡高取町にある高取城は、日本三大山城のひとつで、ふもとと本丸の高低差は約400mで日本一となっています。山奥に突如現れるのは、昔の面影を残した雰囲気のある石垣。今泉さんは「城下町から歩くと約2時間。とんでもない山の中に、あれだけの石垣が組まれていることに驚きます。木立に囲まれた、天守台の石垣の美しさには目を見張り、苔むす感じがまた、廃城風情を感じさせてくれるのです」と熱く語ります。高取城は「日本のアンコール・ワット」だと、作家の司馬遼太郎さんも例えています。ちなみにいまは、山頂まで車道があるのでご安心を。■4位:岩村城(岐阜県)岐阜県の小高い山の上にあり、霧の湧きやすい気象までもが城造りに活かされ、別名「霧ケ城」とも呼ばれています。六段壁といわれる、立体的に組まれた石垣群と、複雑に折れ曲がる登城道が特徴。「攻め手の気分で登ると、その工夫が実感できます。また、夫を亡くした夫人が女城主となったものの合戦となり、最後はなんと、攻め手の総大将から『城を明け渡し、ワシの嫁になれ』とのラブレター(?)を受け入れ、城を明け渡したとのエピソードも。そして2人は後に信長軍に攻められ、最期は磔(はりつけ)の刑にされてしまうのです」と、今泉さんは女城主の悲哀にも注目。■3位:丸亀城(香川県)うどんで有名な香川県丸亀市にそびえ立つ丸亀城の石垣は60m!日本一の高さです。内堀から天守へ向け4層に重ねられている曲線は「扇の勾配」と呼ばれ、緩やかな組まれた石垣がやがてまっすぐ天へと反り返るように美しく、まさに石の芸術品。「段々になった石垣と、それを彩る緑の調和が美しい。小さいが品格のある現存天守も必見」とのこと。これは実際に行って見てみたくなりますね。■2位:竹田城(兵庫県)兵庫県朝来市にある竹田城は「日本のマチュピチュ」といわれ、雲海のなかに浮かぶ天空の城として、近年、大ブームになっています。2005年度に約1万2,000人だった観光客が13年度には50万人に急増!幻想的な景色が見られるとあって、平成24年に「恋人の聖地」として認定されたので、登山デートにもおススメ。ちなみに、雲海に浮かぶ城の全景が見られるのは、竹田城と町を挟んで向かい側の「立雲峡」という斜面です。今泉さんは「あんな山の上までどうやって、あれだけの量の石を運んだのか。想像を膨らませると、絶景の感動がより深まるはず」とアドバイス。標高354mの古城山の山頂にある城跡は戦国時代の遺跡。討ちにくいように工夫がなされ、わざとジグザグの地形になっているなど凝っている山城です。■1位:熊本城(熊本県)熊本城の石垣は、加藤清正が率いてきた石工集団によってつくられました。「宇土櫓と、その裾に伸びる高石垣。徐々にカーブがきつくなる『武者返し』は惚れ惚れするほど美しいです」それが、今泉さんが1位とする理由。地面に近い位置の傾斜は30度程度ですが、上の方はほぼ垂直に近い絶壁になっているので、お城への侵入者を追い返す意味合いがあったのでしょう。西南戦争で西郷軍を撃退し、不落の名城として真価を発揮しました。また、軟弱な地盤に建っていることも考慮され、末広がりの形には石垣の崩壊を防ぐ役割もあったようです。今泉さんは「ここの石垣はどこよりも金と手間をかけてつくっている」と絶賛。*お城の数だけ、そこに伝わる不思議な歴史や逸話が残されているもの。本を読んでみて気になるお城を自分の足で確かめに行けば、お城が築かれた当時にタイムスリップしたような気分になれるかもしれませんよ。(文/中田蜜柑)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年11月30日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年11月09日お城とは本来、敵に攻められたときの防御の拠点となる建築物。全国に3~4万あるともいわれていますが、実戦の舞台になったのはその数パーセント。「居城の落城=その家の滅亡」なので、籠城側にしてみれば大ピンチです。そんな状況下、攻めてもなかなか落ちなかった難攻不落のお城はどこだったのでしょうか?その謎を明らかにするため、今回は古城探訪家の今泉慎一さんにお話を伺ってきました。一発逆転で危機を回避した「難攻不落のお城トップ5」を教えていただきましたので、ご紹介したいと思います。■5位:吉田郡山城(広島県)安芸国の戦国大名毛利氏の居城だった吉田郡山城。のちに中国地方一の大名となる毛利家も、当時は一弱小勢力でした。10倍近い尼子軍に攻めこまれ、 風前の灯になっていたのです。毛利家は数的不利をカバーするため、城に篭りつつ、攻めては引き返す、ヒット・アンド・アウェイ式で戦いました。尼子家は大軍にも関わらず、城内にまったく攻め込めません。そのうちに毛利に味方する大内家の援軍が現れ、万事休すとなりました。「地元」の優位性と、中国地方屈指の堅城を最大限利用した、策士・毛利元就らしい見事な戦いぶりでした。城下に放火するなどの挑発にも応じなかったのも、「ここに篭っていれば大丈夫」という堅城への信頼感あってこそ。兵士たちを精神的にも支えていたと言えます。「百万一心(皆で力を合わせれば、何事も成し得ることの意)」の元就らしさをよく表していました。■4位:唐沢山城(栃木県)北関東の弱小勢力にも関わらず佐野家が、北条家・上杉家といった戦国有数の大勢力を何度も撃退できたのは、「関東一の山城」と称されたこの城のおかげです。関東平野を見晴らす急峻な岩山ながら、水の手が豊富にあり、石垣しっかりも巡らされていました。■3位:七尾城(石川県)戦上手の上杉謙信をして、一念をかけても攻め落とせなかったお城です。最後は家臣の内部分裂によって敗れましたが、それさえなければ持ちこたえていたはずです。後年、この地を支配した前田家は、別の場所に居城を持ったため、七尾城は戦国時代の遺構が見事にそのまま残っています。特に石垣群は必見。(ただし広大なので、訪れる際は時間に余裕を持って行きましょう)■2位:千早城(大阪府)日本初の本格的攻城戦の舞台になったお城です。「わずか1000人で100万人の寄せ手を撃退した」といわれる話はさすがに盛りすぎですが、少なくとも10倍の兵力差はあったようです。それを地形的な優位性(分かりやすくいえば高低差)を生かし、石を落としたり、熱湯や糞尿をばらまいたりして、完膚なきまでに撃退したのです。後の武士たちに、城の重要性を知らしめた意味は計り知れなかったでしょう。■1位:熊本城(熊本県)戦国の二大城造り名人のひとり、加藤清正が築城(ちなみにもうひとりは、藤堂高虎という人物)。完成したのは江戸時代初期だったため、もはや戦火にまみれることはないと思われたのですが、なんと250年以上経った明治初期、西南戦争の舞台になりました。西郷隆盛が3倍の兵力で攻めるも落とせなかった熊本城。西郷に「官軍に負けたのではなく、清正(せいしょう)公に負けた」 と言わしめました。*合戦の舞台となるも、一発逆転で危機を回避できたお城……多くの人が興味を引かれるのではないでしょうか。現在の城跡を歩いてみれば、そのすごさがわかり、感慨もひとしお。今回お話を伺った今泉慎一さんの著者、『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』では、お城のさまざまな雑学を知ることができます。お城が好きで城巡りを考えている人は、一度手にとって見てみるといいかもしれませんね。(文/齊藤カオリ)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年11月30日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年11月05日