2021年のプロ野球も熱い展開で、目が離せないペナントレースでしたね!あなたに感動・勇気を届けてくれた選手に、わたしたちプロ野球ファンから「ありがとう」の気持ちを届けませんか?大正製薬株式会社は「#ファイトプレーにありがとう キャンペーン」を開催します。あなたが「ありがとう」を届けたい選手の名前と理由をTwitterで教えてください。応募された方の中から抽選で、選手の直筆サインを添えたオリジナルデザインのリポビタンD10本箱と、金のリポビタンDレプリカを、プレゼントいたします。あの選手の劇的サヨナラホームランや、あの試合の見事な完封リレー…今年も感動のドラマが数多くありましたね!あなたの投稿をお待ちしております!【応募期間】12月3日(金)10:00~12月14日(火)23:59まで【賞 品】オリジナルデザインリポビタンD10本箱金のリポビタンDレプリカ※賞品は抽選で当選された3名の方にプレゼントいたします。※賞品の内容は変更される場合がありますのでご了承ください。【応募方法】①Twitterへログインします。②リポビタンD公式Twitterアカウント「【リポD】野球応援部 (@Lipod_Yakyu)」をフォローします。※【リポD】野球応援部: ③選手へのメッセージを、#ファイトプレーにありがとう、#選手名を付けてツイートしてください。※Twitterのアカウントをお持ちでない場合は、新規登録が必要です。※キャンペーン応募規約を遵守のうえ、ご応募ください。※#選手名はフルネームでお願いします。フルネームで応募されなかった場合、抽選対象外となりますのでご注意ください。※本キャンペーンは商品の購入を伴いません。【お問い合わせ先】#ファイトプレーにありがとう キャンペーン事務局・問い合わせ期間:2021年12月3日(金) ~2022年2月25日(金)・受付時間:10:00~17:00※土日祝・年末年始(2021年12月29日(水)~2022年1月3日(月))を除く平日のみ・問い合わせ先 Twitterアカウント「【リポD】野球応援部 (@Lipod_Yakyu)」にDMでお問い合わせください。※本キャンペーンの応募状況および抽選結果に関するお問い合わせには、お答えしかねますので、あらかじめご了承ください。※リポビタンD(指定医薬部外品)効能・効果疲労回復用法・用量15才以上1日1回1本 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月03日ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:大賀智也)が運営・マネジメントする日本ハンドボールリーグ(以下JHL)所属のジークスター東京は、中央大学4年生の部井久アダム勇樹、中村翼の2022-23シーズン新加入が内定しましたのでご報告します。2名は登録が完了次第、内定選手として今シーズン途中からJHLの試合に出場予定です。両名は今年度の大学日本一を決める高松宮記念杯全日本学生選手権(全日本インカレ、2021年11月開催)で優勝した中央大学ハンドボール部の主力選手です。また、部井久は日本代表として東京オリンピックに出場、中村も日本代表合宿に召集されるなど、今後の日本ハンドボール界を支えるプレーヤーとして大きな期待を寄せられています。昨シーズン、期間限定でジークスター東京に所属しJHLでプレーした経験から、日本一を目指し、日本ハンドボール界を盛り上げるという目標を掲げるチームへの理解も深く、このたびの契約に至りました。【新加入選手の紹介】部井久 アダム勇樹(べいぐ あだむゆうき)■プロフィール背番号:3ポジション:LB(左45)身長・体重:195cm・100kg生年月日:1999年4月21日(22歳)出身地:福岡県経歴:多々良中央中→博多高→中央大→Cesson Rennes(セッソン・レンヌ、フランス1部リーグ)→SARAN(サラン・ロワレ、フランス2部リーグ)→中央大→ジークスター東京→中央大受賞歴:高松宮記念杯全日本高校選手権大会 優秀選手2017高松宮記念杯全日本学生選手権大会3位2019高松宮記念杯全日本学生選手権大会優勝/特別賞2021代表歴:アジア選手権出場2018、20/世界選手権出場2019U-22東アジア選手権出場2016U-19ユースアジア選手権出場2016/ユース世界選手権出場2017オリンピック2021(東京)■コメントこのたびジークスター東京でプレーさせていただいくことになりました部井久アダム勇樹です。ジークスター東京は日本ハンドボール界に新たな風を吹かせているチームです。その一員になれたことをとても嬉しく思います。スター選手がそろい華やかなイメージがありますが、先輩方と一体になって、地に足を着けて若いチームの基盤を作っていければと思っています。ファンのみなさまとハンドボール界を一緒に盛り上げていきたいです。ともに戦ってください!よろしくお願いいたします!!中村 翼(なかむら つばさ)■プロフィール背番号:13ポジション:RB(右45)身長・体重:180cm・86kg生年月日:1999年10月15日(22歳)出身地:福井県経歴:北陸電力Jr→明倫中→北陸高→中央大→ジークスター東京→中央大受賞歴:全国高等学校ハンドボール選抜大会3位/優秀選手2017高松宮記念杯全日本高校選手権大会3位/優秀選手2017高松宮記念杯全日本学生選手権大会優勝/優秀選手2021国民体育大会3位2017関東学生春季リーグ新人賞2019代表歴:U-21ジュニアアジア選手権出場2018ジュニア世界選手権出場2019■コメントこのたびジークスター東京に加入させていただくことになりました中村翼です。ハンドボールを始めたころから持っていた「日本リーグに参戦する」という目標が達成でき、とてもうれしく思います。先輩方の経験や技術を学び吸収して、少しでも早くチームの力になれるように日々努力していきます。また、ジークスター東京のファンのみなさまに応援していただけるような魅力ある選手に成長したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。【PRESS】内定選手部井久+中村_20211203確定版.pdf : Twitter投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月03日一般社団法人国際文化協会(所在地:東京都中央区、会長:下村 朱美)は、2021年11月30日(火)に「2022ミス・インターナショナル世界大会」に参加する日本代表者を選出する「2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会」を開催し、佐賀県佐賀市出身の松尾 綺子(まつお きこ)さんがグランプリを獲得しました。「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント(以下、ミス・インターナショナル)」は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に誕生しました。2022年に60回目を迎えます。美しさはもちろん、国際親善や世界平和など、国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深めることを目的としています。「2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会」は書類審査、予選会、トレーニングを経た39名から、着物、水着、ドレス、スピーチ審査等を行い、2022ミス・インターナショナル日本代表を選出するものです。2022ミス・インターナショナル日本代表に選ばれた松尾 綺子さん(22)は、来年開催予定の「2022ミス・インターナショナル世界大会」に日本代表として参加します。今回優勝した松尾 綺子さん(22)は体のバランスが美しく、立ち姿、歩き姿に気品があり、そして華やかな笑顔など多くの点で評価され、見事優勝の栄冠に輝きました。また当日は、日本代表および準ミス4名と特別賞の受賞者が決定しました。2022ミス・インターナショナル日本代表に選ばれた松尾 綺子(まつお きこ)さん■優勝者 松尾 綺子さんコメント佐賀県の出身でして、移動など大変なこともいろいろありましたけれども、ファイナリストの方々や関係者のみなさんと過ごした日々は本当に忘れがたく幸せな日々でした。そしてこのような賞をいただきましてうれしく思います。今回グランプリとなり、影響力、発信力を持つことになると思っています。そして各地に出向いたときに直接地方の方々にお会いしてお話を聞けることがすごく楽しみでして、そこでの出会いはとても大切なもの。その人の心も私の心も温かくなると思います。そういうところから私自身にも多くの方々にもお仕事につながっていけたらよいと思います。左から、角田 愛琳奈さん、田中 歴幸さん、松尾 綺子さん、加藤 遊海さん、石田 まりあさん「2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会」入賞者●1位氏名 :松尾 綺子 (まつお きこ)出身地:佐賀県年齢 :22歳身長 :169cm職業 :翻訳業●2位氏名 :田中 歴幸 (たなか ありす)出身地:福岡県年齢 :22歳身長 :172cm職業 :大学生/モデル●3位氏名 :加藤 遊海 (かとう ゆうみ)出身地:三重県年齢 :25歳身長 :172cm職業 :モデル●4位氏名 :角田 愛琳奈 (かくた えりな)出身地:青森県年齢 :26歳身長 :163cm職業 :モデル/リポーター●5位氏名 :石田 まりあ (いしだ まりあ)出身地:神奈川県年齢 :26歳身長 :167cm職業 :会社員●パーフェクトボディ賞加藤 遊海 (かとう ゆうみ)●ビューティスキン賞長谷川 瑞佳 (はせがわ みずか)●ハッピースマイル賞角田 愛琳奈 (かくた えりな)●Webジェニック賞佐藤 えれな (さとう えれな)■「ミス・インターナショナル」についてミス・インターナショナルは、正式名称を「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント」と言い、1960年に米国で誕生しました。誕生から7年間は米国で開催されていましたが、日本万国博覧会(1970年/大阪)の開催を記念して、日本に開催権が移されました。国際平和を願う各国の代表が“美と平和の親善大使”として一堂に集う世界大会では、広く世界の国々に“平和の祈り”を発信し、主催国である日本の素晴らしさもアピールしていこうという趣旨のもと毎年開催されています。また、ミス・インターナショナルでは、ミスたちが個々のレベルで国際交流活動を行っています。「緑化推進運動」や「ミス・インターナショナル・フォーラム」をはじめ、「チャリティーイベント」などの社会貢献活動を通じて、日本と世界各国との友好と親善を深めています。「ミス・インターナショナル」公式ホームページ: ■「一般社団法人国際文化協会」について一般社団法人国際文化協会は世界の文化や芸術の交流を通じた「世界各国との友好・親善」を目的に、1969年(昭和44年)4月、外務省(文化交流部)の外郭団体として認可され、発足。以来、国際貢献事業として「相互理解による世界平和の実現」と「国際社会における日本の正しい理解」をスローガンに、人物交流等を幅広く展開しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日社会人野球の最高峰「第92回都市対抗野球大会」(スポニチ後援)があす28日、東京ドームで開幕。前回覇者のHONDAなど32チームが出場し、熱戦を繰り広げます。スポーツニッポンでは紙面のみならず、ニュースサイト「スポニチアネックス」でも結果を詳報いたします。是非アクセスして記事をご覧ください。スポニチアネックス・社会人野球はコチラ : スポニチアネックス・社会人野球URL: 野球ファン必見!4チームの主将インタビュー動画を公開中!YouTube「スポニチチャンネル」では、4チームの主将インタビュー動画を公開しています。北海道ガスの中林主将、日立製作所の大塚主将、東京ガスの小林主将、トヨタ自動車の河原主将に、意気込みや期待する選手を答えてもらいました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月27日ホーバスジャパン、注目の初陣だ。バスケットボール男子日本代表・AKATSUKI FIVEが『FIBA ワールドカップ 2023』、そして『パリ 2024 夏季オリンピック』への第一歩を踏み出す。今回は八村塁(ワシントン・ウィザーズ)や渡邊雄太(トロント・ラプターズ)のNBAプレーヤー、NBAの下部リーグで戦う馬場雄大(テキサス・レジェンズ)は選出されていない。そればかりか代表引退を口にした田中大貴(アルバルク東京)をはじめ、金丸晃輔(島根スサノオマジック)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)、渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス)の『東京 2020 オリンピック』メンバー4名も辞退している。しかも、今回日本は開催国のひとつとして『W杯』本大会出場が決まっている。本来ならばヒリヒリする戦いとなるはずのオーストラリア、中国、チャイニーズタイペイと上位2枚のキップをかけた1次予選、その先の2次予選の結果に関係なく本大会へ出場できる。それでも、『FIBA バスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選』中国戦に注目せずにはいられない。なぜならこの試合がトム・ホーバスHCの男子チームを率いた初戦となるのだ。『東京五輪』で女子日本代表を率いて見事に銀メダル獲得を成し遂げたホーバスHCが男子代表チームにどんな変化を加えるのか。これは期待せずにはいられない。11月19日、オンライン会見に臨んだホーバスHCは中国戦へ向けて次のように意気込みを語った。「目標は勝ちたい、当たり前。今24名いるからバスケのシステム、スタイルは誰がフィットするとか見ている。選手を覚えながら、どんなパフォーマンスできるかチェックしている」どんなチーム作りをするか問われると、指揮官はこのように答えた。「この短い時間にいいチームを作りたい。プレースタイルは女子と同じ。スピーディでシュート力を生かしたバスケは男女問わない。1番(PG)・2番(SG)・3番(SF)のスピード、頭の良さも使いたい。私はサイズアップより速いペースを作りたい。『東京五輪』の前に大貴が1番になってサイズアップしたが、今の2・3番はそんなに小さくないと思う。PGのサイズアップよりも富樫、齋藤、寺嶋、藤井、ベンドラメの技術や速さ、プレーメイク、ゲームメイクの方が絶対プラスになると思う」ホーバスHCは中国戦のポイントについても明かした。「相手のフィジカルバスケに簡単に負けたらいけない。でも速さ、スペーシング、速いゲームを作るとうちの力を見せられる。ハーフコートゲームならば中国、速いフルコートゲームならうち。速いバスケのペースを作りたい」さらに今回辞退したメンバーについても言及した。「大貴に私から『ぜひ来てください、あなたのバスケが好きです』と伝えた。でも、彼は『五輪』が終わって今の気持ちに変わりないということだったので、『2月の試合がやりたいならぜひ来てください』と言った。このシステムでは彼は2番だということも伝えた。『五輪』メンバーはメンタルの疲れがある。それは当たり前。あの12名については『第2ウィンドウからやりたい』ということも理解できる。今回メンバー入りした5名はモチベーションが高く、非常にエネルギッシュにやってくれている。帰化選手もギャビン、ニック(・ファジーカス)、(ライアン・)ロシターの3人とも話した。ギャビンは『五輪』が終わって気持ちが足りない。ロシターも『五輪』に出られずにモチベーションが低下していた。ニックも36歳となり足も痛いので休みたいということだった」ホーバスHCが選出したメンバーは以下の通り。■AKATSUKI FIVE(男子日本代表)候補選手予備登録メンバー竹内公輔(PF/宇都宮ブレックス)古川孝敏(SF/秋田ノーザンハピネッツ)岸本隆一(PG/琉球ゴールデンキングス)比江島慎(SG/宇都宮ブレックス)アキ・チェンバース(SF/群馬クレインサンダーズ)エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)藤井祐眞(PG/川崎ブレイブサンダース)須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)張本天傑(SF/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)森川正明(SF/横浜ビー・コルセアーズ)野本建吾(PF/群馬クレインサンダーズ)富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)ベンドラメ礼生(PG/サンロッカーズ渋谷)原修太(SF/千葉ジェッツ)安藤周人(SG/アルバルク東京)齋藤拓実(PG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)今村佳太(SG/琉球ゴールデンキングス)マシュー・アキノ(C/信州ブレイブウォリアーズ)エリエット・ドンリー(PF/大阪エヴェッサ)ザック・モーア(SF/大阪エヴェッサ)寺嶋良(PG/広島ドラゴンフライズ)シェーファーアヴィ幸樹(PF/シーホース三河)岡田侑大(SG/信州ブレイブウォリアーズ)西田優大(SG/シーホース三河)11月19日・22日には選手たちのメディア対応が行われた。『東京五輪』メンバー、代表復帰組、初代表勢とそれぞれの立場で抱負を口にした。『東京五輪』メンバーはこのようにコメントした。富樫「このように選んでもらって、新しいメンバーの中、すごく新鮮な気持ちで中国戦を楽しみにしている。(PGを軸にしたチーム作りについて)ペイントの得点と3ポイントシュートとポゼッションの数を増やしたいと最初のミーティングから話があった。全員が理解してやれれば本当に面白いバスケができるんじゃないかなと思っている。走りたい、ポゼッションの数を増やしたいというのは僕としてもすごくうれしいこと。(中国戦について)最初の2試合、練習時間が少ない中でもトムさんのやりたいことをしっかり理解した中でやり続けたい。高さの差があるのはわかっている。チームとして機能させることができれば面白い試合ができると思う。このメンバーで2試合臨めるのは本当に楽しみ」比江島「新体制になっても僕を必要としてくれたのはうれしく思うし、光栄に思う。新体制で覚えることも多く、新しい選手も多い中、自分の中でモチベーションにつながっている。開催国枠が決まっている状況だが、『W杯』や次の『五輪』につながる第一歩だと思うので、しっかりやっていきたい。(代表について)正直悩んだ。ひとつの大きな目標、夢の『東京五輪』を経験して、燃え尽きないか心配だったが、まだ世界の舞台で1勝もしていないのに終われないという思いがひとつと、純粋にトムさんのバスケを、女子を世界2位まで持っていってくれたバスケを経験して見たかったのが大きなふたつの理由として、代表活動を続ける選択になった」ベンドラメ「僕自身『五輪』メンバーに入って完全燃焼ではなく、不完全燃焼に終わったので、新しいメンバーに入ってその時の気持ちも含めて全力でコートで表現したい。トムさんのバスケはやることを細かく指示していて、日本の良さのスピードを生かしている。パスアンドランが増えている。ピックアンドロールではなく、オフボールの動きが難しくなっている。速いバスケは好きだし、自分のアグレッシブさは生かせると思っている」シェーファー「『東京五輪』後の世代交代という言葉をよく聞くが、自分自身まだ結果を出していない。次のステージへ進むメンバーに入れてうれしいし、光栄に思っている。トムさんのバスケは展開が速くて3Pを打つ。女子で結果を出しているし、男子でどこまで結果を出せるが楽しみ。自分もビッグマンの中では脚力がある方、3Pも練習している。こういう合宿はトライアウト感があるので、ピリピリしている。でも雰囲気はいい。トムさんのバスケは新しいし、楽しい発見がある」張本「今回新しいスタートで選んでもらい光栄に思う。『五輪』に出ることが目標だったので、ひとつ達成できた。今回新しいメンバーも入って、これまで経験してきた世界のフィジカル、まずはディフェンスのところを見せたいし、若い選手に伝えていきたい。(中国戦について)特別な思いがないと言えば嘘になる。フィリピンで2連敗し、本当に悔しい思いをした。新しいメンバー、新しいシステム、新しい挑戦なので、思い切りやっていきたい」復帰組はこう話した。竹内「本当は『東京五輪』以降は代表をやらないつもりだったが、色んな人に相談し、『必要とされているなら力になりたい』と思うようになった。色んなコーチからバスケを教わるのが自分自身プラスになる。ホーバスHCに呼びたいと思ってもらえたのは本当に光栄。どうしてもクラブとシステムが違うところが出てくるので、短い期間だが、しっかりアジャストしたい。中国戦はリバウンドが勝負の鍵だと思うので、自分の仕事だと思ってそこはしっかりやっていきたい」古川「こうやって代表になれるチャンスをもらえたのはうれしいことだし、若い頃から代表、トップで戦うことは目標だったので。この合宿、自分の良さを最大限に出しながら、臨みたい。 正直『五輪』へいきたい気持ちがあった。コートに立つことができずに本当に悔しい思いをした。でも自分の中で何かを諦めたわけではない。常に向上心を持って、自分にできることをやっていこうと思っていた。今回呼んでいただきありがたい。気持ちは切らさずにやってきた。強い思いを持って今回の合宿に臨みたい。毎日負けたくない気持ちで練習に臨ませてもらっている」岸本「これまで代表に縁がなかったが、うれしく思うし、光栄に思う。でも合宿だからと特別なことをするのではなく、普段やっているバスケを表現できればと思っている。具体的には驚きの方が大きかった。年齢も上の方なので、代表に選ばれる驚きがあった。Bリーグになって、ディフェンスへの意識が高まった。ディフェンス力が上がったとは思わないが、ディフェンスをしっかりしないとチームを勝たすことはできないと強く思うようになった。激しいディフェンスからチームにいい影響を与えられればと思っている」藤井「個人的には6年ぶり、本当に久しぶりの代表活動なので楽しみにしているし、中国戦のメンバーに入れるようがんばりたいし、中国に勝てるように代表の力になれるようがんばっていきたい。新しい体制で全員覚えることが多いので、身体を動かすよりも頭を動かすことの方が多い。そんな中でも自分の強みを徐々に出せればいいなと思っている。僕の強みはアグレシップなディフェンスなので、ルーズボールもそうだが、アグレッシブにやっていきたい」初選出勢も異口同音にモチベーションを口にした。岡田「トップチームに呼ばれたのは初めてで、今までテレビで見た選手と一緒にやれるのは自分としてもうれしい。信州と代表では自分に求められる役割は違うので、自分の仕事をやっていきたい。比江島選手は宇都宮と求められる仕事が違ってもきちんとアジャストし、格の違い、経験の違いを感じている。自分の特徴は得点能力なので、3Pを打ててドライブできるのでそこはやっていきたい」齋藤「自分のプレーを出せればホーバスさんに選ばれると思うので、自分らしいプレーを出していければと思っている。PGはセットプレーとか多い。まずそれを覚えること。PGとして各ポジションの動きも覚えないといけない。どっちサイドでプレーし最終的にどちらのサイドを使うか考えないといけない。ホーバスさんから『システムを理解した上で自分らしさを出さないといけない』と言われているので、セットオフェンスを理解しながら、アシストや3Pを出していきたい。自チームでも似たようなバスケをしているので、それを出していきたい」寺嶋「各カテゴリーの代表かすりもしなかったので、チャンスを掴めたらと思う。ホーバスHCはスピーディなバスケでトランジションが速いので、自分の特徴のスピードを今回の合宿で生かしたい。(PGとして)たくさんフォーメーションを覚えている最中。試合の流れの中でいかに使うのか頭を使わないといけない。広島でもそうやってきたので生かしたいし、ほかのレベルの高いPGから学んでいきたい」果たしてホーバスジャパンはどんな船出を見せるのか。『FIBA バスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選』日本代表×中国代表は11月27日(土)・28日(日)・ゼビオアリーナ仙台にて開催。第1試合はBS日テレ、第2戦はBS朝日、2試合ともDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月24日東京オリンピックで日本代表の男女全選手がメダルを獲得、大会後も余韻が残るほどの活躍を見せ、大きな関心が集まった卓球。その世界選手権「2021 世界卓球選手権」が11月23日から29日にかけてアメリカ・ヒューストンで開催される。東京オリンピックの活躍から再出発。卓球日本代表が大舞台に挑む。世界選手権は隔年で個人戦と団体戦が行われ、今回は個人戦の年でシングルスとダブルス、混合ダブルスを実施。日本からは男女それぞれ5名が出場するが、楽しみなメンバーが名を連ねる。東京オリンピックに出場した選手たちは無条件で代表に選出され、引退した水谷隼を除き勢ぞろい。一方に代表選考会を勝ち抜いた選手がいる。どちらの立場にあっても大切な“スタート”の場だ。女子のオリンピック代表、伊藤美誠は“打倒中国”を心に抱き、平野美宇は“パリオリンピックでの金メダル”を目標に据え、石川佳純は短期の目標をその都度設定しながら進んでいくという。それぞれに今後への思いの色合いは違っても、その一歩となるのがこの世界選手権だ。そのほかオリンピック代表を争って惜しくもなれなかった早田ひなと芝田沙季が出場。潜在能力をかねてから高く評価される早田は、過去の世界選手権(個人戦)で獲得した2つのメダルはダブルスでのもの。シングルスで好成績を残し、パリオリンピック出場へ向けて幸先のよいスタートを切りたいところ。芝田は早くから頭角を現す選手が多い卓球界にあって24歳で初めて代表入り。努力を積み重ねてきた成果を見せたい。男子は長年にわたり牽引してきた水谷の後継者は誰なのか、“ポスト水谷”が注目ポイントの一つ。張本智和、丹羽孝希には結果に加え、チーム内での求心力も望まれる。26歳の森薗政崇は4大会連続の世界選手権(個人戦)出場。初出場の宇田幸矢と戸上隼輔は共に20歳。世代は少し異なっても、パリオリンピックを目指す姿勢には変わりない。経験豊かな選手から若い世代までそろった男女計10名の代表。この顔ぶれは日本卓球界の層の厚さを物語っている。それも含め、日本がここまで強くなったのは中国を倒して世界一になるという目標あればこそ。悲願をかなえるために、日本卓球界にとってもスタートとなる世界選手権は見逃せない。伊藤美誠オリンピックで金、銀、銅と3つのメダルを獲得。五輪後は休養を取り久々の大会になる。石川佳純/平野美宇オリンピックで息の合ったプレーを見せた石川(左)と平野(右)。世界選手権のダブルスでもコンビを組む。もうひと組は伊藤と早田のペア。こちらも楽しみ。早田ひなオリンピックでは、リザーブとして代表選手のサポートも。パワーでは国内屈指を誇る。張本智和期待を集めたオリンピックのシングルスは4回戦で敗れた。再出発の世界選手権で上位を目指す。宇田幸矢/戸上隼輔代表選考会で1位の宇田(左)と3位の戸上(右)。明治大学の同級生の二人、シングルスのみならずダブルスでも活躍を期す。「2021 世界卓球選手権」11/23~29開催地:アメリカ・ヒューストンテレビ東京で放送。張本、宇田、早田は、混合ダブルスにも出場、3試合を戦う。※『anan』2021年11月24日号より。写真・Getty Images新華社/アフロ文・松原孝臣(by anan編集部)
2021年11月23日納得のメンバーである。現時点のベストメンバーと言っていいだろう。ラグビー日本代表の秋のツアーは、モヤモヤが溜まる戦いを強いられている。初戦ホームでのオーストラリア戦こそ一時はあわや逆転かと思われる善戦を見せたが、ダブリンでのアイルランド戦では100キャップ目の記念試合となったSOジョニー・セクストンがキレキレのパフォーマンスを見せるとともに徹底的に日本対策を実践されて5-60の大敗。アイルランド戦から先発10人を入れ替えたポルトガル戦では、フレッシュなメンバーが苦戦。最後はFB山中亮平がインターセプト、自陣からの独走トライで38-25としたが、薄氷を踏む勝利に終わった。次の相手はスコットランドだ。『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』でベスト8進出を阻まれ、『RWC2019』で初のベスト8入りを決めた因縁の相手は日本が10月23日・23-32で敗れたワラビーズに11月7日・15-13で勝っている。『リポビタンD TOUR2021』最終戦、そして年内最後の試合へ指揮官はどんなメンバーを送り出すのか注目された。序列を重んじて『RWC2019』出場メンバーに全幅の信頼を寄せるジェイミー・ジョセフのこと、アイルランド戦と同じ顔触れが並ぶと思われたが、そうはしなかった。ケガ人やこの1週間の準備を加味しつつ、この3試合のパフォーマンスを反映した試合登録メンバーを選出したのだ。スコットランド戦に臨む23名は以下の通り。■日本代表試合登録メンバー1クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、2坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、3ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、4ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、5ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、6リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、7ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)、9流大(東京サントリーサンゴリアス)、10松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、11シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、12中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、13中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)、14松島幸太朗(クレルモン・オーヴェルニュ/フランス)、15山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)、16堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)、17稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、18垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)、19ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、20テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、21齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、22田村優(横浜キヤノンイーグルス)、23ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)どうだろう。もしかしたらHOやSHのスタメンやLOのリザーブに本職がいないことに不安を覚えるファンもいるかもしれないが、おおむねファンの支持率の高いメンバーと言っていいのではないだろうか。11月18日、メンバー発表会見に出席したジョセフHCはメンバー構成について説明した。「ポルトガル戦からケガ人から戻ってきた。ラピース(・ラブスカフニ)が7番、ムーアがLOに戻ってきた。ほかにも流もハーフに戻り、松島も14番に入った。すごく大きなチャレンジになるが、スコットランド戦はいい試合ができると考えている」アウトサイドCTBはラファエレ ティモシーではなく、中野をチョイスした。その理由を指揮官はこう語った。「中野は若く新しい選手、ポルトガル戦ではトライも取った。先を見据え、経験を積ませるのが重要だし、問題ない。若く、未成熟な部分はあるかもしれないが、今後を見据えて起用することにした」SOのスターターには松田を選出した。「彼は前回の試合でもしっかりコントロールしてくれたので、今回も試合に出る権利がある。ポルトガル戦ではいいパフォーマンスをして、キックもしっかりと蹴ってくれて、自信をつけている。今週彼がどんな試合をするか、自分も楽しみにしている」松島はWTBに回り、山中はFBに位置する。「松島は『RWC』でもWTBで戦っている。セミシ・マシレワのケガによって、山中がFB、松島がWTBに入ることになる。ふたりとも素晴らしい選手、今週の試合を楽しみにしている」1番は稲垣ではなく、ミラーだ。ジョセフHCはこのように語った。「彼は調子がいい。試合に出る権利がある。1番のできる選手は3人いるが、彼が一番経験があり、一番コンディションがいいのでミラーを選んだ」さらに指揮官は稲垣、田村がリザーブに回った理由も明かした。「先発に選んだ選手の方がいい仕上がりだから。戦術的にふたりがリザーブに回るということではない。先発の選手に出る権利がある。田村と稲垣は後半から大きな役割を果たすべきだし、それを期待している。試合を勝ち切るには後半もいいパフォーマンスを出せないといけない」勝利のために規律が求められる。この3試合、ペナルティが多すぎた。豪州戦ではWTBレメキ ロマノ ラヴァ、アイルランド戦ではHO坂手、ポルトガル戦に至ってはFLリーチとPR中島イシレリがシンビン(10分間の一時退場)となっている。これでは金星獲得も大勝劇も望めない。ペナルティがスコッドランド戦の課題となることはジョセフHCも理解している。「ペナルティの件は選手に伝えているが、ペナルティをするなと言って実践するのは難しい話。ポルトガル代表戦では、選手ががんばりすぎてミスを犯し、そのミスを取り返そうとして……という悪循環が起きていた。リーチもイエローカードをもらったが、これはメンタリティの問題からだと認識している。アイルランドにタフな敗戦を喫し、次はポルトガル代表戦へ緊張感を持って練習してきた。そして今週はマレーフィールドで5万人の前でプレーする。基本的に自分たちのラグビーをすることが重要だ」バックローの出来も勝敗を左右するとジョセフHCは睨んでいる。「向こうのフォワード第3列はディフェンスでもブレイクダウンでもジャッカルでもいい選手が揃っている。まず自分たちの精度を上げることが大事。フィフティ・フィフティの状況でペナルティを犯さないことも重要だと選手たちには話している。ただ我々にもリーチ、ラピース、姫野と経験のある選手がいる。どういう試合になるのか楽しみ」ジョセフHCのメンバー発表会見の後には選手たちのメディア対応も実施された。スコットランド戦でベンチへ回った稲垣、スタメンに戻ってきた松島はこのように意気込みを語った。稲垣「スタートだから、ベンチだからということでやることは変わらない。しっかり自分のやるべきことにフォーカスしたい。それがチームに反映されれば結果が近付いてくるし、選手全員がやるべきことの精度を高めていきたい」松島「一人ひとりが戦術の理解をするところとスキル。試合当日風が強いという情報が入っているので、そういう中自分たちのスキルをどう生かしていくか」ペナルティの多さについても質問が飛ぶと、ふたりはこう答えた。稲垣「スコットランド戦で大事にしたいのはディシプリン。連戦連戦でペナルティが多いのでフォーカスすべきだが、そこだけを意識しすぎて萎縮したり、消極的になったりしてはいけいない。そのための準備は1週間してきたつもり。一番は判断。みんなやりたくてペナルティしているわけではない。瞬間瞬間の判断やレフリーとコミュニケーションを取って、判断していかないといけない」松島「ペナルティが多いので、レフリーに寄せたプレーをするとか。試合中に改善しないといけない点があるので、レフリーがどんなペナルティを取るのか、リーダーだけではなく、チーム全員が毎回ペナルティを気にしながらやっていくべきかなと思う」ポルトガル戦での辛勝にネガティブになる必要はないとふたりは語った。稲垣「みんなが納得いく勝利ではなかったと思う。反則も多かったし、思った通りにできなかった選手も多かったと思う。ただテストマッチに勝ったのだから喜んでいいと思う。でも反省すべきところを反省する。そもそも簡単に勝てるテストマッチはない。自分たちがそんなに上に立っていると思っていない。自分たちがやるべきことをやって結果がついてくる、最初から大勝できるほど甘くはないという話をした」松島「最後の最後までどうなるかわからない状況だった。自分たちのやりたいラグビーでしっかり勝てなかったので落ちている部分はあるが、選手もいろいろ試しているし、経験している途中なので、そこはポジティブに捉えていいかなと思う」稲垣はスクラム、松島はキックチェイスについて言及した。稲垣「豪州戦が今ツアーで一番良くないスクラムだった。原因は我々が取るべきはずのヒットを相手に取られた。先手を取られた、それがすべて。アイルランド戦では改善できた。我々がペナルティを取れたので。ポルトガル戦は置いておいて、スコットランド戦でどう消化するか。やるべきことは変わらない。やろうとしていることのクオリティを変えていけるか。時間帯、場所、シチュエーションによって、ゲームシナリオ通りのスクラムを組めるかどうかがキーになる。スクラムはゲームの転機となる。実際、スクラムでのひとつの反則で勝敗を分けたゲームを見ているし、経験している。そういうものをスコットランド戦に見せていきたい」松島「レシーブしている時はエスコートが大事になってくる。エスコートでは競りにきている相手の選手を邪魔しないといけないので、そこの精度をどんどん上げていかないといけない。自分たちが競りにいく時もしっかりボールに絡んでいく、無理ならしっかりタックルへ入っていく、そこで早い判断をするのが大事になってくる」ふたりはコロナ禍での活動期間の少なさにエクスキューズを求めなかった。稲垣「時間は言い訳にできない。コロナ禍でチームとして取れる時間は少なかったが、個人個人でやるべきことはできた。時間がなかったというのは言い訳にはならない。ほかの国は日本より試合をしているが、だからと言って我々が能力的に下になっていいわけではない」松島「ほかの国に圧倒的に試合数少ないのは仕方ない。今はいろいろ試しているところ、ピークは『RWC』に持っていくので今は完成しなくていい。ただ最低限、毎試合ベストを尽くし、ある程度のレベルの試合をしたい。しっかりパフォーマンスを出す意識をどんどん上げていきたい」また稲垣がチームメイトの1~4番について「みんな状態は良さそう。アイルランド戦で大敗を喫してしまったが、気持ち切り替えて準備してきた。選手個々の調子はいいのでは」と語れば、松島は中野について「体も強いし、ラインブレイクできる選手なので、将伍が裏へ出た時に自分たち回りの選手がどれだけもらえる位置にいるかが大事だし、サポートしていきたい。先にもらってもいいし、ぎりぎりに渡しても体が強いので、前へ出られる。どっちもやれる選手なのでそういった意味ではやりやすい」と期待を寄せた。果たして、日本代表が『RWC2019』の再現を見せるのか、それともスコットランド代表がリベンジするのか。『リポビタンD TOUR2021』スコットランド代表×日本代表は11月20日(土)・マレーフィールドスタジアム(エディンバラン)にてキックオフ。試合に模様はWOWOWにて生中継。日本テレビ(関東ローカル)にて録画放送。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月19日第一関門は乗り越えた。11月11日、日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選・ベトナム戦を1-0でクリア。9・10月と黒星を喫していた2連戦の初戦で無事勝点3を獲得した。次は初戦のリベンジである。アジア最終予選も2巡目、日本は11月16日(火)(日本時間17日(水))・敵地でオマーンと対峙するのだ。3位と4位の直接対決でもあるオマーン戦には、もうひとつのテーマがある。決定力不足解消である。ご存じ通り、3勝2敗・勝点9でグループB3位に付ける日本はわずか4得点に甘んじている。5戦全敗で最下位に沈むベトナムと同じ最少得点だ。4勝1分・勝点13で首位を走るサウジアラビア、3勝1分1敗・勝点10で2位に続くオーストラリアは8得点。サウジ、豪州と同じ3失点で、得点数は半分となれば苦戦を強いられるのは当然である。確かに『W杯』予選は結果がすべて。1-0でも勝てばOKなのは重々承知している。ただ、4試合で10失点喫しているベトナム相手に63%もボールを保持し、14本ものシュートを放ちながら17分の伊東純也のゴールだけでは物足りない。欧州組の大半が飛行機の給油トラブルで合流が遅れ、ほとんどぶっつけ本番で試合に臨んだエクスキューズがあったとしてもだ。1トップの大迫勇也にボールが収まらないのも気になる。2-1のオーストラリア戦と1-0のベトナム戦、4人目まで同じ交代策なのも疑問が残る。モヤモヤした空気が漂う中、森保一監督は11月15日前日会見に出席し、抱負を語った。「初戦で敗戦を喫している相手。アウェイで厳しい戦いになるが、我々は勝点3が掴み取れるよう試合に全力を尽くしたい。負けた相手に次に勝つと言うだけではなく、我々が何を目標にしているか考えないといけない。『W杯』出場権を掴み取るためにタフに粘り強く戦って、次のつなげたいと思う」具体的にどのように戦うのか問われると、指揮官はこう答えた。「明日のオマーン戦は非常に難しい試合になると思うが、ホームであろうがアウェイであろうが、『W杯』に出るために1試合1試合出場権を得るためのトーナメントのつもりで勝ち抜いていく必要がある。メンタルだけでは勝てないが、絶対勝って次につなげる強い気持ちが必要。すでに2敗している中、選手も重圧がかかる中、アグレッシブに勇気を持ってプレーしてくれているので、明日の試合も勇気を持ってプレーしてもらえるよう監督として準備したい」初戦の反省点を改善するのか、前戦と同じ4-3-3の継続性か。選手たちに強調したい点を質問されると、このように返答した。「我々はふたつ準備することがある。前回の対戦を踏まえて我々が修正しないといけないところ。ただ我々が負けたがすべてが悪かったわけではない。できたことは整理して明日の試合に臨みたい。オマーンも最終予選を通して改善を重ねてマイナーチェンジしてきている。我々が上回れるよう整理していきたい。ここ2試合4-3-3でやってきたが、その流れをベースに戦っていきたい。ただシステムは試合が動いていない立ち位置であって、4-3-3であり4-2-3-1にもなり、3-5-3や3-4-3にもなり、試合の流れで臨機応変に可変していけるよう準備していきたい」サウジアラビアが首位を独走する現状をどう見るか聞かれると、次のようにコメントした。「結論を言えば我々はどんな厳しい戦いの中でも『2023カタールW杯』へ出場できると思っている」選手たちも自分たちが置かれた状況を理解している。11月13日~15日に実施されたメディア対応では口々にゴールへのイメージが語られた。伊東純也「自分がエースだと思ったことはない。得点に絡むことは仕事だと思うが、得点を奪うキャラではないと言うか、チャンスメイクで味方がいい位置にいたらそこへしっかりパスを出すことも大事。自分が自分がとはならず、しっかりベストな選択ができればと思う。自分の中の優先順位は縦へいって嫌なところにクロスを入れるのが高い。縦を切られたら中にいくというスタンス。試合に出たらやってやろうという気持ちは変わっていないし、自分が引っ張るという気持ちを出さないといけない」大迫勇也「厚みのある攻撃をしたい。チーム全体で押し込みたいし、それが日本代表の強みだと思うので、厚みある攻撃をして、攻守の切り替え、相手のゴールをどんどん狙う攻撃をしたい。相手のやり方もわかっている、弱点をどんどん突いていきたい。セットプレーも入る時は入るというイメージでやっている。あとはしっかりチームとして狙いどころを定めていく必要がある。蹴る人の質、入る人のタイミングをもっと確認しないといけない。勝点3を取るという気持ちが強すぎる気もする。もっと振り切って、チーム全体として点を取りにいくというシーンがあってもいいかなと感じる部分はある」南野拓実「先制点がすごく重要になるなと。あとどれだけ相手を押し込めるかというのが重要になるし、前回の試合に比べて攻撃細かいミスを減らすのも重要になるかなと思っている。ベトナム戦のように5バックで中盤をケアされた時にどう攻めるのかは、今後も『W杯』予選を突破する上では重要なひとつのポイント。ベトナム戦のゴールはサコ(大迫)くんに当てて僕が追い越してという速い攻撃で3トップが絡んだ。ああいうシーンはひとつの理想的な形。チャンスが全くないわけではないし、とは言えチャンスの数は増やしていきたい。基本的にはウイングがサコくんの裏のスペースを使っていければいいと思うが、個人的には8番の選手が追い越してそのスペースを使うのも効果的だと思う。どちらにせよサコくんが動いてできたスペースはうまく使えていないと思うので、うまく使っていければと思っている」古橋亨梧「代表でやり続けることが大事だし、コミュニケーションを取らないといけない。裏を狙うだけではなく、作る部分でも動き出してはたくなどもしないと。結果はもう少しだと思うので、隙があれば裏を狙う、スペースを見つけてシュートを狙いたい。ゴールに向かう選手をもっと増やしていかなければいけないと思う。僕は相手の嫌なところ、スペースを突いたり、味方と連動して動いたりしなければいけない。どこかに隙はあるので、そこを突いていきたい」堂安律「1対2、2対3で仕掛けているので、ひとりとひとりしかかみ合っていないので、単調な攻撃に終わっている。もっと3人目4人目、いろんな選手が湧き出てくるような攻撃、コンビネーションを見せていきたい。引かれるのは予想されるので、ブロックとGKの間が狭くなるが、そこを質高く狙えるよう意識したい。アジアで1-0で勝っても喜べない。勝利を大前提にエンターテナーとして見る人を楽しませるのも僕らの仕事なので、意識してやりたい。僕が出られれば活を入れるではないけど、刺激を与えたい。勝てばいいけど、勝つだけではだめ」田中碧「僕自身セットプレーをずっと蹴ってきた選手ではないので、何がいいのか何が悪いのかを試行錯誤している。入っていない、チャンスになっていないのは事実。それは自分の蹴るボールのクオリティの低さの責任だと思っている。せっかくセットプレーを取っても、チャンスにならなければ必然的に相手もファールなどを減らさなくてもプレーできてしまう。カウンターを避けながらクオリティの高いボールを蹴られるよう練習します」冨安健洋「セットプレーと言えば、スローインのボールロストが多いので、現代サッカーではスローインもセットプレーのひとつとして考えられる。スローインからサイドチェンジにつなげればチャンスが広がるので、話し合っていきたい。あとはコーナーキック、フリーキック。まずは自分のところにボールがくると信じて100%で飛び込むのがベースなので、それをさぼらず毎回やるというのが大事」日本代表の遠征メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、酒井宏樹(浦和)、谷口彰悟(川崎F)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、旗手怜央(川崎F)、冨安健洋(アーセナル/イングランド)【MF/FW】大迫勇也(神戸)、原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ドイツ)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、三笘薫(サンジロワーズ/ベルギー)、前田大然(横浜FM)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、堂安律(PSV/オランダ)果たして日本代表がこれまでのうっ憤を晴らす内容と結果を手にすることができるのか、それとも再びオマーンが返り討ちにするのか。『W杯』アジア最終予選・オマーン代表×日本代表は11月16日(火)(日本時間17日(水))・スルタンカブーススポーツコンプレックスでキックオフ。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月16日「ティアⅠのスタンダード」を合い言葉に強化を進めてきた日本代表が、アイルランド代表にティアIの底力をまざまざと見せ付けられた。11月6日・敵地で日本は5-60と粉砕されたのだ。アイルランドは本気で対策を打ってきた。本気のアイルランドの中心には100キャップの司令塔ジョニー・セクストンがいた。SHジェイミソン・ギブソンパーク&SOセクストンはハイパントを警戒する日本の虚を突く。素早い球出しから短いパスを矢継ぎ早かつワイドにつないでいった。アイルランドのハーフ団は効果的にショートサイドも突く。チャンスと見ればセクストンが自ら切り込み、日本のディフェンスが前がかりになればギブソンパークはキックを放った。ラインアウトからは強力なモールをぐいぐい押した。アイルランドの勢いに押された日本は後手に回った。マイボールラインアウトをキープできず、タッチキックもラインを超えず、前半終了間際には反則の繰り返しでHO坂手淳史がシンビン(10分間の一時退場)となり、為す術もなくノーサイドの笛を聞いたのだ。試合後、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「自分たちとしては改善すべき点はすべて。すべての部分で自分たちは負けた」と振り返るほかなかった。選手たちも反省の弁を口にした。FLピーター・ラブスカフニ主将「アイルランドのモメンタム(勢い)を止められずプレッシャーがかかってしまった。ブレイクダウンでどんどん繋がれて、自分たちは止められずにリセットできなかった」CTB中村亮土副将「アイルランドの非常にフィジカルなアタックが、準備していたことよりは想定外だった」No.8姫野和樹「自分たちの準備、マインドセットで至らなかった結果。本当に情けない試合をしたと思うし、泣きたくなるぐらい悔しいという思いが今は強い」SH流大「スコア通りだが完敗であり、自分たちが準備してきたものがほとんど出せない試合だった。スコア以上に自分たちが準備してきたものが出せず、悔しいし残念に思う」SO田村優「(セクストンは)勢いがすごくあった、アタックで特に。常に自分たちがゲインライン突破され続けていた状態だったので、今までとは違った脅威を感じた」FB松島幸太朗「僕たちはキックしてくると予想していて、アイルランドが真逆のことをしてきた。結局、そこでプレッシャーを与えられなかったので、80分を通してやられてしまった。今後修正能力が大事になっていくのではと思う」エクスキューズはある。『ラグビーワールドカップ(RWC)2019』以降、日本がテストマッチ4試合目なのに対して、アイルランドは17試合目である。新チームの始動は日本が今年の6月だが、アイルランドは『RWC2019』の3か月後にはテストマッチに臨んでいる。チームの成熟度に明確な差があった。そもそも、日本代表は『RWC』イヤーに長期合宿を組み、長足の進歩を見せてきたチームである。完膚なきまでにやられた日本代表だが、落ち込んでいる暇はない。次の試合が待っている。アイルランド戦の完敗を教訓として生かす否か。次のポルトガル戦、続くスコットランド戦が大事となる。指揮官、選手たちはアイルランド戦後、課題を明確にしていた。ジョセフHC「ブラインドサイドでゲインを切られて、次にオープンサイドのディフェンスではギャップを作られてしまった。それで数的不利があった。ディフェンスのリンクのところは調整しないといけない。もうひとつ、ファーストコンタクトで相手を止められなかった。後半はそこの部分はよくなったが、まだまだ改善しなければならない」姫野「気持ちが足りなかった、マインドセットが足りなかった。それに尽きる。あと2試合あるので、自分たちの誇りを取り戻すチャンスがまだある。そこの2試合に向けて、次はしっかりフィジカルで勝てるよう準備していきたい」田村「キックを蹴ったあとにプレッシャーかけたいが、相手のエスコートや自分たちのキック再獲得というところができなかった。そこでプレッシャーかけて自分たちのアタックにしたかったが、相手にアタックされた。そこで50%50%のところで勝負できればよかった」松島「タックルが絞りづらく、タックルが成立できずにラインブレイクされた。ディフェンスのノミネートや一人目のタックラーがしっかり相手にタックルできずに、オフロードされたりしていた。ボールロストが多すぎた。ラックの寄りが遅かったり、単純にボディーハイトが高くてボールに絡まれて、すぐにボール出せなかったことが多かった。まずはそこを来週やっていかないとという感じ」ポルトガル戦へ向けて、ジョセフHCは次のメンバーを選出した。■日本代表試合登録メンバー1クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、2堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)、3ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、4ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、5小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)、6リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、7姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)、8德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)、9茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)、10松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、11シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、12中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、13中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)、14ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、15山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)、16坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、17中島イシレリ(コベルコ神戸スティーラーズ)、18具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、19ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)、20ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、21齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、22松島幸太朗(クレルモン・オーヴェルニュ/フランス)、23テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)指揮官はアイルランド戦からスタメンを10人代えてきた。フロントローは総入れ替え、FW第3列には負傷明けのリーチが帰ってきた。ケガ人続出のLOでは追加招集の小瀧が先発に名を連ね、リザーブに202cmの高卒ルーキー・ディアンズが回った。ハーフ団は茂野&松田のコンビに託され、代表初キャップの中野はサンゴリアスのチームメイトでゲームキャプテンの中村とCTBを組む。これは楽しみである。激しいポジション争いなくして、チームの成長はない。『RWC2023』へ向けて選手層の厚さが課題のひとつである。これまでジョセフHCは限られたテストマッチと短期間の準備のため、『RWC2019』のメンバーを起用してきた。新戦力を試す機会がなかなかなかったのだ。初キャップのふたりは、9月30日のメディア対応でこのようにコメントしている。ディアンズ「この合宿に参加して、自分の強さ、大きさは同じレベルだなと思った。ここで経験して次の合宿やツアーへいけるようがんばりたい。秋の目標は自分でできるだけアピールして、ラインアウトだったり、タックルだったりで負けないアピールをしたい。自分の一番大きな目標は世界で一番のLOになること。中学・高校から目標にしている。世界一のLOになるためにきついトレーニングをやらないといけない」中野「しっかり遠征メンバーに選ばれるようがんばるのはもちろん、そのためにも毎回の練習でパフォーマンスに波がなく、自分の力を出し切ることが大事だと思っている。今までやっているCTBで勝負したい気持ちもあるし、『トップリーグ』でWTBもやって、CTBとWTB、どっちで出てもいいパフォーマンスをする選手にもなりたい。自分の強みであるフィジカルを生かした突破力やオフロードで勝負していきたい。(東京SGのチームメイトでオーストラリア代表CTBの)サム・ケレビとか見ているとスピードもディフェンスももっとレベルを上げていかないといけない」その心意気はよしだ。またポルトガルという相手も絶妙である。ワールドラグビーランキングは19位で、『RWC』出場は2007年フランス大会の1回のみ4戦全敗に終わっている。両チームは『RWC2007』直前のイタリアで対戦している。テストマッチではなく、メンバーの入れ替え自由なトレーニングマッチとして。2007年の試合では15-13で日本が勝利。経験値の低いメンバーで戦う日本にはうってつけの相手である。『リポビタンD TOUR2021』ポルトガル代表×日本代表は11月13日(土)(日本時間14日(日))・エスタディオ・シダーデ・デ・コインブラ(コインブラ)にてキックオフ。試合に模様はJ SPORTS 1、J SPORTSオンデマンドにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月12日一般社団法人国際文化協会(所在地:東京都中央区、会長:下村 朱美)は、2021年11月30日(火)2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会を開催いたします。2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント(以下、ミス・インターナショナル)」は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に誕生しました。毎年開催してきましたが、昨年と今年は新型コロナウイルスの影響により開催を断念いたしました。今回は2022年に60回目となる開催に向けて、日本代表を決める大会を開催いたします。美しさはもちろん、国際親善や世界平和など、国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深めることを目的としています。大会当日は39名の未来のミス・インターナショナル日本代表候補たちが水着、ドレス姿やスピーチ審査等を行い、2022ミス・インターナショナル日本代表を決定いたします。また当日は2019ミス・インターナショナル日本代表の岡田 朋峰さんが司会者として出演予定です。新型コロナウイルス感染症拡大を防止する観点から、ご来場は関係者のみに限定しております。大会当日はPIA LIVE STREAMのオンライン配信にてご視聴いただけます。■チケットぴあ【動画配信】2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会(視聴券 3,500円) ■2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会 概要名称 :2022ミス・インターナショナル日本代表選出大会開催日:2021年11月30日(火)14:00~17:00(※審査時間により延長する可能性がございます)会場 :ビューティ&ウェルネス専門職大学(仮称・設置認可申請中)キャンパス予定地(神奈川県横浜市都筑区牛久保3-9-3)主催 :一般社団法人国際文化協会司会 :石崎賢一/岡田朋峰(2019ミス・インターナショナル日本代表)審査員:コシノジュンコ(ファッションデザイナー)中谷彰宏(作家)公文裕子(美容研究家、1967ミス・インターナショナル日本代表、一般社団法人国際文化協会 理事)寺内千穂(2020ミス・インターナショナル日本代表)下村朱美(一般社団法人国際文化協会 会長)内容 :着物審査、水着審査、ドレス審査、スピーチ審査、特別賞(パーフェクトボディ賞/ビューティスキン賞/ハッピースマイル賞/Webジェニック賞)■「ミス・インターナショナル」についてミス・インターナショナルは、正式名称を「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント」と言い、1960年に米国で誕生しました。誕生から7年間は米国で開催されていましたが、日本万国博覧会(1970年/大阪)の開催を記念して、日本に開催権が移されました。国際平和を願う各国の代表が“美と平和の親善大使”として一堂に集う世界大会では、広く世界の国々に“平和の祈り”を発信し、主催国である日本の素晴らしさもアピールしていこうという趣旨のもと毎年開催されています。また、ミス・インターナショナルでは、ミスたちが個々のレベルで国際交流活動を行っています。「緑化推進運動」や「ミス・インターナショナル・フォーラム」をはじめ、「チャリティーイベント」などの社会貢献活動を通じて、日本と世界各国との友好と親善を深めています。「ミス・インターナショナル」公式ホームページ: ■「一般社団法人国際文化協会」について一般社団法人国際文化協会は世界の文化や芸術の交流を通じた「世界各国との友好・親善」を目的に、1969年(昭和44年)4月、外務省(文化交流部)の外郭団体として認可され、発足。以来、国際貢献事業として「相互理解による世界平和の実現」と「国際社会における日本の正しい理解」をスローガンに、人物交流等を幅広く展開しています。■「ミス・インターナショナル日本大会」 公式SNSInstagram: Facebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月12日10月下旬、舞台「ROOKIES」の出演者たちが、野球練習を足立区平野運動場で行った。原作は1998年から2003年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された森田まさのりの同名コミックで、2008年にテレビドラマ化、2009年には映画化もされた大人気作品。物語の舞台は、かつては甲子園出場を果たすほどの伝統がありながら現在は見る影もないほど荒廃している二子玉川学園高校の野球部。そこに赴任してきた新人教師・川藤幸一の熱意により、再び甲子園を目指す青春ストーリーが描かれている。その「ROOKIES」が舞台化され、11月に東京、大阪、原作者・森田まさのりの出身地である滋賀の3都市で上演されることが決定。この日の野球練習には、川藤幸一役の根本正勝、安仁屋恵壹役の宇野結也をはじめ、二子玉川学園高校の野球部員役を演じる縣豪紀、小西成弥、友常勇気、うえきやサトシ、須賀京介、佐川大樹、桜庭大翔、用賀第一高校の野球部員を演じる本川翔太、舟津大地、武田知大、村越亮太、守上慶人、榎本純、東元堵、二子玉川高校野球部のマネージャー・八木塔子役の太田奈緒が参加した。円形になってしっかりとウォーミングアップを行い、ベースランニングからスタート。それぞれがポジションについてノックを受ける時は全員が真剣な表情に。さらに二子玉川学園高校の野球部員役が守備について、用賀第一高校野球部員がバッティングするという練習も行われたが、外野にヒットを打たれるとピッチャーの宇野は「これが打たれた時の気持ちか!」と悔しさを口にした。和気あいあいとした雰囲気の中にも真剣さが見られ、「ROOKIES」の物語同様、グラウンド上は熱い熱いぶつかり合いとなった。舞台「ROOKIES」は、11月18日(木)から23日(火)まで東京・シアター1010にて、11月26日(金)から28日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて、11月30日(火)に滋賀・栗東芸術文化会館さきらにて上演される。キャストからのコメント根本正勝(川藤幸一役)僕が演じる川藤は、暑苦しいほど真っ直ぐな男。生徒たちから見ると最初はうっとおしい存在だと思うんです。でも、僕も原作を読んだ時に「こんな教師がいたら変わる景色もあるな」って思いましたので、小細工なしに真っ直ぐに演じてみようと思っています。稽古が始まってまだ数日ですけど、熱い作品ということもあって、稽古場の熱もすごいんです。チームワークが良くて、すでに気持ちが一つになっているので、本番に向けてどんどんいい感じになっていくんじゃないかなってワクワクしています。グラウンドで練習できたこともすごく良かったです。稽古場だけでは掴めなかった雰囲気が掴めましたし、今見ている景色や今日の練習が今後の稽古、さらには本番にきっと生かされると思いますね。チームプレーで最高の作品を作っていこうと思っています。舞台はお客さんが入って出来上がる空気があるので、皆さんに是非劇場に足を運んでいただいて、一緒に熱い気持ちになって楽しんでもらいたいです。宇野結也(安仁屋恵壹役)安仁屋恵壹はシンプルに“素直になれない男”。野球をやりたい気持ちはありながらも、ツレとの時間を大事にしたいと気持ちが傾いたところを川藤という存在によって変わっていきます。素直になれないのも若さゆえの屈折具合なんですけど、そこから成長していく様が繊細に描かれていて、ただのヤンキー漫画ではないので、この舞台でもそういうところを表現できればいいなと思っています。稽古はまだ始まったばかりですけど、すごく楽しいです。今回はじめましての方がほとんどなのですが、「ROOKIES」という作品のおかげかすぐに仲良くなって、2日目にはもう打ち解けていて、今日のグラウンドでの野球練習でさらに距離が縮まりました。舞台で野球の試合をどう表現するのかというのを、演出の伊勢(直弘)さんが趣向を凝らして考えてくださったので、そこに僕たちの熱量やチームプレーで築き上げたものが組み合わさった時に素晴らしいドラマが出来上がると思っています。ぜひ劇場に来ていただいて、熱い思いと真っ直ぐな言葉たちに触れてほしいなと思っています。太田奈緒(八木塔子役)私が演じる八木塔子は、真っ直ぐで自分を持っている女の子です。皆さん、稽古初日から熱がとてもすごいです。女性キャストは私を入れてふたりだけなんですけど、入りやすい空気を作ってくれてありがたいなって思っています。塔子は途中から野球部のマネージャーになるという役なので、私も稽古を通して、皆さんの輪の中にどんどん入っていきたいなと思っています。今日、このベンチからグラウンドを見ることができたのもよかったです。野球はお父さんが好きで、お父さんの試合を観に行ったりしていました。それと「パワプロ」(ゲームソフト「実況パワフルプロ野球」)が大好きなので野球のルールはバッチリです(笑)。「ROOKIES」のドラマが放送された頃は、部活を頑張っている自分と重ねて観ていました。今、大人になって舞台の脚本を読ませてもらったら、「青春ってこんなんやったなぁ」とか「何かに一生懸命になることって最近忘れてたなぁ」とか、また違う感情がわいてきました。当時のことも思い出したりしましたし、元気になれる作品です。私は京都出身なので、東京だけじゃなくて、大阪と滋賀でも公演があるのもすごくうれしいです。絶対活力になる舞台なので、ぜひ観に来てください。【公演概要】原作:「ROOKIES」森田まさのり(集英社文庫刊)著作権:©森田まさのり・スタジオヒットマン/集英社脚本・演出:伊勢直弘キャスト:(二子玉川学園高校)川藤幸一役 根本正勝安仁屋恵壹役 宇野結也若菜智哉役 縣豪紀御子柴徹役 小西成弥新庄慶役 友常勇気関川秀太役 砂川脩弥平塚平役 うえきやサトシ桧山清起役 宮澤佑湯舟哲郎役 須賀京介今岡忍役佐川大樹岡田優也役 桜庭大翔八木塔子役 太田奈緒藤田カオル役 渡部優衣掛布光秀役 西洋亮池辺駿作役 酒井敏也村山義男役 風見しんご(用賀第一高校)武井志門本川翔太舟津大地武田知大村越亮太守上慶人榎本純東元堵<東京公演>日程:11月18日(木)〜11月23日(火・祝)会場:シアター1010料金:全席指定(税込)S 席 11,000 円/ A 席 8,800 円 (会館友の会 S 席 9,900 円/A 席 7,920 円)東京公演主催 舞台「ROOKIES」製作委員会/足立区シアター1010 指定管理者お問い合わせ:キョードー東京0570-550-799(平日11:00〜18:00 土休日10:00〜18:00)<大阪公演>日程:11月26日(金)〜11月28日(日)会場:サンケイホールブリーゼ料金:全席指定(税込)S 席 11,000 円/ A 席 8,800 円/B 席 7,700 円大阪公演主催 舞台「ROOKIES」製作委員会お問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(月〜土 11:00〜16:00)<滋賀公演>日程:11月30日(火)会場:栗東芸術文化会館さきら大ホール料金:全席指定(税込)S 席 9,900 円/ A 席 8,800 円(会館友の会 S 席 8,910 円/A 席 7,920 円)滋賀公演主催舞台「ROOKIES」製作委員会/栗東芸術文化会館さきらお問い合わせ:栗東芸術文化会館さきら077-551-1414キョードーインフォメーション0570-200-888(月〜土 11:00〜16:00)チケット好評発売中!【公式HP】 【公式Twitter】@rookiesthestage 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月05日ラグビー日本代表の次戦のターゲットは明確だ。『ラグビーワールドカップ2019』での金星に続く、敵地・ダブリンでのアイルランド撃破である。10月23日、2年ぶりのとなる国内でのテストマッチではオーストラリア代表ワラビーズに23-32で敗れた。3年ぶりに先発したSO松田力也の卓越したゲームコントロールを披露し、初キャップのベン・ガンターがブレイクダウンで強さを発揮、ラファエレ ティモシー&中村亮土のCTBコンビは何度もチャンスメイクした。日本代表は全員が運動量豊富に動き続けて、豪州代表を追い詰めたのだ。だが、善戦したものの勝利には及ばなかった。14個ものペナルティが響き、悔しい敗戦となったのだ。試合後、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが「いくつかのエリアで改善点があった。そのひとつは規律で、14回もペナルティをおかせば、南アフリカに勝利していたチームに勝てない。ミスをしたタイミングも影響した」と敗因に挙げれば、PR稲垣啓太も「勝つために準備してきて、負けたのでいいゲームではない。反則が多かった。このクラス相手に14個も反則をしていれば、こりゃあ勝てない。最低でもひと桁に抑えないと難しい」と同意した。日本はアイルランドにも悔しい敗戦を喫している。両軍は7月3日、ダブリンで対峙。SO田村優のキレキレのパフォーマンスもあり、CTBラファエレが、WTBシオサイア・フィフィタ&セミシ・マシレワが躍動。しかし、この試合もアイルランドのパワーと圧力に耐えられず、31-39で惜しいゲームを落としたのだった。必勝を期すジョセフHCは次のメンバーを選出した。■日本代表試合登録メンバー1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、2坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、3具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、4ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、5ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、6ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、7ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)、9流大(東京サントリーサンゴリアス)、10田村優(横浜キヤノンイーグルス)、11シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、12中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、13ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)、14ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、15松島幸太朗(クレルモン・オーヴェルニュ/フランス)、16庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)、17クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、18ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、19德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)、20テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、21齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、22松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、 23山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)11月4日、試合メンバーを決めた指揮官はアイルランド戦へ向けて、次のように抱負を語った。「アイルランドは FWでのプレッシャーをかけてくるだろう。特にセットプレーでスクラム、ラインアウトでプレッシャーをかけてくるはずだ。そこの優劣が勝敗のキーとなるので、チャレンジしていかなければならない。FWのパックが前線でプレッシャーをかけて対応していけば、BKはチャンスを生かしてトライを奪うことができると思っている」ジョセフHCは反則をおかさないことと守りに入ることとはイコールではないと説いた。「あれだけ多くのペナルティをおかすとワラビーズであれ、アイルランドであれ、勝つことは難しくなる。ペナルティの多さについてはチームとして話し合った。どう精度を上げ、判断を素早くし、チャレンジしてボールに絡んでいくいのか。自分たちの遂行力を修正することに相当時間をかけて準備してきたので、今週どういう試合になるのか非常に楽しみ。ただペナルティをおかしたくないからといって守りに入ってはいけないとも伝えた。チームとして精度が低くなった時に、どう修正していくのかが大事だと話した」欧州ツアーから代表へ合流した松島への期待も口にした。「彼のプレーを見ているが、本当に素晴らしい。ただ合流して4日、彼にすべてを期待しない。松島にはアタックでチャンスを生かし、Xファクターになることを期待している。彼は本当に柔軟性がある。WTB、FB、2015年にはCTBもやっている。土曜日は彼にとって本当に大きなチャレンジ。2019年からまだ3回しか試合をしていないが、いろんなポジションを試していきたい」アイルランド対策としてCTBが本職のライリーをWTBで起用する。「アイルランドとの試合はキックが多くなることが予想される。ディランはハイボールに対するスキルがある。さらにキックもランも安定感がある。経験値が高く、長い期間コンビを組んでいるラファエレと中村のコンビネーションは崩したくなかったという側面もある。(セミシ・)マシレワのケガもあり、ディランにチャンスが訪れた」司令塔には田村を先発、松田をベンチと豪州戦と入れ替えた意図をこのように説明した。「力也に関してワラビーズ戦はビッグゲームだった。久しぶりの先発だったが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。前回、優はケガをしていて先発していない。互いにプレッシャーをかけ合うことが重要。今回は優がスタートからパフォーマンスをしっかり見せて、力也が後半出てきてチームにいい影響を与えてほしい」ジョセフHCはWTBにもポジション争いを求めた。「(ロマノ)レメキ(ラヴァ)、マシレワ、フィフィタとワラビーズ戦に出た3人は素晴らしい活躍をした。レメキもいいプレーをしたが規律の部分を考えた場合、イエロ―カードとなり非常に難しい試合にしてしまった。高橋汰地もケガから復帰し別メニューだったところからがんばってポジションを取っていかないといけない」豪州戦に続き、リーチ マイケル前主将がメンバー外になった理由を問われると、こう返答した。「彼は今日もフルトレーニングに参加しているが、負傷明けということで、今回のセレクションには入っていない」ジョセフHCは接点でのパワーゲームで対抗するのではなく、日本は独自の道を進む重要性を語った。「自分たちのDNAはないし、今後もないかもしれない。ティアⅠがティアⅡに対してFWでプレッシャーをかけることが多い。自分たちは違うプレーをすることが重要だ。大きなテストマッチで勝っていくことが大事。世界中の人たちが日本ラグビーのブランドを楽しんでいる。このブランドをさらに成長させていくことが大事だ」一方、アンディ・ファレルHCは以下のメンバーで連勝を狙う。■アイルランド代表試合登録メンバー1アンドリュー・ポーター(レンスター)、2ローナン・ケレハー(レンスター)、3タイグ・ファーロング(レンスター)、4タイグ・バーン(マンスター)、5ジェームズ・ライアン(レンスター)、6ケラン・ドリス(レンスター)、7ジョシュ・ヴァンダーフリヤー(レンスター)、8ジャック・コーナン(レンスター)、9ジェイミソン・ギブソンパーク(レンスター)、10ジョニー・セクストン(レンスター)、11ジェームズ・ロウ(レンスター)、12バンディー・アキ(コナート)、13ギャリー・リングローズ(レンスター)、14アンドリュー・コンウェイ(マンスター)、15ヒューゴ・キーナン(レンスター)、16ダン・シーハン(レンスター)、17キアン・ヒーリー(レンスター)、18フィンリー・ビーラム(コナート)、19イアン・ヘンダーソン(アルスター)、20ピーター・オマーニー(マンスター)、21コナー・マレー(マンスター)、22ジョーイ・カーベリー(マンスター)、23キース・アールズ(マンスター)アイルランドのスタメンには7月の試合では不在だったPRポーターやLOバーン、NO8コーナン、CTBアキらが名を連ねた。そしてアイルランド代表の主将であり司令塔であり象徴であるセクストンは今試合が記念すべき100キャップとなる。ジョセフHCは「彼は多くの成功を収め、多くの経験をしている選手。彼と対戦できることは自分たちにとってもいい機会。100キャップはアイルランドの選手たちにとってはもちろん、我々にとって素晴らしい機会。この試合に対してエモーショナルな部分を持っているかもしれないが、今週我々がやるべきことは変わらない」とメモリアルゲームを歓迎した。果たして、日本がダブリンの地で静岡ショックを再現するのか、アイルランドが7月に続き本拠地で2連勝を飾るのか。『リポビタンD TOUR2021』アイルランド代表×日本代表は11月6日(土)・アビバスタジアム(アイルランドダブリン)にてキックオフ。試合の模様はWOWOWにて生中継、日本テレビ(関東ローカル)にて録画放送。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月05日サッカー日本代表が絶体絶命のピンチを乗り越え、真価の問われるアウェイ2連戦に挑もうとしている。W杯カタール大会の出場権を懸けたアジア最終予選が9月からスタート。ホーム開催の初戦でオマーンにまさかの黒星を喫した日本代表は、今月、アウェイで行われたサウジアラビアとの第3戦でも敗戦。3試合で1勝2敗という苦境に立たされ、カタール行きに黄信号が灯った。そして3連勝中のオーストラリアをホームに迎えた第4戦。負けたら勝ち点差が9に開き、出場権獲得の2位以内が絶望的になる大一番で、試合終盤に決勝点をもぎ取って勝利。ギリギリのところで望みをつないだ。このオーストラリア戦で日本代表が手にしたものは、勝ち点3だけではない。灼熱のサウジアラビアで消耗戦の末に喫した痛恨の黒星からわずか4日後の大きな勝利。心が折れそうな敗戦から短期間でメンタル、フィジカル、戦術面での立て直しに成功し、「絶対にカタールへ行くんだ」「連続出場の歴史を途絶えさせてはいけない」という選手と森保一監督の強い意志が、日本代表に自信と覚悟を取り戻させた。オーストラリア戦で殊勲の活躍を見せた浅野拓磨を取り囲んだ歓喜の輪、勝利後に森保監督と選手・スタッフが大きな円陣を組んで今後への誓いを共有した場面は、チームの強固な団結力を象徴するシーンだった。確実に風向きは変わった。だが、4試合終了時点でオマーンに総得点で抜かれてグループ4位に転落した事実は見逃せない。11月にはベトナム、そしてオマーンとのアウェイ2連戦が待ち受ける。ヨーロッパでプレーする選手が多い日本代表にとってベトナム、オマーンと続く移動は負担が大きく、全体での練習時間も限られる見込み。これまで苦戦した条件がそろうのは気がかりだが、求められるのは困難を乗り越えての連勝のみ。本当の勝負はここからだ。オーストラリア戦では東京五輪世代の田中碧が新たなヒーローとなった。10月シリーズを負傷欠場した久保建英、堂安律の回復も期待されている。そして森保監督がどんな戦術、選手起用を選択するかにも注目だ。真価の問われる11月シリーズ。覚悟を固めた森保ジャパンの戦いは、一見の価値アリである。真価が問われるアウェイ2連戦!日本代表のキーマンをピックアップ。田中 碧 選手彼の立ち位置とワンタッチパスが攻撃陣を動かす。東京五輪でも活躍した新星に要注目。古橋亨梧 選手ワールドクラスの快足を武器にセルティックでゴールを量産中。日本代表でも爆発なるか。冨安健洋選手今夏、英国の名門アーセナルに移籍して即主力に。日本の未来を担う若き守備の大黒柱。遠藤航選手対人プレーで圧倒的な強さを誇るボランチ。抜群の危機察知能力でチームを救う。吉田麻也選手強じんなメンタルでチームを統率するキャプテン。想いが込められた試合後のコメントも必見。アジア最終予選グループBグループA、B上位2か国が出場権獲得。3位同士によるプレーオフ勝者が大陸間プレーオフへ。2022W杯カタール大会 アジア最終予選第5戦11/11 vsベトナム第6戦11/16 vsオマーン共にアウェイ開催。スポーツ動画配信サービス「DAZN」でアジア最終予選全試合を配信。アウェイ戦は独占配信。※『anan』2021年11月3日号より。写真提供・JFA文・青山知雄(by anan編集部)
2021年11月02日各年代別代表を経て、東京オリンピックではPK戦で神セーブを見せるなど大活躍したJ1リーグ・湘南ベルマーレの谷 晃生選手。ついには日本代表にも選出された新星GKの、ステップアップし続ける秘密に迫ります。20歳にして日本代表のGK!夢へと続く階段の上り方。2021年の特別な夏を「人生で一番悔しい思いをした」と振り返る。最も輝くメダルを取りにいった東京オリンピック。結果は、無念の4位。「今まで続けてきたサッカーのすべてを賭けられる大会だっただけに、悔恨の念はずっと残っています」2年前は、度重なる左肩脱臼で「こんなにサッカーから離れていたのは初めて」というほどの長期離脱を余儀なくされた。近年に続けて起きた、記憶に残る“一番”と“初めて”のワーストな出来事。それでも、いや、だからこそ前を向く。「いま目指すのはW杯を戦う日本代表。オリンピックの悔しさはそこで出していくべきだと思っています。また、怪我のリハビリ中に同世代がJリーグや代表戦で結果を出しているのを見て、自分も負けてられない、もっと成長したいと思い(ガンバ大阪からの)移籍も決めました」不屈の精神を支えているのは、ひとつに持ち前の負けず嫌い。そして、10代からずっと年代別の日本代表に選ばれ、普通の20歳では到底できない経験から生まれた考え方によるものが、大きいのかもしれない。「何事もまずは一人で考えて解決すること、ですね。僕のようなタイプは同世代では珍しいのかも。周りを見ると、全員がそうではないですが、すぐ周囲に聞く人がけっこういる気がします。でもできることは自分ですべきだし、自力でクリアしようとしているから、周りもサポートしようと思ってくれる。だから、簡単に人に頼らないようにしています」それは先述した怪我の時にも。「サッカーや自分ととことん向き合いました。そもそもこの時は、一度脱臼してからやっと復帰できた矢先に、再び同じ箇所を外してしまったんですね。倍の期間リハビリをすることになり、時間がすごくもったいないと思って。そこで得た気づきは、修正力の大切さ。ミスは誰にでもある。でも、繰り返してはいけない。そのためにはどうすれば良くなるのかを考えるべきだと。ミスに焦点を当てるとただ落ち込むだけなので、ポジティブに持っていくというのが自分の出した結論です。修正力は私生活でも意識していますね」だから、一連の経験をこう捉える。「見方によっては挫折といえるかもしれませんが、自分には必要なことだったと、今になって思います」でも、同じミスを繰り返さずとも、思うように結果が出ない場合も…。「その時は、やり方が間違っていると思いますね。自力で精一杯やってみて限界を感じたら、経験の多い先輩や指導者の方に相談します」前向きに加え、客観的でもある。「自分を俯瞰することは自然とできていたように思いますが、ユース時代のコーチによく、“感情をコントロールしろ”と言われてもいました。当時は試合で苛立つことが多かったんです。でも、心がけるようになってからはいいパフォーマンスができる一番の近道だと思っています」とはいえ、勝負の世界で感情をコントロールするのは至難の業だ。「例えばカッとなったら、手を叩くなり深呼吸をするなり、何でもいいので、落ち着くきっかけを作ってみる。やっていくうちに何をせずとも平常心を保てるようになります。ただ、もしかしたら上の世代の方には、今の若者はギラついてない、ガッツがないと思われているかもしれませんね。熱い思いは内に秘めている世代なのかも。その部分はもっと出してもいいのかな。でも、無理せず自然体でいいとも思っています」最後に、夢を叶える方法を聞くと、今まで考えた末に辿り着いた彼の答えは、実にわかりやすいものだった。「大きな目標とそれにつながる小さな目標を立てるのも大事ですが、一番は“楽しむ”。そして“よく考える”。これが不可欠だと思います」Kosei Taniサッカー/J1リーグ・湘南ベルマーレ2000年11月22日生まれ、大阪府出身。ポジションはGK。’18年、ガンバ大阪入団。’20年、湘南ベルマーレへ期限付き移籍。好きな人のタイプは「よく食べてよく笑う、一緒に食事を楽しめる人」。ニット¥39,600(キャバン/キャバン 代官山店 TEL:03・5489・5101)パンツ¥24,200(トゥモローランド TEL:0120・983・522)シューズ¥71,500(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688)※『anan』2021年11月3日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・藤長祥平取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2021年10月29日もう善戦はいらない。ホームで戦う以上目指すのは勝利である。ラグビー日本代表がオーストラリア代表に本気で勝ちにいく。『ラグビーワードカップ(RWC)2019』でベスト8に入った日本代表と『RWC』優勝2回・準優勝2回の豪州代表には歴然とした実績の差がある。世界ランキング3位のワラビーズに対して、日本は10位。直接対決の成績を振り返ってみても5戦5敗。2000年以降の対決も『RWC2007』では3-91の大敗……、2017年11月のホームゲームでも30-63の完敗を喫した。しかも、今回が秋のツアー初戦となる日本と異なり、ワラビーズは試合を重ねてきた。7月、若いメンバー中心のフランス代表には辛くも2勝1敗と勝ち越し、8・9月の『プレディスローカップ』『ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)』ではニュージーランドに3連敗と世界ランキングは7位まで後退した。ここでデイヴ・レニーHCはある決断を下す。『RWC』王者・南アフリカとの『TRC』第3戦に花園近鉄ライナーズ所属のクウェイド・クーパーを4年ぶりに代表復帰させると、先発SOに起用したのだ。ベテラン司令塔はさすがのゲームコントロールとボールさばき、そしてサヨナラPGで28-26の劇的逆転勝利を手繰り寄せたのだった。これで豪州代表は完全に覚醒した。続く『TRC』第4戦でも30-17で南アに連勝を飾ると、アルゼンチンにも連勝。『TRC』4連勝締めで2位となったのだ。WTBマリカ・コロインベテが爆発的なスピードで突破を見せれば、PRタニエラ・トゥポウとCTBサム・ケレヴィはパワフルにゲインラインを破っていく。さらにNECグリーンロケッツでプレーしたWTBアンドリュー・ケラウェイがトライを量産、『TRC』最多トライをマークした。そしてFLマイケル・フーパーは豊富な運動量でグラウンドを所狭しと動き回り、ピンチの芽を摘むジャッカルをズバリ。相変わらずの存在感を発揮している。今ワラビーズは絶好調。オーストラリア代表は自信満々で来日を果たした。3か月半のトレーニングとテストマッチでチームの完成度を高めているワラビーズに、日本代表は1か月弱の合宿で挑む。形勢は不利である。それでも選手たちは負ける気なんてさらさらない。新キャプテンに任命されたピーター・“ラピース”・ラブスカフニが「どのチームにもそれぞれのスタイル、強みがある。スプリングボクスのプレー、オールブラックスのプレー、ワラビーズのプレー。すべてのチームに特徴やスタイルがある。自分たちは自分たちの戦い方にプライドを持って戦うことが大事。それがきちんと出せれば、結果として出ると思う」と言えば、ジェイミー・ジョセフHCも「このツアーの最初のセレクション。宮崎合宿から数週間経った。オーストラリアは南アフリカ、アルゼンチンを倒してきた。選手たちはエキサイティングな気持ちだ。私たちにとってとてもチャレンジングな戦いになる」と対戦が待ち切れない様子を見せた。さらにPR稲垣啓太は「テストマッチは勝たないと意味がないと思っている。特に自国でテストマッチを行うことがどれだけかの意味があるか僕は理解しているつもりなので、勝つ姿をお見せしたい。結果が出なかったら罵ってもらった方が楽。日本代表に対して『こんな試合しやがって!』というレベルへいっていいと思う。僕らはそんなことを言わせないように結果を残すつもりで準備していくし、選手は100%結果にフォーカスすべき」とまで言い切った。ジョセフHCは豪州から勝利を奪うためにこのメンバーを送り出す。■日本代表試合登録メンバー1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、2坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、3具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、4ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、5ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、6ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、7ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)、9流大(東京サントリーサンゴリアス)、10松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、11シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、12中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、13ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)、14レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)、15セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)、16庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)、17クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、18ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、19リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、20テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、21齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、22田村優(横浜キヤノンイーグルス)、23ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ワラビーズの印象を問われると、指揮官はこのように答えた。「毎試合毎試合力を付けている。クオリティの高いコーチ陣・選手たちが揃い、レニーHCが就任後しっかり力を付けている。だが、我々は我々の準備にフォーカスして戦いに臨みたい。オールブラックスとの3試合は難しいゲームになったが、最初のスプリングボクス戦でタイトな接戦で倒し、勢いを得たのではないか。『RWC』王者を倒したチームと戦えるのは我々も楽しみ」SH流&SO松田の先発起用について質問されると、こう返答した。「田村はチームにとって重要な選手だが、いくつか小さいケガもあり、松田に先発してもらう。松田はしっかりいい準備ができている。彼にとってとてもいい機会になるだろう。流は『RWC』でもスターディングメンバー。前回のツアーはいなかったが、彼はクオリティが高くリーダーシップもある。彼が戻ってきて、私もうれしい。流には自分の仕事をしっかりしてほしい。彼の存在がチームに好影響を与えるだろう。9番には特別な役割がある。ティアⅠに勝つには役割をしっかり遂行すること。ボールを動かし、周りの動かすことが大事になる」初キャップのガンターが先発し、前主将リーチが控えに回ったFW第3列の人選については、次のようにコメントした。「スピードのある試合をしなくてはいけない。スキルのある選手を選んだ。ラピースはハムストリングスの軽いけがをしたが、今は100%コンディションが戻ってきた。キャプテンとしてしっかり役割を果たしてくれるだろう。より良い準備ができている選手がガンター。リーチはこれまでの経験を生かして後半にインパクトを与えるというセレクションになった。最初から出る選手と後半から出る選手の役割は違う。チームにとって最良だと思い、このメンバーになった。リーチとか田村とかという経験ある選手が試合途中から出てきて、チームにインパクトを与えてくれることだろう」FBには山中亮平に代わってマシレワをチョイス。ジョセフHCはその理由をこう述べた。「山中は残念な気持ちだろう。彼はこれまでこのチームでたくさんプレーしてきたが、チームのバランスを考えた。マシレワがこの合宿でいいパフォーマンスを見せていた。マシレワはハイボールのキャッチもうまいし、どこからでもアタックできる。欧州遠征には松島(幸太朗)も合流する。そういうバランスを考慮し、このメンバーになった」ジョセフHCは若いWTBフィフィタにも期待を寄せた。「彼も素晴らしいポテンシャル、可能性を持っている選手。(ブリティシュ&アイリッシュ・)ライオンズ戦でもアイルランド戦でもエナジーがあり、スピードがあった。テストマッチを経験させればさせるほど、シオサイアはいい選手になっていくと思う」指揮官はラブスカフニのキャプテンシーにも信頼を寄せた。「リーチとはまた違うリーダーだと思う。まだ彼なりのリーダー像を模索している段階だと思う。ラピースはパフォーマンスでリードしていくタイプ。中村とともにふたりの素晴らしいリーダー陣として今後活躍してくれることだろう」一方のワラビーズはレニーHCが以下のメンバーで必勝を期す。■オーストラリア代表試合登録メンバー1ジェームズ・スリッパー、2フォラウ・ファインガア、3タニエラ・トゥポウ、4アイザック・ロッダ、5マット・フィリップ、6ロブ・レオタ、7マイケル・フーパー、8ロブ・ヴァレティニ、9ニック・ホワイト、10クウェイド・クーパー、11アンドリュー・ケラウェイ、12ハンター・パイサミ、13レン・イキタウ、14トム・ライト、15リース・ホッジ、16コナル・マキナニー、18アラン・アラアラトア、19ダーシー・スワイン、20ピート・サミュ、21テイト・マクダーモット、22ジェームズ・オコナー、23ジョーダン・ペタイア果たして日本が歴史的初勝利をマークするのか、豪州の余裕を奪えずまたもや返り討ちに遭うのか。『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表は10月23日(土)・昭和電工ドーム大分でキックオフ。チケットは残りわずか。試合の模様は日テレ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表チケット情報
2021年10月22日村上春樹の短編小説を、西島秀俊主演で映画化した現在公開中の『ドライブ・マイ・カー』が、「第94回米国アカデミー賞」国際長編映画賞部門の日本代表に決定した。短編小説集「女のいない男たち」に所収の同名作品を、『寝ても覚めても』『偶然と想像』を手掛けた濱口竜介監督が映像化した本作。「第74回カンヌ国際映画祭」では、日本映画史上初となる脚本賞ほか全4冠を獲得したことが話題に。その後も、トロント、サン・セバスチャン、ニューヨーク、ロンドン、釜山などの国際映画祭への出品が相次ぎ、ポン・ジュノ監督、アルノー・デプレシャン監督ら名匠たちからも絶賛され、現在、47もの国と地域で配給が決定と、世界中から大きな注目を集めている。そして今回、「米国アカデミー賞」へ。今後、各国の代表作品から候補作が絞られ、2022年3月に受賞作品が決定する予定だ。日本では、8月の公開から約2か月、各地でロングラン上映が続く盛況ぶりとなっている本作。10月15日(金)からはTOHOシネマズ 日比谷から、TOHOシネマズ シャンテに劇場を変え、ロングラン上映が決定している。『ドライブ・マイ・カー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年10月11日秋の代表シリーズへ向けて、そして『ラグビーワールドカップ2023』を見据えて、宮崎で汗を流しているラグビー日本代表。10月1日よりジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチらコーチ陣も合流。翌2日にはメディアオンライン会見に対応した。指揮官はこの合宿にきっちり身体を仕上げてきた選手たちに満足していた。「選手たちはオフシーズンの間にフィットネスだったり、個々に渡していたトレーニングプログラムをしっかりと行ってくれた。選手個々が責任感を持ってやってくれた。ただ、ここから、どんどん加速していかないといけない」ジョセフHCはキャプテン変更についても言及した。「リーダーシップに変化があったことを伝えたい。キャプテンは(ピーター・)ラピース(・ラブスカフニ)。バイスキャプテン(副将)は(中村)亮土。リーチはリーダーとしても素晴らしい。だが一度ここで彼にラグビーにフォーカスしてもらいたいと考えた。彼は2019年の『W杯』でもベストとも言えるプレーをした、だが彼も若くはない。ラピースは『W杯』でゲームキャプテンを務めている。亮土も安定感があり、サントリーでキャプテンを務め将来の日本代表の主将でやっていける選手だと思っている。ラピースは生まれながらにしてリーダーシップを持っているし、姿勢も素晴らしく、安定感もあり、英語も話せる。日本語はあまり話せないが、日本のラグビー、文化をきちんと理解している。中村選手は主将をサポートし、自身もリーダーとして成長してきているので、ふたりに任せようと思った」主将・ラブスカフニ&副将・中村の体制で2023年を目指すのか問われると、HCは否定した。「このツアーだけ。また再評価して考えていきたい。リーチが主将を長くやってきたが慣れが出てきた。ここで違う声、変化を加えることは必要だと思っている」新主将に任命されたラブスカフニは次のように喜びのコメントを寄せた。「本当に名誉で光栄な気持ち。このチームは特別なチーム。 私とここにいる仲間たちの心の中は、桜のジャージーを着て自分たちのベストを出し、日本を代表することに向け、熱い気持ちでいっぱいです。私たちの行動から、チームのビジョンや価値をみなさんにお見せできればと思う。また家族や友人、最終的には日本のみなさんに誇りに思っていただけるようにがんばりたい。私たちはこれからの試合、挑戦に向けてとても興奮しているし、楽しみな気持ちでいっぱいです」ジョセフHCは春の代表シリーズの2試合ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦、アイルランド戦の数字に満足していた。「合宿に来てまず選手たちに伝えたのは、スタッツの部分。2試合の平均したボールポゼッション、テリトリー、ゲインライン、ラグビーの勝敗に必要なスタッツをティアⅠチームと比較して説明した。結果はさほど変わらなかった。自分たちの方が高い部分もあったし、劣っていた面もあった。ここから自分たちがティアⅠに近付くためにやらなければいけない部分がある。そこで新しいチームのスタンダードを作っていかなければならない。2019年の『W杯』でもフィットネスやスピードは高いレベルでできた。特にボールインタイムについてはティア1より長い時間をマークしていた。ボールをしっかり動かすことができれば、我々の方がフィットネスがあるので試合に勝つことができる。『W杯』の時は36~38分のボールインタイムだが、他チームは32分くらいだった。現在ではティアⅠも38分くらいになってきているので、自分たちももっと伸ばしていかないといけない」今回の宮崎合宿のテーマついてはこう語った。「(7月の)アイルランド戦はバランスを欠いた部分があった。『W杯』では私たちが素晴らしいスキル、スピードでプレーしたが、今回はアイルランドがブレイクダウンで優位だった。自分たちはプレーしすぎてペナルティをし、相手にキックでタッチに出されて自陣に入られしまった。自陣22mに入れないようにしていきたい。ペナルティを犯さない、規律を守るということを改善していかないといけない」新戦力のリアキ・モリ、ディラン・ライリー、ジョネ・ナイカブラの評価を求められると、このようにコメントした。「3人とも素晴らしいラグビー選手。リアキはサンウルブズの経験があり、ブルーズでも活躍していた。彼はまずケガをしないで、ハングリーにいくことが重要。現在はとてもいいコンディションでしっかりプレーしてくれている。ディランは物静かだが、パナソニックの試合を見ると自信を持ってプレーをしている。ラファエレのケガで彼や中野(将伍)や(シェーン・)ゲイツにもチャンスが来るだろう。ここで力を発揮してほしい。ジョネは東芝でのパフォーマンスが素晴らしかった。まずジャパンのシステムをしっかり理解することが前提。どの選手にも言えることだが、疲れた状態、ハードな状況でどれだけ自分のやるべきことを理解してやっていくのか、そこを見ていきたい」また指揮官は19歳のワーナー・ディアンズへの期待も口にした。「本当に彼は今見てみたい選手であったし、1日目から目を見張るパフォーマンスだった。フィットネステストの結果もよく、200cm、123kgという身体もあり、日本語も堪能。完璧な選手だ。フィジカルももっと成長すると思う。まだ若く経験はないので、2023年についてはまだわからない。今回ヴィンピーがケガをしたように何が起こるかわからないが、彼の将来を楽しみにしているし、興奮している」同日には選手を代表して稲垣啓太もメディア対応を行った。指揮官と同様に稲垣もチームメイトたちの仕上がりに手応えを感じていた。「チームのスタンダードが高くなったことを今日1日の練習で実感した。その理由は初日にしてはゲームに対して理解度は高かったし、初めて参加した選手も含めて『相当準備してきたな』という感覚があった。出だしとしては、いいスタートが切れたのではないかなと思う。より質の高い練習が1日目からできたという印象がある」豊富な運動量を誇るプロップ(PR)は日本代表のスタンダードを高めるために、独自のスタイルを構築する重要性を説いた。「周りが我々のラグビーを見てどう思うかがキーになるんじゃないですかね。『ティアⅠのスタンダードとは?』と言われて漠然としたイメージがある。漠然としていていいが、我々のラグビーを見て『これくらいのスタンダードにいかないと日本代表になれないんだ』『日本代表を見習いたい』というような一種の憧れを持ってもらえるような、独自のスタンダードを作っていきたい。日本代表のラグビーは世界的に見ても面白いと思う。日本代表の得点能力は世界的に見ても高い方だと思う。データ上もボールタッチ、パスの回数は世界で一番多い。それはボールが動くということ。そこで『日本代表をマネしたい』と思ってもらったら、ファンにとっても我々にとっても素晴らしいこと。他の国が日本代表を参考にしたら日本代表のスタンダードが上がったということ」一家言持つスクラムの課題について質問されると、稲垣はこのように答えた。「マイボールスクラムでは100%ボールを獲得できている。相手ボールに対しておそらく3つ4つペナルティを重ね、多い時アイルランド戦では5個くらいあったのでは。課題としては相手ボールのスクラムにどう対処していくか。2019年から『相手ボールにプレッシャーをかけてペナルティを奪いたい』と一貫して言い続けている。相手にプレッシャーをかけようとして我々がペナルティを取られたことが欧州遠征では多かった。これからどうしていくべきか。模索している途中」ペナルティを犯さないためにディティールにこだわる。「スクラムで一番大事な部分は大きく分けてふたつあると思うんですよ。組む前の準備と組んでからの方向性。今、最初にやらないといけないのは組む前の準備。相手とバインドした時に相手に体重をあずけられてしまって我々のアドバンテージが失い、ペナルティを60~70%の確率で取られた。いわゆる準備が足りない。いろんな要素があるが、バインドするときロック(LO)フランカー(FL)のヒザを上げるタイミングが遅かったりして重心を下げられてしまう。そういう細かいところを口酸っぱく言っているところ。距離が遠くなったら、バックファイブの足の位置をちょっと詰めさせる。要するにヒットした瞬間、ヒザが伸び切らないということです。そのため、バックファイブの足の位置をふだんより一歩詰めておくということが大事」細部を詰めて目指すのは世界一のスクラムである。「我々にとって世界一のスクラムとは何なのか。我々のアタックしたい形に100%フィットした、100%コミットしたスクラムが世界一だと思う。スクラムからアタックのバリエーションが増える、ペナルティが奪えるという日本独自のスタンダードを作り上げる必要がある。そういった時初めて世界一と言える。相手ボールにどう対処してプレッシャーをかけてペナルティを奪えるかによって、世界一に近付くかどうかが変わってくる。(道のりは)半分くらいですかね、半分くらいよりはもう少しいっていると思うけど」秋のシリーズの初戦・オーストラリアは『W杯』王者・南アフリカに連勝するなど復調しているが、稲垣は「勝ちないと意味がない」とキッパリ。「テストマッチは勝たないと意味がないと思っているので。特に自国でテストマッチを行うことがどれだけかの意味があるか僕は理解しているつもりなので、勝つ姿をお見せしたいと思っている。そのために今宮崎でその準備をしているし、準備したことがフィールドで100%発揮できれば結果を残せることも今まで証明してきた」また稲垣は結果が伴わなければ罵ってもらって構わないと続けた。「選手としては結果を残すことにフォーカスしなければならない。2019年になぜあれだけ多くの方が応援してくれたのかというと、勝ち続けたから。勝たなければ、やっぱり何も評価してもらえない。勝つことでみんなから認められる。だからこそ勝つために準備して、準備して、準備して、そして結果が出なかったら罵ってもらった方が楽。日本代表に対して『こんな試合しやがって!』というレベルへいっていいと思う。僕らはそんなことを言わせないように結果を残すつもりで準備していくし、選手は100%結果にフォーカスすべきだと思う」稲垣は選手だけではなく、ファンにもステップアップを求めているのだ。「我々もステップアップしないといけないし、ファンのみなさんもステップアップすべき時が来ていると思う。ファンのみなさんも目が肥えてきた。結果が出ていない時に「勝てなかったけど、いい試合だったね」で終わらせてはいけない。選手は誰も喜んでいない。選手は勝たないといけないと思っているし、そういう時はファンも厳しい声を出すべきだと思う。だから選手とファンと一緒に日本代表を強くしていければ、最高だと思う」日本代表は10月23日(土)・昭和電工ドーム大分にて『リポビタンDチャレンジカップ 2021』オーストラリア戦、11月6日(土)・ダブリンでのアイルランド代表戦、13日(土)・リスボンでのポルトガル代表戦、20日(土)・エディンバラでのスコットランド代表戦に臨む。日本×豪州のチケットは10月9日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表チケット情報
2021年10月04日秋の代表シーズンへ、ラグビー日本代表が宮崎合宿をスタートさせた。日本代表候補メンバー39名とともにナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS=将来日本代表に選出される可能性の高いポテンシャルを持った人材)5名が汗を流し、まずは10月15日(金)に発表される日本代表メンバーに向けて、サバイバルを展開する。10月16日(土)~27日(水)には別府合宿を実施し、23日(土)・昭和電工ドーム大分にて『リポビタンDチャレンジカップ 2021』オーストラリア戦を開催。ワラビーズ戦後は『ラグビー日本代表 リポビタンD TOUR2021』へ出発。11月6日(土)・ダブリンでのアイルランド代表戦、13日(土)・リスボンでのポルトガル代表戦、20日(土)・エディンバラでのスコットランド代表戦と欧州3連戦を行う。宮崎合宿に参加したメンバーは次の通り。■日本代表候補メンバー39名【RP】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)、具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、中島イシレリ(コベルコ神戸スティーラーズ)、クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス)【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)、堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)【LO】ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪ドコモレッドハリケーンズ大阪)、ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、リアキ・モリ(横浜キヤノンイーグルス)【FL】小澤直輝(東京サントリーサンゴリアス)、ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)、長谷川崚太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)【No.8】テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、アマナキ・レレイ・マフィ(横浜キヤノンイーグルス)、姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)【SH】荒井康植(横浜キヤノンイーグルス)、齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)、流大(東京サントリーサンゴリアス)【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)、松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)、ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)、シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)【WTB/FB】セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)【CTB】シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)、ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【FB】山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)■NDS5名【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)【HO】武井日向(リコーブラックラムズ東京)【LO/FL】ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)【FL/No.8】福井翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)9月29日・30日にはオンラインメディアインタビューが実施された。『ラグビーワールドカップ2019』以来となる代表復帰を果たした中島イシレリ、徳永、流、今回代表資格を得たリアキ・モリ、ジョネ・ナイカブラ、ディラン・ライリー、若いNDSの5名が取材対応を行った。春の代表シーズンを辞退した流はモチベーションも新たに参加、徳永とイシレリは負傷も癒えて代表に戻ってきた。流「『W杯』が終わった後と次の年はモチベーションを高くやっていたが、テストマッチがなくなり、自分の気持ちの持っていき方がわからなくなり、ジェイミー(・ジョセフHC)にも相談して、辞退という形になった。やはり代表は心も体も100%でなければ参加すべきではないと考えているので。敵地でライオンズに食い下がったり、アイルランドと接戦している姿を見るとまた代表に入りたいと考えるようになった。最終的に負けてしまったが『トップリーグ』も充実したシーズンを送れたので、チャンスが来たら代表へいきたいと思ったし、代表に来た以上2023年『W杯』が最大のターゲットになるし、そこがモチベーション」徳永「2019年にあごを折って、プレートを取って、また折れた。ケガをしていたのもあって、昨季『トップリーグ』では2試合しか出ていなかったので、今回呼んでもらったのは素直にうれしい。シンプルにラグビーを楽しみたい。このようなトップレベルに呼ばれることだけでも恵まれたことなので、その中でスキルを高めていきたい。相手がどこであろうと試合に出たい気持ちには変わりない。そのために日々の準備をするだけ。バックローは激しく体を入れないといけないポジションなのでその中で絶対前へ出たいし、スキルも使っていきたいし、自分が一番前へ動くという気持ちでやっていきたい」イシレリ「(5月のツアー不参加について)コンディションが足りなかった。右ヒザを手術したので、治さないといけなかった。まだ完璧ではない。(代表合宿について)楽しい。やっぱり目標があるから、トレーニングが楽しい。(目標は)今の一番の目標は今までで一番のコンディションを出したい。(W杯は)まだ考えていない。まず今のこと。コンディションのところを考えている。コンディションさえ良ければ何でもできる」モリ、ナイカブラ、ライリーは日本代表の一員として戦う喜びを口にした。モリ「日本に来てから日本代表としてプレーしたいと思っていたのは間違いない。だからここにいる。自分の役割を遂行する。自分のベストを尽くし、チームのためにアグレッシブさを出していくのをやらなければならない。ケガをしてもっともっとハングリーになった。サンウルブズで日本代表と試合をしてモチベーションが高くなった。もっと競争の高い環境の中で勝負したいという気持ちが沸き上がってきた。『W杯』はラグビーの頂点。そこを目指していきたい」ナイカブラ「日本代表に選ばれて本当にうれしかった。このキャンプでチェイスして、がんばっていきたい。この秋のツアーを非常に楽しみにしている。この数週間ハードワークして、毎日いい練習をして、コーチからいい報告を受けたい。(ポスト福岡堅樹と言われることについて)自分はまだそこまで速くないし、そこまでのレベルまでいっていない。毎日スピードとフィットネスをしっかりハードワークして、彼のような道へいけたらいいなと思う」ライリー「日本に来てからラグビーの楽しさ、日本のラグビーの良さをしっかり体感してきた。(W杯について)どのラグビー選手もみんなが『W杯』を夢見て、ゴールに設定している。今自分にできることはしっかり準備していて、日々全力でやること。まず自分のポジションを取ることを意識したいし、高いレベルでプレーすることを考えると自分の経験に生きてくると思う」202cmの19歳ワーナー・ディアンズ、東福岡高からパナソニック入りして4年目の22歳になったばかりの福井、春のシーズンは脳震とうの影響でチャンスを逃した中野らNDS勢は前向きなコメントを口にした。淺岡「代表合宿に呼ばれてうれしいし、先輩PRから色々学びたい。全試合ではないが『トップリーグ』で試合に出させてもらって、代表選手らとは繊細なスキルで違いを感じた。稲垣さんは相手の読みづらいパスのスキルがある。あとタックル成功率で差があると感じた。前のシーズンよりかは成長したと思うが、サントリーやパナソニックと当たった時、押されてしまったので、トヨタの3番としてスクラムの課題をもらった。体重を落とさなくても動けるようにしたいし、ゲームフィットネスを上げていきたい」武井「代表のスタートラインに立ててうれしく思う。自分の持ち味であるフィールドプレーをまだまだ伸ばしていかないといけないし、セットプレーも積み上げて、信頼を得ていきたい。この合宿では一日一日を大切に過ごしていきたい。NDSだからではなく、日本代表としてやるべきことをやっていくことが大切だと思っている。(アピールポイントは)フィールドプレーのジャッカルの部分とワークレートの部分。リコーとは違うスクラムだとは思うがそこにコミットし、わからないことをすぐ聞いて、合宿後半にはジャパンのスクラムを組められればと思っている」ディアンズ「東芝に入ってからまず自分の身体を世界で戦えるよう大きく強くなってきて、この合宿に参加して、自分の強さ、大きさは同じレベルだなと思った。ここで経験して次の合宿やツアーとかいけるようがんばりたい。(リーチの存在について)東芝に入ったのはリーチさんが大きかった。細かいスキルやラインアウトのジャンプの仕方をリーチさんから学んでいる。自分の一番大きな目標は世界で一番のLOになりたいと中学・高校で思った。世界一のLOになるためにきついトレーニングをやらないといけないと思った」福井「チャレンジしようと思ったのが第一。代表候補とは違う立場で呼ばれているので、自分がどれだけ通用するのかチャレンジしたい。ビッグネームと言うか、目指している選手たちが目の前にいるので、緊張感がある。ラグビーをやり始めてから日本代表になって『W杯』に出たいという目的でやっているので、やっとそのスタートラインに立てたなという思い。胃がキリキリ痛い緊張感の中でやっている」中野「しっかり遠征メンバーに選ばれるようがんばるのはもちろん、そのためにも毎回の練習でパフォーマンスに波がなく、自分の力を出し切ることが大事だと思っている。今までやっているCTBで勝負したい気持ちもあるし、『トップリーグ』でWTBもやって、CTBとWTBのどちらで出てもいいパフォーマンスをする選手にもなりたい気持ちもある。早く試合に出たい気持ちもあるが、そのためにも自分のいいパフォーマンスを出し続けていくことが近道だと思うので、まずはそこをしっかりやっていきたい。昨季『トップリーグ』でたくさん試合に出させてもらって、いいパフォーマンスができた試合、できなかった試合があったので、自分自身常にスタンダード高くやることが大事だと感じた」10月23日(土)・昭和電工ドーム大分での『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表のチケットは10月9日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表チケット情報
2021年10月01日アメリカのメジャーリーグベースボールの試合では、ホームランボールやファウルボールを持ち帰ることができます。球場では飛んできたボールをキャッチしようと、グローブをはめて試合を観戦するファンが大勢いるほど、ボールを欲しがる人は多いのです。10歳のアーロン・プレスリーくんは、フィラデルフィア・フィリーズの大ファン。アーロンくんは、2021年9月に行われたフィリーズの試合を父親と一緒に観ていました。すると彼の座席のほうへ、ファウルボールが飛んできたのです。ボールを手に入れた少年が向かったのは…?ファウルボールはアーロンくんのすぐそばに落ち、彼はすかさずそのボールを拾いあげました。「捕ったよ!」というように、嬉しそうにボールを頭上に掲げ、父親とハイタッチをするアーロンくん。ところがその直後、彼はボールを持ってどこかへ向かって行きます。何が起きたのかはこちらをご覧ください。guess it really is the city of brotherly love pic.twitter.com/Qft68ht5c8 — Cut4 (@Cut4) September 16, 2021 実はアーロンくんがボールを拾った時、すぐ近くに座っていた7歳のエマちゃんも、ボールに手を伸ばしていました。ところがタッチの差でアーロンくんが拾い、エマちゃんは泣き始めます。そんな彼女に気付いたアーロンくんは、ためらうことなくエマちゃんにボールを譲ってあげたのです。このシーンを見ていた試合の解説者は「なんていい奴だ」と感心し、動画にはアーロンくんに称賛の声が殺到しました。・思いやりのある少年だ。フィリーズは、彼にバットをプレゼントしてほしいよ。・感動して涙が出た。彼は素晴らしい紳士に成長しそう。・彼のお父さんの誇らしそうな表情もいいね。この話には続きがあります。海外メディア『CBS Philly』によると、エマちゃんはアーロンくんにお礼をいって、2人は一緒に記念写真を撮ったのだそう。また、フィリーズのスタッフがアーロンくんを見つけて、彼に別のボールをプレゼントしました。さらにエマちゃんの両親はアーロンくんに、フィリーズのグッズを購入できるギフトカードをプレゼントしたということです。試合を観戦中に、運よくファウルボールやホームランボールをキャッチできる確率はとても低いでしょう。そんな貴重なチャンスに恵まれたにもかかわらず、エマちゃんにボールを譲った心優しいアーロンくん。きっとエマちゃんにとってこのボールは、一生の宝物になるはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月24日「2021ミス・ユニバース ジャパンファイナル」が22日、都内で行われ、東京都出身で会社員の渡邉珠里さん(26歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・インターナショナルと並んで世界3大ミス・コンテストの1つに数えられるミス・ユニバース。1952年のスタートから今年で70回目を迎え、この日は12月にイスラエルで開催予定の世界大会への出場権を賭けた日本代表を決定。この日行われた最終選考では10人とWEB投票1位の合計11人のファイナリストが登場し、水着審査やドレス、スピーチ審査などを経て東京都出身の渡邉珠里さんが選出された。日本代表に選ばれた渡邉さんは「色んな気持ちで心が一杯なんですが、サポートしてくださった皆さんに感謝の気持ちで一杯です」と感激しきりで「本当に3カ月以上ですがみんなと成長することが出来ました。一生の宝物にします」と感無量。今年12月に世界大会が予定されているイスラエルの印象については「実際にイスラエルに行ったことはありませんが、文化がたくさんあって素敵な場所と聞いているのでとても楽しみにしています」と好印象の様子で、「今年こそトップ5、いや、ミス・ユニバースのタイトルを獲るために精一杯頑張ります!」と決意を新たにした。現在は広告会社に勤務しているという渡邉さん。「広告テクノロジーの会社で運用を担当しています」と勤務中はパソコンとにらめっこだといい、「社会人で会社員ですが、会社で成長することはもちろん、それ以外というかパーソナルな部分で成長したいという思いがあります。年齢も26歳なので今回やってみようという思いでミスコンに応募しました」と応募の理由を説明しつつ、「もちろんミス・ユニバースの日本代表として頑張っていきたいですが、会社の仕事も引き続きやっていこうと思います」と語っていた。なお、2位にタンザニア出身の西田いづみさん、3位に東京都出身の蓮尾愛莉さん、4位に岩手県出身の及川紗利亜さん、5位に福岡県出身の福内祥乃さんがそれぞれ選ばれた。
2021年09月23日ホームでオーストラリア代表を迎え撃ち、アイルランド、スコットランドらを相手取る欧州3連戦へ突入する。ラグビー日本代表の秋の強化シリーズの全容が見えてきた。9月15日にポルトガル戦、17日にホームでのワラビーズ戦、9月21日には2021年度秋の男子日本代表候補選手が発表された。『リポビタンD チャレンジカップ2021』『ラグビー日本代表 リポビタンD TOUR2021』を戦う日本代表候補メンバー39名とともにナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS=将来日本代表に選出される可能性の高いポテンシャルを持った人材)5名が決定したのだ。メディアブリーフィングには藤井雄一郎ラグビー日本代表ナショナルチームディレクターが出席、このようにコメントした。「来週から合宿が始まる。選手たちにはすでに個別のメニューを配っている。来週集まって、ワラビーズ戦の準備をしていく。新しく選んだ選手、復帰した選手がいるが、若い世代の試合もなかったので、NDSとして若い選手を呼んでいきたい。次の世代を担う選手も呼びたいということで、多めに選手を呼んでいる。コロナの影響で当初よりも準備期間は少なくなったが、欧州遠征へ向けて強化していきたい」■日本代表候補メンバー39名【RP】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)、具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、中島イシレリ(コベルコ神戸スティーラーズ)、クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス)【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)、堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)【LO】ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪ドコモレッドハリケーンズ大阪)、ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、リアキ・モリ(横浜キヤノンイーグルス)【FL】小澤直輝(東京サントリーサンゴリアス)、ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)、長谷川崚太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)【No.8】テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、アマナキ・レレイ・マフィ(横浜キヤノンイーグルス)、姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)【SH】荒井康植(横浜キヤノンイーグルス)、齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)、流大(東京サントリーサンゴリアス)【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)、松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)、ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)、シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)【WTB/FB】セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)【CTB】シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)、ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【FB】山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)■NDS5名【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)【HO】武井日向(リコーブラックラムズ東京)【LO/FL】ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)【FL/No.8】福井翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)メンバーを選出したジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、以下のコメントを寄せた。「今秋のツアーに向けたブレイブ・ブロッサムズのトレーニングスコッドを発表できることを大変うれしく思う。メンバーはこの夏の間、トレーニングプログラムを行い、宮崎と別府でベストなコンディションに持っていけるよう、非常に良く準備をしてくれた。夏のツアーを経験したことで、今後の試合に向けてチーム内には大きな期待と興奮が広がっている。今回のチームは、若さと経験がしっかりと組み合わされており、グループ全体に強さと深さがある。何人かの若い選手は初めてチームに合流となる。我々はこのグループには可能性があり、今後の日本のラグビー界で一緒に活動していきたいと考えている。これらの選手から最終メンバーに選ばれることも十分にあり得る。これからの試合では、ホームとアウェイの両方で、非常に厳しい相手と戦うことになる。世界の強豪チームとコンスタントに対戦することは、 2023 年のフランス大会に向けて必要な準備となるだろう」メディアブリーフィングで今ツアーの目標について問われると、藤井チームディレクターはこのように返答した。「もちろん勝利を優先して考えているが、中身が大事。どんな相手でも変わらないパフォーマンスを見せられるのか。久々の南半球のチーム、自分たちがどの位置にいるのかを測っていきたい。今回テストマッチができない中、貴重な4試合になる。プレッシャーのかかる中でどれぐらいのパフォーマンスをできるかを見極める場であり、国際舞台なのでしっかり勝つことを目標にしている。どういうオプションやスキルが重要かコーチ陣が見る場にもなる。アタックやディフェンス、モールで取られないとか。こういう形で守りたい、しっかりボールキープができた、しっかりチャンスを作れたかという中身を見ていきたい」『ワールドカップ2023』へ向けてのシミュレーションの場にするかについて、こう答えた。「アウェイで勝たないといけない。アウェイでどれだけ自分たちの力を出せるのか。アウェイで起きるイレギュラーな出来事にどれだけ対応できるか。『W杯』うんぬんよりも、目の前の試合を代表のプライドで勝つことが大事」ティアI勢だけではなく、ポルトガル戦をマッチメイクした意図について、藤井チームディレクターはこう明かした。「狙い撃ちしたわけではなく、スペインやフレンチバーバリアンズとか選択肢もあったが、最終的にポルトガル戦しかなかった。アイルランド戦、スコットランド戦はベストメンバーで勝ちにいくことになるが、すべての選手にテストマッチを経験させる意味で、ひとつ落ちた相手と組みたかった。そういう相手と試合を組めたのは良かった」新しい選手への期待については、次のようにコメントした。「若い選手を見てみたいということで、前回のトップリーグで活躍した選手を呼んでいる。次の世代をうまくポジションを含めて入れ替えていかないといけない。もちろん彼らも次の『W杯』に出る可能性はあると思う。どれぐらいのエネルギーがあるのかを見てみたい」さらにワーナー、福井について言及した。「ワーナーはサイズが大きい選手。福井選手はトップリーグにも出ている。ふたりとも将来的に代表に絡んでくる選手。早めに呼んでいろいろ経験してほしい。ワーナーは試合に出ていないが、あのサイズは日本代表の中でもいないので」代表復帰したSH流、復帰していないHO堀江翔太について質問が飛ぶと、藤井チームディレクターは次のように説明した。「『W杯』直後にトップリーグがあり、体調管理やモチベーションが大変なこともあり、冷却期間が必要だった選手もいる。常にコミュニケーションを取っていたので、その中で復帰してくる選手もいるし、このタイミングではない選手もいる。これから徐々に戻ってくるのでは」SOが『W杯2019』経験者のふたりだけとの指摘には、こう返した。「ポジションチェンジとかも考えている。コーチの中では何名か考えている」日本代表候補とNDSの44名は9月29日(月)~10月16日(土)の宮崎合宿を経て、改めて日本代表メンバーを発表。10月16日(土)~27日(水)の別府合宿を実施し、23日(土)・昭和電工ドーム大分にて『リポビタンDチャレンジカップ 2021』豪州代表戦を開催。豪州戦後は『ラグビー日本代表 リポビタンD TOUR2021』へ出発。11月6日(土)・ダブリンでのアイルランド代表戦、13日(土)・リスボンでのポルトガル代表戦、20日(土)・エディンバラでのスコットランド代表戦がラインナップ。フランス1部リーグ『トップ14』で戦うASMクレルモン・オーヴェルニュ所属の松島幸太朗は欧州遠征から合流予定だという。日本×豪州のチケットは10月9日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年09月22日世界の次はアジアだ。『東京2020オリンピック』で銀メダル獲得の快挙を成し遂げたバスケットボール女子日本代表チームが9月27日(月)・ヨルダンで行われる『FIBA 女子アジアカップ 2021』へ参戦する。『アジアカップ』5連覇へ向けて、日本代表候補選手は第9次強化合宿を実施している。今回は『東京五輪』で躍動した高田真希主将をはじめ、町田瑠唯や宮澤夕貴などは選ばれていない。8月24日~9月3日の第8次強化合宿のメンバーから渡嘉敷来夢、田中真美子、平末明日香の3名が離脱。林咲希、赤穂ひまわり、オコエ桃仁花、宮崎早織、東藤なな子の銀メダリスト5人に馬瓜ステファニー、山本麻衣、西岡里紗の3×3日本代表3人が融合。平均年齢は22・8歳という若手中心の構成になっている。第9次強化合宿メンバーは以下の通り。下記13名からヨルダンへ向かう12名が選出される。【日本代表選手 第9次強化合宿 メンバー表】1林咲希(SG/ENEOSサンフラワーズ)2根本葉瑠乃(SG/三菱電機コアラーズ)3宮崎早織(PG/ENEOSサンフラワーズ)4西岡里紗(C/三菱電機コアラーズ)5永田萌絵(PG/トヨタ自動車アンテロープス)6中田珠未(PF/ENEOSサンフラワーズ)7赤穂ひまわり(SG/デンソーアイリス)8宮下希保(SF/トヨタ自動車アンテロープス)9馬瓜ステファニー(PF/トヨタ自動車アンテロープス)10オコエ桃仁花(PF/富士通レッドウェーブ)11山本麻衣(PG/トヨタ自動車アンテロープス)12奥山理々嘉(SF/ENEOSサンフラワーズ)13東藤なな子(SG/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)9月14日に恩塚亨HCがオンライン取材に対応。去就未定で現在休養中のトム・ホーバス監督に代わって暫定的に指揮を執る恩塚HCは「優勝以外考えていない」とキッパリ。「『オータムカップ』を経て、70%くらいの仕上がりになったという手応えを持っている。まず自分たちがやるべきこと、ここを強みにして戦い抜くというビジョンの共有ができ、その強化を具体的に始められる段階にきている。あとはやり込んでいく中で成果を上げるだけ。残りの30%をこの2週間弱で仕上げていきたい。全員が3ポイントシュートを狙うバスケはこれからも日本が目指していくべきスタイル。ただ今の段階では、期待値の高いシュートを打つことを優先している。世界一のアジリティを追求したい。相手シューターにチャンスを与えないよう、強固な守備ができるかどうかが勝利の鍵。目標は優勝。それ以外考えていない」翌15日には選手たちがメディア対応に登場。日本代表選手たちは以下のように意気込みを口にした。林「もちろん5連覇を目指して練習している。若い選手と新しいバスケを見せられるよう練習に励んでいる。今は3Pにそんなこだわっているのではなく、足の速さを生かしたバスケをやろうとしている。このバスケをするには練習量が大事だが、ポイントは個人の判断、一瞬一瞬の判断。『五輪』から1か月経って、新しいスタイルなので最初は混乱もあったが、今練習を重ねつつ、みんながここがチャンスだとわかってきている。『五輪』と同じことをしないのがキーポイント。同じ戦いをしていたら、相手にアジャストされる。少しずつ引き出しを増やしていきたい」宮崎「優勝を目指してやっている。今回はガードでも年齢的に上の方なのでしっかりやっていきたい。自分の持ち味はスピードなので、アジアでは存分に出していきたい。でもスピードだけではなく、出ている5人で日本らしいバスケをできればと思っている」赤穂「チームとしては4連覇しているので、しっかり5連覇へ向けてがんばりたい。個人としては『五輪』で一緒に戦った先輩方が休んで若いチームで行くことになり、代表経験は多い方になったので、『五輪』で先輩方に見せたようなリーダーシップを少しでも出せていければと思っている」オコエ「個人としては3Pだけではなくドライブも積極的にやりたい。若いチームなので、『五輪』を経験した選手が率先してやっていくこと。これまで先輩方が築いた4連覇があるので、しっかり5連覇できるようにしたい。チームからは3Pとドライブを求められている。高田選手を近くで見ていて、つらい状況の時に点を取っていたので、自分もそういう役割をしたいし、代表でも求められている。やっぱり3Pだけでは守られた時に次がない。Wリーグに戻っても日常から世界レベルを意識していて3年後の『パリ五輪』を迎えたい」東藤「5連覇がかかっているので優勝。自分の得意な1対1が今やっているバスケにマッチしていると思うので、そこはアピールしていきたい。カウンター、1対1が求められているので、そこに加えてディフェンスを引き続きやっていきたい。得点力をアップするために1対1もそうだが、外角からのシュートも精度を上げていきたい。将来像は日本の得点源としてシュートまで持っていったり、視野を生かしてアシストを増やしていったりしていきたい」西岡「チームでは5連覇というのが大きな目標があり、『ワールドカップ』にもつながる。日本の弱点である大きさを自分がフィジカルを生かしてカバーしたい。大きな中国の選手とかを止めていきたい。オフェンスの崩しからの流れを練習しているが、センターが次のプレーを発信することが求められているので、私も率先してプレーを作られるようにしていきたい」ステファニー「チームとしてはやっぱり5連覇を念頭に置いている。個人としては久々の5人制でなかなかつかめていないが、自チームでやってきたプレーをしっかり代表でも出せるようにしたい。コーチ陣からは『もっとドライブでリングへアタックしろ』と言われているので、少しは迷わずアタックできているのかなと思っている」山本「チームとしてやっぱり先輩方が4連覇というすごい成績を残しているので、しっかり結果を残して金メダルを取りたい。個人としては小さい選手でもしっかりできることを示したい。ピックを使ってズレを作った状態からオフェンスを組み立てるのが自分の役割だと思うのでしっかりやっていきたい。自分は得点力があるポイントガードだとも思っているので、そこは得点力を発揮して、周りも生かしていければと思っている」『アジアカップ2021』グループAで日本は9月27日(月)にインド、28日(火)・ニュージーランド、29日(水)・韓国と対戦する。グループBはオーストラリア、中国、チャイニーズ・タイペイ、フィリピン。各グループの上位3チームが決勝トーナメントに進む。1位チームはそのまま準決勝へ、2・3位は他グループの2・3位と対戦。準決勝進出を決めた4チーム(ホスト国の豪州を含む)は『2022FIBA女子ワールドカップ』出場権も獲得する。
2021年09月16日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:須磨直樹)は、「BS12プロ野球中継2021」において今シーズンもプロ野球ファン好評の副音声放送を行っています。16日放送「東北楽天ゴールデンイーグルスvs.オリックス・バファローズ」戦の副音声ゲストに俳優・有澤樟太郎さんの出演が決定しました。ビジター応援放送出演に向けてバファローズ愛たっぷりのコメントが到着。放送情報とともにご紹介します。SoftBank HAWKS C.L.M. SEIBU Lions Rakuten Eagles H.N.F. ORIX Buffaloes1.「BS12プロ野球中継2021」番組概要今シーズンも、昨シーズン好評だった副音声企画を毎試合実施!中継する全試合でビジター応援放送を行います。副音声ゲストに球団OBや各チームのファンと公言する各界の著名人が出演。また今季はシーズンを通して豪華プレゼントキャンペーンも開催!ホームファンは主音声で、ビジターファンは副音声でお楽しみください!■番組HP: ■番組Twitter: 2.9月16日副音声ゲスト・有澤樟太郎さんコメント▼ファンになったきっかけは?地元が兵庫で小さい頃から球場に行っていて、初めて自分のお金で野球を観に行ったのは京セラドームでの試合でした。当時、T-岡田選手の5階席に飛び込むホームランに衝撃を受け、応援歌に惹かれ、ファンサービスに惹かれ、徐々に虜になってしまいました。▼現在、上位を突き進むオリックス・バファローズ。チームの見どころ、注目の選手は?まずは開幕前から期待されていた通りの投手陣の活躍、期待以上の打線のつながり、ベンチの雰囲気。そして、簡単には負けないところ。今季は「あと少し!」という所を確実に抑えて、今の成績になっているんじゃないかと思います!注目の選手は宗選手、田嶋投手です。▼球団OB・藤井康雄さんと務めるビジター応援放送出演に向けて意気込みをどうぞ!こんな素晴らしい機会をいただいて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!ファンとして試合で気になった所、今のチームの状況、勢いのある選手などを細かく聞いてみたいです!25年ぶりの優勝を信じて、最後まで全力を注いで応援していきたいと思います。3.有澤樟太郎さんプロフィール16日の副音声ゲストを務める有澤樟太郎さん1995年9月28日生まれ、兵庫県出身。俳優。ミュージカル『刀剣乱舞』他、舞台、テレビと数多くの作品に出演。10月30日よりミュージカル「GREASE」に出演予定。4.放送スケジュール■9月16日(木)17:59放送開始東北楽天ゴールデンイーグルスvs.オリックス・バファローズ【主音声】解説:野口寿浩実況:中田浩光【副音声】解説:藤井康雄ゲスト:有澤樟太郎実況:田中大貴■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月13日もう負けられない。日本代表は2大会連続で『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選黒星スタートとなった。9月2日、人数をかけて中央を固めるオマーンを崩せず、後半43分に一発のカウンターを決められたのだった。ただ落ち込んでいる暇はない。試合後、吉田麻也主将が「負けるべくして負けた」と振り返る低調なパフォーマンスから5日後、戦いの舞台をカタール・ドーハに移し、中国戦を迎えるのだ。9月3日から6日にかけて、選手たちのメディア対応を行われた。勝点3が求められるアジア最終予選第2戦へ向けて、日本代表選手たちは覚悟を口にした。冨安健洋「オマーン戦は難しい展開、苦しい展開の中で負けてしまった。内容が悪くても結果は譲らないことが最終予選では必要。次の中国戦はどんな内容であれ、内容が伴えばいいが、勝点3が必要になる。チャレンジしてアグレッシブにプレーすることが必要だと思う。いろいろ考えすぎず、シンプルに考えていつも通りプレーできれば」守田英正「最終予選という大事な大会の初戦という絶対に勝たないといけない中で敗戦。自分が入ることで少しでも雰囲気をいいものにしたい。まず自分たちに矢印を向けるのは当然。その上で相手の分析や戦術がある。まず100%持っているものを出せる準備が重要」大迫勇也「言い訳できない、負けたので。問題はたくさんあったと思うが、チームの中でしっかり話し合って解決するのが一番。相手にうまく対応されたが、対応された中でしっかり自分たちが解決するのが大事。(中国戦に向けて)もう後がないと言うか、次は絶対に勝たないといけない試合。必死に勝点3を取りにいく。戦術うんぬんよりも個々で負けない。もう割り切ってやるしかない。しっかり割り切って勝つために自分に何ができるか、各々考えて試合に入らないといけない。いい準備をすれば、いい結果が得られると思うので、体の準備と心の準備と頭の準備をしっかりしていかないといけない」川島永嗣「最終予選の初戦で勝てなかったことで、自分たちの本当の力が求められと思うし、自分たち自身に集中して覚悟を持って進めるかが本当に大事。1試合終わって勝点0、ここから厳しい戦いになっていくと思うが、予測できないことが起こるのが最終予選。相手の出方も変わってくるのが最終予選。何となくうまくいくことはない。どのチームも『W杯』に出るために全力でくる。勝点が取れなかったのは残念だが、ここからが本当に大事だと思うし、チームメイトにも伝えている」原口元気「『W杯』でプレーしたいという気持ちをどれだけピッチで表現できるか、どれだけ気持ちを乗せられるか、気持ちを表現できるかをフォーカスしたい。初心に帰るのは大事。『W杯』でプレーしたいとやっていた5年前、いろんな経験してそこに対する飢えが4・5年前の方が強かった。『W杯』でベルギーに負けてまた出たいリベンジしたいという気持ちはすごく強いが、どれだけ熱意をよみがえらせられるか。それがないなら試合に出ないほうがいい。自分にはその熱は十分あると思うし、日本代表のために熱くプレーできると思うし、うまくコントロールして試合で気持ちを表現したい」室屋成「(オマーン戦について)自分たちのやりたいことができなかったし、相手も研究していた。もっともっと高めていかないといけない。相手が最後のところでブロック敷いてうまくやらせなかったのが一番だが、ボールしかけて失った時にチームとして切り替えて回収しないと、そういうところで攻め込めたらと見ていて思った。(中国戦に向けて)前の選手は強力な選手、一発もある選手もいるので、こういう最終予選では0で進めるのが大切なので、うまくやらせないようにしたい。今まで代表でやっているプレーを見せたいと思うし、誰かの代わりというプレーはできないので、自分のプレーをしっかり出せたらいいなと思う」山根視来「(オマーン戦について)相手の準備期間が長く、日本が短かったが、そんなものは関係なく、勝点3を取りにいかいないといけない。もう絶対に負けられない状況になってしまったので、もう一度最終予選がどういう戦いなのか理解して戦う必要がある。(中国戦に向けて)帰化選手が何人かいたり、また球際に激しく来る印象が昔からある。まず気持ちで負けないようにしないと、勝点3を持ち帰れないと思う。縦や横だけではなく、斜めのパスは相手も嫌がるので出してもいい。オマーン戦でも対角のパスとか少なかったので、サイドチェンジのパスも有効だったかもしれない」昌子源「コロナ禍で難しい状況だったが、ホームだから勝たないといけない。試合の入りだったり、全員が勝つ思いでやっていたが、その中でも勝たないといけない。残り9試合絶対に勝たないといけない。オマーン戦は非常に残念。次の試合は内容はもちろん大事だが、まず勝点3を持ち帰らないといけない。ホーム開幕戦でやってはいけない試合をした。もう二度とこういう試合をしない。代表チームは国民の喜ぶ試合をしないといけない」鎌田大地「(オマーン戦について)僕にとってもチームにとっても難しい試合になった。それでも勝ち切れればよかったが負けてしまった。でも結果は仕方ないので、勝ち続けて、あの初戦の負けがあったけど、そこから自分たちが変われたというふうにしないといけない」遠藤航「オマーン戦の分析もしたし、みんなとも話したが、サイドのところを起点にどうやれたかというのはある。右は(伊東)純也がサイドに張って、左は(原口)元気くんが中へ入って(長友)佑都くんのオーバーラップを生かした方がよかったかもしれない。中に入ってくれば(鎌田)大地と(柴崎)岳と僕で4人にでき、よりボールを奪えたかもしれない。右からのクロス、左からのクロスに対して人数かけて入るとか、サコ(大迫勇也)くんのサポートができたかなと思った。(中国戦に向けて)先のことを見ずに1試合1試合戦っていかないと『W杯』へ行けない。ホームで勝てなかった以上、次は勝点3を取らないといけない。残り試合全部勝っていかないといけない」吉田麻也「チームが苦しい時に引っ張れる選手になりたい。真価が問われていると思うし、チームをいい方向に導きたい。初戦も頭では理解していたと思うが、やはり足りなかった。チームとしてあってはならないことだし、アジアを相手にホームで戦う上でやってはいけないゲーム。次の試合からもう一回気持ちを入れ直してやっていこうと思うし、やっていかないといけない」中山雄太「相手というより1戦目の反省があり、僕らがやるべきことをやる。1戦目はそこが課題として挙がってしまった。まず自分たちが自分たちのサッカーをするというのが優先順位」オナイウ阿道「僕がスーパースターで来ているわけではなく、僕ひとりでチームを勝たせられるわけではない。中国戦に向けて、チームとして勝てるように準備していきたい。気負いは必要ない。自分が今までやってきたことを出すスタンスを変えないで自分らしさを出していきたい」伊東純也「ちょっと仕掛けるシーンが少なかったので、ちょっと不利な状況でも仕掛けていこうと思っている。中国の映像を見て、イメージは作っている。ひとつひとつが『W杯』につながる試合の中で<相手がしっかり対策してくる中で、もうこういう思いはしたくないのでしっかり上回っていけるようにしたい」SAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】1川島永嗣(ストラスブール/フランス)、12権田修一(清水)、23谷晃生(湘南)【DF】5長友佑都(-)、22吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、4佐々木翔(広島)、21山根視来(川崎F)、3室屋成(ハノーファー/ドイツ)、2植田直通(ニーム/フランス)、13中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、16冨安健洋(アーセナル/イングランド)【MF】8原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、7柴崎岳(レガネス/スペイン)、6遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、14伊東純也(ヘンク/ベルギー)、19守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、9鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、11堂安律(PSVオランダ)、17久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】15大迫勇也(神戸)、18古橋亨梧(セルティック/スコットランド)、10オナイウ阿道(トゥールーズ/フランス)9月6日には森保一監督も取材対応を行った。中国戦に向けてのアプローチについて問われると、指揮官はこう答えた。「最終予選ということで今までとは違う強度の高さはあるので、一戦目の結果も踏まえてもっと上げていかないといけない。選手としてチームとして相手を甘く見ているわけではないが、相手のモチベーションや準備してきたものを上回っていくよう共有している。相手は一戦一戦変わっていくのでオプションを持っていないといけないが、これまでやってきたベースをしっかりチームとして持ちつつ、さらに対戦相手を上回っていけるよう持っていきたい」中国戦の分析について、こう語った。森保「個の能力が非常に高い選手が多いという印象。プラスチームとしてシステマチックに可変システムを使って相手を攻略する戦術を持っている」カタール・ドーハの試合環境については、このようにコメントした。森保「こちらに来て暑い中トレーニングして選手はきつそうだが、個々のコンディションを上げていく、チームのコンディションを上げていくということで、強度の高い練習をやっている。冷却システムのあるスタジアムでやるが、涼しいところでやった後に暑いところでやるのは難しいが、日本やこちらの暑い中でやってきて、空調の効いた中でやるのはやりやすい、プラスになるのではと思っている」さらに森保監督は海外組のコンディションについて言及した。「フィットネスの部分で本来持っている100%ではない中、現状でできる100%でどう戦術に生かしていくかというのはオマーン戦の反省として伝えた。海外組は新シーズンで戦術をインプットしないといけない中で代表に来て、選手たちに意思統一できる絵を渡すことが私自身の反省でもある。我々も最終予選の厳しさは覚悟している。相手も死に物狂いで準備してくるのを上回っていかないといけないといけない」『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループB・中国代表×日本代表は9月7日(火)・ハリファ国際スタジアムにてキックオフ。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年09月07日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:須磨直樹)は、「BS12プロ野球中継2021」において今シーズンもプロ野球ファン好評の副音声放送を行っています。4日放送「千葉ロッテマリーンズvs.北海道日本ハムファイターズ」戦の副音声ゲストにサッカー界から株式会社コンサドーレ 代表取締役社長CEO 野々村芳和さんの出演が決定しました。同じ本拠地で活動するファイターズと共に道内のスポーツを盛り上げてきた野々村さんが今のプロ野球界、そしてファイターズについて何を語るのか。解説を務める球団OB・岩本勉さんと繰り広げる副音声ならではのトークをお楽しみに!SoftBank HAWKS C.L.M. SEIBU Lions Rakuten Eagles H.N.F. ORIX Buffaloes1.「BS12プロ野球中継2021」番組概要今シーズンも、昨シーズン好評だった副音声企画を毎試合実施!中継する全試合でビジター応援放送を行います。副音声ゲストに球団OBや各チームのファンと公言する各界の著名人が出演。また今季はシーズンを通して豪華プレゼントキャンペーンも開催!ホームファンは主音声で、ビジターファンは副音声でお楽しみください!■番組HP: ■番組Twitter: 2.9月4日副音声ゲスト・野々村芳和さんコメント4日の副音声ゲストを務める野々村芳和さん▼道内のスポーツを一緒に盛り上げる北海道日本ハムファイターズに対してどのようなイメージをお持ちですか?ファイターズさんは野球ならではの興行をされている一方で、Jリーグの理念でもある地域貢献もしっかりとされているので、参考にさせていただく部分もたくさんあります。北海道を元気にするために共に切磋琢磨するライバルでもあり仲間であると思っています。▼出演に向けて意気込みをどうぞ!(副音声で共演する解説の)岩本さんとは昔から北海道の番組などでご一緒していて気心も知れていますので、突っ込んだ話をしたいですね!ファイターズさんの試合をじっくり観る機会はあまりないので、岩本さんにいろいろと聞きながら、皆さんと一緒に楽しく観戦する感じでやれたらと思います。3.放送スケジュール■9月3日(金)17:59放送開始千葉ロッテマリーンズvs.北海道日本ハムファイターズ【主音声】解説:里崎智也実況:清水久嗣【副音声】解説:田中幸雄実況:近藤祐司■9月4日(土)16:59放送開始千葉ロッテマリーンズvs.北海道日本ハムファイターズ【主音声】解説:黒木知宏実況:吉田伸男【副音声】解説:岩本勉ゲスト:野々村芳和実況:近藤祐司■9月5日(日)16:59放送開始千葉ロッテマリーンズvs.北海道日本ハムファイターズ【主音声】解説:西村徳文実況:田中大貴【副音声】解説:西崎幸広ゲスト:大島雅斗実況:近藤祐司■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月02日『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選初戦を翌日に控えた9月1日、日本代表・森保一監督が前日会見に臨んだ。指揮官はオマーン戦に向けて、次のように抱負を語った。「我々がやってきたことをしっかり準備して臨みたい。試合の内容にこだわりつつ、勝つという結果を残せるよう全力を尽くしたい」具体的なオマーン対策について、こうコメントした。「彼らの2次予選の映像をもとに明日の試合に臨む。彼らの特徴は相手や試合の流れによって戦い方を変えられること。非常に攻撃的だと思う。ダイレクトに素早い攻撃をする。守備に関してもブロックを敷いていい守備からいい攻撃をしてくるのが基本だが、相手によって幅がある。相手がプロックを敷いてなかなかこじ開けられない時、我々が我慢強く攻撃を仕掛けていくことが必要。素早く連携・連動していく。相手がハイプレッシャーにきた時も、慌てずにプレッシャーをかわしていくことが大事」最終予選ならではの難しさを問われると、監督はこのように答えた。「まずはカタールへ向けて、サッカー選手、サッカーに携わる者の夢の舞台に関わる難しさはある。『W杯』に絶対出たいという思いがある。『W杯』本大会や『五輪』でも相手が我々のことを対策してくるが、この最終予選では徹底的に対戦相手が対策してくる。我々がやりたいことを対策してくるので、そこをどうやって上回っていくかが難しい。最終予選に臨むにあたって経験値の浅い選手もいるが、最初から経験値がある選手はいない。この最終予選を経験することによって、結果を出すことによって成長していく。経験が浅い選手には経験がある選手がフォローしてくれると思うので心配していない。経験値が浅い選手も普段所属クラブで非常にレベルの高い戦いの中で結果を出してこのチームにきてくれているので、普段力を出しているからこの場に立てると自信に変えてプレーしてほしい」最終予選で結果を出すことと『W杯』本大会に向けてのテストの両立については、こう言及した。「最終予選を突破する目標へ向けて、まずは一戦一戦できる限り最善の準備をしていくことが大事。基本的にはこれまで招集してきたラージグループから選択することプラス、我々はスカウティング活動をしているので、国内外問わず所属チームで結果を出している選手、存在感を発揮している選手を並行して見ていきながら、総合的にラージグループにいる選手を上回れば招集していく。最終予選を戦いながらチームや選手が成長していければ」また森保監督はFW大迫勇也、右SB酒井宏樹が国内復帰したメリットを口にした。「最終予選の第1戦を考えた時に酒井や大迫が移動や時差もなく、迎えられるのはプラス。逆に海外組は週末の試合を終えた直後に帰国し、時差の調整をこの2・3日で調整しないといけない難しさがある。酒井と大迫に関してはJリーグに帰ってきて、ヨーロッパのトップトップでやってきた強度をJリーグで発揮してくれて日本のサッカーの発展に貢献してくれている」9月2日(木)・オマーン戦に向けてのSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】1川島永嗣(ストラスブール/フランス)、12権田修一(清水)、23谷晃生(湘南)【DF】5長友佑都(-)、22吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、4佐々木翔(広島)、19酒井宏樹(浦和)、20昌子源(G大阪)、21山根視来(川崎F)、3室屋成(ハノーファー/ドイツ)、2植田直通(ニーム/フランス)、13中山雄太(ズヴォレ/オランダ)【MF】8原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、7柴崎岳(レガネス/スペイン)、6遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、14伊東純也(ヘンク/ベルギー)、10南野拓実(リバプール/イングランド)、9鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、11堂安律(PSVオランダ)、17久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】15大迫勇也(神戸)、18古橋亨梧(セルティック/スコットランド)8月31日から9月1日にかけて、選手たちもメディア対応を行った。選手たちはアジア最終予選への意気込みを口々に語った。長友「緊張感は2次予選とも全く違い、相手のレベルも一段違うので、飲まれずに最初の10・15分で日本の圧力を見せつけたい。圧倒的な強さを見せつけたい。それだけの力があると思うし、自分たちが目標に『W杯』ベスト8を掲げている以上、アジアで圧倒しないと無理だと思う。内容でも圧倒する試合を見せたい」権田「僕自身は2次予選も最終予選も親善試合であっても、失点しないということがミッション。最終予選は相手のレベルが上がるので、自分の仕事をしっかりやることは難しくなるが、どのレベルでも僕がやることはそこ。最終予選だから特別なことをしようというのではなく、普段やっていることをしっかり出すことが大事」酒井「スタートダッシュは確実にしたい。最初のホームでの勝ち点3がスイッチになると思う。(前回の最終予選初戦・UAE戦での敗戦について)前回は自分から追い込んでいってしまったし、今回はそうならないように前回以上に気を引き締めてやっていきたい。僕らもまさかという結果になってしまった。翌日になって大変なことをしたと痛感した。その時以上の責任感と集中力を持っている」大迫「初戦はかなり大事。ホームなので、しっかり勝ち点3を取れるようにするのが目標。相手のレベルもここから上がってくるので、自分たちもしっかり準備しなければいけない。今月、来月としっかり勝ち点を重ねれば予選突破が見えてくるし、自信も出てくると思う。9月の2試合は大事になる」遠藤「まだイメージできていないが、初戦、ホーム、勝たないといけない相手。まずは自分たちのサッカーを見せたい。ミドルは常に狙っている。自分は守備にフォーカスを当てているが、アシストに絡むプレーもしたいと思っているので、オマーン戦でもミドルとかできればいいかなと。(柴崎とのコンビについて)やっぱり、岳とはやりやすさを感じている。最近は岳も試合に出ていて、代表でやれるのを楽しみにしている」伊東「初戦はどの大会でも難しい。まずは自分たちの力を出すのが大事。個人としてはいつも通りのプレーをしてゴールに絡めたらいいなと思っている。初戦は大事、しっかり勢いをつけたいし、結果を残していきたい。引いた相手に対してはコンビネーションが大事だと思うし、外からのクロスも有効」古橋「一戦一戦が大切で難しい試合になる。どこで出るのかわからないが、試合に出れば日本のために自分らしいプレーをして、何も考えずにチームのために戦えれば。(中東の相手について)ゴール前を固められてカウンターされることが多くなるので、僕らはポジショニングやボールを動かして相手を動かさないといけない。小さなスペースや隙を見つけながら僕が点を取るのも大事だが、中盤の選手にスペースを与えてやっていけたら」久保「あんまり経験もないので、こういうものと一概に言えないが、テレビで見てきてやはりレベルが高いし、均衡した試合になるのかなと。(引いた相手に対して)数打っていかないといけないし、当然一発もあるので、自分たちが先手を打っていかないといけない。自分の今の実力を飾ることなく、しっかり出していければいいかなと。今回は自分からは敢えて言わずに見た人たちに評価してもらえれば」吉田「最終予選の入り方、前回は自分たちで苦しくした。あと気を付けたいのはアウェイでしっかり勝点を積み重ねたい。ホームとアウェイでは全然違う戦いになるので、そこでのアジャスト力が大事になってくる。最終予選は別の戦いになる。より拮抗した戦いになる。僕も含め、選手はいいコンディションで代表にくる。予選を戦いながら本大会で勝ち抜く地力をつけていかないといけない」柴崎「最終予選が始まるということでこれまでと違う戦いになると思うし、厳しい戦いになると自覚して臨みたい。1戦目大事な戦いになるので、『W杯』出場権を得るためにしっかり戦っていきたい。(オマーンについて)『アジアカップ』でやっているし、今思い起こしても簡単な相手ではない。ホームのアドバンテージがあるが、最終予選の緊張感もあるだろうし、どういった試合になるか、やってみないとわからないところがある。あまり情報がないので、試合に入ってから見るべきところがたくさんあるのでは。今までやってきた日本代表の戦いをしっかり出すことが大事。」南野「ホームで初戦、すごく大事、何とか勝って、ここからは結果が重要な試合だと思っている。簡単ではないというイメージがある。今回もグループの中に難敵と言うか、アジアの中で強い相手がいるので、そことアウェイで戦う難しさはあると思う。でもそこを超えないと『W杯』へ行けないので、しっかり突破したい。(圧倒したいという長友のコメントについて) もちろん全勝して突破を決められる力はあると思っているし、そうしたい。自分たちの力、『アジアで一番強いのは日本だ』と示したい。でも、今までもそれだけの力があるメンツだったが、そうならない難しさがある。そういう気持ちを持ちながらも、1試合1試合勝負にこだわっていきたい」堂安「僕にとって初めての最終予選。緊張感が違う。やっぱり対戦相手のメンタリティは圧倒的に違うと思うし、勝てば『W杯』に行けるというメンタリティの相手に簡単にはいかない。日本は『W杯』に出て当たり前という中、しっかり勝つのは簡単ではないと先輩と話して感じている」『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループB・日本代表×オマー代表は9月2日(木)・市立吹田サッカースタジアムにてキックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列、DAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年09月02日A代表に『東京2020オリンピック』を戦ったU-24日本代表が融合する。『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選に臨むメンバー24名が発表された。8月26日、日本サッカー協会・反町康治技術委員長と日本代表・森保一監督がオンライン記者会見に出席、最終決戦を前に意気込みを語った。反町委員長「いよいよ『W杯』本大会へ向けた最終予選がスタートする。コロナの状況がよろしくなく、厳しい中での最終予選となる。でも我々は日本で初戦をスタートできることをうれしく思う。最終予選は今まで行ってきた2次予選とは全然違うものになると思う。初戦の重要性やアウェイの過酷な環境、そしてコロナ禍の大変な状況で行われる。そんな中でも日本の良さを前面に出していきたい」森保監督「いよいよ最終予選を戦うことになる。厳しい戦いの連続になると思うが一戦一戦最善の準備をして、厳しい最終予選を戦い、『カタールW杯』へ駒を進めたいと思う。我々はホームでスタートすることができる。コロナ禍でたくさんの地域が緊急事態宣言の制限があり、国民は大変な生活を強いられている。選手のがんばりを見て、励ましのエールとなるような戦いをしたいと思うので、応援をよろしくお願いします」9月2日(木)・オマーン戦、7日(火)・中国戦に臨むSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(-)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(浦和)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)【MF】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、堂安律(PSV/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】大迫勇也(神戸)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)オーバーエイジを除いた『東京五輪』組は久保や堂安をはじめ、冨安に板倉、中山、谷の6名にとどまった。U-24世代からの昇格の少なさについて指摘されると、森保監督はこう答えた。「メンバー招集に関して、『東京五輪』から『カタールW杯』最終予選への流れもあるが、今回谷だけがA代表の経験を持っていなくて最終予選に臨む。多くの選手はA代表ですでに活動していたので、そういう印象になるのかなと。『東京五輪』のメンバーでこの中に選ばれてもおかしくない選手はいる。ただ本人のコンディションであったり、クラブでの日常も考え、それが本人のため、日本のため、クラブのためになると考え、今回の選考につながった点はある」オマーン、中国に対する分析、戦い方などを問われると、指揮官はこのように返答した。「これまでのオマーン、中国の2次予選を見た時、個々の良さを生かしながら、かつ組織的に戦える2チームと思っている。オマーンは(欧州での事前合宿で)1か月、中国は(すでにドーハ入りし)2週間、戦術の上積みがあり、我々に対する対応策を持って試合に臨んでくると思う。アタッカー陣はゴールへ向かって推進力があり、ゴールに絡む選手も多い。守備陣は個の力で止められる、組織的にも守れる、洗練した戦術も持っているという印象。(オマーン戦について)過去のデータの部分ではポジティブに受け止めたいが、最終予選に出てくるチームは難敵ばかり。オマーン代表とは私が監督になってから『アジアカップ』で戦ったことがあるが、監督も選手も代わっている。チーム力は非常に上がっていると分析している。どの試合も難しい戦いになると思うが、選手の持っている力を100%発揮できるよう準備したい。難しい試合ばかりだと思うが、我々が勝つんだという強い気持ちで臨みたい。(中国代表の帰化選手について)今把握している中では4名の帰化選手と理解している。アタッカー陣、帰化選手を中心に攻めてくるので準備していかないといけない」『東京五輪』を経て、森保監督はチーム作りについて次のように手応えを口にした。「五輪は五輪で目標を持ちながら戦ってきた中で、これまでの五輪代表の活動、A代表の活動すべてが日本のサッカーのためになると考えながら1チーム2カテゴリーで戦ってきた。五輪代表は守備の選手がオーバーエイジで加わり、五輪メンバーをそのままA代表に移行しながら、また融合しながらチームのレベルアップにつなげていきたいと考えている。『五輪』をどう生かすかというよりA代表のさらなる強化のために2チームで活動していたので、違和感なく融合してチーム作りを進められるのかなと思っている。どれぐらい前進したかはみなさんに評価していただければ。『五輪』に出た選手は間違いなく全員がレベルアップにつながる経験ができたと思っている。日本代表を目指している選手は『五輪』の戦いを見てくれたと思っている。計6試合世界の強豪と戦った中で日本代表の強みと最後に足りなかった部分が出てきた。そこは一人ひとりが感じて、選手個々の成長につなげてくれると思う。準決勝、3位決定戦と勝利することはできなかった。スペインは6名A代表の経験があり、そこにオーバーエイジ3名が入り、A代表に準ずるチームで臨んでくれた。我々はこれを基準に世界で戦うためにレベルアップしていきたい」2020年11月の欧州遠征以来の招集となる柴崎岳についてはこうコメントした。「このタイミングでの招集だが、これまでも3・6月と招集しようとしたが、所属クラブの状況を見ながら様子を見ていた。所属クラブで結果を出し、1部昇格してもらった方が本人のため、日本のため、クラブのためになると思っていた。ただケガもあり招集できなかったことが現実としてある。スペインでの新シーズン、レガネスでも中心としてやってくれている。コンディション的にも非常にいいということで招集させてもらった。ボランチとしてチームの勝利に導いてくれるよう攻守に貢献してほしいと思っている。彼は『ロシアW杯』でも中心として戦ってきた。世界で戦うため、世界に勝つために我々がやらないといけないことを彼は把握している。目の前の試合に勝ちにいくとともに高い基準を持ってチームを引っ張っていくようプレーしてもらいたい」さらに森保監督は新天地セルティックで活躍する古橋、所属クラブが決まっていない長友について言及した。「まず古橋から。セルティックへ移籍して得点という形でもチームの勝利という形でも、セルティックというスコットランドの強豪の中で力を発揮している。素早い動きからゴールを奪う、チームメイトと連携しながらチャンスを作るという彼の良さを生かしている。長友は現在所属クラブがなく、一般的に不透明なところがあると思われ、コンディションもわからないところがあるかもしれないが、彼の所属先の道筋も聞いているし、コンディションも把握して招集している。メンバーに選んでいるので、試合に臨んでもらうつもりでいるが、トレーニングでコンディションを確認し、起用法を考えていきたい」日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループBでオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと上位2枚のキップを争う(3位はプレーオフに進出)。初戦のオマーン戦は9月2日(木)・市立吹田サッカースタジアム、中国戦は7日(火)・カタール・ドーハにてキックオフ。抽選販売において引き換えられなかったオマーン戦のチケットはチケットJFAにて8月28日(土)午前10時より追加販売。オマーン戦はテレビ朝日系列、DAZN、中国戦はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年08月27日映像配信サービスのdTVが9日、野球映画に関するアンケート結果を発表した。第103回全国高校野球選手権大会が10日に開幕を迎えることを受け、dTVは有料会員向けに「夏の甲子園に負けないような熱い試合が見られる野球映画といえば、どの作品を思い浮かべますか?」と質問。1位は映画『ROOKIES -卒業-』で、2位以下を大きく引き離す167票を獲得した。森田まさのり氏の人気漫画を原作に佐藤隆太主演で2008年にドラマ化された『ROOKIES』(TBS系)の続編。ドラマに続いて、佐藤隆太のほか、佐藤健、城田優、市原隼人、小出恵介、中尾明慶、桐谷健太らが出演した。『ROOKIES -卒業-』を選んだ理由としては、「テレビ放送で大好きになりました。青春、仲間、胸が熱くなります」(20代・女性)、「これぞ青春!」(30代・男性)、「とても熱くて、自分の青春時代を思い出すから」(40代・男性)、「メンバーの個性が輝いてて、みんな魅力的です」(30代・女性)など青春模様に感動した声が数多く寄せられた。そのほか、2位は109票で『メジャーリーグ』シリーズ、3位は81票で『キャプテン』、4位は65票で『バッテリー』がランクインした。■5位~10位までの順位第5位.『バンクーバーの朝日』(18票)第6位.『アゲイン 28年目の甲子園』(14票)第7位.『42 世界を変えた男』(13票)第8位.『逆境ナイン』(12票)第9位.『ひゃくはち』(9票)第10位.『ホームランが聞こえた夏』(5票)調査期間:2021年7月28日~8月6日調査対象:dTV有料会員調査方法:インターネットによるアンケート(※複数回答可)
2021年08月09日サッカーU-24日本代表の田中碧、三笘薫、橋岡大樹、 大迫敬介、計4選手の貴重なインタビュー記事を集めました。プレースタイルや強みのほか、知られざる素顔も。大舞台で戦う彼らの魅力にたっぷり浸ってください!U-24日本代表の精鋭、田中碧、三笘薫、橋岡大樹、大迫敬介の4選手が登場!これまでanan、及びananwebにご登場いただいたU-24日本代表の選手インタビュー記事を集めました。プレースタイルのほか、知らなかった意外な私生活のことも。素顔を知ればもっと応援したくなること間違いなし!まずは、アメージングなドリブルで多くの人々を虜にする三笘薫選手からどうぞ。三笘薫選手「僕は自分の世界を持っている」『anan』2021年3月31日発売号の「色気の在りか。」特集では、アスリートの色気ページにご登場いただき、精悍な眼差しのグラビアが大反響を呼んだ三笘薫選手。周囲の期待やプレッシャーの対処法を、誌面にあるように「毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかない」と即答。ほかにも、2年目のジンクスについては「今季はより実力を求められると思いますし、各クラブ、僕に対する対策もいろいろとしてくると思います。そのうえでも、それを上回る活躍をしたい」と語り、抱負をたずねると「自分のステータス、実力を1日1日伸ばしていきたい」とコメント。どれも間髪入れずに答えが返ってきて、その速さは、次の質問を考えるのにこちらが困ってしまうほど。ーーピッチ上で魅せるプレーのように、迷いのない答え方をされますね。どれも前から心に決めていたような。大学時代から、プロになってからのことをイメージしていました。自分のパフォーマンスを最大限に活かすには、どのような準備をすればいいのかをずっと考えていたんです。いざプロになり、観客数やプレーヤーとしての見られ方も違うので、最初の頃は見極めながらやっていましたけれど、4年間、自分を客観的に見つめられる時間をもらえたおかげで、こういった考えに辿り着けましたし、ブレずにやってこれているのだと思います。ーー若くして海外に挑戦する選手が目立つなか、あえて大学進学を選んだ理由にもつながりそうですね。どちらがいいか悪いかというのではなく、プロに行く時期は自分の成長に合わせて選べばいいと思っていて、それが僕にとっては大学卒業後のタイミングだったんですね。僕にとって大学の4年間は、プロへの心構えができただけでなく、サッカー以外の活動や勉強にも取り組むことができました。そして、いまのサッカーに専念できる環境をとてもありがたいとも思える。すごく大きなメリットだったと思っています。ーーでも、サッカー以外のことに時間を費やせるということは、誘惑も多々あり、だったのでは?大学に限らず、高卒からプロになるケースでも言えると思いますし、それは自分を律していくしかないです。遊んでしまえば、当然プロになれないですから、覚悟を決めて過ごしていました。ーーこうお話を聞いていると、三笘選手は周りに流されず、自分で考えて決めたことを実行に移すタイプ、と思えます。そうですね、どちらかというと、自分の世界を持っているほうです。また、例えば試合があるとして、そこから逆算してやるべきことを計画していくので、ルーティーンもけっこうありますね。前日の過ごし方や食事の摂り方をパフォーマンスに結びつけて、今回よかったからこれを続けようとか、逆に悪かったからこうしてみようとか、いろいろ積み重ねて自分なりにベストを導き出すようにしています。ーー流されないといえば、昨シーズンに多かった途中出場でも、ピッチ上の空気をすぐにご自分のものにされていた印象があります。よく冷静と言ってもらえる状況判断やプレーは、動じない性格が影響しているかもしれないですね。ピッチに入る前はドキドキしますけれど、一度ボールに触れれば練習と同じ感覚になれます。そこからは自信があるので、いつも通りの動きができますね。ーー感情的になったりすることは?カッとなる時はもちろんありますよ。絶対に得点できる位置に自分がいるのに、ボールが来なかった時などはそうなりますね。でも、私生活同様多くは主張しません(笑)。「次、見ておいてね」と自分の存在をアピールするくらいにしています。とはいえ、自分自身をどう評価しているかといったら、どのプレーも極められていません。シュートはまだ課題があるし、ドリブルも奪われるので、むしろ満足できる部分はひとつもなく、伸びしろだらけだと思っています。ーー特に、弱みを挙げるとしたら?言えないので、全部、と言っておきます(笑)。ーー(笑)。では、具体的な目標を教えてください。目標というよりも、日々の練習から到達できるものとして、怪我をしないで全試合出場、タイトル獲得に貢献、日本代表に選出、ワールドカップに出場、などを挙げたいですね。成長の指針をどんどん伸ばして、去年以上に自分はやれるという自信がほしいですし、去年より成長したと思えるような一年にしたい。そして、日本に限らず世界に自分の名が知られるような活躍をしたいです。※写真・岡本俊(まきうらオフィス)、文・伊藤順子※2021年4月17日配信。ーー加えて、冒頭にも触れた『anan』2021年3月31日発売号「色気の在りか。」特集の、三笘選手のページもご紹介しましょう!三笘選手の思う、「アスリートの色気」とは?難しいプレーを簡単そうに見せる選手に“色気”を感じます。ーー昨シーズンを振り返って。充実したシーズンでしたが、満足した試合はひとつもないですね。たとえ得点に結びついても、そのプレーが実力かどうかは自分で判断しています。周りの評価や期待が気になる時期もありましたが、コンディション維持に集中することが結果につながると思うので、毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかないと思っています。武器であるドリブルや、パスの精度をもっと高めて、“どうやってるの?”と不思議に思われるようなプレーを見せたいですね。ーー間近で見るほどに揺らぎのない強い眼差しは眩しく、謙虚さと強い意志が紡ぎ出す言葉の端々からは、プロ2年目の23歳とは思えない自信と風格さえも感じさせる。そこに、別次元のドリブルを繰り出すプレーだけじゃない、三笘選手だけの“色気”、人を惹きつける輝きがある。そう言っていただけるのは嬉しいですが、僕自身は全くないと思っています(笑)。色気を感じるのは、いやらしいプレーをする選手かな。クラブで言うなら家長昭博選手。フィジカルが強くて、難しいプレーを簡単そうに見せるのもうまいし、スペースの取り方、味方を鼓舞するところでもいろいろと引き出しが多くて勉強になります。ビジュアルもカッコいいですしね。普段の僕は、あまりしゃべらないほうで、いじるでもなくいじられるでもなく、そのやり取りを端っこで見ているような悪いタイプ(笑)。休日は、部屋で好きな音楽を流しながらゆっくり過ごすことが多くて、あとはサッカーの動画や映画を観たり…。目的を持って生活したいとは思いますが、プライベートは地味な毎日を送っていますね(笑)。※『anan』2021年3月31日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・中根美和子取材、文・伊藤順子(by anan編集部)※2021年3月27日配信。ーー続いては、守護神・大迫敬介選手。ゴールキーパーの役目は、ただゴールを守るだけではない…?大迫敬介選手「女性には僕のこのプレーを見てほしい!」――日本代表に選出され、Jリーグの中でも一躍注目される選手となられましたが、意識している選手はいますか?同じゴールキーパーである、浦和レッズの西川周作選手ですね。憧れだし、まねしたい選手です。――どんな部分をまねしたいのですか?ゴールキーパーって、ゴールを守るだけのイメージがありますが、西川選手はそうじゃない。攻撃の起点を作れる選手なんです。この間、浦和レッズ戦で互いに先発出場した時には、試合後、ユニホーム交換もさせてもらって。嬉しかったです。――では、大迫選手のプレーのポイントは?西川選手とまさに同じです。自分がボールをキャッチした後に、思い切り前に蹴って前線のフォワードの選手にボールを回して、一気にピンチをチャンスにするのは僕が得意とするところ。なので、キーパーはそういう攻撃の起点になれるポジションでもあるということを、僕のプレーを見て知ってほしいなと思います。――そういう具体的に観るポイントがあると初心者も観戦を楽しめそうですね。そうですね。そして、僕、試合中はめちゃめちゃ声を出します。叫びまくっていますね。スタジアムによっては声が通りにくかったりするので、ゴールキーパーは声を出すこともひとつの大切な仕事だと思っています。そこもぜひ注目してほしいですね。※写真・大嶋千尋文・薮内加奈※2019年9月15日配信。ーー3人目は、浦和レッズからシントトロイデンに期限付き移籍をしている、アグレッシブなプレーが持ち味のディフェンダー、橋岡大樹選手。橋岡大樹選手「緊張をほぐすために、笑うようにしています」プレー中の真剣な表情とは打って変わり、撮影、取材中は冒頭からニコニコ笑顔。初対面とは思えないラフな雰囲気でインタビューが始まりました。ーーカメラマンの「笑って!」といういきなりの要求にも素直に応えてくれました。緊張はしないのですか?緊張はします。だからこそ、ほぐれるように笑顔を心がけているんです。僕のチャームポイントでもありますね。もちろんいつも笑っているわけではなく、場をわきまえていますよ。ただ、仲間内ではヘラヘラしているからか、よくいじられます(笑)。でも、みんなとワイワイしているのが好きなので、いじられるのは全然かまわないし、僕からいじったりもしています。ーーピッチ外では朗らかで親しみやすい印象がありますが、実はお父さまは元野球選手、お母さまは元陸上短距離選手であり、叔父さまは棒高跳びの元日本記録保持者、そしていとこに、陸上走り幅跳びの橋岡優輝選手がいるアスリート一族。サラブレッドの橋岡選手も浦和レッズの育成組織であるアカデミー育ちということで、非常に厳しい競争を勝ち抜いてこられました。いやいやそんな……(と、しきりに謙遜)、でも、確かに昔から運動神経はいいほうですね。野球でも陸上でもなくサッカーを始めたのは、兄の影響です。兄が「野球よりも楽しい」と入ったサッカー少年団に僕がついていきだしたのがきっかけですね。小1~6年まではそこにいて、中学から浦和レッズに入りました。セレクションは、何百人といたなかから、僕を含めて20人が選ばれたと聞いています。当時、自信なんてものはなかったですが、とにかく入りたい一心で臨みました。ーーそこから鍛錬されて2018年にトップチームへ昇格、そして日本代表にも召集されています。見事なまでの大躍進ですが、ご自分のプレーはどこが強みだと思いますか?熱く戦う姿、ですね。自分で言うのもなんですが、1対1の場面では粘り強くいくし、ヘディングも強い、そして足が速いと思っています。僕は、感動させるプレーをしたいんです。上手な選手はいっぱいいますけど、感動させられるプレーヤーは少ないんじゃないかと。海外でいうと、カルレス・プジョル選手(元FCバルセロナ、2014年現役引退)や、Jリーグでは田中マルクス闘莉王選手(2019年まで京都サンガF.C.所属)でしょうか。 だからこそ、多くの人が心打たれるような選手になりたいです。※写真・黒川ひろみ文・伊藤順子※2019年10月19日配信。最後は、川崎フロンターレからフォルトゥナ・デュッセルドルフへ移籍したばかりで、日本代表の勝利の鍵を握る中盤・田中碧選手。田中碧選手「点は決めたいけれど、目立ちたくないんです」ーー川崎フロンターレの、何十倍もの競争率を勝ち抜いた強者が集うアカデミーからの生え抜きである田中選手。トップチーム昇格後はデビュー戦で初得点し、記念グッズも発売され、まさに「エリート街道」をひた走る。だが、順風満帆かといえば、「18歳の時に引退を考えるほど追い込まれた」そうで、「先輩の助言が重荷に感じた」時期も。自分に打ち克つべく、課題を書き出し試合で成功体験を重ね、今や東京オリンピックを担うU‐22(2021年現在はU-24)日本代表になるほどの存在に。「MFという役割は、FWのような派手さはありませんが、僕を起点としてゴールが生まれるので、パス回しなどを見てほしい」努力家で負けず嫌い。アスリートならではの性格が垣間見えるが、自称「恥ずかしがり屋」。「点は決めたいけれど、目立ちたくないんです。友達がわちゃわちゃしてるのもそっと見ていたいし、休日はずっと家にいたい」夢を尋ねると「フル代表はもちろん、いずれはヨーロッパに移籍し、チャンピオンズリーグで優勝すること」と即答。チームカラーのサックスブルーから代表の藍色、そして未知なる色へ。変わりゆく「碧」を見守り続けたい。※『anan』2019年11月6日号より。写真・小笠原真紀取材、文・伊藤順子(by anan編集部)※2019年初配信、2021年4月10日に再編集し配信。まとめ作成・伊藤順子
2021年07月22日これ以上ない相手である。U-24日本代表は『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』前最後のテストマッチでU-24スペイン代表に挑む。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペインは『UEFA ユーロ2020』ベストイレブンに選出されたペドリことペドロ・ゴンザレス、同じくA代表でプレーするGKウナイ・シモンにDFエリック・ガルシア、FWダニ・オルモ、さらにオーバーエイジのMFダニ・セバージョス、ミケル・メリノ、FWマルコ・アセンシオら豪華メンバーが顔を揃える。1992年『バルセロナ五輪』以来となる金メダルを獲得するために本気の布陣でやってきたのだ。文句なしの優勝候補の筆頭であるスペインは、金メダルをターゲットにする日本としては避けて通れない相手でもある。7月16日、『キリンチャレンジカップ2021』前日記者会見に臨んだ森保一監督は本番直前にV候補と当たるメリットを口にした。「我々も『東京五輪』の金メダルを目指しているので、選手たちには同じ目線で戦ってほしい。日本の力をしっかり出し切れば世界の強豪としっかり戦えると思っているので、選手たちにはしっかり自信を持って試合に臨んでほしい。強い相手との親善試合の中でスピード感やテクニック、世界のトップレベルとの戦いにいい刺激を受けて、『東京五輪』へ向けて自信となる準備をしてほしい」金メダル候補との距離を測るゲームとなるが、森保監督は勝利を譲るつもりはさらさらない。「日本のホームで戦うし、サポーターにもスタジアムに応援にきてもらえる中で、勝つ可能性は十分にあると思っている。選手にはどんな相手にも勝ちにいこうと伝えているし、試合の中で成長につながる課題を感じながら進んでいこうと言っている。勝つ確率がいくつかはわからないが、十分勝つ可能性があると思っている。選手たち一人ひとりが100%持っているものを出し、チームとして組織力を発揮すれば十分勝てると思っている。チャレンジする気持ち、勝ちにいく、掴み取りにいくんだという気持ちを試合で見せてほしい」指揮官は選手起用にも言及した。「スペイン戦は交代枠11人ということで少しでも多くの選手を起用していきたいと考えている。理由はいくつかあるが、ひとつはこれまでの積み上げてきた練習、大学生とのふたつのトレーニングマッチ、ホンジュラス戦でゲーム体力は上がってきたと思うので、より多くの選手に経験させてあげたい。もうひとつは世界のトップトップのチームと戦えることによって選手たちがいい刺激を受けて、彼らの成長につながると思う。と同時に『東京五輪』で我々の目標を達成するために世界のトップに勝っていかないといけない。選手にはその指標を掴んでほしい」7月15日から全体練習に合流したFW上田綺世、別メニューが続くMF三笘薫のコンディションを問われると、森保監督はこのように答えた。「まずは上田については全体練習に合流し、昨日の練習を受けてメディカルから今日のリバウンドはないと聞いている。スペイン戦に向けて十分プレーできる状況だと思っている。三笘も足の張りが残っているが、回復するために別メニューで調整しつつ、本大会では問題なくプレーできると思っている」スペインで育ち、成長してきた久保建英の評価について改めて求められると、監督はこう語った。「まず彼が常に成長している、進化しているのは代表活動、所属クラブでの活動から感じさせてもらっている。いい指導者に出会い、本人の努力もあり、スペインへ渡り、非常に厳しい環境で成長してきた。また日本へ帰ってきて、競争に勝ち抜くことが自然に身に付いている。サッカーが好きなのはもちろん、競争を勝ち抜くメンタリティは自然に備わっている。昨季は難しいシーズンだったが、攻撃やフィジカル、守備、総合的に彼のスキルは伸びている。攻守が必要な現代サッカーの中、インテンシティが高い中、彼の持つスキルを生かしている」監督だけではない。選手たちも本大会直前のスペイン戦を歓迎した。吉田麻也「欧州王者であり、優勝候補。来日して間もないが、間違いなく実力がある。自分たちの立ち位置もわかる。いい準備をして本大会へつなげたい。個々の実力差も把握できるのはいい機会。引き続きいいゲームの入りをすること、ゲームを支配すること、決め切る時に決めて試合を決める、その三つが大事だと思う。相手の得意な形を出させないのが大事。相手の良さを消さないといけない。個としても組織としても、世界のトップトップとやるには泥臭くやらないといけない。理解しないといけないのはまだまだ差はある、自分たちはうまくないという気持ちで戦わないといけない。全員がハードワークをしないといけないと、この試合で理解するのではないかな」酒井宏樹「コンディションや試合勘を合わせていくいい親善試合かなと思っている。勝つことで自信につながるし、いい雰囲気になるので、勝つことを前提に戦いたい。五輪の準備としては負けた方がいいと思われるかもしれないが、勝ちながら修正していくのが強いチームには必要だと思うので勝っていきたい。でも本大会ではないので特別スカウティングしているわけではないし、自分たちもスペインも90分フルで出る選手はいないと思うので、五輪へコンディションを高めていければと思っている」旗手怜央「対戦相手はどこであろうと、僕自身試合できることは毎回楽しみ。ましてや今回優勝候補のスペイン。『東京五輪』、『東京五輪』後のサッカー人生を含めて大事な試合になると思うので、僕の持てる力を発揮したい。正直、すごい楽しみ。もうすぐ五輪が始まるというのもあるが、スペインとやれるのは本当に楽しみ」遠藤航「チームとしてはホンジュラス戦の前半のような試合を90分することが理想だが、本番は連戦がある中で、全員が力になる必要がある。スペイン戦はどういうメンバーでやるかわからないが、全員がいい準備をするために大事になるし、相手は優勝候補だし単純に腕を試すという部分もある」田中碧「僕が今までやってきた相手の中で一番技術も頭の中も目もスピードも速いチームだと思う。その中で守備や攻撃でどれだけ通用するか楽しみ。自分たちが圧倒的に押し込める相手ではないが、その中で何ができるか。でも大事なのは本大会。すべてを出し切って勝ちにいくかというと、自分たちのやるべきことをやり続けることが大事。手を抜くわけではないが、ホンジュラス戦の反省を生かしながら、チームとしていい方向に持っていく試合にしたい」久保建英「最後の試合なのでいい感触で終わりたいというのがあるし、そのために残りいい練習をしたい。(バルセロナでともにプレーしたガルシアについて)昔のチームメイトや知り合いと対戦するのは試合が終わったら有意義だが、今は五輪。勝つことだけに集中している。本番前に強いところと組めないというイメージがあったが、優勝候補の筆頭とやれる。勝つか負けるかわからないが、自分たちの立ち位置がわかるメリットしかない。連携面も大事だが、押し込まれる展開が多くなる中、自分個人で何ができるか試したい」本番へ向けてポジション争いでアピールするか、チームの和を優先するか、難しい対応が求められる選手たちだが、左ウイングのポジションを争う相馬勇紀と三笘はこうコメントした。相馬「自分が試合に出て活躍することは選手の誰もが目指すと思うが、チームスポーツの難しさとしてチームの勝利を第一に考えないといけない。日々の練習、試合で結果を残して、選んでもらうようプレーするが、普段から(三好)康児とも、薫とも仲がいい。自分が試合に出たら相手のサイドバックのスタミナを消耗させてバトンタッチするとか、チームのことを考えてやっていきたい。僕と薫とかでどんな話をしているかというと、タッグでがんばろうと。僕が先に出たら相手のスタミナがヘロヘロになるまでがんばると、普段からそういう話をしている」三笘「大学から知っているし、ふたりの中でそういう話をしている。相手も嫌がるだろうし、強度の部分でもチームの助けになるし、信頼してやっている」初戦・南アフリカ戦をターゲットにコンディションを上げてきた上田はこのように胸中を明かした。「(コンディションは)順調としか言えない。自分の目標に順調に向かっている。焦りはないが、僕だけの問題でもない。選んでもらっている中ケガをして、自分が何を残さないといけないかが重要。僕が出たいというのではなく、リハビリさせてもらって感謝している。1戦目からいいパフォーマンスをする準備をすることが大事」U-24日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】1大迫敬介(広島)、12谷晃生(湘南)、22鈴木彩艶(浦和)【DF】5吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、2酒井宏樹(浦和)、4板倉滉(マンチェスター・シティ/イングランド)、3中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、20町田浩樹(鹿島)、13旗手怜央(川崎F)、14冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、15橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、21瀬古歩(C大阪)【MF】6遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、16相馬勇紀(名古屋)、8三好康児(アントワープ/ベルギー)、11三笘薫(川崎F)、10堂安律(PSV/オランダ)、17田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、7久保建英(レアル・マドリード/スペイン)【FW】19林大地(鳥栖)、9前田大然(横浜FM)、18上田綺世(鹿島)U-24スペイン代表の来日メンバーは以下の通り。【GK】1ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、13アルバロ・フェルナンデス(ウエスカ)、22イバン・ヴィジャール(セルタ)【DF】5ヘスス・バジェホ(レアル・マドリード)、4パウ・トーレス(ビジャレアル)、18オスカル・ヒル(エスパニョール)、2オスカル・ミンゲサ(バルセロナ)、20フアン・ミランダ(ベティス)、12エリック・ガルシア(バルセロナ)【MF】8ミケル・メリノ(レアル・ソシエダ)、10ダニ・セバージョス(レアル・マドリード)、14カルロス・ソレル(バレンシア)、15ヨン・モンカジョラ(オサスナ)、3マルク・ククレジャ(ヘタフェ)、6マルティン・スビメンティ(レアル・ソシエダ)、16ペドロ・ゴンザレス(バルセロナ)【FW】7マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)、11ミケル・オジャルサバル(レアル・ソシエダ)、9ラファ・ミル(ウルヴァーハンプトン/イングランド)、19ダニ・オルモ(ライプツィヒ/ドイツ)、17ハビ・プアド(エスパニョール)、21ブライアン・ヒル(セビージャ)U-24日本代表は7月17日(土)・ノエビアスタジアム神戸での『キリンチャレンジカップ2021』U-24スペイン戦を経て、『東京五輪』へ突入する。『東京五輪』では7月22日(木)・東京スタジアムでU-24南アフリカ、25日(日)・埼玉スタジアム2002でU-24メキシコ、28日(水)・横浜国際総合競技場でU-24フランスと対峙し、上位2枚のノックアウトステージのキップを争う。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年07月17日