JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」に出店する「もぐもぐながさき」で、「長崎和牛福箱!希少部位各200g&焼肉用500g」、「長崎和牛福箱!ロースステーキ600g!」を販売中です。長崎和牛は肉本来の旨みを持つ赤身とまろやかな味わいの脂身が絶妙なバランスが特徴で、5年に一度開催の和牛のオリンピックと称される「全国和牛能力共進会」において、2大会連続で上位入賞するなど、品質の高さは改めて証明されています。現在販売中の“長崎和牛福箱”は期間限定・数量限定商品です。年末年始にご自宅で楽しめる商品となっていますので、この機会に是非ともご購入ください。【A】長崎和牛福箱!希少部位各200g&焼肉用500g【A】長崎和牛福箱!希少部位各200g&焼肉用500g【A】長崎和牛福箱!希少部位各200g&焼肉用500g : 【B】長崎和牛福箱!ロースステーキ600g!【B】長崎和牛福箱!ロースステーキ600g!【B】長崎和牛福箱!ロースステーキ600g! : 【JAタウン】JAタウンは、JA全農が運営する産地直送通販サイトです。「おいしい日本と暮らそう。」をテーマに、品質が良く、安心安全な国産の農畜産物を産地からお客様にお届けし、食を通じた体験により、お客様の暮らし、生産者の皆さんの暮らしがともに豊かにすることを目指します。産地直送通販お取り寄せトップ|JAタウン : 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。 : 問い合わせ先JA全農フードマーケット事業部eコマース事業課中井・西村までTEL:03-6271-8348 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月21日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)、リトゥン バイ(written by)は、最新コレクション「writtenafterwards 12th 合掌 -Hidden Archives-」の一部を長崎県美術館にて先行発表。2021年12月23日(木)から12月26日(日)まで、展示される。3月発表の「合掌」に続く最新コレクション先行発表される「writtenafterwards 12th 合掌 -Hidden Archives-」は、2021年3月に東京の国立新美術館にて披露したインスタレーション「合掌」の続きとなるコレクション。インスタレーション「合掌」とは3月に発表された「合掌」は、デザイナーの山縣良和が、衣服の素材の成り立ち、とりわけ養蚕の歴史を紐解いていく中で関心を持った「合掌造り」の家屋における“生産と分解の循環”の仕組みから着想を得たインスタレーションだ。「合掌造り」の家屋ではかつて、養蚕などを営む傍らで菌による“発酵”や“分解”をうまく生かし、火薬兵器の原料生産も行っていた。「合掌造り」からインスパイアされて山縣良和が目指したのは「土へと還るあたたかな衣服」。インスタレーション「合掌」では、「合掌造り」の屋根のように配置された大型パネルとともに、土に埋めた衣服の展示が行われた。衣服&アートピースを長崎で先行展示今回行われる長崎県美術館での「writtenafterwards 12th 合掌 -Hidden Archives-」先行発表では、最新コレクションの服や、長崎県五島列島とタッグを組んだアートピースを展示。「合掌」から継続して“社会と衣服における生成と分解”を表現に取り入れるとともに、山縣のルーツでもあり、様々な外来文化を迎え入れてきた長崎という土地の歴史に向き合い、新たな物語と人間像を浮き彫りにしていく試みとなっている。なお、「writtenafterwards 12th 合掌 -Hidden Archives-」は長崎県美術館での先行展示を終えた後、2022年1月中旬より東京にて全貌が発表される。【詳細】writtenafterwards 12th collection 合掌 -Hidden Archives-会期:2021年12月23日(木)~12月26日(日)会場:長崎県美術館 運河ギャラリー住所:長崎県長崎市出島町2-1開館時間:10:00~20:00 ※最終入場は閉館30分前まで観覧料:無料■山縣良和 講演「長崎から考える、平和と装いについて」開催日時:2021年12月24日(金) 開場18:30 開始19:00開催場所:長崎県美術館 ホール定員:40名料金:無料※長崎県公式ホームページより申し込み。
2021年12月17日「King&Prince」の永瀬廉主演のNHKドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」が、来年1月8日(土)から放送されることが決定した。本作は、江戸時代末期の長崎を舞台に通訳者の青年が活躍する時代劇。主演の永瀬さんは連続テレビ小説「おかえりモネ」での好演も記憶に新しい。NHKドラマ初主演の時代劇で新境地に挑む。脚本の宮村優子と制作統括の内田ゆきは「アシガール」のコンビ。再タッグで新たな青春時代劇を作り上げる。江戸時代、西洋への唯一の窓口となり、いわば国際都市として栄えた長崎。出島に出入りし、オランダとの交易を通訳として支えてきたオランダ通詞(通訳者=わげもん)たちは、政治的な交渉にも立ち会い、情報収集にあたるプロフェッショナル集団だった。嘉永2年(1849)。ペリーの黒船来航まで、残すところ4年。オランダ以外の西洋列強、アメリカ、イギリスなど諸外国の影が年々色濃くなり、長崎は波乱の時代を迎えていた。通詞たちには「早急に英語を学べ!」の大号令が下される。そんな長崎に、通詞だった父の失踪の謎を追って青年・伊嶋壮多(永瀬廉)が江戸からやってくる。たぐいまれな語学センスと好奇心を持つ壮多は、名通詞・森山栄之助の英語塾で学ぶことになる。壮多の周囲では、長崎ならではの密輸事件が起き、また父の秘密を知る老通詞が死亡。壮多は、唐人の父を持つ妓楼(ぎろう)の少女や、剣術自慢の若通詞といった仲間たちと共に、真実に挑んでいく。森山は自らも葛藤しつつ、壮多を懸命に導いていく。そして壮多たちの前に謎の男・神頭(こうず)が現れ、思いがけない企みに巻き込まれていく…。来たる新たな時代、おののきつつも心を躍らせる若者たちの冒険が始まる。主演・永瀬 廉(伊嶋 壮多役)土曜ドラマ『わげもん~長崎通訳異聞~』で伊嶋壮多役を務めさせていただく事になりました。『おかえりモネ』に続きこんなに早くNHKドラマに出演させて頂けること、今回は主演であること、そして本格時代劇に初挑戦させてもらえること、とても光栄に思っております。「わげもん」とは今でいうところの通訳者のことを指します。通訳者になるため奮闘する壮多は長崎でたくさんの人に出会い、そこで起こる様々な困難に立ち向かっていくことで、言葉だけでなく人の心までも和解(わげ)していく青年です。変化の時代を必死に生き抜いていく大胆で行動力のある壮多を雪駄の寒さも忘れるくらい熱を持って演じていきたいと思います。宮村 優子(作)ことばで戦うひとの物語が描きたいと思いました。その一言に力はあるか、希望はあるか、志はあるか、だれかを動かすことはできるのか――。失踪した父を捜し江戸からやってきた青年が、「わげもん」とよばれる通詞の世界と出会ったとき、国際都市長崎に隠された秘密を暴くべく彼の戦いが始まります。オランダ語と英語を操り戦う、不敵でタフな主人公壮多の冒険にどうぞご声援を。言霊を信じ、真実を求めてやまない彼の船出に心躍らせていただけたら幸いです。NHK大阪拠点放送局 チーフ・プロデューサー 内田 ゆき(制作統括)土曜ドラマという枠で、なぜ時代劇をやるのか。それは今の世をどう生きるか?という問いへの答えを、揺れ動く時代を舞台にしたエンターテインメントの中に求めたからです。幕末の長崎通詞たちの激動の日々。未知の世界に心おどらせ、ひとり歩みだす主人公の期待と不安――。彼らに心がよりそって、一緒にドキドキ、わくわく、笑ったりときには涙したりできるドラマを、と企画しました。オリジナル脚本では、「アシガール」でご一緒した宮村優子さんの筆が、真骨頂である歴史+青春!に冴さえわたっています。そして主人公の壮多には、『おかえりモネ』のりょーちん役で、みずみずしく繊細な演技で深い印象を残した永瀬廉さんをお迎えすることができました。永瀬さんの、りょーちんとはまた違う魅力を知っていただける来年1月の「わげもん」放送をお楽しみに。土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(全4回)は2022年1月8日(土)午後9時~9時50分よりNHKにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2021年10月28日長崎県(知事:中村法道)は、令和4年秋に予定されている西九州新幹線(長崎~武雄温泉間)の開業1年前を記念し、JR大阪駅を中心とした関西・中国地域等に、10月30日から約1ヶ月間プロモーションやキャンペーン(以後、本キャンペーン)を実施します。西九州新幹線の開業でもっと身近になる長崎県の魅力を、いち早く発見・再発見できる機会を多面的に醸成します。キャンペーンキービジュアル■JR大阪駅を中心に関西・中国地域を西九州新幹線“長崎”一色にジャック西九州新幹線の開業で関西や中国地方からより身近になる長崎県。本キャンペーンでは、九州方言の「けん」と、長崎「県」を掛け合わせた「近いけん」というコンセプトをもとに、旅行消費やトレンドを牽引する消費者層とシンクロする「旅するモデル」が、長崎県内の沿線を回遊するストーリーを造成。沿線各駅名や、印象的な風景・食材などを線画のタッチで描かれたイラストを活かし、名所や食材を効果的に訴求します。このキービジュアルは、JR大阪駅をはじめ関西・中国・福岡地域主要駅のデジタルサイネージや、快速列車の車内吊り広告などで展開します。JR大阪環状線ラッピング車両■JR大阪環状線を走る!ラッピング車両が約1ヶ月間運行大阪市内を循環するJR大阪環状線で本キャンペーンのキービジュアルやロゴを配したラッピング車両を、11月の約1ヶ月間運行。車両の外観のみならず、車内吊り広告でも西九州新幹線の沿線各都市の魅力を訴求します。フォトパネル例1フォトパネル例2■JR大阪駅でフォトブースやノベルティの配布も10月30日~1週間、JR大阪駅「旅立ちの広場」に本キャンペーンのキービジュアルを大胆に展開したフォトパネルを設営します。多くの乗車客(約8.3万人※2019年JR大阪駅流動調査)が利用する旅立ちの広場は、大阪駅中央コンコース南側に位置。パネルには、利用客が思わず自ら写真を撮りたくなるようなフォトブースを併設。感染症対策を徹底しながら、来場者が楽しく、西九州新幹線の魅力を体感できる環境を作ります。また、10月30日にはJR大阪駅「アトリウム広場」では、長崎県の公式キャラクター「がんばくんとらんばちゃん」が、車掌風のコスチュームを着て西九州新幹線開業のPRをお手伝い。同広場では、長崎県の沿線各都市のフォトブースの他、オリジナルノベルティを限定で配布し、キャンペーンを展開します。■3,000円相当の長崎県産品が100名様に当たるSNSキャンペーン期間中(10月30日~12月10日まで)本キャンペーンでは、交通広告やサイネージなどを中心に、キービジュアルを用いた広告を撮影・SNSで投稿した方から抽選で100名様に3,000円相当の長崎県産品をプレゼントするSNSキャンペーンを実施。キャンペーンを通して、西九州新幹線の価値をより多くの方に理解してもらう機会を作りながら、長崎県への愛着や旅情を演出します。SNS写真投稿キャンペーン■西九州新幹線開業で変わる長崎観光の未来、大阪でトークショー11月14日開催西九州新幹線の開業で変化する九州や長崎の観光を、地域観光に関わるプロフェッショナルを招いて議論するトークショーを大阪で開催します。トークショーを通して、西九州新幹線の開業の効果や長崎の魅力を発見・再発見する機会をつくるだけでなく、九州や長崎の課題にも焦点をあてることで、地方の観光の未来を聴講者と一緒に考える契機を作ります。トークショー【トークショー登壇者】「観光のプロフェッショナルとしての視点」星野リゾート代表 星野 佳路国内外でそれぞれに特徴がある5ブランドを中心に、51施設を運営(2021年10月現在)。2013年には、日本で初めて観光に特化した不動産投資信託(リート)を立ち上げ、星野リゾート・リートとして東京証券取引所に上場。長崎県内では雲仙温泉で新規施設を開業予定。「地域ブランディングのプロフェッショナルとしての視点」株式会社ディスカバー・ジャパン 代表取締役社長/『Discover Japan』統括編集長 高橋 俊宏2008年に「日本の魅力、再発見」をテーマにした雑誌、『Discover Japan』を創刊。編集長を務める。雑誌メディアを軸に、デジタル事業や海外展開、日本各地の地域ブランディングを手掛ける。長崎市観光マスターブランド検討委員会座長。「長崎出身者・島原ふるさとPR大使としての視点」俳優・島原ふるさとPR大使 宮崎 香蓮※長崎県島原市出身。早稲田大学社会科学部卒。ドラマや映画で活躍中。東京2020オリンピック聖火リレー他、生まれ故郷の長崎県や島原市の魅力を県内外にPRしている。※「崎」は正しくは「たつさき」です【トークショー概要】日時 :11月14日10:30~11:30場所 :あべのハルカス25F会議室予約 :事前WEB申込( )定員 :150名参加費:無料■西九州新幹線とは西九州新幹線は、九州新幹線西九州ルート(福岡市・長崎市間)のうち、現在整備が進められている武雄温泉・長崎間66kmの路線名称です。令和4年(2022年)秋の開業時には、長崎~武雄温泉間はフル規格新幹線、武雄温泉〜博多間は在来線特急で運行され、武雄温泉駅のホームで乗り換える対面乗換方式(リレー方式)となります。未整備区間である武雄温泉〜新鳥栖間をフル規格により整備することで、時間短縮効果や新大阪までの直通運行の実現による中国関西方面等との交流人口の拡大などが期待されています。西九州新幹線とは 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月25日長崎・ハウステンボスにて、イルミネーションイベント「光の街のクリスマス」が、2021年11月6日(土)から12月26日(日)まで開催される。ハウステンボスのクリスマスイベントハウステンボスの「光の街のクリスマス」では、世界最大1300万球のイルミネーションや限定グルメなどを展開。<アムステルダムシティ>“白銀”のイルミネーションオランダ・アムステルダムをイメージした「アムステルダムシティ」では、街一帯が白銀一色に包まれる「白銀の世界」を開催。真っ白に輝くチャペルや10,000個のクリスタルを纏うクリスマスツリーを楽しめる。「アムステルダムシティ」を訪れた際にぜひチェックしてほしいのは、毎夜開催される点灯式。2021年は、アーティストの歌声とプロジェクションマッピングの演出で白銀に染まる美しい瞬間を盛り上げる。「白銀プロムナード」が初登場また、今年初登場する「白銀プロムナード」も注目したいスポット。雪の結晶が輝く“白銀の森”やランタンが彩りを添える“光の道”、まばゆい光に包まれる“永遠(とわ)のアーチ”を歩くことができる。いずれもロマンチックな気分を味わうことができる幻想的な空間なので、カップルでのデートにもおすすめだ。<光の王国>はクリスマスバージョンに光の滝や3Dプロジェクションマッピング、アンブレラストリートなどを展開する通年イルミネーション「光の王国」は、クリスマスバージョンに。クリスマスソングに合わせて赤や緑に輝くライティングショーは必見だ。<クリスマスタウン>10本の巨大ツリー10本の巨大ツリーやサンタクロースオブジェなど華やかなクリスマス装飾が彩りを添える「クリスマスタウン」では、本場ヨーロッパのクリスマスを満喫できるコンテンツを用意。クリスマスバージョンの賑やかなショーを繰り広げる「ステージショー」や、サンタクロースと一緒に記念撮影ができる「サンタグリーティング」、ミニゲームコーナーやワークショップなど盛りだくさんの企画を展開する。クリスマスマーケットでは、冬のインテリアにもぴったりなヨーロッパから直輸入したグッズや可愛らしい見た目のワンハンドグルメを販売。サンタクロースやクリスマスツリーをモチーフにした温かみのあるオブジェや苺をたっぷりとのせたスイーツなどが揃う。クリスマス限定グルメ&グッズイベントを楽しんだ後は、各レストランで腹ごしらえを。雪だるまやクリスマスツリーをイメージしたロード・レーウのクリスマスプレートは、長崎県産の牛フィレ肉とマトウダイを合わせた贅沢な一品だ。お土産やギフトとして手に入れたいクリスマス限定グッズも、逃さずチェック。ミッフィーがサンタクロースの服を纏った「クリスマスナインチェ」や、ベルギー産のチョコレート菓子などが並ぶ。クリスマス花火最高潮の盛り上がりをみせるクリスマスシーズンの4日間は、「クリスマス花火」も実施。クリスマス気分を盛り上げてくれる楽しげな音楽とともに、盛大に花火が打つ上げる。なお、12月27日(月)から2022年2月25日(金)までは「白銀の街~ロマンティックヨーロッパ~」を開催。「光の街のクリスマス」からさらにバージョンアップしたイルミネーションを楽しめる。【詳細】「光の街のクリスマス」開催期間:2021年11月6日(土)~12月26日(日)場所:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1入園料:18歳以上 7,000円、中高生 6,000円、小学生 4,600円、4歳~小学生未満 3,500円※写真はすべてイメージ■クリスマス花火開催日:2021年12月18日(土)、19日(日)、24日(土)、25日(日)■「白銀の街~ロマンティックヨーロッパ~」開催期間:2021年12月27日(月)~2022年2月25日(金)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2021年10月24日長崎・ハウステンボスは、ハロウィーンイベント「花の街の大収穫祭〜光り輝くハロウィーンナイト〜」を、2021年11月3日(水・祝)まで開催されます。3,000個のかぼちゃランタンが照らす「ハロウィーンナイトウォーク」注目は、かぼちゃランタンに囲まれた道を散策して楽しめる体験スポット「ハロウィーンナイトウォーク」。日中も夜も楽しむことができます。2020年開催時の約3倍となる3,000個ものかぼちゃランタンを飾り、ハウステンボス史上最大規模で開催されます。ぐるりと周りをかぼちゃランタンに囲まれた空間が、ハロウィーン気分を盛り上げてくれます。「光の王国」秋限定イルミネーションまた、ハウステンボスのイルミネーション「光の王国」は秋限定仕様の演出に。3Dプロジェクションマッピングやウォーターマジック、ハロウィーンカラーに彩られた傘による光の演出「ハウステンボス×Wpc. アンブレラストリート」など、秋の時期ならではの幻想的な光の演出を楽しめます。ワインやチーズ、巨大パエリアなど限定グルメもさらに、ヨーロッパ気分を味わえる街並みの中で楽しめる限定グルメも登場。フレッシュな樽生ワインをはじめ100種類以上のワイン飲み比べができる「ワイン祭」や、各国からグリュイエールチーズ、カマンベールチーズ、ゴーダチーズ、レッジャーノチーズといった世界4大チーズが集結する「チーズ祭」、カステラ尽くしの「カステラ祭」などを開催。ハーバータウン ベイサイドキッチンでは、海外のマーケットを思わせる「ファーマーズマーケット」を初開催。ずらりと並ぶ野菜や果物をその場で選んで注文できるできたてフードや生絞りジュースなどを販売する他、週末限定で直径約1mもの巨大パエリアが登場します。【詳細】ハウステンボス「花の街の大収穫祭〜光り輝くハロウィーンナイト〜」開催期間:2021年9月11日(土)~11月3日(水・祝)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2021年10月22日東武百貨店 池袋本店は、10月21日(木)~26日(火)までの6日間、「長崎展」と「おうちで、楽しむ。波佐見焼フェア」を同時開催します。「長崎展」では、長崎の名物料理をはじめ、中華、西洋など異国文化も楽しめる食を47店舗、べっ甲や赤サンゴのネックレス、椿油などを展開する工芸が8店舗集結します。「波佐見焼フェア」では、波佐見町で生産したお皿を約7,000点ご用意します。「長崎展」と「波佐見焼フェア」の2種類の催事を同時開催することで、よりおうち時間を充実してもらいたいと考えています。【名物の佐世保バーガーや、長崎県の食材を使用したサンド、弁当!】■佐世保市【バーガーショップベルビーチ】東武限定・実演佐世保トリプルバーガー 1,296円ベーコン、トマト、エッグ、チーズ、レタスに玉ねぎ、パテ3枚で210g。ボリューム感のある東武限定バーガー。【バーガーショップベルビーチ】■長崎市 初出店【バラモン食堂】東武限定・実演松浦アジフライサンド864円(1個)「アジの水揚げ日本一」を誇る長崎県松浦市、ふっくら肉厚でフワフワなアジフライサンド。初出店【バラモン食堂】■佐世保市【九十九島 海遊】東武限定・実演長崎和牛三昧弁当 2,581円長崎和牛を贅沢に使用し、焼肉・ロース・レモンステーキの3種の味を楽しめる弁当。【九十九島 海遊】【おうち時間や在宅ワークにオススメの冷凍グルメ!】■長崎市【岩崎本舗】長崎角煮まんじゅう 2,160円 (冷凍/5個)厳選した豚バラ肉を“継ぎ足しのタレ”で煮込み、ふわふわの生地で丁寧に包んだ角煮まんじゅう。【岩崎本舗】■長崎市【長崎中華街 蘇州林】冷凍具入りちゃんぽん 800円 (冷凍/1人前)独自にブレンドした粉に、絶妙なバランスで唐灰汁を配合したちゃんぽん麺と、オリジナルの鶏がらスープの相性は抜群。【長崎中華街 蘇州林】■雲仙市 初出店【長崎がまだす堂本舗】ちゃんぽん焼きそば 540円 (冷凍/1人前)長崎流のちゃんぽん麺を使った焼きそば。電子レンジで温めるだけで簡単にお召し上がりいただけます。初出店【長崎がまだす堂本舗】【秋の味覚のお芋や栗尽くしのスイーツ!】■五島市 初出店【五島商店 佐藤の芋屋】金の芋リッチ 2,501円 (長さ約12cm)安納芋のペーストと、お芋のダイスカットをふんだんに使った贅沢なロールケーキ。初出店【五島商店 佐藤の芋屋】■五島市 初出店【五島ごと】五島の芋尽くしソフトパフェ 801円 (イートイン)長崎県五島列島の肥沃な大地で燦燦とふり注ぐ太陽と海の潮風を受けて育った、オーガニックな芋を存分に楽しめるお芋のパフェ。初出店【五島ごと】■長崎市【松翁軒】渋皮栗寄せの抹茶カステラ 2,160円 (200g/5切)上質な抹茶を生地に織り込み、風味を残すように渋皮ごと蜜漬けし、栗と黒豆をたっぷりと使い仕上げたカステラ。【松翁軒】【おうちで、楽しむ。波佐見焼フェア】定番人気のお茶碗や豆皿が充実!食卓が楽しくなるような約500種類のお茶碗や豆皿を展開します。「波佐見焼フェア」で展開しているお皿と「長崎展」の食材を組み合わせておうち時間をより充実!■お茶碗各種 550円~伝統的な文様を現代のライフスタイルに合ったモダンなデザインに仕上げたお茶碗を集めました。お茶碗各種■豆皿各種 550円~伝統柄から動物モチーフの楽しいデザインなど、直径10cm前後の小さなお皿を集めました。豆皿各種【食卓が華やぐ色合いや柄のお皿!】おうちごはんの気分が上がるデザインや色味のお皿が一堂に揃います。マリーゴールドプレートマリーゴールドプレートの料理盛付けイメージ左上:マリーゴールドプレート(パープル) L 4,180円右上:マリーゴールドプレート(パープル) M 2,090円下 :マリーゴールドプレート(デニム) M 2,090円マリーゴールドをイメージした新作。秋らしいカラーが料理をひきたてます。es bowles bowlの料理盛付けイメージ左 :es bowl(織部釉) 3,520円中央:es bowl(飴釉) 3,520円左 :es bowl(黄磁釉) 3,520円職人がひとつずつ手作業で釉掛けしたボウル。優しい色合いは、スープにサラダ、麺料理など多用途にお使いいただけます。【使い勝手のバリエーションが豊富な波佐見焼!】食器棚にしまって保管するのではなく、あえてディスプレイして楽しむこともできます。ダリアキャニスター 使用イメージ左:ダリアキャニスター(レッド) 2,200円右:ダリアキャニスター(イエロー) 2,200円使い方は人それぞれ。波佐見焼の蓋物の器は、食材に限らずマニキュアやリップなどの小物も可愛く収納できます。赤巻丼 使用イメージ赤巻丼 2,420円本来は丼として使用する器ですが、コロンとしたフォルムを活かして花器としても活用できます。自由な発想で使用するのも波佐見焼の粋な楽しみ方です。「長崎展」「おうちで、楽しむ。波佐見焼フェア」は、オンラインショッピングも開催します。※表示価格は「消費税込み」の価格です。店内の飲食スペースでお召しあがり(イートイン)の場合は「消費税率10%」の価格となります。※密を避けるために、お客さまへの入場制限をする場合がございます。撮影時間・撮影方法をご相談させていただく可能性がございますのでご了承ください。■イベント概要タイトル: 「長崎展」 「おうちで、楽しむ。波佐見焼フェア」場所 : 東武百貨店 池袋本店 8階催事場(長崎展 約300坪、波佐見焼フェア 約50坪)期間 : 2021年10月21日(木)~26日(火)営業時間: 午前10時30分~午後7時 ※イートインは閉場30分前がラストオーダー店舗数 : 長崎展 55店舗 ※内初出店7店舗URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月18日午後8時からがおもしろい!長崎の老舗ホテル長崎県島原市にある「ホテル南風楼(なんぷうろう)」内の「グランピングatチャペル」が、隣接の専用テラスにジャグジーバスを開設しました。創立113年を迎えた「ホテル南風楼」は、株式会社ホテル南風楼が運営する老舗ホテル。全面海に面した「海見露天風呂」や極上の癒しを味わえる美泡風呂、女性限定のシルキーバスなど多彩な温泉では、開放的なオーシャンビューの眺望を楽しめます。館内では午後8時からは日替わりイベント(ピンポン大会、射的、ミニビリヤードなど)を開催。このほか24時間コーヒーを飲める旅カフェ、ゆっくり読書を楽しめる本棚カフェなども常設されています。クルーズ船をイメージしたチャペルを1棟貸し切り「グランピングatチャペル」(略称グラチャペ)は、オーシャンビューチャペルを活用した屋内型グランピング施設です。眼前に広がる空と海が織りなす大迫力の景色を楽しめる館内には、エアーベッド完備のテントを設置。インドアの快適性とアウトドアの解放感にくわえて温泉旅館のくつろぎを満喫できます。今回開設されたジャグジーバスは直径1.6メートルのゆったりサイズ。目の前に広がる雄大な有明海を眺めながら、疲れた身体を湧き出る気泡で癒すことが可能です。さらに夜間はライトアップされるので、湯面がまるで海上から浮かび上がっているような幻想的な空間を楽しめます。(画像は株式会社ホテル南風楼のプレスリリースより)(画像は株式会社ホテル南風楼より)【参考】※株式会社ホテル南風楼のプレスリリース/@Press※株式会社ホテル南風楼
2021年10月11日長崎・ハウステンボスは、ハロウィーンイベント「花の街の大収穫祭〜光り輝くハロウィーンナイト〜」を、2021年11月3日(水・祝)まで開催する。3,000個のかぼちゃランタンが照らす「ハロウィーンナイトウォーク」注目は、かぼちゃランタンに囲まれた道を散策して楽しめる体験スポット「ハロウィーンナイトウォーク」。日中も夜も楽しむことができる。2020年開催時の約3倍となる3,000個ものかぼちゃランタンを飾り、ハウステンボス史上最大規模で開催される。ぐるりと周りをかぼちゃランタンに囲まれた空間が、ハロウィーン気分を盛り上げてくれそう。場内装飾も、2020年よりパワーアップ。ジャック・オー・ランタンをモチーフにした華やかなデコレーションを展開する。アンブレラストリートなど、定番スポットもハロウィーン仕様に。ハロウィーン気分をもっと楽しみたい人は、10月31日(日)の仮装コンテストに参加してみるのも良いかも。仮装した参加者がパレードするのを審査する方式となっており、入賞者は豪華賞品を手に入れることができる。目玉や指をモチーフにしたちょっぴり不気味なハロウィーングルメも要チェック。おばけを思わせる「サーモンとクリームチーズのバジルソースバーガー」や、漆黒バーガーとポテトをセットにした「ハロウィーンブラックバーガー&ホラーポテト」などが揃う。「光の王国」秋限定イルミネーションまた、ハウステンボスのイルミネーション「光の王国」は秋限定仕様の演出に。3Dプロジェクションマッピングやウォーターマジック、ハロウィーンカラーに彩られた傘による光の演出「ハウステンボス×Wpc. アンブレラストリート」など、秋の時期ならではの幻想的な光の演出を楽しめる。ワインやチーズ、巨大パエリアなど限定グルメもさらに、ヨーロッパ気分を味わえる街並みの中で楽しめる限定グルメも登場。フレッシュな樽生ワインをはじめ100種類以上のワイン飲み比べができる「ワイン祭」や、各国からグリュイエールチーズ、カマンベールチーズ、ゴーダチーズ、レッジャーノチーズといった世界4大チーズが集結する「チーズ祭」、カステラ尽くしの「カステラ祭」などを開催する。ハーバータウン ベイサイドキッチンでは、海外のマーケットを思わせる「ファーマーズマーケット」を初開催。ずらりと並ぶ野菜や果物をその場で選んで注文できるできたてフードや生絞りジュースなどを販売する他、週末限定で直径約1mもの巨大パエリアが登場する。【詳細】ハウステンボス「花の街の大収穫祭〜光り輝くハロウィーンナイト〜」開催期間:2021年9月11日(土)~11月3日(水・祝)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2021年10月01日JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」に出店するJA全農ながさきのショップ「もぐもぐながさき」で、「長崎和牛」系統枝肉共励会のグランドチャンピオン受賞牛の販売を開始しました。グランドチャンピオン受賞牛は、100頭の牛の中からNо.1を決める長崎県下最大の大会『第27回「長崎和牛」系統枝肉共励会』にて優勝した長崎和牛です。「長崎和牛」は、赤身と脂身のバランスが良く、鮮やかな色合いが特徴です。また、くちどけが良く、しつこくない脂としっかりとした肉質のため、焼いた際に広がる和牛特有の香りをお楽しみいただけます。ロースステーキやスライス、焼肉用をご用意しておりますので、お好みの食べ方に合わせて購入いただけます。「長崎和牛」の頂点を極めたお肉で、なかなか味わうことのできないグランドチャンピオン受賞牛を数量限定で販売します。ご自宅でお取り寄せする贅沢な”おうちじかん”の主役としてぜひお買い求めください。グランドチャンピオン牛 ロースステーキグランドチャンピオン牛 焼肉用約500g産地直送通販お取り寄せグランドチャンピオン賞受賞牛販売!: |JAタウン : 発送時期:9月24日より順次発送また、ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」では、グランドチャンピオン牛焼肉用約500gが2名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。【JAタウン】JAタウンは、JA全農が運営するショッピングモールです。「もっと近くに美味しいニッポン」をテーマに、全国の各産地で育まれた農畜産物や特産品を、インターネットを通じて消費者の皆さまにお届けします。産地直送通販お取り寄せトップ|JAタウン : 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。 : 【プレゼントキャンペーン概要】応募期間:令和3年9月15日(水)~9月22日(水)応募方法:「JAタウン【公式】」のツイートをフォロー&リツイート内容:グランドチャンピオン受賞牛焼肉用約500gを2名様にプレゼント産地直送通販お取り寄せ|Twitterフォロー&リツイート キャンペーン(2021年9月15日3:00PM〜9月22日2:59PM)JAタウン : お問い合わせは、JA全農フードマーケット事業部eコマース事業課西村までTEL 03-6271-8348 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月15日日本を代表するトランスジェンダー女優の長崎アンナが初の監督、脚本、主演を務める映画「SUPER APARTMENT WIFE」がAmazon primeで配信開始いたしました。URL: SUPER APARTMENT WIFE2021年9月24日にはDVDも発売されます。またその約1ヶ月後にはレンタルも開始予定です。 <是非この機会にご覧ください!> <長崎アンナ プロフィール>女優・歌手・モデル。奈良生まれ。小学2年から、体は男性、心は女性という「性同一性障害」に気づきながらも、本心を隠し、'02年より男性歌手「KEITA」として活動。'03年、第6回上海アジア音楽祭で優秀新人賞を受賞。'07年、テレビ出演の際に歌った曲の反響がきっかけで、'09年カミングアウト。'10年、精巣摘出手術を受け、CD「女優」で「麻倉ケイト」として再出発。2013年、花嫁モデルとしても話題を集めた。2015年、初音ミクのコスプレシンガーとしてメディアでも話題と注目を集める。滋賀医科大学の公認アイドルでもある。2017年健康しが大使に就任。全世界同時公開の米映画でハリウッド女優としてのデビューが決定している。自身の監督、脚本、主演を務める映画「SUPER APARTMENT WIFE」2022年公開予定。また他にも主演作品や自身の監督、脚本、主演作品がすでに決定している。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げ、菅田将暉が主演を務める映画『キャラクター』が現在公開されている。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)がある日殺人事件を目撃し、犯人をキャラクター化してサスペンス漫画を描いたことから物語が展開していくダークエンターテインメントサスペンス映画で、SEKAI NO OWARIのボーカリスト・Fukaseが殺人鬼役で俳優に初挑戦することも話題を呼んでいる。Fukaseが演じる殺人鬼・両角は、山城が目撃した事件の真犯人で、山城の前に突然現れ、漫画に描かれた殺人事件を自身で再現したことを伝えるなど、異常者である。人なつっこさの中にどこか不気味さをのぞかせるキャラクターがはまり役となっているが、Fukase本人は演じるために役者としての基礎訓練を積んで挑んだという。今回はFukaseにインタビューし、役にかける思いや、音楽活動と俳優業の関係についても話を聞いた。○■こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応――初めて映画『キャラクター』出演のお話を受けた時はどんな気持ちでしたか?三段階ぐらいあって、最初は「ついに殺人鬼役が来たか」と(笑)。そういう雰囲気を醸し出していると内外から言われ続けて、「どういう意味なんだ」と思ってたんですけど、「ついに来たな」いうのが最初の感想です。次に、資料を受け取って「映画かあ。そんなのもやっちゃう人生なんだ」なんて思い、家に帰って飲んだ酒はうまかったんですけど、さらに一夜明けて冷静になってみて「無理じゃない?」と思って……。相手は菅田君だし、すごく大きい規模の映画だろうし、迷惑をかけてしまう、と考える冷静な朝が訪れ、はっきり「断ろう」という気持ちになりました。その三段階を経て、断るつもりでプロデューサーにお会いしたんですが「撮影まで1年半くらいありますけど」と言われ、「なるほど期間があるのか……」と思ってしまったんです。ほぼほぼドアを閉めかけたんですけど、足がガッと入ってきて「どうですかね」と言われたような状態。演技の先生に1年半で僕がこの役をできるのか聞いてみたいというところから、スタートしました。その時点でもまだ「やる」とはハッキリ言ってなかったんですけど、いつの間にかマネージャーに「Fukaseさん、今断ったら事故ります」と言われて、「これはやられたなあ」と(笑)――では、1年半かけて役作りをされたような形なんですか?両角という役に真正面から向き合ったのは、本当に最後の1カ月か2カ月ぐらいです。というのもなかなか確定版の台本があがってこなかったのもあって(笑)。役者としてのワークショップを行っていました。事務所の一角を自分の部屋に見立てた台詞のないアドリブみたいな所から初めて、自分でシチュエーションを考えたり、いろんなことをやらせていただきました。役者さんがどういうメカニズムで役に向き合っていくか論理的に話してくださる先生だったので、ノートに取りながら勉強して、家で宿題をこなして、という感じでした。――アーティストとしては最近は明るい曲が多いと思いますが、何かご自身の心境の変化などはあったんですか?新しいアルバム『scent of memory』(7月7日発売)の曲は明るいなあと自分でも思っていますけど、この状況下で誰のことも悪く言いたくないというか、自分たちのスタイルじゃない、という気持ちです。ただ、過去最強にとがってる曲も入っています。このご時世なので、全体的に前向きな曲が多い中で、その曲があるだけでひっくり返るくらい。僕の人生のルーツを歌っている曲で、どちらかというと、素の自分の言葉遣いのまま出している曲です。とにかく口が悪い(笑)――殺人鬼役を演じる上で、素の自分を役作りに生かしたところはあったんですか?そこは、全然ですよ! 僕、超優しいですからね! 本当に!(笑) 監督と最初に話した時に「芝居をしたことがないから無理です」と言ったら「いや、そのままでいいんで」と言われて、「いいわけないだろ、なんだそれ!」と思いました(笑)。 山道で両角が、事件に巻き込む家族の車に乗せてもらうシーンは、あんまり狂気じみてるとそもそも車に乗せてもらえないから、普段の僕の優しいところを出しましたね。――では、ファンの方は普段の優しいFukaseさんを知ってるから、殺人鬼役にびっくりしてしまうかも…?全然びっくりしてなかったですよ……。こんなに優しいのに「ぴったり!」という反応だったから、意味がわからない! 家族にも「ぴったり」と言われましたからね(笑)――作品を観てちょっとドキドキしてたんですけど、こうしてお会いすると「ちゃんと普通の方だ」と安心しました。絶対にそういう勘違いを生むと思うんですけど、もう、そういうギャグにしていこうと思っています。怖がる小学生とか、全力で怖がらせてやりたいです!(笑)○■レッスンにも来ようとしていた神木隆之介――それだけ良い演技だったということだと思います。役者に挑戦することについて、メンバーの反応などはいかがでしたか?メンバーはもともと「やった方がいい」と言ってくれていたので、ゴリ押ししてくれました。幸か不幸か、コロナでドームツアーが中止になったので、映画に集中できたということもあって。本来はドームツアーをやりながらの撮影だったので、もしそのままやっていたら、10周年なのに殺人鬼みたいなドームツアーになってたかもしれない(笑)。だから僕が役者をやって音楽がおろそかになったことも全然なくて、「今日はこういうシーンを撮ったよ」ということを終わった後に必ず報告するから、メンバーも毎回楽しみにしてくれていました。「今日は菅田君とかなり近い距離で撮影したよ」「菅田くんの匂いが取れないんだよ」とか(笑)。菅田くん、ほのかないい匂いがするんですよ。変な夢を見そうだなと思ったのを覚えています。――そういう話もずっと共有してたというのはすごいですね。特にSaoriは作家なのでそういう出来事に対して前のめりに興味があるし、Nakajinもミュージシャン然とした人間だから、自分たちのボーカルが殺人鬼役をやるということに興味を示してくれた。ピエロのやつ(DJ LOVE)は……血も涙もないので、多分何も思ってない(笑)。何も言わなければたぶん映画も見に来ない、あいつは! 「見た?」っと聞いたら慌てて見に行くと思う(笑)。よくも悪くも初心を忘れない、デビューしたてのまま、そういうやつなんです。――例えば周りで、役者のお友達からの反応などもありましたか?神木(隆之介)くんからは電話も来ましたし、メールでも長文で思うことを色々書いてくれて。1番最初に相談して1番背中を押してくれたのが神木くんだったから、”神”にそうやって言われたら「やるしかないな」と思いますよね。僕が映画デビューした暁には「インスタのプロフィール欄に『神木隆之介の1番弟子』って書いていい?」と言ってたんですけど、まだ書いてないです(笑)。公開したら名乗ろうかなあ。――登場人物が豪華です。豪華ですよね。自分でも「初めてやるくせに、なんか生意気じゃない?」とは思いました(笑)。神木くんは、僕がレッスンしてたところ、山城役として来ようとしてくれていて、スケジュールがちょうど合わなくて実現しなかったんですけど、逆にビビりました。予定が合わなくてちょっと良かったなと思ったくらい。役者の方って、僕が台本を持ってると「持ってるんだったら、一緒に読み合わせする?」とかけっこう軽く言ってくるんです。「無理無理無理無理、ミュージシャンだって簡単にセッションするって言わないよ!」という感じでした。――今回、菅田さんとガッツリ組んでのお芝居になりましたが、どのような印象でしたか?「どっしりした人だな」と思いました。映画の終盤、山城が両角を挑発するような感じで椅子にどかっと座るシーンがあるんですけど、そこは本来の菅田くんぽい。こっちが殺人鬼なのに山城に主導権を握られるシーンで、その瞬間に自分も本当に「なんでお前が」という気持ちになったから、椅子に座った瞬間に大きく構えた人間性が出るんだとびっくりしました。今回、自分が初めて役者をやることも知っててくれたので、僕がやりやすいようにしてくださったから、器の大きい方だなという印象がありました。――今後、俳優としての活動には興味を持たれましたか?自分は初めてなのに素晴らしい役をいただいて、何だかおこがましいと思っているんですが、やっぱり撮影現場がすごく楽しかったんです。今日はキャンプ場、今日はぐちゃぐちゃの両角の家、今日はスーパー、と色々な所に撮影で行って、控室とかも独特だし、すごく面白くて。もちろん面白いだけで続けたとは思っていないし、無責任なことはできないんですけども、この先ももし自分に合うような役があれば……僕としては「もう2度とやらない」みたいなことは全然思ってなくて、むしろすごく楽しかったという気持ちが強いです。――逆に今回の経験が、音楽活動にフィードバックされることもありますか?全然、あります。この間酔っぱらいすぎて、鏡を見ながら、1つの楽曲で自分の歌い手としてのキャラクターを変えて歌うということをやっていたんです。例えば「毎日疲れているサラリーマンとして歌う」とか「殺人鬼として歌う」とか、自分でいっぱいキャラクターを考えて、それぞれ歌い方の表情を変えて、悲しいキャラでは歌いながら泣いたりして。楽しかったんですけど、マジで人に見られたくない(笑)。今までの場合は、自分の中ではどういう楽曲かが決まっていたんですが、今回両角を演じて、自分と監督の思っているものが違ってすり合わせていかなきゃいけない部分もあったので、その経験があって「自分が思い描いているものじゃない感じで歌ってみよう」とか、「自分のイメージとは違うんだけど、ここはあえて笑顔で歌ってみよう」とか、バリエーションも生まれてきたのかな。自分の先入観だけで曲を歌わなくなり、今後もすごく幅が広がると思いました。■Fukase1985年10月13日東京都生まれ。全国ツアーでは約30万人にもおよぶ動員数を誇るSEKAI NO OWARI。音楽シーンに突如現れ、「セカオワ現象」と呼ばれるほど加速度的なスピード感で認知を拡大し、日本を代表するグループとなった。SEKAI NO OWARIのボーカリストであるFukaseは、数々の楽曲・世界観を創造し、その歌声は幅広いファン層を魅了する。彼の鋭い感性と才能はあらゆる面で発揮され、特にファッションにおいては独自のスタイルを確立。国内外のファッション誌にも度々登場し、その存在感は新しいトレンドを作っていく存在となっている。近年では、単独でのCM出演や、独特なタッチで描かれる絵画にも注目が集まるなど、多方面から高い評価を受けている。
2021年06月18日クルージング船「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」が、2021年7月10日(土)、長崎・ハウステンボスに就航。ブッフェ・フリードリンク付きのクルージングイベント「サンセットディナークルーズ」が、7・8月の金・土曜日に開催される。クルージング船「マリエラ」が就航博多湾クルーズで長年親しまれたクルージング船の「マリエラ」が、「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」へと生まれ変わる。「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」は、最大約200名が乗船できる3階建てのクルージング船。開放的なテラスやバーカウンターを備えた展望デッキ、ウェディングにも使用できる宴会場が備わっており、ハウステンボスから大村湾を巡るクルージングを季節ごとに運航することになる。船からは、ハウステンボスに広がるヨーロッパのような街並みや、世界最大級のイルミネーションなどを望むことが可能。開放的なデッキテラスで、爽やかな潮風を感じながら、忘れられないひと時を過ごすことができる。ブッフェ&フリードリンク付きディナークルージング7・8月の金・土曜日は、ホテルシェフこだわりのディナーブッフェ&フリードリンクと共に、夏の夕暮れを優雅に楽しむことができるクルージングイベント「サンセットディナークルーズ」を開催。アニバーサリーケーキや花束を手配してもらうことも可能なので、誕生日や記念日など、特別な日のお祝いにもぴったりだ。7・8月は、天文のエキスパートによる星空ガイドも実施されるので、参加してみるのも良いかもしれない。花火大会を船上から楽しむことができる「花火観覧クルーズ」も、8月7日(土)から15日(日)まで期間限定開催。開放的なテラスや展望デッキから、迫力あふれる花火を眺めることができる。今後は、ビールやワインが楽しめるクルージングイベントや、船上デザートブッフェなども展開予定。また、オフィシャルホテル「ホテルヨーロッパ」ではクルージング付きプランの販売も行う。【詳細】「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」就航日:2021年7月10日(土)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町■サンセットディナークルーズ開催日程:7・8月の金・土曜日開催 ※8月7日(土)・13日(金)・14日(土)を除く料金:大人7,000円、65歳以上6,000円、4歳~小学生3,500円(サービス料込み)サービス:ブッフェ・フリードリンク付集合場所:ハーバータウン マリンターミナルスケジュール:金曜18:00受付・乗船開始、18:30出港、21:00帰港土曜18:00受付・乗船開始、18:30出港、20:30帰港■花火観覧クルーズ開催期間:8月7日(土)~15日(日)料金:大人8,000円、65歳以上6,500円、4歳~小学生4,000円(サービス料込み)サービス:ブッフェ・フリードリンク付集合場所:ハーバータウン マリンターミナルスケジュール:18:30受付・乗船開始、19:00出港、20:30~20:45花火打上、21:00帰港■オフィシャルホテル「ホテルヨーロッパ」宿泊付きプラン8月7日(土)~15日(日) 花火観覧クルーズ:1泊44,300円から7・8月の金・土曜日 サンセットクルーズ:1泊36,200円から(2名1室 ヨーロッパデザイナールーム スタンダードツインの場合/朝食付)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2021年06月13日映画『キャラクター』(6月11日公開)に出演する、4人組バンド・SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseのメイキング画像、場面写真が13日に、公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。今回公開されたのは、本作で映画デビューを飾り、殺人鬼という難役に挑んだFukaseがクランクアップ後に殺人鬼・両角から自身に戻った瞬間を捉えたメイキングカットや、両角がアパートの窓際で漫画「34(さんじゅうし)」を読む新カット。メイキングカットでは、1カ月半に及ぶ撮影のクランクアップを迎えた後に、役作りのために伸ばしていた爪を切っているFukaseの姿が納められている。その手には絵具や血のりが色濃く残っており、両角は絵を描くという設定から、着ているジャージには絵具と混ざって血も付いている。その狂気を表すため、Fukaseは伸びた爪や汚れた手など細部にまでこだわり、両角という“キャラクター”を作り上げていた。「その爪、自前だったんですね」と驚くスタッフに、「血のりとか爪の中に入っちゃってて、取れないんですよ」とニッコリ笑いかけるFukase。「でも、これが厄落としだと思うんですよ。両角でなくなっていく瞬間」と、感慨深い表情を見せる。クランクアップの際には、涙も出そうになったという。主演の菅田将暉も「両角は本当にFukaseさんしかいなかったですね」とFukaseを絶賛し、「なんと言っても今回はFukaseさんの映画ですから。Fukaseさんをどうやって映画に引っ張り出そうかみたいな気持ちと言いますか。どうやって暴れてもらおうかみたいな、個人的な目標もあったりしましたね。初日からいきなり6時間くらい待って、肩しか映らないとかもあったので、大変だったとも思うし、幻滅されたところもきっといっぱいあったと思うんですけど」と、壮絶な裏話も明かした。
2021年06月13日6月11日公開の映画『キャラクター』。『20世紀少年』『MASTERキートン』など漫画家・浦沢直樹の作品のストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて構想した企画がついに実写映画化を果たす。売れない漫画家が偶然殺人犯と遭遇するところから始まる完全オリジナルストーリーだ。本作で俳優デビューを果たすのはSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。劇中ひときわ目を惹く不気味さと美しさをはらんだ物語のキーパーソン、殺人犯の両角を見事に演じている。しかし、本作のオファーを受けた際には多くの迷い・葛藤があったと言う。気づいたら両角になるしかなかったーー本作で演技初挑戦のFukaseさん。オファーが来た際、率直にどのようなお気持ちだったのか教えてください。オファーの資料をいただいたとき、ちょうどレコーディング中だったんです。概要とざっくりとしたキャストが書かれた紙の資料をマネージャーからサッと渡されて。頭の中からレコーディングの中身が飛んじゃって、マネージャーに対して「知らせるタイミング、ブスだなぁ……」と思ったんですけど(笑)、オファーが来た日は殺人鬼役か~!と気持ち的にすごく楽しかったですね。外国人の方とかとシェアハウスをしているので、家に帰ってお酒を飲みながら「殺人鬼役だって! ついに来ちゃったよ!」と面白がって話していました。ーー楽しかったんですね。でも、オファーを受けた次の日の朝「これ無理じゃない?相手役、菅田将暉なんだけど……」「冷静に考えたら、芝居したことないじゃん」と(笑)。そこでお断りしようと思いました。僕自身、映画がとても好きなので、自分が未熟なことによって作品が不完全になったり完成度が下がったりするのがどうしても許せなかったんです。とはいえ、お断りするにしても直接理由をお伝えした方がいいだろうと、プロデューサーの村瀬(健)さんにお会いしに行きました。そしたら「できるできる!」と強引に心のドアをねじ開けられ。おだてりゃ木に登る精神だったんでしょうね、僕はまんまとおだてに乗せられてしまいました……。いやでも、直前まで出るかは迷ってはいましたよ。ーー当初抱いた気持ちは変わらなかったと。作品が良くないものになるなら僕じゃない方がいいという気持ちは変わらないですね。撮影が始まるまで1年半くらいの期間があると言われたから、一旦演技のレッスンをしてくださる先生に話しを聞こうと。1年半でこういう役を演じられるようになるのでしょうかと相談したら、「とりあえずやってみましょう」と何の保障もないコメントをいただき、とりあえずレッスンを受けることに(笑)。最新の台本がずっと来なくて両角というキャラクターが分からない中、役者さんがゼロから演技を学ぶようなレッスンを続けていて。殺人鬼役のレッスンではなかったため、レッスンを開始してからも本当に大丈夫なのかなと不安を募らせていました。それで、マネージャーに「本当に俺で大丈夫かな?」と相談したら「今断ったら事故るので無理です」と言われ、気づいたら両角になるしかなかった(笑)。完全に罠にはめられましたね……。ーー断れない状況になっていたんですね(笑)。こうなったらやってやろう!と腹をくくってからはすごく楽しめました。監督(永井聡)とも村瀬さんともマネージャーともたくさん話しをして、それでも僕を映画に出すと決めてくださった。どう思われようと何を言われようと責任はあなたたちにある!と(笑)。ダメでも僕のせいではない!……とまでは言わなかったですけど、定期的に演技のワークショップに通い、宿題もこなし、お芝居と真摯に向き合えたと自信を持って言えるくらい僕ができることは全部やりました。それで撮影前ラストの1~2ヶ月で両角という役に向き合って、すごく集中して初めての役づくりをやらせていただきましたね。神木隆之介からのアドバイスが役づくりのヒントにーーどのように「両角」という殺人鬼のキャラクターをつくり上げていかれたのでしょうか。オリジナルストーリーということもあり、完璧に「両角」のキャラクターを把握している人がいない状態でした。漠然としているからこそ縛りがなくて、どう演じてもいいんですよ。台本にはセリフが書かれているだけで、立ち振る舞い・行動・仕草などの指定は一切ない。非常に困りました(笑)。なので、みんなの持つ漠然とした両角の像をもとに、みんなで一緒につくり上げていきましたね。ーー漠然とした両角のイメージをFukaseさんご自身はどう定着させていきましたか?僕が役者をやることに対して最初に背中を押してくれたのが神木隆之介という男でした。役に対してもいろいろ考えてくれて、その中で彼が言った「Fukaseくんは優しい殺人鬼が似合うよ」という言葉がすごく印象的だったんです。ーー「優しい殺人鬼」……?僕も初めは優しい殺人鬼って何?と思いました。優しいやつは殺人しないだろ!と。一方で言ってることはわかるなと思い、当時渡されていた未完成の台本に書かれているセリフをとりあえず優しい声で喋ってみようと。その喋っている声を自分で聞いて過ごす日々を続けました。この声のイメージからまずは両角の喋り方を決めたんです。そこからどんどん両角の人間が自分の中でつくり上げられていきました。ーー声からキャラクターの理解を深めていったんですね。両角は快楽殺人犯のように殺人をして興奮する人間ではありません。基本的にフィクションで描かれる殺人鬼って人が悶え苦しむのを見て喜びや興奮を覚える快楽殺人犯が多いと思うのですが、台本に書かれていた両角にはそういった要素が全く出てこなかった。参考にできるものは一切ないと考え、自分の優しい声をキーワードにちょっとずつ肉付けしていきました。初めてのことなのでこれが本当に正しいやり方かは分からないですけど、自分の中では役を掴みやすかったです。ーーキャラクターを掴んでいく中で両角というキャラクターに対して共感できる点はありましたか?最初は正直、両角は自分の目的のために命を奪う人間で最強のエゴイストだから共感できるところがないなと。それで演技レッスンの先生に相談したら「Fukaseさんの小さい頃に戻って、幸せだった嬉しかった大切な思い出、大切な人・もの、それこそ音楽とかいろんなものを一個ずつ頭の中から消し去ってください」と言われたんです。かなりメンタルにきそうな作業だなと思いながらも3日くらいかけて一個ずつ消していきました。そしたら自分も大切なものがなければ、こういう人間になっている可能性があったと気づいた。誰しもが加害者になり得るとは昔から思ってはいましたけど、それが腑に落ちたというか。いろんな良い出会いをして僕には守るもの・大切なものがあって、社会のルールへ則るために法律を犯さない生き方をしているだけで、それら全部がなくなったら僕は両角のような人間になる可能性もあったんじゃないかと。ある種のパラレルワールドだと思いました。大切な人・ものに一個も出会わない人生を歩んでしまったもう一人の自分のような感覚で両角と共鳴し合っていきました。ーー表情や挙動などの細かい演技はそういった共鳴によるものも大きかったのでしょうか。どうなんでしょうね……。ただ、自分で意識して演じていたわけでも、監督やプロデューサーから「こうしてほしい」と言われたわけでもなく、勝手にあの表情や挙動になっていたんですよね。初めて菅田くん演じる両角と対峙するシーンの撮影で、みなさんに「今のよかったよ!」と言われて。自分では何かしていました?という感じでした。でもプレイバックを見てみたら、何かしてんな!と(笑)。それは自分の喋っている声やセリフの内容に自然と引っ張られて、そういう挙動や表情になったのだと思います。ーーそれはもはや才能ですよね……。やめてください、そんなこと言わないで!(笑)映画が公開したら、映画のレビューサイトでは、僕の演技に対する優しい優しい星5を期待しています……!「人を殺すって二日寝込むくらい疲れるんです」ーー演技初挑戦で殺人鬼役という大変な役柄を演じられていますが、中でも特にきつかった・大変だったことを教えてください。人を殺すシーンの演技をした次の日は、全身筋肉痛で体が全く動かなくなって大変でした。人を刺すシーンはアクションを教えてくれる専門チームの方たちが指導してくださって。最初のアクション指導のときに「そんな力じゃここまで刺さらないっすよ!」「人間の肉ってもっと固いんですよ!?」と言われて、なんでそんなこと知っているのだろう……この人たち何者なんだろう……目も超怖いし……とビクビクしていたんですけど(笑)。ーーあはは(笑)。とにかくアクションに対する熱量が高く真摯な方たちで。指導の通り思いっきり動作を入れないと本当に刺しているように見えなかった。指導の成果が出せたときは「Fukaseさん、今のばっちりでした。あれだったらちゃんと刺さっています!」と言っていただき、僕もありがとうございます……!ってなりましたね(笑)。ーーそれだけ力を入れるから全身筋肉痛になるんですね。すごく疲れますよ。「人を殺すって二日間寝込むくらい疲れるんだよ」という両角のセリフがあるんですけど、本当にその通りでした。あのセリフも最後に渡された台本では「一日寝込むくらい疲れるんだよ」と書き直されていて、何で書き直んですか!?と監督に聞きに行きましたからね。4人殺したら絶対二日は寝込む!何なら三日でもいい!一日寝込むなんてただの風邪じゃないですか!と言いに行った結果、「それなら二日でいいよ」とセリフを変更してもらいました(笑)。ーーFukaseさんの意見が組み込まれたセリフだったんですね。共演者の方との印象的なエピソードはありますか?撮影中、菅田くんと高畑(充希)さんと一緒の楽屋の日があって、僕の入りが最後だったんです。慣れない撮影現場で、初めての合同楽屋だったから入っていいのかすら分からず、スタッフの方に入っていいか聞いて「役者なので入って大丈夫ですよ」と言われ(笑)、めちゃめちゃ緊張しながら入ったんですよ。そしたら、このあと割と緊迫したシーンを撮影するにも関わらず、二人とも実家の正月の四日目くらいのすごく緩やかなテンションで。俺、肩に力入り過ぎているな……と思いましたね。ーー楽屋ではどんなお話をされていたんですか?二人は大阪出身だから「大阪の人が東京に上京して感じたあるあるネタ」をずっと話していて。「東京は会話にオチがなくていいんや。今日、天気いいですねみたいな話しでもいいんや」「分かる分かる!」みたいな。なんでこんなに緩い話しをしているんだろうと思いました(笑)。きっと僕がガチガチに緊張していたので、緊張しないようにしてくださったんだろうなと。僕も途中からめちゃくちゃ穏やかになって、しょうもないFukaseと殺人鬼の両角を行ったり来たりすることができました。きっと菅田くんは僕のことをしょうもない人間だと思っているはずです。ーー役と自分をパッと切り替えられるものなのでしょうか。割と切り替えられるタイプだったんですよね。シェアハウスをしているので、役が決まったとき同居人が真っ先に「撮影期間中、殺人鬼のお前が毎日家に帰ってくるってこと?それマジで怖い……」と気にしていて。僕もたしかにその可能性はあるかもと思っていたんですけど、いざ撮影期間に入ってみたら幸か不幸かスイッチを切り替えられました。いろいろ調べてみると、役に入り込み過ぎる人は自分のセリフを自分が思っている言葉だと脳が勝手に認識してしまうからだと。でも僕はそんなこともなく、撮影するとなったらパッとスイッチがオンになった。ある時は、撮影の待ち時間に菅田くんと、お互い血だらけの姿でしりとりをした後、シリアスなシーンの撮影をするとか。本屋で撮影したときは、二人で「好きな女の子がどの本を手に取ったらグッときます?」「俺はこれ~」「キャンプ飯とかいいっすね!」と緩い会話をした後に、ガチギレの演技のシーンを撮影するとか(笑)。意外と切り替えられるもんなんだなと思いました。ーーすごい……。たぶん僕は気持ちからスイッチをオンにしていくというよりも呼吸からスイッチを入れています。というのも、菅田くんってカメラが回り始めてから演技を始めるまでに呼吸の仕方が変わるんですよ。本人は全く気づかなかったと言っていましたけど、僕はそれを見て呼吸を変えて感情を入れていくっていいなと思い、実践していました。それとこの前どなたかも言っていたのですが、芝居は音楽と逆なんですよ。音楽の場合は本番が始まると歓声が上がるから音でスイッチをオンにしていくけど、演技の場合は本番が始まると静寂になるから音が消えた瞬間オンにしていく。音が消えたら両角になると意識したら、すごく切り替えやすかったですね。憧れのキャラクターは『GTO』の鬼塚英吉ーー菅田さん演じる売れない漫画家・山城圭吾が、一家殺人の事件現場でFukaseさん演じる殺人犯・両角を見てしまい、その顔を“キャラクター”化して描いた漫画が大ヒットしてしまうというストーリーの本作。漫画が大きなキーワードの一つになっていますが、Fukaseさん漫画はお好きですか?すごく好きです。漫画はかなり読んでいると思います。ーー最近読んだ漫画で面白かった作品を教えてください。『BEASTARS』ですね。(SEKAI NO OWARIの)メンバー全員読んでいて、僕が一番最後に読み始めたんですよ。ずっと読もうと思っていたのですが、最初読み始めたときに脳みそが疲れすぎていたのか世界観が全く入ってこなく、一度断念していて。最近になってすごくインプット欲が増してきたので読んだらなんだこれ……!と思いました。こんなに世界観を緻密につくり込めるのか!どういう脳みそしているんだろう!って。作者の板垣(巴留)さんは天才としか言いようがないです。まだ途中までしか読んでいませんけど、泣けますね……。ーー漫画のキャラクターで憧れのキャラクター、なってみたいキャラクターはいますか?『GTO』の鬼塚英吉です。『湘南純愛組!』からずっと好きで、僕の人生の師みたいな人。中学生のときにアニメの『GTO』を見ていて、漫画は親父が買っているのを読んでいました。親父もメジャーどころからマイナーなものまで漫画をたくさん読んでいて、仕事用カバンにいつも漫画を入れていたので、それで『GTO』を読み始めたんですよ。僕は当時学校に行っていなかったから、鬼塚英吉を自分の先生として読んでいましたね。やり方はめちゃくちゃだけど、ちゃんと愛があって筋が通っている。僕自身が蒲田のチンピラだったので(笑)、人生において「筋が通っていること」は一番重要で。憧れのキャラクターといったら鬼塚英吉ですね。アドリブに注目して見てほしいーーSEKAI NO OWARIのみなさんはFukaseさんの本作の出演について何か仰っていましたか?実は僕自身が演技やお芝居に興味を持ったのではなく、「演技やお芝居はきっとライブのパフォーマンスや表情に生かされるだろうから、絶対やった方がいい」とうちのメンバーからの意見もあり、みんながそう言うなら……と出演を決めた部分が大きいです。ーー実際に撮影を終えてみて、パフォーマンスやアーティスト活動で影響を感じることはありましたか?表情から歌っていくことはすごくたくさんあるので、表現方法としてとても参考になっている部分はありますね。ライブで殺人鬼の顔をして歌える曲も何曲かあるので、そういう曲ではすぐに殺人鬼の顔ができるなと思います(笑)。先ほど呼吸の仕方からスイッチを入れていくとお話ししましたけど、音楽でもそれを取り入れていて。実際、この前出演したテレビ番組で、呼吸から歌詞の主人公に気持ちを切り替えてみたら、すごく評判が良かった。「やった!」と思いました(笑)。ーーそれでは最後に完成された本作を見て改めて思うこと、ご自身のシーンの中で「ここに注目してほしい!」という見どころポイントをぜひ教えてください。完成された映像を見たとき、僕が映っているところ以外は全部カッコいいなと(笑)。キャストのみなさんもカッコいいですし、映像もスタイリッシュで、こんな作品に出られてすごく嬉しいと純粋に思っています。初芝居にも関わらずポスターにこんなにも大きく載っていて大丈夫なのだろうかと心配ですが、僕なりに一生懸命頑張りました。完全オリジナルストーリーでどうなるか予想のつかない展開も魅力なので、そこも楽しんでいただけたらと思います。また、自分のシーンを直視できず薄目でぼんやり見ていたので、その中での見どころになってしまうのですが(笑)。僕がアドリブで入れたセリフがかなり活かされています。殺す前から殺した後のセリフは結構アドリブを言っているので、そこは注目して見てほしいです。「やっぱりFukaseって本当にヤバいやつじゃん」と思われるかもしれないので、複雑な気持ちなんですけどね。世間的にヤバいと思っている人が半分くらいいそうですが、僕は人を殺したこともなければ、そんな人間ではありません! すべて演技ですからね! 「Fukaseはとっても優しい人間だ」ということは理解した上で見てほしいなと思います(笑)。Fukaseさんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=32ae1d88-0fa9-4445-a282-3580472e0571&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/阿部裕華
2021年06月11日映画『キャラクター』の本編映像が公開された。本作は、『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げたダークエンタテインメント。もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描く。主人公・山城圭吾を演じるのは、若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚しい菅田将暉。人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演。さらには、小栗旬、高畑充希、中村獅童と豪華キャストが集結した。公開された映像は、Fukaseの記念すべき“映画初セリフ”を収めた本編映像。約1年半もの間、芝居のワークショップに通い、演技の勉強を重ねてきたFukaseが、天才的な殺人鬼・両角というキャラクターとして、劇中でも、撮影現場としても、初めてセリフを発するシーンの貴重な映像となっている。本作でFukaseが演じる両角は、神出鬼没な上に犯行の目的や身元など、全てが謎に包まれたキャラクター。リアルな悪役が描けずに苦悩する漫画家・山城と犯行後に事件現場で遭遇し、その顔を見た山城が、両角を基に殺人鬼を主人公にした漫画を描いたことをきっかけに、両角の行動はエスカレート。山城の前に突然現れ、山城が漫画で描いた事件を自らがリアルに再現したと告げ、さらには山城の漫画を自身との‟共作”と言い出すなど、暴走していく。映像では、そんな美しくも異質な存在である両角の<異常者>としての片鱗を垣間見ることができる。とある山中を歩いている両角に対し、そばを通り抜けた車の運転席の男性が「大丈夫ですか?」と声をかける。不気味な笑みを浮かべながら「大丈夫じゃないです」と答える両角。これが俳優Fukaseの映画初セリフで、普段のFukaseの話し声よりも少し高めに聞こえる声色が、美しさの中に秘めた不気味さをより感じさせる。そのあとに続くシーンでは、人の話を遮るように「乗せてもらっていいですか?」と頼み、この後に何か恐ろしい事件が起こるのでは?という予感に背筋が凍る思いを抱かせる。車に乗り込むと、男の子が読んでいた漫画雑誌『ライジングサン』で連載中の「34(さんじゅうし)」に登場する殺人鬼ダガーが自分に似ていないか?と自ら話しかけ、「ザクッ!ビシャッ!ギャアァ!って感じで…」と漫画で描かれている擬音語を使い、いかにダガーが格好いいかをアピールする。その両角の表情は恍惚にふけっており、それまでの物腰の柔らかな口調とは裏腹な狂気が感じられる。主演の菅田も「シンプルに一役者として対峙するのがすごく楽しかったです。両角はFukaseさんしかいなかったですね」と絶賛のコメントを寄せた。『キャラクター』6月11日(金)公開
2021年06月10日6月11日(金)より公開となる映画『キャラクター』で主演を務める菅田将暉のオフィシャルインタビューが到着した。本作は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画を元に、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を描く。主人公の主人公・山城圭吾を演じるのは若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。そして、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARI のボーカル・Fukaseが演じる。そのほか、小栗旬、高畑充希、中村獅童と超豪華キャストが集結した。そんな豪華キャスト・スタッフが集結した本作で主演を務める菅田にインタビューを実施。映画の完成後、菅田が本作に込める思いについて語った貴重なインタビューが公開となった。映画・ドラマ・音楽、その他様々な場で躍進し、人々を魅了し続ける菅田。俳優として数々の役柄をこなしてきた印象だが、本作で演じるのは漫画家で、意外にも本作のようなミステリーやサイコホラー要素が入ったジャンルは初めてだという。昨年1度目の緊急事態宣言解除後、菅田自身最初の映画の撮影となり、コロナ禍では緊張感がある現場で、菅田は山城という漫画家を悩みながら演じたと話していた。完成した作品を見た菅田は、改めて振り返る。「山城は、良くある映画の主人公っぽくない主人公。地味だし、自分から派手な動きをしない。だからこそ、そんな人物を中心にいろんな物事が目まぐるしく動いていく。自分が関わっていないシーンがとてつもなくカッコ良かったし、ワクワクしました」。加えて、「今回は、引き算の芝居に徹底しようと思ってやってたんですよ。漫画家として1個夢を諦めたあとの徒労感の中に生きていて、それでも自分が真摯に向き合えて表現できるのは漫画だけ、というキャラクターだったので」と山城を演じるにあたってのアプローチの仕方について話した。撮影時にも「アイデンティティが足りないことで悩む山城のように、【面白くいたい】、【より充実していたい】という欲が人間にはあるから、人に甘えられなく、どんどん孤独になっていく。観てくれた人の中にもそういうことを考える人がいっぱいいると思うので、そこが伝わればいいかなと思いました」と話していたが、「行き切れない人間は、劣等感があると思うんです。だからこそ山城のように、『自分にはそこがないんだな』と思っていた人間が行き切っちゃう瞬間、ドライな怖さというのが、山城を演じているなかであって。これは今までにないな、それがうまいこと伝わっていたらいいなというのが願いでしたね」と、根底にあるメッセージにも触れた菅田。自分自身が発信者である時代において、あらゆる場面で“個性(キャラクター)”が求められるが、そのような時代の中で「人からつまらないって言われようと、生きてさえいればいいと思うんです」と菅田は述べており、この菅田の言葉に救われる人も数多くいるのではないだろうか。菅田が伝えたかったメッセージを届けるため、新たなアプローチで挑んだ映画『キャラクター』がついに6月11日(金)に公開を迎える。『キャラクター』6月11日(金)より公開
2021年06月08日企画展「『五島百景』完成記念 山本二三展 the BEST」が、長崎県美術館にて、2021年9月5日(日)まで開催される。アニメ美術監督・背景画家 山本二三の展覧会長崎・五島出身の山本二三は、作品の世界観を支える背景画を数多く手掛けてきたアニメーション美術監督・背景画家。アニメ界の“レジェンド”としても知られ、これまでに高畑勲や宮崎駿、細田守、新海誠といった名だたる監督たちの作品で背景美術を担当した。本展覧会では、初公開作品を含む代表作の数々によって、山本二三作品の魅力を余すところなく紹介する。「天空の城ラピュタ」「時をかける少女」などの背景画会場では、スタジオジブリの名作「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」をはじめ、「火垂るの墓」「時をかける少女」「天気の子」といった日本を代表するアニメーション作品の背景画を用意。“二三雲”と呼ばれる湧き立つような雲や生き生きとした草花など、架空の風景をリアルに描いた山本二三の作品を間近で鑑賞できる。「五島百景」も一挙公開さらに、山本二三が2010年よりライフワークとして取り組み、2021年に完成させた「五島百景」の作品も展示。五島列島の雄大な自然や人々の営みの風景を描いた100点にも及ぶ作品を一挙公開する。展覧会概要「五島百景」完成記念 山本二三展 the BEST会期:2021年8月1日(日)~9月5日(日) 会期中無休開館時間:10:00~20:00(最終入場19:30)※8月23日(月)〜9月12日(日)の期間は10:00〜18:00に短縮(最終入場17:30)会場:長崎県美術館 企画展示室住所:長崎県長崎市出島町2-1入場料:<前売り券(全日)>一般 1,100円、高校・大学・70歳以上 700円、小中学生 500円、先行ペア券 1,800円※一般2枚セット。6月30日(水)まで販売。<当日券(平日)>一般 1,200円、高校・大学・70歳以上 800円、小中学生 600円< 当日券(土日祝)>一般 1,300円、高校・大学・70歳以上 900円、小中学生 700円※すべて税込価格。※小学生未満無料。※15名以上の団体、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は前売り料金。※1枚につき1名1回限り有効。※本展観覧券で「コレクション展」にも入場可。※当日券は美術館およびローソンチケット・ローソン各店でのみ販売。■前売り券販売期間:5月29日(土)~7月31日(土)販売所:・長崎県美術館※5月31日(月)まで臨時休館中のため、6月1日(火)以降販売開始。・ローソンチケット・ローソン各店(Lコード:87000)■早割チケット「先行ペア券」販売期間:5月29日(土)~6月30日(水)販売所:ローソンチケット・ローソン各店でのみ販売(Lコード:87000)
2021年06月04日映画『キャラクター』の原案者・長崎尚志さんに聞く作品が生まれるとき。心を掴む魅力的なストーリーやキャラクターは、どんなふうに生み出されるのか。稀代のストーリーテラーが明かす、創作の秘密を明かします。浦沢直樹さんとの大ヒット漫画『MASTERキートン』や『20世紀少年』をはじめ、漫画や映画の原作を数多く手がけてきた長崎尚志さん。その長崎さんが原案・脚本を担当したのが、映画『キャラクター』だ。企画から完成まで約10年。書き上げたシナリオはゆうに20稿あるという。まさに渾身の一作だ。「映画化を待たされ続けたので、ずっと疑心暗鬼でした。本当に映画になるんだと喜んだのは、撮影がクランクインしたと聞いたときでしたね(笑)」『キャラクター』は、相対するふたりの青年の運命が、衝撃的な形で交錯する物語だ。冴えない漫画家アシスタントの山城圭吾は、一家4人の殺人事件に遭遇、犯人の顔も目撃してしまう。そしてその犯人をモデルに冷酷な殺人鬼“ダガー”が犯行を繰り返すサスペンス漫画『34(さんじゅうし)』を描き、一躍人気を獲得。一方で、刑事の清田俊介は、連続して起きた惨殺事件が漫画の内容と酷似していることに気づき、捜査していく。そんなある日、山城の前に現れた青年は両角と名乗り、「『34』で描かれた事件を再現しておきました」と告げる。「才能がいまひとつの漫画家が、人間離れした殺人鬼と出会ってしまったら、どんな行動を取るか。もともとのアイデアはそれでした。ただ僕の場合はキャラクター作りも『こういう設定で、こういうシーンで、自分ならどう行動するだろう』というのが軸になるんです。そんな中で、登場人物たちがどう化学変化を起こしていくかが肝だと思います。実際、そうした論理からしか、物語は生まれないと思っています」長崎さんは、キャリアを通して、山城のような漫画家志望の青年をごまんと見てきた。「僕自身もそうなんですが、漫画界は、煮え切らないヤツの集まりです(笑)。漫画家や漫画編集者、あるいは漫画家になりたいとあがいているような人は、『そんな自分はどこかダメなんじゃないか』と思いながら生きている。気が弱くて、そのくせ、わずかしかない長所に強烈な自信を持っている。そういう偏った人間が多いですよね。一方、両角のような超人的な殺人鬼というのは、人類の歴史にときどき現れ、恐怖が入り交じった中で語り継がれています。そういった知識や情報は、その人物造型の参考にはしますが、結局は、自分自身と照らし合わせながら肉付けしていく感じです」さまざまなアイデアをうまく化学変化させたい。執筆の仕事は基本的にはひとり作業だ。しかし映画の場合は、監督やプロデューサー、俳優との共同作業になってくる。そうした過程において、どんなところに悩むのだろうか。「この映画の場合は、永井聡監督が『こう変えていいか』などマメに聞いてくれたので、原案者としては、物語をより理解してもらえるよう書き換えたところもあります。表現者同士、解釈が多少ずれるのはしょうがないし、そこが面白いとも思っていますね。漫画と違って、僕の担当者は面白いアイデアを出す人も多かったし、映画は特に、いろんな部品が合わさって変化していく分、発見もありました。たとえば両角のキャラクターは、僕の中ではもっと大柄な男のイメージだったんです。最初に浮かんだのは、『ヒッチャー』という古い映画で怪物的殺人鬼を演じていたルトガー・ハウアーみたいな。だから圧倒的に殺人者が強くて漫画家は弱い、そんな感じでストーリーを作っていたので、SEKAI NO OWARIのFukaseさんがあの役を引き受けるなんて予想もしていなかったんです。ただ、MVなどいろいろな映像を見ていると、表情が多彩でちょっとヤバい顔もする人なんだとわかった。そこから、彼を思い浮かべて当て書きしました」もともと映画化が動き始めるまでに、作品をめぐるやりとりを、関係者の間で無限に繰り返してきたという。「勝手にいじられたりするのがイヤなたちなので、この脚本は『こうしたら満足か?』と挑戦状を叩きつける気持ちで先回りして変えていきました。山城と夏美という恋人との関係も、結婚していたりしていなかったり版ごとにいろいろです。ひとつの話を変奏していくことは、僕にとってはそう大変でもないんですね。つらそうなふりはしますけど(笑)」ちなみに、発売中の『キャラクター』のノベライズ版もコミカライズ版も、映画とは違う結末に仕上げたという驚異のストーリーテラー。「特に小説版では、山城、両角、清田という3人の視点が入れ替わりながら、映画では語られなかった背景や動機なども全部明かしています。山城はどういう理由で漫画家を目指したのかや、両角はどういう家庭で育ったのか、清田はなぜこの事件を執拗に追うのか。そういった部分がわかると、映画もより楽しんでもらえるのではないかと思います」自分を楽しませることを忘れちゃいけない。ところで、長崎さんにとって、作品を書くモチベーションが上がるのはどんなキャラクターなのだろう。「僕自身は、いじいじした弱虫が変貌していくのが好みなんです。その対抗で、すべてにおいてすごい能力や魅力を備えた超然とした人にも憧れる。そうした二人が相まみえる物語がいちばん好きで、これまで作ってきた作品もそういうのが多いです。もともとエンタメは作るも見るも、人がどう言おうが、自分が面白いと思うことがいちばん大事じゃないかなと思います」コロナ禍になって、エンタメの可能性はむしろ広がった部分もある、と長崎さんは言う。「僕が若いころの読者やマニアは、読むモノも観るモノも当たって砕けろというか、評判なんか気にせずに自分で選んでいき、いいも悪いも自分でジャッジしていました。しかし、それがいつからか、グルメにしてもエンタメにしてもガイドブックの言うなりになっている人が増えた気がしていました。外出自粛期間などの影響なのか、時間がある分、自分の感性で探し出して見始めてくれてるんですよね。それは面白い現象だなと思っています」ながさき・たかし作家、マンガ原作者・編集者。マンガ雑誌編集長を経て2001年に独立。原作者としてはリチャード・ウー名義でも活躍。「醍醐真司シリーズ」など小説も手がけ、好評発売中のノベライズ版『キャラクター』も発表。『キャラクター』画力はあるが、悪人が描けずにくすぶる漫画家アシスタント・山城(菅田)は、殺人現場に遭遇し、殺人鬼・両角(Fukase)を目撃する。両角をキャラクターにした漫画で、山城は人気漫画家となるが、作品と酷似した殺人事件が次々と起こり…。6月11日公開。※『anan』2021年6月2日号より。写真・内田絋倫(The VOICE)取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年05月27日ミッフィーの誕生日を祝うイベント「ミッフィーマンス」が、長崎・ハウステンボスで開催される。期間は2021年6月1日(火)から6月30日(水)まで。ミッフィーのバースデーイベント「ミッフィーマンス」は、ミッフィーの誕生月である6月に、ハウステンボスで毎年開催しているバースデーイベントだ。ハウステンボスは、前身となる旧「長崎オランダ村」時代に、ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナと交流をスタート。今もなお、オランダへの敬意をこめて、ミッフィーの本国での呼び名である“ナインチェ”の愛称を使い続けており、グッズショップ「ナインチェ」や「ナインチェ・カフェ」を展開している。2021年の「ミッフィーマンス」では、ハウステンボスでしか手に入れることのできない限定グッズや、この時期だけの限定メニューなどを用意。毎日開催のワークショップや2日間限定の「ミッフィーのお誕生会」といったイベントを楽しむこともできる。限定ぬいぐるみや新作キーチェーン世界最大級の品数を誇るミッフィーグッズの専門店「ナインチェ」では、花かごを持った限定ぬいぐるみ「ブルームミッフィー ぬいぐるみ」や、人気民族衣装モチーフの新作マスコットチェーン「カントリーナインチェ マスコットキーチェーン」などを用意。オランダ・ジャストダッチ社製の手編みミッフィーや、ギフトにもおすすめの金平糖缶なども揃う。お誕生日パンケーキ「ナインチェ・カフェ」では、期間限定パンケーキを提供。ミッフィーのフェイスモチーフが愛らしい「ミッフィーのお誕生日ケーキセット」と「はちみつレモンのお誕生日ケーキセット」を味わうことができる。2日間限定「ミッフィーのお誕生会」イベントもミッフィーの素焼きに絵付けする「素焼き絵付け体験」や、トートバッグに自分好みの色を塗る「トートバッグワークショップ」など、毎日開催されるイベントにも注目。また、6月19日(土)・20(日)には、ミッフィーグッズが当たるじゃんけん大会などを実施する「ミッフィーのお誕生会」に参加することも可能だ。【詳細】「ミッフィーマンス」開催期間:2021年6月1日(火)~6月30日(水)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町営業時間:9:00~21:00(最終入場20:00)※営業時間は変更になる場合がある。最新の情報は公式サイトにて確認。チケット:1DAYパスポート 大人7,000円、中人6,000円、小人4,600円、未就学児3,500円、おもいやり5,000円、3歳以下は無料※チケット詳細は公式サイトにて確認。グッズ例:ブルームミッフィー ぬいぐるみ 3,800円(税込)、カントリーナインチェ マスコットキーチェーン 1,900円(税込)メニュー例:ミッフィーのお誕生日ケーキセット ドリンク付き1,500円(税込)、単品1,200円(税込)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110Ilustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2021 www.miffy.com
2021年05月23日4人組バンド・SEKAI NO OWARIのメンバーが、ボーカル・Fukaseが出演する映画『キャラクター』(6月11日公開)の撮影現場に訪問していたことが19日、明らかになった。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。Fukaseは本作への出演をオファーされた際、当初は断るつもりだったという。しかしプロデューサーの熱い思いが届き、「事前に演技の勉強をする」ことを条件に出演を決意、ワークショップに参加するなど約1年半の期間をかけて準備してきた。当初、映画出演をためらっていたFukaseは、メンバーのSaoriにも相談し、「(映画に出ることで)これからの音楽活動にもきっといい影響があるはずだから挑戦してみたら?」とSaoriが背中を押してくれたと明かしている。そんなFukaseの『キャラクター』撮影現場に、SEKAI NO OWARIのメンバーが訪問していたことが明らかになった。プロデューサーに促されてセットの中まで進んだNakajin、Saori、そしてDJ LOVEは多くのスタッフによって映画が作られていることに驚きを隠せず、広いセットのあちこちに目を配らせていた。そんな3人に気づいたFukaseはすぐにメンバーの元へ。血だらけの特殊メイクを施されたFukaseの姿にSaoriは「すごいね!」と興奮気味の様子で、メンバーが訪問していることに気づいて挨拶にやってきた主演の菅田に、Saoriは「(Fukaseは)いつも撮影が終わったら、こんなシーンを撮った、と報告があるんです」と明かしていた。Fukaseが「こんな家族みたいな感じの訪問になって……」と照れながら話すと、菅田も「たしかに家族感ありますね(笑)」とSEKAI NO OWARIならではのメンバーの仲の良さを目の当たりに。さらに菅田に促されて山城のアトリエのセットの中まで足を踏み入れた3人は、細かなセットの小道具や美術に感動した様子で、劇中の漫画「34」などの美術を手に興味津々、Fukaseや菅田らの説明に耳を傾けていた。○Saori コメント・Fukaseさんが役者にチャレンジする事に対してどう思いましたか?ステージに立っている姿を見て、この人なら役者の挑戦も出来るのではないかと思いました。また、役者の世界で得た事をバンドにも生かしてくれるとも思ったので、私自身の楽しみもあり、「絶対やってみなよ!」と後押ししました。・実際に現場でFukaseさん(の芝居)をご覧になった印象殺人鬼の顔をしているFukaseを見ると、「あ、これからバンドが大変な状況になる顔だ」と本能的に思ってしまい、色んな意味で鳥肌が立ちました。・役者としてのFukaseさんへのメッセージ「貴方ならきっと出来る」とは言ったものの、本当に役者の世界に飛び込んでいくFukaseの姿を見て感動していました。バンドがどんなに忙しくなっても朝から芝居の練習をし、役への理解を深めようとしていた所は、やると決めたら中途半端にしはしない、根っからの真面目さが出ていると思います。「自分も頑張ろう!」と思いました。側で見ていて刺激的でした。
2021年05月19日映画『キャラクター』(6月11日公開)の完成披露報告回が27日に都内で行われ、菅田将暉、Fukase、小栗旬、高畑充希、中村獅童、長崎尚志、永井聡監督が登場した。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。刑事役の小栗は「台本の読み合わせをする日があったんですよ。終わったら監督が『もう少しかっこいい小栗さんがいいですね』と言うので、そっか、そうやって言われたからちょっとかっこつけないと」と、振り返る。「全力でかっこつけたら……かっこいいんですよ」と自画自賛し、周囲を笑わせていた。永井監督は「当て書きで小栗さんを想像して書いてたので、お芝居を見たら想像よりちょっとかっこ悪いなと思って、『俺の小栗旬はもっとかっこいい』と。『もっとかっこいい小栗旬を撮りたい』と言いました」と率直すぎる言葉。獅童は17年ぶりの共演となる小栗について「本当にかっこよすぎて、勉強になりました。『かっこつけてくれ』と言われてかっこつけられるのがすごいし、『去り際にクールに笑って欲しい』というリクエストがあって、応えたら、現場の女性スタッフがみんな『かっこいい~』と言う声が聞こえたんですよね」と絶賛する。「うらやましいなと思ったし、見習わないといけないなと思ったし……どうですかね」と自身の方向性に迷った様子を見せると、小栗は「激シブでしたよ」と先輩刑事役の獅童を讃えた。菅田は「こんな大先輩達2人なので、今日もすごい並びじゃないですか。後ろを向くのが怖いんですよ。金剛力士像みたいな2人が鎮座してて」と喩える。「後輩としてはたくさん甘えましたし、現場でいろんなお話をできたことが一番幸せなことだなと思いました。歌舞伎もお誘いいただいて見に行かせていただいたりとか」と先輩達に感謝していた。
2021年04月27日映画『キャラクター』(6月11日公開)の完成披露報告回が27日に都内で行われ、菅田将暉、Fukase、小栗旬、高畑充希、中村獅童、長崎尚志、永井聡監督が登場した。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。Fukaseは俳優デビューとなり、菅田は「いっこいっこすごく丁寧に考えてるんだなというのが新鮮でしたね。殺人鬼の役作りで、プライベートで包丁売り場に行って、包丁が売っている前で台詞の練習してたと言うんですよ」と明かす。Fukaseは「そういう練習もしましたけど、もしこれで捕まったら『映画の練習をしてました』と言わなきゃいけないから、変なプロモーションになっちゃうと思って」と弁解するも、「1回鮮魚売り場に戻って、包丁売り場に戻ってというのを繰り返しました」と十分怪しい行動をとっていたという。菅田は「ハッとしましたね。何周も回って忘れてたことだなと思いました」とそんな行動も讃えていた。撮影について、Fukaseは「それはもう、めちゃくちゃ緊張しましたし、最初に顔を突き合わせて台詞を言うときは『体って震えるんだ』と思って……」と振り返る。「最初に震えたのは、本読みと言って、キャストの皆さんが集まって台本を読むとき。体が震えちゃったのを隠すために、『なんかこの部屋、寒くないですか』と言ったら誰も聞いてくれなくて、あったかくもしてくれないままそのまま本読みしてました」と苦笑する。菅田が「そんな緊張している感じにはみえなかったですけどね。挙動みたいなものも役作りの一環に見えたし、不気味さのプレイでやってるものかなと思って」と感想を言うと、Fukaseは「そんな不気味でした? それはただ震えてただけです」と告白した。「こういう現場が初めてだったのでとにかく不安だった」というFukase。「1番の不安は、菅田君に話かけていいのかがわからなくて。万が一、僕が『昨日、何食べました?』みたいなどうでもいい話を振って『僕たちそういう間柄の役じゃないですよね』と言われたら立ち直れない」と主張する。「遠くの方からスタッフさんに話しかけていいか聞いて、遠くの方から『やりやすいようにしてください』と言われたので、話しかけました。重大なミッションだったのでなんとか乗り越えました」と意外な一面を見せた。さらにFukaseは「色んなシーンを重ねていく内に、菅田君の呼吸がちょっと変わると気付いて。カメラが回ってシーンが始まるまでの間に呼吸で感情を作ってるのかなと思ったので、それから歌番組で歌を歌わせていただく時に、その主人公の感情になるために、歌が始まる5秒前から呼吸を変えるようにしたら、すごく評判が良くなったので、すごくいいものを間近で盗むことが出来たと思います」と菅田の演技を歌にも生かしたという。菅田は「感受性が豊かすぎて褒めてくれる」と驚いていた。
2021年04月27日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『キャラクター』(6月11日公開)の劇中シーン画像が16日に公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。今回解禁となった劇中シーン画像では、殺人鬼・両角が自室で漫画雑誌を手に取る姿が描かれている。壁面にはおどろおどろしいスマイルマークが描かれているが、実はFukase本人が手掛けた油絵。元々制作される予定ではなかったのだが、Fukase自ら役作りの一環で描いた小さな油絵を、本作でメガホンを取った永井監督が気に入り、劇中で使用する事を提案した。喜んだのもつかの間、2メートル四方で描き直してほしいという無茶ぶりにFukaseは「でかすぎだろ」と思わず突っ込んでしまったという。普段からFukaseが絵を描く時に着ている絵の具まみれのジャージを見た永井監督がインスピレーションを受けて、ほぼそのまま劇中衣装のイメージに採用、両角が“絵を描く”という設定もここから加わった。残暑厳しい中で倉庫を貸し切り、撮休日に丸1日を費やして仕上げた渾身の作品は圧巻の仕上がりに。全体が赤で統一され、スマイルマークが並んだデザインは、血を連想させるような深紅の赤色と、幾重にも塗り重ねられた痕跡が殺人鬼両角の狂気と重なり、より不気味な印象を醸し出している。○Fukaseコメント僕は油絵を素手で描きます。そして、絵を描くときには「お気に入りの服」を着ると決めていて、最後にはその服ごと作品にしようと思うぐらいに着倒しています。描いている時は集中力を切らさないよう、着ている服で手を拭くのでどんどん絵の具が服についていく……そんなジャージを見た監督が「これ、いいね」と言ってくださって、劇中でもその服をイメージした衣装を着ることになりました。殺人鬼の衝動を理解するために描いた小さな絵が始まりです。その絵を監督に見せたところ、「映画で使おう」と提案されて、喜んでいたら「2メートル×2メートルで描き直して」と言われ……それは、でかすぎだろって思いました(笑)。両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚です。描くならこれだ! と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています。
2021年04月16日6月11日(金)に公開される映画『キャラクター』の中で、狂気の殺人鬼役・両角(もろずみ)を演じるFukaseが自ら手がけた巨大油絵が映る劇中シーン画像が公開された。本作はもしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物=キャラクターそれぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。『20世紀少年』『MASTER キートン』をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画がついに実写映画としてそのベールを脱ぐ。スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは、若手屈指の演技派俳優として活躍が目覚しい菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(もろずみ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARI のボーカル・Fukase。アーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演する。今回公開となった劇中シーン画像では、Fukase演じる両角が自室で漫画雑誌を手に取る姿が描かれている。スマイルマークが描かれているおどろおどろしい壁面こそ、実はFukaseが手がけた油絵。元々制作される予定ではなかったのだが、Fukase自ら役作りの一環で描いた小さな油絵を、本作でメガホンを取った永井監督が気に入り、劇中で使用する事を提案。喜んだのもつかの間、2メートル四方で描き直してほしいという無茶ぶりにFukaseは「でかすぎだろ」と思わず突っ込んでしまったという。また普段からFukaseが絵を描く時に着ている絵の具まみれのジャージを見た永井監督がインスピレーションを受けて、ほぼそのまま劇中衣装のイメージに採用。両角が“絵を描く”という設定もここから加わった。Fukaseはこの絵を「両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚で描いた」と話す。また「描くならこれだ!と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています」と自ら手がけた絵画への思いを語った。残暑厳しい本作の撮影シーズンの真っ只中、倉庫を貸し切り、撮休日に丸1日を費やして仕上げた渾身の作品は迫力満点、圧巻の仕上がりとなった。全体が赤で統一され、スマイルマークが並んだデザインは、血を連想させるような深紅の赤色と、幾重にも塗り重ねられた痕跡が殺人鬼両角の狂気と重なり、より不気味な印象を醸し出す。劇中の雰囲気と相反するスマイルに隠された意味とは?公開された巨大絵画とともに、劇場で全容を確認したくなる内容となっている。■Fukase(両角役)僕は油絵を素手で描きます。そして、絵を描くときには「お気に入りの服」を着ると決めていて、最後にはその服ごと作品にしようと思うぐらいに着倒しています。描いている時は集中力を切らさないよう、着ている服で手を拭くのでどんどん絵の具が服についていく……そんなジャージを見た監督が「これ、いいね」と言ってくださって、劇中でもその服をイメージした衣装を着ることになりました。殺人鬼の衝動を理解するために描いた小さな絵が始まりです。その絵を監督に見せたところ、「映画で使おう」と提案されて、喜んでいたら「2メートル×2メートルで描き直して」と言われ……それは、でかすぎだろって思いました(笑)。両角というキャラクターになって描いたので、理屈があるわけでもなく、降りてきたという感覚です。描くならこれだ!と決まっていて、迷わず色を重ねていきました。両角が持っている凶悪さ、気持ち悪さ、不気味さと、そして少しだけある人懐っこい雰囲気が表現できたと感じています。映画『キャラクター』6月11日(金)より公開
2021年04月16日俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『キャラクター』(6月11日公開)の本ポスタービジュアルが19日に公開された。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。映画化発表と菅田とFukaseの共演、小栗旬、高畑充希、中村獅童の出演、さらには特報映像が解禁(Twitter&Youtube合計再生数469万回超え)されるなど、映画の情報が明らかになるたびに大きな話題を呼んでいたが、ついに本ポスタービジュアルが公開された。正義なのか悪なのか判断のつかない表情で正面を見つめる山城、憂色を浮かべた表情をした清田(小栗)、真壁(獅童)、夏美(高畑)たちの姿、そして彼らを飲み込むほどの存在として「絶対的な悪」=殺人鬼・両角の横顔が大きく配されたビジュアルとなっている。漫画のペンで描かれたようなタッチも施されており、映画と同様に狂気とスタイリッシュさを併せ持ったデザインが完成した。また、公開日が6月11日に決定したことも明らかになった。
2021年03月19日菅田将暉主演で、「20世紀少年」のストーリー共同制作者・長崎尚志による完全オリジナルストーリーを映画化する『キャラクター』が2021年6月に公開決定。「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが演技初挑戦で共演する。もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイディアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメントとなる本作。浦沢直樹作品のストーリー共同制作者として知られる長崎氏と、『告白』『君の名は。』など実写からアニメーションまで大ヒット映画を企画してきた川村元気、そして『信長協奏曲』『約束のネバーランド』など話題作を生み続けるプロデューサー・村瀬健というヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画の実写映画化。スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめとする各映画賞を総なめし、活躍が目覚しい菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。そんな山城と出会い、運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のFukaseさん。2021年に10周年のアニバーサリーを迎える「SEKAI NO OWARI」のボーカルとしてアーティストとして多くの人を魅了してきた彼が俳優として、全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美で熱演。『世界から猫が消えたなら』や『帝一の國』、『恋は雨上がりのように』など、精緻な人間模様を描くことに定評がある永井聡が監督としてメガホンを取る。■菅田将暉「キャラクターとは“個性”でありその人の“生き様”」主演を務める菅田さんは、本作出演に際して『帝一の國』永井監督との再タッグに心躍る一方で、「悩みながらの現場だった」とふり返る。「オリジナル脚本で【キャラクター】という題材。キャラクターとは“個性”でありその人の“生き様”。今とても重要なテーマだと思い向き合った」と本作撮影に臨んだ気持ちを明かす。一方、本作が俳優としての初芝居となるFukaseさんも「オファーを頂いた時は正直とても悩みました」と出演に向けての思いを吐露、狂気に満ちた殺人鬼という難役に1年間以上の長い時間をかけて準備して挑戦したという。俳優としてはもちろん、自ら作詞作曲も手掛け音楽アーティストとしても活躍する菅田さんは、本作で俳優デビューを飾るFukaseさんとの共演について、「現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました」と言い、「物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかった」とコメント、映画と音楽のまさにトップランナーである2人の夢の競演となる。■原案者も絶賛「非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアル」そして完全オリジナルストーリーを構築した原案・脚本の長崎氏は撮影現場で菅田さんの姿を見かけて「20代の浦沢直樹氏に似ている」と驚いたそう。菅田さんから漫画家の動作を学んだと聞き、「才能のある役者は乗り移るのだろうか」と、菅田さんの役作りに圧倒された様子。また「天使のような声を持つ少年というイメージ」を持っていたFukaseさんが殺人犯・両角を演じると聞き、最初は理解できなかったという。「だが、映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている」とFukaseさんの起用に太鼓判を押している。『キャラクター』は2021年6月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月08日俳優の菅田将暉が、映画『キャラクター』(2021年6月公開)主演を務めることが8日、明らかになった。SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが共演し、俳優デビューとなる。同作は長崎尚志、川村元気、村瀬健のヒットメーカー3人が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル作。漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)は高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日殺人事件とその犯人(Fukase)を目撃した山城は、犯人をキャラクターにサスペンス漫画を描き、異例の大ヒットとなるが、作品を模した事件が次々と発生してしまう。そして、山城の前に再び男が現れ「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。主演の菅田は、お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を演じ、俳優デビューとなるFukaseは山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じる。『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』『恋は雨上がりのように』の永井聡監督がメガホンを取る。そして完全オリジナルストーリーを構築した原案・脚本の長崎は撮影現場で菅田の姿を見かけて「20代の浦沢直樹氏に似ている」と驚いたそう。菅田から漫画家の動作を学んだと聞き、「才能のある役者は乗り移るのだろうか」と、菅田の役作りに圧倒された様子だ。また「天使のような声を持つ少年というイメージ」を持っていたFukaseが殺人犯・両角を演じると聞き、最初は理解できなかったという。「だが、映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている」とFukaseの起用に太鼓判を押している。9月1日にクランクインし、関東近郊で撮影の後10月20日にクランクアップした。○菅田将暉 コメント映画『キャラクター』。久々の永井組に心躍りました。が、前回よりも悩みながらの現場でした。オリジナル脚本で「キャラクター」という題材。キャラクターとは「個性」でありその人の「生き様」。今とても重要なテーマだと思い向き合っていきました。そんな中、SEKAI NO OWARIのFukaseさんが出演します。現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました。初映画だと聞いてましたが、全然そんな感じはなく、むしろ学ぶところだらけでした。そしてやっぱり物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかったです。きっとびっくりすると思います。僕自身完成が楽しみです。○Fukase(SEKAI NO OWARI) コメントオファーを頂いた時は正直とても悩みました。果たして自分に務まるのか、ご迷惑をかけてしまうのではないかと。しかし、1年間以上の長い時間をかけて準備することができたので、撮影が始まると程よい緊張感の中非常に楽しく過ごさせて頂いてクランクアップを迎えた時には涙が溢れそうになりました。○原案・脚本:長崎尚志 コメントこの映画の実現には、実に十年を費やした。設定はあまり変わっていないが、最初の原案の主人公は女刑事だった。手直しを加え続けたが、プロジェクト自体がなかなか進まない。そろそろ小説にでも切り替えようと考えていた矢先、本気で映画化を考えるとの連絡。半信半疑だった。本当なんだと思ったのは、撮影が始まってからだった。菅田将暉さんは主人公のイメージ通りと、はなから満足していたが、撮影現場でまさかの驚きがあった。なんと20代の浦沢直樹氏に似ている……聞けばマンガ家の動作を学ぼうと『漫勉』を研究したとか。だからなのか? 才能のある役者は乗り移るのだろうか。両角役がFukaseさんと告げられた時は、正直理解不能だった。彼のイメージは、天使のような声を持つ少年。え、その人が殺人鬼?だが映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている。(C)2021映画「キャラクター」製作委員会
2020年12月08日『20世紀少年』や浦沢直樹作品を数多く手がけるストーリー共同制作者・長崎尚志と、『告白』『君の名は。』をはじめ実写からアニメーションまで幅広い大ヒット映画を企画した川村元気、『信長協奏曲』『約束のネバーランド』などの話題作を生み出してきたプロデューサーの村瀬健が10年の歳月をかけ、温めてきた企画が映画『キャラクター』として2021年6月に実写映画化されることが決定した。本作は、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??」というアイデアを基に作り上げたダークエンタテインメント。主人公の山城圭吾はある日、スケッチに向かった先で一家殺人現場に遭遇し、犯人を目撃してしまう。あろうことか警察の取り調べで「犯人の顔を見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画『34(さんじゅうし)』を描き始めた山城。同作が異例の大ヒットとなる中、物語を模した事件が次々と発生し、ある日山城の前に犯人のを名乗る男・両角(もろずみ)が現れるーー。主人公の山城を演じるのは、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめとする各映画賞を総なめし、俳優として活躍する一方でアーティストとしても名高い菅田将暉。菅田は本作でお人好しで人の悪を描けず苦労する漫画家が、犯人を目撃したことで運命に翻弄されていく姿を繊細に演じる。さらに、山城の運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。独特の存在感でアーティストとして多くの人を魅了してきたFukaseが、謎に包まれた両角を熱演する姿に注目だ。監督は『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』の永井聡。本作で完全オリジナルストーリーを構築した原案・脚本担当の長崎は、「『キャラクター』は、創作者の心の闇を描いた作品だ。だがそれ以上に、展開の読めないドキドキ感ーー観る人の想像を超えるエンターテインメントであることを約束しよう!」と本作の魅力を熱く語っている。<コメント>山城圭吾(やましろ・けいご)役:菅田将暉映画『キャラクター』。久々の永井組に心躍りました。が、前回よりも悩みながらの現場でした。オリジナル脚本で「キャラクター」という題材。キャラクターとは「個性」でありその人の「生き様」。今とても重要なテーマだと思い向き合っていきました。そんな中、SEKAI NO OWARIのFukaseさんが出演します。現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました。初映画だと聞いてましたが、全然そんな感じはなく、むしろ学ぶところだらけでした。そしてやっぱり物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかったです。きっとびっくりすると思います。僕自身完成が楽しみです。両角(もろずみ)役:Fukase(SEKAI NO OWARI)オファーを頂いた時は正直とても悩みました。果たして自分に務まるのか、ご迷惑をかけてしまうのではないかと。しかし、1年間以上の長い時間をかけて準備することができたので、撮影が始まると程よい緊張感の中非常に楽しく過ごさせて頂いてクランクアップを迎えた時には涙が溢れそうになりました。原案・脚本:長崎尚志この映画の実現には、実に十年を費やした。設定はあまり変わっていないが、最初の原案の主人公は女刑事だった。手直しを加え続けたが、プロジェクト自体がなかなか進まない。そろそろ小説にでも切り替えようと考えていた矢先、本気で映画化を考えるとの連絡。半信半疑だった。本当なんだと思ったのは、撮影が始まってからだった。菅田将暉さんは主人公のイメージ通りと、はなから満足していたが、撮影現場でまさかの驚きがあった。なんと二十代の浦沢直樹氏に似ている……聞けばマンガ家の動作を学ぼうと『漫勉』を研究したとか。だからなのか?才能のある役者は乗り移るのだろうか。両角役がFukaseさんと告げられた時は、正直理解不能だった。彼のイメージは、天使のような声を持つ少年。え、その人が殺人鬼?だが映像を観て納得した。非現実的なキャラクターの行動が、逆にリアルな恐怖を生み出し、作品をグレードアップさせている。『キャラクター』は、創作者の心の闇を描いた作品だ。だがそれ以上に、展開の読めないドキドキ感ーー観る人の想像を超えるエンターテインメントであることを約束しよう!『キャラクター』ティザービジュアル『キャラクター』2021年6月公開
2020年12月08日YouTuberの方が恐れるくらい人気のある仲里依紗さんのYouTubeチャンネル『仲里依紗です。』に初めて女優さんが登場しました。ゲストは同じ長崎出身の川口春奈さん。長崎県民の2人で長崎弁かるたを行っています。かるたの前に仲里依紗さんの私服に着替えている川口春奈さんの可愛さにもびっくりです。どんな服でも似合ってしまう川口さん。さすが女優さんですね。長崎弁かるたを始める2人ですが、意外と難しい長崎弁が続きます。地域や年齢によっても使う方言が色々と違うよう。そして、かるたのやり方にも悪戦苦闘しながら進む2人のグダグダな感じも必見です。普段使う長崎弁がなかなかかみ合わない2人。五島出身の川口さんと東彼杵出身の仲さんで使う長崎弁がかなり違うよう。2人の本気の長崎弁となかなかかみ合わない2人の会話についつい笑ってしまいます。長崎弁かるたは「8割分からない!」とのことで、一旦辞めてしまう2人。その後、長崎弁で話し始める仲さんと川口さん。仲さんのマシンガントークには字幕なしでは分かりません。まるで外国語です。女優さんたちが地元の言葉でプライベートな話をしているところはなかなか見られないですよね!ぜひ動画をご覧ください。この状況が落ち着いたら、長崎にも行きたいという話に。長崎出身の2人による長崎案内動画、ぜひ見てみたいですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月27日